キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【混迷からの】Another-CU_3【脱出】
1 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/05/11(金) 23:52:06 ID:Fso5omGs
この物語はフィクションです。
史実や実在の人物を連想する場面があるとしても、この物語とは関係がありません。
風土、名称については文献を参考としていますが、想像のウェイトも大きく、事実と異なります。
そして……この物語は キャプテン森崎のアナザーストーリーであり…
とある貴公子と仲間達の サッカーに賭けた青春を描くストーリーです。
恋愛は二の次に、サッカーに命を削って頑張る彼等を応援して下さい。
あとスレ主と岡山姉のことも応えn(ry
364 :
森崎名無しさん
:2012/05/26(土) 08:56:24 ID:???
貴公子Pが100貯まったら何か起きるんだっけ
前は女の子、非公認ファンクラブができたけど
365 :
森崎名無しさん
:2012/05/26(土) 20:04:39 ID:???
モテナイツ仕事せいや
366 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/05/26(土) 22:00:08 ID:???
>>359
いつも娘がお世話になっております。
>>363
なんだかんだでブンブンも3得点してるんですけどねえw
>>364
貴公子Pが100越えを果たし、新たな恋愛騒動勃発か!?
乗るしかない…このビッグウェーブに。 さてさて。
>>365
働きたくないでござる! 絶対に働きたくないでござる!!
367 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/05/26(土) 22:01:11 ID:???
> A 早々に控え室へ戻る。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
三杉(バンビーノとは話せたし、すぐにミランの選手と交流を計る必要はないかな…)
サポーターの重みを知る事が出来た、フィオレンティーナという名を背負う意味を知った、
今のチームの課題と自分にとっての課題を認識出来た、サポーターへ勝利を見せる事が出来た…。
新生フロレンティア・ヴィオラの船出として、非常に多くの物をこの試合で得た。
三杉「(あとは今日の結果を明日に繋げれば十分過ぎるだろう、僕達は前に進んで行ける。)
さあ皆、サポーターに改めて挨拶だ! その後は控え室に戻って総括をしよう!」
「おうっ!!」「あいよー!」「っと…整列ね。」「フフン」
その号令で選手達は三杉の元へと集まり、横一列の形で整列した。
スタンドの方へと身体を向け、タイミングを揃えて一礼。
「「「「 あ(リガトウゴザイマ)した!!!!!! 」」」
ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア
再三となるが、改めてサポーターからの称賛が上がった。
この果てしない声量をその身に受けつつ、三杉達は笑顔でフィールドを後にしていった。
368 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/05/26(土) 22:04:03 ID:???
ナディア「いやー、勝ったねえ。 マーくんも沢山活躍したし、嬉しいけど…」
クラウディア「本来ミラニスタである私達にとっては複雑なのも事実よね。」
モニカ(あれ…? クラウディアが通常運行に戻ってる。)
ナディア(もっとヒステリックに『ジョバンニ兄さんの活躍が…!』って言い出すと思ったけど…。)
クラウディア「でもミランのプリマヴェーラも課題がハッキリしたと思うわ。
やっぱり最前線の選手がもっと決定力をつけないと…って、どうしたの?」
ナディア「ううん、何でもないわ。(ま、いっか。)」
モニカ(クラウディアって車を運転すると性格が変わったりするのかなあ。)
369 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/05/26(土) 22:05:22 ID:???
ファンベルグ「結果としては大敗という訳か。」
ニスケンス「良いプレイもあったのは事実だけれどね、しかし負けては何の意味もない。」
ファンベルグ「そうだね…これでデ・ローニさん(ミランプリマ監督)の引退も早まってしまったかな。」
ニスケンス「きっとな。 …で、後任には誰が着く事になるのか……」
ファンベルグ「その事なんだが、ダミアーニさん(ミラン一軍コーチ)がプリマ監督の
ライセンスを取ろうと、目下猛勉強中らしいって話だ。」
ニスケンス「ほう…あのダミアーニさんが? 意外と言えば意外な話だな。
あのニヒリストがそんな野心的な事を考えているとは…。」
ファンベルグ「あの人は現役の引退も早かった。 燻ぶっていた物が騒ぎ出したのかも知れない。
元々、情熱≠ニいう燃料の大きさは人一倍の物を隠している人だ。」
ニスケンス「…となると、プリマヴェーラの連中は可哀相な事になるかもな。」
ファンベルグ「フフッ、違いない。」
ニスケンス「…で、マルコ。 キミは早々にミラノへ戻る予定かい?」
ファンベルグ「…と言うと?」
ニスケンス「フフ、ちょっとね。」
370 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/05/26(土) 22:06:26 ID:???
隣の人「いやはや…」
フィッツウォルタ「なかなか良い物を見せて貰ったよ。」
隣の人「前半は押され気味だったけど…」
フィッツウォルタ「チームとしてのゴタゴタ、メンバーの入れ替わりもあった割には持ちこたえていた。
この辺の底力は十分に引き継いでいるというわけかな。 しかし…」
隣の人「後半の展開は一転して圧倒的だったなあ…」
フィッツウォルタ「最も目を引いたのが3点目のニッタのパスだ…あれはセンセーショナルだった。
ミハエルやブンナークが霞むほどの輝きを放っていたと言わざるを得ない…。」
隣の人「結論としては、これからのフィオレンティーナにも期待が持てる、応援のし甲斐があるって事だな。」
フィッツウォルタ「全く興味深いチームだよ。 さて…」 スッ
隣の人「そろそろ帰るとしようか。」 スッ
フィッツウォルタ「うーん…どうするべきかな。」
371 :
森崎名無しさん
:2012/05/26(土) 22:07:05 ID:???
この二人w
372 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/05/26(土) 22:07:30 ID:???
〜フロレンティア・ヴィオラ控え室〜
選手用の控え室、ロッカーから離れたスペースに選手達は集まっていた。
一応の責任者である筈のシーザーは一言慰労の言葉をかけただけで部屋を後にした為…
試合後の総括ミーティングは残った三杉によって行われる事となっていた。
大仕事を無事に終え、椅子に腰かけてグッタリとしたい所ではあるが…
三杉「(これもキャプテンの仕事さ)ええっと…先ずは監督から一言………」
「「「 …………… 」」」
アーバックル「I THINK THEY WERE CONTENTS WHOSE SATISFACTION IS POSSIBLE ENOUGH AS EMBARKATION.
ABOUT THE SUBJECT WHICH EACH ONE HAS RECOGINIZED, I DO NOT LET THINGS GO
BUT CONSIDER THAT WGAT IS NECESSARY IS JUST TO COPE WITH IT A LITTLE EARLY.」
まるで人語を解しているかのように、タイミング良くフニャフニャと鳴く猫監督。
それを整列して聞いているヴィオラの11人。
傍から見れば実にシュールな光景である。
三杉「…多分とても有り難い事を言ってくれているんだと思う。 そうだよね、ミハエル?」
ミハエル「おや、ボクに振るんですカ?」
三杉「ごめん、話を次に進める……。」
ミハエルに真顔で返され、三杉は赤面して前言を引っ込めた。
取り敢えず形式は立てたと言う事で、ここから本題である。
373 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/05/26(土) 22:08:31 ID:???
三杉「さて皆、今日は本当によくやってくれたと思っている。
正直言ってキャプテンである僕自身にミスの多い試合であったけれど…
皆のフォローによって助けられ、サポーターに勝利と言う結果を贈る事が出来た。
特にブンナーク、ミハエル、そして新田…FW陣の活躍は言うまでも無く素晴らしかったと思う。」
「少し物足りないくらいだったけどな」「フフン」「へへ」
「まあそうだよな」「実際頼りにしてるぜ」「こっちも守りやすくなります」
名を挙げられた3選手それぞれが口々に感想をこぼす。
対して名を挙げられなかった他の選手達からも、不平が上がる事無く同意を得られた。
それはそれで良いが、この勝利は何もFWだけの物では無い事も事実。
三杉はFW以外の選手の活躍についてピックアップする事とした。
☆誰の活躍をピックアップしますか?
A オジオ
B レントゥルス
C スペルマン
D ダラピッコラ
E ミュラー
F オワイラン
G ラムカーネ
H 自由記述
2票選ばれた選択肢で続行します。(メル欄空白でお願い致します。)
374 :
森崎名無しさん
:2012/05/26(土) 22:09:22 ID:kkE6YlGY
F
375 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/05/26(土) 22:09:38 ID:???
>>371
一応、それぞれ独り言なんですよ…w
376 :
森崎名無しさん
:2012/05/26(土) 22:10:06 ID:TDLldAV6
E フィードでの活躍を
377 :
森崎名無しさん
:2012/05/26(土) 22:10:41 ID:wpPrn0no
E
このチーム、前線のボールカット力が高いから、【取り敢えずロングフィード】が重要。
378 :
森崎名無しさん
:2012/05/26(土) 22:11:32 ID:???
うちの監督がアイドルすぎるwww
379 :
森崎名無しさん
:2012/05/26(土) 22:13:30 ID:2NFcMaZw
G
380 :
森崎名無しさん
:2012/05/26(土) 22:15:25 ID:lQzuNTZo
E
正確なロングフィードで前に出してくれたミュラーは活躍したね
381 :
森崎名無しさん
:2012/05/26(土) 22:26:31 ID:???
H ダブルハットトリックのリグル
FWだけど気にしなーい
382 :
森崎名無しさん
:2012/05/26(土) 23:02:23 ID:???
H
>>381
383 :
森崎名無しさん
:2012/05/26(土) 23:06:55 ID:???
5アシストのスレ主さんも活躍したと思うんだ
384 :
森崎名無しさん
:2012/05/26(土) 23:09:58 ID:???
手羽先「スレ主くんの5アシストはFWがリグルだったから適当に放り込めば簡単に可能だったんだよ。
やはりリグルこそがMVPだ。」
385 :
森崎名無しさん
:2012/05/26(土) 23:18:05 ID:???
貴公子「君は何を言っているんだ」
386 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/05/26(土) 23:51:35 ID:???
>>378
この監督は結構人懐っこいところがありますからね。 相手チームからの反響も大きい筈です。
>>381
流石はエース! 私も某人気投票で投票・コメントした甲斐があるというものです。
>>383-384
残念ながらその手羽先の言う通りです、私の活躍などおこぼれに過ぎません。
でも手羽先にうちの娘は絶対にやらん!
>>385
さすが貴公子のツッコミは格が違うずぇ…
387 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/05/26(土) 23:52:47 ID:???
> E ミュラー
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
三杉「あとは…そう、ミュラーだ。」
ミュラー「えっ?」
三杉「君の仕事がこの試合で際立っていたと僕は思う。
特にロングフィードが試合の組み立てを助け、ゴールにも2度繋がったのは特筆すべきだ。
ウチのこれからの攻撃戦術としての有効性がまさに証明されたと言える。」
ミュラー「そうですか…。 そう言って貰えて嬉しい…以上に少々照れますね。」
お堅い気質のゲルマン民族らしい反応と言うべきか。
ミュラーは試合後でもきっちりと整えられた(固められた?)髪を弄りながら照れ笑いを浮かべる。
三杉「フフ、クロスに対する処理もかなり安定しているし、CBとしては今でも十分に頼れる存在だよ。
でも最終ラインの総合的な守備力は、中山が抜けた事による低下が否めないのも事実だ…
ゆえにミュラーにはここから先、もっと高い期待を抱かせて貰いたいと思っている。」
ミュラー「もっと高くですか…。」
三杉「不満、それとも不安かい?」
ミュラー「いいえ、望むところ。 遣り甲斐がありますよ、フフ。」
※ 三杉とミュラーの相互感情が微上昇。 またミュラーの向上心が刺激されました。
388 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/05/26(土) 23:54:01 ID:???
中山という大黒柱が抜けた事で、DF選手それぞれに実力向上が求められている現状。
三杉のミュラーへの言葉はまさしくその事を示していた。
三杉(…逆に言えば、中山が居なくなったからこそミュラー達が注目される形になった。
要となる突出した実力のDFの存在は有り難い一方で、注目を一ヶ所に集め過ぎる事もある。
ミュラー達にはこれまでに無かった高い期待…つまり結果を出す事が求められてくる。
彼等全員がそれに応える為に今まで以上の努力をこなしたとしたら…。)
仮定の話である。
中山一人が非常に頼れる最終ラインと、中山を除いた他の選手達が頼れる最終ライン。
比較してどちらがチームとして優れていると言えるだろうか?
…それは判らない。
三杉(…だが少なくとも、今の彼等(DF)は以前よりも遥かに必死だ…
結果論だが中山が居なくなった事は彼等の成長を助長しているんだ。)
三杉は今ある事実を前向きに解釈し、そのように考える事にした。
いつまでもキャプテンが『中山が居れば…』と思っている訳にはいかない。
今の戦力で世界トップクラスのチームを撃破出来る様にならねばならないのだ。
その為に考えるべきは、中山を懐かしむ事よりも、いま目の前にいるミュラー達の先を見る事…
この試合で三杉は殊更それを教えられた気がしていた。
389 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/05/26(土) 23:55:13 ID:???
☆三杉(さてと…個々へ伝える事は別として、この場で皆に言っておくべき事は以上かな?)
A 以上である
B まだ他にある(要記述)
2票選ばれた選択肢で続行します。(メル欄空白でお願い致します。)
390 :
森崎名無しさん
:2012/05/27(日) 00:07:04 ID:opclfLlw
A
391 :
森崎名無しさん
:2012/05/27(日) 00:31:34 ID:C2zloIrw
A
392 :
森崎名無しさん
:2012/05/27(日) 00:39:10 ID:???
B 魔理沙教への勧誘
393 :
森崎名無しさん
:2012/05/27(日) 00:41:31 ID:???
B あ、ブンナークはこの後話があるから
394 :
森崎名無しさん
:2012/05/27(日) 00:42:00 ID:???
B あ、ブンナークはこの後話があるから
395 :
森崎名無しさん
:2012/05/27(日) 00:42:16 ID:???
B あ、ブンナークはこの後話があるから
396 :
森崎名無しさん
:2012/05/27(日) 01:01:26 ID:???
このドSどもめ!
397 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/05/27(日) 12:15:19 ID:???
>>392
あ、私は入信してます。(心まで売り渡してませんが)
>>393-395
安定のおまえらwwwwwwwwwww
>>396
あれ、私がいる……寝惚けてコメントレスしたんだっけ?w
398 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/05/27(日) 12:16:44 ID:???
> A 以上である
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
三杉「取り敢えずここで話すべき事は以上かな…
まあ、今日の試合でカウンター戦術も十分に使えそうだと判った。
今後の練習にもロングカウンターを意識した物を取り入れていくので、そのつもりでいて欲しい。
ああ…それから基本的なパスについても、皆には今後改めて意識して貰いたい事柄があるか。
それについても次の練習の際に話すから忘れないで欲しい。」
…と、そこまで述べて三杉は『以上、解散。 あ…あとブンナークは後ほど話があるから。』と締め括った。
こうして三杉は試合の総括を終えたのだった。
「了解」「オッケー」「あー、終わった…」「勝てて良かったな」「そうだね」
選手達は緊張の糸を緩めてその場をぞろぞろ離れていく。
三杉もこれでようやく重圧から一時の解放を許された訳である。
399 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/05/27(日) 12:19:00 ID:???
三杉(僕は上手く出来たのかな…?)
アンザーニ監督の指導、指揮、総括を思い出しながら、三杉は試合が始まる数日前からの経緯を辿った。
当然ながら比べてみれば不足する部分も多々あったに違いない、何しろ経験値が違いすぎるのだ。
それを認め、その上で三杉は三杉なりに経験を深め、指揮等に反映しなければならない。
…と同時に三杉は選手としてフィールドに立たねばならなくもある。
実質的にも彼の負担は当時のアンザーニ監督以上である事は言うまでもない。
フロレンティア・ヴィオラの本当の課題はココにこそあるのかも知れなかった。
ガチャリ…
三杉はドッと押し寄せて来た疲労から逃げる様、控え室の外へと出た。
控え室は言わば人の多い密室…必然的に二酸化炭素濃度と室温は自然状態よりも高まる。
長時間居れば心身への倦怠感や息苦しさも少しずつ蓄積されるであろう。
対して扉を一枚挟んだ渡り通路はひんやりと冷たく、三杉の胸にフレッシュな空気を提供してくれた。
400 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/05/27(日) 12:20:08 ID:???
三杉(疲れたな……… 本当に… 想像以上だ………)
やり遂げた達成感は十分にある。
その中のミスについてはこれから修正していけば良い、その自信もある。
しかしこの疲労感については今すぐの自信を持てなかった。
これをあと何度繰り返す事になるのだろう…と。
スッ…
先着で
★そんな三杉に話しかける者の姿→! card
と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。
《ダイヤ》 それはシーザーだった。
《ハート・JOKER》 それは金髪の少女だった
《スペード・クラブ》 それはモニカ達3人娘だった。
401 :
森崎名無しさん
:2012/05/27(日) 12:21:27 ID:???
★そんな三杉に話しかける者の姿→
クラブ2
402 :
森崎名無しさん
:2012/05/27(日) 12:26:30 ID:???
もう少しで
それはマモノだった。
だったな
403 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/05/27(日) 12:33:15 ID:???
《クラブ5》 それはシロヤマンだった
《クラブ4》 それは某名将だった
《クラブ3》 それは某イージーだった
《クラブ2》 それは某ミサトだった
《クラブA》 それはマモノだった
こんな風にしなくて良かったですかね?
404 :
森崎名無しさん
:2012/05/27(日) 13:16:49 ID:???
>>403
ここでそんな風にすべきだ!なんて言ったらどうなるんだよw
405 :
森崎名無しさん
:2012/05/27(日) 13:22:32 ID:???
>でも手羽先にうちの娘は絶対にやらん!
そういえば娘さん、某スレ主との結婚の噂があったな
(キャプテン○○と入れてみよう!)
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1332579717/837-838
406 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/05/27(日) 13:25:56 ID:???
> そんな三杉に話しかける者の姿→ クラブ2
> 《クラブ》 それはモニカ達3人娘だった。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
三杉「うん…?」
モニカ「えっと………その…」
三杉「モニカ…?」
疲れ果て、今にもその場に座り込みそうだった三杉。
そんな時、彼の方へ静かに近付いてきた者はモニカ・センペルテ・ディマーレだった。
赤面して口ごもる彼女の姿を認め、三杉は目を丸くする。
ナディア「初勝利おめでとうございまーす!」
クラウディア「本当はミランサポーターですけど、今日はフィオを応援させて貰いましたわ。」
モニカの背中からもう2人の少女がひょこひょこと顔を出した。
この2人の存在と言葉に依って、三杉は事態を把握する。
即ち彼女ら3人はヴィオラを応援する為、わざわざミランくんだりから駆けつけてくれたのである。
407 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/05/27(日) 13:27:25 ID:???
三杉「ハハ…どうもありがとう。 3人ともわざわざ来てくれたんだね。」
クラウディア「いいえ…まあ私にとっては兄さんのミラン復帰戦でもありましたから。
それにフィオレンティーナも色々とあったみたいですし心配で…ねえナディア?」
ナディア「そうそう、私達にとってはそれなりに関係の深いチームじゃないですか。
ミランの次くらいには本気で応援してますよ。 マーくんに会いに来る理由にもなるし。」
モニカ「…だ、そうです。」
自己主張をシッカリする2人とは対照的に、モニカは控えめ過ぎるほど後ろに下がる。
考えてもみれば、三杉と彼女の間にあった出来事はホンの1ヶ月前に起きた事なのだ。
なかなか何も無かったかのように接するのも難しかろうと考えられる。
☆三杉(うーん、彼女達になんて言うべきかな?)
A 「ええと…元気かいモニカ?」
B 「ええと…ナディア、オジオを呼んだ方が良いかい?」
C 「ええと…クラウディア、バンビーノにはもう会ったのかい?」
D その他
2票選ばれた選択肢で続行します。(投票はメル欄空白で宜しくお願い致します。)
408 :
森崎名無しさん
:2012/05/27(日) 13:27:57 ID:C2zloIrw
A
409 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/05/27(日) 13:30:27 ID:???
>>404
三杉「チェンジ」 監督達「なにぃっ!?」
こんな事になっていたかもです
>>405
実に面白い(CV:福山)
いや、ちょっとイカン、イカンぞ!
誰にも嫁になんかやりたくないんじゃーーー!!
410 :
森崎名無しさん
:2012/05/27(日) 13:35:18 ID:sT0lC422
A
411 :
森崎名無しさん
:2012/05/27(日) 13:36:02 ID:xtRjPpdY
B
モニカはスルーした方が良いのかもしれんから無難に
412 :
森崎名無しさん
:2012/05/27(日) 14:29:14 ID:???
モニカに無様なオーバーヘッドのこと突っ込まれそうだな
413 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/05/27(日) 15:04:15 ID:???
ありゃ、とっくに決まってたんですね。
勘違い?見間違いしてました。
気付かず外出してしまいました、更新は後ほど
414 :
森崎名無しさん
:2012/05/27(日) 15:38:26 ID:???
>>405
人気投票上位から順に見てみた
8位の人が引き当てたようです
http://uranai-labo.sakura.ne.jp/propose/uranai.cgi?namae=
%83t%83%89%83%93%83c%81E%83f%83B%83b%83e%83%93%83x%83%8B%83K&sei=1&id=435
415 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/05/27(日) 22:21:50 ID:???
ディディディ…ディッテンベルガ、貴様かぁぁぁぁぁぁっ!!!!
=============================================
> A 「ええと…元気かいモニカ?」
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
三杉淳は既に青葉弥生を唯一人の女性と決めている。
しかしこのモニカ・ディマーレは本当の意味で三杉の初恋と言える少女だった。
そう…彼女は三杉が初めて献身たる愛情を向けたけた存在なのである。
三杉が決断したその愛情は、互いにとって悲しく厳しい物であった。
しかしそれは三杉が人として正しく在る為、貴公子を貫く為に必要だった。
…後に残ったのは互いの胸に浸された失恋という痛み。
だが三杉は、その痛みの中においてもモニカが早く立ち直ってくれる事を…
今の不器用なままでも十二分に魅力を放つ、彼女の将来が明るく拓かれる事を望んだ。
またモニカも、三杉が諦めに近い確信を打ち破り、夢を切り拓いていく姿を望んだ。
若い二人だからこそ、許され、実現された美しい別れだったと思う。
そしてその時の気持ちに嘘が無かったからこそ、モニカはこうして三杉達の門出を応援しに来たのだ。
ならば三杉も当然その行動に応えなければならなかった。
416 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/05/27(日) 22:23:15 ID:???
だが、それに応えるとは具体的にどうすべきなのか…三杉の引き出しに正解は存在していなかった。
元々恋愛関連については(興味を持たなかったせいで)経験が非常に希薄な三杉淳。
この方面に限って言えば、彼は貴公子にはとても成れておらず、未だ坊やと言わざるを得なかった。
三杉「ええと…元気かいモニカ?」
モニカ「………!」
彼は何を言うべきか判らず、テンプレートのような声かけしか出来なかったのだ。
しかし一方的に振る形になった相手に対し、これは正直に無神経だったと言わざるを得ない。
少なくともモニカにとって、今の会話の流れで自分がピックアップされる事は考えづらかった。
ナディアが『マーくんに会いにくる理由になるし』と話し、彼女達が控え室にやってきた理由は暗に示されたのだ。
…にも関わらず、会話の空気を読む事無く、敢えてモニカを気にした三杉の反応は兎角不自然。
余程モニカの事を気にしていなければ、それは通常有り得ない事だった。
いまだ三杉を前にして普通の態度を取れないモニカにとって、それは混乱を助長する一言だったのだ。
417 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/05/27(日) 22:25:02 ID:???
その刹那…モニカの頭の中でどのような思考が巡ったか、三杉が知る由もない。
故にその次のモニカの行動理由についても、彼が真意を理解する事はなかった。
モニカ「ごめんナディア…ちょっとアタシ…忘れ物……」 クルッ
三杉(!?)
ナディア「えっ!? あっ!」
クラウディア「ハァ………。 ナディア、私が行くから。 アンタは彼に挨拶してきなさい。」 クルッ
ナディア「あっ…うん、ごめんクラウディア!」
三杉「…………」
ナディア「…………」
走り去っていく二人の背中を三杉とナディアは呆然と見ていた。
※ 貴公子Pが下降。 (101 − 6 = 95 → 次回120到達で覚醒Pに+1ボーナス)
418 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/05/27(日) 22:26:24 ID:???
一旦ここまで。 続きも今日中に投下しますのでちょっと待ってね。
419 :
森崎名無しさん
:2012/05/27(日) 22:27:00 ID:???
貴公子Pがゼロなったらどうなってしまうの?
420 :
森崎名無しさん
:2012/05/27(日) 22:28:09 ID:???
奇行子Pが発生します
421 :
森崎名無しさん
:2012/05/27(日) 22:31:32 ID:???
やべえオラちょっとワクワクしてきたぞ
422 :
森崎名無しさん
:2012/05/27(日) 23:38:28 ID:???
既に振ったのだからモニカにはもう何もしてはいかんのだ
423 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/05/27(日) 23:39:38 ID:???
>>419-420
奇行子Pが一定値まで貯まるとどうなるか…考えてみましょうカwww
>>421
やはりこのスレの住人は対人に関してはドS…(サッカーに対しては隠れM)
=============================================
三杉「ええと…オジオに会いに来たんだよね?」
正気に戻った三杉だが、取り敢えず事態については掴めていない。
ならば早々に話を進めるしかないと考え、ナディアがここに居る理由を再確認した。
ナディア「あ…はい………」
三杉「ちょっと待ってて。」
相手も戸惑い気味ではあったが、どうやら目的は目的として定まっているらしい。
三杉の問いに対し肯定で返してくれた。
ガチャリっ
三杉「オジオ、着替え終わってる? ちょっと出て来て貰えるかな。」
控え室の扉の隙間から『オッケー』という声が返ってくると間もなく…マルコ・オジオが姿を現した。
424 :
森崎名無しさん
:2012/05/27(日) 23:40:03 ID:???
お互い好きで、これからも直接的でないにしろ絡みあるからねぇw
とはいえ、貴公子的なセリフや振る舞いなんて俺には分からないぜ・・・くっ
425 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/05/27(日) 23:41:23 ID:???
オジオ「なんだいミスギ? って、あれ……ナッちゃん?」
ナディア「やっほー、マーくん。 応援しにきちゃった。」 ギュッ
オジオはナディアの姿を認めると、先程の三杉以上に目を丸くした。
一方そんなオジオの驚きをナディアは楽しそうに嬉しそうに飛び付く。
当然ながらオジオの表情には驚きの色に照れが加わった形になる。
オジオ「ビックリした…わざわざ来てくれたんだね、ありがとう。」
ナディア「当ったり前だよ、新しいチームの門出でしょ?」
三杉(この二人は上手く続いているみたいだな…。
この分なら、どうやら僕の事は眼中にないみたいだし、席を外すとしよう。) スゥッ
先着で
★恋人同士の逢瀬は邪魔するもんじゃないよね→! card
と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。
《ハート》 ナディア「あ、そうだマーくん。 ミスギさんの事をフォローしてあげて欲しいんだけど。」
《それ以外》 特に何もなかったぜ。
《JOKER》 ???
426 :
森崎名無しさん
:2012/05/27(日) 23:41:46 ID:???
★恋人同士の逢瀬は邪魔するもんじゃないよね→
ダイヤ10
427 :
森崎名無しさん
:2012/05/27(日) 23:41:52 ID:???
★恋人同士の逢瀬は邪魔するもんじゃないよね→
スペードJ
428 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/05/28(月) 00:05:41 ID:???
> 恋人同士の逢瀬は邪魔するもんじゃないよね→ ダイヤ10
> 《それ以外》 特に何もなかったぜ。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
ナディア「イチャイチャ☆」
オジオ「ちょ、ちょっとナッちゃん…!」
三杉(はいはい、御馳走さまです。) スタコラサッサー
こうして三杉は気付かれないようにその場を離れる事に成功した。
ただ、本来ならばこの場においてモニカの提案が出される筈だった事を言わなくてはならない。
今日の三杉は決して調子の良いプレイではなく、むしろスランプ気味だったと言える。
それを明敏に察したモニカは、フィールドに立つ三杉の顔つきに色濃い疲労を感じ取っていた。
また目敏い事に、ヴィオラのベンチに監督らしき大人≠ェ存在していない事にも気付いたのだ。
(あと可愛いニャンコがいる事にも気付いていた。)
これらの状況からモニカは、今現在ヴィオラに監督が不在である事、三杉が監督の業務を担っている事、
そしてその業務が三杉にとって非常に重い負担になっていると推測したのである。
故にモニカは分析力・運営力に優れていそうなマルコ・オジオに対し、
三杉の負担が軽減されるよう協力を求める意図で控え室まで着いて来たのだ。
でなければ、目の前に立ってしまえば確実に心がざわめいてしまう相手…
まともに口も利けず、恥ずかしい姿を見せてしまうかも知れない相手…
即ち三杉と出会ってしまうリスクを押して、控え室まで来る勇気はモニカには無かった筈なのだ。
429 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/05/28(月) 00:11:10 ID:???
三杉(なにか貴公子的に悪い事しちゃったきがするな…)
モニカ(うえぇーん…ミスギさんのバカー……)
そんなこんなで三杉は控え室に戻り、宿舎に帰るべく着替えを済ませたのだった。 チャンチャン
ともかくとして、フロレンティア・ヴィオラはこれにて無事に船出を為し終えた事になる。
しかしてWトーナメント出場の道には直接繋がらない勝利に過ぎない事もまた事実。
三杉はこの後にタブリス・フィッツウォルタと再開し、希望の種を得る…
これは賢明なる読者には既に予想済みであろう。
しかしながらここでスポットは一瞬三杉から外れる。(ホントに一瞬です)
430 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/05/28(月) 00:12:11 ID:???
<日本・静岡県>
「そらっ、マークが甘い!」「やるな貴様!」「バカ!連携を考えろっていつも言ってるだろ!」
「そんなんじゃ冬は東邦に日本一を持ってかれるぞ!」「ちゃんとパスを繋げ!」「走れ走れ!!」
夏のインターハイを初優勝で終えた南葛高校サッカー部。
彼等はつい先日の栄光に溺れる事無く、冬の国体に向け、既に再スタートを切っていた。
岬(それも仕方が無い話だ、何しろ東邦は日向が欠場していたからね…)
山森(日向さんが居ないから俺達は優勝できた…それが今の評価なのは間違いない。
だからこの冬こそが本当の勝負なんだ。)
井沢(クソクソっ! 山森の奴このオレを差し置いてベストイレブンに選ばれやがって…調子に乗るなよ!)
来生(ヘヘン、俺様さえいれば南葛はぶっちぎりだぜ!! ちょろいね!!)
高杉(居なくなって初めて石崎の必要性が解るぜ…正直DFの粒が足りてねえ。)
それぞれが夏冬連覇という快挙に向けて思いを馳せている。
東邦の日向が謎の欠場をした夏のインターハイ…
そこでの優勝こそが彼等をこれまで以上に焦らせているのだろう。
431 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/05/28(月) 00:14:22 ID:???
だが、そんな部員達の思惑とは少々離れた所にいる人物がここに一人…
その人物の名は杉元 久美、南葛高校サッカー部のマネージャーである。
元々彼女は南葛中時代に大空翼に憧れてマネージャーとなった。
その翼は自分に全く振り向いてくれないままブラジルへと旅立ってしまった為…
正直言って以後彼女にはサッカー部のマネージャーを続ける理由はなかった。
だが現実として彼女は今以ってマネージャーを続けている、しかも中学高校と合わせて最早4年目。
何故彼女はサッカー部のマネージャーを続けたのだろうか?
先着で
★久美がマネージャーを続けた理由→! card
と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。
《ダイヤ》 サッカーの楽しさに真剣にハマったから。
《ハート》 頑張っている人達の助けになる事に対し、真剣に遣り甲斐を見出したから。
《スペード・クラブ》 一つ上の山森の事をちょっとイイなと思ってたから。
《クラブ5以下》 南葛のサッカー部に関わっていれば、将来性のある人物とお近づきになれるから。
《JOKER》 何故か中沢早苗の事を好きになっていたから…ライクではなくラヴの方な。
432 :
森崎名無しさん
:2012/05/28(月) 00:14:40 ID:???
★久美がマネージャーを続けた理由→
クラブK
433 :
森崎名無しさん
:2012/05/28(月) 00:14:49 ID:???
★久美がマネージャーを続けた理由→
ダイヤ4
434 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/05/28(月) 00:16:06 ID:???
本日はここまでと致します。
どうやら彼女はキャプ森本編と同じ歴史を歩んだようですね。
435 :
森崎名無しさん
:2012/05/28(月) 00:16:26 ID:???
おねいさんが黙ってないぜぇ…久美ちゃんオワタ
436 :
森崎名無しさん
:2012/05/28(月) 04:24:06 ID:???
フォローを頼みに来ていたのを潰してしまったのか……
試合中に過労で倒れて、10人で戦わねばならない……なんてことにならなきゃいいが
437 :
森崎名無しさん
:2012/05/28(月) 12:33:40 ID:???
中山さんの合流?
438 :
森崎名無しさん
:2012/05/28(月) 14:45:31 ID:???
>>436
スレ住人に貴公子がいればな……
439 :
森崎名無しさん
:2012/05/28(月) 22:41:36 ID:???
このスレだと南葛の監督は誰になるかな?
440 :
森崎名無しさん
:2012/05/28(月) 22:44:51 ID:???
たしか本スレと一緒だったはず
てかそれ以外でも高橋監督の他に監督候補いたっけ?
441 :
森崎名無しさん
:2012/05/28(月) 22:53:13 ID:???
当たりで食堂のおねいさん、外れで臭い選手潰し
大当たりで見上ご乱心監督が判定に出てた
442 :
森崎名無しさん
:2012/05/29(火) 01:00:27 ID:???
>>438
Sならスレ住人に何人もいるみたいだけどねェ…
443 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/05/29(火) 12:14:47 ID:???
>>435
塩田の姉御はげに恐ろしきやでぇ…
>>436
抜け道や救済は各所に落っこちています。
余程運が悪いか選択が拙いかしなければ、最悪の事態まで至らない…筈?
>>437
その辺りの幾つかのエピソードをばらまきに来ましたー
>>438
貴公子じゃなくても大丈夫なんですよ。
だって書いてるスレ主が貴公子じゃないですし。
私とシンクロ(ダブルス的な意味で)すればいいんだよーーー! (な、なんだってー!)
>>439-441
エピソード1の3スレ目でその辺の事が少し書かれておりますが、定年間近の老教師が顧問です。
あれを書いた当時、まさか南葛高校に勤めているお姉さんが塩田の姉御とは思わなかったのです。
正体に気がつかなかった故に判定から外してましたが、今思えば惜しい事をしました。
>>442
このサディストどもめ!!
444 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/05/29(火) 12:16:38 ID:???
> 久美がマネージャーを続けた理由→ クラブK
> 《スペード》 一つ上の山森の事をちょっとイイなと思ってたから。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
早苗「(そろそろ休憩の時間ね…)久美ちゃん、麦茶用意しに行ってくれる?」
久美「…………」
早苗「久美ちゃん? おーい。」
久美「えっ!? あっ、早苗先輩どうしました!?」
早苗「そろそろ休憩の時間だから麦茶の準備をお願いしたいなって。
こっちはゆかりと私でやっておくから。」
久美「あっ、はい!」 タタター
早苗「…………」
ゆかり「…久美ちゃん最近ボーっとしてる事が多くない?。」
早苗「何だか少し心ここに在らずって感じなのよね…何かあったのかしら?」
445 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/05/29(火) 12:18:46 ID:???
真夏の練習で大量に汗を流した部員達のため、麦茶を用意しに部室まで走る久美。
明るく元気いっぱいがトレードマークの筈の彼女だが、その足取りは明らかに重かった。
久美「良くないなぁ、こんなんじゃ…皆頑張ってるのに…」
久美自身にはこの足取りの重さの原因が判っている。
決して体調が悪いわけではない。
つい先日からメランコリーな気分に陥って抜け出せないでいるのだ。
ほんの些細な、他人から考えれば下らない理由なのかも知れない。
しかし今の久美にとっては健全な心を蝕む病巣になっている。
久美「でも私……(このままマネージャーを続けていていいのかな…………)」
独り言とはいえ、最後の部分は言葉に出来なかった。
万が一誰かに聞かれれば、それこそ大事のように心配される。
久美はそんな事を望んでいる訳ではない。
ついでに言えば、サッカー部のマネージャーを本気で辞めるつもりもない。
…と言うか、そんな無責任な事を出来る筈がなかった。
446 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/05/29(火) 12:19:50 ID:???
久美(早苗先輩もゆかり先輩も良くしてくれてる… 部員の皆も冬に向けて頑張ってる…
何より、仮に私が辞めたら来年から誰がマネージャーをやるっていうの?
新しく入ってくる子が居るとしても、指導出来る先輩が居ない環境じゃあ…)
そこまで考えて久美は首を大きく振った。
そして『そもそも、そんな事を考えてはダメ』と自らの思考を戒める。
…しかし、それが余計に彼女の心から余裕を奪っていた。
ループする思考、追いつめられる感情…
彼女がこのような状態になった原因の一旦には岬太郎が関わっていた。
※すみませんが一旦ここまで。
447 :
森崎名無しさん
:2012/05/30(水) 04:28:29 ID:???
乙でしたー!
448 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/05/30(水) 21:36:01 ID:???
>>447
乙感謝でしたーーーーーーー! 昨日からもうずっとビーフシチューが食べたい
=============================================
前述の通り、久美がサッカー部のマネージャーになった理由は大空翼である。
彼が道を歩けば優れ者ぞと町中騒ぎ、その噂を聞いた近所の婆さまも走ると言われていた。
さらにその後には大空翼伝説に尾ひれがつき、彼が歩けばフローラルの香りが漂い、
通り過ぎた足跡からは草木や花が咲き乱れ、首をはねると中から本体が出てきて
巨大化して森を滅ぼしアシタカを追いつめるとまで言われたがそれはまた別の話である。
ええと…そうそう、杉本久美は翼先輩の恋人になると意気込んでマネージャーになったのだ。
そのアプローチはなかなかに熱心であり、周囲に彼女自身を早熟であると思わせたのだが…
実際の所、久美は素敵な恋に夢見ていただけの子供であった。
翼がサッカー(と森崎への反感)ばかりに夢中である事を知ると、サッサと短期決戦を諦め…
長期戦と意気込んでいたのも僅かな期間、ライバルと目していた早苗と仲良しになり、
女子組で楽しくマネージャー業に励む事を優先していたのである。
ハッキリと言ってしまえば、久美は翼の事などたいして好きではなかった。
子供がミーハー心から抱いた憧れ感情でしかなく、周囲の人々と楽しく過ごす事の方が余程大事だった。
449 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/05/30(水) 21:37:07 ID:???
だが彼女の奥底の恋に憧れる気持ちは失われておらず、むしろ成長と共に大きくなるのは道理。
翼や森崎が卒業した翌年、南葛は山森がキャプテンに就任、マネージャーは久美ただ一人となった。
元々山森は2年の時点で全国大会に起用され、あまつさえ国内選抜に抜擢される程のテクニシャン。
またキャプテンとマネージャーという関係性ゆえ、必然的に二人の接触は格段に増加…
久美が山森の事をちょっとイイなと思い始めるまで、そう時間は必要としなかったのだ。
またこの時点で山森も久美の事を憎からず思っており…
もしも山森が久美に対して積極的にアプローチしていれば、二人は交際していた筈である。
幾ばくかの犠牲を必要としたかも知れないが#男美女カップルが成立していた筈なのだ。
…ただ、当時の山森は久美が翼に恋心を抱いていた事を察していた。
それが彼を遠慮させ…いや、大空翼には敵わないと無意識に臆病風を吹かせた。
本質的に積極的(と言うより好奇心が強い)久美が山森に対する態度を変えた始めた時…
他のサッカー部員達がまだ気付かぬほどの変化に過ぎなかった時、それを鋭敏に嗅ぎ当てた人物が居た。
…そこから久美の受難が始まった。
450 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/05/30(水) 21:39:32 ID:???
久美の受難…それは予告も無く突然に始まった。
イタズラと思しき怪文書に始まり、登下校や部活の際に感じる視線。
何かがおかしいと…久美が身辺の異常について対策を考え始めた頃には既に遅かった。
加速度的に激化する異変。 家の前に生ゴミが頻繁に捨てられるようになり、中傷の貼り紙がされるようになった。
明らかに誰かにつけられている登下校…街を歩いていて突然誰かに水をかけられた事もある。
久美の心身が疲弊してノイローゼになった頃、異変の原因が遂に明らかになる。
『 山 森 正 吾 に 近 づ く な 』
新聞紙の切り抜きによる文字で作られた、シンプルにて明確な要求書。
一般的には脅迫状と呼ばれる物だが、この書面にはさもなくば≠ェ書かれていなかった。
その事が久美の不安を煽り、想像を掻き立て…恋心という物に対してトラウマを刻み込んだのだった。
幸いにして間もなく山森は南葛中を卒業し、久美には久方ぶりの平穏が訪れた。
しかし平穏なる中学の3年目において、彼女が恋愛を考える事が一片すら無かったのは言うまでもない。
※またもや一旦ここまでです。
451 :
森崎名無しさん
:2012/05/30(水) 21:49:23 ID:???
>>448
アナカンさんには料理のうまいお嫁さんがいるじゃないか
452 :
森崎名無しさん
:2012/05/30(水) 22:38:16 ID:???
食堂のおねいさんひでえw
453 :
森崎名無しさん
:2012/05/30(水) 22:48:31 ID:???
これわ怖い
454 :
森崎名無しさん
:2012/05/30(水) 23:34:51 ID:???
このスレ、スタンドとか普通にあるから
おねいさんの超能力も何かのスタンドだったりしてw
455 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/06/01(金) 21:56:07 ID:???
>>451
ディスプレイの中に入るのってなかなか大変なんです。
ぶっちゃけあまり会えません…
>>452-453
この物語はフィクションです。
キャプテン森崎との相関性については一切不明となっております。
>>454
この物語はアラーキーでアナーキーなフィクションです。
456 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/06/01(金) 21:58:20 ID:???
恋愛に関する恐ろしい経験を経た久美であったが、それが彼女の性格を大きく変えるには至らなかった。
何故ならば久美は結果的に多くの人間に頼られ、好かれる人物像に成長していたからだ。
翼、森崎を擁した全国大会V3当時とは比べるべくもないが、南葛中は尚も県で屈指のサッカー部であり…
そのような強豪のマネージャーとして、3年間経験を積んだ久美は周囲に頼られる存在にまでなった。
また月日を重ねると共に容姿も洗練化されていったにもかかわらず、男を基本的に避け、同性との関係を
大事にする久美の態度が多くの人間に好まれたのは説明の必要もないだろう。
こうして他者に好かれ、多くの笑顔を向けられ続けた彼女の心は暗鬱とならずに済んだのである。
ただし周囲の友人達が次々と恋人を作っていく様、それ故に増してゆく恋話には内心複雑な思いであった。
更に翌年、久美は公立の南葛高校へと進学した。
南葛高校へは中沢早苗や石崎了、山森正吾など良く知る先輩が多く在学しており…
やはりと言うべきか、久美はサッカー部へ所属し、再びマネージャーに就任する事となった。
平穏な一年間のインターバルが彼女の心に刻み込まれたトラウマをある程度薄め…
そして山森には未だ恋人と呼べる存在が出来ていな事もすぐに判った。
この事がきっかけとなり、久美は再び恋愛を考えても良いのではと思い始める。
しかし…そんな心境もホンの束の間でしかなかった。
457 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/06/01(金) 22:00:51 ID:???
ある日、校内を歩いていた彼女は冷ややかな視線を感じ取る。
それは忘れもしない、一年間音沙汰がなかったが間違えようもない…
久美が日常に怯え、恐怖した時期によく感じた視線と全く同一であった。
刻み込まれた恐怖がフラッシュバックする…。
歪に貼り付けられた新聞紙による文字列、『山森正吾に近づくな』が映った。
目の前がチカチカし、久美は思わずその場にヘタヘタと座り込むしかなかった。
背中にジットリと冷たい汗を感じていたが、それよりも余程視線に@竄スさを感じていた。
その瞬間、久美にとって山森正吾という存在自体が恐怖へと変貌した。
自分が山森正吾を異性として意識すると、この恐怖は自分の背中を叩いてくるのだと。
故に、入学から1カ月が経過したあの日…
その山森に屋上へ呼び出された時も久美の心は嫌な予感で満たされていた。
山森がなかなか喋り出さないでいる間も、早くその場を離れたい気持ちでいっぱいだった。
そして…
久美にとって死の宣告にも思える山森の照れ臭そうな言葉を聞かされた時…
彼女は必死に保っていた平静をかなぐり捨て、絶叫のように言葉を返信していた。
『そんなつもりはなかった、許して下さい』とだけ言ってその場を逃げた。
それは山森に対して言った言葉だったのか、それとも別の誰かに言った言葉だったのか…
久美には一生知る事がないと思われた。
今度こそ久美は『一生恋なんてしない』と誓ったのだから。
458 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/06/01(金) 22:02:30 ID:???
高校一年生にして恋をしないと誓った久美。
彼女にとって恋とは恐怖、僅かでも素敵だと思う異性を彼女は徹底して避けた。
夏休みに入る頃には、久美は男嫌いの美少女として学年…いや校内中に認知されていた。
そして夏のインターハイ。
中学時代と違い、南葛高校サッカー部はこの世代で一度も優勝をしていなかったが…
それでも岬太郎をキャプテンとして当然のようにインターハイへ出場する強豪であった。
久美にとっては久し振りの全国の舞台であり、自らを必要とするマネージャー業へ躍起になった。
結果、彼女のサポートも一定の甲斐あって(日向の不在が最大要因だが)南葛高校は優勝を果たす。
久美はこの優勝を殊の他喜んだ。
幸せを噛み締めたと言って良いだろう。
恋を避ける彼女にとって、マネージャーとしての仕事の成功は残された数少ない喜びだったのだ。
しかしその喜びに水を注される事件が起こった。
言うまでもない、岬太郎の恋人発覚である。
事もあろうに岬は部員に内緒で中学生の美少女と交際していたのだ。
459 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/06/01(金) 22:04:58 ID:???
美形で人当たりの良い、それでいて控え目な岬太郎が誰かと交際している噂はなかった。
誰が接しても嫌悪感を抱くとは思えない、恋人が居たとしても何ら不思議のない岬がである。
久美はその理由を『岬はサッカーに打ち込んでいるから』と考えていた。
打ち込める物があれば、恋などしなくても人は幸せになれると考えていたのだ。
それは自分がマネージャー業に打ち込む事で幸せになれると信じたかった彼女のいじましさだった。
しかし目の前で見せつけられた熱い抱擁、幸せそうなJCの表情。
『このJCと自分と一体何が違っているのだろう…?』
久美は純粋に悔しかった、妬ましかった、パルパルだった。
このJCだけではない、同じように容姿に恵まれ気立ても良い中沢早苗にも大空翼がいる。
何かに打ち込んでいる人間であっても、シッカリやる事はやっているのである。
やはり普通に恋が出来る方が幸せなんだと思い知らされた気分だった。
けれど久美はそれ以上惨めになりたくなくて『応援するわ、貴女は今後顔パスよ』とまで言ってしまった。
…ここまでが、久美がいま抱えているメランコなんたらの原因である。
460 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/06/01(金) 22:06:34 ID:???
『岬先輩に恋人がいたの。』
『あれ、あんた岬先輩のこと好きだったの?』
『ううん、別に。』
『ならどうして辛い気持ちになんかなるの? 岬先輩の事好きだったんでしょ?』
『そうじゃないのよ…。』
『ならラブラブっぷりに当てられたのね、誰か紹介しようか?』
『…もういいわ。』
他者が聞いても意味の解らない、久美の態度は下らないへそ曲がりに映るであろう。
当然である、彼女の気持ちを理解する事など並大抵では無理だ。
彼女にも自分の心の深すぎる部分に触れる事など出来ないのに、誰がそれを出来ると言うのだろう。
直接的なストレスにも歪まなかった久美の心が、少しずつ歪を帯び始めた…
そんな八月の日。
まだ真夏だった。
ひたすら暑い猛暑日だった。
中山政男が南葛に姿を現したのは。
461 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/06/01(金) 22:08:09 ID:???
さて、一旦ここまでとなります。
今週末の更新がおそらく不可能ですのでアンケートを取りたく思います。
アンケートの議題はなん雑スレで話題に出ているToToについてです。
浸透するかどうか私にはまだ見えませんが、
一先ずこのスレがテストケースになってみても良いかなと考えています。
しかし私一人がそう考えているだけで無意味ですので、皆様のご意見を御伺いしたいのです。
462 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/06/01(金) 22:10:09 ID:???
基本ルール
[試合前]
1.参加者に捨てコテハンでスコア予想を出して(クジを購入して)貰う。(最大で5人(5通り)被りは認められない)
[試合後]
2.! num による判定でクジのスコア予想のいずれが採用されるか(即ちクジの当選)を決定
3.クジの当たった方には贔屓キャラへの商品プレゼント権発行、名乗り出がなければ無効。
(敵キャラもOK、ただし贔屓キャラが現時点で強い程、相対的にプレゼントの価値は下がらざるを得ない。)
4.さらにそのスコア予想が試合結果にピタリと当たれば覚醒ポイント5Pと貴公子ポイント or 任意の2キャラ同士の好感度上昇。
5.クジ一つの当選確率は20%だが、5通り出されれば必ず一つは当たる。
6.スコアを当てる為に意図的なミス選択が選ばれる場合、八百長行為として貴公子ポイント減少。
7.スコアを当てる為に効率重視運用が過剰な場合、仲間に不信感が生じて好感度減少。(この辺りは通常運行。)
[特徴]
・スコアのどれを狙えば良いかは参加者には(スレ主にも)最後まで判らない。
・スコアを当てる事に対し明ら様に必死だと、逆にデメリットが生じる可能性がある。
・というかToTo自体が副次的な要素で、実質的にはプレゼント抽選となっています。
463 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/06/01(金) 22:11:28 ID:???
☆以上のルールで、次の試合にToToを実施しても良いかどうか…
A このルールで実施しても良い
B ToTo実施反対
C ルールにツッコミ(対案があればうれしいです)
D 正直どうでもよい
6/2 0:00 から 6/3 23:59 までアンケート実施です。
今回はメル欄空白でIDを出していただきたいです。
過半数とか賛成が一定数に達するとかで決行するつもりはありません。
決行の基準については期間終了まで明言するつもりはありません。
他の質問は私が顔出す事が出来れば答えます。
またこのスレとは関係なくToToについて議論したい方は大歓迎です多分。
興味ある方はぜひなん雑スレへどうぞ。
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1326001465/l50
464 :
森崎名無しさん
:2012/06/01(金) 22:12:03 ID:N23E2lb6
A
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