キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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アク規中代理カキコ依頼スレその3

1 :2 ◆vD5srW.8hU :2013/07/17(水) 22:52:22 ID:Q6q7LdTg
困った事に、海外から書き込んでいる私はしばしばアクセス規制に
巻き込まれます。壷を使っているのにも関わらず、です。

その間本スレを停滞させるのもしのびないので、有志の方々に
ここに貼った内容を本スレにコピペして頂けると助かります。
尚コピペの際名前欄は「代理コピペ」にして下さい。

内容の重複を避ける為にコピペする前に一言このスレで
「自分がコピペするよ」と宣言するのが慣習となっております。

私側の不都合を皆さんにフォローしてもらうのは心苦しいですが、
更新を途絶えさせるよりはマシだと思いましたのでご協力、お願いします。

461 :2 ◆vD5srW.8hU :2014/02/12(水) 01:59:12 ID:Js/5v1fo
塩田 琴音
オリキャラ。念写や占いなどが出来る山森のストーカー。その正体は>>2だとか>>2の妹だとか言われていた為
本編には登場していないものの>>2の分身キャラとして姉まで出来てしまった。
サッカーの知識はいまいち不十分だが、山森LOVEの為に南葛高校に就職までした困った女。

マリー・シュナイダー
ドイツのカール・ハインツ・シュナイダーの妹。イタリアのジノ・ヘルナンデスと文通している。
怪しいおにいさんについていっちゃ駄目ですよ。おねいさんとの約束です。等と言っていた事もあったが、
彼女ももうティーンエイジャーの筈なのである程度自由にさせるべき。むしろ妹離れ出来ない兄貴が問題。

462 :2 ◆vD5srW.8hU :2014/02/12(水) 02:02:30 ID:Js/5v1fo
上記31レス(ある程度はくっつけた方がいいかも…?)を



【マラカナンで】キャプテン森崎46【釈迦寝ポーズ】



で新スレを立て、コピペをお願いします。
今回は「これはキャプテン森崎だよ!」と思わせてくれるサブタイを選びました。
…本当にマラカナンスタジアムでこんな事やったら暴動で試合中断しそうだけど(笑)

463 :森崎名無しさん:2014/02/12(水) 08:40:33 ID:???
行ってきます。

464 :463:2014/02/12(水) 09:13:26 ID:???
>>448までコピペして連投規制となりました。
>>449以降他の方にお願いします。

注意点
・2レスずつ、「60行」までコピペ可能です。
・2レスまとめる場合は1行空けて、日付等を入れないよう気をつけて下さい。

465 :森崎名無しさん:2014/02/12(水) 19:25:19 ID:???
連投規制解除されたようなので続けます。

466 :森崎名無しさん:2014/02/12(水) 19:31:53 ID:???
>>460までコピペして連投規制されました。
>>461をどなたかお願いします。

467 :森崎名無しさん:2014/02/12(水) 21:49:47 ID:???
>>461を完了しました。

468 :森崎名無しさん:2014/02/12(水) 21:50:27 ID:???
行ってきます

469 :2 ◆vD5srW.8hU :2014/02/27(木) 22:53:30 ID:JFRo6uMs
運命の10分間。それに挑む為に配置につくドイツユースの選手達の表情は
激しい嵐を予兆させる静かだが気迫に満ちた物だった。

ドイツメンバー「(やってやる、やってやるぞ…)」「(この程度で俺達に勝てる物か!)」

ブラジルメンバー「(くそっ、ここまで来て…)」「(悪あがきで奇跡は起こさせない!)」

ルディ「(ここに来て雨…ならばまだ希望はある!ウォッシャードライブを撃てればあるいは…!)」

ロベルト「(雨?そういやドイツには雨が得意な奴が居たっけ。まあ何とかなるだろ)」

観客「おい、ドイツの連中まだまだやる気だぞ…」「そりゃ、まだ1点差だから諦めはしないだろ」
「諦めない所じゃないぞ、凄い闘志を滾らせてるぜ」「後10分ぐらいか…?滅茶苦茶長く感じそうだぜ」
「気を付けて守れよーっ!」「ここまで来てまた同点なんて見たくねーぞ!」「落ち着いてやれーっ!」

全日本メンバー「どうなる…?」「ドイツが追いつくか…」「ブラジルが耐え切るか…」「マジで分からねェ…」

この頃になると観客も逆転ゴールが決して有り得ない可能性ではない事に気付き、
折角の逆転弾がふいにされるかも知れないと言う緊張感で唾を飲み込んでいた。
大丈夫、我らがブラジルユースならこのまま逃げ切ってくれる筈と言う期待感と
ドイツユースは底力がある事で有名なのだから嫌な予感がすると言う恐怖感が入り混じり、
息が詰まりそうな独特の雰囲気によってスタジアムが満たされていく。

放送「ボールがセンターサークルに戻されました。ブラジルが得点した為当然ドイツの
キックオフから始まるのです。劇的な逆転ゴールに酔いしれる時間は短かった!
ゲルマンサッカーは伝統的に土壇場でのスタミナと逆境での精神力で知られており、
このドイツユースも追い詰められた時こそ真の牙を剥くと言われています!
果たして彼らの底力と我らがブラジルの底力、どちらが上なのか…」

ピィイイイイイイイイイイイイイイイイイイ!

放送「それを決める為の笛の音が、今高々と鳴りましたーーーーーっ!!」

470 :2 ◆vD5srW.8hU :2014/02/27(木) 22:55:25 ID:JFRo6uMs
カルツ「行くぞォサッカー王国!今のワシは超マジじゃあ!!」

ダダダダッ!!

ドイツの先陣を切ったのはカルツだった。見るからに集中力が滾る表情で突き進むその姿はまるで小さな戦鬼の様だった。

カルロス「こっちだって最初っから本気だ!」

カルツ「どけっ!今のワシに近寄るんじゃねェ!!」

ズザザーーッ!
ドゴァアッ!

カルロス「ぐわーーーっ!?」

トニーニョ「なんの!」

ネイ「カルロスを抜いたからっていい気になるなよ!」

ズシャシャーッ!
ズシャシャーッ!

そこに果敢に挑んだカルロスだったが、今のカルツ相手に単独では
明らかに分の悪い勝負でありいともあっさりと吹き飛ばされてしまう。
だが続くトニーニョとネイは自分たちならば、と自信を持って同時に挑みかかった。

カルツ「ぐっ、こ…このォ!」

ガチィイイッ…
バーーーン!

ネイ・トニーニョ『なにィ!?』

471 :2 ◆vD5srW.8hU :2014/02/27(木) 22:56:59 ID:JFRo6uMs
放送「まずはカルツくんが突撃してきた!カルロスくん止められな〜い!
しかし次なる刺客のトニーニョくんとネイくんがツインタックルでこぼした…ああっとしかし!」

この二人のツインタックル相手だと流石のカルツもボールキープはし損ねたが、それでも
勢いで勝っていたのかボールを前方にはじく事に成功した。

ポブルセン「遅ェんだよ、グズグズすんな!」

放送「これをフォローしたのはポブルセンくんだ!ドイツの中央突破は継続している!」

そしてカルツの前に居るのはポブルセンである。

サンタマリア「これ以上貴様にやらせるかーっ!」

ズザザーッ!

ポブルセン「頭デッカチの雑魚は引っ込んでやがれ!」

ダカダカッドガアアッ!

サンタマリア「ぎゃあああっ!」

ディウセウ「サンタマリア!くそっ、やったなー!」

ゲルティス「対シュート態勢を整えろ」

放送「そしてポブルセンくんも突っ込んできた!サンタマリアくん止められません!
本当に怪我をしているのでしょうかこの選手は!?早速ドイツにシュートチャンスが生まれてしまったァ!」

ポブルセンはサンタマリアをあっさりと弾き飛ばし、自分の望むシュートレンジに易々と進入した。
シュナイダーとカペロマンにある程度マークを割かねばならないブラジルは
彼を事前に止める事は難しく、マーダーショットを撃たせて止める態勢の構築を余儀なくされる。

472 :2 ◆vD5srW.8hU :2014/02/27(木) 22:58:20 ID:JFRo6uMs
観客「わーっ、ヤバい!」「止めろ!止めるんだ!」「大丈夫だ、ディウセウとゲルティスが居る!」

シュナイダー「今だ、撃てポブルセン!」

ポブルセン「うるせェ俺に指図すんな!死ねぇええブラジルゥウウウウ!!」

グワアアアアアアアアアアアアアッ!!
バッギュゥウウウウウウウウウオオオオオオッ!!

ディウセウ「うぉおおおおおおっ!!」

ドグァアアアアッ…!

ディウセウ「う…あーーっ!ダメだーっ!」

ドサッ!
ヒュゴォオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!

ゲルティス「シュートコース算出終了…ハァアア!!」

バッ!
バシィイイイイイイイイイイイイイッ!!
バーーーーン!

ここでもディウセウとゲルティスは協力して立ちはだかり守ったが、
ポブルセンの気迫が威力を増していたのかキャッチし損ねたボールが大きく跳ね返された。

ブラジルメンバー「ルーズボール!」「早く確保…ああっ!?」

フライハイト「天は言っている…ここで俺に撃てと!」

そしてブラジルにとっては不運な事に、このボールに一番近い位置に居たのはオーバーラップしていたフライハイトだった。

473 :2 ◆vD5srW.8hU :2014/02/27(木) 22:59:59 ID:JFRo6uMs
上記4レスのコピペをお願いします。

474 :森崎名無しさん:2014/02/27(木) 23:04:08 ID:???
いってきます

475 :474:2014/02/27(木) 23:07:41 ID:???
はじかれてできませんでした。
どなたかお願いします

476 :森崎名無しさん:2014/02/27(木) 23:28:53 ID:???
行ってきます

477 :森崎名無しさん:2014/02/27(木) 23:34:31 ID:???
502が出て書き込めませんでした

478 :森崎名無しさん:2014/02/28(金) 01:24:21 ID:???
この数日創作発表板に繋がらない状態のようです

479 :2 ◆vD5srW.8hU :2014/02/28(金) 21:51:35 ID:NRqzvtKI
うーむ、創作板がダウン中なら仕方ないですね。
復帰したら貼りつけて頂くと言う事でお願いします。

480 :森崎名無しさん:2014/03/02(日) 11:03:14 ID:???
復旧しているようですのでコピペしてきます

481 :森崎名無しさん:2014/03/02(日) 11:10:53 ID:???
完了です。

482 :2 ◆vD5srW.8hU :2014/03/05(水) 00:46:10 ID:6H9bjZ/Q
ここからの数分間は非常に慌ただしく、そしてとてつもなく長く感じられる物だった。

放送「ポブルセンくんのマーダーショット!ディウセウくん止められない!しかしゲルティスくん
なんとか大きく弾き返しました!…がっ!?よりによってフライハイトくんがこのこぼれ球に詰めようとしているーっ!!」

中山「ここでフライハイトが撃ったら…決まる!」

次藤「ディウセウはまだ倒れちょるばい!」

早田「いや、待て!ドトールも駆けつけているぞ!」

ダダダダッ!

ドトール「撃たせはしない…!」

雨天時にしか撃てないフライハイトの大技、ウォッシャードライブ。その脅威はブラジルユースもよく研究しており、
ディウセウが起き上がれずゲルティスも万全の体勢ではないこの瞬間に撃たれては命取りになる事は百も承知だった。

ズシャシャーッ!

故にいち早くフライハイトのマークにつけたドトールはたった一人でも彼を止めようと必死だった。
ここで決められてしまっては今までの努力が全てフイになるのだからその気迫はただ事ではない。

フライハイト「良いタックルだ。だが雨を味方につけた俺を止めるには足りない!」

シュパパパパァ…!
ビュゥッ!

ドトール「くっ…(ダメか!最早ゲルティスを信じるしかない!)」

しかし今のフライハイトを1対1で止める事は難しく、彼は然程時間を稼げずに振り切られてしまった。
ドトールに出来たのはゲルティスが体勢を整えるのに必要な数秒間を稼ぐだけだった。

483 :2 ◆vD5srW.8hU :2014/03/05(水) 00:48:16 ID:6H9bjZ/Q
フライハイト「今こそ雨の力を借りる時だ!水よ!風よ!ドイツに勝利を〜〜〜っ!!」

グワァアアアアアアアアアアアアアアッ!!

放送「ドトールくんタックルに行く…しかしかわされた!そしてフライハイトくんが足を振り上げたァアア!!」

ゲルティス「(ウォッシャードライブ…雨による摩擦と下方向へのベクトルを
計算し尽くし落下力に上乗せした強化版ドライブシュート)」

バッギュルゥウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウン!!!

直後に放たれたフライハイトのウォッシャードライブ。

放送「撃ったァアアアアアアアアアアアアアア!!フライハイトくんのウォッシャードライブ!」

ドイツメンバー「いけェエエエエエ!!」「決まれーーーっ!」

ブラジルメンバー「ゲ、ゲルティス!」「なんとかしてくれー!!」

ゲルティス「(このシュートのデータは日本戦から取ってある。コース予測…成功!)」

バッ!バシィイイイイッ!!
ズルッ…ポンポンポン…

フライハイト「な、なにィイイ!?」

ゲルティス「(…!?雨のせいでグリップ難度が上がっている!)」

ピィイイイッ!

これはゲルティスはキャッチは出来なかったものの、ゴールバーの上に弾く事には成功した。
無論、ドイツ相手にコーナーキックを与えるのは命拾いではなく次なるピンチである。

484 :2 ◆vD5srW.8hU :2014/03/05(水) 00:49:26 ID:6H9bjZ/Q
上記2レスのコピペをお願いします。

485 :森崎名無しさん:2014/03/05(水) 01:07:13 ID:???
行ってきます。

486 :2 ◆vD5srW.8hU :2014/03/06(木) 01:04:41 ID:MIGFJ3z+
観客「や、やったァ!弾いた!」「コーナーか…命拾いしたぜ」「バカ野郎!何が命拾いだ!」
「忘れたのか、ドイツにはコーナーキックのスペシャリストが居るんだぞ!」「げっ!ヤバい!?」

ルディ「(くっ、ウォッシャードライブも防がれたか!だがコーナーなら…!)」

ロベルト「(あれ?あれ?なんかヤバい?滅茶苦茶撃たれまくってるぞ?)」

放送「ゲルティスくん弾いたァ!ボールはゴールバーを超えた!コーナーキックです!
通常なら命拾いした、と一息つける所ですがドイツユース相手にはそうはならない!それは…」

ダダダッ!

カペロマン「来たな!とうとう俺の本領発揮だぜ!」

放送「ドイツにはこの人、テオドール・カペロマンくんが居るからです!
サイドからのスナイパーたる彼はコーナーキックをもっとも得意とし、
彼のトレードマークのサイドワインダーはコーナーキックから真価を発揮するのです!
試合は間もなく約3分間と表示されたロスタイムに突入しようとしています!
ブラジル、耐えきれるか!?怒涛のシュートラッシュを凌ぎきれるのか〜っ!!」

ブラジルメンバー「くそっ!」「配置を急げ!」「こんな土壇場でやられて堪るか!」

この試合初めてコーナーキックと言う大チャンスをドイツに与えてしまったブラジルは
大急ぎでサイドワインダーに備えようとしていたが、その際守備の要である
ディウセウは同じく守護神たるゲルティスの傍に駆け寄り小声で問いていた。

ディウセウ「ゲルティス。おめえ、まだやれるか?」

ディウセウには分かっていた。ドイツの高火力の嵐に晒され続けた自分もゲルティスも限界が近く、
間もなく動きが鈍り出す事を。その瞬間をドイツに突かれたら失点してしまうであろう事を。

ゲルティス「(体力残量確認…完了)」

487 :2 ◆vD5srW.8hU :2014/03/06(木) 01:06:24 ID:MIGFJ3z+
スッ。

ゲルティスは口では答えず指を2本上げただけだった。それで十分だった。

ディウセウ「(後2回だけか…)分かった!後1回、オラが何とかする!」

ピィイイッ!

放送「ロスタイム突入と同時にコーナーキック!カペロマンくんが走り…サイドワインダーだァ!」

グワァアアアアアアアアアアアアッ!!

カペロマン「唸れェ!サイドワインダー!!」

ブワッギュォオオオオオオオオオオオオオオオオン!!
ギュインギュインギュインギュイン!!

マウリシオ「くそーっ!」

ジェトーリオ「だああっ!なんでこんなに曲がるのさ!」

ディウセウ「でえじょうぶだ!オラに…任せろーっ!」

バッ!
ブゴワァアアアアアアアアアッ!!

カペロマン「くっ!悪あがきしやがって!」

ディウセウ「ふぐ…(ダメだ、トラップできねえ…!)」

バーン!

488 :2 ◆vD5srW.8hU :2014/03/06(木) 01:07:46 ID:MIGFJ3z+
放送「ふ、防いだ!ディウセウくんがまたしてもファインプレイ!…あああっ!?」

ディウセウは残り少ない体力と気力を注ぎ込み、顔面ブロックでサイドワインダーを弾いてみせた。
だが彼の献身的なディフェンスを嘲笑うかの様にボールはブラジルにとって一番嫌な場所に転がって行った。

ダダダッ!                             ダダダッ!

ブラジルメンバー「こ、今度はどこ…げえっ!?」「なんでそっちなんだよーーっ!?」

シュナイダー「決めるぞフライハイト!」

フライハイト「任せろシュナイダー!」

シュナイダーとフライハイトの二人の前である。

カルロス「(くっ…だが、もうネオファイヤーを撃てるとは…いや違う!あの二人には!)」

グワアアアアアッ!                      グワアアアアアッ!

放送「し、しかしこぼれ球はシュナイダーくんとフライハイトくんの前へーーーっ!天はブラジルを見離したのか!?」

アマラウ「ええい、今度はこれかよ!ディウセウ…はダウンか。俺がやるしかない!」

ゲルティス「(ファイヤードライブの確率95%。シュートコース算出…)」

シュナイダー「 F I R E ! ! 」         フライハイト「 D R I V E ! 」

バギュゥゥルゥウウウウウウウウウウウッ!!!!

ドイツに残された最後の大技が、ディウセウと言う盾を失ったゲルティスに襲い掛かった。

ゲルティス「(失点の確率…52.1%)」

489 :2 ◆vD5srW.8hU :2014/03/06(木) 01:08:49 ID:MIGFJ3z+
上記3レスのコピペをお願いします。

490 :森崎名無しさん:2014/03/06(木) 07:33:00 ID:???
行ってきます。

491 :2 ◆vD5srW.8hU :2014/03/08(土) 00:06:37 ID:MmNRyPYQ
ブワァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアン!!

放送「出た〜〜〜っ!!ファイヤードライブだーーーーっ!!!」

ファイヤーショットとドライブシュートの力が同時に加わったファイヤードライブ。
それはファイヤーショットの強さと速さ、ドライブシュートの上昇からの急降下、
そしてツインシュートらしく幾重もの分裂を兼ね揃えた驚異のシュートである。

ドガアアアッ!

アマラウ「ぐわああああっ!!」

ドトール「アマラウーッ!」

ディウセウの代わりを果たすべく勇敢に飛び込んだアマラウだったが
彼には残酷な程に荷が重すぎ、何の役にも立たずにあっさり宙を舞う羽目になった。

この運命の瞬間を最も長く感じたのは誰だったか。
それはこのドイツの切り札をたった一人で止めなくてはいけないゲルティスだった。

ゲルティス「………」

機械の様に冷徹な表情に、集中力と緊迫感による感情が籠もっていく。
超高速で急降下してくるボールの雲を見据える瞳の中で、一つの決意が芽生える。

ゲルティス「(キャッチと反応の両立は至難の業。ドイツユースの体力、気力の
残量を考慮すれば警戒すべきシュートはこれが最後…)

0.01秒単位の判断が問われる世界で彼は決断した。キャッチはしなくていい、ゴールに入れさせなければそれでいいと。

492 :2 ◆vD5srW.8hU :2014/03/08(土) 00:07:57 ID:MmNRyPYQ
ゲルティス「ハァアアアアッ!!」

バッ!

それは、彼らしくない不恰好なセービングだった。
黒髪、黒肌、そしてユニフォームも黒が基調の彼がまるで幻影の様に素早く動き、
何時の間にかキャッチに成功している為ダークイリュージョンと名付けられたセービングの素早さは発揮していたが
横っ飛びで飛びつくのではなくサイドステップした位置から前に向かってのジャンプ。
割り出したシュートコースに伸びている筈の両腕も左右に広く開かれていた。

森崎「(あれは…!)」

森崎にはすぐその狙いが分かった。ボールの分裂の見切りが必要になるキャッチを完全に諦め、それよりも
予測したシュートコースにいち早く陣取り可能な限り己の体で覆い尽くし、全身の何処かに当たればいいと言う行動。

ボグォオオオオオッ!!

ゲルティス「グァッ…!」

そしてボールはゲルティスの胸にぶち当たった。
腹ならばまだ体をくの字に曲げて衝撃を逃がす事が出来るが、胸は曲げられない。
衝撃を逃がしたかったら後ろに倒れ、ゴールを許すしかない。

ゲルティス「………!」

ズズッ…

だがゲルティスは倒れなかった。胸に走る激痛と息を吐き出させられる苦しみに耐え、
震える足をスパイクで地面に突き刺し、筋肉を総動員してなぎ倒される事を拒否した。

493 :2 ◆vD5srW.8hU :2014/03/08(土) 00:09:22 ID:MmNRyPYQ
バァアアアアアアアアアアアアーーン!
ズサッ…

彼の努力は報われた。勢いよくボールを跳ね上げる事に成功するその瞬間に初めて彼は自分が膝をつく事を許した。
彼の顔は負担と疲労で汗の洪水となっていたが、その瞳は勝利を確信して光っていた。

シュナイダー「な…なにィ!?」

フライハイト「そ…そんなァ…」

ズサッ…ドサッ…

そして彼の判断通り、ドイツはもう限界だった。体力をほぼ使い果たしたシュナイダーは膝をつき、
彼以上に疲労していたフライハイトは尻もちをついてしまった。

ドイツメンバー「ば、馬鹿な!?」「ウソだろ…」「なんで、なんで…」

ミューラー「くそっ!」

ダダダダッ!

ここまでやったのに、最後の大技まで出したのに決まらないのか?もうこれ以上は…
そんな気持ちがシュナイダーとフライハイトのみならず、ドイツユースのほぼ全般に広がる。
元々は心が折れそうな所を雨と言うハプニングで持ち直した士気であり、
既に限界を超えて戦っていた所に二人の主力選手の切り札が防がれたショックは大きすぎた。

だがそんなドイツにも例外は居た。

ポブルセン「ウォラァアアアアアアアアアアアア!!」

バッ!

494 :2 ◆vD5srW.8hU :2014/03/08(土) 00:10:25 ID:MmNRyPYQ
ドイツメンバー『ぽ、ポブルセン!?』

ブラジルメンバー「くそっ、まだかよ!?」「いい加減にしろーっ!」

ポブルセンはこぼれ球に反応した。怪我を押した上での激戦で彼の疲労はシュナイダー達と比べても
遜色がない程だったが、みなぎる負の感情が足の痙攣も破裂しそうな心肺も無視させていた。
また彼だけはエースのシュートが防がれたショックを感じず、むしろざまを見ろとすら思い、己の手柄のチャンスと見なした。
味方を信じると言う概念がなく極めて自己中心的な彼の性格が皮肉にもドイツに息を吹き返させようとしていたのだ。

シュナイダー「………!」

それは未だ立つ事が出来ないシュナイダーも同様であり、なんとか立ち上がらねばと言う
焦りに支配されていた彼の頭を冷やし、周りを観察する余裕を与えた。

そして彼は見た。
サイドワインダーを顔面で防いだ為にグロッギーになって立ち上がれないディウセウの姿を。
大量の汗をしたたらせ、ガクガク震える膝を必死に叱咤しているゲルティスの姿を。
最早この二人に頼れなくなった為とにかくボールの確保しか考えられない他のブラジル選手達の姿を。

シュナイダー「押し込め!ブラジルはボロボロだ!」

ドイツメンバー『!!!』

シュナイダー「俺たち以上にだ!誰でもいい、押し込めーーーっ!!」

ブラジルメンバー『!!!』

シュナイダーはストライカーとして自分が決めるのではなく、キャプテンとして誰でもいいから決めろと檄を飛ばした。

カルロス「くっ…シュナイダーめ…!」

それはこぼれ球に追いつこうと走り回りながらも運悪くプレイに絡めないでいるカルロスが最もやって欲しくない事だった。

495 :2 ◆vD5srW.8hU :2014/03/08(土) 00:12:05 ID:MmNRyPYQ
上記4レスのコピペをお願いします。

496 :森崎名無しさん:2014/03/08(土) 00:15:09 ID:???
行ってきます

497 :2 ◆vD5srW.8hU :2014/03/14(金) 21:19:23 ID:RsHIX4qs
放送「ふ、防いだーーーっ!!ファイヤードライブをゲルティスくんがなんとかセーブ!
これで今度こそ命拾い…ではないっ!?ポブルセンくんがねじこみに…」

ポブルセン「ァアアアアアアアアアアアアア!!」

バッ!

そんなシュナイダーの激がポブルセンには聞こえたか、聞こえなかったか?
どちらにしても彼の意思には影響がなかった事は間違いない。
彼は足の痛みも焼け付く様に重く苦しい息も全て無視しボールに向かって
足を伸ばし、強引で不恰好なボレーシュートを撃とうとした。

ドトール「くぉっ!」

バッ!
ボコォン!

ポブルセン「キサマァアア!」

しかしこの時はドトールの必死のクリアがかろうじて割って入る事に成功し、ボールをこぼす事に成功した。
ただしそれにホッとしている暇はブラジルには与えられない。両チーム共最後の執念でボールに詰め寄ろうとしていたからである。

カペロマン「うおおおっ!」

グワアアアアッ!
バッゴォオオオオオオ!!

放送「ポブルセンくんのボレーシュート…はドトールくんが阻止!しかしカペロマンくんが走る!」

498 :2 ◆vD5srW.8hU :2014/03/14(金) 21:20:38 ID:RsHIX4qs
そしてこの一刻千金の場面でいち早くこぼれ球にかけこみ足を振り上げたのはカペロマンだった。
最早サイドに居る意味などないと割り切り、最後の力でPA内から強引にサイドワインダーを放ったのだった。

ギュイギュイ…!

ゲルティス「………!!」

そんな近距離から放たれたそのシュートは普段の派手な横揺れもカーブも鳴りを潜め、
純粋な威力もカペロマンの体力切れで落ちていたが、同じく体力が尽きそうになっていた上に
ファイヤードライブのセーブ直後で体勢を整えきれていなかった今のゲルティスには十分な脅威だった。

ゲルティス「ハァアアアア…!」

バッ!
バシィイイイッ!
ガコォオオオン…

カペロマン「嘘だろ!?」

それでもゲルティスは咄嗟に飛びつき、ボールを下から掬い上げて
ゴールバーに跳ね返させる事に成功した。だがその代償は彼に残された全てだった。

バゴォオンッ!!

ゲルティス「ッ!!」

ドサッ…

なりふり構わぬセービングの結果額からゴールポストに衝突してしまった彼は
体力の限界の上に頭部への衝撃で意識を朦朧とさせ、力なく崩れ落ちてしまった。
ゲルティスは最早まともなセーブは出来ないのは誰の目にも明らかだった。

499 :2 ◆vD5srW.8hU :2014/03/14(金) 21:22:01 ID:RsHIX4qs
放送「サイドワインダー!ゲルティスくんこれも弾き…あああっ!?」

マーガス「もらったぁああああ!!」

バッ!

そして高い浮き球には当然それを得意とするマーガスが飛びつく。
普段は威力のなさ故に彼自身が得点を狙う事はほとんど無いが、
ディウセウとゲルティス両方がダウンしている現状では難なく決められる。

アマラウ「やらねえよぉおおおお!!」

バッ!
ガコッガココッ!!

マーガス・アマラウ『ぐあっ!』

ポーーーーーン!

ここでブラジルの命綱となったのはアマラウだった。
マーガスと同じく高い浮き球に一目散に飛びついた彼は互角の衝突を演じ、
幸運にもルーズボールをペナルティエリアの外に向ける事に成功した。

放送「マーガスくん、とアマラウくんが激突!こぼれ球は…ペナルティエリアの外へーーーっ!!」

ワァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!

あまりのハイペースに置いて行かれそうになっていた実況と具体的に喋る前に
騒ぐ事しか出来なかった観客が喜びに沸き立つ。とうとうピンチを脱出できそうだと。

500 :2 ◆vD5srW.8hU :2014/03/14(金) 21:23:10 ID:RsHIX4qs
シュナイダー「!!!」

それは未だ立ち上がれていないシュナイダーにとっては悪夢の光景だった。

シュナイダー「(そんな…あれだけ撃ったのに決まらないのか…!?
ブラジルの守備陣を完全に粉砕したのに、後たった一発でいいのに、
その最後の一発を撃てる前に試合が終わってしまう………!!)

彼の体感時間が極めて遅くなり、周囲の現状を一瞬で理解させてくれる。
彼の高い集中力と観察力がなせる業だが、この時ばかりは拷問にしかならなかった。
何処に希望を探そうとしても、絶望ばかり見えてくるからだ。

シュナイダー「(フライハイトは…立ってはいるが、もう走れていない…歩いているだけだ…
ポブルセンは…本人は疲労を自覚していなくても、体の動きそのものはまるでスローモーションだ…
カペロマンは…ここも変わらない、痙攣した足で走ろうとしても到底間に合わない…
そもそもこの3人はもうマトモなシュートは撃てない…マーガスは!?あいつならまだ余力が…
ダメだ…!アマラウともつれて倒れ込んでいる!間に合わない、間に合わない、間に合わない!!)」

ブラジルの守備陣は完全に粉砕された。だがドイツにも最早攻撃陣が残っていなかった。
その現実が時間切れの敗北と言う悪夢を刻一刻とシュナイダーの眼前に近づける。
それでも尚諦めず、諦められず、シュナイダーはボールの行方に視線を戻したがそこにも絶望しかなかった。

ズシャシャシャーッ!
ガガッゴッガッ!
バシィーーーーーーーーーン!!

カルツ「(ああっ…!すまんシュナイダー、すまん皆…!)」

シュナイダー「(ダメ…なのか…?)」

こぼれ球をフォローしたカルツは、ネイ、トニーニョ、サンタマリアの3人に囲まれ、突破を阻まれ、
ボールを更に後方に向けて高く跳ね上げられていた。最早カルツの突進すらなくなったのだ。

501 :2 ◆vD5srW.8hU :2014/03/14(金) 21:24:44 ID:RsHIX4qs
シュナイダー「!!!?」

だが更にボールの行方を目で追った時、シュナイダーはまるで予想していなかった物を見た。

ジェトーリオ「ふーっ!やーっとこれで終わりっと」

今度のこぼれ球に一番近かったブラジルユースの選手はジェトーリオ。上空から落ちてくるボールを
見上げるその表情は安堵と歓喜に満ちていた。やっとこれで終わる、やっとこれで勝てるのだと。

カルロス「ジェトーリオ!まだだ、前を見ろーーーっ!!」

ジェトーリオ「へ?」

ミューラー「ウォオオオオオオオオオオオ!!!」

バッ!バッ!

だがまだ終わりではなかった。ジェトーリオがそれに気付いた時には遅すぎた。

ジェトーリオ「えっうそっちょっと待ってちょっと待ってぇえええええ!!?」

バコォオオン!ドゴオッ!

ジェトーリオ「ぐべああっ!」

カルロス「くっ!くそォ!」

グルッ!ダダダッ!

ミューラー「シュナイダー!立ちやがれ、この愚図野郎!立ってゴールを決めろォオオ!!」

シュナイダーが見た物。それはオーバーラップしていたミューラーが自分の頭上に向けてボールをヘディングで跳ね返した所だった。

502 :2 ◆vD5srW.8hU :2014/03/14(金) 21:25:54 ID:RsHIX4qs
上記5レスのコピペをお願いします。

503 :森崎名無しさん:2014/03/14(金) 21:26:40 ID:???
行ってきます。

504 :2 ◆vD5srW.8hU :2014/03/18(火) 06:05:10 ID:U2tcOuNY
放送「あああああっ!!?ぼ、ボールが…ハイボールが、再びブラジルゴール前へぇええええ!!!」

観客「なんだとォーーーーッ!!?」「笛、笛はどうした!」「もうタイムアップだろ!」
「シュナイダーは倒れてい「そのまま座ってろ立つ「ゲルティス立てよ!」ウセウはもうダメか!?」
「クリア出来る奴が誰も「いやーーーーー!!」たれる撃たれるーっ!!」「神様助けて!」

絶対絶命。あれほど苦労して奪ったリードが最後の最後で不意にされてしまう悲劇。
実況も観客も遠慮なく悲鳴を上げに上げたが、それらはシュナイダーには殆ど聞こえなかった。

シュナイダー「(この高さ…ヘディングでは届かない、オーバーヘッドキックではなくては…なのに!)」

今の彼の意識を占めていたのは彼の上空に向かってくるボール、そして。

シュナイダー「(…くそっ…足が、足がっ!)」

いくら気力を振り絞っても悲鳴ばかり上げる己の体だった。

シュナイダー「(動け、俺の足!もっと速くだ!)」

このまま彼が蹴らずに見送ったらこのボールはわずかにゴールポストの横を逸れていくだろう。

シュナイダー「(19年間共に走り続けて来たじゃないか!こういう時の為に!世界を獲る為に!)」

故にどうしても立ち上がらなければならない。彼が立って、跳んで、蹴らなければ全てが終わりなのだ。

シュナイダー「(後1回だけ!後1回だけでいいんだ!それで休ませてやるから!)」

なのに彼の足は彼の叱咤に応えてくれない。立ち上がりつつは居る。だがそれが遅い。
これでも間に合うのか?もう絶対に間に合わないのではないか…

諦めたい。もう休みたい。
この試合何度も脳裏を掠めた思いが彼の闘志をいよいよ消そうとする。

505 :2 ◆vD5srW.8hU :2014/03/18(火) 06:09:23 ID:U2tcOuNY
シュナイダー「(…よし…ジャンプ、出来る!)」

彼の闘志は消えなかった。蝋燭の様に儚くはなっていたが、それでも苦難の荒波にかき消される事はなかった。

シュナイダー「(膝を曲げて…跳ぶんだ)」

バッ!

彼は諦めなかった。間に合わないかも知れない、と言う思いを焼き尽くした。
そんな事を考えている暇があったら動け、と言う彼らしい実にシンプルなロジックで。

シュナイダー「(体を回せ。足を振れ)」

グワッ…

それはオーバーヘッドキックと言うにはあまりに弱く穏やか過ぎた。
ただ形だけそうなっているだけで、これをシュートと言い張るのはストライカーの名折れになるだろう。
それでもいい。ただコースを少し変え、ボールをゴールの枠に誘導すればそれでいい。
それで十分だと分かっていたシュナイダーは正確に動きタイミングと打点を合わせる事に集中した。

ジワッ…

シュナイダー「(ぐっ…目が…!気にするな、もう関係ない!)」

間の悪い事に汗が目に流れ込みシュナイダーは目を瞑る事を余儀なくされたが、
それでも彼は構う事なく足を振り続けた。どうせもう見えようが見えまいが関係ない。

シュナイダー「(まだかっ…ボールを、蹴った感触は…まだか…!?)」

永遠に感じられる暗闇の刹那、シュナイダーは最後まで不安と戦い続けた。
結局間に合わなかったかも知れない。ひょっとしたら早過ぎたかも知れない。
飛び上がる地点を間違えたかも知れない。無数の不安が彼を苦しめ続ける。

506 :2 ◆vD5srW.8hU :2014/03/18(火) 06:12:39 ID:U2tcOuNY
そしてそれが終わった時、シュナイダーは確かに感じた。

ガスゥウウウウッ!

シュナイダー「!!!」

それは確かにボールを蹴った感触だった。思ったよりも重く強く感じたそれは
間違いなくボールの芯を捕らえているのが彼には分かった。これなら狙い通りに飛ぶと。

シュナイダー「(やった!…あ、あれ…)」

だが彼にはそれ以外の事は分からなかった。暗闇の中で何も見えず、極度の集中の弊害で何も聞こえず、
そして限界を超えた疲労の代償か今や触感すらなくしていた。

シュナイダー「(こ、これは…俺は、気絶しようとしている…?)」

体感時間ではそろそろ地面に落ちていて良い筈。なのに何時までも何処までも
落ち続けていく感覚が終わらない。彼の意識は自分が気を失おうとしている事を認識した。

シュナイダー「(………ダメだっ!!)」

シュナイダーはこれにも抗った。

シュナイダー「(まだ延長戦があるんだ!俺のゴールで獲得した延長戦!
俺はその延長戦を制し、決勝戦に進み、日本を倒し…世界を獲るんだ!!)」

彼は最後の最後まで諦めなかった。戦い続けた。

シュナイダー「(俺は…俺はまだ戦える!戦うぞっ!)」

不安と絶望の闇を払い続けた彼の炎は同点ゴールで勢いを取り戻し、無意識の海すら蒸発させた。
誰にも知られる事のない、彼自身良く覚えていないであろう孤独な戦いに勝った。

507 :2 ◆vD5srW.8hU :2014/03/18(火) 06:17:07 ID:U2tcOuNY
ガバッ!

シュナイダー「俺は…俺は、まだ…!」

カルツ「シュナイダーちゃん…」

彼が意識を失いかけていたのはほんの数秒間だった。
最初に彼が見たのは涙を流すカルツの顔だった。

シュナイダー「(どうしたカルツ…嬉し泣きだなんて、案外涙もろい奴だな)げほっ、げほっ」

シュナイダーはカルツに声をかけようとしたが出てくるのは咳だけだった。
同点ゴールくらいで喜ぶな、まだ試合はこれからだと言おうとしたが肺と喉と口が言う事を聞かなかった。

フライハイト「シュナイダー…大丈夫か…」

シュナイダー「(くそ、喋れん…ん?フライハイト、お前もか…?)」

ドサッ…

シュナイダー「(ポブルセン?なんだ、何故倒れる…)」

彼が何かおかしいと気づいたのはフライハイトも涙を浮かべ、更にポブルセンが白目を剥いて倒れるのを見てからだった。

ドイツメンバー「シュナイダー…」「すまん…」「俺たちが、何か出来ていれば…」

シュナイダー「(なんだ…何故謝るんだ。なんで皆泣いているんだ?)」

ブラジルメンバー「ヒャッハー!やったぜ!」「キツかったー!」「終わった終わった。ふぅ」

ウワァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!

508 :2 ◆vD5srW.8hU :2014/03/18(火) 06:24:36 ID:U2tcOuNY
シュナイダー「(なんだ!?何故だ…何故ブラジルが喜んでいるんだ!?)」

間も無く彼は気付いた。過酷な現実に。だがそれを受け入れられなかった。
それでも首は本能的に動いてしまう。受け入れ難い現実を確認する為に。






ブラジル 3−2 ドイツ






電光掲示板には確かにこう書かれていた。

シュナイダー「………」

いくら見ていてもそれが変わる事はなかった。時計も試合終了を示していた。

509 :2 ◆vD5srW.8hU :2014/03/18(火) 06:26:00 ID:U2tcOuNY
徐々に記憶が蘇ってくる。力のない自分が蹴ったにしてはあまりに蹴り応えの
あり過ぎたボール。あれは軽くボールを蹴った感触ではなかった。

そう、あれは。

ザッ。

カルロス「大丈夫か?」

シュナイダー「…ああ、大丈夫だ。そして…お前だな?」

カルロス「ん?…ああ。かろうじて間に合った」

シュナイダー「そうか………」

あれは誰かのクリアに押し負けた感触だった。
シュナイダーとカルロスはオーバーヘッドキックでぶつかり合い、カルロスに押し負けたのだ。

今更の様に思い出す。ミューラーがボールを跳ね返した瞬間、カルロスも走り出していたのを。

シュナイダー「……………俺達は、負けたのか」

この瞬間シュナイダーは戦うのを止め、諦めた。涙は出てこなかった。

510 :2 ◆vD5srW.8hU :2014/03/18(火) 06:29:58 ID:U2tcOuNY
と言う訳で、やっとブラジル対ドイツが終わりました。
WY編連載時から17年…ついに「こうあるべきだろう」と言う展開全てをつぎ込む事が出来ました。

次はとうとうブラジル戦です。コインブラ抜きでも十分にラスボスを張れる実力に加え、
まさかの2点差をつけられても逆転出来る主人公チームの様な強さも併せ持つ、
間違いなくキャプ森シリーズ最強の敵との対戦となります。乞うご期待!

511 :2 ◆vD5srW.8hU :2014/03/18(火) 06:31:15 ID:U2tcOuNY
上記7レスのコピペをお願いします。

512 :森崎名無しさん:2014/03/18(火) 06:58:29 ID:???
いってきます

513 :2 ◆vD5srW.8hU :2014/03/19(水) 23:41:55 ID:PdWPAWc6
ピッ、ピッ、ピィイイイイイイイイイイイイイイイ!!

放送「しっ…試合終了〜〜〜〜〜〜〜〜ッ!!ここでこの死闘にホイッスル!
最後は両チームのキャプテン同士のオーバーヘッドのぶつかりあいをカルロスくんが制し、
最後まで逆転ゴールを守りきる事に成功しました!3−2、3−2です!
絶望の2点差を見事大逆転し、最後の猛攻撃を耐えきった我らがブラジルユースの大勝利です!!!」

ワァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!

観客「やった!」「勝った!」「俺達が勝ったんだ!」「ブラジルユース最高!」「ヒヤヒヤさせやがって!」
「心臓飛び出るかと思った…」「ちょっと苦戦し過ぎたぞ!次はもうちょっと丁寧にやれ!」
「カルロスよくやったー!」「お前こそセレソンのキャプテンに相応しい!」「ザガロ!もう1点くらい取っとけ!」
「よく守り切ったディウセウ!」「ゲルティスは大丈夫なのか!?」「怪我人出ていないだろーな…」

ドイツサポーター「そ、そんなァ…」「ど、どうしてだよ!」「あれだけ頑張ったのに…」「後ほんのちょっと…だった…」

ドイツの最後の猛攻撃を耐えきり、最後はキャプテン同士のぶつかり合いを制して守り切った。
この劇的な勝ち方に観客のテンションは天を突き喉も枯れよとばかりに大歓声を爆発させる。
圧倒的少数派のドイツサポーターがさめざめと泣いて嘆いても最早当人達にしか聞こえない程に。

そして全日本ユースの面々は戦慄の余り誰も口を開けないでいた。

石崎「………ぷはあっ!こ、腰が抜けるかと思った…」

皮きりになったのは詰まった息を吐き出した石崎の発言だった。

若林「ドイツが…負けた。あれ程の力を見せつけ、隠していた切り札まで使ったのに…負けた」

赤井「マジッすか…最後の攻めは決まると思ったのに、絶対延長だと思ったのに」

中里「あれを凌ぎきるとは…ブラジルユース、恐るべし!」

514 :2 ◆vD5srW.8hU :2014/03/19(水) 23:45:34 ID:PdWPAWc6
早田「畜生、なんだってんだ。俺達が散々苦労して引き分けたドイツに勝っちまいやがって」

次藤「しかもその勝ち方が曲者ばい。2点リードば引っくり返すとは…」

葵「あの時もう殆どドイツの勝ちじゃないかって思ったのに、信じられないですよ!」

岬「特筆すべきはあの時、殆ど焦りも怯えも見せなかった事だよ」

松山「精神力が半端ないじゃないか…あの観客の悲鳴でもペースを崩す事がなかったんだから」

三杉「確固たるゲームプランがあったお蔭でもあるが、それを信じ続けたのも凄いな」

中山「実力だけじゃない。知力も精神力もズバ抜けている…穴が殆ど見当たらない」

日向「しかもあのシュートラッシュ戦法は、森崎に対しても効果的だぞ」

翼「強いのは分かり切っていた。でも、ここまでだなんて…流石ブラジルとしか言い様がない」

森崎「(ちっ、どいつもこいつもビビリやがって。こういう時はなんと言うべきだ?)」

A 「怯えてんじゃねえ。俺達だってここまで勝ち上がってきたんだ!」激を飛ばす。
B 「だが、ブラジルにも弱点はある!そこを突けば勝てる!」ブラジルの弱点を言う(更に分岐)。
C 「攻撃、守備、スタミナ、戦術、メンタル。全てにおいて超一流だな」素直に褒める。
D 「上等じゃねえか。最強の敵を倒さないと最強とは認めてもらえないだろ」武者震いする。
E 「………ぐがっ。ん?終わったのか?で、どっちが勝った?」寝ていたフリをする。

      http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1369149231/l50にて
            ☆2014/3/20 01:00:00☆ から投票期間を設けます。
    そこから  10  票カウントし、一番多く票が入った選択肢で続行します。引き分けの場合は
   その次の票をタイブレーカーに使います。尚、投票はageた書き込みのみを採用しています。

515 :2 ◆vD5srW.8hU :2014/03/19(水) 23:47:42 ID:PdWPAWc6
上記2レスのコピペをお願いします。

516 :森崎名無しさん:2014/03/19(水) 23:49:02 ID:???
行ってきます

517 :2 ◆vD5srW.8hU :2014/03/20(木) 20:45:30 ID:B9I/xQZ2
>B 「だが、ブラジルにも弱点はある!そこを突けば勝てる!」ブラジルの弱点を言う(更に分岐)。

全日本メンバー「な、なんだって!」「それは一体?」「(また何か変な事言うんじゃないだろうな…)」

チームメイト達が口々にブラジルの強さを認めていた矢先、森崎はブラジルにも弱点があると主張した。
彼を知る彼らが皆彼らしいと納得する言動であり、同時に今度は何を言い出すのか期待と不安を込めて注目した。
名案、奇策、迷走全てが入り混じった森崎の実績を鑑みた彼らの嘘偽りなき感情である。

翼「森崎。その弱点はなんだ?」

森崎「それは…」

A 「シューターは質より量な事だ。警戒すべきストライカーがカルロスしか居ない!」
B 「ポストプレイもダイレクトシュートも殆どしない事だ。地上戦に専念出来る!」
C 「絶対的なゲームメイカーが居ない事だ。船頭多くして船山に上る、の状態だ!」
D 「チーム全体がパスカットを苦手とする事だ。パスメインで戦うのが攻略の肝だ!」
E 「ブロッカーがディウセウしか居ない事だ。奴を削り倒せば得点しやすくなる!」
F 「ゲルティスの体力が尽きやすい事だ。奴を削り切ってしまえば俺達の勝ちだ!」

      http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1369149231/l50にて
            ☆2014/3/21 00:00:00☆ から投票期間を設けます。
    そこから  15  票カウントし、一番多く票が入った選択肢で続行します。引き分けの場合は
   その次の票をタイブレーカーに使います。尚、投票はageた書き込みのみを採用しています。

518 :2 ◆vD5srW.8hU :2014/03/20(木) 20:48:56 ID:B9I/xQZ2
上記1レスのコピペをお願いします。

519 :森崎名無しさん:2014/03/20(木) 20:57:53 ID:???
いってきます

520 :2 ◆vD5srW.8hU :2014/03/21(金) 22:07:08 ID:B4hKHQ7Y
>D 「チーム全体がパスカットを苦手とする事だ。パスメインで戦うのが攻略の肝だ!」

ざわっ…

森崎の指摘にチームメイト達はどよめきながらも反論はしなかった。
こういうタイミングこそチャンスだと弁えている森崎は更に口火を切る。

森崎「俺はブラジルユースのスタメンクラスは全員良く知っている。奴らはどいつもこいつも
組織的にパスカットを狙うよりも俺が俺がでボールを奪いに行く方を得意としているんだ。
だからパスでペースを握られるとそれを遮断するのを苦手としている。ここが突くべき穴だ!」

翼「…彼らは別に組織プレイを軽視している訳でも出来ない訳でもないけど、
ただ単に個人技でゴリ押しした方が効率が良いからね。そのゴリ押しにこちらも個人技で
ぶつかり合うよりは、パスワークで対抗した方が戦い易くなるのは確かだろう」

ややあって頷き同意したのは、森崎同様ブラジルを良く知る翼だった。
犬猿の仲の二人があえて同意した事でチーム内にも肯定的な空気が広がっていく。

三杉「弱点と言える程大きな穴ではないけど、パスメインで戦うべきなのは間違いないね」

中山「攻め易くなるだけじゃない。ドイツがやった様にペース配分も出来る」

岬「シュートラッシュを食らわない為にも、遅攻を心がけていくのが良さそうだね」

松山「個人技で負けているならチームワークで補う。うん、当然だな!」

葵「流石です、森崎さん!」

521 :2 ◆vD5srW.8hU :2014/03/21(金) 22:08:26 ID:B4hKHQ7Y
森崎「(ケチをつけてくる奴も居るが、一応は説き伏せられたな。これでいいだろう。
全く、ビビリ共が多いチームだとキャプテンも大変だぜ)」



*森崎チーム内支持率:74→75



キャプテンシーを発揮できたと満足した森崎だったが、ふと眼下のフィールドの様子が目に入る。
そこでは泣き濡れたドイツユースの選手達がブラジルユースの選手達とユニフォームを交換している所だった。

森崎「(結局ドイツとの再戦は無くなったか…おーおー派手に泣いてやがる。ん?)」

ポブルセンやミューラーなど非社交的な者達はその輪に混じろうとしていなかったが、
シュナイダーもまた自分のユニフォームを脱いでいなかった。
カルロスが自分のユニフォームを差し出していたが、何か話した後結局それを着直していた。

森崎「(シュナイダー………)」

シュナイダー「(モリサキ…すまない。約束は果たせなかった…マリー、お兄ちゃん、また負けちゃったよ…)」

自分に“世界の強さ”を始めて実感させた男が、自分以外の者に敗れて戦場を去る。
その光景は筆舌に尽くし難い複雑な感情を森崎の胸に呼び起した。

522 :2 ◆vD5srW.8hU :2014/03/21(金) 22:09:45 ID:B4hKHQ7Y
カルロス「(そういう事か。ならば俺を恨んでくれ、シュナイダー。モリサキの首も俺が貰い受ける)」

シュナイダーとは対極的に今日の勝者であるカルロスはこの時勝利の喜びに打ち震えていた。
ドイツに勝ち決勝戦への切符を手にしたのも当然嬉しいが、人知れず彼はもう一つの勝利も味わっていた。

カルロス「(…そして…)」

コインブラ「……………」

それはベンチで静かに驚愕に固まっていたコインブラに対する勝利だった。

カルロス「(見たかコインブラ。勝ってみせたぞ!)」

コインブラ「………バカな」

カルロス「(これがセレソンの強さだ。これが俺達の強さだ。お前にも分かっただろう。
俺達が何の為に戦い、何を勝ち得たかを!俺は今日、ドイツだけでなくお前にも勝ってみせたぞ!)」

カルロス・サンターナ。ズバ抜けた強さを持つ通称“サッカーサイボーグ”。
実力だけでなく人格面でも定評がある彼は今、自分を圧倒した者に一泡吹かせ自信と誇りまで手にしていた。
全日本ユースが居るスタンドを見上げる彼はブラジルサッカー代表のキャプテンらしい力強い存在感に満ちていた。

カルロス「(さあ次は日本だ。モリサキ、ツバサ。今度は負けんぞ!)」

翼「(凄い気迫を感じる…そうだ、カルロスに取って俺は怨敵でもあるんだ)」

森崎「(リオカップの借りを返すって訳か?ケッ、返り討ちにしてやるぜ!)」

523 :2 ◆vD5srW.8hU :2014/03/21(金) 22:10:45 ID:B4hKHQ7Y
上記3レスのコピペをお願いします。

524 :森崎名無しさん:2014/03/21(金) 22:15:17 ID:???
行ってきます

525 :2 ◆vD5srW.8hU :2014/03/24(月) 23:24:26 ID:AkhnLW8Y
〜大会23日目〜

ブラジルとドイツの激闘の翌日、ブラジル国内は嵐の前の静けさと言うには既に些か騒がしかった。

大苦戦したものの無事決勝戦へコマを進め国民の期待に応えたブラジルユースへの応援の熱は高まるばかりで
早くも優勝の祝勝会を開く者、自分が戦う訳でもないのに全日本ユースの戦力分析を行う者、
決勝戦の展望を予想する者、勝った場合と負けた場合両方で世界のサッカーのあり方への影響を考察する者…
明後日に控えた決勝戦の待ち方は多岐に及んだが、ブラジル国民のほぼ全てがブラジルの勝利を願っていたのは間違いない。

では日本はブラジル国民にどう見られていたかと言うと、これまた十人十色だった。
所詮はアジアのチームが度重なる幸運で勝ち上がってきただけと豪語する者が居れば、
ドイツと引き分けた事を根拠にブラジルの方が戦力的に上だと主張する者も居り、
両チーム共奇しくも得点22失点3で勝ち上がっている為互角だと評価する者も居て、
果てには少数派ながら周りの顰蹙を浴びながら日本の方が有利だと分析する者まで居た。

いずれにせよかつてない程ブラジル、そして世界から注目される事となった日本サッカー。
日本国内では「流石にブラジルは無理だろう」派と「ここまで来たら優勝だ」派に二分され、
サッカーファンは勿論そうでない国民もマスコミも盛大に騒いでいたが
地球の反対側のブラジルまで応援に行ける者は流石に殆どいない。

〜同日の日本、成田空港〜

骨皮「はーい、点呼終了!それでは皆さん、一時解散としますが飛行機出発予定時間の1時間前には戻ってきてくださいね!」

その数少ない応援団は陽子と事前にやり取りをしており、日本が決勝戦に勝ち進んだ場合のみ
割安で買えるチケットを手配していた骨皮率いる数十人の集団だった。
その大部分は全日本ユースの選手達の元チームメイトや家族である。

南葛関係者達「いやー、本当に決勝戦まで行っちゃうなんてなあ」「ここまで来たんだ、ブラジルにだってきっと勝ち目がある」
「うう〜、なんか俺まで緊張してきちゃうよ…」「気持ちは分かるけど、私達は応援に専念するのが一番よ」

526 :2 ◆vD5srW.8hU :2014/03/24(月) 23:25:27 ID:AkhnLW8Y
〜同日のブラジル、リオ州、全日本ユース宿舎〜

周囲が如何に騒いでいようとも、当事者達にはあまり関係ない。アウェーの立場なら尚の事である。
この日、全日本ユース宿舎では森崎が見上に会議室に呼び出されていた。そこに居るのは見上、井出、そして森崎だけだった。

森崎「お呼びですか、監督」

見上「うむ。既に用件は分かっているだろう?」

森崎「ええ、思えば長い付き合いですからね」

見上「結構だ。では井出、まずはブラジルユースの分析結果を見せろ」

井出「はい!」

言うまでもなく彼らの議題は決勝戦とその相手、ブラジルユースについて。
まずは敵戦力を正確に把握する為に井出が分析結果をホワイトボードに書き連ねていく。



ザガロ
突破力:B 得点力:A ボールカット:B ゴール前:B スタミナ:A
自分で持ち込むか、パスを受けるタイプのストライカー。撃たせる前に止めるのが一番。

サンタマリア
突破力:A 得点力:B ボールカット:B ゴール前:B スタミナ:B
個性派集団を鮮やかに使いこなす司令塔。CKは自分で撃って来る事もあるので注意。

カルロス
突破力:A 得点力:S ボールカット:A ゴール前:A スタミナ:A
自軍が一旦ボールを持てばどんな攻め方も出来るFW。これと言った対策を練る事が出来ない。

527 :2 ◆vD5srW.8hU :2014/03/24(月) 23:26:58 ID:AkhnLW8Y
トニーニョ
突破力:A 得点力:A ボールカット:B ゴール前:B スタミナ:B
ネイとの連携が攻防両面で厄介極まりなく、またサンタマリアの代わりに司令塔になる事もある。

ネイ
突破力:S 得点力:B ボールカット:A ゴール前:C スタミナ:B
トニーニョと連携してくるファンタジスタ。一旦ボールを持たせたら取り返すのが非常に辛い。

マウリシオ
突破力:B 得点力:A ボールカット:B ゴール前:C スタミナ:B
伏兵的にシュートを撃って来る存在。守備力は大した事が無いのが救い。

ディウセウ
突破力:B 得点力:A ボールカット:A ゴール前:S スタミナ:A
ゴール前で穴の無い巨大な壁と化すばかりか、奪ったボールを自力で前線まで運ぶ事まで出来る。

アマラウ
突破力:C 得点力:D ボールカット:A ゴール前:A スタミナ:B
高い球に凄まじく強い跳ね返し屋。地上ではディウセウには劣るものの、それでも油断はならない。

ドトール
突破力:C 得点力:D ボールカット:A ゴール前:B スタミナ:B
低い球に強いだけでなく、凄く鋭いタックルまで武器とする。対抗するには凄腕のドリブラーが必要。

ジェトーリオ
突破力:A 得点力:B ボールカット:A ゴール前:B スタミナ:B
MF顔負けの攻撃力もさる事ながら、巧妙な反則ディフェンスが恐ろしい。接触は全力で避けるべき。

ゲルティス
セーブ力:S 一対一:A 飛び出し:A
超強力なシュートでさえキャッチしてしまう。出来れば一対一を挑みたい所。

528 :2 ◆vD5srW.8hU :2014/03/24(月) 23:29:27 ID:AkhnLW8Y
見上「………さて。この分析を見てどう思う?」

森崎「そうですね…」

A 「総合的な戦力で見れば、俺達を上回っていると思いますね」
B 「いくらブラジルっつっても、誰もが何でも出来るって訳じゃないですね」
C 「殆どの連中が見慣れた顔ですね。今更特に思う事はありません」
D 「俺達全日本ユースの方が強い!そう断言できますよ俺は」

      http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1369149231/l50にて
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529 :2 ◆vD5srW.8hU :2014/03/24(月) 23:32:24 ID:AkhnLW8Y
上記4レスのコピペをお願いします。

530 :森崎名無しさん:2014/03/24(月) 23:46:12 ID:???
行ってきます

531 :2 ◆vD5srW.8hU :2014/03/27(木) 22:35:11 ID:iCDniYl6
>B 「いくらブラジルっつっても、誰もが何でも出来るって訳じゃないですね」

見上「…お前らしい感想だな。どんな強敵が相手でも、すぐに攻略法を考え始めるか」

森崎「だって、強いのは元から分かり切ってますから。
じゃあどこが弱い?って考えた方が時間を無駄にしないで済むでしょう?」

見上「その考え方は監督向きかも知れんな」

森崎「(これは褒められている…んだろうか?相変わらず分かり難いぜ)」

今までにない程高評価ばかりの分析結果を見せられた森崎だったが、最初に彼が注目したのは
如何にブラジルと言えども誰もがオールマイティーではなく、穴が存在する事だった。
それは勝ちに行くのが当然であり、その為の方法をさっさと考えるべきと言う彼らしさの表れである。

彼の返答に対し見上は特に表情を変えず、次の話題に移った。

見上「お前の言う通り、ブラジルユースの選手達でも出来る事と出来ない事がある。
明後日の試合ではそれにどう対抗するかが勝敗の分かれ目となるだろう。
だが一つ、ブラジルの選手達の殆どが出来る事でお前を大いに悩ませる事がある」

森崎「ん?殆どが出来て、俺を悩ませる………ああ。シュートですか」

見上「そうだ。ミューラーを疲弊させられたあの圧倒的な数の暴力。あれはお前に対しても有効だ。
以前より改善されたとは言え、スタミナがお前の弱点である事は変わりないのだからな。
私の見積もりでは、お前の体力は65分前後で底を尽くと予想している」

森崎「…じゃあ、前半か後半は若林に任せてフルタイム出場は諦めろとか言うんですか?」

井出「(あっちゃ〜、やっぱり森崎さん嫌がってるんだな。なんとかフィールダーとしておだてれば…?)」

532 :2 ◆vD5srW.8hU :2014/03/27(木) 22:36:49 ID:iCDniYl6
次の話題は対ブラジル戦で間違いなく懸念事項となるであろうブラジルのシュートラッシュの事だった。
森崎の弱点がスタミナである事は最早有名であり、ブラジルユースの面々も去年のリオカップの時点で
それを突こうとしてきている。森崎もミューラーと同じ目に会わされたら似た末路を下るのは間違いない。

故に第二GKの若林の起用が現実的な選択肢として浮き上がってくるのだが、当然森崎としては面白くない。
井出もそれは予期しておりどう説得したものかと頭を悩ませていたが、彼の心配は杞憂に終わった。

見上「いや、お前はケガでもしない限りはフルタイム出場させる」

森崎「えっ?」

見上「途中でスタミナ切れした際は若林を投入するが、それはお前にフィールダーとして体力回復の
時間を与える為だ。今のお前なら息切れしていてもボールを預け捌かせる事なら出来るだろう。
後半の局面ならそれだけでも有り難い場面が十分起こり得る。そして延長戦以降に持ち込めれば
ブラジルの消耗次第ではあるがお前のGK復帰も視野に入れておく」

森崎「そりゃまた…俺にとっちゃ有り難いですが、なんでですかね?」

見上は最初から森崎をフルタイム出場させるつもりであり、スタメンGKも森崎のつもりだった。
若林の起用法もまるで森崎の当て馬と言われかねない使い方であり、何故ここまでするのかと森崎も訝しむ。

見上「理由は二つ…私のお前に対する二つの評価だ。一つ目はお前のセービングはペース配分を度外視すれば
この世代で世界一と評価している。例えば…そうだな、恐らく今大会最強のシュートであろう
ストラットのオムニゾーンシュートをどれ位の確率で防げるか統計を取ってみればお前が一番高い
セーブ率を出すだろう。ゲルティスよりも、ミューラーよりも、ヘルナンデスよりも、そして若林よりもな。
無論そんな統計を実際に取るのは不可能だから、あくまでも私のシミュレーションによる評価だがな。
よって出来るだけ長い時間お前をGKとして活用するのが勝利に繋がると見ているのだ」

森崎「はあ…(珍しく随分高評価してくるじゃないか)それでは二つ目の評価は?」

533 :2 ◆vD5srW.8hU :2014/03/27(木) 22:37:58 ID:iCDniYl6
見上「二つ目は…お前の指揮能力、そして勝負運だ。お前はここまでキャプテンとして、正GKとして
日本に数々の勝利をもたらしてきた実績がある。この問題児集団をまとめる一番の問題児としてな」

森崎「…最後の一言のせいで全然褒められている気がしないんですが!?」

見上「とんでもない、嘘偽り無き賞賛だぞ。現にお前は私が現役時代どうやっても想像すら出来なかった
高みに辿り着いているのだ。世界一を争う舞台と言う高みにな。それを為し得たのはお前のガムシャラさ、
そしてお前が周囲に広めた実力主義と競争精神の賜物だ。そんなギスギスした世界の中でも
このチームはある種の絆と信頼で一つとなっている。不愉快でも醜くとも歪でも、それは強固な物となった。
森崎、お前はこの先も多くの敵を作り恨みを買い続けるだろう。だがそれでいい。それがお前の覇道だ。
今更打算無しの礼儀を身に着けたり野心が萎んだ大人になったお前など見たくはない」

森崎「………本っ当にコメントに困る褒め方を………」

井出「(こ、これって説得?なんだな?で、でも森崎さんは案外満更でもない…?)」

見上の思惑の原因は森崎に対する高評価だった。それも善し悪しをざっくばらんに言い放つ評価の仕方である。
歯に衣を着せない言い方に森崎のこめかみはひきつったが、今までの自分を的確に言い表されている自覚もあり
怒るメリットを見いだせず、やがてため息をついて受け流したが次の話題で更に大きく驚かされる。

森崎「はあ〜、分かりましたよ。で、俺がスタメンGKとして、残りはどうするんですか?」

見上「それだが、一つ提案がある。既に井出や片桐くんとも話し合って決めた案だ」

森崎「ん?なんです?」

見上「この試合のフォーメーションとスタメン決定は、お前に託そうと思う。やってみるか?」

森崎「えっ!?」

534 :2 ◆vD5srW.8hU :2014/03/27(木) 22:39:00 ID:iCDniYl6
見上は何と森崎に自由にフィールダー達を選ばせる事を提案してきた。
今まで基本は見上が決め、森崎の希望や意見もある程度は取り入れると言う形でチームを運営してきた彼の
突然の提案に流石の森崎も目を白黒させたが、見上は構わずに続けた。

見上「先程も言った通り、お前の指揮能力と勝負運は高く評価している。ならばこの大一番、
お前の好きにやらせて納得の行く形で戦わせてやる事がお前の、そしてチームの力を
引き出すだろうと判断した。無論対外的には私が決めた事になるがな」

森崎「…いいんですか?本当に」

見上「構わん。無論強制するつもりもない。ただでさえ正GKでありキャプテンという重圧があるのだ、
この上監督業まで代行したくないと言うのなら全く構わん。それなら何時も通り私が決めていこう。
別に私は未知の大舞台のプレッシャーに負けた訳でも監督としての責任を放棄したい訳でもない。
ただこの案がよりチームを強くするかも知れんと思ったから、試してみたいだけだからな」

井出「(森崎さんは自分が成り上がる為にだけど、本当にチームとチームメイトを見ているんだな。
既に名監督の片鱗は見せているし…プレッシャーがかかるとむしろ強くなるタイプだと思うんだな)」

森崎「(こりゃあ予想外の話が来たな…どうするか…)」

今までに一度もなかった編成権の譲渡。この提案を森崎は数秒間の考慮の後…

A 「いいですよ。俺の好き勝手にやらせてもらいましょう」承った。
B 「流石にいくらなんでもそりゃダメですよ」断った。

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535 :2 ◆vD5srW.8hU :2014/03/27(木) 22:42:08 ID:iCDniYl6
上記4レスのコピペをお願いします。

536 :森崎名無しさん:2014/03/27(木) 23:04:28 ID:???
行ってきます

537 :2 ◆vD5srW.8hU :2014/03/28(金) 16:25:34 ID:3OrwGDSE
>A 「いいですよ。俺の好き勝手にやらせてもらいましょう」承った。

森崎は提案を受け入れた。そこにあったのは野心か、愉悦か、それとも別の何かか。
ひょっとしたら森崎本人にも分からなかったかも知れない。

見上「…そうか。なら最後に一応付け加えておくぞ。万が一滝をCBに起用するだの
高杉をCFWにするなどと馬鹿な事を言い出したら即刻でこの提案を無かった事にするし、
どう考えても有り得んだろうと言う箇所が部分的に存在したら私が修正を加える」

森崎「分かっていますよ」

井出「それじゃ、この名前つき磁石とマグネットボードで納得がいく様に弄って欲しいんだな!」

森崎「おう…なんかオモチャみたいだなこれ」

井出「実際にオモチャみたいな物だけど、コンピュータでも使わない限りこれが一番便利なんだな」

こうして森崎は監督の立場に立たされ、選手達の名前テープが貼りつけられた磁石を
サッカーフィールドを模したマグネットボードの上で動かし始めた。

森崎「(う〜ん…戦力的には中山、日向、翼はまず外せないか…?他にもどんなフォーメーションでも
こいつはスタメン確定って言うのは…いや待てよ、選手よりも先にフォーメーションを決めるべきか?)」

A まずはフォーメーションを決めて、それから選手とそのポジションを選ぼう。
B 選手とそのポジションを選んでいけば、フォーメーションなんか自然に決まるな。

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538 :2 ◆vD5srW.8hU :2014/03/28(金) 16:29:23 ID:3OrwGDSE
上記1レスのコピペをお願いします。

539 :森崎名無しさん:2014/03/28(金) 18:30:16 ID:???
行ってきます

540 :2 ◆vD5srW.8hU :2014/03/29(土) 20:04:59 ID:ulmtW8jw
>B 選手とそのポジションを選んでいけば、フォーメーションなんか自然に決まるな。

森崎「(よし、選手とポジションから選んでいくか。まずは誰にするかな…)」

決定済選手:
森崎GK

残った選手:
日向 政夫 和夫 新田 来生 滝
翼 岬 三杉 松山 山森 井沢 葵
次藤 早田 中里 石崎 高杉 赤井 中山
若島津 若林

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      起用する選手とそのポジション(FWかMFかDF)を書き込んでください。
        最初に三票入った同じ選手とポジションの組み合わせが選ばれます。
     サイドで使うかなどの決定は時間がかかり過ぎるのでGM側で適当に判断します。
         尚、投票はageた書き込みのみを採用しています。

541 :2 ◆vD5srW.8hU :2014/03/29(土) 20:06:21 ID:ulmtW8jw
上記1レスのコピペをお願いします。

542 :森崎名無しさん:2014/03/29(土) 20:13:18 ID:???
日付が昨日になっているのですが。

543 :2 ◆vD5srW.8hU :2014/03/29(土) 20:17:14 ID:ulmtW8jw
>>542
失礼しました。修正し損ねていました。
本日29日の21時からの投票期間です。

544 :森崎名無しさん:2014/03/29(土) 20:25:23 ID:???
日付修正の上転載してきます。

545 :2 ◆vD5srW.8hU :2014/03/29(土) 21:12:55 ID:ulmtW8jw
>MF 翼

森崎「(まあまずは確実に翼をMFにするか。シャクだがあいつは絶対に外せない奴の一人だしな…次は…)」

決定済選手:
MF 翼 
GK 森崎

残った選手:
日向 政夫 和夫 新田 来生 滝
岬 三杉 松山 山森 井沢 葵
次藤 早田 中里 石崎 高杉 赤井 中山
若島津 若林

      http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1369149231/l50にて
            ☆2014/3/29 21:30:00☆ から投票期間を設けます。
      起用する選手とそのポジション(FWかMFかDF)を書き込んでください。
        最初に三票入った同じ選手とポジションの組み合わせが選ばれます。
     サイドで使うかなどの決定は時間がかかり過ぎるのでGM側で適当に判断します。
         尚、投票はageた書き込みのみを採用しています。

546 :森崎名無しさん:2014/03/29(土) 21:14:13 ID:r3sdJ3cA
MF松山

547 :2 ◆vD5srW.8hU :2014/03/29(土) 21:15:54 ID:ulmtW8jw
上記1レスのコピペをお願いします。

548 :森崎名無しさん:2014/03/29(土) 21:16:41 ID:???
いってきます

549 :2 ◆vD5srW.8hU :2014/03/29(土) 21:47:01 ID:ulmtW8jw
>MF 三杉

森崎「(三杉もMFで使うのが王道だな。わざわざFWやDFで使う理由もないだろう。次は…)」

決定済選手:
MF 翼 三杉
GK 森崎

残った選手:
日向 政夫 和夫 新田 来生 滝
岬 三杉 松山 山森 井沢 葵
次藤 早田 中里 石崎 高杉 赤井 中山
若島津 若林

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550 :2 ◆vD5srW.8hU :2014/03/29(土) 21:49:29 ID:ulmtW8jw
上記1レスのコピペをお願いします。

551 :森崎名無しさん:2014/03/29(土) 21:49:33 ID:???
行ってきます。

552 :2 ◆vD5srW.8hU :2014/03/29(土) 22:27:00 ID:ulmtW8jw
>MF 岬

森崎「(MFをどんどん決めちまうか。パス要員として必須な岬もMFだ。次は…)」

決定済選手:
MF 翼 三杉 岬
GK 森崎

残った選手:
日向 政夫 和夫 新田 来生 滝
松山 山森 井沢 葵
次藤 早田 中里 石崎 高杉 赤井 中山
若島津 若林

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553 :森崎名無しさん:2014/03/29(土) 22:27:31 ID:???
行ってきます

554 :2 ◆vD5srW.8hU :2014/03/29(土) 22:28:41 ID:ulmtW8jw
上記1レスのコピペをお願いします。

555 :森崎名無しさん:2014/03/29(土) 22:30:17 ID:???
早走りすいませんいってきます

556 :2 ◆vD5srW.8hU :2014/03/29(土) 22:48:10 ID:ulmtW8jw
>MF 松山

森崎「(松山もMFっと。これでMF4人だな。次は…)」

決定済選手:
MF 翼 三杉 岬 松山
GK 森崎

残った選手:
日向 政夫 和夫 新田 来生 滝
山森 井沢 葵
次藤 早田 中里 石崎 高杉 赤井 中山
若島津 若林

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557 :2 ◆vD5srW.8hU :2014/03/29(土) 22:51:17 ID:ulmtW8jw
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558 :森崎名無しさん:2014/03/29(土) 22:52:05 ID:???
行ってきます

559 :2 ◆vD5srW.8hU :2014/03/29(土) 23:22:57 ID:ulmtW8jw
>DF 早田

森崎「(早田をDFに入れておかなきゃな。次は…)」

決定済選手:
MF 翼 三杉 岬 松山
DF 早田
GK 森崎

残った選手:
日向 政夫 和夫 新田 来生 滝
山森 井沢 葵
次藤 中里 石崎 高杉 赤井 中山
若島津 若林

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560 :2 ◆vD5srW.8hU :2014/03/29(土) 23:32:46 ID:ulmtW8jw
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561 :森崎名無しさん:2014/03/29(土) 23:36:07 ID:???
やってみます

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