キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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キャプテンブライト8

1 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/07/13(水) 00:12:37 ID:sxUWOaXA
ry

374 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/12(金) 00:28:48 ID:J6vb9tLo
蘭「(よし、灯里ちゃんが来ない!)JOKERと言えば。改定される模様です」

<JOKER>
(改定)JOKERは今後「スペードの15扱い」に固定します。但し別枠で特記されていればそちらが優先です。
大体は、さらにプラスアルファされます。

蘭「その他の、廃止や変更はこんな感じで」

<廃止、その他>
・クラブ一致で一律、防御側の反則。→今後は多少変えます。
・パンチング後に多く枝分かれさせたのを廃止→DFの処理がおかしいので元に戻します。
・前半、後半など「ずっとベンチにいた人」の処理→一律+100の回復を廃止。
(それとは別の、ハーフタイムで100回復は、今まで通り)
・ベンチ入りしていない人間は、基本的に試合途中で回復もせず、回復スキルの発動もありません。
・試合後の回復は基本的に全員が恩恵を受けられますが、同時作戦の場合など例外もあります。

<成長>
今後は試合での頑張り(勝敗でなく、カードの引き)や、活躍、勲章などにより最大ガッツや能力値上昇。

蘭「で、反則がこう」

<反則>
接触プレイでクラブ一致の場合、基本は「防御側が反則」。但しPA内部の場合は「攻撃側の反則」になる。
接触プレイとはドリブル対タックル、せりあい、空シュートVSクリアである。パスやパスカット、地上ブロックは非接触。
但しクラブ一致の反則で、クラブのAを出した場合。無条件でそちら側の反則。

375 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/12(金) 00:30:39 ID:J6vb9tLo
蘭「本来はもっと色々なことを考えたらしいんだけど。中の人が間違える可能性が高く、簡略化しました」

<おおまかな点>
・JOKERは特に指定がない限りスペードの15扱い。大抵はプラスアルファされる。
・PA内部での反則は、(逆に)攻撃側が反則。
・最優先で、クラブのAを引いた側が反則。
・ベンチ入りでのガッツ回復廃止。

蘭「でもPA内で、防御側が攻撃側の服を引っ張ったり、そういうあからさまなのは防御側の反則(PK)になります、と。
 PKとか色々考えはありますが、ま、その時でいいかな、と。
 時間を稼ぐ『マークとキープ』なんかも、ブライトさんが憶えたころでの説明で問題ないでしょう。
 あとは『吹っ飛び』が、少し変更。…ふぅ」


<吹っ飛びの処理と怪我>
技とスキル等で、二つ以上の「吹っ飛び係数」がある場合は、より小さい(自分に都合の良い)ほうを使用する。
吹っ飛び係数以上の差をつけて勝利すると、相手は「吹っ飛び」状態になり、ガッツ-50。
その係数を、10以上越えての大きな勝利だった場合は「大吹っ飛び」となり、ガッツさらに-50の上、怪我ペナ1を負う。
怪我ペナは累積、かつ重複するが。試合終了で「1」回復する。
尚、スキル「受け身」のLVに応じて、ガッツ消費の軽減。怪我もしにくくなる。

・一部の技:スキルの「回避属性」は。吹っ飛びや怪我は完全に回避可能。反則は回避できない。


蘭「(あ、輝いてる! 私、今、輝いてるわ!!)」
 出番があって嬉しかった様子。

376 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/12(金) 00:33:55 ID:J6vb9tLo
「軍隊運用フェイズ」
<WB:ブリッジ>

 グッタリとしたブライトさんを背負って、アリーナがブリッジに上がってきた。
桜子「ブライトさん、どしたの? また靴下の匂いでも嗅いだの?」
ブライト「ゆ…ユリアが来る…」
桜子「?」

 ブリッジでは、いつものメンバー。今日は芝村舞が来ていた。
 舞がいるため、というわけではないが。今日は真面目な雰囲気が漂っている。

芝村 舞「さて少尉。少し決めてもらうことができた」
ブライト「え?」
アリーナ「なんだか大事な話っぽいね」

芝村 舞「よく聞いてくれ少尉。現在、WBは北米のこの地点にいる。進路はこうだ。
 だが西海岸に出るにはどうしてもジオンの防衛ラインを突破せねばならない。
 そこで私は陽動作戦を仕掛けようと思う。…ここだ。この地点で、現地のゲリラ部隊に決起してもらう。
 向こうはもう既に手筈が整っている。いつでも決起できる状態だ」

377 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/12(金) 00:35:20 ID:J6vb9tLo
ブライト「現地のゲリラ部隊って…強いんスか?」
芝村 舞「いや。NHG的にもWHG的にも、がっかりさんだ」

アリーナ「弱いの?」
芝村 舞「弱いな。ただこの艦ほどの大きな機体が西海岸まで出るには、どこかで必ず交戦せねばならないだろう。
 そのための陽動だ。敵の主力を、そのゲリラ部隊に引き付けたいのだ。悪いが捨て駒になってもらう」
瀬戸口「気は乗らんがね」

芝村 舞「そこで、だ。このWB隊から現地のゲリラ部隊に、増援を出してはどうかという話になった。
 私は気乗りしないのだが…確かにメリットもある。
 増援を出すメリットは、おそらく向こうの戦力が上がり、結果、WB隊の試合がラクになる。
 デメリットは、こちらの選手層は薄くなり、また、離脱中は一緒に訓練などができなくなる。
 …もっとも。増援に出した人間は、ある意味で修行になるかもしれないな」

あおい「でも。現地の敵の戦力って…相当なものでしょ?」
キバヤシ「後のジャブロー戦では、キャリフォルニア基地の戦力が出てきたほどだ。北米はどこもかなりのものだろう」
灯里「はーい。もし増援に出たら。WBに合流はできるんですかー?」

芝村 舞「それは問題ない。陽動作戦地点とWBは距離が離れてるが、戦闘終了後すぐに合流できる。手筈は整っている」

378 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/12(金) 00:37:48 ID:J6vb9tLo
あおい「うーん。この前の試合は、相手のリモートが巧くなくて『大軍』があまり機能しなかったけど。今度は?」
瀬戸口「北米にいる限り、相手は『大軍』だろう。リモートじゃなくても、必殺技を連発して、選手交代とかな」
芝村舞「それも、ここ一度きりだ。あるいは…うまく『大軍』と戦わないこともできるかもしれん」
アリーナ「なになに!?」
芝村舞「秘密だ。それよりブライト少尉。ゲリラへの増援はどうする? そう長い間の別行動ではない予定だが」


【選択肢】→ゲリラの陽動作戦に増援を出す?
先に2票入った選択肢で続行。age進行推奨ですが、別になんでも構いません。

A:増援は出さない。 → 戦力を分散させたくない。
B:奈々。 → 合流は問題ないと言われても不安。奈々ならすぐ帰ってこれる。
C:叶親。 → ポロッとやってもらえば…(但し上層部評価値は落ちます)。
D:リュウと蘭。 → 本家WB隊のヤツらなら、出番に飢えてるし。
E:絶望先生と伊藤誠。 → こいつらも最近出番ないし。多少、層は薄くなるけど…。
F:ハマーとハイネ。 → むしろ向こうが迷惑だろうけど、まあいいか。

#その他。ご自由に表記ください。このキャラ追加とか、このキャラ外すとか(舞たちがどうするかは、ともかく)。
-----
今日はここまでー。

379 :森崎名無しさん:2011/08/12(金) 00:52:47 ID:kPkj8qus
D
ここだ! ここで出番の重ね打ちだ!

380 :森崎名無しさん:2011/08/12(金) 06:21:43 ID:v/Vr94Uk
F

381 :森崎名無しさん:2011/08/12(金) 07:18:52 ID:A3xfBY0I


382 :森崎名無しさん:2011/08/12(金) 22:32:05 ID:???
もしハマーとハイネを送り込んでたら、、、それはそれで見たかったなw

383 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/13(土) 01:41:43 ID:CbFVJKh6
>>379 図らずも、彼らの出番が増えました。キャラ立つかなぁ…
>>382 明らかな嫌がらせですなw

D:リュウと蘭。 → 本家WB隊のヤツらなら、出番に飢えてるし。
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ブライト「(戦力的にプラスになり、かつ、万が一死んでもいい人間…)よし、リュウと蘭を出すか」
桜子「(やっばーッ。ブライトさんの考えてること、完全に把握できちゃったよ…)」

 数分後。ブリッジにリュウと蘭が呼ばれていた。ついでにタカトシもいる。

ブライト「…そういうわけで。諸君らにはゲリラ部隊の援護をお願いしたい!」
リュウ「ちょ、ちょっと待ってくれよ、それって危険なんじゃ…」
ブライト「ああ。危険だ(…多分。詳しく知らないけど)。だがお前たちにしかできない任務だ」

 それを聞いた蘭は、一歩前に足を踏み出した。
蘭「その任務、見事、遂行してみせます!」
リュウ「蘭さん、危ないかもしれないんだぞ!?」
蘭「いえ、ここがチャンスです。私が目立つには、この死線をくぐらなければならないんです!」
リュウ「でも…」
タカトシ「凄い熱意ですね。オレも応援しますよ」
蘭「…コンビは除いて『各作品から1キャラ』が原則の中。私と謙信様で『戦国ランス』2キャラが登録選手。
 これはマズいです。早くキャラを立てないと、このままでは座して死(リストラ)あるのみ!」

384 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/13(土) 01:43:11 ID:CbFVJKh6
ブライト「安心しろ。もし死んだら 恩 給 の手続きだけは頑張ってみる!」
桜子「(何故に、ここで士気を下げるような発言を…)」
あおい「(しかも『頑張る』ってだけで、約束してないし)」

リュウ「わかった…。俺も男だ! 覚悟を決めた!」
蘭「あ。リュウさんには期待してないです」
リュウ「」
蘭「それよりタカトシさん、頑張りましょう!」

タカトシ「え。オレもなんですか!?」
蘭「タカトシさんはオブサーバーじゃないですか(にっこり)」

 この一連の流れで。一番冷や汗をかいたのは当然の如く瀬戸口である。

瀬戸口「待て待て待て待て! タカトシだってやらせれば防御巧いし、貴重な戦力なんだぞ!?」
蘭「つまり。イザって時にこっちに役立つってことでしょう?」
瀬戸口「戦力だけじゃない! そもそもツッコミ役はWBにとって貴重なんだよ!」
蘭「もしタカトシさんがいなくて、こっち側がグダグダになったら、収拾つかないじゃないですか!」

タカトシ「あのー。オレも派遣されるの確定なんですか?」

385 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/13(土) 01:45:38 ID:CbFVJKh6
蘭「この難局は『本家WB隊』でしりぞけます! そのためにはタカトシさんが必要なんです!」
瀬戸口「リュウがいるだろーが!」
蘭「リュウなんて飾りです! 偉い人にはそれがわからんのです!」
瀬戸口「くっ…(桜子さんやアリア社長の『ブロック』を見ると、確かにリュウの防御は飾りっぽいし…)」

リュウ「あー、せっかく覚悟を決めた俺の立場は?」
タカトシ「全く関係のないオレの立場も考えてほしいんですが…」

 瀬戸口と蘭は、しばし睨み合って。そして瀬戸口が折れた。

瀬戸口「しかたない…。確かに、こっちの進行が巧くても、そっちがグダグダになっちゃたまらない」
蘭「ご英断です」
瀬戸口「伊藤誠へ捧げる一句。『良かったな お前の部屋が 多少すく』」

キバヤシ「季語は『部屋』か…」
芝村 舞「『暑い』から夏の季語だな」

リュウ「風流なところ申し訳ないが、灯里さん、しばらくマー社長のことを頼まれてくれないか?」
灯里「構いませんけど、連れていかなくていいんですかー?」
リュウ「ゲリラ部隊に猫はまずいだろう」

瀬戸口&タカトシ「「(ここで常識的発言ッ!?)」」

灯里「はひっ。マー社長は私の蹴りやパンチングに耐えられないでしょうから、普通に可愛がりますー」

 #マー社長が一時的に、リュウから離れました。灯里かアリア社長がその恩恵を受けます。

386 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/13(土) 01:47:08 ID:CbFVJKh6
---
 さて。そして時間も場所も一気に飛んで。
 リュウ&蘭&タカトシの三人は、その『現地のゲリラ部隊』に合流した。

蘭「暑ーい!」
タカトシ「暑すぎます…」
リュウ「こんな乱暴な方法で送り込まれると知ってたなら、辞退してたのに…」
タカトシ「『帰り』の時は、ちょっと頼んでみましょう」

 彼らがどうやってここまで来たかは、とりあえず秘密である。

 三人が到着した場所は、半壊した雨天野球場…多目的ドーム球場の前だった。
タカトシ「大きいですね…」
リュウ「これくらい大きければ、WBの船体そのものがスッポリ入るんじゃないか?」
蘭「暗闇の中なら、上空からの偵察では見つけられないかも」

 そのドームのグラウンドで、十数人の人間がたむろっていた。

 わいわい。がやがや。そこはとても戦場とは思えない雰囲気…
 …まあWB隊もそうなのだが、しかしWB隊には『殺気』がある。
 だがゲリラの面々はまるで、ちょっとしたピクニック気分のような面持ちなのだ。
 しかも今はお昼前でいい天気。ピクニック日和ではあるが。

387 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/13(土) 01:49:34 ID:CbFVJKh6
 リュウ&蘭&タカトシの前に、剣を腰に下げた、初老の男が近づいてきた。
オイゲン「WB隊の方々ですな。ようこそおいでくださいました。私はここの筆頭、オイゲンと申します」

 メリハリのある表情で、小銃を肩に少女が近づいてくる。
キキ「あたいはキキ・ロジータ。この前は仕事の都合で『個別の11人』に駆り出されたけど、このゲリラの頭目だ」

 さらに。ツインテールの、ちょっとキンキン声で、どこかの軍服姿の少女も近づいてくる。
イーディ「お二人は黙ってらっしゃい! このゲリラのリーダーは、わたくし。イーディ・ネルソンですわ!」

 初っ端から、指揮系統が統一されてない…。

 周囲に集まるメンバーもどことなく覇気がないというか、「戦士」の目をしていない。
 芝村舞が「弱い」「NHG的にもダメだ」と言った意味がわかった。

蘭「えっと…彼らが戦うんですか?」
オイゲン「左様。WBが暗闇に紛れて隠れる場所を死守するために、我らは決起します」

蘭「(なんか聞いてたのと話が違う…)」
タカトシ「(そもそも決起したら、隠れる場所が見つかっちゃうんじゃ…)」

388 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/13(土) 01:51:06 ID:CbFVJKh6
オイゲン「心配めされるな。このオイゲンの『知力と策略』があれば、どんな困難も乗り越えられましょう」
イーディ「わたくしは突撃兵。リーダーですけど、とりあえず後先考えずに突撃しますわ!」
キキ「アタシだって、湖で水浴びしてて裸を覗かれたら、後先考えずにぶっ放すよ!」

オイゲン「詳しくはあとにして。こちらの戦力を簡単に紹介しましょう。
 アーキス、槍の達人です。マルジュ、強い魔法使い。ジュリア、剣豪。ルカ、弓の名手」

イーディ「キャスリンさん39歳は、ベテランの狙撃兵ですの」

キキ「デリックは重装歩兵の斧使い、あとディスティニー組(ハイネ、ルナ、メイリン)ばかり出てきたので。
 SEEDからはサイ、トール、カズイ。とりあえず拳銃を持たせてみた」

リュウ「(彼らが活躍してる姿って…想像できない)」
蘭「(ごめん。私、存在自体知らない)」

オイゲン「彼ら9人に、我ら3人。合わせて12人。一人欠けても大丈夫、選手層も万全です!」
イーディ「でもわたくしたちには、ちょっとした弱点があって…」
タカトシ「(ちょっとした…?)」

キキ「肝心の G K がいないんだよね…」

タカトシ「また、そこなの!?」
 …密かにリュウはガッツポーズ。

389 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/13(土) 01:53:01 ID:CbFVJKh6
蘭「あら? 他の方々…9人以上いますけど」
イーディ「ええ。補給部隊等の兵站をニナってますのよ」
タカトシ「(器用に噛んだ?)」
オイゲン「実際には戦いに加わらない…不戦、という条件での参加もおりまする」

タカトシ「…あの人も?」
オイゲン「そうですな」


【選択肢】→タカトシが見た風景
先に2票入った選択肢で続行。age進行推奨ですが、別になんでも構いません。

A:弓を背中に、オムレツを作っている女性。
B:小銃の紐を肩に、パンを焼いている女性。
C:そんな二人に対し、究極の料理がどうのこうの言っているサラリーマン男性。

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今日はここまでー。

390 :森崎名無しさん:2011/08/13(土) 05:50:03 ID:1RekVCLM
B

391 :森崎名無しさん:2011/08/13(土) 08:20:51 ID:btyPvzKs
C

392 :森崎名無しさん:2011/08/13(土) 09:07:29 ID:tXFDWSOg
a
ラケル?

393 :森崎名無しさん:2011/08/13(土) 10:56:30 ID:Kk6h3MTM
A

394 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/14(日) 00:18:02 ID:b1YRMCmM
A:弓を背中に、オムレツを作っている女性。
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タカトシ「弓を持ってますけど…」
キキ「ラケルさんだね。彼女のオムレツは絶品だよ」
オイゲン「なんでも、戦争は嫌だそうです。人を傷つける事はどうしてもできないとか申しておるそうです」
イーディ「きっと憲法九条の信者に違いありませんわ!」

蘭「(キナ臭いとこに踏み込んじゃダメだってば!)…あっちのパン焼いてる人は? 赤いスカーフの」
イーディ「あちらはガリア義勇軍のアリシア・メルキオットさんですわね」
タカトシ「アリシア…? 前にメカ沢が陳情した時、確かあの人のオールが届いたような」

イーディ「最強の偵察兵にして最強のパン屋(予定)ですわ」
キキ「ジャムおじさんは『メンテ技術』が最高なだけで、直接戦闘は得意じゃないからね」
オイゲン「確かに。彼女の敵陣制圧力は最高峰でしょう」

タカトシ「そんな人が、なんで前線に出ないんです?」
イーディ「それは、わたくしより上官になってしまうからですの」
タカトシ「(そんな理由で…)
リュウ「じゃあ、あっちのサラリーマンの男は?」

オイゲン「知りませぬ」
イーディ「存じ上げませんわ」
キキ「知らないねぇ」

 こいつら軍隊として、というか、集団としてダメだろう。

395 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/14(日) 00:20:27 ID:b1YRMCmM
 色々と話をしていたら。オムレツを作っていたラケルが近づいてきた。

ラケル「WB隊の皆さんですね? はじめまして、私はラケル。森で猟師をしています。
 弓の腕は村で一番だと言う人もいるけど、自分ではそんなに巧いとは思わないわ。
 弟がゲリラに賛同して弓兵として参加してるので、どうぞよろしくお願いします。
 …私? 私はダメです。戦争は無理。でもお料理なら自信があるわ。よかったら食べて行ってください」

 軽くお辞儀をすると、彼女は戻って行った。

蘭「ふーん。弓の腕は村で一番って、けっこう凄いんじゃないかしら?」

オイゲン「しかし所詮は小さな村ですし、弓使いが一人しかいないとか、そういう理由でしょう。
 私どももゲリラとして戦うにあたり、戦闘員の能力査定をしております。試しにラケルにも弓を引かせましたが。
 楯と鎧で完全武装している私に、彼女の弓は、一度も当たりませんでした。命中率0%です。役には立ちますまい」

キキ「でもさ。オイゲンの足元に毒蛇が出てきた時、あの距離なのに一撃で撃ち抜いたよ?」
オイゲン「百発も撃ってれば、マグレで一発程度はどこかに当たりましょう」
イーディ「命中精度なんて、テキトーに近づいてマシンガンぶっ放すだけなら全く問題ないですのに」

 ゲリラ側も色々と個性的なメンバーだということがわかったが。
 ちょっとやそっとの個性じゃ驚かなくなってる本家WB隊の三人も、もう個性的な部類であろう。

396 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/14(日) 00:23:22 ID:b1YRMCmM
タカトシ「それにしてもラケルさんですけど。戦争が嫌いって、なんだか普通の女性っぽいですよね」

蘭「(『普通の女性っぽい』?)」
 #普通の女性→WB隊女性陣とキャラが被らない→女らしくて魅力的→キャラが立つ→レギュラー定着!?

蘭「(お、落ち着け。落ち着くのよ私。『女らしさ』。アリーナでも失敗した程の難易度だけど。
 それだけに、ここで『普通に』『女らしさ』を見せれば、一気に株が上がるわ!
 中学生女子くらいの初恋的な感じを出すには…。…よし!)」

 設定。席が隣ということで一人の男子と親しくなり、次第に恋へと変わるも言い出すキッカケがない女子中学生。

 …いける!
 これなら誰ともキャラ被ってない!
 あとは、行動あるのみ!

蘭「津田くん。ううん、タカトシくん…!」
タカトシ「…なんです突然?」

蘭「私、最近タカトシくんのことが気になってきて。でもなかなか言い出せなくて。
 だからほら、今日ってバレンタインデーでしょ? ちょっと勇気を出してみたの。
 チョコレート、作ってみたんだ。もらってくれる…?」

タカトシ「はぁ…(バレンタインデー?)」

 唐突に蘭が差し出したバレンタインチョコを、タカトシが受け取ろうとした瞬間。

 横から現れたサラリーマン男性が、蘭のチョコを手で叩き落とした。

397 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/14(日) 00:26:37 ID:b1YRMCmM
サラリーマン男性「…このチョコレートはできそこないだ、とてもじゃないが食えないよ。
 それっぽい台詞を言ってるだけで満足して基本がなっちゃいない。
 これで萌えさせたなんて思ってるようじゃ、あんたなんてタカが知れてるね。
 タカトシさん、明日また同じ時間にここに来てください。本物のチョコレートをご用意しますよ」

 一瞬の静寂。

 その直後に、蘭は無反動砲『チューリップ』の安全装置を外し。
 何のためらいもなく、無言でサラリーマン男性に向けて引き金を引いた。

 爆音。

蘭「……。…何か問題でも?」
 蘭が身に纏う殺気。そのオーラは、レベルこそ低いもののミライさんと似ている感じがした。

リュウ「い、いえ。別に…」
キキ「そうだねー。無反動砲は、自分の後ろにも気を使わないといけないから注意することくらいかな」

 素性の知れない男のことなんてどうでもいい…全員がそう思っていたが。
 タカトシだけ、ちょっと違った見方をしていた。

タカトシ「(蘭さん…。確かにツッコミ役は不足してるけど、それじゃミライさんとキャラ被っちゃうよ!)」

 そんな心配をしつつも、地面に落ちたチョコレートの包みをさりげなく回収しているところに配慮を感じる。
 どんな聖人君子だ。良い人すぎるだろうタカトシ。それでも童貞か! むしろ性欲はあるのか!?
 但し妹のコトミいわく「問題ないし今なお回数は減ってない」だそうである。
 …どんな妹だ。

398 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/14(日) 00:30:14 ID:b1YRMCmM
-----
<日常フェイズ>

 時間は、やや戻って。
 陽動作戦をしかけるために『本家WB隊』の三人を、現地のゲリラ部隊へと向かわせた後。

 ブリッジは…いつものようにヒマになった。
ブライト「ジオンの勢力圏内だっていうのに、あまり敵と会わないよなぁ」
芝村舞「メカ沢が陳情(?)した地図が役立った。地形を利用して低く飛べば、レーダーにも引っ掛からない」
ブライト「でもさぁ。もともとレーダーに引っ掛からない装置って、何かついてなかったっけ?」

ミライ「…ミノフスキー粒子」
ブライト「それそれ。低く飛ばなくても、それ使えばいいじゃん」

瀬戸口「下手に撒布すると、そこから逆探されるでしょ」
ブライト「…?」←ピンと来ない

瀬戸口「今は目視と…ジオンが法律を守ってくれれば、キバヤシの耳が早いだろうがね」
ブライト「それじゃあ…。なのはが、探索の魔法を使えたんじゃないか?」
灯里「はひっ。ある程度の範囲ならサーチできるみたいですよー?」
ブライト「それでジオンを探してさ。パッとできないかな?」

あおい「…ねえブライトさん。多分忘れてると思うから言うけどさ。ボクたち今、 逃 げ てる立場なんだよ?」
ブライト「そうだったっけ?」
瀬戸口「(タカトシ…。ツッコミが一枚減るのは、やっぱり痛いぜ…)」

399 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/14(日) 00:33:01 ID:b1YRMCmM
ブライト「待てよ。そもそもガンダムってどんな話だったっけ?」
アリーナ「私、見たことないけど。なんかアメリカ人が適当なロボに乗ってる話だよね!」

キバヤシ「(Gセイバーのことだろうか)」
芝村舞「(実写版シャアのことかもしれん)」
あおい「(コードギアスと間違えてる可能性も…)」

桜子「股間にキャノン砲が搭載してあるロボだ、って、なのはちゃんは言ってたけど」
瀬戸口「それはどう考えても先行者」

 ツッコミが減ったせいで、なかなか収拾もつかない。
 いつものことと言えば、そうなのだが。


【選択肢】→ブリッジで起きた日常風景
先に2票入った選択肢で続行。age進行推奨ですが、別になんでも構いません。

A:灯里がぴょんぴょん飛び跳ねた。→ 関連、絶望先生
B:ワールドがおカネを持ってきた。→ 関連、伊藤誠
C:芝村舞が声を上げた。→ 関連、謙信
D:原素子が書類を持ってきた。→ 関連、メカ沢

-----
今日はここまでー。

400 :森崎名無しさん:2011/08/14(日) 00:44:45 ID:9zJFL25o
D

401 :森崎名無しさん:2011/08/14(日) 01:02:37 ID:jwbSrYEY
A
実写版シャア…何故ガルマ様の方を挙げぬ!?

402 :森崎名無しさん:2011/08/14(日) 01:23:26 ID:???
キバヤシへ

タカトシの妹をMMRに連れ込め
ついでにタカトシも

以上

403 :森崎名無しさん:2011/08/14(日) 07:04:51 ID:VfB5zgIY
aかな
絶望先生も最近出番ないし


404 :森崎名無しさん:2011/08/14(日) 11:27:26 ID:???
戦ヴァルにティアサガか…バラエティ豊かになってきたなあ
シローさん(仮名)は文化部で怒鳴られててくださいw

405 :森崎名無しさん:2011/08/14(日) 12:11:18 ID:???
山岡がウザすぎるだろW

406 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/15(月) 01:29:03 ID:???
最近は疎くて忘れてたんですが。ランス続編がもう出るんですな!
おお、謙信ちゃん続投!? 一ヶ月くらい仕事休もうかな…


>>401 だってインパクトあったし…
>>402 相性良さそう。アニメ版だと、進路希望調査に「進学」「就職」「MMR」とかってチラっと出てたり。
>>403 あまり派手じゃないですからねー。
>>404 ティアサガってどんだけメジャーなのかマイナーなのか、わからんですな。
>>405 空気読め、と。

407 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/15(月) 01:31:19 ID:crdVM40U
A:灯里がぴょんぴょん飛び跳ねた。→ 関連、絶望先生
-----
灯里「ふうっ、お仕事終わりです。瀬戸口さーん、交代してください?」
瀬戸口「ん? ああ、もうそんな時間か」
灯里「じゃ、私は練習に行きますねー」

 アリア社長と、(眠っている)マー社長を腕に抱えて。かつ舟を漕ぐ時の愛用のオールまで握っている。

アリーナ「何の練習するの?」
灯里「サッカーです」

 ざわついていたブリッジ内が、一瞬にして静寂に包まれた。
 普段から適当なことばかりやっていると、たまにまともになった時に対処に困る。

アリーナ「な、なんか凄いね」
桜子「何をやるの?」
灯里「必殺シュートの練習を」
桜子「攻撃陣はしっかりしてるから、灯里ちゃんはシュートを目指さなくてもいいと思うけど」
灯里「シュートだけってわけでもないんです。色々、応用が効きますから。今日は糸色望先生を誘ってるんですよ」

桜子「へー。なんで絶望先生?」
灯里「この前、メカ沢さんに『気合』を教えてもらって。サイクロンっぽいのを試したじゃないですかー」
アリーナ「あー、話では聞いたけど。私見てないのよね」
桜子「面白そうだから、ついてっていい?」
灯里「いいですよー」
アリーナ「私も私もー!」

 何か自作のメロディを口ずさみながら、のんびりとブリッジを出ていく灯里。
 普段の口調や物腰と、時折見せる超人的な行動のギャップは物凄いものがある。

408 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/15(月) 01:33:52 ID:crdVM40U
---
<サッカーグラウンド>

 そこには糸色望先生が、ボーッと待っていた。
 表向きは前向きにしているが、本質的には後ろ向きな人である。

 灯里と、アリア社長&(寝てる)マー社長。そして桜子とアリーナが、今回集まったメンバーだ。

糸色望「あのー、灯里さん。本当に私でいいんですか? あおいさんのパスのほうが回転はかかってるかと…」
灯里「あおいさんのマリンパスは、シュート回転して落ちるので合わせにくいんです。先生が適任なんですよ」
アリア社長「ぷいにゅ」

桜子「あれ? サイクロン(っぽいの)をやるんじゃないの?」
灯里「私はスタミナ不足なんで、本来アレは向いてないんです。だから半分くらいお手伝いしてもらうんです」
マー社長「ZZZ...」
桜子「お手伝いって?」

灯里「ブーストサイクロン って、知ってます?」
桜子「知らない」
アリーナ「同じく」

409 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/15(月) 01:38:23 ID:crdVM40U
灯里「元祖のサイクロンは、自分でドライブパス(回転)→ドライブシュート(回転)とやります。
 私のダブルドライブは、ドライブパス(回転)→ドライブシュート(気合)でやるんですが。
 その最初の回転系のパスを、誰か他の人にやってもらうんです。それなら私も、あまり疲れないし。
 何より、自分で空中にボールを上げると隙ができちゃいますけど、コレならノートラップで行けますよー」

桜子「巧くできるの?」
灯里「むー。かなり難しいです。最初のパスの回転がかかってないと、威力も落ちると思いますし」
糸色望「数値的にはともかく、私のパスの回転じゃ…」
灯里「でもこの『ブースト』、きっと役に立ちます」
糸色望「そうなんですか?」
灯里「はい。例えばボールの代わりに自軍ゴール前にいるアリア社長を蹴れば、一瞬で最前線に運ぶこともできます!」
アリア社長「ぷにゅッ!?」

アリーナ「(アリア社長を蹴る気、満々じゃん)」

桜子「でも回転系のパスなんて使える人は…」
灯里「筆頭はあおいさんですが、桜子さんだって少し回転かけてるじゃないですか」
桜子「いや、私は…。あ、それより叶親と伊藤誠だ。あいつらもドライブパス使えるんだよね?」
灯里「確かにドライブパスなんですが…お二人が使うのは『気合』のドライブパスなんで…」

410 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/15(月) 01:41:25 ID:crdVM40U
 それを聞いて。アリーナが呟くように言った。
アリーナ「私はそのサイクロンとか見たことなくて、聞いただけだからよくわかんないけど。
 回転パス→回転シュートがサイクロンで、回転パス→気合シュートがダブルドライブなんだよね?
 だったらさ。そもそも最初に『気合』パスを出してもいいんじゃない?」

 つまりサイクロンっぽいもの、そしてブーストサイクロンっぽいものは四通り存在することになる。

 ・回転パス→回転シュート(サイクロン)
 ・回転パス→気合シュート(ダブルドライブ)
 ・気合パス→回転シュート
 ・気合パス→気合シュート

糸色望「いよいよ、わけがわからなくなってきましたね」
桜子「でも気合パスったって、叶親や誠がやってるヤツはあまり変化してないよ?」
灯里「多分、気合が足りないんだと思いますけど…」

 アリーナが、人差し指でやたら自分の顔を指差している。

桜子「なに?」
アリーナ「気合パスなら、私、できるよ」
桜子「またまたぁ。そもそもアリーナだってパスが苦手じゃん」

灯里「…あ」
糸色望「あ」
桜子「……。雷獣パスかッ!?」
アリーナ「(こくこく)」

411 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/15(月) 01:44:06 ID:crdVM40U
灯里「ぅわぁ☆ 凄い 奇 跡 ですねー♪ やっぱり色々応用するのは楽しいです」

アリーナ「まあ気合パスはともかく、そのブーストなんちゃらを実用段階まで持って行きたいわね」
桜子「でもそれ必要かなぁ…」
アリーナ「必要よ。私の雷獣シュートって、流れから撃つのは難しいからさぁ。敵にマークされるとやりにくい」
桜子「それがブーストサイクロンと何か関係あるの?」

アリーナ「自軍ゴール付近で、絶望先生がアリア社長を蹴って灯里ちゃんにパスして、灯里ちゃんがブースト使う。
 アリア社長が一瞬で最前線まで上がってくるから、私はアリア社長のお腹を使ってジャンピング雷獣シュート」

アリア社長「ぷいにゅ!? ぷにゅ、ぷにゅにゅ!」

糸色望「でもそれって…なんだか物凄く効率が悪い気が」
桜子「(そもそもアリーナは空中で雷獣撃てるじゃん…)」

 ・アリーナは蹴り足が音速を越える時の空気抵抗と衝撃波を利用して、普通に空中で雷獣が撃てます。

412 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/15(月) 01:46:10 ID:crdVM40U
灯里「よーし、それじゃ練習を頑張りますよー。糸色望先生は遠くから、私に回転パスをください。
 私があのあたりでブーストさせるんで、アリア社長はブロック要員に」
糸色望「わかりました(うまくいけば、あるいは応用させれば。私の出番も増えるかもしれません!)」
アリア社長「ぷにゅ」
灯里「あとはGKですけど…桜子さんかアリーナさん、やってもらえます?」

桜子「じゃあ私がやるわ。アリーナは初見だから、見てたほうがいい。…アレはマジでおかしい」
アリーナ「ちょっと楽しみー」

 それぞれ、配置につく。

桜子「(わ。言ってはみたものの、GKなんて初めてだよ)」

413 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/15(月) 01:48:16 ID:crdVM40U
糸色望「それじゃ、行きますよ」

 絶望先生は、シュートパスを灯里にめがけて放った。

灯里「むー。ちぇすとー」
 これで気合が入ってるんだから、恐ろしい。

 【先着(順番通りじゃない書き込みは無効)で】
灯里 →ブーストドライブ22+! card=
アリア社長 →ブロック15+! card=
桜子 →パンチング19+! card=
 【と(!とcardの間の)スペースを削除して書き込んで下さい。カード結果により分岐します】

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧1→ ゴール! 灯里の『ブースト』が完成! さらに「ダブルドライブ」が一段階昇格!
=0→紙一重! 灯里の『ブースト』が「完成直前」にまで昇格!
≦-1→灯里、失敗。しかし『ブースト』が「未完成」に昇格!

・ゴールが決まらなかった場合、絶望先生が「私がボールにもっと回転をかけられれば…!」と、少し気合を入れます。

↓【補足・補正など】↓は続きます。

414 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/15(月) 01:49:43 ID:crdVM40U
【補足・補正、カードマークによる発動スキル】

<灯里>
#『ブーストドライブ』は『構想段階』です。ダイヤかクラブの場合、無条件失敗します(難しい技なので)。

#灯里と相手が一人でもマークが一致すると「接客魂」が発動。補正+2。
#灯里の数値が「4」の場合「オールが光り輝く」が発動。「最悪の結果」を回避することが可能になります。
・スペードで「後ろ回し蹴り」+5、ハートで「気合」+4、ダイヤで「ミラクルドライブ」+3。

<アリア社長>
・ハートで「ねこだいすき」+3、ダイヤで「ムー・フェンス」が発動。補正+3、味方補正+2

<桜子>
#桜子のマークが相手と一致すると「左ジャブ」が発動。一致した相手は補正-2(重複)。
・スペードで「変な掛け声」補正+5、ハートで「超反応」+3&回避属性、ダイヤで「気合」+2&消費ガッツ半減

 シューターとキーパーの数字が一致した場合ゴールポストになり、同時にマークも一致した場合は枠外になります。
 GKが数字の7を引いて負けた場合。奈々が反射で突っ込んできてクリアしちゃいます(ななカウンター+1)。
-----
今日はここまでー。

415 :森崎名無しさん:2011/08/15(月) 01:50:40 ID:???
灯里 →ブーストドライブ22+ スペード9 =
ボケ倒さない面子だと進行はこうもスムーズなのか…

416 :森崎名無しさん:2011/08/15(月) 01:52:09 ID:???
アリア社長 →ブロック15+ ダイヤ3 =

417 :森崎名無しさん:2011/08/15(月) 04:27:06 ID:???
桜子 →パンチング19+ ダイヤ5 =


418 :森崎名無しさん:2011/08/15(月) 07:49:24 ID:???
乙でしたー

419 :森崎名無しさん:2011/08/15(月) 21:58:19 ID:???
糸色望「(私は判定の機会すら与えられないのですか…絶望しましたッ!)」

420 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/16(火) 02:01:23 ID:oZHsciIs
>>415 キッカケがあると、ボケ側にも回っちゃう連中ですけどね。まあ普段なら。
>>418 どもー。
>>419 色々考えたんですけど、複雑になるかなーって…


灯里 →ブーストドライブ22(後ろ回し蹴り+5)+ スペード9 =36
アリア社長 →ブロック15+ ダイヤ3+(ムー・フェンス+3)+ =21
桜子 →パンチング19+ ダイヤ5+(気合+2ムー・フェンス+2)+ =28
≧1→ ゴール! 灯里の『ブースト』が完成! さらに「ダブルドライブ」が『完成直前』に昇格しました。
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 絶望先生のパスを、空中で灯里は合わせに行って。
 右足で蹴りに行って、空振りした…かのように見えたのだが。
 灯里はそのまま半回転し、逆の左足のカカトでボールを蹴っていた。

アリーナ「(え!? なんで灯里ちゃんが、あんなに後ろ回し蹴りが巧いの!?)」
 後ろ向き系の技は問答無用で強い人である。
 …絶望先生もそこらへんを見習えばいいのに。

 ともあれ灯里から放たれたドライブシュートは、やはり以前のように初速は速くなかった。
 むしろ普通の人が走れば追い抜けそうなくらいの、不自然な「遅さ」で。
 そして螺旋状に空中を漂い…鈍く明滅しながらブルブルと揺れている。

アリーナ「…なにあのシュート?」
絶望先生「いえ、あそこからです!」
桜子「そう。この前はワンバウンドした途端、物凄い速さで上空へ飛んでった」
絶望先生「確か宇宙まで到達してたはずです!」

アリア社長「ぷいにゅ…」
マー社長「ZZZ...」

421 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/16(火) 02:03:19 ID:oZHsciIs
 しかし今回はバウンドすることなく、代わりにボールは空中で一瞬静止し。
 そこから一転、急加速!
 左右ジクザグに、そして上下に鋭角に何度も方向を変えながら、ゴールへ向かう。

絶望先生「う、今回はまともにいってますよ!」
桜子「(でも大丈夫、目で追える速さだ!)」
アリア社長「ぷいにゅー!!」

桜子「(お、アリア社長がいい位置でシュートコースを制限してくれてる!)」
 体が極端に小さいので、壁としては役に立たないと思っていたのだが。

 ギュバーン!!

桜子「とめるっ!!」
 見よう見まね。だが明らかに本職(?)のGKリュウとかよりも素早く桜子は反応し。ボールに飛びついた。
 キャッチしなくていい、拳に当てて弾き出せばいい。

 だが。

桜子「え」

 拳がボールに触れた瞬間。桜子の身体のほうが、弾き飛ばされていた。
 ボールの勢いは全く衰えず。そしてゴールネットに触れた瞬間…
 ゴールネットを突き破り。今度は仰角80度くらいで、天空へ向かって飛んでいった。

422 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/16(火) 02:06:12 ID:oZHsciIs
桜子「うわぁ」
アリーナ「おぉおぉおおッ! 凄い凄い!」

灯里「ボールは成層圏へと到達…突破! やりました、また宇宙にまで打ち上がりましたー☆」
絶望先生「あぁ、結局は宇宙を目指すんですね…」

アリーナ「凄いねー! 私の雷獣は水平発射だから、宇宙になんていかないもん」
絶望先生「いえ、地球は丸いんで。アリーナさんのボールも重力を振り切って宇宙に行ってる気がします」

桜子「でも凄いわ…。何より驚くことは、あんなボールに触ったのに、私、吹っ飛ばなかったんだよ!?」
灯里「テクニカル要素も強いんで、吹っ飛び係数がついてませんからねー」

桜子「あのボール、極端に『重かった』わ。触った程度じゃコースを逸らすことすらできないと思う」
絶望先生「『速度』は、(雷獣や砲撃に比べて)遅かったみたいですけどね」

灯里「でも巧くいきましたー☆ ふぅ。これで色々と応用できますよー」
絶望先生「(この人の『応用』って凄いですからね…)」

 #灯里が空中で合わせる『ワンタッチパス』も覚えました…と思ったら、もう持ってました…(ワンツー限定で)。
 ・今後は誰かからのパスを受けた直後や、ブロックやパスカット直後に使います。

423 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/16(火) 02:07:36 ID:oZHsciIs
アリア社長「ぷいにゅー♪」
マー社長「ZZZ...」

桜子「今回は実りがあったね」
アリーナ「今度、私の雷獣パスからやってみようよ」
灯里「いいですねー。どうなるか楽しみです」

 和気あいあい。女三人寄ればかしましい。
 そんな風景を見た絶望先生は、心を和ませ…てはいなかった。

絶望先生「絶望したッ!」
桜子「な、何よいきなり」

絶望先生「みんな、それなりに成果があって。アリーナさんはフラグを立てて。
 最初の選択肢で『関連、絶望先生』って書いてあるのに、私の出番も能力UPもないことに絶望したッ!!」

桜子「でもまぁ…ブーストドライブだっけ? あの起点になれるわ」
絶望先生「どう考えても引き立て役です!」

424 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/16(火) 02:09:42 ID:oZHsciIs
灯里「でもでも。私は先生に凄く感謝してますよー? 今度、一緒に何か考えましょう」
桜子「おお。灯里ちゃんと仲良くなってると出番も増えやすいし。良かったじゃん先生」
アリーナ「モミアゲ&左舷 で仲が良い叶親は、微塵も灯里ちゃんから技を吸収してないけどね」
桜子「それは叶親側に問題があるだけのような」

灯里「じゃあ忘れないように、最初にもう技を伝えた前提で、データに書くことにしましょう」

 #灯里が少し絶望先生に恩義を感じ、コンビプレイを考案した模様です。
 ・灯里と絶望先生とのコンビ技各種、必殺技&スキル『ネガポジ』を習得。
 ・また基本は後ろ向きな先生に、灯里は『後ろ回し蹴り』『裏拳』を教えました。ただ、まだ弱いです。

 #灯里が。ネガティブというか、負のオーラに対抗する手段を考えているようです。


絶望先生「それでもやっぱり、絶望したッ!」
アリーナ「まだ何かあるの?」
絶望先生「←ココです。いつもの『糸色望』じゃなく、今日だけ『絶望先生』になってます!」

アリア社長「ぷいにゅ?」
マー社長「ZZZ...」

425 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/16(火) 02:12:16 ID:oZHsciIs
灯里「はわわわ…。それには深い(?)ワケがあって。単語登録してないんですよ。
 こういう業務連絡は、本来、私の役目なんですけど。出番的に、先生、代わりに業務連絡をお願いしますっ!」

絶望先生「え? なんです? 私はコレ読めばいいんですか?」
灯里「はひっ。必要ならカンペ出してリードしますよー」


絶望先生「では。……。中の人がパソコンをつけて色々やってたら、突然、パソコンが落ちた。
 『何もしてないのに壊れた』ってのは初心者っぽいけど、本当に何もしてなかったのに」

アリーナ「叩けば直るんじゃない?」

絶望先生「症状。電源を入れても、そもそも動かない。何の反応もしない。BIOSどころか駆動音すらしない。
 電源ケーブル交換したけど変わらず。っていうか有線がリンクアップしてるランプは光ってたし」

桜子「よくわかんないけど」

絶望先生「接触不良とかだったらいいなぁ、と思いつつPCのフタ開けて。電源ユニットからのコードを確認。
 電源入れようとすると、CPUファンが一瞬ピクッて動いて、止まる。ショートした感じ。
 でも以前、電源の初期不良の時も同じだったので、電源ユニットの交換を思いつく」

灯里「そこで切り分ければ、あとはマザーボードですからねー」
マー社長「ZZZ...」

426 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/16(火) 02:14:44 ID:oZHsciIs
絶望先生「昔の小型WIN98マシンで検証しようと思ったら…CPU近くの正方形4ピンコネクタが、電源ユニットにない。
 そう言えば昔はそんなのなかったっけ、と思い出し。じゃあ新しくて安い電源ユニット買うかと思ったら。
 どうやら今は、規格が変わって正方形4ピンコネクタ自体がなくなってるらしい…」

灯里「時代の流れですかねー。もう自作なんてできないっぽいですね」

絶望先生「今までの電源ユニットは、そもそも メーカー不明 だし、代わりのものが調達できない。
 そういうわけで。ある程度対応してるっぽい電源と、正方形4ピン変換アダプタを通販してみた。
 お急ぎ便で頼んだんで明後日には届くだろうけど、マザーボードがやられてたら効果ないし。復旧は未定とのこと」

桜子「でさ。そもそも私らの能力のデータとか、大丈夫なわけ?」

絶望先生「HDD他、システムは生きてるはずですし。そもそもバックアップしてありますし」
アリーナ「あれ? 昔『バックアップしてない』って言ってたような」

絶望先生「所詮はいくつかのテキストファイルなんで、それだけコピーすればいいのかと気づいたらしいです。
 おかげで、時々、常時繋げてたUSBメモリに日付を変えてコピーしてあるんですが。
 ただバックアップ側の『進行さん.txt』他をいじると、後で後悔するだろうから、やっぱり復旧待ちです。
 今使ってるネットブックじゃキー打ちにくいし。なので数日はグダグダになると思います」

桜子「(それはいつものような気がするけど)」

427 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/16(火) 02:16:22 ID:oZHsciIs
アリーナ「で、今日はどうするの?」
絶望先生「(え!? それ台本に書いてない!)」

灯里「むー。細かい数値とか出てくると間違えるっぽいので。とりあえず…ここ数日はおおまかな感じで決めましょう」


【選択肢】→おおまかな感じ
先に2票入った選択肢で続行。age進行推奨ですが、別になんでも構いません。

A:場面はこのまま。特に絶望先生を訓練させる。
B:場面は変わって。『本家WB隊』の連中のほうにカメラさんを行かせる。
C:場面は変わって。ワールドがブリッジに来た理由(関連:伊藤誠)。
D:場面は変わって。叶親とハマーの密会。

 諸事情で、あまり大幅な動きはないと思いますが…

-----
今日はここまでー。

絶望先生「絶望したッ! コロコロ変わる企画に絶望したッ!!」
(その点、USBは凄いと思う…1→2に、何の抵抗もなく移行できたし)

428 :森崎名無しさん:2011/08/16(火) 05:35:00 ID:20YDKsJg
D

429 :森崎名無しさん:2011/08/16(火) 07:25:22 ID:JQNXIo/2
A
先生…この場合は「臨機応変」と言うべきでは…

ついでに、USBが自然に移行できたのは形状が変わらなかったから、というのもあると思います先生
「USBより速い」と出てきた…えーとなんちゃらとかいうポートもUSBの汎用性に打ちのめされてしまったし

430 :森崎名無しさん:2011/08/16(火) 10:09:53 ID:DgbyRB5I
C

431 :森崎名無しさん:2011/08/16(火) 11:28:47 ID:A+DWmNv6
A

432 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/17(水) 02:13:03 ID:TFMQSzsc
冷静になって考えてみれば、今の電源も昔のATX電源を拡張していってるわけだから。
12Vとかだけに気をつけて変換コネクタかませば問題ないっぽいですな。ただの電気だし。

今の内蔵HDDなんかはマスター・スレイブの概念がないらしいですが(時代遅れ)。
これ以上HDDを速くして、そんなに変わるんでしょうかね。自分は動画とかやってないからわかりませんな。

>>429 いや、むしろ「形状が変わらない」が最大の原因だったでしょう。


A:場面はこのまま。特に絶望先生を訓練させる。
-----
灯里「『横の人』が(ようやく)重要視されてきたので、絶望先生がDFやるならCBですかねー」
絶望先生「ゴールに近いと首も吊れますしね…っていうか単語登録してくれないんですか?」
灯里「今のPCは仕事や連絡用がメインなので。妙な学習させたくないらしいです」
アリーナ「仕事や連絡で『絶望』って打つシチュエーションもヤだけどね」

433 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/17(水) 02:16:45 ID:TFMQSzsc
灯里「とりあえず先生はランダム要素が多いんで、ちょっと安定感ないですけど。
 でも(責任を渡す)パスだけは、凄く巧いです」
絶望先生「でも『パス』って言ったら、あおいさんのほうが…」

 灯里はふにゃふにゃ首を動かしてから、何度か肯いた。
灯里「あおいさんについて。ちょっと衝撃的なこと言っていいですか?」
絶望先生「いいですけど…怒られるようなことは勘弁です」

灯里「あおいさんは、パスとタックルが巧いと思われてるし、実際それで活躍してますけど…。
 実はあおいさんより、例えばヤムチャさんのほうがタックル巧いんですよ?」
アリーナ「え!?」

灯里「ついでに言うと。パスは桜子さんと同じくらいです」
桜子「えぇえええ!?」

灯里「あおいさん、一度も『才能開花』してませんし、そこは不運ですけど」
桜子「でもあおいちゃんって、やたら活躍してるイメージがあるんだけど」

灯里「マリンパス系がとても優秀だったり、スキルも良いから、ってのもありますけど。
 基本、あおいさんは凄くクレバーだからです。『とりあえず突撃』みたいなことを全くしなくて。
 確率的に厳しい時は他の方法を考えて動いたりしてます。
 …まだ一度も発動してませんけど『短気』の設定があるので、一度崩れると脆いかもしれませんけどねー」

434 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/17(水) 02:18:53 ID:TFMQSzsc
アリーナ「なんだか…私と 正 反 対 ね!」
桜子「いや、自慢げに言うことじゃないでしょ」

灯里「効率的に動けることや、戦略を理解できるってことは、それも武器だし実力のうちですよー。
 私もパスコースを消したり、相手がドリブル突破やりにくい位置取りをしたりしますけど。
 絶望先生なら、もっと色々なことができるはずです」

絶望先生「私が? た、例えばどういうふうに?」
灯里「援護です。相手を怯えさせればいいんです。今まで先生は、一対一にならないと使ってませんでしたけど。
 遠くから上院議員を投げたり、死んでやるって叫んだり、首を吊ったりすればいいんです」

桜子「(確かに精神的にキツいものがあるわね…)」
アリア社長「ぷいにゅ…」
マー社長「ZZZ...」

絶望先生「なるほど。遠くからなら動かなくてもいいですし、失敗しても私だけの責任じゃないですしね!」

 #絶望先生に味方の援護の意識が芽生えました。連携も多少巧くなります。
 ・また、絶望先生の側からも灯里に恩義を感じて、少し仲良くなりました。

435 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/17(水) 02:21:39 ID:TFMQSzsc
桜子「(それにしても灯里ちゃん。よく見てるなぁ)」
灯里「あ」
アリーナ「どしたの?」

灯里「はわわわ。私、ルール違反しちゃったかもしれません」
桜子「なんで?」
灯里「はひっ。私、何故か訓練教官資格をもらっちゃったんですけど。それって『女性限定』なんです。
 だから男の人に教える資格は持ってないんですよー」
アリーナ「いいんじゃない? そんなの」

灯里「でも私が男の人に教えると、松岡 修造 先任軍曹の立場がなくなってしまいます…」

桜子「あ、久々に聞いたわ、その名前!」
アリーナ「…誰だっけ?」

灯里「でもまあ…絶望先生は『私のお友達』だから問題ないってことにしましょう☆」
 それでいいらしい。


【選択肢】→おおまかな感じ・再び
先に2票入った選択肢で続行。age進行推奨ですが、別になんでも構いません。

A:今度は桜子とアリーナの女性陣が、灯里にアドバイスをしてもらう。
B:ワールドが原素子に渡した意外なもの(関連:伊藤誠)。
C:ハマーと叶親、そしてヤムチャの集会。
D:原素子とアムロとなのは。濃いなぁこの面子(関連:メカ沢)。
-----
今日はここまでー(選択肢、ちょっと使い回しですが)

436 :森崎名無しさん:2011/08/17(水) 05:23:17 ID:M36zW5cw
C

437 :森崎名無しさん:2011/08/17(水) 11:58:45 ID:826VkIYo
C

438 :森崎名無しさん:2011/08/17(水) 12:07:41 ID:???
なんか増えてるw

439 :森崎名無しさん:2011/08/17(水) 18:37:20 ID:???
あおいちゃんがそんなに強くなかったって意外、、、

440 :森崎名無しさん:2011/08/17(水) 23:16:58 ID:???
ふと思った

ヤムチャの上半身に叶親の下半身が合体し


…あ、警報が鳴り出した

441 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/18(木) 02:40:01 ID:???
>>438 そりゃ増えますよ(何故?)。
>>439 データ見て。中の人も意外でした…。
>>440 あ、なんか考えたくない。色々なものが壊れそう…。
---

だいたいの目安として、身体能力が高い人は基礎値が高く、技術や気合がある人はスキルや必殺技が強いです。
あおいちゃんって、そこまで身体能力は高くないですから(女子のアンダースローで135km/h出る時点で凄いですが)。
マリンシュートなんかが典型で。そもそも相手に判定参加すらさせないという長所があります。
(あおいがカードでヘタれても、ブロック人数が少ないので、相手GKがヘタれてくれればゴール)

正反対が、なのはの砲撃。本人の性格もあり、相手のブロック人数を増やしちゃう欠点があります。
(後ろに補正が付く。でも吹っ飛ばしたりで相手のガッツを削るので、ゴールにならなくても意義がある)

強さは数値だけじゃない「かも」ってことです。

ここらへんは敢えて明記してない場合がほとんどですが、テキトーに描写から想像してくださいな。
愛があればなんとかなる「かも」しれません。

442 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/18(木) 02:46:01 ID:kUh+J3Lo
C:ハマーと叶親、そしてヤムチャの集会。
-----
 意外に思われるかもしれないが。ハマーの部屋には、わりと人が来る。…特定の人たちが。
 別に仲が良いとかそういうわけじゃなく。ハマーは盗撮ブロマイド・ビデオ等を売っているためである。

叶親「しかしハマー。このラインナップはどうにかならんのか?」
ハマー「え?」

叶親「桜子さんの画像・映像は、どれも良く見えないぞ」
ハマー「桜子殿にそれ以上近づくのは危険でござるゆえ」

ヤムチャ「奈々さんに至っては、ほとんど写ってない」
ハマー「彼女は物凄い速さで帰ってしまうんだYO」

叶親「あおいちゃんのはグチャグチャじゃん」
ハマー「あおい殿から、強制的にノイズが流し込まれるようで」

ヤムチャ「アリーナさんのは、何か攻撃のモーションみたいだし」
ハマー「直後に石とか火炎瓶とかが飛んでくるでござる」

叶親「でも。謙信ちゃんさんと、なのはちゃんのはキレイに撮れてるのはなんで?」
ハマー「謙信ちゃん殿は平然としてるし。なのは殿は…」
ヤムチャ「…これ隠し撮りなの? なのはちゃん、やたらカメラ目線で、可愛いポーズを取ってるんだけど…」
ハマー「あきらかに演技でござるな」

443 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/18(木) 02:48:30 ID:kUh+J3Lo
 しばらくの沈黙のあと。
叶親「……。…本当、使えねー忍者だよ」
ヤムチャ「ガッカリだよな、これ。R-15レベルにもなってないし」

ハマー「しかしそれ以上接近したりすると、拙者も危険になるでござる。もう、桜子殿の裸体は諦めるしか…」


叶親「…浜渡浩満 さんは、それで納得できるんですかッ!?」


ヤムチャ「(…なぜ敬語に!?)」

叶親「ワタシ、サクラコのハダカみたいアル! どうにかしてよシャチョさん!?」
ヤムチャ「(今度はカタコトになってる…)」

叶親「忍者なら、気配を消して接近して。ちゃんと裸を撮って来いよッ!! OK!?」
ハマー「…わかったYO! 危険で、かつ高度なミッションでござるが…。やるでござる! 忍者の誇りにかけて!」

叶親「よし。じゃあ選択肢と行くか」
ヤムチャ「あれ? なんかいつもより展開早くない?」
叶親「詳しく知らないが諸事情らしい。ぶっちゃけ、今日はほとんど時間をかけてないし」

444 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/18(木) 02:50:30 ID:kUh+J3Lo
【選択肢】→ハマーが接近を試みる女性
先に2票入った選択肢で続行。age進行推奨ですが、別になんでも構いません。

#今回は。ハマーが接近して盗撮or可能なら下着をパクッたりする女性を選びます。
相手によって、スキルその他がつくかもしれません(但しマイナススキルの場合も…)。
・現在、蘭はゲリラ側に行ってるので「その他NPC」扱いです。

A:桜子 → 難易度3
B:アリーナ → 難易度2
C:奈々 → 難易度2
D:あおい → 難易度2
E:灯里 → 難易度1
F:謙信 → 難易度1
G:なのは → 難易度0
H:その他NPC → 難易度?
 (名前を記入するとハマーはそれを優先します。ジオン所属だろうと、過去に名前だけ出たキャラでも可)
-----
今日はこれだけー(選択肢がバラけて、明日24:00頃になっても決定してなかったら、先着1名で決定の予定)。

 #電源ユニット変えたら、メインPCが見事復旧しました。ただ、予想外のトラブルがあって時間をくいました…。

445 :森崎名無しさん:2011/08/18(木) 05:58:19 ID:/SeU9Xv2
E

446 :森崎名無しさん:2011/08/18(木) 06:26:50 ID:mjvxD25+
E
普通に見たいと思ってしまった

…真っ先にマー社長を考えたのは秘密だ

447 :森崎名無しさん:2011/08/18(木) 13:35:35 ID:???
ミライ、原素子、芝村舞…

誰が一番確実にハマーを消すことができたかな

448 :森崎名無しさん:2011/08/18(木) 13:55:16 ID:???
確実に消せるのは芝村だけどねえ。
触るの嫌がりそうだから死地に転属とかね。

449 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/19(金) 02:43:17 ID:XNvnaM6s
>>446 もしマー社長って書かれてたら、物凄く悩むとこでした。寝てるだけじゃないだろうしなぁ…。
>>447 GPM組ですかねぇ…。でもあの原さんですら「包丁が汚れる」とか言いそうな感じが。
>>448 ハマーって転属させても、普通にベンチ入りしてそうで困ります(どう処理すればいいんだ…)。
---

E:灯里 → 難易度1
-----
ヤムチャ「ところでさぁ。性的な意味じゃなく、灯里さんの日常ってのに興味がないか?」
叶親「確かに。ウワサじゃアリーナからマウント取って気絶させたこともあるらしい」
ヤムチャ「もちろん、性的な意味での興味もあるけど」
叶親「そりゃ 当 然 だろ」

ハマー「では、ターゲットは灯里殿ということで」

叶親「予備のバッテリーいっぱい持ってけよ。いっそ24時間監視してこい。特にトイレとお風呂は入念にだぞ!!」
ヤムチャ「でも突然、灯里さんがガンダム的にノーマルスーツ(宇宙服)を着ててオムツだったらヤだな」
叶親「大丈夫、俺は問題ない。それはそれで萌えるからな!! その場合、オムツは回収してこいよ」
ヤムチャ「(こ、こんなにもキッパリ言い切れるなんて…男としての器が違う!!)」

 …叶親、微妙にカミングアウト。

ハマー「しからば、拙者は準備があるので」

 ハマーはヒュッと天井へ飛び上がって…ジタバタもがいて苦労して、そして天井裏へと消えて行った。
 ここらへん。ハマーよりも本職じゃない なのは のほうが巧いのが不思議だ。

450 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/19(金) 02:45:53 ID:XNvnaM6s
---
<WB:ブリッジ。通信席>
灯里「♪ ♪」
 灯里はキーボードを叩きながら、小声でなにやら口ずさんでいるようだ。

 ハマーは天井裏から、ビデオカメラとマイクで灯里を記録していた。
 今回の場合。余計な音や映像が入ってもいい。後でカットすればいいのだ。
 大事なことは情報をできるだけ多く記録することである。

 ハマーは別系統で高感度の指向性マイクを灯里に向け、ヘッドホンの音量を上げた。
 ノイズや雑音と一緒に、灯里の声が聞こえてくる。

灯里「ずんたかぽこてーん、ずんたかぽーん♪」
ハマー「(…歌?)」

灯里「マー、マー、マー。ぷーいぷーいにゅー☆」
ハマー「(…!?)」

451 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/19(金) 02:48:04 ID:XNvnaM6s
灯里「『
田中さん:先生、二人分の人生を同時に投げるとき、一人はムダに、一人は家族に迷惑をかける確率は1/2でしたよね。
先生:るっせーバカ気安く声かけるんじゃねえよ。
田中さん:では四人分の人生を同時に投げる時、二人分は無駄な人生で、
     残り二人は家族に迷惑をかける確率も1/2なのでしょうか。
先生:わけわかんねえよ。
問い1。田中さんの言葉が正しいかどうかを答えよ 』、っと。はひっ。マー社長への数学の問題完成ですっ」

ハマー「(…数学の問題!?!?)」


 そして灯里が普通の大きさの声を出したようだ。高感度マイクからの音量は自動的に絞られる。

灯里「ミライさーん、WBの進路、少しズレてきましたよー」
ミライ「え? そうかしら? 計器では問題ないみたいだけど」
灯里「A2からB4あたりの地点で軍事行動かもしれません。GPS衛星の情報が少し遅延してる気がします。
 もう一度同期しなおしてみてください。このままだと次の目標座標から50mくらいズレちゃいます。
 WB船体の一部が、レーダーにひっかかっちゃうかもしれません」

ミライ「あら、本当! ……。…ねえ、灯里ちゃんはどうしていつも、そういうことに気が付くの?
 通信席の計器って、こっちより精度良くないわよねぇ…」
灯里「むー、なんででしょうかねぇ? 摩訶不思議! 女のカンですよー」

ハマー「(!?!?)」

452 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/19(金) 02:50:17 ID:XNvnaM6s
ブライト「おーい灯里ー。次の謎々。うどん は うどん でも『麺類じゃない うどん』って、なーんだ?」
灯里「はひっ。 牛丼 はフェイクで、答えは 西郷どん ですっ」
ブライト「ぶー。フェイクじゃありませんでしたー。答えは 牛丼 でーす」
灯里「はわわわ…。残念ですー」


ミライ「…ねえブライト、いい加減、少し黙っててくれません!?」
ブライト「あ、はい黙ります。俺、黙るの大好きです」

瀬戸口「灯里ちゃーん。そろそろオペレータ、交代するよ」
灯里「でもでも、まだ時間じゃないですよ?」
瀬戸口「あー、今は俺がヒマだから。フィールダーは休むのも仕事のうちでしょ」
灯里「わー。じゃあお願いします。皆さん、お疲れ様でーす」

 軽くお辞儀と挨拶をして、灯里はブリッジから出て行った。
 彼女が歩く速度が、普段よりもほんのわずかに速い。…ほんの少し。
 その意味をハマーは見極め、天井裏を素早く移動。灯里より先回りする。

 トイレにである。

453 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/19(金) 02:52:42 ID:XNvnaM6s
 だが天井裏、床下ともに、女性用トイレに忍び込むのは容易ではない。
 クレイモア対人地雷が設置されているのをハマーは以前から把握していたのだ。
 おそらく桜子が気を利かせたのだろう。

 それでは『女性のトイレ姿を』覗くことはできないかというと…実はそうでもない。
 対人地雷をみつけた次の瞬間に、桜子の防御に盲点があることをハマーは気がついていたのだ。
 (こういう時だけは、彼の頭は物凄く回転が速くなる)

 ハマーは予め用意していた看板を組み上げ、天井裏から女子トイレの前に投下した。

 『ただいま清掃中です。少々お待ちください』

 少し遅れて灯里が女子トイレ前に到着し。その看板を見て。
 彼女は、ハマーの予測通りの行動を取った。左右を見て『そのトイレが必要な人』がいないことを確認すると。
 灯里は女子トイレと男子トイレの間にあるトイレ…『障害者用トイレ』(多目的トイレ)に入ったのだ。

 そこは 男 女 兼 用 である。そして桜子は、多目的トイレには地雷を仕掛け忘れていたのだ。
 (驚くべきことに。あのハマーが桜子を出し抜いた…)

 さて。そこは障害者『専用』ではない。何故なら以前、そこを『専用』にしてしまった事例があり。
 すると健常者が入らなくなり、中に入った障害者がトラブルを起こした時…誰も来なくて丸一日閉じ込められたという。
 だから灯里は。見回りの意味も含めて多目的トイレに入るだろう…。ハマーは彼女の性格を見抜いていた。

454 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/19(金) 02:55:04 ID:XNvnaM6s
ハマー「(ここまでは計画通り…)」
 ハマーは天井裏に開けていた穴から、トイレの室内にカメラを覗かせる。

 当初は 便 座 に 仕掛けていたのだが。
 奈々の大気圏突入時の『大人の事情』を知り、『あぼーん』を恐れて、やめたという経緯がある。

 ところで…どこまでの割合かはわからないが。
 まず水を流し→用を足して→また水を流す、という行動を取る女性もいるらしい。
 それは『音』をかき消すためだとか。

 灯里がそういう人種であったとしても、ハマーは問題なかった。
 とりあえず録音しておけば、僅かな波長の違いで『音』を分離させることができるはずだ。
 ハマー本人はそんな技術は持ってないが、アムロあたりに頼めばやってくれるだろう(あおいちゃんには頼めない)。
 アムロは面倒がるだろうが、必殺の土下座と、パクッた女性下着でも持って行けば引き受けてくれるはず。

 ここまで全てが順調に行っていたのだが。ハマーの計算は予想できない形で、外れた。

455 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/19(金) 02:58:36 ID:XNvnaM6s
 灯里はエコだった。普段から節水してた。無駄に水を流すことはしなかった。
 だがトイレに入った灯里は右手を高く掲げると…その右手が、蒼く光り輝き始める。
ハマー「(これは…灯里殿の必殺技『蒼き右腕』!?)」

 光はさらに輝いて室内を照らし、全てを蒼く染めていく。もう蒼さで何も見えない。
ハマー「(くっ、カメラで撮れないでござる! しかし、せめて『音』だけは…!)」

 ふと気付く。高感度マイクが何も音を拾っていない。
 衣擦れの音どころか、呼吸音すら拾えない。

ハマー「(う! …空気が、全く動いていないでござる!)」
 どんな原理かは知らないが、灯里の『蒼き右腕』は周囲の空気を『ほぼ固定』させていた。
 音そのものが、伝わらない。

 って言うかハマー、空気読めるんだ…。

 少しすると、蒼い光が薄まって。空気も流れてきて。
灯里「ふぅ、すっきり。蒼い宇宙にあるのは憎しみだけではなく、心が満ちていますねー」

 灯里は、トイレから出て行った。

ハマー「(くっ…。『灯里 → 難易度1』って書いてあったのに…ハードル高すぎるでござるYO!!)」

456 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/19(金) 03:03:12 ID:XNvnaM6s
灯里「るんたったー、るんたったー。ひっとりごとー。
 『PC。なんかマザーボード側の原因っぽい。マザーへの電源ケーブルに触ったら、通電ランプが消えた…。
 また触ったら点いたり。これ、信頼性って意味じゃ最悪だ…いつ電源落ちるかわからない。
 マザーから交換するしかないかも…』だそうですねー。話が進まないのは進行さんの責任じゃないですよー」

ハマー「(……)」

 すんません。「盗撮! 灯里編」は続きます…。
 (っつーか、やっとプライベートにw)

【選択肢】自室での灯里→
先に2票入った選択肢で続行。age進行推奨ですが、別になんでも構いません。

A:アリア社長(の帯)をギュッとね!
B:Wiiっぽいゲーム機で遊んでる?
C:お風呂へGO!

-----
今日はここまでー(PC、もう限界かなぁ…しばらく、話が進まないと思います。ええ…)。
あとさっき、何故か急にネットが繋がらなくなりました。…モデム電源入れなおしたら繋がりましたが…
呪われてるんじゃなかろうか。

457 :森崎名無しさん:2011/08/19(金) 03:07:22 ID:magMon1Y
C
盗撮編と銘打たれているならこれしかあるまい…
しかし「個室に入った」映像だけでマニアなら高く買いそうで怖い。

てか最近の女子トイレなら普通、音姫ありませんか?w >一旦水を流す

458 :森崎名無しさん:2011/08/19(金) 09:24:21 ID:NkF2w2w6
b
覗きは失敗する気がするし。

459 :森崎名無しさん:2011/08/19(金) 09:55:24 ID:zvzKOQCs
A
灯里さんは音声・映像のカバーリングを担当しているから…

460 :森崎名無しさん:2011/08/20(土) 01:45:07 ID:lKMULrHw
C

461 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/20(土) 04:18:27 ID:fy+ScjyA
選択肢C、了承。24:00頃、ダイス振ってランダムで決めようかと思ったんですが。ふと検索したら…!
足早に部屋をウロウロと歩き回ったり、もう色々と感動してしまいました。…気付いたら4時間近く経ってるよ!

>>457 …音姫? なにそれ。……。……。えぇぇええ!? …貴方、本物の女性か、業者か、盗撮してる人ですよね?
>>458 まあ、成功すると『あぼーん』しちゃいますしw ただ赤裸々な(?)会話が聞けるかも。
>>459 このスレの灯里って、羞恥心はどれくらいなんでしょうねぇ…。

---
…トイレで音を出す装置の存在は、昔、何かの記事で知ってたんですが。
「そんなんコストかかるだけじゃん。Dr.中松レベル。馬鹿馬鹿しい」って思ってました。
『そもそも売れるわけないでしょ』って。
でもググッたら。

え!? なにこれ!? 女子トイレって音を出す装置が標準装備!? 僕、今まで見たことないッスよ!?
ウォシュレットやら非接触センサーがあるから、今は電源に困らないだろうけど。

でもそんなに需要あるの!?
中の人のイメージだと、全女性の1〜2割程度の神経質な人が気にする程度だと思ってたんですが。
…企業とかビルがまとめて発注かけるなら『同じ製品』のはずだと思いこんでたし。

だって今まで色んな出先で、ウォシュレットに『ビデ』ってボタンがついてるのは見たことありますよ?
でも『音』だとか『サウンド』とか『ボリューム(音量)』なんてボタン、見た記憶がない。絶対ない。

いや待て。ホテルのシングルルームなら、そもそも必要ないから?
でも都心の電気屋やデパート、オフィスビルでも…えぇ!? やっぱり見たことないですよ!? これ偶然!?
少なくとも、壁につけるタイプの装置は生まれて一度も見たことないです。

462 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/20(土) 04:34:16 ID:fy+ScjyA
今ちょっと、物凄く感動&興奮状態にあります。この精神状態じゃ無理! 今日の更新ナシで…。
>>457 さん、ありがとう! 大感謝! マサルさんより凄い!

---
小説では『作中人物は普通に知ってるけど、読者は知らない』という技法が使えます(映像表現じゃ、基本無理)。

例えば。中の人の、昔の某スレの物語がそうでした。
アレは構想としては、当初は10個近くそういう要素が詰まってました。
最初は『女』として設定し、でも「複雑すぎるし時間もない」と思って途中で性別を『男』に変えた選手もいました。

「あれ? この人、男じゃなくて女なの?」(あるいはその逆)と誘導させるためには。
外人名を使う(例えば「ヴェガ」っていう名前は、ティアサガじゃ男だし)。
苗字だけ使って、その他の描写でなんとか誘導させる。
男でも女でも使われる名前を使う(アキラとかカズミとか。…和美は女でしょうが、一巳は男でしょう)。などなど。
…ただ、これら。まだ少し「弱い」んですよ。

でも「矛盾」を読者に与えたい時や、作中キャラが「矛盾」を見つける時。『音姫』って物凄い存在です。
古畑任三郎で、変装した女性が男子トイレに入って、男性用小便器のセンサーに驚くシーンがありましたが。
『音姫』のレベルは、あんなもんじゃない。僕は概念は知ってたけど、名称を聞いたことすらなかった。
僕より上の世代(の男の大半)は、おそらく音姫の概念すら知らない。
だから時代背景も、自動的に限定される。そこでも作者側は「矛盾」が使える。
時代が「現代」であれば、コレおそらく日本だけでしょう…。だから地理も(少し弱いけど)限定される。
作者側から、読者の性別や年齢層を(ある程度)限定して情報を渡せる。しかも、さりげなく!
わからない人には絶対わからない。だって装置とか、僕見たことないですもん。

 #「音姫動かなかった」「壊れたかな」このセリフだけで、この二人はおそらく『女性』だ。あるいは業者か盗撮者。
 そして男の読者は「…?」と思うだろうし、女の読者はなんとも思わないはず。

…装置、凄ぇ! マジ凄ぇ!
(こんな状態で寝れるんだろうか。明日休みで良かった…)

463 :森崎名無しさん:2011/08/20(土) 04:53:43 ID:???
457でもないし、挙げた3者のどれでもないけど。
音姫ってそんな知名度低いの?

464 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/20(土) 05:07:53 ID:???
>>463 知名度は抜群に高いらしいですが、そもそも男は知らないでしょう。

 差し支えなければ、どこで「音姫」って単語を聞いたか教えてくれません?
 女側からは言わないだろうし(男も知ってて当然だろうと思ってるから)。

 …家庭用ウォシュレット買う時、売り場でウロウロしてれば目に付くのかな?

465 :森崎名無しさん:2011/08/20(土) 10:15:08 ID:???
音姫って言葉は誰でも聞けばアレって分かるっ思うけど、盗撮者は何でその語を知ってるの?
あと理系の男は結構普通にしってると思うよ。

466 :森崎名無しさん:2011/08/20(土) 10:17:37 ID:???
普通にコンビニとかホテルの男女兼用のトイレについてるし
名前も書いてあるタイプもあったような…

467 :森崎名無しさん:2011/08/20(土) 10:18:56 ID:???
名前は知らない、存在は知ってる、の文系男。

468 :森崎名無しさん:2011/08/20(土) 10:54:29 ID:???
おわ、何だか凄いことに。
携帯とか、それこそウォシュレットみたいなものでいつの間にか「あるのが当たり前」になってたなあ。
装置自体は別に下ネタではないんですが、そもそもトイレの中の話をすることがないので
男性陣との話題になったことはないですね。知らない人は知らないと思います。

469 :森崎名無しさん:2011/08/20(土) 11:37:12 ID:???
はっきりとは覚えていないけど昔テレビとかで紹介されていたと思う。

470 :森崎名無しさん:2011/08/20(土) 20:23:10 ID:???
しつもーん

灯里さん『蒼き右腕』を使いましたけど、
ひょっとして……ガッツ減りましたか?

トイレでガッツ消費というのもアレですけど

471 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/21(日) 00:51:27 ID:Xe2WG9yc
音姫凄ぇ…いまだに興奮冷めやらず。

まず中の人のことですが。両親ともに平均より高齢での出産だったので、同じ世代の『親』と少し年代がズレてます。
ともに「物心ついたら戦争中だった」という時代。

母は東京近辺。食べるものがなく、空襲もあり、防空壕が日常的な生活。まあ世間一般の戦時中のイメージですな。
一方、父は岩手。宮古(港)が艦砲射撃で狙われたあとは、なんの戦略的価値もない地域で。
飛行機なんて(日本側も)飛んでこないし、他の地域に食料も運べず。食べ物は 腐 る ほ ど あったそうで。

でもまあ、戦時中や復興中は「トイレの音を消す」なんて文化は当然なく。
母いわく「風習はバブルの頃からかな…」とのこと。
ただ学生や若い女性あたりから始めるだろうし、風習が一般的になったのはもう少し前?
装置の普及は数年遅れた頃から…って感じがしますな。

472 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/21(日) 00:53:57 ID:Xe2WG9yc
>>465 もし僕が盗撮者なら、絶対に下見をするからです。
 便器側や個室内、あるいは隣の個室に細工するなら、つまり個室に入ってるわけだし。
 上からの盗撮は内部の状態を知ってないと難しい(カメラを入れて、アングルが最悪だったら意味ないし)。

 個室に入るまでの数秒間だけ、周囲を騙す女装でいいんです。
 女標準の服を着て、女用メガネ。あとは携帯でも見てるフリで視線を合わせない。
 別に喋るわけじゃないし。個室があいてれば数秒で個室へ。混んでれば一旦退却する。
 (場所によっては深夜に忍び込んだほうがいいかもしれません)
 すると「音姫」に気付く。…というか最初の撮影の時点で「音姫」の存在に気付くはず。どれだけ普及してるか、も。

 さて。盗撮側に立って対処方法を考えました。音姫のスイッチか電源かスピーカーを、なんとかできないか。
 後付けの装置なら、電池を「切れた電池」に交換する(電池の種類は調べておいて)。
 これなら誰も不審がらないし、数日〜うまく行けば定期メンテが入るまで対処もされないでしょう。
 (そこが彼女にとって日常的に使う場所…例えば仕事場のトイレだったら、早く対応されてしまう率は高いけど)

 ウォシュレットや壁内蔵タイプだと難しいので…スピーカーカバーの穴の半分くらいに、目立たない何かを詰める。
 埃や油の塊のような、不自然でないものが(バレた時に)不審がられないでしょう。
 それだけで音姫の威力(音量)をある程度落とせるので。

 普通に壁から電気を取ってるウォシュレット内蔵なら、コンセント外すだけでもいいかも。
 「どうせ誰かが戻してくれる」と、大抵の人間はスルーしそうだ。一日は稼げそう。

 …女の共犯者がいれば色々と簡単なんですが、でも弱みを握られたくないしなぁ。
 自分の生活圏内と何の関連もない地方都市へ行って決行するのがBESTでしょう。

 ……。

 …女子トイレ盗撮ビデオって見たことないんですが、あれって無音なんですか? 無音でいいなら、苦労は少ないな。

473 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/21(日) 00:56:15 ID:Xe2WG9yc
>>466 あぁ! コンビニのトイレって、僕は使ったことないんですよ…(人生で一回くらい?)。
 ホテルはチェックイン後かチェックアウト前にするし。
 …できるだけ計算できる場所でトイレ使ってるんですな。便器が複数ある場所か、専用(例えばホテル個室)か。
 でも、そうか…。男女共用のコンビニのトイレなら、堂々と入って細工できる!(←するなってw)

>>467 だいたいそんな感じじゃないですかねぇ…。でも『普及率』について、考えたことあります? 僕はなかった…

>>468 ですよ。男のトイレに「ついてない」んですもん。トイレって家と、学校or職場が基本だと思うんで。

>>469 僕もそんな感じで知って。でも『普及するわけないだろ』と思ってました…。

>>470 勢いだったので、意識すらしてませんでしたw 判定とかじゃないし、ガッツ消費なしで。
 試合の時より凄いことしてるんだけど…(周囲が見えなくなるほど輝かせたり、空気を止めたりしてるw)

---
 …しかしエコに配慮しろよ、エコに! 水は使わなくても電気とメンテと製造エネルギーが余分にかかるでしょ!
 それか男女平等に男トイレにもつけるよう主張してくれよ田嶋陽子!(多分使わないけど)

474 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/21(日) 00:58:15 ID:Xe2WG9yc
さて。母いわく「古いトイレ以外は結構ついてる。私たちの年代じゃあまり使わないけど、若い人たちは使ってる」
さらに、母は母校の女子高にもボランティアで時々行くんですが。「生徒が使うトイレにもついてた。リッチねぇ」。
凄ぇ!

んで。(旧)防衛庁でレーダー研究(軍属だ!)→石油メジャー、と働いてたバリバリ理系の父親。
しかし年代的に。そもそも「音を消す」という概念すらない。
でも装置自体は、コンビニかどっかで見て。興味本位で試して見たそうで。
「アレはノックされた時、ノックを返すのが面倒だから使うんじゃないの?」
 …そう来たか。
 でも。女子トイレに『だけ』標準装備されてるらしいと言うと。しばらく考えてから理系的な答えをくれました。

「男トイレの個室は、基本『大』だから、どれだけ時間がかかるか並んでる人は推測できる。
 でも女トイレの個室は『大か小か』並んでる人が推測できない。
 あの音を鳴らすことで『もうすぐ』か『まだ時間がかかる』かの取り決めが、若い女性の間で決まっているのでは」

要するにノック返答と同時に、時間情報を付与しているのではないか、という推測。
凄ぇ! なんという考えすぎ!(でも合理的だ)

さらに姉(メール)「音姫? 常識でしょ。…え? 男トイレにはないの!?」
こんなにも感覚はズレてるんだ!

475 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/21(日) 01:01:27 ID:Xe2WG9yc
さて。
選択肢Cで灯里を書き始めてたんですが。

またPC電源が落ちました…。コネクタ触ったら回復しました。
…やっぱりマザーだ。電気を受け取る側が不安定になってるんだ。

あぁ、音姫どころじゃないですよ…。
ハマー&灯里の文章、一部消えちゃったし(こまめに保存してたんですが)。
とりあえず今の時点でUSBメモリにデータだけコピーして、しばらくネットブックからにします。
新しくPC一式買って、Cドライブだけ今のと入れ替える形の予定にしました(いつになることやら)。
確か大幅にハードを変えると、WIN認証とかあったっけ…。プロダクトキーとか、あったかなぁ…

更新、しばらく滞ると思います。ネットブックのキーって嫌いなんですよ…慣れてないし。
-----
すいません、今日はここまでで…。

476 :森崎名無しさん:2011/08/21(日) 01:06:47 ID:???
ヘタレた電源で不安定な動作させてる内にマザボが陥落する…よくある悲劇の連鎖ですね…。
しかし常識の違いって面白いですよねえ。

477 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/22(月) 02:31:44 ID:???
>>476 本当にカルチャーショックでしたよ。しかも同じ日本人で、ほぼ同じ生活をしてたのに。
---

音姫に関連して。今度は防御側(盗撮される側)で考えてみました。

まず、男女共用トイレはできるだけ使わない(男が堂々と入って細工できるから)。
女性専用トイレでも入り口から近い場所は避ける。
 (男が「下見」に入る時、近い側が入りやすいし。そもそも女性側の回転率が高いはず)。
また天井裏からの盗撮は一番手前か一番奥が、天井から位置関係を把握しやすいので、そこも避ける。
入ろうとしている個室の隣が、「使用中」であったら避ける(男が潜んでるかもしれない)。
同じく隣の個室が「故障中」などでしまってたら、避ける(隣は無人でも細工されてるかもしれない)。

音姫の異常は盗撮かもしれない。トイレに入ってパッと不審物がないことを確認したら、「まず音姫を起動」すべき。
鳴らなかったり、音量が小さければ細工されてる可能性がある(標準音量は覚えておいて)。
音量設定がデフォルトから「下がってても」危険かもしれない(気にしない人は、自分で下げないだろうから)。

パッと思いつくのはこのくらいだろうか。
あと「ノーガード戦法」として「露出プレイ好きになる」ことができれば、そもそも気にしないかも。
…誰も損しないぜ、ひゃっはーっ!!

しかし男女共用トイレって、中の人は、外で使ったことなかったなぁ。小さい店なら共用も多いだろうに。
マックも結構行ってたし、共用のマーク(男女両方)がついてるのは見たことあるのに。

流れ的に。住宅街付近の公衆トイレは、比較的安全かな(ターゲット遭遇率が低いから、仕掛ける側が敬遠しそう)。
逆に高校や大学から、駅までの間にある共用トイレは比較的危険っぽいな。

478 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/22(月) 02:34:20 ID:???
AVに詳しい友人(現在公務員)にAV関係のことをメールしてみた。
専門外なので詳しくないし、最近のは良く知らない言いながらも。

・温泉とかの盗撮ビデオは、あまり音はなかった。重要視されてないんじゃ?
・トイレ盗撮ビデオなら、基本は音はある。…無論、大半は「やらせ」だろうけど。
・トイレ盗撮ビデオにおいて、音姫(名称は知らなかったらしいが)の起動シーン、及び音は見たことない。
・無修正であっても、音姫起動シーンは見たことない。ただ場所は海の家とかコンビニ、マックが多い感じ。
・海外での需要は知らない。でもニッチだと思う。
・っつーか三次元の女って、どうでもいい。

凄いぜ日本の公務員!

つまり実際にトイレ盗撮した人の映像では、音姫起動シーンが映ってるものも多いことだろう。
(あるいは下見の段階で、音姫のあるトイレは避けてるのかもしれないが)
今度から描写のときに気をつけないと。
むしろ露伴先生ばりにリアリティを追求し、決行すべきか!?(道を踏み外しそう…)

479 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/22(月) 02:36:12 ID:???
いや、結構重要なんすよ。例えば女性がトイレで『白い粉』を使用、あるいは処分しようとした時。
…まあ格好よくスパイが隠れて情報送信しようとした時でもいいんですが。
彼女らの「通常」の行動を描写しなきゃいけない。

スパイが女性だったら音姫起動したほうが自然だし。
スパイが男性トイレで音姫起動してたら「矛盾」になる(『そのシーン』を書いた人間やキャラが限定される)。
海外の女性スパイが、海外で自然に音姫使ってたら、それも不自然だ。
海外の女性スパイが、日本の女性トイレで音姫使ってたら、それは「日本慣れ」してる優秀さだと思う。

---

昔、「公衆トイレの便座のフタが閉まってた」ことにキャラが違和感を感じたシーンを書いたことがあります。
アレ閉める人って割合として少ないでしょ…。今は結構、閉じてますけどね。

要するに「台」として使ったか、椅子代わりに座ったか(座ったら壊れそうだけど)。
僕が書いた当時の物語は「薬物を吸うための作業台」でした。フタはその後に戻しておいたほうが「普通」なんです。

…時代は変わり。今、洋式便器のフタが閉じてるのは。
ウォシュレットの熱を無駄に逃がさないようにしている意図ではなく。
きっと仕事中に 携 帯 で 遊んでるんでしょうけどね。

480 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/22(月) 02:37:49 ID:oavZqyzk
(音姫熱、ようやく下がってきましたw)【選択肢】自室での灯里→
C:お風呂へGO!
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灯里「アリア社長、マー社長、たっだいまー」
アリア社長「ぷいにゅー☆」
マー社長「ZZZ...」

 プライベートの灯里。なんだか想像できないが。
 そもそも灯里の部屋は屋根裏部屋にあるので、今のハマーは屋根裏の屋根裏に潜んでいる。

灯里「帰ってすぐペットに餌を与えると、ヤツらは『自分が上の立場』だと勘違いします。気をつけねば」
ハマー「(え? アリア社長のほうが格下扱い? やっぱりか、という気もするでござるが)」

灯里「さーて、今日も練習しますか!」
ハマー「(練習!?)」

 灯里は多様な技を持っている。一体、どんな練習をしているのだろうか。

灯里「よいしょ、よいしょっと」

 愛用のオールを手にして、何度か船を漕ぐ動作をする灯里。
 数秒後。
灯里「よし、練習終わりですっ☆」
アリア社長「ぷいにゅ〜」

ハマー「(速ッ!)」

481 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/22(月) 02:47:07 ID:oavZqyzk
灯里「じゃ、次の練習ですー」
 灯里は半身になって、オールを器用にクルクル回す。まるでチアガールが手にしているバトンのようだ。
 それから何度か素振りを始めた。剣道のような素振りだ。
 それは薙刀の型と、剣道の型、棒術の型。色々なものが混ざっていたものだったが。
 だがハマーはそれらを知らないので、野球の練習でもしてるんだろう、くらいに思っていた。
 ハマーにとって特に興味深くはなかったが、それでも映像を収めるのはプロ魂である。

灯里「『型』の練習も終わりにしましょう。やっぱり運動は筋肉も鍛えないと。社長ー」
アリア社長「ぷいにゅ?」

 次の瞬間。灯里はアリア社長に蹴りを入れていた。二発、三発。次々と蹴りを入れていく。
アリア社長「ぷにゅ、ぷいにゅー…!」
灯里「我慢しなさい、男の子でしょ!」
アリア社長「ぷにゅ!」

 そして。ハマーは恐ろしいものの撮影に成功する。
灯里「ていっ」

 灯里が、足元のアリア社長をまたぐようにして…ヒールリフト。
 頭上を越えて落ちてくる社長を、ノートラップで上空へドライブパス。
 天井スレスレの高さで回転した社長が落ちてくるところに、ドライブシュート。
 (アリア社長を)サイクロンである。

482 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/22(月) 02:48:58 ID:oavZqyzk
 その速度は速くなく。だが鈍い輝きで、らせん状にアリア社長が空を飛んでいく。

灯里「むーん。ていっ」
 そこに灯里が、手をアリア社長に向けて念じると。
 彼女の手が蒼く輝き…アリア社長が空中で方向転換。ゆっくりとした速度で、灯里の蒼い手に吸い付いた。
 アリア社長が放っていた鈍い輝きと、灯里の手が放っていた蒼い輝き。
 それは対立するかのようにお互いが光を増したが…最後は灯里の蒼い輝きだけが残った。
 その手に、アリア社長が張り付いている。

灯里「やった、やーりまーしたー。『気合』のディフェンスもバッチリですっ!」
アリア社長「ぷいにゅー☆」

 アリア社長を抱きしめて頬擦りし、ぴょんぴょん飛び跳ねる灯里。
 先ほどの『蹴り』さえなければ、愛らしい風景なのだが。

 一連の騒ぎで目が覚めたのだろうか。マー社長が起き上がって…軽く、重心を下げた。
灯里「!」
アリア社長「ぷにゅ?」
 アリア社長を手放す灯里。不思議そうに、地面に立つアリア社長。
 次の瞬間。

483 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/22(月) 02:50:33 ID:oavZqyzk
マー社長「マァァアアアァアアアアア!!!!」
アリア社長「ぷいにゅぅうぅうー!?」
 野獣が、アリア社長の下腹部を狙って噛み付いてきた。
 いや、咄嗟にアリア社長も回避運動を取り、マー社長が噛み付いた場所はアリア社長のお腹だったが。

マー社長「……!!!!」←食いついてるので、喋れない
アリア社長「ぷにゅ、ぷいーにゅ、ぷいにゅーー!!」
灯里「いえ、そう言われても。アリア社長、私、猫の言葉ってわかりませんし」
アリア社長「ぷいにゅー!!」

灯里「動物にとって、食事…アゴの力は生きていく上で必要です。マー社長、頑張ってくださいねー♪」
マー社長「……!!」
アリア社長「にゅー!!」

 そこで 惨 劇 が行われていたが、灯里は平然としていた。
 というか自分もアリア社長を蹴っていたので、その程度はいつものことなのかもしれない。

484 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/22(月) 02:53:13 ID:oavZqyzk
灯里「さて。お部屋着、お部屋着ー」
ハマー「(む!? き、着替えが!)」

 ここから先は、撮影失敗は許されない。
 まだバッテリーは持つだろうが、灯里がゆっくり着替えたり、その後に裸体を晒し続けるかもしれない。
 ハマーはカメラに新しいバッテリーをセットした。
 これはアムロに頼んで、外付けできるよう、市販のカメラを改造してもらったのだ。
 最初のバッテリーから使っていき、それが切れたら外付けバッテリーに切り替わる。
 外付けバッテリー駆動が始まれば、使い切ったバッテリーのほうを普通に交換すれば良い。
 長時間撮影、24時間監視(盗撮)を前提とした改造である。

ハマー「(準備万端でござる!)」

灯里「ふんふんふーん♪」

 灯里はゆっくりとARIAカンパニーの制服を脱いで。
 その下に着ていたのは、…制服だった。

ハマー「(!?)」
 踊るような足取りで(いや、実際に少し踊りながら)。
 クローゼットを開ける灯里。
 その中にあったのは。大量の、同じ制服…に見えるのだが。

灯里「えーと、これは外出用だしこれは柔らかい寝巻き用だし、こっちが下着用で…あ、これですー」
 灯里は部屋着に着替えたらしい。と言っても、今まで着ていた服と、まるっきり同じに見えるのだが。

ハマー「(裸の要素、全くなしでござる…)」

485 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/22(月) 02:54:50 ID:oavZqyzk
灯里「それじゃあ、お風呂に行きましょう」
ハマー「(お風呂!?)」
灯里「昨日はあおいさん、この前は桜子さんのとこだったし…今日は女風呂にしましょうか」

 そう。灯里の部屋にはお風呂がついていないのだ。
 というか冷静になると、軍艦の部屋に個人用の風呂がついてることのほうが驚くことなのだが。
 しかし実際にWBにはお風呂がついてるんだからしょうがない(セイラさんとミライさんは入ってた)。

 後継機のアルビオンでは、パイロットのキースが共用の風呂から出てきたので。
 (部外者と整備士のニナとモーラも共用風呂…シャワー)
 WBだけ豪華なのかもしれない。

ハマー「(しかし…女風呂とは厄介でござる!)」
 あそこには、もともと盗撮カメラが常設してあるのだが。
 いつの頃からか、男側で操作できないようになっていた。
 またカメラが送ってくる映像も、アリア社長が走り回っている姿が『ループ』したものである。
 そう。あのカメラは女側に奪われたのだ。

 かと言って天井、床下からの潜入は。桜子が無数のクレイモア対人地雷を設置した結界。
 桜子の部屋ほどの強固さはないが、それでもかなり厳重に守られている場所。
 その桜子いわく「私、罠の解除方法には自信がないのよねぇ」。
 誰がどうやって女風呂のメンテをしているかは、謎だ。

486 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/22(月) 02:56:45 ID:oavZqyzk
ハマー「(今の装備では、カメラであそこの映像は無理でござるな…)」

 いくつか考えが浮かんだが、どうも無理だと思った。
 せめて音声だけでも拾えれば…

 ハマーが色々と考えてる時だった。灯里が無造作に、アリア社長&マー社長に近づいて。
 ひょいっと、マー社長だけをつまみあげた。
灯里「はーい、そこまでですよー。もし長風呂になって1時間とか経っちゃうと、アリア社長が死んじゃいます」
マー社長「マー…」
アリア社長「ぷにゅ、ぷいーにゅ…」
灯里「むー。だからそんなこと言われても、私は猫の言葉がわからないんですってばー」
アリア社長「ぷ、にゅ…」

灯里「もう。甘えんぼさんですねー。しょうがないです」
 灯里はゆっくりと、床で倒れているアリア社長に近づく。
 マー社長に噛まれたせいで、アリア社長のお腹の出血は激しかった。
 床が、血で水溜りのようになっている。

灯里「……」

 灯里の顔から、笑顔が消えた。
 真剣な眼差しで、それはとても神秘的で。
 ゆっくりと、蒼く光り輝く手で。怪我をしたアリア社長のお腹を撫でる。
 何度か、撫でる。

487 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/22(月) 02:58:10 ID:oavZqyzk
ハマー「(一体、何を…)」

 ぱぁっと灯里の表情に笑顔が戻って。そしてアリア社長が飛び跳ねるように元気に立ち上がって。

アリア社長「ぷいにゅ、ぷいにゅー☆ ぷいにゅー♪」
灯里「うふふ。もう大丈夫ですよー」
アリア社長「…ぷにゅ?」
灯里「これ以上は、やりませんよー。自己治癒能力を高めるのも訓練です。自分で頑張って傷を治してください」
アリア社長「ぷいにゅ…」
灯里「戦場 --イクサバ-- においては、それしきの傷は気合で治さないと、死んじゃいますよ?」
アリア社長「ぷいにゅ!」

灯里「その意気です! えっと、アリア社長とマー社長。私は今日、公衆浴場に行くので、ペット禁止です。
 ごめんなさい、連れて行けません。明日は誰かの部屋で洗ってあげますからねー」
アリア社長「ぷいにゅ…」
灯里「ダメです。お風呂嫌いはダメダメさんです。それとマー社長…。
 私がいない間に、アリア社長の『もちもちぽんぽん』に噛み付いたら、お仕置きですからねー?」

 マー社長が、何度も頷きながら震えだした。どうやら、何かをされたことがあるらしい…


灯里「タオルと石鹸とシャンプーと。下着と着替えと…うん、大丈夫。それじゃ、お風呂へGO!」

 見る人が見れば、なかなか驚く不思議なことを普通にやっている灯里だったが。
 ハマーにとっては、全く興味がなかった。
 …だって裸とか映せないんだもん。

488 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/22(月) 02:59:53 ID:oavZqyzk
 ハマーが電脳通信をやっていれば、名無しの誰かの視覚情報をハッキングするところだが。
 残念ながらハマーにそんな技術はない。
 女風呂は天井、床下とも罠があり。
 壁は傾斜装甲:空間装甲を取り入れたルナ・チタニウム製の装甲(ガンダムの装甲)で守られている。
 予算、かけすぎだろ…。

ハマー「(しかしその頑丈さが命取りでござる! これだけ密閉すれば空気孔…通風孔がいくつか必要で。
 メインのダクトに侵入できれば…。チューブの先にカメラだけつけて、通風孔を通せば…。
 あるいはいっそ、睡眠ガスでも注入できれば…!)」

 もう軽犯罪どころか、テロに近いレベルである。

 しかしハマーの攻撃方法程度なら、女性陣は何か防御策があるだろう。
 女風呂への侵入が今の装備では不可能と判断したハマーは、女風呂の手前の天井裏から。
 カメラは一応撮影させたまま、今度はマイクに集中した。

 声も、音も、空気の振動だ。少しでも拾えれば、後で増幅できる。
 ハマーにはできないが、アムロあたりに頼めば渋々やってくれるだろう。

ハマー「(何か 喘 ぎ 声 とか、撮れるかもしれないでござる!)」
 多分、共用のお風呂で喘ぐ人は少数派だと思うが、気持ちは理解できるところだ。

489 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/22(月) 03:02:01 ID:oavZqyzk
 女風呂は、最初のドアも防音設計になっている。
 かつ脱衣所との間にもドアがあるので、正面からの録音は無理だろう。
 ハマーは指向性マイクを、エアコンのダクトに向けた。
 そこは、多少は無防備なようで。僅かに音を拾うことができた!

 灯里が入っていった女風呂には、数人の女性がいるらしい。
 名無しの人もいるだろうが…桜子とアリーナもいるようだ。

桜子「あら灯里ちゃん」
アリーナ「今日はココ?」
灯里「はひっ。修学旅行みたいで楽しいですしねー」

桜子「お風呂ある部屋を貸してもらえばいいのに」
灯里「日本人なら、銭湯って気もしますよ?」
桜子「まあ日本人じゃない人が、楽しそうなんだけどさ」

アリーナ「いやいやいや。コレ凄い発明よ!? 湯船で温まるなんて、私らの地方じゃ『修行』とか『健康法』だし」
桜子「そんなもんかなぁ…」
アリーナ「だいたい、女どうしだからって普通は裸でウロウロしないでしょ」
桜子「だって身体を洗うわけだし」
アリーナ「シャワーなら壁で区切るわよ、普通」
桜子「こういうお風呂には入らないの?」
アリーナ「そういう時は水着着るに決まってるわよ」
桜子「えー? お風呂だよ!?」
アリーナ「裸を他人に見られるのよ? …まあ私は見られるくらいどうとも思わないから、ココ来てるけど」
桜子「裸って…。日本にはヌーディストビーチ、多分ないけど」
アリーナ「アレは、こっちだって一部の人種なんだってば。いやいや、日本にあるという混浴が、それでしょ」

灯里「こういう時。インド人は…。……。なんでもないでーす」

 #危うく、第二次日イ戦争が起きるところだった。

490 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/22(月) 03:03:49 ID:oavZqyzk
桜子「まあ日本人だと、こういうお風呂は利用しやすいよね」
アリーナ「そだね。…でも奈々ちゃんだけは、ここで見たことないんだけど」
桜子「そうねぇ。なんでだろ」

灯里「はひっ。私、奈々さんがここに来ない理由、知ってますよー。想像ですけど」
アリーナ「なになに?」
灯里「奈々さんは、アルティメット帰宅部員だからです」
桜子「…部屋のシャワー使うより、『帰る』回数が増えるから喜びそうなものだけど」

灯里「理由は秘密です。でも…プールとかなら来ると思うんで、お色気要員として期待できるかも」
アリーナ「そう…なの?」
灯里「私の口からは言えないんで、どうしても、ってなら本人に聞いてみてください」
アリーナ「ふーん…」

……。

491 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/22(月) 03:05:18 ID:oavZqyzk
桜子「それにしても。今日はなんだか気分がいいわねー」
アリーナ「あら? 桜子もそうなの? 私も今日は調子いいな、って思ってたわ」
灯里「(にこにこ)」
桜子「灯里ちゃんは、どう?」
灯里「まあまあです。でも、皆さんが調子がいい理由も、私、知ってますよー」

桜子「え? なになに?」
アリーナ「なんでなんで?」

灯里「まだ秘密ですー」
桜子「えー。なんだよー」
アリーナ「けちー」

灯里「さて。私はもう出ますね」
桜子「あら。いつもより早いわね」
灯里「私がここにいると、皆さんの調子のよさが落ちちゃうかもしれませんから」

アリーナ「へ?」
桜子「なんで?」

灯里「まあそれは、おいおい…。それじゃ、お休みなさーい」

 ……。

桜子「不思議な子だよねー、灯里ちゃんって」
アリーナ「うん。プライベートが想像つかないわ」

492 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/22(月) 03:07:05 ID:oavZqyzk
 少しすると灯里が女湯のドアから出てきたので。ハマーは再びカメラをメインに持ち替えた。

灯里「ごっはんー、ごはんー、おいしいなー」
 軽く口ずさみながら、灯里は食堂に入っていく。
 そこではブライトさんやアムロたちが、夕食を取っていた。
 レーションではなく弁当である。また、何故かアジフライが一品多くついてくるという豪華さ。

灯里「こんばんわー。くださいなー」
 しかし灯里が手に取ったのは。お弁当ではなく…チューブ食。
 宇宙ではお弁当が普通に食べれないので、チューブ状の容器からの流動食で済ませるのだが。
 そもそもWBは宇宙でも普通にお弁当を食べていたので、もともとのチューブ食が余ってる。
 それを灯里は人知れず、その「在庫」を処理しているらしい。

 アリア社長とマー社長の食事も持って、部屋へと戻る灯里。
 途中で道行く人と、やたらに声をかけあって会話している。
 何故か、みんなと仲がいい。

ハマー「(…動きがないでござるな。ジュースとかいっぱい飲んでくれれば、またトイレのチャンスだったのに)」

493 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/22(月) 03:09:17 ID:oavZqyzk
 部屋に戻って。灯里はアリア社長とマー社長に餌を与えると。
 ノートPCのキーを恐ろしい速度で入力し。
 難しそうな本や、絵本。その他もろもろの4冊の本のページを素早くめくって。
灯里「ふー。今日はとても、意義のある一日でしたー」
マー社長「マー?」
灯里「うふふっ。さ、おねむの時間ですよー」
マー社長「マー!」
アリア社長「ぷいにゅー!」

 その後、灯里は歯を磨いて服を着替え(寝巻き用の制服に)。
 翌日の準備をして、ナイトキャップを被って。ベッドに潜り込んだ。電気は消さない主義らしい。

灯里「お布団、ふかふかでーす」

 満足そうに笑うと、天井を見上げて。手を振ってきた。

494 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/22(月) 03:10:38 ID:oavZqyzk

灯里「今日は24時間護衛、ありがとうございましたー。
 私も色々と考えるところがあって楽しかったですよー。後は私、寝るだけです。
 でも寝てる最中に、一定の距離内に入られると…私、無意識に『やっちゃう』んです。はわわわわ。
 多分死なないでしょうけど、結構血まみれになると思うので気をつけてくださいねー。
 それじゃ、お休みなさーい」

 灯里はそう言うと、目を閉じた。


ハマー「……」


495 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/22(月) 03:12:39 ID:oavZqyzk
-----
<翌日。ハマーの部屋>

叶親「おいハマー、どうだった? 灯里さんの盗撮!!」
ヤムチャ「何か興味深いこととか、あったか?」

ハマー「いや、別に。裸もトイレも撮れなかったし」

ヤムチャ「なんだよー、期待したのに!」
叶親「使えねー忍者」

 こうして。灯里の、ある意味凄いプライベート風景は、誰にも伝わることはなかったという。
 …だってハマーにとっては、全く興味がなかったから。


#灯里が、『何か』の手ごたえをつかんだようです。
・その他。灯里の言動からテキトーに推測してください。彼女は色々と(勝手に)応用させるので…

496 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/22(月) 03:17:32 ID:oavZqyzk
-----
<日常フェイズ…続きます>

 一方そのころ。

【選択肢】
先に2票入った選択肢で続行。age進行推奨ですが、別になんでも構いません。

A:原素子&アムロ&なのはの集会。
B:ワールドがブリッジにやってきた。
C:芝村舞に、謙信ちゃんが呼び出された。
D:桜子が、『なんで共同浴場に来ないか』を奈々に聞いてみる。
E:今日、女性陣が調子が良かった(らしい)理由を、灯里に聞いてみる。
-----
今日はここまでー(な、長かった…)。

497 :森崎名無しさん:2011/08/22(月) 08:11:31 ID:pn+UKAX2
B
『何か』は判りやすかったですねー、流石難易度1
これは是非応用したいです

にしてもハマー…なんと勿体ない
マニアはアリーナ、桜子と灯里の会話やその周囲のSEだけでおかわりできるそうだぜ!
って詳しくは知らないけどw 知りたくもないし

498 :森崎名無しさん:2011/08/22(月) 12:09:37 ID:UBCFCmeQ
D
大規模更新乙でした〜
しかしハマー、どうせ日常しか映ってないイメージビデオを売り出してるんだから
今回の映像も売りつければいいのにw …「お仕置き」されない程度に編集して。

499 :森崎名無しさん:2011/08/22(月) 18:49:47 ID:5QHXcgFI
B

500 :森崎名無しさん:2011/08/22(月) 22:51:24 ID:???
灯里「寝てる最中に、一定の距離内に入られると…私、無意識に『やっちゃう』んです。
 多分死なないでしょうけど、結構血まみれになると思うので気をつけてくださいねー。」

原素子「寝ている最中に、一定の距離内に入られると…私は、無意識に『殺ってしまう』のだ。
 多分死ぬだろうが、それに加えて結構血まみれになると思うので気をつけるように。」

謙信ちゃん「…寝ている最中でも、一定の距離内に入られると…我は、無意識に『やってしまう』。
 多分死なぬよう手加減など出来ぬと思うが、運が良くとも血まみれになるであろう故、注意召されよ。」
??「寝てる最中に、一定の距離内に入られると…私、無意識に『ヤっちゃう』んです。
 多分枯れるまで放さないでしょうけど、結構(私の出血で)血まみれになると思うので気をつけてくださいねー。」

…他意はない

501 :森崎名無しさん:2011/08/22(月) 23:52:43 ID:???
それ原さんじゃなくて芝村じゃないかw

502 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/23(火) 01:56:11 ID:???
んー。中の人が小さい時。セブンイレブン登場時(営業時間が0700〜2300までだった頃)。
コンビニのトイレって客が使うものじゃなかったんですよね…(頼めば貸してくれたでしょうが)。

しばらくして。ファミマだかローソンだかが「今後はトイレ自由に使っていいですよ」って、
わざわざTV-CMで広告してたのをぼんやり憶えてます。
中の人はそれで、コンビニでトイレ使うって意識がなかったんでしょうなぁ…。
今度、音姫探して使ってみようっと(まだこだわってる)。

-----

>>497 このスレではフラグを大量にブチ撒けます。でも初期案から外れる場合も多いので注意されたし。
 一貫して貫いたのは、あおいちゃんくらいでしょうか。後はけっこう「その時の気分」なんで…。

>>498 すっかり忘れてました…。後付設定。あのビデオは連邦軍が、何か奈々のプライベート映像が欲しくて。
 ハマー側から売り込んだわけではない、と…。

>>500 …他意、ありすぎでしょwww

>>501 それっぽいですな。(このスレの)原さんは「意識して」殺したがるタイプだから。

 しかし女らしい女が誰もいないことに、今更愕然としました。
 メカ沢とか叶親は、ある意味やある部分が男らしいんですが…

503 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/23(火) 01:57:56 ID:4MMQpvrI
B:ワールドがブリッジにやってきた。
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 灯里がブリッジから出て行ったのと入れ違いで。ワールドがブリッジに上がってきた。
ワールド「んー、久しぶりぃ」
ブライト「ああ、ワールドか。…お前、スタンドの射程距離とかどうなってるの?」
ワールド「ま、そんなことよりも。はい、持ってきたわよ」

ブライト「?」

 ワールドは高額紙幣を取り出して、ブライトさんに渡した。

ブライト「なにこれ?」
ワールド「募金だけど?」
ブライト「…なんの?」
ワールド「『新田くん救済基金』」

ミライ「(あぁ。そんなモノもあった気がするわ…)」
あおい「(新田くんって誰だっけ?)」
キバヤシ「(包丁を携帯している人間が、一番まともなことをしてるよ!)」

504 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/23(火) 01:59:51 ID:4MMQpvrI
瀬戸口「ワールドさん…。連邦軍には、新田くんなんて人は存在しない」
ワールド「え!? でも新人事では、砲術長にもなってるのに…」
瀬戸口「彼が出そうになると、カメラさんどころか音声さんもカットするんだ。
 これはもう、『存在しない』も同然だと言えるだろう」

ワールド「それじゃ私は、どこに募金すればいいの!?」
ブライト「そんなの適当なトコでいいんじゃない?」
ワールド「そこらの団体じゃ、中間搾取されて、本当に必要な人におカネが渡らないわ!」
キバヤシ「(なんでこのスタンドは、やけに正論を…)」

ワールド「私、『WB資金』にも募金してるわよ」
瀬戸口「っていうかワールドさん。なんでそんなに募金したがるのさ」

ワールド「色々あるけど。とりあえず個室が欲しいからかなー」
あおい「伊藤誠くんのトコに住んでるんだよね…(スタンド実体化をやめればいいのに)」
ワールド「あんな部屋に、いれるわけないじゃない!」
瀬戸口「(あ、ちょっと気持ちわかる)」

505 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/23(火) 02:03:03 ID:4MMQpvrI
ワールド「タカトシさんと二人きり、とかならいいけど。変態宇宙人とかワゴンの守護神がいるのよ!?
 普通の神経じゃ、あんなトコに住めないってば」
瀬戸口「…そうなのか、キバヤシ?」
キバヤシ「んー。個人的には、宇宙人が二人もいる時点で、なかなかいい物件(?)だと思うんだが…」

瀬戸口「(俺、あの部屋行ったことないんだよなぁ)」
あおい「伊藤誠くんの部屋って、今、どうなってるんだっけ?」
キバヤシ「誠と、ファーザーとオンナスキー。オプーナ。俺と、タカトシとハイネがいる」
ミライ「そんな人数が、一部屋に!?」
キバヤシ「しかもあの部屋、他より狭くて。四畳半もない」
あおい「うわぁ…」

ブライト「中の人がこの前Wii買ったから、ワゴンを探したんだけど、オプーナは売ってなかったらしい」
瀬戸口「それは『オプーナを買う権利』を持ってないからじゃないか?」

ブライト「日本のRPGはアメリカじゃクズ扱いされてる。少女が大剣振り回したり、主人公が弱々しいから」
瀬戸口「マッチョ信仰が強すぎるんだよ、ヤツらは。とりあえず筋肉は正義って考えだぜ?
 日本における、萌えやパンチラが正義っていうのと同じ考えだな」

ブライト「…だから俺は考えた。キャラが問題なら、オプーナをアメリカで売ったら大ヒットするかもしれないと!」
あおい「んー。キャラがユニーク、という評価はされると思うけど」

 意外とアメリカ向けな気がする。オプーナ。
 …ごめん、やったことないけど(買う権利がないから)。
 もう海外で売ってたら、さらにごめん。調べるの面倒だったし…。

506 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/23(火) 02:06:58 ID:4MMQpvrI
キバヤシ「『戦場のヴァルキュリア3』が発表された時、2chのスレ見に行ったら。
 『海外で売れてるんだから、発売はXBOXだ!』『PS3だろボケェ!』とやたら言い合ってたな。
 ところがPSPで発売と発表があった瞬間、お通夜モードになったがな…」

あおい「海外の戦ヴァルファンは、もっとお通夜ムードだったよ。
 そもそもPSPって、海外じゃバーチャルボーイ並みの死にハードみたいだし」

瀬戸口「動画見るのにはいいサイズだと思うんだけどなぁ、PSP」

ワールド「でも。ワゴンの守護神の異名は『ジーコサッカー』のほうが相応しいかも」
瀬戸口「しかしアレは、中身が換装されてSM調教…いや、なんでもない」
あおい「(アムロがいたら、食いつきそうなネタを…)」

ブライト「ジーコと友達の俺としては、ちょっと複雑な立場だけどな」
ワールド「知り合いなの?」
ブライト「うん。FCソフト『サッカー』で、俺、ジーコに勝ったぞ」
ワールド「へー。なんか凄いわね」
ブライト「ちなみに『ジーコサッカー』でも、対戦でジーコに勝った」
ワールド「ジーコって、ゲームは苦手なんだ?」

ブライト「それはわからん。…ソフトを投げて飛ばした距離で勝負したから」

 #『ジーコサッカー』には対戦モードが無いという致命的な欠点があるため。

507 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/23(火) 02:09:20 ID:4MMQpvrI
ミライ「……。瀬戸口さん。貴方、自分の立場、わかってらっしゃる?」
瀬戸口「え?」
ミライ「貴方が食い止めないと、ツッコミの最終防衛ラインは私なんですけど」
瀬戸口「し、失礼しました!」←敬語

あおい「(そう言えば。ツッコミ役が多いはずなのに、なんでボクも含めてグダグダになったんだろう…)」
 きっと進行さんのせいである。


瀬戸口「こほん。えーと、ワールドさん。それで貴方は結局、個室が欲しいわけ?」
ワールド「はい」
瀬戸口「今まで我慢してたんだから、もっと我慢してよ」

キバヤシ「いや瀬戸口。ワールドはほとんど、伊藤誠の部屋にはいないぞ?」
瀬戸口「え? じゃあどこで寝泊りしてるわけ?」
ワールド「色んな人のとこだけど。多いのは原さんのトコかな」

あおい「(包丁使い同士、通り魔同士、気が合うんだ…)」

ブライト「ところでさ。あの部屋の連中って、食事はどうしてるんだろう…」
ミライ「あ。彼らのぶん、いつも用意してないわよね?」

508 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/23(火) 02:11:29 ID:4MMQpvrI
キバヤシ「タカトシは人畜無害だから女性にモテる。よく食べ物をわけてもらってる。
 ハイネはジオン側に行って、何か食べてるらしい。時々、あっちで泊まってる」

あおい「じゃあ他の人たちは?」
キバヤシ「誠が弁当持って帰ってくるから、そこでバトルロワイヤル。
 最後まで立っていた者だけが食事にありつけるというルールだ。
 ちなみにトンカツ弁当だと、ファーザーとオンナスキーの戦闘力が跳ね上がる」

瀬戸口「(男塾で似たようなエピソードを聞いたような)」

キバヤシ「俺はブリッジ勤務だから、灯里さんの差し入れその他でなんとか生きていられるが…。
 …彼らはもうそろそろ、限界かもしれんな」

ミライ「餓死!? ガンダムで餓死なんて聞いたことないわ!」
ワールド「酸欠なら、結構ありますけどね…」

509 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/23(火) 02:13:16 ID:4MMQpvrI
キバヤシ「違う違う。トンカツが不足してるから、また暴動が起こるかもしれないんだ」

瀬戸口「またかよ!!」
ミライ「大至急、今夜のお弁当はトンカツ弁当に!!」

 いや、トンカツを運んでいってやれよミライさん…。

ワールド「ま、彼らが生きようが死のうが知ったことじゃないんで、私はどうでもいいけど。
 ねえねえブライトさーん、私に個室くださいな? 色々なおカネの工面とかなら、私できるし」

ブライト「んー、まあいいんじゃない?」

 それより、フィールダーの伊藤誠の生活水準を上げてやれよ、ブライトさん…。

キバヤシ「しかし伊藤誠も、フィールダーで収入あるんだから、食料くらい買えばいいのにな」
瀬戸口「全くだ。きっと、まだ余裕があるんだろう」

 みんな忘れていた。本当に、純粋に、単純に、忘れていたのだ。
 伊藤誠の口座は、ワールドの振り込め詐欺のせいで 凍 結 されていることを。

 #伊藤誠は、日々、バトルロワイヤルをしているようです。彼の接触プレイ能力がALL+1!

510 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/23(火) 02:15:08 ID:4MMQpvrI
-----
<誠の部屋>

 ファーザーの死体(死んでも生き返るけど)と、気絶したオンナスキーが倒れている。
 オプーナは、ワゴンから外に出るつもりはないらしい。
 タカトシは外で食事をしているようだし、ハイネはジオン側に行っている。

 今夜。この部屋で最後まで立っていたのは伊藤誠であった。

伊藤誠「ふぅ。今日は食事にありつける…」
 殴られて口の中を切ったせいか、今夜のハンバーグ弁当は血の味がした。

伊藤誠「……」

 …?

伊藤誠「…え? 僕の出番って、これだけ!?」

 進行さんがペース配分を間違えた結果と言えよう。

511 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/23(火) 02:17:06 ID:4MMQpvrI
<日常フェイズ…まだ続きます>
 だってメインマシンが復旧しないから(一週間くらいかかる?)。
 今のHDDの寿命も近いとも思うけど。WIN7って使いにくいし…。


【選択肢】→話が一向に進まないけど…
先に2票入った選択肢で続行。age進行推奨ですが、別になんでも構いません。

A:今日はトンカツ弁当だーっ!
B:瀬戸口が、木刀で女の子を殴ろうとしている!?
C:え? アルティメット帰宅部員は、お風呂に入らない?
D:なんでだろ。今日も調子いいなー。
E:コードネーム『ホワイトデビル』、降臨。
-----
今日はここまでー。

512 :森崎名無しさん:2011/08/23(火) 02:30:06 ID:IFNOpN8I
B
衝撃映像! …他もA以外は全部気になる…

513 :森崎名無しさん:2011/08/23(火) 09:27:48 ID:SODa2f3w
C
説明するのは本人?灯里ちゃん?キバヤシ?

514 :森崎名無しさん:2011/08/23(火) 10:44:27 ID:kx1Oz6NE
c
奈々の秘密が明らかに!?

515 :森崎名無しさん:2011/08/23(火) 20:56:21 ID:???
ブライトさん、オプーナは海外でも発売されています

Release date(s)
  JP November 1, 2007 (日本) ファミ通評価・・・31/40
  NA March 25, 2008 (北米) Metacritic(米のメディア総合情報誌?)評価・・・65/100
  EU September 2008 (欧州) Eurogamer(欧のゲーム情報誌?)評価・・・6/10

ちなみにEurogamerコメント→ "it's charming, strange and often fun, but too shallow and stretched out"
(意訳:「可愛らしくて奇妙で大体の所は面白い、ただ深みがなくて間延びする」)

だそうで、まあ大体合ってるかな
そして・・・ある意味衝撃の事実

「2011年5月19日発売のニンテンドー3DS用ソフト『DEAD OR ALIVE Dimensions』
 (コーエーとテクモは合併しコーエーテクモゲームスとなっている)には、
 登場キャラクター・ザックのコスチュームのひとつとしてオプーナコスチュームが登場している。
 なお、オプーナコスチューム時の台詞は「俺と戦う権利をやろう」など、やるオプーナに由来したものが多い。」

ガ板のオプーナスレに昔入り浸っていた一人として、これは不覚だ・・・!!
早速DOADの権利書を購入しなければ!

以上、出典:Wikipedia(日本語版・英語版)

516 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/24(水) 03:41:20 ID:???
今日は衝撃の事実が二つも!

会社のトイレのウォシュレットをよく見たら。ボタンの隣に空いているスペースが!
「おしり」「やわらか」「ビデ」のボタンの隣の部分。
普通の部分はプラ製で「硬い」のに。ボタンの隣の部分はゴム素材のようで「押せる」。押すと僅かにヘコむ。
女用のには、ここに音姫がついてるっぽい!? 男用のは、音姫機能をわざわざオミットしてあるのか!?
(機能を殺してるだけで、内部にスピーカーとかはついてるかも)
…なんかもう、TOTOの広報に電話したほうがいいような気がしてきた。


>>515
オプーナは既に海外進出を果たしていた!?
よくGOサイン出ましたなぁ…(翻訳とかするだけで、あまりカネかからなかったのかも)。

海外の情報誌(?)評価の数値も微妙なところ。65/100と6/10。「まあそこそこ」という感じなのだろうか。
でも「キャラ」は受け入れられたっぽい模様。もう少し作りこめば、ってとこでしょうか。
(権利書持ってないから、そもそもの内容を知らないけど…)

あとは任天堂のマリオゲームに招待されるのを待つばかりですな!
今やソニックとかがマリオと一緒にいるくらいだから、オプーナだって…!!

…今後、「原作」としてオプーナの価値が高まり、流通量がさらに絞られ。中古相場が高騰するかも!
「殺してでも奪い取る」レベルになるんじゃ…!
---
NHKアナ「本日。またもオプーナを目的とした強盗殺人事件が起きました」
解説「頻発していますね。しかし購入権利書の入手が困難なので、やむをえません。
 オプーナを所有している人は気をつけてください」

517 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/24(水) 03:43:08 ID:lTND5Xm2
>>512 将来、本気で女の子をぶん殴る瀬戸口の姿が見られるかもしれません(中の人が忘れなければ)。
>>513 灯里は気を利かせて黙秘したんで、本人ですな。
>>514 「ちょっとだけ」明らかになりますが、踏み込むのが怖い領域です。


C:え? アルティメット帰宅部員は、お風呂に入らない?
-----
 桜子は、灯里の言葉が気になっていた。
 『奈々さんは、アルティメット帰宅部員だからです』
 U-帰宅部員とお風呂。何か関連があるのだろうか。
 そういう素朴な疑問と。仲の良い奈々と女湯で会ったことがない事実と。
 『私の口からは言えないんで、どうしても、ってなら本人に聞いてみてください』
 灯里がそう言ったくらいだ。結構口が軽い(アムロ的な)アリーナは、いないほうがいいだろう。

 そういうわけで桜子は真意を確かめるべく単身、奈々の部屋の前へやってきた。
 呼び鈴を鳴らすが、いないようだ。
 …きっと『帰る』ために外出しているのだろう。
 もしそうなら、待ってればすぐ『帰って』くるはず。

518 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/24(水) 03:44:30 ID:lTND5Xm2
 そう考えた桜子の目の前の空気が揺らめき、テレマーク姿勢を取った奈々が突然、出現した。
 奈々の『あら?』という声が、その後に後ろから聞こえてくる。
 彼女が音速を突破してきた証拠である。

奈々「桜子さんじゃないですか。どうしたんです?」
桜子「たいしたことじゃないんだけど、ちょっと聞きたいことがあって」
奈々「はぁ。でも立ち話もなんですから、お部屋にどうぞ? 何もない部屋ですけどね」

 奈々の部屋は、かなり殺風景だった。リビングルームにまるで生活感が感じられない。
 一応テーブルと椅子はあるがテーブルの上には何も乗っていない。

 隣のキッチン。調理器具は、小さなフライパンと鍋だけ。
 あとはお箸とお皿、コップが1セット。それ以外は何もない。

桜子「モデルルームというか、引越ししたてな感じだね…」
奈々「私、食事とかにはあまり気を使いませんから…。でも、何もないってわけじゃないですよ」

 隣の部屋は、帰宅部の装備の保管場所になっているようだった。
 水や携帯食、工具や、各種装備(登山装備やレンジャー装備)などが整然と積まれている。
 ポツンとサッカーボールが置いてあるのが、場違いで 逆 に 怖 い。

519 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/24(水) 03:45:50 ID:lTND5Xm2
桜子「…ここも生活感がないわよねぇ。まるで倉庫みたい」
奈々「んー。寝室なら、ちょっと生活感はあると思いますよ」

 奈々の寝室には、布団もベッドもなかった。寝袋が置いてある。
 他には14インチの白黒テレビと、ベータのビデオデッキにバーチャルボーイ。
 初心者のサッカー入門書と、「砂漠の野球部」の単行本。確かに生活感はあるが、それだけである。

桜子「(刑務所や、帝愛の地下労働施設のほうが、設備が豪華な気がする)」

 ただ桜子は知らなかったが。
 伊藤誠の部屋は四畳半もないうえ、6人が詰め込まれているのであるが。

奈々「すいません桜子さん。お茶とかコーヒーとか出したいんですが、私、持ってないんで。
 コップなら一つあるので、お水でよければ…水道水ですけど」
桜子「いや、なんだか遠慮しとくわ」

奈々「ところで、なんです? 聞きたいことって」
 そう言われて、桜子は少し悩んだが…まあ女同士だし、ストレートに聞いてみることにした。

520 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/24(水) 03:47:20 ID:lTND5Xm2
桜子「ねえ奈々ちゃん。アルティメット帰宅部員って、お風呂に入らないの?」
 しかし奈々は首をかしげる。
奈々「え? 入りますよ、普通に。私も毎日、入ってますし」
桜子「そう…よねぇ?」

奈々「はい。…あ、でも、普通の人とはちょっと違いますけど」
桜子「何が?」
奈々「普段は。石鹸とかシャンプーは使いませんね」

桜子「え?」
奈々「『匂い』が身体についちゃうのが、イヤなんですよ。
 だから、おでかけの時とかじゃないと石鹸なんかは使いませんね」

桜子「匂いって…」
奈々「匂いがあると、風下の敵に発見されやすいからです」
桜子「…敵!?」

521 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/24(水) 03:48:47 ID:lTND5Xm2
奈々「はい。例えば…あれはベトナム戦争でのゲリラ戦から帰宅しようとした時のことでした」
桜子「(…奈々ちゃん、年、いくつよ!?)」

奈々「米軍の小隊と行動を共にした時だったんですが。彼らがシェービングクリームを使ってて。
 おかげで風下にいたベトコンに気づかれ、先制攻撃を受けました。
 小隊はほぼ壊滅。無事に逃げ延びたのは数人という有様。酷いものでした。
 軍隊で支給されてる迷彩ペイントにも、人工的な匂いがついてましたし。現場のことを考えてないんですよ。
 今でもたまに迷彩ペイントに匂いがついてる時があるので、顔には現地の泥を塗ったほうがいいですね」

桜子「うん…私の人生では役に立たない情報、ありがとう」

奈々「ですから帰宅途中では、まあ汚くなっちゃいますが。帰ってきたらシャワーとかお風呂とか入ります。
 基本が石鹸を使わないんで、少し入浴時間が長くなっちゃいますけど」

桜子「なんだぁ。アルティメット帰宅部員も、普通にお風呂に入るんだ」
奈々「そりゃそうですよ。…誰です? 変なこと言い出したのは」
桜子「灯里ちゃん」
奈々「灯里さんが? んー…なんででしょうね。U-帰宅部員も、普通にお風呂に入りますけど…」

522 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/24(水) 03:50:09 ID:lTND5Xm2
桜子「ふーん。U-帰宅部員はお風呂に入らない、みたいなこと言ってたわよ。だから女湯に来ないって」
 桜子がそう言った瞬間だった。

奈々「ぇぁ」

 奈々が、言葉にならない声を出した。

桜子「…どしたの?」
奈々「い、いえ。なんでも…」

桜子「やけに狼狽してるけど…」
奈々「そ、そうですか? それより灯里さんは、他に何か言ってました?」

桜子「どうだったっけかなぁ。プールには普通に来るはずとか、どうとか」
奈々「……」
桜子「でも考えてみれば、私たち同じシフトなのに、女湯で奈々ちゃんのこと見かけたことないのよね」
奈々「いえ、その。銭湯とか私、苦手で…。ほら、他人に裸見られるのって、恥ずかしいじゃないですか」

桜子「でも女同士だよ? まあ個人の好き嫌いだけど。
 …あれ? でも灯里ちゃんは、『U-帰宅部員だから』って言ってたわ?」

奈々「…あの、桜子さん。…その話、広めないでいただけませんか?」
桜子「え? そりゃいいけど」

523 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/24(水) 03:51:44 ID:lTND5Xm2
奈々「その。体質もありますし。U-帰宅部員の全員が全員というわけではないですけど。
 でも私の場合、その。ちょっとした事情が」
桜子「?」

奈々「私が、普通の女子高生になりたい理由の一つなんですけど…」
桜子「???」

奈々「私、いつまで経っても子供っぽいし」
桜子「(そうかなぁ…?)」

奈々「将来は素敵なレディになりたい、っていう願望だって、ちょっとくらいあります。女の子だもんッ!」
桜子「そりゃ、わかるわ」

奈々「あの…。桜子さん。誰にも言わないって約束してくれます?」
桜子「え? うん…」
奈々「笑わないでくれます?」
桜子「まあ…」

524 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/24(水) 03:52:57 ID:lTND5Xm2
奈々「あと。音声さん。ちょっとお願いできます?」

 ……。

奈々「…実は私。『ピー』ないんです…」


桜子「 え 」


奈々「あ! 桜子さん今、きっと心の中で嘲笑ったぁ!!」
桜子「笑ってない笑ってない!! ちょっと驚いたというか、なんというか」

奈々「どうせ私は、普通の女子高生じゃないですよッ…!」


 …奈々、マ ジ 泣 き 。



525 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/24(水) 03:54:25 ID:lTND5Xm2
桜子「違うってば、落ち着いて」
奈々「うー…」

 必死でなだめる桜子と。本気で泣いてる奈々と。 
 ぼんやりと、桜子は頭の中で整理する。

桜子「…でも、それってさ。体質とかじゃないの? 帰宅部員と、何か関係あるの?」
奈々「(グスッ)…帰宅部員は、障害物に対する回避能力が高いんです」
桜子「うん」
奈々「エクストリーム帰宅部員なら、さらに回避能力は高いし。
 アルティメット帰宅部員なら、もっともっと回避能力は高いです。かつ、死んでも生き返ります」

桜子「そんな感じよね。でもそれが、『ピー』ないのと、どういう関係が?」

奈々「優秀なU-帰宅部員であればあるほど、怪我をしません。例えばスルーの名手、シャクティさんとかも」
桜子「うん」
奈々「優秀なアルティメット帰宅部員は、怪我をしないんです」
桜子「うん」
奈々「優秀なアルティメット帰宅部員は、怪我をしないんです」
桜子「うん」
奈々「優秀なアルティメット帰宅部員は、怪我をしないんです」
桜子「うん。…だから?」

奈々「…怪我をしないんです」

 一瞬の静寂の後。

 …桜子、大   爆   笑 。

526 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/24(水) 03:56:08 ID:lTND5Xm2
奈々「笑ったぁ! 桜子さんに笑われたッ! うわーん!!」

桜子「ごめん、ごめん! 違うの! ごめん!」
奈々「笑われたーッ! やっぱり笑われた! ひどいよー! わーん! 死んでやるぅ!」←生き返るけど
桜子「ごめん、違うって! ホントごめん!」
奈々「うぅぅぅぅ…!」

桜子「ごめん! だって、理由が理由だもん。それ体質じゃなくて、そ ん な 理 由 なわけ!?」

奈々「切実なんですよー! あーん、ひどいよー」
桜子「ごめんってば! でも違うの! そ ん な 理 由 だったから、つい笑っちゃって…」
奈々「ぅわーん! やっぱり私、おかしいんだー! あーん!」
桜子「笑ったわけじゃないのよ? 絶対誰にも言わないわ! 約束するから! だからごめん!」

527 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/24(水) 03:57:57 ID:lTND5Xm2
-----
桜子と奈々。彼女らの会話で、何があったのか。
…中の人は読者サービスなどするつもりはありません。
桜子と、何よりも奈々の意思を尊重したい。
今のところ。これ以上、何も説明するつもりはありません。
わかった人だけ、わかればいいんです。

#能力値ほか、特に変化はありません。ハズレ選択肢とも言えるでしょう(桜子と奈々の距離は近づきましたが)。
でも一部の人にとっては、数字とか勝敗だとか、そんなことよりも大事なものを手にしたかもしれません。
それでいいじゃないですか。世の中、勝ち負けだとか数字や成績だけが重視されますが。世知辛い。

#どうしても知りたい人は、誰かに更なる調査の依頼の選択肢を選んでください。
でも桜子と灯里は、口を割らないでしょう。

528 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/24(水) 04:01:33 ID:lTND5Xm2
<日常フェイズ…まだ続くのか>
 話が進まないけど、結構どうでもいいことに気がついてしまった。
 困るのは進行さんだけだ。


【選択肢】→次のお題!
先に2票入った選択肢で続行。age進行推奨ですが、別になんでも構いません。

A:ゲリラ側に行った元祖WB隊たちの風景。
B:え!? 灯里とハマーが楽しそうに会話をしているぞ!?
C:原さんとワールドの刺殺コンビが、メカ沢の報告書を提出。
D:以前、話題に上がった桜子らの『三匹が斬る』作戦の進捗状況。
E:桜子と奈々の会話が気になるよ! 誰か、詳しく調べて!(桜子:奈々の能力値その他は変化しませんが)
-----
今日はここまでー(酒飲んでウトウトしてたら、こんな時間に…。睡眠時間、ナポレオン並みだよ!)。

529 :森崎名無しさん:2011/08/24(水) 07:30:26 ID:3IahsPIU
B

530 :森崎名無しさん:2011/08/24(水) 08:21:39 ID:Af1N1F5k


531 :森崎名無しさん:2011/08/24(水) 13:21:32 ID:???
私は……これまでの倍、奈々を愛すだろう……!

532 :森崎名無しさん:2011/08/24(水) 14:51:37 ID:???
奈々ちゃん…男のGHとは違うんだから気にしなくていいのに
むしろ「ない」方が好きな男だって(女も)いるそうだぜ?

533 :森崎名無しさん:2011/08/24(水) 15:52:48 ID:???
心の準備なしでいきなりドーン、だと一瞬引くかもしれないけどねw

534 :森崎名無しさん:2011/08/24(水) 18:46:48 ID:???
ハズレ選択肢じゃなく、大当たりだー!
そう、俺は数字なんかよりよほど大切なものを手にいれた!
色々スペック高いぜ奈々!

535 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/25(木) 04:15:40 ID:???
あぁ、良かった。「まるで意味がわからない」とか「幻滅したッ!」とかが多くなくて。
(そういう場合はそもそも書き込まないか…)
本音を言うとなんか色々と書きたいんですが、『あぼーん』怖いし…。


>>531 『怪我なくとも夢がある!』…ちょっと名言っぽく言ってみました。

>>532 …上位互換? 普通の女性はカミソリ一つで奈々の状態になれますが。奈々は努力の余地がない、というか。

>>533 もし、なのは(19歳)がそうだったら。「こういうの嫌い?」とか平然としてそうです。
 いえ、撤回します。これ以上、なのはファンを敵に回したくないので(手遅れ)。

>>534 ある意味、超ハイスペック。奈々本人は嫌がるでしょうが…。
 キャスバル兄さん的にはどうなんでしょう。守備範囲に入るのかな。

536 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/25(木) 04:18:17 ID:7QvQslwE
B:え!? 灯里とハマーが楽しそうに会話をしているぞ!?
-----
<WB:食堂>
 基本、フィールダーはシフトが自由である。
 そんな彼らが、自然と一番多く集まる場所…それは食堂だった。

 ただそんな「自然」の中で、今朝はかなり「不自然」な状況が起きていた。

 常に集団から孤立する存在、ハマーと。
 常に集団に溶け込んでしまう存在、灯里と。
 正反対の二人が、向かい合った席に座ってお喋りをしながら食事をしていたのだ。
 業務内容の確認、というわけでもなく。普通の雑談を、しかも楽しそうに。

灯里「24時間護衛なんて、普通の人にはできません。ハマーさんは凄いです」
ハマー「まあ拙者ほどの忍者になると、そのくらいの任務は朝飯前でござる」
灯里「直接戦闘じゃなく、情報収集。忍者さんにしかできません。
 どんな戦術も、どんな戦力も、情報次第では有効に活用できません。だから忍者さんはとっても凄いんですー」
ハマー「え、そうなの? …いや、そんなの当然でござるからな。
 拙者を不当に低く見る輩が多い中、灯里殿は見る目があるでござるなぁ」


ブライト「(なあアムロ。灯里とハマー、どうなってるんだ?)」
アムロ「(知りませんよ。そもそも僕は人間関係より、パンツとかのほうが重要なんで)」

537 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/25(木) 04:20:09 ID:7QvQslwE
桜子「(急にどうしたのかしら、灯里ちゃん。ハマーなんかとつるんでも、メリット何もないのに)」
奈々「(でも灯里さんのことだから、何か考えがあるのかも。灯里さんは恐ろしい人ですから…)」

アリーナ「(…恐ろしい? 奈々ちゃんがそう思うの?」
奈々「(そりゃ、思いますよ…)」

アリーナ「(私らの中で奈々ちゃんが一番、毛 が 生 え て る のに)」

奈々「」
桜子「」

アリーナ「(…あれ? 私、何かヘンなこと言った?)」
桜子「(な、なんで急に、毛 って…)」
アリーナ「(ほら。大気圏を突破した時とか。あんなこと、心 臓 に 毛が生えてなきゃできないわよ?)」

桜子「(あ、ああ。そういう意味…)」

 つーっと。ひとしずくの涙が、奈々の瞳からこぼれた。

アリーナ「(え!? 奈々ちゃん、なんで泣くわけ!?)」
奈々「(い、いえ。別に…)」
桜子「(アレよ、ほら。目がゴミに入ったとか、そういう!)」
アリーナ「(目がゴミに…? 器用ねぇ…)」

538 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/25(木) 04:21:53 ID:7QvQslwE
 ハマーと灯里、二人は食事が終わったらしい。それでも親しげに会話を続けている。

灯里「あ、でもでもハマーさん。私と話してて、忍者さんとしてのお仕事は大丈夫ですかー?」
ハマー「そうでござるな…。名残惜しいが、次のミッションに向けて準備もせねば。
 それでは灯里殿。アディオスでござるYO!」
灯里「ばいばーい☆」

 ハマーが、やけに浮かれた軽い足取りで食堂から出て行くと。途端に食堂がザワつき始めた。

絶望先生「なんだか、いつものハマーさんらしくないですね」
ヤムチャ「事情は知らないが、やけにムカつくことだけは確かだな」
叶親「俺なんか、殺意すら覚えるほどにムカつく」
ヤムチャ「もしかして盗撮した時、実は灯里さんの弱味でも握れる映像を撮ってたとか」
ブライト「いっぺんシメとくか?」
ハイネ「まあまあ。全力で見逃してやってもいいだろう」

 すると。食後のお茶を飲んでた謙信ちゃんさん閣下が、ポツッと呟いた。
謙信「しかし、ここ数日。艦内の邪気が少ない」

桜子「あ、そうそう! なんだか最近、私、調子良くってさぁ」
奈々「言われてみれば、私もですね」
アリーナ「うんうん。身体が軽い感じがするのよ。なんでだろ」
あおい「士気が高い、ってわけでもないのにね」

539 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/25(木) 04:23:08 ID:7QvQslwE
 だが、そう思ってない人もいるようで。

メカ沢「そうかぁ? 確かにここ数日、大きな騒ぎもないが。そんなに変わったかな」
伊藤誠「僕は大差ないと思いますけどね。アリア社長なんか、逆に寂しそうだし」
アリア社長「ぷいにゅ…」

原素子「うーん。ストレスを感じないってのはあるけど。おかげでここ数日、人を刺してないわね」
桜子「(ここ数日って…そんな頻度で刺してたの!?)」

なのは「私は、いまいち夜に燃えないです。普段はイライラを、フェイトちゃんにぶつけてるんですが。
 どうもここ数日は、激しいプレイをしてなくて。それで逆にフェイトちゃんが泣いちゃって。
 『なのは様、私に飽きてしまったんですか!?』って、思いつめちゃってたくらい」
桜子「(なにやってんのよ、9歳児!)」

灯里「…はひっ、タカトシさんからの電報です! 『ってかフェイトちゃんって誰!?』だそうです」
あおい「(確かに知らない人だけど。でもなのはちゃんの関係者ってだけで、なんとなく想像つく)」

540 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/25(木) 04:25:01 ID:7QvQslwE
桜子「っつーか灯里ちゃん。最近、ハマーと仲いいよね? 何かあったの?」
灯里「別に、仲良くはないですよー?」
あおい「親しげに話してたけど」
灯里「それは、私から親しげに話してましたから。ちょっと色々と考えてることがあるんですよー」
桜子「考えてること?」
灯里「『邪気』についてです」
メカ沢「…男塾の三号生のか!?」

絶望先生「それは『邪鬼』」

灯里「うまくいけば、皆さんにとってプラスになるかも…と思ったんですが。色々難しいですねぇ」
桜子「なんだかよくわからないけど、灯里ちゃんは調子悪いんじゃない? 疲れてるっぽいけど」
灯里「はひ。疲れてます。でも今は(メインPCが復旧してないから)ヒマですし。試しておくのもいいかな、って」
桜子「ふーん。…ま、無理しないでね」
灯里「ありがとうございますー」


---どうやらここ最近、艦内の空気が『おかしい』ようです---
 #灯里が何か、試行錯誤しているようですが…。

541 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/25(木) 04:26:32 ID:7QvQslwE
<相変わらず日常フェイズ…>

お酒飲んで軽く寝てると、時間がなくなって自転車操業になる事実。

【選択肢】→色々な風景
先に2票入った選択肢で続行。age進行推奨ですが、別になんでも構いません。

A:ゲリラ側の訓練風景。タカトシ、茫然自失。
B:トンカツ弁当争奪戦が、今、始まる…。誠の部屋で。
C:中原 岬、裏社会の異常に気がつく。流通がおかしい?
D:清楚な一人の女の子を。武器を持って取り囲む多数の男性…。その真意と結末は!?
E:ハマー。ミッション、再び(女性名を併記すれば、ハマーはそちらの情報収集に向かいます)。
 #女性の情報収集に関してはハマーは通常以上の能力を発揮しますが…もとがもとなんで、過剰な期待は禁物。

-----
今日はここまでー。

542 :森崎名無しさん:2011/08/25(木) 10:18:07 ID:Z4iHdL66


543 :森崎名無しさん:2011/08/25(木) 10:20:31 ID:t3BGHgIY
C

本日のツッコミ
1.しれっといるんじゃねぇハイネ、全力でスルーする所だったぞ
2.何故アリア社長が寂しがるんだ一体、灯里さんをハマーに盗られているからか?
3.ブライトさん、「天然」と「養殖」では全然違うそうですよ、そこは怒っておきます!
  (胸が硬くてひんやりしてたサービス業の方に当たった経験者は熱く語る)

544 :森崎名無しさん:2011/08/25(木) 11:15:25 ID:???
邪気(カオス度?)をエネルギーに変換する人たちもいるからね、この艦w

545 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/26(金) 03:27:53 ID:???
>>543 
1.あの人って結構マジメで。「(派遣元の)就業時間内」なら、ちゃんとしてるみたいです。
 エースだし経験も軍事知識も豊富なので活用できるはず。…瀬戸口のトコに行ったほうが確実なんですけどね。

2.そんな感じです。灯里が「抱っこ」してくれてないし、普段は一緒の食事も、今は別々なので。
 今現在WB内では何故か「調子良い人」「ムカついてる人」「普通の人」がいますけど。アリア社長は別枠です。

3.まあ、モノのたとえですよ。不特定多数の人や『あぼーん』に配慮した書き回しの結果です。
 「天然」と「養殖」が違うのは当然ですよカテジナさん!
 パッと見で萌えても、養殖モノで剃った跡とかあったら、 萎 え る じゃないですか!!
 いえ、自分、至ってノーマルなんで。書いてて意味がわからないんですけど。ゴーストがそう囁くんで…。

 (ところで。そんなサービス業の方と巡り合うのって…かなりレアな気が)


>>544 そこらへん、都合よくコントロールできないかと灯里が試してる最中ですね。…考えると凄いなぁ、灯里。

---
 ところで読み直して気づいたんですが。ハイネって、なのはを「捜してた」ような…。
 なのは39歳モード(だっけ?)の状態しか知らなかったんでしょうか。
 それでオレンジ仲間のアリスと話が噛み合ったんでしょうか。
 …その場の勢いだけで色々書いたり設定すると、辻褄が合わなくなる典型です。
 こういう時。後で強引に紐付けることも多いんですが。ハイネのことなんて、また忘れそうだったし。
 今回は、全力で見逃してくれただけかもしれない、という曖昧な状態にしておきましょう…。

 あ。さらに気づいちゃった。原さんって、ハイネを刺したがってたような…。

546 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/26(金) 03:29:30 ID:zGpCeIGI
C:中原 岬、裏社会の異常に気がつく。流通がおかしい?
-----
 中原岬。すっかり郵便配達員の役割になっているが。
 一応、今現在。彼女が『裏社会への受付窓口』である。
 (コードネーム『ホワイトデビル』は、滅多に姿を現さないため)

 いや。よく考えたら彼女はWB隊とほとんど接点ないな。
 …だからか! こいつが郵便配達しかしてないのは!

 ともあれ中原岬。彼女は最近の配達事情の異常さに、気がついていた。
中原 岬「(妙な依頼が多いわね…。MS<ルナのザク>とか、別世界から運ぶよう言われるし)」

 これじゃ身も心も、もうすっかり郵便の人じゃないか…。

547 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/26(金) 03:31:26 ID:zGpCeIGI
中原 岬「(あ、違った。ちょっとヘンなことがあったんだよね)」

 彼女は『師匠』に教わっていた。需要と供給のバランスが崩れると、相場が影響を受けると。
 例えば『白い粉』だ。今は、顕著な値段の変動もなく、まあまあ普通に流通している。
 ただ昔や他の地方に比べて若干、相場が高いそうだ。供給が絞られているかもしれない、とのことだった。


 そう言えば最近、ティアナとかいう女が大量の『白い粉』を持っていて、警察にパクられた事件があった。
 聞いた話で裏を取ってないが、あれだけの量を個人で集めたのだからティアナは有能なのだろう。
 しかし。それにしては簡単に捕まりすぎている。…無能なのだろうか?

 『ティアナ』。そんなコードネームや異名、本名、あるいはスラングは裏社会では聞いたことがなかった。
 『師匠』はそのことに対し「本当の姿が見えないから、少しピリピリする」という表現を使っていた。
 中原岬には、まだその真意がわからない。

 そんな『師匠』だが。以前、コードネーム『ホワイトデビル』という存在のもとで。
 近隣の『白い粉』をほぼ一手に掌握し、莫大な利益を得たことがある。それは伝説になっているほどだ。

548 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/26(金) 03:33:13 ID:zGpCeIGI
 そして最近。
 ほんの一時期だったが、一部の『魔弾丸』が、やけに値上がりしていた時期があったのだ。
 魔弾丸自体は、別に違法なものではない。だから普通では考えられないことだった。
 そしてその値上がりも、もうほとんど元に戻っている。

中原 岬「(何かの前兆だったのかしら。…まさかね)」

 疑問に思って師匠に相談してみると。彼はその事実を知っていて。中原岬に言葉をくれた。

 「『気づいた』事実は評価できる。次は『切り分け』をするようにね。
 値上がりしたのは『全ての魔弾丸』ではなく『一部の魔弾丸』だっただろう?
 君はそこで、『どんな魔弾丸』だったかを調べておくべきだった。それと、値上がりした時期と元に戻った時期。
 それがわかれば、そこから何か推測ができるかもしれない。それは後々、何かの役に立つかもしれない」

 「でも、魔弾丸自体は違法なものじゃないですよね。そういうのにも気を配るんですか?」

 「極力、ね。例えば包丁は違法じゃないし、料理にも使えるが。人を刺すこともできる。
 鋭利なナイフやメスは人を殺すこともできるけど、外科手術での治療には必須だ。
 誰が何の目的で使うかは知らないし、推測が外れるかもしれないけど、できるだけ情報は持っておくべきだ」

549 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/26(金) 03:35:08 ID:zGpCeIGI
中原 岬「(ティアナの逮捕。そして一部の魔弾丸の高騰。どっちも、このスレになってからの出来事だ。
 何か関連があるかもしれないわ。何かのついでで、調べておいたほうがいいかも)」


 実際、ティアナの逮捕によってナンカツシティ最大の『白い粉:供給源』は潰れ。
 警察の動きや捜査はかなり甘く、鈍くなっているのだ。おかげで中原岬も、裏社会では動きやすくなっている。
 …そのわりに『白い粉』の値段が、あまり変動していないのは不思議だったが。


中原 岬「(本人に聞けばわかるわよね。ティアナを見つけたら、気絶させて監禁して拷問、自白剤も使おうかな。
 原理だけ教わって、まだマスターしてない『シャリバンクラッシュ』の実験台にもなるし)」


 …ティアナ、 大  迷  惑  。



550 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/26(金) 03:37:22 ID:zGpCeIGI
中原 岬「(ティアナから押収された『白い粉』って、混ぜ物が多くて品質が悪いものだったらしいし。
 そんな粗悪なモノを高い値段で売ってたなんて、酷いヤツみたいだし。
 ちょっとくらい痛い目にあったって、自業自得よね!
 それに今、出回っている『白い粉』は品質が良いモノみたいだから…。
 …うん。むしろ、ティアナをぶっ転がしちゃったほうが、喜ぶ人が多いかもしれないわ!)」

 何故なのだろう。ボタンの掛け違えというのだろうか。
 あるいは、これが人間…オールドタイプの限界なのだろうか。
 最初の些細な出来事が、一人の魔法少女の人生を大きく狂わせてしまうことになろうとは。


 …一番大きな原因は、 な の は と関わってしまったことだろうけども。


 (中の人も普段は忘れているが。WBは、ガンダムやデータをジャブローに送り届けることが目的ではない。
 なのはを男塾に送り届けることを目的として、わざわざ地球に降下してきているのである)


 さて。ティアナのことはともかく。
 まず中原岬がしたことは…ホームページ(通販)の更新であった。
 この人、本当に裏社会の人なのか、少し不安になってくる。

 #通販が復旧、かつ新商品が入荷されました!
 ・また、ある種の魔弾丸の相場が、一時期大きく変動していたことがわかりました。

551 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/26(金) 03:40:28 ID:zGpCeIGI
<特殊:日常フェイズ>

 さて。WB隊の日常(?)風景が続いてきましたが。
 ここらでジオン側も見てみたい欲求に駆られました。
 ジオン側はもともとキャラ数少ない上に、キャラ立ってない(使い捨て同然)の人も多いので。
 誰を選んでも、だいたい、他の人も出てくるでしょうけど…


【選択肢】→ジオン側(ガウ内部)の風景
先に2票入った選択肢で続行。age進行推奨ですが、別になんでも構いません。

A:ルナマリア・ホーク(…全裸!?)
B:ハイネ・ヴェステンフルス(…指導!?)
C:シャア・アズナブル(…性癖!?)

 #ハイネって、所属はジオン側じゃないんですけどね…。勝手に入り浸ってるだけで。
 ・どれを選んでも、能力その他は(多分)変化ないです。
-----
今日はここまでー。

552 :森崎名無しさん:2011/08/26(金) 08:01:42 ID:t+JtDQlU
B

553 :森崎名無しさん:2011/08/26(金) 09:45:24 ID:7vKcyTSw
aaa

554 :森崎名無しさん:2011/08/26(金) 10:03:19 ID:uJEVXCiM


555 :森崎名無しさん:2011/08/26(金) 11:32:53 ID:eeP7xtBU
A

556 :森崎名無しさん:2011/08/26(金) 12:04:23 ID:???
ポップの詰めた魔弾丸…地形と合わせると効果的となると…ラナリオンかベタン?

557 :森崎名無しさん:2011/08/26(金) 18:48:31 ID:???
みんな、なにかティアナに恨みでもあるのかとw

558 :森崎名無しさん:2011/08/26(金) 20:32:06 ID:???
あ、ブライトさん、私男ですけど
昨日何故か公衆トイレで音姫(実物)に出会いました!
・・・男子トイレで、ですからね!男子トイレでです!大事な事なので二(ry

当然押してみたのですが・・・何というか・・・
自然の清流音+カッコウの鳴き声が出てきてびっくり!
てか都会の公衆トイレであれが流れたら、
不自然過ぎて却ってイヤじゃないかと思わずにいられませんでした
女の人ってデリケートなんだか無神経なんだか・・・あ、今フィアンセの念波がt

559 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/27(土) 03:38:02 ID:???
>>556 企業秘密です。でもむしろ、ポップ本人を拉致ってきて詰めさせたほうがいい気もしますが。
>>557 (なのは以外)誰とも面識ないんですけどねぇ…。

>>558 きっと「男女平等」を理解し、ついに田嶋陽子が動いたんですな!

 ってか、もしウォシュレット内蔵タイプなら、わざわざオミットする意味がわからんのですよ。
 今の時代、メモリ容量とかの製造コスト面では大差ないだろうし(別ラインにしたほうがカネかかりそう)。
 電気もメモリもプログラムも「ある」んだし(ノズルの初期位置設定とかは違うかも、だけど)。
 ここ数日は、スイッチ殺してるだけ(スピーカーや機能は生きてるんじゃ)、と思うようになりました。

 ところで、ひょっとして。女性トイレって、かなり「うるさい」んじゃ…。
 多分、カモフラージュのために「大小」関わらず音姫使う人も多いだろうし。
 リンクさせて、二人以上が音姫使ったらハーモニーになる、というアイデアでTOTOに入社できないだろうか…。



 …一方ロシアは、ラジオを流した。

560 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/27(土) 03:39:55 ID:dI3NuAjA
A:ルナマリア・ホーク(…全裸!?)
-----
ルナ「シャア少佐。買ってきましたよ、ドクターペッパー。また都市の中央部まで行きました…」
 よろよろと、疲れた様子でルナマリアが部屋に入ってくる。まあいつものことである。

シャア「ん? ああ、もういいや」
ルナ「え」
シャア「通販で頼んだら、3秒で届いた」
ルナ「(買い溜めしときなさいよーっ!!)」

 以前、痛い目にあっているのに怪しい通販を使うあたりは、キャスバル兄さんらしくて好きだ。

シャア「ところでルナ」
ルナ「なんですか?」
シャア「脱いでくれ」
ルナ「な、なんですか急に! さすがにセクハラで訴えますよ!?」

561 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/27(土) 03:41:56 ID:dI3NuAjA
リカルド「シャア少佐…。私はてっきり、少佐は幼女にしか興味がないのかと思っていましたが」
シャア「基本は、そうだ。実は、俺もルナの裸なんてたいして見たくもないし」
ルナ「(あ。なんか侮辱された気がする…)」

シャア「しかしルナ。今現在、非常にマズいんだ」
ルナ「…少佐の立場が、ですか?」
シャア「いや。選択肢的に。『全裸』って書いてあるんだから、全裸の人間が出なきゃダメだろ!?」
ルナ「そんなことだったら、シャア少佐が全裸になればいいじゃないですか!」

シャア「それで誰がトクするんだよ!!!」

 シャア、ブチ切れる。

シャア「どうせ裸の描写が出るなら、中 の 人 が 書いてて楽しいほうがいいだろ!?」
リカルド「今、ジオン側にいる女って、他にはニナとイセリナだけですし!」
シャア「モチベーションを考えろっての!!」
ルナ「あ…明らかに消去法で私じゃないですか!」

562 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/27(土) 03:43:34 ID:dI3NuAjA
シャア「だいたい女って優遇されてんだよ! 音姫ついてるらしいし」
ルナ「音姫…? 男子トイレのことは知りませんけど。そっちのほうが高性能なんじゃないんですか?
 だって女子トイレのはそんなに音質良くないですよ。スピーカーはせいぜいBOSEだし」

シャア「……」
リカルド「……」
ルナ「…?」

シャア&リカルド「「ふざけんなぁぁああああ!!」」

ルナ「ひゃぁあああ!!」

 ジオン側の最大の弱点。
 それは突っ込み役が存在しないことである。


ルナ「と、ともかく! 私は脱ぎませんからねっ!」
シャア「選択肢はどうすんだよ!!」
ルナ「だから、シャア少佐が脱げばいいでしょ!」
シャア「選択肢はお前を指名してんだって!」
ルナ「イヤなものはイヤです!!」

563 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/27(土) 03:45:16 ID:dI3NuAjA
 その部屋から立ち去ろうとするルナと、彼女の肩に手をかけるシャアと。

 だが。
 次の瞬間だった。
 ルナが部屋のドアを開けると。

 眼前に、一人の日系ブラジル人がいた。

 当然の如く、全裸で。

 完全な無表情。
 濃い胸毛。
 そして、彼が発する圧倒的な威圧感。
 身動き一つせず、腰に手をやり仁王立ちしている。
 前を隠そうともせず、むしろ、どことなく誇らしげに。それでいて無表情。


 …ルナは、部屋のドアを閉めた。


564 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/27(土) 03:46:50 ID:dI3NuAjA
ルナ「……」
シャア「……」

ルナ「…少佐。今、外に…」
シャア「ああ、見た。あれはまさか、神なのか…?」
ルナ「夢、ですよね。きっと…。そう、これ、夢オチよ!」
シャア「じゃあルナ、もう一回ドア開けてみてくれ。俺は離れてるから」
ルナ「イヤですよ!!」

リカルド「少佐ー、ルナマリアさん、どうしたんです? 何かあったんですか?」

シャア「あ。…なあリカルド。ちょっとこのドア、開けてみてくれないか?」
リカルド「はぁ。構いませんが」
ルナ「(酷っ…)」

 シャアとルナは(無言で)壁際へと退避する。

 リカルドがドアを開けて…。…閉めた。

シャア「リカルド…。その…どうだった?」

リカルド「いえ…自分、何も見てません…」
 顔面蒼白になっている。

565 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/27(土) 03:48:59 ID:dI3NuAjA
シャア「幻じゃ、ないんだよな…」
ルナ「ひょっとして私たち、一生、この部屋から出れないんじゃ…」

シャア「そ、そうだ。ブリッジから誰かに助けにきてもらえばいいんだ!」
ルナ「そうですね! ブリッジ! 敵(?)の侵入があります! 索敵班は何をしているの!?」

 スピーカーからは、冷静な声が返ってくる。

ハイネ『安心しろ。正体不明で全裸の男を発見したが、全力で見逃した』

シャア「ふざけんな!! ハイネ、助けろ!! 緊急事態だ!!」
ハイネ『いや、でも、選択肢で 全 裸 って出てたし』
シャア「妙なトコで空気読むなよ!!」
ルナ「ホント、誰がトクするのよ!! 何も脈絡ないし!! どうやって収拾つけんのよ!!」

ハイネ『それは任せる。…そちらからのSOSサインは、俺が全力で見逃しておくし』

 スピーカーが、プツッと切れた。

シャア「ああああああ!!!」
ルナ「いやぁぁああああ!!」
リカルド「助けてぇえええ!!」

 阿鼻叫喚である。

566 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/27(土) 03:51:07 ID:dI3NuAjA
シャア「る、ルナ、お前がなんとかしろ!」
ルナ「いやですよ!! なんで私が!!」
シャア「選択肢でお前が選ばれただろうが!!」
ルナ「絶対、政府の陰謀とかよ!! 不意打ちすぎるでしょ!」

シャア「お前が脱がないから、話も進まないし、こんな事態になってるんだろうが!」
ルナ「私の責任じゃないわ!!」

リカルド「でも。もしかして。『ルナマリア』『全裸』ってキーワードをなんとかすれば…」
シャア「そう、そうだよな!! そうすれば!」
ルナ「確かに、あの 胸 毛 の 全 裸 がいる 必 然 性 がなくなりますね!!」

シャア「そういうわけだ。頼むルナ、全裸に、全裸になってくれ!」
リカルド「お願いします、ルナマリアさん!! 全裸に!」

 大の男、二人に。泣きながら『全裸になってくれ』と土下座されるシチュエーションは、あまりないだろう。

ルナ「わ、わかりましたよ!! 脱ぎます、脱ぎますから!! でも、場所はココじゃなくていいでしょ!?」
シャア「多分。…まあ俺は幼女にしか興味がないから、別に気にしないけど」
ルナ「私が気にするんですっ!!」
リカルド「でも…部屋の外には、あの、全裸の胸毛男がいるんじゃ…」
ルナ「けど、ここで脱いだら『あぼーん』でしょ!?」

567 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/27(土) 03:52:37 ID:dI3NuAjA
 一向に話が進まないかに思えたが。助けは、突然やってきた。
 例のドアが開いて、ごく自然に、ガルマが部屋に入ってきたのだ。
ガルマ「……。どうしたんだ?」

シャア「が、ガルマ!? ガルマぁぁあああ!!」
ルナ「た、助かったんですね、私たち!!」
リカルド「良かった…。あ、ところでガルマ様。部屋の外に、その、変なヤツはいませんでした?」

ガルマ「いや? 別に。ん…毛? 胸毛っぽいのが落ちてるが…」
ルナ「(やっぱり、夢じゃなかったんだ…)」

シャア「ところでガルマ。君はどうしてここに?」
ガルマ「いや…ちょっと電報が届いてな。タカトシって人間、知り合いか?」
シャア「どこかで聞いたような…」
ガルマ「『色々と困るんで、この部屋に行ってあげて』っていう電報。意味がよくわからないんだが…」

ルナ「ツッコミがこんなに大切なんて、知らなかったわ…」
ガルマ「事情は知らないが、確かに伝えたぞ?」

 ガルマは首を傾げて、戻っていった。

568 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/27(土) 03:54:27 ID:dI3NuAjA
ルナ「ふぅ…」
シャア「……」
リカルド「……」
ルナ「…なんですか?」

シャア「急いでくれないか?」
ルナ「え?」
シャア「まだ『ルナマリア』も『全裸』も、どっちも解決してないだろうが!!」
リカルド「このままじゃ、またこの部屋に閉じ込められますよ!!」

ルナ「え? えぇえ!? わ、わかりました。わかりましたよ! 部屋でシャワー浴びてきますから!」
シャア「頼むぞ」
ルナ「覗かないでくださいね」
シャア「ああ。興味ないし」
ルナ「(……)」

 釈然としないまま。ルナマリアは逃げるように自分の部屋へと走る。
 自分の部屋のドアを開けるのが、こんなに怖かったことはなかったが。
 ドアを開けても、もちろん誰もいなかった。

569 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/27(土) 03:56:39 ID:dI3NuAjA
 急いで鍵を閉めて。
 バスルームに入って。
 無造作にニーソックスを脱いで。
 ピンク色のミニスカ改造軍服を脱いで。

ルナ「あ、れ…?」

 そこで始めて気がついた。
 自分が泣いていることに。

 無性に哀しくなってくる。
 それでも、胸毛の全裸の日系ブラジル人が怖いから、服を全部脱いで。
 無意識にカーテンを閉めて、シャワーを出して。

 やっぱり、涙が出てきた。とまらない。
 なんでだろう。
 最初は、スカウトされたはずだったんだ。
 今のジオンはGK不在だし、紅一点だし。
 大人気、とまではいかなくても、多少は人気が出ると思っていた。待遇だって良くなると思っていた。
 なのに、いつも。
 いつもいつも。
 いつもいつも、いつも。
 貧乏クジばかり。

ルナ「ひどいよ…」

570 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/27(土) 03:57:52 ID:dI3NuAjA
 シャワーは、身体を洗うためではなく、涙を洗い流すために使った。
 ぼんやりと、カミソリを手にする。

ルナ「(死んじゃおっかな…)」

 誰か悲しんでくれるだろうか。
 そんなことを考えて、カミソリの刃を手首に当てる。
 ダメだ。ちょっと切った程度じゃ死ねない。動脈までいかないと。…自分にそんな、ある種の勇気はない。

ルナ「私。死ぬことも…できないんだ…」

 ぼんやり呟いた時。ルナの頭の中で『繋がった』。

 死ぬこと。そして死なないこと。
 キャラが立つこと。人気が出ること。待遇が良くなること。

 二番煎じなことは、わかってる。そもそも『本家』に勝てないことも、わかってる。
 それでも。
 そこに少しでも可能性があるのなら、賭けてみる!

 そう。カミソリは、手首を切るものじゃないんだ…!!

571 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/27(土) 03:58:52 ID:dI3NuAjA
-----
 先ほどの部屋で。
 ドクターペッパーを飲みながらシャアはノートPCで遊んでいた。
 もうすっかり、くつろいでいる

 何故かと言うと、大丈夫判定委員会から、Dサインが出たのだ。
 『ルナマリア』と『全裸』のキーワードを、クリアしたらしい。
 だから胸毛の全裸男は、もう来ないはず。
 …中の人だって書きたくないくらい怖いんだから。

シャア「今日は、幼女のパンツ売ってるかなー」

 ドアが開く音に続いて、リカルドが軽く敬礼した。
リカルド「お疲れ様です、ルナマリアさん。ありがとうございます!」
ルナ「いえ…」
リカルド「ん? ルナマリアさん、大丈夫ですか?」

572 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/27(土) 04:00:34 ID:dI3NuAjA
 その言葉でシャアは振り返る。
 そこには、いつもの格好のルナマリアがいたが。
 歩き方が、少し不自然だった。何か痛みを我慢しているような。

シャア「ルナ、どうかしたか?」
ルナ「いえ、別に…」

シャア「いつもと歩き方がおかしいぞ? どこか、怪我でもしたか?」


ルナ「怪我ないんですが…」


シャア「…?」



ルナ「ひ、ヒリヒリして…」



   ルナマリア・ホーク…がんばるっ!!


573 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/27(土) 04:02:35 ID:dI3NuAjA
<ブライト:プライベートフェイズ>

奈々「……」
桜子「ぅわっ、突然どうしたの奈々ちゃん? 不機嫌そうだけど…」
奈々「ネタにされた気がして」
桜子「?」
奈々「(私だって、修学旅行に行けなかったり、色々ツラいことがあったのにッ!)」


【選択肢】→久々にブライトさんフェイズ。(勝手に)ウロウロします。
先に2票入った選択肢で続行。age進行推奨ですが、別になんでも構いません。

A:疑問に思うんだ。「なんでニュースで、バール『のようなもの』とか、歯切れが悪いの?」
B:野球でさ。明らかな内野ゴロなのに、ファーストコーチがヤル気なく「セーフ」の仕草するのは、なんで?
C:シャアのとこに遊びに行く。胸毛は怖いが…怪我ない女性に会えるかもしれないし。
-----
今日はここまでー(なんかジオン側も楽しそうだったなぁ)。

574 :森崎名無しさん:2011/08/27(土) 04:18:28 ID:P8Ou4yNE
C
推しまくるぜルナマリア。中の人も人妻になったぜ。
ところで胸毛っぽい毛ってどうやって見分けてるんですかガルマ様…。

そしてロベルトは既にラスボスの風格を漂わせている。

575 :森崎名無しさん:2011/08/27(土) 06:23:29 ID:W92CF+AY
A

576 :森崎名無しさん:2011/08/27(土) 09:11:55 ID:dYgos3m6
B
そりゃあ体毛ってのは身体へのダメージを軽減するために自己防御で生やしているんだからな
アリア社長だって全身を剃られたら灯里ちゃんやマー社長の愛撫に耐えられなくなること必至だぜ?

それだけの覚悟があるんだろうなルナマリア!

577 :森崎名無しさん:2011/08/27(土) 12:10:12 ID:E8SFyYDQ
C

578 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/29(月) 03:06:25 ID:9p0n4miU
>>574 ルナはWBにいないタイプの女性なんで、書いてて楽しいですな。
>>576 一瞬「自殺」すら頭をかすめたくらいなので、かなりの決意でやってます。


C:シャアのとこに遊びに行く。胸毛は怖いが…怪我ない女性に会えるかもしれないし。
-----

ガルマ「(あれ? なんで連邦軍の制服が…)」

 ガウの中。ふらふら歩いている連邦軍の制服は、ブライトさんだった。
 そんな、敵勢力の母艦に行く時ぐらい、少しは変装しようよブライトさん…。

 ただあまりにも堂々としているので、みんなが不審がっても「誰かが通報済みだよね」と思ってしまう心理。

 ドアのチャイムを鳴らすと、そーっと、ドアが開いた。
 やたら警戒しているが、シャア・アズナブルである。

ブライト「やあキャスバル兄さん…何か怯えてる?」
シャア「あ、ああ。ちょっとな。最近、ドアを開けるのが怖くてしょうがないんだ…」

 その多目的ホールには、リカルドとルナマリアの姿もあった。
 せめて自室に呼ぼうよ、キャスバル兄さん…。

579 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/29(月) 03:08:07 ID:9p0n4miU
ブライト「なんか、あったの?」
シャア「聞いても信じてもらえるかどうか、わからんが…。
 この前。胸毛で全裸の日系ブラジル人と遭遇してしまって」

ブライト「普通の日系ブラジル人が風呂に入ったら、そうなるだろ」

シャア「違う! そんなレベルの胸毛でも、全裸でもないんだ!
 あの圧倒的な威圧感。存在感。仁王立ちして『当然』のごとく全裸…」

ブライト「そんな存在、俺は一人くらいしか知らないぞ?」

シャア「むしろ、知ってることに驚きを隠せない。どうやって逃げたんだ?」

ブライト「どうしたっけかなぁ。誰かを 生 贄 にしたことは覚えてるんだけど」
シャア「誰か、って…」

ブライト「あと、アジアン訛りで叫びながら尚敬高校にも出没したらしい。
 原さんの包丁をかわし、撤退していったそうだが」

シャア「原さんの包丁をかわしてる時点で、もう人間レベルじゃないだろ…」

ブライト「ああ。そこで 刺 殺 しといてほしかったんだがな」

580 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/29(月) 03:09:57 ID:9p0n4miU
シャア「ともあれブライトさん、座ってくれ。あと…リカルド、お茶をお出しして」
ルナ「あれ? お茶とかそういうのは、私の役目かと…」
シャア「お客様がいるわけで。女っけがなくなっちゃうのも寂しいでしょ」

ルナ「確かに 毛 がないのは寂しかったですね…。ヒリヒリするし」

シャア「え。…女っ気、って言ったんだけど」

ルナ「あ、ああ! そっちの! あははは…」

 ルナマリア、やたらに挙動不審。


581 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/29(月) 03:12:07 ID:9p0n4miU
ブライト「じゃあ兄さん。まずつまらない報告からだ」
シャア「おう」
ブライト「原作と違って。次の戦闘、WBはドーム球場に隠れないっぽい」
シャア「旧 広島市民球場に隠れるんだと予測していたんだがな…」
ブライト「狭かった のかもしれないな」
シャア「どう戦ってくるんだろう? この地方じゃ、いくらなんでも戦力差があるだろうに」
ブライト「それがさぁ。最近、芝村舞とかミライさんとか、教えてくれないんだよ。
 それどころか、詳しく聞こうとすると『何かあったの?』って不審がられるし」

ルナ「(普段、よっぽど仕事しない艦長なんだろうなぁ)」

 リカルドが運んできたコーヒーを、口にする。

シャア「じゃあ、こっちも報告。ジオン側から見てWBは俺が追っかけてるくらい『すっごい重要』っていう認識だ。
 あと秘密ロボとかいるかも、と上には報告してあるし。
 まあ…現時点での な の は が、既にガンダム以上の描写をされているんだが」
ブライト「それは、そっちのザクとかが弱すぎるんだと思う…」

シャア「一般兵は、必殺技やスキルはMS依存、ってしてたのに。生身で意外と強かったからなぁ」(チラッ)
ルナ「(え!? 私のせい!? 私のせいってことになってるの!?)」

ブライト「兵士の小銃とかが、意外と強かったし」
シャア「『ジオンはMSという秘密兵器のおかげで、連邦に喧嘩を売れた』という常識から、外れてきちゃうんだよね」

ブライト「ま、俺にとっては、試合とかどうでもいいんだけどね」
シャア「まったくだ。幼女の裸とかを想像してたほうが、よっぽどいい」
ルナ「(互いの軍は、こんな上官たちが率いているんだ…)」

582 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/29(月) 03:14:16 ID:9p0n4miU
シャア「ところでブライト。俺は最近、どうにかしてしまったのかもしれん」
ブライト「何かあったのか?」
シャア「男なら。誰しもが『性的レーダー』を持っていると思うんだが…」

 #性的レーダー…AVパッケージを見て、何故か借りたり回避したりする、経験が詰まった本能のこと。

シャア「それが狂ってしまったのか。ここ最近。WB隊のキャラが、何故か魅力的に思えて…!」
ブライト「なのはと、金髪ツインテール幼女以外に?」
シャア「奈々ちゃんだ。なんとなく、幼女っぽい気がして…」
ブライト「そう?」

 シャアの「感覚」を感じ取り、遠くの奈々がイラッとしたのは言うまでもない。

シャア「それどころか…このルナマリアでさえ幼女じゃないかと思えてくるほどなんだ…」

 大丈夫、キャスバル兄さんのレーダーは狂っていない。むしろ精密だ。

ルナ「(まさか『生えてるかどうか』だけが判断基準じゃないわよね…)」
 一概に否定できないけれど。

583 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/29(月) 03:15:31 ID:9p0n4miU
ブライト「ところでさー。ジオン側に『ティアナ』ってヤツ、いない? 無性に頭にきてんだけど」
シャア「いないよ。こっちも探してるんだ。大量の麻薬持ってて逮捕されてるらしいが。
 服役後、絶対に俺たちがぶっ転がす」

リカルド「(『俺・たち』!?)」
ルナ「(え!? 私たちも一緒になって、ティアナをぶっ転がさなきゃいけないの!?)」
リカルド「(それにアレ、本名じゃないでしょ…)」

ルナ「(…それに。私がティアナさんと会話するシーン、もう撮り始めてるわよ?)」
リカルド「(え。内容がコロコロ変わる、台本ではなく?)」
ルナ「(うん。もう実際に。別撮りで)」

 ある意味、衝撃的事実。

 ルナマリアは、自分の出番のほうにしか気が行ってなかったが。
 ティアナが実際にこのスレに来たら、どんな目にあうんだろう…。

584 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/29(月) 03:16:44 ID:9p0n4miU
ブライト「……。…じゃ、ま、そーゆーことで」
シャア「おっけー。また今度ねー」

 ブライトとシャアの密談(?)は、終わったらしい。
 ブライトが帰っていく。
 ルナは、笑顔を顔の表面に張り付かせながら手を振って。
 何か、ティアナのためにできないかと考え…何も思いつかず。

ルナ「(これが世界の選択なのよ…)」
 そう思うことにしたという。

585 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/29(月) 03:18:17 ID:9p0n4miU
 さて。普段ならルナが入れるコーヒーだが、今日はリカルドが入れた。
 それは普段のルナのより、濃いものだった。
 そのコーヒーが、ルナの神経の一部を刺激する。

ルナ「あぅ」
シャア「ん?」

 …尿意である。

ルナ「いえ、別に。あははは」
 ゆっくりと立って、部屋を出る。
 足早に。目的は女子トイレ。

 その、女子トイレ前まで辿り着いたが。そこは、やけに女性が並んでいた。
ルナ「な、なんでこんなに並んでるんですか?」
女性士官「ちょっと故障が多いみたいで。…でもいいわよね、パイロットは!」
ルナ「え?」
女性士官「ノーマルスーツの中に、できるんだから…」

 ちょっと待ってほしい。ノーマルスーツはそんなに万能じゃないんだ。
 この時代。アレは、ただのオムツなのだ。
 でも! このままここに並んでいたら。

 間違いなく、間に合わない。悲 劇 が起こる!

586 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/29(月) 03:19:50 ID:9p0n4miU
 そして。さすがに、そんな属性がついたら…皆に 引 か れ る !
 
 しかたない、ノーマルスーツを取りに、MSデッキへ…。
 そこでルナは気がついた。
ルナ「(そうだ! 男子用トイレを、ちょっと借りちゃえばいいんだ!)」

 そりゃ、流石に気が引けるし、恥ずかしい。でもノーマルスーツの中でやるより、マシだろう。
 ルナは隣の男子トイレの入り口を窺って。
 『個室』が空いていることを確認し、ダッシュ!

 無事に『個室』へと入り、鍵をかけて。
ルナ「ふぅ…」
 少し、落ち着いた。
 あとは、慌てず、急がず、かつ迅速に。いつもの通りにすればいいだけ。
 …まるで訓練を積んだ爆弾処理班の心境である。

 ピンク色に改造したミニスカの軍服と、下着をおろし。
 便座に座って。タイミングを狙って、いつものように音姫を起動…

ルナ「(ああぁあッ! 音姫が、ないッ!?)」


587 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/29(月) 03:21:18 ID:9p0n4miU
 同じ型のウォシュレットのはずなのに、明らかにボタンが少ない。
 壁にセンサは!? ない!?
 完全な想定外。
 パニクッた。

 落ち着け、落ち着くんだルナマリア。自分はザフトのエリートじゃないか!

ルナ「(そうか…。男の場合、音姫使う必要がないから?)」

 いや、違う。そんなことに気がついてどうする。
 今はこの尿意を処理することが先決なのだ。

 …TOTOが政治的な意味や差別で、男用ウォシュレットに機能をつけていないのか?
 考えろ、観察するんだ。
 同じ型のウォシュレットだ。
 音姫をつけないタイプと、つけるタイプにわけて「売る」のはともかく。
 「製造ライン」は、できるだけ統一したい、というのがメーカーではないか?

 同じ型のウォシュレットなら、プログラムをいじりたくはないはず。
 もっとも簡単な形で「音姫」だけ外すなら…スイッチだけ殺している可能性も!

588 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/29(月) 03:23:49 ID:9p0n4miU
ルナ「(叩けば…音姫、動くかも…!)」 

 …なんかザフトのエリートって、誰でもなれる気がしてきた。

 ガンガンとウォシュレットの一部を殴るが、音姫は起動しない。
ルナ「(じゃあ通電させてみるかッ!)」

 ルナは二本の銅線をコンセントに突っ込み、ウォシュレットのどこに電気を流せば効果的か考え…
ルナ「(う!)」
 尿意が強くなり。その途端に銅線を取り落とす。
 空中で慌てて掴んだ。…片方の手で、二本とも。

ルナ「ぎゃあぁぁあああああ!!」

 その電流は、ルナの全身の筋肉を硬直させ。
 なんとか銅線を手放した時に、彼女の筋肉は一気に弛緩し。
 それと同時に、彼女は漏らしていた。

 いや、漏らしていたという表現がおかしいかもしれない。
 別にどこも汚してないし、被害もない。
 音姫さえ鳴れば、通常の、完璧な作法を守っていたのだから。

589 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/29(月) 03:25:33 ID:9p0n4miU
ルナ「(あぁ、私は音姫を使わず、用を足してしまった。レディ失格だ…)」
 そこで、ふと気づく。

ルナ「(あれ? でもそれ、別にたいしたことじゃないわよね…)」
 さらに、気がついてしまう。

ルナ「(なんで私、男子トイレ借りたんだろう…。自分の 部 屋 にトイレあるのに)」

 気が動転していると、色々と間違えてしまう典型である。
 ともかく。今は撤収だ。ルナはペーパーで拭こうとして…

ルナ「え!? なんで私、パ『灯里:はわ』ン なのッ!?」

 一瞬、怖くなったが。すぐに思い出した。

ルナ「あ。そう言えば自分で剃ったんだった…」

 ふぅっ。汗を拭い。身支度をして。ドアを開けると。

 外にはブライトさんと、ハイネがいた。

590 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/29(月) 03:26:58 ID:9p0n4miU
ブライト「……」
ハイネ「……」
ルナ「……」

 …ぱたん。

ブライト「おい、閉じるなよ!」
ルナ「な、なんで貴方たちが!!」
ハイネ「いや、ここ男子トイレだし」
ルナ「タイミングが悪すぎでしょーっ!!」

ブライト「っていうか、今まで待ってたんだけど」

ルナ「え?」
ブライト「だって、なんだかガンガン殴る音がするし、その後に(電気ショックの)動物的な悲鳴があがるし」
ハイネ「通報したほうがいいかなーって、言い合ってたとこだ」
ブライト「ひゃくパー、善意だぞ?」

591 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/29(月) 03:28:46 ID:9p0n4miU
ハイネ「携帯で録音を始めたら、パ『灯里:はわ』ンがどうとか、自分で剃ったとか…」
ルナ「消して! それ、消してよ! 普段なら全力で見逃してるくせに!」
ハイネ「…すまん。もうネットに上げてしまった…」
ルナ「いやぁぁああああぁあ!!」

ハイネ「それとルナ、早く出てきたほうがいい」
ルナ「え?」
ハイネ「シフトとか食事とかの関係で。ここ、これから混むから」
ルナ「え? え?」

ハイネ「あ」
ブライト「遅かったかも、な…」
ハイネ「ルナ。もう声、出さないほうがいいかも」

 ざわざわ…。ざわざわ…。多くの、人の気配。

ブライト「じゃ、俺はあっち(連邦)に戻るから」
ハイネ「俺もこれからは、人材派遣のシフトだ」
ルナ「(ま、待ってよー!)」

592 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/29(月) 03:30:33 ID:9p0n4miU
 #ルナマリア・ホーク。周囲からの評価。

 ピンク色のミニスカ改造軍服に、ニーソックス。
 レズでロリでフェチ(このへんは誤解)。
 養殖モノのパ『灯里:はわ』ン。←NEW!


  ルナマリア・ホーク…それでもがんばりますっ!!


  でも、とりあえず私、いつになればこの個室から出られるんだろう…。


593 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/29(月) 03:32:26 ID:9p0n4miU
<NPCフェイズ→フィールダー以外>

奈々「……」
アムロ「あれ? 奈々さん。何か不機嫌そうですね…」
奈々「なんですか『養殖モノ』って…」
アムロ「?」
奈々「どうせ私は『天然』ですよぉおぉッ!!」
アムロ「???」


【選択肢】→
先に2票入った選択肢で続行。age進行推奨ですが、別になんでも構いません。

A:徘徊するユリア人形 → 彼女(?)は、どこに向かうのか。
B:津田タカトシ → ゲリラ側の練習風景を見て愕然とする。
C:原 素子 → 殺ってきて、書類を書いて、にっこりと(5、7、5のリズムで)。
D:ハイネ・ヴェステンフルス → この人、普段は何してるんだろ…。
E:ルナマリア・ホーク → 医者のカウンセリングを受けているようですが…。

-----
今日はここまでー。

594 :森崎名無しさん:2011/08/29(月) 09:06:41 ID:OwjV+CEo
B

595 :森崎名無しさん:2011/08/29(月) 12:37:12 ID:q8JE6x7s
B
ここで早速の音姫ネタw
っていうかどこから銅線引っ張り出したのルナ!

596 :森崎名無しさん:2011/08/29(月) 14:34:54 ID:???
ルナ萌えですよw

597 :森崎名無しさん:2011/08/29(月) 17:15:17 ID:???
女子トイレの故障………


ハマー「…んっ?」

598 :森崎名無しさん:2011/08/29(月) 18:52:00 ID:???
ハイネ、録音してすぐネットに流すなんて、、、鬼畜を通り越して男らしい!

599 :森崎名無しさん:2011/08/31(水) 00:06:51 ID:???
>ザフトのエリートって誰でもなれる気が

いや、ザフトの主力であるコーディネーター自体が特定の能力のために人としてのナニかを犠牲にしているから
そのエリートとなるためには、犠牲にした人としてのナニかがより大きくなければいけない
昔からよく言われるだろう、「天才とナントカは紙一重」と
逆にその域に達しなければザフトのエリートにはなれない、そういうことだ


種も種死も全然視てないからよくわからんが

600 :森崎名無しさん:2011/08/31(水) 00:33:41 ID:???
別に犠牲にはしてないでしょ。遺伝子操作された人間ってなだけだから

601 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/09/01(木) 01:47:49 ID:???
>>595 う。大きな勘違いを…。ザフトの「赤服」って「特殊部隊」なイメージがあって。
 そういう道具は常に持ち歩いてると思ってしまいましたが。「普通のエリート」なだけでしたね…。
>>596 報われなかったり、打つ手が裏目に出たりと可愛いキャラです。
>>597 ハマーが「清掃中」の看板を落とす初期案(灯里にやった手)があったんですが。
 こいつは敵艦に入れないだろうし、そこまでの能力もないだろう…と廃案に。
>>598 なんか「女性の可哀想なことも全力で見逃す」とか言ってた記憶があったんですがw
>>599 種死は良いですよ。お勧めはハイネが死ぬシーン。「無茶しやがって…」と、つい口にしちゃいます。
 初見では何とも思わなかったんですが、何かで改めてチェックした時、大笑いでした(酷)。
>>600 SEED作品において。コーディネイターは「色んな病気とかになりにくい」程度に思えちゃいます。
 ザフトとか「訓練してあの程度かよ」って人がほとんどだし…。っつーか動けよMS! 戦場で止まるなよ!


<昨夜までのあらすじ>
時代はそんなにもS-ATAだったのか…!

…相変わらず、メインマシン復旧ならず。

602 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/09/01(木) 01:49:42 ID:EDIkJRCc
B:津田タカトシ → ゲリラ側の練習風景を見て愕然とする。
-----
 朝。タカトシが野戦用のテントから出ると、蘭が無反動砲「チューリップ」を片手に、佇んでいた。
タカトシ「どうしました?」
蘭「…先を越された」
タカトシ「はい?」

蘭「私に必要だったもの…いえ、必要なかったものは、『毛』だったのよ!」
タカトシ「言わんとすることはわかりますが、あまり、おおっぴらに…」

 しかし、今日はやけに騒がしい。
 ああ、そうか。ゲリラたちが、外野を排除した6対6のミニゲームをやっているからか。
 …外野?

タカトシ「…なんで彼ら、野球してるんです?」
蘭「さあ…。しかもリュウは嬉しそうに主審やってるし」

リュウ「へいピッチャー、ビビッてる!!」
 野次飛ばす審判なんてイヤだ。

603 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/09/01(木) 01:51:55 ID:EDIkJRCc
タカトシ「(そう言えばここの人たち、TOPが誰かでモメてたよな…)あのー。リーダーの人ー?」

オイゲン(セカンド)「なんでございましょう!?」
イーディ(バッター)「用件ならわたくしがっ!!」
キキ(ショート)「リーダーは私だってば!!」

タカトシ「誰でもいいですけど。サッカーの練習、しないんですか?」
蘭「(彼ら。ブライトさんと同じ匂いがするわ…)」

オイゲン「サッカー? 試合はてっきり、野球でやるものだと…!」
キキ「だーかーらー、サッカーだって言ったじゃんかー!」
イーディ「そ、そうですわよね。野球じゃないですわよね」
キキ「イーディは柔道の団体戦だって言い張ってたし!」

タカトシ「そもそもあなたたち、GKいないとか言ってたじゃないですか…」
蘭「そうそう。合計12人いるから、一人欠けても大丈夫って」

イーディ「でもファーストコーチとサードコーチを入れれば、野球も11人必要じゃありません?」
タカトシ「そんなの(失礼)攻撃側の誰かがやればいいでしょ」

キキ「そう言えば。明らかな内野ゴロなのにファーストコーチがダルそうにセーフ判定するのは…」
タカトシ「その話は、また今度!」

イーディ「そこで、わたくしは聞いてみたんですの。『どうして貴方は、頭の上に赤い洗面器を』…」
タカトシ「興味ないです!」
蘭「(やばっ。少し知りたかったなんて、言えない雰囲気)」

604 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/09/01(木) 01:55:23 ID:EDIkJRCc
オイゲン「しかし、今さら困りましたな。私どもは必死に野球の練習をして、
 今ではもう、リトルリーグの二軍のヤツらにはコールド負けしないレベルだと自負していたところなのですが」
タカトシ「必死に練習して、そんなレベルなの!?」

蘭「サッカーのほうは、どうなんですか?」
キキ「驚かせちゃうかもしれないけど…私でも8割がた、ドリブルで無双できちゃうレベルだった」
タカトシ「キキさんって、ドリブル巧いんですか?」
蘭「ルナツーで敵の時は、あまり記憶にないけど」
キキ「下手じゃないけど、そっちのアリーナとかのほうが上。私はブライトさんより少し高いくらい」

リュウ「両軍、(野球を)ハリーアップ!」
蘭「シャラップ!」
タカトシ「皆の実力は…」

キキ「『アーキス』はタックル能力『6』だったっけ…」
オイゲン「私の 3 倍 もありましたな!」

イーディ「ふふん。わたくしは能力値、全て 二 桁 に届いてますわ!」
オイゲン「私など、(無駄に)ガッツが1024もありますぞ!」

605 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/09/01(木) 01:57:17 ID:EDIkJRCc
タカトシ「そんなんで、『弱点はGK』って言ってたんですか…」
蘭「待って。超攻撃型かもしれないわ! 例えばシュート力は?」

キキ「『アーキス』はシュート値『9』」
オイゲン「私の 9 倍 もあります!」

蘭「単純にアーキスだけが弱い、とかじゃないの?」
キキ「んー。このチーム。能力値が二桁にいけば尊敬されるくらいだし」
蘭「スキルは? スキルが良いとか、必殺技とかは!?」
キキ「皆、武装してるんで一応あるけど。せいぜい+1とか+2とか。
 魔法は少し強いけど(伝統なのか)すぐ息切れするし。あ、でも『狙撃兵』の援護は使えるね」

タカトシ「なんというか…ヘタれてないのって、いないんですか?」
キキ「能力値がALL二桁は、私以外はイーディだけだね。イーディにしたって10とか11だし」

タカトシ「聞くのも怖くなってきたんですけど。平均してどれくらいなんです?」
キキ「5とか6とか…。そのへんじゃないかなー」
蘭「…常に足元ヤムチャ状態!?」

 捨て駒。ガッカリさん。でも世界レベルのガッカリさんじゃない…。
 そんな芝村舞の言葉が、ようやく理解できたタカトシだった。

606 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/09/01(木) 01:59:08 ID:EDIkJRCc
オイゲン「サッカーだから無理なのであって。じゃんけん とかなら、勝てるかもしれませぬ!」
キキ「だからさー。こんなんじゃサッカー無理だって…」
イーディ「で、タカトシさん。WBからの援軍の『本隊』は、いつ来るんですの?」

タカトシ「え」

 多分、もう来ないと思うんだけど…。

オイゲン「それと試合の日程は? WBが、このドーム球場に隠れるのはいつ頃に?」

蘭「……」

 自分たちが聞いてきた話と違う。そもそもWBは、彼らを陽動とさせて逃げると言っていた。
 しかし、これらを告げては…
タカトシ「……。オレも詳しく知らされていないんですよー」
蘭「(うまく逃げたわね…)」

オイゲン「確かに。作戦とは、そういうものでしょうな」

キキ「まーいいけどさ。時間的に間に合わない、とかなら。『あの二人』を試してみたいね」
タカトシ「『あの二人』?」

キキ「前、チラッと話したと思うけど。『最強の偵察兵にして最強のパン屋』ことアリシアと、
 村一番の弓の名手、ラケル。百発も撃って百発も外すのは、逆に凄い。『逆・新田くん』」

607 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/09/01(木) 02:01:16 ID:EDIkJRCc
オイゲン「しかし自称『大陸一の弓使い』なんてのもおりますし」
イーディ「自称『軍師』なんてのもおりますわ」
オイゲン「すぐにパニクる、自称『女優』なんてツンデレもおりますな!」

タカトシ「まあまあ、喧嘩せず。とりあえず命令系統を一本にしてみては?」

オイゲン「私は『軍師』、言わばここの筆頭です」
イーディ「キーッ!! リーダーは私ですのッ!」
キキ「頭目は私だってば!」

 蘭が、そっと無反動砲『チューリップ』を、タカトシに見せた。
 暴力的なツッコミをしない、彼のための配慮だった。
 だがタカトシは、ゆっくり首を振る。
 大丈夫、話せば理解しあえるよ。そうとでも言わんばかりに。

タカトシ「えー、皆さん」

オイゲン&イーディ&キキ「「「はい?」」」

タカトシ「…オレはWB隊の、芝村舞の命令でココに来ました。オレの命令に従わない人間は、
 つまりは芝村舞に従わないということで、深夜になると原さんがそこらをウロウロするかもしれませんよ?」

 それは、ただの脅迫な気もするが。


608 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/09/01(木) 02:03:01 ID:EDIkJRCc
タカトシ「これより、リーダーはこちらで決めます。何か異論は?」

オイゲン&イーディ&キキ「「「No, sir!!」」」

タカトシ「では。リーダーはあそこで野球の審判やってる人。蘭さんがその次で、オレはオブサーバーです」

オイゲン「……」
イーディ「……」
キキ「……」

タカトシ「何か問題でも?」

オイゲン「…タカトシ殿が」
イーディ「リーダーのほうが…」
キキ「いいんじゃないかなーって…」

 犬の嗅覚と同じで、瞬時に誰が発言力を持っているか見極めることができたヤツらだと言えよう。


 #ゲリラ側のおおまかな能力がわかりました。
 ・平均で5とか6、適材適所考えても、せいぜい10程度のようです。

609 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/09/01(木) 02:04:51 ID:EDIkJRCc
蘭「(本当は、話を進めたいのだけれど。メインPCが復旧してないし…)」
タカトシ「何はともあれ、このメンバーで(ある程度は)戦うわけで。何か考えないといけませんね」


【選択肢】(ゲリラ側、もう少しだけ続きます)→
先に2票入った選択肢で続行。age進行推奨ですが、別になんでも構いません。

A:策略を練る(オイゲンが)
B:アリシアとラケルに協力を要請(オイゲンが)
C:塹壕&土嚢で守備力を補強(オイゲンの指揮)
D:「イーディは黙ってろ!」(とオイゲンが言う)

#D案は、二人の仲が険悪になります。でも、もともと険悪だったのでその意味ではたいして変わりません。
-----
今日はここまでー。

610 :森崎名無しさん:2011/09/01(木) 02:48:14 ID:IX8fpJwk
B
タモさんは私の心に大変な傷を残していきました…赤い洗面器の謎です。

611 :森崎名無しさん:2011/09/01(木) 08:11:41 ID:gI4vUwk+
C

612 :森崎名無しさん:2011/09/01(木) 10:11:16 ID:sAhZpW16
B

613 :森崎名無しさん:2011/09/01(木) 16:57:55 ID:???
タモリだっけ?田村正和だったような気が>赤い洗面器

614 :森崎名無しさん:2011/09/01(木) 18:47:37 ID:???
選択肢にオイゲンが混ざってなかったら色々希望が持てたんだが、、、

615 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/09/03(土) 01:28:31 ID:A0JiVyfU
>>610 この話題に興味を示さない人物って、相当珍しいのかも。
>>613 中の人は「古畑」でしか知りませんな。あまりTV見ないからか。
>>614 選択肢にオイゲンがいなかったら、ま と も な話になっちゃう気がして。


B:アリシアとラケルに協力を要請(オイゲンが)
-----
オイゲン「では、まずは弓使いのほうを誘ってみましょう」
キキ「頑張れ、オイゲン!」

 オイゲンはラケルのほうへと歩いていき…30秒後、戻ってきた。

蘭「ど、どうだったんです!?」
オイゲン「『私には人を吹っ飛ばせません。そんな選手が、サッカーの役に立ちますか?』と聞かれて。
 咄嗟に『キャプツバ的には不要かも』と答えてきました」

タカトシ「いえ、あの。今は『数値』で上回る人を探してるんで…。ワリと本気で」
蘭「(オイゲンさんって、能力1とか2みたいだし)」

616 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/09/03(土) 01:30:45 ID:A0JiVyfU
オイゲン「しからば。次はあのパン屋見習いに頼んでみましょうぞ」

イーディ「い、いけません! もしTV版準拠のアリシアさんだったら、どうするんですの!?」
蘭「TV版って…そんなに酷いんですか?」

イーディ「森の中の基地を叩く時。戦力が薄いからと戦車エーデルワイスを囮に、半分の歩兵を裏手に回したのに。
 少し経ったら囮のエーデルワイスが何故か単独無双してて、裏手のアリシアさんが困るくらいですわ!」

タカトシ「それはアリシアさん関係ないんじゃ」
キキ「むしろゲーム版アリシアって…無個性で埋没しそう」

 オイゲンはアリシアのほうへと歩いていき…40秒後、戻ってきた。

蘭「ど、どうだったんです!?」
オイゲン「本人は快諾されたのですが。兵站の業務も気になるようで『パンがなくなっちゃう』と困ってました。
 そこで『パンがなければクッキーを食べればいいだけのこと』と口にしたら、彼女の表情がひきつったので…」

キキ「お前、もう行くな!」
津田タカトシ「それじゃオイゲンさん以外、誰が行っても良かったっぽいじゃないですか!」

---津田コトミ「(毛がどうとか書いてると、『パン』って単語が卑猥に思える不思議!)」---

蘭「え? 何? 今の声」
タカトシ「そんな声は聞こえない!!」


617 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/09/03(土) 01:33:10 ID:A0JiVyfU
キキ「あー。ウチのツートップ、攻守の要が、なんで兵站業務に就いているんだろうね」
イーディ「はい? あんな地味なパン屋が、そんなに頼れるわけありませんわ!」
オイゲン「村の猟師も同じ。…そもそも弓兵はゲーム的に地味ポジション、地味武装と決まってます」

 リーダー格三人の中で、評価もバラバラだ。蘭は、ため息と一緒に、呟いた。

蘭「能力値の平均が5とか6とかの人で、MSを相手に勝てるのかしら…」

 その言葉に。オイゲンとイーディの動きがピタッと止まる。

オイゲン「MSって…あのロボ?」
タカトシ「ロボですね」
イーディ「…対戦車兵が集まっても、勝てなさそうな気がしますわ」

 それが『普通』の感覚ではあるのだが。

オイゲン「わ、私が聞いてる話と違うんですが…」
イーディ「わたくしもです…」
キキ「だから、最初から言ってるじゃんかー」

 むしろ、どういう話だと思って集まっていたのだろうと、そちらを心配してしまうタカトシであった。


 #一応、アリシア&ラケルに話をつけました。
 ・以前に選択肢で選ばれていたラケルは、こちらのやり取りを聞いて僅かに心が動いたようです(ある意味)。

618 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/09/03(土) 01:35:20 ID:A0JiVyfU
<ジオン軍:ガウの一室>

 赤い彗星、シャア・アズナブル。
 書いておかないと、こちらも忘れてしまうので書いておくが。
 一応、優秀な人である。
 …一応。

 色々とダメなトコもあるけど(主に 性 癖 とか)、それは勘弁してあげてほしい。

 さて。昨日は(いつものように)よく眠り、朝起きると。部屋のポストに郵便が届いていた。
 差出人だが…?

【選択肢】→荷物の差出人。
先に2票入った選択肢で続行。age進行推奨ですが、別になんでも構いません。

A:ルナマリア・ホーク
B:アイナブリッジ少佐(当時)
C:高町 なのは
D:ロベルト・本郷

-----
今日はここまでー。

619 :森崎名無しさん:2011/09/03(土) 01:56:42 ID:esRQmhUw
B
ちょw変態が向こうから隊列組んでやってくるw

620 :森崎名無しさん:2011/09/03(土) 09:28:54 ID:O7NOd+Gs
D
敢えてアタック

621 :森崎名無しさん:2011/09/03(土) 11:14:25 ID:TnQMMpmE
B

622 :森崎名無しさん:2011/09/04(日) 00:14:28 ID:???
ハマーvsオイゲン…
見ておくべきだったかも…!

623 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/09/04(日) 03:32:33 ID:9/jQxdK6
>>619 読み直して、我ながら「酷い人選」だとw まともなのってルナだけじゃん…
 …あ、いえ。なのはさんも、まともです。はい。
>>620 なんでここに来て、急にロベルトが勢いづいたんでしょうかねw
>>622 それ相当、マゾいバランスになる予定でした(選択肢でセットにしたのはハイネだったし)。

B:アイナブリッジ少佐(当時)
-----
シャア「これは…盟友、アイナブリッジからか!」
 どうやら友達らしい。


『 親愛なるシャア・アズナブルへ。

久しぶりだな、赤い彗星。相変わらずの君の活躍は聞いている。
なんでも部下の女性が <ジオン軍検閲済> にしたそうだが。
養殖モノとはいえ、羨ましい。
女性でティーンの部下なんて最高じゃないか!

さて。更なる君の活躍を祈って。君に、私の秘奥義を伝えたいと思う。
同梱したディスクにその映像を収めた。参考にしてほしい。

いずれ。再び共に、轡を並べよう。
それでは、また。

 アイナブリッジより、武運を祈って』

624 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/09/04(日) 03:34:20 ID:9/jQxdK6
 荷物には、手紙と別にディスクが入っていた。

シャア「フッ、アイナブリッジめ。相変わらずDISCがVCDだ…」
 VCDをデッキに入れると、映像が始まる。


---
 ある部屋の中で。下半身を裸にした男が、レイちゃんルリルリかわいいよぉ、と叫んでいる。

「ああ〜!アイナ様ああ!アイナ様あああ、垂れ目かーいいよーーー!かーいい〜!」

 もう、ほとんどブリッジ状態!!

「お兄ちゃん、うるさい〜」
 笑いながら高一の妹が入ってきたところで、映像は途絶えた。
---


シャア「(コレ何度も見たけど)アイナブリッジ…無茶しやがって。
 だがわかるぞ。俺もアルテイシアに 見 ら れ た からな…」

 何をだ。

625 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/09/04(日) 03:37:16 ID:9/jQxdK6
シャア「まあ俺の場合はブリッジしてなかったし。
 画像はフェイトさんのだったからセーフだった。…なのはさん画像だったらアウトだったかもしれん。
 見られた前後で、アルテイシアの態度も変わらなかったしな」

 #アルテイシアの態度が変わらない→もともと、変態を見る目だったため。

 ただ。実は当時、ツインテールにしていたアルテイシアが。急にショートカットにした一番の理由である。


#シャアが「ブリッジ」を習得しました。
射撃時、ブリッジの姿勢を取ることにより威力と精度、そしてインパクトが上昇します。

#…物語に絡むかはともかく。シャアとセイラの関係が、そういう設定から始まるようになりました。

626 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/09/04(日) 03:39:16 ID:9/jQxdK6
 ピッ。電源を落としたはずのモニタが突然、光を放った。
シャア「ん?」

 画面には、灯里の上半身がアップで映し出されている。
シャア「!?」
 彼女は珍しく、強く早い口調で、拳を握り締めて言う。

---
灯里「我々は一枚のマザーボードを失った。しかし、これは故障を意味するのか?
 現行機に比べ、我がマシンの総合能力は30分の1以下であった。
 にもかかわらず今日まで戦い抜いてこられたのは何故か?
 諸君! 中の人の目的がテキトーだからだ。これは諸君らが一番知っている。
 私のマシン! 諸君らが愛してくれたマザーボードは死んだ。 何故だ!?」

なのは「ノーブランドだからさ(電源ユニットが)」
---

シャア「何これ…」
 ノートPCで、急いでネットのコミュニティをチェックしてみる。
 どうやら、全世界に向けて強制的に流しているらしい。
「ジーク・灯里!!」「M/B、無茶しやがって…」の書き込みが大多数だ。

シャア「そんな…。深 夜 ア ニ メ を潰されて怒り狂う人が、誰もいない!?」

 それもそのはず。灯里の演説は、アニメ枠だけには介入しなかったのだ。
 空気を読むのが巧すぎるだろ、灯里…。

627 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/09/04(日) 03:42:14 ID:9/jQxdK6
 部屋から外に出ると。艦内は今の放送の話題で持ちきりだった。

「俺、あの演説してた人と話したことあるよ!」「あ、俺もある!」「俺も! …彼女の名前知らないけど」
「連邦の白い悪魔(なのは)が、チラッと出てたよな!?」「出てた出てた!」「え、いつごろ!?」
「もうジークジオンどころじゃないかもな…」「全力で録画しておいた。高画質でネットに上げとこう」

 大騒ぎである。

シャア「やべーよ、意味わかんねーよ連邦軍。…待て。そもそも軍ぐるみなのか?
 でも個人的に放送したんだとしたら、もっとヤバいし意味わかんないし…」

 #残念ながら、連邦軍は関与していません。

628 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/09/04(日) 03:44:08 ID:9/jQxdK6
 と。
 突然。

 灯里の演説放送で持ちきりの艦内に。女性の悲鳴が響いた。
「る、ルナさん!?」「ルナさんの声では!?」「ルナさんだよ!!」
 兵士たちが速攻でルナマリアの悲鳴だと気づいたのには理由がある。

 現時点でジオン側に関係ある女性は、他にニナとイセリナしかいない。
 彼女らが悲鳴を上げても、気づかない自信がある。
 よって女性の悲鳴はルナマリアのものだという可能性が高い。

 ジオン軍の男女比、男塾レベル…。

 …。

 ……。

電報『タカトシ:なら、なんで女子トイレがあんなに混んでたんだろう…(音姫の時)』


629 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/09/04(日) 03:46:25 ID:9/jQxdK6
シャア「ルナマリアっ!」
 シャアはルナの部屋の前へ来た。リカルドと大勢の兵士たちもついてくる。

リカルド「少佐、部屋に突入しますか? 誰もいないかもしれないし、ルナ以外の人間がいるかもしれませんが」
シャア「…女の部屋って、少しドキッとしない?」
リカルド「らしくないですね。幼女にしか興味がない少佐が」
シャア「ああ。だが最近のルナは、何故かちょっと幼女っぽいからな」

 剃 る だけでここまで待遇が変わるなら、逆に良い職場だと思うが、どうだろうか…。


【選択肢】→ルナの部屋の前で。
先に2票入った選択肢で続行。age進行推奨ですが、別になんでも構いません。

A:強行突入! → ルナが入浴中だったら、裸が見れるかもしれない。
B:周囲を調べる。 → お、落ち着け。まだ慌てる時間じゃない。
C:「犯人は、この中にいる!」 → 何の犯人かは、ともかく。
D:とんとととんとっ、とんとっ。 → ちょっとお茶目にノックしてみます。
-----
今日はここまでー。

630 :森崎名無しさん:2011/09/04(日) 04:41:21 ID:Eq1c2BkA
B

631 :森崎名無しさん:2011/09/04(日) 07:08:43 ID:jNmWiVPQ
b
中では一番真面目かな…?

632 :森崎名無しさん:2011/09/04(日) 18:34:20 ID:???
真面目=中の人は割と困る


633 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/09/06(火) 03:28:58 ID:p7wASUps
>>631 真面目さで言えば、そうですねぇ。
>>632 わりとそうだったりw あと、詳しくないこととかキャラ関連が選ばれた時(書かなきゃいいのに…)。

B:周囲を調べる。 → お、落ち着け。まだ慌てる時間じゃない。
-----
リカルド「少佐。ルナを見にいかなくていいのですか?」
シャア「落ち着け。犯人(?)がルナの殺害が目的なら、もう遅い。
 18禁なことが目的なら、犯人が『賢者モード』になってから取り押さえたほうが被害が少ない!」
リカルド「(さ、さすが少佐…。スパッと見捨てる人だ…)」
シャア「ルナの部屋の扉は見張っておけ。周囲の索敵と、罠の有無をチェックする!」

 シャアの的確な(ルナの貞操を無視した)指示により、各自が近くをチェックした。
 すると。
 一人のジオン兵が間の抜けた声を出した。
ジオン兵「床のこれ。なんだ、糸くず…?」
リカルド「いや、毛じゃないか? 短いし、真っ直ぐじゃない。髪の毛じゃないな」

シャア「…『毛』に興味はない」

リカルド「待てよ、これ、どこかでこんな感じの毛を…」
シャア「どうした?」
リカルド「少佐! これ、まさかこの毛は! あの、全 裸 の 胸 毛 男 のものでは!?」

634 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/09/06(火) 03:30:12 ID:p7wASUps
 全裸の胸毛男。

 その単語を聞いて、シャアがビクッと静止した。
シャア「…あ、あの男のだというのか!?」
リカルド「断定はできませんが…」

シャア「……。あ、俺、ちょっと頭痛が痛い。あとの指揮はリカルド、お前に任せる」

リカルド「少佐! 逃げないでくださいよ!」
シャア「ジオンの音声さんはあまり優秀じゃないんだよ! マズいことになったら、お前、責任取れるか!?」
リカルド「私がどうなってもいいって言うんですか!?」
シャア(ボソッと)「まあ、どちらかと言えば」

 こんなんだから、部下に恵まれないんだと思う。

 ともあれ。『赤い彗星』のシャアが動揺している…その事実は、周囲の兵士たちを浮き足立たせた。
 ざわざわと話し声が始まり、目に見えて集中力が鈍ってくる…。

 そんな状況を打破したのは、意外と言っては失礼だが…ガルマ・ザビ大佐であった。
ガルマ「シャア、何をしている? だいたいの事情は聞いたが」
シャア「いや、その。 毛 が…」
ガルマ「毛?」
 ガルマは、毛を持ったまま動けないリカルドから、その毛を無造作に手にすると。
 仔細に観察をして…

635 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/09/06(火) 03:31:33 ID:p7wASUps
ガルマ「…これは胸毛だな」

シャア「(なんで、それわかるの!?)」

ガルマ「ふむ…日系ブラジル人の胸毛とみて、まず間違いないだろう」

シャア「が、ガルマ。お前、全裸の胸毛男を見たことがあるのか?」
ガルマ「なんだそれは? まあいい。ルナマリアの声から悲鳴が上がったのだろう?
 何人かついてこい。何か不審者でもいないか、これから彼女の部屋のドアを開ける」

シャア「や、やめとこう? な? もしそこに全裸の日系ブラジル人がいたら…」
ガルマ「なんでルナマリアの部屋に、全裸の胸毛なんているんだ。開けろ」

 一人のジオン兵が、恐る恐るルナの部屋のドアに手をかける。
 カギはかかっていなかった。ゆっくりとドアを開ける。
 そこには、一見誰もいなかったが…よく見ると、部屋の片隅で毛布を被って、ルナが蹲っていた。
 よほど寒いのかガタガタ震えてるし、頭でも痛いのか両手で両耳を塞いでいる。

ルナ「夢よ、これは夢。全部夢。起きたらきっと、私はヤムチャのオーバーヘッドを弾いたり、
 アリーナの雷獣を防いだりしてるんだわ! 男性用トイレに音姫ついてなかったのも、夢のせい…」

ガルマ「…ルナマリア?」

636 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/09/06(火) 03:32:40 ID:p7wASUps
ルナ「ひゃぁぁああああああああっ!」
ガルマ「!?」
ルナ「あ、が、ガルマ様…」
ガルマ「どうしたんだ?」

ルナ「…あの。部屋の外に、誰もいませんでした?」

ガルマ「シャアや私の部下が、いっぱいいるが」

ルナ「そうじゃなくて! もっと、こう、インパクトがある男! 男を超えた男!」
 既に。やや錯乱気味である。
ガルマ「むう…ジオンにインパクトがある人間は少ないからな。女なら、ニナくらいか…?」
ルナ「それはせいぜい『人』レベルでしょ!? もっと、こう、『神』の領域に踏み込んでそうな…」

ガルマ「???」

 ガルマや、ジオン兵たちはルナの言葉がわからなかったが。
 シャアとリカルドだけは、わかった。

 ヤ ツ だ。またヤツが出たんだ。


637 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/09/06(火) 03:34:03 ID:p7wASUps
 いや、だからと言ってどうすることもできないのだが(果たして逃げれるだろうか!?)。
シャア「しかしルナ、最近運が良いんじゃないか?」
ルナ「なんでです!?」
シャア「あのブライトさんでも、ヤツには一度しか遭遇したことがないらしい。
 それが1スレだけで2回も遭遇! これはまさしく、ディスティニー・プラン!!」
ルナ「意味わかんないわよぉ…。あーん、私、最近、ドア開けるのが怖くなってきてたのにぃ!
 もうヤダ、ドア怖い。開けたら胸毛が見えそうで…」

シャア「しかしお前、拳銃持ってるんだから、机と椅子を即席バリケードにして応戦、とかできなかったの?」
ルナ「無理ですよー! 拳銃弾を何発か撃ち込んでも、倒せるレベルの存在じゃないもん!」

 人目をはばからず、わんわん泣くルナマリア。
 ちょっと前までは、 ティアナ のほうが可哀想だと思っていたのだが。
 今では自分が一番可哀想に思える。

 …この時点で。次スレで(少し)登場予定のティアナの収録(別撮り)は順調に進んでいて。
 それは中の人が自分で読んでも可哀想なくらいの扱いな気もしたが。

 でもルナの、 ヤ ツ に2回も遭遇、というのは、さらに可哀想な気がしてならない。


638 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/09/06(火) 03:37:58 ID:p7wASUps
<次回>

中の人がメインマシンの復旧に力を入れているので、もう 大 雑 把。
最近は数値の上昇とか、ほぼありませんでしたが。ちゃんと設定的には生きていますので安心ください。


【選択肢】→カメラさんが映した場所
先に2票入った選択肢で続行。age進行推奨ですが、別になんでも構いません。

A:調子が良いWB女性陣と、疲れている灯里。
B:メカ沢ウェポンの解析がある程度終わった、アムロ・原素子・なのは。
C:再びゲリラ側。…これなんとかしないと、勝負にならないんじゃ!?
D:WB内部。いきり立った男どもが、涙目の少女を囲んで暴行!?
E:ハマー、ミッション再び…
-----
今日はここまでー…。

接点復活剤まで使ったのに…もとのシステム(HDD)は生きてるのにっ!
これを契機にWindows7に上げてデータだけ移動、というのが賢いんだろうけど。
どうも使いにくくて…。

639 :森崎名無しさん:2011/09/06(火) 04:06:12 ID:aMmsShoc
A
Dとか釣り針が大きすぎるw
7も慣れればそれなりのものですよ…なんて言いながら自宅のPCはいまだにXPですけど。

640 :森崎名無しさん:2011/09/06(火) 12:59:45 ID:o+B1enLY
B

641 :森崎名無しさん:2011/09/06(火) 13:31:46 ID:Crd6lOPU
C

642 :森崎名無しさん:2011/09/06(火) 19:30:34 ID:c3qiWqh2
E

643 :森崎名無しさん:2011/09/06(火) 21:08:52 ID:h0OC7B9o
E

644 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/09/07(水) 01:24:36 ID:xdNajxfQ
>>639 う、選択肢D、こんだけバラけたのに一票も入らず…。
 それなら今度は、もっと釣り針を大きくしてやる! (内容は期待に添えないっぽいけど…)
 もうムカついた! 色っぽさ(?)と無縁になってやるぅ!!

E:ハマー、ミッション再び…
-----
叶親「どうせ無理だってわかってるのに、なんで俺たちはハマーに期待しちゃうんだろうな…」
ヤムチャ「まー。ダメもと、って感覚はあるよな」
アムロ「それでも! 今度は選択肢によってカメラさんが味方についてますよ!」

 アムロ、ついに本気出す!!

叶親「…お前、いつのまに」
ヤムチャ「てっきり。生身の女に興味がないのかと…」
アムロ「僕だって中身の女の子大好きですよ! パンツはもっと好きってだけです!」

ハマー「ふっ、それもまかせるでござる。拙者にかかれば、パンツの一枚や二枚…」
アムロ「あ。窃盗はマジで刑事事件になるので注意してくださいよ。
 逃げるとき、相手の手を振り払っただけで『強盗傷害』になりかねませんから」

ハマー「の、望むところでござるYO!」

ヤムチャ「望むのか…」
叶親「ハマーは服役してもらうにせよ。戦利品はちゃんと俺たちに渡すんだぞ!」

645 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/09/07(水) 01:25:55 ID:xdNajxfQ
ハマー「…共犯者」

ヤムチャ「う!」
叶親「くっ…」

アムロ「この前NHK見てたら、下着泥棒のニュースが出てたんですね。自称飛行機パイロットの下着泥棒。
 全裸で下着を盗んでいたら、巡回中の警官に職質され、逃亡を図るも逮捕、と。
 NHKアナは真面目に(そりゃそうだが)言うんですよ。『服を脱いだ理由は 暑かったから と供述』って。
 もう笑い転げましたね。やっぱりNHKニュースは最高ですなぁ」

ヤムチャ「そうか。気をつけろよ叶親。お前は裸…特に下半身を全裸にする傾向があるからな」
叶親「暑かったんだからしょうがないだろ!!」
アムロ「叶親さん…。そう、彼は地球温暖化の被害者…」

叶親「少し暑かったら、時々ポロッとやっちゃうだろうが!」
ヤムチャ「やらねーよ!!」
叶親「そんな根性だから、お前は桜子さんの目を見て会話もできないんだ!」
ヤムチャ「桜子さんに目を逸らされるヤツに言われたくないね!」

ハマー「拙者は…」←普段、桜子の眼中にすらない存在。

アムロ「恥ずかしがり屋さんは、相手のパンツを見て話せばいいんです」
ヤムチャ「それって、かなり上級者向けな気がするんだが…」
叶親「…スカートをめくるのはOK?」
アムロ「アウトに決まってるでしょ。…ファンタジーやメルヘンじゃないんだから」

 スカートをめくるメルヘンって、それはメルヘンかって気もするが。

646 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/09/07(水) 01:29:08 ID:xdNajxfQ
叶親「しかしヤムチャが度胸なしってことは事実。そこは改善させていかねば、WB男性陣の沽券にかかわる」
アムロ「それは同意ですね」
ヤムチャ「度胸をつけるって…どうすればいいんだ?」

アムロ「まず脱ぎますか」
叶親「そうだな。それで歩行者天国を練り歩こう。多分、伝説に残るぜ!」
ハマー「(犯罪史に残りそうでござるが…)」
ヤムチャ「む、無理だよ。絶対に捕まるし!」
叶親「そもそもイケメン設定のお前がモテない理由はなんだ? そういう羞恥心とかだろうが!」
アムロ「これを克服すれば、きっとモテモテですよカテジナさん!!」

 叶親、そしてアムロが、ズボンを脱いだ。負けじと(釣られて?)、ヤムチャも脱ぐ。
 下半身裸トリオ結成である。
 #別名。アイナブリッジ小隊

アムロ「ほほぅ。叶親さん、色は黒々とされてますが、平常時では『まあ凄いよね』レベルですな」
叶親「興奮時には人間の瞳孔の膨張率(6倍)になり、ピーク時には界王拳20倍にも耐えうる」
ヤムチャ「まさにフジヤマだな…」

叶親「お前らにマウントフジまでは要求しない。だが、その萎えようはなんだ!? ここから先は戦場だぞ!」
アムロ「くっ…ぱ、パンツをイメージすれば…」
叶親「アムロはパンツ禁止だ。いいかアムロ、ヤムチャ。イメージだけでMAXの50%を超えて見せろ」
ヤムチャ「そんな…。本とかも見ないでなんて…」

647 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/09/07(水) 01:30:28 ID:xdNajxfQ
叶親「そこをなんとかするのが日本男児の心意気。さあ時間は60秒以内だ」
ヤムチャ「寝起きでもないのに!?」
アムロ「ふっ…思春期の僕を甘く見ないで欲しいですね」
叶親「ん?」

アムロ「桜子さん桜子さん桜子さん…!」

 イメージ。それのみで、アムロ、臨戦態勢! 流石は思春期。

叶親「なかなかやるようだなアムロ。さあ次だヤムチャ!」

ヤムチャ「くっ…なのはちゃん、なのはちゃん、なのはちゃん…!」

叶親「(ヤムチャって…)」
アムロ「(ロリ!?)」

 裸の、大人の女性がイメージできないほど純情なのだ。
 ともあれ、ヤムチャも合格ラインにギリギリ到達!

叶親「よし。このまま秋葉原の歩行者天国へと旅立つ!」
アムロ「そして伝説へ…!」
ヤムチャ「(気が進まないんだけど…)」

648 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/09/07(水) 01:33:27 ID:xdNajxfQ
 そんな彼らを制止したのは、意外にも、ハマーだった。
 制止というか、懇願というか、土下座というか。

ハマー「行ってはダメでござるぅううう!! この通りっ!」
叶親「何故だハマー、レジェンドだぞ!? 言わばディスティニーガンダムだぞ!?」
 やや錯乱気味なことは(も)、許してやってほしい。

ハマー「そんな姿で捕まったら、女性陣の警戒は厳しくなるし! 監視カメラとか対人地雷とか増えるし!
 目立っては、目立ってはいけないのでござる! もう少し穏便に!」
叶親「穏便に度胸をつけるなんて、空手の通信教育並みに無茶振りだぞ!」
ハマー「考えれば色々あるでござろう!? ノーブランドの電源を使うとか、PSPで通学途中にエロ動画見るとか!」

叶親「その程度で度胸ついてたら、一昔前に比べて思春期の性犯罪が増えてるはずだろうが!
 それともノーブランドの電源やPSPが、人類のモラルの上昇に繋がってるってのか!? ああぁ!?」

アムロ「サッカーで『決定力がない日本代表』なんて言われてないでしょうよ!」
ヤムチャ「告れない男だっていなくなってるだろ!」

ハマー「…むしろ、告られない男ってほうが、哀しいでござるが」
叶親「ふん。恋愛と一番遠いヤツが、何言ってんだか…」

ハマー「でも最近。拙者、灯里殿と仲良いし。これはもう彼女からの告白寸前と考えていいのでは」

649 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/09/07(水) 01:35:14 ID:xdNajxfQ
 下半身裸(しかも微妙に臨戦態勢)の三人は、後に(警察の取調べで)こう語る。
 『無性にムカついた。あそこが限界点だった』

叶親「お前が灯里さんと仲良くしてるから、艦内の雰囲気がおかしいんじゃねーかよ!」
アムロ「恋愛どころか、度胸とも一番遠い人間に言われるのが腹が立つ!!」
ヤムチャ「お前、試合ではいつも土下座してるじゃねーかよ!!」

ハマー「い、痛い痛い! ちょっとタンマ! ちょ、あうっ!」

アムロ「むしろ! 一番度胸つけないといけないのはハマーさんでしょ!」
叶親「よし、脱げハマー!!」
ハマー「やめてぇええ!」

ヤムチャ「黙れよ!」
アムロ「そっち、押さえて!!」
叶親「騒ぐな、ぶっ転がすぞ!!」
ヤムチャ「脱げってんだよ!!」
アムロ「抵抗するんじゃない、いっちゃえよ!」
ヤムチャ「暴れるなよ、こら!!」
叶親「縛るか」

 数秒間の、壮絶な死闘…その直後。ひんやりとした雰囲気。

 三人が振り返ると…ハマーの部屋のドアを開けて、ブライトさんが固まっていた。

650 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/09/07(水) 01:36:47 ID:xdNajxfQ
ヤムチャ「あ、ブライトさん…」
アムロ「いや、その。これは」
 ハマーをリンチしていたのがバレたら、怒られる!
 叶親は咄嗟に、堂々と言い放った。

叶親「俺たち… 仲 良 し ですから!!!」

 ……。

 …パタン。ブライトさんが、向こう側からハマーの部屋のドアを閉じた。

ヤムチャ「ち、違いますよブライトさん!」
アムロ「ブライトさん、何か勘違いしてる!!」

 ドアの向こうからは、ブライトさんの声。

ブライト「いや、いい! 俺は何も見ていない! 愛情のありかたは、人それぞれだと思うし!!」

 愛情の、ありかた…?
 どうもハマーをリンチしていたことに対しての言葉ではないような。
 それよりむしろ、同性愛…。

651 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/09/07(水) 01:38:18 ID:xdNajxfQ
ヤムチャ「ぶ、ブライトさん、ブライトさぁん!!!」
叶親「誤解ですって!!」
アムロ「違うんですよ!!」

ブライト「下半身裸の仲良し三人組が、勃『灯里:は』して集まってるって、どう誤解になるんだよ!!」

叶親「だから違うんですって!! だいたい、俺が桜子さんのことを好きなのは知ってるでしょ!?」
ブライト「……。…言動が男っぽいから?」
叶親「違うんだぁあああ!!」

ブライト「いい、どうでもいいから!! お前らがハマーをどうしようが、別にいい! 俺も全力で見逃す!!」

 下半身裸の三人 VS 左舷好きの一人。質量の違いはあまりにも。
 ハマーの部屋のドアを突破し、三人がブライトに覆いかぶさる。

ブライト「わああああああああ!!!」

 倒れこみながらも、ブライトは近くを歩いていた人間に助けを求めた。
 そこには。

 美しい女性が。
 …美しいかどうかはともかく、女性が。

 …田嶋陽子。

652 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/09/07(水) 01:40:03 ID:xdNajxfQ
ブライト「いやぁぁあああ!」←失礼
アムロ「最悪の時に!」
叶親「最悪な人が!」
ヤムチャ「俺たち…どうなるんだ!?」
叶親「田嶋陽子に絡まれるぐらいなら、社会的に死んだほうがマシだっ! 警察、警察を!!」
ブライト「誰か警察を!!」

 ……。
 …警察へは、田嶋陽子が通報してくれました。

ハマー「田嶋陽子田嶋陽子田嶋陽子…」

アムロ「っ!?」
叶親「な、なんだそれはハマー!?」

ハマー「これぞ忍法、催眠の術…。貴様らは以後、『灯里:はわわー』とかする時に下半身だけ裸になると。
 田嶋陽子の顔を思い出すよう暗示をかけた。ふはははははは!!」

ヤムチャ「な、なんてことを…」
叶親「なんという卑劣!!」
アムロ「非人道的すぎますよ!!」
ブライト「俺、ブロマイド買いに来ただけで、何も関係ないのに!?」

-----
 ハマーの催眠の術のせいかどうかは知らないが。
 彼らはこの後の数日間(留置場の中で)、田嶋陽子の顔を思い出してしまい、萎えたとか。

653 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/09/07(水) 01:43:05 ID:xdNajxfQ
ハマー「ふっ。これで邪魔者は(数日は)いなくなった。ミッションスタート、でござる…」
 大事な客も、同時にいなくなっているのだけれど。

【選択肢】→ハマーが盗撮する相手は!?
先に2票入った選択肢で続行。age進行推奨ですが、別になんでも構いません。

#今回も。ハマーが接近して盗撮or可能なら下着をパクッたりする女性を選びます。
相手によって、スキルその他がつくかもしれません(但しマイナススキルの場合も…)。
・今回は「カメラさん」が(一応、とりあえずの)味方になっています。

A:桜子 → 難易度3
B:アリーナ → 難易度2
C:奈々 → 難易度2
D:あおい → 難易度2
E:灯里 → 難易度0(思い込み補正…)
F:謙信 → 難易度1
G:なのは → 難易度0
H:その他NPC → 難易度?
 (名前を記入するとハマーはそれを優先します。ジオン所属だろうと、過去に名前だけ出たキャラでも可)
L:ルナマリア → 難易度?(敵艦に入るほうが難しそう…)
-----
今日の構想→「あー、今日はターゲット女性の選択肢だけでいっか」のはずが…。
明日24:00頃になっても決定してなかったら、愛とかを考慮して中の人が一票入れます。

654 :森崎名無しさん:2011/09/07(水) 02:40:05 ID:NyC+SqsQ
H マー社長

田嶋陽子「『スカートをめくるメルヘン』≒メンヘルでしょ!」
瀬戸口「ついでに、『灯里:はわわー』する時は全裸に蝶ネクタイニーソの正装じゃなきゃダメだろうが!」

655 :森崎名無しさん:2011/09/07(水) 03:17:57 ID:pOdCnT0I
C
よろしい、ならば恥丘人類への挑戦だ。

656 :森崎名無しさん:2011/09/07(水) 11:10:29 ID:38JVImjI
D

657 :森崎名無しさん:2011/09/07(水) 23:15:56 ID:x5OzcCLE
H 芝村舞
ならば生存確率の限界に挑戦するか

658 :654-657の誰か:2011/09/07(水) 23:39:55 ID:???
あ、しまった
「田嶋陽子」と書くべきだったw

659 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/09/08(木) 03:07:53 ID:lEPzOdiw
<お詫び>
ごめんなさい。前言撤回。
『中の人が一票入れます』発言、取り消し。明確に一票入れません。混ぜちゃいます。ファジー。
---

>>654 まさか>>446かっ!? 「物凄く悩む」って言ってるのに…。(でも確かに普段、何してるんだろ…)
 ただ、どうなっても知りませんよ!? どう考えても 惨 劇 が起こるっぽいですよ!?
>>658 お客様のニーズを最大限に尊重します(無駄なトコだけ限定)。
 だって幼少の頃「人の嫌がることを進んでやる人間になりなさい」って誰かに言われたし。

 #選ばれた人たち→マー社長、奈々、あおい、芝村舞、田嶋陽子
-----

 ハマーは、奈々の盗撮は試みたことがある。というか普段から頑張っている。
 帰宅途中はダメだ。絶対に追いつけない。
ハマー「(トイレかお風呂場でござるな…)」
 ワリと、奈々は無防備な一面がある。
 性的にピュアだし、「帰宅」を最優先させるためには露出を惜しまないからだ。
ハマー「(バレてもあまり報復攻撃してこないだろうこともいい。今回は奈々殿をメインに行くか…)」

660 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/09/08(木) 03:10:45 ID:lEPzOdiw
 奈々の部屋の天井裏へと移動する際、ブリッジの天井裏を通った。
 灯里とあおいの会話が聞こえてくる。

灯里「最近知ったんですけど。『ASUS』って『エイサス』って読むんじゃないんですねー」
あおい「…まさかメインPCの復旧が遅れてるのって、それが原因!?」
灯里「いえ。なんでもマザーの型番を(日本)公式HPで探したけど、マニュアルすらなくて。
 似た型番ではチップセットが違ってたり」
あおい「……」
灯里「AMAZONにも置いてなくて。通販ショップのHPで時々あっても品切れで。
 色々検索したら、存在するみたいだけど、なんか英語のページがいっぱいで面倒で断念してたと…」
あおい「それ正式に日本売りされてたヤツじゃないんだ…。…ひょっとしてメモリは?」
灯里「当然のようにノーブランドです」
あおい「これが若さか…!」
灯里「もしノーブランドのHDDがあったら、試してたでしょうかねー?」

 二人の会話は、ハマーにはよくわからない。
 だが盗撮対象としては、どうだろう。
 灯里はこの前、失敗した。
 でもあおいちゃんなら?
 二頭身だが、それさえ目をつぶれば。意外とガードが緩いのでは!?
 アップで撮れれば、あるいは…!?

ハマー「(…ターゲット変更、あおい殿!)」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

661 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/09/08(木) 03:13:13 ID:lEPzOdiw
あおい「それじゃー」
 唐突に、あおいがブリッジから離れた。

あおい「ずんたかぽこてん、ずんたかぽーん♪」
 何やら歌を口ずさんでいる。

 あおいの足は遅い(二頭身で歩幅が狭いため)。
 だが彼女が、ちょっと足早に歩いていく。

ハマー「(この経路は…女子トイレ!? し、しまったでござる!!)」
 今回はターゲット選定段階だったため、基本装備しかない。灯里に使った手(看板投下)が使えない!
 だが。あおいちゃんは迷わず『障害者用トイレ』(多目的トイレ)に入った。

ハマー「(ぅおおおッ! 僥倖! 僥倖でござるッ!!)」
 既に穴は開いている。カメラも使えるし、何より『音』が撮れるのは大きい。音に二頭身は関係ないからだ。

662 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/09/08(木) 03:16:33 ID:lEPzOdiw
 トイレに入ったあおいちゃんが、唐突に右手を上げる。
 その時チリチリした感覚をハマーは感じ取った。

ハマー「(せ、成功する予感!? あぼーんでもいい、逞しく育ってほしい!)」

 さて。あおいちゃんが掲げた右手が、蒼く輝き始める。
ハマー「(これは…灯里殿の必殺技『蒼き右腕』!? 何故、あおい殿が!? 蒼いだけに!?)」

 光はさらに輝いて室内を照らし、全てを蒼く染めていく。もう蒼さで何も見えない。
ハマー「(くっ、カメラで撮れないでござる! しかし、せめて『音』だけは…!)」
 しかし今度もやはり、高感度マイクが何も音を拾っていない。

ハマー「(これ、もしかしてWB専用の音姫機能!?)」

 あ。よく考えれば、障害者用トイレに音姫はついてないっぽい(音が逃げないから)。
 逆に、通報装置と勘違いした障害者が、心臓発作とか起こしたら悲惨だ。
 『ぐはっ。心臓が!? う、動けない…! ん? 音量!? これで外に合図できるのか!?』
 音姫起動。自然の清流音+カッコウの鳴き声(らしい)。
 『こ、これで外に合図できた…。後は助けを待つだけだ…。…ぐっ、胸が苦しい…!』
 音姫起動。何度も起動。何度も流れる清流音。
 そして彼は、十数時間後に発見され…

 …泣けてきた。

663 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/09/08(木) 03:17:51 ID:lEPzOdiw
 少しすると、蒼い光が薄まって。空気も流れてきて。

あおい「ふぅ、すっきり。蒼い宇宙にあるのは…お前はマリオンではない! 俺がガンダムだ!」

ハマー「(……?)」

 トイレから出たあおいは、トコトコ歩いていって。
 自分の部屋に帰ると。
 まず 脱 い だ。
 …帽子を。

ハマー「(お、落ち着け。落ち着くでござるよ、拙者!)」

 そしてタオルと、恋々高校のジャージ含む着替え一式を手にすると。
 あおいはバスルームへと入っていった。

ハマー「(またも僥倖! あおい殿の部屋の屋根裏には罠もなかったし、意外と無防備でござる!)」

 しかも。脱衣場の地点ではメンテで配管や配線等をチェックした時にできたのか、屋根裏のパネルがズレていた。
 カメラが、ギリギリで中に入れられる。角度が難しそうだが、大丈夫そうだ!

 衣擦れの音。

 ハマーは最大限にまでアップにして、カメラのモニタを凝視した。

664 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/09/08(木) 03:19:28 ID:lEPzOdiw
 あおいの足が見える。ユニフォームは既に脱いだ後らしい。
ハマー「(いけるでごわす! バッチグーっしょ!!)」

 あおいが、ショーツを脱いだらしい。
 足首あたりにショーツが絡まる。
ハマー「(もう、もう! あぼーんなんて怖くない! この興奮をお茶の間に!!)」

 ゆっくりと、カメラを上半身へと向けていく。

ハマー「(…しかしあおい殿。足、こんなに長かったかなぁ)」

 ゆっくりと、カメラを上へ。

 そこは男が夢にまで見る聖地が。

 何 故 か モザイク入りで。

665 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/09/08(木) 03:21:41 ID:lEPzOdiw
ハマー「(何故!? 何故ここまで来てモザイク入れるのでござる!? 中の人の根性なし!!!)」

 ゆっくりと、カメラを上へ。

ハマー「(あれ? なんで『毛』がないの…? …まさか。ひゃっほう!!!!!!)」

 ゆっくりと、カメラを上へ。

 そこは巨乳派と貧乳派が争う、男の第二の聖地。

ハマー「(あれ? なにこの  胸  毛  。『下』とは正反対に、毛深すぎるでござるよ!?)」

 全裸で。身動き一つせず、腰に手をやり仁王立ちしているこの女性。
 この人、本当に、あおいちゃん???

 ゆっくりと、カメラを上へ。

 …その人物は。


 田嶋陽子。

666 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/09/08(木) 03:23:14 ID:lEPzOdiw
<WB:ブリッジ>

 ボトッと。ダウンジャケットに包まれた黒い生命体が天井裏から落ちてきた。

ブライト「うわ!! なんだ急に!? これハマーか!?」
芝村舞「ああ。ただのハマーだ。それよりブライト少尉。警察から戻るのが早かったな」
ブライト「俺は巻き込まれただけですから…。でもなんで、行く先々で…」

 ブリッジには、いつものメンバーが定位置についていた。
 ただ、床に落ちて気絶しているハマーを心配する者は灯里しかいない(介抱しようとまでは、しないが)。

ブライト「なんでハマーが、こんなところにいるわけ? 最近。ブリッジの天井裏には、なのはだったのに」
瀬戸口「っつーかブリッジに人が通れる天井裏なんてつけるなと」

灯里「忍者さんは、24時間護衛の訓練をしてたみたいですよー?」
芝村舞「誰の護衛につくかで悩んでる気配が満々だったな」
あおい「で、ボクも狙われた気がして。…やっちゃいました」

667 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/09/08(木) 03:25:21 ID:lEPzOdiw
ブライト「何、やらかしたの!? ハマーは死んでもいいけど、俺はもう警察に行きたくないぞ!?」
あおい「電脳ハックして、脳を焼き殺そうと」
キバヤシ「(あおいちゃんって、結構恐い…)」

ブライト「し、死んでるの!? ねえ。どっか他の場所で死んでたことにしない?」
あおい「気絶してるだけだよ。ちょっと視覚野と言語野に色んな『情報』を流してみた」

ブライト「そんなことできるんだ…」
あおい「ゴースト(魂)を焼いちゃおうかな、と思ったんだけど。舞ちゃんが…」
瀬戸口「意外ッ。ハマーをぶっ転がすのをとめたのは芝村舞!!」

ブライト「…そうなの? 焼き殺しちゃってもいいのに、というか、そうしてくれない? 他の場所で」
芝村舞「気持ちはわかるが、ハマーにもそれなりの価値がある」

ブライト「ガムテープより役立たないのに!?」
あおい「『邪魔だからレギュラー』とかいう起用なのにねぇ…」

芝村舞「これは少佐…草薙素子からの受け売りだが。
 『どんなに優秀でも、同じ規格品で構成されたシステムは、どこかに致命的な欠陥を持つことになる。
 組織も人間も同じ。特殊化の果てにあるのは、ゆるやかな死』だと。

 ハマーを入れることで、WB隊は常に揺らいでいる。ヤツは『同じ規格品』ではないからな。
 長期的に見れば。ハマーは単一化を防ぎ、『緩やかな死』を防いでいると言える」

668 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/09/08(木) 03:31:05 ID:lEPzOdiw
ブライト「こいつがそんな、役立ってるんスか!?」
芝村舞「同じ規格…萌えと幼女と裸だけに走ったジャパニメーションが、実質もう死んでるのと同じことだ。
 WB隊が単一規格のもとで構成されていけば。じきに組織として死ぬ。それがどんなに優秀でも。
 組織の硬直化。防ぎきれなかったウイルスの一撃や、戦術・戦略の変化についていけずに」

ブライト「ちなみに。それって、どれくらい後?」
芝村舞「まあ…200年後とか」
ブライト「なんか、どうでもいい話だな。この瞬間、ハマーの死、ないし隔離のほうがおトクっぽいのに」

芝村舞「私だって配慮はしている。カード運で『芝村舞のサイン入り異動命令書』が当たれば、
 ハマーを且ナ村人材派遣に隔離(?)できるようになる、とか…」

瀬戸口「え!? >>208 あたりで名前だけ出てたヤツ!? アレ流出じゃなくて舞ちゃんが書いてるの!?」
芝村舞「そうだが?」
瀬戸口「もう『肩たたき券』レベルじゃん!!」

芝村舞「……。…てへっ☆」


 #ハマーも数日間、田嶋陽子の顔を思い出して萎えたという。
 #ちなみに実在の田嶋陽子の『下の毛』『胸毛』の有無は、知りません。
 ・あおいちゃんが自分の記憶や過去ログから、テキトーなイメージを流しただけのためです。
 ・……。中の人は、田嶋陽子が大好きです(保身に走った)。

669 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/09/08(木) 03:33:31 ID:lEPzOdiw
瀬戸口「ところで舞ちゃん」
芝村舞「ん?」
瀬戸口「選択肢で。重要な(?)キャラが抜けてるんだけど。これは進行さんの責任?」
芝村舞「いや。別録りだ」
キバヤシ「(それって逃げの言葉に聞こえるが)」

芝村舞「ハマーの味方についてたカメラさんが、マー社長の日常(?)を盗撮してきてくれた。いつでも見れるぞ」
灯里「わー☆ マー社長が普段どうしてるか楽しみですねー。私が部屋に戻ると、なんだか怯えてることが多いんで」
あおい「怯えてる…?」

灯里「躾のために『意外ッ! それは髪の毛!』を使ったのが原因かもしれません…」
芝村舞「灯里、マー社長に使ったのか!? …それは怯えもするだろう。あれは意外だからな」
灯里「意外ですからねー」

瀬戸口「(やばい)」
キバヤシ「(この人たち)」
あおい「(ボクたちの知らない別の世界のことを)」
ブライト「(知ってる…)」

 #「マー社長の日常」がアップロードされました。(流れが暇な時に)いつでも見れます。

670 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/09/08(木) 03:36:18 ID:lEPzOdiw
---
M/B、ヤフオクで出品されてたのを落札(ジャンク扱いだけど)。
もう少し(?)でPC復旧し試合ができそうだけど。でも別にダラダラしててもいいんだなって思う自分もいる。

灯里「さて。次のコーナーは。『教えて、絶望先生』です」
ブライト「そう…なのか?」
灯里「お兄さん(伊藤誠)と、なのは(幼女)が、わからないことを絶望先生に聞くコーナー」
ブライト「待て。なんだその人選は」

灯里「はひっ。絶望先生と伊藤誠って、最近リュウ並みに出番がないんで。救済コーナー。
 万が一の保険として、なのはちゃんを当ててみました…だそうですっ!」

瀬戸口「(なのはちゃんが関わる時点で…)」


【選択肢】→教えて、絶望先生!!
先に2票入った選択肢で続行。age進行推奨ですが、別になんでも構いません。

A:『オレンジ同盟』について(ハイネたちが結成した、反?なのは組織)。突撃レポート!
B:「メカ沢オプション」について(その後にわかった情報と、換装方法等)…これマジで使えるの!?
C:「なんでニュースで、バール『のようなもの』とか、歯切れが悪いの?」
D:試合での作戦「ハマーに任せろ」は、変えられないの?
-----
今日はここまでー。

671 :森崎名無しさん:2011/09/08(木) 03:48:49 ID:q5GHsp3M
C
嫌がることを進んでやられた!?
試合とか、いっそ開始時点のヒキで選択にして

A:勝った! ジオンが泣きながら帰って行くぞ! あ、ルナがコケた。
B:ドローだ! 歯切れの悪さに欲求不満な連中が暴れ出しそうだ!
C:負けた…。この後、WBが大変なことに!?
X:一方その頃、ソックスハンター軍団と白い魔王の攻防戦は佳境を迎えていた。

とかいうのもいいんじゃないですかね! …一試合くらいなら。

672 :森崎名無しさん:2011/09/08(木) 10:03:54 ID:Ui3g7QRY
C

673 :森崎名無しさん:2011/09/08(木) 14:48:39 ID:???
1 「バールのようなもの」…パスカルを想定?
2 単一規格、ねえ…
  どいつもこいつも一般的な規格から外れている点では単一かもしれんが

674 :森崎名無しさん:2011/09/08(木) 19:49:49 ID:???
少佐はトグサに言ってたけど。トグサは他の連中が異常だしな

675 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/09/09(金) 04:35:26 ID:???
>>673 一般規格から外れてるヤツを選んでるはずなのに、その中でも外れるって逆に凄くないですか?w
>>674 生身の限界、ですな。ただトグサは数段劣る…はずなのに、アニメ版も1.5あたりでも相当優秀。
 やっぱり単一化を嫌うと言っても、「最低限:一定以上の資質」は必要でしょうなぁ。

>>671 マジレス。結構それ考えてます。今のとこ、小規模な試合でなら…くらいでしょうか。
 ただみんな「勝利」を選びそうだし。うまく「敗北」選択肢が魅力的に思えれば&書ければ…ですな。
 実は試合の途中で少し試してみてたりします(例えば突然、ジオン選択肢。ルナが「仕事せん」の時とか)。
---
 僕が「キャプ森」見つけた時(1さんが書いてた初期のログを見た時)は、
 カードとか使わずに選択肢だけで進んでったし(セーブ値+株価とか、バカっぽいのが大好きでしたw)。

 ただ、主流がどんどん「勝利」目的となっていって。
 前。森崎オーバーラップ特攻ドリブルVSヘルナンデスで、最後の最後で森崎が負けた時。
 当時のスレの反応は阿鼻叫喚。でも僕は「え? 笑うトコじゃないの?」って思ったんですよ。

 …「勝って面白い」って、実は創作作品内じゃ最もラクな部類です。感情移入させて、勝つだけでいいんだから。

 このスレはWBが沈んだら移動は 徒 歩 の予定です。ま、テキトーに面白そうなのを選んでくださいな。
 試合に負けても、困るのは進行さんぐらいだと思うし。

 もちろん。与えられた情報&不確定要素を考え、適材適所を探るのも良いです。中の人はコレが好きですが。
 「アリア社長はブロッカー要員」「ハマーはペナ回避のため先発」とか、運用方法に美しさすら感じます。
 ただ、朝勃ちで出場不能とか何の脈絡もなく不意打ちしたりしますけどね…w

676 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/09/09(金) 04:37:44 ID:FjhxqENc
#本日は番組予定を変更して。『なのはの、自作PCができるもん!』をお送りします。
#本日放送予定の『教えて、絶望先生!』は、翌日の放送になります。ご了承ください。
-----

なのは「うーん。パソコンが動かないなぁ…」
アムロ「なのはちゃん、どうしたんだい?」
なのは「あ、パソコンおにいさん! えっとね、自作PCがうまくできなくて困ってるの」
アムロ「症状は? どう、うまくできないのかな?」

なのは「M/B(ジャンク扱い)がヤフオクで届いて、電源も入るんだけど。画面が真っ暗」
アムロ「じゃあ真っ暗画面が表示されてるのか、信号がモニタに届いてるかが大事だね」

なのは「『ノー:シグナル』、だよ」
アムロ「じゃあケーブルか、モニタか、ビデオ出力が問題かなぁ」
なのは「ケーブルもモニタも数日前まで大丈夫だったのに」
アムロ「とりあえず交換してみようか」

677 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/09/09(金) 04:39:21 ID:FjhxqENc
なのは「…変わらないよぅ」
アムロ「面倒だけど、モニタ側を疑うべきかなぁ…。丁度検証用の安物モニタがあるから、繋いでみようね」

なのは「うーん。パソコンお兄さん、やっぱり変わらないよぅ…」
アムロ「じゃあビデオカードかな…」
なのは「オンボードだよ?」
アムロ「そこだけ壊れてるとか…」
なのは「そんなぁ! ビデオカードのストックなんてないし…」

アムロ「なのはちゃん、まずは落ち着こう。こういう時は『最小構成』にしてみるんだ」
なのは「最小構成?」
アムロ「電源とマザー、CPUとメモリ。で、ビデオカード。
 ビデオはオンボードだからいいとして、他の機器類を一切つけないで試してみるんだ」
なのは「キーボードも?」
アムロ「操作はできないけど、起動そのものには関係ないからね」

なのは「うーん。それでもうまくいかないよ」
アムロ「まずは深呼吸。どっかショートしてたり、差し込み甘いだけの可能性もあるし。一から組み上げよう」

678 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/09/09(金) 04:41:54 ID:FjhxqENc
なのは「そっか。送られてきたままの状態でセットしたからね。最初からやってみれば…」
アムロ「完全ジャンクで買ったの?」
なのは「BIOS起動と、オンボードビデオは確認済、って書いてあったよ」
アムロは「ふーん。あと、荷物の中のこれらの部品は?」
なのは「ネジとかバックパネルっぽい。メモリもCPUファンもついたまま送られてきたし」

アムロ「……。この小さな包みは? なんだかチョコレートみたいな包装だけど」
なのは「え?」
アムロ「(がさごそ)…P4,セレロンのCPUが出てきた…」
なのは「えええええ!? じゃあこのマザー、もしかしてCPUついてない!?」

アムロ「CPUファンを外してみよう」
なのは「…コレ外すの、凄い苦労するんだけど。最初外した時は、CPUファンにCPUがくっついてきたし」
アムロ「嫌がらせのようなCPUファンだよね…」

 ……。

なのは「あ…CPU、ついてなかった…」
アムロ「あー、それじゃ起動しないか。CPUつけてやってごらん?」
なのは「わぁ☆ ディスプレイに表示されたよ! オンボードビデオも正常だったんだね!」
アムロ「良かったね、なのはちゃん」

679 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/09/09(金) 04:43:54 ID:FjhxqENc
なのは「…でもパソコンお兄さん。ちょっと疑問があるの」
アムロ「なんだい、なのはちゃん?」
なのは「郵送時、メモリとCPUファンはセットされてたのに。なんでCPUだけついてなかったのかな…」
アムロ「さあ…」
なのは「(P4の)CPUファンって、固くて取り外しが異常に難しいんだけど」
アムロ「そうだねぇ。アレ、外すの恐いし…」

なのは「……。これ…明らかに嫌がらせだよ!?」
アムロ「まあ、理解に苦しむけど…」

なのは「『評価』で『非常に悪い』をつけたくなったのは始めてだぜ…!」
アムロ「まあまあ…」

なのは「送り状に『アダルト製品』とか書いたら(相手が一人暮らしじゃないなら)ダメージ与えられそうな」
アムロ「(無駄に行動力あるなぁ」)

なのは「いっそ、ぶっ転がしたくなってきた」
アムロ「……」

 #メインPC。ようやく復旧するかも。
 #翌日は『教えて、絶望先生!』をお送りいたします。
 ・っつーか、また睡眠時間が3時間を切ってしまうのだが…

680 :森崎名無しさん:2011/09/09(金) 12:15:26 ID:???
実際どうしてわざわざ別装したのか謎ですねw

681 :森崎名無しさん:2011/09/09(金) 12:33:30 ID:???
ペン4のクーラーって四ヶ所で噛み合うバカでかいヤツだよね?
俺は強引に外してプラ部分を折ったことがあるw

682 :森崎名無しさん:2011/09/09(金) 22:12:58 ID:???
『「BIOS起動と、オンボードビデオは確認済」のM/Bがなぜジャンク扱いなのか、
 考えなかったのですかブライトさんっ!』
とミライさんあたりが怒りかねないなー・・・

何らかの事情で一度CPUとファンを離す必要があったのは確かだな
一番考えられるのは
「ファンを外した時にCPUに何らかの違和感があったから、怖くなってCPU外してファンだけ戻した
 (その直前まではちゃんと起動していたけど念の為。だからジャンク扱い)」
かな、自分の推測として
「それだけじゃ何だから余ってたCPU(可動品)を外したCPUの代わりにお付けします
 (でもやっぱり動作保障しかねるからジャンク扱い)」
を付記したいところ

683 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/09/10(土) 03:45:06 ID:???
>>680 実際はM/Bがエアキャップで包まれてきたんですが。その他の梱包材が適当に詰め込まれてて。
 その中にネジとかあって。その一部に、CPUだけ包まれてて。…当初は梱包材の一部だと思いましたもん。

>>681 クーラー部分が壊れるならまだしも、基盤のほうが割れそうで恐かったですね…。
 アレ外すの前提で考えられてないですよ、絶対。

>>682 ジャンク扱いだけど、国内には彼(?)しか頼れる人がいなくて…(余程マイナなM/Bらしい)。
 …アメリカとか台湾のAMAZONでは売ってるかもしれないけど。
 いえね。CPU外して、交換してジャンク扱いで売ってもいいんですよ。
 ただCPUを差してからファンつけて送るか、CPUもファンもつけないで送るかしてくれよ、と。
 なんでファンだけ戻した、と! 外側から見てわかんない上に、ファン外すの相当パワー要りますよ…。

684 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/09/10(土) 03:46:24 ID:IAeE7pBU
C:「なんでニュースで、バール『のようなもの』とか、歯切れが悪いの?」
-----

『教えて、絶望先生!』

なのは「よいしょ、よいしょ。絶望せんせー」
絶望先生「おや? なのはちゃんじゃないですか。どうしました、大きなボストンバッグなんて持ってきて」

なのは「あのね。選択肢Cについて教えてもらいたいの!」
絶望先生「あの、ここは教育番組っぽいコーナーなんで。先日と同じような導入でいいんじゃないかと。
 そもそも『お兄さん』(伊藤誠)はどうしたんです? 二人で話し合ってから、わからないことを聞きに…」

なのは「ごめんなさい、面倒なんで手を抜きました」
絶望先生「それだけ堂々と言われると清々しいですね。で、『お兄さん』は?」

なのは「面倒なんで、持ってきました」
絶望先生「は!?」

伊藤誠「はいーっ!!」

 ボストンバッグから飛び出てくる伊藤誠。
 …これほどまでにイヤな『お兄さん』の登場演出は、他にないと思う。

685 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/09/10(土) 03:48:15 ID:IAeE7pBU
なのは「『お兄さん』登場!」
絶望先生「こんなお兄さんなら、別にいらないっぽいんですが…」
伊藤誠「夏休みのラジオ体操の『お兄さん』なんて、冬は冬眠してるくらいですから。それに比べればマシです」

絶望先生「え!? あの人、冬は冬眠してるんですか!?」

 先生が教えてもらう側の教育番組。これくらいなら、少しはあるかもしれない(?)。

なのは「それでね先生。ここに来るまで、お兄さんとお話ししてたんだけど」
伊藤誠「ニュースで、バールの『ようなもの』って歯切れが悪いのはどうしてかなーって」

絶望先生「(誠入りの)ボストンバッグと会話してる幼女もイヤですが。
 29歳とかになって同じようなことしてると職務質問受けるので注意してくださいね」

なのは「コナンとか金田一少年あたりが、
 『人をぶっ転がした後、死後硬直が起こる前に折りたためば死体はボストンバッグに入る。
 それをわざわざ死体をバラバラにして運んだのは…犯人はエスパー伊東を知らない人物だ!』
 って叫べば、6割がた納得できるかも」

伊藤誠「その推理。推理小説でやったら、どうでしょうね」
なのは「酷評されたりしないと思うけどなー」
絶望先生「まあ無視されるだけでしょうね。それより本題に入りません?」

686 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/09/10(土) 03:52:24 ID:IAeE7pBU
なのは「はーい。えっと先生。『全裸になった理由は、暑かったから、と供述』なんてズバッと言うNHKニュースが、
 なんでバールだけは、バールの『ようなもの』って、妙に腰が引けてるんですか?」

絶望先生「第一報では。何かで『こじあけた』けど、それはまあバールじゃないかな、程度だからですよ」
伊藤誠「でも例えば。容疑者が逮捕されたて詳細情報が出ても。
 それでも『こじあけた』道具はバールの『ようなもの』ですよね?」

なのは「それに、第一報で詳細がわからないなら。
 『容疑者と思われる生命体は窓と思われる入り口から侵入したと思われ車のようなもので逃走したかも』とか、
 もっともっと、歯切れが悪くなっていいと思うのに」

絶望先生「それ既に、ニュースとして伝えたいのかどうかすら怪しいですね」
なのは「『バール』と『バールのようなもの』って、違うのかな?」

伊藤誠「母さんが言う『ファミコン』みたいなものかも。
 プレステだろうがDSだろうが『ファミコンのようなもの』だろう、と」

絶望先生「そんなに深く考えなくても。ただ警察発表をそのまま流してるだけですから」
なのは「うー。だ・か・ら! じゃあなんで警察は、
 『金庫のようなものを何らかの道具でこじあけて貨幣らしきものを盗難か勝手に拝借したらしい』
 とかって、もっと無難に言わないの? バールだけ特別扱い、ひどーい!」

伊藤誠「まさか…バールに放送コードに引っかかる絵とかが描いてあったとか!?」
なのは「卑猥なこと!? 残虐なこと!? 先生、気になるよー」

687 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/09/10(土) 03:54:50 ID:IAeE7pBU
絶望先生「ふぅ。しかたありませんね…。真実を言いましょう」
なのは「わくわく!!」

絶望先生「それは『大人の事情』なんです!!」

伊藤誠「…どうしてです?」

絶望先生「不可解ですが。世の中には。規制したがる人間が多いんです!
 例えばバタフライナイフ。以前、バタフライナイフが凶器として使用された時。
 『未成年者へのバタフライナイフ販売を許すな』と言う人がいて。
 実際に店の自主規制もあったんですが。でもバタフライナイフじゃない普通のナイフは買えたんです」

伊藤誠「あー。このスレ的には、刺す道具は包丁ですけどね」

絶望先生「さらに言うと。『存在しないもの』を規制することすらあります」

なのは「え!? 私の薄い同人誌、大ピンチ!?」
伊藤誠「東京都の条例ですか!? なんで小説とドラマには適用されないんですか!?」
なのは「一冊の本が彼の人生に影響を与えた、とか。どう見ても文章のほうが『人生への影響力』が強いのに!」
伊藤誠「CCさくらと出会って人生が変わった人も多いけど、アレ裸ないし!!」

688 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/09/10(土) 03:57:39 ID:IAeE7pBU
絶望先生「いえ、あの。キルゾーンに踏み込まないでください。
 条例はともかく。存在しないのに規制されたものがあります。『ダガーナイフ』です!!」
伊藤誠「あ。どっかで聞きましたね」

絶望先生「『ダガー』も『ナイフ』も、古代から存在しますが。『ダガーナイフ』なんて聞いたこともなかった。
 ところが妙な報道をされ、一部の愚民どもがうるさく騒いだ結果、法 律 まで変わって。
 そもそもダガーでもナイフでもない、こじあける的な商売道具まで違法になったほどです!!」

なのは「ニュースの人のせいで、こじあける的な道具も違法に!?」
伊藤誠「『政権交代すれば日本は良くなる』って報道されてたのにいッ!!」
絶望先生「いえ、NHKはそこまであからさまじゃなかったですが…って貴方たち選挙権ないでしょ。
 ともかくそういうわけで、もし『バールでこじあけた』なんて報道されてしまうと…」

伊藤誠「…ああっ!! バールが規制されることに!?」

絶望先生「バール業界なんて知りませんが、バールを扱う職種の人は数多い。
 流石にこれを規制したら、そもそも仕事になりません。日本、大打撃です」

伊藤誠「報道一つで、こんなにも世界は変わるんだ。凄かったね、なのはちゃん!」
なのは「そうだねお兄ちゃん! やっぱり愚民どもは私が正しく導くべきなんだよね!」

絶望先生「そこの幼女。飛躍しすぎないように」

689 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/09/10(土) 04:03:01 ID:IAeE7pBU
なのは「ん…」
伊藤誠「どうしたの? なのはちゃん」

なのは「……。文学は現実を模倣する。だったら、その逆だって…」
絶望先生「何をトグサくんみたいなこと言ってるんです?」

なのは「行政・司法・立法の三つが大きな権力とするならば。
 民主社会においては、それらを誘導できるマスメディアは最大の権力と言えよう」
伊藤誠「そんなこと言う幼女イヤだ」

なのは「えっとね。私、思いついたの。報道を使えば、世界を変えられるってことでしょ?」
絶望先生「ええ、まあ…。変わる『かも』程度ですが」

なのは「…『アダルトビデオのモザイクがムカついた』って言って無差別殺人すれば!」

伊藤誠「ああっ! そうすれば、あ の モザイクが規制されることにッ!?」

なのは「これで日本は、世界市場で戦えるの!!」


 それって。きっと。
 規制されるのはモザイクじゃなく、アダルトビデオのほうになるだろうと思ったが。
 絶望先生は空気を読んで口にしなかったという。

690 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/09/10(土) 04:05:15 ID:IAeE7pBU
---

あおい「気がつけば。『進行さん.txt』ファイルが一ヶ月近くも変わってないなー…」
灯里「見切り発車という手もありますよー?」
あおい「ん。いつものことだけど…」


【選択肢】→
先に2票入った選択肢で続行。age進行推奨ですが、別になんでも構いません。

A:マー社長の動画を見る。
B:メカ沢オプションの現在情報の確認。
C:そろそろ見切り発車もありうる。ゲリラ側をなんとかしないと…。
D:瀬戸口が。獣のような男たちを率いて美少女を取り囲み暴行。美少女は涙目になって脱ぎ出す!
-----
今日はここまでー。

691 :森崎名無しさん:2011/09/10(土) 08:26:50 ID:zGBBAuYI
C

692 :森崎名無しさん:2011/09/10(土) 09:04:33 ID:cOO0zsko
A

693 :森崎名無しさん:2011/09/10(土) 10:53:46 ID:DXOrdpLg
C

694 :森崎名無しさん:2011/09/10(土) 12:27:50 ID:???
あー、ありましたね…牡蠣の殻むき用ナイフまで規制されちゃったこと…

695 :森崎名無しさん:2011/09/10(土) 22:09:44 ID:???
うまくモザイクだけで人を殺せば、、、

696 :森崎名無しさん:2011/09/10(土) 23:10:01 ID:???
つ【ステンドグラス連続殺人事件】

697 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/09/11(日) 02:56:24 ID:AaWZ4wK6
>>694 どう考えても「凶器はナイフ」って報道でいいでしょうに(もともと銃刀法違反だし)。
 「ダガーナイフ」って、「スライダー変化球」「小銃鉄砲」「ガンダムモビルスーツ」的な違和感があります。
 凶器がエクスカリバーとかビームサーベルだったら、規制もやむなしと思うんですが。

>>695 ナイスアイデア! 今なら「モザイク戦闘術」の創始者にもなれるし!

>>696 んー。知らないですが…なんだかステンドグラスが規制されそうな名称ですな。


C:そろそろ見切り発車もありうる。ゲリラ側をなんとかしないと…。
-----

イーディ「でああああッ!」
キキ「くっ!」
 イーディの、小内刈りから背負い投げのコンビネーション。
 あまりサマになっていないが、キキも柔道の防御は巧くない。
 二人とも、もつれて転がった。

リュウ「有効ーっ!」

イーディ「これでポイント、リードですわ!」
キキ「まだまだっ!」

タカトシ「ちょっと目を離した隙に」
蘭「…なんで彼ら、柔道の団体戦をやってるの?」

698 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/09/11(日) 02:58:06 ID:AaWZ4wK6
オイゲン「私どもはサッカーのルールもロクに知りませぬ。
 そこで、いっそサッカーの練習はあきらめ、他の競技から有用な要素を組み込もうと」
タカトシ「それが、よりによって柔道ですか…。アレが(何故か)一番、反則に取られやすいのに」
蘭「しかも。またリュウは審判やってるし」

タカトシ「(ふぅ)はーい、自称リーダーの三人、集合してくださーい!」
 タカトシがぽんぽんと手を叩くと、柔道をやってたイーディとキキが集まってきた。
 …リュウも来ればいいのに。

タカトシ「えーと。状況を説明しますね。準備しとかないと、本気でマズいかもしれません」
蘭「(…むしろ、どう足掻いても 無 理 っぽい気もするけど)」

タカトシ「そもそもゲリラ側。チラッと名前は出てましたが、どういうメンバーでどういう人たちなんです?」
オイゲン「ふむ。そうですな。ではメンバーの紹介をしましょうぞ。特徴もわかるかもしれませぬ」


699 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/09/11(日) 03:01:19 ID:AaWZ4wK6
<ティアリングサーガ(ファイヤーエムブレムの腹違いの子供)>より。

軍師:オイゲン。軍師は頭がいいという常識を打ち砕いた。
風の魔法使い:マルジュ。序盤加入の風魔法使いの少年は強いという常識を打ち砕いた。
緑の髪のナイト:アーキス。初期メンバーの「赤・緑」はそこそこ強いという常識を打ち砕いた。
女剣士:ジュリア。女剣士は強いという常識を打ち砕いた。

まあ、もっとも。
このうちマルジュは、全部で4人いる魔法使いの中で4番目に強いというだけで。一応強いほう。専用魔法が残念だ。
ジュリアも、専用武器持ちで強くて同じ職種が他に2人いるだけで。打たれ弱いものの、まあ弱くはないほうではある。

一方で。
アーキスは初期状態で「てやり」が投げられないという致命的な欠点がある。初期で「再移動」もなく騎兵の意味がない。
オイゲンはどうでもいいや。

もう一人。
弓使い:ルカ。弱くはないが他に強い弓兵が大勢…。何より、4人のうち1人を仲間にできる、という展開が二度あるが。
 そこで彼を取るメリットがまるでない。ちなみに専用イベントは「自分が死ぬ」である。優遇されなさすぎ。
---
「ラケル」ルカの姉。序盤加入も、やたら強い。かつ良成長する。通り名も「弓の女神」と格好いい。
 腕前は弓の女神ブリギットの再来、とのこと。但し、人間ユニットにトドメを差せない(HP1にして、後は外す)。
 これは一応の弱点ではあるが、弱いキャラの育成支援と考えれば便利なことこの上なし。

700 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/09/11(日) 03:03:34 ID:AaWZ4wK6
<ベルウィックサーガ>より
重装歩兵:デリック。この作品で優遇されてる「斧」使いであり、また「Lサイズの楯」が使える2人のうちの1人である。
 大抵は愛とか戦略でなんとかなるのだが…デリックは移動力がなさすぎ。MAPに時間制限が多いので、ほぼ使えない。
 また防御力が一切上がらない。極端な無口だが…エンディングで唐突に『意外な人物』だと発覚する。

---
ティアリングサーガ・シリーズ、と書かれているが、世界観や難易度その他は全くの別物である。
唯一の繋がりは、最高級の料理「ラケル風オムレツ」の名称くらいなもの。「うまかったです!」
真面目な主人公とくっつくのが、ポッと終盤で出てきた、やや電波な妹というのも素敵だ。

ゲームとしての難易度は極めて高め。何も考えず突撃すると、名無しのザコとほぼ五分五分の戦いである。
武器は壊れ、敵は多く。自軍は常に金欠。そのため武器は「現地調達」に頼ることもしばしば。
そう。敵を殺さず弱らせて捕獲するのだ。だがそれをするには、さらに厳しい戦いをすることに(ループ)。

FEシリーズの伝統として、当然のごとく死んだユニットは生き返らない。

またレベルアップでの能力上昇は、キャラのレベルで「上限下限」が決まっていて、その中でランダム、である。
極端に強くも、ヘタれることもない仕様のランダム。単騎無双ができないよう、徹底的な配慮がなされている。

701 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/09/11(日) 03:07:03 ID:AaWZ4wK6
<戦場のヴァルキュリア>より
イーディ。突撃兵。多少のツンデレ。舞台に上がったことはない自称女優。歌が壊滅的に下手でジャイアン級。
 敵を見るとパニックになる。DLC「イーディ分隊大作戦」で一時的に、本体から孤立した数名を率いた。
 ちなみに当時の隊員は「マゾ」「ホモ」「無口」「平和主義者」等であった。リィンだけまともで、逆に居づらそう。
 戦ヴァルシリーズの広報を担当(?)してる。

キャスリン39歳。女性の狙撃兵。第一次戦争でも従軍したベテラン。性格などに特に問題はないが、年齢だけが残念。
 女性の狙撃兵は彼女とマリーナしかいないが、体のパーツは使い回されて表示されているので問題ない。
 テンプレにもあったが、狙撃兵が敵を仕留めると愛らしいポーズを取る。ただこれは「立った状態で倒した時」限定。
 そのため土嚢や草むらに「しゃがみ」「伏せ」から、「立って」→「狙撃」→「また身を隠す」という現象が頻発。
---
「アリシア」メインヒロイン。偵察兵。パン屋見習い。…何故か偵察兵の中で、最も射撃が巧い。
敵の配置を知ってる二週目の場合。アリシア一人で敵陣に突入、敵陣地を陥落させるのがてっとり早い。
いわゆる「アリシア無双」だが、装備は小銃で攻撃力が高いわけではなく、タイマンで戦車に勝つのは苦労する。
(そもそも偵察兵で戦車を破壊しようという発想そのものがおかしいけれど)

だが二週目以降。初見の敵戦車を破壊できないかというと、そうでもないらしい。
戦法は、まずアリシアが敵戦車の背後に移動。敵歩兵の迎撃を受け始める。
その流れ弾を敵戦車のラジエーターに当てる。アリシア我慢し続ける。→一時間くらいで戦車破壊(敵が)、だそうな。


702 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/09/11(日) 03:09:45 ID:AaWZ4wK6
<ガンダムSEED>より
民間人上がりから、成り行きで兵士になる…言わばカイやハヤトのポジションの、男三人。

サイ・アーガイル。ブリッジ要員。フレイの元・婚約者。後に婚約破棄されたが、でもそれっていいことじゃ(ry
 フレイ争奪戦時、キラさんの名台詞「やめてよね。 本気でケンカしたら、サイが僕にかなうはずないだろ」が凄ぇ。
 キラさんパネェっす。アンタ何、今さら 善 人 ヅ ラ してんですか。っつーかこの頃のキラは好きだった。
 ともかくサイは(色々あったが)生き延びたし、「いい人」である。
 戦略級地雷であるフレイを(結果的に)避けたりと、帰宅部員としての資質も伺える。

トール・ケーニヒ。通信士ミリアリアの恋人。当初は操舵手のサブ。後に戦闘機パイロットとなる。
 明らかな死亡フラグで、戦死である。一応優秀。だがドラマを無理に盛り上げるためだけに死んだと言えよう。
 #尚。捕虜になったディアッカに、ミリアリア:フレイのコンビが刺殺:銃殺にくるシーンは圧巻である。

カズイ・バスカーク。通信士担当。「今後は志願兵だけで行く!」という方針になった直後、艦を降りる。
 こういう行動はヘタレと思われがちだが…現実的にそれって「普通」じゃなかろうか。
 ただ彼は、皆が退艦許可証を破り捨てていたのに、実は自分だけ捨ててなかったという小手先の技をも扱える。

703 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/09/11(日) 03:12:43 ID:AaWZ4wK6
<まとめ>
・オイゲン(策略)、マルジュ(魔法)、アーキス(槍)、ジュリア(剣)、ルカ(弓)。+ラケル(弓)
・デリック(斧+楯)
・イーディ(マシンガン)、キャスリン(狙撃銃)。+アリシア(小銃)
・サイ、トール、カズイ(ここらへんは、とりあえず拳銃を持たせた)。

オイゲン「それに加えてキキ殿と、WB隊からの援軍3人が、使えるメンバーということになりますな」

蘭「(私が言うのもなんだけど。相当、知名度が低い人が多いような…)」
タカトシ「(…今、見切り発車されて試合が始まったら、確実に負ける気がする)」
蘭「(それを思えば、むしろメインPCの故障はラッキーだったのかも)」


【選択肢】→ゲリラ側の戦力増強案
先に2票入った選択肢で続行。age進行推奨ですが、別になんでも構いません。

A:防御用の陣形を整える(オイゲンが)
B:アリシアに戦闘参加命令(オイゲンが)
C:味方の装備を用意してあげる(オイゲンが)
D:エレドアに協力要請(オイゲンが)

注・エレドアとは、そもそも誰も面識がありません。
-----
今日はここまでー。

704 :森崎名無しさん:2011/09/11(日) 03:47:01 ID:V8aFdask
B
全部プレイしてる自分としてはレビューに初手から笑ったw
どうせ捨て駒だから派手に散ればいいとはいえ酷い面子…
あまり丸腰不安を発動させる機会のないオハラさんはともかく、イーディのパニックには散々手を焼かされましたw

アルムートさん? …「手加減」とかの徹底したネタっぷり、愛されてますよねえ。

705 :森崎名無しさん:2011/09/11(日) 11:07:58 ID:gQIL+pwg
B

706 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/09/12(月) 03:12:00 ID:???
>>704 剣、槍、斧、弓、と残念な人たちを揃えてみました。アーキスとマルジュは誰もが引っかかる罠だと。
 逆に戦ヴァルはユニット能力が突出してないので、いつもハーレム小隊になってしまいますな。

---
#お詫びと訂正。キャスリンさん(狙撃兵)を39歳って書きましたが。どうも35歳っぽいです。
 (ちなみに彼女は25歳と言い張っても普通に通用します。年齢設定が残念なだけで)
 こういうの、熟女マニア的にはどうなんでしょう。顔も「年相応」じゃなきゃダメなんでしょうか…。

 ところで30歳過ぎてそこそこ人気ある女キャラって、他にパッと思いついたのはシーマ様くらい。

 「15歳を過ぎた女に価値はない」と半通大介さんの長男は言うでしょうが。
 結構、30歳すぎて40歳近くになっても顔は綺麗な方も多いですけど。

 …待てよ。アレらがもし、化 粧 のせいだったとしたら…!


707 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/09/12(月) 03:14:24 ID:M53zDd46
B:アリシアに戦闘参加命令(オイゲンが)
-----
タカトシ「……」

 オイゲンが紹介したメンバーが色々と残念な人たちだったということは。タカトシの表情から推測できた。

オイゲン「ま、まあそういうわけで。サッカーで我らの弱点はGKがいないことだけです」
イーディ「そうですの。GKが鉄壁なら、攻撃陣はテキトーにカード運で勝てるかもしれませんから!」

タカトシ「彼らでもNHGにはランク入りできないなんて…。一度、NHGメンバーを見たくなってきました」
 そこにはどうやら、芝村舞が興奮するほどの「がっかりさん」が集まっているらしいが。

キキ「でも。この試合での活躍(?)によって。彼らもうまくいけばNHG入りできるかもね」
 実際。NHG(日本ヘタレ学会)やWHG(World HETALE Government)のスカウトも、この試合の画像を見るだろうから。
蘭「(そんな事情、どうでもいいんだけど…)」

タカトシ「ともあれ、戦法は(短時間の時間稼ぎが目的だから)必殺技連発、でいいと思いますよ」
蘭「ヘバッたら交代させればいいしね」

イーディ「でも。そもそも必殺技なんて持ってない人も多…げふんげふん。なんでもありませんわ!」
オイゲン「だいたい最大ガッツだってハマー並み…げふんげふん。なんでもないですぞ!」

708 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/09/12(月) 03:16:46 ID:M53zDd46
キキ「やっぱりサッカーじゃ無理だよぉ。ダメもとで、じゃんけん勝負、って言ってみない?」
オイゲン「それなら私とて。一対一なら20%程度の確率で勝てる自信はありますな」
タカトシ「(一対一のじゃんけん勝負にしては、勝率低い気もするけど…)」

イーディ「んー。こうなればしかたありません。総動員体制、発令です!」
タカトシ「総動員体制?」
イーディ「補給部隊たち、さらには民間人をも戦わせるんですの」
キキ「まー、ゲリラってもともとそういうものだし」
蘭「でも。そんなすぐ戦えるものなんですか?」
イーディ「私の国、ガリアじゃ結構うまくいってましたよ? 義勇軍」

タカトシ「それ。むしろ正規軍が弱いだけな気もするんですが…」
イーディ「いいえ。ガリア正規軍は、全体の半分近くの被害を受けても戦線を維持できた程のつわものです!」
タカトシ「それは確かに凄いんですが…(でも強かったら、そこまで被害受けないだろうし)」
イーディ「逆に義勇軍、第七小隊のほうが無茶な作戦をしてますわ!
 …まあ、正規軍からそういう無茶な作戦しろって言われて、やっちゃうんですけど」

蘭「…無能?」
イーディ「いえ。後の治安維持で、臨時収集する義勇軍が法的に使えない時なんか。
 実戦経験を積ませるため『じゃー学生にやらせちゃおう』という大英断を下すほどの器の大きさ!」

タカトシ「SEGA様、『4』では据え置き機で、敵の圧倒的戦力に善戦する正規軍を描いてあげて!!」

709 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/09/12(月) 03:18:00 ID:M53zDd46

 さて。

 この時オイゲンは思っていた。
 『必殺技連発で、ヘバッたら交代』というスタイルなら、層は厚ければ厚いほどいい。
 どうせ交代枠なんてないし。

 それなら。最強のパン屋見習い(らしい)アリシアを用意しておいたほうがいい。
 こっそり彼女を勧誘しておけば、自分の軍師としての株も上がる。

 でも>>616 でキキに「お前、もう行くな!」と言われてる。
 それならば…!!

 オイゲンは手紙を書いた。


710 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/09/12(月) 03:19:11 ID:M53zDd46

『アリシア・メルキオット殿(TV版じゃなくゲーム版)へ。

 現在。我らが戦力は充分ではないと言える(みたい)。
 現状では、予測される交戦に対して勝利は難しい(っぽい)。
 最悪、部隊の壊滅も予想される。

 そこで貴殿には、前線への復帰を求めたい。
 兵站業務、その他は他の誰かに引き継がせる(予定)。

 貴殿には速やかに戦線復帰し、その能力での活躍を望む。
 我らの勝利のためには、貴殿の戦闘能力が必要だ。

 事態は急を要する(らしい)。

 大至急、我らに合流されたし』


711 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/09/12(月) 03:21:51 ID:M53zDd46
 後は、授業中に先生にバレないよう手紙を回す学生のごとく。
 手紙をアリシアへと渡せばいい…!
---

イーディ「そういうわけで。これからは後方支援部隊の方にも働いてもらいましょう」
キキ「アリシアとか、ラケルは使えるかなぁ?」
イーディ「憲 法 九 条 っぽい女をアテにしたくありませんけど」

キキ「ガンダムSEEDのキラさんもMSパイロットには『不殺』のくせに、
 戦艦とか要塞に対しては容赦なく攻撃して、中の人をぶっ転がして平然としてるし」
イーディ「それは、そもそも『戦艦に人が大勢』なんて思ったことがないほどアタマがどうかしてるんでしょう」

タカトシ「そっちへの攻撃もやめてあげて!」

蘭「性格で戦いたくないラケルはともかく。アリシアは志願した偵察兵でしょ? 計算できるんじゃ」

 #但し。平和主義で攻撃を拒否する偵察兵もいるので、あなどれない。

イーディ「まあそうですけど…。…あら? そのアリシアさん、いらっしゃいませんわね?」
キキ「本当だ。どこにもいないね」
イーディ「さっきまで。柔道の団体戦で副将の予定でしたのに…」
キキ「ちょっと審判やってたリュウさんに聞いてみよう」

712 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/09/12(月) 03:23:54 ID:M53zDd46
 (柔道の)審判をやっていたリュウに聞いてみる。
リュウ「アリシアさん? ああ、彼女ならガリア義勇軍の第七小隊に帰ったよ」

タカトシ「え!?」
蘭「何、その展開!?」

リュウ「なんでも手紙が届いて。第七小隊が壊滅するほどにピンチらしいって。だから急いでた」

イーディ「え!? 私にもキャスリンさんにも、そんな情報届いてませんわよ!?」

オイゲン「きっと恐くなって逃げ出したんでしょう。少し期待した私が愚かでしたな!」

 …オイゲンの失敗は。
 アリシアに出した手紙。
 その手紙が『誰から』なのか、そして『どこの』戦闘に参加してほしいのか、書き忘れていたことであった。


 #アリシアが姿を消しました…

 ・一応、大ピンチなことは伝わりました(誰が大ピンチなのか、わからなかっただけで)


713 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/09/12(月) 03:27:57 ID:M53zDd46

-----
アリーナ「うー。雷獣撃ちたい! 試合、まだー?」
なのは「もう無差別でいいから砲撃したいよぅ。ちゃんとAVのモザイクがムカついたって言うからー!」

瀬戸口「確かに…ここ最近、グダグダだしな。メインPCの復旧も遅れてるし」
灯里「スイッチ長押しで何度も落としてたせいか。WIN起動ファイルが壊れたみたいで。
 それはなんとか戻したんだけど、今度は…3000円もした、メーカー製の電源が一週間程度で壊れたっぽくて…」
あおい「電源なんて500円の(ノーブランド)でいいじゃん、的な考えとしては。かなり奮発したのにね」

ブライト「じゃあ試合いくー?」
桜子「(そんなノリなんだ…)」

絶望先生「あれ? 進行さんが、NGサイン出してますよ!?」
伊藤誠「時間食ったから、早く進めたいはずなのに!?」

ミライ「そうか…スレ容量!!」
ブライト「ん?」
ミライ「このままのペースで(どうせグダグダが入って)行くと、半端なトコでスレ落ちっぽいからよ!」
芝村舞「いや、彼(スレ)は彼で、まだ結構もつと思うぞ」

奈々「でも。CMが入ると流れを忘れちゃいますからね…」
桜子「いつも半端なトコで落ちてる気もするけど」

714 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/09/12(月) 03:29:18 ID:M53zDd46
瀬戸口「まあ…今は叶親たちが警察に捕まってるし。試合がまだ先で良かったと考えるべきだろう」
あおい「ハマーが気絶中、という意味ではいいタイミングなんだけど」


謙信「(もぐもぐ)」←おにぎり食べてる。
メカ沢「(ペコペコ)」←油差してる。

桜子「(いっつも思うんだけど。この人たちって何事にも動じないわよね…)」



【選択肢】→進行さん、泣きながら。
先に2票入った選択肢で続行。age進行推奨ですが、別になんでも構いません。

A:ゲリラ側。味方の装備を用意する(オイゲンが)。
B:マー社長の動画を見る。
C:メカ沢オプションの情報と換装方法。
D:獣のような男たちが手に手に武器を持ち美少女を取り囲み暴行!
 美少女は涙目になって脱ぎ出すが、男たちはとまらない!
 絶叫と絶望が交錯する現場の、その一部始終を撮影された美少女!!
-----
今日はここまでー。

715 :森崎名無しさん:2011/09/12(月) 03:58:23 ID:zztLAVKk
D
釣り針の拡大路線はここまでとみたw
あるいはスルーを続けてたら、いつか選択肢だけで一日の更新が終わるほどの大容量になるか(なりません)。

しかしクズと無能を集めることにかけてはガリア正規軍の右に出る組織もそうはあるまい…。

716 :森崎名無しさん:2011/09/12(月) 07:53:03 ID:5viwYp6k
C

717 :森崎名無しさん:2011/09/12(月) 12:48:03 ID:j/OsD9Q2
C

718 :森崎名無しさん:2011/09/12(月) 13:15:28 ID:???
>>715

 見てみたい
 釣りレスだけで
 スレオワタ

まあこのスレ自体が釣りなんですけどね(誉め言葉)

719 :森崎名無しさん:2011/09/12(月) 18:44:41 ID:???
オイゲン、もう何もするなw

その間に釣り針がどんどん大きくなってくw

720 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/09/13(火) 03:27:18 ID:Q8Ae+W9E
>>715 くっ…まだまだ! もっと、更なる拡大を…!
 なんで選ばれないんだろう。…そうだ、他の選択肢をつまらないっぽいモノにすれば!
 「ユリア人形使用中」とか「田島陽子の一日」とか。…それはそれで面白そうだな。でも書きたくないな…

>>718 本人、(こういうことは)ヤル気満々なんですが。
 難易度ベリーハードですよ。間接的な表現でもマズいかもだし。NGワード多いし。全くの嘘書けないし…
 選ばれたら。一応「キーワード」は全て出る予定ですが…果たしてできるんだろうか。

>>719 何もしないオイゲンなんて、オイゲンじゃないやい!
 釣り針は。正直、そろそろ限界です…。一番時間かかりますw


C:メカ沢オプションの情報と換装方法。
-----
 ブリッジに。原素子が足早にやってきた。
 その後ろにおにいさん(アムロ)と幼女(なのは)がついてきている。
 メカ沢はアムロに背負われて。しかしピクリとも動いていない。

 原素子は、ブライトさんに包丁の切っ先を突きつけた。
 その刀身に、赤黒く変色した液体が付着している。

原素子「ブライトさん、コレを見てちょうだい」
ブライト「え。あの…どういうリアクション取ったらいいか」

721 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/09/13(火) 03:28:57 ID:Q8Ae+W9E
原素子「……」
ブライト「……」

原素子「…てへっ☆ 間違えたわ。ごめんなさい、最近寝不足で。こっちよ、こっちだった」
 手馴れた仕草で、包丁を鞘(!)に戻してから。原さんはカバンから書類の束を取り出した。
原素子「『メカ沢オプション』だけど。随分と解析が進んだわ!」


ブライト「(それより包丁が赤黒く濡れていたことが気になるんだが…)」


アムロ「メカ沢オプションは、換装して様々な戦況に対応できる…んですが、うまく運用されてません」
原素子「ストライクガンダムもインパルスガンダムも、結局は高機動モードだけ使われたようなもので」
なのは「ぶっちゃけ、いつもモード切り替えのことなんて忘れちゃってたの」
アムロ「もし『オレンジ』モードとかメリハリがあるものだったら、すぐ気づいたんでしょうけど」

 アムロはメカ沢を地面に置いた。メカ沢は全く動かない。どうやら電源が入ってないらしい。

ブライト「で。結局はどのモードで動かすのが一番いいわけ?」
アムロ「ですから。状況によって異なって。野球でも外野フライ打たれちゃいけない時とかあるでしょ?」
ブライト「…なるほど!」
原素子「(野球に例えればいいのね…)」

722 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/09/13(火) 03:31:06 ID:Q8Ae+W9E
なのは「ただ、もともとメカ沢って汎用ドラム缶型決戦兵器だから」
アムロ「数値的には隙がなかったんです。せいぜいドリブルとシュートが他より1とか2とか低いくらい」
原素子「足が遅いって欠点もあるけど…変形できるし」
ブライト「見た目に反してパーフェクトだな」
原素子「とりあえず有用なモードを解析してみました」

 A:アサルト。突撃仕様。
 B:バスター。遠距離砲撃仕様。

ブライト「ここらへんはVガンみたいだな」
原素子「アサルトは単独でのドリブル突破とスピードが上がって。
 バスターはロングパスやらロングシュートが上がるわ。でもそれぞれ、他の数値は結構落ちちゃう」

 P:パンツ。ムラムラするかも。
 Q:旧式。弱くなる。
 R:ロベルト。謎。

ブライト「ここらへんは、誰もトクしなさそうだな…」
アムロ「使い方次第でしょう。おそらくモードPは、初級パンツ鑑定士レベルくらいの力は出せそうです」
なのは「旧式は、昭和の匂いを思い出せそうなの!」

723 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/09/13(火) 03:32:25 ID:Q8Ae+W9E
 F:ファンネル。NT仕様。
 G:ガンパレードマーチ。防御を捨てて突撃!
 H:ハイスピード。高機動型。

ブライト「お。高機動あるぞ高機動! メカ沢の弱点がなくなる?」
原素子「でも他の武装を外す必要もあるし。だったらアリーナや奈々さんを走らせればいい、的な」
ブライト「結局、どれも今ひとつパンチ力が足りないな」
アムロ「いえ。ウリが『状況に応じて換装』なんで。適材適所になればハマるでしょう」

原素子「問題はその『換装』だったの。今までは、試合前やハーフタイム、長いタイムアウト時、だったけど。
 すっかり忘れて選択肢とかそんなの出た記憶ないし」
ブライト「忘れないように、か…。それは か な り 難しいんじゃ!?」

アムロ「はい。それで色々悩んでた時。ふと。パーツが送られてきた梱包材を見たんです」
なのは「そしたら。エアキャップに包まれて、こんなモノが!!」

 なのはが、そっと、お茶の缶を見せてきた。

ブライト「なにこれ?」
お茶の缶「…メカラッタ!」

ブライト「喋 っ た !?」


724 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/09/13(火) 03:33:48 ID:Q8Ae+W9E
なのは「メカ沢βです。試合中、この子がパーツを交換してくれます」
β(C.V.かないみか)「…メカラッタ」

 チョコチョコと、足元を歩いているβ。

原素子「でもこの子、小さくて足が遅いし…」
アムロ「パーツ持たせるの無理かもなーって…」
ブライト「そうだよなぁ。使えないか、こいつ」

β「メカラッタ!?」

原素子「ねえ。マー社長にパーツ交換してもらえばいいんじゃないかしら」
アムロ「あ、いいですね。あのネコ(?)、ダッシュがやたら速いし」
原素子「もし下腹部に噛み付かれても、メカ沢くんなら傷一つつかないっぽいし」
ブライト「そうだな。スピードとパワーを併せ持つマー社長なら適任だな」

β「メカラッタ!? メカラッタ!?」

 華々しい(?)登場の直後に、解雇宣告。なかなか悲惨だ。
 そんな事情に対してではないが、なのはが声を上げる。

725 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/09/13(火) 03:35:54 ID:Q8Ae+W9E
なのは「ダメだよ! 装備の換装はβくんにやってもらうの!!」
ブライト「なんで? コイツ小さくて非力な上に、足も遅いんだぞ?」

なのは「ロボは最高なの! 妙な野獣より、ロボのほうが格好いいの!」
原素子「βくんって、格好いいかしら…。お茶の缶にしか見えないけど」

なのは「ロボは凄いの! 漢のロマンなの!! 見てるだけでわくわくするのっ!!」

アムロ「…あ。なのはちゃん、なのはちゃん!!」
なのは「うん?」
アムロ「βくん、踏んでるよ…」
なのは「あ」
β「メカ…ラッ…」


 …メカ沢β。幼女に踏まれて大破。


 #メカ沢装備の「換装」が、試合中いつでも可能になりました。但し、時間はかかります。


726 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/09/13(火) 03:37:49 ID:Q8Ae+W9E
ブライト「あーあ。メカ沢β壊しちゃって…。これメカ沢本人が怒るんじゃないか?」

なのは「そのことなんですが…」
アムロ「メカ沢、今ちょっと電源が入らないんです」
ブライト「ん? ハズレの電源でも引いたのか?」

なのは「いえ。ちょっとオーバークロックさせてみたら、煙吹いちゃって…」
アムロ「周波数2倍は、やりすぎだよ…」
なのは「界王拳を再現したかったんだもん」
原素子「ヒートシンクも小さすぎなのよ…」

なのは「だって、F91っぽく放熱させたかったんだもん」


 …メカ沢、幼女に無茶されて大破。

727 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/09/13(火) 03:41:30 ID:Q8Ae+W9E
-----
 昨日はごめんよ、電源。君を疑ってしまった。
 まさか熱暴走で落ちてたとは…。
 なんでこんなにCPUファン(周囲)に縁があるんだろう。


【選択肢】→CPU 溶けそうなほどに 熱かった (夏の季語)
先に2票入った選択肢で続行。age進行推奨ですが、別になんでも構いません。

A:ゲリラ側。味方の装備を高級なものに交換してあげる(オイゲンが)。
B:マー社長の動画を見てみる。
C:ルナマリア、引きこもる。
D:仕組まれた計画! 誰も来ない裏路地に誘き出され、盛った男たちに囲まれた美少女の運命は!?
 多くの凶器を突きつけられ、涙目になって衆人環視の中で脱ぎだすも、男たちはとまらない。
 「どうしてこんなこと…」初めての体験に、涙があふれて止まらない美少女。
 硬いモノで何度も突かれて、悲鳴を上げたいがそれもできない。
 何人も、何人も。激痛と絶叫の中、相手は次々と。
 行為が終わった後。口の中に入った白いモノの味に、再び涙があふれる。
 その一部始終を撮影され、公開されることになるということを。この時まだ少女は知らなかった…。
-----
今日はここまでー。

728 :森崎名無しさん:2011/09/13(火) 07:57:58 ID:0K92JKac
B

729 :森崎名無しさん:2011/09/13(火) 08:54:15 ID:YsmbtdMM


730 :森崎名無しさん:2011/09/13(火) 11:51:47 ID:???
メカ沢にとってβは舎弟か同志かクラスメートか…


731 :森崎名無しさん:2011/09/13(火) 19:32:04 ID:???
ここまでやるとは、、、
つまりブライトさん的には選択肢D選ばないほうが絶対にエロいんだろうなw

732 :森崎名無しさん:2011/09/13(火) 23:02:34 ID:???
最近のこのスレを見ていると
グラドルと着エロの境界線は何だろうと思わずにいられない

733 :森崎名無しさん:2011/09/13(火) 23:03:31 ID:???
前からこのスレを見ていると
サッカーってなんだっけと思わずにいられない

734 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/09/14(水) 03:36:50 ID:???
>>730 公式では。「先に生まれた弟」らしいですけどねw

>>731 実は…エロ要素全くなかったんです。裸どころか卑猥なことすら。むしろ大真面目で。
 で、ちょっとガッカリさせようと思って張り切ったら…この有様だよ!!
 ああいう文章考えるの、滅茶苦茶難しいんですよね…(キーワードに偽りはありません。多分)

>>732 …18禁とかの規制とか、だけでしょうかね…。
 着エロって、脱いだら存在価値ないと思いますが!(力説)

>>733 サッカーなんてありませんよ、ファンタジーやメルヘンじゃないんだから。

735 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/09/14(水) 03:38:07 ID:DTEGVa4w
B:マー社長の動画を見てみる。
-----
<灯里の部屋>

マー社長「ZZZ...」

 ……。

マー社長「ZZZ...」

 (ただいま、時間を早送りで再生しております>>>)

マー社長「ZZZ...」

 (ただいま、時間を早送りで再生しております>>>>>)

マー社長「まー…」(寝言)

 ……。

マー社長「ZZZ...」

 (ただいま、時間を早送りで再生しております>>>>>>>)

736 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/09/14(水) 03:39:35 ID:DTEGVa4w
マー社長「ま…」

 マー社長は身体を大きく伸ばすと。ようやく、起き上がった。
 この時点でカメラさんが撮影(盗撮)を開始してから、既に3時間が経過していた。
 カメラさんも大変だ。

 睡眠欲を、充分に満たしたマー社長。
 マー社長の次の行為は、食欲を満たすものだった。


 死肉を。

 死肉を食らった。
 骨ごとだ。
 その頭蓋を噛み砕き、貪欲にむさぼる。
 殺気立ちながら、一心不乱に死肉を食らう野獣。

 その光景は、アジとかサンマとかが見たら恐怖で戦慄したであろう。
 だが、結構ネコ好きなカメラさんの目には、そこそこ愛らしく映った。

 命にどのような違いがあるというのか。
 …我が子を野獣に食らわれた母親の気持ちを考えたことがあるだろうか。
 あまつさえ、その映像を保存して鑑賞し楽しむなど。
 なんという人間の残虐さだろう。

 でもネコ可愛いから許す。うん。

737 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/09/14(水) 03:40:41 ID:DTEGVa4w
 死肉(魚)を食らい、空腹を満たした野獣。
 食欲と睡眠欲を満たした。残る欲望は 性 欲 。

アリア社長「ぷーいぷーいにゅー♪」
マー社長「……」
アリア社長「ぷにゅっ!?」
マー社長「マー…」

アリア社長「ぷいにゅー!!」
マー社長「マァァアアアアアアアア!!!!!!!」

 一直線に、アリア社長の下腹部を狙って突進する野獣。
 アリア社長の 貞 操 の危機!!

 彼の下腹部の物体が咥えられそうになる、その瞬間。
 咄嗟に、アリア社長は自らのお腹を差し出した。

738 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/09/14(水) 03:41:52 ID:DTEGVa4w
マー社長「マ…」

アリア社長「ぷ、ぷにゅー…」

 そう。灯里がいない時に、アリア社長の「もちもちぽんぽん」に噛み付くことは。
 灯里によって厳しく禁止されているのである。
 一度、その言いつけを破ってもちもちぽんぽんに噛み付いたことがあったのだが。
 すると三秒後、いつのまにか灯里が背後に立っていて。

 …だ、だめだ。これ以上は放送コードに引っかかってしまう。

 そういう事情のため、飢えた野獣も迂闊に動けなかった。

マー社長「まー」

 しかたなく、マー社長は眠ることにした。

 …おい、動けよ!!
 さっき眠ったばかりだろ!!

マー社長「ZZZ...」

 (ただいま、時間を早送りで再生しております>>>)

マー社長「ZZZ...」

 (ただいま、時間を早送りで再生しております>>>>>)

739 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/09/14(水) 03:44:27 ID:DTEGVa4w
---再び三時間経過---

マー社長「まー」

 ゆっくりと起き上がったマー社長は。性の捌け口(アリア社長)が逃亡していることに気づき。
 また、灯里が置いていった 死 肉 も 既になく。食欲も満たせない。

 …野獣は、ゆっくりと動き出した。
 そう。狩り。ハンティングのために…!


【選択肢】→マー社長編、続き。ウロウロするよ!
先に2票入った選択肢で続行。age進行推奨ですが、別になんでも構いません。

A:ハイネに出会う。
B:松岡修造 先任軍曹 に出会う。
C:ハマーに出会う。
C:オイゲンに出会う(え!?)
-----
メインPCの復旧のメドが立った!(もとのプロファイル、なくなっちゃったけど…)

740 :森崎名無しさん:2011/09/14(水) 03:58:19 ID:Hni7glA+
B
あの、Cが二つ…いやこの場合どちらかがワープ、もしくは人間砲弾として射出を…!?
でも選ぶのは修造w

741 :森崎名無しさん:2011/09/14(水) 15:13:16 ID:1RHTLVIg
C ハマー

742 :森崎名無しさん:2011/09/14(水) 16:11:27 ID:CfjiHy82


743 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/09/15(木) 02:24:38 ID:VsvAZy/s
>>740 あー…「なんか邪魔なのを」って選んで、消し間違っちゃいました(普段から、こんなノリで作成してます)

B:松岡修造 先任軍曹 に出会う。
-----
 マー社長が歩いていると。松岡修造 先任軍曹とスレ違った。
松岡修造「やあ、君がマー社長だね? 僕が訓練教官の 松岡修造 先任軍曹だ!
 話しかけられたとき以外は口開いちゃ駄目! 口でクソたれる前と後に『Sir』って言う! 分かった!? 返事!」
マー社長「……」

修造「……」
マー社長「……」

修造「ねえ、何か言ってよ」
マー社長「……」

修造「ひょっとして君、僕のことキライ?」
マー社長「……」

修造「あ。ネコだから人間の言葉、わかんないかー」

 マー社長は、ペッと唾を吐き出した。

修造「…言葉、わかるの?」
マー社長「……」

修造「…なんで僕の目を見てくれないの?」
マー社長「……」

744 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/09/15(木) 02:26:01 ID:VsvAZy/s
修造「ちょ、ちょっと! なんでそんなに無視するの!?
マー社長「……」

修造「『Sir』って言わなくていいから! ねえ! こっち向いて!!」
マー社長「……」

修造「い、行かないで!! 僕の出番、なくなっちゃうから!!」
マー社長「……」

修造「ねえ! 本当に凄く久々なんだから! 僕はテンプレに名前あるのに!!」
マー社長「……」

修造「誰も僕にサッカー教わりに来ないし。ねえ、待ってよ!!」
マー社長「……」

修造「出番が! せっかくの僕の出番が!! ねえ、こっち向いて!! 飴ちゃんあげるから!」
マー社長「……」

修造「ぅわぁああああぁあん!!」

 物凄く久々の出番なのに。
 撮影してたカメラさんも酷い仕打ちだと思ったが。彼には権限がないのでどうにもできなかった。
 せめて、少しでも出番を長く。
 カメラさんはできるだけ長く松岡修造をファインダーに収めようとしたが。
 マー社長が、やたら足早にその場を去っていくので、カメラさんはマー社長を追わざるを得なかった。

 松岡修造、戦闘不能 --リタイア--。


745 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/09/15(木) 02:27:10 ID:VsvAZy/s
---
 アテもなく歩いていると、今度はハイネに会った。
ハイネ「お? マー社長じゃないか。調子はどうだ」
マー社長「マー?」
ハイネ「お前も早く文字を書けるようになれよ。皆と話すのは楽しいぞ?」
マー社長「マ」
ハイネ「飴ちゃん、やるよ」
マー社長「マー♪」

 …なんで松岡修造に対してはあんなに態度が冷たかったのだろうか。

ハイネ「後は…そうだな。お前に『ほんのり強引なドリブル』を教えてやろう」
マー社長「マ!!」

 ハイネ。意外と優しい。
 あと、スキルって結構簡単に手に入るっぽい。

 #マー社長が、ほんのり強くなりました。今まで以上に強引に、アリア社長の下腹部を狙いに行きます。

746 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/09/15(木) 02:28:36 ID:VsvAZy/s
---
<WB:ブリッジ>

 芝村舞、原素子、そして瀬戸口。今のブリッジには、このGPM組の三人がいた。
原素子「あら。珍しいお客さん」
マー社長「マ!」
瀬戸口「おー。やっぱり俺たちにとっては、ネコがいたほうが縁起がいいねぇ」
芝村舞「……」
瀬戸口「なんだ芝村? マー社長、見ないのか?」

芝村舞「べ、別にっ。私、ネコなんて好きじゃないんだからねッ!」
原素子「(ツンデレのつもりかしら…)」
 しかし。舞の視線はマー社長に釘付けだった。
マー社長「マ?」

瀬戸口「(『上』の立場としちゃ、あまりデレデレできないのかもな…)」
原素子「(露骨にアリア社長を贔屓してるけど)」

瀬戸口「……。んー。あ、俺ちょっとトイレ」
原素子「じゃあ私は、包丁を砥ぎにいこうかしら」

 気を利かせて、二人は退室する。
 マー社長と二人きりになると。舞は、かなり挙動不審になった。
芝村舞「あー。そ、その。今日は色々と、アレだな。ほら。アレだ。うん」
 まるで女性の横にいるヤムチャである。
マー社長「マ?」

747 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/09/15(木) 02:29:46 ID:VsvAZy/s
芝村舞「……」
マー社長「……?」

芝村舞「マー社長ぉぉおおぉおおぉ!!!」
マー社長「マァァアアアアァア!?!?」

 マー社長を強く抱きしめ、頬ずりする舞。

 …芝村舞の、屈託のない 笑 顔 !!!!

 そんなの、没画像が多いGPMのディスクにも収録されてすらいない!

芝村舞「やーん、かわいいー☆ キャッ、モフモフしてるぅ♪」
マー社長「マァァアア!?」
芝村舞「マーマー言ってるぅ。いやーん。かわいいよー。んー、いい子いい子☆」
マー社長「マァアア!?」

 マー社長を。全身全霊をこめて、抱きしめる。
 力の限りに、抱きしめる。

 #舞がガンパレード状態になりました!

748 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/09/15(木) 02:31:25 ID:VsvAZy/s
芝村舞「

マー! マー! マー! マーぁああああああああああああああああああああああ!!!
あぁああああ…ああ…あっあっー! あぁああああああ!!! マーマーマーぁぁああああ!!!
あぁクンカクンカ! クンカクンカ! スーハースーハー! スーハースーハー! いい匂いだなぁ…くんくん。
んはぁっ! マー社長たんのオレンジの毛をクンカクンカしたいお! クンカクンカ! あぁあ!!
間違えた! モフモフしたいお! モフモフ! モフモフ! 毛、モフモフ! カリカリモフモフ…きゅんきゅんきゅい!
もちもちぽんぽんに噛み付くマーたんかわいかったよぅ!! あぁああ…あああ…あっあぁああ!! ふぁぁああんんっ!
派遣会社に就職決まって良かったねマーたん! あぁあああああ! かわいい! マーたん! かわいい! あっあぁあ!
選択肢Dに決まらなくて嬉し…いやぁああああああ!!! にゃああああああああん!! ぎゃああああああああ!!
ぐあああああああああああ!!! 選択肢Dなんてエロじゃない!!!! あ…このスレの登場人物をよく考えたら…
マ ー ち ゃ ん も エロ じ ゃ な い? にゃあああああああああああああん!! うぁああああああああああ!!
そんなぁああああああ!! いやぁぁぁあああああああああ!! はぁああああああん!! アクアぁああああ!!
この! ちきしょー! やめてやる!! 釣り針なんかやめ…て…え!? 見…てる? マーちゃんが私を見てる?
白目をむいたマーちゃんが私を見てるぞ! マーちゃんが私を見てるぞ! あのマーちゃんが私を見てるぞ!!
今にも死にそうなマーちゃんが私に目で訴えてるぞ!!! よかった…世の中まだまだ捨てたモンじゃないんだねっ!
いやっほぉおおおおおおお!!! 私にはマーちゃんがいる!! やったよ灯里!! ひとりでできるもん!!!
オレンジぷらねっとのマーちゃああああああああああああああん!! いやぁあああああああああああああ!!!
あっあんああっああんあアリア社長ぉ!! ヒメ社長!! ああああああ!!! ブータぁあああ!!
ううっうぅうう!! 私の想いよマーへ届け!! アクアのマー社長へ届け!!!



749 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/09/15(木) 02:32:56 ID:VsvAZy/s
マー社長「……。マ…」(瀕死)

芝村舞「ああ〜! マー様ああ! マー様あああ、蒼い目かーいいよーーー! かーいい〜!」

 もう、ほとんどブリッジ状態!!


 #舞が無駄に「ブリッジ」を習得しました。
 愛情表現時、ブリッジの姿勢を取ることによりインパクトが上昇しますが、相手にけっこう引かれます。

750 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/09/15(木) 02:34:24 ID:VsvAZy/s
 原素子と瀬戸口が、適当に時間を潰してブリッジへ戻ってくると。
 そこは救急隊員と警察であふれていた。

瀬戸口「ぶ、ブリッジ(WBの)に、こんなに人が集まるなんて…」
原素子「芝村さん、どうしたの!?」

 警察の事情聴取(形だけ)を受けていた芝村舞が、肩を落として呟く。

芝村舞「……。私は目つきが悪いので猫に嫌われる…」
瀬戸口「はぁ…。で、なんで警察やら救急隊員が大勢いるわけ?」
原素子「マー社長はどこに?」

芝村舞「…入院した」

瀬戸口「え!?」
原素子「なんで!?」

芝村舞「私とマー社長の仲を嫉妬した テ ィ ア ナ に、絞め落とされたのだ…」

原素子「な、なんて女なの! ティアナ(知らないけど)!! 絶対に許せないわ!!!」

瀬戸口「あ、ああ。そうだな…(なんだか踏み込むと危険な感じがするんだが…)」

<感情度変化>
原素子→(ぶっ転がす!!)→ティアナ
芝村舞→(すまぬ…)→ティアナ
マー社長→(恐怖)→芝村舞

751 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/09/15(木) 02:36:50 ID:VsvAZy/s
-----
<灯里の部屋>

 集中治療室で治療を受けていたマー社長を。
 お カ ネ が かかるから、という理由で灯里は部屋に連れ帰ってきた。

マー社長「マ…」
アリア社長「ぷいにゅー…?」
灯里「大丈夫ですよー。ちょっと頚動脈をやられて気絶してただけです。骨が折れたりヒビが入ってますけどねー」

マー社長「マ…。マー…」
灯里「 マ !!!」
マー社長「……」

灯里「まったく。攻撃力は高いくせに防御力は並程度なんですから。ちょっと鍛えてあげましょう」
マー社長「!?」
灯里「私は女性限定で訓練教官資格があります。
 マー社長は女の子ですから、アリア社長の時のように手加減しなくてすみますし」


 初期案と違って。マー社長が悲惨になってしまったが。
 松岡修造だって、なかなか悲惨だったよなーと思った。

752 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/09/15(木) 02:39:28 ID:VsvAZy/s
---
 今現在、この時点で。

 ・メカ沢→大破
 ・メカ沢β→大破
 ・マー社長→瀕死

 ・叶親→警察
 ・アムロ→警察
 ・ヤムチャ→警察

 …ジオンの襲撃を受けた時よりも、相当ヤバい状況になっていた。


【選択肢】→マー社長盗撮ファイルが誰でも見れる状態なのは、舞なりの露出プレイなんだと思う。

先に2票入った選択肢で続行。age進行推奨ですが、別になんでも構いません。

A:ゲリラ側。味方の装備を物凄く高級なものに交換してあげる(オイゲンが)。

B:ルナマリア。引き篭もり始めてから30分経過。

C:犯人は20〜30代、もしくは40〜50代の犯行と思われる。


↓【選択肢】↓は、続きます。

753 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/09/15(木) 02:40:39 ID:VsvAZy/s
D:深夜。誰も来ない公園に誘き出された、純真無垢な美少女が遭遇した犯罪風景。
 大勢の興奮した若い男たちに囲まれ凶器を突きつけられて。
 言われるまま涙目になって脱ぎだすが、それが暴行の始まりだった。
 「どうしてこんなことを…」初めての体験に、涙があふれて止まらない美少女。
 硬いモノで何度も突かれて、悲鳴を上げたいがそれもできない。
 何人も、何人も。激痛と絶叫の中、相手は次々と。
 前から後ろから、男たちが激しく襲ってくる。
「やめて!」
「たすけて!」
「痛いっ!」
「……ふふ……世界の秘密を……調べてるんだろう……。
 いいよ。教えてやるよ……この部隊には……。
 裏切り者の幻獣共生派と……竜が……岩田……岩田と……」

 行為が終わった後。口の中に入った白いモノの味に、再び涙があふれる。
 その一部始終を撮影され、公開されることになるということを。この時まだ少女は知らなかった…。

 #文章はイメージです。パッケージと内容は一部異なる場合があります。
 #本作品はフィクションです。実際にこのようなことを行うと犯罪となり処罰されます。
 #本作品には血縁関係のある人物は登場しません。
 #本作品はセルオンリーです。無許可でのレンタル及びコピーは犯罪です。
 #本製品は日本国内仕様です。本製品を日本国外で使用された場合、弊社は一切の責任を負いかねます。
 #万一「発火」などが発生した場合には速やかに本製品の利用を中止し、弊社サポートセンターへご連絡ください。
 #本製品を分解、加工などをしないでください。火災・感電・故障などの原因になります。
 #本製品は食べられません。
-----
今日はここまでー。

754 :森崎名無しさん:2011/09/15(木) 03:11:46 ID:emV9CJJY
B
舞ェ……さすがのよき神々(猫神族)もこれには苦笑い。
そしてD、もし最初に選択されていたら果たしてこのGPM要素は混入されていたのだろうか?w

755 :森崎名無しさん:2011/09/15(木) 09:06:30 ID:k4310O16
C
マー社長…すまぬ、すまぬ…

756 :森崎名無しさん:2011/09/15(木) 10:51:16 ID:1cdvC2y2
B

757 :森崎名無しさん:2011/09/15(木) 19:20:19 ID:???
舞の笑顔!
舞の錯乱!
超巨大な釣り針!
そして誰も釣られないw

758 :森崎名無しさん:2011/09/15(木) 21:23:15 ID:???
最近のブライトさん(の中の人)を見ていて思うこと

(そういえば、サーベルタイガーっていう生物が
 地球上には存在してたらしいですね・・・)

759 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/09/16(金) 02:53:24 ID:???
>>754 GPM組の人は出てくる予定だったんですが。ここまで露骨(?)なことはなかったですなぁ。
 …次はこのセリフ外さないと。竜は、リュウとかいるから多分組み込めそうですが。
 岩 田 なんてどこにもいないし。でもまあ。岩田っぽい成分を持った人なら結構いるかな。

>>755 初期プランでは「アリア社長が噛まれて悲惨なことになる」的なイメージだったんですが。
 舞と二人きりになっちゃったのがいけなかったんでしょう(煽りをくらったのは、松岡修造)。
 それも当初は「舞の意外な一面」という感じで考えたはずが。どうしてこうなった…。

>>757 あんなに魅力的なキーワードたちを、みんな見たくないのかと!?
 本文とのギャップが、過去最高になるはずが…。…あ、コレがマズいのかも。
 …選択肢D、マジでエロいっす! あぼーんされるまでの短い間だけ、堪能できます! 

>>758 …何故か絶望先生の声で脳内再生されたんですが。
 最近(?)違うのは。「日に一度の更新」だとカードや選択肢を受けてから「出力」までの時間が長く取れる。
 構想に(ネットとかゲームとかしながら)何時間か費やせることが大きいですね。ブレ幅が大きくできます。
 でもその構想から、書いてて外れてくるんで…。…じゃあそもそも、考える必要ないのかも!
 (特にこの一週間くらいは。「選択肢D」のためだけに、1時間くらい費やしてるんですが…)
-----

灯里「業務連絡、業務連絡。今日は選択肢ナシの回になります。ご了承ください。
 また、不可解な終わり方をするかもしれませんがご容赦ください。限界っぽいんです…。
 理由は大人の事情です。
 あと。別撮りのティアナが間に合わないとかで、数日更新できないかもしれません。予めお詫び申し上げます」


760 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/09/16(金) 02:54:40 ID:aNrFv18o
B:ルナマリア。引き篭もり始めてから30分経過。
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 MA-08「ビグザム」。
 60m級の頭頂高、多数のメガ粒子砲を装備し、圧倒的な攻撃力と装甲を誇る機体。
 「だいたい。デカけりゃ強いだろ」という反・日本的な思想のもとに設計開発され。
 現在は試作機の段階から多数の改良を施されて、量産されていた。

 武装は外され、また運転では大型免許が必要となるが。
 日本でも「ジャパネットたかた」で注文すれば買えるのはご存知の通りで。
 別に珍しくもなんともないない機体である。
 (但し日本の場合。駐車スペースが必要なことと、公道での走行は禁止であるが)

 そんなビグザムは現在、ジオン軍でも正式採用され、各地に配備されていた。
 公式資料ではジオン本国に200機、グラナダに400機、ア・バオア・クーに500機、ソロモンに400機が配備されているが。
 もともとが地球、ジャブロー攻略を目的として設計されたMAであるため、実は地上にも多数が配備され。
 しかも担当者が数を二桁ばかりミスッて発注してしまったため…

 ジオンは20万機ほどのビグザムの「在庫」を抱えていた。


 これは「ザク」の生産数が8000機程度なことを考えれば相当の数であるが。
 まあプレステとかの生産数を考えればたいしたことないだろう。
 またガムテープとかの生産数とかを考えれば、さらにたいしたこともないので、この件についての答弁は以上です。


761 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/09/16(金) 02:55:51 ID:aNrFv18o
 「ビグザム」。

 この機体が量産の暁には、連邦軍など簡単に叩き潰せるはずの夢の機体。
 だが実際に導入してみたら、そう巧くいかなかった。

 燃費が悪く20分くらいしか動けないので、前線投入には多数の輸送機が必要とか。
 トラブルその他で各座してしまった時、デカくて邪魔で友軍が動けなくなったとか。
 それを牽引しようとしても、重いので、そもそも引っ張れる機体がなかったとか。
 機体を連邦軍に渡さないために爆破したとか。
 重装甲すぎて、その爆破のための火薬も大量に必要だったとか。

 燃料費とか、維持費とか、駐車スペースとか。
 そもそもパイロットがいなかったとか。

 そのような些細な問題はあったが、ビグザムそれ自体は実に優秀な機体であった。

 そんなビグザムが、ジオン軍にとってあまり貢献できなかった…
 というかむしろ大きなマイナスになった、最大の問題は。

 
 …ジオンで施行された『男女雇用機会均等法』である。

762 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/09/16(金) 02:56:56 ID:aNrFv18o
 当初の理念は女性の就職率を上げよう、程度の考えだったのだが。女性議員の過激派が暴走し。
 『全ての仕事には、女性が、男性<より多くの>人数で参加していることが必要』とされてしまった法律である。
 この法律の施行後にできたMSや組織は、女性が多く入っていないとならない。
 そのためビグザムは。男のパイロット1人乗るために、女パイロット2人が必要になってしまった。

 現在は『女性が、男性<以上の>人数』で済むようにと、法改正は準備されているので。
 今後は多少マシになると期待されているが。

 …でもその法改正前に製造されたビグザムには、その法律は適用されないかも…という不安の声もある。

---
 さて。女パイロットが二人以上いる部隊は、というと。
 それは男女比が男塾ばりのジオン軍にとっては極めて少なくて。

 北米では。
 夏休み前に転校してきたルナマリア&いつのまにかいたニナのいる、ガルマ隊ぐらいのものだった。

 結果。ビグザムの機体のメンテやテストなどのために。
 ガルマ様の部隊のもとには各地から大量のビグザムが送られてきている状態だった。

763 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/09/16(金) 02:58:04 ID:aNrFv18o
ガルマ「なんで、どいつもこいつも『送料:着払い』でビグザム送ってくるんだよ…」

 経費がかかってしょうがない。
 負担する部署の担当者は、次々に胃をやられていく。

 ビグザム1機を送るために、2機のビグザムを使い。それを牽引するために4機のビグザムを使い…。
 そんなこんなで、燃料代が物凄いことになっているのだ。

 途中でトラブッて各座した場合は、前述の通り大量の火薬を使って自爆させるか、
 あるいは故障機を牽引するために2機のビグザムを使い、それを牽引するために4機のビグザムを使い…。

 しかもそれら全てに、数少ない『女性パイロット』を搭乗させねばならない。
 人件費や特別出動手当て。スケジュール調整。問題は山積みだった。


 …『男女雇用機会均等法』さえなければ、ジオンの地球侵攻作戦は簡単に成功していたっぽい。


 組織としては非常に困ることだったが、現場のテストパイロットは、実はけっこう楽しんでた。
 ザクとかより遥かに高性能な機体を使えるのだから。

 ガルマ隊のガウに積まれたビグザムの、コックピットの中で。
 ニナとルナマリアがテストとシミュレーションを重ねていた。

764 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/09/16(金) 03:00:10 ID:aNrFv18o
 ところで。優秀なエンジニアであるニナ・パープルトンですら。
 「シミュレーション」と「シュミレーション」、どちらが正しかったか時々忘れる。
 「エレベーター」と「エスカレーター」も、どっちがどっちだったか時々忘れる。
 もうこの際、どっちでもいいんじゃなかろうか。

ニナ「うん、やっぱりIフィールドは凄いわ!」
ルナ「コレならミドルレンジからのビーム兵器は、完全に無効化できますね」

ニナ「後の問題は実体弾ね」
ルナ「そうですけど…これだけ重装甲なら、多少の実体弾は問題ないんじゃ?」

ニナ「いいえ! 最強の兵器のためには、少しの妥協も許されないわ!
 今、実体弾を無効化するフェイズシフト装甲も開発されています。アレを追加装甲で補えば…!」
ルナ「え。でもフェイズシフト装甲って、結構エネルギーくいますよ?
 今でもビグザムは20分くらいしか動けないのに、15分とか、10分程度しか動けなくなっちゃうかも…」

ニナ「柔道は5分間だし、ボクシングやウルトラマンは3分間でしょ。その間に敵を殲滅。そうすれば問題ないわ!」
ルナ「あの。サッカーって30分とか、45分とか、そういう競技なんですけど…」

ニナ「……」
ルナ「…ニナさん?」

ニナ「…剃ったくらいで、いい気にならないことね!!!」
ルナ「(え。…なんで私が 剃 っ た こと、知ってるの!?)」

ニナ「不愉快だわ! もう今日は終わりにします!」
ルナ「な、なんでですか。いきなり…」

ニナ「もう限界なのよぉぉおッ!!!」
ルナ「???」

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