キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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キャプテンブライト8

1 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/07/13(水) 00:12:37 ID:sxUWOaXA
ry

601 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/09/01(木) 01:47:49 ID:???
>>595 う。大きな勘違いを…。ザフトの「赤服」って「特殊部隊」なイメージがあって。
 そういう道具は常に持ち歩いてると思ってしまいましたが。「普通のエリート」なだけでしたね…。
>>596 報われなかったり、打つ手が裏目に出たりと可愛いキャラです。
>>597 ハマーが「清掃中」の看板を落とす初期案(灯里にやった手)があったんですが。
 こいつは敵艦に入れないだろうし、そこまでの能力もないだろう…と廃案に。
>>598 なんか「女性の可哀想なことも全力で見逃す」とか言ってた記憶があったんですがw
>>599 種死は良いですよ。お勧めはハイネが死ぬシーン。「無茶しやがって…」と、つい口にしちゃいます。
 初見では何とも思わなかったんですが、何かで改めてチェックした時、大笑いでした(酷)。
>>600 SEED作品において。コーディネイターは「色んな病気とかになりにくい」程度に思えちゃいます。
 ザフトとか「訓練してあの程度かよ」って人がほとんどだし…。っつーか動けよMS! 戦場で止まるなよ!


<昨夜までのあらすじ>
時代はそんなにもS-ATAだったのか…!

…相変わらず、メインマシン復旧ならず。

602 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/09/01(木) 01:49:42 ID:EDIkJRCc
B:津田タカトシ → ゲリラ側の練習風景を見て愕然とする。
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 朝。タカトシが野戦用のテントから出ると、蘭が無反動砲「チューリップ」を片手に、佇んでいた。
タカトシ「どうしました?」
蘭「…先を越された」
タカトシ「はい?」

蘭「私に必要だったもの…いえ、必要なかったものは、『毛』だったのよ!」
タカトシ「言わんとすることはわかりますが、あまり、おおっぴらに…」

 しかし、今日はやけに騒がしい。
 ああ、そうか。ゲリラたちが、外野を排除した6対6のミニゲームをやっているからか。
 …外野?

タカトシ「…なんで彼ら、野球してるんです?」
蘭「さあ…。しかもリュウは嬉しそうに主審やってるし」

リュウ「へいピッチャー、ビビッてる!!」
 野次飛ばす審判なんてイヤだ。

603 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/09/01(木) 01:51:55 ID:EDIkJRCc
タカトシ「(そう言えばここの人たち、TOPが誰かでモメてたよな…)あのー。リーダーの人ー?」

オイゲン(セカンド)「なんでございましょう!?」
イーディ(バッター)「用件ならわたくしがっ!!」
キキ(ショート)「リーダーは私だってば!!」

タカトシ「誰でもいいですけど。サッカーの練習、しないんですか?」
蘭「(彼ら。ブライトさんと同じ匂いがするわ…)」

オイゲン「サッカー? 試合はてっきり、野球でやるものだと…!」
キキ「だーかーらー、サッカーだって言ったじゃんかー!」
イーディ「そ、そうですわよね。野球じゃないですわよね」
キキ「イーディは柔道の団体戦だって言い張ってたし!」

タカトシ「そもそもあなたたち、GKいないとか言ってたじゃないですか…」
蘭「そうそう。合計12人いるから、一人欠けても大丈夫って」

イーディ「でもファーストコーチとサードコーチを入れれば、野球も11人必要じゃありません?」
タカトシ「そんなの(失礼)攻撃側の誰かがやればいいでしょ」

キキ「そう言えば。明らかな内野ゴロなのにファーストコーチがダルそうにセーフ判定するのは…」
タカトシ「その話は、また今度!」

イーディ「そこで、わたくしは聞いてみたんですの。『どうして貴方は、頭の上に赤い洗面器を』…」
タカトシ「興味ないです!」
蘭「(やばっ。少し知りたかったなんて、言えない雰囲気)」

604 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/09/01(木) 01:55:23 ID:EDIkJRCc
オイゲン「しかし、今さら困りましたな。私どもは必死に野球の練習をして、
 今ではもう、リトルリーグの二軍のヤツらにはコールド負けしないレベルだと自負していたところなのですが」
タカトシ「必死に練習して、そんなレベルなの!?」

蘭「サッカーのほうは、どうなんですか?」
キキ「驚かせちゃうかもしれないけど…私でも8割がた、ドリブルで無双できちゃうレベルだった」
タカトシ「キキさんって、ドリブル巧いんですか?」
蘭「ルナツーで敵の時は、あまり記憶にないけど」
キキ「下手じゃないけど、そっちのアリーナとかのほうが上。私はブライトさんより少し高いくらい」

リュウ「両軍、(野球を)ハリーアップ!」
蘭「シャラップ!」
タカトシ「皆の実力は…」

キキ「『アーキス』はタックル能力『6』だったっけ…」
オイゲン「私の 3 倍 もありましたな!」

イーディ「ふふん。わたくしは能力値、全て 二 桁 に届いてますわ!」
オイゲン「私など、(無駄に)ガッツが1024もありますぞ!」

605 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/09/01(木) 01:57:17 ID:EDIkJRCc
タカトシ「そんなんで、『弱点はGK』って言ってたんですか…」
蘭「待って。超攻撃型かもしれないわ! 例えばシュート力は?」

キキ「『アーキス』はシュート値『9』」
オイゲン「私の 9 倍 もあります!」

蘭「単純にアーキスだけが弱い、とかじゃないの?」
キキ「んー。このチーム。能力値が二桁にいけば尊敬されるくらいだし」
蘭「スキルは? スキルが良いとか、必殺技とかは!?」
キキ「皆、武装してるんで一応あるけど。せいぜい+1とか+2とか。
 魔法は少し強いけど(伝統なのか)すぐ息切れするし。あ、でも『狙撃兵』の援護は使えるね」

タカトシ「なんというか…ヘタれてないのって、いないんですか?」
キキ「能力値がALL二桁は、私以外はイーディだけだね。イーディにしたって10とか11だし」

タカトシ「聞くのも怖くなってきたんですけど。平均してどれくらいなんです?」
キキ「5とか6とか…。そのへんじゃないかなー」
蘭「…常に足元ヤムチャ状態!?」

 捨て駒。ガッカリさん。でも世界レベルのガッカリさんじゃない…。
 そんな芝村舞の言葉が、ようやく理解できたタカトシだった。

606 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/09/01(木) 01:59:08 ID:EDIkJRCc
オイゲン「サッカーだから無理なのであって。じゃんけん とかなら、勝てるかもしれませぬ!」
キキ「だからさー。こんなんじゃサッカー無理だって…」
イーディ「で、タカトシさん。WBからの援軍の『本隊』は、いつ来るんですの?」

タカトシ「え」

 多分、もう来ないと思うんだけど…。

オイゲン「それと試合の日程は? WBが、このドーム球場に隠れるのはいつ頃に?」

蘭「……」

 自分たちが聞いてきた話と違う。そもそもWBは、彼らを陽動とさせて逃げると言っていた。
 しかし、これらを告げては…
タカトシ「……。オレも詳しく知らされていないんですよー」
蘭「(うまく逃げたわね…)」

オイゲン「確かに。作戦とは、そういうものでしょうな」

キキ「まーいいけどさ。時間的に間に合わない、とかなら。『あの二人』を試してみたいね」
タカトシ「『あの二人』?」

キキ「前、チラッと話したと思うけど。『最強の偵察兵にして最強のパン屋』ことアリシアと、
 村一番の弓の名手、ラケル。百発も撃って百発も外すのは、逆に凄い。『逆・新田くん』」

607 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/09/01(木) 02:01:16 ID:EDIkJRCc
オイゲン「しかし自称『大陸一の弓使い』なんてのもおりますし」
イーディ「自称『軍師』なんてのもおりますわ」
オイゲン「すぐにパニクる、自称『女優』なんてツンデレもおりますな!」

タカトシ「まあまあ、喧嘩せず。とりあえず命令系統を一本にしてみては?」

オイゲン「私は『軍師』、言わばここの筆頭です」
イーディ「キーッ!! リーダーは私ですのッ!」
キキ「頭目は私だってば!」

 蘭が、そっと無反動砲『チューリップ』を、タカトシに見せた。
 暴力的なツッコミをしない、彼のための配慮だった。
 だがタカトシは、ゆっくり首を振る。
 大丈夫、話せば理解しあえるよ。そうとでも言わんばかりに。

タカトシ「えー、皆さん」

オイゲン&イーディ&キキ「「「はい?」」」

タカトシ「…オレはWB隊の、芝村舞の命令でココに来ました。オレの命令に従わない人間は、
 つまりは芝村舞に従わないということで、深夜になると原さんがそこらをウロウロするかもしれませんよ?」

 それは、ただの脅迫な気もするが。


608 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/09/01(木) 02:03:01 ID:EDIkJRCc
タカトシ「これより、リーダーはこちらで決めます。何か異論は?」

オイゲン&イーディ&キキ「「「No, sir!!」」」

タカトシ「では。リーダーはあそこで野球の審判やってる人。蘭さんがその次で、オレはオブサーバーです」

オイゲン「……」
イーディ「……」
キキ「……」

タカトシ「何か問題でも?」

オイゲン「…タカトシ殿が」
イーディ「リーダーのほうが…」
キキ「いいんじゃないかなーって…」

 犬の嗅覚と同じで、瞬時に誰が発言力を持っているか見極めることができたヤツらだと言えよう。


 #ゲリラ側のおおまかな能力がわかりました。
 ・平均で5とか6、適材適所考えても、せいぜい10程度のようです。

609 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/09/01(木) 02:04:51 ID:EDIkJRCc
蘭「(本当は、話を進めたいのだけれど。メインPCが復旧してないし…)」
タカトシ「何はともあれ、このメンバーで(ある程度は)戦うわけで。何か考えないといけませんね」


【選択肢】(ゲリラ側、もう少しだけ続きます)→
先に2票入った選択肢で続行。age進行推奨ですが、別になんでも構いません。

A:策略を練る(オイゲンが)
B:アリシアとラケルに協力を要請(オイゲンが)
C:塹壕&土嚢で守備力を補強(オイゲンの指揮)
D:「イーディは黙ってろ!」(とオイゲンが言う)

#D案は、二人の仲が険悪になります。でも、もともと険悪だったのでその意味ではたいして変わりません。
-----
今日はここまでー。

610 :森崎名無しさん:2011/09/01(木) 02:48:14 ID:IX8fpJwk
B
タモさんは私の心に大変な傷を残していきました…赤い洗面器の謎です。

611 :森崎名無しさん:2011/09/01(木) 08:11:41 ID:gI4vUwk+
C

612 :森崎名無しさん:2011/09/01(木) 10:11:16 ID:sAhZpW16
B

613 :森崎名無しさん:2011/09/01(木) 16:57:55 ID:???
タモリだっけ?田村正和だったような気が>赤い洗面器

614 :森崎名無しさん:2011/09/01(木) 18:47:37 ID:???
選択肢にオイゲンが混ざってなかったら色々希望が持てたんだが、、、

615 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/09/03(土) 01:28:31 ID:A0JiVyfU
>>610 この話題に興味を示さない人物って、相当珍しいのかも。
>>613 中の人は「古畑」でしか知りませんな。あまりTV見ないからか。
>>614 選択肢にオイゲンがいなかったら、ま と も な話になっちゃう気がして。


B:アリシアとラケルに協力を要請(オイゲンが)
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オイゲン「では、まずは弓使いのほうを誘ってみましょう」
キキ「頑張れ、オイゲン!」

 オイゲンはラケルのほうへと歩いていき…30秒後、戻ってきた。

蘭「ど、どうだったんです!?」
オイゲン「『私には人を吹っ飛ばせません。そんな選手が、サッカーの役に立ちますか?』と聞かれて。
 咄嗟に『キャプツバ的には不要かも』と答えてきました」

タカトシ「いえ、あの。今は『数値』で上回る人を探してるんで…。ワリと本気で」
蘭「(オイゲンさんって、能力1とか2みたいだし)」

616 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/09/03(土) 01:30:45 ID:A0JiVyfU
オイゲン「しからば。次はあのパン屋見習いに頼んでみましょうぞ」

イーディ「い、いけません! もしTV版準拠のアリシアさんだったら、どうするんですの!?」
蘭「TV版って…そんなに酷いんですか?」

イーディ「森の中の基地を叩く時。戦力が薄いからと戦車エーデルワイスを囮に、半分の歩兵を裏手に回したのに。
 少し経ったら囮のエーデルワイスが何故か単独無双してて、裏手のアリシアさんが困るくらいですわ!」

タカトシ「それはアリシアさん関係ないんじゃ」
キキ「むしろゲーム版アリシアって…無個性で埋没しそう」

 オイゲンはアリシアのほうへと歩いていき…40秒後、戻ってきた。

蘭「ど、どうだったんです!?」
オイゲン「本人は快諾されたのですが。兵站の業務も気になるようで『パンがなくなっちゃう』と困ってました。
 そこで『パンがなければクッキーを食べればいいだけのこと』と口にしたら、彼女の表情がひきつったので…」

キキ「お前、もう行くな!」
津田タカトシ「それじゃオイゲンさん以外、誰が行っても良かったっぽいじゃないですか!」

---津田コトミ「(毛がどうとか書いてると、『パン』って単語が卑猥に思える不思議!)」---

蘭「え? 何? 今の声」
タカトシ「そんな声は聞こえない!!」


617 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/09/03(土) 01:33:10 ID:A0JiVyfU
キキ「あー。ウチのツートップ、攻守の要が、なんで兵站業務に就いているんだろうね」
イーディ「はい? あんな地味なパン屋が、そんなに頼れるわけありませんわ!」
オイゲン「村の猟師も同じ。…そもそも弓兵はゲーム的に地味ポジション、地味武装と決まってます」

 リーダー格三人の中で、評価もバラバラだ。蘭は、ため息と一緒に、呟いた。

蘭「能力値の平均が5とか6とかの人で、MSを相手に勝てるのかしら…」

 その言葉に。オイゲンとイーディの動きがピタッと止まる。

オイゲン「MSって…あのロボ?」
タカトシ「ロボですね」
イーディ「…対戦車兵が集まっても、勝てなさそうな気がしますわ」

 それが『普通』の感覚ではあるのだが。

オイゲン「わ、私が聞いてる話と違うんですが…」
イーディ「わたくしもです…」
キキ「だから、最初から言ってるじゃんかー」

 むしろ、どういう話だと思って集まっていたのだろうと、そちらを心配してしまうタカトシであった。


 #一応、アリシア&ラケルに話をつけました。
 ・以前に選択肢で選ばれていたラケルは、こちらのやり取りを聞いて僅かに心が動いたようです(ある意味)。

618 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/09/03(土) 01:35:20 ID:A0JiVyfU
<ジオン軍:ガウの一室>

 赤い彗星、シャア・アズナブル。
 書いておかないと、こちらも忘れてしまうので書いておくが。
 一応、優秀な人である。
 …一応。

 色々とダメなトコもあるけど(主に 性 癖 とか)、それは勘弁してあげてほしい。

 さて。昨日は(いつものように)よく眠り、朝起きると。部屋のポストに郵便が届いていた。
 差出人だが…?

【選択肢】→荷物の差出人。
先に2票入った選択肢で続行。age進行推奨ですが、別になんでも構いません。

A:ルナマリア・ホーク
B:アイナブリッジ少佐(当時)
C:高町 なのは
D:ロベルト・本郷

-----
今日はここまでー。

619 :森崎名無しさん:2011/09/03(土) 01:56:42 ID:esRQmhUw
B
ちょw変態が向こうから隊列組んでやってくるw

620 :森崎名無しさん:2011/09/03(土) 09:28:54 ID:O7NOd+Gs
D
敢えてアタック

621 :森崎名無しさん:2011/09/03(土) 11:14:25 ID:TnQMMpmE
B

622 :森崎名無しさん:2011/09/04(日) 00:14:28 ID:???
ハマーvsオイゲン…
見ておくべきだったかも…!

623 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/09/04(日) 03:32:33 ID:9/jQxdK6
>>619 読み直して、我ながら「酷い人選」だとw まともなのってルナだけじゃん…
 …あ、いえ。なのはさんも、まともです。はい。
>>620 なんでここに来て、急にロベルトが勢いづいたんでしょうかねw
>>622 それ相当、マゾいバランスになる予定でした(選択肢でセットにしたのはハイネだったし)。

B:アイナブリッジ少佐(当時)
-----
シャア「これは…盟友、アイナブリッジからか!」
 どうやら友達らしい。


『 親愛なるシャア・アズナブルへ。

久しぶりだな、赤い彗星。相変わらずの君の活躍は聞いている。
なんでも部下の女性が <ジオン軍検閲済> にしたそうだが。
養殖モノとはいえ、羨ましい。
女性でティーンの部下なんて最高じゃないか!

さて。更なる君の活躍を祈って。君に、私の秘奥義を伝えたいと思う。
同梱したディスクにその映像を収めた。参考にしてほしい。

いずれ。再び共に、轡を並べよう。
それでは、また。

 アイナブリッジより、武運を祈って』

624 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/09/04(日) 03:34:20 ID:9/jQxdK6
 荷物には、手紙と別にディスクが入っていた。

シャア「フッ、アイナブリッジめ。相変わらずDISCがVCDだ…」
 VCDをデッキに入れると、映像が始まる。


---
 ある部屋の中で。下半身を裸にした男が、レイちゃんルリルリかわいいよぉ、と叫んでいる。

「ああ〜!アイナ様ああ!アイナ様あああ、垂れ目かーいいよーーー!かーいい〜!」

 もう、ほとんどブリッジ状態!!

「お兄ちゃん、うるさい〜」
 笑いながら高一の妹が入ってきたところで、映像は途絶えた。
---


シャア「(コレ何度も見たけど)アイナブリッジ…無茶しやがって。
 だがわかるぞ。俺もアルテイシアに 見 ら れ た からな…」

 何をだ。

625 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/09/04(日) 03:37:16 ID:9/jQxdK6
シャア「まあ俺の場合はブリッジしてなかったし。
 画像はフェイトさんのだったからセーフだった。…なのはさん画像だったらアウトだったかもしれん。
 見られた前後で、アルテイシアの態度も変わらなかったしな」

 #アルテイシアの態度が変わらない→もともと、変態を見る目だったため。

 ただ。実は当時、ツインテールにしていたアルテイシアが。急にショートカットにした一番の理由である。


#シャアが「ブリッジ」を習得しました。
射撃時、ブリッジの姿勢を取ることにより威力と精度、そしてインパクトが上昇します。

#…物語に絡むかはともかく。シャアとセイラの関係が、そういう設定から始まるようになりました。

626 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/09/04(日) 03:39:16 ID:9/jQxdK6
 ピッ。電源を落としたはずのモニタが突然、光を放った。
シャア「ん?」

 画面には、灯里の上半身がアップで映し出されている。
シャア「!?」
 彼女は珍しく、強く早い口調で、拳を握り締めて言う。

---
灯里「我々は一枚のマザーボードを失った。しかし、これは故障を意味するのか?
 現行機に比べ、我がマシンの総合能力は30分の1以下であった。
 にもかかわらず今日まで戦い抜いてこられたのは何故か?
 諸君! 中の人の目的がテキトーだからだ。これは諸君らが一番知っている。
 私のマシン! 諸君らが愛してくれたマザーボードは死んだ。 何故だ!?」

なのは「ノーブランドだからさ(電源ユニットが)」
---

シャア「何これ…」
 ノートPCで、急いでネットのコミュニティをチェックしてみる。
 どうやら、全世界に向けて強制的に流しているらしい。
「ジーク・灯里!!」「M/B、無茶しやがって…」の書き込みが大多数だ。

シャア「そんな…。深 夜 ア ニ メ を潰されて怒り狂う人が、誰もいない!?」

 それもそのはず。灯里の演説は、アニメ枠だけには介入しなかったのだ。
 空気を読むのが巧すぎるだろ、灯里…。

627 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/09/04(日) 03:42:14 ID:9/jQxdK6
 部屋から外に出ると。艦内は今の放送の話題で持ちきりだった。

「俺、あの演説してた人と話したことあるよ!」「あ、俺もある!」「俺も! …彼女の名前知らないけど」
「連邦の白い悪魔(なのは)が、チラッと出てたよな!?」「出てた出てた!」「え、いつごろ!?」
「もうジークジオンどころじゃないかもな…」「全力で録画しておいた。高画質でネットに上げとこう」

 大騒ぎである。

シャア「やべーよ、意味わかんねーよ連邦軍。…待て。そもそも軍ぐるみなのか?
 でも個人的に放送したんだとしたら、もっとヤバいし意味わかんないし…」

 #残念ながら、連邦軍は関与していません。

628 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/09/04(日) 03:44:08 ID:9/jQxdK6
 と。
 突然。

 灯里の演説放送で持ちきりの艦内に。女性の悲鳴が響いた。
「る、ルナさん!?」「ルナさんの声では!?」「ルナさんだよ!!」
 兵士たちが速攻でルナマリアの悲鳴だと気づいたのには理由がある。

 現時点でジオン側に関係ある女性は、他にニナとイセリナしかいない。
 彼女らが悲鳴を上げても、気づかない自信がある。
 よって女性の悲鳴はルナマリアのものだという可能性が高い。

 ジオン軍の男女比、男塾レベル…。

 …。

 ……。

電報『タカトシ:なら、なんで女子トイレがあんなに混んでたんだろう…(音姫の時)』


629 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/09/04(日) 03:46:25 ID:9/jQxdK6
シャア「ルナマリアっ!」
 シャアはルナの部屋の前へ来た。リカルドと大勢の兵士たちもついてくる。

リカルド「少佐、部屋に突入しますか? 誰もいないかもしれないし、ルナ以外の人間がいるかもしれませんが」
シャア「…女の部屋って、少しドキッとしない?」
リカルド「らしくないですね。幼女にしか興味がない少佐が」
シャア「ああ。だが最近のルナは、何故かちょっと幼女っぽいからな」

 剃 る だけでここまで待遇が変わるなら、逆に良い職場だと思うが、どうだろうか…。


【選択肢】→ルナの部屋の前で。
先に2票入った選択肢で続行。age進行推奨ですが、別になんでも構いません。

A:強行突入! → ルナが入浴中だったら、裸が見れるかもしれない。
B:周囲を調べる。 → お、落ち着け。まだ慌てる時間じゃない。
C:「犯人は、この中にいる!」 → 何の犯人かは、ともかく。
D:とんとととんとっ、とんとっ。 → ちょっとお茶目にノックしてみます。
-----
今日はここまでー。

630 :森崎名無しさん:2011/09/04(日) 04:41:21 ID:Eq1c2BkA
B

631 :森崎名無しさん:2011/09/04(日) 07:08:43 ID:jNmWiVPQ
b
中では一番真面目かな…?

632 :森崎名無しさん:2011/09/04(日) 18:34:20 ID:???
真面目=中の人は割と困る


633 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/09/06(火) 03:28:58 ID:p7wASUps
>>631 真面目さで言えば、そうですねぇ。
>>632 わりとそうだったりw あと、詳しくないこととかキャラ関連が選ばれた時(書かなきゃいいのに…)。

B:周囲を調べる。 → お、落ち着け。まだ慌てる時間じゃない。
-----
リカルド「少佐。ルナを見にいかなくていいのですか?」
シャア「落ち着け。犯人(?)がルナの殺害が目的なら、もう遅い。
 18禁なことが目的なら、犯人が『賢者モード』になってから取り押さえたほうが被害が少ない!」
リカルド「(さ、さすが少佐…。スパッと見捨てる人だ…)」
シャア「ルナの部屋の扉は見張っておけ。周囲の索敵と、罠の有無をチェックする!」

 シャアの的確な(ルナの貞操を無視した)指示により、各自が近くをチェックした。
 すると。
 一人のジオン兵が間の抜けた声を出した。
ジオン兵「床のこれ。なんだ、糸くず…?」
リカルド「いや、毛じゃないか? 短いし、真っ直ぐじゃない。髪の毛じゃないな」

シャア「…『毛』に興味はない」

リカルド「待てよ、これ、どこかでこんな感じの毛を…」
シャア「どうした?」
リカルド「少佐! これ、まさかこの毛は! あの、全 裸 の 胸 毛 男 のものでは!?」

634 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/09/06(火) 03:30:12 ID:p7wASUps
 全裸の胸毛男。

 その単語を聞いて、シャアがビクッと静止した。
シャア「…あ、あの男のだというのか!?」
リカルド「断定はできませんが…」

シャア「……。あ、俺、ちょっと頭痛が痛い。あとの指揮はリカルド、お前に任せる」

リカルド「少佐! 逃げないでくださいよ!」
シャア「ジオンの音声さんはあまり優秀じゃないんだよ! マズいことになったら、お前、責任取れるか!?」
リカルド「私がどうなってもいいって言うんですか!?」
シャア(ボソッと)「まあ、どちらかと言えば」

 こんなんだから、部下に恵まれないんだと思う。

 ともあれ。『赤い彗星』のシャアが動揺している…その事実は、周囲の兵士たちを浮き足立たせた。
 ざわざわと話し声が始まり、目に見えて集中力が鈍ってくる…。

 そんな状況を打破したのは、意外と言っては失礼だが…ガルマ・ザビ大佐であった。
ガルマ「シャア、何をしている? だいたいの事情は聞いたが」
シャア「いや、その。 毛 が…」
ガルマ「毛?」
 ガルマは、毛を持ったまま動けないリカルドから、その毛を無造作に手にすると。
 仔細に観察をして…

635 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/09/06(火) 03:31:33 ID:p7wASUps
ガルマ「…これは胸毛だな」

シャア「(なんで、それわかるの!?)」

ガルマ「ふむ…日系ブラジル人の胸毛とみて、まず間違いないだろう」

シャア「が、ガルマ。お前、全裸の胸毛男を見たことがあるのか?」
ガルマ「なんだそれは? まあいい。ルナマリアの声から悲鳴が上がったのだろう?
 何人かついてこい。何か不審者でもいないか、これから彼女の部屋のドアを開ける」

シャア「や、やめとこう? な? もしそこに全裸の日系ブラジル人がいたら…」
ガルマ「なんでルナマリアの部屋に、全裸の胸毛なんているんだ。開けろ」

 一人のジオン兵が、恐る恐るルナの部屋のドアに手をかける。
 カギはかかっていなかった。ゆっくりとドアを開ける。
 そこには、一見誰もいなかったが…よく見ると、部屋の片隅で毛布を被って、ルナが蹲っていた。
 よほど寒いのかガタガタ震えてるし、頭でも痛いのか両手で両耳を塞いでいる。

ルナ「夢よ、これは夢。全部夢。起きたらきっと、私はヤムチャのオーバーヘッドを弾いたり、
 アリーナの雷獣を防いだりしてるんだわ! 男性用トイレに音姫ついてなかったのも、夢のせい…」

ガルマ「…ルナマリア?」

636 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/09/06(火) 03:32:40 ID:p7wASUps
ルナ「ひゃぁぁああああああああっ!」
ガルマ「!?」
ルナ「あ、が、ガルマ様…」
ガルマ「どうしたんだ?」

ルナ「…あの。部屋の外に、誰もいませんでした?」

ガルマ「シャアや私の部下が、いっぱいいるが」

ルナ「そうじゃなくて! もっと、こう、インパクトがある男! 男を超えた男!」
 既に。やや錯乱気味である。
ガルマ「むう…ジオンにインパクトがある人間は少ないからな。女なら、ニナくらいか…?」
ルナ「それはせいぜい『人』レベルでしょ!? もっと、こう、『神』の領域に踏み込んでそうな…」

ガルマ「???」

 ガルマや、ジオン兵たちはルナの言葉がわからなかったが。
 シャアとリカルドだけは、わかった。

 ヤ ツ だ。またヤツが出たんだ。


637 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/09/06(火) 03:34:03 ID:p7wASUps
 いや、だからと言ってどうすることもできないのだが(果たして逃げれるだろうか!?)。
シャア「しかしルナ、最近運が良いんじゃないか?」
ルナ「なんでです!?」
シャア「あのブライトさんでも、ヤツには一度しか遭遇したことがないらしい。
 それが1スレだけで2回も遭遇! これはまさしく、ディスティニー・プラン!!」
ルナ「意味わかんないわよぉ…。あーん、私、最近、ドア開けるのが怖くなってきてたのにぃ!
 もうヤダ、ドア怖い。開けたら胸毛が見えそうで…」

シャア「しかしお前、拳銃持ってるんだから、机と椅子を即席バリケードにして応戦、とかできなかったの?」
ルナ「無理ですよー! 拳銃弾を何発か撃ち込んでも、倒せるレベルの存在じゃないもん!」

 人目をはばからず、わんわん泣くルナマリア。
 ちょっと前までは、 ティアナ のほうが可哀想だと思っていたのだが。
 今では自分が一番可哀想に思える。

 …この時点で。次スレで(少し)登場予定のティアナの収録(別撮り)は順調に進んでいて。
 それは中の人が自分で読んでも可哀想なくらいの扱いな気もしたが。

 でもルナの、 ヤ ツ に2回も遭遇、というのは、さらに可哀想な気がしてならない。


638 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/09/06(火) 03:37:58 ID:p7wASUps
<次回>

中の人がメインマシンの復旧に力を入れているので、もう 大 雑 把。
最近は数値の上昇とか、ほぼありませんでしたが。ちゃんと設定的には生きていますので安心ください。


【選択肢】→カメラさんが映した場所
先に2票入った選択肢で続行。age進行推奨ですが、別になんでも構いません。

A:調子が良いWB女性陣と、疲れている灯里。
B:メカ沢ウェポンの解析がある程度終わった、アムロ・原素子・なのは。
C:再びゲリラ側。…これなんとかしないと、勝負にならないんじゃ!?
D:WB内部。いきり立った男どもが、涙目の少女を囲んで暴行!?
E:ハマー、ミッション再び…
-----
今日はここまでー…。

接点復活剤まで使ったのに…もとのシステム(HDD)は生きてるのにっ!
これを契機にWindows7に上げてデータだけ移動、というのが賢いんだろうけど。
どうも使いにくくて…。

639 :森崎名無しさん:2011/09/06(火) 04:06:12 ID:aMmsShoc
A
Dとか釣り針が大きすぎるw
7も慣れればそれなりのものですよ…なんて言いながら自宅のPCはいまだにXPですけど。

640 :森崎名無しさん:2011/09/06(火) 12:59:45 ID:o+B1enLY
B

641 :森崎名無しさん:2011/09/06(火) 13:31:46 ID:Crd6lOPU
C

642 :森崎名無しさん:2011/09/06(火) 19:30:34 ID:c3qiWqh2
E

643 :森崎名無しさん:2011/09/06(火) 21:08:52 ID:h0OC7B9o
E

644 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/09/07(水) 01:24:36 ID:xdNajxfQ
>>639 う、選択肢D、こんだけバラけたのに一票も入らず…。
 それなら今度は、もっと釣り針を大きくしてやる! (内容は期待に添えないっぽいけど…)
 もうムカついた! 色っぽさ(?)と無縁になってやるぅ!!

E:ハマー、ミッション再び…
-----
叶親「どうせ無理だってわかってるのに、なんで俺たちはハマーに期待しちゃうんだろうな…」
ヤムチャ「まー。ダメもと、って感覚はあるよな」
アムロ「それでも! 今度は選択肢によってカメラさんが味方についてますよ!」

 アムロ、ついに本気出す!!

叶親「…お前、いつのまに」
ヤムチャ「てっきり。生身の女に興味がないのかと…」
アムロ「僕だって中身の女の子大好きですよ! パンツはもっと好きってだけです!」

ハマー「ふっ、それもまかせるでござる。拙者にかかれば、パンツの一枚や二枚…」
アムロ「あ。窃盗はマジで刑事事件になるので注意してくださいよ。
 逃げるとき、相手の手を振り払っただけで『強盗傷害』になりかねませんから」

ハマー「の、望むところでござるYO!」

ヤムチャ「望むのか…」
叶親「ハマーは服役してもらうにせよ。戦利品はちゃんと俺たちに渡すんだぞ!」

645 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/09/07(水) 01:25:55 ID:xdNajxfQ
ハマー「…共犯者」

ヤムチャ「う!」
叶親「くっ…」

アムロ「この前NHK見てたら、下着泥棒のニュースが出てたんですね。自称飛行機パイロットの下着泥棒。
 全裸で下着を盗んでいたら、巡回中の警官に職質され、逃亡を図るも逮捕、と。
 NHKアナは真面目に(そりゃそうだが)言うんですよ。『服を脱いだ理由は 暑かったから と供述』って。
 もう笑い転げましたね。やっぱりNHKニュースは最高ですなぁ」

ヤムチャ「そうか。気をつけろよ叶親。お前は裸…特に下半身を全裸にする傾向があるからな」
叶親「暑かったんだからしょうがないだろ!!」
アムロ「叶親さん…。そう、彼は地球温暖化の被害者…」

叶親「少し暑かったら、時々ポロッとやっちゃうだろうが!」
ヤムチャ「やらねーよ!!」
叶親「そんな根性だから、お前は桜子さんの目を見て会話もできないんだ!」
ヤムチャ「桜子さんに目を逸らされるヤツに言われたくないね!」

ハマー「拙者は…」←普段、桜子の眼中にすらない存在。

アムロ「恥ずかしがり屋さんは、相手のパンツを見て話せばいいんです」
ヤムチャ「それって、かなり上級者向けな気がするんだが…」
叶親「…スカートをめくるのはOK?」
アムロ「アウトに決まってるでしょ。…ファンタジーやメルヘンじゃないんだから」

 スカートをめくるメルヘンって、それはメルヘンかって気もするが。

646 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/09/07(水) 01:29:08 ID:xdNajxfQ
叶親「しかしヤムチャが度胸なしってことは事実。そこは改善させていかねば、WB男性陣の沽券にかかわる」
アムロ「それは同意ですね」
ヤムチャ「度胸をつけるって…どうすればいいんだ?」

アムロ「まず脱ぎますか」
叶親「そうだな。それで歩行者天国を練り歩こう。多分、伝説に残るぜ!」
ハマー「(犯罪史に残りそうでござるが…)」
ヤムチャ「む、無理だよ。絶対に捕まるし!」
叶親「そもそもイケメン設定のお前がモテない理由はなんだ? そういう羞恥心とかだろうが!」
アムロ「これを克服すれば、きっとモテモテですよカテジナさん!!」

 叶親、そしてアムロが、ズボンを脱いだ。負けじと(釣られて?)、ヤムチャも脱ぐ。
 下半身裸トリオ結成である。
 #別名。アイナブリッジ小隊

アムロ「ほほぅ。叶親さん、色は黒々とされてますが、平常時では『まあ凄いよね』レベルですな」
叶親「興奮時には人間の瞳孔の膨張率(6倍)になり、ピーク時には界王拳20倍にも耐えうる」
ヤムチャ「まさにフジヤマだな…」

叶親「お前らにマウントフジまでは要求しない。だが、その萎えようはなんだ!? ここから先は戦場だぞ!」
アムロ「くっ…ぱ、パンツをイメージすれば…」
叶親「アムロはパンツ禁止だ。いいかアムロ、ヤムチャ。イメージだけでMAXの50%を超えて見せろ」
ヤムチャ「そんな…。本とかも見ないでなんて…」

647 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/09/07(水) 01:30:28 ID:xdNajxfQ
叶親「そこをなんとかするのが日本男児の心意気。さあ時間は60秒以内だ」
ヤムチャ「寝起きでもないのに!?」
アムロ「ふっ…思春期の僕を甘く見ないで欲しいですね」
叶親「ん?」

アムロ「桜子さん桜子さん桜子さん…!」

 イメージ。それのみで、アムロ、臨戦態勢! 流石は思春期。

叶親「なかなかやるようだなアムロ。さあ次だヤムチャ!」

ヤムチャ「くっ…なのはちゃん、なのはちゃん、なのはちゃん…!」

叶親「(ヤムチャって…)」
アムロ「(ロリ!?)」

 裸の、大人の女性がイメージできないほど純情なのだ。
 ともあれ、ヤムチャも合格ラインにギリギリ到達!

叶親「よし。このまま秋葉原の歩行者天国へと旅立つ!」
アムロ「そして伝説へ…!」
ヤムチャ「(気が進まないんだけど…)」

648 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/09/07(水) 01:33:27 ID:xdNajxfQ
 そんな彼らを制止したのは、意外にも、ハマーだった。
 制止というか、懇願というか、土下座というか。

ハマー「行ってはダメでござるぅううう!! この通りっ!」
叶親「何故だハマー、レジェンドだぞ!? 言わばディスティニーガンダムだぞ!?」
 やや錯乱気味なことは(も)、許してやってほしい。

ハマー「そんな姿で捕まったら、女性陣の警戒は厳しくなるし! 監視カメラとか対人地雷とか増えるし!
 目立っては、目立ってはいけないのでござる! もう少し穏便に!」
叶親「穏便に度胸をつけるなんて、空手の通信教育並みに無茶振りだぞ!」
ハマー「考えれば色々あるでござろう!? ノーブランドの電源を使うとか、PSPで通学途中にエロ動画見るとか!」

叶親「その程度で度胸ついてたら、一昔前に比べて思春期の性犯罪が増えてるはずだろうが!
 それともノーブランドの電源やPSPが、人類のモラルの上昇に繋がってるってのか!? ああぁ!?」

アムロ「サッカーで『決定力がない日本代表』なんて言われてないでしょうよ!」
ヤムチャ「告れない男だっていなくなってるだろ!」

ハマー「…むしろ、告られない男ってほうが、哀しいでござるが」
叶親「ふん。恋愛と一番遠いヤツが、何言ってんだか…」

ハマー「でも最近。拙者、灯里殿と仲良いし。これはもう彼女からの告白寸前と考えていいのでは」

649 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/09/07(水) 01:35:14 ID:xdNajxfQ
 下半身裸(しかも微妙に臨戦態勢)の三人は、後に(警察の取調べで)こう語る。
 『無性にムカついた。あそこが限界点だった』

叶親「お前が灯里さんと仲良くしてるから、艦内の雰囲気がおかしいんじゃねーかよ!」
アムロ「恋愛どころか、度胸とも一番遠い人間に言われるのが腹が立つ!!」
ヤムチャ「お前、試合ではいつも土下座してるじゃねーかよ!!」

ハマー「い、痛い痛い! ちょっとタンマ! ちょ、あうっ!」

アムロ「むしろ! 一番度胸つけないといけないのはハマーさんでしょ!」
叶親「よし、脱げハマー!!」
ハマー「やめてぇええ!」

ヤムチャ「黙れよ!」
アムロ「そっち、押さえて!!」
叶親「騒ぐな、ぶっ転がすぞ!!」
ヤムチャ「脱げってんだよ!!」
アムロ「抵抗するんじゃない、いっちゃえよ!」
ヤムチャ「暴れるなよ、こら!!」
叶親「縛るか」

 数秒間の、壮絶な死闘…その直後。ひんやりとした雰囲気。

 三人が振り返ると…ハマーの部屋のドアを開けて、ブライトさんが固まっていた。

650 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/09/07(水) 01:36:47 ID:xdNajxfQ
ヤムチャ「あ、ブライトさん…」
アムロ「いや、その。これは」
 ハマーをリンチしていたのがバレたら、怒られる!
 叶親は咄嗟に、堂々と言い放った。

叶親「俺たち… 仲 良 し ですから!!!」

 ……。

 …パタン。ブライトさんが、向こう側からハマーの部屋のドアを閉じた。

ヤムチャ「ち、違いますよブライトさん!」
アムロ「ブライトさん、何か勘違いしてる!!」

 ドアの向こうからは、ブライトさんの声。

ブライト「いや、いい! 俺は何も見ていない! 愛情のありかたは、人それぞれだと思うし!!」

 愛情の、ありかた…?
 どうもハマーをリンチしていたことに対しての言葉ではないような。
 それよりむしろ、同性愛…。

651 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/09/07(水) 01:38:18 ID:xdNajxfQ
ヤムチャ「ぶ、ブライトさん、ブライトさぁん!!!」
叶親「誤解ですって!!」
アムロ「違うんですよ!!」

ブライト「下半身裸の仲良し三人組が、勃『灯里:は』して集まってるって、どう誤解になるんだよ!!」

叶親「だから違うんですって!! だいたい、俺が桜子さんのことを好きなのは知ってるでしょ!?」
ブライト「……。…言動が男っぽいから?」
叶親「違うんだぁあああ!!」

ブライト「いい、どうでもいいから!! お前らがハマーをどうしようが、別にいい! 俺も全力で見逃す!!」

 下半身裸の三人 VS 左舷好きの一人。質量の違いはあまりにも。
 ハマーの部屋のドアを突破し、三人がブライトに覆いかぶさる。

ブライト「わああああああああ!!!」

 倒れこみながらも、ブライトは近くを歩いていた人間に助けを求めた。
 そこには。

 美しい女性が。
 …美しいかどうかはともかく、女性が。

 …田嶋陽子。

652 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/09/07(水) 01:40:03 ID:xdNajxfQ
ブライト「いやぁぁあああ!」←失礼
アムロ「最悪の時に!」
叶親「最悪な人が!」
ヤムチャ「俺たち…どうなるんだ!?」
叶親「田嶋陽子に絡まれるぐらいなら、社会的に死んだほうがマシだっ! 警察、警察を!!」
ブライト「誰か警察を!!」

 ……。
 …警察へは、田嶋陽子が通報してくれました。

ハマー「田嶋陽子田嶋陽子田嶋陽子…」

アムロ「っ!?」
叶親「な、なんだそれはハマー!?」

ハマー「これぞ忍法、催眠の術…。貴様らは以後、『灯里:はわわー』とかする時に下半身だけ裸になると。
 田嶋陽子の顔を思い出すよう暗示をかけた。ふはははははは!!」

ヤムチャ「な、なんてことを…」
叶親「なんという卑劣!!」
アムロ「非人道的すぎますよ!!」
ブライト「俺、ブロマイド買いに来ただけで、何も関係ないのに!?」

-----
 ハマーの催眠の術のせいかどうかは知らないが。
 彼らはこの後の数日間(留置場の中で)、田嶋陽子の顔を思い出してしまい、萎えたとか。

653 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/09/07(水) 01:43:05 ID:xdNajxfQ
ハマー「ふっ。これで邪魔者は(数日は)いなくなった。ミッションスタート、でござる…」
 大事な客も、同時にいなくなっているのだけれど。

【選択肢】→ハマーが盗撮する相手は!?
先に2票入った選択肢で続行。age進行推奨ですが、別になんでも構いません。

#今回も。ハマーが接近して盗撮or可能なら下着をパクッたりする女性を選びます。
相手によって、スキルその他がつくかもしれません(但しマイナススキルの場合も…)。
・今回は「カメラさん」が(一応、とりあえずの)味方になっています。

A:桜子 → 難易度3
B:アリーナ → 難易度2
C:奈々 → 難易度2
D:あおい → 難易度2
E:灯里 → 難易度0(思い込み補正…)
F:謙信 → 難易度1
G:なのは → 難易度0
H:その他NPC → 難易度?
 (名前を記入するとハマーはそれを優先します。ジオン所属だろうと、過去に名前だけ出たキャラでも可)
L:ルナマリア → 難易度?(敵艦に入るほうが難しそう…)
-----
今日の構想→「あー、今日はターゲット女性の選択肢だけでいっか」のはずが…。
明日24:00頃になっても決定してなかったら、愛とかを考慮して中の人が一票入れます。

654 :森崎名無しさん:2011/09/07(水) 02:40:05 ID:NyC+SqsQ
H マー社長

田嶋陽子「『スカートをめくるメルヘン』≒メンヘルでしょ!」
瀬戸口「ついでに、『灯里:はわわー』する時は全裸に蝶ネクタイニーソの正装じゃなきゃダメだろうが!」

655 :森崎名無しさん:2011/09/07(水) 03:17:57 ID:pOdCnT0I
C
よろしい、ならば恥丘人類への挑戦だ。

656 :森崎名無しさん:2011/09/07(水) 11:10:29 ID:38JVImjI
D

657 :森崎名無しさん:2011/09/07(水) 23:15:56 ID:x5OzcCLE
H 芝村舞
ならば生存確率の限界に挑戦するか

658 :654-657の誰か:2011/09/07(水) 23:39:55 ID:???
あ、しまった
「田嶋陽子」と書くべきだったw

659 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/09/08(木) 03:07:53 ID:lEPzOdiw
<お詫び>
ごめんなさい。前言撤回。
『中の人が一票入れます』発言、取り消し。明確に一票入れません。混ぜちゃいます。ファジー。
---

>>654 まさか>>446かっ!? 「物凄く悩む」って言ってるのに…。(でも確かに普段、何してるんだろ…)
 ただ、どうなっても知りませんよ!? どう考えても 惨 劇 が起こるっぽいですよ!?
>>658 お客様のニーズを最大限に尊重します(無駄なトコだけ限定)。
 だって幼少の頃「人の嫌がることを進んでやる人間になりなさい」って誰かに言われたし。

 #選ばれた人たち→マー社長、奈々、あおい、芝村舞、田嶋陽子
-----

 ハマーは、奈々の盗撮は試みたことがある。というか普段から頑張っている。
 帰宅途中はダメだ。絶対に追いつけない。
ハマー「(トイレかお風呂場でござるな…)」
 ワリと、奈々は無防備な一面がある。
 性的にピュアだし、「帰宅」を最優先させるためには露出を惜しまないからだ。
ハマー「(バレてもあまり報復攻撃してこないだろうこともいい。今回は奈々殿をメインに行くか…)」

660 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/09/08(木) 03:10:45 ID:lEPzOdiw
 奈々の部屋の天井裏へと移動する際、ブリッジの天井裏を通った。
 灯里とあおいの会話が聞こえてくる。

灯里「最近知ったんですけど。『ASUS』って『エイサス』って読むんじゃないんですねー」
あおい「…まさかメインPCの復旧が遅れてるのって、それが原因!?」
灯里「いえ。なんでもマザーの型番を(日本)公式HPで探したけど、マニュアルすらなくて。
 似た型番ではチップセットが違ってたり」
あおい「……」
灯里「AMAZONにも置いてなくて。通販ショップのHPで時々あっても品切れで。
 色々検索したら、存在するみたいだけど、なんか英語のページがいっぱいで面倒で断念してたと…」
あおい「それ正式に日本売りされてたヤツじゃないんだ…。…ひょっとしてメモリは?」
灯里「当然のようにノーブランドです」
あおい「これが若さか…!」
灯里「もしノーブランドのHDDがあったら、試してたでしょうかねー?」

 二人の会話は、ハマーにはよくわからない。
 だが盗撮対象としては、どうだろう。
 灯里はこの前、失敗した。
 でもあおいちゃんなら?
 二頭身だが、それさえ目をつぶれば。意外とガードが緩いのでは!?
 アップで撮れれば、あるいは…!?

ハマー「(…ターゲット変更、あおい殿!)」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

661 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/09/08(木) 03:13:13 ID:lEPzOdiw
あおい「それじゃー」
 唐突に、あおいがブリッジから離れた。

あおい「ずんたかぽこてん、ずんたかぽーん♪」
 何やら歌を口ずさんでいる。

 あおいの足は遅い(二頭身で歩幅が狭いため)。
 だが彼女が、ちょっと足早に歩いていく。

ハマー「(この経路は…女子トイレ!? し、しまったでござる!!)」
 今回はターゲット選定段階だったため、基本装備しかない。灯里に使った手(看板投下)が使えない!
 だが。あおいちゃんは迷わず『障害者用トイレ』(多目的トイレ)に入った。

ハマー「(ぅおおおッ! 僥倖! 僥倖でござるッ!!)」
 既に穴は開いている。カメラも使えるし、何より『音』が撮れるのは大きい。音に二頭身は関係ないからだ。

662 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/09/08(木) 03:16:33 ID:lEPzOdiw
 トイレに入ったあおいちゃんが、唐突に右手を上げる。
 その時チリチリした感覚をハマーは感じ取った。

ハマー「(せ、成功する予感!? あぼーんでもいい、逞しく育ってほしい!)」

 さて。あおいちゃんが掲げた右手が、蒼く輝き始める。
ハマー「(これは…灯里殿の必殺技『蒼き右腕』!? 何故、あおい殿が!? 蒼いだけに!?)」

 光はさらに輝いて室内を照らし、全てを蒼く染めていく。もう蒼さで何も見えない。
ハマー「(くっ、カメラで撮れないでござる! しかし、せめて『音』だけは…!)」
 しかし今度もやはり、高感度マイクが何も音を拾っていない。

ハマー「(これ、もしかしてWB専用の音姫機能!?)」

 あ。よく考えれば、障害者用トイレに音姫はついてないっぽい(音が逃げないから)。
 逆に、通報装置と勘違いした障害者が、心臓発作とか起こしたら悲惨だ。
 『ぐはっ。心臓が!? う、動けない…! ん? 音量!? これで外に合図できるのか!?』
 音姫起動。自然の清流音+カッコウの鳴き声(らしい)。
 『こ、これで外に合図できた…。後は助けを待つだけだ…。…ぐっ、胸が苦しい…!』
 音姫起動。何度も起動。何度も流れる清流音。
 そして彼は、十数時間後に発見され…

 …泣けてきた。

663 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/09/08(木) 03:17:51 ID:lEPzOdiw
 少しすると、蒼い光が薄まって。空気も流れてきて。

あおい「ふぅ、すっきり。蒼い宇宙にあるのは…お前はマリオンではない! 俺がガンダムだ!」

ハマー「(……?)」

 トイレから出たあおいは、トコトコ歩いていって。
 自分の部屋に帰ると。
 まず 脱 い だ。
 …帽子を。

ハマー「(お、落ち着け。落ち着くでござるよ、拙者!)」

 そしてタオルと、恋々高校のジャージ含む着替え一式を手にすると。
 あおいはバスルームへと入っていった。

ハマー「(またも僥倖! あおい殿の部屋の屋根裏には罠もなかったし、意外と無防備でござる!)」

 しかも。脱衣場の地点ではメンテで配管や配線等をチェックした時にできたのか、屋根裏のパネルがズレていた。
 カメラが、ギリギリで中に入れられる。角度が難しそうだが、大丈夫そうだ!

 衣擦れの音。

 ハマーは最大限にまでアップにして、カメラのモニタを凝視した。

664 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/09/08(木) 03:19:28 ID:lEPzOdiw
 あおいの足が見える。ユニフォームは既に脱いだ後らしい。
ハマー「(いけるでごわす! バッチグーっしょ!!)」

 あおいが、ショーツを脱いだらしい。
 足首あたりにショーツが絡まる。
ハマー「(もう、もう! あぼーんなんて怖くない! この興奮をお茶の間に!!)」

 ゆっくりと、カメラを上半身へと向けていく。

ハマー「(…しかしあおい殿。足、こんなに長かったかなぁ)」

 ゆっくりと、カメラを上へ。

 そこは男が夢にまで見る聖地が。

 何 故 か モザイク入りで。

665 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/09/08(木) 03:21:41 ID:lEPzOdiw
ハマー「(何故!? 何故ここまで来てモザイク入れるのでござる!? 中の人の根性なし!!!)」

 ゆっくりと、カメラを上へ。

ハマー「(あれ? なんで『毛』がないの…? …まさか。ひゃっほう!!!!!!)」

 ゆっくりと、カメラを上へ。

 そこは巨乳派と貧乳派が争う、男の第二の聖地。

ハマー「(あれ? なにこの  胸  毛  。『下』とは正反対に、毛深すぎるでござるよ!?)」

 全裸で。身動き一つせず、腰に手をやり仁王立ちしているこの女性。
 この人、本当に、あおいちゃん???

 ゆっくりと、カメラを上へ。

 …その人物は。


 田嶋陽子。

666 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/09/08(木) 03:23:14 ID:lEPzOdiw
<WB:ブリッジ>

 ボトッと。ダウンジャケットに包まれた黒い生命体が天井裏から落ちてきた。

ブライト「うわ!! なんだ急に!? これハマーか!?」
芝村舞「ああ。ただのハマーだ。それよりブライト少尉。警察から戻るのが早かったな」
ブライト「俺は巻き込まれただけですから…。でもなんで、行く先々で…」

 ブリッジには、いつものメンバーが定位置についていた。
 ただ、床に落ちて気絶しているハマーを心配する者は灯里しかいない(介抱しようとまでは、しないが)。

ブライト「なんでハマーが、こんなところにいるわけ? 最近。ブリッジの天井裏には、なのはだったのに」
瀬戸口「っつーかブリッジに人が通れる天井裏なんてつけるなと」

灯里「忍者さんは、24時間護衛の訓練をしてたみたいですよー?」
芝村舞「誰の護衛につくかで悩んでる気配が満々だったな」
あおい「で、ボクも狙われた気がして。…やっちゃいました」

667 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/09/08(木) 03:25:21 ID:lEPzOdiw
ブライト「何、やらかしたの!? ハマーは死んでもいいけど、俺はもう警察に行きたくないぞ!?」
あおい「電脳ハックして、脳を焼き殺そうと」
キバヤシ「(あおいちゃんって、結構恐い…)」

ブライト「し、死んでるの!? ねえ。どっか他の場所で死んでたことにしない?」
あおい「気絶してるだけだよ。ちょっと視覚野と言語野に色んな『情報』を流してみた」

ブライト「そんなことできるんだ…」
あおい「ゴースト(魂)を焼いちゃおうかな、と思ったんだけど。舞ちゃんが…」
瀬戸口「意外ッ。ハマーをぶっ転がすのをとめたのは芝村舞!!」

ブライト「…そうなの? 焼き殺しちゃってもいいのに、というか、そうしてくれない? 他の場所で」
芝村舞「気持ちはわかるが、ハマーにもそれなりの価値がある」

ブライト「ガムテープより役立たないのに!?」
あおい「『邪魔だからレギュラー』とかいう起用なのにねぇ…」

芝村舞「これは少佐…草薙素子からの受け売りだが。
 『どんなに優秀でも、同じ規格品で構成されたシステムは、どこかに致命的な欠陥を持つことになる。
 組織も人間も同じ。特殊化の果てにあるのは、ゆるやかな死』だと。

 ハマーを入れることで、WB隊は常に揺らいでいる。ヤツは『同じ規格品』ではないからな。
 長期的に見れば。ハマーは単一化を防ぎ、『緩やかな死』を防いでいると言える」

668 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/09/08(木) 03:31:05 ID:lEPzOdiw
ブライト「こいつがそんな、役立ってるんスか!?」
芝村舞「同じ規格…萌えと幼女と裸だけに走ったジャパニメーションが、実質もう死んでるのと同じことだ。
 WB隊が単一規格のもとで構成されていけば。じきに組織として死ぬ。それがどんなに優秀でも。
 組織の硬直化。防ぎきれなかったウイルスの一撃や、戦術・戦略の変化についていけずに」

ブライト「ちなみに。それって、どれくらい後?」
芝村舞「まあ…200年後とか」
ブライト「なんか、どうでもいい話だな。この瞬間、ハマーの死、ないし隔離のほうがおトクっぽいのに」

芝村舞「私だって配慮はしている。カード運で『芝村舞のサイン入り異動命令書』が当たれば、
 ハマーを且ナ村人材派遣に隔離(?)できるようになる、とか…」

瀬戸口「え!? >>208 あたりで名前だけ出てたヤツ!? アレ流出じゃなくて舞ちゃんが書いてるの!?」
芝村舞「そうだが?」
瀬戸口「もう『肩たたき券』レベルじゃん!!」

芝村舞「……。…てへっ☆」


 #ハマーも数日間、田嶋陽子の顔を思い出して萎えたという。
 #ちなみに実在の田嶋陽子の『下の毛』『胸毛』の有無は、知りません。
 ・あおいちゃんが自分の記憶や過去ログから、テキトーなイメージを流しただけのためです。
 ・……。中の人は、田嶋陽子が大好きです(保身に走った)。

669 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/09/08(木) 03:33:31 ID:lEPzOdiw
瀬戸口「ところで舞ちゃん」
芝村舞「ん?」
瀬戸口「選択肢で。重要な(?)キャラが抜けてるんだけど。これは進行さんの責任?」
芝村舞「いや。別録りだ」
キバヤシ「(それって逃げの言葉に聞こえるが)」

芝村舞「ハマーの味方についてたカメラさんが、マー社長の日常(?)を盗撮してきてくれた。いつでも見れるぞ」
灯里「わー☆ マー社長が普段どうしてるか楽しみですねー。私が部屋に戻ると、なんだか怯えてることが多いんで」
あおい「怯えてる…?」

灯里「躾のために『意外ッ! それは髪の毛!』を使ったのが原因かもしれません…」
芝村舞「灯里、マー社長に使ったのか!? …それは怯えもするだろう。あれは意外だからな」
灯里「意外ですからねー」

瀬戸口「(やばい)」
キバヤシ「(この人たち)」
あおい「(ボクたちの知らない別の世界のことを)」
ブライト「(知ってる…)」

 #「マー社長の日常」がアップロードされました。(流れが暇な時に)いつでも見れます。

670 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/09/08(木) 03:36:18 ID:lEPzOdiw
---
M/B、ヤフオクで出品されてたのを落札(ジャンク扱いだけど)。
もう少し(?)でPC復旧し試合ができそうだけど。でも別にダラダラしててもいいんだなって思う自分もいる。

灯里「さて。次のコーナーは。『教えて、絶望先生』です」
ブライト「そう…なのか?」
灯里「お兄さん(伊藤誠)と、なのは(幼女)が、わからないことを絶望先生に聞くコーナー」
ブライト「待て。なんだその人選は」

灯里「はひっ。絶望先生と伊藤誠って、最近リュウ並みに出番がないんで。救済コーナー。
 万が一の保険として、なのはちゃんを当ててみました…だそうですっ!」

瀬戸口「(なのはちゃんが関わる時点で…)」


【選択肢】→教えて、絶望先生!!
先に2票入った選択肢で続行。age進行推奨ですが、別になんでも構いません。

A:『オレンジ同盟』について(ハイネたちが結成した、反?なのは組織)。突撃レポート!
B:「メカ沢オプション」について(その後にわかった情報と、換装方法等)…これマジで使えるの!?
C:「なんでニュースで、バール『のようなもの』とか、歯切れが悪いの?」
D:試合での作戦「ハマーに任せろ」は、変えられないの?
-----
今日はここまでー。

671 :森崎名無しさん:2011/09/08(木) 03:48:49 ID:q5GHsp3M
C
嫌がることを進んでやられた!?
試合とか、いっそ開始時点のヒキで選択にして

A:勝った! ジオンが泣きながら帰って行くぞ! あ、ルナがコケた。
B:ドローだ! 歯切れの悪さに欲求不満な連中が暴れ出しそうだ!
C:負けた…。この後、WBが大変なことに!?
X:一方その頃、ソックスハンター軍団と白い魔王の攻防戦は佳境を迎えていた。

とかいうのもいいんじゃないですかね! …一試合くらいなら。

672 :森崎名無しさん:2011/09/08(木) 10:03:54 ID:Ui3g7QRY
C

673 :森崎名無しさん:2011/09/08(木) 14:48:39 ID:???
1 「バールのようなもの」…パスカルを想定?
2 単一規格、ねえ…
  どいつもこいつも一般的な規格から外れている点では単一かもしれんが

674 :森崎名無しさん:2011/09/08(木) 19:49:49 ID:???
少佐はトグサに言ってたけど。トグサは他の連中が異常だしな

675 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/09/09(金) 04:35:26 ID:???
>>673 一般規格から外れてるヤツを選んでるはずなのに、その中でも外れるって逆に凄くないですか?w
>>674 生身の限界、ですな。ただトグサは数段劣る…はずなのに、アニメ版も1.5あたりでも相当優秀。
 やっぱり単一化を嫌うと言っても、「最低限:一定以上の資質」は必要でしょうなぁ。

>>671 マジレス。結構それ考えてます。今のとこ、小規模な試合でなら…くらいでしょうか。
 ただみんな「勝利」を選びそうだし。うまく「敗北」選択肢が魅力的に思えれば&書ければ…ですな。
 実は試合の途中で少し試してみてたりします(例えば突然、ジオン選択肢。ルナが「仕事せん」の時とか)。
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 僕が「キャプ森」見つけた時(1さんが書いてた初期のログを見た時)は、
 カードとか使わずに選択肢だけで進んでったし(セーブ値+株価とか、バカっぽいのが大好きでしたw)。

 ただ、主流がどんどん「勝利」目的となっていって。
 前。森崎オーバーラップ特攻ドリブルVSヘルナンデスで、最後の最後で森崎が負けた時。
 当時のスレの反応は阿鼻叫喚。でも僕は「え? 笑うトコじゃないの?」って思ったんですよ。

 …「勝って面白い」って、実は創作作品内じゃ最もラクな部類です。感情移入させて、勝つだけでいいんだから。

 このスレはWBが沈んだら移動は 徒 歩 の予定です。ま、テキトーに面白そうなのを選んでくださいな。
 試合に負けても、困るのは進行さんぐらいだと思うし。

 もちろん。与えられた情報&不確定要素を考え、適材適所を探るのも良いです。中の人はコレが好きですが。
 「アリア社長はブロッカー要員」「ハマーはペナ回避のため先発」とか、運用方法に美しさすら感じます。
 ただ、朝勃ちで出場不能とか何の脈絡もなく不意打ちしたりしますけどね…w

676 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/09/09(金) 04:37:44 ID:FjhxqENc
#本日は番組予定を変更して。『なのはの、自作PCができるもん!』をお送りします。
#本日放送予定の『教えて、絶望先生!』は、翌日の放送になります。ご了承ください。
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なのは「うーん。パソコンが動かないなぁ…」
アムロ「なのはちゃん、どうしたんだい?」
なのは「あ、パソコンおにいさん! えっとね、自作PCがうまくできなくて困ってるの」
アムロ「症状は? どう、うまくできないのかな?」

なのは「M/B(ジャンク扱い)がヤフオクで届いて、電源も入るんだけど。画面が真っ暗」
アムロ「じゃあ真っ暗画面が表示されてるのか、信号がモニタに届いてるかが大事だね」

なのは「『ノー:シグナル』、だよ」
アムロ「じゃあケーブルか、モニタか、ビデオ出力が問題かなぁ」
なのは「ケーブルもモニタも数日前まで大丈夫だったのに」
アムロ「とりあえず交換してみようか」

677 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/09/09(金) 04:39:21 ID:FjhxqENc
なのは「…変わらないよぅ」
アムロ「面倒だけど、モニタ側を疑うべきかなぁ…。丁度検証用の安物モニタがあるから、繋いでみようね」

なのは「うーん。パソコンお兄さん、やっぱり変わらないよぅ…」
アムロ「じゃあビデオカードかな…」
なのは「オンボードだよ?」
アムロ「そこだけ壊れてるとか…」
なのは「そんなぁ! ビデオカードのストックなんてないし…」

アムロ「なのはちゃん、まずは落ち着こう。こういう時は『最小構成』にしてみるんだ」
なのは「最小構成?」
アムロ「電源とマザー、CPUとメモリ。で、ビデオカード。
 ビデオはオンボードだからいいとして、他の機器類を一切つけないで試してみるんだ」
なのは「キーボードも?」
アムロ「操作はできないけど、起動そのものには関係ないからね」

なのは「うーん。それでもうまくいかないよ」
アムロ「まずは深呼吸。どっかショートしてたり、差し込み甘いだけの可能性もあるし。一から組み上げよう」

678 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/09/09(金) 04:41:54 ID:FjhxqENc
なのは「そっか。送られてきたままの状態でセットしたからね。最初からやってみれば…」
アムロ「完全ジャンクで買ったの?」
なのは「BIOS起動と、オンボードビデオは確認済、って書いてあったよ」
アムロは「ふーん。あと、荷物の中のこれらの部品は?」
なのは「ネジとかバックパネルっぽい。メモリもCPUファンもついたまま送られてきたし」

アムロ「……。この小さな包みは? なんだかチョコレートみたいな包装だけど」
なのは「え?」
アムロ「(がさごそ)…P4,セレロンのCPUが出てきた…」
なのは「えええええ!? じゃあこのマザー、もしかしてCPUついてない!?」

アムロ「CPUファンを外してみよう」
なのは「…コレ外すの、凄い苦労するんだけど。最初外した時は、CPUファンにCPUがくっついてきたし」
アムロ「嫌がらせのようなCPUファンだよね…」

 ……。

なのは「あ…CPU、ついてなかった…」
アムロ「あー、それじゃ起動しないか。CPUつけてやってごらん?」
なのは「わぁ☆ ディスプレイに表示されたよ! オンボードビデオも正常だったんだね!」
アムロ「良かったね、なのはちゃん」

679 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/09/09(金) 04:43:54 ID:FjhxqENc
なのは「…でもパソコンお兄さん。ちょっと疑問があるの」
アムロ「なんだい、なのはちゃん?」
なのは「郵送時、メモリとCPUファンはセットされてたのに。なんでCPUだけついてなかったのかな…」
アムロ「さあ…」
なのは「(P4の)CPUファンって、固くて取り外しが異常に難しいんだけど」
アムロ「そうだねぇ。アレ、外すの恐いし…」

なのは「……。これ…明らかに嫌がらせだよ!?」
アムロ「まあ、理解に苦しむけど…」

なのは「『評価』で『非常に悪い』をつけたくなったのは始めてだぜ…!」
アムロ「まあまあ…」

なのは「送り状に『アダルト製品』とか書いたら(相手が一人暮らしじゃないなら)ダメージ与えられそうな」
アムロ「(無駄に行動力あるなぁ」)

なのは「いっそ、ぶっ転がしたくなってきた」
アムロ「……」

 #メインPC。ようやく復旧するかも。
 #翌日は『教えて、絶望先生!』をお送りいたします。
 ・っつーか、また睡眠時間が3時間を切ってしまうのだが…

680 :森崎名無しさん:2011/09/09(金) 12:15:26 ID:???
実際どうしてわざわざ別装したのか謎ですねw

681 :森崎名無しさん:2011/09/09(金) 12:33:30 ID:???
ペン4のクーラーって四ヶ所で噛み合うバカでかいヤツだよね?
俺は強引に外してプラ部分を折ったことがあるw

682 :森崎名無しさん:2011/09/09(金) 22:12:58 ID:???
『「BIOS起動と、オンボードビデオは確認済」のM/Bがなぜジャンク扱いなのか、
 考えなかったのですかブライトさんっ!』
とミライさんあたりが怒りかねないなー・・・

何らかの事情で一度CPUとファンを離す必要があったのは確かだな
一番考えられるのは
「ファンを外した時にCPUに何らかの違和感があったから、怖くなってCPU外してファンだけ戻した
 (その直前まではちゃんと起動していたけど念の為。だからジャンク扱い)」
かな、自分の推測として
「それだけじゃ何だから余ってたCPU(可動品)を外したCPUの代わりにお付けします
 (でもやっぱり動作保障しかねるからジャンク扱い)」
を付記したいところ

683 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/09/10(土) 03:45:06 ID:???
>>680 実際はM/Bがエアキャップで包まれてきたんですが。その他の梱包材が適当に詰め込まれてて。
 その中にネジとかあって。その一部に、CPUだけ包まれてて。…当初は梱包材の一部だと思いましたもん。

>>681 クーラー部分が壊れるならまだしも、基盤のほうが割れそうで恐かったですね…。
 アレ外すの前提で考えられてないですよ、絶対。

>>682 ジャンク扱いだけど、国内には彼(?)しか頼れる人がいなくて…(余程マイナなM/Bらしい)。
 …アメリカとか台湾のAMAZONでは売ってるかもしれないけど。
 いえね。CPU外して、交換してジャンク扱いで売ってもいいんですよ。
 ただCPUを差してからファンつけて送るか、CPUもファンもつけないで送るかしてくれよ、と。
 なんでファンだけ戻した、と! 外側から見てわかんない上に、ファン外すの相当パワー要りますよ…。

684 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/09/10(土) 03:46:24 ID:IAeE7pBU
C:「なんでニュースで、バール『のようなもの』とか、歯切れが悪いの?」
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『教えて、絶望先生!』

なのは「よいしょ、よいしょ。絶望せんせー」
絶望先生「おや? なのはちゃんじゃないですか。どうしました、大きなボストンバッグなんて持ってきて」

なのは「あのね。選択肢Cについて教えてもらいたいの!」
絶望先生「あの、ここは教育番組っぽいコーナーなんで。先日と同じような導入でいいんじゃないかと。
 そもそも『お兄さん』(伊藤誠)はどうしたんです? 二人で話し合ってから、わからないことを聞きに…」

なのは「ごめんなさい、面倒なんで手を抜きました」
絶望先生「それだけ堂々と言われると清々しいですね。で、『お兄さん』は?」

なのは「面倒なんで、持ってきました」
絶望先生「は!?」

伊藤誠「はいーっ!!」

 ボストンバッグから飛び出てくる伊藤誠。
 …これほどまでにイヤな『お兄さん』の登場演出は、他にないと思う。

685 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/09/10(土) 03:48:15 ID:IAeE7pBU
なのは「『お兄さん』登場!」
絶望先生「こんなお兄さんなら、別にいらないっぽいんですが…」
伊藤誠「夏休みのラジオ体操の『お兄さん』なんて、冬は冬眠してるくらいですから。それに比べればマシです」

絶望先生「え!? あの人、冬は冬眠してるんですか!?」

 先生が教えてもらう側の教育番組。これくらいなら、少しはあるかもしれない(?)。

なのは「それでね先生。ここに来るまで、お兄さんとお話ししてたんだけど」
伊藤誠「ニュースで、バールの『ようなもの』って歯切れが悪いのはどうしてかなーって」

絶望先生「(誠入りの)ボストンバッグと会話してる幼女もイヤですが。
 29歳とかになって同じようなことしてると職務質問受けるので注意してくださいね」

なのは「コナンとか金田一少年あたりが、
 『人をぶっ転がした後、死後硬直が起こる前に折りたためば死体はボストンバッグに入る。
 それをわざわざ死体をバラバラにして運んだのは…犯人はエスパー伊東を知らない人物だ!』
 って叫べば、6割がた納得できるかも」

伊藤誠「その推理。推理小説でやったら、どうでしょうね」
なのは「酷評されたりしないと思うけどなー」
絶望先生「まあ無視されるだけでしょうね。それより本題に入りません?」

686 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/09/10(土) 03:52:24 ID:IAeE7pBU
なのは「はーい。えっと先生。『全裸になった理由は、暑かったから、と供述』なんてズバッと言うNHKニュースが、
 なんでバールだけは、バールの『ようなもの』って、妙に腰が引けてるんですか?」

絶望先生「第一報では。何かで『こじあけた』けど、それはまあバールじゃないかな、程度だからですよ」
伊藤誠「でも例えば。容疑者が逮捕されたて詳細情報が出ても。
 それでも『こじあけた』道具はバールの『ようなもの』ですよね?」

なのは「それに、第一報で詳細がわからないなら。
 『容疑者と思われる生命体は窓と思われる入り口から侵入したと思われ車のようなもので逃走したかも』とか、
 もっともっと、歯切れが悪くなっていいと思うのに」

絶望先生「それ既に、ニュースとして伝えたいのかどうかすら怪しいですね」
なのは「『バール』と『バールのようなもの』って、違うのかな?」

伊藤誠「母さんが言う『ファミコン』みたいなものかも。
 プレステだろうがDSだろうが『ファミコンのようなもの』だろう、と」

絶望先生「そんなに深く考えなくても。ただ警察発表をそのまま流してるだけですから」
なのは「うー。だ・か・ら! じゃあなんで警察は、
 『金庫のようなものを何らかの道具でこじあけて貨幣らしきものを盗難か勝手に拝借したらしい』
 とかって、もっと無難に言わないの? バールだけ特別扱い、ひどーい!」

伊藤誠「まさか…バールに放送コードに引っかかる絵とかが描いてあったとか!?」
なのは「卑猥なこと!? 残虐なこと!? 先生、気になるよー」

687 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/09/10(土) 03:54:50 ID:IAeE7pBU
絶望先生「ふぅ。しかたありませんね…。真実を言いましょう」
なのは「わくわく!!」

絶望先生「それは『大人の事情』なんです!!」

伊藤誠「…どうしてです?」

絶望先生「不可解ですが。世の中には。規制したがる人間が多いんです!
 例えばバタフライナイフ。以前、バタフライナイフが凶器として使用された時。
 『未成年者へのバタフライナイフ販売を許すな』と言う人がいて。
 実際に店の自主規制もあったんですが。でもバタフライナイフじゃない普通のナイフは買えたんです」

伊藤誠「あー。このスレ的には、刺す道具は包丁ですけどね」

絶望先生「さらに言うと。『存在しないもの』を規制することすらあります」

なのは「え!? 私の薄い同人誌、大ピンチ!?」
伊藤誠「東京都の条例ですか!? なんで小説とドラマには適用されないんですか!?」
なのは「一冊の本が彼の人生に影響を与えた、とか。どう見ても文章のほうが『人生への影響力』が強いのに!」
伊藤誠「CCさくらと出会って人生が変わった人も多いけど、アレ裸ないし!!」

688 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/09/10(土) 03:57:39 ID:IAeE7pBU
絶望先生「いえ、あの。キルゾーンに踏み込まないでください。
 条例はともかく。存在しないのに規制されたものがあります。『ダガーナイフ』です!!」
伊藤誠「あ。どっかで聞きましたね」

絶望先生「『ダガー』も『ナイフ』も、古代から存在しますが。『ダガーナイフ』なんて聞いたこともなかった。
 ところが妙な報道をされ、一部の愚民どもがうるさく騒いだ結果、法 律 まで変わって。
 そもそもダガーでもナイフでもない、こじあける的な商売道具まで違法になったほどです!!」

なのは「ニュースの人のせいで、こじあける的な道具も違法に!?」
伊藤誠「『政権交代すれば日本は良くなる』って報道されてたのにいッ!!」
絶望先生「いえ、NHKはそこまであからさまじゃなかったですが…って貴方たち選挙権ないでしょ。
 ともかくそういうわけで、もし『バールでこじあけた』なんて報道されてしまうと…」

伊藤誠「…ああっ!! バールが規制されることに!?」

絶望先生「バール業界なんて知りませんが、バールを扱う職種の人は数多い。
 流石にこれを規制したら、そもそも仕事になりません。日本、大打撃です」

伊藤誠「報道一つで、こんなにも世界は変わるんだ。凄かったね、なのはちゃん!」
なのは「そうだねお兄ちゃん! やっぱり愚民どもは私が正しく導くべきなんだよね!」

絶望先生「そこの幼女。飛躍しすぎないように」

689 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/09/10(土) 04:03:01 ID:IAeE7pBU
なのは「ん…」
伊藤誠「どうしたの? なのはちゃん」

なのは「……。文学は現実を模倣する。だったら、その逆だって…」
絶望先生「何をトグサくんみたいなこと言ってるんです?」

なのは「行政・司法・立法の三つが大きな権力とするならば。
 民主社会においては、それらを誘導できるマスメディアは最大の権力と言えよう」
伊藤誠「そんなこと言う幼女イヤだ」

なのは「えっとね。私、思いついたの。報道を使えば、世界を変えられるってことでしょ?」
絶望先生「ええ、まあ…。変わる『かも』程度ですが」

なのは「…『アダルトビデオのモザイクがムカついた』って言って無差別殺人すれば!」

伊藤誠「ああっ! そうすれば、あ の モザイクが規制されることにッ!?」

なのは「これで日本は、世界市場で戦えるの!!」


 それって。きっと。
 規制されるのはモザイクじゃなく、アダルトビデオのほうになるだろうと思ったが。
 絶望先生は空気を読んで口にしなかったという。

690 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/09/10(土) 04:05:15 ID:IAeE7pBU
---

あおい「気がつけば。『進行さん.txt』ファイルが一ヶ月近くも変わってないなー…」
灯里「見切り発車という手もありますよー?」
あおい「ん。いつものことだけど…」


【選択肢】→
先に2票入った選択肢で続行。age進行推奨ですが、別になんでも構いません。

A:マー社長の動画を見る。
B:メカ沢オプションの現在情報の確認。
C:そろそろ見切り発車もありうる。ゲリラ側をなんとかしないと…。
D:瀬戸口が。獣のような男たちを率いて美少女を取り囲み暴行。美少女は涙目になって脱ぎ出す!
-----
今日はここまでー。

691 :森崎名無しさん:2011/09/10(土) 08:26:50 ID:zGBBAuYI
C

692 :森崎名無しさん:2011/09/10(土) 09:04:33 ID:cOO0zsko
A

693 :森崎名無しさん:2011/09/10(土) 10:53:46 ID:DXOrdpLg
C

694 :森崎名無しさん:2011/09/10(土) 12:27:50 ID:???
あー、ありましたね…牡蠣の殻むき用ナイフまで規制されちゃったこと…

695 :森崎名無しさん:2011/09/10(土) 22:09:44 ID:???
うまくモザイクだけで人を殺せば、、、

696 :森崎名無しさん:2011/09/10(土) 23:10:01 ID:???
つ【ステンドグラス連続殺人事件】

697 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/09/11(日) 02:56:24 ID:AaWZ4wK6
>>694 どう考えても「凶器はナイフ」って報道でいいでしょうに(もともと銃刀法違反だし)。
 「ダガーナイフ」って、「スライダー変化球」「小銃鉄砲」「ガンダムモビルスーツ」的な違和感があります。
 凶器がエクスカリバーとかビームサーベルだったら、規制もやむなしと思うんですが。

>>695 ナイスアイデア! 今なら「モザイク戦闘術」の創始者にもなれるし!

>>696 んー。知らないですが…なんだかステンドグラスが規制されそうな名称ですな。


C:そろそろ見切り発車もありうる。ゲリラ側をなんとかしないと…。
-----

イーディ「でああああッ!」
キキ「くっ!」
 イーディの、小内刈りから背負い投げのコンビネーション。
 あまりサマになっていないが、キキも柔道の防御は巧くない。
 二人とも、もつれて転がった。

リュウ「有効ーっ!」

イーディ「これでポイント、リードですわ!」
キキ「まだまだっ!」

タカトシ「ちょっと目を離した隙に」
蘭「…なんで彼ら、柔道の団体戦をやってるの?」

698 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/09/11(日) 02:58:06 ID:AaWZ4wK6
オイゲン「私どもはサッカーのルールもロクに知りませぬ。
 そこで、いっそサッカーの練習はあきらめ、他の競技から有用な要素を組み込もうと」
タカトシ「それが、よりによって柔道ですか…。アレが(何故か)一番、反則に取られやすいのに」
蘭「しかも。またリュウは審判やってるし」

タカトシ「(ふぅ)はーい、自称リーダーの三人、集合してくださーい!」
 タカトシがぽんぽんと手を叩くと、柔道をやってたイーディとキキが集まってきた。
 …リュウも来ればいいのに。

タカトシ「えーと。状況を説明しますね。準備しとかないと、本気でマズいかもしれません」
蘭「(…むしろ、どう足掻いても 無 理 っぽい気もするけど)」

タカトシ「そもそもゲリラ側。チラッと名前は出てましたが、どういうメンバーでどういう人たちなんです?」
オイゲン「ふむ。そうですな。ではメンバーの紹介をしましょうぞ。特徴もわかるかもしれませぬ」


699 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/09/11(日) 03:01:19 ID:AaWZ4wK6
<ティアリングサーガ(ファイヤーエムブレムの腹違いの子供)>より。

軍師:オイゲン。軍師は頭がいいという常識を打ち砕いた。
風の魔法使い:マルジュ。序盤加入の風魔法使いの少年は強いという常識を打ち砕いた。
緑の髪のナイト:アーキス。初期メンバーの「赤・緑」はそこそこ強いという常識を打ち砕いた。
女剣士:ジュリア。女剣士は強いという常識を打ち砕いた。

まあ、もっとも。
このうちマルジュは、全部で4人いる魔法使いの中で4番目に強いというだけで。一応強いほう。専用魔法が残念だ。
ジュリアも、専用武器持ちで強くて同じ職種が他に2人いるだけで。打たれ弱いものの、まあ弱くはないほうではある。

一方で。
アーキスは初期状態で「てやり」が投げられないという致命的な欠点がある。初期で「再移動」もなく騎兵の意味がない。
オイゲンはどうでもいいや。

もう一人。
弓使い:ルカ。弱くはないが他に強い弓兵が大勢…。何より、4人のうち1人を仲間にできる、という展開が二度あるが。
 そこで彼を取るメリットがまるでない。ちなみに専用イベントは「自分が死ぬ」である。優遇されなさすぎ。
---
「ラケル」ルカの姉。序盤加入も、やたら強い。かつ良成長する。通り名も「弓の女神」と格好いい。
 腕前は弓の女神ブリギットの再来、とのこと。但し、人間ユニットにトドメを差せない(HP1にして、後は外す)。
 これは一応の弱点ではあるが、弱いキャラの育成支援と考えれば便利なことこの上なし。

700 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/09/11(日) 03:03:34 ID:AaWZ4wK6
<ベルウィックサーガ>より
重装歩兵:デリック。この作品で優遇されてる「斧」使いであり、また「Lサイズの楯」が使える2人のうちの1人である。
 大抵は愛とか戦略でなんとかなるのだが…デリックは移動力がなさすぎ。MAPに時間制限が多いので、ほぼ使えない。
 また防御力が一切上がらない。極端な無口だが…エンディングで唐突に『意外な人物』だと発覚する。

---
ティアリングサーガ・シリーズ、と書かれているが、世界観や難易度その他は全くの別物である。
唯一の繋がりは、最高級の料理「ラケル風オムレツ」の名称くらいなもの。「うまかったです!」
真面目な主人公とくっつくのが、ポッと終盤で出てきた、やや電波な妹というのも素敵だ。

ゲームとしての難易度は極めて高め。何も考えず突撃すると、名無しのザコとほぼ五分五分の戦いである。
武器は壊れ、敵は多く。自軍は常に金欠。そのため武器は「現地調達」に頼ることもしばしば。
そう。敵を殺さず弱らせて捕獲するのだ。だがそれをするには、さらに厳しい戦いをすることに(ループ)。

FEシリーズの伝統として、当然のごとく死んだユニットは生き返らない。

またレベルアップでの能力上昇は、キャラのレベルで「上限下限」が決まっていて、その中でランダム、である。
極端に強くも、ヘタれることもない仕様のランダム。単騎無双ができないよう、徹底的な配慮がなされている。

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0ch BBS 2007-01-24