キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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キャプテンブライト8
1 :
キャプテン・ブライト
◆xWA.3pF8tM
:2011/07/13(水) 00:12:37 ID:sxUWOaXA
ry
763 :
キャプテン・ブライト
◆xWA.3pF8tM
:2011/09/16(金) 02:58:04 ID:aNrFv18o
ガルマ「なんで、どいつもこいつも『送料:着払い』でビグザム送ってくるんだよ…」
経費がかかってしょうがない。
負担する部署の担当者は、次々に胃をやられていく。
ビグザム1機を送るために、2機のビグザムを使い。それを牽引するために4機のビグザムを使い…。
そんなこんなで、燃料代が物凄いことになっているのだ。
途中でトラブッて各座した場合は、前述の通り大量の火薬を使って自爆させるか、
あるいは故障機を牽引するために2機のビグザムを使い、それを牽引するために4機のビグザムを使い…。
しかもそれら全てに、数少ない『女性パイロット』を搭乗させねばならない。
人件費や特別出動手当て。スケジュール調整。問題は山積みだった。
…『男女雇用機会均等法』さえなければ、ジオンの地球侵攻作戦は簡単に成功していたっぽい。
組織としては非常に困ることだったが、現場のテストパイロットは、実はけっこう楽しんでた。
ザクとかより遥かに高性能な機体を使えるのだから。
ガルマ隊のガウに積まれたビグザムの、コックピットの中で。
ニナとルナマリアがテストとシミュレーションを重ねていた。
764 :
キャプテン・ブライト
◆xWA.3pF8tM
:2011/09/16(金) 03:00:10 ID:aNrFv18o
ところで。優秀なエンジニアであるニナ・パープルトンですら。
「シミュレーション」と「シュミレーション」、どちらが正しかったか時々忘れる。
「エレベーター」と「エスカレーター」も、どっちがどっちだったか時々忘れる。
もうこの際、どっちでもいいんじゃなかろうか。
ニナ「うん、やっぱりIフィールドは凄いわ!」
ルナ「コレならミドルレンジからのビーム兵器は、完全に無効化できますね」
ニナ「後の問題は実体弾ね」
ルナ「そうですけど…これだけ重装甲なら、多少の実体弾は問題ないんじゃ?」
ニナ「いいえ! 最強の兵器のためには、少しの妥協も許されないわ!
今、実体弾を無効化するフェイズシフト装甲も開発されています。アレを追加装甲で補えば…!」
ルナ「え。でもフェイズシフト装甲って、結構エネルギーくいますよ?
今でもビグザムは20分くらいしか動けないのに、15分とか、10分程度しか動けなくなっちゃうかも…」
ニナ「柔道は5分間だし、ボクシングやウルトラマンは3分間でしょ。その間に敵を殲滅。そうすれば問題ないわ!」
ルナ「あの。サッカーって30分とか、45分とか、そういう競技なんですけど…」
ニナ「……」
ルナ「…ニナさん?」
ニナ「…剃ったくらいで、いい気にならないことね!!!」
ルナ「(え。…なんで私が 剃 っ た こと、知ってるの!?)」
ニナ「不愉快だわ! もう今日は終わりにします!」
ルナ「な、なんでですか。いきなり…」
ニナ「もう限界なのよぉぉおッ!!!」
ルナ「???」
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