キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【敵味方問わず】幻想のポイズン53【白黒判定】
1 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/07/05(火) 22:26:26 ID:???
全幻想郷JrユースのFW、反町一樹が幻想郷・外の世界のサッカー界に旋風を巻き起こすというスレです。
この話はキャプテン森崎のパラレル作品で、
東方Project(東方サッカー)とのクロスオーバー作品です。
もしかしたら他のアニメや漫画、小説などからもキャラが出たりするかもしれませんがご了承下さい。
本編のように、選択肢を選んだりカードを引いたりして物語が進んでいきます。
【前スレ】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1306255177/l50
[前スレのわかりやすいあらすじ。]
博麗霊夢・霧雨魔理沙・東風谷早苗・十六夜咲夜・魂魄妖夢という主力選手たちが離脱し戦力に不安の残っていた幻想郷Jrユース。
初戦のウルグアイを2−1で下し、次なる相手は堅固な守備と爆発的な得点力を売りにしたイタリアJrユース。
てゐとの契約によりうどんげを強化したり、試合を観戦してYFD(やっぱり・フランスは・駄目だな)と思ったりしつつ。
試合を始めてみれば、やはり強力な守備陣にてこずってしまう幻想郷。
果たして幻想郷はNo.1キーパー&DFが守るゴールを破り、勝利する事が出来るのか!?
さとり「私はいつでも体育座り」
てゐ「後悔させないよ(キリッ」
ヘルナンデス「幻想郷って見た目小さな女の子がたくさんいるんだね! ヒャッホウ!!」
リグル「おかしい……どうして……何故エースのシュートが決まらない。 さてはインチキ……!!」
穣子「なんでこんなにパスが飛んでくるのよ馬鹿ーッ!?」
諏訪子&フラン「なんだかものすごく空気な件について……」
映姫「お前ら全員有罪だからJOKER出しとく」
うどんげ「アシストつくと思ったら反則で潰された」
反町「……これが2戦目の相手とか絶対ゲームバランスおかしいだろ」
2戦目から早くもとんでもないチームと当たってしまった幻想郷!
カウンターシュートの使い手四季映姫とヨーロッパNo.1キーパージノ=ヘルナンデス。
そして高い球に強い強力なツートップを相手に勝利をもぎ取る事が出来るのか!?
そんな幻想のポイズン53スレ目、これからもよろしくお願いします。
700 :
森崎名無しさん
:2011/08/08(月) 17:27:00 ID:???
>>699
つまり、またJOKER出して感情度が+になっちゃったら
「頑張れ、反町……お前がエースストライカーだ!(嫉妬はするけど)」
ということか
701 :
森崎名無しさん
:2011/08/10(水) 00:57:34 ID:???
キングボンビーをデレさせるとかもう試合に勝つ以上に貴重な大勝利じゃないかw
702 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/08/12(金) 23:59:03 ID:???
どうも、中々更新できず申し訳ないです。
あともうちょっとでイタリア戦終わりという何とも中途半端な所ですが。
どうにも筆が進まず、この時期仕事がちょっと多忙な事もあって書きあぐねております。
本日も更新は無しです。もうちょっとお待ちください。
703 :
森崎名無しさん
:2011/08/13(土) 01:45:48 ID:???
乙かれさまですじゃ
704 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/10/12(水) 22:56:55 ID:???
どうもお久しぶりです。なんとか時間もとれたのでまた更新してくよ!
>★パルスィの評価はもう十分高い→ ダイヤ8 =パルスィ「ふん、当然じゃない。 私を誰だと思っているの」 そしてどや顔である★
=====================================================================================================================
嫉妬の権化である水橋パルスィも、しかし、根は単純な妖怪でもある。
当然ながら正当に自らの功績について褒められれば悪い気はせず。
反町の言葉を素直に受け止め、顔をほころばせるのだが……。
パルスィ「………………」
反町「(お、パルスィもこんな表情するんだな。 ようやく俺を仲間と認めて……)」
パルスィ「でも次にオータムスカイズが何かやらかしたら評価を確実に下げる。 絶対に下げる! ベンチでも下げる!!
パルパルパル……妬ましい、プラマイ0まで持っていったオータムスカイズが妬ましい……!!」
反町「………………」
静葉「うん、まあ、その……ね? 一樹君……」
パチュリー「……橋姫を飼い慣らすのは土台無理という話ね」
始めは笑みを浮かべていたパルスィも、ものの5秒ほどでその表情をいつもの嫉妬に塗れたものへと変貌させた。
パチュリーの言うように、嫉妬を操る橋姫に一度でも敵対心を抱かれた時点で、そこから関心を買おうというのは無理がある話。
むしろ±0の評価まで持って行けた分、まだ反町はよく頑張った方と言える。
相変わらず爪を噛みながら「ハットトリックとか妬ましい……」とつぶやくパルスィを見て、反町はげんなりしつつ……。
最後のイタリアの攻撃に備える為、自陣へと引き上げていくのだった。
705 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/10/12(水) 22:57:55 ID:???
リグル「(……なんでボール来ないんだよ。 決まったからいいけど、私はエースなのに……)」
そして、リグルは頬を膨らませ……少し気落ちした様子でその後へと続いて行った。
試合終了まで時間は僅か――しかし、ここまでリグルは無得点。
オータムスカイズ兼幻想郷Jrユースのエースで点取り屋を自称するリグルとしては不本意な結果に。
リグルはまるで納得をしていなかった。というか、何故ボールが来ないのかと半ば憤慨をしていた。
リグル「(私がエースじゃない……って事は無い。 反町は私をエースって言ったんだもん。 だから私はエースだ。
なら、やっぱりパスしない奴らがおかしいんだ……うん、MFが悪い!)」
※パルスィの反町に対する評価値が+1されました。
※リグルの幻想郷JrユースMF陣に対する感情が リグル→(仕事しろ)→幻想郷JrユースMF陣 になりました。
706 :
森崎名無しさん
:2011/10/12(水) 22:58:58 ID:???
更新きたああああ
707 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/10/12(水) 22:59:29 ID:???
輝夜「おーし! やっぱ本当にあのシュートは馬鹿みたいな威力ね! 昔あれに対抗しようとしてた私が馬鹿みたいだわ!!
とにかく、これでリードよ! 後は残り時間、守り切れば勝ちね!!」
てゐ「立て続けのバッドエンドにならんでよかったウサ……で、姫様。 あの橋姫怪我してるっぽいよ」
一方、幻想郷Jrユースベンチでは反町の勝ち越し弾にサブメンバー達が沸き上がっていた。
監督である輝夜もうんうんと大きく頷きながら満足げに笑みを浮かべ……。
その横ではてゐがフィールドでポジションにつこうとしていたパルスィに駆け寄っているうどんげを見て進言をする。
その様子を見る限り、どうやら先ほどのドリブル突破の際に足を削られているらしく……。
うどんげはしきりにベンチを見ては、輝夜に交代をしてくれるようにと目で訴えている。
輝夜「よし、それじゃあ行くわよキスメ。 相手は間違いなく四季映姫のロングシュートを使ってくるわ。
あなたのブロックで、何としてもこの1点を守ってきて頂戴!」
キスメ「…………」←両手を広げて喜んでる
ヤマメ「出番が来てよかったね、キスメ。 パルスィの代わりに頑張ってきなよ」
これを見て、輝夜は即座にパルスィを交代させる決断を下す。
元々、残り時間も僅かであり、相手が次に打ってくる一手は四季映姫の超ロングシュートしか考えられない現状。
ブロックが不得手であるパルスィを怪我をしたまま残す必要性は無い。
最後の交代枠を使い妬ましパルパルズが誇る守護神(シュート担当)であるキスメを投入し。
パルスィはうどんげを睨み付けながらも、割と素直にキスメとハイタッチを交わしてベンチへ。
そして、キスメはガッポガッポと跳ねながらフィールドに現れる。
708 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/10/12(水) 23:00:30 ID:???
ジョン「あぁっとぉ!? ここで幻想郷、最後の交代枠を使います!
どうやら先のプレイで負傷をしていたらしいパルスィ選手を下げ、ここでDFのキスメ選手を投入!
ネオ妬ましパルパルズ出身者である彼女は、あの反町選手の必殺シュートを防いだ過去も持つブロックの巧者!
これは映姫選手のロングシュートを警戒しての交代でしょう!」
観客「なんかあの女の子バケツ入ってるんですけど……」「節子、それバケツちゃう! 桶や!」
「ところで桶からちょこんと顔を出してる彼女を見てくれ……どう思う?」「凄く……可愛いです……」
パチュリー「ケホッ……まあ、妥当な采配ね。 ……残り時間は少ない。 イタリアは、確実にロングシュートで同点を狙ってくる。
キスメを入れて、少しでも壁を増やしたい所だわ」
うどんげ「(姫様、采配とかコーチングだけは実際の実力からは考えられないくらい上手いって師匠に言われてたしなぁ……)
えっと、それじゃあ……フォーメーションは4−4−2の形になるの?
パルスィのいた右サイドが空いちゃうけど……」
静葉「ちょっと待って頂戴、キスメちゃんが何か持ってるわ」
キスメ「………………」←きょどきょどしてる
フィールドに入ったはいいものの、パルスィやヤマメがいない状況に元来人見知りが激しく恥ずかしがり屋なキスメはきょどり。
頬を赤らめながら、それでもおずおずとその右手に持った一枚のメモを周囲に見せる。
これはこの事態を想定した輝夜が己の指示を書いたものであり。
反町はこれを受け取ると、即座に目を通しながら周囲に集まった者たちに輝夜からの指示を伝える。
709 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/10/12(水) 23:01:46 ID:???
反町「……輝夜さんによると、キスメをそのままDFに移動させて、静葉さんは右サイドハーフに移動。
他の皆は、そのままのポジションで……って事みたいだな」
にとり「うどんげも静葉もブロックは苦手だ。
両サイドに置いて、フォロー役に徹させ……他のメンバーは全員でブロックに行けって事だね」
キスメ「…………」←こくこくと頷いてる
反町「(総勢8人がかりでのブロックなら、流石に止まる……よな。 ただ、映姫さんはキックオフと同時に撃ってくるのは間違いない。
映姫さんがフリーで撃てることを考えると、それでも完全に分がいいとは言えないか)」
そのシュートの性質上、間違いなく相手ゴール前からフリーの状態で狙いをつけて撃ってくることが予想される映姫のロングシュート。
どれだけ人数をかけても不安は拭い去れないが、反町はそんな弱気を振り払うように頭を振ると、
試合再開に備えてポジションへと戻っていくのだった。
−J−H− Jリグル H反町
−−−−−
−−−−−
G−−−I Gうどんげ I静葉
−E−D− Eヒューイ Dパチュリー
−−F−− Fキスメ
−CAB− Cにとり Aレティ B美鈴
−−@−− @大妖精
※メンバーチェンジ・フォーメーションチェンジがありました。
710 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/10/12(水) 23:02:48 ID:???
こうして反町たちがイタリアJrユース最後の攻撃に備えていた頃、一方でそのイタリアJrユースはといえば。
キャプテンであるヘルナンデスのいるゴール前へと集まり、皆が皆沈痛な表情でヘルナンデスを見つめていた。
フランドールの退場という最悪なアクシデントはあったものの、それでもここまで10人で同点のまま耐え抜いてきたイタリアJrユース。
しかし、この土壇場――試合終了まで残すところ5分足らずという時間帯で勝ちこされてしまったのである。
時間帯的に考え、逆転をして幻想郷に勝利をするというのは不可能に近く。
同点に追いつく事もまた、難しいように思える。
だが、それでも……この状況に抗わざるを得ないのが、このチームを率いるキャプテン――ジノ=ヘルナンデスの役割であった。
ヘルナンデス「……すまない皆、今のはどうしてもやってはいけない得点だった」
トリノ「いや、今のは俺の責任だよ。 完全にあのドリブラーが突っ込んでくると思って、油断してマークを外してた……。
フリーの状況から撃たれたんだ、さっきのはキーパーのヘルナンデスの責任なんかじゃない」
ゴルバテ「ああ、そうだな」
諏訪子「まあまあ、責任の擦り合いはそこまでにしておこうよ。 それで……どうする、ヘルナンデス君?
もう時間も残ってないよ……?」
ヘルナンデス「ここから勝ち越すのは難しいが……同点には出来る。 当然、それを目指す。
勝ち点0と勝ち点1の差は大きい。 ここで同点に出来れば、今後のグループリーグを戦う上で必ず有利になる」
フランドールが次戦のアルゼンチン戦に出場できない事を考えれば、今は勝ち点を少しでも稼いでおきたい。
最良はこの試合に勝利する事であったが、それも不可能となった今、同点を目指すというのは間違った考えでは決して無いだろう。
ヘルナンデスの冷静な……それでいて、しっかりと闘志の籠った言葉を聞き一同は悲しみに暮れていた顔を少しだけ綻ばせ。
それを見つつ、ヘルナンデスは先ほどから無言でスコアボードを見つめている映姫へと視線を移動させる。
ヘルナンデス「残り時間が少ない上、フランちゃんがいない以上……ここはエイキのロングシュートに頼るしかない。
エイキ……頼めるね?」
映姫「………………」
711 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/10/12(水) 23:04:24 ID:???
先着で「★で囲まれた部分を順に」コピペしてください、
★閻魔様はうやむやなのがお嫌い→! card★
と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。
JOKER→映姫「それよりヘルナンデス君、今こそアレを試す時では?」 ヘルナンデス「僕のオーバーラップか!」 なにィ!?
ダイヤ・ハート・スペード→映姫「同点などといううやむやなのは本来阻止すべき立場なのですが、致し方ありませんね」 渋々了承した!
クラブ→映姫「同点などにしてはあやふやじゃないですか! そんなのは絶対に駄目です! 有罪ですよ!!」 だが断る!
クラブA→映姫「今、丁度正午になったようですね。 お昼休みの時間なので、交代させてもらっていいですか?」 ザ・公務員!
712 :
森崎名無しさん
:2011/10/12(水) 23:04:40 ID:???
★閻魔様はうやむやなのがお嫌い→
スペード4
★
713 :
森崎名無しさん
:2011/10/12(水) 23:05:04 ID:???
クラブAひでえw
714 :
森崎名無しさん
:2011/10/12(水) 23:06:03 ID:???
お帰りなさいです!!!!!!
715 :
森崎名無しさん
:2011/10/12(水) 23:23:26 ID:???
ここだ、ここでおやくそくだ!
翼「スレ復活して25分以上経ったから
リグルが
2
ゴール
3
アシストしたかな」
716 :
森崎名無しさん
:2011/10/12(水) 23:24:00 ID:???
三杉「君は何を言ってるんだ」
717 :
森崎名無しさん
:2011/10/12(水) 23:28:17 ID:???
>>715-716
久しぶりでも1分以内に三杉が登場したな
718 :
森崎名無しさん
:2011/10/12(水) 23:29:56 ID:???
これが三杉の必殺速攻・ファストブレイク
719 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/10/12(水) 23:49:04 ID:???
>>713
映姫様はこのスレではお役所的なイメージで描いています。 映姫「この書類は4番窓口でお願いします」
>>714
ただいま!
>>715-718
翼君と三杉君のブレなさは異常ですね
>★閻魔様はうやむやなのがお嫌い→ スペード4 ★
>映姫「同点などといううやむやなのは本来阻止すべき立場なのですが、致し方ありませんね」 渋々了承した!
======================================================================================================
何事においても白黒はっきりつける事を好しとするのが、泣く子も黙る閻魔様――四季映姫の性質である。
それはサッカーにおいても同様であり、四季映姫という人物は同点という状況を異常なまでに好まない性格であった。
試合終了間際において負けていた場合、強引に同点にするのではなくそのまま勝敗ハッキリつけるのが常なのだが……。
しかし、今の彼女はあくまでもイタリアJrユースに籍を置く1選手にしか過ぎない。
であれば、ポリシーを捨ててでもキャプテンであるジノ=ヘルナンデスの指示を聞き入れるのは当然。
常識的で厳格で、何よりも生真面目な四季映姫は少なくともそう考えていた。
映姫「わかりました、何とかして私の力で同点に追いついてみせます。
キックオフと同時に、大きくバックパスをしてください」
諏訪子「あーうー……よーし、それじゃあ最後にでかいの一発頼むよ、お地蔵さん」
ヘルナンデス「(弾かれれば間違いなく相手がクリアーして終了だ。 チャンスは一回だけ……頼むぞ、エイキ)」
ジョン「さぁぁぁ〜、試合も残すところあと僅か!
幻想郷Jrユースがこの土壇場でついにイタリアJrユースを突き離し、勝ち越しましたが……。
しかし、イタリアJrユースにはロングシューター、四季映姫選手がいます!
同点に追いつく術を持っている以上、ここは当然それを使ってくるでしょう!
幻想郷がここを守りきり、2勝目を挙げられるか!? それとも、両者痛み分けの引き分けとなるのか!?
さぁ、いよいよ試合再開です!」
720 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/10/12(水) 23:50:32 ID:???
輝夜「(頼むわよ、皆……あと1発! この1発だけ耐えて頂戴!
これさえ凌げば、何とかなる! これさえ凌げば、勝てるのよ!)」
てゐ「(バッドエンドはもういやうさ〜!)」
幻想郷Jrユースベンチからは監督である輝夜が祈るような面持ちでフィールドを見つめ。
?????「くっ……くそっ……! ここにきて、こんな博打みたいな手しか使えないなんて……!」
???????「(俺があの場にいたとしても、あの9番(反町)のシュートを止められたとは言わない……。
が……あの場にいたかった……。 勝負すら出来ないとは……!)」
?????「(すまない、ヘルナンデス。 すまない、みんな……俺が……俺のせいで……!)」
観客席からは3人の青年が悲しみとも怒りとも取れる表情を浮かべながら、同じくフィールドを見つめる。
そして、イタリアJrユースのロッカールームでは――。
フラン「うぅ……逆転された……うぅ……うぅ――!!」
先に退場をした、イタリアJrユースセンターフォワード――フランドール=スカーレットが頭を抱え蹲っていた。
その胸に去来をするのは、逆転をされた不甲斐ないチームメイトへの怒りだったのか。
それとも自身の退場のせいで戦力が低下したという強い責任感だったのか。
それは誰にも――当の本人すら、まるでわからない。
今まで常に館の中で行動をし、館の者たちとチームを組みサッカーをしてきたフランドール=スカーレット。
彼女は今、恐らくは初めて感じるその胸の"何か"に怯え、1人ロッカールームで震えていた。
フラン「みんな……みんな……! うぅぅぅぅ…………!!」
721 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/10/12(水) 23:51:36 ID:???
ピィィィィィイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイッ!!
ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!
マルコ「とほほ……あたしゃ最後まで結局いいトコなかったよ! それっ、エイキ!」
バムッ! バシィッ!!
映姫「…………いきます!」
グワァァァァァァァァァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!!
様々な思いが交錯する中、それでも審判の笛は鳴り試合は再開される。
イタリアのキックオフと同時、イタリアはそのボールをFWである反町らが奪いに行く前に即座にバックパス。
誰もが予想をしていたようにゴール前へと鎮座していた四季映姫の元までボールを戻し……。
そして、ボールを持った映姫は強く幻想郷ゴールを見据えながらその右足を大きく振りかぶる。
反町「みんな、来るぞ!!」
リグル「よーし、私が跳ね返してやる! あいつに出来たんなら私にだって出来るさ!」
パチュリー「(まず前の4人……それに美鈴では止められないわね。 本命はにとり、レティ、キスメ、そして大妖精。
……結局、この試合も私は思うように活躍できなかったわね。 何か考えないと……)ケホッ……」
ヒューイ「うー、痛いのいやなんだけどなー」
美鈴「体のどこかに当たってくれ〜!!」
キスメ「!!」←ガポガポ跳ねながらブロックに向かってる
にとり「さぁやるよ皆! なぁに、反町のオータムドライブに比べれば……怖くない!!」
レティ「……何一つ間違ってない正論ね。 さて……それじゃあ、頑張りましょうか」
大妖精「ままままままままま、まわっててててててて……あばば」
映姫「はァァァァァァァァァァァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!」
722 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/10/12(水) 23:52:40 ID:???
先着で「★で囲まれた部分を順に」コピペしてください、
★映姫→ ! cardラストジャッジメント 63 +(カードの数値)+(フリー補正+2)=★
★反町→ ! cardブロック 52 +(カードの数値)+(人数差補正+4)=★
★リグル→ ! cardブロック 51 +(カードの数値)+(人数差補正+4)=★
★パチュリー→ ! cardブロック 52 +(カードの数値)+(人数差補正+4)=★
★ヒューイ→ ! cardブロック 51 +(カードの数値)+(人数差補正+4)=★
★キスメ→ ! cardブロック 52 +(カードの数値)+(人数差補正+4)=★
★美鈴→ ! cardブロック 52 +(カードの数値)+(人数差補正+4)=★
★にとり→ ! cardブロック 52 +(カードの数値)+(人数差補正+4)=★
★レティ→ ! cardブロック 51 +(カードの数値)+(人数差補正+4)=★
★大妖精→ ! cardローリングパンチング 63 +(カードの数値)=★
と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。
【シューター】−MAX【ブロッカー】
≧5→シュートは邪魔される事無く放たれた!GKとの勝負へ。
=4〜2→シュートは放たれた。しかしこの数値差の人数分威力が落ちてGKとの勝負へ。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から(静葉がフォロー試合終了、うどんげがフォロー試合終了、うどんげがフォロー試合終了)
≦−2→幻想郷ボールに。 試合終了
【シューター】−【キーパー】
≧2→映姫のシュートがゴールに突き刺さる! GAMEOVER
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から(静葉がフォロー試合終了、うどんげがフォロー試合終了、うどんげがフォロー試合終了)
≦−2→幻想郷ボールに。 試合終了
【補正・備考】
映姫:ラストジャッジメントには吹っ飛び係数5がついています。
キスメ:ダイヤかハートで「飛んで井の中(+8&200消費)」、スペードで「釣瓶落とし(+4&100消費)」
にとり:ダイヤで「河童のびっくりどっきりリュック(+8&250消費)」、ハートで「河童のフラッシュフラッド(+6&150消費)」
スペードで「河童のポロロッカ(+4&100消費)」
スキル・「お値段以上」の効果により、ダイヤが出た場合+2の補正。
レティ:ダイヤで「コールドスナップ(+8&250消費)」、ハートで「アンデュレイションレイ(+6&150消費)」
723 :
森崎名無しさん
:2011/10/12(水) 23:53:02 ID:???
★映姫→
ダイヤ9
ラストジャッジメント 63 +(カードの数値)+(フリー補正+2)=★
724 :
森崎名無しさん
:2011/10/12(水) 23:53:30 ID:???
★反町→
クラブ5
ブロック 52 +(カードの数値)+(人数差補正+4)=★
725 :
森崎名無しさん
:2011/10/12(水) 23:53:35 ID:???
★反町→
クラブ4
ブロック 52 +(カードの数値)+(人数差補正+4)=★
726 :
森崎名無しさん
:2011/10/12(水) 23:53:36 ID:???
★反町→
クラブ9
ブロック 52 +(カードの数値)+(人数差補正+4)=★
727 :
森崎名無しさん
:2011/10/12(水) 23:54:26 ID:???
★リグル→
クラブA
ブロック 51 +(カードの数値)+(人数差補正+4)=★
728 :
森崎名無しさん
:2011/10/12(水) 23:55:36 ID:???
★パチュリー→
ハートA
ブロック 52 +(カードの数値)+(人数差補正+4)=★
729 :
森崎名無しさん
:2011/10/12(水) 23:55:43 ID:???
★ヒューイ→
ハート3
ブロック 51 +(カードの数値)+(人数差補正+4)=★
730 :
森崎名無しさん
:2011/10/12(水) 23:56:27 ID:???
★キスメ→
ハートK
ブロック 52 +(カードの数値)+(人数差補正+4)=★
731 :
森崎名無しさん
:2011/10/12(水) 23:56:43 ID:???
やったー!!
732 :
森崎名無しさん
:2011/10/12(水) 23:57:06 ID:???
★美鈴→
ハートQ
ブロック 52 +(カードの数値)+(人数差補正+4)=★
733 :
森崎名無しさん
:2011/10/12(水) 23:58:09 ID:???
>>724-732
お前らアメリカンページワンやっとるんかいな!?
734 :
森崎名無しさん
:2011/10/12(水) 23:58:45 ID:???
★にとり→
スペード7
ブロック 52 +(カードの数値)+(人数差補正+4)=★
735 :
森崎名無しさん
:2011/10/12(水) 23:59:34 ID:???
★にとり→
ハート10
ブロック 52 +(カードの数値)+(人数差補正+4)=★
736 :
森崎名無しさん
:2011/10/13(木) 00:05:24 ID:???
★レティ→
クラブA
ブロック 51 +(カードの数値)+(人数差補正+4)=★
737 :
森崎名無しさん
:2011/10/13(木) 00:06:25 ID:???
★大妖精→
スペード9
ローリングパンチング 63 +(カードの数値)=★
738 :
森崎名無しさん
:2011/10/13(木) 00:06:41 ID:???
★大妖精→
ダイヤ9
ローリングパンチング 63 +(カードの数値)=★
739 :
森崎名無しさん
:2011/10/13(木) 00:08:41 ID:???
マモノ「復活と聞いて2回登場しにきました」
740 :
森崎名無しさん
:2011/10/13(木) 00:11:05 ID:???
ヒャメロー
741 :
森崎名無しさん
:2011/10/13(木) 00:11:10 ID:???
なんとかなりましたね……
いやぁまさかなん雑に書きこんですぐに再開されるとは……
催促してしまったでしょうか?
742 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/10/13(木) 00:11:26 ID:???
キスメちゃんマジガッポガッポ(桶的な意味で)!
という訳でK出し勝利での今回のキスメちゃんの覚醒についてですが……。
実はだいぶ前にキスメがブロックで覚醒した際、キスメのブロックは伸びきっているのでブロックフラグは無しとしてました。
ですが、バランスをまたなんやかんやで見直した結果、もうちょっと伸びないと一芸的に考えてキスメの立ち位置が無いかなぁ。
という事で、前回の覚醒フラグと今回の覚醒とを踏まえてブロックフラグを回収させようかと考えています。
ただ、一度伸びきっているといった手前そう簡単に回収させてよいものかとも思いますので、
投票でどちらがよいか決めてもらおうと思います。
復帰早々gdgdで申し訳ありませんが、何卒ご協力お願いします。
A.前回の覚醒と今回の覚醒を合わせてブロックフラグを回収する
B.前回の覚醒は含めず、今回の覚醒でブロックフラグを立てる
C.前回の覚醒も含めず、今回の覚醒でもフラグは立てない
先に「3」票入った選択肢で続行します。
age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。
743 :
森崎名無しさん
:2011/10/13(木) 00:13:27 ID:iW48W46o
A ブロック+1位かなー?
744 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/10/13(木) 00:13:47 ID:???
>>739-740
何?マモノが2回出たって? 逆に考えるんだ。
他の所で厄を払えた分、キスメちゃんがKを出せたと考えるんだ。
>>741
いえいえ、そろそろ書きたい欲が溜まってたのと時間が取れたのとで再開しただけですw
さっきなん雑見てびっくりしました。
なのでお気になさらず。むしろ再開を望んでいただけて嬉しかったくらいです。
745 :
森崎名無しさん
:2011/10/13(木) 00:16:52 ID:eQHxf/YA
A
746 :
森崎名無しさん
:2011/10/13(木) 00:17:48 ID:RZ0l90qE
C
バランスとるならキスメには何かスキルがほしいな
747 :
森崎名無しさん
:2011/10/13(木) 00:21:00 ID:/fFE1Eyw
A
748 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/10/13(木) 00:25:51 ID:???
Aで決定した所で、短いですが本日はひとまずここまでとさせていただきます。
次回は試合終了まで書けるかな?
それでは、お疲れ様でしたー。
749 :
森崎名無しさん
:2011/10/13(木) 00:28:35 ID:???
復活乙でしたー!
そういえば芋様は何ヶ月寝てるんだろうかw
750 :
森崎名無しさん
:2011/10/13(木) 08:22:40 ID:???
復活キター!おかえりなさいまた頑張ってです!
751 :
森崎名無しさん
:2011/10/13(木) 08:40:54 ID:???
こっからケロちゃんがずっと俺のターンして来たらどうしたらいいんだろう
乙でした
752 :
森崎名無しさん
:2011/10/13(木) 14:49:26 ID:???
さすがに結果が【試合終了】になってるからそれはないでしょw
753 :
森崎名無しさん
:2011/10/13(木) 16:09:51 ID:???
いやぁ、イタリアは強敵でしたね
754 :
森崎名無しさん
:2011/10/13(木) 18:15:44 ID:???
次はアルゼンチンかぁ
反町をMFにしたいけどFWがリグルだけだと不安だな……
誰か一人強化したい
755 :
森崎名無しさん
:2011/10/13(木) 18:36:11 ID:???
守備の弱いアルゼンチンならリグル一人でも十分いけるっしょ
756 :
森崎名無しさん
:2011/10/13(木) 21:12:47 ID:???
お空:反町、リグルを除けば唯一のストライカータイプだがアンチ反町
モンゴル:FW登録のクリアー要員
うどん:ライン際
リグルのワントップしかないんじゃないかな
ガルバンがどの程度かわからないのが怖いが
757 :
森崎名無しさん
:2011/10/13(木) 21:46:43 ID:???
翼「リグルならワントップでも10ゴール以上はかたいよ!」
758 :
森崎名無しさん
:2011/10/13(木) 21:47:33 ID:???
三杉「君は何を言っているんだ」
759 :
森崎名無しさん
:2011/10/13(木) 21:48:10 ID:???
相変わらずツッコミがはやいよwww
760 :
森崎名無しさん
:2011/10/13(木) 23:10:14 ID:???
うどんげは後二回練習に付き合うけど静葉以下のシュートで
美鈴のシュートは上の下だが経験値が9だから一回付き合えば必殺技確定で
お空は評価がかなり低いけどシュートは強い
今夜のうどんげの練習がどうなるかで色々変わりそう
761 :
森崎名無しさん
:2011/10/13(木) 23:13:24 ID:???
お空のシュートっていくつくらいだっけ?オータムが68で、
ライトニングが65+エースの自覚(+1)だけど、お空は余り覚えてない……。
762 :
森崎名無しさん
:2011/10/13(木) 23:14:09 ID:???
多分62
763 :
森崎名無しさん
:2011/10/13(木) 23:41:54 ID:???
モブFWの中ではぶっちぎりの火力のお空でもこの威力だし
今更他のFWの決定力鍛えても物凄く微妙だと思う…
764 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/10/14(金) 00:11:18 ID:???
>★映姫→ ダイヤ9 ラストジャッジメント 63 +(カードの数値)+(フリー補正+2)=74★
>★反町→ クラブ5 ブロック 52 +(カードの数値)+(人数差補正+4)=61★
>★リグル→ クラブA ブロック 51 +(カードの数値)+(人数差補正+4)=56★
>★パチュリー→ ハートA ブロック 52 +(カードの数値)+(人数差補正+4)=57★
>★ヒューイ→ ハート3 ブロック 51 +(カードの数値)+(人数差補正+4)=58★
>★キスメ→ ハートK ブロック 52 +(カードの数値)+(人数差補正+4)+(飛んで井の中+8)=77★
>★美鈴→ ハートQ ブロック 52 +(カードの数値)+(人数差補正+4)=68★
>★にとり→ スペード7 ブロック 52 +(カードの数値)+(人数差補正+4)+(ポロロッカ+4)=67★
>★レティ→ クラブA ブロック 51 +(カードの数値)+(人数差補正+4)=56★
>★大妖精→ スペード9 ローリングパンチング 63 +(カードの数値)=72★
>≦−2→幻想郷ボールに。 試合終了
>※キスメがKを出して勝利したので覚醒フラグを回収し全能力+1、更にブロックフラグを回収しスキル・ブロック+1を取得!
====================================================================================================================
ドギャッ……バゴォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオンッ!!
バキャンッ!!
反町「ぐぇぇーっ!!」
リグル「ひえぇっ!?」
パチュリー「むきゅーっ!!」
ヒューイ「うぎゃーっ!」
この時、四季映姫が放ったロングシュート――ラストジャッジメントの威力は、前半終了間際の時に比較をすれば若干落ちるものの。
それでも十二分なまでに幻想郷を脅かす代物であった。
小さい体で放ったとは思えない凶暴的な破壊力を持つシュートはブロックにとんだ者たちを次々と跳ね飛ばし。
そのまま地面を這うかのようにして、幻想郷ゴールへと突き進み……。
765 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/10/14(金) 00:12:25 ID:???
グワァァォオッ! パコォォオンッ!!
キスメ「!!」←歯を食い縛って衝撃に耐えてる
映姫「…………駄目ですか」
にとり「! で、でかしたァ、キスメ! よし、後は時間一杯ボールを回して勝ちだー!!」
しかし、そのシュートコースに丁度よく飛び込んでいたキスメが、快音を鳴らしながらシュートをブロック。
この大会に備えて新調をしていた桶の強度のお陰か、はたまた出番に飢えていたキスメの気合が映姫に勝っていたのか。
いずれにせよ、キスメの桶に当たったボールは小さくバウンドをしてキスメの足元に力なく転がり。
ここにこの試合の勝敗は決定したのだった。
※早苗派閥のキスメがここ一番で活躍をした為、早苗の支持率が上昇します。 早苗支持率:34→35
ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!
ジョン「あっ、ああああああ〜っ!! こ、これは……キスメ選手、値千金のブロックゥゥゥゥ!!
流石はオータムスカイズ同様、弱小から強豪へと這い上がってきていたチームの生え抜き選手!
そのブロックの堅さだけならば、やはり幻想郷でもトップクラス!!
幻想郷、大事な大事な1点を守り切ったァァ!!」
南沢「後は時間中、ボールを回して終了でしょうね。
キックオフと同時にシュートをした為、イタリアの選手達も前線でプレスがかけにくい。
吹き飛ばされた幻想郷選手達が体勢を整えるまでにプレスをかけるのは、不可能ですね。
そして、そうなってしまえば……フィールダーが1人減ってしまったイタリアが、
如何に守備が上手いといえどボール回しを防ぐのは難しい」
766 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/10/14(金) 00:13:45 ID:???
観客「なんなんだあのバケツ少女は……」「ご存じ、無いのですか!?」「彼女こそ初期の頃から割と参加をし! 着々と出番を得!」
「幻想郷No.1ブロッカーへの道を歩んでいる!」「超時空桶娘☆キスメちゃんです!」「……なんか元ネタと外見的にも似てる件」
永琳「(姫の采配が当たったわね……ここでキスメを入れたのはやはり間違いではなかった。
彼女がいなければ、映姫のシュートが決まっていた可能性は高い事を考えれば……)」
ディアス「これで幻想郷が2勝か〜。 俺たちが戦う時も、こっちが2勝した状態で迎えたい所だな」
パスカル「その為にも、今日のウルグアイ戦にまずは勝たないとな……」
シュナイダー「確かに、優れたDFだ。 が……」
カルツ「ブロック以外の能力はお世辞にも高いとは言えん……というか、正直な話、フランスの連中にも負ける程度じゃ。
完全にブロック一芸じゃの、あのキスメちゃんは」
レミリア「そのブロックだってあの閻魔に及ばない程度よ」
シュナイダー「(マーガスがいれば釣り出せる可能性は高いし、こちらはシューターが俺とレミリアの2枚だ。
如何にブロックが得意な選手だろうと、それをさせなければ問題は無いか……)」
ビクトリーノ「幻想郷の2勝目か……どうせなら、このまま全勝して他の連中を負かしてくれりゃ。
こっちも2位通過が狙いやすくなるんだがな」
萃香「2位通過を目指すなんてチンケな事言うなよ〜。 男ならドカッと1位通過。 そして優勝だろうに」
ビクトリーノ「そう簡単に考えられりゃいいんだけどな。 ま、まずは今日のアルゼンチン戦に勝ってからだ。
予選通過を目指す上でも……同じ南米国としての意地としても、負ける訳にはいかねぇぞ!」
文「(南米とかそういうの、私たちには関係ないんですけどねぇ……)」
767 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/10/14(金) 00:15:14 ID:???
キスメのいろんな意味で凄いブロックを見て観客席は沸き、
その声援を受けながら幻想郷Jrユースメンバーは悠々とパスを回し時間を稼ぎ始める。
一方、イタリアのメンバーもまた懸命にそれに追いすがろうとするのだが……。
ただでさえフィールダーが1人減っている状況では、ボールに触れさせてもらう事すら出来ず。
逃げ切りに徹している幻想郷のパスワークを断つ事は難しく。
そのまま時間は少しずつではあるが着実に潰され……。
ピッピッピィィィィィィィイイイイイイイイイイイイイイイイイッ!!
ジョン「あっ……あああああああああああああああっ!!
ここでっ……ここで審判の長い長い笛が、鳴り響いたァァァァァアアアッ!!
試合終了〜ッ!! 3−2ッ!! 一時は逆転までされてしまった幻想郷Jrユース!
しかし、PKを含めたキャプテン――反町選手の活躍で辛うじて逆転に成功し、その1点を守り切ったァァ!!
幻想郷Jrユース、2戦目も勝利で飾り、これで勝ち点は6!
このままの勢いでアルゼンチン、そしてフランスを撃破し1位でグループリーグを通過してほしい所!!
一方、敗北をしたイタリアもその守備力と攻撃力、中盤のパスワークは正に見事!
一時は勝ってしまうかという所まで幻想郷を追いつめましたが……後一歩及ばず!
幻想郷対イタリア、幻想郷が辛くも勝利ですッ!!」
ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!
幻想郷Jrユース 3−2 イタリアJrユース
試合終了!
768 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/10/14(金) 00:17:06 ID:???
観客「おいおいおい、イタリアにまで勝っちゃったぞ……」「なんなんだよ幻想郷って……」
「ご存知、無いのですか!?」「お前それ言いたいだけだろ」「つーかイタリアはストライカーが次戦もいないんだよな……積んでね?」
「それでもケロちゃんなら……ケロちゃんならワントップでも何とかしてくれる」
反町「はぁ……か……勝った……(なんて疲れた試合だったんだ……体力自体はそこまで大きく消耗してないけど……精神的に疲れた……)」
90分の長い死闘に区切りをつける審判の笛が鳴り響き、観客席からは幻想郷に向ける賛辞の声援。
そして、イタリアへと向ける励ましの声援が降りかかる。
しかし、そのような声を受け入れられる状態にいなかったのは……幻想郷Jrユースキャプテンである、反町一樹。
他のメンバーがそれぞれ安堵の息をついていたり、或いは今日の試合の成果に納得がいかなかったのか表情をゆがめている最中。
彼は大きく息を吐いて自らの双肩にかかるプレッシャーを下ろしていた。
今日の試合――このイタリアJrユースとの試合は、反町一樹が今まで戦ってきた中で一番やりにくい相手であったと言っても過言ではない。
何せ、相手はヨーロッパNo.1と謳われる名ゴールキーパー。
そして、幻想郷でトップの実力を持つ……しかも、カウンターシュートまで持つDFだったのだ。
萃香や早苗といった強いGK、DFとは幻想郷時代に今までいくつも戦ってきたし。
外の世界にいた頃も、全国中学生サッカー大会では世代最強と呼ばれる森崎雄三と戦った事もあったが……。
前者はあくまでも強いというレベル――或いは、例え強くても相手をするのは1人だけで良かった。
しかし、今日の試合ではトップのGKとDF、両方を注意しておかなければならなかったのだ。
そして、後者に至ってはそもそもあの頃の反町は一選手、一枠役程度の自己認識しかなかった。
日向小次郎という自分よりも圧倒的格上がいた状況でプレッシャーを感じるとしてもそれは今のものから比較をすれば微々たるもの。
キャプテンとしての役割もあった反町としては、今日の試合で些か気疲れをしても仕方がないというものだろう。
769 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/10/14(金) 00:18:22 ID:???
そうして、反町はしばらく呆然とその場に立ち尽くしてたのだが……。
ヘルナンデス「やぁ、ソリマチ」
反町「あ……ヘルナンデス」
そんな反町に話しかけてきたのは、イタリアJrユースキャプテン――ジノ=ヘルナンデス。
反町が慌ててそちらへと顔を向けると、彼は悔しさを交えながらも精一杯爽やかな笑みを浮かべながら。
腕を組みつつ、反町に対して口を開く。
ヘルナンデス「まさか僕が3点も取られるなんてね……確かに君の実力は前回のウルグアイ戦。
それに、その前の練習試合などで把握してたつもりだったけど……。
エイキもいる以上、失点は抑えられると踏んでいたんだが」
反町「まあ……その1点も、PKで貰ったものだからな。 誇れるものじゃないよ」
ヘルナンデス「……方向が一致していても止められなかったんだ、アレは間違いなく君の実力だ。
それに、君のその"力"は十二分に誇っていいものだ」
紳士の国イタリアで育ったが為なのか、それとも彼自身がもともとそういう性格なのか。
敗北をしたばかりという事で幾らか悔しさは残っている様子ではあるものの……。
それでもヘルナンデスはあくまで友好的に、スポーツマンらしく反町を称賛してくる。
これを受けて、反町は照れ臭そうに頬をかくも……ヨーロッパNo.1キーパーから褒められたという事実は嬉しくもあり。
また、必要以上に自身を卑下するのは逆に失礼にあたると考えてかありがとうと返答をするのだが……。
反町「(俺からも何か言っておこうかな……? うーん……)」
770 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/10/14(金) 00:19:42 ID:???
A.「決勝でもう一度戦おうぜ。 今度こそ正面からハットトリックしてやる!」 強気に決勝で会おうと宣言する
B.「ところで、お前から見てほかの国のキーパーってどんな感じだ?」 ヘルナンデスの他国のGKの批評を聞いてみる
C.「派遣選手以外の生え抜きでお前以外のいい人材っていないのか?」 イタリアのタレント不足を指摘する
D.「まあお前もがんばった方だよ。 その鉄くずの右腕で」 よく頑張ったと褒めてやりたい
E.「フランドールのケアはちゃんとしておいた方がいいぞ。 かなり気難しいらしいから」 フランのフォローをするよう言ってみる
F.「ユニフォームを交換してくれないか?」 ユニフォーム交換を申し出る
G.「なぁ、イタリアのサッカークラブってどんな感じなんだ?」 イタリアのサッカーリーグについて興味を示してみる
H.その他 自由投票枠
先に2票入った選択肢で続行します。
age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。
771 :
森崎名無しさん
:2011/10/14(金) 00:20:14 ID:gUrlNdOo
A
772 :
森崎名無しさん
:2011/10/14(金) 00:20:17 ID:xSNcux9k
G
773 :
森崎名無しさん
:2011/10/14(金) 00:20:50 ID:bTwtL2K2
E
774 :
森崎名無しさん
:2011/10/14(金) 00:23:38 ID:aA0UUp5c
F
775 :
森崎名無しさん
:2011/10/14(金) 00:27:02 ID:Cde/xcY6
A
776 :
森崎名無しさん
:2011/10/14(金) 00:28:50 ID:???
ブラックファルコンとの扱いの差がw
777 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/10/14(金) 00:29:05 ID:???
Dが選ばれず少し残念な気もしますが短いですが本日はここまで。
次回はこの続きからとなります。
ブランクのせいか筆の速度が遅い……どげんかせんといかんね。
それでは、お疲れ様でしたー。
778 :
森崎名無しさん
:2011/10/14(金) 00:30:31 ID:???
ポイゾナス乙なのじゃ
779 :
森崎名無しさん
:2011/10/14(金) 00:32:24 ID:jGDAvC7Y
G
780 :
森崎名無しさん
:2011/10/14(金) 00:45:15 ID:???
ポイズンから有吉になろうとしている乙でしたー
言いたいことも言えない→言いたいことが言えて毒→有吉 とは気付かなかったぜ。
781 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/10/14(金) 22:05:53 ID:???
>A.「決勝でもう一度戦おうぜ。 今度こそ正面からハットトリックしてやる!」 強気に決勝で会おうと宣言する
=========================================================================================================
ヘルナンデス「そうだね……ただ、ハットトリックをもう一度決められるというのは御免こうむる。
今度こそは、必ず無失点に抑えたいかな」
反町「お互い、再び決勝で会う為にも頑張ろうな」
ヘルナンデス「ああ」
反町の発言に対して、ヘルナンデスは柔和な笑みを浮かべながら受け答え……。
両者はがっちりと握手を交わしながら、再戦の時を誓う。
この両キャプテンのスポーツマンらしい試合後の対応は、当然観客席からも見えており。
中学生らしい何とも爽やかな後味に、両チームへ向けて拍手が送られる。
ビクトリーノ「うぎぎぎぎ……なんだあの和やかなムードは……。
ソリマチの野郎、俺には変なあだ名つけた癖にヘルナンデスには何もしなかったってのか!?」
勇儀「もしかせんでも、お前さんアイツに舐められてるんじゃないかい?」
ビクトリーノ「マジで!?」
文「(え? っていうか今まで、舐められてないと思ってたんですか? 逆にビックリですよ)」
ただ、一部の観客はこの光景を見て静かに怒りを感じていたのだが……。
782 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/10/14(金) 22:06:57 ID:???
?????「(結局、負けてしまった……。 俺たちがいれば……俺たちがいれば、こんな事には……)」
???????「不幸中の幸いは……無様な醜態を見せなかった所だな。
もっとも、派遣選手が一発で退場というのは紳士的サッカーを心がけるイタリアとして恥ずべき事ではあったが」
?????「派遣選手のお陰で、俺たちがいなくてもフィールダーは充実しているんだ……。
この1戦を落としたのは痛かったけど……ヘルナンデスなら、きっとリーグを突破してくれる」
???????「見守る事しかできないというのは、辛いな……」
?????「うぅ……」
?????「泣くな、ストラット。 泣いたところで時間は巻き戻らない」
ストラット「すまない……すまない、ランピオン、ジェンティーレ……俺は……」
ジェンティーレ「本当に謝罪をする気があるのなら、それはヘルナンデスにしておけ。
あいつは俺たちがいなくなったイタリアを、たった1人で纏め上げているんだ」
ランピオン「派遣選手がいなけりゃ、どうなってたんだろうな……考えるだけで恐ろしいぜ」
ジェンティーレ「(しかし、幻想郷の9番……カズキ=ソリマチ、だったか。
サッカーの下手なジャポネーゼが、まさかヘルナンデスからハットトリックを遂げるとはな……。
ふん、やはり気に入らん……)」
一方でこのイタリアの敗北にショックを受けながらも……それでもフィールドを神妙な面持ちで見つめていた者たちもいた。
チェザーレ=ストラット、ダヴィデ=ランピオン、そして……サルバトーレ=ジェンティーレ。
彼らはイタリアJrユース世代の代表的な選手であり……。
しかし、とある事件を切欠としストラットは責任を問われて代表から追放され。
ジェンティーレとランピオンはその体に怪我を負い、大会への参加は不可能となってしまっていた。
もしも彼らがいれば、試合の結果は間違いなく変わっていただろうが……。
それは言っても仕方がない事でもあり、3者は3様の思いを抱きながらフィールドを見ていた。
783 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/10/14(金) 22:08:25 ID:???
彼らにとって幸運だったのは、今日の試合――対戦相手のキャプテンが、温厚で温和な選手だったという点であろう。
逆に対戦相手のキャプテンが常識知らずの礼儀知らずだった場合……。
彼らはこの先、未来永劫日本人というものを嫌悪していたかもしれないのだから。
ストラットら、3人のイタリアJrユース選手。
彼らが歴史の表舞台に出てくるのは、まだ当分先の話となる。
ランピオン「そういや、退場したあの子は大丈夫かな? 見た感じ幼い子だったから荒れてないか心配だが……」
ジェンティーレ「俺たちが心配しても仕方ないだろう。 ヘルナンデスを信じろ」
ストラット「(そういえばあの子のシュートも凄かったな……俺ももっと力をつけて……つけて……。
力をつけて……今更、イタリア代表に戻れるんだろうか?)」
〜 イタリアJrユース代表 ロッカールーム 〜
諏訪子「あ〜う〜! あ〜ぁ〜、疲れたねぇ」
ストラットらが試合途中で退場処分を受けたフランドールへと思いを馳せていた頃。
イタリアJrユース代表メンバーは、重苦しい足取りで丁度ロッカールームへと帰ってきていた。
この重苦しい雰囲気を振り払うかのように、諏訪子はあえて明るい口調で扉を開き中へと侵入。
すると中で待っていたフランドールは一瞬びくりと体を震わせ……それからゆっくりと入ってきたチームメイトたちへと視線を向ける。
フラン「あぅ……」
諏訪子「鬱憤晴らしにパイプ椅子でも破壊してるかと思えば暴れないでいたんだね。 関心関心」
フラン「えっと、その……ごめんなさい」
諏訪子「ん?」
映姫「………………」
784 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/10/14(金) 22:09:26 ID:???
そして、ぞろぞろと部屋の中に入ってきたメンバーを見ると……。
フランはどことなく居心地悪そうに居住まいを正してから、小さく頭を下げ謝罪をした。
このフランの行為に、諏訪子と映姫は意外そうに目を見開く。
それも当然と言えば当然――悪魔の妹、フランドール=スカーレット。
彼女の噂や性格などを、この場にいる他のイタリアメンバーに比べれば理解をしていた諏訪子達としては。
まさかここでフランドールが素直に謝罪をするとは思っていなかったのである。
予想外の事態に狼狽をする諏訪子達であったが……とはいえ、これは彼女たちにとって嬉しい誤算と言えるものだった。
何せここでフランが暴れたり、或いは自身が悪かったと認めず他者を責める事があれば、
当然ながら他のイタリアメンバーから反感を抱かれる。
それはフランと同じく派遣選手である諏訪子達にも飛び火する可能性があったのだが……。
フランドールが自ずと非を認めてくれた事で、イタリアメンバーのやるせない感情は意気を殺がれたらしく。
その心配は不要に終わりそうである。
諏訪子「(しっかし、結果オーライとはいえ本当に予測しにくい性格してるねぇ。
まぁ暴れられてもこの地蔵がいりゃ一緒に止められただろうけど……暴れてくれないならそれに越した事はないねえ)」
映姫「(あの暴走行為は黒、反則行為も間違いなく黒ですが、事後の対処に関しては白……しかし。
……このまま士気と彼女本来の気質が削られるのはいただけませんね。
吸血鬼とは人々に怖れを抱かせる存在。 それが塩らしくなっては、彼女の吸血鬼としての本質が失われる。
それだけは避けなければならないのですが……)」
785 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/10/14(金) 22:10:26 ID:???
完全にしょげ返っているフランを見て、諏訪子はホッと安堵をするのだが……。
一方で四季映姫はといえば、難しい顔をしたままああでもないこうでもないと考え始める。
幻想郷全土を統括する閻魔である映姫としては、幻想郷のパワーバランスの崩壊だけは何としてでも阻止しなければならない。
自身の行為に責任を持ち、反省をするのは良い事であるが、反省し過ぎ、自責の念に駆られすぎるのは頂けない。
なまじ、今まで周囲と関わり合いを持ってこなかったフランドールなだけに。
誰かに迷惑をかけるという行為に慣れていなかったのか、その反省の度合いは彼女が背負うには重すぎるものであり。
映姫はどうにかしようと方策を考え始めるのだが……。
ヘルナンデス「気にしないでいい……とは言わないけど、この敗戦はフランドールだけの責任じゃないよ。
次からは気を付けてくれればいいさ」
フラン「え…………」
映姫「(む……)」
その時、不意にフランドールに声をかけたのはヘルナンデスであった。
まだ自省をし、落ち込むフランドールに対して……ヘルナンデスはあくまでも優しく声をかけ。
軽くフランドールの肩を慰めるように叩いてから、更に続ける。
786 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/10/14(金) 22:11:33 ID:???
ヘルナンデス「フランドールのプレイスタイルを考えれば、無理やり接触プレイをさせ続けた周囲にも責任はある。
それに、サッカーでは考えられないような強引なラフプレイをフランドールがするのは合宿当初からわかっていたんだからね。
それを改善させなかったのも悪かった。
もちろん、ルールに抵触するようなプレイをしたフランドールは悪いし、
何よりその前の無謀なロングシュートも叱責ものだけどね」
フラン「うぅ、ご、ごめんなさい……」
ヘルナンデス「うん、だから……次からは気を付けてくれればいい。
フランドールの得点力は間違いなくこのチームに必要なんだ。
当たりの強さを生かしたラフプレイは大きな武器だけど、それで反則を取られないギリギリのラインを見極め……。
今後もチームの為に頑張ってくれれば、僕としてはもう何も言う事はないさ」
マルコ「とほほ……ヘルナンデスに言いたい事全部言われちゃったよ……」
ゴルバテ「(マルコ、お前絶対何も考えてなかっただろ……)まぁ、ヘルナンデスの意見に俺も賛成だ。
次の試合……は無理だが、その次のウルグアイ戦、期待してるぜ」
あくまでもフランドールの非は認めつつ、しかし、建設的な意見を述べるヘルナンデス。
彼の言うようにここでフランドールが落ち込み、今後の試合でその実力を発揮出来なければイタリアの攻撃力は大きく落ち込み。
それが今日の試合でのフランドールの失態以上にイタリアを窮地に追いやる。
反省をするのはいいが、だからといって全ての責任を負う事は無いとヘルナンデスは言い、これにイタリアメンバーも同調を始める。
これを見てフランは当初、目を丸くしながら驚くのだが……。
787 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/10/14(金) 22:12:43 ID:???
先着で「★で囲まれた部分を順に」コピペしてください、
★ヘルナンデス「来い、ハート10以上!」→! card★
と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。
JOKER→ハート10以上+映姫「見直しましたよヘルナンデス君」 諏訪子「恰好いいねぇ……よし、ご褒美だ」 ハーレムである
ハート10以上→フラン「ありがとう……えへへ、だーいすき」 そう言うとフランはパタパタ羽ばたいて飛び、ヘルナンデスの頬に……
クラブA→レミリア「ぎゃおー!!」 シュナイダー「マリーだけだなくこのような少女まで……許せん!」 シスコンコンビ襲来
それ以外→フラン「うん……私、頑張るね!」 フランちゃんがふつうに立ち直ったよ
788 :
森崎名無しさん
:2011/10/14(金) 22:13:18 ID:???
★ヘルナンデス「来い、ハート10以上!」→
ダイヤJ
★
789 :
森崎名無しさん
:2011/10/14(金) 22:17:05 ID:???
若林とさとりに引き続きまたしてもマーク違いでござる
790 :
森崎名無しさん
:2011/10/14(金) 22:18:49 ID:???
このスレってこういうフラグは折れるイメージ
791 :
森崎名無しさん
:2011/10/14(金) 22:36:11 ID:???
フラグくん ふっとばされた!
792 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/10/14(金) 22:53:35 ID:???
>>789-791
諏訪子「神は言っている、ここでフラグが立つさだめではないと」
>★ヘルナンデス「来い、ハート10以上!」→ ダイヤJ =フラン「うん……私、頑張るね!」 フランちゃんがふつうに立ち直ったよ★
============================================================================================================================
修羅場になる事もなければハーレムになる事もなく。
フランドールはヘルナンデスの言葉を受けて、素直に立ち直った。
吸血鬼とはとても思えないような無邪気な笑みを浮かべつつ、ヘルナンデスに……。
そして、周囲のイタリアメンバーに次の出番では頑張ると宣言し。
こうしてイタリアのロッカールームには、ようやく和やかな空気が戻ってくる。
諏訪子「よォし、それじゃあフランドールの出番の前に、まずは明日のアルゼンチン戦だね」
映姫「まずは午後からあるアルゼンチンとウルグアイの試合をじっくり見て、研究をしましょう。
どちらともこれから戦う事になるのですから、対策を練らなければ」
その後、フランドールら派遣選手らはそれぞれ別の控え室へと移動をし。
男女に分かれた後に着替えたイタリアメンバーは、観客席へと移動をする。
雨降って地固まる。
フランドールの退場は痛かったが、しかし、その事が原因となりより一層チームの絆は深まった。
結果的に、よい方向へムードは流れた……ように見えたのだが。
コンティ「どうした、ヘルナンデス?」
ヘルナンデス「わからない……ただ……ただ、凄く残念感で胸がいっぱいなんだ。
もう少しで低い浮き球が上がったのに的に考えて……」
ディモス「すまん、お前が何を言っているのかわからない」
ヘルナンデスだけは何故か沈痛な面持ちで観客席へと向かっていた。
でも、正直、ハート10以上は出なくてよかったような気がしないでもない(シスコン的に考えて)。
793 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/10/14(金) 22:54:35 ID:???
〜 幻想郷Jrユース ロッカールーム 〜
輝夜「みんな、お疲れ様! 今日もウルグアイ戦同様、最後の最後まで気が抜けない試合だったけど……。
例え辛勝でも、勝利は勝利よ! これでグループリーグ2勝目!
勝ち点も6! リーグ突破もいよいよ見えてきたけど……本番はこれからよ!
さぁ、早く着替えて午後からの試合を見に行きましょう!」
パチュリー「次の試合は三日後のアルゼンチン戦……これから見る試合で、対策を練るわよ」
一方で幻想郷Jrユースロッカールームでは、監督である輝夜が選手達を労いつつも兜の緒を締めさせ。
今日の勝利の余韻に浸る隙も与えないまま、次の試合の話を始める。
ここ2試合は2日続けての試合だったものの、次のアルゼンチン戦は練習日を2日挟んでの3日後。
その戦術と対策法を練り明日からの練習で改善点を直していく為にも、午後からのアルゼンチン戦の観戦は不可欠である。
これは選手一同も大半が理解をしており、輝夜の言葉に同意を示すのだが……。
静葉「ごめんなさい、私は穣子の様子を見に行きたいのだけど……」
その時、静葉がおずおずと手を上げながらこの試合途中で力尽きた穣子の所に行きたいと発言。
うどんげからただの過労と聞いてはいるものの、それでも傍についていてあげたいというのが人情だろう。
輝夜「そうね……起きた時に誰もいないってのも寂しいものだし、許可するわ。
試合はビデオ回しておくから……他にも誰か行きたい人がいれば、静葉についていっていいわよ?」
反町「(……確かにアルゼンチン戦を見るのも大切だけど、穣子の様子も気になるな。
俺はどうしよう?)」
A.アルゼンチン戦を観戦する
B.静葉と共に穣子の様子を見に行く
C.逆に考えるんだ。気絶している穣子を観客席に運んでそこで試合を見ればいいんだと考えるんだ
D.その他 自由投票枠
先に2票入った選択肢で続行します。
age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。
794 :
森崎名無しさん
:2011/10/14(金) 22:54:52 ID:gUrlNdOo
B
795 :
森崎名無しさん
:2011/10/14(金) 22:55:30 ID:xSNcux9k
A
796 :
森崎名無しさん
:2011/10/14(金) 22:55:48 ID:XUBaFgMo
A
797 :
幻想のポイズン
◆0RbUzIT0To
:2011/10/14(金) 23:11:33 ID:???
>A.アルゼンチン戦を観戦する
=======================================================================
反町「(いや……静葉さんが行ってくれるなら、心配はいらないな。 キャプテンとして、アルゼンチン戦を見る事の方が重要だろうし)」
妹紅「私も行くよ、静葉。 ただの過労って言っても心配だもん」
にとり「私も行こうかな。 なんだかんだで付き合いも長いしね……」
うどんげ「あ、それじゃあ私も一応……経過も見ておきたいし……」
てゐ「うどんちゃん、お師匠様の試合見たいでしょ? いいよ、私が行っとくよ」
うどんげ「う……えっと、それじゃあお願いね、てゐ」
てゐ「あいさ」
反町はキャプテンとして、穣子の様子を見に行く事よりも試合を見る事の方が大事だと判断。
一方で妹紅、にとりは感情的な面で……うどんげは医師としての責任から様子を見に行こうとするのだが……。
そのうどんげはてゐに本心を見抜かれ、情けない顔をしながらも感謝の意を示す。
こうして反町たちは一旦静葉らと別れ、観客席へと足を向ける。
幸いとも言うべきか、試合を観戦出来る人数分の椅子を即座に確保できた一同は。
ひとまず着席をすると、試合開始までその場で待機しようとするのだが……。
チルノ「うー……つまんなーい」
輝夜「試合開始までまだ時間があるものね……あまり遠くまで行かないなら、観客席を自由に回ってきてもいいわよ?」
チルノやヒューイ、それにお空といった面々はそもそも静かに待つという行為が得意ではない。
輝夜は癇癪を起されても困ると、ある程度制限をつけながらも観客席を見回る許可を出し。
他にも自由に歩き回りたい者がいれば、自由に行ってきて構わないと言うのだが……。
反町「(俺はどうしよう? 確か前は観客席を歩いている時、ばったりシュナイダーとレミリアさんに会ったんだっけ? 今日は……)」
A.じっとしているのは性に合わん! 観客席を回ってみるか
B.じっとしているのは得意だぜ! ここで待機して試合開始を待とう
C.その他 自由投票枠
先に2票入った選択肢で続行します。
age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。
798 :
森崎名無しさん
:2011/10/14(金) 23:12:15 ID:rfHCe5t+
A
799 :
森崎名無しさん
:2011/10/14(金) 23:13:30 ID:xSNcux9k
B
800 :
森崎名無しさん
:2011/10/14(金) 23:14:39 ID:gUrlNdOo
B
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