キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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レス数が1000を超えています。残念ながら全部は表示しません。
【最終兵器】Another-C_6【ファンタジスタ】

1 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/06/30(木) 18:58:45 ID:RUhxsKO+


この物語はフィクションです。
史実や実在の人物を連想する場面があるとしても、物語とは関係がありません。
風土、名称については文献を参考としていますが、想像のウェイトも大きく、事実と異なります。


そして……この物語はキャプテン森崎のフィクションであり…
  とある貴公子と仲間達の サッカーに賭けた青春を描いたストーリーです。





…恋愛は二の次に皆サッカーに命を削って頑張ります。(何かに誓う)




133 :森崎名無しさん:2011/07/06(水) 13:19:10 ID:6078NDqY


134 :森崎名無しさん:2011/07/06(水) 13:19:27 ID:muj4zuX6
B

135 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/07/06(水) 14:14:03 ID:???

> B パンチング(72)消費ガッツ80
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

スペルマン(今度は彼のシュートかぁ・・・流石に決勝だけあって有利が続かないなあ。)

序盤から中盤にかけて完全にペースを握っていたのがウソのように、
今度はフィオレンティーナが猛攻を受けている。
流れという物は油断を許してくれない、とスペルマンは気を引き締めた。

中山「スペルマン、ミュラー、2人で競り合いを!
    撃たれた時はオレが止めるから、思いっきり当たって構わない!」

ミュラー「はい!(だが、こう何度も撃たれたらラムカーネ持ちません。 ここは・・・)
スペルマン(臓物引き裂いて這いずり回せてやったら、もう攻めてこないかな?) ニタァ

ブーメランパスによるタイムラグで、カバーリングポジションに入れた中山が指示を出した。
これに呼応して、スペルマンとミュラーはフェラーリへ身体をぶつける為に向かう。

136 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/07/06(水) 14:15:41 ID:???

先着4名様(順番通りじゃない書き込みは無効)で
 ★フェラーリ スライディングボレー(! card)71+(! dice + ! dice)=★
 ★スペルマン クリア(! card)65+(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=
  ミュラー ダニッシュギャンビット(! card)69+(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=★
 ★中山 ブロック(! card)68+(! dice + ! dice)=★
 ★ラムカーネ パンチング(! card)72+(! dice + ! dice)+(ZEROシステム+5)=★
と(!とcardの間のスペースを抜いて)書き込んで下さい。

【シュート】−【クリアorブロックMax】
≧6 → シュートは邪魔される事なく放たれた。
=5〜1 → シュートは放たれた。だが有効ブロック分だけ威力減少。(1の場合-2、他は-1)
=0〜-1 → 左から順に(シニョーリがフォロー、タルデリがフォロー)
≦-2→フィオレンティーナボールに。

【シュート】−【セービング】
≧2→ゴールに突き刺さった!
=1〜-1→左から順に(シニョーリがねじ込み、タルデリがフォロー、レントゥルスがクリア)
≦-2→ ラムカーネがボールを大きく弾いた。

【基本ルール以外の補正・補足・備考】
フェラーリのがダイヤ絵柄を出した場合、クリアを振り切って瞬間フリー補正(+1)を得る。
中山のマークがダイヤで「ソウルオブヤマト(+8)」、
 ハートで「バックスウェイブロック(+4)」、スペードで「ボレーブロック(+2)」が発動。
スペルマンのマークがダイヤで「アンカークラッシュ(+2)」が発動。


137 :森崎名無しさん:2011/07/06(水) 14:16:09 ID:???
 ★フェラーリ スライディングボレー( ダイヤ4 )71+( 61 )=★

138 :森崎名無しさん:2011/07/06(水) 14:17:21 ID:???
★スペルマン クリア( スペード2 )65+( 32 )+(人数補正+1)=
  ミュラー ダニッシュギャンビット( クラブ5 )69+( 45 )+(人数補正+1)=★

139 :森崎名無しさん:2011/07/06(水) 14:20:05 ID:???
1足りない…

140 :森崎名無しさん:2011/07/06(水) 14:21:55 ID:???
★中山 ブロック( ハートA )68+( 52 )=★
頼む中山!

141 :森崎名無しさん:2011/07/06(水) 14:23:20 ID:???
 ★ラムカーネ パンチング( クラブJ )72+( 53 )+(ZEROシステム+5)=★
シニューリ来ちゃうか・・。

142 :森崎名無しさん:2011/07/06(水) 14:25:30 ID:???
一応ミュラーではじいてはいるけど、タルデリがどう出るかな……?

143 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/07/06(水) 16:31:08 ID:???

『フェラーリ スライディングボレー( ダイヤ4 )71+( 6 + 1 )=78』
 スペルマン クリア( スペード2 )65+( 3 + 2 )+(人数補正+1)=71
『ミュラー ダニッシュギャンビット( クラブ5 )69+( 4 + 5 )+(人数補正+1)=79』

【シュート】−【クリアorブロックMax】=-1 → タルデリがフォロー
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

フェラーリ「決める・・・・・・追いかけて滑り込む形はオレの十八番なんだよっ!」 シュッ・・・

低姿勢で勢いよく走り込んでいたフェラーリが、ある時点で更に低い姿勢を取った。
そのまま態勢を入れ替え、スライディングタックルの形でボールに飛び込む。
一方フィオレンティーナは・・・

ミュラー「スペルマン、ここは!」
スペルマン「オッケー、スタミナ有り余ってるしね。」


グッ・・・ ズシャアァァァァァァ!!!

前を走るスペルマンの後ろから、その肩口を掴み・・・
腕の力で相手の勢いを奪いながら飛び込む、ミュラーのダニッシュギャンビットでこれに対抗す。


144 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/07/06(水) 16:32:32 ID:???

単純なスピードであればフェラーリの方が上であったろう。
しかしミュラーにはアメフトで培った巧みさ、そして接触を怖れない勇気があった。
これがミュラーの突進にもう一つ分ギアを上げさせた。


ガシィッ!!!

フェラーリ「あの位置、あのタイミングで互角に持ち込まれた!?」

ミュラー(クッ、勝てる成算があったプレイですがっ・・・!)

2人はほぼ同じタイミングでボール越しに蹴り合った。
結果、互いに弾かれる事になったが、先に体勢を立て直してボールを蹴り出せたのはミュラーの方だった。
しかしこのクリアがフェラーリの軸足に当たり、これが中途半端な位置に落ちる。

ミュラー「いけないっ!」

タルデリ「まだだ、まだボールは生きている!」 トンッ

中山「くそっ、しつこいな!!」

これをフォローしたのはタルデリだった。
クリア要員とシャドーストライカーが潰し合い、守りにいけるのは中山だけである。
当然タルデリは迷う事なくシュートの体勢を採った。

145 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/07/06(水) 16:33:44 ID:???

☆前半はラムカーネに指示できます。どのセービングをさせますか?
 2票選ばれた選択肢で続行します。(投票はメル欄空白で宜しくお願い致します。)

A キャッチ(70)消費ガッツ40
  通常のキャッチです。うまくいけば完全にマイボールです。

B パンチング(72)消費ガッツ80 
  キャッチよりもシュートを止めやすいです。上手く弾けば高確率でマイボールです。

C シャドーシールド(80)消費ガッツ300
  必殺キャッチです。 トランザム的です。

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
タルデリのショットガンシュートの威力:73
ラムカーネの現在ガッツ:820/880

※ラムカーネにはスキル・ZEROシステムによって現在『+5』の補正がつきます。
※ラムカーネが行動回数に比例して後半に弱体化します。(現在2回行動済み)


146 :森崎名無しさん:2011/07/06(水) 16:36:53 ID:6078NDqY


147 :森崎名無しさん:2011/07/06(水) 16:46:05 ID:j3spbk3I
B

148 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/07/06(水) 17:20:29 ID:???

B パンチング(72)消費ガッツ80
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

ラムカーネ「目標のシュート体勢を確認、先程との誤差は±0.8・・・
       コントロールA、スピードC、インパクトB+と予想される。」

タルデリの安定した姿勢から、ついさっき楽々と弾き返したショットガンシュートが、
今また撃たれるという事をラムカーネは読み取った。
キャッチでも十分に勝算がある判断だったが、しかし彼は再びパンチングを選択する。
シュートの勢いに押し切られる可能性が僅かに考えられたからである。

ラムカーネ(今日の任務は1点の重みが違う・・・GKはリスクを極限まで減らさねばならない。)

またラムカーネはその判断基準をGKとして、チームの一員として置いていた。
目先の掴むか奪われるかだけの勝負でなく、最終的にチームが勝つか負けるという勝負が見えていたのだ。

タルデリ「先取点は貰うぞ!!」

グググ・・・ ジュパアァァァァァァァンッ!!!


中山(今度こそ・・・今度こそ止めないと・・・)


149 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/07/06(水) 17:21:50 ID:???

先着3名様(順番通りじゃない書き込みは無効)で
 ★タルデリ ショットガンシュート(! card)73+(! dice + ! dice)=★
 ★中山 ブロック(! card)68+(! dice + ! dice)=★
 ★ラムカーネ パンチング(! card)72+(! dice + ! dice)+(ZEROシステム+5)=★
と(!とcardの間のスペースを抜いて)書き込んで下さい。

【シュート】−【クリアorブロックMax】
≧6 → シュートは邪魔される事なく放たれた。
=5〜1 → シュートは放たれた。だが有効ブロック分だけ威力減少。(1の場合-2、他は-1)
=0〜-1 → 左から順に(シニョーリがフォロー、レントゥルスがクリア)
≦-2→フィオレンティーナボールに。

【シュート】−【セービング】
≧2→ゴールに突き刺さった!
=1〜-1→左から順に(シニョーリがねじ込み、スペルマンがクリア、レントゥルスがクリア)
≦-2→フィオレンティーナボールに。

【基本ルール以外の補正・補足・備考】
ショットガンシュートは吹飛係数3を有す。
中山のマークがダイヤで「ソウルオブヤマト(+8)」、
 ハートで「バックスウェイブロック(+4)」、スペードで「ボレーブロック(+2)」が発動。


150 :森崎名無しさん:2011/07/06(水) 17:23:52 ID:???
 ★タルデリ ショットガンシュート( ダイヤ10 )73+( 42 )=★

151 :森崎名無しさん:2011/07/06(水) 17:25:31 ID:???
★中山 ブロック( ハート10 )68+( 45 )=★


152 :森崎名無しさん:2011/07/06(水) 17:27:47 ID:???
★ラムカーネ パンチング( スペード9 )72+( 21 )+(ZEROシステム+5)=★


153 :森崎名無しさん:2011/07/06(水) 17:35:16 ID:???
キャーナカヤマサーン ステキー

154 :森崎名無しさん:2011/07/06(水) 18:36:50 ID:???
やっぱり中山は中央だね

155 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/07/06(水) 18:59:04 ID:???

 タルデリ ショットガンシュート( ダイヤ10 )73+( 4 + 2 )=79
 中山 ブロック( ハート10 )68+( 4 + 5 )+(バックスェイブロック+4)=81

【シュート】−【クリアorブロックMax】≦-2→フィオレンティーナボールに。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

ギュルルルルルッ!!!

前回、中山はこの重いシュートに身体を持っていかれてしまった。
しかし今度は違う・・・一度これを味わい、吹き飛ばされたからこそ、対策まで十分に考えられていた。

中山(このシュートは球足がそれほどでもない・・・だがその代わり、衝撃と重圧は相当の物だ。
    これだと足を伸ばして弾くのは難しいが、こうして正面から当たれば・・・) スッ・・・

ゴールの隅ギリギリを正確に突いて来るショットガンシュート・・・
急速が遅くとも、それだけで対応は難しくなってくるが、中山は既にコース上へ走り込んでいた。
そしてボールに対して正面に立ち・・・胸で受ける瞬間、バックステップで衝撃を柔らかく受け止める。

タルデリ「えっ!? け、蹴り損なったのか・・・?」

中山「いや十分に衝撃はあったさ、胸板にミミズ腫れが出来そうなくらい・・・なぁっ!」

ボールを足元に収めると同時に、中山はクリアの体勢に入ろうとした。

156 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/07/06(水) 19:00:13 ID:???

この時点で時計の針は43分、どうやら最後の攻撃権はフィオレンティーナの物になりそうだが・・・
三杉はこのタイミングで指示を叫んでいた。


A 中山、ここで上がるんだ!
B みんな、ファストブレイクだ!
C マルコ、ゴール前にピンポイントで上げてくれ!
D バンビーノ、キミもPAに走り込め!
E ウソです叫んでないっす、まだ慌てるような時間じゃないです。
F そ の 他

『3』票選ばれた選択肢で続行します。(投票はメル欄空白で宜しくお願い致します。)


157 :森崎名無しさん:2011/07/06(水) 19:01:47 ID:bdanah+6
C

158 :森崎名無しさん:2011/07/06(水) 19:01:58 ID:rjbbQ7nk


159 :森崎名無しさん:2011/07/06(水) 19:02:19 ID:???
ショットガン2回、キープ技1回、各種行動数回
後半ミュラーでも牽制目的なら機能するか
前半からミュラー当ててたら崩されてたろうけど

160 :森崎名無しさん:2011/07/06(水) 19:02:59 ID:???
AかBなのだろうけど、どっちにすべきなのか〜

161 :森崎名無しさん:2011/07/06(水) 19:03:51 ID:???
Bでなるべく相手を崩してからブンナークキャリバーとかは?

162 :森崎名無しさん:2011/07/06(水) 19:09:34 ID:???
>ブンナークキャリバー(高シュ力+6吹飛2)消費270 ※味方が必殺シュートを3連続で止められると使用可。
撃ち時か

163 :森崎名無しさん:2011/07/06(水) 19:11:52 ID:???
ただ相手の得意な高い球だから、できる限り最終ラインをかく乱してから撃ちたいところですね

164 :森崎名無しさん:2011/07/06(水) 19:20:12 ID:bKUk8JYg
B
ファストブレイク+レジスタ+キャリバーであわよくば得点
次点で新田三杉のねじこみかな

165 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/07/06(水) 19:23:14 ID:???
投票の途中ですが、本日の更新はここまでと致します。
いやはや今日はミュラーと中山が頑張って(ラムカーネを)守りきったものですね。
お陰で次回が楽しみです。

166 :森崎名無しさん:2011/07/06(水) 19:24:27 ID:MmUBdFpY
B
ファストでいっちゃうか

167 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/07/07(木) 13:42:07 ID:???

> B みんな、ファストブレイクだ!
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

三杉「よし皆、ファストブレイクだ!」

こう三杉が叫ぶと、フィオレンティーナの選手達の目の色が変わった。
そして各選手が慌ただしくムービングを始める。
・・・全ては三杉の語った目的の通りに。


〜回想・パルマ対策ミーティング〜

バンビーノ「本当のファストブレイク・・・」

マルコ「これまでボク達がやっていたのは、その本質に達していなかったと・・・?」

三杉「そう・・・これまでファストブレイクと言えば、パス連携による撹乱を絡めたカウンターだけを言っていた。
    けれどそれは少なからず抽象的で、紙一重のプレイだとは思わなかったかい?」

三杉がメンバーに告げていたのは、ファストブレイクの質についてであった。
これまで幾度かの場面で使い、機能し、チャンスを演出してきた速攻カウンター。
しかし三杉はこれに満足していなかった。
いや・・・満足できなくなったと言うのが正しいのだろう。


168 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/07/07(木) 13:43:07 ID:???

三杉「インテル戦、僕とルーベンの競り合いから始まったファストブレイクを覚えているかい?」

バンビーノ「マルコのコーチングが光ったアレか・・・」

ブンナーク「そりゃあハッキリ覚えてるぜ、あんなスムーズにシュートに持っていけりゃあな。」

三杉の問い掛けにバンビーノ達が答え、他の者も頷いてそれを肯定した。
当然ながら、三杉自身もあの時の感覚が頭に強く刻み込まれている。
これまでやってきたファストブレイクとは何かが違う、一線を画したクオリティ・・・

三杉(アレが何だったのか・・・偶然の産物だったのか、再現できる物なのか、ずっと判らなかった。
    だがローマ戦、薄っすらとだがあの感覚の正体・・・ファストブレイクの本質が見えた。
    多分・・・いや、間違いないだろう。)

パスに意志を込め、パスに込められた意志を読み取り・・・
ボールを介して互いの意志を共有する事で判断の早さを一段上のレベルに引き上げる。
・・・三杉はその単語に気付いているかは判らないが、“レジスタ”の理が彼自身に訴えていた。

三杉「ファストブレイクに必要なのは、ディフェンスからオフェンスへの頭の切り替えのスピード・・・
    突き詰めて言えば、その瞬間に自分の役割が何なのかを決めるスピードだ。)

レントゥルス「自分の役割が何なのかを・・・? えっ?」


169 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/07/07(木) 13:44:40 ID:???

三杉「当たり前だが、攻撃の最終目標はゴールを決める事にある。
    その手段としては、ノーマークのフィニッシャーにPA内で撃たせるのが最も確率が高い。」

マルコ「・・・でもそんな状況、偶然に頼っていて作れる物じゃない。」

中山「だからその最終形を目指し、各自が役割を決めて動くと言うわけか。」

マルコと中山の言葉に三杉は笑みを浮かべて頷いた。
ファストブレイクをするのに最も必要なのは何か、本質は何処にあるのか・・・
ただ漫然と速いパス回しのカウンターをするだけではダメだと言う事が、三杉の表情から伝わっていた。

〜回想終わり〜


三杉(その場の状況を判断し、パスでその意志を交わしていくことと・・・
    最終的な状況を決めておき、各自が役割を以って意志を繋げていくこと。
    アプローチ方法は異なっているが、両者の本質は同じ所にある。)

DFはラインをギリギリまで上げて、ボールを奪われた場合のアタックを狙う。
レントゥルスとダラピッコラはパスワークで敵の中盤を動かす。
ブンナークのフィニッシュに向け、バンビーノもPAでマークを引き付けに行く。
三杉はPAの外で、ポストプレイによってラストパサーにボールを落とす。
マルコは唯一つ、正確なラストパスを上げる。
新田はややラインを下げ、敵のオフサイドラインを乱す。

各自の主な役割についてはミーティング時に議論は済んでいた。
フィオレンティーナの選手達は、各々の最終目的を目指してパスを繋いでいく。
そして全ての最終目的が達せられた時に見る事が出来る画・・・
いまフィオレンティーナは全員が同じ画を観ようとしていた。


170 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/07/07(木) 13:46:12 ID:???

クスタ「シューマッハ、“あれ”ですよ!」

シューマッハ「来たか! トリノ、ファビオも気合を入れ直せよ!!
        オレ達が立っているココが橋頭堡(きょうとうほ)だっ!!」

ポン ポン ポーーン
  スパンッ ポン ポン

フィオレンティーナのパス連携は速かった。
いや、次は何処にパスを出すのか・・・その判断が早かった。
敵の特長に合わせ、各自が最後の役割を既に決めているのだ。
パターンが決まっている故、1試合に1回限りの取っておき・・・だからこそ鋭い。

三杉(ここまでは好し、次は・・・!)


先着で
 ★勝負の場面→! card
と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。

《ダイヤ》 三杉のオーバーヘッドポストのシーン
《ハート》 マルコのラストパスのシーン
《スペード》 バンビーノの1ポイントドリブルのシーン
《クラブ》 レントゥルスとダラピッコラのパスワークのシーン
《JOKER》 ダイジェストでフィニッシュシーン・・・しかもフリーだとっ!?


171 :森崎名無しさん:2011/07/07(木) 13:48:27 ID:???
★勝負の場面→ ダイヤ3

172 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/07/07(木) 15:53:09 ID:???

> 勝負の場面→ ダイヤ3
> 《ダイヤ》 三杉のオーバーヘッドポスト
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

ここまでは好し。
中山はクリアを直前でパスに切り替え、ミュラーへと渡した。
ミュラーはフェラーリとシニョーリがカットに近寄る中、得意のパンツァーフィードでボールを押し戻す。
ここからはレントゥルスとダラピッコラが、三杉と共にパスを回してコンティらを翻弄・・・
三杉→バンビーノ→レントゥルスのラインで繋ぎ、ボールを離すや否や三杉もバンビーノも一気に前線へ走った。

実況「早い早い! フィオレンティーナがほぼダイレクトにパスを繋いでいく!
    これにはパルマの守備も当たりが全く追い付いていません!!
    フィオレンティーナの判断の早さは一体何処から来ているのか!?」

コンティ「すっと止めんとしぬるじゃか! あたりぃっ!!」

ディモス「んな事言ったって・・・!」
シル「げっ、中央にもどるのかよ!?」

バンビーノへパスを1本介した事で、パルマは中央にポッカリと穴が開いてしまった。
そしてバンビーノからのリターンを受けたレントゥルスは、すぐに次のパスを出せる体勢にある。
このタイミングで丁度空いた守備の穴・・・そこに向かって縦にハイボール高く上げれば、
三杉が狙っているポストプレイにベストなボールとなるのが見えていたからだ。

173 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/07/07(木) 15:54:11 ID:???

三杉(さあこの位置だ、上げてくれレントゥルス!!)

レントゥルス「そいやぁ」 シュパーン

縦に上げられたハイボールの延長線上には当たり前のように三杉が居る。
中途半端な距離の分、パルマDFにとっては出るのが躊躇われる位置・・・

ファビオ(クソッ、ここはオレが・・・!)

クスタ「待ちなさいファビオ、お前はその位置をキープだ!
     トリノ、奴にはキミが当たって下さい!」

ファビオ「いっ、なんで!?」
トリノ「黙って言われた通りにしとけ! シル、お前もここで役に立て!」
シル「イイヨイイヨー」

三杉(2人か・・・!)

シュッ!


競り合いに来る相手のを最低限の情報を目視で確認すると、三杉は立ち止まって反転・・・
ボールに対して位置取りを微調整すると、間も無く跳躍した。


174 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/07/07(木) 15:55:38 ID:???

トリノ「オラァッ! トラップしたい所だろうが・・・」
シル「ぶっ飛んどけやぁっ!!」

パルマの2人も三杉を追うように跳び上がった。


先着2名様(順番通りじゃない書き込みは無効)で
 ★三杉 オーバーヘッドポスト(! card)71+(! dice + ! dice)+(ファストブレイク+2)=★
 ★トリノ 高い競り合い(! card)68+(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=
  シル 高い競り合い(! card)65+(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=★
と(!とcardの間のスペースを抜いて)書き込んで下さい。

【攻撃Max】−【守備Max】
≧2 → ポストプレイ成功! ボールはマルコの走り込むサイドのスペースへ
=1〜-1 → 左から順に(新田がフォロー、バンビーノがフォロー、ファビオがクリア)
≦-2 → パルマボールに。


175 :森崎名無しさん:2011/07/07(木) 15:56:10 ID:???
★三杉 オーバーヘッドポスト( ハートJ )71+( 25 )+(ファストブレイク+2)=★


176 :森崎名無しさん:2011/07/07(木) 15:56:34 ID:???
 ★トリノ 高い競り合い( ダイヤJ )68+( 36 )+(人数補正+1)=
  シル 高い競り合い( ハートK )65+( 25 )+(人数補正+1)=★

177 :森崎名無しさん:2011/07/07(木) 15:58:20 ID:???
心臓に悪いよ〜w

178 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/07/07(木) 16:45:56 ID:???

『三杉 オーバーヘッドポスト( ハートJ )71+( 2 + 5 )+(ファストブレイク+2)=80』
『トリノ 高い競り合い( ダイヤJ )68+( 3 + 6 )+(人数補正+1)=78』
 シル 高い競り合い( ハートK )65+( 2 + 5 )+(人数補正+1)=73

【攻撃Max】−【守備Max】≧2 → ポストプレイ成功! ボールはマルコの走り込むサイドのスペースへ
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

トリノ「うおぉぉぉぉっ!」

フランス国際での屈辱以降、タルデリがフィジカルを活かしたボールキープとシュートを鍛え上げてきたように・・・
トリノも当たりの強さについては、クスタやシューマッハに次ぐところまで鍛え上げてきていた。

三杉(相当の自信を持って当たりに来ているな・・・それだけの事をやってきたんだろうね。)

相手が屈指のテクニシャンとは言え、競り合いに関して負けるビジョンはトリノにはなかった。
迷いがないからこそ動きの一つ一つに躍動感が生まれ、結果トリノは質の高いプレイを見せていた。

トリノ(貰った! この感触なら負ける筈がねえっ!)

三杉「感服に値するね・・・けれど、僕のテクニックも侮って貰ったら困るよ。」 クルン ググ・・・

トリノ「なにっ!? 何をするつもりだ・・・!」


179 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/07/07(木) 16:47:00 ID:???

突如身体を捻り、体勢も変え始めた三杉に対してトリノは戸惑った。
同じような体勢で跳び上がっておいて、途中でオーバーヘッドの形になるなど想像が出来なかったのだ。
だが小学生の頃からオーバーヘッドを磨き続けてきた三杉は、そこまで身体の使い方をマスターしている。

三杉「たぁーっ!!」

バシュッ!!


トリノ「グッ!!」
シル「ば、ばかなぁー」

トリノらが驚く高さから、このハイボールは蹴り落とされていた。
それはゴールではなく左サイド寄り、ゴールまで約25mの位置であり・・・
今まさにマルコ・オジオが走り込んできたところであった。

マルコ「ナイスプレイ!」

ボールを見事に繋げてくれた事に感嘆の声を上げつつ、マルコはボールを敢えて追い越した。
そして歩幅を調節して軸足を踏み込み・・・ダイレクトでアーリークロスの体勢に入る。

ガリバルディ「クッ、こりゃ・・・追いつかねえ!?」

ファビオ「クスタさん!」
クスタ「ディモスと一緒にニッタとバンビーノへ目を光らせろ、私はブンナークを止める!」

マルコ「いけえぇぇぇぇっ!!!」


180 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/07/07(木) 16:48:04 ID:???

先着2名様(順番通りじゃない書き込みは無効)で
 ★マルコ パス(! card)66 +(! dice + ! dice)+(ファストブレイク+2)=★
 ★ガリバルディ パスカット(! card)64 +(! dice + ! dice)+(一歩後れ-1)=★
と(!とcardの間のスペースを抜いて)書き込んで下さい。

【攻撃Max】−【守備Max】
≧2 → ブンナークにハイクロスが上がった!
=1〜-1 → 左から順に(新田がフォロー、バンビーノがフォロー、ファビオがクリア)
≦-2 → パルマボールに。

【基本ルール以外の補正・補足・備考】
マルコのマークがクラブ以外で「センチメートルパス(+4)」が発動。


181 :森崎名無しさん:2011/07/07(木) 16:54:18 ID:???
★マルコ パス( クラブ3 )66 +( 15 )+(ファストブレイク+2)=★

182 :森崎名無しさん:2011/07/07(木) 16:54:25 ID:???
 ★ガリバルディ パスカット( クラブJ )64 +( 14 )+(一歩後れ-1)=★

183 :森崎名無しさん:2011/07/07(木) 16:55:50 ID:???
マルコ、3/4発動の必殺技を全然発動させてくれないなw

184 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/07/07(木) 17:35:54 ID:???

 マルコ パス( クラブ3 )66 +( 1 + 5 )+(ファストブレイク+2)=74
 ガリバルディ パスカット( クラブJ )64 +( 1 + 4 )+(一歩後れ-1)=69

【攻撃Max】−【守備Max】≧2 → ブンナークにハイクロスが上がった!
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

シュパァァァァァァン!

ガリバルディ「くっそ・・・! ヤベぇ!!?」

マルコが蹴り出したボールは、ガリバルディが伸ばした爪先の2m先を越えていった。
拙速の為、サイドを抉りきるよりもダイレクトで出すことを優先したこのクロス・・・
ミーティングの時に全員で決めた通り、ブンナークへのハイボールとなっていた。

ブンナーク「よっしゃ、好くやったぜ!! 後はオレがこいつ等を薙ぎ払ってやるよっ!!」

シューマッハ「コイツ、な、舐めやがって! 飛び出して撃墜してやりてぇが・・・!!!」

クスタ「ええ、敵のカバーが多すぎます。 万が一の事があればゴールが空っぽに・・・」

シューマッハ「判ってんだよ! お前に任せるさっ!!!」

クスタ「それはどうも、御期待には全力でっ!」

PAに押し寄せて来る敵を数え、シューマッハは飛び出す事を思い留まらざるを得なかった。
口惜しそうにシューマッハが唸り、クスタが背中に冷たい汗を感じる。

185 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/07/07(木) 17:37:50 ID:???

そしてパルマのベンチでも・・・

クオーレ(凄い・・・敵の攻撃枚数が多すぎてシューマッハの動きを封じている!?)

トルシア(同じフォーメーションか・・・・・・
      ダニッシュダイナマイトを逆に遣られるとこういう気分なのか?)


グッ!!

いよいよとばかりにブンナークが芝を踏み締め、重心を落とした。
既にクスタも身体をぶつけてポジショニング争いに入っている。

クスタ(・・・ボールを零しさえすれば、ファビオとシューマッハが止めてくれる!)

ブンナーク「邪魔すんじゃねえぇぇぇぇぇっ!!!」


☆ブンナークのプレイを選んで下さい。(現在ガッツ/最大ガッツ:610/880)

A ヘディング(威力70 消費40) ※1/2で強烈なヘディング(+1)
B ブンナークキャノン(威力74 消費220)
C ハイパワーポスト(威力70 消費100)
D トラップ(威力64 消費40)
E ブンナークキャリバー(威力76 消費280)

3票選ばれた選択肢で続行します。(投票はメル欄空白で宜しくお願い致します。)


186 :森崎名無しさん:2011/07/07(木) 17:39:00 ID:XiX9PKWg


187 :森崎名無しさん:2011/07/07(木) 17:40:03 ID:nILrIxnc
E
ここだ!
ここで決めるんだ!!

188 :森崎名無しさん:2011/07/07(木) 17:41:32 ID:ycZpBmsI


189 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/07/07(木) 18:06:47 ID:???

> E ブンナークキャリバー(威力76 消費270)←消費ガッツ間違えてました。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

ブンナーク(正直言って驚いたぜ・・・調子が悪くねえのに、あんな軽々と止めてくれやがってよっ!)

アトミックショット、ブンナークキャノン、ほぼフリーの状態でのファルコンクロウ。
今日ここまでそれだけのシュートを撃っておいて、全くゴールを脅かせていなかった。
プライドが傷つけられるでもない、自信を失うでもない・・・
この時ブンナークの胸にあったのは、強敵を前にして燃え上がる炎であった。

ブンナーク(そんじょそこらの実力者とは一味違う感じがしたぜ・・・
       そう、ヘルナンデスと同じ・・・紛れもない本物の世界レベル実力者だってなっ!)

強者は強者知るか。
ブンナークは動物的感覚でクスタ、シューマッハの実力を感じていた。
そしてこういう相手、こういう時だからこそ、自分にはまだ出せる底力があると解っていた。
ヘルナンデスに1度だけぶち放った“ブンナークキャリバー”という底力を。

ブンナーク「吹き飛びやがれえぇぇっっっっ!!!」

クスタ「お断りですっっっ!!!」


190 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/07/07(木) 18:08:03 ID:???

先着3名様(順番通りじゃない書き込みは無効)で
 ★ブンナーク ブンナークキャリバー(! card)76+(! dice + ! dice)+(ファストブレイク+2)=★
 ★クスタ 芸術的クリア(! card)74+(! dice + ! dice)=★
 ★シューマッハ M・ウォール(! card)75+(! dice + ! dice)=★ 
と(!とcardの間のスペースを抜いて)書き込んで下さい。

【シュート】−【クリアorブロックMax】
≧6 → シュートは邪魔される事なく放たれた。
=5〜1 → シュートは放たれた。だが有効ブロック分だけ威力減少。(1の場合-2、他は-1)
=0〜-1 → 左から順に(新田がフォロー、バンビーノがフォロー)
≦-2→ パルマボールに。

【シュート】−【セービング】
≧2→ ゴールに突き刺さった!
=1〜-1→ 左から順に(新田がねじ込み、バンビーノがフォロー、三杉とトリノ,コンティ,シルが競る)
≦-2→ パルマボールに。

【基本ルール以外の補正・補足・備考】
ブンナークキャリバーは吹飛係数2を有す。
芸術的クリアは吹飛係数4を有す。
シューマッハの数値が7の場合「スキル・奇跡の赤鼻」が発動、ダイス合計が12扱いになります。


191 :森崎名無しさん:2011/07/07(木) 18:08:27 ID:???
★ブンナーク ブンナークキャリバー( ハート2 )76+( 26 )+(ファストブレイク+2)=★


192 :森崎名無しさん:2011/07/07(木) 18:09:27 ID:???
★クスタ 芸術的クリア( ダイヤK )74+( 23 )=★

193 :森崎名無しさん:2011/07/07(木) 18:13:08 ID:???
★シューマッハ M・ウォール( ダイヤ6 )75+( 22 )=★

194 :森崎名無しさん:2011/07/07(木) 18:14:48 ID:???
入ったけど、シューマッハのカードがあと1大きかったら止まってたのか…。

195 :森崎名無しさん:2011/07/07(木) 18:15:31 ID:???
決まっったー!!
カードだったら負けてたぜ!

196 :森崎名無しさん:2011/07/07(木) 18:15:57 ID:???
文句無しのゴール!
後半のファンタジスタ投入前に一点取れて良かった…
これでも全然足りないくらいに苦戦が予想されるけど。

197 :森崎名無しさん:2011/07/07(木) 18:38:13 ID:???
やったあー!!

198 :森崎名無しさん:2011/07/07(木) 19:09:22 ID:???
ファストブレイク開始からゴールまでかっこええわー

199 :森崎名無しさん:2011/07/07(木) 19:11:09 ID:???
正に完璧な攻め。逆に言えばここを止められてたらほぼ打つ手無しだったなw


200 :森崎名無しさん:2011/07/07(木) 19:12:07 ID:???
HA☆HA☆HA☆HA☆HA☆パーフェクトDA☆ZE!!

201 :森崎名無しさん:2011/07/07(木) 19:39:38 ID:???
後半の課題は【ファンタジスタ様からの失点を一点に抑える】
【ファストブレイクなしでもう一点とる】になるかな。どっちも厳しそうだぜ…。

202 :森崎名無しさん:2011/07/07(木) 19:41:26 ID:???
できればいつものようにGKまで届かせないを実現させたいけどね
後半に強いフィオに期待

203 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/07/07(木) 19:50:02 ID:???

 ブンナーク ブンナークキャリバー( ハート2 )76+( 2 + 6 )+(ファストブレイク+2)=86
 クスタ 芸術的クリア( ダイヤK )74+( 2 + 3 )=79
【シュート】−【クリアorブロックMax】≧6 → シュートは邪魔される事なく放たれた。


 ブンナーク ブンナークキャリバー( ハート2 )76+( 2 + 6 )+(ファストブレイク+2)=86
 シューマッハ M・ウォール( ダイヤ6 )75+( 2 + 2 )=79
【シュート】−【セービング】≧2→ ゴールに突き刺さった!
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

パーフェクトなポジショニング、文句無しのフィジカル、腕も使ったディフェンス技術・・・
また跳躍のタイミングも高さも全てが100点、それが芸術的とさえ言われるクスタのクリアだった。
化け物的なまでにハイボールに強いシューマッハも、太鼓判を押すほど完成されたプレイ・・・しかし。

クスタ「・・・・・・!!」

言葉に出来ない異様な圧力をクスタは味わっていた。
例えるなら、確(しっか)りと押さえ込んでも漏れ出し、いずれ爆発する危険物を扱っているような・・・
完全を期しても期しても拭えない不安感、そういう物にクスタは襲われていた。

そんな時である。
ブンナークが口の端をニヤリと持ち上げたのは。
その表情がやけにハッキリと映って見えたのをクスタは記憶している。


204 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/07/07(木) 19:51:10 ID:???

ドゴォォォォォォォッッッッ!!!!

シューマッハ「!!!」
トルシア「!!!!」

ファビオ「あ・・・・・・ああ・・・」

空中であのクスタ・イスマエルが弾き跳ばされているシーンがファビオの視界に入った。
DFとして自分よりも全て上を行っている先輩、ぶっちゃけ尊敬しているディフェンスリーダー・・・
そんなクスタが真っ向から吹き飛ばされるシーンに、ファビオは息を漏らすだけだった。

ブンナーク「貫けぇぇぇぇぇぇっ!!!」

そう叫んだブンナークの声・・・音よりも速く、楕円に歪んだボールがゴールを襲った。
瞬間の攻防となった。
シューマッハはその軌道を目でなく感覚で追い、そして・・・

実況「ああーーーーーー!!!」


ガシイイイイッ!!

ヘルナンデスの黄金の右腕を思わせるワンハンドキャッチで、シューマッハはボールを右掌に収めていた。


205 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/07/07(木) 19:52:17 ID:???

コンティ「っしゃいっっ! ワンハンドとは憎いぜよ!!!」
トリノ「さすが、役者が違わあっっ!」

クオーレ(違う!!)

ワンハンドキャッチを決めたのではない。 狙ったわけでもない。
両手で万全のキャッチをしようとしても、このシュートに届かないと判断したのだ。
身体と腕を不自然に伸ばし、片手でボールに触れる以外に選択の余地がなかったのである。
だがその体勢ではブンナークキャリバーの威力を受け止められる筈がなかった。


グルギュルギュルッ・・・

シューマッハ「うっ、うおおおおおおお!?」


206 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/07/07(木) 19:55:09 ID:???

シュートの勢いは衰えず、ボールはシューマッハの掌の中で尚も暴れ続けた。
奇跡の壁、ミラクルパルマを守る壁にぶち当たっても、このブンナークキャリバーは止まらない。
そしてシューマッハの腕も限界の時を迎える。


ドガアアァァァァ!!!!

      シューマッハ「バカなあっっっっ!?」

ブンナークの乾坤一擲がパルマのミラクルウォールを破壊した、その瞬間である。
腕は無残に弾かれ、その巨体もゴールラインの内側に押し飛ばされ・・・
そしてゴールネットにはボールが長い時間突き刺さったままとなった。
敵味方、そして観客までもが、唖然となって突き刺さったボールを見つめていた。


ピィイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイ!!


フィオレンティーナ  1−0  パルマ

=============================================
前半ロスタイム ブンナーク マルコ→センタリング→ブンナークキャリバー (通算8得点)

207 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/07/07(木) 19:59:57 ID:???
すみません、ちょっと中途ですが今日はここまでとします。
次回は残りロスタイムが一瞬で終わり、ハーフタイムに入ります。
ではでは。

208 :森崎名無しさん:2011/07/07(木) 20:14:09 ID:???
乙でした。

次回、フィオレンティーナの面々は前半終了間際の得点に昂揚しているか、それとも疲労困憊か

209 :森崎名無しさん:2011/07/07(木) 23:24:54 ID:???
−−−−−−−
−−−J−−− J新田
−−−−−−− 
−−E−H−− Eレント Hブンナーク
F−−−−−G Fマルコ Gバンビーノ
−−D−E−− Dダラピ I三杉
−−−−−−−
−A−−−B− Aスペル B中山
−−−C−−− Cミュラー
−−−@−−− @ラムカーネ
後半のオーダー シュート0作戦
新田、ブンブン、レントでシニョーリを囲む
ダラピ、三杉は突破してきたシニョーリとファンタジスタに備える
ミュラーはタルデリにキープ技されると手も足も出ない
最悪サイド抉られてセンタリングされるから
ミュラー中山のチェンジはなしの考え

210 :森崎名無しさん:2011/07/07(木) 23:26:56 ID:???
それだと誰かに中山と逆のサイドからロングシュートされたら一巻の終わりじゃあ?
一時的なポジションチェンジとかで

211 :森崎名無しさん:2011/07/07(木) 23:47:58 ID:???
後半ラムカーネは居ないものと考えて、中山に実質GKを担当してもらわにゃいかんのでは?

212 :森崎名無しさん:2011/07/07(木) 23:48:39 ID:???
後半の守備作戦「中山」だねw

213 :209:2011/07/08(金) 18:20:13 ID:???
自分たちがパルマ側を操作していると考えた場合
中山とミュラーのポジションチェンジが判明すればタルデリで勝負するはず
シニョーリが対策されさらに怪我、クオーレに対しての予防線も張ってある
しかし穴があるという状況になる。
今フィオが回避したい事は得点機を作られること
どこかで不都合がでるのは仕方ないし当然
ならば穴をなくすことを優先したいというのが自分の考え。

まあでも何をどうするかはハーフタイムのヒント次第だけども

214 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/07/08(金) 18:25:31 ID:???

乙感謝&後半の戦術ディスカッション感謝です!
この後も頑張ってぜひ優勝を勝ち取ってください!
=============================================

ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!

実況「ゴーーーー! ゴーーーーーー! ゴッ! ゴッ! ゴッ! ゴーーーーーーーーーーゥ!!!
    前半終了間際のロスタイム!! 劇的なパスカウンターーーーーー!!!!
    マグローーー!!! マグローーー!! 冷房勝手に消さないでーーーー!!
    スゲェーですねぇーーー! スゲェーですねぇーーー!! モバーラまで自動でーーーっ!!」

観客「いーーーやったぁーー!!!」「オカヤマーーー!!」「結婚おめでとーーーーーー!!!」
   「マリーシャ神ーーー!!!」「ミコフク!!チャチャチャ・・・ ミコフク!!チャチャチャ・・・」

あまりに劇的な展開に、実況も観客も興奮が核爆発を起こしていた。
実況の言葉は意味不明でまるでバーレーン人のようだし、観客に到っては喜ぶところが違う。
しかしこの歓声は間違いなく、文句なしのゴールを決めたブンナークに向けられていた。

ブンナーク「ウソつけえぇぇぇっ!!!」

三杉(・・・誰に怒ってるんだブンナーク?)


そんなこんなしてる内に多少落ち着いたのか、実況も徐々にまともな口調に戻り・・・
ここまでの状況を振り返っての解説を観客に聞かせるのだった。


215 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/07/08(金) 18:27:06 ID:???

実況「ここまでまさしくガップリ四つ、互角の争いを繰り広げてきたフィオレンティーナとパルマ!
    前半25分過ぎまではフィオレンティーナが圧倒的に攻め、放ったシュートは3本でした。
    しかしそこからパルマが逆襲、シュート数4本という怒濤の攻めで追い立てます。
    フェラーリくんのスライディングシュート、タルデリくんのショットガンシュートと
    立て続きに撃ち、遂にフィオレンティーナも力尽きると思われましたが・・・。」


ディッテンベルガ「フッ、奴がピンチをチャンスに変えちまった。」

フィッツウォルタ「ナカヤマ、、、だね。」

イスラス「・・・クック・・・・・・」


実況「そうです! ミュラーくんがフェラーリくんを抑え、中山くんがタルデリくんを完璧に止めたのです!
    そしてそこからのフィオレンティーナの攻めが圧巻でした、まさにジャックナイフ!!」


ジェンティーレ「ジャックナイフだとっ!? グッッッ・・・・・・だ、だが・・・認めなくちゃなんねぇっ・・・」ギリギリギリ

ランピオン「ああ、悔しいが・・・・・・奴等のカウンターは、オレ達こそ見習わなければならない!
       好守共に粒が勢揃いしたチームに対した時の、我がアズーリの闘いは・・・」

ジェンティーレ「カティナチオ、そしてジャックナイフカウンターなのだからなっっ!!」

ランピオン(そうだ、ストラットなんぞ居なくともオレ達は・・・!)

隣の観客(やっぱコイツら暑苦しいいいいいいい!!!!)


216 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/07/08(金) 18:28:11 ID:???

実況「そしてフィニッシュを決めたのはブンナークくんでした!!
    今日はここまで2本止められていましたが・・・ここで遂に爆発しました!!
    まさに圧巻のフィジカル、あのクスタくんを吹き飛ばしての豪快なヘッド!
    シューマッハくんも一旦は右手に収めますが・・・まさかそのまま身体ごと押し込まれるとは!!」


アグィレイラ「バッカげたヘディングだわー、これが。 まるでノンストップ狂四r」

ルーベン「チッ・・・イラつくぜっ。」

ヒノ「・・・・・・」

ルーベン「・・・んだよヒノ、テメェ普段でけぇ口叩いといてビビってんかよぉ?」

アグィレイラ「リョーマに限ってそんなわきゃないっしょ、どーせ血が滾ってウズウズしてんじゃん?
        オイどんは漢でごわすってな感じでさぁ。 なぁラバーメン?」

ルーベン(全く話にならなさそうで、何となく言いたい事が解っちまうのが倍ムカツク・・・)

ヒノ「ブツブツ・・・・・・」

ルーベン「おいおい、戻って来い! スーパーヒーロータイムはまだだぞぅ!」

ヒノ「うぉっ、ビックリした! なんだ、なんだよ一体。」

ルーベン「コッチのセリフじゃいボケカス。」


217 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/07/08(金) 18:29:30 ID:???

アグィレイラ「やっぱりあのヘディングの威力にビビっちゃったんですかー、みたいなー?」

ヒノ「え? ああ今の・・・ブンナークって奴の頭か? いや別にアレはいい。」

ルーベン「アレはいいってなんじゃー!(意外と冷静ー!?)」ガビーン

ヒノ「それよりもパルマのちっこい奴のシュート・・・あれ面白ぇーよなぁー。」

ルーベン「あん? シニョーリの・・・アクセルスピン? だったか?」

ヒノ「そうそう、それよ。 クルンてローリングしながらキックなんて如何にもヒーローっぽいだろ?
    しっかも、あの小さいナリで大層な威力だ・・・オレがローリングを撃てればまさに必殺よ。」

ルーベン「あー、まー、確かに威力が出るのは否定しねぇけど・・・」

アグィレイラ「あんな複雑なシュート、リョーマにはムリムリ。」

ヒノ「バッキャロー!! ヒーローが挑戦する前から諦めてどーすんだ!?
    不可能を可能にすんのがヒーローだろうが! ・・・ってな訳で、こりゃ秘密特訓だな。
    秘密基地に戻ったら早速特訓だ、頼むぜ仲間達ぃ!!」

アグィレイラ「ぜってー無理だと思うけど面白そうだから オー!!!」

ルーベン(なんか夢見がちなアホの協力する流れになってます。)


218 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/07/08(金) 18:31:00 ID:???



実況「前半のロスタイムはもうほとんど残っていないでしょう。
    おそらくスコアは1−0のまま後半戦を迎える事になりそうです。
    パルマにはここから奮起して欲しいですが、フィオレンティーナも後半はやたらと強い!
    この点差を縮めるのは、幾らミラクルパルマでも容易ではないでしょう!」


トルシア(確かに・・・後半戦でのフィオレンティーナの強さは神掛かっている。
      おまけにシニョーリは十中八九負傷、また今のでシューマッハのスタミナにも懸念が出てきた。
      ・・・何よりクスタ、シューマッハの2人が飛ばされての失点を引き摺るなと言っても難しかろう・・・)

気を落ち着かせて現状を整理するパルマ監督・トルシアだが、状況の悪さは明らかだった。
前半の30分を過ぎた頃、敵エースの三杉淳が前のめりになった時のカウンター・・・
あそこで先取点を決められなかったのが悔やまれて悔やまれて仕方がない。
後半における逆転の目を懸命に思索するが、あのカウンターを見せられた後では中々に妙案は出てこなかった。

トルシア「せめてシニョーリが万全であれば、2点奪うのも難しくはないのだが・・・」

無意識に呻いてしまったトルシアだが、その横顔をジッと見つめる選手が居た。
それが誰か・・・などと言う説明も最早必要ないだろう。
その選手がトルシアに向けてこう呟いた。


219 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/07/08(金) 18:32:26 ID:???

クオーレ「監督(ミステル)・・・・・・・・・。」

トルシア「ん・・・?」

クオーレ「アップ・・・してもいい?」

難しそうに腕を組み、額から頬にかけて球粒の汗を垂らしていたトルシアだったが・・・
この呟きが耳に届いた瞬間、口をあんぐりと開いて驚きを露(あら)わにした。
だがそれも僅かな時間・・・クオーレの小さな呟きとは対照的に、トルシアは大きな声で興奮気味にこう言った。

トルシア「いいとも!!!(うおーーー、マルコがやる気になっている!!)」


一方、グラウンドではこの衝撃的なゴールシーンの余韻から未だ抜け出せずに居た。
特に吹き飛ばされたシューマッハと・・・もう一人、同じく吹き飛ばされたクスタに駆け寄った
ファビオ・カステッリーニについては、誰の目にも苦悶の表情が映っていた。


220 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/07/08(金) 18:33:26 ID:???

三杉(ふぅ・・・理想的なタイミングの先取点だった。
    偶然も重なったとは言え、これでパルマの士気は一気に地に落ちた筈・・・。
    まだまだ油断は禁物だが・・・この試合いけるぞっ。)

勝利向けての手応えをその手に実感し、三杉はグッと小さなガッツポーズを作った。
眼前ではシューマッハがこちらを鋭い眼光で睨み、背中からはブンナークの『よっしゃー!』が聞こえる。
この状況で三杉は・・・


A 見たかパルマッ! これが僕達のファストブレイクだ!!
B 見たかシューマッハ! これがウチのブンナークだっ!!
C これで1点だシューマッハ! 後半もドンドン撃っていくぞ!
D シニョーリは大した事ないぞ! この勝負貰った!
E いや、パルマはいいや。 ブンナークの所にいこう。
G いや、パルマはいいや。 ピンチをチャンスに変えた中山の所にいこう。
H いや、パルマはいいや。 新田はどうだろう、へこんでないかな?
I そ の 他

2票選ばれた選択肢で続行します。(投票はメル欄空白で宜しくお願い致します。)


221 :森崎名無しさん:2011/07/08(金) 18:35:43 ID:tKVzsIx2


222 :森崎名無しさん:2011/07/08(金) 18:37:15 ID:Hj2Q+3mM

すさまじいまでのスレ主による公私混同を見た…いいぞもっとやれw

223 :森崎名無しさん:2011/07/08(金) 18:41:49 ID:???
アクセルスピンシュートから火野がインスピレーションを受けるってのは面白いな

224 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/07/08(金) 20:04:03 ID:???

>>222
フフン、今の私を止められる者は存在しませーン!

>>223
スレ主「テケトーに話を進めてたらこんな事になってたでござる。」
ヒノ「カッカッカ、イエローじゃあるまいし、レッドが力任せのシュートだけじゃ格好がつかんしなっ!」
ルーベン「オレにイエロー押し付けて何言ってやがるかボケコラァ!」
=============================================

> A 見たかパルマッ! これが僕達のファストブレイクだ!!
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

1回切りの取って置き・・・一段上のレベル進化したファストブレイク。
しかし、このクラスの敵に同じパターンは通用しないであろう。
この後また点を奪うとするなら、ファストブレイク抜きにビルドアップしなければならないという事だ。

三杉(今回ゴールを奪えた事は良い・・・だがそれでもシューマッハとクスタの堅守はまだ健在だ。
    ・・・次のゴールは、今なお道険しいと考えるべきだろう。)

おまけに1点ビハインドを負ったパルマは、逆転の為に何が何でもと攻めてくる。
ラムカーネが既に何度かの消耗をしてる現状、その攻めは十分に怖れるべきと考えられた。
フィオレンティーナとしては、出来る限りパルマの攻撃の手を緩ませたい場面である。


225 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/07/08(金) 20:05:54 ID:???

三杉「(なればこそ・・・今の状態であれば、この言葉が牽制としての価値を生むかも知れない。)
    見たかパルマッ! これが僕達のファストブレイクだ!!」

ファビオ「ファスト・・・」
シューマッハ「ブレイクだとっ!?」

敢えて作戦の名称を教える事で、今のが偶然の産物でない事をパルマに知らしめた。
この事で『2度目があるぞ・・・』と相手が受け取り、印象に残ればしめたものである。
パルマは攻撃の中においてもファストブレイクが頭にチラつき、その積極性が鈍る可能性がある。
いや、三杉としてはむしろそれを狙いたかった。

三杉(クスタ、シューマッハという絶対的な堅守を破ってのゴールだ。
    攻撃陣が安心して攻められる根源は揺らいでいる・・・そこを突かない手はない。)

さらに強く睨みつけてくるシューマッハに対し、三杉は必要以上なほど不敵に見下ろした。
パルマのメンバーにこの構図を印象付けておきたかった。
そして・・・


先着で
 ★思ったとおりにいきますかな?→! card
と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。

《ダイヤ》 シューマッハは立ち上がって鼻息を荒めたが、他の選手は微妙に腰が引けている。
《ハート、スペード》 シューマッハは立ち上がって鼻息を荒め、他の選手も目はまだ氏んでない。
《クラブ》 クスタ「ハッタリです!」 チクショー!
《JOKER》 シューマッハ「グッ!」 シューマッハが目を逸らした!よっしゃ!


226 :森崎名無しさん:2011/07/08(金) 20:06:14 ID:???
 ★思ったとおりにいきますかな?→ ハートK

227 :森崎名無しさん:2011/07/08(金) 20:11:01 ID:???
まだまだこれからか。

228 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/07/08(金) 20:15:07 ID:???
そんな感じで手強いパルマはまだまだフィーバーだよー
という所で今日は終わりに致します、全然進まなくてごめんなさい。
多分、明日は少し更新できる気がしますので宜しくお願いします。


あと昨夜やっていた新番組のアニメ『うさぎドロップ』をお勧めしておきます。
原作は元々好きでしたが、アニメになっても魅力は損なわれてなかったー!むしろイイ感じー!
なのでお勧め、大人と幼女好きの方にお勧めですハァハァ。

229 :森崎名無しさん:2011/07/08(金) 20:15:54 ID:???
おつでぃしたー

230 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/07/09(土) 14:03:35 ID:???

>>229 乙感謝しちょりますぜよー
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> 思ったとおりにいきますかな?→ ハートK
>《ハート》 シューマッハは立ち上がって鼻息を荒め、他の選手も目はまだ氏んでない。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

事は三杉の思惑通りにはいかなかった。
こちらに見下ろされている状況を把握するや否や、シューマッハはすぐに立ち上がったのだ。
そして鼻息を荒め、味方に聞かせるよう大声で言い返してきた。

シューマッハ「ハッ、腐っても決勝戦だ…こうでないと楽しくないねえっ!
         確かに今のはオレもクスタも面喰った…認めてやる、大したカウンターだ。
         だがオレ達に二太刀目は通用しないぜ、なあクスタ!!」

クスタ「勿論ですよ…。 ファビオ、他の皆もいつまでそんな顔をしているんですか!」

パルマ選手「クスタさん…」「キャプテン!」「そう、そうだよな!」
       「あの二人がそう簡単にやられるわけ…」「オレ達もだ!」

三杉(ほう、さすがはデンマークユースのキャプテン。 ファストブレイクを大した物と認めつつ、
    それでも面喰っただけ、次は通用させないと宣言したか…見事な鼓舞だ。)

231 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/07/09(土) 14:04:38 ID:???

実際にシューマッハがどう思っているかは判らない、ハッタリで言っている可能性も考えられたが…
だが彼の言葉には一言一句本心に聞こえる迫力があった。
そして事実としてパルマのフィールダーには士気が戻っている。

三杉(GKでキャプテン、そしてとことん強気にチームメイトを引っ張り上げる…か。
    フフ、立場が同じなら言動も似てくるのだろうか?)

結果として自分の策は通らなかったが、三杉はあまり残念とは思わなかった。
この程度の小細工にかからない強者であった事が、むしろ彼を高揚させたのだ。
口に出しはしないが、三杉はパルマを通して別の敵を意識させられていた。


その後、パルマのキックオフで試合が再開した。
だがスコアが動いた時点でロスタイムを越えており…
結局、新たな見せ場は作られる事なく前半終了の笛が鳴らされた。


ピィィイイイイイイイイイイイイイイイ!

実況「さあ1点が入った後、前半は大きな事件なく終了となりました。
    今からのハーフタイム、両チームはどんな作戦を立ててくるのでしょうか?
    特にリードを許したパルマ側には注目したい所です、期待して後半戦を待ちましょう。」

観客「ぷはー、息が詰まるぜ…」「フィオレンティーナが一点リードだけど、これ互角だろ。」
 「シューマッハもクスタも健在だしシニョーリも爆発力あるからな。」「後半期待って事で!」


232 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/07/09(土) 14:07:56 ID:???

選手達がフィールドから一旦離れていくのを見守りながら、人々は前半を批評し合っていた。
彼らの談によれば、いずれの実力が上とは言えない状況のようである。
そして観客席一角、丁度センターラインを最前線から臨めるここでも…

アルシオン「どちらが勝ちますかね?」

ジョアン「そうだな……順当に行けば圧倒的にパルマだろうが…。」

アルシオン「が……?」

この2人も当然ながら決勝戦を観戦していた。
そしてジョアンの言葉ではパルマが有利であるようだ。
しかし圧倒的と言う割に、ジョアンはパルマの勝利を断言しない…
ジョアンは一息おいて、その説明をアルシオンに聞かせようとした。
その時…

???「私にもその先を聞かせて貰えないかな?」

アルシオン「えっ…?」

この2人、いやジョアンに言葉をかける人物がいた。
身なりが良く、清潔さ…いやエレガントを感じさせ…
切れ長の目と先が二又に別れた眉が人の印象に残る若紳士であった。


233 :森崎名無しさん:2011/07/09(土) 14:09:11 ID:???
バティンとディアスはどこに注目したか…

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