キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【運命が】ファイアーモリブレム39【迫る】

1 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/07/14(土) 02:34:54 ID:???
キャプテン森崎のスピンアウト作品です。『ファイアーエムブレム紋章の謎』の世界に
送り込まれた森崎が、マルスたちと共にアカネイア大陸を冒険する物語となっています。
基本は本編と同様に、選択肢の中から第三者(ロムしている人)がどれかひとつを選ぶ事によって進んでいきます。
また必要に応じてトランプを引いてもらったりしてランダムに進行していくこともあります。

【注意】
このスレの物語やキャラの性格は、中の人の都合で原作並びにキャプテン森崎本編とは異なる場合があります。
設定などもストーリーの都合上若干オリジナル要素が含まれていますので、苦手な方はご注意ください。

〜これまでのお話〜

ガーネフとラムカーネの罠に落ち、森崎は圧倒的不利なサッカー勝負を持ちかけられる。
そんな彼の危機を救ったのはブレーメントリオや早田たちの絆の力だった。
闇の軍団を裏切ったイスラスの協力もあり、見事森崎たちは試合に勝利する。
しかし、ラムカーネは自ら命を断つことで『リセット』の力を発動させこの試合を無かったことにしてしまう。
さらに今まで森崎のことを慕ってくれていた見習い軍師のカタリナがマルスの命を狙う暗殺者だったことが発覚。
シーダの必死の説得もむなしく、彼女は本来の名前『アイネ』を名乗り、アリティア騎士団を去っていった。

舞台はドイツへ!ブレーメンとプロ契約した森崎は新たなチームメイトブローリンを加えて快進撃で勝ち進む。
しかしケルンとの首位を賭けた大事な一戦を落としてしまい、チームも仲間も、そして自分自身もボロボロの状態に。
そんなとき、同じく怪我に苦しむ若林、シュナイダーと出会う。
彼らとの本音の語り合いの末、森崎は優勝を諦めない強い気持ちを思い出した。

果たして森崎たちブレーメンは栄光のブンデスリーガマイスターシャーレを手に入れることはできるのか。
そしてシュナイダーを襲った怪我の原因とは何か?物語は新展開を迎え、いよいよ英雄を新たな戦いへと駆り立てる!

☆前スレ
【本当の】ファイアーモリブレム38【偽物】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1336007101/l50
☆過去スレ
http://www32.atwiki.jp/morosaki/pages/44.html

530 :森崎名無しさん:2012/08/08(水) 21:18:15 ID:???
みっちり半年でお願いします

531 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/08/08(水) 21:37:31 ID:???
少しネットの接続の調子が悪く、中途半端なところで中断してしまいました。すみません…

>>526-527
魔法陣グルニア このあとすぐ!
>>528-529
お尻を使った必殺技といえば森崎のがんばりヒップアタックですね。
あの技も引きに大きく左右されるハイリスクハイリターンの高度な技ですからw
>>530
感情をコントロールする修行のお話が大好きでしたね。喜び!怒り!悲しみ!
============
クリス「トーマスさん!ちょっと、もう少し言い方ってものが…」

指摘を通り越し苦言にも似たトーマスの言葉にクリスが割ってはいろうとするがマルスが遮る。

マルス「いや、いい。確かに彼の言うとおりだ。アカネイア王国は我がアリティアにとっては父なる国。
    森崎の偽物に国を動かされているという現状を前にしても、従うことしかできなかったのは僕の責任でもある」

ロディ「しかしマルス様。アカネイアへの反逆ということは大陸そのものを敵に回すことになります。
    国を、民のことを思うのならばマルス様の判断は正しいと私は思っております」

セシル「偉い奴に頭を下げるのは確かに腹が立つこともあるけれど…
    責任が重い人ほど、頭をより多く、深く下げなきゃいけないのよね」

反逆国家という烙印を押されたが最後、再びアリティアは戦火に脅かされることになるだろう。
ドルーアの脅威を乗り越え、ようやく復興の兆しを見せ始めた今の状態を壊すことは避けたい。

532 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/08/08(水) 21:39:54 ID:???
マルス「ともかく、一度考えをまとめる必要が出てきたことは確かだ。皆の意見を聞きたい。
    今このグルニアの地で、アカネイアの兵たちによる暴虐が行われている。
    だが、今の僕達にはそれを止める力はない。たとえ止めることが出来たとしても
    それはアカネイアへの反逆となり、アリティアを危険に晒すことに繋がる。
    前大戦でドルーアに祖国を落とされたあの悲しみをもう二度と繰り返したくはない…。
    今、僕たちはなにをどうするべきなのか。森崎、まずは君の意見を聞かせてくれ」



☆どうしますか?

A 悔しいが今はおとなしくアカネイアの言うことを聞くしかないと思う。
B 目の前のグルニアの惨状を見過ごすことは出来ない。アカネイア軍を止めるべきだ。
C いっそのことグルニアに降って、反アカネイア軍として協力体制を取るのはどうだろう。
D ラムカーネの狙いは俺の身体だろ?そこまで悲観することはないんじゃないか?
E 異世界の人間の自分が口出しできる話題じゃない。他の人に任せる。

2票集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。

533 :森崎名無しさん:2012/08/08(水) 21:51:46 ID:???
B
もしかしたら「森崎」ならできるかもしれない

534 :森崎名無しさん:2012/08/08(水) 21:52:46 ID:tr8IATE+
B

535 :森崎名無しさん:2012/08/08(水) 21:53:00 ID:TTmNZTKU
A
みんなグルグル好きワロタw

536 :森崎名無しさん:2012/08/08(水) 22:00:09 ID:S+r1Vsxg


537 :森崎名無しさん:2012/08/08(水) 22:01:17 ID:qcX27EEY


538 :森崎名無しさん:2012/08/08(水) 22:33:20 ID:???
森崎「ラング、余の顔を見忘れたか!!」

539 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/08/08(水) 23:06:50 ID:???
>>538
ラング「こ、皇帝がこのような場所におろうはずがない!こやつは偽物じゃ!であえ、であえ〜っ!!」
===========
>B 目の前のグルニアの惨状を見過ごすことは出来ない。アカネイア軍を止めるべきだ。


森崎「俺は……戦うべきだと思う。アカネイアと」

マルス「!」

砦内が一瞬騒然となる。アカネイアと戦う。この大陸の宗主国であり父なる国と。
自分の影であるラムカーネが皇帝となり、多大な権力を手に入れた神聖帝国アカネイアと戦うべきと森崎は答えた。

ジェイガン「アリティアの国や民を脅威に晒すことになる可能性があることを承知の上での答えか?」

トーマス「分かってんのか森崎。その言葉の意味が。
     神聖帝国として生まれかわたアカネイアに逆らうことがどういうことなのか」

ロディ「今の我々の戦力でとても太刀打ち出来る相手ではないということは先程説明したはずでは?」

森崎「だからって今目の前で苦しんでるグルニアの人たちを放っとけっていうのかよ。
   俺にはできない。前大戦で俺たちを助けてくれたロレンスさんやグルニアの将軍たちを見捨てるなんて」

マルス「……うん。そうだ。彼らは助けを求めていた。僕達にロレンス将軍を救って欲しいと。
    その道はとても険しく、厳しい、もしかすれば全てを失ってしまうかもしれない選択かもしれない。
    取り返しのつかないことになるかもしれない。それでも救いの未知の可能性があるというのならば……」

総ての人を救いたい。僅かな犠牲すら拒み続ける博愛の持ち主であるマルスは森崎の言葉に救いを見いだせたような気がした。
だがそれと同時に、あまりにも無謀な選択だ。とても今の自分たちが選べる行動ではないと理解できる思考もある。

540 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/08/08(水) 23:08:06 ID:???
ジェイガン「落ち着くのです王子。森崎殿も。たとえこのグルニアの駐屯軍を打ち倒したところで、
      アカネイアにとってみればほんの僅かな犠牲に過ぎません。
      アリティアを帝国の脅威に晒すには、いささか勇み足ではないでしょうか?」

森崎「じゃあジェイガンさんはグルニアの人達のことを見捨てろってのか?
   あの山賊に落ちぶれたおっさん達はこれからどうすればいいんだよ!?」

ジェイガン「そうではない!今の我々の戦力ではお二人の崇高な思いを形にすることは不可能だとおっしゃっているのです。
      まもなく占領軍の司令官がこちらに到着する時刻です。まずはその者に話を聞き今後の方針を考えるべきでしょう。
      我々だけで判断を下せるほど、今度の問題は甘いものではないのです…」

マルス「ジェイガン、それでも僕は……」

ジェイガン「今は致し方ありませぬ。どうかこらえてくだされ。しかし……森崎殿。
      お主の口から先ほどの言葉を聞けて安心した。
      救いを求める者への博愛。それを虐げる者への怒り。
      その心構えだけは常に持っておいてください。いずれ、いずれ反撃の機会は訪れるでしょう」

森崎「……機会、か。その機会がいつ来るかなんて誰にもわからないんだ。だから今は耐えるしか……ない……
   (だけど本当にそれでいいのか?俺はやっぱり納得出来ない。
   たとえ勝てない戦いでも、戦わなきゃいけない時があるんじゃないのか?)」

ガトー司祭の忠告を思い出す。今の森崎の力では、とてもラムカーネに立ち向かうことなどできはしない。
彼を守る闇のオーブの力を打ち破る術を手に入れない限り。どれだけこちらが正道でも。どれだけ相手が非道でも。
運命を変えるということは、それだけ辛く、厳しい現実を受け止めた上で成されることであることなのだ。

???「おやおや、まだこのような場所で会議とは。英雄王直属の部隊とはいえあまりに呑気なことですな」

541 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/08/08(水) 23:10:03 ID:???
現状に納得がいかず、されどそれを覆す方法が見つからずに苦心する森崎たちの間に割って入ってきたのは
今回アリティア軍の援軍の要請を求め、そしてグルニア占領軍の司令官でもある
アカネイア五大貴族アドリア家侯爵ことラング将軍だった。
慌ててトーマスは森崎の姿を隠すように動き、こっそりと耳打ちをしてくる。

森崎「(なんだこの小太りの見るからにだらしのない貴族を表したようなオッサンは)」

トーマス「(さっきも言っただろ。こいつが今回の遠征の元凶のラングさ。
     まあ話半分に適当に聞き流しておけ。無駄に耳を傾けて神経すり減らすのも癪だろ?)」

ラング「マルス殿。周辺を荒らす山賊どもを片付けたことは褒めておこう。
    しかし、未だ反乱軍の砦を落としきれていないというのはどういうことですかな?
    まあよい。とにかく一刻も早く反乱軍の首謀者であるロレンスを殺し、
    ヤツが匿っているグルニア王家の子供たちを捕らえよ。
    我らはその間に反乱に参加した者どもの家族を皆殺しにし、村を焼き払う」

マルス「馬鹿な!何もそこまでしなくとも!」

先ほどの会議の後のこともあり、マルスは感情的に声を荒げてしまう。
普段温厚な人ほど、怒りに身を震わす姿は恐ろしく見えてしまうもの。
ラングは無駄に大きな身体をビクリと揺らし、後退りしながら負けじと大声をだす。

ラング「ば、馬鹿とはなんだ!貴公は儂の命令に従って働けば良いのだ!
    それとも、アリティアもまた我がアカネイアに逆らって反乱でも起こすというのか!」

つい先程まで、そうなってもおかしくなかった空気に触れていた森崎たちは思わず肯定の返事を返しそうになってしまう。
それだけこのラングという男の態度に、アリティア騎士団の面々は腸を煮えくり返らせているのだ。

ラング「マルス殿、のぼせ上がっては困る。我が帝国の力を持ってすれば、お主などいつでも叩き潰せることを忘れるな!」

542 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/08/08(水) 23:12:03 ID:???
逃げるようにドタドタと去っていく姿は滑稽に思えるが、それだけ彼の背後にある力の強大さが垣間見える。
あのような小物にさえ一言も言い返すことが出来ないのだ。かつて大陸を救った同盟軍の中心人物である森崎とマルスがである。

森崎「くそっ!くそっ!くそっ!よりにもよってあんな典型的な小物に頭を下げることになるなんて!」

マルス「ジェイガン。彼らは村を焼き払い反乱軍の家族を皆殺しにすると言っている。
    彼らの指示には従うつもりだった。だが、彼のあの態度を見てまでまだ耐えろというのか」

ジェイガン「(いかん。まさか王子がこれほどまでに森崎殿に感化されてしまうとは。
      状況が状況であれば好ましい反応だっただけに……今、事を荒立ててしまうのはまずい。
      なんとか落ち着かせる方法を考えなければ)」

お目付け役であり軍師でもあるジェイガン。前線で戦うことがない代わりに、
精神面で彼らをサポートする役割である彼の戦いは熾烈を極めようとしていた。


★軍師の判断→! card★

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ→…待てよ。森崎殿とラムカーネは表裏一体の存在。ならば手段はいくらでもあります!
ハート・スペード→アラン隊に伝令を飛ばし、村を守るように指示を出しておきましょう
クラブ→とにかく今は耐えるのです!私とてあの様な小物に好き勝手言われるのは我慢なりません!
JOKER→もはやこれまでですな。私も覚悟を決めましょう。敵はラング!アカネイア神聖帝国です!

543 :森崎名無しさん:2012/08/08(水) 23:12:28 ID:???
★軍師の判断→ クラブ2

544 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/08/09(木) 00:08:24 ID:???
★軍師の判断→ クラブ2 ★
>クラブ→とにかく今は耐えるのです!私とてあの様な小物に好き勝手言われるのは我慢なりません!
===========
ジェイガンもラングの言葉に対して鎧の肩のトゲが飛び出さんばかりに怒り心頭だった。
それでも平静を保てたのは祖国に残してきたカインを始めとする騎士団。
マルス達の帰りを待つ姉のエリス、そして婚約者のシーダのことを思うがゆえだった。

ジェイガン「とにかく今は…今は耐えるのです!お二人の怒りはもっとも。
      私とて今すぐにでも奴に剣を抜かせ一対一で斬り結びたいと思っております」

マルス「……悪かったよ。お前にそこまで無茶なことをさせるほど僕は気が立っていたようだ」

森崎「で、結局どうするんだよ。アイツらの言うことをおとなしく聞いてロレンスさんと戦うってのか?」

マルス「まずは当初の予定通り僕が彼と話をしてみる。
    そして出来る事ならばグルニア王家の子供たちの保護を考えている」

もしもラングの手に彼らが落ちてしまえば、彼らの命はもはや失ったも同然だろう。
二度とアカネイア帝国に逆らう気概を抱かぬように見せしめとして処刑されることが容易に予想できる。

マルス「それだけは避けたい。未来ある彼らを守るために、今の僕達にできる事を全力で尽くす」

森崎「今の俺達に出来ることを、か。へっ…まーた地道に根回ししつつ鍛錬を重ねるあの頃の日々のやり直しってか」

役立たず、要らない存在と罵られ、自分の周りのあらゆる人間、境遇に憎悪を抱いていた遥か昔。
だが、自分はそこから這い上がってきたではないか。大丈夫。きっと今回もうまくいく。
俺はキャプテン。キャプテン森崎。人の上に立ち勝利へと導くことには慣れている。

545 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/08/09(木) 00:09:39 ID:???
森崎「よし、それじゃあ反乱軍のアジトの砦へと進軍するぞ!
   ロレンスさんはマルスに任せ、俺達はアカネイアの手先じゃないことをしっかりと相手に伝えるんだ」

グルニアを、ロレンスを救うために。僅かな可能性をたぐり寄せるための戦いが今、始まろうとしている。


〜ロレンス隊〜

戦士A「ロ、ロレンス将軍!南方の砦の敵部隊が進軍してきます!」

ロレンス「もはやここまでだな…。オグマ殿、貴公まで巻き込んでしまって申し訳ない」

豊かに蓄えていた白髭はこれまでの度重なるアカネイア軍との戦闘ですっかり煤けてしまっていた。
眼帯の老将軍ロレンス。かつて勇猛を名乗ったその鎧は大きくひしゃげ、槍は錆つき今にも折れようとしている。
そんな彼が心配そうに見つめる男はオグマ。前大戦で森崎たちに協力した大陸中に名を轟かす傭兵である。

オグマ「俺はタリス王から将軍の手助けをするように言われてここに来ている。
    俺に出来る事ならなんなりと言ってくれ」

ロレンス「フッ…モスティンの奴め。いらぬところで義理堅い男だ。
     タリス統一戦争での借りなど…とうに返してもらったというのに」

オグマ「王はできる事なら自分が駆けつけたいとさえおっしゃっていた。
    だが、今の将軍ほどに戦えぬほど老いた身では足を引っ張るだけだと俺を寄越したわけだ」

ロレンス「そうか…ならば頼む。この子供たちをマケドニアに送り届けて欲しい。
     この子たち…ユベロ王子とユミナ王女はグルニア王の忘れ形見。
     頼む。この子たちをマケドニアのウェンデル司祭の下へ届けてくれぬか」

部屋の隅の簡素な椅子に腰掛ける、血なまぐさい戦場とは分不相応の育ちの良さそうな美しい双子の姉弟をロレンスは穏やかな顔で見る。

546 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/08/09(木) 00:11:08 ID:???
オグマ「分かった…。お二人は俺が命に代えてもお守りしよう。
    一度失った命だが、お二人を守るに値する価値は、まだ残っていると思うんでな」

ロレンス「オグマ殿。お主に謙遜は似合わぬよ。大陸一の剣闘士の腕を信用しての頼みごとなのだから。
     ……さあ、ユベロ王子、ユミナ王女。あなた達はオグマ殿と共に脱出するのです」

ユミナ「いや!わたしは行かないわ。逃げるならロレンスも一緒よ」

砦の裏手口の方を力なく指差し、脱出を促そうとするロレンス。
そして彼がここまでボロボロになってまで自分を守ろうとしたことへの
腹立たしさと申し訳なさを感情に乗せてユミナは爆発させる。

ロレンス「ユミナ姫…。残念だが私は逃げられぬ。傷ついたこの体ではもはや歩くことさえままならぬのだ。
     だから私のことはきにせずお二人だけで逃げられよ」

ユミナ「わたしたちを守るためにそんなヒドイ怪我をしたのに…。
    どうしてあなただけを置いて逃げられると言うの!
    わたしは、絶対行かない。ロレンスの側を離れないわ!!」

ユベロ「ぼ、僕も……ロレンスと、ユミナと一緒にいる……」

まだあどけない表情が残る少年は怯えながら姉の言葉に続く。しかし王家の血筋を色濃く受け継ぐその瞳の意思は固かった。

オグマ「どうするのだ将軍。あまり時間は残されてはいない」

ロレンス「うむ…困った。ユミナ様は一度言われたら聞かぬ方。ユベロ王子もまたしかり…」

オグマ「ならば、俺は俺のできる事で力になろう。ラングを探しだして奴を殺る…。俺のこの剣で奴を葬ってやろう」

グルニアの統治を任されていたロレンスを追放し、我が物顔でグルニアの民たちを蹂躙してきたラング。
奴だけは許せない。ようやく芽吹き始めた平和の苗木を平気でへし折ろうとした奴だけは。

547 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/08/09(木) 00:13:34 ID:???
オグマ「奴の本拠地であるオルベルン城へと俺は向かう。ロレンス将軍、それまでは何とか持ちこたえてくれ。……死ぬなよ!」

僅かな期待と多大な願いを込めて叫び、オグマは砦を飛び出した。
昼夜問わず最短で駆け抜けても3日はかかる距離だ。
武器は折れ、怪我で傷ついたあの身体で耐えられるかどうかなど分かりきっていることだ。
それでも信じずにはいられない。願わずにはいられない。
得体のしれない奇跡でもいい。何かが起こって欲しい。
与えられた運命をも覆す生きる希望を呼び起こす奇跡が起こるのならば。
俺はどれだけの敵に囲まれようとも生き延びてみせる。だから頼む。将軍も……生き延びてくれ!!


〜森崎隊〜

森崎「あの砦がそうだな?」

クリス「はい。反乱軍のアジトになっている砦に間違いありません」

無力な自分を呪う者。アカネイアへの怒りを叫ぶ者。必ず希望はあるとそんな彼らを励ます者。
部隊の誰もが緊張し、そして待っている。部隊長の指示を。相手を滅ぼすのではなく救うための戦いの始まりを。

☆どうしますか?

A 敵部隊の偵察(敵部隊の人数を先に調べ、先制攻撃を仕掛けやすくします)
B 戦場の確認(防御や回避に有利な地形を探しますが敵に先制されやすくなります)
C 仲間と会話する(仲間と会話し、ヒントを得たり支援を高め合います)
D 道具を使用、交換する(道具を使用したり交換します。星のかけらの付け替えもここ)
E 周囲を散策する(周囲の状況を確認し、道具入手などの特殊なイベントが発生します)

※C・Dの場合は誰と交流するかも明記してください。【マルス・セシル・クリス・トーマス・ロディ】

2票集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。

548 :森崎名無しさん:2012/08/09(木) 00:16:21 ID:h0LYXs8Y
E
なんかイベント起きてくれると・・。

549 :森崎名無しさん:2012/08/09(木) 00:18:37 ID:acGus+B2
A

550 :森崎名無しさん:2012/08/09(木) 00:19:24 ID:6SpzgMSI
Cマルス

551 :森崎名無しさん:2012/08/09(木) 00:23:19 ID:hNNdeTDA
Cマルス

552 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/08/09(木) 13:07:11 ID:???
>C 仲間と会話する(仲間と会話し、ヒントを得たり支援を高め合います)



森崎はロレンスの説得を試みるために、どのような切り口で話しかけるか悩んでいるマルスに話しかける。

マルス「森崎か。…いざとなって相手を説得することがこんなに難しいことに気が付かされるなんて」

対立する立場の人間の主張はその大きさはどうあれ簡単に捻じ曲げられるものではない。
特にロレンス将軍は歴戦の猛将。己の価値観をしっかりと確立できている人間のはずだ。

マルス「彼らとの戦闘を避ける事がまず第一の条件だろう。
    万が一相手に先手を取られてしまえなば戦闘は避けられないものになってしまう」

森崎「命がかかった場面だからな。さすがにそうなってしまったらどうしようもなくなるだろう。
   つまり、俺達が先制攻撃を取ることが出来ればいいわけだな?」

マルス「その点に関しては、ロディとセシルがうまくリードしてくれると信じている。
    ……次に、説得のポイントだ。僕達がアカネイアの尖兵ではなく、
    自分たちの意志でグルニアの王族の子供たちを保護したいということを伝えなくてはいけない。
    そのためにはどうすればいいのか。森崎、なにか良い提案はないだろうか?」

☆どうしますか?

A 先手を取った上で、誰も攻撃を仕掛けなければこちらに攻撃の意思がないことは証明できるはずだ。
B 俺が証明にならないか?今のアカネイア皇帝は俺の偽物だと証明できればきっと分かってくれる!
C 説得のプロといえばあの人がいただろう。お前のよく知ってるあのおてんば姫の真似をすればいい。
D ここは俺に任せてくれ。過去に口八丁で騎士団の副隊長に任命された俺の話術を見せてやるよ!
E 良いアイディアが浮かばない。大丈夫、今のマルスの真摯な思いがあればきっと分かってくれるさ。

2票集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。

553 :森崎名無しさん:2012/08/09(木) 13:12:28 ID:h0LYXs8Y
A
賭けだけど・・。

554 :森崎名無しさん:2012/08/09(木) 13:37:47 ID:6SpzgMSI


555 :森崎名無しさん:2012/08/09(木) 13:39:35 ID:JRiFqzc6


556 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/08/10(金) 07:26:20 ID:???
>B 俺が証明にならないか?今のアカネイア皇帝は俺の偽物だと証明できればきっと分かってくれる!


森崎「アカネイアの命令で俺たちが戦いに来たんじゃないことを伝えられればいいんだよな」

マルス「ああ。彼らはアカネイアの兵士たちに全てを奪われ弱り切ってしまっている。
    そんなところに、僕達アリティアまで敵対しているのだと思われてしまったら…」

森崎「だったら簡単じゃないか。俺がいる。本物の『キャプテン森崎』がここにいるじゃないか!」

マルス「え?……ああ、そういうことか!」

現在アカネイアの皇帝に君臨しているのは、アカネイアワールドカップで優勝し、
ニーナ姫との婚姻の資格を獲得した異界の英雄である森崎有三だ。
だが、その森崎有三は森崎であって森崎ではない。
超モリサキという森崎の影の部分がガーネフの協力のもとで具現化した存在のはずである。

森崎「俺という存在を乗っ取られ『偽物』扱いにされていることを逆手に取るんだ。
   これなら皇帝の命令なんかじゃなく、アリティアの意思でここまで来たことを伝えられるはずだぜ」

マルス「たしかに有効そうだね。でも、これで余計に先手を取られるわけには行かなくなったね」

森崎「向こうにとっては俺の顔を見ただけで憎きアカネイア皇帝と思い込まれるだろうからな。
   その皇帝が仲良くアリティアの王子と並んでいるとしたら……ロレンスさんにとっては絶望以外の何物でもない」

マルス「全ては先手を取れるかどうか。それにかかっている。セシル、ロディ。君たちの馬術の腕に期待しているよ」

557 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/08/10(金) 07:30:52 ID:???
セシル「せ、責任重大ね。でも、やってやれないことはない!了解です、マルス様!」

ロディ「我々の行動の是非がロレンス将軍の運命を左右するのか。……騎士ロディ、全身全霊で任務に当たります」

赤と緑のアリティア騎士団伝統の二人のソシアルナイトは決意を胸に敵部隊の偵察へと向かった。

※森崎とマルスの互いの評価が上がりました!




ロディ「セシル、緊張はしていないか?」

セシル「してるに決まっているじゃない。…でも、悪くないよこの感覚。
    私達が将軍を、グルニアの未来を救うんだ。それがマルス様の望みなんだから!」

耳の奥がキンキンと奇妙な音がする。視界はいつもより狭まり、白みがかってぼやけていく。
絶望の未来を変えるためにも、この緊張に飲み込まれる訳にはいかない。
二人は一度大きく深呼吸をする。一世一代の大仕事が今、始まろうとしている。

★VSロレンス隊→! card★

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ→ロレンス、戦士2人、ハンター1人の構成だ!(K〜5で森崎隊の先制)
ハート→ロレンス、戦士2人、ハンター2人の構成だ!(K〜5で森崎隊の先制)
スペード→ロレンス、戦士3人、ハンター2人の構成だ!(K〜5で森崎隊の先制)
クラブ→ロレンス、戦士3人、ハンター3人の構成だ!(K〜5で森崎隊の先制)
JOKER→砦に近づこうとした瞬間、謎の重騎士が立ちふさがってくる。何者だ!?

558 :森崎名無しさん:2012/08/10(金) 07:35:02 ID:???
★VSロレンス隊→ ダイヤ3


559 :森崎名無しさん:2012/08/10(金) 08:00:26 ID:???
さらば、ロレンス

560 :森崎名無しさん:2012/08/10(金) 11:51:10 ID:???
ロレンスは犠牲になったのだ

561 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/08/10(金) 13:28:14 ID:???
>>559-560
運命は変わらぬっ!と誰かさんに言われているような気がしますね…
===========
★VSロレンス隊→ ダイヤ3 ★
>ダイヤ→ロレンス、戦士2人、ハンター1人の構成だ!(K〜5で森崎隊の先制)
===========
砦に残された兵士は僅かに3人。それもかつての栄誉を誇ったブラックナイツではなく、
アカネイア軍に家族を奪われ、山賊まがいの身分に落ちたろくに戦闘も出来ない民兵だ。

戦士A「他の連中はみんなやられちまったらしい。俺達ももうオシマイなのかな…」

ハンター「ああっ!もう目の前まで敵軍が迫ってきている!」

ロレンス「(既に兵は疲れきり、物資も尽きた。おそらく次の戦闘が我らの限界であろう。
     それにしても未だに理解できぬのはアカネイアの皇帝の座についた森崎有三のことだ。
     前大戦の英雄と祭り上げられたあの青年は悪魔にでも魅入られたのだろうか。
     勇ましくも素朴で心優しい若者だと思っていたのだが所詮人の子か。
     権力という闇に呑まれたあの男の目は明らかに狂っていた…)」

ニーナ姫はグルニアの復興に可能な限り力を尽くしてくれていた。
それはかつての想い人であるカミュの故郷であるからという理由が隠れていたのだろう。
しかし、アカネイアワールドカップの大会後、森崎がニーナを娶り実験を握った途端状況は一変する。

ロレンス「(皇帝は様々な策略で私の身の回りの側近を次々と消していった。
     そしてラング侯爵のような下らぬ男を派遣し私を統治者の座から追放した。
     それだけならばまだ良かった。今更この老いぼれが人の上に立つことなどはない。
     未来を変えていくのは若き、そして新しき力。だが……
     日に日にグルニアの民への仕打ちは酷くなってゆく一方だった)」

562 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/08/10(金) 13:29:24 ID:???
民たちの不満は爆発し、ついにはアカネイア軍への反乱が勃発してしまう。
だが、それこそが森崎の狙いであり、彼の狡猾な策略の第一歩だったのだ。

ロレンス「(グルニアの反乱という格好の理由に付け込み、アカネイアの兵たちは徹底的に領土の侵略を開始した。
     ……挑発に乗ってしまった我らが愚かだとは言い切れぬほどに、奴らはグルニアを蹂躙し続けた……)」

悪逆非道とはまさにこのことだろう。全てはあの『森崎有三』という男の掌の上で自分たちは踊らされていたのだ。
もはや後戻りすることは出来ない。せめて、この錆つき色あせた銀の槍をあの男の喉元へと突きつけてやりたい。
幸か不幸か。全ては定められた運命だったのか。その瞬間は思わぬ形でロレンスの目の前に現れた。

戦士B「ロレンス将軍、帝国軍が現れました!あ、あれは…あの旗印は…!?」

ロレンスの目に飛び込んできたのはかつて共に戦った戦友、マルス王子。
そしてその傍らに佇んでいるアカネイア皇帝こと森崎有三の姿だった。

ロレンス「な…なにィ…!?お、お前たちは……アリティア軍!アリティア軍なのか…!
     フ…フフ……フハハハハッ!そうか、アリティアまで我が民を…
     グルニアを苦しめるというのか!フアッハッハッハッハ!」

ガチャッ!グオオッ!ズシィィィン!!

まだ彼らは此方の動きに気づいていない。今突撃をかければ不意を衝ける絶好のチャンスだ。
傷だらけの老将軍は勢い良く立ち上がると、装甲が剥がれ凹んだ鎧を引きずりながらもしっかりと歩き出す。

戦士A「ロ、ロレンス将軍!?その体では…!」

ロレンス「この程度の傷、そなたたちが負った心の傷に比べればかすり傷同然!」

戦士B「お待ちください将軍!我々も行きます!」

563 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/08/10(金) 13:30:35 ID:???
ロレンス「ワシはこの祖国のためならば死をも厭わぬ。そしてこの老い先短い命の最後の使い道は決した。
     ……アカネイア皇帝、森崎有三。貴様の首を抱きながら、この祖国に盛大な花火を打ち上げてやろうぞ!!
     さァ、まずはそなたの弓で先制攻撃を仕掛けるのだ。あの悪魔を、
     そしてその手先に成り下がった愚か者を討つのだ…!」

ハンター「ロ、ロレンス将軍……!は、はい!」

もはや戦いを避ける可能性は露と消えた。どちらかしか生き残れない、絶望の戦いの火蓋がグルにあの弓兵の攻撃によって落とされる。


★先制射撃→! card★

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

K〜J→森崎
10〜9→マルス
8〜7→クリス
6〜5→セシル
4〜3→ロディ
2〜A→トーマス
JOKER→倉庫の奥に眠っていた秘蔵のシューター『エレファント』で全員を焼き尽くせ!!

564 :森崎名無しさん:2012/08/10(金) 13:46:00 ID:???
★先制射撃→ スペード10

565 :森崎名無しさん:2012/08/10(金) 14:18:59 ID:???
攻撃はしないで語り掛けるってのは無理なのかなぁ

566 :森崎名無しさん:2012/08/10(金) 15:17:05 ID:???
もう無理でしょう あきらめて経験値になってもらうしかない
平和のためだから仕方がないな

567 :森崎名無しさん:2012/08/10(金) 15:34:12 ID:???
なにも知らないまま逝ったほうが幸せだろう そう思うしかない

568 :森崎名無しさん:2012/08/10(金) 19:33:49 ID:???
努力はしてみたいが、先制の重要さが強調されていたから、こうなってしまったからには望み薄かな。

569 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/08/11(土) 22:39:32 ID:???
>>565-567
先手が取れていれば事態が好転するという選択だっただけに、厳しい結果になりそうです。
>>568
この展開で一番怖いのは『ロレンスを誰が倒すことになるのか』ですね…
===========
★先制射撃→ スペード10 ★
>10〜9→マルス


シュピッ!!

空を切り裂くような音とともに放たれる鉄の弓。
マルスは自分に向かってくる矢を見て、ロレンスたちに先手を取られてしまったことに気がつく。
それと同時に、自分たちアリティア軍はアカネイアの手先として
グルニアの民を苦しめに来たのだと思いこまれてしまったと悟った。

マルス「そんな…ロレンス将軍。もう、どうすることもできないというのか。
    こんな形であなたと戦うことになるだなんて……くっ!!」

570 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/08/11(土) 22:40:46 ID:???
先着『2名』様で

★ハンター 22/22 鉄の弓(攻速…4 係数…)
命中判定→! card+16+指揮(3)+先射(-3)=
攻撃判定→! card+16+指揮(3)+先射(-3)=★

★マルス 28/28 鋼の剣(攻速…9 係数…)
回避判定→! card+12+指揮(2)+支援(2)=
守備判定→! card+12+指揮(2)+支援(2)=★

と!とcardの間のスペースを埋めて上から順番に【キャラ別に名前もまとめて】書き込んで下さい。

【補足・補正】
ハンターのカードがダイヤ・ハートで『練気』で+2
戦闘計算式は>>8を参照してください

571 :森崎名無しさん:2012/08/11(土) 22:42:10 ID:???
★ハンター 22/22 鉄の弓(攻速…4 係数…)
命中判定→ クラブA +16+指揮(3)+先射(-3)=
攻撃判定→ ハートK +16+指揮(3)+先射(-3)=★

572 :森崎名無しさん:2012/08/11(土) 22:43:08 ID:???
★マルス 28/28 鋼の剣(攻速…9 係数…)
回避判定→ クラブJ +12+指揮(2)+支援(2)=
守備判定→ ダイヤJ +12+指揮(2)+支援(2)=★

573 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/08/11(土) 23:46:02 ID:???
森崎隊の指揮は(3)でしたね。修正いたします。
===========
★ハンター 22/22 鉄の弓(攻速…4 係数…)
命中判定→ クラブA +16+指揮(3)+先射(-3)=17
攻撃判定→ ハートK +16+指揮(3)+先射(-3)+2『練気』=31★

★マルス 28/28 鋼の剣(攻速…9 係数…)
回避判定→ クラブJ +12+指揮(3)+支援(2)=28
守備判定→ ダイヤJ +12+指揮(3)+支援(2)=28★

ハンターの攻撃!マルスは素早く身をかわした!
===========
まともな訓練を受けていない元猟師の弓兵の矢は、目標から大きくそれて枯木へと突き刺さって沈黙する。

ハンター「申し訳ありません将軍……」

ロレンス「なに、足止めを成功させただけでも上出来だ。相手の守備が固まる前に突撃を仕掛ける。
     …ユミナ王女、ユベロ王子。我らはこれよりアリティア軍を倒すべく出撃いたします。
     これでお別れです。今からでも遅くはありません、オルベルン城へ向かったオグマ殿を追いかけて……」

ユミナ「嫌よ!私は最後までロレンスと一緒にいる!」

ロレンス「皇帝自ら王女たちを捕まえようとやってきているのです。このままではお二人の命は…」

ユミナ「それでもいい!アカネイアに捕まるくらいなら、ここでロレンスと一緒に死んだほうがマシよ!
    …こ、怖くなんか無いわ。私はグルニアの姫なのよ。この国の最後をみ、見届ける…義務……が……」

ポロリと涙がこぼれ落ちる。本当は怖くてたまらない。逃げ出せるものなら逃げ出したい。
だが、そんなことは無駄な抵抗だと理解している。ならばいっそのこと、
自分のことをまともに動けなくなるまで身を呈して庇い、守ってくれた大好きな人と一緒にいたい。
震える身体を抱きしめるようにして押さえ、あくまでも気丈に振る舞う幼い姿はあまりにも儚く、痛々しかった。

574 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/08/11(土) 23:47:03 ID:???
ユベロ「ううっ……ユミナ……ユミナ……」

ユミナ「泣かないでよユベロ。あ、あなただって誇り或るグルニアの王子なんでしょ」

ユベロ「僕は……い、嫌だよ。怖いよぉ……死にたくないよ……うわあああああぁぁぁぁん!!」

ユミナ「ば…ばかぁ。どうして泣いちゃうのよ。アンタに泣かれると私まで……ううっ……ひっく……」

ロレンス「(無理もない。お二人とも王族とはいえまだほんの子供なのだ。
     眼の前に迫り来る死の恐怖に怯えるこそすれ、国のために命を散らすことなどあってはならないのだ)」

ロレンスは先ほどまでの森崎とマルスへの怒りに満ちた表情を柔らかくし、
泣きじゃくるユミナとユベロの頭を優しく撫でる。ラングが司令官として派遣される前の、
僅かな間ではあったが平和の息吹が穏やかに流れるグルニア王宮での風景がそこにあった。

ロレンス「……お二人のことは私が命を賭してでもお守りいたします。
     ご安心くだされ。この猛将ロレンスがお側におりますゆえ……」

守らなくてはいけない。生き延びらせなくてはいけない。
相手が悪魔に魅入られ、外道へと堕ちたかつての英雄と言えども。
この老いぼれの命で賄えるものではないと理解しつつも、ロレンスは心に誓った。

ロレンス「(アカネイア皇帝。いや、森崎殿。仲間のために自らを犠牲にできる尊い心の持ち主であったお主は
     あの大会を境に変わってしまった。いや、もしかすれば今の姿こそ本来のものであり、
     あの時の姿が偽りのものだったのかもしれぬ。だが……)」

先ほどの先制射撃に取り乱し、部隊の配置が崩れているアリティア軍に向けて、ロレンスは歩き出す。
足を前に出すたびに鎧の隙間から血と汗が滴り落ちる。もはや体力は尽き、気力だけで動かせているようなものだ。

ロレンス「(このロレンスの最後の戦いは勝利のために行われるものではない。
     命を、夢を、希望を未来へと繋いでゆくための……意義あるものにしたいものだ)」

575 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/08/11(土) 23:49:29 ID:???
ロディ「…申し訳ありません。私達の偵察を感づかれてしまった模様です」

セシル「完全に先手を奪われてしまいました。先制攻撃は……無理です」

迫り来るグルニア軍の姿が目の前に迫っている。
すぐに防御の陣を整えなければ一方的に攻め立てられてしまうだろう。

マルス「……そうか。よくやってくれた。森崎、戦闘の指示を頼む。仲間の命を無駄に失う訳にはいかない」

森崎「あ、ああ……。分かっている。俺はキャプテン…指揮官だからな。
   (ロレンスさんは俺のことをアカネイアの皇帝だと完全に思い込んでしまっている。
   もうどうすることも出来ないのか。ちくしょう…ラムカーネめ…!
   俺の身体だけじゃなく、俺の周りの大切な人たちまで奪うつもりだというのか…!)」

自分が苦労を積み重ねて紡いできた絆の数々は、こうもあっけなく断ち切られてしまうものなのか。
本心が働かないところで、自分の影響で他人が不幸に陥る違和感に森崎は困惑していた。
このアカネイア大陸では今の自分は『偽物』であり、傍若無人に権力を振りかざすラムカーネこそが
『本物』の『キャプテン森崎』なのだという受け入れがたい現実が目の前に立ち塞がる。

森崎「ちくしょう…ちくしょう…これもラムカーネが、俺の心の一部分が密かに望んでいたことだってのか?
   誰かをこんなにも不幸にしてまで自分の地位を掌握して……確かに、確かにそうしてきた過去もあったさ!だけど!!」

だが、頭を垂れて落ち込む暇など自分たちには無いことは分かっている。
この部隊の指揮官は自分なのだ。仲間の命を守るために、迫り来るかつての戦友を迎え撃つために森崎は指示を出す。

576 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/08/11(土) 23:51:17 ID:???
☆隊列を選択してください

A 壁は一枚だ(左から K〜7 6〜5 4 3 2 A)
B 壁は二枚だ(左から K〜10 9〜6 5〜4 3 2 A)
C 壁は三枚だ(左から K〜10 9〜7 6〜4 3〜2 赤A 黒A)
D 壁は四枚だ(左から K〜J 10〜8 7〜5 4〜2 A クラブA)
E 壁は五枚だ(左から K〜J 10〜8 7〜5 4〜3 2〜A JOKERのみ)

【1森崎・2マルス・3クリス・4セシル・5ロディ・6トーマス】

アルファベットと数字を組み合わせて陣形をセットしてください。

(例)
A
135246

『同じ組み合わせ2票』集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。

577 :森崎名無しさん:2012/08/11(土) 23:53:46 ID:M7L+JVZA
A132546
せめて覚悟を示したい。

578 :森崎名無しさん:2012/08/11(土) 23:57:03 ID:wPs8cg1k
A132546

しかしラムは完全に一線越えたわ。分身だろうがなんだろうが再統合とかしたくない。始末せんと気が済まん。

579 :森崎名無しさん:2012/08/12(日) 00:01:14 ID:???
これで死んでゲームオーバーになったら大笑いだな

580 :森崎名無しさん:2012/08/12(日) 00:07:20 ID:???
本スレ森崎ならやらない統治だよね

581 :森崎名無しさん:2012/08/12(日) 00:09:39 ID:???
そのへんの答えは前にスレ主がメル欄で開示したから、気になるなら見に行くといいよー。

582 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/08/12(日) 00:26:32 ID:???
>>577-578
ラムカーネとの再戦はちょっと先のことになりそうですね。
なるべく沢山の星のかけらを集めておきたいところです。
>>579
森崎の今の能力ならば、ほぼ負けることは無いと思います。しかし
『守護』を使って弱り切ったところに運悪くグサリ!ということもあるので油断はできませんね。
>>580
歩んできた歴史が違いますからね。いくら同じ人間とはいえ全く同じとはいかないでしょう。
>>581
その答えを堂々と書ける日はいったいいつになることやら…w
先を知っている人にとっては盛大な茶番に見えるかもしれませんが、どうかお付き合いくださいませ。
===========
>A132546
A 壁は一枚だ(左から K〜7 6〜5 4 3 2 A)
【森崎・クリス・マルス・ロディ・セシル・トーマス】
===========
森崎「ここは俺が前に出る!クリス、俺が防ぎきれない敵はお前が抑えてくれ」

クリス「了解です!」

クリスを引き連れて戦場の最前線へと躍り出る森崎はロレンスと対峙する。

ロレンス「ほほう…。皇帝自らお出迎えとは身に余る光栄ですな。
     しかしこれ以上お手を煩わせる訳にも行きますまい」

森崎「聞いてくれロレンスさん!実は俺は…!」

まだ説得が間に合うのではないか。そう思い口を開きかけた森崎だったが
グルニア軍はここぞとばかりに攻撃を仕掛けてくる。

583 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/08/12(日) 00:28:16 ID:???
森崎「だ、駄目だ…!もうあの人は戦いに集中してしまっている。
   こうなったら戦いを通して俺の言葉を届かせるしないのか…!」



先着『1名』様で判定をお願いします。

★ハンターの狙い→! card
戦士Aの狙い→! card
戦士Bの狙い→! card
ロレンスの狙い→! card★

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

K〜7→森崎
6〜5→クリス
4→マルス
3→ロディ
2→セシル
A→トーマス
JOKER→全員に攻撃

584 :森崎名無しさん:2012/08/12(日) 00:28:49 ID:???
★ハンターの狙い→ クラブ3
戦士Aの狙い→ クラブ6
戦士Bの狙い→ ハート9
ロレンスの狙い→ ダイヤ10

585 :森崎名無しさん:2012/08/12(日) 00:29:02 ID:???
★ハンターの狙い→ ハート7
戦士Aの狙い→ ハートJ
戦士Bの狙い→ ダイヤJ
ロレンスの狙い→ ハート10

586 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/08/12(日) 00:38:57 ID:???
★ハンターの狙い→ クラブ3→ロディ
戦士Aの狙い→ クラブ6→クリス
戦士Bの狙い→ ハート9→森崎
ロレンスの狙い→ ダイヤ10→森崎 ★
===========
ハンター「さっきは遠すぎたから外れたんだ。これだけ近ければ当たるはず…!」

ロディ「しまった!だが、この程度で!」

動きを補足され弓で狙われるロディは冷静に回避行動に移る。


先着『2名』様で

★ハンター 22/22 鉄の弓(攻速…4 係数…)
命中判定→! card+16+指揮(3)=
攻撃判定→! card+16+指揮(3)=★

★ロディ 33/33 鉄の槍(攻速…5 係数…)
回避判定→! card+11+指揮(3)+支援(2)=
守備判定→! card+7+指揮(3)+支援(2)=★

と!とcardの間のスペースを埋めて上から順番に【キャラ別に名前もまとめて】書き込んで下さい。

【補足・補正】
ハンターのカードがダイヤ・ハートで『練気』で+2
ロディの命中・回避判定がダイヤで『集中』で+3
ロディの回避判定がダイヤ・ハートで『俊敏』で+3
戦闘計算式は>>8を参照してください

587 :森崎名無しさん:2012/08/12(日) 00:46:17 ID:???
★ハンター 22/22 鉄の弓(攻速…4 係数…)
命中判定→ クラブ9 +16+指揮(3)=
攻撃判定→ スペードK +16+指揮(3)=★

588 :森崎名無しさん:2012/08/12(日) 00:46:46 ID:???
★ロディ 33/33 鉄の槍(攻速…5 係数…)
回避判定→ クラブA +11+指揮(3)+支援(2)=
守備判定→ ハート10 +7+指揮(3)+支援(2)=★

589 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/08/12(日) 01:15:14 ID:???
★ハンター 22/22 鉄の弓(攻速…4 係数…)
命中判定→ クラブ9 +16+指揮(3)=28
攻撃判定→ スペードK +16+指揮(3)=32★

★ロディ 33/33 鉄の槍(攻速…5 係数…)
回避判定→ クラブA +11+指揮(3)+支援(2)=17
守備判定→ ハート10 +7+指揮(3)+支援(2)=22★

ハンターの攻撃!ロディに10ダメージ!
===========
ガクンッ!

ロディ「うっ…地面のコブに馬の足を取られただと!?」

そんな説明的な台詞を呟いたロディの肘に矢が突き刺さる。
結構なダメージを受けたようにも思えたが、ロディはまだまだ元気なようだ。

ロディ「この程度の負傷で弱るほど楽な訓練は積んでいなかったのでな」

森崎「(ロディの無尽蔵のスタミナは正直喉から手が出るくらい欲しいなァ)」

戦士A「つ、次は俺の番だ!これ以上アカネイア共の、ラングの馬鹿野郎の好きにされてたまるかよぉ!」

クリス「だから私たちはラング将軍の手先じゃないっ……駄目、とても話が出来る状況じゃないわ」

仕方なく槍と盾を構えて交戦体勢を取るクリスは、祖国を守ることに必死な戦士を迎え撃つ。

590 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/08/12(日) 01:16:44 ID:???
先着『2名』様で

★戦士A 28/28 鉄の斧(攻速…0 係数…)
命中判定→! card+11+指揮(3)+有利(3)=
攻撃判定→! card+20+指揮(3)+有利(3)=
回避判定→! card+5+指揮(3)+砦(3)+有利(3)=
守備判定→! card+7+指揮(3)+砦(3)+有利(3)=★

★クリス 30/30 鋼の槍(攻速…0 係数…ダイヤK〜8)
命中判定→! card+13+指揮(2)+支援(3)=
攻撃判定→! card+23+指揮(2)+支援(3)=
回避判定→! card+5+指揮(2)+支援(3)=
守備判定→! card+16+指揮(2)+支援(3)=★

と!とcardの間のスペースを埋めて上から順番に書き込んで下さい。

【補足・補正】
戦士Aの攻撃判定がダイヤで『剛力』で+3
戦士Aの守備判定がダイヤで『防御』で+3
クリスの攻撃判定がダイヤで『剛力』で+3
クリスの守備判定がダイヤ・ハートで『鉄壁』で+5
クリスの守備判定と相手の攻撃判定のマークが一致で『反射』で攻撃をそのまま跳ね返す
戦闘計算式は>>8を参照してください

591 :森崎名無しさん:2012/08/12(日) 01:17:17 ID:???
★戦士A 28/28 鉄の斧(攻速…0 係数…)
命中判定→ スペード7 +11+指揮(3)+有利(3)=
攻撃判定→ ハート3 +20+指揮(3)+有利(3)=
回避判定→ ダイヤ4 +5+指揮(3)+砦(3)+有利(3)=
守備判定→ ハートK +7+指揮(3)+砦(3)+有利(3)=★

592 :森崎名無しさん:2012/08/12(日) 01:18:33 ID:???
★クリス 30/30 鋼の槍(攻速…0 係数…ダイヤK〜8)
命中判定→ ハートJ +13+指揮(2)+支援(3)=
攻撃判定→ ダイヤ4 +23+指揮(2)+支援(3)=
回避判定→ スペード7 +5+指揮(2)+支援(3)=
守備判定→ ダイヤK +16+指揮(2)+支援(3)=★

593 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/08/12(日) 01:30:39 ID:???
★戦士A 28/28 鉄の斧(攻速…0 係数…)
命中判定→ スペード7 +11+指揮(3)+有利(3)=24
攻撃判定→ ハート3 +20+指揮(3)+有利(3)=29
回避判定→ ダイヤ4 +5+指揮(3)+砦(3)+有利(3)=18
守備判定→ ハートK +7+指揮(3)+砦(3)+有利(3)=29★

★クリス 30/30 鋼の槍(攻速…0 係数…ダイヤK〜8)
命中判定→ ハートJ +13+指揮(2)+支援(3)=29
攻撃判定→ ダイヤ4 +23+指揮(2)+支援(3)+3『剛力』=35
回避判定→ スペード7 +5+指揮(2)+支援(3)=17
守備判定→ ダイヤK +16+指揮(2)+支援(3)+5『鉄壁』=39★

戦士Aの攻撃!クリスは攻撃を受け止めた!
クリスの反撃!戦士Aに6ダメージ!
クリスは10の経験値を得た
クリスのレベルが11に上がった!
===========
先着『1名』様で

★クリス アーマーナイト レベル11
     成長率(中里)
H 30 80+! numnum=
力 13 50+! numnum=
技  8 30+! numnum=
速  4 30+15+! numnum=
運  6 50+10+! numnum=
武  9 50+! numnum=
守 16 65+! numnum=
魔  0 3+5+! numnum=★

!と cardの間のスペースを埋めて書き込んで下さい。

594 :森崎名無しさん:2012/08/12(日) 01:33:37 ID:???
★クリス アーマーナイト レベル11
     成長率(中里)
H 30 80+ 61 =
力 13 50+ 75 =
技  8 30+ 44 =
速  4 30+15+ 08 =
運  6 50+10+ 79 =
武  9 50+ 38 =
守 16 65+ 39 =
魔  0 3+5+ 09 =★

595 :森崎名無しさん:2012/08/12(日) 03:57:00 ID:???
なんか成長率のわりに幸運低いような
森崎のHPといいうまくいかないな

596 :森崎名無しさん:2012/08/12(日) 08:58:08 ID:???
HP、力、守が高いアーマーらしいステ
運はそのうち上がるだろうけど速が低すぎるのがつらいね
イスラス、ビクトリーノあたりの星のかけらを持たせたい

あとwikiの星のかけらの部分更新したよ

597 :森崎名無しさん:2012/08/12(日) 16:52:49 ID:???
森崎の行動選択ミスじゃなくカード判定でロレンス説得が絶望的になってしまったのは辛い所だな

598 :森崎名無しさん:2012/08/12(日) 17:10:41 ID:???
完全にカード判定でもないんじゃない?
先手を取られるわけにいかなくなったのはあの選択によるものだし

599 :森崎名無しさん:2012/08/12(日) 17:29:52 ID:???
森崎とマルスが同じ隊にいること自体が説得を困難にさせたってのはあるのかな?

600 :森崎名無しさん:2012/08/12(日) 17:32:06 ID:???
原作通りの展開だから悪手というわけではないけれど、IFを見たくもあったね

601 :森崎名無しさん:2012/08/12(日) 18:35:10 ID:???
拳で戦う、殺さない、とか。
しつこくてすまぬ


602 :森崎名無しさん:2012/08/12(日) 18:48:58 ID:???
やるだけの事はやるって考えると森崎は拳で戦うってのは良いかもしれない。

603 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/08/12(日) 22:32:14 ID:???
>>595
幸運は回避だけでなく被必殺率を下げる大事な要素ですからね。
それとサッカーパートでの用途がスルーだけというのはちょっと味気ないので
数値の1/6を全ての判定の補正に加えようと考えています。
運も実力のうちと言いますし、あくまで気持ち程度の補正ですが…。
>>596
更新ありがとうございます。ちなみにキャプ翼キャラの星のかけらは合計成長率が+30されます。
一定の条件を満たすと使用回数だけでなくこの合計成長率も上げられるかも…?
>>597-599
Aの武装解除で攻める選択の場合、先制を取られてもまだ持ち直せる可能性がありましたね。
Cのシーダの真似は半々のカード判定、Dの森崎の説得は第1部でロレンスと
それほど仲良く出来なかったためやや不利なカード判定となっていました。
>>600
原作通りの説得成功パターン、失敗パターン、そして生存パターンの3つを用意しておりました。
>>601-602
いずれにせよ今は相手の攻撃ターンのため自動的に反撃してしまいます。
残る手段はイベント時のJOKERくらいですね。ここぞというときのカード神の奇跡を信じてみましょう!

604 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/08/12(日) 22:33:48 ID:???
★クリス アーマーナイト レベル11
     成長率(中里)
H 30 80+ 61 =141→+1
力 13 50+ 75 =125→+1
技  8 30+ 44 =74
速  4 30+15+ 08 =53
運  6 50+10+ 79 =139→+1
武  9 50+ 38 =88
守 16 65+ 39 =104→+1
魔  0 3+5+ 09 =17★

クリス  アーマーナイト  レベル11 EXP0 2戦1勝0敗
        成長率
HP30/31     80
力 14       50
技  8      30
速  4       30
運  7      50
武  9      50
守 17      65
魔  0       3

以上のようになりました

605 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/08/12(日) 22:35:06 ID:???
クリス「ふっ!…やあっ!!」

ガキィッ…ザグッ!!

戦士A「ぐぐぅぅ…や、やるなぁ」

戦士Aの斧の振り下ろしを盾で受け流しつつ、流れるような動作で槍を突き出す。
不本意な戦いを強いられているからなのか、クリスの攻撃にいつものような勢いはない。

戦士B「へ…へへ…ここで皇帝をぶっ倒しちまえばグルニアは救われる。俺達は助かるんだ…ふへへへ…」

森崎めがけて斧を振り上げる戦士Bの攻撃に対し、森崎は反射的に武器を構える。

森崎「くそっ……なんでだよ!俺はこんな戦い望んじゃいないのに!
   悪いのは全部あいつ……あいつはラムカーネ。俺の過去、俺の一部分、俺の影……
   は、はは……こうして都合が悪くなった時だけ他人扱いか。情けねぇ…。
   俺は結局奴の言うとおり自分の過去を無かった事にしようとする卑怯者だってのかよ…?」

過去の過ちへの贖罪のために。そして未来の夢のためにと再びこの大陸を訪れたはずだったのに。
待ち受けていたのは自分に取って代わろうとする邪悪な存在が支配する絶望の世界だった。
だが相手はそんな事情など知る由もなく攻撃を仕掛けてくる。森崎はただ武器を振るった。
前大戦で培ってきた、いや、それ以前から身に着けていた華麗かつ残酷な腕前で。

606 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/08/12(日) 22:36:39 ID:???
先着『2名』様で

★戦士B 28/28 鉄の斧(攻速…0 係数…)
命中判定→! card+11+指揮(3)=
攻撃判定→! card+20+指揮(3)=
回避判定→! card+5+指揮(3)+砦(3)=
守備判定→! card+7+指揮(3)+砦(3)=★

★森崎 25/25 鉄の剣(攻速…18+3『疾走』 係数…ダイヤ ハートK〜Q)
命中判定→! card+21+指揮(3)+支援(3)+有利(3)=
命中判定→! card+21+指揮(3)+支援(3)+有利(3)=
攻撃判定→! card+21+指揮(3)+支援(3)+有利(3)=
回避判定→! card+19+指揮(3)+支援(3)+有利(3)=
守備判定→! card+19+指揮(3)+支援(3)+有利(3)=★

と!とcardの間のスペースを埋めて上から順番に書き込んで下さい。

【補足・補正】
戦士Bの攻撃判定がダイヤで『剛力』で+3
戦士Bの守備判定がダイヤで『防御』で+3
森崎の攻撃判定がダイヤで『星撃』で攻撃合計値が1.5倍(切り捨て)になる
森崎の守備判定がダイヤで『小盾』で受けるダメージを半分(切り捨て)にする
戦闘計算式は>>8を参照してください

607 :森崎名無しさん:2012/08/12(日) 22:37:17 ID:???
★戦士B 28/28 鉄の斧(攻速…0 係数…)
命中判定→ ダイヤ9 +11+指揮(3)=
攻撃判定→ ダイヤ9 +20+指揮(3)=
回避判定→ ダイヤ7 +5+指揮(3)+砦(3)=
守備判定→ ダイヤ2 +7+指揮(3)+砦(3)=★

608 :森崎名無しさん:2012/08/12(日) 22:40:28 ID:???
★森崎 25/25 鉄の剣(攻速…18+3『疾走』 係数…ダイヤ ハートK〜Q)
命中判定→ スペード7 +21+指揮(3)+支援(3)+有利(3)=
命中判定→ クラブ2 +21+指揮(3)+支援(3)+有利(3)=
攻撃判定→ スペードK +21+指揮(3)+支援(3)+有利(3)=
回避判定→ スペード7 +19+指揮(3)+支援(3)+有利(3)=
守備判定→ ハート8 +19+指揮(3)+支援(3)+有利(3)=★

609 :森崎名無しさん:2012/08/13(月) 09:25:38 ID:???
ラムカーネの正体なんて関係なく
過去の自分が犯してる過ちも自分の罪と受け入れて平和のために戦う森崎になって欲しいな

610 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/08/18(土) 15:37:49 ID:???
猛暑が続く中皆様いかがお過ごしだったでしょうか?
お盆休みを頂いておりましたが、今日より更新を再開させて頂きます。


>>609
過去への後悔に苛まれる様々な人たちが
『リセット』することを目的としていく第2部のストーリーにご期待ください!
===========
★戦士B 28/28 鉄の斧(攻速…0 係数…)
命中判定→ ダイヤ9 +11+指揮(3)=23
攻撃判定→ ダイヤ9 +20+指揮(3)+3『剛力』=35
回避判定→ ダイヤ7 +5+指揮(3)+砦(3)=18
守備判定→ ダイヤ2 +7+指揮(3)+砦(3)+3『防御』=18★

★森崎 25/25 鉄の剣(攻速…18+3『疾走』 係数…ダイヤ ハートK〜Q)
命中判定→ スペード7 +21+指揮(3)+支援(3)+有利(3)=37
命中判定→ クラブ2 +21+指揮(3)+支援(3)+有利(3)=32
攻撃判定→ スペードK +21+指揮(3)+支援(3)+有利(3)=43
回避判定→ スペード7 +19+指揮(3)+支援(3)+有利(3)=35
守備判定→ ハート8 +19+指揮(3)+支援(3)+有利(3)=26★

戦士Bの攻撃!森崎は素早く身をかわした!
森崎の反撃!戦士Bに25ダメージ!
森崎の追撃!戦士Bに25ダメージ!
戦士Bは倒れた。森崎とセシルは20の経験値を得た

611 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/08/18(土) 15:39:08 ID:???
森崎「くそっ…やらなきゃやられちまうんだ!なるべく手加減するから耐えてくれよ!」

悲鳴のような雄叫びとともに振り下ろされる斧をいなしつつ、森崎は反撃の剣を振り回す。

ガゴンッ!ドガガッ!!

戦士B「ぐぎゃあ……」

みねうちとはいえ凄まじい威力。為す術なく気を失う戦士Bの姿は、
森崎の積み上げてきた戦いの実力の高さというものを証明するものだった。

セシル「す、すごい…。あんなに重い攻撃なのになんて素早いの…?」

自分もスピードには自信があるが、森崎程のパワーはまだまだ発揮することは出来ない。
何気ない動きの一つ一つに強くなるヒントが有るはずだと、セシルは森崎の叩きに注目する。

ロレンス「……さすがは前大戦の英雄よ。心こそ醜く歪んだとはいえ、相変わらずの技の冴えには敬意すら覚えるな。
     だが、私とてこのグルニアにて猛将と称された重騎士の一人。いざ尋常に勝負…!」

激しく損傷した銀製の槍を掲げ、ロレンスはその重装では考えられない速度で一直線に森崎に向かってくる。
明らかな殺意がこもった槍の一撃を迎え撃つべく、森崎は剣を構え直してロレンスの怒りに満ちた顔と向き合う。

森崎「(これも変えられない運命だってのか?やり直せるのならやり直したい。
   もし、もしも俺達が先制を取れていたらこんなことにはならなかったのに…)」

ロレンス「外道へと堕ちた英雄よ。私とともにこのグルニアの土となれ!」

612 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/08/18(土) 15:40:28 ID:???
先着『2名』様で

★ロレンス 35/35 壊れた槍(攻速…0 係数…)
命中判定→! card+14+指揮(3)+有利(3)=
攻撃判定→! card+15+指揮(3)+有利(3)=
回避判定→! card+7+指揮(3)+砦(3)+有利(3)=
守備判定→! card+18+指揮(3)+砦(3)+有利(3)=★

★森崎 25/25 鉄の剣(攻速…18+3『疾走』 係数…ダイヤ ハートK〜Q)
命中判定→! card+21+指揮(3)+支援(3)=
命中判定→! card+21+指揮(3)+支援(3)=
攻撃判定→! card+21+指揮(3)+支援(3)=
回避判定→! card+19+指揮(3)+支援(3)=
守備判定→! card+19+指揮(3)+支援(3)=★

と!とcardの間のスペースを埋めて上から順番に書き込んで下さい。

【補足・補正】
ロレンスの攻撃判定がダイヤで『月光』で相手の守備合計を半分(切り捨て)にする
ロレンスの守備判定がダイヤで『大盾』で受けるダメージを0にする
ロレンスの守備判定がハート・スペードで『鉄壁』で+4
森崎の攻撃判定がダイヤで『星撃』で攻撃合計値が1.5倍(切り捨て)になる
森崎の守備判定がダイヤで『小盾』で受けるダメージを半分(切り捨て)にする
戦闘計算式は>>8を参照してください

613 :森崎名無しさん:2012/08/18(土) 15:48:39 ID:???
★ロレンス 35/35 壊れた槍(攻速…0 係数…)
命中判定→ クラブ3 +14+指揮(3)+有利(3)=
攻撃判定→ クラブ6 +15+指揮(3)+有利(3)=
回避判定→ クラブ10 +7+指揮(3)+砦(3)+有利(3)=
守備判定→ スペードK +18+指揮(3)+砦(3)+有利(3)=★


614 :森崎名無しさん:2012/08/18(土) 15:50:03 ID:???
★森崎 25/25 鉄の剣(攻速…18+3『疾走』 係数…ダイヤ ハートK〜Q)
命中判定→ スペードQ +21+指揮(3)+支援(3)=
命中判定→ スペードJ +21+指揮(3)+支援(3)=
攻撃判定→ ハート9 +21+指揮(3)+支援(3)=
回避判定→ ダイヤ10 +19+指揮(3)+支援(3)=
守備判定→ クラブ6 +19+指揮(3)+支援(3)=★

615 :森崎名無しさん:2012/08/18(土) 16:22:15 ID:???
ロレンスさん、口ではああ言っててもやっぱ戸惑いがあるのかな。(カードの引き的に)

616 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/08/18(土) 17:08:01 ID:???
>>615
どうなんでしょうね?とりあえず反撃で倒してしまわずに済んで一安心です…。
===========
★ロレンス 35/35 壊れた槍(攻速…0 係数…)
命中判定→ クラブ3 +14+指揮(3)+有利(3)=23
攻撃判定→ クラブ6 +15+指揮(3)+有利(3)=27
回避判定→ クラブ10 +7+指揮(3)+砦(3)+有利(3)=26
守備判定→ スペードK +18+指揮(3)+砦(3)+有利(3)+4『鉄壁』=44★

★森崎 25/25 鉄の剣(攻速…18+3『疾走』 係数…ダイヤ ハートK〜Q)
命中判定→ スペードQ +21+指揮(3)+支援(3)=39
命中判定→ スペードJ +21+指揮(3)+支援(3)=38
攻撃判定→ ハート9 +21+指揮(3)+支援(3)=36
回避判定→ ダイヤ10 +19+指揮(3)+支援(3)=35
守備判定→ クラブ6 +19+指揮(3)+支援(3)=31★

ロレンスの攻撃!森崎は素早く身をかわした!
森崎の反撃!ロレンスは攻撃を受け止めた!
===========
槍は錆つき、鎧の装甲は剥がれかけた見るも無残なぼろぼろな状態のロレンス。
タリス統一戦争にてたった一人で数百の軍勢を相手に無双した実力は既に陰りを見せていた。

ロレンス「(体が思うように動かぬ。せめて一撃。憎き皇帝に私の、
     グルニアの怒りと憎しみを思い知らせてやろうとしたのだが、それも叶わぬ定めか…)」

森崎「やめろ!やめてくれロレンスさん!頼むから俺の話を聞いてくれ!」

確かに当たるような攻撃ではない。だが、その槍の先端に込められた狂気にも似た感情が森崎の動きを鈍らせる。
なんとか身体を寄せて説得を試みようとするが、武器のリーチの差もありなかなか近づけない。

617 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/08/18(土) 17:09:37 ID:???
マルス「(ロレンス将軍。あれほどの方が怒りで我を失ってしまっているというのか。
    それほどまでにアカネイアがグルニアにしてきた仕打ちは酷いということなのか…)」

トーマス「(……俺がいない間にいったいどうなっちまったんだよアカネイアは。
     まさかジョルジュさんやミディアさんたちも奴らの言いなりになっちまってるのか…?)」

ロレンス隊の突撃を防ぎきり、森崎隊はようやく反撃の機会を得る。
当初の目的だったロレンスの説得の計画は破綻し、もはや戦う以外に道は無いのだと誰もが思い始めてていた。

森崎「本当にもうどうしようもないのか?なんとか俺が本物の皇帝じゃないとロレンスさんに伝える方法はないのか?」

マルス「もはや手遅れかもしれないが、僕が話をしてみようか。
    これ以上君が接触すると余計に彼の怒りを買ってしまいかねない。
    今のこの部隊の指揮官は君だ。君の判断に僕は従おう」

ロレンスと話をさせる場合は必ず『師弟戦闘』で自分をロレンスと戦わせるようにと念を押して、マルスは森崎からの指示を待つ。

森崎「(確かに怒りの大本である俺じゃなく、マルスならまだ話せる余地が残っているかもしれない。
   だが、ロレンスさんの力はあれだけ傷ついていても健在だった。
   もしも説得が失敗したらどうなる?さらに激情したロレンスさんに
   ダメージを受けているロディや、守備の劣るセシル、トーマスが襲われたら危険すぎる)」

指揮官として自分はどうするべきなのか。
森崎は震える唇を一度噛み締め覚悟を決めると指示を出す。

618 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/08/18(土) 17:10:59 ID:???
☆どうしますか?

A 指定戦闘(一人ずつ攻撃順序や相手を選択できますが、相手の人数によって選べない場合も)
B 自動戦闘(中の人が味方の体力や状況にあわせて自動で戦闘を行います)
C ランダム戦闘(敵部隊と同様にカード判定を用います)

2票集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。

619 :森崎名無しさん:2012/08/18(土) 17:20:23 ID:MhOXHMD2
A

620 :森崎名無しさん:2012/08/18(土) 17:22:27 ID:xS+mW7DE
A

621 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/08/18(土) 17:29:33 ID:???
>A 指定戦闘(一人ずつ攻撃順序や相手を選択できますが、相手の人数によって選べない場合も)


ハンター→
ロレンス→

【森崎・マルス・ロディ・セシル・トーマス】

☆攻撃する相手と順番を指定してください

(例)
ハンター→森崎・マルス・ロディ
ロレンス→セシル・トーマス


左から順番に攻撃していきます。既に目標が撃破されていた場合は次の相手に攻撃します。
『同じ組み合わせ2票』集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください

622 :森崎名無しさん:2012/08/18(土) 18:09:02 ID:dGkihKGc
ハンター→
ロレンス→マルス


623 :森崎名無しさん:2012/08/18(土) 19:30:08 ID:6RVlaTZ2
ハンター→
ロレンス→マルス


624 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/08/19(日) 05:24:09 ID:???
ハンター→
ロレンス→マルス
===========
森崎はマルスにロレンスへの接触を、他の仲間達にはその場での待機の指示を出す。
僅かでも戦わずに住む可能性があるならばそれを探すだけと判断したのだ。

森崎「(いざとなったら俺が体を張って守ってやる。だからマルス、頼んだぞ)」

もう自分の力ではロレンスをどうこうすることは出来はしない。
だったらそれぞれがそれぞれのベストを尽くすだけだ。
森崎は相手の動きに警戒しつつ、前に出るマルスの背中を見守った。



ロレンス「…マルス殿、残念だ。アリティア軍と…王子と戦わねばならぬとは」

マルス「待ってください。僕はあなたと戦うつもりはありません。
    村人たちから占領軍がいかにひどい仕打ちをしているかを聞き驚いています」

ラングを始めとするアカネイア軍の横暴を目の当たりにしたマルスは
そのあまりに酷い暴挙と隣国にいながら気づけなかった自分に対しに怒りを覚えていた。
ジェイガンの静止がなければ森崎と同様に無謀な戦いをしかけていたかもしれない。

マルス「グルニアの危機を目の前にし、指を加えていることなどできません。
    必ず貴国を救うとお約束します。だからどうか剣を収めてください」

ロレンス「王子…ご好意をは感謝する。だが、それは無理だ。王子は何もご存じない。
     王子の後ろにいるあの男。アカネイア皇帝の正体を知らぬのだ。
     自分にわずかでも逆らおうとする気概を持つものを徹底的に排し、
     その為ならばどんな非道な手段すらも厭わぬ残忍な男だったのだ」

625 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/08/19(日) 05:26:31 ID:???
卑怯者。この言葉が誰よりも相応しい男であるとロレンスは苦々しく語る。

マルス「違うんだロレンス将軍。あの森崎は森崎であって森崎じゃない。
    僕達とともにドルーアと戦ってくれた森崎は今の皇帝とは別人なのです。
    彼は偽物に立場を乗っ取られ苦しんでいる。頼む将軍、一度彼と話をしてみてはくれませんか」


★説得王子ロレンス編→! card★

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ・ハート→説得に応じ、ロレンスは武器を引く。停戦を知らせるために一旦砦へと引き返していった。
スペード→説得には応じるが、マルスもまた嘘に騙されているのだと逆に諭してくる。
クラブ→マルスの説得すらも油断させるための森崎の策略だと警戒し、まるで話を聞こうとしない…
JOKER→そのとき二人の子供が泣きわめきながらロレンスを庇おうと砦から飛び出してきた!?

626 :森崎名無しさん:2012/08/19(日) 06:32:46 ID:???
★説得王子ロレンス編→ スペード9

627 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/08/19(日) 07:31:51 ID:???
★説得王子ロレンス編→ スペード9 ★
スペード→説得には応じるが、マルスもまた嘘に騙されているのだと逆に諭してくる。
===========
ロレンス「……なるほど。少し趣向を変えてきたということですか。
     王子、騙されてはいけませんぞ。それも全て奴の騙り。
     周囲の人の信頼を得るための得意の口八丁に決まっております。
     もう二度と騙されるわけには行きません。奴の嘘の情報に振り回され、不幸になった者は数知れず。
     私が油断して近づいた瞬間に、すかさず攻撃を仕掛ける。そのつもりなのでしょう」

マルス「違う!どうして……どうして信じてくれないんだ……」

ロレンス「王子は優しすぎるのです。御覚えでしょうか?先日行われたアカネイアワールドカップのことを」

チームの和を無理やり乱そうとする安い挑発だけならまだ可愛いものだった。
偽の情報を流し混乱を呼び、飲み物に毒を仕込み体調を崩させる妨害工作の数々。
森崎が率いる謎のチーム『カンピオーネ』の怒涛の快進撃の裏に潜まれている闇を疑うものは少なくない。
だが、誰もそれを糾弾しない。いや、糾弾される前に潰されてしまっていたのだ。
森崎が神聖帝国の皇帝になるや、多くの要人が謎の失踪を遂げたことは記憶に新しい。
代わりに傘下に入った人間は、森崎の手足、忠実な駒として尻尾を振る者たちばかりだった。

ロレンス「ラングのような下らぬ男を司令官として送り込んだのもあの男と同類だからであろう。
     人を騙し、扱き下ろすことに胸を痛めぬどころか悦に浸るような外道の極み……。
     王子、人は変わってしまうものなのだ。あの男は既に我々の知る森崎殿ではない。
     弱者の心を理解でき、労る事のできる心優しい青年の姿は既に闇へと消えたのだ……」

全てを拒まれ戦いを避けられない展開にならなかったことに胸を撫で下ろすマルスだったが、
森崎という存在は既に『ラムカーネ』という存在に完璧に上書きされてしまっているという現実に愕然とする。

マルス「(駄目だ……。もう『森崎有三』という人間のイメージは彼らの中で固まってしまったのか。
    己の欲望に忠実な、自分に従おうとしない者は容赦なく叩き潰す暴君というイメージに……)」

628 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/08/19(日) 07:33:39 ID:???
ロレンス「……マルス王子。最後に一つだけ頼みがある」

マルス「えっ…」

ロレンス「この砦には、グルニア王家の幼い王子と王女が匿われている。
     どうか、この子たちを助けて欲しい。皇帝から…森崎から守ってやってほしい。
     それさえ聞き届けてくれるなら、私はもう思い残すことはない……」

マルス「ロレンス将軍、何を…!?」

ロレンスはこわばった顔をしたマルスと、その後ろに佇む森崎をそれぞれ一瞥すると……


★さらばロレンス→! card★

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ・ハート→懐から短刀を取り出し、自ら胸を貫いた…
スペード→懐から小型の箱を取り出す。その箱のスイッチを押す。
クラブ→森崎に向かって突撃してくる。だが、手に持っているのは槍ではなく小型の箱?
JOKER→そのとき二人の子供が泣きわめきながらロレンスを庇おうと砦から飛び出してきた!?

629 :森崎名無しさん:2012/08/19(日) 07:35:07 ID:???
★さらばロレンス→ ハート10

630 :森崎名無しさん:2012/08/19(日) 17:29:21 ID:???
自決されても界王星いけるんだろうか……
乙でした

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