キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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銀河シュナイダー伝説9 〜出帆篇〜
933 :
銀河シュナイダー伝説
:2011/10/18(火) 18:18:02 ID:wZsV1ToE
そして当然のように不思議がる少女。
シュナイダー「ああ。マリーによくしてもらっているなら挨拶もしておきたいし、御礼もしなくては
いけない。わかるだろう?」
まるで、子供を諭すように優しく甘い言葉で返事をするシュナイダー。
マリー「う〜ん…でもねぇ。アンネローゼ様は陛下の寵姫さんの中でも一番のお気に入りだし。
関係のない人が会うには、陛下が行幸あらせられる際にちょっと会釈を出来る程度じゃないかな?」
当たり前だが後宮のしきたりは非常に厳しい。シュナイダーがこうして後宮内に直接出入りできるのも
門閥貴族であり寵姫の兄であり、あとはほんの僅かな効果だけだが佐官であるという事実三つが
組み合わさっているからだ。もしそのいずれかのみであれば、恩賞などではなく私用でこの場に入ること
など絶対に不可能であっただろう。
シュナイダー「そうか…」
シュナイダー(私用ではやはり厳しいか。憲兵隊で昇進し、宮廷警備兵に就ければ話は違うだろうが)
そんな難しい顔をしているシュナイダーを見て流石に何とかしてあげたいと思ったのだろうか、
兄思いの妹は一つだけ可能性を教えてくれる。
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0ch BBS 2007-01-24