キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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キャプテンブライト8
1 :
キャプテン・ブライト
◆xWA.3pF8tM
:2011/07/13(水) 00:12:37 ID:sxUWOaXA
ry
760 :
キャプテン・ブライト
◆xWA.3pF8tM
:2011/09/16(金) 02:54:40 ID:aNrFv18o
B:ルナマリア。引き篭もり始めてから30分経過。
-----
MA-08「ビグザム」。
60m級の頭頂高、多数のメガ粒子砲を装備し、圧倒的な攻撃力と装甲を誇る機体。
「だいたい。デカけりゃ強いだろ」という反・日本的な思想のもとに設計開発され。
現在は試作機の段階から多数の改良を施されて、量産されていた。
武装は外され、また運転では大型免許が必要となるが。
日本でも「ジャパネットたかた」で注文すれば買えるのはご存知の通りで。
別に珍しくもなんともないない機体である。
(但し日本の場合。駐車スペースが必要なことと、公道での走行は禁止であるが)
そんなビグザムは現在、ジオン軍でも正式採用され、各地に配備されていた。
公式資料ではジオン本国に200機、グラナダに400機、ア・バオア・クーに500機、ソロモンに400機が配備されているが。
もともとが地球、ジャブロー攻略を目的として設計されたMAであるため、実は地上にも多数が配備され。
しかも担当者が数を二桁ばかりミスッて発注してしまったため…
ジオンは20万機ほどのビグザムの「在庫」を抱えていた。
これは「ザク」の生産数が8000機程度なことを考えれば相当の数であるが。
まあプレステとかの生産数を考えればたいしたことないだろう。
またガムテープとかの生産数とかを考えれば、さらにたいしたこともないので、この件についての答弁は以上です。
761 :
キャプテン・ブライト
◆xWA.3pF8tM
:2011/09/16(金) 02:55:51 ID:aNrFv18o
「ビグザム」。
この機体が量産の暁には、連邦軍など簡単に叩き潰せるはずの夢の機体。
だが実際に導入してみたら、そう巧くいかなかった。
燃費が悪く20分くらいしか動けないので、前線投入には多数の輸送機が必要とか。
トラブルその他で各座してしまった時、デカくて邪魔で友軍が動けなくなったとか。
それを牽引しようとしても、重いので、そもそも引っ張れる機体がなかったとか。
機体を連邦軍に渡さないために爆破したとか。
重装甲すぎて、その爆破のための火薬も大量に必要だったとか。
燃料費とか、維持費とか、駐車スペースとか。
そもそもパイロットがいなかったとか。
そのような些細な問題はあったが、ビグザムそれ自体は実に優秀な機体であった。
そんなビグザムが、ジオン軍にとってあまり貢献できなかった…
というかむしろ大きなマイナスになった、最大の問題は。
…ジオンで施行された『男女雇用機会均等法』である。
762 :
キャプテン・ブライト
◆xWA.3pF8tM
:2011/09/16(金) 02:56:56 ID:aNrFv18o
当初の理念は女性の就職率を上げよう、程度の考えだったのだが。女性議員の過激派が暴走し。
『全ての仕事には、女性が、男性<より多くの>人数で参加していることが必要』とされてしまった法律である。
この法律の施行後にできたMSや組織は、女性が多く入っていないとならない。
そのためビグザムは。男のパイロット1人乗るために、女パイロット2人が必要になってしまった。
現在は『女性が、男性<以上の>人数』で済むようにと、法改正は準備されているので。
今後は多少マシになると期待されているが。
…でもその法改正前に製造されたビグザムには、その法律は適用されないかも…という不安の声もある。
---
さて。女パイロットが二人以上いる部隊は、というと。
それは男女比が男塾ばりのジオン軍にとっては極めて少なくて。
北米では。
夏休み前に転校してきたルナマリア&いつのまにかいたニナのいる、ガルマ隊ぐらいのものだった。
結果。ビグザムの機体のメンテやテストなどのために。
ガルマ様の部隊のもとには各地から大量のビグザムが送られてきている状態だった。
763 :
キャプテン・ブライト
◆xWA.3pF8tM
:2011/09/16(金) 02:58:04 ID:aNrFv18o
ガルマ「なんで、どいつもこいつも『送料:着払い』でビグザム送ってくるんだよ…」
経費がかかってしょうがない。
負担する部署の担当者は、次々に胃をやられていく。
ビグザム1機を送るために、2機のビグザムを使い。それを牽引するために4機のビグザムを使い…。
そんなこんなで、燃料代が物凄いことになっているのだ。
途中でトラブッて各座した場合は、前述の通り大量の火薬を使って自爆させるか、
あるいは故障機を牽引するために2機のビグザムを使い、それを牽引するために4機のビグザムを使い…。
しかもそれら全てに、数少ない『女性パイロット』を搭乗させねばならない。
人件費や特別出動手当て。スケジュール調整。問題は山積みだった。
…『男女雇用機会均等法』さえなければ、ジオンの地球侵攻作戦は簡単に成功していたっぽい。
組織としては非常に困ることだったが、現場のテストパイロットは、実はけっこう楽しんでた。
ザクとかより遥かに高性能な機体を使えるのだから。
ガルマ隊のガウに積まれたビグザムの、コックピットの中で。
ニナとルナマリアがテストとシミュレーションを重ねていた。
764 :
キャプテン・ブライト
◆xWA.3pF8tM
:2011/09/16(金) 03:00:10 ID:aNrFv18o
ところで。優秀なエンジニアであるニナ・パープルトンですら。
「シミュレーション」と「シュミレーション」、どちらが正しかったか時々忘れる。
「エレベーター」と「エスカレーター」も、どっちがどっちだったか時々忘れる。
もうこの際、どっちでもいいんじゃなかろうか。
ニナ「うん、やっぱりIフィールドは凄いわ!」
ルナ「コレならミドルレンジからのビーム兵器は、完全に無効化できますね」
ニナ「後の問題は実体弾ね」
ルナ「そうですけど…これだけ重装甲なら、多少の実体弾は問題ないんじゃ?」
ニナ「いいえ! 最強の兵器のためには、少しの妥協も許されないわ!
今、実体弾を無効化するフェイズシフト装甲も開発されています。アレを追加装甲で補えば…!」
ルナ「え。でもフェイズシフト装甲って、結構エネルギーくいますよ?
今でもビグザムは20分くらいしか動けないのに、15分とか、10分程度しか動けなくなっちゃうかも…」
ニナ「柔道は5分間だし、ボクシングやウルトラマンは3分間でしょ。その間に敵を殲滅。そうすれば問題ないわ!」
ルナ「あの。サッカーって30分とか、45分とか、そういう競技なんですけど…」
ニナ「……」
ルナ「…ニナさん?」
ニナ「…剃ったくらいで、いい気にならないことね!!!」
ルナ「(え。…なんで私が 剃 っ た こと、知ってるの!?)」
ニナ「不愉快だわ! もう今日は終わりにします!」
ルナ「な、なんでですか。いきなり…」
ニナ「もう限界なのよぉぉおッ!!!」
ルナ「???」
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