キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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レス数が1000を超えています。残念ながら全部は表示しません。
【目指せ】鈴仙奮闘記2【初ゴール】

1 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/04/07(日) 11:42:15 ID:???
このスレは、キャプテン森崎のスピンアウト作品で、
東方Project(東方サッカー)とのクロスオーバー作品です。

内容は、東方永夜抄の5ボス、鈴仙・優曇華院・イナバがサッカーで師匠を超えるために努力する物語です。
また、ストーリーやカードの展開次第で、いくつかのキャプテン森崎のキャラクターも、
それぞれの思惑を持ちながら、幻想郷の住人との交流を通じてサッカーを極めていくことになるでしょう。

他の森崎板でのスレと被っている要素や、それぞれの原作無視・原作崩壊を起こしている表現。
その他にも誤字脱字や稚拙な状況描写等が多数あるかと思いますが、お目こぼし頂ければ幸いです。

【前スレ】

【主人公】鈴仙奮闘記【永琳に交代?!】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1363874991/

【あらすじ】

慧音達から受けた賭け試合に勝利した永遠亭ルナティックス。
永琳の機転のお陰でパスカルも加入し、全幻想郷選抜大会に向けて
発進!…したはいいものの、鈴仙にとって、非常に悔いの残る試合に
なってしまった。そんな時、一生サッカーが出来ないと宣告された
努力の男・中山政男が偶然幻想郷入りし、成り行きでルナティックスに
加入することに。そこで中山の情熱を知った鈴仙は、改めて自分も
全幻想郷入りして、永琳に肩を並べる選手になると決意した。
そんな折、新チームを引っ提げた妖精・チルノが宣戦布告。
今週末には新生ルナティックス初の練習試合が行われようとしていた。
妖精達の背後に居る怪しい影の正体は?(バレバレだけど)
そして、鈴仙は念願の初ゴールを決めることができるのか!?

701 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/04/19(金) 22:36:03 ID:???
グワングワングワングワン!!

実況「鈴仙選手のシュートに、チルノ選手、妖精B選手が向かっていく!
しかし大妖精選手はゴール前で棒立ちだ〜〜〜〜!!!
やはり、先ほどまでの無理なセービングがたたったのでしょうか!」

大妖精「(でも、それでもチルノちゃんの事が大好きな私は。…きっともっと大馬鹿ね。なら――)」

もう一本のポストのように、茫然とした感じで立ちつくす大妖精。
しかし、鈴仙には分かっていた。今の大妖精には、自分や中山や、
チルノ達と同じようなモノがある。――そう、決意の力が。

鈴仙「(――私だけじゃあないのね、新しく決心した子って。
分かっちゃあいるけれど、やっぱり、楽しみ! …とは、思えないわねぇ。
正直、勘弁してほしいよぉ…。 それでも、やるしかないんだけどね)」

大妖精「私だって…――――最強なのよーーーーーーーーーー!!!!!」

ギュンギュンギュンギュンギュンギュン!!!!!

702 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/04/19(金) 22:37:07 ID:UWY/v8s2
その力を身に纏い、大妖精は回る。一瞬でも、閃光のように。
――この試合最後の勝負が始まった。

先着3名様で、

★鈴仙→マインドブローイング 52 +( ! card )+( ! dice + ! dice )=★
★チルノ→ブロック 45 +(! card)+(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=
 妖精B→ブロック 38 +(! card)+(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=★
★大妖精→ローリングセーブ 50 +(! card)+(! dice + ! dice)+(ガッツ300未満ペナ-1)=★

と書き込んでください。カードやダイスの結果で分岐します。

【シューター】−MAX【ブロッカー】
≧5→シュートは邪魔される事無く放たれた!GKとの勝負へ。
=4〜2→シュートは放たれた。しかしこの数値差の人数分威力が落ちてGKとの勝負へ。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(パスカルがねじこみ)(ウサギAがねじこみ)(妖精Bがフォロー)
≦−2→妖精ボールに。

【シューター】−【キーパー】
≧2→鈴仙のマインドブローイングが妖精ゴールを切り裂く!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(パスカルがねじこみ)(ルナティックスのコーナーキック)(妖精Bがフォロー)
≦−2→妖精ボールに。

【補足・補正・備考】
鈴仙のマークがダイヤで敵GKにバランス崩しペナ(−2)が発生します。
鈴仙のマークと敵マークが一致時、【スキル・狂気の瞳LV1】により敵の数値が−2されます。
チルノのガッツが400を下回っているため、顔面アイシクルフォールは使えません。

703 :森崎名無しさん:2013/04/19(金) 22:37:21 ID:???
★鈴仙→マインドブローイング 52 +( スペードQ )+( 4 + 6 )=★

704 :森崎名無しさん:2013/04/19(金) 22:37:53 ID:???
★チルノ→ブロック 45 +( ダイヤ8 )+( 2 + 5 )+(人数補正+1)=
 妖精B→ブロック 38 +( スペード10 )+( 6 + 6 )+(人数補正+1)=★

705 :森崎名無しさん:2013/04/19(金) 22:38:52 ID:???
★大妖精→ローリングセーブ 50 +( スペード5 )+( 4 + 1 )+(ガッツ300未満ペナ-1)=★

706 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/04/19(金) 23:01:51 ID:???
マインドブローイングの吹き飛び係数を入れ忘れていました。申し訳ございません。
――――――――――――――――――――――――――――――――――
★鈴仙→マインドブローイング 52 +( スペードQ )+( 4 + 6 )=62★
★チルノ→ブロック 45 +( ダイヤ8 )+( 2 + 5 )+(人数補正+1)=53*吹き飛び!
 妖精B→ブロック 38 +( スペード10 )+( 6 + 6 )+(人数補正+1)+(狂気の瞳-2)=51★*吹き飛び!
★大妖精→ローリングセーブ 50 +( スペード5 )+( 4 + 1 )+(ガッツ300未満ペナ-1)+(狂気の瞳-2)=54★*吹き飛び!
【シューター】−MAX【ブロッカー】
≧5→シュートは邪魔される事無く放たれた!GKとの勝負へ。
【シューター】−【キーパー】
≧2→鈴仙のマインドブローイングが妖精ゴールを切り裂く!

チルノ「うおおおおおおおおおおお!!!」

チルノのブロックには、もはやテクニックなど、欠片も無かった。
ただ、子供や幼児のようにボールに噛みつこうとするだけ。
――もちろん、鈴仙のシュートには敵わない。

ボゴン!!

チルノ「く、くっそお…次は、…負ける、もんか…」

ドサッ!

妖精B「で、でえええい―――ギャアアア!!」ドゴン!

妖精Bのブロックも、なかなかの冴えを見せた好守だったが。
あくまでも、名無しの範囲ではの話。彼女もまた、ゴミのように吹き飛ばされる。

707 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/04/19(金) 23:02:51 ID:???
そして、全力で回る大妖精にボールが届く。

ギュンギュンギュン!!!

大妖精「止める、止める!止める!!!」

今の大妖精には、いつものような大人びた落ち着きも、冷静な判断力もない。
さっきのチルノのように、ただ必死にボールに食らいつくのが限界だった。

ドン!!!

ボールが大妖精にぶつかった。

大妖精「(ここから、押し返すんだ!!)」

ギュンギュンギュン!!

ボールと大妖精の根比べが始まる。しばらくは大妖精が有利だったが…。
大妖精の回転速度は、独楽のようにゆっくり、ゆっくりと遅くなり…。
ギュン、ギュン、ギュ…――――ドン!!

大妖精「あうっ!!」ドサッ!

スパーン!!  ――――ピピイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイ!!


永遠亭ルナティックス 4−1 妖精大連合

708 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/04/19(金) 23:07:44 ID:UWY/v8s2
実況「鈴仙選手、またゴーーーーール!!! 自慢の弾丸シュートで、
三点目をもぎ取りました!! ハットトリック達成です!!
後半16分、これには妖精大連合、流石に逆転の芽は途切れたか〜!!」

観客「ウオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!」「うどん! うどん! うどん! うどん!」
「れーせん! れーせん! れーせん! れーせん!」「良かったね、うどんちゃん…」

鈴仙「(やった! やった! ――やったあああああああああああああ!!!
ハットトリックだよお! ハットトリックを、師匠じゃなくて、この私がやったんだ!
どど、どーしよう!? なんか言ってみようかな!!??)」

A:「う、ううあああああああああああああああん!!!!!」感極まって泣いちゃった
B:「やった…やったぞおおおおおおおおおお!!」意気揚々とこぶしを挙げた
C:「し、…ししょうばんざーーーーーーーーーーーーーーい!!!!」永琳万歳
D:「てゐ、私のほっぺたつねってみてくれない?」夢かどうか確認する
E:「ヒャッホーーーーーーーーーーーーーーー!!!」空気を読まない歓喜といえば
F:黙って、ガッツポーズをする。 女は背中で語るのさ!
G:それよりもチルノ達の様子が気になる。
H:その他 自由選択枠

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

*チルノのガッツが0になりました。スキル・ド根性の副作用により、試合続行不可となります。
*大妖精のガッツが0になりました。以降ガッツ0未満ペナ(−5)が発生します。
*鈴仙のガッツが300を切りました。以降ガッツ300未満ペナ(−1)が発生します。
*卓越した選手の証であるハットトリックを決めたので、狂気度が加算されます。11→12
*永琳印象値が上がりました。21→23
*人気が上がりました。15→17

709 :森崎名無しさん:2013/04/19(金) 23:09:14 ID:sTaxnysc
G

710 :森崎名無しさん:2013/04/19(金) 23:09:23 ID:Bv33tOkg
E

711 :森崎名無しさん:2013/04/19(金) 23:10:32 ID:U+rXhxl2
G

712 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/04/19(金) 23:30:06 ID:???
G:それよりもチルノ達の様子が気になる。

鈴仙は一歩歩いて止まり、ふと後ろを振り返る。

鈴仙「(…そういえばさっき、ドサッとか音したわね…。ちょっと気になるかも)」

そうして、祝福する仲間や観客を尻目に、再びゴール前に駆けだした。

大妖精「はあ、はあ、はあ、はあ…。チ、チルノちゃんは?」

辛うじて起き上がった大妖精は、当たりを見回す。
頭がぐらぐらする。もう立っているだけでもしんどい。
それでも、チルノが心配だ。彼女は、大妖精の何倍も動いて、走り回って…。

だが、大妖精がチルノを見つけることは容易だった。
チルノは…。ゴールのすぐ手前に、倒れていたからである。

限界を突破し続けた結果。チルノは意識を喪ってしまったのだ。

大妖精「な、なんてこと…! す、すみません! どなたかこの子を運ぶのを手伝ってください!」

半狂乱になって、助けを呼ぶ大妖精。自分が担いでいくのは、もはや不可能だった。

鈴仙「――私でよければ、力を貸すけど?」

鈴仙がその場に居れたことは、幸運だった。
大妖精としても、自分やチルノを吹き飛ばした鈴仙に対し、複雑な感情も抱いていたが。

大妖精「…お願い、します」

断る理由もない。今は急を要する状態だったし、何より、ハットトリックを決めたにも関わらず、
真っ先に自分達を心配に来てくれた鈴仙には、少なくない感謝の情を覚えていたからだ。

713 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/04/19(金) 23:31:15 ID:UWY/v8s2
――――――――――――――――――――――――――――――――
鈴仙「よし、これで大丈夫」

鈴仙が永琳から習った医術の知識を活かし、チルノに対して最低限の手当てを施す。

鈴仙「…といっても、今回の気絶は純粋に過労によるものだから。
しばらく寝てれば、またすぐに元気になると思うわ」

大妖精「あ、ありがとうございます」

丁寧にあたまを下げる大妖精。彼女だって、もはや立っているのがやっとだというのに、
決して弱音を吐かない。鈴仙が交代を提案したが、やんわりと断られた。
どうしても、親友の代わりに最後までフィールドに立っていたい、と。

大妖精「あ、あのっ!?」

鈴仙「?」

大妖精「…チルノちゃんは、十分頑張っていたんです。朝も昼も夜も、
ずっとサッカーばっかりやってました。…私だって、頑張ってた。 
でも、今日は鈴仙、さんのシュートには敵わなかった。
…一体、チルノちゃんや、私達には、何が足りないんでしょうか!?」

鈴仙「難しい質問ね。ええと…」

A:「努力ね。 自分達で頑張った。それだけでは他者には誇れない」
B:「結束ね。 貴女達、こころの奥底ではあの子に頼りきりだったんじゃない?」
C:「戦術ね。 個は優秀でも、それを活かし切れていない」
D:「決意ね。 どうせ妖精は強い妖怪には勝てないという諦めがあったのかも」
E:「引きね。 正直、私のシュートは2本決まれば良い方と思っていたわ」

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

714 :森崎名無しさん:2013/04/19(金) 23:32:23 ID:sTaxnysc
C

715 :森崎名無しさん:2013/04/19(金) 23:34:06 ID:z6vhKVwk
C

716 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/04/19(金) 23:55:22 ID:???
C:「戦術ね。 個は優秀でも、それを活かし切れていない」

大妖精「…え?」

鈴仙「だって、考えてもみなさい? ポジションについても、
上手く連携が活かしきれないか、肝心の連携の前にはガス欠。
優秀なドリブラーが、突破に活躍できない。ブロッカーが実質一人になって、
体力の消耗を余分に加速させてる…。 もっと上手い選手の活かし方が、
あったんじゃあないかしら?」

大妖精「は、はい…(確かにその通りかも。カントクさんはあんなんだし。
でも、正直、純粋な実力差もあったしなあ…)」

大妖精は少しだけ首をかしげるが、戦術に対し疎かったのは事実だ。
鈴仙の言葉を素直に受け止める。

大妖精「(今度、人里の本屋さんとか紅魔館の図書館とかにも
行ってみようかなあ。戦術のお勉強なんて、皆イヤがるだろうし)」

これからは、戦術についても詳しくなってみよう。
そう決意する大妖精だった―――。

*大妖精の評価値がやや上がりました。
*大妖精の鈴仙に対する評価が、大妖精→(良い人)→鈴仙 になりました。

717 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/04/19(金) 23:57:15 ID:???
*これより、ダイジェストモードに移ります*
(チルノの退場、大妖精のガッツ切れ等が理由となります)
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

パスカル「やあ、遅かったじゃないか。…お疲れさん」

鈴仙を迎えてくれたのは、男二人組だった。

中山「…相手チームは、もうここまでのようだな。
キーパーは続投するが、エースと思われるH番(チルノ)があの様子じゃあ、致し方あるまい」

中山の言うとおり、試合はもはやここまで。
後はルナティックスが何得点できるかということ位だろう。
それについても、時間がない。守備がボロボロといえども、
決められてあと1〜2点という所だろう。

ピピイイイイイイイイイイイイイイイイイイ!!

そして、ロスタイムを含めて約15分。活躍した選手は…?

718 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/04/20(土) 00:03:21 ID:fsCNfzRE
先着4名様で、

★鈴仙の活躍→ ! card
 パスカルの活躍→ ! card★
★中山の活躍→ ! card
 ウサギAの活躍→ ! card
 ウサギBの活躍→ ! card
 てゐの活躍→ ! card★
★慧音の活躍→ ! card
 妹紅の活躍→ ! card
 ウサギCの活躍→ ! card
 ウサギFの活躍→ ! card★
★輝夜の活躍→ ! card★

と書き込んでください。マーク・数値で分岐します。

【活躍の基準】
ダイヤ・ハートのJ以上を引けば活躍します、鈴仙とパスカルは得点します。
中山とウサギAと妹紅はダイヤ・ハートのKを引けば得点します。
輝夜がクラブのA〜6を引けば、光の三妖精相手に失点します。
【覚醒】
ダイヤ・ハートのK・JOKERを引いた選手は覚醒(又はフラグ習得)します。
覚醒する能力の分野は、別途判定します。

719 :森崎名無しさん:2013/04/20(土) 00:03:40 ID:???
★鈴仙の活躍→  スペード7
 パスカルの活躍→  ダイヤJ

720 :森崎名無しさん:2013/04/20(土) 00:04:33 ID:???
★中山の活躍→  スペード2
 ウサギAの活躍→  ハートJ
 ウサギBの活躍→  クラブ8
 てゐの活躍→  クラブ7

721 :森崎名無しさん:2013/04/20(土) 00:05:15 ID:???
★慧音の活躍→  ハート10
 妹紅の活躍→  スペード8
 ウサギCの活躍→  クラブ3
 ウサギFの活躍→  ハート2

722 :森崎名無しさん:2013/04/20(土) 00:05:27 ID:???
★輝夜の活躍→  スペード2

723 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/04/20(土) 00:37:26 ID:???
★鈴仙の活躍→  スペード7
 パスカルの活躍→  ダイヤJ ★*活躍&得点!
★中山の活躍→  スペード2
 ウサギAの活躍→  ハートJ*活躍!
 ウサギBの活躍→  クラブ8
 てゐの活躍→  クラブ7 ★
★慧音の活躍→  ハート10
 妹紅の活躍→  スペード8
 ウサギCの活躍→  クラブ3
 ウサギFの活躍→  ハート2 ★
★輝夜の活躍→  スペード2 ★
→ウサギAとパスカルが活躍! そしてパスカルが1得点!

ウサギA「てええええええええええい!!!」

妖精F「わ、私ってこの子にやられっぱなしじゃない!?」

妖精達は、地道なパスワークで、反撃の機会を伺っていた。
しかし、そこにウサギAが大胆にも飛び出し――ボールカットに成功する。

ウサギA「よ、よおし、いっくぞー!!」

ルナ「こうなったら奥の手よ! 月光、サイレントフラw――」

ウサギA「遅いです!」

ルナが自分の周囲の音を消してボールを奪うという必殺技を
放とうとしたが、後少しのところで抜かれてしまう。

724 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/04/20(土) 00:38:27 ID:???

パスカル「ウサギAちゃん! 俺にセンタリングを!」

ここでパスカルは、ウサギAにセンタリングを要求した。

ウサギA「は、はいっ!」バッシーン!

パスカル「(…ここで決めて、感覚を掴ませてもらうぜ!)行くぞ!」

バシュッ! ギュウウウウウウウウウウン!!!

大妖精「――」

パスカルのオーバーヘッドキックに対し、大妖精はただ立ちつくすのみ。
チルノに意地があったように、大妖精にとって、こうして立つことが、一つの意地となっていた。

パサッ。 ―――――――――――ピピイイイイイイイイイイ!!!


永遠亭ルナティックス 5−1 妖精大連合


725 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/04/20(土) 00:39:53 ID:???
実況「ナイスゴール! パスカル君! さっきは決まらなかったが、
今度は決めた! 得意のオーバーヘッドキックで、なんと永遠亭ルナティックス、5点目です!」

観客「ま、相手がザルなんだろうなァ」「大ちゃん、頑張って!」「チルノは大丈夫かな?」「妖精だし、大丈夫だろ」

サニー「…はあ、エライ点差ね」

治療を終えてフィールドに帰ってきたサニーも、この点差に思わずため息をつく。

スター「そうね。 まあでも逆に考えて、気軽にやってみましょ」

ルナ「てことは…アレの出番ね?」

サニー「よっし、そういうことなら、アイツらにひと泡吹かしてやるわよー!!」

ピイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイ!!!

実況「妖精大連合、まずはサニー選手にボールが回ってきました!
そしてそれを…」

サニー「いっけー!!」

スター「ほどほどにいっけー!」

ルナ「わ、私は転ばないよ!?」

バシッ!バシッ!バシッ!バシッ!

726 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/04/20(土) 00:41:05 ID:???

実況「再び三人間での華麗なワンツーで回す〜!! これが三妖精のフェアリーダンスです!」

中山「くそっ! とれん!」

てゐ「とれないことはないんだけどねぇ。ま、こんな時もあるっしょ」

実況「ボールは中盤を軽々と突破し。そして――!!」

サニー「輝ける陽の光!」 バッ!

スター「降り注ぐ星の光!」 バッ!

ルナ「静かなる月の光!」 バッ!

慧音「…なん…だと?」

妹紅「ト、トライアングルシュート!? めちゃくちゃね、このチームったら!」


光の三妖精「「「 フェアリーオーバードライブ !!!  」」」


光の三妖精は各々の能力・妖力を最大限にまで引きだす。
そして、まばゆいばかりの光に包まれしシュートが、放たれる!

ビカッ! バッシュウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウン!!!

彼女らのシュートの威力は、リリーコンビの放ったリーサルツインをも超えていた。
慧音と妹紅がブロックに入るも、僅かに威力を弱めただけに留まる。

727 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/04/20(土) 00:42:28 ID:???
輝夜「(こりゃあ意外とヤバイわね…)え、えーりん!?」

キイイイイイイイイン! バチッ! ポテン、コロコロ…。

サニー「ああっ!?」

ルナ「そんなあ…!」

スター「(…それにしても、疲れたわね)」

輝夜が永琳を呼ばずにセービングに向かおうものならば、
ゴールはきっと揺らされていたことだろう。

―――――――――――――――――――――――――――――――

その後、度重なるトリオプレイにより、光の三妖精もガス欠。
しかしルナティックス側も余分な消耗を避けてこれ以上は深追いしない。
そうするうちに時間が過ぎて行き―――。

ピッ! ピッ! ピイイイイイイイイイイ!!!


永遠亭ルナティックス 5−1 妖精大連合

728 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/04/20(土) 00:45:15 ID:fsCNfzRE
実況「試合終了〜!! 永琳が居なくても、やはりルナティックスは強かった〜!!
鈴仙選手が3ゴール、パスカル選手が2ゴール! そして永琳選手に代わりI番を務めた
中山選手も2アシストで、決して平凡な選手でないことを見せつけました!
これは本大会の活躍にも目が離せません!!」

観客「いいぞー! ルナティックスー!!」「えーりんが居なくてもこんなに強かったなんて…」
「鈴仙って選手、なかなかやるみたいだね」「うん、今日の試合で覚えた。俺、ファンになろうかな」

鈴仙「(今日は良い試合だったわね…。でも、戦いはまだまだこれから。
私達の敵は妖精達だけじゃない。 天狗に、鬼に、魔法使いに、吸血鬼に。
まだまだライバルは一杯いるもの)」

新たな決意にくれる鈴仙に、一人の選手が声をかける。
それは…。

先着1名様で、

★試合後の交流イベント→! card★

と書き込んでください。数値で分岐します。

ダイヤ→大妖精だった。
ハート→サニー達だった。
スペード→来生だった。
クラブ→リリーWとリリーBだった。
クラブA〜3→幻聴だった…。
JOKER→妖精J「今まで黙っていたけど、私は実は 謎のスナイパー だったのだ!」

729 :森崎名無しさん:2013/04/20(土) 00:46:16 ID:???
★試合後の交流イベント→ クラブA

JOKERをスナイプ!

730 :森崎名無しさん:2013/04/20(土) 00:47:05 ID:???
>>729
え、なんだって?

731 :森崎名無しさん:2013/04/20(土) 00:47:46 ID:???
なにィ!?マモノなのに露鈴兎・本後宇院・イナバ分岐じゃないだとォ!?

732 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/04/20(土) 00:56:58 ID:???
>>729
な、ナイススナイプでした…。
>>730
やめたげてよぉ!
>>731
失敗しました……w

733 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/04/20(土) 00:58:40 ID:???
クラブA〜3→幻聴だった…。

イケメンチャラ男「ヘーイ、ユーはベリーファイトしたねー!
付き合ってくだサーイ!」

鈴仙「え、そ、そんな…。私、シャロン・ストーンなんかに似てませんよ…。
どちかというとマドンナ寄りですって…」

てゐ「鈴仙ちゃんが喜びの余り?、第二人格とおしゃべりしてるウサ…」

ウサギA「鈴仙さま…すみません、気持ち悪いです」

慧音「やはり永遠亭でのあの生活で、精神を病んでいたか…。
今度からは、優しく接してあげないとな」

リリーW「頭の中の春が…怖いですよ〜」

大妖精「(さ、さっきまでこんな人と二人きりだったんだ…。こ、怖いよお)」

疲れたからかテンションが上がったからか、脳内のイケメンチャラ男との
会話は弾んだ。
…会話の後、皆が鈴仙を、ボールに話しかける男を見るような、
生温かい目で見つめていた。

*てゐ・ウサギA・慧音・リリーW・大妖精の評価値がやや下がりました。
*かなり狂気的な様相だったので、狂気度が大きくあがりました。12→20

734 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/04/20(土) 00:59:48 ID:???
鈴仙が周囲の評価と引き換えに狂気度を得たところで、
今日の更新はここまでにしたいと思います。
それでは、皆さま、本日もお疲れ様でした。

735 :森崎名無しさん:2013/04/20(土) 01:02:11 ID:???
乙です。
狂気度が結構あがったしマイナスではないかな。

736 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/04/20(土) 13:18:39 ID:???
こんにちは。休日ですので好きな音楽でも聞きながら、
ゆっくり更新していきたいと思います。
>>735
乙ありがとうございます!
今回は偶発的なクラブA(2や3でも発生してましたが)によるイベントですので、
デメリットの分、狂気度上昇を高めに設定しました。
一応、通常選択肢に良く出る奇行を選んでも、
デメリットに負けないくらいのメリット(狂気度上昇、意外な好展開など)が
起きるようには考えています。

737 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/04/20(土) 13:20:01 ID:fsCNfzRE
実況「さて、それでは本日のマンオブザマッチの発表に移りたいと思います!」

鈴仙「(今日はハットトリックしたし、当然私! …だよね?)」

パスカル「(一応2ゴール1アシストだが…。どちらも相手の弱点をついただけだからな。
やはり派手さでは、レイセンに劣るだろうな)」

サニー「私選ばれないかなぁ」

スター「寝言は寝てから言うものよ、サニー」

大妖精「(チルノちゃん…負けちゃったけれど、選ばれないかなぁ)」

実況「本日の永遠亭ルナティックス対妖精大連合の、マンオブザマッチは〜!?」

先着5名様で、

★鈴仙→(勝利チーム+1)+(ハットトリック+5)+(大妖精に完勝+3)+(守備意識低い?-1)+ ! card =★
★パスカル→(勝利チーム+1)+(2ゴール+2)+(1アシスト+1)+(弱点狙いのゴール-1)+ ! card =★
★中山→(勝利チーム司令塔+3)+(2アシスト+2)+(地味?-3)+ ! card =★
★サニー→ (1ゴール+1)+(派手な連携プレイ+1)+ ! card =★
★チルノ→(敗北チームキャプテン+1)+(ガッツ溢れるプレイ+4)+(鈴仙に敗北-1)+(ノーゴール-1) ! card =★

と書き込んでください。合計数値の大小によりマンオブザマッチが決まります。

738 :森崎名無しさん:2013/04/20(土) 13:20:53 ID:???
★鈴仙→(勝利チーム+1)+(ハットトリック+5)+(大妖精に完勝+3)+(守備意識低い?-1)+ ハートA =★

739 :森崎名無しさん:2013/04/20(土) 13:21:55 ID:???
★パスカル→(勝利チーム+1)+(2ゴール+2)+(1アシスト+1)+(弱点狙いのゴール-1)+ ハートQ =★

740 :森崎名無しさん:2013/04/20(土) 13:23:06 ID:???
★中山→(勝利チーム司令塔+3)+(2アシスト+2)+(地味?-3)+ スペード6 =★

うどん…

741 :森崎名無しさん:2013/04/20(土) 13:24:55 ID:???
★サニー→ (1ゴール+1)+(派手な連携プレイ+1)+ ダイヤ9 =★

742 :森崎名無しさん:2013/04/20(土) 13:26:06 ID:???
★チルノ→(敗北チームキャプテン+1)+(ガッツ溢れるプレイ+4)+(鈴仙に敗北-1)+(ノーゴール-1) スペード6 =★

743 :森崎名無しさん:2013/04/20(土) 13:32:56 ID:???
どうしてこうなった

744 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/04/20(土) 13:38:58 ID:???
>>740
シューターでなくともマンオブザマッチを狙えるよう、ハットトリック(得点)の補正を下げ、
また守備貢献もできないとマイナスとしたのが、やりすぎたかもしれません…。
ところで、書いた後思ったのですが、『守備意識低い?』というより、『守備能力低い?』とすべきでした。
(決して高くないサニーのドリブルに翻弄されていたので…)
ですが、マンオブザマッチは、MVP等と違い、オマケ的な要素ですので、そこまでカリカリせずに、
暖かく見守って頂ければ幸いです。

745 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/04/20(土) 13:40:58 ID:???
>>743
どうしてこうなった! …し、試合はまだたくさんあります!
それに、逆だってきっとあるはずです(永琳が大活躍→鈴仙がなぜか受賞)
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
★鈴仙→(勝利チーム+1)+(ハットトリック+5)+(大妖精に完勝+3)+(守備意識低い?-1)+ ハートA =9★
★パスカル→(勝利チーム+1)+(2ゴール+2)+(1アシスト+1)+(弱点狙いのゴール-1)+ ハートQ =15★
★中山→(勝利チーム司令塔+3)+(2アシスト+2)+(地味?-3)+ スペード6 =8★
★サニー→ (1ゴール+1)+(派手な連携プレイ+1)+ ダイヤ9 =11★
★チルノ→(敗北チームキャプテン+1)+(ガッツ溢れるプレイ+4)+(鈴仙に敗北-1)+(ノーゴール-1) スペード6 =9★
→なんと、パスカルがマンオブザマッチ…

実況「おおっと、これはこころにくい結果です!」

鈴仙「えっ…」

なにか、イヤな予感がする。鈴仙は本能的にそう感じた。
自分の幸薄さ。それが今発揮されようとしているような…。
鈴仙の予感は、当たっていた。

746 :740:2013/04/20(土) 13:41:59 ID:???
いえ、カリカリしていたわけでなく、ネタとして入れていただけです
ので気にしないでください。あと、そう思わせてしまいすみませんでした

747 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/04/20(土) 13:48:09 ID:???

           実況「この試合のマンオブザマッチは――。アラン・パスカル選手です!」

パスカル「な」

            てゐ「な」

                          慧音「な」          スター「な」

                 妹紅「な」

     リリーW・B「な」                                         中山「な」

                                  輝夜「な」

                        大妖精「な」

  サニー「な」
                                                      ルナ「な」
一同「「「「「「「「 なにィ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!? 」」」」」」」」」

永琳「(哀れね、ウドンゲ。…本当に可哀そうな子)」

748 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/04/20(土) 13:52:12 ID:???
>>740さん
こちらの書き方が悪かったですね、740さんはカリカリしているとは私は思っていませんでした。
一般的にそう落ち込まなくていいですよ、いう意図で書いたのですが、アンカーでそんな内容を
書いてしまうと、740さん個人への発言と捉えてしまうのが自然ですよね。
こちらこそ、誤解を与えてしまう表現を使ってしまい、申し訳ございませんでした。

749 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/04/20(土) 14:05:30 ID:fsCNfzRE
フィールドが、観客席が、混沌に包まれる。

観客「な、なんじゃそりゃ〜〜〜〜!!」「バカ審査員ー!! どうみてもうどんちゃんだろーーー!!」
「まあ、確かにパスカルも頑張っていたけどさ…」「永琳が居なくても、パスカルが居る…可哀そうな麺類」

実況「授賞理由として、鈴仙選手のシュートも鮮やかでしたが、
パスカル選手のオールマイティな個人技の高さが評価されたようです!
確かにパスカル選手は、ドリブルにダイレクトシュート等、高い能力を
発揮していました! サッカーは派手なシュートだけではない!
個人技の高さ! それが基本ということを思い出させる選考でした〜!!」

鈴仙「(そ、そんな…! 私が主役じゃなかったの? 私はただのモブキャラだったの?
ウサギRに改名してもらえるよう、師匠にお願いしに行くべきだったの!?)」

パスカル「し、しまった…。 なんだか、非常にやりずらいぞ…」

悲しみに暮れる鈴仙を前に、オロオロするパスカル。
パスカルはそんな鈴仙に向かって…。

先着1名様で、

★パスカルのフォロー→! card★

と書き込んでください。数値で分岐します。

ダイヤ→「…今度、一緒に練習しようぜ。憂さ晴らしだ」
ハート・スペード・クラブ→「あ、あー…。まあ、こんな事もあるさ」
クラブA→「いやっほおおおおおおおおおっ!! やったぞおおおおおおおおおおおっ!」
JOKER→実況「…あ、いや、すみません! 受賞したのは鈴仙選手の間違いでした〜!」

*ハットトリックしたのにマンオブザマッチを逃したので、狂気度が上がります。20→21

750 :森崎名無しさん:2013/04/20(土) 14:06:30 ID:???
★パスカルのフォロー→ スペード7

751 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/04/20(土) 14:17:34 ID:???
★パスカルのフォロー→ スペード7 ★
ハート・スペード・クラブ→「あ、あー…。まあ、こんな事もあるさ」

パスカル「(今まで、こんな経験なかったからな…)
け、結構あるんだよな…。審査員の目が節穴だったりひねくれてたりで、
客観的な印象から外れたような結果を出すってこと」

鈴仙(涙目)「…じゃ、じゃあ…。パスカル君も、天才の親友だっけ?
その人の代わりにマンオブザマッチとかMVPとか取ったことあるの?」

パスカル「そ、それは…そのー、そんなことも、あったようななかったような…
(そ、そんなもん…あるわけないじゃないか!!!)」

パスカルはずっとディアスと同じチームだった。
…そして、ディアス以上にパスカルが評価されることは、当然無かった。
何かの間違いもない。それだけ、天才は絶対だったのだ。

鈴仙(泣いてる)「(もうだめよ…。おしまいよお…)」

奮起した鈴仙。だが、現実の壁はまだまだ高いことが思い知らされた…。

752 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/04/20(土) 14:24:07 ID:???
実況「え、えー…。パスカル選手には、10月に行われる選抜大会の実行委員長でもある稗田阿求氏より、
賞金 5 000円と ホットカルピス が授与されます」

阿求「おめでとうございます。とても素晴らしいプレイでしたよ(ニコッ)」

パスカル「あ、ありがとう…」

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――

観客「ま、最後はびっくりしたけど、そんなもんだったな」「ああ。まあ、まだまだ大会まで半年はあるからな」
「あの天パの監督、一体何だったんだ…?」「うどんちゃん…。死なないで…」

早苗(観客席)「少しは見どころもありましたが。おおよそ、予想通りの結果でしたね」

諏訪子(観客席)「そだね〜。…あっ、そろそろ香霖堂に行かないと。
神奈子の『おつかい』を忘れちゃったら、私まで怒られちゃうからね」

早苗(観客席)「ええ。当然忘れていませんよ(私たちはどんな手を使ってでも…勝ちます)」

ぞろぞろと帰る観客達。その中に紛れていた神々もまた、
新たな計画に備えて、フィールドを後にするのだった。

753 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/04/20(土) 14:32:46 ID:fsCNfzRE
フィールドというより、スタジアムの方が正確でしたね…。失礼しました。
――――――――――――――――――――――――――――――――――
中山「来生」

観客もあらかた居なくなった後、中山はベンチで妖精達と戯れていた
来生に声をかける。

来生「ん…? あれ、中山! どうしたんだよ! お前、死んだんじゃあ?!」

中山「(もうずっと行方不明だったからな…。そうなっていても仕方ないか)
そういうお前こそどうしたんだ? まさか、本当に人間を超越した、
天パの妖精にでもなったんじゃあないだろうな?」

来生「ハッハア! では特別に教えてやろう! 俺がこの地に降り立った理由!
それは…!」

先着1名様で、

★来生が幻想入り→! card★

と書き込んでください。数値で分岐します。

ダイヤ・ハート→「翼や森崎がブラジルでプロになるって言ってただろ? だから俺もなれると思って…」
スペード・クラブ→「道を歩いていたら、謎のスキマが…」
クラブA→????「…というか、俺はキスギじゃあないんだけど、な」
JOKER→紫「彼は天パの妖精…。彼もまた、この幻想郷のれっきとした一員ですわ」

754 :森崎名無しさん:2013/04/20(土) 14:35:07 ID:???
★来生が幻想入り→ ハート6

755 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/04/20(土) 15:06:59 ID:???
★来生が幻想入り→ ハート6 ★
ダイヤ・ハート→「翼や森崎がブラジルでプロになるって言ってただろ? だから俺もなれると思って…」

中山「ハァ?」

つい、初めから話の腰を折ってしまった中山。
しかし、無理はない。だって話を始める前の前提からしておかしい。

来生「あ? どうしてブラジルか、って? いやー、ま、俺もね。
スペインとで迷ったんだけどさー。 やっぱり森崎や翼と対戦してみたいじゃん?
俺の実力が上回っているってこと、あいつらに見せてやんないといけないしー。
あと、ブラジルなら、アルゼンチンの俺のパクリ野郎(ディアス)と対戦できそうだったからな!
あいつ、『俺は天才だ〜〜』って。俺が居ながら、自分の才能に酔ってて、馬鹿じゃねえの…プププ」

中山「お、おう…(来生…。そのセリフは見事な自分へのブーメランシュートになっているぞ…
確かに、Jr.ユースの試合を見るに、こいつの実力は高いようだが)」

来生は中山の「ハァ?」は、ブラジルに懸っているのだと思っていた。
来生の脳内で中山のセリフは、

「来生、お前がプロになれるというには俺も同感だ。だが、何故ブラジルなんだ?
お前だったらスペインでもイギリスでもイタリアでもドイツでもいいじゃないか?
そこを何故、ブラジルに…。お前の才能は全宇宙で一番すぐれている。
ブラジル以外の国の人たちが、お前に嫉妬しているぞ」

に変換されていた。

756 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/04/20(土) 15:08:01 ID:???
来生「そんな訳で、ブラジルのフラメンゴにプロ試験を受ける為、
俺は単身、成田空港からブラジルに飛び出した! …ってわけさ」

中山「そうか。 ところでここは幻想郷。そろそろ日本語で話したらどうだ?
お前の話は色々とおかしい。特に、何がおかしいかって、
まずここはブラジルじゃない! 日本だ! どうして成田空港から飛行機で
日本の山奥に辿りつくんだ!」

来生「いやー、それがさあ。 成田空港に着く前のバスが事故に遭って、
俺ったら山奥に放り出されたんだよなー」

――後に中山は知ることとなるが、この事故には生還者が居なかった。
行方不明が一名、と新聞に乗っていたが。それこそが、持ち前の強運と
第六感で生き残った来生哲兵その人だったのだ。

中山「(…嘘みたいな話だが。そもそもこいつの存在や生き方自体が
嘘みたいだからな)そ、そうか…。それは災難だったな。
それで、山奥を放浪していたら、偶然この世界に来てしまった、と」

来生「そうそう。なんかここに来る前に遭った紫のドレスの人に、
『…貴方は、とても幻想的な方ですのね。ここに来るのも、もはや必然かもしれないわ』
とか褒められたし。つまり、俺がファンタジスタだから、ここに呼ばれたってことだろ?
いやー、俺、天才でごめんねぇ〜!!!!」

757 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/04/20(土) 15:11:38 ID:fsCNfzRE
中山「そうか…。でも、ここは妖怪が出るから、大変だろう。
それなのに妖精の世話をして。一体どこに住んでいるんだ?」

来生「ハッハア! よく聞いてくれたな! それは…」

先着1名様で、

★来生の住居→! card★

と書き込んでください。数値で分岐します。

ダイヤ→「霧の湖で、チルノってヤツのとこに居候してるぜ」
ハート・スペード→「人里の空き家を貸してもらっているぜ」
クラブ→「適当にほっつきまわってるけど? 妖怪? あいつら弱くね?」
クラブA→「ロベルト本郷(全裸)とヒャッホーしてるぜ」
JOKER→「お前の住んでるところを間借りしてるけど?」

758 :森崎名無しさん:2013/04/20(土) 15:12:33 ID:???
★来生の住居→ スペードA

759 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/04/20(土) 15:24:08 ID:???
★来生の住居→ スペードA ★
ハート・スペード→「人里の空き家を貸してもらっているぜ」

来生「たまにお隣さんのお手伝いをしてれば住んでていいって言うし、
メシは自給自足でなんとかなるし、意外と住みやすいなここは!」

中山「(て、適応能力が高いな…)そうか、気が向いたら遊びにお邪魔するよ。
やっぱり、見慣れぬ土地に、一人でも知り合いが居るとホッとする」

来生と中山は、元々そこまで仲が良かったわけではない。
しかし、こうやって見知らぬ土地の生活となると、
知り合いの存在というのは大きいものだ。

鈴仙「(私全然話さなかったけれど…。 来生君もなかなか面白そうな子だし。
人里に来たら、お邪魔するのもいいかもね。あと、パスカル君の親友を
ライバル視してるみたいだし、二人を会わせると話も弾むかも…?)」

*来生のディアスに対する評価、来生→(このパクリ野郎!)→ディアス が判明しました。
*中山の来生に対する評価が、中山→(数少ない知り合い)→来生 になりました。
*来生が人里に住んでいることが判明しました。自由行動フェイズ(人里選択時)で選択可になります。

760 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/04/20(土) 15:46:56 ID:???
―――――――――――――――――――――――――――――――――
その夜。永遠亭では、試合の勝利を祝って、ささやかな宴会が開かれた。そこには、
バーベキューメンチカツかき氷
等が並んでおり、鈴仙も今日はやや明るい気持ちで食事にありつくことができた。

永琳「お疲れ様、ウドンゲ」

永琳がそんな鈴仙に声をかける。

永琳「…姫様が練習にやる気になってくれたみたいね。感謝するわ。
そこで、GKの能力の伸び方について、少し説明を加えたいのだけれど――いいかしら?」

鈴仙「は、はい。お願いします(私はもうツッコマない!)」

永琳「GKの能力は…。申し訳ないけれど、【普通のフィールダーより伸び辛い】
ようになっているわ。具体的には、こんな感じね」

 数 値   練習での上がりやすさ
S50〜     上がらない
A48〜49   かなり上がりにくい
B44〜47   上がりにくい
C36〜43     普通

*レベル1(能力帯36〜50)の状態です。
<参考:フィールダーの能力値テーブル>
 数 値  練習での上がりやすさ     
S50〜   上がらない        
A48〜49 かなり上がりにくい   
B45〜47 上がりにくい       
C42〜44 普通            
D39〜41 上がりやすい      
E36〜38 かなり上がりやすい

761 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/04/20(土) 15:55:17 ID:???
鈴仙「ホ、ホントだ…。少しだけ伸び辛いですね。でも、一体どうして?」

永琳「元々、GKは守備の要だし、上げる能力値も決まっているからね。
GKが育てやすすぎると、試合が簡単になりすぎるし、他のフィールダーの
練習よりも優先されやすいから、バランスを取ったということかしら。
でも、伸び辛いと言ってもほんの少しだし、練習機会もまだあるから、
輝夜が大好きな人は、練習させまくって、最強のGKにしてくれても構わないわ」

鈴仙「は、はあ…」

永琳「だから、輝夜を優先して育成して最強にし、他のDFはフォロー役とするか。
輝夜の育成はそこそこにする代わり、妹紅や慧音、あるいはてゐや中山君を鍛えて
総合力で勝負に行くか。その辺の判断は、プレイヤーさんに任せている、というわけね」

鈴仙「(師匠…。メタ過ぎて怖いです…)」

永琳の懇切丁寧すぎるシステム説明に、発言が全くできない鈴仙を尻目に。
永遠亭の夜は更けて行く。そして――。

762 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/04/20(土) 16:02:51 ID:???
〜霧の湖・チルノの家〜

チルノ「…はっ!? あたいは!?」

大妖精「ずっと寝てたんだよ、チルノちゃんは」

チルノ「そうか…。よし、じゃあ練習だ!!」

大妖精「な、何言ってるの? 外はもう暗いし、大体今のチルノちゃんは、
病みあがりで――」

来生「ひゃーッ! 相変わらず冷たい家だぜ!」

そんな時、神出鬼没の来生が、妖怪など関係ござらぬとばかり、
チルノの家に訪れる。右手には菊の花があったから、一応はお見舞いに来たつもりだったのだろう。

来生「ハッハア! その意気だ! 俺達はまだ負けちゃいなーい!
あの試合はいわば、そう…」

チルノ「『なにかの間違い』!! でしょ、カントク!」

来生「その通り!! というわけで、今からドリブル練習だー!!」

チルノと来生は、夜の湖に飛び出す。
大妖精は呆れて、その二人を追って――。

大妖精「(…本当に。馬鹿な人たち。でも、たまには馬鹿になるのも、きっといいんだよ、ね)
わ、私だって! オーバーラップするためにドリブル練習しちゃうわ!!」ダッ!

夜の湖に駆けて行く。――大会でのリベンジ。それだけを夢見て。

*練習試合を勝利で終えました! 人気がボーナスで上昇します。17→20

763 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/04/20(土) 16:04:55 ID:???
いったんここまで。

764 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/04/20(土) 17:40:02 ID:???
更新を再開しますが、その前に>>762に補足で…

*チルノの鈴仙に対する評価、チルノ→(ダメFW)→鈴仙 が消滅しました。
*チルノ・大妖精の永遠亭ルナティックスに対する評価が、チルノ・大妖精→(次は負けない!)→ルナティックス になりました。

765 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/04/20(土) 17:41:06 ID:???
〜4月1週・定期イベント〜

【鈴仙のお小遣い・4月】

永琳「昨日はお疲れ様、ウドンゲ」

鈴仙「へっへ〜。師匠こそ、お疲れ様です〜。昨日の勝利も全て、師匠のお陰ですよぉ〜♪」

何やら気持ち悪い顔で手揉みし永琳にすりよる鈴仙。
――そう、今日はお小遣いをもらえる日だったのだ。

鈴仙「(ここよ! ここで媚びるのよ!! 私はもう小学生じゃない。
高校生(くらい?)なのよ!! その為には、靴だって舐めてやるんだから!)」

…ここまで必死にならなくてもいいのに、と思うかもしれないが、
鈴仙のお小遣いは基本的に低い上、永琳の機嫌次第で結構乱高下するのだ。
鈴仙は昔妖夢と喫茶店でお喋りしていた時に、お小遣いの事を話して、
普通にドン引きされたトラウマを忘れてはいない。

永琳「ああ。そういえば、今日はお小遣いの日だったわね。 はい、どうぞ」

鈴仙「ああ! なんという慈悲! ありがとうございます師匠!!!」

鈴仙は媚びた中に真剣さを帯びた表情で、手元を見やると、そこには――。

先着1名様で

★鈴仙のお小遣い4月分→(永琳印象値23)×! dice ×10=★

と書き込んでください。合計が鈴仙の今月のお小遣いになります。

*永琳印象値は、この判定では50でカンストになります。

766 :森崎名無しさん:2013/04/20(土) 17:42:05 ID:???
★鈴仙のお小遣い4月分→(永琳印象値23)× 5 ×10=★



767 :」鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/04/20(土) 17:50:39 ID:???
★鈴仙のお小遣い4月分→(永琳印象値23)× 5 ×10=1150★
→1150円も…?

鈴仙「(ア、アレ? なんか軽い!?)」

鈴仙が手のひらに感じた質感は、やけに軽かった。

鈴仙「(こ、小銭が少ない…! 二枚さんしか感じられない!
そ、そんなバカな!?)」クワッ!!!

信じたくない。その一心で鈴仙は現実に目を向ける。
そこには、鈴仙の期待を良い意味で裏切ってくれたモノがあった。

鈴仙「この…。紙は。師匠、もしかして?」

永琳「昨日は貴女、大活躍だったからね。賞はもらえなかったけど、
これは私からのせめてもの餞別よ」

鈴仙「え…? え…? (グスッ) そ、 じ、じじょお…」

永琳の気紛れ的な慈悲に、鈴仙は感極まって泣き出してしまう。

永琳「ちょっと、ウドンゲ、恥ずかしいでしょ。 離れなさい!」

鈴仙「あでぃがどうございばず…。 ばだじなんがに、
ぜんえんざんぐれであでぃがどうございばず…」

顔をぐしゃぐしゃにして泣く鈴仙。
…この後、輝夜が永琳から 0 9 5 1 8
を貰ったことを知ると、もっと泣いていたことだろう…。

*お金が増えました。1390→2540

768 :」鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/04/20(土) 17:53:18 ID:???
〜4月2週 ランダムイベントフェイズ〜

鈴仙「おこづかいも沢山もらったし、シュートも沢山決まったし、
今の私は絶好調ね! 鬼でも吸血鬼でも、なんでもこいよ!」

769 :」鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/04/20(土) 17:56:15 ID:fsCNfzRE
鈴仙がどうどうと永遠亭の廊下を歩く。するとそこには…

★ランダムイベント(覗きイベント系を少し変更)→! card★

と!とcardの間のスペースを埋めて書き込んで下さい。マーク・数値で分岐します。

カードの数値が……

ダイヤ・ハート・スペードで…

K→来客だ!(さらに分岐)
Q→姫様が何か話があるようだ!
J→師匠から話があるようだ!
10→てゐが相談だって!何だろう!?
9→中山さんと会話した!その内容は…
8→慧音さんが訪ねてきた!
7→来客だ!(さらに分岐)
6→パスカルと雑談した!
5→ウサギ達がやってきたぞ!!
4→妹紅に会って普通にオシャベリした。
3→来客だ!(さらに分岐)
2→ゆ〜っくり過ごせた!最大ガッツUP!
1→来客だ!(さらに分岐)
JOKER→綿月姉妹が遊びに来た…?

クラブで…

クラブ8〜K→薬売りのお仕事だ!
クラブ2〜6→バッドイベント発生!(さらに分岐)
クラブA→露鈴兎・本後宇院・イナバ(全裸)「ヒャッホー!!」

*クラブ4・9・Kの場合、イベント後さらに中里による覗きイベントが発生します。

770 :森崎名無しさん:2013/04/20(土) 17:59:17 ID:???
★ランダムイベント(覗きイベント系を少し変更)→ ダイヤ8


771 :」鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/04/20(土) 18:09:09 ID:fsCNfzRE
★ランダムイベント(覗きイベント系を少し変更)→ ダイヤ8 ★
8→慧音さんが訪ねてきた!

慧音「やあ、鈴仙。何か辛いことはないかい?」

鈴仙「えっ、わ、私は大丈夫だけど…。珍しいわね、貴女がここにやって来るなんて」

慧音「ああ…。寺子屋の生徒が具合を悪くしてな。
親が仕事で忙しくて連れていけないから、私が引率を引き受けたんだ」

鈴仙「なるほど…。寺子屋の先生も大変ね」

慧音「なに、こっちは好きでやっているんだ。
子供たちの笑顔。それが私の元気の素だからな」

鈴仙「(な、なんて人格者…。それより、何かこの機会に話せる事はないかしら?)」

A:普通に雑談をする。
B:一緒に練習しないか誘う。
C:寺子屋でバイトできないか聞いてみる。
D:人里のスタジアムで行われる練習試合について聞いてみる。
E:妹紅の事について話をする。
F:「私、実は1700万ゼノ以上のブルーツ波を放つパワーボールを精製できるんです!
  ハアアーーーッ!!」
G:その他 自由選択枠

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

772 :森崎名無しさん:2013/04/20(土) 18:15:05 ID:DNJVrpF2
E

773 :森崎名無しさん:2013/04/20(土) 18:15:58 ID:OPrizoHU
E

774 :」鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/04/20(土) 18:47:11 ID:fsCNfzRE
E:妹紅の事について話をする。

鈴仙「(そういえば、妹紅がこないだの試合の采配について、
愚痴をもらしていたわね…。 仲が良い慧音さんなら、
なんとかしてくれるかも)あの――」

鈴仙は、先日の試合のハーフタイム中での妹紅との会話を、
慧音に話してみることにした。
サイドバックが余り好きではない事。
そんなポジションを押し付ける永琳は輝夜の言いなりになっていると思った事。

慧音「そうか、そんな事があったのか。
ほんっとに妹紅ったら、輝夜が絡むと人に迷惑ばっかりかけて…」

呆れて腕を組み、ため息をつく慧音。
彼女もまた、こういった所で苦労しているのだろう。
鈴仙には少し、慧音の苦労が分かるような気がした。

慧音「よし、わかった。それなら――」

先着1名様で、

★たすけてけーね先生→! card★

と書き込んでください。数値で分岐します。

ダイヤ→「善は急げ、だ。今から説得しに行こう」
ハート→「今週、人里の私の家に来てくれ。一緒に説得しよう」
ヅペード→「私の方から、妹紅に話をつけてみるよ」
クラブ→「実戦で、サイドバックの重要さを分かってもらうしかないな」
クラブA→「…と思ったが、貴様こそ薬師の狗じゃないのか!? 許さん!」
JOKER→妹紅「大丈夫よ、もう気にしてないから」

775 :」鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/04/20(土) 18:48:11 ID:???
ヅペードになっていますが、当然、スペードです(汗)

776 :森崎名無しさん:2013/04/20(土) 18:50:29 ID:???
★たすけてけーね先生→ クラブQ

777 :森崎名無しさん:2013/04/20(土) 18:50:30 ID:???
★たすけてけーね先生→ クラブ2

778 :」鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/04/20(土) 19:01:58 ID:???
★たすけてけーね先生→ クラブQ ★
クラブ→「実戦で、サイドバックの重要さを分かってもらうしかないな」

慧音「…とは言っても、あいつもなかなかの頑固者だからな。
私達が説得してやっても、聞かないかもしれない。
…となると、やはり実戦に委ねるしかないんじゃないだろうか?
サイドバックに必要な能力――すなわち、高いタックル能力と、それなりの突破力。
そして、イザという時の為の決定力。もちろんそれらを行う為の高い体力。
これが存分に発揮されるプレーを何度も繰り返していったら、
薬師が決して命令や嫌がらせで采配を行っていないのだということを、理解してくれると思うがね」

親友という立ち位置から、サッカー理論を交えてアドバイスをくれる慧音。

鈴仙「なるほど…。ありがと、慧音さん」

慧音「ああ、少しでも役立てたなら嬉しいよ」

鈴仙はひとまず礼を言うと、慧音は患者の待合室に戻っていった。

*慧音の評価値がやや上がりました。
*先に言っておく形になりますが、この場合の『実戦』とは現実の試合の事を指し、
脳内練習試合は含まれません。その代わり、ここで妹紅をどんなポジションにしても、
問題は起こりません(GKとかにしたら、現実にも支障がでるかも知れませんが)

779 :」鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/04/20(土) 19:04:55 ID:fsCNfzRE
〜4月2週・自由行動フェイズ@〜

鈴仙「さあ! 今日は何をしようかしら?
お金が入ったし、人里に行ってみるのもいいわね。
ライバルチームの練習試合も、行われているかもしれないわ」

現在の能力値
選手   ド  パ  シ   タ  カ   ブ  せ  総   高/低 
鈴仙  45  45  46  42  40  40  43  301  2  2 

最大ガッツ:700
現在のおこづかい:2540
永琳印象値:23
人気:20
狂気度:20

A:永遠亭に居る(さらに分岐)
  主に永遠亭に居るチームメイトと交流をします。
  評価値を上げたり特別なイベントを起こしたりできます。
B:外出する(さらに分岐)
  買い物をしたり、永遠亭に居ないチームメイトや、
  その他の幻想郷の住人と交流できるチャンスがあります。
C:気晴らしに玉兎通信でもしてみる。(さらに判定)
  ランダムで、色々な情報が入ります。運が良ければ必殺技フラグも入手できるかも…
D:狂気度を使用する(さらに分岐)
  貯めた狂気度をスキルなどに替えることができます。この行動では時間が経過しません。

780 :」鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/04/20(土) 19:06:05 ID:???
抜けていますが…
先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

781 :森崎名無しさん:2013/04/20(土) 19:06:41 ID:gCd2M08k


782 :森崎名無しさん:2013/04/20(土) 19:09:43 ID:GLOyPnsc
A

783 :森崎名無しさん:2013/04/20(土) 19:10:17 ID:DNJVrpF2
A

784 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/04/20(土) 19:12:52 ID:fsCNfzRE
A:永遠亭に居る(さらに分岐)

鈴仙「やっぱり外ばかり向いているのも良くないからね。
今日はチームメイトとの交流に明け暮れましょう!」

A:永琳に会いに行く
B:輝夜に会いに行く
C:てゐに会いに行く
D:ウサギ達に会いに行く(会いたいウサギを指定してください。例:ウサギA)
E:中山に会いに行く。
F:パスカルに会いに行く。
G:自室でゆっくりする(ランダムイベントをもう一回起こせます)

先に2票入った選択肢で進行します。
メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

785 :森崎名無しさん:2013/04/20(土) 19:13:27 ID:GLOyPnsc
E

786 :森崎名無しさん:2013/04/20(土) 19:14:08 ID:gCd2M08k


787 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/04/20(土) 19:20:38 ID:fsCNfzRE
E:中山に会いに行く。

鈴仙「中山さーん、居る?」

鈴仙がコンコンとノックをすると、ドアはガチャリと勢いよく開いた。

中山「ああ、鈴仙さん。今日は調子が良いんだ。何か用かい?」

鈴仙「(ホントに元気そうね…。ブランクが少しでも解消されたからかしら?
それより、何について話そうかしら?)」

A:雑談をする(評価値があがります)
B:サッカーの話をする(上手くいけば技フラグを得られるかもしれません)
C:外に遊びに行かないか誘う
D:約束通り、博麗神社に連れて行く
E:鈴仙「あ、あの! 私と(サッカー的な意味で)付き合ってください!!」(運や評価値次第で…??)
F:その他 自由選択枠

先に2票入った選択肢で続行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

*表記を忘れましたが、練習試合をこなしたので、中山のブランクペナが緩和されています(−3→−2)

788 :森崎名無しさん:2013/04/20(土) 19:21:03 ID:GLOyPnsc
D

789 :森崎名無しさん:2013/04/20(土) 19:21:25 ID:EemeZnxI
D

790 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/04/20(土) 19:30:14 ID:???
D:約束通り、博麗神社に連れて行く

鈴仙「そうそう、こないだの約束の件でね。
今日あたり、天気も良いから一緒に行かないかと思ってね」

中山「ああ! 覚えていてくれたのか!
それならちょっと待ってくれ、準備をするから」

中山は、その言葉を聞き、とても嬉しそうだった。

―――――――――――――――――――――――

そして数刻後、中山と鈴仙は永遠亭のすぐ外に来ていた。

中山「それじゃ、鈴仙さん。道案内を頼む」

鈴仙「ええ、解ったわ」

鈴仙は中山を連れて迷いの竹林に入る。

鈴仙「まあ、迷わないとは思うけど、慎重にいきましょ。
凶暴な妖怪が居るかもしれないし」

中山「あ、ああ」

791 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/04/20(土) 19:32:02 ID:fsCNfzRE
昼なのに暗い竹林の中を、二人は進んでいく。
そして…




先着1名様で、

★イベント判定→! card★

と書き込んでください。数値で分岐します。

ダイヤ絵柄→誰かに会った(更に判定)
ダイヤ・ハート・スペード→無事に人里へ着いた。
クラブ→弱い妖怪に襲われた!
クラブA→「あ、アレ!? 道に迷っちゃった!?」
JOKER→ロベルト(全裸)に会った。

792 :森崎名無しさん:2013/04/20(土) 19:32:44 ID:???
★イベント判定→ ハート9

793 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/04/20(土) 19:41:48 ID:fsCNfzRE
★イベント判定→ ハート9 ★
ダイヤ・ハート・スペード→無事に人里へ着いた。

鈴仙はごく当たり前のように、竹林の複雑なルートを進んでいく。
中山はそれに着いて行く事に必死だったが、なんとか
はぐれずに進んでいき、数時間で竹林を抜けることが出来た。

鈴仙「ふう、とりあえず人里まで着いたわね。
ここからもう少し獣道を伝って行くんだけど――休みたい?」

中山「ありがとう、だが大丈夫だよ。――あいにくと、鍛えているもんだから」

鈴仙「(そういえば、中山さんって毎朝永遠亭の回りをジョギングしてるって言ってたわね。
本当に練習熱心なんだから。
…中山さんはああ言ってるけれど、せっかくの人里だしね。
少しくらい、ぶらついてもいいと思うけれど)」

A:「それでも、せっかくなんだし、ちょっとぶらつかない?」
B:「そう。それなら、まっすぐに向かいましょ」
C:その他 自由選択枠

先に2票入った選択肢で続行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

794 :森崎名無しさん:2013/04/20(土) 19:45:42 ID:TaP3hI1k
B

795 :森崎名無しさん:2013/04/20(土) 19:46:34 ID:GLOyPnsc
B

796 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/04/20(土) 19:51:33 ID:fsCNfzRE
B:「そう。それなら、まっすぐに向かいましょ」

鈴仙「(…もう正午も過ぎているしね。帰りも竹林を突っ切ると思うと、
そんなにノンビリしていられないし)分かったわ。それならこっちへ」

中山「ああ、悪いな、鈴仙さん」

鈴仙「今さら、ってヤツよ。 気にしないで」

鈴仙は中山を連れて人里の入り口を通り過ぎて、
博麗神社へと繋がる薄暗い森の獣道を進む。
そんな時…。

先着1名様で、

★イベント判定2→! card★

と書き込んでください。数値で分岐します。

ダイヤ→散歩しているルーミアに会った。
ハート・スペード→無事に博麗神社へ着いた。
クラブ→弱い妖怪に襲われた!
クラブA→「あ、アレ!? 道に迷っちゃった!?」
JOKER→バルバス(パンツ)「クロオオオオオオオオス・アウツッ!!!!!!!!!!!」

797 :森崎名無しさん:2013/04/20(土) 19:52:19 ID:???
★イベント判定2→ クラブJ

798 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/04/20(土) 20:00:42 ID:???
あまり関係ないですが、「数値で分岐」ではなく「マークで分岐」ですね…。
――――――――――――――――――――――――――――――――〜
★イベント判定2→ クラブJ ★
クラブ→弱い妖怪に襲われた!

ガサッ。

そんな時、鈴仙は茂みの奥に潜む殺気に気付いた。

鈴仙「中山さん! 下がってて! 危ない妖怪が居るかも!」

中山「わ、わかった!」

中山をかばうように立ち、銃口の形に構えた人差し指を、
その茂みに向ける。
そして、その茂みから一匹の妖怪が姿を見せる。

妖怪「グルルル…」

その姿は野犬にも見えたが、尻尾が2又に分かれており、
弱い妖気を放っている。群れてはいないのが幸いだが、
弱い人間がやってきたら、噛み殺してしまう算段で、
ここに待ち構えていたのだろう。

799 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/04/20(土) 20:02:05 ID:fsCNfzRE
鈴仙「(どうしようかしら…。中山さんをかばって戦うとなると、
弱い妖怪とは言っても、不意を突かれるかもしれない。
だからと言って、狂気の瞳で混乱させて逃げるというのも、
失敗した時のリスクが大きい。ここは――)」

A:たたかう
B:にげる
C:「たすけて、えーりーーーーーん!!」
D:その他 自由選択枠

先に2票入った選択肢で続行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

800 :森崎名無しさん:2013/04/20(土) 20:03:21 ID:TaP3hI1k
A

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