キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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キャプテンブライト8

1 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/07/13(水) 00:12:37 ID:sxUWOaXA
ry

490 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/22(月) 03:03:49 ID:oavZqyzk
桜子「まあ日本人だと、こういうお風呂は利用しやすいよね」
アリーナ「そだね。…でも奈々ちゃんだけは、ここで見たことないんだけど」
桜子「そうねぇ。なんでだろ」

灯里「はひっ。私、奈々さんがここに来ない理由、知ってますよー。想像ですけど」
アリーナ「なになに?」
灯里「奈々さんは、アルティメット帰宅部員だからです」
桜子「…部屋のシャワー使うより、『帰る』回数が増えるから喜びそうなものだけど」

灯里「理由は秘密です。でも…プールとかなら来ると思うんで、お色気要員として期待できるかも」
アリーナ「そう…なの?」
灯里「私の口からは言えないんで、どうしても、ってなら本人に聞いてみてください」
アリーナ「ふーん…」

……。

491 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/22(月) 03:05:18 ID:oavZqyzk
桜子「それにしても。今日はなんだか気分がいいわねー」
アリーナ「あら? 桜子もそうなの? 私も今日は調子いいな、って思ってたわ」
灯里「(にこにこ)」
桜子「灯里ちゃんは、どう?」
灯里「まあまあです。でも、皆さんが調子がいい理由も、私、知ってますよー」

桜子「え? なになに?」
アリーナ「なんでなんで?」

灯里「まだ秘密ですー」
桜子「えー。なんだよー」
アリーナ「けちー」

灯里「さて。私はもう出ますね」
桜子「あら。いつもより早いわね」
灯里「私がここにいると、皆さんの調子のよさが落ちちゃうかもしれませんから」

アリーナ「へ?」
桜子「なんで?」

灯里「まあそれは、おいおい…。それじゃ、お休みなさーい」

 ……。

桜子「不思議な子だよねー、灯里ちゃんって」
アリーナ「うん。プライベートが想像つかないわ」

492 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/22(月) 03:07:05 ID:oavZqyzk
 少しすると灯里が女湯のドアから出てきたので。ハマーは再びカメラをメインに持ち替えた。

灯里「ごっはんー、ごはんー、おいしいなー」
 軽く口ずさみながら、灯里は食堂に入っていく。
 そこではブライトさんやアムロたちが、夕食を取っていた。
 レーションではなく弁当である。また、何故かアジフライが一品多くついてくるという豪華さ。

灯里「こんばんわー。くださいなー」
 しかし灯里が手に取ったのは。お弁当ではなく…チューブ食。
 宇宙ではお弁当が普通に食べれないので、チューブ状の容器からの流動食で済ませるのだが。
 そもそもWBは宇宙でも普通にお弁当を食べていたので、もともとのチューブ食が余ってる。
 それを灯里は人知れず、その「在庫」を処理しているらしい。

 アリア社長とマー社長の食事も持って、部屋へと戻る灯里。
 途中で道行く人と、やたらに声をかけあって会話している。
 何故か、みんなと仲がいい。

ハマー「(…動きがないでござるな。ジュースとかいっぱい飲んでくれれば、またトイレのチャンスだったのに)」

493 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/22(月) 03:09:17 ID:oavZqyzk
 部屋に戻って。灯里はアリア社長とマー社長に餌を与えると。
 ノートPCのキーを恐ろしい速度で入力し。
 難しそうな本や、絵本。その他もろもろの4冊の本のページを素早くめくって。
灯里「ふー。今日はとても、意義のある一日でしたー」
マー社長「マー?」
灯里「うふふっ。さ、おねむの時間ですよー」
マー社長「マー!」
アリア社長「ぷいにゅー!」

 その後、灯里は歯を磨いて服を着替え(寝巻き用の制服に)。
 翌日の準備をして、ナイトキャップを被って。ベッドに潜り込んだ。電気は消さない主義らしい。

灯里「お布団、ふかふかでーす」

 満足そうに笑うと、天井を見上げて。手を振ってきた。

494 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/22(月) 03:10:38 ID:oavZqyzk

灯里「今日は24時間護衛、ありがとうございましたー。
 私も色々と考えるところがあって楽しかったですよー。後は私、寝るだけです。
 でも寝てる最中に、一定の距離内に入られると…私、無意識に『やっちゃう』んです。はわわわわ。
 多分死なないでしょうけど、結構血まみれになると思うので気をつけてくださいねー。
 それじゃ、お休みなさーい」

 灯里はそう言うと、目を閉じた。


ハマー「……」


495 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/22(月) 03:12:39 ID:oavZqyzk
-----
<翌日。ハマーの部屋>

叶親「おいハマー、どうだった? 灯里さんの盗撮!!」
ヤムチャ「何か興味深いこととか、あったか?」

ハマー「いや、別に。裸もトイレも撮れなかったし」

ヤムチャ「なんだよー、期待したのに!」
叶親「使えねー忍者」

 こうして。灯里の、ある意味凄いプライベート風景は、誰にも伝わることはなかったという。
 …だってハマーにとっては、全く興味がなかったから。


#灯里が、『何か』の手ごたえをつかんだようです。
・その他。灯里の言動からテキトーに推測してください。彼女は色々と(勝手に)応用させるので…

496 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/22(月) 03:17:32 ID:oavZqyzk
-----
<日常フェイズ…続きます>

 一方そのころ。

【選択肢】
先に2票入った選択肢で続行。age進行推奨ですが、別になんでも構いません。

A:原素子&アムロ&なのはの集会。
B:ワールドがブリッジにやってきた。
C:芝村舞に、謙信ちゃんが呼び出された。
D:桜子が、『なんで共同浴場に来ないか』を奈々に聞いてみる。
E:今日、女性陣が調子が良かった(らしい)理由を、灯里に聞いてみる。
-----
今日はここまでー(な、長かった…)。

497 :森崎名無しさん:2011/08/22(月) 08:11:31 ID:pn+UKAX2
B
『何か』は判りやすかったですねー、流石難易度1
これは是非応用したいです

にしてもハマー…なんと勿体ない
マニアはアリーナ、桜子と灯里の会話やその周囲のSEだけでおかわりできるそうだぜ!
って詳しくは知らないけどw 知りたくもないし

498 :森崎名無しさん:2011/08/22(月) 12:09:37 ID:UBCFCmeQ
D
大規模更新乙でした〜
しかしハマー、どうせ日常しか映ってないイメージビデオを売り出してるんだから
今回の映像も売りつければいいのにw …「お仕置き」されない程度に編集して。

499 :森崎名無しさん:2011/08/22(月) 18:49:47 ID:5QHXcgFI
B

500 :森崎名無しさん:2011/08/22(月) 22:51:24 ID:???
灯里「寝てる最中に、一定の距離内に入られると…私、無意識に『やっちゃう』んです。
 多分死なないでしょうけど、結構血まみれになると思うので気をつけてくださいねー。」

原素子「寝ている最中に、一定の距離内に入られると…私は、無意識に『殺ってしまう』のだ。
 多分死ぬだろうが、それに加えて結構血まみれになると思うので気をつけるように。」

謙信ちゃん「…寝ている最中でも、一定の距離内に入られると…我は、無意識に『やってしまう』。
 多分死なぬよう手加減など出来ぬと思うが、運が良くとも血まみれになるであろう故、注意召されよ。」
??「寝てる最中に、一定の距離内に入られると…私、無意識に『ヤっちゃう』んです。
 多分枯れるまで放さないでしょうけど、結構(私の出血で)血まみれになると思うので気をつけてくださいねー。」

…他意はない

501 :森崎名無しさん:2011/08/22(月) 23:52:43 ID:???
それ原さんじゃなくて芝村じゃないかw

502 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/23(火) 01:56:11 ID:???
んー。中の人が小さい時。セブンイレブン登場時(営業時間が0700〜2300までだった頃)。
コンビニのトイレって客が使うものじゃなかったんですよね…(頼めば貸してくれたでしょうが)。

しばらくして。ファミマだかローソンだかが「今後はトイレ自由に使っていいですよ」って、
わざわざTV-CMで広告してたのをぼんやり憶えてます。
中の人はそれで、コンビニでトイレ使うって意識がなかったんでしょうなぁ…。
今度、音姫探して使ってみようっと(まだこだわってる)。

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>>497 このスレではフラグを大量にブチ撒けます。でも初期案から外れる場合も多いので注意されたし。
 一貫して貫いたのは、あおいちゃんくらいでしょうか。後はけっこう「その時の気分」なんで…。

>>498 すっかり忘れてました…。後付設定。あのビデオは連邦軍が、何か奈々のプライベート映像が欲しくて。
 ハマー側から売り込んだわけではない、と…。

>>500 …他意、ありすぎでしょwww

>>501 それっぽいですな。(このスレの)原さんは「意識して」殺したがるタイプだから。

 しかし女らしい女が誰もいないことに、今更愕然としました。
 メカ沢とか叶親は、ある意味やある部分が男らしいんですが…

503 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/23(火) 01:57:56 ID:4MMQpvrI
B:ワールドがブリッジにやってきた。
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 灯里がブリッジから出て行ったのと入れ違いで。ワールドがブリッジに上がってきた。
ワールド「んー、久しぶりぃ」
ブライト「ああ、ワールドか。…お前、スタンドの射程距離とかどうなってるの?」
ワールド「ま、そんなことよりも。はい、持ってきたわよ」

ブライト「?」

 ワールドは高額紙幣を取り出して、ブライトさんに渡した。

ブライト「なにこれ?」
ワールド「募金だけど?」
ブライト「…なんの?」
ワールド「『新田くん救済基金』」

ミライ「(あぁ。そんなモノもあった気がするわ…)」
あおい「(新田くんって誰だっけ?)」
キバヤシ「(包丁を携帯している人間が、一番まともなことをしてるよ!)」

504 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/23(火) 01:59:51 ID:4MMQpvrI
瀬戸口「ワールドさん…。連邦軍には、新田くんなんて人は存在しない」
ワールド「え!? でも新人事では、砲術長にもなってるのに…」
瀬戸口「彼が出そうになると、カメラさんどころか音声さんもカットするんだ。
 これはもう、『存在しない』も同然だと言えるだろう」

ワールド「それじゃ私は、どこに募金すればいいの!?」
ブライト「そんなの適当なトコでいいんじゃない?」
ワールド「そこらの団体じゃ、中間搾取されて、本当に必要な人におカネが渡らないわ!」
キバヤシ「(なんでこのスタンドは、やけに正論を…)」

ワールド「私、『WB資金』にも募金してるわよ」
瀬戸口「っていうかワールドさん。なんでそんなに募金したがるのさ」

ワールド「色々あるけど。とりあえず個室が欲しいからかなー」
あおい「伊藤誠くんのトコに住んでるんだよね…(スタンド実体化をやめればいいのに)」
ワールド「あんな部屋に、いれるわけないじゃない!」
瀬戸口「(あ、ちょっと気持ちわかる)」

505 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/23(火) 02:03:03 ID:4MMQpvrI
ワールド「タカトシさんと二人きり、とかならいいけど。変態宇宙人とかワゴンの守護神がいるのよ!?
 普通の神経じゃ、あんなトコに住めないってば」
瀬戸口「…そうなのか、キバヤシ?」
キバヤシ「んー。個人的には、宇宙人が二人もいる時点で、なかなかいい物件(?)だと思うんだが…」

瀬戸口「(俺、あの部屋行ったことないんだよなぁ)」
あおい「伊藤誠くんの部屋って、今、どうなってるんだっけ?」
キバヤシ「誠と、ファーザーとオンナスキー。オプーナ。俺と、タカトシとハイネがいる」
ミライ「そんな人数が、一部屋に!?」
キバヤシ「しかもあの部屋、他より狭くて。四畳半もない」
あおい「うわぁ…」

ブライト「中の人がこの前Wii買ったから、ワゴンを探したんだけど、オプーナは売ってなかったらしい」
瀬戸口「それは『オプーナを買う権利』を持ってないからじゃないか?」

ブライト「日本のRPGはアメリカじゃクズ扱いされてる。少女が大剣振り回したり、主人公が弱々しいから」
瀬戸口「マッチョ信仰が強すぎるんだよ、ヤツらは。とりあえず筋肉は正義って考えだぜ?
 日本における、萌えやパンチラが正義っていうのと同じ考えだな」

ブライト「…だから俺は考えた。キャラが問題なら、オプーナをアメリカで売ったら大ヒットするかもしれないと!」
あおい「んー。キャラがユニーク、という評価はされると思うけど」

 意外とアメリカ向けな気がする。オプーナ。
 …ごめん、やったことないけど(買う権利がないから)。
 もう海外で売ってたら、さらにごめん。調べるの面倒だったし…。

506 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/23(火) 02:06:58 ID:4MMQpvrI
キバヤシ「『戦場のヴァルキュリア3』が発表された時、2chのスレ見に行ったら。
 『海外で売れてるんだから、発売はXBOXだ!』『PS3だろボケェ!』とやたら言い合ってたな。
 ところがPSPで発売と発表があった瞬間、お通夜モードになったがな…」

あおい「海外の戦ヴァルファンは、もっとお通夜ムードだったよ。
 そもそもPSPって、海外じゃバーチャルボーイ並みの死にハードみたいだし」

瀬戸口「動画見るのにはいいサイズだと思うんだけどなぁ、PSP」

ワールド「でも。ワゴンの守護神の異名は『ジーコサッカー』のほうが相応しいかも」
瀬戸口「しかしアレは、中身が換装されてSM調教…いや、なんでもない」
あおい「(アムロがいたら、食いつきそうなネタを…)」

ブライト「ジーコと友達の俺としては、ちょっと複雑な立場だけどな」
ワールド「知り合いなの?」
ブライト「うん。FCソフト『サッカー』で、俺、ジーコに勝ったぞ」
ワールド「へー。なんか凄いわね」
ブライト「ちなみに『ジーコサッカー』でも、対戦でジーコに勝った」
ワールド「ジーコって、ゲームは苦手なんだ?」

ブライト「それはわからん。…ソフトを投げて飛ばした距離で勝負したから」

 #『ジーコサッカー』には対戦モードが無いという致命的な欠点があるため。

507 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/23(火) 02:09:20 ID:4MMQpvrI
ミライ「……。瀬戸口さん。貴方、自分の立場、わかってらっしゃる?」
瀬戸口「え?」
ミライ「貴方が食い止めないと、ツッコミの最終防衛ラインは私なんですけど」
瀬戸口「し、失礼しました!」←敬語

あおい「(そう言えば。ツッコミ役が多いはずなのに、なんでボクも含めてグダグダになったんだろう…)」
 きっと進行さんのせいである。


瀬戸口「こほん。えーと、ワールドさん。それで貴方は結局、個室が欲しいわけ?」
ワールド「はい」
瀬戸口「今まで我慢してたんだから、もっと我慢してよ」

キバヤシ「いや瀬戸口。ワールドはほとんど、伊藤誠の部屋にはいないぞ?」
瀬戸口「え? じゃあどこで寝泊りしてるわけ?」
ワールド「色んな人のとこだけど。多いのは原さんのトコかな」

あおい「(包丁使い同士、通り魔同士、気が合うんだ…)」

ブライト「ところでさ。あの部屋の連中って、食事はどうしてるんだろう…」
ミライ「あ。彼らのぶん、いつも用意してないわよね?」

508 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/23(火) 02:11:29 ID:4MMQpvrI
キバヤシ「タカトシは人畜無害だから女性にモテる。よく食べ物をわけてもらってる。
 ハイネはジオン側に行って、何か食べてるらしい。時々、あっちで泊まってる」

あおい「じゃあ他の人たちは?」
キバヤシ「誠が弁当持って帰ってくるから、そこでバトルロワイヤル。
 最後まで立っていた者だけが食事にありつけるというルールだ。
 ちなみにトンカツ弁当だと、ファーザーとオンナスキーの戦闘力が跳ね上がる」

瀬戸口「(男塾で似たようなエピソードを聞いたような)」

キバヤシ「俺はブリッジ勤務だから、灯里さんの差し入れその他でなんとか生きていられるが…。
 …彼らはもうそろそろ、限界かもしれんな」

ミライ「餓死!? ガンダムで餓死なんて聞いたことないわ!」
ワールド「酸欠なら、結構ありますけどね…」

509 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/23(火) 02:13:16 ID:4MMQpvrI
キバヤシ「違う違う。トンカツが不足してるから、また暴動が起こるかもしれないんだ」

瀬戸口「またかよ!!」
ミライ「大至急、今夜のお弁当はトンカツ弁当に!!」

 いや、トンカツを運んでいってやれよミライさん…。

ワールド「ま、彼らが生きようが死のうが知ったことじゃないんで、私はどうでもいいけど。
 ねえねえブライトさーん、私に個室くださいな? 色々なおカネの工面とかなら、私できるし」

ブライト「んー、まあいいんじゃない?」

 それより、フィールダーの伊藤誠の生活水準を上げてやれよ、ブライトさん…。

キバヤシ「しかし伊藤誠も、フィールダーで収入あるんだから、食料くらい買えばいいのにな」
瀬戸口「全くだ。きっと、まだ余裕があるんだろう」

 みんな忘れていた。本当に、純粋に、単純に、忘れていたのだ。
 伊藤誠の口座は、ワールドの振り込め詐欺のせいで 凍 結 されていることを。

 #伊藤誠は、日々、バトルロワイヤルをしているようです。彼の接触プレイ能力がALL+1!

510 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/23(火) 02:15:08 ID:4MMQpvrI
-----
<誠の部屋>

 ファーザーの死体(死んでも生き返るけど)と、気絶したオンナスキーが倒れている。
 オプーナは、ワゴンから外に出るつもりはないらしい。
 タカトシは外で食事をしているようだし、ハイネはジオン側に行っている。

 今夜。この部屋で最後まで立っていたのは伊藤誠であった。

伊藤誠「ふぅ。今日は食事にありつける…」
 殴られて口の中を切ったせいか、今夜のハンバーグ弁当は血の味がした。

伊藤誠「……」

 …?

伊藤誠「…え? 僕の出番って、これだけ!?」

 進行さんがペース配分を間違えた結果と言えよう。

511 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/23(火) 02:17:06 ID:4MMQpvrI
<日常フェイズ…まだ続きます>
 だってメインマシンが復旧しないから(一週間くらいかかる?)。
 今のHDDの寿命も近いとも思うけど。WIN7って使いにくいし…。


【選択肢】→話が一向に進まないけど…
先に2票入った選択肢で続行。age進行推奨ですが、別になんでも構いません。

A:今日はトンカツ弁当だーっ!
B:瀬戸口が、木刀で女の子を殴ろうとしている!?
C:え? アルティメット帰宅部員は、お風呂に入らない?
D:なんでだろ。今日も調子いいなー。
E:コードネーム『ホワイトデビル』、降臨。
-----
今日はここまでー。

512 :森崎名無しさん:2011/08/23(火) 02:30:06 ID:IFNOpN8I
B
衝撃映像! …他もA以外は全部気になる…

513 :森崎名無しさん:2011/08/23(火) 09:27:48 ID:SODa2f3w
C
説明するのは本人?灯里ちゃん?キバヤシ?

514 :森崎名無しさん:2011/08/23(火) 10:44:27 ID:kx1Oz6NE
c
奈々の秘密が明らかに!?

515 :森崎名無しさん:2011/08/23(火) 20:56:21 ID:???
ブライトさん、オプーナは海外でも発売されています

Release date(s)
  JP November 1, 2007 (日本) ファミ通評価・・・31/40
  NA March 25, 2008 (北米) Metacritic(米のメディア総合情報誌?)評価・・・65/100
  EU September 2008 (欧州) Eurogamer(欧のゲーム情報誌?)評価・・・6/10

ちなみにEurogamerコメント→ "it's charming, strange and often fun, but too shallow and stretched out"
(意訳:「可愛らしくて奇妙で大体の所は面白い、ただ深みがなくて間延びする」)

だそうで、まあ大体合ってるかな
そして・・・ある意味衝撃の事実

「2011年5月19日発売のニンテンドー3DS用ソフト『DEAD OR ALIVE Dimensions』
 (コーエーとテクモは合併しコーエーテクモゲームスとなっている)には、
 登場キャラクター・ザックのコスチュームのひとつとしてオプーナコスチュームが登場している。
 なお、オプーナコスチューム時の台詞は「俺と戦う権利をやろう」など、やるオプーナに由来したものが多い。」

ガ板のオプーナスレに昔入り浸っていた一人として、これは不覚だ・・・!!
早速DOADの権利書を購入しなければ!

以上、出典:Wikipedia(日本語版・英語版)

516 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/24(水) 03:41:20 ID:???
今日は衝撃の事実が二つも!

会社のトイレのウォシュレットをよく見たら。ボタンの隣に空いているスペースが!
「おしり」「やわらか」「ビデ」のボタンの隣の部分。
普通の部分はプラ製で「硬い」のに。ボタンの隣の部分はゴム素材のようで「押せる」。押すと僅かにヘコむ。
女用のには、ここに音姫がついてるっぽい!? 男用のは、音姫機能をわざわざオミットしてあるのか!?
(機能を殺してるだけで、内部にスピーカーとかはついてるかも)
…なんかもう、TOTOの広報に電話したほうがいいような気がしてきた。


>>515
オプーナは既に海外進出を果たしていた!?
よくGOサイン出ましたなぁ…(翻訳とかするだけで、あまりカネかからなかったのかも)。

海外の情報誌(?)評価の数値も微妙なところ。65/100と6/10。「まあそこそこ」という感じなのだろうか。
でも「キャラ」は受け入れられたっぽい模様。もう少し作りこめば、ってとこでしょうか。
(権利書持ってないから、そもそもの内容を知らないけど…)

あとは任天堂のマリオゲームに招待されるのを待つばかりですな!
今やソニックとかがマリオと一緒にいるくらいだから、オプーナだって…!!

…今後、「原作」としてオプーナの価値が高まり、流通量がさらに絞られ。中古相場が高騰するかも!
「殺してでも奪い取る」レベルになるんじゃ…!
---
NHKアナ「本日。またもオプーナを目的とした強盗殺人事件が起きました」
解説「頻発していますね。しかし購入権利書の入手が困難なので、やむをえません。
 オプーナを所有している人は気をつけてください」

517 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/24(水) 03:43:08 ID:lTND5Xm2
>>512 将来、本気で女の子をぶん殴る瀬戸口の姿が見られるかもしれません(中の人が忘れなければ)。
>>513 灯里は気を利かせて黙秘したんで、本人ですな。
>>514 「ちょっとだけ」明らかになりますが、踏み込むのが怖い領域です。


C:え? アルティメット帰宅部員は、お風呂に入らない?
-----
 桜子は、灯里の言葉が気になっていた。
 『奈々さんは、アルティメット帰宅部員だからです』
 U-帰宅部員とお風呂。何か関連があるのだろうか。
 そういう素朴な疑問と。仲の良い奈々と女湯で会ったことがない事実と。
 『私の口からは言えないんで、どうしても、ってなら本人に聞いてみてください』
 灯里がそう言ったくらいだ。結構口が軽い(アムロ的な)アリーナは、いないほうがいいだろう。

 そういうわけで桜子は真意を確かめるべく単身、奈々の部屋の前へやってきた。
 呼び鈴を鳴らすが、いないようだ。
 …きっと『帰る』ために外出しているのだろう。
 もしそうなら、待ってればすぐ『帰って』くるはず。

518 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/24(水) 03:44:30 ID:lTND5Xm2
 そう考えた桜子の目の前の空気が揺らめき、テレマーク姿勢を取った奈々が突然、出現した。
 奈々の『あら?』という声が、その後に後ろから聞こえてくる。
 彼女が音速を突破してきた証拠である。

奈々「桜子さんじゃないですか。どうしたんです?」
桜子「たいしたことじゃないんだけど、ちょっと聞きたいことがあって」
奈々「はぁ。でも立ち話もなんですから、お部屋にどうぞ? 何もない部屋ですけどね」

 奈々の部屋は、かなり殺風景だった。リビングルームにまるで生活感が感じられない。
 一応テーブルと椅子はあるがテーブルの上には何も乗っていない。

 隣のキッチン。調理器具は、小さなフライパンと鍋だけ。
 あとはお箸とお皿、コップが1セット。それ以外は何もない。

桜子「モデルルームというか、引越ししたてな感じだね…」
奈々「私、食事とかにはあまり気を使いませんから…。でも、何もないってわけじゃないですよ」

 隣の部屋は、帰宅部の装備の保管場所になっているようだった。
 水や携帯食、工具や、各種装備(登山装備やレンジャー装備)などが整然と積まれている。
 ポツンとサッカーボールが置いてあるのが、場違いで 逆 に 怖 い。

519 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/24(水) 03:45:50 ID:lTND5Xm2
桜子「…ここも生活感がないわよねぇ。まるで倉庫みたい」
奈々「んー。寝室なら、ちょっと生活感はあると思いますよ」

 奈々の寝室には、布団もベッドもなかった。寝袋が置いてある。
 他には14インチの白黒テレビと、ベータのビデオデッキにバーチャルボーイ。
 初心者のサッカー入門書と、「砂漠の野球部」の単行本。確かに生活感はあるが、それだけである。

桜子「(刑務所や、帝愛の地下労働施設のほうが、設備が豪華な気がする)」

 ただ桜子は知らなかったが。
 伊藤誠の部屋は四畳半もないうえ、6人が詰め込まれているのであるが。

奈々「すいません桜子さん。お茶とかコーヒーとか出したいんですが、私、持ってないんで。
 コップなら一つあるので、お水でよければ…水道水ですけど」
桜子「いや、なんだか遠慮しとくわ」

奈々「ところで、なんです? 聞きたいことって」
 そう言われて、桜子は少し悩んだが…まあ女同士だし、ストレートに聞いてみることにした。

520 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/24(水) 03:47:20 ID:lTND5Xm2
桜子「ねえ奈々ちゃん。アルティメット帰宅部員って、お風呂に入らないの?」
 しかし奈々は首をかしげる。
奈々「え? 入りますよ、普通に。私も毎日、入ってますし」
桜子「そう…よねぇ?」

奈々「はい。…あ、でも、普通の人とはちょっと違いますけど」
桜子「何が?」
奈々「普段は。石鹸とかシャンプーは使いませんね」

桜子「え?」
奈々「『匂い』が身体についちゃうのが、イヤなんですよ。
 だから、おでかけの時とかじゃないと石鹸なんかは使いませんね」

桜子「匂いって…」
奈々「匂いがあると、風下の敵に発見されやすいからです」
桜子「…敵!?」

521 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/24(水) 03:48:47 ID:lTND5Xm2
奈々「はい。例えば…あれはベトナム戦争でのゲリラ戦から帰宅しようとした時のことでした」
桜子「(…奈々ちゃん、年、いくつよ!?)」

奈々「米軍の小隊と行動を共にした時だったんですが。彼らがシェービングクリームを使ってて。
 おかげで風下にいたベトコンに気づかれ、先制攻撃を受けました。
 小隊はほぼ壊滅。無事に逃げ延びたのは数人という有様。酷いものでした。
 軍隊で支給されてる迷彩ペイントにも、人工的な匂いがついてましたし。現場のことを考えてないんですよ。
 今でもたまに迷彩ペイントに匂いがついてる時があるので、顔には現地の泥を塗ったほうがいいですね」

桜子「うん…私の人生では役に立たない情報、ありがとう」

奈々「ですから帰宅途中では、まあ汚くなっちゃいますが。帰ってきたらシャワーとかお風呂とか入ります。
 基本が石鹸を使わないんで、少し入浴時間が長くなっちゃいますけど」

桜子「なんだぁ。アルティメット帰宅部員も、普通にお風呂に入るんだ」
奈々「そりゃそうですよ。…誰です? 変なこと言い出したのは」
桜子「灯里ちゃん」
奈々「灯里さんが? んー…なんででしょうね。U-帰宅部員も、普通にお風呂に入りますけど…」

522 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/24(水) 03:50:09 ID:lTND5Xm2
桜子「ふーん。U-帰宅部員はお風呂に入らない、みたいなこと言ってたわよ。だから女湯に来ないって」
 桜子がそう言った瞬間だった。

奈々「ぇぁ」

 奈々が、言葉にならない声を出した。

桜子「…どしたの?」
奈々「い、いえ。なんでも…」

桜子「やけに狼狽してるけど…」
奈々「そ、そうですか? それより灯里さんは、他に何か言ってました?」

桜子「どうだったっけかなぁ。プールには普通に来るはずとか、どうとか」
奈々「……」
桜子「でも考えてみれば、私たち同じシフトなのに、女湯で奈々ちゃんのこと見かけたことないのよね」
奈々「いえ、その。銭湯とか私、苦手で…。ほら、他人に裸見られるのって、恥ずかしいじゃないですか」

桜子「でも女同士だよ? まあ個人の好き嫌いだけど。
 …あれ? でも灯里ちゃんは、『U-帰宅部員だから』って言ってたわ?」

奈々「…あの、桜子さん。…その話、広めないでいただけませんか?」
桜子「え? そりゃいいけど」

523 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/24(水) 03:51:44 ID:lTND5Xm2
奈々「その。体質もありますし。U-帰宅部員の全員が全員というわけではないですけど。
 でも私の場合、その。ちょっとした事情が」
桜子「?」

奈々「私が、普通の女子高生になりたい理由の一つなんですけど…」
桜子「???」

奈々「私、いつまで経っても子供っぽいし」
桜子「(そうかなぁ…?)」

奈々「将来は素敵なレディになりたい、っていう願望だって、ちょっとくらいあります。女の子だもんッ!」
桜子「そりゃ、わかるわ」

奈々「あの…。桜子さん。誰にも言わないって約束してくれます?」
桜子「え? うん…」
奈々「笑わないでくれます?」
桜子「まあ…」

524 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/24(水) 03:52:57 ID:lTND5Xm2
奈々「あと。音声さん。ちょっとお願いできます?」

 ……。

奈々「…実は私。『ピー』ないんです…」


桜子「 え 」


奈々「あ! 桜子さん今、きっと心の中で嘲笑ったぁ!!」
桜子「笑ってない笑ってない!! ちょっと驚いたというか、なんというか」

奈々「どうせ私は、普通の女子高生じゃないですよッ…!」


 …奈々、マ ジ 泣 き 。



525 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/24(水) 03:54:25 ID:lTND5Xm2
桜子「違うってば、落ち着いて」
奈々「うー…」

 必死でなだめる桜子と。本気で泣いてる奈々と。 
 ぼんやりと、桜子は頭の中で整理する。

桜子「…でも、それってさ。体質とかじゃないの? 帰宅部員と、何か関係あるの?」
奈々「(グスッ)…帰宅部員は、障害物に対する回避能力が高いんです」
桜子「うん」
奈々「エクストリーム帰宅部員なら、さらに回避能力は高いし。
 アルティメット帰宅部員なら、もっともっと回避能力は高いです。かつ、死んでも生き返ります」

桜子「そんな感じよね。でもそれが、『ピー』ないのと、どういう関係が?」

奈々「優秀なU-帰宅部員であればあるほど、怪我をしません。例えばスルーの名手、シャクティさんとかも」
桜子「うん」
奈々「優秀なアルティメット帰宅部員は、怪我をしないんです」
桜子「うん」
奈々「優秀なアルティメット帰宅部員は、怪我をしないんです」
桜子「うん」
奈々「優秀なアルティメット帰宅部員は、怪我をしないんです」
桜子「うん。…だから?」

奈々「…怪我をしないんです」

 一瞬の静寂の後。

 …桜子、大   爆   笑 。

526 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/24(水) 03:56:08 ID:lTND5Xm2
奈々「笑ったぁ! 桜子さんに笑われたッ! うわーん!!」

桜子「ごめん、ごめん! 違うの! ごめん!」
奈々「笑われたーッ! やっぱり笑われた! ひどいよー! わーん! 死んでやるぅ!」←生き返るけど
桜子「ごめん、違うって! ホントごめん!」
奈々「うぅぅぅぅ…!」

桜子「ごめん! だって、理由が理由だもん。それ体質じゃなくて、そ ん な 理 由 なわけ!?」

奈々「切実なんですよー! あーん、ひどいよー」
桜子「ごめんってば! でも違うの! そ ん な 理 由 だったから、つい笑っちゃって…」
奈々「ぅわーん! やっぱり私、おかしいんだー! あーん!」
桜子「笑ったわけじゃないのよ? 絶対誰にも言わないわ! 約束するから! だからごめん!」

527 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/24(水) 03:57:57 ID:lTND5Xm2
-----
桜子と奈々。彼女らの会話で、何があったのか。
…中の人は読者サービスなどするつもりはありません。
桜子と、何よりも奈々の意思を尊重したい。
今のところ。これ以上、何も説明するつもりはありません。
わかった人だけ、わかればいいんです。

#能力値ほか、特に変化はありません。ハズレ選択肢とも言えるでしょう(桜子と奈々の距離は近づきましたが)。
でも一部の人にとっては、数字とか勝敗だとか、そんなことよりも大事なものを手にしたかもしれません。
それでいいじゃないですか。世の中、勝ち負けだとか数字や成績だけが重視されますが。世知辛い。

#どうしても知りたい人は、誰かに更なる調査の依頼の選択肢を選んでください。
でも桜子と灯里は、口を割らないでしょう。

528 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/24(水) 04:01:33 ID:lTND5Xm2
<日常フェイズ…まだ続くのか>
 話が進まないけど、結構どうでもいいことに気がついてしまった。
 困るのは進行さんだけだ。


【選択肢】→次のお題!
先に2票入った選択肢で続行。age進行推奨ですが、別になんでも構いません。

A:ゲリラ側に行った元祖WB隊たちの風景。
B:え!? 灯里とハマーが楽しそうに会話をしているぞ!?
C:原さんとワールドの刺殺コンビが、メカ沢の報告書を提出。
D:以前、話題に上がった桜子らの『三匹が斬る』作戦の進捗状況。
E:桜子と奈々の会話が気になるよ! 誰か、詳しく調べて!(桜子:奈々の能力値その他は変化しませんが)
-----
今日はここまでー(酒飲んでウトウトしてたら、こんな時間に…。睡眠時間、ナポレオン並みだよ!)。

529 :森崎名無しさん:2011/08/24(水) 07:30:26 ID:3IahsPIU
B

530 :森崎名無しさん:2011/08/24(水) 08:21:39 ID:Af1N1F5k


531 :森崎名無しさん:2011/08/24(水) 13:21:32 ID:???
私は……これまでの倍、奈々を愛すだろう……!

532 :森崎名無しさん:2011/08/24(水) 14:51:37 ID:???
奈々ちゃん…男のGHとは違うんだから気にしなくていいのに
むしろ「ない」方が好きな男だって(女も)いるそうだぜ?

533 :森崎名無しさん:2011/08/24(水) 15:52:48 ID:???
心の準備なしでいきなりドーン、だと一瞬引くかもしれないけどねw

534 :森崎名無しさん:2011/08/24(水) 18:46:48 ID:???
ハズレ選択肢じゃなく、大当たりだー!
そう、俺は数字なんかよりよほど大切なものを手にいれた!
色々スペック高いぜ奈々!

535 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/25(木) 04:15:40 ID:???
あぁ、良かった。「まるで意味がわからない」とか「幻滅したッ!」とかが多くなくて。
(そういう場合はそもそも書き込まないか…)
本音を言うとなんか色々と書きたいんですが、『あぼーん』怖いし…。


>>531 『怪我なくとも夢がある!』…ちょっと名言っぽく言ってみました。

>>532 …上位互換? 普通の女性はカミソリ一つで奈々の状態になれますが。奈々は努力の余地がない、というか。

>>533 もし、なのは(19歳)がそうだったら。「こういうの嫌い?」とか平然としてそうです。
 いえ、撤回します。これ以上、なのはファンを敵に回したくないので(手遅れ)。

>>534 ある意味、超ハイスペック。奈々本人は嫌がるでしょうが…。
 キャスバル兄さん的にはどうなんでしょう。守備範囲に入るのかな。

536 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/25(木) 04:18:17 ID:7QvQslwE
B:え!? 灯里とハマーが楽しそうに会話をしているぞ!?
-----
<WB:食堂>
 基本、フィールダーはシフトが自由である。
 そんな彼らが、自然と一番多く集まる場所…それは食堂だった。

 ただそんな「自然」の中で、今朝はかなり「不自然」な状況が起きていた。

 常に集団から孤立する存在、ハマーと。
 常に集団に溶け込んでしまう存在、灯里と。
 正反対の二人が、向かい合った席に座ってお喋りをしながら食事をしていたのだ。
 業務内容の確認、というわけでもなく。普通の雑談を、しかも楽しそうに。

灯里「24時間護衛なんて、普通の人にはできません。ハマーさんは凄いです」
ハマー「まあ拙者ほどの忍者になると、そのくらいの任務は朝飯前でござる」
灯里「直接戦闘じゃなく、情報収集。忍者さんにしかできません。
 どんな戦術も、どんな戦力も、情報次第では有効に活用できません。だから忍者さんはとっても凄いんですー」
ハマー「え、そうなの? …いや、そんなの当然でござるからな。
 拙者を不当に低く見る輩が多い中、灯里殿は見る目があるでござるなぁ」


ブライト「(なあアムロ。灯里とハマー、どうなってるんだ?)」
アムロ「(知りませんよ。そもそも僕は人間関係より、パンツとかのほうが重要なんで)」

537 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/25(木) 04:20:09 ID:7QvQslwE
桜子「(急にどうしたのかしら、灯里ちゃん。ハマーなんかとつるんでも、メリット何もないのに)」
奈々「(でも灯里さんのことだから、何か考えがあるのかも。灯里さんは恐ろしい人ですから…)」

アリーナ「(…恐ろしい? 奈々ちゃんがそう思うの?」
奈々「(そりゃ、思いますよ…)」

アリーナ「(私らの中で奈々ちゃんが一番、毛 が 生 え て る のに)」

奈々「」
桜子「」

アリーナ「(…あれ? 私、何かヘンなこと言った?)」
桜子「(な、なんで急に、毛 って…)」
アリーナ「(ほら。大気圏を突破した時とか。あんなこと、心 臓 に 毛が生えてなきゃできないわよ?)」

桜子「(あ、ああ。そういう意味…)」

 つーっと。ひとしずくの涙が、奈々の瞳からこぼれた。

アリーナ「(え!? 奈々ちゃん、なんで泣くわけ!?)」
奈々「(い、いえ。別に…)」
桜子「(アレよ、ほら。目がゴミに入ったとか、そういう!)」
アリーナ「(目がゴミに…? 器用ねぇ…)」

538 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/25(木) 04:21:53 ID:7QvQslwE
 ハマーと灯里、二人は食事が終わったらしい。それでも親しげに会話を続けている。

灯里「あ、でもでもハマーさん。私と話してて、忍者さんとしてのお仕事は大丈夫ですかー?」
ハマー「そうでござるな…。名残惜しいが、次のミッションに向けて準備もせねば。
 それでは灯里殿。アディオスでござるYO!」
灯里「ばいばーい☆」

 ハマーが、やけに浮かれた軽い足取りで食堂から出て行くと。途端に食堂がザワつき始めた。

絶望先生「なんだか、いつものハマーさんらしくないですね」
ヤムチャ「事情は知らないが、やけにムカつくことだけは確かだな」
叶親「俺なんか、殺意すら覚えるほどにムカつく」
ヤムチャ「もしかして盗撮した時、実は灯里さんの弱味でも握れる映像を撮ってたとか」
ブライト「いっぺんシメとくか?」
ハイネ「まあまあ。全力で見逃してやってもいいだろう」

 すると。食後のお茶を飲んでた謙信ちゃんさん閣下が、ポツッと呟いた。
謙信「しかし、ここ数日。艦内の邪気が少ない」

桜子「あ、そうそう! なんだか最近、私、調子良くってさぁ」
奈々「言われてみれば、私もですね」
アリーナ「うんうん。身体が軽い感じがするのよ。なんでだろ」
あおい「士気が高い、ってわけでもないのにね」

539 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/25(木) 04:23:08 ID:7QvQslwE
 だが、そう思ってない人もいるようで。

メカ沢「そうかぁ? 確かにここ数日、大きな騒ぎもないが。そんなに変わったかな」
伊藤誠「僕は大差ないと思いますけどね。アリア社長なんか、逆に寂しそうだし」
アリア社長「ぷいにゅ…」

原素子「うーん。ストレスを感じないってのはあるけど。おかげでここ数日、人を刺してないわね」
桜子「(ここ数日って…そんな頻度で刺してたの!?)」

なのは「私は、いまいち夜に燃えないです。普段はイライラを、フェイトちゃんにぶつけてるんですが。
 どうもここ数日は、激しいプレイをしてなくて。それで逆にフェイトちゃんが泣いちゃって。
 『なのは様、私に飽きてしまったんですか!?』って、思いつめちゃってたくらい」
桜子「(なにやってんのよ、9歳児!)」

灯里「…はひっ、タカトシさんからの電報です! 『ってかフェイトちゃんって誰!?』だそうです」
あおい「(確かに知らない人だけど。でもなのはちゃんの関係者ってだけで、なんとなく想像つく)」

540 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/25(木) 04:25:01 ID:7QvQslwE
桜子「っつーか灯里ちゃん。最近、ハマーと仲いいよね? 何かあったの?」
灯里「別に、仲良くはないですよー?」
あおい「親しげに話してたけど」
灯里「それは、私から親しげに話してましたから。ちょっと色々と考えてることがあるんですよー」
桜子「考えてること?」
灯里「『邪気』についてです」
メカ沢「…男塾の三号生のか!?」

絶望先生「それは『邪鬼』」

灯里「うまくいけば、皆さんにとってプラスになるかも…と思ったんですが。色々難しいですねぇ」
桜子「なんだかよくわからないけど、灯里ちゃんは調子悪いんじゃない? 疲れてるっぽいけど」
灯里「はひ。疲れてます。でも今は(メインPCが復旧してないから)ヒマですし。試しておくのもいいかな、って」
桜子「ふーん。…ま、無理しないでね」
灯里「ありがとうございますー」


---どうやらここ最近、艦内の空気が『おかしい』ようです---
 #灯里が何か、試行錯誤しているようですが…。

541 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/25(木) 04:26:32 ID:7QvQslwE
<相変わらず日常フェイズ…>

お酒飲んで軽く寝てると、時間がなくなって自転車操業になる事実。

【選択肢】→色々な風景
先に2票入った選択肢で続行。age進行推奨ですが、別になんでも構いません。

A:ゲリラ側の訓練風景。タカトシ、茫然自失。
B:トンカツ弁当争奪戦が、今、始まる…。誠の部屋で。
C:中原 岬、裏社会の異常に気がつく。流通がおかしい?
D:清楚な一人の女の子を。武器を持って取り囲む多数の男性…。その真意と結末は!?
E:ハマー。ミッション、再び(女性名を併記すれば、ハマーはそちらの情報収集に向かいます)。
 #女性の情報収集に関してはハマーは通常以上の能力を発揮しますが…もとがもとなんで、過剰な期待は禁物。

-----
今日はここまでー。

542 :森崎名無しさん:2011/08/25(木) 10:18:07 ID:Z4iHdL66


543 :森崎名無しさん:2011/08/25(木) 10:20:31 ID:t3BGHgIY
C

本日のツッコミ
1.しれっといるんじゃねぇハイネ、全力でスルーする所だったぞ
2.何故アリア社長が寂しがるんだ一体、灯里さんをハマーに盗られているからか?
3.ブライトさん、「天然」と「養殖」では全然違うそうですよ、そこは怒っておきます!
  (胸が硬くてひんやりしてたサービス業の方に当たった経験者は熱く語る)

544 :森崎名無しさん:2011/08/25(木) 11:15:25 ID:???
邪気(カオス度?)をエネルギーに変換する人たちもいるからね、この艦w

545 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/26(金) 03:27:53 ID:???
>>543 
1.あの人って結構マジメで。「(派遣元の)就業時間内」なら、ちゃんとしてるみたいです。
 エースだし経験も軍事知識も豊富なので活用できるはず。…瀬戸口のトコに行ったほうが確実なんですけどね。

2.そんな感じです。灯里が「抱っこ」してくれてないし、普段は一緒の食事も、今は別々なので。
 今現在WB内では何故か「調子良い人」「ムカついてる人」「普通の人」がいますけど。アリア社長は別枠です。

3.まあ、モノのたとえですよ。不特定多数の人や『あぼーん』に配慮した書き回しの結果です。
 「天然」と「養殖」が違うのは当然ですよカテジナさん!
 パッと見で萌えても、養殖モノで剃った跡とかあったら、 萎 え る じゃないですか!!
 いえ、自分、至ってノーマルなんで。書いてて意味がわからないんですけど。ゴーストがそう囁くんで…。

 (ところで。そんなサービス業の方と巡り合うのって…かなりレアな気が)


>>544 そこらへん、都合よくコントロールできないかと灯里が試してる最中ですね。…考えると凄いなぁ、灯里。

---
 ところで読み直して気づいたんですが。ハイネって、なのはを「捜してた」ような…。
 なのは39歳モード(だっけ?)の状態しか知らなかったんでしょうか。
 それでオレンジ仲間のアリスと話が噛み合ったんでしょうか。
 …その場の勢いだけで色々書いたり設定すると、辻褄が合わなくなる典型です。
 こういう時。後で強引に紐付けることも多いんですが。ハイネのことなんて、また忘れそうだったし。
 今回は、全力で見逃してくれただけかもしれない、という曖昧な状態にしておきましょう…。

 あ。さらに気づいちゃった。原さんって、ハイネを刺したがってたような…。

546 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/26(金) 03:29:30 ID:zGpCeIGI
C:中原 岬、裏社会の異常に気がつく。流通がおかしい?
-----
 中原岬。すっかり郵便配達員の役割になっているが。
 一応、今現在。彼女が『裏社会への受付窓口』である。
 (コードネーム『ホワイトデビル』は、滅多に姿を現さないため)

 いや。よく考えたら彼女はWB隊とほとんど接点ないな。
 …だからか! こいつが郵便配達しかしてないのは!

 ともあれ中原岬。彼女は最近の配達事情の異常さに、気がついていた。
中原 岬「(妙な依頼が多いわね…。MS<ルナのザク>とか、別世界から運ぶよう言われるし)」

 これじゃ身も心も、もうすっかり郵便の人じゃないか…。

547 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/26(金) 03:31:26 ID:zGpCeIGI
中原 岬「(あ、違った。ちょっとヘンなことがあったんだよね)」

 彼女は『師匠』に教わっていた。需要と供給のバランスが崩れると、相場が影響を受けると。
 例えば『白い粉』だ。今は、顕著な値段の変動もなく、まあまあ普通に流通している。
 ただ昔や他の地方に比べて若干、相場が高いそうだ。供給が絞られているかもしれない、とのことだった。


 そう言えば最近、ティアナとかいう女が大量の『白い粉』を持っていて、警察にパクられた事件があった。
 聞いた話で裏を取ってないが、あれだけの量を個人で集めたのだからティアナは有能なのだろう。
 しかし。それにしては簡単に捕まりすぎている。…無能なのだろうか?

 『ティアナ』。そんなコードネームや異名、本名、あるいはスラングは裏社会では聞いたことがなかった。
 『師匠』はそのことに対し「本当の姿が見えないから、少しピリピリする」という表現を使っていた。
 中原岬には、まだその真意がわからない。

 そんな『師匠』だが。以前、コードネーム『ホワイトデビル』という存在のもとで。
 近隣の『白い粉』をほぼ一手に掌握し、莫大な利益を得たことがある。それは伝説になっているほどだ。

548 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/26(金) 03:33:13 ID:zGpCeIGI
 そして最近。
 ほんの一時期だったが、一部の『魔弾丸』が、やけに値上がりしていた時期があったのだ。
 魔弾丸自体は、別に違法なものではない。だから普通では考えられないことだった。
 そしてその値上がりも、もうほとんど元に戻っている。

中原 岬「(何かの前兆だったのかしら。…まさかね)」

 疑問に思って師匠に相談してみると。彼はその事実を知っていて。中原岬に言葉をくれた。

 「『気づいた』事実は評価できる。次は『切り分け』をするようにね。
 値上がりしたのは『全ての魔弾丸』ではなく『一部の魔弾丸』だっただろう?
 君はそこで、『どんな魔弾丸』だったかを調べておくべきだった。それと、値上がりした時期と元に戻った時期。
 それがわかれば、そこから何か推測ができるかもしれない。それは後々、何かの役に立つかもしれない」

 「でも、魔弾丸自体は違法なものじゃないですよね。そういうのにも気を配るんですか?」

 「極力、ね。例えば包丁は違法じゃないし、料理にも使えるが。人を刺すこともできる。
 鋭利なナイフやメスは人を殺すこともできるけど、外科手術での治療には必須だ。
 誰が何の目的で使うかは知らないし、推測が外れるかもしれないけど、できるだけ情報は持っておくべきだ」

549 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/26(金) 03:35:08 ID:zGpCeIGI
中原 岬「(ティアナの逮捕。そして一部の魔弾丸の高騰。どっちも、このスレになってからの出来事だ。
 何か関連があるかもしれないわ。何かのついでで、調べておいたほうがいいかも)」


 実際、ティアナの逮捕によってナンカツシティ最大の『白い粉:供給源』は潰れ。
 警察の動きや捜査はかなり甘く、鈍くなっているのだ。おかげで中原岬も、裏社会では動きやすくなっている。
 …そのわりに『白い粉』の値段が、あまり変動していないのは不思議だったが。


中原 岬「(本人に聞けばわかるわよね。ティアナを見つけたら、気絶させて監禁して拷問、自白剤も使おうかな。
 原理だけ教わって、まだマスターしてない『シャリバンクラッシュ』の実験台にもなるし)」


 …ティアナ、 大  迷  惑  。



550 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/26(金) 03:37:22 ID:zGpCeIGI
中原 岬「(ティアナから押収された『白い粉』って、混ぜ物が多くて品質が悪いものだったらしいし。
 そんな粗悪なモノを高い値段で売ってたなんて、酷いヤツみたいだし。
 ちょっとくらい痛い目にあったって、自業自得よね!
 それに今、出回っている『白い粉』は品質が良いモノみたいだから…。
 …うん。むしろ、ティアナをぶっ転がしちゃったほうが、喜ぶ人が多いかもしれないわ!)」

 何故なのだろう。ボタンの掛け違えというのだろうか。
 あるいは、これが人間…オールドタイプの限界なのだろうか。
 最初の些細な出来事が、一人の魔法少女の人生を大きく狂わせてしまうことになろうとは。


 …一番大きな原因は、 な の は と関わってしまったことだろうけども。


 (中の人も普段は忘れているが。WBは、ガンダムやデータをジャブローに送り届けることが目的ではない。
 なのはを男塾に送り届けることを目的として、わざわざ地球に降下してきているのである)


 さて。ティアナのことはともかく。
 まず中原岬がしたことは…ホームページ(通販)の更新であった。
 この人、本当に裏社会の人なのか、少し不安になってくる。

 #通販が復旧、かつ新商品が入荷されました!
 ・また、ある種の魔弾丸の相場が、一時期大きく変動していたことがわかりました。

551 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/26(金) 03:40:28 ID:zGpCeIGI
<特殊:日常フェイズ>

 さて。WB隊の日常(?)風景が続いてきましたが。
 ここらでジオン側も見てみたい欲求に駆られました。
 ジオン側はもともとキャラ数少ない上に、キャラ立ってない(使い捨て同然)の人も多いので。
 誰を選んでも、だいたい、他の人も出てくるでしょうけど…


【選択肢】→ジオン側(ガウ内部)の風景
先に2票入った選択肢で続行。age進行推奨ですが、別になんでも構いません。

A:ルナマリア・ホーク(…全裸!?)
B:ハイネ・ヴェステンフルス(…指導!?)
C:シャア・アズナブル(…性癖!?)

 #ハイネって、所属はジオン側じゃないんですけどね…。勝手に入り浸ってるだけで。
 ・どれを選んでも、能力その他は(多分)変化ないです。
-----
今日はここまでー。

552 :森崎名無しさん:2011/08/26(金) 08:01:42 ID:t+JtDQlU
B

553 :森崎名無しさん:2011/08/26(金) 09:45:24 ID:7vKcyTSw
aaa

554 :森崎名無しさん:2011/08/26(金) 10:03:19 ID:uJEVXCiM


555 :森崎名無しさん:2011/08/26(金) 11:32:53 ID:eeP7xtBU
A

556 :森崎名無しさん:2011/08/26(金) 12:04:23 ID:???
ポップの詰めた魔弾丸…地形と合わせると効果的となると…ラナリオンかベタン?

557 :森崎名無しさん:2011/08/26(金) 18:48:31 ID:???
みんな、なにかティアナに恨みでもあるのかとw

558 :森崎名無しさん:2011/08/26(金) 20:32:06 ID:???
あ、ブライトさん、私男ですけど
昨日何故か公衆トイレで音姫(実物)に出会いました!
・・・男子トイレで、ですからね!男子トイレでです!大事な事なので二(ry

当然押してみたのですが・・・何というか・・・
自然の清流音+カッコウの鳴き声が出てきてびっくり!
てか都会の公衆トイレであれが流れたら、
不自然過ぎて却ってイヤじゃないかと思わずにいられませんでした
女の人ってデリケートなんだか無神経なんだか・・・あ、今フィアンセの念波がt

559 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/27(土) 03:38:02 ID:???
>>556 企業秘密です。でもむしろ、ポップ本人を拉致ってきて詰めさせたほうがいい気もしますが。
>>557 (なのは以外)誰とも面識ないんですけどねぇ…。

>>558 きっと「男女平等」を理解し、ついに田嶋陽子が動いたんですな!

 ってか、もしウォシュレット内蔵タイプなら、わざわざオミットする意味がわからんのですよ。
 今の時代、メモリ容量とかの製造コスト面では大差ないだろうし(別ラインにしたほうがカネかかりそう)。
 電気もメモリもプログラムも「ある」んだし(ノズルの初期位置設定とかは違うかも、だけど)。
 ここ数日は、スイッチ殺してるだけ(スピーカーや機能は生きてるんじゃ)、と思うようになりました。

 ところで、ひょっとして。女性トイレって、かなり「うるさい」んじゃ…。
 多分、カモフラージュのために「大小」関わらず音姫使う人も多いだろうし。
 リンクさせて、二人以上が音姫使ったらハーモニーになる、というアイデアでTOTOに入社できないだろうか…。



 …一方ロシアは、ラジオを流した。

560 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/27(土) 03:39:55 ID:dI3NuAjA
A:ルナマリア・ホーク(…全裸!?)
-----
ルナ「シャア少佐。買ってきましたよ、ドクターペッパー。また都市の中央部まで行きました…」
 よろよろと、疲れた様子でルナマリアが部屋に入ってくる。まあいつものことである。

シャア「ん? ああ、もういいや」
ルナ「え」
シャア「通販で頼んだら、3秒で届いた」
ルナ「(買い溜めしときなさいよーっ!!)」

 以前、痛い目にあっているのに怪しい通販を使うあたりは、キャスバル兄さんらしくて好きだ。

シャア「ところでルナ」
ルナ「なんですか?」
シャア「脱いでくれ」
ルナ「な、なんですか急に! さすがにセクハラで訴えますよ!?」

561 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/27(土) 03:41:56 ID:dI3NuAjA
リカルド「シャア少佐…。私はてっきり、少佐は幼女にしか興味がないのかと思っていましたが」
シャア「基本は、そうだ。実は、俺もルナの裸なんてたいして見たくもないし」
ルナ「(あ。なんか侮辱された気がする…)」

シャア「しかしルナ。今現在、非常にマズいんだ」
ルナ「…少佐の立場が、ですか?」
シャア「いや。選択肢的に。『全裸』って書いてあるんだから、全裸の人間が出なきゃダメだろ!?」
ルナ「そんなことだったら、シャア少佐が全裸になればいいじゃないですか!」

シャア「それで誰がトクするんだよ!!!」

 シャア、ブチ切れる。

シャア「どうせ裸の描写が出るなら、中 の 人 が 書いてて楽しいほうがいいだろ!?」
リカルド「今、ジオン側にいる女って、他にはニナとイセリナだけですし!」
シャア「モチベーションを考えろっての!!」
ルナ「あ…明らかに消去法で私じゃないですか!」

562 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/27(土) 03:43:34 ID:dI3NuAjA
シャア「だいたい女って優遇されてんだよ! 音姫ついてるらしいし」
ルナ「音姫…? 男子トイレのことは知りませんけど。そっちのほうが高性能なんじゃないんですか?
 だって女子トイレのはそんなに音質良くないですよ。スピーカーはせいぜいBOSEだし」

シャア「……」
リカルド「……」
ルナ「…?」

シャア&リカルド「「ふざけんなぁぁああああ!!」」

ルナ「ひゃぁあああ!!」

 ジオン側の最大の弱点。
 それは突っ込み役が存在しないことである。


ルナ「と、ともかく! 私は脱ぎませんからねっ!」
シャア「選択肢はどうすんだよ!!」
ルナ「だから、シャア少佐が脱げばいいでしょ!」
シャア「選択肢はお前を指名してんだって!」
ルナ「イヤなものはイヤです!!」

563 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/27(土) 03:45:16 ID:dI3NuAjA
 その部屋から立ち去ろうとするルナと、彼女の肩に手をかけるシャアと。

 だが。
 次の瞬間だった。
 ルナが部屋のドアを開けると。

 眼前に、一人の日系ブラジル人がいた。

 当然の如く、全裸で。

 完全な無表情。
 濃い胸毛。
 そして、彼が発する圧倒的な威圧感。
 身動き一つせず、腰に手をやり仁王立ちしている。
 前を隠そうともせず、むしろ、どことなく誇らしげに。それでいて無表情。


 …ルナは、部屋のドアを閉めた。


564 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/27(土) 03:46:50 ID:dI3NuAjA
ルナ「……」
シャア「……」

ルナ「…少佐。今、外に…」
シャア「ああ、見た。あれはまさか、神なのか…?」
ルナ「夢、ですよね。きっと…。そう、これ、夢オチよ!」
シャア「じゃあルナ、もう一回ドア開けてみてくれ。俺は離れてるから」
ルナ「イヤですよ!!」

リカルド「少佐ー、ルナマリアさん、どうしたんです? 何かあったんですか?」

シャア「あ。…なあリカルド。ちょっとこのドア、開けてみてくれないか?」
リカルド「はぁ。構いませんが」
ルナ「(酷っ…)」

 シャアとルナは(無言で)壁際へと退避する。

 リカルドがドアを開けて…。…閉めた。

シャア「リカルド…。その…どうだった?」

リカルド「いえ…自分、何も見てません…」
 顔面蒼白になっている。

565 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/27(土) 03:48:59 ID:dI3NuAjA
シャア「幻じゃ、ないんだよな…」
ルナ「ひょっとして私たち、一生、この部屋から出れないんじゃ…」

シャア「そ、そうだ。ブリッジから誰かに助けにきてもらえばいいんだ!」
ルナ「そうですね! ブリッジ! 敵(?)の侵入があります! 索敵班は何をしているの!?」

 スピーカーからは、冷静な声が返ってくる。

ハイネ『安心しろ。正体不明で全裸の男を発見したが、全力で見逃した』

シャア「ふざけんな!! ハイネ、助けろ!! 緊急事態だ!!」
ハイネ『いや、でも、選択肢で 全 裸 って出てたし』
シャア「妙なトコで空気読むなよ!!」
ルナ「ホント、誰がトクするのよ!! 何も脈絡ないし!! どうやって収拾つけんのよ!!」

ハイネ『それは任せる。…そちらからのSOSサインは、俺が全力で見逃しておくし』

 スピーカーが、プツッと切れた。

シャア「ああああああ!!!」
ルナ「いやぁぁああああ!!」
リカルド「助けてぇえええ!!」

 阿鼻叫喚である。

566 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/27(土) 03:51:07 ID:dI3NuAjA
シャア「る、ルナ、お前がなんとかしろ!」
ルナ「いやですよ!! なんで私が!!」
シャア「選択肢でお前が選ばれただろうが!!」
ルナ「絶対、政府の陰謀とかよ!! 不意打ちすぎるでしょ!」

シャア「お前が脱がないから、話も進まないし、こんな事態になってるんだろうが!」
ルナ「私の責任じゃないわ!!」

リカルド「でも。もしかして。『ルナマリア』『全裸』ってキーワードをなんとかすれば…」
シャア「そう、そうだよな!! そうすれば!」
ルナ「確かに、あの 胸 毛 の 全 裸 がいる 必 然 性 がなくなりますね!!」

シャア「そういうわけだ。頼むルナ、全裸に、全裸になってくれ!」
リカルド「お願いします、ルナマリアさん!! 全裸に!」

 大の男、二人に。泣きながら『全裸になってくれ』と土下座されるシチュエーションは、あまりないだろう。

ルナ「わ、わかりましたよ!! 脱ぎます、脱ぎますから!! でも、場所はココじゃなくていいでしょ!?」
シャア「多分。…まあ俺は幼女にしか興味がないから、別に気にしないけど」
ルナ「私が気にするんですっ!!」
リカルド「でも…部屋の外には、あの、全裸の胸毛男がいるんじゃ…」
ルナ「けど、ここで脱いだら『あぼーん』でしょ!?」

567 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/27(土) 03:52:37 ID:dI3NuAjA
 一向に話が進まないかに思えたが。助けは、突然やってきた。
 例のドアが開いて、ごく自然に、ガルマが部屋に入ってきたのだ。
ガルマ「……。どうしたんだ?」

シャア「が、ガルマ!? ガルマぁぁあああ!!」
ルナ「た、助かったんですね、私たち!!」
リカルド「良かった…。あ、ところでガルマ様。部屋の外に、その、変なヤツはいませんでした?」

ガルマ「いや? 別に。ん…毛? 胸毛っぽいのが落ちてるが…」
ルナ「(やっぱり、夢じゃなかったんだ…)」

シャア「ところでガルマ。君はどうしてここに?」
ガルマ「いや…ちょっと電報が届いてな。タカトシって人間、知り合いか?」
シャア「どこかで聞いたような…」
ガルマ「『色々と困るんで、この部屋に行ってあげて』っていう電報。意味がよくわからないんだが…」

ルナ「ツッコミがこんなに大切なんて、知らなかったわ…」
ガルマ「事情は知らないが、確かに伝えたぞ?」

 ガルマは首を傾げて、戻っていった。

568 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/27(土) 03:54:27 ID:dI3NuAjA
ルナ「ふぅ…」
シャア「……」
リカルド「……」
ルナ「…なんですか?」

シャア「急いでくれないか?」
ルナ「え?」
シャア「まだ『ルナマリア』も『全裸』も、どっちも解決してないだろうが!!」
リカルド「このままじゃ、またこの部屋に閉じ込められますよ!!」

ルナ「え? えぇえ!? わ、わかりました。わかりましたよ! 部屋でシャワー浴びてきますから!」
シャア「頼むぞ」
ルナ「覗かないでくださいね」
シャア「ああ。興味ないし」
ルナ「(……)」

 釈然としないまま。ルナマリアは逃げるように自分の部屋へと走る。
 自分の部屋のドアを開けるのが、こんなに怖かったことはなかったが。
 ドアを開けても、もちろん誰もいなかった。

569 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/27(土) 03:56:39 ID:dI3NuAjA
 急いで鍵を閉めて。
 バスルームに入って。
 無造作にニーソックスを脱いで。
 ピンク色のミニスカ改造軍服を脱いで。

ルナ「あ、れ…?」

 そこで始めて気がついた。
 自分が泣いていることに。

 無性に哀しくなってくる。
 それでも、胸毛の全裸の日系ブラジル人が怖いから、服を全部脱いで。
 無意識にカーテンを閉めて、シャワーを出して。

 やっぱり、涙が出てきた。とまらない。
 なんでだろう。
 最初は、スカウトされたはずだったんだ。
 今のジオンはGK不在だし、紅一点だし。
 大人気、とまではいかなくても、多少は人気が出ると思っていた。待遇だって良くなると思っていた。
 なのに、いつも。
 いつもいつも。
 いつもいつも、いつも。
 貧乏クジばかり。

ルナ「ひどいよ…」

570 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/27(土) 03:57:52 ID:dI3NuAjA
 シャワーは、身体を洗うためではなく、涙を洗い流すために使った。
 ぼんやりと、カミソリを手にする。

ルナ「(死んじゃおっかな…)」

 誰か悲しんでくれるだろうか。
 そんなことを考えて、カミソリの刃を手首に当てる。
 ダメだ。ちょっと切った程度じゃ死ねない。動脈までいかないと。…自分にそんな、ある種の勇気はない。

ルナ「私。死ぬことも…できないんだ…」

 ぼんやり呟いた時。ルナの頭の中で『繋がった』。

 死ぬこと。そして死なないこと。
 キャラが立つこと。人気が出ること。待遇が良くなること。

 二番煎じなことは、わかってる。そもそも『本家』に勝てないことも、わかってる。
 それでも。
 そこに少しでも可能性があるのなら、賭けてみる!

 そう。カミソリは、手首を切るものじゃないんだ…!!

571 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/27(土) 03:58:52 ID:dI3NuAjA
-----
 先ほどの部屋で。
 ドクターペッパーを飲みながらシャアはノートPCで遊んでいた。
 もうすっかり、くつろいでいる

 何故かと言うと、大丈夫判定委員会から、Dサインが出たのだ。
 『ルナマリア』と『全裸』のキーワードを、クリアしたらしい。
 だから胸毛の全裸男は、もう来ないはず。
 …中の人だって書きたくないくらい怖いんだから。

シャア「今日は、幼女のパンツ売ってるかなー」

 ドアが開く音に続いて、リカルドが軽く敬礼した。
リカルド「お疲れ様です、ルナマリアさん。ありがとうございます!」
ルナ「いえ…」
リカルド「ん? ルナマリアさん、大丈夫ですか?」

572 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/27(土) 04:00:34 ID:dI3NuAjA
 その言葉でシャアは振り返る。
 そこには、いつもの格好のルナマリアがいたが。
 歩き方が、少し不自然だった。何か痛みを我慢しているような。

シャア「ルナ、どうかしたか?」
ルナ「いえ、別に…」

シャア「いつもと歩き方がおかしいぞ? どこか、怪我でもしたか?」


ルナ「怪我ないんですが…」


シャア「…?」



ルナ「ひ、ヒリヒリして…」



   ルナマリア・ホーク…がんばるっ!!


573 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/27(土) 04:02:35 ID:dI3NuAjA
<ブライト:プライベートフェイズ>

奈々「……」
桜子「ぅわっ、突然どうしたの奈々ちゃん? 不機嫌そうだけど…」
奈々「ネタにされた気がして」
桜子「?」
奈々「(私だって、修学旅行に行けなかったり、色々ツラいことがあったのにッ!)」


【選択肢】→久々にブライトさんフェイズ。(勝手に)ウロウロします。
先に2票入った選択肢で続行。age進行推奨ですが、別になんでも構いません。

A:疑問に思うんだ。「なんでニュースで、バール『のようなもの』とか、歯切れが悪いの?」
B:野球でさ。明らかな内野ゴロなのに、ファーストコーチがヤル気なく「セーフ」の仕草するのは、なんで?
C:シャアのとこに遊びに行く。胸毛は怖いが…怪我ない女性に会えるかもしれないし。
-----
今日はここまでー(なんかジオン側も楽しそうだったなぁ)。

574 :森崎名無しさん:2011/08/27(土) 04:18:28 ID:P8Ou4yNE
C
推しまくるぜルナマリア。中の人も人妻になったぜ。
ところで胸毛っぽい毛ってどうやって見分けてるんですかガルマ様…。

そしてロベルトは既にラスボスの風格を漂わせている。

575 :森崎名無しさん:2011/08/27(土) 06:23:29 ID:W92CF+AY
A

576 :森崎名無しさん:2011/08/27(土) 09:11:55 ID:dYgos3m6
B
そりゃあ体毛ってのは身体へのダメージを軽減するために自己防御で生やしているんだからな
アリア社長だって全身を剃られたら灯里ちゃんやマー社長の愛撫に耐えられなくなること必至だぜ?

それだけの覚悟があるんだろうなルナマリア!

577 :森崎名無しさん:2011/08/27(土) 12:10:12 ID:E8SFyYDQ
C

578 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/29(月) 03:06:25 ID:9p0n4miU
>>574 ルナはWBにいないタイプの女性なんで、書いてて楽しいですな。
>>576 一瞬「自殺」すら頭をかすめたくらいなので、かなりの決意でやってます。


C:シャアのとこに遊びに行く。胸毛は怖いが…怪我ない女性に会えるかもしれないし。
-----

ガルマ「(あれ? なんで連邦軍の制服が…)」

 ガウの中。ふらふら歩いている連邦軍の制服は、ブライトさんだった。
 そんな、敵勢力の母艦に行く時ぐらい、少しは変装しようよブライトさん…。

 ただあまりにも堂々としているので、みんなが不審がっても「誰かが通報済みだよね」と思ってしまう心理。

 ドアのチャイムを鳴らすと、そーっと、ドアが開いた。
 やたら警戒しているが、シャア・アズナブルである。

ブライト「やあキャスバル兄さん…何か怯えてる?」
シャア「あ、ああ。ちょっとな。最近、ドアを開けるのが怖くてしょうがないんだ…」

 その多目的ホールには、リカルドとルナマリアの姿もあった。
 せめて自室に呼ぼうよ、キャスバル兄さん…。

579 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/29(月) 03:08:07 ID:9p0n4miU
ブライト「なんか、あったの?」
シャア「聞いても信じてもらえるかどうか、わからんが…。
 この前。胸毛で全裸の日系ブラジル人と遭遇してしまって」

ブライト「普通の日系ブラジル人が風呂に入ったら、そうなるだろ」

シャア「違う! そんなレベルの胸毛でも、全裸でもないんだ!
 あの圧倒的な威圧感。存在感。仁王立ちして『当然』のごとく全裸…」

ブライト「そんな存在、俺は一人くらいしか知らないぞ?」

シャア「むしろ、知ってることに驚きを隠せない。どうやって逃げたんだ?」

ブライト「どうしたっけかなぁ。誰かを 生 贄 にしたことは覚えてるんだけど」
シャア「誰か、って…」

ブライト「あと、アジアン訛りで叫びながら尚敬高校にも出没したらしい。
 原さんの包丁をかわし、撤退していったそうだが」

シャア「原さんの包丁をかわしてる時点で、もう人間レベルじゃないだろ…」

ブライト「ああ。そこで 刺 殺 しといてほしかったんだがな」

580 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/29(月) 03:09:57 ID:9p0n4miU
シャア「ともあれブライトさん、座ってくれ。あと…リカルド、お茶をお出しして」
ルナ「あれ? お茶とかそういうのは、私の役目かと…」
シャア「お客様がいるわけで。女っけがなくなっちゃうのも寂しいでしょ」

ルナ「確かに 毛 がないのは寂しかったですね…。ヒリヒリするし」

シャア「え。…女っ気、って言ったんだけど」

ルナ「あ、ああ! そっちの! あははは…」

 ルナマリア、やたらに挙動不審。


581 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/29(月) 03:12:07 ID:9p0n4miU
ブライト「じゃあ兄さん。まずつまらない報告からだ」
シャア「おう」
ブライト「原作と違って。次の戦闘、WBはドーム球場に隠れないっぽい」
シャア「旧 広島市民球場に隠れるんだと予測していたんだがな…」
ブライト「狭かった のかもしれないな」
シャア「どう戦ってくるんだろう? この地方じゃ、いくらなんでも戦力差があるだろうに」
ブライト「それがさぁ。最近、芝村舞とかミライさんとか、教えてくれないんだよ。
 それどころか、詳しく聞こうとすると『何かあったの?』って不審がられるし」

ルナ「(普段、よっぽど仕事しない艦長なんだろうなぁ)」

 リカルドが運んできたコーヒーを、口にする。

シャア「じゃあ、こっちも報告。ジオン側から見てWBは俺が追っかけてるくらい『すっごい重要』っていう認識だ。
 あと秘密ロボとかいるかも、と上には報告してあるし。
 まあ…現時点での な の は が、既にガンダム以上の描写をされているんだが」
ブライト「それは、そっちのザクとかが弱すぎるんだと思う…」

シャア「一般兵は、必殺技やスキルはMS依存、ってしてたのに。生身で意外と強かったからなぁ」(チラッ)
ルナ「(え!? 私のせい!? 私のせいってことになってるの!?)」

ブライト「兵士の小銃とかが、意外と強かったし」
シャア「『ジオンはMSという秘密兵器のおかげで、連邦に喧嘩を売れた』という常識から、外れてきちゃうんだよね」

ブライト「ま、俺にとっては、試合とかどうでもいいんだけどね」
シャア「まったくだ。幼女の裸とかを想像してたほうが、よっぽどいい」
ルナ「(互いの軍は、こんな上官たちが率いているんだ…)」

582 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/29(月) 03:14:16 ID:9p0n4miU
シャア「ところでブライト。俺は最近、どうにかしてしまったのかもしれん」
ブライト「何かあったのか?」
シャア「男なら。誰しもが『性的レーダー』を持っていると思うんだが…」

 #性的レーダー…AVパッケージを見て、何故か借りたり回避したりする、経験が詰まった本能のこと。

シャア「それが狂ってしまったのか。ここ最近。WB隊のキャラが、何故か魅力的に思えて…!」
ブライト「なのはと、金髪ツインテール幼女以外に?」
シャア「奈々ちゃんだ。なんとなく、幼女っぽい気がして…」
ブライト「そう?」

 シャアの「感覚」を感じ取り、遠くの奈々がイラッとしたのは言うまでもない。

シャア「それどころか…このルナマリアでさえ幼女じゃないかと思えてくるほどなんだ…」

 大丈夫、キャスバル兄さんのレーダーは狂っていない。むしろ精密だ。

ルナ「(まさか『生えてるかどうか』だけが判断基準じゃないわよね…)」
 一概に否定できないけれど。

583 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/29(月) 03:15:31 ID:9p0n4miU
ブライト「ところでさー。ジオン側に『ティアナ』ってヤツ、いない? 無性に頭にきてんだけど」
シャア「いないよ。こっちも探してるんだ。大量の麻薬持ってて逮捕されてるらしいが。
 服役後、絶対に俺たちがぶっ転がす」

リカルド「(『俺・たち』!?)」
ルナ「(え!? 私たちも一緒になって、ティアナをぶっ転がさなきゃいけないの!?)」
リカルド「(それにアレ、本名じゃないでしょ…)」

ルナ「(…それに。私がティアナさんと会話するシーン、もう撮り始めてるわよ?)」
リカルド「(え。内容がコロコロ変わる、台本ではなく?)」
ルナ「(うん。もう実際に。別撮りで)」

 ある意味、衝撃的事実。

 ルナマリアは、自分の出番のほうにしか気が行ってなかったが。
 ティアナが実際にこのスレに来たら、どんな目にあうんだろう…。

584 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/29(月) 03:16:44 ID:9p0n4miU
ブライト「……。…じゃ、ま、そーゆーことで」
シャア「おっけー。また今度ねー」

 ブライトとシャアの密談(?)は、終わったらしい。
 ブライトが帰っていく。
 ルナは、笑顔を顔の表面に張り付かせながら手を振って。
 何か、ティアナのためにできないかと考え…何も思いつかず。

ルナ「(これが世界の選択なのよ…)」
 そう思うことにしたという。

585 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/29(月) 03:18:17 ID:9p0n4miU
 さて。普段ならルナが入れるコーヒーだが、今日はリカルドが入れた。
 それは普段のルナのより、濃いものだった。
 そのコーヒーが、ルナの神経の一部を刺激する。

ルナ「あぅ」
シャア「ん?」

 …尿意である。

ルナ「いえ、別に。あははは」
 ゆっくりと立って、部屋を出る。
 足早に。目的は女子トイレ。

 その、女子トイレ前まで辿り着いたが。そこは、やけに女性が並んでいた。
ルナ「な、なんでこんなに並んでるんですか?」
女性士官「ちょっと故障が多いみたいで。…でもいいわよね、パイロットは!」
ルナ「え?」
女性士官「ノーマルスーツの中に、できるんだから…」

 ちょっと待ってほしい。ノーマルスーツはそんなに万能じゃないんだ。
 この時代。アレは、ただのオムツなのだ。
 でも! このままここに並んでいたら。

 間違いなく、間に合わない。悲 劇 が起こる!

586 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/29(月) 03:19:50 ID:9p0n4miU
 そして。さすがに、そんな属性がついたら…皆に 引 か れ る !
 
 しかたない、ノーマルスーツを取りに、MSデッキへ…。
 そこでルナは気がついた。
ルナ「(そうだ! 男子用トイレを、ちょっと借りちゃえばいいんだ!)」

 そりゃ、流石に気が引けるし、恥ずかしい。でもノーマルスーツの中でやるより、マシだろう。
 ルナは隣の男子トイレの入り口を窺って。
 『個室』が空いていることを確認し、ダッシュ!

 無事に『個室』へと入り、鍵をかけて。
ルナ「ふぅ…」
 少し、落ち着いた。
 あとは、慌てず、急がず、かつ迅速に。いつもの通りにすればいいだけ。
 …まるで訓練を積んだ爆弾処理班の心境である。

 ピンク色に改造したミニスカの軍服と、下着をおろし。
 便座に座って。タイミングを狙って、いつものように音姫を起動…

ルナ「(ああぁあッ! 音姫が、ないッ!?)」


587 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/29(月) 03:21:18 ID:9p0n4miU
 同じ型のウォシュレットのはずなのに、明らかにボタンが少ない。
 壁にセンサは!? ない!?
 完全な想定外。
 パニクッた。

 落ち着け、落ち着くんだルナマリア。自分はザフトのエリートじゃないか!

ルナ「(そうか…。男の場合、音姫使う必要がないから?)」

 いや、違う。そんなことに気がついてどうする。
 今はこの尿意を処理することが先決なのだ。

 …TOTOが政治的な意味や差別で、男用ウォシュレットに機能をつけていないのか?
 考えろ、観察するんだ。
 同じ型のウォシュレットだ。
 音姫をつけないタイプと、つけるタイプにわけて「売る」のはともかく。
 「製造ライン」は、できるだけ統一したい、というのがメーカーではないか?

 同じ型のウォシュレットなら、プログラムをいじりたくはないはず。
 もっとも簡単な形で「音姫」だけ外すなら…スイッチだけ殺している可能性も!

588 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/29(月) 03:23:49 ID:9p0n4miU
ルナ「(叩けば…音姫、動くかも…!)」 

 …なんかザフトのエリートって、誰でもなれる気がしてきた。

 ガンガンとウォシュレットの一部を殴るが、音姫は起動しない。
ルナ「(じゃあ通電させてみるかッ!)」

 ルナは二本の銅線をコンセントに突っ込み、ウォシュレットのどこに電気を流せば効果的か考え…
ルナ「(う!)」
 尿意が強くなり。その途端に銅線を取り落とす。
 空中で慌てて掴んだ。…片方の手で、二本とも。

ルナ「ぎゃあぁぁあああああ!!」

 その電流は、ルナの全身の筋肉を硬直させ。
 なんとか銅線を手放した時に、彼女の筋肉は一気に弛緩し。
 それと同時に、彼女は漏らしていた。

 いや、漏らしていたという表現がおかしいかもしれない。
 別にどこも汚してないし、被害もない。
 音姫さえ鳴れば、通常の、完璧な作法を守っていたのだから。

589 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/29(月) 03:25:33 ID:9p0n4miU
ルナ「(あぁ、私は音姫を使わず、用を足してしまった。レディ失格だ…)」
 そこで、ふと気づく。

ルナ「(あれ? でもそれ、別にたいしたことじゃないわよね…)」
 さらに、気がついてしまう。

ルナ「(なんで私、男子トイレ借りたんだろう…。自分の 部 屋 にトイレあるのに)」

 気が動転していると、色々と間違えてしまう典型である。
 ともかく。今は撤収だ。ルナはペーパーで拭こうとして…

ルナ「え!? なんで私、パ『灯里:はわ』ン なのッ!?」

 一瞬、怖くなったが。すぐに思い出した。

ルナ「あ。そう言えば自分で剃ったんだった…」

 ふぅっ。汗を拭い。身支度をして。ドアを開けると。

 外にはブライトさんと、ハイネがいた。

590 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/29(月) 03:26:58 ID:9p0n4miU
ブライト「……」
ハイネ「……」
ルナ「……」

 …ぱたん。

ブライト「おい、閉じるなよ!」
ルナ「な、なんで貴方たちが!!」
ハイネ「いや、ここ男子トイレだし」
ルナ「タイミングが悪すぎでしょーっ!!」

ブライト「っていうか、今まで待ってたんだけど」

ルナ「え?」
ブライト「だって、なんだかガンガン殴る音がするし、その後に(電気ショックの)動物的な悲鳴があがるし」
ハイネ「通報したほうがいいかなーって、言い合ってたとこだ」
ブライト「ひゃくパー、善意だぞ?」

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