キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【混迷からの】Another-CU_3【脱出】
1 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/05/11(金) 23:52:06 ID:Fso5omGs
この物語はフィクションです。
史実や実在の人物を連想する場面があるとしても、この物語とは関係がありません。
風土、名称については文献を参考としていますが、想像のウェイトも大きく、事実と異なります。
そして……この物語は キャプテン森崎のアナザーストーリーであり…
とある貴公子と仲間達の サッカーに賭けた青春を描くストーリーです。
恋愛は二の次に、サッカーに命を削って頑張る彼等を応援して下さい。
あとスレ主と岡山姉のことも応えn(ry
2 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/05/11(金) 23:53:29 ID:???
このスレはガラスの貴公子こと三杉淳がキャプテン森崎とは違う可能性を生きる物語です。
キャプ森本編とは、フランス国際で全日本Jrが優勝し、森崎と翼がブラジルに旅立った展開まで基本共通。
ストーリーは読者による選択肢の投票、カードなどの判定結果によって変化しながら進行します。
※ この物語の半分はスレ主の偏見で出来ております。
※ この物語はキャプテン森崎のアナザーストーリーですが、パラレルワールドかも知れません。
※ ストーリーはキャプテン翼5〜覇者の称号カンピオーネ〜を参考に、オリジナルで展開します。
※ この世界にはWユースという大会は存在しません、御注意ください。
※ 各キャラクターのイメージが変わる事を望まない方の閲覧は、自己責任でお願いします。
※ 各キャラクターの血縁関係・人間関係・性格設定・職業等はこのスレ独自のものです。
※ ストーリーの都合上、世代の違うキャラが同年代として現れる事がありますが、予め御了承下さい。
※ 同様に、チームメンバーや必殺技が原作、ゲーム、本スレとも異なる物になる場合があります。
※ 風土、名称、知識に誤りのある可能性がありますが、温かく御指摘頂きますとありがたいです。
※ サッカー以外の要素は予定されておりませんでした。(過去形)
3 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/05/11(金) 23:54:40 ID:???
【あらすじ】
ガラスの天才、三杉淳…彼は伝説のコーチ・ジョアンの導きで心臓病を完治させ、イタリアへと渡っていた。
似た境遇、訳有りな境遇の仲間達と共に二年間の修練を経て、公式のカップ戦に出場、優勝を遂げる。
激闘の中で三杉は自らの夢・目標を明確に見出し、またその通過点としてフィオとのトップ契約も勝ち取った。
しかし絶頂はそこまでであった。 戦術の師でもある監督が病床に臥せ、技術の師・ジョアンもチームを去り…
果てにフィオレンティーナというチーム自体が経営難により消滅してしまったのである。
その後、フィオレンティーナは、フロレンティア・ヴィオラと名を変えセリエC2からの再出発となった。
イタリア(U19)で頂点を掴んだとは言え、今の三杉達はたかだかプロ4部の選手に過ぎない…
改めてWトーナメントの出場資格を得るにはFIFAのお墨付きが必要であり、当然実力証明を求められる。
しかしその為にトレイゼが用意していた遠征試合の相手チーム…バルサ、マンU、ハンブルガーらからは
軒並み黙殺されるという現状に置かれた。
そんな日々の中、新たなコーチを迎えて鍛錬に励む三杉らにテストマッチのオファーが訪れた。
相手はACミラン・プリマヴェーラ…かつての仲間であるバンビーノやアンドレア・ファルコーニが立ちはだかる。
今日まで多くの精神負担に晒されてきた中、実質チームの監督役も担う三杉…。
その三杉がこの試合で迷走…ミスを多発し、絶好の得点機をも潰す場面が見られる事となった。
しかし時間をかけて築いてきた信頼は柔(やわ)ではなく、仲間達が三杉をフォローする姿が見られた。
その結果、前半を終えて2−0のスコアでヴィオラがリード…しかしラムカーネの体力も削られてしまう展開。
後半は守備にポッカリ穴が空いていると同し状況に、プレッシャーのなか敵の猛攻に耐えるヴィオラ。
何とか守り切った直後のカウンターアタックでチャンスとなったその時、新田が新たな扉を開こうとしていた。
4 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/05/11(金) 23:56:16 ID:???
【前スレ】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1332349224/l50
【それ以前の過去ログや攻略の指針など】
http://www32.atwiki.jp/morosaki/pages/80.html
【関連スレの過去ログ】
http://www32.atwiki.jp/morosaki/pages/64.html
5 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/05/11(金) 23:57:23 ID:???
【主な登場人物】
〜フロレンティア・ヴィオラの選手達〜
☆三杉 淳
本編の主人公で現在はフロレンティア・ヴィオラに所属、トップのリザーブチームで中心選手を担っている。
プリマヴェーラでの激闘を経て、日本サッカーの未来を切り拓く道を歩む黄金の精神に目覚めた。
その後カンピオーネ戦にて力不足を痛感、その夢の途方も無さに一旦は心折られてしまう…。
しかし一度輝いた魂は砕け散る事は無く、再び夢に向けて歩き出そうとしている。
覚醒P:15 貴公子P:96 最大ガッツ:890
ドリ:69、パス:69、シュ:67、タッ:68、パスカ:69、ブロ:63
トラップ:66、クリア:65、せりあい:64、高い球:3、低い球:2
ドリブル技[5、3、2、−/芸術的、華麗な、やや華麗な]
パス技[3、3、−、−/バックスピン×2]
シュート技[UKボレー/+4、1/2でDF-2付与、消費150][ドライブシュート/+6吹飛4、消費200]
浮き球(攻)[ハイパーオーバーヘッド/高シュ+4、消費250、OHポスト/高パス+2、消費80]
タックル技[3、2、−、−/クリップ、ディレイド]
パスカット技[2、−、−、−/スプリット]
浮き球(守)[OHクリア/高クリア+1、消費80]
スキル[地上ポストプレイ+1][頭脳的なドリブルLV1(ドリブル勝利時1/2で次行動+1)]
[レジスタLV1/特定条件で味方に+補正)]、[異能生存体/怪我無効、偶発的な死を回避]
[ガッツペナ軽減Lv0/????]、[逆境に強い/ピンチの際、判定で炎の三杉モードになる]
作戦[ファストブレイク/ボールを奪われるまで全選手の行動+2、1試合中1回のみ]
[オフサイドトラップ/三杉の位置により、バイタルエリアへの縦パスを牽制、特定条件で防止判定が発生]
低シュートフラグE、トラップフラグJ、特殊フラグ
6 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/05/11(金) 23:59:23 ID:???
☆シンプラサート・ブンナーク (LV40)
鋼鉄の肉体と豆腐メンタルを併せ持つムエタイサッカー選手…何を言っているか分からないと思うが(ry
自陣だろうが敵陣だろうが、ゴール前に立たせれば敵チームにとって脅威と成り得る存在。
敵として三杉と闘いたいと思う日もあったが、結局は今も共に歩む道を進んでいる。
絶対的なゴールゲッターとして君臨するという当初の目標が既に達成されつつある怪物。
ドリブル技[3、3、2、、−/ムエタイアタック(吹飛2)、ごういん(吹飛4)×2]
シュート技[アトミックショット/+6吹飛3、消費200]
浮き球(攻)[ブンナークキャノン/高シュ+4吹飛2、消費220][ハイパワーポスト/高パス+2、消費100]
タックル技[3、3、−、−/ムエタイディフェンス(吹飛2)×2]
ブロック技[4、−、−、−/サンド(消費150)]
Secret[ブンナークキャリバー/高シュ+6吹飛2、消費270]※味方が必殺シュートを3連続で止められると使用可
スキル[ガッツペナ軽減Lv0/????]
特殊シュートフラグ、パスフラグA
☆新田 瞬 (LV39)
世界に通じるFWを目指し、今日も羽ばたくフィレンツェの隼。
ジョアンからボールタッチ技術を学び、かつて俊足だけしか武器を持っていなかった頃とは大変身を遂げた。
シャドウストライカーとしては完成に近付き、今度は原初の夢でもあるストライカーへ夢を馳せる。
成長の階段を3段跳び…いや滑空で急上昇してゆく彼を誰も止められない。
ドリブル技[4、4、−、−/芸術的、高速(発展フラグF)]
シュート技[隼シュート/+4、消費150][ファルコンクロウ/+7、消費220]
浮き球(攻)[隼ボレー/低シュ+2、消費200]※1/2でNRV隼シュートに特別変化
[ノートラップランニングボレー隼シュート/低シュ+4、消費250]※敵クリアを条件でキャンセル
タックル技[2、2、−、−/隼×2]
1対1シュート[時間差ファルコン/近シュ+6]消費200
スキル[ガッツペナ軽減Lv0/????]
パスカットフラグD、シュートフラグB(覚醒率上昇中)、特殊シュートフラグ、特殊フラグ
7 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/05/12(土) 00:01:38 ID:???
☆ジャン=マリー・ラムカーネ (LV??)
人智を超える反射神経、瞬発力を持つGK。前半はほぼ無敵だが、スタミナ不足(建前)で後半は無力。
実はベルギーの反政府組織により戦闘マシーンとして育て上げられた過去を持ち、頭の中にはZEROシステム
という未来予測システムを植え付けられている。 しかし漆黒の意志を求めるデヤンとの対決、更には砂漠の
心を聴くオワイランの存在などが、ラムカーネのメンタルに少しずつ変化を与えようとしていた。
セービング技[シャドーシールド/キャッチ+10、消費300]
スキル[ZEROシステム/前半全行動+5だが…]、[1対1補正+3]、[ガッツペナ軽減Lv0/????]
フラグA[???]
ZEROシステム(前半の行動回数で分岐)
※0回:前半+5、後半10分まで±0、20分まで-3、30分まで-5、ラストまで-7
※1回:前半+5、後半5分まで±0、15分まで-3、30分まで-5、ラストまで-10
※2回:前半+5、後半5分まで-! dice/2、20分まで-! dice、30分まで-6、ラストまで-10
※3回:前半+5、後半5分まで-! dice、30分まで-6、ラストまで-10
☆アルフレッド・ミュラー (LV37)
元アメフト選手で紳士的な少年。体格は決して恵まれていないが、判断力に優れた柔のDF。
チェスをアイデアにした技を幾つか発案、他人の協力で補正を得るダニッシュ・ギャンビット等が得意。
『ブロックは根性』が信条であり泥臭い所もあるが、三杉の貴公子仲間でもある。
ここにきてフィードの精確性が彼の活躍の場を広げつつある。
パス技[パンツァーフィード/長パス+2吹飛4、消費80]
浮き球(守)[キャスリング/高クリア+2、消費100]※Kで敵のバランスを崩す(敵行動-2付与)
[ダニッシュギャンビット/クリア+2〜4、消費100〜150]※味方クリア人数で変化
ブロック技「4、−、−、−/ラインズスピリッツ(消費150)]
スキル[ガッツペナ軽減Lv0/????]
8 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/05/12(土) 00:02:49 ID:???
☆マルコ・オジオ (LV37)
小柄な選手で身体能力は大きく劣るが、分析力が高くボールコントロールや目も優れたMF。
ローマの10番であるフィッツウォルタをライバル視していたが、彼との対決を機に才能の一部が開花した。
プレイスタイルはほぼ定まったが、守備が軽い事が今後の課題になりそう。
ACミランのトップチームで活躍するヨハン・ニスケンスに、判断が見事だと注目された。
ドリブル技[3、−、−、−/ジャグリングターン]
パス技[4、4、4、−/センチメートル(消費100)×3]
カット技[1、−、−、−/鋭い]
タックル技[1、−、−、−/鋭い]
スキル[地上ポストプレイ+1][マーク+1][深視力/クリアボール後の競り合い+2]
[解析LV2/後半全能力+1、カードがJ以上で相手の必殺技無効(同等の補正が付与)]
[データサッカーキャンセラー/データサッカーによるペナを無効化]
[ガッツペナ軽減Lv0/????]
タックルフラグA、ドリブルフラグB、特殊フラグ、フラグZ
☆イヴァン・スペルマン (LV37)
サッカーの技術は未熟だが、身体能力に高い素養を持つDF。
以前イタリアのクラブチームに所属していたが、解雇されてチンピラ紛いの事をしていた経歴を持つ。
そのクラブチームに所属する以前…母国での彼を知る者は、今のところチーム内に誰も居ない。
シーザーによると、どうやら正しい身体の使い方を知っているらしい。
以前にやっていた他のスポーツが影響しているとのことだが…?
タックル技[−、−、−、3/チンピラ殺法(クラブ発動、吹飛3、敵もクラブで反則確定)]
浮き球(守)[アンカークラッシュ/低クリ+2、消費80]
スキル[ガッツペナ軽減Lv0/????]
9 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/05/12(土) 00:03:50 ID:???
☆ヴェネチアーノ・レントゥルス (LV38)
幼い頃にオーストリアの貴族のもとに雑用係として売られた経歴をもつ。
姓は違うがダラピッコラとは血の繋がった兄弟であり、息の合ったパスワークを展開できる。
北イタリア男子のヘタレっぷりを象徴するかのようなヘタレ。 でも何故かいい感じの活躍をしちゃう。
ワンツー技[息の合ったワンツー/+2、消費150、要ダラピッコラ]
タックル技[2、2、−、−/シッポ・ディ・ベニス×2]
パスカット技[2、−、−、−/ホワイトフラッグ]
マーク技[チャオ・ベッラ/+2、消費100]
スキル[マーク+1][ヘタレーダー/フォロー率アップ、無意識に守備の死活点を押さえている]
[ガッツペナ軽減Lv0/????]
☆ロマーノ・ダラピッコラ (LV37)
幼い頃にスペインのマフィアの元に売られた経歴を持つレントゥルスの実兄。
タックル能力がチームで1,2位を争い、しかもまだ伸び代を残す逸材。
さらに他の分野でも才能の種が撒かれており、全て回収されたらレクイエムが発動しそう。
あとダラピの作るパスタ料理は父親譲りで絶品らしい。
ワンツー技[息の合ったワンツー/+2、消費150、要レントゥルス]
タックル技[3、2、−、−/セックス・ピストルズ(吹飛4)、エアロ・スミス]
パスカット技[2、−、−、−/パープル・ヘイズ]
スキル[タックル+2]、[ガッツペナ軽減Lv0/????]
ブロックフラグA、タックルフラグB、パスフラグD
10 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/05/12(土) 00:05:01 ID:???
☆ミハエル・ドノヴァン (LV37)
元ユーベのドリブラー&ゲームメイカーで実はジョアンの弟子でもあった。 そのドリブルはかつて
悪魔の小鳥≠ニ揶揄されたガリンシャのよろめくドリブルと同一であったが、膝関節に多大な負担を
強いる物でもあった。 結果、プリマヴェーラ大会に負担が爆発…リタイヤとなり、大会での決勝トーナ
メント1回戦敗退の戦犯にされてユヴェントスから解雇宣告を受ける事となった。
失意のリハビリ生活のなかBJの計らいで三杉と再会、その熱意ある勧誘によりヴィオラへと入団する。
現在はシーザーの指示で別メニューを課せられている。
ドリブル技[2、2、−、−/ローズダンサー×2]
トラップ技[ローズトラップ/+2、消費80]
タックル技[2、2、−、−/ローズスティール×2]
スキル[ガッツペナ軽減Lv0/????]
ワンツーフラグ(with三杉)
☆マーク・オワイラン (LV36)
フィオレンティーナに入団を希望してフィレンツェに訪れてい少年。 実力はプリマヴェーラ内で並、
クラブチームに所属した経験も無いらしい。 しかしセンスもやる気も十分なのは間違いない。
この度、入団した事がフロントからの発表で明らかになった。 色々と謎なところの多いメンバー。
ドリブル技[2、2、−、−/未完成前転フェイント]
1対1シュート[アラビアンナイト/近シュ+5、消費160]
タックル技[4、2、2、−/クロスクラッシャー、ショーテル×2]
浮き球(守)[OHクリア/高クリア+1、消費80]
ブロック技[4、4、−、−/ハイボレー(消費100)、ダイビング(消費150)]
スキル[ガッツペナ軽減Lv0/????]
各種フラグ(詳細は秘密)
11 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/05/12(土) 00:06:15 ID:???
〜ライバル達〜
[ミラン]
☆ジョバンニ・マンフレディーニ(バンビーノ)
Jrユースでアズーリの10番を背負う筈だった少年。
しかし(事故ではあるが)親友に大怪我を負わされ、カルチョを諦めかけた所をジョアンに拾われた。
2年後、三杉らと共にフィオレンティーナの一員として返り咲き、その名を再び知らしめる。
だがWトーナメントはイタリア代表として闘う事を望み、フィオとトップ契約せずに立ち去った…
その後、イタリアサッカー協会にストラットの現状を告げ、彼のカルチョ界への復帰を働き掛けると
共に、自身は古巣ミランの入団テストを受け、これに合格した。
☆デヤン・プロシネツキ
ドリブルではバンビーノに劣り、パスではファルコーニに劣ると自認するテクニシャン。
現在戦火にあると言われるユーゴスラビア出身選手。 2秒先の風景が視える時がある=cと言っており、
3秒先を視る力を持つファンタジスタと比べ、自分が未熟であると三杉に話した。
ド パ シ タ カ ブ ト ク 競 合計 高/低
68 68 68 67 67 65 67 66 67 603 2/3
コルト1874(3/4でドリブル+2)
5歩股抜き(1対1シュート+5)160消費
スキル・フェア(反則判定無効)
スキル・マンダム(カードがAで+2未満の結果を全判定について一度だけ引き直し)
ロードアゲイン(FK専用、シュート+6とマンダム自動発動、入らなかったら撃つのをやめる)250消費
12 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/05/12(土) 00:07:24 ID:???
☆アンドレア・ファルコーニ
ファルコ・ダル・ジェント(銀の隼)の異名を取るミラン次代のレジスタ。
第二回フランス国際Jrユースでアズーリを優勝させた立役者でもある。
バンビーノ曰く『純粋にレジスタとしての力は三杉よりも上』とのこと。
彼もこの試合で急成長を遂げている選手の一人、ヒールだけでボールコントロールをやってのけた。
☆ピエトロ・バルタリ
巧みなドリブルテクニックを持つ自信家だが中二病で傲慢なメンタル。
ピエトロ大聖堂みたいに雄大で厳かに育ってほしかったんだけどなあ。
☆ロデオ・ストラーロ
弱かったメンタルを克服し、リタイアする運命に勝利した奇跡の少年。
玄人受けするプレイスタイルらしく、多分引き出しが多い。 マンマ(母さん)の為に頑張ります。
☆ディノ・シルベストリ
絵に描いたようなハードワーカー・ボランチ。 仲間のピンチに駆けつけては泥臭いプレイ無双。
気の良い少年で、周囲からの信頼も厚いぞ。
☆アントニオ・ダンテ
世界トップレベルには足りないが、身体能力も反応も高いレベルのGK。
合言葉は「ダッシャアァァァッ!!」とか「ッシャー、ンナロー!!」。
☆マッシモ・ディ・サントス
ヘディングやポストプレイが得意なテンプレ長身FW。
13 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/05/12(土) 00:08:25 ID:???
[サンパウロ]
☆大空 翼
日本が生んだ世界に誇るサッカー小僧…という形で宣伝されている期待の星。
ブラジルにて環境に恵まれたか、キャプ森本編の同時期と比べてやさぐれ度は低く…
むしろバンビーノに名キャプテンと思わせる程に安定している。
☆チェザーレ・ストラット
バンビーノに引退寸前の大怪我を負わせて責任も取らず、当時付き合ってた女を一方的に捨て、
逃げに逃げた果てのブラジル・サンパウロにおいてサッカーに縋っている少年。
しかしブラジルに訪問してきたバンビーノと実力を見せ合い、憎しみや後悔を空へ融かす事が出来た。
ちなみにシュート力に関しては他の追随を許さぬ程度の能力を持つ。
☆石崎 了
小学生時代からの翼の親友兼チームメイト。 現在は日本サッカー協会の奨めでサンパウロに留学中。
当然ながら彼の実力に依るものでなく、メンタルに不安のあった翼への鎮静剤として送り込まれたのが実情。
ただし彼自身の翼への友情は本物であり、またひたむきさがチーム内に受け入れられつつある。
☆ジョゼ・ロドリゴ・タハマタ(ペペ)
サンパウロのシャドーストライカー。 ブラジル人特有の柔らかい足首とアウトサイドを利用した
南米式のドリブルを得意とする他、ダイレクトシュートも侮れない威力を持つ。
病みかけの頃の翼に対しても積極的に交流を図った所から、間違いなく気の好い少年と思われる。
14 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/05/12(土) 00:09:32 ID:???
☆エセキエル・バビントン
巧みなドリブルと正確なパスが武器のMF。 長髪色白なイケメンで女性の視線を惹き付ける。
ただし直接的な交際は持たずにラッキースケベ的な状況を好む…その理由は不明。
☆マウリシオ・セザール・レイス・ペレイラ
年齢は一つ下だが、それを感じさせない伏兵テクニシャン。 特に独特なフォームで放たれるシュートは
ほとんど回転せず、GKの手前でぶれる厄介な代物。 二重人格が疑われる程のツンデレでもある。
☆ワグネル・ソアレス・アマラウ
にっくきコンドルクリア。
「フン! くだらんなあ〜〜 一対一の決闘なんてなあ〜〜〜〜っ。
このアマラウの目的はあくまでもコンドルクリア! あくまでも究極クリア生物になること!!
ツバサのようなファンタジスタになるつもりもなければ、ロマンチストでもない……
どんな手をつかおうが……最終的に…ヘディングに勝てばよかろうなのだァァァァッ!!」
☆マグノ・ヴィエイラ・ディ・オリベイラ(ドトール)
ゆるしがたきコブラタックル。
「私は常に『心の平穏』を願って生きてる人間。
『勝ち負け』にこだわったり、頭をかかえるような『ドリブル』とか、夜も眠れなくなる『シュート』を
撃たせない…というのが私のサッカーに対する姿勢であり、それが自分の幸福だという事を知っている…
もっとも、撃たせたとしても私は負けんがね。」
☆レナート
御利益のある有り難〜いキリストのレプリカ石像。 ポストよりはマシ(ストラット談)
15 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/05/12(土) 00:14:10 ID:???
[カンピオーネ]
☆タブリス・フィッツウォルタ
フィオレンティーナと幾度か激闘を繰り広げたデータサッカーの申し子。
一選手としてオールAを体現すべく、攻撃・守備共に非常に高い実力を備えている。
実質としてジョアンの思想が失われた現在のカンピオーネを変えるべく、密かに奮闘している。
現在はスタンドでヴィオラvsミランの試合を観戦中、隣の人と精神的にリンクしつつある。
☆アルシオン
ジョアンを信じる事をやめ、取り巻く世界に絶望した最強プレイヤー…真の才能はシュートではないらしい。
遠征試合の最終戦で2度のパスミスを犯した。 フィッツウォルタ曰く『意外過ぎる』だそうである。
☆ナムリスさん
ヒドラ(笑)
☆トーマス・ヘルマー
死ぬぜぇ…オレの姿を見た奴はみんな死んじまうぞぉ…?
ドイツ軍 特殊機密機関のエージェントだったかも知れない。
16 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/05/12(土) 00:15:14 ID:???
〜登場するかもな選手〜
☆アルミ箔の両腕
マモノさんが召喚するかも知れない異次元生物。 又の名を仮面の忍者ブル影と云う。
☆リュストゥ・ヤベッチュ
トルコNo.1GK…と書くと凄いのかどうか判らなくなるが、かなりの実力者。
現在はニートだが、持ち前の明るい脱力感で草サッカーに参加しようとしている。
☆マルコ・チェリーブロッサム・ピーチ・チャイルド
元イタリアJrユース代表MF。 あだ名はチビマルコ。
☆ブルー・スプリング・スクールな方々
油断せず行こう。
☆アイス・エンペラーズの方々
オレ様の美技に酔いな。
17 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/05/12(土) 00:16:34 ID:???
〜ライバル選手以外の人物〜
☆シュワーボ・アンザーニ
フィオレンティーナの元♀ト督で名伯楽。 選手たちの心の支えとなるほど信頼されていた。
しかし心臓疾患由来の脳梗塞で緊急搬送され、監督としてはリタイアを余儀なくされた。
現在、意識は取り戻したが半昏睡状態。
☆シーザー・ツェペリ
本名カエサル・ツェペリ。
以前、三杉にスーパーストライカー<Wャイロの逸話を聞かせたオッサンで、ヴィオラの新コーチ。
かつて存在した法治国家・ネアポリス王国で法務官を担っていた一族と同性を名乗っている。
☆アーバックル
ヴィオラの誇る So Cute 新監督……兼ミハエルの飼い猫。
☆ロベルト・本郷・ジ・アンドラーデ
白いペレと称賛された、かつてのブラジル代表10番。 サッカーを失ったショックより一時期は
露出狂にまで堕ちたが、現在はサンパウロ・ジュニオールの監督として社会復帰を果たしている。
☆マルコ・ファンベルグ
バロンドールにも選ばれた、時代を担う世界最強ストライカー。 只今観戦中。
☆ヨハン・ニスケンス
攻守どちらにも秀でた世界最高峰のバランサー。 只今観戦中。
18 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/05/12(土) 00:17:42 ID:???
☆青葉 弥生
このスレのお色気担当。 エッチなのはいけないと思いますがヒロインなら仕方ない。
試合の前にアドバイスをくれたり、覚醒P使用タイムの時に現れる。
☆宇佐美 蓮子
カンピオーネのマネージャー。 姿を消したマエリベリー・ハーンを捜し求めている。
星を見ただけで今の時間が判り、月を見ただけで今居る場所が分かる程度の能力を持つ。
最近、何故だか直感・直観・勘と言った第六感に類するものが鋭くなったような気がしている。
☆モニカ・センペルテ・ディマーレ
フラレちゃったけどまだ三杉の事が好き。
☆ナディア・アクィラ
オジオの恋人で明朗快活ショートカット。 3人娘の中では彼女が居ないと話が進まない常識人。
☆クラウディア・マンフレディーニ
兄さんナウ
☆マスター・アンパイア
ちょっと危険な香りのする弊スレの主審。 拳法の達人の雰囲気を垣間見せる。
☆隣の人
フィオレンティーナの熱烈なサポーター。 観る目は鈍いがヴィオラのどんな試合にも駆けつける(?)
19 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/05/12(土) 00:19:10 ID:???
【相互関係の一部】 ※気が向いたら増えます
三杉 →(婚約)← 弥生
三杉 →(次はライバルとして)← 中山、バンビーノ
三杉 →(悪い人じゃないけど面倒臭い)→ 片桐
三杉 →(説教)→ ブンナーク
イスラス →(殺す!)→ ジェンティーレ
イスラス、ディッテンベルガ →(自らの手で倒したい)→ カンピオーネ
クスタ →(絶望から戻って来ると信じている)→ ジョアン
カステッリーニ →(殺す!)→ ダラピッコラ
中山 →(YMS!)→ 三杉
ジェンティーレ →(妬ましい!)→ 中山
岬 →(排除対象)→ 三杉
フィッツウォルタ →(好敵視、期待)→ 三杉
カルバリョ →(口説く)→ 蓮子
蓮子 →(スルー)→ カルバリョ
バンビーノ →(名将)→ ロベルト
バンビーノ →(名主将)→ 翼
クラウディア →(兄さんナウ!)→ バンビーノ
ピエトロ →(惚れてる)→ クラウディア
20 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/05/12(土) 00:20:13 ID:???
【ルールについて】
キャプ森本編と違う部分がありますのでひととおり御確認下さい。あと今回はかなり変更・追記があります。
書いてない部分については本スレと共通と思ってください。バランス調整の為に急なルール変更や
必殺技能力の変更の可能性があります。ゲームの面白さを損なわぬ為どうか御了承下さい。
<貴公子ポイント>
三杉の人望というか人気というかカリスマというか…彼が貴公子的な行動を取ると上昇する数値。
20ポイント貯まると覚醒ポイントが1上昇するシステム。
<三杉の成長(練習編)>
9項目の能力から3項目を選んで2D6を振り、規定値以上であれば能力1上昇。 規定値は以下
上がり易い、やや上がり易い、普通、やや上がり難い、上がり難い、上がらない≠フ6段階に区別。
練習に失敗しても、上がらなかった項目の合計値の1/2(端数切り捨て)は次回該練習に加算。
<三杉の成長(覚醒編)>
TSUBASA DUNKさんのシステムをお借りした覚醒ポイント制を採っています。
JOKER、6ゾロ、K、或いは貴公子ポイントによって覚醒ポイントが貯まり、そのポイントを使用する
事で任意の能力を上げる事が可能。 JOKERが+5、6ゾロが+3、K(≧2勝利)で+3、K(≦1)で+1。
必要ポイント数は前項の6段階の上昇率によって変わる。
易:1P、やや易:2P、普通:3P、やや難:6P、難:8P、無:12P
21 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/05/12(土) 00:21:33 ID:???
<三杉以外の成長(練習編)>
2D6を振り、レベルに応じた規定値まで積算させる事でLVが1アップ(全能力1上昇)。
ただし物語の進行を律速としたLV限界、及び能力値限界が設定されている。
<三杉以外の成長(覚醒編〜能力値上昇〜)>
勝負判定判定のカードKを出し、攻撃側は≧2以上の勝利、守備側は最低でもこぼれ球に出来た場合、
その行動に応じた能力値が1上昇。 JOKERの場合は完全敗北しなけれLVが1上がり、全能力について
1ずつ上昇します。 ただし物語の進行を律速としたLV限界、及び能力値限界が設定されており、
それ以上には成長できない。
<三杉以外の成長(覚醒編〜新技取得〜)>
勝負判定の2D6で6ゾロを出す度、その行動に応じた必殺技のフラグを獲得。 もう一度同じ行動で
6ゾロを出すと、フラグを回収しスキルや必殺技を習得。 JOKERが出た場合は一発でその行動に応じた
スキルや必殺技を習得。 これらは行動の成否に関わらないが、覚醒数が各選手毎の規定数を超えた
時点でフラグも技も得られなくなる。
22 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/05/12(土) 00:22:35 ID:???
<マーク(守備コマンド)について>
マークについては、タックルor競り合いでいずれか高い方の能力値に+1補正した数値が使われる。
時間稼ぎを目的とし、0以上で成功、−1以下では振り切られて敗北となる。 成功した場合、攻撃側の
次回行動はバックパスか強引突破かの2択を迫られ、バックパスなら−1、強引突破なら該敗北数値差分
のペナルティを受ける事になる。 また時間を稼いだ事で味方が布陣を整えられ、敵の速攻作戦を強制
終了させる副次的効果が得られる事もある。
<マーク(設定)について>
要注意選手に対してマーク選手を付ける事を意味。 マークする選手は対象に対し+1補正を得るが、
その他の選手に対し−1補正を受ける(ただしタックル・パスカットに限る)。
<ポストプレイについて>
ヘッドで落とす空中ポスト。 能力については前者が[(競り合い+パス)/2]を使用する。
<キープについて>
前線でボールをキープして味方のマークを減らしたり、パスの隙を窺うコマンド。
ドリブルor競り合いでいずれか高い方の能力値に+1補正した数値が使われる。
0以上で成功、−1以下ではボールを奪われて敗北となる。 成功した場合、守備側は次回行動時において
該敗北数値差分のペナルティ+判定によって更に不利な状況を強いられる事になる。
<スルーについて>
スキル[スルー+…]を有する選手のみ可能な特殊コマンドで、能力値はトラップを使用する。
成功した場合、判定によって相手に不利な状況を強いる場合がある。
23 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/05/12(土) 00:23:44 ID:???
<クリア(フィード)について>
ゴール前で守備側がチェックされた際に選択可能な、中盤での競り合いに誘導する奪われない為の行動。
カットに行く選手は通常のカット能力に対して距離に応じたペナを強いられる。
フィード技のある選手はパスとして狙いをつける事が可能。
<サイドアタックについて>
サイドライン際ギリギリのドリブルについて通常+1の補正を与える。
ただしライン際でボールを受ける、或いは敵のチェック前にライン際へボールを運ぶ必要あり。
またSB、SH、WBあるいはWGの一部の選手はこの補正を無効化する事がある。
ちなみにサイドを最終ラインまで抉りきったマイナスクロスは、シューターに+1補正を与える。
一部の選手には+3補正だったり、対象がドリブルに限らなかったりする。
<オーバーラップについて>
SB(サイドバック)、リベロ、ボランチより下ラインの選手が前線に上がる場合、オーバーラップとして
ボランチならば30、DFならば60のガッツ消費をする。 逆に前線のFW達が、自ゴール付近まで
下がる場合にも同様のガッツ消費が起こる。
<ワンツーリターンについて>
2人のカードのマークが一致で両者に+2の補正、例外としてクラブ一致は−2ペナ。
カードの数値が一致で両者に+4、完全一致の場合は自動勝利で必殺ワンツーに進化。
また相互補正による恩恵を受ける。
24 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/05/12(土) 00:25:49 ID:???
<複数人での地上行動と空中行動について>
地上行動は基本的に記載された順の行動となるが、結果はMax値を出した選手の行動が反映される。
ちなみにMax値を出した選手以降の行動はキャンセルされガッツ消費無し、覚醒もキャンセル。
…対して空中行動は全選手同時行動。 Max数値の結果よりも反則が優先される事になる。
<ダイレクトシュートについて>
サイドからのクロスで撃つ事が可能で、基本的に縦の浮き球では不可。
ただしパスを放つ人物にフライスルー系のパスを出す素養あり、シュートの系統が『ダイビング』、
或いは『スカイラブ』系である場合については縦パスからでも撃てる。
ヴィオラで現状それが可能なのはオジオと三杉の2人だけ。
<ブロック失敗時のシュート威力減少>
シュートをブロックしきれなかった場合でも、シュート力−ブロック力=1だった場合にシュートの威力
を−2、また=2〜5の場合は−1だけ威力減衰させる。 これは数値達成ブロッカーの人数分重複する。
尚、便宜上ダイレクトシュートに対するクリアも威力減少を発生させられる。
威力減少についてはGKのみが恩恵を受け、同行動中のブロッカーが受ける事はないので注意。
<瞬間フリー補正について>
ダイレクトシュートはクリアーで競り合う相手が居ない場合、瞬間フリー補正+1が付く。
つまり守備側は最低一人はクリアーに人数を割いた方が有利。
グラウンダーシュートについては、守備側にGKしか居ない場合のみ該瞬間フリー補正が付く。
25 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/05/12(土) 00:27:00 ID:???
<人数補正について>
守備側の選手達は、判定に参加した人数に応じて有利な補正を受ける。 具体的には2〜3人で+1、
4人で+2、5〜6人で+3、7人以上で+4となる。 またクリアとブロックは別行動扱いで、互いに
補正はされない。 GKは飛び出した場合のみクリアと同行動として補正が付く。
<距離補正について>
ロングシュート或いはロングパスを撃った場合、その距離に応じて守備側に補正が付与される。
具体的には50m距離補正+7、40m距離補正+5、30m距離補正+3、20m距離補正+1。
<信頼(相互)補正について>
各選手毎の連携熟練度による補正の総称。
LV1でワンツーに+1、LV2でワンツーに+2、LV3で守備の人数補正に+1の補正。
日々の交流によって上下する可能性がある。
<PA内の反則について>
アドバンテージを一切取らず、シューターと守備の全行動キャンセル(全員ガッツ消費なし)、FK
またはPKに移行。 クリアや競合いで守備側の反則が発生 → 数値上はシューターがゴールゲット
…という場合でも得点は無効になるので注意。
<ケガの発生について>
発生率は本スレ準拠。 ただし怪我は基本的にその試合終了後に完治し、次の試合に影響しない。
<レッドカード、イエローカードでの退場について>
カードの効果はその試合でのみ有効、大会時の累積も無し。
26 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/05/12(土) 00:28:19 ID:???
<カードの強弱及びJOKERの扱い>
カードの強弱はダイヤ>ハート>スペード>クラブとしており、数字はそのまま13〜1として
様々な判定に使用。 JOKERは特に注釈が無い場合はダイヤの15扱いとなる。
カードと2D6が同時に使われる判定では2D6の合計が能力値に加算され、カードはマーク毎の必殺技
判定にのみ使用される。この際にJOKERが出た場合はカードがダイヤ、2D6の合計が14の扱い。
<スキル・ファンタジスタについて>
特別な選手だけが持つスキルで、攻撃時にメリットを、守備時に各人固有のデメリットを引き起こす。
チーム内にファンタジスタが複数居る場合、悪影響は相乗されていく。
<スキル・クラッキについて>
ブラジルの特別な選手だけが持つスキルで、抜いた人数によってドリブルとシュートに補正。
1〜2人抜きで+1、3〜4人抜きで+2、5人抜きで+3。
<スキル・レジスタについて>
特別な選手だけが持つスキルで、攻撃の基点として味方に補正を付与する。
発動するには条件が必要だが、スキルLVが上がる事で条件緩和されたり効果アップしたり。
27 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/05/12(土) 00:29:24 ID:???
Episode2 OPテーマ
[ONE VOW]
http://www.youtube.com/watch?v=elGX9rQesrI
VIPER 儚きSpirit影伸ばせ
CIPHER 孤高の軌跡So Strong, CUT CUT
WIRED さぁMoralを超越する熱だ 抑えるなその衝動や 今
NEVER EXPIRE 最悪なStage of Lifeが だから何だ
RIVAL LIVAL WHAT!? 向き合うさwith myself, GUT GUT
LIVE SURVIVOR GOD この声が夜空に消えて溢れたTears Don’t give up
Days探してたWAY
本当はどうだっていいさ もう ただ無我夢中のEveryday
汗も構わずまた走り出すEndless trip Just say Hey!
I go wild deep inside of my heartONE VOW
あれから俺達 忘れられぬ日々もこの胸に
愛がREALかどうかOne more try,YEA! AH YEA!
甘ったれるな 全ては信じてた物が壊れた時 始まるのさ
28 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/05/12(土) 00:31:49 ID:???
…と、長い長いテンプレは以上です。
大事な変更がある場合がありますので、一応ルールやらの確認は推奨とさせて頂きます。
またスレタイ案の投稿を下さった皆さまには感謝、この場で改めてお礼を申し上げます。
今回は状況を正しく表現し、閉塞から希望への転機を予感させるスレタイを採用しました。
今回は秀逸な案の数々に脱帽…特に【新田?違うな】Another-CU_3【俺は超ニッタだ】は素晴らしかったです。
忘れられないスレタイ案の一つとして私の心に刻まれました。
それではマイナー路線ドンと来いな人はドンと来い!
29 :
森崎名無しさん
:2012/05/12(土) 00:59:32 ID:???
>☆ナムリスさん
> ヒドラ(笑)
新スレ乙デース!
そしてシンプルイズベストな人物紹介がグッドだと思いマース!
30 :
もうひとつの物語
◆Etq65eJh4c
:2012/05/12(土) 14:42:23 ID:???
新スレ乙です!
JOKER引きで新田は一体どうなるのでしょうか…
そして本編と外伝の差がwwwネタが豊富すぎですよwww
更新楽しみに待っています!
31 :
キャプテン霊夢
◆.4VsndDQiQ
:2012/05/12(土) 16:55:38 ID:???
新スレおめでとうございます!
ヒドラさんのキャラ紹介がwwwシンプル イズ ベストですね。
しかし新田さん、一体どうしちゃったのというくらいに覚醒しますね……。
ブンブンさんもJOKER出してますし、この試合の収穫はかなりのものですね。
(そのせいで微妙に三杉さんの影が薄くなっちゃってる気もしますが)
ダイスばかりなうちのスレのFW達にも見習って欲しいものですw
このスレでも三杉達の活躍をお祈りしております!
32 :
キャプテン松山
◆RxYivCScyw
:2012/05/12(土) 23:31:20 ID:???
新スレ乙ですー
三杉とファルコーニの凄まじい勝負に新田の覚醒と、前スレ後半スペクタクルの一言でしたね!
ニスケンスとファンベルグさんが唸る展開はまだまだ続きそうでワクワクが止まりません。
アイスエンペラーズと対戦すると、恐竜絶滅の人に完璧に化けて出てきそうで怖いですね。頑張れヤベッチュ!
33 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/05/12(土) 23:47:37 ID:???
>>前スレ997
ホント、宜しくお願い申し上げます。
>>前スレ999
それやりたかったです、もうちょっと早ければ…
>>前スレ1000
本気で魔王になりそうなんでやめて下さいww
>>29
おっとミハエルさん、貴方様にもご好評頂き幸いです。
ナムリス「ちくしょおーーーー!!!」
>>30
ヒャッホー、乙感謝です!
最近FW陣がホント怖いんですけどーー! JOKER引き過ぎなんですけどーーー!
そして外伝は100%悪ノリで突っ切るつもりです、もうどうなってもいい☆
あと今後とも宜しくお願い申し上げます!
34 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/05/12(土) 23:49:33 ID:???
>>31
乙ありがとうございます!!
もうナムリスさんの紹介はアレ以外要らないと思います。
あと新田とブンナークにはもうJOKERは要らないと思います。
もうちょっと三杉の方にカード神の加護があっていいと思います。
じゃないと三杉もましょうの貴公子≠ニか言われ始めそうですしおすし。
…なんちゃってw
>>32
松山さん乙感謝ですー!
前スレの終盤は本当にスペクタクルでした、ガクブルでした。
パルマ戦の時と言い、フィオレンティーナの人たちは試合でドラマ作り過ぎ…
今後もスレ主を悩ませ皆さんを喜ばせる展開になっていきそうな予感がプンプンします。
ヤベッチュはこの先生きのこれるのか…? 乞うご期待とさせて頂きますですし鳩し。
さて、こんな時間ですが少し投下してもよさげでしょうか?
それとも明日にします?
35 :
森崎名無しさん
:2012/05/12(土) 23:51:17 ID:???
新田くんのシュート超みたいです。
36 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/05/12(土) 23:57:52 ID:???
>>35
了解しますた。 では…
=============================================
ミュラーのロングフィードを、一旦はディノ・シルベストリがインターセプト。
しかし直後に彼を取り囲んだ三杉と新田がボールを奪い返す展開に…
フロレンティア・ヴィオラのロングカウンターは成功の予兆を感じさせていた。
三杉「…………」 チラリ
ボールを奪った三杉はカウンターを成功させる為、咄嗟に最後の一手を頭の中ではじき出そうとした。
立ち上がるよりも早くそれを精査し終えると、続いて傍に位置している新田の体勢を顧みる。
すると三杉の仕掛けが極端に速かった故か、新田は直ぐにでも走り出せる状態にあった。
三杉(ならば…) パシイィィ…
新田「わっと!?」 ダッ
言葉も無く、三杉は斜め前方へと転がってゆくパスを蹴り出す。
倒れたままの三杉が出したこのボール…新田は少々驚き気味の声をあげ、慌てて追い縋った。
結果として受け手をスペースへ走らせるパスの形になり、スピードが命の新田を活かす形となる…
ここまでは三杉の想定した通りに事が運んだ。
37 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/05/12(土) 23:59:32 ID:???
三杉(チームメイトの資質を引き出し、攻撃のリズムを作り出す…ここまでは良し。
だがパスというプレイが持つポテンシャルはそんな所で終わらない。
パスはコミュニケーション……パスは言葉……パスはチームの意思を繋ぐネットワークである筈だ。)
急加速で走り出した背中を見つめながら三杉自身も立ち上がる。
そんな三杉の心を見透かした両の眼がスタンドに一対だけ存在した。
フィッツウォルタ(パスが言葉になる事はボク達(ローマ)との試合の中で知った筈だね…。
けれどもキミは未だ、レジスタとしてファルコーニの背中を拝している。
それが何故か気付く事が出来なければ、レジスタとして先は期待出来ない。)
三杉(何が足りていないのか…今にも理解りそうで理解らない。
もうすぐそこまで浮かび上がっている気がすると言うのに…!) ダッ
別枠で思考を保ちつつ、ゴール演出の為にフリーランをし始める三杉。
彼のパスは確かに新田をサイドへと走らせ、敵DFの迎撃を半無力化させていた。
残る守備はCB3人のみ、しかもブンナークがクロスへ合わせられる位置に居る。
そんな状態で、CBがゴール前の中央を離れられる道理はない…
新田に対しては中央への再切り込みを警戒するか、センタリングミスを期待するしかなかったのだ。
38 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/05/13(日) 00:01:13 ID:???
新田(何となく成り行きで切り込む事になったけど… 積極的に敵がチェックして来る気配がない?)
フィッツウォルタ(ボクにはキミ(ミスギ)の様に、味方の特性を活かせる程に自在性のあるパスを出せない。
けれど…ボクにもキミとは違った能力があると自負しているんだ。
それはコーチが目に留め、キミのソレ以上と評価してくれた才能だ…。)
新田(それならこっちには幾らでもやり様がある…!!)
フィッツウォルタ(もしもキミとボクが一緒のチームだったら…。 フフ、有り得ない。
さてどうする、シュン・ニッタ? キミ達がやらなければならない事だよ。)
タブリス・フィッツウォルタはこの時まで新田の事を注目していなかった…それは確かな事実である。
決して新田の実力を侮っていた訳ではなく、十分な才能と成長力を知った上で注目していなかったのだ。
何故ならば新田と同じタイプとして、マルク・イスラスという先駆者の存在が在ったからである。
新田の才はイスラスに劣る物ではないとフィッツウォルタは視ていたが…
それでも実力で上回る事はないだろうと確信を抱いていた。
何故ならば新田はイスラスに体格で圧倒的に劣るからである。
39 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/05/13(日) 00:02:17 ID:???
だが…そのような新田への印象が大きく変化するようなシーンがここで顕在化する。
それは誰も予想し得なかった、観る者全ての思惑を裏切るシーンであった。
ファルコーニも、バンビーノも、フィッツウォルタも…
そして意志を司る筈であった三杉でさえも見通す事が出来なかったのである。
トクン
新田(何だ…?)
『幾らでもやり様がある…』この言葉が頭に浮かんだ瞬間、新田は不思議な感覚に包みこまれた。
視線で敵の動きを見渡しても違和感がある…まるでフィールドの時間が自分だけに流れているかのように。
ドクン
鼓動の音がやけにハッキリと聞こえた。
身体は動き胸が高まる……そしてゴールへと繋がる絵(ヴィジョン)が次々と頭に浮かんでくる。
40 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/05/13(日) 00:08:37 ID:???
新田(いける…!?) ダッ
アントニオ「チイッ!!」
ダニエラ「もしかしてこいつ、クロスを上げる気ないじゃん!?」
三杉(ニッタ…)
フィッツウォルタ(ボールに込められた意思、か……残念だね。)
内側へと舵を切った新田の挙動に『センタリングの気配なし』と周囲は判断した。
俄かに彼の前へと立ち塞がりに動くDF、そして警戒のシグナルを鳴らすGKアントニオ。
ビッ!
ダニエラ「どーゆー事じゃん!?」
三杉「!」 トッ
チャーリー「おっとぉっ!? そのまま行くかと思われた新田くん、ここで一旦三杉くんへボールを戻す!」
新田(………) ザッ
41 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/05/13(日) 00:09:46 ID:???
ここで突然の意外なリターン。 当然これを予想していなかった三杉の頭上に!≠ェ浮かぶ。
そして内側へと切れ込んで来た筈の新田であったが、ここで再びサイドへと角度を変えて走り出す。
そう、走り出しながらチラリと三杉に向けてアイコンタクトを投げた。
新田(ここです!)
三杉(!?) バシュッ
チャーリー「なんとさらに三杉くんがミラン守備の間隙を縫う絶妙なパス!!!」
ワアアアアアアアアアアアアアアアア
三杉(―――なんだ!? 今のは……)
美技と称するに相応しい三杉のパスに観客から興奮の歓声が上がる。
しかしそのスルーパスを放った筈の三杉は呆気にとられた顔をしていた。
三杉(僕の意志じゃない…!)
ダァッ!!!
呆然とボール、そして新田の行く末へと釘づけとなった三杉の横を…
猛然と一人の選手が駆け抜けて行った。
42 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/05/13(日) 00:17:20 ID:???
アントニオ(なのに…何故だ? 何だってんだ、この絶望感は…!!)
間違いなく彼にとって十分の体勢であるにも拘らず、アントニオには勝つ絵(ヴィジョン)が見えなかった。
ザッ!
ここで新田がブレーキをかけ、小さく足を振り上げた。
シュートの体勢……そう直感したアントニオは考えるより早く上体を屈める。
アントニオ「クッ!」
ピタッ…
その反応の速さゆえか、新田の足はボールを蹴る前に停止した。
撃っても決まらないと察したか、フェイントだったか…アントニオには後者に見えた。
アントニオ(キックフェイント…? バカめ、機を逸したぜお前!!) ダッ
完全に相手を呑んだと確信したアントニオが止める意志≠前面に出して飛び出す。
ひとたび機を逸した相手は瞬時にタイミングを立て直せない、それは彼の経験則だった。
43 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/05/13(日) 00:18:36 ID:???
スッ
アントニオ(!!)
だがここで新田は突如ボールを引いた。
アントニオの過敏な反射がその動きにも対応しようと修正をかけるが…
ズザアァァァァァァ!!!!!
ディノ「なっ…!」
アントニオ「ディノ!?」
新田とアントニオの間に割って入るようなタックル…
先程ボールを奪われたディノ・シルベストリがここまで戻って来たのだ。
そして彼のタックルは、0.5秒前そこに存在したボールの位置を確実に捉えていた。
ディノ(そんな…ボクの事が視えていたのか?)
完全に新田の意識の陰を突いたと確信していたディノが放心する。
意識なく顔を上げると、そこに映っていたのは今まさにボールを蹴ろうとしている新田の姿…
44 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/05/13(日) 00:19:39 ID:???
ブンナーク(へへっ、ゴールはガラ空き…オレに合わせてくる!)
ファルコーニ「クッ…!」
中央からの目線で見れば、新田の前にシュートコースは無し。
ならば中央に合わせてくる筈…そしてそれはブンナークをおいて他はありえない。
ブンナーク(さあ来やがれニッタ!)
ファルコーニ(18番……18番に合わせてくるんだなっ!?)
バンビーノ(吹き飛ばされようが、ここは撃たせん!!!)
新田「………!!」
シュパアァァァン!!!
45 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/05/13(日) 00:20:56 ID:???
ピッチの中の21人。
そして観る者全ての思惑を裏切る空白の1秒。
新田の蹴り上げたクロスは美しい弧を描いた。
46 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/05/13(日) 00:22:23 ID:???
ブンナークの頭上、僅か5cm上をボールは通過…。 スルーをした訳ではない。
競り合いに跳んでいたファルコーニとバンビーノが届かなかった事からも、それは間違いなく明らかだった。
ブロックに入ろうとしていたCBの2人に到っては立ち尽くすのみ。
ミハエル「…………」 ダッ
呆然としながらも、逆サイドのミハエル・ドノヴァンは走り出していた。
当然このシーンを予想していた訳ではない。
彼はブンナークのシュートが万一こぼされた場合に備える為、その位置に居たに過ぎなかったのだ。
ザッ…… ザッ… ザッ!
一歩ごとに速度を速めるミハエルの肉体にようやく思考が追い付く。
ミハエル(ボクが……このパスに引き込まれている!?)
そう頭の中で呟いたミハエルは、もう既にボレーシュートの体勢に入っていた。
GKは逆サイド、CBは中央であり、シュートコース上は完全に空っぽとなっている。
先着2名様(順番通りじゃない書き込みは無効)で
★ミハエル ボレーシュート(! card)67+(! dice + ! dice)+(レジスタ、完全フリー+3)=★
★ポスト判定(! card)★
と(!とcardの間のスペースを抜いて)書き込んで下さい。
47 :
森崎名無しさん
:2012/05/13(日) 00:22:56 ID:???
★ミハエル ボレーシュート(
JOKER
)67+(
2
+
3
)+(レジスタ、完全フリー+3)=★
48 :
森崎名無しさん
:2012/05/13(日) 00:23:12 ID:???
★ミハエル ボレーシュート(
ハート3
)67+(
1
+
1
)+(レジスタ、完全フリー+3)=★
49 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/05/13(日) 00:23:25 ID:???
ばかなーー
50 :
森崎名無しさん
:2012/05/13(日) 00:23:31 ID:???
★ポスト判定(
クラブQ
)★
何なんだよこの展開www
51 :
森崎名無しさん
:2012/05/13(日) 00:23:34 ID:???
おおう!?
★ポスト判定(
スペードQ
)★
52 :
森崎名無しさん
:2012/05/13(日) 00:23:35 ID:???
★ポスト判定(
クラブ10
)★
なんだこれwwwwww
53 :
森崎名無しさん
:2012/05/13(日) 00:23:45 ID:???
なにィ!?
54 :
森崎名無しさん
:2012/05/13(日) 00:24:33 ID:???
ファンベルグ「パーフェクト……!」
55 :
森崎名無しさん
:2012/05/13(日) 00:24:49 ID:???
森崎板名物、「お前じゃ(主役は)無理だ、俺が代わる」がこのスレにもやってきたのか・・w
56 :
森崎名無しさん
:2012/05/13(日) 00:24:59 ID:???
うおおおおおおおおお!!ゴール!ゴール!伝説の超ゴール!!
57 :
森崎名無しさん
:2012/05/13(日) 00:25:01 ID:???
ミラクル……
58 :
森崎名無しさん
:2012/05/13(日) 00:26:17 ID:???
余りにも完璧すぎる展開。
59 :
森崎名無しさん
:2012/05/13(日) 00:26:33 ID:???
もう新田には9番与えていいよ
60 :
森崎名無しさん
:2012/05/13(日) 00:27:21 ID:???
サカつくの光プレイ思い出した
61 :
森崎名無しさん
:2012/05/13(日) 00:30:32 ID:???
この瞬間、新田は間違いなく試合を支配していた……。
62 :
森崎名無しさん
:2012/05/13(日) 00:32:30 ID:???
フィールドのマエストロの誕生か・・・
63 :
森崎名無しさん
:2012/05/13(日) 00:52:20 ID:???
これは……三杉の森川フラグ!
三杉「ファンベルグさん、次は僕を見てくださいよ!」
64 :
森崎名無しさん
:2012/05/13(日) 01:03:21 ID:???
ホーリークロス?完全復活するまで使えなさそうだけど
65 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/05/13(日) 02:15:24 ID:???
ええと、すみませんでした。 急用が入り本日の終了宣告が出来ませんでした。
あと
>>41
と
>>42
の間に以下の文章が入ります。
>>36-41
アントニオ「さぁー来い! ンナロー、やってやるよ!!!」 ダダァッ
チャーリー「新田くんが今、このスルーパスに追い…つきました!
しかしGKのアントニオくんも詰めている!! さあどうなるのかぁーーー!!」
新田「………!」 ギュン
的確なタイミングで前に詰め、見るからに屈強な身体を誇示するようなアントニオ・ダンテ。
1対1に強いと定評あるこのGKに対し、新田は跨ぎフェイントを一本入れた。
フィッツウォルタ(ボクとの勝負でも見せたシザースか……どうやら使い続けるようだね。
しかしアントニオ(こそのGK)の反射神経はその程度じゃ揺さぶれないよ。)
以前にも見た新田のフェイントにフィッツウォルタは率直な感想を抱いた。
そして彼の見立て通り、このフェイントに対してアントニオがバランスを崩す様子はなかった。
アントニオ(新田(こいつ)のスピードは尋常じゃねえ……
だがタイミングは読めるし反応も出来る、シュートコースだって塞いだ。)
確かな位置取りを終えて膝を落としたアントニオ…彼にとっては万全の櫓を組み終えた形になる。
この状態で敵と対して守り切れなかった事はかつてない、絶対の構えに入ったのである。
しかし…
>>42-46
このように…
66 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/05/13(日) 02:17:51 ID:???
本日の更新を終わります。
私はこの後の描写の為に残業しますがww
悩むーーーー
67 :
森崎名無しさん
:2012/05/13(日) 02:20:51 ID:???
超ニッタ乙!しかしアントニオは何発JOKERシュート浴びるんだろうかwww
68 :
森崎名無しさん
:2012/05/13(日) 05:22:30 ID:???
カード神の贔屓にフイタw
敵味方合わせてJOKER6枚目でその内5枚がヴィオラとかww
69 :
森崎名無しさん
:2012/05/13(日) 09:12:17 ID:???
ミハエルに「スゴイね、人体」現象が!?
70 :
森崎名無しさん
:2012/05/13(日) 12:11:26 ID:???
カード神「われわれカード神はいつでも公平だ」
水木(滝スレ)「すごく嘘臭いゼェェェェェット!!」
腐乱す審判「ちゃんと公平にやれ!」
71 :
森崎名無しさん
:2012/05/13(日) 12:28:12 ID:???
三杉がまた変なスパイラルに陥らないように上手い描写を考えねばならぬアナカンさんの苦悩や如何ばかりか…w
72 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/05/13(日) 13:36:03 ID:???
一応、今回の新田さんJokerは三杉に悪影響ない形を考えていたので問題ありません。
ミハエルさんJokerは描写に困りまくりでしたが…w
今日は更新するつもりですが、家事的な何かや出掛ける用事やらで昼間は忙しく、夜になると思います。
すみませんが、それではまた。
73 :
キャプテン岩見
:2012/05/13(日) 15:20:22 ID:???
新スレ乙です。
超……ニッタだと!?
フィールドの支配者になる日は近そうですね。
新田ファンとしてはたまらく嬉しいです。
74 :
森崎名無しさん
:2012/05/13(日) 20:49:58 ID:???
パスだけに意思を込めて伝えようとするんじゃなくて、今回の新田みたいに動きで
要はパスだけでなく様々なものを使って意思を伝えようとすればいいのかー?
75 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/05/13(日) 22:59:04 ID:???
>>54
ああ!ファンベルグさんの興味が新田に独占されていく…!
>>55
三杉「そ、そんな名物はこのスレには用無しだっ!」
>>56
ブンナーク「いや、今のは10点ぐらい入れていいだろう。」
三杉「やめんかっ!」
>>57
燃えて燃えて奇跡を呼ぶウルトラシュートをみました。
>>58
この子ら完全に予想の斜め上をいきました
76 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/05/13(日) 23:00:07 ID:???
>>59
いやホントです、9番でいいですよホント…
背番号の意味とか考えて損したかも…w
>>60
光って光ってボールが繋がっていく連携でしたっけ?
>>61
というかアナカンという作品自体を支配しにかかってる気がして怖いです
>>62
マエストロというかソリストかも知れません
>>63
森川くんの報われなさは異常。
そして諸君、私は貧乏くじキャラが大好きです。
77 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/05/13(日) 23:01:10 ID:???
>>64
ホリクロの習得条件は厳しいですよw
今回はホーリークロスの蹴り出す&舶ェだけの技とご想像下さい。
>>67
乙感謝です! 超ニッタは私の想像を遥かに超えた大物だったようだぜい…
>>68
気付いてしまいました…
実はヴィオラFW陣が凄かったのではなく、アントニオが呪われてただけだったのでは…
>>69
そこはもうちょっとかかりますw しかしアライJrとはなんだったのか…
>>70
アニキの不正はエブリシングお見通しだゼェェェェェェット!!
78 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/05/13(日) 23:02:13 ID:???
>>71
三杉の負パイラルはもう大丈夫なのでご安心下さいませw
>>73
岩見さん乙感謝でーす。
完全に超ニッタです、私の『敗北ギリギリまで苦しめ』というメッセージに喧嘩を売って来ました。
このスレは新田ファンに対して優しいスレとなっております。
>>74
…と言うよりアレですね。 三杉は意志を発する者、新田は意志を紡ぐ者です。
三杉が如何にロジカルにゴールまでの意志を考えて発しても、それが伝わらなければ無意味です。
逆に言えば、パスの受け手をはじめ他の選手達が、レジスタの意志を聞く努力をしなければならないのです。
79 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/05/13(日) 23:03:15 ID:???
ミハエル ボレーシュート( JOKER )67+( 自動7ゾロ )+(レジスタ、完全フリー+3)=84 ※大覚醒
ポスト判定( クラブQ )
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
新田のパスへ無意識のうちに引き込まれていたミハエル…
徐々にアクセルを踏み込む、彼の足元の動作はまさしく無意識の産物となっていた。
それは彼が新たに身につけようとしている所作の一つ…
un, deux, trois… un, deux, trois… un, deux, trois…
ボールへと走り込むミハエルのダッシュには猫のような軽快さがあった。
観ている者にとっては、彼の身にかかっている重力Gが一般のそれの7割程度に感じさせられ…。
何とも奇妙な印象…少なくともサッカー選手の走り方とは違うようにしか見えなかった。
ミハエル(アダージオからアレグロ……) ザッ… ダッ…
有識者であれば、その所作がパ・ド・ドゥに似ていると感じ事だろう。
また三杉達ヴィオラ選手には腿裏走りに似た動きであると思った筈だ。
それもその筈、ミハエル・ドノヴァンの走法とは、まさしくその両者の中間点にあった。
80 :
森崎名無しさん
:2012/05/13(日) 23:03:22 ID:???
この新田を全日本のメンバーに披露したいなぁ……
81 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/05/13(日) 23:04:46 ID:???
ミハエル(…そして最後は再びアダージオへ。) ダッ… ザッ…
ボールの落下地点へ近付いたミハエルが、歩幅を合わせつつ速度を緩める。
この位置までくれば、後はボールに合わせてボレーを蹴り込むだけ…
しかしミハエルには自信がなかった。
ミハエル(今のボク…感覚を狂わせたこのボクで、ボールをまともに蹴れるのでしょうか?)
ボールを強く蹴る方法も、狙いを定めて蹴る方法も、今の彼はいずれも失ってしまっている。
只クロスに合わせてボールを前方へ押す程度ならば出来るやも知れないが…
ボレーシュートとして成り立たせる事は、今のミハエルにとっては非常に困難に思えたのだ。
しかし彼はここで瞬時に発想を転換させた。
失った感覚を無理に押し通すのではなく、いま新たに身に付けようとしている所作に任せるべきだ…と。
ミハエル(いま確認出来た中で、ボクは無意識の中にパ・ドゥ・シャを入れていマシタ……
だから普通にボレーをするよりも、むしろ成功率はマシかも知れまセン。)
そうと決断するが早いか、ミハエルは位置を定めると身体の軸をスッと伸ばした。
ポワント立ちをする事で、上空からピアノ線で吊るされたように重力から解放されてゆく。
82 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/05/13(日) 23:06:48 ID:???
地球の中心から伸びた一本の線が、彼の身体を突き抜けて宇宙へと伸びてゆく感覚…
今のミハエルは完璧に一個の軸≠ニなっていた。
ミハエル(タイミングを合わせてポワントからピルエット…!
そして回転(トゥール)の勢いを乗せた踵(ヒール)をボールへと叩き込む!!)
シュルルルルル…
バシュウゥゥゥゥゥゥゥッ!!!!!!!
身体を独楽のように回転させたヒールショット…!
一見して非常に難易度の高そうなミハエルのシュートは見事ジャストミートした!
そして撃ちだされたボールは軌道をブラつかせながら…
バシューーーーーン…
シッカリと枠を捉え、ゴールネットへと突き刺さったのである。
83 :
森崎名無しさん
:2012/05/13(日) 23:08:31 ID:???
う、美しい…ハッ!?
84 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/05/13(日) 23:09:46 ID:???
フゥ………………………
ハァ…………………………………
予想を完璧に裏切る新田のパスから、ミハエルの信じ難き美技…
観客は絶句する事も出来ず、だらしない溜息を吐くしかなかった。
ピイィィィィィィィィィ!
その静寂を打ち破る笛の甲高き音色がアルテミオ・フランキを包みこんだのは、その数秒後である。
フロレンティア・ヴィオラ 3−0 ミラン
=============================================
前半17分 新田 インターセプト→ドリブル→時間差ファルコン (1得点)
前半30分 ブンナーク ミハエル→センタリング→ブンナークキャノン (1得点)
後半14分 ミハエル 新田→センタリング→ローズピルエット (1得点)
85 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/05/13(日) 23:12:15 ID:???
※新田が特殊な感覚を体験し、今後も時々こーゆー事が起こり得るようになりました。
※ミハエルがJokerで大覚醒しました。 レベルが上がり(37→38)、ドリブル・シュート以外全能力+1。
浮き球(攻)技[ローズピルエット(低シュ+4、消費250)]を習得。 サ・ラーニ…
先着(順番通りじゃない書き込みは無効)で
★これ以上は超サイヤ人の大バーゲンだぜ→! card
と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。
《ダイヤ》 ハート・スペードの結果+新田との友好度が大アップ
《ハート、スペード》 クラブ結果+ドリブル・シュートのペナが1ずつ軽減
《クラブ》 何故かスペルマンとの友好度がアップ
《JOKER》 ダイヤの結果+低い浮き球が+1
86 :
森崎名無しさん
:2012/05/13(日) 23:13:22 ID:???
★これ以上は超サイヤ人の大バーゲンだぜ→
ハートQ
87 :
森崎名無しさん
:2012/05/13(日) 23:13:42 ID:???
★これ以上は超サイヤ人の大バーゲンだぜ→
ハートQ
88 :
森崎名無しさん
:2012/05/13(日) 23:14:30 ID:???
ハートのQさんはミハエルの友達!
89 :
森崎名無しさん
:2012/05/13(日) 23:15:47 ID:???
ハートのQ被りとかすげぇ!
90 :
森崎名無しさん
:2012/05/13(日) 23:24:07 ID:???
これはおそらくこのスレの
ミアータ
が観客席からミハエルにLOVE注入をおこなったからにちがいない!!
91 :
森崎名無しさん
:2012/05/13(日) 23:24:35 ID:???
Nice boat
92 :
森崎名無しさん
:2012/05/13(日) 23:24:44 ID:???
ミハエルオワタ
93 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/05/13(日) 23:27:04 ID:???
まてぇぇぇぇぇぇい!!!
94 :
森崎名無しさん
:2012/05/13(日) 23:31:00 ID:???
すごい真剣勝負なのに何故かカオスすぎるwww
よく見ろ、地獄に行ってもこんな面白いスレは見られんぞぉ…
95 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/05/13(日) 23:35:51 ID:???
魔理沙神が道を示して下さったのでこちらもw
先着(順番通りじゃない書き込みは無効)で
★Q極の愛とは→! card
と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。
《ハートQ》 ミハエルのカードがハートQの場合2D6が7ゾロ扱いに
《それ以外》 このスレには菱野さんのようなカードの化身は存在しないものね
96 :
森崎名無しさん
:2012/05/13(日) 23:36:28 ID:???
★Q極の愛とは→
ハート4
97 :
森崎名無しさん
:2012/05/13(日) 23:37:16 ID:???
三枚目だけに3分の1になってしまった・・w
98 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/05/13(日) 23:38:46 ID:???
まあ壊れるほど愛しても1/3も伝わりませんからね
妥当です
99 :
森崎名無しさん
:2012/05/13(日) 23:38:46 ID:???
オーマイガー!
100 :
森崎名無しさん
:2012/05/13(日) 23:47:43 ID:???
当のミハエルはホッとしてるんではなかろうか
101 :
森崎名無しさん
:2012/05/13(日) 23:47:49 ID:???
>>98
純情な感情は空回りしちゃいましたねw
102 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/05/14(月) 01:13:44 ID:???
> これ以上は超サイヤ人の大バーゲンだぜ→ ハートQ
> 《ハート》 クラブの結果+ドリブル・シュートのペナが1ずつ軽減
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
ワアアアアアアアアアアアアアアアアア!!
ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!
審判の笛を聞き、ようやくサポーター達は歓喜の声を上げ始める。
怒涛のような叫びと称賛がスタジアム内で充満して止まらなかった。
このゴールは勝利をググッと引き寄せる1点というだけでなく…
サポートの心を湧き躍らせ、フィオレンティーナ再起を確信させるゴールであったからである。
チャーリー「ゴオオオル!! ビューティフルゴオオオオオオオオル!!!
ゴールを決めたミハエルくん、アシストの新田くん、いずれも凄まじい美技を見せてくれました!」
「フィオレンティーナーー!!」「WE ARE Fiorentina!!!」「ニッター!!!」
「新入りの美技に酔ったぜっ!!!」「神すぐるだろjk!」「待て、魔理沙神を指しおいて神とは聞き捨て…」
称賛の声は当然ながら新田とミハエルへと注がれていた。
敵を引き付け、ゴールガラ空きのシュートまでを演出した新田と、
およそカルチョでも見た事の無い美技≠フ名に相応しいシュートを放ったミハエル…。
103 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/05/14(月) 01:15:00 ID:???
フィッツウォルタ「特にニッタだ……今のプレイ、アイツはまさしく珠玉の輝きを放っていた。」
隣の人(うん、うん!)
フィッツウォルタ(ブンナークのジャンプがギリギリ届かない高さにボールを放ち…
ミランのマーカー全員をブンナークにへと引き付けさせた。)
モニカ(…それが、完全フリーのF番(ミハエル)にとってドンピシャリなループパスになったのね。)
ニスケンス「偶然の産物かな…?」
ファンベルグ「いや…偶然じゃあないな。」
ニスケンス「ほう?」
ファンベルグ「Q番(あの少年)には恐らくゴールまでの絵(ヴィジョン)が視えていた。
3秒先の世界が視えていたんだよ、……フーリアのようにね。」
104 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/05/14(月) 01:16:32 ID:???
ニスケンス「3秒先…ファンタジスタ、か。 しかし私の目からすると少し異なるな。
彼はフーリアと同一の存在ではない、もっと違う印象を受けるが…。」
ファンベルグ「そうかも知れない。」
ニスケンス「フフ、やけに柔軟な回答だな?」
ファンベルグ「だってそうだろう? Q番(あの少年)にインスピレーションを与えたのはI番だ。
そう、ジュン・ミスギ…真実あの絵(ヴィジョン)を視ていたのは間違いなく彼さ。」
三杉「…………」
そう言ってファンベルグが視線をやった先には三杉の姿があった。
呆然と立ち尽くしているように見える少年へと向けたファンベルグの目は少し細くなっていた。
105 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/05/14(月) 01:18:16 ID:???
ミハエル「イエーース、ファンタスティック!」
新田「よおぉぉっし!!! ナイスシュート、ミハエル!…さん。」
ミハエル「フフン、ユーもナイスアシストです。 正直言って魂消(たまげ)ましたよ?」
笑顔で互いを讃え合い、拳と拳をゴツンとぶつけるミハエルと新田。
実に喜ばしく頼もしさを感じさせる姿である。
ブンナーク(チッ…) プイ
ただし囮として使われたブンナークにとっては良い面の皮である。
間違いなく自分がゴールを決めると確信していた筈が、ちょっと気に食わないアイツへのスルーになったのだ。
フィオレンティーナの頃から、勝負を決めるゴールを上げてきたストライカーの彼にとって…
今回のゴールシーンは少々腹立たしい物と言わざるを得なかった。
106 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/05/14(月) 01:19:40 ID:???
シーザー「…このガキ共は一体何なんだろうな?」
ベンチへ目を向けると、コーチであるシーザー・ツェペリが驚きを通り越して呆れていた。
ブンナーク、新田、そしてミハエルと……選手達はこの短期間で一体どれだけ成長をしたというのだろうか?
シーザー(いや、違うか……)
落ち着いてシーザーは考え直した。
短期間の練習ばかりが彼等を成長させたのではなく、試合という状況こそが彼等を成長させているのだと。
確かにシーザーの課した人体科学の粋による鍛錬は、選手達に新たな境地を提供したと言える。
しかしそこへ到達するまでの扉を開いたのは、あくまで試合での状況の賜物に応じた彼等自身の工夫であった。
ただ漫然と鍛錬していただけでは到底有り得ない程の成果だったのである…。
シーザー(お前の生徒だった連中は面白いな、シュワーボ…。)
嘗めていたつもりはなくとも、それでも上を目指す若者達の向上心はシーザーの想像を超えていたようだ。
『頼まれたからやっている』シーザーにとっても、少年たちへ興味を抱く切っ掛けとなるこの試合は有意であった。
そして…
107 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/05/14(月) 01:21:17 ID:???
三杉(ブンナークに疑似スルーをさせ、逆サイドの選手にフリーでシュートを撃たせる、か…。)
三杉にとって今のようなシュートシーンは過去に覚えがあった。
それはコッパ・イタリア・プリマヴェーラの初戦、vsインテルにおける試合終了間際…
敵の前線でボールを得た三杉は、今のと同じように、ブンナークを囮にして逆サイドの新田へパスを出した。
その時は結局、名GKであるジノ・ヘルナンデスによって新田のシュートが阻まれている。
しかし、この様なプレイは三杉にとって一つの理想とも呼べる形であった。
三杉(さっき僕が新田に対してサイドへと走らせるパスを出したのは、クロスを上げさせる為だった。
しかし周囲を見渡した時、逆サイドのミハエルの事も僕は間違いなく見えていた…。)
その刹那、三杉はまさしくミハエルにシュートを撃たせる絵(ヴィジョン)を脳裏に描き…そして直ぐ消した。
新田にそこまでの意志は伝わらない、そしてクロスを上げる所までで十分ゴール可能と判断したからである。
三杉のパスは新田に依るクロスを望み、その声だけをパスに乗せていた物であった。
108 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/05/14(月) 01:22:18 ID:???
三杉(けれど…新田は僕の予想を越え、無意識に掻き消した筈の絵(ヴィジョン)までも読み取った…。)
これは三杉にとって大きな衝撃であった。
自らはレジスタとして、味方の特性を活かし、またゴールへと繋がるパスを送らねばならないと考えていた。
その為に、意志を乗せたパスを送り続けねばならないと考えていたのだ。
だが自分がパスに意志を乗せるだけでは足りなかったのである。
今の新田のプレイで三杉はそれを理解した。
三杉「言葉は一方的に発すれば終わりという訳じゃない…。
受け手も言葉を聞き、言葉の意味を識る努力が必要だったんだ。
会話もパスも一人の努力だけでは成立しない、そりゃあそんなのは当たり前だよね…」
一人で頑張っても意志は繋がらない…三杉は仲間達にソレを求めなければならなかったのである。
今それがようやく三杉の理解に及んだ。
即ち三杉はようやくレジスタとしての成長の足がかりを掴んだのである。
※三杉のレジスタのレベルが一定の期間経過で成長する事になりました。
109 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/05/14(月) 01:23:51 ID:???
☆三杉(ところで……折角のゴールシーンだったね。)
A 新田のアシストを称賛する。
B ミハエルのシュートを称賛する。
C 敵を引き付けたブンナークを称賛する。
D またもゴールの切っ掛けとなるロングフィードを放ったミュラーを褒める。
E ミランの選手たちを挑発する
F 新田をサイドへ走らせた事を自慢する。
G 別に…… 特にありません。
H そ の 他
[3]票選ばれた選択肢で続行します。(投票はメル欄空白で宜しくお願い致します。)
110 :
森崎名無しさん
:2012/05/14(月) 01:24:08 ID:ieMyH4AI
A
111 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/05/14(月) 01:25:11 ID:???
本日はここまでとなります、ありがとうございました。
この試合はもう長い描写は十分だと思いますし、特にヴィオラはゆっくりしていってね。
112 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/05/14(月) 01:35:31 ID:???
しかしホント、想像を絶する試合です。
スレ主が「苦労してね」と言ってるのを、キャラ達が「そうはいくか」と抗ってるかのよう…
113 :
森崎名無しさん
:2012/05/14(月) 01:41:30 ID:46wL7fzw
A
お疲れ様でしたー
守備の要とボール運び役が居なくなって大変だ、
そう思っていた時期が僕にもありました。
個人的にはミハエルが頑張ってるのが嬉しい
114 :
森崎名無しさん
:2012/05/14(月) 07:15:05 ID:l99sMDh+
A
115 :
森崎名無しさん
:2012/05/14(月) 08:10:57 ID:9NHwmFjM
C 問題児め
116 :
森崎名無しさん
:2012/05/14(月) 09:03:41 ID:vlRzH5sY
A
だがブンブンの反応の方こそが楽しみではあるw
117 :
森崎名無しさん
:2012/05/14(月) 12:56:07 ID:???
ファストブレイクも使ってないしまだまだ点は取れるさ……5―0くらい
この試合でレジスタとして成長するのは思ったんだがまさかボーナスも付くとはなあ
むしろこっちがおまけみたいだぜ
118 :
森崎名無しさん
:2012/05/14(月) 18:35:17 ID:???
後は無失点に抑えられたらいいなぁ
119 :
ラインライダー滝
◆lLi06nuZOA
:2012/05/14(月) 22:18:14 ID:???
遅ばせながら新スレ乙です〜
皆さん言っていますがなんというかこのチームのFWは凄いですねぇ。本気出した新田のポテンシャルがこれ程とは……
でもって活躍はしつつもちょっとフラストレーションの溜まっていそうなブンブンに幸あれ
三杉も三杉で某近藤さんみたいに一皮剥け、王子も覚醒しましたし中々に実りの多い試合になってなによりでございます
あと個人的にはファルコーニが意地を見せてるのも嬉しいですね。ファンタジスタの中では好きなキャラなので
この後も前途多難でしょうが貴公子達の躍進を祈りつつこのスレも応援しております
ちなみにチビマルコさんのチームに日系のケンタ君がいる事を静岡県民として期待していたり
120 :
森崎名無しさん
:2012/05/15(火) 20:39:57 ID:???
F ワシがニッタをはしらせた
121 :
森崎名無しさん
:2012/05/15(火) 20:45:54 ID:???
H
フィッツ「勝ったな」
隣の人「ああ」
フィッツ「え?」
隣の人「え?」
122 :
森崎名無しさん
:2012/05/15(火) 20:48:50 ID:???
テンプレによると隣の人はフィオの全ての試合に駆けつけてくれるのかw
123 :
森崎名無しさん
:2012/05/15(火) 20:59:34 ID:???
☆三杉(ところで……折角の(岡山姉の)ゴールシーンだったね。)
H 別会場の岡山姉の
猛虎の暴走
を称賛する。
124 :
森崎名無しさん
:2012/05/15(火) 21:00:28 ID:???
暴走www
125 :
森崎名無しさん
:2012/05/16(水) 23:17:06 ID:???
巫女の暴走と股抜きシュートを使い
さらに料理上手だからハーフタイムの回復もバッチリときたもんだ
これは手ごわいぞ
126 :
森崎名無しさん
:2012/05/17(木) 21:22:20 ID:???
はい食べ物
つ 岡山姉特製
醤油
かけ
マンモスバーガー
料理の点数→
726
と30分以上も前のツイートに反応
(ただし点数が850未満の場合、岡山姉のジャイアンシチューですらおいしく作る程度の能力により850になります。)
127 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/05/17(木) 22:09:05 ID:???
>>126
な、なにぃっ!?
モグモグ←リアル夕飯中。
う、美味い…なんという慈愛に満ちた味…
流石の岡山姉、只でさえ美味しそうな醤油かけマンモスバーガーが至高のメニューに載った(断言)
オッス、おらアナカン。
後で更新すっから、それまで『もしもブロリー達が南アフリカW杯に参加していたら』(?)でも見ててくれよな!
ライ滝やもう一つの物語も当然オススメだ、おらワクワクしてきたぞぉっ!
128 :
森崎名無しさん
:2012/05/17(木) 22:14:26 ID:???
このスレだとブローリンはああいうサッカーをするんですねわかります
129 :
森崎名無しさん
:2012/05/17(木) 22:27:03 ID:???
こんなことならヤベッチュの対戦相手にブロリー達でも選んどけばよかったかなw
130 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/05/17(木) 23:12:24 ID:???
>>113
乙感謝でしたー!
その後しばらく更新しなかった事に全力で土下座ーー!!
この試合のFWはイケメン、ミハエルもイケメン、よかたよー
>>117
これも全部スレ主の想定なんてお構いなしのカード神様のせい!
神様、そんな事してる暇があるならピッコロさんを助けてあげてっ!
>>118
その辺りはまだ課題ですよね。
これだけ決定力のないミランに肝を冷やすようではまだまだ…
>>119
タッキーさん乙感謝です!
うちのFWはちょっと頭がおかしいです、絶対に何か因果律を操作してますでぇ…
まあ新田はある意味主人公補正ですよ、アナカンはゲーム版5がモデルの話ですし。
それからアンドレアも何気に活躍パネェっすね、銀の隼もかなり運命力持ってるようです。
このスレでは隼関係は吉なんでしょうかね?
ともかく必殺のケンタリングに期待して今後もお付き合い願い致します。
131 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/05/17(木) 23:13:27 ID:???
>>120
監督…
>>121
フィッツ「隣のキミ、ボクと一緒に新たな人類の未来を創らないか。」
アナライザー
誕
生
>>122
隣の人はきっと金持ちの筈…
>>123-125
さすがの岡山姉、これで岡山姉ラスボス説の信憑性がまた高まった。
更にアナカンを岡山姉と同マップに配置すると、アナカンの全能力値が+3。
またアナカンは岡山姉のこぼれ球を全力でフォローするぞ。
>>128-129
ヤベッチュ「流石にキノコれる気がせぇへんてwww」
クローゼ「破ぁーーーーーーーっ!!!」
スナイデル「太陽拳!太陽拳!太陽拳!」
132 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/05/17(木) 23:17:28 ID:???
> A 新田のアシストを称賛する。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
余りにも芸術的なシュートを魅せ、勝利へ大きく近付くゴールを挙げたミハエル…
いま再びゴールの切っ掛けとなるロングフィードで戦術的重要性を示したミュラー…
そして言うまでもない、全身から発せられる巨大な圧力で敵の全マークを引き寄せたブンナークの存在感…
このいずれもが三杉にとっては称賛に値した。
特にミハエルのシュートとその所作は、間違いなく三杉の目を奪わせる美しさであった。
三杉(けれど…)
今この場で三杉が自らの口で言葉を交わしたい≠ニ思う選手は一人だった。
当然それは、このゴールに際してスタジアムほぼ全員の予想を裏切ったこの選手…
三杉「新田!」
新田「…あっ! 三杉さん、ナイスディフェンスにパスでした!」
三杉「ああ、僕の事は良いさ…そんな事よりも今のアシストの話だ。
実に素晴らしい、心底僕の想定を越えた最高のクロスだったぞ。」
率直に出てくる称賛…まず三杉は新田に素のままの言葉を送っていた。
それに対して新田は笑みを絶やさず、しかし驚いたような表現を示す。
133 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/05/17(木) 23:19:28 ID:???
新田「本当ですか!? いや、我ながら巧い事いったと思いましたけど…
そんなに手離しで褒められると、流石に戸惑っちゃいますね。」
三杉「それ程のプレイだったと言う事だよ。 それよりお前……あの時ミハエルが視えていた≠フか?」
新田「えっ………っと? あーーーーーー…………」
諸手を挙げた称賛に、続いて投げられた疑問。
新田は(恐らく)夢中で繰り広げた自身のプレイシーンの事を思い出そうと頑張った。
そしてその回答は…
先着(順番通りじゃない書き込みは無効)で
★新田△→! card
と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。
《ダイヤ》 「ブンナークならマーク全員を引き付けている筈と思って…」
《ハート〜クラブ》 「よく覚えてませんけど、何となく逆のサイドが確率高い気がして…」
《JOKER》 「三杉さんのパスの声がハッキリと聞こえたもんで…」
134 :
森崎名無しさん
:2012/05/17(木) 23:19:47 ID:???
★新田△→
ハート6
135 :
森崎名無しさん
:2012/05/17(木) 23:19:54 ID:???
★新田△→
スペード8
136 :
黄金のジノ
◆a5vIUIiqDI
:2012/05/17(木) 23:55:07 ID:???
後れ馳せながら、新スレ乙です。
白熱のミラン戦も気になりますが、やはり埋めネタのヤベッチュFCが気になって仕方ないですw
ミハエルが、少しずつ貴重な戦力になっていきつつあるのを、目を細めつつ見ていますが…
……いつ平行世界のミハエルになるか、そちらもドキドキですw
このままフィオが突っ走るか、ミランが奇跡を起こすか。展開を楽しみにしています。
今スレもまた、一読者、一参加者として応援しております。
137 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/05/18(金) 00:12:34 ID:???
>>136
ジノさん乙感謝ですー、そして復活&身内のめでたき出来事おめでとうございます。
ヤベッチュ外伝は開き直ったカオス展開で駆け抜ける所存でありますw
ミハエルは今暫し役立たずで居て貰う筈が、既にそれなりの戦力にまで成りました。
驚きですが、やはりミハエルは元気でないとという気もします。
今後も宜しくお願い致します。
=============================================
> 新田△→ ハート6
> 《ハート》 「よく覚えてませんけど、何となく逆のサイドが確率高い気がして…」
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
新田「うーん……すみません、正直よく覚えていないです。
何となく逆サイドに出した方がゴールする確率が高い気がしたかも知れませんけど…」
三杉「ふむ、そうか…。」
過剰な期待をしていたせいか、この返答に三杉は微妙な落胆を覚える。
新田が今のプレイをどこまで狙ってやったのか、それがとても重要な事と思えたのだ。
新田「あっでも…」
三杉「むっ…?」
新田「三杉さんのパスがクロスを上げる様に仕向けていたのは途中で気が付きましたよ。
敵のCBがすぐ俺の方へチェックに出て来れなかったのはパスコースに依るものだし、
そのお陰で中央を抉っていく以外の手段を考えたらクロスかなって…。」
三杉「そうか。」
新田の追加応答を聞き、三杉は思わず口許を綻ばせた。
138 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/05/18(金) 00:16:05 ID:???
その言葉により…
どうやら新田も、彼なりに三杉がパスへと込めたメッセージを読み取ってくれていた物と判明した。
AならばB、CならばDという直接的論理的な解釈ではなく、後付けの解釈ではあったが…
それでも三杉がパスに込めた意志は、新田の努力も加わって結果的に伝わった訳である。
これによって三杉は一つの確信を得た。
レジスタとして自分に足りなかった物、その正体の一つを。
一人の努力のみでは、パスを言葉にまでは昇華させ難いという事を。
三杉「ともかくナイスアシスト。」
その嬉しさのまま、三杉はポンポンっと新田の頭をはたく。
頭をはたかれた事の意味が判らずに少々呆け、ちょっとばかり不機嫌そうな顔になる新田…
しかし本気で不機嫌になった訳では当然ない。
三杉と新田はロジカル的な思考に未だ天と地ほどの距離が空いている。
しかしそれを埋める程の信頼関係が築かれ始めているのは事実だった。
そう…アンドレア・ファルコーニにとってのマルコ・クオーレのように、である。
※三杉と新田の相互感情が2上昇、その結果両者の信頼補正LVが1→2へ。
139 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/05/18(金) 00:17:08 ID:???
三杉(さてと、後半14分で3点差にリードを広げる事に成功したな。 …3点差か………。
一応セーフティリードと言えるかもしれないけれど、ラムカーネの上体を思えば油断は出来ないか?)
☆チームデータ変更指示
A フォーメーション変更
B ポジション変更
C 各選手への個別指示(要記述:選手名と指示、対人マーク等もここ)
D 変更無し、試合再開
E その他(要記述:総合的戦術案など)
2票選ばれた選択肢で続行します。(投票はメル欄空白で宜しくお願い致します。)
140 :
森崎名無しさん
:2012/05/18(金) 00:17:35 ID:Jew2Eei2
D
141 :
森崎名無しさん
:2012/05/18(金) 00:18:20 ID:n5yxAk9E
D
142 :
森崎名無しさん
:2012/05/18(金) 00:20:42 ID:???
新田とのワンツーに補正+2になったのか
狙ってみたいな
143 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/05/18(金) 01:15:04 ID:???
>D 変更無し、試合再開
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
確かに油断を出来るほどの余裕はない。
しかしながら現時点で万全の構えを取っているヴィオラに変更点はない。
三杉がやれる事は今の状況を反芻、その結果として自らの士気を保つ事だけだった。
リードは奪っていてもミランは確かな中盤構成のあるゲーム巧者である。
それによって前半、シュートを確実にゴールまで運ばれて来てもいる。
シュートが高い確率で失点に繋がる現状で、余裕を見せられる心臓の持ち主など三杉を抜いても居るまい。
三杉(うん…でも戦力的な事を抜きにしても油断なんて出来よう筈がない。
何故ならば、フィオレンティーナを支えようとしてくれるサポーターが観ているのだから。)
顔を上げて、改めてグルリと一周スタンドへ目を送る。
試合開始前と変わらぬエールが、笑顔が視線の先から注がれてくる。
何の為に闘うのか=cその理由の一つがここにあるのだった。
144 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/05/18(金) 01:16:20 ID:???
一方でミラン側はなかなかに冷静では居られなかった事だろう。
もうあと半歩で1点差に詰め寄るシーンで、カウンターを喰らって逆に3点差へ広げられたのだ。
自暴自棄になり、戦意を少なからず喪失しても止む無しの場面と言える。
しかしミラン側のエリアから、言い争いや不穏な空気が流れてくる様子は未だなかった。
まだまだ諦めてはいないという事なのか、それとも…
ピィィイイイイイイイイイイイイイイイ!
チャーリー「さあ試合再開。 3点差をつけられてしまったミラン、このキックオフで何を仕掛けてくる?」
ポン ポン…
どうやら前半までの様子と余り変わり映えが無い様子である。
即ちFWの切り込みなどでは当然なく、中盤に戻してのパス回しの開始だ。
当然その手綱を握るのはアンドレア・ファルコーニであるか。
145 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/05/18(金) 01:17:27 ID:???
三杉(ワンパターン…と言っても、ミランのこれは黄金色のワンパターンだ。
判っていてもパスを通してくるファルコーニ…彼が居る限りこの戦術には価値がある。)
ブンナーク(………)
三杉(しかしセオリー通りで来るならば、こちらも冒険せずにゾーンディフェンスで硬く守るのがベター…
悪いけど、ここから先もキミ達の狙い通りには踊ってやれない。)
三杉はミランの中盤にて繰り出されるであろうパス回しを想像し、その具体的対策を頭の中で掲げた。
ロジカルで来るならば、それはロジカルで読む事は不可能でない筈だ…。
確実とは言えぬまでもそれなりの自信を持ち、三杉は仲間達へ守備体勢の指示を入れようとする。
先着(順番通りじゃない書き込みは無効)で
★そう思っていた時期が僕にもありました→! card
と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。
《ダイヤ》 三杉の指示はすんなり通った。
《ハート、スペード》 だがそれよりも早くブンナークが先走る。
《クラブ》 おっと、ブンナークがいきり立ってチェックに向かった。
《JOKER》 出たら考えよう、そうしよう。
146 :
森崎名無しさん
:2012/05/18(金) 01:18:52 ID:???
★そう思っていた時期が僕にもありました→
ハート8
147 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/05/18(金) 01:19:23 ID:???
眠くて既にウトウトしまくりなのでお休みなさい。
明日も更新出来ればしますので、もし宜しければまた一緒に遊んで下さい。
ふわあぁーーぁ…むにゃ
148 :
森崎名無しさん
:2012/05/18(金) 01:19:58 ID:???
安定のブンナーク
149 :
森崎名無しさん
:2012/05/18(金) 05:49:19 ID:???
お疲れ様でした
150 :
森崎名無しさん
:2012/05/18(金) 18:17:51 ID:???
乙でしたー
三杉の知性とブンブンの野生が合わさり最強になる
さて今回もブンナークは相手を小突けるだろうか
はたまた振り回されてしまうのだろうか
151 :
森崎名無しさん
:2012/05/18(金) 19:15:01 ID:???
ブンブンに声を掛けなかった時点でこうなることは想定内w
152 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/05/18(金) 23:13:07 ID:???
>>148
Mrブンブンの安定感は五臓六腑に染みわたるでえ
>>149
いつも乙感謝であります!
>>150
:森崎名無しさん:2012/05/18(金) 18:17:51 ID:???
乙あざすー
このブンナークは獣化というか癇癪ですww
それでも好かれるブンナークって一体なんだろう。
>>151
その辺まで見込んで好かれるブンナークさんマジ例外っす!
いいの!?皆はそれでいいの!?
153 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/05/18(金) 23:14:27 ID:???
> そう思っていた時期が僕にもありました→ ハート8
> 《ハート》 だがそれよりも早くブンナークが先走る。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
ブンナーク「クソがぁっ!!」 ダァッ
三杉「皆、ここは引i…って、なにぃっ!?」
無理に前掛かりでプレッシャーを与える必要はない。
やや引き気味を保ち、相手の仕掛けて来たところの密度を上げれば堅く守れる筈。
…そう三杉が守備の指示を投げようと思った矢先にブンナークが動いた。
三杉(ブンナーク…!)
敵のパス回しの中に飛び込んでゆくという、無謀にも思えるブンナークの行為。
何故、彼がこのような暴挙に近しい行動を選択したのか……思い当たる節が無いでもない三杉である。
そしてその想像は大体間違っていなかった。 いや、130%当たっていた。
ブンナーク「なんつーか…イライラすんだよっ!!」
154 :
森崎名無しさん
:2012/05/18(金) 23:14:38 ID:???
ブンちゃんだからしょうがない
155 :
森崎名無しさん
:2012/05/18(金) 23:15:12 ID:???
そんなに説教されたいのかw
156 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/05/18(金) 23:15:31 ID:???
ファルコーニ(特攻…!? しかしこれは余りにも…)
デヤン(ほほう…)ヒュ〜
バンビーノ(これは…アレだろうな。)
三杉(まただ、きっと……。 あのバカ…!)
内心そう思い、髪をクシャリと握り潰すように頭を抱える三杉。
しかしそう思いつつも、このように予想の中だけで収まらない、ロジカルを時に狂わせてこそのブンナークと…
そういう正反対の思考が三杉の中に徐々に生まれつつあるのも事実であった。
先着(順番通りじゃない書き込みは無効)で
★しかし現実は非常である→! card
と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。
《ダイヤ》 デヤンがその気になり、ドリブルでの1対1を望んできた。
《ハート》 バンビーノが冷静にワンツーで翻弄を図る。
《スペード、クラブ》 現実は非常、ブンナークはミラン陣営のパス回しについていけなかった。
《JOKER》 まぐれ!? 見事にミランのパス回しからインターセプト成功。
157 :
森崎名無しさん
:2012/05/18(金) 23:16:19 ID:???
★しかし現実は非常である→
スペード8
158 :
森崎名無しさん
:2012/05/18(金) 23:16:29 ID:???
ですよねー
159 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/05/19(土) 00:04:18 ID:???
> しかし現実は非常である→ スペード8
> 《スペード》 現実は非常、ブンナークはミラン陣営のパス回しについていけなかった。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
バンビーノ「慌てるな皆! 冷静に空いてるコースでパスを回せば取られる筈がないんだ!」
「おうっ!」「なんでい驚かせやがる!」「ええいっ!!」
ブンナーク「チィッ! っざけろバンビーノォ!!!」
威圧感の大なるブンナークの接近は、それ自体が無謀であるとは言えミランの選手に確かなプレッシャーを与えた。
しかし状況が見えているバンビーノは『慌てる必要なし』とピシャリと断言し、仲間達を鼓舞…
結果としてミランのパスは冷静さが保たれる事となった。
ポン! ポンッ! ポーーーン!!!
ブンナーク「クッ、この…」
三杉(いけない、これはどうやら無理らしい。)
幾らブンナークが大声を上げて特攻を狙った所で、1対7そこそこという人数差でパスを潰すなど到底不可能だ。
今回はその常識的な予想には概ね間違いがなく、現実でも同様にリプレイされたのであった。
そしてミランのパス回しは最終的に司令塔(レジスタ)で一先ずのゴールを見る。
160 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/05/19(土) 00:05:54 ID:???
トッ…!
ファルコーニ(好しっ、結果的に攻撃の形は整った。 それでは改めてここから…!) ギィンッ
三杉(…出される!? クソっ、ここは…) ダァッ
バシューーーーン!!!
2列目よりも下、まさにセントラルMFの位置から蹴り出される、ファルコーニによるパス。
通されればほぼ確実にリズムを作られてしまう代物に対し、三杉は作戦通り前方へとダッシュする。
そう…ファルコーニのパスを三杉がインターセプトし、敵の攻撃回数を減らすのが基本的な作戦であった筈だ。
先着2名様(順番通りじゃない書き込みは無効)で
★ファルコーニ ピンポイントパス(! card)71 +(! dice + ! dice)=★
★三杉 パスカット(! card)69 +(! dice + ! dice)=★
と(!とcardの間のスペースを抜いて)書き込んで下さい。
【攻撃Max】−【守備Max】
≧2 → ファルコーニのパスが成功。
=1〜-1 → 左から順に(デヤンがフォロー、レントゥルスがフォロー、ミハエルがフォロー)
≦-2 → ヴィオラボールに。
【基本ルール以外の補正・補足・備考】
ファルコーニのマークがダイヤで[キラースルー(+2)]が発動。
また発動且つ2差以上の勝利の場合、パスの受け手にとって良い位置でボールが渡る。
三杉のマークがダイヤ・ハートで[スプリットパスカット(+2)]が発動。
161 :
森崎名無しさん
:2012/05/19(土) 00:06:41 ID:???
★ファルコーニ ピンポイントパス(
クラブJ
)71 +(
5
+
3
)=★
162 :
森崎名無しさん
:2012/05/19(土) 00:07:18 ID:???
★三杉 パスカット(
スペード10
)69 +(
1
+
3
)=★
163 :
森崎名無しさん
:2012/05/19(土) 00:09:19 ID:???
ブンナークの暴走に頭を抱えてたせいでヘタレたかw
164 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/05/19(土) 00:10:32 ID:???
すみません全力で眠たいしギアスかけられたのでお休みなさい
165 :
森崎名無しさん
:2012/05/19(土) 00:11:47 ID:???
おやすみ乙
166 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/05/19(土) 15:26:46 ID:???
>>163
この試合はFWの為の試合だったという事ですかね?
>>165
あざざーーーっす。 その乙に支えられて更新頑張りマシーン。
=============================================
ファルコーニ ピンポイントパス( クラブJ )71 +( 5 + 3 )=79
三杉 パスカット( スペード10 )69 +( 1 + 3 )=73
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
この試合で成長しているのは何もヴィオラだけではなかった。
主力が2枚欠けたとは言えイタリア(U19)でトップとなった強力なチームを前に、
ミラン選手達も次々に成長の切っ掛けを掴んでいる。
特に三杉とマッチアップしている、アンドレア・ファルコーニのソレは誰の目にも著しく映っていた。
当然ながら彼等にとっても例外ではない。
ニスケンス「3点差を開けられたが、プレイの精度は徐々に上がっていっているな。」
ファンベルグ「成長という意味ならば、彼等(ミランプリマ)にとって有意義だったかも知れない。
だがこんな点差で敗北するようならば、オレ達一軍(トップ)は遥か遠く彼方だ…。」
ニスケンス「大事なのは結果=c敗者が一軍(トップ)へ上がって来られるほどプロは甘くない。」
それでも厳しく突き放すように呟くミラン・カルテットの二人。
しかしここで、その呟きすら切り裂く勢いのパスがファルコーニにから放たれる。
167 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/05/19(土) 15:27:49 ID:???
ギュルルーーーー!!
三杉「グッ…!! 届かないか…」
ファルコーニ(この試合…普段のプレイが通用しないと言うならば、それを越えてゆくのみだ。
生憎、こちら(ミラン)は上が閊(つか)えているのだからな…)
三杉が懸命に足を伸ばすも、その先を悠然と越えて行くパスボール。
タイミングにスピード、そして精度まで備えた屈指のパス、はヴィオラの中央左辺寄りでデヤンが受け取った。
デヤン「ボランチが二人……チェックが早いな。」
オジオ「油断は禁物だよレントゥルス!」
レントゥルス「わ、分かってるってば…!」
オジオとレントゥルスは早めのプレスでデヤンの前に立ち塞がる。
それに対したデヤンは軽く視線を右に投げ、サイドの味方の動きを確認した。
デヤン(うむ…お前も少し仕事をするべきじゃないか?) ポジショニングハgoodダカラナ
ピエトロ(ん? なんか来るヨカーーン)
168 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/05/19(土) 15:29:03 ID:???
先着2名様(順番通りじゃない書き込みは無効)で
★デヤン ワンツー(! card)68 +(! dice + ! dice)+(レジスタ+1)=
ピエトロ ワンツー(! card)66 +(! dice + ! dice)+(レジスタ+1)=★
★オジオ パスカット(! card)67 +(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=
レントゥルス パスカット(! card)67 +(! dice + ! dice)+(人数補正+1)★
と(!とcardの間のスペースを抜いて)書き込んで下さい。
【攻撃Max】−【守備Max】
≧2 → パスワークでヴィオラのボランチが突破された!
=1〜-1 → 左から順に(ディノがフォロー、ラインを割ってスローイン、スペルマンがフォロー)
≦-2 → ヴィオラボールに。
【基本ルール以外の補正・補足・備考】
ワンツーの2人がカードマーク一致で両者に+2補正、ただしクラブ一致は−2ペナ。
カード数値一致で両者に+4、完全一致の場合は自動勝利で必殺ワンツー化。
169 :
森崎名無しさん
:2012/05/19(土) 15:40:43 ID:???
★デヤン ワンツー(
クラブ2
)68 +(
1
+
3
)+(レジスタ+1)=
ピエトロ ワンツー(
スペードA
)66 +(
6
+
1
)+(レジスタ+1)=★
170 :
森崎名無しさん
:2012/05/19(土) 15:41:47 ID:???
★オジオ パスカット(
クラブK
)67 +(
4
+
4
)+(人数補正+1)=
レントゥルス パスカット(
ハート8
)67 +(
5
+
4
)+(人数補正+1)★
171 :
森崎名無しさん
:2012/05/19(土) 16:19:47 ID:???
おお、パスカット上がった上がった
何気にこの試合マルコも活躍してるなあ
172 :
森崎名無しさん
:2012/05/19(土) 16:21:04 ID:???
このチームはタックルの名手は多いけどパスカットの名手が三杉位しかいないから助かるわぁ
173 :
森崎名無しさん
:2012/05/19(土) 16:35:14 ID:???
きっとクオーレやらチェリーブロッサム・ピーチチャイルドなんかが登場して危機感を抱いたんだろう
174 :
森崎名無しさん
:2012/05/19(土) 16:36:04 ID:???
このスレのマルコ多いなw
175 :
森崎名無しさん
:2012/05/19(土) 16:43:18 ID:???
次のフィニッシュはブンナークに任せないと多分泣く
176 :
森崎名無しさん
:2012/05/19(土) 16:43:41 ID:???
よしみんなきけ なかすぞ
177 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/05/19(土) 17:03:17 ID:???
ここはA出しときなさいな(苦笑) >>デヤン
>>171-172
山椒は小粒でもピリリと辛いに相応しく、コッソリと活躍しているオジオさんです。
パスカットが強くなるのはめでたいですね。
>>173-174
マルコという名のメジャー性は異常ww
>>175-176
みんなドSやなあ。
=============================================
デヤン ワンツー( クラブ2 )68 +( 1 + 3 )+(レジスタ+1)=73
◎ピエトロ ワンツー( スペードA )66 +( 6 + 1 )+(レジスタ+1)=74
オジオ パスカット( クラブK )67 +( 4 + 4 )+(人数補正+1)=76 ※K覚醒
◎レントゥルス パスカット( ハート8 )67 +( 5 + 4 )+(人数補正+1)=77
【攻撃Max】−【守備Max】≦-2 → ヴィオラボールに。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
オジオ(この視線…!!)
マルコ・オジオはデヤンの目の動きを確実に察知していた。
そして前半からここまでドリブルでの突破を繰り返してきたデヤン…
彼がこのタイミングでそのような視線の動き、即ち目によるフェイントを仕掛けていた例は皆無だった。
178 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/05/19(土) 17:04:21 ID:???
デヤン「ピエトロ!!」 バシュッ!
オジオ「………!!」 ダッ!
ボールを放るタイミングもバッチリ読めており、動きの精度も彼の思考した物に近づいていた。
パシイッ!!!
デヤン「!!!」
ピエトロ「な、何やってんすか!?」
オジオ「(取れなかった!? …でも)レントゥルス!!」
レントゥルス「そぉい!」 シュタタ
オジオの脚が弾いたボールは緩い山なりの軌道に変わりながらもピエトロの元へ向かっていた。
それを確認したデヤンは構わずリターンを受ける為にダッシュする。
179 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/05/19(土) 17:05:25 ID:???
しかしオジオのコーチングでレントゥルスがピエトロへ圧力をかけており、
更にピエトロは、このデヤンの素早いダッシュに合わせたパスを反射で出せる程の腕はなかった。
ピエトロ「ぬわーーーー!」 ザッ
レントゥルス「とっぴ!」 トッ
割と頑張ったピエトロのミスリターンとするには可哀相だが、蹴り損ねたボールをレントゥルスが確実にカット。
ミランにとっては痛い痛い攻撃失敗である。
デヤン(やはりドリブルでの1対1でないと調子が出ないか…)
しかしデヤンは反省して(空気を読んで)いなかった。
※ オジオがK覚醒、パスカットが+1されました。
180 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/05/19(土) 17:06:26 ID:???
レントゥルス「おいしょー!」
バシュウッ!!
ピエトロが体勢を整えて仕掛けてくる前にと、すかさずパスを出すレントゥルス。
フィールドを大きく使ったサイドチェンジ…先ほど激しく疾走した新田の体力を配慮したパスだった。
ミハエル「良い判断ですヘタレ坊や。」 トッ
彼なりの照れ隠しなのか、軽い毒舌を交えながらトラップするミハエル。
ミハエルもこの試合で随分と勘を取り戻していた。
しかしマッチアップの相手はそれでも中々厳しい相手、バンビーノである。
バンビーノ「チィッ…好い加減で自重して貰わないと困る。」
ミハエル「オッと…? 細い眼を益々細く睨ませていますネ。 余裕を持たねば女性にはモテませんよ?」
バンビーノ「口の減らない事だなっ!」 ダダッ
181 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/05/19(土) 17:07:35 ID:???
先着2名様(順番通りじゃない書き込みは無効)で
★ミハエル ドリブル(! card)67 +(! dice + ! dice)=★
★バンビーノ タックル(! card)66 +(! dice + ! dice)=★
と(!とcardの間のスペースを抜いて)書き込んで下さい。
【攻撃Max】−【守備Max】
≧2 → 抜き去った、ヴィオラの勢いは止まらない。
=1〜-1 → 左から順に(三杉がフォロー、ダラピがフォロー、フィリッポがフォロー)
≦-2 → ミランボールに。
【基本ルール以外の補正・補足・備考】
ミハエルのマークがダイヤ・ハートで[ローズダンサー(+2)]が発動。
ミハエルのドリブルは現在レベル本来の能力値に-2処理。
バンビーノのマークがダイヤ・ハートで[ショットガンタックル(+3吹飛3)]が発動。
182 :
森崎名無しさん
:2012/05/19(土) 17:07:51 ID:???
★ミハエル ドリブル(
ダイヤ10
)67 +(
6
+
5
)=★
183 :
森崎名無しさん
:2012/05/19(土) 17:14:24 ID:???
★バンビーノ タックル(
ダイヤ4
)66 +(
5
+
4
)=★
184 :
森崎名無しさん
:2012/05/19(土) 17:17:07 ID:???
ミハエル痺れるぅーっ!
185 :
森崎名無しさん
:2012/05/19(土) 17:20:07 ID:???
この試合ミハエルはあまり役に立たない、などと考えていた俺の姿はお笑いだったぜ
186 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/05/19(土) 18:15:45 ID:???
>>184
これがスターの名の下に生まれた男の底力でしょうか。
>>185
私もそう思っていたのぜ! ごめんねミハエル!
=============================================
ミハエル ドリブル( ダイヤ10 )67 +( 6 + 5 )+(ローズダンサー+2)=80
バンビーノ タックル( ダイヤ4 )66 +( 5 + 4 )+(ショットガンタックル+3)=78
【攻撃Max】−【守備Max】≧2 → 抜き去った、ヴィオラの勢いは止まらない。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
先程ゴールに到ったミハエルのプレイは、彼自身に喪失した自信の一部を取り戻させて…
いや、それは正確な表現ではなかった。 かのシーンは彼にある種の開き直りを与えたのである。
即ち新たに身に付けようとしている技術に身を任せようとする覚悟。
ミハエル(あの所作がサッカーのプレイに親和し得る事は証明されマシタ。
ならばボクは自分の進む道を迷う理由はありません。 そして…)
迫りくるバンビーノ。
身体が揺れ、緩急を繰り返し、多彩なフェイントでミハエルの初動を迷わせようとする。
バンビーにとっては苦手分野である筈のタックルだが、集中した彼の動作はまさに一級であった。
187 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/05/19(土) 18:17:17 ID:???
ミハエル「見事です細目くん、しかし今のボクには通用しません!」 タッ
バンビーノ「なにっ…ミハエルの身体が…!?」
ミハエル「フフン…踊って貰いますよ、このローズダンサーで!!」
グッ…タッタッタッ……!
ポーン…キューンッ!
またも重力から解放された様なフワリとした動作。
そのままの流れで繰り出されるローズステップはまさに舞踏。
以前のような、相手の反射を狂わせる悪魔のマシューズは失われているが…
それでも今のミハエルは、あの時と変わらぬ華麗さで舞っていた。
バンビーノ「不味い…!! すまん、後ろにいったぞファルコーニ!!」
ファルコーニ「了解…」
フィリッポ「オレオレ、オレも!!」
止められないと察したバンビーノが後方へとコーチング。
これによってボランチとサイド寄りのCBが前に出る構えを取った。
188 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/05/19(土) 18:18:24 ID:???
ミハエル(そう言えば前半は彼等2人に止められましたネ…。 さて。)
先着(順番通りじゃない書き込みは無効)で
★ミハエルの判断→! card
と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。
《ダイヤ》 一度三杉に戻す
《ハート、スペード》 そのまま切り込んで勝負
《クラブ》 ちょっと入れ込みつつ切り込む。
《JOKER》 キャー、ミハエル様。 もうどうにでもして下さい。
189 :
森崎名無しさん
:2012/05/19(土) 18:18:39 ID:???
★ミハエルの判断→
スペードA
190 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/05/19(土) 20:23:32 ID:???
> ミハエルの判断→ スペードA
> 《スペード》 そのまま切り込んで勝負
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
ミハエル「フフン、好いでしょう。」
ミハエルは挑発的な笑みを浮かべて走り出した。
『やられっぱなしは性に合わない』……ミハエルは今、貧民街の頃のメンタルを取り戻しつつある。
ロスのスラムで友人達とのめり込んだ唯一つの娯楽、ストリートサッカー。
比較的に身体の大きくなかったミハエルが、最初は強く上手くもなかったのは当然の事である。
しかしそれでも彼を成長させたのはサッカーの楽しさ、“好き”である故の打ち込み、そして…
ミハエル「やられっぱなしは性に合いまセン!」
チャレンジする心、自らを開拓する心…言わばフロンティアスピリッツ。
それは三杉とミハエルが魂の奥底で引かれ合う所以でもあった。
191 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/05/19(土) 20:25:12 ID:???
サイドに開きながらグングンとフィールドを縦に切り込んでいくミハエル。
これに対応するようにファルコーニとフィリッポが連携して詰めてゆく。
ファルコーニ(オレ達ミランはこんなところで終わらない…。)
フィリッポ「ケッ、もう一回止めてやろうか!」
ミハエル「ジョートーって奴ですヨ?」
先着2名様(順番通りじゃない書き込みは無効)で
★ミハエル ドリブル(! card)67 +(! dice + ! dice)+(サイドアタック+1)=★
★ファルコーニ タックル(! card)68 +(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=
フィリッポ タックル(! card)67 +(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=★
と(!とcardの間のスペースを抜いて)書き込んで下さい。
【攻撃Max】−【守備Max】
≧2 → 抜き去った、そろそろスコアボードを上書きする準備に入っておk?
=1〜-1 → 左から順に(ブンナークがフォロー、ディノがフォロー、ステファノがフォロー)
≦-2 → ミランボールに
【基本ルール以外の補正・補足・備考】
ミハエルのマークがダイヤ・ハートで[ローズダンサー(+2)]が発動。
ミハエルのドリブルは現在レベル本来の能力値に-2処理。
192 :
森崎名無しさん
:2012/05/19(土) 20:26:11 ID:???
★ミハエル ドリブル(
ダイヤJ
)67 +(
3
+
6
)+(サイドアタック+1)=★
193 :
森崎名無しさん
:2012/05/19(土) 20:28:06 ID:???
★ファルコーニ タックル(
ハート9
)68 +(
4
+
4
)+(人数補正+1)=
フィリッポ タックル(
ダイヤ8
)67 +(
5
+
2
)+(人数補正+1)=★
194 :
森崎名無しさん
:2012/05/19(土) 20:29:54 ID:???
ミハエル無双
195 :
森崎名無しさん
:2012/05/19(土) 20:31:57 ID:???
何もかも上手くいくって感じだな。
196 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/05/19(土) 20:49:48 ID:???
ミハエル ドリブル( ダイヤJ )67 +( 3 + 6 )+(ローズダンサー+2)+(サイドアタック+1)=79
ファルコーニ タックル( ハート9 )68 +( 4 + 4 )+(人数補正+1)=77
フィリッポ タックル( ダイヤ8 )67 +( 5 + 2 )+(人数補正+1)=75
【攻撃Max】−【守備Max】≧2 → 抜き去った、そろそろスコアボードを上書きする準備に入っておk?
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
ミハエル「今度こそ…It's show time!」
グッ…タッタッタッ……!
ポーン…キューンッ!
今ほどバンビーノをして翻弄させたローズダンサー再びである。
ボールをお手玉のように自由自在に操り、自身はさも舞踏を舞うかのようにステップを踏む。
前半においてはワンタッチを繰り返す度、ボールを捉える足が僅かに芯からズレていた為に止められたが…
フィリッポ「げぇっ、関羽!?」
ファルコーニ「こいつ……前半とは違う!?」 ザザァッ
ミハエル「おどきなさい?」 シュタッ
今のミハエルは彼等に止められるようなテンションではなかった。
その脳裏に音楽が鳴り響いているかのように、リズミカルとも言えるほど華麗に抜き去った。
197 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/05/19(土) 20:51:04 ID:???
そしてファルコーニ、フィリッポまで抜き去ったからには、右サイドで彼を邪魔出来る者は既に存在しない。
後はタイミングを計ってクロスでも上げればミハエルの役目は成る。
問題は誰に合わせるかだが…
☆ 三杉(ミハエルに何か指示を出すべきか…?)
A オレだ、オレに持って来い!(更に分岐)
B ブンナークだ、ブンナークに上げるんだ!
C 新田だ、新田に合わせてくれ!
D 行けミハエル、そのまま1対1でゴールをもぎ取れ!
E その他
2票選ばれた選択肢で続行します。(投票はメル欄空白で宜しくお願い致します。)
198 :
森崎名無しさん
:2012/05/19(土) 20:51:50 ID:RMFo3Ytw
B
199 :
森崎名無しさん
:2012/05/19(土) 20:53:26 ID:c2r1AYR2
B
200 :
森崎名無しさん
:2012/05/19(土) 20:53:34 ID:DtG67lWw
B
201 :
森崎名無しさん
:2012/05/19(土) 20:55:24 ID:???
おまえらのブンブン好きときたら……
202 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/05/19(土) 21:22:04 ID:???
>>201
『何故ブンナークは愛されるのか』を執筆しようかと考えていますうそです
=============================================
> B ブンナークだ、ブンナークに上げるんだ!
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
ミハエル(フフン、クロスを上げてもう一点ですか。 流石にこれがダメ押しとなるでしょう。)
三杉「ミハエル! ブンナークだ、ブンナークに上げるんだ!」
ミハエル「…っと?」
クロスを上げようとした矢先に三杉の指示が耳に入ってきた。
クロスを上げる、その事自体には何の不満もないが…
ミハエル(うーん、あの類人猿にですカ…どうしましょう?)
203 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/05/19(土) 21:23:55 ID:???
先着(順番通りじゃない書き込みは無効)で
★ブンナークとミハエルの相互信頼はとっても低いぞ!→! card
と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。
《ダイヤ》 ノリノリのミハエルは笑顔でクロスを上げる。ミハエルちゃんマジ天使。
《ハート、スペード》 ちょっとブツクサ、皮肉を口にしながらクロスを上げる。
《クラブ絵柄》 指示無視で三杉にクロスだーー!
《クラブ数字》 指示無視で新田にクロスだーー!
《クラブA》 指示無視で1対1狙いだー!
《JOKER》 クラブ数字の結果+ブンナークの様子が…?
204 :
森崎名無しさん
:2012/05/19(土) 21:24:35 ID:???
★ブンナークとミハエルの相互信頼はとっても低いぞ!→
スペードQ
205 :
森崎名無しさん
:2012/05/19(土) 21:31:47 ID:???
Qさまだから悪態つきながらも頼りにしてるってことかw
206 :
森崎名無しさん
:2012/05/19(土) 21:32:12 ID:???
★ブンナークとミハエルの相互信頼はとっても低いぞ!→
ダイヤ9
207 :
森崎名無しさん
:2012/05/19(土) 21:47:15 ID:???
JOKERだと、とうとうブンナークが泣くのかw
208 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/05/19(土) 21:58:54 ID:???
>>205
Q様はミハエルがお好き?
>>207
全くもう…
=============================================
> ブンナークとミハエルの相互信頼はとっても低いぞ!→ スペードQ
> 《スペード》 ちょっとブツクサ、皮肉を口にしながらクロスを上げる。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
ミハエル(あの類人猿にですカ…ま、いいでしょ。)
三杉からの指示に判断を一瞬迷わせるも、直ぐにミハエルは出す事を決める。
しかし彼はただ単にクロスを上げる事はしなかった。
少々怪しい笑みを浮かべ、彼が口にした言葉は…
ミハエル「ヘイ、美しくない類人猿! 人語を解すか不明ですが、今からクロスを上げますよ!」
ブンナーク「なっ!!」 カチーン
新田「ちょっ!」
三杉「ミハエル!!」
オジオ(あちゃー…)
209 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/05/19(土) 22:00:26 ID:???
そう、ミハエルが口にしたのは味方からツッコミが入る程の悪態。
しかもブンナークを小馬鹿にした物だった。
紳士のスポーツ? いや、ミハエルはスラム出身だし。
ミハエル「パワー自慢と云うのならば…ちゃんと決めてみせなさい!」
バシュウウッ!!!!
サイドを抉り切ってのマイナスクロスはブンナークにとって合わせ易いボールであった。
しかし直前の悪態、そして一つ前のゴールで囮にされた事がブンナークの頭を沸騰させる。
ステファノ「ハッハッハ、こやつめ。 だいぶ頭に血が上っておるな。」
ダニエラ「んな事いっても脅威な事に変わりないじゃん!! 恐怖で壊れたのかじゃん!?」
アントニオ「ええいっ、いいから気合入れて守れテメーら!!」
ディノ「アントニオも落ち着いて!!」
そしてブンナークのフィニッシュを物理的に恐れるべきミランにとっては良い災難かも知れなかった。
210 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/05/19(土) 22:03:12 ID:???
先着4名様(順番通りじゃない書き込みは無効)で
★ブンナーク ブンナークキャノン(! card)78+(! dice + ! dice)+(沸騰中、S.A成功-1)=★
★ディノ 高クリア(! card)68+(! dice + ! dice)=★
★ダニエラ ブロック(! card)67+(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=
ステファノ ブロック(! card)68+(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=★
★アントニオ パンチング(! card)71+(! dice + ! dice)=★
と(!とcardの間のスペースを抜いて)書き込んで下さい。
【シュート】−【クリアorブロックMax】
≧6 → シュートは邪魔される事なく放たれた。
=5〜1 → シュートは放たれたが有効ブロック分だけ威力減少。(1の場合-2、他は-1)
=0〜-1 → 左から順に(三杉がフォロー、新田がフォロー)
≦-2 → ミランボールに。
【シュート】−【セービング】
≧2 → ゴールに突き刺さった!
=1〜-1 → 左から順に(三杉がねじこみ、新田がフォロー、ラインを割ってCK)
≦-2 → 大きく跳ね返し、ミラン有利のランダム。
【基本ルール以外の補正・補足・備考】
ブンナークキャノンは吹飛係数2を有す。
[沸騰中]によりブンナークのカードがクラブ5以下の場合ポスト、クラブAの場合枠外となる。
ステファノのマークがダイヤで[ポストブロック(+4、成功してもこぼれ球)]が発動。
アントニオのマークがダイヤで[延髄切り(+3)]、ハートで[ナックルパート(+2)]が発動。
211 :
森崎名無しさん
:2012/05/19(土) 22:03:28 ID:???
★ブンナーク ブンナークキャノン(
ハート6
)78+(
4
+
3
)+(沸騰中、S.A成功-1)=★
212 :
森崎名無しさん
:2012/05/19(土) 22:03:58 ID:???
★ディノ 高クリア(
スペード4
)68+(
3
+
1
)=★
213 :
森崎名無しさん
:2012/05/19(土) 22:04:18 ID:???
★ディノ 高クリア(
ハートA
)68+(
1
+
3
)=★
214 :
森崎名無しさん
:2012/05/19(土) 22:04:51 ID:???
★ダニエラ ブロック(
スペード3
)67+(
5
+
5
)+(人数補正+1)=
ステファノ ブロック(
クラブ8
)68+(
4
+
5
)+(人数補正+1)=★
215 :
森崎名無しさん
:2012/05/19(土) 22:05:19 ID:???
★アントニオ パンチング(
ダイヤQ
)71+(
5
+
3
)=★
216 :
森崎名無しさん
:2012/05/19(土) 22:06:07 ID:???
アントニオさんも頑張ったがきっちり決めてくれたな。
217 :
森崎名無しさん
:2012/05/19(土) 22:07:30 ID:???
だが直前のミハエルの悪態は美しくなかった
218 :
森崎名無しさん
:2012/05/19(土) 22:08:58 ID:???
ステファノが怪我したな
219 :
森崎名無しさん
:2012/05/19(土) 22:10:43 ID:???
非接触プレイで吹っ飛ぶとクラブの4,9、Kで怪我じゃありませんでしたっけ?
220 :
森崎名無しさん
:2012/05/19(土) 22:11:03 ID:???
ここまで差がつくとミランの監督クビだな。
221 :
森崎名無しさん
:2012/05/19(土) 22:12:52 ID:???
クビになるとヴァレンティノカントクが襲来するんでそのままで良いです
222 :
218
:2012/05/19(土) 22:16:28 ID:???
すまん、こちらの勘違いだった
そういえばアントニオの怪我って治ったんだっけ?
223 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/05/19(土) 23:26:58 ID:???
>>216
ようやく延髄切りを見せてくれました。でも相手がブンナークじゃ意味が無いw
>>217
『新説・実は美しくないミハエル』を執筆しようかと思いますうそです
>>218
おっとアントニオの怪我を150%忘れていました。
ご指摘ありがとうございます。
>>219
スレ主に代わる説明、フォローに感謝致します。
>>220-221
ヴァレンティノ・ダミアーニが就任するフラグでしたw
どう考えてもバックストーリーですが、シッカリ先を読んで下さってる方々は流石ですね。
224 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/05/19(土) 23:28:42 ID:???
ブンナーク ブンナークキャノン( ハート6 )84+(ブロック減衰0)=84
アントニオ パンチング( ダイヤQ )71+( 5 + 3 )+(延髄切り+3)+(軽傷-1)=81
【シュート】−【セービング】≧2 → ゴールに突き刺さった!
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
ブンナーク(クソっ、あのキザヤローが…)
収まりの着きそうにないイラつきを抱えつつ、しかしブンナークはそれを可能な限り内へと留めようとした。
以前ならば明らかにプレイの質・結果へと反映されていただろうソレ…
ブンナークは間違いなく成長していた。 精神的な面においても。
ディノ(クッ…今にも逃げ出したくなるプレッシャーだけどっ!) バッ
1on1でブンナークに空中戦を挑む…どう考えてもディノに勝ち目はない。
それはディノ自身にもよく解かっている事だった。
ブンナーク「うぜえんだよっ!!!」
バッキィィィィィィィ!!!
ディノ「うあっぐっ…!!」
だがフリーで撃たせる訳にはいかない、少しでも威力を減じる事が出来れば良い。
それで後ろが止めてくれる可能性を上げる事になるならば…
そんなディノの覚悟も呑み込むようにブンナークキャノンは放たれる。
225 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/05/19(土) 23:29:44 ID:???
ブンナーク「うおおおおおおおおおっっっ!!!」
バ ッ コ オ オ オ オ オ オ オ オ オ オ ッ ッ ! ! !
バキィィィ!!!
ダニエラ「いってぇじゃん!!!!」
ベキィィィ!!!
ステファノ「オレは…オレ達はゴールポストに……なれない?」
ミランのゴール前に立ちはだかったブロッカーを軽々と吹き飛ばし…
ブンナークキャノンはそれでも威力を砂程も落とす事はなく、GKまで到ろうとしていた。
バッ!
アントニオ「腕がダメなら脚があるぅぅrftgyふじこlp!!!!!!」
タイミングを合わせて脚で蹴り返そうとしたアントニオ・ダンテ。
その勢いは確かでタイミングも悪くなかった。
アントニオの体格からしても悪い勝負ではなかった筈だった。
226 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/05/19(土) 23:30:50 ID:???
ズガガガガガーーーーンッッ!!!
ギュギュギュウーーーーーーーーン!!!! ベリッ!!!!
しかし役者が違ったとしか言いようが無い。
ブンナークキャノンは無惨なまでにアントニオの身体を跳ね飛ばし…
ピイイイイイイイイイイイイ!!!!
またもミランのゴールネットを突き破ったのであった。
ミハエルのアシストでブンナークがゴールを決めるのは、この試合の中で2度目であった。
フロレンティア・ヴィオラ 3−0 ミラン
=============================================
前半17分 新田 インターセプト→ドリブル→時間差ファルコン (1得点)
前半30分 ブンナーク ミハエル→センタリング→ブンナークキャノン (1得点)
後半14分 ミハエル 新田→センタリング→ローズピルエット (1得点)
後半20分 ブンナーク ミハエル→センタリング→ブンナークキャノン (2得点)
227 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/05/19(土) 23:31:59 ID:???
ワアアアアアアアアアアアアアアアアア!!
ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!
チャーリー「ゴオォォォォォォォォォォル!!!!!! 4たい0ぉぉぉぉ!!!!!!!!!!
これがフロレンティア・ヴィオラだ! これがシンプラサート・ブンナークだぁぁぁぁ!!!
「サイッコーだ!!!」「ブンナーク!!」「愛すべきブンナークキャノン!」
「ヒャッハー!!」「男はやっぱこうでなきゃぁ!!」「ぶっ殺せえええええええ!!」
もはやダメ押しと言わざるを得ない4点目。
豪快と表現するのも生温いブンナークキャノン。
先程のミハエルのシュートのような美しさは欠片も無い。
しかし故にこそ力強い、安定してゴールを期待できるブンナークの剛球であった。
ブンナーク「っしゃああぁぁっ!!! 見たか! ふざけんなチキショウがっ!!!」
ミハエル「フフン、よくやりました。 ボクのナイスクロスを讃える事を許しましょウ。」
ブンナーク「グッ………。 テメェかっ!!!」
ゴールを決めた事で遠慮なく怒気を表に出すブンナーク。
それに一歩も引かずにブンナークへと向き合うミハエル。
228 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/05/19(土) 23:33:28 ID:???
新田「ちょ、ちょっと落ちつけよブンナーク!!!」
ブンナーク「うるせえよっ!!!」
慌てて間に入ろうとする新田だが、どうにもブンナークの一触即発は止まりそうにない。
三杉(参ったな…。 まさかこんな問題が噴出するなんて。)
☆さてどーする?
A いきり立つブンナークを叱りつける
B 悪態を吐いたミハエルを叱りつける
C 取り敢えず二人の間に入って止める
D 取り敢えず様子を窺っておこう
E 森崎に負けてられるか、ヘソで茶を沸かすぞ(要5票)
F その他
[3]票選ばれた選択肢で続行します。(投票はメル欄空白で宜しくお願い致します。)
229 :
森崎名無しさん
:2012/05/19(土) 23:34:09 ID:ETB9/Krc
B 美しくない!
230 :
森崎名無しさん
:2012/05/19(土) 23:34:21 ID:60RqFaMg
C
231 :
森崎名無しさん
:2012/05/19(土) 23:34:25 ID:???
>フロレンティア・ヴィオラ 3−0 ミラン
4点目でしょうがw
232 :
森崎名無しさん
:2012/05/19(土) 23:35:34 ID:KejNMn1Y
B
Aは泥沼だし、Cはどっちつかずで良くない。
ミハエルなら分かってくれるさ
233 :
森崎名無しさん
:2012/05/19(土) 23:35:37 ID:c2r1AYR2
C
Dは貴公子として駄目だって前に学んだ(キリッ
それにしてもこの二人、なんとなくジャイキリのジーノと夏木っぽい
234 :
森崎名無しさん
:2012/05/19(土) 23:35:38 ID:e6PdrYt2
B
235 :
森崎名無しさん
:2012/05/19(土) 23:35:50 ID:DtG67lWw
B
236 :
森崎名無しさん
:2012/05/19(土) 23:36:41 ID:???
>E 森崎に負けてられるか、ヘソで茶を沸かすぞ
やったら確実にキャプテンから降ろされちゃうじゃないかwww
237 :
森崎名無しさん
:2012/05/19(土) 23:38:13 ID:???
DとEやったら下剤!
238 :
森崎名無しさん
:2012/05/19(土) 23:40:15 ID:???
ブンナークのハットトリックあるでー
239 :
森崎名無しさん
:2012/05/20(日) 00:12:34 ID:???
だけどさっきの突撃のことはあとで叱るからなブンブンw
240 :
森崎名無しさん
:2012/05/20(日) 00:13:47 ID:???
大丈夫、わざわざ言わなくても試合後あたりに
みっちり!説教するつもりだからw
241 :
森崎名無しさん
:2012/05/20(日) 00:15:14 ID:???
夜通しで説教だね。
242 :
森崎名無しさん
:2012/05/20(日) 00:16:18 ID:???
ブンナークよかったな、望みどおりの説教だよ
243 :
森崎名無しさん
:2012/05/20(日) 00:27:00 ID:???
ブンナーク人気の秘密は駄目な子ほど可愛い、と狂った予想をしてみるw
244 :
森崎名無しさん
:2012/05/20(日) 00:27:33 ID:???
ブンナークを虐めて良いのは俺たちだけなんだ!
245 :
森崎名無しさん
:2012/05/20(日) 00:29:23 ID:???
Aが選ばれていたら泣きだしていたな…
246 :
森崎名無しさん
:2012/05/20(日) 00:31:45 ID:???
じゃあAに一票w
247 :
森崎名無しさん
:2012/05/20(日) 00:38:57 ID:???
ブンナーク大人気だな。
248 :
森崎名無しさん
:2012/05/20(日) 01:02:49 ID:???
次の人気投票のブンナークの票数が楽しみだ
249 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/05/20(日) 20:15:01 ID:???
>>229
ミハエル「フフン、真の美しさとは後世でなければ評価されないものでス」
>>231
全くその通りです、投下した直後に気が付きました。
しかし焦らずともきっと貴方がフォローして下さると信じておりましたとも。
>>233
キリッ
>>236-237
キャプテンはく奪に下剤…やれ恐ろしい事じゃ
>>238
もうダイジェストでもいいかなと思ってます
>>239-242
まったくおまえらときたら…w
>>243-244
なんというか可愛い子ほど苛めたい、そして独占欲みたいな。
これがブンナーク人気の秘密…やれ恐ろしい事じゃ
>>245-248
ブンナークの人気はとうに私の掌の上を離れていきました。
想定不能、コントロール不能。
250 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/05/20(日) 20:16:21 ID:???
> B 悪態を吐いたミハエルを叱りつける
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
三杉「ミハエル!! ブンナークに謝れ!!」
ブンナーク「!?」
新田「!!」
ミハエル「………(フッ」
目の前の一触即発ではなく、外から飛んできた怒声にブンナークらの目が一瞬 点となる。
振り返って見れば、声からして判明していた事だが三杉が険しい顔つきで近付いてきていた。
三杉には色々と思う所があった。
この試合は自ら失態を見せている手前、口出しを憚りたくもあったのだ。
しかしキャプテンの称号を背負っている以上はそうも言っていられない。
選手達の反発を買うとしても、毅然とした態度を取らねばならない時が中間管理職にはあるのだ。
251 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/05/20(日) 20:17:22 ID:???
三杉「(故にこそ…)ミハエル、君の活躍は誰の目にも明らかだ、流石だよ。
しかしだからと言って他者を貶める言葉を放つ事が許されるわけじゃない。」
ミハエル「………」
三杉「そしてブンナークに対しての君の風当たりは異様に強いと僕には感じられる。
どういうつもりなのか僕には量り知れないが…君はブンナークに謝るべきだ。」
ブンナーク(ミスギ…)
新田(おお…厳格な態度ってヤツ)ヒュ〜
三杉(ミハエルにも何か理由があるのかも知れない。
僕の知らない所でブンナークとトラブルがあった可能性だって考えられる。
しかし今この場で両者の言い分を聞いているだけの時間はない。 それに…)
少なくともこの瞬間まで、三杉が目にしてきたのはブンナークが一方的に悪態を受けている姿だ。
個人的な感情が混ざる事になるが、三杉にとってはそれが何となく嫌だった。
252 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/05/20(日) 20:18:39 ID:???
…ともかくとして、三杉はミハエルに対してブンナークへ謝罪するよう促した。
怒気を孕んだ言い方だったので、たしなめたと表しても好いだろう。
そしてこれを受けたミハエルの対応は…
先着(順番通りじゃない書き込みは無効)で
★参加者「ブンブンを虐めていいのはオレ等だけ」→! card
と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。
《ダイヤ》 ミハエル「ソーリー、少々言葉過ぎました。」 三杉(うん…?)
《ハート〜クラブ》 ミハエル「ソーリー、少々言葉が過ぎました。」 三杉(ほっ…)
《クラブA》 ミハエル「フフン、申し訳ないですが彼の事は生理的に尊敬できませン。」 三杉「…」
《JOKER》 ミハエル「ソーリー、少々言葉過ぎました。」 ブンナーク「わかりゃいいんだ、ナイスアシスト!」
三杉「……」
253 :
森崎名無しさん
:2012/05/20(日) 20:18:54 ID:???
★参加者「ブンブンを虐めていいのはオレ等だけ」→
ダイヤ10
254 :
森崎名無しさん
:2012/05/20(日) 20:25:34 ID:???
ダイジェストで何枚JOKERでるかなー(強欲)
255 :
森崎名無しさん
:2012/05/20(日) 20:31:20 ID:???
>ブンナークの人気はとうに私の掌の上を離れていきました。
>想定不能、コントロール不能。
某スレの某巫女さんも急激に人気投票の順位上がったよね
某スレ主も言っているけど一体何がきっかけだったのか
2票36位→4票33位→48票3位
256 :
森崎名無しさん
:2012/05/20(日) 20:33:23 ID:???
この試合のMOMは1ゴール2アシスト(現時点で)のミハエルだろうか
257 :
森崎名無しさん
:2012/05/20(日) 20:34:56 ID:???
数字ではミハエルなんだろうけど、自分は内容で超ニッタを推したい
258 :
森崎名無しさん
:2012/05/20(日) 20:37:55 ID:???
三杉でないことだけは間違いない。むしろ説教されるべきはお前自身だぜ・・w
259 :
森崎名無しさん
:2012/05/20(日) 20:39:35 ID:???
この試合は3トップが凄すぎた。
260 :
森崎名無しさん
:2012/05/20(日) 20:42:27 ID:???
>>254
ラムカーネが大幅弱体化して、あっという間に逆転される可能性あるのに、ダイジェストになるんだろうかね?
261 :
森崎名無しさん
:2012/05/20(日) 20:44:46 ID:???
確かにGKは弱体したけどDF陣もなんだかんだで粘りはあるし時間的にも同点はないと思うが
262 :
森崎名無しさん
:2012/05/20(日) 21:08:19 ID:???
ほんと後半つえぇな・・・
263 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/05/20(日) 21:12:42 ID:???
> 参加者「ブンブンを虐めていいのはオレ等だけ」→ ダイヤ10
> 《ダイヤ》 ミハエル「ソーリー、少々言葉過ぎました。」 三杉(うん…?)
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
(ニコッ)
三杉(うん…?)
刹那であった。
誰も気付かない程の僅かな小さい微笑。
まるで糸遊(いとゆう)のような陽炎のような何かを、三杉はミハエルの奥に見た気がした。
ミハエル「ソーリー、少々言葉が過ぎました。 ナイスシュート、ムエタイファイター。」
ブンナーク「むっ…! うが………。 ……おう。」
新田(ホッ)
三杉「………」
その印象について何かを考える間もなく、ミハエルは三杉の促した通りブンナークへと謝罪した。
ブンナークはと言えば、一瞬口ごもったが間もなく頷いた…本当は文句の一つでも言いたかったのかも知れないが。
元々割と単純であり、怒りや恨みを溜め込むようなタイプではないブンナーク。
こうも素直に、しかも嫌みを感じない謝罪をされては彼の怒気も空回りである。
264 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/05/20(日) 21:13:49 ID:???
一時は一触即発、大事に到りそうなトラブル発生と思われたが…
結果として三杉が介入した事により、この状況は余りにも呆気なく解決をみた。
ブンナーク「ようし、まあこれで4点差だぜっ! このまま勝ちきるぞオラぁっ!」
新田「ああ、このままの調子で最後まで攻めていこうぜ!!」
三杉「皆、油断しないでいこう! バンビーノもミランもこれで諦める相手じゃない!」
「「「 おうっ!!! 」」」
そのままゴールを決めたブンナークを中心に鼓舞が飛び交い、チームの雰囲気はすこぶる良好。
『めでたし』と言って喜ぶべきところである。
しかし三杉には少なくない疑問…と言うよりも違和感が残った。
ミハエルの態度、行動、発言、そしてあの微笑(?)…
三杉(ミハエルはブンナークに対して悪意であんな事を言っていたのだろうか?
いや……違う、そんな感じではない。 かと言って冗談の延長と思えないし…)
三杉にはミハエルの真意が推し量れないでいた。
それが何だと言えばそれまでではあるが、心の中に気がかりな残滓がこびり付いている事には変わりない。
…しかし試合はまだ終わっておらず、三杉は今はその事を意識して忘れる事にしたのだった。
265 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/05/20(日) 21:16:28 ID:???
今は後半の20分で4点差である。
残り25分強、ミランが一方的に4点以上を挙げる事は…常識的に見ても到底無理な状況に思えた。
当然フィオレンティーナがここから気を緩めっ放しとなるならば、その限りではないが…
☆この試合について
A 後り25分はダイジェスト
B 5点差がついたらダイジェスト
C 最後までダイジェストなし
D そんな事よりカラオケしようぜ[要10票]
2票選ばれた選択肢で続行します。(投票はメル欄空白で宜しくお願い致します。)
266 :
森崎名無しさん
:2012/05/20(日) 21:25:40 ID:CNZ87JfA
A
5点差・・・つかないんじゃないかな
それよりも3〜4点差で終わる可能性が高いと思う
267 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/05/20(日) 21:26:04 ID:???
>>254
ホムンクルスのグリードがこんな所にいた
>>255
某スレの某巫女さんが人気出るのは世界の必然でした。
だってあの巫女さんですよ?
当たり前じゃあないですか。
>>256
ブンナークも2得点ですからね。
ウイイレだとゴール数が重視され易いですしMOMブンナークありますぜ。
>>257
超ニッタの活躍は異変、幻想的な事が起こったレベルかもw
>>258
今回は三杉は映えなかったですね。
頑張ったと思ったらファルコーニが底力Lv9を見せたりして。
>>259
まさにFW3人の試合でした。 特にミハエルの活躍は想定の斜め上。
>>260-261
取り敢えずスレ主の私感では最早同点不可能とみました。
ダイジェストの判断はこのように。
>>262
これはもう森崎板の都市伝説に入れてもいいレベル
268 :
森崎名無しさん
:2012/05/20(日) 21:26:50 ID:ub46b/bE
A
269 :
森崎名無しさん
:2012/05/20(日) 21:28:19 ID:???
D てつをと森崎も呼ぼうぜ!
270 :
森崎名無しさん
:2012/05/20(日) 21:30:03 ID:0qGPUeaQ
B
そういえば前スレ78でスレ主が言っていたミハエルのボーナスってもう手に入れたっけ?
271 :
森崎名無しさん
:2012/05/20(日) 21:30:11 ID:???
D 目指せ10票!
272 :
森崎名無しさん
:2012/05/20(日) 21:31:32 ID:???
ミハエルのボーナスって
>>85
じゃないんですか?
273 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/05/20(日) 21:56:54 ID:???
> A 後り25分はダイジェスト
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
残り時間的に判定は一人2つとしました。
先着11名様で
★ブンナークの活躍1→! card(! dice+! dice)
ブンナークの活躍2→! card(! dice+! dice)★
★新田の活躍1→! card(! dice+! dice)
新田の活躍2→! card(! dice+! dice)★
★ミハエルの活躍1→! card(! dice+! dice)
ミハエルの活躍2→! card(! dice+! dice)★
★三杉の活躍1→! card(! dice+! dice)
三杉の活躍2→! card(! dice+! dice)★
★オジオの活躍1→! card(! dice+! dice)
オジオの活躍2→! card(! dice+! dice)★
★レントゥルスの活躍1→! card(! dice+! dice)
レントゥルスの活躍2→! card(! dice+! dice)★
★ダラピッコラの活躍1→! card(! dice+! dice)
ダラピッコラの活躍2→! card(! dice+! dice)★
★ミュラーの活躍1→! card(! dice+! dice)
ミュラーの活躍2→! card(! dice+! dice)★
(続く) まだ投票しないで下さいね。
274 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/05/20(日) 21:58:28 ID:???
(続き)
★スペルマンの活躍1→! card(! dice+! dice)
スペルマンの活躍2→! card(! dice+! dice)★
★オワイランの活躍1→! card(! dice+! dice)
オワイランの活躍2→! card(! dice+! dice)★
★ラムカーネの活躍1→! card(! dice+! dice)
ラムカーネの活躍2→! card(! dice+! dice)★
と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。
[結果]
2D6≧10 → 活躍
2D6=12 → 覚醒
JOKER → 覚醒
※三杉については覚醒ポイント取得となり、カードのKは勝利扱いとします。
ラムカーネに関しては通常の覚醒と異なる事があります。
またカードの結果に関わらず、ある程度の規定展開が繰り広げられます。
275 :
森崎名無しさん
:2012/05/20(日) 21:59:06 ID:???
★ブンナークの活躍1→
ダイヤ9
(
3
+
2
)
ブンナークの活躍2→
ダイヤ2
(
1
+
5
)★
276 :
森崎名無しさん
:2012/05/20(日) 21:59:13 ID:???
★新田の活躍1→
ハート3
(
6
+
1
)
新田の活躍2→
スペード10
(
3
+
4
)★
277 :
森崎名無しさん
:2012/05/20(日) 21:59:46 ID:???
★新田の活躍1→
スペード6
(
3
+
1
)
新田の活躍2→
クラブ9
(
1
+
2
)★
278 :
森崎名無しさん
:2012/05/20(日) 22:00:07 ID:???
★ミハエルの活躍1→
JOKER
(
3
+
3
)
ミハエルの活躍2→
ハート3
(
6
+
6
)★
279 :
森崎名無しさん
:2012/05/20(日) 22:00:15 ID:???
ミハエルwww
280 :
森崎名無しさん
:2012/05/20(日) 22:00:21 ID:???
★ミハエルの活躍1→
クラブ5
(
2
+
4
)
ミハエルの活躍2→
ハート4
(
5
+
3
)★
281 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/05/20(日) 22:00:42 ID:???
こやつめ…スーパースターすぎる
282 :
森崎名無しさん
:2012/05/20(日) 22:01:15 ID:???
★三杉の活躍1→
クラブ6
(
4
+
1
)
三杉の活躍2→
スペード4
(
6
+
6
)★
283 :
森崎名無しさん
:2012/05/20(日) 22:01:20 ID:???
う、美しい…ハッ!?
284 :
森崎名無しさん
:2012/05/20(日) 22:02:08 ID:???
★オジオの活躍1→
クラブK
(
5
+
3
)
オジオの活躍2→
ダイヤ4
(
2
+
6
)★
285 :
森崎名無しさん
:2012/05/20(日) 22:02:37 ID:???
★レントゥルスの活躍1→
ハートA
(
4
+
5
)
レントゥルスの活躍2→
クラブJ
(
5
+
3
)★
286 :
森崎名無しさん
:2012/05/20(日) 22:02:38 ID:???
★スペルマンの活躍1→! card(
4
+
5
)
スペルマンの活躍2→! card(
3
+
6
)★
あなたも聖書を読みなサーイ
きっとJOKERを引けマース
287 :
森崎名無しさん
:2012/05/20(日) 22:02:51 ID:???
★レントゥルスの活躍1→
ハート7
(
3
+
4
)
レントゥルスの活躍2→
ダイヤ3
(
6
+
1
)★
288 :
森崎名無しさん
:2012/05/20(日) 22:03:37 ID:???
★ダラピッコラの活躍1→
スペードQ
(
5
+
4
)
ダラピッコラの活躍2→
クラブ8
(
5
+
4
)★
289 :
森崎名無しさん
:2012/05/20(日) 22:03:44 ID:???
★ミュラーの活躍1→
ダイヤJ
(
4
+
6
)
ミュラーの活躍2→
スペード9
(
4
+
5
)★
290 :
森崎名無しさん
:2012/05/20(日) 22:03:49 ID:???
★ダラピッコラの活躍1→
ハート3
(
4
+
1
)
ダラピッコラの活躍2→
ダイヤA
(
1
+
4
)★
291 :
森崎名無しさん
:2012/05/20(日) 22:03:52 ID:???
★ダラピッコラの活躍1→! card(
6
+
2
)
ダラピッコラの活躍2→! card(
3
+
4
)★
292 :
森崎名無しさん
:2012/05/20(日) 22:04:07 ID:???
★ミュラーの活躍1→
クラブ4
(
6
+
2
)
ミュラーの活躍2→
ハートA
(
6
+
2
)★
293 :
森崎名無しさん
:2012/05/20(日) 22:04:38 ID:???
★スペルマンの活躍1→
ダイヤ4
(
6
+
1
)
スペルマンの活躍2→
クラブ4
(
2
+
2
)★
294 :
森崎名無しさん
:2012/05/20(日) 22:05:01 ID:???
★オワイランの活躍1→
スペードK
(
2
+
1
)
オワイランの活躍2→
クラブ2
(
1
+
2
)★
295 :
森崎名無しさん
:2012/05/20(日) 22:05:18 ID:???
★ラムカーネの活躍1→
ダイヤQ
(
6
+
3
)
ラムカーネの活躍2→
クラブJ
(
5
+
2
)★
296 :
森崎名無しさん
:2012/05/20(日) 22:05:23 ID:???
★ラムカーネの活躍1→! card(
1
+
5
)
ラムカーネの活躍2→! card(
6
+
4
)★
297 :
森崎名無しさん
:2012/05/20(日) 22:05:39 ID:???
★ラムカーネの活躍1→
JOKER
(
4
+
2
)
ラムカーネの活躍2→
ハート3
(
3
+
6
)★
298 :
森崎名無しさん
:2012/05/20(日) 22:05:55 ID:???
三杉とミハエルが揃って6ゾロということはワンツー?
299 :
森崎名無しさん
:2012/05/20(日) 22:07:23 ID:???
この試合で、前線の連中がとんでもないことになってしまいましたなぁ
300 :
森崎名無しさん
:2012/05/20(日) 22:09:46 ID:???
地味に砂漠王子も自重してないな
301 :
森崎名無しさん
:2012/05/20(日) 23:04:09 ID:???
翌日の練習からFW三人にはそれぞれ追っかけが付くな
ブンブンのファンは何故か子供ばかりでw
302 :
森崎名無しさん
:2012/05/20(日) 23:06:07 ID:???
ブンブンのファンには俺もいるぞー
303 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/05/20(日) 23:35:33 ID:???
[活躍した選手]ミュラー
[覚醒した選手]ミハエル*2、三杉
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
そこからの残り25分。
試合の華となっていたのは間違いなくミハエルだった。
ミハエル(全てのプレイにおいて基本に立ち戻らねばならない…
そのように考えていた時期がボクにもありました。)
ダダダッ
バンビーノ「グッ!?」
ロデオ「この動きは…読めない!?」
ミハエル「おどきなさい下郎!!」
グッ…タッタッタッ……!
ポン ポン ポーン…キューンッ!
試合が進むにつれ、その冴えがドンドン増してゆくローズダンサー。
304 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/05/20(日) 23:36:53 ID:???
ミハエル「ヘイ、ミスギ! スイッチです!」
三杉「ああ、そのまま二人で翻弄する!」
ダダダッ
シュタタッ
デヤン「グッ…! 見えん、光り輝く道が…!」
ポン ポン
ギィィィン スパァァァァン!!
ファルコーニ「ディ、ディノッ!」
ディノ「だ、ダメだアンドレア…とても見切れない!」
三杉とミハエルのクロスオーバー。 …かーらーのー、連続ワンツー。
裏打ちされた両者の技術、トラップ&パス、そしてスピードを落とさぬパス&ラン。
同等以上パサーであるファルコーニも、ミラン1の運動量を誇るシルベストリも全く追い付けない。
「すっげえあの二人!!」「デュエット・デル・フィオ―レ!!」「ヒャッホー!」
誰かが言いだした『あの二人はフィレンツェを代表するコンビになる』と。
即ち彼等こそ『デュエット・デル・フィオ―レ(花の都の二人組)』なんだ、と。
305 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/05/20(日) 23:37:53 ID:???
ミハエル「それ、ラストです!」 ポン
三杉「3点目…決めろブンナーク!」 スパァァァァン
デュエットのフィニッシュはノートラップで上げられたハイクロス。
ニアだが高い軌道を緩やかに描いたそれは、ブンナークにとって万全のアシストであった。
ブンナーク「ヘッ、この程度の奴等なら真っ向からの力比べで勝負が決まるってか!?」 バァッ
ダニエラ「そろそろ勘弁してくれじゃん!!」 バッ
フィリッポ「オレオレ、オレだよ! お前の生き別れのアニキ! だから勘弁して!」バッ
アントニオ「ダッシャァァァァ!!! 元気があれば飛び出しも出来る!!!」 バッ
ステファノ「オレがゴールポストだ。」
GKのアントニオ・ダンテを含む3人がブンナークと浮き球を争い、後方でステファノが控えた。
しかし、この1ヶ月足らずで体幹を進化させてしまったブンナークを相手にするのは無謀過ぎだった。
306 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/05/20(日) 23:39:04 ID:???
ブンナーク「しねえぇぇぇぇぇ!!!!」
ドッゴオォォォォォォォ!!!!!
ドゴッ!! ダニエラ「負けた!ミラン戦完!! じゃん!」
ドルルルッ!!! フィリッポ「振込先はこちら……ぎゃあああああ」
ベゴリッ!! アントニオ「やるじゃねえか!! お前がNo.1だぜぇぇぇぇ!」
ドゴォッ!! ステファノ「ポストの神は何処にいる……」
ギューーーーーーーン!!!
ブンナークのハットトリックを阻止出来る選手なぞ、ミランには到底存在し得なかったという訳である。
307 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/05/20(日) 23:41:31 ID:???
バンビーノ(ふぅ…ミスギの相棒はすっかり奴の物というわけか…
だが構わん、それがオレの選んだ道。 そしてオレは最後まで諦めん。)
ミランの攻撃はと言えば、最後まで手が緩む事はなかった。
しかし点に絡んだのは1回のみ…バンビーノがサイド突破から上げたクロス。
これをロデオがスルーし更にマッシモが頭で落とした末、ピエトロ・バルタリがバナナシュートで決めた。
正直ピエトロのシュートは相当なヘナチョコ威力であり、ロデオとマッシモの撹乱が効いたと言って良い。
他の攻撃はミハエルと三杉、そしてミュラーがシャットダウンした。
マッシモ「もう1点…!!! オレのパワーヘッドでもう1点だっ」
ミュラー(そうはさせません…) ダッ
マッシモ(なっ、なんだあいつ!? この展開でファウル覚悟か!?)
ミュラー(まさか。) スルリ…
マッシモ「えっ!?」
キングとブロックの入れ替え…即ちキャスリング。
わざとシューターの視界に這い寄るように走り込み、その意識を分散…
そうする間に直前で相手の身体をすり抜け、ポジショニングをベストな所に入れ替える。
これが陽動とポジショニングを同時にこなすミュラーのキャスリングだった。
マッシモのパワーヘッドはこれによって最後まで封じ込められ、いい所を消されてしまっていた。
308 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/05/20(日) 23:43:00 ID:???
これらの結果として、スコアは以下の様に収束する事となったのである。
フロレンティア・ヴィオラ 5−1 ミラン
=============================================
前半17分 新田 インターセプト → ドリブル → 時間差ファルコン (1得点)
前半30分 ブンナーク ミハエル → センタリング → ブンナークキャノン (1得点)
後半14分 ミハエル 新田 → センタリング → ローズピルエット (1得点)
後半20分 ブンナーク ミハエル → センタリング → ブンナークキャノン (2得点)
後半32分 ブンナーク 三杉 → センタリング → ブンナークキャノン (3得点)
後半39分 ピエトロ マッシモ → ハイタワーポスト → バナナシュート (1得点)
※ミハエルが覚醒、ローズダンサーの補正が(+2)→(+3)へ上昇
更にレベルが上がり(38→39)ドリブル、シュートを除いて全能力+1
ミハエルが覚醒、三杉との連続ワンツー[デュエット・デル・フィオ―レ(+2、消費80×2)]取得
※三杉が覚醒、ミハエルとの連続ワンツー[デュエット・デル・フィオ―レ(+2、消費80×2)]取得
更に覚醒P+3で累計18
309 :
森崎名無しさん
:2012/05/20(日) 23:45:36 ID:???
コンビ名カッコイー
310 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/05/20(日) 23:45:50 ID:???
これにてミランとのテストマッチは終了です。
この先は試合終了後のアレコレが続きますが、それは明日以降に書かせて頂きます。
ただし平日の更新はまた厳しい感じになるとご了承ください。
それではまた〜
……しかしミハエルさん……………
311 :
森崎名無しさん
:2012/05/20(日) 23:46:18 ID:???
>デュエット・デル・フィオ―レ(花の都の二人組)
このスレのネーミング好きだなー乙でしたー
312 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/05/22(火) 02:44:32 ID:???
こんばんちゃ。
今日から数日間、更新スポットは12時から13時になりそうですなれたらいいな。
皆々様の貴重な昼休みを侵食出来るよう頑張ります!(照)
>>309
>>311
技のネーミングが気に入って頂けたようで嬉しいです!
折角イタリアが舞台ですので、それらしく且つ分かり易い感じのネーミングが出来るよう、今後も頭を捻る所存〜
…何故か今日に限って先々の話の描写やネタがやたら浮かんできました。
しかしメモを取らないと忘れるオチ。
忘れる確率75%。
313 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/05/22(火) 12:29:50 ID:???
ビッ ピィッ ピィィィィィィィィィッッ!!!
ザワザワアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!
審判の笛が鳴り止むが先か、たちまち大歓声がスタジアムの音世界を乗っ取った。
無理もない。 名が変わったとは言え、プロ4部のセリエC2所属とは言え…
本来なら失われてしまった筈のホームチームがミラン≠フ名を相手にこれだけの勝利を見せたのだ。
チャーリー「試合終了ーーーっ! フロレンティア・ヴィオラの勝ーーーーー利!!!
船出…というには規模が小さいですが、まあ無粋な事はこの際忘れて、
ミラン・プリマヴェーラとのテストマッチ、4点差をつけての大勝利であります!!」
フィオレンティーナ!! フィオレンティーナ!! フィオレンティーナ!!
フィオレンティーナ!! フィオレンティーナ!! フィオレンティーナ!!
「よくやったお前達!!」「フィオレンティーナはオレ達の誇りだ!!」「みんな最高だったぞ!!!」
「次も頑張れよ!!」「アレ…次ってなんだ?」「知らねえけど…細けえこたぁいいんだよ!!」
314 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/05/22(火) 12:31:00 ID:???
フロレンティア・ヴィオラ 5 − 1 ACミラン・プリマヴェーラ
スコアボードの何処にもフィオレンティーナ≠フ文字はない…それは確かな事実だった。
それでもサポーター達は叫ぶようにコールを続ける。
フィオレンティーナ、フィオレンティーナと。
フィールド中央の三杉はそのコールを染み入るように聞いていた。
身体に圧し掛かる疲労よりも勝利の実感よりも、総身に感じられたのはサポーターとの一体感だった。
三杉「フィオレンティーナ…」
既に失われてしまった只の単語を呟く三杉。
三杉(…失われただって?)
首を横に振った。
続いてスタンドに向けて顔を上げ、グルリと一周サポーターの方を見回し…そして一礼した。
自分達の事をフィオレンティーナと呼んでくれた、フィオレンティーナ・サポーター達に向かって。
そして今度は仲間達の方へと身体を向け、こう言って聞かせた。
三杉「僕が…僕達がフィオレンティーナだ。」
「フッ」「へへっ」「ったりめーだぁ!」「やってやろうぜ、これからも!!」
少々照れくさそうに笑う者も、力強く拳を握る者も…全員が強く頷いた。
疑う事も誰に憚る事もない、自分達はこれからもフィオレンティーナだと受け入れたのだ。
フィオレンティーナとして前へと進んでゆく事を決めたのだ。
315 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/05/22(火) 12:32:02 ID:???
自らが何者なのか分からない事は何より辛い事である。
自らの使命が分からない事は何より不安な事である。
誰かが迷い、苦しむ間にも、時間は残酷に平等に過ぎてゆく。
その時間が更に人を不安に落とす。
だが三杉達は自らが何者かを今日知った。
目の前を閉ざしていた閉塞感は霧散したのである。
勿論、現実的な問題はまだまだ山積みである。
しかし彼等の晴れやかな表情は、そんな問題も全て乗り越えてしまうだろうという気にさせた。
今はそれで十分であろう。
=============================================
※一旦ここまで
316 :
森崎名無しさん
:2012/05/22(火) 15:31:08 ID:???
スレタイ通り混迷から脱出したなぁ
317 :
森崎名無しさん
:2012/05/22(火) 19:47:20 ID:???
イイハナシダナー
318 :
森崎名無しさん
:2012/05/22(火) 21:03:17 ID:???
惜しいなー
デュエット・デル・フィオ―レ
スレタイ候補出せる時期だったら
319 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/05/24(木) 23:55:43 ID:???
>>316
一応そういう計算が立つようスレタイ案も出して頂いてます☆
>>317
ウルウル
>>318
おお、スレタイになりますかね?
320 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/05/24(木) 23:57:02 ID:???
アントニオ「ちくしょおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉっっっ!!!!」
ミランのGKであるアントニオの絶叫が響いた。
屈辱という言葉すら生温い5失点…彼にとっては受け容れ難い、しかし受け容れなければならない事実。
そしてその悔しさは彼だけのものではない。
ロデオ「ほとんど何も出来なかった…」
ディノ(5失点…か。 もっとボクが上手くできていたら…クソぉっ!!)
ピエトロ(ケッ、オレがどんだけ点を取っても無理だぜこりゃ。
味方に足を引っ張られる事ほどバカバカしい事はねえな。)
スタメンを与えられた若い選手全員に対し、この大敗は力不足を知らされる苦い機会となってしまった。
特に若き司令塔たるアンドレア・ファルコーニにとって、この敗北の意味する所は想像以上に大きい。
ファルコーニ(これがプリマヴェーラクラスとは言えイタリアNo.1を取ったチームの底力か…
全く、高い授業料になってしまったな。 トップへの昇格も暫くはお預けだろう。)
ジョカトーレにとって、プリマヴェーラでの栄光などトップに上がれねば無意味に等しい。
そしてミランはなまじビッグチームゆえトップ(一軍)への門が狭いのだ。
チーム内で一、二を争うほどトップ昇格を望んでいるファルコーニにとって、この大差は大きな烙印だった。
321 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/05/24(木) 23:58:07 ID:???
デヤン「…………」
バンビーノ「お前は悔しさを表に出さないのか?」
デヤン「自分の未熟さは一刻も早く、尚且つ正しく受け入れなければならない。
感情を昂ぶらせる間に正確さは失われる、オレがやるべき事は今を正しく認識する事だけだ。」
バンビーノ「フッ、お前も変わっているな。」
年長組であるデヤンとバンビーノは(内心は知れないが)結果に対して比較的冷静なようであった。
バンビーノはその後もデヤンと一言二言交わすと…今度は三杉の方へと近付いてきた。
当然その事に三杉は直ぐ気が付いた。
三杉「バンビーノ。」
バンビーノ「取り敢えず…終わったな、ミスギ。 今日の所は完敗だ。」
三杉「………」
322 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/05/25(金) 00:00:10 ID:???
☆どうしますか?
A バンビーノとミランの健闘を讃える。
B バンビーノの抜けた穴について恨みごとの一つも聞かせる。
C ねえいまどんなきもち?
D 自分の未熟さについてこぼす
E 後でゆっくり話す為にもメシに誘う
F その他
3票選ばれた選択肢で続行します。(投票はメル欄空白で宜しくお願い致します。)
323 :
森崎名無しさん
:2012/05/25(金) 00:00:37 ID:ukaqt22Y
D
324 :
森崎名無しさん
:2012/05/25(金) 00:02:26 ID:Lxw7bRC2
A
325 :
森崎名無しさん
:2012/05/25(金) 00:02:42 ID:XK2VX6Mk
D
326 :
森崎名無しさん
:2012/05/25(金) 00:03:10 ID:SndPk/Ok
E
327 :
森崎名無しさん
:2012/05/25(金) 00:05:47 ID:C7OWpSl2
D
328 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/05/25(金) 00:19:18 ID:???
ちょっち気持ち悪いので今夜の更新は一旦終わりにします。
回復したらあと一投下くらいしたいのですが。
329 :
森崎名無しさん
:2012/05/25(金) 00:20:52 ID:???
無理せずお大事に乙
330 :
森崎名無しさん
:2012/05/25(金) 00:21:36 ID:???
乙です
>回復したらあと一投下くらいしたいのですが。
いやいやいや無理せず寝ましょうよ
また車酔いしますよ
331 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/05/25(金) 00:23:17 ID:???
よよよ…新幹線の終電にさえ間に合っていれば今頃…
332 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/05/25(金) 23:11:58 ID:???
>>329-330
乙とご心配感謝でした。 最近ちょっと不安定な気がするなあ。
=============================================
> D 自分の未熟さについてこぼす
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
バンビーノ「取り敢えず…終わったな、ミスギ。 今日の所は完敗だ。」
三杉「…………」
バンビーノ「どうした?」
三杉「いや……確かにヴィオラは勝利したけれど、それは味方のメンバーに助けられての事だ。
僕はこの試合、内容が良かったとはとても言えない。」
バンビーノ「ほう…?」
三杉「集中しなければならない所で集中を失い、また欲を出して本来のプレイを見失った。
今は勝利よりも課題の方が余程強く感じられるのさ…」
三杉は厳しい目で自らのプレイを省みており、バンビーノに問われた事でそれが思わず零れてしまっていた。
それに対したバンビーノ…意外な事に真面目である筈の彼は三杉の言葉に良い顔をしなかった。
333 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/05/25(金) 23:13:27 ID:???
バンビーノ「気持ちは理解出来なくもない…。 しかし感心しないな、ジュン・ミスギ。」
三杉「えっ…?」
バンビーノ「キャプテンならば何よりも先ずチームの勝利を喜べ、そして味方の頼もしさを喜び自慢しろ。
お前個人の反省は後で…そう、自室に帰った時にでもジックリとやればいい。」
三杉「バンビーノ…」
返ってきたのは予想外な言葉、しかも厳しい口調。
三杉は戸惑いを否定出来なかった。
どちらかと言えば三杉は責任感から、自らの間違いを恥じていたのだが…
バンビーノはその事を棚上げにして勝利を祝えと言ったのだ。
バンビーノ「一選手ならば別に気にする所ではないだろうが、今のお前はキャプテン…いや、それ以上の存在だ。
お前の態度一つでチームの雰囲気が良くも悪くもなる。 その事を覚えておいた方が良いだろう。」
三杉「…………」
バンビーノ「試合の結果はお前の出来だけに左右される物じゃない。
究極的な事を言えば、お前個人の敗北はチームの敗北には繋がらないんだ。
逆にお前がどれほど良いプレイを見せても、チームが敗北したならば、それはお前の敗北だ。」
三杉(僕のプレイとチームの勝敗……)
334 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/05/25(金) 23:14:30 ID:???
☆どう思いましたか?
A バンビーノの言葉に賛同出来る。
B バンビーノの言葉に賛同出来ない。
C よくわからない。
D 賛同できるがお前(バンビ)の態度が気に食わない。
E バーカバーカ。
F その他
[3]票選ばれた選択肢で続行します。(メル欄空白でお願い致します。)
※個人的には一言でも皆さまが具体的にどう思ったかを知りたいです。
335 :
森崎名無しさん
:2012/05/25(金) 23:17:01 ID:EY2lrO42
C
336 :
森崎名無しさん
:2012/05/25(金) 23:18:52 ID:fEvbRHO6
D
決していい別れをしたわけではない友人と、久しぶりに会ってふとこぼれた弱音くらいは見逃せよw
お前がそんな四角四面だから親友(ストラット)との仲がこじれた、という側面は多分にあったと思うぞw
337 :
森崎名無しさん
:2012/05/25(金) 23:19:38 ID:ukaqt22Y
A
338 :
森崎名無しさん
:2012/05/25(金) 23:27:28 ID:SndPk/Ok
D
339 :
森崎名無しさん
:2012/05/25(金) 23:27:42 ID:uLWFwwXU
A
選択肢はこれだけどチームメイト以外の知己にまで無理して体裁取り繕う必要はないなあとも思う
340 :
森崎名無しさん
:2012/05/25(金) 23:31:26 ID:4Ra/ZOzw
F
何よりも先ずチームの勝利を喜べということには賛同できるが、
試合の結果は僕の出来だけに左右される物じゃないということには賛同できない。
より高いレベルを目指すためには、
チームワークとしても、そして個人としても最善のパフォーマンスを心がけるべきだと思うんだ。
341 :
森崎名無しさん
:2012/05/25(金) 23:35:21 ID:SYRW6V4k
E
貴公子風でね!
342 :
森崎名無しさん
:2012/05/25(金) 23:38:19 ID:???
なんという正直者w
343 :
森崎名無しさん
:2012/05/25(金) 23:46:06 ID:nW4r6bps
d
344 :
森崎名無しさん
:2012/05/25(金) 23:48:56 ID:???
>>336
くんのカウンターシュート!バンビーノくん ふっとばされた!
しかも痛いところを突かれたので負傷してしまった!
345 :
森崎名無しさん
:2012/05/25(金) 23:49:48 ID:7cMLQJOg
A
バンビならそう言うだろうと思ってたな
三杉の原動力はPlay for teamだし多少は自分の不調について色々思うかもしれないが
だからこそミハエルとかがフォローしてくれたし特に目くじら立てるものでは無いな
そうしてくれたものも全て三杉の人徳というか選択してきたことだし
346 :
森崎名無しさん
:2012/05/25(金) 23:49:57 ID:???
F そんなことより別会場の岡山姉の試合はどうなったんだろう?
347 :
森崎名無しさん
:2012/05/25(金) 23:59:08 ID:???
>>346
岡山姉の得点→
2
エースの得点→
6
アナカンさんのアシスト→
5
348 :
森崎名無しさん
:2012/05/26(土) 00:00:33 ID:???
手羽先「あれ?エースなら10ゴール10アシストはすると思ったんだけど不調かな?」
349 :
森崎名無しさん
:2012/05/26(土) 00:01:51 ID:???
貴公子「君は何を言っているんだ」
350 :
森崎名無しさん
:2012/05/26(土) 00:03:04 ID:???
下剤「君は何を言っているんだ」
351 :
森崎名無しさん
:2012/05/26(土) 00:03:36 ID:???
下剤www
352 :
森崎名無しさん
:2012/05/26(土) 00:06:38 ID:???
そうかリグルが不調だったのは下剤が原因だったんだな
353 :
森崎名無しさん
:2012/05/26(土) 00:09:00 ID:???
手羽先「下剤……ゆるざん!!」
354 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/05/26(土) 01:10:32 ID:???
カオスな遣り取りに笑いますww まったく君たちは何を言っているんだ?w
あと岡山姉の話題を出してくれる方…イエスだね!
=============================================
> D 賛同できるがお前(バンビ)の態度が気に食わない。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
三杉(うーん……言っている事は確かに正論で一理も二理もあるのかも知れないが…)
バンビーノの言葉は彼の生真面目さを象徴しているようだった。
恐らく悪気はなく、むしろ彼なりの三杉への助言だったのかも知れない。
バンビーノ「…無論オレ達にとってお前の不調は有り難かったが、結果はこの通りじゃないか。
その事をまず喜び、そして仲間達を褒めてやれ。 反省はその後だ。」
三杉「うん…まあ、そうかな。(なんと言うべきか…)」
しかしそれでも素直に受け取り難い何かを三杉は感じていた。
実際にチーム消滅を経験して来たのはヴィオラの選手、結果として思いもよらぬ重圧に耐えてきたのは三杉だ。
その場に居らず、同一の経験をしたとは言えないバンビーノに正論で諭されるとあらば…
これは人として少々反発心を覚えるのも無理からぬ所であろう。
355 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/05/26(土) 01:12:49 ID:???
ただ三杉には、それでも好意によって出された言葉であるとの判断は出来る。
彼は十分に冷静であるのだ。
ならばバンビーノの言葉を好意的に解釈し、受け止める事も貴公子ならば難しくはない。
それが大人というものであろう。 それに…
三杉「(この試合自体、バンビーノが手を回してくれた物かも知れないからなぁ…。 ともかく)
その助言に感謝するよ。 でも仲間達でなく君が相手だからこそ溢した言葉でもあるのだからね。」
バンビーノ「そうか、ならば心配ないな。」
三杉「君も余り生真面目過ぎない方が良いかも知れないよ、もう僕達は敵でありライバルなんだからね。」
バンビーノ「ああ……そうだな。」
※ 貴公子Pが上昇。 (96+
5
→ 次回100到達で覚醒Pに+1ボーナス)
356 :
森崎名無しさん
:2012/05/26(土) 01:13:16 ID:???
おっ100到達
357 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/05/26(土) 01:15:52 ID:???
※ 貴公子Pが100over、覚醒P+1で累計19に。
三杉「そう言えばもうブラジルには行ったのかい?
因縁のある元親友との過去を清算するつもりだったと思うが…」
バンビーノ「ああ、いや…実はまだだ。 ミランに再入団してから今日まで矢の如しだったからな。
リーグ戦の始まる前…まあ来月の間に行くつもりでいるさ。」
三杉「そうか。 まあ以前も言ったが上手くやろうとか、大人を演じようとかは考えない方が良い。
ちゃんと人間らしく感情の儘に行動してくるのが正しいさ、ラムカーネもそう言っていた。」
バンビーノ「フフッ、どうやらこちらこそ助言に感謝しなくてはならないな。 …了解だ。」
細く、気付かぬ程の細い針を言葉に仕込ませ、三杉はバンビーノに助言を返した。
するとバンビーノは少々バツが悪そうな苦笑いを見せる。
しかしながら、どうやら険悪な雰囲気にはなりそうもなかった。
バンビーノ「それじゃあな、またフィールドで会おう。」
三杉「ああ、そう在りたいものだね。」
そう最後に交わすと、バンビーノはクルリと背を向けて去っていった。
三杉が改めてスタンドを見回すと、まだまだ観客席の活気は収まる気配が無かった。
それでも時間は時間である。 いつまでもその場で余韻に浸っていられるほどスタジアムは開放されていないのだ。
358 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/05/26(土) 01:20:49 ID:???
チャーリー「さあ名残り惜しくもそろそろお別れの時間です。
実況は新人のチャーリーでお送りしました、今後も皆さまチャーリーの名をお忘れなく。」
実況の滑舌のよい声が今日という日の終わりを告げた。
これを言われると、流石に席を立つ人の姿もポツポツ現れ始める。
三杉達もそろそろ自分達の控室に戻って総括をしなければならないが…。
A 早々に控え室へ戻る。
B 観客席の方…ファンベルグの姿を探してみる。
C ちょっと待った、それよりも僕は今の内にミランの選手と話しときたい。(更に分岐)
D 疲れたしもう総括とかイイよ、帰ろう。
[3]票選ばれた選択肢で続行します。(メル欄空白でお願い致します。)
359 :
森崎名無しさん
:2012/05/26(土) 01:21:55 ID:???
>>354
嫁の話題というより娘の方が話題の中心だね
360 :
森崎名無しさん
:2012/05/26(土) 01:22:30 ID:TDLldAV6
A
361 :
森崎名無しさん
:2012/05/26(土) 01:28:11 ID:pt57O5uI
A
362 :
森崎名無しさん
:2012/05/26(土) 01:42:20 ID:aTU+LFhk
A
363 :
森崎名無しさん
:2012/05/26(土) 01:47:54 ID:???
総括するのはいいけど、その後のブンナークへの説教も忘れんなよー
364 :
森崎名無しさん
:2012/05/26(土) 08:56:24 ID:???
貴公子Pが100貯まったら何か起きるんだっけ
前は女の子、非公認ファンクラブができたけど
365 :
森崎名無しさん
:2012/05/26(土) 20:04:39 ID:???
モテナイツ仕事せいや
366 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/05/26(土) 22:00:08 ID:???
>>359
いつも娘がお世話になっております。
>>363
なんだかんだでブンブンも3得点してるんですけどねえw
>>364
貴公子Pが100越えを果たし、新たな恋愛騒動勃発か!?
乗るしかない…このビッグウェーブに。 さてさて。
>>365
働きたくないでござる! 絶対に働きたくないでござる!!
367 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/05/26(土) 22:01:11 ID:???
> A 早々に控え室へ戻る。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
三杉(バンビーノとは話せたし、すぐにミランの選手と交流を計る必要はないかな…)
サポーターの重みを知る事が出来た、フィオレンティーナという名を背負う意味を知った、
今のチームの課題と自分にとっての課題を認識出来た、サポーターへ勝利を見せる事が出来た…。
新生フロレンティア・ヴィオラの船出として、非常に多くの物をこの試合で得た。
三杉「(あとは今日の結果を明日に繋げれば十分過ぎるだろう、僕達は前に進んで行ける。)
さあ皆、サポーターに改めて挨拶だ! その後は控え室に戻って総括をしよう!」
「おうっ!!」「あいよー!」「っと…整列ね。」「フフン」
その号令で選手達は三杉の元へと集まり、横一列の形で整列した。
スタンドの方へと身体を向け、タイミングを揃えて一礼。
「「「「 あ(リガトウゴザイマ)した!!!!!! 」」」
ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア
再三となるが、改めてサポーターからの称賛が上がった。
この果てしない声量をその身に受けつつ、三杉達は笑顔でフィールドを後にしていった。
368 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/05/26(土) 22:04:03 ID:???
ナディア「いやー、勝ったねえ。 マーくんも沢山活躍したし、嬉しいけど…」
クラウディア「本来ミラニスタである私達にとっては複雑なのも事実よね。」
モニカ(あれ…? クラウディアが通常運行に戻ってる。)
ナディア(もっとヒステリックに『ジョバンニ兄さんの活躍が…!』って言い出すと思ったけど…。)
クラウディア「でもミランのプリマヴェーラも課題がハッキリしたと思うわ。
やっぱり最前線の選手がもっと決定力をつけないと…って、どうしたの?」
ナディア「ううん、何でもないわ。(ま、いっか。)」
モニカ(クラウディアって車を運転すると性格が変わったりするのかなあ。)
369 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/05/26(土) 22:05:22 ID:???
ファンベルグ「結果としては大敗という訳か。」
ニスケンス「良いプレイもあったのは事実だけれどね、しかし負けては何の意味もない。」
ファンベルグ「そうだね…これでデ・ローニさん(ミランプリマ監督)の引退も早まってしまったかな。」
ニスケンス「きっとな。 …で、後任には誰が着く事になるのか……」
ファンベルグ「その事なんだが、ダミアーニさん(ミラン一軍コーチ)がプリマ監督の
ライセンスを取ろうと、目下猛勉強中らしいって話だ。」
ニスケンス「ほう…あのダミアーニさんが? 意外と言えば意外な話だな。
あのニヒリストがそんな野心的な事を考えているとは…。」
ファンベルグ「あの人は現役の引退も早かった。 燻ぶっていた物が騒ぎ出したのかも知れない。
元々、情熱≠ニいう燃料の大きさは人一倍の物を隠している人だ。」
ニスケンス「…となると、プリマヴェーラの連中は可哀相な事になるかもな。」
ファンベルグ「フフッ、違いない。」
ニスケンス「…で、マルコ。 キミは早々にミラノへ戻る予定かい?」
ファンベルグ「…と言うと?」
ニスケンス「フフ、ちょっとね。」
370 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/05/26(土) 22:06:26 ID:???
隣の人「いやはや…」
フィッツウォルタ「なかなか良い物を見せて貰ったよ。」
隣の人「前半は押され気味だったけど…」
フィッツウォルタ「チームとしてのゴタゴタ、メンバーの入れ替わりもあった割には持ちこたえていた。
この辺の底力は十分に引き継いでいるというわけかな。 しかし…」
隣の人「後半の展開は一転して圧倒的だったなあ…」
フィッツウォルタ「最も目を引いたのが3点目のニッタのパスだ…あれはセンセーショナルだった。
ミハエルやブンナークが霞むほどの輝きを放っていたと言わざるを得ない…。」
隣の人「結論としては、これからのフィオレンティーナにも期待が持てる、応援のし甲斐があるって事だな。」
フィッツウォルタ「全く興味深いチームだよ。 さて…」 スッ
隣の人「そろそろ帰るとしようか。」 スッ
フィッツウォルタ「うーん…どうするべきかな。」
371 :
森崎名無しさん
:2012/05/26(土) 22:07:05 ID:???
この二人w
372 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/05/26(土) 22:07:30 ID:???
〜フロレンティア・ヴィオラ控え室〜
選手用の控え室、ロッカーから離れたスペースに選手達は集まっていた。
一応の責任者である筈のシーザーは一言慰労の言葉をかけただけで部屋を後にした為…
試合後の総括ミーティングは残った三杉によって行われる事となっていた。
大仕事を無事に終え、椅子に腰かけてグッタリとしたい所ではあるが…
三杉「(これもキャプテンの仕事さ)ええっと…先ずは監督から一言………」
「「「 …………… 」」」
アーバックル「I THINK THEY WERE CONTENTS WHOSE SATISFACTION IS POSSIBLE ENOUGH AS EMBARKATION.
ABOUT THE SUBJECT WHICH EACH ONE HAS RECOGINIZED, I DO NOT LET THINGS GO
BUT CONSIDER THAT WGAT IS NECESSARY IS JUST TO COPE WITH IT A LITTLE EARLY.」
まるで人語を解しているかのように、タイミング良くフニャフニャと鳴く猫監督。
それを整列して聞いているヴィオラの11人。
傍から見れば実にシュールな光景である。
三杉「…多分とても有り難い事を言ってくれているんだと思う。 そうだよね、ミハエル?」
ミハエル「おや、ボクに振るんですカ?」
三杉「ごめん、話を次に進める……。」
ミハエルに真顔で返され、三杉は赤面して前言を引っ込めた。
取り敢えず形式は立てたと言う事で、ここから本題である。
373 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/05/26(土) 22:08:31 ID:???
三杉「さて皆、今日は本当によくやってくれたと思っている。
正直言ってキャプテンである僕自身にミスの多い試合であったけれど…
皆のフォローによって助けられ、サポーターに勝利と言う結果を贈る事が出来た。
特にブンナーク、ミハエル、そして新田…FW陣の活躍は言うまでも無く素晴らしかったと思う。」
「少し物足りないくらいだったけどな」「フフン」「へへ」
「まあそうだよな」「実際頼りにしてるぜ」「こっちも守りやすくなります」
名を挙げられた3選手それぞれが口々に感想をこぼす。
対して名を挙げられなかった他の選手達からも、不平が上がる事無く同意を得られた。
それはそれで良いが、この勝利は何もFWだけの物では無い事も事実。
三杉はFW以外の選手の活躍についてピックアップする事とした。
☆誰の活躍をピックアップしますか?
A オジオ
B レントゥルス
C スペルマン
D ダラピッコラ
E ミュラー
F オワイラン
G ラムカーネ
H 自由記述
2票選ばれた選択肢で続行します。(メル欄空白でお願い致します。)
374 :
森崎名無しさん
:2012/05/26(土) 22:09:22 ID:kkE6YlGY
F
375 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/05/26(土) 22:09:38 ID:???
>>371
一応、それぞれ独り言なんですよ…w
376 :
森崎名無しさん
:2012/05/26(土) 22:10:06 ID:TDLldAV6
E フィードでの活躍を
377 :
森崎名無しさん
:2012/05/26(土) 22:10:41 ID:wpPrn0no
E
このチーム、前線のボールカット力が高いから、【取り敢えずロングフィード】が重要。
378 :
森崎名無しさん
:2012/05/26(土) 22:11:32 ID:???
うちの監督がアイドルすぎるwww
379 :
森崎名無しさん
:2012/05/26(土) 22:13:30 ID:2NFcMaZw
G
380 :
森崎名無しさん
:2012/05/26(土) 22:15:25 ID:lQzuNTZo
E
正確なロングフィードで前に出してくれたミュラーは活躍したね
381 :
森崎名無しさん
:2012/05/26(土) 22:26:31 ID:???
H ダブルハットトリックのリグル
FWだけど気にしなーい
382 :
森崎名無しさん
:2012/05/26(土) 23:02:23 ID:???
H
>>381
383 :
森崎名無しさん
:2012/05/26(土) 23:06:55 ID:???
5アシストのスレ主さんも活躍したと思うんだ
384 :
森崎名無しさん
:2012/05/26(土) 23:09:58 ID:???
手羽先「スレ主くんの5アシストはFWがリグルだったから適当に放り込めば簡単に可能だったんだよ。
やはりリグルこそがMVPだ。」
385 :
森崎名無しさん
:2012/05/26(土) 23:18:05 ID:???
貴公子「君は何を言っているんだ」
386 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/05/26(土) 23:51:35 ID:???
>>378
この監督は結構人懐っこいところがありますからね。 相手チームからの反響も大きい筈です。
>>381
流石はエース! 私も某人気投票で投票・コメントした甲斐があるというものです。
>>383-384
残念ながらその手羽先の言う通りです、私の活躍などおこぼれに過ぎません。
でも手羽先にうちの娘は絶対にやらん!
>>385
さすが貴公子のツッコミは格が違うずぇ…
387 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/05/26(土) 23:52:47 ID:???
> E ミュラー
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
三杉「あとは…そう、ミュラーだ。」
ミュラー「えっ?」
三杉「君の仕事がこの試合で際立っていたと僕は思う。
特にロングフィードが試合の組み立てを助け、ゴールにも2度繋がったのは特筆すべきだ。
ウチのこれからの攻撃戦術としての有効性がまさに証明されたと言える。」
ミュラー「そうですか…。 そう言って貰えて嬉しい…以上に少々照れますね。」
お堅い気質のゲルマン民族らしい反応と言うべきか。
ミュラーは試合後でもきっちりと整えられた(固められた?)髪を弄りながら照れ笑いを浮かべる。
三杉「フフ、クロスに対する処理もかなり安定しているし、CBとしては今でも十分に頼れる存在だよ。
でも最終ラインの総合的な守備力は、中山が抜けた事による低下が否めないのも事実だ…
ゆえにミュラーにはここから先、もっと高い期待を抱かせて貰いたいと思っている。」
ミュラー「もっと高くですか…。」
三杉「不満、それとも不安かい?」
ミュラー「いいえ、望むところ。 遣り甲斐がありますよ、フフ。」
※ 三杉とミュラーの相互感情が微上昇。 またミュラーの向上心が刺激されました。
388 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/05/26(土) 23:54:01 ID:???
中山という大黒柱が抜けた事で、DF選手それぞれに実力向上が求められている現状。
三杉のミュラーへの言葉はまさしくその事を示していた。
三杉(…逆に言えば、中山が居なくなったからこそミュラー達が注目される形になった。
要となる突出した実力のDFの存在は有り難い一方で、注目を一ヶ所に集め過ぎる事もある。
ミュラー達にはこれまでに無かった高い期待…つまり結果を出す事が求められてくる。
彼等全員がそれに応える為に今まで以上の努力をこなしたとしたら…。)
仮定の話である。
中山一人が非常に頼れる最終ラインと、中山を除いた他の選手達が頼れる最終ライン。
比較してどちらがチームとして優れていると言えるだろうか?
…それは判らない。
三杉(…だが少なくとも、今の彼等(DF)は以前よりも遥かに必死だ…
結果論だが中山が居なくなった事は彼等の成長を助長しているんだ。)
三杉は今ある事実を前向きに解釈し、そのように考える事にした。
いつまでもキャプテンが『中山が居れば…』と思っている訳にはいかない。
今の戦力で世界トップクラスのチームを撃破出来る様にならねばならないのだ。
その為に考えるべきは、中山を懐かしむ事よりも、いま目の前にいるミュラー達の先を見る事…
この試合で三杉は殊更それを教えられた気がしていた。
389 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/05/26(土) 23:55:13 ID:???
☆三杉(さてと…個々へ伝える事は別として、この場で皆に言っておくべき事は以上かな?)
A 以上である
B まだ他にある(要記述)
2票選ばれた選択肢で続行します。(メル欄空白でお願い致します。)
390 :
森崎名無しさん
:2012/05/27(日) 00:07:04 ID:opclfLlw
A
391 :
森崎名無しさん
:2012/05/27(日) 00:31:34 ID:C2zloIrw
A
392 :
森崎名無しさん
:2012/05/27(日) 00:39:10 ID:???
B 魔理沙教への勧誘
393 :
森崎名無しさん
:2012/05/27(日) 00:41:31 ID:???
B あ、ブンナークはこの後話があるから
394 :
森崎名無しさん
:2012/05/27(日) 00:42:00 ID:???
B あ、ブンナークはこの後話があるから
395 :
森崎名無しさん
:2012/05/27(日) 00:42:16 ID:???
B あ、ブンナークはこの後話があるから
396 :
森崎名無しさん
:2012/05/27(日) 01:01:26 ID:???
このドSどもめ!
397 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/05/27(日) 12:15:19 ID:???
>>392
あ、私は入信してます。(心まで売り渡してませんが)
>>393-395
安定のおまえらwwwwwwwwwww
>>396
あれ、私がいる……寝惚けてコメントレスしたんだっけ?w
398 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/05/27(日) 12:16:44 ID:???
> A 以上である
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
三杉「取り敢えずここで話すべき事は以上かな…
まあ、今日の試合でカウンター戦術も十分に使えそうだと判った。
今後の練習にもロングカウンターを意識した物を取り入れていくので、そのつもりでいて欲しい。
ああ…それから基本的なパスについても、皆には今後改めて意識して貰いたい事柄があるか。
それについても次の練習の際に話すから忘れないで欲しい。」
…と、そこまで述べて三杉は『以上、解散。 あ…あとブンナークは後ほど話があるから。』と締め括った。
こうして三杉は試合の総括を終えたのだった。
「了解」「オッケー」「あー、終わった…」「勝てて良かったな」「そうだね」
選手達は緊張の糸を緩めてその場をぞろぞろ離れていく。
三杉もこれでようやく重圧から一時の解放を許された訳である。
399 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/05/27(日) 12:19:00 ID:???
三杉(僕は上手く出来たのかな…?)
アンザーニ監督の指導、指揮、総括を思い出しながら、三杉は試合が始まる数日前からの経緯を辿った。
当然ながら比べてみれば不足する部分も多々あったに違いない、何しろ経験値が違いすぎるのだ。
それを認め、その上で三杉は三杉なりに経験を深め、指揮等に反映しなければならない。
…と同時に三杉は選手としてフィールドに立たねばならなくもある。
実質的にも彼の負担は当時のアンザーニ監督以上である事は言うまでもない。
フロレンティア・ヴィオラの本当の課題はココにこそあるのかも知れなかった。
ガチャリ…
三杉はドッと押し寄せて来た疲労から逃げる様、控え室の外へと出た。
控え室は言わば人の多い密室…必然的に二酸化炭素濃度と室温は自然状態よりも高まる。
長時間居れば心身への倦怠感や息苦しさも少しずつ蓄積されるであろう。
対して扉を一枚挟んだ渡り通路はひんやりと冷たく、三杉の胸にフレッシュな空気を提供してくれた。
400 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/05/27(日) 12:20:08 ID:???
三杉(疲れたな……… 本当に… 想像以上だ………)
やり遂げた達成感は十分にある。
その中のミスについてはこれから修正していけば良い、その自信もある。
しかしこの疲労感については今すぐの自信を持てなかった。
これをあと何度繰り返す事になるのだろう…と。
スッ…
先着で
★そんな三杉に話しかける者の姿→! card
と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。
《ダイヤ》 それはシーザーだった。
《ハート・JOKER》 それは金髪の少女だった
《スペード・クラブ》 それはモニカ達3人娘だった。
401 :
森崎名無しさん
:2012/05/27(日) 12:21:27 ID:???
★そんな三杉に話しかける者の姿→
クラブ2
402 :
森崎名無しさん
:2012/05/27(日) 12:26:30 ID:???
もう少しで
それはマモノだった。
だったな
403 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/05/27(日) 12:33:15 ID:???
《クラブ5》 それはシロヤマンだった
《クラブ4》 それは某名将だった
《クラブ3》 それは某イージーだった
《クラブ2》 それは某ミサトだった
《クラブA》 それはマモノだった
こんな風にしなくて良かったですかね?
404 :
森崎名無しさん
:2012/05/27(日) 13:16:49 ID:???
>>403
ここでそんな風にすべきだ!なんて言ったらどうなるんだよw
405 :
森崎名無しさん
:2012/05/27(日) 13:22:32 ID:???
>でも手羽先にうちの娘は絶対にやらん!
そういえば娘さん、某スレ主との結婚の噂があったな
(キャプテン○○と入れてみよう!)
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1332579717/837-838
406 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/05/27(日) 13:25:56 ID:???
> そんな三杉に話しかける者の姿→ クラブ2
> 《クラブ》 それはモニカ達3人娘だった。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
三杉「うん…?」
モニカ「えっと………その…」
三杉「モニカ…?」
疲れ果て、今にもその場に座り込みそうだった三杉。
そんな時、彼の方へ静かに近付いてきた者はモニカ・センペルテ・ディマーレだった。
赤面して口ごもる彼女の姿を認め、三杉は目を丸くする。
ナディア「初勝利おめでとうございまーす!」
クラウディア「本当はミランサポーターですけど、今日はフィオを応援させて貰いましたわ。」
モニカの背中からもう2人の少女がひょこひょこと顔を出した。
この2人の存在と言葉に依って、三杉は事態を把握する。
即ち彼女ら3人はヴィオラを応援する為、わざわざミランくんだりから駆けつけてくれたのである。
407 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/05/27(日) 13:27:25 ID:???
三杉「ハハ…どうもありがとう。 3人ともわざわざ来てくれたんだね。」
クラウディア「いいえ…まあ私にとっては兄さんのミラン復帰戦でもありましたから。
それにフィオレンティーナも色々とあったみたいですし心配で…ねえナディア?」
ナディア「そうそう、私達にとってはそれなりに関係の深いチームじゃないですか。
ミランの次くらいには本気で応援してますよ。 マーくんに会いに来る理由にもなるし。」
モニカ「…だ、そうです。」
自己主張をシッカリする2人とは対照的に、モニカは控えめ過ぎるほど後ろに下がる。
考えてもみれば、三杉と彼女の間にあった出来事はホンの1ヶ月前に起きた事なのだ。
なかなか何も無かったかのように接するのも難しかろうと考えられる。
☆三杉(うーん、彼女達になんて言うべきかな?)
A 「ええと…元気かいモニカ?」
B 「ええと…ナディア、オジオを呼んだ方が良いかい?」
C 「ええと…クラウディア、バンビーノにはもう会ったのかい?」
D その他
2票選ばれた選択肢で続行します。(投票はメル欄空白で宜しくお願い致します。)
408 :
森崎名無しさん
:2012/05/27(日) 13:27:57 ID:C2zloIrw
A
409 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/05/27(日) 13:30:27 ID:???
>>404
三杉「チェンジ」 監督達「なにぃっ!?」
こんな事になっていたかもです
>>405
実に面白い(CV:福山)
いや、ちょっとイカン、イカンぞ!
誰にも嫁になんかやりたくないんじゃーーー!!
410 :
森崎名無しさん
:2012/05/27(日) 13:35:18 ID:sT0lC422
A
411 :
森崎名無しさん
:2012/05/27(日) 13:36:02 ID:xtRjPpdY
B
モニカはスルーした方が良いのかもしれんから無難に
412 :
森崎名無しさん
:2012/05/27(日) 14:29:14 ID:???
モニカに無様なオーバーヘッドのこと突っ込まれそうだな
413 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/05/27(日) 15:04:15 ID:???
ありゃ、とっくに決まってたんですね。
勘違い?見間違いしてました。
気付かず外出してしまいました、更新は後ほど
414 :
森崎名無しさん
:2012/05/27(日) 15:38:26 ID:???
>>405
人気投票上位から順に見てみた
8位の人が引き当てたようです
http://uranai-labo.sakura.ne.jp/propose/uranai.cgi?namae=
%83t%83%89%83%93%83c%81E%83f%83B%83b%83e%83%93%83x%83%8B%83K&sei=1&id=435
415 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/05/27(日) 22:21:50 ID:???
ディディディ…ディッテンベルガ、貴様かぁぁぁぁぁぁっ!!!!
=============================================
> A 「ええと…元気かいモニカ?」
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
三杉淳は既に青葉弥生を唯一人の女性と決めている。
しかしこのモニカ・ディマーレは本当の意味で三杉の初恋と言える少女だった。
そう…彼女は三杉が初めて献身たる愛情を向けたけた存在なのである。
三杉が決断したその愛情は、互いにとって悲しく厳しい物であった。
しかしそれは三杉が人として正しく在る為、貴公子を貫く為に必要だった。
…後に残ったのは互いの胸に浸された失恋という痛み。
だが三杉は、その痛みの中においてもモニカが早く立ち直ってくれる事を…
今の不器用なままでも十二分に魅力を放つ、彼女の将来が明るく拓かれる事を望んだ。
またモニカも、三杉が諦めに近い確信を打ち破り、夢を切り拓いていく姿を望んだ。
若い二人だからこそ、許され、実現された美しい別れだったと思う。
そしてその時の気持ちに嘘が無かったからこそ、モニカはこうして三杉達の門出を応援しに来たのだ。
ならば三杉も当然その行動に応えなければならなかった。
416 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/05/27(日) 22:23:15 ID:???
だが、それに応えるとは具体的にどうすべきなのか…三杉の引き出しに正解は存在していなかった。
元々恋愛関連については(興味を持たなかったせいで)経験が非常に希薄な三杉淳。
この方面に限って言えば、彼は貴公子にはとても成れておらず、未だ坊やと言わざるを得なかった。
三杉「ええと…元気かいモニカ?」
モニカ「………!」
彼は何を言うべきか判らず、テンプレートのような声かけしか出来なかったのだ。
しかし一方的に振る形になった相手に対し、これは正直に無神経だったと言わざるを得ない。
少なくともモニカにとって、今の会話の流れで自分がピックアップされる事は考えづらかった。
ナディアが『マーくんに会いにくる理由になるし』と話し、彼女達が控え室にやってきた理由は暗に示されたのだ。
…にも関わらず、会話の空気を読む事無く、敢えてモニカを気にした三杉の反応は兎角不自然。
余程モニカの事を気にしていなければ、それは通常有り得ない事だった。
いまだ三杉を前にして普通の態度を取れないモニカにとって、それは混乱を助長する一言だったのだ。
417 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/05/27(日) 22:25:02 ID:???
その刹那…モニカの頭の中でどのような思考が巡ったか、三杉が知る由もない。
故にその次のモニカの行動理由についても、彼が真意を理解する事はなかった。
モニカ「ごめんナディア…ちょっとアタシ…忘れ物……」 クルッ
三杉(!?)
ナディア「えっ!? あっ!」
クラウディア「ハァ………。 ナディア、私が行くから。 アンタは彼に挨拶してきなさい。」 クルッ
ナディア「あっ…うん、ごめんクラウディア!」
三杉「…………」
ナディア「…………」
走り去っていく二人の背中を三杉とナディアは呆然と見ていた。
※ 貴公子Pが下降。 (101 − 6 = 95 → 次回120到達で覚醒Pに+1ボーナス)
418 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/05/27(日) 22:26:24 ID:???
一旦ここまで。 続きも今日中に投下しますのでちょっと待ってね。
419 :
森崎名無しさん
:2012/05/27(日) 22:27:00 ID:???
貴公子Pがゼロなったらどうなってしまうの?
420 :
森崎名無しさん
:2012/05/27(日) 22:28:09 ID:???
奇行子Pが発生します
421 :
森崎名無しさん
:2012/05/27(日) 22:31:32 ID:???
やべえオラちょっとワクワクしてきたぞ
422 :
森崎名無しさん
:2012/05/27(日) 23:38:28 ID:???
既に振ったのだからモニカにはもう何もしてはいかんのだ
423 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/05/27(日) 23:39:38 ID:???
>>419-420
奇行子Pが一定値まで貯まるとどうなるか…考えてみましょうカwww
>>421
やはりこのスレの住人は対人に関してはドS…(サッカーに対しては隠れM)
=============================================
三杉「ええと…オジオに会いに来たんだよね?」
正気に戻った三杉だが、取り敢えず事態については掴めていない。
ならば早々に話を進めるしかないと考え、ナディアがここに居る理由を再確認した。
ナディア「あ…はい………」
三杉「ちょっと待ってて。」
相手も戸惑い気味ではあったが、どうやら目的は目的として定まっているらしい。
三杉の問いに対し肯定で返してくれた。
ガチャリっ
三杉「オジオ、着替え終わってる? ちょっと出て来て貰えるかな。」
控え室の扉の隙間から『オッケー』という声が返ってくると間もなく…マルコ・オジオが姿を現した。
424 :
森崎名無しさん
:2012/05/27(日) 23:40:03 ID:???
お互い好きで、これからも直接的でないにしろ絡みあるからねぇw
とはいえ、貴公子的なセリフや振る舞いなんて俺には分からないぜ・・・くっ
425 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/05/27(日) 23:41:23 ID:???
オジオ「なんだいミスギ? って、あれ……ナッちゃん?」
ナディア「やっほー、マーくん。 応援しにきちゃった。」 ギュッ
オジオはナディアの姿を認めると、先程の三杉以上に目を丸くした。
一方そんなオジオの驚きをナディアは楽しそうに嬉しそうに飛び付く。
当然ながらオジオの表情には驚きの色に照れが加わった形になる。
オジオ「ビックリした…わざわざ来てくれたんだね、ありがとう。」
ナディア「当ったり前だよ、新しいチームの門出でしょ?」
三杉(この二人は上手く続いているみたいだな…。
この分なら、どうやら僕の事は眼中にないみたいだし、席を外すとしよう。) スゥッ
先着で
★恋人同士の逢瀬は邪魔するもんじゃないよね→! card
と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。
《ハート》 ナディア「あ、そうだマーくん。 ミスギさんの事をフォローしてあげて欲しいんだけど。」
《それ以外》 特に何もなかったぜ。
《JOKER》 ???
426 :
森崎名無しさん
:2012/05/27(日) 23:41:46 ID:???
★恋人同士の逢瀬は邪魔するもんじゃないよね→
ダイヤ10
427 :
森崎名無しさん
:2012/05/27(日) 23:41:52 ID:???
★恋人同士の逢瀬は邪魔するもんじゃないよね→
スペードJ
428 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/05/28(月) 00:05:41 ID:???
> 恋人同士の逢瀬は邪魔するもんじゃないよね→ ダイヤ10
> 《それ以外》 特に何もなかったぜ。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
ナディア「イチャイチャ☆」
オジオ「ちょ、ちょっとナッちゃん…!」
三杉(はいはい、御馳走さまです。) スタコラサッサー
こうして三杉は気付かれないようにその場を離れる事に成功した。
ただ、本来ならばこの場においてモニカの提案が出される筈だった事を言わなくてはならない。
今日の三杉は決して調子の良いプレイではなく、むしろスランプ気味だったと言える。
それを明敏に察したモニカは、フィールドに立つ三杉の顔つきに色濃い疲労を感じ取っていた。
また目敏い事に、ヴィオラのベンチに監督らしき大人≠ェ存在していない事にも気付いたのだ。
(あと可愛いニャンコがいる事にも気付いていた。)
これらの状況からモニカは、今現在ヴィオラに監督が不在である事、三杉が監督の業務を担っている事、
そしてその業務が三杉にとって非常に重い負担になっていると推測したのである。
故にモニカは分析力・運営力に優れていそうなマルコ・オジオに対し、
三杉の負担が軽減されるよう協力を求める意図で控え室まで着いて来たのだ。
でなければ、目の前に立ってしまえば確実に心がざわめいてしまう相手…
まともに口も利けず、恥ずかしい姿を見せてしまうかも知れない相手…
即ち三杉と出会ってしまうリスクを押して、控え室まで来る勇気はモニカには無かった筈なのだ。
429 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/05/28(月) 00:11:10 ID:???
三杉(なにか貴公子的に悪い事しちゃったきがするな…)
モニカ(うえぇーん…ミスギさんのバカー……)
そんなこんなで三杉は控え室に戻り、宿舎に帰るべく着替えを済ませたのだった。 チャンチャン
ともかくとして、フロレンティア・ヴィオラはこれにて無事に船出を為し終えた事になる。
しかしてWトーナメント出場の道には直接繋がらない勝利に過ぎない事もまた事実。
三杉はこの後にタブリス・フィッツウォルタと再開し、希望の種を得る…
これは賢明なる読者には既に予想済みであろう。
しかしながらここでスポットは一瞬三杉から外れる。(ホントに一瞬です)
430 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/05/28(月) 00:12:11 ID:???
<日本・静岡県>
「そらっ、マークが甘い!」「やるな貴様!」「バカ!連携を考えろっていつも言ってるだろ!」
「そんなんじゃ冬は東邦に日本一を持ってかれるぞ!」「ちゃんとパスを繋げ!」「走れ走れ!!」
夏のインターハイを初優勝で終えた南葛高校サッカー部。
彼等はつい先日の栄光に溺れる事無く、冬の国体に向け、既に再スタートを切っていた。
岬(それも仕方が無い話だ、何しろ東邦は日向が欠場していたからね…)
山森(日向さんが居ないから俺達は優勝できた…それが今の評価なのは間違いない。
だからこの冬こそが本当の勝負なんだ。)
井沢(クソクソっ! 山森の奴このオレを差し置いてベストイレブンに選ばれやがって…調子に乗るなよ!)
来生(ヘヘン、俺様さえいれば南葛はぶっちぎりだぜ!! ちょろいね!!)
高杉(居なくなって初めて石崎の必要性が解るぜ…正直DFの粒が足りてねえ。)
それぞれが夏冬連覇という快挙に向けて思いを馳せている。
東邦の日向が謎の欠場をした夏のインターハイ…
そこでの優勝こそが彼等をこれまで以上に焦らせているのだろう。
431 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/05/28(月) 00:14:22 ID:???
だが、そんな部員達の思惑とは少々離れた所にいる人物がここに一人…
その人物の名は杉元 久美、南葛高校サッカー部のマネージャーである。
元々彼女は南葛中時代に大空翼に憧れてマネージャーとなった。
その翼は自分に全く振り向いてくれないままブラジルへと旅立ってしまった為…
正直言って以後彼女にはサッカー部のマネージャーを続ける理由はなかった。
だが現実として彼女は今以ってマネージャーを続けている、しかも中学高校と合わせて最早4年目。
何故彼女はサッカー部のマネージャーを続けたのだろうか?
先着で
★久美がマネージャーを続けた理由→! card
と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。
《ダイヤ》 サッカーの楽しさに真剣にハマったから。
《ハート》 頑張っている人達の助けになる事に対し、真剣に遣り甲斐を見出したから。
《スペード・クラブ》 一つ上の山森の事をちょっとイイなと思ってたから。
《クラブ5以下》 南葛のサッカー部に関わっていれば、将来性のある人物とお近づきになれるから。
《JOKER》 何故か中沢早苗の事を好きになっていたから…ライクではなくラヴの方な。
432 :
森崎名無しさん
:2012/05/28(月) 00:14:40 ID:???
★久美がマネージャーを続けた理由→
クラブK
433 :
森崎名無しさん
:2012/05/28(月) 00:14:49 ID:???
★久美がマネージャーを続けた理由→
ダイヤ4
434 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/05/28(月) 00:16:06 ID:???
本日はここまでと致します。
どうやら彼女はキャプ森本編と同じ歴史を歩んだようですね。
435 :
森崎名無しさん
:2012/05/28(月) 00:16:26 ID:???
おねいさんが黙ってないぜぇ…久美ちゃんオワタ
436 :
森崎名無しさん
:2012/05/28(月) 04:24:06 ID:???
フォローを頼みに来ていたのを潰してしまったのか……
試合中に過労で倒れて、10人で戦わねばならない……なんてことにならなきゃいいが
437 :
森崎名無しさん
:2012/05/28(月) 12:33:40 ID:???
中山さんの合流?
438 :
森崎名無しさん
:2012/05/28(月) 14:45:31 ID:???
>>436
スレ住人に貴公子がいればな……
439 :
森崎名無しさん
:2012/05/28(月) 22:41:36 ID:???
このスレだと南葛の監督は誰になるかな?
440 :
森崎名無しさん
:2012/05/28(月) 22:44:51 ID:???
たしか本スレと一緒だったはず
てかそれ以外でも高橋監督の他に監督候補いたっけ?
441 :
森崎名無しさん
:2012/05/28(月) 22:53:13 ID:???
当たりで食堂のおねいさん、外れで臭い選手潰し
大当たりで見上ご乱心監督が判定に出てた
442 :
森崎名無しさん
:2012/05/29(火) 01:00:27 ID:???
>>438
Sならスレ住人に何人もいるみたいだけどねェ…
443 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/05/29(火) 12:14:47 ID:???
>>435
塩田の姉御はげに恐ろしきやでぇ…
>>436
抜け道や救済は各所に落っこちています。
余程運が悪いか選択が拙いかしなければ、最悪の事態まで至らない…筈?
>>437
その辺りの幾つかのエピソードをばらまきに来ましたー
>>438
貴公子じゃなくても大丈夫なんですよ。
だって書いてるスレ主が貴公子じゃないですし。
私とシンクロ(ダブルス的な意味で)すればいいんだよーーー! (な、なんだってー!)
>>439-441
エピソード1の3スレ目でその辺の事が少し書かれておりますが、定年間近の老教師が顧問です。
あれを書いた当時、まさか南葛高校に勤めているお姉さんが塩田の姉御とは思わなかったのです。
正体に気がつかなかった故に判定から外してましたが、今思えば惜しい事をしました。
>>442
このサディストどもめ!!
444 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/05/29(火) 12:16:38 ID:???
> 久美がマネージャーを続けた理由→ クラブK
> 《スペード》 一つ上の山森の事をちょっとイイなと思ってたから。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
早苗「(そろそろ休憩の時間ね…)久美ちゃん、麦茶用意しに行ってくれる?」
久美「…………」
早苗「久美ちゃん? おーい。」
久美「えっ!? あっ、早苗先輩どうしました!?」
早苗「そろそろ休憩の時間だから麦茶の準備をお願いしたいなって。
こっちはゆかりと私でやっておくから。」
久美「あっ、はい!」 タタター
早苗「…………」
ゆかり「…久美ちゃん最近ボーっとしてる事が多くない?。」
早苗「何だか少し心ここに在らずって感じなのよね…何かあったのかしら?」
445 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/05/29(火) 12:18:46 ID:???
真夏の練習で大量に汗を流した部員達のため、麦茶を用意しに部室まで走る久美。
明るく元気いっぱいがトレードマークの筈の彼女だが、その足取りは明らかに重かった。
久美「良くないなぁ、こんなんじゃ…皆頑張ってるのに…」
久美自身にはこの足取りの重さの原因が判っている。
決して体調が悪いわけではない。
つい先日からメランコリーな気分に陥って抜け出せないでいるのだ。
ほんの些細な、他人から考えれば下らない理由なのかも知れない。
しかし今の久美にとっては健全な心を蝕む病巣になっている。
久美「でも私……(このままマネージャーを続けていていいのかな…………)」
独り言とはいえ、最後の部分は言葉に出来なかった。
万が一誰かに聞かれれば、それこそ大事のように心配される。
久美はそんな事を望んでいる訳ではない。
ついでに言えば、サッカー部のマネージャーを本気で辞めるつもりもない。
…と言うか、そんな無責任な事を出来る筈がなかった。
446 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/05/29(火) 12:19:50 ID:???
久美(早苗先輩もゆかり先輩も良くしてくれてる… 部員の皆も冬に向けて頑張ってる…
何より、仮に私が辞めたら来年から誰がマネージャーをやるっていうの?
新しく入ってくる子が居るとしても、指導出来る先輩が居ない環境じゃあ…)
そこまで考えて久美は首を大きく振った。
そして『そもそも、そんな事を考えてはダメ』と自らの思考を戒める。
…しかし、それが余計に彼女の心から余裕を奪っていた。
ループする思考、追いつめられる感情…
彼女がこのような状態になった原因の一旦には岬太郎が関わっていた。
※すみませんが一旦ここまで。
447 :
森崎名無しさん
:2012/05/30(水) 04:28:29 ID:???
乙でしたー!
448 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/05/30(水) 21:36:01 ID:???
>>447
乙感謝でしたーーーーーーー! 昨日からもうずっとビーフシチューが食べたい
=============================================
前述の通り、久美がサッカー部のマネージャーになった理由は大空翼である。
彼が道を歩けば優れ者ぞと町中騒ぎ、その噂を聞いた近所の婆さまも走ると言われていた。
さらにその後には大空翼伝説に尾ひれがつき、彼が歩けばフローラルの香りが漂い、
通り過ぎた足跡からは草木や花が咲き乱れ、首をはねると中から本体が出てきて
巨大化して森を滅ぼしアシタカを追いつめるとまで言われたがそれはまた別の話である。
ええと…そうそう、杉本久美は翼先輩の恋人になると意気込んでマネージャーになったのだ。
そのアプローチはなかなかに熱心であり、周囲に彼女自身を早熟であると思わせたのだが…
実際の所、久美は素敵な恋に夢見ていただけの子供であった。
翼がサッカー(と森崎への反感)ばかりに夢中である事を知ると、サッサと短期決戦を諦め…
長期戦と意気込んでいたのも僅かな期間、ライバルと目していた早苗と仲良しになり、
女子組で楽しくマネージャー業に励む事を優先していたのである。
ハッキリと言ってしまえば、久美は翼の事などたいして好きではなかった。
子供がミーハー心から抱いた憧れ感情でしかなく、周囲の人々と楽しく過ごす事の方が余程大事だった。
449 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/05/30(水) 21:37:07 ID:???
だが彼女の奥底の恋に憧れる気持ちは失われておらず、むしろ成長と共に大きくなるのは道理。
翼や森崎が卒業した翌年、南葛は山森がキャプテンに就任、マネージャーは久美ただ一人となった。
元々山森は2年の時点で全国大会に起用され、あまつさえ国内選抜に抜擢される程のテクニシャン。
またキャプテンとマネージャーという関係性ゆえ、必然的に二人の接触は格段に増加…
久美が山森の事をちょっとイイなと思い始めるまで、そう時間は必要としなかったのだ。
またこの時点で山森も久美の事を憎からず思っており…
もしも山森が久美に対して積極的にアプローチしていれば、二人は交際していた筈である。
幾ばくかの犠牲を必要としたかも知れないが#男美女カップルが成立していた筈なのだ。
…ただ、当時の山森は久美が翼に恋心を抱いていた事を察していた。
それが彼を遠慮させ…いや、大空翼には敵わないと無意識に臆病風を吹かせた。
本質的に積極的(と言うより好奇心が強い)久美が山森に対する態度を変えた始めた時…
他のサッカー部員達がまだ気付かぬほどの変化に過ぎなかった時、それを鋭敏に嗅ぎ当てた人物が居た。
…そこから久美の受難が始まった。
450 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/05/30(水) 21:39:32 ID:???
久美の受難…それは予告も無く突然に始まった。
イタズラと思しき怪文書に始まり、登下校や部活の際に感じる視線。
何かがおかしいと…久美が身辺の異常について対策を考え始めた頃には既に遅かった。
加速度的に激化する異変。 家の前に生ゴミが頻繁に捨てられるようになり、中傷の貼り紙がされるようになった。
明らかに誰かにつけられている登下校…街を歩いていて突然誰かに水をかけられた事もある。
久美の心身が疲弊してノイローゼになった頃、異変の原因が遂に明らかになる。
『 山 森 正 吾 に 近 づ く な 』
新聞紙の切り抜きによる文字で作られた、シンプルにて明確な要求書。
一般的には脅迫状と呼ばれる物だが、この書面にはさもなくば≠ェ書かれていなかった。
その事が久美の不安を煽り、想像を掻き立て…恋心という物に対してトラウマを刻み込んだのだった。
幸いにして間もなく山森は南葛中を卒業し、久美には久方ぶりの平穏が訪れた。
しかし平穏なる中学の3年目において、彼女が恋愛を考える事が一片すら無かったのは言うまでもない。
※またもや一旦ここまでです。
451 :
森崎名無しさん
:2012/05/30(水) 21:49:23 ID:???
>>448
アナカンさんには料理のうまいお嫁さんがいるじゃないか
452 :
森崎名無しさん
:2012/05/30(水) 22:38:16 ID:???
食堂のおねいさんひでえw
453 :
森崎名無しさん
:2012/05/30(水) 22:48:31 ID:???
これわ怖い
454 :
森崎名無しさん
:2012/05/30(水) 23:34:51 ID:???
このスレ、スタンドとか普通にあるから
おねいさんの超能力も何かのスタンドだったりしてw
455 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/06/01(金) 21:56:07 ID:???
>>451
ディスプレイの中に入るのってなかなか大変なんです。
ぶっちゃけあまり会えません…
>>452-453
この物語はフィクションです。
キャプテン森崎との相関性については一切不明となっております。
>>454
この物語はアラーキーでアナーキーなフィクションです。
456 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/06/01(金) 21:58:20 ID:???
恋愛に関する恐ろしい経験を経た久美であったが、それが彼女の性格を大きく変えるには至らなかった。
何故ならば久美は結果的に多くの人間に頼られ、好かれる人物像に成長していたからだ。
翼、森崎を擁した全国大会V3当時とは比べるべくもないが、南葛中は尚も県で屈指のサッカー部であり…
そのような強豪のマネージャーとして、3年間経験を積んだ久美は周囲に頼られる存在にまでなった。
また月日を重ねると共に容姿も洗練化されていったにもかかわらず、男を基本的に避け、同性との関係を
大事にする久美の態度が多くの人間に好まれたのは説明の必要もないだろう。
こうして他者に好かれ、多くの笑顔を向けられ続けた彼女の心は暗鬱とならずに済んだのである。
ただし周囲の友人達が次々と恋人を作っていく様、それ故に増してゆく恋話には内心複雑な思いであった。
更に翌年、久美は公立の南葛高校へと進学した。
南葛高校へは中沢早苗や石崎了、山森正吾など良く知る先輩が多く在学しており…
やはりと言うべきか、久美はサッカー部へ所属し、再びマネージャーに就任する事となった。
平穏な一年間のインターバルが彼女の心に刻み込まれたトラウマをある程度薄め…
そして山森には未だ恋人と呼べる存在が出来ていな事もすぐに判った。
この事がきっかけとなり、久美は再び恋愛を考えても良いのではと思い始める。
しかし…そんな心境もホンの束の間でしかなかった。
457 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/06/01(金) 22:00:51 ID:???
ある日、校内を歩いていた彼女は冷ややかな視線を感じ取る。
それは忘れもしない、一年間音沙汰がなかったが間違えようもない…
久美が日常に怯え、恐怖した時期によく感じた視線と全く同一であった。
刻み込まれた恐怖がフラッシュバックする…。
歪に貼り付けられた新聞紙による文字列、『山森正吾に近づくな』が映った。
目の前がチカチカし、久美は思わずその場にヘタヘタと座り込むしかなかった。
背中にジットリと冷たい汗を感じていたが、それよりも余程視線に@竄スさを感じていた。
その瞬間、久美にとって山森正吾という存在自体が恐怖へと変貌した。
自分が山森正吾を異性として意識すると、この恐怖は自分の背中を叩いてくるのだと。
故に、入学から1カ月が経過したあの日…
その山森に屋上へ呼び出された時も久美の心は嫌な予感で満たされていた。
山森がなかなか喋り出さないでいる間も、早くその場を離れたい気持ちでいっぱいだった。
そして…
久美にとって死の宣告にも思える山森の照れ臭そうな言葉を聞かされた時…
彼女は必死に保っていた平静をかなぐり捨て、絶叫のように言葉を返信していた。
『そんなつもりはなかった、許して下さい』とだけ言ってその場を逃げた。
それは山森に対して言った言葉だったのか、それとも別の誰かに言った言葉だったのか…
久美には一生知る事がないと思われた。
今度こそ久美は『一生恋なんてしない』と誓ったのだから。
458 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/06/01(金) 22:02:30 ID:???
高校一年生にして恋をしないと誓った久美。
彼女にとって恋とは恐怖、僅かでも素敵だと思う異性を彼女は徹底して避けた。
夏休みに入る頃には、久美は男嫌いの美少女として学年…いや校内中に認知されていた。
そして夏のインターハイ。
中学時代と違い、南葛高校サッカー部はこの世代で一度も優勝をしていなかったが…
それでも岬太郎をキャプテンとして当然のようにインターハイへ出場する強豪であった。
久美にとっては久し振りの全国の舞台であり、自らを必要とするマネージャー業へ躍起になった。
結果、彼女のサポートも一定の甲斐あって(日向の不在が最大要因だが)南葛高校は優勝を果たす。
久美はこの優勝を殊の他喜んだ。
幸せを噛み締めたと言って良いだろう。
恋を避ける彼女にとって、マネージャーとしての仕事の成功は残された数少ない喜びだったのだ。
しかしその喜びに水を注される事件が起こった。
言うまでもない、岬太郎の恋人発覚である。
事もあろうに岬は部員に内緒で中学生の美少女と交際していたのだ。
459 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/06/01(金) 22:04:58 ID:???
美形で人当たりの良い、それでいて控え目な岬太郎が誰かと交際している噂はなかった。
誰が接しても嫌悪感を抱くとは思えない、恋人が居たとしても何ら不思議のない岬がである。
久美はその理由を『岬はサッカーに打ち込んでいるから』と考えていた。
打ち込める物があれば、恋などしなくても人は幸せになれると考えていたのだ。
それは自分がマネージャー業に打ち込む事で幸せになれると信じたかった彼女のいじましさだった。
しかし目の前で見せつけられた熱い抱擁、幸せそうなJCの表情。
『このJCと自分と一体何が違っているのだろう…?』
久美は純粋に悔しかった、妬ましかった、パルパルだった。
このJCだけではない、同じように容姿に恵まれ気立ても良い中沢早苗にも大空翼がいる。
何かに打ち込んでいる人間であっても、シッカリやる事はやっているのである。
やはり普通に恋が出来る方が幸せなんだと思い知らされた気分だった。
けれど久美はそれ以上惨めになりたくなくて『応援するわ、貴女は今後顔パスよ』とまで言ってしまった。
…ここまでが、久美がいま抱えているメランコなんたらの原因である。
460 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/06/01(金) 22:06:34 ID:???
『岬先輩に恋人がいたの。』
『あれ、あんた岬先輩のこと好きだったの?』
『ううん、別に。』
『ならどうして辛い気持ちになんかなるの? 岬先輩の事好きだったんでしょ?』
『そうじゃないのよ…。』
『ならラブラブっぷりに当てられたのね、誰か紹介しようか?』
『…もういいわ。』
他者が聞いても意味の解らない、久美の態度は下らないへそ曲がりに映るであろう。
当然である、彼女の気持ちを理解する事など並大抵では無理だ。
彼女にも自分の心の深すぎる部分に触れる事など出来ないのに、誰がそれを出来ると言うのだろう。
直接的なストレスにも歪まなかった久美の心が、少しずつ歪を帯び始めた…
そんな八月の日。
まだ真夏だった。
ひたすら暑い猛暑日だった。
中山政男が南葛に姿を現したのは。
461 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/06/01(金) 22:08:09 ID:???
さて、一旦ここまでとなります。
今週末の更新がおそらく不可能ですのでアンケートを取りたく思います。
アンケートの議題はなん雑スレで話題に出ているToToについてです。
浸透するかどうか私にはまだ見えませんが、
一先ずこのスレがテストケースになってみても良いかなと考えています。
しかし私一人がそう考えているだけで無意味ですので、皆様のご意見を御伺いしたいのです。
462 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/06/01(金) 22:10:09 ID:???
基本ルール
[試合前]
1.参加者に捨てコテハンでスコア予想を出して(クジを購入して)貰う。(最大で5人(5通り)被りは認められない)
[試合後]
2.! num による判定でクジのスコア予想のいずれが採用されるか(即ちクジの当選)を決定
3.クジの当たった方には贔屓キャラへの商品プレゼント権発行、名乗り出がなければ無効。
(敵キャラもOK、ただし贔屓キャラが現時点で強い程、相対的にプレゼントの価値は下がらざるを得ない。)
4.さらにそのスコア予想が試合結果にピタリと当たれば覚醒ポイント5Pと貴公子ポイント or 任意の2キャラ同士の好感度上昇。
5.クジ一つの当選確率は20%だが、5通り出されれば必ず一つは当たる。
6.スコアを当てる為に意図的なミス選択が選ばれる場合、八百長行為として貴公子ポイント減少。
7.スコアを当てる為に効率重視運用が過剰な場合、仲間に不信感が生じて好感度減少。(この辺りは通常運行。)
[特徴]
・スコアのどれを狙えば良いかは参加者には(スレ主にも)最後まで判らない。
・スコアを当てる事に対し明ら様に必死だと、逆にデメリットが生じる可能性がある。
・というかToTo自体が副次的な要素で、実質的にはプレゼント抽選となっています。
463 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/06/01(金) 22:11:28 ID:???
☆以上のルールで、次の試合にToToを実施しても良いかどうか…
A このルールで実施しても良い
B ToTo実施反対
C ルールにツッコミ(対案があればうれしいです)
D 正直どうでもよい
6/2 0:00 から 6/3 23:59 までアンケート実施です。
今回はメル欄空白でIDを出していただきたいです。
過半数とか賛成が一定数に達するとかで決行するつもりはありません。
決行の基準については期間終了まで明言するつもりはありません。
他の質問は私が顔出す事が出来れば答えます。
またこのスレとは関係なくToToについて議論したい方は大歓迎です多分。
興味ある方はぜひなん雑スレへどうぞ。
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1326001465/l50
464 :
森崎名無しさん
:2012/06/01(金) 22:12:03 ID:N23E2lb6
A
465 :
森崎名無しさん
:2012/06/01(金) 22:12:42 ID:vxB4Tsek
A
ファン・ディアス強化……無理か
466 :
森崎名無しさん
:2012/06/01(金) 22:14:46 ID:???
っと、0:00からだった
467 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/06/01(金) 22:14:49 ID:???
すみません、一応6/2の0時からです。
ディアスが選ばれれば、牛歩ですが強化されるでしょうねえ…
468 :
森崎名無しさん
:2012/06/01(金) 22:42:21 ID:???
TOTOか、面白そうだなー
修哲トリオを強化したり反町やバビントンくんに彼女が出来たりするのかな
469 :
森崎名無しさん
:2012/06/01(金) 22:45:30 ID:???
面白そうなんだけど、予想を無理矢理当てる為に無茶しだす人が出そうなのがな…
470 :
森崎名無しさん
:2012/06/01(金) 23:56:21 ID:???
やっぱり山森も可哀相だわー
471 :
森崎名無しさん
:2012/06/02(土) 00:05:00 ID:w5vb3rcI
A 勿論リグルの出番を強化で!(翼ウィルスに感染中)
駄目なら反町くん強化で、その正体は究極のシュート生命体「カーズ・キ」かもしれないけど
472 :
森崎名無しさん
:2012/06/02(土) 00:05:34 ID:3OfpShv2
A ヒャッハー時間だー
とりあえず1回はやってみたいです
473 :
森崎名無しさん
:2012/06/02(土) 00:08:00 ID:FVZwxN3Q
A
反町にシューティングスターを覚えらせる事ができると聞いて
474 :
森崎名無しさん
:2012/06/02(土) 00:09:46 ID:Sr5C7BIo
A
475 :
森崎名無しさん
:2012/06/02(土) 00:10:04 ID:b85Y2tGo
A まおうそりまちー
476 :
森崎名無しさん
:2012/06/02(土) 00:11:28 ID:K0ZBz4lY
B
盛り上がってる皆には申し訳ないけど、個人的には反対かな。
スコアを狙うことが主目的になったり、
それが原因でスレが荒れたりして、純粋に話を楽しめなくなりそう。
477 :
森崎名無しさん
:2012/06/02(土) 00:22:18 ID:i7jkxJH6
B
478 :
森崎名無しさん
:2012/06/02(土) 00:28:02 ID:4wLAnckI
A
まずは一試合やってみて欲しい。
479 :
森崎名無しさん
:2012/06/02(土) 00:32:22 ID:a4wxYmKE
B+C
6の基準が曖昧だとおもう。
この選択をしたら意図的なミスと判断される可能性があるから選べないってなったらtotoが外圧以外の何者でもない。
せっかくスコアのどれを狙えばいいか不明にしたのなら行動選択は自由でいいんじゃないかと。
なおキャラクター強化が商品だと荒れそう(選択肢への不満とか強化されたキャラに対する不満)だから実施反対です。
480 :
森崎名無しさん
:2012/06/02(土) 00:32:46 ID:wEeqVWV2
A
481 :
森崎名無しさん
:2012/06/02(土) 00:37:06 ID:v1Vc0HfA
A
まずはやってみたい
482 :
森崎名無しさん
:2012/06/02(土) 01:08:45 ID:q4gtk2WI
B
下手するとストーリーどころかスレを壊しかねない
483 :
森崎名無しさん
:2012/06/02(土) 01:16:09 ID:???
それは心配しすぎじゃね
484 :
森崎名無しさん
:2012/06/02(土) 01:19:19 ID:???
いや普通にありえると思う…
485 :
森崎名無しさん
:2012/06/02(土) 01:30:47 ID:???
開始もしてないテストだべ?
専用スレあんだしそっちで言ってみれば?
486 :
森崎名無しさん
:2012/06/02(土) 21:18:17 ID:b85Y2tGo
Bに変更お願いします
487 :
森崎名無しさん
:2012/06/03(日) 00:19:47 ID:???
操作問題は、スレが荒れというる懸念もわかる
だけどどう操作しても5通り達成することは至難の業と思う
何はともあれやってみよう
488 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/06/04(月) 23:37:19 ID:???
皆さん、アンケートに御投票ありがとうございました。
興味がある方、慎重な方と両方の意見が聞けて何よりです。
特に
>>479
さんの意見は非常に参考になりました。
あまり考えずに挙げた私の案の弱点というか余分な点を確実に指摘頂き感謝です。
ここまでの私の感覚ですが、一試合はテスト実施前提で準備を考えてみようと思います。
ただし商品に関しては再考と言いますか、慎重になってみるつもりです。
商品が変われば途端に反応が薄くなるようなら考えものですし。
そんな所で今回のアンケートは終了致します。
改めて皆さんありがとうございました。
489 :
森崎名無しさん
:2012/06/04(月) 23:45:09 ID:???
まさか、新商品はみんなが待ち望んだブルノ解雇権ですか!?w
490 :
森崎名無しさん
:2012/06/04(月) 23:47:13 ID:???
奇行士「君は何を言ってるんだブルノというセリエA有数のゴールキーパーが解雇になるわけないじゃないか」
491 :
森崎名無しさん
:2012/06/04(月) 23:50:45 ID:???
解雇じゃなくて中東のクラブに移籍させる権利が良いなw
492 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/06/04(月) 23:52:04 ID:???
>>489
仮面の忍者ブル影「オレが解雇? まっさかぁー。 精々移籍でしょ、中東辺りに。」
>>490
アナカン「キミこそ何を言っているんだ」
============================================
中山「ここが南葛高校か…。」
日本に戻ってから数日…親を伴っての役所奔走も終わり、中山政男は遂にこの場所へやってきた。
昔の仲間やライバル達の集う南葛の高等学校。
しかし今日は編入の手続きが目的であり、サッカー部の人間に会える事は然程期待していなかった。
何しろ夏のインターハイでつい先日南葛が初優勝した話は彼も知っている…
中山(流石にインターハイを終えた後は慰労を取っているかもなあ。)
しかし校門をくぐると、離れた場所から聞こえてくる声があった。
何人もの人間が叫び合い、ディスカッションとスポーツを同時にこなしているような雰囲気。
わーーー 走れ走れ 足を止めるな お前は無闇に突っ込むな フリーだぞ、見ろ
中山(はは、何と言うか………)
なんのスポーツがされているのか、彼にとっては考える必要もなかった。
『こんな言葉が飛び交うようなスポーツは当然サッカーに違いない』と一瞬で確信した。
どうやら彼等は全国優勝に驕る事なく、次の目標へ向けて走り出しているようである。
その事が中山には嬉しく思えた。
493 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/06/04(月) 23:53:55 ID:???
☆どーする、アイフル
A 真っ直ぐグラウンドに向かう
B グルリと遠回りして遠くから練習風景を覗いてみる
C 先に編入の話を済ませる為に校内へ
D リグルと遠回りして遠くから練習風景を覗いてみる(要10票なうえJokerが出ないとガメオベラ)
E 紫と遠回りして遠くから練習風景を除いてみる(要10票なうえJokerが出てもガメオベラ)
日が変わってから[3]票選ばれた選択肢で続行します(投票はメル欄空白でお願い致します。)
494 :
森崎名無しさん
:2012/06/04(月) 23:54:42 ID:9srO+K4Y
C
495 :
森崎名無しさん
:2012/06/04(月) 23:55:22 ID:jojOoD+k
せっかくだからこのDのボタンを押すぜ!
496 :
森崎名無しさん
:2012/06/04(月) 23:55:30 ID:???
絶対オファー殺到してそうなのにあえて日本に戻るとか大物すぎ、かっこいいよなー
497 :
森崎名無しさん
:2012/06/04(月) 23:56:41 ID:???
手羽先「投票が日が変わってから俺と一緒にDに入れるんだ」
498 :
森崎名無しさん
:2012/06/04(月) 23:56:46 ID:2dEOVAcg
B
サッカー選手としての成功より優先するものがある、んだろうね
499 :
森崎名無しさん
:2012/06/04(月) 23:56:58 ID:RBpm8ejc
>>495
よし、なら俺もだ!
D
500 :
森崎名無しさん
:2012/06/05(火) 00:00:10 ID:RyrwPsPU
勿論翼くんと一緒にDに入れます
501 :
森崎名無しさん
:2012/06/05(火) 00:00:30 ID:aYHvHVOU
B
502 :
森崎名無しさん
:2012/06/05(火) 00:00:54 ID:8oCA2JdI
D
503 :
森崎名無しさん
:2012/06/05(火) 00:01:13 ID:LDSbBqC+
B
504 :
森崎名無しさん
:2012/06/05(火) 00:01:34 ID:TkIFqS0E
B
505 :
森崎名無しさん
:2012/06/05(火) 00:01:42 ID:ax+W9Iw+
D
506 :
森崎名無しさん
:2012/06/05(火) 00:02:32 ID:???
このスレに生息する手羽先多いよw
507 :
森崎名無しさん
:2012/06/05(火) 00:03:49 ID:oFyoEev2
目指せ10票!!
D
508 :
森崎名無しさん
:2012/06/05(火) 00:04:55 ID:???
>>506
Bに3票入る前にDに4票入っているもんなw
509 :
508
:2012/06/05(火) 00:06:04 ID:???
と思ったけど投票は日が変わってからだったか
510 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/06/05(火) 00:07:10 ID:???
正直予想以上で戸惑ってます。
うちのスレは嫁と娘の人気で保っていると確信した。
511 :
森崎名無しさん
:2012/06/05(火) 00:14:38 ID:???
DのJOKERは3年前にまさかこんなことが…?
http://yan-cocktail.sakura.ne.jp/love/uranai.cgi?namae=%92%86%8ER%90%AD%92j&sei=1&id=1274
512 :
森崎名無しさん
:2012/06/05(火) 00:20:31 ID:???
まさか、新商品は来生の妹役でリグル登場ですか!?
見た目は似てないけど雰囲気は似ていて、何故か反町と翼にやたら可愛がられてる設定でwww
513 :
森崎名無しさん
:2012/06/05(火) 00:23:33 ID:???
リグルの人気が凄いのは最初からわかってたけど
そのぶんEの不人気が際立つなぁw
514 :
森崎名無しさん
:2012/06/05(火) 00:27:03 ID:???
F
それじゃあ一票いれてあげるか
515 :
森崎名無しさん
:2012/06/05(火) 00:28:03 ID:???
ギャー間違えた
ごめんなさい訂正します
E
516 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/06/05(火) 00:35:31 ID:???
>>511
リグル→(未練)→中山 が判明いたしました
バビントン→(れーせんは渡さない!)→中山 が判明いたしました
アナカン→(嫁にやらん!)→中山 が判明いたしました
============================================
> B グルリと遠回りして遠くから練習風景を覗いてみる
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
中山(…………いやいや。) ブンブン
そのまま正面門からグラウンドへと向かおうかと考え、中山は軽く首を振った。
先ずは遠回りして、遠くから練習風景を覗いているのが良いかと考えたのだ。
中山(練習に集中しているところだろうし、水を注すのは悪いもんな。
うん、決して驚かせてやろうという意図ではないからな?)
自らの行為の意図を自問自答するという、ちょっぴり自分に酔ったような思考を取る中山。
実際にイタリア帰りという事で多少酔っている所もあるが、三杉と長く接していたというのもあるだろう。
ともかくとして、真面目な考えに僅かな悪戯心を混入した中山は…
わざわざ校舎を横から回り、裏手の方からグラウンドへと向かった。
ちなみに裏手には運動部の部室が立ち並んでいる。
もちろんサッカー部の部室もこの並びの一角にデンと構えているのだが…
517 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/06/05(火) 00:37:31 ID:???
先着で
★中山、隠密行動の巻→! card
と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。
《ダイヤ》 中山「しめしめ、潜り込めたぞ。」
《ハート》 その時サッカー部の部室のドアが開いて…
《スペード》 中里「むっ? この感じ…(誰かに覗かれている気がするでござる)」
《クラブ》 岬(うん…? 遠くに見えるあの影は……)
《JOKER》 ???
518 :
森崎名無しさん
:2012/06/05(火) 00:38:13 ID:???
★中山、隠密行動の巻→
JOKER
519 :
森崎名無しさん
:2012/06/05(火) 00:38:23 ID:???
★中山、隠密行動の巻→
JOKER
520 :
森崎名無しさん
:2012/06/05(火) 00:38:45 ID:???
ちょwww
521 :
森崎名無しさん
:2012/06/05(火) 00:39:20 ID:???
ここにも奇跡が。
522 :
森崎名無しさん
:2012/06/05(火) 00:39:20 ID:???
ななななななななななにィ!?
523 :
森崎名無しさん
:2012/06/05(火) 00:39:28 ID:???
なんと!?
524 :
森崎名無しさん
:2012/06/05(火) 00:39:31 ID:???
くそっ、Dが選ばれていたら……!
525 :
森崎名無しさん
:2012/06/05(火) 00:39:46 ID:???
ダブルJOKER効果でリグル登場ですねわかります
526 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/06/05(火) 00:41:09 ID:???
さて………
ちょっとTo LOVEる感じでToToのテストマッチでも企画しようかな……
527 :
森崎名無しさん
:2012/06/05(火) 00:41:41 ID:???
ダブルJOKERならリグル飛び越えてEよね!?
528 :
森崎名無しさん
:2012/06/05(火) 00:42:11 ID:???
>>527
両方出るに決まってるだろ、JK
529 :
森崎名無しさん
:2012/06/05(火) 00:42:57 ID:???
手羽先「DはダブルのD!よってダブルJOKERはDのリグルだろJK」
530 :
森崎名無しさん
:2012/06/05(火) 00:46:23 ID:???
三杉「君は何を言っているんだ」
531 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/06/05(火) 02:00:36 ID:???
展開が頭バーンですが、取り敢えず中山さんは忍びすぎて消えるフェイントゲットですね。
本日はここまでとしまして、続きは後日お楽しみ下さい。
532 :
森崎名無しさん
:2012/06/05(火) 04:37:29 ID:???
中山ミラクル乙でした!
533 :
森崎名無しさん
:2012/06/05(火) 07:59:37 ID:???
中山で忍ぶといえば、やっぱり伝家の宝刀消えるフェイントですよね
乙です
534 :
森崎名無しさん
:2012/06/05(火) 12:36:25 ID:???
>>510
スレ主は何を言っているんだ
ブンブン人気に決まっているだろ
535 :
森崎名無しさん
:2012/06/05(火) 21:12:34 ID:???
こうなりゃ無理矢理リグルを登場させてやるーw
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1323693532/l50
うーん駄目だ……うまい4が思い浮かばなかった………
536 :
森崎名無しさん
:2012/06/06(水) 01:28:39 ID:???
>バビントン→(れーせんは渡さない!)→中山
大丈夫!鈴仙・優曇華院・イナバじゃなくて鈴仙・「宇」曇華院・イナバだからw
537 :
森崎名無しさん
:2012/06/06(水) 12:40:53 ID:???
「岡山姉」を
http://www.baidu.jp/
で検索すると霧雨スレが1ページ目に引っかかる
http://www.naver.jp/
http://www.livedoor.com/
で検索するとWikiの「岡山姉」タグが1番目に引っかかる
ここまではいいのだが
http://www.google.co.jp/
http://www.yahoo.co.jp/
で検索するとWikiの「岡山姉」タグを差し置いて
「作者は岡山姉の婿」タグが1ページ目に引っかかる件について
538 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/06/06(水) 20:42:16 ID:???
こんばんは。
お恥ずかしい話ですが、昨日から頭があまり働かない状態でして、こちらの更新をお休みしています。
大変申し訳ないです。
代わりと言ってはなんですが、totoスレにて頭を使わずに出来そうなテストマッチを実施します。
始められるのは22時過ぎになるでしょうが、興味ございましたらロムでも構いませんのでご覧下さい。
私はぼっちでも自らガンガンカード引いてくつもりですからね、早い者勝ちの精神でいきます。
コメレスについてはまともな状態になったら更新と共にさせていただきますので今回はご容赦下さい。
では
539 :
森崎名無しさん
:2012/06/06(水) 20:43:33 ID:???
ダブルJOKERの破壊力のせいで頭を壊されてしまったのか…
540 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/06/06(水) 22:32:28 ID:???
まさかここまで頭を破壊し尽くされるとは思いませんでしたぜ…
JOKERマジ怖い
541 :
森崎名無しさん
:2012/06/07(木) 13:31:00 ID:BjUHRwpA
フィオレンティーナ時代は見ることの無かった中山さんのオーバーラップからのスクリューショットが見られる日も近いかな
542 :
森崎名無しさん
:2012/06/07(木) 18:40:15 ID:???
いや、オーバーラップからのスクリュー前にも撃ってた
ヘタレてしまったけどw
543 :
森崎名無しさん
:2012/06/07(木) 19:17:51 ID:???
まあ、フィオにおいて「中山が(後半)オーバーラップする」っていうのは、
普通のチームで「GKがオーバーラップする」にちかいものがあったからなあ。
544 :
森崎名無しさん
:2012/06/07(木) 19:43:45 ID:???
GKがオーバーラップとか狂気の沙汰だよなwwww
そう思っていた時期が俺にもありました
545 :
森崎名無しさん
:2012/06/10(日) 21:54:23 ID:???
やはり相当な難産みたいですね…
546 :
森崎名無しさん
:2012/06/10(日) 22:33:47 ID:???
totoの試合で充填されるまで心待ちにしていようずら
547 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/06/10(日) 22:52:08 ID:???
こんばんは、生存報告です。
一応次の場面については頭の中では完成しております。
ただ、すみません、リアルと仕事が多忙で更新時間が取れません。
遅くとも来週の日曜には時間を取りますのでご容赦下さい。
今夜もこれから大移動です(ニガワラ
548 :
森崎名無しさん
:2012/06/10(日) 23:03:12 ID:???
乙です〜
549 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/06/16(土) 03:13:23 ID:???
>>520-523
な、なにぃっ!? としか言えない件について
>>524
ワンピースでも頭文字でもDというのは重要でして。
>>525
>>527-528
色々とあってリグルは(少なくとも今は)逆立ちしても登場しないのぜ。
>>529-530
またお前らか。
安定のお前等過ぎてほっこりだ。
>>532
中山がミラクルすぎて生きるのが辛いです!
550 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/06/16(土) 03:14:20 ID:???
>>533
中山と言えば消えるフェイント…しかし私は敢えて技術よりも発想の出処にこだわりたいです。
>>534
ブンナークの人気に嫉妬!!
>>535
ネタ提供ありがとうございますww
完成していないようですが、まあ中々厳しいですよね。
しかしああいう感じの中山とリグルも初々しく新鮮で良いですなあ。
>>536
ほほう、それならば安心。
>>537
岡山姉が私の嫁である事を世界のyhooとgoogleが認めているこの事実。
事実婚というわけですね、幸せ。
そして岡山姉マジ有能!!
551 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/06/16(土) 03:16:56 ID:???
>>541
少なくとも中山さんの汎用性は急上昇です、なんでも出来子ちゃん。
ユーティリティ(笑)とは違うんです。
>>542-543
フィオ時代はゴール前特化でしたしね。
ローマ戦ではキーの一つでしたが機能しなかった悲しみw
>>544
GKのオーバーラップ?
ロマンですねえ。
>>548
乙感謝でしたー
…いやはや、予想出来たとはいえ本当にここまで更新出来ないとは。
大いに間隔が空いてしまった事、改めて申し訳ありませんでした。
552 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/06/16(土) 03:18:50 ID:???
> 《JOKER》 ???
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
頼りになるイメージが中山政男という少年には固定されている。
小学生時代しかり大友中時代しかり…フィオレンティーナに所属していた頃も格別そんな印象が強かった。
実際フィールドに立った彼は、守備だろうが攻撃だろうが冷静かつ情熱的な対処で仲間をまとめていた。
しかし意外ではあるが、フィールドを離れた中山政男という少年は全くもって年相応の少年なのである。
中山「ふっふっふ…。 潜むぜぇーーーーちょお潜むぜぇーーーーー」
先ほどの『練習に水を差すのは悪い』という独り言はなんだったのか…
久々の再会となる旧友をビックリさせてやろうという気でいっぱいだったのである。
その悪戯心が自身をあのような不可思議と遭遇させようとは、中山はまさかにも考えていなかった。
中山(うん?)
グラウンドへと続く校舎裏の通り。
運動部の部室小屋が立ち並ぶ、今時分は丁度日陰となっている通路の脇…中山は一つの人影に気が付いた。
なんの気にする必要もない、見過ごしてもおかしくない普通の人影だった、少女の姿であった。
ただ……一目見るだけで分かる2つの違和感が、中山にそれ≠見過ごさせなかった。
553 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/06/16(土) 03:22:11 ID:???
中山(制服じゃない? それに金髪だなんて…こんな場所でか?) ジッ
中山は南葛高校の制服デザインについて既知ではなかったが、その少女の服装は明らかに制服でなかった。
そしてもう一つ、髪の色が見事なブロンドであったのだ。
フィレンツェに居た頃は見慣れた物であったが、ここは日本の静岡県…そうそう見られる特徴ではない。
…頭の回転の早い人間によっては演劇部の人間が練習から抜け出して来たと考えたかも知れない。
そう考えなくては常識の辻褄が合わないほど、その人影は現から乖離していたのだ。
そして幸か不幸か、中山はこの類の思考について、決して明敏とは言えなかった。
気が付いたら中山は少女に向けて話しかけていた。
中山「あの……外国の方ですか?」
???「!?」 ピクツ
瞬間、驚いたような反応を示して少女は中山の方へ視線を向ける。
それから少女は中山を上から下まで一瞥すると、怪訝そうな色を強めた。
554 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/06/16(土) 03:24:08 ID:???
中山「あの…?」
???「貴方…私の事が視えるの?」
中山「えっ、何を言って…?」
???「…気にしないで、私とした事が失言だったわ。
迷惑じゃ無ければ教えて頂きたいのだけれど、ここはどちらかしら?」
中山「(ああ…なんだろ、観光していて迷い込んできた外人って事でFAかな?)
ここは南葛高校ですよ、ナンカツハイスクール、分かります?」
???「南葛………日本国静岡県西部に位置する南葛の事かしら?」
中山「ええ、そうです。」
???「そう…」
少女はそれだけ言うと口許に指を当て、困った仕草を中山に見せる。
彼女の物憂いに耽っている(?)様子は溜息を吐きたくなる程に儚げな美があった。
あまり女性関係に縁がなく、意識もしてこなかった中山は少々ドキリとさせられていた。
555 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/06/16(土) 03:26:01 ID:???
中山「(……………落ち着いて見てみるとメチャメチャ綺麗な人だな。)
……あの、何か困っているなら力になりましょうか?」
???「あっ…そうねぇ………それじゃあちょっとした実験に付き合って貰えるかしら?」
中山「えっ、実験? ですか?」
???「私の事を見つめていてくれればいいわ、決して目を逸らさないでね?」
中山「「はっ、はい!」
馴染みのないような事を言われて少なからずドキマギし始める中山。
そもそも彼を女性をジッと見つめる事態が初体験であるため、ドキドキは加速する一途である。
しかして直後、中山は自らの目を疑った。
フッ……………
中山「!?」
目の前に居た筈の少女の姿が一瞬にして中山の眼前から消失していた。
視線は僅かたりとも外したつもりはなかった。
ありのままに言えば催眠術だとか超スピードだとかそんなチャチな物では断じてなかった。
本当に最初から存在してなかったかのように消失したのだ。
556 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/06/16(土) 03:27:10 ID:???
???「この程度の事は出来るようね。 それなら…」
中山「!?」 クルッ
真後ろから聞こえた声に慌てて振り向くと、少女の姿がそこには在った。
???「どうもありがとう。 貴方、名前は?」
中山「(イリュージョンです!)…って、い、いま何をしたんです!?」
???「フフ、女性は秘密を持っている物よ。 そして出来る男はそれを無理に聞き出さない。
覚えておくと好いわ。 それより質問しているのは私の方、貴方の名前は?」
中山「……中山です、中山政男…。」
???「そう、中山くんね。 …それじゃあ中山くん。」 スッ
中山「あっ…」 ドドドドドド
557 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/06/16(土) 03:29:34 ID:???
少女は中山の顔の方へゆっくりと手を伸ばす。
中山の頬に陶器の様に白く細い指が触れそうになり、中山の心臓はアラーキーに波打った。
一体何をされるのか、期待と不安が中山の頭によぎる。
???「私はこの場所に来るつもりはなかった。 けれど現に此処に居て、そして貴方に出会った。」
中山「へっ!?」
???「その事には意味がるのよ、私が此処に来たのは何かしら必然があった…」
中山「な、何を言って…?」
???「だから…………貴方の軌跡を追わせて貰うわ。
今の私じゃ何かしら副作用を引き起こしてしまうかも知れない。
けれどそう悪い方には作用しないと思うわ。 理由はないけれど確信があるの。」
そう言って少女は中山の頬へ指を滑り込ませた。
その刹那―――
558 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/06/16(土) 03:32:42 ID:???
バチィィィィィッ!!
中山「!!!?」
中山は突如カミナリにうたれたような意識を覚えた。
…と同時に走馬灯の如き映像、ハッキリとしないおぼろげな映像が一瞬の内に脳裏に描かれた。
何が何だか理解の及ばない、貧血等で意識を失う前兆か一瞬考えるが…
意識はハッキリとしており、拳を握ってみると感覚にも実感が十分にあった。
…やがてその感覚は消失し、何かが入って来たような後味だけが残った。
そして心なしか全身の筋肉に躍動を感じているのだ。
中山「な、なんだこれ……」
自分の身に何が起こったのか訳も分からず、中山は戸惑いを口にするだけだった。
そんな中山に目の前の少女は微笑を浮かべ…そして再び口を開いた。
559 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/06/16(土) 03:34:29 ID:???
???「お礼を言うわ、中山くん。」
中山「え、あ、いや……何が何だか分からないけれど、力になれたのなら良かったです。」
???「フフ、それじゃ私と此処で会った事は忘れなさい。」
中山「え?………その、せめて名前だけでも…」
???「悪いわね。」
少女の最後の言葉、『わるいわね』という5文字の声。
恐らく中山はその音の波動を末尾までは知覚出来なかったであろう。
※中山が完全体に大きく近付きました。
[消えるフェイント(1/2ドリブル+4)]を取得。
[グランドタックル(1/4タックル+4)]が[グランドタックル(1/2タックル+4吹飛3)へと進化。
[鋭いパスカット(1/4パスカット+1)]が[フォーリングスター(1/4パスカット+5)]へと進化。
[ボレーブロック(1/4ブロック+2)消費80]が[反転ブロック(1/4ブロック+4)消費150]へと進化。
560 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/06/16(土) 03:41:19 ID:???
更新は一旦ここまでです、選択までいかんで申し訳ないです。
ちょっと下がり過ぎなのでageさせて下さい。
今日はこれから始発で飛び出し終電で戻る大移動なワンダーなので更新できません。
日曜には続きを書けるように頑張ります、ではではー
561 :
森崎名無しさん
:2012/06/16(土) 09:04:40 ID:???
頼もしい味方と恐るべき敵同時に誕生?乙でした!
562 :
森崎名無しさん
:2012/06/16(土) 09:10:59 ID:???
一目出会ったその日から
恋の花咲くこともある……
中山さんも作品の主役張れるくらい色んな要素がw
563 :
森崎名無しさん
:2012/06/16(土) 09:52:05 ID:???
>世界のyhooとgoogle
実況か誰かのセリフだったらネタになったのにw
564 :
森崎名無しさん
:2012/06/16(土) 09:55:02 ID:???
さすがMVP、もってるわあ
565 :
森崎名無しさん
:2012/06/16(土) 11:21:58 ID:???
さすが中山さんやでえ…カッコいい
566 :
森崎名無しさん
:2012/06/16(土) 22:39:43 ID:???
スレ違いますけど、キャプ森本編では次の試合で世界最強DF決定戦とかやりそうだから
ここでの強化は縁起がいいと見た
567 :
森崎名無しさん
:2012/06/17(日) 01:32:43 ID:???
そういえば、このかっこいい中山さんが残っていた場合はブンナークがさよならだったんでしょうけど
代わりの選手候補って誰だったんでしょうね?
568 :
森崎名無しさん
:2012/06/17(日) 08:20:35 ID:???
たしかアルゼンチンのファンタジスタ否定論者にフラグ立ったような
569 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/06/19(火) 02:40:02 ID:???
>>561
乙感謝です! あまりに的を射たコメントでスレ主が困った!w
>>562
中山さんは一体どこへ行ってしまうのか…
予想外の事は起こる物ですね。
>>563
赤ペン先生が直してくれないとスレ主が赤点取ってしまいます、助けて。
>>564
ダブルJokerとか持っているってレベルじゃないですよ…
第2部に入ってから色々おかしいの。
>>565
中山さんが格好良いのは小学生編から判りきっていた事ですよね!
570 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/06/19(火) 02:41:50 ID:???
>>566
オカルト的な法則などない、全て確率で定められている!
…と思わせておいて森崎板の引き展開はかなりオカルト的な件。
>>567-568
リアルとの繋がり的にはバティンが最もしっくり来ますよね。
三杉と同じくファンタジスタ否定派で、ミハエルとも絡めるキャラですし。
あと全くキャラの違う天才サッカーマン・オルミーガとかも考えたりしてましたw
============================================
中山「あれ…?」
彼は唐突に自我を取り戻した。
立ち尽くしている自分の姿を認め……しかし何をしていたかは思い出せない。
中山「俺は……」
旧友達を驚かせようと校舎裏を回ってグラウンドへ向かっていたのは覚えている。
しかしそう考えてから今此処に立ち尽くすまでに何があったのかが思い出せない。
ポッカリと抜け落ちたかのように、文字通り中山は前後不覚状態であった。
そんな中、向こう側…グラウンドの方からガヤガヤと騒がしさが近付いてきた。
来生「いやあ疲れた疲れた、麦茶が俺を待ってるぜ!」
井沢(こいつ、所々手を抜いておきながらこの態度…。)
571 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/06/19(火) 02:43:15 ID:???
中山(あちゃっ…)
考えるまでもない、サッカー部が練習を一段落させ休憩のため部室へ戻って来るのだ。
今から姿を隠す暇もない、こうなってしまっては中山のドッキリ作戦も敢え無く失敗である。
かくなる上は…
中山「ぅおぉーーーい、みんなー!!」 ダダァッ
岬「うん?」
滝「あれっ………? あっちから走ってくるのって…」
浦辺「うおっ、もしかして中山じゃねえか!?」
自分に対する照れ隠しと言うべきか。
ささやかなドッキリに失敗した事を自分の中で無かった事にするかのように…
中山はまるで青春の1ページのテンプレートみたいに旧友の元へと駈け寄っていた。
…とは言え、こんな真正面からでも旧友たちからは一定の仰天を買えたのは言うまでもない。
フィールドの中とは違い、少々抜けていると言うか…天然な所のある中山だった。
572 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/06/19(火) 02:44:15 ID:???
そして迎える方はと言えば…
「うおぉー、今までどうしてたんだよ!?」「待ってたぜっ!!」「あれ、中山って死んだんじゃなかったっけ?」
「バッカ、療養中って説明しただろ!?」「キミは相変わらずバカだな」「ともかく中山ーー!」
言うまでもない、こちらへと駆けてくる中山を前に南葛高校のメンバーは大興奮。
満面に喜色を湛え、絶叫に近いざわめきで迎え入れた。
またマネージャーである中沢早苗や西本ゆかりも、男衆程ではないが同種の喜びを見せていた。
しかしこの場で唯一、この空気にそぐわぬ反応をしていた人物が居る。
杉元久美だった。
久美(あれが中山さんかぁ…)
確か久美は中学一年生時、全国大会県予選の決勝で中山を見ている筈だった。
しかし正直な話、彼女は中山の事をほとんど記憶していなかった。
それでも今年になって南葛高校へ入学してから、その名前については何度も聞いていた。
「中山が居たらなあ」「守備に中山、攻撃に新田が居て欲しかったよ」「新田の奴…何処行っちまったんだ」
今年の夏に初Vを成すまで、内外で散々に指摘されていた人材不足…
その話題の中心となっていたのは中山政男という人物だったからだ。
573 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/06/19(火) 02:45:35 ID:???
既に語った事ではあるが…
少しでも良いと感じた男を徹底して避けるのが、初夏以来の杉元久美の現状である。
だが基本的な話として、サッカー部に在籍する選手達について久美も関わりを持たずにはいられない。
ゆえに久美は視界にフィルターをかけ、可能な限りサッカー部員という個を思考の外へ置く努力をした。
どのようなファインプレイをしようと、彼女はそれをチーム≠ニいう自分を含めた集団の喜びに置換したのだ。
格好良いとか優しいとか凄いとか…そういう主観的感情的な感想に対して徹底して蓋をし、
結果について客観的な喜びを表す事で、その感情に辻褄を合わせたのだ。
(ちなみに上記については山森を除けばそう努力を必要としなかった。
岬太郎が『一つの事に打ち込む人間』として恋愛をしない人間と考えたのは前述の通り。
井沢のように極めて嫉妬深い性質の人間については生理的に尊敬ができなかった。
浦辺は何故だか独り言が多すぎて正直怖かった。(エア友達が居るのかも知れないと思っている。)
他者の話を一切聞こうとしない、来生のような度し難いバカについても全く意識する必要がなかった。
滝は気遣いが出来、性格的にまともな上にルックスも(特徴的ではあるが)並やや下と無害で好意的ではあった。
恋愛恐怖症の久美にとっては、この手の気遣いが出来る普通さが逆に特効薬であったかも知れないが…
なんとなく滝からはヒーローとかロボットとか趣味が濃過ぎる気配がしていたのでオートで遠ざかってしまった。
また中里からはタシーロ臭がするし、高杉は生理的にドカベン過ぎて久美が意識出来なかった。)
つまり現状において、久美の頭の中に好意的な男性は一切存在していなかった事になる。
しかし、男性と言う概念が皆無であるかと言えば…そうではなかった。
矛盾しているように聞こえるが、傷ついた久美の救いとなる可能性を持つ人間は確かに存在していた。
中山が南葛に姿を現わして以降、久美の世界はほんの少しだけ加速する事になる。
574 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/06/19(火) 02:49:46 ID:???
そして岬や山森ら南葛選手達にとっても当然、異なる意味で此処より加速を余儀なくされるだろう。
…今の彼等は余りにも世界を知らなかった。
日向の率いる東邦打倒を目標に掲げている彼等は幼き乳飲み子に等しかったのである。
時代という大掛かりな時計の針を進める者…それは三杉だけではなかった。
中山もまた、異なる方法…小さい範囲ではあるが確実な歩みでそれを為そうと動き始めたのだった。
そしてスポットは再びフィレンツェへと戻る。
☆“ヒロイン”青葉弥生のインフォメーション☆
弥生「皆さんお久しぶり&こんばんは、青葉弥生です。
一瞬と言っておきながら随分と長いスポット変更でしたね、スレ主に代わってお詫びします。
さて、スポットが淳に戻る前に…今回は淳の覚醒ポイントについて皆さんの選択を仰ぎたいと思います。
ちなみに覚醒ポイントによる能力アップについてはテンプレから引用した以下のようにございまーす。」
<三杉の成長(覚醒編)>
TSUBASA DUNKさんのシステムをお借りした覚醒ポイント制を採っています。
JOKER、6ゾロ、K、或いは貴公子ポイントによって覚醒ポイントが貯まり、そのポイントを使用する
事で任意の能力を上げる事が可能。 JOKERが+5、6ゾロが+3、K(≧2勝利)で+3、K(≦1)で+1。
試合後の任意選択で実際に使用する事ができる。
必要ポイント数は前項の6段階の上昇率によって変わる。
易:1P、やや易:2P、普通:3P、やや難:6P、難:8P、無:12P
575 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/06/19(火) 02:52:09 ID:???
弥生「ちなみに淳の現在能力と上昇率は以下のようになっています。」
ド パ シ タ カ ブ ト ク 競 合計 高/低
69 69 67 68 69 63 66 65 64 600 3/2
☆覚醒P:18 ☆貴公子P:96 ☆最大ガッツ:890
《上昇率:三杉テーブル》
やや上がり易い : ブロック、クリア
普通 : パスカット、トラップ、競り合い
やや上がり難い : ドリブル、パス、シュート、タックル
弥生「さて、次の試合までに覚醒Pを使えるタイミングはここだけとなっており…(練習は数回あります。)
そして次の試合には非常に厳しい強敵が対戦相手として予定されています。
ここでポイント使うべきか、限界突破や底上げに向けて取っておくか…そこは皆さんの判断です。
さあさあ、そんな感じで寄ってらっしゃい見てらっしゃい、選んでらっしゃーい。」
576 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/06/19(火) 02:53:45 ID:???
☆覚醒Pをどうするか選んで下さい。(詳細は
>>574-575
を参照)
A 2×nポイント消費してやや上がり易い能力を上げる。(さらに分岐)
B 3×nポイント消費して普通の能力を上げる。(さらに分岐)
C 6×nポイント消費してやや上がり難い能力を上げる。(さらに分岐)
D 今回は使わないお!
[3]票選ばれた選択肢で続行します。(投票はメル欄空白で宜しくお願い致します。)
577 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/06/19(火) 03:01:21 ID:???
それではお休みなさい。
仕事の方が忙しいので、今後も暫し更新速度は低調かと思います。
なんとなく皆さんに申し訳ないという気持ちと、早く次の展開を書きたい気持ちで頑張りますればー。
それではもう一度、お休みなさい。
578 :
森崎名無しさん
:2012/06/19(火) 03:04:45 ID:???
更新乙でした
579 :
森崎名無しさん
:2012/06/19(火) 05:20:49 ID:+tBMROwQ
A
580 :
森崎名無しさん
:2012/06/19(火) 06:50:54 ID:7i5wbjiI
D
581 :
森崎名無しさん
:2012/06/19(火) 07:03:50 ID:xDxd7ArY
A
ゆかりと喧嘩ップルしてる石崎はともかく長野と岩見ェ
まあ岩見は危険だからしゃーないか
582 :
森崎名無しさん
:2012/06/19(火) 07:38:03 ID:DRbK05DI
A
583 :
森崎名無しさん
:2012/06/19(火) 23:58:16 ID:???
意外にもパスカットの上昇率も普通なのね
584 :
森崎名無しさん
:2012/06/20(水) 06:09:50 ID:???
頑張って中の人
585 :
森崎名無しさん
:2012/06/20(水) 08:49:55 ID:???
乙でーす
586 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/06/21(木) 00:56:32 ID:???
>>578
乙感謝だぜぃ!
>>581
骨川や剛田、一条あたりもきっと涙を噛み締めている筈だよ!
>>583
これは全力でミスでした!ホントはやや上がり難いです!
でも小学生時代のvs南葛の描写からすると三杉のパスカット力はそれくらいあって良いのかも…
>>584
仕事スペシャル忙しいですがスレ主にとっては逆に燃料ですぜっ!
>>585
乙感謝でーーーす。
587 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/06/21(木) 01:05:06 ID:???
> A 2×nポイント消費してやや上がり易い能力を上げる。(さらに分岐)
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
弥生「覚醒ポイントの使用で宜しいですね?
それではリクエスト通り、やや成長の遅れている能力についてポイントを使ってみましょうか。
出来る能力アップは以下の2つのいずれか、または両方になりますね。」
ブロック [63 → 64] クリア [65 → 66]
☆どのように能力アップさせますか?
A ブロックを1上げる(覚醒P:18→16)
B クリアを1上げる(覚醒P:18→16)
C 両方上げる(覚醒P:18→14)
2票選ばれた選択肢で続行します。
更に覚醒Pを使って能力を上げたい場合はA〜Cの選択肢と共に『z』を書いて下さい。Azみたいに。
588 :
森崎名無しさん
:2012/06/21(木) 01:13:16 ID:pAMQW4+s
Cz
589 :
森崎名無しさん
:2012/06/21(木) 01:13:30 ID:MJ+M7Dvk
Bz
590 :
森崎名無しさん
:2012/06/21(木) 01:32:13 ID:tvqJHH9Y
B
591 :
森崎名無しさん
:2012/06/21(木) 01:32:17 ID:???
Bz
592 :
森崎名無しさん
:2012/06/21(木) 01:34:56 ID:u02uSQw2
Bz
593 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/06/21(木) 07:24:24 ID:???
> Bz クリアを1上げる。さらに…
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
弥生「すみません、どうやらスレ主は昨夜コテンと寝落ちてしまったようで…
って、そんな事はどうでも良い話でした。 2ポイント消費でクリアを上げますね。」
クリア[65 → 66] 覚醒P[18 → 16]
弥生「さて、続いて更にポイント消費という事ですが…。 どうなさいますか?
ちなみにスレ主はパスカットについて『今回は上昇率普通でいいや』とのたまっております。」
☆覚醒Pをどうするか選んで下さい。(詳細は
>>574-575
を参照)
A 2×nポイント消費してやや上がり易い能力を上げる。(さらに分岐)
B 3×nポイント消費して普通の能力を上げる。(さらに分岐)
C 6×nポイント消費してやや上がり難い能力を上げる。(さらに分岐)
D やっぱおしまい
2票選ばれた選択肢で続行します。(投票はメル欄空白で宜しくお願い致します。)
594 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/06/21(木) 07:32:12 ID:???
覚醒Pの下りを昨夜のうちに済ませるつもりが全力で寝落ちて申し訳すみませんした!
こないだ買ったワインが全然美味しくないくせに、ちょっと飲んだだけでウルトラ眠くなる追加効果発動しまして。
今日はこの辺を昼休みとかも使ってケータイから更新するんで宜しくお願い申し上げまっかいな!
595 :
森崎名無しさん
:2012/06/21(木) 07:46:27 ID:MJ+M7Dvk
B
596 :
森崎名無しさん
:2012/06/21(木) 08:14:31 ID:HA/Yeedo
B
597 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/06/21(木) 12:31:09 ID:???
> B 3×nポイント消費して上がりやすさ普通の能力を上げる。(さらに分岐)
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
弥生「覚醒ポイントの使用で宜しいですね?
それではリクエスト通り、上がりやすさが普通の能力へポイントを使ってみましょう。
出来る能力アップは以下の4種のいずれか、または組合わせになりますね。」
パスカット [69 → 70] トラップ [66 → 67]
クリア [66 → 67] 競り合い[64 → 65]
☆どのように能力アップさせますか?
A パスカットを1上げる(覚醒P:16→13)
B トラップを1上げる(覚醒P:16→13)
C クリアを1上げる(覚醒P:16→13)
D 競り合いを1上げる(覚醒P:16→13)
E 自由組合わせ(覚醒P:16→??)
2票選ばれた選択肢で続行します、更に覚醒Pを使って能力を上げたい場合はA〜Cの選択肢と共に『z』を書いて下さい。
ただしポイントが残っている場合に限ります。
598 :
森崎名無しさん
:2012/06/21(木) 12:39:17 ID:HA/Yeedo
E パスカット トラップ
599 :
森崎名無しさん
:2012/06/21(木) 14:19:17 ID:DH18KJ36
E パスカット トラップ
600 :
森崎名無しさん
:2012/06/21(木) 15:03:35 ID:u02uSQw2
E AC
601 :
森崎名無しさん
:2012/06/21(木) 15:30:05 ID:s/5t2Btk
E AC
一応
602 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/06/21(木) 15:39:51 ID:???
投票感謝です。今回は二票決という事でパスカットラップで決という事で…どちら様もよござんすね?
さあさあ!
っと、その前に…財布を失くしますた!(ドーン
ふふ、何処のどいつか知らないが私の財布に手を出しようものなら…
たとえお天道様が許しても月に代わってお仕置きしたらあ!!!
(だから財布本体だけでも戻ってきてーっ!)
603 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/06/21(木) 21:04:46 ID:???
一応ですが今日はもう更新出来ませんの連絡です。
・財布を道端に落とすと回収がすごく面倒
・世の中良い人もそこそこいらっしゃる
オレっち覚えた
604 :
森崎名無しさん
:2012/06/21(木) 21:08:15 ID:???
財布戻ったようでよかった……お疲れ様です。
605 :
森崎名無しさん
:2012/06/21(木) 21:14:08 ID:???
財布リターンズ乙。よかた
606 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/06/21(木) 22:59:03 ID:???
あざざーっす!
ちなみに財布の中は諭吉さんだけご丁寧に抜かれていたのぜ!
世の中みんな良い人だ、と言えなかったのが残念極まりないのです!
お陰で今日から1ヶ月のメニューはほぼパスタ、自業自得とは言えパスタオンリーか!
こうなりゃパスタパーティーですな。
607 :
森崎名無しさん
:2012/06/21(木) 23:34:10 ID:???
ぜんぜん無事じゃない!はやく窃盗でけーさつに!
608 :
森崎名無しさん
:2012/06/21(木) 23:43:01 ID:???
スレ主さんかわいそうに…これでもおたべ
シュラスコ
609 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/06/22(金) 12:57:45 ID:???
>>604
ご心配ありがとう! …同時に申し訳なすですなぁ。
>>605
乙感謝です。
小さい頃に密リターンズってマンガを読みましたなあ。
>>607
一応手続きはしましたが、基本的にこうなったら戻らないと思った方が良いようですね。
>>608
シュラスコがあれば余裕で生きていけますぜ! うまうま
しかし…何と言いますか、名無しであっても誰がコメント下さったか大よそ察しがついてしまいますなあ。
アナカンを始める前から考えてほぼ2年間、知りたくなくても判ってしまう発言の主は1人だけだったんですが…
610 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/06/22(金) 13:01:47 ID:???
> E パスカット トラップ
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
弥生「承りました、それでは計6ポイント消費してパスカットとトラップを上げますね。」
パスカット[69 → 70] 覚醒P[16 → 13]
トラップ[66 → 67] 覚醒P[13 → 10]
弥生「…と言う訳で、今回のボーナスによる能力上昇は以上になります。
引き続き物語をお楽しみ下さい。」
<イタリア・フィレンツェ>
フィレンツェにある観光通り、そのほぼ中央にシニョーリア広場がある。
世界的にも有名なサンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂そしてジョットの鐘楼に面し、
立ち位置を90度変えればダヴィデ像のレプリカやネプチューンの噴水も観られる荘厳な広場である。
ここまででお察しの通り、この広場は建造物の観光がメインとなるエリアであり、飲食店の数は少ない。
しかしその数少ない飲食店の中に、イル・ダヴィデという英雄ダヴィデの名を冠したリストランテがあった。
そのロケーションゆえに人気の高いこの店の料理は決して絢爛豪華とは言い難いが、長く受け継がれた
トスカーナ地方・フィレンツェの郷土料理はしっかりと芯が一本通っている。
有名なビステッカ・ア・ラ・フィオレンティーナ(Tボーンステーキ)は勿論、モツのトマト煮込みや
風味豊かなポルチーニ茸を使ったパスタ等も観光客を例外なく口福へ誘い、彼らを益々この街の虜とする。
611 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/06/22(金) 13:05:02 ID:???
すみません、昼休みが終わってしまいましたので半端ですが区切ります。
夜には選択肢まで投下致しますので、今は失礼致します。
612 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/06/22(金) 21:43:51 ID:???
それでは
>>610
からの続きで再開致します。
============================================
今、そのシニョーリア広場 イル・ダヴィデに三杉淳は来ていた。
もちろんこのような店に単身では行く事はなく、今日は連れが一人居る。
ASローマ、およびカンピオーネに所属する守備的MF…
過去に三杉を、フィオレンティーナを散々に苦しめた強敵、タブリス・フィッツウォルタであった。
三杉「なかなか悪くない店だろう?」
フィッツウォルタ「確かにね。 しかし男二人で来るには少々ロケーションが過ぎるかな。」
三杉「フフッ、イギリス人らしいね。」
フィッツウォルタ「おや、馬鹿にしているのかい?」
三杉「いや、ただ日本には『郷に入っては郷に従え』という諺があってね。
つまりは『When in Roma, do as the Romans do』なんだけど…」
フィッツウォルタ「……なるほど、ミラノ司教に怒られたイギリス観光客をなぞっているわけだね。」
三杉「(ククッ)流石にキミは話が早いね、実に小気味良い。 まあ日本でもこれほどの店ならば、
普通は恋人同士とか、さもなくば家族サービス用だと思うよ。 でも、ほら…。」
613 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/06/22(金) 21:51:52 ID:???
三杉は視線と顎を使い、店の奥まった所にある席を指す。
フィッツウォルタが振り向く先には、年配男性2人が談笑しながら食事を楽しんでいた。
. -―‐-ミ
,: ::, -‐-ミ: :: ::` 、
/ 〃[i∨i] Y: :: :: ::\
〃´ ̄ ‐-ミ 、_ノ: :: :: :: :: :丶
{: :: ::__:: :: :: :\\:: :: :: :: :: :: ::、
、: : ヽ}_∠⌒ヽ \:: :: :: :: :: :.
Y  ̄ ̄\_ヽ: :: :: :: :}
{ Y´ ト、: :: :: ::ゝ-、
j =ミ ァ≠ミ ノニヽ :: :: :: :: :.
r〃⌒` ´ ィ (ニニニニノ⌒ヽ ノ
(ニ乂 ノ-‐=ニニ) て_ノ⌒ 厶イ
辷_ニニニニニニニrォ' ___,ノ
丶`ー^ーく`ア´ ノ . -ニろ
≧=ヘ`ニ´ィア^ヾ¨´
∠ア´: : ∠ニニア: :: :: ::ヽ
_|\,,,_
_/,-. \l\
冫 { :、-z-、,,|_ 」,_
;-、 Z _人_) そ-、ヽz ┴-、
;- _ | \__L,=´ ,>^´ ` ┴、⌒^′ 丶ヽ
| >! ) ,′ / ´ |
r┴< _ヽ__/ / { ノ´|>、_ ,ノ
入 i ,.- ´_/,ヽ、 \ ,ィ::|>‐r-ァ'´
,. -‐1 ヽ_,ノ ! / ;-、 `X≧、 `┴-'厶 ^´ /|
` -、.| |ム ,≠‐-、Y_ (_丿、 , _,,) /丿
, ┴''⌒ヽ l'y_f .... -‐ X.// ̄ ` ''i<L_ //
──────────────( ⌒ )────( ⌒ )───────
,-=-, ∠ヾゞゝヽ ,-≡-,l l-=二=-,
614 :
森崎名無しさん
:2012/06/22(金) 21:52:28 ID:???
若いころのやんちゃを懐かしんでいるのか・・・w
615 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/06/22(金) 21:54:03 ID:???
三杉とフィッツウォルタには貴腐人的要素は皆無だった為、これは一例として挙げられた。
実際二人の関係性は知れない所だが、イタリアという国では割と見られる風景なのかも知れない。
フィッツウォルタ「なるほど…ローマで2年半過ごしていたけれど、これは初めて知ったかな。
ボクは外食と言えばピッツェリアくらいにしか行かないから。」
三杉「一応聞くけれど、気を悪くさせてしまったかな?」
フィッツウォルタ「いや、平気だよ。 知恵を働かせる会話は緊張感があって嫌いじゃないしね。
それを解って言っているキミの性格については多少辟易する物があるけど。」
三杉「フフッ、それは失礼。」
薄っすらと皮肉を利かせた会話を応酬させながら、二人はテラス席の一つに腰を落ち着けた。
すぐさま飛んでくるウェイターに対して三杉はリゾットを、フィッツウォルタはパスタをオーダーすると…
間もなくパン、オリーブオイル、バルサミコ酢、ミネラルウォーターが運ばれてくる。
フィッツウォルタ「それじゃ、落ち着いたところで早速話をさせて貰おうかな。」
三杉「そうだね。 …オジオでなく僕を指名したからには、それなりの用事なのだろう?
まして御馳走してくれるとあらば猶更ね。」
フィッツウォルタ「さっきの言葉を返すけれど、話が早くて助かるよ。」 スッ
三杉の問いに頷きつつ、フィッツウォルタは鞄から一枚の便箋封筒を取り出した。
見たところ封筒は厚めであり、かなり長文の手紙が入っている事が容易に想像出来る。
フィッツウォルタは宛名を一目確認すると、それを三杉の前へと差し出した。
616 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/06/22(金) 21:55:18 ID:???
三杉「これは?」
フィッツウォルタ「ジョアンコーチがブラジル、サンパウロFC・ジュニオール監督に宛てた手紙だ。
宛名の人物へこれを手渡し≠ナ届けて貰いたい…それが僕からの用事さ。」
三杉「えっ…手渡しだって?」
サラッと無茶な事を振られ、三杉は思わず今の言葉を聞き返す。
ジョアン、そしてサンパウロという単語にも興味をそそられたが、それ以上に無茶振り加減へ仰天したのだ。
しかしフィッツウォルタは表情を崩す事無く平静であった。
フィッツウォルタ「ああ、手渡しで間違いないよ。」
三杉「ええと…ここの代金を持ってくれるにしたって、少々無茶過ぎやしないか?」
フィッツウォルタ「その通り…。だからボクが出来るなら自分でやりたかったけれど、残念ながら
そうもいかなくてね。 だからやってくれるならば当然相応の謝礼はさせて貰うよ。」
三杉「いや、そういう問題じゃ…」
フィッツウォルタ「コーチがカンピオーネに仕込む予定である、パス戦術の練習方法を教えるとしてもかい?」
三杉「…なんだって?」
またもシレっと言ってのけるフィッツウォルタに対し、三杉は再びの聞き返しを余儀なくされた。
だがフィッツウォルタはやはり表情を変えずにこちらを見据えてきており、およそ冗談を言っている様子がない。
617 :
森崎名無しさん
:2012/06/22(金) 21:55:19 ID:???
マリオとクッパwww
618 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/06/22(金) 21:56:18 ID:???
フィッツウォルタの突然の依頼は三杉にとって衝撃的であり、その謝礼とやらはもっと衝撃的だった。
一体この依頼にどのような目的があるのか、三杉には容易に想像が出来ない。
そして表情から意図の断片や感情の振れを覗(うかが)おうにも、それが易々通用しそうな相手ではない。
☆ 三杉(これは………どうした物か?)
A 二つ返事で承る
B だが断る
C 質問を投げてみる(更に分岐、会話数制限あり)
D 皿を投げてみる(要5票)
E その他(会話案、行動案どちらでも)
[3]票選ばれた選択肢で続行します。(投票はメル欄空白で宜しくお願い致します。)
619 :
森崎名無しさん
:2012/06/22(金) 21:56:59 ID:m+T6YkWk
C
620 :
森崎名無しさん
:2012/06/22(金) 22:00:19 ID:K9r+G1/U
C
621 :
森崎名無しさん
:2012/06/22(金) 22:06:26 ID:x7cyl/B+
C
622 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/06/22(金) 22:33:28 ID:???
> C 質問を投げてみる(更に分岐、会話数制限あり)
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
フィッツウォルタからの依頼は、流石に即決するには難のある代物であった。
話の大きさも然る事ながら、合点のいかない点が数多く存在するからである。
そこで三杉は先ず、フィッツウォルタに対して質問を返す事にした。
これについて断られる心配はまず無かろう、と予想して。
三杉「そうだなぁ…。 では、先ず、検討する為の材料と時間が欲しい。
よもや悪いとは言わないだろうね? ディナーという十分時間の取れる機会を選んだのはキミだ。」
フィッツウォルタ「賢明だね、当然構わないさ。」
三杉「良かったよ。 それじゃあ聞いておきたいのは…」
623 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/06/22(金) 22:34:59 ID:???
☆ フィッツウォルタに質問して下さい。
A 「何故僕に頼むんだい?」
B 「何故手渡しでないとダメなんだい?」
C 「この手紙に何が書かれているのか君は知っているのかい?」
D 「サンパウロ・ジュニオールの監督が誰か君は知っているかい?」
E 「この依頼はジョアンコーチの指示なのかい?」
F 「カンピオーネのパス戦術って具体的にどんな物なんだい?」
G 「カンピオーネのパス戦術なんて物を僕達に教えて構わないのかい?」
H 「ところで今日の試合はどうだったかな?」
I 「アルシオンのデータの方が欲しいんだけど…ダメ?」
J 「君には恋人とか居ないのかい?」
K 「モッツァレラチーズとトマトを頼もうと思うんだけど…どう思う?」
L 「それよりさっきの年配男性2人組をヲチしてみないか?」(要5票)
M その他(質問内容を具体的に)
[3]票選ばれた選択肢で続行します。(投票はメル欄空白で宜しくお願い致します。)
最大で3回質問できます。
624 :
森崎名無しさん
:2012/06/22(金) 22:35:30 ID:Nsf6KJGw
L
625 :
森崎名無しさん
:2012/06/22(金) 22:37:22 ID:K9r+G1/U
D
626 :
森崎名無しさん
:2012/06/22(金) 22:37:51 ID:FZ1n9kJ+
C
627 :
森崎名無しさん
:2012/06/22(金) 22:40:35 ID:m+T6YkWk
C
628 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/06/22(金) 22:41:16 ID:???
一応締め切りを本日24時までと致します。
その時点で未決であれば最多・最速票と致します。
ではちょっと最近見始めたとらドラ観て来ます。
629 :
森崎名無しさん
:2012/06/22(金) 22:44:23 ID:???
L
630 :
森崎名無しさん
:2012/06/22(金) 22:49:35 ID:???
L
631 :
森崎名無しさん
:2012/06/22(金) 22:50:50 ID:Lh+0DjFM
C
632 :
森崎名無しさん
:2012/06/22(金) 23:08:17 ID:???
フィッツウォルタが動けないのはヒドラ(笑)がいるからだっけ?
三杉はその事を知らないし知っておきたいから、もしAの質問をするなら
逆にフィッツウォルタが行けないのはなぜかと問いた方がいいと思うが、どうだろう
633 :
森崎名無しさん
:2012/06/22(金) 23:10:12 ID:???
M なんであんな弱い選手(ヒドラ)をスタメンに使っているんだい?
634 :
森崎名無しさん
:2012/06/23(土) 00:02:07 ID:???
三杉誕生日おめ
635 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/06/23(土) 00:44:06 ID:???
>>632
相談も宜しいでしょう。
>>633
ヒドラ(笑)さんが息してないの。
>>634
三杉「あ…そうか。 どうもありがとう、自分の事ながら忘れていたよ。」
============================================
> C 「この手紙に何が書かれているのか君は知っているのかい?」
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
三杉「サンパウロFCと言えば、かつてジョアンコーチが監督に就いていたチームだね。」
フィッツウォルタ「ああ…まあそれくらいは知っているよね、キミなら。」
三杉「そこに向けた手紙と言うならば、何だか判らないけれど重大な事が書かれているんだと思う。」
フィッツウォルタ「…そうかも知れない。」
三杉「……………」
軽くジャブを振るってみたが、フィッツウォルタは無感情に素っトボケた反応を返すだけだった。
どうやらフィッツウォルタの方には簡単に会話に乗る気がないらしい。
この時点で矛盾を感じない訳でも無かったが、その正体について三杉は何ら思い当たらない。
636 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/06/23(土) 00:47:22 ID:???
三杉(…それでも何か訳ありだってのは判る。 …残念ながら経験上の勘に過ぎないけれど。)
…しかしそこまで察しがつくのであれば、次にやるべき事は判る。
そう、何かしらの情報を引き出す必要が三杉にはあったのだ。
三杉「(例えそれが断片であっても、繋ぎ合わせれば見えてくる真実があると信じるしかない。 それには…)
なあフィッツウォルタ、君はこの手紙に何が書かれているのか知っているのかい?」
フィッツウォルタ「は?」
思い切った踏み込みと言って良かろう。
三杉は核心に近い所へいきなり切り込んでいた。
三杉(この手紙を持たされたフィッツウォルタが全く何も知らないとは考え難い。
もし知らないのであれば、彼は完全に只の御遣い、オペレーター役に過ぎなくなる。
彼ほど聡い男が、何の納得もなく行動している筈がない。」
フィッツウォルタ「…………」
先着で
★フィッツウォルタのATフィールド→! card
と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。
《ダイヤ》 ATフィールド中和成功。 三杉、フィッツウォルタの推測を含む内容を聞き出す。
《ハート》 ATフィールド浸食。 三杉、フィッツウォルタの知っている内容を聞き出す。
《スペード》 ATフィールド安定。 三杉、フィッツウォルタは何も言わないが態度から推論。
《クラブ》 ATフィールド全開。 三杉、何も掴めず。
《JOKER》 ATフィールド反転。 ダイヤの結果+フィッツウォルタ、以降の会話に最大限協力的に。
637 :
森崎名無しさん
:2012/06/23(土) 00:48:02 ID:???
★フィッツウォルタのATフィールド→
スペード2
638 :
森崎名無しさん
:2012/06/23(土) 01:50:04 ID:???
三杉くんー誕生日プレゼントの下剤よー
639 :
森崎名無しさん
:2012/06/23(土) 02:00:26 ID:???
>>638
なぜか「アンパンマーン新しい顔よー」の時に流れる曲が再生されたw
640 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/06/23(土) 23:39:09 ID:???
どもーこんばんはです。
今日は名ばかりのハイキング、山へ一狩り行ってきました。
そんな事より更新びぎんします
>>638
弥生「ややや、やめて下さい! せっかく淳と結ばれたのに、昔の事を今更蒸し返さないでー!!」
>>639
スレ主はアンパンマンのOPの歌詞で全力で泣くぜぇ!
やなせたかし先生マジ絶望に効く薬
勇気にはかなしみの部分もある
なにかをふりすてなければ ならない なにかとわかれなければ ならない
そのときすこし痛みがはしる
ふりきって ひとおもいに飛ぶのだ
やなせたかし先生マジ絶望に効く薬 大事な(ry
641 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/06/23(土) 23:42:20 ID:???
> フィッツウォルタのATフィールド→ スペード2
> 《スペード》 ATフィールド安定。 三杉、フィッツウォルタは何も言わないが態度から推論。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
三杉が問いかけてから、フィッツウォルタは2秒ほど静止した。
その間に左目を僅かに顰め、開いた口を閉じてからホンの僅かだが下唇を上げた。
フィッツウォルタ「手紙に何が書かれているかなんて、そんな事が判る筈ないだろう?
その手紙はコーチがボクに宛てた手紙じゃないんだ。」
三杉「……………」
質問に対する返答としては至極当然の内容と言えた。
第三者が二者よりも先に内容を知るという事は常識的に有り得ない。
なのに彼は返答までに2秒必要とし、しかも反射的に特有の挙動を示した。
つまりは左目…右脳による感情の機微を最も外に反映させてしまう器官による反応だ。
三杉(今のでほぼ確信した、フィッツウォルタは手紙の内容を知っている。
彼は少なくとも第三者ではない…第二者であるか、或いは当事者の一人なんだ。)
知っているのに言わない…
はたまた言えないのか。
いずれにしても、フィッツウォルタは質問に対してストレートに答える気はないようだ。
642 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/06/23(土) 23:43:53 ID:???
三杉(ならば確認しなければならないのは、フィッツウォルタが僕らをどう思っているか…
……で良いのか? ちょっと待った、虚数でも数えて落ち着こう。)
☆ フィッツウォルタに質問して下さい。
A 「何故僕に頼むんだい?」
B 「何故手渡しでないとダメなんだい?」
C 「サンパウロ・ジュニオールの監督が誰か君は知っているかい?」
D 「この依頼はジョアンコーチの指示なのかい?」
E 「カンピオーネのパス戦術って具体的にどんな物なんだい?」
F 「カンピオーネのパス戦術なんて物を僕達に教えて構わないのかい?」
G 「良ければその手紙を貸してみせてはくれないかい?」
H 「ジョアンコーチは元気にしているかい?」
I 「今日の試合はどうだったかな?」
J 「アルシオンのデータの方が欲しいんだけど…ダメ?」
K 「君には恋人とか居ないのかい?」
L 「モッツァレラチーズとトマトを頼もうと思うんだけど…どう思う?」
M その他(質問内容を具体的に)
[3]票選ばれた選択肢で続行します。(投票はメル欄空白で宜しくお願い致します。)
最大であと3回質問可能で、既に1回質問しています。
あと16分、24時までに未決であれば仕切りなおして再投票とします。
643 :
森崎名無しさん
:2012/06/23(土) 23:44:52 ID:/bnfeCPQ
C
644 :
森崎名無しさん
:2012/06/23(土) 23:45:54 ID:uhnXneB2
C
645 :
森崎名無しさん
:2012/06/23(土) 23:51:07 ID:6LTqVhYg
C
646 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/06/24(日) 01:16:56 ID:???
> C 「サンパウロ・ジュニオールの監督が誰か君は知っているかい?」
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
虚数を数えていても勇気は出ないという自然科学法則がある。
何故ならば虚数は素数と違い孤独な数字ではないからだ。
ウェイター「ご注文のお品です」 コトッ
今ほどのフィッツウォルタの反応と、それを踏まえた次の質問を考える間に…
注文したリゾットとパスタがテーブルへ置かれた。
美味しそうな匂いが皿から湧き立つ様である。
フィッツウォルタ「へえ…香りがいいね、イギリスの料理とは流石に違うな。」 カチャリ
三杉「ポルチーニ茸だよ。 イタリアの風土が生み出す大地の恵みだろうね。
比べれば、イギリスは残念ながら土があまりに貧しすぎた。
食への希望がフランス、イタリア、そしてスペインらと違って当然さ。」 カチャカチャ
フィッツウォルタ「確かにね、それについては異議なし。 イギリスで誇れる物と言えば、
イングリッシュ・ガーデンやアフタヌーンティーくらいの物だしね。」
三杉・フィッツウォルタ「文化がちがーう。」
二人はハモるように同じ事を口にして軽く笑った。
647 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/06/24(日) 01:18:12 ID:???
とある国の培ってきた文化と他国の培ってきた文化には異なる所が必ず何かあるだろう。
それは人が思う常識が、他者にとっては常識でない事を意味している。
そこにはどちらが正しいという事はない。
異なる文化、常識に直面した時、未成熟な人間はそれを奇異であると考えるかも知れない。
しかしそれは奇異ではない、差異に過ぎないのである。
いま三杉が言ったのはそういう事であり、フィッツウォルタもその意図を理解したのだ。
三杉(…やはり彼は人の意図を察する人間だ。 そのような男の不自然な言動…何かあるのか?
パスが言葉になり得るように、彼は他の何かで言葉を伝えようとしているのか…)
そこまで考えて、三杉はフィッツウォルタが先ほど見せた不自然な行動を思い出す。
フィッツウォルタが便箋封筒を取り出した時、宛名の方を一瞥確認した事である。
『何故わざわざ確認する必要があったのか?』と三杉は思考を次に進め…
三杉「サンパウロ・ジュニオールの監督が誰なのか、君は知っているかい?」
…と、第二の質問を投げるに至った。
フィッツウォルタ「」
カチャカチャと音を立てていたフィッツウォルタの手元がストップする。
フィッツウォルタはシルバーを一旦皿に置き、先ほどの封筒を再度鞄から取り出した。
648 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/06/24(日) 01:19:15 ID:???
フィッツウォルタ「さてね……自分の目で確認したらどうだい?」
封筒を三杉の方へ差し出しつつ、フィッツウォルタはそんな言葉を付け加える。
今度は三杉が怪訝な表情を浮かべた。
フィッツウォルタの奇妙な言動もだが、主にはそこに書かれていた名前に対して。
三杉(ロベルト本郷…?)
そこにはジョアンが失踪し、伝説の指導者扱いされる事の原因となった人物の名があった。
そして(三杉自身はほぼ接点がないが)大空翼の小学生時代の師だった人物でもある。
三杉(…そのロベルトに対し、ジョアンコーチは一体何を目的として手紙を書いたのか?)
益々解からなくなっていく目の前の事に、三杉は大きく首を傾げる。
しかしとてもとても意味の深い名前に違いない事は察しがついた。
何しろジョアンにとって、ロベルト本郷は失踪する程のトラウマの象徴でもある筈だからだ。
三杉(どういう事なんだ… ジョアンコーチの意図、そしてフィッツウォルタの意図…)
リゾットを口に運びながら、三杉は思考の更に深い所へと入っていく。
そして皿を空にし終えた頃…三杉は意を決して最後の質問を投げかけた。
649 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/06/24(日) 01:20:27 ID:???
☆ フィッツウォルタに質問して下さい。
A 「何故僕に頼むんだい?」
B 「何故手渡しでないとダメなんだい?」
C 「この依頼はジョアンコーチの指示なのかい?」
D 「カンピオーネのパス戦術って具体的にどんな物なんだい?」
E 「カンピオーネのパス戦術なんて物を僕達に教えて構わないのかい?」
F 「良ければその手紙を貸してみせてはくれないかい?」
G 「ジョアンコーチは元気にしているかい?」
H 「今日の試合はどうだったかな?」
I 「アルシオンのデータの方が欲しいんだけど…ダメ?」
J 「君には恋人とか居ないのかい?」
K 「モッツァレラチーズとトマトを頼もうと思うんだけど…どう思う?」
L 「ところでさっきの年配男性2人組の席を見てみなよ」(要5票)
M その他(質問内容を具体的に)
[3]票選ばれた選択肢で続行します。(投票はメル欄空白で宜しくお願い致します。)
最大であと3回質問可能で、既に2回質問しています。
650 :
森崎名無しさん
:2012/06/24(日) 01:20:52 ID:d7RLu4Wg
E
651 :
森崎名無しさん
:2012/06/24(日) 01:26:41 ID:6wzAV+As
L
652 :
森崎名無しさん
:2012/06/24(日) 01:27:15 ID:V0mJR496
F
653 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/06/24(日) 01:27:44 ID:???
本日はここまでになりますかね…
ところで今日というか昨日山へ行って来たのですが、ちょっと済し崩し参加な形でした。
未経験なので迷惑かけますぜ的な事を言うと「ハイキングくらいのノリでおk」と返され…
その程度のノリだと信じて行ってみたら、なんというか2000m級で呆然としますた。
いや、車で割と山頂近くまでは行けたんですけど。
それでも山頂で頭と耳の奥が痛んで空気の薄さを実感…したにも関わらず、何故かテンションが上がりました。
標高2000mヒャッホーな感じでした。 ねむい
654 :
森崎名無しさん
:2012/06/24(日) 01:28:53 ID:???
M ところで君の席の「隣の人」は知り合いなのかい?
隣の人はいつでもフィッツさんの隣にいるよ……(ホラー)
655 :
森崎名無しさん
:2012/06/24(日) 01:29:19 ID:???
登山しながら更新お疲れ様でした
あんま無理しないでね
656 :
森崎名無しさん
:2012/06/24(日) 01:29:40 ID:wYiE8wGo
C
657 :
森崎名無しさん
:2012/06/24(日) 01:30:10 ID:???
お休み乙
658 :
森崎名無しさん
:2012/06/24(日) 01:57:26 ID:hFB/84b6
F
659 :
森崎名無しさん
:2012/06/24(日) 08:57:28 ID:???
M
「フィッツウォルタ!隣の人と思っていたのは、君の生命エネルギーが作り出す
. パワーある像(ヴィジョン)なんだ!
. 隣に立つというところから、その像を名づけて『幽波紋』!(スタンド)」
660 :
森崎名無しさん
:2012/06/24(日) 10:28:03 ID:TNBPIoyE
E
661 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/06/24(日) 12:31:05 ID:???
グレイトフル・モーニング!
未決なのでageさせて頂き候。
また締切14時と設けまして、その時点で決まらなければ最多票最速到達のFで決定となります。
662 :
森崎名無しさん
:2012/06/24(日) 12:37:23 ID:AJHQ/LZs
C
663 :
森崎名無しさん
:2012/06/24(日) 12:39:54 ID:Bi47G/zA
C
664 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/06/24(日) 16:18:39 ID:???
>>654
隣の人の正体はホルァァァァ!!!でしたか。
こええ、こええよ隣の人…
隣の人「わたし隣の人、いま貴方の隣にいるの。」
テリーマン「オレも居るぜ!」
ロビンマスク「オレもだ!」
早奈「貴方達だけにいいかっこさせないわ!」
>>655
乙感謝です、無理しまへんでよ。
全力ぶったまげだべよー。
>>657
おはよう乙!(おせえー)
>>659
なんてこった…フィッツウォルタの野郎がまさかスタンド使いだったとはよ… (ドドドドド
皆さんの思考が斜め上すぎて鼻血がでます。
665 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/06/24(日) 16:19:48 ID:???
> C 「この依頼はジョアンコーチの指示なのかい?」
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
三杉「この依頼はジョアンコーチの指示なのかい?」
ウェイターが空になった皿、食器類を下げていく。
きっと返す刀で口直しのエスプレッソを届けにくる事だろう。
時間はあまり残されておらず、恐らく最後となるだろう質問はこれだった。
三杉(解からない、不自然さが多い話だけれど…この依頼の発信元が誰かが判れば判断の基準は固まる。)
話の断片やフィッツウォルタの様子から、事の背景がぼんやりと形になり始めていた。
残ったピースを埋める質問がこれ≠セと信じ、三杉はフィッツウォルタをどっしり見据える。
フィッツウォルタ「ジョアンコーチの依頼で間違いないよ。 宛名の筆跡は間違いなくコーチの物だろ?」
三杉「封筒は確かにそうだね、覚えのある筆跡だ。」
フィッツウォルタ「だろ?」 ニッ
そう言って目を逸らさない三杉の発言には行間に『中身については疑っている』との意思がある。
実際に封筒と中身が別々であると考える材料は何もない。
しかし少なくとも何かある事は三杉も理解していた。
三杉はその疑念をフィッツウォルタに遠回しに伝えたのである。
そしてそれをフィッツウォルタは瞬時に理解したようだった。
666 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/06/24(日) 16:21:27 ID:???
> C 「この依頼はジョアンコーチの指示なのかい?」
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
三杉「この依頼はジョアンコーチの指示なのかい?」
ウェイターが空になった皿、食器類を下げていく。
きっと返す刀で口直しのエスプレッソを届けにくる事だろう。
時間はあまり残されておらず、恐らく最後となるだろう質問はこれだった。
三杉(解からない、不自然さが多い話だけれど…この依頼の発信元が誰かが判れば判断の基準は固まる。)
話の断片やフィッツウォルタの様子から、事の背景がぼんやりと形になり始めていた。
残ったピースを埋める質問がこれ≠セと信じ、三杉はフィッツウォルタをどっしり見据える。
フィッツウォルタ「ジョアンコーチの依頼で間違いないよ。 宛名の筆跡は間違いなくコーチの物だろ?」
三杉「封筒は確かにそうだね、覚えのある筆跡だ。」
フィッツウォルタ「だろ?」 ニッ
そう言って目を逸らさない三杉の発言には行間に『中身については疑っている』との意思がある。
実際に封筒と中身が別々であると考える材料は何もない。
しかし少なくとも何かある事は三杉も理解していた。
三杉はその疑念をフィッツウォルタに遠回しに伝えたのである。
そしてそれをフィッツウォルタは瞬時に理解したようだった。
667 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/06/24(日) 16:22:48 ID:???
フィッツウォルタ「実はウチのチームでも¥ュ々ゴタゴタがあってね。
先ほど話したコーチの考案したパス戦術は、正直結実が難しい状況なんだ。
だからせめて、もう一つの教え子であるキミ達に託したいっていう事らしくてね。
ジョアンコーチのエゴイスティックな理想にも困った物さ、堪った物じゃない。」
三杉「(態度が変わった? このわざとらしい物言い…演技か?)
な、なるほど…何やら不機嫌そうだったのはその為かい?」
フィッツウォルタ「まあね。 キミ達は今更Wトーナメントにも出れないだろうし、障害になり得ない。
毒にも薬にもならないだろうからボクも渋々承知したけれど…気分は良くないさ。」
三杉「明け透けに言うね。 …それじゃ、手紙の方がおまけという訳か。」
フィッツウォルタ「そういう事…サンパウロが古巣と言っても、過去にあんな事件を起こしているからね。
普通に手紙を出しても受け取って貰えないとでも思ったんじゃないか?」
三杉「なるほど…解からないでもない。 君も大変だね。」
フィッツウォルタ「いいさ、上の指示には従わなくてはならない。 それが組織の基本だからね。」 ガサガサ
668 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/06/24(日) 16:24:15 ID:???
不貞腐れたような演技のかかった態度を示しつつ、フィッツウォルタは再び鞄に手を突っ込んだ。
そして一冊のノートを取り出すと、三杉の前にソッと差し出した。
それを手に取った三杉はすぐに違和感に気がつく。
表紙の裏に何かが挿んであるのだ。
パラッと表紙を捲るとそれが何かは直ぐに明らかになった。
三杉(便箋と…ポストイット? これは…)
フィッツウォルタ「それをこんな場所で読むのは勘弁しておくれよ?
一応コンフィデンシャルな資料と言っても良い代物だからね。」
三杉「あ…ああ、済まない。」
フィッツウォルタ「出来れば頭に入れた時点で燃やして欲しいくらいさ。」
三杉「ふふ、そうさせて貰うさ。」
表紙を開いた一瞬、三杉の目は便箋の方ではなく表紙の裏に貼られたポストイットの文字に集中した。
書かれていたのは『監視されている可能性が高い。』という一言。
何だか違和感のある、不自然に白を切った言動にはやはり理由があったようである。
正直今の三杉には意味するところが不明だが、恐らくそれは便箋の方に解答がある事だけは察知できた。
669 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/06/24(日) 16:25:23 ID:???
そうこうする間にエスプレッソのダブルが運ばれてきた。
普通のエスプレッソよりもさらに濃い、コールタールのようにまっ黒なドロッとしたエスプレッソ。
この店の隠れた看板メニューである。
フィッツウォルタはそれに対して角砂糖を2つ、3つ、4つと次々に投入してゆく。
フィッツウォルタ「………なんだい?」
三杉「いや…随分と思い切って砂糖を入れるんだなって…」
フィッツウォルタ「糖は脳のエサだからね。 色々と頭使う性分だから当然ガンガン入れるさ。」
三杉「なるほど…何から何まで理屈に適っておられるようで。」
フィッツウォルタ「ま、そんな事より返事を聞かせてくれないか?
この依頼を受けるか受けないか…少々面倒事だけど、損はしない筈だよ。」
三杉「ああ、そうだな。」
☆ 複雑怪奇なフィッツさんの依頼を…
A だが断る
B だが承る
C そんな事よりデザート食おうぜ(要5票)
D そう言えばなんでユブンタイみたいな下手くそがカンピオーネのスタメンなんだい?(要5票)
[3]票選ばれた選択肢で続行します。(投票はメル欄空白で宜しくお願い致します。)
670 :
森崎名無しさん
:2012/06/24(日) 16:26:21 ID:TNBPIoyE
B
671 :
森崎名無しさん
:2012/06/24(日) 16:27:09 ID:3gb3D01I
B
672 :
森崎名無しさん
:2012/06/24(日) 16:30:42 ID:V0mJR496
D 最大の疑問
673 :
森崎名無しさん
:2012/06/24(日) 16:34:53 ID:+kx+bH6I
B
太郎
674 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/06/24(日) 23:55:06 ID:???
>>672
参加者の皆さんが知っている事≠三杉の知っている事ですからね。
その利点欠点が顔を出す場面も今後出てくるでしょう。
>>673
Q太郎「やれやれだぜ」
============================================
> B だが承る
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
三杉「了解、その依頼は請け負わせて貰うよ。」
フィッツウォルタ「そうか。 まあ当然だろうね、取引材料がキミ達には過ぎた代物なのだから。」
三杉「はいはい。」
人を見下しているような憎まれ口に三杉は軽くため息を吐く。
何処までが演技なのかサッパリ判らないのがタチの悪いところだ。
三杉(しかし…)
ポストイットに書かれていた『監視されている可能性が高い』とは何事であろうか?
フィッツウォルタとジョアンコーチの周囲で何かが起こっているのは想像がつく。
だがそこまでだった。
675 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/06/24(日) 23:57:23 ID:???
三杉(今日フィッツウォルタが口にした事はほとんど真に受けるべきではない。
全部が嘘ではないと思うが、決して真実を語っていない事を彼は必死に伝えてきたのだから。)
これほど手の込んだ舞台演技をして見せる理由が少なくとも彼にはあったのだろう。
そしてやはり手紙こそが本命なのだろう。
ド ク ン !
三杉(――!)
突然ギュっと締め付けられるような錯覚を覚えた。
自分の知らないところで世界が動いているという感覚だ。
心臓病でまともにサッカーを出来なかった頃は頻繁に感じていた。
周囲がどんどん技量を上げていく、自分はそれを見ているだけ。
世界から置いてけぼりをくらうような、そんな気持ちになる事が多くあった。
そして最近また同様の気分になる事が増えている。
フィオレンティーナの消滅、Jカップのオファー消滅、そして今。
自分の意志や希望はどこにも介在していない、介在する余地がない。
676 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/06/24(日) 23:58:34 ID:???
三杉(僕がどう足掻こうと… 僕の意志とは関係なく世界は動いているんだな…
僕の力も存在も世界の大勢になんら影響ない、チッポケな物なのかも知れない。)
天才と呼ばれ、期待され、そして大人を驚かせてきた事もある。
心臓病というハンデが無ければ…と、どれだけの人に言われたか判らない。
もちろん自身も自分の才能を信じていた。
しかし心臓病を完治させ、2年の修業を終えた自身の価値は如何ほどと言えるだろうか?
かつての方が輝いていたのではないかとすら思える。
神童も十五を過ぎれば只の人なのか…と。
ガタッ
三杉「っと…」
重い椅子を引きずる音で三杉は現実に引き戻された。
見ればフィッツウォルタが席から立ち上がっていた。
エスプレッソカップもキレイに空となっている。
677 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/06/25(月) 00:01:26 ID:???
フィッツウォルタ「申し訳ないが先に行かせて貰うよ。」
三杉「えっ、あっ……。」
フィッツウォルタ「心配しなくとも、約束通りここの支払いはボクが持つ。」
☆ どうしますか?
A バールでもうひと話咲かせないかと提案
B 普通にさよなら
C お前、今日俺の部屋に止まってけよ(要5票)
D その他
[3]票選ばれた選択肢で続行します。(投票はメル欄空白で宜しくお願い致します。)
678 :
森崎名無しさん
:2012/06/25(月) 00:12:45 ID:b/dISg6g
B
679 :
森崎名無しさん
:2012/06/25(月) 00:15:42 ID:xzO7mEhs
B
680 :
森崎名無しさん
:2012/06/25(月) 00:19:19 ID:pS282P9Y
B
681 :
森崎名無しさん
:2012/06/25(月) 00:25:39 ID:???
C
アッー!
682 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/06/25(月) 00:54:28 ID:???
> B 普通にさよなら
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
三杉は特に名残惜しむでもなく、サバサバしたノリで送る事にした。
三杉「そっか、それじゃあ。 次に機会があったら今度は僕がご馳走するよ。」
フィッツウォルタ「あるかねえ…ま、期待しないでおくよ。」
フィッツウォルタも最後まで皮肉っぽい口調を貫き通して去って行った。
今の状況においてこれが圧倒的ベストな選択であったのだろう。
何故ならば、少なくとも三杉にはやるべき事が生まれていたからだ。
三杉(さて、早く戻ってノートと挿まれていた便箋を確認しなければ。
フィッツウォルタも当然それを望んでいたのだろうし。)
『出来れば頭に入れた時点で燃やして欲しいくらいさ』
先ほどのフィッツウォルタの言葉がもたげる。
一体これらはどのような効力を秘めているのだろうかとも思う。
諸刃の剣である事も想定しなければならない…そう考えられた。
683 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/06/25(月) 00:55:44 ID:???
ノートを鞄に入れつつ、密かに便箋を取り出して封筒と共にポケットへ入れる。
そうして三杉は席から立ち上がり、フィッツウォルタから3分遅れて店を後にした。
夏も終盤、もうイイ時間である。
モワっとする空気を掻き分けながら、三杉は寮までの夜道を歩き始めた。
先着で
★岐路にたつ帰路→! card
と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。
《ダイヤ》 ???にバッタリ会う
《ハート》 特に何もなく無事帰宅
《スペード》 ひったくりに遭うが…
《クラブ》 ひったくりに遭う
《JOKER》 公園でオジオを見かける
684 :
森崎名無しさん
:2012/06/25(月) 00:56:09 ID:???
★岐路にたつ帰路→
クラブ6
685 :
森崎名無しさん
:2012/06/25(月) 00:57:48 ID:???
なにィー
686 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/06/25(月) 02:21:41 ID:???
おやおや、引ったくりに遭うたぁ三杉んとこの1スレ目みたいですな!
まあイタリアではよくある事ですよウンウン
そんなこんなで遅い上に短かったですが今夜の更新を終わります終わってます。
関係ないですが人事やってる人間の豆知識。
『自分の恋人』を『求人欄』ぽく書くと、自分がどういう人間か客観的に見れるそうです。
皆さんこっそりやってみたら如何でござるか?
時々近づいて来た時に優しくするだけの簡単なお仕事です。
年齢20〜40歳くらいまで/学歴不問/容姿人並みレベル(色白、短髪、彫深優遇)/
未経験者でも大丈夫(経験者優遇)/多趣味で忙しめな人/放置プレイでも気にしない人/
文化の違いを奇異でなく差異と捉えられる人/ごはんの時クチャクチャ言わない人/
奇行を生ぬるく見過ごしてくれる人/本心を言わないのを見過ごしてくれる人/眠い時に構わないで居てくれる人/
フフ…自分の事を客観的になんて見る必要なんてなかったぜ…
687 :
森崎名無しさん
:2012/06/25(月) 02:35:30 ID:???
気をつけろ!筒状のモノを見せつけてくるぞ!乙でした
688 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/06/25(月) 12:07:06 ID:???
>>687
乙感謝なのであります。 棒状ではなく筒状である所に恐ろしいモノを感じるのです。
============================================
> 岐路にたつ帰路→ クラブ6
> 《クラブ》 ひったくりに遭う
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
昼のスタジアムでの喧騒が嘘だったような静寂。
所々に人は歩いているが、騒いだり談笑したりという事が皆無である。
僅かに聞こえる虫の音だけが周囲を響かせ、無ではない空間を生み出していた。
先ほどまで身を圧迫していた、フィッツウォルタとの会話による緊張感…
それすらも何か自分一人の勘違いではなかったかと三杉には思えてくる。
フワフワとした不思議な感覚の中、彼は単身で石畳を踏みしめていた。
郊外…いわゆる観光エリアを抜け、間もなくヴィオラ宿舎の臨める角が見える。
三杉(どうやら何事もなく帰れそうかな。)
ホッと安堵の吐息が三杉の口から零れた。
そのまま件の角まで200m…100m…一定の速度で歩を進めていたが…
あと50mの所まで来た所で三杉の耳にエンジン音が飛び込んできた。
689 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/06/25(月) 12:08:51 ID:???
ブロロロロ…
ガロロロロロ……
エンジン音というより正確にはアイドリング音であろうか。
少々用心して音のする方を注意深く同定してみると…それは前方からの物だと気付いた。
灯りの乏しい仄暗い外れ道…三杉は目を凝らして音のする方を観察してみた。
すると三杉が曲がる予定の角、車線としては対角の位置に自動車が視えた。
三杉(車体の天井に付いているあの飾り…トスカーナ地方(この辺り)でよく見られる車種か?)
緩々と進み、自動車との距離が詰められていく。
すると少しずつ判る事も増える…車種については先ほど推測した通り、有り触れた物。
ライトは点灯しておらず、運転手の影はここからは確認できなかった。
もしかしたら仮眠でも取っているのかもしれないと三杉は思い始める。
まだまだ暑苦しい熱帯夜、エアコン無しでは車内で仮眠など出来やしまい、と。
三杉「それでも気味が悪い事に変わりないな…サッサと通り抜けてしまおうか…。」
敢えて口に出して言う事で、周囲を覆ってくる不安感を拭い去ろうとする三杉。
急に歩みを速め、目標の角へと到ろうした…その時
690 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/06/25(月) 12:09:57 ID:???
先着で
★ワクワクさん事件です→! card
と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。
《ダイヤ、ハート》 車とアイドリング音に集中していた三杉は後方から近づく足音に気付かなかった
《スペード、クラブ》 車が急に動き出し、三杉を狙って突っ込んできた
《クラブA》 車とアイドリング音に集中していた三杉は足元のバナナの皮に気付かなかった
《JOKER》 突然後方から赤と緑の甲羅が超高速で飛んできて怪しい車を撃墜した
691 :
森崎名無しさん
:2012/06/25(月) 12:10:27 ID:???
★ワクワクさん事件です→
ダイヤ8
甲羅w
692 :
森崎名無しさん
:2012/06/25(月) 12:17:08 ID:???
もう少しでミスギカートが始まったのかw
693 :
森崎名無しさん
:2012/06/25(月) 19:24:10 ID:???
もう少しでミニスカートが始まったのかw
と読んでしまったでござる
694 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/06/25(月) 22:07:13 ID:???
>>691
何故こんなところで甲羅が…理解出来ません………
>>692
ミスギカート……新たな謎単語が生まれてしまったのかー
>>693
》〉==゚=()=。´x'´ 丶 \ \
/` 7¬―¬.´ \ 丶 \
/ / / : : :. :. 丶 \ ヽ
/ . .: :: : :. :. \ '.,
,'.: : |: : : : | :l : 丶 ー―ァ
|.: .; |: : : : | :| :. \_/.:|_,
!:. / , |: : : : :厂八`.:.  ̄.イ
l / / ,|ヘ. : :. : /≠¬升1 ,-v‐:´ :|
j / /ハ___ゝ、 .: .:/ 八::...リノ´!〈 l : !
/ / /メ八:::t^ヽ`ー-′ `´´ l! f / : !
フ ,小`ヽゝ‐ ' | |ヘ. : :|
 ̄ ヽ. ハ 、 /!ハ l : :!
Y ヽ ー:::: ´ イZ:.:.l:l : :i
_八 >-、___,..., / y'〉:.l:| : :、 __....ィ
\ィ^ー// v-、‐'´∠√`´∧:.リ :. /
/ ; 〃 />‐¬ 。 ゚ ∨: :. 〈
/ / ´ / 。 ゚ /´ ̄ ̄ヽ 丶
,′ ./ / / 。 ゚ / / \ \
! l 亅く_,.. 。 ゚ // / l :l
あら、私のミニスカート姿が見たくって? いけない子ね。
695 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/06/25(月) 22:09:35 ID:???
> ワクワクさん事件です→ ダイヤ8
> 《ダイヤ》 車とアイドリング音に集中していた三杉は後方から近づく足音に気付かなかった
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
三杉の全意識は前方へと神経を尖らせている状態であった。
周囲の暗さゆえ、通常の5割も機能していない視覚は勿論の事…
聴覚も車から発せられるアイドリング音に変化があるか否かだけに集中させていた。
誰かが後方から早足に近づいて来ていた場合、通常ならば三杉は容易く気付く事が出来る。
彼はそれだけ周囲の音や気配に敏感で、強い警戒心を保っているのである。
しかし今の状況…あまりに三杉はその警戒心を逆側へ向け過ぎていた。
そして後方からの影も足音、気配、共にほぼ掻き消してしまう技術を持っていた。
前方のデコイを警戒させ、後方の本命が無防備な所を刈り取る……
それは明白すぎる程にプロフェッショナルの仕事であった。
696 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/06/25(月) 22:11:12 ID:???
先着2名様(順番通りじゃない書き込みは無効)で
★??? ぶんどる(! dice + ! dice)+(バックアタック、人数補正+4)=
??? ぶんどる(! dice + ! dice)+(バックアタック、人数補正+4)=★
★三杉 ぼうぎょ(! dice + ! dice)=★
と(!とcardの間のスペースを抜いて)書き込んで下さい。
【攻撃Max】−【守備Max】
≧0 → 全力で奪われた
≦-1 → な、なんと奪われなかった。ホントかいな
【基本ルール以外の補正・補足・備考】
ぶんどるは吹飛び係数3を有す。
三杉の2D6合計が奇数で[無防備(-2)]が発動。
697 :
森崎名無しさん
:2012/06/25(月) 22:11:42 ID:???
★??? ぶんどる(
2
+
4
)+(バックアタック、人数補正+4)=
??? ぶんどる(
1
+
2
)+(バックアタック、人数補正+4)=★
698 :
森崎名無しさん
:2012/06/25(月) 22:12:05 ID:???
★三杉 ぼうぎょ(
3
+
3
)=★
699 :
森崎名無しさん
:2012/06/25(月) 22:12:17 ID:???
★三杉 ぼうぎょ(
6
+
6
)=★
700 :
森崎名無しさん
:2012/06/25(月) 22:12:17 ID:???
★三杉 ぼうぎょ(
2
+
2
)=★
701 :
森崎名無しさん
:2012/06/25(月) 22:12:21 ID:???
★三杉 ぼうぎょ(
1
+
3
)=★
702 :
森崎名無しさん
:2012/06/25(月) 22:13:36 ID:???
くっ気付くのが12秒遅かったか……
703 :
森崎名無しさん
:2012/06/25(月) 22:15:36 ID:???
これだけ引いて無防備が全く発動しないのはすごいな
しかも内3つがゾロ目だし
704 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/06/26(火) 12:44:24 ID:???
>>702
これで覆していたら三杉はニュータイプでしたな。
>>703
流石は三杉と言うべきでしょうか。
残念ながら結果には良い方向に反映されませんでしたが…
============================================
??? ぶんどる( 2 + 4 )+(バックアタック、人数補正+4)=10
??? ぶんどる( 1 + 2 )+(バックアタック、人数補正+4)=7
三杉 ぼうぎょ( 3 + 3 )=6
【攻撃Max】−【守備Max】≧0 → 全力で奪われた
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
ブロロロロ…
ガロロロロロ……
三杉「…………」
近づくほどに耳に障るアイドリング音。
車内でエアコンを効かせて仮眠を取る為にエンジンを吹かせている…であれば幸いだ。
自分の今感じている異様な空気が全て杞憂だったと自嘲すれば済むのだから。
705 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/06/26(火) 12:45:28 ID:???
ブロロロロ…
ガロロロロロ……
ジャリッ
三杉「!?」 バッ
その時、後方から僅かな異音…砂利が擦れるような音を三杉は感じ取る。
反射的にサイドステップでその場を飛びすさりながら半身の態勢を取ろうとした。
この瞬間の三杉の警戒の意識は前方50%、後方50%……
本能だけに頼れず、あくまで理性的に前方への警戒を残してしまった結果である。
実に三杉らしい、それ故に裏目に出た致命的失態だった。
いや、失態とは言えないほど彼は対応してみせてたと言えよう…が。
ザシュッ
黒い影が今ほど三杉の居た位置をすり抜けた。
だが相手は言わずもがな、急ブレーキで立ち止まり、振り向いて三杉と相対する。
どうやら今のサイドステップで相手の狙いを空振りさせる事に成功したようだ。
???「…………」
三杉「何者だ!」
飛びすさり鞄の吊り皮を握る力を強めつつ、三杉は黒づくめの人物に向けて一喝した。
相手は真夏なのにニット帽を深く被り、口元にマスクをしているのが判った。
まさにテンプレートそのままの暴漢の姿、理屈が通用しそうにないのは明らかだった。
706 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/06/26(火) 12:46:34 ID:???
三杉「クッ!」 ダッ
『これはいけない…』と、三杉は着地と同時に宿舎まで走り抜ける決断をした。
後方を一切振り向かず、とにかく身の安全を確保する事だけを目標に駈け出した瞬間――
ド ガ ガ ァ ッ !
三杉「ッ!?」
全く想像しなかった方向からの衝撃で三杉は吹っ飛ばされていた。
地面に叩きつけられ、肩と腰を強打…その衝撃で三杉は手に握っていた鞄を離してしまう。
三杉(あぁっ!?)
ダダダダっ!!!
今ほど目の前で相対していた影が鞄を手に取り走り出す。
そしてもう一つ、三杉にぶつかってきた影も、それを追うように走り出す。
黒づくめの2人組≠ヘそのまま例の車へ乗り込み、急アクセルでその場から消え去って行った。
三杉がサイドステップで飛びすさってからそこまでの間、20秒にも満たない出来事であった。
707 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/06/26(火) 12:48:33 ID:???
三杉「…………」
突然身に降りかかった出来ごとに三杉は車のあった場所を虚ろに眺めるしかなかった。
茫然自失に陥ってしまい、フラフラと立ち上がるまでに数分を要した。
三杉(2人居たのか………)
半身で済ませたのは間違いだった。
後方への意識を100%…いや80%にまでしていれば、あのタックルに対処出来ていただろう、
避けられぬまでも受け身を取れて、鞄をむざむざ手放す事などなかった筈である。
例の車は意識を引き止めるデコイ、更には逃走用として置かれていた。
失敗の確率を引き下げる為に二人組で仕掛けてきた。
どう考えても行きずりの強盗とは考えられない…
三杉「クソッ!!!」 ガシュッ!!
地面に向けて力一杯に拳を叩きこむ。
拳は当然痛かったが、強打した肩にも痛みが響いた。
三杉「クソッ…! クソッ…! クソッ…………」
後は口ばかりで、二度三度と拳を叩きつける事は無かった。
肩と腰にどれほどダメージを受けたかを考えると、自暴自棄にはなれなかったのだ。
その代わりなのだろう、涙の粒が三杉の頬を伝うのだった。
708 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/06/26(火) 12:51:35 ID:???
一旦ここまでです。
ちょいと最近寝落ちが頻繁となっています。
しかし今後もガンガン寝落ちていきますので宜しくご理解のほどお願いしまふ。
709 :
森崎名無しさん
:2012/06/26(火) 12:57:35 ID:???
乙でした。
無理して起きているくらいならゆっくり寝た方がいいと思うの。
710 :
森崎名無しさん
:2012/06/26(火) 20:09:14 ID:???
このひったくりってどっかからの指示でも受けてるの?
711 :
森崎名無しさん
:2012/06/26(火) 20:31:01 ID:???
財布から諭吉さんが抜き取られていたことが尾を引いている……?
712 :
森崎名無しさん
:2012/06/26(火) 22:34:12 ID:???
誰か!あの車に赤甲羅を投げ込め!
713 :
森崎名無しさん
:2012/06/26(火) 23:35:32 ID:???
テレサでもええで
714 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/06/26(火) 23:55:54 ID:???
>>709
乙感謝です。
私は無理起きなんて出来ない夜ねむい星人ですとも!
寝落ちと言ってもちゃんと布団に飛び込んで寝落ちてるので大丈夫だ問題ない。
眠くなると更新終了宣言する余裕がないだけです(笑)
>>710-711
私のリアル事件や精神状況は物語に影響しませぬので心配めさるなー。
確かにレタスと卵とパスタで繋ぐ命ですけども(笑)
>>712
マリオ「よしやってやれルイージ、ヒァウィゴー!」
ルイージ「OK兄さん、マンマミア…」 バヒューン
バキィッ!!
マリオ「グハッ、裏切ったなルイージ…」
ルイージ「なんの事かなあ?」
>>713
ヨッシー「でっていう」 バヒューン
クッパ(あの恐竜、実の我が子(卵)を躊躇なく…ありゃあワシの100倍えげつないヤローじゃ)
今夜は出張の為に移動中でございま。
PCバッテリー切れてしまったので更新出来ませんでした。
それではお休みなさい、早ければまた明日の12時にでも投下致しますれば
715 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/06/27(水) 13:12:33 ID:???
某年9月
フィレンツェ・市民病院
一夜明け、暦は9月…季節も夏から秋へと移った。
いま三杉は市民病院のベッドの上に横たわっている。
三杉「…………」
あの後…三杉は必死に正気を取り戻し、なんとかヴィオラの宿舎へと辿り着いた。
擦り切れ、土に汚れた姿の三杉を見たスタッフは驚愕し、すぐに救急車と警察を呼んでくれた。
騒ぎを聞き付けた仲間達も当然すぐに集まってきて、激しい憤慨により一騒ぎとなった。
三杉は『たいした事はない、ちょっと打撲しただけだ』と仲間をなだめる側に回らざるを得ず、
しかしそのお陰で頭は急速に冷える事となった。
その後の医者、そして警察に事情を説明するのも非常にスムーズに出来た物だ。
三杉(引ったくり、か………)
深く溜息を吐く三杉。
まだ一晩しか経過していないが、盗られた鞄はまだ発見されていない。
言わずもがな、中身についても同様である。
716 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/06/27(水) 13:14:16 ID:???
市内の警察は日本人観光客を標的にした物盗り、ひったくりだと断定したようだった。
しかし三杉はそうは思っていない。
あれはもっと別…そう、偶然ではなく最初から自分の鞄を目的としていた人間達の所業だと…
いや、フィッツウォルタから受け取ったノートを狙った者の所業だと思っていた。
三杉(表紙の裏に貼ってあったポストイットの『監視されている可能性が高い。』という言葉…
フィッツウォルタの奴は一体何者に監視されていると考えていたのだろうか?)
何の証拠も裏付けもないが、恐らく自分を狙ったのはその人物に違いないと三杉は確信していた。
…ただ、それ以上に思考を発展させる為にはフィッツウォルタから話を聞く必要がある。
しかし先ほどASローマのクラブハウスに連絡したところ、彼は長期不在中との回答であった。
また三杉自身も彼の連絡先など聞いてはおらず、結局直ぐには何も出来ないという結論に陥る。
三杉「ハァ………」
コンコン
何度目かになる深い溜息を吐いた時、病室の扉を誰かがノックした。
予想していなかったノックに三杉は驚き振り向いた。
三杉(へっ?)
ヴィオラの仲間達は三杉の身を案じ、今朝方まで付き合ってくれていた。
その為、どう考えたってまだ寝ている筈である。
医者や看護師による回診ならば、最初からノックなどなく扉を開けてくる。
それでは他に見舞いに来てくれる人物が居るだろうかかと三杉は首を傾げるが…
正直に思い当たるところがなかった。
717 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/06/27(水) 13:15:18 ID:???
コンコン
そうこう考えている間にもう一度ノック音が響く。
病室を間違えているでもないらしい。
仕方なく三杉は入室を許可すべく『どうぞ』と扉へ声を返した。
すると…
先着で
★ドロー、オープン→! card
と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。
《ダイヤ》 バンビーノ、ミハエル、オジオ、モニカ、クラウディア、ナディア
《ハート》 バンビーノ、ミハエル、モニカ
《スペード》 バンビーノ、ミハエル
《クラブ》 バンビーノ
《JOKER》 アンザーニ監督と医者
718 :
森崎名無しさん
:2012/06/27(水) 13:17:08 ID:???
★ドロー、オープン→
クラブ3
719 :
森崎名無しさん
:2012/06/27(水) 13:17:29 ID:???
★ドロー、オープン→
クラブ3
720 :
森崎名無しさん
:2012/06/27(水) 17:39:49 ID:???
不吉なカードが重なるな…
まさかとは思うが、
タブリスは、三杉を囮に監視の目を引き付けておいて
本物の手紙は自分で持って行っているのかも?
翌日にすぐさま長期休暇というのも怪しいし
タブリスの方も既に襲われてる可能性もあるけど
721 :
森崎名無しさん
:2012/06/27(水) 17:46:08 ID:???
すまん、長期休暇云々は書いていなかったな
そこはスルーしてくれ…
722 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/06/27(水) 22:55:41 ID:???
こんばんは、新幹線の中で夜景を楽しんでます。もうずっとトンネルという夜景をな。
>>720-721
まあそれぞれの事情や思考が交錯している状況です。
知っている事、知らない事も人それぞれにあり、その上に行動しているとお考えください。
…って、何言ってるか理解出来ないかも知れませんけれど。
============================================
>
> 《クラブ》 バンビーノ
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
三杉「君は…」
ドアを開けて入って来たのは三杉にとって良く知る顔だった。
三杉の元チームメイトであり、昨日初めて対戦相手としてフィールドに立った少年。
イタリアJrユースで10番を背負う筈だった男、ジョバンニ・マンフレディーニこと…
バンビーノ「よう、具合はどうだ?」
三杉「バンビーノじゃないか、どうしてここに?」
バンビーノ「どうしてとは水くさいな。 ミラノに戻る前に一言挨拶をと思い、
フィオレンティーナのクラブハウスに連絡を入れたら、どうも大変な事態だと聞いてな。」
723 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/06/27(水) 22:57:10 ID:???
三杉「わざわざ来てくれたって訳か……済まないね、心配を掛けて。」
バンビーノ「フフ、被害者のお前が何故謝る? いつもお前は周囲を心配している側なんだ、
たまには心配されるのも良い筈だぜ。 ……ああ、酷い目に遭えという意味ではないからな?」
三杉「ハハッ、判ってるさ。 しかしバンビーノ、君は冗談すら堅苦しいな。」
バンビーノ「悪い、不器用なんだよ。」
三杉が事件に巻き込まれた事を聞きつけ、バンビーノは駆けつけて来たらしい。
そういう妙に義理堅い所のある彼に対し、その堅く不器用な性格を話題に上げて二人で笑い合う。
『チームは離れたが、まだこういう事を言い合える仲である』と互いに確認する儀式のような物だった。
三杉(グラッツェ…)
内心で三杉はそう呟いた。
こうして心配される事は、それだけで沈鬱な気持ちを和らげてくれる。
既に距離の空いた人間がそれをしてくれたのが、三杉には純粋に嬉しく思えたのである。
724 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/06/27(水) 22:58:15 ID:???
バンビーノ「それで、何故今頃引ったくりになんか遭うんだ? お前はフィレンツェに来てもう2年、
それなりに名も売れた…今更観光客と間違われるでもあるまい?」
三杉「それは犯人に聞いて欲しいな……そこについては僕も真実を知りたい所さ。」
バンビーノ「真実か…何やら意味深な単語だな。」
三杉「うん…。」
バンビーノは邪気の無い疑問を呟いただけだった。
しかし三杉は思わず口を滑らせた…或いはわざとだったのかも知れないが。
バンビーノ「訳ありなのか?」
三杉「判らないけれど、もしかするかも知れない。」
バンビーノ「物騒だな。 オレには話せない事か?」
三杉「いや…と言うよりは…………」
先着で
★ところで手紙と便箋は?→! card
と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。
《ダイヤ》 既に読んでおり、ベッドの下に隠してある。
《スペード、クラブ》 ポケットに入れっぱなしで忘却していた、まだ読んでいない。
《ハート、JOKER》 突然金髪の女性が飛び込んできて三杉に抱きつきダイブでござる。
725 :
森崎名無しさん
:2012/06/27(水) 22:58:33 ID:???
★ところで手紙と便箋は?→
クラブ10
726 :
森崎名無しさん
:2012/06/27(水) 22:59:53 ID:???
これが弥生の呪いか
727 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/06/28(木) 23:44:07 ID:???
>>726
へい、メーン。 呪う必要なんてないんだぜメーン。
============================================
> ところで手紙と便箋は?→ クラブ10
> 《クラブ》 ポケットに入れっぱなしで忘却していた、まだ読んでいない。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
三杉「……と言うよりは、実際に僕自身ほとんど理解していないというのが正確な所だ。」
バンビーノ「なるほど…あやふやな儘、気づけば巻き込まれていた感じか。」
三杉「そうだね。(でも…そうだ、ヒントはあるんだ。)」
ベッド脇に置いてあるプラスチック製のカゴを、三杉はチラリと横目で確認する。
昨夜着用していた衣服をビニールに詰め、そのカゴへ入れているのだが…
サマージャケットの内ポケットに、ノートに挿まれていた便箋と例の手紙とが入れたままになっている。
突然の被害を受けた後、病院での検査や警察の事情聴取に忙殺された結果である。
728 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/06/28(木) 23:45:32 ID:???
三杉(宿舎に戻ってからすぐに目を通すつもりでいんだけどな…)
実際には警察の事情聴取の際にチラリと頭をかすめた物の、参考資料として手紙が没収される事を恐れ、
一先ずその辺りの事情については一式ボカして話していた物の…
事情聴取が終わった時点で三杉の緊張の糸は切れ、睡魔と共に色々な事を忘れてしまっていたのだ。
三杉「(………)すまないバンビーノ、そこのカゴを取って貰えるか?」
バンビーノ「むっ……? ああ、これか。」
カゴを受け取り、入っていたジャケットのポケットを漁り…
それが確かにある事を確認し、三杉は大きく安堵した。
☆ そして…
A ジャケットから取り出して、取り敢えず便箋について読んでみる。
B いや、バンビーノの前で読むのは止めておく。
C そんな事より癒しが欲しい、ここはナースコールだ。
D そんな事よりありったけの夢をかき集め探し物を探しにいくのさ、ここはバスターコールだ。(要5票)
[3]票選ばれた選択肢で続行します。(投票はメル欄空白で宜しくお願い致します。)
24時までに決まら無い場合、申し訳ありませんが投票をリセットしてやり直しとします。
729 :
森崎名無しさん
:2012/06/28(木) 23:48:16 ID:???
C そんな事より癒しが欲しい、ここはブンナークコールだ
730 :
森崎名無しさん
:2012/06/28(木) 23:49:26 ID:HDY+plWg
A
731 :
森崎名無しさん
:2012/06/28(木) 23:49:59 ID:HaFCoCJQ
B
732 :
森崎名無しさん
:2012/06/28(木) 23:51:06 ID:???
C そんな事より癒しが欲しい、ここは猫監督コールだ。
733 :
森崎名無しさん
:2012/06/28(木) 23:54:01 ID:veV22YZk
B
734 :
森崎名無しさん
:2012/06/28(木) 23:57:46 ID:bVw29vQY
A
735 :
森崎名無しさん
:2012/06/29(金) 00:00:21 ID:???
再投票だね
736 :
森崎名無しさん
:2012/06/29(金) 00:02:36 ID:3rK1bKnU
A
737 :
森崎名無しさん
:2012/06/29(金) 00:03:41 ID:NBoifHNA
B
738 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/06/29(金) 00:05:08 ID:???
二度手間すみませんが宜しくお願いします('A`)
昨夜足の親指の皮がちょっと変かなと思って弄ってたら全力でずる剥けました。
すっげードバァーって、ドバァーって血が出て驚きました。
皆さんは爪の近い部分の皮をむやみに弄るの止めた方がいいですよ。
あたらやらないと思いますけど。
739 :
森崎名無しさん
:2012/06/29(金) 00:05:33 ID:GH8qXPIQ
B
740 :
森崎名無しさん
:2012/06/29(金) 00:06:02 ID:5JuaVUn+
A
741 :
森崎名無しさん
:2012/06/29(金) 00:08:20 ID:???
C そんな事より(スレ主の)手当てをしてほしい、ここは岡山姉コールだ
742 :
森崎名無しさん
:2012/06/29(金) 00:09:45 ID:???
C そんな事より(スレ主の)手当てをしてほしい、ここは岡山姉コールだ
743 :
森崎名無しさん
:2012/06/29(金) 00:10:34 ID:???
C そんな事より(スレ主の)手当てをしてほしい、ここは岡山姉コールだ
744 :
森崎名無しさん
:2012/06/29(金) 00:23:46 ID:???
岡山姉が真っ先に3票でござる
745 :
森崎名無しさん
:2012/06/29(金) 00:47:24 ID:GH8qXPIQ
本当はまだ決まってないから未定あげ
746 :
森崎名無しさん
:2012/06/29(金) 05:18:09 ID:s4c7lwQg
A
747 :
森崎名無しさん
:2012/06/29(金) 17:02:00 ID:IOgnRFCg
B
今日リアルでイタリアのマリオとルイージが活躍してましたねw
748 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/06/29(金) 17:07:08 ID:???
皆さん投票ありがとうございます。
しかしすみません、多忙続きでして更新があまり出来ない状況です宣言。
749 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/06/30(土) 22:40:15 ID:???
>>744
みんなそんなに岡山姉が好きなんだね! スレ主も大好きだ! ナカーマ!
>>747
みんなのマリオ・バロテッリとルイージ・ブッフォンですね。 最近のマリオサッカーはすげーなー
============================================
> A ジャケットから取り出して、取り敢えず便箋について読んでみる。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
三杉(考えているだけではどうやら先に進めない。 だったらやる事は決まっているさ。)
三杉は意を決して便箋をジャケットから取り出した。
傍らにバンビーノが居る事も今は厭わなかった。
それほどに三杉は自分の周囲で何が起こっているのかを知りたかった。
三杉「これは………」
750 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/06/30(土) 22:41:31 ID:???
『この手紙を目にする者、願わくば私のせめてもの償いを手助けをして欲しい。
私のもうひとつの教え子達の閉ざされた未来を拓く為、どうか力を貸して欲しい。』
それが便箋を広げて先ず初めに三杉の目に飛び込んできた言葉だった。
そしてこれが誰の言葉であるのかは明らかだった。
筆跡見れば、かつて師だったジョアン・ウェンガーその人の言葉だって事は。
バンビーノ「それは?」
三杉「ジョアンコーチの手紙みたいだ。」
バンビーノ「うん…? 『みたい』とはどういう事だ?」
三杉「実は昨夜受け取ったばかりの物でね…今初めて読んでいる。」
バンビーノ「昨夜…。 もしやその手紙のせいでお前は襲撃されたのか?」
三杉「さて、どうだろう…」
思わず生返事になりながら、三杉は手紙に目を戻した。
これまで訝しみ、真意を計りかねていた旧師の意志がそこには在った。
751 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/06/30(土) 22:42:35 ID:???
『カンピオーネの構成メンバーとフィオレンティーナを競わせたC.I.P…、幾つもの可能性が
考えられた中、フィオレンティーナは最も素晴らしい結果を掴んだ。 フィオレンティーナは
現段階において、個々の実力はカンピオーネ選手に劣るだろう。 しかしチームとしての穴は
少なく、更なる可能性を見出すに十分なレベルに達していた。 その結果、私は彼らが更なる
研鑽を積む事で、ナショナルチームを相手取れる第2のカンピオーネになると確信した。
だが懸念もあった…言うまでも無くフィオレンティーナのオーナー会社、ゴーリ財団の経営不振だ。
以前から前兆はあったが、半年前からその傾向が急加速した。 C.I.Pが始まる頃にはトップの
有力選手を売却する方針が決まり、あろう事かプリマヴェーラチームの中心選手の名も売却リスト
に名前が記載される有様だった。 故に私はシュワーボとトレイゼ・ゴーリを集め、対策を話し合った。
無論我々の間で話し合える事など、最悪の事態の後にどれ程の未来を遺せるか…程度だったが。
どうやらトレイゼは誓ってくれた通りに動いてくれたようだ。 名は変えたがチームの本質は残っている。
シュワーボも倒れる以前に、私の代わりとなるコーチを手配してくれていた。 あの人ならば大丈夫だ。
後は私だ…私もやるべき事をやらねばならない。 だが今の私には自由が利かない、時間もない。
故に…託させては貰えぬだろうか? 無論、相応の礼をいずれ必ずさせて貰うつもりだが…
何よりも、大きな可能性を秘めた若者達の未来が閉ざされる事を惜しむ者に私は託したい。
今この手紙を呼んでいるキミが、そうである事を私は心より望んでいる…。』
752 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/06/30(土) 22:44:07 ID:???
三杉「……………」
バンビーノ「なるほど……」
一枚目の便箋を読み終えた。
二人はほとんど口を交わす事なく手紙の文字を追っており、ここでようやく言葉を漏らした。
三杉「やっぱり……大人というのは偉大だな。」
バンビーノ「ああ…。」
ジョアン、アンザーニ、トレイゼ…三杉達がC.I.Pにて激闘が繰り広げている頃には、
大人達は先の出来事を既に予想しており、具体的な対策に動いていたようなのである。
全てはフィオレンティーナと三杉達に未来が残るように…と言う事であろう。
バンビーノ「目の前にある幸、不幸ばかりを見ていたり…」
三杉「ああ、途方もない夢、理想を見ている僕達はまだまだ敵わない。」
バンビーノ「それこそが若者の特権なのかも知れないが、な…」
三杉「正確な未来予想、それを成す為に必要な具体案の絵を描く力…それが大人なんだ。」
かつてフィオレンティーナの中心であった二人は同じように畏まった。
このような大人達に見守られていた事に感謝し…いずれこういう大人に成りたいものと思った。
そして二人は顔を見合わせて苦笑し、便箋を2枚目にめくった。
753 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/06/30(土) 22:45:08 ID:???
『具体的な話に移ろう。 破産により4部リーグ落ちしたフィオレンティーナには新たな実績が必要だ。
トレイゼは予(かね)てより、マンチェスターやバルセロナ等の欧州ビッグネーム相手のテストマッチ
遠征を企画していたが…それについては正直期待出来ないだろう。 プリマヴェーラでNo.1になっ
たとは言え、4部リーグ落ちしたフィオレンティーナは見向きされない…だが、それは仕方のない事だ。
勝っても得るもの無く、負ければイイ恥さらしになる試合を、ビッグネームが迂闊に受ける筈がない。
では、どうすれば実績を立てる事が出来るか…? その答えは南米にある。
欧州サッカーは南米を常に恐れている。 戦術や組織力をどれほど洗練させても、ペレやマラドーナ等、
規格外の個人技を度々排出させている南米への恐怖心は簡単に拭える物ではないのだ。
この前提がある限り、もしもフィオレンティーナが南米でトップクラスの強豪と互角以上の勝負を成す事
が出来れば…件のビッグネームもフィオレンティーナを無視する事が出来なくなるだろう。
いや、むしろ積極的に試合を望んでくる筈である。 フィオレンティーナを介して南米トップクラスの実力
を天秤にかける為に。
南米でトップクラスの強豪とテストマッチを実現させるのも通常ならば不可能と断言できる困難であるが…
私には1チームだけ当てがある。 ブラジルのサンパウロFC、私自身かつての古巣と呼ぶチームだ。
サンパウロはブラジルで最大級の名門、世界レベルのビッグネームを有しているのは誰もが知る所である。
欧州のビッグネームを釣る為の条件としては十分だと言えよう。』
754 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/06/30(土) 22:47:18 ID:???
『現在サンパウロのジュニオールで監督を担っているのは、私のかつての教え子であるロベルト・本郷だ。
彼の力を借りねばならない。 しかしロベルトにとっても簡単な採決ではないし、何より彼は今も私を怨んで
いる可能性がある。 そこで託したもう一つの封筒をロベルトに届けて欲しい、彼の決断を促す力になる。
そしてもう一つ、もしもロベルトが私の手紙を読んでも動かなかった場合の事を想定しなければならない。
その場合、フィオレンティーナのキャプテンがジュン・ミスギ≠ナある事が決め手となるだろう。
サンパウロ・ジュニオールのキャプテンであるツバサ・オオゾラにミスギの事を話せば、オオゾラは間違いなく
ミスギとの対決を望み、ロベルトへテストマッチを談判する筈だ。
もしもサンパウロとの試合が実現しなければ、もはやフィオレンティーナのWトーナメント参加の道はない。
故に失敗する事は出来ない。 常に最悪を想定すると、ロベルトへの手紙は直接手で届けて貰う他にない。
今この手紙を読んでいるキミがそこまでは出来ないと思うなら、捨てずに他の誰かへ託して欲しい。
この意志が巡り巡ってロベルトを動かす事を、教え子らに未来を残す結果になる事を私は望む。
ジョアン・ウェンガー 』
755 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/06/30(土) 22:48:24 ID:???
三杉「…事を私は望む。 ジョアン・ウェンガー、か…」
三杉達は3枚の便箋全てを読み終えた。
そこには旧フィオレンティーナとブラジルのサンパウロ・ジュニオールのテストマッチ…
引いてはフィオがWトーナメントに出場する為の道筋が書かれていたのだった。
昨夜、フィッツウォルタの言っていた無茶ぶりの理由がようやく理解出来た。
謎は全部解けた状態である。
バンビーノ「想像していたよりも遥かに重大な手紙だったぜ。」
三杉「うん、この開封していない方の封筒…これに僕達の未来が文字通りかかっているみたいだ。」
バンビーノ「やはりその手紙がお前を強盗に狙わせたと考えるべきかな。」
三杉「…………」
☆ ホントのとこどうなんだろうね?
A そうだと思う
B そうだと思わない
C いや、今はそんな事はいいんだ、重要な事じゃない
D 僕だって怪我が治ればブラジルにいけますよ、バンビーノさん(要5票)
E 僕とジョアンコーチ達でこんなに意識の差があるとは思わなかった(要5票)
[3]票選ばれた選択肢で続行します。(投票はメル欄空白で宜しくお願い致します。)
756 :
森崎名無しさん
:2012/06/30(土) 23:13:28 ID:X53MUmJg
B
757 :
森崎名無しさん
:2012/06/30(土) 23:14:13 ID:ZhE3pmeE
B
758 :
森崎名無しさん
:2012/06/30(土) 23:14:21 ID:RLnctIPM
B
759 :
森崎名無しさん
:2012/07/01(日) 00:38:42 ID:???
ミストさん自重するんだ!
760 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/01(日) 11:09:55 ID:???
> B そうだと思わない
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
三杉「いや、そうではないと思う。」
バンビーノ「ほう?」
三杉「重要な物がもう一つあってね…ノートなんだけど、鞄にはそれを入れていた。」
つまりはジョアンのパス戦術について書かれたノートの事だった。
手紙を読んだ今、三杉は昨夜の強盗の動機がノートにこそあったのだと判断する。
そしてここまで話してしまったのだからと、それについてもバンビーノに説明した。
バンビーノ「なるほど…つまり犯人はヴィオラがどうなるかには興味がなく、
ジョアンコーチの戦術論には興味がある、人物あるいは集団となるのか?」
三杉「うーん…それでいて、そのノートの事を知っていた訳知りな存在だ。」
バンビーノ「なんだか途方もない推理だが…何故、ノートだけ≠ェ狙われたと判断した?
単なる衝動的な物盗りだった可能性だって、決して消えていない筈だぞ?」
三杉「それは……」
761 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/01(日) 11:12:19 ID:???
☆ %問"を$燒セ"っちまえよ
A コーチのノートには戦術的見地で大きな価値がある
B 4部チームの行く末になんか大概の人は興味ない
C 現実に狙われ、奪われたのがノートだし
D …というかこれは全部ブラジルに行くのを面倒臭がったフィッツウォルタの罠なんだよ
E 上記の選択では説明しきれない
F その他(自由記述)
[3]票選ばれた選択肢で続行します。(投票はメル欄空白で宜しくお願い致します。)
762 :
森崎名無しさん
:2012/07/01(日) 11:15:29 ID:+V6sFUO+
B
763 :
森崎名無しさん
:2012/07/01(日) 11:29:43 ID:Vcjh0w06
F引ったくりにしては腕が良く荒っぽいし、ヴィオラにも興味が有るなら僕を拉致するよ。
764 :
森崎名無しさん
:2012/07/01(日) 11:52:31 ID:3H665HBI
F デコイの車に2人組で実行。窃盗グループの犯行は明らかにプロの犯行だった。衝動的な犯行ではない
『監視されている可能性が高い。』という言葉、そして手紙には手をつけず鞄だけが盗られた。
手紙にこれ程重大なことが書かれているのに手紙は無視、ノートだけが盗られたから
これだけ根拠が揃えばノートだけが狙われたと見ていいはず。
ノートだけが狙われた理論ではなく。手紙が狙われなかったからノートだけが狙われた理論で勝負
765 :
森崎名無しさん
:2012/07/01(日) 12:15:12 ID:oDSeKzyY
F
>>764
766 :
森崎名無しさん
:2012/07/01(日) 12:16:02 ID:jYRNfvSI
F
>>764
767 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/01(日) 14:09:35 ID:???
> F
>>264
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
犯行の手口、『監視されている可能性が高い』という言葉、奪われた鞄、
鞄の中のノート、奪われなかった手紙、それらの内容、フィッツウォルタの様子…
三杉の頭の中にマトリックスのように項目が並び立ち、グルグルと動き回る。
重要な事はどれなのか、相手は何を知り、どのような判断で行動したのか…
答えが今にも見えてきそうだった。
情報を正しく配列し、マトリックスを解ければ答えが見えてくる確信があった。
そして三杉は最も重要と思われる言葉を選別した。
三杉「監視されている可能性が高かった…」
バンビーノ「なに!?」
三杉「手紙とノートを渡された時、相手は確かにそう伝えてきたんだ。
今回の犯人が、僕に手紙とノートが渡った事を知って狙ってきたならば…
イル・ダヴィデで食事をしていた間、僕らはずっと視られていた筈だ。」
バンビーノ「…………」
三杉はノートを鞄へ詰め込み、一方手紙はジャケットにしまい込んだ。
それはイル・ダヴィデの中でやった事…監視の目があったならば、そこまで知られている筈だ。
…にも関わらず、狙われたのは鞄だけであった。
768 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/01(日) 14:12:07 ID:???
行きずりの犯行ならば鞄と中身の金品狙い、計画的犯行ならば鞄の中のノート狙い。
手口からして前者の可能性は低いと三杉は考えているが、いずれにしても手紙は要素足り得ない。
ノートが狙われた可能性が最も高く、手紙は関係ないか見逃すほどの価値しかなかったと言える。
三杉「…と、そう推測するかな。」
バンビーノ「動機は?」
三杉「そこまでは解からない。」
バンビーノ「なるほど…しかし筋は通っている、きっとそう外れてはいないのだろうな。」
バンビーノは顎を撫でながら頷き、三杉の仮説を肯定する姿勢を見せる。
そして暫し黙って思案していたかと思えば、三杉の方を向いて提案した。
バンビーノ「ミスギ…その手紙だが、オレに預ける気はないか?」
三杉「…なんだって?」
バンビーノ「近々ブラジルに行く予定がある。 …用件は以前に話した親友と決着をつける事
だが…何の偶然か知らないが、その親友が現在所属しているチームこそ、なんと
サンパウロ・ジュニオールなんだ。」
三杉「!!」
突然のバンビーノの申し出に驚かされた三杉であるが…
次に付け加えられた言葉には更に驚かされた。
これは偶然なのか、それともご都合主義なのか…
769 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/01(日) 14:13:13 ID:???
バンビーノ「手紙に危険性がないならば、オレにとっては単についでの用事だ。
その点でお前がオレに負い目を感じる必要は無い筈だぜ。 それに…」
三杉「…それに?」
バンビーノ「それにオレはジュン・ミスギの実力を誰よりも正しく伝えられる自信がある。
自分で言ってはなんだが、オレほど適役は居ないんじゃないかとすら思うぞ。」
三杉「バンビーノ…」
☆手紙どーしまっか?
A バンビーノを信じて託す
B なんか都合良すぎる気がする…託せない
C おや、そんな事よりドアの向こうに誰かいる気がする
[3]票選ばれた選択肢で続行します。(投票はメル欄空白で宜しくお願い致します。)
770 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/01(日) 14:14:15 ID:???
age損ない申し訳ございませぬ。
ちょっと出かけてきます。
771 :
森崎名無しさん
:2012/07/01(日) 14:14:52 ID:oDSeKzyY
A
772 :
森崎名無しさん
:2012/07/01(日) 14:15:33 ID:Vcjh0w06
A
773 :
森崎名無しさん
:2012/07/01(日) 14:26:55 ID:3H665HBI
C 今気がついたんだけど Nice noat と Nice boat って似てる!w
774 :
森崎名無しさん
:2012/07/01(日) 14:44:24 ID:8wpuHSxE
A
775 :
森崎名無しさん
:2012/07/01(日) 16:16:38 ID:???
>バンビーノ「それにオレはジュン・ミスギの実力を誰よりも正しく伝えられる自信がある。
> 自分で言ってはなんだが、オレほど適役は居ないんじゃないかとすら思うぞ。」
でも平行世界でストラットの足ぶっ壊して手紙も含めて全部むちゃくちゃにしましたよねw
776 :
森崎名無しさん
:2012/07/01(日) 16:18:54 ID:???
今から盛大なクラブ活動が始まるぜぇ…
777 :
森崎名無しさん
:2012/07/01(日) 16:44:09 ID:???
あーやっぱ翼らと闘うことになるのかな
アマラウさんやドトールコーヒー、バビントン君とは一度お目にかかってみたかったが、さて
778 :
森崎名無しさん
:2012/07/01(日) 16:47:44 ID:???
ラ・オルケスタはそう簡単には会得出来んか
ファストブレイクとスキル・レジスタが洗練されていって図らずも……となるかな
779 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/01(日) 20:25:38 ID:???
>>773
ミアータ「あら、それってストラットを想って毎日書いた私の日記帳?」
>>775-776
三杉「そ…そうなのかい、バンビーノ?」
バンビーノ「………そんな事もあった。」
>>777
基本的に伏線というか先の展開はかなり容易に予想出来るようにしております。
当然サンパウロ戦は予定していた流れですので気張って下さいね。
>>778
オルケスタ関連が物語にどう絡んでくるか…それはまだ謎に包まれてるぜメーン。
780 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/01(日) 20:26:52 ID:???
> A バンビーノを信じて託す
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
三杉「判った、ここは君の事を頼らせて貰うよ。」
そう言うと三杉はバンビーノへ親愛の微笑を向けた。
バンビーノも元々細い眼を一層細め、その笑みに応えた。
三杉「それじゃ、これを…。」
バンビーノ「ああ、託された。」
三杉「悪いね、借りばかり作っている。 昨日の試合だって君の計らいなんだろ?」
バンビーノ「なんの事だか? …それに、このお遣いはオレ自身の目的の為でもある。」
三杉「えっ?」
バンビーノ「Wトーナメントで是非とも昨日のリベンジをしたいって事さ。
折角の大舞台だ、お前達に借りを返すには持って来いだと思わんか?」
三杉「(プッ)ああ、そういう事か。」
冗談めいて話すバンビーノに三杉は軽く吹き出した。
恐らく半分以上本気ではあるのだろうが、それでもバンビーノの言う目的は利己的とはかけ離れている。
彼のこの辺りの生真面目な性根を、三杉は毛頭バカにする気になれなかった。
781 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/01(日) 20:28:06 ID:???
バンビーノ「………」
三杉「…? どうしたバンビーノ、手紙をジッと見て?」
バンビーノ「いや………。 案外そうかも知れんなと思って…。」
三杉「うん?」
バンビーノ「旧フィオレンティーナにリベンジをしたいとは考えている…
しかしそれは切磋琢磨が理由でなく、ただ単に大舞台で叩き潰したいというだけ。
だから下手に強く成られるのは勘弁…そんな風に思っているのかもな。」
三杉「……誰の事だい?」
バンビーノ「犯人だよ…。 コーチのノートだけを奪い、手紙に手を着けなかった奴さ。」
三杉「ほう……なるほど、そういうのもあるか。」
突然思いついたかのようなバンビーノの推理。
それは中々否定的な要素を見つけられない物であり、三杉も少し身を乗り出した。
782 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/01(日) 20:29:42 ID:???
バンビーノ「しかし、それならば余りに浅はかと言わざるを得ないな。
そいつはフィオレンティーナというチームを何も理解していない。」
三杉「ふふ、そうかもね。」
バンビーノ「どれ程の事が書かれているかは知らないが、たかがノート一冊だ。
何試合もの強者との戦いで得られる経験とは比べるべくもないだろうに。」
三杉「もしかすると、努力と経験によって得られる成長を識らないのかもね。」
二人は今度は苦笑を交わす。
そんな程度の低い人物の事を彼らが思い当てる筈がなかった。
どちらにせよ、今回の犯人の鼻を明かしてやろうという意志に変わりはないのだから。
???「よう、話はすんだかよ?」
バンビーノ「むっ!?」
突如かけられた声に振り返ると、ドアによっかかるように男が一人立っていた。
隈(くま)のせいで目つきと顔色の良くない印象が第一に来るその男は…
三杉「先生…。」
どうやら三杉の主治医だったようである。
不気味な薄笑いを浮かべているので怪しい人相だが、人を顔で判断してはいけない。
783 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/01(日) 20:31:12 ID:???
_ -‐ `ヽ
,、 ::: l:::} ヽ
/ ,,, l::!. /::、 _ l:::} ヽ
/ ,,、 '''' /::l ´ l:::/ l::::) ヽ__
{ ,、゛"_ l:::ノ l::} _ --― ::: ̄ ̄ :::  ̄ヽ
{、 l:::l l::} _ -‐  ̄ ::: ::: ::: :::: ::: }
{::l ` _ -  ̄ ::: __;;;;__;;;;_,,_/
,ゝ‐'´ l:::} _;;;;;,ィイlヽヽミミミミミ} /
l , 、 .::: ,.-‐''´ `川l^| |ミミミミミ|´
r‐、 { ,,,, l:::! / / ,ィュ 川llニコトヽゞヽゞ、
l l. { l:::} ., ヘ_ / / ノノ 川ニコ __ヽ___
| _.|. ヽ ∠_,,, `l / /;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ
. |´ レ-、 / /. | ノ / /;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;}
. | _|_ゝ| /.‐/ レへ / /、 /_;;-‐;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/
|´ |. |' !_ -‐、 `iijjjjj//;;;;;;;;;;;_;;_;;,`ー―---‐一'!
. | -! ! ‐-ヽ_.ヽ ヽ‐、 ノ;;-‐´ ̄;;;;;;;;/ !
! ! ヽ __; / _/_/ ,'´;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;! !
. ! ! ヽ、`ー/ / / /;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;! !
! `、l_lフ_フ /,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;! !
! } j /,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;! !
ヽ ノィ、 r'' /,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;! !
`, '"´l | | /;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;! !
ロー「気分はどうだよ貴公子屋。」
784 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/01(日) 20:33:21 ID:???
三杉「全く問題ないです。 …回診にしては早い時間ですが、何か異常でも?」
ロー「いやいや、ったく心配性だなおい。
レントゲンとMRIの結果が出たから早速持ってきてやっただけだ。」
三杉「そ、それでっ!?」
ロー「打撲だ。 基本なんでもねえからサッサと帰れ。」
三杉「そ…うですか………良かった。」
全然大した怪我じゃない事に拍子抜けする三杉。
看護師ではなく主治医がわざわざ出向いて知らせに来るのだから、只事ではないと想像したのである。
嬉しい事には変わりないが、一瞬魂が抜けかけたのでそれなりに恨めしくはあった。
そんな三杉の様子を察してか、バンビーノが半笑いでフォローに入る。
785 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/01(日) 20:35:01 ID:???
バンビーノ「ほ、本当に良かったじゃないか…だから元気だせよ。」
三杉「うん、ありがとうバンビーノ……」
ロー「…つっても打撲は打撲だからな、練習はセーブしてやれよ。
オレは友情出演に過ぎねえからな、なんかあってもミラクルなオペとか出来る訳じゃねえんだぜ。」
三杉「判りました…。」
バンビーノ「ハハ…。 まっ、オチもついた所でオレはそろそろ行かせて貰う。
ミスギ、先生の言う通り暫くは大事にな。」
三杉「ああ、色々とありがとうバンビーノ。 …次はWトーナメントで。」
バンビーノ「約束だ。」
そう言ってバンビーノは病室から出て行った。
三杉の出来る事は、もはや彼が上手くやってくれる事を祈るのみとなっていた。
この年の9月はそうやって始まったのだった。
※※※※※※※※※※※※
一旦ここまでとします。
786 :
森崎名無しさん
:2012/07/01(日) 20:35:36 ID:???
乙デース。犯人の???(笑)さんは安定して小物扱いだなぁw
787 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/01(日) 23:07:29 ID:???
>>786
???「誰の事だ?」
スレ主「一応数値的にはヤバい筈ですよ。 中身ないですけど。」
============================================
<ブラジル・サンパウロ市>
パサリッ
バンビーノ「ッ……!」
紙がテーブルに置かれる乾いた音が聞こえた。
バンビーノは回想から現実へ引き戻され、目の前の人物を見る。
ロベルト・本郷・ジ・アンドラーテ、サンパウロFC・ジュニオールの監督がそこに居た。
白いペレやトスタンなどの異名を持つブラジルの元英雄は難しい顔をしていた。
いや、難しいだけでなく、バンビーノには計り知れないような……そんな目をしていた。
バンビーノ(かつての師からの手紙か……。 何が書いてあって、この人は何を思ったんだろうな…)
今のバンビーノにはその感情を推し量る事すら出来そうになかった。
自分の経験してきた程度の人生の時間では決して追いつけない、それだけは理解しているつもりだった。
788 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/01(日) 23:09:43 ID:???
スッ
バンビーノ(あっ……)
ロベルトは不意に立ち上がり、部屋の隅にある卓上電話を手に取った。
そしてボタンを3度ほどプッシュして、受話器を耳に当てた。
恐らくは内線で彼の部屋にかけたのだろう。
ロベルト「翼、今すぐ応接室に来てくれるか? ………………ああ、そうだ。」
バンビーノ(コーチが書いていた通り、最後の決め手になるのは…ミスギ、お前の名のようだ。)
頭の中で既に描いていた中で、比較的順調な方の展開が進んでいた。
間もなく大空翼がやってきて、ロベルト本郷は意見を求める。
恐らくそれで自分の役割は満了するだろう、とバンビーノは内心安堵した。
789 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/01(日) 23:10:57 ID:???
…暫く待つと大空翼は姿を現した。
一応のノックの後にドアを開け、応接室の中へと入ってきた。
翼「失礼します。」
ロベルト「ふむ、すまんな呼び出して。」
翼「いえ…それで何か?」
翼はロベルトとバンビーノの顔を交互に見合わせて首を傾げた。
この二人の話に自分が関わる事になるのを予想していなかったのだろう。
ロベルト「翼、俺が聞くのもどうかと思うが、三杉の事は覚えているか?」
翼「えっ……三杉くんですか? 勿論ですが…」
ロベルト「奴は2年も前に心臓病を完治させ、今はイタリアに居るらしい。」
翼「えぇっ!? 三杉くんが!?」
目をまん丸に広げて驚きを顕わにする翼。
その翼の表情を見て、ロベルトは悪戯っぽい笑みを浮かべ…
ロベルト「なぁ、その筈だな、バンビーノくん?」
バンビーノ「えっ、ええ、その通りです。」
悪戯っぽい笑顔をそのままバンビーノの方へスライドさせてきた。
心理状態を理解して、それでいて弄ぶような大人の所業を見せられている気がした。
790 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/01(日) 23:12:38 ID:???
一方、翼の方はと言えば喜ぶでもなく苦いでもなく、それでいて無関心でもない不思議な表情だった。
思いもよらぬ展開に、文字通り理解が追いついていない人間の顔がこのような感じなのだろうか。
少なくともバンビーノはそのように理解することにした。
翼「三杉くんが心臓病を治してイタリアに…そっか…」
バンビーノ(あのツバサ・オオゾラがこんな顔を…かつてのミスギの奴はそれ程だったという訳か。)
先着で
★ネクストアクション→! card
と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。
《ダイヤ、ハート》 翼「バンビーノ、君はイタリアでの三杉くんを知っているのかい?」
《スペード、クラブ》 ロベルト「どうだ翼、三杉のチームと試合してみたいと思うか?」
《JOKER》 石崎「な、なにぃーー!? 三杉の心臓病が治っただってー!?」
陽子「い、石崎くん!? なんでそこで声を上げちゃうかなぁー!!」
791 :
森崎名無しさん
:2012/07/01(日) 23:14:46 ID:???
★ネクストアクション→
スペード7
792 :
森崎名無しさん
:2012/07/01(日) 23:15:09 ID:???
★ネクストアクション→
スペード4
793 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/02(月) 01:53:35 ID:???
> ネクストアクション→ スペード7
> 《スペード》 ロベルト「どうだ翼、三杉のチームと試合してみたいと思うか?」
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
バンビーノはフランス国際以後の三杉しか知らない。
かつて翼が三杉をどのように見ていたかを想像する事は出来なかった。
バンビーノ(少なくとも昨日見た試合に限っては、ツバサの実力はミスギより上に見えた…
しかし今の翼の目は上から見下す類ではない、客観的に喜ぶのともまた違う。)
何か個人的な確執、或いは執着のような物を抱いている可能性が頭をよぎる。
そしてそれは強(あなが)ち間違いでもなかった。
翼にとって三杉は、日本で勝つ事が出来なかった3人の中の1人であったのだから。
ロベルト「どうだ翼、三杉のチームと試合してみたいと思うか?」
翼「えっ!?」
放心気味の翼に対して不意にロベルトが声をかけた。
もしかすると翼にとってフライングな言葉だったのかも知れない。
しかしロベルトは構わず続けた。
794 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/02(月) 01:54:37 ID:???
ロベルト「プロ4部リーグのチームなんだがな…つい2ヵ月前にはイタリアのユース大会で
No.1になったらしいぞ。 …もちろん1部を含めた大会でな。」
翼「えっ、それは…!?」
バンビーノ「先月オーナーが破産して、チームは4部リーグ落ちしたってだけさ。
それ以前はセリエAのプリマヴェーラ…っと、ユースチームだった。
フィオレンティーナという歴史あるチームだったさ…」
若干感慨深さを言葉の端に引っ掛けながら、バンビーノはロベルトの後に付け加えた。
現在の三杉の実力が低い物ではない事は、今ので十分理解したであろう。
翼「三杉くん………そっか、三杉くんは相変わらず…じゃないね、ハンデが無くなって
以前よりも随分と強くなってるんだろうなあ。」
ロベルト「ふふ、恐らくな。 どうだ、もう一度聞くぞ? 翼…」
翼「ううんロベルト、俺の答えは決まっているよ。 三杉くんのチームと試合してみたい。
そして読売ランドで味わわされた…うん、あの時の敗北感を返すよ。」
凛として翼はその時そう言い放った。
空とか翼とか…そう言う名前がなんて似合う奴なんだろうって…
オレことバンビーノは素直にそう思ってしまった。
…とにかく、どうやらオレは自分の役目を果たす事が出来たらしかった。
795 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/02(月) 01:55:45 ID:???
ロベルト「そういう事だバンビーノくん。 俺は今から手続きや申請に追われる事になる。
もう君の相手をする事が出来ないが、もう十分だな?」
バンビーノ「えっ? あっ、はい、大丈夫です。 その…」
ロベルト「うん?」
バンビーノ「ありがとうございました…。」
ロベルト「ふふ、こっちのセリフさ。 翼、後は任せた。」
翼「うん。」
急ぎ足で出て行くロベルト本郷は清々しそうな顔をしていた。
ありがとうが自分のセリフだと言った意味は解からない。
しかしあの手紙を届けられた事で運命の歯車がまた一つ回りだしたのだと思った。
それから翼は急に練習したいと言い出し、オレを放っぽり出して行ってしまった。
別にそれが不愉快だった訳ではない。
ただ『こいつは純粋にサッカーが好きなんだ』と言わずとも理解ってしまう顔をしていたんだ。
恐らく三杉は簡単にはこいつに勝てないだろうと…不思議とそんな確信があった。
※ バンビーノがミッションコンプリート、ヴィオラvsサンパウロが現実化しました。
796 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/02(月) 01:56:56 ID:???
<イタリア・フィレンツェ>
あの日、三杉はその日の内に退院し、宿舎へ戻って仲間達に無事を知らせた。
安堵と憤慨に騒ぐ彼らをなだめつつ、三杉は余計な事を暫し忘れる事にした。
バンビーノが上手く立ち回ってくれれば、いずれサンパウロと試合する事になる。
ブラジルで3年間鍛えた翼の実力を想像すれば、正直身震いを覚える程なのだ…
今はその試合がいずれやってくる事をただ信じ、練習に真正面から向き合うだけと決めたのだ。
結局、その後も奪われた鞄とノートは発見されずに数日が過ぎ…
とある残暑の残る日、三杉は所用でクラブオフィスに訪れていた。
所用と言ってもちょっとした雑用の類であり、別に何か大事で呼ばれた訳ではないが。
三杉「…ええ、ええ。 そうですね、以上です。」
事務員「どうもありがとう。 …済まないわね、お遣いみたいな真似させて。」
三杉「いいえ、これも仕事ですから。 それでは残務が無ければこれで…。
午後からまた練習がありますので。」
事務員「あっ、ちょっと待って。」
三杉「へっ?」
797 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/02(月) 01:58:13 ID:???
先着で
★事務員って言っても小鳥さんじゃないよ→! card
と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。
《ダイヤ》 事務員「手間賃程度だけれど…」 三杉「これは…?」 事務員「貴公子Pよ。」
《ハート〜クラブ》 事務員「さっきジャーニ評議員が探していたわよ?」
《JOKER》 事務所「えっと…これ作ったの。 良かったら後で食べて?」
798 :
森崎名無しさん
:2012/07/02(月) 01:58:34 ID:???
★事務員って言っても小鳥さんじゃないよ→
スペード7
799 :
森崎名無しさん
:2012/07/02(月) 02:06:15 ID:???
このスレの影響で新作のゲームに出てくる気球船の名前をラピュタにしちゃった♪
800 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/02(月) 02:44:57 ID:???
>>799
それは光栄至極でございますw
============================================
> 事務員って言っても小鳥さんじゃないよ→ スペード7
> 《スペード》 事務員「さっきジャーニ評議員が探していたわよ?」
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
三杉「なにか?」
事務員「えっと、私じゃないんだけど…さっきジャーニ評議員が探していたわ。
なんでも伝えたい事があるみたいね?」
三杉「へえ…なんでしょうか?」
首を傾げながら三杉は踵を返した。
エムスカ・ジェニオ・ジャーニ・ラピュタ評議員…即ち現状でヴィオラの仮オーナーである。
フィオレンティーナ1926フロレンティアを私財を投じて設立した人物であり、
少ないなくない数の市民に恩人やら英雄やら思われている。
三杉(つまり…オーナールームに行けば良いという事だろう。)
役職が決まっていれば腰を落ち着かせている場所も決まっている。
そう信じて三杉は足取りを迷わせる事なく一つの部屋へと向かった。
辿り着いた先は大仰な木製扉の部屋…言わずともがなオーナールームである。
801 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/02(月) 02:46:29 ID:???
コンコン
三杉「評議員、いらっしゃいますか? ジュン・ミスギです。」
エムスカ「おお、来たかキャプテン。 さあ遠慮なく入ってきたまえ。」
三杉「失礼します。」
扉を開けて早速デスクの方に目をやると、エムスカが肘掛椅子に座っていた。
探していたと聞いていたが、どうやらドッシリと待っていたようである。
エムスカ「よく来てくれた、3分間待ったぞ。」
三杉「(ヴィオラ設立の際も相当尽力したらしいし相当な大物だな、人間的な意味で。)
ええと…事務員から私を探していたと聞きましたが?」
エムスカ「その通り、是非ともキミに紹介したい人物が居てな。」
三杉「紹介したい人物……(ハッ)もしや監督やスポンサーでは!?」
仮であれ、現オーナーである人物から人を紹介されるという話だ。
当然ながら三杉はチーム運営について重要な役職を担う人間が見つかったのかと想像した。
若干身を乗り出しながらエムスカに返答を急かすが…
802 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/02(月) 02:48:03 ID:???
エムスカ「いやいや、紹介したいというのは他でもない。
それ、そちらのソファーに座っている人物だ。」
三杉「えっ…?」
驚き振り向く三杉。
この部屋にもう一人存在していた事を、三杉は全く気付けなかった。
それほどエムスカの話を楽しみにしていたか、集中していたか…
いずれにせよ、三杉は自らの不覚を思いながらソファーの人物と顔を合わせた。
三杉(女性……いや、少女か?)
そこにはブロンドで橙に近い琥珀色の瞳をした少女が座っていた。
当然ながら三杉にとって初めて目にする人物である。
過去にニアミスしていた(遇っていた)かも知れないが、とにかく記憶には無かった。
三杉「評議員、彼女は?」
エムスカ「キミのチームのマネージャーだ、名前は…っと。」
エムスカが紹介しようとしたのを、少女は嫌味のない手振りで妨げた。
自ら自己紹介をするつもりである意図は容易に理解できた。
803 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/02(月) 02:49:37 ID:???
???「初めまして、貴方がキャプテンですね? 私は………」
自立心のありそうな芯の通った声が三杉の鼓膜を響かせた。
その声に聞き取りづらい発音は一つもなく、三杉は彼女の名を一度で記憶する事が出来た。
三杉はその自己紹介に返すように自らも名乗りつつ手を差し出す。
三杉「初めまして、ジュン・ミスギです。 宜しく、マエリベリー。」
マエリベリー「どうぞお気軽にメリーと呼んで下さい。」
メリーは笑顔と共に三杉の差し出した手を握り返してきた。
新オーナーや監督の話ではなかった事に、三杉は落胆する内心を否定出来なかった。
しかしそれでも『少しは雑務が減りそうだ』と、前向きに安堵の笑顔を返すのだった。
804 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/02(月) 02:52:17 ID:???
半端ですが本日はここまでです。
平日の更新は毎度ながらあまり期待しない方向で一つお願い致します。
ってーか、今日は一回書いた長文を間違って消してしまい地獄気分を味わいましたw
もう二度としない為にこまめな保存委員会をここに立ち上げる事を宣言しますw
805 :
森崎名無しさん
:2012/07/02(月) 07:33:37 ID:???
見せてあげよう、乙のいかずちを
806 :
森崎名無しさん
:2012/07/02(月) 12:24:52 ID:???
私にも妖怪としての名前があるのだよ、マエリベリー乙でしたー
807 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/03(火) 19:03:37 ID:???
>>805
私にも秘密にしていた古い名前があってね。 ロムスカ・パロ・オツ・カンシャ。
>>806
流行りの乙感謝は嫌いですか?
============================================
<練習用グラウンド>
集合時間が迫っている事もあり、三杉はメリーと挨拶だけ済ませてグラウンドへと向かう事とした。
新たにマネージャーが就いた報告と紹介の為、メリーも伴って行く事になったのだが…
ここで三杉は彼女から事務的な報告を二、三受けていた。
三杉「えっ? コーチは不在なのかい?」
メリー「はい。 昨日急に出張が入ったそうで、顔合わせもそこそこに出立されました。
練習のスケジュールや指示については紙で残して下さったようです。」
三杉「そうか、他に特記事項は?」
メリー「特には……。 一応こちらが残されたメモになります。」
そう言ってメリーはバインダーから数枚の紙を差し出してきた。
三杉はそれを受け取り目を通すが…確かに目立った事は書かれていない。
スケジュールは既知の通りであり、メニューも大きな変化はない。
特にあるとすれば、ブンナークの練習がDFの補助になっている部分だけである。
808 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/03(火) 19:05:18 ID:???
三杉「なるほど…まあこれなら僕が説明出来るし、問題は無いだろう。
ありがとう、一応このメモは君が保管していてくれ。」
メリー「分かりました。」
そうこうしている間に二人はグラウンドへ到着した。
既にメンバーは全員グラウンドへ集合しており、それぞれ思い思いにアップしている。
今日はウォーキングではなくボールを扱う練習の日ゆえに、やる気十分と言った所だろうか。
三杉「みんな、ちょっと集まってくれ!」
新田「あっ、三杉さんお疲れ様です。 ……って、あれ?」
ブンナーク「なっ、なにぃっ!? なぜ美少女を連れて現れる!」
レントゥルス「うっわっ、誰その子、かっわいーーーー! ヘイヘイ、チャオ・ベッラ〜!」
ダラピッコラ「バッカ、落ち付けヴェネチアーノ、まずは名前だろjk?
ィル・ミオ・ノーマ・エ・ロマーノ、ィル・スオ・ノーマ?」
三杉「…………」 フゥ・・・
どうやら元々あったやる気は別の方向へ置換されてしまったようである。
このような状況において、三杉はキャプテンとして窘(たしな)めなければならない所だが…
しかし『彼らが色めき立つのも無理はない』と思う気持ちも否定できなかった。
809 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/03(火) 19:09:22 ID:???
それは自分の横に一歩下がって立っている少女、即ちマエリベリー・ハーンの容姿のせいだった。
三杉の考える一般的な女子の容姿と比べ、彼女のそれはかなり優れた所に位置しているように見える。
…あくまで三杉の考える基準なのではあるが、少なくとも三杉は既に心に決めた相手(弥生)がおり、
その分だけ他の男よりもニュートラルな目線で見る事が出来ている筈である。
三杉(…その点を考えても、少なくとも容姿が悪いと感じる人はいなさそうかな。
こうチヤホヤされていても動じている気配が無いし。)
チラリと横目で確認したが、メリーの表情には照れや戸惑いが見られなかった。
ついでに言えばウンザリした様子でも喜んでいる様子でもない。
こういう種の反応をする人間に、三杉は一人心当たりがあった。
三杉(…ま、それはそれとして。)
☆ 取り敢えずこの騒ぎをどうしようか?
A 紹介は後、サッサと練習練習!
B 名前と役職だけ紹介して練習に入る。
C 折角だからここは質問タ〜イム
D ってか、もう今日は練習やめてひたすらメリーをチヤホヤしようず(要10票)
E つーか、もはやメリーと結婚したい(要10票)
F 浮気くらいならしてみたいかも…? ハッ、僕は何を考えてるんだ。
[3]票選ばれた選択肢で続行します。(投票はメル欄空白で宜しくお願い致します。)
810 :
森崎名無しさん
:2012/07/03(火) 19:10:20 ID:8N6kSTkU
B
811 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/03(火) 19:10:58 ID:???
一旦これだけ…
ちょいと現実逃避投下でした。
812 :
森崎名無しさん
:2012/07/03(火) 19:12:27 ID:5/I05VPY
BブンナークがDFの補助、わかるわかる
813 :
森崎名無しさん
:2012/07/03(火) 19:13:11 ID:FFq6chFM
B
814 :
森崎名無しさん
:2012/07/03(火) 19:18:56 ID:???
G
ハーン……アンコーナに屈強な兄弟がいるというが、関係者かな?
815 :
森崎名無しさん
:2012/07/03(火) 19:40:22 ID:???
>>814
残念! 世界が違う!
816 :
森崎名無しさん
:2012/07/03(火) 21:13:49 ID:???
>>815
デスヨネー
てか、関係あったらイヤだw
817 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/03(火) 22:33:13 ID:???
> B 名前と役職だけ紹介して練習に入る。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
三杉(まっ、考えずとも決まっているよな…。) ヤレヤレ
チヤホヤと注目されている時に戸惑いもせず、喜ぶ素振りも見せず、まして媚びるような反応もない。
かと言って不機嫌さが表に出て来ている様子もく、ただ変わらず口許だけで微笑みを湛えている。
…ハッキリ言ってしまえば、恐らく彼女はこの状況に無関心に違いなかった。
三杉がそう確信するには理由がある。
このようなマエリベリーの反応に似た対応をする人物を知っていたからである。
それはつまり……
三杉(そう、僕だ。)
このように不特定の異性達に騒がれても特に優越感を持てる訳でないと知っている…
幼少時からそれなりに馴れた状況であり、今更戸惑いも困惑もない。
状況を利用する事を考えるでもなければ、敢えて媚びたり喜んだりする必要もない。
…つまりはモテのエリート。
三杉の感じる所では、きっとマエリベリーはそういう境地に達してしまっていると思われた。
818 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/03(火) 22:35:29 ID:???
三杉「(もしこの中の誰かと彼女の間に赤い糸があったとしても、この状況が長引けば絡んで千切れてしまうな…)
みんな、紹介する。 こちらはマエリベリー・ハーンさん。 今日から僕達のチームのマネージャーだ。」
イエーーーーィッ!! イエス!! イエス!! 宜しくーーー!
三杉がメリーの名前を紹介するたび、マネージャーだと言うたびに上がる歓声。
予想出来たとはいえこれには三杉も堪えた。
三杉「イライラ(うるさいなあ…)まあ皆が騒ぐ気持ちも解らないでもないが、もう練習の時間だ…
先ずは気持ちを入れ替えろ。 そして彼女の事が気になるなら、自分の自由な時間を費やせ。
勿論迷惑にならない範囲でだ、学校のクラブ活動じゃないんだからな!)
オケーーー!!! イエーーーー!! 後でねーーー!!! っしゃ、練習だーーー!!!
三杉「イライラ(だからうるさいんだよっ、免疫のない奴はこれだから…!!)
それからブンナーク、君は今日から暫くDFに混ざって練習してくれ。」
ブンナーク「はぁっ!? オレ様FW、ストライカーなんですけど!?
蹴ってかましてゴールをブチ破る練習したいんですけどっ!?」
三杉「うん、判るよ。」
ブンナーク「そりゃ結構だ、納得のいく説明を要求するぜっ!」
819 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/03(火) 22:37:53 ID:???
三杉「お前は成長がケタ違いすぎて一人飛び抜けてしまった、これ以上FWの修練を積んでも効率が悪い。
今はDFの練習を補助しながら、同時に彼等の動きを学べ。
DFがどのような状況でどのような判断をするのかを知れば、新たな成長の切っ掛けになる。」
ブンナーク「OK、納得した。」
三杉「じゃあなんでDFの練習をした方が良いのか、今僕が言った事を反芻してみろ。」
ブンナーク「……………反芻ってどういう意味だ?」
三杉「チッ!(同じ事を二度繰り返し言葉にする事で理解を深めるという意味だよ、全くお前は…)」
ブンナーク「!!」 ガーン
メリー「キャプテン、考えてる事と口に出す事が逆になっています。」
…と、この日は普段よりも練習前にやたらと賑やかになり過ぎた。
それでも練習が始まれば彼等はすぐに気持ちを切り替え、真剣な顔つきを見せ始める。
820 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/03(火) 22:39:39 ID:???
☆三杉の練習(9月度1回目/全2回)を実施します。
《上昇率:三杉テーブル》
やや上がり易い : ブロック、
普通 : クリア、競り合い(判定+2)
やや上がり難い : ドリブル、パス、シュート、パスカット、トラップ、タックル
《三杉の現在能力》
ド パ シ タ カ ブ ト ク 競 合計 高/低
69 69 67 68 70 63 67 66 64 600 3/2
練習した項目を、上記ドリブル〜競り合い≠ゥら[3]項目選ぶ為に投票してください。
お1人様につき最大2項目を投票する事が出来、2票に達した物から順に確定となります(投票はメル欄空白で。)
※三杉は先日の打撲の影響により、今回のみ2D6判定値に-2処理されます。
821 :
森崎名無しさん
:2012/07/03(火) 22:40:15 ID:5/I05VPY
クリア、競り合い
822 :
森崎名無しさん
:2012/07/03(火) 22:43:23 ID:jLB4B4zI
競り合い ドリブル
823 :
森崎名無しさん
:2012/07/03(火) 22:43:54 ID:eHm97zJ+
タックル クリア
824 :
森崎名無しさん
:2012/07/03(火) 22:44:56 ID:jd4xmrJc
パス
今回上がりにくそうだし
次に回そう
825 :
森崎名無しさん
:2012/07/03(火) 22:45:40 ID:???
レジスタだからパスに拘るか、翼が相手だからタックルか?
826 :
森崎名無しさん
:2012/07/03(火) 22:52:15 ID:NbYBsh52
パス
827 :
森崎名無しさん
:2012/07/03(火) 22:57:24 ID:???
モテのエリートとか
一生縁がなさそうだ
828 :
森崎名無しさん
:2012/07/03(火) 23:01:48 ID:???
>>827
単に同性愛者なのかと思ってた
829 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/03(火) 23:02:12 ID:???
> パス(やや難)、クリア(普通)、競り合い(普通)
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
先着3名様(順番通りじゃない書き込みは無効)で
★三杉のパス練習(! dice + ! dice)+(負傷-2)≧9で1上昇★
★三杉のクリア練習(! dice + ! dice)+(負傷-2)≧7で1上昇★
★三杉の競り合い練習(! dice + ! dice)+(前回失敗分、負傷±0)≧7で1上昇★
と(!とcardの間のスペースを抜いて)書き込んで下さい。
【備考】
上昇率やや上がり難い*「満の項目は6ゾロで2上昇。
上がらなかった場合、各合計値の1/2(端数切り捨て)を次回該練習に加算。
830 :
森崎名無しさん
:2012/07/03(火) 23:03:14 ID:???
★三杉のパス練習(
2
+
5
)+(負傷-2)≧9で1上昇★
831 :
森崎名無しさん
:2012/07/03(火) 23:03:53 ID:???
★三杉のクリア練習(
4
+
5
)+(負傷-2)≧7で1上昇★
832 :
森崎名無しさん
:2012/07/03(火) 23:03:56 ID:???
★三杉のクリア練習(
2
+
5
)+(負傷-2)≧7で1上昇★
833 :
森崎名無しさん
:2012/07/03(火) 23:04:01 ID:???
★三杉のクリア練習(
5
+
3
)+(負傷-2)≧7で1上昇★
834 :
森崎名無しさん
:2012/07/03(火) 23:05:35 ID:???
★三杉の競り合い練習(
6
+
2
)+(前回失敗分、負傷±0)≧7で1上昇★
835 :
森崎名無しさん
:2012/07/03(火) 23:06:35 ID:???
OKOK
836 :
森崎名無しさん
:2012/07/03(火) 23:07:04 ID:???
うん、悪くない。予定調和だ
837 :
森崎名無しさん
:2012/07/03(火) 23:07:45 ID:???
全部期待値以上とは…これが貴公子か。
838 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/03(火) 23:27:17 ID:???
>>835-837
相当良好な結果と言って良いでしょう、驚きました。
============================================
> 三杉のパス練習( 2 + 5 )+(負傷-2)≧9で1上昇 → キープ(パス値69)
> 三杉のクリア練習( 4 + 5 )+(負傷-2)≧7で1上昇 → アップ!(クリア値67)
> 三杉の競り合い練習( 6 + 2 )+(前回失敗分、負傷±0)≧7で1上昇 → アップ!(競り合い値65)
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
※ 三杉の成長状態が以下のようになりました。
《能力値》
ド パ シ タ カ ブ ト ク 競 合計 高/低
69 69 67 68 70 63 67 67 65 605 3/2
《上昇率》
やや上がり易い : ブロック
普通 : 競り合い
やや上がり難い : ドリブル、パス(判定+2)、シュート、タックル、パスカット、トラップ、クリア
839 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/03(火) 23:30:01 ID:???
☆続いて他の選手達の練習判定を実施します。
先着5名様(順番通りじゃない書き込みは無効)で
★ブンナークのDF練習補助(! dice + ! dice)/3=★
★新田LV39≠フ練習(! dice + ! dice)≧18でLVアップ
ミハエルLV39≠フ練習(! dice + ! dice)≧18でLVアップ★
★オジオLV37≠フ練習(! dice + ! dice)+5≧12でLVアップ
レントゥルスLV38≠フ練習(! dice + ! dice)≧14でLVアップ★
★ダラピッコラLV37≠フ練習(! dice + ! dice)≧12でLVアップ
ミュラーLV37≠フ練習(! dice + ! dice)≧12でLVアップ
スペルマンLV37≠フ練習(! dice + ! dice)≧12でLVアップ
オワイランLV36≠フ練習(! dice + ! dice)≧10でLVアップ★
と(!とcardの間のスペースを抜いて)書き込んで下さい。
【備考】
合計値は積算され、次回練習に繰り越し。
ブンナークの2D6合計値は1/3されて各DFの最終値に加算。(端数切り捨て、最低1保証)
またミハエルはLVアップしてもドリブル、シュートの上昇無し、シナリオ一定経過までストック。
第2部のLV限界(二次成長)はLV40です。
840 :
森崎名無しさん
:2012/07/03(火) 23:30:47 ID:???
★ブンナークのDF練習補助(
4
+
3
)/3=★
841 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/03(火) 23:31:29 ID:???
先着4名様の間違いでした。
DFは4名いっぺんにお引き下さい。
842 :
森崎名無しさん
:2012/07/03(火) 23:32:11 ID:???
★新田LV39≠フ練習(
5
+
2
)≧18でLVアップ
ミハエルLV39≠フ練習(
5
+
5
)≧18でLVアップ★
843 :
森崎名無しさん
:2012/07/03(火) 23:33:53 ID:???
★オジオLV37≠フ練習(
6
+
6
)+5≧12でLVアップ
レントゥルスLV38≠フ練習(
3
+
1
)≧14でLVアップ★
844 :
森崎名無しさん
:2012/07/03(火) 23:35:50 ID:???
★ダラピッコラLV37≠フ練習(
2
+
5
)≧12でLVアップ
ミュラーLV37≠フ練習(
4
+
5
)≧12でLVアップ
スペルマンLV37≠フ練習(
6
+
6
)≧12でLVアップ
オワイランLV36≠フ練習(
5
+
1
)≧10でLVアップ★
845 :
森崎名無しさん
:2012/07/03(火) 23:46:15 ID:???
おお、スペルマン1抜けか
能力に見合った技を何かしら持たせてやらないとなあ
846 :
森崎名無しさん
:2012/07/03(火) 23:59:56 ID:???
お馴染みのブンナークいじりいいねぇ
847 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/04(水) 01:12:28 ID:???
>>845
能力値は準一級ですが技のない悲しみよ…
>>846
これぞ予定調和!…でしょうか?
============================================
ブンナークのDF練習補助( 4 + 3 )/3=2
新田LV39≠フ練習( 5 + 2 )≧18でLVアップ → Expキープ
ミハエルLV39≠フ練習( 5 + 5 )≧18でLVアップ → Expキープ
オジオLV37≠フ練習( 6 + 6 )≧12でLVアップ → レベルうp
レントLV38≠フ練習( 3 + 1 )≧14でLVアップ → Expキープ
ダラピLV37≠フ練習( 2 + 5 )+(ブンブン効果+2)≧12でLVアップ → Expキープ
ミュラーLV37≠フ練習( 4 + 5 )+(ブンブン効果+2)≧12でLVアップ → Expキープ
スペルマンLV37≠フ練習( 6 + 6 )+(ブンブン効果+2)≧12でLVアップ → レベルうp
オワイランLV36≠フ練習( 5 + 1 )+(ブンブン効果+2)≧10でLVアップ → Expキープ
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
シーザーの指導によるウォーキングを練習の大部分に取り入れて以来…
ヴィオラの練習はボールを扱う物についても様相が変わってきていた。
具体的に言うと…以前は素早く、とにかくプレイのスピードを上げる方向で練習していたが、
現在はスピードを落としても正確且つスムーズな動作でのプレイを心がけるようになっていた。
848 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/04(水) 01:14:07 ID:???
一つの正確なプレーに体が馴れた者は徐々にスピードを上げるようにしているが…
当然各々の資質によって正確性を追求する事を重視した練習への親和性は異なる。
練習よりも実戦の中で何かを掴む事の方が多い者だっている。
成果についてはマチマチであったと言える。
その中で目に見えるほどの成果を出したのは、マルコ・オジオとイヴァン・スペルマンの二人だった。
前者は自らのプレーを客観的に観察し、修正する事に長けた性質を持ち…
後者については恵まれた体格を持ち、不思議と動作の習得が早かった…ここに至って急にである。
だが、今回の練習に限ってはそれだけではなかった。
新田「よし、この位置なら自分で運んでから…!」 ダッ
オジオ(この距離、この位置なら…出来る筈!) ササッ
ミニゲーム中、やや低い位置でボールを得た新田が自らボールを運ぶ体勢に入った。
ゴールの位置を見定めて、その俊足に任せたドリブルで突き進もうとするが…
849 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/04(水) 01:16:00 ID:???
新田「うっ…!(オジオさんか! この人、急に視界に入ってきて嫌なポジションを…!)」
オジオ(トップスピードに入るのは阻止出来た! このまま次の判断をさせない!)
ズシャアァァァァ!!!!
新田「やっ、やばっ!?」
「うおっ、新田が取られた!?」「マジかよ、オレでもヤバいのに…」「あいつ、いつの間に…」
オジオは新田のドリブルコース上に飛び込むと、一気にボールを奪い去っていた。
守備が比較的苦手であった筈のオジオのプレイに仲間達が湧き立つ。
そして奪ったオジオ自身も成果に喜びを感じていた。
オジオ(やった! やりましたよ、………さん!)
※オジオが特殊フラグを回収して[頭脳的タックル(1/4で+5)]を取得。
850 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/04(水) 01:18:03 ID:???
間違ってageちゃいました。
中途半端ですが今夜はここまでとします。
ちなみにオジオの技習得は判定結果とは関係ない所でのフラグ回収です。
それでは、早ければまた明日に。
851 :
森崎名無しさん
:2012/07/04(水) 01:19:54 ID:???
ニスケンス?タックルつええ!乙ディース
852 :
森崎名無しさん
:2012/07/04(水) 17:23:44 ID:???
最強レベルなんじゃない?
853 :
森崎名無しさん
:2012/07/04(水) 17:26:01 ID:???
幾つかの技がインフレってるスレを除いて、+5ってのは最強格だよね。
タックルはドリブルよりも係数低めのことが多いだけになおさらだ。
854 :
森崎名無しさん
:2012/07/04(水) 19:49:56 ID:???
このスレで言うならナナハンタックル並みか
発動すれば翼すら止めかねんな
855 :
森崎名無しさん
:2012/07/04(水) 19:58:34 ID:???
これなら次の試合、前のパルメイラスみたいに中盤重視にすれば有利に戦えるかも
856 :
森崎名無しさん
:2012/07/04(水) 20:34:10 ID:???
ミラン戦だよね。
857 :
森崎名無しさん
:2012/07/04(水) 20:35:07 ID:???
サンパウロじゃあ
858 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/04(水) 22:56:18 ID:???
>>851
その乙恐縮至極!
>>852-854
タックル技としての補正値としては確かに最強クラスですね。
仰る通り、このスレでは他にはタックル魔王のミルチビッチしか現状同レベルの技を持ってません。
ただオジオはタックルの基礎値自体が低い訳でして…過度の期待は禁物かもです。
>>855-857
サンパウロに競り勝ったパルメイラス(NPC戦)に倣うという意図でしょうか?
859 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/04(水) 22:58:00 ID:???
[ チェンジ To ―カンピオーネ・サイド― ]
紫は夕と夜の境界を示す色
紫は夜と朝の境界を示す色
即ち紫は藍と橙の境界を示す色
紫は太古より最上位を示す色
而して紫は永遠を示す色
八は足りていない数字
八は完全なる数字
八は限りのない数字
八は夜を示す数字
即ち八は無限の螺旋へと続く数字
雲は掴み所のないモノ
雲は自由に漂うモノ
雲は神より隠れ住むモノ
雲は神を語るモノ
而して八雲は神の国の別名なる……………
860 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/04(水) 22:59:14 ID:???
蓮子「ふにゃっ!?」 パチ
宇佐美蓮子は頬杖から顔がずり落ちたショックでうたた寝から目を覚ました。
今の恥ずかしい瞬間を誰かに見られなかったかと、慌てて周囲を見回すが…
図書館…正確に言うと資料室には自分以外に誰も居なかった。
蓮子「なんだべ………」
恥を見られなかった安堵と、それと形のハッキリしない疑問から蓮子は思わず声を漏らす。
なにか夢を見ていた気がするのだが、それが全く思い出せない。
夢などと云う物は起きて暫くすれば忘れてしまうものだが、直後に何も出てこない事は稀だった。
何でも無いような事ながら、蓮子の胸はむず痒いような不快感がなかなか消えなかった。
蓮子「むー……… うにゅにゅ〜……………
はーっ、やめやめ! っつーか、暑いのよ! エアコン効いてんのかしら!?」
苛立ちを言葉に変え、落ちる前に読んでいた本『世界のクラブチーム史』を勢いよく閉じ…
蓮子は椅子から立ち上がって、そそくさと部屋を飛び出した。
861 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/04(水) 23:00:26 ID:???
カンピオーネの主要なメンバーが帰国し、事実上活動が停止してからと言うもの、
宇佐美蓮子のマネージャーとしての仕事はほとんど無くなっていた。
その間も彼女は時間を無駄にするつもりはなく、資料室に籠もって世界の民話や伝説について
片っ端から調べ上げ、似た逸話を見つければ時代背景や地理的背景などを紡ぎ合わせていた。
突如として消え失せた、親友マエリベリー・ハーンの行く先を推理する材料集めとしてである。
しかし糸口となるような切っ掛けは今のところ見つけられていない。
更に言えば、物理的に彼女を捜索しているナムリス・ユブンタイからも色好い報告が無かった。
つまり蓮子の胸に鬱屈が溜まっているのは当然と言うべき経緯なのである。
蓮子(ったく、気分転換にサッカー関連の本を読んでみても知らない単語ばかりでサッパリだし…)
ブツブツと胸に詰まったロマn…じゃない、鬱憤を誰に聞かせるでもなく呟きながら…
蓮子はスタスタと早足で、とにかく早足で施設内を歩き回っていた。
ガコ――ン ガコ――ン
蓮子(ん…?)
そんな時、蓮子の耳に微かに入って来た響音が、彼女の意識を呼びとめた。
金属が鈍く響くような異音…蓮子は何となく気になり、その異音の発信地を求めて歩き出した。
862 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/04(水) 23:01:51 ID:???
音のする方を辿って行くと、意外にもすぐに原因を発見する事が出来た。
ガコォォォォォォン!!
蓮子(なーんだ…。)
異音の正体はサッカーボールがゴールバーを叩いた時の衝撃音だった。
彼女にとってはなんとも面白味のない正体であった。
蓮子(でも、ボールを蹴ってるアイツの事は少し気にならないでもない。)
音への関心はすっかり失せたが、替わりに人間の方へ興味を移し…
蓮子はゴールの裏側へヒョコヒョコと歩いて行った。
ガコォォォォォォン!!
ガコォォォォォォン!!
ボールの蹴り主…アルシオンと呼ばれている少年は、先程からボール一個で異音を出し続けている。
ゴールまで2〜30m程度の位置からボールを勢いよく蹴り出し、バーへと当て続けているのだ。
863 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/04(水) 23:03:24 ID:???
蓮子(むむ、これはキックコントロールの練習か、はたまたFKを想定してか?
……どっちにしろ、なんだか調子悪そうだね。)
蓮子はサッカーに関して大して知識を仕入れていないが、何となくそれっぽい推察をしていた。
しかし実際にサッカーを知る者からすれば、これは驚くべき光景に違いなかった。
アルシオンはボール一つに対し、かなりのハードショットを連発している訳である。
それを先程から一度の例外もなくゴールバーへと当て続けているのだ。
そのキックコントロールに驚嘆を覚え、自信喪失してもおかしくはない所だろう。
だが…蓮子がこのアルシオンの練習を見て感じる所は違っていた。
『アルシオンはバーを当てる事など意図していない…』蓮子はそう思っていたのだ。
ガコォォォォン!!
蓮子(またズレた…。 なんかどんどん悪くなってってる?)
バーではなく、バーの一点…数センチのズレも許さない位置をアルシオンは狙っている。
何故だかそう確信している蓮子は、遠くからアルシオンの表情に目をやってみた。
だが生憎、距離がありすぎてよく窺えやしない。
しかし遠くからでもアルシオンの苛立ちを蓮子は何となく感じ取れていた。
864 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/04(水) 23:04:50 ID:???
ガコォォォォン!!
…何度目かになる(蓮子の思う所の)ミスキックの後、アルシオンの動きがパタリと止まった。
ボールが足元まで戻って来ても、俯いたまま動こうとしない…
蓮子(…………)
蓮子はその様子をジッと見ていたが、ある瞬間に空気が弾け跳ぶような感覚を覚える。
それはアルシオンを中心として、まさに大気が震える衝撃だったと記憶された。
アルシオン「 砕 け 散 れ ぇ っ ! ! 」
ド ッ ゴ ォ ォ ォ ォ ォ ォ ォ ! ! !
そんな掛け声とともに蹴り出されたボールは、先程までとは違う次元の速度で空を切り裂いた。
そのシュートはゴールネットへ突き刺さり、突き破って尚ベクトルを保つ姿が想像されたが…
なんとゴールを捉える事が出来ず、枠外へ逸れる軌道を…
そしてあろう事か、蓮子に向かって一直線に空間を貫いて来たのだった。
蓮子「きゃあぁぁぁっ!?」
ドカアァァァッ!!
状況を理解した時には反射による蓮子の絶叫が響き渡り、ほぼ同時に鈍い音が続いた。
蓮子は衝撃的な状況に気を失ったのだが、何故だか痛みを些かも感じる事がなかった。
素早く失神出来て良かった…と冷静に考えている自分の不自然さに気付きもせず、
痛覚が戻ってくる前にと、蓮子は消えゆく意識をポポポポーンと積極的に投げ捨てるのだった。
865 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/04(水) 23:06:26 ID:???
一旦ここまでです。
可能であれば日が変わった頃に選択・カードまで進めたいですが、さて…
866 :
森崎名無しさん
:2012/07/04(水) 23:49:06 ID:???
蓮子…いつか仇はとってやるぞ
867 :
森崎名無しさん
:2012/07/05(木) 15:11:35 ID:???
ジョジョアニメ化ゲーム化嫌な予感乙
868 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/05(木) 22:37:30 ID:???
>>866
ははは………
>>867
やれやれ、乙感謝だぜ。
============================================
――――――――――
―――――――
――――
蓮子「ンっ………」
パチリ
蓮子は唐突に、両目を気持ち良いほど開きながら目を覚ました。
あれからどれくらいの時間が経っただろう…周囲は薄暗い。
そして目の前に広がる光景は真っ白い天井だった。
蓮子「…知らない天井だ。」
蓮子「………………」
蓮子(うん、言ってみたかっただけ。 なんか判らんけど冴え冴えみたいだわ、私ってば。)
869 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/05(木) 22:39:26 ID:???
先程うたた寝から目覚めた時とは異なり爽快と言って良い目覚めであった。
夢なんか絶対に見ていなかったと断言できる程の深い眠りだったと確信している。
そして彼女はこの場所が何処であるかを匂いで察し、自分の身に何が起こったかを逆算しようとしたが…
アルシオン「うん……目を覚ましたか?」
蓮子「ふひょっ!? だ、誰!?(ネタ独り言聞かれた!?)」
アルシオン「オレだ、アルシオンだ。」
蓮子「あ、えっと…?」
瞬間に蓮子は経緯を思い出した。
アルシオンの蹴った凶弾がジャストミートし、衝撃で意識を喪失した事を。
蓮子「そっか…私。」
アルシオン「その…さっきは済まなかった。」
蓮子「うん、大丈夫だよ。 あまり痛くな……んんん? あれ、本当に全然痛くない?」
870 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/05(木) 22:40:45 ID:???
首、肩、肘、腰…あらゆる関節を動かしてみるも、何の負荷も感じない。
ペタペタと顔、胸、お腹など皮膚を押さえてまわるも、やはり痛みはない。
記憶が確かであれば、相当…という表現とは一線を画すほどの弾丸を身に受けた筈であるが…
アルシオン「既に医者が診察して、結果も出ている。 痣ひとつ、擦り傷ひとつ無かったらしい。
ついでに言えば、骨や脳波にも当然異常は全く無いそうだ。」
蓮子「……んじゃ、なんで私は気を失ったんかな?」
アルシオン「寝不足だそうだ。」
蓮子「そか………。(道理で目が覚めて爽快だった筈だわ…) …って、あれ?
私の記憶だと、アルシオンくんは結構凄まじいボールをぶつけてきたと思うんだけど…。」
アルシオン「わざとじゃない。」
蓮子「うん、それは良いんだけど……そんなに強い球を蹴ったわけじゃなかった?」
アルシオン「いや、全力だった。 故にこそコントロールも乱れたのだと思うが…。
正直言ってお前が無傷だったのが信じられないくらいの気持ちだ。」
蓮子「……………」
871 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/05(木) 22:45:12 ID:???
今の会話の中だけでも幾分か疑問を覚える所があった。
その疑問についてはきっと自分は後から考えるだろうと想像される。
蓮子(でも今は、そんな事はどうでも良い、重要な事じゃあない。)
では何が重要か…? 今、蓮子の頭にあったのは衝動的な怒り…決して大きい物ではない。
年上のお姉さんである自分に対してお前′トばわりされた事に蓮子はカチンと来た。
ついでに言えば、ぬけぬけと『全力だった、無傷が信じられない』とのたまう神経にも腹が立った。
そんな程度の物である。
蓮子「うっ、ぐふっ…!」
アルシオン「どうした!? やはりどこか怪我を!? すぐに医者を呼ぶから……!」
蓮子「いや、今はそんな事よりも………」
アルシオン「なんだっ!? オレに出来る事ならなんだって…」
蓮子「蒸し暑いからアイスを御馳走しておくれ?」 ニコ
アルシオン「はぁっ!?」
演技を解いて、満面のいやらしい笑みを見せつける蓮子。
対して、目をまん丸くかっ開いて呆けた顔をするアルシオン。
その顔を満足げに堪能しつつ、『これくらいの冗談でチャラにする自分は優しい方だ』と、
蓮子は勝手な事を思っているのであった。
872 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/05(木) 22:46:43 ID:???
先着で
★今回のラストシーン→! card
と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。
《ダイヤ3》 アナカン史上2度目! アルシオンの心理描写あり
《JOKER》 蓮子の心理描写あり
《その他》 客観的な状況と会話の描写のみ
873 :
森崎名無しさん
:2012/07/05(木) 22:47:09 ID:???
★今回のラストシーン→
クラブJ
874 :
森崎名無しさん
:2012/07/05(木) 22:47:13 ID:???
★今回のラストシーン→
ハート4
875 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/06(金) 01:38:05 ID:???
> 今回のラストシーン→ クラブJ
> 《その他》 状況と会話のみ
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
アルシオン「なあ………本当にこんなので良かったのか?」
蓮子「うん。 日本人の夏はこれなんだよ、ワトソンくん。」
アルシオンと蓮子は自由に使えるテラスの一席でアイスを食べていた。
もちろんこのアイスは蓮子の策略にはまったアルシオンの奢りである。
既に夕暮れで暑さのピークは過ぎているが、それでも十分にジンメリと蒸す中…。
二人が食べていたのは『ガリガリくん』であった。
アルシオン「いや、でも……リッチって書いてあるのもあったぞ?
せめてそっちの方が良かったんじゃないか?」
蓮子「あれは邪道、『ガリガリくん』は氷菓であってこその『ガリガリくん』なの。」 シャクシャク
アルシオン「ああ、そうですか。」 シャク
暫しの間、二人は無言で冷たいキャンデーを貪っていた。
(オアシスが間近とは言え)中東の夏である。
荒れ狂う太陽によって空気は焼かれ、結果として身体にも熱はこもる。
その火照った体に対してアイスがもたらす冷気は実に優しかった。
876 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/06(金) 01:39:36 ID:???
蓮子「アルシオン、ソーダ味おいしい?」 シャク
アルシオン「えっ? ああ、思ったよりもかなり美味くて驚いてる。」 シャクシャク
蓮子「そっか…梨はイマイチだ。」 シャク
アルシオン「………」シャク
そうして再び沈黙となり、やがてアイスの棒だった物は只の棒と成り果てた。
…夕暮れが過ぎ、日もどうやら没っしたようである。
間もなく長い夜がやってくるであろう。
アルシオン「満足したか?」
蓮子「うん、ご馳走さま。 ………………。」
アルシオン「どうした、遠くを見て?」
蓮子「うん。 ほら、マジックアワーだ。 久し振りに見た。」
アルシオン「マジックアワー?」
877 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/06(金) 01:40:43 ID:???
アルシオンは蓮子の言葉を聞き返しつつ、彼女の指差している方向を見た。
西の空には何とも言えぬ不思議な色が広がっていた。
蓮子「空が紫色をしているでしょう?
日没の直後と夜明けの直前、ほんの少しの時間だけ見れる事がある空の色。」
アルシオン「…それをマジックアワーと言うのか。」
蓮子「うん。 空は紫にはならないんだよ、本当はね。 オゾンとか、波長とか色々あって…
でも限られた条件が揃うと、こんなに普通じゃない…魔法みたいな風景を見せてくれるんだ。」
アルシオン「そうか…」
蓮子「不思議船地球号だよ、全く。」
そう呟く蓮子はどこか遠い目をしていた。
アルシオンはただ相槌を打つだけだった。
878 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/06(金) 01:41:43 ID:???
蓮子「アルシオン、空はなんで青いんだと思う?」
アルシオン「えっ…? ああ…生憎オレはまともに学校へ行った事がない、自然の原理など知らない。」
蓮子「ふふ、そんな原理とか小難しく考えなくてもいいんだけどな。」
アルシオン「…何が言いたい?」
蓮子「前にさ、出会って間もない親友に同じ事を聞いてみたんだよね。
私的にはちょっと天文学について話したいと思っただけだったんだけど…。」
アルシオン「…………。」
蓮子「でもね、そしたらその子は結構凄い事を抜かすわけよ。
『空が青い理由? そんなの海が青いからに決まってるじゃない』って。」
アルシオン「海が青いから…か。」
蓮子「めちゃくちゃなんだけど、でも凄く納得して頷いちゃったんだよね。
この子は私が見たいと思っている物を見ているんだって、すぐに思った。」
アルシオン「マ…………」
何かを呟きかけてアルシオンはとどまった。
無意味な詮索であり、しかも野暮極まりないと察したのだろう。
アルシオンはそのまま黙りこんで、西の空を見詰めている蓮子の横顔へ目を向けた。
やがてその視線が少しずつ上の方へとズレていった事に彼の意志があったかは分からない。
879 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/06(金) 01:42:56 ID:???
蓮子「マジックアワーも終わっちゃったか…。
って、あれ? 何? 私の髪に何か付いてる?」
アルシオン「えっ……あ、いや…そうじゃない。」
蓮子「へー、じゃあなに? 私の横顔に見惚れてたとか?」
アルシオン「ふぅ……」
蓮子「アハハ、溜め息吐くなし。」
アルシオン「それは済まない…ちなみにレンコは何歳だ?」
蓮子「あら、女性に年齢を聞くとはイイ心臓してるじゃない?
まあ別に隠す程の物じゃないからいいけどね…20歳よ。」
アルシオン「…一応、年上なわけか。」
蓮子「一応って………随分ね? そりゃ欧米人から見たら日本人はベビーフェイスだけど…」
アルシオン「いや、そうじゃなくて……つまりオレの女性の趣味が年上限定だからさ。」
蓮子「あら、じゃあお姉さんのこと好きになっちゃった?」
アルシオン「…なるものか…。 …そうさ、女性はもっとウンと年上が好い。」
蓮子「ヘイヘイ、そうですか。」
880 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/06(金) 01:44:03 ID:???
会話が一段落すると、蓮子は再び空を見上げた。
星や月をじっと見つめ、また何事かを考えている様子である。
アルシオンは不思議と席を立たず、そんな蓮子の方を大人しく見ていたが…
アルシオン「レンコは今、誰か好きな男とかいないのか?
日本のユニバーシティは折角の夏休みって奴なんだろ? こんな何もない所で…」
蓮子「アルシオンはお化けとか妖怪とか、UFOとか信じてる?」
アルシオン「……えっ?」
蓮子「私は信じてる。 すごく、すっごく信じてる。
…でも見た事はない。 すごく見てみたいんだけどね。」
アルシオン「そうか…。」
蓮子「それから私は、自分が将来誰かと恋して…いつか結婚するんだろうなと漠然と思ってる。
…でも恋する自分とか、夢中になるような男性って見た事がない。」
アルシオン「…………」
蓮子「だから、さっきの質問の答えはノー。 私は今、恋とかしてない。
同年代には大恋愛して、もう色々と経験してる友達がいたけど…
私にとってはその子達の存在も、恋も、お化けも妖怪もUFOも遠いんだ……」
アルシオン「ああ……なるほど、そう言う話の繋がりか。」
881 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/06(金) 01:45:06 ID:???
蓮子「アルシオンには、今は見えなくて…それでもいつかは見てみたい物ってある?」
アルシオン「見てみたい物?」
蓮子「うん。」
アルシオン「見てみたい物………。」
反芻し、アルシオンは真剣に考え始めた。
そして徐々に俯き、やがて表情も沈鬱になっていく様子が蓮子にも見て取れた。
蓮子「ああ……ごめん、ごめんなさい。 なんか私ちょっと無神経な事を言ったみたい。」
アルシオン「いや、いいさ………オレも随分と無礼な事を言った。」
蓮子「うん。 でも多分、それとはきっと違うでしょ? もっと大きな…」
アルシオン「罪悪感を感じているなら…そうだな、オレの事をアルシオンと呼ばないでくれ。」
蓮子「へっ? じゃあ…アルとか?」
アルシオン「それも御免だ。」
蓮子「そっか…」
882 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/06(金) 01:46:06 ID:???
アルシオン「…アルシオンというのは本当の名前じゃないんだ。」
蓮子「そうなんだ…じゃあ、本当の名前は?」
アルシオン「○○○○……。」
蓮子「その名前で呼べばいいの?」
アルシオン「……………いや。 済まない、今のは忘れてくれ。」
蓮子「そーゆー訳にはいかんばい。 アルシオンって呼ばれるの、理解らないけど苦痛なんでしょ?」
アルシオン「そんな事はない………」
蓮子「嘘だ。 …って、そんな事を論点にしても意味が無いよね…。」
アルシオンの表情にも口調にも強情な感情は見られないが、固く決めた意志は感じられた。
それを察してか、蓮子は話を広げる事をせずに押し黙る。
…が、彼女は突如何かを思いついたようにハッとした表情を見せた。
883 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/06(金) 01:47:09 ID:???
蓮子「…じゃあ、そうだよ。 私は君の事を私が決めたあだ名で呼ぶ事にする、決めた。」
アルシオン「……はあ。」
アルシオンはこの日何度目かになる呆れ顔を蓮子に曝した。
付き合ってられない感もそろそろ隠しきれなくなっているのが判る程だったが…
その顔は数秒後には驚愕に変わっていた。
蓮子「ピクシー…そう、ピクシーがいい。 今日から君はピクシーだ。」
アルシオン「!!」 ガタッ
蓮子「えっ…ど、どうかした?」
アルシオン「何故……ピクシーと呼ぼうと思ったんだ? どうして…」
蓮子「ええっとだねぇ……。 ほら、なんか君ってちょっと人間離れしてるじゃない?
ちょっと気付かないうちに居なくなっちゃいそうな雰囲気あるし…
…で、私はお化けとか妖怪とか、なんか幻想的な物が凄く好きだし…」
想像だにしなかったであろう、アルシオンの強い剣幕に蓮子はしどろもどろに説明する。
しかし説明をした所でアルシオンの目はその言葉を信じている様ではなかった。
884 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/06(金) 01:48:31 ID:???
蓮子「う………。 …ってのは全部後付けでさ。 何だか解らないけどビビッと来た。
君はピクシーなんだって、そう呼ぶのが凄くシックリくるように思えたんだ。」
アルシオン「そう…か………。」
恐らく嘘のないであろう蓮子の言葉。
それを聞いてアルシオンは納得したのだろうか?
少なくともショックは依然として彼を包んでいるようであった。
蓮子「…………。 さっきの話じゃないけどさ…ピクシーはいつか見てみたい物はないの?」
アルシオン「オレは………………。」
蓮子「サッカー……楽しんでる?」
アルシオン「!!」
蓮子「もしも…仮に君がサッカーを止めたとして、それでも君は君だよ?」
アルシオン「オレは…オレ?」
蓮子「うん。 そりゃあ上手くて、才能に恵まれているのは素人の私でも判るくらいだけど…
だからって、それをやり続ける事を誰かに強要されるとしたら、それは違うと思う。
君の幸せを決めるのは他の誰でもない、君なんだから。」
アルシオン「!」
885 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/06(金) 01:49:32 ID:???
蓮子「あっ、ごめん…また無神経なこと言ったかも……」
アルシオン「いや…いいんだ。 大丈夫、少しだけ心が軽くなった気がする。」
蓮子「そう…? それなら良いんだけど…」
アルシオン「じゃ…オレはそろそろ自室へ戻る。 夏とは言え、流石に少し冷えてきたからな。」
蓮子「そっか…私はもう少し星を見る事にする。」
アルシオン「風邪を引かないようにな、お休み。」
蓮子「お休み、ピクシー。」
別れの挨拶を交わすと、アルシオンは一人で席を立った。
その顔はほんの少しだが笑んでいるようだった。
886 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/06(金) 01:54:18 ID:???
アルシオン「(何故オレは…………)」
蓮子「あれ…? 何か言った?」
アルシオン「…いいや、何も。」
蓮子「そっか…」
蓮子は不思議そうに首を傾げ、再び空を見上げた。
アルシオンは少しだけ嘘を吐いていた。
『何故、オレは今まで年上の…ウンと年上の女性しか好きにならなかったのだろう?
こういう気持ちが湧いている今だって…いや、今も強くそう思っている…。 何故だ…?』
そう呟いたアルシオンの独白は蓮子の耳まで届く事はなかった。
アルシオンは一つのサウタージを得ると共に疑問を手に入れた。
それは彼の物語のターニングポイントと成り得るのか…それはまだ誰にも判らなかった。
887 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/06(金) 01:55:41 ID:???
[ リターン To ―ヴィオラ・サイド― ]
フロレンティア・ヴィオラ 9月 自由行動1
三杉(何だか毎日が激動だな…。 ほんの3ヶ月前はこんな事になるとは考えもしなかった。
…けど、今日は完全なオフ日。 激動とは遠い一日を過ごしたいものだ。)
☆オフ日(AM)の行動を決めて下さい。
A ブンナークを訪ねる
B 新田を訪ねる
C オジオを訪ねる
D ミハエルを訪ねる
E レントゥルスを訪ねる
F ダラピッコラを訪ねる
G スペルマンを訪ねる
H ミュラーを訪ねる
I オワイランを訪ねる
J ラムカーネを訪ねる
K 一人で過ごす
[3]票選ばれた選択肢で続行します。(投票はメル欄空白で宜しくお願い致します。)
※※※※※※※※※※※※※※
今晩はここまでとしまふる。
お休みなさい。
888 :
森崎名無しさん
:2012/07/06(金) 01:58:18 ID:i1fK2N2o
D 結局なんでブンブンいじめたの?
ブンナークをいじめていいのは俺らだけ!
889 :
森崎名無しさん
:2012/07/06(金) 02:00:00 ID:5Z46XSWE
J
890 :
森崎名無しさん
:2012/07/06(金) 02:08:23 ID:Pc7vNepQ
D
891 :
森崎名無しさん
:2012/07/06(金) 02:21:06 ID:dB5SiipQ
I
892 :
森崎名無しさん
:2012/07/06(金) 06:35:07 ID:uzYWzrdE
G
893 :
森崎名無しさん
:2012/07/06(金) 08:13:33 ID:TOT4bh8U
H
CB(ブロック)補強急務
894 :
森崎名無しさん
:2012/07/06(金) 08:17:34 ID:QAFGcteQ
J
守備陣の強化こそ最優先事項
895 :
森崎名無しさん
:2012/07/06(金) 09:56:36 ID:???
G
896 :
森崎名無しさん
:2012/07/06(金) 10:06:08 ID:i1fK2N2o
Hに変更お願いします
ちょうどやる気が上がってるみたいだし
伸ばしたい かつ ちゃんと伸びそうなポイントを叩いてみる
897 :
森崎名無しさん
:2012/07/06(金) 10:14:05 ID:sWv0rCPE
H
898 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/06(金) 12:59:45 ID:???
> H ミュラーを訪ねる
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
三杉「ふむ…少しミュラーと話しておきたい気がするな。
ミランとの試合ではチャンスを作りピンチを守る活躍を見せた彼だ…
同じCBだった身として、きっと誰よりも中山の抜けた穴を気にしているのだろう。」
活躍にも不振にも、それぞれ何かしら原動力となる物がある。
中山のフィオレンティーナ退団は、ミュラーにとってはまさに意識を左右するに足るものだった筈だ。
前回の試合では、たまたまそれがうまく活躍する方向に回った。
しかしそれに安心し放っておけば、いずれ大きな落とし穴になる可能性もあるだろう。
三杉(今のミュラーの状態を例えるなら、練習でも試合でも常に張り詰めた糸に近い。
適度に緩められるだけの心の余裕が彼には必要だ。 そして…)
糸を緩める為には確実な実力向上が必要と思われた。
常に120%を出し続ける事を迫られる状況が続けば、遠からず彼はその身を壊しかねない。
80%〜100%の状態で十分に戦える、自らを追い込まずに済むだけの実力が必要なのだ。
三杉(或いは、多少なりとも中山の抜けた穴以外に意識する物があれば…。)
そんな事を三杉は漠然と考えているが、その手段についてはまだ白紙である。
とは言え、交流してみれば何かしら気にすべき所が見つかるやも知れず…
また少なくとも、交流する事がミュラーの現状の心配やストレスを緩和させる期待がある。
三杉は立ち上がってミュラーの部屋を訪ねてみる事にした。
899 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/06(金) 13:01:27 ID:???
三杉「失礼、居るかいミュラー?」 コンコン
ドアをノックして返事を待つこと数秒…部屋の中から物音が聞えた。
アルフレッド・ミュラーはまんまと在室していたようである。
ミュラー「おや、ミスギではないですか。 部屋に訪ねてくるとは珍しいですね。」
三杉「ふむ、そうかもね。 普段はロビーで話すか、連れだってバールに出かけるかだし。」
ミュラー「ええ。 …とは言え訪ねて来てくれたならば歓待しなければいけませんね。」
三杉「いや、そんな大袈裟に思わなくていいよ。 少し話をしようと思って来ただけだし。
…何だったら、今から一緒にバールへ行くのはどうだい?」
ミュラー「そうですねえ…」
先着で
★ミュラーさんの返答→! card
と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。
《ダイヤ〜スペード》 「それより部屋へ入りませんか? 実は古い友人からビデオメールが届いていまして。」
《クラブ》 ミュラー「それではご一緒しましょう。」
《JOKER》 「それより部屋へ入りませんか? 実はディッテンベルガから以下同文」
今はこれだけで中断します
900 :
森崎名無しさん
:2012/07/06(金) 13:02:49 ID:???
★ミュラーさんの返答→
クラブ5
901 :
森崎名無しさん
:2012/07/06(金) 13:03:56 ID:???
はずした…orz
902 :
森崎名無しさん
:2012/07/06(金) 13:27:53 ID:???
試合中の引きは凄いものが多いけどイベントではイマイチな感があるね
903 :
森崎名無しさん
:2012/07/06(金) 17:29:28 ID:???
誰だったんだろ?ガンダムさん?それとも狙い射つ人かな?
904 :
森崎名無しさん
:2012/07/06(金) 17:54:49 ID:???
シェスター「こんにちわ、ネオドイツ代表のゲルマン忍者です」
905 :
森崎名無しさん
:2012/07/06(金) 17:59:53 ID:???
ミュラーの友人?ヤン提督ですねわかりますw
906 :
森崎名無しさん
:2012/07/07(土) 00:13:50 ID:???
アルシオンの本当の名前は4文字?ドラガン?
907 :
森崎名無しさん
:2012/07/07(土) 00:21:55 ID:???
●●●●・●●●●●●●だね。
最近、日本のとあるバラエティー番組で
「新三大アルシオンが日本で残した伝説」というコーナーがあったよ(微妙な嘘
908 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/07(土) 00:22:16 ID:???
流石に皆さんアナカン歴が長いのか、良いところを突いてきます。
その予想にほくそ笑みつつ、今から更新分を書いていきましょう。
909 :
森崎名無しさん
:2012/07/07(土) 00:30:11 ID:???
三杉の背番号なんですけど100番ってありだったんですか?(笑)
10の横に小さめの0つけて偽10でアンチ10を強烈アピール。
これだけ派手なら素人でも「何かその背番号には意味があるの?」位には思ってくれそうですし
ただチームに10番いないだけよりはわかりやすいかな?と
910 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/07(土) 00:38:46 ID:???
>>909
選択肢に自由枠を持たせなかった事からも、少なくとも当時の私の想定の中にはありませんでした。
今更ですが、案として出されれば選択には入れた可能性は十分にあります。
個人的にはギャグの範疇に入ってしまいそうで如何なものと印象を受けましたがw(失礼)
============================================
> クラブ5
> 《クラブ》 ミュラー「それではご一緒しましょう。」
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
ミュラー「それではご一緒させて頂きましょう。」
三杉の誘いに対するミュラーの応答は明朗であった。
いつもと同じく朗らかでよく通る声で『Yes』の意を伝えてきたのである。
ミュラーも三杉同様に貴公子たる行為を自らに課してはいるが…
知恵者として人を動かすタイプの三杉とは異なり、ミュラーは真っすぐな印象を周囲に与える。
その愚直さが他者を引きつけ、協力させてしまうタイプの貴公子と言うべきか…
『小公子が成長したら、ミュラーのようになるのでは』と、そんな想像をしてしまう人物がミュラーだった。
出掛ける準備を手短に済ませ、二人は連れ立って街へと出掛ける。
いつもの通りに観光街へと向かえば、バールならば幾多と存在しているフィレンツェの街。
今日はどの種のバールを訪れるべきか、三杉は考えてみる。
911 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/07(土) 00:40:12 ID:???
A いつも通りが一番、行きつけのシンプルなバールでおk。
B 今日は紅茶を味わいたい。 ゆえにティーサロンへGoである。
C たまには違った趣向も試してみたい、パニーノとドリンクをテイクアウトしてヴェッキオ橋で食べよう。
D メディチ博物館に併設されてるクソ高いバールへ行ってみるかぁ…?
E いや、敢えてどの店に入るかは決めず、出会いのインスピレーションに任せよう。
2票選ばれた選択肢で続行します。(投票はメル欄空白で宜しくお願い致します。)
912 :
森崎名無しさん
:2012/07/07(土) 00:41:04 ID:???
やっぱり100番は斜め下すぎましたかw
回答ありがとうございまーす
913 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/07(土) 00:45:48 ID:???
どういたまして〜。
ジャイロが出るせいでPS3のジョジョをまんまと欲しいと思わされてます。
914 :
森崎名無しさん
:2012/07/07(土) 00:46:56 ID:DiWo/M5c
C
川見てると落ち着くよね
915 :
森崎名無しさん
:2012/07/07(土) 00:49:21 ID:AKRrvuJk
C SEが妙に軽く感じましたけど(ドスが足りん)、PVのジャイロの歯見せるシーンはよかったよかった
916 :
森崎名無しさん
:2012/07/07(土) 01:06:55 ID:???
そうか、シーザーコーチがいないのはゲームの声収録で忙しいからかw
917 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/07(土) 01:15:12 ID:???
残念ながら眠たくて頭が働かないので、すみませんが続きは明けた昼頃に。
おやすみなさい。
918 :
森崎名無しさん
:2012/07/07(土) 01:16:37 ID:???
乙!ドラガンスマッシュ!乙!
919 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/07(土) 13:28:39 ID:???
>>915
ごーごーつぇぺり
>>916
にょほほ
>>918
乙感謝です! セツ子、それドラケンスマッシュやw
============================================
> C たまには違った趣向も試してみたい、パニーノとドリンクを買ってヴェッキオ橋で食べよう。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
三杉「なあミュラー、今日はヴェッキオ橋に行かないか? パニーノとかピッツァみたいた軽食と…
それにドリンクをテイクアウトして、橋の縁(へり)に座って食べるんだ。」
三杉は不意な思い付きをそのままに提案してみた。
バールに行くという当初の目的と違うのと、およそ貴公子らしからぬ行為という問題はあるが…
それでも悪い思い付きではない、魅力的な響きのある提案に思えたのである。
三杉(貴公子ポイントは稼げないが、他に良い事だってあるかも知れない))
…とメタな思考があったかどうかはここでは追求しない。
そんな事よりもミュラーの返信である。
920 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/07(土) 13:30:12 ID:???
ミュラー「珍しい提案ですね? …でも良いですよ、たまにはそう言うのも。」
三杉「そうか、それなら早速…」
ミュラーの返答に満足げに頷き、三杉はグルリと周囲を見渡した。
するとレストランや菓子店、衣料品店、雑貨店にまじり、一軒のバールが目に留まった。
三杉達が普段は利用しない店だが、開放型ゆえに中の様子は以前から知っていた。
パニーノ、ピッツァ、サラダ、ホットドッグなどの手持ち可能な軽食を提供する店で、
当然ながらテイクアウトも出来るシステムである。
言わばマクドナルドのような感覚の個人営業ファーストフードショップであろうか。
二人はいそいそと店内に入り、バラエティーに富んだ品々を物色してみる。
他所行きのトラットリアも悪くないが、こういうのも時に堪らなく魅力を感じさせる物である。
何より太陽の下で川を眺めながら楽しむ食事という珍しいシチュエーションが彼らを高揚させていた。
三杉「(あまり長々と迷うのは男らしい物ではない…)よし、決めた。」
スパッとオーダーを決定し、三杉はレジの前に立った。
『ボンジョルノ』と、店主が0円などとは考えてもないスマイルを向けてくる。
921 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/07(土) 13:31:45 ID:???
☆何をオーダーしますか? スレ主が今食べたい物をピタリと合てたらボーナスを差し上げまス。
いや、どれも食べたいですけど、その中でも特にっていうのを…
A 生ハムとルッコラのピッツァ
B ピッツァ・マルゲリータ
C ゴルゴンゾーラとバジルソースのピッツァ
D モッツァレラ・トマト・マスタードソースのパニーノ
E ターキー・トマト・ルッコラ・ツナソースのパニーノ
F スモークサーモン・レモン汁・ブラックペッパーのパニーノ
2票選ばれた選択肢で続行します。(投票はメル欄空白で宜しくお願い致します。)
922 :
森崎名無しさん
:2012/07/07(土) 13:33:39 ID:q3UwsQlg
D
923 :
森崎名無しさん
:2012/07/07(土) 13:42:28 ID:cKvE8l2k
B
924 :
森崎名無しさん
:2012/07/07(土) 13:49:50 ID:AKRrvuJk
C
925 :
森崎名無しさん
:2012/07/07(土) 13:54:51 ID:???
これだな間違いない
G 岡山姉の手料理
926 :
森崎名無しさん
:2012/07/07(土) 14:02:54 ID:j1WWOzYA
D
927 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/07(土) 14:51:56 ID:???
>>925
フッ、Exactly(その通りでございます)
============================================
> D モッツァレラ・トマト・マスタードソースのパニーノ
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
二人はそろぞれ好みの品をオーダーして店を出た。
ミュラー「モッツァレラとトマトのパニーノですか、随分とフレッシュですね。」
三杉「ああ、何だかそういう気分でね。」
ミュラー「ボクはゴルゴンゾーラとバジルソースのピッツァにしました。
恥ずかしながらゴルゴンゾーラの香りに病みつきになってまして。」
三杉「そっか、そう言えば僕も先日からやたらとジェノヴェーゼが食べたかったな気がしたな。
(何となくバジルソースの物を頼めば良かったかも知れない。)」
ミュラー「それじゃあ橋に向かいましょうか。
ちょっとしたピクニック気分でボクも楽しくなってきましたよ。」
三杉「それは良かった、提案した甲斐があるね。」
928 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/07(土) 14:53:36 ID:???
和やかに会話を交わしつつ、観光スポットをスルスルと通り抜け、二人は橋へと向かっていった。
その間、三杉は何人かの人が振り返ってこちらを見るような…そんな視線を感じた。
既にフィレンツェの街では三杉もミュラーそれなりの有名人という事もあるが…
それより何より、貴公子な二人が共に歩いているとそれなりに目立つのだ。
特に二人とも容姿が一般的なそれより優れており、女性の目は殊更に引き付けやすいと言えるであろう。
また実際にそれを証明するかのような出来事もあった。
ジュニアハイスクールくらいであろうか、女子グループがこちらを指差してキャイキャイ言っているのだ。
「ねえ、あれジュン・ミスギとアルフレッド・ミュラーじゃない!?」
「それってフィオレンティーナの?」
「えー、ウソー? …って、うわっマジだっ!」
「やだ…実物イケメン……」
三杉(…………)
言ってしまえば幼少時からもはや馴れっこな好奇の視線&聞こえてくる黄色いヒソヒソ声。
悪感情による物ではないので怒る気はないが、正直言えば三杉にとって辟易するシチュエーションである。
そう、別に何が悪いという訳ではないが、経験ゆえか反射的にそう感じてしまうのである。
929 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/07(土) 14:54:45 ID:???
最終的に女子グループは…
「せーの…」
「「「 頑張ってくださーーい! 」」」
…などと、こちらに向けてエールを送ってきたのだった。
☆これに対してどうしますか?
A スルー
B 笑顔で手を振っておく
C 「応援ありがとう」とお礼を返しておく。
D むしろ女子グループの方へ向かうね。「一緒にヴェッキオ橋までDo?」
E むしろ女子グループの方へ向かうね。「UZEEEEEEEEEE!!」
[3]票選ばれた選択肢で続行します。
930 :
森崎名無しさん
:2012/07/07(土) 14:56:18 ID:nILrIxnc
C
931 :
森崎名無しさん
:2012/07/07(土) 14:59:26 ID:iIY/8zvg
B
932 :
森崎名無しさん
:2012/07/07(土) 15:01:46 ID:vvMkAIL6
C
933 :
森崎名無しさん
:2012/07/07(土) 15:03:27 ID:AKRrvuJk
B 貴公子スマイル
934 :
森崎名無しさん
:2012/07/07(土) 15:06:04 ID:nXdxVwPA
B
ヤベッチュの出番が近いな
935 :
森崎名無しさん
:2012/07/07(土) 15:06:58 ID:???
ヤベッチュの対戦相手テニスか
ヤベッチュがホームランされてしまったらどうしようw
936 :
森崎名無しさん
:2012/07/07(土) 15:08:50 ID:???
ヤベッチュ「よけらんねぇ」
937 :
森崎名無しさん
:2012/07/07(土) 15:26:10 ID:???
デュークホームラン人気すぎるw
俺は骨までスケスケヤベッチュさんに期待してるぜ
938 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/07(土) 15:55:36 ID:???
> B 笑顔で手を振っておく
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
三杉(この『頑張って下さい』はサッカーについてのエールだ…
エールを送ってくれたのならば、知らんぷりは出来ないよね。)
反射的に感じてしまう閉口を上書きして、感謝の感情が三杉の心に顕われた。
エールをくれた女子グループの方へと半身を向け、笑顔と共に手を振るのだった。
※ 貴公子Pが上昇。 (95+ 3 = 98 → 次回120到達で覚醒Pに+1ボーナス)
「見た!? 手を振ってくれたよ!?」
「笑顔も爽やかで素敵ー!」
「やだ……サポーターズクラブに入っちゃおうかな…」
その三杉の反応に対して彼女たちは嬉しそうに色めき立つが…
ミュラーの対応はハッキリと三杉以上であった。
ミュラー「どうもありがとう! 期待に応えられるよう頑張るよ!」
「キャー! 御礼言われちゃった、嬉しい!」
「ちょっとサポーターズクラブに入ってくる!」
ミュラーは満面の笑みを浮かべながら、堂々とお礼の言葉を返したのである。
サービスとして考えるならば過剰…『媚びである]と後ろ指差す者も出てきそうな対応であるが…
939 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/07(土) 15:56:48 ID:???
三杉(凄いな…照れが全くない。 そして演技でもない、今のは本気の感謝だ。)
三杉もエールに対して感謝を感じ、それゆえの対応を見せた。
恐らく立場や状況を考えればバランスの取れた無難な対応であったろう…
しかしミュラーの対応はそういう所を考えてすらいない、心から湧き出た言葉だった。
この愚直とも言うべき素直さが、彼を彼たらしめている…そんな風に思えるのだった。
やがて二人はヴェッキオ橋に到着し、橋の縁へと腰掛けてお弁当を広げた。
まだ薄っすらと温かいパニーノから漂う焦げたチーズの匂いが食欲を誘った。
ミュラー「それじゃあ一先ず頂きましょうか。」
三杉「ああ、頂きます。」
暫し黙って軽食とドリンクを口につける。
確かに美味しいが、三杉は何となくバジルが恋しくなった。
※新鮮な体験のお陰でミュラーのガッツが30上昇しました。
940 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/07(土) 15:59:45 ID:???
三杉「そう言えばミュラー、さっきは気持ち良いくらいにお礼を返していたよね?」
ミュラー「ええ、応援してくれる人にはこちらも感謝の気持ちを伝えたいので。」
三杉「なんと言うか…真っ直ぐだね、ミュラーは。」
ミュラー「ふむ、真っ直ぐですか……それは少し的を外れていると思いますよ?」
三杉「そうなのかい?」
ミュラー「ええ…あのような応援に対して殊更感謝を感じるのは、
ボクが以前アメフトプレイヤーだったからですよ。」
三杉「ほう…と言うと?」
ミュラー「アメフトはドイツで割と人気のあるスポーツと言えると思います。
しかしサッカーのような世界的メジャーと比べれば、その人気は比較になりません。
こんな風に街の人から大っぴらにエールを送られるのもボクには初めての経験です。」
三杉「なるほど…応援してくれる人が存在してくれること≠ノついての有難みを知っている訳だ。」
ミュラー「そうですね、特に僕はアメフトの中では体格で圧倒的に劣っていましたし。
一応チームではキャプテンをやっていましたが、やはり花形は壁役ですから。
個人として応援されていた覚えはあまりないですね。」
941 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/07(土) 16:02:24 ID:???
三杉「ふむ…けれど、その過去が今の君の快い行動を生んでいるとも言える。
僕は君の事を素直に尊敬する。」
ミュラー「勿体ない言葉ですよ、キャプテン。」
どうやら彼の言動については、自分とは異なる行動理由が存在している事が判った。
しかしそうだとしても、三杉はその清々しい対応を称賛しないわけにはいかなかった。
感謝については言葉にして伝える努力をするべきだ…そう考えさせられたからである。
☆ 三杉(さて…どんな会話をしようかな?)
A ミュラーのアメフト時代の話を聞いてみる
B 中山が抜けた穴について聞いてみる
C 今のヴィオラに足りない物について考えを聞いてみる
D コーチの指導について不満がないか聞いてみる
E ミュラーの隠れた一押しショップがないか聞いてみる
F その他
[3]票選ばれた選択肢で続行します。(メル欄空白でお願い致します)
942 :
森崎名無しさん
:2012/07/07(土) 16:06:43 ID:cVby81rI
A
943 :
森崎名無しさん
:2012/07/07(土) 16:13:19 ID:AKRrvuJk
A
944 :
森崎名無しさん
:2012/07/07(土) 16:33:09 ID:nILrIxnc
A
945 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/07(土) 18:00:43 ID:???
> A ミュラーのアメフト時代の話を聞いてみる
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
三杉「ミュラー、良かったら昔話を聞かせてくれないか?」
ミュラー「昔話…?」
三杉「うん、アメフトをやっていた頃の事とか…」
ミュラー「ああ、そういう事ですか。」
三杉の言葉の意味を把握し、ミュラーは『えぇと…』と悩み始める。
話すかどうかではなく、どんな事を聞かせようか迷っているのだろう。
やがて小さく『うん』頷くと、三杉の方へ顔を向けて語り出した。
ミュラー「以前、そしてついさっきも言いましけど、ボクはアメフト選手として体格が劣っていまして…
お陰でポジションは専らセーフティかラインバッカーでした。 どちらもディフェンスチーム
のポジションでして、セーフティは言わばスイーパー、ラインバッカーは守備だけが仕事の
ボランチ或いはサイドバックと言えば想像がつくでしょうか?」
三杉「なんとなく解るよ。 当時のポジションが今の君の血肉となっている事もね。
今君がクリアを得意とするのは、アメフトで放り込むパスプレイへの対処が得意だったからだろう?」
ミュラー「まあ…そうなんでしょうね。 事実、そのプレイは得意でした。」
946 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/07(土) 18:05:20 ID:???
三杉の言葉に対するミュラーの返答は、何故だか歯切れが悪いよう感じさせた。
ただ三杉としては何となくの直感であり、取り敢えず今はその点に突っ込まずに黙って聞いておく事にする。
ミュラー「セーフティというのはスイーパーと同様と言った通り、チームの最後の砦です。
そしてアメフトの特性ゆえ、最も危険なサイドでの1対1守備が求められるんです。
マッチアップする敵のポジションはテールバックまたはランニングバック…。
サッカーで言えばドリブル突破を積極的に仕掛けてくる事が仕事のポジションです。」
三杉「1対1の守備か…。」
ミュラー「考えている事は判ります、ボクはサッカーにおいて1対1の地上戦が殊更に下手くそです。」
三杉「いや、下手くそとまでは……確かに決して得意でない事は判っているが。」
ミュラー「言い訳するつもりはありません…だからハッキリと思ったように言ってくれて構わないんです。
それはともかくとして、現状ボクの守備はクリア以外は本当に力不足となっています。
中山が居た頃はそれでもなんとかなりましたが、今後はそうはいかないんですよね。」
三杉「ふむ………それじゃ言うが、何故君は1対1の地上戦を苦手としているんだい?
聞けばアメフト時代の経験を十分に活かせるプレイの筈だけど…。」
ミュラー「トラウマ…みたいな物でしょうか?」
三杉「トラウマ?」
947 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/07(土) 18:08:52 ID:???
只ならぬ単語が飛び出した事に、三杉は驚いて聞き返した。
見ると、ミュラーの表情は言うべきかどうかを迷っている人間のそれだった。
しかし彼はヤケになったかか、或いは振り切りたいと願ったか…更なる言葉を紡ぎ始める。
ミュラー「絶対に勝てないと諦めてしまった相手が居るんですよ。」
三杉「ほう……。 それはどんな奴だい?」
ミュラー「相手のチームはブーフホルツ・ソレスタルビーイング=Aその選手の名はテオドール。
彼のポジションはスプリットエンドかテールバック…ですが、ボクのチームとやる時は
必ずテールバックに就いていましたよ。 そうすれば必ず勝てると思っていたのでしょう…」
三杉「テオドール……。 なるほど、君にとって彼は壁で、君はそれを乗り越えられなかったのか。」
ミュラー「ええ…しかもアメフトからサッカーに移った事で、ボクは彼から永遠に逃げてしまった。
ボクがいつまで立っても地上戦が苦手で居るのは、精神的に尾を引いているからなのでしょう。」
三杉「でも、それならば乗り越えれば良いさ…。 高い所へ行くんだ、そのテオドールが辿りつけない所までね。
練習での協力ならば僕も惜しむつもりはない。 大丈夫、今からだって越えられる。」
ミュラー「ありがとうミスギ……。 その励ましは心に響きます。
ボクだっていつまでも今の儘で良いとは思っていませんからね。」
三杉(良かった………。 何となく怪しい気がしてアメフトの事を聞いてみたが、ハッキリ言って正解だった。
ミュラー自身が感じている問題点、中山が抜けた事で彼が感じている思い…全て聞く事が出来た。)
※ 三杉とミュラーの相互感情が3上昇、補正LV1になりました。
948 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/07(土) 18:10:09 ID:???
ミュラー「さて、そろそろ宿舎に戻りましょうか。」
三杉「そうだね、気付けば昼食時も過ぎた時間だし。」
ミュラー「そうだ、もし良かったら午後はボクの部屋へ来ませんか?
アメフト時代の友人からビデオレターが届いてまして…
それを見ながらなら、もっと色々と話す事も出てくると思います。」
三杉「おや、そうなのかい? それじゃあ、どうしようか…」
A 午後の自由行動を消費して、ミュラーの部屋を伺う。
B いや、午後は午後で別の選手と交流を持つ。
2票選ばれた選択肢で続行します。(メル欄空白でお願い致します)
949 :
森崎名無しさん
:2012/07/07(土) 18:13:02 ID:q3UwsQlg
A
ミュラーのトラウマの相手はカペロマンの事かな?
950 :
森崎名無しさん
:2012/07/07(土) 18:15:25 ID:DiWo/M5c
A
名前違ってたな。双子も兼ねてるのか?
951 :
森崎名無しさん
:2012/07/07(土) 18:15:32 ID:AKRrvuJk
A
952 :
森崎名無しさん
:2012/07/07(土) 18:18:06 ID:???
ヨーロッパのアメフトってアメリカでのサッカー人気と逆の感じなのか
953 :
森崎名無しさん
:2012/07/07(土) 18:26:21 ID:???
そもそも「アメリカンフットボール」という名前の時点で以下省略。
954 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/07(土) 18:37:53 ID:???
『 次 回 予 告 』
旧友からのビデオに豹変するアルフレッド・ミュラー。
かつての逃避によって抑圧されていた、乙女座のセンチメンタリズムが炎となるのを三杉は見た。
そして発表されるサンパウロ・ジュニオールとの試合。
長き遠回りを経て、6年ぶりに実現する大空翼との再戦(リベンジマッチ)。
Wトーナメントへの道を切り拓く一歩である以前に、それは三杉にとって大きな意味を持っていた。
高揚する想いを胸に膨らませ、遂に試合当日を迎える三杉…
しかしブラジルサッカーは彼の想像を越える程のレベルであった。
次回 アナザーカンピオーネ エピソード2 〜第四幕〜
【】Another-CU_4【】
スレタイ募集でも サービスサービスゥ
955 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/07(土) 18:39:51 ID:???
恐らく本日の更新はここまでとなります。
スレタイについて思い浮かんだら挙げて頂けると嬉しく思います。
それではまた〜
956 :
森崎名無しさん
:2012/07/07(土) 18:42:32 ID:???
サンパウロとの試合場所ってどちらになります?
957 :
森崎名無しさん
:2012/07/07(土) 18:49:55 ID:???
【レジスタVS】Another-CU_4【ファンタジスタ】
【サンパウロの】Another-CU_4【厚い壁】
【キャプテン】Another-CU_4【翼】
【ヤベッチュ外伝も】Another-CU_4【超よろしく!】
どう見てもスレタイじゃないのもまた混ぜとこw
ヤベッチュ乙!
958 :
森崎名無しさん
:2012/07/07(土) 20:39:19 ID:???
【ボクの心臓は】Another-CU_4【今もうごいている】
【あの頃僕達は】Another-CU_4【少年だった】
【主人公】Another-CU_4【二人】
【サッカー小僧】Another-CU_4【大空翼】
【南米サッカー】Another-CU_4【その衝撃】
【ブンブンの】Another-CU_4【挫折 その1】
959 :
森崎名無しさん
:2012/07/07(土) 20:44:18 ID:???
ブンブンの挫折wwwしかも、その1ってw
【目指せ!】Another-CU_4【鉄壁ミュラー】
960 :
森崎名無しさん
:2012/07/07(土) 21:30:24 ID:???
【南米サッカーの】Another-CU_4【神髄】
961 :
森崎名無しさん
:2012/07/08(日) 18:40:29 ID:???
【炎の貴公子】Another-CU_4【鋼の貴公子】
962 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/08(日) 23:37:28 ID:???
>>956
うにょろ? 質問にどんな意図があるのか想像できないのですが、次スレをお楽しみにじゃ駄目ですか?
>>957-961
すばらすばら素晴らしいスレタイ案をありがとうございました。
=============================================
, - ―‐ - 、
/ \
/ ∧ ∧ , ヽ
./ l\:/- ∨ -∨、! , ',
/ ハ.|/ ∨|,、ヘ やぁみんなー
|ヽ' ヽ ● ● ノ! l チビマルコ外伝が始まるよー
. 〈「!ヽハ._ __ _.lノ |
く´ \.) ヽ. ノ (.ノ  ̄
\ `'ー-、 ___,_ - '´
` - 、 ||V V|| \
| || || l\ ヽ
/⌒v⌒\
/ 彡人ミ \
/ /// \\ ヽ
/ノノノ ヽヽ |
〈////== ===)人リ
(レイ-=・=ヽ/ =・=/イ)
ヽ| i |ノ …………
|人 ∨ ノリ
Y| __ /イ …ボクの外伝ちゃうん?
从\ ̄ /从
_|`ー-イ_
/ ヽ__ノ \
963 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/08(日) 23:40:59 ID:???
マルコ「おっとっと、久々だから何の話してたのか忘れちゃったよぅ。
ちょいとそこのヤベちゃん、私ら2ヵ月前は何をしてたんだろうねえ?」
いきなりの衝撃的メタ発言である。
ヤベッチュ「(ジジ臭い子やなぁ…)んー、そうなぁ…確かカルチョの対戦相手が誰かっちゅう話やった気ぃする。」
マルコ「おー、そうそう、そうだよぉ。 いやー、全くアンタは頼りになるねえ。」
ヤベッチュ「はいはい、ほんで相手は誰なん?」
マルコ「アメリカからの修学旅行生御一行様だよ。」
ハマジ「おっ、修学旅行生って言ったら高2くらいか?」
ブータロー「オレ達の遊び相手としては丁度いいブー。」
マルオ「ズバリ! アメリカからのお客様、ゲストとあらばフェアな精神でプレイしなければダメでしょう!」
相変わらずな僕らである。
964 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/08(日) 23:42:35 ID:???
マルコ「…折角アタシが説明してたってのに水を注してさぁ、困ったものだよ全く。
噂によると相手は州大会で優勝したって話だし、結構強いかも知れないってのに。」
ホナミ「でもマルちゃん、相手がどれだけ強くったってマルちゃんはプロ予備軍だもん。
それに今日はケンタくんも居るしね、みんな安心してるんだよ。」
(ケンタ「ケンタリングは任せろー!」)
マルコ「うぇ、タマちゃ〜ん。 もー、アンタは嬉しい事を言ってくれるねえ。 そんなに煽てても何にも出ないよ?」
ヤベッチュ(……………)
緊張感の欠片もないマルコであった。
ヤベッチュがマルコ達のゆるふわ具合にいい加減呆れて来た頃、ようやく対戦相手が到着した。
その名もブルー・スプリング・ハイスクール…アメリカのカリフォルニア州にある日系人学校である。
アメリカには現在サッカーのプロリーグがなく、当然プロ予備軍といった物も存在しない。
ゆえに、もしかしたら高校生の彼らがアメリカユースを担う可能性もある。
カルチョのプロリーグなんてあって当然、そんなの常識なマルコ達はその辺を解っていない。
965 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/08(日) 23:45:35 ID:???
ズ ン ッ !
テヅカ「あれが今日の対戦相手だ。」
エチゼン「ふーん…あれが。 …なんか弱そうだね。」
フジ「ふふ、なんでも今日の相手の中にはプロ予備軍もいるそうだよ?」
キクマル「ウッソー! それってマジマジ? おれテンション上がってきちゃったよー。」
マムシ「フシュー………」
オモシロ「おいマムシぃ…お前やっぱりウォーズマンみたいだよな。」
マムシ「ああっ!? 殺すぞモモシロ…!」
オオイシ「おいおい、今から試合しようってのに喧嘩はやめろって。」
カワムラ「はは、二人とも仲良くね…」
エチゼン(カワムラ先輩、試合に出ないでスシ握っといてくんないかな…)
966 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/08(日) 23:49:32 ID:???
ザッ ザッ ザッ … …
マルコ「あっ、来た来たー! みんな、ブルー・スプリング・ハイスクールの人達だよぉ!
さあさあアンタ達、今日は宜しく頼むよ?」
テヅカ「こちらこそ、いい試合を期待しています。」
マルコ「いやー、イイ人そうで良かったよぉ。」
ヤベッチュ「おおっ、こちら先生ですか? 引率御苦労さまですわー。」
テヅカ「部長のカントライト・テヅカです。」
ヤベッチュ「ああー…なるほど。」
マルコ(ちょっとヤベっちゃん! なに間違えてるのさー!) ビシバシ
ヤベッチュ(いやっ! だって! 高校生の落ち着きちゃうやろこれ、絶対年齢詐称やで!) ビシバシ
試合とは関係ない事でのツッコミ合いは醜い。
それはともかく、両チームメンバーは互いに自己紹介をしたりで和やかな雰囲気なのであった。
しかし…
967 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/08(日) 23:50:44 ID:???
イヌイ(………データにない選手が一人居るな…。 あの選手は一体?)
先着で
★データはウソをつかない→! card
と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。
《ダイヤ、ハート》 イヌイ(間違いない…あれはジャパンのコメディアンだ。)
《スペード、クラブ》 イヌイ(間違いない…あれはトルコのヤベッチュだ。)
《JOKER》 イヌイ(WRYYYYYYY! オレはデータを捨てるぞ教授ぅぅぅぅぅ!!!!!
968 :
森崎名無しさん
:2012/07/08(日) 23:51:26 ID:???
★データはウソをつかない→
クラブJ
969 :
森崎名無しさん
:2012/07/08(日) 23:55:58 ID:???
いやダイヤ、ハートが正解やろ。ヤベッチュの正体はジャパンのコメディアンやw
970 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/09(月) 00:38:35 ID:???
> データはウソをつかない→ クラブJ
> 《クラブ》 イヌイ(間違いない…あれはトルコのヤベッチュだ。)
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
イヌイ(間違いない…あれはトルコの名門チームで正GKだった鉄壁のヤベッチュだ。
あれほどの大物が何故こんなところに? いや、そんな事よりも、この試合不味いな…)
相手チームの一人、イヌイは眼鏡を白く光らせてヤベッチュを睨みつけた。
今日の試合の目的はイタリアのサッカーチームを破ってメンバーに自信をつけさせる事である。
しかし彼の予定を狂わせるファクターがこの場には存在していた。
イヌイ(今日の相手で警戒するのはマルコ・チェリーブロッサム・ピーチチャイルドとケンタ・ハセガーの二人だけだった。
プロ予備軍レベルが二人程度ならば楽勝だと思っていたが…あんな名GKが居るとなると厳しいな。)
仲間達が余裕ぶって和気藹々としている中、イヌイだけが悶々としていた。
しかしそんな彼の苦悩をぶっ飛ばす更なるファクターが登場する。
バッ!
アトベ「ちょっと待ちな!」
オモシロ「あぁん!?」
マムシ「あのヤロウは…!」
テヅカ「アトベか………」
971 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/09(月) 00:42:45 ID:???
UK(ユナイテッドキングダム:イギリス連合王国)ならぬAK(アトベキングダム:アトベ絶対王国)のK5・アトベだった。
ちなみにK5とは王位継承第5位を持つ皇子の意である。
第5皇子ながらその眼力(インサイト)とカリスマによって次期王位が半ば約束された存在…。
人呼んで氷のエンペラー。
アトベ「テヅカぁ…オレとの勝負を避けといて、こんな所でなに油売ってやがる?」
テヅカ「言った筈だ…先約があると。」
アトベ「っつーと、こいつらが先約って訳か…チッ!」
エチゼン「ねえ猿山の大将、試合に出ないんなら消えてくんない?」
アトベ「あぁ!? このガキ、オレ様に向かって!! ………待てよ? いい事を思いついたぜ。 なあカバヂ?」
カバヂ「ウス。」
テヅカ「…………」
972 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/09(月) 00:44:02 ID:???
アトベ「テヅカ、まずは共闘といこうぜ。 あのカス共をオレ達の連合軍で瞬殺だ。
そんなら精々15分もありゃ勝負つくだろ…んで、その後にオレ達でゆっくり白黒つけようぜ…」
マルコ「ちょちょちょ、ちょっと待ったー!! 勝手に話すすめないでよアンター!
だいたい瞬殺って何さ!? カルチョは試合時間決まってるんだからねー!」
アトベ「あーん、カルチョだぁ? ………あー、あー、フットボーノレの事か。」
ヤベッチュ(フットボーノレってなんやねん…)
マルコ「カルチョでもフットボールでもどっちでもいいけどさ、瞬殺なんてないんだからね!」
アトベ「知らねえのか? チッ、これだから田舎者はよ…。 フットボーノレはボール越しなら何しても反則じゃねえ。
既定の時間まで試合をしなくてもKOしたら勝ち、そうだろ? なあカバヂ。」
カバヂ「ウス。」
マルコ「んな…!?(あ、アホだ…なんか信じらんないアホがいるよ……目をあわせちゃいけない!)」
イヌイ「オレは賛成だ。 テヅカ、せっかくアトベがこうして出向いて来ているんだ。
ならばオレ達もそれなりに礼を尽くすのが筋だろう。(AKの奴らと組めば勝率は99%まで上がる…)」
テヅカ「ふむ、一理ある…」
973 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/09(月) 00:45:08 ID:???
オモシロ「まあオレはどっちでもいいけどよ…確かにたまにはKO勝ちも悪くないよな」
エチゼン「そっすね。」
マムシ「ケッ…やってろバカが。」
マルコ「って、こいつらも同じ認識なのかい!? な、なんかヤバい雰囲気だよぉ…!」
ホナミ「マルちゃん、大丈夫かなあ?」
マルコ「たたた、タマちゃん!? いやー、だだ、大丈夫大丈夫、安心しといとくれよ!」
ヤベッチュ「(よーわからんけど美味しい展開になってる気がするなぁ。)
まー、どっちでもエエねんけど、結局自分らのメンバーどうなってん?」
イヌイ「そこはオレに任せてもらおう。」
−−−−−−−
−−−H−−− Hオモシロ
−F−−−J− Fキクマル JAKメンバー1
−−−I−−− Iエチゼン
E−−−−−G Eマムシ GAKメンバー2
−−−D−−− Dオオイシ
−−−−−−−
−B−A−C− Bイヌイ AAKメンバー3 Cフジ
−−−−−−−
−−−@−−− @テヅカ
974 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/09(月) 00:47:37 ID:???
イヌイ「いつものフォーメーションにアレンジを加えてみた。
AKのメンバーは3人入って貰う、カワムラはスシを握っていてくれ。」
カワムラ「ええっ!?」
エチゼン「ふーん、いいんじゃない?」
オモシロ「ヒュー、ダンクかまし甲斐がありそうだぜ。」
テヅカ「いいだろう。」
アトベ「フッ、決まりだな。 じゃあオレ様の下僕の中から試合に出る奴を決めるぜ?」
マルコ「勝手に決めんなこらぁーーー!!!」
ヤベッチュ(ハハっ、ボクのセリフ全然ないんやけど。 やっぱボクの外伝はアカンかったんちゃう?)
★どーてー、どーてー、氷のエンペラー→! card
と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。
《ダイヤ、ハート》 Jオオトリ Gシシド Aカバヂ (アトベ「これで十分だろ」)
《スペード、クラブ》 Jアトベ Gオシタリ Aカバヂ (アトベ「当然オレ様も出るぜ」)
《クラブA、JOKER》 Jアトベ Gハクサイ Aデューク (ハクサイ「ぶっ殺されてーか?」)
975 :
森崎名無しさん
:2012/07/09(月) 00:47:55 ID:???
★どーてー、どーてー、氷のエンペラー→
ハート5
976 :
森崎名無しさん
:2012/07/09(月) 00:49:22 ID:???
デュークホームランはやめて!www
977 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/09(月) 00:50:52 ID:???
今夜の所はここまでとします。
978 :
森崎名無しさん
:2012/07/09(月) 00:57:55 ID:???
乙でしたー。
しかし、なんという絶望感www
アルシオンが可愛く見えるぜ!
979 :
森崎名無しさん
:2012/07/09(月) 01:08:12 ID:???
擬似瞬間移動の使い手なすすろさん
パワーに加えてコピー能力持ちのカバディ
描かれた試合では未だ負けなしの長太郎
これは強いな
980 :
森崎名無しさん
:2012/07/09(月) 01:30:26 ID:???
俺様の乙に酔いな
981 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/11(水) 13:00:17 ID:???
>>976
全力でいかなければこちらがやられていたかも知れませんなぁ。
>>978
乙感謝です。
いやいや、一部を除きまだ関東一回戦辺りの想定ですから普通です。
>>979
┌(┌^o^)┐オレトシシドサンハムテキノダブルス...
980
アトベ「あーん? オレ様の偽物が居やがるようだな。」
982 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/11(水) 13:01:18 ID:???
> 《ハート》 Jオオトリ Gシシド Aカバヂ (アトベ「これで十分だろ」)
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
アトベ「ならシシド、チョータロー、カバヂの3人でハンマープライスだ。」
イヌイ「ふむ…それでいいのか? いいんだな?」
アトベ「フッ、ただのハンマープライスじゃねぇぜ? オレ様のはゴールデンハンマープライスだ。」
マルコ(おいおいアンタ…そこじゃないでしょ、どう考えたって。)
ヤベッチュ(うーん…この坊やお笑い芸人としてもやってけるんちゃうやろか?)
アトベと言う少年の自己中な暴風は、その場にいた全員を脇役に押し下げて話を押し通した。
マルコとその友人、そしてヤベッチュらを混乱のメダパニに巻き込みながら、とにかく対戦相手の構成は決まったらしい。
不穏な内容のセリフ(KOしたら勝ち等)も飛び出していたが、ようやく事態は進む方向らしい。
マルコ「なんかとんでもない事になってるよ…」
ヤベッチュ「まあ遊びなんやし、そんなに気にせんでええんちゃう?」
マルコ「うん…まあ怪我だけは誰にもないよう祈るのみだよ…」
ヤベッチュ「ほなあの我が侭王子が手下を呼び出しとる間に味方の戦力聞いとこか。」
マルコ「えっ? ああ、こっちの戦力ね……。 大体こんな感じだよ。」
983 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/11(水) 13:02:35 ID:???
[フォーメーション]
−−−−−−−
−−−H−−− Hハマヂ
−−−−−−−
J−−−−−F Jケンタ Fハナワ
−−I−G−− Iセキグチ Gマルオ
−−−E−−− Eチェリーブロッサム・ピーチチャイルド
−D−−−C− Dナガサワ Cホナミ
−−B−A−− Bフジキ Aブータロー
−−−−−−−
−−−@−−− @ヤベッチュ
[能力値]
ド パ シ タ カ ブ ト ク 競 合計 高/低 LV
58 56 58 59 56 58 58 57 59 520 1/1 28 Hハマヂ
66 67 65 67 66 64 66 64 65 591 2/2 37 Jケンタ
61 60 59 60 61 59 60 59 59 538 1/1 30 Fハナワ
59 56 58 57 57 57 57 57 58 516 1/1 28 Iセキグチ
60 61 59 60 59 58 59 60 60 536 1/1 30 Gマルオ
67 68 66 67 67 65 66 66 66 598 2/2 38 Eマルコ
59 57 56 58 57 58 55 58 55 513 1/1 28 Dナガサワ
56 58 54 57 57 58 54 56 55 505 1/1 28 Cホナミ
56 56 55 57 59 58 57 59 58 515 1/1 28 Bフジキ
56 57 57 58 56 58 55 57 58 512 1/1 28 Aブータロー
984 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/11(水) 13:04:20 ID:???
ヤベッチュ「へー、自分結構やるやん。」
マルコ「まあねー。 あたしゃ一応プロの予備軍だしー、Jrの代表にも選出されたしー。」
ヤベッチュ「他のメンバーはちょっとイマイチやけど、このケンタくんってのもイケてるなあ。
あとこのセキグチくんって子から、得も言われぬリベリオ臭するんやけど…」
マルコ「ケンタはサッカー部のエースだからね。 他のメンバーはたまに皆でワイワイ遊ぶだけだしさ。
セキグチは……まあイマイチ目立たない奴なんだよね。 たまに登場してイチャモンつける感じの。
…まあ相手もアメリカのハイスクールのクラブ活動だからさ、ボクとケンタでフォローすれば何とか…」
ヤベッチュ「うーん………どーかねぇ。 あいつらちょっと只者じゃない気すんねんけど…。」
A 「当てがあるんやったら助っ人とか呼んどいた方がええと思うよ?」
B 「でもまあ遊びやし、別にええかな。」
2票選ばれた選択肢で続行します。(投票はメル欄空白で宜しくお願い致します。)
※※※※※※※※※※※※※
一旦ここまでです
985 :
森崎名無しさん
:2012/07/11(水) 13:30:28 ID:9LHOO+rI
A
986 :
森崎名無しさん
:2012/07/11(水) 13:58:01 ID:zoZQIoHI
A
987 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/11(水) 23:48:18 ID:???
> A 「当てがあるんやったら助っ人とか呼んどいた方がええと思うよ?」
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
ヤベッチュ「もしかしたら遊びにならんかも知れんて。
当てがあるんやったら助っ人とか呼んどいた方がええと思うよ?」
マルコ「え、そう? 心配性だねぇアンタも。」
ぶっちゃけマルコは既にお気楽モードだった。
さっきは無茶苦茶な展開に混乱させられたが、冷静になってみれば相手は只の電波である。
言動がおかしな集団以外の何者でもないのだ。
カルチョさえまとも≠ノやったならば、そうそう害など起こり得ない筈と思ったのである。
ヤベッチュ「まあ遊びやし、交代自由とかにしとけば何とでもなるから。
悪いこと言わんから強い子呼んどき。」
マルコ「仕方ないねえ…」
しかしヤベッチュはそんなマルコを上手く丸めこみ、助っ人を確保しておくように手配させたのである。
さらに彼は実際にその助っ人を使えるよう交渉に臨んだ。
988 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/11(水) 23:49:34 ID:???
ヤベッチュ「(こっちはこれで良し。 ほんじゃ次は…)ちょっとちょっと、済まんのやけど。」
テヅカ「なんだ?」
ヤベッチュ「公式戦じゃないわけやし? 出来たら交代枠の制限なしって事にせえへん?
なんとなくそっちの方が色々な事を試せてイイと思うねんけど。」
テヅカ「ふむ…しかしアトベの目的が…」
アトベ「あーん? いいアイデアじゃねーの。 ウチ(AK)のメンバーはまだまだいるしな…
何よりオレ様が控えたままってのは勿体なさすぎるだろう。」
ヤベッチュ「(やっぱこいつアホやった。)せやろ? せやろ?」
テヅカ「アトベに異存がないならば、こちらとしては一向に構わん。」
アトベ「そうそう、流石はテヅカだ。 小せえ事は抜きにしていこうぜ。」
ヤベッチュ「決まりって事で…ほなアップ終わったらおせーてや。」
『しめしめ』と上々の結果にヤベッチュはほくそ笑む。
当初は試合をサッサと終わらせるためKOだの何だの言っていたアトベ…
しかし彼はヤベッチュの提案をあっさりと呑んだのである。
理由は言うまでもない、自分が好きな時に出られるからであろう。
ヤベッチュ(計算通り!) ニヤリング
989 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/11(水) 23:51:11 ID:???
ヤベッチュ「おーい、首尾はどないや?」
マルコ「うん、チームの仲間達が来てくれる事になったよ。」
ヤベッチュ「チーム?」
マルコ「シミズ・エースパルスってチーム。 …ああ、ボクが入ってるチームなんだけどさ。
セリエAじゃなくて合衆国シヅオカって国のプロチームなんだ。」
ヤベッチュ「聞いた事あるような…全然無いような…」
マルコ「ううーん、そこはウソでも知ってる振りしといとくれよ。」
ヤベッチュ「(ツッコミ所満載や…)まあそれは良いとして、どんくらいで着く?」
マルコ「さあ? 前半終わるまでには着くんじゃない?」
ヤベッチュ「ふうーん…まあええとこか。」
そうこう話している間に向こうのチームはメンバーが到着したようである。
990 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/11(水) 23:53:49 ID:???
元々居たゴリラみたいな少年を除き、新たに短髪の少年が2名姿を現した。
キャップを被った釣り目気味の少年と銀髪ショートのちょっと怪しい美形の少年…
アトベ「遅えぞシシド。 罰として精々やつらを叩きのめしてこいよ。」
シシド「へいへい。」
カバヂ「ウス…。」
シシド「ちっ、アトベのヤロー……面倒事を持ってきといて自分は本命(vsテヅカ)の為に高見の見物かぁ?
…激ダサだな。 けど、まあ試合っつーからには半端は無しだ。 行くぜチョータロー。」
オオトリ「┌(┌^o^)┐ハイ、シシドサン...」
彼らの到着を合図にグラウンドへと入るBS・AK連合軍。
どうやら試合開始までもう時間はないようである。
991 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/11(水) 23:55:01 ID:???
ハマヂ「ほんじゃーアメリカの坊ちゃん達にオレ達の実力を見せてやろうぜ。」
マルオ「ズバリっ! 私のズバリポイントパスが火を吹くでしょう!」
ケンタ「ケンタリングは任せろー!」
ブータロー「ぶー!」
マルコ「はいはい…ほんじゃ行こうか。」
ヤベッチュ「まあ任しとき。」
マルコ「そういやアンタ、聞いてなかったけどGKとしての実力はどんな感じなの?」
ヤベッチュ「んー? えーと…パンチ75、キャッチ73、競合72、高/低3/3、1対1+3ってとこ。
あと一応外伝主人公補正として確率技も付けてくれたんかな?」
マルコ「ふーん…。 って、うええっ!? なにそれメチャクチャ強くない!?
ちょ、ちょっとちょっと、アンタ一体何者なの!?」
ヤベッチュ「何者って、ヤベッチュやけど。 ああホラ、試合始まるわ。」
マルコ(おおお………なんなのさコレ…。 あたしゃサッパリ状況についてけないよ…)
992 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/11(水) 23:56:09 ID:???
そんなこんなで試合が始まるのである。
一応コイントスとかもしておく事にする。
先着で
★コイントス→! card
と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。
《ダイヤ、ハート》 マルコチームのボールでキックオフ
《スペード、クラブ》 BS・AK連合のボールキックオフ
《JOKER》 アトベ「折角だからこの10万円金貨でコイントスしようぜ?」
993 :
森崎名無しさん
:2012/07/11(水) 23:56:31 ID:???
★コイントス→
ダイヤ5
994 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/12(木) 00:36:30 ID:???
> コイントス→ ダイヤ5
> 《ダイヤ》 マルコチームのボールでキックオフ
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
Yキートン「さあコイントスの結果、ボールはボルドーが取った模様である。
それではここで改めて両チームのスターティングメンバーをご紹介しよう。」
−−−@−−− @テヅカ
−−−−−−−
−B−A−C− Bイヌイ Aカバヂ Cフジ
−−−−−−−
−−−D−−− Dオオイシ
E−−−−−G Eマムシ Gシシド
−−−I−−− Iエチゼン
−F−−−J− Fキクマル Jオオトリ
−−−H−−− Hオモシロ
−−−−−−− [BS・AK連合:3−4−3]
===◎===
−−−−−−− [マルコチーム:4ー5ー1]
−−−H−−− Hハマヂ
−−−−−−−
J−−−−−F Jケンタ Fハナワ
−−I−G−− Iセキグチ Gマルオ
−−−E−−− Eチェリーブロッサム・ピーチチャイルド
−D−−−C− Dナガサワ Cホナミ
−−B−A−− Bフジキ Aブータロー
−−−−−−−
−−−@−−− @ヤベッチュ
995 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/12(木) 00:37:36 ID:???
[チームBGM]
・マルコチーム:踊るポンポコリン
・BS・AK連合:Driving yourself
Yキートン「マルコの4−5−1に対して相手は3−4−3である。」
ヤベッチュ「相手けっこー攻撃的やね、自信あるんかな?」
Yキートン「なかなかに挑戦的だ。 しかしフジ枠としてはテレ東に負けるわけにはいかない。」
ヤベッチュ「誰に気を付けといた方がええ?」
Yキートン「現段階では全員である。」
ヤベッチュ「せやろなー。」
Yキートン「試合開始ー」
996 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/12(木) 00:38:54 ID:???
ピィイイイイイイイイイイイイイイイイイイ!!
Yキートン「さァ審判のフエの鳴ったところで試合開始ー。
まずはキックオフのボールが右サイドへと流される。」
ハナワ「ベイビー、ボクのドリブルを見せてあげるよぉ。」
ポンッ
ダダダッ
Yキートン「ハナワくん、テンプレ通りにサイドをドリブルで上がろうとする。
しかし世の中そう甘くはない。」
オオトリ「┌(┌^o^)┐シシドサン...」
シシド「ふん、待ってろチョータロー。 そんなドリブル……オレが攻めに変えてやるよ!」
先着2名様(順番通りじゃない書き込みは無効)で
★ハナワ ドリブル(! card)61 +(! dice + ! dice)=★
★シシド タックル(! card)66+(! dice + ! dice)=★
と(!とcardの間のスペースを抜いて)書き込んで下さい。
【攻撃Max】−【守備Max】
≧2 → 抜いた! オレの家は金持ちさ!
=1〜-1 → 左から順に(マルオがフォロー、エチゼンがフォロー、チョタがフォロー)
≦-2 → 激ダサだな。
997 :
森崎名無しさん
:2012/07/12(木) 00:39:09 ID:???
★ハナワ ドリブル(
ダイヤ8
)61 +(
6
+
5
)=★
踊るポンポコリンwww自分はブロリーMADのが好きだったなー
998 :
森崎名無しさん
:2012/07/12(木) 00:39:26 ID:???
★ハナワ ドリブル(
ハートA
)61 +(
4
+
1
)=★
999 :
森崎名無しさん
:2012/07/12(木) 00:40:09 ID:???
★シシド タックル(
ハート6
)66+(
4
+
2
)=★
1000 :
アナカン
◆lphnIgLpHU
:2012/07/12(木) 00:41:52 ID:???
Yキートン「次スレへ続くー」
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1341765497/l50
1001 :
1001
:Over 1000 Thread
このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。
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