キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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レス数が1000を超えています。残念ながら全部は表示しません。
【最終兵器】Another-C_6【ファンタジスタ】

1 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/06/30(木) 18:58:45 ID:RUhxsKO+


この物語はフィクションです。
史実や実在の人物を連想する場面があるとしても、物語とは関係がありません。
風土、名称については文献を参考としていますが、想像のウェイトも大きく、事実と異なります。


そして……この物語はキャプテン森崎のフィクションであり…
  とある貴公子と仲間達の サッカーに賭けた青春を描いたストーリーです。





…恋愛は二の次に皆サッカーに命を削って頑張ります。(何かに誓う)




427 :森崎名無しさん:2011/07/14(木) 19:11:19 ID:???
ラ・オツデシタ
ラ・ワクガイデシタ

428 :森崎名無しさん:2011/07/14(木) 19:42:17 ID:???
新田のK&6ゾロダブル覚醒は大きかった。

429 :森崎名無しさん:2011/07/14(木) 21:37:29 ID:???
三杉「さすがだな、にった。
   しゅーまっはをひろうさせるために、わくがいにけるとは(棒)」

430 :森崎名無しさん:2011/07/14(木) 21:37:59 ID:???
そーだったのかー

431 :森崎名無しさん:2011/07/15(金) 19:49:04 ID:???
クスタは枠外に行くと思い真面目にブロックに行くのをやめたが
シューマッハはそうではなかった

432 :森崎名無しさん:2011/07/15(金) 19:55:24 ID:???
新田のドリブルの切れに惑わされたのだ。
これ程の男のシュートが枠を外すはずがない!

433 :森崎名無しさん:2011/07/15(金) 19:59:08 ID:???
>>421>>423のどちらが有効でも枠に入ってないところを見ると狙ったっぽいですねw

434 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/07/15(金) 20:58:37 ID:???
ども、夏風邪と切羽詰った仕事で更新できません。

どうにか踏ん張ろうとパブロンを指定の2倍量服用したら、もうずっと身体中の力が入りません。
2倍は無茶だったんですかね。
つまり倍速2回転も無茶って事ですね。


435 :森崎名無しさん:2011/07/15(金) 23:41:41 ID:???
きちんとクスリは用法・用量を守って飲みましょうお大事に

436 :!card:2011/07/16(土) 07:55:32 ID:???
赤スートなら岡山姉が看病に行く
スペードならリグルが看病に行く

437 :森崎名無しさん:2011/07/16(土) 07:56:58 ID:???
あ、あれ?名前欄でcard引けないんだっけ?
改めて ダイヤ8

438 :森崎名無しさん:2011/07/16(土) 17:43:57 ID:???
I「仙豆だ、食え」クソマァー

439 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/07/17(日) 17:49:45 ID:???

>>427
ラ・オツカンシャ
ポストンダイブ

>>428
新田のやる気はいっとーしょーです。

>>429
新田「さすが。 よくみやぶりましたね、みすぎさん。
    ハッキリさせたいんですよ、おれとブンナークとどっちがうえなのかを。」

>>430
新田(ほうとうはちがうけどな。
    かんちがいしてるみたいだから、だまっておこう。)

>>431
不思議、クスタの方がヘタレたのに大物に見える!

>>432
クスタ「ドリブルは凄いが、シュートは怖くない。
     威力は悪くないのに不思議な話だ…。」

>>433
新田「そう、わざとだ! シューマッハに余分に跳躍させるため…
    そ、そこっ! 笑いをこらえるな!」


440 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/07/17(日) 17:51:19 ID:???

>>435
市販の薬は弱いからと侮ってました、ダメですね。

>>437
ひゃっほう、嫁が看病に来てくれた! これで勝つる!

>>438
ネタはよく解りませんが、お見舞いという事でしょうか? 感謝します。
=============================================


『新田 ファルコンクロウ( スペード5 )73+( 4 + 4 )=81』
『トリノ ブロック( ダイヤ8 )66+( 5 + 2 )+(顔面ブロック+6)+(人数補正+1)=80』
 クスタ ブロック( クラブJ )69+( 2 + 1 )+(人数補正+1)=73
【シュート】−【クリアorブロックMax】=1 → 有効ブロック分だけ威力減少。(1の場合-2)

 新田 ファルコンクロウ( スペード5 )73+( 4 + 4 )+(ブロック-2)=79
 シューマッハ ミラクルウォール( スペード9 )75+( 2 + 6 )=83
【シュート】−【セービング】≦-2→パルマボールに。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

バシュウゥゥゥゥゥゥゥゥッ!!!!

新田(感触は悪くない、これなら…!)

前半戦に放たれた一撃は歩幅の調節が甘く、本来の威力が出せなかった。
しかし今回は流れの中でスムーズに撃ちだされており…隼の爪は存分に空間を切り裂く。
新田としても申し分のない感触を得ていた。


441 :森崎名無しさん:2011/07/17(日) 17:51:47 ID:???
シューマッハは早いリスタートの為にキャッチを選んだ・・・無いか
ゴールキックにして時間稼いだほうがマルコの復帰まで時間を稼げる訳だし

442 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/07/17(日) 17:52:22 ID:???

クスタ(際どい…!)

迫るボールを見切りつつ、このシュートが僅かに枠を外れているのではと感じるクスタ。
それでも枠内のボールをシャットアウト可能な位置にポジションを調節してタイミングを測る。
だがその前に…

クスタ(ハッ!)

トリノ「クソッたれー!!!」 バシィッ!

逆側を守っていたトリノが、クスタとボールの間に頭から飛び込み…
そして突き出した顔面をボールに横殴りにされたのだった。
かくして速度と威力を減じられたファルコンクロウは、その全貌をクスタに見切られる。

クスタ(やはり枠外、そしてこのタイミングでは飛びついても触るのが精々…CKですね。)

トリノが触れていなければGKだったが、その事を不満に思うのは高望みが過ぎる。
まだ後半5分弱…彼は一つ一つの攻撃からしっかりとゴールを守りきれれば良いのである。
その攻防の末、先に手段が尽きるのはフィオレンティーナの方なのだから…と、
そこまで考え、クスタは無理をせずこのボールを見過ごした。

443 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/07/17(日) 17:53:51 ID:???

シューマッハ「ガキが…甘やかしてたら碌な事になりやがらねえ。」 ゴゴゴゴゴ…

怒りの蒸気を金髪から少しずつ発しながら、シューマッハはチラリと自陣ベンチを覗き見た。
クオーレの治療が終わったかどうかの確認の為である。


先着で
 ★治療は済みましたか→! card
と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。

《ダイヤ、ハート》 あと1、2分はかかります。 仕方なくシューマッハは大きく蹴り出した。
《スペード、クラブ》 丁度治療が終わった。 シューマッハはサイドを割るよう大きく前方へ蹴り出した。
《JOKER》 スペード、クラブの結果+クオーレのケガが完治しおったで!


444 :森崎名無しさん:2011/07/17(日) 17:54:36 ID:???
 ★治療は済みましたか→ スペードJ

445 :441:2011/07/17(日) 17:57:01 ID:???
シューマッハが取らなきゃDFに当たってコーナーになってたのか

446 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/07/17(日) 18:53:41 ID:???

> 治療は済みましたか→ スペードJ
> 《スペード》 丁度治療が終わったとこ。 シューマッハはサイドを割るよう大きく前方へ蹴り出した。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

見ると、丁度クオーレがサイドラインに走り寄って来ている所であった。
どうやらタイミング良く応急処置が終わったらしい。 だが少し違和感ありげに肩を回している。

シューマッハ(軽傷ってとこか…まあいい。 折角掴んだボールを敵にくれてやるのは癪だがな。)

シュパァァァァァァン!!!


シューマッハは自身の右手側、つまり自陣サイドに向けて大きく蹴り出した。
ボールはグングン伸び、ハーフラインを越えた所でサイドを割った。
これでスローイン、ボールの保有権はすぐにフィオレンティーナの手に渡る。

クオーレ「戻ります。」

第4審判「承知。」

そして第4審判に確認を取り、クオーレもフィールドへと復帰した。
前半4分過ぎ、これで人数的にはイーブンに戻った事になる。


447 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/07/17(日) 18:55:51 ID:???

三杉「クオーレが復帰したか…だがまだこちらのボールだ。
    流れを渡さずに、もう1プレイ作っていきたい所だが…。」

バンビーノがPA付近まで上がっていた為、ここはミュラーがボールを受け取った。
スローインに入ろうとする所だが、これに対し三杉は…


A ダラピッコラに渡して縦にロングボールを出すよう指示。
B ダラピッコラに渡し、レントゥルスとのパスワークで中盤を翻弄させる指示。 
C 中山まで戻し、スペルマン→レントゥルスとボールを回す指示。
  この間、上がりすぎたMFは下がって体勢を整える。
D 中山まで戻し、そのままオーバラップを指示。
E そ の 他

2票選ばれた選択肢で続行します。(投票はメル欄空白で宜しくお願い致します。)


448 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/07/17(日) 19:01:27 ID:???
一旦ここまでにしましてー。


  ∧,,∧
 (;`・ω・)  。・゚・⌒) ゴーヤチャンプル作るよ!!
 /   o━ヽニニフ))
 しー-J

  ∧,,∧  ……
 (;`・ω・)
 /   o━ヽニニフ)
 しー-J



  −=≡   Λ,,Λ 投票も宜しく!
 −=≡   (;´・ω・)
−=≡   ⊂   o
 −=≡   (  ⌒)
  −=≡   c し'


449 :森崎名無しさん:2011/07/17(日) 19:02:14 ID:JbtdFz2+
A

450 :森崎名無しさん:2011/07/17(日) 19:05:22 ID:ls1PU7R+


451 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/07/17(日) 20:44:04 ID:???

> A ダラピッコラに渡して縦にロングボールを出すよう指示。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

三杉「ダラピッコラ、貰いに行くんだ! 受け取ったら縦に蹴り出してくれ!」

ダラピッコラ「オーライ!」
ミュラー「そういう事なら!」

三杉の指示に頷き、ダラピッコラがミュラーのサイドへと走り寄る。
ボールはスムーズに受け渡され、すぐに縦へのボールを蹴り出そうとする。

ダラピッコラ「よっと…うん?」

コンティ「ほいだらこっちの番じゃきの…」

ダラピッコラは視界の端にコンティが寄って来ているを捉えたが、
まともに相手をしても勝てそうにないと理解している為、ここは構わず蹴り出す事にする。

ダラピッコラ「そらよ! ここは見逃しといてくれ!」

コンティ「そうは問屋が…」


452 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/07/17(日) 20:45:10 ID:???

先着で
 ★コンティ飛ぶ→! card
と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。

《ダイヤ絵柄》 コンティ撃沈、かすりもせず。
《ダイヤ数字、ハート》 ペナありでパス勝負さ!
《スペード、クラブ》 通常パス勝負だね!
《クラブ5以下》 弾かれたー、オーラバトラー・コンティさんの誕生だ!
《JOKER》 すげえ! ダラピッコラさんがパスコントロールに目覚めたぜ!


453 :森崎名無しさん:2011/07/17(日) 20:45:31 ID:???
★コンティ飛ぶ→ クラブQ


454 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/07/17(日) 20:58:09 ID:???

> コンティ飛ぶ→ クラブQ
> 《クラブ》 通常パス勝負 
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

コンティ「おまんらちぃとやりすぎじゃ…ここからはかったしに取ったるきっ!」

ダラピッコラ「なんて言ってるか判んねーんだっての!」 バシュウッ!!

思い切って蹴り出したダラピッコラだが、ここはコンティの反応が良い。
こっちではなくあっち側を狙うだろうと張っていたかのように、
ダラピッコラが狙ったコース上へとピタリと飛び込んでいた。


先着2名様(順番通りじゃない書き込みは無効)で
 ★ダラピッコラ パス(! card)63 +(! dice + ! dice)=★
 ★コンティ パスカット(! card)65 +(! dice + ! dice)=★
と(!とcardの間のスペースを抜いて)書き込んで下さい。

【攻撃Max】−【守備Max】
≧2 → パスが通った! 三杉にハイボールだぜ。
=1〜-1 → 左から順に(新田がフォロー、マルコとディモスが競る、レントとシニョーリが競る)
≦-2 → パルマボールに。

455 :森崎名無しさん:2011/07/17(日) 20:58:48 ID:???
 ★ダラピッコラ パス( クラブ5 )63 +( 33 )=★

456 :森崎名無しさん:2011/07/17(日) 20:59:00 ID:???
★ダラピッコラ パス( スペードQ )63 +( 52 )=★


457 :森崎名無しさん:2011/07/17(日) 21:00:53 ID:???
 ★コンティ パスカット( クラブ9 )65 +( 42 )=★

458 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/07/17(日) 21:18:25 ID:???

 ダラピッコラ パス( クラブ5 )63 +( 3 + 3 )=69
 コンティ パスカット( クラブ9 )65 +( 4 + 2 )=71

【攻撃Max】−【守備Max】≦-2 → パルマボールに。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

ダラピッコラ「うげっ…なんで判った!?」

コンティ「はっはぁー! のうがえぇ、博打が大当たりじゃ!」

ダラピッコラの蹴り出すコースを当てて見せたコンティ。
そしてコースが見切られてしまえば、急造ボランチであるダラピッコラのパスは中々通用しない。
ロングボール性の強いパスも、見事なトラップで威力を吸収したのだった。

三杉「まずい!? クソッ、急ぎ過ぎたか…」

バンビーノも三杉も上がった状況で、このボールの奪われ方は良くなかった。
コンティの選択如何では、同点の危機に成り得る。

459 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/07/17(日) 21:19:38 ID:???

しかし今の状況で、三杉には自身が急いで戻る以外に出来る事は何もなかった。
全ては敵の選択次第という事になる…


先着で
 ★コンティの判断→! card
と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。

《ダイヤ》 「そおりゃマルコ、適当に遊んじょき!」
《ハート》 「自分で行こうかの!」
《スペード》 「ほおれ、行ったれフェラーリ!」
《クラブ》 「そおれ、姫さんパスじゃ!」 シニョーリに渡った! 
《JOKER》 クラブの結果+バンビーノ「そのパス待てぇい!」


460 :森崎名無しさん:2011/07/17(日) 21:20:07 ID:???
 ★コンティの判断→ クラブ6
待てぇい!

461 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/07/17(日) 21:25:35 ID:???
ペロ、これは……間違いない、失点の匂いだぜ。
という感じでピンチとなったところで本日は終了です。
あとはレントゥルスのヘタレーダー次第ですねw

ではまた。

462 :森崎名無しさん:2011/07/17(日) 22:43:59 ID:???
あう、一旦中山に戻し落ち着けるべきだったか
でもシニョーリの凶悪さを味わいたいと思う自分もいるんだよね

463 :森崎名無しさん:2011/07/17(日) 22:45:57 ID:???
ダラピッコラのパスで攻めろっていうのが無茶

464 :森崎名無しさん:2011/07/17(日) 22:50:42 ID:???
こうなったら必殺守備作戦「中山」を発動させるしかない!(神頼みw)

465 :森崎名無しさん:2011/07/17(日) 23:42:53 ID:???
強制成功とペナ付き、次の行動が判定であったから
今回はリスク<リターンだったと思われる

466 :森崎名無しさん:2011/07/18(月) 04:31:54 ID:???
ラ・オツデシタ

467 :森崎名無しさん:2011/07/18(月) 10:52:33 ID:???
ラ・オツデシタ

468 :森崎名無しさん:2011/07/18(月) 18:20:09 ID:???
中山さんガンバレ、超ガンバレ。


469 :森崎名無しさん:2011/07/18(月) 18:22:35 ID:???
ヘタレもガンバ☆ガンバ☆

470 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/07/21(木) 16:30:52 ID:???
すみません、体調の悪さと多忙さで更新出来ずにいます。
今週いっぱいこのような感じで、週明けくらいから更新再開致しますので宜しくお願い致します。

471 :森崎名無しさん:2011/07/21(木) 19:05:57 ID:???
ラ・オダイジニ

472 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/07/25(月) 17:26:45 ID:???

どうもどうも、ようやく緩やかに更新を再開出来そうな流れですがー・・・でも信用しちゃダメ絶対。
私の両手のジョブは暫くいっぱいいっぱい、日向の手も借りたいのです。
=============================================

> コンティの判断→ クラブ6
> 《クラブ》 「そおれ、姫さんパスじゃ!」 シニョーリに渡った! 
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

この場に立ち、コンティの選択は三杉達にとって非常に厳しい物であった。
即ち、守備が整っていないこの状況でシニョーリへパスしたのである。

コンティ「そおれ、姫さんパスじゃ!」 パシッ

シニョーリ「へへ、絶好のチャンスってやつ?」 トン

これをトラップし、シニョーリは軽く舌なめずりした。
ガチガチに固められた守備を嘲笑うように突破するのが、本来彼が好むプレイではあるが・・・
彼が予想していたよりも、このフィオレンティーナの中盤は厄介極まりなかった。

シニョーリ(でもま、取り敢えず一回ボコったらあいつらも萎縮するよな。)

調子が上がり出すと止まらない自身のメンタルを解ってか、
シニョーリは手段や状況を選ぶ事なく、隙だらけとなったフィオレンティーナの中盤を襲う。
これに対抗出来るのは現状ではレントゥルスのみ・・・
多少時間が稼げれば、やや低めに位置していたマルコも間に合う可能性も出て来る。

レントゥルス「ぬぬぬ・・・抜かせないぞー!」

シニョーリ「ヘヘ、1対1ならテメェごとき!」


473 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/07/25(月) 17:30:27 ID:???

先着2名様(順番通りじゃない書き込みは無効)で
 ★シニョーリ ドリブル(! card)67 +(! dice + ! dice)+(軽症-1)=★
 ★レントゥルス チャオ・ベッラ(! card)68 +(! dice + ! dice)=★
と(!とcardの間のスペースを抜いて)書き込んで下さい。

【攻撃Max】−【マーカーMax】
≧0 → シニョーリがドリブル突破!
≦-1 → ここはマークで通さない! マルコも囲みに参加し、シニョーリは苦渋の2択。

【基本ルール以外の補正・補足・備考】
シニョーリのマークがダイヤかハートで「芸術的ドリブル(+4)」、スペードで「インサイドルーレット(+2)」が発動。
 インサイドルーレットは敗北時、カードが奇数で相手の反則、5差以上の負けでは自身の反則になります。


474 :森崎名無しさん:2011/07/25(月) 17:31:08 ID:???
 ★シニョーリ ドリブル( スペードJ )67 +( 56 )+(軽症-1)=★

475 :森崎名無しさん:2011/07/25(月) 17:31:16 ID:???
 ★シニョーリ ドリブル( ハートK )67 +( 32 )+(軽症-1)=★

476 :森崎名無しさん:2011/07/25(月) 17:35:02 ID:???
 ★レントゥルス チャオ・ベッラ( ハートA )68 +( 42 )=★
勝てても反則か。きっついな

477 :森崎名無しさん:2011/07/25(月) 18:10:43 ID:???
さあ、またまた運ゲーのお時間です

478 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/07/25(月) 18:13:26 ID:???

 シニョーリ ドリブル( スペードJ )67 +( 5 + 6 )+(インサイドルーレット+2)+(軽症-1)=79
 レントゥルス チャオ・ベッラ( ハートA )68 +( 4 + 2 )=75

【攻撃Max】−【マーカーMax】≧0 → シニョーリがドリブル突破!
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

レントゥルス「ヴェ、ヴェー・・・」 ベタベタ、ベタベタ

付かず離れずのポジショニング、こちらの仕草を鋭く察知して先回りする動き・・・
レントゥルスのマーク技術はまるで女性をナンパする時のように、やる気に満ち満ちていた。
当然シニョーリにとってもこれはウザいディフェンスと言えた。

シニョーリ(チッ・・・けど察知出来ても止めようのない動きならどうだよ?) スッ・・・

足のバネを活かしたサイドステップで、シニョーリはレントゥルスと横に距離を取った。
当然ながらレントゥルスはこれに対応し、シニョーリの右からプレッシャーをかける。
しかしここからはシニョーリの手の平の上だった。


ザッ!

横から迫るレントゥルスを確認すると、シニョーリは角度を変えてワンダッシュ。
僅かに斜め後方の角度から、レントゥルスが回り込もうとする形を作り出した。
そしてここからが圧巻である。


479 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/07/25(月) 18:16:26 ID:???

クルクルッ!

レントゥルス「うえぇぇぇえ!?」

シニョーリ「へい一丁あがり☆」

レントゥルスは一瞬にしてシニョーリの姿を見失っていた。
通常足裏で回るルーレットではなく、右、左とインサイドでボールコントロールして回るルーレット。
あまりに速い回転速度に、予想してない者には対象が消えてしまったかのように映る・・・
レントゥルスが気付いた時には、その背中の裏をシニョーリは通り抜けてしまっていた。

そしてスカスカとなった中盤、シニョーリの邪魔を出来る者は存在していない。

三杉「クッ、怖れていた事態か・・・」


A みんな当たれ、撃たれる前に止めるんだ!
B ゴール前で待ち受けるんだ! 固めたところを撃たせて止めろ!
C 特に指示せず判断は任せる
D そ の 他

2票選ばれた選択肢で続行します。(投票はメル欄空白で宜しくお願い致します。)


480 :森崎名無しさん:2011/07/25(月) 18:34:33 ID:XOOeEm7I


481 :森崎名無しさん:2011/07/25(月) 18:40:36 ID:Tfsgzn9g


482 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/07/25(月) 19:08:44 ID:???

> B ゴール前で待ち受けるんだ! 固めたところを撃たせて止めろ!
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

モチベーションをそのまま動きに乗せてくるのがシニョーリの特徴・・・
既にレントゥルスを抜き去っており、シニョーリのドリブルは脅威を増している。
これを止めるのは既に容易ではなくなっていたのである。

三杉「(ゴールを奪われるにしても、出来る限りシニョーリの消耗を稼ぐのが最善なのか・・・)
    止むを得ない、ゴール前で待ち受けるんだ! 固めたところを撃たせて止めろ!」

中山「了解だ!」
ミュラー(止めたい、ここはどうしても・・・)

ダラピッコラやレントゥルス以外で、調子に乗らせたシニョーリのドリブルを防ぐのは困難。
アクセルスピンシュートを撃たせてシニョーリの体力を削りたい。
この二つの要因から三杉は指示を出し・・・それは中山らに伝わった。

シニョーリ(ヘヘ、別になんだっていいぜ・・・オレが気持ちよくゴールを決めるのは変わらないしな!)

当然これはシニョーリにも聞こえていたが、強気のシニョーリは勢いのまま突き進んだ。
そしてバイタルエリアに入り、ゴールマウスがその視野に映った時・・・
シニョーリは急停止すると同時にボールを“チョンッ”と浮き上げた。

ヒノ(お、アレを撃ちやがるな?)

シニョーリ「いっけぇーー! アクセルスピンシュートだぜ!!!」 クルッ


483 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/07/25(月) 19:10:26 ID:???

先着4名様(順番通りじゃない書き込みは無効)で
 ★シニョーリ アクセルスピンシュート(! card)74+(! dice + ! dice)+(クラッキ、軽症±0)=★
 ★ミュラー ブロック(! card)64+(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=
  スペルマン ブロック(! card)65+(! dice + ! dice+(人数補正+1)=★
 ★中山 ブロック(! card)68+(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=★
 ★ラムカーネ セービング(! card)68+(! dice + ! dice)+(システム限界- 6 )=★
と(!とcardの間のスペースを抜いて)書き込んで下さい。

【シュート】−【クリアorブロックMax】
≧6 → シュートは邪魔される事なく放たれた。
=5〜1 → シュートは放たれた。だが有効ブロック分だけ威力減少。(1の場合-2、他は-1)
=0〜-1 → 左から順に(フェラーリがフォロー、タルデリがフォロー)
≦-2→フィオレンティーナボールに。

【シュート】−【セービング】
≧2→ゴールに突き刺さった!
=1〜-1→左から順に(フェラーリがねじ込み、タルデリがねじ込み、ラインを割ってCK)
≦-2→ ラムカーネがセービング成功。


484 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/07/25(月) 19:11:50 ID:???
追記

【基本ルール以外の補正・補足・備考】
ミュラーのマークがダイヤで「ラインズスピリッツ(+4)」が発動。
中山のマークがダイヤで「ソウルオブヤマト(+8)」、
 ハートで「バックスウェイブロック(+4)」、スペードで「ボレーブロック(+2)」が発動。
ラムカーネのマークがダイヤ、ハートで「シャドーシールド(+12)」300消費、
 スペード、クラブで「パンチング(+4)」80消費が発動。


485 :森崎名無しさん:2011/07/25(月) 19:12:23 ID:???
★シニョーリ アクセルスピンシュート( ダイヤK )74+( 56 )+(クラッキ、軽症±0)=★


486 :森崎名無しさん:2011/07/25(月) 19:13:07 ID:???
 ★ミュラー ブロック( スペード7 )64+( 16 )+(人数補正+1)=
  スペルマン ブロック( クラブ6 )65+( 56 +(人数補正+1)=★

487 :森崎名無しさん:2011/07/25(月) 19:13:16 ID:???
★中山 ブロック( クラブ8 )68+( 51 )+(人数補正+1)=★

488 :森崎名無しさん:2011/07/25(月) 19:14:25 ID:???
 ★ラムカーネ セービング( スペード2 )68+( 31 )+(システム限界- 6 )=★

489 :森崎名無しさん:2011/07/25(月) 19:18:40 ID:???
うーむ……引きの流れが完全に相手だな。

490 :森崎名無しさん:2011/07/25(月) 19:19:33 ID:???
こりゃシニョーリの出目の時点でどうしようもなかった・・・

491 :森崎名無しさん:2011/07/25(月) 19:20:07 ID:???
それ以前に自分から流れを相手に渡したしまったように見えるのが痛い

492 :森崎名無しさん:2011/07/25(月) 19:24:10 ID:???
まさかクオーレ参戦前にこんなことになるなんて…

493 :森崎名無しさん:2011/07/25(月) 19:24:51 ID:???
攻撃的を通り越しすぎた行動をとりすぎた結果だね

494 :森崎名無しさん:2011/07/25(月) 19:28:00 ID:???
はいっおつかれっしたー(フキフキ

495 :森崎名無しさん:2011/07/25(月) 19:28:46 ID:???
技を借りるぜ監督!

あきらめたら そこで試合終了だよ

496 :森崎名無しさん:2011/07/25(月) 19:30:55 ID:???
>>495
まだその名台詞は早い!
一点リードされたらお願いしまっす>1

497 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/07/25(月) 19:37:17 ID:???
シニョーリが面目躍如の単独ゴールを決めたところで本日は終了です。
多分明日も少しは更新できるかな?

しかし緊張感のある試合展開になってきてスレ主的にはニヨニヨですw
気休めになりますが、一応ガッツ的な観点では最良の結果ですからね、
長い目で見ればこれが後々効いてくると信じて頑張って欲しいと思います。

あと私見ですが、キャプ森で怖いのはスキル・ファンタジスタよりもスキル・NTだと思っていたりして・・・


498 :森崎名無しさん:2011/07/25(月) 19:41:21 ID:???
乙でしたー

そういえばゲームの対戦で友達のシニョーリに「へへん、ちょろいね」されたら
無駄に腹たったなーw

499 :森崎名無しさん:2011/07/25(月) 20:56:16 ID:???
ミスの原因は
・クオーレが機能しないうちに攻撃したい
・中山がいるから大丈夫だという思い込み だと思ってる。
こっからの逆転はもう一回Mウォールを使わせ、シニョーリにガッツペナを発生させ
三杉が攻撃参加すること。
点が必要になった今タックル67のブンブンを下げて守備的に戦うことが
できなくなったのが辛い。
三杉66ダラピ67レント68の三人でどれだけやれるか

500 :森崎名無しさん:2011/07/25(月) 20:58:03 ID:???
まあ攻撃的を通り越しすぎて目茶苦茶すぎたよね
クオーレ以外の他のメンバーは普通に健在なのに

501 :森崎名無しさん:2011/07/25(月) 21:08:10 ID:???
結果論で【滅茶苦茶】とまでいうかよ…
最初の賭けさえ越えてしまえばうまくいく確率は決して低くなかったぜ

502 :森崎名無しさん:2011/07/25(月) 21:09:41 ID:???
結果論?

503 :森崎名無しさん:2011/07/25(月) 21:30:38 ID:???
あそこで攻めたことを間違いとか目茶苦茶とは言えないでしょ
シニョーリに渡った時点においては、一度落ち着かせるべきだったと言えるけど

504 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/07/26(火) 13:41:29 ID:???

皆さーん、乙や感想や議論感謝します。
更新のやる気に変換される強い味方!

他の外伝では言われている事ですが、こちらでも改めて申し上げます。
決定された選択肢、そこから導かれた結果に対する批判的な言葉は御勘弁下さい。

“ここが悪かったから、ここを直すべき。”
“ここをこうしていればこの失敗はなかった。”
・・・と言った感じの建設的な内容であれば歓迎致します。

今回については、ハーフタイムで予想したのと違いすぎる状況が生まれましたからね。
状況は流動的に変化しますし、それによって正しい対応にも変化が起こります。
つまり、何が正解だったのか・・・それを精密に把握するのが困難だったと思います。
そしてそれ以前に今回は引きのせいでしたよねw

ただ、この様な状況が不明の時、まずは守備ありきというのがアンザーニ監督の教えです。
今回はそうでもなかったですが、ゴリ押しや攻撃ありきの考え方では、今後勝ち難くなっていくと思います。

そんな感じなスレですが、最近ラスボスに対して勝ち目があるのかと言う悩みが頭から離れません。
能力・スキル表を見ていて、ラスボスがあまりに極道すぎるだろと感じるのです。
かと言って自チームが強すぎると相対的に他のチームが弱くなりますし、
主人公一人を特別扱いで強くしてもチームが勝てるゲーム性じゃあないですし。
いやー、どうしましょうw (ま、どうにか巧くやってみせますがw)

505 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/07/26(火) 22:41:13 ID:???

『シニョーリ アクセルスピンシュート( ダイヤK )74+( 5 + 6 )+(クラッキ、軽症±0)=85』
 ミュラー ブロック( スペード7 )64+( 1 + 6 )+(人数補正+1)=72
『スペルマン ブロック( クラブ6 )65+( 5 + 6 )+(人数補正+1)=77』
 中山 ブロック( クラブ8 )68+( 5 + 1 )+(人数補正+1)=75
【シュート】−【クリアorブロックMax】≧6 → シュートは邪魔される事なく放たれた。

 シニョーリ アクセルスピンシュート=85
 ラムカーネ パンチング(スペード2 )72+( 3 + 1 )+(システム限界- 6 )=70
【シュート】−【セービング】≧2→ゴールに突き刺さった!
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

ラムカーネ「クゥッ・・・・・」

モヤっと視界が白く濁るのをラムカーネは感じていた。
自分というデバイスが、ゼロというシステムに殺傷を促されていると知覚している時はまだ良い状態だ。
最適な防衛行動が何なのかという事と、それが間違った行動という判断力が残っているからである。

しかしゼロの増長が肥大化すると、意識と無意識の全てをその抑制に傾けなければならない。
今はその狭間の時間帯・・・ラムカーネの意識は波に溺れているような状態だった。
まるでショック症状で血流が衰弱している時のように、その視界はチカチカと朧に映る。
シニョーリがアクセルスピンシュートの体勢に入ったのは、まさにそんなタイミングだったのだ。

シニョーリ「いっけぇーー! アクセルスピンシュートだぜ!!!」

クルリと背を向けながら、軽く浮かせた球を狙い撃ち・・・そして左足を軸にした180度の回転。
一連の動作には一切の不自然さが見られず、まるで水が流れるような滑らかさを以って為されていた。


506 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/07/26(火) 22:42:20 ID:???

グググッ
  ギュイィーーーーーーーン!!!

遠心力がほぼ100%の効率でボールへ伝動し、やや物足りないシニョーリのキック力を補佐した。
単純にエネルギーが増すだけでなく、ボールが足から離れるタイミングを惑わせる。
その上、今回はボールに特殊な回転が乗っかっていた。
僅かなスクリュー回転・・・ボールの減速が軽くなり、シュートの“伸び”が一味違った。


ギュオォォォォォォォォォンンッ!!!!

スペルマン「速いっ・・・!!」
ミュラー「い、いや・・・それよりも!!!」
中山「目ですら追いきれない!?」

撃たせたシュートを止めるべくゴール前に集っていたDF陣が、まるで無力に貫かれていた。
アクセルスピンシュートは彼等の必死さを嘲笑い、その視線の外を潜り抜けていく。
そしてその先ではラムカーネが白んだ視界の中、必死に拳を突き出していた。

ラムカーネ「・・・・・・」

だがそれも、抵抗としてはあまりに小さくささやかな物に過ぎなかった。
それほどにシニョーリのアクセルスピンシュートは圧巻の威力だったのである。


507 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/07/26(火) 22:43:31 ID:???

ズキュゥゥゥゥゥゥゥゥゥン

シニョーリ「へへン、ちょろいね!」

ゴールネットへ綺麗に突き刺さったボールを確認し、シニョーリは満足そうに口癖を言い放った。
まだ後半のエンジンが温まりきっていない筈のパルマが、同点ゴールを決めた事の証明である。



ピィイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイ!!


フィオレンティーナ  1−1  パルマ

=============================================
前半ロスタイム ブンナーク マルコ→センタリング→ブンナークキャリバー (通算8得点)
後半8分    シニョーリ ドリブル→アクセルスピンシュート (通算16得点)



********

すみませんが本日は選択肢やカードなく、これだけです。
さようならららら

508 :森崎名無しさん:2011/07/26(火) 22:45:44 ID:???
ラ・オツデシタタタタ

509 :森崎名無しさん:2011/07/26(火) 22:54:34 ID:???
ラ・オツデシタ!

510 :森崎名無しさん:2011/07/27(水) 16:24:24 ID:???
シニョーリ16得点て…これでもカンピオーネ加入は許されないのだろうか?w

511 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/07/27(水) 19:34:49 ID:???

ラ・オツカンシャですよファイヤー!!
=============================================

ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!

実況「決まったあぁぁぁぁ!!! 後半開始早々、ミラクルパルマが追いつきました!
    ピンチの後の攻撃一閃、最もスコアが動き易いタイミングで見事決めてきています!
    これでシニョーリくんは大会通算16ゴール、勿論ランキングはぶっちぎりの1位!」

観客「ひゃっほーーーい!!」「うおぉっ、パルマパルマパルマ!!」「待ってたぜシニョーリ!」
   「最強のOMFはお前だあぁっ!」「このまま一気に逆転だぞ!」「オール・ハイル・オカヤマ!」

シニョーリのアクセルスピンシュートは、誰の目にも明らかな程の凄さを見せつけた。
そして、撃ったシニョーリの身体の小ささ、アクセルスピンシュートのアクロバティックな動作・・・
それら全てが新進気鋭のミラクルパルマというチームに相応しい物だった。
パルマサポーターならずとも、これには興奮を覚えざるを得なかった。


シューマッハ「よっし、やってくれたぜアイツ!」

クスタ「ええ、全力で堪えるしかない時間帯と覚悟してましたが・・・助けられましたね。」

クオーレ(あのボランチやCBも相当だった筈・・・やっぱりジュゼッペ(シニョーリ)だなぁ。
      あの10番も凄いけど、ジュゼッペと一緒なら負ける気がしないかも・・・!)

不利な展開を強いられ、我慢の時間を過ごしてきたパルマにとっても胸の透くゴールだった。
クオーレがファウルでフィールドの外を出た時は、まさに絶望といった感じだった彼等だが・・・
その瞳には希望の輝きが戻り、雰囲気も俄かに活気付いていた。


512 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/07/27(水) 19:35:52 ID:???

ヒノ「ほら見ろ! アイツの半回転シュートはスゲェって言ったろ!?」

ルーベン「ああ、お前より1年以上前から知ってる。」

アグィレイラ「なんで『自分は前から知ってました』風にドヤ顔出来るんだろ?」

ヒノ「へへへ・・・こうなったらオレも世界に魅せつけるしかねえな・・・
    このオレ様のローリングドラゴンショットをな!!!」

ルーベン「人の言う事聞いてないヤツにゃ無理だろ。」

アグィレイラ「ネーミングセンスも5点かな。 ・・・もちろん1000点満点でね。」


ディアス(ふーん、やるじゃんよ。 オレの対抗馬にはまだならないけどな。)

フィッツウォルタ(これで流れはパルマか・・・いよいよ試合が判らなくなったね。)

このように観客席で観ている選手達も、このシニョーリのゴールには何がしか思いを抱いた。
アクセルスピンシュートに対する賞賛、シニョーリ個人に対する評価、冷静に分析する者。
ともかくこれで、観客は一斉にパルマに味方したい気持ちに襲われた。
これこそがパルマというチームの恐るべき力であり、その中心に居るのはシニョーリだった。


513 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/07/27(水) 19:36:53 ID:???

この様子を、他の者らとは一線違える目線で見ている人物が2人居た。
パルマの監督であるトルシアと、ジョアン・・・いずれもシニョーリの師と言って良い存在である。

ジョアン(フフ、やりおったなアイツめ。 “カンピオーネ”にはとてもなれぬと思っていたが・・・
      これならばい一片の文句もない、あの癇癪小僧がよくもここまで成った物だ。)

トルシア(あのシニョーリが、我慢を強いられた展開から状況を打破してくれた・・・
      正直こういう成長をしてくれるとは、とてもね・・・私の監督としての最大の成功だ。)

過去、大きな欠点を持っていたシニョーリの姿を強く記憶に残している二人。
彼等・・・特にジョアンにとって、今のシニョーリの姿は目を疑う程の物だった。


〜9ヶ月くらい前〜

シューマッハ「どうした餓鬼! もうお終いかあっ!?」
クスタ「プレイの精度がドンドン落ちている! 何故貴方はいつもそうなんですか!!」

シニョーリ「ふぬぬぬぬーーーーっ!!!」

パルマの練習風景・・・ミニゲームの中で、シニョーリはクスタとシューマッハに完全に抑えられていた。
ゲーム開始直後は周囲が惚れ惚れするテクニックを魅せつけていた彼だが・・・
クスタらに何度かプレイを邪魔されたり、マークによってパスが減るにつれ、
そのプレイからは華麗さが鳴りを潜め、強引な物へと姿を変えていったのだ。


514 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/07/27(水) 19:37:57 ID:???

顔面を真っ赤にしながら無茶なプレイを繰り返すシニョーリの姿に、トルシアは今日も頭を抱える。

トルシア(今日もキレたか・・・やはりクスタとシューマッハが同時に敵だと無理か。
      テクニックは圧倒的なんだがなぁ・・・あのメンタルはあまりに残念だ。)

弱い敵、そこそこの敵を相手にする時のシニョーリはまさしく圧倒的だった。
調子に乗り出すと誰も止められない、チームに勢いをもたらす存在その物と言える程に。
しかし反面・・・彼は思い通りにいかなくなると、顔を真っ赤にして失敗したプレイに固執した。
そうなると、テクニックを散りばめていた他のプレイも、回数を追う毎に粗が出てくる。
上手くいかないと納得出来ない、そんな子供その物のメンタルと言う訳だ。


ピイィィィィィィィィッ!!

トルシア「そこまで、15分休憩だ。」

設定した試合時間を完了し、トルシアは休憩の指示を選手達に出す。
そして他の選手達とは距離を置き、一人ポツンとベンチに座ったシニョーリに対して声をかけた。

トルシア「メンタルのコントロールは一流のプロでも難しいからなあ・・・
      まあお前にはまだ時間がある、少しずつトレーニングしていこう。」

シニョーリ(グシュ・・・)

シニョーリは目に涙を浮かべながら、口をへの字にしてむくれていた。
試合やミニゲームの中でキレた後はいつもこの通りだ。


515 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/07/27(水) 19:38:59 ID:???

パルマに来る前からもシニョーリのテクニックは芸術的だった。
そしてパルマに来てから、アッリエーヴィを経てプリマヴェーラの一員になり・・・
基礎技術やフィジカルの面では更なる成長を遂げていた彼だが、肝心のメンタルは相変わらず。
本当に強い敵を相手にした時ほど、ピンチの時ほど、発揮して欲しいその実力は発揮されない。
期待と落胆の両方を抱かせる・・・それがシニョーリに対する評価だった。

コーチ役「トルシア監督、プリマ昇格候補の奴等が来ましたよ。
      今回は飛び級が2人ですよ。 ほら、こないだのJrユース大会で活躍した・・・」

トルシア「おう、来たか。 えぇとキミ達がそうだな?」

ファビオ「はい、宜しくお願いします!」

トルシア「キミは・・・そうだ、確かファビオ・カステッリーニだ。
      ゴール前の守備に期待しているよ。 おーいクスタ!!」

クスタ「お呼びですか?」

トルシア「ああ、こいつをお前に任せる。 きつーく指導してやってくれ。」

ファビオ(なんだよ“きつーく”って!)

クスタ「きつく・・・ですか? ええ了解です。」(ニッコリ)

ファビオ(しかもなに爽やかに応えてんだこの人!? この反応、絶対ドSだ! オレの勘が言ってる!)


516 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/07/27(水) 19:40:02 ID:???

こうしてファビオをクスタに委ね、トルシアは残ったもう一人と対面する。
その少年は線が細く、そこに居るシニョーリよりも小柄だった。
少し癖のある黒髪いじりながら、何やらモジモジと恥ずかしそうにしている。

トルシア「キミがマルコ・クオーレか、待っていたよ。」

クオーレ「は、はい・・・! よ、宜しくお願いします。 えっと、そっちの・・・」

トルシア「うん? シニョーリかい?」

シニョーリ(・・・)チラッ

クオーレ「はい、ジュゼッペ・シニョーリですよね!
      あの・・・前にプリマのリーグ戦で観ました! 凄いテクニックでワクワクして・・・」

目をキラキラとさせながらシニョーリにかぶりつくクオーレ。
落ち込んだシニョーリは、少し戸惑いながら差し出された手を取った。
この出会いがトルシア・・・そしてジョアンすらも予想しなかった化学反応を起こす事になる・・・
それを予想する者はまだ誰も居なかった。

〜回想 一旦終わり〜


517 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/07/27(水) 19:41:03 ID:???

フィオレンティーナ、そして三杉は、この同点ゴールに呆然としていた。
出来る事ならば追加点を決めて安心しておきたい・・・そのつもりで攻撃に注力していたのだが。
まさか逆に点を奪われるとは思いもしていなかった。

中山「ぐぐっ…くそっ!」
ダラピッコラ「ハイボールをオレが通せてりゃ・・・!!」

三杉(違う・・・)

シュートを止められなかった中山や、パスを通せなかったダラピッコラが悔しがっていたが・・・
三杉は彼等に責任があるとは全く思えなかった。

三杉(フィニッシュばかりを考え、中盤の組み立てを疎かにした僕の判断ミスだ・・・)

実際にはパルマは十分に機能していた訳ではなかった。
完全にシニョーリ個人の力によって為されたゴール・・・
ただ、それも通常の展開では起きる事はなかっただろう。

本来ならば、パルマの選手達はこの後半を緩やかに立ち上げるつもりだった筈だ。
クオーレをゲームに“入らせる”ために余裕を持ってボールを回し、無理に攻め込む事はしなかった筈だ。
その予定が、あのファウルによって脆くも崩れ去った。


518 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/07/27(水) 19:42:25 ID:???

10人での戦い・・・いや守備を強いられ、ペースはフィオレンティーナに握られた。
しかも攻撃の2本柱であるシニョーリとクオーレが負傷しており、これで焦りを感じぬ筈がない。
とにかく流れを引き戻すために彼等は必死だったのだ。
それゆえ体力に余裕があるとは言えないシニョーリに渡し、単独カウンターをさせたのだ。

三杉(ファンタジスタを怖れすぎた結果か……クソッ!)

見えない強敵を怖れるのは人としてどうしようもない性質である。
まして彼が何よりも意識する人種・ファンタジスタならば尚の事だ。
しかし、ここからそのファンタジスタの力が現実の物として襲い掛かってくる。
三杉はその事を先ず覚悟し、そして跳ね返さなければならなかった。

三杉(試合はここから・・・負けるわけにはいかないんだ、この借りは必ず返すぞ・・・!)


先着で
 ★「隠れスキル・逆境に強い」発動?→! card
と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。

《ダイヤ、Joker》 必殺技発動率上昇…炎の三杉モード
《それ以外》 発動すると思ったのかぁ? 同点で発動するかばかたれー!


519 :森崎名無しさん:2011/07/27(水) 19:42:50 ID:???
 ★「隠れスキル・逆境に強い」発動?→ ダイヤ2

520 :森崎名無しさん:2011/07/27(水) 19:43:25 ID:???
ダイヤキターーー

521 :森崎名無しさん:2011/07/27(水) 19:44:04 ID:???
よっし!ここからだぜ!
ていうか、こういう場面でのみっちゃんはぶれないなぁw絶対発動確立低いのにw

522 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/07/27(水) 19:45:56 ID:???
スキル・強運・・・

本日はこれだけです、すみませんです。
あとこのスレではシニョーリはカンピオーネ入りする予定です。
ちゃんと必然性は捏造するつもりですw

523 :森崎名無しさん:2011/07/27(水) 19:47:00 ID:???
【炎の男】であり【後半に強いフィオ】であることを証明してくるよ…!

524 :森崎名無しさん:2011/07/27(水) 23:28:27 ID:???
ラ・オツデシタ

525 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/07/28(木) 15:16:15 ID:???

>>520-521
実はダイヤ2ってとこも前回と同じだったりしました。
つまりこのスレでは“幸運のダイヤ2さん”なんだよーー!  ・・・・・・微妙

>>523
私も負けずに【炎のスレ主】として「高速更新(1/4、更新速度+4)」を発動させ・・・・・ムリムリムリ

>>524
うちのスレだけで通じる合言葉  ラ・オツカンシャ
=============================================

> 「隠れスキル・逆境に強い」発動?→ ダイヤ2
> 《ダイヤ》 必殺技発動率上昇…炎の三杉モード
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

ここから間もなく、暫くは敵の攻撃を耐え続けなければならなくなる。
こちらがリードしていればメンタル的な不利はそう無いが…スコアは今さっき同点とされてしまった。
フィオレンティーナには一切の余裕がなく、ただただ耐えなければならない。
一応攻撃に転じる機が来れば状況は変わる予定だが、それがいつ来るのかも知れない。
即ち、勝利に向けた精神的な拠り所も中々に見出しづらい状況となってしまっていた。

三杉「これが逆境だ…」 ゴゴゴゴゴゴゴ

そう意識するや否や、三杉が内に秘めている炎が急激に燃え盛り始めた。
敵が強すぎたり、どうにも先の見えぬ苦境に立たされた時…三杉はこの様に原作・島本和彦風になる。
三杉淳も男の子だと言う事だろう。
今の状況が自らのミスの結果で生まれたと考えている彼が燃えるのは少々おかしいかも知れないが…
そんな過去は一旦捨て去るのだ。 これは理屈じゃない。 男にはやらねばならぬ時があるのだから。


526 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/07/28(木) 15:17:38 ID:???

三杉(さて、今の状況を改めて見直そう。 まずクオーレがフィールドに戻り、人数的にはイーブン…
    ただクオーレの調子が上がり始めるまでは、あと2分かそこらは余裕がある。)

これだけ考えると、自分達のキックオフで始まる次のプレイにはまだ幾分か選択の余地がありそうだ。
具体的には三杉と新田の2人共が攻め上がったり、サイド攻撃を狙ったりなどだが。
しかし攻撃のさなかにボールを奪われ、敵のカウンターという状況になり…
それがクオーレの“時間”となるタイミングと重なった場合、それは大きな脅威となる。

三杉(この2分少々…積極的に攻めるべきか、それともすぐに監督の守備的作戦に移行するか…)

三杉は口許に親指を当ててこれを思案した。
その結果として出た答えはと言うと…


A 積極的に攻める
B 守備的フェイズに移行する
C もういいや、クオーレとシニョーリに向けてキックオフ・アトミックショットだ
D そ の 他

2票選ばれた選択肢で続行します。(投票はメル欄空白で宜しくお願い致します。)


527 :森崎名無しさん:2011/07/28(木) 15:44:28 ID:5chN9lTo
B

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