キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【饂飩王奥義】鈴仙奮闘記5【うどんゾーン】

1 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/06/02(日) 22:46:21 ID:???
このスレは、キャプテン森崎のスピンアウト作品で、
東方Project(東方サッカー)とのクロスオーバー作品です。

内容は、東方永夜抄の5ボス、鈴仙・優曇華院・イナバがサッカーで師匠を超えるために努力する物語です。
また、ストーリーやカードの展開次第で、いくつかのキャプテン森崎のキャラクターも、
それぞれの思惑を持ちながら、幻想郷の住人との交流を通じてサッカーを極めていくことになるでしょう。

他の森崎板でのスレと被っている要素や、それぞれの原作無視・原作崩壊を起こしている表現。
その他にも誤字脱字や稚拙な状況描写等が多数あるかと思いますが、お目こぼし頂ければ幸いです。

☆前スレ☆

【タイガー&】鈴仙奮闘記4【バニー】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1368371724/

☆あらすじ☆

ある日突然幻想郷にやって来た外来人、アラン・パスカルと中山政男との
出会いにより、師匠、八意永琳に並ぶ選手になると決心した鈴仙・優曇華院・イナバ。
色々な人と交流したり、特訓したり…。そんなある日、鈴仙と特に仲の良い妖怪兎・ウサギAから
練習試合の観戦を持ちかけられる。しかし、てゐと3人で試合を観戦しにスタジアムに来たら、
なんと命蓮寺の妖怪鼠・ナズーリンから寺を救う為、助っ人としてヒューガーズという
外界の企業サッカーチームと対戦するようお願いされる。それを受けた鈴仙は勧誘も手伝わされる羽目に。
妹紅が空気を読まず(?)参加辞退というアクシデントもあったが、伊吹萃香、パチュリー・ノーレッジなどの
有力選手勧誘の成功、そしてがんばるストライカー寅丸星や超人・聖白蓮の活躍の結果。
鈴仙達タイガースターズは、ヒューガーズに後半20分の時点で4−1と大差。(鈴仙は本編イタリア戦の日向みたくなってた)
そこで鈴仙は奇策として、パチュリーに反町へのポストプレイを依頼して…?

601 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/06/17(月) 21:23:20 ID:???
B:もう買い物は良い

鈴仙「(――決めた!)今日は買い物はこれくらいにしとくわ」

霖之助「――そうかい。 それじゃあ、ありがとさん」

店主は鈴仙に買い物の気が無くなったのを見ると、再びそっけない雰囲気になる。
(とは言っても、少しそっけないがそっけないに変わったくらいなので、そんなに変化はない)

鈴仙「(……この店、良く今まで持ってるわね――って、言おうとしたけれど。
私みたいな人が沢山居るのね、この幻想郷には…)」

鈴仙は、ひとまずはとぼとぼとおうちに帰るのだった――。

602 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/06/17(月) 21:26:37 ID:c4UcuFz+
〜6月1週・練習フェイズ〜
鈴仙「いよいよ明日は、新生ルナティックス二回目の試合ね! …ま、まだ二回目なのね!
――だけど、今日に限っては私よりウサギ達や姫様、余裕があれば妹紅や慧音さんとかを
鍛えた方が良いかも。星のシュートも、レミリアさん程では無いにしろ侮れないし」

現在の能力値
選手   ド  パ  シ   タ  カ   ブ  せ  総   高/低 
鈴仙  47  46  48  44  44  40  44  313  2  2 

所持中のフラグ:強引なドリブル(仮)(10/20)、空シュート(10/20)、パスカット(10/20)、
てゐとのコンビプレイ(2/20)、オフサイドトラップ(0/20)

最大ガッツ:720

ルナティックレッドアイズ(1/4でドリブル+2)
マインドシェイカー(シュート+5、1/4で敵GKにバランス崩しペナ(−2))160消費 
マインドブローイング(シュート+7、1/4で敵GKにバランス崩しペナ(−2))200消費
月人師弟コンビ(パス+2の連続ワンツー、要永琳)60消費
タイガーバニーシンフォニア(パス+2の連続ワンツー、要星)80消費
スキル・狂気の瞳LV3(全判定につき、スート(色)一致時敵能力−2(マーク一致時敵能力−3と選択可))
スキル・心象操作LV1(自分が反則時の判定1段階緩和)

A:基礎能力を上げる(更に分岐)
B:必殺技の練習をする(更に分岐)
C:スタミナをつける(判定で最大ガッツが上がります)
D:コーチングをする(更に分岐)

☆現在一緒に練習できる選手(()内は所持フラグ、数値は所得経験値(10で技習得))☆
輝夜、妹紅(シュート0、せりあい0)、慧音、てゐ(パス0、パスカット0)、中山(ドリブル0)、
ウサギA(ドリブル0)、ウサギB、ウサギC、ウサギD、ウサギE:無条件で参加

永琳(タックル0、ワンツー0、シュート0)、パスカル:コーチングの為不参加(パスカルは判定次第で練習可能)

603 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/06/17(月) 21:27:48 ID:c4UcuFz+
【補足・備考・注意点】

・一緒に練習したい選手がいる場合、選択肢の後にその選手の名前を記してください。
(例:A(一人で基礎能力練習の場合)、B妹紅(妹紅と必殺技練習したい場合))

・【誰かと一緒に練習をする場合】、もう一人の選手の能力値も上昇し、評価値も上がりますが、
 【鈴仙自身の成長効率は下がります】。
(基礎練習では上がりやすさ1段階ダウン、必殺技練習では! dice→! dice/2に)
なお、もう一人の選手の成長効率には影響がありません。

・コーチングは、鈴仙よりも総合能力の低いキャラを二人まで選び、
好きな能力値を上昇させることが出来ます。ですが鈴仙自身の能力自体は上昇させることはできません。
選択肢の後にその選手の名前を記してください。(例:D ウサギA、ウサギB)

・永琳、パスカルの能力値は基本的に上昇させることはできませんが、代わりに名無しウサギなど
能力値の低い仲間の能力をランダムで少し上昇させてくれます。

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
(前のレスとこのレスの間にある選択も有効になります)

604 :森崎名無しさん:2013/06/17(月) 21:37:15 ID:SaRRCzSM
Bてゐ

605 :森崎名無しさん:2013/06/17(月) 21:37:34 ID:YGRv21Uo
C

606 :森崎名無しさん:2013/06/17(月) 21:39:17 ID:t4hH0a3A
C

607 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/06/17(月) 21:42:26 ID:c4UcuFz+
C:スタミナをつける(判定で最大ガッツが上がります)

鈴仙「てゐのせいで随分と肺が弱っちゃったからねえ…。 ここはリハビリがてら、ランニングと行きましょう!」

鈴仙は今日はスタミナを取り戻すため走り込んだ。

先着1名様で

★スタミナ練習(骨折はあんまりなんでなくしました)→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

ダイヤ→最大ガッツ+40
ハート→最大ガッツ+30
スペード→最大ガッツ+20
クラブ→最大ガッツ+10
JOKER・ダイヤ絵柄→最大ガッツ+50! さらにスキル・ケガしにくいのフラグ習得!

608 :森崎名無しさん:2013/06/17(月) 21:43:26 ID:???
★スタミナ練習(骨折はあんまりなんでなくしました)→ ダイヤ4

609 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/06/17(月) 21:49:28 ID:???
★スタミナ練習(骨折はあんまりなんでなくしました)→ ダイヤ4 ★
ダイヤ→最大ガッツ+40

鈴仙「よっ、よっ、よっ…ふう、たまには走り込みをするのも意外と楽しいわね」

軍隊を経験した鈴仙にとっては、走り込みなどの基礎トレーニングの方がどちらかというと
親しみがあった。特に最近はサッカー以外では走りまわっていないなあ、と考え、
サッカーを完全に忘れて走った。
そのお陰か、鈴仙は無理無く効率よく走り込むことに成功し。

鈴仙「――ふう! これで大体前の水準には戻れたんじゃあないかしら?!」

――完全に、とまでは言わないまでも。おおよそ以前の体力を取り戻していた。

*鈴仙の最大ガッツが上昇しました。720→760

610 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/06/17(月) 21:56:37 ID:c4UcuFz+
〜コーチング〜
永琳「(―――このままだと、明日の試合で下手をしたら。輝夜はきっと屑のように吹き飛ばされてしまうわ。
ここは心を鬼にすべきかしら?――でも、ウサギ達の能力も心配だしね…)」

パスカル「(――いつになく真剣な表情だな、エイリンさん。 よし! 俺も頑張るぞ!)」

先着2名様で、
★永琳のコーチング対象→! card
 永琳のコーチング内容→! card★
★パスカルのコーチング対象→! card
 パスカルのコーチング内容→! card★

と書き込んでください。

○○のコーチング対象のカードの数値が…
JOKER→ウサギ全員(補欠ウサギ(F・G)含む)
K→慧音
Q→永琳…輝夜/パスカル…てゐ
9・10・J→ウサギE
7・8→ウサギA
5・6→ウサギB
3・4→ウサギC
1・2→ウサギD

○○のコーチング内容のカードのマークが…
ダイヤ奇数/偶数→ドリブル+1/パス+1
ハート奇数/偶数→シュート+1/タックル+1
スペード奇数/偶数→パスカット+1/ブロック+1
クラブ奇数/偶数→せりあい+1/最大ガッツ+10
クラブA→効果が無かった…
JOKER→全能力+1
(*輝夜の場合ダイヤ・ハートでセーブ+1、スペード・クラブでせりあい+1になります)

611 :森崎名無しさん:2013/06/17(月) 21:56:51 ID:???
★永琳のコーチング対象→ ハート8
 永琳のコーチング内容→ ハート6

612 :森崎名無しさん:2013/06/17(月) 21:57:48 ID:???
★パスカルのコーチング対象→ ハートA
 パスカルのコーチング内容→ クラブQ

613 :森崎名無しさん:2013/06/17(月) 21:57:54 ID:???
★パスカルのコーチング対象→ ハート7
 パスカルのコーチング内容→ スペードQ

614 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/06/17(月) 22:20:34 ID:???
★永琳のコーチング対象→ ハート8
 永琳のコーチング内容→ ハート6 ★
→ウサギAのタックル+1!
★パスカルのコーチング対象→ ハートA
 パスカルのコーチング内容→ クラブQ ★
→ウサギDの最大ガッツ+10!

永琳「(――まあ。私が頑張れば良いわけだから、まだ焦る必要はないわね。
それよりも、中盤の支配力を高めるために、SHのウサギAの守備でも高めようかしら)――ウサギA!」

ウサギA「はい! お師匠様!」

永琳「今日は貴女にタックルのやり方を教えてあげるわ。 FWには前線でのカット力もまた必要。
技を高めれば、きっと何時かはまたFWに返り咲ける筈よ♪」

ウサギA「(お師匠様…。 私がFWになりたいのを分かって、応援してくれてるのかなあ…?
――そして、鈴仙様との2トップを組める日を、待ち望んでくれてたり!)――はいっ! 頑張ります!!」

永琳「(ウドンゲの事を慕っているからかしら? ……この子も中々ちょろいわねえ)」

中盤の駒を鍛える為、嘘も方便でウサギAにタックルを叩きこむ永琳。
FWに返り咲く為の練習だと信じて、何度も何度も当たり続けるウサギA。
その結果として、ウサギAのタックルは名もなき選手はおろか、弱小妖怪にも匹敵する程の実力にまで成長した。

永琳「(――後はもうほんのチョッピリの「きっかけ」があれば。 彼女も化けるんでしょうけれど…。
それまでは、悪いけれどSH以外の登用は考えられないかしら。
パスカル君にももう少し決定力が欲しい所だけど…)」

*永琳のウサギAに対する評価が、永琳→(ちょろい)→ウサギA になりました。

615 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/06/17(月) 22:21:56 ID:???
ウサギD「うええええん! つかれたよおお!!」

パスカル「(うーん、可哀そうな事したかな? ―――いや、甘やかすのはこの子の為にならん!
ここは鬼だ! 鬼になれ、アラン・パスカル!!)――まだまだ! この調子じゃあフルタイムで動けないぞ!」

この間のブロック練習が上手くいったのをきっかけに、ウサギDはパスカルに少しなつくようになった。
だがしかし、練習とは楽しいばかりではなく、地道で辛い時もある。
それを教えるべく、パスカルは敢えてのランニングを選択したのだが…。

ウサギD「もうやだああ! Eちゃんとおやつ食べるうう!!」

パスカル「(駄目だ駄目だ駄目だ……いや…でも…)――じゃ、じゃあここで一旦休憩にしようか!
ウサギEから聞いて、君の大好きな、 ライフガード を持って来たんだ!」

ウサギD「―――わあ……! やったあー! パスカルさん大好きー!!」

パスカル「ハハハ…(つくづく甘いなあ、俺も……)」

中山「(う〜む。 俺としてはもう少し走らせるべきと思うのだが。 愛情と甘やかしは違うんだぞ、パスカル…)」

中山が微妙な表情で見つめる中、どうにもスパルタになれないパスカルコーチだった。

*ウサギAのタックルが+1されました。
*ウサギDの最大ガッツが+1されました。

616 :森崎名無しさん:2013/06/17(月) 22:28:05 ID:???
ウサギDの最大ガッツが+10ですよね?

617 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/06/17(月) 22:40:23 ID:???
〜6月1週・定期イベントフェイズ〜
【決戦! 命蓮寺ロータス! 寅兎対決、勝つのはどっち!?】
−人里サッカーコート−

実況「さああああ!! 今日は大勝負!
なんとあの新進気鋭のチーム、命蓮寺ロータスと!
幻想郷の古参にして強豪! 永遠亭ルナティックスとの大一番だ〜〜!!

しかも命蓮寺のFW、寅丸星選手と永遠亭のFW、鈴仙・うどんげ……鈴仙選手は
この間の対ヒューガーズ戦では盤石の2トップを築いており、
共に2ゴールを決めた事は記憶に新しい! どちらも幻想郷でも屈指のFWと言っていいでしょう!
そんな彼女らのストライカー対決は、どっちに軍配が上がるのか〜〜〜〜〜!!???

そして何より、今日の試合で気になる事と言えばもちろん!!
命蓮寺の誇る超人・聖白蓮選手の存在です!
彼女の力は、天才・八意永琳の叡智に追いつく事ができるのか〜〜〜〜!!???
兎対寅! そして超人対天才!! この勝負の行方は分かりません!
今日は一秒たりともフィールドを見逃せない一戦になりそうです!」

観客「ワアアアアアアアアアアアアアアアア!!」「えーりん! えーりん! えーりん! えーりん!」
「ひーじーりっ! ひーじーりっ! ひーじーりっ! ひーじーりっ!」「星ちゃんガンバってー!」「うどんちゃん!!」

618 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/06/17(月) 22:41:52 ID:c4UcuFz+
>>616
おっとすみません! その通りです。(データには正しく反映されています)
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
鈴仙「(――わあ! 私の扱いが師匠の次くらいになってるわ! これもマンオブザマッチのお陰ね!
…相変わらず名前は覚えられてないけど)」

ウサギA「――わわわ。 凄い観客さんです!」

慧音「おいおい。 この位で焦っちゃあいけないよ。 なんせ――」

先着1名様で、

★今日は大入り?→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

ダイヤ→「大会の決勝戦まで勝ち進んだら、きっとこのくらいの観客は覚悟しないといけないしな」
ハート→「大会はいつもこの位だ。 ヒューガーズの試合の時よりも客は少ないよ」
スペード・クラブ→「この位は、中堅チーム同士のぶつかり合いなら良くある。 大会はこんなもんじゃあないぞ」
クラブA→「観客ってさっきの5人しか居ないからな…(泣)」
JOKER→「観客ってさっきの5人(ロベルト、見上、バルバス、こーりん、エーリッヒ)しか居ないからな(全裸)」

619 :森崎名無しさん:2013/06/17(月) 22:42:50 ID:???
★今日は大入り?→ ハート9

620 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/06/17(月) 23:04:20 ID:???
★今日は大入り?→ ハート9 ★
ハート→「大会はいつもこの位だ。 ヒューガーズの試合の時よりも客は少ないよ」

慧音「いやいや。私が前に行った試合だと、席にこんな余裕は無かったが。
―――大会になると、あれが全部埋まるのが当たり前の事になるだろうな」

ヒューガーズの試合を妹紅と共に観戦していた慧音は、観戦に行けなかったウサギ達の為に
手振りを交えながら観客の多さを表す。さすがに小さい子供への説明は慣れていた。

ウサギD「ええっ! ぜ、全部!! こここ、怖いよお、Eちゃあん…」

ウサギE「大丈夫よ。Dちゃん(――そう。私はこの子を守る。そのためには、どんな舞台でも恐れちゃいけないんだから!)」

ウサギC「観客なんてど〜でもよくない? 要はあたしらはあたしらのプレーをするだけよっ♪」

ウサギB「そうだね。 ―――でも私は分かってても、武者震いしちゃうかも」

ウサギA「(あの試合の時は鈴仙様とてゐ様の事しか考えて無かったから覚えてないや…。
でも、この大舞台! 絶対にチャンスをものにするんだから!!)」

*今日の試合の混み具合は、「やや混み合っている」です。
*混んでいるほど、人気の上げ下げ幅が激しくなります。

621 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/06/17(月) 23:05:28 ID:???
そして、永遠亭ルナティックスが会場入りするほぼ同時刻。
命蓮寺ロータスのメンバーもまた会場にて会話を繰り広げていた。

マミゾウ「――この昼間から、多くの人妖が来ておる。大層なこって」

ぬえ「――今、人々の希望の的となっているのは間違いなくサッカーだからね〜」

白蓮「そうですね…。 私達の勝利が、人間や妖怪の希望となれば良いのだけれど」

一輪「聖様はなんのご心配も要りません! 私が守り! 村紗達が繋ぎ! そして寅丸が決める!
そんな私らが、天才頼みのワンマンチームに負ける筈がないわ!!」

村紗「いえ…。 決して永遠亭ルナティックスはもはや唯のワンマンチームではないわ、一輪」

一輪「な、何ですって?」
 ――…雲山は訝しげに首をひねる…――

一輪と雲山は「怪我で寝込んでいた」ため、この前の試合を詳しくは知らない。
星や白蓮に聞いても「皆さんのお陰で勝てました」とばかりで(実際にそう思っているのだから仕方ないが)、
特定の個人にまでは上がらなかった。

村紗「――永遠亭ルナティックスには、地味なもののそれなり以上の能力を持つ、隠れた名MF……中山政男と。
あの八意永琳に負けぬ奇抜な発想と巧みな戦術。 そして星と互角のシュート力を持った名FW―――。
鈴仙・優曇華院・イナバが居る。 特に後者は厄介よ、気をつけなさい、一輪。そして雲山」

鈴仙の実力・指揮眼を高く評価している村紗は、そんな一輪達に改めて注意を喚起する。
それを受けて一輪は―――。

一輪「(あの村紗がここまでの評価を下すなんて…そいつぁ楽しみね!)」

極めて好戦的な笑みを浮かべた。
  ――…そして雲山は。 「大丈夫かのお…」と心配げに一輪を見ていた…――

622 :森崎名無しさん:2013/06/17(月) 23:13:02 ID:???
GK輝夜を華麗にスルー!

623 :森崎名無しさん:2013/06/17(月) 23:14:24 ID:???
村紗「あ、あとGKはザルよ。撃てば入るわ。」

624 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/06/17(月) 23:24:51 ID:c4UcuFz+
【ミーティング】
輝夜「よし みんなきけ。 命蓮寺ロータスについては永琳が話すわ」

永琳「命蓮寺ロータスは、中盤でのパスワークの上手さを売りにしたチームね。
弱い妖怪や名無しの選手ですら、それなりのパス力を持っているかもしれないから、油断はしないこと。
―――で、少し前までは決定力の無さが問題だったのだけれど……ウドンゲのせいで、それが解消されちゃったみたいだしね」

鈴仙「し、師匠! そんな嫌味な風に言わないで下さいよお!!」

永琳「…ごめんね、冗談よ。 ―――けれど、命蓮寺ロータスがこれで穴の無い強豪チームと化したのは事実。
だからこそ、警戒を絶やさずには居られないのだけれど……ねえウドンゲ?」

鈴仙「は、はひっ!?(ま、またこのパターン!!)」

永琳「―――命蓮寺ロータスで、聖白蓮の次に警戒すべき選手は、貴女は誰だと思うかしら?
率直な意見を聞かせて頂戴」

鈴仙「は、はあ…(――どうしよう。 偵察に行ってないからこの間の試合に出てた選手しか能力の傾向が分からないわ!
―――適当な事を言ったら、師匠にじわじわとなぶり殺しにされそうだけど…。 
怪我の功名で選手の能力が分かるかもしれないし。―――何て言おうかしら?)」

A:「――やはりチームの絶対的ストライカー。寅丸星選手でしょうか」
B:「……佐渡からはるばるやって来たという、二ツ岩マミゾウ選手の底力が気になります」
C:「この前の試合でも多彩なテクニックで試合の縁の下の力持ちとなっていた、村紗水蜜選手だと思います」
D:「雲山を使ったダイナミックなセービングに定評のある、雲居一輪選手、そして雲山の事ですね?」
E:「正体不明でどんなプレーをしてくるのか分からない。 封獣ぬえ選手はほっとけませんね」
F:「日向のネオタイガーショットをも弾いたブロック力の持ち主。 ナズーリンは油断禁物ですね」
G:「カウンターシュートを操るという、幽谷響子選手。 彼女の外見に惑わされてはいけません」
H:「実は、多々良小傘は! 聖徳太子が小野妹子に作ってあげた、世界最古の唐傘の付喪神だったんですよ!!」
 小傘「な…なんだってーーーーー!!!!」

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

625 :森崎名無しさん:2013/06/17(月) 23:26:28 ID:SaRRCzSM


626 :森崎名無しさん:2013/06/17(月) 23:27:32 ID:bpltP9DA
A

627 :森崎名無しさん:2013/06/17(月) 23:28:28 ID:???
H

628 :森崎名無しさん:2013/06/17(月) 23:29:12 ID:t4hH0a3A
C

星のシュートでゴール割られるのはもう警戒しても仕方ないことかなw

629 :森崎名無しさん:2013/06/17(月) 23:29:19 ID:P6xQj4qg
A

630 :森崎名無しさん:2013/06/17(月) 23:30:10 ID:nRTL/I+g
A
村紗と迷うけど星を抑えないことには失点を重ねるだけかな

631 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/06/17(月) 23:41:52 ID:???
Cが選ばれたところで、今日の更新はここまでにしたいと思います。
>>622
パスカルとかてゐとか慧音とか妹紅だってスルーされてるので…。大丈夫です(謎)
>>623
輝夜「おいィ!? アンタのシュートくらいだったら、流石にえーりん無しでも弾くくらいは出来るわよ!」

輝夜はザルかもしれませんが…中々の燃費と火力を持った優秀な必殺技を持っていますし、
イタリア戦の日向とヘルナンデスくらいの差しかないかと思います。
一輪達も、個々の能力は若島津以下ですので、超必殺セーブさえ対処できれば大丈夫だと思います。

それでは、皆さま、本日もお疲れさまでした。

632 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/06/18(火) 21:35:44 ID:???
こんばんは。今日も更新を始めていきます。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――-――――――――
C:「この前の試合でも多彩なテクニックで試合の縁の下の力持ちとなっていた、村紗水蜜選手だと思います」

鈴仙は以前の試合を回想する。
なぜ、自分達はヒューガーズに勝つ事が出来たのか。
そう自問して真っ先に思い当たるのが、萃香の好セーブに、星の強烈な弾丸シュート。
超人・聖白蓮の化け物染みた破壊力もインパクトが強い。

鈴仙「(私だって2点取ったけどね……)」

自分だって、それなりに活躍を重ねたし。
パチュリーやレティを始めとした他の選手達もまた、それぞれが活躍をしていたと評価しても良い。
―――だが、その中で。

鈴仙「(……そういえば、村紗さん。日向のタックルを止めて、中盤のMF陣をパスで抜いてチャンスを創り、
必要とあればミドルシュートにも持ちこんでいったり。多彩な分野で活躍してたわね。
シュートは苦手そうだったけど、それでも師匠の助けを借りていない姫様だったら、止められるかどうか…)
―――ひょっとして、村紗水蜜選手、の事でしょうか?」

永琳は、鈴仙の考察を聞き――。

633 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/06/18(火) 21:37:39 ID:???
永琳「正解。 ……少し前の命蓮寺ロータスならば、ね」

肩をすくめながらも、その表情は決して悪いものではない。
鈴仙の考察を評価しつつも、永琳は鈴仙の情報不足を指摘した。

永琳「村紗水蜜は確かに厄介。 彼女が一人居るだけで、命蓮寺の攻守の幅は大きく広がる。
―――けれど、そのような意味では、私は彼女よりも、二ツ岩マミゾウを警戒しているわ。
……彼女は、高水準で纏まった能力を持ち、多彩な技を誇るオールラウンダー。
私には二回りくらいは及ばないけれど、聖白蓮と共に支配するである中盤は、かなり強固になると思うわ」

妹紅「……ってことは、白蓮に、マミゾウに、そして村紗の三名が中盤の軸になってくるってことね?」

永琳「ええ。――ただ、村紗水蜜については、状況に応じてサイドバックやリベロに着く可能性も高いけどね。
小回りの効く選手である事には変わりがないから。 
そして……ウドンゲ。
決してストライカーや守護神等に気を取られず、冷静に選手を見ていた点については評価するわ。
けれど、これから強豪選手と当たる時は、同時に情報収集も怠らぬようにする事ね」

鈴仙「は、はい! すみませんでした…(せ、セーフ…よね? 
――マミゾウさんかあ。 多彩な技を誇るオールラウンダー。けれど師匠には及ばない…。
―――あれ? そんな選手が別のチームに、他にもいたような……?)」

*そこそこ永琳が満足する回答が出来たため、永琳印象値が上昇します。21→22

634 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/06/18(火) 21:38:42 ID:???
永琳「―――そこで、今日のフォーメーションはこのような布陣にしたわ」

ルナティックス:4−4−2

−−−H− H鈴仙 760/760
−J−−− Jパスカル 800/800
−−I−− I永琳 900/900
F−−−G FウサギA 550/550 G中山 700/700
−−E−− Eてゐ 600/600
A−B−C A妹紅 900/900 BウサギC 510/510 CウサギE 520/520
−−D−− D慧音 700/700
−−@−− @輝夜 700/700

輝夜「流石に今日はえーりんが居るのね! これなら勝利確定よ!」

パスカル「おっ。今日はセカンドストライカーの位置か」

妹紅「(――またサイドバックだ! やっぱり、私の事なんて認めてないんだわ!)」

慧音「(……参ったな。スイーパーとして期待してくれるのは嬉しいが、
最近の私は伸び悩んでいる。期待に応えられるかどうか、不安だな)」

ウサギE「(……やったわ! 今日はスタメンよ!)」

ウサギD「今日はスタメンじゃあないけど…。頑張ってね! Eちゃん!」

ウサギC「ブロック鍛えといて良かった〜♪」

永琳「今日の相手はおそらく強敵。 だから、現状考えられる中でも少しでも最良の位置を考えたつもりよ。
中盤を支配しに来る相手に、直接当たりに行く事は下策。 ウサギAと妹紅の左サイドラインの攻撃利用も
考えて行くべきと思っているわ」

635 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/06/18(火) 21:41:41 ID:jhTdEcjA
鈴仙「(うーん、しっかり考えられている。そんな気がするわね。
けれど良くない点を理論で上手くプレゼンできたら、師匠から褒められたりして!
―――失敗した後の冷ややかな目線のが怖いけど…どうしようかしら?」

A:フォーメーションを変えるべきと進言する
B:マークについて話す
C:メンバーと会話する(選択肢の後に話しかけたいキャラを明記してください。例:C 輝夜)
D:特に何もない。試合開始!
E:その他 自由選択枠

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

*あと3回まで行動できます。

636 :森崎名無しさん:2013/06/18(火) 21:42:57 ID:ikw8VFDA
B

637 :森崎名無しさん:2013/06/18(火) 21:52:59 ID:mGYoX7go
C 輝夜

638 :森崎名無しさん:2013/06/18(火) 21:54:26 ID:XLGXbyM+
B

639 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/06/18(火) 22:06:38 ID:jhTdEcjA
B:マークについて話す

鈴仙「あの、師匠!」

永琳「あら、どうしたのウドンゲ? トイレならあっちよ」

鈴仙「ち、違いますよお…相手選手のマークについてです!」

軽口を叩いて来る永琳に、鈴仙は若干涙目になりながらもマークの提案をする。

永琳「――ああ、そうね。 言ってはいなかったけれど…ウドンゲには何か案があるのかしら?」

鈴仙「え、えっと………(マークをさせるとしたら、やっぱりタックルの上手い妹紅さんや中山さんかしら。
中山さんも、前の試合のお陰でブランクが大分取れて来たようだし…。
そしてマーク先としては、ストライカーの星に、主力選手である白蓮さんかマミゾウさんが妥当でしょうね。
―――でも、具体的にはどうしたら良いのかしら?)」

A:妹紅に星をマークするよう提案する。
B:妹紅に白蓮をマークするよう提案する。
C:妹紅にマミゾウをマークするよう提案する。
D:中山に星をマークするよう提案する。
E:中山に白蓮をマークするよう提案する。
F:中山にマミゾウをマークするよう提案する。
G:その他 同一選手が複数マークするのは無理ですが(例:G A+B→×)、
       複数選手が同一選手をマークするのは可能です(例:G A+D→○)
       また、当然自由選択も可能です(例:G ウサギEに星をマークさせる+A→○)

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

640 :森崎名無しさん:2013/06/18(火) 22:07:43 ID:ikw8VFDA
A

641 :森崎名無しさん:2013/06/18(火) 22:08:30 ID:mGYoX7go
A

642 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/06/18(火) 22:20:59 ID:jhTdEcjA
A:妹紅に星をマークするよう提案する。

永琳「……そうね、それが妥当かしら」

永琳は鈴仙の提案に頷き。そして妹紅を呼び星へのマークを依頼する。

妹紅「(――マーカーかあ。 別に悪くはないんだけど、これが輝夜の差し金とかだったら断ってやりたいなあ…)」

永琳を輝夜の犬と認識してしまっている妹紅は、提案内容には賛意を示しつつも、
輝夜の意思だったら逆らいたいなあ…という様子で怪訝な表情を隠さない。
妹紅は―――。

先着1名様で、

★輝夜「もこたんったら、めんどくさい子ねえ…」→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

ダイヤ・ハート・スペード→「……まあ、良いですけど」しぶしぶ了承した!
クラブ→「――私がマークしなくても。中山君がマークをすればいいんじゃあ?」
JOKER→「やあ! 私は綺麗な妹紅だよ! もちろんだよ、永琳さん! そして輝夜くん!!(ニコッ)」輝夜「(ゾクゾクッ!)」

643 :森崎名無しさん:2013/06/18(火) 22:21:28 ID:???
★輝夜「もこたんったら、めんどくさい子ねえ…」→ クラブ8

644 :森崎名無しさん:2013/06/18(火) 22:21:30 ID:???
★輝夜「もこたんったら、めんどくさい子ねえ…」→ スペード4

645 :森崎名無しさん:2013/06/18(火) 22:21:39 ID:???
★輝夜「もこたんったら、めんどくさい子ねえ…」→ スペードA

646 :森崎名無しさん:2013/06/18(火) 22:24:11 ID:???
クラブ女道まっしぐら
もこたん…めんどくさいお…

647 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/06/18(火) 22:40:00 ID:jhTdEcjA
★輝夜「もこたんったら、めんどくさい子ねえ…」→ クラブ8 ★
クラブ→「――私がマークしなくても。中山君がマークをすればいいんじゃあ?」

中山「えっ? 俺か!?」

妹紅「私もタックルには一芸があるけど、最近の練習の中山君のタックルの方が私よりも鋭いしさ。
別に私がやらなくてもいいんじゃあないかってね。 マークに専念してたら左サイドからの攻撃参加もし辛くなるし。
……だから、中山君がマークした方が良いと思うわね(――本音としては、単純に輝夜に逆らいたいだけだけど……)」

反抗期の子供レベルの本音を(本人的には)上手く包み隠しながら、(本人的には)大人の対応を取る妹紅。
――本音と建前を逆にせずとも、その真意は鈴仙や永琳にはバレバレだった。

鈴仙「(……うわあ。 絶対この人単純に反抗したいが為の論理を並べ立ててるよお…。
――まあ、確かに中山君に任せるというのも、妹紅の積極的な攻撃参加が望める分悪い選択肢じゃあないんだけど。
何か私から言うべきかしら……?)」

A:「そうですね。それならそうしましょうか、師匠!」妹紅に同調する。
B:「そんな…。指揮官である師匠の言う事をしっかり守って下さいよお…」永琳に同調する。
C:「妹紅! そんな態度じゃあ勝てる試合も勝てないわ! 皆で協力しようよ!」妹紅を説得してみる。
D:「(――ここは黙って、師匠の裁定を待ちましょう……)」永琳の反応を伺う。
E:「姫様が、『もこたんなんかがマークしても無駄だからマークやめて、一生サイドラインについた砂でもペロペロしてろ』
   ……って言ってましたよ」
F:その他 自由選択枠

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

648 :森崎名無しさん:2013/06/18(火) 22:40:58 ID:mGYoX7go
C

649 :森崎名無しさん:2013/06/18(火) 22:46:08 ID:XLGXbyM+
C

650 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/06/18(火) 23:05:45 ID:jhTdEcjA
C:「妹紅! そんな態度じゃあ勝てる試合も勝てないわ! 皆で協力しようよ!」妹紅を説得してみる。

鈴仙「(こ――この状況をほったらかしにしてたら問題だわ! ここはなんとかして誤解を解きつつ、
妹紅に協力してもらわなくっちゃ!)――妹紅! そんな態度じゃあ勝てる試合も勝てないわ! 皆で協力しようよ!」

鈴仙は思わず叫んでいた。ロッカールーム内の空気が一旦固まる。

鈴仙「妹紅の言ってる事は的確だし正しいわ! でも、このチームに居る以上、指揮官役は師匠です!
そして師匠は、妹紅さんに嫌がらせなんてしない。 あくまで客観的に物を見れる御方だわ!
……私には姫様と妹紅の関係とかについては、詳しくは良く分かんないですから口出しできないけど。
試合の時くらいは、もっと協力し合おうよ…!」

妹紅は決して悪い人ではない。むしろ、鈴仙の基準としてはかなり「良い人」の部類であり、
仲良くしたいと思っている。が、彼女は輝夜が絡むと何時も意固地になってしまう為、
こうしたこじれは何度も経験していたし、仕方の無い事かもしれないと理解はしている。
――だが、サッカーの試合で、私情を出したプレーはすべきではない。
そう考えて、心を鬼にして鈴仙は言ったのだが、妹紅にその真意が伝わるのか――――?

先着1名様で、

★妹紅「(この間、鈴仙に散々言われちゃったからなあ…)」→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

ダイヤ→ハート・スペード+「(鈴仙…こんな私にもしっかり考えて言ってくれてる。 嫌われたと思ってたけど…大丈夫なのかな)」
ハート・スペード→「……ご、ごめんっ、鈴仙! 私、皆の事考えずに勝手な事言っちゃった!」
クラブ→「(――やっぱり鈴仙も永琳や輝夜の仲間だものね。 こう言われるのも当然だよね…)…じゃあ、好きにしたらいいわ」
JOKER→「やあ! 私は綺麗な妹紅だよ! ごめんね、鈴仙! そして輝夜くん!!(ニコッ)」輝夜「」(プクプク)

651 :森崎名無しさん:2013/06/18(火) 23:06:45 ID:???
★妹紅「(この間、鈴仙に散々言われちゃったからなあ…)」→ スペード9

652 :森崎名無しさん:2013/06/18(火) 23:06:51 ID:???
★妹紅「(この間、鈴仙に散々言われちゃったからなあ…)」→ ハートK

653 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/06/18(火) 23:19:58 ID:???
妹紅が何とか納得してくれた所で、今日の更新はここまでにしたいと思います。
>>646
引きのせいもありますが、かなりめんどくさいかもですね…。
(本編の石崎や高杉のような)単なるチーム内の敵役ではなく、輝夜が絡まなければ良い人という設定もまた、
めんどくささに拍車をかけているかもしれません。
輝夜との関係改善はJOKERに期待するとして、鈴仙が仲良くなって、良き仲裁役となるのが近道でしょうか。

それでは、皆さま、本日もお疲れさまでした。

654 :森崎名無しさん:2013/06/18(火) 23:28:28 ID:???
乙です。

655 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/06/19(水) 21:04:30 ID:???
こんばんは。今日はあまり時間が取れないのですが、少しだけ更新します。
>>654
乙ありです!
本当は今日にでも試合に行きたかったのですが…今日明日は更新が少なくなると思います。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
★妹紅「(この間、鈴仙に散々言われちゃったからなあ…)」→ スペード9 ★
ハート・スペード→「……ご、ごめんっ、鈴仙! 私、皆の事考えずに勝手な事言っちゃった!」

妹紅は、珍しく激昂する鈴仙の様子を見て……己を恥じた。
輝夜への反抗心や対抗心で、極力鈴仙に迷惑はかけたくないと思っていたのに。
そう思って、チームとしての自分を優先し、妹紅はここで引き下がる。

妹紅「……そうね。 確かにこのチームに在籍する以上、実質的キャプテンである永琳の言う事を聞くべきだものね…
――マーク、させてもらうわ(―――さっきの提案だって、輝夜に対してのちょっとした反抗心だったし。
……憂さは試合後に直接晴らすとするか)」

しかし、妹紅の輝夜への逆恨みや永琳への誤解は消えた訳ではなく、
問題の根本的解決には時間がかかりそうな雰囲気だったが……。

鈴仙「(納得してくれたけれど、こりゃあ厄介ね。 あの二人が仲良くなるとは思えないし、
問題が発生する度に、私や慧音さんが火消し役に回る、ってことがこれからも起きそうだわ…。
難題のおかげで姫様とは最近仲が良いとは思うけど、妹紅のこの間の誤解を解いたり、慧音さんと相談したりした方が良いかも)」

*妹紅に星のマークを指示しました。

656 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/06/19(水) 21:06:19 ID:5G8bY+vc
鈴仙「――さて。 試合にまでまだ時間があるけれど…どうしようかしら?
誰かと話すのがめんどくさい、さっさと試合に行きたい、って人はDを選択してね。 特にデメリットはないから!」

A:フォーメーションを変えるべきと進言する
B:マークについて話す
C:メンバーと会話する(選択肢の後に話しかけたいキャラを明記してください。例:C 輝夜)
D:特に何もない。試合開始!
E:その他 自由選択枠

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

*あと2回まで行動できます。

657 :森崎名無しさん:2013/06/19(水) 21:14:15 ID:leozz07o
C中山

658 :森崎名無しさん:2013/06/19(水) 21:14:34 ID:wY9ePKyE
C 妹紅

659 :森崎名無しさん:2013/06/19(水) 21:15:32 ID:xDxd7ArY
C 妹紅

660 :森崎名無しさん:2013/06/19(水) 21:16:28 ID:aCixNvEs
C 中山

661 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/06/19(水) 21:26:41 ID:5G8bY+vc
C 妹紅

鈴仙「(……そうね。 最近色々こじれちゃってるし、妹紅と一回お話に行きましょう!)…ねえ、妹紅!」

妹紅「…何、鈴仙?」

妹紅の態度は、気さくな彼女には似つかわしく、どこかよそよそしく思えた。
この間永遠亭の廊下ですれ違った時の事や、ついさっきの事について、
彼女なりに思う所があるのだろう。

鈴仙「(うーん……やっぱりというかなんというか、距離を感じるわね。
ここはまずさっきの事を謝るべきか、それとも要件をストレートに話すか…悩みどころね)」

A:「……さっきは大声出しちゃって、ごめんなさいね」まずは謝る。
B:「――ポジションについてだけども……」ポジションについて切りだしてみる。
C:「あのう、師匠は多分姫様の意向とは無関係に戦略を練っているかと……」永琳は悪くないと言ってみる。
D:「ところで、妹紅。 今度一緒に遊びに行かない?」親睦を深めるべく、遊びに誘ってみる。
E:「――姫様には私もウンザリしてたのよ! 今度一緒に焼き打ちに行きましょう!」輝夜をころころしてみる。
F:その他 自由選択枠

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

662 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/06/19(水) 21:29:33 ID:???
おっと、つい「この間、狂気のせいで失言した事を釈明する」を入れ忘れていました。
申し訳ございませんが、もし選びたい方は、
Fの自由選択枠での対処をお願いいたします!
(例:F この間、狂気のせいで失言した事を釈明する)
*この書き込みは、他の選択肢への回答を妨げるものではありません。

663 :森崎名無しさん:2013/06/19(水) 21:30:53 ID:wY9ePKyE
A

664 :森崎名無しさん:2013/06/19(水) 21:30:54 ID:leozz07o
F この間、狂気のせいで失言した事を釈明する

665 :森崎名無しさん:2013/06/19(水) 21:43:10 ID:wY9ePKyE
F この間、狂気のせいで失言した事を釈明するに変更します

666 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/06/19(水) 22:04:59 ID:???
F この間、狂気のせいで失言した事を釈明する

鈴仙「(――謝るとしたら、まずはこっちね)ねえ、妹紅さん。
私、この前失礼な事を言ってしまったみたいだけど…」

鈴仙は、正確には何を言ったのか覚えていない。
覚えているのは、狂気を押し殺して妹紅と会話をしようとした結果――。
いつの間にか妹紅が気まずそうに廊下を走り去っていた事のみである。

鈴仙「…具体的に何て言ったかは覚えていないんだけど。 私、あの時狂気に自我を支配されてて――」

鈴仙は、信じて貰えるよう、必死で自分の瞳の暴走について話す。
波長の揺らぎを多く観測したにも関わらず、それを放置していた結果、
この前の宴会で許容範囲を超えてしまい――それが妹紅との会話でも発現したという事を。

妹紅「ふーむ。そういう事もあるのかなあ…」

妹紅は半信半疑ながらもきちんと話を聞いてくれていた。

鈴仙「……メカニズムはこの際どうでもいいわ。 
ただ言いたい事は、私は妹紅に対して怒ってもいないし、もしそれで気を悪くしてたら謝りたいって事だけ。
チーム内でギクシャクもしたくないしね」

先ほどの自分の発言も踏まえて、鈴仙はあくまで妹紅とは敵対したくない。
仲良くなりたいという意思を告げて。

妹紅「…確かに、私も気にしすぎていたかも。 ごめんね、鈴仙」

やはり完全に、とまでは行かないが、話し合う為の最低限の水準にまでは関係を修復させる事ができた。

*妹紅の評価値が上がりました。
*妹紅と鈴仙との関係、 妹紅→(嫌われちゃった…)→鈴仙 が消滅しました。

667 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/06/19(水) 22:06:04 ID:5G8bY+vc
鈴仙「――ふう。無事に誤解を解く事ができて良かったわね…。
で、もうすぐ試合開始かあ。 他にまだやり残した事はあるかしら?」

A:フォーメーションを変えるべきと進言する
B:マークについて話す
C:メンバーと会話する(選択肢の後に話しかけたいキャラを明記してください。例:C 輝夜)
D:特に何もない。試合開始!
E:その他 自由選択枠

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

*あと1回まで行動できます。

668 :森崎名無しさん:2013/06/19(水) 22:07:39 ID:wY9ePKyE
C パスカル

669 :森崎名無しさん:2013/06/19(水) 22:08:37 ID:leozz07o
Cパスカル

670 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/06/19(水) 22:13:09 ID:???
――と、言ったところで大変短く恐縮なのですが、本日の更新はここまでにしたいと思います。
やはり人間関係のこじれとかは書きづらいですね…。完全に作者の描写力の問題ですが。
なお、このゲームでの人間関係の難易度については、現状、極力簡単にしていこうと考えています。
(奇行以外では下がりづらく、下がった評価値も今回のようにすぐリカバー可能、のような。
 キャラの思考回路をリアルにした方が、より物語を魅力的にできるのかもしれませんが……)

それでは、皆さま、本日もお疲れさまでした。

671 :森崎名無しさん:2013/06/19(水) 23:46:11 ID:???
リアルにするとお腹痛くなるなから簡単でいいよ
もこたんと輝夜はしかたない

672 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/06/20(木) 23:36:46 ID:UBB+uTqI
こんばんは。ほんのほんの少しだけ、更新しようと思います。
(具体的には次の選択肢表示まで)
>>671
お腹が痛くなる展開は見ているだけでも辛いですからね…。
作者が好きなように書いてるスレである以上、辛いと思う展開は必要であっても極力書きたくない、というのもあります。
(GMとしてはあまり宜しくないのは承知ですが…ご容赦ください)
妹紅と輝夜に関してはそう割り切ってくださると助かりますw
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
C パスカル

鈴仙「(最近、あまりパスカル君と話してないしねえ…)―――ねえ、パスカル君!」

パスカル「ああ、レイセン。 試合の事かい? それとも練習?」

鈴仙「……そんなに私がサッカーの話題以外したがらないように見える?」

パスカル「ああ、見えるな」

鈴仙「わ…悪かったわね!」

パスカル「ま、サッカーの話題なら別に俺だって、むしろ大歓迎さ。
―――もっとも、たまには別の話題をしてくれてもいいんだぜ?」

A:「特に話題はないんだけどね…」普通に雑談する。
B:「今度、人里にも行ってみる?」人里にでも誘ってみる。
C:「――コンビプレイの練習…してみない?」コンビプレイの練習を誘ってみる。(*判定があります)
D:「今日の試合についてだけど…」今日の試合についてパスカルの考えを聞く。
E:「――ところで、アンタ実は女の子だったりしないの?」無茶ぶりする。
F:その他 自由選択枠

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

673 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/06/20(木) 23:38:47 ID:???
本日は大変短く申し訳ございませんが、ここまでにいたします。

674 :森崎名無しさん:2013/06/20(木) 23:41:02 ID:OnxMgdkA
C

コンビプレイの多さもレイセンの強みになるかな

675 :森崎名無しさん:2013/06/20(木) 23:43:05 ID:DdG9Qwl6
B

676 :森崎名無しさん:2013/06/20(木) 23:48:34 ID:3Gtg8KAk
A

677 :森崎名無しさん:2013/06/20(木) 23:48:53 ID:Ag4BW+T+
B

678 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/06/21(金) 21:18:20 ID:???
こんばんは。今日も更新を始めていきます。
目標として、今日中に試合に入りたいと思っています。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
B:「今度、人里にも行ってみる?」人里にでも誘ってみる。

鈴仙「…そうね、それじゃあ今度、人里を案内してあげるわ」

パスカルへの反抗心ではないが、そういえばパスカル君は長い事人里に行っていないなあ、
という事を思い出して鈴仙は提案する。

パスカル「おっ、言ってみるもんだな。 ……実は、丁度人里の刺激が懐かしかったんだよな」

鈴仙「――まあ、永遠亭や竹林は静かで良い所だけど、人間の子供が長居するには退屈かもねえ」

パスカル「……いや、お前が言うなよ。 見た感じ、俺やナカヤマと同年代くらいじゃあないか。
――って、そうか。 レイセンも他のウサギ達と同じ、妖怪だったしな。忘れてたよ」

鈴仙「そうかしら? 兎耳とかあるし、自分で言うのもなんだけど、結構妖怪っぽいかなあ、って思ってたんだけど」

パスカル「そうかあ? だってレイセン。 お前、エイリンさんやテイと違って、なんか凄く人間らしいぜ。 特に最近は」

鈴仙「――私が、人間らしい……?」

679 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/06/21(金) 21:20:29 ID:75QwT0e+
人間らしい。 笑いながら冗談っぽく話すパスカルだったが、その言葉を聞いて鈴仙は不思議な感覚を覚える。
そんな様子を見て、パスカルは鈴仙を窘めるようにフォローを入れる。

パスカル「おっと、気に障ったか? 悪いな。 要するに親しみが持てる、っていう意味だったんだが」

鈴仙「う、ううん。 別に気には障ってないわ! だから気にしないで!(……人間らしい、か。
確かに暢気な幻想郷の他の妖怪に比べると、私の考えや、サッカーに対する姿勢はパスカル君達に近いかも。
その事なのかな……?)」

鈴仙は疑問に思いつつも――自分自身にも思い当たる節があったため、一旦納得できたが。
自分自身の在り方については、今後大きく考えなければならないかも知れぬと、息を大きく吐いた。

鈴仙「(これも『私の在り方』の問題なのかなあ…。 いつか考えた、師匠を活かすプレーヤーとなるのか、
それとも師匠と対等な能力を持ったプレーヤーとなるのかみたいな)」

そんな鈴仙の思いつめた雰囲気を察してか――パスカルの語調はますます明るくなり、
会話は人里での遊び内容にシフトしていった。

パスカル「―――で、今度人里に行くとして、だ。 何かオススメスポットはあるのかい?」

鈴仙「え? ううーん。 オススメスポットねえ……」

A:「美味しいお茶屋さん、とかどうかしら? こないだも、ウチのウサギやてゐ達と行ったりしたんだけど…」
B:「本屋さんなんてどうかしら? 外界のサッカー雑誌とかが流れ着いているかも」
C:「兵具店は? 地味かもしれないけれど、パスカル君も護身用の道具があれば便利だと思うし!」
D:「雑貨屋さんは? 幻想郷ならではの商品とかは、きっとお土産にバッチリよ!」
E:「そういえば、妖精大連合の来生とかいうヤツが、人里に住んでいるのよね…。 会いに行ってみる?」
F:「全裸喫茶 Rob Ertは? 只今狂気度さらに+3ボーナス実施中だって!」
G:「そういうパスカル君は、どこか行きたいスポットとかはないのかしら?」
H:その他 自由選択枠

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

680 :森崎名無しさん:2013/06/21(金) 21:22:17 ID:HA/Yeedo


681 :森崎名無しさん:2013/06/21(金) 21:25:01 ID:zKJPcl+k
A

682 :森崎名無しさん:2013/06/21(金) 21:25:02 ID:8S9tH6k6
A

683 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/06/21(金) 21:45:33 ID:???
A:「美味しいお茶屋さん、とかどうかしら? こないだも、ウチのウサギやてゐ達と行ったりしたんだけど…」

パスカル「……へえ、そりゃあいいな」

鈴仙「でしょう? 老若男女問わず人気の店だから気まずくもないと思うし。 …お金もそんなにかかんないし(ボソ)」

パスカル「(なんか最後の方が切実だな……。 カグヤさんから大金を貰ったとか聞いていたが)
――そ、そういうことなら、とりあえず【来週】だな。 もしどうしても都合がつかないなら、一声かけてくれよ」

鈴仙「う、うん(うーん。これで予算を700円として…雑費も考慮して……千円くらいで足りるかなあ)」

選択としては文句のつけようも無いのだが……思考回路は相変わらずの貧乏性の鈴仙だった。

*パスカルと来週、人里に遊びに行く約束をしました。
*もし都合がつかないなら、一声かけるようにしましょう。

684 :森崎名無しさん:2013/06/21(金) 21:45:50 ID:???
H「ヒューガーが最近建てたピンクのお城みたいな宿屋があるんだけどさ・・・。 試しにいっしょに入ってみない?」

685 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/06/21(金) 22:44:28 ID:???
【敵チームミーティング】

白蓮「皆さん、お聞きください。 今日の対戦相手は、幻想郷サッカーの古豪・永遠亭ルナティックスです。
天才・八意永琳さんの圧倒的能力で支配力を高めた上で、MFの因幡てゐさんの素晴らしいプレイで相手をかき乱し…。
そしてFW・鈴仙・うどんげ……――コ、コホン! 鈴仙さんの狂気を操るシュートで点を取る。
バランスの取れた、強豪チームであると言っても大丈夫でしょう」

村紗「――そして、今大会では人里FCの藤原妹紅選手と上白沢慧音選手がおり、弱点である守備力も補強されている上、
外来人の助っ人である、中山政男選手にアラン・パスカル選手。 彼らの参入により脇も固められているので……。
決して八意永琳選手頼みの、ワンマンチームとは言えないでしょうね」

――命蓮寺ロータスのミーティングは主に白蓮が取り仕切り、それを副官である村紗がサポートする、という形を取っている。
争いを好まぬ白蓮も、試合に関しては決して手を抜く事なく真剣に取り組んでいるため、決して無能ではない。
しかも、長くトップ下として命蓮寺のかじ取りを行ってきた村紗の戦術眼は高く、
情報戦においても他の強豪チームに決して引けを取ってはいなかった。

マミゾウ「じゃが、更に儂が動物共から聞いた情報によると。 永遠亭ルナティックスはゼロセン…いや、違う…
あー、なんと言うたかのう。 ……そんな感じの兎以外には、大した得点力がない。
―――ああいんや、正確には八意永琳が居るのじゃが、奴らとてあの化け物を点取りのみに使うなど馬鹿な事はせんじゃろう」

星「ちょっと! マミゾウさん!! 鈴仙ですよ! 鈴仙・優曇華院・イナバさん! 忘れちゃダメですって!」

ナズーリン「(御主人、こうしたミーティングだったらこんな事しか言えないからなあ。
決して頭が悪い訳ではないんだけど、応用が利かない方だから)……えっと。マミゾウさんはつまり、
鈴仙さんにマークを付けるべきだと。そう言いたいのかな? ―――だったら、私も賛成だ」

686 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/06/21(金) 22:45:30 ID:???
その他のメンバーにもマミゾウやナズーリン等頭の切れる者が居る為、命蓮寺のミーティングは活発である。

小傘「ねえねえ響子ちゃん! 皆を驚かせる為に凄い設定考えたんだ! だから見てみて!」

響子「えー……なになに。 『シェルフィード・コガサリウムU世。 普段は冴えない唐傘妖怪だが、
危機がやって来ると実は暗黒戦士となり秩序(コスモス)との戦いを毎日繰り広げている。
武器は永遠なる月夜を終わらせる一羽の鳥(アンダーフェルト・イグアノドン)という名前の傘で、防具は――』」

ぬえ「――小傘、それ多分10年後の自分自身が一番驚くとか、そんなパターンだと思うよ……」

星「ちょっと小傘さん! 戦いでは何も解決しませんよ! ここは『秩序(コスモス)との平和的話し会いを、
週5日、各人のワークライフバランスを損ねない程度かつそれぞれの人権を尊重しながら明るい雰囲気で繰り広げている』
に変更すべきです!!」

ぬえ「(――あ、その話正体不明な感じでちょっといいかも)」

―――一部、会話のレベルについて来れない者も存在していたが……。


村紗「――それなら、鈴仙さんのマークは、私に任せて」

マミゾウ「おや? いいのかえ? 斯様な汚れ役を引き受けても」

村紗「(……私だって、本当はトップ下に返り咲きたい。 けれど、プライドに拘り本質を見失うのは、
聖の教えとはかけ離れているもの)……私には、この脚がありますから」

マミゾウ「脚自慢の幽霊とは、こりゃまた滑稽な! ……じゃが。
儂は儂。アンタにはアンタの仕事がある。――そういう事にしておけば、問題ナシ、じゃ」

村紗の内心を知った上で、マミゾウはニヤリと笑う。
――彼女達は二人とも賢い故、この選択の正しさを知っている。
故に諍いはなく、互いに承知の「契約」として戦略を組み立てていく。

687 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/06/21(金) 22:55:06 ID:75QwT0e+
一輪「――ところで、聖様? この間の試合で、ドリブルに閃きがあったと話してましたが。
なにかそこから成長があったのですか?」

白蓮「――ええ。 そう言えば、そういう話をしていましたね」

白蓮は回想する。先日のヒューガーズとの試合で、名だたる選手をドリブルで突破し
ゴールをもぎ取った情景を。
そしてそこから閃きがあったのだが、前回の試合から今日の試合まで時間も短い。
その上に命蓮寺のメンバーは、ドリブルを好まないため、練習時間もあまり取らなかった。
なので、常人ならば習得は困難と思われたのだが……?

先着1名様で、

★白蓮はドリブルフラグを所持→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

ダイヤ・ハート→「――残念ですが、それ以上に掴めたものはありませんね」
スペード→「うーん、もう少しで掴めそうなんですが…」(*試合中11以上で勝利で技習得(能力はUPしない))
クラブ→「ええ。 バッチリです! 今日の試合はガンガン行くわよ!」(*1/4発動のドリブル技習得)
JOKER→伝説の超人・ヒジリー「(ドリブル)力が…高まるゥ…! 溢れるゥ!」

688 :森崎名無しさん:2013/06/21(金) 22:55:54 ID:???
★白蓮はドリブルフラグを所持→ ダイヤ4

689 :森崎名無しさん:2013/06/21(金) 22:57:07 ID:???
JOKERでボール越しに人を蹴り飛ばして「クソマァー!」見たかったw

690 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/06/21(金) 23:17:44 ID:???
★白蓮はドリブルフラグを所持→ ダイヤ4 ★
ダイヤ・ハート→「――残念ですが、それ以上に掴めたものはありませんね」

一輪「そうですか……でも、私達には連携があります! 命蓮寺のゴールも、私と雲山との二人三脚で守るわ!」

気合い満々に宣言する一輪。

白蓮「――ええ、ええ。 それに私達の強みはやはりパスワークですから。
私達らしく、私達の方法で、良い勝負が出来ればそれでいいのですよ、一輪」

バケバケ「バケ〜!」

白蓮はそれに穏やかに返し、名無しの選手――バケバケすらもがそれに同調する。

ぬえ「(私はもっとガツガツ行った方が良いと思うんだけどなあ…。 そんな事言ったら今以上にハブられるし、
どうしてもヤバイ時はきっとマミゾウさんが何か言ってくれるだろうしいーや、べつに)」

一部、内心で同調しない選手もいたが…それはごく少数であり、大きな不満を持っているわけではないため、
チームは揺らぎはしない。
それには、新興勢力でありながら早い勢いで成長し、幻想郷サッカー界でも高い人気と地位を得る事ができたという、
白蓮の(本人は意識していないが)実績もあったのだろう。白蓮は試合開始前、メンバーにこう告げる。

白蓮「皆で心を通わせ合うサッカーを皆さんに見せられれば、個人技にはない、
サッカーの良さを皆さんにも知っていただけます! 妖怪も人間も平等に球を蹴る事の楽しさ!
良い勝負を通じてこれを伝えていくのだと言う事を忘れずに。 ――今日は「楽しみ」ましょう!!」

皆「「「「「「「「おーーーーーーーーーう!!!」」」」」」」」 ぬえ「おーう」(棒)

白蓮は。――いや、命蓮寺ロータスのメンバーの多くはあくまで、勝利そのものには拘らない。
ヒューガーズとの戦いを通して、攻撃の重要性も学んだが、彼女らの脳裏にあるのは変わらない。
サッカーを通じて、心の繋がりを深め広げる事。そして、良い勝負をして楽しむ事。
鈴仙や中山達とはまた違った正義を孕んだその思想が、ルナティックスを打ち砕くか否かは……誰にもわからない。

691 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/06/21(金) 23:32:59 ID:75QwT0e+
実況「さあ!! 試合開始を前にして、いよいよ選手がサッカーコートの控室から現れました!
両チームともに気合いは充分!! まーもーなーく! キックオフです!!」

観客「ワアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!」「えーりーーーん!! あんな生臭坊主なんて楽勝だぞーーー!!」
「ひじりーん!! 皆と協力して南無三だーーー!!」「しょーう! しょーう! しょーう!」「れいせんちゃーん!!」

鈴仙「(――これまでのルナティックスでの対戦では、どちらかといえば格下と対戦する事が多かったけど。
今日の試合は、恐らく五分五分。 今までの試合とは違う! そう思って試合に臨まなきゃね!)」

中山「(――随分と身体が軽い。 もうすぐだ。もうすぐ俺はこのブランクを解消して。
……スタートラインに立てる。 翼や森崎、日向がもう半年以上前にスタートしたレースの。
だが、焦りは禁物。落ち着いて、自分の進むべき道を探していこう)」

永琳「(――攻撃陣は、私とパスカル君が居る分やや有利。 守備陣は……やや不利かしらね)」

鈴仙達ルナティックスメンバーが気合いを入れ直している間、一人の選手が鈴仙に話しかけてきた。
その人物とは――?

先着1名様で、

★鈴仙への来訪者(たぶん)→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

ダイヤ→星だった。
ハート→ナズーリンだった。
スペード→村紗だった。
クラブ→ぬえだった。
JOKER→伝説の超人・ヒジリー「カグロッ…トォーーーー!!!!」

692 :森崎名無しさん:2013/06/21(金) 23:34:19 ID:???
★鈴仙への来訪者(たぶん)→ ダイヤ2

693 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/06/21(金) 23:44:10 ID:75QwT0e+
★鈴仙への来訪者(たぶん)→ ダイヤ2 ★
ダイヤ→星だった。

星「こんにちは、鈴仙!」

鈴仙「――星!!」

この間の試合で、かなり打ち解けていた鈴仙と星は挨拶の後、互いに握手を交わす。

星「……ふふ。 今日はお手柔らかにお願いしますね、鈴仙さん?」

鈴仙「そっちこそ。 今日は負けないんだからね」

星の笑顔に合わせ、鈴仙も笑みを返す。
特に会話が無くとも、互いが互いのサッカーへの熱意を感じ取れるようだった。

鈴仙「(――この前の試合では心強い相棒だった星が、今日は敵のエースストライカー。
こうなったら、負けていられないわね! さあ、何を話そうかしら?)」

A:「今日はお互いに楽しんで行きましょう!」穏健に返す。
B:「――私の瞳で、狂わせてあげるわ!」やや好戦的に返す。
C:「今日の試合、どっちが沢山ゴールできるか、勝負ね!」ゴール数を競ったりする。
D:「ところで、ヒューガーはもう大丈夫なの?」ヒューガーの事を心配する。
E:「この試合が終わったら、もう二度とサッカーなんてしたくないって思わせてあげるわ」とても好戦的(?)に返す。
F:その他 自由選択枠

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

694 :森崎名無しさん:2013/06/21(金) 23:45:38 ID:oWmqbpkE
A

695 :森崎名無しさん:2013/06/21(金) 23:46:38 ID:qZ5SLsx6
C

696 :森崎名無しさん:2013/06/21(金) 23:51:00 ID:8S9tH6k6
B

697 :森崎名無しさん:2013/06/21(金) 23:56:55 ID:zKJPcl+k
B
挑発はしたくないけどAはちょっと穏便すぎるかなあ

698 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/06/22(土) 00:25:05 ID:???
>>684
店員「ご休憩は一人3000円です」鈴仙「あ…高いのでやめときます」霊夢「私の技よ!」パスカル「(何だろうこの人…)」
>>689
JOKERだったら一コロがムシケラドリブル(仮)の実験台になってましたねw
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
B:「――私の瞳で、狂わせてあげるわ!」やや好戦的に返す。

鈴仙「――私は楽しむなんて甘い事は言わないわ! 私は全力で勝って見せる! 狂気の瞳で狂わせてあげるわ!」

鈴仙はやや好戦的に、しかし星との関係を壊さぬ程度に宣言する。
ヒューガーズ戦でも、狂気の瞳の効果は若島津に対して大きく働いていたため、
星始め命蓮寺ロータスのメンバーもまた、それを良く理解している。
星はそんな鈴仙に対してやはりニコリと笑って。

星「……そうですか。 しかし、私達にも意地や信念があります。 そしてそれは皆さんが思う以上に困難な。
――ですので、私も、全力で「楽しんで」見せますよ!」

明るく、鈴仙に対して宣戦を布告した。

鈴仙「――っ!(……そういえば、今の私って。 そんなにサッカーを楽しめて……ない?)」

鈴仙はそんな星のサッカーへの姿勢。『全力で楽しむ』という彼女なりの目標を聞いて虚を突かれた感覚に陥り。

中山「(寅丸さんの言葉……俺にも当てはまるな。 ひょっとしたらこの前の特訓の失敗も、
互いに上を身過ぎたせいで、サッカーの根源的な楽しみを忘れかけていたのが原因だったのかもしれない。
――この試合、俺や鈴仙さんのサッカーへの姿勢について、改めて考え直すいいきっかけとなると良いが)」

そして近くでその会話を聞いていた中山もまた、星の言葉に気付かされる物があったようだった。

*星の評価値がやや上がりました。

699 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/06/22(土) 00:31:32 ID:1h0AJdmY
実況「さあ〜! いよいよキックオフです!!」

白蓮「お譲りします」

輝夜「あら、悪いわね。 ……じゃあ私は表ね」

白蓮「それでは、私は裏になりますね。 ありがたい事です」

輝夜「あら? 裏ってなんか一般的には縁起の悪そうな気がするけれど?」

白蓮「あらゆる物に感謝しなくてはなりませんから。 空気の如く目に見えずとも、
貴女を生かしてくれるための様々な物が、この世界には溢れているのですよ?」

輝夜「――ご説法なら、間に合ってるわ。 それより、さっさとコイントスを」

先着1名様で、

★コイントス→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

ダイヤ・ハート→ルナティックスボール
スペード・クラブ→命蓮寺ボール
JOKER→そのとき、ロベルト本郷(全裸)の 露出狂黄金コンビプレイ が輝夜の顔面に直撃!!
       (*ヒャッホーが出たらJOKERでなくてもこの分岐に強制的に行きます)

700 :森崎名無しさん:2013/06/22(土) 00:32:55 ID:???
★コイントス→ ダイヤ10

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