キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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キャプテンブライト8

1 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/07/13(水) 00:12:37 ID:sxUWOaXA
ry

256 :森崎名無しさん:2011/08/01(月) 20:31:21 ID:???
そういえば進路カウンターはどうなるんだ?
冒険王版が大幅に伸びる…とは思えないけど(てかアムロは何もしてないし)

257 :256:2011/08/01(月) 20:38:13 ID:???
あ、最初に+1されてましたね
気付かずすいませんでした

にしても、これって謙信ちゃんさん抜きの面子だったらどうなってたかな

258 :森崎名無しさん:2011/08/01(月) 21:51:00 ID:???
職人肌のアムロとセコいの大好きヤムチャ、ドSのなのはさんが延々とマーフィー先生をなぶり殺し続けてたんじゃないかな。
ハマーはすぐ飽きるだろうし、奈々は速攻で帰っちゃうだろうけどw

259 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/02(火) 00:56:39 ID:4ScGqgl2
>>254-255 『男って、そうよね…。わかってても、やっちゃうんだもの…』(バーのママ的に)
>>257 ちょっとバタバタしてて「抜け」がありました。下の方で訂正したのをご参考くだされ。
>>258 なのはさんは「殺さない」んじゃないかな…。マーフィーが「頼む、もう殺してくれ!」って言っても。
---

C:ムードが悪いハマーに読ませる。
-----

 DVD『LOVE LOVE リトル・ウィッチィ』

奈々「このジャケット…。私、毎朝、鏡の前で見る人なんですけど」
アムロ「そう…だねぇ。奈々さんが売ってるんじゃないの?」
奈々「こんなの、存在自体知りませんよ」

 ジャケットの裏を見る。
 『帰宅部の星:リトルウィッチィこと、美島奈々。その彼女の全てをここに!』

ヤムチャ「なあアムロ…。あのさ、その、それ。凄かったら後で貸してくれないか?」
アムロ「いいですよ。…ところでハマーさんは何故、いつも以上に集団から孤立してるんです?」

ハマー「そ、そうでござるか? 今、HIPでHOPな『YO!』の練習中で、皆に迷惑をかけてはいかぬと思い…」
アムロ「?」
ヤムチャ「(あからさまに怪しいんだが…)」

260 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/02(火) 00:58:43 ID:4ScGqgl2
奈々「私もそのDVD見たいです。内容によっては訴えますから」
アムロ「じゃあ、後で貸しますよ」
奈々「いえ、私はベータしか持ってないんで…。そうだ、一緒に見ませんか? ついでにヤムチャさんも」

 この奈々の一言で、『まさか奈々さんって、僕&俺に気があるんじゃ!?』と飛躍するアムロとヤムチャ。
 思春期とはそういうものだ。
 だが速攻で『そういう意味じゃなく』と二人の頭の中に奈々の声が響いた(NT通信)。

アムロ「じゃあ僕らはDVD見ますんで。他の皆はどうします?」
謙信「…私は戻って瞑想だ。今日はありがとう。久々の実戦に心が踊った」
なのは「私も帰りまーす。色々裏工作してたら疲れちゃって…」
ハマー「せ、拙者も帰るでござる」

アムロ「あれ? 見ないんですか? このDVD」
ハマー「べ、別にそんなもの見たくねーYO!」
アムロ「へぇ、意外…。じゃあこの本、読んでみませんか?」

 『これで貴方もムードメーカー』

ハマー「でもその手の本って、もともと無理が書いてあったりするし」

 (テンプレ >>2 の「Q&A」の最後を参照されたし)

アムロ「(……。奈々さんッ!)」
奈々「(…はぁい)でも、本を読んでる男の人って、 素 敵 よね☆」
ハマー「拙者、徹夜してでも読むでござる!」

 『これで貴方もムードメーカー』を、ハマーに渡しました。

261 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/02(火) 01:01:27 ID:4ScGqgl2
<アムロの部屋>

 その部屋は、ちょっとしたカオスであった。わりと大量に下着があるのは異常だが。
 その男女を問わない、と言うのもある意味で異常だった。

奈々「ぅわあ、凄い! アムロさん、オーディオマニア並ですよ!」

 大きなTVモニターに、ごちゃごちゃと機械がくっついている。それだけならまだいいが。
 スピーカーが部屋の四隅、そして天井にまでくっついている。

アムロ「僕は音質は、結構どうでもいいんですよ。ただサラウンド感を追求していったらこうなってしまいました」
奈々「ふーん。…ボセ?」
アムロ「BOSE です。マニアには酷評されますが、僕みたいな一般人にはコレで充分でしょう。
 ちなみに潰れたカラオケBOX店からの中古品なんで、多少、タバコの匂いがついちゃってます。
 ショーツの匂いを嗅ぐのに邪魔になるので、今度、取り替えようかと」

 そんな理由で取り替えられたBOSEのスピーカーは、あまり存在しないだろう。

奈々「私の部屋は、10インチのモノラルTVだからなぁ…。しかも白黒」
アムロ「(白黒…)ところでヤムチャさん、どうしました? さっきから黙って」
ヤムチャ「い、いや、別に…」←プライベートでは、女性が近くにいるだけで挙動不審になる。

アムロ「……。ま、早く見ますか。再生、行きまーす!」

262 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/02(火) 01:04:29 ID:4ScGqgl2
 『LOVE LOVE リトル・ウィッチィ』
#プライベートパート

 柔らかいBGMとともに。
 通学中の奈々。コンビニで立ち読みしている奈々。野球のムービングボールに挑戦している奈々。
 奈々を中心に。色々な風景が脈絡もなく流れていく。

 だが。
 ただそれだけである。

アムロ「アイドルとかのイメージビデオみたいなものでしょうか」
奈々「それより、気になったんですけど。この人…っていうか私、顔の正面は映りませんね」
アムロ「TV目線すらないし。防犯ビデオとか、盗撮とか、そんな感じだよね」

 BGMの終了とともに。テロップが流れた。

 ---撮影:浜渡 浩満---


アムロ「……。これ詐欺でしょ」
奈々「訴える気にもなりません」
アムロ「捨てようかな…」
奈々「もう片方、帰宅パートも見てみましょうよ」

263 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/02(火) 01:09:16 ID:4ScGqgl2
#帰宅パート

 --死なせたくないのだ、我々は--

 --諸君ら兵士に死なれては、単純戦力の問題ではない--

 --兵士として育成した資金、労力、そして時間。それらが失われるのだ--

 --何より。戦友の、そして同胞の死を哀しまない者がいようか--

 --簡単に死なれては、我々も困るのだ--

 --我々はここに命令する。戦え。そして死ぬな--


 --連邦軍 上層部--

264 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/02(火) 01:12:21 ID:4ScGqgl2
 静寂から、一転。激しいテンポのBGMが流れ、奈々の姿が次々と映し出されていく。

 伸身ムーンサルトからテレマークを入れる奈々。
 ナイフに刺されて、倒れた瞬間に起き上がり、テレマーク姿勢を取る奈々。
 青酸カリが入ったコーヒーを飲み、倒れた瞬間に起き上がり、テレマーク姿勢を取る奈々。

 回避。帰宅の際の危機回避能力。
 至近距離からのサブマシンガンを全て回避する奈々。
 帰り道の駄菓子屋から目を背ける奈々。
 『毛』の手入れの最中、突然背後から飛び蹴りがくるものの横に滑って回避し『キレてなーい』と笑顔の奈々。

アムロ「なんか色々わかんないんだけど」
奈々「さっきのは数年前の映像だし、今のは帰宅部員の模範演技で見せた映像だし。あー、でもまだまだ未熟ね、私」
アムロ「…そうなの?」

奈々「戻り率ばかり気にする初心者に、ぷむゅーぉぅふぷの重要性、セニョリータ係数の独自性を教えた映像だけど。
 あそこは.125スレスレでも、うまみ成分S’を狙ってからテレマーク入れるのが理想だもの」

アムロ「ごめん、さっぱりわからない」

 その後も奈々の解説は延々と続いたが、それは日本語なのかどうかすらわからなかった。
 とは言えど。帰宅部員に特有の「危険察知:回避能力」はアムロにも伝わった。
 そして「早く帰りてー」と言いながら、毎日ちゃんと登校してくる不良生徒の気持ちも理解できたのであった。

265 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/02(火) 01:15:57 ID:4ScGqgl2
<屋根裏部屋>

 一方のハマーは奈々の言葉を胸に『これで貴方もムードメーカー』の本を読んだ。
 でも面倒になってきて。流し読みして。だいたい読んだ気分になった。

 大きな声で! 元気良く! ハツラツと! 明るい笑顔で! 嬉しい時は一緒に嬉しがる!

 なんかそんな感じのことが書いてあったので、実 践 することにした。




 それがまさか、あんな結果を引き起こしてしまうとは。この時、誰もが…まあだいたいは予想していた。


266 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/02(火) 01:20:47 ID:4ScGqgl2
(まとめと訂正)

#アムロの進路カウンター「冒険王版」5→6。冒険王版LVが上がりました。接触プレイとシュートに+1されます。
 (アムロの場合は。3の倍数ごとに、その部門のLVが上がります)
#奈々の「ガッツ」が+5ではなく、「最大ガッツが」+5でした。訂正。
・アムロが野球のバットを入手。「送りバント」を「構想段階」で習得。

#アムロがスキル「帰宅:初級」を覚えました。ボールを持っていない時、後退の速度が僅かに速くなります。
・…ヤムチャはアガッてたため、それどころじゃないです。

#ハマーのスキル「ウザい」が進化(?)しました!
 今後、ハマーが活躍しても「ウザい」が発動します。そして全く活躍しなくても発動します。
 まあまあ…という引き・結果の場合のみ発動しません。
 時々、敵にも影響を与えます。

#ハマーがスキル「HIP・HOP式ムードメーカー」を習得。一定条件でチーム全体に影響を起こします。

267 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/02(火) 01:22:50 ID:4ScGqgl2
<日常フェイズ>

 夜の闇の中、動く者がいる。

 「最近出番のない連中」の男と女でわけてやろうとしたら。
 …女で出番がないのは一人くらいだけだった気がして断念。

 そういうわけで。彼らの未来はどっちだ!?

【選択肢】
先に2票入った選択肢で続行。age進行推奨ですが、別になんでも構いません。

A:絶望先生 →絶望したッ! 出番が少ないことに絶望したッ!
B:伊藤誠 →あれ? この部屋って今、どうなってるんだっけ?
C:リュウ&蘭 →リストラ寸前の彼ら。何か、何かが起きてくれ!
D:ハマー →盗撮か? それとも本を真面目に読みこんでいるのか?
-----
今日はここまでー。

268 :森崎名無しさん:2011/08/02(火) 01:26:15 ID:bXMK7Fbc
C
乙でした

269 :森崎名無しさん:2011/08/02(火) 02:09:18 ID:ZGyg0BmI
B
いらないものを詰め込んでおく倉庫じゃないんだぞとw

270 :森崎名無しさん:2011/08/02(火) 12:09:28 ID:BpvTvFxU
A

271 :森崎名無しさん:2011/08/02(火) 16:14:14 ID:rwJ47xVo
C

272 :森崎名無しさん:2011/08/02(火) 19:21:40 ID:???
奈々が手入れしてた毛って、夏だからアンダーの可能性も!

273 :森崎名無しさん:2011/08/02(火) 20:08:21 ID:???
>>272
奈々「べ〜りぃキレてなーい#」(ドカバスベキポキグシャチュドーン

274 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/03(水) 01:05:08 ID:vB5X7ohU
>>268 どもでーす。
>>269 一度、どうなってるかまとめたい気持ちはあるんですよねw
>>272 奈々って実は…。だって…。いえ、今後何らかの情報が出るかもしれません。
>>273 あのCM、初見で呆然と。二回目で大笑いしましたな。

C:リュウ&蘭 →リストラ寸前の彼ら。何か、何かが起きてくれ!
-----

 夜中、とある一室で。

 リュウと蘭。
 彼らの隣にタカトシ。
 その腕にはアリア社長。
 そして周囲には三人。芝村舞、伊藤誠、奈々。

 皆が無言で、お通夜のような状況だった。
 いや、唯一アリア社長だけは普段通りにゴロゴロしている。

リュウ「……」
蘭「……」
タカトシ「……」
芝村舞「……」
伊藤誠「……」
奈々「……」
アリア社長「ぷーいぷーいにゅー☆」

 最初に、今この状況を説明せねばなるまい!

275 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/03(水) 01:08:28 ID:vB5X7ohU
 時系列に乗って話そう。
 まず昨日、実はアムロと奈々の会話はもっとディープで大量だった。むしろ錯乱してたほどだ。
 だが延々と続くので、適当に切った。

 翻って、今日。
 選択肢『C:リュウ&蘭』を見て。どうしようかと考え…。
 何も、思 い つ か な か っ た。

 試行錯誤してみた。
 無理だった。

 そう、こいつらキャラ立ってない。
 でも何か、きっかけさえあれば…。
 そこで『オブサーバー』であるタカトシを投入してみた。
 するとタカトシも「無理」と言って、でも、なんだかんだで面倒見の良い彼は瀬戸口を呼んでくれた。

瀬戸口「複数のキャラがいれば、何かが起爆剤になるかもよ」

 しかし。リュウ&蘭はあまりコネがない。他に助けを呼べない。

276 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/03(水) 01:10:36 ID:vB5X7ohU
瀬戸口「じゃあ…拉致ってくるとか」

 彼が冗談で口にしたことを、既にテンパッてたリュウ&蘭は本気で受け止めた。
 とりあえず、皆から好かれている アリア社長 を拉致したのだ。

 そしてマスコミ各社、警察、WB隊、灯里に犯行声明を出してみたところ…
マスコミ「どうでもいいです」
ブライト「へー。お前ら意外とネコ好きなんだな」
警察「動物は飼い主の所有品とみなすんで、飼い主(灯里)からの盗難届けが出てからのほうが動きやすいんですよ」
灯里「眠 い の で 明日にしてくれませんかー?」

 なんか期待してた反応と 違 っ た 。

277 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/03(水) 01:12:38 ID:vB5X7ohU
 言い出した瀬戸口は「悪い。俺、今日はこのあと塾があるんで」と言い残し立ち去り。
 入れ替わるように、アリア社長目当てで芝村舞、伊藤誠、奈々が群がってきた。

 ここでリュウ&蘭が袋叩きにあっていれば、まあ面白かったかもしれない。
 だが彼らは謝罪し、自分たちの境遇を説明すると。三人は納得して、力になってくれるという。

 しかし彼らの力を持ってしても。リュウ&蘭は 場 を 盛り上げられなかった…。
 …というのが現在の状況である。
 集まったメンバーが、皆ワリと(能力はともかく)常識的な人たちばかりだったのがマズかったかもしれない。

リュウ「……」
蘭「……」
タカトシ「……」
芝村舞「……」
伊藤誠「……」
奈々「……」
アリア社長「ぷいにゅー♪」

278 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/03(水) 01:14:07 ID:vB5X7ohU
芝村舞「この存在感の無さ。重症だな…」
タカトシ「これだけ人が集まって、何も事件が起きないってことのほうが奇跡な気がしますけどね」
奈々「んー。それじゃあ、誠さんは『女嫌い』だったはずですけど、蘭ちゃんのことは?」
伊藤誠「あ、僕、レズは女と見てないんで」
奈々「(危ない発言が…!)」

タカトシ「じゃあWB隊で一番嫌いな女って誰です?」
伊藤誠「別に…。ウチの連中、みんなどこかおかしいんで。女というか人間ですらないと思って。
 だから僕、最近はもうウチの女性チームを嫌ってないですよ」
奈々「(う。話題が終わってしまう!)じゃあ、その、強いて言えば! そう、敢えて一人『女だから嫌い』って人は?」

伊藤誠「強いて言えば…ルナマリア?」
タカトシ「(敵側!?)」

伊藤誠「ピンク色の改造ミニスカにしてる時点でイラッとしますね」
アリア社長「ぷーいにゅー」

伊藤誠「あ。それとティアナがムカつきます」
タカトシ「それ誰です?」
芝村舞「何かされたのか?」

伊藤誠「いえ、全く面識はありませんけど」

279 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/03(水) 01:16:33 ID:vB5X7ohU
奈々「そ、そのっ。『普通の女の子』っぽいって意味よね。ほら、彼女試験に落ちたりして平凡だし」
タカトシ「(必死のフォロー!?)」
芝村舞「幻影つくれる、ってだけでレアだと思うがな。もっと特化させれば異名もできただろうに」
伊藤誠「頭が馬鹿なんですよ」
奈々「ほっ、ほら、経験よ。確か最後の方で複数人を相手に互角以上だったし」

伊藤誠「なのはさんは元々タイマンの戦術レベルの人だからいいとして。
 あいつら戦略性なさすぎでしょ。もっと頭使えと。根性だけで勝てたら、日本はアメリカに勝ってたっつーの」
タカトシ「(誠くんって結構毒吐くなぁ…)」

伊藤誠「いや、ちょっと話題を膨らませようと思いまして。アドリブですが」
タカトシ「そんな理由で心を読まれたオレの立場はどうなるんですか…」


奈々「あ。その、えっと…」
伊藤誠「…そうですよね」
芝村舞「うむ。現実を見つめねばなるまい。……。タカトシ、ほら」
タカトシ「オレですか!? こういうことは芝村さんのほうが!」
芝村舞「お前はオブサーバーだろ」

タカトシ「わかりましたよ。じゃあ言いますけど…。

 こんだけ会話してて、なんでリュウさん蘭さん、絡んでこないんですか!?」

280 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/03(水) 01:21:35 ID:vB5X7ohU
リュウ「うっ…。平凡な俺には、とてもじゃないが立ち入れない領域で…」

蘭「アンタはいいわよ、『平凡』という意味で、誰ともキャラ被ってないもの!
 私の当初の設定は『多少のレズッ気』よ? 本場の人(なのは)がいるのに、無茶振りでしょ!
 『ツッコミ役』ったって、私、この世界の 軍 事 兵 器 を知らないし!」

奈々「(あ、少し喋るようになってきた)」
芝村舞「(立つのよ、クララ!)」

タカトシ「まあ軍事知識がある突っ込み系って(今の状況を作り出して逃げた)瀬戸口さんが最適でしょうけど。
 だったら逆に、古代の軍事関係を持ち出してみるとか。謙信ちゃんさんや芝村さんは知ってても、面倒がるし。
 ほら、戦国時代はホモッ気があって当然だとか。じゃあ当時のレズの立場はとか。色々と繋がりますよ」

蘭「あ、ありがとうございます! 後光がさしてますよタカトシさん!!」

 #蘭が雷電さんばりのワンポイント解説的なことを試みるようになりました。
 ・また「長所を伸ばそう」という方針から。彼女が一番得意なパスカットが+1されます。

281 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/03(水) 01:25:16 ID:vB5X7ohU
リュウ「それじゃあ、俺はどうすればいい!?」

タカトシ「普通に…ツッコミとか…」
リュウ「それができないから、こんな状況になってるんだよ」
タカトシ「いえ。オレだって『普通』の人なんですけどね、一応」

伊藤誠「昨年まで女子高だった偏差値の高い高校に『家が近いから』という理由で入学し、
 入学早々ワイルドに着崩してる人を『普通』だとは思いませんけどね」

タカトシ「ほら、こんな感じ! こんな感じでツッコミするの!」
リュウ「うぅッ。自信ない…」

奈々「通販は? 盛り上がってた通販で、何か特殊なものを持って。それでいて平凡な人。そのギャップ感」
タカトシ「すると…話題のショップですね」


<スポーツショップ『ミケ』へようこそ!>

#申し訳ございません。ただいまメンテナンス中です。

---
奈々「ツキにも見放されたっていうの…!?」
芝村舞「しかたあるまい。私が知っているショップを紹介しよう」
奈々「どこです?」
芝村舞「192.168.51.21 と入れてエンターしてみてくれ」

282 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/03(水) 01:28:03 ID:vB5X7ohU
<ドキドキッ☆ 電子の巫女姫のわくわくホームページ>

まみむめも!
ようこそー。ここは楽しいインターネットのページです。本当だよ!
当HPではレアなアイテムを販売してます。

基本的にノークレーム、ノーリターン。ハイリスク、ファジー リターンです。
おう? 気に入らないならとっとと帰りやがれ。こちとら商売でやってんじゃねえんだ。


・中古のユリア人形(使用済。大人気商品! 超お買い得! マジヤバ!)。
・ジョージ・ジョースター卿の人生相談チケット。
・ドラゴンスレイヤー(剣)。
・特製ブレスケア(息を強力にリフレッシュ!)
・マー社長(蒼い瞳の、メスの小さなネコです。「マー」と鳴きます)

283 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/03(水) 01:32:54 ID:vB5X7ohU
リュウ「この中から選ぶのか…? ハイリスクって言ってるのに…」←最近、気弱になってます。

<リュウ、現在P:300>

【選択肢】リュウが買ったもの(一個だけです)→
先に2票入った選択肢で続行。age進行推奨ですが、別になんでも構いません。

A:中古のユリア人形。10P
B:ジョージ・ジョースター卿の人生相談チケット。100P
C:ドラゴンスレイヤー(剣)。300P
D:特製ブレスケア。200P
E:マー社長。300P

-----
今日はここまでー。

284 :森崎名無しさん:2011/08/03(水) 01:46:47 ID:iNciNxuA
E
ええい、リュウはどうでもいい! マー社長を劇中に引っ張り込むんだ!

ていうか塾って…そういえば瀬戸口って学兵してたんだっけ…
そしてアドレスが完全にローカルw

285 :森崎名無しさん:2011/08/03(水) 07:59:18 ID:GAVyK+1k
D

286 :森崎名無しさん:2011/08/03(水) 13:27:37 ID:???
E

287 :森崎名無しさん:2011/08/03(水) 18:31:07 ID:???
各選択肢の予想

A→放送事故でブライトさん(というか中の人)がry
B→逆に考えて特徴がないことをセールスポイントにすることになり、
  リュウから「名無し」に改名させられる
C→アリーナ「ころしてでもう」ry
D→1回こっきりだったら高い買い物&悪い方に効果が出たらそれこそリストラ確定

色々と間違っていると思うが突っ込み歓迎w
結局Eが一番無難かな…アリア社長と芝村舞で争奪戦になりそうだけど

288 :森崎名無しさん:2011/08/03(水) 19:05:09 ID:???
奈々の『毛』の手入れについて「奈々って実は…。だって…。」どういうことだあ!
ええい、リュウはどうでもいい!女の子を映せ!

289 :森崎名無しさん:2011/08/03(水) 21:58:35 ID:???
ブレスとか吐けるようになったんじゃないのw

290 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/04(木) 00:54:23 ID:???
>>284 政府の陰謀に国民は騙されてますが。192.168.から始まるアドレスだってインターネッツです。
 ただ「インターネッツの管理者」に選ばれし者のみが所有可能な特殊なページ、とのこと(舞:談)。

 ちなみにマー社長も「女」なので。慣例として「ちょっとヘン」ということが決定してます(酷

 単純に萌え系の女性ならそこそこ書いてた時期はありましたが。「素敵」な女性は未だに書く自信がないなぁ。
 以前の話題の「桜子が髪を切る」ような男気っぽいのなら多少イケるけど、母性的というか女性的なのは難しい。

>>287 こういうのは選択肢の答えが出てから考えることがほとんどなんで、ぼんやりとですが。
A→勢いでどうにか。←こういう楽観的なのがマズいんだと思う。
B→逆に考えるんだろうけど、どこを逆に考えようかなぁ…。
C→実はコレ、着地点が決まってました。ドラゴンスレイヤー…竜殺し。

>>288 ご想像、もしくは調査依頼(誰にだ)をお願い致します。

>>289 すんません、大当たりですw 上のドラゴンから連想。そして逆に効能は最高級(たぶん)。
 以前から同じ「効果」のものはチラチラ出してるんですが、カードや選択肢の結果で陽の目を見ません。
-----
確認したら。「マー社長」じゃなく「まぁ社長」が公式のようでした。
ただ、このスレでは本名が「まぁ」、愛称「マー」ということにします。何故なら…。

例えば灯里が「まぁ社長です」と言った時。
一瞬「『まぁ社長』です」と「まぁ(アリア)社長です」との区別がつかないんで。

これ「なのは」も苦労してます。例えば「リリカルなのは」って書くと。
「リリカル・なのは」なのか「リリカルなのは(誰?)」と一瞬区別がつかないんで。

291 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/04(木) 01:02:47 ID:BmkTN79U
E:マー社長。300P
-----
リュウ「よし、じゃあ俺はこの猫にする!」
奈々「全財産をネコに…。あおいさんより豪快ですね」
芝村舞「(少佐からもらってしまったユリア人形、誰も買わないな。もっと安く…いや、逆に高くしたほうがよいか)」

 舞は苛立ちながらも、パチッと指を鳴らした。すると天井裏から猫が落ちてきた。
 天井裏に待機させておいた中原岬が、猫を突き落としたのである。
 しかし、クルッと回転して巧く着地する、その子猫。

マー社長「マー」

<マー社長(まぁ社長)>
灯里の業界では、「蒼い瞳を持った猫」をお守りとする風習があり、その猫は「社長」という役職につく。

ただ「社長」と言っても実際に経営をするわけではなく、社員のアイドル的存在である。
灯里の所属する「ARIAカンパニー」の社長は、アリア。デカくて太ってる。性別はオス。

遥か昔のモテモテ戦で出てきたアリス・キャロルの所属する「オレンジぷらねっと」の社長が、マー(まぁ)。
アリスが拾った子猫。鳴き声が「まぁ」という声だったためアリスは「まぁ くん」と名付けたが。
後に性別がメスだったことが判明。「噛みグセ」があり、また、アリア社長のことが大好きらしい。
しかし愛情表現(?)が、「もちもちぽんぽん」(アリア社長のお腹)に噛み付くという行為のため、
アリア社長は常に逃げている。基本はノロいマー社長だが。噛み突きにいく時はやたら速い。
---
火星猫は人間の言葉を理解できる。喋れないが、文字やワープロでの意思疎通は可能。但し知能は5歳児ほど。
ちなみに地球猫の知能も結構高く、犬に迫るレベル(猫は「命令を聞かない」というだけ)。

292 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/04(木) 01:05:48 ID:BmkTN79U
リュウ「これで俺も、一つ武器ができたな!」
蘭「さっきの着地、巧かったわよね。リュウさんも真似してみては?」

 #リュウが「受け身LV1」を習得…あ、もう持ってました。

リュウ「…なんで俺には、そういう地味なスキルしかないわけ?」
蘭「そういう役周りなのかも…」

マー社長「マー」
アリア社長「ぷいにゅー?」
マー社長「マ」
アリア社長「ぷにゅ?」

マー社長「……」
アリア社長「…にゅ?」

293 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/04(木) 01:07:23 ID:BmkTN79U
マー社長「まぁあああぁああッ!!!」
アリア社長「ぷにゅ、ぷいにゅー!?」

 マー社長の鋭い牙が、アリア社長の脇腹に突き刺さる。

 …痛い、とても痛いんだ。やめてくれ。助けて。お願い、誰か助けて…

伊藤誠「あはははは! やっぱり動物って、見てると 和 む よねー」

 ふざけんな! 噛まれてるんだぞ!? どこに和む要素があるって言うんだ!

蘭「うふふっ。ジャレあってますよ。かわいぃなぁ」

 ジャレてるってレベルじゃねーぞ!?

リュウ「モフモフしたいよな」

 グサグサきてんだよ、おい。頼む、頼むから助けて!
 ……。

 …なんで皆、笑ってるの? 僕が痛がる姿が、楽しいの? 猫が苦しむ姿を見て、どうして笑っていられるの!?
 人間は、なのはちゃんみたいなヤツらばかりなの? 慈愛の心を持った人間はいないの!?

294 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/04(木) 01:09:41 ID:BmkTN79U
タカトシ「…なんか、ちょっと胸が痛くなる空気がするんですけど」←空気を読むのは巧い
奈々「タカトシさん…一緒に帰りましょう!?」
タカトシ「遠慮します」

マー社長「……!!」←噛み付いている
アリア社長「ぷいにゅ、ぷいにゅぅううぅう!?」←泣いている

奈々「ところで芝村さん。さっきのアリア社長の動き、おかしくありませんでした?」
芝村舞「ほぅ、気付いたか」
奈々「はい。逃げて行ってたけど…最後の瞬間、自分からお腹を差し出したような感じでした」
芝村舞「受け身の一つだな。致命傷だけは避けた」
奈々「それじゃあ。マー社長は最初はどこを狙っていたんです?」

芝村舞「『灯里:むにゃむにゃ…』だ」
奈々「なんか汚いイメージが」
芝村舞「その行為をフェ『灯里:ぐうぐぅ…』という。殿方は喜ぶそうだ」
奈々「フェ!? え?」

芝村舞「つまり下腹部を狙っ」
奈々「?」
タカトシ「聞くんじゃありません! ってゆーか芝村さん、あなたも(性的には)ピュアなキャラのはずでしょ!」

295 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/04(木) 01:12:49 ID:BmkTN79U
芝村舞「ああ、ピュアだ。私はデートの場所に図書館を選ぶほどの、恋愛下手だったし」
奈々「本来、喋っちゃダメな場所ですからね」

芝村舞「しかし私も恋愛の達人になってきてな。最初は一人に対して6時間つきあってやったが。
 その次は二人に対して6時間。次は四人に対して、次は八人に対して6時間つきあう…とやっていき。
 今では同時に16777216人とデートしてる」
タカトシ「それデートじゃなく演説じゃ…」
奈々「ねずみ講みたいな感じもしますしね」

芝村舞「セミナーに参加してランクを上げて、プラチナ会員になれば、192.168.51.21.が閲覧できるようになるのだ」


 …なんで僕が殺されそうになってる時に、横で平然と妙な集会の話題ができるの!?
 絶対うさんくさいよ! 参加料とか取ってるよ!!

芝村舞「いや、参加料は取ってない。ただ会員費とシステム維持費が高いがな」

 僕の声が聞こえてるなら、助けてよ!!


ナレーション:灯里『今にも死にそうなアリア社長。彼を助けに登場したのは。意外ッそれはこの人ッ!』

296 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/04(木) 01:15:58 ID:BmkTN79U
灯里「ふわぁ…ねむねむ。みなさん、こんばんはー」

タカトシ「灯里さん!? アリア社長が誘拐されたって聞いても寝てた人が…」
灯里「マー社長が出てきたので、顔を見に来ました。わー。マー社長ー」
マー社長「マ?」
灯里「しゃちょー」
マー社長「マー☆」

 マー社長を抱きしめて、頬擦りしている灯里。
 …その足元には、瀕 死 の アリア社長。

灯里「でもマー社長。アリア社長のお腹を食べちゃダメダメさんですよー?」
マー社長「マー?」
灯里「アレは非常食なんですから。普段は食べちゃダメなんです」
マー社長「マ!」

タカトシ「(おかしい…どうして誰もツッコミがないのか)」
伊藤誠「(タカトシさん、ダメですよ。そういうのは『ミスター・普通』ことリュウさんに言わせてあげなきゃ)」

 瀬戸口、タカトシ、キバヤシあたりが速すぎるだけなのだ。
 多分10レスぶんぐらい喋らせておけば、リュウもようやくツッコミに入れる…はず。

297 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/04(木) 01:19:09 ID:BmkTN79U
タカトシ「でも逆に、アリア社長が可哀想になってきました。コレ人気でも抜かれるんじゃないかなーって」

芝村舞「ふむ…しかし私はデカい猫のほうが好みだな。ブータもデカかったし」
奈々「私は猫好きですけど、アリア社長はM(7の倍数)だったから好きになったわけで」
伊藤誠「僕はマー社長は苦手だなぁ。なんか女性的っていうか。露骨に性的っていうか…」

 人気とかどうでもいいから、早く助けてくれ…。
 このままでは、本気で死んでしまう。
 救急車を。せめて止血だけでも…。

タカトシ「(やっぱり、なんだか痛々しい空気がするんだよなぁ…)」


 #リュウがアイテム/スキル「マー社長」を入手(?)しました。
 試合の時も助けてくれるかもしれません。…相手の下腹部を狙って。

 (「常に一緒」というのは、「ピッチ内にゴーストは11以下」ルールに抵触するため、大丈夫じゃないそうです)

 ・リュウにとって。能力よりも人脈(絡みやすくなった)のほうが大きいです。

298 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/04(木) 01:23:55 ID:BmkTN79U
<マー社長が、何か言ってます>

マー社長「マー。マー、マー?」


【選択肢】その言葉に対して→
先に2票入った選択肢で続行。age進行推奨ですが、別になんでも構いません。

A:リュウがメモ用紙を差し出した
B:灯里が何か言い出した。
C:芝村舞が一歩前に出て親指を立てた。
D:アリア社長が奈々の腕に飛び込んだ。
-----
今日はここまでー(リュウ&蘭が、少し喋れるようになった手ごたえはありました。「少し」ですけどね)。

299 :森崎名無しさん:2011/08/04(木) 01:25:08 ID:3BYcS/5o
A
よし、その調子で頑張るんだリュウ!

300 :森崎名無しさん:2011/08/04(木) 10:07:23 ID:xHkCoWww
c
ええい、リュウはどうでもいい!女の子を、、、期待できないけどw

301 :森崎名無しさん:2011/08/04(木) 10:52:30 ID:0xn1ul8A
A

302 :森崎名無しさん:2011/08/04(木) 11:59:08 ID:???
女の子? そんなのどこに…あれ、宅配便かな。はーい! (それが、彼を見た最後でした…

303 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/05(金) 01:04:26 ID:4AT03G+6
A:リュウがメモ用紙を差し出した
-----

マー社長「マー。マー、マー?」

タカトシ「えっと。この猫、マー社長って言うんですか? なんだかアピールしてますよ」
灯里「火星猫は人の言葉がわかるんです。アリア社長なら、親指シフトのワープロ専用機でお話しできるんですが…」

 スッ…。
 さりげなく、自然な流れで。 リュウがメモ用紙を差し出した。

伊藤誠「そうか! それでマー社長の言いたいことがわかるんだ。…いいなぁ。僕も犬とか猫とか飼いたいなぁ」
マー社長「ま」

 小さな身体で必死に鉛筆を持って。マー社長はメモ用紙にぐにゃぐにゃと書いていく。
 文字、というより記号。…絵? 落書き?

蘭「どうです?」
タカトシ「よくわからないですね…」

 灯里が、ぽんと手を打った。

灯里「そうだ。マー社長はまだ子猫なので、字が書けないんです」
奈々「あー…」

304 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/05(金) 01:06:56 ID:4AT03G+6
マー社長「マー。マー、マー?」

伊藤誠「何がしたいんでしょうかね」

灯里「しかたありません。私がやってみます」
蘭「(やってみる?)」

灯里「……。まー…」
マー社長「マ!?」
灯里「マー、マー」
マー社長「マー、マー! マー!」
灯里「まぁ? まー? ま?」
マー社長「マー」
灯里「あはは、可愛いですねぇ」
マー社長「マー☆」
灯里「まー。まー、まー、まー」
マー社長「マー。マー、マー!」
灯里「まー? MA? ma? マ?」
マー社長「ま、ま、まー!」
灯里「まー☆」
マー社長「マー♪」

リュウ「よくわからんが…なんだか凄いぞ!?」
伊藤誠「それで灯里さん、マー社長はなんて言ってるんです!?」


灯里「はひっ。まーまー言ってますっ!」

タカトシ「それは聞けばわかるよ!!」←自重していたものの、耐え切れずツッコミを。

305 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/05(金) 01:09:57 ID:4AT03G+6
伊藤誠「なんだか盛り上がってるから、てっきり意思疎通できてるんだとばかり」

灯里「あははは。いやですよー。猫の言葉なんて、わかるわけないじゃないですかー。
 …ファンタジーやメルヘンじゃないんだから」

リュウ「確かにそうだが」
蘭「それを超越してるような雰囲気が出てたものね」

タカトシ「(今の灯里さんの技『使い回し』。あそこに『燕返し』でツッコミを入れれば美しいのに…!)」

 #よくわからない世界に精通してるあたり、タカトシもやっぱり『普通』じゃないと思う。


 ともあれ。これだけ頭の良い連中が揃っていながら。
 何故、誰も『アリア社長に翻訳してもらう』という案を考え付かないのか。
 それとも、思い付いてもスルーしてるのか。よくわからないところだ。

 なによりも。そもそもアリア社長目的で集まってきた三人(灯里を除く)は、何故アリア社長の止血をしないのか。

306 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/05(金) 01:11:25 ID:4AT03G+6
灯里「まー」
マー社長「マー」

芝村舞「ma−」

灯里「ま!?」
マー社長「マ!?」
芝村舞「まあまあ」

灯里「まー☆」
マー社長「マー♪」
芝村舞「まあな」


リュウ「こ、今度はどうなってるんだ…」

芝村舞「私は天才LV3があるからな。天才技能でムツゴロウさんのスキルを代用すれば、猫と喋ることが可能だ」

タカトシ「……(ピクッ)」
奈々「……(わぁ)」

リュウ「?」
蘭「?」

奈々「(あぁ! タカトシさんが『ムツゴロウさんは動物と喋ってないでしょ』って言いたいのを我慢してるのに…!)」

 生死を、そして明暗をわける見えないラインが、そこにあるのだ。

307 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/05(金) 01:12:32 ID:4AT03G+6
灯里「それで芝村さん、本当にさっきの話でいいんですかー?」
マー社長「マー?」
芝村舞「ああ。問題あるまい」

灯里「わぁ☆ 良かったですねー、マー社長ーっ☆」
マー社長「マー♪」

タカトシ「さっきの話って、なんです?」
芝村舞「ん? 聞いてなかったのか?」
タカトシ「ええ…」
芝村舞「マー社長の所属先だ。未成年だが、保護者の同意があれば、且ナ村人材派遣へ登録していいか、という話」

リュウ「おお、そうなのか。良かったなマー社長!」
蘭「これで一緒にいられるわね!」
マー社長「マー」


タカトシ「(色 々 と ツッコミの場所があるのに。オレは自重してるのにっ! リュウさん、なっちゃないよ!)」

308 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/05(金) 01:13:52 ID:4AT03G+6
#リュウがアイテム「マー社長の描いた落書き(メモ用紙)」を入手しました。
・なんだか、ぼんやりとオレンジ色に輝いているような…。

#マー社長の所属が、且ナ村人材派遣 になりました(「オレンジぷらねっと」社の社長と兼務)。
・別に連邦軍の味方というわけではない場所です。タカトシもハイネも同じ所属です)。


伊藤誠「あ。でも且ナ村人材派遣の所属ってことは…WBでは、マー社長は僕の部屋に来るってこと!?」
芝村舞「いや、保護者のリュウの部屋だろ、常識的に考えて」

タカトシ「そういう時だけは常識的なんですね。…あっ」
 これぐらいのセリフこそ、リュウが喋るべきだった。譲るべきだった…そう考えるタカトシ。
 優しい。これほどの好青年は、まずいないだろう。

 問題は。そういう姿勢こそがキャラを立ててしまい、結果的に目立ってしまうということだ。

 それと。
 こんなに優しい彼までもが、何故、アリア社長の手当てをしてやらないのか。
 それは誰にもわからない。

-----

309 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/05(金) 01:15:49 ID:4AT03G+6
<NPCフェイズ…登録選手以外 編>

 夜の闇の中、動く者がいる。

 …同じ導入ですんません。ただ、中の人の処理が追いついていないのです。
 「進行さん.txt」ファイルが更新されないので、無闇に前へ進めないのです。


【選択肢】
先に2票入った選択肢で続行。age進行推奨ですが、別になんでも構いません。

A:徘徊するユリア人形 → 夜中に彼女がすることと言えば?(っつーかリモートしてる人は誰だ…)
B:ハイネ・ヴェステンフルス → ヤツの謎が、今、明らかに!(?)
C:中原 岬 → 本来は裏社会の人のはずですが…
D:西之園 萌絵 → 犀川助教授の部屋で、彼女が見た女とは!?
-----
今日はここまでー。

310 :森崎名無しさん:2011/08/05(金) 01:18:05 ID:J+K1nZM6
D
S&M久々だし…

311 :森崎名無しさん:2011/08/05(金) 05:47:04 ID:v87kyxHk
B

312 :森崎名無しさん:2011/08/05(金) 10:16:03 ID:77hgJAkU
D

313 :森崎名無しさん:2011/08/05(金) 18:51:59 ID:???
灯里が凄く楽しそう

でもアリア社長は死にかけてるんだよな、、、

314 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/06(土) 01:20:12 ID:1f+/rOaA
>>313 死にかけてますが、死んでません。社長は帰宅部員じゃないので、死んだら死んじゃうんです…

D:西之園 萌絵 → 犀川助教授の部屋で、彼女が見た女とは!?
-----

西之園 萌絵「え」

桜子「ん?」
犀川 創平「んー」

 犀川 創平。建築学科の助教授。
 海老塚 桜子。勉強が苦手な女子校生。

 西之園 萌絵は考える。
 今まで彼らに、何らかの接点があっただろうか。いや、ない。
 こんな夜中(注:まだ9時頃です)に、独身男性の部屋に入ってるとは。なんて、はしたない(萌絵は、よくいます)。

 いや、待て。大丈夫。まだ女として負けたわけじゃない。
 桜子の魅力なんて、ポニテと裏投げと『女子校生』っていうだけだ。

桜子「私には、それしか長所がないのかよ…」
犀川 創平「しかも、どれを書いても履歴書的にはプラスにならない」

315 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/06(土) 01:23:22 ID:1f+/rOaA
---
 バイトの面接で。
店長「じゃあ、君の長所は?」
女子校生「ポニテと裏投げと『女子校生』ですッ!」
店長「OK,採用!」

 …いや、あり得ないだろう。
 顔面偏差値60ぐらいあればイケるかもしれないが。その場合、無難なことを答えておいても採用されるだろうし。
---

 西之園 萌絵は考える。
 『女子校生』か? ヤツの魅力はそれなのか?
 それなら私でも問題ない。大学を辞めて、どこかの高校に入りなおせばいい。
 クラスメイトからは「さん」づけ確実で大きな態度が取れるし(かなり年上になるから)。

 いや、それとも。『制服』なのか!? 『女子校生の制服』。
 うん。男の人が(何故か)照れる単語。
 ちょっと応用して『女学生の制服』と言えば、相手が80歳くらいのお爺ちゃんでも照れるはず。
 まさに魔性の言葉!

 女子校生の制服。…セーラー服なんて、陸上では実用性ないくせに!!

西之園 萌絵「この海軍野郎」

桜子「こういう単語を吐かれた時、私はどう対応すればいいんだ」

316 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/06(土) 01:25:49 ID:1f+/rOaA
犀川 創平「日本が近代的な『学校』を造った時。男には陸軍の詰襟を、女には海軍のセーラー服をあててみた…ような」
桜子「陸軍、海軍と来てるんだから。…次は空軍?」
犀川 創平「男→女→と性別で分けてるから。同性愛者の学校を造る時は、制服は空軍のものの可能性が高い」

西之園 萌絵「……。なのはちゃんは、フライトジャケット姿に!?」
桜子「ただでさえ、肩身が狭いんだ。それ以上は踏み込まないでくれ…」

犀川 創平「陸→海→空→ と来たんだから。その次は宇宙軍だろうね」
桜子「男→女→同性愛者(決定済)→と分けてきたけど、次は…」
犀川 創平「無難なところでは、二次元じゃないかな」

西之園 萌絵「そうなると…。なのはファンは、ウルトラ警備隊の姿に!?」
桜子「だから、そのチリチリしてる辺りがゴーストラインだってば!」
犀川 創平「キルゾーンに踏み込んでいるわよ、的な」

 危うく脳を焼かれる寸前の状態である。防壁薄いよ、何やってんの!?

西之園 萌絵「っつーか。海軍野郎はなんでこの部屋にいるんです?」
桜子「いや、そもそも私、セーラー服じゃないけど…」
西之園 萌絵「ブレザーだろうと『武器』としての意味合いは同じです! どうして桜子さんが制服姿なんですか!?」
桜子「どうしてって…私、これが正装だもん。お葬式の時もコレだったし」

西之園 萌絵「桜子さんから柔道着を引いたら、タキオンとマイナスイオンぐらいしか残りません!」
桜子「(私ってそんなキャラだったかなぁ)」

317 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/06(土) 01:28:39 ID:1f+/rOaA
西之園 萌絵「だいたい、肌の露出が高すぎます!」
桜子「え。でもコレ、学校指定よ? 改造してないしさ」

西之園 萌絵「いいえ。もっと イ ン ド 人 みたいに徹底的に隠れなきゃいけないわ!」

桜子「本場のインド人にも怒られるってば…」
犀川 創平「本場のインド人は。ララァの時点で、もう慣れてるんじゃないかなぁ」

 だが彼の思惑とは裏腹に。
 萌絵のうっかりな一言にインド外交官は『極めて強力な遺憾の意』を表明。
 これをきっかけに、日・イは険悪なムードとなりはじめる。


 後の日イ戦争のはじまりである。

318 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/06(土) 01:31:32 ID:1f+/rOaA
< 日イ戦争 >

 インド側は裏ルートを通じ、それまで険悪だった中国北部に核ミサイルを配備し日本を射程に収める。
 中国側は、うっかり配備させちゃった担当者をクビ。核を無力化するニュートロンジャマーを開発。

 SEED好き系の女子、激 怒 !

 民意に煽れた日本側は、ニュートロンジャマーキャンセラーを開発。うっかり自分の首を絞めてしまったことに気付く。
 総理大臣からの出動命令がない中、国防省(現在の防衛省)の大臣は大英断を下す。
 …そう、自衛隊の派遣である。

 中国北部に配備されたニュートロンジャマーキャンセラーをつけたニュートロンジャマーをつけたインドの核ミサイル。
 その発射を阻止すべく送り込まれたのが、桜子だったのだ。


桜子「え!? なにこれ、そんで私に来る展開なの!? …自衛隊派遣って言ってんだから、自衛隊が行けばいいじゃん」
犀川 創平「当時の(?)日本は、政治的に、中国北部までを無補給で往復できる軍用機を持っていなかった」
西之園 萌絵「だから民間旅客機で普通に行ったんですね、先生!」
犀川 創平「惜しむらくは。桜子はパスポートを持ってなかったことだ」
西之園 萌絵「出 発 が 遅 れ て しまったんですね…」
犀川 創平「自衛隊はニュートロンジャマーキャンセラーブレイカーを試作段階まで開発したんだけど」
西之園 萌絵「インドにはアンチニュートロンジャマーキャンセラーブレイカーがありましたから」

桜子「なんか私が悪いことした気分になってるんだけど…」

319 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/06(土) 01:34:06 ID:???
 さて。
 こうして。
 とりあえず「日イ戦争」をまとめて、ネットの海に投げることができた。
 この情報は拡散し続けることだろう。

 遠い将来、「日イ戦争」で焦土と化した日本も(桜子が間に合わなかったので、核で大半がやられた)復興し。
 さらに遥かな未来に、どっかの大学生あたりがうっかり信じて研究するかもしれない。

 僕は、この情報を必死で研究する彼に、笑顔でこう言ってやりたかったんだ。
 「ごめんね♪」って。

320 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/06(土) 01:36:01 ID:1f+/rOaA
<WB:ブリッジ>
 「塾があるから」と、リュウ&蘭たちから逃げてきた瀬戸口だったが。ブリッジは、より悲惨になっていた。

あおい「進行さん、また倒れました」
キバヤシ「構成作家、また逃亡。今度は二人まとめて逃亡」
ハイネ「(凄ぇ気持ちいい…もう、全力で見逃し放題じゃん!!)」

瀬戸口「あー!! だから、なんでこんな時だけ、俺より上がいないんだよ!!」

 本来のシフトは舞とアリア社長、ツッコミ役にタカトシという最強布陣だったのだが。
 リュウ&蘭がアリア社長を拉致ったために、全てが芋づる式にやられた。

 瀬戸口はブリッジをまとめねばならない。タカトシはアリア&マー社長の抑えとして。
 この状況下で、桜子とSMをなんとかしなくてはいけない。
瀬戸口「(桜子と SM …)」
キバヤシ「心を読ませてもらった! 瀬戸口、落ち着け! 今お前がボケに回ったら、もう完全に終わる!」

瀬戸口「お、おう。常識系のヤツらは!?」
あおい「ほとんどアリア社長のほうに回っちゃってるから…急なリリーフは絶望先生なんですけど」
瀬戸口「よし、ブルペンに電話を繋げ!」
あおい「いえ、ダメです。絶望先生を政治系に絡ませると、さらに絶望になるんで」

瀬戸口「っつーかアリア社長側も、SMコンビ側も、皆ツッコミ系だろ!? なのに、なんでこんなに破綻する!?」

321 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/06(土) 01:39:38 ID:1f+/rOaA
あおい「Bブロックから通報だよ。通り魔に一人やられたとの報告。武器は包丁と推定! 憲兵を出しますか?」
瀬戸口「いや、放置していい。その憲兵長とは今、多分、連絡つかない気がするし」
キバヤシ「Dブロックからは、振り込め詐欺が多発してる。一度遮断するべきか?」
瀬戸口「遮断しろ。問題が起きた地区はどんどん遮断。この際、メインだけ生きていればいい。
 あと、誰か武道派を呼んで。まずハイネをブリッジから排除!」

 試合よりも、日常パートのほうが緊迫感が出てしまうのは何故だろう。

キバヤシ「くっ…限界か。瀬戸口、もう(中の人の都合の)時間だ。選択肢を! 桜子&S&Mへツッコミを!」
瀬戸口「(なんだか、俺だけ理不尽な気がしてるんだが…)」

 ・アリア社長とかルナマリアも似た感情を持っているので安心だ。

【選択肢】瀬戸口の選択→S&Mへのツッコミ
先に2票入った選択肢で続行。age進行推奨ですが、別になんでも構いません。

A:歌を歌う → ガンパレードマーチの力(勢い)でなんとかしよう!
B:ブライトさんに頼む → 一応、表向きは艦長だ。
C:ミライさんに頼む → 切り札がいるじゃないか!
D:新田くんに頼む → 誰だっけ? でもまあやってみて。
E:大丈夫判定委員会に申請する → アレって今は公的機関みたいだし。

-----
今日はここまでー(時間かけたはずなのに。構想の1/3程度にしか進んでない…)

322 :森崎名無しさん:2011/08/06(土) 13:39:56 ID:NTWXzqqU
C

理由:
A→歌ってごまかすのは古い
B→ブライトさんは政治家向き(特に日本で)だが政治的な話はダメ
D→突っ込みがポストを叩きまくるのもどうかと思う
E→判定だけされても解決にはならん

323 :森崎名無しさん:2011/08/06(土) 14:41:37 ID:Dvi5IARg
C

324 :森崎名無しさん:2011/08/07(日) 00:29:20 ID:???
"日イ戦争"でググったらもしかしてを除いて最初に出てきたよ!
…200年後くらいに既成事実になったらどうしよう。

325 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/07(日) 00:52:51 ID:???
>>322 ぼんやりとした構想
A→ヤムチャがツッコミ役に回ってくれる(戦力的には、ともかく)
B→一応ツッコミもできる人だけど、不安定。
D→音声さんとカメラさんが即座にカット。そもそも出て来れなかったが、時間は稼げた。
E→その通りでしたw

>>324 笑ったw しかし、とんでもないことをしてしまった…。
 数百年、数千年後、本当に誰かが信じてしまいそうで。それを考えると…オラなんだかワクワクしてきたぞ♪

(遺跡とか「オーパーツ」系って、この手のモノも数%は入ってそう)

326 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/07(日) 00:54:31 ID:4uxDf5sU
C:ミライさんに頼む → 切り札がいるじゃないか!
-----
西之園 萌絵「そもそも、桜子さんが柔道着じゃないって時点で、色仕掛けでしょ!」
桜子「いや、でも。夜に独身男性の部屋に、柔道着姿で入ってくる女なんていないでしょ」
犀川 創平「イチロー並に守備範囲の広い人の奥さんしかいないだろうねぇ」
西之園 萌絵「今では、何を錯乱したんだか、議員になってますし」

桜子「…む。なんだかバカにしてるけど。彼女、昔は 美 し か っ た んだから!」

西之園 萌絵「」
犀川 創平「」

桜子「…あ! その、背負い投げが、だよ」

犀川 創平「う、うん。わかってる」
西之園 萌絵「ええ。そうでしょうとも」

桜子「…あ! その、背負い投げ『も』美しかったんだよ」

犀川 創平「(うまくキルゾーンを回避したなぁ)」

327 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/07(日) 00:56:42 ID:4uxDf5sU
 ごちゃごちゃ話している時だった。ドアが開いて、そこにミライさんの姿が現れた。
 その形相は、もう人のものではない。まさしく 修 羅 のもの。

ミライ「アナタたちまで一緒になってグダグダしたから…! 私の休日の恨みぃいぃい!!!」
 華麗な飛び蹴りが、西之園 萌絵を吹っ飛ばした。それは、なのはをも黙らせる最終奥義。

西之園 萌絵「ぐばぁッ!!」
桜子「(い、一歩間違えてたら、アレを私がもらうところだった…)」

ミライ「一度しか言わないのでよく聞きなさい! ちゃんとしなかったら、次は首を狙うわ!
 もう一度言うわね。ちゃんとしなかったら、次は首を狙うわ! 大事なことだから二回言いました!」

犀川 創平「(ミライさんも…精神的に追い詰められているんだなぁ)」

328 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/07(日) 01:01:09 ID:4uxDf5sU
-----
(テイク・ツー)


西之園 萌絵「ど、どうして桜子さんが、夜の9時過ぎに犀川先生の部屋に」
桜子「(酷い説明セリフのうえに棒読みすぎるだろ)」
犀川 創平「(ミライさんの飛び蹴りで植えつけられた恐怖心が、まだ抜け切ってないんだろう)」

桜子「(こほん)えっとね、ちょっと相談に来たの。相談というか…計算かな」
西之園 萌絵「進路相談? 人生相談? 恋愛相談?」
桜子「お、落ち着いて(本音を言うと、もっとテンション上げろ。棒読みすぎだって!)」

西之園 萌絵「何の話をしてたんですか」
桜子「私の技、というか作戦。まあ1スレ目あたりで使おうと思ってたんだけどね。その後も機会がなくお蔵入りしてた。
 でも今、気付いたの。あの策を使うのは、今が最適じゃないかって…」

犀川 創平「ジャブローでは味方に被害が行くし、オデッサではWB隊は敵の主力とは戦わないからね」
桜子「この北米を西に出るんじゃ、どこかで必ず交戦しなきゃならないし」
犀川 創平「このスレじゃシャアも、やたらとガルマと仲が良かったから、全力で見逃してくれるかどうかわからない」

西之園 萌絵「?」

329 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/07(日) 01:03:18 ID:4uxDf5sU
桜子「でも、相談に来て良かった。私の当初の作戦じゃ、ちょっとビックリさせて終わり、程度だったもん。
 巧く考えてやれば、文字通り、敵に壊滅的なダメージを与えられる」
犀川 創平「メカ沢が陳情してた『地図』が大きかった。あれで地形情報を調べられた」
桜子「今のままでも一応は効果的。でも敵に『壊滅的』なダメージを与えるには、あと一つ足りない」
犀川 創平「魔弾丸だね」

西之園 萌絵「魔弾丸…ですか? なのはちゃんや奈々さん、謙信ちゃんさんあたりに頼めば…」

桜子「ちょっと特製のが必要なのよ。ポップが詰めた魔弾丸が欲しい。…それも大量に」
西之園 萌絵「じゃあ手配を芝村さんに頼むんですか? あ、奈々さんなら知り合いかも」
犀川 創平「芝村さんに頼むと、おおごとになる。あまり使いたくない。
 奈々さんは試合に出るだろう。試合に直接関わる人には、頼みたくないことなんだ」

西之園 萌絵「はぁ」

330 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/07(日) 01:06:03 ID:4uxDf5sU
桜子「他には『裏社会』の人かと思ってたけど。…西之園さん。ポップさんにコネはある?」
西之園 萌絵「直接会ったことはないですけど。知り合いの知り合いの…知り合い、くらい」

 桜子は表情を緩ませて、逆に、拳を握り締めた。

桜子「西之園さん、私たちに協力してくれない?」
西之園 萌絵「え? いいですけど。先生も協力するんですか? それなら…」
犀川 創平「決まりだ。プランだけ芝村さんに伝えよう。あとは僕たち三人でやる。
 …と言っても僕と桜子さんは、まだ何もすることないけど。ただ西之園くんには、早速動いてもらう」
西之園 萌絵「ポップさんが詰めた魔弾丸、を集めればいいんですね?」
桜子「正確には『ある魔法』が欲しいんだ。それ以外は必要ない」

犀川 創平「作戦発動だね。…作戦名がほしいかな。作戦名から、内容を推定されないように。何か」
桜子「じゃあ三人でやるから。『三匹が斬る』作戦で」

西之園 萌絵「…?」←具体的に何も聞かされてないので、まだちょっと当時者意識がない。


 #桜子、犀川、西之園。彼らの『三匹が斬る』作戦が発動しました。


331 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/07(日) 01:07:38 ID:4uxDf5sU
「ブライト:プライベートフェイズ」

ブライト「はー、眠い。8時間くらいしか寝てないから眠すぎる」
 どれだけ寝れば気が済むのか。

 ブライトがブリッジに上がると、瀬戸口が真っ白に燃え尽きていた。
 あおいとキバヤシも座ったまま眠っている。

ブライト「…何かあったの?」

 ブリッジで、唯一意識があった人間…ミライは。やたら機嫌が悪そうだった。
ミライ「昨日はゴタゴタが多くあったわ」
ブライト「ミライは休みのシフトじゃなかったっけ?」
ミライ「休みの『はず』、だったんです!!」
ブライト「(機嫌が悪そうだなー)」

【選択肢】→次にブリッジに上がってきた人間
先に2票入った選択肢で続行。age進行推奨ですが、別になんでも構いません。

A:アリーナ → 試合で「引き」が悪かったので悩んでます。
B:ヤムチャ → 低い浮き球が来た時にどう処理するか悩んでます。
C:叶親 → 性欲の処理に悩んでます。
D:絶望先生 → 出番がなくて悩んでます。

-----
今日はここまでー。

332 :森崎名無しさん:2011/08/07(日) 01:10:34 ID:+8YfxHec
A
ミライさん、出番のなさでは結構なもののような気がするけど凄いキャラを立ててるw

333 :森崎名無しさん:2011/08/07(日) 09:21:35 ID:jOIq57NY
A

334 :森崎名無しさん:2011/08/07(日) 10:50:52 ID:???
叶親「キャラは立てるものではない!立つものだ!」

335 :森崎名無しさん:2011/08/07(日) 12:21:39 ID:???
黙れフジヤマw

336 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/08(月) 01:07:16 ID:YcECaGBU
>>332 あの人は長いつきあい(?)ですからね。最終防衛ライン。
>>334-335 でも「立つ」ことに関して、叶親が言うと説得力があるなぁw

A:アリーナ → 試合で「引き」が悪かったので悩んでます。
-----
アリーナ「はー、眠い。色々と考え事をしてたら、8時間くらいしか眠れなかったわ」
 だからこいつら、どれだけ寝たいのかと。

アリーナ「みなさーん、おっはよー!」

 元気良くブリッジに入った瞬間。禍々しい「負」のオーラ。
 全てを威圧し全てを呪うかのごとく、まとわりつく。
 ミライ・ヤシマの身体から放たれているオーラだった。

 「負」のオーラと言えばハマーだが、アレの威力は空気を悪くする程度しかない。
 だがミライさんのオーラは殺傷能力がある。

 アリーナは、ブリッジの片隅でうずくまっているブライトさんに、恐る恐る声をかけた。
アリーナ「ねえねえブライトさん、ミライさんに何があったの?」
ブライト「わからん。化粧のノリが悪いとか、そういう理由じゃないか? それって女性として、どう思う?」
アリーナ「さぁ…。私、お化粧したことないから」
ブライト「そうなの?」
アリーナ「公的行事の時は、従 者 が やってくれるもん」
ブライト「あぁ…」
アリーナ「もし私が化粧巧くなったら、彼女たちの仕事を奪っちゃうし」

 偉い人もそれなりに考えてるらしい。…ちょっとイラッとする発言だけど。

337 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/08(月) 01:09:07 ID:YcECaGBU
ミライ「8時間も寝てる人たちに、私たちブリッジ要員や進行さんの気持ちはわかりませんッ!!」
ブライト「あ、はい。仰る通り」
アリーナ「(アノ日なのかな。…まさかアレが来ないとか!? しかも相手がわからないとか!?)」

ミライ「……ッ!」

アリーナ「(今、心を読まれた気がする…!)ぶ、ブライトさん、どっか行こ、どっか」
ブライト「どこにだよぉ!?」
アリーナ「駄菓子屋とか!」
 咄嗟に「練習」という単語が出てこないのが、彼らである。

ミライ「…行ってらっしゃい」
ブライト「いいんスか? 俺、ブリッジ勤務…」
ミライ「GO,GO,GO!」
ブライト「Yes, ma'am!」


 逃げるようにブリッジを出て、とりあえず駄菓子屋の方向へ向かおうとした時。
 原素子と出会った。
ブライト「チーッス」
アリーナ「やっほー」
原素子「あら、おはよう。…なぁに? 二人とも、なんだか怯えてるような…」

338 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/08(月) 01:10:16 ID:YcECaGBU
ブライト「いえ、まあ。…そう言う原さんは、嬉しそうですね」
原素子「最近ストレスで寝つけなかったんだけど、昨日、通りすがりの人に包丁を…げふんげふん」
ブライト「……」

原素子「うふふっ。最近、『共生派』の連中が増えてるわねぇ」

アリーナ「(殺ってきたんだ、この人…)」

原素子「じゃ、私はブリッジに上がるから」
ブライト「お疲れ様です…」
アリーナ「気を付けて…」

 原素子と別れ、数秒後。
 彼女の悲鳴と、こちらに走ってくる足音。

ブライト「どうしたんです?」
原素子「ぶ、ブリッジに… 悪 魔 を見たわ!!」
ブライト「はぁ…」
原素子「アレは絶対、人を殺ってる目ね! 間違いないわ!」

アリーナ「(ミライさんも原さんも 大 差 な い ような気がするんだけど)」

ブライト「(……。俺に言わせてもらえば、アリーナだって二人と 大 差 な い んだけどなぁ)」

339 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/08(月) 01:11:52 ID:YcECaGBU
アリーナ「ま、ともかく。駄菓子屋へGO!」
原素子「GO!」
ブライト「(…なんで俺の周囲には、いつも物騒な女が集まるかなあ)」

 一歩踏み出した時。アリーナはふと殺気を感じた。
アリーナ「原さん!? 私を刺す気!?」
原素子「い、今のは私じゃないってば。私も気持ち悪い気配がしたんだから」

 アリーナは考える。
 駄菓子屋へ行く→グダグダで話が進まない→進行さんが倒れる→ミラ…
 ダメだ。とても、踏み込めたものではなかった。危なかった。
 それより、話を進めねば。
 …話。

アリーナ「ねぇ。私って、何か悩んでたわよね? なんだっけ?」

ブライト「急にドジッ娘属性は、つかないぞ」
 アリーナの場合はドジッ娘でなく大雑把なだけであるが。

340 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/08(月) 01:13:41 ID:YcECaGBU
アリーナ「あぁ。私、試合でいっつも『引き』が悪くて、それで悩んでたんだった」
ブライト「遥か昔、『おてんば雷獣オーバーヘッド』をブチ込んだ時は、やたら『引き』が良かったけどな」
 (モテモテ戦で。アリーナはスレ最高値を叩きだしている。未だに記録は更新されていない)

アリーナ「そういう派手なのをさ。毎試合、やりたいわけよ」
ブライト「お前なぁ。そもそも試合に出れない人だっているんだぞ?」
原素子「(ブライトさんが言うと説得力ないわね…)」

ブライト「っつーか最初に「ブライト:プライベートフェイズ」って書いてあるんだから、今回は俺の出番じゃないの?」
アリーナ「言われてみれば」
原素子「そうね。でも何か言いたいこととか、やりたいこととか、あるのかしら?」

ブライト「いやその、構想の半分程度で(中の人が)力尽きたから、なんとかしないと、と思って」
 ありがとう…

【選択肢】→ブライトさんがアリーナに求めること
先に2票入った選択肢で続行。age進行推奨ですが、別になんでも構いません。

A:女らしさ
B:効率性
C:ドリブル突破
D:ダイレクトプレイ
E:威力重視(今のまま)
-----
今日はここまでー。

341 :森崎名無しさん:2011/08/08(月) 01:36:21 ID:frHZaweM
C
女らしさ…ある意味、挑戦状的な選択肢な気がする…

342 :森崎名無しさん:2011/08/08(月) 01:46:09 ID:EY4q9rA+
よろしい、ならばAだ

343 :森崎名無しさん:2011/08/08(月) 01:59:03 ID:frHZaweM
ではその意気に応えよう…Aに変更でお願いしますッッ
さあ、何が出てくるか…!

344 :森崎名無しさん:2011/08/08(月) 08:15:52 ID:???
最悪のシナリオ:

アリーナ「女らしくない!?どこが!ほら、こんなに」
 脱 ぎ はry


→アリーナが戦略兵器化
 …の前に森崎板が炎上するなw

345 :森崎名無しさん:2011/08/08(月) 18:51:31 ID:???
女の証明として脱いでみせろ!

346 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/09(火) 00:47:56 ID:QvXXZmRM
A:女らしさ
-----
ブライト「これほどまでに『脱げ』『脱げ』と言われてるんだぞ!? アリーナ、どうする!?」
アリーナ「なんだかわかんないけど、脱げばいいのね? …はい」

 アリーナは簡単に脱いだ。

 …帽子を。

ブライト「……」
アリーナ「?」

ブライト「この海軍野郎がぁあぁああああああ!!!!」
アリーナ「ひゃぁぁあああ!!!」

ブライト「空気読めよ! みんな、お前の裸が見たくてウズウズしてんだろうがぁああああ!!!」
アリーナ「ごめん、ごめんなさぁあい!」

ブライト「早く脱げってんだよ、ぶっ転がすぞ!!」
原素子「(どう聞いても、婦女暴行の現行犯なんだけど)」

アリーナ「…でもさあ」
ブライト「ん?」
アリーナ「女の人の裸見て、楽しいの?」
ブライト「まあ、男の人の裸を見るよりは数億倍な」

347 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/09(火) 00:51:10 ID:QvXXZmRM
アリーナ「男も女も、そんなに変わらないと思うけどなぁ」
ブライト「なに、見て来たふうな口調だよ!」

アリーナ「だってサントハイムって訓練場が男用しかないし。私はその中で育ったから。見慣れてるというか」
ブライト「そそり立った状態を見たことはあるまい」
アリーナ「まあ知識としては持ってるんだけど、叶親で慣れちゃったから。…男の人の膨張率って、みんなアレくらい?」
ブライト「いや、アレは異常。っつーかアレを標準に考えるなよ? お前の将来の夫が可哀想だわ!!」

 …叶親浩司。罪深き男よ。
 サントハイムの次期国王は、精神的にもタフでなければ、やっていけないことだろう。

ブライト「だいたいなぁ。『やーん、恥ずかしい…』という成分が、アリーナには足りないんだよ!!」
原素子「(今までになく熱いわね、ブライトさん…)」

アリーナ「でも裸ぐらい、どうってことなくない? 別に、見られて減るもんじゃないし」
ブライト「だからそれは男のセリフなの! もっと心に羞恥心を持てってば!
 …ジェンダーフリー=フリーセックス、と教える 日 教 組 かよお前は!!」

 ブライトさん、久々にブチ切れる。


348 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/09(火) 00:53:50 ID:QvXXZmRM
アリーナ「だってお城の男の人はみんな、私の前で普通に汗だくで脱いでるもん!」
ブライト「お前が訓練場なんかに通ってるからだろ! もっと、お淑やかになりなさい!」

アリーナ「う。ぱ、パーティの時とかはお淑やかよ!」
ブライト「普段から心がけなさい!!」

アリーナ「うー。お父様のようなこと言って。…お淑やかにするには、お風呂に入りなおさなきゃダメなのに」
ブライト「……。…なんで?」


アリーナ「髪、髪。ほら私。寝癖、酷いじゃん?」


原素子「え」
ブライト「それ髪型じゃなくて、  寝   癖  だったのっ!?」


アリーナ「そうよぉ。私としては髪を短くしたいんだけど、お父様が泣きながら『切るな』って言ってくるから」

 #アリーナの髪型は 寝 癖 だったことが発覚。
 ・パーティ等の公的行事の際は、スラッとした直毛らしい。

349 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/09(火) 00:56:30 ID:QvXXZmRM
ブライト「なんだか衝撃的なことを聞いてしまった気がするが。ともかくアリーナは、もっと女らしくしなさい!」
アリーナ「難しいなー」

ブライト「いかに良い年収の男を捕まえるか…。そのために、一般の女は血の滲むような努力をするのです。
 いいですか、王族にはわからないかもしれないけど、それが世間一般の、25歳くらいの成熟した考えですっ!」
原素子「35歳とかじゃダメなの?」
ブライト「それぐらいになってくると 妥 協 が始まって。『誰でもいいから結婚して!』という考えになる」
アリーナ「売れ残り、ってわけね!!」

 だからキルゾーンに踏み込むなと。

ブライト「ともかく! アリーナはもっと『女らしく』しなさい!」
アリーナ「脱げばいいの? 裸見せるぐらい、別にどうってことないけどなー。…ハマーは別として」
ブライト「だからそういう考え方が、いけないんです! もっと『恥じらい』の心を持つの!!」

アリーナ「やっぱり難しいよぅ」
ブライト「まずは形からだ。設定、俺は野球部のキャプテン。目指す甲子園も予選で落ちて、悔し涙を流してる。
 設定、アリーナは幼馴染でちょっと内気なマネージャー。なんとか俺を励ましたいと願っている。オーケー?」
アリーナ「お、オーケー」

ブライト「俺はそこの空き教室(空き部屋)にいるから、心が固まったら来なさい!」

 そう言い残し、空き部屋に入っていくブライトさん。
 …これだけ堂々と言える人生って、悪くないと思ってしまう今日この頃。

350 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/09(火) 00:58:49 ID:QvXXZmRM
 ギュィイイン。

アリーナ「……。私、教育は家庭教師だったから学校って知らないのよぉ」
原素子「ウチらも戦争しながらの教育だったからねぇ…」

 ギュィイイン。

アリーナ「男の人を喜ばす…」

 アリーナの身体。
 胸は、ない。サイズはあるが、カップがない。脂肪より大胸筋が目立つからである。
 太ももが、固い。桜子と同じレベル。お付きの従者のような、柔らかい感じがほとんどない。
 腹筋も固い。…むしろ特訓して 6 つ に 分かれさせておけば良かっただろうか。一部にウケたかもしれない。

 ギュィイイン。

アリーナ「難しいけど。これをクリアしないと、将来、サントハイムにいいお婿さんが来てくれないかも!」
 なんだかんだで、将来を見据えるおてんば姫。その脳裏に浮かんだ一つの言葉。

 『男の人は浮気もするけど。しょうがないことでもあるわ。ある程度は容認してやらないと、こっちがもたない』

 ギュィイイン。

アリーナ「別の人!? そう。男の人は、別の人でもいいんだ!」

 ギュィイイン。

アリーナ「設定! ちょっと勝ち気で高飛車なお嬢様系! 密かに野球部の主将を狙ってた!!」

 ギュィイイン。

351 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/09(火) 01:00:49 ID:QvXXZmRM
 空き部屋で。ブライトさんは役作りに入っていた。

 ああ、最初のフォアボールがマズかったんだ。
 スライダーが定まらないと看破されるや、ストレートを狙われた。カーブは抜ける。
 そしてフォアボールを恐れ、カウントを悪くするのを恐れるあまり、初球は必ずストレート。
 そこを狙い打たれた。悪循環。

ブライト「俺の三年間は、何だったんだぁあ!」

 ギュィイイン。…ガラッ。

ブライト「なんだよ、一人にしてくれって言っ…」

 ギュィイイン。

 そこには。徘徊するユリア人形が、いた。

ブライト「ちょっ…!! よ、寄るなぁああ!!!」

 ギュィイイン。

ブライト「ッ!? く、臭っ! (シンの)使用済ってのはわかるが、これ、 洗 っ て な い んじゃ…!」

352 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/09(火) 01:03:11 ID:QvXXZmRM
 ギュィイイン。ユリア人形が、異音を発しながら近づいてくる。

ブライト「誰だ!? ユリア人形をリモートしてるヤツは、誰だッ!?」

 徘徊するユリア人形は、そっと、メモ帳を見せてきた。
 『ティアナ・ランスター』

ブライト「ぶっ、ぶっ転がす!! ティアナ絶対にぶっ転がす!!」

 ギュィイイン。

ブライト「いやぁぁああああぁああ!!」

---
 こうでもしないと話が進まないし、ストレス溜まるし。
 ブリッジにいたミライ・ヤシマは喉の奥で笑った。
ミライ「WB、微速前進!」

 今日もWBは平和だ。


<感情度>
ブライト→(絶対ぶっ転がす!!)→ティアナ
ティアナ→(だから、人生で全く接点ないんだってば)→ブライト

353 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/09(火) 01:06:51 ID:QvXXZmRM
-----
アリーナ「いいことしたあとは気持ちいいなー」
原素子「(彼女的には、アレはいいことなのね…)ところでドコに向かってるの?」

アリーナ「謙信ちゃんのとこ! 謙信ちゃんって、少ないチャンスをモノにしてるから」
原素子「ヤムチャは? 単独得点王よ? ハマーも『引き』は良かったし」
アリーナ「ヤムチャはすぐ挙動不審になるんだもん。ハマーとは会いたくないし」
原素子「まあ納得できるけど」

 二人は、謙信ちゃんさん総書記の部屋の前に来た。
 ピンポーン。中から返事が聞こえる。

謙信「開いている」

アリーナ「おはよー。朝早くからごめんなさーい」
原素子「お邪魔するわ」

謙信「…構わぬ。何か用事か?」

アリーナ「決定力、っていうの? カードの『引き』が良くならないかと」
原素子「(考えてみれば無茶苦茶な欲求ね)」
謙信「カード運ばかりは、天に祈るしかあるまい」

354 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/09(火) 01:09:19 ID:QvXXZmRM
アリーナ「でも。カードでヘタレちゃうと悔しいじゃん。ルナツーの時の『孤高の11人』のFWなんて、
 必殺技が『3回判定して好きな数を使える』なんて無茶苦茶だったし。
 ほら、飛天御剣流っていうの? アレは二段構えの技が多いから、何か工夫できないかなーって」

 だが謙信ちゃんは、ふるふると首を振った。

謙信「奈々殿も悩んでいた。彼女はルーレットから反転する『ウィッチィターン』を扱えるが、
 しかしそれは、そもそも初手のルーレットについてこられたことを意味する。彼女のルーレットが、まだ未熟なのだ」

原素子「確かに。殺るなら一撃よね…」

アリーナ「じゃあ飛天御剣流は?」
謙信「未熟な流派だ。そもそもが全て避けられたことを想定している。
 もし実戦で一撃目が避けられれば、他に狙撃手がいるかもしれぬ。太刀筋も読まれる。初太刀は、最も重要なのに」

原素子「OH! そっちのファンまで敵に回したくはないわ!」

355 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/09(火) 01:11:47 ID:QvXXZmRM
謙信「然れども。飛天御剣流にある二つの奥義。あれはタイプこそ違えど『一撃必殺』の技。
 あの二つを隠すためだけに、他の全ての技が生まれた…そう考えてもいいほどだ」

原素子「ナイスフォロー!」

謙信「……。…槍があれば、あんな奥義は役に立たないが」
原素子「What?」

謙信「剣道も含めた、全ての流派に言える。一対一で、床の上で、相手の武器が剣だという前提での技術だ。
 そして他流派との差別化のため、役にも立たない『奥義』を乱立させる。
 実際には戦場を駆けた体力と経験のほうが役立つだろう」
原素子「What!? What!?」

謙信「……。…彼の幼名(心太)は、いただけなぬな…」
原素子「OK!」
 そこらへんは、ツッコんでも大丈夫なところらしい(原さん的に)。

アリーナ「結局、運を天に任せるだけかぁー」
謙信「我流は無形。無形ゆえに誰にも読めぬ。アリーナ殿は攻撃力より、ペース配分と回復スキルを考えたほうが良い」
アリーナ「はーい」
 どこまで真剣に考えたのやら。おてんば姫はぶんぶん手を振って、謙信ちゃんさんの部屋から出た。


#アリーナが「帽子ディフェンス」を解禁しました(冒頭で脱いでたため)。
#アリーナが「ペース配分」「回復スキル」の概念を気にし始めました。

356 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/09(火) 01:15:43 ID:QvXXZmRM
「NPCフェイズ」リュウ。ガッツ600/600、0P。

 ブライトさんが地獄を見ていた頃。リュウは、マー社長と遊んでいた。
リュウ「まー、まー」
マー社長「マァァアァアアアアアア!!!」
リュウ「おわっ!」
マー社長「マー☆」
 しかし(当然)意思疎通ができるわけもなく。
 マー社長はうずくまって、眠り始めた。…どうやら寝るのが大好きらしい。

リュウ「ふぅ、やれやれ。しかし、どうしようかなぁ」

【選択肢】→リュウの行動
先に2票入った選択肢で続行。age進行推奨ですが、別になんでも構いません。

A:必殺技の開発を!
B:おカネがないな、バイトに行くか。
C:SPring-8に「マー社長の描いた落書き(メモ用紙)」を分析してもらう。
D:とりあえず蘭と合流。

A案はマー社長相手に『普通の左ジャブ』を試します。
B案はバイトです。バイト先で新たな出会いとか、何かあるかも。
C案は研究施設に、落書きを持ち込みます。…門前払いされなきゃいいけど。
D案は蘭と合流し、今後の方針:誰かの勧誘などを行います。

C案は200Pかかりますが、蘭から借ります(彼女の全財産)。
-----
今日はここまでー。

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