キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
キャプテン森崎まとめ掲示板TOP

■掲示板に戻る■ 全部 1- 101- 201- 301- 401- 501- 601- 701- 801- 901- 最新50


レス数が1000を超えています。残念ながら全部は表示しません。
【真っ直ぐに】鈴仙奮闘記6【突き進め】

1 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/06/26(水) 23:52:13 ID:???
このスレは、キャプテン森崎のスピンアウト作品で、
東方Project(東方サッカー)とのクロスオーバー作品です。

内容は、東方永夜抄の5ボス、鈴仙・優曇華院・イナバがサッカーで師匠を超えるために努力する物語です。
また、ストーリーやカードの展開次第で、いくつかのキャプテン森崎のキャラクターも、
それぞれの思惑を持ちながら、幻想郷の住人との交流を通じてサッカーを極めていくことになるでしょう。

他の森崎板でのスレと被っている要素や、それぞれの原作無視・原作崩壊を起こしている表現。
その他にも誤字脱字や稚拙な状況描写等が多数あるかと思いますが、お目こぼし頂ければ幸いです。

☆前スレ☆

【饂飩王奥義】鈴仙奮闘記5【うどんゾーン】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1370180781/

☆あらすじ☆

ある日突然幻想郷にやって来た外来人、アラン・パスカルと中山政男との出会いにより、
師匠、八意永琳に並ぶ選手になると決心した鈴仙・優曇華院・イナバ。

次なる挑戦の場は、以前一緒にヒューガーへと立ち向かったメンバーも居る、命蓮寺ロータスとの練習試合!
QBKを克服した優秀なストライカー寅丸星や、テクニシャンなトップ下二ツ岩マミゾウ。
そして本気を出した日には鈴仙達をクソマァしちゃうまでのパワーを持った超人・聖白蓮!
彼女達を始めとした強豪チーム相手にも永遠亭ルナティックスは前半17分で2−1と優勢。
しかも鈴仙を慕うヒロイン?ウサギAがとうとうポテンシャルを解放し絶好調!
そんな中で、天才・八意永琳が久しぶりに圧倒的な力を見せるもマミゾウさんがマミってしまい……?

819 :森崎名無しさん:2013/07/14(日) 17:42:20 ID:???
★イベント判定→ スペード7

820 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/07/14(日) 18:10:09 ID:y6CoZ46Y
★イベント判定→ スペード7 ★
ダイヤ・ハート・スペード→無事に人里へ着いた。

ザッ、ザッ、ザッ……。

鈴仙「ふう…無事に着いたわね!」

鈴仙一行は結局何の被害に遭う事も、道に迷う事もなく人里へとたどり着いた。

中山「久しぶり…でもないか。 試合の時も一応来ているしな」

パスカル「けれど、こうして普通に来るのは俺は数カ月ぶりだぜ」

パスカルと中山は感慨深くそこそこ活気に満ち溢れている人里の様子を見ている。
やはり普段は患者以外の人間があまり寄りつかない永遠亭での生活には無い刺激が
恋しかった所があったのかもしれない。

鈴仙「(さってと。 とりあえずお茶屋さんに行くって話をしてたのよね。
試合の時は「夢桜」を案内しようと思ってたけれど…それでいいかしらね?
お茶屋さんだったら前にてゐが教えてくれた場所もあったけれど……)」

A:以前話した通り「夢桜」へ行く。(予算:500円〜)
B:前にてゐの教えてくれたカフェ「ミラクルフルーツ」へ行く。(予算:500円〜)
C:折角なので、案内がてらに新たな店を発掘してみる。(予算:500円〜1000円)
D:その他 自由選択枠

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

821 :森崎名無しさん:2013/07/14(日) 18:12:59 ID:1L+QTZAo
A

822 :森崎名無しさん:2013/07/14(日) 18:23:18 ID:k8OcfFYs


823 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/07/14(日) 18:50:51 ID:???
A:以前話した通り「夢桜」へ行く。(予算:500円〜)

鈴仙「(まあ…でも前に行った事のあるお店を選んだ方がきっと安全よね)
じゃあ二人とも、私にちゃんと着いて来るのよ!」

中山「ああ、今日は宜しくな、鈴仙さん!」

パスカル「(張りきってるなァ、レイセン)」

鈴仙は張り切りながら中山とパスカルを引率していく。
人里で一番大きな酒場、雑貨店、貸本屋など…。
幻想郷の文化レベルは現代と比べて大きく遅れてはいるが、
中には現代的な店(この間中山と行ったファンシーショップとか)もあり、
伝統の中に近代と西洋の香りのする人里は二人にとって、とても興味深いものだったようだ。
そうして鈴仙達は数時間程人里を歩いて周り……。

鈴仙「さて、ここらで一休みしましょうか」

――先日もウサギ達と訪れた茶店、「夢桜」へと訪れたのだった。

824 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/07/14(日) 18:51:59 ID:y6CoZ46Y
店員「いらっしゃいませ! 何名様でしょうか?」

鈴仙「あ、三名でお願いします」

店員の案内を受けて三人は店の奥の座席に座る。
店は相変わらずの繁盛だった。

中山「うわっ、凄い混み具合だな…まるで俺達が元居た世界の店のようだ」

パスカル「ふーん。 これが日本の伝統文化と…伝統的な甘味か。 気になるなあ」

鈴仙「(うん、とりあえずは二人とも店の雰囲気に悪い印象は持っていないみたいね。
……で、注文は何にしようかなあ……あ、桜餅が別のメニューに変わってる.。
折角お金持ってるし、色々チャレンジしてみようかなあ……)」

鈴仙が注文したメニューは…。

A:くずきり:500円
B:かき氷:800円
C:クリームあんみつ:800円
D:特製白玉ぜんざい:1000円
E:超巨大和風パフェ:30分以内に完食で無料。失敗したら2000円
F:鈴仙「すみませーんお茶おかわりください!いやあ旨いですねこの店のお茶!」:0円

鈴仙の所持金:9080

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

825 :森崎名無しさん:2013/07/14(日) 18:53:56 ID:Fh3SqCwU
C

826 :森崎名無しさん:2013/07/14(日) 18:56:38 ID:qsiy2n56


827 :森崎名無しさん:2013/07/14(日) 18:57:27 ID:ufY+Rza+


828 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/07/14(日) 19:47:26 ID:y6CoZ46Y
C:クリームあんみつ:800円

鈴仙「(こないだこれ食べておいしかったし…これにしよ)」

激しく前例踏襲型の鈴仙だった。

中山「じゃあ俺は…くずきりにするよ」

パスカル「それじゃあ俺はかき氷だな。 実は一度、日本の氷菓を食べて見たかったんだよ」

そうこうしている間に中山とパスカルもメニューを決めて…。
やがて三人の前に三種類の商品が提供される。

中山「どれどれ……うん! 蜜にも全然嫌な甘味がなく、そこはかとない葛の香りも感じられて美味しい!
俺は甘い物は正直あまり好きではない、と思っていたが…。 これなら幾らでも食べられるぞ!」

パスカル「(どうして料理漫画の登場人物のような口調なんだ、ナカヤマは…)
レイセン、この黒いブツブツは一体……?」

鈴仙「ああ……これは粒餡ね。 いわゆる宇治金時ってやつよ」

パスカル「そ…そうか(シャリッ)あ、甘い……そして独特の、日本茶のフレーバーがなんとも…」

美味しそうに葛切りを頬張る中山とは対照的に、パスカルはかき氷に中々苦戦しているようだったが。
それでも試行錯誤をしながら美味しく食べようとしていた。

鈴仙「さて……私も」

パクッ。

鈴仙もまた、クリームあんみつをパクリと口にして……。

829 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/07/14(日) 19:48:33 ID:y6CoZ46Y
先着1名様で、

★クリームあんみつのお味は?U→! card★

と書き込んでください。マーク・数値で分岐します。

ダイヤ絵札→すっごく美味しい!!最大ガッツ+10!
クラブA→鈴仙「う〜ん。 このガリガリとした歯ごたえとプラスチックの香りがなんとも…」
      店員「お客様すみません! 間違えて店頭掲示用のサンプル品を出してしまいました!」鈴仙「」
その他→普通に美味しい!
JOKER→鈴仙「ンまぁああ〜い!!」最大ガッツ+30!更に…?

830 :森崎名無しさん:2013/07/14(日) 19:49:48 ID:???
★クリームあんみつのお味は?U→ ダイヤQ

831 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/07/14(日) 20:06:44 ID:???
★クリームあんみつのお味は?U→ ダイヤQ ★
ダイヤ絵札→すっごく美味しい!!最大ガッツ+10!

鈴仙「(う…う、う、…うまいぞおおおおおおお!!)」

鈴仙の口にしたクリームあんみつの旨さは……以前訪れた時のそれをも激しく凌駕していた。

鈴仙「口の中に入ったと思えば、クリームの優しいバニラの香りが、
これから訪れるであろう甘味の到来を予言し! そうしてキリリと冷やされた寒天が私の歯の神経に
麻薬じみた快感を与える! これだけでこの甘味の絶品さは証明されたが更に攻撃は続く!
黒蜜の上品かつ煽情的な甘さに餡子の王道な甘みが重なり、しかし杏を筆頭とした果実の爽やかな酸味が
決してその甘味をしつこく陳腐な物とはさせない! ああ! ああ〜〜!!
生きてて良かった! 地上に来て良かった! 生まれて来て良かったぁあああああ〜〜〜!!!!!!」

中山「(鈴仙さん……凄い顔だ。 美味いのは分かるが、本当に正直な人というか何というか……)」

パスカル「(シャリシャリ)お、こうやって混ぜて食べると…意外と美味いぞウジキントキ…」

中山が冷静な突っ込みを入れ、パスカルがかき氷に熱中する中…。
鈴仙は独り人生(人間じゃないけど)で最も幸福な時間を過ごしていた。

*鈴仙の最大ガッツが+10されました。790→800
*鈴仙の最大ガッツが800を超えました! 以降練習や特訓等での最大ガッツの上昇幅が下落します。

832 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/07/14(日) 20:07:47 ID:y6CoZ46Y

鈴仙「(さ…さて! 折角の機会だし、中山さんやパスカル君との親交を深めようかしら?
それとも、店内を見渡して知り合いを探そうかしら?
これだけ人が居るのなら、何かしら知り合いには出会えそうだしね)」

A:美味しそうにくずきりを食べている中山に話しかける。
B:かき氷に苦戦しているパスカルに話しかける。
C:二人一遍に話しかける(*個別に話しかけるより話題、効果は弱くなります)
D:店内を回ってみる(判定で知り合いに会えます)

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

833 :森崎名無しさん:2013/07/14(日) 20:10:54 ID:73/aHhWA
C

834 :森崎名無しさん:2013/07/14(日) 20:12:04 ID:Fh3SqCwU


835 :森崎名無しさん:2013/07/14(日) 20:16:33 ID:CSnbB+EQ
B

836 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/07/14(日) 20:35:25 ID:y6CoZ46Y
B:かき氷に苦戦しているパスカルに話しかける。

鈴仙「(…………)」

パスカル「(餡子と練乳。 そしてフレーバー付きの氷とのバランスが…う〜む)」

パスカルは何やら難しい顔をしながら、眼前の氷の塊との対決を続けている。

鈴仙「(ぷっ。 ……なんだかいつもの真面目だけど要領の良いパスカル君とは違って面白いわね。
――どうやって声をかけようかなあ…?)」

A:「どう? かき氷美味しい?」かき氷について話す。
B:「人里はどうだった?」今日の人里散策について話す。
C:「そう言えば、この辺に来生とかいう外来人が住んでるらしいけれど…」来生について話す。
D:「永遠亭での生活で、困っている事とかない?」生活の悩みについて話す。
E:「この間の試合、どうだった?」命蓮寺との試合の感想について話す。
F:「そのかき氷はできそこないだ。 食べられないよ」美味について語る。
G:その他 自由選択枠

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

837 :森崎名無しさん:2013/07/14(日) 20:36:11 ID:k8OcfFYs


838 :森崎名無しさん:2013/07/14(日) 20:37:20 ID:qsiy2n56


839 :森崎名無しさん:2013/07/14(日) 20:37:43 ID:C4qywPSY


840 :森崎名無しさん:2013/07/14(日) 20:38:49 ID:GpCQJGew
c


841 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/07/14(日) 21:54:59 ID:???
C:「そう言えば、この辺に来生とかいう外来人が住んでるらしいけれど…」来生について話す。

鈴仙「中山さんが言ってたけれど……前の妖精大連合戦で監督(?)をしていた
来生っていう外の世界出身のサッカー選手が居るみたいなのよ」

パスカル「ふむふむ……(そんな奴、居たっけな……)」

外の世界の選手、というだけでも共通項を感じられるためか、パスカルは熱心に耳を傾ける。
ただ残念な事に、肝心のアルゼンチン戦では来生は殆ど活躍しないまま退場しており、
また直接対峙する事も無かったがために、あまり記憶に残っていなかったのだが…。

鈴仙「なんでも「南葛の点取り屋」を自称して、ドリブル突破を得意とするけれど、
調子の浮き沈みが激しいっていう…」

パスカル「(点取り屋……ドリブルが得意……調子の浮き沈みが激しい……――あっ!)」

〜回想シーン・ハンブルグVS全日本Jr.ユースの試合にて〜

来生「ヒャッホーッ!やったぜーっ!さあ、俺に限りない賞賛と祝福の嵐を!」

来生「…あれ?ゴールの笛は?歓声は?」

ラインズマン「何を言っているんだね、君は…さっきボールを奪われていたじゃないか」

来生「ええええっ!?い、何時の間にっ!?」

観客「ぶははははははははは!!!」「ゴッ、ゴールを決めたつもりになっていやがった!」
「なんだこれ!ジャパニーズジョークかあ!?」

ディアス「ひゃはははははははは!だ、駄目だ、腹いてえ〜!うわーっ、落ちる落ちるギャハハ!パスカル助けてハハハハッハッハァ!!」

パスカル「す、すまん…クククッ…お、俺も立ち上がれない…ヒーッ、苦しい…ププププッ…」

842 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/07/14(日) 21:56:10 ID:???
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

パスカル「あいつか! あのディアスに何となく似ているようで違う、あの選手!
そうか! あいつがキスギだったのか!」

そうして更にパスカルは思い出す。
その一見ただのコメディアンにしか思えないようなプレーをかまして見せた来生が。

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

来生「点取り屋は……伊達じゃあないっ!!」

ダッ! ギュンッ! グワッ…ズバアッ!

若林「(動きを…読まれている!? しかも……来生の癖に……早いッ!)――と、届けっ…!」

テン、テン、テン、テン…ピタッ。

ピィイイイイイイイイイイイイイイイ!

実況「ゴーーーーーーーーーーーーーーールゥウウウウウウ!!来生くん自ら切り込んで決めました!
素晴らしい個人技です!全国中学サッカー大会優勝校の不動のCFWだった実力をみせつけるゴールでした!
3−1!3−1です、全日本Jrユース格上と思われた相手に前半28分で脅威の追加点!!」

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

843 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/07/14(日) 21:58:29 ID:???
〜回想終わり〜

パスカル「(そう。 そんなふざけた奴が、ドイツでも有数との評判だった日本人GK――。
ワカバヤシ・ゲンゾーをも圧倒していたんだ! 確かに俺達の試合では目立たなかったキスギだが、
その実力は確かに本物だった。 俺は、こんな選手を見逃していただなんて……!)
――あ、ありがとうレイセン! そうか、アイツが……もしそうなら……ブツブツ……」

パスカルは鈴仙に軽く礼を告げると、かき氷にも目をくれず、来生について必死に考えている様子だった。
そうして考えている内に――パスカルは身をガバリと起こし、再び鈴仙に話し始める。

パスカル「――レイセン! 今日はもう時間的にも厳しいし、ナカヤマも居るから良いんだが…。
また、人里に連れていってくれないか!? いつでも良いから。 ……一度、キスギに会ってみて、
試したい事があるんだ!」

鈴仙「え? い、良いけど……(パスカル君。 幻想郷でもディアス君のサポート役として
より活躍出来るようになりたいってのが夢だったのよね。
だから、ディアス君に近いプレースタイルの来生君を代用にして、
新たなサポートの為のスキルを身につけようと思っている……? 
師匠もディアス君似なのかも知れないけれど、性格が違いすぎるし。
……もしも時間が空いたら、パスカル君と人里探索も良いかもね)」

何時になく興奮して話すパスカル。
ずっと一緒だった相棒との別離が、パスカルに様々な連携のアイデアを与えていたにも関わらず。
それを実践できない、というフラストレーションが、彼の中にも密かに溜まっていたのかもしれない。
ともかく、パスカルと来生の出会いが彼に更なるプレースタイルの進歩を齎す事は間違いが無さそうだった。

*パスカルが新スキルのフラグのフラグを入手しました。来生と接触する事でフラグが進行していきます。
*パスカルを人里に連れて行かなくても、パスカルの評価値は変動しません。また期限もありません。
 てゐとのコンビプレイやその他必殺フラグと同じように、数値上昇の機会が与えられたというだけです。
*パスカルの評価値がやや上がりました。

844 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/07/14(日) 21:59:35 ID:y6CoZ46Y

中山「さて、と。 ――そろそろ会計に行こうか」

鈴仙「ああ…そうね。 もうこんな時間だもの。 早くに帰らないと師匠に怒られちゃう」

それから鈴仙達は、中山も交えながら雑談をし…やがて人里を出発する予定の時間となる。

パスカル「会計だが…普通に三人別々で良かったよな?」

鈴仙「(……待って。 ここは私が奢る事でお姉さんアピールをしつつ金持ちキャラを定着させる
チャンスなのでは……!? い、いやまあ普通に払ってもそんなもんでしょうけど……)」

A:普通に三人別々で良い。(費用:800円)
B:少しだけ多めに出してやる。(費用:1000円)
C:大人っぽく奢る。(費用:2100円)
D:鈴仙「あーおさいふわすれちゃったーなかやまさんおごってー(棒)」(費用:0円)
E:その他 自由選択枠

鈴仙の所持金:9080

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

845 :森崎名無しさん:2013/07/14(日) 22:00:04 ID:qsiy2n56


846 :森崎名無しさん:2013/07/14(日) 22:02:12 ID:AzTPPE+o
A

847 :森崎名無しさん:2013/07/14(日) 22:03:40 ID:k8OcfFYs


848 :森崎名無しさん:2013/07/14(日) 22:03:56 ID:Fh3SqCwU


849 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/07/14(日) 22:38:28 ID:???
C:大人っぽく奢る。(費用:2100円)

店員「お会計は2100円になりますー」

鈴仙「あっ、一緒に払います(ふふふ、これいっぺんやって見たかったのよねぇ…)」

内心不純な気持ちで財布から1000円札を二枚、100円玉を一枚出す鈴仙。
(永琳のせいで)万年金欠だった鈴仙にとっては、年少のウサギ達の為に気前よく奢る
てゐ等の姿が非常に眩しく、こうする事に憧れを抱いていた。

中山「ありがとう、鈴仙さん、じゃあ俺は500円だから…」

と、財布に手をかけようとする中山に、鈴仙が手で待ったをかける。

鈴仙「今日は良いわ。 ―――私のおごりよ」

パスカル「おいおい、そんな気を遣わなくたっていいよレイセン! 
大体あんただって万年貧困に喘いでいるって、永遠亭のウサギ達で専らの噂だぜ!」

鈴仙「大丈夫、大丈夫! ほら私、こないだのマンオブザマッチとかでお小遣い余裕あるし!」

中山「いや、だからこそこういう時は節制すべきじゃあないのかい、鈴仙さん?」

鈴仙「まあまあ、ここは――(しまったわ……逆に罪悪感を抱かせちゃったかも!?
ていうか万年貧困に喘ぐって、巫女じゃああるまいしそこまでじゃあないわよ!)」

……と、慎み深い外来人の二人に心配されながらも何とか説得し三人分の料金を支払う鈴仙。
だが当然奢って貰ったという恩は大きいし、それで鈴仙の態度を疑問視するような彼らでもない。
――ただ、鈴仙のお姉さんキャラアピール&金持ちキャラの定着は少し失敗したようだった……。

*三人分奢り、2100円減りました。9080→6980
*中山とパスカルの評価値が上がりました。

850 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/07/14(日) 22:41:56 ID:y6CoZ46Y
>>849にて、鈴仙の所持金は9020→6920でした。ステータス欄にて訂正いたします。
〜6月2週・自由行動フェイズA〜

鈴仙「――ふう。昨日は出費もそこそこだったけれど、代わりに良い収穫もあったわね!
さて、今の所予定はもう無いから割と自由に動けそうだけど…どうしようかしら?」

現在の能力値
選手   ド  パ  シ   タ  カ   ブ  せ  総   高/低 
鈴仙  47  46  48  45  45  41  45  317  2  2 

最大ガッツ:800
現在のおこづかい:6920
永琳印象値:24
人気:35
狂気度:3
所持アイテム:普通のお札×1(妖怪との戦闘時、敵数値−2)、伝説の眼鏡(使用するとセーブ力+1)
       しあわせになれるくすり(狂気度+30、全能力−1)、焼き芋無料券(妖怪の山焼き芋屋で使用可)

A:永遠亭に居る(さらに分岐)
  主に永遠亭に居るチームメイトと交流をします。
  評価値を上げたり特別なイベントを起こしたりできます。
B:外出する(さらに分岐)
  買い物をしたり、永遠亭に居ないチームメイトや、
  その他の幻想郷の住人と交流できるチャンスがあります。
C:気晴らしに玉兎通信でもしてみる。(さらに判定)
  ランダムで、色々な情報が入ります。運が良ければ必殺技フラグも入手できるかも…
D:狂気度を使用する(さらに分岐)
  貯めた狂気度をスキルなどに替えることができます。この行動では時間が経過しません。
E:アイテムを使用する
  所持しているアイテムを使用します。この行動では時間が経過しません。
  (現在ここで使用可のアイテム:しあわせになれるくすり)
先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

851 :森崎名無しさん:2013/07/14(日) 22:43:42 ID:+sWua2kY
A

852 :森崎名無しさん:2013/07/14(日) 22:44:09 ID:k8OcfFYs
E しあわせになれるくすり
当分試合しないだろうし。

853 :森崎名無しさん:2013/07/14(日) 22:46:18 ID:73/aHhWA
C

854 :森崎名無しさん:2013/07/14(日) 22:46:28 ID:qsiy2n56


855 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/07/14(日) 22:49:43 ID:y6CoZ46Y
A:永遠亭に居る(さらに分岐)

鈴仙「今日も今日とて、おうちに居ましょうか…それとも誰かを誘って外出もいいかも」

A:永琳に会いに行く
B:輝夜に会いに行く
C:てゐに会いに行く
D:ウサギ達に会いに行く(会いたいウサギを指定してください。例:ウサギA)
E:中山に会いに行く。
F:パスカルに会いに行く。
G:自室でゆっくりする(ランダムイベントをもう一回起こせます)

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

856 :森崎名無しさん:2013/07/14(日) 22:51:12 ID:Fh3SqCwU


857 :森崎名無しさん:2013/07/14(日) 22:51:35 ID:+sWua2kY
A

858 :森崎名無しさん:2013/07/14(日) 22:52:09 ID:qsiy2n56


859 :森崎名無しさん:2013/07/14(日) 22:53:23 ID:k8OcfFYs


860 :森崎名無しさん:2013/07/14(日) 22:53:26 ID:hrN1jKkU
A

861 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/07/14(日) 23:02:11 ID:y6CoZ46Y
C:てゐに会いに行く。

鈴仙「てーゐ? 入るわよー?」

鈴仙はてゐの部屋の襖を開ける。

てゐ「ん〜? 何鈴仙? 私今眠いんだけど〜」

鈴仙「もう10時よ……。 あんた一体、昨日何してたのよ?」

てゐ「へっへ〜。 な・い・しょ♪」

鈴仙「(まあどうせ、いつも通りの大した事ない悪戯でしょうね…たまに大した事があるから怖いんだけど。
――それより、何を話そうかしら?)」

A:雑談をする(評価値があがります)
B:サッカーの話をする(一緒に練習できたりします)
C:外に遊びに行かないか誘う(一緒に遊びます。場所によってはイベントが発生するかも)
D:いろいろ手伝ってあげる(てゐの仕事や悪だくみの手伝いをします。お金が入るかも?)
E:「ショックで渡米してやる!!」(鈴仙奮闘記アメリカプロ編が始まります(*うそです))
F:その他 自由選択枠

先に2票入った選択肢で続行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

862 :森崎名無しさん:2013/07/14(日) 23:04:13 ID:+sWua2kY
B

863 :森崎名無しさん:2013/07/14(日) 23:04:33 ID:k8OcfFYs


864 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/07/14(日) 23:13:13 ID:y6CoZ46Y
B:サッカーの話をする(一緒に練習できたりします)

鈴仙「サッカーについての話なんだけどさ……」

てゐ「うんうん。 こないだのアレの練習? それとも選手情報?」

鈴仙「それは……」

A:幻想郷の選手について聞く(幻想郷の主に弱小〜中堅選手について聞けます)
B:コーチングを提案する(てゐの能力を上げることができますが、効率はやや下がります)
C:コンビプレイの練習をしないか誘う(! dice/2で練習できます。現在2/20)
D:一緒に軽く練習しないか誘う(練習できますが、成長効率はかなり下がります)
E:その他 自由選択枠 両取り的な選択等、できないものもあります。

先に2票入った選択肢で続行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

865 :森崎名無しさん:2013/07/14(日) 23:16:17 ID:k8OcfFYs


866 :森崎名無しさん:2013/07/14(日) 23:16:24 ID:73/aHhWA
E
最近の伸び悩みについて

867 :森崎名無しさん:2013/07/14(日) 23:18:13 ID:+sWua2kY
C

868 :森崎名無しさん:2013/07/14(日) 23:22:18 ID:hrN1jKkU
C

869 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/07/14(日) 23:29:35 ID:y6CoZ46Y
C:コンビプレイの練習をしないか誘う(! dice/2で練習できます。現在2/20)

鈴仙「当然、アレに決まってるじゃない!」

てゐ「アレね。 ……そんなら、やりますか」

鈴仙とてゐは、永遠亭備え付けのサッカーコートにて、ひたすらパスに動きを合わせる練習を行った。

先着1名様で、

★鈴仙とてゐのコンビプレイ練習→! dice/2★

と書き込んでください。数値の合計が経験点にプラスされます。

870 :森崎名無しさん:2013/07/14(日) 23:30:04 ID:???
★鈴仙とてゐのコンビプレイ練習→ 1 /2★

871 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/07/14(日) 23:34:52 ID:???
★鈴仙とてゐのコンビプレイ練習→ 1 /2★
→1ポイント上昇!

てゐ「て〜いっ!」

バシュン! ギュン!ギュン!ギュン!ギュン!

鈴仙「(動きの規則性だけはなんとか読めてきたかも! 後はこれを…!)――って、アラッ?」

スカッ!  ポン、ポン……

てゐ「ぷぷぷ。 ダメダメじゃん、鈴仙!」

鈴仙「う――うるさいわねぇ! アンタこそもっとスタミナ付けなさいよ! でないと練習しようにも出来ないじゃない!」

てゐ「……善処いたします」

二人はあまり効率的とは言えないまでも、最低限の成果を残す事に成功した。

*てゐとのコンビプレイフラグの経験値が1上昇しました!(現在:3/20。20ポイントで新必殺技を未完成で入手)

872 :森崎名無しさん:2013/07/14(日) 23:40:23 ID:???
見計らったかのようにまた1が…とりついてる
全然違うことやったほうがいいのかな

873 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/07/14(日) 23:40:31 ID:???
〜6月2週・練習フェイズ〜
鈴仙「さて。今日からまた心機一転、頑張りましょう! …といっても、試合が無いと中々モチベーションが
維持できないでしょうし、そこもまた難しいわね。 とりあえず、伸びて欲しい選手も伸ばしたい能力も
一杯あるけれど……どこから手を着けるべきかなあ…?」

現在の能力値
選手   ド  パ  シ   タ  カ   ブ  せ  総   高/低 
鈴仙  47  46  48  45  45  41  45  317  2  2 

所持中のフラグ:空シュート(10/20)、パスカット(10/20)、てゐとのコンビプレイ(3/20)、
オフサイドトラップ(0/20)、タックル(10/20)

最大ガッツ:800

ルナティックレッドアイズ(1/4でドリブル+2)
ラビットスターター(1/4でドリブル+2、吹飛2)
マインドシェイカー(シュート+5、1/4で敵GKにバランス崩しペナ(−2))160消費 
マインドブローイング(シュート+7、1/4で敵GKにバランス崩しペナ(−2))200消費
月人師弟コンビ(パス+2の連続ワンツー、要永琳)60消費
タイガーバニーシンフォニア(パス+2の連続ワンツー、要星)80消費
スキル・狂気の瞳LV3(全判定につき、スート(色)一致時敵能力−2(マーク一致時敵能力−3と選択可))
スキル・心象操作LV1(自分が反則時の判定1段階緩和)

A:基礎能力を上げる(更に分岐)
B:必殺技の練習をする(更に分岐)
C:スタミナをつける(判定で最大ガッツが上がります)
D:コーチングをする(更に分岐)

☆現在一緒に練習できる選手(()内は所持フラグ、数値は所得経験値(10で技習得))☆
輝夜、妹紅(シュート0、せりあい0)、慧音、てゐ(パス0、パスカット0)、中山(ドリブル0)、
佳歩(タックル0)、ウサギB、ウサギC、ウサギD、ウサギE:無条件で参加
永琳(タックル0、ワンツー0、シュート0)、パスカル(ドリブル0):コーチングの為不参加(パスカルは判定次第で練習可能)

874 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/07/14(日) 23:41:31 ID:y6CoZ46Y
【補足・備考・注意点】

・一緒に練習したい選手がいる場合、選択肢の後にその選手の名前を記してください。
(例:A(一人で基礎能力練習の場合)、B妹紅(妹紅と必殺技練習したい場合))

・【誰かと一緒に練習をする場合】、もう一人の選手の能力値も上昇し、評価値も上がりますが、
 【鈴仙自身の成長効率は下がります】。
(基礎練習では上がりやすさ1段階ダウン、必殺技練習では! dice→! dice/2に)
なお、もう一人の選手の成長効率には影響がありません。

・コーチングは、鈴仙よりも総合能力の低いキャラを二人まで選び、
好きな能力値を上昇させることが出来ます。ですが鈴仙自身の能力自体は上昇させることはできません。
選択肢の後にその選手の名前を記してください。(例:D 佳歩、ウサギB)

・永琳、パスカルの能力値は基本的に上昇させることはできませんが、代わりに名無しウサギなど
能力値の低い仲間の能力をランダムで少し上昇させてくれます。

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
(前のレスとこのレスの間にある選択も有効になります)

875 :森崎名無しさん:2013/07/14(日) 23:41:46 ID:+sWua2kY
A

シュートを限界まで上げよう

876 :森崎名無しさん:2013/07/14(日) 23:42:56 ID:k8OcfFYs

くすりを飲むかもしれないのに今上げてもしょうがない。

877 :森崎名無しさん:2013/07/14(日) 23:43:26 ID:73/aHhWA
D
佳歩 ウサギD

878 :森崎名無しさん:2013/07/14(日) 23:44:27 ID:k8OcfFYs

妹紅 慧音
名前入れ忘れていました。

879 :森崎名無しさん:2013/07/14(日) 23:46:52 ID:QqMENEfU
D 妹紅 慧音

880 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/07/14(日) 23:59:25 ID:???
D 妹紅 慧音

鈴仙「(この間の話でも、能力を高めたいって言ってた二人だし。 きっと協力してくれるわ…!)」

鈴仙は妹紅と慧音の練習風景へと向かう。
プライドの高い妹紅と、子ども達に希望を与えたいと願う慧音は人里FC出身ではあるが
練習への意識はそこそこ高く、鈴仙としても話をしやすい、というのもあったため、
会話はスムーズに進んだ。

妹紅「……ホント、何から何まで済まないというか…恥ずかしくなっちゃうね」

慧音「本当か! それは良かった、実はこっちからお願いしようと思っていたくらいだよ」

頭を掻きながらも鈴仙のコーチングの提案を喜ぶ妹紅と、
柔和な笑みでそれに同意する慧音。 良い雰囲気の中で練習は行われた。

881 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/07/15(月) 00:00:25 ID:qlZzpX/k
今週重点的に鍛える能力値を選んでください。カッコ内は現在の能力値です。

妹紅の練習は…

A:ドリブル  普通
B:パス    上がりやすい
C:シュート  普通
D:タックル  上がりにくい
E:パスカット 上がりやすい
F:ブロック  上がりやすい
G:せりあい  上がりにくい

慧音の練習は…

A:ドリブル  上がりやすい
B:パス    上がりやすい
C:シュート  凄く上がりやすい
D:タックル  普通
E:パスカット 普通
F:ブロック  普通
G:せりあい  普通

先に2票入った選択肢で進行します。 慧音と妹紅の練習内容は同時に選択し記入してください。
(例:AA(鈴仙ドリブル、妹紅ドリブル)、CG(鈴仙シュート、妹紅せりあい))

882 :森崎名無しさん:2013/07/15(月) 00:01:53 ID:7BeLuzlI
EF

883 :森崎名無しさん:2013/07/15(月) 00:02:07 ID:C8fK97sE
CF

884 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/07/15(月) 00:02:14 ID:qlZzpX/k
>慧音と妹紅の練習内容は同時に選択し記入してください。
の順番で誤解を与えてしまうかもしれませんが、
順番は【1番目が妹紅、2番目が慧音】となります。ご注意ください。
(例:AA(妹紅ドリブル、慧音ドリブル)、CG(妹紅シュート、慧音せりあい))

885 :森崎名無しさん:2013/07/15(月) 00:02:50 ID:dYX0i19+
CF

886 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/07/15(月) 00:08:08 ID:qlZzpX/k
CF
→妹紅はシュート、慧音はブロック

鈴仙「それじゃあ……妹紅は折角の必殺シュートを有効に使う為にもシュートを。
そして慧音さんはそれを防ぐ練習をしましょう!」

妹紅「そうね。 こないだの試合も折角フリーで回って来たのに決められなかったし…頑張ってみる」

慧音「私だって。 スイーパーとして期待されながら先日は居ても居なくても何ら変わりない状態だったからな。
……宜しく、鈴仙。 そして、妹紅――一緒に頑張ろう」

妹紅と慧音はそれぞれシュートとブロックを中心に練習を行った。

先着2名様で、

★妹紅のシュート練習→! card★
★慧音のブロック練習→! card★

と書き込んでください。数値で分岐します。

【妹紅の成長表】
JOKER→+2&必殺フラグ習得!(フラグがある場合は回収)
13→+2!
2〜12→+1!
1→効果が無かった。

【慧音の成長表】
JOKER→+2&必殺フラグ習得!(フラグがある場合は回収)
13→+2!
2〜12→+1!
1→効果が無かった。

887 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/07/15(月) 00:10:05 ID:qlZzpX/k
すみません、>>881及び>>886にて妹紅のシュートは【普通】となっていますが、
本当は【上がりやすい】でした!
数値表はこちらで訂正しますので、通常通り引いて下さい! すみませんでした!

888 :森崎名無しさん:2013/07/15(月) 00:10:17 ID:???
★妹紅のシュート練習→ JOKER

889 :森崎名無しさん:2013/07/15(月) 00:10:18 ID:???
★妹紅のシュート練習→ クラブ9

890 :森崎名無しさん:2013/07/15(月) 00:10:31 ID:???
★妹紅のシュート練習→ クラブ4

891 :森崎名無しさん:2013/07/15(月) 00:11:08 ID:???
★慧音のブロック練習→ スペードA

892 :森崎名無しさん:2013/07/15(月) 00:12:39 ID:???
もこたんのやる気すげえ、的が姫様なんじゃねえかと思うぐらい
慧音ェ…

893 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/07/15(月) 00:13:16 ID:???
……って、アレ?
す…すみません、やっぱり妹紅の成長率は【普通】で合っていました……。
>>21より、妹紅のシュート力は43なので。 フジヤマは+6補正です)
混乱を招く書き込みをしてしまい、申し訳ございませんでした…

894 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/07/15(月) 00:27:47 ID:???
このまま練習フェイズは書き切ろうと思ったのですが、
ミスも多く集中力を欠いているため、本日の更新はここまでにさせて頂きます。

このJOKERで、妹紅のシュートはかなり頼れる物になりました。
(最序盤のネオヴォルケイノが復活するので)
それでもイマイチ引きに恵まれない!…というキャラもおりますが、
まだまだ大会まで日もありますし、神引きを繰り返されたら逆にトンでも無い事になります(汗)

……ですので、全く気に病む必要は無いと思います。
むしろ非効率的でも、愛のあるキャラを育てたり、突拍子もない行動に出てみても良いかもしれませね。

>>805
静葉さんは慢性的な狂気持ちかもですが、その原因は他にもあります。
気になる人は静葉さんや穣子、そして反町と積極的に会うようにしましょう。
>>872
自由行動フェイズでの経験点増加はあまり期待しない方が良いかもしれません。
もしもどうしても結果を良くしたい! 
というならば、人里や河童のバザーなどに良い商品が売っているかもしれません。
>>892
妹紅「ボールを輝夜の顔面にシュウウウウ!!」
慧音先生は……まだまだ全然なんとかなりますのでご心配なく!

それでは、皆さま、本日もお疲れさまでした。

895 :森崎名無しさん:2013/07/15(月) 00:28:42 ID:???
妹紅のシュートの掛け声は「死ねぇッ!」ですねw

896 :森崎名無しさん:2013/07/15(月) 00:48:57 ID:???
乙でした
ネオヴォルケイノの威力は+9だったから、今なら43+2+9で54か。中々だな

しかし守備が問題になってきたなあ…アイテム補正で何とかしたいが、
まだ銃も持ってないし永琳や慧音のとこで稼いでおきたい

897 :森崎名無しさん:2013/07/15(月) 18:00:07 ID:???
銃が欲しいならくすりで狂気度あげて練習試合すれば十分溜まると思うが、
薬の能力低下も特訓の成長テーブルが変わったから2回できれば、最低でも総合値はとりもどせるし
今なら妹紅、慧音ともう少しで特訓できるだろうし。

898 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/07/15(月) 23:17:01 ID:???
こんばんは。帰ったらこんな時間だったのでそんなに更新はできませんが、
またゆっくり少しずつして行こうと思います。
――――――――――――――――――――――――――――――――――
>>895
謎の向日葵仮面「私の技よ!」謎の東独仮面「俺の技だ!」
鈴仙「(どうかこの人(?)達が本編に出て来ませんように…)」
>>896-897
議論ありがとうございます!差し支えのないレベルでコメントさせて頂きます。

ネオヴォルケイノは現状ではかなり希少でハイレベルなシュートですね。
威力54のシュートがあれば、幻想郷の大方のGKには大分優位に立てると思いますので、
妹紅の使い道がグンと広くなったかと思われます。

守備力の補強については、まだまだ時間がありますので、ゆっくり時間を割けば全く問題ないかと思います。
現状でも弱小〜中堅チーム(命蓮寺は一応強豪)でしたらほぼ盤石の守備ですので。

練習試合と薬のバランス、そしてお金の使いどころは中々難しいかと思います。
能力ダウンや才レベルの遅れは特訓で楽々取り返せるバランスにはなっている…と考えています。
お金稼ぎの場は探せば色々ありますので、色んな所に行って下されば幸いです。

妹紅と慧音の評価値については…玉兎通信や香霖堂のガラクタ、もしくは河童のバザーで要確認ですね。
残念ながらお伝えできません。ご了承ください。

899 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/07/15(月) 23:18:02 ID:???
★妹紅のシュート練習→ JOKER ★
→+2&必殺フラグ回収!
★慧音のブロック練習→ スペードA ★
→効果が無かった。
藤原妹紅は、日常では冷静を装いながらも――内心では自分自身に大きく怒っていた。
少し前までならば幻想郷内でもそこそこの威力を誇っていた筈の自身の必殺シュート。
「フジヤマヴォルケイノ」が、何時の間にかすっかり錆びついてしまっていた事に。
ゴールキーパーに届かせる事すらできず、何の妖術も使っていないマミゾウに容易くトラップされてしまった事に。
――輝夜に対する普段の恨み節以上に、妹紅は自分自身を激しく憎んだ。

妹紅「(くそっ! くそっ! 私は……今まで一体何をやっていたというの!
グータラ輝夜と喧嘩ばかりで……私自身もグータラになっていたんだわ! このままじゃ――輝夜を笑えない!)」

慧音「……も、妹紅?」

その様子に彼女と親しい慧音は違和感を抱き、心配して声を掛けるが……それにも気づく様子はない。

妹紅「(このままじゃいけない! このままじゃいけない! このままじゃ――)
いけないん、だァーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!」

自分自身に対する怒りか、輝夜に対する逆恨みか。
そんな物は今の彼女には関係ない。 ただ、彼女は……「変わりたかった」。
不変たる存在である自分を…変えようと思い―――。

グウワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア………ア!!!!

慧音「――妹紅!? 大丈夫か、しっかりしろーっ!(こ……この熱さには覚えがある! これは……!)」

妹紅「 N E O   V O L C A N O   !!  」

バシュ! ズッゴオオオオオオオオオオオオオオオオ!!
  ドギュウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウ……ウウウン!

900 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/07/15(月) 23:19:39 ID:???

鈴仙「あ、目が開いた!」

それから数時間。 気絶していた慧音は目を覚まし、その介抱をしていた鈴仙が瞳を明るく輝かせる。

妹紅「慧音――ごめんっ! 私、あの時頭に血が登ってて……」

そんな鈴仙の手伝いをしていた妹紅は、慧音が目を覚ましたと聞くと大きく表情を綻ばせながらも…。
慧音にしっかりと向き合い頭を下げる。

慧音「(……そうか、私はあのシュートで――)」

慧音は思い出す。どうして自分が気絶してしまっていたのかを。

慧音「(あの紅い弾丸。 溶岩の塊は……紛れもなく妹紅のシュートだった。
それを私は直に食らってしまい、面食らってしまって……いたんだな。 ――全く、恰好がつかない)」

鈴仙「今日は暫く、運動せずにしっかり休んでくださいね? ひょっとしたら、どこか骨折とかしてるかもしれないし」

慧音「何、それには…及ばんよ」

慧音は鈴仙の心配をよそに、しっかりと立ちあがり――妹紅を見つめる。

妹紅「け、慧音……」

慧音「妹紅よ……。 効いたぞ、お前のシュート」

妹紅「ごめん……やりすぎた」

慧音「いいんだ! そんな事全然気にしていないから。 ……とても心がこもっていたからな、あのシュートには、な。
私達の事を、そして自分の事を必死に考えて――がむしゃらに撃ってくれたシュートだと私は思ったよ。
そして、実際にそうだったからこそ――今までに無い重みがあったんだ」

901 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/07/15(月) 23:20:46 ID:???
妹紅「うん…ありがと。 でもごめんね慧音、折角のブロック練習が――」

慧音「何、気にしなくても良いさ。 私にとっては妹紅の事が第一だ。 それに……(ボソ)(この後、追加練習があるから、な?)」

鈴仙「?」

鈴仙に聞こえないような声で、慧音は以前約束した練習の提案を持ちかける。
真面目な彼女には似つかわしくないようなその雰囲気が、妹紅の心を僅かに和ませ、そして。

妹紅「(慧音、わかったよ。 ネオヴォルケイノの秘訣が。 そう、あれは……単に怒りに身を任せるだけじゃあ撃てない!
あれは、怒りを含めた多くの感情を乗せるからこそ力を増す! 今度から…撃てるぞ、ネオヴォルケイノ!!
このシュートで……私は変わって見せるんだ!!)」

新たなシュートと共に、新たな誓いを立てる妹紅なのであった―――。

*妹紅が新必殺シュート「ネオフジヤマヴォルケイノ(シュート+9、吹飛2)300消費」を習得しました。
*更に、妹紅のシュート力が+2されました。

902 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/07/15(月) 23:25:21 ID:qlZzpX/k
〜コーチング〜

永琳「(名無しウサギ達はまだまだ未熟。 出来れば少しでも才能を伸ばしてあげたいのだけれど…)」

パスカル「(……チームの強化も大事だが、俺自身弱点は沢山ある。 まだまだこれから、だな)」

先着2名様で、
★永琳のコーチング対象→! card
 永琳のコーチング内容→! card★
★パスカルのコーチング対象→! card
 パスカルのコーチング内容→! card★

と書き込んでください。

○○のコーチング対象のカードの数値が…
JOKER→ウサギ全員(補欠ウサギ(F・G)含む)
K→慧音
Q→てゐ
J→佳歩
7・8→ウサギB
5・6→ウサギC
3・4→ウサギD
1・2→ウサギE

○○のコーチング内容のカードのマークが…
ダイヤ奇数/偶数→ドリブル+1/パス+1
ハート奇数/偶数→シュート+1/タックル+1
スペード奇数/偶数→パスカット+1/ブロック+1
クラブ奇数/偶数→せりあい+1/最大ガッツ+10
クラブA→効果が無かった…
JOKER→全能力+1

903 :森崎名無しさん:2013/07/15(月) 23:25:49 ID:???
★永琳のコーチング対象→ ダイヤ2
 永琳のコーチング内容→ クラブ3

904 :森崎名無しさん:2013/07/15(月) 23:26:51 ID:???
★パスカルのコーチング対象→ ハート8
 パスカルのコーチング内容→ ハート4

905 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/07/15(月) 23:40:38 ID:???
★永琳のコーチング対象→ ダイヤ2
 永琳のコーチング内容→ クラブ3 ★
→ウサギEのせりあい+1!
★パスカルのコーチング対象→ ハート8
 パスカルのコーチング内容→ ハート4 ★
→ウサギBのタックル+1!

永琳「ウサギE、こちらへ」

ウサギE「は、はい! お師匠様!」

永琳「……今日は貴女に、フィジカルの練習をしてもらおうと思うわ」

ウサギE「と…言いますと、また走り込みをすれば良いのでしょうか」

永琳「ううん。 今日はまた別の観点から。
もっと言うと、貴女に乱戦時の競り合い強さを身につけて貰おうと思ったの。
貴女はウサギ達の中では体格的に優れている。 だから、ここぞという時は
私や妹紅のサポートととして、最低限の能力は身につけて貰う必要があるから」

ウサギE「(お師匠様……やはり深く考えられておられます。 私もほんの少しでも
見習わなくっちゃ…!)はい! 分かりました!」

永琳の指示を良く聞き、的確にその実力を伸ばしていくウサギE。

永琳「(この子もこの子で打たれ弱さ…脆さがあるけれど、それでも冷静に、かつ貪欲に
能力を吸収しようとしているわね。 ――彼女にもまた、覚醒して貰いたいのだけれど)」

永琳は練習の片手間に、愚直なまでに基礎練習を繰り返し止めようとしない佳歩の姿を見る。
彼女が大きく覚醒したように(特訓は失敗したが…)、ウサギEにも秘められた可能性があると
永琳は信じているようだった。

906 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/07/15(月) 23:41:38 ID:???
そして、パスカルもまた、最近練習を見ていないウサギBを見つけて守備能力の強化を提案する。

ウサギB「はい! ありがとうございます、パスカルさん!」

パスカル「ああ、じゃあまず…(うん。この子は目立った癖も無い優等生タイプって感じだ。
彼女もまた、育ててれば優秀なユーティリティプレイヤーとなれる芽を残している筈。
ならば、俺がその為のきっかけを、少しでも引き出してやらねば!)」

ウサギBの素直な態度に、パスカルの練習にも熱が入る。
その熱にウサギBもしっかりと着いてきてくれており。 彼らもまた、それなりの成果を挙げる事ができた。

*ウサギEの競り合いが+1されました。
*ウサギBのタックルが+1されました。

907 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/07/15(月) 23:43:29 ID:???
……こうして練習フェイズが終了した所で、短いですが本日の更新はここまでにしたいと思います。
明日は固定イベントフェイズを書いていく予定です。
また結構な分量+急展開等がありますかもしれませんが、暖かく見守って頂ければ幸いです。

それでは、皆さま、本日もお疲れさまでした。

908 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/07/16(火) 20:17:47 ID:???
こんばんは。今日も更新していきます。
――――――――――――――――――
〜6月2週・固定イベントフェイズ〜
【慧音達の追加練習】

そして、その日の夜。
この前鈴仙と星が特訓をしていた人里サッカーコートに、慧音と妹紅が集合していた。

妹紅「……慧音、傷大丈夫?」

慧音「ふふ。 大丈夫さ。 それに、――これしきのシュートで倒れていては、とてもじゃないがこの先勤まらん」

妹紅「あ〜! 言ったな、慧音! アレだって私にしては全力のシュートだったんだから!」

慧音「…それでも、レミリア・スカーレットや霧雨魔理沙のそれと比べたら。
いや、鈴仙のシュートすらよりも、お前のシュートは軽い。 ――今は、な」

妹紅「今は、か。 ――それなら…話は早いね!」

慧音「そうだ、妹紅! お前のシュートを受け止めて私は一流のスイーパーとして返り咲き!
そしてお前は、八意永琳にも負けぬ一流のユーティリティプレイヤーとなる!
さあ行くぞ! 追加授業の始まりだ―――!」

909 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/07/16(火) 20:18:48 ID:H8Xa3f5Q
妹紅と慧音は、シュートをブロックで打ち返す練習を再び繰り返した。

先着2名様で、

★妹紅のシュート練習→! card★
★慧音のブロック練習→! card★

と書き込んでください。数値で分岐します。

【妹紅の成長表】
JOKER→+2&必殺フラグ習得!(フラグがある場合は回収)
13→+2!
2〜12→+1!
1→効果が無かった。

【慧音の成長表】
JOKER→+2&必殺フラグ習得!(フラグがある場合は回収)
13→+2!
2〜12→+1!
1→効果が無かった。

910 :森崎名無しさん:2013/07/16(火) 20:19:22 ID:???
★妹紅のシュート練習→ ハート4

911 :森崎名無しさん:2013/07/16(火) 20:20:21 ID:???
★慧音のブロック練習→ クラブK

912 :森崎名無しさん:2013/07/16(火) 20:27:58 ID:???
これで慧音のブロックは47になったかな

913 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/07/16(火) 20:36:42 ID:???
★妹紅のシュート練習→ ハート4 ★
→妹紅のシュート+1!
★慧音のブロック練習→ クラブK ★
→慧音のブロック+2!

慧音「(妹紅が……あの妹紅が! あんなに激情に打ち震えて…そして、それをコントロールしていたんだ!
だが私は――そんなお前にどこまでも着いていかせて貰うぞ!)うおおおおおおっ!」

ギュウウウウウン!

慧音「三種の神器――鏡!」

ギュウウ……バアアアアアン!!!

妹紅「わ、私のフジヤマヴォルケイノが――! すごいや、慧音!」

妹紅の弾丸シュート―フジヤマヴォルケイノを軽々と胸でトラップしてみせる慧音。
ネオヴォルケイノの開発に伴い大分強化された妹紅のシュートの威力は、
フジヤマヴォルケイノでも多くのGKに対して優位に立てるまでに成長していた。
これまでの慧音では、必殺技を使ってでも吹き飛ばされかねなかった威力のシュート。それを完全に防ぎきったのだ。

慧音「――よし! これで昼の分の失敗はおあいこだな!」

いつもの彼女からは想像できない明るさと可愛らしさで笑顔を弾けさせる慧音。
それは自分の練習が上手く行った喜びというよりも。

慧音「(――よし! 私はまだ…取り残されていない! まだ私は一線で戦える――妹紅と共に!)」

長年の相棒に取り残されなかった。また明日からも相棒と戦えるという喜びの方が大きいようだった。

*妹紅のシュートが+1されました。
*慧音のブロックが+2されました。

914 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/07/16(火) 20:42:02 ID:???
文章パートに入るので、一旦ここまで。
>>912
それで合っています!慧音さんも成長して良かったです…(汗)

915 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/07/16(火) 23:03:08 ID:???
お待たせしました(?)今から文章パートを始めて行きます。
注意事項は相変わらずですが。 ちょっと作者の書いていく幻想郷像やキャラクター像は
原作の物と大きく異なるかもしれません。作者も求聞史記や求聞口授等で勉強して書いているつもりですが、
明らかに矛盾しているとなったら……すみませんが、こういう設定なんだとご理解をお願いします。
……静葉さんが地獄の住人になりかけたりしてるのに今さらかもしれませんが(汗)

916 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/07/16(火) 23:04:13 ID:???
【fight one evil with another】

〜???〜

地面が無い空間、空が無い空間。全ての無と有が融合し合ったカオス。
人間の血肉を連想させる濃い赤紫のその空間には無数の瞳が存在しており、
その瞳の一つ一つのレンズには――それぞれ全く別の空間、世界が映る。


          ―――来生「ハッハア! 俺様が点取り屋、来生哲兵だ〜!!」

一つの瞳には夜の湖で妖精相手に戯れる天然パーマの少年が。

                                   反町「(――よし、強烈なシュートだ!)」

                       一つの瞳にはひたすら夜空に向かって右脚を振り上げ続ける優等生風の少年が。

   岬「(一体あの人は何を考えているんだろう? 僕たちを招集してからこれまで、ずっとコートの走りこみしかさせないなんて…)」

       一つの瞳には深くを考えながらもそれを隠す事に長けた様子の線の細い少年が。

    ――――若島津「フンッ! ハアッ! キイエエエエ〜〜〜!!!」

  一つの瞳には夜に蠢く野蛮な妖怪共を相手に果敢に立ち向かう長髪の少年が。

             パスカル「(もしもアイツがここから攻めて来たら……)」

                  僅かな明かりと共に今は居らぬ親友とのサッカーを空想する前髪の長い少年が。

  中里「ふhhhh! これは中々の上玉でゴザルな! キープしといてやるでゴザル!!」

        人里の若い女性が水浴びをしている姿を鼻を伸ばしながら観察する忍者装束の少年が。

917 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/07/16(火) 23:05:17 ID:???
そして、その瞳が映しているのは彼らに留まらない。
――それらは全て、ここ最近外界から幻想郷へとやって来た少年達。
やはり日本人が多いようだが……中にはチラホラと外国人の姿も見受けられる。
彼らは総じてサッカーを得意とし、幻想郷の各地にて活躍をしているようだった。

総じて一つの瞳が一人の少年の姿を追いかけている様子だったが――。
その中央(この境界が極めて曖昧な世界でこのような表現をしても良いのだろうか)
に位置する多くの瞳は、それらが一斉にとある一人の少年の様子を必死に覗き込んでいる様子だった。


「……はあ、はあ…!」

シュッ……バッシイイイイン!!

その少年は――夜遅くであるにも関わらずその身体を動かし続けていた。
最近の試合の連続は彼のブランクを解消させるに極めて役立ち、この三カ月で彼の実力はその全盛期。
すなわち、全国中学サッカー大会に臨んだ時の水準にまで回復していたのだったが。

「駄目だ……! まだこの程度の努力では――あいつらに追いつけん!」

しかしそれでも彼は慢心せず、ひたすらに練習に打ち込む。
彼は分かっていた。自分はようやくスタートラインに立ったに過ぎないのだと。
それも自分の仲間やライバルが既に二週も三週も先行しているレースのスタートラインに。
彼は人知れず叫ぶ。


「俺は……俺はきっと追いついてみせるぞ! 翼、岬、日向。 三杉! そして――!!」

918 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/07/16(火) 23:06:36 ID:???
――――――ガッシャアアアアアアアアアン!!

紫「――下らない」

……そんなシーンが映し出された頃合いに、世界は壊れた。
――正確には、その瞳に映し出された映像であるが。

八雲紫はここ最近、自身の為に作られた空間――スキマの中に閉じこもっていた。
そして幻想郷中にばら撒かれた、自らの五感である変容の眼を通し、外来人の様子を観察していたのだった。

紫「……努力で、才能を超える? ――そんな事、出来る筈がありませんわ。
出来るのは、才能があると自惚れた愚か者――あの猫のような――を成敗できるだけ」

彼女は自らの計画を遂行させるに辺り、当初は中山達をあまりに軽視しすぎた。
外来人が数名。それも世代No.1でも何でも無い選手が入りこんでようとも。
否、No.1が入り込んでこようとも。それは脅威ではないと紫は確信していたからである。
その証拠に、外界の大企業の長であり、彼らの世代では世界トップクラスのストライカーが幻想郷に侵入して来た時も、
結局は一瞬の旋風しか巻き起こせずに敗れ去ってしまった。

だが、その一件は結果こそ同じであれど、紫にとっては意外な結末でもあった。
なぜなら……彼らを打ち倒したのは、博麗の巫女でもなければ、吸血鬼でも鬼でも無く。
幻想郷の中ではごく平凡な力を持った妖怪が、キャプテンとして団結したチームであったからである。

紫「(霊夢を際立たせるためのエキストラ……を際立たせる為のエキストラ如きが、まさかあそこまでやるとは)」

粉々に砕け散ったガラスの瞳を拾い上げ――その向こうにまだ映し出せている少年の姿を紫は憎々しげに眺める。

紫「貴方のおかげね、中山政男。 私の恐れる『特異点』に最も近い少年」

中山の存在は、紫にとって完全イレギュラーだった。そしてこの聡明な彼女が見落とすまで、地味であったが。
与えられた運命に立ち向かい、自分自身の道を切り開いていくというある種『幻想郷らしく』ない彼の生き方は、
彼を中心にじわりじわりと広がっていき――いつの間にか紫の足元にまで広がっていた。

919 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/07/16(火) 23:08:27 ID:???
紫「そして、そんな彼の影響を一番に受け、自身もまた特異点とならんとする少女」

瞳は不意に――一人の少女の姿を映す。しかし風景は今現在では無く、彼女のあらゆる時間。
名家の姫君の従者だった彼女。 永夜を創る偽の満月を守り抜く彼女。 サッカーで師匠にひっ付きまわるだけの彼女。
――そして今。果敢にシュートを放ち、強引なドリブルを決め、仲間と励まし合いながら成長していく彼女の姿。

紫「――鈴仙・優曇華院・イナバ。 そして、永遠亭ルナティックス! ……彼女達に対抗するには――」

紫は誰も見ていないというのに、まるで別の次元の誰かに見られているかのように可愛らしく首をひねる。
彼女の中では答えが既に決まっているというのにも関わらず。
そして紫がここでは無い何処かに居る誰かに向かい、口を開くが――その答えは理解し難い物だった。

紫「毒が必要ですわ。 幻想郷に居るどの毒よりも強力で狡猾で。 残りの毒を全て殺しきるような、そんな毒が」

――紫の眼前がスッ…と、まるでカッターナイフで切られたかのように開ける。
古びた白熱電球の光が肉塊のような世界を照らす。
そして光の世界から体内に取り込まれたのは――これまた一人の少年。
決して男前とも色男とも呼べない地味な顔立ちは、必要以上の自信と獣のような闘争心に満ち溢れており。
しかし今まで見て来たどの少年よりも小さく恵まれない体格をしていた彼は――苦々しく悪態を突く。

森崎「……なんだよ、ここ」

紫「森崎……有三君でしたわね。 ようこそ、幻想郷へ」

紫は自身が考え付く中でも最強の毒に対して、恭しく挨拶をした。

*森崎有三が…幻想入りしました! 加入チームは現状では未定ですが、御察しの通りです。

511KB
掲示板に戻る 全部 前100 次100 最新50

0ch BBS 2007-01-24