キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【饂飩王奥義】鈴仙奮闘記5【うどんゾーン】

212 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/06/09(日) 19:10:04 ID:???
日向「…………」

日向小次郎もまた、鬱屈とした表情で…ベンチ内では無く、フィールドに立ちつくしていた。

星「…………お疲れさまでした」

ペナルティエリアの手前に立ち、もはや守護神不在のゴールを睨みつける。
そんな彼に話しかけたのは…かつて日向に『檻の中の虎』と評価された寅の妖怪少女――寅丸星だった。

日向「…大好きなお説教にでも来たのか?」

星「……聖はきっと許すのでしょうが。 ――私個人としては、貴方のような外道は許す気にもなりません」

星は普段の温厚な雰囲気から考えられぬ程の、静かな怒気と軽蔑を込めた表情で日向を見つめる。
白蓮とは違い直情的な彼女は、試合に勝ったとはいえ、どうしても日向の傍若無人な行動が許せなかったのだ。

日向「……貴様に許される必要はない。 ――俺は、俺の正義を貫く。それだけだ」

日向の態度は、試合前から揺らぐ必要も

星「……以前貴方は私に、『檻の中の虎』と申しましたが。 
――私は、貴方のような野生の虎にはなりたくありません。
野生の虎は強く、逞しいのかもしれませんが――とても孤独です。
今回の試合の貴方を見ていて、そう感じました。
…それだったら私は、弱くとも、時には息苦しくとも。皆と支え合え生きていける。
檻の中、屏風の中の'寅’で充分です」

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0ch BBS 2007-01-24