キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【タイガー&】鈴仙奮闘記4【バニー】
1 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/05/13(月) 00:15:24 ID:???
このスレは、キャプテン森崎のスピンアウト作品で、
東方Project(東方サッカー)とのクロスオーバー作品です。
内容は、東方永夜抄の5ボス、鈴仙・優曇華院・イナバがサッカーで師匠を超えるために努力する物語です。
また、ストーリーやカードの展開次第で、いくつかのキャプテン森崎のキャラクターも、
それぞれの思惑を持ちながら、幻想郷の住人との交流を通じてサッカーを極めていくことになるでしょう。
他の森崎板でのスレと被っている要素や、それぞれの原作無視・原作崩壊を起こしている表現。
その他にも誤字脱字や稚拙な状況描写等が多数あるかと思いますが、お目こぼし頂ければ幸いです。
☆前スレ☆
【変わり行く】鈴仙奮闘記3【者たち】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1366638927/
☆あらすじ☆
ある日突然幻想郷にやって来た外来人、アラン・パスカルと中山政男との
出会いにより、師匠、八意永琳に並ぶ選手になると決心した鈴仙・優曇華院・イナバ。
色々な人と交流したり、特訓したり…。そんなある日、鈴仙と特に仲の良い妖怪兎・ウサギAから
練習試合の観戦を持ちかけられる。しかし、てゐと3人で試合を観戦しにスタジアムに来たら、
なんと命蓮寺の妖怪鼠・ナズーリンから寺を救う為、助っ人としてヒューガーズという
外界の企業サッカーチームと対戦するようお願いされる。それを受けた鈴仙は勧誘も手伝わされる羽目に。
妹紅が空気を読まず(?)参加辞退というアクシデントもあったが、伊吹萃香、パチュリー・ノーレッジなどの
有力選手の勧誘に成功するも、ヒューガーズもまた助っ人獲得の為、
怪しい教授や怪しいロボットが蠢いていて…?
62 :
森崎名無しさん
:2013/05/14(火) 21:36:45 ID:???
★永琳のコーチング対象→
スペード6
永琳のコーチング内容→
ハート3
★
63 :
森崎名無しさん
:2013/05/14(火) 21:37:06 ID:???
★パスカルのコーチング対象→
スペードJ
パスカルのコーチング内容→
スペード7
★
64 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/05/14(火) 22:00:36 ID:???
★永琳のコーチング対象→ スペード6
永琳のコーチング内容→ ハート3 ★
→ウサギAのシュート+1!
★パスカルのコーチング対象→ スペードJ
パスカルのコーチング内容→ スペード7 ★
→ウサギDのパスカット+1!
ウサギA「あ、あの! お師匠様! 私を鍛えてください!」
永琳「ええ、良いわよ」
――珍しくも、今回のコーチングを持ちかけてきたのはウサギAの方からだった。
基本的には永琳やパスカルの方で練習対象を決定しているのだが、
この間の練習試合観戦の後に感じた熱意が、彼女を押し動かしたのだ。
ウサギA「(――このままじゃ、私は鈴仙様に追いつくどころか、どんどん差をつけられてしまってる。
試合で活躍していたFWさん達はみんな上手かったし、今の私に勝てる要素は一つもない。
…私が鈴仙様と並んでサッカーをするためには、この人達にも勝たなくちゃいけないんだ!)
お師匠様、今日は私に――シュートを教えて下さいっ!!」
永琳「その心は?」
ウサギA「――私が何時か…。鈴仙様に肩を並べられるような『FW』になるためですっ!!」
永琳の前でそう断言したウサギA。今の状態でもサイドハーフ等として試合には出れる。
名無しの選手や下級妖怪。妖精相手ならば圧倒できる。
しかしはウサギAの目標ではない。ウサギAの目標は、あくまで鈴仙の相棒として、2トップを張るということだった。
永琳「…そう。それが叶うかは分からないけれど。 ――やろうと思ったのならば、やってみなさい。
ウドンゲ自身がかつて、そして今もそうしているように。(そして。…もしもこれで、この子が覚醒するならば―)」
永琳は丁寧にウサギAのシュートフォームをチェックし、コントロールとスピードを磨かせた。
65 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/05/14(火) 22:01:40 ID:???
パスカル「うーん。ブロックはダメかァ」
ウサギD「やっぱりブロックは痛いよお…」
パスカルは永琳達とは反対方向のサッカーコートで、首をひねらせていた。
ウサギDのブロックを鍛えようとしたは良いものの。
永琳とは違って経験論と根性論で語ってしまいがちなパスカルの指導は、
時に怖がりで泣き虫のウサギDには厳し過ぎた。
パスカル「そうだなあ…。それなら、まずはゆっくり――」
と、ここでパスカルは気づく。
パスカル「(そうだ! シュートブロックが怖いなら、ゆっくりのシュートのブロック…。
つまり、パスカットの技術ならば、今の俺でも上手く磨けるんじゃないのか!)よし、行くぞ!」
フワッ… トン!
ウサギD「えへへ〜。これなら取れるよ!」
得意げにパスカルの投げたボールをトラップするウサギD。
パスカル「…ようし、じゃあ、これならどうだ!」
パスカルはここから難易度を上げて行く体で、鋭いコースのパスや、
落下点が掴みにくいパスをカットさせる練習を行う。
66 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/05/14(火) 22:03:22 ID:???
ウサギD「やったっ! また取れたよ!」
パスカル「ハッハハ。凄いなあ、ウサギDは(…思えば、俺もこんな頃があったなあ。
サッカーの原初的な楽しさ。俺は小賢しく考える事で忘れていたのかもしれん)」
楽しそうにボールを取りながらも、着実にパスをカットしていくウサギDの様子を見て、
微笑ましく思うパスカルだった。
*ウサギAのシュートが+1されました。
*ウサギDのパスカットが+1されました。
67 :
森崎名無しさん
:2013/05/14(火) 22:23:48 ID:???
不覚にもウサギDに萌えてしまったw
68 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/05/14(火) 22:55:55 ID:???
〜5月3週・固定イベント〜
【タイガースターズ対ヒューガーズ、猛虎対決! ウサギもいるよ!】
鈴仙「…いよいよね」
中山「ああ…!(いよいよ、日向小次郎と戦える! できればベストコンディションで
望みたかったが…。それでも、自分の現在の位置が。
そして自分の指針が見れる大きなチャンスとなるはずだ!)」
てゐ「けがすんなよ〜、鈴仙」
ウサギA「鈴仙様と中山様の居るチームでしたら、」
鈴仙と中山は朝食を食べ、てゐとウサギA、そしてパスカルに見送られつつ、
人里のサッカーコートへ向かう。
中山と同行の為、空は飛ぶことは出来なかったが。
妹紅「今日は試合出れなくてごめんね! でも絶対慧音と見に行くからさ!
またハットトリック期待してるよ、鈴仙っ!!」
――少しは申し訳なさを感じたからか、妹紅が自ら追加の護衛役を引き受けてくれたことから、
鈴仙達は何時もよりもスムーズに人里に辿りつくことができた。
そして、集合時間よりも少し早く、集合場所である人里サッカーコートのロッカールームに着くとそこには…。
69 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/05/14(火) 23:04:50 ID:???
萃香「よっ。今日は宜しく頼むよ!」
パチュリー「今日は喘息の調子が良いから、本気で(30分は)戦えるわね…」
静葉「ああ…こんな豪華なメンバーの次が私なんて。
お姉ちゃん、プレッシャーでメンタル病みそうだなぁ〜♪」チャキッ
穣子「お、おねえちゃん! 流石にそれはあるかもしれないけれどやっぱりおかしいよぉ!?」
彼女らは皆、鈴仙が勧誘でスカウトした、敵チームの選手たちだ。
中山は二つ返事で着いてきてくれたが、ここに居る4人を勧誘するのに、
幾分骨を折ったものだなあ(パチュリーは存外楽だったけれど…)、と鈴仙はしみじみと思う。
中山「しかし、こんな中に未だブランクを引きずった俺を入れてくれるなんて。
実力で言うなら、永琳さんは忙しかったとしても、妹紅さんやパスカルを誘うと思っていたのに」
鈴仙「(うぐっ…前者の人には断られたのよぉ…!!)ま、まあ。貴女のブランク解消に
少しでも役立てれば、と思ったからよ!」
中山「…ありがとうな、鈴仙さん。――だが、その温情は失策だったかもしれん」
70 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/05/14(火) 23:06:11 ID:???
鈴仙は『失策』という単語にチクリと引っかかるものがあり、中山の方を改めて見やる。
中山「…奴は。日向小次郎は生半可な相手ではない、ということだ。
今の俺では恐らく、奴には良いように遊ばれるだけだろう。
――だから、鈴仙さん。マズイと思ったら、遠慮なく俺を外し、少しでも優秀な選手を入れるようにした方がいい」
鈴仙「そ、そんな――!」
中山「…と、折角誘ってくれたのに酷な事を言ってしまったな。すまない。
ただ、それだけ今回の敵が強大だと伝えたかっただけなんだ」
鈴仙「――でも、中山さんは戦うんでしょ?」
中山「ああ。当然だ。負けが分かっていても、引っ込められない性格なんでね」
鈴仙「ふふっ。流石に知ってる」
中山「はは、それもそうか」
互いに笑いあう中山と鈴仙。しかし、今回の戦いの仲間達はこれだけではない。
71 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/05/14(火) 23:20:51 ID:???
小傘「当たって砕け、うらめしや〜〜〜〜!!
(これであのひゅーがってヤツを私が驚かせる! そうすればきっとあのシュートは撃てないよ!
私って実は天才かも…!)
もっかい行くぞ〜! 当たって砕け、うらめしや〜〜〜〜〜〜!!!」
響子「表は蕎麦や〜〜〜〜〜!!!!」
小傘「わわっ、本当に砕けたあ〜〜〜〜〜〜!」
小傘は日向を驚かせるべく予行練習をしていたが、哀れ響子の大声による反響で
逆に驚かされていた。
白蓮「…信仰の心は、場所ではなく、人に宿るものです。ですから、今回の試合で負けて、
私達の家が無くなろうと。私達の心さえ汚れなければ、きっと救われるでしょう。
だから、今日は全力で、楽しく戦いましょう」
村紗「…聖。私はやっぱり家を取り戻したい。 あの寺は私の、私達のかけがえのない家だから…!」
白蓮「――私は、『全力で』戦うと言いました。その気持ちは決して嘘ではありません。
……こんな事しか、今の私には話せなくて、ごめんなさいね、水蜜」
村紗と白蓮は、真剣な表情で試合の行く末を案じる。
だが、白蓮のように、水の如き静謐さと、炎の如き闘志を両立させることの出来る者は
早々いないだろう。彼女には、『真剣』という言葉すらおこがましかった。
72 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/05/14(火) 23:26:41 ID:???
星「ううっ。みなざん、こんな私の意地なんかに付き合ってくだざり…本当にありがとうございます」
ナズーリン「…全く。ご主人ったら。 もう祝勝会気分ですか? そんなんじゃあ、足を掬われるよ」
星「そ、…そうでしたね。ありがとう、ナズーリン。でも私は、頼りがいの皆さんが来てくれて本当にうれしくて…」
熱のこもった様子で皆への感謝を語りだす星。彼女は決して悪い性格ではないが、
若干暴走しやすく、こういった時は人の話も聞かずに感情を吐き出し続ける悪い癖があった。
実際、こうなってはナズーリンの説教も馬耳東風である。
カチャリ…
しかし、そんな雰囲気も、ロッカールームのドアが開く音で一気にかき消える。
ナズーリン「…おや、ようやく来てくれたようだ」
鈴仙「…来てくれた、って。――ひょっとして、貴女の呼んだ助っ人?」
ナズーリン「ああ。君の勧誘に合わせて、DF・MF・FW。各一名ずつ呼んでおいたよ。
…そしてDF陣に若干の不安があると判断し、DF陣は強豪選手にも、時間を惜しんで積極的に
声を掛けていったつもりだ」
??「こんにちは。今日は宜しくね」
その助っ人達の正体とは…?
73 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/05/14(火) 23:29:46 ID:7UV8tw66
先着3名様で、
★助っ人DF→! card★
★助っ人MF→! card★
★助っ人FW→! card★
と書き込んでください。マークで分岐します。
〜DF〜
ダイヤ・ハート→咲夜「お嬢様が、白熱した試合をご所望でしたので」
スペード→レティ「初夏は憂鬱だけど、熱心に勧誘してくれたし参加することにしたわ!」
クラブ→チルノ「あたい! 参上ォォオオオオオオオオ!!」
〜MF〜
ダイヤ→パルスィ「妬ましい…。私と約一名以外優秀なMF陣なのが妬ましい…」
ハート→お燐「賭け試合なんだろ? 勝った方が負けた方の死体を頂くって。 えっ、違う?」
スペード→雛「…にとりが大変厄いことになっていそうだから、助けに来たの」
クラブ→サニー「ふふん! 幻想郷最強の妖精であるこの私が居れば安心ね!」
〜FW〜
ダイヤ・ハート・スペード→反町「あ、ども…(俺はこのチームで、俺の正義を日向に証明してやるんだ!)」
クラブ→メルラン「私の三歩のドリブルを見せてやるわ〜♪」
*ポジションに関わらずJOKERが出たらヒャッホーします。
*ポジションに関わらずクラブAが出たら陵辱請負人・クラブAが登場します。
74 :
森崎名無しさん
:2013/05/14(火) 23:30:13 ID:???
★助っ人DF→
スペード4
★
75 :
森崎名無しさん
:2013/05/14(火) 23:31:13 ID:???
★助っ人MF→
ハート4
★
76 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/05/14(火) 23:32:05 ID:???
判定途中ですが、本日の更新はここまでにしたいと思います。
DFで咲夜さんの出る確率が高めなのは、新作自機祝い…ということでお願いしますw
>>67
キャラクターの描写は何時も四苦八苦しているので、
お褒めいただき大変うれしいですw
それでは、皆さま、本日もお疲れさまでした。
77 :
森崎名無しさん
:2013/05/14(火) 23:32:25 ID:???
★助っ人FW→
クラブ3
★
78 :
森崎名無しさん
:2013/05/14(火) 23:49:02 ID:???
そ、反町ーーー!
79 :
森崎名無しさん
:2013/05/15(水) 00:40:31 ID:???
乙でした。
そ、反町さーんっ! ここで出ずしていつ出ると言うんだーっ!
80 :
森崎名無しさん
:2013/05/15(水) 13:22:57 ID:???
反町が居ないのはちょっと不味いな
シュートはともかく他の能力は名有りキャラと互角に戦えるだろうし
ドリブル技の多いチームだからタックル技も使えただろうに
81 :
森崎名無しさん
:2013/05/15(水) 14:36:09 ID:???
後半から参戦とか
82 :
森崎名無しさん
:2013/05/15(水) 19:44:04 ID:???
まあ居なくても中山がいるから、日向達の事は聞けそうだな
反町がいれば、ほかに何か分かりそうな気もするが
83 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/05/15(水) 20:36:24 ID:???
こんばんは。今日も更新をしていきたいと思います。
>>78
この引きは若干意外でしたね。無判定でも良かったかもしれません…
>>79
乙ありです。
一応反町の出番はまだありますので、ご安心(?)を!
>>80
反町の能力ならカイザー、マウリシオ、夢美、日向はともかく、
それ以外のメンバーなら大分優勢でしたね…。
シュートについても、若島津相手ならばそこそこ互角の勝負ができたと思います。
反町はFWだけではなくMFやSBとしての起用が出来る便利なプレーヤー、
として考えていたのですが…。
>>81
ストーリー上、反町は観戦には来るので、試合展開によってはワンチャンあるかもしれません。
>>82
中山さんは、中学以降の日向とは実際に対戦しておりませんので、
若干曖昧な情報になってしまいますね…。反町はその点とても詳しいです。
84 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/05/15(水) 21:10:47 ID:???
更新を始めると言いながら、けっこう遅くなってしまいましたね…。失礼しました。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――〜
★助っ人DF→ スペード4 ★
→スペード→レティ「初夏は憂鬱だけど、熱心に勧誘してくれたし参加することにしたわ!」
★助っ人MF→ ハート4 ★
→お燐「賭け試合なんだろ? 勝った方が負けた方の死体を頂くって。 えっ、違う?」
★助っ人FW→ クラブ3 ★
→クラブ→メルラン「私の三歩のドリブルを見せてやるわ〜♪」
レティ「こんにちは、子鼠さん。集合時間に遅れてはなかったかしら」
最初に部屋に入ってきたのは、長身の美しい女性だった。
そろそろ夏に近づいて、暑さを感じられる今の季節にも関わらず、
白と藤色の防寒着を見につけている彼女は、穏やかにナズーリンに話しかける。
ナズーリン「――ああ、この季節にも関わらずわざわざ参戦してくれるなんて。
本当に感謝するよ。レティ・ホワイトロックさん。君のような優秀なスイーパーが
来てくれれば、何よりこの私が安心だ」
レティ「あら…お褒めに預かり光栄だわ。最近は山の神様のせいで、
めっきり影が薄くなってしまったと思っていたから」
大人の女性らしい、柔和な笑みを浮かべてゆっくりとベンチに座り、軽いストレッチを始めるレティ。
その物腰は、あの白蓮に通ずる所すらあった。
鈴仙「(――カリスマめいた雰囲気を醸し出してるわね。
かつて幻想郷一のスイーパーと呼ばれていただけの事はあるわ…
私、この人を自力で抜いてゴールした事ないのよねえ)」
過去の鈴仙は、レティの重厚なタックル・的確なブロック・華麗なクリアに為す術無しだった。
今の鈴仙ならば…彼女と互角以上に戦えるのかもしれないが、それでもその存在感は大きかった。
85 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/05/15(水) 21:15:18 ID:???
お燐「やっ、おねーさん」
次に部屋に入って来たのは…。鈴仙があまり知らない少女だった。
鈴仙「(――ええっと、この子はたしか地霊殿のチームに居た…。
何故かしら、何かストレートで不吉というか縁起の悪いような予感がするのは――)」
ナズーリン「あ、ああ。お燐さん」
第二の助っ人を前に、ナズーリンの様子はどこか怯えているようにも見える。
お燐「えへへっ。大丈夫だよ〜。あたいは猫だけど猫じゃないから、
きっとあんたは取って食わないよ。――生きてるうちはね」
鈴仙・ナズーリン「ひ、ひいっ!」
実は結構臆病な所のあるナズーリンだけではなく、隣に居た鈴仙も
それにつられて驚いてしまう。
鈴仙「(――そ、そうだわ! この子は火車妖怪。単なる化け猫よりも縁起の悪い、
人の死体や魂を持ち去る恐ろしい妖怪だわ! 永遠亭も一回被害に遭ったんだっけなあ…)」
お燐「も〜。ひどいよネズミのおねーさん。あんたがあたいを誘ってくれたんじゃあないか」
ナズーリン「私が誘ったのは釣瓶落としの妖怪だ! それを通りかかったアンタが
適当に言い繕っただけだったじゃあないか!」
86 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/05/15(水) 21:30:13 ID:???
お燐「ふう〜ん。じゃあ、帰ってもいい?」
小悪魔っぽい目線を送り、二やつくお燐だったが。
ナズーリン「その方が良い。幸いウチのMF陣は優秀だからね」
ナズーリンに、その程度の作戦は通用しない。
お燐「ちょっと、止めておくれよ〜! それにあたいだってね、使える所があるんだから!」
星「それは気になりますね。ナズーリン、カリカリせずに、彼女の言い分も聞いてみては?」
ナズーリンは相変わらず不満げというか、不安げな様子だったが、
それを察してか知らずか、星がその間に割り込み仲裁を始める。
お燐「おっ! 流石寅はあたいらの仲間だ! 話がわかるねえ。
…てなワケで話すと、あたいはサイドアタックにはちょいと自信があってねえ。
猫のトリッキーさを活かしたこの脚で! ちょちょいっとサイドを抉って見せれるワケさ。
……もっとも、それ以外はからっきしなんだけどね!」
星「なるほど! それでは、私もアシストをお願いしたいですね♪」
ナズーリン「(その前にご主人は、お願いだからちゃんとシュートを撃ってくれ…)」
若干のわだかまりを残しつつも、星の一存でナズーリンも退き、お燐もまた助っ人として歓迎される。
87 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/05/15(水) 21:31:20 ID:???
そして、最後にロッカールームのドアを叩いたのは…。
メルラン「イッエーイ! 今日のソロライブ会場はここね〜♪」
パラリラ〜♪と愛用のトランペットを鳴らしながら現れてたのは、
メルラン・プリズムリバー。美しい演奏で知られるプリズムリバー三姉妹の二女だった。
ナズーリン「…本当は、FWは別の人物を誘う予定でいたんだ」
ナズーリンは、鈴仙のみに聞こえるよう、そっと耳打ちをする。
ナズーリン「私が本来狙っていた選手は、妖怪の山FCの助っ人・反町一樹君だった。
彼のバランスの良さは様々なポジションで活かせそうだったし、彼自身も日向への復讐に
燃えている…。という噂を耳にしていたからね」
鈴仙「……で、ダメだったからこの娘(メルラン)を拾ってきた感じだったのかしら」
黙ってゆっくりと頷くナズーリン。若干の不安と焦燥感は隠せていなかった。
鈴仙「――でも、そんなにやる気があるなら来てくれそうだったのに。
どうして誘えなかったの?」
ナズーリン「…やはり、まだ恐怖が残るらしい。言いたい事が言えなくなるような、そんな恐怖が。
――今日の試合は見に行くとは言っていたが、少年の彼にとって、日向小次郎とはそれほどまでの
トラウマだったらしい。…今日の試合が、少しは彼の救いにもなるといいが」
鈴仙「そっかあ…」
88 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/05/15(水) 21:33:03 ID:???
メルラン「うふふ〜! もし私に出番があったらボール頂戴ね〜!
絶対にスリーポイントシュートを狙ってあげるから〜♪」
パチュリー「サッカーはどこからシュートを決めようが一点よ…」
ナズーリン「誘っておいて何だが、メルラン…さんにはあんまり期待が出来ないな…。
FWとして能力不足の上、ボールを持ったらすぐにシュートを撃ちたがる悪癖がある。
…FW陣が重い負傷や極度の疲労にでも陥らない限り、彼女に出番は訪れないだろう」
鈴仙「そ、そうねえ…(この子も、秋姉妹みたくコンビやトリオ技で輝けるタイプだものね)」
頼りになるような、ならないような助っ人陣を見て、鈴仙とナズーリンはため息をついた。
*ナズーリンのお燐に対する感情、ナズーリン→((種族的に)苦手?)→お燐 が発覚しました。
89 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/05/15(水) 21:58:39 ID:???
星「ところで、この試合のキャプテンなんですが」
ここで、星が口火を切った。
星「本来ならば、名前的にも私がキャプテンやるべきなんでしょうけど、その…」
もごもごと言い淀む星。それを傍にいたナズーリンがフォローする。
ナズーリン「――昨日、私とご主人とで話し合ったんだが、試合のキャプテンについては、
ご主人ではなく、ある人に推薦した人物にしようと思っていたんだ」
メルラン「ある人〜? あっ、私かあ〜〜〜〜♪」
お燐「いやいや、あたいだね! 間違いない!」
小傘「あ、実は私で――」
響子「どうぞどうぞどうぞ!!」
小傘「そ、そんなー!?」
明るくて、どちらかというと落ち着きの無い性格のメルランやお燐。そして子供な雰囲気の小傘や響子は早速茶々を入れてくる。
鈴仙「(こういうのってお決まりのパターンねぇ…。ウチのチームだったらててゐとか姫様とかかしら…)」
大人で冷静な鈴仙はそんな二人の様子を見てうふふと微笑んでいたが。
星「そ、そうなんです! それで――私は。鈴仙さんに決めて貰いたいと思うんです!!」
鈴仙「え―――ええーーーっ!?」
突然の指名に大人も冷静さもかなぐり捨てざるを得なかった。
90 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/05/15(水) 22:02:37 ID:???
星「――ナズーリンから聞きました。 萃香さんやパチュリーさんのような、幻想郷でも有力な選手を
集めて頂いたのは鈴仙さんだったと。助っ人も真っ先に志願してくれたようですし」
ナズーリン「鈴仙さん。私達は貴女に非常に感謝しているし、信頼している。
だから、遠慮なく選ぶといい。自分を選んだって構わないよ。
貴女ならばきっと、気付かずの内に良い選択をしている筈さ。だから心配しないで」
白蓮「私達も、それで異存はありませんよ」
萃香「私もないな。さあ、度胸見せてやんな、鈴仙!」
回りにも反対する雰囲気はない。
静葉「ウフフ…。ねーえ穣子。もし私がキャプテンだったらどうする…?」
穣子「そ、そうなったら芋粥でお祝いだよ、お姉ちゃん!!」
パチュリー「(…実はちょっとキャプテンやってみたいのよねぇ。紅魔館だったらいっつもレミィが居るし。
――30分しか試合には出れなさそうだけど…)」
そして、関心は誰がこの試合限定のキャプテンとなるか。それに移っていた。
鈴仙「ど、どどど、どーしよう中山さん!?」
鈴仙は思わずつい、隣にいた中山に話を振ってしまう。
中山さんならなんとかしてくれるような。そんな根拠のない安心感が彼にはあった。
中山「い、いやー。こうなっては鈴仙さんが好きに決めろ、としか俺には言えんが…。
まあ、誰を選んでも問題ないにしても、選ぶなら頼りがいのある人物にすればとりあえずは無難じゃあないか?
俺としては、キャプテン鈴仙さんも見てみたいが…ハハ、なんてな」
91 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/05/15(水) 22:11:09 ID:W3/Vj69g
鈴仙「(…な、悩むわね!! …誰を選んだからと言って、特に人間関係がこじれるわけでも、
試合の大勢が劇的に変わることはそうないとは思うけれど。
中山さんが言うみたく、やっぱり少しでも頼りがいのある人を選ぶべきでしょうね…どうしようかしら)」
鈴仙が悩みに悩んで出した結論とは――?
A:「パチュリーさんにしましょう。出場時間には制約があるけど、戦術面で大きく力になると思うわ」
B:「萃香さんにしましょう。 鬼としての豪胆さと荒々しさは、チームを良い意味で引っ張ってくれると思うわ」
C:「白蓮さんにしましょう。選手としても勿論優秀ですが、チームの和を一番尊ぶのも彼女だし」
D:「中山さんにしましょう。能力的には不安があるけど、道を切り開く視野の広さと、ひた向きさはキャプテン向きだもの」
E:「やっぱり、貴女の意地と信念で作ったチームなんだし。貴女がやった方が良いと思うわ、星さん」
F:「――わ、私! 私がキャプテンやるわ! み、皆――。不安かもしれないけれど、私にちゃんとついて来て!!」
G:「…悩ましいし、くじ引きにしない?」
H:その他 ここに載っていない選手を推薦する時はこちらで
先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
92 :
森崎名無しさん
:2013/05/15(水) 22:14:09 ID:btMV5a1k
D
93 :
森崎名無しさん
:2013/05/15(水) 22:14:55 ID:QUjANoks
F
94 :
森崎名無しさん
:2013/05/15(水) 22:16:14 ID:MeL0jLTQ
F
95 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/05/15(水) 23:47:59 ID:???
F:「――わ、私! 私がキャプテンやるわ! み、皆――。不安かもしれないけれど、私にちゃんとついて来て!!」
鈴仙「(うーん。やっぱり中山さんかしら…?)」
鈴仙はチラリ、と中山の方を見る。
鈴仙はストライカーとして、自分の実力が少しずつ高まって来ている自信はあったが。
キャプテンだとか、そう言ったものについては全く何の自信もなく、また執着もなかった。
鈴仙「(ナズーリンは『自分を選んでも良い』って言ってたけどねぇ…。
正直、師匠を差し置いて、自分がキャプテンをしている姿なんて、想像も着かないし…)」
基本的にはずっと永遠亭ルナティックスでサッカーをし続けてきた鈴仙。
そしてルナティックスには八意永琳という、絶対的なファンタジスタであり、絶対的な司令塔が
常に存在していた。…そんな中で鈴仙が考えるのは、自分がのし上がることでは当然なく、
どうやってその中で師匠に――永琳に貢献できるかが主だった。
そしてそれは、パスカルや中山との出会いにより奮起を決めた以降も、軸の部分では変わらなかった。
『自分が師匠(永琳)と肩を並べられる名プレーヤーであることを世界に知らしめる』。
鈴仙が新たに立てた夢である。その中には、永琳の姿もまた、当然の如く存在していた。
…キャプテンか、あるいは司令塔として鈴仙に指示を与える八意永琳が。
――しかし鈴仙は、キャプテンの選択権が与えられ、自分自身もキャプテンとなり得るといった、
永遠亭ルナティックスでは絶対に起こらないであろう状況に立たされることで、新たな考えを閃かせた。
96 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/05/15(水) 23:48:59 ID:???
鈴仙「(――でも、本当にこれって、当然なのかな? 師匠がキャプテンで、私がそのそばに居る一選手で…。
そんな前提で努力をしてきたけれど。 …私には、他の選択肢も、ある――?)」
永琳と対等な選手となるのか、永琳を完璧にサポートできる選手となるのか。
この二択に悩んだ時ならばしばしばあった。しかし、自分にはまだ他にも迷うべき選択肢があるのではないか。
自分がキャプテンとなり、永琳や輝夜、てゐ達を引っ張っていくことだって。
そもそも永遠亭ルナティックスから完全に独立して、新チームのリーダーとなることだって…!
鈴仙「――わ、私! 私がキャプテンやるわ! み、皆――。不安かもしれないけれど、私にちゃんとついて来て!!」
そう思い至った時、鈴仙はもう既に叫んでいた。
97 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/05/15(水) 23:49:59 ID:???
萃香「あっははははははは!! まさか本当にやるって言うとはねえ!あははは、こいつぁ本物だ! 本物のバカだよ!」
パチュリー「(べ、別にちょっとガッカリ…とか思ってないんだからね!?)」
レティ「あら…。 この子、前からこんな子だったかしら?」
静葉「ウフフ…やっぱり世の中って良く出来てる。期待を持ったらすぐに裏切られるな〜♪」チャキッ
穣子「とか言いつつ、そんな期待してなかったでしょ、お姉ちゃん!?」
村紗「う、う〜ん…。師匠はともかく、彼女は一体大丈夫なのでしょうか、聖…?」
白蓮「大丈夫ですよ。だって、あの星が信じた人が、自らこの道を選んだのですから」
お燐「病院のお姉さんがキャプテンかあ〜。面白そうだし、良いんじゃない?」
鈴仙は正直、自分のようなしがない妖怪兎がキャプテンをやる、と言い出したら
誰かが反対するのではないかと思っていたが…明確に反対するものはいなかった。
即席のチームだから誰がやってもそこまで変わらないという思いはあったのかもしれないが。
少なくとも品行方正ではある鈴仙の事を、そこまで不審に思う者は居なかった。
98 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/05/15(水) 23:50:59 ID:???
鈴仙の選択に、星は心底嬉しそうな顔をしてくれていた。
星「……ふふ。もちろんちゃんとついていきますよ、鈴仙さん。今日は宜しくお願いしますね」
鈴仙「(――きゃ、キャプテンマークだ! …始めて触ったかも)」
星から黄色と黒を基調としたキャプテンマークを受け取り、腕にはめる鈴仙。
思わず自分の腕を何度も何度もチラチラと確認してしまう。
ナズーリン「とりあえず、軽く挨拶をしたらどうだい?」
鈴仙「そ、それもそうね…! ――み、みんな、今日はよろしくね!!」
一同「よろしく、キャプテン!!」
鈴仙「(う。うう〜っ。嬉しいけど緊張がやばいよお…)」
口に出さずとも、慣れぬキャプテンで明らかに緊張しきっている鈴仙だったが、
心の底では、憧れの師匠に並べたような錯覚がして、少し誇らしげだった。
*鈴仙がこの試合限定のキャプテンになりました!
99 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/05/15(水) 23:53:04 ID:W3/Vj69g
ナズーリン「キャプテンも決まった所で――。今日の試合のフォーメーションについて、
早速キャプテンに決めて貰おうか。…どうする、キャプテン?」
鈴仙「(キャプテンはどうするんだろう…?)」チラッ
ナズーリン「…キャプテンは君だよ、鈴仙さん」
頭では理解できても、身体が「自分がキャプテンである」ということを認識できずに、反射的に目を背けてしまう鈴仙。
鈴仙「う、うぐっ! い、いつもの癖よ! それより、フォーメーションね。
(何時もなら師匠が決めていたからなあ…ど、どうすればいいんだろう――?)」
中山「(ボソ)――とりあえず、上から決めて行けばいいんじゃないか?」
タラリと冷や汗を落とす鈴仙に、さりげなく耳打ちしてアドバイスをくれる中山。
鈴仙「(ボソ)あ、ありがと、中山さん! ――それじゃ、上から決めていきましょう!
FWは…(私と星さんの2トップで良いかしら…? パチュリーさんや白蓮さんも
やろうと思えばFWが出来そうだから、3トップもあるわね…。あと、メルランを入れて、
とにかく攻撃の駒を増やすという手もありかしら?)」
A:「私と星さんの、2トップで行くわ!」
B:「私と星さん。そしてパチュリーさんを入れた3トップで行きましょう!」
C:「私と星さん。そして白蓮さんを入れた3トップで行きましょう!」
D:「私と星さん…そしてメルラン! 貴女を入れた3トップで行くわよ!」
E:「いえ。ここは私の1トップにするわ」
F:その他 自由選択枠 秋姉妹を2トップにしたい方はこちらで
先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
*次のレスにて、選手のポジションと簡単な能力傾向、そして敵の能力傾向(スレ内で分かる情報のみ)を書いていきます。
こうした形のフォーメーション決めは初めてですので不都合あるかもしれませんが、その都度意見頂ければ幸いです。
100 :
森崎名無しさん
:2013/05/15(水) 23:53:50 ID:FjhoVOb+
A
101 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/05/15(水) 23:54:41 ID:???
★ポジション別選手一覧★
FW
鈴仙・星・メルラン
MF
パチュリー・中山・白蓮・村紗・静葉・お燐
DF
レティ・ナズーリン・小傘・響子・穣子(前半のみ)
GK
萃香
★各選手の簡単な能力傾向★
鈴仙:シュート力はかなり高めでスキルも強い。実は結構実力者になっている。
星:鈴仙に負けず劣らず優秀なFWだが、得点意識が低い。前線でのボールカットが得意。
メルラン:FWとしての基礎能力は前2人に大きく劣る上、ボールを持ったら即シュートしたくなる性格。
パチュリー:永琳をも超える実力の持ち主だが、喘息で30分しかサッカーできない。
中山:ブランクに悩まされているので能力は低いが、有利な判断をしやすくなる「道を切り開く程度の能力」を持つ。
白蓮:大技は持たないが、魔法による身体強化スキルを持つ。フィジカルがとても強い。
村紗:バランスの取れた能力・必殺技を持つが、能力値は一流に劣る。
お燐:サイドアタックが得意。他の能力については低い。
静葉:パスがやや得意。独特の空中技を多数持つが、個々の能力値は低い。
穣子:ブロックがやや得意。独特の空中技を多数持つが、個々の能力値は低い。今日の試合前半のみ出場。
レティ:幻想郷でも有数のスイーパーで、タックル・ブロック・クリアに長ける。
ナズーリン:ブロックとパスカットは得意だが、フィジカルに依存するクリアやタックルは苦手。
小傘:ガッツは高いが、能力的には今一つパッとしない。
響子:カウンターシュートを得意とするが、基礎能力が低い。
萃香:幻想郷でも有数のGK。飛び出しが得意。
102 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/05/15(水) 23:56:20 ID:???
★相手選手の簡単な能力傾向(このスレ及び能力値公開スレから分かりうる分のみ)★
日向:幻想郷一をも超える破壊力を持つらしいシュート・ネオタイガーショットの持ち主。
夢美:ストロベリーバスターというそこそこ強力なシュートを使う。本職はドリブラー?
カイザー:ドリブルと低いダイレクトシュートの得意なFW。結構強い。
チャナ:空中戦に滅法強いが、兄弟が居ないため、その技の殆どが封印されている。
マウリシオ:バランス良く高い能力値を持ち、ドリブル、シュートともに侮れない。
沢田:やや華麗なドリブルを身に付けた。
ちゆり:必殺の武器という必殺タックルを持つ。足が速い?
にとり:GKが本職なので、ブロックとクリア以外はあまり大したことがないらしい。
ヤマメ:ブロックとパスカットがやや得意だが、あまり強くはない。
名無しロボ:他のモブよりは能力値が高い。
若島津:手刀ディフェンスの発動率を上げ、空中戦が少し上手くなったらしい。
103 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/05/15(水) 23:58:51 ID:???
情報提供は以上です。特に記載していなかったので、
>>100
さんの書き込みも有効とします。
…が、今日はフォーメーションやら情報のまとめで無駄に時間を食ってしまったので、短いですが、
今日の更新はここまでとさせていただきます。申し訳ありません。
皆さま、本日もご参加ありがとうございました。お疲れ様です。
104 :
森崎名無しさん
:2013/05/16(木) 00:07:06 ID:hoOw8a4s
A
105 :
森崎名無しさん
:2013/05/16(木) 00:10:49 ID:fRQ25pis
A
106 :
森崎名無しさん
:2013/05/16(木) 00:20:37 ID:???
いかん、こういうの考えると脳汁がいっぱい出てしまうぜ
眠れなくなってしまう
107 :
森崎名無しさん
:2013/05/16(木) 00:34:20 ID:???
CF日向・カイザー、SH夢美・マウリ、SB?DH?ちゆり、CBにとり・ヤマメかな
左サイドが手薄だけどやむを得ないか、秋姉妹の連携崩せば左右のバランスは取れそうだけど
4−4−2のダイヤモンド
−−−鈴−
−星−−−
−−中−−
静−−−燐
−−白−−
穣−ナ−村
−−レ−−
−−萃−−
108 :
森崎名無しさん
:2013/05/16(木) 13:16:04 ID:???
4−4−2
−星−鈴−
−−−−−
−村−中−
−−−−−
−静−白−
−穣ナ響−
−−レ−−
−−萃−−
このチームのDFはブロックが得意なのが多いから中央を固める。
1対1に狙いに対してはレティと萃香に期待。
攻撃に関してはパスカットが得意というのはあまりいないみたいなので
中盤はパスのしやすいボックス型で。
109 :
森崎名無しさん
:2013/05/16(木) 20:31:15 ID:???
日向にマークをつけたほうがいい?もしつけるならレティにマークをさせてみるのはどうだろうか?
110 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/05/16(木) 21:27:58 ID:???
こんばんは。今日は仕事が若干忙しく帰るのが遅れました…。
>>106
戦術について考えて下さるのはやはり嬉しいですね…。
ルナティックスではメンバーが限られているので何時も同じ面子になってしまいますから、
こういうのも良いのかもしれません。
>>107-109
戦術提案ありがとうございます! 選択肢の中に入れたりするかもしれませんw
敵のポジションは…。まだ少し不明点もありますね。
111 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/05/16(木) 21:43:51 ID:0MTi+/vo
A:「私と星さんの、2トップで行くわ!」
星「ええ。鈴仙さん、よろしくお願いしますね!」
メルラン「ええ〜っ! 私、トップ下なんてできないわ〜♪」
鈴仙「(…どうしてこの子はこんなに自信満々なんだろう…)」
ナズーリン「――では、次はMFだね。中盤の人材には色々居るから悩みどころだけど…」
鈴仙「(――ハッ、いつもみたくノンビリしていたらキャプテン的なリード権を奪われてしまうわ!)
そうねぇ。――私の意見では…」
パチュリー「――ちょっと待って」
鈴仙がキャプテンシーを見せる前に、パチュリーが割り込んできた。
パチュリー「本当はFWよりも先に話すべきだったかもしれないけれど。
私の出場について、確認させてくれないかしら」
鈴仙「(ううっ。折角私がカッコ良く仕切る予定だったのにぃ…)そ、そうね。それも大事かしら!」
A:「前半から出て貰うつもりよ、パチュリーさん!」
B:「貴女の出番は後半よ、パチュリーさん!」
C:「良い事思いついたわ! 肝心の時以外「うごかない」で、要所要所でガッツ消費40の行動だけ
してもらえば、パチュリーさんも後半まで持つんじゃないかしら!?」
D:その他 自由選択枠
先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
112 :
森崎名無しさん
:2013/05/16(木) 21:46:09 ID:2jjRePhM
B
113 :
森崎名無しさん
:2013/05/16(木) 21:48:35 ID:kjoR7CzE
B
114 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/05/16(木) 22:01:29 ID:0MTi+/vo
B:「貴女の出番は後半よ、パチュリーさん!」
パチュリー「そう…わかったわ」
鈴仙「(…確かに、パチュリーさんが居ると居ないとで、戦術の種類や幅が段違いだからね。
今の内に確認しておいた方が、メンバーも考えやすい、か。なるほどねぇ…)
さ、気を取り直してMFだけれども…」
A:「中山さんをトップ下、白蓮さんをボランチに。静葉さんとお燐さんをSHにしたダイヤモンド型でいきましょう!」
(
>>107
さん案)
B:「白蓮さんをトップ下、中山さんをボランチに。静葉さんとお燐さんをSHにしたダイヤモンド型でいきましょう!」
C:「村紗さんと中山さんをOMFに。白蓮さんと静葉さんをDMFにしたボックス型でいきましょう!」(
>>108
さん案)
D:「白蓮さんと村紗さんをOMFに。中山さんと静葉さんをDMFにしたボックス型でいきましょう!」
E:「中山さんをトップ下、お燐さんと静葉さんをSH。MFはこの3人にするわ!」
F:「白蓮さんをトップ下、村紗さんとお燐さんをSH。MFはこの3人にするわ!」
G:その他 自由選択枠 3−5−2にしたい時もこちらで。 陣形も書いて下されば参考になります。
先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
115 :
森崎名無しさん
:2013/05/16(木) 22:05:59 ID:kjoR7CzE
E
116 :
森崎名無しさん
:2013/05/16(木) 22:08:16 ID:2jjRePhM
C
117 :
森崎名無しさん
:2013/05/16(木) 22:26:27 ID:YQgHe0lU
C
118 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/05/16(木) 22:51:42 ID:0MTi+/vo
C:「村紗さんと中山さんをOMFに。白蓮さんと静葉さんをDMFにしたボックス型でいきましょう!」(
>>108
さん案)
鈴仙「村紗さんのパスを主体にして、中盤を支配しつつ攻めて行きましょう。
そして、中山さんの判断力を活かして攻防のタイミングを判断。
サイドバックのフォローは白蓮さんの身体能力と、静葉さん達の大技でカバーしていけるし、
むしろボランチを二人置くことで守備が安定する。 ――うん。色々考えたけれど、
これが理想なんじゃないかしら?」
お燐「おおっ! なんか良くわかんないけれど、やるねえ、病院のお姉さん!」
静葉「……でも、攻撃面はパス主体で、本当に大丈夫なのかしら?
私が言えたことじゃないけれども。OMF二人の決定力が若干弱いように思えるわ」
穣子「お、お姉ちゃんが…まともに話してる! 神様、ありがとうございます!!」
星「そこは私達の決定力で、ブイブイ言わせますから大丈夫ですよ! ね、鈴仙さん?」
白蓮「うふふ。期待していますよ、星」
ナズーリン「(聖のこれは天然なのか、それとも非常に遠まわしな皮肉なのか…?
恐らく前者なのだろうから、恐ろしい御人だ…)」
鈴仙「――さて、次はDFね。(中盤は大変だったけど、DF陣を選ぶのは、そう難しくはないかしら?
実力的にレティさんとナズーリンは。そして前半しか出れない穣子は外せないから…)」
A:「響子、貴女の山彦カウンターを見せてもらうわ!」
B:「小傘! 今日活躍しないと許されないわよ!」
C:「萃香さん。今日は貴女には、CBとして出場してもらうわ」
D:その他 自由選択枠 レティ、ナズーリン、穣子を外したい時はこちらで
先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
119 :
森崎名無しさん
:2013/05/16(木) 22:53:14 ID:2jjRePhM
B
120 :
森崎名無しさん
:2013/05/16(木) 22:55:14 ID:hoOw8a4s
B
121 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/05/16(木) 23:19:46 ID:???
B:「小傘! 今日活躍しないと許されないわよ!」
小傘「ブツブツ…あたしだよーーー!! って…私!? おおお、驚いた!!」
一人で隅の方で驚かせる練習をしていたらしい小傘だったが、
鈴仙によるまさかの指名に一人で勝手に驚いてしまう。
鈴仙「ええ、そうよ。 貴女はガッツに満ち溢れてるって、ナズーリンが言ってたから。
マンマークとかで役立ってくれるんじゃないかと思ってね」
小傘「う、ううーん。確かにタックルとかは一芸持ってるけれど…。
たまに一緒に遊ぶ妖精にも良い勝負しちゃうレベルだよ? それでも大丈夫?」
鈴仙「――まあ、そこは人手不足ってのもあるし、承知の上よ」
響子「頑張ってね、小傘ちゃん♪」
小傘「きょ、響子ちゃあん…(ウルウル) 私、やってみるよ…。 骨は拾ってね?」
響子「うん! そして太陽の畑に埋めとくね!」
小傘「ゆ、許されないよぉ〜〜〜!!」
鈴仙「(……たかだかポジション一つに入るのにも大騒ぎねえ。
――と、言っても、この子達は日向小次郎のシュートを知って、その上で参戦を決意したんだから、
明るく振舞って自らを奮い立たせるっていうのも、分かる気がするわ…)」
122 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/05/16(木) 23:24:38 ID:???
萃香「んで、GKは私で確定かい?」
鈴仙「ええ。今日は本当に宜しくお願いしますね、萃香さん」
萃香「あたぼうよ。ネオタイガーショットは私が必ず止める、ってね!」
豪快に笑い飛ばしながら、豪快に酒を煽る萃香。
顔はもうすでに薄くピンク色に染まっており、ほろ酔い気分といった感じだった。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
中山「――とりあえず、これまでの話をまとめておこうか」
一通りのメンバーが確定したのを見計らい、
中山はホワイトボードにスターティングメンバーとポジション、陣形を書き始める。
鈴仙「(中山さんって、まとめ上手ねえ…。キャプテンもそうだけど、補佐役とかも似合ってそうだわ…
私もホントは、せめて師匠を補佐するにはここらへんの心配りが必要なのかな…)」
123 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/05/16(木) 23:27:08 ID:0MTi+/vo
鈴仙が中山に感心している内に、メンバーは書き終わり、他のメンバーも一斉に
ホワイトボードに注目を向ける。
タイガースターズ 4−4−2
−J−H− J星 H鈴仙
−−−−−
−I−G− I中山 G村紗
−−−−−
−E−F− E静葉 F白蓮
A−−−C A穣子 C小傘
−B−D− Bナズーリン Dレティ
−−@−− @萃香
中山「フォーメーションについて特に話さなかった部分については、」
鈴仙「(…師匠頼みじゃなく、自分で考えたフォーメーションを見るのは胸が熱くなるわね…。
なにか変えるべきところとか、指示しておく事とかあったかしら…?)」
A:ある! それは…
(ご自由に記述して下さい。例:ナズーリンとレティの場所を交代する、村紗に日向のマークを指示するなど。
あまり具体的すぎる指示などは実現できないこともあります。ご了承ください)
B:ない! さあ、キックオフだ!
先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
124 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/05/16(木) 23:30:31 ID:???
中山さんのセリフにおかしいところがありますね。
正しくは、
中山「フォーメーションについて特に話さなかった部分については、こっちで
勝手に書かせてもらったから、鈴仙さんにしろ誰にしろ、好きに修正してくれ」
でした。失礼しました。
125 :
森崎名無しさん
:2013/05/16(木) 23:31:53 ID:hoOw8a4s
B
126 :
森崎名無しさん
:2013/05/16(木) 23:32:09 ID:2jjRePhM
A 相手のキーパーは飛び出しがうまいのでFWは
地上シュートか一対一で点を取るようにしてもらう
127 :
森崎名無しさん
:2013/05/16(木) 23:36:53 ID:tMHQGVI+
A 相手のキーパーは飛び出しがうまいのでFWは
地上シュートか一対一で点を取るようにしてもらう
128 :
森崎名無しさん
:2013/05/16(木) 23:37:01 ID:r52G4WPQ
A 相手のキーパーは飛び出しがうまいのでFW は 地上シュートか一対一で点を取るようにしても らう
129 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/05/16(木) 23:46:20 ID:???
A 相手のキーパーは飛び出しがうまいのでFWは
地上シュートか一対一で点を取るようにしてもらう
星「あら、そうなんですか」
星はなるほど、と拳を平手に叩く。
ナズーリン「…? 鈴仙さんは敵のGKと知り合いなのか?」
鈴仙「あ、いやー。そういう訳じゃあないんだけれど」
中山「…多分、俺が前に鈴仙さんに話したからかな。
空手キーパー・若島津健の話を」
鈴仙は中山と日向について話を聞いたことを思い出し、
ついでに敵のGKについてもほんの少しだけだが知っていたのだ。
それが幸いして、中山が反応し、チームメイトに情報を語ってくれた。
中山「…もしそいつが出てきたら、確かに飛び出しは厄介だな。
とはいっても、俺は小学校でしか奴と直接戦ったことがないから、
今はどうなのかは分からないが…警戒するに越したことはないんじゃないだろうか」
星「なるほどです! 情報提供感謝します、中山さん!!
それでは、ほんの少しだけ、ダイレクトシュートを撃つ時には気をつけますね!」
メルラン「パラリラー♪…って、アレ? なんか言ってた?」
鈴仙「貴女は…うん、大丈夫。大丈夫だから…」
*星が若島津の飛び出しについて若干の警戒心を抱きました。
*…若干なので、判定次第では普通にシュートに向かいます。ご了承ください。
130 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/05/16(木) 23:48:18 ID:0MTi+/vo
タイガースターズ 4−4−2
−J−H− J星 H鈴仙
−−−−−
−I−G− I中山 G村紗
−−−−−
−E−F− E静葉 F白蓮
A−−−C A穣子 C小傘
−B−D− Bナズーリン Dレティ
−−@−− @萃香
鈴仙「(たまたま相手の有力選手と少しでも接点がある人がいて助かったわね…。
でも、さすがに私がどうあっても知りようもない選手については、今のような事すらできないかしら。
さて、他にすべきことは…)」
A:ある! それは…
(ご自由に記述して下さい。例:ナズーリンとレティの場所を交代する、村紗に日向のマークを指示するなど。
あまり具体的すぎる指示などは実現できないこともあります。ご了承ください)
B:ない! さあ、キックオフだ!
先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
131 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/05/16(木) 23:50:31 ID:???
…といったところで、選択途中ですが、今日の更新はここまでにしたいと思います。
それでは、皆さま、本日もお疲れさまでした。
132 :
森崎名無しさん
:2013/05/16(木) 23:52:25 ID:2jjRePhM
B
てゐの情報だけでは不十分だったか
133 :
森崎名無しさん
:2013/05/16(木) 23:57:44 ID:r52G4WPQ
B
134 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/05/16(木) 23:59:48 ID:???
寝る前に少しだけ返信を。
>>132
てゐもそういえば、若島津について話してましたね…。失念しておりました。
今描写の修正をする時間はありませんが、星の警戒心を
>>129
の段階よりも
さらに少し上げるようにしたいと思います。
…ですが、実際に見ている訳ではないことに変わりはありませんので、
完全に指示通りになるかは、やはり判定が絡んでくるとは思います。
その点についてはご了承ください。
それでは、今度こそ、お疲れ様でした。
135 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/05/17(金) 21:36:16 ID:???
こんばんは。今日もマッタリ更新させていただきます。
昨夜
>>134
にもありましたように、鈴仙がてゐから若島津の情報を
聞いていたのを忘れて
>>129
を書きましたので、そこの訂正から始めたいと思います。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
A 相手のキーパーは飛び出しがうまいのでFWは
地上シュートか一対一で点を取るようにしてもらう
鈴仙は、てゐが話してくれた内容を思い出して、チームメイトに情報を共有することにした。
敵のGKは、セービングよりも飛び出しが得意らしい。だから、極力ダイレクトシュートは避けるように、と。
お燐「なるほど〜。でもさ、それって信頼できるのかな?」
静葉「…確かにそうね。鈴仙さん、貴女は「母さん助けて詐欺」に嵌っている可能性があるわ」
鈴仙「う、う〜ん。そんな事は無いと思うのだけれど…(「母さん助けて詐欺」ってなんだろう…?)」
…だが、やはりほぼ全てのチームメイトが相手の情報を知らない状態。
そんな情報が信頼できるのか、と首をかしげる者も多かった。
中山「――いや、鈴仙さんの情報は信頼できる。彼女の語った内容は、
俺が元の世界…つまり、外の世界に居た時の日向の仲間の特徴に酷似している」
――そして、そんな雰囲気を払拭したのは、中山だった。
このチーム唯一の外来人であり、(命蓮寺ロータスのメンバー以外で)
日向の事を知っている数少ない人物の賛同は、鈴仙の話の信憑性を高める。
136 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/05/17(金) 21:37:18 ID:???
星「―――なるほど。それならば、注意するに越したことはありませんね」
中山「ああ。…とは言っても、俺とて奴と実際に対戦をしたのは小学校の時が最後。
映像でプレーを見はしたが、実感としてどこまでのものかはわからないが…」
鈴仙「(…ま…まずいわ! このままじゃあ皆に「実質的にはキャプテンって中山だよね」
って言われてしまう!)お、オホン! だから皆、気をつけることね!」
メルラン「パラリラー♪…って、アレ? なんか言ってた?」
鈴仙「貴女は…うん、大丈夫。大丈夫だから…」
*星が若島津の飛び出しについて警戒心を抱きました。
*…ですが、判定次第では普通にシュートに向かいます。ご了承ください。
*メルランは指示せずとも地上シュート命なので大丈夫?です…。
137 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/05/17(金) 21:45:58 ID:Ee4J6h32
B:ない! さあ、キックオフだ!
鈴仙「…さて! そろそろ試合開始ね!」
鈴仙がチラリと時計を見ると、試合開始まであと十分。
ロッカールームの皆も、心なしかそわそわしているようにも見えた。
鈴仙「(…! そうだわ! ここで何かキャプテン的な事を言って、皆を奮い立たせるのも、
きっとキャプテンの務めね! なんて言おうかなあ…)」
中山「(――鈴仙さんが何か喋りたくてウズウズしてるな…)」
小傘「うずうずしてるね!」
響子「ざわ…!」
パチュリー「うーん…ちょっと違うと思うわ」
A:「皆! 命蓮寺と星さん達の為にも頑張るわよ!」
B:「外から来たストライカーに、幻想の力を見せてあげるのよ!」
C:「ハイ、みんなで深呼吸。リラックスよ!」
D:「よし、いこう! いこうぜ、みんな!!」
E:「皆。この試合、50点差を目指しましょう」
F:その他 自由選択枠
先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
138 :
森崎名無しさん
:2013/05/17(金) 21:47:56 ID:yEQC73Ws
D
139 :
森崎名無しさん
:2013/05/17(金) 21:55:39 ID:6QQT2/Pc
B
140 :
森崎名無しさん
:2013/05/17(金) 21:56:09 ID:XvMJe5tI
D
141 :
森崎名無しさん
:2013/05/17(金) 22:01:09 ID:???
やっぱり最初は約束のセリフだよね!!
142 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/05/17(金) 22:07:23 ID:???
D:「よし、いこう! いこうぜ、みんな!!」
鈴仙「よし、いこう! いこうぜ、みんな!!」
皆「おう!!」
鈴仙がかけたエールに、なぜか皆が一律に同じような声を上げる。
…一種の様式美だった。
萃香「…んにゃ? どーしてかあのセリフの後には「おう!!」以外が似合わないような…」
村紗「(…どうして、口調がとつぜん変わったのに突っ込めなかったんだろう…)」
どこかうやむやな感じを覚える者もいたが…。
中山「(ストレートで、中々良いエールじゃあないか)」
メルラン「えっへへ〜♪ 人間、何も考えずとりあえずハイテンションが一番よ〜♪」
穣子「よお〜し! ガンガン行くわよー!!」
小傘「ううーん。き、緊張してしてきたよ〜!」
前向きで、直情的な者については特に良い評価を持って受け入れられた。
*中山、メルラン、穣子、小傘の評価値がほんの少しだけ上がりました。
143 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/05/17(金) 23:06:33 ID:???
ロッカールームを抜けて、フィールドに入ると。
実況「さあ、タイガースターズのメンバーがピッチに入場していきます!」
観客「ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!」
その周囲は、観客で満たされていた。
鈴仙「す、すごいお客さん…。大きな大会の決勝戦くらいかも――!」
観客「がんばれー、白蓮さーーーーん!!」「ほ、本当にあの伊吹萃香が出てるぞ! こりゃあこの試合、敵は無失点だな!」
「パチュリー選手は後半の出場か…」「レティさーん! 結婚してくださーい!!」「う、うどんちゃ…――」
観客達は思い思いに、白蓮を、萃香を、パチュリーを、レティを。
…そしてついでに鈴仙達を応援してくれている。
鈴仙「(まだまだ私の人気もまだまだだなあ…。でも、この試合で活躍すれば、きっと人気者になれる筈よ!)」
観客席には、人里の人間やその周辺に住む妖怪だけでなく。
様々な種族や身分の人妖が、噂の外来人の実力を。
そして、幻想の仲間達の実力を見極めに、観戦にやって来ていた。
魔理沙「…なあ霊夢。この試合、どっちが勝つと思う」
霊夢「なに、賭け? だったら乗るけれど」
真剣な眼差しで選手達を見つめる、白と黒を基調とした魔法使いらしいエプロンドレスに
身を包んだ少女――霧雨魔理沙と。選手等お構いなしに、
気だるそうに枝毛や巫女服のほつれをチェックしている少女――博麗霊夢もまた、その類の人間達だった。
144 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/05/17(金) 23:07:34 ID:???
魔理沙「いや、賭けはしない。勝てる気がしないからな」
霊夢「…あっそ。じゃ、お昼寝してていいかしら」
魔理沙「襲うぜ」
霊夢「――殺すから、平気よ」
いつも通りの、殺伐としながらも間延びした会話。しかしその中にあっても、
魔理沙は決して選手達から目を離そうとはしない。
魔理沙「(――どんなライバルが現れようと。私は――負けちゃいけないんだ!)」
向上心が人一倍。…ともすれば病的に近いレベルにまで強い彼女にとって、今日の試合は文字通り目が離せなかった。
紫「……」
藍「――大丈夫なのでしょうか、紫様? あのような連中をのさばらせておいて。
しかも、それに刃向うメンバーも正直言って心許ない。もしも負けたりしたら――」
紫「藍」
藍「はい、紫様」
紫「…生まれ持った牙が少し鋭いだけで、猛虎になった気分でいる仔猫如きに。
私の。――私達の幻想郷は壊せない。猫は如何に強く賢しくなろうとも、
本物の虎や龍には勝てないのと同じように」
藍「は、はあ…(――良く分からないが、紫様はこの試合、ヒューガーズの負けを
予言しておられる。…つまり、彼らは負けるのだろう)」
紫を信じて疑わぬ藍。そして、今ここにある『幻想』を信じて疑わぬ紫。
145 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/05/17(金) 23:08:40 ID:???
反町「……(――俺は、行けなかった。あのフィールドに。日向の敵としても、味方としても。
――こんな臆病な俺は。本当に日向が居なくなるだけで言いたい事が言えるようになるのか…?)」
自分の信念と在り方に疑問を抱きながら、僅かな勇気を振り絞って一人観戦に向かう反町。
この試合は、彼にまた一歩を踏み出す為の「何か」を与えてくれるのか。
神奈子「…へえ。人里もこのキャパで良くやるもんだ。――こうなるんだったら、
先にヒューガーと手を結んで、モリヤスタジアムで興業を行わせれば良かったよ」
早苗「――そのヒューガーから事業提携を求められて断ったのも、神奈子様でしょうに」
神奈子「ああ。だって、この企業の勢いは凄いけれど、長続きはしないだろうから。
ガバナンスは的確だけど、それもこの社長一人の影響力なんだな、ってすぐにわかるし、
それでも上手く回ってるから、それ以外のタテヨコのラインが滅茶苦茶でも直そうとしない。
――典型的な、バブル期の成金企業だね、これは」
諏訪子「かーなーこー。神奈子のだ〜い好きな「オシゴト」の話は
私の前ではつまんないから慎め、って言ったじゃん!」
神奈子「ごめんごめん。ついどうしても気になっちゃってね。
――ま、試合さえ始まれば、私だって戦力分析に協力するから」
守矢みらくるずの中核選手達もまた、分析は絶やさない。これこそが彼女達の勝機に繋がるのだから。
146 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/05/17(金) 23:09:47 ID:Ee4J6h32
――様々な人妖が見守る中。鈴仙が嬉しかったのは当然…。
鈴仙「(――あ、あれは…!!)」
鈴仙は観客席の一番フィールドに近い場所に、愛嬌のある字で、
「 が ん ば れ 〜 せ ん 」
と書いてある小さな応援旗を掲げてくれている人だまりを見つける。
鈴仙「(…きっとルナティックスの皆が、私を応援しに来てくれたんだわ!
う、ううっ! そう考えたら涙が…!)」
改めてその人だまりを見ると、そこには…?
先着1名様で、
★鈴仙のサポーター→! card★
と書き込んでください。数値で分岐します。
ダイヤ→ハート+永琳「――ウドンゲ。今日は一観客として、貴女の活躍を見させて貰うわ。――仕事? …まあ、たまには良いじゃない」
ハート→スペード+パスカル「なんとかここまで来たぜ、レイセン!」輝夜「……(返事が無い。ゲームに熱中しているようだ)」
スペード→クラブ+慧音「やあ鈴仙。今日は悔いのないようにな」妹紅「試合出ない分、沢山応援するからね!!」
クラブ→てゐ「れいせ〜ん!」ウサギA「頑張って、鈴仙様!!」
クラブA〜6→勇儀「あれ? 『がんばれかせん』って書いたのに。字が掠れてるじゃないか!」
JOKER→ダイヤ+依姫「八意様の前で失態は万死に値しますよ、古いレイセン!」豊姫「フェムトの力でサポートしたげるわ〜」
147 :
森崎名無しさん
:2013/05/17(金) 23:10:33 ID:???
★鈴仙のサポーター→
クラブ6
★
148 :
森崎名無しさん
:2013/05/17(金) 23:11:28 ID:???
妖怪いちたりない「がんばれかせん」
149 :
森崎名無しさん
:2013/05/17(金) 23:22:37 ID:???
う〜ん、さすがに今回は不利判定範囲広すぎじゃない?
てゐとウサギAもいないというのはちょっと・・・
150 :
森崎名無しさん
:2013/05/17(金) 23:25:46 ID:???
来てないとは書いてない
151 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/05/17(金) 23:30:10 ID:???
★鈴仙のサポーター→ クラブ6 ★
クラブA〜6→勇儀「あれ? 『がんばれかせん』って書いたのに。字が掠れてるじゃないか!」
鈴仙「(ウフフ。もうてゐったら、『がんばれ〜せん』だなんて、恥ずかしいんだから)」
「がんばれ」と「れーせん」を掛けてある、てゐなりの(ひょっとしたらウサギAかしら?ウフフ…)
可愛らしい冗談だなあと鈴仙は思って。そんな彼女達がやけに愛おしく思えて。
おもむろに観客席に駆け寄る鈴仙。
鈴仙「えっへへ〜。てーゐっ。これな〜んだ!?」
鈴仙はニヤケ顔を張り付け、てゐに向かってドヤッと腕のキャプテンマークを見せる。
きっと驚いてくれるだろう。ウサギAはもっと尊敬してくれるかもしれない…。
そんな下心も交えながら、旗を掲げた彼女は…。
勇儀「おっ。力試しかい!?」
若干驚きながらも、しかし嬉しそうに自分に向けて拳を振り上げた鈴仙に呼びかける。
鈴仙「(えっ…。てゐ、何時の間にこんなに大きくなっちゃったの? なんか髪も金色だし、
兎なのに鬼みたいな角生やしてるし…。って、ん? んんっ!?…)」
勇儀「どうしたんだい! 急に黙って。 やるのか。やらないのか! どっちだい!!!」
鈴仙「―――す、すすすすすすすすすすすすすすすすすっすすうすすすすうすすすすうす(ry
すみません!! ひひひひひひひひひひひ人違いでしたーーーーーー!!!!!!」
ドッピュウウウウウウウウン!!
脱兎の如く逃げ出し、辛うじて九死に一生を得た鈴仙だった。
152 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/05/17(金) 23:31:32 ID:???
勇儀「なんだったんだい、あの子は…って、あれっ?」
勇儀はここで気づく。
自分の書いた華仙への応援旗「がんばれかせん」が。
勇儀「あれ? 『がんばれかせん』って書いたのに。字が掠れてるじゃないか!」
…間違っていると言うことに。しかも。
萃香「あのー、勇儀? 多分、今日の試合アイツは出ないと思うよ? 私居るし…。
あの子、多分私達の前に好き好んでは出てこないだろうから…」
勇儀「ええ〜っ!? 何だい、そりゃあ! こりゃあ天狗のデタラメ新聞に騙されたな!
まったくあの嘘つき共め! 今日という今日は容赦しないよ!」
…その間違いが、全くの徒労だったということに。
*狂気的な勘違いが発生したため、狂気度が少し上昇します。23→25
153 :
森崎名無しさん
:2013/05/17(金) 23:36:29 ID:???
前スレまでためていた狂気度は28ではないでしょうか?
154 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/05/18(土) 00:06:07 ID:???
>>148
まさかここで出るとは意外でした…。
>>149-150
ここからの展開でもありますが、この判定は「てゐやウサギAが来ない」
というよりも、「ヒューガーズに華仙がマジで参入する可能性が出てくる」と言った意味でのクラブA〜6でした。
(…とは言っても、可能性が出てくるだけなので、もう一度クラブA〜6を引かないと出ないくらいの確率です)
てゐとウサギAは、評価値的に考えて来ない方がおかしいレベルなので、絶対に来ます。
…が、わかりづらい表記で不安を与えてしまい、誠に申し訳ございませんでした。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――〜
てゐ「あ、鈴仙いた!」
ウサギA「鈴仙様〜! こっちこっち〜!!」
…鬼から逃げ出した先に、運よくてゐとウサギAは居た。応援旗もないし、席もフィールドから結構離れてはいるが。
それでも、鈴仙を見ると嬉しそうに騒がしい観客席の中に居ても、声を掛けてくれた。
てゐ「ごめんごめん。ちょっと思ったより観客が多くってね。特等席を陣取れなかったんだよね〜」
ウサギA「鈴仙様、今日は頑張って下さいね!!」
ありきたりなエール。それを聞いて鈴仙は目がうるっとする。
鈴仙「(――そうね。私が間違っていたわ! あんな旗なんてなくても、こうやって来てくれる、
その気持ちが大事なのよ!)」
――と、ここで鈴仙は気になっていた事をてゐ達に話してみる。
155 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/05/18(土) 00:07:07 ID:gwxAGiZY
鈴仙「――ところで、妹紅を知らない? 試合に誘ったら断られはしたんだけど、
絶対に来てくれるって言ってたから、少し会えればなあ、って思ってたんだけど」
てゐ「ああー。妹紅ねぇ。あの人なら多分…」
先着1名様で、
★もこたんの動向→! card★
と書き込んでください。数値で分岐します。
ダイヤ→「けーね先生と一緒にジュース買いに行ってたから、もう来るよ」
ハート・スペード→「来てるけど、結構後ろの席っぽいね〜」
クラブ→「急用があって後半からしか来れないって…」
クラブA→「へ? あの人来るの? 人里の本屋に居たからてっきり今日は来ないのかと…」
JOKER→「何かに目覚めて、狂ったように特訓してたから、てっきり今日は来ないのかと…」
156 :
森崎名無しさん
:2013/05/18(土) 00:08:17 ID:???
★もこたんの動向→
スペード9
★
157 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/05/18(土) 00:08:48 ID:???
>>153
…と、すみません。テンプレ表記が間違っていました。
狂気度は28が正しいので、正しくは、
*狂気的な勘違いが発生したため、狂気度が少し上昇します。28→30
です。ご迷惑をおかけしました。
158 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/05/18(土) 00:12:53 ID:???
★もこたんの動向→ スペード9 ★
ハート・スペード→「来てるけど、結構後ろの席っぽいね〜」
鈴仙「あら、そうなんだ」
てゐ「ま〜、でも少し話はしたよ。『今日はがんばれ』って。言ってしまえば普通だけど、
あの人とけーね先生。凄く楽しみにしてたかんね」
鈴仙「そう…。じゃあ、頑張らなくっちゃね。――じゃ、私そろそろ行くね!」
試合開始の雰囲気が高まり、鈴仙は踵を返してフィールド内へ向かう。
てゐ「鈴仙!」
そんな鈴仙にてゐは一言。
てゐ「似合ってるよ。――キャプテンマーク」
結局自慢しそびれた事を、しっかりと褒めてくれた。
159 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/05/18(土) 00:42:46 ID:???
実況「さて…! まもなく試合開始時間ですが、ヒューガーズはまだフィールド上に来て…!
あ、来ました! ヒューガーズイレブン! 只今入場で〜〜〜〜す!!」
観客「ブウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウ!!!」
鈴仙「うわっ! ひどいブーイングねえ、こりゃ」
ナズーリン「…私たちが勧誘に勤しんでいる間にも、ヒューガーは手を広げていったからね。
おそらく、奴らの悪評が少しずつ、この幻想郷にも広まっているんだろう…」
日向「(ククク…愚民どもが。 今の内に精々囀るがいいさ)」
夢美「あら、すごい振動ね」
ちゆり「ご主人にとってはブーイングすら音波の振動なのぜ!」
沢田「(や、やっぱりこっちでもこんな扱いになるのかあ…)」
偽カイザー「どけどけーい! ヒーローの登場だーい!!」
偽チャナ「う、ううっ。凄いブーイングだ。…やっぱり兄さん達が居ないと、不安だな」
偽マウリシオ「ま、今の内にアウェーでの戦い方を学ばせてもらうっスよ、と」
若島津「(今日が第一章となるのか…。日向さんがこの地に築く伝説の…)」
160 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/05/18(土) 00:48:31 ID:gwxAGiZY
日向達に対するブーイングも、何時もの如く大きかったが。
観客「おい! にとり! どうしてこんな人間の味方するんだよ!」「私達の仲間が、どんあ扱いをされてたか知ってるの!?」
「この裏切り者ーーー!!」「ブーブーブー!!」
にとり「ひゅ、ひゅいい…」
観客「おい、あいつ嫌われ者の土蜘蛛だぜ」「地上の奴らに相手にされなかったからって、ねえ…」
「ブウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウ!」
ヤマメ「(へへっ。嫌われ役は慣れてるんでねえ〜♪)」
…元々の幻想郷の住民に対してのブーイングは、ことさら大きかった。
実況「そして、ヒューガーズ! 11人目の選手は…!」
先着1名様で、
★ヒューガーズ・助っ人チャンス?→! card★
と書き込んでください。数値で分岐します。
それ以外→実況「なんと! 汎用型のサッカーロボットのようです!」
クラブ2〜6→華仙「――全く。無益な争いはそれ自体が不毛。だからさっさと…って」萃香「あれっ?」
クラブA→謎の向日葵仮面「ああん!? 出たら『謎の向日葵仮面様キター!』って書き込まないとぶっ殺すわよ!?」
JOKER→メカニトリ「ヤア ボクメカニトリ」…と、普通のロボで11人。
161 :
森崎名無しさん
:2013/05/18(土) 00:49:49 ID:???
★ヒューガーズ・助っ人チャンス?→
クラブ3
★
162 :
森崎名無しさん
:2013/05/18(土) 00:51:34 ID:???
あれっ?
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