キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【私のお小遣いは】鈴仙奮闘記10【53万です】
1 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/09/19(木) 20:34:31 ID:???
このスレは、キャプテン森崎のスピンアウト作品で、
東方Project(東方サッカー)とのクロスオーバー作品です。
内容は、東方永夜抄の5ボス、鈴仙・優曇華院・イナバがサッカーで師匠を超えるために努力する物語です。
また、ストーリーやカードの展開次第で、いくつかのキャプテン森崎のキャラクターも、
それぞれの思惑を持ちながら、幻想郷の住人との交流を通じてサッカーを極めていくことになるでしょう。
他の森崎板でのスレと被っている要素や、それぞれの原作無視・原作崩壊を起こしている表現。
その他にも誤字脱字や稚拙な状況描写等が多数あるかと思いますが、お目こぼし頂ければ幸いです。
☆前スレ☆
【魅せろ姫様】鈴仙奮闘記9【カリスマセーブ】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1378027725/
☆攻略ページ(キャプテン森崎まとめ@Wiki内)☆
http://www32.atwiki.jp/morosaki/pages/104.html
(※このスレの目標や今後の予定、ゲーム進行の流れなどが分かります。
過去ログもありますので、初めて来て下さった方は、一読すればより楽しめると思います!)
☆あらすじ☆
ある日突然幻想郷にやって来た外来人、アラン・パスカルと中山政男との出会いにより、
師匠、八意永琳に並ぶ選手になると決心した鈴仙・優曇華院・イナバ。
休暇、そしてふらのとの楽勝試合を終えて英気も実力も養った永遠亭ルナティックスの
次なる相手は色んな意味で個性的な面子の揃った妖怪の山FC!
試合開始前にも感動的なファンタジーか築かれもしたが…それは置いといて。
アウェー感溢れる試合会場の中、鈴仙はいきなり反則で椛を負傷させてしまい、
一時はヒンシュクも買うも…幻想郷最速ドリブラー・射命丸文の不調や我らが中山さん、
そして相棒てゐの大活躍もあり、鈴仙は見事胡散くさいメカニックキーパー・河城にとりから先取点をもぎ取る!
そして次のキックオフ、相変わらず好調の中山さんは永琳にバックパス!
遂に天才が動きだし、ルナティックスはこのまま楽勝ムードか?!
375 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/09/25(水) 22:15:46 ID:FAQ2Ndh2
鈴仙「(あれっ…? 何か私がワントップだったのが何時の間にか戻ってる…?
まあ、いいや。 きっと優しい誰かが直してくださったんだわ…。 それよりも、もうすぐ試合再開だけど――)」
永遠亭ルナティックス:5−4−1
−−A−− A妹紅 830/900
−−−−−
−F−I− F佳歩 690/690 I中山 550/720
J−−−H Jパスカル 750/840 H鈴仙 400/830
−−−−−
G−D−E Gてゐ 600/630 D永琳 590/900 EウサギB 510/510
−B−C− BウサギE 530/530 C慧音 700/700
−−@−− @輝夜 630/730
ベンチメンバー:ウサギC、ウサギD、ウサギF、ウサギG
A:選手の誰かと話す(選択肢の後に選手名を記入してください。例:A 輝夜)
B:折角だから、観客席を回ってみる。(判定で他チーム選手と交流できます)
C:何も話さず、ゆっくり休む(ガッツが100回復します。ハーフタイム中一回まで)
D:妹紅の代わりのSBをてゐから変更したい。(*行動回数を消費しません)
E:その他 自由選択枠
鈴仙のガッツ:400/830
先に3票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
376 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/09/25(水) 22:16:49 ID:???
…って、今度は鈴仙のガッツが回復してないです!
鈴仙のガッツは500/830と脳内補完して頂きたく思います、失礼致しました。
377 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/09/25(水) 22:17:51 ID:???
更にすみません、Cは一回使用しましたので、今回は使用できない旨を補足させて頂きます!
378 :
森崎名無しさん
:2013/09/25(水) 22:17:59 ID:F1JUY5xI
A 妹紅
鈴仙ちゃんはもっと労われてもいいと思うんだ……
379 :
森崎名無しさん
:2013/09/25(水) 22:18:17 ID:DvW+hicI
A 永琳
380 :
森崎名無しさん
:2013/09/25(水) 22:18:18 ID:f0mimCgg
A 慧音
381 :
森崎名無しさん
:2013/09/25(水) 22:19:14 ID:csgD8Ltk
A 慧音
382 :
森崎名無しさん
:2013/09/25(水) 22:19:39 ID:GtXcfRT+
A 慧音
383 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/09/25(水) 22:31:34 ID:FAQ2Ndh2
A 慧音
鈴仙「け、慧音さん…!」
慧音「れ、鈴仙……。 いやまあその。 喋っても大丈夫か?」
鈴仙「心配には及びません…慣れてますから……ウフフ」
ゾクッ!
慧音「(……うむ。 『自分ばかりが苦労をしている訳じゃない』か。
子ども達にそう教える身分でありながら、私自身がそれを失念していたようだ……!)
――ま、まあ! 明るい話をしようじゃないか! 先生は君の味方だぞっ!」
鈴仙のその表情と言葉には嘘が無かった。…少なくとも、慧音はそう思えた。
そしてその真実の痛みは、似たような経験を持つ慧音には充分共感出来得るものだったのだ。
鈴仙「(――明らかに心配されてるなぁ……でも、慧音さんと一遍腰を落ち着けて話してみたかったのよねぇ。
――どんな話題を振ってみようかしら?)」
A:「最近、人里の調子はどうですか?」最近の人里の状況について。
B:「いえ、サッカーの話なんですけど…」サッカーの実力について。
C:「(ヒソヒソ)ホントに酷いですよねぇ…あの二人の喧嘩」妹紅と輝夜のいざこざについて。
D:「そういえば、妹紅のSB嫌いはまだ直ってないですよねぇ…」妹紅のサイドバック嫌いについて。
E:「思うんですけど、自在にハクタク化とか出来ないんでしょうか?」ハクタクの力について。
F:「……先生には関係ないだろ。 先生は壁にでも話しかけてろよ」某最終幻想8の主人公っぽく話してみる。
G:その他 自由選択枠
先に3票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
384 :
森崎名無しさん
:2013/09/25(水) 22:33:42 ID:DvW+hicI
B
385 :
森崎名無しさん
:2013/09/25(水) 22:33:46 ID:f0mimCgg
D
386 :
森崎名無しさん
:2013/09/25(水) 22:34:35 ID:DhnXUWJo
D
387 :
森崎名無しさん
:2013/09/25(水) 22:34:52 ID:GtXcfRT+
D
388 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/09/25(水) 22:56:44 ID:FAQ2Ndh2
D:「そういえば、妹紅のSB嫌いはまだ直ってないですよねぇ…」妹紅のサイドバック嫌いについて。
鈴仙は先ほど妹紅をFWに推薦したが…。
妹紅のあの、妙に明るい表情が気になっていた。
鈴仙「(妹紅ったら、相変わらず「サイドバックは地味でつまんない」って思ってそうだもんなぁ…)…ねえ、慧音さん」
そこで鈴仙は、妹紅と最も仲の良い選手である慧音に、
以前に話した問題の進捗をダメ元で聞いてみるも――。
慧音「…いや、駄目だな。 人里で会って、あいつの愚痴を聞くたびに反論してはいるんだが…
『あれは輝夜の陰謀よ! ついでに今日私が竹林でコケたのも商店街のくじ引きで外ればっかりなのも
ポストが赤いのも三億円事件も全部輝夜の陰謀だからね!』――と、意味の分からない自説を
展開していて止まないんだ。 …姫君が絡まなければ気の良いヤツなだけに、
私もどうにか誤解を解きたいと思うんだが……些か頑固者だからね」
ふーむ、とため息を吐き、眉間に皺を寄せて腕組む慧音。
彼女の方も、色々配慮してくれているようだが…それでも妹紅の勘違いと誤解から来る
サイドバック嫌いは直らないらしい。
慧音「――なあ、鈴仙はどうしたら良いと思う?
私は前に、試合経験でその内SBの良さを理解してくれるだろう…と言ってしまったが。
やはり、それだけではどうにもならない点が多いと思うんだ。
試合経験をするにしても、そこからSBの良さを理解できるようになれる良いキッカケが。
そんな物が必要だと思うのだが…―――と、すまない。 曖昧すぎるな」
ううん、と頭を振ってその長い水色の髪をはためかせる慧音の表情は、
どこか親しみを感じてしまい、鈴仙はだからこそどうにかしたいと思案するのだが……。
389 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/09/25(水) 22:58:09 ID:FAQ2Ndh2
鈴仙「(そうねぇ…だって、幻想郷サッカーは中山さんとかパスカル君から聞いた以上だと、
戦術的な要素が少ない。 才能と能力のある一部の名選手がCFやトップ下、GKとして輝き。
そうで無い選手は自然とサイドに追いやられる事が多い環境だったら、
いかにSBが近代のサッカーで重要視されている〜! …って言っても説得力なさそう。
どうすればいいのかしら、どうすれば―――?)」
A:「師匠に教えを乞うというのはどうでしょう? 師匠はサイドバックでも恐らく一流。
きっと、その大切さを体感させる事が出来ると思います!」
B:「パチュリーさんに教えを乞うというのはどうでしょう? 彼女は外界のサッカーにも詳しい。
きっと妹紅も納得の行く理論と技術を教えてくれる筈です!」
C:「優秀なSBと会話や練習が出来れば良いんでしょうけど…。 慧音さん、心当たりはありますか?」
D:「優秀なSBの居るチームと練習試合とか、出来ないでしょうか。 もし出来れば良いキッカケになると思うんですけど」
E:「中山さんです! 妹紅は中山さんなら言う事を聞きますし、中山さんの教えなら、きっと納得してくれると思います!」
F:「うーん…。 やっぱり自然に任せるべきでしょうか。 無理に干渉して余計にSB嫌いになられたら困りますし…」
G:「やはり洗脳です! 私が妹紅を一晩で『良い子』に仕立て上げて見せます! 大丈夫! 師匠も良く私にやってますし!!」
H:その他 自由選択枠
先に3票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
390 :
森崎名無しさん
:2013/09/25(水) 23:00:07 ID:f0mimCgg
C
391 :
森崎名無しさん
:2013/09/25(水) 23:02:16 ID:nUuziBC2
B
上手く行くか分からんけど面白そう
392 :
森崎名無しさん
:2013/09/25(水) 23:05:17 ID:???
Bかな?
Aは永琳からということで聞く耳もたないかも。
Cは慧音さんが優秀なSBを知らないという可能性が高い気がする。
Dは練習試合は後1回で、確か対戦相手が固定のはずだから、もう大会まで
機会がない気がする。
Eは中山さんがサイドバック経験がないから、中山さんから説明というのは
敷居が高いと思う。
Fは今まで直らなかったところから見て、たぶん無理。
Gは予想つきません(汗)
393 :
森崎名無しさん
:2013/09/25(水) 23:11:09 ID:F1JUY5xI
B
394 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/09/25(水) 23:13:32 ID:???
>>392さんが考察をしてくださったので、少しだけ補足をします(ヒントになるかも?)
練習試合ですが…固定イベントとしての練習試合は後1回で固定ですが。
この選択肢の場合、それとは別に試合、もしくはミニゲーム(15分ハーフとか7対7とか)が出来ないかを
当たってみることになります。
Fは保留という事で、これ以上良くなる事はありませんが、逆に悪くもなりません。
慧音や鈴仙がその都度窘めたりする事になるかもですが、それで大爆発! …とかにはなりません。
395 :
森崎名無しさん
:2013/09/25(水) 23:17:21 ID:GtXcfRT+
B 何だかんだで無難に。一番の実力者で戦略家だしね。
396 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/09/25(水) 23:39:55 ID:???
B:「パチュリーさんに教えを乞うというのはどうでしょう? 彼女は外界のサッカーにも詳しい。
きっと妹紅も納得の行く理論と技術を教えてくれる筈です!」
慧音「…なるほど! 紅魔の貴公子か。 確かに彼女の意見ならば…」
慧音はほう、と息を飲む。
パチュリー・ノーレッジという選手への評価は、幻想郷でサッカーをする者にとっては
当然の如く高名ではあったが――。
その高名さは、八意永琳や博麗霊夢のそれとはまた違う物がある。
慧音「彼女は選手としては勿論だが、それ以上にサッカー理論家として一部の里人たちに
非常に人気なんだ。『戦略次第で、弱者は強者にも勝ちうる』。
これをテーマとして書かれたいくつかの本は、人里にも数冊出回っており――。
かくいう私も、たまに読んでいたりする訳だが。 非常に説得力があるんだよ、これが」
鈴仙「そ、そうなんですか…!(そ――そーなのかー…って感じね。 だってあの人、
教えるの正直モニョモニョって感じだったし……)」
鈴仙的にはあまり威厳の無い(失礼)パチュリーの意外な一面に、世間知らずな鈴仙は大きく驚く。
397 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/09/25(水) 23:42:12 ID:???
鈴仙「私…実は最近あの人と交友を深めてまして(交友で…良いよね?)もしかしたら、
妹紅にも色々と教えて頂けれるんじゃないかと思いまして――(ただ、敵チームだからねぇ。 断られても文句は言えないけど)」
慧音「なるほど。 ――それにしても、凄いじゃないか鈴仙! そんなに交友関係が広かっただなんて。
正直、君は引っ込み事案な少女だと思っていたから心配してたんだが…安心したよ」
鈴仙「あ…ありがとうございます(わ、私ってば生徒でもなんでもないのに…。慧音さんったら、世話焼き体質すぎぃ!?)」
慧音「それなら、今日はもうすぐ試合が始まるし…。 また、『人里』に来ると良い。そうしたら、私が妹紅を呼んで来るから」
熱っぽく鈴仙の手を握る慧音の激励に何となくこそばゆい感じを受けながらも、
鈴仙と慧音はそう約束を交わし、ハーフタイムの残り時間を過ごす。
慧音「(鈴仙も…変わろうとしている。 それはとっても勇気が要るにも関わらず、だ。 …私もそろそろ、踏み出す時かな)」
慧音はその中で、ひっそりと決意を固めていたのだった。
*慧音の評価値が上がりました。
*慧音の評価値が基準を越えたので、今週の定期イベントフェイズで、慧音との特訓イベントが発生します。
―――――――――――――――――――――――
…と、いったところで今日の更新はここまでにしようと思います。
明日は、妖怪の山FCのハーフタイムイベントを挟み、後半を開始しようと思います。
>>361
見事にやられちゃいましたね…。ですがまだデメリットは少なめになっておりましたので、充分リカバー可能です!
>>362-364
姫様はサッカー以外やらせれば万能ですから…(震え声)
>>378
かの永琳がちょっと引いちゃうくらいには労われて(?)いますが、
あんまりな扱いかもですね…。 ですがまあ、鈴仙は強い子なんで大丈夫ですって言ってます。えーりんが。
それでは、皆さま、本日もお疲れさまでした。
398 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/09/26(木) 20:33:21 ID:TnRQv2/k
こんばんは。今日も更新を始めていこうと思います!
―――――――――――――――――――――――――
鈴仙「(……さて! もうすぐ後半ね。 最後に確認すべき事とか、決められる事ってあったかしら?
ちなみに今はマークはついていない状態、リベロの師匠はやや上がり目で、中盤のパスカットにも対応できるように…
って感じになっているけど。 あっ、前半開始時にも入れれば良かったけど、狂気の瞳のモードも変えられるからね)」
A:特に無いわね。 試合再開よ!
B:マークを付けたいわね。 具体的には…(*更に分岐)
C:狂気の瞳のモード変更をする。(現在:スート一致時に敵数値−2。マーク一致時に敵数値−3に変更可)
D:その他 自由選択枠 選手の動き等について、簡単な指示が出来る…かもしれません。
(例:D 永琳には下がり目の位置でDFと連携出来るようにしてもらう)
先に『2』票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
*スピーディに2票決とします。
399 :
森崎名無しさん
:2013/09/26(木) 20:35:51 ID:aY5dZLXA
A
400 :
森崎名無しさん
:2013/09/26(木) 20:37:43 ID:wUfl+bmI
A
401 :
森崎名無しさん
:2013/09/26(木) 21:48:06 ID:Y6kDP8F6
A
402 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/09/26(木) 22:53:37 ID:???
すみません、更新が遅くなりました。
敵チームミーティングの秋姉妹と反町のくだりを書いていたのですが…。
色々と長文でアレな展開になっていると思います(汗)
それでも、少しでも楽しんでみて頂けると幸いです。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
A:特に無いわね。 試合再開よ!
鈴仙「(まあ、大丈夫よね…?)」
特に変更の必要もないと悟った鈴仙は、残り数十秒でもゆっくりしたいと
再びベンチにゴロリと芋のように寝っころがるのだった…。
中山「(鈴仙さん……後半、出るんだな。 ある意味恐ろしいたくましさだ……)」
その様子を見て、中山が一種の戦慄を覚えていたが…それ以外は終始平和だったのでご心配無く。
403 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/09/26(木) 22:55:50 ID:???
【敵チームミーティング】
さて、時は変わって妖怪の山FCの控室。
主力の負傷に体力切れが相次いだ上での一点ビハインドという、本来は望ましくない結果にあっても、
キャプテンの射命丸は至って冷静に、次の戦局を見据えていたのだが……。
射命丸「――さて。 気を取り直して後半戦へ…と、言いたい所ですが。
あの茶番は一体何なのでしょうね、はたて?」
はたて「あんたってナチュラルに嫌な奴よねぇ…。 ちょっとは気遣ってやったら?」
――はたての指し示すそこには、互いに倒れ伏す秋姉妹と、
それを涙を瞳に溜めながら見守る反町の姿があった。
穣子「おねぇちゃん! 目を覚まして、おねえちゃん!」
静葉「みのり…こ? みのりこなのね? 私は……今まで大丈夫だった?
穣子の邪魔、してなかった?」
穣子「だいじょうぶだよ、お姉ちゃんはいつでも私に秋を与えてくれてたよぉ〜!」
反町「(穣子……静葉さん。 俺が、俺が優柔不断なばっかりに……言いたい事を
言えなかったばかりに……! くそっ、くそっ……!)」
穣子「(どれもこれも……みんな私のわがまま。 信仰も、恋愛も、
全部一人占めして来た私のわがまま。 …それで、お姉ちゃんは―――)」
穣子は思い出す。自分と反町との馴れ初めを。
そして―――日々壊れ行きながらも笑顔を保ち続けた、優しい姉の姿を――。
404 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/09/26(木) 22:58:02 ID:???
〜回想シーン〜
あれは……秋が終わってから4カ月(3月)くらいの事だったかな。
穣子「あれっ…! お姉ちゃん。誰この人!?」
静葉「ええ。 私達が配属させて貰った、全幻想郷選抜大会に向けての新チーム…妖怪の山FCの、助っ人外来人の男の子だそうよ」
反町「…よろしくお願いします(この人達、ホントにこんな格好でサッカーするのか?
スカートだし、もう一人(穣子)に至ってはなんか裸足だし……。 でも静葉さんって素敵な人だなぁ……)」
穣子「そうなんだ。 私は秋穣子! これでも一応神様なんだよ! ってなわけでよろしくね〜!」
反町「(説明は受けてたけど…静葉さんの妹って随分とエキセントリックなんだな。
折角良い雰囲気のチームに入ったというのに、早速言いたい事を言えなくなりそうだなぁ…(*もう言えてない))」
――それが、私と一樹君との…始めての出会いだった。
幻想郷きっての超弱小チーム・オータムスカイズから引き抜かれた(というかチーム合併された)
私たちは…引き抜かれたは良いけど。 オータムスカイラブを込みにしても……弱かった。
後から聞いた話だと、私たちがスカウトされたのも、毛玉さんとかバケバケさんよりはマシって理由くらいだったらしいし。
だから、射命丸さんの通達で駆り出された一樹君が、私達とつきっきりになってサッカーを教えてくれたんだ。
穣子「穣子さまのすーぱータックルをくらえ〜!」
反町「おっと、その位なら…! こうだっ!」
ズザアアアアアッ! タッ…スッパアアン!!
穣子「そ、そんなぁ〜!?」
反町「あはは……駄目ですよ、穣子さん。 口上は言わずにスッ…とボールを掬い取るのがタックルのコツですよ。
(俺なりの、だけど……まあ良いか)」
405 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/09/26(木) 22:59:13 ID:???
一樹君は謙遜してたけど……それでも私とかお姉ちゃんからしたら滅茶苦茶上手で。
「サッカーで信仰獲得!」とか言ってた自分達が馬鹿らしくなって自己嫌悪とかもしてたっけ。
それでも――楽しかったなぁ。どんどん上手くなってるのが実感できたし。
相変わらず焼き芋屋さんは繁盛しないし、信仰は寂れる一方だったけど…私もお姉ちゃんも、貧しいなりにしあわせだった。
だけど……人間と同じように。私だって――よくばりだった。少
しずつ、それだけじゃあ満足できなくなって来ちゃった。
そう――あれは人里FCとの練習試合の時だったかなぁ……?
里人A「今日こそ俺はフラグを回収して名有りになるんだぁー!!」
里人E「(里人A……ルナティックスの試合以来ずっとこの調子だ。 大丈夫かな?)」
サイドバックの里人Aさんが思いっきりオーバーラップしてドリブル特攻。
その勢いと奇襲に皆が反応出来なくて、私がタックルをしに行った時。
穣子「(前口上は無く、スッ…っとすくいとる!)」
ズッザアアアアアアッ! バギイッ! ピイイイイイイイイイイイイッ!!
里人A「うぎゃあ〜っ!」
――調子にのっちゃって、ついつい里人Aさんの足首まで刈り取ってしまった私。
審判さんは私にカツカツと詰め寄って……
穣子「れ…れっどかーどぉ〜〜〜!?」
静葉「穣子……よそ見ばっかりしてるから……!」
406 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/09/26(木) 23:00:56 ID:???
まさかまさかの退場処分。チームは何とか勝てたみたいだけど…
それでも反省会では射命丸さんとか皆に色々言われちゃって、さすがの私もションボリしちゃった。
でも、そんな時に――。
反町「(あっ…そういえば昨夜、穣子さんの家に財布置き忘れてたんだっけ)み、穣子さん!」
穣子「――なあに? 反町くん…?」
反町「そ、そのー…(し――しまった!? 穣子さん、意外と凹んでしまっている!
そのせいで財布を家に忘れた事を口に出しづらい!)」
一樹君は…口べたな感じだったけど……でも、静かに私を見つめて、
困ったような、優しそうな目でずっと見てくれた。それが――恋の始まりだったのかな。
反町「行きますよ!」 ――タッ!
穣子「う…うん!(で、でもスカートの中見えちゃうし……恥ずかしいよっ!?)」
モジモジ! モジモジ!!(傍から見るとクネクネしてるだけ)
反町「あ…あのー? 穣子さん? 俺、何か悪い事しましたか? それか、体調でも悪いとか?」
穣子「だ、大丈夫! 大丈夫だからっ!!」
静葉「(…………)反町君、私のパスも見てくれないかしら?」
反町「あっ、はい静葉さん。 それじゃあすみません穣子さん、暫く自主練習ということで――」
穣子「う…うう〜っ!?」
それから私は暫く、一樹君と練習しながら悶々とする日々を過ごしていたんだけど…
407 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/09/26(木) 23:04:40 ID:???
静葉「……穣子。 貴女――反町君に惚れてるでしょ」
穣子「ぎっくううううううううう!? そ、そんな事ないよお姉ちゃん!?」
静葉「――今のご時世貴女くらいよ、穣子? そこまでも嘘が苦手なのは…。
鬼だって、もうちょっとはマシな嘘の付き方をするでしょうね……」
穣子「う…うん。 ごめん、お姉ちゃん」
静葉「…私に謝る事じゃないわ。 ――で。 反町君が好きなんでしょ?
だったら、今のままこじらせるよりはいっそ付き合っちゃえば良いんじゃないかしら。
――確かに私達は神だけど。 それでも神よりはずっと人間や妖怪に近い神。
…自由な恋愛も、その分許されていると思うわ」
穣子「う、うん! でも…付き合ったらお姉ちゃんが寂しくなっちゃうよ…?」
静葉「大丈夫よ。 私は穣子が幸せにしているのが、一番の幸せだから。
それに、愛は信仰のもっとも原始的にして偉大な形。きっと信仰の大いなる力になると思うわ」
穣子「おねえちゃん……! うん! 私頑張るよ! お姉ちゃんだいすき!!」
ガバッ!
静葉「ちょ…ちょっと! 恥ずかしいから離れて、穣子!!」
その時の私ったら、お姉ちゃんの応援ですっかり頭がぽ〜っとしていて。
お姉ちゃんの表情なんて見るの、すっかり忘れてしまってた。
静葉「(……そう、これで良かったの。 私は――穣子が幸せにしているのが、一番の、幸せだから)」
でも――たぶん、とても寂しい顔をしていたと思う。
408 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/09/26(木) 23:05:40 ID:???
――それで、告白は難なくオッケーしてもらって、私が一樹君と恋人同士になった頃くらいから…。
私の幸せとは反対に―――お姉ちゃんは、少しずつ壊れて来た。
穣子「ただいま〜! ごめんねお姉ちゃん、ちょっと一樹君のおうちで、遅くまで居ちゃって。
――べ、別に変な事はしてないからね! だから大丈夫だからね!?」
私はがいつも通り、皆から五月蠅いって言われる大きな声を出して帰って来た時。
何時もなら聞こえる筈のお姉ちゃんの声が聞こえて来なかった。
いつもはやさしく「おかえり」って、言ってくれるのに……。
穣子「お姉ちゃん? どうしたの? カゼでも引いちゃったの??」
私が心配になって、お姉ちゃんの部屋のドアを開けると。
静葉「ウフフ…お姉ちゃん、見事に忘れ去られちゃったなぁ〜。
あ〜あ。私が一人で寂しく過ごしてるうちにも、穣子は今頃<ピーーー>中なのよねぇ…。
私、なんで生きてるんだろう……」チャキッ…
穣子「お――お姉ちゃん? その、カッターナイフは……?」
私の大好きなお姉ちゃんは…チョッピリ変わったお姉ちゃんになってしまった。
それでも――勿論大好きだし、暫くはチョッピリ変わってるだけで元気だったんだけど…
409 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/09/26(木) 23:08:41 ID:???
静葉「ただいま〜♪ はいシーン♪ お姉ちゃん、とうとう愛する穣子にもポイーされちゃったなぁ〜♪
でもいいもんねぇ〜♪ お姉ちゃんには大好きな…カゼ薬さんがあるからね?」
穣子「やめてお姉ちゃん!! また竹林のお医者さんでお薬買ってたみたいだけど…それだけはやめてぇー!!」
ガッシャーン! ガラガラガラッ!
――そう。夏に入ってから。お姉ちゃんはどんどん危うくなってしまった。
その原因は分かってる、信仰が足りないから…。
穣子「(もしもあの時、一樹君が私じゃなくてお姉ちゃんと付き合っていたなら……)」
その頃――一樹君との日常のさりげない会話で、私は気づいてしまってた。
一樹君はさいしょ、お姉ちゃんの事が好きで、お姉ちゃんも、私と一緒で一樹君の事を好きだったって事に。
そして、それなのに。 お姉ちゃんは私に道を譲ってくれたんだって……。
穣子「(でも、だからって。 無理だよぉ…別れたくないよぉ……)」
――それなのに! 我儘な私は、それはそれだと思って、信仰不足と一樹君との恋愛は別物だって。
心の奥ではそう考えていた。
きっと、心の奥では――「なんとかなったら、お姉ちゃんが何とかしてくれる」って。 甘えていたんだ…。
そしてそのまま保留しちゃって……今日、身体的疲労も相まって、お姉ちゃんは最悪の状態になってしまった。
410 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/09/26(木) 23:11:02 ID:???
〜回想シーン終わり〜
反町「静葉さん―――! くそっ、どうにかならないのかっ!? 雛さん! あんたも神様だったら、
静葉さんを直す方法とか――知らないのか!?」
穣子がこれまでの経緯を回想している間に…反町は自らに降りかかる厄をも厭わず、
雛に詰め寄り、強い口調で問いただしていたが…雛はそっけなく首を振ってしまう。
雛「私は正確には神様じゃない。 だけど…もしも彼女に信仰が足りないんだとするなら。
――強い信仰の祈りが必要じゃないかしら…?」
反町「そんなの、どうやって……!?」
狼狽する反町を見て、穣子は一瞬の逡巡の後に…ぱあっと笑顔を閃かせて、
いつものような口調で反町に語りかける。
穣子「……そんなの、簡単だよ。 ――一樹君が、私を振って。
その代わりにお姉ちゃんに愛を捧げるって言えばいいんだよ」
反町「あ――愛…!?」
射命丸「――む。 なんかつまらなそうと思いきや、記事になりそうな展開が」
はたて「――やっぱりアンタは最低ね。 フツー本人に聞こえるように言う?(…私もちょっと同じ事思ったけど)」
穣子「一樹君は私の事を愛してくれていたけど――お姉ちゃんの事が好きだったんだよね?
だけど、優しくて、柔らかくて、断つ事が出来ないから。 それを隠してくれてた。
―――だけど、いいの。 …一樹君が正直に。 言いたい事を言えば良いだけの話なんだから」
穣子の表情は笑顔だったが――その目じりからは滝のように涙が溢れていた。
相変わらず嘘が苦手な穣子だったが…それでも、涙以外は頑張って耐えたのだ。
大好きな姉と、恋人の為に。
411 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/09/26(木) 23:15:56 ID:TnRQv2/k
しかし、そんな穣子の発言に対しての、この土壇場で。
反町「(そ――そんな! 俺は…俺は一体どうすればいいんだ!
確かに最初は……大人で物静かな静葉さんに憧れていたけど…
穣子と付き合っている内に、穣子の事が心から好きだと言えるようになった!
一体何だ!? 俺の――この俺の『言いたい事』って―――何だ!?)」
彼女の告白を受けて…反町は押し黙ってしまっていた。
自分の八方美人な態度が、穣子や静葉を傷つけていたのかもしれないという自覚はあったし、後悔もあった。
しかし―――だからと言って…すぐに勇気が出る訳でもなかった。
だが、それもある程度は仕方がない。言いたい事を言わないでいることこそが美徳。そう信じていた彼が、
今この場で、言いたい事を言う事を強制されているのだから。しかも、自分が何を言いたいのかも分からない状態で…。
穣子「一樹くん! 大丈夫! 言って! 言いたい事、言って!!」
反町「(くそっ…! 言うしかない! 穣子と静葉さんの為にも俺は――言うしかないんだ!!)」
だがそれでも、反町はなけなしの勇気を振り絞る。 汗を流し、目をギュッとつむり、一旦身体を大きく曲げて。…そして―――?!
先着1名様で、
★言いたい事を言わなきゃいけない世の中で→! card★
と書き込んでください。マークで分岐します。
ダイヤ・ハート→「俺は……静葉さんが好きだ! けど、穣子も同じくらい好きだーーーっ!!」
スペード・クラブ7以上→「俺は……やっぱり穣子が好きだーーーーっ!!」
クラブ2〜6→「俺は…俺は…! う……うわあああああああっ!?」反町は逃げだした!
クラブA→ダイヤ・ハート+穣子「なあんだ…やっぱりそうだったんだ。 一樹君のウソ付きッ!!」
新連載『ないすべのむ・そりまっち』が始まる。
JOKER→射命丸「(ズ…ズルイです! 私だって…反町君の事が好きなのに!?)」
おい幻想郷最速、フラグでも立てておけ
412 :
森崎名無しさん
:2013/09/26(木) 23:16:37 ID:???
★言いたい事を言わなきゃいけない世の中で→
ハート10
★
413 :
森崎名無しさん
:2013/09/26(木) 23:18:31 ID:???
>おい幻想郷最速、フラグでも立てておけ
射命丸の扱いワロタw
414 :
森崎名無しさん
:2013/09/26(木) 23:19:20 ID:???
【秋色を知る】【反町の章】になってた。
415 :
森崎名無しさん
:2013/09/26(木) 23:19:54 ID:???
二人は俺の翼だ!!
416 :
森崎名無しさん
:2013/09/26(木) 23:48:08 ID:???
愛が反町を強くする!
417 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/09/26(木) 23:51:46 ID:TnRQv2/k
★言いたい事を言わなきゃいけない世の中で→ ハート10 ★
ダイヤ・ハート→「俺は……静葉さんが好きだ! けど、穣子も同じくらい好きだーーーっ!!」
穣子「…えっ?」
静葉「………フフ」
にとり「(はぁ〜あ)」
射命丸「おお、これは面白そうな」
はたて「(だから本音が丸出しだってば、文)」
椛「ストリングプレイ・スパイダーベイビー!!」(←ヨーヨーが恋人)
天狗E「…きゃ」
河童A「はぁ、暑い暑い」
河童C「ええ〜っ? それ…良いの?」
雛「(厄の気が…消えた。 という事は、反町くんこそがキングオブサッカー…?)」
周囲が茫然自失となる中で……反町は『言いたい事』を見事に言いきった。
その言葉には、まさしく言霊が籠っているかのようで。
たちまちに静葉の…そして穣子の表情がみるみると明るく……いや、赤らめた風になっていく。
静葉「……恥ずかしいわ、反町君」
穣子「…………かぁーっ」
418 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/09/26(木) 23:54:15 ID:TnRQv2/k
そして――穣子の赤面をよそに…静葉が立ち上がった。
その瞳には、かつて見せていたような揺らぎは殆ど無くなっており、
さながら秋の終焉を告げる紅葉のように静かだが美しい。
滑らかな金色の髪をスッ…と撫で、静葉は反町に頭を下げて…。
静葉「――貴方の、私への強い信仰心。 確かに受け取ったわ」
静やかな声で、そう礼を述べた。
反町「……何べんも考えたんです。 決して、八方美人でも無い、優等生でも無い、
この俺の本当の気持ちって何だろう…って。
そしたら、俺にとっては静葉さんも、穣子もどっちも大事で――つい、言ってしまいました」
静葉「ええ。 そう、それで良い。 貴方は一番良い答えを言ってくれたのだと思う。
――もっとも、『同じくらい』好きだ、ってのは穣子にちょっと失礼かな? って思ったけれどね」
反町「あっ……!」
穣子「……いーもん。 これからはお姉ちゃんもライバルだし。 せっせたくまして、
これから一樹君の一番になるんだもん!」
うっかり失言をした!…と思い焦って振り向く反町だったが。
穣子はむくれては居るものの、今度は逆に怒りは感じられない。
むしろ―――やっと好きな人の本音を聞けて、ほっとしているようにも喜んでいるようにも見えた。
反町「……それを言うなら切磋琢磨、かな」
そして…その様子に反町は今までの自分を悔いた上で――考えを改める。
419 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/09/26(木) 23:56:05 ID:TnRQv2/k
反町「(そう。 俺は――。 今まで、自分がどう評価されてるのかが怖くてたまらなかったんだ。
嫌われたくない、人に陰口を言われたくない。 そうやって考えているせいで…いつしか言いたい事を
言えなくなってしまっていた。 日向は…それを強めた原因であるとはいえ。元はと言えば、
俺の心の脆さ。 それが原因だったんだ)」
東邦学園きっての優等生として努力を重ねて来た反町。
勉強でも、サッカーでも、成績は常に上位だったし、逆にそうでなければ
自分の価値は否定されるのではないか、という不安に満ち溢れていた。
だからこそ、サッカーにおける自分の価値。そしてこれまでの努力を嘲笑う日向が嫌いだった。
反町「(だけど――もう違う。 俺には…俺を認めてくれる恋人と…そして仲間達が居る!
穣子、静葉さん。 そして射命丸さんにはたてさんににとりさんに雛さん、椛さんと…天狗と河童の皆。
それで充分だ! 俺は――戦えるッ!!)」
幻想郷へ逃げ出した事で、そのトラウマを和らげる事には成功した反町だったが…。
今の今まで、彼は日向という呪いから、完全に逃げられては居なかった。だが―――それは過去の話。
反町「俺は―――生まれ変わったんだ!!」
射命丸「あややや、それはそれは良かった。 ――んじゃあ、仲間のよしみで取材を…」
椛「文様! それよりも私の新技特集を取材してくださいよ〜!?」
にとり「……ぱるぱる。 こりゃ試合後はヤケ酒しかないね」
河童A「――付き合うよ、にとり」
穣子「(うん、うん……! 良くなった! 皆、良くなった!!)」
静葉「(さて…今まで迷惑を掛けた分。 恩返ししなくちゃね)」
今の彼は、最高の仲間に恵まれ、真の自分を解放しつつあるのだった。
420 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/09/27(金) 00:01:51 ID:???
パルスィ「…………」カーン・カーン・カーン………
反町「あヅぅっ…心臓が!」
静葉「だ、大丈夫反町君!?」
反町「いえ…大丈夫ですが…(今の痛みは一体……?)」
*静葉と穣子のガッツが最大まで回復しました。
*反町がパワーアップ! 穣子との相互補正を昇華、更に静葉との相互補正を獲得&昇華し全能力+2!
*……ですが、パルスィの呪いにより(?)全能力が−1されました。(つまり前半と大体一緒)
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
と…言った所で今日の更新はここまでです。
なんだか反町君回になっちゃいましたが…。
全日本のメンバーについては、中山さん含めて恐らく今後最大のライバルチームの一つになると思うので、
タップリ目に描写していきたいなと思っています。
>>413
だんだんネタポジションになってしまいましたね…w
>>414
反町達は大分良くなりましたが…それでも後半はルナティックスに押し切られるかもです(汗)
>>415
そんな感じの展開です。ハーレム的な。
たぶん鈴仙にこんな展開が訪れるのは、来生が本編でキャプテンになるのと同じくらい難しいです。
>>416
強くなりました! …が、逆に嫉妬が反町を弱くしてしまいました。
それでは、皆さま、本日もお疲れさまでした。
421 :
森崎名無しさん
:2013/09/27(金) 00:15:27 ID:???
乙です。
まさかこっちは体力が減ったのにもっとも消費が多い敵は体力が全回復したうえに
さらに反町が差し引き全能力+1、さらに静葉も相互補正能力向上するとは
作戦の変更が必要か。
422 :
森崎名無しさん
:2013/09/27(金) 00:45:04 ID:???
乙でした。
幻想卿や月を含め、一番まともな付き合い方してるのは反町だけだった事実。
パルスィ―反町―穣子
| /
静葉
図で表すとそうでもないな…
試合中寝ればガッツ回復はできるから特に問題ないと思う。寝るなら後半開始時。
中盤がこっちに有利すぎるから、シュートまではほぼ確実に持っていける。
雛は通常プレイだけで怪我するしこれ以上怪我したらプレイ不能。
硬くはなったけど、数値はGK>DFだから撃ち抜ける確率は高いよ。
423 :
森崎名無しさん
:2013/09/27(金) 08:31:53 ID:???
雛さんは重傷だし、流石に交代だろう。
交代要員次第で作戦変更が必要かな。
424 :
森崎名無しさん
:2013/09/27(金) 16:11:38 ID:???
乙でした。
鈴仙さんが最大ガッツまで削って頑張っているときに、反町くんは愛の力でパワーアップ……。
そうか、今度は鈴仙さんがヒロインになってパワーアップすればいいんだよ!
425 :
森崎名無しさん
:2013/09/27(金) 19:13:18 ID:???
よし、早速バビ様を呼ぼう(スレ違
426 :
森崎名無しさん
:2013/09/27(金) 19:28:04 ID:???
反町がいないと秋姉妹が命にかかわるって
それもう元の世界に戻らないで一生添い遂げるしかないのでは
427 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/09/27(金) 23:32:03 ID:???
こんばんは。遅くなりましたが今日も更新を始めていきます。
>>421
乙ありがとうございます。
ちょっと『昇華』という言葉のせいで分かりづらかったかもしれませんが、
反町の相互補正は無くなっているので、実質は前半と同じ能力で差し引きプラマイゼロです。
穣子も相互補正が無くなった代わりに全能力+1なのでプラマイゼロなので、
実際にプレーヤー側が感じるのは静葉さんの全能力+1だけです。
……ですが、秋姉妹は名無し天狗や河童に能力で負けるほどよわよわですし、
オータムスカイラブが無ければまさにカカシ状態ですので、
このくらいの強化&テコ入れで丁度良いかな?と作者は思います。
>>422
おつありです。
あっ、パルスィは特に関係ないです。ただ単に妬ましいオーラを察知して妬ましがってるだけです。
寝るのは色々とギャンブルになりますが、成功すれば効果は高いかもしれません。
仰るとおり、これでもまだまだシュートで楽勝だと思います。ガッツが回復したとはいえ、秋姉妹は
そんなにガッツが高い訳ではないですからね。
>>423
判定次第ですが、名無し天狗が入るか、雛の重傷が軽傷になるかの可能性が高く、
強力リザーバーが登場する確率は低めかなぁ…と、思っています。
>>424
鈴仙「そうよ! その発想は無かった! じゃあ私ヒロインになるから主役は…中山さん宜しくね!」
中山「鈴仙さん……お前それでいいのか?」
>>425
バビ様「バビンゲツインだァ!!」
鈴仙「やったぁ〜♪ …って、アレ!? 私主役じゃなくなってる!?」
>>426
今の信仰激薄状態では命に関わるかもしれませんが、(特に静葉さん)
これから活躍して信仰をゲット出来れば大丈夫な筈です!
428 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/09/27(金) 23:35:07 ID:IJ52aTns
―――と。一部の人にとってはなんとも鼻に付く茶番によって、
秋姉妹が元気を取り戻したのは良かったのだが…。
にとり「…雛さ。 ケガ、大丈夫?」
雛「…ううん。 ちょっと痛い――かな」
妖怪の山FCには、もうひとつ深刻な問題があった。
左サイドハーフを務める雛の重傷である。
彼女の身を呈した反則により失点のピンチを一度は乗りきったという事もあり、
出来る事なら彼女には後半も試合に出て欲しい所ではあるが…。
それでも、この重傷が軽傷になったとしても。能力的には名もなき烏天狗にも負けてしまうだろう。
射命丸「(うーむ。 まあ、ここは交代でしょうね。 と言っても、ベンチにはロクな面子が居ませんが…)」
しかし、基本的に少数精鋭で控えは(一部チームを除いて)用意しない幻想郷サッカーにて、
その交代要員を用意するのが意外と難しい。射命丸は顎に指を当てて暫く考えて…
先着1名様で、
★妖怪の山FC・交代要員→! card★
と書き込んでください。マークで分岐します。
ダイヤ・ハート→射命丸「(まあ…しょうがないわね。 パッとしない子だけど…天狗Gを使いましょう)」
スペード・クラブ7以上→にとり「しょうがないなぁ。 河童専用の治療薬を塗ってあげるよ。 …有料で」
クラブ5・6→射命丸「実は、今日の試合限定の助っ人を呼んでました」華扇「宜しくお願いしますね(ニコッ」
クラブ3・4→若島津「……腕を上げたようだな、反町。 しかし俺も――」反町「(若島津……! お前、試合を…!?)」
クラブ2→クラブ3・4の結果+クラブ5・6の結果!
クラブA→雛「実はこうなるかもと思って、助っ人を呼んでおいたの」ゆうk…謎の厄神仮面「能力値ちゅっちゅ」
JOKER→射命丸「居るのよ…妖怪の山FCには。 完成された
ロベルト
が!!」
429 :
森崎名無しさん
:2013/09/27(金) 23:36:36 ID:???
★妖怪の山FC・交代要員→
スペード9
★
ジョーカー本物じゃないですかやだー
430 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/09/28(土) 00:17:17 ID:OM6mq8FY
★妖怪の山FC・交代要員→ スペード9 ★
スペード・クラブ7以上→にとり「しょうがないなぁ。 河童専用の治療薬を塗ってあげるよ。 …有料で」
射命丸「(一応リザーバーとして、何人かの天狗や河童は用意してありますが…
あんまりパッとしないのよねぇ……あいつら)」
妖怪の山FCは、高度な文化を持つ天狗と、それを下支えする豊かな技術を持った河童を中心にして作られた
チームであるため、幻想郷の他のチームと比べると、かなり外界のクラブチームに近い特徴を持つ。
そのため、リザーバーが居ない、という事態は免れてはいるのだが…それでも、やはり選手間の力量差は存在する。
それでも、他のチームと比べると比較的実力は横並びではあるのだが…。
射命丸「(それに、雛さんの能力は物騒ではあるけど、敵にとっても厄介な筈。
だから、出来れば棒立ちでも良いから立たせたいくらいなんだけど)」
やはり、明確な長所と大技を持つ選手を採用したい。
その為にキャプテンである射命丸を始めとして、チーム一同は皆一斉に押し黙るのだが…。
にとり「それなら……これを使うといいさ」
雛「にとり……!」
431 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/09/28(土) 00:18:45 ID:OM6mq8FY
その中で、誇らしげにスッ、と雛の前に現れたのは、
自らも酷い負傷を負った状態の妖怪の山FCの守護神――谷河童の河城にとりだった。
その手には小さな丸薬が握られており、銘には『ジェネリック万能丹』と書かれている。
にとり「ホントは私が一人で使う予定だったんだけど。 ――やはり今の内に雛に恩でも売っとこうかなと思ってね」
ニヤリと下品な笑みを浮かべながら、痛む身体をさすりながら。
それでもにとりは傲慢な風を装って雛に言い放つ。
雛「……良いの?」
にとり「へーきさ、へーき。 私は適度に手を抜かせて貰うからね…って、やば。 嘘ですよ天狗様!
――オホン。 まあ、雛が使えば良いよ、この薬。 鬼が飲む薬を大いにデチューンしたヤツらしいけど、凄い効くらしいし。
…河童のバザーで安売りしてたようなヤツだから、うそかもしれないけどさ」
途中でおどけたように防衛線を張りながら、そのまま雛の小さく柔らかな掌に薬を押し付けるにとり。
雛「――ありがと、にとり」
そんな不器用な友人の気配りに雛は二コリと歯を見せる程の大きな笑顔を見せて、
クイ、と直接薬に口を運ぶ。その結果―――?
先着1名様で、
★妖怪の山FC・交代要員→! card★
と書き込んでください。マークで分岐します。
ダイヤ・ハート・スペード→軽傷治療済くらいには回復した!
クラブ→なんと、なおりかけくらいまでに回復した!
クラブA→雛「うっ…お、お腹が……」にとり「(フッ…下剤を飲ませてトイレ使用料をもぎ取る作戦、大成功だね!)」
JOKER→雛「こ、この薬は……」にとり「(あっ、これウチに伝わる名薬『超鍵水』だった!?)」
432 :
森崎名無しさん
:2013/09/28(土) 00:19:47 ID:???
★妖怪の山FC・交代要員→
ダイヤ2
★
433 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/09/28(土) 00:40:05 ID:???
★妖怪の山FC・交代要員→ ダイヤ2 ★
ダイヤ・ハート・スペード→軽傷治療済くらいには回復した!
雛「(んっ……ちょっと、強いけど…!)痛く――無くなった…?」
雛は薬を飲み、そしてほんの暫くで――自らの脚の腫れが引いて行き、
痛みが明らかに薄れているという事実に気が付く。
にとり「そうかい、そりゃあ良かった。 ――ま、でもこれはツケだからな。いつかは払って貰うからね!」
そんな友人の朗報にも、にとりは強気な崩さず…
射命丸「ほう! それは僥倖! 河童の薬も偶にはアテになるもんですねぇ!」
友人でもなんでもない射命丸は、皮肉気ではありながらも、
必要以上に上機嫌な対応で、雛の回復を喜ぶ。
椛「(私の左手も直して欲しかったなぁ…)――ま、これでともかく、後半は結構頑張れそうですね〜?」
そして……妖怪の山FCイレブンは再度、倒すべき敵――永遠亭ルナティックスへの戦いへと
立ちあがり得る態勢を取り戻す。
434 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/09/28(土) 00:41:08 ID:???
射命丸「風向きは相変わらず不利のまま。 しかし勝負を諦めてはならぬ。
……本当に組織というのは面倒くさいし、嫌な物です。
ですが――明日の新聞…失礼。 私達の栄光の為にも。 今日の試合、最後まで美しく戦いぬきましょう」
反町「前半の時点で射命丸さんはあまり美しくなかったような…」
射命丸「ウオッホン! 反町君! 言いたい事を言うのは構いませんが、
世の中には言ってはならぬ事があるんですよ!? ええ!? 分かってますかァ!?」
ガシッ! ブンブン!!
反町「ひ、ひえええ〜!」
穣子「天狗さま〜!? 一樹君をいじめないでぇ〜!?」
射命丸の宣言通り、彼女達が美しく戦え抜けるか。
その行方を問うた後半戦が、もう間もなく始まろうとしていた――。
*雛のコンディションが『軽傷治療済』に回復しました。
435 :
森崎名無しさん
:2013/09/28(土) 00:41:54 ID:???
まっすぐドリブルをして、強烈な浮き玉シュートがある…あややはもの凄く来生に似てる?
トリオプレイがあるところがなおさらそれっぽい。ヘマがあって使いづらい所も。
パスカル! 君の意見を聞こう!
436 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/09/28(土) 00:50:55 ID:???
―――と、言った所で短くて申し訳ないですが、今日の更新はここまでにしようと思います。
明日は、朝から夜まで外出の予定が入っているので更新が出来無さそうですので、
後半戦は、また日曜日から始めて行ければと思います。
>>429
ヒャッホーなロベルトばかり描写してたので、普通にロベルトが出てきたらそれはそれで新鮮ですね…。
多分年齢や網膜剥離の影響を差し引いてもメッチャ強いのではないかと思います。
>>435
パスカル「うーん、ヘマは分からんが、確かに守備意識が低い所とかはキスギには似ているかもな。
だが――恐らくドリブル能力はアヤさんの方が上だな。 恐らくは……シュートの方も。
真っ直ぐドリブルするのは、それしかエイリンさんを突破する手立てが無いというだけだろうから仕方ないと思う。
後、トリオプレイの起点にもなれるクレバーさと視野の広さはキスギには無い長所だな。
…キスギ、上手いのに自分からは絶対パスしないし」
鈴仙「(そ、そんなに真面目に答えなくても良いのに…)」
それでは、皆さま、本日もお疲れさまでした。
437 :
森崎名無しさん
:2013/09/28(土) 12:15:47 ID:???
乙でした
トップ下、ウイング、CFと書くと修哲トリオっぽいけど、
このチームってオランダっぽい気がする
天狗トリオは文がカイザー+イスラス、椛がレンセンブリンク、
はたてがクリスマンDDF無し、雛がクリスマンのDDF担当、
秋姉妹の合体技でディックとリブタと並び、にとりはせりあい強いけど一流でない所がドールマンっぽい
モブの能力がそれなり…
ってあれ?反町?反町がクライフォート?
いや、どこぞのカードの技で一応戦術であるタックル特攻部隊覚えてるし頭良いし、トータルフットボール出来んじゃね?
438 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/09/29(日) 11:59:07 ID:???
こんにちは、昨日は休ませて頂きましたが、
今日は更新をしていきたいと思います。
>>437
乙&チーム考察ありがとうございます。
射命丸=イスラスは意識してる所はありましたが、他メンバーについてはあまり考えていませんでした。
…が、こうして考えて頂くと確かにオランダっぽい傾向にあるかもですね。
ただ、こっちのチームはオランダと違い、折角の総合力を活かさず、一部選手の個人技に頼りがちな思考になっている分、
オランダよりも大きく遅れをとっていますね。
反町がトータルフットボールをする…という発想も面白いですね。
圧倒的な個の力で恐怖を与える日向を否定して、全体の戦術で圧倒するサッカー戦術を身に付けた反町…
という設定はかなり熱い気がしますw
439 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/09/29(日) 12:00:52 ID:qLA/VBUc
そして―――舞台はスタジアムに再び戻る。
観客達は選手の最入場にそのボルテージを再び湧かせ、妖怪の山FCの巻き返しを、
永遠亭ルナティックスの奮闘を大きく期待しながら、選手達を迎える。
実況「さあ〜〜〜!! 間もなく後半戦がスタートします!
前半は永遠亭ルナティックスが一方的に攻め続け、守備陣の奮闘をも退けて2得点を挙げましたが、
その一方で妖怪の山FCも、射命丸選手の素晴らしいシュートで追い上げを見せています!
また、雛選手の負傷や静葉選手、穣子選手のコンディションも心配されましたが…
ハーフタイムでしっかりとケアしたのか、元気を取り戻しております!
この試合、まだまだどうなるかわからないぞ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!」
観客「ワアアアアアアアアアアアア!!」「あーや! あーや! あーや! あーや!」
「がんばれー! いぬばしりめいじーん!!」「おい、うどんちゃんなんか前半よりも疲れてね?」
鈴仙「(言えない……休憩せずに喧嘩してましたなんて、恥ずかしくてとてもじゃないけど言えないよぉ……)」
はたて「(さて、こっちのキックオフだけど――私達の不利はまだ変わらない。
文の調子が戻ったのは良かったけど、その代わりさっきのシュートで疲れているみたいだから……)」
先着1名様で、
★後半キックオフの攻撃→! card★
と書き込んでください。マークで分岐します。
ダイヤ→「(反町君をフォロワーにして、ワンツー突破がベストかしら…?)」天狗トリオだ!
ハート→「(――でも、アイツに任せないと結局は得点チャンスまで行け無さそうだし…)」射命丸にパスだ!
スペード・クラブ→「(やっぱり右サイドね。 私がパスでFWを抜いて、そこから反町君に突破してもらおっと)」反町にパスだ!
クラブA→椛「はたて様! 私だ! 私に持ってこい!」はたて「(なんでこんなに偉そうにしてるのかしら…まあいいや)」
JOKER→静葉「あの…私をトップ下に置かせてくれないかしら?」はたて「なにィ!?」
440 :
森崎名無しさん
:2013/09/29(日) 12:04:03 ID:???
★後半キックオフの攻撃→
ハート5
★
441 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/09/29(日) 12:30:55 ID:qLA/VBUc
★後半キックオフの攻撃→ ハート5 ★
ハート→「(――でも、アイツに任せないと結局は得点チャンスまで行け無さそうだし…)」射命丸にパスだ!
はたて「(……ワンツー突破もアリかしら? ――ううん、連続ワンツーは多分、途中で天才に取られて終わり。
そこから取り返せる方法がほぼ無い以上、前半の繰り返しになるだけ。
……となると―――文の突破が一番かしら?)」
はたてはそう見切りを付けて、前半通りのフォーメーションに沿ってフィールドに立つが…
射命丸「…む。 ルナティックスは大きく陣形を変えて来たわね」
射命丸が誰よりも早く、ルナティックスのフォーメーションチェンジに気付く。
実況「おっと! ここでルナティックス…前半と大きく布陣を変えてきましたっ!
妹紅選手をワントップにして、そこから佳歩選手と中山選手が前方、
普段はFWのパスカル選手と鈴仙選手が後方サイド際に並び、5−4−1の布陣です!」
442 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/09/29(日) 12:32:58 ID:qLA/VBUc
−−@−− @にとり
C−B−A C河童 B穣子 A河童
−−−−−
−−D−− D静葉
G−−−E G雛 E天狗
−−I−− Iはたて
F−−−− F射命丸
−−H−J H椛 J反町
妖怪の山FC:3−4−3
永遠亭ルナティックス:5−4−1
−−A−− A妹紅 830/900
−−−−−
−F−I− F佳歩 690/690 I中山 550/720
J−−−H Jパスカル 750/840 H鈴仙 500/830
−−−−−
G−D−E Gてゐ 600/630 D永琳 590/900 EウサギB 510/510
−B−C− BウサギE 530/530 C慧音 700/700
−−@−− @輝夜 630/730
星(観客席)「う、うーん…? 普段はFWの鈴仙やパスカルさんを後ろに置いたということは…。
ルナティックスは後半、守りに撤するという事でしょうか?」
ナズーリン(観客席)「いや――恐らくはその逆だよ、ご主人様。 見るとルナティックスの中盤は、
パスカルという少年を除いて、皆が何らかのミドルシュートの大技を持っている。
これは――中盤からどんどん積極的にシュートを撃っていき、DF・GKの疲労を促すつもりだと思う。
優秀なタックラーである妹紅さんをFWにまで上げている事も鑑みるに……
―――つまり、ルナティックスはより一層攻撃を強めて行く…という事だろうね」
星(観客席)「なるほど……流石は鈴仙達のチーム、といった所でしょうね。面白いです。
(ど――どうしましょう。 ナズーリンの言ってる事がぜんっぜん分かりません!
でもここは彼女の主人として威厳を見せなくては、今以上に舐められてしまいます!!」
ナズーリン(観客席)「(ご主人…既に思考が筒抜けなんだが、それは……)」
443 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/09/29(日) 12:36:12 ID:qLA/VBUc
観客達がルナティックスの陣形に考察を行う中で―――試合は笛の音とともに再開される。
―――ピイイイイイイイイイイイイイイイイイイッ!!
実況「さあ! 妖怪の山FCのキックオフから試合再開です! ボールはトップ下のはたて選手が持って〜!?」
はたて「文! もう一仕事してもらうわよッ!」
バシュウウウッ!!
射命丸「(はたてめ。私を一旦使い潰す気でいるわね…。
――まあ、確かに体力はこの1回の突破で結構来ちゃいそうですが。
トップギアは最後か窮地に取っておくとして―――)それなら、軽く突破して差し上げましょう!」
ダッ! タタタタタタッ!!
実況「やはりここは黄金パターン! 左サイドの射命丸選手に渡してドリブル突破だ〜!」
444 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/09/29(日) 12:37:41 ID:qLA/VBUc
妹紅「そうは――させるかッ! 私だって…タックルには自信があるのよ!」
射命丸「ならばその自信の方を、粉々に打ち砕いて差し上げましょう!」
先着2名様で、
★射命丸→ドリブル 50 (! card)(! dice + ! dice)=★
★妹紅→タックル 47 (! card)(! dice + ! dice)=★
と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。
MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→ 射命丸、突破成功!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(椛がフォロー)(はたてがフォロー)(佳歩がフォロー)
≦−2→ルナティックスボールに。
【補足・補正・備考】
射命丸のマークがクラブ以外の時、「風神少女(+4)」が発動します。
妹紅のマークがダイヤの時、「正直者の死(+2、相手の必殺ドリブル無効)」が発動します。
妹紅はスキル・蓬莱人の為絶対に負傷しません。
445 :
森崎名無しさん
:2013/09/29(日) 12:38:10 ID:???
★射命丸→ドリブル 50 (
ダイヤ5
)(
5
+
6
)=★
446 :
森崎名無しさん
:2013/09/29(日) 12:39:55 ID:???
★妹紅→タックル 47 (
クラブA
)(
3
+
5
)=★
447 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/09/29(日) 12:52:29 ID:qLA/VBUc
★射命丸→ドリブル 50 ( ダイヤ5 )( 5 + 6 )+(風神少女+4)=65★
★妹紅→タックル 47 ( クラブA )( 3 + 5 )=55★
≧2→ 射命丸、突破成功!
妹紅「でえええええいっ!!」
ズッザアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!
射命丸「ふむ……確かにキレのある良いタックルですが、
貴女のタックルには一つ足りない物があります。 それは――」
シュッ……ビュウウウウウウウウウウウン!!
――――スッパアアアアアンン!!
射命丸「―――速さ、です」
妹紅「あっ!?(そ――そんな! 全く見えなかった!?)」
実況「射命丸選手、素晴らしい高速ドリブル〜〜〜〜!!
妹紅選手のタックルをものともせず、あっさりと抜き去ってしまいます!
そしてそのまま左サイドを颯爽と駆けあがって〜〜!?」
中山「くそっ…! まさかここまでのポテンシャルを秘めた選手だったとは!
前半のプレーだけでは掴めなかった!」
パスカル「だが――ここでもう一度、止めて見せる!!」
鈴仙「(うーん、早くてとてもじゃないけど右サイドじゃあ追いつかないわね。
反町君に椛さんも居るし、私はフォローに回らないと!)」
佳歩「(わ――私も……鈴仙さまと一緒にフォローしないと!)」
448 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/09/29(日) 12:53:42 ID:qLA/VBUc
射命丸「さて――射命丸文の高速サッカーレポート、まだまだ続きますよッ!!」
先着2名様で、
★射命丸→ドリブル 50 (! card)(! dice + ! dice)=★
★パスカル→タックル 49 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=
中山→タックル 49 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=★
と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。
MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→ 射命丸、ドリブル突破! そして…!?
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(椛がフォロー)(佳歩とはたてでせりあい)(鈴仙がフォロー)
≦−2→ルナティックスボールに。
【補足・補正・備考】
射命丸のマークがクラブ以外の時、「風神少女(+4)」が発動します。
パスカルのマークがダイヤの時「クリップタックル(+3)」が発動します。
中山は、スキル・底知れぬポテンシャルにより、カードでQ、Kが出た場合でも覚醒フラグを習得します。
(ただし、攻撃側は完全勝利、守備側はこぼれ球以上を条件とします。他の覚醒条件と重複はしません)
449 :
森崎名無しさん
:2013/09/29(日) 12:56:17 ID:???
★射命丸→ドリブル 50 (
クラブ9
)(
3
+
6
)=★
450 :
森崎名無しさん
:2013/09/29(日) 12:57:19 ID:???
★パスカル→タックル 49 (
ハート5
)(
6
+
1
)+(人数補正+1)=
中山→タックル 49 (
クラブ2
)(
2
+
6
)+(人数補正+1)=★
451 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/09/29(日) 13:14:43 ID:qLA/VBUc
★射命丸→ドリブル 50 ( クラブ9 )( 3 + 6 )=59★
★パスカル→タックル 49 ( ハート5 )( 6 + 1 )+(人数補正+1)=57
中山→タックル 49 ( クラブ2 )( 2 + 6 )+(人数補正+1)=58★*反則!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして椛がフォロー…の筈が、中山の反則!?
射命丸「さあ! 手加減して上げるから…本気で掛かってきなさいな!」
シュン! シュンシュン!!
パスカル「な…なんて速さだ!?」
射命丸はここで、高速ドリブルではなくフェイントを多用したドリブルに切り替えて、
射命丸のコースを先読みしていたパスカルの鋭いタックルをくぐり抜ける。
中山「(だ――駄目だ、抜けん! こうなったら、反則の危険性はあるが…)うおおおっ!」
グワアアアアアアアッ!!
その速度と技術の高さを見た中山は、反則覚悟で強引なタックルを強行。
ここで抜かれてはマズいと、思いっきり足裏を見せて射命丸に向かうが…
中山「(だ…駄目だ。 ぶつかる!?)」
射命丸「―――っ!?」
ドッシイイイイイイイイイイン!! ―――ピピイイイイイイイイイッ!
実況「おお〜〜っと! 射命丸選手…中山選手の強引なタックルに合い、ボールを零してしまうも!
どうやらボールよりも先に中山選手の脚が入っていたと審判に判断されて反則を取られた模様です!」
452 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/09/29(日) 13:16:04 ID:qLA/VBUc
中山「(くっ……無念。 だが、致し方あるまい)」
審判は中山に近づき、そして―――?
先着1名様で、
★中山の運命→! card★
と書き込んでください。数字で分岐します。
J〜K→お咎め無し
7〜10→注意!
4〜6→厳重注意!
A〜3→イエローカード!
クラブA→一発でレッド!?
JOKER→審判「(中山君の反則にも見えたが…射命丸さんって案外大した事ないし、きっと彼女の反則だろう)」射命丸「やめろォ!?」
453 :
森崎名無しさん
:2013/09/29(日) 13:17:09 ID:???
★中山の運命→
ハート2
★
454 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/09/29(日) 13:39:42 ID:qLA/VBUc
★中山の運命→ ハート2 ★
A〜3→イエローカード!
ピッ!
中山「(くっ…! 急き過ぎたか……!?)」
実況「おおお〜っと! ここで中山選手にイエローカードです! 後半立ち上がりの好機を
意図的な反則で潰したと判断されたのでしょうか、審判陣は厳しく処分しました!
中盤の要である中山選手にイエローが来たとなると、ルナティックス、少し厳しいか〜!?」
審判は…中山にやや厳しい判断を下した。後半開始直後のイエローカード。
もっとも、相手も射命丸がイエローを貰っている以上、これで主力退場の危機が
イーブンに並んだだけとも判断出来るが……。
中山「――皆、済まない。 俺のミスだ。 …相手に、悪い流れで主導権を与えてしまった」
永琳「…まあ、終わった事はどうしようもないわ。 ここは次のフリーキックへの対処を考えましょう」
鈴仙「(次のフリーキック、かぁ…)」
中盤から少し自陣に入った左サイドでのフリーキック。
ゴールまで40メートルほどの距離がある中で、流石に直接シュートを狙いには行かないだろうが…。
パスカル「調子の良いシャメイマルさんをもう一度使うか、それともトップ下のハタテさんが試合を組み直すか、
はたまた右サイドのソリマチや中央のモミジさんが切り込むか…。
―――敵のチームには、効果の大小に差はあるとはいえ、様々な引き出しがあるからな」
455 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/09/29(日) 13:40:50 ID:qLA/VBUc
パスカルの言う通り、次の敵の攻め方には様々な種類がある。
この中で、どの攻撃に対して最も警戒すべきか。
鈴仙「(うーん。 何が要注意なのかしら。 ――思いついたら、師匠にでも言ってみようかなぁ…?)」
A:「射命丸さんが調子を伸ばしています。一番突破力があるのも彼女ですし、警戒すべきだと思います」射命丸を警戒すべきと言う。
B:「はたてさんがパスで中盤を切り開いてきそうです。彼女のパスを警戒しましょう」はたてを警戒すべきと言う。
C:「椛さんは今日、体力を大きく残しています。 彼女にも人員を割くべきでは?」椛を警戒すべきと言う。
D:「右サイドの反町君の能力も侮れません。 彼を警戒すべきと思います」反町を警戒すべきと言う。
E:「(――いえ、ここは皆の判断に任せましょう)」発言はせず、周囲の判断に従う。
F:その他 自由選択枠
鈴仙のガッツ:500/830
先に『2』票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
*人の少ない(であろう)時間帯であることも考慮して、スピーディに2票決とします。
456 :
森崎名無しさん
:2013/09/29(日) 13:42:36 ID:rCOirsvU
D
457 :
森崎名無しさん
:2013/09/29(日) 13:44:03 ID:A6OaJWgQ
E
458 :
森崎名無しさん
:2013/09/29(日) 13:44:30 ID:+VcwEvSQ
E
459 :
森崎名無しさん
:2013/09/29(日) 13:44:53 ID:e79ZtR3o
F 鈴仙「皆に任せて寝よう…おやすみなさい」
460 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/09/29(日) 14:02:59 ID:qLA/VBUc
E:「(――いえ、ここは皆の判断に任せましょう)」発言はせず、周囲の判断に従う。
鈴仙「(うーん……。 色々な選択肢がありすぎて、考えるのも難しいわね…。
ここは、どれかと決め打ちするのは却って危険かも。 皆の判断に従おうっと)」
鈴仙はじっと黙って、チームの下す判断を見守る。
慧音「私としては…右サイドの反町という少年が危険だと思う。
天狗(射命丸)が突破をするというのは、流石にオーバーワークが過ぎるのだから」
妹紅「うーん……慧音の言う通りな気もするけど。
私としては、CFなのに今の所何もしていない椛も気になるなぁ」
永琳「(そうね。様々な攻撃手段が考えられるけど、ここは―――)」
先着1名様で、
★フリーキックへの対応→! card★
と書き込んでください。マークで分岐します。
ダイヤ→「私がやや上がって、一通りの攻撃に対処出来るようにするわ」
ハート→「やはり反町君でしょうね。 右サイドの守備にも警戒しましょう」
スペード→「射命丸はやはり危険よ。 左サイドを、引き続き警戒しましょう」
クラブ→「トップ下のはたてにボールを戻して、時間を稼いだり、中盤省略をしたりする可能性があるわ。ここは様子見ね」
JOKER・クラブA→輝夜「フフフ…ここで私のオーバーラップの出番ね!」妹紅「おい、やめろ!」(*JOKERだと…?)
461 :
森崎名無しさん
:2013/09/29(日) 14:03:17 ID:???
★フリーキックへの対応→
ダイヤ5
★
462 :
森崎名無しさん
:2013/09/29(日) 14:03:18 ID:???
★フリーキックへの対応→
クラブ2
★
463 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/09/29(日) 14:33:01 ID:qLA/VBUc
★フリーキックへの対応→ ダイヤ5 ★
ダイヤ→「私がやや上がって、一通りの攻撃に対処出来るようにするわ」
永琳「……相手がどんな攻撃をするにしても、恐らくはその殆どがドリブル突破か、
パスワークを利用しての突破と考えられるわ。 中盤省略のロングフィードもあり得るけれど…
それは姫様の能力でも対処が可能だし、DF陣の消耗はほぼ皆無だからブロックも出来る。
あと、負傷をしている選手を積極的に使うのは…奇策以外では考えづらいもの。
だから――私がPAから上がり目の位置にて、幅広に対応するのがベターでしょうね」
中山「(…となると、大体は通常通りの対応となるが。
―――相手の手が分からない以上は、それが最良か)」
そうして、ルナティックスは妖怪の山FCの攻撃に備え…。
――ピイイイイイイッ!!
実況「さあ、後半3分で妖怪の山FCのフリーキック! キッカーは…射命丸選手です!」
射命丸「(さーて、ここは……)」
先着1名様で、
★妖怪の山FC・フリーキック→! card★
と書き込んでください。マークで分岐します。
ダイヤ→「(はたてにお任せしましょうかね)」
ハート→「(とりあえず、反町君にでもパスしましょうかね)」
スペード→「(すぐに戻してしまって、ドリブル突破ね!)」
クラブ→「(――ケガしていますが、相手は今前がかり。 ここは椛にフィードを上げて…!)」
JOKER→「(……そう言えば、秋姉妹さんにも必殺のシュートがあったような…)」
464 :
森崎名無しさん
:2013/09/29(日) 14:34:47 ID:???
★妖怪の山FC・フリーキック→
ハートK
★
465 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/09/29(日) 15:01:00 ID:qLA/VBUc
★妖怪の山FC・フリーキック→ ハートK ★
ハート→「(とりあえず、反町君にでもパスしましょうかね)」
射命丸「(…私は体力に不安が残りますし、はたてに戻すのは何とも勿体ない。
椛の負傷も考えて―――反町君が安全でしょうかね)…それっ!」
バシュウウウウウウウッ!!
実況「射命丸選手…大きく右サイド方向にパス! 右サイド際を走る反町選手に一旦ボールを預けます!」
反町「ありがとう、射命丸さん!(永琳さんが上がっているのが怖いけど……ここはとりあえず――)」
中山「悪いが。 ―――ここは通して貰うッ!!」
永琳「(……ここは、中山君とウドンゲが止めてくれるでしょう。 私はその次の行動に備えるわ)」
鈴仙「(…反町君が来たわね! ここはMFとして、中山さんと協力して止めたい所だけど…!
すぐ後ろに師匠も居るから、私はフォローに回るのも攻撃には良いのかもしれない。
――ど、どうする私!?)」
A:タックルに向かう!(威力:46)
B:ここはフォローに回る!
C:ここは体力に不安が残るし――ゴロリと寝る!
D:その他 自由選択枠
先に『2』票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
*スピーディに2票決とします。
466 :
森崎名無しさん
:2013/09/29(日) 15:03:19 ID:5jLCtuxw
A
467 :
森崎名無しさん
:2013/09/29(日) 15:04:00 ID:+VcwEvSQ
A
468 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/09/29(日) 15:14:56 ID:qLA/VBUc
A:タックルに向かう!(威力:46)
鈴仙「(FWだったらともかくも、今の私の位置はMF。
ここはしっかり守備参加して、運動量をアピールしないと!)」
ダッ!!
実況「鈴仙選手と中山選手! 右サイド側のMF二人が反町選手につきました〜!」
反町「(ここを抜けても永琳さんがボールを刈って来そうだけど…だからといって、
逃げる訳にはいかないっ!!)ぬくッ!!」
先着2名様で、
★反町→ドリブル 48 (! card)(! dice + ! dice)=★
★中山→タックル 49 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=
鈴仙→タックル 46 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=★
と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。
MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→反町、ドリブル突破!しかしすぐに永琳が詰め寄る!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(妖怪の山のスローイン)(永琳がフォロー)(ルナティックスのスローイン)
≦−2→ルナティックスボールに。
【補足・補正・備考】
反町のマークがダイヤの時、「毒々しいドリブル「(+2)」が発動します。
中山は、スキル・底知れぬポテンシャルにより、カードでQ、Kが出た場合でも覚醒フラグを習得します。
(ただし、攻撃側は完全勝利、守備側はこぼれ球以上を条件とします。他の覚醒条件と重複はしません)
鈴仙のスートと敵スートが一致時、スキル・狂気の瞳LV3により敵の数値が−2されます。
469 :
森崎名無しさん
:2013/09/29(日) 15:17:12 ID:???
★反町→ドリブル 48 (
ダイヤ8
)(
3
+
3
)=★
470 :
森崎名無しさん
:2013/09/29(日) 15:18:14 ID:???
★中山→タックル 49 (
ハート9
)(
1
+
2
)+(人数補正+1)=
鈴仙→タックル 46 (
クラブ7
)(
3
+
5
)+(人数補正+1)=★
471 :
森崎名無しさん
:2013/09/29(日) 15:18:22 ID:???
★中山→タックル 49 (
ハート6
)(
4
+
3
)+(人数補正+1)=
鈴仙→タックル 46 (
スペード9
)(
1
+
5
)+(人数補正+1)=★
472 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/09/29(日) 16:14:07 ID:qLA/VBUc
★反町→ドリブル 48 ( ダイヤ8 )( 3 + 3 )+(毒々しいドリブル+2)=56★
★中山→タックル 49 ( ハート9 )( 1 + 2 )+(人数補正+1)=53
鈴仙→タックル 46 ( クラブ7 )( 3 + 5 )+(人数補正+1)=55★
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして妖怪の山のスローイン
反町「俺は――変わったんだ!」
ダッ! キュッ…クイッ!
中山「(くっ…何だ、この独特のステップを踏んだドリブルは――!?)」
反町は決然と、様々なドリブル技術を拙いながらに詰め込んだテクニック
――通称「毒々しいドリブル」にて、中山のタイミングを崩し…見事に抜き去る事に成功する。
だがしかし、中山のタックルは不意を突かれて本来の威力を為していなかったとはいえ、
相応の鋭さを保っており、反町のバランスを崩すことに成功する。
鈴仙「(よし! これなら…!)てぇえええいい!!」
ズザアアアアアアアア!!
反町「(し――しまった! バランスを崩していたのに、中山を抜く事で安心してしまっていた!?)あっ!?」
バッチイイイイイイイイイン!! ポン…ポンポン……
実況「おっと! 反町選手、鈴仙選手と中山選手の二段構えのタックルに対応しきれず、
ボールを右サイドに弾いてしまいます! しかしこれは妖怪の山FCのスローイン!
何とか首の皮一枚で、攻撃を持続させました!」
永琳「あら…折角ボールを頂こうと思ったのに。 残念ね」
473 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/09/29(日) 16:15:07 ID:qLA/VBUc
フォローに回った永琳は、反町が窮地でボールを明け渡さなかった事を残念と言うが…。
当然、本意ではない。彼女の実力ならば、鈴仙達を抜いた後にボールを奪おうが、
スローインの後にボールを奪おうが同じと考えていた。
反町「(くっ…! 駄目だ。 ここでスローインになっても、すぐに永琳さんにボールを奪われるのがオチだ!
ここはどうすれば――!?)」
先着1名様で、
★妖怪の山FC・スローイン→! card★
と書き込んでください。マークで分岐します。
ダイヤ・ハート・スペード→「(いや。やっぱり戻して貰って俺が永琳さんを抜くしか…!)」
クラブ→静葉「反町君。 ――一旦、私に戻して」反町「し、静葉さん……!?」
JOKER→「(大丈夫だ。 俺には威力67のオータムドライブがあるって夢の中で鈴仙さんが言ってた。
これを撃てば、全然余裕で入る筈だ)」
474 :
森崎名無しさん
:2013/09/29(日) 16:16:18 ID:???
★妖怪の山FC・スローイン→
ダイヤ4
★
475 :
森崎名無しさん
:2013/09/29(日) 16:27:01 ID:???
魔王反町は復活しなかったか、、、
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