キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【行く風に】鈴仙奮闘記8【夏を知る】

1 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/08/07(水) 23:27:43 ID:???
このスレは、キャプテン森崎のスピンアウト作品で、
東方Project(東方サッカー)とのクロスオーバー作品です。

内容は、東方永夜抄の5ボス、鈴仙・優曇華院・イナバがサッカーで師匠を超えるために努力する物語です。
また、ストーリーやカードの展開次第で、いくつかのキャプテン森崎のキャラクターも、
それぞれの思惑を持ちながら、幻想郷の住人との交流を通じてサッカーを極めていくことになるでしょう。

他の森崎板でのスレと被っている要素や、それぞれの原作無視・原作崩壊を起こしている表現。
その他にも誤字脱字や稚拙な状況描写等が多数あるかと思いますが、お目こぼし頂ければ幸いです。

☆前スレ☆

【最強マモノ】鈴仙奮闘記7【決定戦】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1374154171/

☆攻略ページ(キャプテン森崎まとめ@Wiki内)☆

http://www32.atwiki.jp/morosaki/pages/104.html
(※このスレの目標や今後の予定、ゲーム進行の流れなどが分かります。
  過去ログもありますので、初めて来て下さった方は、一読すればより楽しめると思います!)

☆あらすじ☆
ある日突然幻想郷にやって来た外来人、アラン・パスカルと中山政男との出会いにより、
師匠、八意永琳に並ぶ選手になると決心した鈴仙・優曇華院・イナバ。

謎の向日葵仮面を紅魔館のメンバーと共に運よく撃破し、登り調子の鈴仙!
パスカルも来生との練習により、少しずつスキル習得のきっかけを掴もうとしているし、
鈴仙の脳内なようで脳内じゃない?不思議な試合のお陰があり、チームも少しずつだが強化されている。
そしてそんな折、輝夜がルナティックスメンバーでの旅行を提案!場所は妖怪の山にある、風光明美な温泉宿!
たまには皆でゆっくり温泉、卓球、そしてレジャーで羽を休めようじゃないか!
そんな輝夜のカリスマな提案の行方は、はてさてどうなる事やら…。
そして……もういいっ!……休め、タケシ……!!

623 :森崎名無しさん:2013/08/26(月) 12:23:48 ID:???
8月になったら才レベル2→3にあがるから
それまでは技の習得やコーチングに専念して、
才レベルが3になったら妹紅や慧音あたりと特訓して、
残りの時間で必要な能力を特化させていくのがいいかな?

624 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/08/26(月) 19:53:14 ID:???
こんばんは。今日も更新をのんびりとしていきます!

>>621
乙ありがとうございます。
コーチングって言ったら確かに大層ですが…
そんな感じなんだと解釈お願い致します、大体合ってますのでw
>>622
乙ありがとうございます!
難題については完全なオマケ要素である分、入手は相当困難になっています。
(特に難易度A以上は…)
ヨッチャンは選択肢の中からどれが妥当かを教えてくれる程度の能力ですので、
核心に迫った時はともかく、それ以外はあまり役に立たないかもしれません。
ですが、輝夜の部屋に行くとヒントがもらえたりするので、そちらを代用下さればと思います。
解釈についてはネタバレになるのでコメントできませんが、
しゃべるボールでタケシにサッカーカットはガチで吹きましたwwww
>>623
鈴仙の育成も、いよいよ大詰めが見えて来ましたね…。
悔いのないように鈴仙や仲間を育成して頂ければと思います。

625 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/08/26(月) 19:57:04 ID:???
DA
→ウサギEはタックル、輝夜はセーブ力

鈴仙「それじゃあウサギEちゃんは最初に私のドリブルをカットして貰うわ。
体力を活かすといっても、ただ相手に張り付くだけじゃあダメだしね」

ウサギE「は…はいっ!」

輝夜「やったー! 私は自由だー!」

鈴仙「――姫様は、その後でシュートブロックの練習です! 基本は出来たと思うので、後は実戦ですよ!」

輝夜「むぎぎぎぎ……イナバの癖に生意気よぉ……」

鈴仙「そんな事仰られても困ります! それに、姫様だってさっきやるって言ったじゃないですか!?」

輝夜「記憶にございません。 全て秘書(イナバ)がやりました」(キリッ)

鈴仙「私秘書じゃないですからね!?」

ウサギE「(だいじょうぶかなぁ……お二人とも)」

――ひと悶着ありながらも、ウサギEと輝夜はそれなりに真面目に練習に取り組んだ。

626 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/08/26(月) 19:58:13 ID:rKs7O8Gs
先着2名様で、

★ウサギEのタックル練習→! card+(練習補正+4)★
★輝夜のセービング練習→! card★

と書き込んでください。数値・マークで分岐します。

〜ウサギEの結果表〜
JOKER→+3&必殺フラグ習得!(フラグがある場合は回収)
13→+3!
7〜12→+2!
1〜6→+1!

〜輝夜の結果表〜
JOKER→+2&必殺フラグ習得!(フラグがある場合は回収)
13→+2!
2〜12→+1!
1→効果が無かった。

627 :森崎名無しさん:2013/08/26(月) 20:04:45 ID:???
★ウサギEのタックル練習→ スペードK +(練習補正+4)★

628 :アナカン ◆lphnIgLpHU :2013/08/26(月) 20:04:58 ID:???
★ウサギEのタックル練習→ クラブ10 +(練習補正+4)★

久々に見せてやんよ…神引きをな( `・v・´)キリッ

629 :森崎名無しさん:2013/08/26(月) 20:05:38 ID:???
★輝夜のセービング練習→ ダイヤ5

630 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/08/26(月) 20:12:17 ID:rKs7O8Gs
すみません、補正についてですが。
補正はウサギCにあったものと同様に、
*数値はカードの値と練習ボーナスの合計となりますが、合計が13を超えても結果は13と同様になります。
 (例:カードでQが出たら数値は12+2=14ですが、結果は13のものと同様になります)
なのですが…書くのを忘れていました。もしもこれでJOKERと同効果!? と思われましたら本当に申し訳ございません。

631 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/08/26(月) 20:37:10 ID:rKs7O8Gs
>>アナカンさん
ご参加ありがとうございますー!
13と同じ結果になるという神引き(?)でしたが…乗り遅れていましたー!?
またのご参加をお願いいたしまーす!!
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
★ウサギEのタックル練習→ スペードK +(練習補正+4)=17★
13→+3!
★輝夜のセービング練習→ ダイヤ5 ★
2〜12→+1!

ウサギE「はあああああっ!!」

ズザアアアアアアア…ッ!!

鈴仙「(まだまだ動きは遅いけれど……良いスピードのタックルね!)」

ウサギEは凄まじい気迫でタックル練習に取り組んでおり。
その所作か、彼女は短時間のコーチングでメキメキと実力を伸ばして行く。

ウサギE「はあ、はあ……ど――どうですか! 鈴仙様!?」

鈴仙「ええ! まだまだ一線級の選手と組みするには正直頼りないけれど…。
これで、貴女のタックルは名無しウサギの中でもピカイチになったと思うわ!
これなら、名無し選手や足元に自信の無い選手からだったら、充分分の良い勝負が出来る筈よ!」

ウサギE「はい…! ありがとうございました、鈴仙様!!(でも――私はこれだけに留まらないッ!
もっと強くなって見せる! そして――Dちゃんに胸を張れるような、立派な選手になるのよ!)」

今までの練習では無かった、確かな達成感を覚えるウサギE。
自信を付けるという意味でも、この練習は充分に成功していたのだ。

632 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/08/26(月) 20:40:55 ID:rKs7O8Gs
そして、問題の輝夜の方はと言うと…。

鈴仙「行きますよー! マインドシェイカー!」

ギュウウウン……バシュウウウ!!

輝夜「ちょ、ちょちょちょ……早いってばー!?」

ズッバアアアン!!

鈴仙「(姫様……分かってはいたけれど、師匠無しだったら中々にザルね…。
これからは、体力温存のためにパンチングも多少は出来るようになって頂かないといけないのだけれど…)
――さあ、もう一発です!」

輝夜「む、無理無理無理ィー!?」

鈴仙「もし本気で優勝しようと言うならば、姫様はこれから「できるわけがない」という台詞を言っちゃダメですーッ!」

ギュウウウウン……バッシュウウウン!!

輝夜「できるわけがない!できるわけがない!できるわけがない!できるわけがない! 四回言ったッ! …言ったのにー!?」

ブンブンブン! ……――バッチイイン!!

輝夜「……って、出来ちゃった」

鈴仙「ナイスです、姫様!」

輝夜「―――フッ。 この程度のシュート。 億年の生の内で何度見たことやら」

鈴仙「(けど…それくらいでカリスマぶってちゃ駄目です、姫様……)」

633 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/08/26(月) 20:41:57 ID:rKs7O8Gs
永琳の助けを借りぬセービングを繰り返す事に、始めは戸惑っていたが。
それでも、着実な練習の成果か、少しずつそのパンチング(ただ手を振り回しているだけにも見えるが……)
の腕を磨かせていたのだった。

*ウサギEのタックルが+3されました。
*輝夜のセーブ力が+1されました。
*ウサギEと輝夜の評価値がほんの少し上がりました。
*また、先日記入を洩らしていましたが、ウサギCとウサギDの評価値もほんの少し上がっています。

634 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/08/26(月) 20:46:10 ID:rKs7O8Gs
〜コーチング〜

永琳「大丈夫かしら…姫様」

パスカル「いや、まあ……。 たまにはスパルタも良いんじゃあないかな…?」

先着2名様で、
★永琳のコーチング対象→! card
 永琳のコーチング内容→! card★
★パスカルのコーチング対象→! card
 パスカルのコーチング内容→! card★

と書き込んでください。

○○のコーチング対象のカードの数値が…
JOKER→ウサギ全員(補欠ウサギ(F・G)含む)
K→慧音
Q→てゐ
J→佳歩
10→ダイヤ・ハートでウサギF、スペード・クラブでウサギG
7・8・9→ウサギC
4・5・6→ウサギB
1・2・3→ウサギD

○○のコーチング内容のカードのマークが…
ダイヤ奇数/偶数→ドリブル+1/パス+1
ハート奇数/偶数→シュート+1/タックル+1
スペード奇数/偶数→パスカット+1/ブロック+1
クラブ奇数/偶数→せりあい+1/最大ガッツ+10
クラブA→効果が無かった…
JOKER→全能力+1

635 :森崎名無しさん:2013/08/26(月) 20:47:07 ID:???
★永琳のコーチング対象→ クラブJ
 永琳のコーチング内容→ スペード3

636 :森崎名無しさん:2013/08/26(月) 20:48:19 ID:???
★パスカルのコーチング対象→ スペード5
 パスカルのコーチング内容→ ハートK


637 :森崎名無しさん:2013/08/26(月) 21:00:23 ID:???
引きを責めるつもりは全くないけどシュート+1ってなると悲しくなる…
佳歩だったら嬉しいけどね

638 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/08/26(月) 21:12:16 ID:???
★永琳のコーチング対象→ クラブJ
 永琳のコーチング内容→ スペード3 ★
→佳歩のパスカット+1!
★パスカルのコーチング対象→ スペード5
 パスカルのコーチング内容→ ハートK ★
→ウサギBのシュート+1!

永琳「(そうね……今日は誰を――)」

永琳が思索している時。

佳歩「あのー、お師匠様…。 私を鍛えてくれませんか……」

佳歩は心配げにそろりと永琳の瞳を覗きこみながら、おそるおそる話しかける。

永琳「――佳歩。 そうね……(いっその事。 ここでこの子をSHとして、より活躍出来るように
してみようかしら…。 この間の特訓でも、守備の調子は良かったし)
―――じゃあ、パスカットの練習をしようかしら?(ニコッ)」

佳歩「(ホ…ホントはドリブルかシュートが良かったのに……。 でもここで我儘言ってたら、
一生FWで起用されなくなる事はおろか、さりげない戦力外通告を出される可能性も充分あり得る…!?)…は、ハイッ!」

永琳「(――明らかにドリブルかシュートを練習したかった、って顔ね……。 だけれど、積極性と貪欲さの欠如は、
FWを目指す者にとっては大きな弱点よ、佳歩……)」

永琳はそんな彼女を冷静に、冷酷に品定めしつつも。 質の高いパスカット練習を佳歩に施すのだった。

639 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/08/26(月) 21:13:17 ID:???
そしてパスカルはというと…。

パスカル「――また、シュート練習かい? 先週も、エイリンさんと練習をしていた気もするが」

ウサギB「はい。 本当は穴のあるタックルやブロック、競り合いを鍛えても良いのかもしれませんけど。
でも――わたしは元々SHだったんです! だから、少しはシュートも練習してみたくって!」

パスカル「その意気ごみや方向性については否定する気は更々無いが…中々厳しいぞ?
ドリブルやパスカットも磨きながら、実戦で通用するシュート力も身につけるのは」

ウサギB「うっ。 そ――そうかもしれませんが…がんばりますから!!」

パスカル「まあ、確かに首尾一辺倒なのもつまらないかも知れないしな。 やるだけやってみよう!」

ウサギB「あ…ありがとうございます!!」

ウサギBの難しい相談に頭を悩ませつつも、持ち前の丁寧さと真面目さで。
しっかりと彼女にシュートの基礎的な技術を身に着けさせていた。

*佳歩のパスカットが+1されました。
*ウサギBのシュートが+1されました。

640 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/08/26(月) 23:17:06 ID:???
>>637
ランダムですので、無いよりマシ、上手く行ったらラッキー…程度に思って頂ければ助かります。
本格的に鍛えたければ、やはり鈴仙(PC)自らがテコ入れをするしかありませんね。

ここから少し文章パートになります。博麗連合イベントの続きとなりますが、
いつも通り?展開が急だったり、キャラの描写が拙かったりするかもですが…
頑張って書いたので、読んで頂ければと思います。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
〜7月2週・固定イベント〜
【深夜の練習】

バシュッ! ゴオオオオオオオッ……――――ビイイイイイ……ン!!
バシュッ! ゴオオオオオオオッ……――――ビイイイイイ……ン!!

魔理沙「はあ、はあ、はあ……!」

真夜中の魔法の森は、月の光すら無く完全な闇である。
その中で彼女――霧雨魔理沙は、一人無心にシュートを撃ち続けていた。
努力を人に見せる事を極端に嫌う彼女にとって、
孤独な深夜こそが、最も高いモチベーションを保ったまま練習出来る最高の時間であり。
日課である全力のシュート練習は一日10回から始まり、いつの間にか一日150回。
あまり裕福でない彼女が蹴りだすボールはその全てがボロボロになっており、その努力の程を思い知らされる。

魔理沙「(――駄目だ…! 私はまだ、未だに自惚れてやがるぜ……!)」

バシュッ! ゴオオオオオオオッ……――――ビイイイイイ……ン!!
バシュッ! ゴオオオオオオオッ……――――ビイイイイイ……ン!!

元々物事に対して全力以上で取り組む事が大好きな彼女だったが。
ここ最近の魔理沙の深夜練習は、何時にも増して鬼気迫る物にも見えた。なぜなら。

641 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/08/26(月) 23:18:10 ID:???
魔理沙「(うどんげが伸びている……! この前の試合でのアイツのシュートは時に失敗もしていたが。
既に私のマスタースパークとそう威力は変わらんかった。 ……まだ若干劣ってはいるが。
私が数年かけて積んできた努力も、アイツは…アイツ「等」は、たった数カ月。
いや――酷いヤツに至っては、一瞬で粉々にするんだって事。 そんな当たり前の常識を…忘れていた!)」

彼女は焦っていた。高い才能も、魔力も持たない彼女はひたすらに練習を重ねていき、
幻想郷有数のプレーヤーにまで上り詰めたというのに。
たった今、身に湧いてしまった少しの自惚れが原因で崩れてしまうのではないか。そう感じていたからだ。
最も、彼女は鈴仙もまた、魔理沙に負けぬ努力の結果そうした実力を身に付けたのであるが…。
悲しい事に、現状ではその事実を知る術は無かった。

バシュッ! ゴオオオオオオオッ……――――ビイイイイイ……ン!!
バシュッ! ゴオオオオオオオッ……――――ビイイイイイ……ン!!

魔理沙「(マスタースパークじゃあダメだ! もっと圧倒的な、レミリアや勇儀にも負けない、
強烈な必殺シュートを覚えなくては……! けれど……まだダメだ。 キック力が足りていない…!)」

どうすれば良いのか。
親友の霊夢だったら、すぐにその解決手段を持っていき、一発で解決するのだろうが。
魔理沙は魔法使いではあっても、都合の良い手品も奇跡も持ち合わせて居ないのだ。
だとしたら、雑魚なりに必死に考え、努力するしかない。それしか手段が取れないのだから。

642 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/08/26(月) 23:19:25 ID:???
魔理沙「はあ……少し疲れたぜ。 どれ、水筒から水を…って。 アレっ?」

――しかし、悩んではいても腹は減るし、喉は乾く。 魔理沙はすぐ近くの切り株に置いておいた筈の
水筒に口をつけようとするが……見当たらない。

魔理沙「……おかしいな。 妖精に盗まれたか?」

おかしいと思い、カバンの中や自分の家で心当たりのある場所を見渡しても水筒は見つからない。

魔理沙「――となると、博麗神社か……?」

そうなると落とし場所として最有力なのが、今日も練習を行った博麗神社の裏庭である。
最も、そこにあると決まった訳でもないし、それならば明日に回しても良かったのかもしれないが…。

魔理沙「うーん、何かどーしても気になってしまうし…行ってみるか」

折角の練習へのモチベーションを、ここで完全に切ってしまうのも勿体ない。
そう感じた魔理沙は箒にまたがり、全速力で森を抜けだして、博麗神社へと向かう。

643 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/08/26(月) 23:20:52 ID:???
そして、一方その頃。

タタタタッ……バシッ! タタタタッ……バシッ!

森崎「くそっ! この俺様がどーしてこんな地味な練習をしなくちゃいけないんだ……!」

悪態をつきながら、森崎有三は深夜の博麗神社の裏庭サッカーコートにて自主練習をしていた。
(森崎自身は、博麗神社から少し離れた蔵に一人で暮らしている)
悪態をついてはいるが、これは誰かに命ぜられたものでもなんでもなく、
純粋に、自分に必要と思うからやっているまでである。

森崎「博麗連合の奴らがロクに練習をしないお陰で、こちとら暇なんだよ! 
自主練習でもしないでやってられるか! …ううっ、このままじゃあ翼との差を縮めるどころか、
帰って来たら来生にも負けていた、とかいう悲しい事になりそうだぜ」

紫の言う通り、確かに幻想郷には素晴らしい選手が沢山居た。
この博麗連合だけにしても、各国のエース級の選手がズラリと並んでいたし、
そのテクニックやパワープレイの一部には、世界トップクラス以上の物も存在すると
森崎は評価していたのだが……。
それを見ているだけでは、サッカーは上達しない。
いくらサッカー王国であるブラジルに在住していようとも、そこで揉まれなくては。そもそもサッカーをしなくては。
プロサッカー選手にはどうやってもなれないのと同様に、
いくら選手のプレーが凄くとも、練習に付き合ってくれる者が居なくては意味がないのである。

644 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/08/26(月) 23:22:10 ID:???
―――有り体に言うと、森崎には練習相手が不足していたのである。
森崎の世界トップのセービング・センスを刺激するまでの、強力なストライカー。
それを森崎は求めていた。 正確には、そんな選手と継続的に練習が出来る事を求めていた。
―――そんな森崎にとって。

魔理沙「……モロサキ…?」

森崎「ちげーよ……」

魔理沙という、彼に匹敵する反骨心と向上心を持った選手と親交を深めるきっかけを作れた事は。
少なくとも、今の彼にとって大きなプラスに作用する。

645 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/08/26(月) 23:23:38 ID:???
魔理沙「何だよ、お前さんも練習か?」

森崎「……ちっ。 これからたっぷりと俺の天才っぷりを見せ付けてやる所だったのに。
これじゃあカッコが付かないじゃねぇか」

魔理沙「うわっ、カッコ悪いなお前」

森崎「うぜえっ」

涼しい夜の風が吹くサッカーコートで、二人は暫し談笑を交わしていた。
口の悪さと理不尽なまでの意地の悪さ。そしてその奥に潜む純粋な闘争心と向上心に溢れる二人は、
今までの気まずさが嘘のようにすっかりと意気投合していた。

森崎「……それにしても、どうして今まで俺を避けてたんだよ。 練習には付き合ってくれねえし、
しかも中里には割りと普通だった癖に」

魔理沙「――あー。 それは悪かったよ。 ただ……紫が呼んだ、外界の有力選手という風に聞いててさ。
ちょっと私の方から偏見持ってたんだ」

森崎「何だそりゃ。 三度の飯より奇行が大好きな変態だ、ってか?」

魔理沙「……ううん、違うな。 ―――ただ…何となくなんだが…非の打ちどころの無い「天才くん」が呼ばれたんだと。
そんな気がしていて。 だってそうだろ? 外界で世界一位になったゴールキーパーだぞ?
だったら、きっとそんなヤツなのかなー。 ……って。
だけど―――全然私の予想と違った。 お前には、その――私と似たような物を感じる」

森崎「……あん? 逆ナンか?」

魔理沙「さて――久しぶりに汚い花火でも上げるとするか…」

646 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/08/26(月) 23:25:53 ID:???
魔理沙が笑顔でミニ八卦炉を持ちだした為に、森崎は前言を撤回して、魔理沙が再び話を戻す事を待つ。
危険に対し、敏感である事はここ幻想郷において特に重要である。

魔理沙「―――ええい、話を本題に戻すぞ。 ……単刀直入に言う、『私と、一緒に練習しないか?』」

魔理沙の率直な。迷いを感じさせない提案に、森崎はシニカルに首を傾げるが。

森崎「…………」

何かを続ける気は無い。魔理沙はそう考えてその理由を述べて行く。

魔理沙「―――私は、自分のシュートをより緊張感を持って鍛えていきたい。
そしてお前さんは恐らく。自分のセービングをより実戦的な、そして強烈な刺激を与えて鍛えていきたいと思っている」

森崎「…………」

魔理沙「更に、今お前は第二GKだ。 話を聞くに、萃香よりも優れたセービング力を持っている筈なのに…
それでも、第二GK。 …それは、絶対屈辱だろう? ――少なくとも私だったら憤死三秒前だぜ。
だから、鍛えて、より差を明確に付けなくてはならない! そうだろう?」

647 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/08/26(月) 23:27:50 ID:???
そんな彼女の必死な態度に、さしもの森崎も折れたのか……コクリと首を縦に振った。

森崎「……ま、互いにデメリットは無いしな。 こちとらガチでやる気と時間のある奴を探してたんだ。
ただ………」

しかし、森崎はタダでは魔理沙の勧誘には乗らない。
森崎は自分の右腕に抱えたボールをコロリと魔理沙の手元に転がし…。

森崎「―――前提条件。 『この俺様のセービングに刺激を与える』! これがマジで出来るのかどうか!
今この場でもやって見せてくれれば「対等に」条件を飲んでやろう!
それが無理なら……条件を飲む代わりに、この俺の正GKとキャプテンの座を得る為の手駒となって貰おうか!」

ゴールへと走りながら魔理沙に向かって吼える。

森崎「(……へへっ! これまでのチームの雰囲気を見るに、コイツ(魔理沙)の発言力はそこそこ。
だったら――ここでコイツを俺様の派閥に出来れば、正GKの座も一歩近づくというモンだぜ。
そして、派閥に出来ずとも。 少なくともトニーニョ以上のシューターとの練習は、良い刺激になるぜ!)」

森崎は、先ほどの魔理沙の話を右から左へ聞き流しながら、次の立ち回りを考えていたのである。
この辺りは、純粋で一本気な魔理沙には決して真似の出来ぬ芸当であろう。
そして、勝負事に対して熱くなりやすい性格の魔理沙には、その誘いに…乗った。

魔理沙「ふっ……素直じゃないな。 そこら辺も気持ち悪いくらい共感できるぜ。
だからこそ言ってやる。 ――お前こそ、私が勝った暁には舎弟になって貰うぜ!」

648 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/08/26(月) 23:30:45 ID:rKs7O8Gs
魔理沙の立っている位置から、ゴールまではおよそ20m。
丁度壁無しのフリーキックのような状態で、魔理沙は助走を始め……。

魔理沙「行くぜモロサキ!!」

   グワアアアアアッ……!!

その言葉を合図に、魔理沙は右脚を思いっきり振り上げて溜めを創る。
この溜めを創った状態で、ひたすら全力で芯を撃ち抜いて行くシュートこそが彼女の十八番。
あらゆる障害を薙ぎ払い、ただ一直線にゴールのみを目指し続ける恋の魔砲。
これが、これこそが―――!

魔理沙「これが、私の……マスタースパークだァアアアアア!!!!!」
 

        バシュッ! ゴオオオオオオオッ……――――ビイイイイイ……ン!!


森崎「(さて……久しぶりに行くか! がんばりセービング・改。 つまり……全力だああッ!!)」


                シュッ……バアアアアアアッ!

649 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/08/26(月) 23:32:03 ID:rKs7O8Gs
その恐るべき魔砲に向かって、森崎は何の恐れもなく跳んだ。
このようなシュートは、自分の障害にもならないという、大きな自信と力を込めて、大胆不敵に飛んだ。
そして―――!

先着2名様で、

★魔理沙→マスタースパーク 57 ( ! card )( ! dice + ! dice )+(フリー補正+2)=★
★森崎→がんばりセービング・改 62 (! card)(! dice + ! dice)=★

と書き込んでください。カードやダイスの結果で分岐します。

【シューター】−【キーパー】
≧2→魔理沙のマスタースパークがゴールを突き破る!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球になる。
≦−2→森崎が悠々とボールをキャッチ!

【補足・補正・備考】
魔理沙の「マスタースパーク」には吹飛係数3があります。

650 :森崎名無しさん:2013/08/26(月) 23:34:52 ID:???
★魔理沙→マスタースパーク 57 ( ハートJ )( 3 + 5 )+(フリー補正+2)=★

651 :森崎名無しさん:2013/08/26(月) 23:34:55 ID:???
★魔理沙→マスタースパーク 57 ( ハート6 ) ( 2 + 3 )+(フリー補正+2)=★

652 :森崎名無しさん:2013/08/26(月) 23:34:57 ID:???
★森崎→がんばりセービング・改 62 ( ダイヤ10 )( 1 + 4 )=★

653 :森崎名無しさん:2013/08/26(月) 23:35:11 ID:???
★森崎→がんばりセービング・改 62 ( ダイヤQ )( 5 + 3 )=★

654 :森崎名無しさん:2013/08/26(月) 23:35:13 ID:???
★森崎→がんばりセービング・改 62 ( ダイヤ7 )( 5 + 5 )=★

655 :森崎名無しさん:2013/08/26(月) 23:36:08 ID:???
面白い結果になったな

656 :森崎名無しさん:2013/08/26(月) 23:40:38 ID:???
ねじこまれる余地を残した時点で森崎的には負けだな

657 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/08/27(火) 00:00:19 ID:L5OjiIfg
★魔理沙→マスタースパーク 57 ( ハートJ )( 3 + 5 )+(フリー補正+2)=67★
★森崎→がんばりセービング・改 62 ( ダイヤ10 )( 1 + 4 )=67★
=1、0、−1→ボールはこぼれ球になる。

全てを焼き尽くすレーザー状の弾丸シュートはしかし、狭いゴールの右隅を的確に目指す。
魔理沙はシュートコントロールが何時までも下手である事をコンプレックスに思っていたが、
(友人がボールを操る天才からだったかもしれない)
それでも努力の結果、必殺のマスタースパークには威力と精度とを同居させる事に成功させていた。

魔理沙「(よし! 上手く蹴れたぞ…! この調子なら、少なくともゴールには……!)」

自分の放ったシュートに、絶対の…とまでは言わずとも中々の好調を感じ取る魔理沙。
この威力ならば、あの萃香ですらゴールを許さざるを得ない。
いくら森崎が外界の少年達でナンバーワンのGKであったと言えども、このシュートに反応できるかどうか。

……そう魔理沙は考えていた。否、考えて『しまった』。
魔理沙があそこまで忌み嫌っていた自惚れを、また行ってしまったのだと気付くのに、
そう時間はかからなかった。

ギュウウウウン!! バリバリバリ!!

轟音を上げながら唸るボールを暫く直視した森崎は、確信を持って。

森崎「―――ここだ!」
                  ――――バッ!

身体中のバネをフル活用し、ボールに食らいつく。
頑張って、頑張って、がんばり抜いたその動きは一周して一切の無駄が無く。
まるで一種の芸術かのように、最短距離を通っていく。
森崎はいつの間にかボールの真正面に立っており―――。

ガッシイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイン!!

658 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/08/27(火) 00:01:22 ID:???
魔理沙「な…なにィイイイイイイイイイイイ!?」

―――魔理沙の絶望的な絶叫が聞こえなくなるまでの衝突音を出しながら、
両手がガッチリとボールを捕まえて見せた。

……しかし、魔理沙の放ったシュートとて、生半可なシュートとは一線を画していた。
そのボールは、森崎の腕の中に存在しているというのに、まるで意思を持ったかの如く、
森崎の腕を離れてゴールに向かおうと暴れ回る。

森崎「(し……しまった! 油断した! 単なる弾丸シュートと思っていたが…。
こりゃあ、全然単なる弾丸じゃねえ! 回転してやがる! そしてどんどん重さを増して……!?)」

プライドを掛けて、森崎はそのボールを離すまいと格闘する。
一見奇妙な踊りを見せているかのように、森崎はのたうちまわり、そして最後には……

森崎「ぐっ!」

バチン! バアン! ……ポン、ポンポン………

行き場を失くしたボールは垂直に上がり。ゴールバーに跳ね返って、
そのままボールは森崎の足元を離れて行った。

魔理沙「運が良かったかもだが……あいにくの所。引き分け、か」

ふう、と肩をすくめる魔理沙を見つめながら。
森崎は魔理沙のシュートの威力の高さを認め、暫し唖然としていたのだが……
プライドの高い彼は、魔理沙が森崎の表情を視認できるまでに辛うじて平静を保った表情を取り戻し。

森崎「バーカ。 入っていない以上、俺の勝ちだろ」

自信たっぷりに、最高のハッタリを見せ付けるのだった。

659 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/08/27(火) 00:10:25 ID:???
……と、言ったところで今日の更新はここまでです。
このシーンはもう少しだけ続けようと思っています。

ここで初めて魔理沙の心情にスポットを当ててみました。
鈴仙と似たような立場の、努力型ライバル…を目指したキャラ作りを目指しているのですが
いかがでしたでしょうか。
そして森崎のセービングが高すぎるかと思われたかもしれませんが、
これでも本スレよりセーブ力は−1されているなど、弱体化もされています。
(このイベントで魔理沙と打ち解けるまで、全力セーブが出来なかった分
カンが鈍った、と解釈お願い致します。)

>>655
互いにライバルとして認めあう展開になるかもしれません。
……そうなると某森崎に女は要らぬの吸血鬼さんが御怒りになるかもしれませんがw
>>656
試合でしたら、がんばりセービング・改を使った結果でこれだとかなり厳しいですね。
セーブ力が高くとも、森崎攻略の余地はあるのだと感じて頂ければ幸いです。
ただ、博麗連合のGKは森崎一人ではないのですが……。

それでは、皆さま、本日もお疲れさまでした。

660 :森崎名無しさん:2013/08/27(火) 10:21:10 ID:???
ある程度、輝夜を強化できたら大友中学サッカー部と試合するのもありかな。
ブロック練習も多分しないだろうし。
輝夜のカリスマポイントをあげるにはちょうどいいかもしれない。

661 :森崎名無しさん:2013/08/27(火) 11:20:39 ID:???
できれば練習試合はドイツ以外とはしたいよな。
戦う時期とかいろいろ考えるべきだとは思うが。

662 :森崎名無しさん:2013/08/27(火) 13:09:39 ID:???
オフサイドトラップはパチュリーに会いに行って覚えたほうがいいかな?
伸びは少ないけどうまくいけば特訓できるまで評価値があがるかもしれないし。
練習はコンビプレイやコーチングに使いたいし。

663 :森崎名無しさん:2013/08/27(火) 19:36:42 ID:???
狂気の瞳、オフサイドトラップ、ブースターシュート!私が超鈴仙だ!!
違和感ある主人公兎や

664 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/08/27(火) 21:31:10 ID:???
こんばんは。今日も更新をして行こうと思います。
>>660
脳内試合は便利ですからね…。
試合数の少なさを、このシステムで多少は補うつもりで挿入したので、
そうして使って頂くのも悪くない選択かもしれません。
(ただ、大友中だと慧音やウサギ達がボールを止めちゃうかもしれませんが…)
>>661
(勝てるかどうかを別にすれば)ドイツ戦も楽しいですよ、きっと……
>>662
練習の方が伸びは良いですし、アイテムも使えたりするので、
そこら辺は覚えさせたい優先順位で判断して頂ければと思いますね。
>>663
確かに、実力でなくコンビプレイや戦術や搦め手(?)がメインウェポンになるという意味では、
普通の主人公像と比べるとかなり異質かもしれませんね。
特に、切り札(予定)が個人技でなく、仲間と出すシュートであるというのは中々珍しいのではないかと思います。
ですがそれも、東方サッカー的にも森崎板的(バビンゲツイン的な意味で)にも鈴仙っぽいのではないでしょうか…w

665 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/08/27(火) 21:32:19 ID:???
魔理沙「だが私は、それでも引き分け説を支持するぜ」

魔理沙も負けじと意地悪な笑みをニヤリと浮かべて、決して譲らない。
森崎は強気な笑みを隠さず………ただちに魔理沙の実力を計算した上での、
次のアクションプランを脳内で計画する。

森崎「(今のシュートは…タイガーショットとネオタイガーショットの中間くらいだったな。
これが本気だというなら、油断さえなければ俺には勝てん……が。
今のでよおく分かった。 …俺自身の腕も鈍っているし、アイツのシュートはそこそこ頼りになる。
コイツを今の内に抱き込んで俺のシンパに出来れば、俺の発言力は強まる筈だ!
そして、その為には……)――ああ、そうかもな」

魔理沙「――モロサキ…!」

そして、森崎は前述の思考をものの0.8秒でこなし、計算をしているとは思えないまでに自然なタイミングで
魔理沙に話しかける。

森崎「今回の勝負は俺の勝ち。 それは譲らないが…対等な条件で、お前と練習したくなったよ。
―――さっきのはマグレだと思われたくなかったら、精々努力するんだな?」

魔理沙「それはこっちのセリフだぜ。 まあ、でも……私だって、
ちょうど一人で練習するのに飽きて来たからな」

互いの実力の高さを中々素直に認めようとしない二人だったが…。
利害が一致した二人は、ここでとりあえずの握手を交わす。

魔理沙「(あのセービング……PA外の紫のセービングくらいにヤバかったぜ。
今の私がそんな化け物相手にこぼれ球に出来たのは正直奇跡。 ―――けど。
私は今、希望に満ちている…! ただの人間のアイツが、努力と反骨であんなセーブが出来るんだ。
私もまた……今が限界じゃあない! 私も、モロサキを超える程強くなれる筈だ!
だって―――努力は絶対裏切らないんだ。 今までもそうだったじゃあないか!)」

666 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/08/27(火) 21:33:50 ID:???
魔理沙は過去の自分を振り返り。そして今ここに森崎と立つ自分を見比べる。
そしてそれは森崎も同様だった。

二人は信じていた。自分の物語は、まだ終わってはいない。
これが、自分の新たな戦いの物語の始まりとなるのだと。
暫くの間、夜の生ぬるい沈黙が続き…。

森崎「―――なあ、魔理沙」

魔理沙「ん? どうしたモロサキ?」

森崎「俺の名は―――モリサキだ」

森崎は鋭い目線を魔理沙に向けて。 今日の何時よりも厳しい口調で静かにそう言い放った。

*森崎と魔理沙の互いの関係が、森崎→(協力)←魔理沙 になりました。

667 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/08/27(火) 21:34:52 ID:???
〜7月3週 ランダムイベントフェイズ〜

鈴仙「うわっ……気づいたらもう試合まで2週間切ってるじゃない! アワワワ……」

668 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/08/27(火) 21:35:56 ID:L5OjiIfg
鈴仙があわあわと永遠亭の廊下を歩く。するとそこには…
先着1名様で、

★ランダムイベント→! card★

と!とcardの間のスペースを埋めて書き込んで下さい。マーク・数値で分岐します。

カードの数値が……

ダイヤ・ハート・スペードで…

K→来客だ!(さらに分岐)
Q→姫様が何か話があるようだ!
J→師匠から話があるようだ!
10→てゐが相談だって!何だろう!?
9→中山さんと会話した!その内容は…
8→慧音さんが訪ねてきた!
7→来客だ!(さらに分岐)
6→パスカルと雑談した!
5→ウサギ達がやってきたぞ!!
4→妹紅に会って普通にオシャベリした。
3→来客だ!(さらに分岐)
2→ゆ〜っくり過ごせた!最大ガッツUP!
1→来客だ!(さらに分岐)
JOKER→綿月姉妹が遊びに来た…?

クラブで…

クラブ8〜K→薬売りのお仕事だ!
クラブ2〜6→バッドイベント発生!(さらに分岐)
クラブA→露鈴兎・本後宇院・イナバ(全裸)「ヒャッホー!!」
*クラブ4・9・Kの場合、イベント後さらに中里による覗きイベントが発生します。

669 :森崎名無しさん:2013/08/27(火) 21:37:15 ID:???
★ランダムイベント→ クラブ8

670 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/08/27(火) 21:54:05 ID:L5OjiIfg
クラブ8が出て始めて気付いたのですが、正しくは
クラブ7〜K→薬売りのお仕事だ!
ですね。失礼致しました。
――――――――――――――――――――――――――――――
★ランダムイベント→ クラブ8 ★
クラブ8〜K→薬売りのお仕事だ!

永琳「ああ……ウドンゲ。 今日は貴女が売りに行ってくれる日だったわね」

鈴仙「は、はいい……(私最近ダメダメだしなぁ…この仕事。 また罵声を浴びせられながら
500円玉を投げつけられる簡単なお仕事になるのよ……)」

今日は久しぶりの置き薬の仕事の日。
……だというのに、鈴仙はひどくテンションが低い。
―――これまでが失敗続きだった分、仕方ないと言えばそうにはなるが…。

永琳「あら、元気がないわね。 ――綜合ビタミン剤でも打ってあげましょうか?」

鈴仙「げ、元気です元気です! 元気があれば何でもできます!
(師匠の言うビタミン剤って……幻覚が見えたり空が飛べたり(意味深)するクスリの事じゃない!)」

言いたい事を言えぬままに、鈴仙はトボトボと出勤する。そしてその成果は……?

先着2名様で、

★鈴仙の交渉力→5 + (! card)=★
★お客さんの財布の堅さ→(! dice) + (! card)=★

と書き込んでください。
【鈴仙の交渉力】−【お客さんの財布の堅さ】×100円が、鈴仙の歩合給になります。
(ただし、最大は1500円、最小は0円となります。固定給は500円です)
*鈴仙のカードのマークがJOKERの時、歩合給が2000円固定となり、鈴仙の交渉力が+1されます。

671 :森崎名無しさん:2013/08/27(火) 21:54:36 ID:???
★鈴仙の交渉力→5 + ( ダイヤ9 )=★

672 :森崎名無しさん:2013/08/27(火) 21:55:25 ID:???
★お客さんの財布の堅さ→( 4 ) + ( スペード2 )=★


673 :森崎名無しさん:2013/08/27(火) 21:55:27 ID:???
★お客さんの財布の堅さ→( 1 ) + ( クラブA )=★


674 :森崎名無しさん:2013/08/27(火) 21:56:05 ID:???
実は初成功?・・・そうでなくても久しぶりの成功だよね

675 :森崎名無しさん:2013/08/27(火) 21:58:47 ID:???
…なぜかやらかしフラグが立ちそうな気がした
もうちょっとで財布の紐が緩いのが来たのにね、おしい

676 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/08/27(火) 22:16:33 ID:L5OjiIfg
★鈴仙の交渉力→5 + ( ダイヤ9 )=14★
★お客さんの財布の堅さ→( 4 ) + ( スペード2 )=6★
14-6×100円+500円=1300円!

人里に着くと、最近の活躍のお陰か否か。

若者A「あっ、永遠亭ルナティックスの……うどんちゃんだ!」

若者B「ホントだうどんちゃんだー」

若者C「へー、近くでみると可愛いー!」

鈴仙「(うっ……チャラいわ…!)い、いらっしゃいませー。 お、お好きなものをお選びくださいねー…あはは…」

サッカー好きのおしゃれな若者トリオが、鈴仙に絡んで来てくれた。
絡んで来てくれたのだが……最近少しは解消されたとはいえ。
かなりの人見知りである鈴仙には、正直耐えがたい雰囲気の三人である。
しかしそれでも客は客。額に汗をかきながらも、鈴仙はニッコリと営業スマイルで対応する。

若者A「ちょっとちょっと! うどんちゃん緊張してるから!」

若者C「うるせーテメー、お前が馴れ馴れしいからだろー?」

若者B「ギャハハハハ!」

鈴仙「(ううっ、嫌な予感しかしないわ……。 このチンピラさん達に弄られるだけ弄られて、
それで終わりみたいな…。 だからと言って狂気の瞳や弾幕で危害を与える訳にはいかないし……)」

生殺し的な居心地の悪さに、鈴仙は俯いてじっと耐える。
(何か言うべきなのかな、でも言いだすのが怖いな……的な感じだった)

677 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/08/27(火) 22:17:34 ID:L5OjiIfg

そんな可哀そうな感じの鈴仙の態度がウケたのか。
それとも神の優しさが見せた結果か。

若者A「ま。 折角だしクスリ買ってやらない?」

若者B「んだんだ」

若者C「プルプルしてるしな。俺らがいじめてるって感じだろまじーっしょ」

若者A「これくださーい」

鈴仙「は、はひっ! ありがとうございますっ!(むぎぎぎ……! ホントは私の方が強いのに。
誇り高き月の兎であり、あの八意永琳の一番の弟子なのにぃ……!!)」

若者たちはそれぞれに、薬の中で一番安い栄養ドリンク(安全な方)を買ってくれるのだった。
プライドの高い鈴仙は内心屈辱にも震えてたりはしてたが…それでも笑顔を崩さずにそれに応じ。
……その結果。久しぶりにまともな給料を永琳から貰えたのだった。
(それでも、最低賃金って何それおいしいのレベルなのは秘密だ!)

*所持金が増加します。5670→6920

678 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/08/27(火) 22:20:40 ID:L5OjiIfg
〜7月3週・自由行動フェイズ@〜

鈴仙「はあ……自分の交渉力の低さにため息が出るわ。 ―――結果的には上手くいったけど。
そんな仕事でのストレスを発散させるためにも…何をしようかな?」

現在の能力値
選手   ド  パ  シ   タ  カ   ブ  せ  総   高/低 
鈴仙  47  48  49  45  45  42  45  321  2  2 

最大ガッツ:840
現在のおこづかい:6970
永琳印象値:25
人気:35
狂気度:27
所持アイテム:伝説の眼鏡(使用するとセーブ力+1、使いたい人に手渡す必要アリ)、焼き芋無料券(妖怪の山焼き芋屋で使用可)、
初心者用サッカーブック(名無しウサギの能力がランダムで+1×2される、一回限り、使いたい人に手渡す必要アリ)
オフェンス解説書(攻撃系(ドリブル・パス・シュート)練習時、判定に+! dice/2される。2回まで使用可)

A:永遠亭に居る(さらに分岐)
  主に永遠亭に居るチームメイトと交流をします。
  評価値を上げたり特別なイベントを起こしたりできます。
B:外出する(さらに分岐)
  買い物をしたり、永遠亭に居ないチームメイトや、
  その他の幻想郷の住人と交流できるチャンスがあります。
C:気晴らしに玉兎通信でもしてみる。(さらに判定)
  ランダムで、色々な情報が入ります。運が良ければ必殺技フラグも入手できるかも…
D:狂気度を使用する(さらに分岐)
  貯めた狂気度をスキルなどに替えることができます。この行動では時間が経過しません。
×:アイテムを使用する
  所持しているアイテムを使用します。この行動では時間が経過しません。(現在ここで使用可のアイテム:なし)

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

679 :森崎名無しさん:2013/08/27(火) 22:21:33 ID:A/1sVt8E


680 :森崎名無しさん:2013/08/27(火) 22:24:00 ID:sv+u+gAU
C
たまには気晴らしに

681 :森崎名無しさん:2013/08/27(火) 22:24:08 ID:Csq+k5Kk
B
偵察行こう

682 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/08/27(火) 22:26:52 ID:L5OjiIfg
C:気晴らしに玉兎通信でもしてみる。(さらに判定)

鈴仙「最近動きっ放しで疲れちゃったしねぇ…。 たまには家でノンビリ通信でもしてましょ…」

鈴仙は横になり目をつぶり、ひたすら玉兎通信に明け暮れた。

先着1名様で、

★鈴仙「聞こえるわ…月からの声(ヴォイス)!」→! card★

書き込んでください。マークで分岐します。

ダイヤ絵札→必殺技のフラグを入手!!(さらに判定)
ダイヤ→効率のいいサッカーの練習法を知った。次の練習時判定に+ ! dice /2!
ハート→他人からの鈴仙の評価が一部明らかに!7以上の場合良い評判が流れ評価値UP!(さらに判定)
スペード→敵の能力値が1名明らかに!(さらに判定)
クラブ7〜K→他愛もない話をしただけ!ストレス解消で最大ガッツ+10!
クラブA〜6→冒涜的存在からのノイズが聞こえた。 狂気度が! num上昇!!(0は10とします)
JOKER→「依姫様が地上のレイセンに稽古を付けに行ったらしいよ」鈴仙「」

683 :森崎名無しさん:2013/08/27(火) 22:28:42 ID:???
★鈴仙「聞こえるわ…月からの声(ヴォイス)!」→ クラブ7

684 :森崎名無しさん:2013/08/27(火) 22:28:47 ID:???
★鈴仙「聞こえるわ…月からの声(ヴォイス)!」→ ダイヤA

685 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/08/27(火) 22:49:42 ID:L5OjiIfg
★鈴仙「聞こえるわ…月からの声(ヴォイス)!」→ クラブ7 ★
クラブ7〜K→他愛もない話をしただけ!ストレス解消で最大ガッツ+10!

712 名前:名無しの玉兎さん[] 投稿日:2013/07/17(火) 17:40:51 ID:newReisn
東方サッカー2のストーリー↓

713 名前:名無しの玉兎さん[] 投稿日:2013/07/17(火) 17:43:52 ID:t0y0cha
謎の美少女トヨチャーンが大活躍して人気者になる話
ポロリもあるよ

714 名前:名無しの玉兎さん[] 投稿日:2013/07/17(火) 17:48:39 ID:yrhm-wt
映 画 化 決 定

712 名前:名無しの玉兎さん[] 投稿日:2013/07/17(火) 17:50:55 ID:newReisn
君は何を言っているんだ

――――――――――――――

鈴仙「あははっ…何このやりとり」

特に情報も得ようと思わず、適当にネットサーフを楽しむ鈴仙。
時には皆の情報に耳を傾けたり、時には愚痴を発信してみたり…。
交渉力向上には余り向かないのかもしれないが、それでも楽しく皆と交流をして、
一時のストレス発散を行えた鈴仙だった。

*鈴仙の最大ガッツが+10されました。 840→850

686 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/08/27(火) 22:51:25 ID:L5OjiIfg
〜7月3週・自由行動フェイズA〜

鈴仙「う〜ん! 思いっきり休んだらスッキリしたわね。 嫌な事もなんとかなるかも!
って気分になるから不思議だわ…。 さ、何をしようかなっ♪」

現在の能力値
選手   ド  パ  シ   タ  カ   ブ  せ  総   高/低 
鈴仙  47  48  49  45  45  42  45  321  2  2 

最大ガッツ:840
現在のおこづかい:6970
永琳印象値:25
人気:35
狂気度:27
所持アイテム:伝説の眼鏡(使用するとセーブ力+1、使いたい人に手渡す必要アリ)、焼き芋無料券(妖怪の山焼き芋屋で使用可)、
初心者用サッカーブック(名無しウサギの能力がランダムで+1×2される、一回限り、使いたい人に手渡す必要アリ)
オフェンス解説書(攻撃系(ドリブル・パス・シュート)練習時、判定に+! dice/2される。2回まで使用可)

A:永遠亭に居る(さらに分岐)
  主に永遠亭に居るチームメイトと交流をします。
  評価値を上げたり特別なイベントを起こしたりできます。
B:外出する(さらに分岐)
  買い物をしたり、永遠亭に居ないチームメイトや、
  その他の幻想郷の住人と交流できるチャンスがあります。
C:気晴らしに玉兎通信でもしてみる。(さらに判定)
  ランダムで、色々な情報が入ります。運が良ければ必殺技フラグも入手できるかも…
D:狂気度を使用する(さらに分岐)
  貯めた狂気度をスキルなどに替えることができます。この行動では時間が経過しません。
×:アイテムを使用する
  所持しているアイテムを使用します。この行動では時間が経過しません。(現在ここで使用可のアイテム:なし)

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

687 :森崎名無しさん:2013/08/27(火) 22:53:53 ID:sv+u+gAU
B
偵察で。

688 :森崎名無しさん:2013/08/27(火) 22:56:24 ID:A/1sVt8E


689 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/08/27(火) 22:57:56 ID:L5OjiIfg
B:外出する(さらに分岐)

鈴仙「お小遣いも入ったし、偵察のお仕事もあるし、パチュリーさんのお勉強会もあるし…。
外に出るには事欠かないけれど。 ―――何をしようかしら?」

A:人里
B:霧の湖
C:紅魔館
D:冥界
E:迷いの竹林付近
F:太陽の畑
G:妖怪の山
H:地底
I:命蓮寺
J:香霖堂
K:魔法の森
L:博麗神社
M:無縁塚

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

690 :森崎名無しさん:2013/08/27(火) 23:03:36 ID:KYLFYkNU
G

691 :森崎名無しさん:2013/08/27(火) 23:04:45 ID:yEb+4aIY
G

692 :森崎名無しさん:2013/08/27(火) 23:04:52 ID:sv+u+gAU
G

693 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/08/27(火) 23:15:55 ID:L5OjiIfg
G:妖怪の山

鈴仙「さて……。 妖怪の山に来たは良いけれど。 妖怪の山FCって、
ドコで練習をしてるのかしら…? やっぱりスタジアム、かなあ……?」

A:河童の集落へ行ってみよう。
B:妖怪の山モリヤスタジアムへ行ってみよう。
C:間欠泉地下センターへ行ってみよう。
D:守矢神社へ行ってみよう。
E:とりあえず登山してみよう。(探索判定へ)
F:秋姉妹の焼き芋屋に行ってみよう。
G:その他 自由選択肢

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

694 :森崎名無しさん:2013/08/27(火) 23:19:33 ID:sv+u+gAU
B

695 :森崎名無しさん:2013/08/27(火) 23:19:53 ID:yEb+4aIY
F 回り道になるかもしれないけど、確実かな

696 :森崎名無しさん:2013/08/27(火) 23:20:17 ID:TVmzonWY
B

697 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/08/27(火) 23:25:53 ID:L5OjiIfg
Bが選ばれた所で、今日の更新はここまでにしようと思います。
>>674
作者の記憶だったら、鈴仙はこのバイトで500円しか貰って無かった気がしますね…。
>>675
ダイスが1でクラブA…これは酷い緩み具合ですねw
ウサギH「鈴仙さまはもう、私が居なくても大丈夫ですね……」(フラグ)

それでは、皆さま、本日もお疲れさまでした。

698 :森崎名無しさん:2013/08/28(水) 12:46:00 ID:???
東方サッカー2なんて無かった

699 :& ◆bKGLVse38s :2013/08/28(水) 21:20:16 ID:???
すみません、今日も付き合いでアルコールが入ってしまいましたので、
更新をお休みさせて頂きます。
その代わり明日が休暇ですので、比較的沢山更新出来ると思います。

700 :& ◆bKGLVse38s :2013/08/28(水) 21:22:23 ID:???
あれっ、表記が色々おかしいですね…。
>>699は私です!
失礼致しました。

701 :& ◆bKGLVse38s :2013/08/29(木) 07:41:12 ID:???
あれっ、表記が色々おかしいですね…。
>>699は私です!
失礼致しました。

702 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/08/29(木) 10:16:35 ID:NPmDaaqA
こんにちは。今日は休暇のため、早々に更新を始めていきますが…。
>>699-701の名前欄&トリップがおかしいままでしたね(汗)
携帯で書き込みしたことは何度かあったのですが、こんな表記になるのは初めてだったもので…。
ご迷惑をおかけしました。
>>698
え?東方サッカー2って謎の美少女トヨチャーンが主役のアレですよね?(すっとぼけ)
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
B:妖怪の山モリヤスタジアムへ行ってみよう。

鈴仙「(うーん、とりあえずスタジアムに行ってみましょうか。
運が良ければ練習試合でもしてるかもしんないし…運が悪くても、守矢神社の人とかがいたりするかも)」

鈴仙は少しだけ空を飛び、豪華絢爛なスタジアムの入り口へと向かう。
そこには一枚の張り紙が貼っており。その内容は……?

先着1名様で、

★スタジアムの張り紙→! card★

書き込んでください。マークで分岐します。

ダイヤ→妖怪の山FC対守矢みらくるずの練習試合が今からあるようだ!
ハート→妖怪の山FCが合同練習をしているようだ!
スペード→本日休業とあるが…中で誰かが練習しているようだ!
クラブ→守矢みらくるずが非公開練習をしているようだ…。
JOKER→妖怪の山FCのようなチームと、守矢みらくるずみたいなチームが試合をしているようだが…?

703 :森崎名無しさん:2013/08/29(木) 10:23:18 ID:???
★スタジアムの張り紙→ スペード5

704 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/08/29(木) 11:06:17 ID:NPmDaaqA
★スタジアムの張り紙→ スペード5 ★
スペード→本日休業とあるが…中で誰かが練習しているようだ!

鈴仙「むむ……今日は特に何もやっていないのね」

張り紙には、「本日の催しものはありません」の文字。
当てが外れちゃったな、と思う鈴仙だったが……。

??「行けー! そこだー!!」

??「もっとだー! もっと走れー!!」

鈴仙「! ……この声は。 どうやら、中で誰かが自由に練習をしてるみたいね!
妖怪の山FCか、守矢みらくるずか。 そこら辺はちょっと良く分からないけれど。
何らかの手掛かりは得られそうかも!」

特に守衛やスタッフも見当たらないスタジアムの門をそのままくぐり、
鈴仙は観客席へと向かう。そこからこっそりとフィールドの様子を観察すると、
予測通り、妖怪の山に縁の深いチームメンバーの数名が自主練を行っているようだった。
その選手は……?

705 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/08/29(木) 11:07:36 ID:NPmDaaqA
先着1名様で、

★自主練習をしているのは…?→! card★

書き込んでください。マークで分岐します。

ダイヤ→妖怪の山の三天狗、射命丸と椛とはたての3人だ!
ハート→妖怪の山FCの三柱神+1、雛と秋姉妹とにとりの4人だ!
スペード→反町と穣子が仲良く(殺意)練習をしていた。(絶望)
クラブ→早苗と神奈子の2人が自主練に励んでいるようだ!諏訪子様はアイス食いながら応援中だ!
クラブA→沢田「もっと走れるよー! 行けるよー!!(僕は幸せ、僕は幸せ……!)」
      タケシが自己暗示しながらフィールドを整備しているぞ!
JOKER→反町が一人で練習をしているようだが…何だか様子がおかしいぞ!?

706 :森崎名無しさん:2013/08/29(木) 11:08:14 ID:???
★自主練習をしているのは…?→ クラブJ

707 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/08/29(木) 12:02:09 ID:NPmDaaqA
★自主練習をしているのは…?→ クラブJ ★
クラブ→早苗と神奈子の2人が自主練に励んでいるようだ!諏訪子様はアイス食いながら応援中だ!

鈴仙「……あれは。 守矢神社の神様達ね」

フィールドでひたすら走りまわっている二人の少女(重要)。
その一人は以前にバーで会話を交わしたり、返り討ちにされたりと
色々縁も深い(?)守矢神社の風祝である東風谷早苗。

そしてもう一人は、その守矢神社にて祭られる神の一柱にして、
遠く永遠亭にまでその名を轟かす軍神である八坂神奈子。
二人の猛特訓は熾烈を極めており、遠巻きに観察する鈴仙にも
その熱気は伝わってくる。

早苗「――行きます、神奈子様!」

神奈子「さあこいっ、早苗!! お前の努力の結果、見せて貰うぞ!」

諏訪子(ベンチ)「(あーう。 ホントに熱血だねぇ、二人とも……)」ペロペロ

鈴仙「(早苗のドリブル突破に……八坂様がタックルで応酬するという場面みたい。
本当は妖怪の山FCの選手を見たかったけれど――この二人の実力を
確認出来るというのは大きなチャンス!! 特に師匠が要注意人物とまで評価した、
八坂様の、その実力―――一部とは言え、見せて貰うわ!!)」

708 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/08/29(木) 12:04:21 ID:NPmDaaqA
巧みにボールを操る早苗に対して、轟音を上げながら激しいタックルを繰り出す神奈子。
この二人の勝負は……。

先着1名様で、

★早苗→ドリブル 47 +(! card)+(! dice + ! dice)=
 神奈子→タックル 49 +(! card)+(! dice + ! dice)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→早苗が見事に神奈子を抜き去る!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球になり、引き分ける。
≦−2→神奈子様が遠慮なくボールを奪う!

【補足・補正・備考】
早苗のマークがダイヤ・ハートで「グレイソーマタージ(+4)」が発動します。
早苗のマークがスペードで「やや華麗なドリブル(+2)」が発動します。
早苗はスキル・奇跡を起こす程度の能力により、カードで7が出た場合数値を15にします。
神奈子のマークがダイヤ・ハートで「グラウンドサーペント(+3、吹飛2)」が発動します。

709 :森崎名無しさん:2013/08/29(木) 12:06:19 ID:???
★早苗→ドリブル 47 +(! card)+( 3 + 1 )=
 神奈子→タックル 49 +(! card)+( 3 + 1 )=★

710 :森崎名無しさん:2013/08/29(木) 12:08:09 ID:???
★早苗→ドリブル 47 +( クラブ9 )+( 3 + 1 )=
 神奈子→タックル 49 +( クラブ8 )+( 6 + 4 )=★


711 :森崎名無しさん:2013/08/29(木) 15:30:01 ID:???
クラブ活動

712 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/08/29(木) 16:20:32 ID:NPmDaaqA
すみません、折角だからと本編を見返してたりしてたら何時の間にかこんな時間に…
時間の流れって早いですね(汗)
>>711
試合とかだったら反則でしたね。一応今回は練習ですので、反則なしで行こうと思います。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
★早苗→ドリブル 47 +( クラブ9 )+( 3 + 1 )=51
 神奈子→タックル 49 +( クラブ8 )+( 6 + 4 )=59★
≦−2→神奈子様が遠慮なくボールを奪う!
*練習シーンであるため、早苗、神奈子に反則・負傷等は発生しません。

タタタッ!!

まるでそのまま走っているかの如く、軽快な直線ドリブルを仕掛ける早苗。
その実力は永琳やパスカル等の一線級の選手と比較すればともかくも、やはり高く。
神奈子が生半可なDFであり、一対一であるというならば容易に突破出来るのでは?
……そう鈴仙が思うに足るプレイではあったが。

神奈子「甘いね早苗! その程度で神に勝とうなど……」

ズッガアアアアアアアアアア……!!!

          バッギイイイイイイイイイイイイ!!!

神奈子「百年早いわッ!!」

早苗「………ッ!!」

雷鳴が落ちたかのような激しい音を立てながら、神奈子は強烈なスライディングタックルでボールを奪い取る。
それは反則一歩手前のようにも見えたが―――彼女にはそれを恐れる様子は全く見当たらない。
自らの実力に対しての傲慢までな程の自信。それが鈴仙にも見て取れた。

713 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/08/29(木) 16:22:09 ID:NPmDaaqA
鈴仙「(―――う、うわあ……ホント容赦ない性格なのね、あの神様……。
というか。やっぱり凄い実力の持ち主ね。 
これじゃあ、人数を掛けられたら師匠でも突破は厳しいかも……)」

観客席から見えないように、兎耳を頭で抑えつけながら(一旦外すという選択肢はない)、
身をかがめつつ観察する鈴仙は。早苗の高水準なドリブルと、神奈子のタックルの強さに
内心ビクビク震えつつ、これからの行動を考える。

鈴仙「(それより。 これからどうしようかな? このままこっそり練習風景を観察するか。
それともよそを当たってみるか…。 こっそり見学するのも、相手の隠し玉とかが分かって良いかもだけど、
バレたら怒られちゃうかもしんないし。 ただ、よそを当たっても結局無駄足になっちゃう可能性も高いでしょうから
難しい所だけど―――?)」

A:このまま観察を続ける。
B:もう帰って別を当たってみる(どの選手に会えるか、練習しているかは判定になります。)
C:その他 自由選択枠

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

714 :森崎名無しさん:2013/08/29(木) 16:23:28 ID:sVuiO/Bk
B

715 :森崎名無しさん:2013/08/29(木) 16:26:54 ID:jo91NCog


716 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/08/29(木) 16:54:14 ID:NPmDaaqA
B:もう帰って別を当たってみる(どの選手に会えるか、練習しているかは判定になります。)

鈴仙「(まあ、でも本当の目標は妖怪の山FCだし。 後回しにして、
後になって用事が入って行けませんでした〜は社会人(?)として相応しくないもの)」

大人な鈴仙は、いつやるの? 今でしょ!と言った感じで決心して、
こっそりと妖怪の山モリヤスタジアムを去る。
鈴仙の存在に気付かない早苗達は、シュートやパス、更には諏訪子を交えての
コンビプレイ練習にも取り組んでいたのだが……―――そんな事は今の鈴仙には
どうでもよかったのである。

鈴仙「(うん。 こうなったら決め打ちせずに、山の色んな場所を手広く周りましょう!)」

鈴仙はそうして空を飛びながら、知った顔が居ないか探索を始める。そして―――。

先着1名様で、

★選手を探索→! card★

書き込んでください。マークで分岐します。

ダイヤ7以上→山の中腹で練習しているはたてと椛を見つけたぞ!
ダイヤA〜6→山の中腹で雑談?している射命丸とはたてを見つけたぞ!
ハート7以上→川のほとりで練習しているにとりと雛を見つけたぞ!
ハートA〜6→玄武の沢で作業をしているにとりを見つけたぞ!
スペード7以上→何となく秋姉妹の焼き芋屋に寄ってみた。
スペードA〜6・クラブ→誰も見つからなかったので、そそくさと永遠亭に帰った。
クラブA→人里への道で陵辱をしているゆうk…謎の向日葵仮面を見つけたぞ!
JOKER・ダイヤK→モリヤスタジアムに入って来る、謎の少年少女達を目撃!

717 :森崎名無しさん:2013/08/29(木) 16:56:56 ID:???
★選手を探索→ ハートK

718 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/08/29(木) 17:37:56 ID:NPmDaaqA
★選手を探索→ ハートK ★
ハート7以上→川のほとりで練習しているにとりと雛を見つけたぞ!

鈴仙「……あら、あれは」

河童達の暮らすという玄武の沢にまで飛行した鈴仙は、
そこで得意げに笑う一人の河童と、その友人(?)であろう厄神が
ノンビリ練習している風景を見かける。

雛「本当にいいの? にとり?」

にとり「もちろん! 折角、練習に付き合って貰ってるワケだしね。
それに……(アンタの開発した『インスタント雛人形』のマージン、美味しく御馳走になってるしねぇ…ひひひ)」

雛「それに?」

にとり「ひゅいっ! な、何でもないよっ!!」

雛「そう…良かった(にとりは良い子ね…こんな私にもこうして優しく接してくれるなんて。
にとり……ずっと友達でいようね!)」

にとり「うぐっ! ………そ、そだねー(ざ…罪悪感なんてないよ! 私にとっちゃあこいつなんて金づるなんだからねっ!
サッカー用秘密兵器の開発と、その開発費の支払いさえ終われば、こいつなんか……!)」

雛「――それじゃあ、一対一の練習だったわね! 行かせて貰うわ…!」

タッ!!

親しげ?な雰囲気の中、にとりと雛の練習が始まったようだ。
GKが本職であるにとりは、一対一の動きの練習を行っているらしい。
鈴仙は近くの草むらに入って、念の為狂気の瞳で気配と姿を消して、
(さっきもやっとけよ…と言ってはいけない)彼女達の練習を見学する。

719 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/08/29(木) 17:42:23 ID:NPmDaaqA
にとり「だけど――一対一で私にゃあ勝てんよ! 水符…『ウォーターカーペット』!!」

先着2名様で、

★雛の選択→! card ダイヤかハートならドリブル、スペードかクラブならシュート
 にとりの選択→! card ダイヤかハートならドリブルに備える、スペードかクラブならシュートに備える★
★雛 ドリブル/シュート 43/40 (! card)(! dice + ! dice) =
 にとり ウォーターカーペット 48+(! card)(! dice + ! dice) =★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→雛が大勝利!
=1〜−1→ボールはこぼれ球に。
≦−2→にとりが泳ぐようにボールを抑える!

読みが一致すればGKに+2の補正、読みが不一致ならGKに−2の補正です。

【補足・補正・備考】
雛のマークがクラブで「厄神様の通り道(1/4でドリブル+3、クラブAで強制成功)」が発動します。
雛のスキル・呪いの雛人形により、負傷率が一段階アップしています。
雛のスキル・悲劇の流し雛は試合中でないので発動しません。

720 :森崎名無しさん:2013/08/29(木) 17:44:41 ID:???
★雛 ドリブル/シュート 43/40 ( クラブ10 )( 2 + 5 ) =
 にとり ウォーターカーペット 48+( クラブ6 )( 3 + 1 ) =★

721 :森崎名無しさん:2013/08/29(木) 17:49:57 ID:???
★雛の選択→ クラブ4  ダイヤかハートならドリブル、スペードかクラブならシュート
 にとりの選択→ ハートQ  ダイヤかハートならドリブルに備える、スペードかクラブならシュートに備える★

722 :森崎名無しさん:2013/08/29(木) 17:51:20 ID:???
★雛 ドリブル/シュート 43/40 ( ハート8 )( 5 + 4 ) =
 にとり ウォーターカーペット 48+( ハート9 )( 1 + 1 ) =★

723 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/08/29(木) 18:59:37 ID:NPmDaaqA
★雛の選択→ クラブ4  クラブならシュート
 にとりの選択→ ハートQ  ハートならドリブルに備える★
★雛 ドリブル/シュート 43/40 ( ハート8 )( 5 + 4 ) =49
 にとり ウォーターカーペット 48+( ハート9 )( 1 + 1 ) +(読み外し-2)=48★
=1→ボールはこぼれ球に。

雛「(ここは厄を一杯にしたドリブルが有利でしょうけど、接触プレイはにとりを傷つけてしまうかも。
――友達に酷い目は合わせられない!)ええいっ!」

にとり「(言っちゃあ悪いが、雛はドリブルで来た時の方が危険だ! その半面シュートは大した事がないから、
ドリブルに備えるとするか!)」

雛の気遣いとにとりの打算(……と、油断)が互いにぶつかり合う。

鈴仙「(――む!? 雛さんの周囲の波長が……!?)」

その時鈴仙は気づいた。雛を中心とした周囲の空気の発する波長の変化に。
中立中道に見えたその空気が、地面が、サッカーボールが。
すべてがまるでにとりへの悪意を持ったかのように襲いかかる。その結果か、油断が高じただけか―――。

にとり「――って、シュートか! でも余裕だよ……って」

バッ! …ガシイッ!! ―――ポロン

にとり「……あらら」

雛「――やっぱり、厄いかも…」

思いっきり、ボールをファンブルしてしまうにとり。彼女もまた、彼女の発する厄の被害者だったのかもしれない。

にとり「(……というか、私が日向さんの手下になったりふっ飛ばされまくったりしたのって、
コイツとつるんでるのが原因なんじゃあ…?)」

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