キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【変化する戦術】Another-CU_6【ロベルトの章】

1 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/11/16(金) 12:26:00 ID:gSfB7XkE




この物語はフィクションです。
史実や実在の人物を連想する場面があるとしても、この物語とは関係がありません。
風土、名称については文献を参考としていますが、想像のウェイトも大きく、事実と異なります。


そして……この物語は キャプテン森崎のアナザーストーリーであり…
  とある貴公子と仲間達の サッカーに賭けた青春を描くストーリーです。


恋愛は二の次に、サッカーに命を削って頑張る彼等を応援してあげて下さい。




2 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/11/16(金) 12:29:22 ID:???

このスレはガラスの貴公子こと三杉淳がキャプテン森崎とは違う可能性を生きる物語です。
キャプ森本編とは、フランス国際で全日本Jrが優勝し、森崎と翼がブラジルに旅立った展開まで共通。
ストーリーは読者による選択肢の投票、カードなどの判定結果によって変化しながら進行します。

※ この物語の半分はスレ主の偏見で出来ております。
※ この物語はキャプテン森崎のアナザーストーリーですが、パラレルワールドかも知れません。
※ ストーリーはキャプテン翼5〜覇者の称号カンピオーネ〜を参考に、オリジナルで展開します。
※ この世界にはWユースという大会は存在しません、御注意ください。
※ 各キャラクターのイメージが変わる事を望まない方の閲覧は、自己責任でお願いします。
※ 各キャラクターの血縁関係・人間関係・性格設定・職業等はこのスレ独自のものです。
※ ストーリーの都合上、世代の違うキャラが同年代として現れる事がありますが、予め御了承下さい。
※ 同様に、チームメンバーや必殺技が原作、ゲーム、本スレとも異なる物になる場合があります。
※ 風土、名称、知識に誤りのある可能性がありますが、温かく御指摘頂きますとありがたいです。
※ サッカー以外の要素は予定されておりませんでした。(過去形)
※ スレ主は多忙ここに極まれりの為、細かいミスについては隼スルーをお願いしたいです。
※ 大きなミスについてはご指摘をお願い致します。

3 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/11/16(金) 12:30:33 ID:???

【あらすじ】
伝説のコーチと呼ばれたジョアンの導きで、フィオレンティーナのキャプテンとなった三杉淳。
彼は時代に取り残されようとしている日本サッカーを変えるべく、クラブチームでの闘い抜く道を選んだ。
スポンサーの破産でフロレンティア・ヴィオラと名を変え、格落ちしても、その覚悟は揺らいでいない。

Wトーナメント出場認定を受ける為に、FIFAのお墨付きを求めていた三杉にチャンスが訪れた。
それはブラジルの名門・サンパウロFCとのテストマッチだった。

南米の強豪と互角に戦える実力を示せば、芋づる的に欧州のビッグネームもヴィオラとの勝負を望む…
そこで再び勝利を挙げれば、Wトーナメント出場は確かな現実味を帯びてくる訳である。
某年10月、このような経緯で三杉達はブラジル・サンパウロ州に訪れた。
大空翼との3年振りの邂逅、そして6年振りとなる対決であった。

序盤はサンパウロがペースを握った。
流石はサッカー王国ブラジルの強豪、個々の実力は凄まじい物があった。
だが立て続けのシュートを辛くも守ると、伝家の宝刀ファストブレイクで先制に成功する。

そのまま三杉は戦術変更を施し、攻守ともに組織プレイを重視した闘い方にシフト。
これがピタリと当たり、流れをヴィオラ側へと呼び込む。
更に強敵・翼との対決が三杉の集中力を極限まで覚醒させる…
一騎当千の活躍で2点目を演出し、続けざまにゴールチャンスを作るなど、翼を圧倒してみせる。
しかしこの活躍こそが、サンパウロの眠れる奴隷を目覚めさせるのに一役買ってしまう事となった。

森崎の手により、長く凡庸なる指導者に堕していたロベルト・本郷・ジ・アンドラーテ…
ジョアンの弟子たるトスタンの真なる指揮力が、いまここに解放されようとしている。
だが三杉とフロレンティア・ヴィオラには、そんな事態など思いもよっていなかった。

4 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/11/16(金) 12:31:35 ID:???

【前スレのあらすじ?】
ブンナーク「レゴダイヤブロックだ!!!!」
三杉「なにいぃぃぃぃぃっ!?」
パシィッ!!! (←ラムカーネのシャドーシールド)
森崎「なにいぃぃぃぃぃぃ!?」
ミハエル「大口が負け犬フラグと知らないようですね? ああ、ここに負け猿も居ますね。」
石崎「うぐぐ… 見てやがれ!」
バビントン(ボクはもって≠ネい。 だから無理な挑戦(チャレンジ)は絶対にしない。)
ドトール「BITE THE DUST!(くたばれ)」
三杉&翼「「君には負けない!!」」
ロベルト(…………)
ヒノ「曲芸じゃねえ! ローリングドラゴンショットだっつの!!」


【前スレ】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1347709558/l50

【それ以前の過去ログや攻略の指針など】
http://www32.atwiki.jp/morosaki/pages/80.html

【関連スレの過去ログ】
http://www32.atwiki.jp/morosaki/pages/64.html

5 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/11/16(金) 12:32:41 ID:???

【主な登場人物】
〜フロレンティア・ヴィオラの選手達〜

☆三杉 淳
 本編の主人公で現在はフロレンティア・ヴィオラに所属。 一軍のリザーブチームで中心選手を担っている。
 旧友にてライバルでもある、大空翼との6年ぶりの対決にて、彼のテンションはMAXまで振り切れた。
 まさに小学生時代に示した威厳あるプレイを連発し、スタジアムをアッと言わせている。

 ド  パ  シ   タ  カ   ブ   ト   ク  競  合計 高/低 
70  70  68  69  71  63  67  67  66  611 3/2

覚醒P:22  貴公子P:110  最大ガッツ:890

ドリブル技[5、3、2、−/芸術的D、華麗なD、やや華麗なD]
パス技[3、3、−、−/バックスピン×2]
ワンツー技[デュエット・デル・フィオ―レ(+2、消費80、要ミハエル)]
ワンツー技[チェンジオブペース(+1/リターン直後のプレイに+1付与、消費80、要オジオ)]
シュート技[UKボレー/+4、1/2でDF-2付与、消費150][ドライブシュート/+6吹飛4、消費200]
浮き球(攻)[ハイパーOH/高シュ+4、消費250、OHポスト/高パス+2、消費80、OHフェイク/高トラップ+2、消費100]
タックル技[3、2、−、−/クリップT、ディレイドT]
パスカット技[3、2、−、−/クイックダッシュC、スプリットC]
浮き球(守)[OHクリア/高クリア+1、消費80]
スキル[地上ポストプレイ+1]、[頭脳的なドリブルLV1(ドリブル勝利時1/2で次行動+1)]
    [トリ・セレツィオナート(ハイボール時、1/4で相手に-2)]、[レジスタLV2/特定条件で味方に+補正)]
    [ガッツペナ軽減Lv1/残ガッツ250からペナ発動]、[逆境に強い/ピンチの際、判定で炎の三杉モードになる]
作戦[ファストブレイク/ボールを奪われるまで全選手の行動+2、1試合中1回のみ]
   [オフサイドトラップ/三杉の位置により、バイタルエリアへの縦パスを牽制、特定条件で防止判定が発生]
低シュートフラグE、特性[異能生存体/怪我無効、偶発的な死を回避]

6 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/11/16(金) 12:33:50 ID:???

☆シンプラサート・ブンナーク (LV40)
 鋼鉄の肉体と豆腐メンタルを併せ持つムエタイサッカー選手…何を言っているか分からないと思うが(ry
 自陣だろうが敵陣だろうが、ゴール前に立たせれば敵チームにとって脅威と成り得る存在。
 サンパウロ戦でもキックオフ・メガロゾーンシュートをいきなり止めてスタジアムの度肝を抜いた。
 しかしながらまだ今日は無得点。

ドリブル技[3、3、2、−/ムエタイアタック(吹飛2)、ごういんなD(吹飛4)×2]
パス技[F、−、−、−/]
シュート技[アトミックショット/+6吹飛3、消費200]
浮き球(攻)[ブンナークキャノン/高シュ+4吹飛2、消費220][ハイパワーポスト/高パス+2、消費100]
タックル技[3、3、−、−/ムエタイディフェンス(吹飛2)×2]
ブロック技[6、4、−、−/レゴダイヤB(消費200)、サンドB(消費150)]
Secret[ブンナークキャリバー/高シュ+6吹飛2、消費270]※味方が必殺シュートを3連続で止められると使用可
スキル[ガッツペナ軽減Lv1/残ガッツ250からペナ発動]
特殊シュートフラグ、パスフラグA


☆新田 瞬 (LV39)
 世界に通じるFWを目指し、今日も羽ばたくフィレンツェの隼。
 ジョアンからボールタッチ技術を学び、かつて俊足だけしか武器を持っていなかった頃とは大変身を遂げた。
 サンパウロ戦では貴重な先制弾を挙げ、その後の有利な展開を呼び込む足がかりにもなった。
 だが残念ながら森崎的にはまだ隼スルー。 もっと見せつけたいところだが…?

ドリブル技[4、4、−、−/芸術的D、高速D(発展フラグF)]
シュート技[隼シュート/+4、消費150][ファルコンクロウ/+7、消費220]
浮き球(攻)[隼ボレー/低シュ+2、消費200]※1/2でNRV隼シュートに特別変化
       [ノートラップランニングボレー隼シュート/低シュ+4、消費250]※敵クリアを条件でキャンセル
タックル技[2、2、−、−/隼T×2]
1対1シュート[時間差ファルコン/近シュ+6]消費200
スキル[ガッツペナ軽減Lv1/残ガッツ250からペナ発動]、[????/????]
パスカットフラグD、シュートフラグB(覚醒率上昇中)、特殊シュートフラグ、特殊フラグ

7 :森崎名無しさん:2012/11/16(金) 12:34:03 ID:???
スレ立て乙です。
いよいよ、ロベルト本当 が始まるのか

8 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/11/16(金) 12:35:00 ID:???

☆ジャン=マリー・ラムカーネ (LV??)
 人智を超える反射神経、瞬発力を持つGK。前半はほぼ無敵だが、スタミナ不足(建前)で後半は無力。
 実はベルギーの反政府組織により戦闘マシーンとして育て上げられた過去を持ち、頭の中にはZEROシステム
 という未来予測システムを植え付けられている。 基本的には他者と交わる事がない彼であるが、
 三杉を含む幾人かのお節介により、そのメンタルは僅かずつの変化が見られている。

セービング技[シャドーシールド/キャッチ+10、消費300]
スキル[ZEROシステム/前半全行動+5だが…]、[1対1補正+3]、[ガッツペナ軽減Lv1/残ガッツ250からペナ発動]
フラグA[???]

ZEROシステム(前半の行動回数で分岐)
 ※0回:前半+5、後半10分まで±0、20分まで-3、30分まで-5、ラストまで-7
 ※1回:前半+5、後半5分まで±0、15分まで-3、30分まで-5、ラストまで-10
 ※2回:前半+5、後半5分まで-! dice/2、20分まで-! dice、30分まで-6、ラストまで-10 
 ※3回:前半+5、後半5分まで-! dice、30分まで-6、ラストまで-10


☆アルフレッド・ミュラー (LV38)
 元アメフト選手で紳士的な少年。体格は決して恵まれていないが、判断力に優れた柔のDF。
 チェスをアイデアにした技を幾つか発案、他人の協力で補正を得るダニッシュ・ギャンビット等が得意。
 アメフト時代の仇敵を見つけ、多大なる心境の変化が起きた。 少しずつ着実に活躍を増やしている。

パス技[パンツァーフィード/長パス+2吹飛4、消費80]
浮き球(守)[キャスリング/高クリア+2、消費100]※Kで敵のバランスを崩す(敵行動-2付与)
       [ダニッシュギャンビット/クリア+2〜4、消費100〜150]※味方クリア人数で変化
ブロック技「4、−、−、−/ラインズスピリッツ(消費150)]
スキル[ガッツペナ軽減Lv1/残ガッツ250からペナ発動]

9 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/11/16(金) 12:36:04 ID:???

☆マルコ・オジオ (LV38)
 小柄な選手で身体能力は大きく劣るが、分析力が高くボールコントロールや目も優れたMF。
 ローマのフィッツウォルタをライバル視し、彼との対決で得意だったパスを進化させた。
 更にフィジカルの不利を打破する術としてチェンジオブペースを見出し、攻撃的なパサーとして
 プレイの幅を広げている。

ドリブル技[3、−、−、−/ジャグリングターン]
パス技[4、4、4、−/センチメートルP(消費100)×3]
ワンツー技[チェンジオブペース(+1/リターン直後のプレイに+1付与、消費80、要三杉)]
カット技[1、−、−、−/鋭いPC]
タックル技[5、1、、−、−/頭脳的T、鋭いT]
スキル[地上ポストプレイ+1][マーク+1][深視力/クリアボール後の競り合い+2]
    [解析LV2/後半全能力+1、カードがJ以上で相手の必殺技無効(同等の補正が付与)]
    [データサッカーキャンセラー/データサッカーによるペナを無効化]
    [ガッツペナ軽減Lv1/残ガッツ250からペナ発動]
タックルフラグA、ドリブルフラグB、フラグZ


☆イヴァン・スペルマン (LV38)
 サッカーの技術は未熟だが、身体能力に高い素養を持つDF。
 以前イタリアのクラブチームに所属していたが、解雇されてチンピラ紛いの事をしていた経歴を持つ。
 そのクラブチームに所属する以前…母国での彼を知る者は、今のところチーム内に誰も居ない。
 シーザーによると、どうやら正しい身体の使い方を知っているらしい。
 以前にやっていた他のスポーツが影響しているとのことだが…?

タックル技[−、−、−、3/チンピラ殺法(クラブ発動、吹飛3、敵もクラブで反則確定)]
浮き球(守)[アンカークラッシュ/低クリ+2、消費80]
スキル[ガッツペナ軽減Lv1/残ガッツ250からペナ発動]

10 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/11/16(金) 12:37:06 ID:???

☆ヴェネチアーノ・レントゥルス (LV38)
 幼い頃にオーストリアの貴族のもとに雑用係として売られた経歴をもつ。
 姓は違うがダラピッコラとは血の繋がった兄弟であり、息の合ったパスワークを展開できる。
 北イタリア男子のヘタレっぷりを象徴するかのようなヘタレ。
 しかしそのヘタレメンタルが度々チームを救うのだから、世の中分からないものだ。

ワンツー技[息の合ったワンツー/+2、消費150、要ダラピッコラ]
タックル技[2、2、−、−/シッポ・ディ・ベニス×2]
パスカット技[2、−、−、−/ホワイトフラッグ]
マーク技[チャオ・ベッラ/+2、消費100]
スキル[マーク+1][ヘタレーダー/フォロー率アップ、無意識に守備の死活点を押さえている]
   [ガッツペナ軽減Lv1/残ガッツ250からペナ発動]


☆ロマーノ・ダラピッコラ (LV38)
 幼い頃にスペインのマフィアの元に売られた経歴を持つレントゥルスの実兄。
 タックル能力がチームで1,2位を争い、しかもまだ伸び代を残す逸材。
 さらに他の分野でも才能の種が撒かれており、全て回収されたらレクイエムが発動しそう。
 あとダラピの作るパスタ料理は父親譲りで絶品らしい。

ワンツー技[息の合ったワンツー/+2、消費150、要レントゥルス]
タックル技[3、2、−、−/セックス・ピストルズ(吹飛4)、エアロ・スミス]
パスカット技[2、−、−、−/パープル・ヘイズ]
スキル[タックル+2]、[ガッツペナ軽減Lv1/残ガッツ250からペナ発動]
ブロックフラグA、タックルフラグB、パスフラグD

11 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/11/16(金) 12:38:23 ID:???

☆ミハエル・ドノヴァン (LV40)
 元はジョアンの弟子としてユヴェントスに在籍していた。 特異なドリブルによるダメージの蓄積が、
 プリマ大会にて爆発し、リタイアする事となった。 失意のリハビリ生活だったが、BJの計らいで
 三杉と再会。 その熱意ある勧誘によりヴィオラへ入団した。 後遺症によりストロングポイントの
 一切を失ったが、その中でも質の高い努力を重ねて新たな境地を開こうとしている。
 サンパウロ戦では現在ドトールに怪我への恐怖を植えつけられてしまったが…

ドリブル技[3、3、−、−/ローズダンサー×2]
浮き球(攻)[ローズピルエット(低シュ+4、消費250)]
シュート技[ローズバスター/+6、消費200]
トラップ技[ローズトラップ/+2、消費80]
タックル技[2、2、−、−/ローズスティール×2]
スキル[ガッツペナ軽減Lv1/残ガッツ250からペナ発動]
ワンツー技[デュエット・デル・フィオ―レ(+2、消費80、要三杉)]


☆マーク・オワイラン (LV37)
 フィオレンティーナに入団を希望してフィレンツェに訪れてい少年。 実力はプリマヴェーラ内で並、
 クラブチームに所属した経験も無いらしい。 しかしセンスもやる気も十分なのは間違いない。
 この度、入団した事がフロントからの発表で明らかになった。 色々と謎なところの多いメンバー。

ドリブル技[2、2、−、−/未完成前転フェイント]
1対1シュート[アラビアンナイト/近シュ+5、消費160]
タックル技[4、2、2、−/クロスクラッシャー、ショーテルT×2]
浮き球(守)[OHクリア/高クリア+1、消費80]
ブロック技[4、4、−、−/ハイボレーB(消費100)、ダイビングB(消費150)]
スキル[ガッツペナ軽減Lv1/残ガッツ250からペナ発動]
その他フラグ(詳細は秘密)

12 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/11/16(金) 12:39:43 ID:???

☆モブα (LV37)
 ヴィオラが負傷退場や赤札欠場を余儀なくされた際の交代要員。 ボールカット能力が少しマシ。
 ロボットじゃなかったし中の人はいた。


〜ライバル達〜

[サンパウロ]
☆大空 翼
 日本が生んだ世界に誇るサッカー小僧…という形で宣伝されている、日本サッカーの希望の象徴。
 ブラジルにて環境に恵まれたか、キャプ森本編の同時期と比べてメンタルは非常に安定。
 ドリブル、シュートと得点力の高さは凄まじく、またキャプテンとしての指揮力も相当。
 惜しむらくは、ファンタジスタである彼のプレイに、チームメイトがついていけない所。

☆チェザーレ・ストラット
 バンビーノに引退寸前の大怪我を負わせて責任も取らず、当時付き合ってた女を一方的に捨て、
 逃げに逃げた果てのブラジル・サンパウロにおいてサッカーに縋っている少年。
 しかしブラジルに訪問してきたバンビーノと実力を見せ合い、憎しみや後悔から解放される。
 ちなみにシュート力に関しては他の追随を許さぬ程度の能力を持ち、しかもこの試合は勇気持ち。

☆石崎 了
 小学生時代からの翼の親友兼チームメイト。 現在は日本サッカー協会の奨めでサンパウロに留学中。
 当然ながら実力によるものでなく、メンタルに不安のあった翼への鎮静剤として送り込まれたのが実情。
 ただし彼自身の翼への友情は本物であり、そのひたむきさからチームメンバーに受け入れられてもいる。
 陽子の事が気になっているみたい(性的な意味で)

13 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/11/16(金) 12:40:49 ID:???

☆ジョゼ・ロドリゴ・タハマタ(ペペ)
 サンパウロのシャドーストライカー。 ブラジル人特有の柔らかい足首とアウトサイドを利用した
 南米式のドリブルを得意とする他、ダイレクトシュートも侮れない威力を持つ。
 トライアウトの時の借りを義理堅く覚えているなど、中身は友情に厚い男。

☆エセキエル・バビントン
 巧みなドリブルと正確なパスが武器のMF。 長髪色白なイケメンで女性の視線を惹き付ける。
 自身を持ってないヤツ≠ニ認めており、だがその上でやるべき事に全力を尽くすメンタルが武器。

☆マウリシオ・セザール・レイス・ペレイラ
 年齢は一つ下。 しかしそれを感じさせない伏兵テクニシャンでジンガなどの技術を身に付けている。
 かのサッカーサイボーグと技術の下地が似通っているなど、将来を感じさせる素材。 まだ素材。

☆ワグネル・ソアレス・アマラウ
 にっくきコンドルクリア。
 「フン! くだらんなあ〜〜 一対一の決闘なんてなあ〜〜〜〜っ。
  このアマラウの目的はあくまでもコンドルクリア! あくまでも究極クリア生物になること!!
  ツバサのようなファンタジスタになるつもりもなければ、ロマンチストでもない……
  どんな手をつかおうが……最終的に…ヘディングに勝てばよかろうなのだァァァァッ!!」

☆マグノ・ヴィエイラ・ディ・オリベイラ(ドトール)
 ゆるしがたきコブラタックル。
 「私は常に『心の平穏』を願って生きてる人間。 『勝ち負け』にこだわったり、頭をかかえる
  ような『ドリブル』とか、夜も眠れなくなる『シュート』を撃たせない…というのが私のサッカー
  に対する姿勢であり、それが自分の幸福だという事も知っている…。
  もっとも、撃たせたとしても私は負けんがね。」

14 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/11/16(金) 12:42:26 ID:???

☆レナート
 御利益のある有り難〜いキリストのレプリカ石像だったがこの度人間に昇格(降格?)。
 悟りセービングは30%程度の確率で発動するし、1対1も地味に強いのでブルノとは違う。


〜登場するかもな選手〜

☆森崎 有三
 ご存知キャプテン森崎です。

☆ティアーゴ・アレクセイ・トーレス
 パルメイラスのCBで森崎の相棒的存在。 翼と勝負出来るほど1対1に強い。
 また距離があるとは言えストラットのメガロゾーンを止めたりもする。

☆カルロス・サンターナ
 元養父にてリオデジャネイロの富豪・バーラ氏の手で、半監禁状態でサッカーをさせられていた。
 元々は貧弱でテクニック頼りだったが、件のサッカー漬けにより鋼のようなフィジカルを得ている。
 しかし心的障害が大きく、半監禁時期に唯一与えられていたサッカーボールに話しかける癖がある。
 そんな彼を畏怖を込めてサッカーサイボーグと呼ぶ者もいる。

☆リョーマ・ヒノ
 シニョーリのせいでスランプ。 …と書くと日向みたいだが、その中身は全然違うよ!

15 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/11/16(金) 12:43:42 ID:???

☆アルツール・アンチネス・コインブラ
 得体の知れぬ少年。 アルツールというドイツ圏の名、アンチネスというポルトガル圏の姓を持つ為、
 ムラート(白人と黒人の混血)の系譜であると思われるが…

☆アルシオン
 ジョアンを信じる事をやめ、取り巻く世界に絶望した最強プレイヤー。
 …なのだが、最近はキックコントロールに乱れが生じているらしく、全力のシュートが枠を外すほど。
 宇佐美蓮子に「サッカーを楽しんでいるか」と問われ、動揺する姿を見せる。
 現在はユブンタイの本拠地であるUAEを一旦離れ、いずこかへ向かっている。

☆リュストゥ・ヤベッチュ
 トルコNo.1GK…と書くと凄いのかどうか判らなくなるが、かなりの実力者。
 現在はニートだが、持ち前の明るい脱力感で草サッカーに参加しようとしている。

☆マルコ・チェリーブロッサム・ピーチ・チャイルド
 元イタリアJrユース代表MF。 あだ名はチビマルコ。

☆ケンタ・ハセガーニャ
 イタリア人とは思えない名前を持つ、後の左サイドのスペシャリスト。

☆ブルー・スプリング・スクールの方々
 You still have lots more to work on.(まだまだだね)

☆AK(アトベキングダム)の方々
 Indulge yourself with my beautiful skill.(俺様の美技に酔いな)

16 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/11/16(金) 12:45:20 ID:???

〜ライバル選手以外の人物〜

☆シュワーボ・アンザーニ
 フィオレンティーナの元♀ト督で名伯楽。 選手たちの心の支えとなるほど信頼されていた。
 しかし心臓疾患由来の脳梗塞で緊急搬送され、監督としてはリタイアを余儀なくされた。
 現在、意識は取り戻したが未だ半昏睡状態。

☆シーザー・ツェペリ
 本名カエサル・ツェペリ。
 以前、三杉にスーパーストライカー<Wャイロの逸話を聞かせたオッサンで、ヴィオラの新コーチ。
 かつて存在した法治国家・ネアポリス王国で法務官を担っていた一族と同性を名乗っている。

☆アーバックル
 ヴィオラの誇る So Cute 新監督でミハエルの飼い猫。

☆ロベルト・本郷・ジ・アンドラーデ(トスタン)
 白いペレと称賛された、かつてのブラジル代表10番。 サッカーを失ったショックより一時期は
 露出狂にまで身を堕としたが、現在はサンパウロ・ジュニオールの監督として社会復帰を果たしている。
 実はサンパウロ戦はロベルトの章だった罠。

☆賀茂 港
 日本サッカー協会の割と偉い人。 汚い格好で世界中を浮浪しているが、意外にインテリ風味な所も。
 プロジェクト・カウンター・ウイングを推し進めてきた人間だが、予想外の行動を取る三杉に興味を持つ。
 個人的なバックアップ協力を申し出ると共に、RJ計画とやらの参加を持ちかけた。
 またウルグアイのマチルダ尽之助やリョーマ・ヒノと秘密裏に接触していたりもする。

☆マチルダ尽之助
 特攻カミカゼ精神をウルグアイに植えつけようとしている時代錯誤お爺ちゃん。
 若い頃にラ・マキナに魅せられたかも知れない。

17 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/11/16(金) 12:46:25 ID:???

☆青葉 弥生
 何故だかこのスレのお色気担当。 エッチなのはいけないと思いますがヒロインなら仕方ない。
 試合の前にアドバイスをくれたり、覚醒P使用タイムの時に現れる。

☆宇佐美 蓮子
 カンピオーネのマネージャー。 姿を消したマエリベリー・ハーンを捜し求めている。
 星を見ただけで今の時間が判り、月を見ただけで今居る場所が分かる程度の能力を持つ。
 アルシオンと少しだけ語り合う時間を持ち、その時にピクシーというあだ名を付けた。
 現在はユブンタイの本拠地であるUAEを一旦離れ、大学へ休学届を出す為に日本へ帰国中?

☆マエリベリー・ハーン
 フロレンティア・ヴィオラのマネージャー。

☆片桐 陽子
 日本サッカー協会のブラジル特派員でグラサン片桐の妹。 森崎とイイ仲ではない。
 スポーツジャーナリスト兼カメラマンの知り合いがいる。

☆イリアーヌ・トーレス
 ティアーゴの妹で森崎とイイ仲。

☆マスター・アンパイア
 ちょっと危険な香りのするこのスレの主審。 拳法の達人の雰囲気を垣間見せる。

☆隣の人
 フィオレンティーナの熱烈なサポーター。 観る目は鈍いがヴィオラのどんな試合にも駆けつける(?)

18 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/11/16(金) 12:48:51 ID:???

【相互関係の一部】 ※気が向いたら増えます

 三杉 →(婚約)← 弥生
 三杉 →(次はライバルとして)← 中山、バンビーノ
 三杉 →(悪い人じゃないけど面倒臭い)→ 片桐
 三杉 →(説教)→ ブンナーク
 三杉 →(底なしの努力家)→ 石崎
 新田 →(ロボットじゃなかった)→ モブα
 ミュラー →(訳が判らないよ)→ モブα
 ダラピッコラ →(やってやんよ!)← ぺぺ
 イスラス →(殺す!)→ ジェンティーレ
 イスラス、ディッテンベルガ →(自らの手で倒したい)→ カンピオーネ
 クスタ →(絶望から戻って来ると信じている)→ ジョアン
 カステッリーニ →(殺す!)→ ダラピッコラ
 中山 →(YMS!)→ 三杉
 ジェンティーレ →(妬ましい!)→ 中山
 岬 →(排除対象)→ 三杉
 フィッツウォルタ →(好敵視、期待)→ 三杉
 カルバリョ →(口説く)→ 蓮子
 蓮子 →(スルー)→ カルバリョ
 バンビーノ →(名将)→ ロベルト
 バンビーノ →(名主将)→ 翼
 シーザー → (闘う馬鹿) → 三杉&ヴィオラ
 クラウディア →(兄さんナウ!)→ バンビーノ
 ピエトロ →(惚れてる)→ クラウディア
 ロベルト →(解き放たれたい)→ 衣服 ※New

19 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/11/16(金) 12:50:09 ID:???

【ルールについて】
キャプ森本編と違う部分がありますのでひととおり御確認下さい。あと今回はかなり変更・追記があります。
書いてない部分については本スレと共通と思ってください。バランス調整の為に急なルール変更や
必殺技能力の変更の可能性があります。ゲームの面白さを損なわぬ為どうか御了承下さい。


<貴公子ポイント>
 三杉の人望というか人気というかカリスマというか…彼が貴公子的な行動を取ると上昇する数値。
 20ポイント貯まると覚醒ポイントが1上昇するシステム。

<三杉の成長(練習編)>
 9項目の能力から3項目を選んで2D6を振り、規定値以上であれば能力1上昇。 規定値は以下
 上がり易い、やや上がり易い、普通、やや上がり難い、上がり難い、上がらない≠フ6段階に区別。
 練習に失敗しても、上がらなかった項目の合計値の1/2(端数切り捨て)は次回該練習に加算。
 この練習は一ヶ月に2セット行われる。

<三杉の成長(覚醒編)>
 TSUBASA DUNKさんのシステムをお借りした覚醒ポイント制を採っています。
 JOKER、6ゾロ、K、或いは貴公子ポイントによって覚醒ポイントが貯まり、そのポイントを使用する
 事で任意の能力を上げる事が可能。 JOKERが+5、6ゾロが+3、K(≧2勝利)で+3、K(≦1)で+1。
 必要ポイント数は前項の6段階の上昇率によって変わる。 まだバランス調整が必要と考えている項目。
 易:1P、やや易:2P、普通:3P、やや難:6P、難:8P、無:12P

20 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/11/16(金) 12:51:17 ID:???

<三杉以外の成長(練習編)>
 2D6を振り、レベルに応じた規定値まで積算させる事でLVが1アップ(全能力1上昇)。
 ただし物語の進行を律速としたLV及び能力値限界が設定されている。
 こちらの練習は一ヶ月に1セットのみ。

<三杉以外の成長(覚醒編〜能力値上昇〜)>
 勝負判定判定のカードKを出し、攻撃側は≧2以上の勝利、守備側は最低でもこぼれ球に出来た場合、
 その行動に応じた能力値が1上昇。 JOKERの場合は完全敗北しなけれLVが1上がり、全能力について
 1ずつ上昇します。 ただし物語の進行を律速としたLV限界、及び能力値限界が設定されており、
 それ以上には成長できない。 こちらは第三部から経験値取得にしたいです。

<三杉以外の成長(覚醒編〜新技取得〜)>
 勝負判定の2D6で6ゾロを出す度、その行動に応じた必殺技のフラグを獲得。 もう一度同じ行動で
 6ゾロを出すと、フラグを回収しスキルや必殺技を習得。 JOKERが出た場合は一発でその行動に応じた
 スキルや必殺技を習得。 これらは行動の成否に関わらないが、覚醒数が各選手毎の規定数を超えた
 時点でフラグも技も得られなくなる。

21 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/11/16(金) 12:52:43 ID:???

<マーク(守備コマンド)について>
 マークについては、タックルor競り合いでいずれか高い方の能力値に+1補正した数値が使われる。
 時間稼ぎを目的とし、0以上で成功、−1以下では振り切られて敗北となる。 成功した場合、攻撃側の
 次回行動はバックパスか強引突破かの2択を迫られ、バックパスなら−1、強引突破なら該敗北数値差分
 のペナルティを受ける事になる。 また時間を稼いだ事で味方が布陣を整えられ、敵の速攻作戦を強制
 終了させる副次的効果が得られる事もある。

<マンマーク(設定)について>
 要注意選手に対してマーク選手を付ける事を意味。 マーク選手は対象に対し+1補正を得るが、
 その他の選手に対し−1補正を受ける(ただしタックル・パスカットに限る)。

<ポストプレイについて>
 ヘッドで落とす空中ポスト。 能力については[(競り合い+パス)/2]を使用する。

<キープについて>
 前線でボールをキープして味方のマークを減らしたり、パスの隙を窺うコマンド。
 ドリブルor競り合いでいずれか高い方の能力値に+1補正した数値が使われる。
 0以上で成功、−1以下ではボールを奪われて敗北となる。 成功した場合、守備側は次回行動時に
 おいて該敗北数値差分のペナルティ+判定によって更に不利な状況を強いられる事になる。

<スルーについて>
 スキル[スルー+…]を有する選手のみ可能な特殊コマンドで、能力値はトラップを使用する。
 成功した場合、判定によって相手に不利な状況を強いる場合がある。

22 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/11/16(金) 12:53:53 ID:???

<クリア(フィード)について>
 ゴール前で守備側がチェックされた際に選択可能な、中盤での競り合いに誘導する奪われない為の行動。 
 カットに行く選手は通常のカット能力に対して距離に応じたペナを強いられるが、基本的には落下地点
 での競り合いに…。 フィード技のある選手はパスとして狙いをつける事が可能。

<サイドアタックについて>
 サイドライン際ギリギリのドリブルについて通常+1の補正を与える。
 ただしライン際でボールを受ける、或いは敵のチェック前にライン際へボールを運ぶ必要あり。
 またSB、SH、WBあるいはWGの一部の選手はこの補正を無効化する事がある。
 ちなみにサイドを最終ラインまで抉りきったマイナスクロスは、シューターに+1補正を与える。
 一部の選手には+3補正だったり、対象がドリブルに限らなかったりする。

<オーバーラップについて>
 SB(サイドバック)、リベロ、ボランチより下ラインの選手が前線に上がる場合、オーバーラップとして
 ボランチならば30、DFならば60のガッツ消費をする。 逆に前線のFW達が、自ゴール付近まで
 下がる場合にも同様のガッツ消費が起こる。

<ワンツーリターンについて>
 2人のカードのマークが一致で両者に+2の補正、例外としてクラブ一致は−2ペナ。
 カードの数値が一致で両者に+4、完全一致の場合は自動勝利で必殺ワンツーに進化。
 また相互補正による恩恵を受ける。

23 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/11/16(金) 12:55:11 ID:???

<複数人での地上行動と空中行動について>
 地上行動は基本的に記載された順の行動となるが、結果はMax値を出した選手の行動が反映される。
 ちなみにMax値を出した選手以降の行動はキャンセルされガッツ消費無し、覚醒もキャンセル。
 …対して空中行動は全選手同時行動。 Max数値の結果よりも反則が優先される事になる。

<ダイレクトシュートについて>
 サイドからのクロスで撃つ事が可能で、基本的に縦の浮き球では不可。
 ただしパスを放つ人物にフライスルー系のパスを出す素養あり、シュートの系統が『ダイビング』、
 或いは『スカイラブ』系である場合については縦パスからでも撃てる。
 ヴィオラで現状それが可能なのはオジオと三杉の2人だけ。

<ブロック失敗時のシュート威力減少>
 シュートをブロックしきれなかった場合でも、シュート力−ブロック力=1だった場合にシュートの威力
 を−2、また=2〜5の場合は−1だけ威力減衰させる。 これは数値達成ブロッカーの人数分重複する。
 尚、便宜上ダイレクトシュートに対するクリアも威力減少を発生させられる。
 威力減少についてはGKのみが恩恵を受け、同行動中のブロッカーが受ける事はないので注意。

<瞬間フリー補正について>
 ダイレクトシュートはクリアーで競り合う相手が居ない場合、瞬間フリー補正+1が付く。
 つまり守備側は最低一人はクリアーに人数を割いた方が有利。
 グラウンダーシュートについては、守備側にGKしか居ない場合のみ該瞬間フリー補正が付く。

24 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/11/16(金) 12:56:11 ID:???

<人数補正について>
 守備側の選手達は、判定に参加した人数に応じて有利な補正を受ける。  具体的には2〜3人で+1、
 4人で+2、5〜6人で+3、7人以上で+4となる。 またクリアとブロックは別行動扱いで、互いに
 補正はされない。 GKは飛び出した場合のみクリアと同行動として補正が付く。

<距離補正について>
 ロングシュート或いはロングパスを撃った場合、その距離に応じて守備側に補正が付与される。
 具体的には50m距離補正+7、40m距離補正+5、30m距離補正+3、20m距離補正+1。

<信頼(相互)補正について>
 各選手毎の連携熟練度による補正の総称。
 LV1でワンツーに+1、LV2でワンツーに+2、LV3で守備の人数補正に+1の補正。
 日々の交流によって上下する可能性がある。

<ガッツ消費ペナ>
 300以下で-1、200以下で-2、100以下で-5、40以下は基本的に動けない。

<PA内の反則について>
 アドバンテージを一切取らず、シューターと守備の全行動キャンセル(全員ガッツ消費なし)、FK
 またはPKに移行。 クリアや競合いで守備側の反則が発生 → 数値上はシューターがゴールゲット
 …という場合でも得点は無効になるので注意。

<ケガの発生について>
 発生率は本スレ準拠。 ただし怪我は基本的にその試合終了後に完治し、次の試合に影響しない。

25 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/11/16(金) 12:57:33 ID:???

<レッドカード、イエローカードでの退場について>
 カードの効果はその試合でのみ有効、大会時の累積も無し。 今のところ。

<カードの強弱及びJOKERの扱い>
 カードの強弱はダイヤ>ハート>スペード>クラブとしており、数字はそのまま13〜1として
 様々な判定に使用。 JOKERは特に注釈が無い場合はダイヤの15扱いとなる。
 カードと2D6が同時に使われる判定では2D6の合計が能力値に加算され、カードはマーク毎の必殺技
 判定にのみ使用される。この際にJOKERが出た場合はカードがダイヤ、2D6の合計が14の扱い。

<スキル・ファンタジスタについて>
 特別な選手だけが持つスキルで、攻撃時にメリットを、守備時に各人固有のデメリットを引き起こす。
 チーム内にファンタジスタが複数居る場合、悪影響は相乗されていく。

<スキル・クラッキについて>
 ブラジルの特別な選手だけが持つスキルで、抜いた人数によってドリブルとシュートに補正。
 1〜2人抜きで+1、3〜4人抜きで+2、5人抜きで+3。

<スキル・レジスタについて>
 特別な選手だけが持つスキルで、攻撃の基点として味方に補正を付与する。
 発動するには条件が必要だが、スキルLVが上がる事で条件緩和されたり効果アップしたり。

<ホーム・アウェイについて> ※いつか実装したい
 ガッツ消費、ビハインド時の補正、残ガッツペナ等のいずれかor複数に影響させたい。

26 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/11/16(金) 12:59:01 ID:???

Episode2 OPテーマ

[ONE VOW] http://www.youtube.com/watch?v=elGX9rQesrI

RIDER  バチ当たりなLife has started.
STRIKER  Beat Strike makes some cut cut.
Fire  Now運命が訪れる瞬間だ想いだけ抱いていけばいいさ
FIGHTER 輝ける星の尖ったとこで刺せ
PRIMER ARH降り注ぐLight and junk gut gut.
A BRIGHTER  BRIGHTER HEARTで悩んで再び越えて
Be a Big Boy Yo ,stand up!

Break恐れずにBreak
むせかえる無数の花 闇を暴けMy Days
誰も知らねぇ明日の意味づけなんざBust it Just say Hey!

I go wild deep inside of my heartONE VOW
今 俺達 やるせない叫びもそのままで
愛がREALかどうかOne more try,YEA! AH YEA!
吹き荒れる風 夢みてるさ また再びお前に逢うために

27 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/11/16(金) 13:00:28 ID:???
時間ないのでひとまずテンプレ完了の挨拶やらは後で

28 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/11/16(金) 20:17:47 ID:???

遅くなりましたが今回も長い長いテンプレ完了です。
大事な変更がある場合がありますので、一応ルールやらの確認は推奨とさせて頂きます。

またスレタイ案の投稿を下さった皆さまには感謝しており、この場で改めてお礼を申し上げます。
ツボなスレタイは数あれど、シナリオにピッタリ合致する(予定の)ロベルトの章で決まり!
でも不倶戴天の友とかも最高でした。

それではマイナー路線ドンと来いな方や隠れMな方はドンと来い!
ただしこのスレはサザエボンみたいなゲリラパクリキャラが蔓延しております。
キャラのイメージはこのスレ独自ですので、皆様には割り切って参加して頂きたく思います。

更新は週明けからになりますので、どうぞ宜しくお願い致します

29 :森崎名無しさん:2012/11/16(金) 22:54:29 ID:???
新スレ乙デース!

ホーム・アウェイの要素入れるのは面白そうだと思ったのです

30 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/11/19(月) 19:51:24 ID:???

>>7
乙感謝です。 そうですね、このスレはロベルトが本気出すかと思います。
それとテンプレ中に挟まれたコメントは、私が見逃してしまう可能性があります。
出来ればテンプレ一式貼り終わったところで書いて頂けると助かります。

>>29
乙感謝です。
ホーム・アウェイは何か欲しいなと以前から思っております。
とは言えなかなか難しい部分です。 どうでしょうかねえ。

31 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/11/19(月) 19:53:05 ID:???

ピイイイイイイイイイイイイイイイイイイ!!!

新田「前半終了…」
ブンナーク「チッ、なんだってんだ!」

Injury Timeまで果敢に攻めておきながら、あと1点が取れなかった。
ヴィオラ側、特にFW組にとっては悔しい終わり方となってしまった。

マウリシオ「た、助かった。」
ストラット「結局2−0のままかよ…」

サンパウロ側も悔いや不安のある前半戦だったのは、そのスコアからも明らかだろう。
しかし彼等は、一気果敢の攻めを守りきったという良質な終わり方が出来たのだ。
切り替える姿勢という点においては、ヴィオラよりも勝る筈である。

三杉(押し切れなかった…。 しかもこちらにミスがあった訳でなく、相手がミラクルだった。
    リードしているとは言え、この終わり方は疲労になるし、後半に引きずるかも知れない。
    後半の序盤は要注意だ…相手に勢いを与えたら一気にやられる恐れがある。)

翼(運でも何でも、怒濤の攻勢を凌(しの)ぎ切った事はまず大きい。
   スコアは開けられているが、内容を考えれば後半逆転は十分視野に入る。 何より…)

両キャプテンの認識も、どうやら大きく違えていない。
天秤が後半どう傾くか…試合はそれによってまだまだひっくり返る。

それをさせない為にも、三杉は決して楽観などしていられなかった。

32 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/11/19(月) 19:54:38 ID:???

〜フロレンティア・ヴィオラ控え室〜

アーバックル「Welcome back. In a lasagna dinner will eat.」 ニャー

控え室に戻るなり、アーバックルが猛然と出迎えてくる。
ゴロゴロニャーニャーと喧しいくらいに興奮しているようだ。

レントゥルス「相変わらずニャンコ可愛いね。」
新田「なんだよお前、前半リードで折り返したから喜んでくれてるのか?」 ナデナデ

アーバックル「I make a living by cute. Everyone should give rice to me why.」 シャーッ

リードしている余裕か、皆さん奥へ入る前に取り敢えず一撫で。
その流れでメリーがドリンクを各自配布していくという完璧な流れ作業である。
アーバックルが何を言っているかは解らないが、とにかく和んだので好し。

ジャイロ「ほれ、監督さんもこんな試合サッサと勝って帰ろうって言ってるぜ。
      間違っても延長になんて持ち込むなよ?」

「「「 ラジャーー! 」」」

全くもってニコやかな光景であったが、目が笑っていない者も2人いた。
その2人の目線が互いに合い、一方が相手に『解ってんだろーな?』的な冷笑を示した。
その笑みが意味するところは明白である。

33 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/11/19(月) 19:55:48 ID:???

三杉(実際問題、延長戦に持ち込まれる事は敗北と同義…そう言いたいんでしょ?
    僕や新田、ミハエルのスタミナ、そしてラムカーネ。 不安要素は熟知してます。)

ジャイロ(フン、ならいいさ。 特にお前のスタミナが相当キツイのは見て取れる。
      ペース配分を誤ったりしたら、その時点でチェックメイトだからな。)

三杉(ご心配、感謝しますよ。)

筋肉・呼吸など人体に精通しているジャイロは三杉のオーバーペースを既に見抜いていた。
声なき言葉を交わしあい、三杉は注意すべき点の一つを改めて意識した。

三杉(さて…スタミナの面もあるが、ファストブレイクも既にカードを切ってしまっている。
    後半は何よりもペース配分が重要になってくるだろう。
    スローペースを意識して、互いの攻撃回数を減らさないといけない。)

…とは言え、一歩間違えればただの消極策になりかねない。
ゲームの流れを読み、ベストなタイミングでシュートまで持って行く事が不可欠となる。
勿論その都度で追加点を奪えて行けるならば、勝ち至るのだろうが。

三杉(この意識を周知徹底するのは当然として…具体的に何か工夫出来ることはあるだろうか?
    …それと、サンパウロ側が前半と戦い方を変えてくる可能性もないとは言えない。
    後手にならないよう、何か備えておく事があれば…)

34 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/11/19(月) 19:57:00 ID:???

−−−@−−− @レナート
−−B−A−− Bワグネス・アマラウ A石崎 了
−E−D−C− Eマリーニ Dマグノ・オリベイラ Cリマ
−−−−−−−
−G−−−F− Gマウリシオ・ペレイラ Fエセキエル・バビントン
−−−I−−− I大空 翼
−−−−−−J Jジョゼ・タハマタ
−−−H−−− Hチェザーレ・ストラット
−−−−−−−
===◎===
−−−−−−−
−−Q−J−− Q新田 Jブンナーク
−−−−−−−
−G−−−F− Gオジオ Fミハエル
−−−I−−− I三杉
N−−L−−B Nオワイラン Lレントゥルス Bダラピッコラ
−−−−−−−
−−C−E−− Cミュラー Eスペルマン 
−−−@−−− @ラムカーネ

☆チームデータ変更について

A フォーメーション変更(さらに分岐)
B ポジション変更(さらに分岐)
C 総合的な戦術提案(要記述)
D マンマークなど各選手への個別指示(要記述:選手名と指示)
E 特になし、現状の闘い方を継続

[3]票選ばれた選択肢で続行します。(投票はメル欄空白で宜しくお願い致します。)

35 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/11/19(月) 19:58:07 ID:???
本日これだけです。
このスレもどうぞ宜しくお願い致します。

36 :森崎名無しさん:2012/11/19(月) 20:30:47 ID:???
サンパウロがとりそうな戦術は中盤省略?前の試合でやったような
サンパウロに放り込めそうな対象なんて翼位しかいないから違うかな

37 :森崎名無しさん:2012/11/19(月) 20:41:45 ID:???
翼「トラップとポストプレイの強いリグルを出せば中盤省略し放題だね」
三杉「君は何を言ってるんだ」

38 :7:2012/11/19(月) 20:45:04 ID:???
失礼しました。気を付けます。
レス返しありがとうございました

39 :森崎名無しさん:2012/11/19(月) 21:37:11 ID:???
中盤でこっちがボール奪って相手の攻め気を削ぐ展開がままあったから
やっぱそれに対応してくるか

40 :森崎名無しさん:2012/11/19(月) 21:56:10 ID:???
最初にこっちボールなのは普通に止めに来るだけでしょう

41 :森崎名無しさん:2012/11/19(月) 22:08:46 ID:???
そんなことより鳥かごしようぜ!

42 :森崎名無しさん:2012/11/19(月) 22:10:59 ID:???
悪くないねー鳥かごw
でもまぁ後半の最初の内はまだラムカーネのペナルティも軽いから強気に行くべきだね

43 :森崎名無しさん:2012/11/19(月) 22:11:10 ID:???
翼はラムカーネと森崎の弱点を同一視してる
ハーフタイムに逃げられて回復されたと勘違いしてるはずだから
いきなりのロングシュート攻勢は多分ないよね?

44 :森崎名無しさん:2012/11/19(月) 22:19:41 ID:???
鳥かご程消極策ではないけどスローペースを意識して
互いの攻撃回数を減らすのは前半からやっているんですよね
だから相手はここに手を打ってくる可能性あり

45 :森崎名無しさん:2012/11/19(月) 23:12:47 ID:???
戦術的には間違いだろうが、ブンナークのキックオフアトミックも割と狙えないかな?

ブンナーク77+2に対して、相手の最強ブロッカー石崎が68+4+3の13.6.6.0。顔面発動で81だから厳しいか。

ただストラットや翼だって前半割と動いてるし、吹っ飛ばせたらガッツも削れるはず。



46 :森崎名無しさん:2012/11/19(月) 23:13:55 ID:???
うーん、そういうのは裏目に出る気がするんだよなあ。なんせ相手は「敵の」翼だよ?
カウンターシュートかましてくる予感がビンビンするんだよ。

47 :森崎名無しさん:2012/11/19(月) 23:15:10 ID:???
確かに敵のときの翼は強いからな。

48 :森崎名無しさん:2012/11/19(月) 23:15:17 ID:???
スローペースを意識して、互いの攻撃回数を減らすのが基本だから
やっぱりキックオフシュートは違うはず
でも常識に縛られずに考えようという姿勢はグッドだと思う

49 :森崎名無しさん:2012/11/19(月) 23:31:16 ID:5k1SSyCg
C 守備陣とオフサイドトラップの意識合わせをしっかりしておく

中盤の数多くして積極的にプレスかけるのは引き付けてからの
ロングボールに弱そうだから、これ位はしても罰は当たらないかな?
正直相手の作戦見ずに大幅な変更とかはしにくい…

50 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/11/20(火) 08:34:08 ID:???
おはざいます。
どうやら決まりませんので本日12:00の締め切りを設けたいとます。
その場合は>>49かE(変更なし)かをカード判定で決定します。
自由度も難易度も高いため、完璧な備えはまず不可能な選択でしょうし、
今回は割り切った参加が望ましいところです。

51 :森崎名無しさん:2012/11/20(火) 08:36:55 ID:nDEkHruU
C >>49

52 :森崎名無しさん:2012/11/20(火) 08:40:15 ID:JGuG74PQ
C
>>49
三杉さんのオフサイドトラップなら安心だぜ!

53 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/11/20(火) 16:41:22 ID:???

>>38
とんでもありません、今後ともよろしくお願い致します。
======================================

> C>>49
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

自分がサンパウロならばどのように打破するか…
そういう視野で考ると、三杉は備えておくべき事に思い当たった。

三杉「ミュラーとスペルマン…それと一応、ダラピッコラにオワイランも聞いて欲しい。」

「…っと。」「なんだなんだ?」「何でしょう?」

三杉「後半相手が狙ってくる戦術として、中盤の省略の可能性があると考える。
    具体的には深い位置からのロングボール…前回僕達がミランにやったアレだ。」

オジオ「うん。」
オワイラン「有り得るかも知れません。」

三杉の懸念は理に適っているようで、オジオらの賛同が得られた。
次はこれにどう対するかであるが、その用意も三杉には出来ている。
もちろん守備陣に対する具体的な確認もだ。

54 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/11/20(火) 16:43:02 ID:???

三杉「ロングボールを予め視野に入れ、後半はオフサイドトラップを仕掛けられるようしておきたい。
    その為にはミュラーとスペルマンに若干ラインを高めに保っていて欲しい。」

スペルマン「オッケ。」
ミュラー「謹んで承ります。」

三杉「ダラピッコラは自分が最終ラインに引っ掛かっていないかを気にしてくれ。
    同じ事がオワイランにも言えるが、君は判っていると思う。」

ダラピッコラ「あいあい。」
オワイラン「了解です。」

然したる戸惑いもなく示し合わせは終わる。
後は前半に引き続く事や注意点の確認である。

三杉「もし相手が前半と変わらないならば、こちらも前半の戦術を継続していこう。
    つまり中盤に人数を集めて早め早めに潰し、攻撃はパス連携を中心に崩すんだ。
    単調にならないよう、時々は鋭く縦を狙いたいから、ブンナーク達も気を張って欲しい。」

ブンナーク「へっ、任せろよ。」
新田「俺にもドンドン出して下さい。」
ミハエル「………」

…と、いつも以上に強気を口にする新田の事が気になった。

55 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/11/20(火) 16:44:10 ID:???

三杉「ふむ…いや、新田は少しオーバーペース気味だろう?
    基本はスローペースで、狙うべき点を絞るつもりでいる。
    そのつもりで全力を出すタイミングには気を付けてくれ、ミハエルも。」

新田「はーい…。」
ミハエル「ノープロブレムです。」

三杉「レントゥルスには守備の負担を多く任せてしまうが、どうにか頑張って欲しい。
    正直僕もペース配分に苦しんでいるからね、君の力が必要だ。」

レントゥルス「ヴェヴェー、頑張ってみるよー。」

最後に自身の体力の懸念と、それに伴ってレントゥルスを頼る旨まで一気に話し終えた。
抜けは無い筈である。

三杉(今回も早い段階で最適戦術まで至る事が出来たかな…?
    とにかく、それで2点リードを作れたのは大きい。
    後半にスローペースを意識するのは毎度の事だし、勝ちパターンも定まってきている。
    翼くん率いるサンパウロでもどこでも変わらない、僕達の強さをアピール出来る筈だ。)

こうして三杉は後半の対策についてのディスカッションを終えた。
慣れもあるのだろうが、今回は非常にスムーズに手早く終えられた。
ハーフタイムの残り時間、三杉も例に漏れず、選手達は体力回復に費やす事になる。

56 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/11/20(火) 16:45:10 ID:???

☆そうそう、何か忘れてない?

A そうだ、前半守備ですごく頑張ったブンナークを褒めないと。
B なんだか調子よさ気に活躍を積み重ねるミュラーを褒めないと。
C 前半の一番ヤバかった瞬間にストラットを抑えたレントゥルスを褒めないと。
D 先制点をあげてくれた新田の事を褒めずに如何にせん。
E 追加点をあげてくれたミハエルこそを褒めるべき。
F いやいや、敵主力のシュートを封殺してくれたラムカーネを褒めるべき。
G アーバックルの可愛さを褒めようぜ。
H メリーの裏方ぶりを褒めようさね。
I  その他

[3]票選ばれた選択肢で続行します。(投票はメル欄空白で宜しくお願い致します。)

57 :森崎名無しさん:2012/11/20(火) 16:52:34 ID:???
I  岡山姉の人気一位を祝うべき。

58 :森崎名無しさん:2012/11/20(火) 16:55:10 ID:JgbzlEVE
A
今日は早めに餌を上げてみよう

59 :森崎名無しさん:2012/11/20(火) 17:22:18 ID:A+Oy4wmI
A

60 :森崎名無しさん:2012/11/20(火) 17:33:26 ID:JGuG74PQ
A

ミハエルは……余程ドンピシャの答えを出さなきゃここで一気に解決は難しそうだ

61 :森崎名無しさん:2012/11/20(火) 18:45:03 ID:rK9uqTFY


62 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/11/20(火) 19:06:42 ID:???

> A そうだ、前半守備ですごく頑張ったブンナークを褒めないと。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

三杉(これはいけない、すっかり忘れるところだった。) ポン

ふと三杉は大事な事を思い出した。
前半序盤、そして中盤に目立った、ブンナークの守備貢献である。

三杉(サンパウロの出鼻を挫き、流れの綱を最前線で引いてくれたのは間違いなくブンナークだ。
    試合中は称賛する暇が全く取れなかったからな。 今行かずにいつ行くのか。)

そう思い立ったならば迷いなし。
三杉はおもむろに立ち上がり、向こうで休憩してるブンナークの方に歩みを向けた。

メリー「!!」 ハッ

三杉(うん?)

…と、その瞬間に三杉の視線にメリーの姿が飛び込んだ。
何か思い出す事があったのか違うのは判らないが…ハッと息を飲むような仕草は印象に残った。

メリー「…………」 ブツブツ

メリーは何事か深刻そうにブツブツと呟きながら、今日まで見た事のない表情をしている。
悔しそうな、観念したような…少なくとも正の感情はそこに見られない。
正直に気にはなったが、メリーのこれまでの仕事ぶりから考えて、
チームに関しての問題であるならば、ちゃんと報告してくれる…
そう三杉は考えて、視線と意識を元方向に戻す。

63 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/11/20(火) 19:08:12 ID:???

三杉「ブンナークやーい。」

ブンナーク「ん? なんか後半の注文毎か?」

三杉「いや違う。 まあ別段話があるという訳ではないのだが…フフ。」

ブンナーク「な、なんだってんだよ…」

三杉はわざと勿体ぶったような口調で笑んだ。
その様子にブンナークは警戒の様相を見せる。
やらかした時に散々されている説教が無意識に呼び起こされているのだろうか?
だがそうであるならば、都合が良かった。

三杉「前半戦は目覚ましい活躍をしてくれたな、実に有り難かったよ。」

ブンナーク「え? お、おう。」

三杉「キックオフしたばかりの敵の攻撃を、2度も防いでくれたのだからね。。
    特に試合開始直後にストラットのシュートを止めたのは非常に大きい。
    序盤に一方的な流れを作られなかったのは、アレが効いていたと僕は思う。

ちょびっと不安を煽るような近付き方をしておき、上げる時は一気に上げる。
人たらしの基礎の基礎であるが、三杉にとってはお手の物である。

64 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/11/20(火) 19:09:20 ID:???

だがここで真に重要なのは、称賛すべきを本心から言葉にしているかどうかだ。
そして三杉にとって、この称賛は心の底からの物だった。
それだけの価値がブンナークの守備にはあったと理解している故である。

ブンナーク「…………」

先着(順番通りじゃない書き込みは無効)で
 ★ブンナークを褒め活かしてみせよ!→! card★
と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。

《ダイヤ》 「へへ、後半も任せてくれ!」 グッ
《ハート、スペード》 「ば、バッキャロー! 褒めるのはFWは点取った時だけにしろや!」 ニンマリ
《クラブ》 「だろ、だろ? オレのレゴダイヤブロック凄かったろ?」 「そのネーミングはねーわ」
《JOKER》 ダイヤの結果+「それはそーとミハエルの様子が変だ」

65 :森崎名無しさん:2012/11/20(火) 19:12:23 ID:???
 ★ブンナークを褒め活かしてみせよ!→ ハートK

66 :森崎名無しさん:2012/11/20(火) 19:13:23 ID:???
ハートのK、そんなに三杉が好きかwww

67 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/11/20(火) 19:30:33 ID:???

>>66 どうもブンナークはもってる%zみたいですね。何かを。
======================================

> ブンナークを褒め活かしてみせよ!→ ハートK ★
> 《ハート》 「ば、バカヤロウ! 褒めるのはFWは点取った時だけにしろ!」 ニンマリ
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

ブンナーク「…………」

三杉「?」

称賛したものの、ブンナークからはリアクションがない。
…というより、むしろ硬直しているかのように見える。
だが『おかしいな』と三杉が何某(なにがし)か追撃を考え始めた時…

ブンナーク「ば、バカヤロウ! 褒めるのはFWは点取った時だけにしろ!」 ニンマリ

言葉だけ聞くと怒っているかのような反応が返ってきた。
だが顔面いっぱいに喜色をたたえておいて、これはチョッとない。
見ようによっては滑稽に映る姿だ。

三杉「(ポーカーフェイスが出来ないやつだな… それとも単純に照れ隠しか?)
    そうだな、それじゃ後半はゴールを期待させて貰う。 今度こそ頼むぞ。」

ブンナーク「ハンッ、当然だってーのっ!」

三杉は吹き出すのを堪えて、ブンナークの論調に付き合った。
素行には多少問題があっても、この辺がブンナークの憎めないところ。
三杉はそれを再認識するのだった。

※ 三杉とブンナークの相互感情が2上昇。

68 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/11/20(火) 19:32:48 ID:???

〜サンパウロ控え室〜

少々時間は遡り、ここはサンパウロの控え室。
当然の事だが、こちらでも平常通りハーフタイムミーティングが行われようとしていた。
ただその空気は決して平常通りと言えず、何か刺々しさがあった事を言及しなければならない。

ドトール「………」
アマラウ「………」

石崎「相変わらずあの周辺は空気が痛えなあ…」
ペペ「あれはいつもの事だからイイけどよ。 他の奴も浮かない顔なんだよな…
    ビハインドとは言えツバサは勝算を口にしてるし、何とかなりそうなもんだけど。」

不思議なものだった。
控え室に戻ってくるまでは、楽観までいかずとも、闘志のような希望のような活気があったのだ。
前半最後のピンチをファイン守備2発で守り切れた故の活気なのは解る。
だが実際控え室に戻ってから、その活気が急に引っ込められてしまったのが解らなかった。

集まったメンバーを一周見渡し、監督であるロベルトが喋り始めた。

ロベルト「さて、手痛い洗礼を受けてしまったな。 前半を終えて0−2は厳しいスコアだ。
      相手のデータは予ねてより渡しておいたが、相手はその上を行った事になる。
      特にFWのブンナークが何度も出鼻を挫いたのには、お前達も想像出来なかった筈だ。
      またラムカーネがメガロゾーンシュートを止める程のGKだったのも苦戦の要因だろう。」

マリーニ(ん… あれ?)

ロベルトがたったこれだけを言い放つと、刺々しい空気よりも軽い驚きや違和感が勝った。
いつも監督がミーティングで口にする内容とは毛色や量が違っていたからである。

69 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/11/20(火) 19:40:28 ID:???

ロベルト本郷のミーティングは常に短く、システムとスタメンの発表と敵データの確認…
それに加えて、キャプテンである翼にゲームプランを提案させて吟味するだけに留まる。
またハーフタイムミーティングにおいても、前半の問題点を論じたりプランを変えたりはない。
状況によって、攻撃的に寄るか守備的に寄るかなど、方向を定性的に指示する程度の物。
そしてそれ自体は『結果さえ出せば好き勝手やらせてくれる』という認識に繋がっていた。

マウリシオ(その監督にしてはよく喋るなあ。)

バビントン(パルメイラス相手にビハインドを負った時でさえ、
       アッサリした姿勢を変えなかった監督が…?)

翼(ロベルト…)

ストラット(内容はともかく、前半で2点ビハインドは過去にも例を見ないからな。
       流石の放任監督も口を出さない訳にはいかないってか?)

ドトール(確かに…1点目はアンラッキーカウンターだったが、2点目は流れを作られた。)

アマラウ(序盤はともかく、半ば以降はツバサのプランが外れているのは疑いようもない。)

監督の手腕に対するささやかな疑念…。
それは潜在的な不安・不満と呼べる無形の空気であり、先程の刺々した雰囲気の正体の一つだった。
だがその疑念が今払われるかも知れない…一部のメンバー達は顔を上げた。

70 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/11/20(火) 19:41:40 ID:???

バビントン「……」

先に示しておくが、先程の刺々しい空気のもう一つの原因は翼にあった。
指示もある、プレイパフォーマンスも抜群、特に攻撃に関しては文句の付け所がない。
しかし彼のプレイは時々キャプテンである事を忘れている(という印象を受ける)のだ。
あまりに自由で、あまりに尖りきったそのプレイは連携を置き去りにしているのだ。

ブラジルという国柄、それは成功している限り歓迎される。
しかし一旦歯車が噛み合わなくなると、中盤の守備バランスを一人で担っているバビントンなどは、
それが自身の役割・器と理解をしていてなお、反感に近い不満を抱かずにはいられないのだ。

ロベルト「では翼。 これを踏まえ、後半はどう組み立てるべきだと思う?」

翼「特筆して変えるべき部分はありません。 相手のGKはパルメイラスの森崎に似たタイプ…
   前半以上に積極的にシュートを撃っていけば、いずれゴールラッシュが始まりますよ。
   ストラットのメガロゾーンシュートを受けた時点で多少苦悶を浮かべていたので、
   その後にシュートまで上手く繋がらなかったのが悔やまれるくらいです。」

ロベルト「………ふむ。」

翼「それから相手は中盤に極端な人数をかけています。
   ですがマウリシオの突破も惜しかったですし、俺も止められたのはギリギリの線です。
   何度か仕掛ければ必ず成功しますし、ペペとのコンビプレイも交えれば相手は更に混乱します。
   また三杉くんの活躍は確かに脅威ですが、あのパフォーマンスを最後まで続けるのは不可能…
   必ず途中で息切れを起こす筈です。 何処かで流れがこちらに傾くのは必然かと。」

ペペ「うんうん。」
石崎「さっすが翼だぜ。」

71 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/11/20(火) 19:43:08 ID:???

アマラウ(文句をつける場所の無いプランと言うべきだろうな。)
ドトール(…ただし、全て思惑通りに行くとはまだ決まっていない。)

マウリシオ(これを監督が承認してミーティング終了…と。 結局いつも通りでしたね。)

ロベルト「…………」

ポーカーフェイスで作戦内容を吟味するロベルトの様子は平時通りである。
結局いつもと変わる所はなかったと、サンパウロメンバーは脱力するが…

先着(順番通りじゃない書き込みは無効)で
 ★何が起こる?→! card★
と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。

《ダイヤ・ハート》 バビントン「あの…! ロングボールでの攻撃も交えるべきでは?」
《スペード・クラブ》 ロベルトが口を開くまで、誰も口を挿む事は無かった。
《JOKER》 ダイヤ・ハート+α

72 :森崎名無しさん:2012/11/20(火) 19:43:27 ID:???
 ★何が起こる?→ JOKER

73 :森崎名無しさん:2012/11/20(火) 19:44:56 ID:???
あれ?ロングボール対策でOKだと思ったんだが…

74 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/11/20(火) 19:46:59 ID:???

(涼やかに)本日はここまでとなります
また次回も宜しゅうお頼み申上げ〜

そう言えばスマホにしてからまたキャプ翼アプリを始めてみました
ニコ動の頃に比べてインフレがおかしいです
無課金だし大して必死でもないのに、スタメン・サブ合わせて全ポジPで組めてるという…

75 :森崎名無しさん:2012/11/20(火) 19:48:00 ID:???
さすがバビ様乙でしたー

76 :森崎名無しさん:2012/11/20(火) 19:48:46 ID:???
乙でしたー。遅攻の対策も加えてくるかな?

77 :森崎名無しさん:2012/11/20(火) 19:53:14 ID:???
+αの内容はミハエル集中攻撃かもね

78 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/11/20(火) 19:58:10 ID:???
追記ー

おそらく皆さんの思惑から外れた戦術をサンパウロにはさせるつもりです。
果たしてそれでサンパウロが追い上げてくるのかどうか、チーム的に正解なのかどうか…
と言うのは私も確実な確信が持てていないのですけどね。(最悪gdgdになるかも…w)
しかし色々と考えれば、きっと後半は前半より遥かに厳しい闘いになると思います。

アナカンスレは隠れMの方の参加を推奨しているスレです。

79 :森崎名無しさん:2012/11/20(火) 19:59:56 ID:???

JOKERだから仕方ないよねw

80 :森崎名無しさん:2012/11/20(火) 20:02:28 ID:???
翼「JOKER効果でリグル登場!勝った!ヴィオラ戦完!」
三杉「君は何を言っているんだ」

81 :森崎名無しさん:2012/11/20(火) 20:19:09 ID:???
こういう時にJOKER引いた監督のお約束といえばこれかな?w

ロベルト「ええい、もうお前ら若造どもには任せておられん。俺がキャプテンとして出る!」 まさにロベルトの章(笑)

82 :森崎名無しさん:2012/11/20(火) 21:29:54 ID:???
流石原作主人公チームというところか

83 :森崎名無しさん:2012/11/20(火) 22:10:00 ID:???
ロベルトがなんかいうのは分かっているし
バビが付け足して言うか他の選手が何か言うんだろう

しかしバビントンは苦労しているなあ
守備は上手くないが味方と連携して止めているし、攻撃の起点にもなっている
サイドにいるのにボランチみたいな動き方、というか三杉、ファルコーニの様なレジスタタイプの選手っぽいな
まあ流石に覚醒しそうにないだろうが……ファンタジスタがいるし、というか勝てない

84 :森崎名無しさん:2012/11/20(火) 22:54:20 ID:???
マンツーマン?

85 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/11/21(水) 18:28:48 ID:???

>>75-76
乙感謝でーす

>>79
乙感謝すー。
あ、>>78の内容はJoker出た事とは関係ないですよ。

>>81
そういうワイルドな事を想定していれば良かった的な!

>>82
うーん?

>>83
バランサーが苦労人なのは森川竜ちゃんによって証明済みですw

>>84
あー。 着眼点としてはイイですね。

86 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/11/21(水) 18:30:13 ID:???

> 何が起こる?→JOKER
>《JOKER》 バビントンが発言+α
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

バビントン「あの…!」

「!?」

ロベルトが結論を出すより先に、口を開く者があった。
エセキエル・バビントンである。
彼の意外な行動は他の選手の視線を一瞬にして集めた。
さらに…

バビントン「先程ツバサは敵中盤の密集に対し、何度もアタックをしかける事や、
       ペペとのパスワークを交じえて混乱を誘うという対策を立てましたが…
       監督、それならばロングボールでの攻撃も交えるべきでは?」

彼は監督に名指しされてもいないのに戦術へ口を挿んだ。
周囲からはどよめきが起こった。
提案型のミーティングはサンパウロではごく普通の光景ではある。
しかしそれは、監督に指名されたキャプテン…と言うよりも大空翼の特権という暗黙が伴う物だった。

バビントン(今までツバサのプランに矛盾はなかったけれど…
       間違った事は言っていない筈だ。 それにこのプランは………。
       だから多分…もしかして…このままじゃ勝てないかも…。)

思い切り良く言い放ったバビントンであるが、その実、葛藤も相当にあった。
しかし『提案は口にしてみなければ何も始まらない』…と彼は心を決めたのだった。

87 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/11/21(水) 18:31:15 ID:???

翼「バビントン、それは俺も考えた。 けれどロングボールは通用しない可能性が大きいんだ。
   相手のキャプテン、三杉淳は6年も前にオフサイドトラップを使いこなしていた。
   だからロングボールはみすみす相手にボールを渡すだけになると思う。」

バビントン「いや、でも…!」

翼「あとは監督が決める事だよ。(そう、ロベルトは当然知ってる事だ。)」

バビントン「………」

翼からの理路整然とした反論を喰らい、バビントンはそれ以上言い返せない。
しかしバビントンにとって、この提案の意図は別の所に本質があった。
そこに気付いて貰えないのは悔しくもあった。

ともあれ、結局最終判断は監督の物。
選手達は改めてロベルトへと視線を戻し、口を開くのを待った。

ロベルト「ふむ…他に何か提案のある者は?」

しかしロベルトが口にしたのは結論でなかった。
更なる提案を求める声だった。
再び選手達の間でどよめきが起こった。
明らかに今日の監督は様子が違う…と。

88 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/11/21(水) 18:32:25 ID:???

ドトール「それならば私からも一つありますよ。」 スッ

翼「ドトール?」

ロベルト「何だ? 言ってみろ。

ドトール「相手チームのF番…ミハエル・ドノヴァンと言いましたっけ?
      奴は怪我を非常に恐れています、この試合中はもう使い物にならないでしょう。
      ボールを繋ぐにせよ、回収するにせよ、間違いなく狙い目です。」

暗い瞳を光らせ、口許を僅かに釣り上げた笑みを浮かべるドトール。
石崎などは反射的に嫌悪感を覚える話である。

石崎「(うお、気付いても言うかそれ…)」ボソリ
アマラウ「(当然よ。 我らがやっているのはお遊戯ではなく戦争だからな。)」ボソリ
石崎「(いや、ま、理屈じゃわかっててもな…)」ボソリ
アマラウ「(甘さを捨てろ、でなければお前はそこまでだ)」ボソリ
石崎「(むむむ…)」ボソ

提案自体は至極尤もで、有用には違いない。
相手が弱点を見せたなら、徹底的に突くのが南米…いや、世界基準のサッカーなのだ。
石崎もそれをアマラウに窘められて納得してしまう。
またロベルトも翼も当然黙って頷くだけだった。

89 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/11/21(水) 18:33:39 ID:???


・ ・ ・ ・


ロベルト「他にはないか? ……………ないな?」

選手の顔をグルリと見渡しながら、ロベルトは念を押すように確認を終えた。

ロベルトの頭の中はクリーンだった。
雑多に情報が詰め込まれ過ぎ、カオス状態だった昨日までとは違う。
昨日までのあらゆる情報が整理され、見えなかった物が見えている。
それと共に、胸には喩えようもない激しい後悔が渦巻いている。

改めてジョアンの手紙の内容を想い浮かべると、
ロベルトは俯いて、誰にも気づかれぬよう感謝の言葉を呟いた。
そして再び選手達の方へ視線を向けた。

ロベルト「バビントン、お前の言うロングボールも選択肢に入れる。
      ストラット、お前の馬力があればそうそう競り負ける事は無い筈だ。
      ロングボールの際は翼と共に受け手になれ。」

バビントン「えっ……」

ストラット「ハ…ハイ!」」

翼「監督!? しかし三杉くんは…」

90 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/11/21(水) 18:35:34 ID:???

スッ

驚いて反論しようとする翼をロベルトは手の動きで抑えた。
翼は勿論、他のメンバー達も目を見開いて驚くが…
しかしロベルトは反応の一切を無視し、尚奇妙な事を言い出す。

ロベルト「ところでお前達、この試合本気で勝ちたいと思っているか?」

「えっ?」「はい?」「そりゃ…」「当然だよな」

翼「と、当然です! 俺はこの試合、絶対に勝ちたいです!
  (どうしたんだいロベルト? そんなの当然じゃないか…)」

あまりに予想外過ぎたか、選手達の反応は唖然以外の何物でもなかった。
だがその中でも翼だけは(表層だけは)凛として真っ直ぐだった。
ロベルトは僅かに目尻を綻ばせたが、すぐに厳しい物に戻した。

ロベルト「ならば時間を定めよう…お前達のゲームプランを認めるのは後半XX分までとする。
      それ以降は今から告げる指示の通りに動いて貰わなくてはならない。」

((( ゲゲッ、マジ!!!!? ))

翼(ろ、ロベルト……)

呆然。 そして絶句。
サンパウロ控え室に漂う空気は、いつしかそればかりとなっていた。

91 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/11/21(水) 18:36:38 ID:???

―――――――――――――
―――――――――
――――――


ジャイロ「おいお前ら、そろそろ時間じゃねえのか?」

三杉「…ですね。 よしみんな行こう、Forza Fiorentina!」

「「「 Forza Fiorentina!! 」」」

時間いっぱいまで休息を取った、彼らの気合いのおたげびがあがる。
アタッカー陣は体力に懸念を感じながらも、それを吹き飛ばす勢いを込めた。
2点のリードを守りきる事を期待してはいけない、追加点で引き離すのだ…と。

※ハーフタイムで両チーム共にガッツが200回復しますた。

【チームガッツ:信頼補正(LV)】
 残り/最大 
 610/780 Q新田[ブンブン(1)、三杉(1)]
 670/900 Hブンナーク[三杉(1)、新田(1)]
 590/800 Fミハエル[三杉(1)]
 490/890 I三杉[ブンブン(1)、新田(1)、ミハエル(1)、オジオ(1)、ダラピ(1)、ミュラー(1)]
 770/790 Gオジオ[スペル(1)、三杉(1)]
 760/770 Lレントゥルス[ダラピ(1)]
 720/720 Bダラピッコラ[三杉(1)、レント(1)、スペル(1)、オワイラ(1)]
 720/720 Eスペルマン[オジオ(1)、ダラピ(1)]
 850/850 Nオワイラン[ダラピ(1)、ミュラー(1)]
 750/790 Cミュラー[三杉(1)、オワイラ(1)]
 620/880 @ラムカーネ[???]

92 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/11/21(水) 18:38:08 ID:???

  【サンパウロ(5−3−2)】
−−−@−−− @レナート
−−B−A−− Bワグネス・アマラウ A石崎 了
−E−D−C− Eマリーニ Dマグノ・オリベイラ Cリマ
−−−−−−−
−G−−−F− Gマウリシオ・ペレイラ Fエセキエル・バビントン
−−−I−−− I大空 翼
ー−−−−−J Jジョゼ・タハマタ
−−−H−−− Hチェザーレ・ストラット
−−−−−−−
===◎===
−−−−−−−
−−Q−J−− Q新田 Jブンナーク
−−−−−−−
−G−−−F− Gオジオ Fミハエル
−−−I−−− I三杉
N−−L−−B Nオワイラン Lレントゥルス Bダラピッコラ
−−−−−−−
−−C−E−− Cミュラー Eスペルマン 
−−−@−−− @ラムカーネ
  【フロレンティア・ヴィオラ(3−4−3)】

[チームBGM]
・ヴィオラ:キャプテン翼5 味方チーム イタリア・カルチョフェスタ
  http://www.nicovideo.jp/watch/sm7713628 (4:01〜5:24)
・サンパウロ:キャプテン翼2 敵チーム ブラジル・リオカップ決勝
  http://www.nicovideo.jp/watch/sm14266393 (33:34〜34:35)

※再生、もしくはNFB(脳内フィードバック)システムでお楽しみ下さい。

93 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/11/21(水) 18:40:11 ID:???

<エスタジオ・ド・バカエンブー 観客席>

「そろそろだな…」「前半を終えて2点差か」「結構離されたが…こっから逆転してくれるさ」
 「ああ、ツバサとストラットならやるさ」「ドトールも今日は気合い入ってるしな」

選手達が退いて間もなく25分。
ハーフタイム終了が目前となり、サポーターも俄かに騒ぎ始める。
特に今回は追いかける側とあって、互いに励ましを交わす姿が多く見られる。

そのサポーターの中において、異質なほど冷めた目で虚空を見つめる人物がいた。
時折前髪が目元に被さってくるのを、彼は鬱陶しそうに払いのけている。
赤みのあるストレートなブラウンヘアーを無造作に伸ばしたままにしておいているせいだろう。

???「よっと、調べてきましたよ。」

???「早いな。 流石にジャーナリスト風を吹かせているだけあるか。」

???「ふふん、情報収集においては最速を自負してますからね。」

???「…まあいいさ。 それで?」

94 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/11/21(水) 18:41:17 ID:???

???「現監督とコーチ、それから前監督とコーチの名前まで聞き出せましたよん。」

???「…勿体つけるな。」

???「はいはい。 そのかわり例の件、宜しくお願いしますよ?
     ええと…現監督はアーバックル、コーチはシーザー・ツェペリ。
     そして前監督はシュワーボ・アンザーニ、コーチはジョアン・ウェンガーです。」

???「………」

???「おや、その顔…どうやらお目当ての名前があったようですね?」

???「まあな。 今回ばかり感謝するよ、アヤソフィア。」

アヤ「ふっふー、もっと恩に着ていいんですよ? ちゃんと回収しますから。」

ニンマリとした笑顔には打算が見え隠r…いや、丸出しだった。
彼女の名はアヤソフィア・シェマリー。
うら若き乙女ながらスポーツジャーナリスト兼カメラマンを生業とした人間である。

95 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/11/21(水) 18:42:47 ID:???


・ ・ ・ ・


翼「…………」

フィールドに通じる廊下を歩きながら、翼は先程のミーティングを思い返していた。
受けた衝撃は大きく、あの場ではなかなか受け止め切れなかった。
だが内容はシッカリ耳に入っており、こうして内容を反芻している。

サッサと切り替えねばならない事は彼も理解していた。

――――――
―――――――――
――――――――――――― (記憶回想)

翼「待って下さい監督! 一体それはどういう意図なんですか!?」

ロベルト「どうした、納得がいかないか?」

翼「それはそうですよ! だって、こんな…!」

ロベルト「翼。 お前は何だ?」

翼「え…!?」

96 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/11/21(水) 18:44:48 ID:???

ロベルト「キャプテンだ、このサンパウロのな。 それならばオレは何だ?」

翼「監督は……監督です…。」

ロベルト「そうだ。 ならばお前はオレの指示に従わなくてはならない。
      出来ないというならば交代させるだけの事だ。」

翼「!!」

ロベルト「…………」

翼「…………了解です。」



ロベルト「…………」

翼「…………」



ロベルト「オレはお前に謝らなくてはならない。」

翼「え…」

97 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/11/21(水) 18:45:58 ID:???

ロベルト「このままだと、近い将来お前はフィールドで孤立する事になる。」

翼「えっ…! な、何を言い出すんですか?」

ロベルト「それどころか、いずれオレと同じように大怪我をするだろう。」

翼「どういう意味だよロb…! …いや、どういう意味ですか、監督!?」

ロベルト「全てはオレの責任だ。 お前ほどの原石をこうしてしまったのは…」

翼「ロベルト…」

ロベルト「お前は遠からずトップチームに上がり、世界基準の闘いに身を投じるだろう。
      その前にオレは学ばなければならない。 お前に示さなくてはならない。」
      」
翼「何を…」

ロベルト「プロのサッカーを、だ。」

――――――
―――――――――
――――――――――――― (回想終了)

98 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/11/21(水) 18:47:03 ID:???

ペペ「ツバサ、大丈夫か?」

翼「あっ……ぺぺ。」

石崎「どうしちまったんだろうな、ロベルトのやつ。
    急にあんな事を言い出すなんてよぉ…。」

翼「うん……。 でもロベルトにはきっと考えがあるんだよ。」

石崎「ならいいんだけどさ…。」

翼(ロベルトを超える為にはロベルトを頼ってはいけない。
   オレはあのフランス戦の屈辱以来、そう信じてきたけど…)

ロベルトの指示を聞いた瞬間、翼はそれがメチャクチャな物と思った。
正直に今でも納得していないし、疑っているのは確かだ。
…なのに今、心の反対側に、安心に似た気持ちを覚えている。

翼はそれを捨てた筈の『ロベルトを頼る気持ち』と考えていた。

99 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/11/21(水) 18:48:03 ID:???

ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!

チャーリー「さあハーフタイムを終えて選手達がフィールドに戻って来ました! 
       両チームとも体力を回復させ、気合十分と言った様子。
       地元で迎え撃っているサンパウロとしては、ここから意地を見せたい!」

「サンパウローーー!」「頼むぜ!!」「2点くらい引っ繰り返せる!!諦めんなよ!!」
 「この後半戦は何か起こる気がする。」「ほう…?」「なんだろ、この気持ち…」

観客席からは苛烈なほどのアッパーなエールが飛び交っている。
それは時にプレッシャーになる事もあるが、往々として選手達にとっての支えとなる。
三杉にはサンパウロ選手達からゴゴゴ≠ニいう擬音が聞こえてくる気がした。

三杉(ホームとアウェイか…。)

改めてアウェイとしてフィールドに立ち、思う所も出てくる。
しかし最優先すべきは勝つこと、Wトーナメントへの道筋を照らすこと。

三杉(フィレンツェにはフィオレンティーナ≠フ未来を願っている人達が沢山いる。
    ここで気圧される訳には絶対にいかないんだ。)

遠くにあってもエールは受けている。
その声を胸に呼び起こし、三杉はピッチの上に立つのだった。

100 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/11/21(水) 18:49:04 ID:???

☆三杉「さて、試合再開まで少し時間があるんだが。」

A 敵に話しかけてみようかな。(要選手名記述)
B ヴィオラの選手に話しかけとこう。(要選手名記述)
C ふと観客席に目を向けてみるのはどうだろう? 
D リフティングショーでもしてみるか。
E こういう時は瞑想に限る。
F 天の声を聞く。
G ここは森崎に倣って涅槃のポーズだろjk。(要5票)

[3]票選ばれた選択肢で続行します。(投票はメル欄空白で宜しくお願い致します。)

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