キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【行く風に】鈴仙奮闘記8【夏を知る】

1 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/08/07(水) 23:27:43 ID:???
このスレは、キャプテン森崎のスピンアウト作品で、
東方Project(東方サッカー)とのクロスオーバー作品です。

内容は、東方永夜抄の5ボス、鈴仙・優曇華院・イナバがサッカーで師匠を超えるために努力する物語です。
また、ストーリーやカードの展開次第で、いくつかのキャプテン森崎のキャラクターも、
それぞれの思惑を持ちながら、幻想郷の住人との交流を通じてサッカーを極めていくことになるでしょう。

他の森崎板でのスレと被っている要素や、それぞれの原作無視・原作崩壊を起こしている表現。
その他にも誤字脱字や稚拙な状況描写等が多数あるかと思いますが、お目こぼし頂ければ幸いです。

☆前スレ☆

【最強マモノ】鈴仙奮闘記7【決定戦】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1374154171/

☆攻略ページ(キャプテン森崎まとめ@Wiki内)☆

http://www32.atwiki.jp/morosaki/pages/104.html
(※このスレの目標や今後の予定、ゲーム進行の流れなどが分かります。
  過去ログもありますので、初めて来て下さった方は、一読すればより楽しめると思います!)

☆あらすじ☆
ある日突然幻想郷にやって来た外来人、アラン・パスカルと中山政男との出会いにより、
師匠、八意永琳に並ぶ選手になると決心した鈴仙・優曇華院・イナバ。

謎の向日葵仮面を紅魔館のメンバーと共に運よく撃破し、登り調子の鈴仙!
パスカルも来生との練習により、少しずつスキル習得のきっかけを掴もうとしているし、
鈴仙の脳内なようで脳内じゃない?不思議な試合のお陰があり、チームも少しずつだが強化されている。
そしてそんな折、輝夜がルナティックスメンバーでの旅行を提案!場所は妖怪の山にある、風光明美な温泉宿!
たまには皆でゆっくり温泉、卓球、そしてレジャーで羽を休めようじゃないか!
そんな輝夜のカリスマな提案の行方は、はてさてどうなる事やら…。
そして……もういいっ!……休め、タケシ……!!

252 :森崎名無しさん:2013/08/15(木) 00:52:57 ID:???
★優勝チームは?→ クラブ4

253 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/08/15(木) 01:05:40 ID:???
慧音と妹紅のコンビが優勝!
…と言ったところで今日の更新はここまでにしようと思います。
旅行の予定が無くなりました(汗)ので、更新は結構できそうですが、
少し旅行イベントの判定及び選択を減らそうかな、と思っています。
旅行イベントもはっちゃけられて書いてて楽しいのですが、長引きすぎて本筋を忘れてしまっては本末転倒かなとも思いますし…。
それでも色々なキャラと交流できるチャンスにはしたいと思っていますので、色々選択して頂ければと思います。

>>230
お前の(スリーサイズに対して)ウッシッシー(必死)な態度が糠つく程だでぇ…
>>235
日吉になってたりもしてますが、王女様だと思います。
……リアル王女様が近くに居ますが(爆)
>>236
鈴仙「私はお嫁に行くよ」
>>247
この二人の関係についても、どこかで深く掘り下げればと思っています。

それでは、皆さま、本日もお疲れさまでした。

254 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/08/15(木) 21:51:12 ID:???
こんばんは。今日も更新を始めて行きます。
>>241
森崎板中の兎党のみなさま、鈴仙チーム優勝は“当確”でございます!!
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
★優勝チームは?→ クラブ4 ★
スペード・クラブ→親友コンビだった。

お遊びとは言え、一応決勝戦という事もあってか。両チームともにその水準は案外高かった。

慧音「それっ!」

シュッ! カーン!!

パスカル「し――しまった!?」

慧音が華麗なスマッシュでパスカルを翻弄すれば。

中山「(よし、折角だから――)てやっ!」

シュッ! ククッ…カーン!

妹紅「なにィ!? ボールが曲がった!?」

中山はスピンを掛けたサーブを実践してみせて、妹紅から貴重な一点をもぎ取る。

鈴仙「う〜ん…普通に卓球してるわね」

佳歩「でも鈴仙さまだって凄かったじゃないですか、あの零式ドロップとか!」

鈴仙「その話はもうやめて!(何かヘンなテンションだったし…)」

メンバーが試合の行方を見守る中、最終的に勝利を手にしたのは―――。

255 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/08/15(木) 21:52:14 ID:skJLE7n2
パスカル「(これで失敗すれば最後……ここは冷静に!)」

シュッ! コーン!

パスカルは堅実だが低く打ちづらいサーブを放ち…対角線上の慧音のスマッシュを封じる。

慧音「(くうっ! 良いコースだ!)――ッ!」

カーン!

慧音は深くにボールを撃ちあげる事で対処した。
現状はこちらが勝っているのだから、ここはラリーを繋げよう。
長期戦になればなるほどこちらが有利になるのだから。
そしてその事実はボールの受け手である中山も自覚しており。

中山「(ここでひよって繋げれば相手の思惑通りだ。何事も守っているだけでは勝てない!)
勝つには―――攻める事!!」

シュッ! スッカーン!!

パスカル「(おおっ、流石ナカヤマ。 大した度胸だ)」

256 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/08/15(木) 21:53:36 ID:skJLE7n2
中山は思いっきり振りかぶりスマッシュを放つ。
事前知識と試合慣れの成果があり、高速のスマッシュは卓球板の隅を的確についており。
これで勝負は一旦保留になるかと思われたが…。

妹紅「勝つには攻める事――良い言葉だね。 私も好きだよ…その言葉ァ!!」

バシュウン! ザッ…!

妹紅はその動きについて来ていた。
中山の手元からどのようなボールがどこに来るかを事前に察知しており、既にその位置を陣取っていた。
そして妹紅は勝利を確信したパスカルの元に向かって――スマッシュを撃ち返す!

シュウウン! カンッ! カン、コロコロコロ……。

パスカル「ん……。な―――なにィ!?」

パスカルはその早技に、自分がボールを返せなかった事を一瞬察知出来なかった。
そして刹那の時が流れて―――。

輝夜「勝負アリ!! 慧音ともこたんチームの勝利よ!!」

審判をしていた輝夜が、慧音達の勝利を告げるのだった。

257 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/08/15(木) 21:59:24 ID:skJLE7n2
永琳「おめでとう、慧音、そして妹紅」

慧音「はは。年がいも無く、つい燃えてしまったよ」

妹紅「勝ったのは嬉しいけど、それって輝夜の施しを受けるのよね……ムギギ……」

額に汗をかきながら無邪気に笑ってみせる慧音と、どこか歯がゆい表情をしている妹紅。

輝夜「はいはい、優勝おめでとう。 もこたんにプレゼントしちゃうなんてシャクだけど。ルールだしくれてあげるわ。 
ただ、妹紅は三回回って、『輝夜様〜♪ わんわんお〜♪』って言わないとあげないけど」

妹紅「だ――誰がするかそんなもん!?」

輝夜「冗談よ、ジョーダン。 ――で、これがプレゼントになるわね」

そんな二人に輝夜は軽口を叩きながらも、ラッピングされた小箱を手渡す。
その中身は―――?

先着1名様で、

★優勝ボーナス→! card★

と書き込んでください。マーク・数値で分岐します。

ダイヤ→妹紅は「ドリブル教則書」、慧音は「タックル教則書」!
ハート→妹紅は「ブロック教則書」、慧音は「パス教則書」!
スペード・クラブ→妹紅は ケチャップ 、慧音は 抹茶の粉
JOKER→ダイヤ+妹紅と慧音にコンビプレイフラグが成立!

258 :森崎名無しさん:2013/08/15(木) 22:01:45 ID:???
★優勝ボーナス→ クラブJ

259 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/08/15(木) 22:24:03 ID:skJLE7n2
★優勝ボーナス→ クラブJ ★
スペード・クラブ→妹紅は ケチャップ 、慧音は 抹茶の粉 。

慧音「おおっ! これは人里の名店の抹茶じゃあないか! 本当に良いのか?」

永琳「姫がしっかり見繕って来た逸品よ。 どうか大事な人と飲んでくれれば、姫様も喜ぶと思うわ」

商品の意外なまでの質の高さに感動する慧音。
そして、穏やかな表情でそれに言葉を添える永琳との間には暖かい空気が流れる。

妹紅「……何、これ?」

輝夜「あれっ、もこたん知らなかった? これは「ケチャップ」っていう外界で最もナウいドレッシングで――」

妹紅「あっ、そ……知らなかったわ(何か言いがかり付けたいけど――思ったより普通だったせいで言いづらい……)」

思ったより悪意にまみれていない(妹紅が優勝するかは分からないので当たり前なのだが)
プレゼントを間に、微妙な雰囲気に包まれる輝夜と妹紅。
どういったプレゼントであっても心地よい空気が流れないのは必然であるため多くは望めないが…非常にやりづらそうである。

輝夜「つ―――次ね。 次は準優勝商品よ!」

鈴仙「(姫様がやりづらそうにしてる…珍しいわね)」

260 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/08/15(木) 22:25:05 ID:skJLE7n2
無理やりに準優勝の発表を行う輝夜。準優勝チームはパスカルと中山の男性陣コンビ。
輝夜は彼らに一体どのようなプレゼントを送ったのだろうか…?

先着1名様で、

★優勝ボーナス→! card★

と書き込んでください。マーク・数値で分岐します。

ダイヤ→ハート・スペード・クラブ+中山の最大ガッツ+20、パスカルの最大ガッツ+10。
ハート・スペード・クラブ→中山は ライフガード 、パスカルは ラムネ
JOKER→ダイヤ+中山のスキル・底知れぬポテンシャルが進化+パスカルが新スキルフラグ習得!

261 :森崎名無しさん:2013/08/15(木) 22:25:21 ID:???
★優勝ボーナス→ スペードQ

262 :森崎名無しさん:2013/08/15(木) 22:25:21 ID:???
★優勝ボーナス→ ダイヤA

263 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/08/15(木) 22:56:12 ID:skJLE7n2
★優勝ボーナス→ スペードQ ★
ハート・スペード・クラブ→中山は ライフガード 、パスカルは ラムネ 。

輝夜「ほいっとね。 ……まあ、正直フロントの売店でさっき買って来たんだけどね」

輝夜は中山にはライフガードを、パスカルには昔懐かしのラムネを手渡す。

中山「迷彩柄なのか。 面白いデザインだな」

パスカル「…む? これはどうやって開ければいいんだ?」

佳歩「ああ、パスカルさん。 これはここをこうやって……」

運よく(?)、二人ともスポーツ後には丁度良いドリンクを手渡される。
パスカルはラムネの独特の形状に疑問を覚えていたが…佳歩の助けを借りて何とか蓋を開ける事に成功していた。

その様子を見送りながら―――輝夜はドリンクをもう一つ手に持ち、ベンチ側で手持ち無沙汰にしていたイの方向へ向かっていく。

264 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/08/15(木) 22:59:32 ID:skJLE7n2
輝夜「――貴方にも。 本当にごめんなさいね、私達の遊びに付き合わせてしまって」

イ「なに。 全然気にしていないよ。 むしろこっちが礼を言いたかったくらいだ。
――正直、突然この世界に飛ばされて色々モヤモヤしていたんだ」

輝夜は急遽での助っ人参戦を二つ返事で受け入れてくれたイに カロリーメイト を手渡し、簡単にではあるが礼を述べる。
イは少し照れながらも謙虚な様子で頷き、ありがたくその飲み物に口を付ける。
大柄な体格に短く刈りあげた髪型の彼は、いかにもスポーツ選手といった雰囲気であり。
やはり中山やパスカルとは違った大人の風格があった。

イ「……この旅館には所用で、明日や明後日も滞在しているんだ。もしもまた顔を見合わせたら、宜しくお願いさせてもらうよ」

輝夜「あら――もう少しゆっくりしていけばいいのに」

イ「済まないね。 ただ…少し一人で色々考えたくて」

そうして飲み物を飲み終わらぬ内に、イは自室へと戻って行く。
彼が何者で、一体なぜこの旅館に居るのかは分からず仕舞いだったが
――それはまた顔を合わせた時の話題にすれば良いだろう。
輝夜もまた、それではしょうがないと手を振り見送るのだった。

265 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/08/15(木) 23:00:46 ID:skJLE7n2
そんな中、パスカルと中山が一緒に清涼飲料水を飲み、丁度良くクールダウンした所で…。

輝夜「それじゃあ、今日はこれで解散ね。 明日は夕食と同じ場所で朝食バイキングがあるけど――。
爆睡してるのもOKだからね! ていうか私は恐らく爆睡してるわ(ドヤァ)」

永琳「(威張る事じゃあありません、姫……)――と、いう訳ね。 
私としても永遠亭の者として著しく恥ずべき行為をしない限り、自由に過ごす事を許可するわ。
これから夜更かしするもよし、部屋で談笑するもよし、さっさと寝るもよし――。それも自由よ」

輝夜と永琳が(というか主に永琳が)散会の挨拶を述べた所で、初日の全工程は終了となる。

てゐ「お疲れ〜、鈴仙」

鈴仙「うん、お疲れてゐ。 …惜しかったね」

てゐ「あはは。 まさかあのイカサマがあそこまで上手く行くとは思わんかったけどね〜……」

そうしててゐと鈴仙は談笑しながらも…話題は今日の夜の話となる。

てゐ「――で、鈴仙! これからどうするの?」

鈴仙「? これから、って? もう寝るだけでしょ?」

模範的な解答を行う鈴仙に――てゐはくあ〜っ、と絶望的に呻いた。

てゐ「もう、本当に真面目ちゃんやねえ。 夜更かしの事よ、よ・ふ・か・し!
折角だし色々遊んだり話したり出来るチャンスなんだからさ、鈴仙も何かしようよ〜!」

266 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/08/15(木) 23:02:50 ID:skJLE7n2
鈴仙「(成程、夜更かしねぇ…。 師匠も余程悪い事をしなければOKって言ってたから面白そうだけど。
何をしようかなぁ……。 ただ、夜更かしすると寝坊しちゃって朝風呂とかできなくなりそうだし…。
う〜ん、ここは――――!)」

A:夜更かししてバーに行ってみる。
B:夜更かししてマイルームで談笑している。
C:夜更かしして深夜の温泉をゆっくり楽しむ。
D:夜更かしせずしっかり寝て明日に備える。
E:その他 自由選択枠

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

*てゐとコンビを組んで楽しく卓球をしたので、てゐの評価値が上がりました。
*ここで夜更かしをすると夜にもう一度行動出来る代わりに、2日目の昼@イベントが行動不能になります。

267 :森崎名無しさん:2013/08/15(木) 23:07:03 ID:aV+Q4FP6
D

268 :森崎名無しさん:2013/08/15(木) 23:10:45 ID:xDL6/dOw
A

269 :森崎名無しさん:2013/08/15(木) 23:11:09 ID:h47VxJr6
D

270 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/08/15(木) 23:25:05 ID:skJLE7n2
D:夜更かしせずしっかり寝て明日に備える。

鈴仙「うーん、ごめんねてゐ。私疲れちゃったし…もう寝るわ」

てゐ「えーっ、つまんないの。 ……んま、そういうこったら了解だよ」

てゐは明らかにつまらなさそうな様子を見せるが――それで鈴仙を引きとめはしなかった。
そして鈴仙はマイルームに戻って一人布団を敷いていく。
輝夜がウサギ達数名と大富豪で盛り上がっていたようだったが…緊張感を持った移動で疲れていた鈴仙には
少しずつ遠いものとなっていき、そして……初日の夜が終わっていくのだった。

*旅行初日が終了しました。

271 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/08/15(木) 23:27:26 ID:skJLE7n2
【2日目・昼@:自由行動】

鈴仙「(ふう、良く寝れたわね。 朝ごはんもゆっくり美味しく食べれたし――ホントにいう事無しだったわ。
さてと、これから昼まで時間があるけれど。何をしていようかな……?)」

A:マイルーム
 私達専用の部屋です。ゆっくりするもよし、チームメイトと会話して親交を深めるもよしです。
B:温泉
 地底から引いてきた天然温泉です。ゆっくりつかるもよし、客や仲間との親交を深めるもよし、覗くもよしです。
 もちろん、コーヒー牛乳の自販機(有料)もあります!
C:リクライニングスペース
 マッサージ機があります。他にもサービスコーヒーとかスイーツ(*無料)とかもあります。他の客と交流しやすいかも?
D:妖怪の山散歩道
 昼限定で行く事が出来ます。体力がついて壮大な景色を見れて一石二鳥です。お得アイテムが当たるキャンペーンをしてるかも?
×:バー「SKY SERPENT」
 夜限定で行く事が出来ます。美味しいお酒と一緒に、仲間や恋人との密度の濃い時間を過ごしてみては?
 名物バーテンの常識にとらわれないカクテルも一度は必見!夜更かししても行く価値は充分?(*有料)

鈴仙の所持金:10420

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

272 :森崎名無しさん:2013/08/15(木) 23:30:18 ID:xDL6/dOw
D 昼限定だったら今のうちに

273 :森崎名無しさん:2013/08/15(木) 23:36:21 ID:h47VxJr6
D

274 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/08/15(木) 23:51:27 ID:skJLE7n2
D:妖怪の山散歩道

鈴仙「(昨日は遭難しちゃったし、今日はリベンジするのよ!)」

鈴仙はリベンジの念を込めて、散歩道に行く事を決意するが――。

鈴仙「(でも――みんな来てくれるかなぁ。 昨日でさえあまり食いつき良くなかったし……)」

流石に二日続けて同じ散歩道を歩こうとは思わないだろう。
最悪一人で行く事も視野に入れつつ、鈴仙はマイルーム及び男子部屋のメンツに参加を呼び掛けるのだが…?

先着1名様で、

★旅の仲間→! card★

と書き込んでください。マーク・数値で分岐します。

ダイヤ→ハート+てゐ「しゃ〜ないなあ。 行ってみるかな〜?」
ハート→スペード+慧音「それなら私も同行させて貰おうか」
スペード→妹紅「そういや昨日も言ってたヤツだよね。行く行く!!」
クラブ→一人旅のようだ…!
JOKER→全員で遠足(?)だ!

275 :森崎名無しさん:2013/08/15(木) 23:53:20 ID:???
★旅の仲間→ ハート2

276 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/08/16(金) 00:14:29 ID:2Jvg0eNI
★旅の仲間→ ハート2 ★
ハート→スペード+慧音「それなら私も同行させて貰おうか」

鈴仙「う〜ん、中山さん達は先に温泉にでも行っちゃったみたいね…」

男子部屋の前で途方にくれる鈴仙の前に――。

慧音「やあ、鈴仙」

妹紅「これからどこかに行くの?」

卓球大会で優勝をもぎ取った慧音・妹紅の二人が明るい表情でポンと鈴仙の肩を叩き挨拶をする。

鈴仙「あっ…(そういえば、さっきまでこの二人部屋に居なかったのよね。 誘ってみよっと)実は―――」

鈴仙はそこで、中山達にもう一度妖怪の山散歩道の散歩を提案しようとしていた事を二人に話すと――。

妹紅「ふうん。 あ、じゃあそれなら私も行くよ!」

慧音「妹紅が行くなら、私も案内させて貰おうか。 昨日は温泉でそれどころではなかったからな」

二つ返事で、その提案に乗ってくれたのだった。

277 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/08/16(金) 00:16:40 ID:2Jvg0eNI
そして、鈴仙達3人は元気よく、午前の涼しい風が吹き抜ける妖怪の山の登山道を歩き―――。

先着1名様で、

★たのしいピクニック2→! card★

と書き込んでください。マーク・数値で分岐します。

ダイヤ・ハート→スタッフ「只今散歩道スタンプラリー実施中です!」
スペード→慧音達との雑談が盛り上がった!
クラブ→特に何も無く目的地へ辿りついた。
クラブA→鈴仙「あれ…? 慧音さん? 妹紅? どこに行っちゃったの……?」懲りずに迷子になっちゃった!?
JOKER→??「いやあ、貴女方も登山かい?」宿泊客と遭遇! 彼の名は… クライフォート !!

278 :森崎名無しさん:2013/08/16(金) 00:18:12 ID:???
★たのしいピクニック2→ ダイヤ9

279 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/08/16(金) 00:19:29 ID:???
スタンプラリー実施中で、運が良ければアイテムが貰えるかも?
…と、いったところで今日の更新はここまでにしようと思います。

それでは、皆さま、本日もお疲れさまでした。

280 :森崎名無しさん:2013/08/16(金) 18:39:30 ID:???
このスレでヒジリーに岩盤入りさせられるのは
べじいた森崎とレミータ・へターレットのどっちなんだぁ?

281 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/08/16(金) 21:46:21 ID:2Jvg0eNI
こんばんは。今日も更新をしていきます。
今日は夕方に少し時間が空いたので、先に前スレを埋めてまいりました。
…スレタイ内容を反映させたかったので、あんな感じになってしまいました(爆)
>>280
カグロットとか言ってましたが、このスレでのキャラ的に月人の王女カグーヤとかの方が岩盤に合っている気しますw

282 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/08/16(金) 21:47:22 ID:2Jvg0eNI
★たのしいピクニック2→ ダイヤ9 ★
ダイヤ・ハート→スタッフ「只今散歩道スタンプラリー実施中です!」

妹紅達と語りながらも、内心迷子にならぬよう必死だったお陰か。
今度は無事に目的地である山の高台に辿りつく鈴仙。
高台からは深い緑に空の青、そして山の中央を貫く九天の滝の白色が、
まるで水彩画のように調和しており、鈴仙一行は思わず息を飲んでしまう。

妹紅「うーん、正直山の風景なんて空からでも見られるって思ってたけど。
こうして自分の足で暗い森を歩いて、そこから広がる風景! ってのもやっぱり良い物ね」

慧音「本当に良い散歩道だ。 ここが旅館の敷地内でなければ是非遠足の目的地にしたい位だよ」

そうして山の風景に感じ入っている所に――旅館の半被を着たスタッフが鈴仙一行に話しかけて来た。

スタッフ「こんにちはー、只今アイテムが当たる! 散歩道スタンプラリーキャンペーンを実施中です!
宜しければご参加いかがですか?」

鈴仙「えっ…? スタンプラリー? どこか回るのかしら?」

スタッフ「いえいえ。 スタンプラリーと申しましても、これまで歩いた散歩道にありましたチェックポイントで
判子を押して頂き、そして埋め終わったら商品が貰えるというものでして…」

妹紅「ああ、そういえばあったわねそんなの」

慧音「何かと思っていたけど、あれの事だったんだな」

鈴仙「(へ? 何それ。 私気付かなかったんだけど……)」(←迷子にならないよう慧音と妹紅の背中しか見てなかった)

成程、と頷いてその趣旨を理解する三人(一人だけ知ったかぶりなのだが……)。
そして三人はスタッフから用紙を貰い、帰り道はスタンプを押しながら歩いて行く事となった。
そうして鈴仙に当たった商品は―――。

283 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/08/16(金) 21:48:37 ID:2Jvg0eNI
先着2名様で、
★プレゼントの中味は…?→! card★
★鈴仙の成果→! card
 慧音の成果→! card
 妹紅の成果→! card★
と書き込んでください。マーク・数値で分岐します。
(*描写の便宜上、先に鈴仙達の成果判定も引いてください。 結果は下記の判定テーブル参考。)

ダイヤ→ひらめきの本(必殺技練習時、判定に+! dice/2される。2回まで使用可)
ハート→お試し用サードアイ(使用すると任意のキャラの評価値が分かる。自由行動を消費しない、一回限り)
スペード・クラブ7以上→温泉まんじゅう(おいしい。 実質ハズレ)
クラブA〜6→グ=ハーン断章(狂気度上昇時にさらに+1される、貸本屋で1000円出さないと捨てられない)
JOKER→ファルコンスパイク(試合中のポスト判定無効、枠外判定は有効、1試合限り)

〜妹紅用判定テーブル〜
ダイヤ→最大ガッツ+10
ハート・スペード・クラブ→特になし
JOKER→最大ガッツ+20!

〜鈴仙用判定テーブル〜
ダイヤ・ハート→最大ガッツ+10
スペード・クラブ→特になし
JOKER→最大ガッツ+30! 更にせりあい+1!

〜慧音用判定テーブル〜
ダイヤ→最大ガッツ+20
ハート→最大ガッツ+10
スペード・クラブ→特になし
JOKER→最大ガッツ+50! 更にせりあい+1!

*妹紅は最大ガッツが900以上の為、判定がかなり厳しくなっています。
*鈴仙は最大ガッツが800以上の為、判定が厳しくなっています。

284 :森崎名無しさん:2013/08/16(金) 21:51:42 ID:???
★プレゼントの中味は…?→ スペードK

285 :森崎名無しさん:2013/08/16(金) 21:56:58 ID:???
★鈴仙の成果→ ハート6
 慧音の成果→ クラブ7
 妹紅の成果→ スペードK

286 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/08/16(金) 22:11:29 ID:2Jvg0eNI
★プレゼントの中味は…?→ スペードK ★
スペード・クラブ7以上→温泉まんじゅう(おいしい。 実質ハズレ)
★鈴仙の成果→ ハート6
→鈴仙の最大ガッツ+10!
 慧音の成果→ クラブ7
 妹紅の成果→ スペードK ★
→効果なし!

そうしてスタンプを全て埋めて旅館に帰り、担当スタッフから鈴仙に渡されたプレゼントは…
「森屋」の印字がしてある小さな温泉まんじゅうの箱だった。

鈴仙「(体力はついたような気がしたけど――ま、タダで当たるプレゼントなんてこんなもんよねぇ。
…ウサギ達のお土産にしよっと)」

鈴仙は慧音達を伴ってマイルームに戻ると、その温泉まんじゅうをひっそりとカバンに入れる。
そこから二言、三言会話を交わしてから――。 鈴仙達は昼食に向かうのだった…。

*慧音と妹紅の評価値がほんの少しずつ上がりました。
*鈴仙の最大ガッツが+10されました。800→810
*温泉まんじゅうは実質ハズレであるため、アイテムにはスタックされません。

287 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/08/16(金) 22:18:21 ID:2Jvg0eNI
【2日目・昼A:自由行動】

鈴仙「(うーん、朝から歩いて少し疲れたかも。 ここは温泉に入るか、それともリクライニングスペースで
ゆったりするか…。 もう一度散歩道に行っても良いけど、折角だから色々な事をしたいものだしね…)」

A:マイルーム
 私達専用の部屋です。ゆっくりするもよし、チームメイトと会話して親交を深めるもよしです。
B:温泉
 地底から引いてきた天然温泉です。ゆっくりつかるもよし、客や仲間との親交を深めるもよし、覗くもよしです。
 もちろん、コーヒー牛乳の自販機(有料)もあります!
C:リクライニングスペース
 マッサージ機があります。他にもサービスコーヒーとかスイーツ(*無料)とかもあります。他の客と交流しやすいかも?
D:妖怪の山散歩道
 昼限定で行く事が出来ます。体力がついて壮大な景色を見れて一石二鳥です。お得アイテムが当たるキャンペーンをしてるかも?
×:バー「SKY SERPENT」
 夜限定で行く事が出来ます。美味しいお酒と一緒に、仲間や恋人との密度の濃い時間を過ごしてみては?
 名物バーテンの常識にとらわれないカクテルも一度は必見!夜更かししても行く価値は充分?(*有料)

鈴仙の所持金:10420

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288 :森崎名無しさん:2013/08/16(金) 22:19:14 ID:OAPE+pJc
C

289 :森崎名無しさん:2013/08/16(金) 22:23:07 ID:IHCWTNPQ
C

290 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/08/16(金) 22:33:13 ID:2Jvg0eNI
C:リクライニングスペース

鈴仙「(折角だからリクライニングスペースでのんびりしてよっかな…。
それに、もしかしたら昨夜の人(イ)にも会えるかもしれないし……)」

散歩の疲れを癒すため。そして卓球を楽しんだ謎の少年の正体を掴むために
鈴仙はリクライニングスペースへと向かう。
昼時で温泉や散歩を楽しんでいる者も多いのか、到着時に見た時よりも人は少ないが、
それでもそこそこの賑わいはあり、談笑も絶えない様子であった。
鈴仙は無料のコーヒーを備え付けのマグカップに注ぎ、近くの空いていた二人用テーブルに着席する。

鈴仙「(…色んな雑誌や新聞があるわね。 チームの情報とかが分かるかも知んないし、これを見るのも良いかも…。
さて――どうしていようかしら?)」

A:普通に周囲の客と交流する。(判定で幅広い人と交流できるチャンスが芽生えます。 更に判定)
B:昨日の少年(イ)に意識を向けて周囲の客と交流する。(Aと同様ですが、イが出てくる可能性が上がっています。 更に判定)
C:手元の雑誌や新聞を読んでみる。(敵チーム情報やイベント情報等が分かります。 更に分岐)
D:その他 自由選択枠

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291 :森崎名無しさん:2013/08/16(金) 22:34:30 ID:IHCWTNPQ
C

292 :森崎名無しさん:2013/08/16(金) 22:35:21 ID:4QfRXk+U
B

293 :森崎名無しさん:2013/08/16(金) 22:36:19 ID:eH6Wh5SI
C

294 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/08/16(金) 22:53:59 ID:2Jvg0eNI
C:手元の雑誌や新聞を読んでみる。(敵チーム情報やイベント情報等が分かります。 更に分岐)

鈴仙「(永遠亭って俗世離れしてる所があるものね…。 たまにはこうやって新聞や雑誌から情報を得るのも大事かも。
上手いこと新聞を購読とかできたら、より情報を得やすくなるんでしょうけれど……。 ――何を読もうかな?)」

A:文々。新聞(サッカーチームの情報、イベント情報が幅広に載っており、そこから一つの記事を読めます。更に分岐)
B:花果子念報(Aと同じですが、Aよりも情報が狭く深く載っている傾向があります。更に分岐)
C:週刊弾幕の友(読めば確率で戦闘力が上昇します。 戦闘専用スキルを入手できるかも?)
D:仕事で役立つ! できる女のトーク術(読めば確率で交渉力が上昇します。 交渉スキルを入手できるかも?)
E:ラブクラフト全集(狂気度が判定で1〜10上昇します)
F:サッカー戦術大全(オフサイドトラップの経験値が判定で1〜6上昇します)

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295 :森崎名無しさん:2013/08/16(金) 22:54:32 ID:IHCWTNPQ
A

296 :森崎名無しさん:2013/08/16(金) 22:55:45 ID:OAPE+pJc
A

297 :森崎名無しさん:2013/08/16(金) 22:56:10 ID:bWTFTm7Y
D 戦力補強や師匠対策になるかな…

298 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/08/16(金) 23:14:34 ID:2Jvg0eNI
A:文々。新聞(サッカーチームの情報、イベント情報が幅広に載っており、そこから一つの記事を読めます。更に分岐)

鈴仙「Bちゃんも役に立つって言ってたし。 ここはあのブン屋の記事を読むことにしましょう…!」

鈴仙は文々。新聞を手に取って、ブラックコーヒー……は苦いので角砂糖を 7 個入れてからチビリチビリと飲んでいく。
そして新聞を開き、特に気になった記事は――?

A:選抜大会優勝候補! 紅魔スカーレットムーンズの切り札とは!?
B:永遠亭ルナティックスに異変!? 天才神話を乗り越えて――!
C:博麗連合の大会優勝は当確? その強さに迫る!
D:人里FCに新戦力! 彼らは大会ダークホースとなるのか?
E:独占取材! 雑魚妖怪チームの闇に迫る…!
F:鳥獣伎楽が第3回ライブを実施!!
G:プリズムリバー三姉妹 第42回サマーコンサートのお知らせ
H:ヒューガー社長が語るD 一流の条件(上)
I:四コマ漫画『新! どっこい秋姉妹』

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299 :森崎名無しさん:2013/08/16(金) 23:17:01 ID:gd0el9yQ
A

300 :森崎名無しさん:2013/08/16(金) 23:17:18 ID:IHCWTNPQ
C

301 :森崎名無しさん:2013/08/16(金) 23:17:35 ID:e2BG7O2A
C

302 :森崎名無しさん:2013/08/16(金) 23:35:01 ID:???
どっこい秋姉妹…新!がついてるw

303 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/08/17(土) 00:32:39 ID:IHXEVdyg
>>302
どっこい秋姉妹は日刊神様連載でしたので、文々。新聞に連載を移す際にリニューアルしたのでしょう…多分w
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
C:博麗連合の大会優勝は当確? その強さに迫る!

博麗連合の大会優勝は当確? その強さに迫る!

博麗連合2013の選手の増強が止まらない。
博麗連合2013とは、その名のとおり巫女の博麗霊夢さんを中心にして作られた急造チーム…の筈なのだが、
彼女特有の人を惹きつける天性の賜物か、それとも運が良いからか。有力選手が続々チームに加入しているようだ。

彼女の友人を自称する魔法使い霧雨魔理沙さん(人間)を筆頭に、居候の伊吹萃香様(鬼の四天王)、
アリス・マーガトロイドさん(魔法使い)、比那名居天子さん(天人)など、他チームでは大エース級の選手の加入を皮切りに、
小野塚小町さん(死神)や永江衣玖さん(竜宮の使い)など、中堅以上クラスの選手も数多く加入。
更にはとうとう幻想入りした期待の忍者サイドバック・中里正人さん(人間)が加わって、
総合力では恐らくあの紅魔スカーレットムーンズ以上。
しかし、賢明な読者の皆さまもご存じの通り、このチームの強さはそういったものでは決してない。
―――このようなオールスター選手を軽く押さえつける程度の能力を持った、一人の超選手の存在である。

そしてそれを束ねるのが、幻想郷最高のスーパー・シューティング・プレーヤー、博麗霊夢さんだ。
彼女のドリブルはあの天才・八意永琳さん(人間?)をも遥かに凌駕し、パスはそれ一芸特化の小悪魔さんをも上回り、
高空シュートの威力は恐らく幻想郷一。地上シュートも並みのストライカー
――おそらく命蓮寺の寅丸星さん(毘沙門天代理)に並ぶほど。
タックルは十六夜咲夜さん(人間)にも勝るとも劣らずで、パスカットはアリスさん以上。
そしてブロックは―――彼女の放つ奇跡のカウンターシュートを忘れる者は居ないため説明不要か。
反面フィジカルやスタミナは大したことが無いが――『彼女としては』大した事のないレベルである。充分に一流クラスだ。

304 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/08/17(土) 00:33:59 ID:IHXEVdyg
彼女の強さの説明をすればこのように枚挙に暇が無いが、その中で特に優れている面を挙げるとすれば、その空中でのセンスだろうか。
彼女はむしろ空中戦――特に高い浮き玉を相手にする際にはまさに無敵となる。
彼女が空高く浮かぶ姿は天才や貴公女、亡霊ですら追いつく事もままならないだろう。
もし彼女に挑む際は、せめて地上にするべきである。そうなれば、0.0000…1%でも勝率が増すだろうからだ。

なお、近日は外界ではそこそこ評判のゴールキーパー・モロサキ雄三(漢字不明。たぶん人間)も加え、
サブキーパーの確保も行っているようだ。彼については正直、伊吹様を抑えてまで出番があるのかは疑問な所だが…
彼とてこのスーパーチームの一員。きっと秘めたポテンシャルを持ち合わせているのだろう。彼の今後の出番に期待だ。(射命丸 文)



鈴仙「――霊夢って、こんなに強い…んだよなぁ……はあ」

鈴仙はこの新聞記事を見る事で改めて、博麗連合という巨大すぎる壁の存在を意識する。
この間の命蓮寺との試合でも、後半での白蓮不在があったにも関わらず、星一人に3点を奪われての僅差の勝利を得られたにすぎない。

鈴仙「(魔理沙に、アリスさんに、天子…さんに、小町さん。 私の知る限りでもこの4人は中々のシュートを撃ってくるし…。
特に魔理沙と天子さんのシュートは――恐らく今の姫様じゃあポストの方がまだマシ状態になっちゃうわよね。
かたや私達には師匠が居るけど――師匠でも霊夢相手じゃあ絶対的ではない。
そして萃香さんは――この間の試合を見ても解るように、今の私のままじゃあ、きっと1ゴール決められたら充分なレベル。
――私達…本当に優勝出来るの!? いや、それで今まで優勝出来なかったんだけどさ……)」

鈴仙はこんな記事見なきゃ良かった、と思う同時に今後の向かうべき目的地の高さを再認識する。

鈴仙「(私が全幻想郷で活躍するだけなら、博麗連合は決して超えなくてはならない壁ではないのかもしれない。
けれど―――やるんだったら…勝ちたい!中山さんとパスカル君と、佳歩達と力を合わせたら!
天才じゃあなくても、努力と友情で勝利をもぎ取れるかもしれない…! いや、もぎ取って見せるのよ……!!)」

305 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/08/17(土) 00:35:05 ID:IHXEVdyg
鈴仙が新たに決意を固めている一方その頃、博麗神社では。

森崎(新聞読んでた)「なんじゃあこりゃあ! あの時取材に来てたブン屋の姉ちゃん、この俺様の名前を二度も間違えやがって…!
こうしちゃいられねえ、中里、練習だ! この俺に喧嘩を売った態度を取った事を後悔させてやるぜ!」

中里「森崎…練習には付き合うから、気を確かにするでござるよ(可愛い女子と敵対するのはマズイでござるからね(;^ ^))」

カッコいいのかどうか良く分からない、これまた別の決意が固まっていたのであった―――。

*博麗連合の有力選手が判明しました。
*博麗霊夢のとても大まかな能力傾向が判明しました。
*森崎の射命丸に対する評価が、森崎→(後悔させてやるぜ!)→射命丸 になりました。

306 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/08/17(土) 00:40:50 ID:IHXEVdyg
【2日目・夕食】

そうして鈴仙が決意を固めて、そこから適当に本を読んだりしていると――時刻はもう日没。

鈴仙「あらら。 やっぱりゆっくりしてると時間の流れが速いわね…」

鈴仙は慌てて食堂に向かって 秋刀魚 を皿に盛り付けて、ルナティックスの一団の場所に着席。
既にメンバーが何人も集まっているようだったが――初日のような乾杯もないようで、
輝夜を筆頭に皆マイペースに自分の欲しい物をのんびり食べている。

鈴仙「(お喋りしてるメンバーも大体昨日と一緒ね。 うーん、今日は誰に話しかけてみようかしら?)」

A:談笑する永琳と輝夜の元に行ってみる。
B:普通に会話している中山とパスカルの元に行ってみる。
C:和気あいあいとしているウサギ達の元に行ってみる。
D:しっとりと飲み食いしている慧音と妹紅の元に行ってみる。
E:ここに座って、てゐの相手をしてやる。
F:敢えて食事を取りに行くふりをして、知り合いがいないか探索してみる。
G:ええい! ヤケ食いよ〜!! 店にある肉全部持ってこい!!
H:その他 自由選択枠

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*1回だけ行動できます。行動後、次のイベントに移ります。

307 :森崎名無しさん:2013/08/17(土) 00:42:17 ID:DORM0kiU


308 :森崎名無しさん:2013/08/17(土) 00:43:22 ID:EMK3j1AE
C

309 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/08/17(土) 00:53:50 ID:IHXEVdyg
C:和気あいあいとしているウサギ達の元に行ってみる。

鈴仙「ねえ、ちょっといいかしら?」

佳歩「あっ、鈴仙さま。 どうぞどうぞ!」

ウサギC「鈴仙さま〜! この 串カツ 美味しいよ〜!!」

佳歩の計らいがあり、鈴仙はウサギ達の一団がそのまま占拠しているテーブルの端に座らせて貰うことになった。
鈴仙は暫くはウサギ達の子供らしく無邪気で明るい話題に耳を傾けていたが――。

鈴仙「(あはは…。 楽しそうで何より、なんだけど…私からも何か話題を振ってみようかしら?
全体に振るか、個人に振るか。 腹を割った話をするなら個人だけど―――中々難しいかも。
だからと言って、全員に振っても辺り障りの無い事しか聞けないかもしれないけど…それはそれで切欠作りくらいにはなるかも)」

A:どんな選手になりたいか。
B:日常生活で悩んでいる事はないか。
C:これから何をする予定なのか。
D:食べている物を教えて欲しい。
E:その他 自由選択枠

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

*選択肢のまま選択する場合は、『ウサギ達全員への呼びかけ』と判断します。
  (例:A→ウサギ達全員に「どんな選手になりたいか」を聞く)
*もしも特定の個人にのみ話をしたい場合は、選択肢の後に名前を書き込んでください。
  (例:A ウサギD→ウサギDに、「どんな選手になりたいか」を聞く)

310 :森崎名無しさん:2013/08/17(土) 00:54:33 ID:EMK3j1AE
A

311 :森崎名無しさん:2013/08/17(土) 00:55:18 ID:52olO1oU
A

312 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/08/17(土) 00:59:16 ID:???
Aが選ばれた所で、今日の更新はここまでにしようと思います。
皆さま、本日もお疲れさまでした。

313 :森崎名無しさん:2013/08/17(土) 08:55:55 ID:???
「天才だけどやる気がない」というキャラはうまくやらないと
嫌味な奴で終わるのがなあ…

314 :森崎名無しさん:2013/08/17(土) 10:18:31 ID:???
天才ってそんなもんじゃないのかな?

315 :森崎名無しさん:2013/08/17(土) 10:29:23 ID:???
いや、まあ一口に天才と言っても色々なタイプが居るよ。
で、「そんなもん」だとしても、だから参加者に嫌われていいってわけでもないっしょw

316 :森崎名無しさん:2013/08/17(土) 11:26:28 ID:???
改めてみると博麗連合ってとんでもないよな。
攻撃陣は有名所が多いし、守備はやや薄そうだけどキーパーが萃香だとしたら
日向と戦った時がサッカーレベル1でパンチング56だから大会では
最低でも59で大会途中でレベルアップしたら60までいくわけだからな。

317 :森崎名無しさん:2013/08/17(土) 11:29:56 ID:???
確かに参加者に嫌われるってのは不幸だよね。でも天才ってちゃんと努力しちゃうと大半の選手は勝ち目なくなっちゃうから難しいな。

318 :森崎名無しさん:2013/08/17(土) 11:40:48 ID:???
ここの霊夢さんはサイクロンあっさりパクれるほどの天才なんだろうか…

319 :森崎名無しさん:2013/08/17(土) 12:26:57 ID:???
なので、【天才といえど努力した秀才にも勝ち目はある】とか【天才ゆえに弱点がある】みたいな形にするわけだねえ。
わかり易い例は、アナカンスレの【ファンタジスタが守備をするとむしろ迷惑】ルール。

320 :森崎名無しさん:2013/08/17(土) 12:39:58 ID:???
霊夢=翼だから嫌われても仕方ないとすべきなような
霊夢って原作から変わった人や妖怪には好かれやすいけど
一般人からみたらなにやってんだコイツクラスだしそのへんはどうでもいいんじゃね?
霊夢が参加者が嫌おうがどうでもいいような・・・だって主人公鈴仙だし

321 :森崎名無しさん:2013/08/17(土) 14:21:16 ID:???
旧作の巫女さんは陰陽玉蹴って妖怪退治しとる変態さんやで。
なあに、こっちにはいざとなったら「助けてヨッチャン!」がある。

322 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/08/17(土) 14:36:09 ID:???
こんにちは。今日も更新を始めていきます。

>霊夢の性格について
まだあまり露出の少ない第一部のラスボス霊夢さんですが、
このスレでは少し嫌味な奴かも…と受け取られかねないキャラ付けになる…かもしれません。

理由としては、この物語のテーマの一つとして
【努力した秀才(鈴仙・中山)が天才(霊夢・永琳)に並び打ち克つ】
というテーマを設定しており、
味方の永琳は、嫌いになって欲しくないためマイルドなキャラ付けをしている(つもりなのですが…)反面、
(また、永琳は姫様の想い(=とりあえず大会優勝!)には熱心ですので、結果的にやる気がある…とも言えます)
ラスボスである霊夢は、物語上のスパイスとなる程度には嫌味な部分があった方が良いのではないか、と考えているからです。
(スパイス程度ですので、本当に憎くなるようにはしたくありません。
 原作的にも少しサバサバしてる(?)だけでそんな嫌な奴ではないと思いますし、
 キャラにどぎつい事はこちらが言わせたくないので、マイルドな表現に徹する事となると思います)

ですが、そうしたキャラ付けをする前提として、『嫌な奴だけど…とにかく凄い! 圧倒的だ!! 悔しいけど惚れてしまう!』
などと思って頂けるような大物感・カリスマがなくてはならないと思います。(某ヒドラさん的になられても困りますし…w)
なので、細かい点は実際に投下してみたり、判定の結果によって微調整したいと思います。
今後の判定や引きによっては、爽やか系天才(ディアスみたいな感じ?)ラスボスになるかもしれません。

>博麗連合の強さについて
>>316さんの仰る通り、『これ、本当に勝てるの!?』的な強さのチームに設定しております。
人気度が大事という事で、勝利は必須ではないですが、他チームと比べ非常に勝ちづらいと思います。
ですが、こちらもこれから成長しますし、例えば今から全くイベント成長しなかったとしても
妹紅のネオヴォルケイノは大会決勝では58、永琳の爆宙アポロは62まで自動成長するので、充分戦いにはなります。
その上、特訓イベントやこれからの練習フェイズでの成長も沢山ありますし、鈴仙もまだまだ伸びしろがあります。
鈴仙は最終的には魔理沙や日向に並ぶストライカーに成長できるよう、ゲームバランスを組んでいます。

323 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/08/17(土) 14:38:21 ID:IHXEVdyg
A:どんな選手になりたいか。

鈴仙「実は向かっている時もウサギBちゃんと話をしていたんだけど。
皆がどういう方向性の選手を目指しているのか、少し気になってね」

佳歩「わ、私は鈴仙さまとの2トップを張れるようなFWになりたいです!」

鈴仙「(佳歩は…分かってるけど)えーと…皆は何かあるのかしら? もしよかったら、今度の練習で見てあげても良いし、
そうじゃなくっても、何か目標があればその分、練習にやる気が出ると思うわ!」

鈴仙の呼びかけに対して、う〜むと頭をひねってみせるウサギ達。
今まで遊びの延長線上でサッカーをやって来た彼女達だから仕方ないとはいえ、
永琳やパスカルに与えられたメニューをこなすならばともかく、自分から具体的にどのような選手でありたいかを考える事など
(佳歩など一部の例外を除いて)余りなかったのだ。

そうして暫しの時間が流れて、彼女達が話した目標とは……?

先着1名様で、

★ウサギCの目標→! card
 ウサギDの目標→! card
 ウサギEの目標→! card★

と書き込んでください。マーク・数値で分岐します。(判定結果は、左から(ウサギC/ウサギD/ウサギE)となります。
ウサギBについてはすでに目標を聞いており、佳歩については目標がすでに明確なので判定はありません。)

ダイヤ→「すいーぱー、ってヤツが良い!」/「ぱ、パスカットの出来るボランチ…とか」/「運動量を活かしたマーカーに…」
ハート→「まだまだ弱いから…強くなりたい!」(*全能力に効果小)
スペード・クラブ→「う〜ん、良く分かりません…」(*効果ナシ)
クラブA→「シュート魔王!」/「ど、ドリブル大王…」/「フィジカルお化け、でしょうか…」
JOKER→「はっはあ〜なエース!」/「幻想郷No1プレーヤーになりたいです…!」/「ダイヤジスタなポストプレイヤーを…」

324 :森崎名無しさん:2013/08/17(土) 14:39:48 ID:???
★ウサギCの目標→ ハートJ
 ウサギDの目標→ ハート9
 ウサギEの目標→ ダイヤA


325 :森崎名無しさん:2013/08/17(土) 14:40:22 ID:???
★ウサギCの目標→ クラブA
 ウサギDの目標→ ハート10
 ウサギEの目標→ ハートJ

326 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/08/17(土) 15:06:16 ID:IHXEVdyg
★ウサギCの目標→ ハートJ
 ウサギDの目標→ ハート9
ハート→「まだまだ弱いから…強くなりたい!」(*全能力に効果小)
 ウサギEの目標→ ダイヤA ★
ダイヤ→「運動量を活かしたマーカーに…」

ウサギC「う〜ん。ぶっちゃけあんまし分かんないけど…。 ただ、やっぱりよわよわで馬鹿にされるのは悔しいし。
とにかく基礎を充実させたいなぁ〜。 今までの自己流じゃあダメかもって思えてきちゃったんだ……」

ウサギD「わ――私も! 今まで通りだったら私はEちゃんや鈴仙様、そしてお師匠様にオンブダッコだったけど、
それだけじゃあ嫌だもん! 私も…とにかく皆の役に立ちたい!」

ウサギ達の中でも特に幼いウサギCとウサギDの二人に、明確なビジョンを抱かせるのは難しかったのか、
漠然とした答えしか返って来なかったが…。
それでも、溢れるやる気は決して偽者ではないと言わんばかりの瞳の輝きを見せてくれた。

327 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/08/17(土) 15:07:48 ID:IHXEVdyg
そして、ウサギ達の中でも大人びているウサギEには―――自身の目指すべき、明確な選手像があった。

ウサギE「私はウサギ達の中では体力と――せりあい強さには少しだけ自信があります。
なので、もしこれらの能力と、タックルを磨いていきたいって…考えているんですが」

鈴仙「ふむふむ…成程ね。 確かにそれを鍛えて行けば、貴女は優秀なSB足り得るかも。
そうしたら現状でマークを一任されている妹紅の負担が減って、全体的な攻撃の底上げも同時に行われる。
――良いと思うわ」

ウサギE「は…はいっ! とはいっても体力もせりあいも未熟ですし、タックルも苦手なんですが…。
これから、こうした能力も磨いていければと思っています」

そこから食事が終わるまで、鈴仙はウサギ達と軽い雑談を楽しむ。
旅行中でゆっくりしているように見える彼女達が秘める闘志に、鈴仙は安心をするのだった。

*次の練習時限定で、ウサギC、ウサギDと練習/コーチングした際、全能力についての判定に、ほんの少しだけ補正が付きます。
*一回限定で、ウサギEと練習/コーチングした際、タックル・せりあい・ガッツの内どれか一つの判定に、少し補正が付きます。
 (これは次の練習時限定ではありません)
*次の練習時のみ、ウサギC、ウサギD、ウサギEが自動コーチングで選ばれる確率がほんの少し上がります。
*次の練習時のみ、ウサギEが自動コーチングで選ばれた場合、タックル・せりあい・ガッツの能力上昇率が高くなります。
*ウサギC、ウサギD、ウサギEの評価値がほんの少し上がりました。

328 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/08/17(土) 15:09:21 ID:IHXEVdyg
【2日目・夜@:自由行動】

鈴仙「(夕食ではあまり話さないウサギ達ともお喋りできて良かったわね…。 さて、飲み会が始まるのは
夜遅くらしいし、まだ時間に余裕はあるけど――どうしようかしら? 折角だから夜限定のバーにも行ってみたいけれど…。
有料なのがしんどいわねぇ。 1000円くらいあれば充分でしょうけど)」

A:マイルーム
 私達専用の部屋です。ゆっくりするもよし、チームメイトと会話して親交を深めるもよしです。
B:温泉
 地底から引いてきた天然温泉です。ゆっくりつかるもよし、客や仲間との親交を深めるもよし、覗くもよしです。
 もちろん、コーヒー牛乳の自販機(有料)もあります!
C:リクライニングスペース
 マッサージ機があります。他にもサービスコーヒーとかスイーツ(*無料)とかもあります。他の客と交流しやすいかも?
×:妖怪の山散歩道
 昼限定で行く事が出来ます。体力がついて壮大な景色を見れて一石二鳥です。お得アイテムが当たるキャンペーンをしてるかも?
D:バー「SKY SERPENT」
 夜限定で行く事が出来ます。美味しいお酒と一緒に、仲間や恋人との密度の濃い時間を過ごしてみては?
 名物バーテンの常識にとらわれないカクテルも一度は必見!夜更かししても行く価値は充分?(*有料)

鈴仙の所持金:10420

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329 :森崎名無しさん:2013/08/17(土) 15:19:44 ID:X/VTboLM
D

330 :森崎名無しさん:2013/08/17(土) 15:22:11 ID:jL3LPs62
D

331 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/08/17(土) 15:29:50 ID:IHXEVdyg
D:バー「SKY SERPENT」

鈴仙「(常識にとらわれない、って時点で嫌な予感しかしないけど…まあこっちはお客さんだし、大丈夫…よね?
で、バーに行くとなると誰かを誘ってみたいところだけど――折角のバーだから少人数で行きたいかも。
一人で行くのも、考えをまとめたりするには役立ちそうだけど……)」

鈴仙は一緒にバーに行く仲間を誘う。 誘ったのは―――

A:永琳だった。
B:輝夜だった。
C:慧音だった。
D:妹紅だった。
E:中山だった。
F:パスカルだった。
G:てゐだった。
H:佳歩だった。
I:名無しウサギの内の一人だった。(選択肢の後に一緒に行きたいウサギを指定してください。 例:I ウサギB)
J:誰も誘わず一人で行った。

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

332 :森崎名無しさん:2013/08/17(土) 15:33:32 ID:XNPv9AeU
J

333 :森崎名無しさん:2013/08/17(土) 15:53:23 ID:X/VTboLM
J

334 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/08/17(土) 16:31:44 ID:IHXEVdyg
J:誰も誘わず一人で行った。

鈴仙「最近はいつも皆と居過ぎてるかもだし、たまには一人で落ち着いた時間を過ごすとしますか…」

鈴仙はサイフを片手に、皆の集団からひっそりと隠れるようにバーへと向かった。
バー「SKY SERPENT」は、旅館一階のリクライニングゾーンと温泉との間の離れに位置しており、
ヘビとカエルをあしらった看板は可愛らしく。格式高さよりは気軽さを重視したデザインとなっていた。

カランカラン…。

早苗「いらっしゃいませ」

鈴仙「……やっぱり貴女なのね」

鈴仙を迎えてくれたのは、美しい緑に染まった長髪を持つ少女――守矢神社の風祝、東風谷早苗だった。

早苗「はい。 私下戸なんですけど、外界で読んでた漫画を見て、バーテンさんに憧れてたんですよ〜」

鈴仙のローテンションな呼びかけに対してどこまでもマイペースに話す早苗。
いつぞや暴走した早苗にコテンパンにされた恨み(?)を持つ鈴仙としては少し呆れてしまう態度だったが…。
周囲を見渡すとそこそこの客が静かにのんびりと酒を楽しんでいるようで、腕前は悪くないのかもしれない。

鈴仙「(相変わらず暢気ねぇ……っと。 さて、注文注文…)」

鈴仙が見ためは質素だが、中身は可愛らしくデザインされているメニューボードをチラリと覗きこむと。

早苗「はい、こちら御通しです。 御通し代はサービスですよ」

早苗が鈴仙の座ったカウンターにナッツの入った小皿を置いてくれた。

335 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/08/17(土) 16:33:16 ID:IHXEVdyg
鈴仙「(あっ、御通しはサービスなのね。 さて、このナッツに合いそうなカクテルは―――)」

ナッツを一撮み取りだして齧りながら、鈴仙は注文を決める事にした。そして注文したものは――。

A:カルーアミルク(800円)
B:ウイスキー(1000円)
C:特製カクテル@「ミシャグジ様」(1000円)
  (バーテン解説:飲み切った人だけが祟りから救われるという、スペシャルな一杯です☆)
D:特製カクテルA「スカイサーペント」(1000円)
  (バーテン解説:スッキリとした飲みごたえが特徴的なカクテルです☆)
E:特製カクテルB「マウンテンオブフェイス」(1500円)
  (バーテン解説:守矢神社のお神酒を使ったプレミアムカクテルです☆ 軍神の力が手に入っちゃうかも!?)
F:お任せカクテル(1000円。 更に判定)
  (バーテン解説:その日の気分と材料でみらくるな、貴方専用のカクテルを創ります☆)

鈴仙の所持金:10420

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

336 :森崎名無しさん:2013/08/17(土) 16:35:13 ID:XNPv9AeU
F 兎は度胸、何だってやってみるもんさ

337 :森崎名無しさん:2013/08/17(土) 16:35:48 ID:TWhPYB8A
F

338 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/08/17(土) 16:52:31 ID:IHXEVdyg
F:お任せカクテル(1000円。 更に判定)

鈴仙「じゃあさ、これ…作ってみてくれない!?」

早苗「おおっ、やりますねぇ! 実はこれが当店のお勧めなんですよ〜」

お任せカクテルを注文した事で、早苗は明らかにご機嫌な表情を見せる。
そして楽しげにバックバーから様々な種類のリキュールを持って行き、
そしてそこから生み出されたものは……!?

先着1名様で、

★みらくるカクテル!→! card★

と書き込んでください。マーク・数値で分岐します。

ダイヤK→「大いなる女神の加護が籠りし神酒! 名付けて、菱景「ダイヤジスタ」です!!」
ダイヤ→「空高く跳べそうになる、天上の奇跡! 名付けて、奇跡「客星の明るすぎる夜」です!」
ハート絵札→「愛に溢れた者の為のカクテル! 名付けて、禁忌「恋のラビリンス」です!!」
ハート→「皆の人気者の為のカクテル! 名付けて、夢国「美月衣鼠」です!」
スペード・クラブ→ オレンジジュースライフガード 割りに、 はちみつ を隠し味にトッピングしたもの。
           (*美味しそうだったらボーナス)
クラブA→早苗「できましたっ! これぞまさに伝説のカクテル―――名付けて、土粥『土の粥』です!!」鈴仙「」
JOKER→早苗「来た! 来ました! これが伝説のクス…いえ、カクテル! 「べじいた」です!」
       鈴仙「(この子、師匠に弟子入りした方がいいんじゃあ……?)」

339 :森崎名無しさん:2013/08/17(土) 16:52:49 ID:???
★みらくるカクテル!→ ダイヤJ

340 :森崎名無しさん:2013/08/17(土) 17:01:27 ID:???
オシー、スペード・クラブがドリンクバーで遊ぶ子供だ

341 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/08/17(土) 18:17:19 ID:IHXEVdyg
★みらくるカクテル!→ ダイヤJ ★
ダイヤ→「空高く跳べそうになる、天上の奇跡! 名付けて、奇跡「客星の明るすぎる夜」です!」

鈴仙に手渡されたそのロングカクテルは透き通った空の色に輝いており、
そして中には白いフルーツが光る、見た目としてはとても優れたものだった。

鈴仙「わあ、綺麗…!」

鈴仙は試しに一口、そのカクテルに口を付けてみると。

鈴仙「うん…! 見ため通りのスッキリとした味に、飲んだ途端に目が冴えるかのようなアルコールの感覚!
これを即興で作っちゃうなんて――貴女…タダものじゃあないわね!?」

早苗「ふふん! 奇跡さえあれば、このくらいお茶の子さいさいです!!」

サナァ、と胸を張る早苗だったが、この時ばかりは大言壮語とは鈴仙にも思えない。

鈴仙「(凄いわね…。 多分やると決めたら突っ走るってのがこの子の性格なんでしょうけど、
それできちんと諦めず、一分野を完成させているというのが、本当に凄い所。
凝り性とかマニア気質とかとも言いかえられそうだけど……。
――うーん、それにしても良いお酒ね。 まるで高い所に浮かんでしまいたくなるわ!)」

こうして、鈴仙は早苗に対する個人的評価をちょっとだけ改めながら、
奇跡が作った美酒の旨みに酔いしれるのだった。

*鈴仙の早苗に対する評価が、鈴仙→(凄い凝り性?)→早苗 になりました。
*鈴仙に浮き玉成長フラグが立ちました。次に競り合いかダイレクトシュートで覚醒すると、
 元の覚醒に加え、浮き玉上昇判定が発生します。
*所持金が減りました。10420→9420

342 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/08/17(土) 18:18:20 ID:IHXEVdyg
そうして美酒をごちそうになり、暫く落ち着いた頃。
バーに流れる流麗なピアノ演奏を聴きながら鈴仙は独り思索に耽る。

鈴仙「(ふう…。 最近色々あり過ぎて、とっても充実してるわね…。
それはとても良いんだけど、ちょっと疲れちゃったかも)」

元々自分から何かを働きかける性格ではなく、どちらかというと消極的な方であった鈴仙。
そんな彼女が、今、自分から練習を計画し、多くの他者に働きかけて、皆の輪に寄り添いながら生活している。

鈴仙「(――そういう意味でも、変わったかも、私)」

パスカルとの出会いにより、天才に従う者のコンプレックス、苦しさを認識し、
中山との出会いにより、その苦しさを自分の糧へと昇華する術を知った鈴仙。
そんな中で駆け抜けて来たこの4カ月余りの生活は忙しくもあったが、充実していた。

鈴仙「(師匠やてゐの悪戯に心の中で文句を言いながら、サッカーでは誤魔化し誤魔化し。
そして仕事以外では極力外に出ない、か…。 今じゃあ考えられないなぁ)」

今の生活が楽しい事ばかりかというと、そうでもない。充実している事は、それだけ疲労するという事でもあり、
これを楽しみ切るというのはやはり、そうした天性の気質を持つ者に限られるだろう。

鈴仙「(―――だけど、たまにはこうして自分自身を見つめ直す機会がないとね。でないと…きっと壊れちゃうもの)」

鈴仙は見ためは少女だが――妖獣として、玉兎として並みの人間よりは遥かに長い生を送っている。
その中で、色々な人や仲間と出会い、そうして色々な道理を学んで来たつもりであった。
鈴仙は次に、この永遠亭ルナティックスの中で出会った仲間について想いを馳せる事にした。

鈴仙「(私だけじゃあない。 皆色んな考えや悩みを背負ってサッカーをしたり、人と関わったり仕事をしたりしている。
でも、その中で特に気になる人といえば―――)」

343 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/08/17(土) 18:19:30 ID:IHXEVdyg
その生き方に、感じ方に、気質について鈴仙が特に深い印象を持った人物とは――。

A:自分では考えられない程の深い思慮を持つ、気高き月の賢者、八意永琳だった。
B:普段はおちゃらけて居ながら、時折永琳よりも理解し難く瞳を輝かせる月の姫、蓬莱山輝夜だった。
C:半妖の身でありながら、人間を誰より愛し守る人里の守護神、上白沢慧音だった。
D:不死の呪いを身に背負い、孤独と殺意とともに千年の時を生きた蓬莱の人の形、藤原妹紅だった。
E:万年の時を生きつつも、子供らしい愛らしさを捨てずに様々な物を背負い続ける幸運の白兎、因幡てゐだった。
F:か弱き存在であったにも関わらず、努力を重ねて才能を開花させた愛らしい妹分、因幡佳歩だった。
G:課せられた運命という壁に対して、幾度も無謀な挑戦を挑み続け、そして道を切り開く少年、中山政男だった。
H:決して超えられぬ天才の親友として、コンプレックスを抱きながらも自分らしさを模索し続ける少年、アラン・パスカルだった。

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

*どのキャラクターを選択しても、特にメリット・デメリットは起きず、そのキャラについての描写が若干掘り下げられるのみとなります。

344 :森崎名無しさん:2013/08/17(土) 18:19:56 ID:dcCu2aNY
G

345 :森崎名無しさん:2013/08/17(土) 18:21:07 ID:HBOcqE4g


346 :森崎名無しさん:2013/08/17(土) 18:22:28 ID:DORM0kiU
F

347 :森崎名無しさん:2013/08/17(土) 18:28:15 ID:TWhPYB8A
G

348 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/08/17(土) 22:06:55 ID:IHXEVdyg
>>340
美味しそうですよねwもし出てたらささやかなボーナスがあったかもしれません。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
G:課せられた運命という壁に対して、幾度も無謀な挑戦を挑み続け、そして道を切り開く少年、中山政男だった。

鈴仙「(中山さんは、疲れないのかなぁ…)」

疲れを感じた鈴仙は、逆に今の一度も疲れを見せた事のない少年の顔を思い浮かべる。
鈴仙にとって、中山政男は疲れ知らずの鉄人にも感じさせる中山の姿は尊敬の対象であり、目指すべき存在だった。

鈴仙「(でも中山さんも…目標に向かったらそれを目指して止まないだけの人…なのかもしれない)」

その中山が無謀な歩みを止めぬ原動力――以前に話した森崎と並び立ちたいという夢。
ただそれだけを信じてここまで奇跡を起こし続けて来たのだとしたら。

鈴仙「(中山さんがその夢をあきらめない限り、あの人は立ちあがり続けるでしょうし、疲れる事も倒れる事もないのかもしれない)」

中山は決して倒れる事はないだろう。ここまで歩き続けて来たのだから。
もし彼が倒れる時があるとするならば、それは―――。

鈴仙「(もしも…自分の目指す夢に疑問を抱いたとしたら? ここまで歩いてきた理由が本当に正しい物だったのか。
そう考えるようになってしまったら―――?)」

中山の理念という大きな大木は頑丈だが、嵐が来ればいとも容易く倒れてしまうのではないか。鈴仙はそう不安を抱く。
鈴仙は中山の考えは正しい、尊敬できると出来ると思う反面に、あまりにストイックであり、理解し難いと感じていた。
もし彼が深い挫折を感じた時に、鈴仙は、パスカルは、ルナティックスのメンバーは――。
彼を理解出来た上で、それを受け止められるのだろうか、不安を感じてしまうのだ。

349 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/08/17(土) 22:08:26 ID:IHXEVdyg
鈴仙「(私達は―――どうしたらいいんだろう)」

鈴仙もまた、どうすれば良いのかは分からない。
ただ、自分が中山のように強くあろうとした事で強くなれた事は厳然たる事実である。

鈴仙「(私は練習のお陰で、かつては格上だと思っていた星と並び称されるまでのストライカーとなり。
奇跡が起きない限り決まらないと思った萃香さんへのシュートも、2、3回に一回は決まるんじゃあないか、っていうくらいまで
進歩したという自信がある。 師匠には及ばずとも、このルナティックスの重要人物にはなれている気がする。
だけど――それだけじゃあ、巧くはなっても。 どこかで行き詰まりが出ちゃう気がする。……どこで、どうなっては分からないけど)」

鈴仙は独りで深く考えて、そして答えが出ないままにバーを後にする。
自分は、自分達は、中山が良く語る『森崎』という人物のように、彼に寄り添う事が出来る選手足り得るのか。
実力的な意味だけでなく、それ以上の『何か』を掴めていけるのか…。

後回し後回しにしていたこの問題も、何れは答えが出る時が来る。その時は、着実に迫ってきていた。

*書き忘れましたが…さっきのカクテルで早苗と楽しく会話をしつつ美味しいお酒を飲んだので、
 早苗の評価値がやや上がっています。

350 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/08/17(土) 22:10:02 ID:IHXEVdyg
【夜A・大宴会!】

鈴仙はしっとりとした雰囲気で酒を飲み終わり、うっすら紅潮した顔で早苗に千円札を渡す。
そしてそこから宴会場に向かうと…既に大方のメンバーが揃っているようだった。

輝夜「あれっ? イナバ若干顔赤いわね。 ひょっとして0次会してたの?」

鈴仙「…ええ、まあ……」

永琳「珍しいわね。 普段はセーブしている事が多いイメージだったけど」

鈴仙「あはは……まあ折角の旅行なんで、気分ですね(それは何時も師匠や姫様がしれっと飲ませて来るから、
少しでも酒量が増えない為にしているだけなんですが……)」

30畳ほどのやや小さめの宴会場は貸し切りとなっており、13人分の机が並んでいた。
そこには夕食後とあってか酒の肴となるようなちょっとした一品料理が揃っている。
小さい舞台も一応揃っており、出し物も一応は出来そうである。

ウサギB「ね、ね。 今日はお師匠様からお許しも出たしさ、お酒飲んでみようよ佳歩ちゃん」

佳歩「ええー…。私多分弱いからいいよぉ…」

ウサギC「やっぱお酒はウイスキーだよね〜。 1000円程度のスコッチで充分だ、ロックグラスにちょいと注いで
溶けるのを待ちながら、舌でなめつつその香りを楽しむ。 まさに大人の醍醐味よね〜♪」

てゐ「とりあえずアンタはまだ子供でしょ…いや私に言われたくないかもしれんけどさ」

ウサギD「ねぇEちゃん! 姫様がよきょうで何かイベントするって言ってたけど、私不安だよ…出たくないよ……」

ウサギE「大丈夫よ。Dちゃんは試合ではちゃんと頑張れてるし、それに姫様だってきっと気遣って下さるわ(多分…)」

351 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/08/17(土) 22:11:28 ID:IHXEVdyg
パスカル「うーん、日本の酒には正直興味があるな」

中山「俺は未成年だから飲まないが…(鈴仙さんとか皆当たり前のように飲んでるけど……)パスカルの国の酒って、
どんなのがあるんだい?」

パスカル「うーん、俺も正直弱いんだが…ワインやビールは皆飲んでいるな。
それと詳しい銘柄は知らないが、イタリア系の酒も好かれて飲まれているみたいだ」

妹紅「慧音! かくし芸大会があったら絶対に私は輝夜に勝って見せるからね!この日の為に仕込んだ火芸…見せてやるんだから!」

慧音「そうだな…。 くれぐれも家を燃やさないようにな、妹紅よ……(遠い目)」

それぞれが盛り上がりを見せ、それなりに和気あいあいとした雰囲気にはなっているようで、
鈴仙はとりあえず胸をなでおろす。
そして、大方の雰囲気が粗方収まった所を見計らって、輝夜がグラスを持って立ち上がる。

352 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/08/17(土) 22:12:33 ID:IHXEVdyg
輝夜「さーて、皆ドリンクは頼んだー? 今日は飲み放題コースを頼んでるからビールに日本酒にワインにウイスキー!
好きな物を頼んでいいわよ! あ、子供イナバにはちゃんとソフトドリンクもあるから安心してね」

鈴仙「あっ…ビール注がなくちゃ」

そこまで輝夜が話して――鈴仙は手元のグラスに飲み物がない事に気が付く。

佳歩「鈴仙様、私が注ぎます! 注がせて下さい!」

鈴仙「あら――佳歩、悪いわね、それじゃあお願い…って」

佳歩「ああっ! すみません!?」

それを見た佳歩が空気を読んで鈴仙にビールを注ごうとするが…御約束の如く泡を出し過ぎてこぼしてしまう。
そんなやり取りをやっている内に輝夜の高説は終了してしまい―――

輝夜「そんじゃあ! ……カンパーイ!!」

鈴仙「あっ! か、かんぱーい!」

佳歩「すすすすみません、鈴仙さまかんぱーい!!」

何となく慌ただしげに、旅行のクライマックスを飾る宴会が始まったのだった。

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