キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【行く風に】鈴仙奮闘記8【夏を知る】
1 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/08/07(水) 23:27:43 ID:???
このスレは、キャプテン森崎のスピンアウト作品で、
東方Project(東方サッカー)とのクロスオーバー作品です。
内容は、東方永夜抄の5ボス、鈴仙・優曇華院・イナバがサッカーで師匠を超えるために努力する物語です。
また、ストーリーやカードの展開次第で、いくつかのキャプテン森崎のキャラクターも、
それぞれの思惑を持ちながら、幻想郷の住人との交流を通じてサッカーを極めていくことになるでしょう。
他の森崎板でのスレと被っている要素や、それぞれの原作無視・原作崩壊を起こしている表現。
その他にも誤字脱字や稚拙な状況描写等が多数あるかと思いますが、お目こぼし頂ければ幸いです。
☆前スレ☆
【最強マモノ】鈴仙奮闘記7【決定戦】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1374154171/
☆攻略ページ(キャプテン森崎まとめ@Wiki内)☆
http://www32.atwiki.jp/morosaki/pages/104.html
(※このスレの目標や今後の予定、ゲーム進行の流れなどが分かります。
過去ログもありますので、初めて来て下さった方は、一読すればより楽しめると思います!)
☆あらすじ☆
ある日突然幻想郷にやって来た外来人、アラン・パスカルと中山政男との出会いにより、
師匠、八意永琳に並ぶ選手になると決心した鈴仙・優曇華院・イナバ。
謎の向日葵仮面を紅魔館のメンバーと共に運よく撃破し、登り調子の鈴仙!
パスカルも来生との練習により、少しずつスキル習得のきっかけを掴もうとしているし、
鈴仙の脳内なようで脳内じゃない?不思議な試合のお陰があり、チームも少しずつだが強化されている。
そしてそんな折、輝夜がルナティックスメンバーでの旅行を提案!場所は妖怪の山にある、風光明美な温泉宿!
たまには皆でゆっくり温泉、卓球、そしてレジャーで羽を休めようじゃないか!
そんな輝夜のカリスマな提案の行方は、はてさてどうなる事やら…。
そして……もういいっ!……休め、タケシ……!!
182 :
森崎名無しさん
:2013/08/12(月) 22:45:12 ID:o9Ki0H0E
G
183 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/08/12(月) 23:05:30 ID:sPlcdD/w
G:地底源泉の湯に行ってみる。
鈴仙「(う〜ん…折角だから効能のありそうなトコに入ってみたい所だけど…)」
鈴仙はそう考えながら大浴場をうろついて。
鈴仙「(あっ…これが噂の地底から引いてきたって温泉かしら?)」
浴場の隅にこじんまりと位置する温泉に注目する。
鈴仙「(温泉なら博麗神社の巫女の所にもあるでしょうけど…ここの温泉は大丈夫なのかしら?)」
鈴仙は温泉前に書かれている札を読んでみる事にした。
その札には手書き感溢れる達筆な文字でこう書かれている。
〜地底温泉・源泉〜
地底で名高い『地霊温泉郷』より許可を得て、遥か地下○○○メートルの旧都より汲んできた温泉です。
源泉は人間の肌には濃すぎる危険性があるので、当温泉では濃度を2.5倍に希釈しております。
それでも人間・妖怪問わず高い保湿・保温効果や健康増進や筋力増強に効果があると言われています。
鈴仙「成程、確かに効果が強そうな気がするわね!(薄めてある理由がなんか言い訳がましいけど……)
――それなら、ちょいと試しに……」
鈴仙は掛け湯をしてチャプンと四角い浴槽に肩までつかる。
184 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/08/12(月) 23:07:53 ID:sPlcdD/w
鈴仙「(うわっ! さっきの温泉と違って結構強い硫黄やら鉄やらの匂いがしてるわね!
これで薄めてあるのなら、確かに丁度良いのかも……)」
果たして、鈴仙に表記通りの効果が表れたのだろうか―――?
先着1名様で、
★のんびり温泉→! card★
と書き込んでください。マーク・数値で分岐します。
ダイヤ絵札→丈夫になれた気がする! 最大ガッツ+20、次の試合のみ、怪我を一回無効化!
ダイヤ→少しだけ丈夫になれた気がする…? 次の試合のみ、怪我を一回無効化!
ハート・スペード・クラブ→特に無かった。
JOKER→とても丈夫になれた気がする! 最大ガッツ+20、スキル・けがしにくいを入手!
185 :
森崎名無しさん
:2013/08/12(月) 23:09:00 ID:???
★のんびり温泉→
クラブ6
★
186 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/08/12(月) 23:18:00 ID:???
温泉に行ったけど、あまり効果が無かった…。
―――といった所で、少し早いですが今日の更新はここまでにしようと思います。
あまり旅行イベントが間延びしてはテンポが悪いと思いますので、
今週中には終了させる! …のを目標としています(汗)
>>168-169
お褒め頂き本当にありがとうございます!
だだ滑りしていると思っていたのでちょっと安心したりもしています(爆)
結構カオスというか勢い任せ的な展開を書くのは好きですので、本編の邪魔になり過ぎないよう、
これからも息抜き半分に書かせて頂く事になるかもしれませんw
それでは、皆さま、本日もお疲れさまでした。
187 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/08/13(火) 20:43:58 ID:qZOqAfxM
こんばんは。今日も更新をはじめて行きます!
――――――――――――――――――――――
★のんびり温泉→ クラブ6 ★
ハート・スペード・クラブ→特に無かった。
鈴仙「(まあ……普通に良いお湯、って感じね……)」
鈴仙は手ぬぐいを頭に載せて(兎耳は脱衣籠に突っ込んである)のんびりと湯につかる。
鈴仙「(誰か来ないかな……でも、端っこだし狭いからあんまり来ないかもねぇ…)」
他に誰か入って来るのかなぁ…、と鈴仙は周囲を見渡していると―――?
先着1名様で、
★誰か来るかな?→! card★
と書き込んでください。マーク・数値で分岐します。
ダイヤ→誰か知り合いが来たようだ。 それは…(さらに分岐)
ハート→てゐがやってきた。
スペード・クラブ→特に知り合いもおらず、ゆっくりと浸かった。
JOKER→一方その頃男湯では……? 中山「お、お前は……
医師仮面
じゃないか!?」
188 :
森崎名無しさん
:2013/08/13(火) 20:44:57 ID:???
★誰か来るかな?→
ダイヤ5
★
189 :
森崎名無しさん
:2013/08/13(火) 20:45:07 ID:???
★誰か来るかな?→
ダイヤ9
★
190 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/08/13(火) 20:56:41 ID:qZOqAfxM
★誰か来るかな?→ ダイヤ5 ★
ダイヤ→誰か知り合いが来たようだ。 それは…(さらに分岐)
鈴仙「(ん……? あれは知り合いかしら…?)」
湯けむりの奥に、永遠亭ルナティックスのメンバーでは無い誰かが歩いているのが見える。
どこかで会った事のあるような…? と鈴仙が訝しげに見つめていると、
彼女もどうやら地底温泉の湯が目当てだったようで、湯船にちゃぽんと入って来た。
鈴仙「(あの人は……)」
その人物の正体は――?
先着1名様で、
★誰かな誰かな?→! card★
と書き込んでください。マーク・数値で分岐します。
ダイヤ→小町「あ〜っ。 この硫黄の匂いが溜まらんねぇ〜♪」鈴仙「合ってるわね、温泉……」
ハート→星「久しぶりですね鈴仙!」鈴仙「えっ、星? どうしてここに?」
スペード→チルノ「あついっ…! まるで溶けるようね…!!」鈴仙「(何でホントに溶けないんだろう…?)」
クラブ→幽香「あら、貴女は……」鈴仙「き、気まずい…」
クラブA→謎の向日葵仮面「うあ〜温泉は良いわねェ! 生き返るわァ!?」
JOKER→魔理沙「…お邪魔するぜ、うどんげ」鈴仙「ま、魔理沙じゃない…!?」
191 :
森崎名無しさん
:2013/08/13(火) 20:57:46 ID:???
★誰かな誰かな?→
スペード2
★
192 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/08/13(火) 21:09:45 ID:qZOqAfxM
★誰かな誰かな?→ スペード2 ★
スペード→チルノ「あついっ…! まるで溶けるようね…!!」鈴仙「(何でホントに溶けないんだろう…?)」
鈴仙「アンタは――チルノじゃない! 貴女も温泉旅行?」
久しぶりに。しかも思わぬ場所で会った相手を見て、鈴仙は思わず声を掛けてしまう。
チルノ「ん? アンタは……うどんげね! 前に魔理沙が話してたから覚えてたわ!」
鈴仙「(えっ、まさか一発で名前を当てられるなんて…)」
ここは名前を覚えられないという御約束的な展開が来ると確信していた鈴仙は何故か拍子抜けしてしまう。
チルノ「ここは窓が空いてるから、妖怪の山で遊んでた後にたまに寄ってるのよ!
あたいの為にこんな温泉を用意してくれるなんて、あたいったら、VIPスターね!!」
鈴仙「(アンタの為じゃないわよ! とんだ無銭入浴じゃない!! …っていうか結界は妖精には通用しないのね。
まあ、別に子供が紛れ込むくらいは許容、って感じなのかしら。 思ったよりは大らかな経営なのかも。
――この子と会うのもひさしぶりだから、何か話してみようかしら?)」
A:最近の妖精大連合について聞いてみる。
B:最近の来生について聞いてみる。
C:前に魔理沙が鈴仙の事を何と話していたのか聞いてみる。
D:他の友達は来ていないのか聞いてみる。
E:どうして溶けないのか聞いてみる。
F:その他 自由選択枠
先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
193 :
森崎名無しさん
:2013/08/13(火) 21:10:14 ID:5aMLPeX6
C
194 :
森崎名無しさん
:2013/08/13(火) 21:12:56 ID:bGGQhbLo
C
195 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/08/13(火) 21:45:52 ID:qZOqAfxM
C:前に魔理沙が鈴仙の事を何と話していたのか聞いてみる。
鈴仙「(あの魔理沙が私の事をチルノに? こりゃあ気になるわね…)」
正直言って、魔理沙と鈴仙の個人的な人間関係はあまり濃いとは言えない。
異変後の宴会で顔を良く見合わせていたり、いつぞやの地震騒ぎでは異変の調査で軽くやり合ったり…。
そうした意味での付き合いはないではないし、サッカーの試合でも良く敵として対戦をしていたのだから
別に他人当然とまでには行かないが――それでも何となくギクシャクするような感じはある。
鈴仙「(魔理沙かぁ…普段のイメージだとバカにされてそうだけど――どうなんだろう?)」
魔理沙に対してどちらかと言うとあまり良い印象を持っていなかった鈴仙。
チルノ越しとは言えそんな彼女が自分の事をどう思っているのかは、正直気になる所ではあるが――。
チルノ「えっと、確か―――う〜んと……」
果たして、その情報はチルノのキャパシティ頼りで得られる程度の物なのか…?
先着1名様で、
★魔理沙と鈴仙→! card★
と書き込んでください。マーク・数値で分岐します。
ダイヤ→「何か確か、『凄いヤツ』だって!」
ハート・スペード→「……覚えてない」
クラブ→「何か確か、『凄いヤツ(ピンゾロ的な意味で)』だって!!」
クラブA→チルノ「この間寝込みを襲われて、試合に遅刻したって言ってたわ! あんたってば、ケダモノね!」
鈴仙「違う違う! 私かもしれないけどそれは違う!! 他兎の空似!!」
JOKER→「確か……」
196 :
森崎名無しさん
:2013/08/13(火) 21:50:41 ID:???
★魔理沙と鈴仙→
ハート8
★
197 :
森崎名無しさん
:2013/08/13(火) 21:50:41 ID:???
★魔理沙と鈴仙→
ダイヤ6
★
198 :
森崎名無しさん
:2013/08/13(火) 21:50:44 ID:???
★魔理沙と鈴仙→
スペードA
★
199 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/08/13(火) 22:29:25 ID:qZOqAfxM
★魔理沙と鈴仙→ ハート8 ★
ハート・スペード→「……覚えてない」
鈴仙「――やっぱり」
チルノ「なにィ!? 今あたいを馬鹿にしたなー!?」
期待通りの反応を見せるチルノに、鈴仙は極めて冷静になれた。
それでも鈴仙の名前を覚えていたのだから、来生よりは余程マシなのかもしれないが…。
鈴仙「まあ、いいわ。 それより折角だし、もっと色々聞かせて頂戴な。 練習の調子とか――」
それでも鈴仙はチルノの事を単なる馬鹿では無く。真っ直ぐなひた向きさを持った少女と評価していたし、
自分の目指すべき姿に重なる部分も多くある。だから親交を深めて行きたいと思い声を掛けたのだが――。
チルノ「おおっと、そこまでね! アンタ達はあたい達のチームのライバルなのよ!
敵同士が言葉でデレデレ馴れ合うのはここまで! 互いの言葉は試合で! ボールを通じて語り合うべき!
うおおお、燃えてきたわーーーー!!!」
鈴仙「チルノ……貴女……」
チルノはその手を払いのける。彼女とて、いや、彼女だからこそ、そのプライドは高く。
決して単純な馴れ合いを望まない。いかに鈴仙達ルナティックスメンバーが否定しても、
あの日の練習試合で妖精大連合を破った以上、彼女達にとっては立派な『ライバル』なのだ。
だからこそチルノは顔を赤らめて高らかに宣言して、叫びを上げて……―――。
ピチューン!!
鈴仙「のぼせちゃったのね……」
一回休みとなる。その生粋の無鉄砲さは相変わらずだった。
*チルノの評価値が上がりました。
200 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/08/13(火) 22:30:26 ID:qZOqAfxM
【初日・夜A・卓球大会】
鈴仙「(いけない、ちょっと浸かり過ぎちゃったわね! 折角コーヒー牛乳をグイッとしたかったのに…。
次はもう少し早く上がって、ゆっくりするのも良いかもしれないわね)」
チルノと会話している内に、気が付くと周囲のメンバーの殆どが大浴場から上がっており、
卓球大会に備えて浴衣に着替えているようだった。
鈴仙もそそくさと身体を拭き、髪の毛を乾かして兎耳を装着し…ちょっぴりブカブカな浴衣に袖を通す。
鈴仙「(慣れると良いけど、浴衣って最初の方は凄くスースーしてて、どこか見えてないか気になるのよねぇ…)」
それでも心配するなと、鈴仙はタッタカ浴槽から上がり、そのすぐ隣の遊戯場に駆ける。
その努力が報われたのか。鈴仙は集団の中でも真ん中の方と大変空気を呼んだ順番で合流する事ができた。
慧音「おいおい、慌て過ぎだぞ、鈴仙? 今日はオフの日なんだ。
そこでも仕事みたく気を張ってしまってはメンタルを病んでしまうぞ」
妹紅「そういう慧音、貴女も。 いっつも先生してる時みたく、緊張してる感じだよ?」
慧音「私は良いんだ。 生まれつきの性分だからな」
ははは、と笑う慧音に眉をしかめてそれを見る妹紅。
いつもの彼女達の様子を見るとどちらかというと逆のイメージがあった為に、鈴仙には新鮮に映る。
201 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/08/13(火) 22:31:26 ID:qZOqAfxM
てゐ「あ、鈴仙! 今日は審判宜しく!!」
鈴仙「何でそうなるのよ…」
てゐ「だって鈴仙、知ってた? 今日ここに来たメンバーは13人。卓球をダブルスでやると考えたら―――その結果は一つよ」
鈴仙「まさか……想起『体育の授業』だって言うの!?」
パスカル「タイクの授業? 何だいそりゃ?」
中山「――いや、パスカルは知らなくて良いと思うぞ。 多分お前には関係のない話だ……」
そうしててゐやパスカルに中山も含めて雑談をしている内に、少し送れて輝夜と永琳が。
そこからもう少ししてウサギ達の一団が元気よく現れる。
ウサギC「さーっ! さーっ!!」
佳歩「ウサギCちゃん…その掛け声何?」
ウサギC「え? 外の世界で最も卓球の出来る者にのみ許された掛け声じゃないの〜?」
ウサギB「ウサギCちゃんって、変な事に対して凄く物知りだよね…」
輝夜「さて、皆揃ったようね。 カンシンカンシン!!」
永琳「私が姫に代わってルールを説明するわ」
そうして永琳が卓球大会のルール(とは言っても簡単なものだった。 ルールはダブルス。
2つの卓球コートでトーナメント方式で行われる。 能力を使いまくって勝つのは反則だが、少しは許容、etc...)
を説明する。そして最後に永琳が全員に卓球のラケットを渡しながら。
202 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/08/13(火) 22:32:30 ID:qZOqAfxM
永琳「それじゃあ、好きな人と二人組みになりなさいな。
余った人は……まあ、きっと上手く行くから。 …だから安心して声を掛けなさい」
少しだけ含みを持たせた永琳の猫撫で声を合図にして、チーム決め合戦が始まる。
鈴仙「(よ…よし!! 私も行くわよ! 誰と組もうかなぁ……)」
鈴仙がパートナーとして選んだ人物は。
A:「師匠! 私とペアになってください! 月人師弟コンビの力、見せ付けてやりましょう!」
B:「姫様! 私とペアになりましょう! 狂気の姫と狂気の瞳で、まさにルナティックスです!」
C:「てゐ! 私とペアになりましょ。 月のイナバと地上の因幡でパワー2000万倍よ!」
D:「佳歩! 私とペアにならない? 最強2トップを見せてやるのよ!!」
E:「パスカル君! 私とペア組みましょうよ! 何か波長が合ってる気がするし!」
F:「中山さん! 私とペア組みましょうよ! これで安心中山さん、よ!!」
G:「慧音さん! 私とペア、組んでみません? 折角の場だから、異色のコンビも面白そうですし!」
H:「妹紅! 私とペア組みましょう! 妹紅の光?と私の闇?が合わさって最強に見えるわ!」
I:その他 名無しウサギやカーモイオニー等と組みたい場合はこちらで
先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
*全てのキャラについて判定があります。難易度は鈴仙との関係や評価値等により変化します。
203 :
森崎名無しさん
:2013/08/13(火) 22:33:14 ID:MrivhFK2
F
204 :
森崎名無しさん
:2013/08/13(火) 22:34:28 ID:aFmq/ByI
F
205 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/08/13(火) 22:48:02 ID:qZOqAfxM
F:「中山さん! 私とペア組みましょうよ! これで安心中山さん、よ!!」
中山「お、おう――(何だそのキャッチフレーズみたいな表現は……)」
鈴仙のハイテンション(?)な呼びかけに少しだけうろたえる中山。
中山は鈴仙の事を高く評価しているし、個人的な好感も高いのだが…。
中山「(う〜む。 ここは男同士気兼ねなく出来そうなパスカルと組もうと思っていたんだが…)」
未だに女性慣れしていない初心な中山に対して、鈴仙の勧誘は意外とハードルが高かったのだ。
中山は少しだけ腕を組んで……。
先着1名様で、
★中山を勧誘(?)→! card★
と書き込んでください。マーク・数値で分岐します。
ダイヤ・ハート→「(まあ、鈴仙さんだし、未だに気を揉む相手じゃあなかろう)――それじゃあ、宜しく頼む!」
スペード・クラブ→「済まないな鈴仙さん。 パスカルと組もうと思ってたんだ」
JOKER→ダイヤ・ハート+中山「すまん、ちょっと待ってくれ…本気を出させて貰おう」ガチャン!
ウサギC「うわっ! この腕のミサンガ100キロある!? 今までこれでサッカーを!?」
206 :
森崎名無しさん
:2013/08/13(火) 22:49:27 ID:???
★中山を勧誘(?)→
スペード6
★
207 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/08/13(火) 23:01:25 ID:qZOqAfxM
★中山を勧誘(?)→ スペード6 ★
スペード・クラブ→「済まないな鈴仙さん。 パスカルと組もうと思ってたんだ」
鈴仙「ありゃっ、そうだったの。 ごめんね、邪魔しちゃって…」
中山「いや、良いんだよ。 それよりこっちこそ、気を揉むような態度を見せてしまって済まない」
極めて紳士的に中山の誘いを断る鈴仙。断りはされたが、別に他意はあるようではない様子で、
鈴仙もそこまで気にはしない。気心の知れた友人とは、必ずしも常につるみ続ける必要はないのだ。
鈴仙「(しかしとなると、まだまだ人が余っているかどうか…)」
ただし、それでも鈴仙が孤立する危険性は残る。
周囲を見ると結構なメンバーが早々にペアを結成しているようだった。
慧音「――一緒にやってくれないか、妹紅?」
妹紅「当然。 私も最初っから慧音しか考えて無かったよ」
人里FCの仲良しコンビ、慧音と妹紅は一番にペアを作っていたし。
輝夜「えーりん。 私達の力を見せてやるのよ」
永琳「了解しました、姫」
その次には輝夜と永琳の蓬莱主従コンビがペアを結成する。
208 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/08/13(火) 23:03:24 ID:qZOqAfxM
てゐ「あれ〜? 鈴仙ちゃん振られちゃったの〜?」
鈴仙「むかっ。 そういうアンタだって一人なんじゃないの?」
てゐ「……そ、そうだけど。 別に私にゃ鈴仙ちゃん以外にも居るし〜♪」
鈴仙「(――本当に素直じゃないわね、こいつ……! でも――どうしようかしら?
てゐが一番無難な気がするけど、いつも通りっちゃそうだし。
佳歩とか名無しウサギ達もまだ迷い中みたい…だけどDちゃんとEちゃんは結成一歩間際、って感じね。
となるとここは……)」
A:「しょうがないわねぇ。 組みましょうか、てゐ」
B:「佳歩! もし決まってないなら一緒にやらない?」
C:「Bちゃん! 私で良ければ…一緒にやらない?」
D:「Cちゃん! 私はアンタの才能に賭けるッ!」
E:「ええい! こうなったら私の召喚術(周りの客を巻き込む)を見せてやるわ!」
F:その他 自由選択枠
先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
*一部のキャラについて判定があります。難易度は鈴仙との関係や評価値等により変化します。
209 :
森崎名無しさん
:2013/08/13(火) 23:09:18 ID:xul11f6c
A
210 :
森崎名無しさん
:2013/08/13(火) 23:10:14 ID:aFmq/ByI
A
211 :
森崎名無しさん
:2013/08/13(火) 23:10:24 ID:8sfVUDko
C
212 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/08/13(火) 23:33:44 ID:qZOqAfxM
A:「しょうがないわねぇ。 組みましょうか、てゐ」
てゐ「(ホッ……)しょ、しょうがないなあ、鈴仙ったら! ま、私があの手この手で
ちょちょいと優勝を導いてやるウサ〜♪」
鈴仙「(今内心ホッ…、とか思ってたわね、てゐ。 アンタにゃ私の事がお見通しかもだけど、
私だって付き合いが長いんだから、誤魔化されないわよ…!)」
そして、鈴仙とてゐがいつもの悪友コンビを結成しているのと同時期に。
ウサギD「い、Eちゃあん……」
ウサギE「分かってる、分かってる。 私はいつでも、貴女と一緒よ」
ウサギDとウサギEがいつもの仲良し姉妹?コンビを結成していた。
そして残ったのはウサギB、ウサギC、そして佳歩となるのだが……。
ウサギC「んじゃやろっか、Bちゃん」 佳歩「(ど、どうしよう…! 私には二人の内どちらかなんて選べないよ…!
だってここがもし難破寸前の豪華客船で、
ウサギB「う、うん…(大丈夫かな、佳歩ちゃん…)」 二人の内どちらかしか助けられないってなったら…。
い、嫌だよ皆! 死なないでェー!?)」
永琳「じゃあ余りは佳歩ね」
佳歩「えっ…い、何時の間にーー!?」
213 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/08/13(火) 23:35:09 ID:qZOqAfxM
佳歩が何やら色々考えている内にあぶれてしまうのだった。
思わず涙目になってしまう佳歩だったが…永琳はしっかりと余りについて考えていた。
永琳「大丈夫よ、佳歩。 実は、私と姫様が事前にお客さんから一人。
一緒に卓球をやってくれる人を呼んでおいたのよ」
佳歩「えっ…ほ、本当ですか…!? でも私、顔見知りしちゃうよぉ……」
輝夜「そこら辺もきっと大丈夫。 子供好きで、とっても優しい人だから。ニューイナバ(佳歩)もすぐに慣れると思うわ」
佳歩の頭をそっと撫でて励ます輝夜。そうしている内に―――。
??「やあ、今日は宜しくお願いしますね」
輝夜と永琳の呼びつけたリザーバーが現れた。
先着1名様で、
★14人目の選手→! card★
と書き込んでください。マーク・数値で分岐します。
ダイヤ→星「ふふっ! 私のアブソリュートスマッシュで皆イチコロですよ、ナズーリン!」
ナズーリン「(ご主人、卓球のルール知ってたっけなぁ…?)」鈴仙「(あ、星だ!)」
ハート→小町「へっへ〜。 この温泉大王の卓球を見せてやんよ!」鈴仙「(温泉と卓球って必ずしも関係ないような…)」
にとり「くう〜っ、やっぱ風呂上がりはきゅうり味のビールに限るねぇ〜!!」
スペード→反町「よし、頑張るぞー!」穣子「きゃあ〜! がんばれがんばれ一樹く〜ん!」鈴仙「(イラッ☆)」
クラブ→大妖精「あの…その…今日は宜しくお願いします!」チルノ「がんばれー大ちゃん!」
鈴仙「(子供好きってか子供じゃない……)」
クラブA→ロリ・コンナンデス「佳歩!!、佳歩ちゃん!!。」鈴仙「(戦闘準備OKです師匠! ご指示を!!)」
JOKER→
イ・ヨンウン
「よろしくな!!」鈴仙「(知らない顔ね…)」
214 :
森崎名無しさん
:2013/08/13(火) 23:37:24 ID:???
★14人目の選手→
JOKER
★
215 :
森崎名無しさん
:2013/08/13(火) 23:39:15 ID:???
韓国の柔のFW……また玄人好みの選手が来たなw
216 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/08/13(火) 23:41:40 ID:???
ここでまさかのイ・ヨンウン…って韓国ユースのイ君で良かったでしたっけ(汗)
という所で、本日の更新はここまでにしたいと思います。
イ君がこれから先卓球以外でも活躍するかは――神のみぞ知るという事で(爆)
>>215
韓国ユースメンバーについて掘り下げるというのも新しくて面白いかもしれませんねw
それでは、皆さま、本日もお疲れさまでした。
217 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/08/14(水) 21:46:47 ID:p/RjIEbQ
★14人目の選手→ JOKER ★
JOKER→ イ・ヨンウン 「よろしくな!!」鈴仙「(知らない顔ね…)」
イ「ふうむ…このプチェ(うちわ)のような物で打ち返すのか……話には聞いていたが難しそうだ」
輝夜が連れてきた少年は、細身である中山と比べるとがっしりめの体格で、
日本人のようにも見えるが顔立ちが若干の異国人さをも併せ持っている。
輝夜「あら、卓球は知らない?」
イ「祖国ではやらなかったな。余り流行っていなかったんだ」
少年はやや素っ気なく輝夜に応えるが…決してやる気がないようではなさそうだ。
仕切りに周囲の選手を見渡し、卓球のフォームをその場で会得しようとしている。
イ「宜しく頼むよ」
佳歩「あ、はい……」
イは笑顔で佳歩に握手を求める。全体的に口数は少なく、冷静な印象を受ける彼だが、
どうやら悪人では無いらしい。そう言った雰囲気を悟った佳歩も握手で握り返す。
イ「(ようやくシュトゥットガルトでの日常に慣れてきたというのに…。 まあ、休暇を頂いたと思うようにしようか。
何より、ここのサッカーも――悪くないしな)」
少年――李龍雲(イ・ヨンウン)もまた、パスカルのような不幸な神隠しの被害者だった。
数週間前の夜だったろうか。夜のサッカーフィールドにある空間に滑りこんだ事が原因で
幻想入りしてしまい、そのまま幻想郷での生活を余儀なくされたのだった。
*イ・ヨンウンが幻想入りしている事が判明しました! 彼がどのチームに所属しているか等の情報は、今後明らかになります。
218 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/08/14(水) 21:47:48 ID:p/RjIEbQ
永琳「さて―――決まったわね。 それじゃあ試合トーナメントのくじ引きをしましょうか」
鈴仙「てゐ、アンタが引きなさいよ。 幸運に恵まれそうだしさ」
てゐ「幸運を望みすぎると火傷するよ、お嬢ちゃん? なんつってね。 ――ま、行ってくるわ〜」
てゐはとっとこと歩み寄り、永琳の持つ箱にある紙切れをひょいと掴む。
てゐ「えっと、どれどれ……」
鈴仙達の初戦のチームは……?
先着1名様で、
★14人目の選手→! card★
と書き込んでください。マーク・数値で分岐します。
ダイヤ絵札→なんとシードだ! 二回戦から始まるぞ!
ダイヤ→ウサギBとウサギCの即席チームだ! 悪いけど弱そう??
ハート→佳歩とイのテクニカルFW(?)チームだ! 意外にダークホース?!
スペード→慧音と妹紅のワーフェニックスコンビだ! 強そう!!
クラブ→永琳と輝夜の蓬莱主従コンビだ! いきなりやばいぞ!?
クラブA→謎の向日葵仮面と伝説の超人・ヒジリーの陵辱コンビだ……!!
JOKER→
ザガロ
「待った!!」
ディック
「俺達も入れてもらおうか」おっと、ここで第8コンビの発表だ!!
219 :
森崎名無しさん
:2013/08/14(水) 21:48:10 ID:???
★14人目の選手→
クラブ4
★
220 :
森崎名無しさん
:2013/08/14(水) 21:48:21 ID:???
★14人目の選手→
スペード5
★
221 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/08/14(水) 22:08:48 ID:p/RjIEbQ
★14人目の選手→ クラブ4 ★
クラブ→永琳と輝夜の蓬莱主従コンビだ! いきなりやばいぞ!?
てゐ「うわ」
永琳「宜しくね、てゐ(ニコッ)」
――てゐの引きは幸運とはかけ離れていた。
見事に死のC番――すなわち永琳・輝夜コンビにブチ当たる結果となってしまったのだ。
鈴仙「(何かてゐって案外幸運兎じゃないような…。 良く反則取られたりしてるイメージがあるのは私だけ?)」
本当に彼女が鈴仙に幸運を齎してくれるのか。
その能力の出所にかなりの疑問符を付けざるを得ないそのくじ運に、鈴仙は内心失礼な評価を下す。
てゐ「ま、ホラ? これ勝てば実質優勝ってコトよ!
それに現実的に考えて、優勝候補と1回戦で当たって2回戦以降は全部消化試合だってあってもいいじゃん!
ホラ鈴仙! ため息つくと幸運が逃げちゃうよ!!」
流石のてゐもこの状況には苦笑い…も出来ずに必死だ。
鈴仙「(まあ遊びだし。 きっとてゐが今後訪れるであろう私の不運を祓ってくれたのね。
でもそれってどちらかというと厄神っぽいような…)」
222 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/08/14(水) 22:10:05 ID:p/RjIEbQ
輝夜「さてと。 まとめるとこんな感じね! 試合組み合わせは@VSA、BVSC…とやって行って
二回戦以降は@VSAの勝者 VS BVSCの勝者 って感じで進んでいくわよ!
そして優勝・準優勝には豪華景品があるから、精々頑張ってね〜!!」
@ワーフェニックスコンビ(慧音・妹紅)
A仲良しコンビ(ウサギD・ウサギE)
B蓬莱主従コンビ(輝夜・永琳)
C兎角同盟コンビ(鈴仙・てゐ)
Dテクニカル(?)FW(?)コンビ(佳歩・イ)
E即席コンビ(ウサギB・ウサギC)
F男性陣コンビ(中山・パスカル)
と、そんなこんなで大会は開始され…早速鈴仙達と永琳達の試合となる。
(第2コートにて。第1コートでは慧音達とウサギD達の試合が始まっている)
鈴仙「うーん…でも姫様と師匠相手だと気を遣っちゃうなぁ…」
鈴仙は心細く独り言を呟く。しかしそれを永琳が聞いていたらしく――。
永琳「気を遣わなくていいわよ、本気で行きなさいウドンゲ」
鈴仙「えっ、良いんですか!?」
永琳「ええ。だって……。
――本 気 を 出 さ な い と 、 一 瞬 で 終 わ っ ち ゃ う わ よ ?」
鈴仙「ひ、ひいい……」
223 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/08/14(水) 22:11:39 ID:p/RjIEbQ
早くも溢れる永琳の宇宙的プレッシャー。
鈴仙の狂気度というかSAN値はもうトンでもない事になりかけていたのだが…
てゐ「(ヒソヒソ)大丈夫よ鈴仙! 私に良い考えがあるッ!!」
てゐが鈴仙の浴衣を引っ張り、ヒソヒソ話を始める。
鈴仙「(ヒソヒソ)ええっ? いきなり何言ってるのよてゐ? そんな小手先で師匠や姫様に勝てる訳が――」
てゐ「(ヒソヒソ)良いから! これをやったら絶対勝てる! ……二回に一回くらいは」
鈴仙「(ヒソヒソ)ねえてゐ、私もう既に嫌な予感しかしないんだけど――」
てゐ「(ヒソヒソ)じゃあ、作戦については教えてあげないけど。やるかどうかは鈴仙の判断に委ねるから!」
鈴仙「(はあ…。 どうせこの子の作戦だなんてロクなもんじゃないからねぇ…。
それにもし反則でもしてばれたら師匠からトバッチリを食らうのは間違いなく私なんだから。
――でも商品って気になるしなぁ、うーん。 二回に一回でも、普通にやるよりは勝率高そうだけど……)」
A:てゐの作戦に乗ってやる。
B:いや、ここは正々堂々に!
C:いや、私にもっと良い作戦があるわ! それは――
(*自由に戦略を練ってください。どんな手でも可ですが、勝率等は作者が独断と偏見で決めてしまいます)
先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
224 :
森崎名無しさん
:2013/08/14(水) 22:12:02 ID:o0rBP4uk
B
225 :
森崎名無しさん
:2013/08/14(水) 22:19:43 ID:u9YsSVus
C メイド服に着替えて油断を誘う
226 :
森崎名無しさん
:2013/08/14(水) 22:23:39 ID:GqJihU+s
A
うどんちゃんが折檻されてもそれはそれで
227 :
森崎名無しさん
:2013/08/14(水) 22:26:55 ID:XveW7Ho6
A
228 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/08/14(水) 23:09:05 ID:p/RjIEbQ
A:てゐの作戦に乗ってやる。
鈴仙「(ま、折角の旅行だしね。 少しくらいはっちゃけようかな)
――そこまでもったいぶるなら、良い作戦なんでしょうね?」
てゐ「あったり前よ! まあ、私に任せときなさいって!」
輝夜「ちょっとー! 作戦会議長すぎよ、イナバズー?」
鈴仙「(もうちょっとマシな呼び名は無かったんでしょうか、姫様…)は、はいっ! すみません!」
結局てゐがどのような作戦で輝夜や永琳達を欺くのか。
それすら分からない状態で鈴仙は試合に臨む事になってしまった…。
そして―――!
永琳「じゃあ、貴女達のチームからサーブね」
てゐ「へいへ〜い(ひひっ、お師匠様も姫様も油断してるねぇ…? だけどその隙が――命取りっ……!)」
てゐは永琳と軽く言葉を交わしながらピンポン玉を手に取り鈴仙に渡して――。
てゐ「そのボールじゃなくて――これを使いな」
おくと見せかけてスッ、とすり替える。
鈴仙「(これは―――? ……って。 思った以上にしょーもない手を使うのね、てゐ)」
229 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/08/14(水) 23:10:20 ID:p/RjIEbQ
その見た目は全く普通のピンポン玉を持った鈴仙は、てゐのしょうもない策略に気付き。
まあ乗りかかった船だからとフッ…と鼻で笑い、サーブを始める。
鈴仙「行きますよ、姫様!」
輝夜「ばっちこいよ、イナバ!」
やる気マンマンの輝夜の顔を見て、鈴仙は僅かに罪悪感を抱くも…。
鈴仙「(ええい! やけよ! 姫様、師匠―――お許しください!)―――ていっ!」
パコーン!
ピンポン玉を弾く。そのボールは輝夜達の陣地まで飛んで行き―――。
輝夜「ふふん、そんな遅い球楽勝よ! って」
ポコン! コロコロ……
全くバウンドせずに卓球板を転がり落ちる。すなわち、鈴仙チームの一点である。
てゐ「れ、鈴仙…零式ドロップを何時の間に!?(棒読み)」
鈴仙「(重り入りピンポンって…どう考えても反則でしょうがっ…! 通るかっ…! こんなもん…!!)」
230 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/08/14(水) 23:11:26 ID:p/RjIEbQ
永琳「う、ウドンゲが……そんな馬鹿な…」
輝夜「まずいよえーりん!?」
佳歩(観戦中)「なんなんですかあいつ!?」
イ(観戦中)「やるね、彼女」
永琳「……こんなに早く対抗してくるとは、ノーマークだったわ」
輝夜「何もデータないの、えーりん!?」
永琳「いえ。 鈴仙優曇華院イナバ、2年(ノリ)。 アグレッシブセンターフォワード。
性格は冷静沈着…でもないし他人…にも良く流される。
少し神経質というか狂気的というか間抜けな面もあるが、最近はわりと前向きで虎視眈々とエースストライカーを
狙っていたようね。 誕生日は9月14日(適当) 血液型はO型(多分)好きな言葉は――」
鈴仙「下剋上よ!!」
231 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/08/14(水) 23:12:58 ID:p/RjIEbQ
焦る輝夜に、突然語りだす永琳。これが隙よと鈴仙とてゐは猛攻撃を仕掛ける!
そしてその結果―――。
先着1名様で、
★あいつこそがサッカーの王女様→! card★
と書き込んでください。マーク・数値で分岐します。
ダイヤ・ハート→焦ってるうちに試合終了! なんと鈴仙チームの勝利だ! そんな馬鹿な!?
スペード→普通にバレて普通に試合する。ですよねー
クラブ→普通にバレて失格して永琳に怒られる! ですよねー…
JOKER→イ「この俺のテコンドー卓球も見て貰おうか!」
中山「あいつの実家がテコンドーの道場やってるらしい。イにとってあのフォームが自然体なんだ」
232 :
森崎名無しさん
:2013/08/14(水) 23:14:15 ID:???
★あいつこそがサッカーの王女様→
ハート10
★
233 :
森崎名無しさん
:2013/08/14(水) 23:14:23 ID:???
★あいつこそがサッカーの王女様→
ダイヤQ
★
234 :
森崎名無しさん
:2013/08/14(水) 23:16:31 ID:???
>>230
スリーサイズの情報が抜けてますよー!
235 :
森崎名無しさん
:2013/08/14(水) 23:27:30 ID:???
ユーアーザプリンセスオブサッカーーー
236 :
森崎名無しさん
:2013/08/14(水) 23:34:47 ID:???
中山「パスカルなんか震えてないか?」 佳歩「そう言う中山さん、あなたも」
中山「あ…」 佳歩「私もですけど…」
237 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/08/14(水) 23:37:10 ID:p/RjIEbQ
★あいつこそがサッカーの王女様→ ハート10 ★
ダイヤ・ハート→焦ってるうちに試合終了! なんと鈴仙チームの勝利だ! そんな馬鹿な!?
永琳「そうか! …ウドンゲったらずっと補欠で皆の試合を見て鬱憤が溜まっていたのね!?」
鈴仙「(ええい! もうヤケよ! ハッタリはどこまでも強気に行くのよ!)後10ゲームは行けるわ!」
輝夜「な――なにィ!? イナバの癖に!?」
ノリが良いと言うべきか何と言うべきか…。鈴仙達はこのイカサマ200%な奇策に大成功してしまう!
永琳達は慌てふためき意味の分からない事を口走り、普段では絶対ひっかからないようなハッタリに引っかかり――。
審判(何時の間にか登場)「ゲームセット! 33−4で鈴仙チームの勝利!!」
鈴仙「や――やったああああ!! やったよ、てゐ!」
てゐ「お、おう…(半分冗談だったのに。良いのかなあ、こんな展開で……というか何で卓球で33−4になんのよ…?)」
鈴仙チームは圧勝。てゐは都合の良すぎる結果に逆にドン引きしているが……勝ちは勝ちである。
永琳「ふう、負けちゃったわね」
輝夜「まー、楽しかったし良いわ。 それより、二回戦の相手が決まったみたいよ?二回戦は……」
238 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/08/14(水) 23:38:24 ID:p/RjIEbQ
意外とさっぱりした性格の輝夜は、二回戦進出を決めたコート@の顔ぶれに注目していた。
この勝者が、次の鈴仙達の相手となるのだから、鈴仙も気になって顔を向けると……?
先着1名様で、
★2回戦の相手→! card★
と書き込んでください。マーク・数値で分岐します。
ダイヤ→何と、ウサギDとウサギEの仲良しコンビだった!
ハート・スペード・クラブ→順当に慧音・妹紅のコンビだった!
JOKER→
滝
「一回戦の勝者ァ? そんなもん…」
呉俊仁
「この俺様達が片づけたぜ!」
239 :
森崎名無しさん
:2013/08/14(水) 23:38:46 ID:???
★2回戦の相手→
クラブK
★
240 :
森崎名無しさん
:2013/08/14(水) 23:38:54 ID:???
★2回戦の相手→
ダイヤ5
★
なんでや!阪神(ry
241 :
森崎名無しさん
:2013/08/14(水) 23:40:09 ID:???
このままVやねん!
242 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/08/15(木) 00:04:48 ID:skJLE7n2
★2回戦の相手→ クラブK ★
ハート・スペード・クラブ→順当に慧音・妹紅のコンビだった!
慧音「あー。 大喜びしている所で申し訳ないが――私達は姫君や薬師程ノリは良くないからな」
てゐ「ですよねー(自分で蒔いた種だけどホッとしている私のこの小物臭…あーやだやだ)」
ウサギD「うえぇぇん…負けちゃったよお……」
ウサギE「泣かないで、Dちゃん。 でもそこまで勝とうと頑張ってくれて有難うね」
そこにはやれやれと肩をすくめて様子を見守っていた慧音と妹紅が。
そして負けてしまって思わず泣いてしまうウサギDにそれを慰めるウサギEの姿が見えた。
輝夜は少しだけ、もっと小さい子向きの組み方にすれば良かったなあと後悔しつつも…。
輝夜「(んーまあ…こうなっちゃうのも仕方ないかしらねぇ…)――じゃ、次二回戦ね!
二回戦はチーム慧音ズ対イナバズ! それとテクニカルFWコンビ対男子コンビ!
それじゃ…レディー・ゴーよ!!」
二回戦を開始させる。
妹紅「くっ…輝夜め! 慧音ズにして私を省略するなんて…! これ新手のイジメじゃない!?」
慧音「お前は今さら何を言っているんだ、妹紅よ…。 さて、さっさと始めようか」
鈴仙「(う〜ん、今度は正攻法でやるしかなさそうね…! ま、やりますか!)ええ!」
243 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/08/15(木) 00:05:58 ID:skJLE7n2
さっきの試合と比べると万倍は常識的な。 その試合の結果は――?
先着2名様で、
★鈴仙→卓球力 ( ! card )+(仲良し補正+1)=
てゐ→卓球力 ( ! card )+(仲良し補正+1)=★
★慧音→卓球力 ( ! card )+(仲良し補正+2)=
妹紅→卓球力 ( ! card )+(仲良し補正+2)=★
と書き込んでください。カードの結果で分岐します。
【鈴仙・てゐの合計】−【慧音・妹紅の合計】
≧2→ 勝利!
=1、0、−1→引き分け! 再度判定。
≦−2→敗北…!
【補足・補正・備考】
それぞれの仲間同士で数値またはマークが一致した場合、合計値に+5されます。効果は重複します。
鈴仙の数値がKかJOKERの場合、戦闘後戦闘力が+1されます。(勝敗は問わない)
鈴仙のスートと敵スートが一致時、スキル・狂気の瞳LV3により敵の数値が−2されます。
鈴仙とてゐのカードが完全一致、もしくはどちらかでJOKERが出た場合、コンビプレイの経験値が加算されます。
慧音のマークがダイヤA〜6の時、スキル・歴史を食べる程度の能力により数値を引き直します。
244 :
森崎名無しさん
:2013/08/15(木) 00:07:22 ID:???
★鈴仙→卓球力 (
ダイヤ4
)+(仲良し補正+1)=
てゐ→卓球力 (
ダイヤ9
)+(仲良し補正+1)=★
245 :
森崎名無しさん
:2013/08/15(木) 00:07:31 ID:???
★鈴仙→卓球力 (
ダイヤ8
)+(仲良し補正+1)=
てゐ→卓球力 (
クラブK
)+(仲良し補正+1)=★
246 :
森崎名無しさん
:2013/08/15(木) 00:09:49 ID:???
★慧音→卓球力 (
クラブ9
)+(仲良し補正+2)=
妹紅→卓球力 (
クラブK
)+(仲良し補正+2)=★
247 :
森崎名無しさん
:2013/08/15(木) 00:11:02 ID:???
この二人のコンビには勝てん
248 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/08/15(木) 00:24:00 ID:skJLE7n2
★鈴仙→卓球力 ( ダイヤ4 )+(仲良し補正+1)=5
てゐ→卓球力 ( ダイヤ9 )+(仲良し補正+1)=10★
→5+10+(絵柄一致+5)=20
★慧音→卓球力 ( クラブ9 )+(仲良し補正+2)=11
妹紅→卓球力 ( クラブK )+(仲良し補正+2)=15★
→11+15+(絵柄一致+5)=31
【鈴仙・てゐの合計】−【慧音・妹紅の合計】
≦−2→敗北…!
妹紅「頼むよ、慧音!」
慧音「任せろ、妹紅!」
カーン! シュッ、カーン!!
鈴仙「う、巧いわっ!?」
てゐ「真面目にやったら勝てないか〜…」
一回戦を見事に下剋上で潰した鈴仙達だったが…正攻法となるとやっぱり厳しい。
慧音と妹紅の息のあったプレーに鈴仙はたちまち翻弄されて、あっという間に勝ち星を譲ってしまうのだった……。
慧音「よし、勝ったぞ!」
妹紅「これで優勝ね!」
ハイタッチで喜びを分かち合う慧音と妹紅は、流石旧来からの友人というだけあって
互いに緊張した所が見受けられず。卓球でもその柔らかなコンビネーションを見せ付けるのだった。
鈴仙「(私とてゐだって仲良しだけど……あの二人はきっと違う。
私達なんかより、もっとずっと重く、そして深い絆で繋がり合ってるみたいね…。
それこそ、師匠と姫様との絆に負けないくらいに)」
249 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/08/15(木) 00:27:10 ID:skJLE7n2
鈴仙がそんな二人の姿を見つめていると同時に、決勝の相手が決まったようだった。
輝夜「はいはい、勝負ありね。 決勝進出は―――」
先着1名様で、
★決勝の組み合わせ→! card★
と書き込んでください。マーク・数値で分岐します。
ダイヤ・ハート→佳歩・イのテクニカルコンビだった!
スペード・クラブ→中山・パスカルの男子コンビだった!
JOKER→
三杉
「決勝戦の相手は…」
古尾谷監督
「俺達だ!!」
250 :
森崎名無しさん
:2013/08/15(木) 00:27:41 ID:???
★決勝の組み合わせ→
クラブ7
★
251 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/08/15(木) 00:51:22 ID:skJLE7n2
★決勝の組み合わせ→ クラブ7 ★
スペード・クラブ→中山・パスカルの男子コンビだった!
佳歩「う〜ん、やっぱり駄目かぁ…」
イ「もう少し練習すれば行けるかと思ったんだが…すまない」
佳歩もイも運動神経は悪くは無かったのだが、経験が無さ過ぎた。
(負傷の為あまり実践は出来なかったが)卓球のルールと動き方を一通り知っていた中山と、
その中山から教えを受けたパスカルの動きの方が佳歩達のそれを上回っており。
結局は大差とは行かないまでも、結構な差での勝利を得ることができたのだった。
パスカル「よし、折角だからこのまま優勝を目指すぜ、ナカヤマ!」
中山「卓球も中々面白いな。 サッカーには無い魅力がある」
妹紅「ようし! ホントは輝夜を決勝で潰したかったけど燃えてきたぞー!」
慧音「……無駄口も程々にな、妹紅よ」
そして決勝。男子コンビと親友コンビの勝敗の行方は……
先着1名様で、
★優勝チームは?→! card★
と書き込んでください。マーク・数値で分岐します。
ダイヤ・ハート→男子コンビだった。
スペード・クラブ→親友コンビだった。
JOKER→露出狂コンビだった。
252 :
森崎名無しさん
:2013/08/15(木) 00:52:57 ID:???
★優勝チームは?→
クラブ4
★
253 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/08/15(木) 01:05:40 ID:???
慧音と妹紅のコンビが優勝!
…と言ったところで今日の更新はここまでにしようと思います。
旅行の予定が無くなりました(汗)ので、更新は結構できそうですが、
少し旅行イベントの判定及び選択を減らそうかな、と思っています。
旅行イベントもはっちゃけられて書いてて楽しいのですが、長引きすぎて本筋を忘れてしまっては本末転倒かなとも思いますし…。
それでも色々なキャラと交流できるチャンスにはしたいと思っていますので、色々選択して頂ければと思います。
>>230
お前の(スリーサイズに対して)ウッシッシー(必死)な態度が糠つく程だでぇ…
>>235
日吉になってたりもしてますが、王女様だと思います。
……リアル王女様が近くに居ますが(爆)
>>236
鈴仙「私はお嫁に行くよ」
>>247
この二人の関係についても、どこかで深く掘り下げればと思っています。
それでは、皆さま、本日もお疲れさまでした。
254 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/08/15(木) 21:51:12 ID:???
こんばんは。今日も更新を始めて行きます。
>>241
森崎板中の兎党のみなさま、鈴仙チーム優勝は“当確”でございます!!
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
★優勝チームは?→ クラブ4 ★
スペード・クラブ→親友コンビだった。
お遊びとは言え、一応決勝戦という事もあってか。両チームともにその水準は案外高かった。
慧音「それっ!」
シュッ! カーン!!
パスカル「し――しまった!?」
慧音が華麗なスマッシュでパスカルを翻弄すれば。
中山「(よし、折角だから――)てやっ!」
シュッ! ククッ…カーン!
妹紅「なにィ!? ボールが曲がった!?」
中山はスピンを掛けたサーブを実践してみせて、妹紅から貴重な一点をもぎ取る。
鈴仙「う〜ん…普通に卓球してるわね」
佳歩「でも鈴仙さまだって凄かったじゃないですか、あの零式ドロップとか!」
鈴仙「その話はもうやめて!(何かヘンなテンションだったし…)」
メンバーが試合の行方を見守る中、最終的に勝利を手にしたのは―――。
255 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/08/15(木) 21:52:14 ID:skJLE7n2
パスカル「(これで失敗すれば最後……ここは冷静に!)」
シュッ! コーン!
パスカルは堅実だが低く打ちづらいサーブを放ち…対角線上の慧音のスマッシュを封じる。
慧音「(くうっ! 良いコースだ!)――ッ!」
カーン!
慧音は深くにボールを撃ちあげる事で対処した。
現状はこちらが勝っているのだから、ここはラリーを繋げよう。
長期戦になればなるほどこちらが有利になるのだから。
そしてその事実はボールの受け手である中山も自覚しており。
中山「(ここでひよって繋げれば相手の思惑通りだ。何事も守っているだけでは勝てない!)
勝つには―――攻める事!!」
シュッ! スッカーン!!
パスカル「(おおっ、流石ナカヤマ。 大した度胸だ)」
256 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/08/15(木) 21:53:36 ID:skJLE7n2
中山は思いっきり振りかぶりスマッシュを放つ。
事前知識と試合慣れの成果があり、高速のスマッシュは卓球板の隅を的確についており。
これで勝負は一旦保留になるかと思われたが…。
妹紅「勝つには攻める事――良い言葉だね。 私も好きだよ…その言葉ァ!!」
バシュウン! ザッ…!
妹紅はその動きについて来ていた。
中山の手元からどのようなボールがどこに来るかを事前に察知しており、既にその位置を陣取っていた。
そして妹紅は勝利を確信したパスカルの元に向かって――スマッシュを撃ち返す!
シュウウン! カンッ! カン、コロコロコロ……。
パスカル「ん……。な―――なにィ!?」
パスカルはその早技に、自分がボールを返せなかった事を一瞬察知出来なかった。
そして刹那の時が流れて―――。
輝夜「勝負アリ!! 慧音ともこたんチームの勝利よ!!」
審判をしていた輝夜が、慧音達の勝利を告げるのだった。
257 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/08/15(木) 21:59:24 ID:skJLE7n2
永琳「おめでとう、慧音、そして妹紅」
慧音「はは。年がいも無く、つい燃えてしまったよ」
妹紅「勝ったのは嬉しいけど、それって輝夜の施しを受けるのよね……ムギギ……」
額に汗をかきながら無邪気に笑ってみせる慧音と、どこか歯がゆい表情をしている妹紅。
輝夜「はいはい、優勝おめでとう。 もこたんにプレゼントしちゃうなんてシャクだけど。ルールだしくれてあげるわ。
ただ、妹紅は三回回って、『輝夜様〜♪ わんわんお〜♪』って言わないとあげないけど」
妹紅「だ――誰がするかそんなもん!?」
輝夜「冗談よ、ジョーダン。 ――で、これがプレゼントになるわね」
そんな二人に輝夜は軽口を叩きながらも、ラッピングされた小箱を手渡す。
その中身は―――?
先着1名様で、
★優勝ボーナス→! card★
と書き込んでください。マーク・数値で分岐します。
ダイヤ→妹紅は「ドリブル教則書」、慧音は「タックル教則書」!
ハート→妹紅は「ブロック教則書」、慧音は「パス教則書」!
スペード・クラブ→妹紅は
ケチャップ
、慧音は
抹茶の粉
。
JOKER→ダイヤ+妹紅と慧音にコンビプレイフラグが成立!
258 :
森崎名無しさん
:2013/08/15(木) 22:01:45 ID:???
★優勝ボーナス→
クラブJ
★
259 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/08/15(木) 22:24:03 ID:skJLE7n2
★優勝ボーナス→ クラブJ ★
スペード・クラブ→妹紅は ケチャップ 、慧音は 抹茶の粉 。
慧音「おおっ! これは人里の名店の抹茶じゃあないか! 本当に良いのか?」
永琳「姫がしっかり見繕って来た逸品よ。 どうか大事な人と飲んでくれれば、姫様も喜ぶと思うわ」
商品の意外なまでの質の高さに感動する慧音。
そして、穏やかな表情でそれに言葉を添える永琳との間には暖かい空気が流れる。
妹紅「……何、これ?」
輝夜「あれっ、もこたん知らなかった? これは「ケチャップ」っていう外界で最もナウいドレッシングで――」
妹紅「あっ、そ……知らなかったわ(何か言いがかり付けたいけど――思ったより普通だったせいで言いづらい……)」
思ったより悪意にまみれていない(妹紅が優勝するかは分からないので当たり前なのだが)
プレゼントを間に、微妙な雰囲気に包まれる輝夜と妹紅。
どういったプレゼントであっても心地よい空気が流れないのは必然であるため多くは望めないが…非常にやりづらそうである。
輝夜「つ―――次ね。 次は準優勝商品よ!」
鈴仙「(姫様がやりづらそうにしてる…珍しいわね)」
260 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/08/15(木) 22:25:05 ID:skJLE7n2
無理やりに準優勝の発表を行う輝夜。準優勝チームはパスカルと中山の男性陣コンビ。
輝夜は彼らに一体どのようなプレゼントを送ったのだろうか…?
先着1名様で、
★優勝ボーナス→! card★
と書き込んでください。マーク・数値で分岐します。
ダイヤ→ハート・スペード・クラブ+中山の最大ガッツ+20、パスカルの最大ガッツ+10。
ハート・スペード・クラブ→中山は
ライフガード
、パスカルは
ラムネ
。
JOKER→ダイヤ+中山のスキル・底知れぬポテンシャルが進化+パスカルが新スキルフラグ習得!
261 :
森崎名無しさん
:2013/08/15(木) 22:25:21 ID:???
★優勝ボーナス→
スペードQ
★
262 :
森崎名無しさん
:2013/08/15(木) 22:25:21 ID:???
★優勝ボーナス→
ダイヤA
★
263 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/08/15(木) 22:56:12 ID:skJLE7n2
★優勝ボーナス→ スペードQ ★
ハート・スペード・クラブ→中山は ライフガード 、パスカルは ラムネ 。
輝夜「ほいっとね。 ……まあ、正直フロントの売店でさっき買って来たんだけどね」
輝夜は中山にはライフガードを、パスカルには昔懐かしのラムネを手渡す。
中山「迷彩柄なのか。 面白いデザインだな」
パスカル「…む? これはどうやって開ければいいんだ?」
佳歩「ああ、パスカルさん。 これはここをこうやって……」
運よく(?)、二人ともスポーツ後には丁度良いドリンクを手渡される。
パスカルはラムネの独特の形状に疑問を覚えていたが…佳歩の助けを借りて何とか蓋を開ける事に成功していた。
その様子を見送りながら―――輝夜はドリンクをもう一つ手に持ち、ベンチ側で手持ち無沙汰にしていたイの方向へ向かっていく。
264 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/08/15(木) 22:59:32 ID:skJLE7n2
輝夜「――貴方にも。 本当にごめんなさいね、私達の遊びに付き合わせてしまって」
イ「なに。 全然気にしていないよ。 むしろこっちが礼を言いたかったくらいだ。
――正直、突然この世界に飛ばされて色々モヤモヤしていたんだ」
輝夜は急遽での助っ人参戦を二つ返事で受け入れてくれたイに
カロリーメイト
を手渡し、簡単にではあるが礼を述べる。
イは少し照れながらも謙虚な様子で頷き、ありがたくその飲み物に口を付ける。
大柄な体格に短く刈りあげた髪型の彼は、いかにもスポーツ選手といった雰囲気であり。
やはり中山やパスカルとは違った大人の風格があった。
イ「……この旅館には所用で、明日や明後日も滞在しているんだ。もしもまた顔を見合わせたら、宜しくお願いさせてもらうよ」
輝夜「あら――もう少しゆっくりしていけばいいのに」
イ「済まないね。 ただ…少し一人で色々考えたくて」
そうして飲み物を飲み終わらぬ内に、イは自室へと戻って行く。
彼が何者で、一体なぜこの旅館に居るのかは分からず仕舞いだったが
――それはまた顔を合わせた時の話題にすれば良いだろう。
輝夜もまた、それではしょうがないと手を振り見送るのだった。
265 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/08/15(木) 23:00:46 ID:skJLE7n2
そんな中、パスカルと中山が一緒に清涼飲料水を飲み、丁度良くクールダウンした所で…。
輝夜「それじゃあ、今日はこれで解散ね。 明日は夕食と同じ場所で朝食バイキングがあるけど――。
爆睡してるのもOKだからね! ていうか私は恐らく爆睡してるわ(ドヤァ)」
永琳「(威張る事じゃあありません、姫……)――と、いう訳ね。
私としても永遠亭の者として著しく恥ずべき行為をしない限り、自由に過ごす事を許可するわ。
これから夜更かしするもよし、部屋で談笑するもよし、さっさと寝るもよし――。それも自由よ」
輝夜と永琳が(というか主に永琳が)散会の挨拶を述べた所で、初日の全工程は終了となる。
てゐ「お疲れ〜、鈴仙」
鈴仙「うん、お疲れてゐ。 …惜しかったね」
てゐ「あはは。 まさかあのイカサマがあそこまで上手く行くとは思わんかったけどね〜……」
そうしててゐと鈴仙は談笑しながらも…話題は今日の夜の話となる。
てゐ「――で、鈴仙! これからどうするの?」
鈴仙「? これから、って? もう寝るだけでしょ?」
模範的な解答を行う鈴仙に――てゐはくあ〜っ、と絶望的に呻いた。
てゐ「もう、本当に真面目ちゃんやねえ。 夜更かしの事よ、よ・ふ・か・し!
折角だし色々遊んだり話したり出来るチャンスなんだからさ、鈴仙も何かしようよ〜!」
266 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/08/15(木) 23:02:50 ID:skJLE7n2
鈴仙「(成程、夜更かしねぇ…。 師匠も余程悪い事をしなければOKって言ってたから面白そうだけど。
何をしようかなぁ……。 ただ、夜更かしすると寝坊しちゃって朝風呂とかできなくなりそうだし…。
う〜ん、ここは――――!)」
A:夜更かししてバーに行ってみる。
B:夜更かししてマイルームで談笑している。
C:夜更かしして深夜の温泉をゆっくり楽しむ。
D:夜更かしせずしっかり寝て明日に備える。
E:その他 自由選択枠
先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
*てゐとコンビを組んで楽しく卓球をしたので、てゐの評価値が上がりました。
*ここで夜更かしをすると夜にもう一度行動出来る代わりに、2日目の昼@イベントが行動不能になります。
267 :
森崎名無しさん
:2013/08/15(木) 23:07:03 ID:aV+Q4FP6
D
268 :
森崎名無しさん
:2013/08/15(木) 23:10:45 ID:xDL6/dOw
A
269 :
森崎名無しさん
:2013/08/15(木) 23:11:09 ID:h47VxJr6
D
270 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/08/15(木) 23:25:05 ID:skJLE7n2
D:夜更かしせずしっかり寝て明日に備える。
鈴仙「うーん、ごめんねてゐ。私疲れちゃったし…もう寝るわ」
てゐ「えーっ、つまんないの。 ……んま、そういうこったら了解だよ」
てゐは明らかにつまらなさそうな様子を見せるが――それで鈴仙を引きとめはしなかった。
そして鈴仙はマイルームに戻って一人布団を敷いていく。
輝夜がウサギ達数名と大富豪で盛り上がっていたようだったが…緊張感を持った移動で疲れていた鈴仙には
少しずつ遠いものとなっていき、そして……初日の夜が終わっていくのだった。
*旅行初日が終了しました。
271 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/08/15(木) 23:27:26 ID:skJLE7n2
【2日目・昼@:自由行動】
鈴仙「(ふう、良く寝れたわね。 朝ごはんもゆっくり美味しく食べれたし――ホントにいう事無しだったわ。
さてと、これから昼まで時間があるけれど。何をしていようかな……?)」
A:マイルーム
私達専用の部屋です。ゆっくりするもよし、チームメイトと会話して親交を深めるもよしです。
B:温泉
地底から引いてきた天然温泉です。ゆっくりつかるもよし、客や仲間との親交を深めるもよし、覗くもよしです。
もちろん、コーヒー牛乳の自販機(有料)もあります!
C:リクライニングスペース
マッサージ機があります。他にもサービスコーヒーとかスイーツ(*無料)とかもあります。他の客と交流しやすいかも?
D:妖怪の山散歩道
昼限定で行く事が出来ます。体力がついて壮大な景色を見れて一石二鳥です。お得アイテムが当たるキャンペーンをしてるかも?
×:バー「SKY SERPENT」
夜限定で行く事が出来ます。美味しいお酒と一緒に、仲間や恋人との密度の濃い時間を過ごしてみては?
名物バーテンの常識にとらわれないカクテルも一度は必見!夜更かししても行く価値は充分?(*有料)
鈴仙の所持金:10420
先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
272 :
森崎名無しさん
:2013/08/15(木) 23:30:18 ID:xDL6/dOw
D 昼限定だったら今のうちに
273 :
森崎名無しさん
:2013/08/15(木) 23:36:21 ID:h47VxJr6
D
274 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/08/15(木) 23:51:27 ID:skJLE7n2
D:妖怪の山散歩道
鈴仙「(昨日は遭難しちゃったし、今日はリベンジするのよ!)」
鈴仙はリベンジの念を込めて、散歩道に行く事を決意するが――。
鈴仙「(でも――みんな来てくれるかなぁ。 昨日でさえあまり食いつき良くなかったし……)」
流石に二日続けて同じ散歩道を歩こうとは思わないだろう。
最悪一人で行く事も視野に入れつつ、鈴仙はマイルーム及び男子部屋のメンツに参加を呼び掛けるのだが…?
先着1名様で、
★旅の仲間→! card★
と書き込んでください。マーク・数値で分岐します。
ダイヤ→ハート+てゐ「しゃ〜ないなあ。 行ってみるかな〜?」
ハート→スペード+慧音「それなら私も同行させて貰おうか」
スペード→妹紅「そういや昨日も言ってたヤツだよね。行く行く!!」
クラブ→一人旅のようだ…!
JOKER→全員で遠足(?)だ!
275 :
森崎名無しさん
:2013/08/15(木) 23:53:20 ID:???
★旅の仲間→
ハート2
★
276 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/08/16(金) 00:14:29 ID:2Jvg0eNI
★旅の仲間→ ハート2 ★
ハート→スペード+慧音「それなら私も同行させて貰おうか」
鈴仙「う〜ん、中山さん達は先に温泉にでも行っちゃったみたいね…」
男子部屋の前で途方にくれる鈴仙の前に――。
慧音「やあ、鈴仙」
妹紅「これからどこかに行くの?」
卓球大会で優勝をもぎ取った慧音・妹紅の二人が明るい表情でポンと鈴仙の肩を叩き挨拶をする。
鈴仙「あっ…(そういえば、さっきまでこの二人部屋に居なかったのよね。 誘ってみよっと)実は―――」
鈴仙はそこで、中山達にもう一度妖怪の山散歩道の散歩を提案しようとしていた事を二人に話すと――。
妹紅「ふうん。 あ、じゃあそれなら私も行くよ!」
慧音「妹紅が行くなら、私も案内させて貰おうか。 昨日は温泉でそれどころではなかったからな」
二つ返事で、その提案に乗ってくれたのだった。
277 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/08/16(金) 00:16:40 ID:2Jvg0eNI
そして、鈴仙達3人は元気よく、午前の涼しい風が吹き抜ける妖怪の山の登山道を歩き―――。
先着1名様で、
★たのしいピクニック2→! card★
と書き込んでください。マーク・数値で分岐します。
ダイヤ・ハート→スタッフ「只今散歩道スタンプラリー実施中です!」
スペード→慧音達との雑談が盛り上がった!
クラブ→特に何も無く目的地へ辿りついた。
クラブA→鈴仙「あれ…? 慧音さん? 妹紅? どこに行っちゃったの……?」懲りずに迷子になっちゃった!?
JOKER→??「いやあ、貴女方も登山かい?」宿泊客と遭遇! 彼の名は…
クライフォート
!!
278 :
森崎名無しさん
:2013/08/16(金) 00:18:12 ID:???
★たのしいピクニック2→
ダイヤ9
★
279 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/08/16(金) 00:19:29 ID:???
スタンプラリー実施中で、運が良ければアイテムが貰えるかも?
…と、いったところで今日の更新はここまでにしようと思います。
それでは、皆さま、本日もお疲れさまでした。
280 :
森崎名無しさん
:2013/08/16(金) 18:39:30 ID:???
このスレでヒジリーに岩盤入りさせられるのは
べじいた森崎とレミータ・へターレットのどっちなんだぁ?
281 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/08/16(金) 21:46:21 ID:2Jvg0eNI
こんばんは。今日も更新をしていきます。
今日は夕方に少し時間が空いたので、先に前スレを埋めてまいりました。
…スレタイ内容を反映させたかったので、あんな感じになってしまいました(爆)
>>280
カグロットとか言ってましたが、このスレでのキャラ的に月人の王女カグーヤとかの方が岩盤に合っている気しますw
282 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/08/16(金) 21:47:22 ID:2Jvg0eNI
★たのしいピクニック2→ ダイヤ9 ★
ダイヤ・ハート→スタッフ「只今散歩道スタンプラリー実施中です!」
妹紅達と語りながらも、内心迷子にならぬよう必死だったお陰か。
今度は無事に目的地である山の高台に辿りつく鈴仙。
高台からは深い緑に空の青、そして山の中央を貫く九天の滝の白色が、
まるで水彩画のように調和しており、鈴仙一行は思わず息を飲んでしまう。
妹紅「うーん、正直山の風景なんて空からでも見られるって思ってたけど。
こうして自分の足で暗い森を歩いて、そこから広がる風景! ってのもやっぱり良い物ね」
慧音「本当に良い散歩道だ。 ここが旅館の敷地内でなければ是非遠足の目的地にしたい位だよ」
そうして山の風景に感じ入っている所に――旅館の半被を着たスタッフが鈴仙一行に話しかけて来た。
スタッフ「こんにちはー、只今アイテムが当たる! 散歩道スタンプラリーキャンペーンを実施中です!
宜しければご参加いかがですか?」
鈴仙「えっ…? スタンプラリー? どこか回るのかしら?」
スタッフ「いえいえ。 スタンプラリーと申しましても、これまで歩いた散歩道にありましたチェックポイントで
判子を押して頂き、そして埋め終わったら商品が貰えるというものでして…」
妹紅「ああ、そういえばあったわねそんなの」
慧音「何かと思っていたけど、あれの事だったんだな」
鈴仙「(へ? 何それ。 私気付かなかったんだけど……)」(←迷子にならないよう慧音と妹紅の背中しか見てなかった)
成程、と頷いてその趣旨を理解する三人(一人だけ知ったかぶりなのだが……)。
そして三人はスタッフから用紙を貰い、帰り道はスタンプを押しながら歩いて行く事となった。
そうして鈴仙に当たった商品は―――。
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