キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【かつて見た】俺inキャプ森3【栄光の道】
1 :
森末(仮)
:2013/10/30(水) 00:29:57 ID:???
このスレは、キャプテン森崎のスピンアウト作品です。
参加者の皆さんの選択、及びカード引きによって物語が展開していきます。
他の森崎板でのスレと被っている要素や、それぞれの原作無視・原作崩壊を起こしている表現。
その他にも誤字脱字や稚拙な状況描写等が多数あるかと思いますが、お目こぼし頂ければ幸いです。
☆前スレ☆
【頂天への】俺inキャプ森2【道程】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1381329922/l50
☆あらすじ☆
キャプテン森崎を心から愛する男板野住明はある日キャプテン森崎の精、
通称『森末』からキャプテン森崎の外伝スレへと参加してみないかと提案をされ外伝世界へと飛ばされる。
ふらの中学で松山達と共に鍛錬を繰り返し、1年と少しの期間を費やして臨んだ3年目の全国大会。
板野は「マグナムシュート」を武器に大暴れをし、1回戦・早田率いる『東一中』、2回戦『錦が丘』、
3回戦・立花兄弟のいる『花輪中学』を次々に撃破していく。
迎えた準決勝、これに勝てば若島津が待ち受ける東邦が待ち構える中行われた『比良戸中学』との試合。
ダークホース『比良戸』は隠していたその実力を見せ、板野達は審判の笛に助けられながらも1−0と前半で1点のリード。
そして、前半22分、再び回ってきたチャンスで板野はマグナムシュートを打とうとするのだが……。
200 :
森崎名無しさん
:2013/11/04(月) 01:09:22 ID:???
★荒鷲の記憶→
ダイヤ10
★
JOKERwwww
201 :
森末(仮)
:2013/11/04(月) 01:10:29 ID:???
本日はここで一区切りとさせていただきます。
それでは。
202 :
森崎名無しさん
:2013/11/04(月) 01:11:10 ID:???
JOKERだったら残り2戦楽勝すぎでしょw
203 :
森崎名無しさん
:2013/11/04(月) 01:11:29 ID:???
乙でした。
そういう分岐だったか。
204 :
森末(仮)
:2013/11/04(月) 23:30:59 ID:???
>★荒鷲の記憶→ ダイヤ10 ★
>汗水たらしながら練習をしてきた日々だった。 松山「(俺達は勝つ為に戦ってきたんだ……拘ってる場合じゃない!)」
===============================================================================================================
松山の脳裏に過ぎったもの、それはこれまでの北海道で明け暮れた練習の日々だった。
公立校でありながらふらの中学が全国大会準決勝まで勝ち残れたのは、偏にその練習量に起因する。
強豪校にも負けない程のハードワーク、キャプテンである松山自らが課した綿密な練習スケジュール。
太陽が昇る前から朝練をし、太陽が消えても居残り練習。
冬になれば体育館を借りて練習をし、使えない日は雪かきをしてまで練習をしてきた。
松山「(俺達は……俺は、どうしてそこまでして練習に練習を重ねてきたんだ……?)」
自問自答をするが、松山の中で答えははっきりしていた。
これまで積み重ねてきた練習の日々、その原動力となったのは『全国大会優勝』それを目指す為だけである。
それがわかった瞬間、松山の意固地とも言える意地に近い若島津への執念は……、
消え失せこそしなかったものの、然程重要なものではなくなった。
それよりも大事なのは、自分たちが真紅の優勝旗を掴む事。
その為ならば万全の態勢で挑むべきだと、松山は自分で納得をしてみせた。
松山「……わかった。 俺がDFをやろう」
ふらのメンバー「おおっ……」「マジで?」「キャプテンが守ってくれるなら、無失点にだって出来る筈だ!」
そして松山が決意した事――明日の試合、自分がDFとして出場をするという旨を伝えると、
一同からは驚きによるどよめき声が発せられた。
板野を含め、松山と若島津との小学生時代からの因縁はふらのメンバーにとっては周知の事実。
松山がDFとして出場をするという事はその因縁に蹴りをつける事を自ら否定したと取れるのだが、
いずれにせよ多くの者達は松山が守備に参加をしてくれるのなら自分たちも幾分か楽が出来る筈だと考えた。
205 :
森末(仮)
:2013/11/04(月) 23:32:19 ID:???
三杉「(苦渋の決断といった様子だが……もう少しスマートに決めて欲しかったな。 まあ、結果的に好しとするか)
なら、明日の試合について詳しく説明していこう。
まず守備は先ほど言ったように松山を中心として、最終ラインで止める方向だ。
ただ、だからといって中盤で守備をするなという話じゃない。
小田は不慣れなポジションだろうが、出来るだけ他の選手と連携をする努力を怠らないでくれ」
小田「お、おう(だからなんでコイツこんなに偉そうなんだ?)」
三杉「攻撃に関しては、カウンター狙い……と先ほど言ったね。
沢田と小池がいなければ、東邦の中盤はフリーパス……とは言えないが、与しやすい筈だ。
ただ、問題点はDFが上がり目に位置して板野の突破を阻んでくる事だろう。
君にマグナムシュートを打たせる訳にはいかない、とDFが躍起になってくるのは目に見えているからね」
板野「そんなの関係ないよ、俺が全部抜き去ってやる」
三杉「(吹き飛ばしてやるの間違いな気がするが……)いや、板野を中心としていくのは間違っていない。
だが、スタミナが不安なんだ。 敵の守備を分散させる意味でも、板野に負担をかけすぎない意味でも、
僕が2トップにすべきだとしたのはそういう意味だよ」
山室「(……暗に俺も使っていくべきだって言ってるな畜生め)」
三杉「ペース配分は間違えないようにしよう。
板野がいなければ、それだけで東邦は思い切って攻撃が出来るのだからね」
板野「(なるほど……確かに、ペース配分は考えないといけないかな)」
206 :
森末(仮)
:2013/11/04(月) 23:33:21 ID:???
松山の決意を聞いた後、三杉は改めて明日のふらのの戦い方について説明をした。
攻撃は板野を中心に、守備は松山を中心に。
しかし、スタミナの事を考え他の者達も松山達を補佐するべく動くべきだと言い放つと、
松山、板野を含むふらのメンバーは表情を強張らせながらも頷いた。
三杉「僕から伝えられる事は以上だけど……まだ何かある人はいるかな?」
松山「三杉に対する言葉じゃないんだが……俺から1つ言いたい事がある」
三杉「どうぞ。 あくまでも僕は部外者だ、キャプテンである君の発言を遮るつもりはないよ」
松山「……ここまで来て言うのもなんだが、東邦は間違いなく強敵だ。 これまで戦ってきた奴らとは、訳が違うと考えていい。
それを加味した場合……少しまだ俺達は、実力的に不安も残ると思うんだ」
ふらのメンバー「えっ……(どうしたんだ?)」「キャプテン?(もしかして諦めてくれるのか? だったらラッキーだけど)」
ここにきて、突如弱音のような言葉を吐く松山に、一同は訝しがる目を向ける。
三杉でさえも目を丸くして驚き、松山の意図を探るように視線を向けるのだが……。
板野「…………」
A.「なら、努力するしかないよね。 才能の無い奴は、努力をしなくちゃ」 ボールを手に取ってみる
B.「そんな事をいまさら言ったって仕方ないじゃないか」 自分たちの実力を信じようと松山を諌める
先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
>>203
乙ありです。そういう分岐でした。
207 :
森崎名無しさん
:2013/11/04(月) 23:35:26 ID:xAUBARR+
A
208 :
森崎名無しさん
:2013/11/04(月) 23:36:41 ID:R4mnQH7w
A
209 :
森崎名無しさん
:2013/11/04(月) 23:37:10 ID:YDG7Vwe+
A
210 :
森末(仮)
:2013/11/05(火) 00:09:45 ID:???
>A.「なら、努力するしかないよね。 才能の無い奴は、努力をしなくちゃ」 ボールを手に取ってみる
=================================================================================================
一見すれば弱音にしか見えない松山の発言。
しかし、この1年間松山と共にふらので過ごし、
そしてそれよりも以前から松山光という男について知っていた板野は、彼が何を言いたいかを瞬時に察知した。
板野「なら、努力するしかないよね。 才能の無い奴は、努力をしなくちゃ」
ふらのメンバー「へっ?」「板野……?」「なんでボールを……(ま、まさか……)」
松山「板野……」
『才能の無い奴は努力をするしかない』
それは、かつて板野が原作を読んでいて感動をした松山の一つの台詞であった。
松山光という男は、努力家である。
無論、努力をせずして成功をする者はいないのだが、彼が原作でも本編でも散々才能が無いと言われ、
努力だけで全日本を代表とする選手の一員となったというのは事実である。
そんな彼がこの場に来て、あんな弱気に見える発言をする意図はわかりきっている。
『まだ実力が不足していると思うのなら、努力をしよう』
即ち――今から練習をしようと言いたいのだと、板野は理解したのだ。
松山「そうだ、板野の言うように俺達は努力をするしかない。
相手は私立の、しかも選りすぐりのスポーツ特待生を有する学校なんだ。
俺達が努力をしても逆立ちしても敵わないかもしれない……でも、その差を埋める為にも練習をするしかないんだ!」
そして、その板野の推察は正しかった。
ここまでのミーティングで改めて東邦学園がこれまでの敵とは全く違う強敵だと認識した松山は、
今からでも少しでも差を埋める為に練習をしようと言い出したのである。
211 :
森末(仮)
:2013/11/05(火) 00:11:05 ID:???
ふらのメンバー「れ、練習?(勘弁してくれよ……)」「今からか?(もう遅い時間だってのに……)」
これに内心難色を示したのは、当然ながら板野と松山を除くふらのメンバーだった。
彼らとしては、そもそもそこまでしてサッカーに打ち込む熱意などというものはない。
これまでの練習だけでも大変だったというのに、ここに来て……。
今日の試合の疲労も残り、明日に備えて出来るだけ休んでおきたい場面で練習をするなど御免だったのだ。
三杉「待ってくれ、オーバーワークは逆効果だよ」
そしてその彼らの祈りが通じたのか、ここまで話を聞いていた三杉は松山の発言に待ったをかける。
事実、彼の言うように過酷な練習をして明日に疲れを残すのは本末転倒。
万全の状態で明日の試合に挑めなければ、練習をした所で意味がないのである。
ふらのメンバーも三杉の言葉に同調をするように、その尻馬に乗ろうとしたのだが……。
三杉「だから僕も一緒についてみようじゃないか。
客観的視線から、君たちの練習を監督する人間も必要だと思うよ?」
松山「三杉……」
ふらのメンバー「(げ、ゲェーッ!?)」「(最悪だ……逃げ道がなくなった……)」「(もうサッカーしたくねぇよ……)」
三杉「(何故だろう? 凄く快感を覚えるよ……)」
しかし、続く三杉の言葉はふらのメンバーの希望を粉々に打ち砕くようなものだった。
結局、この三杉の台詞が決定打となり、なし崩し的に松山と板野以外のメンバーも練習に参加をする事となってしまう。
表面上はやる気を見せるものの、内心では悲鳴を上げるふらのメンバー。
その悲壮感溢れる後ろ姿を見て、三杉はどこかゾクゾクするような快感を覚えるのだった。
………
……
…
212 :
森末(仮)
:2013/11/05(火) 00:12:06 ID:???
その後、板野は松山に先導され、三杉や他のふらのメンバーと共に空き地へとやってきていた。
奇しくもそこは、去年板野が若島津と1発限りの勝負をやった場所と同じ。
その空き地で今度は仲間たちと共に、
若島津率いる……否、小池率いる東邦学園を打倒する為に練習をしに来訪したのである。
板野はどことなく運命のようなものを感じながらも、ボールを手に取りどうしたものかと思案をした。
既に仲間たちは散らばり、各々ポジションに向けた練習を行っている模様。
特に小田は明日の試合、不慣れなMFをこなす為か三杉に重点的に見て貰っており、
板野は羨ましく思いながらも自分は何をしようかと改めて考える。
板野「(これが最後の練習だ。 悔いのないようにする為には……)」
とても上がりやすい:パスカット、ブロック
上がりやすい:パス、タックル、ガッツ
普通:せりあい
上がりにくい:ドリブル、シュート
とても上がりにくい:なし
シュート経験値:1
A.基礎能力を上げる
B.技を覚える
C.「コンビプレイの練習をしよう、松山」
先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
213 :
森崎名無しさん
:2013/11/05(火) 00:12:43 ID:VjGLdPmw
C
214 :
森崎名無しさん
:2013/11/05(火) 00:13:01 ID:???
三杉w
そしてこれは悩むなあ。
215 :
森崎名無しさん
:2013/11/05(火) 00:13:30 ID:Qc8oDAAQ
C
一発とは行かなくても、決勝とその先用に
216 :
森崎名無しさん
:2013/11/05(火) 00:14:34 ID:SMwQjP1Y
A
松山がDFだとコンビプレイの機会無いだろうし。
217 :
森崎名無しさん
:2013/11/05(火) 00:18:32 ID:???
まあ決勝でも可能性使えるし、東邦戦でもフリーキック時ならいけそうだ。
218 :
森崎名無しさん
:2013/11/05(火) 00:24:35 ID:???
北国シュートでのパスをマグナムでボレーするとかどうだろう
219 :
森末(仮)
:2013/11/05(火) 00:29:20 ID:???
>C.「コンビプレイの練習をしよう、松山」
=======================================================================
ざわ……!
松山「コンビプレイ?」
板野「うん……きっと、必要になると思うんだ」
ここで板野は、松山をコンビプレイの練習に誘った。
明日の試合板野はFWとして、そして松山はDFとして出場をする事と作戦ではなっている。
もしも必殺技を編み出したとしても、使える機会は巡って来ないかもしれない。
板野「でも、必要になる場面があるかもしれない……どうしても点を取らなきゃいけない時とかがね」
仮にビハインドになってしまえば、松山がその後いくらゴールを守っても点を返せなければ意味はなくなる。
板野1人でも若島津からゴールを奪う自信はある。
だが、念には念を入れて……万全を期する為にも、板野と松山の力を合わせるプレーは必要になるだろうと板野は考えたのだ。
ふらのメンバー「(キャプテンと板野がコンビプレイ……?)」「(い、一体どんな技を……?)」「(まさか花輪の立花兄弟みたいな?)」
三杉「(興味深いな……問題は、松山にそこまでのセンスがあるかどうかだ。
一夜漬けでどこまで出来るか、見せて貰おう)」
この板野の提案を受けて驚く松山だが、それ以上に驚いていたのは周囲である。
攻撃力はピカイチである板野に、総合力では世代でもトップクラスの松山。
その2人がいるからこそここまで勝ち上がってきたふらのだが、もしもその2人が手を組み、力を合わせるコンビプレイを開発したら……。
果たしてどうなるのかは、彼らにすら予想がつかない。
220 :
森末(仮)
:2013/11/05(火) 00:30:20 ID:???
板野「(それに……東邦戦の前といえば……)」
本編での決勝戦、南葛対東邦戦の前夜を思い出す板野。
あの時、主人公である森崎ははじめて翼と手を組みコンビプレイを編み出した。
この世界に森崎も翼もいない、板野と松山はお互いを嫌い合っているライバル同士という訳でもない。
しかし、板野と松山が、このチームの主力――紛う事なきほぼ対等な力関係の間柄で、
お互いに一目置き合う仲であるというのは事実だった。
それが本編の森崎と翼の関係よりも重いか否かは、まだわからないが……。
松山「わかった。 やろう、板野! 俺達の力を合わせよう!」
板野「ああ……」
少なくとも、この練習で一つの答えが出るかもしれない。
先着1名様で、
★小さな武器庫と北海の荒鷲→(! dice)+(! dice)=★
と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。
12→「ゴールデンコンビ」「道産子ツイン」「北国マグナム」を習得した!
10〜11→「ゴールデンコンビ」「道産子ツイン」「北国マグナム(未完成)」を習得した!
5〜9→「ゴールデンコンビ」「道産子ツイン」を習得した!
2〜4→「ゴールデンコンビ」を習得した!
221 :
森崎名無しさん
:2013/11/05(火) 00:31:58 ID:???
★小さな武器庫と北海の荒鷲→(
2
)+(
3
)=★
222 :
森末(仮)
:2013/11/05(火) 01:12:51 ID:???
>★小さな武器庫と北海の荒鷲→( 2 )+( 3 )=★
>「ゴールデンコンビ」「道産子ツイン」を習得した!
====================================================================
パンッ ダダダッ バシュッ ダダダッ
松山「(パスが出しやすい……板野、俺の動きを読んでるのか?
……まだ会って1年、繰り返し何度も練習をしてきたけれど、それでもたった1年だ!
それなのにこれは……もっと昔から俺とプレイをしていたかのように、合わせやすい?)」
コンビプレイを練習するといっても、これといったビジョンはなかった松山達。
まずはパスを交換し、お互いに合せる所から始めようとしたのだが……。
これまで何度も練習をしてきた間柄ながら、2人の間では今まで以上にパス交換が上手くいくという現象が起こった。
松山にとっては合わせやすく、そして板野にとっても返しやすい。
お互いにとって最良のポジションとなる位置へとボールは次々に送られ、
次第にパス交換の速度は早まり2人は自然と駆け出しながら連続でワンツーリターンを繰り広げていた。
板野「(森崎もいない、翼もいない、日向もいない……。
三杉はまだ心臓病、岬はどうせ誰かを引っ張っていくっていう気持ちは無さそうだ。
中山さんも……矢面に立つってタイプじゃなさそう。 若林にリーダーシップは……多分期待できない。
なら、誰がこの世界を引っ張っていくんだ?)」
ワンツーをしながら、板野は自分に問いかける。
主要人物がいなくなり、残った者達も決して表舞台には立とうとしない面々ばかり。
なら、果たして誰がこの世界の全日本を引っ張っていくのか……。
この世界の、『キャプテン森崎のサッカー』を代表し、先頭に立って戦っていくのか。
板野「(俺と……松山だ! 俺達が引っ張っていくんだ!)」
223 :
森末(仮)
:2013/11/05(火) 01:14:04 ID:???
原作をして、翼に『君こそがキャプテンに相応しいと思っている』と言われた松山。
そのリーダーシップと誠実さは疑うべくもなく、実力的にも全く問題が無いと言える。
そして、何よりも板野住明自身――彼もまた、この世界を代表する選手に成長しつつあると自信を持っていた。
まだ実力的には松山には及ばないかもしれない、だが、その余りある知識と努力の数。
何よりも意気込みだけは、誰にも負けないと自認をしていた。
板野「(俺達2人がいれば、怖いものなんて無い筈なんだ……。
明日の試合、そして決勝の南葛戦……それを証明する為にも、負けられないんだ!)」
力強くボールを返しながら、まずは明日へと思考を切り替える板野。
若島津を中心として反町、沢田、小池と粒ぞろいの選手を揃えた東邦学園。
間違いなく強敵であるが、だからといって負ける気など毛頭ない。
チームワークが最大の売りであるふらの中学、その中でも実力的に二大巨塔と言える板野と松山。
自分たちの力を合わせ、そして2人の実力を見せつければ……必ず勝てる筈だと、確信に近い感情を得る板野。
この時、板野ははじめて森末と出会い、中学を選択した時の事を思い出していた。
南葛というタレントが豊富な中学を蹴り、若島津という守護神のいる中学を蹴り、何故ふらの中学を選択したのか……。
それはきっと、この時の為――。
松山光という男とコンビを組み、世代を代表する選手として……チームとして、活躍をする為なのかもしれないと不思議な事に板野は思った。
板野「(そうだ……俺達が、俺達こそが……!)」
松山「(板野!)」
板野「(ふらのの……いや、日本を代表する……『ゴールデンコンビ』なんだ!!)」
ポンッ グオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッ!!
板野「ツイン……!!」 松山「シュートだァアアアアアアアアアッ!!」
バギュウッ! ブギュオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオンッ!!
パァンッ!!
224 :
森末(仮)
:2013/11/05(火) 01:15:04 ID:???
お互いの間にボールを浮かせ、それに向かって同時に駆けながらシュートに向かった板野と松山。
それは3回戦、花輪中学の立花兄弟が見せたツインシュートと瓜二つだったのだが……。
板野と松山のキック力から放たれたそれは、立花兄弟のそれをはるかに上回る速度と回転、
そして威力を伴って射出され、壁にあたると同時にパンクをして地面に落ちていく。
板野「はぁ、はぁ……で、出来た……ツインシュートが、俺達にも……」
松山「板野と俺が……俺達が、撃てたのか……」
ぶっつけ本番に近い、お互い合図も何も出していないにも関わらず、
まるでそれが自然かのように同時にシュートに向かった2人。
プレイ中は無我夢中だった為に気づかなかったが、
ワンツーリターンからツインシュートまでの流れは正に芸術的な域のコンビプレイだったと言え、
まさか自分たちがそのような大それた事をしたのかと思わず頬を抓りたくなる心境になる。
だが、これは嘘ではないのだ。
目の前にあるパンクしたボール、そして自分たちを驚きの眼差しで見つめるふらのメンバーの視線が何よりも真実であると告げている。
松山「…………板野」
板野「松山……」
しばらく呆然としていた板野だったが、松山は板野よりも先に我に返ったのか、
どこか晴れ晴れとしたような笑みを浮かべながら尻もちをついている板野を立たせると、
その右手を差し出し握手を求めた。
松山「………………」
板野「………………」
225 :
森末(仮)
:2013/11/05(火) 01:16:17 ID:???
A.「絶対に優勝しよう。 俺と、松山と、みんなが力を合わせれば、怖いものなんて何もない!」
B.「俺……ふらのに来て良かったよ。 ありがとう、松山」
C.「それは優勝をしてからにしよう。 まだ俺達は、何も為してないんだ」
D.「………………」 無言で握手をする
E.その他 板野くんに言わせたい事を書いてください
先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
※板野と松山が「ゴールデンコンビ(パス力+3で連続ワンツー、要松山)消費ガッツ100×2」
「道産子ツイン(低シュート力+4、要松山、吹っ飛び係数3)消費ガッツ150×2」を習得しました。
226 :
森崎名無しさん
:2013/11/05(火) 01:18:31 ID:hLLDKnxM
A
227 :
森崎名無しさん
:2013/11/05(火) 01:19:00 ID:cLPFYMns
A
228 :
森末(仮)
:2013/11/05(火) 01:31:42 ID:???
>A.「絶対に優勝しよう。 俺と、松山と、みんなが力を合わせれば、怖いものなんて何もない!」
===========================================================================================
松山「ああ……!」
ガシッ!!
板野の言葉に松山は短く、しかし力強く答えると2人は握手を交わした。
原作では準決勝敗退、本編では付け加えて更に反則を何度もする悪徳集団として忌み嫌われたふらの。
しかし、この世界では――自分がいる限り、そのような結末にしてたまるものかと考える板野。
彼の、彼らの目指すものは、明日の東邦学園との試合に勝つ事だけではない。
更にその先にある南葛との闘いに勝利し、真紅の優勝旗を掴む事だけである。
松山「(板野……! お前が来てくれて、ふらのは見違える程に強くなった。
絶対に勝てる……俺達なら、勝てる! そうだろう、板野!)」
板野「(勝つぞ……! 相手が東邦や南葛だって、負ける訳にはいかないんだ!)」
三杉「(暑苦しいな……だが、あのコンビプレイは確かに大きな武器になりそうだ。
特にあのパスワークに関しては、速攻をする時には非常に有用性があるね)」
ふらのメンバー「(ふえー、すっげぇ……)」「(もうぜんぶあいつら2人でいいんじゃないかな?)」
三杉「ほら君たち、足が止まってるよ」
ふらのメンバー「うっ、お、おう!」「わかってるって!」「(だからなんでこいつこんなに偉そうなんだよ!)」
そして松山と板野から離れた場所では、ふらのメンバーが無理をしない程度に練習を行っていた。
三杉の監督の元、疲れた体に鞭うって地道に練習を繰り返す所は褒めて然るべきだろう。
無論、彼らに熱意というものは欠片程もなかったのだが……。
229 :
森末(仮)
:2013/11/05(火) 01:32:42 ID:???
先着4名様で、
★小田の練習→! card
山室の練習→! card
中川の練習→! card★
★若松の練習→! card
金田の練習→! card★
★本田の練習→! card
松田の練習→! card
近藤の練習→! card
佐瀬の練習→! card★
★加藤の練習→! card★
と書き込んでください。数字やマークで分岐します。
※JOKERが出た場合、技かスキルを習得します。
Kが出た場合、フラグを習得します(既にある場合は回収されます)
230 :
森崎名無しさん
:2013/11/05(火) 01:33:57 ID:???
★小田の練習→
クラブ6
山室の練習→
ダイヤ2
中川の練習→
クラブ5
★
231 :
森崎名無しさん
:2013/11/05(火) 01:34:41 ID:???
★若松の練習→
ダイヤK
金田の練習→
ダイヤA
★
232 :
森崎名無しさん
:2013/11/05(火) 01:35:31 ID:???
★本田の練習→
クラブ6
松田の練習→
クラブ3
近藤の練習→
クラブ6
佐瀬の練習→
スペード4
★
233 :
森崎名無しさん
:2013/11/05(火) 01:36:10 ID:4A5Q9aTk
★加藤の練習→
スペード5
★
234 :
森崎名無しさん
:2013/11/05(火) 01:42:02 ID:4A5Q9aTk
確認してきたけど,若松は花輪戦でドリブルフラグをゲットしていたから,
これでドリブル技を習得だな。
どの程度の技になるんだろうか?
三杉コーチもいるし,やや華麗なドリブルとか?
235 :
森崎名無しさん
:2013/11/05(火) 01:44:21 ID:???
単にスキル・ドリブル+2じゃないか?
236 :
森末(仮)
:2013/11/05(火) 02:10:13 ID:???
>★小田の練習→ クラブ6
> 山室の練習→ ダイヤ2
> 中川の練習→ クラブ5 ★
>★若松の練習→ ダイヤK
> 金田の練習→ ダイヤA ★
>★本田の練習→ クラブ6
> 松田の練習→ クラブ3
> 近藤の練習→ クラブ6
> 佐瀬の練習→ スペード4 ★
>★加藤の練習→ スペード5 ★
>若松がフラグ・ドリブルを回収し「スキル・ドリブル+2」を習得。
====================================================================================
熱意もなく目的もなく練習に励む一同だったが、効果が無かった訳ではないらしい。
MFの若松がドリブルの才能を開花させ、明日の試合、松山がいない時の攻撃パターンが増えた事で喜ぶ。
こうして明日への備えを万全にしたふらの中学の面々は、練習をある程度の所で切り上げると体を休める為に宿舎へと帰る事となる。
松山「今日は世話になったな、三杉」
三杉「いや、僕も興味深いものを見れた。 とにかく、明日は頑張ってくれ」
松山「ああ!」
三杉「(さて、どうなるかな……僕としてはやはりふらのがやや優勢と見えるが……。
全ては若島津の調子次第、かな……)」
237 :
森末(仮)
:2013/11/05(火) 02:11:23 ID:???
そして翌朝。
試合の後、練習をしたにも関わらず体には特に異常はなく、板野以外の者達も不調を訴える者は出なかった。
万全の状態で試合を迎える事が出来そうだと思いながら、一同は準備を済ませると、
今日の試合に備えて早めに会場入り……会場近くにある芝生の上にて、改めて軽いミーティングをする事となる。
監督「とにかく今日が今大会、屈指の難関である事は間違いない。
明日の事は考えず、この一戦に全てをぶつけるんだ!」
ふらのメンバー「「「はい!」」」
監督「難敵・東邦、やはり鍵となるのはキーパーの若島津を如何にして攻略するかだ。
板野、今日は頼んだぞ」
板野「はい!」
監督「そして、守備にも万全を期す為に今日は松山をDFとして使う。
反町、沢田、小池。 3人を相手にするのは難しいだろうが、頼んだぞ松山!」
松山「はい、任せてください!」
とはいえ、ミーティングといってもやる事は全て昨日の段階でやっていると言える。
監督が言うのはあくまでも作戦の再確認であり、一同は改めて今日の試合での自分の役割を認識する。
監督「よし、それじゃあ例によってスタミナドリンクを飲んで試合に臨むか!」
ふらのメンバー「「「はい!(いい加減飽きたよ……っていうかどんだけ持ってきてるんだよ……)」」」
監督「マネージャー、用意を……ん?」
町田「美子ってば……」
藤沢「でも……」
板野「(あれは……!)」
その後、いつものように監督のカーチャン自慢のスタミナドリンクを飲むターンがやってくる。
松山、板野を除く面々が飽き飽きした顔を見せる中、監督はマネージャーに用意を頼もうとするのだが、
藤沢は手にドリンクが入っているものとは違う袋を持っており、町田はそれを皆に見せるようにと必死に言い聞かせているようである。
238 :
森末(仮)
:2013/11/05(火) 02:12:28 ID:???
一同は一体何事かと顔を見合わせて疑問に思うのだが、板野だけは唯一それが何かを知っている。
原作では松山光のトレードマークとなり、そして本編では悲劇の象徴ともされているアイテム。
監督「どうしたんだ、マネージャー?」
町田「実は美子、みんなにハチマキを作ってきたんです」
ふらのメンバー「「「ハチマキ!?」」」
板野「(やっぱり! そっか、確か本編でも原作でもハチマキは準決勝で渡すんだった!)」
照れたように、伏し目がちに周囲の反応を見守る藤沢に、何故かドヤ顔の町田。
ふらのメンバーはそんなものを渡されてもどうしたものか、とやはり迷うような表情を見せるのだが、
ここで動いたのはキャプテンの松山である。
藤沢「でも、どのチームもハチマキなんかしてないから……」
松山「どれ、見せてみろよ」
藤沢「あっ」
やはり遠慮がちにハチマキを隠そうとする藤沢から、半ば強引に袋を取り、中身を取り出す。
中からは純白のハチマキが計12枚、サブメンバーである中川の分も含めたものが揃っていた。
松山「へ〜っ、これだけ作るんじゃ大変だったろう。
……藤沢は、この大会が終わったらアメリカに転校するんだよな?」
藤沢「ええ……」
松山「そうか……」
手の中にあるハチマキと、物憂げな表情の藤沢とを交互に見ながら、何かを思案する様子の松山。
そのまましばらく、俯く藤沢をじっと見つめる松山というなんとも誰もが近寄りがたい空気が流れるのだが……。
板野「(ど、どうしよう? 何か口を挟もうかな?)」
239 :
森末(仮)
:2013/11/05(火) 02:13:29 ID:???
A.「せっかくマネージャーが作ってきてくれたんだ! 今日はこれをつけて試合に出ようぜ!」
B.「いや、これ危ないよ。 掴まれたりしたらまずいと思う」
C.「(板野くんはようすをみている……)」
先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
240 :
森崎名無しさん
:2013/11/05(火) 02:16:26 ID:???
C
241 :
森崎名無しさん
:2013/11/05(火) 02:18:01 ID:cLPFYMns
C
ミスった
242 :
森崎名無しさん
:2013/11/05(火) 02:18:11 ID:eWwP+0ZI
A
243 :
森末(仮)
:2013/11/05(火) 02:18:22 ID:???
本日は一旦ここで区切らせていただきます。
明日は帰りが遅くなるかもしれませんので、更新できないかもしれません。
それでは。
244 :
森崎名無しさん
:2013/11/05(火) 02:25:54 ID:lzUNOUeI
C
245 :
森崎名無しさん
:2013/11/05(火) 02:27:01 ID:4A5Q9aTk
C
孝清を楽しみにしていますが,無理はなされずに
246 :
森崎名無しさん
:2013/11/05(火) 02:35:31 ID:???
念願のツインシュートきてうれC
247 :
森崎名無しさん
:2013/11/05(火) 02:38:25 ID:???
単なるツインでこれなら更に上の北国マグナムはフランスのスライダーキャノンと同等の威力か?
248 :
森崎名無しさん
:2013/11/05(火) 03:09:40 ID:???
板野と松山のゴールデンコンビか
JY編になったらパスも上げんとだな
249 :
森崎名無しさん
:2013/11/05(火) 06:34:29 ID:???
この段階で補正11は強すぎるし、補正9じゃないかな北国マグナム
ノーマルツインは低シュートだからワンツーで発動できるのは強み
でもガッツ馬鹿食い
250 :
森崎名無しさん
:2013/11/05(火) 09:54:37 ID:???
今のこのチームってフランスっぽいな。松山が劣化ピエールで、板野がナポレオン互換。
比良戸戦も見ようによってはホームタウンデシジョンぽかったしw
251 :
森崎名無しさん
:2013/11/05(火) 18:03:09 ID:???
イーグルシリーズ覚えるのかな、進んでいけば松山の新シュート習得多分あるんじゃないかと思われるけど
ネオ北国シュートあるで
252 :
森崎名無しさん
:2013/11/05(火) 18:45:50 ID:Qc8oDAAQ
何か心境の変化があって北海道シリーズからイーグルシリーズになるのかなw
253 :
森崎名無しさん
:2013/11/05(火) 19:23:10 ID:???
板野から勧めてもいいんじゃないか?
世界に出るならそれっぽい名前にしてはどうだ、とか言って
254 :
森崎名無しさん
:2013/11/05(火) 19:54:05 ID:???
道産子ツインも板野は道民じゃないしね
名前を本編のアレにしたい
255 :
森末(仮)
:2013/11/05(火) 23:38:19 ID:???
>C.「(板野くんはようすをみている……)」
==========================================================================
何を言うにも憚られる、そんな不思議な緊張に苛まれた板野は思わず口を噤み、場を静寂が支配する。
しばらくそうしていたのだが、この沈黙を打ち破ったのはやはりキャプテンの松山だった。
じっとハチマキを見つめていたかと思えば、松山はくるりとメンバーの方へ向き直り、元気に、大声で言葉を発する。
松山「よし、折角マネージャーが作ってきてくれたんだ! 今日はこれをして試合をしようぜ!」
ふらのメンバー「お……おう!」「賛成賛成!」「(恥ずかしいけど……断れる雰囲気じゃない……)」
藤沢が、この試合――この大会に挑むふらのを少しでも応援する為にと作ったハチマキ。
それをつけずに試合に挑むという選択肢は、松山の脳裏にはなく。
メンバー全員にそう宣言をすると、それを否定出来る筈もなく一同は肯定をする。
こうしてふらの中学は今日の試合、ハチマキを締めて臨む事を決めると、
早速マネージャーたちの手によって各々にハチマキが配られ始める。
町田「これ、美子が1本ずつにみんなの背番号の刺繍をしたのよ」
松山「俺のはあるか」
藤沢「……はい、松山くん」
松山「おう、サンキュー……よし!」
藤沢から手渡されたハチマキを即座に締め、キリッと凛々しい表情で試合時間を待ち始める松山。
板野もまた、町田からハチマキを手渡されそのハチマキをじっと見つめるのだが……。
板野「(松山のハチマキにはI LOVE YOU YOSHIKOって刺繍があるんだよな。
俺にも、何か刺繍があったりして……なんて、ロクに女の子とも知り合えてないからそりゃ無理か……)」
256 :
森末(仮)
:2013/11/05(火) 23:39:22 ID:???
先着1名様で、
★板野のハチマキ→! card★
と書き込んでください。マークで分岐します。
JOKER→I LOVE YOU MACHIKO と刺繍があった。 町田「もじもじ……」
クラブA→I LOVE YOU TADANO と刺繍があった。 ファッ!?
それ以外→背番号9という刺繍以外、特に何も無かった。
257 :
森崎名無しさん
:2013/11/05(火) 23:39:41 ID:???
★板野のハチマキ→
クラブ8
★
258 :
森末(仮)
:2013/11/05(火) 23:41:21 ID:???
本日はこれで一区切りとさせていただきます。
それでは。
259 :
森崎名無しさん
:2013/11/05(火) 23:55:40 ID:???
町田の好感度上げてたら、アイラブユー マチコの確率は高くなったのかな?
260 :
森崎名無しさん
:2013/11/06(水) 00:55:33 ID:???
一度遊びに誘って見ても面白いかもね
261 :
森崎名無しさん
:2013/11/06(水) 14:34:54 ID:???
スキル隠れホモ 接触プレイのガッツ消費半減
262 :
森崎名無しさん
:2013/11/06(水) 14:41:55 ID:???
友情をホモ扱いはやめロッテ
263 :
261
:2013/11/06(水) 14:52:56 ID:???
そらもうTADANOを引いた場合に習得するスキルよ
264 :
森崎名無しさん
:2013/11/06(水) 20:58:02 ID:???
アナスタシアと会えなかったのが残念
もう会う機会はなさげかな…
265 :
森末(仮)
:2013/11/06(水) 21:30:17 ID:???
>★板野のハチマキ→ クラブ8 =背番号9という刺繍以外、特に何も無かった。★
================================================================================
やはりとも言うべきか、板野のハチマキには背番号である9以外の文字に特に刺繍はなく、
白い糸でI LOVE YOUの文字が刻まれているという事もない。
だが、あくまで松山のおまけだとしても藤沢が丹精込めて作ってくれたものである事にかわりはなく、
板野もまた松山と同じようにハチマキを締め、気合を入れるのだった。
松山「さぁ、まずは第一試合の南葛対明和東戦の観戦だ。
今日の試合、俺達が東邦に勝てば明日はどちらかが上がってくるんだからな。
ちゃんと見て、研究をしよう!」
ふらのメンバー「「「おう!」」」
こうしてミーティングを終えた一同は、観客席へと向かい第一試合の観戦へと向かった。
明和東もかなりの強敵ではあるが、相手は王者・南葛である。
下馬評でも圧倒的南葛有利とされていたが、番狂わせも十分あり得る試合だった。
実況「全国中学生サッカー大会、本日はいよいよ大会も大詰め、準決勝2試合をお送りします。
第1試合は地元・埼玉の明和東中学、小学生時代、全国大会で準優勝をした明和FCのメンバーが大勢所属し、
そのチームワークと地力の高さはふらの中学にも負けずとも劣らないとの前評判。
今大会、強豪校とは当たらないブロックに配置された為にこの準決勝にコンディションを合わせたと監督は豪語していました。
対するは静岡代表王者・南葛、キャプテンの井沢くんを中心として、こちらも小学生時代からのメンバーが多数を占めます。
井沢くんを中心とした来生くん、滝くんといった修哲トリオ。
そして守備を担う石崎くん、高杉くんといったプレイヤー。 総合力ではやはり王者と言わざるを得ない強豪チーム。
果たして今からどのような試合展開になるか、実に楽しみです!」
266 :
森末(仮)
:2013/11/06(水) 21:32:12 ID:???
反町「タケシ、若島津、明和東が南葛に勝つ可能性はどれくらいだと見る?」
若島津「0%だ。 ……確かに選手のレベル自体はそこまで低くはないが、キーとなるプレイヤーがいない。
精々FWの沢木とMFの成田が少しマシといった程度だが、井沢達に比べれば能力は圧倒的に格下だ」
沢田「(でも、先輩たちも吉良監督の教えを受けてたからなぁ……何か危険な事とかしないよね?)」
そしてフィールドでは、両チームのキャプテンが顔を合わせコイントスを待つ。
小学生時代から縁がある者同士、ある意味では運命の対決と言っても過言ではない。
成田「フフフ……小学生時代以来だな、井沢」
井沢「(誰だコイツ?)……審判、コイントスを」
成田「(無視か……フッ、まあいい。 何をしてでも勝つ……! 明和のサッカーは、勝つ為のサッカーだ!)」
井沢「(本当誰だろう……?)」
ただ、残念ながら明和東の面々の顔は、南葛中学の者達誰一人にも覚えられていなかったという。
先着1名様で、
★前半の展開→! card★
と書き込んでください。マークで分岐します。
JOKER→小田「どうやら俺の本気を見せる時が来たようだ」 なにィ!?小田が隠された実力を見せただと!?
ダイヤ→井沢の好守でピンチを何度も未然に防ぐ! ボール支配率は圧倒的に南葛、多くのチャンスを作り来生が先取点だ!
ハート→来生と滝のコンビネーションで明和東を切り裂く! 来生が先取点を取った!
スペード→2年生MFの山森が活躍! 綺麗なパスを長野に通し、落としたボールを滝が決めた!
クラブ→強気に出る明和東に王者南葛が押され気味? しかし中里がピンチを救った!
>>259-260
数少ない女性キャラですからね。
>>261-263
このスレの多田野くんはまだたった一度の過ちをしてはいないようですね。
>>264
山室とのイベントで、会わない方向に行きましたからね。会う機会は無いと思います。
267 :
森崎名無しさん
:2013/11/06(水) 21:34:22 ID:???
★前半の展開→
ダイヤ2
★
268 :
森末(仮)
:2013/11/06(水) 22:12:34 ID:???
>★前半の展開→ ダイヤ2 ★
>井沢の好守でピンチを何度も未然に防ぐ! ボール支配率は圧倒的に南葛、多くのチャンスを作り来生が先取点だ!
==========================================================================================================
南葛への敵対心をむき出しにし、試合に挑んだ明和東。
しかし、蓋を開けてみれば試合展開は南葛が一方的に進めるものとなっていた。
若島津の指摘の通り、明和東にはキーマンとなる選手がいない。
FWの沢木、MFの成田が一応の中心選手であるのだが、その実力は決して高いとは言えないものだったのである。
成田「く、くそっ……!」
井沢「(また来たか……これだけ中央を通ってくれるならやりやすい!)それっ!」
ズザアアアアアアアアアッ!! バシッ!
成田「く、くそーっ! 井沢め!!」
沢木「何やってやがる、成田! 全然ボールが来ないじゃねーか!!」
特に中盤の支配率は圧倒的に南葛が上であった。
4−3−3と決して中盤を厚くしている訳ではないが、南葛の中盤は井沢を中心として、
いぶし銀の活躍を見せる岩見、期待の2年生である山森とそれぞれ侮れない選手たちが配置されている。
井沢は特にこの試合、何度もボールカットに成功をし明和東の攻撃を完全にシャットアウトした。
その結果、明和東は前半一度もシュートを打てず、逆に南葛は攻め放題。
そして前半18分、とうとう長野が受けたボールが落とされ来生のボレーシュートで南葛は先取点。
アシストはつかなかったものの、この得点の一因となったのはやはり井沢のボールカットからなのであった。
来生「ハッハッハ! 見たか、この来生様の華麗なボレーシュートを!」
滝「(その前に豪快に宇宙開発してたのは無かった事になってるんだな、こいつの中では……)」
岩見「今日はえらく張り切ってるな、井沢」
井沢「いよいよ準決勝だからな。 気合入れて臨まないと」
山森「(凄いなキャプテン……地味だけど堅守で相手の突破を許さないって感じだ。 俺も見習わなくちゃ!)」
269 :
森末(仮)
:2013/11/06(水) 22:14:36 ID:???
その後、焦る明和東から今度は岩見がボールカットに成功し滝のセンタリングから長野自身が決めて2−0。
前半戦だけでここまで上がってきた明和東を相手に2点差をつけるというのは流石の一言。
既に何人かは明和東の中にも戦意を喪失した者が見え隠れしていたが、
それでも成田や沢木といった者達が盛り立てて後半に望みをつなげた。
そして……。
先着1名様で、
★後半の展開→! card★
と書き込んでください。マークで分岐します。
JOKER→成田「こうなったら明和特攻スライディング部隊だ!」 審判「君たちは何をしているんだ、全員レッドカード!」
ダイヤ→後半は来生の独壇場だった! 相手守備陣をごぼう抜きにして2得点を挙げハットトリック! なおガッツ切れで交代するもよう
ハート→後半も井沢が好守を誇った! 鉄壁の守りで明和東を寄せ付けない!
スペード→後半に入ってようやくシュートチャンス……だが、石崎が強引にタックルでボールを奪い返した!
クラブ→後半に入ってようやく沢木がフカヒレヘッドをお見舞いだ! しかし中里が素早い動きでブロックした!
270 :
森崎名無しさん
:2013/11/06(水) 22:17:26 ID:???
★後半の展開→
クラブ3
★
271 :
森崎名無しさん
:2013/11/06(水) 22:22:06 ID:???
本編と同じなら成田は明和FCのメンバーじゃなかったから、井沢が覚えてないのは当然なんだよなあ
272 :
森末(仮)
:2013/11/06(水) 22:27:28 ID:???
>>271
完全に記憶違いでしたね。成田も明和のメンバーだと思っていました。
273 :
森末(仮)
:2013/11/06(水) 23:55:28 ID:???
>★後半の展開→ クラブ3 =★
>後半に入ってようやく沢木がフカヒレヘッドをお見舞いだ! しかし中里が素早い動きでブロックした!
=============================================================================================
後半に入っても、やはり南葛ペースの試合展開である事に変わりはない。
だが、明和東も何度も攻めればどこかで必ず綻びというものが見つかるのだ。
後半10分、明和東にとっての好機が思わぬ所で訪れる。
実況「井沢くん、またもやボールを奪った!
この試合、一度として明和東に攻撃を成功させていないのは、やはり彼の活躍があってこそでしょう!
さぁ再び南葛の攻撃となるか!?」
井沢「(よし、もう一度長野を使うか。 今日は長野が絶好調みたいだからな……)それっ!」
成田「舐めるな! そんなロングパスを通すか!」
井沢「しまった!」
ここまでの試合展開で、井沢の心に油断が生まれたのだろう。
ボールを奪った直後、ワンパターンにも長野へとロングパスを出そうとする井沢だが、
あまりにもバレバレであるこのパスには成田が飛びつき、見事にパスカット。
まさか井沢がパスミスをするとはと狼狽をする南葛守備陣を後目にそのまま上がり、
ゴール前で待つ沢木に向けてこの試合初めてのラストボールを上げる。
実況「明和東、後半10分ようやくこの試合初めてのチャンスだ!
センターフォワードの沢木くん! 目いっぱい飛んでヘディングにいくー!!」
沢木「いくぞ、フカヒレヘッドだ!」
剛田「カ、カーチャーン!」
274 :
森末(仮)
:2013/11/06(水) 23:56:31 ID:???
得点力に関して言えば、板野は当然として立花兄弟や佐野らにも劣る沢木。
だが、南葛のGKである剛田もまた到底全国レベルと言える程の実力は持っていない選手だった。
石崎、高杉が間に合わずこれは明和東のシュートが決まったかと思えたが……。
シュビビンッ!
中里「(中の里が奥義・変わり身の術ッ!!)」
ボコッ!
沢木「なっ、なにィ!?(サイド際にいた筈なのに、どうして間に合ったんだ!?)」
中里「(ふぅ、なんとかなったでゴザルか……2点差故無理はせぬ方がよかったか?)」
しかし、この沢木のシュートは決まらない。
南葛の選手たち以外からは、その他大勢の選手であると見られているものの、
実は忍者の末裔であり驚異的な運動神経を持つ男、中里正人。
彼が素早くシュートコースに入り込みブロックをみせ、ゴールを未然に防いだのだ。
松山「……上手いな。 今までの試合では目立つような存在じゃなかったと思うんだが」
板野「(本気を出した中里の実力は、全日本でも上位に入るくらいだもんなぁ……。
あの動きを見る限り、まだ全力でプレイをしてるとは思えないけど……明日の試合は、そうはいかないんだろうな……)」
このプレイを見て、中里の能力の高さに目を丸くするサッカー識者。
これまで目立ったようなプレイを避けてきた中里が、急にいい動きを見せたのだから当然と言える。
一方、試合はこの後、カウンターを来生が決めて3−0と更に南葛が突き放し、
慢心しかけていた心に喝を入れた井沢を中心とした守備陣が再び明和東の攻撃をシャットアウト。
3−0という大差で、南葛が決勝へと駒を進めたのだった。
275 :
森末(仮)
:2013/11/06(水) 23:57:35 ID:???
〜大会得点王ランキング〜
12得点 板野
11得点 来生
8得点 反町
6得点 政夫
5得点 和夫、松山
3得点 山森
2得点 沢田、小池、佐野
1得点 井沢、滝
〜大会アシスト王ランキング〜
5アシスト 和夫
4アシスト 政夫
3アシスト 井沢、滝、山森
2アシスト 小池、山室
1アシスト 松山、小田、若松、金田
276 :
森末(仮)
:2013/11/06(水) 23:58:35 ID:???
実況「試合終了〜! 王者南葛、強い!
準決勝まで勝ち上がってきた地元、明和東を3−0で下し決勝へと駒を進めました!
前人未到のV3を達成するまでに、もはや死角は無いと言っても過言ではないでしょう!
明日の試合、東邦が出てくるか、はたまたふらのが出てくるか! いずれにしても盛り上がる決勝戦となりそうです!」
観客「やっぱ南葛は強いな」「明和東はいいところが全然なかったな」「キャー、井沢くん素敵ー!」
松山「順当に南葛の勝ちか……」
板野「(井沢、本当に守備が上手いや……俺や松山でも、抜けるかどうかはわからない……。
まあ、抜けたらキーパーは大した事無さそうだから点は取れると思うんだけど……マークにつかれたら厳しいな)」
加藤「(あの来生って奴のボレー……止められる気があんまりしないんだよなぁ。
今日の試合に勝ったら、明日もキャプテンDFで出てくれねぇかな……)」
反町「南葛の勝ちか。 若島津の言った通りになったな」
若島津「南葛は修哲トリオが軸となっているチームだ。
井沢の守備力、滝の突破力、来生の決定力。 あれを防げるチームなどそうそういない」
小池「その点ウチは南葛に対して有利だろ。 若島津の守備力に俺とタケシの突破力、そして反町の決定力。
中盤は明らかにうちが有利だし、個々の戦力のレベルは間違いなくウチのが高いぜ!」
沢田「(どうしよう、小池さんがまともな事を言ってる……)」
反町「(来生かぁ……純粋なキック力では、アイツに負けてると思うんだよなぁ、俺)」
北詰「よし、次はウチの番だ。 まずは今日のふらの、しっかりと勝ち明日の決勝戦出場の権利を得るぞ!」
東邦メンバー「「「はい!」」」
こうして第一試合を観戦した両チームは、次なる試合に出場する為に控室へと向かっていった。
とはいえ、ふらのも東邦も既に前日にあらかた今日の試合の対策は練っている。
ふらのは監督自慢のカーチャン特製スタミナドリンクを飲んで気合を入れ、
東邦は改めて北詰自らが今日の試合の戦い方を説き、それぞれ試合に臨むだけであった。
277 :
森末(仮)
:2013/11/06(水) 23:59:44 ID:???
ワー ワー
実況「さぁ、続いて本日の第二試合は東邦学園対ふらの中学となっております。
サッカーの強豪、名門校である東邦学園!
守護神・若島津くんとエースストライカー反町くんを筆頭に、キャプテンに就任をしてめきめき力をつけてきた小池くん、
そして期待の1年生ゲームメイカーの沢田くんと、タレントの数は随一!
その他のメンバーも、他のチームでならエースを張れる選手たちばかりです!
今まで南葛中学に辛酸をなめさせられ続けている東邦学園としては、
なんとしてもこの試合に勝って明日、南葛に引導を渡したい所でしょう!
対するふらの中学は北国、北海道の公立校! 数少ない部員しかいませんが、
だからこそチームワークは抜群! キャプテンの松山くん、エースストライカーの板野くんを要とし、よくまとまったチームです!
去年は惜しくも1回戦突破後に棄権をしてしまいましたが、今年はここまで危なげなく勝ち上がってきました!
今日の試合、果たして板野くん、そして松山くんが守護神・若島津くんを攻略できるのかどうか!?
そこにも注目をしていきたい試合です!」
東邦応援団「かっせ!かっせ!東邦!」「昨日の比良戸でも止められてたんだ!若島津なら板野のシュートも止められる筈だ!」
ふらの応援団「がんばれがんばれふらの!」「板野、ハットトリック頼むぜ!」「相手が東邦だろうが、ふらののチームワークは抜群だ!」
そして試合時間となり、実況の声が流れる中で選手たちが入場をすると観客席からは盛大な応援が降り注ぐ。
この準決勝まで来てふらのの応援団にも熱が入り、遠い大地からも数多くの応援団が参戦。
一方で私立である東邦学園にもバスを何台も使っての多くの生徒を動員した応援団がついている。
278 :
森末(仮)
:2013/11/07(木) 00:00:47 ID:???
井沢「さぁ、よく見ておけよ。 どっちが出てきても強敵なんだからな」
石崎「わかってるって!」
岩見「どちらが出てきた方が与しやすいと思う?」
滝「ふらのかな……東邦は去年とは違う。 去年は中盤が薄かったから反町へのボールをカットするのに苦労しなかったが、
今年は沢田達がいる分戦力は拮抗するぜ」
長野「それなら、まだふらのが出てきてくれた方が点の取り合いが出来そうって事か」
弥生「ねぇ淳、昨日はふらの中学の皆に会いに行ってアドバイスをあげたんでしょう?
それなら、やっぱり淳はふらのを応援しているの?」
三杉「そうだね……所謂強豪とされている東邦、南葛が敗れる所を見たいというのはある。
ただ、応援というのとは違うかな。
東邦にも、僕たちを破った東京都代表として勝ち上がってほしい気持ちはあるからね」
弥生「(淳……心臓病を再発させられたのに、それでも東邦にも勝って欲しいなんて……優しいのね……)」
三杉「(僕一人にいいようにされてた東邦が優勝なんてなったら……。
若島津辺りは僕をその後に見て、どう思ったりするんだろうね)」
町田「今日の試合は今までとは一味違くなりそうね……。
美子、そういえばさっきお母さんが来てたわよね?」
藤沢「ええ……今日の試合、負けでもしたらすぐに空港にって……」
町田「(そんなにどうして急ぐのかしらねぇ……誰かに追われてたりするのかしら?)」
藤沢「(神様お願い……あと2回だけ、松山くんたちを勝たせてあげてください)」
片桐「いよいよ始まりますね……板野、松山と若島津との対決が」
見上「事実上の決勝戦、とも一部では言われている試合だ。 見ていて楽しい試合になりそうだよ」
279 :
森末(仮)
:2013/11/07(木) 00:01:49 ID:???
実況「おっと、ふらのは全員ハチマキを締めての入場です!
それだけこの一戦にかける打倒・東邦の意気込みが強いのでしょう!」
反町「なにィ!?」
若島津「(気合は十分という事か……だが、俺達とてそれは同じ事だ)」
松山「(勝つ為に……俺はチームの為に、必要な事をやるだけだ)」
加藤「(大丈夫……キャプテンがDFで参加してくれるんだ、きっと俺までボール飛んでこない!)」
全員ハチマキをしての入場に、観客や東邦メンバーからは注目と驚きの声が上がる。
これには松山と板野以外のメンバーが思わず視線を逸らし赤面し、目立っているのを自覚して萎縮してしまうものの、
松山自身はそのような事を全く気にせず、むしろ気合十分。
己のDFとしての出場に改めて折り合いをつけ、東邦メンバーを睨みつける。
そして、板野はといえば……。
板野「(俺も誰かに話しかけようか……入場している今がチャンスといえばチャンスだけど)」
A.若島津に話しかける
B.反町に話しかける
C.沢田に話しかける
D.小池に話しかける
E.やっぱりいいや
先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
280 :
森崎名無しさん
:2013/11/07(木) 00:05:31 ID:A10r75JU
C
281 :
森崎名無しさん
:2013/11/07(木) 00:08:36 ID:1z5w89GA
A
282 :
森崎名無しさん
:2013/11/07(木) 00:09:39 ID:RScygpEo
B
若島津はゴールしてからにしておきたい
283 :
森崎名無しさん
:2013/11/07(木) 00:09:41 ID:OpKrYqVY
B
284 :
森崎名無しさん
:2013/11/07(木) 00:10:05 ID:QMLhuke2
C
285 :
森崎名無しさん
:2013/11/07(木) 00:17:31 ID:???
普通に監督する北詰監督と普通に観戦する応援団
モヒカン達はどこからやってきたのだろうか?それしても物足りないw
286 :
森崎名無しさん
:2013/11/07(木) 00:42:39 ID:???
モヒカンはあなたの心の中に居ます。
とりあえず取り急ぎ。
287 :
森崎名無しさん
:2013/11/07(木) 00:46:02 ID:???
日向みたいに板野がこれからもシュート吹き飛ばし人生を歩んでいけば、
その内そんなファンもつくかもねw
288 :
森末(仮)
:2013/11/07(木) 00:56:29 ID:???
>B.反町に話しかける
=============================================================
板野「反町!」
反町「えっ、な、なんだ板野?」
若島津達と話す事も魅力的であったが、板野はここで反町に話しかけた。
地味ではあるものの、彼も東邦学園のストライカーとしてここまでの試合で活躍を続け、
得点王ランキングでも第3位の位置についている。
本編では不遇な末路を辿ってしまったが、日向や翼がいない全日本では数少ない貴重な得点源になるだろう彼と、
ここで交流を持っておくのも悪くないだろうと考えたのだった。
板野「(いきなり声かけられて驚いてるみたいだけど……何を言おうかな?)」
A.「今日はお互い、正々堂々戦おう」 無難に握手を求める
B.「今日の試合、俺とお前のどちらが優れたストライカーかで試合は決まる!」 ライバル意識を燃やす
C.「ふふふ、お前のどてっぱらを俺のマグナムシュートで抉ってやるぜ」 脅す
D.「お前の事は大会前から注目していたんだ。 今日は胸を借りるつもりで挑ませてもらう」 下手に出る
E.「ところでここまで隠してきた必殺技とかないの?」 反町の秘密兵器が無いか聞いて見る
F.その他 板野くんに言わせたい事を書いてください
先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
289 :
森崎名無しさん
:2013/11/07(木) 00:57:57 ID:A10r75JU
A
290 :
森末(仮)
:2013/11/07(木) 01:01:47 ID:???
本日は一旦ここで区切らせていただきます。
それでは。
291 :
森崎名無しさん
:2013/11/07(木) 01:30:04 ID:GuuSe/Tw
E
292 :
森崎名無しさん
:2013/11/07(木) 02:04:01 ID:RScygpEo
A
293 :
森末(仮)
:2013/11/07(木) 20:11:18 ID:???
>A.「今日はお互い、正々堂々戦おう」 無難に握手を求める
===========================================================================
反町「あ……ああ!(なんだ、あんなシュートを打つから乱暴者かと思ったけど、そうでもないみたいだな)」
板野がお互いの健闘を祈り握手を求めると、反町は少し驚いた様子を見せながらもこれに応えてくれた。
元来実力自体はそこそこあるものの、気弱さと優柔不断さによりいまいち伸びきる事が出来ない。
そう評価されるように反町は板野の印象を、
あれだけ強烈なシュートを放つのだから余程怖い者なのだろうと考えていたのだが、
試合開始前に握手を求めてきた事でその考えを変える。
反町「今日はいい試合になるといいな」
板野「うん!」
こうして爽やかに挨拶を交わした両者は別れ、それぞれのチームメイトの元に戻っていった。
反町「(若島津なら、板野のマグナムシュートだって止めてくれる筈だ……。
俺がどれだけふらのの加藤からゴールを奪えるか、それがこの試合の肝になるか……)」
板野「(松山なら反町が相手でも決して負けない筈だ。 今日の試合、俺が若島津からゴールを奪えるかどうかが焦点になる!)」
森末「(……東邦戦か。 小池が伸びてきたのは予想外だったけど……あれは多分JOKER効果だろうな。
問題はそれ以外の所で、僕の想定と違う事が起きてないかだ。
板野……あと2つ、頑張っておくれ)」
………
……
…
294 :
森末(仮)
:2013/11/07(木) 20:12:22 ID:???
森末「やぁみんな、今回はいよいよ準決勝、本編・原作では決勝の相手となった東邦学園が相手だ。
GKの若島津は日本最強のGK、ストライカーの反町に中盤の沢田も油断できない。
そして特に注目となるのがキャプテンの小池。
彼が力をつけたのは僕としても完全に予想外だったから、その分東邦はパワーアップしてると思ってくれていい。
三杉がくれた戦術と、みんなの力を合わせてなんとしてもこの試合に勝とうね!
それじゃあこれが今日の試合のフォーメーションだよ!」
東邦学園 4−4−2
−−@−− @若島津
−B−A− B近藤 A古田
D−−−C D川辺 C今井
−−−−−
−E−I− E小池 I沢田
G−−−F G松木 F島野
−−−−−
−H−J− H反町 J竹野内
−−−−−
−J−−− J板野 830/830
−−−H− H山室 600/600
−−−−−
F−I−G F小田 650/650 I金田 600/600 G若松 600/600
−−−−−
C−E−D C松田 600/600 E松山 850/850 D本田 600/600
−B−A− B近藤 600/600 A佐瀬 600/600
−−@−− @加藤 700/700
ふらの 5−3−2
森末「残るは2試合、この東邦に勝って南葛戦に弾みをつけよう! グッドラック!」
295 :
森末(仮)
:2013/11/07(木) 20:13:56 ID:???
ザッ……
小池「フフフ、ここまで調子よく来たようだがここが年貢の納め時だ。
この小池秀人様率いる東邦学園が、負ける筈はないんだからな!」
松山「(……こういう手合いにはどう対処したらいいんだろうな)審判、コイントスをお願いします」
審判「う、うむ……」
先着1名様で、
★コイントス→! dice★
と書き込んでください。マークで分岐します。
丁→ふらのボール
半→東邦ボール
296 :
森崎名無しさん
:2013/11/07(木) 20:14:33 ID:???
★コイントス→
6
★
297 :
森末(仮)
:2013/11/07(木) 20:55:59 ID:???
>★コイントス→ 6 =ふらのボール★
=============================================================================
コイントスの結果、ボールはふらの中学が受け、小池は適当に自分たちの陣地を選択。
こうしてそれぞれのチームは試合開始の準備の為、それぞれのポジションに散らばっていくのだが……。
ざわ…… ざわ……
実況「さぁ先行権はふらの中学が得た模様、FWの板野くんと山室くんがセンターサークルに入りキックオフを待ちますが……。
ふらの、なんとキャプテンの松山くんがいつもより下がり目の位置にいます……これはDFの位置だ!
逆にFWの小田くんが下がり、金田くんが中央に!
これはふらの、フォーメーションをこの試合に来て変更してきました!」
観客「え、ええ!?なんで松山がDFやってるんだ!?」「確かにあいつも守備力は高かった気がするけど……」
「板野だけで若島津を攻略できるのか……?」
しかし、ポジションに散らばると観客席からはすぐに困惑の声が上がり始める。
その原因は、松山がDFの位置についている事に対する疑問によるもの。
今大会これまでMFとして出場し、ゲームメイカーとしての地位を確立していた松山。
そんな彼がDFとして起用されているとあれば、観客たちの疑問の声も当然と言える。
井沢「松山がDFか……! ふらのは、結構思い切った作戦に出たな」
山森「ですけど、いい作戦かもしれませんね。
松山さんは守備力も高いですから、1点が重くなりそうなこの試合で守備を増強する意味でもありえる選択肢だと思います」
井沢「ああ。 でも、うちとやり合う時なら……松山をDFにしてくれた方が対処は楽になりそうだな」
見上「なるほど、松山をDFとして使うか」
片桐「どうですか見上さん? 代表で、松山をDFとして起用する事は……」
見上「いや……有得る選択肢ではあるが、そうすると流石に中盤が脆弱過ぎる。
それに守備ならば中山がいる以上は、松山はMFとして使いたい所だ。 基本的に、松山はOMFとして使うつもりだよ」
298 :
森末(仮)
:2013/11/07(木) 20:57:50 ID:???
反町「(松山がDF……俺のシュートで決まるか? ……いや、決めるしかないか)」
沢田「(松山さんと対決するのは僕の目標でもあったけど……今は試合に勝つ事が優先だ。
松山さんがいなければ、中盤は完全に支配出来る!)」
小池「(ふっ、この小池秀人との直接対決を避けたか。 懸命な判断だな)」
そして、驚いていたのは何も観客だけではない。
対戦をする東邦メンバーも、よもや松山がDFとして先発出場するとは思っておらず、
対戦機会の多くなるであろう反町は気合を入れ直し、沢田は残念に思いながらも勝利を優先するべく冷徹に判断をする。
若島津「(……板野の攻撃を完璧に防ぎ切れば、お前も上がらざるを得ないだろう。
来い、松山。 一度も対決をしないまま今大会を終えるつもりは、俺にはないぞ!)」
だが、松山に対して強いライバル意識を燃やす若島津だけは向こう側のゴール前で佇む松山を睨みつけ、熱い闘志を燃やしていた。
小学生時代から続く因縁に近い松山と若島津の関係性。
それを精算できなくして、この試合を終わる訳にはいかないという確かな思いが彼の中であったのだ。
松山「さぁみんな、いつもとは少しフォーメーションが違うが、やる事は変わらない!
みんなの力を合わせて、必ず決勝戦に進もう!」
ふらのメンバー「「「おう!」」」
松山「(頼むぞ板野……DFとして出場した以上、俺は完璧に守り切って見せる。
後はお前が……お前たちが若島津から点を取ってくれるのをいのるだけだ)」
板野「(こっちのキックオフで試合は開始か。 いきなり先取点を取れれば大きいけど……)」
299 :
森末(仮)
:2013/11/07(木) 20:59:09 ID:???
多種多様な思惑が入り乱れる中、試合開始時間は近づいていく。
そして、観客席、フィールドプレイヤー共に高揚感がピークとなりかけていた瞬間。
ピィーッ!
ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!
審判の笛が鳴り響き、ここに準決勝――東邦学園対ふらの中学の決戦の火ぶたが切って落とされたのである。
バムッ!
山室「板野!」
キックオフと同時に、まずはセンターサークルに立っていた山室がチョンとボールを蹴って板野へと渡す。
ボールを持った板野は、さてどうしたものかと周囲を見つつ、
まずは状況を確認してファーストプレイ、どう攻めるのが効率的かと考えた。
板野「(今日の試合、松山を攻撃で使う事は殆ど出来ない。 ここは……)」
A.俺がまず突っ込むぞ! このまま中央突破だ!
B.右サイドの若松を使おう!
C.左サイドの小田を使おう!
D.今日の試合のゲームメイカーを担当されてる金田に任せてみるか!
E.山室とのワンツーで一気に中央を突破してみるか!
F.いや、ゴールが見えたら撃つんだ! マグナムシュートだ!!
先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
300 :
森崎名無しさん
:2013/11/07(木) 21:00:26 ID:1z5w89GA
B
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