キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【魅せろ姫様】鈴仙奮闘記9【カリスマセーブ】

1 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/09/01(日) 18:28:45 ID:???
このスレは、キャプテン森崎のスピンアウト作品で、
東方Project(東方サッカー)とのクロスオーバー作品です。

内容は、東方永夜抄の5ボス、鈴仙・優曇華院・イナバがサッカーで師匠を超えるために努力する物語です。
また、ストーリーやカードの展開次第で、いくつかのキャプテン森崎のキャラクターも、
それぞれの思惑を持ちながら、幻想郷の住人との交流を通じてサッカーを極めていくことになるでしょう。

他の森崎板でのスレと被っている要素や、それぞれの原作無視・原作崩壊を起こしている表現。
その他にも誤字脱字や稚拙な状況描写等が多数あるかと思いますが、お目こぼし頂ければ幸いです。

☆前スレ☆

【行く風に】鈴仙奮闘記8【夏を知る】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1375885663/

☆攻略ページ(キャプテン森崎まとめ@Wiki内)☆

http://www32.atwiki.jp/morosaki/pages/104.html

(※このスレの目標や今後の予定、ゲーム進行の流れなどが分かります。
  過去ログもありますので、初めて来て下さった方は、一読すればより楽しめると思います!)

☆あらすじ☆
ある日突然幻想郷にやって来た外来人、アラン・パスカルと中山政男との出会いにより、
師匠、八意永琳に並ぶ選手になると決心した鈴仙・優曇華院・イナバ。

温泉に入ったり、迷子になったり、卓球をやったり、覗いたり、宴会をしたり、魔法使いになるなど
2泊3日の旅行を大いに楽しんだ鈴仙および永遠亭ルナティックスご一行!
しばしの休息を終えた彼らは、再び自己鍛錬の日々へと戻って行く。
そんな中、天狗に河童に神様率いる妖怪の山FCと練習試合を行う事が決定される。
試合に備え、偵察や訓練に努める鈴仙は、ふらの中学との脳内練習試合を通じて新たな力を得ようと画策。
チームワーク抜群()の彼らに、鈴仙達はどう対抗するのだろうか……!?

577 :森崎名無しさん:2013/09/12(木) 21:40:23 ID:SF+x54xQ
DB

578 :森崎名無しさん:2013/09/12(木) 21:41:23 ID:???
DB(ドラゴンボール)

579 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/09/12(木) 21:49:57 ID:q4uAjdvU
DB
→鈴仙はタックル、中山はパス

鈴仙「それじゃあ、今日は私はタックルを。 そして中山さんはパスをしましょう。
それで、互いのプレーについて批評し合う――って感じの練習にしない?」

中山「確かに、俺はタックルが得意で、鈴仙さんはパスが得意だからな。
それは良い練習になるかもしれん。 やってみるか」

鈴仙と中山は互いのプレーについて感想や批評を言いあいながら、それぞれの技術を高めていった。

先着2名様で、

★鈴仙のタックル練習→! card★
★中山のパス練習→! card★

と書き込んでください。数値・マークで分岐します。

〜鈴仙の結果表〜
JOKER→+2&必殺フラグ習得!(フラグがある場合は回収)
7〜13→+1!
1〜6→効果が無かった。

〜中山の結果表〜
JOKER→+2&必殺フラグ習得!(フラグがある場合は回収)
13→+2!
2〜12→+1!
1→効果が無かった。

580 :森崎名無しさん:2013/09/12(木) 21:50:23 ID:???
★鈴仙のタックル練習→ スペードQ

581 :森崎名無しさん:2013/09/12(木) 21:52:17 ID:???
★中山のパス練習→ スペードA

582 :森崎名無しさん:2013/09/12(木) 21:55:48 ID:???
ピンポイントに来たな

583 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/09/12(木) 22:05:53 ID:q4uAjdvU
★鈴仙のタックル練習→ スペードQ ★
→鈴仙のタックル+1!
★中山のパス練習→ スペードA ★
→効果が無かった…

鈴仙「でえええいい!!」

ズザアアアアアアアアッ!!

中山「駄目だ鈴仙さん! それじゃあまだ動きが軽いっ! 折角やっている事は間違っていないんだ。
もっとスピードか、パワーか…。 そこを練習で鍛えていこう!」

鈴仙「う…うんっ!」

中山から、自分のタックルテクニックを向上させるにはどうすべきかを学んだ鈴仙は、
数少ない練習時間を効率的に使う事に成功し、その結果タックルの技術を上昇させるが…。

中山「はっ! はっ!」

バシュッ! コーン! バシュッ! コーン! バシュッ! コーン!

鈴仙「う…うん。 上手いと思った…(中山さん、プレーの精度は元々良いからなぁ…。
どっちかというと実戦での勝負カンを思い出したい中山さんにとっては、この練習法は余り良くなかったかも……)」

鈴仙は中山に上手くアドバイスをして上げる事が出来ず。(仕方の無い要素が強かったのだが)
鈴仙はなんだか中山に対して非常に申し訳なく思ってしまうのだった…。

*鈴仙のタックルが+1されました。
*中山の評価値がほんの少し上がりました。

584 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/09/12(木) 22:08:43 ID:q4uAjdvU
〜コーチング〜

永琳「――今日は中山君の調子が悪いみたいね…」

パスカル「ま…まあ。 ナカヤマだって人間だからな。 上手くいかない事だってあるさ」

先着2名様で、
★永琳のコーチング対象→! card
 永琳のコーチング内容→! card★
★パスカルのコーチング対象→! card
 パスカルのコーチング内容→! card★

と書き込んでください。

○○のコーチング対象のカードの数値が…
JOKER→ウサギ全員(補欠ウサギ(F・G)含む)
K→慧音
Q→てゐ
J→佳歩
8・9・10→ウサギE
6・7→ウサギB
4・5→ウサギC
1・2・3→ウサギD

○○のコーチング内容のカードのマークが…
ダイヤ奇数/偶数→ドリブル+1/パス+1
ハート奇数/偶数→シュート+1/タックル+1
スペード奇数/偶数→パスカット+1/ブロック+1
クラブ奇数/偶数→せりあい+1/最大ガッツ+10
クラブA→効果が無かった…
JOKER→全能力+1

585 :森崎名無しさん:2013/09/12(木) 22:09:44 ID:???
★永琳のコーチング対象→ ダイヤ10
 永琳のコーチング内容→ スペード6

586 :森崎名無しさん:2013/09/12(木) 22:09:48 ID:???
★永琳のコーチング対象→ ダイヤ2
 永琳のコーチング内容→ スペード5

587 :森崎名無しさん:2013/09/12(木) 22:10:21 ID:???
★パスカルのコーチング対象→ ダイヤJ
 パスカルのコーチング内容→ ダイヤ6

588 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/09/12(木) 22:58:52 ID:???
★永琳のコーチング対象→ ダイヤ10
 永琳のコーチング内容→ スペード6 ★
→ウサギEのブロック+1!
★パスカルのコーチング対象→ ダイヤJ
 パスカルのコーチング内容→ ダイヤ6 ★
→佳歩のパス+1!
永琳「(明日は試合となると…少しでも輝夜にボールが届かないようにするのが先決ね)ウサギE」

ウサギE「はい、お師匠様」

永琳に呼びとめられて返答をするウサギE。その声は、元々大人びていた彼女ではあるが…非常に落ち着いた様子であり。
てゐよりもほんの少しだけ高い背丈も相まって、既に一人前の妖怪であるかのようにも見えた。

永琳「――貴女、明日の試合ではスタメンよ。 …ただし、私は貴女には『ブロッカー』としての役目を期待するわ」

ウサギE「……はい(どんな役割でも良い。 今の私に出来る事は、ただがむしゃらに自分の役目を果たす事…!)」

ウサギEは本来、名無しウサギにしては高い体力とせりあい強さで、マンマークに長けたSBを目指している選手である。
そして、その目標は今現在も変わっては居ないが…彼女はそれ以上に現実を良く見ている。
今は、兎に角多くの出番を得る為、努力をする事。 それを彼女は強く理解していた。なぜなら…

ウサギD「(Eちゃぁん…。 寂しいよぉ……)」

ウサギE「(――Dちゃん。私はきっと強くなる。 だけど…私は、貴女にも強くなってほしいの…!)」

いままで、一緒に強くなって来た筈のウサギD。彼女は未だ、佳歩のように確固とした選手像も持たず、
ウサギBのように柔軟で高水準な能力も持たない。 もしも彼女が、このまま埋もれて行くとなると…。

ウサギE「(Dちゃん…待っててね。 いつか必ず、迎えに行くから)」

ウサギEは、心の底で強く決意する。いつか必ず、再びウサギDと大舞台に立つのだと。
そしてそのために、まず自分が強くなり…そして、ウサギDと共に強くなっていくのだと。

589 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/09/12(木) 22:59:52 ID:???
そして、ウサギEがシリアスな決意を固めている間にも練習は進む。
永遠亭に隣接するサッカーコートでは、先週と同じく実戦練習が取り行われていたのだが…

佳歩「え…(えっとここは前のパスカルさんかそれとも後ろのDちゃんか大きくサイドの妹紅さんか
それとも姫様かうんとえっと分からないよ助けて鈴仙さまてゐさまお師匠さま)えええいい!?」

バシュッ! 

ウサギC「ふんぬらばっ!」

バッ…  ――バチイイイッ!!

佳歩「あ…また取られた……!?」

佳歩はこの練習、前回にも引き続いて絶不調。特に持ち前の考えすぎ病が酷く、
キック精度だけでなく高度なタイミングと位置取りが必要なパスにおいて、必要以上にファンブルを繰り返す。

佳歩「(あああ…もうだめだよ。 今日の練習できっと皆私に見切りを付けて、
明日の試合もきっとスタベン…ううん、きっと私のダメさが移るからって自宅謹慎だよ!
もう…ゴールしてもいいですか……? 鈴仙さま……?)」

佳歩の考えグセは、彼女自身が前向きな状態の時等は非常に良く機能するのだが…。
一度ネガティブになってしまったら、泥沼にはまって中々抜け出せないというのは非常に大きな欠点である。
他のチームメイトやウサギ達も慰めてはくれたのだが、この状態ではまさに馬耳東風。(兎だけど)
ずーんと真っ黒いオーラを発しながら、トボトボと永遠亭に戻ろうとしたその時。

パスカル「――よう、調子が悪そうだな、カホ?」

佳歩「(うぐぐぐぅ…いじめ!? これいじめ!?)そ――そんなことないです!!」

590 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/09/12(木) 23:03:35 ID:???

様子を見ていたパスカルが佳歩に声を掛ける。
パスカルの事を内心微妙にライバル視している佳歩は、その言葉にあまり良い印象を抱かず、
余計に心を擦りきらせるのだが…。

パスカル「……考えすぎは良く分かるぜ。 だから――ちょっと話でもしようじゃないか。
ボールでも蹴りながら」

佳歩「……むう。 何かの陰謀ですか……?」

パスカルは、当然ながら純粋な善意での声掛けであり、提案のつもりである。
それでも意固地になっている佳歩はそれをすぐには受け入れようとはしないのだが……。

パスカル「自分の感情に正直になって、それのみに耳を傾けるべきだぜ、カホ?
本当は、もっと練習したくてたまらないだろうに。 さっきのモヤモヤを吹き飛ばしてから帰りたいだろうに」

佳歩「……その、最初の言葉。 鈴仙さまにも言われた……」

パスカル「――分かるんだよな…なんか。 多分レイセンも同じ感じで言ったんだろうけどさ。
俺もレイセンも、そしてカホも。 結構考えすぎる癖があると思うんだ」

佳歩「……はい」

次第にパスカルの言葉を受け入れる佳歩。何だか少しずつ、彼の姿が大好きな鈴仙に見えてきたような気がした。

591 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/09/12(木) 23:04:52 ID:???

パスカル「……考えないってのは難しいが、気を紛らわせるくらいなら出来る。
――だからちょっとそこで、気を落ち着かせれば良いんじゃないか? 
それなら、一気に天才級に、とは言わずとも…少しはマシになるさ」

佳歩は……そんなパスカルの話を聞いて頷かざるを得なかった。

佳歩「……パスカルさんも、鈴仙様と…私達と…同じ?」

パスカル「――同じとは言えるか微妙だが…。  それでも俺は、エイリンさんよりはずっと『そっち側』の選手だと思ってるよ」

パスカルはそっと呟くと、

パスカル「さて、それじゃあパス練習だ! 俺も最近コーチングで鈍ってそうだったんだよなー」

佳歩「はっ……はい!(パスカルさん。 わたしを自分の練習に付き合わせたかっただけじゃないよね…?)」

今まで、雲の上の選手だと思っていたパスカルも、自分と同じような悩みや癖を抱えているのだ。
それを知ることが出来た佳歩は、この後の軽いパス練習で想像以上の成果を出す事が出来たし、
何よりも、パスカルに対して、(上手く言いくるめられたのではという疑念はあれど)
心を多少なりとも通わせる事ができたという実感を持てたのだった。

*ウサギEのブロックが+1されました。
*佳歩のパスが+1されました。

592 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/09/12(木) 23:08:26 ID:???
―――と、いったところで少々短いですが、本日の更新はここまでにします。
>>578
○ジータ「早くJOKERを出せーーーっ! 間に合わなくなってもしらんぞーーーーー!!!」
……彼らは流石に判定でも出なさそうかもです(汗)モブの酒屋さんの性格がこんなんな可能性は大ですがw
>>582
うーん、これはきついですね…。懲りずに再チャレンジして頂ければと思います!

それでは、皆さま、本日もお疲れさまでした。

593 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/09/13(金) 20:27:59 ID:???
こんばんは、今日も更新をしていきます!
――――――――――――――――――
〜8月1週・定期イベントフェイズ〜
【対決! 永遠亭ルナティックスVS妖怪の山FC! 天狗と神と河童と毒と】
−妖怪の山・モリヤスタジアム−

実況「さあ今日も始まりました! 全幻想郷選抜大会に向けての調整試合、
対戦カードは永遠亭ルナティックス対妖怪の山FC!!
どちらも本大会での強豪チームの一つと名指しされており、非常に多くのファンが居るこの試合!
果たして勝つのはどっちか〜〜〜!!??」

観客「ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!」
「射命丸ー! 天狗として恥の無いプレーを見せろよー!」「椛ー! 俺だー! もみもみさせてくれー!」
「はたてちゃんカワイー!!」「雛様ー! キャー!!」「おいにとりー! 今日は調子に乗るなよー!?」
「えーりん! えーりん! 天才えーりん!」「カグヤ カグヤ カグヤ カグヤ」「ぅどんちゃーん…」

鈴仙「うーん…やっぱり相手チームのホームだからか、相手寄りの声援が多いわね
(なんか夢で見た姫様の応援団が、こっちにも居るんだけど…)」

妹紅「それを、今日の私等のプレーでひっくり返す訳だ。 いやぁ、面白そうだね!」

パスカル「モコウさんの言う通りだな。 この程度で腰が引けてちゃ、とてもプロではやってけないぜ?」

中山「(それに、噂に聞く東邦対明和東の試合はこれの万倍…いや、兆倍は酷いらしいしな……)」

早々に試合会場に入ったルナティックスメンバーは、今日の試合に詰めかける観客の数にいたく驚いていた。
人間達が訪れやすい人里サッカーコートよりは、観客数もある程度は減っているだろうと考えていたのだが…
山の大天狗当たりが動員を掛けたのか、観客席には天狗に河童、その他にも様々な種類の木端妖怪達が
わんさかと詰めかけていたのである。

594 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/09/13(金) 20:29:11 ID:???
ウサギC「何人くらい居るのかな〜?」

永琳「――そうね、この位だったら観客は…」

ウサギCの問いかけに、永琳はスッと目を細めて、観客の大体の数を予測しようとしていた。

ウサギD「そ、それだけでわかるんですか〜〜?」

永琳「ええ。 まあこの位はね」

驚くウサギ達を背景に、永琳は観客数の大体を優しく語りかける。その概数とは―――。

先着1名様で、

★今日は大入り?→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

ダイヤ→「大会の…決勝トーナメントクラスかも。 これは動員も大変だったでしょうね……」
ハート・スペード→「大会の予選位は居そうね。 そう言った意味でも丁度良い練習試合なんじゃないかしら?」
クラブ→「……まあ、それでも普通の練習試合程度、ってトコかしら?」
クラブA→「あれ全部ウドンゲの狂気の瞳を酷使して作って貰った幻影だから。 実際はゼロ人よ」鈴仙「ひい、ひい……」
JOKER→「ところで観客は全員、露鈴兎の全裸の瞳の効果で脱いで居るわ」みんな「ヒャッホーーー!!」

595 :森崎名無しさん:2013/09/13(金) 20:29:34 ID:???
★今日は大入り?→ スペード3

596 :森崎名無しさん:2013/09/13(金) 20:30:35 ID:???
クラブA悲しすぎるw

597 :森崎名無しさん:2013/09/13(金) 20:50:44 ID:???
>「カグヤ カグヤ カグヤ カグヤ」
現実入りしてるw

598 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/09/13(金) 21:31:00 ID:???
★今日は大入り?→ スペード3 ★
ハート・スペード→「大会の予選位は居そうね。 そう言った意味でも丁度良い練習試合なんじゃないかしら?」

永琳「ざっと、数百は居るわね……。 外界ならともかく、幻想郷では中々の数だわ」

ウサギB「そ、そんなに…!!」

佳歩「どどど、どーしようEちゃん!? 私達、まだお化粧してないよ!? あとドレスも!?」

ウサギE「――パーティじゃないわよ、佳歩ちゃん…?」

永琳の指し示す通り、この巨大なモリヤスタジアムを埋め尽くすには些か頼りない人数ではあるものの。
それでも賑わった印象を与えるには充分な数の妖怪達が、この試合を応援しに来ているようだった。

輝夜「(どんだけの数が居ようと関係ないわ! 皆一時間後にはえーりんに魅了されるに決まってるもの!)」

中山「(少しずつ、階段を登って来ている感覚はある。 後はそれが間違った道でないかを確かめるだけだ)」

慧音「(私の真価…この試合で見せなければ。 いつまでも人里の守護神止まりであってはならない)」

599 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/09/13(金) 21:32:33 ID:???
ルナティックスのメンバーが、これから始まる試合に思いを馳せながら控室へと進む一方…。
妖怪の山FCのメンバーも、これまでを振り返りながら、僅かの会話に華を咲かせていた。

射命丸「……はあ。 こりゃあやる前から胃が痛いわね。 なーにが『妖怪の山FC応援団』よ。
こんなの、『これだけ応援してやってるんだから、負けたらどうなるか分かってるな』…っていう脅しじゃない!」

椛「まあま、文様。 この試合に勝てば恩賞もあるんですから、どうか気を安らかに…
(負ければ減給だけど……)」

射命丸「お構いなく。 愚痴りながらも軽く2、3点は取っておきますから」

はたて「(文の奴…何だかんだ言って自信タップリじゃない!)」

ややおどけながらも、自身のプレーへの自信を隠そうとしない射命丸文。
……の、背中を追う姫海棠はたては、心の奥で悪態を吐く。
文とは決して仲が悪いとは言えないはたてではあったが、それでも彼女に対するライバル心は人一倍強く。
特に、サッカーにおいて自分では到底できないような活躍をする文の姿には、
新聞の発刊数以上の対抗心を燃やしているのであった。

はたて「(私だって…私だって強くなったんだもん!)」

600 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/09/13(金) 21:34:43 ID:vZjqYxNw
はたては自分の中で振り返る。これまでの自分の隠れた練習の成果を……。

はたて「(トップ下として。 私に必要とされていること――)」

先着1名様で、

★本当は先週の定期で入れる筈だった選手強化判定(泣)→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

ダイヤ・ハート→「パス精度の向上よ! トップ下として、私にはそれをする義務がある!」スキル・パス+2を入手!
スペード・クラブ→ダイヤ+「そして…文にも負けないドリブルも必要ね!」ダイヤで「高速ドリブル」が発動するように!
クラブA→「やっぱりトップ下と言ったらファンタジスタよね…!」ファンタジスタを習得…?
JOKER→はたて「私は……SGGKになるのよ!!」文「な…なんだってーーー!?」

*突然のテコ入れで不公平感があるかもですが…。
 本編3度目の練習試合である事、妖怪の山FCの実力はそんなに高くない事からお許しください。

601 :森崎名無しさん:2013/09/13(金) 21:36:02 ID:???
★本当は先週の定期で入れる筈だった選手強化判定(泣)→ ダイヤ7


602 :森崎名無しさん:2013/09/13(金) 21:36:47 ID:???
★本当は先週の定期で入れる筈だった選手強化 判定(泣)→ ダイヤ4

603 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/09/13(金) 22:03:52 ID:vZjqYxNw
★本当は先週の定期で入れる筈だった選手強化判定(泣)→ ダイヤ7 ★
ダイヤ・ハート→「パス精度の向上よ! トップ下として、私にはそれをする義務がある!」スキル・パス+2を入手!

はたて「(文のドリブルとシュートには…正直私じゃ敵わないわ……)」

はたての言う通り、射命丸文のドリブルはそれ一芸ではあるものの幻想郷でも最高水準であるし、
シュートも、それには及ばずとも…はたての使えるどのシュートよりも強力である。
長年引き籠っていた分、運動量でも劣るはたてが射命丸に勝とうと努力した部分。それがパスだった。

はたて「(地味地味って馬鹿にするならしなさい! 今日の試合もまた、アシストしまくってマンオブザマッチに
選ばれてやるんだから! そして、アイツの悔しさに歪む顔を花果子念報の一面記事にしてやるのよ……!)」

射命丸「(……はたてったら、こっち見てはキレ顔したり泣きそうになったりニヤついたり。
幾ら引きこもりだったとはいえ……このコミュ力の低さはどうにかならないのかしら……?)」

――ちなみに、ここまではたては無言。その気弱というか臆病と言うかチキンな彼女の姿に、
射命丸は大きな世話と思いつつも、一抹の不安を覚えていたのだった……。

*スキル・パス+2により、はたてのパスが+2されました。

604 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/09/13(金) 22:05:29 ID:???
そして、そんな仲良し3人組を後で追うのもまた、仲良し(?)3人組。
色々崖っぷちな秋姉妹と、その妹の彼氏である反町の姿だった。

穣子「ねぇ、ねぇ! 一樹君! この試合終わったら芋バー行こうよ!」

反町「ま、また芋ですか、穣子さん……(観客が見てるってのに腕をぎゅっと掴んで離さないなんて……恥ずかしい)」

静葉「ウフフ……ウフフ……あ〜あ、結局ヒトとして生まれた以上、格差社会なんだなぁ〜♪
平等なんて嘘っぱちなのよねぇ…ウフフ…」チャキッ

穣子と反町が相変わらずのノロケッ振りを発揮しているその背後で、
静葉はカッターナイフを腕に当てがいニコニコしている(当てるだけで一回も切ってない)何時もの光景。
前述の二人はともかく、後者の秋神様は本当に大丈夫なのかと観客席がざわつくのだが……。

静葉「(――この試合、絶対に負けられない。 ここで負ければ…穣子はともかくも……わたしは…)」

静葉の心の内は、極めて冷静であり、なおかつ――悲壮感に溢れる。
ここで負けてはいけない。これが最後のチャンスなのだとそう言い聞かせて、
彼女はここまで練習を積んできたのだ。

静葉「(ディフェンスに特化している穣子と違って、私は器用貧乏。 このままでは私は穣子を飛ばす為の
土台にしかならないもの。 私が飛んでも守れるように。 ――私が飛ぶから、決められるようにならなければ)」

605 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/09/13(金) 22:12:52 ID:vZjqYxNw
その終末的な思考の中に、未だ鋭く冷静な思考を持った彼女が重ねた努力の中身とは…。

先着1名様で、

★色々と崖っぷち静葉さん→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

ダイヤ→「(だから私はシュート力を高めた。 穣子ではない、私が決められるように)」
      スキル・シュート+3、高浮き玉+1を習得!
ハート・スペード→「(両方を鍛えたけれど…器用貧乏さが増しただけだったかも……)」
            スキル・シュート+2、タックル+2、パスカット+1を習得!
クラブ→「(だから私は守備を鍛えた。 穣子の代わりになれるように)」
      スキル・タックル+2、パスカット+2、ブロック+2を習得!
クラブA→「……貴方、今私を笑ったわね?」地獄の力(?)を入手! 様々な地獄的な技・スキルを習得!
JOKER→「うぐっ……あ、頭が……!?」「落葉ジャンプ」「落葉ターン」「落葉シュート」を習得し、
       「フォーリンパス」の威力アップ!しかも全能力+2でドリブル・パス・パスカットはさらに+3!

606 :森崎名無しさん:2013/09/13(金) 22:14:28 ID:???
★色々と崖っぷち静葉さん→ クラブ5

607 :森崎名無しさん:2013/09/13(金) 22:33:04 ID:???
>クラブA→「……貴方、今私を笑ったわね?」地獄の力(?)を入手! 様々な地獄的な技・スキルを習得!

○車「(この女、瞳の奥に闇が見える。俺と同じ地獄を見たか・・・・・)」吹き飛ぶ○車さんフラグ!w
○山「まさか、惚れたんじゃ・・・・・?俺たちは闇の住人だろ!!!」

608 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/09/13(金) 22:42:14 ID:vZjqYxNw
★色々と崖っぷち静葉さん→ クラブ5 ★
クラブ→「(だから私は守備を鍛えた。 穣子の代わりになれるように)」
      スキル・タックル+2、パスカット+2、ブロック+2を習得!

静葉「(このチームの攻め手は幾らでも居るけれど。その反面、攻め込まれるとGKのにとりか、
穣子のオータムスカイラブに頼らざるを得なくなっている…。 だから、この選択はチームとしての勝利にも適っている)」

元々はSH寄りの能力だった静葉は、この数カ月でプレースタイルを守備寄りに大きく改めた。
穣子の居るであろうCB、SBの位置と最も親和性が高いであろうボランチ…あるいはDFのプレースタイルを高め、
妖怪の山FCの守備力を高めつつ、自らの必要性を高める事を考えていた。

静葉「(けれど――それでもまだまだ付け焼刃。 天才には敵わないでしょうね…)
あ〜あ。無駄な努力って、お姉ちゃんの事を言うのよね、穣子っ♪」チャキッ♪

穣子「そ…そんな事ないよ、おねえちゃーん!?」

反町「(静葉さん……刃物をブンブン振り回さないでください。 というか穣子さんもそこに突っ込んでください……!)」

*静葉のタックル・パスカット・ブロックがそれぞれ+2されました。

609 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/09/13(金) 22:44:05 ID:???
――そしてその間に一人の名もなき烏天狗と二人の河童を挟み…しんがりを歩くのは、河城にとりと鍵山雛の二人である。
厄神とヒューガーの手先(誤解は解けつつあるが)というマイナスイメージから避けられやすい二人は、
何となく気まずそうに、しかし楽しくお喋りをしながら控室に向かっていた。

雛「――それで、結局新兵器は完成したの、にとり?」

にとり「うん。 もうバッチリだよ!」

グッ、とガッツポーズを組んで得意げに頷くにとりの姿は、
とても子供らしい様子で大変愛らしくも映るのだが……

にとり「(ヒヒヒ…テキ屋で色々ピンハネして来た甲斐があったよ)」

――彼女が金銭を得た理由は非常に褒められるべきものではなかったりする。
日向が幻想郷から去って暫く。彼女は悪い意味でも元気を取り戻し――つまり、調子に乗っていた。

雛「で、どんなのを作ったの? 私、気になるなぁ」

雛はたどたどしくも、友人らしい口調でにとりに話す。
厄神である自分にも「そんなオカルトありえまへん」と平等に接してくれるにとりに対して、
彼女は少なからず好意を抱いていた。(にとりは雛の作る流し雛を転売する為に接近していただけだが)

にとり「(そ…そんなキラキラした瞳で私を見つめないでくれぇっ!?)そ、それは……」

610 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/09/13(金) 22:45:08 ID:vZjqYxNw
そんな雛の様子に、にとりは勝手に良心の呵責に苛まれてたりしたのだが…
それでも、何とか話を切り出す。その内容は―――

先着1名様で、

★にとりの新兵器()→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

ダイヤ・ハート→「空中戦ならどんとござれ! 名付けて、戦機『飛べ! 三平ファイト』だ…!」
スペード・クラブ→「これで私の一対一は伊吹萃香も超えたね(ドヤァ)…名付けて、泡符『撃て! バブルドラゴン』だ…!」
JOKER・クラブA→メカニトリ「ガシャンガシャン ピー ボク メカジャナイヨ」雛「メカだー!?」ガビーン!?

611 :森崎名無しさん:2013/09/13(金) 22:46:30 ID:???
★にとりの新兵器()→ クラブ4

612 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/09/13(金) 23:29:40 ID:vZjqYxNw
★にとりの新兵器()→ クラブ4 ★
スペード・クラブ→「これで私の一対一は伊吹萃香も超えたね(ドヤァ)…名付けて、泡符『撃て! バブルドラゴン』だ…!」

にとり「じゃじゃじゃ〜ん」

と、今世紀最大のドヤ顔で、新作の兵器をお披露目するにとり。
その兵器は一見、どこにでも売っているようなおもちゃの水鉄砲に、パラボラアンテナを付けた、
まるで寺子屋の子ども作の夏休みの工作かのようにも見えるが――。

にとり「これを放つと……相手が暫くの間妖力のシャボンに包まれてしまい身動きが取れなくなる。
そこにこの私の相撲で鍛えたせりあい強さで…ドーンってね」

雛「す――凄いわ、にとり!(でもそれってどこからどう見ても反則だよね…?
友達が悪の道に染まろうとしているのを、黙って見過ごすなんてホントの友情なの?
でもにとりに嫌われたくないし……)」

雛は内心では葛藤するが…にとりの発明の凄さを褒めたたえる。
実際、にとりが発明品の使いすぎで調子に乗って自滅するのは彼女の王道パターンだったりするのだが…
それでも懲りずに発明を続ける意固地さは流石だったりする。

にとり「これで今大会No.1ゴールキーパーの名は、私が貰ったようなモンだね!
のびーるアームの調子も良いし…今日の私は絶好調さ! もう壁なんていらないんじゃないかな?
天才永琳とやらも、ネオアポロで来い! …って感じだね!! そうなんども抜かれてたまるかってヤツさ!」

かーぱっぱっぱと高笑いをするにとりだったが…。

雛「(ど――どうしよう…にとりの回りの厄がドンドン酷くなって行ってる。 この私の厄以上に……。
でも…こんなに幸せそうなのに水を差す事は言えないし…どーしようかなぁ……)」

そのあまりに調子に乗り過ぎた様子に、あの雛ですらその厄さに怯える始末だったという。

*にとりがスキル・撃て! バブルドラゴン を習得している事が明らかになりました。

613 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/09/13(金) 23:33:01 ID:vZjqYxNw
【ミーティング】

妖怪の山FCが、新たな戦力の充実を確認しているその時。
ルナティックスメンバーは控室にて今日の試合の最終確認に入っていた。

輝夜「よし みんなきけ。 妖怪の山FCについては永琳が話すわ」

永琳「妖怪の山FCは、ズバ抜けた能力を持った選手は一人として居ないものの、
それぞれのバランスが良く…また、チームプレーもそれなりに心掛けているのが特徴よ。
更に、このチームのみの特徴として――名無しの選手がそれなりに強い…というのが上げられるわね。
実際、左SHの名無し天狗に至っては、中盤の底の秋神よりも高い基礎能力を持っているわ。
―――総合力では私達を大きく下回るとはいえ、決して油断の出来ぬチームと心得るべきよ」

鈴仙「(静葉さん達…かわいそう……)」

永琳「―――で、気を付けるべき選手だけど。 右WGの射命丸文は当然として、FWの
反町一樹、犬走椛の両者も侮れないわ。 どちらも小粒だけど…最低限の得点力はある。
それに加えて、トップ下の姫海棠はたても攻撃参加をするとなると―――」

輝夜「うん! それ私の炎上は避けられないわね!!」

鈴仙「(姫様…自分で言わないで下さい……)」

永琳「…コホン。 まあ、確かにシューターは多いけれども、寅丸星級のエースストライカーは居ないわ。
だから、相手のシュートの何本かは、姫様にもパンチングをしてもらう必要が出てくるでしょうね。
流石に全部で私を呼んでいたら、体力が足りなくなってしまうでしょうし」

輝夜「私の体力の使いどころが問題になるってワケね……」

鈴仙「(―――姫様、そんなに体力が無い…というか、無駄に張り切って師匠を呼ぶからなぁ…。
まあでも、姫様のセービング力もそこそこ高くなって来たんだし。 少しは信じてあげなきゃね。
それに、慧音さんにウサギEちゃんとか、ブロッカーも居る事だし)」

614 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/09/13(金) 23:34:10 ID:vZjqYxNw
永琳「……さて。 他に注意すべき選手は居る――かしら? ウドンゲ?」

鈴仙「(も、もう驚かないよ!)……はい! 私も偵察をしてきました!」

そしていつもの鈴仙への無茶振りを行う永琳だったが、今日の鈴仙は何時もと一味違う。
そう、このチームの情報は色々あって結構持っているのだ。

鈴仙「(練習試合を見学したり、プレーを観察したり。 何人かとは一緒にサッカーしたもの。 
何か言える筈よ! ――妖怪の山FCの選手の中でも、特に警戒すべき選手のプレーは……!?
あ。ブン屋(射命丸)はもう今さら感があるかもだし、それ以外でね)」

A:FWの反町選手です! 彼の安定感あふれるシュートには要注意です!
B:FWの椛選手です! 彼女のレイビーズバイトとかいうシュートはきっと強そうです!
C:MFのはたて選手です! 彼女はこの前の練習試合でマンオブザマッチ取ってました!
D:MFの雛選手です! だってどこからどう見ても厄いですよ、あれ!!
E:MFの静葉さんです! ほおっておいたらあの人どうなるか分かりません!?
F:DFの穣子です! あの子の合体技の威力は非常に危険です!
G:GKのにとりです! 調子に乗ってるけど、一対一は地味に強いです、あいつ!
H:MFの烏天狗です! あの子絶対幸薄そうですもん! きっとクラブAを引きやすいスキルとか持ってます!
I:DFの河童です! あれ絶対にとりのお姉ちゃんですよ! 必殺シュートとか禁止して来ますって!
J:その他 B+特記事項なども可 もし当たっていてかつ脅威な情報だったら永琳の評価にブーストされますが、
       鈴仙の知ってる事しか言えません。(なのでさっきの能力アップとかについては言えません。 ご了承ください)

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

615 :森崎名無しさん:2013/09/13(金) 23:35:42 ID:sze5WOMw


616 :森崎名無しさん:2013/09/13(金) 23:39:00 ID:dypn3fk6
G
知ってる情報の中ならこれしかなさそう
DF河童はクラブAだしたらまじで必殺シュート禁止してきそうw

617 :森崎名無しさん:2013/09/13(金) 23:59:46 ID:???
A:FWの反町選手です!彼のオータムドライブは姫様を岩盤送りにします!

618 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/09/14(土) 01:05:06 ID:PiHCpRbc
G:GKのにとりです! 調子に乗ってるけど、一対一は地味に強いです、あいつ!

鈴仙「私、この間妖怪の山の河童の集落であいつが練習してる風景を見たんですけど…」

鈴仙は、にとりが河童特有の踏ん張り強さと水の妖術を駆使して、
雛の会心のドリブルを防いで見せた光景をチームメイトに説明する。

永琳「……ふむ、成程。 DFが薄いとは言え、無暗は突破はGKで防がれるという訳ね。
となると――やはりミドルシュートを多用する方が良いのかしら?
彼女は変な機械を好んで使うけど、素のセーブ力はそう高いとは思えないし」

鈴仙「(――と、とりあえずはアタリみたいね。 ホントは、FWの反町君や椛さんのプレーとかも
詳しく分かれば守備の役にも立ったでしょうけど……そこまではちょっと出来なかったし、仕方ないよね…?)」

その説明を元に、永琳もどうやら思いなおす点があるようであり…
鈴仙は、自分の情報も決して役立たない訳ではなかったのだとほっと腕を撫で下ろす。

*永琳の役に立つ情報を教える事が出来たため、永琳印象値が上昇します。25→27

619 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/09/14(土) 01:07:17 ID:PiHCpRbc
永琳「……と、言った点も考慮すれば。 フォーメーションはこうするべきかしら?」

ルナティックス:5−3−2
−−−−−
−J−H− Jパスカル 840/840 H鈴仙 850/850
−−−−−
F−I−G F佳歩 690/690 I中山 720/720 Gてゐ 630/630
−−−−−
A−D−E A妹紅 900/900 D永琳 900/900 EウサギB 510/510
−B−C− BウサギE 530/530 C慧音 700/700
−−@−− @輝夜 700/700

慧音「ふむ……5バックか。 これは――やはり天狗対策…か?」

永琳「ええ。 射命丸文が姫の元に一対一で到達したらそれ即ち失点。 私はそう考えているわ。
それはどうしても避けたい。 また、相手ストライカーがミドルシュートを連発されても困らないよう、
人数を固めて牽制しておく……という意図もあるわね」

妹紅「(サイドバックは嫌だなぁ…なんだか地味な感じだし)――でも、中盤のサイドが少し脆いんじゃないの?」

ウサギB「…わたしも、正直一人じゃ射命丸さんどころか、他の選手も通しちゃいそうです……」

佳歩「わ……私も…」

永琳「――それは、リベロの位置の私か中山君が、積極的にサイドの守備に顔を出すことで対処する予定ね。
私と中山君の位置を変えても良いと思ったのだけれど――中山君は私程体力は無い。
そうなら、オーバーラップで攻撃参加するのは私。 中盤で踏みとどまって、サイドの手助けをするのが中山君。
そう分担しようと思っての配置よ」

中山「(成程……流石永琳さん。 まるで全選手のデータを基に考慮しているかのような布陣だな…)」

永琳の提案に、ルナティックスメンバーは概ね納得するものの……鈴仙は独り腕を組んで悩んでみる。

620 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/09/14(土) 01:08:42 ID:PiHCpRbc

鈴仙「(――師匠の考えた作戦も良いと思うけど。 中盤がスカスカなのがやっぱりちょっと怖いかも…。
DFで食い止めてしまえば良いかもしれないけど、中盤でパスカットやマークを使いつつ相手を封じるという手もあるんじゃないかしら…?
それか、佳歩もFWにしていっそ点の取り合いをするとか。 ……何か案を出してみようかな?)」

A:いや。別に永琳の案で問題ない。
B:中盤を増やし、パスカットに積極的に向かったり、射命丸をマークさせる事で速やかに対処するべきと進言する。
C:FWを佳歩を入れた3トップとし、左サイドハーフに妹紅を入れて得点力を上げるべきと進言する。
D:永琳はやはり中央に置くべきだ。 中山をボランチにした上で、いつもの4−4−2の布陣で行きたいと進言する。
E:その他 自由選択枠 細かいフォーメーション・戦術の提案も受け付けます。

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

621 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/09/14(土) 01:16:10 ID:???
投票途中ですが、今日の更新はここまでにしようと思います。
>>607
まつや…○山君がそのセリフを言いますと重みがありますね。
(藤沢的な意味で)
>>616
クラブAかJOKERで出す予定は…ありますねw
ついでに天狗Eさんも判定で天狗Aさんになるかもしれませんでした(爆)
>>617
オータムじゃなくとも、普通のシュートで岩盤に行きそうですね…ww

それでは、皆さま、本日もお疲れさまでした。

622 :森崎名無しさん:2013/09/14(土) 01:27:50 ID:DdaTri2M
A
一対一にされたらほぼ得点確実だしそれを防ぐのがいいと思う。

623 :森崎名無しさん:2013/09/14(土) 02:25:44 ID:d8+r2ps6
A

624 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/09/14(土) 10:43:41 ID:PiHCpRbc
A:いや。別に永琳の案で問題ない。

鈴仙「(まあ、師匠がそこまでお考えなら、私が出ずともだいじょうぶよね……)」

しかし幾ら考えても、自分の案が永琳の出した案よりも優れているとは思えなかったし、
ここはやはり永琳の言う事を聞いとこうか…と、鈴仙は口出ししなかった。

永琳「じゃあ…これで行きましょうか。 後は暫く自由行動。 羽目を外し過ぎない程度にリラックスしなさい」

輝夜「は〜い!!」

てゐ「(あんたはいつもリラックスしてるでしょうが……)」

永琳の言葉を合図に、控室ではチームメンバーがそれぞれ雑談を始める。

鈴仙「(さてと……私は何をしようかな? 誰かとオシャベリしたり、アイテムを手渡すのも良いけど、
遅刻しないように気をつけて、観客席を回ったりするのもアリかも。
―――まだ結構時間に余裕があるし、ここは……)」

A:マーク等細かい戦術について永琳に相談する。
B:メンバーと会話する(選択肢の後に話しかけたいキャラを明記してください。例:C 輝夜)
C:観客席をうろついてみる。
D:特に何もない。試合開始!
E:その他 自由選択枠

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

*あと3回まで行動できます。

625 :森崎名無しさん:2013/09/14(土) 10:47:29 ID:CfjiHy82
Bてゐ

626 :森崎名無しさん:2013/09/14(土) 10:48:37 ID:DdaTri2M
Bてゐ

627 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/09/14(土) 11:00:04 ID:PiHCpRbc
Bてゐ

鈴仙「ねえ、てゐ」

てゐ「何、鈴仙? 今日の試合の話? それともコイバナ?」

鈴仙「(私が後者の話をするワケがないでしょうが……)まあ、試合の話……かな? たぶん」

てゐ「どーして自分の事なのにそんなに自信が無いんよ…」

鈴仙「ごめんごめん。 で、話っていうのはね……」

A:「特にないんだけど、ちょっと話してリラックスしたくて……」雑談をする。
B:「そういえば、コンビプレイについてなんだけど……」コンビプレイについて話をする。
C:「ウサギ達って、最近どんな感じかな?」ウサギ達のコンディション等について話をする。
D:「今日の試合。 思いっきり上がって、ドンドン私のサポートをしてね!」積極的に上がって貰うようお願いする。
E:「今日の試合。 アンタが守れないと守備は大変なことになるから頑張るのよ!」守備も頑張って貰うようお願いする。
F:「そういえば、こないだ師匠に作って貰ったクスリがあるんだけど…」
  てゐにアイテム「強力丹(判定で最大ガッツ・せりあい上昇。能力が低い程効果大)」を渡す。
G:その他 自由選択枠

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

628 :森崎名無しさん:2013/09/14(土) 11:03:36 ID:Apwijxqw


629 :森崎名無しさん:2013/09/14(土) 11:04:48 ID:/6EOnuCw
B

630 :森崎名無しさん:2013/09/14(土) 11:07:26 ID:DdaTri2M
B

631 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/09/14(土) 11:19:49 ID:PiHCpRbc
B:「そういえば、コンビプレイについてなんだけど……」コンビプレイについて話をする。

鈴仙「最近、コンビプレイの練習してないから、どっかで出来ないかな…と思ってさ」

てゐ「そうだね〜。 私はてっきり鈴仙ちゃんが存在を忘れてるんじゃないかビクビクだったよ」

鈴仙「わ――悪かったわよ」

てゐ「まぁ、最近は鈴仙も忙しいみたいだしね〜。 …そんなら、次の練習日だけでも決めとくか」

てゐはそう言って、ワンピースのポケットから大人っぽい黒色の手帳とにらめっこしながら、
都合の良い日を探してくれる。そうしててゐから提案された練習日とは…?

先着1名様で、

★てゐの提案…シャレじゃないよ→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

ダイヤ→「…いっそのこと、今日の試合終わったらすぐに練習しようか?」
ハート・スペード→「んー……来週の頭とかどう?」
クラブ→「ちょいと予定が取れんなぁ…来週末の全体練習でカンベンだわ」
JOKER→「っていうかさ! 今日の試合で試してみようよ!!」

632 :森崎名無しさん:2013/09/14(土) 11:20:17 ID:???
★てゐの提案…シャレじゃないよ→ ハート9

633 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/09/14(土) 11:27:09 ID:PiHCpRbc
★てゐの提案…シャレじゃないよ→ ハート9 ★
ハート・スペード→「んー……来週の頭とかどう?」

てゐ「それなら今日はムリとして……明日かな。 この日は私も予定をあけとくよ」

鈴仙「本当! ありがとう、てゐ!」

てゐ「そ〜いう鈴仙も、予定が立て込んでるようなら、無理に練習しなくてもいいかんね。
そんくらいで腹を立てるような私らの仲じゃなし。 ――ま、そんな感じで!」

てゐはそれだけ言い終わると、緊張でビクビクしているウサギ達の方へ向かう。
どうやら、じゃれあって遊んだりする事で彼女達の緊張を和らげているようだった。

鈴仙「(……やっぱし、てゐって大人よねぇ。 私なんてまだまだだわ)」

そんな柔軟なてゐの様子を見て、内心舌を巻きつつもちょっと憧れる鈴仙だった。

*てゐと8月2週の自由行動フェイズにて、コンビプレイ練習をする約束を取り付けました。
 (普通の自由行動フェイズでの練習よりも効率が良かったりします)
*てゐの評価値がやや上がりました。

634 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/09/14(土) 11:29:46 ID:PiHCpRbc
鈴仙「(さて…集合まであと20分くらい…ってトコかしら?もう少し時間はありそうだけど……)」

A:マーク等細かい戦術について永琳に相談する。
B:メンバーと会話する(選択肢の後に話しかけたいキャラを明記してください。例:B 輝夜)
C:観客席をうろついてみる。
D:特に何もない。試合開始!
E:その他 自由選択枠

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

*あと2回まで行動できます。

635 :森崎名無しさん:2013/09/14(土) 11:33:18 ID:/6EOnuCw
B 輝夜

636 :森崎名無しさん:2013/09/14(土) 11:33:44 ID:???
B 輝夜

637 :森崎名無しさん:2013/09/14(土) 11:34:47 ID:DdaTri2M
B 輝夜

638 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/09/14(土) 11:53:20 ID:PiHCpRbc
B:メンバーと会話する(選択肢の後に話しかけたいキャラを明記してください。例:B 輝夜)

鈴仙「姫様…姫様……!」

輝夜「ん? 何イナバ?? 私今忙しいんだけど??」

鈴仙「姫様がお忙しいのはゲームで忙しいだけでしょうが…」

輝夜「む? 良く分かったわね!(グヤァ)」

鈴仙「(――はあ…。 でも、あるいみこの強靭なメンタリティはGKとして素晴らしいのかしら?
絶対スランプとか自信喪失とかし無さそうだし。 ――で、話題は…っと)」

A:「ちょっと緊張したので、オシャベリしたくって……」雑談する。
B:「姫様ぁ…貴女はそんなんでいいんですか!?」奮起を促す。
C:「今日の試合……大丈夫だと思いますか?」自信の程を聞いてみる。
D:「ところで、難題についてですが……」難題についてヒントを貰う。
E:「この試合、姫様には荷が重過ぎます!」姫様には荷が重いと言っておく。
F:「そういえば、これは師匠が作って頂いた薬なんですけど…」輝夜にアイテム「強力丹・改」を渡す。
G:その他 自由選択枠

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

639 :森崎名無しさん:2013/09/14(土) 11:54:04 ID:PLpX59Uc
A

640 :森崎名無しさん:2013/09/14(土) 11:55:29 ID:CfjiHy82


641 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/09/14(土) 12:44:40 ID:PiHCpRbc
A:「ちょっと緊張したので、オシャベリしたくって……」雑談する。

輝夜「あら…イナバも結構可愛い所あるのね!」

鈴仙「いやぁ……最近は人里のサッカーコートの試合ばかりで、言ってしまえばアウェー感溢れる試合には
慣れてないっていうか……」

輝夜「…ふふ」

輝夜は鈴仙の手をスッ……と取って、薄く微笑みながら、

輝夜「大丈夫よ、イナバ。 アンタはこのルナティックスの中でも、一番練習を頑張ってきたじゃない。
貴女の決定力は今や、ルナティックスには欠かせないもの。 そう…鈴仙!」

鈴仙「はいっ!」

珍しく自分の名を呼んでくれた輝夜。その表情は穏やかな笑顔から熱血味溢れるそれに変わっており…
がっしりと鈴仙の肩を掴み、輝夜は高らかにこう宣言する。

輝夜「鈴仙…貴女は。 貴女はルナティックスの恥なんやで!!」

鈴仙「――はい…って、えええっ!! 恥なんですか私っ!?」

輝夜「あ、間違えた。 ホントは『貴女はルナティックスの柱になれ!』って言いたかったのよ〜」

鈴仙「はあ……」

642 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/09/14(土) 12:46:26 ID:PiHCpRbc
――チョッピリカッコいいかも…と、思った矢先のこれではあるが。
鈴仙は輝夜と話している内に、いつの間にか緊張が緩和されたような実感を覚える。
輝夜もまた、鈴仙が仕えるべき主君ではあるが、最近の練習コーチやひと悶着もあってか。
鈴仙にとっては輝夜は主君と言うよりは、気心の知れた姉のような錯覚を覚える。
それは間違いなく永琳には無い物であり、同時に輝夜が確かに持つカリスマなのであろうと考える。

輝夜「(そう…鈴仙は強くなった。 それこそ、永琳や私の予測以上に……。
もしもこれが『彼』の力というならば。 紫が恐れた力の一端であると言うならば……面白くなりそうね)」

そして―――輝夜も輝夜とて、心の奥に深い思慮があった。
大きく変わって見せて、そして今、輝夜や他のメンバーの変化を促し、助長させている鈴仙の姿を見て、
輝夜は鈴仙の内に込められた力を確信する。
…それは幾分か、身内贔屓もあるのかもしれないが。
輝夜自身が、鈴仙によって変わりつつあるという事実が、輝夜の鈴仙への評価を高めていたのかもしれない。

*輝夜の評価値が上がりました。
*輝夜の鈴仙に対する評価が、輝夜→(期待)→鈴仙 になりました。
*鈴仙の緊張が良い感じ緩和されました。試合中に鈴仙が緊張ペナ等精神不調が発生する確率が無くなりました。

643 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/09/14(土) 12:47:30 ID:PiHCpRbc
鈴仙「(さあ、もうすぐ試合ね! 緊張はするけど……良い感じの緊張って感じかしね。 よし、やるわよ!!)」

A:マーク等細かい戦術について永琳に相談する。
B:メンバーと会話する(選択肢の後に話しかけたいキャラを明記してください。例:B 輝夜)
C:観客席をうろついてみる。
D:特に何もない。試合開始!
E:その他 自由選択枠

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

*あと1回まで行動できます。

644 :森崎名無しさん:2013/09/14(土) 12:49:21 ID:/6EOnuCw
B ウサギB

645 :森崎名無しさん:2013/09/14(土) 12:52:43 ID:DdaTri2M
B 輝夜
強力丹・改を渡したい。

646 :森崎名無しさん:2013/09/14(土) 13:00:06 ID:d8+r2ps6
B 輝夜

647 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/09/14(土) 13:28:29 ID:PiHCpRbc
B 輝夜

鈴仙「あっ、そうです姫様っ!?」

輝夜「んあっ!? もう、突然呼び留めないでよイナバ!
アンタのせいでスーパージャンプ99連続チャレンジが失敗しちゃったじゃない!」

鈴仙「一体何のゲームしてるんですか、姫様は……」

輝夜「で、一体何の用よ? この私を二回も呼びとめるんだから、すごい案件じゃないと死刑だからね!」

鈴仙「(姫様は優しいなぁ…師匠だったら死よりもおぞましい生の地獄を味あわせるとかなのに…(違))
――あ、はい。 話題というのは……」

A:「そのゲーム、私にもやらせてくださいよ!」ゲームをやってみたいと言う。
B:「姫様ぁ…貴女はそんなんでいいんですか!?」奮起を促す。
C:「今日の試合……大丈夫だと思いますか?」自信の程を聞いてみる。
D:「ところで、難題についてですが……」難題についてヒントを貰う。
E:「この試合、姫様には荷が重過ぎます!」姫様には荷が重いと言っておく。
F:「そういえば、これは師匠が作って頂いた薬なんですけど…」輝夜にアイテム「強力丹・改」を渡す。
G:その他 自由選択枠

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

648 :森崎名無しさん:2013/09/14(土) 13:28:56 ID:DdaTri2M
F

649 :森崎名無しさん:2013/09/14(土) 13:28:58 ID:PLpX59Uc
C

650 :森崎名無しさん:2013/09/14(土) 13:29:23 ID:d8+r2ps6
F

651 :森崎名無しさん:2013/09/14(土) 13:29:55 ID:/6EOnuCw
F

652 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/09/14(土) 14:16:40 ID:PiHCpRbc
F:「そういえば、これは師匠が作って頂いた薬なんですけど…」輝夜にアイテム「強力丹・改」を渡す。

輝夜「ん? えーりんの薬?」

鈴仙「ええ。 鬼から頂いた素材を元に、師匠が成分を調整して…誰でも飲めるような程度に改良したんですよ。
姫様も飲んだら、今日の試合でも、より活躍できるんじゃあないかと……」

輝夜「ふーむ。 確かに…と、言いたい所だけど。 蓬莱人には薬が効かないのよねぇ…
薬は同時に毒でもある。 身体の変化を拒む私達に、果たしてその毒は効くのかしら……?」

鈴仙「た……確かに。 忘れてました……」

輝夜「――まあ、でもえーりんの薬だし。 しかも薬効を弱めてあるというんだったら、
きっと私にも効くんじゃあないかしら?」

そう言って、輝夜は鈴仙から丸薬をひったくり、水もなくポーイ、ゴクリと豪快に飲んで見せる。
果たして、その効果は……?

先着2名様で、

★輝夜の最大ガッツ上昇→! card★
★輝夜のせりあい上昇→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。(左が最大ガッツの判定表、右がせりあいの判定表になります)

ダイヤ→最大ガッツ+50!/せりあい+1!
ハート→最大ガッツ+40!/スキル・飛び出し+2がスキル・飛び出し+3に進化!
スペード→最大ガッツ+30!/スキル・飛び出し+2がスキル・飛び出し+3に進化!
クラブ→最大ガッツ+30!/効果が無かった。
JOKER→最大ガッツ+100!!/せりあい+1、スキル・飛び出し+2がスキル・飛び出し+3に進化!

*蓬莱人云々のくだりはありましたが、あれは演出で、ゲーム的には他の同能力のGK(アモロなど)に使用させても同じです。

653 :森崎名無しさん:2013/09/14(土) 14:17:10 ID:???
★輝夜の最大ガッツ上昇→ クラブK


654 :森崎名無しさん:2013/09/14(土) 14:18:11 ID:???
★輝夜のせりあい上昇→ ダイヤ9

655 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/09/14(土) 16:19:19 ID:???
★輝夜の最大ガッツ上昇→ クラブK ★
→最大ガッツ+30!
★輝夜のせりあい上昇→ ダイヤ9 ★
→せりあい+1!

輝夜「…ん、何か強くなったような気がするわ!」

鈴仙「ほ…ホントですかっ!? いくらなんでも早すぎですって!!」

輝夜「もー、分かってないわねぇイナバ。 こういうのは気持ちが大事なのよ。ブラティーポって奴よ、ブラティーポ」

鈴仙「姫様……それってもしかして、プラシーボって言いたかったんですか?」

輝夜「ハッ!? ―――ぎょ、玉兎風情が主君に口出ししおって!? アンタしまいにゃ首討ちよ!!」

鈴仙「す、すみませーん!?」

間違いを指摘されてぎゃーぎゃーわめく輝夜と鈴仙の姿を見て。

妹紅「ちぇっ、鈴仙ったら。 輝夜なんかのご機嫌取りも良いけど、もっと他にする事もあるんじゃないの?
――べ、別に私にも構って欲しかった訳じゃないんだけど」

慧音「(妹紅よ、お前は一体どこへ行くんだ……? それともあれか? きゃら作りとかいう奴か?)」

妹紅あたりが若干ヤキモチを焼いており、慧音はそれを遠い目線で眺めていたという。

*輝夜の最大ガッツが+30されました。
*輝夜のせりあいが+1されました。
*妹紅の評価値がほんの少し下がりました。

656 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/09/14(土) 16:20:59 ID:???
…と、言った所で、今日はこれから外出するので更新はここまでにします。
明日は妖怪の山FCのミーティングから入って試合開始!の予定です。
…本当は今日でそこまで更新する予定だったのですが(汗)
それでは、本日もご参加ありがとうございました。

657 :森崎名無しさん:2013/09/14(土) 17:55:38 ID:???
妹紅w

658 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/09/15(日) 16:50:05 ID:???
こんにちは。更新を始めていきたいと思います。
8スレ目の埋めネタを書きましたので、もしよろしければそちらもご覧になって頂ければと思います。
>>657
輝夜につられて(?)ちょっとアホの子っぽくなってるかもしれません…w
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【敵チームミーティング】

射命丸「…と、言う訳で。 私の仕入れて来ました情報によりますと、永遠亭ルナティックスにて
注意すべき選手のデータは……こんな感じですね」

はたて「ちょっと文! 一部は私の情報提供があったじゃない! 自分の手柄にしないでよね!?」

射命丸「…あやや、これは手厳しい」

椛「まあまあ、お二人とも。 喧嘩をしている場合じゃないですよ! 今ここにデータがある。
この事実が大事じゃないですか。 時間もないですしさっさと見ましょうよ」

反町「(椛さん…常識的で良い人で。 なおかつ自分の意見をしっかり通す人だなぁ。
俺もこんな人間になりたい…いや、相手は天狗だけど)」

ルナティックスメンバーが作戦確認や雑談を行っている際、
妖怪の山FCもまた、データを駆使した作戦会議を立てていた。

射命丸「――ま、そんな感じで。 こちらが私…と、はたての。
知り得る限りのルナティックスメンバーの主要選手のデータになります」

そう言って、射命丸は自分専用の手帳を開きながら、その内容をホワイトボードに書きだしていく。

659 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/09/15(日) 16:52:39 ID:???
(参考)射命丸 文
突破力:S 得点力:A ボールカット:C ゴール前:D スタミナ:B
今日の試合こそはハットトリックをしたい所ですね。アシストと守備は任せましたよ、はたて。

八意 永琳
突破力:S 得点力:A+ ボールカット:A ゴール前:A スタミナ:S
毎度おなじみの天才薬師ですね。 やはり彼女が最強なのは揺るぎないと思われます。

アラン・パスカル
突破力:A 得点力:C ボールカット:A ゴール前:B スタミナ:A
人里でも話題の外来人FWですが、にとりさんが居ればドリブル突破も怖くないでしょう。
それより、FWらしからぬ守備力の高さが脅威ですね…私のドリブル突破的に。

鈴仙・U・イナバ
突破力:B 得点力:A ボールカット:C ゴール前:C スタミナ:A
最近伸びて来た永遠亭のエースストライカーですが、守備力は低めです。ただ、狂気の瞳には要注意です。

射命丸「この三名が…今回の試合の最警戒選手ですね。 永琳さんはお察しの通りかもしれませんが、
かつては『MFより点が取れないヘタレFW』の烙印を押され続けていました鈴仙さんが、
近日ストライカーとして急速に伸びている事、人里FCから移籍した外来人FWのアラン・パスカル君の
守備力に警戒する事。 この二点を留意して頂ければと思います」

雛「あの…マークとかはするんですか?」

射命丸「んー、良い質問ですね。 …私としては雛さんに永琳さんをマークして頂こうとは
思っておりますが。 他の二選手についてはあまり考えていませんね。
―――ただ、全体的に守備陣は人数を固めて行って欲しいと思っています」

穣子「私達のオータムスカイラブで、鈴仙やパスカル君とやらを極力食い止める…ってコトだね!」

静葉「はあ〜あ。 そういう集団の場で正面に出るのってお姉ちゃん慣れてないなぁ〜♪
これは職責の重さに潰れてメンタル壊しちゃうパターンかなぁ〜?」チャキッ

660 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/09/15(日) 17:08:12 ID:???
射命丸「――オホン。 …まあ、そういう事です。 守備は穣子さん達任せになるので、マークを割こうにも割けない状況なんですね」

はたて「――で、他の選手の紹介はしないの?」

射命丸「全くせっかちですねぇ…次は、前の3名には及ばずともそこそこの脅威となる選手の紹介ですか。
ま、ここら辺は流していきますからね …と。 こんな感じになります。 ―――ご参考に」

藤原 妹紅
突破力:C 得点力:A ボールカット:B ゴール前:B スタミナ:S
人里の希望の不死鳥ですが、最近は燻っています…と思いきや、強力なシュートを編み出したり空中戦に磨きをかけたり
地味に成長しています。 SBを任される事が多いですが、それにしてはドリブル・パスが下手なのでそこを突くべきでしょうか。

中山 政男
突破力:B 得点力:D ボールカット:A ゴール前:B スタミナ:C
平凡ですが高水準で纏まっているプレーヤーです。最近は永琳さんの代役を任される事が多いですが、些か役不足では?

上白沢 慧音
突破力:D 得点力:E ボールカット:C ゴール前:B スタミナ:C
人里の守護神ですが、一方で人里限定の守護神とも揶揄されます。
守備のセンスがある一方で、それをイマイチ開花しきれていない印象があるのが原因でしょうか。

因幡 てゐ
突破力:B 得点力:E ボールカット:D ゴール前:E スタミナ:D
小柄な身体を活かしたドリブルと奇抜な軌道のパスは凄いですが、後はパッとしません。本気を出せば強いとも称されますが…?

因幡 佳歩
突破力:B 得点力:C ボールカット:D ゴール前:E スタミナ:C
最近台頭してきた名無しウサギ。 才能はありそうですが、今は大した脅威ではありません。

蓬莱山 輝夜
セーブ力:B 一対一:C 飛び出し:B
評価は例の謎セービング込み。ルナティックス第二の名物のネタGKでしたが、最近は力を蓄えているようです。

661 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/09/15(日) 17:10:47 ID:???
射命丸「恐らくSBで出るであろう、藤原妹紅選手。 彼女は、ルナティックス第四の実力者と称されても良いでしょうか。
彼女の必殺シュート、空中戦、そしてあの妙な動きのタックル。 これは正直結構キツイです。
彼女が私をマークして来た日には…ちょっと流石に危ないですので、その時は―――」

椛「……例のワンツー突破ですね、文様?」

はたて「ふふん。 しょうがないわねぇ〜」

射命丸「…パスを回すなり、反町君や椛に早々に渡してしまおうと思います」

反町「了解です!(――ああ、評価されてるなぁ。 日向の居る東邦と比べれば、ここは天国だ…穣子さんも居るし)」

射命丸「後の選手は――正直、そこまでの警戒は要りませんね。 ただ、全員が全員、
そこそこ以上の実力者なんだ…と、考えて置く程度は必要でしょうかね。
――あ、あとGKはそこまでではありません。 椛や反町君は勿論、はたても必要に応じて切り込んで行けばいいですよ」

はたて「(チェッ。 文ったら自分が一番上手いからって上から目線のキャプテン面しちゃって…。
絶対、今日の試合で見返してやるんだから!)」

にとり「まぁー、山のお偉いさん方は頑張って攻め取ってくださいな。 私はゴールを守りきるんでね…うひひっ
(ああ〜。 早く新兵器のお披露目したいなぁ〜…ソワソワ……)」

射命丸「ええ、ご心配なく。 貴女こそ、河童の面子を一度ならず二度も潰さぬよう、ご健闘される事をお祈りしておりますよ。
(大量失点だったら、負けても河童のせいに出来るしね)」

―――と、互いが互いの役割を確認し、妖怪の山FCはやや手短なミーティングを終える。

662 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/09/15(日) 17:23:40 ID:???

反町「(――あの試合、俺は試合には勝ったが…日向にはやっぱり勝てなかった。
だけど、俺も少しずつは強くなっているんだ! 今日の試合を足がかりに、また変わるんだ!
俺が幻想郷で変われたように!)」

最後に、反町は決意する。この試合で、また更に言いたい事を言えるようになるために―――。

穣子「(一樹君…! 頑張ろうね、一緒に…! そしてお姉ちゃんに、元気になって貰わないと……)」

その横顔を見て、熱い視線を向ける穣子。彼女にもまた、この試合には大義があった。


―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

実況「さあ〜〜!! まもなくキックオフです! 妖怪の山FC対永遠亭ルナティックス!!
対戦相手は確かに格上ですが、今回の妖怪の山FCの選手層の厚さ、チームワークの良さは
チーム結成以来最高とも称されております! 優勝候補でもある永遠亭ルナティックスに勝てれば、
妖怪の山の真の強さが証明されるのですが、果たしてどうなるでしょうか〜〜!!??
この試合、一秒たりとも目が離せない試合になりそうです!!」

鈴仙「(師匠は、自分達よりの格下のチームだって仰ってはいたけれど。
――それでも、射命丸さんを始めとする一芸に秀でた選手や、穣子と静葉さんのような
大技を持った選手が数多く存在するチームだもの。 油断すると負ける。 そんな気で試合に臨まないと!)」

中山「(――少しずつ、運命の時が迫って来ている。 そんな実感があるが……今俺に出来ることは、目の前の相手に勝つ事だけだ)」

フィールドの中央、鈴仙や中山が決意を固めている中。

??「やあ、今日は宜しくお願いしますね」

妖怪の山FCの選手が、鈴仙に声を掛けて来たようだ。その選手は―――

663 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/09/15(日) 17:25:33 ID:llzlAZxU
先着1名様で、

★声を掛けて来た選手→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。(左が最大ガッツの判定表、右がせりあいの判定表になります)

ダイヤ→反町「鈴仙さん……今日は俺なりの力。 見せてあげますよ」前も一緒に戦った反町だ!
ハート→射命丸「今日の試合、明日の文々。新聞の一面にさせて頂きますよ」正キャプテンの射命丸だ!
スペード→はたて「今日の試合、明日の花果子念報の一面に載せてあげるわ!!」副キャプテンのはたてだ!
クラブ→椛「いやはや…互いにフェアプレーで行きましょうね」CFの椛だ!
JOKER→ん!? 反町の様子が何かおかしいぞ!? 反町「今から一回だけ、凄いシュートが撃てそうな気がする…!」

664 :森崎名無しさん:2013/09/15(日) 17:26:59 ID:???
★声を掛けて来た選手→ クラブA

665 :森崎名無しさん:2013/09/15(日) 17:28:26 ID:???
クラブA分岐が無くてよかった。

666 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/09/15(日) 17:29:17 ID:???
クラブA→椛「ストリングプレイ・スパイダーベイビー!!」ドヤッ!
…みたいな分岐を作らなくて良かったです(汗)

667 :森崎名無しさん:2013/09/15(日) 17:37:23 ID:???
静葉姉さん信仰薄れてるのかね?芋は妹の領分だし

668 :森崎名無しさん:2013/09/15(日) 17:39:47 ID:???
椛なら会うこともあまり無いだろうし、狂気ポイントのためにはっちゃけるかな。

669 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/09/15(日) 17:40:36 ID:llzlAZxU
★声を掛けて来た選手→ クラブA ★
クラブ→椛「いやはや…互いにフェアプレーで行きましょうね」CFの椛だ!

鈴仙に声を掛けて来たのは、温厚そうな白髪の少女…哨戒天狗の犬走椛だった。
この試合では、鈴仙と同じくCFを務めるであろう彼女は、同じような立ち位置の鈴仙に親近感を覚えたのか。
温厚でゆっくりとした口調で鈴仙に話しかけてくる。

鈴仙「(あ…なんだか凄い良い人そう。 良い人そう過ぎて怖いくらいに……。
――何か折角だし、椛さんとお喋りしてみようかな?)」

A:「今日の試合、互いにベストを尽くしましょう」常識的に。
B:「今日の試合、FWとしての格の違いを見せてあげるわ!」やや強気に。
C:「椛さんもCFなんですね。 どんなプレーが得意なんですか?」それとなく探りを入れてみる。
D:「個性の強い烏天狗達の板挟みじゃないですか? 何か大変そう…」同情してみる。
E:「あの……ところで。 その懐に隠してあるヨーヨーは一体…?」ヨーヨーについて話を聞いてみる。
F:その他 自由選択枠

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

670 :森崎名無しさん:2013/09/15(日) 17:43:10 ID:Ij24iVso
E

671 :森崎名無しさん:2013/09/15(日) 17:43:19 ID:arnO/TIg
E

672 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/09/15(日) 18:00:45 ID:llzlAZxU
E:「あの……ところで。 その懐に隠してあるヨーヨーは一体…?」ヨーヨーについて話を聞いてみる。

椛「よーよー……?」

はてな、と椛は首を傾げる。一体何のオモチャだと言わんばかりに。

鈴仙「(前に香霖堂で見たけれど…明らかにこの場には場違い過ぎるオモチャよね……
いや、私の見間違いだったら良いんだけど)」

鈴仙は椛の服のお腹部分にあるポケットの中からチラリと覗かせる、
青と黒色をあしらった円形のオブジェクトがどうしても気になってならなかった。
その姿がヨーヨーに見えたので、鈴仙は思わず聞き返してしまったのだが……。

先着1名様で、

★犬走名人?→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。(左が最大ガッツの判定表、右がせりあいの判定表になります)

ダイヤ→「ああ…これ私の好きな飴の缶なんですよ〜。 良かったらお一ついかがですか?」飴ちゃんだった。和む。
ハート・スペード・クラブ7以上→「――? 見間違えじゃないでしょうか……?」狂気の瞳が見せた幻覚だったようだ。
クラブA〜6→「ごめんよ私のファイヤーボール」何かヨーヨーに話しかけたぞこの天狗!?
JOKER→クラブA〜6+「ヨーヨー好きが高じちゃって、哨戒天狗クビになって今ガソリンスタンドで働いてるんですよね…」おいやめろ

673 :森崎名無しさん:2013/09/15(日) 18:02:02 ID:???
★犬走名人?→ クラブ3

674 :森崎名無しさん:2013/09/15(日) 19:07:43 ID:???
厄い引きが続くな

675 :森崎名無しさん:2013/09/15(日) 19:15:07 ID:???
まあでもこれで狂気P確定だろうな

676 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/09/15(日) 19:55:34 ID:???
★犬走名人?→ クラブ3 ★
クラブA〜6→「ごめんよ私のファイヤーボール」何かヨーヨーに話しかけたぞこの天狗!?

鈴仙「……は?」

鈴仙は目を点にして、目の前の常識人がヨーヨーに話しかける様子を眺める。

椛「ごめんね…危うくピッチの上に君を落としてしまう所だったよ」

愛しの彼氏に接するかのように、柔らかい口調でヨーヨーを撫でる椛の姿は、
先ほどまでのどこか同類の雰囲気のある苦労人…とは大きく異なっていた。

射命丸「(あの兎ったら、余計な事を……! 椛が『名人モード』に入っちゃったじゃない!)」

その様子を背後で眺める射命丸は、椛の変貌をいち早く察し、その原因を与えた鈴仙に対してチッ、と舌打ちをする。

射命丸「元はと言えば、私の気紛れだったとはいえ…。 ―――どうしてこうなった」

〜回想シーン開始〜
−数か月前 射命丸の住居−
椛「わあ…! ありがとうございます、文さん!!」

射命丸「良いのよ。 いつもアンタには無茶振りばっかりやってるし」

射命丸文は、気紛れで椛のささやかな誕生日パーティを主催していた。
普段は両者互いにそう仲が良いとも見えぬ、事務的な関係が強い二人ではあるが、
実際の所は、嫌悪程の物ではなく、上司部下に近い関係はありながらも仲は決して悪くないのである。
(プライベートの場では、椛は射命丸を『さん』付けしている所からもそれが伺える)

677 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/09/15(日) 19:56:45 ID:???
ホットドッグお好み焼きチーズフォンデュざざむしの佃煮 …。
普段では到底食べないような御馳走の山に、射命丸は小さな包みを椛に渡した。

射命丸「これはプレゼントです。 いっつも将棋ばっかりで暇をつぶしている椛に、
新たな趣味を提供してあげますよ」

椛「むっ。 そんなに私、普段は将棋ばっかりしてますか…?」

射命丸「え? 違った? 私なんか、椛は哨戒業務と将棋と飯と睡眠以外何もしていないのかと……」

椛「そ、そんな事は…あるかもしれません……」

射命丸「でしょ? だから、ちょっくら香霖堂でオモチャを買って来たのよね」

椛「うーん…なんだろう?(ビックリ箱だったらヤダな……)」

半信半疑でその包みを開く椛。
果たしてその包みには――――幻想入りした伝説のハイパーヨーヨー…『ファイヤーボール』が入っていたのである。

射命丸「ま、安物なんですが。 どうやらこの円盤に糸を絡めて…回して遊ぶ物らしいですよ。
店主がそんな感じな事言ってました」

椛「へえ……ありがとうございます、文さん! 大事にしますね!!」

射命丸「いいのよ、別に――(安物だったし、ね…まあこんな回すだけの代物。 
流石の凝り性椛も3日で飽きるでしょう。……私は30分で飽きたし)」

気紛れで開いたホームパーティの、気まぐれで購入した(ついでに言うと押しつけた)安物のオモチャ。
……まさかこれが、犬走椛の運命を狂わせることになろうとは、流石の射命丸も予測できなかったのである。

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