キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
キャプテン森崎まとめ掲示板TOP
■掲示板に戻る■
全部
1-
101-
201-
301-
401-
501-
601-
701-
801-
901-
最新50
レス数が1000を超えています。残念ながら全部は表示しません。
【最終兵器】Another-C_6【ファンタジスタ】
1 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/06/30(木) 18:58:45 ID:RUhxsKO+
この物語はフィクションです。
史実や実在の人物を連想する場面があるとしても、物語とは関係がありません。
風土、名称については文献を参考としていますが、想像のウェイトも大きく、事実と異なります。
そして……この物語はキャプテン森崎のフィクションであり…
とある貴公子と仲間達の サッカーに賭けた青春を描いたストーリーです。
…恋愛は二の次に皆サッカーに命を削って頑張ります。(何かに誓う)
856 :
森崎名無しさん
:2011/08/11(木) 19:29:31 ID:oGENBjG+
B ミュラー
857 :
森崎名無しさん
:2011/08/11(木) 19:34:18 ID:AYazgZfA
B ミュラー スペルマン
858 :
森崎名無しさん
:2011/08/11(木) 19:38:09 ID:KCntJSWU
B ミュラー スペルマン
859 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/08/11(木) 20:21:38 ID:???
> B 「○○はフォローに回れ!!」 ○○:ミュラー スペルマン
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
5対3・・・常識的に考えれば守備が優勢の状況である。
しかしそんな常識的な考えが通用しない場合という物がある。
三杉「(フェラーリとタルデリ・・・この2人を無視する事は出来ないかっ・・・!)
ミュラーとスペルマンはフォローに回れ、当たるのは3人だ!!」
中山「ミュラー!」
ミュラー「判りました!」 ダッ
三杉がこの場で放った指示は、その常識的な考えに沿った物であった・・・それが事実である。
普通ならば3人で囲めば弾く事くらいは出来るだろう、残りの2人をフリーにする事は出来ない。
いずれも正しい判断である、モダンサッカーであれば間違いなく正解だ。
そう、三杉のこの指示はイタリアでモダンサッカーをシッカリと学んで来た証明でもあった。
実況「さあクオーレくん、ここはスルーパスか? 更に切り込んでくるのか?
そしてフィオレンティーナは三杉くん、新田くんも急ピッチで戻る厳戒態勢!
ここは一体どうなるのか、予想できません!!」
860 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/08/11(木) 20:23:24 ID:???
観客席のディアスとバティンもいよいよ息を呑む。
バティン(ディアスなら・・・)
ディアス(オレなら“行く”ぜ・・・他のシチュならともかく、この状況なら一択だ。)
クオーレ(・・・・・・)
俯いて表情も視線も見せないクオーレの行動を先読みするのは不可能に近かった。
ファンタジスタの行動が理解るのはファンタジスタだけだった、・・・と言う事である。
実況「さあいよいよPAに近付きました! どどど、どうなるんだーっ!?」
中山(クッ、パスは無いのか!?)
三杉(頼む中山、止めてくれ・・・・・・!)
861 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/08/11(木) 20:24:32 ID:???
先着3名様(順番通りじゃない書き込みは無効)で
★クオーレ ワンレッグ(! card)71 +(! dice + ! dice)+(軽傷-1)=★
★バンビーノ タックル(! card)65 +(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=
マルコ タックル(! card)65 +(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=★
★中山 タックル(! card)67 +(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=★
と(!とcardの間のスペースを抜いて)書き込んで下さい。
【攻撃Max】−【守備Max】
≧2 → ぬぬぬ、抜いたー!?
=1〜-1 → 左から順に(フェラーリがフォロー、スペルとタルデが競る、ミュラーがフォロー)
≦-2 → フィオレンティーナボールに。
【基本ルール以外の補正・補足・備考】
クオーレのマークがダイヤで「ディアボロ(+5)」が発動。(※バイタルエリア以上限定)
クオーレはスキル・ファンタジスタを所持。
カードがAの場合はダイス合計が14、2D6が2or3の場合は12となる。
バンビーノのマークがダイヤかハートで「ショットガンタックル(+3吹飛3)」が発動。
マルコのマークがダイヤで「鋭いパスカット(+1)」が発動。
またスキル・解析LV2により、カードが奇数で相手の必殺技無効〔同等の補正が付与〕
中山のマークがダイヤで「グランドタックル(+4)」が発動。
862 :
森崎名無しさん
:2011/08/11(木) 20:25:28 ID:???
★クオーレ ワンレッグ(
ダイヤ3
)71 +(
6
+
2
)+(軽傷-1)=★
863 :
森崎名無しさん
:2011/08/11(木) 20:25:57 ID:???
★クオーレ ワンレッグ(
クラブ8
)71 +(
4
+
2
)+(軽傷-1)=★
頼む!
864 :
森崎名無しさん
:2011/08/11(木) 20:27:15 ID:???
★バンビーノ タックル(
ダイヤ8
)65 +(
3
+
6
)+(人数補正+1)=
マルコ タックル(
クラブ7
)65 +(
3
+
6
)+(人数補正+1)=★
865 :
森崎名無しさん
:2011/08/11(木) 20:28:14 ID:???
★中山 タックル(
ダイヤ2
)67 +(
5
+
4
)+(人数補正+1)=★
866 :
森崎名無しさん
:2011/08/11(木) 20:28:44 ID:???
まさかいきなりドリブル技が増えるとは……完全にやられた……
867 :
森崎名無しさん
:2011/08/11(木) 20:31:08 ID:???
ディアボロが無ければ全員止めてた数値なのに
868 :
森崎名無しさん
:2011/08/11(木) 20:32:46 ID:???
ディアボロが計算外すぎた。あれさえなければ3対1なら十分止めれた計算だった。
ていうかまたジョジョですかーwww
よしみんなきけ 人気投票一位に祈るぞ
869 :
森崎名無しさん
:2011/08/11(木) 20:37:19 ID:???
まさかのスタンド
870 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/08/11(木) 20:39:43 ID:???
突然ドリブルをやめて歩いたクオーレ。
ほんの数秒、観客はまるで時間が止まったように感じたのだった。
…と、言ったところで本日の更新はここまとします。
さあ皆でポスト神降臨の為の召喚儀式を行いましょう、オーエス、オーエス。
魔理沙神に祈るでもきっと御利益がある…かも?
871 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/08/11(木) 20:41:21 ID:???
あ、ちなみにディアボロはジョジョネタではなく、そういう名称のドリブル技があるようです。
ゲームのFIFA動画で紹介されてました。
872 :
森崎名無しさん
:2011/08/11(木) 20:42:57 ID:???
いつものようにジョジョネタだと思ってたらリアル技だったのかーラ・オツデシター
873 :
森崎名無しさん
:2011/08/11(木) 20:49:48 ID:???
ならばタークのお弟子さんに祈るぜ乙でした
874 :
森崎名無しさん
:2011/08/11(木) 20:50:51 ID:???
西尾?くんとパチュリーさんとラブマリーに祈るぜ
875 :
森崎名無しさん
:2011/08/12(金) 06:03:04 ID:???
クオーレのシュートは今のラムカーネでは
JOKER対2ゾロでも止められないのか……
876 :
森崎名無しさん
:2011/08/12(金) 07:33:08 ID:???
ラ・オツデシタ
877 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/08/12(金) 11:57:21 ID:???
>>866-868
全力で初見殺しを仕掛けさせて貰いましたぁーーん☆
しかしこれで私がゲロ以下のにおいがプンプンする下衆野郎だって事がご理解頂けましたよね!
今後もえげつない行為をいとも容易く行っていこうと思います!
※訳:ビックリさせてごめんなさい、シニョーリやクオーレみたいな隠しスキル持ちは今後も時たま現れます。
>>869
,
>>872
ゲーム版FIFA独自名称なのか、欧州の一般名称なのか判りませんが、
ドリブルを突然止めてから歩く技をディアボロ(ディアブロ)と言うようです。
ご存知の通り“ディアボロ”とはイタリア語で悪魔って意味ですが、語源は何でしょうね?
悪魔のように大胆な行為から来たのか、それとも歩くという行為が堕落=悪魔の教理に結びつけたのか…
あ、他にもヒールリフトがレインボウと言われてたりするみたいですよ。
>>873-874
うーん、森崎板の歴史を感じさせるキャラの名前がうちのスレで出てくるなんて、何だか嬉しい。
それじゃあ私はさらにお犬さまに祈るかんね!
>>875
ええと…どうでしたかなあ。
Jokerと4なら勝てたような…?
>>876
ラ・オツカンシャでござすー
878 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/08/12(金) 11:58:42 ID:???
『クオーレ ワンレッグ( ダイヤ3 )71 +( 6 + 2 )+(ディアボロ+5)+(軽傷-1)=83』
バンビーノ タックル( ダイヤ8 )65 +( 3 + 6 )+(ショトガンタックル+3)+(人数補正+1)=78
マルコ タックル( クラブ7 )65 +( 3 + 6 )+(解析LV2+5)+(人数補正+1)=80
『中山 タックル( ダイヤ2 )67 +( 5 + 4 )+(グランドタックル+4)+(人数補正+1)=81』
【攻撃Max】−【守備Max】≧2 → ぬぬぬ、抜いたー!?
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
バンビーノ(顔を下に向けていても、どうやらこちらの動きは把握されている…。
…だが逆に考えれば、ショットガンタックルのフェイントに奴も反応するということ!)
マルコ(……今までので大体判った。 このドリブルの恐ろしさは、視線の見えないこのスタイルだけじゃない。
ボールを奪いに行った瞬間だけ、ボールタッチのリズムが変わるのが本当の問題だったんだ。
相手の視線が見えない以上、守備側はクオーレのリズムに集中してタイミングを計る他にない。
……だからこそ、この上無く簡単に引っかかるとも知らずに。 でもそれが判れば…)
中山(目ばかりに頼るな…もっと直感を研ぎ澄ませるんだ。
その上で予備動作を無にすれば、どんな相手からだってボールは奪える筈だ…!)
3人が3人とも、クオーレの驚異的なドリブルに対する対抗策を頭に描いていた。
そしてそれは全て、概ね正解だと言っても良かったであろう。
特にマルコの解析はクオーレのドリブルの秘密を丸裸にしていたし、中山の頭に描くタックルは、
もし実現出来ればまさに奪えないボールのない完全無欠の必殺タックルだった。
バンビーノ(よし、ここで仕掛ける!)
マルコ(さあ仕掛けてきなよ!)
中山(絶対に守り切るぞっ!)
879 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/08/12(金) 12:01:08 ID:???
息を巻いて狙いを定める三者。
“しかしマルコ・クオーレの創造するファンタジーは、その全ての上を行っていた。”
――――静寂――
会場全体が静まりかえっていた。
フィールドの選手も、ベンチの監督も、観客達も――――
クオーレ以外の10万人(−2人)が唖然とした。
誰かがポツリと呟く――――
観客「歩いてる?」
それはほんの一瞬…ほんの数秒の出来事だった。
フィオレンティーナの守備陣が密集する中、その行為は『ボールをとってくれ』と言わんばかりであった。
しかしクオーレは、まるで横断歩道を渡るかのように悠然と歩を進め……
クオーレの一挙手一投足に集中していたフィオレンティーナ選手は一歩も動けなかった。
…まるで時を止められてしまったかのように。
880 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/08/12(金) 12:02:10 ID:???
マルコ「(ハッ!)・・・と、止めないと! このままゴールまで歩かせるつもり!?」 ダッ
クオーレ(……) サッ
いち早く現状を理解し動きだしたのはマルコ・オジオであった。
クオーレのドリブルの確かな対抗策を持っている筈の彼が、そのメソッドから外れた先の先で動く。
他の選手が硬直している以上、これは仕方のない選択だったが、これは当然抜かれるだけだった。
いや…それだけではなく、クオーレの抜き身のようなワンダッシュで全員が置いてぼりにされていた。
バンビーノ「なっ…!!!」
中山「何をやってるんだ俺はぁっ!!!」
ようやく目が覚めたかのように叫ぶ両者。
彼らは抜かれたという“結果”は理解しても、その“過程”はいまだ理解出来ていない。
ただただ己への怒号と驚愕を口にするだけだった。
クオーレ(あと一人…)
5人を抜いたクオーレはGKのラムカーネに照準を合わせた。
すでにシステムが限界を迎え、その集中力全てを殺意を抑える事だけに向けているラムカーネに。
881 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/08/12(金) 12:03:54 ID:???
先着3名様(順番通りじゃない書き込みは無効)で
★クオーレの判断 → ! card (ダイヤ・ハート→ドリブル/スペード・クラブ→シュート)
ラムカーネの判断 → ! card (ダイヤ・ハート→対ドリブル/スペード・クラブ→対シュート)★
★クオーレ ドリブル/フォーリャ・セッカ(! card)71/72 +(! dice + ! dice)+(軽傷-1)=★
★ラムカーネ 対ドリブル/対シュート(! card)71/71 +(! dice + ! dice)+(システム-10)=★
と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスで分岐します。
【1対1攻撃】−【1対1守備】
≧2 → クオーレが土壇場の追加点を決めた!
=1〜-1→左から順に(タルデリがねじ込み、ラインを割ってCK、ミュラーがクリア)
≦-2→ ラムカーネがボールを押さえた!
【基本ルール以外の補正・補足・備考】
クオーレのマークがダイヤで「ディアボロ(+5)」が発動。(※バイタルエリア以上限定)
クオーレはスキル・ファンタジスタを所持。
カードがAの場合はダイス合計が14、2D6が2or3の場合は12となる。
守備側が読み違えるとペナ−2。
ドリブルで抜いてもポストになるのは以前と同じです。
882 :
森崎名無しさん
:2011/08/12(金) 12:04:19 ID:???
★クオーレの判断 →
クラブ3
(ダイヤ・ハート→ドリブル/スペード・クラブ→シュート)
ラムカーネの判断 →
クラブ4
(ダイヤ・ハート→対ドリブル/スペード・クラブ→対シュート)★
883 :
森崎名無しさん
:2011/08/12(金) 12:17:40 ID:???
★クオーレ ドリブル/フォーリャ・セッカ(
ハートK
)71/72 +(
3
+
3
)+(軽傷-1)=★
884 :
森崎名無しさん
:2011/08/12(金) 12:22:33 ID:???
★ラムカーネ 対ドリブル/対シュート(
クラブK
)71/71 +(
5
+
2
)+(システム-10)=★
マモノよ…力を…!
885 :
884
:2011/08/12(金) 12:46:04 ID:???
ポストが旧ルールであったならー!
886 :
森崎名無しさん
:2011/08/12(金) 12:51:38 ID:???
頑張った数字なのが切ない。
887 :
森崎名無しさん
:2011/08/12(金) 15:03:38 ID:???
次の攻撃ミスったら勝利がありえなくなってしまった
ここまできたら全員攻撃も視野に入れないと……か
もっともシンプルな攻めがバンビを走らせての補正付きキャリバーであるが
888 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/08/12(金) 17:15:36 ID:???
> クオーレの判断 → クラブ3 (クラブ→シュート)
> ラムカーネの判断 → クラブ4 (クラブ→対シュート)
クオーレ フォーリャ・セッカ( ハートK )72 +( 3 + 3 )+(軽傷-1)=77
ラムカーネ 対シュート( クラブK )71 +( 5 + 2 )+(システム-10)=68
【1対1攻撃】−【1対1守備】≧2 → クオーレが土壇場の追加点を決めた!
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
(・・殺・・・・す・・・)
ラムカーネ(黙れZERO…!!)
システムが推奨する行動に拒否し続けるラムカーネの精神は、既に憔悴しきっていた。
動き出しも反応も、前半のそれに比べてたっぷり2秒は遅くなっている。
しかし彼は、そんな状態でもゴールを守るという任務を投げ捨てはしなかった。
そしてその最適行動の選択にもブレは全くなかった。
ラムカーネ(グッ…敵は………)
丁度、ダラピッコラから数えて5人を抜き去った少年が、PAへと侵入して来ていた。
ドリブルで来るか、シュートで来るか…GKは2者択一を迫られる場面である。
889 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/08/12(金) 17:17:45 ID:???
ラムカーネ(対象のスパイクには特徴的な疲労劣化が観察される…
ドリブル、パスでは使われる事の無い部位、到る事の無いダメージ量…)
この時点で彼はクオーレにドリブル以外の引き出しがあると判断している。
また劣化の状態からは、そのプレイがシュートである事を…
疲労している部位からは、そのシュートがどのような特徴を持つかをそれぞれ推察していた。
ラムカーネ(ジョアンに与えられたデータベースに、この部位で撃たれるシュートが一件該当する…)
白く靄がかかって見える視界をガッと見開き、相手の姿を再び捕捉した。
今まさにクオーレのドリブルフォームが違う物に変化しようとしていた。
クオーレ(このボールは皆の気持ちが込められてる… だから!)
ガシュウッ!
脚は決して高く振り上げられていなかった。
そして振り切る様も、叩きつける物ではなく…押し出すような、さり気ないシュートであった。
ラムカーネは軌道を予測して飛び付くが、その身体は言い様もなく重かった。
890 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/08/12(金) 17:19:20 ID:???
ガタッ
パルマ監督・トルシアがベンチから立ち上がる。
この次の瞬間、誰よりも早くこのファンタジスタを称賛するために。
トルシア(神が愛でし、神が与えた才能を……その双眸に焼き付けろ、フィオレンティーナ。)
シュウゥゥゥゥ…
スッ…
ラムカーネ「(目標捕捉………) ……ここだ!」
予測していた通りに突然揺れるように落ちたボール…これを狙ってラムカーネは手を伸ばす。
だかしかし、残酷なボールはその手の5センチ外を悠然と通り抜けていった。
ファサ…
トルシア「これがパルマの…いやイタリアの至宝、マルコ・クオーレだ!」
891 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/08/12(金) 17:20:47 ID:???
ゴールネットにボールが突き刺さる様に、三杉達の目は釘付けられた。
そして5人抜きを成し遂げ、1対1でゴールを決めたこの小さな巨人にも。
両腕を開いて拳を握り、十字に立っているその姿はまるで聖人のように人々の目に映っていた。
ピィイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイ!!
フィオレンティーナ 1−2 パルマ
=============================================
前半LT ブンナーク マルコ→センタリング→ブンナークキャリバー (通算8得点)
後半8分 シニョーリ ドリブル→アクセルスピンシュート (通算16得点)
後半33分 クオーレ ドリブル→フォーリャ・セッカ (通算2得点)
892 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/08/12(金) 17:23:12 ID:???
【鵜呑みにしちゃいけない豆知識・枯れ葉シュート(フォーリャ・セッカ)】
球状のボールが空気中を飛ぶ場合、揚力の他に空気抵抗による抗力と重力が働く。
この空気抵抗は速度に比例して大きくなるが、一定の速度で急激に抵抗が下がり、
その後また反転して大きくなるという特徴的な傾向を持っている。
空気抵抗が急激に変化する一定の速度(臨界速度)と言うが、
当時のサッカーボールの径と密度ならば72〜90km/hのレンジがこれに該当した。
この急激な変化のことを『ドラッグクライシス』と呼び、ボールは撃った本人も予測出来ない
不規則な軌道変化となって顕在する・・・。
枯れ葉シュート(フォーリャ・セッカ)は、このドラッグクライシスを利用する為に
ボールに対して“回転を与えず”、“一定の速度”で打ち出すシュートであった。
現代では無回転シュートとして認知を得、使える選手も増加傾向にある。
しかしながら、当時と今ではボールの質もスパイクの質も雲泥の差があった。
具体的にはボールは真球でなく、スパイクも硬い皮が使われボールコントロールが困難であった。
そんな時代から同種のシュートを使っていたジジ、ネッツァーらの技術の高さは推して知られるべきだろう。
893 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/08/12(金) 17:24:39 ID:???
ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!
実況「ききき、決まったあぁぁぁぁ!!! 後半の32分、この土壇場でパルマが追加点!
これが決勝のゴールになってしまうのでしょうか…!? そして恐るべきはマルコ・クオーレ!
押せ押せの流れにあったフィオレンティーナを、たった一人で切って捨てました!」
観客「うぎゃあぁぁぁい!!」「信じらねーーーっ!!」「何なんだよ!何なんだよ一体!?」
「マルコォォォォ!」「お前こそイタリアの恋人だぜぇっ!!!!」「魔理沙教に入信します!」
賀茂「すっ……げえな…」
片桐「これがファンタジスタの力という訳でしょうね…」
賀茂「ああ、だが日本にも大空翼が居る。 いずれ同じ風景が見られるぜ、味方としてな…」
片桐「フフ、勿論です。」
もはや会場は騒然となっていた。 パルマのサポーター、そして地元ミラノのサッカー通はお祭り騒ぎだ。
クオーレの生み出したこの3分強…観客はまるで夢を観ているようであった。
そしてそれは将来のイタリア代表に見出す夢と同軸にあり、それが更に彼らを喜ばせていた。
同様に“大空翼”という突出した個に望みを賭けている日本サッカー協会の2人も、
この光景のマルコ・クオーレを大空翼の姿に置換し、甘美な夢を見ていたのは言うまでもない。
894 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/08/12(金) 17:26:00 ID:???
フェラーリ「マルコーーー!!!」
ファビオ「何でお前はそんなにスゲーんだよ!」
パルマのチームメイト達は、値千金の逆転ゴールを決めたクオーレに飛びついて揉みくちゃにする。
クオーレも恥ずかしそうに照れ笑いしながら、それを受け入れていた。
後半の終盤に『ミラクル』の名の由縁を見せつけたパルマ…その歓喜の渦中はマルコ・クオーレであった。
ディアス「今のは…枯れ葉シュート(フォーリャ・セッカ)か…?」
バティン「ディアス…?」
ディアス「へへ、面白えじゃん! なあバティン、あいつWトーナメントには出てくるのか?」
バティン「むむ…年齢的にはないだろうが、正直わからんな……これ程の器を見せられては。」
ディアス「へっ、なに不安そうな顔してんだよ! アルゼンチンにはオレが居るんだぞ?」
バティン「な……!(こいつ…やっぱり)」
ディアス「それに今度はお前もいる、カージャレもいる。
…負けないぜ、アルゼンチンは…違うかよ?」
バティン「ディアス………。(チッ、仕方ねーな……)ああ、違わねー。」
邪気なく言ってくるディアスに、バティンもとうとう調子を合わせ出した。
彼も薄々は気付いていた…もうディアスが自分一人が居れば良いなどと思っていないと。
ただのセルフィッシュな天才から一歩先に進んでいるのだと。
895 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/08/12(金) 17:27:12 ID:???
一方、茫然自失となっているフィオレンティーナのメンツ。
特にクオーレのディアボロを目の前にし、動けなくなった3人の様子は痛々しかった。
地に膝をつき、いまだにゴールに転がっているボールを虚ろに見ていた。
中山(一歩も動けなかった…。 なんであんな事が出来る…?)
バンビーノ(意表を突かれたとしか…言い様がない。)
マルコ(敵陣のど真ん中で囲まれて……歩くなんて有り得ない。)
その3人を目に、三杉も隠せない程に受けた衝撃を持て余していた。
身体は重さを感じ、言葉も何を発するべきか判らない…
あまりの衝撃に、脳が思考を拒否しようとしているのだ。
目の前で起こった現実を認められず、次に進むステップに入れないでいたのだ。
三杉(このままじゃダメだ! 皆を立ち直らせて、もう一度攻めないと…
何か…何か言わなきゃ……そう思っているというのに…何故!)
ザッザッ…
その時サイドラインの方から、三杉の耳にとある音が入って来ていた。
それは、芝を踏みしめるように歩く足音だった。
896 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/08/12(金) 17:28:33 ID:???
首を動かすのも億劫となってしまっている中、三杉の本心は懸命に身体を動かした。
霧がかかったような視界を懸命に晴らそうと、目を見開かせた。
そこには…
三杉「あ……」
でっぷりと太った大きな身体… 真っ白な頭髪… メガネ…
そしてこれまでの苦悩と喜び全てが刻まれたかのような深い皺…
三杉「アンザーニ監督………」
どう見たって見間違えようがない。
三杉が心から信頼し、多くを教示してくれた監督の姿だった。
何か言わなければ、と三杉が考えるより早く、アンザーニはニコッと笑みを浮かべ…
そしてこの言葉を口にした。
アンザーニ「諦めたら…そこで試合終了だよ。」
三杉「!」
897 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/08/12(金) 17:30:11 ID:???
この言葉を聞いた瞬間、三杉は稲妻に撃たれたような気がした。
直後にクリアになる思考…再起動される戦意…その目に再び闘志の炎が宿った瞬間だった。
そして三杉は仲間の方を振り返り、思わず大声でこう叫んでいた。
三杉「みんな…!」
A 諦めよう!
B 勝てるぞ!
C もうダメだぁ、おしまいだぁ・・・
D 一秒間に 10回の呼吸ができるようになれ!!
E そんな事よりバスケしようぜっ!
F そ の 他(センスの無いスレ主に代わって格好良いセリフを募集だぜ!)
2票選ばれた選択肢で続行します。(投票はメル欄空白で宜しくお願い致します。)
※本日はここまでです、短くてすみません。
898 :
森崎名無しさん
:2011/08/12(金) 17:47:16 ID:7yWOGrUs
F
「……まだだ。まだ試合は終わっていない!
僕達が倒したチームの思いは、
フィオレンティーナ優勝への誓いは!
ここで投げ捨てるものでは絶対にない!!
皆、この試合、勝つぞ! FORZA FIORENTINA!!」
899 :
森崎名無しさん
:2011/08/12(金) 18:05:08 ID:???
A-Eのやっつけ加減ときたらw
900 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/08/12(金) 18:10:35 ID:???
>>898
こうなったら898がアナカンのスレ主がアドバイザーになるべき!
>>899
全力の土下座を食らえ!(o_ _)o
901 :
森崎名無しさん
:2011/08/12(金) 18:16:36 ID:sFQjw5TM
E
902 :
森崎名無しさん
:2011/08/12(金) 18:17:08 ID:A3xfBY0I
B
903 :
森崎名無しさん
:2011/08/12(金) 18:30:35 ID:Nx8vQGMc
F
>>898
Eになったら大変なので入れときます。
904 :
898
:2011/08/12(金) 18:52:44 ID:???
>>900
あそこまで緻密な試合・戦術描写は出来ないので
謹んで辞退させていただきます<(_ _)>
取りあえずは試行ならぬ思考錯誤を重ねて、脳みそを振り絞って自由意見を出すだけです
905 :
森崎名無しさん
:2011/08/12(金) 19:37:37 ID:???
安西先生はほんと偉大やなぁ
906 :
森崎名無しさん
:2011/08/12(金) 20:41:09 ID:???
ファンタジスタの夢をみた観客達は
今度はフィオレンティーナというチームを知ることになる…
とフラグを立てる。
ここから逆転したら伝説やで
907 :
森崎名無しさん
:2011/08/12(金) 23:12:34 ID:???
ラ・オツデシター
908 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/08/13(土) 20:22:59 ID:???
>>903
お気づかい感謝ですw
でもEになってもNBA目指して『オレ達の闘いはここからだ』とかなってたくらいです
>>904
残念残念w
けれどハッとするような自由選択をありがとうございます。
これからも宜しくお願い致しします。
>>905
おっと安西先生くん、若者の心をビッグハンドキャッチ!
>>906
おお、これは燃えるモノローグ。
ぜひそんな結果にしたいですね。
>>907
ララララ・サムバディオツカンシャー
909 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/08/13(土) 20:25:55 ID:???
F
>>898
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
三杉「……まだだ。 まだ試合は終わっていない!」
三杉の『諦めてたまるか…!』という気持ちの爆発だった。
しかし一方で、冷えた頭では冷静な計算も復活している。
自分一人がそう思って抗ったところで多寡が知れていると判っているのだ。
逆転する為には、項垂れている仲間達の協力が必要不可欠…
ならばこそ…今この時、全員の勝利への意志を一つに紡がなければならなかった。
三杉「僕達が倒したチームの思いは…フィオレンティーナ優勝への誓いは!
ここで投げ捨てるものでは絶対にない!!」
ここまで言うと、仲間達はピクッと反応を示した。
彼らの中での勝ちたい理由、勝たなければならない理由…
各人それぞれのの琴線に触れる言葉であった。
ブンナーク「オレ達が倒したチームの思い…」
マルコ(そうだ…ボク達はフィッツウォルタを倒したんだ。)
ダラピッコラ(ミゲルに勝っといて恥ずかしい所は見せらんねぇよな…)
バンビーノ(ジノ…… ジェンティーレ…… ランピオン……
ああ、確かに簡単に諦めていい筈がないな。)
910 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/08/13(土) 20:27:53 ID:???
中山「フィオレンティーナ優勝への誓い…」
新田(ああ、オレはこのチームで勝ちたい! 恩返しをしていきたい!)
ミュラー(そうでした、今こそゲルマン魂を見せる時…)
スペルマン(誓い……か…)
レントゥルス(お腹すいたし…祝勝会でパスタをたっくさん食べたいな…)
ラムカーネ(………)
顔を上げた彼等の目、そこにも炎が宿っているのを三杉は見た。
仲間達も、勝ちたいという気持ちが諦めと絶望の心を上回ったのである。
嬉しさに目を瞑る三杉……彼の目には二人の人物の顔が映っている。
三杉(ヤヨイ……そしてミハエル……勝ってくるよ。
ボクは曇りなき笑顔でキミ達に会いに行ってみせる。)
目を開き、もう一度仲間達をグルリと見回した。
『勝とう』という意志が彼等の周囲を蒸気となって漂っているのが解る。
三杉はもう一度号令を上げた。
三杉「皆、この試合、勝つぞ! FORZA FIORENTINA!!」
仲間達「おう!」「やるぞ!!」「ぶちかましてやろうぜっ!」「任務了解…」
こうしてフィオレンティーナの士気は再び高まった。
いや、今がこれまでで最も高まっているやも分からない。
ともかくこれで三杉の勝利への方程式は再び輝き出した。
911 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/08/13(土) 20:29:20 ID:???
三杉「マルコ、ロスタイムを含めて残り時間はどれくらいか?」
マルコ「ん……今が後半33分で、クオーレへのファウルで時計が止まった事も考えると…
そうだね、大体残り15分ってところじゃないかな?」
中山「15分か………」
ダラピッコラ「その時間であのゴール前の守備をどう破るか…?」
レントウルス「わかんなーい」
シューマッハとクスタは最高クラスのGKとDF…
そしてファビオとトリノもイタリアのカテナチオの名に恥じぬ実力者である。
改めて考えても堅牢すぎるこの城門、どう破るかという問題は最後の最後までフィオレンティーナに付き纏う。
しかし三杉は自信を持って仲間達にこう告げる。
三杉「心配するな皆、条件は全てクリアされた!
残り時間15分……この間で同点はおろか、逆転だって十分に可能だ!」
ミュラー「ど、同点はおろか…」
マルコ「逆転だって!?」
怪訝や呆れを通り越して仰天する仲間達。
一人…いや二人を除き、流石にそれは士気を上げる効果はないなどと口々に言う。
しかし三杉のこの言葉は、決して士気を上げる為の大口などではなかった。
シッカリと計算に基づいて考えられた言葉だったのである。
912 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/08/13(土) 20:30:34 ID:???
三杉「言いたい事はあるだろうけど、まあ最後で聞きなよ……根拠はあるから。
第一に、シューマッハの体力はもう限界だ。
さっきのドライブシュートの時点から、今もずっと肩で息をしている。」
一斉に皆、パルマゴールの方を向く。
確かに三杉の言った通り、シューマッハからは疲労している様子が見られる気がする。
肩をやたら回したり握力を気にしている様子も、それを証明しているように思えてくる。
三杉「第二に…この後半、まだブンナークは一発も撃っていない。
…体力が有り余っているんだろ? ブンナーク。」
ブンナーク「解ってんならパスを出せよな。
こっちはあいつらにもう一度ぶちかましてやりたくて仕方ねえんだ。」
ミュラー「なるほど…敵の守備の一角が限界を迎える中、こっちの主砲はまだ余裕があると。」
三杉「シューマッハは前半2度全力のセービングし、その内1回は吹き飛ばされている。
また後半も既に2度全力のセービングを繰り出している。
そうだなぁ、体力というパラメータを仮に数値化すると、MAXが1000だとして…
シューマッハは全力のセービングに250程度は消費していると思う。
ハーフタイムでの回復、他の行動を考えれば、彼はもう全力のセービングは
1回出来るか出来ないかだ。 ……彼の様子からすると、僕の予想ではもう出来ない。」
マルコ(ミスギ……悪いけど、それはちょっとメタ過ぎるんうじゃないかな?)
913 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/08/13(土) 20:31:54 ID:???
バンビーノ「だが、今こうしている間も少しずつ体力は回復するだろう?」
当然の(メタ的な)疑問をバンビーノが指摘する。
これは核心を突く指摘であり、今後の戦術を左右する物であった。
三杉「そう、だからここから考える手は二つだ。
シューマッハが全力を出せないと見て、彼が回復する前に速攻でシュートに持っていくか…。
それとも時間をかけても守備を崩し、サイドも上げて万全の形でフィニッシュに持っていくか。」
A シューマッハがミラクルウォーれない間に速攻シュート。
B シューマッハが回復してもいいから万全の形を狙う。
C そ の 他
2票選ばれた選択肢で続行します。(投票はメル欄空白で宜しくお願い致します。)
914 :
森崎名無しさん
:2011/08/13(土) 20:33:46 ID:+fTO1doY
A
915 :
森崎名無しさん
:2011/08/13(土) 20:34:22 ID:???
逆転狙うならまず一点とって同点にして、それからでいいのかな?
この前速攻に一票投じて失点しちゃったので自信無いです・・・
916 :
森崎名無しさん
:2011/08/13(土) 20:34:23 ID:P7Exk1zQ
B
917 :
森崎名無しさん
:2011/08/13(土) 20:35:10 ID:yBR9L1MA
B
クスタはまだ元気だし
918 :
森崎名無しさん
:2011/08/13(土) 20:58:20 ID:???
じっくり崩すになったか
キャリバーで勝負しても回復したシューマッハが飛び出してくる可能性が高いな
919 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/08/13(土) 21:07:34 ID:???
> B シューマッハが回復してもいいから万全の形を狙う。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
この二つの案に対しては、ほとんどの者が後者寄りであった。
シューマッハの体力が回復する前にと言っても、それがどの程度かは具体的に判る筈もなく、
またクスタに関しては十分(かどうかは知れぬが)体力が残っているだろう、というのが理由だ。
マルコ「それに『〜の間に何としても攻めないと』って焦っての失敗も今日はしているからね。
シッカリと崩してゴールを決める可能性を上げる方がやっぱりイイよ。」
中山「オレもそれが良いと思う。」
バンビーノ「賛成だ……となるとミスギ、フォーメーションは前半の物に戻すのか?」
三杉「ああ、そうだ。 そしてラストパスを出すのは可能な限りマルコ、キミだ。
僕とバンビーノはゴール前に駆け込んで敵の守備を散らしたいからね。」
マルコ「判った。 でも流れがどうしてもそうならない場合は臨機応変に頼むね。」
バンビーノ「判ってるさ、サイドを何往復もする覚悟は持っておく。」
920 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/08/13(土) 21:09:23 ID:???
これにて攻撃の指針はまとまった。
後は守備だが……これは台所事情としてレントゥルスとダラピッコラに踏ん張って貰うしかない。
三杉「…頼めるかい?」
ダラピッコラ「へっ、当たり前だろ。
…さっきまんまと失敗しといて、もっかい信じて貰えるのは意外なくらいだ。」
レントゥルス「オレも同じ気持ちー。
…だけどさ、守り方ってこのままでいいのかな?」
三杉「守り方…と言うと?」
レントゥルス「うん…もっとDFと連携した方がいいのかなって。
オレ達が下がるかナカヤマ達が上がるかは分かんないけどねー。」
三杉(ふむ……)
A DFのラインを上げる
B DFのラインは上げず、ボランチを低めに位置させる
C このままでいく
2票選ばれた選択肢で続行します。(投票はメル欄空白で宜しくお願い致します。)
921 :
森崎名無しさん
:2011/08/13(土) 21:13:27 ID:P7Exk1zQ
A
922 :
森崎名無しさん
:2011/08/13(土) 21:14:10 ID:MrivhFK2
A
923 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/08/13(土) 21:23:33 ID:???
守備の指針も決まりました。
それでは今日はここまでとします、次回(明後日以降)からようやく試合再開です。
さあフィオレンティーナはファンタジスタを破る事が出来るのか、クライマックスですね。
ちょっと早いですが次回スレタイ募集します。
【】Another-C_7【】
本当は次のスレタイは自分で決めるつもりでしたが、思ったより試合が長引きました(笑)
ついつい描写が増えてしまいましたから。うん、減らせば更新が多少早くなるのは分かってるんですけどね…
924 :
森崎名無しさん
:2011/08/13(土) 21:26:46 ID:???
【エースの出番が】Another-C_7【来た!】
【ファンタジスタを】Another-C_7【撃ち破れ!】
【フィオレンティーナを】Another-C_7【知れ】
925 :
森崎名無しさん
:2011/08/13(土) 21:29:16 ID:???
【これぞ】Another-C_7【カルチョ】
926 :
森崎名無しさん
:2011/08/13(土) 21:29:32 ID:???
【Forza】Another-C_7【FIORENTINA!!】
描写が凝ってるのもこのスレのいいところだと思ってますし
今のまま減らせない方がいいと思いマース
実況談「だが私の解雇話は削るべきだった」
927 :
森崎名無しさん
:2011/08/13(土) 21:32:24 ID:ZNGdE6XQ
【FORZA】Another-C_7【FIORENTINA】
928 :
森崎名無しさん
:2011/08/13(土) 23:22:36 ID:???
>>僕達が倒したチームの思いはここで投げ捨てるものでは絶対にない!!
ブルノ「俺たちの分まで!」
ルーベン「精々がんばりな!」
ポスト「いや、君たちはどうでもいい。特にブルノ」
929 :
森崎名無しさん
:2011/08/14(日) 17:24:50 ID:???
【試合終了まで】Another-C_7【15分】
【必ず】Another-C_7【勝つ!】
【活路が】Another-C_7【視える】
【そんなことより】Another-C_7【バスケしようぜ!】
930 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/08/16(火) 00:04:04 ID:???
皆さん、スレタイ案の応募ありがとうございます!
今日はちょっと先回りで長めの埋めネタを(半分くらい)形にしておりました。
明日は少しは更新する予定なので宜しく御願い致します。
今回の埋めネタは賛否両論、と言うか否が多いと予想してますが、東方関連キャラが登場しちゃいます。
と言ってもアナカンのメインストーリーとは正直関係ない余談的なサイドストーリーですが。
あとスレ主の東方知識は森崎板で仕入れた物なんで、正直キャラをまともに書けてる気が全然しません(笑)
いやあ、よくこれで風呂敷広げたなと今更ながらファジー計画な自分に驚き。
そんなダメスレ主なアナカンです、今後ともどうか宜しくして貰いたかったり。
931 :
キャプテン霊夢
◆.4VsndDQiQ
:2011/08/16(火) 16:44:45 ID:???
アナカンさんの東方ネタと聞いて全裸で飛んできました。
932 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/08/16(火) 18:20:13 ID:???
>>926
長い割におかしな部分の多い文章ですが、そう言って下さるととても嬉しいです。
今後とも宜しくお付き合い下さいませ。
スレ主「タクルに関しての謝罪は既に済んでいる!」
実況「なにぃっ!?」
>>928
おっと、彼等も倒したチームの思いに該当してましたね。 忘れてました。
オチを付けて下さってカンシャですww
>>931
こんにちは霊夢さん。
そんな楽しめる物では全然無いと胸を張って宣言致しますw
選択もカードもなく、いい加減な文章だけが30レスくらい垂れ流されるだけなんですよー!
933 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/08/16(火) 18:21:46 ID:???
> A DFのラインを上げる
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
少しばかり思考を張り巡らし、三杉は中山の方を振り向いた。
三杉「中山、頼みがある。」
中山「ほいきた。」
三杉「ここからはディフェンスのラインを上げて、積極的にボランチと連携を取ってくれ。」
レントゥルスの案を受け入れ、その上でどう守るかを考えた結果がこれだった。
中山も即座にこの変更の意味への理解を示す。
中山「撃たせる前に止める守り方に偏らせるって事か・・・
・・・そうだな、多分もうそれしかないだろう。」
ラムカーネが完全に消耗しきった今、シュートを撃たせて止める守備は成り立ちにくい。
中山のシュートブロックは確かに優れているが・・・それだけを当てにするのは最早苦しい。
ならばボランチのバックアップに専念し、敵を中盤で捕捉する事に決め打ちした方が良い・・・。
三杉「・・・という事だ。 皆これに異論は?」
・・・この問いに対して異を唱える者は誰も居なかった。
934 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/08/16(火) 18:23:10 ID:???
実況「さあ試合再開となります。 後半に入って1点、2点と積み重ねたパルマの選手からは笑顔。
一方でフィオレンティーナは逆転を許した形・・・そのショックも少なからず表情から窺えます。
さて・・・このメンタルの差は得点差以上の意味を持つのでしょうか・・・!」
ピィィイイイイイイイイイイイイイイイ!
キックオフの笛が鳴り、センターサークルで新田がチョンと蹴り出す。
ボールはすぐに後方の三杉へ戻される。
三杉(少し溜めを作るためにも、ここはパスで回さなければならない・・・) ポスッ
実況「おっと三杉くん、急いで攻め込む事はしないようです!
残り時間は決して多く無い筈ですが・・・これで良いのでしょうか!?」
誰もが『フィオレンティーナは猛然と攻めるだろう』と考えていた中、
三杉らのこのプレイは意外であり・・・ある意味不気味に映った。
フィッツウォルタ「消極的・・・・・・ではあるけれど。」
ディッテンベルガ「うむ、これが布石であるのは言うまでもない。」
イスラス「・・・クック・・・・・・冷静だな・・・」
935 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/08/16(火) 18:24:18 ID:???
フェラーリ「またまた奪わせて貰っちまいますともー!」 ダッ
消極的なフィオレンティーナ中盤にフェラーリが動き出した。
その様子に仕方なくタルデリも連携を取りに向かう。
だがこれは三杉達にとっては予定通りの流れである。
三杉(さて、先ずは・・・バンビーノ。)
バンビーノ(判っている。)
先着2名様(順番通りじゃない書き込みは無効)で
★三杉 Fコンビ(! card)69 +(! dice + ! dice)=
バンビーノ Fコンビ(! card)69 +(! dice + ! dice)=★
★フェラーリ パスカット(! card)64 +(! dice + ! dice+(人数補正+1)=
タルデリ パスカット(! card)64 +(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=★
と(!とcardの間のスペースを抜いて)書き込んで下さい。
【攻撃Max】−【守備Max】
≧2 → ワンツー突破された!
=1〜-1 → 左から順に(レントゥルス、ダラピッコラ、クオーレ)
≦-2 → パルマボールに。
【基本ルール以外の補正・補足・備考】
ワンツーの2人がカードのマークが一致で両者に+2、クラブ一致で−2ペナ。
カードの数値が一致で両者に+4、完全一致の場合は自動勝利で必殺ワンツーに進化。
936 :
森崎名無しさん
:2011/08/16(火) 18:37:01 ID:???
★三杉 Fコンビ(
ダイヤQ
)69 +(
1
+
1
)=
バンビーノ Fコンビ(
ハート3
)69 +(
1
+
2
)=★
937 :
森崎名無しさん
:2011/08/16(火) 18:38:35 ID:???
ごめん!
938 :
森崎名無しさん
:2011/08/16(火) 18:56:14 ID:???
★フェラーリ パスカット(
クラブ4
)64 +(
4
+
2
+(人数補正+1)=
タルデリ パスカット(
ダイヤA
)64 +(
2
+
5
)+(人数補正+1)=★
939 :
森崎名無しさん
:2011/08/16(火) 18:57:15 ID:???
もうダメだぁ、おしまいだぁ・・・
940 :
森崎名無しさん
:2011/08/16(火) 19:04:54 ID:???
いいゲームだったな
ああ、いいゲームだった
フィオレンティーナっていいチームだったな・・・
よくやったよ・・・
941 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/08/16(火) 19:25:43 ID:???
三杉 Fコンビ( ダイヤQ )69 +( 1 + 1 )=71
『バンビーノ Fコンビ( ハート3 )69 +( 1 + 2 )=72』
フェラーリ パスカット( クラブ4 )64 +( 4 + 2 +(人数補正+1)=71
『タルデリ パスカット( ダイヤA )64 +( 2 + 5 )+(人数補正+1)=72』
【攻撃Max】−【守備Max】=0 → ダラピッコラがフォロー
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
二度あることは三度ある・・・そんな言葉が突然脳裏をよぎった。
ここまで三杉は、タルデリと共に囲んできたフェラーリに二度止められている。
地力を考えれば負ける筈が無い、誰もがそう評価する両者の力関係であるが・・・
三杉「それっ!」 ポンッ
フェラーリ「読み通りだっ!!」 シュダッ!
三杉「なっ・・・」
なんという事でしょう。
三杉の出したパスに対し、まさしく正確な位置取りでフェラーリが飛び込んだのだ。
942 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/08/16(火) 19:27:11 ID:???
パシッ・・・!
レントゥルス「げぇっ!?」
バンビーノ「どうしたミスギ・・・!?」
フェラーリの足はボールに触れ、弾かせる事に成功していた。
インターセプトこそされなかった物の、これで三杉は3度ともフェラーリに攻撃を阻止された事になる。
今日のフェラーリは、まさに三杉にとっての相克、或いは天敵としか言えなかった。
タルデリ「よし、貰うぞ!」
バンビーノ「くっ・・・渡すものか!」
弾かれたボールは丁度バンビーノとタルデリの間に落ち、二人の間で競り合われた。
ここは互角の勝負となり、再びボールは弾かれる事になった。
ダラピッコラ「よっ・・・と奪われなかったのはイイけどよ・・・」
これをダラピッコラが何とかフォローしたが、状況は宜しくない。
当然ながらパルマの選手達が詰めて来ているのだ。
逆転されて流れは完全にパルマの物になった・・・そう思わせるには十分だった。
943 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/08/16(火) 19:29:03 ID:???
シニョーリ「さあて・・・・・・もう1点!」
パルマ「貰うよ!」
ダラピッコラ(オレに対して2人がかりとかマジ無いだろ! オーバーキル過ぎるって!)
パス回しもドリブルも平均を下回るダラピッコラとしては、非常に厳しい状況と言わざるを得ない。
試合再開して間もないのに、もう攻守が入れ替わるのかとサポーターも絶望した瞬間・・・
レントゥルス「ロマーノ、こっち!」
ダラピッコラ「うおっ!? よ・・・・・・っしゃ、ナイスだ!」
ダラピッコラをボランチに置いていた恩恵が、意外な形で訪れたのだった。
944 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/08/16(火) 19:30:38 ID:???
先着2名様(順番通りじゃない書き込みは無効)で
★ダラピッコラ 息の合ったワンツー(! card)65 +(! dice + ! dice)=
レントゥルス 息の合ったワンツー(! card)69 +(! dice + ! dice)=★
★シニョーリ パスカット(! card)65 +(! dice + ! dice)+(軽症-1)=
クオーレ パスカット(! card)65 +(! dice + ! dice)+(軽症-1)=★
と(!とcardの間のスペースを抜いて)書き込んで下さい。
【攻撃Max】−【守備Max】
≧2 → 何とか2人を振り切った!
=1〜-1 → 左から順に(マルコ、ディモス、コンティ)
≦-2 → パルマボールに。
【基本ルール以外の補正・補足・備考】
ワンツーの2人がカードのマークが一致で両者に+2、クラブ一致で−2ペナ。
カードの数値が一致で両者に+4、完全一致の場合は自動勝利で必殺ワンツーに進化。
クオーレはスキル・ファンタジスタにより、守備において味方の人数補正をキャンセルさせます。
シニョーリのマークがダイヤかハートで「ムーンサルトパスカット(+3)」が発動。
945 :
森崎名無しさん
:2011/08/16(火) 19:31:01 ID:???
★ダラピッコラ 息の合ったワンツー(
ハート8
)65 +(
2
+
3
)=
レントゥルス 息の合ったワンツー(
ハート9
)69 +(
2
+
2
)=★
946 :
森崎名無しさん
:2011/08/16(火) 19:33:52 ID:SNQopeYg
★シニョーリ パスカット(
スペード3
)65 +(
6
+
1
)+(軽症-1)=
クオーレ パスカット(
クラブ8
)65 +(
1
+
4
)+(軽症-1)=★
947 :
森崎名無しさん
:2011/08/16(火) 19:55:20 ID:???
期待値出してくんろ…
948 :
森崎名無しさん
:2011/08/16(火) 19:55:39 ID:???
シニョーリとクオーレへの絶妙な削りに今の息の合ったワンツー…、
なんだ今回は2人の回だったのか。
949 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/08/16(火) 19:57:46 ID:???
ダラピッコラ 息の合ったワンツー( ハート8 )65 +( 2 + 3 )+(息が合った+2)=72
『レントゥルス 息の合ったワンツー( ハート9 )69 +( 2 + 2 )+(息が合った+2)=75
『シニョーリ パスカット( スペード3 )65 +( 6 + 1 )+(軽症、ガッツペナ-2)=70』
クオーレ パスカット( クラブ8 )65 +( 1 + 4 )+(軽症-1)=69
【攻撃Max】−【守備Max】≧2 → 何とか2人を振り切った!
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
姓は異なるものの、ダラピッコラとレントゥルスは血を分けた兄弟。
元々専門的DFゆえ、パス回しを苦手とするダラピッコラだが、レントゥルスとのコンビプレイは別だった。
兄弟ゆえに自然と息が合う、息が合うからパスも繋がる、パスが繋がるから・・・
ダラピッコラ「そら、そっちだ!」 パシッ
シニョーリ「チックショ!」
レントゥルス「オッケーイ! こんどはそこ!」
クオーレ「わわわっ・・・」
そう・・・パスが繋がるから2対2でも相手を翻弄できたのだ。
尤も相手の2人は疲労と負傷でパフォーマンスを発揮し切れていたとは言い難いのだが・・・
2人共を負傷をさせ、疲労もさせたのがこの兄弟というのは実に皮肉な話だった。
ダラピッコラ「今度は頼むぜ、バンビーノ!!」 パシィッ
バンビーノ「気をつける・・・」 トッ
十分に余裕のある体勢を取れたところで、ダラピッコラはプラン通りにバンビーノへパスを出した。
これを受け取り、すぐさまサイドを上がり始めるバンビーノ。
しかし当然ながら敵もこれを阻止するため、積極的に囲んでくるのだった。
950 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/08/16(火) 19:59:37 ID:???
コンティ「えぇ加減、勝ちを譲ったらんかのう?」
ガリバルディ「・・・と言うわけで止まって貰う!」
バンビーノ「・・・・・・」
先着2名様(順番通りじゃない書き込みは無効)で
★バンビーノ ドリブル(! card)69 +(! dice + ! dice)=★
★ガリバルディ タックル(! card)64 +(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=
コンティ タックル(! card)65 +(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=★
と(!とcardの間のスペースを抜いて)書き込んで下さい。
【攻撃Max】−【守備Max】
≧2 → 抜いた、フィオはここからだ!
=1〜-1 → 左から順に(新田、スペルマン、ファビオ)
≦-2 → パルマボールに・・・もうダメだ、お終いだぁ
【基本ルール以外の補正・補足・備考】
バンビーノのマークがダイヤで「芸術的ドリブル(+4)」、
ハートかスペードで「ショットガンドリブルLV1(+2吹飛3)」が発動。
ガリバルディのマークがダイヤかハートで「ヨンフォアタックル(+3吹飛4)」が発動。
951 :
森崎名無しさん
:2011/08/16(火) 20:00:21 ID:???
★バンビーノ ドリブル(
ダイヤ10
)69 +(
1
+
4
)=★
952 :
森崎名無しさん
:2011/08/16(火) 20:00:28 ID:???
★バンビーノ ドリブル(
スペードK
)69 +(
2
+
4
)=
953 :
森崎名無しさん
:2011/08/16(火) 20:02:09 ID:???
★ガリバルディ タックル(
スペード5
)64 +(
5
+
3
)+(人数補正+1)=
コンティ タックル(
ハート6
)65 +(
6
+
4
)+(人数補正+1)=★
954 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/08/16(火) 20:32:25 ID:???
『バンビーノ ドリブル( ダイヤ10 )69 +( 1 + 4 )+(芸術的ドリブル+4)=78』
ガリバルディ タックル( スペード5 )64 +( 5 + 3 )+(人数補正+1)=73
『コンティ タックル( ハート6 )65 +( 6 + 4 )+(人数補正+1)=76』
【攻撃Max】−【守備Max】≧2 → 抜いた、フィオはここからだ!
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
この試合中、バンビーノは異常なほどに成長していた。
元々チームの中でも三杉に次ぐドリブルテクニックを有して彼だが・・・
この日、遂に三杉を上回るほどに鋭いボールタッチを見せていた。
コンティ「ふんぬおぉぉ!!」 ズサァァァァァ!
この日一番の鋭さを見せたコンティの会心のタックルが繰り出された。
狙い、タイミング、コースと3拍子揃っており、これはキターとパルマサイドに思わせる。
しかし・・・
フッ
コンティ「げぇっ、何処にいったがか!?」
バンビーノ「残像だ・・・・・・などと言うつもりは無い。
お前のタイミングに付き合ってやる必要は無いってだけさ。」
細かくリズムを転調させ、相手に狙いを絞らせないジョアンの芸術的なドリブル。
これを相手にしては、コンティの会心のタックルも無力でしかなかった。
955 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/08/16(火) 20:33:46 ID:???
バンビーノ「さあこれでお膳立ては整った・・・行くぞパルマ!」 ダッ
ファビオ(チッ、オレのサイドは行かせねえぞ・・・)
いよいよドリブルで上がり始めたバンビーノに、サイドアタックの様相を呈する。
パルマの守備も当然ながらそれに対応する形に成りつつあった。
しかしここからそれが急激に変化する。
バンビーノ「ミスギッ!」 パシッ!
ファビオ「なにっ!?」
実況「おっとぉ!? バンビーノくん、、ここでラグビーのような、斜め後方へ戻すパス!」
中央付近を走り込んでいた三杉がこのボールを確保した。
するとサイドから中央へと詰めて来ていたディモスと、位置的に丁度かち合う。
・・・と思った時には、三杉はすでに次の動きへ入っていた。
三杉「マルコッ!」 パシッ!
ディモス「なにぃぃぃっ!?」
ほぼワンタッチで同種のパスを右後方へと流す。
そして三杉は振り返らずに前線へと突き進む。
見れば、バンビーノも同様にゴール前へと向かっていた。
956 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2011/08/16(火) 20:34:51 ID:???
シニョーリ「チッ、やべえ!?」
これが通れば完全に右辺がフリーとなるのは必然。
それは阻止しなければならないと、シニョーリが懸命に飛びつくのだった。
先着2名様(順番通りじゃない書き込みは無効)で
★三杉 パス(! card)67 +(! dice + ! dice)=★
★シニョーリ パスカット(! card)65 +(! dice + ! dice)+(軽症、ガッツペナ-2)=★
と(!とcardの間のスペースを抜いて)書き込んで下さい。
【攻撃Max】−【守備Max】
≧2 → パスが通った! マルコがフリー同然で右サイドを突き進む!
=1〜-1 → 左から順に(レントゥルス、スローイン、トリノ)
≦-2 → パルマボールに。
【基本ルール以外の補正・補足・備考】
三杉のマークがクラブ以外で「バックスピンパス(+3)」が発動。
シニョーリのマークがダイヤかハートで「ムーンサルトパスカット(+3)」が発動。
495KB
掲示板に戻る
全部
前100
次100
最新50
0ch BBS 2007-01-24