キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【本当の】ファイアーモリブレム38【偽物】

1 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/05/03(木) 10:05:02 ID:???
キャプテン森崎のスピンアウト作品です。『ファイアーエムブレム紋章の謎』の世界に
送り込まれた森崎が、マルスたちと共にアカネイア大陸を冒険する物語となっています。
基本は本編と同様に、選択肢の中から第三者(ロムしている人)がどれかひとつを選ぶ事によって進んでいきます。
また必要に応じてトランプを引いてもらったりしてランダムに進行していくこともあります。

【注意】
このスレの物語やキャラの性格は、中の人の都合で原作並びにキャプテン森崎本編とは異なる場合があります。
設定などもストーリーの都合上若干オリジナル要素が含まれていますので、苦手な方はご注意ください。

〜これまでのお話〜

アリティアカップ最終日。森崎たちアリティア選抜は反町率いる東邦タイガースを打ち破り悲願の全勝優勝を成し遂げる。
だが、大会中様々な妨害工作を仕掛けてきた超モリサキことラムカーネたちの策略により
森崎は残念なことに大会ベストイレブンに選ばれることはなかった。
それでも森崎は大切な仲間たちと勝ち取った優勝という栄冠以上のものはないのだと満足する。
その後、交流会のフードバトル大会が行われたり、上の世代の中心選手小豆沢に激励を送られたりと
アリティア王国で過ごす最後の夜は静かに終わろうとしていた……が!

ついにラムカーネが己の力と身体を取り戻すために森崎に襲いかかる。
手下である暗殺組織の一員を使い、森崎を攫ったラムカーネはサッカーの勝負を持ちかけてくる。
たった一人での孤独な戦いを強いられる森崎。闇の中に助けを呼ぶ声を聞きつけたのは
彼がこのアカネイア大陸で培い、育て上げてきた堅い信頼で結ばれた絆の力の象徴だった。
アカネイア騎士団、ブレーメントリオや早田たちと力を合わせ、森崎はラムカーネと宿命の対決を繰り広げる。


☆前スレ
【結成!】ファイアーモリブレム37【モテナイツ】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1330697804/l50
☆過去スレ
http://www32.atwiki.jp/morosaki/pages/44.html
上記のページの『過去ログ』内からどうぞ。

871 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/07/13(金) 12:33:11 ID:???
言葉こそ物腰が低く丁寧で穏やかだが、どうにも森崎の彼への印象は悪い。その理由にはすぐに気がついた。
彼はこちらを『見ていない』のだ。先ほどの肖との会話も、今の森崎との会話でも。
目を合わさずに、空虚をぼんやりと眺めるかのようなフワフワとした表情でしか彼は話をしないのだ。

森崎「(不気味な奴だな。だが、シュナイダーに勝るとも劣らないシュート力を持つ選手らしいからな。一応覚えておくか)」

森崎はレヴィンと入れ替わる形で診察台に腰掛ける。レヴィンはというと長椅子に座り何かペンダントのようなものを見つめている。

肖「なんだ、奴のことが気になるのか?」

森崎「え、ああ。なんだか初めて見るタイプだからちょっと珍しいかなって」

肖「俺としてももっとオープンになって欲しいんだがね。なにせ俺の真価の発揮どころはお前もよく知ってるだろ?」

森崎「ああ。相手のシュートにタイミングよく足を振りぬいて強烈なカウンターシュートを放つ。
   お前の『反動蹴速迅砲』は、残念だが俺のチームに対しては相性は最悪だったな」

強力なミドルシューターがいないブレーメンにおいて、肖は中々自分の実力を発揮できずに困惑していた。
そんな時である。シュナイダーに自分に向けてシュートを撃たせ、その威力を利用してシュートを撃つ作戦を編み出したのだ。

肖「シュナイダーの代理とまでは言わんが、このままじゃバイエルンの得点力は大幅に減少しちまう。
  優勝争いから脱落しねぇためにも、なんとかして奴とコンタクトをとっていくのが俺のこれからの課題だな。
  …さて、そろそろ治療の方に取り掛かるか。で、何かお望みの治療の方向性とかはあるか?」

872 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/07/13(金) 12:34:53 ID:???
☆どうしますか?

A 怪我をしにくくして欲しい
B 成長率を高めたい
C もっと強くなりた
D 『破滅のツボ』を治したい
E 鍼治療のことはよくわからないのでお任せする

2票集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。

873 :森崎名無しさん:2012/07/13(金) 12:37:47 ID:NUihRcAo


874 :森崎名無しさん:2012/07/13(金) 12:39:47 ID:PrYXlXjY
D

875 :森崎名無しさん:2012/07/13(金) 12:54:24 ID:???
Cを選ぶと成田選手がもっと強くなるのですねわかります

876 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/07/13(金) 13:40:01 ID:???
>>875
( ゚ ρ ゚ )つ『い』オトシテシマイマシタ
===========
>D 『破滅のツボ』を治したい


森崎「なぁ肖。お前に一つ聞いておきたいことがあるんだが」

肖「なんだ?悪いが俺にはお前に紹介するような女友達はいないぜ」

森崎「『破滅のツボ』って聞いたことあるか」

肖「だから破滅の……なんだって?」

森崎「『破滅のツボ』。鍼治療に詳しいお前ならこの名前に聞き覚えがあると思って」

肖「……知ってるよ。そして俺たちスポーツマンにとっちゃ一生聞きたくもない名前だなそりゃ」

森崎「どういうことだよ、それ」

肖「んなの当たり前だろ?その名の通りにこのツボを刺激されたものは多くの運動能力を失うハメになる。
  リハビリで日常生活を取り戻すことは不可能じゃないが、それでもかなりの年月を要する。
  ましてやサッカーみたいな激しいスポーツなんて二度とやれないだろうさ」

森崎「……んだ」

肖「あ?なんだって?」

森崎「実は俺……破滅のツボを押してるんだ」

肖「なっ……!?」

877 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/07/13(金) 13:41:01 ID:???
森崎は自分の首筋を指でそっと撫でる。闇に囚われた中山と共に押した痛々しいあとが浮かび上がっていた。

森崎「お前の話が本当なら、今こうしてブレーメンの正GKまでやってる俺はなんなんだ?
   なぁ肖!本当のことを教えてくれ!『破滅のツボ』で傷ついた肉体は治せるのか?」

肖「…………これは俺の爺ちゃんの話だから、俺自身確証があるって話じゃねぇ。
  だけど、この世に一人だけ『破滅のツボ』の治療を成功させた名医がいるらしい。
  その男の名はBJ。各国を飛び回っている高額の治療費をせしめる藪医者ってことしか分かっちゃいねぇ謎の男だ」

森崎「BJ……その男なら俺のこの体も治してもらえるってことなのか?」

肖「確証は持てんぜ。それにあくまで治療が成功しただけって話だ。
  その後、その患者がどうなったかまでは知らねぇし、ましてやスポーツマンとして復帰したかも定かじゃねぇ。
  それより気になっているのはお前の体だ。本当にお前は『破滅のツボ』を自ら押したのか?」

森崎「……あ、ああ。押した。押しちまった。俺は……昔、一番の親友を助けるために曖昧な知識でツボ押しに挑戦した。
   その結果、俺はアイツのサッカー人生を大きく狂わせちまったんだ。その償いのために……俺は……」

肖「……おい、待てよ。お前。それはちょっとおかしくねぇか?」

森崎「え?」

肖「その『一番の親友』の償いのためにお前は自ら『破滅のツボ』を押したんだよな。
  じゃあなんでいまお前はその『破滅のツボ』を治そうとする?
  お前は親友の償いのために自分に枷をはめたんじゃねぇのか?
  それを自分だけ治して欲しいだと?都合のいい事言ってんじゃねぇよ!」

森崎「ち…違う!俺はただ……破滅のツボのことが分かればアイツも、中山も助けてやれるんじゃないかって…」

878 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/07/13(金) 13:42:13 ID:???
今日ここに来たのはあくまでもチームのために。仲間のために。中山のために。
自分の地位や実力など二の次だ。だから今までこの『破滅のツボ』に負けるものかと戦ってきたんじゃなかったのか。
森崎は声を震わせながらも、しっかりと肖を見据えて自分の意志を言い返す。

肖「…………悪いな。その答えを聞くためにちょっと誘導しちまったことを先に謝らせてくれ。
  ただ、お前がどうして自ら『破滅のツボ』を押すことになっちまったのかを詳しく聞きたくてな」

森崎「ああ、話すよ。こればかりはしっかりと話しておかないと…何より中山に悪いからな」

森崎は肖にワールドユース大会後の中山との顛末を話した。
ガーネフやラムカーネなどのアカネイア大陸の事はある程度ぼかしたが、
それでも自分に恨みを持つ存在がいて、そいつらに中山はそそのかされたと答えた。

肖「中山……中山、か。なるほど、なんとなくだが話が見えてきたぜ、今回の騒動の一件が」

大きく目を見開き、興奮した様子で息巻く肖の様子を見て森崎は首を傾げる。

森崎「ど、どうしたんだ肖。俺、何か変なこと言ったかな?」

肖「今日の試合、ケルンのトップチームに登録された無名の選手。
  そしてシュナイダーの足を削り今季絶望の怪我を負わせた奴。その名前が……」

森崎「ま……まさか――」

879 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/07/13(金) 13:43:19 ID:???
〜バイエルン州 ミュンヘン中央病院〜

若林「よう、シュナイダー」

シュナイダー「若林!」

ケルン戦で足を負傷し、病院に搬送されたシュナイダーの病室を訪れたのは旧友かつライバルの若林だった。

若林「なんだ、渋い顔して」

シュナイダー「ふん、途中リタイヤだぜ、渋くもなる!」

若林「早く治せよ。リーグがつまらん」

シュナイダー「出来る事なら今すぐ出たいぜ…」

若林「確かにな。本当なら出れるんだろ?」

シュナイダー「……ああ。これも父さん……監督の指示さ。俺の膝はこの程度でイカれるほど脆くはない。
       テーピングで補強すれば無理をしなければ試合にも出られるだろう」

若林「……理由があるんだな」

シュナイダー「お前も知っているはずだ若林。俺を退場させた『あの男』のことを」

若林「……ああ。そして今回の一件は俺にも少なからず責任がある」

シュナイダー「聞かせてくれ。そろそろ俺たちは知らなければならない時が来ているのかもしれない。
       頭の中に眠る、あまりにも鮮明とした事実と異なる俺達の『ちぐはぐ』な記憶の正体を」

若林「ふっ、別に俺は構わんがな。次期皇帝が異国から来たいたいけな少年をチームメイトと共謀してリンチしてましたってな」

880 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/07/13(金) 13:44:30 ID:???
シュナイダー「やめてくれ……俺にはまだ信じられないんだ。俺が……俺がそんな馬鹿げたことを……するはずがない……」

『あの一件』以来、シュナイダーはここぞという時に若林に頭が上がらない。実際ケンカではほぼ勝ち目がないからだ。
しかしシュナイダーもあの時の屈辱がきっかけで絶対に借りを返さずにはいられない強い反骨心を持つことが出来たのだが。

若林「お陰でお前との互角のシュート対決も、喧嘩だけなら俺の圧勝だからな。
   ……確かに当時はいろいろ荒れたさ。お互いにな。だが、こうして笑い話にできるくらいに俺たちは年をとった」

シュナイダー「じじ臭いことを……カルツじゃあるまいし」

若林「じゃあ、そろそろ話すか……カシム、入っていいぜ」

カシム「失礼します」

病室に入ってきたのは青髪のひょろっとした青年である。

シュナイダー「誰だ?この貧相な顔の男は」

若林「失礼しますって言ってるけどさすがにその言葉は失礼だろシュナイダー。
   こいつはカシム。俺の家で新しく雇った……まぁ、一種のボディーガードだな」

シュナイダー「若林……」

若林「ん?」

シュナイダー「いくら女に飢えているからってついにお前は道を踏み外してしまったというのか……
       いや、待て。だがいくらお前とはいえマリーだけは渡さん!しかし今ならまだ間に合う!
       マリーの友達にお前のファンが確かいたはずだ。その子に連絡して……」

若林「な、な、何を誤解してやがる!いいから落ち着け!
   カシム、こいつにも話してやってくれ。あの時……ワールドユース決勝後に起こったあのことを」

881 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/07/13(金) 13:45:45 ID:???
カシム「はい。……まずは今回シュナイダーさんが怪我をしてしまった原因を話さなければなりませんね」

シュナイダー「原因…?」

カシム「…少し長くなりますがよろしいですか?」

シュナイダー「構わん。聞かせてくれ」

カシム「はい。では…………」






森崎「(嘘だ。嘘だ嘘だ嘘だ。これは何かの間違いだ。夢だ、幻だ)」

シュナイダー「(馬鹿な…馬鹿な馬鹿な馬鹿な。そんな夢物語のようなこと…ありえるのか)」



森崎「(中山が……あんなことをするわけがない!)」

シュナイダー「(あの男か……だが、思い返せば確かにそうかもしれん)」



森崎「(きっと他人の空似だ。そうに違いない。明後日のケルン戦で資料を確認すれば済む話じゃないか)」

シュナイダー「(ワールドユース大会の時もそうだったが…俺への恨み一つ、たったそれだけの想いで…)」

882 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/07/13(金) 13:47:04 ID:???
森崎「俺は中山を信じている。どんなことがあっても……親友を、あいつを信じ続けてやる!」

シュナイダー「これは事態は急を要するな。今すぐ奴と……森崎と話をしなければ!」



また一つ、運命の歯車がギシリと鈍い音を立ててゆっくりと動き出す。
全てはこの日のために。たとえ何度やり直すことになろうとも。

〜???????〜


ガトー「……まもなくじゃな、モロドフ殿」

モロドフ「はい。ガトー司祭」

ガトー「早急に動かなければならん。既に『奴』も動き始めている。
    散り散りになった『星々』を集めなければ奴の闇は振り払えん」

モロドフ「ご安心を。我々には『彼』がいます。人の夢を支え、叶え、伸ばすことの出来る存在。
     あの男がいる限り……希望は、光は失われることはありますまい」

ガトー「……分かっておる。それではこれを。くれぐれも失ってはならぬぞ」

モロドフ「はい。確かに承りましたぞ。確実に渡しておきます」

ガトー「(人の子よ、見せてもらうぞ。絶望に、悲しみに暮れた『彼』を目覚めさせるには……
    お主たち『人』の力で成し遂げなければならない。こればかりは以前のように儂らが力を貸し与えるわけにはいかぬのだ…!)」

モロドフ「(森崎殿。お主に出来ますかな?たとえどんなに辛く悲しいことが起ころうとも……
     『トモダチ』を。大事なものを最後の最後まで信じ続けることができる覚悟を……持てますかな……?)」

883 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/07/13(金) 13:48:26 ID:???
2日後。現在単独3位のブレーメンと、首位のケルンの注目の直接対決が行われようとしている。
2位のハンブルガーSVも含め、栄光のブンデスリーガマイスターシャーレの行方をドイツの全国民が注目していた。

★それでも目指すは優勝のみ→! card★

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ→ケルンに快勝!試合後、ヘルナンデスに呼び止められる。
ハート→ケルンに快勝!ハンブルガーSVとの最終戦で全てが決まりそうだ!
スペード→ケルンに敗北。ラフプレー主体の強力サッカーに押し負けてしまう…
クラブ→ケルンに敗北。しかもシェスターたちチームメイトが負傷してしまう!
JOKER→ケルンに快勝!試合後、ヘルナンデスに呼び止められる。そして…

884 :森崎名無しさん:2012/07/13(金) 13:48:41 ID:???
★それでも目指すは優勝のみ→ クラブK

885 :森崎名無しさん:2012/07/13(金) 13:55:34 ID:???
ここでクラブ引くか…。

886 :森崎名無しさん:2012/07/13(金) 13:58:25 ID:???
ここでクラブ…反動かー

887 :森崎名無しさん:2012/07/13(金) 14:02:14 ID:???
最終戦ハンブルガーSVにも勝ちたいがケルンに優勝させるのも…って感じになったなあ

888 :森崎名無しさん:2012/07/13(金) 15:50:10 ID:???
いやむしろこれはケルンのラフプレーに嫌気が差した東洋のコンピューターが
ブレーメンに移籍してくるフラグ

889 :森崎名無しさん:2012/07/13(金) 16:44:56 ID:???
そういやこの世界には奥寺さんがいるんだよな。
でもケルンは=闇の軍団なので、今もいるかどうかは怪しいものだと思うんだが。
どっかで接触できるかな?

890 :森崎名無しさん:2012/07/13(金) 17:12:46 ID:???
>>889
現実なら奥寺さんの所属チームはケルン→ベルリン(2部)→ブレーメンだから
ケルンが闇の軍団になってたらもうブレーメンにいるのかもね

891 :森崎名無しさん:2012/07/13(金) 20:15:46 ID:???
よしみんなきけ
512KBが近いのでそろそろスレタイを募集する

【】ファイアーモリブレム39【】

892 :森崎名無しさん:2012/07/13(金) 20:26:02 ID:???
【崩壊の】ファイアーモリブレム39【足音】
【視界不良】ファイアーモリブレム39【状況悪化】

893 :森崎名無しさん:2012/07/13(金) 21:42:31 ID:???
【闇は】ファイアーモリブレム39【傍に】
【運命が】ファイアーモリブレム39【迫る】

894 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/07/14(土) 00:14:50 ID:???
>>885-886
クラブ「俺達だって出番がほしい」ハート「最近引かれてないよう。寂しいよう」
>>887
ブレーメンの優勝の可能性は限りなく低くなってしまいましたね。果たしてどうなる…?
>>888-890
一応、原作に登場した奥寺康彦氏≠ヤスヒコとしています。
小豆沢から黄金世代以外の日本人について聞く機会がありましたね。
森崎の中に情報がないので接触するのは今のところ運頼みになっています。
>>891
お心遣い感謝します。私からも改めてスレタイ募集をいたします。

【】ファイアーモリブレム39【】

上記をコピペしてお使いください。お一人様何案でも構いません。
>>892-893
早速のスレタイ候補、ありがとうございます。39スレ…ずいぶん遠いところまで来たものだ。
===========
★それでも目指すは優勝のみ→ クラブK ★
>クラブ→ケルンに敗北。しかもシェスターたちチームメイトが負傷してしまう!


肖の忠告を受け、森崎は予めチームメイトにケルンのラフプレーに気をつけるよう指示を出していた。
だが、彼らを待っていたのは予想していても避ける事のできない絶望だった。

前半戦。共に優れたGKを擁するチームらしく、0対0のロースコアで試合は折り返されることになった。
森崎、ヘルナンデス共に何度もファインセーブを発揮し、互角の試合に観客も大いに沸く試合だった。そう、前半までは。
後半戦。交代枠を惜しみなく使って新しく入ってきた選手たち。彼らは今日登録されたばかりのまったく実績のない無名選手だった。

森崎「みんな気をつけろ!シュナイダーが潰された時と同じパターンだ」

シェスター「おいおい、ここまで来て臆するとか冗談でしょ?ここで勝ち点取っとかないと首位のケルンには追いつけないんだよ?」

895 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/07/14(土) 00:16:58 ID:???
ビクトリーノ「俺のスピードで反則なんかさせる暇も与えねぇよ。大丈夫だ森崎。今の俺達ならやれるって」

マーガス「それに彼らだってそうそう無茶なことばかりしないって。折角のプロデビューを棒に振りたい奴なんているわけないよ」

森崎「(違う。もしも……もしも奴が、ラムカーネがあの一件に絡んでいるのだとしたらそんな甘いことは……
   な、何を考えてるんだ俺は。それじゃあ中山がシュナイダーをわざと怪我させたことを認めることになるじゃないか!)」

その後の展開は前半のクリーンな試合など無かったことにされたような荒れた試合になった。
いくら相手のホームゲームとはいえ、こうも露骨な反則に相応の対応がされないことに
ブレーメンの選手たちの精神力はどんどんすり減らされる。
疲弊した体力に追い打ちをかけるように、ケルンは大きく戦術を代えてきた。そしてついに――

シェスター「うわあああっ!!」

マーガス「ぐああああっ!!」

ビクトリーノ「ぎゃあああっ!!」

今日はじめて知るような無名選手の執拗なチャージを受け、ブレーメンの主力3人は交代を余儀なくされる怪我を負ってしまった。
チーム力が著しく下がったブレーメンに、これまで首位を守ってきたケルンの組織力に対抗する手段は残されていなかった。

ピッピッピィ〜〜〜〜!!

放送「試合終了間際に値千金の1点をもぎ取ったケルン、ブレーメンの追撃を振り切り首位の座を守りきりました!」

森崎「…………負けた。完膚なきまでに。実力じゃ負けてなかったはずだ。それなのに……!」

896 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/07/14(土) 00:18:25 ID:???
☆どうしますか?

A これがお前たちのサッカーなのか!?ヘルナンデスたちに抗議をしにいく
B 負傷したシェスターたちが気がかりだ。病院に行こう
C 唯一無事だったブローリンと今後のことを相談する
D 森崎自身も相当な接触プレイで傷ついていた。肖の鍼屋に行こう
E これが『プロの世界』なんだ。割りきって次のハンブルガー戦のことを考えよう

2票集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。

897 :森崎名無しさん:2012/07/14(土) 00:18:58 ID:qsiy2n56


898 :森崎名無しさん:2012/07/14(土) 00:21:37 ID:fc45aU+Q
B

899 :森崎名無しさん:2012/07/14(土) 00:21:57 ID:JdX2eukI


900 :森崎名無しさん:2012/07/14(土) 00:24:45 ID:???
>ハート「最近引かれてないよう。寂しいよう」
だってモテナイツだし

901 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/07/14(土) 00:40:52 ID:???
>>900
第2部では森崎に春がやってくる日は来るのでしょうか…?
===========
>B 負傷したシェスターたちが気がかりだ。病院に行こう

重症を負ったシェスター、マーガス、ビクトリーノのことが心配な森崎は
自身の負傷の具合も見てもらうついでに病院へと向かう。
そこで彼は以外な人物と出会うことになる。

若林「よぉ、森崎。お前も来たのか」

シュナイダー「出来る事ならお前とはフィールドの上で会いたかったよ」

森崎「シュナイダー…それに若林まで。そ、その拳に巻かれた包帯は!?」

森崎は若林の右手を見て唖然とする。まるで『どうえもん』に出てくる子守りロボットの手のように
白い包帯でぐるぐる巻きにされた状態を見て痛々しさを感じる。

若林「お前たちブレーメンがケルンと戦ってる最中、俺達はバイエルンとの試合だったんだよ。
   で、こいつの代わりにスタメン入りしていたレヴィンって奴のシュートを止めた際に……な」

シュナイダー「悪いことをしたな。まさか俺のチームメイトにこのようなことをする奴がいようとは」

若林「なに、試合中のことだからな。それにお前自身も人のことは言えんぞ。
   腹にボールぶち当ててまでボールを奪おうとする奴なんてそうそういるもんじゃないしな」

シュナイダー「……こほん。俺達の話は置いといて、森崎はどうしてここに?」

森崎「ああ、今日の試合で俺のチームメイトもシュナイダーのように反則覚悟のプレイで潰されちまったんだ。
   俺も相当なチャージを受けて、ついでにちょっと治療してもらおうと思って」

902 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/07/14(土) 00:42:55 ID:???
若林「……そうか。なぁ、良かったら話し相手になってくれよ。俺もこいつも退屈してたんだ」

シュナイダー「考えてみればこうしてお前とゆっくり話をする機会は今まで無かったかもしれん」

どうやら若林とシュナイダーは森崎と話をしたいらしい。だが、チームメイトたちの様子が気がかりでもある。


☆どうしますか?

A 先にシェスターたちの様子を見てくる
B 二人の要望に応えて話し相手になってあげる
C まずは自分の治療が最優先。受付に行ってからだ

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903 :森崎名無しさん:2012/07/14(土) 00:46:28 ID:KtAJFIIs
B

904 :森崎名無しさん:2012/07/14(土) 00:49:42 ID:mxIJEmLg
B

905 :森崎名無しさん:2012/07/14(土) 00:53:09 ID:???
きれいなバヤシさんなんかこええ

906 :森崎名無しさん:2012/07/14(土) 01:00:27 ID:KtAJFIIs
【優勝を】ファイアーモリブレム39【諦めない】

907 :906:2012/07/14(土) 01:01:41 ID:???
sage忘れ申し訳ない

908 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/07/14(土) 01:05:54 ID:???
>>905
チーム一丸となって優勝を勝ち取ったワールドユース大会を経て、全日本メンバーは本編に比べて大分丸くなってます。
光のオーブの影響もあるのでしょうが、森崎自身が拒まない限り原作同様彼は森崎の味方です。
もちろん代表GKを争う場があるならば全力で対抗してくるのは変わりありません。
===========
>B 二人の要望に応えて話し相手になってあげる


森崎「仕方がないな。俺の豊富な話術でお前たちの退屈という退屈を根こそぎ滅ぼしてくれるわー」

シュナイダー「フッ、期待させてくれるな」

若林「(随分遠回りになっちまったが、お前とこうして腰を据えて話せる事ができてよかった……)」

談話用のフリースペースに場所を移し、適当な飲み物を買ってから3人は椅子に腰掛ける。
シュナイダーの足の具合は流石にまだ良くないらしく、手すりに掴まりながらゆっくりと足を伸ばしていた。

森崎「……やっぱり相当悪いようだな。今季も残り少ないが、さすがに復帰は無理そうか」

シュナイダー「無理を通せば出られんこともない。が、父親の方針で安静を言い渡された。
       むやみに選手生命を縮めたくなくば、こんな時くらい俺の言うことを聞いてくれとな」

若林「そこまで親から心配されちゃ言うことを聞くしか無いってか。お前、案外父親思いなトコあるんだな」

シュナイダー「母さんに当たり散らしていたあの時の父さんのことは、今でも簡単には許せない。
       でも、あの人も一人で苦労していたということを分かろうとすることは出来た。
       そういうお前はどうなんだ?ドイツに来た頃は親の束縛から開放されて清々するぜとか言ってたようだが」

若林「はは……確かに昔はそうだったかもな。だが、この歳になってようやく親父や兄貴達の気持ちも理解できるようになったよ。
   あの頃の俺は自分一人でなんでもできると思い込んでいたからなぁ、ははっ。
   ……家族っていいもんだよ。ホント、たまに来る手紙や餞別に救われたことは結構あるな。森崎、お前はどうだ?」

909 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/07/14(土) 01:08:07 ID:???
☆どうしますか?

A 小さい頃から俺のことをやけに気をかけてくれた優しい両親だったな
B 突飛もない行動を起こしたときは叱ってくれるしっかり者の両親だったな
C 俺がサッカーで活躍するたびに何度も応援してくれる頼り甲斐のある両親だったな
D あまり親の話題は出したくない。そこまで親子関係は良くなかったんだ…
E 親の話もいいけど、親を安心させるための準備は二人共出来てるのかい?ん?

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910 :森崎名無しさん:2012/07/14(土) 01:12:05 ID:vx9AUvqs
A

911 :森崎名無しさん:2012/07/14(土) 01:12:31 ID:KtAJFIIs
B

912 :森崎名無しさん:2012/07/14(土) 01:13:18 ID:fc45aU+Q
A
HP成長率上昇期待

本編通りなら「F:まあそこそこ、かな。少なくともサッカーへの理解はゼロさ」ってところかなw

913 :森崎名無しさん:2012/07/14(土) 01:13:21 ID:cWaquXSc
A

914 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/07/14(土) 01:39:59 ID:???
>>912
原作でカバーできない情報の補完のための選択肢なのでそこまでの重要さは無いです。すみません…
実際はどんな両親だったんでしょうね。弱気なところもあれど、
いざというときは勇気を振り絞れる男なのでなかなか良い教育をしていたのではないかと個人的には思いたいです。
===========
>A 小さい頃から俺のことをやけに気をかけてくれた優しい両親だったな

森崎「小さい頃から俺のことをやけに気にかけてくれた優しい両親だったな」

特に兄弟もなく、一人っ子だった森崎は両親の愛情を一心に受けて育った。
そのおかげか時折ワガママな一面もあり、困らせてしまったこともある。

森崎「(俺がプロと契約したときなんか腰を抜かして、でも手を叩いてはしゃいで喜んでくれたっけ)」

ドイツという不慣れな土地に旅立つときも、何度も持ち物をチェックしてくれたりと
少々うっとおしく感じるくらいに森崎のことを気遣う父親。
チームメイトと折り合いがつかず荒れながら家に帰った時、涙を流しながら慰めてくれた母親。
思い返せば、彼らが支えてくれたからこそ今の自分があると実感できる。
それこそ両親だけじゃない。学生時代に部活動に集中できたのは先生のおかげだし、
なによりもアカネイア大陸での冒険はいつも同盟軍の仲間たちとの協力で成り立っていたことだった。

森崎「……だよな。どんなにキツイ戦いだって力を合わせれば……なんとかなるはずなんだ」

優勝の望みが掻き消えそうになり、弱気になりかけていた心が少しずつ明るさを取り戻してくる。
少なくとも、先程までの絶望は無い。シェスターたちが怪我を治し、帰ってきてくれればきっとまた戦える。
諦めないことだけは昔から得意だったのだ。この誰にも譲れない性分も
自分を徹底的に甘やかしてくれた両親のおかげなのかもしれないと思った時、森崎は思わず吹き出した。

シュナイダー「その様子なら、家族とはうまくいっていたみたいだな。…正直少し羨ましい」

若林「俺たちなんか問題抱えまくりだったからな。まぁ、今となってはそのことすら誇れたりするけどな」

915 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/07/14(土) 01:42:10 ID:???
えっへんとふんぞり返る若林。彼の立派な体格が、更に大きく膨らんだかのように思えるほど、その言葉は自信に満ちていた。

若林「にしても昔はいろいろあったよな。俺と4対1で喧嘩したこと、まだ覚えてるか」

森崎「忘れもしないさ。あの時はよくもやってくれたなこの野郎」

シュナイダー「な、なにィ?若林とケ、ケンカだと?ちょっとその話聞かせてくれないか」

森崎「ああいいぜ。こいつはホント傑作だから。遡ること今から10年前……」

周囲からは気弱な少年というイメージを押し付けられていた森崎のまさかの下克上人生に
シュナイダーは時折目を白黒させて、でも最後の最後まで興味深く話を聞いてくれた。

若林「でも気になってることが一つだけあるんだよ。どうしてお前はそこまでキャプテンになりたかったのか」

森崎「え?」

若林「俺からレギュラーを奪いたかったって気持ちはわかるぜ。折角代表に選ばれたからには試合に出たいのは誰だって同じだからな。
   だが、あの頃のお前は言っちゃ悪いが異常に思えた。どうしてそこまで『キャプテン』の座に執着してたんだ?」


☆どうしますか?

A キャプテンになれればお前や翼のようなスゴイ選手になれると思っていたから
B キャプテンになれれば皆が俺のことを認めてくれると思っていたから
C キャプテンになれればレギュラーも安泰だと思っていたから
D キャプテンになれれば嫌いなお前や翼を見下せると思っていたから
E ……俺にもよくわからない。でも、俺はただサッカーが好きだったんだと思う

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916 :森崎名無しさん:2012/07/14(土) 01:48:03 ID:fc45aU+Q
B
森崎、実は承認欲求強いほうなんじゃないかと思う。栄光と賞賛を意外と求めてるよね。

917 :森崎名無しさん:2012/07/14(土) 02:00:41 ID:vx9AUvqs
B

918 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/07/14(土) 02:35:08 ID:???
>B キャプテンになれれば皆が俺のことを認めてくれると思っていたから


森崎「それは……キャプテンになれれば皆が俺のことを認めてくれると思ったから」

若林「認めるって……誰が」

森崎「だから……城山監督や、その……お前や翼に。
   ずっと俺のことを下手くそだと見下してきた奴を見返せると、そう思ってたんだよ」

若林「……そっか。なるほどな。俺とお前の食い違いはそこから始まってたんだ」

森崎「え?」

若林「今更言っても信じちゃもらえんと思うが、俺はお前のことを見下した覚えはない。
   むしろ共感していた。どれだけ周りから罵られようともナニクソと立ち上がるお前の姿は……
   自分の思うような結果が出せないとすぐに投げ出していた俺には無かったものだったから」

シュナイダー「(若林のハングリー精神は森崎の影響で養われたものだというのか?)」

若林「俺が怪我してチームの離脱を余儀なくされた時も、お前ならゴールを任せられると思っていたんだ。
   ……まぁあの時は控えのキーパーはお前だけだったからそう考えるしかなかったんだけどな。
   背番号1。正GKの証の番号もお前から奪うつもりなんてこれっぽっちも無かったんだから。
   だけど、結局俺の気持ちはお前に届くことはなかった。俺や、周りの態度がお前を追い詰めてしまっていたのか」

森崎「若林……」

若林「お前のこと、ようやく少し分かった気がする。いや、今まで分かった気になっていたんだよな。
   こうして話をしてなきゃ一生分からなかったことだったと思う。
   改めて言いたい。お前こそ真の『SGGK』(スーパーがんばりゴールキーパー)だってな」

919 :モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/07/14(土) 02:36:33 ID:???
シュナイダー「SGGK…若林。お前の通名でもあるそれは……」

スーパーグレートゴールキーパー。PA外からのシュートは絶対に許さない、東洋の守護神の証でもある称号。
スーパーがんばりゴールキーパー。どんな苦境でも決して諦めず、勝利を目指しチームを一番底から支える称号。
似ているようで少し違う。だけれども、それはゴールという最後の砦を守るに相応しい二つ名であることに変わりはない。

森崎「……なんじゃそりゃ。センスがないにも程が有るぜ。というか正直馬鹿にしてるだろ、そのあだ名」
若林「なにを言うか。俺と同じ、いや、あえて平仮名の頭文字を象った特別な称号だぞ。ありがたく受け取れ」
森崎「だーかーらー!その傍若無人な態度がむかつくから俺はお前のことが昔から嫌いだったんだー!」
若林「だからってうちの犬に落書きしたり汚いことしていいことにはならんぞ!」
森崎「汚いのはそっちだろうが!4人がかりで俺を取り囲んだこと、俺は一生忘れないぞ!」
若林「いいだろう、もうあの時の俺とは違う。ケンカ100段の実力とくとその身に味わわせてやらァ!」
森崎「上等ー!上等ー!表出ろコラァ!そのペタリハンドみたいなパンチで俺に勝つには一万光年早いっての」
若林「一万光年は距離だボケナスが!ちょっとはサッカーだけじゃなく一般常識も身に付けたらどうなんだお前は」
森崎「なにおー!」
若林「なにおー!」

シュナイダー「……漫才コンビSGGKでも名乗ったらどうなんだ、お二人さん」

シュナイダーが半ば呆れ、だが自分にも彼らのような本音でぶつかり合えるような友がいた事を思い出していた。

シュナイダー「(カルツ、どうしてるかな。俺がハンブルガーを去ったことをお前は快く思わなかっただろうが…
       いつか。いつかこの二人のように笑い合いながら語り合える日が来ればいいな)」

あの頃にはもう戻れない。でも、あの頃の日々は決して色あせること無く今の自分たちを輝かせている。
そう願わずにはいられなくないほどに、シュナイダーは森崎と若林が眩しく思えた。
それはまるで沢山の星々が燦々と光を放つがごとく。今自分たちに迫り来る闇を払ってくれると。

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【運命が】ファイアーモリブレム39【迫る】
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