キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【行く風に】鈴仙奮闘記8【夏を知る】

1 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/08/07(水) 23:27:43 ID:???
このスレは、キャプテン森崎のスピンアウト作品で、
東方Project(東方サッカー)とのクロスオーバー作品です。

内容は、東方永夜抄の5ボス、鈴仙・優曇華院・イナバがサッカーで師匠を超えるために努力する物語です。
また、ストーリーやカードの展開次第で、いくつかのキャプテン森崎のキャラクターも、
それぞれの思惑を持ちながら、幻想郷の住人との交流を通じてサッカーを極めていくことになるでしょう。

他の森崎板でのスレと被っている要素や、それぞれの原作無視・原作崩壊を起こしている表現。
その他にも誤字脱字や稚拙な状況描写等が多数あるかと思いますが、お目こぼし頂ければ幸いです。

☆前スレ☆

【最強マモノ】鈴仙奮闘記7【決定戦】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1374154171/

☆攻略ページ(キャプテン森崎まとめ@Wiki内)☆

http://www32.atwiki.jp/morosaki/pages/104.html
(※このスレの目標や今後の予定、ゲーム進行の流れなどが分かります。
  過去ログもありますので、初めて来て下さった方は、一読すればより楽しめると思います!)

☆あらすじ☆
ある日突然幻想郷にやって来た外来人、アラン・パスカルと中山政男との出会いにより、
師匠、八意永琳に並ぶ選手になると決心した鈴仙・優曇華院・イナバ。

謎の向日葵仮面を紅魔館のメンバーと共に運よく撃破し、登り調子の鈴仙!
パスカルも来生との練習により、少しずつスキル習得のきっかけを掴もうとしているし、
鈴仙の脳内なようで脳内じゃない?不思議な試合のお陰があり、チームも少しずつだが強化されている。
そしてそんな折、輝夜がルナティックスメンバーでの旅行を提案!場所は妖怪の山にある、風光明美な温泉宿!
たまには皆でゆっくり温泉、卓球、そしてレジャーで羽を休めようじゃないか!
そんな輝夜のカリスマな提案の行方は、はてさてどうなる事やら…。
そして……もういいっ!……休め、タケシ……!!

301 :森崎名無しさん:2013/08/16(金) 23:17:35 ID:e2BG7O2A
C

302 :森崎名無しさん:2013/08/16(金) 23:35:01 ID:???
どっこい秋姉妹…新!がついてるw

303 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/08/17(土) 00:32:39 ID:IHXEVdyg
>>302
どっこい秋姉妹は日刊神様連載でしたので、文々。新聞に連載を移す際にリニューアルしたのでしょう…多分w
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
C:博麗連合の大会優勝は当確? その強さに迫る!

博麗連合の大会優勝は当確? その強さに迫る!

博麗連合2013の選手の増強が止まらない。
博麗連合2013とは、その名のとおり巫女の博麗霊夢さんを中心にして作られた急造チーム…の筈なのだが、
彼女特有の人を惹きつける天性の賜物か、それとも運が良いからか。有力選手が続々チームに加入しているようだ。

彼女の友人を自称する魔法使い霧雨魔理沙さん(人間)を筆頭に、居候の伊吹萃香様(鬼の四天王)、
アリス・マーガトロイドさん(魔法使い)、比那名居天子さん(天人)など、他チームでは大エース級の選手の加入を皮切りに、
小野塚小町さん(死神)や永江衣玖さん(竜宮の使い)など、中堅以上クラスの選手も数多く加入。
更にはとうとう幻想入りした期待の忍者サイドバック・中里正人さん(人間)が加わって、
総合力では恐らくあの紅魔スカーレットムーンズ以上。
しかし、賢明な読者の皆さまもご存じの通り、このチームの強さはそういったものでは決してない。
―――このようなオールスター選手を軽く押さえつける程度の能力を持った、一人の超選手の存在である。

そしてそれを束ねるのが、幻想郷最高のスーパー・シューティング・プレーヤー、博麗霊夢さんだ。
彼女のドリブルはあの天才・八意永琳さん(人間?)をも遥かに凌駕し、パスはそれ一芸特化の小悪魔さんをも上回り、
高空シュートの威力は恐らく幻想郷一。地上シュートも並みのストライカー
――おそらく命蓮寺の寅丸星さん(毘沙門天代理)に並ぶほど。
タックルは十六夜咲夜さん(人間)にも勝るとも劣らずで、パスカットはアリスさん以上。
そしてブロックは―――彼女の放つ奇跡のカウンターシュートを忘れる者は居ないため説明不要か。
反面フィジカルやスタミナは大したことが無いが――『彼女としては』大した事のないレベルである。充分に一流クラスだ。

304 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/08/17(土) 00:33:59 ID:IHXEVdyg
彼女の強さの説明をすればこのように枚挙に暇が無いが、その中で特に優れている面を挙げるとすれば、その空中でのセンスだろうか。
彼女はむしろ空中戦――特に高い浮き玉を相手にする際にはまさに無敵となる。
彼女が空高く浮かぶ姿は天才や貴公女、亡霊ですら追いつく事もままならないだろう。
もし彼女に挑む際は、せめて地上にするべきである。そうなれば、0.0000…1%でも勝率が増すだろうからだ。

なお、近日は外界ではそこそこ評判のゴールキーパー・モロサキ雄三(漢字不明。たぶん人間)も加え、
サブキーパーの確保も行っているようだ。彼については正直、伊吹様を抑えてまで出番があるのかは疑問な所だが…
彼とてこのスーパーチームの一員。きっと秘めたポテンシャルを持ち合わせているのだろう。彼の今後の出番に期待だ。(射命丸 文)



鈴仙「――霊夢って、こんなに強い…んだよなぁ……はあ」

鈴仙はこの新聞記事を見る事で改めて、博麗連合という巨大すぎる壁の存在を意識する。
この間の命蓮寺との試合でも、後半での白蓮不在があったにも関わらず、星一人に3点を奪われての僅差の勝利を得られたにすぎない。

鈴仙「(魔理沙に、アリスさんに、天子…さんに、小町さん。 私の知る限りでもこの4人は中々のシュートを撃ってくるし…。
特に魔理沙と天子さんのシュートは――恐らく今の姫様じゃあポストの方がまだマシ状態になっちゃうわよね。
かたや私達には師匠が居るけど――師匠でも霊夢相手じゃあ絶対的ではない。
そして萃香さんは――この間の試合を見ても解るように、今の私のままじゃあ、きっと1ゴール決められたら充分なレベル。
――私達…本当に優勝出来るの!? いや、それで今まで優勝出来なかったんだけどさ……)」

鈴仙はこんな記事見なきゃ良かった、と思う同時に今後の向かうべき目的地の高さを再認識する。

鈴仙「(私が全幻想郷で活躍するだけなら、博麗連合は決して超えなくてはならない壁ではないのかもしれない。
けれど―――やるんだったら…勝ちたい!中山さんとパスカル君と、佳歩達と力を合わせたら!
天才じゃあなくても、努力と友情で勝利をもぎ取れるかもしれない…! いや、もぎ取って見せるのよ……!!)」

305 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/08/17(土) 00:35:05 ID:IHXEVdyg
鈴仙が新たに決意を固めている一方その頃、博麗神社では。

森崎(新聞読んでた)「なんじゃあこりゃあ! あの時取材に来てたブン屋の姉ちゃん、この俺様の名前を二度も間違えやがって…!
こうしちゃいられねえ、中里、練習だ! この俺に喧嘩を売った態度を取った事を後悔させてやるぜ!」

中里「森崎…練習には付き合うから、気を確かにするでござるよ(可愛い女子と敵対するのはマズイでござるからね(;^ ^))」

カッコいいのかどうか良く分からない、これまた別の決意が固まっていたのであった―――。

*博麗連合の有力選手が判明しました。
*博麗霊夢のとても大まかな能力傾向が判明しました。
*森崎の射命丸に対する評価が、森崎→(後悔させてやるぜ!)→射命丸 になりました。

306 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/08/17(土) 00:40:50 ID:IHXEVdyg
【2日目・夕食】

そうして鈴仙が決意を固めて、そこから適当に本を読んだりしていると――時刻はもう日没。

鈴仙「あらら。 やっぱりゆっくりしてると時間の流れが速いわね…」

鈴仙は慌てて食堂に向かって 秋刀魚 を皿に盛り付けて、ルナティックスの一団の場所に着席。
既にメンバーが何人も集まっているようだったが――初日のような乾杯もないようで、
輝夜を筆頭に皆マイペースに自分の欲しい物をのんびり食べている。

鈴仙「(お喋りしてるメンバーも大体昨日と一緒ね。 うーん、今日は誰に話しかけてみようかしら?)」

A:談笑する永琳と輝夜の元に行ってみる。
B:普通に会話している中山とパスカルの元に行ってみる。
C:和気あいあいとしているウサギ達の元に行ってみる。
D:しっとりと飲み食いしている慧音と妹紅の元に行ってみる。
E:ここに座って、てゐの相手をしてやる。
F:敢えて食事を取りに行くふりをして、知り合いがいないか探索してみる。
G:ええい! ヤケ食いよ〜!! 店にある肉全部持ってこい!!
H:その他 自由選択枠

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

*1回だけ行動できます。行動後、次のイベントに移ります。

307 :森崎名無しさん:2013/08/17(土) 00:42:17 ID:DORM0kiU


308 :森崎名無しさん:2013/08/17(土) 00:43:22 ID:EMK3j1AE
C

309 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/08/17(土) 00:53:50 ID:IHXEVdyg
C:和気あいあいとしているウサギ達の元に行ってみる。

鈴仙「ねえ、ちょっといいかしら?」

佳歩「あっ、鈴仙さま。 どうぞどうぞ!」

ウサギC「鈴仙さま〜! この 串カツ 美味しいよ〜!!」

佳歩の計らいがあり、鈴仙はウサギ達の一団がそのまま占拠しているテーブルの端に座らせて貰うことになった。
鈴仙は暫くはウサギ達の子供らしく無邪気で明るい話題に耳を傾けていたが――。

鈴仙「(あはは…。 楽しそうで何より、なんだけど…私からも何か話題を振ってみようかしら?
全体に振るか、個人に振るか。 腹を割った話をするなら個人だけど―――中々難しいかも。
だからと言って、全員に振っても辺り障りの無い事しか聞けないかもしれないけど…それはそれで切欠作りくらいにはなるかも)」

A:どんな選手になりたいか。
B:日常生活で悩んでいる事はないか。
C:これから何をする予定なのか。
D:食べている物を教えて欲しい。
E:その他 自由選択枠

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

*選択肢のまま選択する場合は、『ウサギ達全員への呼びかけ』と判断します。
  (例:A→ウサギ達全員に「どんな選手になりたいか」を聞く)
*もしも特定の個人にのみ話をしたい場合は、選択肢の後に名前を書き込んでください。
  (例:A ウサギD→ウサギDに、「どんな選手になりたいか」を聞く)

310 :森崎名無しさん:2013/08/17(土) 00:54:33 ID:EMK3j1AE
A

311 :森崎名無しさん:2013/08/17(土) 00:55:18 ID:52olO1oU
A

312 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/08/17(土) 00:59:16 ID:???
Aが選ばれた所で、今日の更新はここまでにしようと思います。
皆さま、本日もお疲れさまでした。

313 :森崎名無しさん:2013/08/17(土) 08:55:55 ID:???
「天才だけどやる気がない」というキャラはうまくやらないと
嫌味な奴で終わるのがなあ…

314 :森崎名無しさん:2013/08/17(土) 10:18:31 ID:???
天才ってそんなもんじゃないのかな?

315 :森崎名無しさん:2013/08/17(土) 10:29:23 ID:???
いや、まあ一口に天才と言っても色々なタイプが居るよ。
で、「そんなもん」だとしても、だから参加者に嫌われていいってわけでもないっしょw

316 :森崎名無しさん:2013/08/17(土) 11:26:28 ID:???
改めてみると博麗連合ってとんでもないよな。
攻撃陣は有名所が多いし、守備はやや薄そうだけどキーパーが萃香だとしたら
日向と戦った時がサッカーレベル1でパンチング56だから大会では
最低でも59で大会途中でレベルアップしたら60までいくわけだからな。

317 :森崎名無しさん:2013/08/17(土) 11:29:56 ID:???
確かに参加者に嫌われるってのは不幸だよね。でも天才ってちゃんと努力しちゃうと大半の選手は勝ち目なくなっちゃうから難しいな。

318 :森崎名無しさん:2013/08/17(土) 11:40:48 ID:???
ここの霊夢さんはサイクロンあっさりパクれるほどの天才なんだろうか…

319 :森崎名無しさん:2013/08/17(土) 12:26:57 ID:???
なので、【天才といえど努力した秀才にも勝ち目はある】とか【天才ゆえに弱点がある】みたいな形にするわけだねえ。
わかり易い例は、アナカンスレの【ファンタジスタが守備をするとむしろ迷惑】ルール。

320 :森崎名無しさん:2013/08/17(土) 12:39:58 ID:???
霊夢=翼だから嫌われても仕方ないとすべきなような
霊夢って原作から変わった人や妖怪には好かれやすいけど
一般人からみたらなにやってんだコイツクラスだしそのへんはどうでもいいんじゃね?
霊夢が参加者が嫌おうがどうでもいいような・・・だって主人公鈴仙だし

321 :森崎名無しさん:2013/08/17(土) 14:21:16 ID:???
旧作の巫女さんは陰陽玉蹴って妖怪退治しとる変態さんやで。
なあに、こっちにはいざとなったら「助けてヨッチャン!」がある。

322 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/08/17(土) 14:36:09 ID:???
こんにちは。今日も更新を始めていきます。

>霊夢の性格について
まだあまり露出の少ない第一部のラスボス霊夢さんですが、
このスレでは少し嫌味な奴かも…と受け取られかねないキャラ付けになる…かもしれません。

理由としては、この物語のテーマの一つとして
【努力した秀才(鈴仙・中山)が天才(霊夢・永琳)に並び打ち克つ】
というテーマを設定しており、
味方の永琳は、嫌いになって欲しくないためマイルドなキャラ付けをしている(つもりなのですが…)反面、
(また、永琳は姫様の想い(=とりあえず大会優勝!)には熱心ですので、結果的にやる気がある…とも言えます)
ラスボスである霊夢は、物語上のスパイスとなる程度には嫌味な部分があった方が良いのではないか、と考えているからです。
(スパイス程度ですので、本当に憎くなるようにはしたくありません。
 原作的にも少しサバサバしてる(?)だけでそんな嫌な奴ではないと思いますし、
 キャラにどぎつい事はこちらが言わせたくないので、マイルドな表現に徹する事となると思います)

ですが、そうしたキャラ付けをする前提として、『嫌な奴だけど…とにかく凄い! 圧倒的だ!! 悔しいけど惚れてしまう!』
などと思って頂けるような大物感・カリスマがなくてはならないと思います。(某ヒドラさん的になられても困りますし…w)
なので、細かい点は実際に投下してみたり、判定の結果によって微調整したいと思います。
今後の判定や引きによっては、爽やか系天才(ディアスみたいな感じ?)ラスボスになるかもしれません。

>博麗連合の強さについて
>>316さんの仰る通り、『これ、本当に勝てるの!?』的な強さのチームに設定しております。
人気度が大事という事で、勝利は必須ではないですが、他チームと比べ非常に勝ちづらいと思います。
ですが、こちらもこれから成長しますし、例えば今から全くイベント成長しなかったとしても
妹紅のネオヴォルケイノは大会決勝では58、永琳の爆宙アポロは62まで自動成長するので、充分戦いにはなります。
その上、特訓イベントやこれからの練習フェイズでの成長も沢山ありますし、鈴仙もまだまだ伸びしろがあります。
鈴仙は最終的には魔理沙や日向に並ぶストライカーに成長できるよう、ゲームバランスを組んでいます。

323 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/08/17(土) 14:38:21 ID:IHXEVdyg
A:どんな選手になりたいか。

鈴仙「実は向かっている時もウサギBちゃんと話をしていたんだけど。
皆がどういう方向性の選手を目指しているのか、少し気になってね」

佳歩「わ、私は鈴仙さまとの2トップを張れるようなFWになりたいです!」

鈴仙「(佳歩は…分かってるけど)えーと…皆は何かあるのかしら? もしよかったら、今度の練習で見てあげても良いし、
そうじゃなくっても、何か目標があればその分、練習にやる気が出ると思うわ!」

鈴仙の呼びかけに対して、う〜むと頭をひねってみせるウサギ達。
今まで遊びの延長線上でサッカーをやって来た彼女達だから仕方ないとはいえ、
永琳やパスカルに与えられたメニューをこなすならばともかく、自分から具体的にどのような選手でありたいかを考える事など
(佳歩など一部の例外を除いて)余りなかったのだ。

そうして暫しの時間が流れて、彼女達が話した目標とは……?

先着1名様で、

★ウサギCの目標→! card
 ウサギDの目標→! card
 ウサギEの目標→! card★

と書き込んでください。マーク・数値で分岐します。(判定結果は、左から(ウサギC/ウサギD/ウサギE)となります。
ウサギBについてはすでに目標を聞いており、佳歩については目標がすでに明確なので判定はありません。)

ダイヤ→「すいーぱー、ってヤツが良い!」/「ぱ、パスカットの出来るボランチ…とか」/「運動量を活かしたマーカーに…」
ハート→「まだまだ弱いから…強くなりたい!」(*全能力に効果小)
スペード・クラブ→「う〜ん、良く分かりません…」(*効果ナシ)
クラブA→「シュート魔王!」/「ど、ドリブル大王…」/「フィジカルお化け、でしょうか…」
JOKER→「はっはあ〜なエース!」/「幻想郷No1プレーヤーになりたいです…!」/「ダイヤジスタなポストプレイヤーを…」

324 :森崎名無しさん:2013/08/17(土) 14:39:48 ID:???
★ウサギCの目標→ ハートJ
 ウサギDの目標→ ハート9
 ウサギEの目標→ ダイヤA


325 :森崎名無しさん:2013/08/17(土) 14:40:22 ID:???
★ウサギCの目標→ クラブA
 ウサギDの目標→ ハート10
 ウサギEの目標→ ハートJ

326 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/08/17(土) 15:06:16 ID:IHXEVdyg
★ウサギCの目標→ ハートJ
 ウサギDの目標→ ハート9
ハート→「まだまだ弱いから…強くなりたい!」(*全能力に効果小)
 ウサギEの目標→ ダイヤA ★
ダイヤ→「運動量を活かしたマーカーに…」

ウサギC「う〜ん。ぶっちゃけあんまし分かんないけど…。 ただ、やっぱりよわよわで馬鹿にされるのは悔しいし。
とにかく基礎を充実させたいなぁ〜。 今までの自己流じゃあダメかもって思えてきちゃったんだ……」

ウサギD「わ――私も! 今まで通りだったら私はEちゃんや鈴仙様、そしてお師匠様にオンブダッコだったけど、
それだけじゃあ嫌だもん! 私も…とにかく皆の役に立ちたい!」

ウサギ達の中でも特に幼いウサギCとウサギDの二人に、明確なビジョンを抱かせるのは難しかったのか、
漠然とした答えしか返って来なかったが…。
それでも、溢れるやる気は決して偽者ではないと言わんばかりの瞳の輝きを見せてくれた。

327 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/08/17(土) 15:07:48 ID:IHXEVdyg
そして、ウサギ達の中でも大人びているウサギEには―――自身の目指すべき、明確な選手像があった。

ウサギE「私はウサギ達の中では体力と――せりあい強さには少しだけ自信があります。
なので、もしこれらの能力と、タックルを磨いていきたいって…考えているんですが」

鈴仙「ふむふむ…成程ね。 確かにそれを鍛えて行けば、貴女は優秀なSB足り得るかも。
そうしたら現状でマークを一任されている妹紅の負担が減って、全体的な攻撃の底上げも同時に行われる。
――良いと思うわ」

ウサギE「は…はいっ! とはいっても体力もせりあいも未熟ですし、タックルも苦手なんですが…。
これから、こうした能力も磨いていければと思っています」

そこから食事が終わるまで、鈴仙はウサギ達と軽い雑談を楽しむ。
旅行中でゆっくりしているように見える彼女達が秘める闘志に、鈴仙は安心をするのだった。

*次の練習時限定で、ウサギC、ウサギDと練習/コーチングした際、全能力についての判定に、ほんの少しだけ補正が付きます。
*一回限定で、ウサギEと練習/コーチングした際、タックル・せりあい・ガッツの内どれか一つの判定に、少し補正が付きます。
 (これは次の練習時限定ではありません)
*次の練習時のみ、ウサギC、ウサギD、ウサギEが自動コーチングで選ばれる確率がほんの少し上がります。
*次の練習時のみ、ウサギEが自動コーチングで選ばれた場合、タックル・せりあい・ガッツの能力上昇率が高くなります。
*ウサギC、ウサギD、ウサギEの評価値がほんの少し上がりました。

328 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/08/17(土) 15:09:21 ID:IHXEVdyg
【2日目・夜@:自由行動】

鈴仙「(夕食ではあまり話さないウサギ達ともお喋りできて良かったわね…。 さて、飲み会が始まるのは
夜遅くらしいし、まだ時間に余裕はあるけど――どうしようかしら? 折角だから夜限定のバーにも行ってみたいけれど…。
有料なのがしんどいわねぇ。 1000円くらいあれば充分でしょうけど)」

A:マイルーム
 私達専用の部屋です。ゆっくりするもよし、チームメイトと会話して親交を深めるもよしです。
B:温泉
 地底から引いてきた天然温泉です。ゆっくりつかるもよし、客や仲間との親交を深めるもよし、覗くもよしです。
 もちろん、コーヒー牛乳の自販機(有料)もあります!
C:リクライニングスペース
 マッサージ機があります。他にもサービスコーヒーとかスイーツ(*無料)とかもあります。他の客と交流しやすいかも?
×:妖怪の山散歩道
 昼限定で行く事が出来ます。体力がついて壮大な景色を見れて一石二鳥です。お得アイテムが当たるキャンペーンをしてるかも?
D:バー「SKY SERPENT」
 夜限定で行く事が出来ます。美味しいお酒と一緒に、仲間や恋人との密度の濃い時間を過ごしてみては?
 名物バーテンの常識にとらわれないカクテルも一度は必見!夜更かししても行く価値は充分?(*有料)

鈴仙の所持金:10420

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

329 :森崎名無しさん:2013/08/17(土) 15:19:44 ID:X/VTboLM
D

330 :森崎名無しさん:2013/08/17(土) 15:22:11 ID:jL3LPs62
D

331 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/08/17(土) 15:29:50 ID:IHXEVdyg
D:バー「SKY SERPENT」

鈴仙「(常識にとらわれない、って時点で嫌な予感しかしないけど…まあこっちはお客さんだし、大丈夫…よね?
で、バーに行くとなると誰かを誘ってみたいところだけど――折角のバーだから少人数で行きたいかも。
一人で行くのも、考えをまとめたりするには役立ちそうだけど……)」

鈴仙は一緒にバーに行く仲間を誘う。 誘ったのは―――

A:永琳だった。
B:輝夜だった。
C:慧音だった。
D:妹紅だった。
E:中山だった。
F:パスカルだった。
G:てゐだった。
H:佳歩だった。
I:名無しウサギの内の一人だった。(選択肢の後に一緒に行きたいウサギを指定してください。 例:I ウサギB)
J:誰も誘わず一人で行った。

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

332 :森崎名無しさん:2013/08/17(土) 15:33:32 ID:XNPv9AeU
J

333 :森崎名無しさん:2013/08/17(土) 15:53:23 ID:X/VTboLM
J

334 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/08/17(土) 16:31:44 ID:IHXEVdyg
J:誰も誘わず一人で行った。

鈴仙「最近はいつも皆と居過ぎてるかもだし、たまには一人で落ち着いた時間を過ごすとしますか…」

鈴仙はサイフを片手に、皆の集団からひっそりと隠れるようにバーへと向かった。
バー「SKY SERPENT」は、旅館一階のリクライニングゾーンと温泉との間の離れに位置しており、
ヘビとカエルをあしらった看板は可愛らしく。格式高さよりは気軽さを重視したデザインとなっていた。

カランカラン…。

早苗「いらっしゃいませ」

鈴仙「……やっぱり貴女なのね」

鈴仙を迎えてくれたのは、美しい緑に染まった長髪を持つ少女――守矢神社の風祝、東風谷早苗だった。

早苗「はい。 私下戸なんですけど、外界で読んでた漫画を見て、バーテンさんに憧れてたんですよ〜」

鈴仙のローテンションな呼びかけに対してどこまでもマイペースに話す早苗。
いつぞや暴走した早苗にコテンパンにされた恨み(?)を持つ鈴仙としては少し呆れてしまう態度だったが…。
周囲を見渡すとそこそこの客が静かにのんびりと酒を楽しんでいるようで、腕前は悪くないのかもしれない。

鈴仙「(相変わらず暢気ねぇ……っと。 さて、注文注文…)」

鈴仙が見ためは質素だが、中身は可愛らしくデザインされているメニューボードをチラリと覗きこむと。

早苗「はい、こちら御通しです。 御通し代はサービスですよ」

早苗が鈴仙の座ったカウンターにナッツの入った小皿を置いてくれた。

335 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/08/17(土) 16:33:16 ID:IHXEVdyg
鈴仙「(あっ、御通しはサービスなのね。 さて、このナッツに合いそうなカクテルは―――)」

ナッツを一撮み取りだして齧りながら、鈴仙は注文を決める事にした。そして注文したものは――。

A:カルーアミルク(800円)
B:ウイスキー(1000円)
C:特製カクテル@「ミシャグジ様」(1000円)
  (バーテン解説:飲み切った人だけが祟りから救われるという、スペシャルな一杯です☆)
D:特製カクテルA「スカイサーペント」(1000円)
  (バーテン解説:スッキリとした飲みごたえが特徴的なカクテルです☆)
E:特製カクテルB「マウンテンオブフェイス」(1500円)
  (バーテン解説:守矢神社のお神酒を使ったプレミアムカクテルです☆ 軍神の力が手に入っちゃうかも!?)
F:お任せカクテル(1000円。 更に判定)
  (バーテン解説:その日の気分と材料でみらくるな、貴方専用のカクテルを創ります☆)

鈴仙の所持金:10420

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

336 :森崎名無しさん:2013/08/17(土) 16:35:13 ID:XNPv9AeU
F 兎は度胸、何だってやってみるもんさ

337 :森崎名無しさん:2013/08/17(土) 16:35:48 ID:TWhPYB8A
F

338 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/08/17(土) 16:52:31 ID:IHXEVdyg
F:お任せカクテル(1000円。 更に判定)

鈴仙「じゃあさ、これ…作ってみてくれない!?」

早苗「おおっ、やりますねぇ! 実はこれが当店のお勧めなんですよ〜」

お任せカクテルを注文した事で、早苗は明らかにご機嫌な表情を見せる。
そして楽しげにバックバーから様々な種類のリキュールを持って行き、
そしてそこから生み出されたものは……!?

先着1名様で、

★みらくるカクテル!→! card★

と書き込んでください。マーク・数値で分岐します。

ダイヤK→「大いなる女神の加護が籠りし神酒! 名付けて、菱景「ダイヤジスタ」です!!」
ダイヤ→「空高く跳べそうになる、天上の奇跡! 名付けて、奇跡「客星の明るすぎる夜」です!」
ハート絵札→「愛に溢れた者の為のカクテル! 名付けて、禁忌「恋のラビリンス」です!!」
ハート→「皆の人気者の為のカクテル! 名付けて、夢国「美月衣鼠」です!」
スペード・クラブ→ オレンジジュースライフガード 割りに、 はちみつ を隠し味にトッピングしたもの。
           (*美味しそうだったらボーナス)
クラブA→早苗「できましたっ! これぞまさに伝説のカクテル―――名付けて、土粥『土の粥』です!!」鈴仙「」
JOKER→早苗「来た! 来ました! これが伝説のクス…いえ、カクテル! 「べじいた」です!」
       鈴仙「(この子、師匠に弟子入りした方がいいんじゃあ……?)」

339 :森崎名無しさん:2013/08/17(土) 16:52:49 ID:???
★みらくるカクテル!→ ダイヤJ

340 :森崎名無しさん:2013/08/17(土) 17:01:27 ID:???
オシー、スペード・クラブがドリンクバーで遊ぶ子供だ

341 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/08/17(土) 18:17:19 ID:IHXEVdyg
★みらくるカクテル!→ ダイヤJ ★
ダイヤ→「空高く跳べそうになる、天上の奇跡! 名付けて、奇跡「客星の明るすぎる夜」です!」

鈴仙に手渡されたそのロングカクテルは透き通った空の色に輝いており、
そして中には白いフルーツが光る、見た目としてはとても優れたものだった。

鈴仙「わあ、綺麗…!」

鈴仙は試しに一口、そのカクテルに口を付けてみると。

鈴仙「うん…! 見ため通りのスッキリとした味に、飲んだ途端に目が冴えるかのようなアルコールの感覚!
これを即興で作っちゃうなんて――貴女…タダものじゃあないわね!?」

早苗「ふふん! 奇跡さえあれば、このくらいお茶の子さいさいです!!」

サナァ、と胸を張る早苗だったが、この時ばかりは大言壮語とは鈴仙にも思えない。

鈴仙「(凄いわね…。 多分やると決めたら突っ走るってのがこの子の性格なんでしょうけど、
それできちんと諦めず、一分野を完成させているというのが、本当に凄い所。
凝り性とかマニア気質とかとも言いかえられそうだけど……。
――うーん、それにしても良いお酒ね。 まるで高い所に浮かんでしまいたくなるわ!)」

こうして、鈴仙は早苗に対する個人的評価をちょっとだけ改めながら、
奇跡が作った美酒の旨みに酔いしれるのだった。

*鈴仙の早苗に対する評価が、鈴仙→(凄い凝り性?)→早苗 になりました。
*鈴仙に浮き玉成長フラグが立ちました。次に競り合いかダイレクトシュートで覚醒すると、
 元の覚醒に加え、浮き玉上昇判定が発生します。
*所持金が減りました。10420→9420

342 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/08/17(土) 18:18:20 ID:IHXEVdyg
そうして美酒をごちそうになり、暫く落ち着いた頃。
バーに流れる流麗なピアノ演奏を聴きながら鈴仙は独り思索に耽る。

鈴仙「(ふう…。 最近色々あり過ぎて、とっても充実してるわね…。
それはとても良いんだけど、ちょっと疲れちゃったかも)」

元々自分から何かを働きかける性格ではなく、どちらかというと消極的な方であった鈴仙。
そんな彼女が、今、自分から練習を計画し、多くの他者に働きかけて、皆の輪に寄り添いながら生活している。

鈴仙「(――そういう意味でも、変わったかも、私)」

パスカルとの出会いにより、天才に従う者のコンプレックス、苦しさを認識し、
中山との出会いにより、その苦しさを自分の糧へと昇華する術を知った鈴仙。
そんな中で駆け抜けて来たこの4カ月余りの生活は忙しくもあったが、充実していた。

鈴仙「(師匠やてゐの悪戯に心の中で文句を言いながら、サッカーでは誤魔化し誤魔化し。
そして仕事以外では極力外に出ない、か…。 今じゃあ考えられないなぁ)」

今の生活が楽しい事ばかりかというと、そうでもない。充実している事は、それだけ疲労するという事でもあり、
これを楽しみ切るというのはやはり、そうした天性の気質を持つ者に限られるだろう。

鈴仙「(―――だけど、たまにはこうして自分自身を見つめ直す機会がないとね。でないと…きっと壊れちゃうもの)」

鈴仙は見ためは少女だが――妖獣として、玉兎として並みの人間よりは遥かに長い生を送っている。
その中で、色々な人や仲間と出会い、そうして色々な道理を学んで来たつもりであった。
鈴仙は次に、この永遠亭ルナティックスの中で出会った仲間について想いを馳せる事にした。

鈴仙「(私だけじゃあない。 皆色んな考えや悩みを背負ってサッカーをしたり、人と関わったり仕事をしたりしている。
でも、その中で特に気になる人といえば―――)」

343 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/08/17(土) 18:19:30 ID:IHXEVdyg
その生き方に、感じ方に、気質について鈴仙が特に深い印象を持った人物とは――。

A:自分では考えられない程の深い思慮を持つ、気高き月の賢者、八意永琳だった。
B:普段はおちゃらけて居ながら、時折永琳よりも理解し難く瞳を輝かせる月の姫、蓬莱山輝夜だった。
C:半妖の身でありながら、人間を誰より愛し守る人里の守護神、上白沢慧音だった。
D:不死の呪いを身に背負い、孤独と殺意とともに千年の時を生きた蓬莱の人の形、藤原妹紅だった。
E:万年の時を生きつつも、子供らしい愛らしさを捨てずに様々な物を背負い続ける幸運の白兎、因幡てゐだった。
F:か弱き存在であったにも関わらず、努力を重ねて才能を開花させた愛らしい妹分、因幡佳歩だった。
G:課せられた運命という壁に対して、幾度も無謀な挑戦を挑み続け、そして道を切り開く少年、中山政男だった。
H:決して超えられぬ天才の親友として、コンプレックスを抱きながらも自分らしさを模索し続ける少年、アラン・パスカルだった。

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

*どのキャラクターを選択しても、特にメリット・デメリットは起きず、そのキャラについての描写が若干掘り下げられるのみとなります。

344 :森崎名無しさん:2013/08/17(土) 18:19:56 ID:dcCu2aNY
G

345 :森崎名無しさん:2013/08/17(土) 18:21:07 ID:HBOcqE4g


346 :森崎名無しさん:2013/08/17(土) 18:22:28 ID:DORM0kiU
F

347 :森崎名無しさん:2013/08/17(土) 18:28:15 ID:TWhPYB8A
G

348 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/08/17(土) 22:06:55 ID:IHXEVdyg
>>340
美味しそうですよねwもし出てたらささやかなボーナスがあったかもしれません。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
G:課せられた運命という壁に対して、幾度も無謀な挑戦を挑み続け、そして道を切り開く少年、中山政男だった。

鈴仙「(中山さんは、疲れないのかなぁ…)」

疲れを感じた鈴仙は、逆に今の一度も疲れを見せた事のない少年の顔を思い浮かべる。
鈴仙にとって、中山政男は疲れ知らずの鉄人にも感じさせる中山の姿は尊敬の対象であり、目指すべき存在だった。

鈴仙「(でも中山さんも…目標に向かったらそれを目指して止まないだけの人…なのかもしれない)」

その中山が無謀な歩みを止めぬ原動力――以前に話した森崎と並び立ちたいという夢。
ただそれだけを信じてここまで奇跡を起こし続けて来たのだとしたら。

鈴仙「(中山さんがその夢をあきらめない限り、あの人は立ちあがり続けるでしょうし、疲れる事も倒れる事もないのかもしれない)」

中山は決して倒れる事はないだろう。ここまで歩き続けて来たのだから。
もし彼が倒れる時があるとするならば、それは―――。

鈴仙「(もしも…自分の目指す夢に疑問を抱いたとしたら? ここまで歩いてきた理由が本当に正しい物だったのか。
そう考えるようになってしまったら―――?)」

中山の理念という大きな大木は頑丈だが、嵐が来ればいとも容易く倒れてしまうのではないか。鈴仙はそう不安を抱く。
鈴仙は中山の考えは正しい、尊敬できると出来ると思う反面に、あまりにストイックであり、理解し難いと感じていた。
もし彼が深い挫折を感じた時に、鈴仙は、パスカルは、ルナティックスのメンバーは――。
彼を理解出来た上で、それを受け止められるのだろうか、不安を感じてしまうのだ。

349 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/08/17(土) 22:08:26 ID:IHXEVdyg
鈴仙「(私達は―――どうしたらいいんだろう)」

鈴仙もまた、どうすれば良いのかは分からない。
ただ、自分が中山のように強くあろうとした事で強くなれた事は厳然たる事実である。

鈴仙「(私は練習のお陰で、かつては格上だと思っていた星と並び称されるまでのストライカーとなり。
奇跡が起きない限り決まらないと思った萃香さんへのシュートも、2、3回に一回は決まるんじゃあないか、っていうくらいまで
進歩したという自信がある。 師匠には及ばずとも、このルナティックスの重要人物にはなれている気がする。
だけど――それだけじゃあ、巧くはなっても。 どこかで行き詰まりが出ちゃう気がする。……どこで、どうなっては分からないけど)」

鈴仙は独りで深く考えて、そして答えが出ないままにバーを後にする。
自分は、自分達は、中山が良く語る『森崎』という人物のように、彼に寄り添う事が出来る選手足り得るのか。
実力的な意味だけでなく、それ以上の『何か』を掴めていけるのか…。

後回し後回しにしていたこの問題も、何れは答えが出る時が来る。その時は、着実に迫ってきていた。

*書き忘れましたが…さっきのカクテルで早苗と楽しく会話をしつつ美味しいお酒を飲んだので、
 早苗の評価値がやや上がっています。

350 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/08/17(土) 22:10:02 ID:IHXEVdyg
【夜A・大宴会!】

鈴仙はしっとりとした雰囲気で酒を飲み終わり、うっすら紅潮した顔で早苗に千円札を渡す。
そしてそこから宴会場に向かうと…既に大方のメンバーが揃っているようだった。

輝夜「あれっ? イナバ若干顔赤いわね。 ひょっとして0次会してたの?」

鈴仙「…ええ、まあ……」

永琳「珍しいわね。 普段はセーブしている事が多いイメージだったけど」

鈴仙「あはは……まあ折角の旅行なんで、気分ですね(それは何時も師匠や姫様がしれっと飲ませて来るから、
少しでも酒量が増えない為にしているだけなんですが……)」

30畳ほどのやや小さめの宴会場は貸し切りとなっており、13人分の机が並んでいた。
そこには夕食後とあってか酒の肴となるようなちょっとした一品料理が揃っている。
小さい舞台も一応揃っており、出し物も一応は出来そうである。

ウサギB「ね、ね。 今日はお師匠様からお許しも出たしさ、お酒飲んでみようよ佳歩ちゃん」

佳歩「ええー…。私多分弱いからいいよぉ…」

ウサギC「やっぱお酒はウイスキーだよね〜。 1000円程度のスコッチで充分だ、ロックグラスにちょいと注いで
溶けるのを待ちながら、舌でなめつつその香りを楽しむ。 まさに大人の醍醐味よね〜♪」

てゐ「とりあえずアンタはまだ子供でしょ…いや私に言われたくないかもしれんけどさ」

ウサギD「ねぇEちゃん! 姫様がよきょうで何かイベントするって言ってたけど、私不安だよ…出たくないよ……」

ウサギE「大丈夫よ。Dちゃんは試合ではちゃんと頑張れてるし、それに姫様だってきっと気遣って下さるわ(多分…)」

351 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/08/17(土) 22:11:28 ID:IHXEVdyg
パスカル「うーん、日本の酒には正直興味があるな」

中山「俺は未成年だから飲まないが…(鈴仙さんとか皆当たり前のように飲んでるけど……)パスカルの国の酒って、
どんなのがあるんだい?」

パスカル「うーん、俺も正直弱いんだが…ワインやビールは皆飲んでいるな。
それと詳しい銘柄は知らないが、イタリア系の酒も好かれて飲まれているみたいだ」

妹紅「慧音! かくし芸大会があったら絶対に私は輝夜に勝って見せるからね!この日の為に仕込んだ火芸…見せてやるんだから!」

慧音「そうだな…。 くれぐれも家を燃やさないようにな、妹紅よ……(遠い目)」

それぞれが盛り上がりを見せ、それなりに和気あいあいとした雰囲気にはなっているようで、
鈴仙はとりあえず胸をなでおろす。
そして、大方の雰囲気が粗方収まった所を見計らって、輝夜がグラスを持って立ち上がる。

352 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/08/17(土) 22:12:33 ID:IHXEVdyg
輝夜「さーて、皆ドリンクは頼んだー? 今日は飲み放題コースを頼んでるからビールに日本酒にワインにウイスキー!
好きな物を頼んでいいわよ! あ、子供イナバにはちゃんとソフトドリンクもあるから安心してね」

鈴仙「あっ…ビール注がなくちゃ」

そこまで輝夜が話して――鈴仙は手元のグラスに飲み物がない事に気が付く。

佳歩「鈴仙様、私が注ぎます! 注がせて下さい!」

鈴仙「あら――佳歩、悪いわね、それじゃあお願い…って」

佳歩「ああっ! すみません!?」

それを見た佳歩が空気を読んで鈴仙にビールを注ごうとするが…御約束の如く泡を出し過ぎてこぼしてしまう。
そんなやり取りをやっている内に輝夜の高説は終了してしまい―――

輝夜「そんじゃあ! ……カンパーイ!!」

鈴仙「あっ! か、かんぱーい!」

佳歩「すすすすみません、鈴仙さまかんぱーい!!」

何となく慌ただしげに、旅行のクライマックスを飾る宴会が始まったのだった。

353 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/08/17(土) 22:13:38 ID:IHXEVdyg
ワイワイ…ガヤガヤ……

鈴仙「うーん、中々楽しい感じね! 私は今下座で、佳歩の隣でてゐの向かいに座っているんだけど…
どこかに移動して話を振ってみましょうか? 姫様が何やら考えているみたいだけど、まだ時間がありそうだしね」

A:このまま座って佳歩やてゐと話をする。
B:平和に談笑する中山とパスカルの元へ行く。
C:お酒を頑張って飲んでいるウサギBの元へ行く。
D:なにやら燃えている慧音と妹紅の元へ行く。
E:いつも通り仲良く話しているウサギDとウサギEの元へ行く。
F:一人でウイスキーを飲んでいるウサギCの元へ行く。
G:何か出し物の準備をしている輝夜と永琳の元へ行く。
H:一人でくいっとやって、誰かが来てくれるのを待つ。
I:その他 自由選択枠

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

*後2回だけ行動できます。(1回目の行動後、イベントが挿入されます)

354 :森崎名無しさん:2013/08/17(土) 22:16:00 ID:dcCu2aNY
D

355 :森崎名無しさん:2013/08/17(土) 22:16:06 ID:76CANymo
G

356 :森崎名無しさん:2013/08/17(土) 22:17:29 ID:HBOcqE4g


357 :森崎名無しさん:2013/08/17(土) 22:22:15 ID:XNPv9AeU
A

358 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/08/17(土) 22:49:06 ID:IHXEVdyg
A:このまま座って佳歩やてゐと話をする。

鈴仙「(まあ、宴会だからって無理にハッスルする必要はないわよね。ここはリラックスしててゐ達とノンビリしてよっと)」

鈴仙はそのまま移動せず、ノンビリとてゐ達との雑談に加わることにした。
てゐは一体どこから仕入れて来るのか非常に情報ツウであり、その会話の内容は途切れる事が全くなく、
それでいて全てが面白くなっている。死神がついつい眠ってしまう鈴仙の会話力とは雲泥の差だ。
そんなてゐと佳歩との会話で、鈴仙が最も気になった話題と言えば―――。

A:幻想郷の中堅〜強豪選手についての話題だ。
B:最近のウサギ達の悩みごとについての話題だ。
C:地底にあるという財宝についての話題だ。
D:河童のバザーについての話題だ。
E:間欠泉地下センターについての話題だ。
F:人気4コマ漫画、「どっこい秋姉妹」の制作裏事情についての話題だ。
G:その他 鈴仙がてゐに「こんな話題知ってる?」と聞く形になります。
  もし知っていたら教えてくれますが、内容によっては判定になります。

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

359 :森崎名無しさん:2013/08/17(土) 22:51:08 ID:HBOcqE4g


360 :森崎名無しさん:2013/08/17(土) 23:00:05 ID:XNPv9AeU
F 意外とうまい話あるかも

361 :森崎名無しさん:2013/08/17(土) 23:00:10 ID:xn0RmjCE
F

362 :森崎名無しさん:2013/08/17(土) 23:00:33 ID:71i+6eH6


363 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/08/17(土) 23:42:32 ID:IHXEVdyg
F:人気4コマ漫画、「どっこい秋姉妹」の制作裏事情についての話題だ。

鈴仙「そういえばさ……さっき文々。新聞を読んでた時に見た漫画なんだけど。
あれって一体何が面白いのかな?」

てゐが天狗の新聞について話題を切りだして来たのを良い事に、
鈴仙は今日リクライニングスペースでチラリと見た新聞を話題に出してみる。

てゐ「あー…鈴仙ちゃんも知ってる、アレ? ―――何か色々あったっぽいよ〜」

やれやれと言った感じでてゐは話題に食いついてくれた。
そこから暫くは、いかにあの漫画が意味不明かを語り――やがて本題に入る。

てゐ「あの漫画ってね。 元は「日刊神様」っていう、まず天狗と一部の山の妖怪しか見ないような
超超ドマイナー新聞に連載されてたらしいのよ。 んでもその新聞が廃刊リニューアルになった時に連載が終了。
で、路頭に迷った漫画家が、今度は大衆向けにと文々。新聞に乗り込んで来て…『色々あって』連載が始まったそうだよ」

佳歩「色々って…一体何があったんでしょうか…?」

てゐ「さーてね。 モデルの秋神様達が信仰欲しさに泣きついたとも、漫画家がブン屋の昔の男だったとも、
単純に記者のツボにハマった内容だったからだとも…ゴシップ程度の噂なら色々流れているけれどね。
まあ、どーしても気になる、って言うんならさ。鈴仙は秋神様と仲良かった筈だし…きっと聞いてくれるよ?」

そこまで話して…てゐは得意げに鈴仙の方をチラリと見る。
「情報提供頼むよ」そう言わんばかりの下品な笑顔を見せながら…。

鈴仙「――き、気が向いたらね!(山の鴉天狗と哨戒天狗もこんな感じなのかなあ…)」

新聞記者の?悲哀を少しだけ実感する鈴仙なのであった。

*てゐと佳歩の評価値がやや上がりました。
*これ以降、秋姉妹に「4コマ漫画について」の話題を聞く事でイベントが進行するようになりました。

364 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/08/17(土) 23:44:02 ID:IHXEVdyg
そして宴会の盛り上がりもいよいよ最高潮に達しようとした時――輝夜がワイヤレスマイクを持って
舞台に登壇する。そして―――。

輝夜「レディース! アンド! ジェントルメーン! 余興の時間が始まったわよ〜!」

ウサギC「いえ〜い!!」

『余興』と称した、ちょっとしたレクリエーション大会の始まりを告げる。
(なお、その陰では永琳がせっせせっせと機材を準備している)

鈴仙「余興かぁ。 一体何するのかしらね、てゐ」

てゐ「さーてね。 姫のみぞ知る…だよ」

輝夜「昨日の卓球大会に引き続いて、今日も豪華景品を2つ程用意させて頂いたわ! 皆もこの景品目当てに頑張ってね!」

そして輝夜が言葉を大方告げ終わると、演目が発表されるくだりとなる。今日の宴会を飾る余興、その内容とは―――?

先着1名様で、

★余興とは…?→! card★

と書き込んでください。マーク・数値で分岐します。

ダイヤ・クラブ→「カラオケ大会よ!」
ハート・スペード→「一発芸大会よ!」
クラブA→輝夜「それでは貴方達には今から殺し合いをしてもらいます」鈴仙奮闘記・バトロワ編スタート!?
JOKER→輝夜「野球拳大会よ!! 勿論、男女問わず負けたら脱いで行くのよ!」妹紅「ふざけんな! 誰がするか!?」

365 :森崎名無しさん:2013/08/17(土) 23:44:46 ID:???
★余興とは…?→ スペード9

366 :森崎名無しさん:2013/08/17(土) 23:44:47 ID:???
★余興とは…?→ ハート2

367 :森崎名無しさん:2013/08/17(土) 23:44:58 ID:???
★余興とは…?→ スペード9


368 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/08/18(日) 00:05:31 ID:paRrajU6
★余興とは…?→ スペード9 ★
ハート・スペード→「一発芸大会よ!」

妹紅「よっし来たァ! これで私の努力が報われるわ!」

慧音「(ちょっと待ってくれ妹紅。 お前はあるかどうかも不確かな一発芸大会の為に、私の家を3度もボヤ騒ぎにしたのか……?)」

妹紅と慧音の友情が一瞬だけ揺るぎそうになりつつも…場は大いに盛り上がる。

ウサギD「うぁぁ…やだよ、でたくないよぉ…」

ただ、ウサギDのように気弱な少女は決してそれを望みはしなかったが…

輝夜「あっ、勿論参加は自由だからね。 今時参加を強制しちゃったらちょっとしたパワハラだもの」

ウサギE「(良かったわね、Dちゃん……)」

輝夜の心配りによって解消される。
そしてその為に、選ばれし精鋭のみによる至高の大会が始まろうしていた。

鈴仙「(妹紅がとてつもなく張り切ってるわね…少し楽しみかも)」

座って観戦を決めこんでいた鈴仙だったが……。

てゐ「鈴仙は出ないの?」

てゐがひょこっと首を出して、楽しそうに鈴仙に突っかかって来る。

鈴仙「あのさぁ…。 私は何にもネタなんて仕込んでないし、面白い事なんて出来ないわよ。
そんな事いうなら、てゐが出れば良いじゃない?」

てゐ「むー…。 良いじゃん良いじゃん失敗したって減るもんなんて無いしさ。 出ようよ〜♪」

369 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/08/18(日) 00:06:45 ID:paRrajU6
あからさま過ぎるてゐの態度は、暗に「すべったら弄り倒してやるぞ」と言っているも同然だったが…。

鈴仙「(でも、逆に言ったら失敗してもてゐに弄られる以外にデメリットが無い、とも言えるわよね…。
どうしようかなぁ……折角の想い出作りに、出てみようかなぁ)」

A:出る!
B:出ない!
C:というか、てゐ! 私達のコンビが優勝をもぎ取るのよ!
D:というか、てゐ、佳歩! 私達のトリオが勝利を掴みとるのよ!
E:というか、てゐ、佳歩、中山さん! 私達のカルテットが最後には勝ち残るのよ!!
F:その他 自由選択枠 もし他に一緒に出たいキャラが居ればどうぞ

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

370 :森崎名無しさん:2013/08/18(日) 00:07:20 ID:GrPPbzN+


371 :森崎名無しさん:2013/08/18(日) 00:10:19 ID:dGkihKGc


372 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/08/18(日) 00:17:27 ID:???
投票途中ですが、本日の更新はここまでにしたいと思います。
それでは、皆さま、本日もお疲れ様でした。

373 :森崎名無しさん:2013/08/18(日) 00:17:32 ID:5G8CbU4+
C

374 :森崎名無しさん:2013/08/18(日) 00:18:05 ID:gFS51xhw
C

375 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/08/18(日) 19:41:23 ID:paRrajU6
こんばんは。遅くなりましたが更新を始めていきます。
今日中に旅行編を終わらせるのが目標ですが…明日にまで続くかもしれません(汗)
ただそれでも、早くサッカーがしたい参加者様には申し訳ございませんが、マイペースでいきたいと思います。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
C:というか、てゐ! 私達のコンビが優勝をもぎ取るのよ!

鈴仙「(…いえ、待てよ。 ここで私が一人滑った際は確かに大惨事。 けれど肝心のてゐを抱えこめば…?)」

鈴仙は珍しく狡猾に頭をフル回転させて、一発芸で活躍しつつも
自分が恥ずかしめを極力受けないようにする為の方策を考える。

鈴仙「(…ただ、あまり欲張らない方が良いわね。 あまり大人数にしすぎると今度は収集が付かなくなって、
今後に禍根を残す恐れがあるわ。 となるとやはり―――)……そう言うてゐこそ、貴女は高みの見物?」

鈴仙はそうして、てゐとのコンビでの出場を提案する。
長年の付き合いでそこそこ息の合うてゐとならば成功確率は高いだろうし、
あちらも余程何かネタを仕込んでいない限りは断り辛い筈。
また、鈴仙だけでなく、てゐにとっても責任を被れるというのは大きい筈だ。

てゐ「(くっ…鈴仙に足元を見られているなんて……! 別に良いけどなんか悔しいわ…!)」

376 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/08/18(日) 19:43:17 ID:paRrajU6
鈴仙相手にゆすりを掛けられている事実に対して、てゐは若干屈辱を受けながらも熟慮する。
ここは自分一人で出るべきか、鈴仙に乗っかって安全で分の良い勝負に出るか、それとも高みの見物を決め込むか。
てゐが最終的に出した結論とは―――?

先着1名様で、

★熟慮の結果→! card★

と書き込んでください。マーク・数値で分岐します。

ダイヤ・ハート・スペード→「しょうがないなぁ〜。 鈴仙ちゃんには私が居ないとダメなようだし。 組ませて貰うわ」
クラブ→「悪いね鈴仙。 こっちにゃあとって置きのネタがあんのよ…ひひっ」
JOKER→イ「ちょっと待ったァ! ここで俺のコリアンジョークの力を発揮させて貰うぞ!」ら、乱入者だ!?

377 :森崎名無しさん:2013/08/18(日) 19:43:54 ID:???
★熟慮の結果→ クラブK

378 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/08/18(日) 20:19:38 ID:paRrajU6
★熟慮の結果→ クラブK ★
クラブ→「悪いね鈴仙。 こっちにゃあとって置きのネタがあんのよ…ひひっ」

鈴仙は正直てゐは頷くと確信していたのだが…。

てゐ「(……!)う――ううん。 悪いね鈴仙! こっちにはとっておきのネタがあるのよね」

てゐは途中で何かを思い出したかのように天を仰いだと思えば、鈴仙の誘いを断ってしまうのだった。

鈴仙「ほ…ホントに?」

てゐ「ほ…ホントよ〜?(多分…)」

鈴仙はかなり怪しいてゐの態度に訝しむも、悪い事を実行してはいない以上追及は出来ない。
そして、輝夜が参加希望者を集めた結果―――。

輝夜「それじゃあ出るのは、私とえーりんと、慧音と妹紅とイナバとてゐ。 この6名で良かったかしら?」

参加者は上記の6名に絞られる事となった。

鈴仙「あっ…中山さんとパスカル君は出ないんだ」

中山「一皮剥ける良い機会なのかもしれないが…生憎とネタがなくてなァ」

パスカル「ディアスの奴なら喜んで参加してたんだろうがな…俺はちょっと、こういうのは苦手なんだ」

ウサギ達と中山、パスカルの男性コンビ以外は全員出場という事で、
最終的な出場人数は丁度良いくらいだろうか。舞台上はそこそこの盛り上がりを見せており、
それを見ている観客の様子も楽しげなようだった。

379 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/08/18(日) 20:21:40 ID:paRrajU6
永琳「ネタをする際は、この箱にある小道具も使って良いわよ。
……と言っても、旅館の備え付けの物だからそう邪険には扱えないのだけどね」

永琳は舞台袖に置いてある木箱の中身について説明をして、そこから暫しの準備期間に入る。

鈴仙「(うーん…てゐが居れば漫才でもすれば良いと思ったんだけど。どんな芸をすれば良いのかなぁ…
つまらなくっても安全さを取るか、それともダダ滑りを覚悟ではっちゃけるか…。そこについても悩みどころね。
あまりに滑り過ぎて酷い様子だったらウサギ達や中山さん達にドン引きされるかもしんないし)」

鈴仙もまた、木箱にある小道具を調べつつ、どういったネタを披露すべきか考えていた。
道具に頼るか、それとも能力をフル活用するか、どこまでアグレッシブに攻めるか…。
そんな葛藤を乗り越えて、鈴仙が最終的に採用したネタは…?

A:ヒゲダンスだ!
B:とりあえず一曲歌うぞ!
C:狂気の瞳を利用しての幻覚万華鏡だ!
D:一発ギャグだ!
E:ヤゴコロダンスだ!
F:動物のモノマネだ!
G:永琳のモノマネだ!
H:メイドさんのモノマネだ!
I:リフティング1000回だ!
J:その他 鈴仙にやらせたら面白そうなネタがあればご自由にどうぞ。作者が面白いと思ったら有利な判定になります。

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

380 :森崎名無しさん:2013/08/18(日) 20:22:50 ID:wKXVivXk
H ここだ ここで決めるんだ!

381 :森崎名無しさん:2013/08/18(日) 20:23:14 ID:GrPPbzN+
J B+曲は「俺の青春」

とっておきの超人気ネタを披露してやるぜ

382 :森崎名無しさん:2013/08/18(日) 20:24:28 ID:eN2hrnPk
J

パワーシュートで吹っ飛ばされて脳天から美しく落下するGKのモノマネ

383 :森崎名無しさん:2013/08/18(日) 20:24:48 ID:???
正直ウッチャンの九州男児でもやらせようかと思ったけどメイド服の誘惑に負けた。

384 :森崎名無しさん:2013/08/18(日) 20:28:31 ID:btRqonLc
J B+曲は「俺の青春」

385 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/08/18(日) 22:06:51 ID:paRrajU6
J B+曲は「俺の青春」

鈴仙「師匠、カラオケ大会じゃあないですけど。 機械があると言う事は歌ってもいいのでしょうか?」

永琳「ええ、趣旨としては少しズレちゃうけれど。 皆が歌う訳じゃあないでしょうし別に良いわよ」

永琳にも許可を貰い、鈴仙はカラオケで自らを売り込む事を決意する。

鈴仙「曲は…っと」

そして他のメンバーがネタを捻りだす事に悪戦苦闘している間にも、
鈴仙はカタログをパラパラとめくりながら歌う曲を探す。

鈴仙「(余程歌唱力に自信が無い限りは、ゆったりしたバラードは避けるべきかしら…。
うーん、でもアイドル物は狙いすぎてる感じもするし……ここは―――)」

386 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/08/18(日) 22:08:21 ID:paRrajU6
とりあえず歌おうとは決意しても、中々歌いたい曲が見つからないものである。
鈴仙は散々悩んだ結果―――。

鈴仙「(あっ! この曲ってなんか良さげかも…。 特にタイトルにピピピと来たわ!)」

内心で『これだ!』という曲を決定して、そそくさと観客の一団に加わる。鈴仙の順番は一番最後。
とりあえずは他のライバルの様子見も必要だろう。
周囲を見ると、他のライバルも鈴仙と同じくネタを固めつつ、着席しているようだった。

佳歩「鈴仙さまは何をなされるんですか?」

鈴仙「うん。 まあちょっとね…一曲歌ってみようかな、ってね」

佳歩「わぁ…! 鈴仙さまの歌ですか!? 楽しみにしてますね!」

隣に座る佳歩は、鈴仙の演目に期待してくれているようだったが…

鈴仙「(そのキラキラした目線が痛いと言うか。 プレッシャーなんだけど、佳歩…)」

それを見て鈴仙はハードルを上げられた気分になるのだった。

387 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/08/18(日) 22:14:30 ID:paRrajU6
輝夜「さて、始めるわよ! まずは私だけど――早速新しい弾幕をお見せするわ」

妹紅「(よし! この私の身体を張った火吹き芸…絶対成功させてやる!)」

慧音「やはり今時の子供には戦国時代の歴史が受けるのだろうか…う〜む…」

永琳「(慧音と被るけれど――私もトリビア系で行きましょうか)」

てゐ「(う〜ん、どうしよう。 やっぱり強がらず鈴仙と一緒にやってれば良かったかも……)」

鈴仙「(見せてやるのよ、私の青春……!!)」

そして開かれるかくし芸大会。
鈴仙の前に控える面々が、それぞれが渾身のネタ・一芸を披露する。
そして鈴仙が熱唱する一曲「俺の青春」の評価は……!?

先着3名様で、

★一番手・輝夜→新難題のお披露目 9 + ( ! card )=
 二番手・妹紅→火吹き芸 10 + ( ! card )=★
★三番手・慧音→本当は知らない歴史のトリビア 6 + ( ! card )=
 四番手・永琳→宇宙的幾何学講座 1 + ( ! card )=★
★五番手・てゐ→??? 0 + ( ! card )=
 大トリ・鈴仙→私の青春 7 + ( ! card )=★

と書き込んでください。数値が一番高いキャラが優勝します。同数の場合は再度判定とします。

(*このレスの次に補足説明をしますが、その間の書き込みも有効とします)

388 :森崎名無しさん:2013/08/18(日) 22:15:16 ID:???
★一番手・輝夜→新難題のお披露目 9 + ( スペード4 )=
 二番手・妹紅→火吹き芸 10 + ( スペードQ )=★

389 :森崎名無しさん:2013/08/18(日) 22:15:18 ID:???
★一番手・輝夜→新難題のお披露目 9 + ( ハート9 )=
 二番手・妹紅→火吹き芸 10 + ( クラブA )=★

390 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/08/18(日) 22:15:33 ID:paRrajU6
【補足・補正・備考】
輝夜のカードがクラブ4〜6以上の時、「ウサギに弾幕命中!(−5)」が発動します。
輝夜のカードがクラブA〜3の時、「中山達に弾幕命中!(−10)」が発動します。

妹紅のマークがクラブの時「ボヤ騒ぎ」が発生し失格します。

慧音のマークがダイヤの時、「中山・パスカルの高い評価(+4)」が発動します。
慧音のマークがクラブの時、「ウサギ達の居眠り(−4)」が発動します。

永琳のマークがダイヤの時、「ドン引きする中山・パスカル(−2)」が発動します。
永琳のマークがハート・スペード・クラブの時、「泣きだすウサギ達(−4)」が発動します。
永琳のマークがクラブAの時、「宇宙的恐怖の証明」が発動し狂気度が上昇します。
永琳が優勝した時、「狂気的真実の提示」が発動し、『不定の狂気』状態に陥ります。
(*狂気度が強制的に40になります。)

てゐのマークがダイヤの時、「茶柱連続13本立て記録(+10)」が発動します。
てゐのマークがハートの時、「ちびっ子メイドコスプレ(+8)」が発動します。
てゐのマークがスペードの時、「面白い小話(+6)」が発動します。
てゐのマークがクラブの時、「鈴仙のモノマネ(+5)」が発動し、鈴仙がイラッとします。(特に意味なし)

鈴仙のカードがJOKER・ダイヤ絵札の時、「その時不思議な事が起こった」が発動し優勝します。
更に、ボーナスイベントが発生します。
鈴仙のカードがクラブA〜6の時、「エーリンの仕業だ!」が発動し失格します。更に、バッドイベントが発生します。

391 :森崎名無しさん:2013/08/18(日) 22:16:51 ID:???
★三番手・慧音→本当は知らない歴史のトリビア 6 + ( ハート4 )=
 四番手・永琳→宇宙的幾何学講座 1 + ( JOKER )=★

392 :森崎名無しさん:2013/08/18(日) 22:17:01 ID:???
★五番手・てゐ→??? 0 + ( クラブQ )=
 大トリ・鈴仙→私の青春 7 + ( ダイヤQ )=★

393 :森崎名無しさん:2013/08/18(日) 22:17:03 ID:???
★五番手・てゐ→??? 0 + ( ダイヤ9 )=
 大トリ・鈴仙→私の青春 7 + ( ハートJ )=★

394 :森崎名無しさん:2013/08/18(日) 22:17:07 ID:???
★三番手・慧音→本当は知らない歴史のトリビア 6 + ( ハート8 )=
 四番手・永琳→宇宙的幾何学講座 1 + ( クラブ2 )=★


395 :森崎名無しさん:2013/08/18(日) 22:17:22 ID:???
0.02の差でもこたんが旅館を丸焼け?


396 :森崎名無しさん:2013/08/18(日) 22:22:59 ID:???
鈴仙ちゃんおめ
危うく火事の危機や宇宙的の恐怖に支配されるとこだったw

397 :森崎名無しさん:2013/08/18(日) 22:24:26 ID:???
カオスを制するとは。

398 :森崎名無しさん:2013/08/18(日) 23:04:11 ID:???
その時不思議な事が起こった

399 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/08/18(日) 23:30:20 ID:paRrajU6
★一番手・輝夜→新難題のお披露目 9 + ( スペード4 )=13
 二番手・妹紅→火吹き芸 10 + ( スペードQ )=22★
★三番手・慧音→本当は知らない歴史のトリビア 6 + ( ハート4 )=10
 四番手・永琳→宇宙的幾何学講座 1 + ( JOKER )+(中山・パスカルドン引き-2)=14★
★五番手・てゐ→??? 0 + ( クラブQ )+(鈴仙のモノマネ+5)=17
 大トリ・鈴仙→私の青春 7 + ( ダイヤQ )(*その時不思議な事が起こったにより強制優勝)=999★
→その時不思議な事が起こり、鈴仙が優勝だ!

輝夜「オホン。――一番、蓬莱山輝夜! 新難題を披露するわ!」

一番手の輝夜は――派手に見えて実に平和な芸を披露してくれた。
新難題と称された、数枚のスペルカードのお披露目だったのだ。

慧音「ちょ…ちょっと待った! この狭い宴会場で弾幕を発射したら流石に危険では――!?」

輝夜「んーん、大丈夫よ。 当たっても威力の無い幻にしとくし、何と言ってもデモンストレーションだからね。
当たった時の衝撃は無いし、子供イナバもびっくりしないようにしといてあるし」

こうして、輝夜は最大限の配慮を見せつつも、激しく美麗な弾幕を放つ。
その弾幕は普段のサッカーの様子では到底考えられぬ程隙が無く、
多色の鮮やかなレーザーと大小様々の弾がバランス良く散りばめられており。
鈴仙や並みの妖怪では到底及ばぬ程の妖力の高さを持つのだという事実を嫌でも認識させられる。
そうして輝夜の弾幕披露はつつがなく終わり―――。

輝夜「…はい、以上です。 お粗末様でした」

パチパチパチパチ!!

輝夜は恭しく頭を下げ――宴会場からは割れんばかりの拍手が溢れる。

輝夜「ふふん。 これで私の優勝は確定ね!」

400 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/08/18(日) 23:31:20 ID:paRrajU6
妹紅「むぎぎぎ…中々やるじゃない、輝夜…!」

Vサインをする輝夜の余裕に溢れた態度に火が付く妹紅。そんな彼女の芸は二番手。
どうにも旅行が企画された時から一発芸大会があると読んで練習を重ねたらしく、
弾幕でも純粋な攻撃でも無い、曲芸としての火を思う存分に使いこなしており、
少し舞台の幕に燃え移りそうなアクシデントがあったが…概ね好評のようである。

三番手は慧音。 彼女は得意の歴史をふんだんに利用した芸――というか小講義を行って観客の関心を引く。
誰もが知っている歴史の内容に意外なエッセンスを加えて行くという切り口も良く、
やや専門的な内容でありながらも、子供のウサギ達も集中して聞く事が出来ていた。

そして四番手の永琳。彼女も慧音の芸を真似したのかもしれないが。
その内容はとてつもないものだった。

永琳「FthoobNarrathothN'ghaKthss'haaTch'tkaaYeggHaという事ね。
つまりは……uhQuumyaggaSという事。そしてagguaNaggはch'tkaaYにより尚も…」

中山「お、おう…(何だ、この頭にこびりついて離れない、この名状し難き感覚は…?)」

パスカル「頭がおかしくなりそうだぜ…」

佳歩「?…??」

しかし永琳の語る内容は、慧音のようなかわいらしいものではなかった。
この世の成り立ちから始まる説話は、宇宙的存在の偉大さと人間・妖怪の矮小さ、
必ずや訪れるであろう冒涜的存在の降臨の日。
それらが現実感を伴った描写、表現、発音で語られており……
宴会場は一瞬、異教徒の儀式の場であるかのような混沌に包まれる。

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