キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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キャプテンブライト8

1 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/07/13(水) 00:12:37 ID:sxUWOaXA
ry

301 :森崎名無しさん:2011/08/04(木) 10:52:30 ID:0xn1ul8A
A

302 :森崎名無しさん:2011/08/04(木) 11:59:08 ID:???
女の子? そんなのどこに…あれ、宅配便かな。はーい! (それが、彼を見た最後でした…

303 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/05(金) 01:04:26 ID:4AT03G+6
A:リュウがメモ用紙を差し出した
-----

マー社長「マー。マー、マー?」

タカトシ「えっと。この猫、マー社長って言うんですか? なんだかアピールしてますよ」
灯里「火星猫は人の言葉がわかるんです。アリア社長なら、親指シフトのワープロ専用機でお話しできるんですが…」

 スッ…。
 さりげなく、自然な流れで。 リュウがメモ用紙を差し出した。

伊藤誠「そうか! それでマー社長の言いたいことがわかるんだ。…いいなぁ。僕も犬とか猫とか飼いたいなぁ」
マー社長「ま」

 小さな身体で必死に鉛筆を持って。マー社長はメモ用紙にぐにゃぐにゃと書いていく。
 文字、というより記号。…絵? 落書き?

蘭「どうです?」
タカトシ「よくわからないですね…」

 灯里が、ぽんと手を打った。

灯里「そうだ。マー社長はまだ子猫なので、字が書けないんです」
奈々「あー…」

304 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/05(金) 01:06:56 ID:4AT03G+6
マー社長「マー。マー、マー?」

伊藤誠「何がしたいんでしょうかね」

灯里「しかたありません。私がやってみます」
蘭「(やってみる?)」

灯里「……。まー…」
マー社長「マ!?」
灯里「マー、マー」
マー社長「マー、マー! マー!」
灯里「まぁ? まー? ま?」
マー社長「マー」
灯里「あはは、可愛いですねぇ」
マー社長「マー☆」
灯里「まー。まー、まー、まー」
マー社長「マー。マー、マー!」
灯里「まー? MA? ma? マ?」
マー社長「ま、ま、まー!」
灯里「まー☆」
マー社長「マー♪」

リュウ「よくわからんが…なんだか凄いぞ!?」
伊藤誠「それで灯里さん、マー社長はなんて言ってるんです!?」


灯里「はひっ。まーまー言ってますっ!」

タカトシ「それは聞けばわかるよ!!」←自重していたものの、耐え切れずツッコミを。

305 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/05(金) 01:09:57 ID:4AT03G+6
伊藤誠「なんだか盛り上がってるから、てっきり意思疎通できてるんだとばかり」

灯里「あははは。いやですよー。猫の言葉なんて、わかるわけないじゃないですかー。
 …ファンタジーやメルヘンじゃないんだから」

リュウ「確かにそうだが」
蘭「それを超越してるような雰囲気が出てたものね」

タカトシ「(今の灯里さんの技『使い回し』。あそこに『燕返し』でツッコミを入れれば美しいのに…!)」

 #よくわからない世界に精通してるあたり、タカトシもやっぱり『普通』じゃないと思う。


 ともあれ。これだけ頭の良い連中が揃っていながら。
 何故、誰も『アリア社長に翻訳してもらう』という案を考え付かないのか。
 それとも、思い付いてもスルーしてるのか。よくわからないところだ。

 なによりも。そもそもアリア社長目的で集まってきた三人(灯里を除く)は、何故アリア社長の止血をしないのか。

306 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/05(金) 01:11:25 ID:4AT03G+6
灯里「まー」
マー社長「マー」

芝村舞「ma−」

灯里「ま!?」
マー社長「マ!?」
芝村舞「まあまあ」

灯里「まー☆」
マー社長「マー♪」
芝村舞「まあな」


リュウ「こ、今度はどうなってるんだ…」

芝村舞「私は天才LV3があるからな。天才技能でムツゴロウさんのスキルを代用すれば、猫と喋ることが可能だ」

タカトシ「……(ピクッ)」
奈々「……(わぁ)」

リュウ「?」
蘭「?」

奈々「(あぁ! タカトシさんが『ムツゴロウさんは動物と喋ってないでしょ』って言いたいのを我慢してるのに…!)」

 生死を、そして明暗をわける見えないラインが、そこにあるのだ。

307 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/05(金) 01:12:32 ID:4AT03G+6
灯里「それで芝村さん、本当にさっきの話でいいんですかー?」
マー社長「マー?」
芝村舞「ああ。問題あるまい」

灯里「わぁ☆ 良かったですねー、マー社長ーっ☆」
マー社長「マー♪」

タカトシ「さっきの話って、なんです?」
芝村舞「ん? 聞いてなかったのか?」
タカトシ「ええ…」
芝村舞「マー社長の所属先だ。未成年だが、保護者の同意があれば、且ナ村人材派遣へ登録していいか、という話」

リュウ「おお、そうなのか。良かったなマー社長!」
蘭「これで一緒にいられるわね!」
マー社長「マー」


タカトシ「(色 々 と ツッコミの場所があるのに。オレは自重してるのにっ! リュウさん、なっちゃないよ!)」

308 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/05(金) 01:13:52 ID:4AT03G+6
#リュウがアイテム「マー社長の描いた落書き(メモ用紙)」を入手しました。
・なんだか、ぼんやりとオレンジ色に輝いているような…。

#マー社長の所属が、且ナ村人材派遣 になりました(「オレンジぷらねっと」社の社長と兼務)。
・別に連邦軍の味方というわけではない場所です。タカトシもハイネも同じ所属です)。


伊藤誠「あ。でも且ナ村人材派遣の所属ってことは…WBでは、マー社長は僕の部屋に来るってこと!?」
芝村舞「いや、保護者のリュウの部屋だろ、常識的に考えて」

タカトシ「そういう時だけは常識的なんですね。…あっ」
 これぐらいのセリフこそ、リュウが喋るべきだった。譲るべきだった…そう考えるタカトシ。
 優しい。これほどの好青年は、まずいないだろう。

 問題は。そういう姿勢こそがキャラを立ててしまい、結果的に目立ってしまうということだ。

 それと。
 こんなに優しい彼までもが、何故、アリア社長の手当てをしてやらないのか。
 それは誰にもわからない。

-----

309 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/05(金) 01:15:49 ID:4AT03G+6
<NPCフェイズ…登録選手以外 編>

 夜の闇の中、動く者がいる。

 …同じ導入ですんません。ただ、中の人の処理が追いついていないのです。
 「進行さん.txt」ファイルが更新されないので、無闇に前へ進めないのです。


【選択肢】
先に2票入った選択肢で続行。age進行推奨ですが、別になんでも構いません。

A:徘徊するユリア人形 → 夜中に彼女がすることと言えば?(っつーかリモートしてる人は誰だ…)
B:ハイネ・ヴェステンフルス → ヤツの謎が、今、明らかに!(?)
C:中原 岬 → 本来は裏社会の人のはずですが…
D:西之園 萌絵 → 犀川助教授の部屋で、彼女が見た女とは!?
-----
今日はここまでー。

310 :森崎名無しさん:2011/08/05(金) 01:18:05 ID:J+K1nZM6
D
S&M久々だし…

311 :森崎名無しさん:2011/08/05(金) 05:47:04 ID:v87kyxHk
B

312 :森崎名無しさん:2011/08/05(金) 10:16:03 ID:77hgJAkU
D

313 :森崎名無しさん:2011/08/05(金) 18:51:59 ID:???
灯里が凄く楽しそう

でもアリア社長は死にかけてるんだよな、、、

314 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/06(土) 01:20:12 ID:1f+/rOaA
>>313 死にかけてますが、死んでません。社長は帰宅部員じゃないので、死んだら死んじゃうんです…

D:西之園 萌絵 → 犀川助教授の部屋で、彼女が見た女とは!?
-----

西之園 萌絵「え」

桜子「ん?」
犀川 創平「んー」

 犀川 創平。建築学科の助教授。
 海老塚 桜子。勉強が苦手な女子校生。

 西之園 萌絵は考える。
 今まで彼らに、何らかの接点があっただろうか。いや、ない。
 こんな夜中(注:まだ9時頃です)に、独身男性の部屋に入ってるとは。なんて、はしたない(萌絵は、よくいます)。

 いや、待て。大丈夫。まだ女として負けたわけじゃない。
 桜子の魅力なんて、ポニテと裏投げと『女子校生』っていうだけだ。

桜子「私には、それしか長所がないのかよ…」
犀川 創平「しかも、どれを書いても履歴書的にはプラスにならない」

315 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/06(土) 01:23:22 ID:1f+/rOaA
---
 バイトの面接で。
店長「じゃあ、君の長所は?」
女子校生「ポニテと裏投げと『女子校生』ですッ!」
店長「OK,採用!」

 …いや、あり得ないだろう。
 顔面偏差値60ぐらいあればイケるかもしれないが。その場合、無難なことを答えておいても採用されるだろうし。
---

 西之園 萌絵は考える。
 『女子校生』か? ヤツの魅力はそれなのか?
 それなら私でも問題ない。大学を辞めて、どこかの高校に入りなおせばいい。
 クラスメイトからは「さん」づけ確実で大きな態度が取れるし(かなり年上になるから)。

 いや、それとも。『制服』なのか!? 『女子校生の制服』。
 うん。男の人が(何故か)照れる単語。
 ちょっと応用して『女学生の制服』と言えば、相手が80歳くらいのお爺ちゃんでも照れるはず。
 まさに魔性の言葉!

 女子校生の制服。…セーラー服なんて、陸上では実用性ないくせに!!

西之園 萌絵「この海軍野郎」

桜子「こういう単語を吐かれた時、私はどう対応すればいいんだ」

316 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/06(土) 01:25:49 ID:1f+/rOaA
犀川 創平「日本が近代的な『学校』を造った時。男には陸軍の詰襟を、女には海軍のセーラー服をあててみた…ような」
桜子「陸軍、海軍と来てるんだから。…次は空軍?」
犀川 創平「男→女→と性別で分けてるから。同性愛者の学校を造る時は、制服は空軍のものの可能性が高い」

西之園 萌絵「……。なのはちゃんは、フライトジャケット姿に!?」
桜子「ただでさえ、肩身が狭いんだ。それ以上は踏み込まないでくれ…」

犀川 創平「陸→海→空→ と来たんだから。その次は宇宙軍だろうね」
桜子「男→女→同性愛者(決定済)→と分けてきたけど、次は…」
犀川 創平「無難なところでは、二次元じゃないかな」

西之園 萌絵「そうなると…。なのはファンは、ウルトラ警備隊の姿に!?」
桜子「だから、そのチリチリしてる辺りがゴーストラインだってば!」
犀川 創平「キルゾーンに踏み込んでいるわよ、的な」

 危うく脳を焼かれる寸前の状態である。防壁薄いよ、何やってんの!?

西之園 萌絵「っつーか。海軍野郎はなんでこの部屋にいるんです?」
桜子「いや、そもそも私、セーラー服じゃないけど…」
西之園 萌絵「ブレザーだろうと『武器』としての意味合いは同じです! どうして桜子さんが制服姿なんですか!?」
桜子「どうしてって…私、これが正装だもん。お葬式の時もコレだったし」

西之園 萌絵「桜子さんから柔道着を引いたら、タキオンとマイナスイオンぐらいしか残りません!」
桜子「(私ってそんなキャラだったかなぁ)」

317 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/06(土) 01:28:39 ID:1f+/rOaA
西之園 萌絵「だいたい、肌の露出が高すぎます!」
桜子「え。でもコレ、学校指定よ? 改造してないしさ」

西之園 萌絵「いいえ。もっと イ ン ド 人 みたいに徹底的に隠れなきゃいけないわ!」

桜子「本場のインド人にも怒られるってば…」
犀川 創平「本場のインド人は。ララァの時点で、もう慣れてるんじゃないかなぁ」

 だが彼の思惑とは裏腹に。
 萌絵のうっかりな一言にインド外交官は『極めて強力な遺憾の意』を表明。
 これをきっかけに、日・イは険悪なムードとなりはじめる。


 後の日イ戦争のはじまりである。

318 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/06(土) 01:31:32 ID:1f+/rOaA
< 日イ戦争 >

 インド側は裏ルートを通じ、それまで険悪だった中国北部に核ミサイルを配備し日本を射程に収める。
 中国側は、うっかり配備させちゃった担当者をクビ。核を無力化するニュートロンジャマーを開発。

 SEED好き系の女子、激 怒 !

 民意に煽れた日本側は、ニュートロンジャマーキャンセラーを開発。うっかり自分の首を絞めてしまったことに気付く。
 総理大臣からの出動命令がない中、国防省(現在の防衛省)の大臣は大英断を下す。
 …そう、自衛隊の派遣である。

 中国北部に配備されたニュートロンジャマーキャンセラーをつけたニュートロンジャマーをつけたインドの核ミサイル。
 その発射を阻止すべく送り込まれたのが、桜子だったのだ。


桜子「え!? なにこれ、そんで私に来る展開なの!? …自衛隊派遣って言ってんだから、自衛隊が行けばいいじゃん」
犀川 創平「当時の(?)日本は、政治的に、中国北部までを無補給で往復できる軍用機を持っていなかった」
西之園 萌絵「だから民間旅客機で普通に行ったんですね、先生!」
犀川 創平「惜しむらくは。桜子はパスポートを持ってなかったことだ」
西之園 萌絵「出 発 が 遅 れ て しまったんですね…」
犀川 創平「自衛隊はニュートロンジャマーキャンセラーブレイカーを試作段階まで開発したんだけど」
西之園 萌絵「インドにはアンチニュートロンジャマーキャンセラーブレイカーがありましたから」

桜子「なんか私が悪いことした気分になってるんだけど…」

319 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/06(土) 01:34:06 ID:???
 さて。
 こうして。
 とりあえず「日イ戦争」をまとめて、ネットの海に投げることができた。
 この情報は拡散し続けることだろう。

 遠い将来、「日イ戦争」で焦土と化した日本も(桜子が間に合わなかったので、核で大半がやられた)復興し。
 さらに遥かな未来に、どっかの大学生あたりがうっかり信じて研究するかもしれない。

 僕は、この情報を必死で研究する彼に、笑顔でこう言ってやりたかったんだ。
 「ごめんね♪」って。

320 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/06(土) 01:36:01 ID:1f+/rOaA
<WB:ブリッジ>
 「塾があるから」と、リュウ&蘭たちから逃げてきた瀬戸口だったが。ブリッジは、より悲惨になっていた。

あおい「進行さん、また倒れました」
キバヤシ「構成作家、また逃亡。今度は二人まとめて逃亡」
ハイネ「(凄ぇ気持ちいい…もう、全力で見逃し放題じゃん!!)」

瀬戸口「あー!! だから、なんでこんな時だけ、俺より上がいないんだよ!!」

 本来のシフトは舞とアリア社長、ツッコミ役にタカトシという最強布陣だったのだが。
 リュウ&蘭がアリア社長を拉致ったために、全てが芋づる式にやられた。

 瀬戸口はブリッジをまとめねばならない。タカトシはアリア&マー社長の抑えとして。
 この状況下で、桜子とSMをなんとかしなくてはいけない。
瀬戸口「(桜子と SM …)」
キバヤシ「心を読ませてもらった! 瀬戸口、落ち着け! 今お前がボケに回ったら、もう完全に終わる!」

瀬戸口「お、おう。常識系のヤツらは!?」
あおい「ほとんどアリア社長のほうに回っちゃってるから…急なリリーフは絶望先生なんですけど」
瀬戸口「よし、ブルペンに電話を繋げ!」
あおい「いえ、ダメです。絶望先生を政治系に絡ませると、さらに絶望になるんで」

瀬戸口「っつーかアリア社長側も、SMコンビ側も、皆ツッコミ系だろ!? なのに、なんでこんなに破綻する!?」

321 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/06(土) 01:39:38 ID:1f+/rOaA
あおい「Bブロックから通報だよ。通り魔に一人やられたとの報告。武器は包丁と推定! 憲兵を出しますか?」
瀬戸口「いや、放置していい。その憲兵長とは今、多分、連絡つかない気がするし」
キバヤシ「Dブロックからは、振り込め詐欺が多発してる。一度遮断するべきか?」
瀬戸口「遮断しろ。問題が起きた地区はどんどん遮断。この際、メインだけ生きていればいい。
 あと、誰か武道派を呼んで。まずハイネをブリッジから排除!」

 試合よりも、日常パートのほうが緊迫感が出てしまうのは何故だろう。

キバヤシ「くっ…限界か。瀬戸口、もう(中の人の都合の)時間だ。選択肢を! 桜子&S&Mへツッコミを!」
瀬戸口「(なんだか、俺だけ理不尽な気がしてるんだが…)」

 ・アリア社長とかルナマリアも似た感情を持っているので安心だ。

【選択肢】瀬戸口の選択→S&Mへのツッコミ
先に2票入った選択肢で続行。age進行推奨ですが、別になんでも構いません。

A:歌を歌う → ガンパレードマーチの力(勢い)でなんとかしよう!
B:ブライトさんに頼む → 一応、表向きは艦長だ。
C:ミライさんに頼む → 切り札がいるじゃないか!
D:新田くんに頼む → 誰だっけ? でもまあやってみて。
E:大丈夫判定委員会に申請する → アレって今は公的機関みたいだし。

-----
今日はここまでー(時間かけたはずなのに。構想の1/3程度にしか進んでない…)

322 :森崎名無しさん:2011/08/06(土) 13:39:56 ID:NTWXzqqU
C

理由:
A→歌ってごまかすのは古い
B→ブライトさんは政治家向き(特に日本で)だが政治的な話はダメ
D→突っ込みがポストを叩きまくるのもどうかと思う
E→判定だけされても解決にはならん

323 :森崎名無しさん:2011/08/06(土) 14:41:37 ID:Dvi5IARg
C

324 :森崎名無しさん:2011/08/07(日) 00:29:20 ID:???
"日イ戦争"でググったらもしかしてを除いて最初に出てきたよ!
…200年後くらいに既成事実になったらどうしよう。

325 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/07(日) 00:52:51 ID:???
>>322 ぼんやりとした構想
A→ヤムチャがツッコミ役に回ってくれる(戦力的には、ともかく)
B→一応ツッコミもできる人だけど、不安定。
D→音声さんとカメラさんが即座にカット。そもそも出て来れなかったが、時間は稼げた。
E→その通りでしたw

>>324 笑ったw しかし、とんでもないことをしてしまった…。
 数百年、数千年後、本当に誰かが信じてしまいそうで。それを考えると…オラなんだかワクワクしてきたぞ♪

(遺跡とか「オーパーツ」系って、この手のモノも数%は入ってそう)

326 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/07(日) 00:54:31 ID:4uxDf5sU
C:ミライさんに頼む → 切り札がいるじゃないか!
-----
西之園 萌絵「そもそも、桜子さんが柔道着じゃないって時点で、色仕掛けでしょ!」
桜子「いや、でも。夜に独身男性の部屋に、柔道着姿で入ってくる女なんていないでしょ」
犀川 創平「イチロー並に守備範囲の広い人の奥さんしかいないだろうねぇ」
西之園 萌絵「今では、何を錯乱したんだか、議員になってますし」

桜子「…む。なんだかバカにしてるけど。彼女、昔は 美 し か っ た んだから!」

西之園 萌絵「」
犀川 創平「」

桜子「…あ! その、背負い投げが、だよ」

犀川 創平「う、うん。わかってる」
西之園 萌絵「ええ。そうでしょうとも」

桜子「…あ! その、背負い投げ『も』美しかったんだよ」

犀川 創平「(うまくキルゾーンを回避したなぁ)」

327 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/07(日) 00:56:42 ID:4uxDf5sU
 ごちゃごちゃ話している時だった。ドアが開いて、そこにミライさんの姿が現れた。
 その形相は、もう人のものではない。まさしく 修 羅 のもの。

ミライ「アナタたちまで一緒になってグダグダしたから…! 私の休日の恨みぃいぃい!!!」
 華麗な飛び蹴りが、西之園 萌絵を吹っ飛ばした。それは、なのはをも黙らせる最終奥義。

西之園 萌絵「ぐばぁッ!!」
桜子「(い、一歩間違えてたら、アレを私がもらうところだった…)」

ミライ「一度しか言わないのでよく聞きなさい! ちゃんとしなかったら、次は首を狙うわ!
 もう一度言うわね。ちゃんとしなかったら、次は首を狙うわ! 大事なことだから二回言いました!」

犀川 創平「(ミライさんも…精神的に追い詰められているんだなぁ)」

328 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/07(日) 01:01:09 ID:4uxDf5sU
-----
(テイク・ツー)


西之園 萌絵「ど、どうして桜子さんが、夜の9時過ぎに犀川先生の部屋に」
桜子「(酷い説明セリフのうえに棒読みすぎるだろ)」
犀川 創平「(ミライさんの飛び蹴りで植えつけられた恐怖心が、まだ抜け切ってないんだろう)」

桜子「(こほん)えっとね、ちょっと相談に来たの。相談というか…計算かな」
西之園 萌絵「進路相談? 人生相談? 恋愛相談?」
桜子「お、落ち着いて(本音を言うと、もっとテンション上げろ。棒読みすぎだって!)」

西之園 萌絵「何の話をしてたんですか」
桜子「私の技、というか作戦。まあ1スレ目あたりで使おうと思ってたんだけどね。その後も機会がなくお蔵入りしてた。
 でも今、気付いたの。あの策を使うのは、今が最適じゃないかって…」

犀川 創平「ジャブローでは味方に被害が行くし、オデッサではWB隊は敵の主力とは戦わないからね」
桜子「この北米を西に出るんじゃ、どこかで必ず交戦しなきゃならないし」
犀川 創平「このスレじゃシャアも、やたらとガルマと仲が良かったから、全力で見逃してくれるかどうかわからない」

西之園 萌絵「?」

329 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/07(日) 01:03:18 ID:4uxDf5sU
桜子「でも、相談に来て良かった。私の当初の作戦じゃ、ちょっとビックリさせて終わり、程度だったもん。
 巧く考えてやれば、文字通り、敵に壊滅的なダメージを与えられる」
犀川 創平「メカ沢が陳情してた『地図』が大きかった。あれで地形情報を調べられた」
桜子「今のままでも一応は効果的。でも敵に『壊滅的』なダメージを与えるには、あと一つ足りない」
犀川 創平「魔弾丸だね」

西之園 萌絵「魔弾丸…ですか? なのはちゃんや奈々さん、謙信ちゃんさんあたりに頼めば…」

桜子「ちょっと特製のが必要なのよ。ポップが詰めた魔弾丸が欲しい。…それも大量に」
西之園 萌絵「じゃあ手配を芝村さんに頼むんですか? あ、奈々さんなら知り合いかも」
犀川 創平「芝村さんに頼むと、おおごとになる。あまり使いたくない。
 奈々さんは試合に出るだろう。試合に直接関わる人には、頼みたくないことなんだ」

西之園 萌絵「はぁ」

330 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/07(日) 01:06:03 ID:4uxDf5sU
桜子「他には『裏社会』の人かと思ってたけど。…西之園さん。ポップさんにコネはある?」
西之園 萌絵「直接会ったことはないですけど。知り合いの知り合いの…知り合い、くらい」

 桜子は表情を緩ませて、逆に、拳を握り締めた。

桜子「西之園さん、私たちに協力してくれない?」
西之園 萌絵「え? いいですけど。先生も協力するんですか? それなら…」
犀川 創平「決まりだ。プランだけ芝村さんに伝えよう。あとは僕たち三人でやる。
 …と言っても僕と桜子さんは、まだ何もすることないけど。ただ西之園くんには、早速動いてもらう」
西之園 萌絵「ポップさんが詰めた魔弾丸、を集めればいいんですね?」
桜子「正確には『ある魔法』が欲しいんだ。それ以外は必要ない」

犀川 創平「作戦発動だね。…作戦名がほしいかな。作戦名から、内容を推定されないように。何か」
桜子「じゃあ三人でやるから。『三匹が斬る』作戦で」

西之園 萌絵「…?」←具体的に何も聞かされてないので、まだちょっと当時者意識がない。


 #桜子、犀川、西之園。彼らの『三匹が斬る』作戦が発動しました。


331 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/07(日) 01:07:38 ID:4uxDf5sU
「ブライト:プライベートフェイズ」

ブライト「はー、眠い。8時間くらいしか寝てないから眠すぎる」
 どれだけ寝れば気が済むのか。

 ブライトがブリッジに上がると、瀬戸口が真っ白に燃え尽きていた。
 あおいとキバヤシも座ったまま眠っている。

ブライト「…何かあったの?」

 ブリッジで、唯一意識があった人間…ミライは。やたら機嫌が悪そうだった。
ミライ「昨日はゴタゴタが多くあったわ」
ブライト「ミライは休みのシフトじゃなかったっけ?」
ミライ「休みの『はず』、だったんです!!」
ブライト「(機嫌が悪そうだなー)」

【選択肢】→次にブリッジに上がってきた人間
先に2票入った選択肢で続行。age進行推奨ですが、別になんでも構いません。

A:アリーナ → 試合で「引き」が悪かったので悩んでます。
B:ヤムチャ → 低い浮き球が来た時にどう処理するか悩んでます。
C:叶親 → 性欲の処理に悩んでます。
D:絶望先生 → 出番がなくて悩んでます。

-----
今日はここまでー。

332 :森崎名無しさん:2011/08/07(日) 01:10:34 ID:+8YfxHec
A
ミライさん、出番のなさでは結構なもののような気がするけど凄いキャラを立ててるw

333 :森崎名無しさん:2011/08/07(日) 09:21:35 ID:jOIq57NY
A

334 :森崎名無しさん:2011/08/07(日) 10:50:52 ID:???
叶親「キャラは立てるものではない!立つものだ!」

335 :森崎名無しさん:2011/08/07(日) 12:21:39 ID:???
黙れフジヤマw

336 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/08(月) 01:07:16 ID:YcECaGBU
>>332 あの人は長いつきあい(?)ですからね。最終防衛ライン。
>>334-335 でも「立つ」ことに関して、叶親が言うと説得力があるなぁw

A:アリーナ → 試合で「引き」が悪かったので悩んでます。
-----
アリーナ「はー、眠い。色々と考え事をしてたら、8時間くらいしか眠れなかったわ」
 だからこいつら、どれだけ寝たいのかと。

アリーナ「みなさーん、おっはよー!」

 元気良くブリッジに入った瞬間。禍々しい「負」のオーラ。
 全てを威圧し全てを呪うかのごとく、まとわりつく。
 ミライ・ヤシマの身体から放たれているオーラだった。

 「負」のオーラと言えばハマーだが、アレの威力は空気を悪くする程度しかない。
 だがミライさんのオーラは殺傷能力がある。

 アリーナは、ブリッジの片隅でうずくまっているブライトさんに、恐る恐る声をかけた。
アリーナ「ねえねえブライトさん、ミライさんに何があったの?」
ブライト「わからん。化粧のノリが悪いとか、そういう理由じゃないか? それって女性として、どう思う?」
アリーナ「さぁ…。私、お化粧したことないから」
ブライト「そうなの?」
アリーナ「公的行事の時は、従 者 が やってくれるもん」
ブライト「あぁ…」
アリーナ「もし私が化粧巧くなったら、彼女たちの仕事を奪っちゃうし」

 偉い人もそれなりに考えてるらしい。…ちょっとイラッとする発言だけど。

337 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/08(月) 01:09:07 ID:YcECaGBU
ミライ「8時間も寝てる人たちに、私たちブリッジ要員や進行さんの気持ちはわかりませんッ!!」
ブライト「あ、はい。仰る通り」
アリーナ「(アノ日なのかな。…まさかアレが来ないとか!? しかも相手がわからないとか!?)」

ミライ「……ッ!」

アリーナ「(今、心を読まれた気がする…!)ぶ、ブライトさん、どっか行こ、どっか」
ブライト「どこにだよぉ!?」
アリーナ「駄菓子屋とか!」
 咄嗟に「練習」という単語が出てこないのが、彼らである。

ミライ「…行ってらっしゃい」
ブライト「いいんスか? 俺、ブリッジ勤務…」
ミライ「GO,GO,GO!」
ブライト「Yes, ma'am!」


 逃げるようにブリッジを出て、とりあえず駄菓子屋の方向へ向かおうとした時。
 原素子と出会った。
ブライト「チーッス」
アリーナ「やっほー」
原素子「あら、おはよう。…なぁに? 二人とも、なんだか怯えてるような…」

338 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/08(月) 01:10:16 ID:YcECaGBU
ブライト「いえ、まあ。…そう言う原さんは、嬉しそうですね」
原素子「最近ストレスで寝つけなかったんだけど、昨日、通りすがりの人に包丁を…げふんげふん」
ブライト「……」

原素子「うふふっ。最近、『共生派』の連中が増えてるわねぇ」

アリーナ「(殺ってきたんだ、この人…)」

原素子「じゃ、私はブリッジに上がるから」
ブライト「お疲れ様です…」
アリーナ「気を付けて…」

 原素子と別れ、数秒後。
 彼女の悲鳴と、こちらに走ってくる足音。

ブライト「どうしたんです?」
原素子「ぶ、ブリッジに… 悪 魔 を見たわ!!」
ブライト「はぁ…」
原素子「アレは絶対、人を殺ってる目ね! 間違いないわ!」

アリーナ「(ミライさんも原さんも 大 差 な い ような気がするんだけど)」

ブライト「(……。俺に言わせてもらえば、アリーナだって二人と 大 差 な い んだけどなぁ)」

339 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/08(月) 01:11:52 ID:YcECaGBU
アリーナ「ま、ともかく。駄菓子屋へGO!」
原素子「GO!」
ブライト「(…なんで俺の周囲には、いつも物騒な女が集まるかなあ)」

 一歩踏み出した時。アリーナはふと殺気を感じた。
アリーナ「原さん!? 私を刺す気!?」
原素子「い、今のは私じゃないってば。私も気持ち悪い気配がしたんだから」

 アリーナは考える。
 駄菓子屋へ行く→グダグダで話が進まない→進行さんが倒れる→ミラ…
 ダメだ。とても、踏み込めたものではなかった。危なかった。
 それより、話を進めねば。
 …話。

アリーナ「ねぇ。私って、何か悩んでたわよね? なんだっけ?」

ブライト「急にドジッ娘属性は、つかないぞ」
 アリーナの場合はドジッ娘でなく大雑把なだけであるが。

340 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/08(月) 01:13:41 ID:YcECaGBU
アリーナ「あぁ。私、試合でいっつも『引き』が悪くて、それで悩んでたんだった」
ブライト「遥か昔、『おてんば雷獣オーバーヘッド』をブチ込んだ時は、やたら『引き』が良かったけどな」
 (モテモテ戦で。アリーナはスレ最高値を叩きだしている。未だに記録は更新されていない)

アリーナ「そういう派手なのをさ。毎試合、やりたいわけよ」
ブライト「お前なぁ。そもそも試合に出れない人だっているんだぞ?」
原素子「(ブライトさんが言うと説得力ないわね…)」

ブライト「っつーか最初に「ブライト:プライベートフェイズ」って書いてあるんだから、今回は俺の出番じゃないの?」
アリーナ「言われてみれば」
原素子「そうね。でも何か言いたいこととか、やりたいこととか、あるのかしら?」

ブライト「いやその、構想の半分程度で(中の人が)力尽きたから、なんとかしないと、と思って」
 ありがとう…

【選択肢】→ブライトさんがアリーナに求めること
先に2票入った選択肢で続行。age進行推奨ですが、別になんでも構いません。

A:女らしさ
B:効率性
C:ドリブル突破
D:ダイレクトプレイ
E:威力重視(今のまま)
-----
今日はここまでー。

341 :森崎名無しさん:2011/08/08(月) 01:36:21 ID:frHZaweM
C
女らしさ…ある意味、挑戦状的な選択肢な気がする…

342 :森崎名無しさん:2011/08/08(月) 01:46:09 ID:EY4q9rA+
よろしい、ならばAだ

343 :森崎名無しさん:2011/08/08(月) 01:59:03 ID:frHZaweM
ではその意気に応えよう…Aに変更でお願いしますッッ
さあ、何が出てくるか…!

344 :森崎名無しさん:2011/08/08(月) 08:15:52 ID:???
最悪のシナリオ:

アリーナ「女らしくない!?どこが!ほら、こんなに」
 脱 ぎ はry


→アリーナが戦略兵器化
 …の前に森崎板が炎上するなw

345 :森崎名無しさん:2011/08/08(月) 18:51:31 ID:???
女の証明として脱いでみせろ!

346 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/09(火) 00:47:56 ID:QvXXZmRM
A:女らしさ
-----
ブライト「これほどまでに『脱げ』『脱げ』と言われてるんだぞ!? アリーナ、どうする!?」
アリーナ「なんだかわかんないけど、脱げばいいのね? …はい」

 アリーナは簡単に脱いだ。

 …帽子を。

ブライト「……」
アリーナ「?」

ブライト「この海軍野郎がぁあぁああああああ!!!!」
アリーナ「ひゃぁぁあああ!!!」

ブライト「空気読めよ! みんな、お前の裸が見たくてウズウズしてんだろうがぁああああ!!!」
アリーナ「ごめん、ごめんなさぁあい!」

ブライト「早く脱げってんだよ、ぶっ転がすぞ!!」
原素子「(どう聞いても、婦女暴行の現行犯なんだけど)」

アリーナ「…でもさあ」
ブライト「ん?」
アリーナ「女の人の裸見て、楽しいの?」
ブライト「まあ、男の人の裸を見るよりは数億倍な」

347 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/09(火) 00:51:10 ID:QvXXZmRM
アリーナ「男も女も、そんなに変わらないと思うけどなぁ」
ブライト「なに、見て来たふうな口調だよ!」

アリーナ「だってサントハイムって訓練場が男用しかないし。私はその中で育ったから。見慣れてるというか」
ブライト「そそり立った状態を見たことはあるまい」
アリーナ「まあ知識としては持ってるんだけど、叶親で慣れちゃったから。…男の人の膨張率って、みんなアレくらい?」
ブライト「いや、アレは異常。っつーかアレを標準に考えるなよ? お前の将来の夫が可哀想だわ!!」

 …叶親浩司。罪深き男よ。
 サントハイムの次期国王は、精神的にもタフでなければ、やっていけないことだろう。

ブライト「だいたいなぁ。『やーん、恥ずかしい…』という成分が、アリーナには足りないんだよ!!」
原素子「(今までになく熱いわね、ブライトさん…)」

アリーナ「でも裸ぐらい、どうってことなくない? 別に、見られて減るもんじゃないし」
ブライト「だからそれは男のセリフなの! もっと心に羞恥心を持てってば!
 …ジェンダーフリー=フリーセックス、と教える 日 教 組 かよお前は!!」

 ブライトさん、久々にブチ切れる。


348 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/09(火) 00:53:50 ID:QvXXZmRM
アリーナ「だってお城の男の人はみんな、私の前で普通に汗だくで脱いでるもん!」
ブライト「お前が訓練場なんかに通ってるからだろ! もっと、お淑やかになりなさい!」

アリーナ「う。ぱ、パーティの時とかはお淑やかよ!」
ブライト「普段から心がけなさい!!」

アリーナ「うー。お父様のようなこと言って。…お淑やかにするには、お風呂に入りなおさなきゃダメなのに」
ブライト「……。…なんで?」


アリーナ「髪、髪。ほら私。寝癖、酷いじゃん?」


原素子「え」
ブライト「それ髪型じゃなくて、  寝   癖  だったのっ!?」


アリーナ「そうよぉ。私としては髪を短くしたいんだけど、お父様が泣きながら『切るな』って言ってくるから」

 #アリーナの髪型は 寝 癖 だったことが発覚。
 ・パーティ等の公的行事の際は、スラッとした直毛らしい。

349 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/09(火) 00:56:30 ID:QvXXZmRM
ブライト「なんだか衝撃的なことを聞いてしまった気がするが。ともかくアリーナは、もっと女らしくしなさい!」
アリーナ「難しいなー」

ブライト「いかに良い年収の男を捕まえるか…。そのために、一般の女は血の滲むような努力をするのです。
 いいですか、王族にはわからないかもしれないけど、それが世間一般の、25歳くらいの成熟した考えですっ!」
原素子「35歳とかじゃダメなの?」
ブライト「それぐらいになってくると 妥 協 が始まって。『誰でもいいから結婚して!』という考えになる」
アリーナ「売れ残り、ってわけね!!」

 だからキルゾーンに踏み込むなと。

ブライト「ともかく! アリーナはもっと『女らしく』しなさい!」
アリーナ「脱げばいいの? 裸見せるぐらい、別にどうってことないけどなー。…ハマーは別として」
ブライト「だからそういう考え方が、いけないんです! もっと『恥じらい』の心を持つの!!」

アリーナ「やっぱり難しいよぅ」
ブライト「まずは形からだ。設定、俺は野球部のキャプテン。目指す甲子園も予選で落ちて、悔し涙を流してる。
 設定、アリーナは幼馴染でちょっと内気なマネージャー。なんとか俺を励ましたいと願っている。オーケー?」
アリーナ「お、オーケー」

ブライト「俺はそこの空き教室(空き部屋)にいるから、心が固まったら来なさい!」

 そう言い残し、空き部屋に入っていくブライトさん。
 …これだけ堂々と言える人生って、悪くないと思ってしまう今日この頃。

350 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/09(火) 00:58:49 ID:QvXXZmRM
 ギュィイイン。

アリーナ「……。私、教育は家庭教師だったから学校って知らないのよぉ」
原素子「ウチらも戦争しながらの教育だったからねぇ…」

 ギュィイイン。

アリーナ「男の人を喜ばす…」

 アリーナの身体。
 胸は、ない。サイズはあるが、カップがない。脂肪より大胸筋が目立つからである。
 太ももが、固い。桜子と同じレベル。お付きの従者のような、柔らかい感じがほとんどない。
 腹筋も固い。…むしろ特訓して 6 つ に 分かれさせておけば良かっただろうか。一部にウケたかもしれない。

 ギュィイイン。

アリーナ「難しいけど。これをクリアしないと、将来、サントハイムにいいお婿さんが来てくれないかも!」
 なんだかんだで、将来を見据えるおてんば姫。その脳裏に浮かんだ一つの言葉。

 『男の人は浮気もするけど。しょうがないことでもあるわ。ある程度は容認してやらないと、こっちがもたない』

 ギュィイイン。

アリーナ「別の人!? そう。男の人は、別の人でもいいんだ!」

 ギュィイイン。

アリーナ「設定! ちょっと勝ち気で高飛車なお嬢様系! 密かに野球部の主将を狙ってた!!」

 ギュィイイン。

351 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/09(火) 01:00:49 ID:QvXXZmRM
 空き部屋で。ブライトさんは役作りに入っていた。

 ああ、最初のフォアボールがマズかったんだ。
 スライダーが定まらないと看破されるや、ストレートを狙われた。カーブは抜ける。
 そしてフォアボールを恐れ、カウントを悪くするのを恐れるあまり、初球は必ずストレート。
 そこを狙い打たれた。悪循環。

ブライト「俺の三年間は、何だったんだぁあ!」

 ギュィイイン。…ガラッ。

ブライト「なんだよ、一人にしてくれって言っ…」

 ギュィイイン。

 そこには。徘徊するユリア人形が、いた。

ブライト「ちょっ…!! よ、寄るなぁああ!!!」

 ギュィイイン。

ブライト「ッ!? く、臭っ! (シンの)使用済ってのはわかるが、これ、 洗 っ て な い んじゃ…!」

352 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/09(火) 01:03:11 ID:QvXXZmRM
 ギュィイイン。ユリア人形が、異音を発しながら近づいてくる。

ブライト「誰だ!? ユリア人形をリモートしてるヤツは、誰だッ!?」

 徘徊するユリア人形は、そっと、メモ帳を見せてきた。
 『ティアナ・ランスター』

ブライト「ぶっ、ぶっ転がす!! ティアナ絶対にぶっ転がす!!」

 ギュィイイン。

ブライト「いやぁぁああああぁああ!!」

---
 こうでもしないと話が進まないし、ストレス溜まるし。
 ブリッジにいたミライ・ヤシマは喉の奥で笑った。
ミライ「WB、微速前進!」

 今日もWBは平和だ。


<感情度>
ブライト→(絶対ぶっ転がす!!)→ティアナ
ティアナ→(だから、人生で全く接点ないんだってば)→ブライト

353 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/09(火) 01:06:51 ID:QvXXZmRM
-----
アリーナ「いいことしたあとは気持ちいいなー」
原素子「(彼女的には、アレはいいことなのね…)ところでドコに向かってるの?」

アリーナ「謙信ちゃんのとこ! 謙信ちゃんって、少ないチャンスをモノにしてるから」
原素子「ヤムチャは? 単独得点王よ? ハマーも『引き』は良かったし」
アリーナ「ヤムチャはすぐ挙動不審になるんだもん。ハマーとは会いたくないし」
原素子「まあ納得できるけど」

 二人は、謙信ちゃんさん総書記の部屋の前に来た。
 ピンポーン。中から返事が聞こえる。

謙信「開いている」

アリーナ「おはよー。朝早くからごめんなさーい」
原素子「お邪魔するわ」

謙信「…構わぬ。何か用事か?」

アリーナ「決定力、っていうの? カードの『引き』が良くならないかと」
原素子「(考えてみれば無茶苦茶な欲求ね)」
謙信「カード運ばかりは、天に祈るしかあるまい」

354 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/09(火) 01:09:19 ID:QvXXZmRM
アリーナ「でも。カードでヘタレちゃうと悔しいじゃん。ルナツーの時の『孤高の11人』のFWなんて、
 必殺技が『3回判定して好きな数を使える』なんて無茶苦茶だったし。
 ほら、飛天御剣流っていうの? アレは二段構えの技が多いから、何か工夫できないかなーって」

 だが謙信ちゃんは、ふるふると首を振った。

謙信「奈々殿も悩んでいた。彼女はルーレットから反転する『ウィッチィターン』を扱えるが、
 しかしそれは、そもそも初手のルーレットについてこられたことを意味する。彼女のルーレットが、まだ未熟なのだ」

原素子「確かに。殺るなら一撃よね…」

アリーナ「じゃあ飛天御剣流は?」
謙信「未熟な流派だ。そもそもが全て避けられたことを想定している。
 もし実戦で一撃目が避けられれば、他に狙撃手がいるかもしれぬ。太刀筋も読まれる。初太刀は、最も重要なのに」

原素子「OH! そっちのファンまで敵に回したくはないわ!」

355 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/09(火) 01:11:47 ID:QvXXZmRM
謙信「然れども。飛天御剣流にある二つの奥義。あれはタイプこそ違えど『一撃必殺』の技。
 あの二つを隠すためだけに、他の全ての技が生まれた…そう考えてもいいほどだ」

原素子「ナイスフォロー!」

謙信「……。…槍があれば、あんな奥義は役に立たないが」
原素子「What?」

謙信「剣道も含めた、全ての流派に言える。一対一で、床の上で、相手の武器が剣だという前提での技術だ。
 そして他流派との差別化のため、役にも立たない『奥義』を乱立させる。
 実際には戦場を駆けた体力と経験のほうが役立つだろう」
原素子「What!? What!?」

謙信「……。…彼の幼名(心太)は、いただけなぬな…」
原素子「OK!」
 そこらへんは、ツッコんでも大丈夫なところらしい(原さん的に)。

アリーナ「結局、運を天に任せるだけかぁー」
謙信「我流は無形。無形ゆえに誰にも読めぬ。アリーナ殿は攻撃力より、ペース配分と回復スキルを考えたほうが良い」
アリーナ「はーい」
 どこまで真剣に考えたのやら。おてんば姫はぶんぶん手を振って、謙信ちゃんさんの部屋から出た。


#アリーナが「帽子ディフェンス」を解禁しました(冒頭で脱いでたため)。
#アリーナが「ペース配分」「回復スキル」の概念を気にし始めました。

356 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/09(火) 01:15:43 ID:QvXXZmRM
「NPCフェイズ」リュウ。ガッツ600/600、0P。

 ブライトさんが地獄を見ていた頃。リュウは、マー社長と遊んでいた。
リュウ「まー、まー」
マー社長「マァァアァアアアアアア!!!」
リュウ「おわっ!」
マー社長「マー☆」
 しかし(当然)意思疎通ができるわけもなく。
 マー社長はうずくまって、眠り始めた。…どうやら寝るのが大好きらしい。

リュウ「ふぅ、やれやれ。しかし、どうしようかなぁ」

【選択肢】→リュウの行動
先に2票入った選択肢で続行。age進行推奨ですが、別になんでも構いません。

A:必殺技の開発を!
B:おカネがないな、バイトに行くか。
C:SPring-8に「マー社長の描いた落書き(メモ用紙)」を分析してもらう。
D:とりあえず蘭と合流。

A案はマー社長相手に『普通の左ジャブ』を試します。
B案はバイトです。バイト先で新たな出会いとか、何かあるかも。
C案は研究施設に、落書きを持ち込みます。…門前払いされなきゃいいけど。
D案は蘭と合流し、今後の方針:誰かの勧誘などを行います。

C案は200Pかかりますが、蘭から借ります(彼女の全財産)。
-----
今日はここまでー。

357 :森崎名無しさん:2011/08/09(火) 01:34:47 ID:lPyI7FG+
B
飛天御剣流について真剣に考えるなら、あれは平地の乱戦じゃなくて山野の遊撃戦用じゃないの、ってところかな。
さらにいえば、【槍衾や矢の雨の前には達人も無力だよね】という常識をぶっ飛ばせる世界だからこその話で、
現実的・常識的な考え方で見るのはそもそもズレてる、という弁護もできる。弁護したいわけではないがw

358 :森崎名無しさん:2011/08/09(火) 02:00:05 ID:pKFAHewc
B
まあ天翔龍閃は「速いぜ速すぎて避けられないから絶対死ぬぜ」だけど自分もLP減らすから乱発できない技だけど、
基本的には「抜刀と運足が超速くなるように鍛える流派」なんじゃないかなあ
師匠は「龍槌閃とかいい的だからやめろっつってんだろ死にたがりの馬鹿弟子」とか思ってたり

359 :森崎名無しさん:2011/08/09(火) 07:39:09 ID:???
とりあえず現時点で気になること

・ユリア人形のお代は誰が?
・そしてユリア人形はこのあとどんな運命を!?
・(まさかとは思うが)ブライトさんが左舷癖、靴下フェチに加えて
 中古人形に目覚めたりしたら………がくがくぶるぶる
・てか浮気云々を思い付く時点でアリーナの「女らしさ」に疑問が…世のお姫様ってみんなこうなの?

360 :森崎名無しさん:2011/08/09(火) 16:13:26 ID:???
裸くらいどうでもいい
髪型は寝癖
アリーナらしいが女の子らしくはないなw

361 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/11(木) 00:05:43 ID:???
最近、仕事が再び忙しくなりそうです。
自分的に、文章に納得がいかない(手を抜いてる)その他が増えてきてます。
ミスッたり内部処理が追いついてなかったりも多少あります。なので。

今後、カードなしの日が増えるかもしれません。要するにペースが半分に。進行さーん!?
試合の時は逆に、ガンガン進めたい時もあるんですけどね。
-----

 謙信ちゃん総書記のほうは「魔法」も飛んでくる乱戦を想定してるので、そういう評価なのでしょう。
 柔道の「髪を掴んではいけない」とか総合格闘技「目を狙ってはいけない」も、ヌルく感じるでしょうな。

 「剣心」自体が相当にうろ覚え(連載時一回読んだきり)ですが。
>>357 山野の遊撃戦用だったら、抜刀:小太刀が適してると思うんですよね。
>>358 剣心って基本、足を止めて戦ってたような気がして。
---
 なので「槍や弓」の心配が無い、市街地での暗殺や不意打ち、対不意打ちに適しているのでは…と思いましたな。
 しかしリアリティを追求すると、男の浪漫が激減する罠。
---
>>359 ユリア人形は…借りただけっぽい。アリーナの浮気云々は、伝聞でしょうけど。
 一人娘の彼女には「将来、由緒正しい子孫を残す」という任務があり、多少の教育も受けていたであろう…はず。
 だから簡単に身体を開くことは…。…なのに簡単に「裸くらいどうでもよくない?」発言。教育が巧くいかなかった…。

>>360 テキトーかつ大雑把という点では、性格的にブライトさんに近いと思ってますw
 明記されてないけど、結構仲良しだし。

362 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/11(木) 00:07:42 ID:TO+z+nwI
B:おカネがないな、バイトに行くか。
---
リュウ「簡単なバイトのほうがいいなー」

 求人誌をペラペラめくる。目に付いたのは…

 『刺身の上に延々とタンポポを乗っける仕事』

 電話すると、履歴書を持ってこいとのこと。しかしそれは形だけで、すぐに働いてほしいとのことだった。
リュウ「コレならラクそうだ。よしマー社長、待ってろ。いつか勉強道具を買ってやるからな」
マー社長「ZZZ...」


 指定された場所へ行くと、手狭な一室に、大勢のバイト人員たちが集められていた。
 そこでリュウは履歴書と交換する形で、ナンバープレートを受け取り、胸に着用する。
 これから先は名前ではなく番号で呼ばれるのだ。
 そして、これからやる仕事の説明を簡単に受ける。
 ラインの上をパックに入ったお刺身が流れてくるので、そこに二人一組でタンポポを乗っけていくというものだった。
 作業用の帽子と番号が入った制服を借りて。手を洗い、消毒をして。
 いざアルバイトである。

363 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/11(木) 00:09:02 ID:TO+z+nwI
『午前の部』

リュウ「はじめまして、リュウです。今日は一緒に頑張りましょう」
アリス「アリス・キャロルです。デッカく頑張ります!」

 アリスと名乗ったのは、女の子だった。15歳程度だろうか。
 上にバイト用の制服を羽織っているのでよくわからないが、どうも灯里がいつも着ている服装に似ている。

 だがそんな彼女との共同作業は、最悪だった。

リュウ「アリスさん、早くタンポポを乗っけて!」
アリス「いえ、全力で見逃します!」

 意味がわからない。全力で見逃し続けるアリスを、リュウは必死でフォローした。

 ピー。音が鳴って、ようやくお昼休憩の時間になった。

リュウ「(最悪だよ、俺一人が働いたようなものじゃないか)」

364 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/11(木) 00:10:58 ID:TO+z+nwI
『午後の部』

 お弁当を食べて、気を取り直し。次は午後の部だ。パートナーが代わる。
リュウ「えーと。51番さーん、どこですかー?」
ハイネ「あ、俺が51番だ。君は21番?」
リュウ「はい、そうです…って、あんたハイネじゃないか!? なんでココに!?」
ハイネ「今は芝村人材派遣の時間外だからな」
 実は働き者なのか…?

 ともあれ。ハイネとの共同作業も、最悪だった。

リュウ「ハイネさん、早くタンポポを乗っけて!」
ハイネ「いや、全力で見逃そうじゃないか!」

 バイトでも、面接くらいやるべきだとリュウは思った。
 そこで落とすべきだろう、こんな連中。

 全力で見逃し続けるハイネを、リュウは必死でフォローした。
 またも二人分の働きである。
 しかも、タンポポを乗っけてないものがいくつかあり、上司に怒られた。

365 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/11(木) 00:12:46 ID:TO+z+nwI
 バイトが終わって。
ハイネ「いやぁ労働のあとは気持ちがいいな!」
リュウ「あなた働いてないでしょ」
ハイネ「我ら『オレンジ』にとっては、全力で見逃すことこそが仕事だからな」
リュウ「はぁ」

ハイネ「仕事仲間に良いスキルでもあげたいんだが…しかしリュウくん、君はGK志望だったね?」
リュウ「一応」
ハイネ「残念ながら、俺はGK向きじゃないんだよな」
リュウ「そりゃそうでしょうよ」

ハイネ「アリス・キャロルもGK向きじゃないしな」
リュウ「アリスって…さっきの!? 知り合いなんですか?」
ハイネ「ああ。『オレンジ同盟』の一員だ」

『オレンジ同盟』→ な の は に人生を狂わされた者たちの集まり、らしい。
 しかしオレンジゆえ、基本理念は「全力で見逃すこと」である。一応、なのはを探してる。

ハイネ「俺はドリブルを得意とする。不要かもしれないが、覚えておいてくれ」

 #リュウがドリブルスキル「やや強引なドリブル」を習得しました。…リュウはドリブル苦手ですが。

366 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/11(木) 00:14:21 ID:TO+z+nwI
リュウ「(スキル、もらっちゃった。ハイネって普通の時は普通なんだな…)」

アリス「そして…今日一日、全 力 で 働いたのがデッカく良い結果になったようですね」
リュウ「あ、あんたは午前の…」
ハイネ「リュウくんの必殺技『普通の右腕』が、刺身にタンポポを置くことで洗練された」
アリス「気合も充実したことでしょう!」

 #リュウの必殺技「普通の右腕」が「完成直前」まで昇格しました。
 ・また「気合セーブ」+1が「完成」しました。

ハイネ「ガッカリさんな技ばかりだが、何もないよりはマシだろう」
リュウ「そう…。出番がないよりはマシ。俺は自分にそう言い聞かせている」

ハイネ「君は『本家WB隊』を率いているようだな。何かあったら『オレンジ同盟』のことも思い出してくれ」
アリス「私たちも、 な の は を探すのにデッカく必死なんです。色々な情報は共有しましょう」

リュウ「(なのはちゃんって…ブリッジで呼び出せばすぐに来ると思うけど…)」
 でも彼らと会わせると 惨 劇 になりそうな気がして、リュウは言うのをやめたという。

 #リュウがバイト代→ 1  *10Pを入手しました。また、ガッツ-50。
 #『オレンジ同盟』と、弱いパイプができました。

367 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/11(木) 00:16:48 ID:TO+z+nwI
<NPCフェイズ:蘭>ガッツ500/500、200P。

蘭「『オレンジ同盟』…完全に半端者の集まりな気がするけど」
 むしろ本家WB隊も似たようなものなので、なんとも言えない。

蘭「(私の濡れ場、じゃなかった見せ場…。ここで目立って、なんとかするわ!)」
 なんとかしないと。リストラの噂がチラつく。

 (ところで。これでNPCフェイズも一巡である)

【選択肢】
先に2票入った選択肢で続行。age進行推奨ですが、別になんでも構いません。

A:ブライトさんや、外の人(見てる人)に、自分の能力の高さをアピール。
B:『オレンジ同盟』と接触をしてみる。
C:『本家WB隊』に、誰かを勧誘する。
D:ジョージ・ジョースター卿に相談してみる。100Pかかります。
E:リュウと特訓をする。ガッツを消費します。
F:無反動砲『チューリップ1号』を買って正式装備に(前からデータはあったけど…)。200Pかかります
-----
今日はここまでー。

368 :森崎名無しさん:2011/08/11(木) 00:17:39 ID:YZIXBNRU
F

369 :森崎名無しさん:2011/08/11(木) 00:27:21 ID:pyn/G8TI
C
ちょっと期待
寝技を使えば濡れ場も出せそうだし

370 :森崎名無しさん:2011/08/11(木) 00:50:25 ID:zMkaVOBQ
F
ついにアリスまで…どんどん火星が近づいてくる予感!
でも選択肢はランス。

371 :森崎名無しさん:2011/08/11(木) 18:40:05 ID:???
ハイネが普通の人におもえるのがおそろしい

372 :森崎名無しさん:2011/08/11(木) 23:13:56 ID:???
しかしこんだけ頑張ったのに10Pって・・・
運もないんだなリュウさん

373 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/12(金) 00:24:59 ID:J6vb9tLo
>>369 彼女はまともな部類だから…大半の男性陣はフラフラついていきそうw
>>370 昔のモテモテ戦でアリスいたなぁ、と。但しARIA注意報発令です(同じ作品から出すぎてる)。
>>371 あの人普段はまともですよ…多分。
>>372 不運ですね…最初はアムロも同じようなキャラだったのに、いつのまに…

F:無反動砲『チューリップ1号』を買って正式装備に。
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蘭「ふふふ、コレで私も『ウリ』ができたわ!」

 無反動砲『チューリップ』による迎撃。
 それは遠距離タックル:遠距離パスカットという今までに(あまり)ない概念だった。
 本人はその場所から動かず、遠くにタックルやパスカットへ行ける技である。
 自軍ゴール前から、センターラインの敵にタックルにいけたりする。
 絶望先生の「投擲」は遠距離タックルなので、そう違和感はないだろう。
 但し、あまりにも遠い場合は迎撃成功しても蘭が追いつけず、こぼれだまその他になる。

蘭「でも一つ、問題がある」
 無反動砲『チューリップ1号』のスコープを覗いて、蘭。
蘭「私。銃器を扱ったことないのよね…」
 彼女は基本は式神…和風魔法なのだ。接近戦用の匕首とて、たいした修行をしていない。
蘭「でもまあ。戦いは数だし。JOKERとか引けるかもしれないし…」

 #蘭の一部のスキルが組み変えられました。
 ・蘭自身が銃器を苦手としているので、『チューリップ』の精度は良くありません。
  これは武器そのものではなく、彼女の技量に起因するものです。

 #無反動砲『チューリップ』は、遠距離のタックル:パスカット等ができる必殺技です。
 ・遠距離は成功すると、自分に近ければ自分が。そうでないと周囲の誰かがボールをキープします。

374 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/12(金) 00:28:48 ID:J6vb9tLo
蘭「(よし、灯里ちゃんが来ない!)JOKERと言えば。改定される模様です」

<JOKER>
(改定)JOKERは今後「スペードの15扱い」に固定します。但し別枠で特記されていればそちらが優先です。
大体は、さらにプラスアルファされます。

蘭「その他の、廃止や変更はこんな感じで」

<廃止、その他>
・クラブ一致で一律、防御側の反則。→今後は多少変えます。
・パンチング後に多く枝分かれさせたのを廃止→DFの処理がおかしいので元に戻します。
・前半、後半など「ずっとベンチにいた人」の処理→一律+100の回復を廃止。
(それとは別の、ハーフタイムで100回復は、今まで通り)
・ベンチ入りしていない人間は、基本的に試合途中で回復もせず、回復スキルの発動もありません。
・試合後の回復は基本的に全員が恩恵を受けられますが、同時作戦の場合など例外もあります。

<成長>
今後は試合での頑張り(勝敗でなく、カードの引き)や、活躍、勲章などにより最大ガッツや能力値上昇。

蘭「で、反則がこう」

<反則>
接触プレイでクラブ一致の場合、基本は「防御側が反則」。但しPA内部の場合は「攻撃側の反則」になる。
接触プレイとはドリブル対タックル、せりあい、空シュートVSクリアである。パスやパスカット、地上ブロックは非接触。
但しクラブ一致の反則で、クラブのAを出した場合。無条件でそちら側の反則。

375 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/12(金) 00:30:39 ID:J6vb9tLo
蘭「本来はもっと色々なことを考えたらしいんだけど。中の人が間違える可能性が高く、簡略化しました」

<おおまかな点>
・JOKERは特に指定がない限りスペードの15扱い。大抵はプラスアルファされる。
・PA内部での反則は、(逆に)攻撃側が反則。
・最優先で、クラブのAを引いた側が反則。
・ベンチ入りでのガッツ回復廃止。

蘭「でもPA内で、防御側が攻撃側の服を引っ張ったり、そういうあからさまなのは防御側の反則(PK)になります、と。
 PKとか色々考えはありますが、ま、その時でいいかな、と。
 時間を稼ぐ『マークとキープ』なんかも、ブライトさんが憶えたころでの説明で問題ないでしょう。
 あとは『吹っ飛び』が、少し変更。…ふぅ」


<吹っ飛びの処理と怪我>
技とスキル等で、二つ以上の「吹っ飛び係数」がある場合は、より小さい(自分に都合の良い)ほうを使用する。
吹っ飛び係数以上の差をつけて勝利すると、相手は「吹っ飛び」状態になり、ガッツ-50。
その係数を、10以上越えての大きな勝利だった場合は「大吹っ飛び」となり、ガッツさらに-50の上、怪我ペナ1を負う。
怪我ペナは累積、かつ重複するが。試合終了で「1」回復する。
尚、スキル「受け身」のLVに応じて、ガッツ消費の軽減。怪我もしにくくなる。

・一部の技:スキルの「回避属性」は。吹っ飛びや怪我は完全に回避可能。反則は回避できない。


蘭「(あ、輝いてる! 私、今、輝いてるわ!!)」
 出番があって嬉しかった様子。

376 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/12(金) 00:33:55 ID:J6vb9tLo
「軍隊運用フェイズ」
<WB:ブリッジ>

 グッタリとしたブライトさんを背負って、アリーナがブリッジに上がってきた。
桜子「ブライトさん、どしたの? また靴下の匂いでも嗅いだの?」
ブライト「ゆ…ユリアが来る…」
桜子「?」

 ブリッジでは、いつものメンバー。今日は芝村舞が来ていた。
 舞がいるため、というわけではないが。今日は真面目な雰囲気が漂っている。

芝村 舞「さて少尉。少し決めてもらうことができた」
ブライト「え?」
アリーナ「なんだか大事な話っぽいね」

芝村 舞「よく聞いてくれ少尉。現在、WBは北米のこの地点にいる。進路はこうだ。
 だが西海岸に出るにはどうしてもジオンの防衛ラインを突破せねばならない。
 そこで私は陽動作戦を仕掛けようと思う。…ここだ。この地点で、現地のゲリラ部隊に決起してもらう。
 向こうはもう既に手筈が整っている。いつでも決起できる状態だ」

377 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/12(金) 00:35:20 ID:J6vb9tLo
ブライト「現地のゲリラ部隊って…強いんスか?」
芝村 舞「いや。NHG的にもWHG的にも、がっかりさんだ」

アリーナ「弱いの?」
芝村 舞「弱いな。ただこの艦ほどの大きな機体が西海岸まで出るには、どこかで必ず交戦せねばならないだろう。
 そのための陽動だ。敵の主力を、そのゲリラ部隊に引き付けたいのだ。悪いが捨て駒になってもらう」
瀬戸口「気は乗らんがね」

芝村 舞「そこで、だ。このWB隊から現地のゲリラ部隊に、増援を出してはどうかという話になった。
 私は気乗りしないのだが…確かにメリットもある。
 増援を出すメリットは、おそらく向こうの戦力が上がり、結果、WB隊の試合がラクになる。
 デメリットは、こちらの選手層は薄くなり、また、離脱中は一緒に訓練などができなくなる。
 …もっとも。増援に出した人間は、ある意味で修行になるかもしれないな」

あおい「でも。現地の敵の戦力って…相当なものでしょ?」
キバヤシ「後のジャブロー戦では、キャリフォルニア基地の戦力が出てきたほどだ。北米はどこもかなりのものだろう」
灯里「はーい。もし増援に出たら。WBに合流はできるんですかー?」

芝村 舞「それは問題ない。陽動作戦地点とWBは距離が離れてるが、戦闘終了後すぐに合流できる。手筈は整っている」

378 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/12(金) 00:37:48 ID:J6vb9tLo
あおい「うーん。この前の試合は、相手のリモートが巧くなくて『大軍』があまり機能しなかったけど。今度は?」
瀬戸口「北米にいる限り、相手は『大軍』だろう。リモートじゃなくても、必殺技を連発して、選手交代とかな」
芝村舞「それも、ここ一度きりだ。あるいは…うまく『大軍』と戦わないこともできるかもしれん」
アリーナ「なになに!?」
芝村舞「秘密だ。それよりブライト少尉。ゲリラへの増援はどうする? そう長い間の別行動ではない予定だが」


【選択肢】→ゲリラの陽動作戦に増援を出す?
先に2票入った選択肢で続行。age進行推奨ですが、別になんでも構いません。

A:増援は出さない。 → 戦力を分散させたくない。
B:奈々。 → 合流は問題ないと言われても不安。奈々ならすぐ帰ってこれる。
C:叶親。 → ポロッとやってもらえば…(但し上層部評価値は落ちます)。
D:リュウと蘭。 → 本家WB隊のヤツらなら、出番に飢えてるし。
E:絶望先生と伊藤誠。 → こいつらも最近出番ないし。多少、層は薄くなるけど…。
F:ハマーとハイネ。 → むしろ向こうが迷惑だろうけど、まあいいか。

#その他。ご自由に表記ください。このキャラ追加とか、このキャラ外すとか(舞たちがどうするかは、ともかく)。
-----
今日はここまでー。

379 :森崎名無しさん:2011/08/12(金) 00:52:47 ID:kPkj8qus
D
ここだ! ここで出番の重ね打ちだ!

380 :森崎名無しさん:2011/08/12(金) 06:21:43 ID:v/Vr94Uk
F

381 :森崎名無しさん:2011/08/12(金) 07:18:52 ID:A3xfBY0I


382 :森崎名無しさん:2011/08/12(金) 22:32:05 ID:???
もしハマーとハイネを送り込んでたら、、、それはそれで見たかったなw

383 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/13(土) 01:41:43 ID:CbFVJKh6
>>379 図らずも、彼らの出番が増えました。キャラ立つかなぁ…
>>382 明らかな嫌がらせですなw

D:リュウと蘭。 → 本家WB隊のヤツらなら、出番に飢えてるし。
-----
ブライト「(戦力的にプラスになり、かつ、万が一死んでもいい人間…)よし、リュウと蘭を出すか」
桜子「(やっばーッ。ブライトさんの考えてること、完全に把握できちゃったよ…)」

 数分後。ブリッジにリュウと蘭が呼ばれていた。ついでにタカトシもいる。

ブライト「…そういうわけで。諸君らにはゲリラ部隊の援護をお願いしたい!」
リュウ「ちょ、ちょっと待ってくれよ、それって危険なんじゃ…」
ブライト「ああ。危険だ(…多分。詳しく知らないけど)。だがお前たちにしかできない任務だ」

 それを聞いた蘭は、一歩前に足を踏み出した。
蘭「その任務、見事、遂行してみせます!」
リュウ「蘭さん、危ないかもしれないんだぞ!?」
蘭「いえ、ここがチャンスです。私が目立つには、この死線をくぐらなければならないんです!」
リュウ「でも…」
タカトシ「凄い熱意ですね。オレも応援しますよ」
蘭「…コンビは除いて『各作品から1キャラ』が原則の中。私と謙信様で『戦国ランス』2キャラが登録選手。
 これはマズいです。早くキャラを立てないと、このままでは座して死(リストラ)あるのみ!」

384 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/13(土) 01:43:11 ID:CbFVJKh6
ブライト「安心しろ。もし死んだら 恩 給 の手続きだけは頑張ってみる!」
桜子「(何故に、ここで士気を下げるような発言を…)」
あおい「(しかも『頑張る』ってだけで、約束してないし)」

リュウ「わかった…。俺も男だ! 覚悟を決めた!」
蘭「あ。リュウさんには期待してないです」
リュウ「」
蘭「それよりタカトシさん、頑張りましょう!」

タカトシ「え。オレもなんですか!?」
蘭「タカトシさんはオブサーバーじゃないですか(にっこり)」

 この一連の流れで。一番冷や汗をかいたのは当然の如く瀬戸口である。

瀬戸口「待て待て待て待て! タカトシだってやらせれば防御巧いし、貴重な戦力なんだぞ!?」
蘭「つまり。イザって時にこっちに役立つってことでしょう?」
瀬戸口「戦力だけじゃない! そもそもツッコミ役はWBにとって貴重なんだよ!」
蘭「もしタカトシさんがいなくて、こっち側がグダグダになったら、収拾つかないじゃないですか!」

タカトシ「あのー。オレも派遣されるの確定なんですか?」

385 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/13(土) 01:45:38 ID:CbFVJKh6
蘭「この難局は『本家WB隊』でしりぞけます! そのためにはタカトシさんが必要なんです!」
瀬戸口「リュウがいるだろーが!」
蘭「リュウなんて飾りです! 偉い人にはそれがわからんのです!」
瀬戸口「くっ…(桜子さんやアリア社長の『ブロック』を見ると、確かにリュウの防御は飾りっぽいし…)」

リュウ「あー、せっかく覚悟を決めた俺の立場は?」
タカトシ「全く関係のないオレの立場も考えてほしいんですが…」

 瀬戸口と蘭は、しばし睨み合って。そして瀬戸口が折れた。

瀬戸口「しかたない…。確かに、こっちの進行が巧くても、そっちがグダグダになっちゃたまらない」
蘭「ご英断です」
瀬戸口「伊藤誠へ捧げる一句。『良かったな お前の部屋が 多少すく』」

キバヤシ「季語は『部屋』か…」
芝村 舞「『暑い』から夏の季語だな」

リュウ「風流なところ申し訳ないが、灯里さん、しばらくマー社長のことを頼まれてくれないか?」
灯里「構いませんけど、連れていかなくていいんですかー?」
リュウ「ゲリラ部隊に猫はまずいだろう」

瀬戸口&タカトシ「「(ここで常識的発言ッ!?)」」

灯里「はひっ。マー社長は私の蹴りやパンチングに耐えられないでしょうから、普通に可愛がりますー」

 #マー社長が一時的に、リュウから離れました。灯里かアリア社長がその恩恵を受けます。

386 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/13(土) 01:47:08 ID:CbFVJKh6
---
 さて。そして時間も場所も一気に飛んで。
 リュウ&蘭&タカトシの三人は、その『現地のゲリラ部隊』に合流した。

蘭「暑ーい!」
タカトシ「暑すぎます…」
リュウ「こんな乱暴な方法で送り込まれると知ってたなら、辞退してたのに…」
タカトシ「『帰り』の時は、ちょっと頼んでみましょう」

 彼らがどうやってここまで来たかは、とりあえず秘密である。

 三人が到着した場所は、半壊した雨天野球場…多目的ドーム球場の前だった。
タカトシ「大きいですね…」
リュウ「これくらい大きければ、WBの船体そのものがスッポリ入るんじゃないか?」
蘭「暗闇の中なら、上空からの偵察では見つけられないかも」

 そのドームのグラウンドで、十数人の人間がたむろっていた。

 わいわい。がやがや。そこはとても戦場とは思えない雰囲気…
 …まあWB隊もそうなのだが、しかしWB隊には『殺気』がある。
 だがゲリラの面々はまるで、ちょっとしたピクニック気分のような面持ちなのだ。
 しかも今はお昼前でいい天気。ピクニック日和ではあるが。

387 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/13(土) 01:49:34 ID:CbFVJKh6
 リュウ&蘭&タカトシの前に、剣を腰に下げた、初老の男が近づいてきた。
オイゲン「WB隊の方々ですな。ようこそおいでくださいました。私はここの筆頭、オイゲンと申します」

 メリハリのある表情で、小銃を肩に少女が近づいてくる。
キキ「あたいはキキ・ロジータ。この前は仕事の都合で『個別の11人』に駆り出されたけど、このゲリラの頭目だ」

 さらに。ツインテールの、ちょっとキンキン声で、どこかの軍服姿の少女も近づいてくる。
イーディ「お二人は黙ってらっしゃい! このゲリラのリーダーは、わたくし。イーディ・ネルソンですわ!」

 初っ端から、指揮系統が統一されてない…。

 周囲に集まるメンバーもどことなく覇気がないというか、「戦士」の目をしていない。
 芝村舞が「弱い」「NHG的にもダメだ」と言った意味がわかった。

蘭「えっと…彼らが戦うんですか?」
オイゲン「左様。WBが暗闇に紛れて隠れる場所を死守するために、我らは決起します」

蘭「(なんか聞いてたのと話が違う…)」
タカトシ「(そもそも決起したら、隠れる場所が見つかっちゃうんじゃ…)」

388 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/13(土) 01:51:06 ID:CbFVJKh6
オイゲン「心配めされるな。このオイゲンの『知力と策略』があれば、どんな困難も乗り越えられましょう」
イーディ「わたくしは突撃兵。リーダーですけど、とりあえず後先考えずに突撃しますわ!」
キキ「アタシだって、湖で水浴びしてて裸を覗かれたら、後先考えずにぶっ放すよ!」

オイゲン「詳しくはあとにして。こちらの戦力を簡単に紹介しましょう。
 アーキス、槍の達人です。マルジュ、強い魔法使い。ジュリア、剣豪。ルカ、弓の名手」

イーディ「キャスリンさん39歳は、ベテランの狙撃兵ですの」

キキ「デリックは重装歩兵の斧使い、あとディスティニー組(ハイネ、ルナ、メイリン)ばかり出てきたので。
 SEEDからはサイ、トール、カズイ。とりあえず拳銃を持たせてみた」

リュウ「(彼らが活躍してる姿って…想像できない)」
蘭「(ごめん。私、存在自体知らない)」

オイゲン「彼ら9人に、我ら3人。合わせて12人。一人欠けても大丈夫、選手層も万全です!」
イーディ「でもわたくしたちには、ちょっとした弱点があって…」
タカトシ「(ちょっとした…?)」

キキ「肝心の G K がいないんだよね…」

タカトシ「また、そこなの!?」
 …密かにリュウはガッツポーズ。

389 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/13(土) 01:53:01 ID:CbFVJKh6
蘭「あら? 他の方々…9人以上いますけど」
イーディ「ええ。補給部隊等の兵站をニナってますのよ」
タカトシ「(器用に噛んだ?)」
オイゲン「実際には戦いに加わらない…不戦、という条件での参加もおりまする」

タカトシ「…あの人も?」
オイゲン「そうですな」


【選択肢】→タカトシが見た風景
先に2票入った選択肢で続行。age進行推奨ですが、別になんでも構いません。

A:弓を背中に、オムレツを作っている女性。
B:小銃の紐を肩に、パンを焼いている女性。
C:そんな二人に対し、究極の料理がどうのこうの言っているサラリーマン男性。

-----
今日はここまでー。

390 :森崎名無しさん:2011/08/13(土) 05:50:03 ID:1RekVCLM
B

391 :森崎名無しさん:2011/08/13(土) 08:20:51 ID:btyPvzKs
C

392 :森崎名無しさん:2011/08/13(土) 09:07:29 ID:tXFDWSOg
a
ラケル?

393 :森崎名無しさん:2011/08/13(土) 10:56:30 ID:Kk6h3MTM
A

394 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/14(日) 00:18:02 ID:b1YRMCmM
A:弓を背中に、オムレツを作っている女性。
-----
タカトシ「弓を持ってますけど…」
キキ「ラケルさんだね。彼女のオムレツは絶品だよ」
オイゲン「なんでも、戦争は嫌だそうです。人を傷つける事はどうしてもできないとか申しておるそうです」
イーディ「きっと憲法九条の信者に違いありませんわ!」

蘭「(キナ臭いとこに踏み込んじゃダメだってば!)…あっちのパン焼いてる人は? 赤いスカーフの」
イーディ「あちらはガリア義勇軍のアリシア・メルキオットさんですわね」
タカトシ「アリシア…? 前にメカ沢が陳情した時、確かあの人のオールが届いたような」

イーディ「最強の偵察兵にして最強のパン屋(予定)ですわ」
キキ「ジャムおじさんは『メンテ技術』が最高なだけで、直接戦闘は得意じゃないからね」
オイゲン「確かに。彼女の敵陣制圧力は最高峰でしょう」

タカトシ「そんな人が、なんで前線に出ないんです?」
イーディ「それは、わたくしより上官になってしまうからですの」
タカトシ「(そんな理由で…)
リュウ「じゃあ、あっちのサラリーマンの男は?」

オイゲン「知りませぬ」
イーディ「存じ上げませんわ」
キキ「知らないねぇ」

 こいつら軍隊として、というか、集団としてダメだろう。

395 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/14(日) 00:20:27 ID:b1YRMCmM
 色々と話をしていたら。オムレツを作っていたラケルが近づいてきた。

ラケル「WB隊の皆さんですね? はじめまして、私はラケル。森で猟師をしています。
 弓の腕は村で一番だと言う人もいるけど、自分ではそんなに巧いとは思わないわ。
 弟がゲリラに賛同して弓兵として参加してるので、どうぞよろしくお願いします。
 …私? 私はダメです。戦争は無理。でもお料理なら自信があるわ。よかったら食べて行ってください」

 軽くお辞儀をすると、彼女は戻って行った。

蘭「ふーん。弓の腕は村で一番って、けっこう凄いんじゃないかしら?」

オイゲン「しかし所詮は小さな村ですし、弓使いが一人しかいないとか、そういう理由でしょう。
 私どももゲリラとして戦うにあたり、戦闘員の能力査定をしております。試しにラケルにも弓を引かせましたが。
 楯と鎧で完全武装している私に、彼女の弓は、一度も当たりませんでした。命中率0%です。役には立ちますまい」

キキ「でもさ。オイゲンの足元に毒蛇が出てきた時、あの距離なのに一撃で撃ち抜いたよ?」
オイゲン「百発も撃ってれば、マグレで一発程度はどこかに当たりましょう」
イーディ「命中精度なんて、テキトーに近づいてマシンガンぶっ放すだけなら全く問題ないですのに」

 ゲリラ側も色々と個性的なメンバーだということがわかったが。
 ちょっとやそっとの個性じゃ驚かなくなってる本家WB隊の三人も、もう個性的な部類であろう。

396 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/14(日) 00:23:22 ID:b1YRMCmM
タカトシ「それにしてもラケルさんですけど。戦争が嫌いって、なんだか普通の女性っぽいですよね」

蘭「(『普通の女性っぽい』?)」
 #普通の女性→WB隊女性陣とキャラが被らない→女らしくて魅力的→キャラが立つ→レギュラー定着!?

蘭「(お、落ち着け。落ち着くのよ私。『女らしさ』。アリーナでも失敗した程の難易度だけど。
 それだけに、ここで『普通に』『女らしさ』を見せれば、一気に株が上がるわ!
 中学生女子くらいの初恋的な感じを出すには…。…よし!)」

 設定。席が隣ということで一人の男子と親しくなり、次第に恋へと変わるも言い出すキッカケがない女子中学生。

 …いける!
 これなら誰ともキャラ被ってない!
 あとは、行動あるのみ!

蘭「津田くん。ううん、タカトシくん…!」
タカトシ「…なんです突然?」

蘭「私、最近タカトシくんのことが気になってきて。でもなかなか言い出せなくて。
 だからほら、今日ってバレンタインデーでしょ? ちょっと勇気を出してみたの。
 チョコレート、作ってみたんだ。もらってくれる…?」

タカトシ「はぁ…(バレンタインデー?)」

 唐突に蘭が差し出したバレンタインチョコを、タカトシが受け取ろうとした瞬間。

 横から現れたサラリーマン男性が、蘭のチョコを手で叩き落とした。

397 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/14(日) 00:26:37 ID:b1YRMCmM
サラリーマン男性「…このチョコレートはできそこないだ、とてもじゃないが食えないよ。
 それっぽい台詞を言ってるだけで満足して基本がなっちゃいない。
 これで萌えさせたなんて思ってるようじゃ、あんたなんてタカが知れてるね。
 タカトシさん、明日また同じ時間にここに来てください。本物のチョコレートをご用意しますよ」

 一瞬の静寂。

 その直後に、蘭は無反動砲『チューリップ』の安全装置を外し。
 何のためらいもなく、無言でサラリーマン男性に向けて引き金を引いた。

 爆音。

蘭「……。…何か問題でも?」
 蘭が身に纏う殺気。そのオーラは、レベルこそ低いもののミライさんと似ている感じがした。

リュウ「い、いえ。別に…」
キキ「そうだねー。無反動砲は、自分の後ろにも気を使わないといけないから注意することくらいかな」

 素性の知れない男のことなんてどうでもいい…全員がそう思っていたが。
 タカトシだけ、ちょっと違った見方をしていた。

タカトシ「(蘭さん…。確かにツッコミ役は不足してるけど、それじゃミライさんとキャラ被っちゃうよ!)」

 そんな心配をしつつも、地面に落ちたチョコレートの包みをさりげなく回収しているところに配慮を感じる。
 どんな聖人君子だ。良い人すぎるだろうタカトシ。それでも童貞か! むしろ性欲はあるのか!?
 但し妹のコトミいわく「問題ないし今なお回数は減ってない」だそうである。
 …どんな妹だ。

398 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/14(日) 00:30:14 ID:b1YRMCmM
-----
<日常フェイズ>

 時間は、やや戻って。
 陽動作戦をしかけるために『本家WB隊』の三人を、現地のゲリラ部隊へと向かわせた後。

 ブリッジは…いつものようにヒマになった。
ブライト「ジオンの勢力圏内だっていうのに、あまり敵と会わないよなぁ」
芝村舞「メカ沢が陳情(?)した地図が役立った。地形を利用して低く飛べば、レーダーにも引っ掛からない」
ブライト「でもさぁ。もともとレーダーに引っ掛からない装置って、何かついてなかったっけ?」

ミライ「…ミノフスキー粒子」
ブライト「それそれ。低く飛ばなくても、それ使えばいいじゃん」

瀬戸口「下手に撒布すると、そこから逆探されるでしょ」
ブライト「…?」←ピンと来ない

瀬戸口「今は目視と…ジオンが法律を守ってくれれば、キバヤシの耳が早いだろうがね」
ブライト「それじゃあ…。なのはが、探索の魔法を使えたんじゃないか?」
灯里「はひっ。ある程度の範囲ならサーチできるみたいですよー?」
ブライト「それでジオンを探してさ。パッとできないかな?」

あおい「…ねえブライトさん。多分忘れてると思うから言うけどさ。ボクたち今、 逃 げ てる立場なんだよ?」
ブライト「そうだったっけ?」
瀬戸口「(タカトシ…。ツッコミが一枚減るのは、やっぱり痛いぜ…)」

399 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/14(日) 00:33:01 ID:b1YRMCmM
ブライト「待てよ。そもそもガンダムってどんな話だったっけ?」
アリーナ「私、見たことないけど。なんかアメリカ人が適当なロボに乗ってる話だよね!」

キバヤシ「(Gセイバーのことだろうか)」
芝村舞「(実写版シャアのことかもしれん)」
あおい「(コードギアスと間違えてる可能性も…)」

桜子「股間にキャノン砲が搭載してあるロボだ、って、なのはちゃんは言ってたけど」
瀬戸口「それはどう考えても先行者」

 ツッコミが減ったせいで、なかなか収拾もつかない。
 いつものことと言えば、そうなのだが。


【選択肢】→ブリッジで起きた日常風景
先に2票入った選択肢で続行。age進行推奨ですが、別になんでも構いません。

A:灯里がぴょんぴょん飛び跳ねた。→ 関連、絶望先生
B:ワールドがおカネを持ってきた。→ 関連、伊藤誠
C:芝村舞が声を上げた。→ 関連、謙信
D:原素子が書類を持ってきた。→ 関連、メカ沢

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今日はここまでー。

400 :森崎名無しさん:2011/08/14(日) 00:44:45 ID:9zJFL25o
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