キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【目指せ】鈴仙奮闘記2【初ゴール】
712 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/04/19(金) 23:30:06 ID:???
G:それよりもチルノ達の様子が気になる。
鈴仙は一歩歩いて止まり、ふと後ろを振り返る。
鈴仙「(…そういえばさっき、ドサッとか音したわね…。ちょっと気になるかも)」
そうして、祝福する仲間や観客を尻目に、再びゴール前に駆けだした。
大妖精「はあ、はあ、はあ、はあ…。チ、チルノちゃんは?」
辛うじて起き上がった大妖精は、当たりを見回す。
頭がぐらぐらする。もう立っているだけでもしんどい。
それでも、チルノが心配だ。彼女は、大妖精の何倍も動いて、走り回って…。
だが、大妖精がチルノを見つけることは容易だった。
チルノは…。ゴールのすぐ手前に、倒れていたからである。
限界を突破し続けた結果。チルノは意識を喪ってしまったのだ。
大妖精「な、なんてこと…! す、すみません! どなたかこの子を運ぶのを手伝ってください!」
半狂乱になって、助けを呼ぶ大妖精。自分が担いでいくのは、もはや不可能だった。
鈴仙「――私でよければ、力を貸すけど?」
鈴仙がその場に居れたことは、幸運だった。
大妖精としても、自分やチルノを吹き飛ばした鈴仙に対し、複雑な感情も抱いていたが。
大妖精「…お願い、します」
断る理由もない。今は急を要する状態だったし、何より、ハットトリックを決めたにも関わらず、
真っ先に自分達を心配に来てくれた鈴仙には、少なくない感謝の情を覚えていたからだ。
713 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/04/19(金) 23:31:15 ID:UWY/v8s2
――――――――――――――――――――――――――――――――
鈴仙「よし、これで大丈夫」
鈴仙が永琳から習った医術の知識を活かし、チルノに対して最低限の手当てを施す。
鈴仙「…といっても、今回の気絶は純粋に過労によるものだから。
しばらく寝てれば、またすぐに元気になると思うわ」
大妖精「あ、ありがとうございます」
丁寧にあたまを下げる大妖精。彼女だって、もはや立っているのがやっとだというのに、
決して弱音を吐かない。鈴仙が交代を提案したが、やんわりと断られた。
どうしても、親友の代わりに最後までフィールドに立っていたい、と。
大妖精「あ、あのっ!?」
鈴仙「?」
大妖精「…チルノちゃんは、十分頑張っていたんです。朝も昼も夜も、
ずっとサッカーばっかりやってました。…私だって、頑張ってた。
でも、今日は鈴仙、さんのシュートには敵わなかった。
…一体、チルノちゃんや、私達には、何が足りないんでしょうか!?」
鈴仙「難しい質問ね。ええと…」
A:「努力ね。 自分達で頑張った。それだけでは他者には誇れない」
B:「結束ね。 貴女達、こころの奥底ではあの子に頼りきりだったんじゃない?」
C:「戦術ね。 個は優秀でも、それを活かし切れていない」
D:「決意ね。 どうせ妖精は強い妖怪には勝てないという諦めがあったのかも」
E:「引きね。 正直、私のシュートは2本決まれば良い方と思っていたわ」
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