キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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キャプテンブライト8

1 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/07/13(水) 00:12:37 ID:sxUWOaXA
ry

548 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/26(金) 03:33:13 ID:zGpCeIGI
 そして最近。
 ほんの一時期だったが、一部の『魔弾丸』が、やけに値上がりしていた時期があったのだ。
 魔弾丸自体は、別に違法なものではない。だから普通では考えられないことだった。
 そしてその値上がりも、もうほとんど元に戻っている。

中原 岬「(何かの前兆だったのかしら。…まさかね)」

 疑問に思って師匠に相談してみると。彼はその事実を知っていて。中原岬に言葉をくれた。

 「『気づいた』事実は評価できる。次は『切り分け』をするようにね。
 値上がりしたのは『全ての魔弾丸』ではなく『一部の魔弾丸』だっただろう?
 君はそこで、『どんな魔弾丸』だったかを調べておくべきだった。それと、値上がりした時期と元に戻った時期。
 それがわかれば、そこから何か推測ができるかもしれない。それは後々、何かの役に立つかもしれない」

 「でも、魔弾丸自体は違法なものじゃないですよね。そういうのにも気を配るんですか?」

 「極力、ね。例えば包丁は違法じゃないし、料理にも使えるが。人を刺すこともできる。
 鋭利なナイフやメスは人を殺すこともできるけど、外科手術での治療には必須だ。
 誰が何の目的で使うかは知らないし、推測が外れるかもしれないけど、できるだけ情報は持っておくべきだ」

549 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/26(金) 03:35:08 ID:zGpCeIGI
中原 岬「(ティアナの逮捕。そして一部の魔弾丸の高騰。どっちも、このスレになってからの出来事だ。
 何か関連があるかもしれないわ。何かのついでで、調べておいたほうがいいかも)」


 実際、ティアナの逮捕によってナンカツシティ最大の『白い粉:供給源』は潰れ。
 警察の動きや捜査はかなり甘く、鈍くなっているのだ。おかげで中原岬も、裏社会では動きやすくなっている。
 …そのわりに『白い粉』の値段が、あまり変動していないのは不思議だったが。


中原 岬「(本人に聞けばわかるわよね。ティアナを見つけたら、気絶させて監禁して拷問、自白剤も使おうかな。
 原理だけ教わって、まだマスターしてない『シャリバンクラッシュ』の実験台にもなるし)」


 …ティアナ、 大  迷  惑  。



550 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/26(金) 03:37:22 ID:zGpCeIGI
中原 岬「(ティアナから押収された『白い粉』って、混ぜ物が多くて品質が悪いものだったらしいし。
 そんな粗悪なモノを高い値段で売ってたなんて、酷いヤツみたいだし。
 ちょっとくらい痛い目にあったって、自業自得よね!
 それに今、出回っている『白い粉』は品質が良いモノみたいだから…。
 …うん。むしろ、ティアナをぶっ転がしちゃったほうが、喜ぶ人が多いかもしれないわ!)」

 何故なのだろう。ボタンの掛け違えというのだろうか。
 あるいは、これが人間…オールドタイプの限界なのだろうか。
 最初の些細な出来事が、一人の魔法少女の人生を大きく狂わせてしまうことになろうとは。


 …一番大きな原因は、 な の は と関わってしまったことだろうけども。


 (中の人も普段は忘れているが。WBは、ガンダムやデータをジャブローに送り届けることが目的ではない。
 なのはを男塾に送り届けることを目的として、わざわざ地球に降下してきているのである)


 さて。ティアナのことはともかく。
 まず中原岬がしたことは…ホームページ(通販)の更新であった。
 この人、本当に裏社会の人なのか、少し不安になってくる。

 #通販が復旧、かつ新商品が入荷されました!
 ・また、ある種の魔弾丸の相場が、一時期大きく変動していたことがわかりました。

551 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/26(金) 03:40:28 ID:zGpCeIGI
<特殊:日常フェイズ>

 さて。WB隊の日常(?)風景が続いてきましたが。
 ここらでジオン側も見てみたい欲求に駆られました。
 ジオン側はもともとキャラ数少ない上に、キャラ立ってない(使い捨て同然)の人も多いので。
 誰を選んでも、だいたい、他の人も出てくるでしょうけど…


【選択肢】→ジオン側(ガウ内部)の風景
先に2票入った選択肢で続行。age進行推奨ですが、別になんでも構いません。

A:ルナマリア・ホーク(…全裸!?)
B:ハイネ・ヴェステンフルス(…指導!?)
C:シャア・アズナブル(…性癖!?)

 #ハイネって、所属はジオン側じゃないんですけどね…。勝手に入り浸ってるだけで。
 ・どれを選んでも、能力その他は(多分)変化ないです。
-----
今日はここまでー。

552 :森崎名無しさん:2011/08/26(金) 08:01:42 ID:t+JtDQlU
B

553 :森崎名無しさん:2011/08/26(金) 09:45:24 ID:7vKcyTSw
aaa

554 :森崎名無しさん:2011/08/26(金) 10:03:19 ID:uJEVXCiM


555 :森崎名無しさん:2011/08/26(金) 11:32:53 ID:eeP7xtBU
A

556 :森崎名無しさん:2011/08/26(金) 12:04:23 ID:???
ポップの詰めた魔弾丸…地形と合わせると効果的となると…ラナリオンかベタン?

557 :森崎名無しさん:2011/08/26(金) 18:48:31 ID:???
みんな、なにかティアナに恨みでもあるのかとw

558 :森崎名無しさん:2011/08/26(金) 20:32:06 ID:???
あ、ブライトさん、私男ですけど
昨日何故か公衆トイレで音姫(実物)に出会いました!
・・・男子トイレで、ですからね!男子トイレでです!大事な事なので二(ry

当然押してみたのですが・・・何というか・・・
自然の清流音+カッコウの鳴き声が出てきてびっくり!
てか都会の公衆トイレであれが流れたら、
不自然過ぎて却ってイヤじゃないかと思わずにいられませんでした
女の人ってデリケートなんだか無神経なんだか・・・あ、今フィアンセの念波がt

559 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/27(土) 03:38:02 ID:???
>>556 企業秘密です。でもむしろ、ポップ本人を拉致ってきて詰めさせたほうがいい気もしますが。
>>557 (なのは以外)誰とも面識ないんですけどねぇ…。

>>558 きっと「男女平等」を理解し、ついに田嶋陽子が動いたんですな!

 ってか、もしウォシュレット内蔵タイプなら、わざわざオミットする意味がわからんのですよ。
 今の時代、メモリ容量とかの製造コスト面では大差ないだろうし(別ラインにしたほうがカネかかりそう)。
 電気もメモリもプログラムも「ある」んだし(ノズルの初期位置設定とかは違うかも、だけど)。
 ここ数日は、スイッチ殺してるだけ(スピーカーや機能は生きてるんじゃ)、と思うようになりました。

 ところで、ひょっとして。女性トイレって、かなり「うるさい」んじゃ…。
 多分、カモフラージュのために「大小」関わらず音姫使う人も多いだろうし。
 リンクさせて、二人以上が音姫使ったらハーモニーになる、というアイデアでTOTOに入社できないだろうか…。



 …一方ロシアは、ラジオを流した。

560 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/27(土) 03:39:55 ID:dI3NuAjA
A:ルナマリア・ホーク(…全裸!?)
-----
ルナ「シャア少佐。買ってきましたよ、ドクターペッパー。また都市の中央部まで行きました…」
 よろよろと、疲れた様子でルナマリアが部屋に入ってくる。まあいつものことである。

シャア「ん? ああ、もういいや」
ルナ「え」
シャア「通販で頼んだら、3秒で届いた」
ルナ「(買い溜めしときなさいよーっ!!)」

 以前、痛い目にあっているのに怪しい通販を使うあたりは、キャスバル兄さんらしくて好きだ。

シャア「ところでルナ」
ルナ「なんですか?」
シャア「脱いでくれ」
ルナ「な、なんですか急に! さすがにセクハラで訴えますよ!?」

561 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/27(土) 03:41:56 ID:dI3NuAjA
リカルド「シャア少佐…。私はてっきり、少佐は幼女にしか興味がないのかと思っていましたが」
シャア「基本は、そうだ。実は、俺もルナの裸なんてたいして見たくもないし」
ルナ「(あ。なんか侮辱された気がする…)」

シャア「しかしルナ。今現在、非常にマズいんだ」
ルナ「…少佐の立場が、ですか?」
シャア「いや。選択肢的に。『全裸』って書いてあるんだから、全裸の人間が出なきゃダメだろ!?」
ルナ「そんなことだったら、シャア少佐が全裸になればいいじゃないですか!」

シャア「それで誰がトクするんだよ!!!」

 シャア、ブチ切れる。

シャア「どうせ裸の描写が出るなら、中 の 人 が 書いてて楽しいほうがいいだろ!?」
リカルド「今、ジオン側にいる女って、他にはニナとイセリナだけですし!」
シャア「モチベーションを考えろっての!!」
ルナ「あ…明らかに消去法で私じゃないですか!」

562 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/27(土) 03:43:34 ID:dI3NuAjA
シャア「だいたい女って優遇されてんだよ! 音姫ついてるらしいし」
ルナ「音姫…? 男子トイレのことは知りませんけど。そっちのほうが高性能なんじゃないんですか?
 だって女子トイレのはそんなに音質良くないですよ。スピーカーはせいぜいBOSEだし」

シャア「……」
リカルド「……」
ルナ「…?」

シャア&リカルド「「ふざけんなぁぁああああ!!」」

ルナ「ひゃぁあああ!!」

 ジオン側の最大の弱点。
 それは突っ込み役が存在しないことである。


ルナ「と、ともかく! 私は脱ぎませんからねっ!」
シャア「選択肢はどうすんだよ!!」
ルナ「だから、シャア少佐が脱げばいいでしょ!」
シャア「選択肢はお前を指名してんだって!」
ルナ「イヤなものはイヤです!!」

563 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/27(土) 03:45:16 ID:dI3NuAjA
 その部屋から立ち去ろうとするルナと、彼女の肩に手をかけるシャアと。

 だが。
 次の瞬間だった。
 ルナが部屋のドアを開けると。

 眼前に、一人の日系ブラジル人がいた。

 当然の如く、全裸で。

 完全な無表情。
 濃い胸毛。
 そして、彼が発する圧倒的な威圧感。
 身動き一つせず、腰に手をやり仁王立ちしている。
 前を隠そうともせず、むしろ、どことなく誇らしげに。それでいて無表情。


 …ルナは、部屋のドアを閉めた。


564 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/27(土) 03:46:50 ID:dI3NuAjA
ルナ「……」
シャア「……」

ルナ「…少佐。今、外に…」
シャア「ああ、見た。あれはまさか、神なのか…?」
ルナ「夢、ですよね。きっと…。そう、これ、夢オチよ!」
シャア「じゃあルナ、もう一回ドア開けてみてくれ。俺は離れてるから」
ルナ「イヤですよ!!」

リカルド「少佐ー、ルナマリアさん、どうしたんです? 何かあったんですか?」

シャア「あ。…なあリカルド。ちょっとこのドア、開けてみてくれないか?」
リカルド「はぁ。構いませんが」
ルナ「(酷っ…)」

 シャアとルナは(無言で)壁際へと退避する。

 リカルドがドアを開けて…。…閉めた。

シャア「リカルド…。その…どうだった?」

リカルド「いえ…自分、何も見てません…」
 顔面蒼白になっている。

565 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/27(土) 03:48:59 ID:dI3NuAjA
シャア「幻じゃ、ないんだよな…」
ルナ「ひょっとして私たち、一生、この部屋から出れないんじゃ…」

シャア「そ、そうだ。ブリッジから誰かに助けにきてもらえばいいんだ!」
ルナ「そうですね! ブリッジ! 敵(?)の侵入があります! 索敵班は何をしているの!?」

 スピーカーからは、冷静な声が返ってくる。

ハイネ『安心しろ。正体不明で全裸の男を発見したが、全力で見逃した』

シャア「ふざけんな!! ハイネ、助けろ!! 緊急事態だ!!」
ハイネ『いや、でも、選択肢で 全 裸 って出てたし』
シャア「妙なトコで空気読むなよ!!」
ルナ「ホント、誰がトクするのよ!! 何も脈絡ないし!! どうやって収拾つけんのよ!!」

ハイネ『それは任せる。…そちらからのSOSサインは、俺が全力で見逃しておくし』

 スピーカーが、プツッと切れた。

シャア「ああああああ!!!」
ルナ「いやぁぁああああ!!」
リカルド「助けてぇえええ!!」

 阿鼻叫喚である。

566 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/27(土) 03:51:07 ID:dI3NuAjA
シャア「る、ルナ、お前がなんとかしろ!」
ルナ「いやですよ!! なんで私が!!」
シャア「選択肢でお前が選ばれただろうが!!」
ルナ「絶対、政府の陰謀とかよ!! 不意打ちすぎるでしょ!」

シャア「お前が脱がないから、話も進まないし、こんな事態になってるんだろうが!」
ルナ「私の責任じゃないわ!!」

リカルド「でも。もしかして。『ルナマリア』『全裸』ってキーワードをなんとかすれば…」
シャア「そう、そうだよな!! そうすれば!」
ルナ「確かに、あの 胸 毛 の 全 裸 がいる 必 然 性 がなくなりますね!!」

シャア「そういうわけだ。頼むルナ、全裸に、全裸になってくれ!」
リカルド「お願いします、ルナマリアさん!! 全裸に!」

 大の男、二人に。泣きながら『全裸になってくれ』と土下座されるシチュエーションは、あまりないだろう。

ルナ「わ、わかりましたよ!! 脱ぎます、脱ぎますから!! でも、場所はココじゃなくていいでしょ!?」
シャア「多分。…まあ俺は幼女にしか興味がないから、別に気にしないけど」
ルナ「私が気にするんですっ!!」
リカルド「でも…部屋の外には、あの、全裸の胸毛男がいるんじゃ…」
ルナ「けど、ここで脱いだら『あぼーん』でしょ!?」

567 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/27(土) 03:52:37 ID:dI3NuAjA
 一向に話が進まないかに思えたが。助けは、突然やってきた。
 例のドアが開いて、ごく自然に、ガルマが部屋に入ってきたのだ。
ガルマ「……。どうしたんだ?」

シャア「が、ガルマ!? ガルマぁぁあああ!!」
ルナ「た、助かったんですね、私たち!!」
リカルド「良かった…。あ、ところでガルマ様。部屋の外に、その、変なヤツはいませんでした?」

ガルマ「いや? 別に。ん…毛? 胸毛っぽいのが落ちてるが…」
ルナ「(やっぱり、夢じゃなかったんだ…)」

シャア「ところでガルマ。君はどうしてここに?」
ガルマ「いや…ちょっと電報が届いてな。タカトシって人間、知り合いか?」
シャア「どこかで聞いたような…」
ガルマ「『色々と困るんで、この部屋に行ってあげて』っていう電報。意味がよくわからないんだが…」

ルナ「ツッコミがこんなに大切なんて、知らなかったわ…」
ガルマ「事情は知らないが、確かに伝えたぞ?」

 ガルマは首を傾げて、戻っていった。

568 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/27(土) 03:54:27 ID:dI3NuAjA
ルナ「ふぅ…」
シャア「……」
リカルド「……」
ルナ「…なんですか?」

シャア「急いでくれないか?」
ルナ「え?」
シャア「まだ『ルナマリア』も『全裸』も、どっちも解決してないだろうが!!」
リカルド「このままじゃ、またこの部屋に閉じ込められますよ!!」

ルナ「え? えぇえ!? わ、わかりました。わかりましたよ! 部屋でシャワー浴びてきますから!」
シャア「頼むぞ」
ルナ「覗かないでくださいね」
シャア「ああ。興味ないし」
ルナ「(……)」

 釈然としないまま。ルナマリアは逃げるように自分の部屋へと走る。
 自分の部屋のドアを開けるのが、こんなに怖かったことはなかったが。
 ドアを開けても、もちろん誰もいなかった。

569 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/27(土) 03:56:39 ID:dI3NuAjA
 急いで鍵を閉めて。
 バスルームに入って。
 無造作にニーソックスを脱いで。
 ピンク色のミニスカ改造軍服を脱いで。

ルナ「あ、れ…?」

 そこで始めて気がついた。
 自分が泣いていることに。

 無性に哀しくなってくる。
 それでも、胸毛の全裸の日系ブラジル人が怖いから、服を全部脱いで。
 無意識にカーテンを閉めて、シャワーを出して。

 やっぱり、涙が出てきた。とまらない。
 なんでだろう。
 最初は、スカウトされたはずだったんだ。
 今のジオンはGK不在だし、紅一点だし。
 大人気、とまではいかなくても、多少は人気が出ると思っていた。待遇だって良くなると思っていた。
 なのに、いつも。
 いつもいつも。
 いつもいつも、いつも。
 貧乏クジばかり。

ルナ「ひどいよ…」

570 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/27(土) 03:57:52 ID:dI3NuAjA
 シャワーは、身体を洗うためではなく、涙を洗い流すために使った。
 ぼんやりと、カミソリを手にする。

ルナ「(死んじゃおっかな…)」

 誰か悲しんでくれるだろうか。
 そんなことを考えて、カミソリの刃を手首に当てる。
 ダメだ。ちょっと切った程度じゃ死ねない。動脈までいかないと。…自分にそんな、ある種の勇気はない。

ルナ「私。死ぬことも…できないんだ…」

 ぼんやり呟いた時。ルナの頭の中で『繋がった』。

 死ぬこと。そして死なないこと。
 キャラが立つこと。人気が出ること。待遇が良くなること。

 二番煎じなことは、わかってる。そもそも『本家』に勝てないことも、わかってる。
 それでも。
 そこに少しでも可能性があるのなら、賭けてみる!

 そう。カミソリは、手首を切るものじゃないんだ…!!

571 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/27(土) 03:58:52 ID:dI3NuAjA
-----
 先ほどの部屋で。
 ドクターペッパーを飲みながらシャアはノートPCで遊んでいた。
 もうすっかり、くつろいでいる

 何故かと言うと、大丈夫判定委員会から、Dサインが出たのだ。
 『ルナマリア』と『全裸』のキーワードを、クリアしたらしい。
 だから胸毛の全裸男は、もう来ないはず。
 …中の人だって書きたくないくらい怖いんだから。

シャア「今日は、幼女のパンツ売ってるかなー」

 ドアが開く音に続いて、リカルドが軽く敬礼した。
リカルド「お疲れ様です、ルナマリアさん。ありがとうございます!」
ルナ「いえ…」
リカルド「ん? ルナマリアさん、大丈夫ですか?」

572 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/27(土) 04:00:34 ID:dI3NuAjA
 その言葉でシャアは振り返る。
 そこには、いつもの格好のルナマリアがいたが。
 歩き方が、少し不自然だった。何か痛みを我慢しているような。

シャア「ルナ、どうかしたか?」
ルナ「いえ、別に…」

シャア「いつもと歩き方がおかしいぞ? どこか、怪我でもしたか?」


ルナ「怪我ないんですが…」


シャア「…?」



ルナ「ひ、ヒリヒリして…」



   ルナマリア・ホーク…がんばるっ!!


573 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/27(土) 04:02:35 ID:dI3NuAjA
<ブライト:プライベートフェイズ>

奈々「……」
桜子「ぅわっ、突然どうしたの奈々ちゃん? 不機嫌そうだけど…」
奈々「ネタにされた気がして」
桜子「?」
奈々「(私だって、修学旅行に行けなかったり、色々ツラいことがあったのにッ!)」


【選択肢】→久々にブライトさんフェイズ。(勝手に)ウロウロします。
先に2票入った選択肢で続行。age進行推奨ですが、別になんでも構いません。

A:疑問に思うんだ。「なんでニュースで、バール『のようなもの』とか、歯切れが悪いの?」
B:野球でさ。明らかな内野ゴロなのに、ファーストコーチがヤル気なく「セーフ」の仕草するのは、なんで?
C:シャアのとこに遊びに行く。胸毛は怖いが…怪我ない女性に会えるかもしれないし。
-----
今日はここまでー(なんかジオン側も楽しそうだったなぁ)。

574 :森崎名無しさん:2011/08/27(土) 04:18:28 ID:P8Ou4yNE
C
推しまくるぜルナマリア。中の人も人妻になったぜ。
ところで胸毛っぽい毛ってどうやって見分けてるんですかガルマ様…。

そしてロベルトは既にラスボスの風格を漂わせている。

575 :森崎名無しさん:2011/08/27(土) 06:23:29 ID:W92CF+AY
A

576 :森崎名無しさん:2011/08/27(土) 09:11:55 ID:dYgos3m6
B
そりゃあ体毛ってのは身体へのダメージを軽減するために自己防御で生やしているんだからな
アリア社長だって全身を剃られたら灯里ちゃんやマー社長の愛撫に耐えられなくなること必至だぜ?

それだけの覚悟があるんだろうなルナマリア!

577 :森崎名無しさん:2011/08/27(土) 12:10:12 ID:E8SFyYDQ
C

578 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/29(月) 03:06:25 ID:9p0n4miU
>>574 ルナはWBにいないタイプの女性なんで、書いてて楽しいですな。
>>576 一瞬「自殺」すら頭をかすめたくらいなので、かなりの決意でやってます。


C:シャアのとこに遊びに行く。胸毛は怖いが…怪我ない女性に会えるかもしれないし。
-----

ガルマ「(あれ? なんで連邦軍の制服が…)」

 ガウの中。ふらふら歩いている連邦軍の制服は、ブライトさんだった。
 そんな、敵勢力の母艦に行く時ぐらい、少しは変装しようよブライトさん…。

 ただあまりにも堂々としているので、みんなが不審がっても「誰かが通報済みだよね」と思ってしまう心理。

 ドアのチャイムを鳴らすと、そーっと、ドアが開いた。
 やたら警戒しているが、シャア・アズナブルである。

ブライト「やあキャスバル兄さん…何か怯えてる?」
シャア「あ、ああ。ちょっとな。最近、ドアを開けるのが怖くてしょうがないんだ…」

 その多目的ホールには、リカルドとルナマリアの姿もあった。
 せめて自室に呼ぼうよ、キャスバル兄さん…。

579 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/29(月) 03:08:07 ID:9p0n4miU
ブライト「なんか、あったの?」
シャア「聞いても信じてもらえるかどうか、わからんが…。
 この前。胸毛で全裸の日系ブラジル人と遭遇してしまって」

ブライト「普通の日系ブラジル人が風呂に入ったら、そうなるだろ」

シャア「違う! そんなレベルの胸毛でも、全裸でもないんだ!
 あの圧倒的な威圧感。存在感。仁王立ちして『当然』のごとく全裸…」

ブライト「そんな存在、俺は一人くらいしか知らないぞ?」

シャア「むしろ、知ってることに驚きを隠せない。どうやって逃げたんだ?」

ブライト「どうしたっけかなぁ。誰かを 生 贄 にしたことは覚えてるんだけど」
シャア「誰か、って…」

ブライト「あと、アジアン訛りで叫びながら尚敬高校にも出没したらしい。
 原さんの包丁をかわし、撤退していったそうだが」

シャア「原さんの包丁をかわしてる時点で、もう人間レベルじゃないだろ…」

ブライト「ああ。そこで 刺 殺 しといてほしかったんだがな」

580 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/29(月) 03:09:57 ID:9p0n4miU
シャア「ともあれブライトさん、座ってくれ。あと…リカルド、お茶をお出しして」
ルナ「あれ? お茶とかそういうのは、私の役目かと…」
シャア「お客様がいるわけで。女っけがなくなっちゃうのも寂しいでしょ」

ルナ「確かに 毛 がないのは寂しかったですね…。ヒリヒリするし」

シャア「え。…女っ気、って言ったんだけど」

ルナ「あ、ああ! そっちの! あははは…」

 ルナマリア、やたらに挙動不審。


581 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/29(月) 03:12:07 ID:9p0n4miU
ブライト「じゃあ兄さん。まずつまらない報告からだ」
シャア「おう」
ブライト「原作と違って。次の戦闘、WBはドーム球場に隠れないっぽい」
シャア「旧 広島市民球場に隠れるんだと予測していたんだがな…」
ブライト「狭かった のかもしれないな」
シャア「どう戦ってくるんだろう? この地方じゃ、いくらなんでも戦力差があるだろうに」
ブライト「それがさぁ。最近、芝村舞とかミライさんとか、教えてくれないんだよ。
 それどころか、詳しく聞こうとすると『何かあったの?』って不審がられるし」

ルナ「(普段、よっぽど仕事しない艦長なんだろうなぁ)」

 リカルドが運んできたコーヒーを、口にする。

シャア「じゃあ、こっちも報告。ジオン側から見てWBは俺が追っかけてるくらい『すっごい重要』っていう認識だ。
 あと秘密ロボとかいるかも、と上には報告してあるし。
 まあ…現時点での な の は が、既にガンダム以上の描写をされているんだが」
ブライト「それは、そっちのザクとかが弱すぎるんだと思う…」

シャア「一般兵は、必殺技やスキルはMS依存、ってしてたのに。生身で意外と強かったからなぁ」(チラッ)
ルナ「(え!? 私のせい!? 私のせいってことになってるの!?)」

ブライト「兵士の小銃とかが、意外と強かったし」
シャア「『ジオンはMSという秘密兵器のおかげで、連邦に喧嘩を売れた』という常識から、外れてきちゃうんだよね」

ブライト「ま、俺にとっては、試合とかどうでもいいんだけどね」
シャア「まったくだ。幼女の裸とかを想像してたほうが、よっぽどいい」
ルナ「(互いの軍は、こんな上官たちが率いているんだ…)」

582 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/29(月) 03:14:16 ID:9p0n4miU
シャア「ところでブライト。俺は最近、どうにかしてしまったのかもしれん」
ブライト「何かあったのか?」
シャア「男なら。誰しもが『性的レーダー』を持っていると思うんだが…」

 #性的レーダー…AVパッケージを見て、何故か借りたり回避したりする、経験が詰まった本能のこと。

シャア「それが狂ってしまったのか。ここ最近。WB隊のキャラが、何故か魅力的に思えて…!」
ブライト「なのはと、金髪ツインテール幼女以外に?」
シャア「奈々ちゃんだ。なんとなく、幼女っぽい気がして…」
ブライト「そう?」

 シャアの「感覚」を感じ取り、遠くの奈々がイラッとしたのは言うまでもない。

シャア「それどころか…このルナマリアでさえ幼女じゃないかと思えてくるほどなんだ…」

 大丈夫、キャスバル兄さんのレーダーは狂っていない。むしろ精密だ。

ルナ「(まさか『生えてるかどうか』だけが判断基準じゃないわよね…)」
 一概に否定できないけれど。

583 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/29(月) 03:15:31 ID:9p0n4miU
ブライト「ところでさー。ジオン側に『ティアナ』ってヤツ、いない? 無性に頭にきてんだけど」
シャア「いないよ。こっちも探してるんだ。大量の麻薬持ってて逮捕されてるらしいが。
 服役後、絶対に俺たちがぶっ転がす」

リカルド「(『俺・たち』!?)」
ルナ「(え!? 私たちも一緒になって、ティアナをぶっ転がさなきゃいけないの!?)」
リカルド「(それにアレ、本名じゃないでしょ…)」

ルナ「(…それに。私がティアナさんと会話するシーン、もう撮り始めてるわよ?)」
リカルド「(え。内容がコロコロ変わる、台本ではなく?)」
ルナ「(うん。もう実際に。別撮りで)」

 ある意味、衝撃的事実。

 ルナマリアは、自分の出番のほうにしか気が行ってなかったが。
 ティアナが実際にこのスレに来たら、どんな目にあうんだろう…。

584 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/29(月) 03:16:44 ID:9p0n4miU
ブライト「……。…じゃ、ま、そーゆーことで」
シャア「おっけー。また今度ねー」

 ブライトとシャアの密談(?)は、終わったらしい。
 ブライトが帰っていく。
 ルナは、笑顔を顔の表面に張り付かせながら手を振って。
 何か、ティアナのためにできないかと考え…何も思いつかず。

ルナ「(これが世界の選択なのよ…)」
 そう思うことにしたという。

585 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/29(月) 03:18:17 ID:9p0n4miU
 さて。普段ならルナが入れるコーヒーだが、今日はリカルドが入れた。
 それは普段のルナのより、濃いものだった。
 そのコーヒーが、ルナの神経の一部を刺激する。

ルナ「あぅ」
シャア「ん?」

 …尿意である。

ルナ「いえ、別に。あははは」
 ゆっくりと立って、部屋を出る。
 足早に。目的は女子トイレ。

 その、女子トイレ前まで辿り着いたが。そこは、やけに女性が並んでいた。
ルナ「な、なんでこんなに並んでるんですか?」
女性士官「ちょっと故障が多いみたいで。…でもいいわよね、パイロットは!」
ルナ「え?」
女性士官「ノーマルスーツの中に、できるんだから…」

 ちょっと待ってほしい。ノーマルスーツはそんなに万能じゃないんだ。
 この時代。アレは、ただのオムツなのだ。
 でも! このままここに並んでいたら。

 間違いなく、間に合わない。悲 劇 が起こる!

586 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/29(月) 03:19:50 ID:9p0n4miU
 そして。さすがに、そんな属性がついたら…皆に 引 か れ る !
 
 しかたない、ノーマルスーツを取りに、MSデッキへ…。
 そこでルナは気がついた。
ルナ「(そうだ! 男子用トイレを、ちょっと借りちゃえばいいんだ!)」

 そりゃ、流石に気が引けるし、恥ずかしい。でもノーマルスーツの中でやるより、マシだろう。
 ルナは隣の男子トイレの入り口を窺って。
 『個室』が空いていることを確認し、ダッシュ!

 無事に『個室』へと入り、鍵をかけて。
ルナ「ふぅ…」
 少し、落ち着いた。
 あとは、慌てず、急がず、かつ迅速に。いつもの通りにすればいいだけ。
 …まるで訓練を積んだ爆弾処理班の心境である。

 ピンク色に改造したミニスカの軍服と、下着をおろし。
 便座に座って。タイミングを狙って、いつものように音姫を起動…

ルナ「(ああぁあッ! 音姫が、ないッ!?)」


587 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/29(月) 03:21:18 ID:9p0n4miU
 同じ型のウォシュレットのはずなのに、明らかにボタンが少ない。
 壁にセンサは!? ない!?
 完全な想定外。
 パニクッた。

 落ち着け、落ち着くんだルナマリア。自分はザフトのエリートじゃないか!

ルナ「(そうか…。男の場合、音姫使う必要がないから?)」

 いや、違う。そんなことに気がついてどうする。
 今はこの尿意を処理することが先決なのだ。

 …TOTOが政治的な意味や差別で、男用ウォシュレットに機能をつけていないのか?
 考えろ、観察するんだ。
 同じ型のウォシュレットだ。
 音姫をつけないタイプと、つけるタイプにわけて「売る」のはともかく。
 「製造ライン」は、できるだけ統一したい、というのがメーカーではないか?

 同じ型のウォシュレットなら、プログラムをいじりたくはないはず。
 もっとも簡単な形で「音姫」だけ外すなら…スイッチだけ殺している可能性も!

588 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/29(月) 03:23:49 ID:9p0n4miU
ルナ「(叩けば…音姫、動くかも…!)」 

 …なんかザフトのエリートって、誰でもなれる気がしてきた。

 ガンガンとウォシュレットの一部を殴るが、音姫は起動しない。
ルナ「(じゃあ通電させてみるかッ!)」

 ルナは二本の銅線をコンセントに突っ込み、ウォシュレットのどこに電気を流せば効果的か考え…
ルナ「(う!)」
 尿意が強くなり。その途端に銅線を取り落とす。
 空中で慌てて掴んだ。…片方の手で、二本とも。

ルナ「ぎゃあぁぁあああああ!!」

 その電流は、ルナの全身の筋肉を硬直させ。
 なんとか銅線を手放した時に、彼女の筋肉は一気に弛緩し。
 それと同時に、彼女は漏らしていた。

 いや、漏らしていたという表現がおかしいかもしれない。
 別にどこも汚してないし、被害もない。
 音姫さえ鳴れば、通常の、完璧な作法を守っていたのだから。

589 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/29(月) 03:25:33 ID:9p0n4miU
ルナ「(あぁ、私は音姫を使わず、用を足してしまった。レディ失格だ…)」
 そこで、ふと気づく。

ルナ「(あれ? でもそれ、別にたいしたことじゃないわよね…)」
 さらに、気がついてしまう。

ルナ「(なんで私、男子トイレ借りたんだろう…。自分の 部 屋 にトイレあるのに)」

 気が動転していると、色々と間違えてしまう典型である。
 ともかく。今は撤収だ。ルナはペーパーで拭こうとして…

ルナ「え!? なんで私、パ『灯里:はわ』ン なのッ!?」

 一瞬、怖くなったが。すぐに思い出した。

ルナ「あ。そう言えば自分で剃ったんだった…」

 ふぅっ。汗を拭い。身支度をして。ドアを開けると。

 外にはブライトさんと、ハイネがいた。

590 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/29(月) 03:26:58 ID:9p0n4miU
ブライト「……」
ハイネ「……」
ルナ「……」

 …ぱたん。

ブライト「おい、閉じるなよ!」
ルナ「な、なんで貴方たちが!!」
ハイネ「いや、ここ男子トイレだし」
ルナ「タイミングが悪すぎでしょーっ!!」

ブライト「っていうか、今まで待ってたんだけど」

ルナ「え?」
ブライト「だって、なんだかガンガン殴る音がするし、その後に(電気ショックの)動物的な悲鳴があがるし」
ハイネ「通報したほうがいいかなーって、言い合ってたとこだ」
ブライト「ひゃくパー、善意だぞ?」

591 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/29(月) 03:28:46 ID:9p0n4miU
ハイネ「携帯で録音を始めたら、パ『灯里:はわ』ンがどうとか、自分で剃ったとか…」
ルナ「消して! それ、消してよ! 普段なら全力で見逃してるくせに!」
ハイネ「…すまん。もうネットに上げてしまった…」
ルナ「いやぁぁああああぁあ!!」

ハイネ「それとルナ、早く出てきたほうがいい」
ルナ「え?」
ハイネ「シフトとか食事とかの関係で。ここ、これから混むから」
ルナ「え? え?」

ハイネ「あ」
ブライト「遅かったかも、な…」
ハイネ「ルナ。もう声、出さないほうがいいかも」

 ざわざわ…。ざわざわ…。多くの、人の気配。

ブライト「じゃ、俺はあっち(連邦)に戻るから」
ハイネ「俺もこれからは、人材派遣のシフトだ」
ルナ「(ま、待ってよー!)」

592 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/29(月) 03:30:33 ID:9p0n4miU
 #ルナマリア・ホーク。周囲からの評価。

 ピンク色のミニスカ改造軍服に、ニーソックス。
 レズでロリでフェチ(このへんは誤解)。
 養殖モノのパ『灯里:はわ』ン。←NEW!


  ルナマリア・ホーク…それでもがんばりますっ!!


  でも、とりあえず私、いつになればこの個室から出られるんだろう…。


593 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/08/29(月) 03:32:26 ID:9p0n4miU
<NPCフェイズ→フィールダー以外>

奈々「……」
アムロ「あれ? 奈々さん。何か不機嫌そうですね…」
奈々「なんですか『養殖モノ』って…」
アムロ「?」
奈々「どうせ私は『天然』ですよぉおぉッ!!」
アムロ「???」


【選択肢】→
先に2票入った選択肢で続行。age進行推奨ですが、別になんでも構いません。

A:徘徊するユリア人形 → 彼女(?)は、どこに向かうのか。
B:津田タカトシ → ゲリラ側の練習風景を見て愕然とする。
C:原 素子 → 殺ってきて、書類を書いて、にっこりと(5、7、5のリズムで)。
D:ハイネ・ヴェステンフルス → この人、普段は何してるんだろ…。
E:ルナマリア・ホーク → 医者のカウンセリングを受けているようですが…。

-----
今日はここまでー。

594 :森崎名無しさん:2011/08/29(月) 09:06:41 ID:OwjV+CEo
B

595 :森崎名無しさん:2011/08/29(月) 12:37:12 ID:q8JE6x7s
B
ここで早速の音姫ネタw
っていうかどこから銅線引っ張り出したのルナ!

596 :森崎名無しさん:2011/08/29(月) 14:34:54 ID:???
ルナ萌えですよw

597 :森崎名無しさん:2011/08/29(月) 17:15:17 ID:???
女子トイレの故障………


ハマー「…んっ?」

598 :森崎名無しさん:2011/08/29(月) 18:52:00 ID:???
ハイネ、録音してすぐネットに流すなんて、、、鬼畜を通り越して男らしい!

599 :森崎名無しさん:2011/08/31(水) 00:06:51 ID:???
>ザフトのエリートって誰でもなれる気が

いや、ザフトの主力であるコーディネーター自体が特定の能力のために人としてのナニかを犠牲にしているから
そのエリートとなるためには、犠牲にした人としてのナニかがより大きくなければいけない
昔からよく言われるだろう、「天才とナントカは紙一重」と
逆にその域に達しなければザフトのエリートにはなれない、そういうことだ


種も種死も全然視てないからよくわからんが

600 :森崎名無しさん:2011/08/31(水) 00:33:41 ID:???
別に犠牲にはしてないでしょ。遺伝子操作された人間ってなだけだから

601 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/09/01(木) 01:47:49 ID:???
>>595 う。大きな勘違いを…。ザフトの「赤服」って「特殊部隊」なイメージがあって。
 そういう道具は常に持ち歩いてると思ってしまいましたが。「普通のエリート」なだけでしたね…。
>>596 報われなかったり、打つ手が裏目に出たりと可愛いキャラです。
>>597 ハマーが「清掃中」の看板を落とす初期案(灯里にやった手)があったんですが。
 こいつは敵艦に入れないだろうし、そこまでの能力もないだろう…と廃案に。
>>598 なんか「女性の可哀想なことも全力で見逃す」とか言ってた記憶があったんですがw
>>599 種死は良いですよ。お勧めはハイネが死ぬシーン。「無茶しやがって…」と、つい口にしちゃいます。
 初見では何とも思わなかったんですが、何かで改めてチェックした時、大笑いでした(酷)。
>>600 SEED作品において。コーディネイターは「色んな病気とかになりにくい」程度に思えちゃいます。
 ザフトとか「訓練してあの程度かよ」って人がほとんどだし…。っつーか動けよMS! 戦場で止まるなよ!


<昨夜までのあらすじ>
時代はそんなにもS-ATAだったのか…!

…相変わらず、メインマシン復旧ならず。

602 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/09/01(木) 01:49:42 ID:EDIkJRCc
B:津田タカトシ → ゲリラ側の練習風景を見て愕然とする。
-----
 朝。タカトシが野戦用のテントから出ると、蘭が無反動砲「チューリップ」を片手に、佇んでいた。
タカトシ「どうしました?」
蘭「…先を越された」
タカトシ「はい?」

蘭「私に必要だったもの…いえ、必要なかったものは、『毛』だったのよ!」
タカトシ「言わんとすることはわかりますが、あまり、おおっぴらに…」

 しかし、今日はやけに騒がしい。
 ああ、そうか。ゲリラたちが、外野を排除した6対6のミニゲームをやっているからか。
 …外野?

タカトシ「…なんで彼ら、野球してるんです?」
蘭「さあ…。しかもリュウは嬉しそうに主審やってるし」

リュウ「へいピッチャー、ビビッてる!!」
 野次飛ばす審判なんてイヤだ。

603 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/09/01(木) 01:51:55 ID:EDIkJRCc
タカトシ「(そう言えばここの人たち、TOPが誰かでモメてたよな…)あのー。リーダーの人ー?」

オイゲン(セカンド)「なんでございましょう!?」
イーディ(バッター)「用件ならわたくしがっ!!」
キキ(ショート)「リーダーは私だってば!!」

タカトシ「誰でもいいですけど。サッカーの練習、しないんですか?」
蘭「(彼ら。ブライトさんと同じ匂いがするわ…)」

オイゲン「サッカー? 試合はてっきり、野球でやるものだと…!」
キキ「だーかーらー、サッカーだって言ったじゃんかー!」
イーディ「そ、そうですわよね。野球じゃないですわよね」
キキ「イーディは柔道の団体戦だって言い張ってたし!」

タカトシ「そもそもあなたたち、GKいないとか言ってたじゃないですか…」
蘭「そうそう。合計12人いるから、一人欠けても大丈夫って」

イーディ「でもファーストコーチとサードコーチを入れれば、野球も11人必要じゃありません?」
タカトシ「そんなの(失礼)攻撃側の誰かがやればいいでしょ」

キキ「そう言えば。明らかな内野ゴロなのにファーストコーチがダルそうにセーフ判定するのは…」
タカトシ「その話は、また今度!」

イーディ「そこで、わたくしは聞いてみたんですの。『どうして貴方は、頭の上に赤い洗面器を』…」
タカトシ「興味ないです!」
蘭「(やばっ。少し知りたかったなんて、言えない雰囲気)」

604 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/09/01(木) 01:55:23 ID:EDIkJRCc
オイゲン「しかし、今さら困りましたな。私どもは必死に野球の練習をして、
 今ではもう、リトルリーグの二軍のヤツらにはコールド負けしないレベルだと自負していたところなのですが」
タカトシ「必死に練習して、そんなレベルなの!?」

蘭「サッカーのほうは、どうなんですか?」
キキ「驚かせちゃうかもしれないけど…私でも8割がた、ドリブルで無双できちゃうレベルだった」
タカトシ「キキさんって、ドリブル巧いんですか?」
蘭「ルナツーで敵の時は、あまり記憶にないけど」
キキ「下手じゃないけど、そっちのアリーナとかのほうが上。私はブライトさんより少し高いくらい」

リュウ「両軍、(野球を)ハリーアップ!」
蘭「シャラップ!」
タカトシ「皆の実力は…」

キキ「『アーキス』はタックル能力『6』だったっけ…」
オイゲン「私の 3 倍 もありましたな!」

イーディ「ふふん。わたくしは能力値、全て 二 桁 に届いてますわ!」
オイゲン「私など、(無駄に)ガッツが1024もありますぞ!」

605 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/09/01(木) 01:57:17 ID:EDIkJRCc
タカトシ「そんなんで、『弱点はGK』って言ってたんですか…」
蘭「待って。超攻撃型かもしれないわ! 例えばシュート力は?」

キキ「『アーキス』はシュート値『9』」
オイゲン「私の 9 倍 もあります!」

蘭「単純にアーキスだけが弱い、とかじゃないの?」
キキ「んー。このチーム。能力値が二桁にいけば尊敬されるくらいだし」
蘭「スキルは? スキルが良いとか、必殺技とかは!?」
キキ「皆、武装してるんで一応あるけど。せいぜい+1とか+2とか。
 魔法は少し強いけど(伝統なのか)すぐ息切れするし。あ、でも『狙撃兵』の援護は使えるね」

タカトシ「なんというか…ヘタれてないのって、いないんですか?」
キキ「能力値がALL二桁は、私以外はイーディだけだね。イーディにしたって10とか11だし」

タカトシ「聞くのも怖くなってきたんですけど。平均してどれくらいなんです?」
キキ「5とか6とか…。そのへんじゃないかなー」
蘭「…常に足元ヤムチャ状態!?」

 捨て駒。ガッカリさん。でも世界レベルのガッカリさんじゃない…。
 そんな芝村舞の言葉が、ようやく理解できたタカトシだった。

606 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/09/01(木) 01:59:08 ID:EDIkJRCc
オイゲン「サッカーだから無理なのであって。じゃんけん とかなら、勝てるかもしれませぬ!」
キキ「だからさー。こんなんじゃサッカー無理だって…」
イーディ「で、タカトシさん。WBからの援軍の『本隊』は、いつ来るんですの?」

タカトシ「え」

 多分、もう来ないと思うんだけど…。

オイゲン「それと試合の日程は? WBが、このドーム球場に隠れるのはいつ頃に?」

蘭「……」

 自分たちが聞いてきた話と違う。そもそもWBは、彼らを陽動とさせて逃げると言っていた。
 しかし、これらを告げては…
タカトシ「……。オレも詳しく知らされていないんですよー」
蘭「(うまく逃げたわね…)」

オイゲン「確かに。作戦とは、そういうものでしょうな」

キキ「まーいいけどさ。時間的に間に合わない、とかなら。『あの二人』を試してみたいね」
タカトシ「『あの二人』?」

キキ「前、チラッと話したと思うけど。『最強の偵察兵にして最強のパン屋』ことアリシアと、
 村一番の弓の名手、ラケル。百発も撃って百発も外すのは、逆に凄い。『逆・新田くん』」

607 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/09/01(木) 02:01:16 ID:EDIkJRCc
オイゲン「しかし自称『大陸一の弓使い』なんてのもおりますし」
イーディ「自称『軍師』なんてのもおりますわ」
オイゲン「すぐにパニクる、自称『女優』なんてツンデレもおりますな!」

タカトシ「まあまあ、喧嘩せず。とりあえず命令系統を一本にしてみては?」

オイゲン「私は『軍師』、言わばここの筆頭です」
イーディ「キーッ!! リーダーは私ですのッ!」
キキ「頭目は私だってば!」

 蘭が、そっと無反動砲『チューリップ』を、タカトシに見せた。
 暴力的なツッコミをしない、彼のための配慮だった。
 だがタカトシは、ゆっくり首を振る。
 大丈夫、話せば理解しあえるよ。そうとでも言わんばかりに。

タカトシ「えー、皆さん」

オイゲン&イーディ&キキ「「「はい?」」」

タカトシ「…オレはWB隊の、芝村舞の命令でココに来ました。オレの命令に従わない人間は、
 つまりは芝村舞に従わないということで、深夜になると原さんがそこらをウロウロするかもしれませんよ?」

 それは、ただの脅迫な気もするが。


608 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/09/01(木) 02:03:01 ID:EDIkJRCc
タカトシ「これより、リーダーはこちらで決めます。何か異論は?」

オイゲン&イーディ&キキ「「「No, sir!!」」」

タカトシ「では。リーダーはあそこで野球の審判やってる人。蘭さんがその次で、オレはオブサーバーです」

オイゲン「……」
イーディ「……」
キキ「……」

タカトシ「何か問題でも?」

オイゲン「…タカトシ殿が」
イーディ「リーダーのほうが…」
キキ「いいんじゃないかなーって…」

 犬の嗅覚と同じで、瞬時に誰が発言力を持っているか見極めることができたヤツらだと言えよう。


 #ゲリラ側のおおまかな能力がわかりました。
 ・平均で5とか6、適材適所考えても、せいぜい10程度のようです。

609 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/09/01(木) 02:04:51 ID:EDIkJRCc
蘭「(本当は、話を進めたいのだけれど。メインPCが復旧してないし…)」
タカトシ「何はともあれ、このメンバーで(ある程度は)戦うわけで。何か考えないといけませんね」


【選択肢】(ゲリラ側、もう少しだけ続きます)→
先に2票入った選択肢で続行。age進行推奨ですが、別になんでも構いません。

A:策略を練る(オイゲンが)
B:アリシアとラケルに協力を要請(オイゲンが)
C:塹壕&土嚢で守備力を補強(オイゲンの指揮)
D:「イーディは黙ってろ!」(とオイゲンが言う)

#D案は、二人の仲が険悪になります。でも、もともと険悪だったのでその意味ではたいして変わりません。
-----
今日はここまでー。

610 :森崎名無しさん:2011/09/01(木) 02:48:14 ID:IX8fpJwk
B
タモさんは私の心に大変な傷を残していきました…赤い洗面器の謎です。

611 :森崎名無しさん:2011/09/01(木) 08:11:41 ID:gI4vUwk+
C

612 :森崎名無しさん:2011/09/01(木) 10:11:16 ID:sAhZpW16
B

613 :森崎名無しさん:2011/09/01(木) 16:57:55 ID:???
タモリだっけ?田村正和だったような気が>赤い洗面器

614 :森崎名無しさん:2011/09/01(木) 18:47:37 ID:???
選択肢にオイゲンが混ざってなかったら色々希望が持てたんだが、、、

615 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/09/03(土) 01:28:31 ID:A0JiVyfU
>>610 この話題に興味を示さない人物って、相当珍しいのかも。
>>613 中の人は「古畑」でしか知りませんな。あまりTV見ないからか。
>>614 選択肢にオイゲンがいなかったら、ま と も な話になっちゃう気がして。


B:アリシアとラケルに協力を要請(オイゲンが)
-----
オイゲン「では、まずは弓使いのほうを誘ってみましょう」
キキ「頑張れ、オイゲン!」

 オイゲンはラケルのほうへと歩いていき…30秒後、戻ってきた。

蘭「ど、どうだったんです!?」
オイゲン「『私には人を吹っ飛ばせません。そんな選手が、サッカーの役に立ちますか?』と聞かれて。
 咄嗟に『キャプツバ的には不要かも』と答えてきました」

タカトシ「いえ、あの。今は『数値』で上回る人を探してるんで…。ワリと本気で」
蘭「(オイゲンさんって、能力1とか2みたいだし)」

616 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/09/03(土) 01:30:45 ID:A0JiVyfU
オイゲン「しからば。次はあのパン屋見習いに頼んでみましょうぞ」

イーディ「い、いけません! もしTV版準拠のアリシアさんだったら、どうするんですの!?」
蘭「TV版って…そんなに酷いんですか?」

イーディ「森の中の基地を叩く時。戦力が薄いからと戦車エーデルワイスを囮に、半分の歩兵を裏手に回したのに。
 少し経ったら囮のエーデルワイスが何故か単独無双してて、裏手のアリシアさんが困るくらいですわ!」

タカトシ「それはアリシアさん関係ないんじゃ」
キキ「むしろゲーム版アリシアって…無個性で埋没しそう」

 オイゲンはアリシアのほうへと歩いていき…40秒後、戻ってきた。

蘭「ど、どうだったんです!?」
オイゲン「本人は快諾されたのですが。兵站の業務も気になるようで『パンがなくなっちゃう』と困ってました。
 そこで『パンがなければクッキーを食べればいいだけのこと』と口にしたら、彼女の表情がひきつったので…」

キキ「お前、もう行くな!」
津田タカトシ「それじゃオイゲンさん以外、誰が行っても良かったっぽいじゃないですか!」

---津田コトミ「(毛がどうとか書いてると、『パン』って単語が卑猥に思える不思議!)」---

蘭「え? 何? 今の声」
タカトシ「そんな声は聞こえない!!」


617 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/09/03(土) 01:33:10 ID:A0JiVyfU
キキ「あー。ウチのツートップ、攻守の要が、なんで兵站業務に就いているんだろうね」
イーディ「はい? あんな地味なパン屋が、そんなに頼れるわけありませんわ!」
オイゲン「村の猟師も同じ。…そもそも弓兵はゲーム的に地味ポジション、地味武装と決まってます」

 リーダー格三人の中で、評価もバラバラだ。蘭は、ため息と一緒に、呟いた。

蘭「能力値の平均が5とか6とかの人で、MSを相手に勝てるのかしら…」

 その言葉に。オイゲンとイーディの動きがピタッと止まる。

オイゲン「MSって…あのロボ?」
タカトシ「ロボですね」
イーディ「…対戦車兵が集まっても、勝てなさそうな気がしますわ」

 それが『普通』の感覚ではあるのだが。

オイゲン「わ、私が聞いてる話と違うんですが…」
イーディ「わたくしもです…」
キキ「だから、最初から言ってるじゃんかー」

 むしろ、どういう話だと思って集まっていたのだろうと、そちらを心配してしまうタカトシであった。


 #一応、アリシア&ラケルに話をつけました。
 ・以前に選択肢で選ばれていたラケルは、こちらのやり取りを聞いて僅かに心が動いたようです(ある意味)。

618 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/09/03(土) 01:35:20 ID:A0JiVyfU
<ジオン軍:ガウの一室>

 赤い彗星、シャア・アズナブル。
 書いておかないと、こちらも忘れてしまうので書いておくが。
 一応、優秀な人である。
 …一応。

 色々とダメなトコもあるけど(主に 性 癖 とか)、それは勘弁してあげてほしい。

 さて。昨日は(いつものように)よく眠り、朝起きると。部屋のポストに郵便が届いていた。
 差出人だが…?

【選択肢】→荷物の差出人。
先に2票入った選択肢で続行。age進行推奨ですが、別になんでも構いません。

A:ルナマリア・ホーク
B:アイナブリッジ少佐(当時)
C:高町 なのは
D:ロベルト・本郷

-----
今日はここまでー。

619 :森崎名無しさん:2011/09/03(土) 01:56:42 ID:esRQmhUw
B
ちょw変態が向こうから隊列組んでやってくるw

620 :森崎名無しさん:2011/09/03(土) 09:28:54 ID:O7NOd+Gs
D
敢えてアタック

621 :森崎名無しさん:2011/09/03(土) 11:14:25 ID:TnQMMpmE
B

622 :森崎名無しさん:2011/09/04(日) 00:14:28 ID:???
ハマーvsオイゲン…
見ておくべきだったかも…!

623 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/09/04(日) 03:32:33 ID:9/jQxdK6
>>619 読み直して、我ながら「酷い人選」だとw まともなのってルナだけじゃん…
 …あ、いえ。なのはさんも、まともです。はい。
>>620 なんでここに来て、急にロベルトが勢いづいたんでしょうかねw
>>622 それ相当、マゾいバランスになる予定でした(選択肢でセットにしたのはハイネだったし)。

B:アイナブリッジ少佐(当時)
-----
シャア「これは…盟友、アイナブリッジからか!」
 どうやら友達らしい。


『 親愛なるシャア・アズナブルへ。

久しぶりだな、赤い彗星。相変わらずの君の活躍は聞いている。
なんでも部下の女性が <ジオン軍検閲済> にしたそうだが。
養殖モノとはいえ、羨ましい。
女性でティーンの部下なんて最高じゃないか!

さて。更なる君の活躍を祈って。君に、私の秘奥義を伝えたいと思う。
同梱したディスクにその映像を収めた。参考にしてほしい。

いずれ。再び共に、轡を並べよう。
それでは、また。

 アイナブリッジより、武運を祈って』

624 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/09/04(日) 03:34:20 ID:9/jQxdK6
 荷物には、手紙と別にディスクが入っていた。

シャア「フッ、アイナブリッジめ。相変わらずDISCがVCDだ…」
 VCDをデッキに入れると、映像が始まる。


---
 ある部屋の中で。下半身を裸にした男が、レイちゃんルリルリかわいいよぉ、と叫んでいる。

「ああ〜!アイナ様ああ!アイナ様あああ、垂れ目かーいいよーーー!かーいい〜!」

 もう、ほとんどブリッジ状態!!

「お兄ちゃん、うるさい〜」
 笑いながら高一の妹が入ってきたところで、映像は途絶えた。
---


シャア「(コレ何度も見たけど)アイナブリッジ…無茶しやがって。
 だがわかるぞ。俺もアルテイシアに 見 ら れ た からな…」

 何をだ。

625 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/09/04(日) 03:37:16 ID:9/jQxdK6
シャア「まあ俺の場合はブリッジしてなかったし。
 画像はフェイトさんのだったからセーフだった。…なのはさん画像だったらアウトだったかもしれん。
 見られた前後で、アルテイシアの態度も変わらなかったしな」

 #アルテイシアの態度が変わらない→もともと、変態を見る目だったため。

 ただ。実は当時、ツインテールにしていたアルテイシアが。急にショートカットにした一番の理由である。


#シャアが「ブリッジ」を習得しました。
射撃時、ブリッジの姿勢を取ることにより威力と精度、そしてインパクトが上昇します。

#…物語に絡むかはともかく。シャアとセイラの関係が、そういう設定から始まるようになりました。

626 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/09/04(日) 03:39:16 ID:9/jQxdK6
 ピッ。電源を落としたはずのモニタが突然、光を放った。
シャア「ん?」

 画面には、灯里の上半身がアップで映し出されている。
シャア「!?」
 彼女は珍しく、強く早い口調で、拳を握り締めて言う。

---
灯里「我々は一枚のマザーボードを失った。しかし、これは故障を意味するのか?
 現行機に比べ、我がマシンの総合能力は30分の1以下であった。
 にもかかわらず今日まで戦い抜いてこられたのは何故か?
 諸君! 中の人の目的がテキトーだからだ。これは諸君らが一番知っている。
 私のマシン! 諸君らが愛してくれたマザーボードは死んだ。 何故だ!?」

なのは「ノーブランドだからさ(電源ユニットが)」
---

シャア「何これ…」
 ノートPCで、急いでネットのコミュニティをチェックしてみる。
 どうやら、全世界に向けて強制的に流しているらしい。
「ジーク・灯里!!」「M/B、無茶しやがって…」の書き込みが大多数だ。

シャア「そんな…。深 夜 ア ニ メ を潰されて怒り狂う人が、誰もいない!?」

 それもそのはず。灯里の演説は、アニメ枠だけには介入しなかったのだ。
 空気を読むのが巧すぎるだろ、灯里…。

627 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/09/04(日) 03:42:14 ID:9/jQxdK6
 部屋から外に出ると。艦内は今の放送の話題で持ちきりだった。

「俺、あの演説してた人と話したことあるよ!」「あ、俺もある!」「俺も! …彼女の名前知らないけど」
「連邦の白い悪魔(なのは)が、チラッと出てたよな!?」「出てた出てた!」「え、いつごろ!?」
「もうジークジオンどころじゃないかもな…」「全力で録画しておいた。高画質でネットに上げとこう」

 大騒ぎである。

シャア「やべーよ、意味わかんねーよ連邦軍。…待て。そもそも軍ぐるみなのか?
 でも個人的に放送したんだとしたら、もっとヤバいし意味わかんないし…」

 #残念ながら、連邦軍は関与していません。

628 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/09/04(日) 03:44:08 ID:9/jQxdK6
 と。
 突然。

 灯里の演説放送で持ちきりの艦内に。女性の悲鳴が響いた。
「る、ルナさん!?」「ルナさんの声では!?」「ルナさんだよ!!」
 兵士たちが速攻でルナマリアの悲鳴だと気づいたのには理由がある。

 現時点でジオン側に関係ある女性は、他にニナとイセリナしかいない。
 彼女らが悲鳴を上げても、気づかない自信がある。
 よって女性の悲鳴はルナマリアのものだという可能性が高い。

 ジオン軍の男女比、男塾レベル…。

 …。

 ……。

電報『タカトシ:なら、なんで女子トイレがあんなに混んでたんだろう…(音姫の時)』


629 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/09/04(日) 03:46:25 ID:9/jQxdK6
シャア「ルナマリアっ!」
 シャアはルナの部屋の前へ来た。リカルドと大勢の兵士たちもついてくる。

リカルド「少佐、部屋に突入しますか? 誰もいないかもしれないし、ルナ以外の人間がいるかもしれませんが」
シャア「…女の部屋って、少しドキッとしない?」
リカルド「らしくないですね。幼女にしか興味がない少佐が」
シャア「ああ。だが最近のルナは、何故かちょっと幼女っぽいからな」

 剃 る だけでここまで待遇が変わるなら、逆に良い職場だと思うが、どうだろうか…。


【選択肢】→ルナの部屋の前で。
先に2票入った選択肢で続行。age進行推奨ですが、別になんでも構いません。

A:強行突入! → ルナが入浴中だったら、裸が見れるかもしれない。
B:周囲を調べる。 → お、落ち着け。まだ慌てる時間じゃない。
C:「犯人は、この中にいる!」 → 何の犯人かは、ともかく。
D:とんとととんとっ、とんとっ。 → ちょっとお茶目にノックしてみます。
-----
今日はここまでー。

630 :森崎名無しさん:2011/09/04(日) 04:41:21 ID:Eq1c2BkA
B

631 :森崎名無しさん:2011/09/04(日) 07:08:43 ID:jNmWiVPQ
b
中では一番真面目かな…?

632 :森崎名無しさん:2011/09/04(日) 18:34:20 ID:???
真面目=中の人は割と困る


633 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/09/06(火) 03:28:58 ID:p7wASUps
>>631 真面目さで言えば、そうですねぇ。
>>632 わりとそうだったりw あと、詳しくないこととかキャラ関連が選ばれた時(書かなきゃいいのに…)。

B:周囲を調べる。 → お、落ち着け。まだ慌てる時間じゃない。
-----
リカルド「少佐。ルナを見にいかなくていいのですか?」
シャア「落ち着け。犯人(?)がルナの殺害が目的なら、もう遅い。
 18禁なことが目的なら、犯人が『賢者モード』になってから取り押さえたほうが被害が少ない!」
リカルド「(さ、さすが少佐…。スパッと見捨てる人だ…)」
シャア「ルナの部屋の扉は見張っておけ。周囲の索敵と、罠の有無をチェックする!」

 シャアの的確な(ルナの貞操を無視した)指示により、各自が近くをチェックした。
 すると。
 一人のジオン兵が間の抜けた声を出した。
ジオン兵「床のこれ。なんだ、糸くず…?」
リカルド「いや、毛じゃないか? 短いし、真っ直ぐじゃない。髪の毛じゃないな」

シャア「…『毛』に興味はない」

リカルド「待てよ、これ、どこかでこんな感じの毛を…」
シャア「どうした?」
リカルド「少佐! これ、まさかこの毛は! あの、全 裸 の 胸 毛 男 のものでは!?」

634 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/09/06(火) 03:30:12 ID:p7wASUps
 全裸の胸毛男。

 その単語を聞いて、シャアがビクッと静止した。
シャア「…あ、あの男のだというのか!?」
リカルド「断定はできませんが…」

シャア「……。あ、俺、ちょっと頭痛が痛い。あとの指揮はリカルド、お前に任せる」

リカルド「少佐! 逃げないでくださいよ!」
シャア「ジオンの音声さんはあまり優秀じゃないんだよ! マズいことになったら、お前、責任取れるか!?」
リカルド「私がどうなってもいいって言うんですか!?」
シャア(ボソッと)「まあ、どちらかと言えば」

 こんなんだから、部下に恵まれないんだと思う。

 ともあれ。『赤い彗星』のシャアが動揺している…その事実は、周囲の兵士たちを浮き足立たせた。
 ざわざわと話し声が始まり、目に見えて集中力が鈍ってくる…。

 そんな状況を打破したのは、意外と言っては失礼だが…ガルマ・ザビ大佐であった。
ガルマ「シャア、何をしている? だいたいの事情は聞いたが」
シャア「いや、その。 毛 が…」
ガルマ「毛?」
 ガルマは、毛を持ったまま動けないリカルドから、その毛を無造作に手にすると。
 仔細に観察をして…

635 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/09/06(火) 03:31:33 ID:p7wASUps
ガルマ「…これは胸毛だな」

シャア「(なんで、それわかるの!?)」

ガルマ「ふむ…日系ブラジル人の胸毛とみて、まず間違いないだろう」

シャア「が、ガルマ。お前、全裸の胸毛男を見たことがあるのか?」
ガルマ「なんだそれは? まあいい。ルナマリアの声から悲鳴が上がったのだろう?
 何人かついてこい。何か不審者でもいないか、これから彼女の部屋のドアを開ける」

シャア「や、やめとこう? な? もしそこに全裸の日系ブラジル人がいたら…」
ガルマ「なんでルナマリアの部屋に、全裸の胸毛なんているんだ。開けろ」

 一人のジオン兵が、恐る恐るルナの部屋のドアに手をかける。
 カギはかかっていなかった。ゆっくりとドアを開ける。
 そこには、一見誰もいなかったが…よく見ると、部屋の片隅で毛布を被って、ルナが蹲っていた。
 よほど寒いのかガタガタ震えてるし、頭でも痛いのか両手で両耳を塞いでいる。

ルナ「夢よ、これは夢。全部夢。起きたらきっと、私はヤムチャのオーバーヘッドを弾いたり、
 アリーナの雷獣を防いだりしてるんだわ! 男性用トイレに音姫ついてなかったのも、夢のせい…」

ガルマ「…ルナマリア?」

636 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/09/06(火) 03:32:40 ID:p7wASUps
ルナ「ひゃぁぁああああああああっ!」
ガルマ「!?」
ルナ「あ、が、ガルマ様…」
ガルマ「どうしたんだ?」

ルナ「…あの。部屋の外に、誰もいませんでした?」

ガルマ「シャアや私の部下が、いっぱいいるが」

ルナ「そうじゃなくて! もっと、こう、インパクトがある男! 男を超えた男!」
 既に。やや錯乱気味である。
ガルマ「むう…ジオンにインパクトがある人間は少ないからな。女なら、ニナくらいか…?」
ルナ「それはせいぜい『人』レベルでしょ!? もっと、こう、『神』の領域に踏み込んでそうな…」

ガルマ「???」

 ガルマや、ジオン兵たちはルナの言葉がわからなかったが。
 シャアとリカルドだけは、わかった。

 ヤ ツ だ。またヤツが出たんだ。


637 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/09/06(火) 03:34:03 ID:p7wASUps
 いや、だからと言ってどうすることもできないのだが(果たして逃げれるだろうか!?)。
シャア「しかしルナ、最近運が良いんじゃないか?」
ルナ「なんでです!?」
シャア「あのブライトさんでも、ヤツには一度しか遭遇したことがないらしい。
 それが1スレだけで2回も遭遇! これはまさしく、ディスティニー・プラン!!」
ルナ「意味わかんないわよぉ…。あーん、私、最近、ドア開けるのが怖くなってきてたのにぃ!
 もうヤダ、ドア怖い。開けたら胸毛が見えそうで…」

シャア「しかしお前、拳銃持ってるんだから、机と椅子を即席バリケードにして応戦、とかできなかったの?」
ルナ「無理ですよー! 拳銃弾を何発か撃ち込んでも、倒せるレベルの存在じゃないもん!」

 人目をはばからず、わんわん泣くルナマリア。
 ちょっと前までは、 ティアナ のほうが可哀想だと思っていたのだが。
 今では自分が一番可哀想に思える。

 …この時点で。次スレで(少し)登場予定のティアナの収録(別撮り)は順調に進んでいて。
 それは中の人が自分で読んでも可哀想なくらいの扱いな気もしたが。

 でもルナの、 ヤ ツ に2回も遭遇、というのは、さらに可哀想な気がしてならない。


638 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/09/06(火) 03:37:58 ID:p7wASUps
<次回>

中の人がメインマシンの復旧に力を入れているので、もう 大 雑 把。
最近は数値の上昇とか、ほぼありませんでしたが。ちゃんと設定的には生きていますので安心ください。


【選択肢】→カメラさんが映した場所
先に2票入った選択肢で続行。age進行推奨ですが、別になんでも構いません。

A:調子が良いWB女性陣と、疲れている灯里。
B:メカ沢ウェポンの解析がある程度終わった、アムロ・原素子・なのは。
C:再びゲリラ側。…これなんとかしないと、勝負にならないんじゃ!?
D:WB内部。いきり立った男どもが、涙目の少女を囲んで暴行!?
E:ハマー、ミッション再び…
-----
今日はここまでー…。

接点復活剤まで使ったのに…もとのシステム(HDD)は生きてるのにっ!
これを契機にWindows7に上げてデータだけ移動、というのが賢いんだろうけど。
どうも使いにくくて…。

639 :森崎名無しさん:2011/09/06(火) 04:06:12 ID:aMmsShoc
A
Dとか釣り針が大きすぎるw
7も慣れればそれなりのものですよ…なんて言いながら自宅のPCはいまだにXPですけど。

640 :森崎名無しさん:2011/09/06(火) 12:59:45 ID:o+B1enLY
B

641 :森崎名無しさん:2011/09/06(火) 13:31:46 ID:Crd6lOPU
C

642 :森崎名無しさん:2011/09/06(火) 19:30:34 ID:c3qiWqh2
E

643 :森崎名無しさん:2011/09/06(火) 21:08:52 ID:h0OC7B9o
E

644 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/09/07(水) 01:24:36 ID:xdNajxfQ
>>639 う、選択肢D、こんだけバラけたのに一票も入らず…。
 それなら今度は、もっと釣り針を大きくしてやる! (内容は期待に添えないっぽいけど…)
 もうムカついた! 色っぽさ(?)と無縁になってやるぅ!!

E:ハマー、ミッション再び…
-----
叶親「どうせ無理だってわかってるのに、なんで俺たちはハマーに期待しちゃうんだろうな…」
ヤムチャ「まー。ダメもと、って感覚はあるよな」
アムロ「それでも! 今度は選択肢によってカメラさんが味方についてますよ!」

 アムロ、ついに本気出す!!

叶親「…お前、いつのまに」
ヤムチャ「てっきり。生身の女に興味がないのかと…」
アムロ「僕だって中身の女の子大好きですよ! パンツはもっと好きってだけです!」

ハマー「ふっ、それもまかせるでござる。拙者にかかれば、パンツの一枚や二枚…」
アムロ「あ。窃盗はマジで刑事事件になるので注意してくださいよ。
 逃げるとき、相手の手を振り払っただけで『強盗傷害』になりかねませんから」

ハマー「の、望むところでござるYO!」

ヤムチャ「望むのか…」
叶親「ハマーは服役してもらうにせよ。戦利品はちゃんと俺たちに渡すんだぞ!」

645 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/09/07(水) 01:25:55 ID:xdNajxfQ
ハマー「…共犯者」

ヤムチャ「う!」
叶親「くっ…」

アムロ「この前NHK見てたら、下着泥棒のニュースが出てたんですね。自称飛行機パイロットの下着泥棒。
 全裸で下着を盗んでいたら、巡回中の警官に職質され、逃亡を図るも逮捕、と。
 NHKアナは真面目に(そりゃそうだが)言うんですよ。『服を脱いだ理由は 暑かったから と供述』って。
 もう笑い転げましたね。やっぱりNHKニュースは最高ですなぁ」

ヤムチャ「そうか。気をつけろよ叶親。お前は裸…特に下半身を全裸にする傾向があるからな」
叶親「暑かったんだからしょうがないだろ!!」
アムロ「叶親さん…。そう、彼は地球温暖化の被害者…」

叶親「少し暑かったら、時々ポロッとやっちゃうだろうが!」
ヤムチャ「やらねーよ!!」
叶親「そんな根性だから、お前は桜子さんの目を見て会話もできないんだ!」
ヤムチャ「桜子さんに目を逸らされるヤツに言われたくないね!」

ハマー「拙者は…」←普段、桜子の眼中にすらない存在。

アムロ「恥ずかしがり屋さんは、相手のパンツを見て話せばいいんです」
ヤムチャ「それって、かなり上級者向けな気がするんだが…」
叶親「…スカートをめくるのはOK?」
アムロ「アウトに決まってるでしょ。…ファンタジーやメルヘンじゃないんだから」

 スカートをめくるメルヘンって、それはメルヘンかって気もするが。

646 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/09/07(水) 01:29:08 ID:xdNajxfQ
叶親「しかしヤムチャが度胸なしってことは事実。そこは改善させていかねば、WB男性陣の沽券にかかわる」
アムロ「それは同意ですね」
ヤムチャ「度胸をつけるって…どうすればいいんだ?」

アムロ「まず脱ぎますか」
叶親「そうだな。それで歩行者天国を練り歩こう。多分、伝説に残るぜ!」
ハマー「(犯罪史に残りそうでござるが…)」
ヤムチャ「む、無理だよ。絶対に捕まるし!」
叶親「そもそもイケメン設定のお前がモテない理由はなんだ? そういう羞恥心とかだろうが!」
アムロ「これを克服すれば、きっとモテモテですよカテジナさん!!」

 叶親、そしてアムロが、ズボンを脱いだ。負けじと(釣られて?)、ヤムチャも脱ぐ。
 下半身裸トリオ結成である。
 #別名。アイナブリッジ小隊

アムロ「ほほぅ。叶親さん、色は黒々とされてますが、平常時では『まあ凄いよね』レベルですな」
叶親「興奮時には人間の瞳孔の膨張率(6倍)になり、ピーク時には界王拳20倍にも耐えうる」
ヤムチャ「まさにフジヤマだな…」

叶親「お前らにマウントフジまでは要求しない。だが、その萎えようはなんだ!? ここから先は戦場だぞ!」
アムロ「くっ…ぱ、パンツをイメージすれば…」
叶親「アムロはパンツ禁止だ。いいかアムロ、ヤムチャ。イメージだけでMAXの50%を超えて見せろ」
ヤムチャ「そんな…。本とかも見ないでなんて…」

647 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/09/07(水) 01:30:28 ID:xdNajxfQ
叶親「そこをなんとかするのが日本男児の心意気。さあ時間は60秒以内だ」
ヤムチャ「寝起きでもないのに!?」
アムロ「ふっ…思春期の僕を甘く見ないで欲しいですね」
叶親「ん?」

アムロ「桜子さん桜子さん桜子さん…!」

 イメージ。それのみで、アムロ、臨戦態勢! 流石は思春期。

叶親「なかなかやるようだなアムロ。さあ次だヤムチャ!」

ヤムチャ「くっ…なのはちゃん、なのはちゃん、なのはちゃん…!」

叶親「(ヤムチャって…)」
アムロ「(ロリ!?)」

 裸の、大人の女性がイメージできないほど純情なのだ。
 ともあれ、ヤムチャも合格ラインにギリギリ到達!

叶親「よし。このまま秋葉原の歩行者天国へと旅立つ!」
アムロ「そして伝説へ…!」
ヤムチャ「(気が進まないんだけど…)」

648 :キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/09/07(水) 01:33:27 ID:xdNajxfQ
 そんな彼らを制止したのは、意外にも、ハマーだった。
 制止というか、懇願というか、土下座というか。

ハマー「行ってはダメでござるぅううう!! この通りっ!」
叶親「何故だハマー、レジェンドだぞ!? 言わばディスティニーガンダムだぞ!?」
 やや錯乱気味なことは(も)、許してやってほしい。

ハマー「そんな姿で捕まったら、女性陣の警戒は厳しくなるし! 監視カメラとか対人地雷とか増えるし!
 目立っては、目立ってはいけないのでござる! もう少し穏便に!」
叶親「穏便に度胸をつけるなんて、空手の通信教育並みに無茶振りだぞ!」
ハマー「考えれば色々あるでござろう!? ノーブランドの電源を使うとか、PSPで通学途中にエロ動画見るとか!」

叶親「その程度で度胸ついてたら、一昔前に比べて思春期の性犯罪が増えてるはずだろうが!
 それともノーブランドの電源やPSPが、人類のモラルの上昇に繋がってるってのか!? ああぁ!?」

アムロ「サッカーで『決定力がない日本代表』なんて言われてないでしょうよ!」
ヤムチャ「告れない男だっていなくなってるだろ!」

ハマー「…むしろ、告られない男ってほうが、哀しいでござるが」
叶親「ふん。恋愛と一番遠いヤツが、何言ってんだか…」

ハマー「でも最近。拙者、灯里殿と仲良いし。これはもう彼女からの告白寸前と考えていいのでは」

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