キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【かつて見た】俺inキャプ森3【栄光の道】

1 :森末(仮):2013/10/30(水) 00:29:57 ID:???
このスレは、キャプテン森崎のスピンアウト作品です。
参加者の皆さんの選択、及びカード引きによって物語が展開していきます。

他の森崎板でのスレと被っている要素や、それぞれの原作無視・原作崩壊を起こしている表現。
その他にも誤字脱字や稚拙な状況描写等が多数あるかと思いますが、お目こぼし頂ければ幸いです。

☆前スレ☆

【頂天への】俺inキャプ森2【道程】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1381329922/l50

☆あらすじ☆

キャプテン森崎を心から愛する男板野住明はある日キャプテン森崎の精、
通称『森末』からキャプテン森崎の外伝スレへと参加してみないかと提案をされ外伝世界へと飛ばされる。
ふらの中学で松山達と共に鍛錬を繰り返し、1年と少しの期間を費やして臨んだ3年目の全国大会。
板野は「マグナムシュート」を武器に大暴れをし、1回戦・早田率いる『東一中』、2回戦『錦が丘』、
3回戦・立花兄弟のいる『花輪中学』を次々に撃破していく。
迎えた準決勝、これに勝てば若島津が待ち受ける東邦が待ち構える中行われた『比良戸中学』との試合。
ダークホース『比良戸』は隠していたその実力を見せ、板野達は審判の笛に助けられながらも1−0と前半で1点のリード。
そして、前半22分、再び回ってきたチャンスで板野はマグナムシュートを打とうとするのだが……。

2 :森末(仮):2013/10/30(水) 00:31:05 ID:???
☆板野くんの能力値☆

選手名     ド パ シ タ カ ブ せ 総 高/低  ガッツ
板野      53 49 54 49 46 48 50 349 1/3  830/830

   板野
強引なドリブル(1/2でドリブル力+2、吹っ飛び係数2)
弾丸シュート(シュート力+3、吹っ飛び係数4)120消費
マグナムシュート(シュート力+6、吹っ飛び係数2)200消費

☆サッカーのルールについて☆

基本的に本編と同様ダイスで進行させてもらいます。
間違えやすい点は下記に列挙。

・試合中の覚醒など
板野君以外の味方はJOKERを引いた際、もしくはダイスで11・12を出した際に覚醒チャンスが出ます。
攻撃判定の場合は敵に勝利した場合、守備判定の場合はボールに触れた場合に覚醒する事が出来、フラグか技などを習得できます。
JOKERでの覚醒の場合は一発取得、11・12での覚醒の場合はフラグまでです。
板野くんがJOKER、もしくはダイスで11・12を出した場合は後述する覚醒システムで説明します。

・ガッツ関係について
試合中、1分毎にガッツは5回復します。
ガッツが300以下になると全能力−1、200以下で−2、100以下で−3、0以下で−5とペナルティが増えていきます。

3 :森末(仮):2013/10/30(水) 00:32:19 ID:???
・フリー補正など
フリー状態の場合はシュート、パスなどに+2の補正がつきます。
主にフリーキックの際に使用される補正ですが、相手の戦術や退場などによっては普通にプレイしている時でもかかる時があります。
また、コーナーキックの際のシュートは、特殊なシュートでなければ角度ペナが入りフリー補正と±0になる予定です。

・人数補正について
守備側の選手たちは判定に参加した人数に応じて人数補正を受けます。
2〜3人で+1、4〜6人で+2、7人以上で+3の補正となります。
キーパーのセービングには影響をうけません。

・スルー、ポストプレイについて
スルーはシュート力+3した状態で判定が行われ、成功するとキーパーの状態を悪くする事が出来ます。
ただし上手くいくかどうかは合わせてくれる味方との連携にもよります。
ポストプレイはパス力での判定になります。

4 :森末(仮):2013/10/30(水) 00:33:31 ID:???
・反則について
反則は攻撃側、守備側の接触プレイ時、お互いにクラブを引いている場合にのみ起こります。
この時反則を犯すのはカードの数値が低かった方です(同数の場合は守備側になります)。
また、基本的に怪我は反則を犯された側のみが受ける事となります。
・怪我の判定について
ケガの判定は以下の表を使って算出します。
本編のものと同様です。

ケガの深度 非接触 接触 反則時 シュート吹飛 接触吹飛 反則時吹飛
万全の状態 無   無   中    小       小      中
なおりかけ  無   小   中    小       中      大
軽傷治療済 小   中   中    小       中      大
軽傷未治療 中   中   大    中       大      危
重症治療済 中   大   大    大       危      必
重症未治療 大   危   必    必       必      必
プレイ不能  必   必   必     必       必      必

無=怪我は発生しない
小=クラブの4か9か13
中=クラブの偶数  
大=クラブ
危=クラブかスペード
必=必ずケガをする

5 :森末(仮):2013/10/30(水) 00:34:32 ID:???
・シュートの枠外について
シューターとキーパーの数字の和が14の場合、シュートはゴールポストに当たります。
更にカードのマークが一致した場合は枠外になります。
ツインシュートの場合はシューター同士のマークが一致でポスト、数字も一致で枠外です。
この場合キーパーとの和が14でもシューター同士のマークが違えばポストにはなりません。
また、この判定は一対一の判定の際にも適用されます。

・PKについて
PKの際はマークが一致した時のみ、セービングチャンスが与えられます。
一致しなかった場合は枠外にならない限り自動的にゴール、ですがシューターのカードがQ、Kの場合のみ枠外になります。

・ブロック失敗時のシュート威力現象
ブロック時、クリア時にシュートを弾き返せなかった場合でも、
シュート力−守備側の判定=2〜4の場合はシュートの威力が−1されます。
この効果は重複しますが、DF判定の段階では適用されません。キーパーのセービング判定にのみ影響があります。

6 :森末(仮):2013/10/30(水) 00:35:34 ID:???
【板野くんの覚醒システムについて】

・JOKERを引いての攻撃側勝利・または守備側こぼれ球以上の場合、5pt入手。
・ダイスで11、12を出しての攻撃側勝利・または守備側こぼれ球以上の場合、2pt入手。
・とても上がりやすい能力を3ptで1上昇出来る。
 同じように上がりやすいは7pt、普通で10pt、上がりにくいで20pt、とても上がりにくいで30ptとなります。
・ガッツは最大ガッツ+5のたびに10ptを使ってあげる事が出来ます。
・練習で会得出来る可能性があった技も、20ptで会得する事が出来るようにします。
・試合後に累計ptを計算し、そこでptが余っている場合に能力等を上げるかどうかを決定します。

『現在の覚醒pt:4』

とても上がりやすい:パスカット、ブロック(3pt)
上がりやすい:パス、タックル(7pt)
普通:せりあい(10pt)
上がりにくい:ドリブル、シュート(20pt)

ガッツ:+5のたびに10pt

『覚えられる技』
「ぶっ飛びパス(仮)(パス力+2、吹っ飛び係数5、消費ガッツ60)」を覚える
「ダイビングヘッド(仮)(低シュート力+2、吹っ飛び係数4、消費ガッツ120)」を覚える
「パワータックル(1/4でタックル力+2、吹っ飛び係数4)」
「勘任せカット(仮)(1/4でパスカット力+2)」
「パワーブロック(1/4でブロック力+4、消費ガッツ100)」
「パワークリア(空クリアー力+1、吹っ飛び係数4、消費ガッツ80)」

7 :森末(仮):2013/10/30(水) 00:36:44 ID:???
【登場人物紹介】
・板野住明
キャプテン森崎が大好きな、どこにでもいる学生でこのスレの主人公。
性格的にはかなり素直で、キャプテン森崎の世界にいる現状を楽しんでいる。
キャプテン森崎の知識は豊富なので、それがこの世界での彼の最大の武器。
現在は全国大会得点王ランキングでトップを走っている。

・キャプテン森崎の精(通称:森末)
板野をキャプテン森崎の世界に招待した自称・キャプテン森崎の精。
時々怪しいそぶりを見せるが、頻繁に板野にアドバイスをくれる奴。外見は某QBそっくり。
全国大会でのふらのの境遇を見て、何か危機感を持っているらしいが……?

・松山光
板野が選んだ中学、ふらのサッカー部のキャプテンで道産子。
彼が施す熱血過ぎる練習量のせいで部員に逃げられてしまいチームは試合するギリギリの人数になってしまっている。
板野が提案したクリスマスパーティなどの効果により、藤沢美子の事を異性として憎からず思っている事に気づく。
彼女が転校すると聞いて動揺をしたが、その前に告白をする事を決めた。

・その他のふらのメンバー
事なかれ主義な面々。それでも覚醒などによって徐々に強くなってきている。

・藤沢美子
本編では松山との間に悲劇的結末を生んでしまい、今もキャプ森板全界隈で惜しまれている少女。
マモノ様の効果によりヤンデレ気質を身に着けてしまったが、松山に対する思いは本物。
このたびアメリカへと転校する事が決まり、全国大会で負けた時点でお別れとなってしまう。

・町田町子(メガネ)
メガネをかけているマネージャー。
メガネ効果なのか、非常に出来る女であり、松山と藤沢の関係を暖かい目で見守っている。

8 :森末(仮):2013/10/30(水) 00:37:45 ID:???
・ふらのの監督
カーチャン自慢のスタミナドリンクを部員に飲ませたがる以外は特に特筆すべき点は無い監督。
戦術論などは割と松山の言いなりな所がある。

・若島津健
日本を代表する空手キーパー。
その実力は本物であり、板野は2度挑戦をしても勝つ事は敵わなかった。
ぶっきらぼうではあるが、悪い人間ではない。

・小池秀人
何の間違いか東邦学園のキャプテンになってしまった男。
自分に若島津や反町を凌駕する才能があると思い込んでいるが、大した事はない……筈が強くなってきてる。
伊達にキャプテン張ってないぜ!

・反町一樹
東邦学園のストライカー。
日向がいない為にのびのびとサッカーを楽しんでいるが、やはりあまり言いたい事は言えないタチ。
板野の放ったマグナムシュートを見て「魔王」みたいと感想を述べた。

・沢田タケシ
東邦学園のゲームメイカー。
中盤の人材不足に苦しむ東邦スカウトが、若島津のツテを頼ってスカウトした選手。
小柄だがテクニシャンで実力は中々だが、反町同様やや弱気。
都大会の際に三杉の心臓病を再発させてしまい、おろおろしてた所を吉良監督に捕まえられ特訓を受けた。
そのかいあってかある程度の筋力を身に着け、肌も浅黒くなってパワーアップした。

9 :森末(仮):2013/10/30(水) 00:39:15 ID:???
・早田誠
大阪が誇るカミソリサッカー野郎。
自分以外目立った選手のいない東一中を懸命に引っ張り、ふらの中学に必死で抵抗をした。
素直に自分を褒めた松山にある程度の好感を抱く。

・中西太一
大阪が誇る超大物級GK。
早田が率いる東一中に負け、全国への切符を手に入れられなかったが、
見上にJrユース合宿の選考には入っているという言葉を聞いて喜んだ。

・立花政夫・和夫
花輪中学の双子兄弟で空中サッカーの申し子。
松山達と共に試合観戦中、松山が負傷した際に迅速に対応してみせた。
試合ではスカイラブハリケーン、ジェミニアタック、ツインシュートなどでふらのゴールを脅かすも、
それ以上の得点を取られた上にスタミナが切れて無念の敗退となった。
敵であり、味方になってもポジション争いをする筈な自分たちに新技のヒントをくれた板野に好感を抱く。

・次藤洋
九州・長崎から出てきた九州男児。
中学生離れした体格とパワーを持ち、喧嘩に明け暮れていたが板野のシュート力を見てサッカーに真摯に取り組む事を決意。
大柄な体に騙されがちであるが頭脳も優秀である。
語尾にタイをつける時とそうでないときがある。

・佐野満
次藤と同じ比良戸に所属する小柄な2年生FW。
そのキープ力は松山にも匹敵するほど。「ケケケ」が口癖。

10 :森末(仮):2013/10/30(水) 00:40:20 ID:???
・井沢守
南葛中学のキャプテン。
翼がいない事で不要な嫉妬心がなくなり、キャプテンに任命された事で強い責任感を負うようになった。
その甲斐もあってか本来よりも多少強くなっており、特に守備面が強化されている。

・来生哲平
南葛中学のエースストライカー。
本編同様、馬鹿。ただし実力は折り紙つきであり、反町と肩を並べる世代を代表するFWである。

・滝一
南葛中学のウイング。
本編同様、サイド際が活躍の場所。試合中はキャプテンの井沢を補佐する立ち回りも見せる。

・石崎了
南葛中学のDF。
翼、森崎がいないのに何故下手糞だった彼が常勝軍団の一員となっているのか。
その点はベールに包まれている。

・高杉真吾
南葛中学のDF。
翼、森崎がいない為に特に裏工作とかは画策しない至って普通のDFとして成長している。
ただし若林シンパであることは相変わらず。

・山森正吾
南葛中学の2年生MF。
本編では森崎によって実力を見出され、才能が花開いた彼であるが、
今の所は特にこれといった長所はなく2年生にしては上手いという程度。
ただし才能自体が腐った訳ではない。

11 :森末(仮):2013/10/30(水) 00:41:29 ID:???
・中里正人
南葛中学のDFで、忍者。
この大会が彼にとっての最後のサッカーとなりそうな為、
いざとなれば隠していた実力も見せなければと考えている。

・中山政男
大友中学のDFでキャプテン。
森崎がいなくとも、自力で才能を開花させ全国有数のDFとして名を轟かせた。
しかし、中学三年間一度も南葛に勝てず、終ぞ全国大会には出場出来なかった悲劇の選手である。

・新田瞬
大友中学の2年生ストライカー。
まだ実力は低いが、才能とセンスはあると目される少年。
マーク対策にと考案した「ノートラップランニングボレー隼シュート」を試合中に完成させるという離れ業を見せ、
その才能の片鱗を覗かせた。

・三杉淳
武蔵中学のキャプテン、ガラスのエース。
ヒューガーがない為に家は没落していないが、未だに心臓病の手術はしていない。
しかしこの3年間リハビリをした為に、30分だけならば試合に出場できるだけの身体を身に着けた。
現在は観客席で同世代の選手たちの活躍を羨ましさ半分の気持ちで見ている。

・青葉弥生
三杉のガールフレンド。
下剤事件がなかった為に三杉といたって健全な関係を築く事が出来、今は三杉を下の名で呼べるだけの仲になった勝ち組。
ただしいつ三杉がS化するかはわからない。

・若林源三
見上の話に出てきただけだが、元は南葛SCを率いていた天才GK。
見上と共に西ドイツ、ハンブルグへと渡り本場ヨーロッパの環境で練習をしていたが、
生来のサボり癖が出てしまい期待ほど伸びていないらしい。

12 :森末(仮):2013/10/30(水) 00:42:37 ID:???
・多田野数人
ふらの中学の野球部に所属しているエースピッチャー。
不良に絡まれている所を板野(矢車)に助けてもらった。

・ダルビッシュ
板野のフォームを矯正し、マグナムシュート開発の手助けをしてくれた2年先輩のサッカー選手。
一流選手にしかない独特のオーラを持っている。

・矢車
地獄の住人。板野くんがお守り代わりに持ってる銀の弾丸のネックレスを売ってくれた。

・見上辰夫
日本サッカー協会の役員で、胃痛持ちの人。
全日本Jrユース監督となる事が決定しており、今は大会で有力そうな選手がいるかどうかを見ている。

・片桐宗政
日本サッカー協会の役員で、少し怪しい人。
黄金世代のFW不足を懸念していたが、板野がその救世主になるかもしれないと期待をしている。

【人間関係】

松山→(ライバル)←若島津
立花兄弟→(大物)→板野
北詰→(ウチの選手なら絶対使わん)→板野・次藤
片桐→(期待)→板野

13 :森末(仮):2013/10/30(水) 00:43:41 ID:???
テンプレはここまでです。
このスレでもよろしくお願いします。

14 :森崎名無しさん:2013/10/30(水) 00:50:23 ID:???
乙です。

15 :森末(仮):2013/10/30(水) 01:01:54 ID:???
>C.「くらえ! これが俺のマグナムシュートだ!」 マグナムシュートを打つ
=================================================================================
ダンッ! グワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!

前半も残り時間は10分を切り、ここで2点差に出来れば大きいという状況。
板野は迷う事なく大きく踏み込むと右足を振り上げ、自身に出せる最大限のシュートを放とうとする。

実況「出たー! 板野くん、大きく振りかぶったー!!
   再び『マグナムシュート』で比良戸ゴールを脅かそうとしています!!
   しかし、次藤くんも先ほどは後一歩でシュートを止めようとしていました!
   果たして今度は決まるか!?」

三杉「ここがこの試合のターニングポイントだね……」
町田「(もう一度あの次藤くんを怪我させちゃったりしたら……言い方は悪いけど、貰ったも同然になりそうねぇ)」

次藤「さァ、来るタイ!」
板野「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおっ!!」

バコォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオンッ!!

16 :森末(仮):2013/10/30(水) 01:03:08 ID:???
先着4名様で、
★板野→マグナムシュート 60 ( ! card )( ! dice + ! dice )=★

★次藤→ブロック 55 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+2)+(軽傷Lv1-1)=★

★長岡→ブロック 46 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+2)=
 安倍→ブロック 46 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+2)=
 秋沢→ブロック 47 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+2)=★

★畠山 パンチング 49 (! card)(! dice + ! dice)=★

と書き込んでください。カードやダイスの結果で分岐します。

【シューター】−MAX【ブロッカー】
≧5→シュートは邪魔される事無く放たれた!GKとの勝負へ。
=4〜2→シュートは放たれた。しかしこの数値差の人数分威力が落ちてGKとの勝負へ。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に(小田がねじ込み)(山室がねじ込み)(曽田がフォロー)
≦−2→比良戸ボールに。
【シューター】−【キーパー】
≧2→板野のマグナムシュートが比良戸ゴールに突き刺さる!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に(松山がねじ込み)(小田がねじ込み)(山室がねじ込み)
≦−2→比良戸ボールに。

【補足・補正・備考】
板野の「マグナムシュート」には吹っ飛び係数2がついています。
次藤がダイヤ・ハートで「パワーブロック(+4&100消費)」

>>14 乙ありです。

17 :森崎名無しさん:2013/10/30(水) 01:03:28 ID:???
★板野→マグナムシュート 60 ( クラブ5 )( 1 + 4 )=★

18 :森崎名無しさん:2013/10/30(水) 01:03:30 ID:???
★板野→マグナムシュート 60 ( クラブ5 )( 2 + 2 )=★


19 :森崎名無しさん:2013/10/30(水) 01:03:33 ID:???
★板野→マグナムシュート 60 ( スペード5 )( 4 + 1 )=★

20 :森崎名無しさん:2013/10/30(水) 01:04:05 ID:???
★次藤→ブロック 55 ( スペード2 )( 6 + 6 )+(人数差補正+2)+(軽傷Lv1-1)=★

21 :森崎名無しさん:2013/10/30(水) 01:04:49 ID:???

★長岡→ブロック 46 ( ハートK )( 2 + 1 )+(人数差補正+2)=
 安倍→ブロック 46 ( クラブQ )( 6 + 5 )+(人数差補正+2)=
 秋沢→ブロック 47 ( ダイヤ4 )( 1 + 6 )+(人数差補正+2)=★

22 :森崎名無しさん:2013/10/30(水) 01:05:46 ID:???
★畠山 パンチング 49 ( クラブ7 )( 2 + 4 )=★

23 :森末(仮):2013/10/30(水) 01:08:25 ID:???
本日は一旦ここで区切らせていただきます。
技を発動させずに防ぐのは、流石に予想外でした……。
それでは。

24 :森崎名無しさん:2013/10/30(水) 01:10:54 ID:???
六ゾロ出されてはな

25 :森崎名無しさん:2013/10/30(水) 01:10:55 ID:???
乙でした。
次藤も佐野もダイスはいいの出してるのに、カードの引きが悪いな。
こっちはラッキーだけど。

26 :森崎名無しさん:2013/10/30(水) 01:12:48 ID:???
若島津がフラグ立てた時から、なんとなく防がれると思ってたw

27 :森崎名無しさん:2013/10/30(水) 01:14:48 ID:???
いずれ味方になると思えば頼もしい。
次藤の活躍を中西が見れば思う所もあるかもしれないし。

28 :森崎名無しさん:2013/10/30(水) 01:40:55 ID:???
次藤と低いトラップで勝負、ニアに板野ファーに松山、北国からねじ込み
あとありえる得点シーンはっと

29 :森崎名無しさん:2013/10/30(水) 03:30:53 ID:???
石崎気になる
本編では戦力扱いできる能力じゃなかったからな、使いやすくなってるのか、それともよりピーキーになってるのか

30 :森崎名無しさん:2013/10/30(水) 08:00:33 ID:???
本スレのブロックはJrユースではほぼ死に能力だったから、ルールを変えたことで次藤が強化されて頼もしくなるのも
当然といえば当然だ。
……若干気が早いがその分、ピエールやガルバンにも苦戦しそうだけど。

31 :森末(仮):2013/10/30(水) 23:14:06 ID:???
>★板野→マグナムシュート 60 ( クラブ5 )( 1 + 4 )=65★
>★次藤→ブロック 55 ( スペード2 )( 6 + 6 )+(人数差補正+2)+(軽傷Lv1-1)=68★
>★長岡→ブロック 46 ( ハートK )( 2 + 1 )+(人数差補正+2)=51
> 安倍→ブロック 46 ( クラブQ )( 6 + 5 )+(人数差補正+2)=59
> 秋沢→ブロック 47 ( ダイヤ4 )( 1 + 6 )+(人数差補正+2)=56★
>★畠山 パンチング 49 ( クラブ7 )( 2 + 4 )=55★
>≦−2→比良戸ボールに。
====================================================================================
板野のマグナムシュートは、一本目と比較をすればややミスキックに近い形となって放たれた。
しかし、当然ながらミスキックといっても威力は馬鹿に出来るものではない。
並の選手であればその一瞬でフィールドを切り裂くかのようなスピードにもついていけず、
また、仮についていけたとしても破壊力の前に為すすべもなく吹き飛ばされてしまうだろう。

次藤「ぬおおおおおおおおおおおおおおおおおおっ!!」

ボグォオオオオオオオオオン!!

しかし、このシュートに必死に食らいつきブロックに挑みかかる男がいた。
先ほどその巨体を吹き飛ばされ、負傷を負った次藤洋である。
通常の人間ならば、板野のマグナムシュートを受けて喜んでシュートコースに飛び込もうとする神経を持たないだろう。
当然ながら吹き飛ばされれば痛いし、負傷をしては尚の事痛い。
だが、次藤は違った。
相手が強ければ強い程に闘争心を燃やし、その相手を叩きのめす事に喜びを感じる男。
そんな彼の今回の標的は目の前の板野住明――彼の1発目のマグナムシュートをモロに食らい、
恐怖を覚えるのではなくこういう敵こそ自分は待ち望んでいたのだと感じた彼は、
1発目のマグナムシュートを受けた時以上に闘志を燃やして全身を使いブロックにいった。

32 :森末(仮):2013/10/30(水) 23:15:44 ID:???
ズズズズズ……

次藤「ぐ、ぐううう……!」
板野「ま、またかよ……!?」

実況「あ、あーっと! またも次藤くん、シュートを止めたァァアアア!
   しかし、先ほどと同じように威力を殺しきれていないのかゆっくりと次藤くんはゴールに向かっている!
   やはり板野くんのマグナムシュートは防げないのかーっ!?」

長岡「次藤!」
安倍「みんな、次藤を抑えるんだ! このままじゃさっきと同じ事になっちまうぞ!」
秋沢「おう!」

どてっぱらにボールを受けた次藤は、ふらのの1点目と同じようにシュートの威力を殺しきれずにゴールへと向かっていた。
だが、先ほどと違う点が今回はある。
それはこの次藤の動きを見て、DF達が急いで次藤の後ろに回り彼を支えたのである。
これが功を為したのか、次藤の身体は動かなくなった。
いくら板野のマグナムシュートとはいえ、一度に次藤の巨体と3人のDF達の力を吹き飛ばす事は不可能だったのだ。

ズ……ズズ…… ポテン

板野「そ、そんな……」
次藤「ふぅ……助かったタイ、みんな」

そして、ボールは威力を殺され地面に落ちる。

今大会、猛威を振るった板野のマグナムシュートが、この時、初めて防がれたのだった。

33 :森末(仮):2013/10/30(水) 23:16:45 ID:???
ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!?

実況「凄い! 比良戸、次藤くんを中心としたDF陣が奮闘しなんと板野くんのマグナムシュートを止めたァァァアッ!!
   シュートを打った板野くんは茫然と立ち尽くし、
   ふらのメンバーも信じられないものを見るかのように次藤くんたちを見つめています!
   しかし、当然でしょう! これまでの試合で打てば決まるという神話染みた威力を見せていたマグナムシュートが止められたのです!
   これには観客も次藤くんらのファインプレーに拍手を送っています!」

三杉「まさか……! あのシュートを止めるだって?
   ……こぼれ球にする事くらいなら可能とは思ったが、今のは完璧に防いでいたぞ」

反町「あ、あのシュートを防いじゃうのか……(比良戸が上がってきたら……俺、点取れるかなぁ?)」
若島津「ちっ……(……これで俺が初めて防ぐ、という事はなくなったか)」

井沢「次藤か……(こりゃ正直にシュートを打っていくだけじゃ抜けそうにない相手だな。
   まあ、うちは攻撃手段が豊富だし、横に揺さぶればなんとかなるか……?)」
高杉「あ、あれを止めちまうのかよ……」

片桐「これは……凄いですね」
見上「うむ、負傷をしている上で、仲間たちの力を借りたとはいえ完全にブロックしてみせた。
   ……シュートブロックに関しては、彼は恐らく全国でも屈指のレベルに到達しているのだろう」

この次藤のブロックを見て、観客席は当然ながら騒然とする。
1回戦からここまで、板野のマグナムシュートは常に相手ゴールを射抜き点を量産してきた。
その中学生離れしたシュートを止められる者など、精々東邦の若島津くらいだろうという共通認識があったのである。
それがまったくの無名校である比良戸の選手が止めてしまったとなっては、当然ながら驚かないという方が無理難題。
特に贔屓チームが無いサッカーファンは次藤へ拍手を送り、偵察校の面々は比良戸の真の実力に触れその脅威を認識。

そして、防がれた側のチームであるふらののメンバーは茫然としてしまっていた。

34 :森末(仮):2013/10/30(水) 23:17:53 ID:???
小田「い、板野のマグナムシュートが……」
山室「止められた……?」
松山「(……やっぱりさっきの1本目、防ぎかけていたのはマグレじゃなかったのか)」
板野「俺のマグナムシュートが……」

シュートを打った板野は、次藤の実力というものを十分認識をしていたものの、
それでも防がれてしまったという事実にショックを隠せず。
松山は表情を険しくしながら、不敵に笑う次藤へと視線を向ける。
そして、それらを除くふらのの面々は軽く戦意を喪失しかけていた。
それほどまでに彼らの中で板野の決定力は信じられていたものであり、それが防がれたという事実を認めたくなかったのだ。

次藤「フッ……いつまでもやられっぱなしのワシじゃあないタイ!!
   そら、行くぞ佐野っ!!」
松山「!! しまった!」

その光景を見て、次藤は会心の笑みを浮かべながら、大きくボールをフィードした。
板野のシュートが防がれたという事は、即ち比良戸にボールが移ったという事。
松山が上がり守備が薄くなった好機を見逃さず、次藤は頼れる2年生FW――佐野へと同点弾を上げる事を期待してボールを送る。

実況「さぁ、比良戸は反撃開始だ! ボールを持った次藤くん、大きくフィード!!
   これはぐんぐん伸びて……落下点には佐野くんが入ります!
   しかし、ふらのもただトラップはさせない! 慌てて若松くんがクリアーに向かう!」

若松「(追加点取るのは難しいか? なら、1点も失えないよな……。
    負けて北海道帰りたいのは山々だけど、ここで見逃したら俺に責任が……!)」
佐野「次藤さんが頑張ったんだ、今度は俺の番だ!」

35 :森末(仮):2013/10/30(水) 23:19:10 ID:???
先着2名様で、

★佐野→高いトラップ 49 (! card)(! dice + ! dice)=★
★若松→高いクリアー 48 (! card)(! dice + ! dice)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→佐野がトラップ成功! そのままふらの陣内に切り込む!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から(姫路がフォロー、比良戸スローイン、本田がフォロー)
≦−2→ふらのボールに。

>>24 次藤の意地を見ましたね。
>>25 乙ありです。
>>29 石崎に関しては、色々考えている事もありますね。
>>30 現行ルールに近い形でスレを進行していますからね。ブロックが上手い選手は本編Jrユース編よりも活躍できるかもしれません。

36 :森崎名無しさん:2013/10/30(水) 23:19:41 ID:???
★佐野→高いトラップ 49 ( クラブ7 )( 6 + 3 )=★

37 :森崎名無しさん:2013/10/30(水) 23:20:51 ID:???
★若松→高いクリアー 48 ( クラブ6 )( 4 + 6 )=★
クラブ活動〜♪

38 :森崎名無しさん:2013/10/30(水) 23:21:50 ID:???
おい、こんどはこっちの反則だよw

39 :森崎名無しさん:2013/10/30(水) 23:22:26 ID:???
こっちがやらかしたか
次藤がFKを蹴るようならカウンターのチャンスだけど

40 :森崎名無しさん:2013/10/30(水) 23:22:46 ID:???
まただよw前半で4回とは

41 :森崎名無しさん:2013/10/30(水) 23:27:29 ID:???
セオリー通り松山守備で板野はカウンターだね

42 :森末(仮):2013/10/30(水) 23:27:49 ID:???
>★佐野→高いトラップ 49 ( クラブ7 )( 6 + 3 )=58★
>★若松→高いクリアー 48 ( クラブ6 )( 4 + 6 )=58★
>=0→ボールはこぼれ球に。比良戸スローイン
==================================================================
高いボールに合わせ、佐野と若松はほぼ同時に飛び上がる。

佐野「よっ!」
若松「このぉっ!」

佐野としてはここでトラップをしてしまえば、松山がいない間に好き勝手攻撃出来るチャンス。
逆に若松としては松山がいない以上、キープされる前にボールを跳ね返したい所。
お互い譲り合えないものがあったが故に競り合い勝負は白熱し。

ガツッ!

佐野「いてっ!?」
若松「し、しまった!?」

ピィーッ!!

若松の肘が、運悪く佐野の腹部に当たってしまい、審判の笛が鳴る。
この試合4度目――ふらのにとっては初めての反則が取られてしまうのだった。

43 :森末(仮):2013/10/30(水) 23:28:49 ID:???
先着1名様で、

★若松の反則→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER→審判「爽やか旋風なふらのが反則する筈がない。今のは佐野くんの反則」 ふらの贔屓な審判だった!?
8〜K→特にお咎めはなかった。
5〜7→軽い注意!
2〜4→厳重注意!
A→イエローカード!

44 :森崎名無しさん:2013/10/30(水) 23:29:49 ID:???
★若松の反則→ ダイヤ4

45 :森崎名無しさん:2013/10/30(水) 23:31:46 ID:???
「われわれ審判は常に公平だ」

46 :森崎名無しさん:2013/10/30(水) 23:32:13 ID:???
Jr.ユース選考にふらのメンバーはどれくらい生き残るだろうか?
小田や山室は国内合宿にくらいは呼ばれるか?
個人的に、国内合宿では、本編でも原作でもあまり活躍しなかった
小池や石田、武井、沢木と絡みたい。

47 :森崎名無しさん:2013/10/30(水) 23:34:16 ID:???
審判は九州の人だな。

48 :森崎名無しさん:2013/10/30(水) 23:35:58 ID:???
ホームタウンディシジョンかw

49 :森崎名無しさん:2013/10/30(水) 23:36:10 ID:???
落選すると分かっているキャラと絡んでも無駄に終わるからな

50 :森崎名無しさん:2013/10/30(水) 23:38:22 ID:???
いや、翼たちがいない分、3人枠があるから、合宿にうまく鍛えれば十分いけると思う。

51 :森崎名無しさん:2013/10/30(水) 23:39:58 ID:???
比良戸の反則→審判「あっ大丈夫っす・・・」

ふらのの反則→
審判「ゴラアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア
ワシを誰やとおもとんじゃ審判様やぞコラアアアアアアアアアアあああああアアアアアアアアア
退場さすぞあああああああああああああああああああああああああああああああ」

何故なのか

52 :森末(仮):2013/10/31(木) 00:00:31 ID:???
>★若松の反則→ ダイヤ4 =厳重注意!★
========================================================================
審判「先ほどのは一歩間違えば顔にいっていたぞ。
   カウンターを食らいたくなくて必死になるのはわかるが、あくまでも正々堂々と安全に戦うように」
若松「は、はい(くそっ、あっちは3回も注意なかったのにこっちは……)」
審判「聞いているのかね!?」
若松「聞いてます!(我慢だ、我慢……)」

ここで審判は強く若松に注意をした。
まだふらのにとっては初めての反則であるが、それだけ若松の反則を危険と見ての行動である。
これには若松も堪え、げんなりとした表情を浮かべながら仲間たちの輪に戻ってゆく。

若松「すまん、みんな。 フリーキックやっちまった」
本田「ドンマイ、気にするなって。 距離はあるし……大丈夫だ。
   (それにあのまま通す事を思えば、むしろ反則で止まった方がラッキーだったしな)」

気に病む若松に声をかけつつ、このフリーキックにどうやって備えたものかとする一同。
比良戸が貰ったフリーキックはセンターサークルをやや超えた辺り、というもの。
シュートを打つには距離があるが、強引にフィードをしてゴール前でチャンスを作るには十分な距離である。
次藤が再びゴール前に攻め上がり、競り合い勝負に持ち込まれてはふらのとしてもかなり厳しい。

佐瀬「次藤が競り合いに来たら……ちょっと厳しいな。 どうする?」
金田「いや待て、次藤がキッカーみたいだぞ?」
板野「(次藤がキッカー……もしかして……!)」

53 :森末(仮):2013/10/31(木) 00:02:03 ID:???
しかしフリーキックの位置に目を向ければ、キッカーとなっているのはその次藤本人である。
まさか次藤もあれだけのパワーがあるのだから、
板野のような強力なパワーシュートを打てるのだろうかと訝しがるふらのメンバー。
だが、そんな中で板野だけは次藤が狙っている事を正確に察知する。

板野「(佐野とのコンビプレイ……じゃない、佐野の『次藤とのコンビプレイ』か?)」

テクモ版では、次藤の技である『佐野とのコンビプレイ』。
森崎板的には、佐野の技である『次藤とのコンビプレイ』。
原作、本編で比良戸戦で見せた次藤が蹴ったボールを佐野が途中でコースを替えるという安直な技であるが、
これに南葛はまんまとかかってしまい失点をしてしまっている。
無策にこれに当たれば、当然ながらふらのとてただでは済まないだろう。

板野「(となると対策が必要なんだけど……どうしたものかな。
    次藤のシュート性のボールに対してブロックに行く……その手前で佐野がコースを替える可能性があるか。
    だとすると佐野にマークにつくべきか? それならコースを替えたボールに対してもブロックに行ける筈だけど……)」
松山「どうした板野、何か思いついた事があるのか?」
板野「え、えーっと……」

A.「佐野を使ってくると思う。DFを2枚使って佐野をマークしよう」
B.「佐野を使ってくると思う。DF全員で佐野をマークしよう」
C.「佐野を使ってくると思う。松山とDF、2人で佐野をマークしよう」
D.「佐野を使ってくると思う。松山とDF3人、4人がかりで佐野をマークしよう」
E.「佐野を使ってくると思う。俺とDF、2人で佐野をマークしよう」
F.「佐野を使ってくると思う。俺とDF3人、4人がかりで佐野をマークしよう」
G.「佐野を使ってくると思う。俺と松山で佐野をマークしよう」
H.「佐野を使ってくると思う。俺と松山とDF2人、4人がかりで佐野をマークしよう」
I.「いや、なんでもないよ……」

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

54 :森崎名無しさん:2013/10/31(木) 00:06:12 ID:???
Dで人数補正+2でOKかな?
裏を掻いて次藤がそのままシュートという可能性も無いではないけど

55 :森崎名無しさん:2013/10/31(木) 00:06:50 ID:EHbawMqg

 人数補正+2は欲しい。

56 :森崎名無しさん:2013/10/31(木) 00:06:55 ID:J4y2MkGg


57 :森崎名無しさん:2013/10/31(木) 00:16:05 ID:???
次藤が持つシュート技は至近距離シュートだけだから、佐野とのコンビプレイが濃厚だね。
あとはドリブル突破か?

58 :森末(仮):2013/10/31(木) 00:33:07 ID:???
本日は一旦ここで区切らせていただきます。
それでは。

59 :森末(仮):2013/10/31(木) 23:36:26 ID:???
>D.「佐野を使ってくると思う。松山とDF3人、4人がかりで佐野をマークしよう」
==================================================================================
若松「佐野か……でもあいつパワーは無さそうだぞ? ダイレクトで打ってきても大した威力にならないんじゃないのか?」

板野が佐野を使ってくる、という予想をしてもふらのメンバーはいまいちピンとこない様子であった。
ここまでの試合展開で佐野のテクニカルなドリブルは十二分に理解をしている一同だが、
その小柄さから見てもドリブルでの動きから見てもパワーには秀でていなさそうである。
それならばまだ次藤が直接を狙ってくる可能性の方が高いのではないかと考えるが、
板野はそれを否定してあくまでも佐野をマークすべきだと進言をした。

板野「確かにパワーは無さそうだけど、スピードやテクニックに関しては皆もわかってると思う。
   凄く単純な原理だけど、次藤のシュート性のボールに合わせてコースを変えつつゴールを狙うような動きも出来ると思うんだ」
佐瀬「げげっ、それが実際にやられたらキツそうだな」
松山「……あの距離なら、次藤が幾らパワーシュートを打てるといっても加藤なら止めてくれる筈だ。
   なら、俺達は佐野へ注意を向けておいた方がいいか」

板野の戦術眼については、花輪戦の立花兄弟のトライアングルシュート封じで折り紙つきである。
ここは板野の考えを信じる事にしようとなり、松山を含めたDF達は下がり佐野へと注意を向けた。
無論、板野はいつでもカウンターが狙えるように前よりの位置に備えている。

実況「前半24分、残り時間もいよいよ少なくなってきました!
   ここで比良戸は勝負をかけたか、CBの次藤くんが上がりこのフリーキックを蹴る模様!
   しかし、ゴールまでは距離が離れています! 果たして決まるのか?」

弥生「……あの大きな人もふらのの板野くんみたいに凄いシュートを持ってるのかしら?」
三杉「いや、それなら既に使う場面はあった筈だ。
   そういった切り札は持っていないと思うが……だとすると、どうして上がってきたのかがわからなくなるな」
町田「あれ、松山くんがゴール前に下がっちゃってる……万全を期するって事かしら?」
藤沢「ゴール前にいる松山くんも素敵……」

60 :森末(仮):2013/10/31(木) 23:37:30 ID:???
ピィッ!

次藤「さぁ、今こそワシらの本当の力を見せてやるタイ! うりゃああああああああああっ!!」

ボコオオオオオオオオオオオオオオンッ!!

観客たちが見守る中、審判の笛を聞くと同時に次藤はその右足を振り抜いた。
迷う事なくゴールへと一直線に向かう、一見をすればシュートにしか見えないボール。
次藤の剛脚から放たれたそれは、確かに並の守備陣ならば止められないかもしれない。
だが、板野・松山という両エースの影に埋もれがちであるがふらののメンバーも決して実力が不足している訳ではない。
距離がある以上は誰かがブロック、或いはGKである加藤がセーブをすると誰もが思うのだが……。

ピュンッ!

佐野「(ケケケ、後は俺がコースを替えるだけ……)」

そのシュートの弾道を見て、佐野は内心で笑い声を上げながらボールへと近づいていく。
次藤のシュートコースを替え、敵のバランスを崩させてゴールを狙うコンビプレイ。
この大会どころか、県大会でも見せた事のない次藤と佐野のトリックプレイだったが……。

ザッ!!

松山「やっぱり! 読み通りだ!!(板野の奴……相手がこんな事を考えているなんて、どうしてわかったんだ?)」
本田「やらせてたまるか!(キャプテンがいれば流石に止まるだろ!)」
佐瀬「4人がかりなら!(俺1人の責任にならないよな!)」
近藤「止められるだろ!(人数補正も沢山かかりそうだし!)」
加藤「(みんな、頑張れ!)」

佐野「なっ!?」

しかし、佐野にとって残念な事に、このトリックプレイは読まれていた。

61 :森末(仮):2013/10/31(木) 23:38:31 ID:???
先着4名様で、
★佐野→次藤とのコンビプレイ 55 ( ! card )( ! dice + ! dice )=★

★松山→ブロック 53 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+2)=★

★本田→ブロック 48 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+2)=
 佐瀬→ブロック 48 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+2)=
 近藤→ブロック 47 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+2)=★

★加藤 パンチング 52 (! card)(! dice + ! dice)=★

と書き込んでください。カードやダイスの結果で分岐します。

【シューター】−MAX【ブロッカー】
≧5→シュートは邪魔される事無く放たれた!GKとの勝負へ。
=4〜2→シュートは放たれた。しかしこの数値差の人数分威力が落ちてGKとの勝負へ。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に(姫路がねじ込み)(姫路と松田で競り合い)(松田がフォロー)
≦−2→ふらのボールに。

【シューター】−【キーパー】
≧2→佐野の次藤とのコンビプレイがふらのゴールに突き刺さる!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に(姫路がねじ込み)(比良戸コーナーキック)(松田がフォロー)
≦−2→ふらのボールに。

62 :森崎名無しさん:2013/10/31(木) 23:39:32 ID:???
★佐野→次藤とのコンビプレイ 55 ( ダイヤK )( 1 + 3 )=★

63 :森崎名無しさん:2013/10/31(木) 23:40:29 ID:???
★松山→ブロック 53 ( ハート8 )( 6 + 1 )+(人数差補正+2)=★

64 :森崎名無しさん:2013/10/31(木) 23:41:24 ID:???
★本田→ブロック 48 ( ハート8 )( 3 + 3 )+(人数差補正+2)=
 佐瀬→ブロック 48 ( ダイヤ2 )( 3 + 2 )+(人数差補正+2)=
 近藤→ブロック 47 ( スペードJ )( 5 + 6 )+(人数差補正+2)=★

65 :森崎名無しさん:2013/10/31(木) 23:41:53 ID:???
★加藤 パンチング 52 ( スペード8 )( 2 + 3 )=★

ボール受け取ったら即シュートだな

66 :森崎名無しさん:2013/10/31(木) 23:45:28 ID:???
コンビプレイに興味があって、色々バリエーション考えてた、で押し通すべきか。

67 :森崎名無しさん:2013/10/31(木) 23:51:55 ID:???
猿兄弟と戦ったばかりだしな

68 :森崎名無しさん:2013/10/31(木) 23:56:35 ID:???
あとはダイレクトシュートについても考えていた、とかね。
ミドルシュートだけじゃ厳しいし

69 :森崎名無しさん:2013/10/31(木) 23:57:51 ID:???
松山とツインシュートやりたいんだ
藤沢「……チャキ」

70 :森崎名無しさん:2013/10/31(木) 23:58:01 ID:???
次の板野の行動どうしよう?ガッツがやばいからドリブル突破にすべきか。
次藤がタックルにこれるかによるな。

71 :森崎名無しさん:2013/11/01(金) 00:04:10 ID:???
次藤がいないなら距離次第で弾丸シュートでいけるだろうね

72 :森末(仮):2013/11/01(金) 00:13:48 ID:???
>★佐野→次藤とのコンビプレイ 55 ( ダイヤK )( 1 + 3 )=59★
>★松山→ブロック 53 ( ハート8 )( 6 + 1 )+(人数差補正+2)=62★
>★本田→ブロック 48 ( ハート8 )( 3 + 3 )+(人数差補正+2)=56
> 佐瀬→ブロック 48 ( ダイヤ2 )( 3 + 2 )+(人数差補正+2)=55
> 近藤→ブロック 47 ( スペードJ )( 5 + 6 )+(人数差補正+2)=60★
>★加藤 パンチング 52 ( スペード8 )( 2 + 3 )=57★
>≦−2→ふらのボールに。
===========================================================================
松山達が次藤と佐野のコンビプレイを想定していても、佐野はシュートコースを替えざるを得なかった。
次藤のキック力が凄まじいとはいえ、距離が離れすぎている以上キーパーに弾かれる可能性は高い。
それならばまだ、佐野が直前でシュートコースを替えた方が決定率は高かった。

佐野「(こうなりゃ破れかぶれだ! えいっ!)」
松山「甘いッ!!」
佐野「そ、そんな……」

しかし、佐野の努力は徒労に終わった。
誰か1人の意表を突くだけなら可能だったかもしれないが、ふらのの壁は4枚。
しかも運が悪い事に、佐野が変えたコースには次藤には及ばないものの強靭なフィジカルを持つ松山が飛び込んでいた。
コースを替えた事により、威力が多少なりと減衰されたシュート。
松山はこれを難なく胸で受け止めると、迷う事なく前線にいた板野へとロングパスを出すのだった。

松山「頼んだ、板野!」
板野「おうっ!!」
次藤「なっ、なにィ!?(ワシらのコンビプレイが……破られた!?)」

ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!?

73 :森末(仮):2013/11/01(金) 00:15:03 ID:???
実況「な、なんと!? 比良戸、トリックプレイを隠し持っていました!
   次藤くんのシュートを、佐野くんが横から押し出しコースを替えるというコンビプレイ!
   言葉にすれば単純に思えますが、シュート性のボールに触れてゴールの枠内に押し込むこのプレイのむずかしさは、
   サッカーを経験した人ならば誰しもがわかる所でしょう!
   しかし、ふらの! このコンビプレイを読んでいました!
   松山くんが変更されたコース上に飛び込みしっかりとブロック! そしてそのまま板野くんへと繋げた!
   前半終了間際、土壇場で追加点が狙えるかー!?」

来生「面白い事すんなー、比良戸の奴ら」
滝「ありゃ次藤のキック力があるからこそ出来る技だな。 並大抵の奴のシュートじゃ、コースを替える前にカットされる。
  そして、そのシュートをコースを替えながら枠外にしっかりと抑え込む佐野。
  一朝一夕で出来るものじゃない……この試合に向けて温存してた切り札だ」
井沢「それを止められたんだから、比良戸としちゃたまったもんじゃないな……。
   ここで2点目を奪われたら、一気に崩れるかもしれないぞ」

観客たちの予想だにしなかったコンビプレイに、それを完全に防いで見せたふらの。
これらを受けて観客たちは更に騒然とするのだが、
そんな事はお構いなしにとばかりにボールを受けた板野はそのまま全速力で上がり始める。
前半終了間際、次藤がフリーキックの為に上がった今こそが、追加点のチャンスである。

74 :森末(仮):2013/11/01(金) 00:16:04 ID:???
竹野「くっそー! 次藤と佐野のコンビプレイが防がれるなんて……!」
中城「止めろ! そいつを止めるんだ!」

ドスドスドス

次藤「ワシが行くまで持ちこたえろ、DF!」
板野「(次藤は……まだ俺に追いつけないか! でも、もたついてたらすぐ追いつかれそうだな。
    ゴールまでかなり距離はある……けど、花輪での時に比べれば幾分かは近いか。
    どうする? ここから打つか?)」

A.ここから普通のシュートだ!
B.ここから弾丸シュートだ!
C.ここからマグナムシュートだ!
D.いや、もう少し進もう! このままドリブルだ!
E.体力が不安だ、次藤から遠い位置の小田に渡そう!
F.小田とのワンツーリターンで速攻だ! 低いボールを貰おう!

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

※板野のガッツ 490/830

75 :森崎名無しさん:2013/11/01(金) 00:16:57 ID:xiyCOD3Q
C

76 :森崎名無しさん:2013/11/01(金) 00:16:58 ID:aQEPS7Uc
B

77 :森崎名無しさん:2013/11/01(金) 00:19:18 ID:4gkgQGzI


78 :森崎名無しさん:2013/11/01(金) 00:20:45 ID:???
マグナム覚えてから弾丸シュートは撃ったこと無いからな
省エネも大事。

79 :森崎名無しさん:2013/11/01(金) 00:24:50 ID:???
花輪と比べてってことはキックオフシュートと比べてだよな。
キックオフシュートだとキーパーの距離補正が+4だったから、今回は+3ぐらいかな

80 :森崎名無しさん:2013/11/01(金) 00:27:32 ID:???
前のキックオフはフリー補正とダイス和5で決まったから、
今回も弾丸でも7か8位出せば十分いけると思うが。

81 :森崎名無しさん:2013/11/01(金) 00:28:31 ID:???
板野ならピンゾロ出してくれるよ(ニコッ

82 :森崎名無しさん:2013/11/01(金) 00:29:37 ID:???
ここで決められれば後半マグナム二発打てるからね

83 :森崎名無しさん:2013/11/01(金) 00:40:56 ID:???
ええい、ピンゾロ出すくらいなら6ゾロを出せw
確率的には同じなんだからw

84 :森末(仮):2013/11/01(金) 00:40:59 ID:???
>B.ここから弾丸シュートだ!
=================================================================
板野「(次藤のいない今が得点を重ねるチャンスなのは間違いない!
    だけど俺も体力は不安なんだ……ここは、マグナムシュートじゃなく……)弾丸シュートだ!!」

ゴォオオッ!!

次藤がゴール前にいない比良戸は、ふらのにとって今こそが得点の契機であると言えた。
前半も終了間際、ここで2点差にする事が出来ればふらのの勝利はぐっと近づく。
だが、前半戦で既に2発のマグナムシュートを放っている板野。
すぐにハーフタイムに突入をするとはいえここでマグナムシュートを打ってしまえば蓄積された疲弊は表面化し、
今後のプレイに悪影響が出てしまうのは板野自身がよくわかっていた。
故に、板野はここでマグナムシュートではなく――自身が初めて開発をしたシュート、弾丸シュートを放つ事を決断した。

実況「あぁ!? 板野くん、ゴールから距離が離れていますが足を振りかぶったー!!
   一見をすれば無謀にも思えます!
   しかし、板野くんは先日の花輪戦でセンターサークルからシュートを放ちゴールを奪っている実力者!
   或いはこれも入ってしまうのか!?」

反町「あれっ? あのシュート、マグナムシュートと少しフォームが違うな」
若島津「……俺達の練習に乱入をした時に打っていたシュートだろう。
    まあ、あのシュートの威力も中々だった。
    比良戸のディフェンスは先ほどまでを見る限りでは次藤以外大した事がない、入る可能性は高く見えるが……」

片桐「ここで決まれば大きいですね!」
見上「ああ、比良戸は先ほどのコンビプレイが切り札だった筈だ。
   同点にするどころか、2点差にされてしまってはかなり苦しい……」

次藤「(ワシがあそこにいれば……!)」
畠山「みんな、中央に寄るんだ! 俺達だけで止めるんだ!!」
板野「いっけええええええええええええええええええ!!」

85 :森末(仮):2013/11/01(金) 00:42:08 ID:???
先着3名様で、

★板野→弾丸シュート 57 ( ! card )( ! dice + ! dice )=★
★竹野→ブロック 44 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+2)+(20m補正+1)=
 森本→ブロック 44 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+2)+(20m補正+1)=
 安倍→ブロック 46 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+2)+(30m補正+2)=
 秋沢→ブロック 47 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+2)+(30m補正+2)=★
★畠山 パンチング 49 (! card)(! dice + ! dice)+(40m補正+3)=★

と書き込んでください。カードやダイスの結果で分岐します。

【シューター】−MAX【ブロッカー】
≧5→シュートは邪魔される事無く放たれた!GKとの勝負へ。
=4〜2→シュートは放たれた。しかしこの数値差の人数分威力が落ちてGKとの勝負へ。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に(ふらのスローイン)(長岡がフォロー)(曽田がフォロー)
≦−2→比良戸ボールに。

【シューター】−【キーパー】
≧2→板野の弾丸シュートが比良戸ゴールに突き刺さる!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に(ふらのコーナーキック)(長岡がフォロー)(曽田がフォロー)
≦−2→比良戸ボールに。

【補足・補正・備考】
板野の「弾丸シュート」には吹っ飛び係数4がついています。

86 :森崎名無しさん:2013/11/01(金) 00:42:18 ID:???
★板野→弾丸シュート 57 ( スペード7 )( 6 + 1 )=★

87 :森崎名無しさん:2013/11/01(金) 00:42:37 ID:???
★板野→弾丸シュート 57 ( ダイヤ9 )( 5 + 5 )=★

88 :森崎名無しさん:2013/11/01(金) 00:43:14 ID:???
★竹野→ブロック 44 ( ハートJ )( 4 + 4 )+(人数差補正+2)+(20m補正+1)=
 森本→ブロック 44 ( ダイヤ4 )( 5 + 3 )+(人数差補正+2)+(20m補正+1)=
 安倍→ブロック 46 ( クラブ8 )( 3 + 3 )+(人数差補正+2)+(30m補正+2)=
 秋沢→ブロック 47 ( ハート8 )( 5 + 6 )+(人数差補正+2)+(30m補正+2)=★

89 :森崎名無しさん:2013/11/01(金) 00:43:56 ID:???
★畠山 パンチング 49 ( クラブJ )( 3 + 2 )+(40m補正+3)=★

90 :森崎名無しさん:2013/11/01(金) 00:44:02 ID:???
★畠山 パンチング 49 ( ダイヤ5 )( 3 + 3 )+(40m補正+3)=★

91 :森崎名無しさん:2013/11/01(金) 00:45:19 ID:???
減衰1で全員ふっ飛ばしたな

92 :森崎名無しさん:2013/11/01(金) 00:47:36 ID:???
1個下だったらポストだったなこわいこわい

93 :森末(仮):2013/11/01(金) 00:50:04 ID:???
2点目が決まった所で、少しアンケートを。
これまでの東一中、花輪では明確にこれ以上逆転は不可能と考えてダイジェストに流れていましたが、
この比良戸はどうしましょうか?
もうすぐハーフタイム、次藤と佐野のコンビプレイは既にネタバレ、
板野くんのガッツもハーフタイムで回復して余裕はあり、次藤は負傷によって不安要素もあります。
後半30分で巻き返すのは不可能と見て、ダイジェストに移行しようと思いますが、ご意見を聞きたいです。

94 :森崎名無しさん:2013/11/01(金) 00:52:23 ID:???
ダイジェストで良いと思います。
本番は次からでしょうし。

95 :森崎名無しさん:2013/11/01(金) 00:56:48 ID:???
難しいな。「技」としてシステム上存在するのは、今回のコンビプレイだけか。
前回の次藤の治療後復帰の不意打ちも、あれ盲点だったけど次は使えないし、
ただ佐野・次藤どちら共の単独ドリブル強行突破はできるし、それが防がれたらダイジェスト行きで
いいんじゃないですかね?

96 :森崎名無しさん:2013/11/01(金) 01:08:53 ID:???
この時点で3-0なら文句なくダイジェストなんだがな。
他に平良戸側が切ってない攻撃手段がGM側から見て存在するかによるな。
コンビプレイのネタが割れてる以上不意打ち補正が発生しないんで決まりにくいだろうし。

97 :森崎名無しさん:2013/11/01(金) 01:11:41 ID:???
ステ的には松山抜ければどうにでもなるから
前半2-0ならまだ可能性はある気も
展開的に新しくやれることがないからダイジェストってのも判るけど

98 :森崎名無しさん:2013/11/01(金) 01:15:53 ID:???
奇策を出し尽くしたなら松山を守備に専念させてカウンターを狙わせれば
平良戸が逆転するのは相当厳しいと思うしね。
私は森末さんの下した判断でいいと思いますが。

99 :森崎名無しさん:2013/11/01(金) 01:16:18 ID:???
原作での比良戸の3点リードは、
・佐野とのコンビプレイ
・次藤のGKに対して至近距離シュート
・次藤のバックスピンパスからの佐野のボレー
によるものだったよね?
キャプ森崎本編では次藤はバックスピンパスが使えないから、
比良戸はネタ切れか?

100 :森崎名無しさん:2013/11/01(金) 01:23:12 ID:???
板野・松山・佐野&次藤の「シュート機会が何度あるか」の判定だけ先にして、
そのシーンだけ判定込みでやるとかでも良いかもね。

この試合これ以上続けても盛り上がる要素はあんまり無いだろうし。

101 :森崎名無しさん:2013/11/01(金) 01:24:27 ID:???
次藤がポストプレイでも出来ればまだ違うんだろうけどパスは低いだろうからな。
ダイジェストでもいいかと

102 :森崎名無しさん:2013/11/01(金) 01:24:53 ID:???
一度ダイジェスト判定に近いカード引きをやって、
味方、特に板野と松山の引きが悪く、佐野と次藤の引きが良かった場合は
試合後半から普通の展開に戻し、そうでなければそのままそれを結果判定に用いて
終了するというのはどうですか?

103 :森末(仮):2013/11/01(金) 01:32:25 ID:???
どうも皆さん意見ありがとうございます。
バックスピンパスからの佐野のボレーは、私としてはあれも「次藤とのコンビプレイ」に含まれる行為だと思っていました。
ただ、佐野が松山を抜けるかどうか、時間的な問題などもあり、
ここからふらのが追加点を取る可能性と比良戸がそれを防ぎつつ覆す可能性を考えると難しいかなと判断しました。
前半で殆ど手の内を見せましたので、長く続けるとダレますし……。

という事で、やはりダイジェストに移行しようと思います。
ダイジェストのカード引きなどについては明日また更新します。

それでは。

104 :森崎名無しさん:2013/11/01(金) 01:33:49 ID:???
乙でした。
マグナム止められてるから若島津にでかい口叩け無いなw

105 :森崎名無しさん:2013/11/01(金) 09:04:20 ID:???
こうなったら、何としても決勝戦前夜で松山とのツインシュートを完成させるしかないな。
名前はどうなんるだろう?北国マグナムツイン?
それとも友情ツインとか?

106 :森崎名無しさん:2013/11/01(金) 12:32:47 ID:???
でもツインシュートが必要なのはGK的に決勝の南葛じゃなくて東邦戦だと思うんだよな。
多分間に合わないか。

107 :森崎名無しさん:2013/11/01(金) 12:45:29 ID:???
そうなんだよね
まぁその先の対若林にも役立つはず

108 :森崎名無しさん:2013/11/01(金) 14:45:22 ID:???
雪ダルマツイン

109 :森崎名無しさん:2013/11/01(金) 17:04:47 ID:???
雪祭りツイン 雪球ツイン 北国と東京ツイン 道産子コンビネーション

110 :森崎名無しさん:2013/11/01(金) 17:05:26 ID:???
南葛でも東邦でも、松山はなるべく上げたくないんだよな
守りが不安過ぎるから、板野がガス欠しそうになるまではDFに置きたい

111 :森崎名無しさん:2013/11/01(金) 17:25:42 ID:???
しかし松山にシュート撃たせないのはそれはそれでガッツを余らせてもったいないかも。
フリー時に撃たせるかな。

112 :森崎名無しさん:2013/11/01(金) 19:30:11 ID:???
若島津「壁はいらん、かえって シュートが見にくくなる」

113 :森崎名無しさん:2013/11/01(金) 19:35:28 ID:???
>>112

そんでもって某スレみたく失点するんですねわかります

114 :森末(仮):2013/11/02(土) 00:27:10 ID:???
>★板野→弾丸シュート 57 ( スペード7 )( 6 + 1 )=64★
>★竹野→ブロック 44 ( ハートJ )( 4 + 4 )+(人数差補正+2)+(20m補正+1)=55 *吹っ飛び*
> 森本→ブロック 44 ( ダイヤ4 )( 5 + 3 )+(人数差補正+2)+(20m補正+1)=55 *吹っ飛び*
> 安倍→ブロック 46 ( クラブ8 )( 3 + 3 )+(人数差補正+2)+(30m補正+2)=56 *吹っ飛び*
> 秋沢→ブロック 47 ( ハート8 )( 5 + 6 )+(人数差補正+2)+(30m補正+2)=62★ *減衰*
>★畠山 パンチング 49 ( クラブJ )( 3 + 2 )+(40m補正+3)+(減衰効果+1)=58★ *吹っ飛び*
================================================================================================
バコォオオオオオオオッ!!

竹野「う、うわああああああああっ!?」
森本「こ、こんなのとまらな……ぎゃああっ!?」
安倍「ぐばああっ!?」

マグナムシュートに比較をすれば、威力は数段落ちる。
だが、それでも並大抵の威力ではない板野の弾丸シュート。
ある程度力をセーブされた状態で放たれた筈のそれは、比良戸守備陣を半ば崩壊させながら突き進んだ。

秋沢「(く、くそっ! あと一歩なのに……!!)」

チィッ!!

間に入った者の殆どが吹き飛ばされる中、ここで健闘をしたのはCBの秋沢であった。
次藤がいない今、自分こそが奮闘しなければならないという強い意識があったのかもしれない。
故に彼は自身が出せる限界に近い力で、板野の弾丸シュートに挑んだ。

115 :森末(仮):2013/11/02(土) 00:28:10 ID:???
畠山「だ、駄目だあああああっ!?」

ボゴォンッ!! ズバァアッ!! ピピィーッ!!

しかし、秋沢に出来るのは辛うじてシュートの威力を弱める事だけ……。
そして、シュートの威力が少し変わる程度では、板野の弾丸シュートは並のキーパーでは止められない。
結果、GKの畠山は吹き飛ばされボールはネットへと突き刺さる。
次藤洋という巨大な壁が圧倒的攻撃力を持つふらのを前半1得点に防ぎ続けていたこの試合。
その次藤がゴール前からいなくなっただけで、比良戸守備陣は脆くも崩壊してしまうのだった。

ふらの 2−0 比良戸

116 :森末(仮):2013/11/02(土) 00:29:10 ID:???
実況「決まったー! ゴール、ふらの前半25分に待望の追加点!
   次藤くんがゴール前から離れた隙を突き、板野くんがまたもや豪快にゴールを決めてしまいました!!
   比良戸、起死回生だった筈の次藤くんと佐野くんのコンビプレイが防がれ、カウンターを食らってしまった形!
   これはかなり手痛い失点と言えるでしょう!」

観客「またゴールから距離あるのに決めやがったぜ!」「本当にとんでもない奴だな」「比良戸は次藤がいれば止めれたんだろうけどな」

町田「よーし、また決まったわ! これで2点差、前半ももう少し。 このまま後半に行けそうね」
藤沢「松山くんがシュートを防いだお陰ね」
三杉「(先ほどから聞いている限り、この子たちはふらのを応援しているみたいだな……。
    だが、言葉の節々から出るサッカーの知識としては貴重な女性のサッカーファンとも思えない。
    応援団……とも違うみたいだけど、もしかしたら……)」

岩見「これは決まりか? 比良戸としちゃ、精神的にかなり苦しいだろう」
井沢「不服な判定で得点機を潰されたり、切り札を出した所を防がれてカウンターされての失点だからな。
   かなりやりきれない思いはある筈だ」
滝「だが、現実として2点差がついちまったんだ。 比良戸は切り替えていかなきゃならないぜ」
井沢「(上手く切り替えられたとして、逆転出来るかどうか……)」

若島津「この試合、ふらのの勝ちだろう」
小池「えっ、言い切るのか?」
反町「そうだな……比良戸はこれで、もう1点もやれなくなった。 なら、次藤は自陣に引きこもるしかない。
   次藤がいなければ板野のマグナムシュートで点を奪われるのは目に見えているからな」
沢田「なるほど……そうすると、比良戸は佐野さんを使うしかないですけど……」
若島津「ああ、佐野のキープ力は凄まじいが、松山相手に通じるかと言われると厳しい所だろう」
小池「お互い攻撃と守備に割ける主力選手がいるのになぁ」
反町「FWの差かな。 佐野は決定力自体はある訳じゃなさそうだから、どうしてもそこで板野に劣ってしまうんだろう」
沢田「いずれにしろ、後半はふらのの動きに注目をしていた方がよさそうですね」
若島津「(やはりふらのが上がってくるか……)」

117 :森末(仮):2013/11/02(土) 00:30:40 ID:???
この得点劇を見て、大多数の観客たちはふらのの勝利を予想した。
前半25分を終えて2−0、比良戸はここまで何度も攻め込むも審判の笛や板野の読みによって悉くそれらは空振りに終わり、
何より比良戸の大黒柱は負傷をしているという不安要素まである。
無論、比良戸の実力者、次藤・佐野のコンビがここから奮闘をすれば追いつける可能性はある。
しかし、それは限りなく難しく、小さな可能性でしかないだろうと誰しもが思っていた。

次藤「ぬぅ……!(まさか、ワシと佐野のコンビプレイを止められて……ここで失点をするとはのう! 不覚タイ!)」
佐野「2点差か……」

そして、それはフィールドにいる比良戸の2人もよくわかっていた。
次藤は隠し持っていた切り札を完璧に見破られて防がれた事で悔しげに歯ぎしりをしてスコアボードを見つめ、
佐野はその長髪から鋭い視線を覗かせながらふらのゴールを睨みつける。

松山「よーし、やったぞ板野! これで2−0だ!!」
小田「本当に凄い奴だぜ、こんな距離で決めるなんてな!」
金田「後半もこの調子で頼むぞ!(そして俺達に楽させてくれ!)」

逆にふらのとしては大盛り上がりである。
失点の危機を板野の発案した守備で守り抜き、そのままカウンターで一挙に得点。
試合中何度も押されかけ、審判の笛によって助けられてきた面もあったが、
この得点ばかりはそのような不確定要素ではなく、ふらののメンバーの実力で防ぎ切り攻撃しきった得点である。

松山「それにしても、どうして次藤と佐野があんなコンビプレイをしてくるとわかったんだ?」
板野「えっ、と……その、コンビプレーを研究してたからさ。 ほら、立花兄弟の時に色々と……」
佐瀬「それにしちゃ、えらく確信染みてたけど……」
板野「そ、そうでもなかったよ? 使ってこなかったらどうしようとかは思ったし……」
松山「(研究熱心、なんだろうか? 少し腑に落ちないけど……)とにかく、あのシュートを防げたのは板野のお陰だ。
   これからも何か気づいた事があったらバンバン言ってくれ!」
板野「う、うん」

118 :森末(仮):2013/11/02(土) 00:31:42 ID:???
話題は何故板野がこの次藤と佐野のコンビプレイに気づけたのかというものに及ぶものの、
板野はまさか事前に知っていましたなどと言える筈もなく、
コンビプレーを研究していた折、こういうものもあるかもしれないと気づいた、と説明した。
これには松山が少しばかり違和感を覚えるも、さりとて板野が予め知っていたという考えに及ぶ筈もなく、
そのまま話題を切り上げ、意気揚々とポジションにつき始めるのだが……。

佐野「いくぞふらの! 勝負はこれからだ!」
松山「なにィ!?」
板野「(……やっぱりまだ諦めてくれないか)」

一方、比良戸メンバーは既に配置につき、いつでもキックオフが出来る状態。
センターサークルにいる佐野はこの試合、始めて大きな声で吼えるとふらのメンバーが驚く中、
挑戦的な目で松山へと視線を向ける。

佐野「(まだ前半……2点差じゃないか! 比良戸のFWとして、俺が同点に追いついてやる!)」
次藤「佐野……(フッ、任せたタイ。 ワシはこれ以上失点をせんよう、頑として守る!)」

………
……


森末「はい、それじゃあこの試合はここでダイジェストとさせてもらうよ。
   理由としては先日アンケートを取った通り。
   それではカードを引いておくれ」

119 :森末(仮):2013/11/02(土) 00:32:46 ID:???
先着6名様で、
★板野の得点→! card+! dice★

★松山の活躍→! card★
★小田の活躍→! card
 山室の活躍→! card★

★若松の活躍→! card
 金田の活躍→! card
 加藤の活躍→! card★

★本田の活躍→! card
 松田の活躍→! card
 近藤の活躍→! card
 佐瀬の活躍→! card★

★佐野の意地→! card★
★次藤の意地→! card★

と書き込んでください。数字やマークで分岐します。

※板野がダイヤの時、2得点。ハート・スペード・クラブの時は1得点です。
 JOKERが出た場合は3点を取り。更に覚醒ptが5pt入ります。ダイスの数字は、直接覚醒ptになります。
※松山がダイヤの時佐野の得点−1、更に自身が1得点。ハートの時は佐野の得点−1、スペード・クラブで何も無しです。
※他の選手はKを引いた時はフラグ、JOKERを引いた時はフラグor技を覚えます。

120 :森崎名無しさん:2013/11/02(土) 00:33:22 ID:???
★板野の得点→ スペードJ + 2


121 :森末(仮):2013/11/02(土) 00:34:06 ID:???
【佐野の意地】
JOKER→佐野「見せてやる! これが俺の低空オーバーヘッドだ!」 ※松山の−補正を無効化します。
ダイヤ→佐野がオーバーヘッドキックで1点を返す!
ハート→佐野がドリブルゴールを決めて1点を返す!
スペード・クラブ→佐野が奮闘するも松山含むふらのメンバーに封じられる!

【次藤の意地】
JOKER→次籐「佐野、今こそあの技を使う時タイ!」 佐野「スカイラブディフェンスですね!」 ※ふらの側全ての得点を無効化します。
ダイヤ→次藤奮戦! 板野の得点−1、松山の得点−1。
ハート→次藤健闘! 板野の得点−1。
スペード・クラブ→次籐轟沈! 板野達の得点を減らせず!

122 :森崎名無しさん:2013/11/02(土) 00:34:56 ID:???
★松山の活躍→ ダイヤ4

123 :森崎名無しさん:2013/11/02(土) 00:35:19 ID:???
★小田の活躍→ ダイヤ9
 山室の活躍→ クラブQ

124 :森崎名無しさん:2013/11/02(土) 00:37:12 ID:???
★若松の活躍→ クラブA
 金田の活躍→ ハート10
 加藤の活躍→ スペード2


125 :森崎名無しさん:2013/11/02(土) 00:37:22 ID:???
★若松の活躍→ クラブK
 金田の活躍→ クラブK
 加藤の活躍→ JOKER

126 :森崎名無しさん:2013/11/02(土) 00:37:46 ID:???
★本田の活躍→ スペード8
 松田の活躍→ ハート4
 近藤の活躍→ クラブ5
 佐瀬の活躍→ ハートK

127 :森崎名無しさん:2013/11/02(土) 00:38:58 ID:???
>>125
がおしすぎるなw

★佐野の意地→ クラブ3

128 :森崎名無しさん:2013/11/02(土) 00:39:04 ID:???
★佐野の意地→ ダイヤ3


129 :森崎名無しさん:2013/11/02(土) 00:40:16 ID:???
★次藤の意地→ クラブ2


130 :森崎名無しさん:2013/11/02(土) 00:41:21 ID:???
加藤が覚醒してたらするどいパンチングでも覚えたんだろうか。

131 :森末(仮):2013/11/02(土) 00:42:29 ID:???
短いですが本日はここで区切らせていただきます。
それでは。

132 :森崎名無しさん:2013/11/02(土) 00:44:09 ID:???
毎日更新、お疲れ様です。

133 :森崎名無しさん:2013/11/02(土) 00:49:50 ID:???
全国では上に進む度に点差が増えていったな。
東一中が2点差、錦が丘が3点差、花輪と比良戸が4点差か。

134 :森崎名無しさん:2013/11/02(土) 00:51:52 ID:???
やっぱりクラブが比良戸に移ってしまったのか。

135 :森崎名無しさん:2013/11/02(土) 22:14:34 ID:???
次藤にマグナム止められているし、若島津との対決に備えて松山とのツインシュート練習来るかな

136 :森末(仮):2013/11/02(土) 23:25:22 ID:???
>★板野の得点→ スペードJ + 2 ★
>★松山の活躍→ ダイヤ4 ★
>★小田の活躍→ ダイヤ9
> 山室の活躍→ クラブQ ★
>★若松の活躍→ クラブA
> 金田の活躍→ ハート10
> 加藤の活躍→ スペード2 ★
>★本田の活躍→ スペード8
> 松田の活躍→ ハート4
> 近藤の活躍→ クラブ5
> 佐瀬の活躍→ ハートK ★
>★佐野の意地→ クラブ3 ★
>★次藤の意地→ クラブ2 ★
>板野が1得点でハットトリック達成! 松山が1得点! 佐野、次藤の奮闘も実を結ばず4−0でふらの勝利!
>※佐瀬が覚醒してブロックフラグを習得。
==================================================================================================
その後、比良戸のキックオフで試合は再開され、前半最後の攻撃に佐野は単独で切り込んだ。
2点差をつけられ奮起したのか、佐野は抜群のキープ力でまたもや板野達をかわしながらゴールを目指す。
だが、この試合初めて――ここまで勝負を避けていた松山との直接対決が実現をする。

佐野「(この人を抜けなきゃ点は入らない……! 抜いてやる!)」
松山「(やっぱり優れたキープ力だ、だけどまだ甘い!)それっ! 鉄砲水タックルだ!」

ズシャシャーッ!!

佐野「なにィ!?(……鉄砲水タックルってなんだ!?)」

攻撃力だけならず、守備力も高いとして日本でも有数のフィールドプレイヤーと認識されている松山。
そんな彼の得意技――この大会に向けて密かに開発をしていた『鉄砲水タックル』が炸裂。
勢いよくやってくる松山のスライディングタックルを前に佐野はボールを奪われ、こうして前半の比良戸最後の攻撃は終わった。

137 :森末(仮):2013/11/02(土) 23:26:29 ID:???
そして後半。
比良戸はやはり佐野を攻撃の中心として使い、次藤は守備に専念をする。
これ以上点を奪われる訳にはいかず、比良戸としては苦渋の決断だった。
対してふらのは松山が下がり目の位置に入って佐野へのマークにつき、板野を攻撃の中心として使っていく。

そうしてしばらく、後半がはじまって12分に再びふらののチャンスがやってきた。
佐野の何度目になるかわからない突破を、松山がまたも防ぎ山室を使って攻撃を開始。
ドリブラーとしてそれなりの練習を積んできた山室を比良戸守備陣は止める事が出来ず、ボールはゴール前の板野へと渡る。

板野「ナイスパス、山室!」
次藤「安倍、秋沢、ついてこい! ここで止めるタイ!」

ボールを受けた板野は当然ながらそのままシュートを打とうとするが、次藤はそれを許さない。
なんとしてもこれ以上の失点をする訳にはいかないとDF達を引き連れ、
打つ前に止めてやろうと豪快なスライディングタックルで板野へと襲い掛かる。

板野「う……おおおおおおおおおおおおおおおおおおっ!!」
次藤「な、なにィ!? ぐほぉっ!?」
安倍「じ、次藤!?」

しかし、この対決は周囲の予想を裏切る形で決着がついた。
板野がドリブルが上手い事は既にある程度観客たちに認識されており、パワーはあるもののそれは体格の異なる次藤には負ける。
マグナムシュートという強烈なシュートを打てる強靭な脚力はわかっていたのだが、
肉体をぶつけ合う勝負でなら次藤有利と思われていたのだ。
だが、結果はスライディングにいった次藤が板野に逆に吹き飛ばされるというもの。
これには観客たち、そして比良戸のメンバーも驚くのだが、当然板野はそんなものを気にしている余裕などない。
次藤がいなくなり空っぽも同然と言える比良戸ゴールへとマグナムシュートを放ち、追加点を取る。

こうして板野はこの試合3点目を決め、ハットトリックを達成したのだった。

138 :森末(仮):2013/11/02(土) 23:27:37 ID:???
追いつめられた比良戸は、再び次藤も攻撃に参加をし3点を返そうと躍起になった。
これ以上失点をしない為に、などと言える状況ではない。
残り少ない時間を全て攻撃につぎ込む為にも、比良戸は全員攻撃でふらのゴールへと襲い掛かる。
だが、ふらのも"粘りのサッカー"で守備に奔走し1点も許さない。
松山を中心とした全員守備で必死に耐え続け、そして後半28分。
そろそろロスタイムかという時間帯に比良戸が今日最高のチャンスを得た。

実況「さぁ、いよいよ残り時間も少なくなってきました! 点差は3点、比良戸、流石にこれを返すのは厳しいか!?
   しかし、まだ諦めない比良戸イレブン! またもゴール前でチャンスを作ったぞ!」

姫路「(せめて……せめて1点でも返さないと! なんの為にここまで上がってきたんだ!)」
次藤「姫路、回せタイ!」
姫路「……次藤、頼む!」
次藤「そらっ、やれタイ佐野!!」

バコォンッ!!

決定機を作りながらも好守ではばまれ続けた比良戸、攻めあぐねる一同であったが、
次藤はここでボールを受け取ると一気にゴール前まで放り込んだ。
これに佐野は走りながら合わせ、ジャンプ一番、大きく飛び上がりながら体を反転させてシュートに持っていく。

板野「(で、出た! 佐野の唯一の必殺技!)」
佐野「オーバーヘッドキックだァ!!」

原作における南葛vs比良戸において、最後の最後で飛び出した佐野のオーバーヘッドキック。
それまで数ある登場人物の中でも翼や三杉といった優れた選手しか持たぬこの技を繰り出した事で、
佐野の評価も急上昇をしていた程の大技。

139 :森末(仮):2013/11/02(土) 23:28:38 ID:???
佐瀬「うおおおっ!(ここで失点してたまるかー! したら俺達守備陣の責任になる!!)」
佐野「そんな!?」

しかし、これはふらののDF――佐瀬の渾身のブロックでこぼれ球となる。
技は優れていたも、やはり佐野は根本的な力があまりに足りていなかった。
コースさえ読めれば、そのオーバーヘッドキックをブロックする事は容易とはいかずとも可能だったのである。

実況「防いだ! ふらの、またも防いだ! 佐野くん、最後の力を振り絞ってオーバーヘッドキックを見せましたが通用せず!
   そして零れたボールには……板野くんと次藤くんが走り込んでいる!
   巨漢と小柄、まるで巨人と小人であります! しかし、板野くんのパワーはこの試合でも存分に見せてもらいました!
   果たしてこのボールを奪取するのはどちらか!?」

次藤「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおっ!」
板野「絶対に奪う!」

バコンッ! ガチィィッ!!

板野「うわっ!?」
次藤「ぬぐっ!?」

零れた低いボールに殺到をした次藤と板野は、ほぼ同時にボールに向けて飛び……。
そしてボール越しに互いのパワーを激突させた後、両者共に吹き飛んだ。
どちらもボールを奪う事は出来ず、勝負は痛み分け。
だが、なおも転々とするボールは板野の後ろに控えていたふらののキャプテン――松山が見事に拾うのだった。

松山「よくやった、佐瀬、板野! さぁ、最後の攻撃だ! ここでもう1点を取るぞ!」

ロスタイムに入り、もはや守備を気にしなくともよくなった松山。
彼はボールを拾うと同時に仲間たちに激をとばし、颯爽と上がり始めた。
当然ながら比良戸も戻りながら守り、松山にあたっていくが、
次藤程の守備に秀でた選手でなければ松山の突破を止める事など不可能である。

140 :森末(仮):2013/11/02(土) 23:29:55 ID:???
松山「ここだ、ここで決めるんだ!」
次藤「畠山!!」
畠山「(距離はあるけど、壁は殆ど無い……! 俺に止められるのか……!?)」

そして次藤が懸命に戻り、なんとか松山にプレスをかけようとした直前。
松山はその右足を大きく振りかぶって得意のロングシュート――北国シュートを放ちに行く。
それは正に前半終了間際、板野が放った弾丸シュートのリプレイを見るかのようなプレイであり、
次藤は祈るような心境でGKである畠山に声を投げかけた。

バギュウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウッ!!

畠山「ぐはあっ!?」

バシュウッ! ピピィーッ!!

佐野「あぁ……」
次藤「……無念タイ」

しかし、現実は非常であった。
そもそも松山が北国シュートを開発した経緯は、
板野が来るより以前、得点力が明らかに不足をしていたふらのの弱点を補強しようと考えた結果のもの。
MFである自分が打ちやすく、かつ並のキーパー相手ならば距離があっても決まるような威力のシュートの開発を目指したのだ。
そんな松山の北国シュートが、所謂並のキーパーである畠山に止められる筈もなかった。
こうして松山の北国シュートは比良戸ゴールへと突き刺さり、
審判の得点を告げる笛と試合終了を告げる笛が同時に鳴り響く。

全国中学サッカー大会準々決勝、ふらの対比良戸。
これまでベールに包まれていたダークホース、比良戸はその本領を発揮し優勝候補・ふらのに挑みかかったものの、
審判の笛などに邪魔された結果も幾分かはあるが4−0という大差で敗北。
対してふらのは堂々と勝利を収め、無事に準決勝――東邦学園との試合に駒を進めたのであった。

ふらの 4−0 比良戸

141 :森末(仮):2013/11/02(土) 23:31:12 ID:???
〜大会得点王ランキング〜

12得点 板野
9得点 来生
8得点 反町
6得点 政夫
5得点 和夫、松山
3得点 山森
2得点 沢田、小池、佐野
1得点 井沢、滝

〜大会アシスト王ランキング〜

5アシスト 和夫
4アシスト 政夫
3アシスト 井沢、滝、山森
2アシスト 小池、山室
1アシスト 松山、小田、若松、金田

142 :森末(仮):2013/11/02(土) 23:32:23 ID:???
ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!

実況「決まった、ゴール! ふらのキャプテン、松山くん! 駄目押しの4点目を奪いました!
   そしてそれと同時に試合終了の笛が鳴った〜!
   これでふらのは準決勝進出! 明日は一足先に準決勝へと駒を進めていた東邦学園との試合!
   優勝候補同士の、今日以上に熱い熱戦になりそうです!」

反町「ふらのか……大方の予想通りだけど、やっぱり手強そうだな」
沢田「(松山さんとの勝負か……僕だって吉良監督に無理やりとはいえ特訓を受けて帰ってきたんだ。
    それに、よくわからないけど小池さんも最近調子はよさそうだし、そう簡単に中盤を支配させないぞ!)」
小池「ふらのもよくやったと言いたいが、そろそろ切符を買っておいた方がよさそうだな。
   明日、この小池秀人率いる東邦と戦う奴らに100%勝ちの目は無い!」
若島津「(明日は久しぶりに歯応えのある試合になりそうだな……)」

岩見「比良戸の敗因は結局なんだ? 審判の笛か?」
井沢「それも当然ある、が、4−0で負けている以上はそれも言い訳になる。
   やっぱり個人間の差が明確に分かれていた、という事になるんじゃないかな」
石崎「どういう事だ?」
滝「佐野と松山、板野と次藤が対戦をする事が多かっただろ?
  後者に関しては、やや板野の方が優勢と言えるが殆ど引き分けみたいなもんだ。
  だが佐野は松山に対して完敗。 ……2年生にしてはやる方だったけど、松山相手に殆ど封じ込められていたからな。
  チャンスを作り、ゴールを決められていれば試合もこんな大差にはならなかったろうな」

143 :森末(仮):2013/11/02(土) 23:34:19 ID:???
藤沢「松山くん……素敵……ん、ふ、ふあっ!」
弥生「そ、その子大丈夫なの? なんか鼻血出してるんだけど……」
町田「気にしないで下さい、いつもの事ですから……。 ほら美子、ティッシュ」
三杉「……君たち、試合中から気になっていたんだが、もしかしたらふらの中の関係者かい?」
町田「えっ? え、ええ、一応マネージャーですけど……何か?」
三杉「ふむ……やはりか。 実は……」

片桐「結果的には4−0ですが、比良戸の奮闘は凄まじかったですね」
見上「ああ、次藤は負傷をしながらも板野のマグナムシュートを今大会ではじめて止めるという実績を作った。
   あれだけでも評価は高い」
片桐「佐野はどうですか? 2年生にしてはよくやっていましたし、あのキープ力は大きな武器となると思いますが」
見上「うむ……だが、FWとしては決定力が不足しすぎているな。 南葛の滝にも同じ事が言えるが、あいつはウイングだ。
   CFWをやっていて、あの決定力というのは拙い。 FWとして使うには、不安が残るな」

森末「(今日は……おかしな所はなかったかな。 ……ただ、佐野が想定していたよりも強くなってるような?
    ……なんだか、不安だよ)」

144 :森末(仮):2013/11/02(土) 23:35:19 ID:???
松山「よーし、やったぞ! これで準決勝進出だ!!
   あと2つ……東邦、そしておそらく上がってくるだろう南葛との試合に勝ちさえすれば……俺達が優勝だ!!」
小田「お、おう!(とうとうここまで来ちゃったか〜)」
山室「ここまで来たらやってやろうぜ!(早く家に帰ってゴロゴロしたい……)」

観客たちの声援と拍手を浴びながら、喜びを爆発させる松山。
準決勝進出――いよいよ念願の全国制覇に近づき、彼のテンションもうなぎ上り。
周囲のメンバーは若干引くくらいに顔を引きつらせるが、同調しない訳にもいかずに表面上だけは松山と共に喜びを分かち合う。

佐野「(無得点……俺が点を取れないから……)う、うぅっ……」
次藤「泣くなタイ、佐野。 お前には来年があるタイ」

逆に比良戸といえば、当然ながら哀しみに暮れていた。
この大会、次藤はふらのの板野を倒す事だけを考えて臨んでいたが、当然ながらその心中には優勝を目指す心もある。
そして、それは他の比良戸メンバーも同じ事。
特にFWである佐野は、結局1点も奪う事の出来なかった自分のふがいなさを痛感し、
人目もはばからずポロポロと大粒の涙を流す。
それを次藤は優しく声をかけながらポンと肩を叩き励ますが、彼もまた落ち込んでいるのは誰の目にも明らかだった。

板野「(4−0か……正直、運が良かった面もあるけどそれでも勝ちは勝ちだ。
    これで明日はいよいよ準決勝……若島津との再戦だ。
    ……ところでこの後はどうしよう? 次藤や佐野に話しかけに行ってみようか?)」

A.松山達の話に入る
B.次藤に話しかける
C.佐野に話しかける
D.観客席に目を向ける

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

145 :森崎名無しさん:2013/11/02(土) 23:35:57 ID:j8owuTIk
B

146 :森崎名無しさん:2013/11/02(土) 23:38:41 ID:agsvuH7c


147 :森崎名無しさん:2013/11/02(土) 23:46:57 ID:???
上から目線の慰めは次藤には敵愾心を煽るだけだろうから、対応が難しいな。

148 :森末(仮):2013/11/03(日) 00:01:06 ID:???
>B.次藤に話しかける
=================================================================
板野「……次藤、怪我は大丈夫か?」
次藤「ぬ? フッ、この程度でくたばるワシじゃなか」

仲間たちと勝利を喜ぶというのも捨てがたかったが、板野はここで次藤と話す事を選択した。
板野が声をかけると、次藤は再び不敵な笑みを浮かべながら振り返り、
怪我をしている筈の肩をぐりぐりと回して見せながら、問題は何もないと快活に返事をする。

次藤「……ホント、久しぶりの負けタイ。 それも圧倒的完敗タイ」
板野「次藤……」
次藤「やっぱり負けるのは悔しいが、それでも不思議と今はすがすがしい気分タイ」

次藤の言うように、彼は悔しさは感じながらも、決して憤りや怒りの感情は感じていなかった。
強いという者に戦いを挑み、常に勝ち続けていた彼のストリートファイトの生涯。
今回、強いふらの……『板野住明』という人間と戦い、接戦をするどころか完敗を喫し、
次藤は今までに感じた事のないような感情を覚えていたのだ。

それは一般的に『向上心』と呼ばれるもの。
勝てなかった相手に、今度こそは勝ちたい――強くなって見返してやりたいと素直に思える、そんな思いである。

板野「…………」

A.「今大会俺のマグナムシュートを止めたのはお前だけだって言えるように、明日も明後日も頑張るよ」 次藤の名誉を傷つけないと宣言
B.「最後にもう一度握手してよ。 あ、でも今度は力込めるのは無しだぞ」 おどけながらも互いの健闘をたたえ合う
C.「今日は運が良かっただけだ。 もう一度勝負をしよう!」 運が良かった面もあると謙遜する
D.「次は絶対に止められないようなシュートを打ってやるからな!」 二度と次藤にブロックを成功させないと宣言する
E.「ところで長崎の人ってみんなそういう風にタイタイ言うのか?」 次藤の語尾を突っ込む
F.「負けてすがすがしいって、マゾなのか?」 次藤マゾ説を唱えてみる
G.その他 板野くんに言わせたい事を書いてください

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

149 :森崎名無しさん:2013/11/03(日) 00:02:03 ID:VWzYZsgY
D

150 :森崎名無しさん:2013/11/03(日) 00:02:59 ID:10tfklKA


151 :森崎名無しさん:2013/11/03(日) 00:03:28 ID:gXOfExBs


152 :森末(仮):2013/11/03(日) 00:39:22 ID:???
>D.「次は絶対に止められないようなシュートを打ってやるからな!」 二度と次藤にブロックを成功させないと宣言する
=============================================================================================================
板野としては、今大会、若島津の牙城を崩すためにと開発していたマグナムシュートを、
若島津以外の者に止められたというのは大きなショックであった。
次藤の頼りがいについてはキャプテン森崎を読んでいて十二分にわかっていたが、それとこれとは話が別である。
もう二度と次藤でもブロック出来ない程のシュートを打ってみせると宣言をすると、次藤は最初驚いたように目を点とさせたのち、
すぐに大声を上げて笑い始めた。

次藤「ガッハッハ、勝ったばかりなのに、わいはそれでまだ満足しとらんのか」
板野「そりゃそうだよ! 今大会、無敵のマグナムシュートって実況から何度も言われてて良い気になってたのにさ。
   このまま誰にも止められないまま、優勝旗を掴むつもりだったのに!」
次藤「フッ、ふとかのう。 ばってん、それくらいでなきゃ面白くないタイ。
   一年間だけと思っていたサッカー……ワシもわいのシュートを完全にシャットアウトし、
   勝つまでは辞める訳にはいかんようになったタイ」

豪快な男、次藤にとってこの板野の発言は喜びに近いものであった。
自分の実力を判断できない程の愚か者は論外であるが、実力を持っているにも関わらず気弱な者というのも次藤は好いていなかった。
その点、板野は小さな体には不釣り合いなほどのパワーと、それ相応のプライドを持ち合わせている。
それでこそ自分を下した男に相応しいと、次藤はどこか納得をするような面持ちで手を差し出した。

次藤「次に会う時を楽しみにしてるタイ」
板野「ああ(……大会終わったらすぐ会えそうだけど、言うのは野暮だろうな)」

こうして2人は握手を交わし、再会を約束する。
板野はもう二度とシュートを止められる訳にはいかないと情熱を燃やし、
次藤はサッカーの楽しさと厳しさ、両方を教えて貰ったが為の快活な笑顔を浮かべ。
今大会最強のストライカーと、今大会最大級の壁の試合は終わりを告げた。

153 :森末(仮):2013/11/03(日) 00:40:26 ID:???
松山「よう、佐野」
佐野「うぐ、うぅ……な、なんだよ!」

そして次藤と板野が会話をしている頃、未だに泣きやめない佐野の元にはようやく落ち着いた松山が話しかけに行っていた。
松山は至って普通に話しかけるのだが、佐野としては彼と話す事などない、とばかりに邪険に扱う。
それも当然と言えば当然。
この試合、佐野に殆どいいところがなかったのは、要所要所で松山が佐野を封じ込めていたのが原因である。
そんな相手と仲良く話が出来るかと佐野は憤慨するのだが、松山としては何故佐野が怒っているのかもわからず、
少し佐野の態度にカチンと来るもののここは年長者として落ち着いた振る舞いをしようと思いながら言葉を並べた。

松山「2年生なのに、凄いキープ力だったな。 ……正直、参ったぜ」
佐野「え?」
松山「俺もキープ力に自信はあったし、大会No.1って言われてて調子に乗っていた所もあるんだ。
   でも、お前はハッキリ言って俺と同じくらい……いや、スピードも加味すれば突破力は俺よりあるかもしれない。
   努力では負けないつもりだけど、足の速さは天性のものがないとある程度頭打ちしちゃうからな。
   そういう意味では、羨ましいよ」

これは松山にとって本心である。
松山も自身の粘りのキープ力には絶対の自身を持っているが、突破となると話は別である。
鈍足という訳ではないが、俊足と言うには程遠いのが松山の足の速さ。
スポーツ選手として平均よりは上かもしれないが、それでも武器となる速さではない。
しかし、佐野は違う。その俊足は速攻の時には大きな武器になり、突破力だけならば松山よりも上かもしれない。
それを認めた上で、松山は佐野の健闘をたたえるべく声をかけたのだ。

佐野「そ、そうですか?」

これで少し気を良くしたのは佐野である。
お調子者とは決して言わないが、それでも褒められて悪い気をする人はそうそういない。
特に佐野という男は、次藤という強い男に惹かれていた面もあり、
年上・先輩といった人物に認めてもらう事、褒めてもらう事を糧にサッカーに勤しんできた所もある人間であった。
そんな彼が、松山というビッグプレイヤーに褒められて喜ばない筈もなかった。

154 :森末(仮):2013/11/03(日) 00:41:27 ID:???
松山「もっとも、俺だって負けるつもりはない。 次に会う時はもっとキープ力を磨いてみせる。
   そして、俺こそが日本でNo.1のキープ力を誇る選手だと言わせてみせるさ」
佐野「ケ、ケケケ。 俺だって! そう何度も止められませんからね!」

泣いたカラスがもう笑った。
無論、敗戦の悔しさは未だに佐野の胸中にあるが、
それでもこうして手放しで褒められた事は佐野の哀しみを幾分か和らげる効果があったらしい。
2人は板野と次藤がそうしたように握手を交わすと、再戦の約束をして別れる。

佐野「(勝った相手に勝ち誇らず、実力を認めて称えるか……。 いい人なのかな、松山さんって)」
次藤「さぁ、負けたワシらはいさぎよく引き上げるタイ」
佐野「はい」

こうして、準々決勝4試合目、ふらの対比良戸の試合は終わった。
彼らが引き上げる際、観客席からは自然と両チームをたたえる拍手が沸きあがり、
比良戸はその拍手を背中で受けながら、大会から姿を消したのだった。

………
……


155 :森末(仮):2013/11/03(日) 00:42:33 ID:???
森末「という訳で、比良戸戦は終了だよ。 個人的には今までとは違って苦戦するかと思ったんだけど、
   ダイジェストになっちゃったね。 まぁ、ふらの自体がかなり強いチームだから当然と言えるかな?
   それじゃあ試合後の覚醒ptの精算にいこう」

【現在の覚醒pt:6】

A.パスカットを上げる(46→47) 消費:3pt
B.ブロックを上げる(48→49) 消費:3pt
C.今は使わない

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

156 :森崎名無しさん:2013/11/03(日) 00:43:35 ID:10tfklKA


157 :森崎名無しさん:2013/11/03(日) 00:44:30 ID:bXeRpSFs


158 :森崎名無しさん:2013/11/03(日) 00:45:37 ID:???
タレントの少ないチームにはやはり負けないね

159 :森崎名無しさん:2013/11/03(日) 00:52:54 ID:???
これからが本当の地獄だ

160 :森崎名無しさん:2013/11/03(日) 00:56:24 ID:???
一対一も狙うべきかもね。今までのようなミドル・ロングシュートはほとんど決まらないだろう。

161 :森末(仮):2013/11/03(日) 00:58:49 ID:???
>C.今は使わない
==================================================================
森末「了解だよ。 それじゃあこの6ポイントは貯金しておくね。
   残す試合はあと2つ、これからも板野と一緒に頑張っておくれ!」

………
……


試合を終えたふらのメンバーは、その足で宿舎への帰路についた。
既に今日行われる試合は先ほどの試合で全て終わっており、会場に残る必要もない。
明日の東邦戦に万全の状態で挑むべく、疲れた体を休める為にと早々に帰ったのである。
そして夕食を終え、ひと時の団欒。
ふらのメンバーの多くは部屋でくつろぎ、雑誌を読むなどをして暇を潰していた。
そんな中、板野は窓際にそっと立って外を見つめ、物思いにふける。

板野「(あと2つ……あと2つだ。 東邦、南葛。 日向や翼、森崎がいなくても間違いなく強敵だ。
    でも、その2つに勝ちさえすれば……俺達は勝てる。 北海道に、優勝旗を持ち帰れる)」

本編では不遇だったふらのを優勝させたい、松山と共にプレイをしたい。
そういった思いがあってふらのを選び、これまで一心不乱にサッカーに打ち込んできた板野。
その努力が実るまで、あと2回の勝利だけ――しかし、その2回の勝利が何よりも辛く苦しい道のりであるのは誰の目にも明らかだった。

板野「(まずは東邦だ……若島津、俺のシュートを2度も防いだ、日本一のキーパー。
    本編や原作ではかませ犬扱いなのに、やっぱり強い……でも、俺にだってマグナムシュートがあるんだ。
    もう、シュートを止められてたまるもんか!)」

162 :森末(仮):2013/11/03(日) 01:00:18 ID:???
明日の試合、東邦の若島津との対戦に思いを馳せて闘志を燃やす板野。
ぎゅっと握りこんだ拳はじっとりと汗で濡れ、
力が入っていた事に気づいた板野は少しリラックスするようにため息を吐いてからさてこれからどうしようかと思考を切り替える。

板野「(松山は……確か監督室に行ってたっけ。 明日の東邦戦の話をしてるのかな?
    そういえば、マネージャーがさっき慌てて下の階に下りに行っていたのも気になるな。 何かあったのか?
    ……森末とも色々話をしておきたいかも。 どうしようかな?)」

A.松山と監督に会いに行ってみる
B.マネージャーたちの様子を見に行く
C.気ままに外を散歩してみる
D.森末を呼んでみる
E.このままスヤーと寝てみる
F.その他 板野くんにさせたい事を書いてください

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

>>158 ふらのもタレントは板野・松山だけですが、他のメンバーも他チームより多少強いですからね。覚醒もしてますし。
>>159 東邦・南葛はどちらも強敵です。
>>160 板野、松山共にドリブル・シュートが得意ですから一対一狙いは悪くない手ですね。

163 :森崎名無しさん:2013/11/03(日) 01:01:21 ID:YhhNVz7+
B

164 :森崎名無しさん:2013/11/03(日) 01:01:51 ID:10tfklKA


165 :森崎名無しさん:2013/11/03(日) 01:02:18 ID:???
B

166 :森崎名無しさん:2013/11/03(日) 01:02:24 ID:gXOfExBs
B

167 :森末(仮):2013/11/03(日) 01:03:12 ID:???
本日は一旦ここで区切らせていただきます。
それでは。

168 :森崎名無しさん:2013/11/03(日) 01:03:19 ID:8u97uh0s
B ミス

169 :森末(仮):2013/11/03(日) 22:29:17 ID:???
>B.マネージャーたちの様子を見に行く
==================================================================
板野「(うーん、やっぱりマネージャーたちの様子が気になるんだよな……)」

松山の様子や森末の事も気がかりだったが、それより板野が気になったのはマネージャーたちの事である。
何やら慌てて下の階に下りて行っていた様子は尋常ではなく、
板野は一体何があったのだろうと思って1階へと降りマネージャーたちの姿を探した。
一体どこにいるのだろうとあたりを見回す板野だが、マネージャーたちはあっさりと見つかる。
彼女たちはどうやら玄関口で外からやってきた客と会話をしているらしいのだが……。

町田「えーっと……それで三杉さんだったかしら? ……本当に宿舎に来ちゃったのね」
三杉「少し松山に話しておきたい事があったからね。 僕が来る事は伝えておいてくれたんだろう?」
町田「いや、それが、試合後で色々立て込んでてまだ話せてなくて……。
   (……試合観戦してる時に隣に座っただけで、いきなり松山くん達に会いたいって言われても取り次いでいいか困るのよねぇ)」
板野「(あれは……三杉!?)」

その話し相手の姿を見て、板野は目を丸くして驚いた。
端正な顔立ちに穏やかな物腰、フィールドの貴公子とも言われる武蔵中学のエース――『三杉淳』がそこにいたからである。
何故こんな所に三杉がいるのか、と板野は驚きながら……。
しかし、いつまでも困惑している訳にはいかないとマネージャーたちに声をかけ、事情を聞く事にした。

板野「マネージャー、どうしたんだ?」
町田「あ、板野くん」
三杉「君は……板野、だったね。 はじめまして、武蔵中学の三杉淳だ」
板野「う、うん。 俺は板野住明、はじめまして!
  (ひょえー、本物の三杉だ。 今の所は爽やかっぽいけど、やっぱりドSなんだろうか?)」

170 :森末(仮):2013/11/03(日) 22:30:18 ID:???
まず板野が声をかけると、三杉はニコリと微笑みかけながら板野に自己紹介をし握手を求める。
板野の与り知らぬ所であるが、三杉は既に板野の事を試合観戦をして知っており、
その爆発的シュート力には目を見張っている所もあるのだ。
まさか三杉がそこまで自分を評価しているとは思っていなかったのか、板野はおっかなびっくり三杉と握手を交わすのだが、
それはそれとして、どうしてここに三杉がいるのかと問いかける。

すると三杉から返ってきたのは意外な答えだった。
今日の対比良戸戦を観戦していた三杉は、ひょんな偶然から町田らマネージャーと同席をする事となった。
そこまでならただの偶然で終わる話なのだが、試合中の態度などから町田らをふらののマネージャーであると知った三杉は、
明日の対東邦戦に向けて松山達にアドバイスをしたい事があると言ったのである。
なんとかしてアポを取れないだろうかとマネージャーに頼み込む三杉だったが、
初対面の相手にいきなりチームのメンバーに会わせてくれと言われてもどう対処をしたものか困る。
その為に松山らには伝えずにいた町田達だったが、
三杉は当然のようにこの宿舎へとやってきた為に双方の間で行き違いなどが発生したらしい。

板野「(うーん、まぁ町田達もサッカーに関してはそこまで詳しくない感じだし……。
    三杉の事を知らない、っていうんならしょうがないのかなぁ?)」
町田「どうしましょう、板野くん?」
三杉「……話が伝わっていなかったのは、今更どうこう言うつもりはないよ。
   ただ、それなら今からでも松山に会わせてくれないかな?」
板野「(どうしよう? 単純に善意からきてるんだろうか……三杉だからちょっと怖い気もする……)」

A.「わかった、それじゃあついてきてよ」 三杉を松山に会わせる
B.「いや、余所のチームの手助けは必要ない!」 三杉の提案を断る
C.「どうして俺達にアドバイスをする気になるんだ?」 三杉の意図を聞いてみる
D.「そんな事より俺の練習を見てくれないか?」 三杉にコーチを頼んでみる
E.その他 板野くんに言わせたい事を書いてください

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

171 :森崎名無しさん:2013/11/03(日) 22:31:17 ID:0jRfm6Yo


172 :森崎名無しさん:2013/11/03(日) 22:34:52 ID:NGMO8hPw
C

173 :森崎名無しさん:2013/11/03(日) 22:35:00 ID:eRk/NbAo
A

174 :森末(仮):2013/11/03(日) 23:12:53 ID:???
>A.「わかった、それじゃあついてきてよ」 三杉を松山に会わせる
==========================================================================
三杉の分析力の高さと戦術立案能力の高さは板野もよくわかっている。
もしも本当に三杉からアドバイスを貰えるというのなら、これに越した事はないと考え、
板野はあっさりと三杉を松山と会わせる事にした。
これに対して町田は本当にいいのだろうかと首を傾げるも、そそくさと藤沢を連れて自分たちの部屋へ。
そして三杉は感謝の言葉を吐きながら、素直に板野について宿舎の中へと足を踏み入れるのだった。

三杉「(いきなり上げてくれる、か……人を疑う事を知らないのか、単純に僕をさっきの少しの会話で信用に足ると判断したのか。
    ……今の所はまあどちらでもいいか。 それにしても、やけに狭い旅館だな。
    うわっ、なんだこの階段……歩くたびにギシギシ音を立てて今にも崩れそうだ)」
板野「(? 三杉の奴、なんで階段を上るたびにビクビクしてるんだ?)」

途中、三杉が自分と庶民との生活レベルのギャップに苦しむ場面もあったが、
それはともかくとして板野達は二階へと上がり松山を探し、あっさりと松山は見つかる。
丁度監督のいる部屋から出てきた所らしい松山は難しい顔をしており、
監督と明日の試合の作戦を考えていたがやはりサッカーにはあまり明るくない監督が相手ではいい案も思い浮かばなかったようである。
ならば丁度都合がいいと、板野が松山に声をかけると松山は板野が連れている三杉の姿を見て驚く。
一体どうしてここに三杉がいるのかと質問する松山だったが、
これには三杉が先ほど板野にした説明と全く同じものを応えると、
松山は少し狼狽したような様子を見せるものの快く三杉の提案を受け入れるのだった。

175 :森末(仮):2013/11/03(日) 23:14:11 ID:???
松山「(三杉が藤沢と一緒に観戦……三杉って顔がいいからなぁ。 大丈夫かな……)」
三杉「どうかしたかい、松山?」
松山「い、いや、なんでもない。 それよりも俺達と一緒に明日の東邦対策を考えてくれるっていうのはありがたい話なんだが……。
   どうして俺達にそこまでしてくれるんだ?」
三杉「簡単な事さ、王者・南葛や絶対的守護神を有する東邦が敗北する所を見てみたいだけだよ。
   (それに、松山と板野は他のチームのフィールダー達に比較をすればポテンシャルが頭一つ抜けている。
    僕の戦術を受け入れ、よく理解し使いこなせるのはきっと君たちだろう)」

三杉がどうしてここまで肩入れしてくれるのかと疑問に思った松山は三杉に質問をするが、
三杉はそれに対してはぐらかすような言葉でやんわりと躱す。
その後、松山は部屋で待機していた他のメンバーに明日に備えるミーティングをすると告げると、
旅館の人から借りたホワイトボードを部屋へと運び入れ、三杉と共に前に立ち早速東邦対策を考え始めた。

松山「よし、みんなきけ。 これから明日の東邦対策を会議するぞ」
金田「はい(うー、めんどくさい。 でもまぁ、話聞くだけでいいなら付き合うか)」
三杉「まずは情報を確認しておこう。 東邦のこれまでのフォーメーションは4−4−2。
   明日も恐らく、こういった形で来る筈だ」

−J−H− J竹野内 H反町 
−−−−−
F−−−G F島野 G松木
−I−E− I沢田 E小池
−−−−−
C−−−D C今井 D川辺
−A−B− A古田 B近藤
−−@−− @若島津

176 :森末(仮):2013/11/03(日) 23:15:31 ID:???
佐瀬「ふむふむ(あのイケメン、なんであんなに偉そうなんだ?)」
板野「(日向の代わりは竹野内って奴なのか……でも、話は聞かないし実力はモブと変わりないんだろうな)」

まず三杉はホワイトボードに東邦の今大会のフォーメーションを書き記し、一同に再認識をさせた。
いたってオーソドックスな4−4−2。
サイド・中央にも人数がかけられており、フォーメーションに目立った穴などは見受けられない。
そして、これまでの試合観戦をした結果からして、
反町、沢田、小池といったフィールダー達が中心となっているのは確定的であるが、
それ以外の者達もモブにしては今まで戦ってきたチームの者達より一回りレベルは高いと見て間違いないだろう。

三杉「まずは攻撃から話していこうか。
   東邦を攻略する場合、まず第一の難関となるのが若島津からゴールを奪う事だ。
   サッカーというのは点を取らなければ勝てないスポーツ、彼から点を奪わなければ勝つと言う事は不可能だ」
松山「ここまで観戦した限りでは、DFの中に目立った選手はいなかったな」
三杉「ああ、今大会で君たちが戦った早田や次藤といったレベルの選手はいないと考えていい。
   だから明日、攻めで気を使うべきは若島津だ。  FWの反町も守備意識は高いからその点も注意は必要だけどね」
板野「(反町かぁ……原作じゃディフェンシブフォワードとかやってたしなぁ)」

三杉の話によれば、沢田と小池の守備力も他のモブに比べれば幾分かはマシだそうだが、
それでも松山や板野といったキープ力に優れた選手ならば奪われる事は早々無いという。
問題は守備意識の高いFWの反町、そしてGKの若島津。
彼らをどうやって攻略するかが明日の試合、攻撃時のキーとなる。

板野「(うーん……口を挟むタイミングはここだろうな。 何か言おうか?)」

177 :森末(仮):2013/11/03(日) 23:16:35 ID:???
A.「俺のマグナムシュートは無敵だ! 若島津が相手だろうと問題ない!」 絶対的ストライカーに任せておけ作戦だ
B.「とにかく数を打っていくしかないんじゃないか? 若島津相手に小細工は通用しないと思う」 強い鉄砲数撃てば決まる作戦だ
C.「うちはFWが3人いるのが強みなんだ。 横に揺さぶって守備体系を乱れさせよう」 揺さぶってからの一発作戦だ
D.「松山と俺のツートップで行こう。 攻撃力なら間違いなく最強だ!」 最強+最強=強い作戦だ
E.「一対一を狙ったらどうだろう? DFが大した事ないのなら、狙える筈だ!」 若島津とのタイマン勝負作戦だ
F.「ここにある下剤を試合前に若島津が飲むものに仕込もう!」 ここだ、ここで下剤作戦だ!
G.「(いや、口を挟む必要はないかな。 三杉の話をもうちょっと聞こう)」 お口チャックだ
H.その他 板野くんに言わせたい事を書いてください

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

178 :森崎名無しさん:2013/11/03(日) 23:17:06 ID:10tfklKA
E

179 :森崎名無しさん:2013/11/03(日) 23:19:13 ID:eRk/NbAo
A
並みのシュートじゃ相手にボールを献上するだけだろうし。

180 :森崎名無しさん:2013/11/03(日) 23:19:48 ID:0jRfm6Yo


181 :森崎名無しさん:2013/11/03(日) 23:20:04 ID:NGMO8hPw
E
気をつかって攻めないと三杉の評価落ちそうなきがする

182 :森崎名無しさん:2013/11/03(日) 23:23:33 ID:???
そういや去年下剤仕込んだのが誰かとかも解明されてないんだよな。
クソッ、こんな時に日向や森崎がいてくれれば……!

183 :森末(仮):2013/11/04(月) 00:06:24 ID:???
>E.「一対一を狙ったらどうだろう? DFが大した事ないのなら、狙える筈だ!」 若島津とのタイマン勝負作戦だ
=====================================================================================================
松山「一対一か……」
三杉「(ふむ……ストライカーにありがちな、強烈なシュートで決めてやるという固執に近いプライドは無いのか?)
   いい案ではあるね。 一対一となれば、基本的にはキーパーが不利だ」
板野「(ホッ……間違ってなかったか)」

ここで板野が思い出したのは、本編での南葛対東邦でのゴール。
あの試合で1点を奪ったのは、来生が持ち込んで若島津と一対一になった末のゴールだった。
来生の天才的なドリブルセンスとなんかやってくれそうな不気味とも言える程の人気はあの頃からのもの。
若島津というキーパーからかませ犬以下だった筈の来生がゴールを挙げたあのシーンを板野はよく覚えており、
ならば今の自分の実力ならば若島津から一対一でゴールを奪う事も不可能ではないのじゃないかと考える。

これは試合を観戦していた三杉の客観的視点から見ても有効な手であり、
三杉は頷き肯定をしながら説明をする。

三杉「悪くない案だね。 板野や松山はドリブル、シュート共に上手い。
   東邦のDF陣の守備力を考えれば、そう悪くない案だろう。
   ただ、仮にこぼれ球になった時……なおもねじ込みでチャンスを作る、という線は若島津相手に期待しない方がいい」
松田「えっ、なんでだ? 体勢崩している時なら思い切りチャンスじゃないか」
三杉「彼は非常にユニークな技を持っていてね……空手の『さんかくとび』があるだろう?
   あれを応用して不利な姿勢からでもセービングに迎える技術を持っているんだ。
   よってこぼれ球などをねじ込むというのはあまり有効打にならない。 一発で決める事が重要になる」

地味な能力ではあるが、どのような状況からでも万全の体勢でセービングに向かえるというのは大きな武器である。
これがあるからこそ、若島津相手に横への揺さぶりや小細工というものは通用せず、
真正面から挑まなければその牙城は突き崩せないのだ。

184 :森末(仮):2013/11/04(月) 00:07:32 ID:???
板野「(連打でゴリ押しはあまり意味がない、か……)」
三杉「それを踏まえた上で、今度は守備の話に行こう。
   こちらは注意すべき人物が多い、ズバリ反町、沢田、小池、この3選手が要注意だ」

言いながら、三杉はホワイトボードに書き込まれた中盤の2人の選手。
そして前線の1人の選手を指さし、それらに注意を向けさせながら説明していく。

三杉「まずは前線の反町。 こちらは先ほど言ったように、守備意識も高いFWだ。
   決定力も低くはない……当然、板野には大きく劣るけどね」
加藤「(板野級のストライカーだったら勝てる筈ないって……)」
三杉「得意としているのはダイレクトシュートだが、状況によってはミドルシュートも打ってくるだろう。
   当然ながら、放置するのは危険だ。
   次にMFの沢田と小池、彼らの存在のお陰で東邦というチームは一気に強くなった。
   去年までは中盤が弱点と言われていたのに、今は支配率では他チームと遜色ないレベルだからね」

去年までの全国大会で東邦学園が優勝を逃し続けた原因は、中盤の脆弱さだった。
1年生時から活躍をしていた守護神若島津とストライカーの反町。
だが、それを繋ぐだけの中盤の人材というものに東邦は恵まれなかった。
結果、南葛に優勝を明け渡し苦渋を味わってきた東邦だったのだが、今大会は違う。
若島津のツテで東邦学園へと入学をした沢田タケシに、キャプテンに任命された事で大きくレベルアップをした小池秀人。
彼ら2人が中心となっている中盤の支配力は高く、穴と言えるものは殆ど無いと言える。

松山「沢田と小池か……」
三杉「はっきり言って守備の問題点は明日の試合、彼らをどう封じ込めるかにかかっている。
   反町にマークをつけようと、沢田や小池も相応の得点力は持っているからね。
   反町を注意し過ぎれば、当然それだけ彼らが動き回れる。 自分の首を自分で締めているようなものだ」
板野「(沢田と小池対策か……どうするのが1番いいだろう?)」

185 :森末(仮):2013/11/04(月) 00:08:35 ID:???
A.「松山をDFにして、カウンターを狙おう」 松山DF作戦だ!
B.「中盤の数を増やして対抗をしよう」 中盤は支配させない作戦だ!
C.「沢田と小池にマークをつけよう」 要注意人物にはマーク作戦だ!
D.「俺のシュートをあいつらの顔面に当てて退場させよう」 ボール越しなら反則じゃない作戦だ!
E.「いや、反町の方がやっぱり危険だと思う!」 沢田と小池なんて放っておいて反町警戒しよう作戦だ!
F.「(名案が浮かばないな。 黙っておこう)」 お口チャックだ!
G.その他 板野くんに言わせたい事を書いてください

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

186 :森崎名無しさん:2013/11/04(月) 00:10:33 ID:JmRjK92w


187 :森崎名無しさん:2013/11/04(月) 00:10:33 ID:Iu9h8L5I


188 :森崎名無しさん:2013/11/04(月) 00:10:48 ID:R4mnQH7w
F
こここそ三杉の頭脳に期待したいw

189 :森崎名無しさん:2013/11/04(月) 00:24:26 ID:???
確かに中盤は1番対策が考えづらい部分かも
本編は森崎主人公だから自軍の守備力が相手より明らかに不安という試合は一切なかった、
だから支配率うんこの時でもなんとかなる部分があった

190 :森末(仮):2013/11/04(月) 00:48:54 ID:???
>B.「中盤の数を増やして対抗をしよう」 中盤は支配させない作戦だ!
==============================================================================
松山「中盤の枚数を増やす、か……」
板野「うちは中盤の枚数で負けてる。
   だからそうだな……小田か山室、どちらかを下げて4−4−2の形にすれば十分対抗できると思うんだ」
小田「お、俺達がMF?(慣れてないってのに……)」
山室「やれって言われれば、やるけどよ(やる事はどうせボール運ぶってだけならだけどな……守備を期待されっと厳しい)」

ここで板野は中盤の数を増やして、小池と沢田に負けないよう中盤を支配すべきだと考えた。
沢田と小池の実力の高さはわかっているが、それでも松山には遠く及ばない筈である。
それに加えて数をかけさえすれば、そう易々と中盤を支配される事はないだろうと考えたのだ。
これにはFW達も驚きつつキャプテンである松山の顔色を伺うのだが、
松山は難しい顔をしたまま何も言わず、そして三杉は瞼を閉じて小さく首を振って板野の考えを否定した。

三杉「それは……少し安易だと思うな。 ハッキリ言おう、沢田と小池に中盤で対抗をするのは悪手だ」
板野「なにィ!?」
松山「三杉……それはどういう意味だ?」
三杉「言葉の通りだ。 同じ人数という程度では、やはり沢田と小池を相手にするのは苦しい」

板野としては名案だと思った考えが否定され、松山としては自分たちの実力を愚弄されている気がして思わず声が大きくなるが、
三杉は至って冷静に彼らを落ちつけようとしながら言葉を並べる。

191 :森末(仮):2013/11/04(月) 00:49:55 ID:???
三杉「FWを下げると言ったが、その場合あまり効果は無い。 何故ならFWの小田と山室、どちらも守備力は低いからだ」
小田「うぐっ……(いいぞ、もっと言ってくれ!)」
山室「確かに、俺達で沢田や小池を止めるのはちょっと厳しいかもな(俺達に期待すんな!)」
三杉「DFを上げる案もあるが、それでもやや怖い。
   沢田か小池、どちらか1人だけならば松山を中心として守りに当たれば問題なかったかもしれないが、
   2人相手では松山のフォローにも限界があるからね」
松山「……ふらのは俺1人のチームじゃない、板野1人のチームでもない。
   みんなで力を合わせれば、沢田や小池が相手だろうと……」
三杉「力を合わせる事を否定はしない、だがその方向性を間違うべきではないと言っているんだよ。 いいから続きを話させてくれ」

松山以外の中盤の者達を馬鹿にしているような発言に、いよいよ松山は怒りを噴出させようとした。
しかし、三杉はそれでも涼しい顔を浮かべたまま説明をする。

三杉「先ほど言ったように、若島津を相手に波状攻撃は殆ど意味をなさない。
   ならばいっそ、僕は松山をDFに置く事が最良だと思う」
本田「キャプテンが……DFだって?」
三杉「そうだ。 5−3−2にして、カウンターを狙う。 これが対東邦戦で使うべきふらののフォーメーションだよ」

言いながら、三杉は己が考えたフォーメーションをホワイトボードの空白地に書き記していった。

−J−−− J板野
−−−H− H山室
−−−−−
F−I−G F小田 I金田 G若松
−−−−−
C−E−D C松田 E松山 D本田
−B−A− B近藤 A佐瀬
−−@−− @加藤

192 :森末(仮):2013/11/04(月) 00:51:14 ID:???
三杉「ポイントは東邦の中盤、沢田と小池は攻撃力は優れているが守備力は然程ではないという事。
   そして彼らがいなければ更に東邦守備陣は守備が脆弱であるという点だ」
板野「5−3−2のカウンター狙い……中盤は捨てるっていう事?」
三杉「ふらのの自慢のパスワークならば、十分東邦相手でも通用はする。 松山がいなくてもね。
   だが守備はそうはいかない。
   今日の試合、例えば比良戸に佐野がもう1人いたとしたら君たちはああも楽勝では勝てなかったと思わないか?」
近藤「うっ……(まあ、実際その通りだよなぁ……)」
三杉「沢田と小池はキープ力では佐野と同等かそれ以下だが、それに加えてパスも出来る理想的なOMFだ。
   これを抑えるのは、はっきり言って難しい。 松山の身体が1つである以上はね。
   ならば最初から捨てて、カウンター狙いに切り替えた方がいい。
   彼らの攻撃を食い止める事が出来れば、板野を中心とした攻撃メンバーだけでもシュートまでは持ち込める可能性が高いよ。
   いざとなれば、松山自身が持って上がってもいいかもしれない。 リスクは当然あるけどね」

三杉の話によれば、松山の守備力ならば十分東邦攻撃陣を抑えるだけの力はあるという。
沢田と小池、2人が松山との勝負を避けて中盤を攻略する可能性があるのならば、
最終ラインで彼らの攻撃を食い止めればいいだけの話、という事だ。

小田「でも、キャプテンが攻撃に参加しないのはやっぱり勿体ないんじゃないか?
   北国シュートなら十分若島津からもゴールを奪えると思うしな」
三杉「1点を取る事と、1点を防ぐ事は同義だよ。 明日の試合、そうそう点は取れないだろう。
   それを考えれば守備に慎重になりすぎるくらいでいいと僕は思うな。
   若島津に防がれて、松山と板野が上がり切った所をカウンターで奪われる……という光景は目に浮かぶしね。
   加えて、こぼれ球をねじ込む為に松山を上げるというのも若島津の『さんかくとび』を考えれば有効とは言えない」
松山「………………」
板野「(……理に適ってる……とは思うけど、松山としたら複雑だろうな。
    三杉の言ってる事はふらのの守備陣は信用ならないって事だし……。
    それに、松山は若島津と対戦したい筈なんだ。 前よりの位置でプレイしたい筈だ……)」

193 :森末(仮):2013/11/04(月) 00:52:19 ID:???
A.「三杉の案でいいと思う。 確かに東邦の攻撃陣を考えると、松山も守備についてくれた方が安心だ」
B.「いや、中盤を厚くする方向でいこう。 ふらのの粘りは東邦の中盤にだって負けない」
C.「(何も言わないで松山の反応を見てみよう……)」
D.その他 板野くんに言わせたい事を書いてください

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

194 :森崎名無しさん:2013/11/04(月) 00:55:19 ID:R4mnQH7w


195 :森崎名無しさん:2013/11/04(月) 00:55:48 ID:O0bKv6e2


196 :森崎名無しさん:2013/11/04(月) 00:55:53 ID:A8ypqmbA
D

「松山、若島津と直接対決したいだろうけど、明日は守備に回って欲しい。
 東邦は若島津だけのチームでは無いし、ふらのも俺や松山だけのチームじゃない。
 ふらのというチーム全員で東邦に勝って決勝に行こう!」

197 :森崎名無しさん:2013/11/04(月) 00:56:55 ID:???
長文考えてたら決まってたー

198 :森崎名無しさん:2013/11/04(月) 00:59:17 ID:R4mnQH7w
ああ、間に合うなら196のに変更したい…

199 :森末(仮):2013/11/04(月) 01:08:21 ID:???
>C.「(何も言わないで松山の反応を見てみよう……)」
=====================================================================
板野はここで何も言わなかった。
松山が今、己の中で葛藤をしているというのが手に取るようにわかったが為である。
若島津との男同士の真剣勝負がしたいという思い、三杉の言葉から伝わるふらの守備陣への不信感。
それらが三杉の言う松山DF案を否定したいという気持ちに火をつけようとするが、
松山もまたフィールダーとしての能力だけでなく戦術理解度は高いとされている選手。
三杉の案が理に適っているものという事もわかっていたのだ。

松山「………………」

板野を含むふらのメンバーの視線が集まる中、松山は瞳を閉じて悩んだ。
どうするのが最良の選択なのか。
気持ちとしては若島津と戦い、争い、勝利を収めて決勝へと進みたい。
しかし理性は、自分が守備に参加をし反町、沢田、小池の攻撃陣を防ぐ手がベターであると告げる。

悩みに悩み抜いた松山の脳裏に浮かんだのは……。

先着1名様で、

★荒鷲の記憶→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER→今日になって三杉がふらの中学に転校してきたという話を先ほど監督から聞かされた事だった。 三杉「よろしくな!」
ハート→屈託のない藤沢の笑顔だった。 松山「(藤沢の為にも負けられないんだ……拘ってる場合じゃない!)」
それ以外→汗水たらしながら練習をしてきた日々だった。 松山「(俺達は勝つ為に戦ってきたんだ……拘ってる場合じゃない!)」

200 :森崎名無しさん:2013/11/04(月) 01:09:22 ID:???
★荒鷲の記憶→ ダイヤ10
JOKERwwww

201 :森末(仮):2013/11/04(月) 01:10:29 ID:???
本日はここで一区切りとさせていただきます。
それでは。

202 :森崎名無しさん:2013/11/04(月) 01:11:10 ID:???
JOKERだったら残り2戦楽勝すぎでしょw

203 :森崎名無しさん:2013/11/04(月) 01:11:29 ID:???
乙でした。
そういう分岐だったか。

204 :森末(仮):2013/11/04(月) 23:30:59 ID:???
>★荒鷲の記憶→ ダイヤ10 ★
>汗水たらしながら練習をしてきた日々だった。 松山「(俺達は勝つ為に戦ってきたんだ……拘ってる場合じゃない!)」
===============================================================================================================
松山の脳裏に過ぎったもの、それはこれまでの北海道で明け暮れた練習の日々だった。
公立校でありながらふらの中学が全国大会準決勝まで勝ち残れたのは、偏にその練習量に起因する。
強豪校にも負けない程のハードワーク、キャプテンである松山自らが課した綿密な練習スケジュール。
太陽が昇る前から朝練をし、太陽が消えても居残り練習。
冬になれば体育館を借りて練習をし、使えない日は雪かきをしてまで練習をしてきた。

松山「(俺達は……俺は、どうしてそこまでして練習に練習を重ねてきたんだ……?)」

自問自答をするが、松山の中で答えははっきりしていた。
これまで積み重ねてきた練習の日々、その原動力となったのは『全国大会優勝』それを目指す為だけである。
それがわかった瞬間、松山の意固地とも言える意地に近い若島津への執念は……、
消え失せこそしなかったものの、然程重要なものではなくなった。
それよりも大事なのは、自分たちが真紅の優勝旗を掴む事。
その為ならば万全の態勢で挑むべきだと、松山は自分で納得をしてみせた。

松山「……わかった。 俺がDFをやろう」
ふらのメンバー「おおっ……」「マジで?」「キャプテンが守ってくれるなら、無失点にだって出来る筈だ!」

そして松山が決意した事――明日の試合、自分がDFとして出場をするという旨を伝えると、
一同からは驚きによるどよめき声が発せられた。
板野を含め、松山と若島津との小学生時代からの因縁はふらのメンバーにとっては周知の事実。
松山がDFとして出場をするという事はその因縁に蹴りをつける事を自ら否定したと取れるのだが、
いずれにせよ多くの者達は松山が守備に参加をしてくれるのなら自分たちも幾分か楽が出来る筈だと考えた。

205 :森末(仮):2013/11/04(月) 23:32:19 ID:???
三杉「(苦渋の決断といった様子だが……もう少しスマートに決めて欲しかったな。 まあ、結果的に好しとするか)
   なら、明日の試合について詳しく説明していこう。
   まず守備は先ほど言ったように松山を中心として、最終ラインで止める方向だ。
   ただ、だからといって中盤で守備をするなという話じゃない。
   小田は不慣れなポジションだろうが、出来るだけ他の選手と連携をする努力を怠らないでくれ」
小田「お、おう(だからなんでコイツこんなに偉そうなんだ?)」

三杉「攻撃に関しては、カウンター狙い……と先ほど言ったね。
   沢田と小池がいなければ、東邦の中盤はフリーパス……とは言えないが、与しやすい筈だ。
   ただ、問題点はDFが上がり目に位置して板野の突破を阻んでくる事だろう。
   君にマグナムシュートを打たせる訳にはいかない、とDFが躍起になってくるのは目に見えているからね」
板野「そんなの関係ないよ、俺が全部抜き去ってやる」
三杉「(吹き飛ばしてやるの間違いな気がするが……)いや、板野を中心としていくのは間違っていない。
   だが、スタミナが不安なんだ。 敵の守備を分散させる意味でも、板野に負担をかけすぎない意味でも、
   僕が2トップにすべきだとしたのはそういう意味だよ」
山室「(……暗に俺も使っていくべきだって言ってるな畜生め)」
三杉「ペース配分は間違えないようにしよう。
   板野がいなければ、それだけで東邦は思い切って攻撃が出来るのだからね」
板野「(なるほど……確かに、ペース配分は考えないといけないかな)」

206 :森末(仮):2013/11/04(月) 23:33:21 ID:???
松山の決意を聞いた後、三杉は改めて明日のふらのの戦い方について説明をした。
攻撃は板野を中心に、守備は松山を中心に。
しかし、スタミナの事を考え他の者達も松山達を補佐するべく動くべきだと言い放つと、
松山、板野を含むふらのメンバーは表情を強張らせながらも頷いた。

三杉「僕から伝えられる事は以上だけど……まだ何かある人はいるかな?」
松山「三杉に対する言葉じゃないんだが……俺から1つ言いたい事がある」
三杉「どうぞ。 あくまでも僕は部外者だ、キャプテンである君の発言を遮るつもりはないよ」
松山「……ここまで来て言うのもなんだが、東邦は間違いなく強敵だ。 これまで戦ってきた奴らとは、訳が違うと考えていい。
   それを加味した場合……少しまだ俺達は、実力的に不安も残ると思うんだ」
ふらのメンバー「えっ……(どうしたんだ?)」「キャプテン?(もしかして諦めてくれるのか? だったらラッキーだけど)」

ここにきて、突如弱音のような言葉を吐く松山に、一同は訝しがる目を向ける。
三杉でさえも目を丸くして驚き、松山の意図を探るように視線を向けるのだが……。

板野「…………」

A.「なら、努力するしかないよね。 才能の無い奴は、努力をしなくちゃ」 ボールを手に取ってみる
B.「そんな事をいまさら言ったって仕方ないじゃないか」 自分たちの実力を信じようと松山を諌める

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

>>203 乙ありです。そういう分岐でした。

207 :森崎名無しさん:2013/11/04(月) 23:35:26 ID:xAUBARR+
A

208 :森崎名無しさん:2013/11/04(月) 23:36:41 ID:R4mnQH7w
A

209 :森崎名無しさん:2013/11/04(月) 23:37:10 ID:YDG7Vwe+


210 :森末(仮):2013/11/05(火) 00:09:45 ID:???
>A.「なら、努力するしかないよね。 才能の無い奴は、努力をしなくちゃ」 ボールを手に取ってみる
=================================================================================================
一見すれば弱音にしか見えない松山の発言。
しかし、この1年間松山と共にふらので過ごし、
そしてそれよりも以前から松山光という男について知っていた板野は、彼が何を言いたいかを瞬時に察知した。

板野「なら、努力するしかないよね。 才能の無い奴は、努力をしなくちゃ」
ふらのメンバー「へっ?」「板野……?」「なんでボールを……(ま、まさか……)」
松山「板野……」

『才能の無い奴は努力をするしかない』
それは、かつて板野が原作を読んでいて感動をした松山の一つの台詞であった。
松山光という男は、努力家である。
無論、努力をせずして成功をする者はいないのだが、彼が原作でも本編でも散々才能が無いと言われ、
努力だけで全日本を代表とする選手の一員となったというのは事実である。
そんな彼がこの場に来て、あんな弱気に見える発言をする意図はわかりきっている。

『まだ実力が不足していると思うのなら、努力をしよう』

即ち――今から練習をしようと言いたいのだと、板野は理解したのだ。

松山「そうだ、板野の言うように俺達は努力をするしかない。
   相手は私立の、しかも選りすぐりのスポーツ特待生を有する学校なんだ。
   俺達が努力をしても逆立ちしても敵わないかもしれない……でも、その差を埋める為にも練習をするしかないんだ!」

そして、その板野の推察は正しかった。
ここまでのミーティングで改めて東邦学園がこれまでの敵とは全く違う強敵だと認識した松山は、
今からでも少しでも差を埋める為に練習をしようと言い出したのである。

211 :森末(仮):2013/11/05(火) 00:11:05 ID:???
ふらのメンバー「れ、練習?(勘弁してくれよ……)」「今からか?(もう遅い時間だってのに……)」

これに内心難色を示したのは、当然ながら板野と松山を除くふらのメンバーだった。
彼らとしては、そもそもそこまでしてサッカーに打ち込む熱意などというものはない。
これまでの練習だけでも大変だったというのに、ここに来て……。
今日の試合の疲労も残り、明日に備えて出来るだけ休んでおきたい場面で練習をするなど御免だったのだ。

三杉「待ってくれ、オーバーワークは逆効果だよ」

そしてその彼らの祈りが通じたのか、ここまで話を聞いていた三杉は松山の発言に待ったをかける。
事実、彼の言うように過酷な練習をして明日に疲れを残すのは本末転倒。
万全の状態で明日の試合に挑めなければ、練習をした所で意味がないのである。
ふらのメンバーも三杉の言葉に同調をするように、その尻馬に乗ろうとしたのだが……。

三杉「だから僕も一緒についてみようじゃないか。
   客観的視線から、君たちの練習を監督する人間も必要だと思うよ?」
松山「三杉……」
ふらのメンバー「(げ、ゲェーッ!?)」「(最悪だ……逃げ道がなくなった……)」「(もうサッカーしたくねぇよ……)」
三杉「(何故だろう? 凄く快感を覚えるよ……)」

しかし、続く三杉の言葉はふらのメンバーの希望を粉々に打ち砕くようなものだった。
結局、この三杉の台詞が決定打となり、なし崩し的に松山と板野以外のメンバーも練習に参加をする事となってしまう。
表面上はやる気を見せるものの、内心では悲鳴を上げるふらのメンバー。
その悲壮感溢れる後ろ姿を見て、三杉はどこかゾクゾクするような快感を覚えるのだった。

………
……


212 :森末(仮):2013/11/05(火) 00:12:06 ID:???
その後、板野は松山に先導され、三杉や他のふらのメンバーと共に空き地へとやってきていた。
奇しくもそこは、去年板野が若島津と1発限りの勝負をやった場所と同じ。
その空き地で今度は仲間たちと共に、
若島津率いる……否、小池率いる東邦学園を打倒する為に練習をしに来訪したのである。
板野はどことなく運命のようなものを感じながらも、ボールを手に取りどうしたものかと思案をした。

既に仲間たちは散らばり、各々ポジションに向けた練習を行っている模様。
特に小田は明日の試合、不慣れなMFをこなす為か三杉に重点的に見て貰っており、
板野は羨ましく思いながらも自分は何をしようかと改めて考える。

板野「(これが最後の練習だ。 悔いのないようにする為には……)」

とても上がりやすい:パスカット、ブロック
上がりやすい:パス、タックル、ガッツ
普通:せりあい
上がりにくい:ドリブル、シュート
とても上がりにくい:なし

シュート経験値:1

A.基礎能力を上げる
B.技を覚える
C.「コンビプレイの練習をしよう、松山」

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

213 :森崎名無しさん:2013/11/05(火) 00:12:43 ID:VjGLdPmw
C

214 :森崎名無しさん:2013/11/05(火) 00:13:01 ID:???
三杉w
そしてこれは悩むなあ。

215 :森崎名無しさん:2013/11/05(火) 00:13:30 ID:Qc8oDAAQ
C

一発とは行かなくても、決勝とその先用に

216 :森崎名無しさん:2013/11/05(火) 00:14:34 ID:SMwQjP1Y
A
松山がDFだとコンビプレイの機会無いだろうし。

217 :森崎名無しさん:2013/11/05(火) 00:18:32 ID:???
まあ決勝でも可能性使えるし、東邦戦でもフリーキック時ならいけそうだ。


218 :森崎名無しさん:2013/11/05(火) 00:24:35 ID:???
北国シュートでのパスをマグナムでボレーするとかどうだろう

219 :森末(仮):2013/11/05(火) 00:29:20 ID:???
>C.「コンビプレイの練習をしよう、松山」
=======================================================================
ざわ……!

松山「コンビプレイ?」
板野「うん……きっと、必要になると思うんだ」

ここで板野は、松山をコンビプレイの練習に誘った。
明日の試合板野はFWとして、そして松山はDFとして出場をする事と作戦ではなっている。
もしも必殺技を編み出したとしても、使える機会は巡って来ないかもしれない。

板野「でも、必要になる場面があるかもしれない……どうしても点を取らなきゃいけない時とかがね」

仮にビハインドになってしまえば、松山がその後いくらゴールを守っても点を返せなければ意味はなくなる。
板野1人でも若島津からゴールを奪う自信はある。
だが、念には念を入れて……万全を期する為にも、板野と松山の力を合わせるプレーは必要になるだろうと板野は考えたのだ。

ふらのメンバー「(キャプテンと板野がコンビプレイ……?)」「(い、一体どんな技を……?)」「(まさか花輪の立花兄弟みたいな?)」
三杉「(興味深いな……問題は、松山にそこまでのセンスがあるかどうかだ。
    一夜漬けでどこまで出来るか、見せて貰おう)」

この板野の提案を受けて驚く松山だが、それ以上に驚いていたのは周囲である。
攻撃力はピカイチである板野に、総合力では世代でもトップクラスの松山。
その2人がいるからこそここまで勝ち上がってきたふらのだが、もしもその2人が手を組み、力を合わせるコンビプレイを開発したら……。
果たしてどうなるのかは、彼らにすら予想がつかない。

220 :森末(仮):2013/11/05(火) 00:30:20 ID:???
板野「(それに……東邦戦の前といえば……)」

本編での決勝戦、南葛対東邦戦の前夜を思い出す板野。
あの時、主人公である森崎ははじめて翼と手を組みコンビプレイを編み出した。
この世界に森崎も翼もいない、板野と松山はお互いを嫌い合っているライバル同士という訳でもない。
しかし、板野と松山が、このチームの主力――紛う事なきほぼ対等な力関係の間柄で、
お互いに一目置き合う仲であるというのは事実だった。

それが本編の森崎と翼の関係よりも重いか否かは、まだわからないが……。

松山「わかった。 やろう、板野! 俺達の力を合わせよう!」
板野「ああ……」

少なくとも、この練習で一つの答えが出るかもしれない。

先着1名様で、

★小さな武器庫と北海の荒鷲→(! dice)+(! dice)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

12→「ゴールデンコンビ」「道産子ツイン」「北国マグナム」を習得した!
10〜11→「ゴールデンコンビ」「道産子ツイン」「北国マグナム(未完成)」を習得した!
5〜9→「ゴールデンコンビ」「道産子ツイン」を習得した!
2〜4→「ゴールデンコンビ」を習得した!

221 :森崎名無しさん:2013/11/05(火) 00:31:58 ID:???
★小さな武器庫と北海の荒鷲→( 2 )+( 3 )=★

222 :森末(仮):2013/11/05(火) 01:12:51 ID:???
>★小さな武器庫と北海の荒鷲→( 2 )+( 3 )=★
>「ゴールデンコンビ」「道産子ツイン」を習得した!
====================================================================
パンッ ダダダッ バシュッ ダダダッ

松山「(パスが出しやすい……板野、俺の動きを読んでるのか?
    ……まだ会って1年、繰り返し何度も練習をしてきたけれど、それでもたった1年だ!
    それなのにこれは……もっと昔から俺とプレイをしていたかのように、合わせやすい?)」

コンビプレイを練習するといっても、これといったビジョンはなかった松山達。
まずはパスを交換し、お互いに合せる所から始めようとしたのだが……。
これまで何度も練習をしてきた間柄ながら、2人の間では今まで以上にパス交換が上手くいくという現象が起こった。
松山にとっては合わせやすく、そして板野にとっても返しやすい。
お互いにとって最良のポジションとなる位置へとボールは次々に送られ、
次第にパス交換の速度は早まり2人は自然と駆け出しながら連続でワンツーリターンを繰り広げていた。

板野「(森崎もいない、翼もいない、日向もいない……。
    三杉はまだ心臓病、岬はどうせ誰かを引っ張っていくっていう気持ちは無さそうだ。
    中山さんも……矢面に立つってタイプじゃなさそう。 若林にリーダーシップは……多分期待できない。
    なら、誰がこの世界を引っ張っていくんだ?)」

ワンツーをしながら、板野は自分に問いかける。
主要人物がいなくなり、残った者達も決して表舞台には立とうとしない面々ばかり。
なら、果たして誰がこの世界の全日本を引っ張っていくのか……。
この世界の、『キャプテン森崎のサッカー』を代表し、先頭に立って戦っていくのか。

板野「(俺と……松山だ! 俺達が引っ張っていくんだ!)」

223 :森末(仮):2013/11/05(火) 01:14:04 ID:???
原作をして、翼に『君こそがキャプテンに相応しいと思っている』と言われた松山。
そのリーダーシップと誠実さは疑うべくもなく、実力的にも全く問題が無いと言える。
そして、何よりも板野住明自身――彼もまた、この世界を代表する選手に成長しつつあると自信を持っていた。
まだ実力的には松山には及ばないかもしれない、だが、その余りある知識と努力の数。
何よりも意気込みだけは、誰にも負けないと自認をしていた。

板野「(俺達2人がいれば、怖いものなんて無い筈なんだ……。
    明日の試合、そして決勝の南葛戦……それを証明する為にも、負けられないんだ!)」

力強くボールを返しながら、まずは明日へと思考を切り替える板野。
若島津を中心として反町、沢田、小池と粒ぞろいの選手を揃えた東邦学園。
間違いなく強敵であるが、だからといって負ける気など毛頭ない。
チームワークが最大の売りであるふらの中学、その中でも実力的に二大巨塔と言える板野と松山。
自分たちの力を合わせ、そして2人の実力を見せつければ……必ず勝てる筈だと、確信に近い感情を得る板野。

この時、板野ははじめて森末と出会い、中学を選択した時の事を思い出していた。
南葛というタレントが豊富な中学を蹴り、若島津という守護神のいる中学を蹴り、何故ふらの中学を選択したのか……。
それはきっと、この時の為――。

松山光という男とコンビを組み、世代を代表する選手として……チームとして、活躍をする為なのかもしれないと不思議な事に板野は思った。

板野「(そうだ……俺達が、俺達こそが……!)」
松山「(板野!)」
板野「(ふらのの……いや、日本を代表する……『ゴールデンコンビ』なんだ!!)」

ポンッ グオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッ!!

板野「ツイン……!!」                    松山「シュートだァアアアアアアアアアッ!!」

バギュウッ! ブギュオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオンッ!!

パァンッ!!

224 :森末(仮):2013/11/05(火) 01:15:04 ID:???
お互いの間にボールを浮かせ、それに向かって同時に駆けながらシュートに向かった板野と松山。
それは3回戦、花輪中学の立花兄弟が見せたツインシュートと瓜二つだったのだが……。
板野と松山のキック力から放たれたそれは、立花兄弟のそれをはるかに上回る速度と回転、
そして威力を伴って射出され、壁にあたると同時にパンクをして地面に落ちていく。

板野「はぁ、はぁ……で、出来た……ツインシュートが、俺達にも……」
松山「板野と俺が……俺達が、撃てたのか……」

ぶっつけ本番に近い、お互い合図も何も出していないにも関わらず、
まるでそれが自然かのように同時にシュートに向かった2人。
プレイ中は無我夢中だった為に気づかなかったが、
ワンツーリターンからツインシュートまでの流れは正に芸術的な域のコンビプレイだったと言え、
まさか自分たちがそのような大それた事をしたのかと思わず頬を抓りたくなる心境になる。

だが、これは嘘ではないのだ。
目の前にあるパンクしたボール、そして自分たちを驚きの眼差しで見つめるふらのメンバーの視線が何よりも真実であると告げている。

松山「…………板野」
板野「松山……」

しばらく呆然としていた板野だったが、松山は板野よりも先に我に返ったのか、
どこか晴れ晴れとしたような笑みを浮かべながら尻もちをついている板野を立たせると、
その右手を差し出し握手を求めた。

松山「………………」
板野「………………」

225 :森末(仮):2013/11/05(火) 01:16:17 ID:???
A.「絶対に優勝しよう。 俺と、松山と、みんなが力を合わせれば、怖いものなんて何もない!」
B.「俺……ふらのに来て良かったよ。 ありがとう、松山」
C.「それは優勝をしてからにしよう。 まだ俺達は、何も為してないんだ」
D.「………………」 無言で握手をする
E.その他 板野くんに言わせたい事を書いてください

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

※板野と松山が「ゴールデンコンビ(パス力+3で連続ワンツー、要松山)消費ガッツ100×2」
 「道産子ツイン(低シュート力+4、要松山、吹っ飛び係数3)消費ガッツ150×2」を習得しました。

226 :森崎名無しさん:2013/11/05(火) 01:18:31 ID:hLLDKnxM
A

227 :森崎名無しさん:2013/11/05(火) 01:19:00 ID:cLPFYMns


228 :森末(仮):2013/11/05(火) 01:31:42 ID:???
>A.「絶対に優勝しよう。 俺と、松山と、みんなが力を合わせれば、怖いものなんて何もない!」
===========================================================================================
松山「ああ……!」

ガシッ!!

板野の言葉に松山は短く、しかし力強く答えると2人は握手を交わした。
原作では準決勝敗退、本編では付け加えて更に反則を何度もする悪徳集団として忌み嫌われたふらの。
しかし、この世界では――自分がいる限り、そのような結末にしてたまるものかと考える板野。
彼の、彼らの目指すものは、明日の東邦学園との試合に勝つ事だけではない。
更にその先にある南葛との闘いに勝利し、真紅の優勝旗を掴む事だけである。

松山「(板野……! お前が来てくれて、ふらのは見違える程に強くなった。
    絶対に勝てる……俺達なら、勝てる! そうだろう、板野!)」
板野「(勝つぞ……! 相手が東邦や南葛だって、負ける訳にはいかないんだ!)」

三杉「(暑苦しいな……だが、あのコンビプレイは確かに大きな武器になりそうだ。
    特にあのパスワークに関しては、速攻をする時には非常に有用性があるね)」
ふらのメンバー「(ふえー、すっげぇ……)」「(もうぜんぶあいつら2人でいいんじゃないかな?)」
三杉「ほら君たち、足が止まってるよ」
ふらのメンバー「うっ、お、おう!」「わかってるって!」「(だからなんでこいつこんなに偉そうなんだよ!)」

そして松山と板野から離れた場所では、ふらのメンバーが無理をしない程度に練習を行っていた。
三杉の監督の元、疲れた体に鞭うって地道に練習を繰り返す所は褒めて然るべきだろう。
無論、彼らに熱意というものは欠片程もなかったのだが……。

229 :森末(仮):2013/11/05(火) 01:32:42 ID:???
先着4名様で、

★小田の練習→! card
 山室の練習→! card
 中川の練習→! card★

★若松の練習→! card
 金田の練習→! card★

★本田の練習→! card
 松田の練習→! card
 近藤の練習→! card
 佐瀬の練習→! card★

★加藤の練習→! card★

と書き込んでください。数字やマークで分岐します。

※JOKERが出た場合、技かスキルを習得します。
 Kが出た場合、フラグを習得します(既にある場合は回収されます)

230 :森崎名無しさん:2013/11/05(火) 01:33:57 ID:???
★小田の練習→ クラブ6
 山室の練習→ ダイヤ2
 中川の練習→ クラブ5


231 :森崎名無しさん:2013/11/05(火) 01:34:41 ID:???
★若松の練習→ ダイヤK
 金田の練習→ ダイヤA

232 :森崎名無しさん:2013/11/05(火) 01:35:31 ID:???
★本田の練習→ クラブ6
 松田の練習→ クラブ3
 近藤の練習→ クラブ6
 佐瀬の練習→ スペード4


233 :森崎名無しさん:2013/11/05(火) 01:36:10 ID:4A5Q9aTk
★加藤の練習→ スペード5


234 :森崎名無しさん:2013/11/05(火) 01:42:02 ID:4A5Q9aTk
確認してきたけど,若松は花輪戦でドリブルフラグをゲットしていたから,
これでドリブル技を習得だな。
どの程度の技になるんだろうか?
三杉コーチもいるし,やや華麗なドリブルとか?

235 :森崎名無しさん:2013/11/05(火) 01:44:21 ID:???
単にスキル・ドリブル+2じゃないか?

236 :森末(仮):2013/11/05(火) 02:10:13 ID:???
>★小田の練習→ クラブ6
> 山室の練習→ ダイヤ2
> 中川の練習→ クラブ5 ★
>★若松の練習→ ダイヤK
> 金田の練習→ ダイヤA ★
>★本田の練習→ クラブ6
> 松田の練習→ クラブ3
> 近藤の練習→ クラブ6
> 佐瀬の練習→ スペード4 ★
>★加藤の練習→ スペード5 ★
>若松がフラグ・ドリブルを回収し「スキル・ドリブル+2」を習得。
====================================================================================
熱意もなく目的もなく練習に励む一同だったが、効果が無かった訳ではないらしい。
MFの若松がドリブルの才能を開花させ、明日の試合、松山がいない時の攻撃パターンが増えた事で喜ぶ。
こうして明日への備えを万全にしたふらの中学の面々は、練習をある程度の所で切り上げると体を休める為に宿舎へと帰る事となる。

松山「今日は世話になったな、三杉」
三杉「いや、僕も興味深いものを見れた。 とにかく、明日は頑張ってくれ」
松山「ああ!」
三杉「(さて、どうなるかな……僕としてはやはりふらのがやや優勢と見えるが……。
    全ては若島津の調子次第、かな……)」

237 :森末(仮):2013/11/05(火) 02:11:23 ID:???
そして翌朝。
試合の後、練習をしたにも関わらず体には特に異常はなく、板野以外の者達も不調を訴える者は出なかった。
万全の状態で試合を迎える事が出来そうだと思いながら、一同は準備を済ませると、
今日の試合に備えて早めに会場入り……会場近くにある芝生の上にて、改めて軽いミーティングをする事となる。

監督「とにかく今日が今大会、屈指の難関である事は間違いない。
   明日の事は考えず、この一戦に全てをぶつけるんだ!」
ふらのメンバー「「「はい!」」」
監督「難敵・東邦、やはり鍵となるのはキーパーの若島津を如何にして攻略するかだ。
   板野、今日は頼んだぞ」
板野「はい!」
監督「そして、守備にも万全を期す為に今日は松山をDFとして使う。
   反町、沢田、小池。 3人を相手にするのは難しいだろうが、頼んだぞ松山!」
松山「はい、任せてください!」

とはいえ、ミーティングといってもやる事は全て昨日の段階でやっていると言える。
監督が言うのはあくまでも作戦の再確認であり、一同は改めて今日の試合での自分の役割を認識する。

監督「よし、それじゃあ例によってスタミナドリンクを飲んで試合に臨むか!」
ふらのメンバー「「「はい!(いい加減飽きたよ……っていうかどんだけ持ってきてるんだよ……)」」」
監督「マネージャー、用意を……ん?」
町田「美子ってば……」
藤沢「でも……」
板野「(あれは……!)」

その後、いつものように監督のカーチャン自慢のスタミナドリンクを飲むターンがやってくる。
松山、板野を除く面々が飽き飽きした顔を見せる中、監督はマネージャーに用意を頼もうとするのだが、
藤沢は手にドリンクが入っているものとは違う袋を持っており、町田はそれを皆に見せるようにと必死に言い聞かせているようである。

238 :森末(仮):2013/11/05(火) 02:12:28 ID:???
一同は一体何事かと顔を見合わせて疑問に思うのだが、板野だけは唯一それが何かを知っている。
原作では松山光のトレードマークとなり、そして本編では悲劇の象徴ともされているアイテム。

監督「どうしたんだ、マネージャー?」
町田「実は美子、みんなにハチマキを作ってきたんです」
ふらのメンバー「「「ハチマキ!?」」」
板野「(やっぱり! そっか、確か本編でも原作でもハチマキは準決勝で渡すんだった!)」

照れたように、伏し目がちに周囲の反応を見守る藤沢に、何故かドヤ顔の町田。
ふらのメンバーはそんなものを渡されてもどうしたものか、とやはり迷うような表情を見せるのだが、
ここで動いたのはキャプテンの松山である。

藤沢「でも、どのチームもハチマキなんかしてないから……」
松山「どれ、見せてみろよ」
藤沢「あっ」

やはり遠慮がちにハチマキを隠そうとする藤沢から、半ば強引に袋を取り、中身を取り出す。
中からは純白のハチマキが計12枚、サブメンバーである中川の分も含めたものが揃っていた。

松山「へ〜っ、これだけ作るんじゃ大変だったろう。
   ……藤沢は、この大会が終わったらアメリカに転校するんだよな?」
藤沢「ええ……」
松山「そうか……」

手の中にあるハチマキと、物憂げな表情の藤沢とを交互に見ながら、何かを思案する様子の松山。
そのまましばらく、俯く藤沢をじっと見つめる松山というなんとも誰もが近寄りがたい空気が流れるのだが……。

板野「(ど、どうしよう? 何か口を挟もうかな?)」

239 :森末(仮):2013/11/05(火) 02:13:29 ID:???
A.「せっかくマネージャーが作ってきてくれたんだ! 今日はこれをつけて試合に出ようぜ!」
B.「いや、これ危ないよ。 掴まれたりしたらまずいと思う」
C.「(板野くんはようすをみている……)」

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

240 :森崎名無しさん:2013/11/05(火) 02:16:26 ID:???


241 :森崎名無しさん:2013/11/05(火) 02:18:01 ID:cLPFYMns
C 
 ミスった

242 :森崎名無しさん:2013/11/05(火) 02:18:11 ID:eWwP+0ZI


243 :森末(仮):2013/11/05(火) 02:18:22 ID:???
本日は一旦ここで区切らせていただきます。
明日は帰りが遅くなるかもしれませんので、更新できないかもしれません。
それでは。

244 :森崎名無しさん:2013/11/05(火) 02:25:54 ID:lzUNOUeI


245 :森崎名無しさん:2013/11/05(火) 02:27:01 ID:4A5Q9aTk
C

孝清を楽しみにしていますが,無理はなされずに

246 :森崎名無しさん:2013/11/05(火) 02:35:31 ID:???
念願のツインシュートきてうれC

247 :森崎名無しさん:2013/11/05(火) 02:38:25 ID:???
単なるツインでこれなら更に上の北国マグナムはフランスのスライダーキャノンと同等の威力か?


248 :森崎名無しさん:2013/11/05(火) 03:09:40 ID:???
板野と松山のゴールデンコンビか
JY編になったらパスも上げんとだな

249 :森崎名無しさん:2013/11/05(火) 06:34:29 ID:???
この段階で補正11は強すぎるし、補正9じゃないかな北国マグナム
ノーマルツインは低シュートだからワンツーで発動できるのは強み
でもガッツ馬鹿食い

250 :森崎名無しさん:2013/11/05(火) 09:54:37 ID:???
今のこのチームってフランスっぽいな。松山が劣化ピエールで、板野がナポレオン互換。
比良戸戦も見ようによってはホームタウンデシジョンぽかったしw

251 :森崎名無しさん:2013/11/05(火) 18:03:09 ID:???
イーグルシリーズ覚えるのかな、進んでいけば松山の新シュート習得多分あるんじゃないかと思われるけど
ネオ北国シュートあるで

252 :森崎名無しさん:2013/11/05(火) 18:45:50 ID:Qc8oDAAQ
何か心境の変化があって北海道シリーズからイーグルシリーズになるのかなw

253 :森崎名無しさん:2013/11/05(火) 19:23:10 ID:???
板野から勧めてもいいんじゃないか?
世界に出るならそれっぽい名前にしてはどうだ、とか言って

254 :森崎名無しさん:2013/11/05(火) 19:54:05 ID:???
道産子ツインも板野は道民じゃないしね
名前を本編のアレにしたい

255 :森末(仮):2013/11/05(火) 23:38:19 ID:???
>C.「(板野くんはようすをみている……)」
==========================================================================
何を言うにも憚られる、そんな不思議な緊張に苛まれた板野は思わず口を噤み、場を静寂が支配する。
しばらくそうしていたのだが、この沈黙を打ち破ったのはやはりキャプテンの松山だった。
じっとハチマキを見つめていたかと思えば、松山はくるりとメンバーの方へ向き直り、元気に、大声で言葉を発する。

松山「よし、折角マネージャーが作ってきてくれたんだ! 今日はこれをして試合をしようぜ!」
ふらのメンバー「お……おう!」「賛成賛成!」「(恥ずかしいけど……断れる雰囲気じゃない……)」

藤沢が、この試合――この大会に挑むふらのを少しでも応援する為にと作ったハチマキ。
それをつけずに試合に挑むという選択肢は、松山の脳裏にはなく。
メンバー全員にそう宣言をすると、それを否定出来る筈もなく一同は肯定をする。
こうしてふらの中学は今日の試合、ハチマキを締めて臨む事を決めると、
早速マネージャーたちの手によって各々にハチマキが配られ始める。

町田「これ、美子が1本ずつにみんなの背番号の刺繍をしたのよ」
松山「俺のはあるか」
藤沢「……はい、松山くん」
松山「おう、サンキュー……よし!」

藤沢から手渡されたハチマキを即座に締め、キリッと凛々しい表情で試合時間を待ち始める松山。
板野もまた、町田からハチマキを手渡されそのハチマキをじっと見つめるのだが……。

板野「(松山のハチマキにはI LOVE YOU YOSHIKOって刺繍があるんだよな。
    俺にも、何か刺繍があったりして……なんて、ロクに女の子とも知り合えてないからそりゃ無理か……)」

256 :森末(仮):2013/11/05(火) 23:39:22 ID:???
先着1名様で、

★板野のハチマキ→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER→I LOVE YOU MACHIKO と刺繍があった。 町田「もじもじ……」
クラブA→I LOVE YOU TADANO と刺繍があった。 ファッ!?
それ以外→背番号9という刺繍以外、特に何も無かった。

257 :森崎名無しさん:2013/11/05(火) 23:39:41 ID:???
★板野のハチマキ→ クラブ8

258 :森末(仮):2013/11/05(火) 23:41:21 ID:???
本日はこれで一区切りとさせていただきます。
それでは。

259 :森崎名無しさん:2013/11/05(火) 23:55:40 ID:???
町田の好感度上げてたら、アイラブユー マチコの確率は高くなったのかな?

260 :森崎名無しさん:2013/11/06(水) 00:55:33 ID:???
一度遊びに誘って見ても面白いかもね

261 :森崎名無しさん:2013/11/06(水) 14:34:54 ID:???
スキル隠れホモ 接触プレイのガッツ消費半減

262 :森崎名無しさん:2013/11/06(水) 14:41:55 ID:???
友情をホモ扱いはやめロッテ

263 :261:2013/11/06(水) 14:52:56 ID:???
そらもうTADANOを引いた場合に習得するスキルよ

264 :森崎名無しさん:2013/11/06(水) 20:58:02 ID:???
アナスタシアと会えなかったのが残念
もう会う機会はなさげかな…



265 :森末(仮):2013/11/06(水) 21:30:17 ID:???
>★板野のハチマキ→ クラブ8 =背番号9という刺繍以外、特に何も無かった。★
================================================================================
やはりとも言うべきか、板野のハチマキには背番号である9以外の文字に特に刺繍はなく、
白い糸でI LOVE YOUの文字が刻まれているという事もない。
だが、あくまで松山のおまけだとしても藤沢が丹精込めて作ってくれたものである事にかわりはなく、
板野もまた松山と同じようにハチマキを締め、気合を入れるのだった。

松山「さぁ、まずは第一試合の南葛対明和東戦の観戦だ。
   今日の試合、俺達が東邦に勝てば明日はどちらかが上がってくるんだからな。
   ちゃんと見て、研究をしよう!」
ふらのメンバー「「「おう!」」」

こうしてミーティングを終えた一同は、観客席へと向かい第一試合の観戦へと向かった。
明和東もかなりの強敵ではあるが、相手は王者・南葛である。
下馬評でも圧倒的南葛有利とされていたが、番狂わせも十分あり得る試合だった。

実況「全国中学生サッカー大会、本日はいよいよ大会も大詰め、準決勝2試合をお送りします。
   第1試合は地元・埼玉の明和東中学、小学生時代、全国大会で準優勝をした明和FCのメンバーが大勢所属し、
   そのチームワークと地力の高さはふらの中学にも負けずとも劣らないとの前評判。
   今大会、強豪校とは当たらないブロックに配置された為にこの準決勝にコンディションを合わせたと監督は豪語していました。

   対するは静岡代表王者・南葛、キャプテンの井沢くんを中心として、こちらも小学生時代からのメンバーが多数を占めます。
   井沢くんを中心とした来生くん、滝くんといった修哲トリオ。
   そして守備を担う石崎くん、高杉くんといったプレイヤー。 総合力ではやはり王者と言わざるを得ない強豪チーム。

   果たして今からどのような試合展開になるか、実に楽しみです!」

266 :森末(仮):2013/11/06(水) 21:32:12 ID:???
反町「タケシ、若島津、明和東が南葛に勝つ可能性はどれくらいだと見る?」
若島津「0%だ。 ……確かに選手のレベル自体はそこまで低くはないが、キーとなるプレイヤーがいない。
    精々FWの沢木とMFの成田が少しマシといった程度だが、井沢達に比べれば能力は圧倒的に格下だ」
沢田「(でも、先輩たちも吉良監督の教えを受けてたからなぁ……何か危険な事とかしないよね?)」

そしてフィールドでは、両チームのキャプテンが顔を合わせコイントスを待つ。
小学生時代から縁がある者同士、ある意味では運命の対決と言っても過言ではない。

成田「フフフ……小学生時代以来だな、井沢」
井沢「(誰だコイツ?)……審判、コイントスを」
成田「(無視か……フッ、まあいい。 何をしてでも勝つ……! 明和のサッカーは、勝つ為のサッカーだ!)」
井沢「(本当誰だろう……?)」

ただ、残念ながら明和東の面々の顔は、南葛中学の者達誰一人にも覚えられていなかったという。

先着1名様で、

★前半の展開→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER→小田「どうやら俺の本気を見せる時が来たようだ」 なにィ!?小田が隠された実力を見せただと!?
ダイヤ→井沢の好守でピンチを何度も未然に防ぐ! ボール支配率は圧倒的に南葛、多くのチャンスを作り来生が先取点だ!
ハート→来生と滝のコンビネーションで明和東を切り裂く! 来生が先取点を取った!
スペード→2年生MFの山森が活躍! 綺麗なパスを長野に通し、落としたボールを滝が決めた!
クラブ→強気に出る明和東に王者南葛が押され気味? しかし中里がピンチを救った!

>>259-260 数少ない女性キャラですからね。
>>261-263 このスレの多田野くんはまだたった一度の過ちをしてはいないようですね。
>>264 山室とのイベントで、会わない方向に行きましたからね。会う機会は無いと思います。

267 :森崎名無しさん:2013/11/06(水) 21:34:22 ID:???
★前半の展開→ ダイヤ2

268 :森末(仮):2013/11/06(水) 22:12:34 ID:???
>★前半の展開→ ダイヤ2 ★
>井沢の好守でピンチを何度も未然に防ぐ! ボール支配率は圧倒的に南葛、多くのチャンスを作り来生が先取点だ!
==========================================================================================================
南葛への敵対心をむき出しにし、試合に挑んだ明和東。
しかし、蓋を開けてみれば試合展開は南葛が一方的に進めるものとなっていた。
若島津の指摘の通り、明和東にはキーマンとなる選手がいない。
FWの沢木、MFの成田が一応の中心選手であるのだが、その実力は決して高いとは言えないものだったのである。

成田「く、くそっ……!」
井沢「(また来たか……これだけ中央を通ってくれるならやりやすい!)それっ!」

ズザアアアアアアアアアッ!! バシッ!

成田「く、くそーっ! 井沢め!!」
沢木「何やってやがる、成田! 全然ボールが来ないじゃねーか!!」

特に中盤の支配率は圧倒的に南葛が上であった。
4−3−3と決して中盤を厚くしている訳ではないが、南葛の中盤は井沢を中心として、
いぶし銀の活躍を見せる岩見、期待の2年生である山森とそれぞれ侮れない選手たちが配置されている。
井沢は特にこの試合、何度もボールカットに成功をし明和東の攻撃を完全にシャットアウトした。
その結果、明和東は前半一度もシュートを打てず、逆に南葛は攻め放題。
そして前半18分、とうとう長野が受けたボールが落とされ来生のボレーシュートで南葛は先取点。
アシストはつかなかったものの、この得点の一因となったのはやはり井沢のボールカットからなのであった。

来生「ハッハッハ! 見たか、この来生様の華麗なボレーシュートを!」
滝「(その前に豪快に宇宙開発してたのは無かった事になってるんだな、こいつの中では……)」
岩見「今日はえらく張り切ってるな、井沢」
井沢「いよいよ準決勝だからな。 気合入れて臨まないと」
山森「(凄いなキャプテン……地味だけど堅守で相手の突破を許さないって感じだ。 俺も見習わなくちゃ!)」

269 :森末(仮):2013/11/06(水) 22:14:36 ID:???
その後、焦る明和東から今度は岩見がボールカットに成功し滝のセンタリングから長野自身が決めて2−0。
前半戦だけでここまで上がってきた明和東を相手に2点差をつけるというのは流石の一言。
既に何人かは明和東の中にも戦意を喪失した者が見え隠れしていたが、
それでも成田や沢木といった者達が盛り立てて後半に望みをつなげた。

そして……。

先着1名様で、

★後半の展開→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER→成田「こうなったら明和特攻スライディング部隊だ!」 審判「君たちは何をしているんだ、全員レッドカード!」
ダイヤ→後半は来生の独壇場だった! 相手守備陣をごぼう抜きにして2得点を挙げハットトリック! なおガッツ切れで交代するもよう
ハート→後半も井沢が好守を誇った! 鉄壁の守りで明和東を寄せ付けない!
スペード→後半に入ってようやくシュートチャンス……だが、石崎が強引にタックルでボールを奪い返した!
クラブ→後半に入ってようやく沢木がフカヒレヘッドをお見舞いだ! しかし中里が素早い動きでブロックした!

270 :森崎名無しさん:2013/11/06(水) 22:17:26 ID:???
★後半の展開→ クラブ3

271 :森崎名無しさん:2013/11/06(水) 22:22:06 ID:???
本編と同じなら成田は明和FCのメンバーじゃなかったから、井沢が覚えてないのは当然なんだよなあ

272 :森末(仮):2013/11/06(水) 22:27:28 ID:???
>>271
完全に記憶違いでしたね。成田も明和のメンバーだと思っていました。

273 :森末(仮):2013/11/06(水) 23:55:28 ID:???
>★後半の展開→ クラブ3 =★
>後半に入ってようやく沢木がフカヒレヘッドをお見舞いだ! しかし中里が素早い動きでブロックした!
=============================================================================================
後半に入っても、やはり南葛ペースの試合展開である事に変わりはない。
だが、明和東も何度も攻めればどこかで必ず綻びというものが見つかるのだ。
後半10分、明和東にとっての好機が思わぬ所で訪れる。

実況「井沢くん、またもやボールを奪った!
   この試合、一度として明和東に攻撃を成功させていないのは、やはり彼の活躍があってこそでしょう!
   さぁ再び南葛の攻撃となるか!?」

井沢「(よし、もう一度長野を使うか。 今日は長野が絶好調みたいだからな……)それっ!」
成田「舐めるな! そんなロングパスを通すか!」
井沢「しまった!」

ここまでの試合展開で、井沢の心に油断が生まれたのだろう。
ボールを奪った直後、ワンパターンにも長野へとロングパスを出そうとする井沢だが、
あまりにもバレバレであるこのパスには成田が飛びつき、見事にパスカット。
まさか井沢がパスミスをするとはと狼狽をする南葛守備陣を後目にそのまま上がり、
ゴール前で待つ沢木に向けてこの試合初めてのラストボールを上げる。

実況「明和東、後半10分ようやくこの試合初めてのチャンスだ!
   センターフォワードの沢木くん! 目いっぱい飛んでヘディングにいくー!!」

沢木「いくぞ、フカヒレヘッドだ!」
剛田「カ、カーチャーン!」

274 :森末(仮):2013/11/06(水) 23:56:31 ID:???
得点力に関して言えば、板野は当然として立花兄弟や佐野らにも劣る沢木。
だが、南葛のGKである剛田もまた到底全国レベルと言える程の実力は持っていない選手だった。
石崎、高杉が間に合わずこれは明和東のシュートが決まったかと思えたが……。

シュビビンッ!

中里「(中の里が奥義・変わり身の術ッ!!)」

ボコッ!

沢木「なっ、なにィ!?(サイド際にいた筈なのに、どうして間に合ったんだ!?)」
中里「(ふぅ、なんとかなったでゴザルか……2点差故無理はせぬ方がよかったか?)」

しかし、この沢木のシュートは決まらない。
南葛の選手たち以外からは、その他大勢の選手であると見られているものの、
実は忍者の末裔であり驚異的な運動神経を持つ男、中里正人。
彼が素早くシュートコースに入り込みブロックをみせ、ゴールを未然に防いだのだ。

松山「……上手いな。 今までの試合では目立つような存在じゃなかったと思うんだが」
板野「(本気を出した中里の実力は、全日本でも上位に入るくらいだもんなぁ……。
    あの動きを見る限り、まだ全力でプレイをしてるとは思えないけど……明日の試合は、そうはいかないんだろうな……)」

このプレイを見て、中里の能力の高さに目を丸くするサッカー識者。
これまで目立ったようなプレイを避けてきた中里が、急にいい動きを見せたのだから当然と言える。
一方、試合はこの後、カウンターを来生が決めて3−0と更に南葛が突き放し、
慢心しかけていた心に喝を入れた井沢を中心とした守備陣が再び明和東の攻撃をシャットアウト。

3−0という大差で、南葛が決勝へと駒を進めたのだった。

275 :森末(仮):2013/11/06(水) 23:57:35 ID:???
〜大会得点王ランキング〜

12得点 板野
11得点 来生
8得点 反町
6得点 政夫
5得点 和夫、松山
3得点 山森
2得点 沢田、小池、佐野
1得点 井沢、滝

〜大会アシスト王ランキング〜

5アシスト 和夫
4アシスト 政夫
3アシスト 井沢、滝、山森
2アシスト 小池、山室
1アシスト 松山、小田、若松、金田

276 :森末(仮):2013/11/06(水) 23:58:35 ID:???
実況「試合終了〜! 王者南葛、強い!
   準決勝まで勝ち上がってきた地元、明和東を3−0で下し決勝へと駒を進めました!
   前人未到のV3を達成するまでに、もはや死角は無いと言っても過言ではないでしょう!
   明日の試合、東邦が出てくるか、はたまたふらのが出てくるか! いずれにしても盛り上がる決勝戦となりそうです!」

観客「やっぱ南葛は強いな」「明和東はいいところが全然なかったな」「キャー、井沢くん素敵ー!」

松山「順当に南葛の勝ちか……」
板野「(井沢、本当に守備が上手いや……俺や松山でも、抜けるかどうかはわからない……。
    まあ、抜けたらキーパーは大した事無さそうだから点は取れると思うんだけど……マークにつかれたら厳しいな)」
加藤「(あの来生って奴のボレー……止められる気があんまりしないんだよなぁ。
    今日の試合に勝ったら、明日もキャプテンDFで出てくれねぇかな……)」

反町「南葛の勝ちか。 若島津の言った通りになったな」
若島津「南葛は修哲トリオが軸となっているチームだ。
    井沢の守備力、滝の突破力、来生の決定力。 あれを防げるチームなどそうそういない」
小池「その点ウチは南葛に対して有利だろ。 若島津の守備力に俺とタケシの突破力、そして反町の決定力。
   中盤は明らかにうちが有利だし、個々の戦力のレベルは間違いなくウチのが高いぜ!」
沢田「(どうしよう、小池さんがまともな事を言ってる……)」
反町「(来生かぁ……純粋なキック力では、アイツに負けてると思うんだよなぁ、俺)」
北詰「よし、次はウチの番だ。 まずは今日のふらの、しっかりと勝ち明日の決勝戦出場の権利を得るぞ!」
東邦メンバー「「「はい!」」」

こうして第一試合を観戦した両チームは、次なる試合に出場する為に控室へと向かっていった。
とはいえ、ふらのも東邦も既に前日にあらかた今日の試合の対策は練っている。
ふらのは監督自慢のカーチャン特製スタミナドリンクを飲んで気合を入れ、
東邦は改めて北詰自らが今日の試合の戦い方を説き、それぞれ試合に臨むだけであった。

277 :森末(仮):2013/11/06(水) 23:59:44 ID:???
ワー ワー

実況「さぁ、続いて本日の第二試合は東邦学園対ふらの中学となっております。
   サッカーの強豪、名門校である東邦学園!
   守護神・若島津くんとエースストライカー反町くんを筆頭に、キャプテンに就任をしてめきめき力をつけてきた小池くん、
   そして期待の1年生ゲームメイカーの沢田くんと、タレントの数は随一!
   その他のメンバーも、他のチームでならエースを張れる選手たちばかりです!
   今まで南葛中学に辛酸をなめさせられ続けている東邦学園としては、
   なんとしてもこの試合に勝って明日、南葛に引導を渡したい所でしょう!

   対するふらの中学は北国、北海道の公立校! 数少ない部員しかいませんが、
   だからこそチームワークは抜群! キャプテンの松山くん、エースストライカーの板野くんを要とし、よくまとまったチームです!
   去年は惜しくも1回戦突破後に棄権をしてしまいましたが、今年はここまで危なげなく勝ち上がってきました!
   今日の試合、果たして板野くん、そして松山くんが守護神・若島津くんを攻略できるのかどうか!?
   そこにも注目をしていきたい試合です!」

東邦応援団「かっせ!かっせ!東邦!」「昨日の比良戸でも止められてたんだ!若島津なら板野のシュートも止められる筈だ!」

ふらの応援団「がんばれがんばれふらの!」「板野、ハットトリック頼むぜ!」「相手が東邦だろうが、ふらののチームワークは抜群だ!」

そして試合時間となり、実況の声が流れる中で選手たちが入場をすると観客席からは盛大な応援が降り注ぐ。
この準決勝まで来てふらのの応援団にも熱が入り、遠い大地からも数多くの応援団が参戦。
一方で私立である東邦学園にもバスを何台も使っての多くの生徒を動員した応援団がついている。

278 :森末(仮):2013/11/07(木) 00:00:47 ID:???
井沢「さぁ、よく見ておけよ。 どっちが出てきても強敵なんだからな」
石崎「わかってるって!」
岩見「どちらが出てきた方が与しやすいと思う?」
滝「ふらのかな……東邦は去年とは違う。 去年は中盤が薄かったから反町へのボールをカットするのに苦労しなかったが、
  今年は沢田達がいる分戦力は拮抗するぜ」
長野「それなら、まだふらのが出てきてくれた方が点の取り合いが出来そうって事か」

弥生「ねぇ淳、昨日はふらの中学の皆に会いに行ってアドバイスをあげたんでしょう?
   それなら、やっぱり淳はふらのを応援しているの?」
三杉「そうだね……所謂強豪とされている東邦、南葛が敗れる所を見たいというのはある。
   ただ、応援というのとは違うかな。
   東邦にも、僕たちを破った東京都代表として勝ち上がってほしい気持ちはあるからね」
弥生「(淳……心臓病を再発させられたのに、それでも東邦にも勝って欲しいなんて……優しいのね……)」
三杉「(僕一人にいいようにされてた東邦が優勝なんてなったら……。
    若島津辺りは僕をその後に見て、どう思ったりするんだろうね)」

町田「今日の試合は今までとは一味違くなりそうね……。
   美子、そういえばさっきお母さんが来てたわよね?」
藤沢「ええ……今日の試合、負けでもしたらすぐに空港にって……」
町田「(そんなにどうして急ぐのかしらねぇ……誰かに追われてたりするのかしら?)」
藤沢「(神様お願い……あと2回だけ、松山くんたちを勝たせてあげてください)」

片桐「いよいよ始まりますね……板野、松山と若島津との対決が」
見上「事実上の決勝戦、とも一部では言われている試合だ。 見ていて楽しい試合になりそうだよ」

279 :森末(仮):2013/11/07(木) 00:01:49 ID:???
実況「おっと、ふらのは全員ハチマキを締めての入場です!
   それだけこの一戦にかける打倒・東邦の意気込みが強いのでしょう!」

反町「なにィ!?」
若島津「(気合は十分という事か……だが、俺達とてそれは同じ事だ)」

松山「(勝つ為に……俺はチームの為に、必要な事をやるだけだ)」
加藤「(大丈夫……キャプテンがDFで参加してくれるんだ、きっと俺までボール飛んでこない!)」

全員ハチマキをしての入場に、観客や東邦メンバーからは注目と驚きの声が上がる。
これには松山と板野以外のメンバーが思わず視線を逸らし赤面し、目立っているのを自覚して萎縮してしまうものの、
松山自身はそのような事を全く気にせず、むしろ気合十分。
己のDFとしての出場に改めて折り合いをつけ、東邦メンバーを睨みつける。

そして、板野はといえば……。

板野「(俺も誰かに話しかけようか……入場している今がチャンスといえばチャンスだけど)」

A.若島津に話しかける
B.反町に話しかける
C.沢田に話しかける
D.小池に話しかける
E.やっぱりいいや

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

280 :森崎名無しさん:2013/11/07(木) 00:05:31 ID:A10r75JU
C

281 :森崎名無しさん:2013/11/07(木) 00:08:36 ID:1z5w89GA
A

282 :森崎名無しさん:2013/11/07(木) 00:09:39 ID:RScygpEo

若島津はゴールしてからにしておきたい

283 :森崎名無しさん:2013/11/07(木) 00:09:41 ID:OpKrYqVY


284 :森崎名無しさん:2013/11/07(木) 00:10:05 ID:QMLhuke2


285 :森崎名無しさん:2013/11/07(木) 00:17:31 ID:???
普通に監督する北詰監督と普通に観戦する応援団
モヒカン達はどこからやってきたのだろうか?それしても物足りないw

286 :森崎名無しさん:2013/11/07(木) 00:42:39 ID:???
モヒカンはあなたの心の中に居ます。
とりあえず取り急ぎ。

287 :森崎名無しさん:2013/11/07(木) 00:46:02 ID:???
日向みたいに板野がこれからもシュート吹き飛ばし人生を歩んでいけば、
その内そんなファンもつくかもねw

288 :森末(仮):2013/11/07(木) 00:56:29 ID:???
>B.反町に話しかける
=============================================================
板野「反町!」
反町「えっ、な、なんだ板野?」

若島津達と話す事も魅力的であったが、板野はここで反町に話しかけた。
地味ではあるものの、彼も東邦学園のストライカーとしてここまでの試合で活躍を続け、
得点王ランキングでも第3位の位置についている。
本編では不遇な末路を辿ってしまったが、日向や翼がいない全日本では数少ない貴重な得点源になるだろう彼と、
ここで交流を持っておくのも悪くないだろうと考えたのだった。

板野「(いきなり声かけられて驚いてるみたいだけど……何を言おうかな?)」

A.「今日はお互い、正々堂々戦おう」 無難に握手を求める
B.「今日の試合、俺とお前のどちらが優れたストライカーかで試合は決まる!」 ライバル意識を燃やす
C.「ふふふ、お前のどてっぱらを俺のマグナムシュートで抉ってやるぜ」 脅す
D.「お前の事は大会前から注目していたんだ。 今日は胸を借りるつもりで挑ませてもらう」 下手に出る
E.「ところでここまで隠してきた必殺技とかないの?」 反町の秘密兵器が無いか聞いて見る
F.その他 板野くんに言わせたい事を書いてください

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

289 :森崎名無しさん:2013/11/07(木) 00:57:57 ID:A10r75JU
A

290 :森末(仮):2013/11/07(木) 01:01:47 ID:???
本日は一旦ここで区切らせていただきます。
それでは。

291 :森崎名無しさん:2013/11/07(木) 01:30:04 ID:GuuSe/Tw
E

292 :森崎名無しさん:2013/11/07(木) 02:04:01 ID:RScygpEo
A

293 :森末(仮):2013/11/07(木) 20:11:18 ID:???
>A.「今日はお互い、正々堂々戦おう」 無難に握手を求める
===========================================================================
反町「あ……ああ!(なんだ、あんなシュートを打つから乱暴者かと思ったけど、そうでもないみたいだな)」

板野がお互いの健闘を祈り握手を求めると、反町は少し驚いた様子を見せながらもこれに応えてくれた。
元来実力自体はそこそこあるものの、気弱さと優柔不断さによりいまいち伸びきる事が出来ない。
そう評価されるように反町は板野の印象を、
あれだけ強烈なシュートを放つのだから余程怖い者なのだろうと考えていたのだが、
試合開始前に握手を求めてきた事でその考えを変える。

反町「今日はいい試合になるといいな」
板野「うん!」

こうして爽やかに挨拶を交わした両者は別れ、それぞれのチームメイトの元に戻っていった。

反町「(若島津なら、板野のマグナムシュートだって止めてくれる筈だ……。
    俺がどれだけふらのの加藤からゴールを奪えるか、それがこの試合の肝になるか……)」
板野「(松山なら反町が相手でも決して負けない筈だ。 今日の試合、俺が若島津からゴールを奪えるかどうかが焦点になる!)」

森末「(……東邦戦か。 小池が伸びてきたのは予想外だったけど……あれは多分JOKER効果だろうな。
    問題はそれ以外の所で、僕の想定と違う事が起きてないかだ。
    板野……あと2つ、頑張っておくれ)」

………
……


294 :森末(仮):2013/11/07(木) 20:12:22 ID:???
森末「やぁみんな、今回はいよいよ準決勝、本編・原作では決勝の相手となった東邦学園が相手だ。
   GKの若島津は日本最強のGK、ストライカーの反町に中盤の沢田も油断できない。
   そして特に注目となるのがキャプテンの小池。
   彼が力をつけたのは僕としても完全に予想外だったから、その分東邦はパワーアップしてると思ってくれていい。
   三杉がくれた戦術と、みんなの力を合わせてなんとしてもこの試合に勝とうね!
   それじゃあこれが今日の試合のフォーメーションだよ!」

東邦学園 4−4−2

−−@−− @若島津
−B−A− B近藤 A古田
D−−−C D川辺 C今井
−−−−−
−E−I− E小池 I沢田
G−−−F G松木 F島野
−−−−− 
−H−J− H反町 J竹野内
−−−−−
−J−−− J板野 830/830
−−−H− H山室 600/600
−−−−−
F−I−G F小田 650/650 I金田 600/600 G若松 600/600
−−−−−
C−E−D C松田 600/600 E松山 850/850 D本田 600/600
−B−A− B近藤 600/600 A佐瀬 600/600
−−@−− @加藤 700/700

ふらの 5−3−2

森末「残るは2試合、この東邦に勝って南葛戦に弾みをつけよう! グッドラック!」

295 :森末(仮):2013/11/07(木) 20:13:56 ID:???
ザッ……

小池「フフフ、ここまで調子よく来たようだがここが年貢の納め時だ。
   この小池秀人様率いる東邦学園が、負ける筈はないんだからな!」
松山「(……こういう手合いにはどう対処したらいいんだろうな)審判、コイントスをお願いします」
審判「う、うむ……」

先着1名様で、

★コイントス→! dice★

と書き込んでください。マークで分岐します。

丁→ふらのボール
半→東邦ボール

296 :森崎名無しさん:2013/11/07(木) 20:14:33 ID:???
★コイントス→ 6

297 :森末(仮):2013/11/07(木) 20:55:59 ID:???
>★コイントス→ 6 =ふらのボール★
=============================================================================
コイントスの結果、ボールはふらの中学が受け、小池は適当に自分たちの陣地を選択。
こうしてそれぞれのチームは試合開始の準備の為、それぞれのポジションに散らばっていくのだが……。

ざわ…… ざわ……

実況「さぁ先行権はふらの中学が得た模様、FWの板野くんと山室くんがセンターサークルに入りキックオフを待ちますが……。
   ふらの、なんとキャプテンの松山くんがいつもより下がり目の位置にいます……これはDFの位置だ!
   逆にFWの小田くんが下がり、金田くんが中央に!
   これはふらの、フォーメーションをこの試合に来て変更してきました!」

観客「え、ええ!?なんで松山がDFやってるんだ!?」「確かにあいつも守備力は高かった気がするけど……」
  「板野だけで若島津を攻略できるのか……?」

しかし、ポジションに散らばると観客席からはすぐに困惑の声が上がり始める。
その原因は、松山がDFの位置についている事に対する疑問によるもの。
今大会これまでMFとして出場し、ゲームメイカーとしての地位を確立していた松山。
そんな彼がDFとして起用されているとあれば、観客たちの疑問の声も当然と言える。

井沢「松山がDFか……! ふらのは、結構思い切った作戦に出たな」
山森「ですけど、いい作戦かもしれませんね。
   松山さんは守備力も高いですから、1点が重くなりそうなこの試合で守備を増強する意味でもありえる選択肢だと思います」
井沢「ああ。 でも、うちとやり合う時なら……松山をDFにしてくれた方が対処は楽になりそうだな」

見上「なるほど、松山をDFとして使うか」
片桐「どうですか見上さん? 代表で、松山をDFとして起用する事は……」
見上「いや……有得る選択肢ではあるが、そうすると流石に中盤が脆弱過ぎる。
   それに守備ならば中山がいる以上は、松山はMFとして使いたい所だ。 基本的に、松山はOMFとして使うつもりだよ」

298 :森末(仮):2013/11/07(木) 20:57:50 ID:???
反町「(松山がDF……俺のシュートで決まるか? ……いや、決めるしかないか)」
沢田「(松山さんと対決するのは僕の目標でもあったけど……今は試合に勝つ事が優先だ。
    松山さんがいなければ、中盤は完全に支配出来る!)」
小池「(ふっ、この小池秀人との直接対決を避けたか。 懸命な判断だな)」

そして、驚いていたのは何も観客だけではない。
対戦をする東邦メンバーも、よもや松山がDFとして先発出場するとは思っておらず、
対戦機会の多くなるであろう反町は気合を入れ直し、沢田は残念に思いながらも勝利を優先するべく冷徹に判断をする。

若島津「(……板野の攻撃を完璧に防ぎ切れば、お前も上がらざるを得ないだろう。
     来い、松山。 一度も対決をしないまま今大会を終えるつもりは、俺にはないぞ!)」

だが、松山に対して強いライバル意識を燃やす若島津だけは向こう側のゴール前で佇む松山を睨みつけ、熱い闘志を燃やしていた。
小学生時代から続く因縁に近い松山と若島津の関係性。
それを精算できなくして、この試合を終わる訳にはいかないという確かな思いが彼の中であったのだ。

松山「さぁみんな、いつもとは少しフォーメーションが違うが、やる事は変わらない!
   みんなの力を合わせて、必ず決勝戦に進もう!」
ふらのメンバー「「「おう!」」」

松山「(頼むぞ板野……DFとして出場した以上、俺は完璧に守り切って見せる。
    後はお前が……お前たちが若島津から点を取ってくれるのをいのるだけだ)」
板野「(こっちのキックオフで試合は開始か。 いきなり先取点を取れれば大きいけど……)」

299 :森末(仮):2013/11/07(木) 20:59:09 ID:???
多種多様な思惑が入り乱れる中、試合開始時間は近づいていく。
そして、観客席、フィールドプレイヤー共に高揚感がピークとなりかけていた瞬間。

ピィーッ!

ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!

審判の笛が鳴り響き、ここに準決勝――東邦学園対ふらの中学の決戦の火ぶたが切って落とされたのである。

バムッ!

山室「板野!」

キックオフと同時に、まずはセンターサークルに立っていた山室がチョンとボールを蹴って板野へと渡す。
ボールを持った板野は、さてどうしたものかと周囲を見つつ、
まずは状況を確認してファーストプレイ、どう攻めるのが効率的かと考えた。

板野「(今日の試合、松山を攻撃で使う事は殆ど出来ない。 ここは……)」

A.俺がまず突っ込むぞ! このまま中央突破だ!
B.右サイドの若松を使おう!
C.左サイドの小田を使おう!
D.今日の試合のゲームメイカーを担当されてる金田に任せてみるか!
E.山室とのワンツーで一気に中央を突破してみるか!
F.いや、ゴールが見えたら撃つんだ! マグナムシュートだ!!

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

300 :森崎名無しさん:2013/11/07(木) 21:00:26 ID:1z5w89GA
B

ドリブル+2あるし

301 :森崎名無しさん:2013/11/07(木) 21:01:32 ID:A10r75JU
B

302 :森崎名無しさん:2013/11/07(木) 21:02:01 ID:zUtcFqgs
B
反町のフォワチェックは警戒

303 :森崎名無しさん:2013/11/07(木) 21:04:35 ID:???
とりあえずお手並み拝見か。場合によってはEのワンツー突破もありだな。

304 :森崎名無しさん:2013/11/07(木) 21:06:28 ID:???
このパスを読まれることはないだろう・・・
キエられないようにPA手前でボールうけて突っ込めばいいかな?

305 :森崎名無しさん:2013/11/07(木) 21:12:20 ID:???
沢田の守備どうなんだろ

306 :森末(仮):2013/11/07(木) 21:15:10 ID:???
>B.右サイドの若松を使おう!
==========================================================
板野「(そういえば……反町の守備力には注意が必要って言ってたな。
    左に渡すと危ない気がする、ここは右の……)若松!」
若松「おう!」

ここで板野はひとまず若松を使い、右サイドから攻める事を選択した。
ふらのから見て左サイド寄りに配置されている反町の守備力には要注意、とこれまで散々言われている。
左サイドアタックや中央突破は些か危険だと見ての行動であり、ボールを受けた若松は素直に右サイドを駆け上がっていく。

実況「さぁ、ふらのまずは右サイドの若松くんへとボールを渡した!
   今日の試合、松山くんがいない事で中盤に不安が残るかと思われるふらの!
   果たして上手く試合を作る事が出来るか、チャンスを作る事が出来るか! 注目です!」

若松「(いきなりボールを奪われたら責任重大だからなぁ……なんとかチャンスを作れればいいんだが……)」
竹野内「松山が相手じゃないんなら大した事ない筈だ! 島野!」
島野「ああ!」

先着2名様で、

★若松→ドリブル 50 (! card)(! dice + ! dice)=★
★竹野内→タックル 57 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=
 島野→タックル 47 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→若松がスキル・ドリブル+2の性能を生かして突破! そのまま右サイドを駆け上がる!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から(山室がフォロー、ふろのスローイン、山室と沢田で競り合い)
≦−2→東邦ボールに。

307 :森末(仮):2013/11/07(木) 21:16:10 ID:???
竹野内からの判定は以下が正しいです。間に合えばこちらでお願いします。
★竹野内→タックル 47 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=
 島野→タックル 47 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=★

308 :森崎名無しさん:2013/11/07(木) 21:16:45 ID:???
★若松→ドリブル 50 ( クラブ7 )( 6 + 1 )=★

309 :森崎名無しさん:2013/11/07(木) 21:16:54 ID:???
★若松→ドリブル 50 ( クラブQ )( 1 + 2 )=★
まこっちゃんよりすごいと思っちゃったw

310 :森崎名無しさん:2013/11/07(木) 21:18:27 ID:???
★竹野内→タックル 47 ( クラブ9 )( 4 + 6 )+(人数差補正+1)=
 島野→タックル 47 ( ハートK )( 3 + 3 )+(人数差補正+1)=★

311 :森崎名無しさん:2013/11/07(木) 21:21:44 ID:???
今日も元気にクラブ活動

312 :森崎名無しさん:2013/11/07(木) 21:26:14 ID:???
若松十分使えるようになったじゃん。今回は反則だけど

313 :森末(仮):2013/11/07(木) 21:29:43 ID:???
>★若松→ドリブル 50 ( クラブ7 )( 6 + 1 )=57★ *反則発生!*
>★竹野内→タックル 47 ( クラブ9 )( 4 + 6 )+(人数差補正+1)=58
> 島野→タックル 47 ( ハートK )( 3 + 3 )+(人数差補正+1)=54★
>=−1→ボールはこぼれ球に。山室と沢田で競り合い
=================================================================================
東邦のFW、反町とコンビを組む竹野内は、ロクに日に当たらない凡庸な選手であった。
特別何か長所がある訳でもない、
世代を代表するFWと目される反町に比較をすれば至って平凡な能力の持ち主である。
だが、それでも名門・東邦学園のレギュラーを張れるだけの実力者ではあった。

竹野内「うおおっ!」
若松「ぐおっ!?」

気迫を込めて若松からボールを奪いに突進をする竹野内。
この時若松は焦っていたのもあってか、はたまたその気迫に押されたのか、バランスを崩し竹野内と接触。
これを見て審判は笛を咥えるものの、ボールはこぼれ球となり流れ、
沢田と山室がこのボールに向けて殺到をする。

実況「おっと、東邦ひとまずボールをここで止めた! やはり名門、東邦!
   そう易々と突破を許さない! しかし、零れたボールには山室くんが駆け寄っている! 沢田くん間に合うか!?」

沢田「(吉良監督の特訓を思い出すんだ……競り合い勝負になっても、今の僕なら!)」
山室「(うおっ、なんでこいつこんなに真っ黒なんだ!?)」

314 :森末(仮):2013/11/07(木) 21:31:04 ID:???
先着2名様で、

★山室→低いトラップ 48 (! card)(! dice + ! dice)=★
★沢田→低いトラップ 50 (! card)(! dice + ! dice)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→山室がトラップに成功したが……先ほどの若松の反則を取り、審判が笛を吹いた!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。先ほどの若松の反則を取り、審判が笛を吹いた!
≦−2→東邦ボールに。

315 :森崎名無しさん:2013/11/07(木) 21:31:46 ID:???
★山室→低いトラップ 48 ( ダイヤ9 )( 3 + 2 )=★
反則ながれるんですか?

316 :森崎名無しさん:2013/11/07(木) 21:32:02 ID:???
★山室→低いトラップ 48 ( クラブA )( 6 + 3 )=★

317 :森末(仮):2013/11/07(木) 21:32:46 ID:???
>>315 沢田がトラップに成功した場合のみ流れます。

318 :森崎名無しさん:2013/11/07(木) 21:33:30 ID:???
★沢田→低いトラップ 50 ( クラブQ )( 6 + 5 )=★

319 :森末(仮):2013/11/07(木) 21:47:17 ID:???
>★山室→低いトラップ 48 ( ダイヤ9 )( 3 + 2 )=53★
>★沢田→低いトラップ 50 ( クラブQ )( 6 + 5 )=61★
>≦−2→東邦ボールに。
============================================================================
沢田「(思い出すんだ……あの沖縄での辛く苦しい日々を……)」

この時、競り合い勝負を挑む場面で沢田は沖縄での吉良との特訓を思い出していた。
吉良によって無理やり連れて行かれた南国の大地。
毎日熱い砂浜の上を走らされ下半身を鍛え、荒れ狂う波に向けてシュートを打たされた辛い日々。
沢田にとっては苦い記憶でしかないが、その日々は確かに沢田の糧となっていたのだ。
1年生が故に弱いフィジカル、パワー勝負では絶対に負けてしまう脆弱さ。
それらは一流レベルとは言えずともいくらか改善され、彼の中での自信となっている。

沢田「(あの荒れ狂う波を前にして特訓をしていた頃を思えば、人が相手ならなんだって出来る!)はっ!」
山室「うわっ!?」

そして気合一番、山室と当たりながらボールへ飛びかかる沢田。
思いがけず自分よりも小柄な沢田から当たってきた事で山室は上手く体勢を立て直せず、
そのままこぼれたボールは沢田が持ち即座に上がり始める。

実況「沢田くん、きっちりボールをフォローした! 前半4分、早くも東邦がボールを奪い返す!
   さぁ、ここから東邦の反撃なるか!? しかし、ふらのも黙って見過ごさない!
   慌ててボールをもった沢田くんにプレスをかけるぞ!」

金田「(くそーっ、今日は中央だから出番が増えそうだと思ってたけど早速かよ!)本田!」
本田「わかってるよ!(止められる気が全くしないけど……)」
沢田「いくぞ!」

320 :森末(仮):2013/11/07(木) 21:48:18 ID:???
先着2名様で、

★沢田→ドリブル 53 (! card)(! dice + ! dice)=★
★金田→タックル 46 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=
 本田→タックル 47 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→沢田がそのまま強引に中盤を突破した! 反町に向けてラストパスを送るぞ!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から(小池がフォロー、小池と小田で競り合い、小田がフォロー)
≦−2→ふらのボールに。

【補足・補正・備考】
沢田がダイヤ・ハートで「強引なドリブル(+2&吹っ飛び係数2)」

321 :森崎名無しさん:2013/11/07(木) 21:51:08 ID:???
★沢田→ドリブル 53 ( クラブ8 )( 5 + 1 )=★
板野と同値か

322 :森崎名無しさん:2013/11/07(木) 21:51:14 ID:???
★金田→タックル 46 ( クラブ9 )( 6 + 3 )+(人数差補正+1)=
 本田→タックル 47 ( ダイヤ3 )( 2 + 2 )+(人数差補正+1)=★

323 :森崎名無しさん:2013/11/07(木) 21:52:40 ID:???
これがふらの特有のクラブ流れか・・・

324 :森崎名無しさん:2013/11/07(木) 21:54:39 ID:???
ダーティディフェンス発動!
なお相手には注意だけなもよう

325 :森末(仮):2013/11/07(木) 22:12:29 ID:???
>★沢田→ドリブル 53 ( クラブ8 )( 5 + 1 )=59★ *反則発生!*
>★金田→タックル 46 ( クラブ9 )( 6 + 3 )+(人数差補正+1)=56
> 本田→タックル 47 ( ダイヤ3 )( 2 + 2 )+(人数差補正+1)=52★
>≧2→沢田がそのまま強引に中盤を突破した! 反町に向けてラストパスを送るぞ!……の筈が沢田の反則!
=====================================================================================================
ダダダッ!

沢田「うおおおおっ!」
金田「ひぃっ!」

小柄であるものの、先ほどの山室との接触プレイでは簡単に当たり負けしない強靭さを見せつけていた沢田。
そんな沢田が猪突猛進の勢いで迫ってくるとあれば、平常心でいられる方が難しい。
ましてやそれが特にやる気のない、板野や松山を除くふらのメンバーであればなおさらである。

ドカッ!

沢田「あれっ!?」
金田「むぎゅう……」

結果、困惑をしていた金田は沢田から逃れようとするあまり、変な体勢で跳ね飛ばされる事となってしまった。
沢田としては"まともに吹き飛ばす"予定だった筈だが、
傍目から見れば沢田が無理やり金田を弾き飛ばしたようにも見える。

ピィーッ!

そして、審判も当然のようにそのようにジャッジをした。

326 :森末(仮):2013/11/07(木) 22:13:53 ID:???
先着1名様で、

★沢田の反則→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER→審判「君、今のはわざと吹き飛ばされてるように転んだね?」 なにィ!?金田のシミュレーションを取られた!?
5〜K→特にお咎めはなかった。
2〜4→軽い注意!
A→厳重注意!

327 :森崎名無しさん:2013/11/07(木) 22:16:06 ID:???
★沢田の反則→ スペードQ

328 :森末(仮):2013/11/07(木) 22:39:55 ID:???
>★沢田の反則→ スペードQ =特にお咎めはなかった。★
=======================================================================================
先ほど若松がした反則の印象もあったのか、沢田は特に注意を受ける事なく軽い反則を受けるだけで済んだ。
しかし、だからといって沢田の心が晴れる訳ではない。
上手く相手の攻撃を止め、逆にこちらは先制のチャンスを得られる寸前の所までいったのだ。
それがこうして反則を取られ無駄に終わってしまったのだから、落ち込まない筈もない。

沢田「す、すみません反町さん」
反町「気にするな、タケシ。 まだ試合時間はたっぷりあるんだから、チャンスはいくらでも作れるさ。
   それより早く戻って守備にあたろう」

こうして反町が沢田を励ましながら戻っていく一方、ふらのは反則であちらのチャンスが潰れた事にほっと安堵をしていた。
先ほど相対してわかったが、やはり沢田の突破力は驚異的である。
並の選手では太刀打ちできず、辛うじて板野と松田がこぼれ球に出来れば御の字。
松山なら止められるだろうが、それでも確実に防げるとは言い切れないレベルである。

若松「大丈夫か、金田?」
金田「あ、ああ……(あー、びっくりした)」
松山「フリーキックだが……この位置なら短く繋いでいくしかないな。 板野、お前に繋げるぞ」
板野「うん、わかった!(沢田はやっぱり要注意だな……早く攻撃を成功させないと、危ないかもしれない)」

実況「さぁ反則を受け、フリーキックを貰ったふらの中学!
   キッカーは松山くんですが、ゴールまでは距離があります。 これは短く繋いでいくでしょう」

高杉「ふらのはなんだか反則を受ける事が多いな。 昨日の比良戸戦でもそうだっただろう」
井沢「ここから見ている限りだと故意ではないみたいだし、
   負傷もして無いから今は問題無さそうだけどな。 ただ、あまり続くと試合が間延びするぞ」

329 :森末(仮):2013/11/07(木) 22:41:02 ID:???
ピィーッ! バムッ!

松山「それ、金田!」
金田「オーライ、板野、頼むぞ!」

こうしてふらののフリーキックから試合が再開。
宣言通り松山はまず金田へとボールを回し、そのままワンタッチで金田は板野へとパス。
ボールを受けた板野は、ひとまず自分の位置を確認しつつ今度はどう攻めるべきかと思案する。

板野「(フリーキックからのスタートだけど、相手の守備陣形に乱れはないんだよね。
    丁度さっきキックオフした時と大差ない感じだ。
    文字通り仕切り直し、って感じだけど……)」

A.俺がまず突っ込むぞ! このまま中央突破だ!
B.もう一度右サイドの若松を使おう!
C.左サイドの小田を使おう!
D.今日の試合のゲームメイカーを担当されてる金田に任せてみるか!
E.山室とのワンツーで一気に中央を突破してみるか!
F.いや、ゴールが見えたら撃つんだ! マグナムシュートだ!!

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

330 :森崎名無しさん:2013/11/07(木) 22:42:38 ID:cc48apL+


331 :森崎名無しさん:2013/11/07(木) 22:43:44 ID:???


332 :森崎名無しさん:2013/11/07(木) 22:43:44 ID:ASCjpBdc
C

333 :森末(仮):2013/11/07(木) 23:00:14 ID:???
>C.左サイドの小田を使おう!
====================================================================
板野「(あんまり同じサイドばかり使ってても対策打たれるかもしれないからな……。
    よし、ここは左サイドの小田だ!)それっ!」

若松のドリブルの向上により、ある程度右サイドアタックの有用性がある事は確認できたが、
あまりそちらばかりを使っていては対策を立てられてしまうと考えた板野。
ここは逆サイドの小田を使った方がいいだろうと判断し、今度は左側へとボールを叩く。
このパスは通り、ボールを受けた小田は先ほどの若松と同じように左サイドを駆け上がっていくのだが……。

小池「ふっ、この小池秀人様がいる中盤を抜けると思うなよ! いくぞ、松木!」
松木「お、おう(なんでこんなにめんどくさくなっちゃったんだろ、小池……)」
小田「(くそ〜、若松の方がドリブル上手いんだから若松使えよな!)」

先着2名様で、

★小田→ドリブル 48 (! card)(! dice + ! dice)=★
★小池→タックル 48 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=
 松木→タックル 47 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→小田が元エースストライカーの意地を見せて突破! そして中央の板野へとパスを出す!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から(板野がフォロー、板野と反町で競り合い、反町がフォロー)
≦−2→東邦ボールに。

334 :森崎名無しさん:2013/11/07(木) 23:00:40 ID:???
★小田→ドリブル 48 ( ハートA )( 1 + 1 )=★

335 :森崎名無しさん:2013/11/07(木) 23:02:10 ID:???
★小池→タックル 48 (! card)( 4 + 6 )+(人数差補正+1)=
 松木→タックル 47 (! card)( 6 + 4 )+(人数差補正+1)=★

336 :森崎名無しさん:2013/11/07(木) 23:02:11 ID:???
★小池→タックル 48 ( クラブ5 )( 5 + 1 )+(人数差補正+1)=
 松木→タックル 47 ( クラブ5 )( 3 + 3 )+(人数差補正+1)=★


337 :森崎名無しさん:2013/11/07(木) 23:03:21 ID:???
東邦もクラブやたら多いな…
そして小田w

338 :森崎名無しさん:2013/11/07(木) 23:06:08 ID:???
ヴェノア

339 :森末(仮):2013/11/07(木) 23:25:34 ID:???
>★小田→ドリブル 48 ( ハートA )( 1 + 1 )=50★
>★小池→タックル 48 ( クラブ5 )( 5 + 1 )+(人数差補正+1)=55
> 松木→タックル 47 ( クラブ5 )( 3 + 3 )+(人数差補正+1)=54★
>≦−2→東邦ボールに。
===================================================================================
小池「おりゃあっ!」
小田「うっ、あっ……!?(こ、こいつ思ってたより守備も上手い……?)」

言動はともかくとして、キャプテンに就任してからの小池の実力上昇は目を見張るものがある。
守備力は高いとは言えないものの、それでも並大抵の選手を足止めするくらいなら可能であり、
小池のスライディングタックルは的確に小田の足元からボールを掠め取る事に成功をする。

実況「駄目です、またもふらのは攻撃失敗!
   ボールはキャプテン小池くんが奪い、再びそのまま上がり始めるぞ!」

三杉「(パスを主体として攻めれば通用するといったのに……何故サイドをドリブルで走らせるんだ)」
弥生「(淳……怖い顔してるけど、何か気に入らない事があったのかしら?)」
町田「うーん、やっぱり板野くんと松山くん以外は完全に押されちゃってるわね……」
藤沢「(攻め込まれたら、松山くんの出番があるわよね?)」

板野「くそっ、ここで取り返せばいいだけの話だ! 金田!」
金田「お、おう!(また来たよ……勘弁してくれ!)」
小池「フッ、この小池秀人様を止められると思うな!」

340 :森末(仮):2013/11/07(木) 23:26:43 ID:???
先着2名様で、

★小池→ドリブル 52 (! card)(! dice + ! dice)=★
★板野→タックル 49 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=★
★金田→タックル 46 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→小池が板野達を抜き去った! そのままゴール前に駆け込む反町にラストパスだ!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から(沢田がフォロー、竹野内がフォロー、竹野内と若松で競り合い)
≦−2→ふらのボールに。

【補足・補正・備考】
小池がダイヤで「ヒールリフト(+4)」

341 :森崎名無しさん:2013/11/07(木) 23:27:05 ID:???
★小池→ドリブル 52 ( スペード9 )( 1 + 6 )=★

342 :森崎名無しさん:2013/11/07(木) 23:27:42 ID:???
★板野→タックル 49 ( クラブ2 )( 6 + 5 )+(人数差補正+1)=★

343 :森崎名無しさん:2013/11/07(木) 23:28:24 ID:???
>パスを主体として攻めれば
すっかり忘れてたー
ダイスが期待値なら抜けてるんですけどね

344 :森崎名無しさん:2013/11/07(木) 23:28:56 ID:???
★金田→タックル 46 ( ダイヤ4 )( 3 + 6 )+(人数差補正+1)=★

345 :森崎名無しさん:2013/11/07(木) 23:29:27 ID:???
★金田→タックル 46 ( スペード7 )( 4 + 4 )+(人数差補正+1)=★

346 :森崎名無しさん:2013/11/07(木) 23:33:59 ID:???
初の試合覚醒きたかな

347 :森崎名無しさん:2013/11/07(木) 23:35:05 ID:???
板野のパスが低いからワンツー避けちゃうんだよね

348 :森崎名無しさん:2013/11/07(木) 23:46:10 ID:???
東邦モブのパスカットは多分46か47位で、板野も含めふらのFWのパス力は49
主力の沢田、小池が中盤にいることを考えると厳しいと思う。
ひょっとして三杉は板野のパスまで高いと誤解してないか?

349 :森末(仮):2013/11/08(金) 00:12:19 ID:???
>★小池→ドリブル 52 ( スペード9 )( 1 + 6 )=59★
>★板野→タックル 49 ( クラブ2 )( 6 + 5 )+(人数差補正+1)=61★
>★金田→タックル 46 ( ダイヤ4 )( 3 + 6 )+(人数差補正+1)=56★
>≦−2→ふらのボールに。
=========================================================================
小池「ふひゃひゃひゃ! どけどけ、小池様のお通りだ!」
板野「(確かに上手いけど……完全に油断しきってるな! これなら!)」

ズザザザアアアアアッ! バシィッ!!

小池「……はれっ!?」
板野「やったっ!」

小池のキープ力も、沢田には決して劣らないものだった。
しかし、彼の致命的な欠陥は自身を過大評価し相手を過小評価する点。
要するに相手を侮りすぎる癖がある所である。
万全の状態で突破を挑んできたならまだしも、心に隙があり油断があれば板野でも十二分に取れる。
切れ味鋭いスライディングタックルで板野は小池からボールを奪い返すと、そのまま一気に駆け上がり始めるのだった。

実況「おっと、今度はふらの! 板野くんがボールを奪い返した!
   目まぐるしい攻守の交代が繰り広げられています! そろそろ前半も10分が経過しようかという所ですが、
   どちらのチームもまだ決定的なチャンスを作る事が出来ていません!」

反町「(弱ったな……中々ボールが来ない。 ……まだ焦る時間じゃないけど)」
板野「(よし、ボールを奪い返したぞ! そろそろ攻撃を成功させたいけど……どうするかな)」

A.小池がいなくて中央はある程度余裕がある! 俺が中央突破だ!
B.ここは前にいる山室にある程度運んでもらおう!
C.右サイドの若松だ! あいつの突破力ならきっと大丈夫!
D.もう一度小田にチャンスをやるか。小池がいないから突破出来る筈だ

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

350 :森崎名無しさん:2013/11/08(金) 00:13:25 ID:???
A

351 :森崎名無しさん:2013/11/08(金) 00:13:57 ID:0zKF3nB+


352 :森崎名無しさん:2013/11/08(金) 00:14:07 ID:RUiOdm2A


353 :森崎名無しさん:2013/11/08(金) 00:14:37 ID:t8jmfAjg


354 :森末(仮):2013/11/08(金) 00:17:15 ID:???
本日は一旦ここで区切らせていただきます。
それでは。

355 :森崎名無しさん:2013/11/08(金) 00:21:24 ID:???
乙でした。

356 :森崎名無しさん:2013/11/08(金) 01:26:08 ID:???
本来のプレイスタイルから外れてるけど沢田かなり鍛えてる。
作戦がカウンターだからやはり手間取る感、
FW含めてのプレッシングとセカンドボール意識してどうにかってとこだな。
一人パサーがいれば縦パスチャレンジするんだけどな。

357 :森崎名無しさん:2013/11/08(金) 02:39:04 ID:???
中盤のドリブラーって重要だな
ドリブラーといえば葵は井沢信者になってるんだろうか

358 :森崎名無しさん:2013/11/08(金) 05:15:52 ID:???
パスで攻めたいけどパスする選択肢が出てこない

359 :森崎名無しさん:2013/11/08(金) 09:22:54 ID:???
サイドに人数掛けてワンツーで突破ー?
でもワンツーって消費が

360 :森崎名無しさん:2013/11/08(金) 20:05:28 ID:???
狙い目はDFとMFの間
見た感じ積極的にプレスしてるし小池と沢田は攻撃的選手でスペースが空きやすいはず
今はショートカウンターで小池がいない隙を突いてる形かな、沢田のカバーがあって突破できるだろう。

361 :森末(仮):2013/11/08(金) 23:18:15 ID:???
>A.小池がいなくて中央はある程度余裕がある! 俺が中央突破だ!
========================================================================
板野「(俺の突破力だって捨てたもんじゃない筈だ! ここは俺が進んでやる!)」

ダダダッ!

右サイドの若松、左サイドの小田を使っても上手くいかず、どうすればいいかと途方に暮れていた板野。
だが、ここで彼は思い切って自身が中央突破を挑む選択を取った。
実際に板野の突破力は松山にも勝るとも劣らない程にまで昇華されており、
攻撃能力だけならば間違いなく今大会でもトップクラス。
小池が抜けた今ならば突破出来る計算は高い筈だと見て、一気に中盤を走り抜ける。

実況「板野くん、ここは自分で持っていった!
   比良戸戦では巨漢・次藤くんを吹き飛ばし、花輪戦でも立花兄弟を寄せ付けなかった板野くんのキープ!
   果たしてこれは東邦に通用するか!?
   東邦も当然ゲームメイカーの沢田くんを筆頭に、このまま進ませるものかと言わんばかりにプレスをかけるぞ!」

三杉「(板野が突破を図る場合は、ドリブルでの中央突破が妥当だろう。
    スタミナの懸念があるが、ここまで彼は動いていない。
    変にスタミナを余らせるのも馬鹿馬鹿しいのだから、この判断は可と言えるかな)」

沢田「島野さん、フォローお願いします!」
島野「ああ! (ったく、小池の奴油断しやがって! あともう少しで反町が打てたのに!)」
板野「(タケシの守備力は低い筈だ。 抜けるぞ!)」

362 :森末(仮):2013/11/08(金) 23:19:27 ID:???
先着2名様で、

★板野→ドリブル 53 (! card)(! dice + ! dice)=★
★沢田→タックル 50 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=
 島野→タックル 47 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→板野が力強いドリブルで中盤を突破した! しかし東邦DFも打たせるものかと板野へ殺到する!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から(金田がフォロー、若松がフォロー、松木がフォロー)
≦−2→東邦ボールに。

【補足・補正・備考】
板野がダイヤかハートで「強引なドリブル(+2&吹っ飛び係数2)」

>>355 乙感謝です。

363 :森崎名無しさん:2013/11/08(金) 23:20:08 ID:???
★板野→ドリブル 53 ( ダイヤ3 )( 1 + 2 )=★

364 :森崎名無しさん:2013/11/08(金) 23:20:32 ID:???
★板野→ドリブル 53 ( スペードA )( 3 + 1 )=★

365 :森崎名無しさん:2013/11/08(金) 23:20:43 ID:???
★沢田→タックル 50 ( クラブ2 )( 2 + 2 )+(人数差補正+1)=
 島野→タックル 47 ( スペードQ )( 4 + 1 )+(人数差補正+1)=★

366 :森崎名無しさん:2013/11/08(金) 23:23:09 ID:???
沢田が怪我か

367 :森末(仮):2013/11/08(金) 23:24:46 ID:???
>>366
万全の状態での接触吹っ飛びはクラブ4,9,13の時で負傷ですので怪我はしてませんね。
詳しくは>>4をお読みください。

368 :366:2013/11/08(金) 23:38:08 ID:???
あれ?本編のものと同様って書いてあったから詳しく見なかったが
本編と怪我判定違うのか・・・

369 :森末(仮):2013/11/08(金) 23:46:07 ID:???
>★板野→ドリブル 53 ( ダイヤ3 )( 1 + 2 )+(強引なドリブル+2)=58★
>★沢田→タックル 50 ( クラブ2 )( 2 + 2 )+(人数差補正+1)=55 *吹っ飛び*
> 島野→タックル 47 ( スペードQ )( 4 + 1 )+(人数差補正+1)=52★ *吹っ飛び*
>≧2→板野が力強いドリブルで中盤を突破した! しかし東邦DFも打たせるものかと板野へ殺到する!
===============================================================================================
沢田「(幾らパワーがあると言っても、板野さんは僕と同じ小柄なタイプの選手だ!
    それなら僕だって当たり負けはしない筈……!)」

この時、沢田は板野が相手でも自分ならばパワー負けはしない筈だと考え強引にボールを奪いに行った。
吉良に沖縄で特訓を受け、強靭なフィジカルをつけた沢田。
そう考えてしまうというのも、ある意味無理ない話である。

板野「どけぇっ!」

ドガガッ!!

沢田「ぐぎゃっ!?(そ、そんなぁ!?)」
島野「ふべぇっ!?」

しかし、沢田が考えている以上に板野のパワーは凄まじかった。
正面から反則にならないようにボール越しに吹き飛ばそうとしてくる沢田を、逆に自慢の脚力で跳ねとばし、
その勢いのまま続いて襲い掛かってきた島野を跳ね飛ばす。
宙に舞う2人を見やりながらも板野はそのまま突破し、
背後でどさりと彼らが地面に崩れ落ちる音を聞きながらゴール前へと急ぐのだった。

実況「吹き飛ばしたーっ!? 出ました、板野くんの強引なドリブル!
   東邦学園の沢田くんもまた同じ技の使い手ですが、この勝負は板野くんに軍配が上がった!」

石崎「おっかね〜……わざわざなんであんな吹き飛ばして突破するんだよ」
滝「(フィジカルを生かしたプレイか……俺にはあんな真似は出来ないんだよなぁ)」
井沢「ただ、あれくらいなら数をかければ止められる心算は高いな。 マグナムシュートを止めようとするよりは現実的だ」
山森「(一対一だと……キャプテンでも少し分が悪いのかな?)」

370 :森末(仮):2013/11/08(金) 23:48:09 ID:???
こうして沢田達を抜き去った板野は、そのまま中盤を駆け抜ける。
しかし、当然ながら東邦DF陣もそう易々と板野を突破させはしない。
キャプテンである小池から指示を受け、ゴール前から飛び出し板野に断じて打たせはしないと一斉にプレスをかける。

小池「ええい、その不届きものを抑えろ! 前に練習の時に侵入した借りを返すんだ!」
東邦DF「「「「おう!」」」」

実況「あーっ! これは東邦DF陣、板野くんへと猛ダッシュ!
   打たれる前に止めようという作戦なのでしょう! しかし、完全にもう一人のFW! 山室くんがフリーだぞ!?」

若島津「(ザコをフリーにしようが問題ない。 この試合、警戒するのは板野と松山だけだ)」
山室「(……これはこれで目立ってる気がするぞ、まずくないか?)」
板野「(やっぱり撃つ前に止めに来たか……ここはどうする?)」

A.なら止められる前に打つ! マグナムシュートだ!
B.なら止められる前に打つ! でも弾丸シュートだ!
C.なら止められる前に打つ! 余裕の普通のシュートだ!
D.ここは作戦通り一対一を狙うぞ! このまま突撃だ!
E.俺に集中してくれるならありがたい話だ! 一旦右の若松に渡そう!
F.今度こそ小田がやってくれる気がする! 左の小田に渡そう!
G.一旦バックパスで金田に戻そう!

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

※板野のガッツ 770/830

>>368
実はこちらの表やテンプレなどの大部分は、外伝を始める時に鈴仙奮闘記さんよりお借りさせていただきました。

371 :森崎名無しさん:2013/11/08(金) 23:49:52 ID:t8jmfAjg
D

372 :森崎名無しさん:2013/11/08(金) 23:50:37 ID:r44iomUs
D

373 :森崎名無しさん:2013/11/08(金) 23:51:30 ID:1f3NCntE
A
とりあえず本編では接触吹飛は怪我率中になってるので
本編と一緒というのは誤解を招く表現なのではないのでしょうか?

374 :森末(仮):2013/11/08(金) 23:54:24 ID:???
>>373
そうですね。次スレのテンプレではその一文を削除しておきます。

375 :森末(仮):2013/11/09(土) 00:02:50 ID:???
>D.ここは作戦通り一対一を狙うぞ! このまま突撃だ!
==========================================================================
板野「(マグナムシュート……いや、ここは作戦通り一対一でいくか!
    山室はフリーだけど……まず期待できないだろうし、何よりパスコースが遮断されてるからリスクしかないもんな)」

シュートを打つ絶好機であったが、板野は作戦通り一対一を狙いにそのまま突撃をした。
パスコースがあいている若松や小田を使う利点もあるにはあるが、
リターンパスを受けられる保証はなく、PA内で受けてはまず若島津が跳ね返しにやってくる。
ならばここはやはり自分で決めるしかないと、意を決して突貫をする。

実況「あっと、板野くんここは打たない! 打たない!
   そのままボールを持って尚も切り込みます! しかし、相手は4人がかりだ!!
   先ほどのように上手く突破が出来るのでしょうか!?」

今井「舐めやがって!」
川辺「俺達東邦学園のDF陣を侮るなよ!」
古田「囲め! 人数の利を生かせばボールは奪える筈だ!」
近藤「おう!」

若島津「(一対一の勝負を狙うつもりか……? そう易々とやらせるものか……!)」
板野「(ここを抜ければ、若島津と一対一だ! 抜くぞ!)」

376 :森末(仮):2013/11/09(土) 00:03:50 ID:???
先着2名様で、

★板野→ドリブル 53 (! card)(! dice + ! dice)=★
★今井→タックル 48 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+2)=
 川辺→タックル 48 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+2)=
 古田→タックル 48 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+2)=
 近藤→タックル 48 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+2)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→板野、4人相手でも怯まない! そのまま抜き去り若島津と一対一になった!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から(山室がフォロー、小田がフォロー、松木がフォロー)
≦−2→東邦ボールに。

【補足・補正・備考】
板野がダイヤかハートで「強引なドリブル(+2&吹っ飛び係数2)」

377 :森崎名無しさん:2013/11/09(土) 00:04:15 ID:???
★板野→ドリブル 53 ( クラブ4 )( 4 + 1 )=★

378 :森崎名無しさん:2013/11/09(土) 00:04:39 ID:???
★板野→ドリブル 53 ( ハートK )( 3 + 1 )=★

379 :森崎名無しさん:2013/11/09(土) 00:04:54 ID:???
★今井→タックル 48 ( JOKER )( 4 + 5 )+(人数差補正+2)=
 川辺→タックル 48 ( クラブ8 )( 1 + 6 )+(人数差補正+2)=
 古田→タックル 48 ( ダイヤ5 )( 5 + 1 )+(人数差補正+2)=
 近藤→タックル 48 ( クラブ6 )( 2 + 4 )+(人数差補正+2)=★

380 :森末(仮):2013/11/09(土) 00:27:11 ID:???
>★板野→ドリブル 53 ( クラブ4 )( 4 + 1 )=58★
>★今井→タックル 48 ( JOKER =自動6ゾロ)( 4 + 5 )+(人数差補正+2)=62
> 川辺→タックル 48 ( クラブ8 )( 1 + 6 )+(人数差補正+2)=57
> 古田→タックル 48 ( ダイヤ5 )( 5 + 1 )+(人数差補正+2)=56
> 近藤→タックル 48 ( クラブ6 )( 2 + 4 )+(人数差補正+2)=56★
>≦−2→東邦ボールに。
===============================================================================
板野の中にこの時あったのは、なんとしても若島津を見返したいという執念である。
1年前のあの時、板野のシュートを完璧に弾き返した若島津。
3月の練習に乱入をした時、体勢が悪かったとはいえ必殺のシュートを弾き返した若島津。
彼を超える為に努力を重ねてきた板野の脳裏には、ただ若島津と対決をし勝利する事しか浮かんでいなかった。

板野「(ここを抜いて若島津と勝負だ……! 今度は俺が……!!)」
今井「もらったぁ!!」
板野「なっ……し、しまった!?」

しかし、板野が"今"勝負をしているのは若島津ではなく、その前で敵の攻撃を阻む壁――東邦DF陣であった。
気持ちが散漫となり、動きが鈍っていた板野。
逆に4人を相手にしても突撃してきた板野に対し敵対心をむき出しにし、やる気に満ちていたDF達。
特に先頭を立って挑んだ今井は上手く周囲をフォローする他のDF達の後押しもあってか、いつも以上に鋭いタックルを見せ。
結果、勝負は後者に軍配が上がる。

実況「突破……出来ない! 板野くん、あっさりボールを奪われた!
   やはり名門・東邦学園! そうそう簡単に隙は見せません!」

観客「ああ〜、惜しい!」「マグナムシュート撃てばよかったのに!」「一対一を狙ってたんだろう。分が悪い勝負にも見えなかったぜ」

見上「決定機だったのだが、後一歩が中々決まらんな」
片桐「そろそろ前半も折り返しの時間になりますね。
   どちらもシュートを1本も打っていないというのは、それだけ戦力が拮抗していると言えますが……」

381 :森末(仮):2013/11/09(土) 00:28:45 ID:???
古田「ナイスディフェンスだ、今井!」
若島津「(……偶には役に立つもんだな、DFも)」
今井「東邦守備陣は若島津だけじゃないんだぜ! それっ、そろそろ決めてこい!」

そして、ボールを奪った今井は戻ってきていた松木へと即座にボールを出した。
ボールを持った右サイドハーフ、松木はそのまま中央上がり目の位置へと走る小池へとパス。
しかし、早めにカットを……と、これには今日の試合CMFを務める金田が走り込む。

松木「小池、頼む!」
小池「フッ、キャプテン小池に任せておけ!」
金田「(ああ〜、これカット行かないと文句言われる位置だ! とりあえず飛び込め!)」

先着2名様で、

★松木→パス 49 (! card)(! dice + ! dice)=★
★金田→パスカット 49 (! card)(! dice + ! dice)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→松木のパスが小池に渡った! 小池、下がってきていた反町とワンツーで攻め上がる!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から(沢田がフォロー、東邦スローイン、沢田と若松で競り合い)
≦−2→ふらのボールに。

382 :森崎名無しさん:2013/11/09(土) 00:30:00 ID:???
★松木→パス 49 ( クラブ10 )( 4 + 2 )=★

383 :森崎名無しさん:2013/11/09(土) 00:31:05 ID:???
★金田→パスカット 49 ( ダイヤQ )( 5 + 1 )=★

384 :森崎名無しさん:2013/11/09(土) 00:34:21 ID:???
いい勝負だな。これは接戦になりそう。

385 :森末(仮):2013/11/09(土) 00:50:36 ID:???
>★松木→パス 49 ( クラブ10 )( 4 + 2 )=55★
>★金田→パスカット 49 ( ダイヤQ )( 5 + 1 )=55★
>=0→ボールはこぼれ球に。東邦スローイン
====================================================================================
早めにカウンターを決めて、シュートまで持っていきたい東邦。
しかし、その焦りがパスにも表れたのか精度も速度も平凡なパスとなってしまい、
これには無我夢中でパスカットに向かった金田が触れ、ボールはラインを割る。

実況「あっと、東邦カウンターならず! ボールはタッチラインを割り、東邦のスローインとなります!」

松山「(金田はよくやってくれてる。 けど、上手く攻撃が繋がってないのも事実だ。
    このまま前半が0−0で向かうようなら……)」

観客「うーん、どっちも上手く攻撃が繋がらないな」「ふらのはやっぱ松山が中盤にいないからだろ」
  「それを言えば東邦だって沢田達がいるのに上手くやれてないぜ」

試合開始から既に15分が経過――即ち、試合の全体で1/4の時間が過ぎ去った事を意味する。
だが、どちらもまだ決定的とも言えるチャンスを作れておらず、シュート本数は0。
見ていてもどかしい気持ちになる試合展開だが、それはフィールドでプレイする選手たちも同じ。
否、むしろ彼らの方が余程観客たちよりも焦りは大きい。

北詰「(ここは我慢だぞ。 沢田、小池がいる以上は中盤では間違いなくウチが勝っているんだ。
    焦らずじっくり攻めていけば、チャンスは自ずとやってくるんだ……!)」

松木「(くっそー、うまくいかないなぁ。 どうすればいいんだ?)」

386 :森末(仮):2013/11/09(土) 00:51:42 ID:???
先着1名様で、

★東邦スローイン→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER→小池「スローインなら俺に任せろ!」 え、小池がスキル・ロングスローパワー2倍を持ってるだって!?
ダイヤ→沢田「僕に下さい、僕たちで速攻します!」 沢田がボールを要求だ!
ハート→小池「俺に持って来い! キャプテン小池にな!」 小池がボールを要求だ!
スペード・クラブ→反町「俺にくれ! 俺が切り込んでみる!」 反町がボールを要求だ!

>>384
ここまでは全てダイジェスト展開でしたからね。いい勝負になってくれると書いてる当人としても嬉しいです。

387 :森崎名無しさん:2013/11/09(土) 00:52:45 ID:???
★東邦スローイン→ ダイヤJ

388 :森崎名無しさん:2013/11/09(土) 00:54:58 ID:???
吹っ飛ばされてガッツ消耗する危険があるし、沢田攻撃時は板野に守備させるべきじゃないかも。

389 :森末(仮):2013/11/09(土) 01:19:31 ID:???
>★東邦スローイン→ ダイヤJ ★
>沢田「僕に下さい、僕たちで速攻します!」 沢田がボールを要求だ!
===================================================================================
松木「(タケシ……そうだな、お前に任せるのが1番安心できる!)それっ!」

ここで松木は素直にボールを要求した沢田にスローインをした。
キャプテンはあくまで小池であるし、実際に彼の実力も沢田と伯仲をしていたのだが、
ことボール運びにおいては沢田の方が信頼性がある。
ボールを持った沢田はそのまま前を向くと、少し自分で進むのだが……一気に駆けだす様子は見せない。
これを見て、思わず怪訝な顔で沢田の意図を読み取ろうとする板野だったが……。
次に彼が行った行動を見て、思わず彼は度肝を抜かれるのだった。

板野「(ん? 一気に走りださない? 何か考えが……)」
沢田「(よし、この位置だ!)反町さん!」
反町「いくぞ、タケシ!」

パンッ! ダダダッ! バシッ!

板野「えっ!?(も、もしかしてこれって……)」
森末「!?」

実況「東邦FW反町くん、ここは下がってパスを受けに来ていた!
   沢田くんの出したパスをそのままワンタッチでリターン! そして沢田くんもダイレクトに返す!
   これは東邦学園、CFとゲームメイカーとの鮮やかな連携! コンビネーションプレイだ!!」

沢田「(まだ入って1年も経ってないけど、反町さんはパスを出しやすい……。
    協調性があるっていうかなんていうか、とにかく出しやすいんだ!
    僕と反町さんのコンビネーションなら、一気にふらのゴールまで突き進める!)」
反町「(いくぞタケシ、これなら反則で止められる事もない!)」

松山「金田、小田、若松、本田、止めにいくんだ! 残ったDFは俺と一緒にゴール前を!」
ふらのメンバー「「「「お、おう!」」」」

390 :森末(仮):2013/11/09(土) 01:20:36 ID:???
先着3名様で、

★沢田→東邦コンビ 55 (! card)(! dice + ! dice)=★
★反町→東邦コンビ 54 (! card)(! dice + ! dice)=★
★金田→パスカット 49 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+2)=
 小田→パスカット 46 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+2)=
 若松→パスカット 47 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+2)=
 本田→パスカット 49 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+2)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→沢田と反町の東邦コンビが中盤を一気に切り裂いた! そのまま反町がボレーシュートに行く!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から(竹野内がフォロー、竹野内と松山で競り合い、松山がフォロー)
≦−2→ふらのボールに。

391 :森崎名無しさん:2013/11/09(土) 01:21:31 ID:???
★沢田→東邦コンビ 55 ( スペード8 )( 6 + 1 )=★

392 :森崎名無しさん:2013/11/09(土) 01:21:40 ID:???
★沢田→東邦コンビ 55 ( クラブ8 )( 3 + 6 )=★

393 :森崎名無しさん:2013/11/09(土) 01:22:23 ID:???
★反町→東邦コンビ 54 ( スペード9 )( 1 + 3 )=★

394 :森崎名無しさん:2013/11/09(土) 01:22:31 ID:???
★金田→パスカット 49 ( ハート2 )( 5 + 1 )+(人数差補正+2)=
 小田→パスカット 46 ( ハート6 )( 5 + 4 )+(人数差補正+2)=
 若松→パスカット 47 ( ダイヤ8 )( 2 + 6 )+(人数差補正+2)=
 本田→パスカット 49 ( ハートA )( 2 + 6 )+(人数差補正+2)=★

395 :森末(仮):2013/11/09(土) 01:43:32 ID:???
>★沢田→東邦コンビ 55 ( スペード8 )( 6 + 1 )=62★
>★反町→東邦コンビ 54 ( スペード9 )( 1 + 3 )=58★
>★金田→パスカット 49 ( ハート2 )( 5 + 1 )+(人数差補正+2)=57
> 小田→パスカット 46 ( ハート6 )( 5 + 4 )+(人数差補正+2)=57
> 若松→パスカット 47 ( ダイヤ8 )( 2 + 6 )+(人数差補正+2)=57
> 本田→パスカット 49 ( ハートA )( 2 + 6 )+(人数差補正+2)=59★
>≧2→沢田と反町の東邦コンビが中盤を一気に切り裂いた! そのまま反町がボレーシュートに行く!
===============================================================================================
金田「く、くそーっ!」
小田「は、早い!?」

1年生ながらにその才能を見出され、東邦学園にスカウトされた沢田のパス精度は伊達ではない。
その非凡な才能は相性のいい反町とのワンツーリターンにおいて如何なく発揮され、
華麗かつスピーディなパスの応酬に、ふらのの中盤はあっという間にかき乱されてしまう。

実況「これは凄い! 沢田くん、反町くん、息の合ったコンビネーションで一気に突破してしまった!
   残るは松山くん率いるふらのDF陣のみだ!」

板野「(お、俺と松山のゴールデンコンビや立花兄弟のジェミニアタック並……?
    いや、俺はあそこまでパスが上手くない……それ以上か!?)」

この突破を見て、まず驚いたのはフィールドにいた板野である。
沢田の突破力についてはここまで観戦してきていて十二分にわかっていたが、
まさか反町とのコンビ技まで開発していたとは思いもよらなかったからである。
そして、そのパスワークの巧さたるや自分と松山や立花兄弟のそれより一歩抜きんでているとあっては、驚かない訳がない。
ただ、彼はこの突破を見て驚きはしたものの、ある程度は納得をしていた。
日向が欠けた東邦で、沢田が誰とコンビを組むか……順当に考えれば、反町しかいない。
考えてみればゲーム版でも沢田と反町のコンビプレイはあったのだから、今更出してきた所でおかしくないだろうと考えた。

396 :森末(仮):2013/11/09(土) 01:44:34 ID:???
森末「(おかしい……こんなものは予定にないぞ……?
    分岐か何かで技を取得したか……? いや、でも……)」

しかし、もう一人はそうはいかなかった。
この世界の管理人を自称する彼は、目の前で繰り広げられる本来ありえない技を見てただただ困惑するだけである。

反町「タケシ、低いボールだ!」
沢田「はいっ!」

だが、誰がどのような思いを込めてこの試合を見守っていようと、試合が止まる筈は当然無い。
完全に中盤を突破しきった東邦のエース2人は、まず反町がPA内に入り低いボールを要求。
これを受けて沢田は即座に反町の欲しい位置へとボールを通し、そのまま反町はボレーシュートに向かう。

実況「あーっと! 前半18分、ここにきて東邦にシュートチャンスが巡ってきたー!!
   CF反町くん、そのまま右足を振りかぶってボレーシュートにいく!
   先取点は東邦学園かーっ!?」

松山「みんなはシュートコースを塞いでくれ! 俺が弾き返す!」
ふらのDF「「「は、はい!」」」
加藤「(キャプテンのあたりの強さなら大丈夫……な筈だ!)」

反町「いくぞ松山! 先取点は俺達のものだ!」
松山「そうはさせない! 今日の試合……1点もやる訳にはいかない!!」

397 :森末(仮):2013/11/09(土) 01:45:58 ID:???
先着4名様で、

★反町→ボレーシュート 54 ( ! card )( ! dice + ! dice )=★
★松山→低いクリアー 56 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+2)=★
★松田→ブロック 48 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+2)=
 近藤→ブロック 47 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+2)=
 佐瀬→ブロック 48 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+2)=★
★加藤 パンチング 52 (! card)(! dice + ! dice)=★

と書き込んでください。カードやダイスの結果で分岐します。

【シューター】−MAX【ブロッカー】
≧5→シュートは邪魔される事無く放たれた!GKとの勝負へ。
=4〜2→シュートは放たれた。しかしこの数値差の人数分威力が落ちてGKとの勝負へ。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に(竹野内がねじ込み)(東邦コーナーキック)(島野がフォロー)
≦−2→ふらのボールに。

【シューター】−【キーパー】
≧2→反町のボレーシュートがふらのゴールに突き刺さる!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に(竹野内がねじ込み)(東邦コーナーキック)(島野がフォロー)
≦−2→ふらのボールに。

【補足・補正・備考】
反町がダイヤ・ハートで「強烈なボレーシュート(+2)」

398 :森崎名無しさん:2013/11/09(土) 01:46:14 ID:???
★反町→ボレーシュート 54 ( スペード3 )( 2 + 4 )=★

399 :森崎名無しさん:2013/11/09(土) 01:47:05 ID:???
★松山→低いクリアー 56 ( ハート4 )( 3 + 3 )+(人数差補正+2)=★

400 :森崎名無しさん:2013/11/09(土) 01:47:30 ID:???
★松山→低いクリアー 56 ( スペード5 )( 6 + 1 )+(人数差補正+2)=★

401 :森崎名無しさん:2013/11/09(土) 01:51:06 ID:???
★松田→ブロック 48 ( クラブK )( 4 + 6 )+(人数差補正+2)=
 近藤→ブロック 47 ( クラブ9 )( 6 + 5 )+(人数差補正+2)=
 佐瀬→ブロック 48 ( ダイヤJ )( 6 + 2 )+(人数差補正+2)=★

402 :森末(仮):2013/11/09(土) 01:57:02 ID:???
本日は一旦ここで区切らせていただきます。
それでは。

403 :森崎名無しさん:2013/11/09(土) 01:58:23 ID:???
★加藤 パンチング 52 ( スペードK )( 3 + 1 )=★

404 :森崎名無しさん:2013/11/09(土) 02:13:46 ID:???
松山DFで正解だったね
強烈なシュート発動だと加藤でも分が悪い

405 :森崎名無しさん:2013/11/09(土) 02:40:26 ID:???
メガCD版にはあってもキャプ森にはなかったのか
意外だ

406 :森崎名無しさん:2013/11/09(土) 08:30:33 ID:???
そういやあったな。反町の東邦コンビ
シューティングスターも覚えてたらえらいことになるな

407 :森末(仮):2013/11/09(土) 23:48:08 ID:???
>★反町→ボレーシュート 54 ( スペード3 )( 2 + 4 )=60★
>★松山→低いクリアー 56 ( ハート4 )( 3 + 3 )+(人数差補正+2)=64★
>★松田→ブロック 48 ( クラブK )( 4 + 6 )+(人数差補正+2)=60
> 近藤→ブロック 47 ( クラブ9 )( 6 + 5 )+(人数差補正+2)=60
> 佐瀬→ブロック 48 ( ダイヤJ )( 6 + 2 )+(人数差補正+2)=58★
>★加藤 パンチング 52 ( スペードK )( 3 + 1 )=56★
>≦−2→ふらのボールに。
=============================================================================
反町一樹。
本来のキャプテン森崎の世界では器用貧乏、帯に短したすきに長しという評価を受け、
その特徴の無さ故に結局芽を出せず日本代表からも外されてしまった男。
しかし、一時は代表に選出されていた以上は当然相応の実力を持っており。
今大会でも通算8得点。ふらのの板野、南葛の来生に次ぐ得点王ランキング3位に上り詰めている東邦学園のエースストライカーである。
彼の特徴は正確さを意識した綺麗なボレーシュートやヘディングなどのダイレクトシュート。
特に会心のインパクトを持って打てたシュートは『強烈なシュート』と呼ばれ、
並のGKでは反応するのが精いっぱいと言える程の精度とスピードを秘めたシュートを打てる選手であった。

反町「(よし、このまま……)」
松山「させるかッ!!」

バコーンッ!!

反町「なにィ!?」
加藤「やった、キャプテン!(キャプテンに任せておけばやっぱ安心だな……)」

だが、今日の試合、ふらのゴールの前には世代最高クラスのユーティリティープレイヤーと言える松山光が佇んでいた。
抜群のキープ力と北国で鍛えた足腰だからこそ打てる地を這うロングシュートの他に、
彼は板野の強引なドリブルに対抗するようにして編み出したスライディングタックル、
立花兄弟のジェミニアタックを防いだパスカットなど守備においても如何なく実力を発揮出来る選手。
特に競り合い勝負となれば、雪が降るたびに地道に鍛えてきたフィジカルがものをいい、
反町相手に果敢に飛び込んだ松山はやや強引にボールを大きくゴール前から弾き返すのだった。

408 :森末(仮):2013/11/09(土) 23:49:15 ID:???
実況「いや、駄目だ! 反町くん打てな〜い!
   ボールは大きく弾き返されます! 流石は松山くん、不慣れな筈のDFのポジションながら、
   しっかりと東邦学園の攻めに対応していました!」

町田「ふぅ……シュートまで持って行かれた時はどうしようかと思ったけど、
   松山くんがいる以上はウチもそう簡単に点は取られないわね」
藤沢「私も松山くんと接触プレイしたい……」

小池「ええい、何をやってやがる反町め!」
若島津「(反町程度では話にならんか? PKでも貰えれば御の字なんだろうがな)」

前半最初のシュートチャンスが失敗とあって、東邦学園の観客席からはため息が、
逆にふらの中学の応援団からは松山のディフェンスを褒めるかのような声援が轟く。
これらを受けてフィールドの小池は憤慨したように地団太を踏み、
ゴールを守る若島津は鼻を鳴らしながら弾かれたボールへと視線を向けた。

若島津「(さて……このまま出番がないのは退屈過ぎるぞ、板野)」

先着1名様で、

★ボールの行き先→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER→ボールはそのまま観客席に飛んでいき……藤沢の手の中に! ボールにはI LOVE YOU HIKARUの文字が!
ダイヤ→板野が拾った! さぁ反撃だ!
ハート→山室が拾った! さぁ反撃だ!
スペード→板野と小池で競り合いになるぞ!
クラブ→小池が拾った! スーパー小池タイムだ!

409 :森崎名無しさん:2013/11/09(土) 23:51:11 ID:???
★ボールの行き先→ ハート2

410 :森崎名無しさん:2013/11/09(土) 23:52:51 ID:???
そろそろ藤沢がR-18はいりそうなんですが

411 :森崎名無しさん:2013/11/09(土) 23:55:59 ID:???
ふらのの他メンに渡っても期待感がわかんのお

スーパー小池タイムはなんかドキドキする

412 :森崎名無しさん:2013/11/10(日) 00:04:27 ID:???
しかしガッツ節約のためには仕方ない。
前半終了までにマグナム一発打ちたいが。

413 :森末(仮):2013/11/10(日) 00:11:14 ID:???
>★ボールの行き先→ ハート2 =山室が拾った! さぁ反撃だ!★
=================================================================
板野「(これは……俺の方じゃないな。 右側だ)」
山室「(うげっ、俺かよ!? でも取らない訳にはいかないしな!)」

松山のクリアーしたボールは大きく右へと逸れ、今日の試合板野とツートップを組む山室がフォローする。
沢田と反町が上がり、東邦はやや前がかり。
カウンターの絶好機は今しかなく、拾った山室は内心悪態を吐きながらもそのままボールを持って上がり始めるのだった。

実況「さぁ、クリアーしたボールは山室くんがフォローした!
   東邦、沢田くん、反町くんが上がり島野くん、竹野内くんもフォローに動いていた為、右サイドが穴となっている!
   ここはなんとしても攻撃を成功させたい所だぞ!」

三杉「(よし、いい形でカウンターが出来る。
    贅沢を言うならば板野が拾えればベストだったが、あの山室も突破力ならそこまで悪くないだろう)」
弥生「(淳ったら何をコクコク頷いてるのかしら?)」

実況の声を聞きながら、自身の想定通りの展開でふらのが攻撃が出来ている事に喜びを見せる三杉。
傍から見れば意味不明な人である為、隣りに座っていた弥生は首を傾げるのだが、
それはさておきフィールドでプレイをする山室である。
彼は実況の言うように手薄となっていた右サイド側を駆け抜け、一気に中盤を突破。
上手く板野にゴール前で渡せる機会を待つが、それより先に東邦DF陣がプレスをかける。

今井「今度も俺が止めてやる!」
山室「(チャンスだから止められると、後で何言われるか……抜くしかないぞ!)」

414 :森末(仮):2013/11/10(日) 00:12:33 ID:???
先着2名様で、

★山室→ドリブル 49 (! card)(! dice + ! dice)=★
★今井→タックル 48 (! card)(! dice + ! dice)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→山室が今井を抜き去った! ゴール前に駆け込む板野にグラウンダーのパスだ!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から(若松がフォロー、板野と小池で競り合い、古田がフォロー)
≦−2→東邦ボールに。

415 :森崎名無しさん:2013/11/10(日) 00:13:31 ID:???
★山室→ドリブル 49 ( ダイヤ10 )( 6 + 1 )=★

416 :森崎名無しさん:2013/11/10(日) 00:14:06 ID:???
★山室→ドリブル 49 ( スペード6 )( 2 + 1 )=★

417 :森崎名無しさん:2013/11/10(日) 00:14:32 ID:???
★今井→タックル 48 ( クラブ3 )( 5 + 1 )=★



418 :森崎名無しさん:2013/11/10(日) 00:19:07 ID:???
ダイレクトシュートがあれば……
ゲームなら相方が何処にいようとツインシュート打てるけどw

419 :森末(仮):2013/11/10(日) 00:30:23 ID:???
>★山室→ドリブル 49 ( ダイヤ10 )( 6 + 1 )=56★
>★今井→タックル 48 ( クラブ3 )( 5 + 1 )=54★
>≧2→山室が今井を抜き去った! ゴール前に駆け込む板野にグラウンダーのパスだ!
=========================================================================================
山室「(戦犯扱いされて……たまるかっ!!)」

サッサッ!

今井「うっ……(モ、モブの癖して結構上手い!)」

熱意はないが、真剣さはある。
自分が戦犯になるのだけは嫌だ、というマイナス方向への感情が起因しているとはいえ、
彼らのその思いだけは本物であり、山室は気合十分にフェイントをかけて今井を翻弄しつつ、巧みに抜き去る。

山室「(これだけ運んだら十分だろ!)板野!」

バシュッ!

実況「抜いたー! 山室くん、右サイド突破に成功した!
   そしてすぐさま中央の板野くんへとパスを折り返した!
   東邦、一転してピンチ! 今度はふらののエースストライカー、板野くんがゴールを狙いに行く!!」

板野「ナイスパス、山室! よし、一気に……」

ボールをワントラップした板野は、このままシュートを打つか再びドリブルゴールを狙うかの選択を突き付けられる。

小池「そうは問屋が卸さないぜ! 川辺!」
川辺「お、おう!(確かにここで自由に打たせる訳にはいかないか!)」

しかし、その選択を取る前に、迫ってきていた小池と川辺をかわさなければならなかった。

420 :森末(仮):2013/11/10(日) 00:31:24 ID:???
先着2名様で、

★板野→ドリブル 53 (! card)(! dice + ! dice)=★
★小池→タックル 48 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=
 川辺→タックル 48 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→板野がキープに成功した! シュートチャンスだぞ!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から(小田がフォロー、小田と松木で競り合い、松木がフォロー)
≦−2→東邦ボールに。

【補足・補正・備考】
板野がダイヤかハートで「強引なドリブル(+2&吹っ飛び係数2)」

421 :森崎名無しさん:2013/11/10(日) 00:31:40 ID:???
★板野→ドリブル 53 ( ハート10 )( 6 + 4 )=★

422 :森崎名無しさん:2013/11/10(日) 00:31:45 ID:???
★板野→ドリブル 53 ( ダイヤ8 )( 3 + 1 )=★

423 :森崎名無しさん:2013/11/10(日) 00:32:45 ID:???
★小池→タックル 48 ( クラブK )( 6 + 2 )+(人数差補正+1)=
 川辺→タックル 48 ( クラブ4 )( 3 + 5 )+(人数差補正+1)=★

424 :森崎名無しさん:2013/11/10(日) 00:32:53 ID:???
★小池→タックル 48 ( ハートK )( 2 + 4 )+(人数差補正+1)=
 川辺→タックル 48 ( スペードQ )( 3 + 5 )+(人数差補正+1)=★


425 :森崎名無しさん:2013/11/10(日) 00:35:03 ID:???
二人同時に怪我させおったwww

426 :森崎名無しさん:2013/11/10(日) 00:42:20 ID:???
今後もドリブルで切り込み易くなったな

427 :森末(仮):2013/11/10(日) 00:58:39 ID:???
>★板野→ドリブル 53 ( ハート10 )( 6 + 4 )+(強引なドリブル+2)=65★
>★小池→タックル 48 ( クラブK )( 6 + 2 )+(人数差補正+1)=57 *吹っ飛び* *負傷発生!*
> 川辺→タックル 48 ( クラブ4 )( 3 + 5 )+(人数差補正+1)=57★ *吹っ飛び* *負傷発生!*
>≧2→板野がキープに成功した! シュートチャンスだぞ!
>※小池と川辺が「軽傷未治療」になりました。
================================================================================================
小池「(あの時の恨み、はらさで置くべきか……!)」

板野をDFの川辺と挟み込むようにして迫っていた小池は、板野が乱入してきた時の事を思い返していた。
キャプテンに就任をしてまだ間もない頃、
過剰過ぎる自信をつけた事によってある種突き抜け、実力を増していた小池。
そんな彼は東邦学園のキャプテンという座に執着を抱いていたし、誰も頼んでいないというのに責任感に溢れていた。
だというのに、彼はその東邦学園の練習に無断で乱入をし、
あまつさえ自分を吹き飛ばした板野に必ずやこの試合で逆襲をしてやろうと意気込んでいた。

小池「くらえ! 東邦学園スライディングタックル部隊だ!!」
川辺「(部隊って2人しかいないぞ!?)」
板野「(後ろと正面から……!? 小池の奴、反則が怖くないのか!?
    でも、これなら……!)うおおおおおおおおおおおおおおおっ!!」

バゴンッ!!

小池「ひぎゅんっ!?」

バギャンッ!!

川辺「ぐぎゃああああっ!?」

しかし、その気合は空回り、結果的に小池は再び吹き飛ばされる事となった。
背後からやってきた小池に対し、わざとボールを背後に置きヒール部分で押し返し、
そのままキープしたボールを今度は足の甲の部分でいつものように操り川辺を吹き飛ばす。
板野の強靭な脚力を前に、哀れ東邦守備陣ははらはらと涙を流しながら宙を舞ったのだった。

428 :森末(仮):2013/11/10(日) 00:59:46 ID:???
実況「駄目だー!! 小池くん、川辺くん、止められない!
   板野くんはボールキープに成功だー!! さぁ、前半23分!
   ここに来てふらの、シュートチャンスが巡ってきたぞ!!」

北詰「ええい、非常識なキープを……! む、小池と川辺……吹き飛ばされた時に体を痛めたか?
   小池……は外す訳にはいかんか。 山辺、アップしておけ!」
山辺(控えDF)「は、はい!(監督、独り言多いなぁ……)」

小池「いでぇ……いでぇよぉ……」
川辺「あがが……あ、足が……」

不運な事に、板野に吹き飛ばされた小池達は両者共に負傷をしていた。
吹き飛ばされた時に無様な形で地面に崩れ落ちた小池は肩を痛め、
逆に接触をした時に吹き飛ばされた衝撃で川辺は足を挫いてしまう。

だが、今はまだインプレー。
そして、ふらのにとって再び訪れた絶好のシュートチャンスである。

板野「(前半残り時間はロスタイムを入れても10分あるかどうかって所か。
    ここは……)」

A.迷う事はない! マグナムシュートだ!
B.ちょっと迷うぞ! 弾丸シュートだ!
C.大いに迷った! 普通のシュートだ!
D.守備陣が崩壊してる今がチャンスだ! もう一度ドリブルゴールを狙うぞ!
E.小池達が可哀想だ。 ボールを出してあげよう……

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

※板野のガッツ 755/830

>>425 私も見た瞬間思わず吹き出しました。東邦はピンポイントで運が悪かったですね。

429 :森崎名無しさん:2013/11/10(日) 01:01:05 ID:kACtlmno

ガッツ使っとくか

430 :森崎名無しさん:2013/11/10(日) 01:01:38 ID:4y3AKnY+


431 :森崎名無しさん:2013/11/10(日) 01:01:38 ID:FZ2xcarE
A

432 :森崎名無しさん:2013/11/10(日) 01:01:55 ID:0IHAZkqQ
A

433 :森末(仮):2013/11/10(日) 01:24:41 ID:???
>A.迷う事はない! マグナムシュートだ!
=======================================================================
この時、板野はどうするか一瞬迷う。
三杉と共に行ったミーティングでは一対一を狙いに行く話になっていたが、先ほどそれは止められた経験がある。
折角のシュートチャンスで、打たないまま潰してしまうというのはもったいない。
だが、かといって若島津を相手にしてはゴールを決められるかどうかというのも微妙な話であった。

板野「(作戦だと一対一を狙っていく事になっていたけど……)」

そして、迷いながらゴールへと視線を向け……板野は見た。
シュートを打ってこいと無言でこちらを挑発するかのようなまなざしを向ける、若島津の姿を。

若島津「…………」
板野「(そうだ……! 俺は……若島津からゴールを奪う為に、"このシュート"を開発したんだ!!)」

それを見た瞬間、板野の身体を熱いマグマのような感情が駆け巡る。
1年前のあの時、悔しい思いをした夜の空き地での出来事。
今年の3月、先ほど小池が感じた不甲斐なさと同等かそれ以上の屈辱を味わった東邦学園の練習場での一場面。
それらを払拭する為にと練習に精を出し、頼りになる者の助言を聞き、必殺技を編み出してきた北の大地での日々を。

既に板野の心に迷いはなく、彼はただその右足を大きく振りかぶる。

グワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!

板野「勝負だ、若島津!」
若島津「……来い!!」

434 :森末(仮):2013/11/10(日) 01:26:11 ID:???
実況「板野くん、大きく足を振りかぶった〜!!
   そうです、私達はこの対決を待っていたのです!
   今大会屈指のストライカーとして得点王の座を譲らない板野くん!
   対してここまで無失点、鉄壁の守備を誇る日本を代表する守護神・若島津くん!
   板野くんのマグナムシュートが決まるのか、それとも若島津くんが阻むのか!?」

来生「はァ? 実況は何言ってんだ、今大会屈指のストライカーと言えばこの俺様だろ!?」
滝「(こいつの脳味噌は本当、どうなってやがるんだ……)」
井沢「(王者・南葛は放っておいて、この対決を見たかった、か……。
    まあ、あいつらの方が目立つのはわかるけどさ)」

町田「入るかしら……? 私としたら、あれを止めるっていう方が無理難題に思えるんだけど……。
   昨日の比良戸の次藤くんみたいに、若島津くんはデ……体重があるわけじゃないし」
藤沢「(松山くんが……ふらのが決勝に行く為にも……どうか決まって……)」

三杉「(守護神若島津、か……僕は30分の出場で2点奪ったんだけどね)」
弥生「(今度はニヤニヤしてる……何か嬉しい事あったのかなぁ?)」

片桐「前半の山場ですかね……気持ちとしては、板野を応援したい所ですが」
見上「(源三の事を考えれば……若島津が力をつければある程度は安心が出来る。
    ここで板野のシュートを弾き返せれば、まず自信をつける事が出来る筈だが……)」

古田「くそーっ! 無駄かもしれないけど飛び込め!」
高島「やけのやんぱちだー!!」

松山「いけ、板野! お前のシュートを見せてやれ!!」
沢田「わ、若島津さん!!」

板野「くらえ、若島津! これが俺の……マグナムシュートだァッ!!」

435 :森末(仮):2013/11/10(日) 01:27:14 ID:???
先着3名様で、

★板野→マグナムシュート 60 ( ! card )( ! dice + ! dice )=★
★古田→ブロック 48 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=
 高島→ブロック 48 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=★
★若島津 パンチング 59 (! card)(! dice + ! dice)=★

と書き込んでください。カードやダイスの結果で分岐します。

【シューター】−MAX【ブロッカー】
≧5→シュートは邪魔される事無く放たれた!GKとの勝負へ。
=4〜2→シュートは放たれた。しかしこの数値差の人数分威力が落ちてGKとの勝負へ。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に(山室がねじ込み)(小田がフォロー)(松木がフォロー)
≦−2→東邦ボールに。

【シューター】−【キーパー】
≧2→板野のマグナムシュートが東邦ゴールに突き刺さる!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に(山室がねじ込み)(ふらのコーナーキック)(松木がフォロー)
≦−2→東邦ボールに。

【補足・補正・備考】
板野の「マグナムシュート」には吹っ飛び係数2がついています。
若島津がダイヤで「手刀ディフェンス(+2)」

436 :森崎名無しさん:2013/11/10(日) 01:27:37 ID:???
★板野→マグナムシュート 60 ( クラブ10 )( 1 + 2 )=★
かっとべ!マグナムトルネードッ!!

437 :森崎名無しさん:2013/11/10(日) 01:27:55 ID:???
★板野→マグナムシュート 60 ( スペード9 )( 3 + 1 )=★

438 :森崎名無しさん:2013/11/10(日) 01:30:10 ID:???
★古田→ブロック 48 ( スペードJ )( 5 + 1 )+(人数差補正+1)=
 高島→ブロック 48 ( ハートK )( 4 + 2 )+(人数差補正+1)=★

439 :森崎名無しさん:2013/11/10(日) 01:30:29 ID:???
勝負は後半だな(よそ見)

440 :森崎名無しさん:2013/11/10(日) 01:31:20 ID:???
なんもかんも政治が悪い…(涙目)

441 :森崎名無しさん:2013/11/10(日) 01:33:08 ID:???
★若島津 パンチング 59 ( クラブ7 )( 2 + 6 )=★

442 :森崎名無しさん:2013/11/10(日) 01:34:43 ID:???
>>440
あきらめたーらおわり〜♪
気持ちをリセットして〜♪
もどーるばしょーで〜♪

443 :森末(仮):2013/11/10(日) 01:34:53 ID:???
若島津もピンゾロなら決まっていたんですが、ままなりませんね。
本日は一旦ここで区切らせていただきます。
それでは。

444 :森崎名無しさん:2013/11/10(日) 21:10:00 ID:???
板野はMLVないからシュートはずしても次にそんな期待できないんだよね。
虎はヘタレると最終的に隠れMLvで+1、2で有利取れるから安心できる。
シュート限定でいいから隠れMが欲しくなっちゃう感じがするぜ

445 :森末(仮):2013/11/10(日) 23:07:26 ID:???
>★板野→マグナムシュート 60 ( クラブ10 )( 1 + 2 )=63★
>★古田→ブロック 48 ( スペードJ )( 5 + 1 )+(人数差補正+1)=55 *吹っ飛び*
> 高島→ブロック 48 ( ハートK )( 4 + 2 )+(人数差補正+1)=55★ *吹っ飛び*
>★若島津 パンチング 59 ( クラブ7 )( 2 + 6 )=67★
>≦−2→東邦ボールに。
====================================================================================
バッグオオオオオオオオオオオオオオオンッ!!

板野のマグナムシュートは、盛大な音を立てて射出された。
今大会猛威を振るい、幾多のゴールを量産してきたそのシュートは、
今まで戦ってきたDF陣よりもレベルが違う古田、高島という東邦DFすらもものともせず、ゴールへと突き進む。

板野「(決まれ! 若島津を吹き飛ばして……ゴールを打ち破るんだ!!)」

その弾道を見ながら、板野は強く念じた。
跳ね飛ばされたDF達の様子を見るに、シュートの威力自体は決して衰えていない。
ならばこのまま若島津すらも吹き飛ばしてゴールに突き刺さってくれる筈だと、祈るような心境でボールを見つめる。
しかし、相対する若島津はこのシュートを見て眉を顰めながらも、
静かに精神集中をしてボールが自分へ届く一瞬の間に全身の気を高め、万全の状態でセーブに向かった。

若島津「(なるほどな……確かに、凄まじいシュートだ。 だが……!)」

スッ……

若島津「(正面に馬鹿正直に飛んでくるボールを跳ね返せない程、俺はヤワではない!)破ァッ!!」

ブォンッ! バコォンッ!!

板野「なっ、なにィ!?」

そして、ボールは弾き飛ばされた。
真正面に飛んだ板野のマグナムシュートは、若島津が手すら使わず、足を使ってそのまま蹴り返したのである。

446 :森末(仮):2013/11/10(日) 23:08:32 ID:???
実況「ふっ、防いだーっ!? なんと若島津くん、手を使わずにそのままダイレクトにボールを蹴り返しました!!
   ボールはそのまま高々と上がります! ふらの、またも攻撃失敗!!
   板野くんと若島津くんの勝負、まず1回目は若島津くんの完勝という形で終わってしまいました!!」

観客「あ〜っ、決まらなかったか!」「やっぱ若島津は凄いな!」「いや、まだわからんぞ。まだ前半なんだからな」

見上「これは板野の失策だったな。
   確かに奴のマグナムシュートの威力は申し分ない……が、それはあくまでも相手が並のキーパーならの話だ。
   若島津を相手に、正面にシュートを打ちこむのはあまりにも馬鹿正直過ぎる」
片桐「……そうですね(まだ一本しか打っていないぞ、板野。 ここで気落ちするんじゃないぞ)」

松山「板野、落ち込むな! まだまだ試合時間はあるんだ! お前ならゴールを割れるぞ!」
沢田「(流石は若島津さんだ。 っと、こっちにボールが……)」

今大会の目玉とも言える、最高のストライカーと最高のキーパーとの対決。
まずその1戦目は若島津の勝利という形で終わり、観客たちからはため息と歓声が聞こえる。
一方、若島津が弾いたボールはといえばようやく下がってきていた沢田がフォロー。
再び東邦の攻撃のチャンスとなるのだが……。

沢田「(どうしよう……小池さんと川辺さんが負傷してるんだよなぁ。
    このままプレイさせたら悪化しかねないから、一旦時計を止めた方が……?)」

先着1名様で、

★沢田の判断→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER→小池「(痛いっ……でも気持ちいい! なんだこの感覚は!?)」 小池がスキル・隠れMLvを習得!
ダイヤ・ハート→小池「残り時間は少ないんだ! 一気に攻めるぞ、タケシ!」 小池が走りながら沢田に激を飛ばした!
スペード→小池「俺達の攻撃で終わっておけ! 頼んだぞタケシ!」 小池がその場に立ちつくしながら沢田に激を飛ばした!
クラブ→沢田「(やっぱり駄目だ、一旦ボールを外に出そう!)」 沢田が大きくボールを蹴り、ふらの陣内のタッチラインを割る。

447 :森崎名無しさん:2013/11/10(日) 23:09:19 ID:???
★沢田の判断→ ハート3

448 :森末(仮):2013/11/10(日) 23:32:42 ID:???
>★沢田の判断→ ハート3 ★
>小池「残り時間は少ないんだ! 一気に攻めるぞ、タケシ!」 小池が走りながら沢田に激を飛ばした!
=================================================================================================
沢田「(小池さん!?)」

迷う沢田に激を飛ばしたのは、あろうことか負傷をした張本人である小池秀人その人であった。
肩を痛めながらも懸命に走り、前半の内に1点を奪おうとする小池。
その心中にはやはり練習中に乱入をした板野をギャフンと言わせてやろうという思いがあったのだが、
それと同時に東邦に勝利を齎す為にも、この程度の傷でへこたれていはいられないという強すぎる責任感もあった。
実力不相応な思いではあるが、これもある種のキャプテンシーでもある。

沢田「(悪化しないか不安だけど……確かに、残り時間は少ないんだ。
    ここを攻めて攻撃が終わっても、リスクは少ない筈!)小池さん、フォローをお願いします!」
小池「任せとけって!」

実況「さぁ、今度は東邦学園のカウンターとなります!
   ボールを持った沢田くん、そのまま自分で持ってぐんぐんと進んでいきます!
   そしてそれに併走するようにキャプテン、小池くんも沢田くんのフォローをする!
   しかし、ふらのもただ進ませる訳ではありません! すぐさまプレスをかけるぞ!?」

金田「(板野のマグナムシュートが決まらないなんて……くそっ、1点勝負になるか!?
    なら、このまま中盤突破させる訳にはいかねぇ!)」
若松「このまま進ませてたまるかー!」
沢田「(これが前半最後のラストチャンスだ! なんとかものにしないと!)」

449 :森末(仮):2013/11/10(日) 23:34:31 ID:???
先着2名様で、

★沢田→ドリブル 53 (! card)(! dice + ! dice)=★
★金田→タックル 46 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=
 若松→タックル 48 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→沢田がそのまま強引に中盤を突破した! そしてそのままゴール前になだれ込む!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から(小池がフォロー、小池と小田で競り合い、小田がフォロー)
≦−2→ふらのボールに。

【補足・補正・備考】
沢田がダイヤ・ハートで「強引なドリブル(+2&吹っ飛び係数2)」

450 :森崎名無しさん:2013/11/10(日) 23:35:08 ID:???
★沢田→ドリブル 53 ( スペードJ )( 3 + 5 )=★

451 :森崎名無しさん:2013/11/10(日) 23:35:47 ID:???
★沢田→ドリブル 53 ( ハート6 )( 2 + 2 )=★

452 :森崎名無しさん:2013/11/10(日) 23:37:17 ID:???
★金田→タックル 46 ( スペード2 )( 2 + 2 )+(人数差補正+1)=
 若松→タックル 48 ( クラブ4 )( 4 + 5 )+(人数差補正+1)=★

453 :森崎名無しさん:2013/11/10(日) 23:38:00 ID:???
★金田→タックル 46 ( ダイヤJ )( 5 + 4 )+(人数差補正+1)=
 若松→タックル 48 ( スペードK )( 2 + 3 )+(人数差補正+1)=★

454 :森末(仮):2013/11/10(日) 23:49:12 ID:???
>★沢田→ドリブル 53 ( スペードJ )( 3 + 5 )=61★
>★金田→タックル 46 ( スペード2 )( 2 + 2 )+(人数差補正+1)=51
> 若松→タックル 48 ( クラブ4 )( 4 + 5 )+(人数差補正+1)=58★
>≧2→沢田がそのまま強引に中盤を突破した! そしてそのままゴール前になだれ込む!
====================================================================================
沢田「(強引に……いや、また反則を取られたらたまったもんじゃない!
    ここは軽くフェイントを入れて……)」

スス サッサッ! バッ!

金田「あっ、えっ!?」
若松「(い、一歩も動けない……マジかよ?)」

吉良監督に鍛えられ、相手を吹き飛ばす強引なドリブルを身に着けたとはいえ、
本来の沢田のプレイスタイルはテクニカルな動きで相手を翻弄するテクニシャンタイプなのである。
そして、吉良に鍛えられた現在でもその技術は錆びついた訳ではない。
軽やかなフェイントを入れられ、見事にそれに引っかかった金田達はあっさりと沢田の突破を許し、
沢田はそのまま一気にゴール前へとボールをもったままなだれ込んでくる。

実況「沢田くん、反町くんへのラストパスは出さない!
   これはこのまま自分で持っていこうという事でしょうか!? 或いは、小池くんを使うつもりか!?
   しかし、ふらのゴール前には松山くんを含め5人のDF達が待ち構えている!
   単身で突破するのは無謀だぞ!?」

松山「(攻撃が出来るのは3人……ボールを持ってる沢田に、ストライカーの反町。
    そして、負傷してるとはいえゴール前まで走ってきている小池だ。
    誰かに出すか、それともこのまま自分で持ってくるつもりなのか。
    駄目だ、読み切るのは無理だ。 誰に注意をするのが最善だ!?)」
板野「(くそっ、俺が攻撃に失敗したせいでピンチに……。
    いや、言ってる場合じゃない! 松山に何かアドバイスは送れないか?)」

455 :森末(仮):2013/11/10(日) 23:50:12 ID:???
A.やはりストライカーの反町が怖い! 反町を警戒してもらおう!
B.このまま沢田がゴールを狙ってくるかもしれない! 沢田を警戒してもらおう!
C.キャプテンの小池が要注意だ! 小池を警戒してもらおう!
D.多少出遅れるかもしれないけど仕方ない。3人をそれぞれ警戒してもらおう!
E.いや、直接松山の判断に任せた方がいいな。 アイツの直感を信じるんだ!

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

456 :森崎名無しさん:2013/11/10(日) 23:52:35 ID:1laQf1TE


457 :森崎名無しさん:2013/11/10(日) 23:53:50 ID:OESLuuXA


458 :森崎名無しさん:2013/11/10(日) 23:53:57 ID:0IHAZkqQ
A

459 :森末(仮):2013/11/11(月) 00:14:18 ID:???
>B.このまま沢田がゴールを狙ってくるかもしれない! 沢田を警戒してもらおう!
===============================================================================
先ほどの得点機では、反町が松山に阻まれゴールを奪えなかった。
そして、現在ゴール前に駆け込んでいる小池も、負傷をしているという不安材料がある。
それならば、ここは沢田が攻撃をしてくるのではないかと板野は考え、その旨をサインで松山に伝えた。

板野「(松山ー! 沢田がくると思うよ!!)」
松山「(あの動きは……沢田を警戒、か。 確かにな……よし!)」

幸運にも松山は板野のサインを確認し、それに納得。
ゴール前に走ってくる沢田にいつでも対応できるように位置取りをし、他のDF達を小池、反町へと当たらせる。

松山「(ここが正念場だ……点を奪われる訳にはいかないぞ!)」
沢田「(ここで決めればぐっと有利になる……その為には……!)」

先着1名様で、

★東邦最後の攻撃は?→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER→若島津「俺だ、俺に持って来い!」 なにィ!? 若島津がオーバーラップだと!? 完全にフリーだ!!
ダイヤ→沢田がそのままミドルシュートだ! しかし松山が対処するぞ!
ハート→沢田がドリブルゴールを狙ってきた! しかし松山が対処するぞ!
スペード8〜K→反町にハイボールを上げた! 松山が悪い位置ながらも強引にブロックにいく!
スペード7以下→反町にハイボールを上げた! そのままヘディングを打ちにいく!
クラブ8〜K→小池にハイボールを上げた! 松山が悪い位置ながらも強引にブロックにいく!
クラブ7以下→小池にハイボールを上げた! そのままヘディングを打ちにいく!

460 :森崎名無しさん:2013/11/11(月) 00:14:48 ID:???
★東邦最後の攻撃は?→ スペードQ

461 :森末(仮):2013/11/11(月) 00:17:20 ID:???
本日はここで区切らせていただきます。
それでは。

462 :森崎名無しさん:2013/11/11(月) 10:13:53 ID:???
板野の判断が裏目裏目だな
やはりここからは力押しではどうにもならない段階か

463 :森末(仮):2013/11/11(月) 23:27:54 ID:???
本日は更新をお休みします。
また明日よろしくお願いします。

464 :森末(仮):2013/11/12(火) 23:29:43 ID:???
>★東邦最後の攻撃は?→ スペードQ ★
>反町にハイボールを上げた! 松山が悪い位置ながらも強引にブロックにいく!
=================================================================================
松山と板野の予想通り、沢田のプランの中には当然自分がそのままゴールを狙うという選択肢もあった。
特訓によって突破力も高まり、決定力も以前に比べれば飛躍的に上昇をしている沢田。
だが、それでも彼は客観的視点から松山からゴールを奪うには難しいレベルであると認識をしていた。

沢田「(僕のシュートは他のDFにも軽くブロックされてしまいそうだし、
    昨日の試合を見る限り松山さんはボールカットもかなり磨いている……このまま正面突破は難しい!
    なら、やっぱり反町さんに任せるしかない……!)反町さん!」
松山「な、なにィ!?」
板野「(ここで反町を使うの!?)」

そして出した結論は、やはりストライカーである反町を使うというもの。
松山相手ではどうしても分が悪いが、それでも彼さえ抜ければ反町の決定力ならゴールを奪える。
ふらのゴール前に反町、沢田、小池という東邦攻めの3本柱がいる今、
松山が上手く対応出来ない可能性を見て沢田は反町へとハイボールを出した。
その沢田の予想は、ピタリと当たる。

実況「沢田くん、自分では打たない! 再び反町くんへとラストパスを出した!!
   これには反町くん、飛び上がってヘディングに行くが……松山くん、慌ててこれをブロックに行く!!
   果たしてこれは間に合うかー!?」

松山「くっ……間に合え!!」
松田「キャ、キャプテン!(あの位置からだとまともにブロック行けないぞ!? お、俺達でどうにかするしかないのか!?)」
近藤「くそーっ! 破れかぶれだ!!」
加藤「(せめてこぼれ球にしないと……!)」

反町「(しめた! 松山の体勢が不十分だ……これなら!!)うおおおおおっ!!」

465 :森末(仮):2013/11/12(火) 23:30:48 ID:???
先着4名様で、

★反町→ヘディング 54 ( ! card )( ! dice + ! dice )=★
★松山→ブロック 53 (! card)(! dice + ! dice)+(補正合計-1)=★
★松田→ブロック 48 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=
 近藤→ブロック 47 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=★
★加藤 パンチング 52 (! card)(! dice + ! dice)=★

と書き込んでください。カードやダイスの結果で分岐します。

【シューター】−MAX【ブロッカー】
≧5→シュートは邪魔される事無く放たれた!GKとの勝負へ。
=4〜2→シュートは放たれた。しかしこの数値差の人数分威力が落ちてGKとの勝負へ。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に(竹野内がねじ込み)(小池と佐瀬で競り合い)(佐瀬がフォロー)
≦−2→ふらのボールに。

【シューター】−【キーパー】
≧2→反町のヘディングがふらのゴールに突き刺さる!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に(小池がねじ込み)(竹野内がねじ込み)(佐瀬がフォロー)
≦−2→ふらのボールに。

【補足・補正・備考】
反町がダイヤ・ハートで「強烈なヘディング(+2)」

466 :森崎名無しさん:2013/11/12(火) 23:31:40 ID:???
★反町→ヘディング 54 ( クラブ6 )( 2 + 2 )=★

467 :森崎名無しさん:2013/11/12(火) 23:34:11 ID:???
★松山→ブロック 53 ( クラブ9 )( 2 + 6 )+(補正合計-1)=★

468 :森崎名無しさん:2013/11/12(火) 23:34:18 ID:???
★松山→ブロック 53 ( クラブ10 )( 4 + 1 )+(補正合計-1)=★

469 :森崎名無しさん:2013/11/12(火) 23:34:20 ID:???
★松山→ブロック 53 ( ハート10 )( 4 + 6 )+(補正合計-1)=★

470 :森崎名無しさん:2013/11/12(火) 23:36:29 ID:???
★松田→ブロック 48 ( ハートQ )( 6 + 1 )+(人数差補正+1)=
 近藤→ブロック 47 ( スペード4 )( 4 + 3 )+(人数差補正+1)=★

471 :森崎名無しさん:2013/11/12(火) 23:37:33 ID:???
★加藤 パンチング 52 ( スペード10 )( 6 + 3 )=★

472 :森末(仮):2013/11/13(水) 00:13:10 ID:???
>★反町→ヘディング 54 ( クラブ6 )( 2 + 2 )=58★
>★松山→ブロック 53 ( クラブ9 )( 2 + 6 )+(補正合計-1)=60★
>★松田→ブロック 48 ( ハートQ )( 6 + 1 )+(人数差補正+1)=56
> 近藤→ブロック 47 ( スペード4 )( 4 + 3 )+(人数差補正+1)=55★
>★加藤 パンチング 52 ( スペード10 )( 6 + 3 )=61★
>≦−2→ふらのボールに。
==========================================================================
バコンッ!

今大会得点王ランキング3位、ふらのの板野のような爆発的キック力や、南葛の来生のようなトリッキーな動きこそ出来ないものの、
丁寧さと正確さを合わせた教科書通りのようなシュートが持ち味な反町。
そんな彼は今回も、当然のようにゴール隅を狙ったキーパーの弾きにくいコースへとボールを撃ちこんだ。

反町「(よし、この位置なら……!)」

ダダダダッ! バシィンッ!!

松山「そう簡単にゴールを割らせてたまるかァッ!!」
反町「なっ、なにィ!?(そんな……! あんな位置からどうしてシュートコースに飛び込めたんだ!? ヤマ勘か!?)」

しかし、このシュートは再び松山によって防がれる事となった。
教科書通りのような反町のシュートは、逆に言えばパターン化されているもの。
研究熱心であり努力家である松山はこれまでの東邦が戦ってきた試合を見て反町のシュートパターンを把握しており、
迷う事なく最適なシュートコースへ飛び込む事が可能だったのである。

実況「ふっ、防いだー!! 松山くん、不利な体勢にも関わらず見事にブロックしてしまいました!
   ふらの、またもやピンチを脱出! お互い一歩も譲らない試合展開になってきました!」

473 :森末(仮):2013/11/13(水) 00:14:26 ID:???
藤沢「松山くん……素敵……」
町田「ふぅ、冷や冷やした……でもこれで前半は無失点で終われそうね」

弥生「うわー、凄い。 あんなの距離離れてたのに、間に合うものなのね……」
三杉「(今のはどちらかといえば反町のミスと言えるけどね……。
    とはいえ、とりあえず前半の内は松山DF案は成功と言える成果か)」

小池「おまっ、反町! そこは決めなきゃ駄目な所だろ!」
沢田「(今日は調子が悪いのかな反町さん……いくら若島津さんでも、その内ゴールを割られかねないのに)」
若島津「(……あれで決められないのか。 無失点で切り抜けても得点が入らねば勝てんというのに)」
反町「(うぅ……折角のチャンスだったのに……)」

近藤「さ、流石キャプテン!(あっぶねー、決勝でもキャプテンがDFやってくれねぇかな)」
板野「ナ、ナイス松山!(判断ミスしたのは俺だけど、それをカバーしてくれた……やっぱり松山は頼れるな)」

この前半最後の東邦の攻撃が失敗した事で、フィールドの両選手は相対する反応を見せる。
東邦学園としては折角松山の体勢が悪いという条件の中で決められなかった事で意気消沈。
特に決められなかった反町はガックリと肩を落として落ち込み、
逆にふらのはといえば改めて松山のレベルの高さを認識し一気に活気づく。

松山「(よし、なんとかゴールは守った……! 問題は攻撃だ。
    残り時間は……ロスタイムを入れて5分といった所か?)」
板野「(松山、時計を見てる……攻めるつもりか? なら……)」

A.「来い、俺に持って来い!」 自分にボールを要求する
B.「もう一度山室を使うんだ! 山室にパスだ!」 山室に渡させる
C.「松山、今こそあの攻撃を使う時だ!」 ふらの名物・なだれ攻撃発動だ!
D.「(いや、この時間じゃ無理だ! このまま流そう!)」 松山にこのまま流すサインを送る
E.「(何も言わない方がいいかな。 松山の判断を信じよう)」 松山に任せる

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

474 :森崎名無しさん:2013/11/13(水) 00:16:18 ID:1cZNSyxQ


失敗してもリスク少なそうだし

475 :森崎名無しさん:2013/11/13(水) 00:16:45 ID:2gmwhdEU
B ラストチャンスかな、沢田もいないし

476 :森崎名無しさん:2013/11/13(水) 00:16:50 ID:gvUVlnNs
C

477 :森崎名無しさん:2013/11/13(水) 00:37:58 ID:???
ツインまでいけるかな?

478 :森末(仮):2013/11/13(水) 00:46:44 ID:???
>C.「松山、今こそあの攻撃を使う時だ!」 ふらの名物・なだれ攻撃発動だ!
============================================================================
沢田「えっ、あの攻撃……?」
小池「なんだなんだ?」

板野が叫んだ瞬間、東邦学園の選手たちは一斉にざわめき始めた。
前半終了間際、殆どリスクは無いと踏んで攻め込んだ彼らだったが、その攻撃が空振りに終わり、
その防いだ相手が「あの攻撃」などという意味深な言葉を使ったのだから無理もない。
何か隠している奥の手でもあるのだろうかと勘繰り始める。

小田「(あの攻撃……って、もしかして……)」
若松「(あ、あれか……出来れば、使いたくなかった……)」

そして、ふらのメンバー達は板野のいう「あの攻撃」に見当をつけながらも、
内心悲鳴を上げながら観客たちの反応をちらちらと伺った。
彼らはその攻撃を行う事はなるべく避けたかったのだ。
傍から見ている以上に疲れる事もあるが、それ以上に「その名」を呼ばれるのが恥ずかしかったから。

しかし、そんな事はボールを持つ彼らのキャプテン――松山光はまるで意に介していなかった。
そもそも彼は、このネーミングこそ至高のものだと信じて疑ってなかったのだから。

松山「(ああ、今こそ使う時……前半終了間際、リスクが無いからな!)
   いくぞ、みんな! 上がれ! ふらの名物……『な だ れ 攻 撃』だ!!」

バコーンッ!!

東邦メンバー「「「な、なにィ!? なだれ攻撃だって!?」」」

479 :森末(仮):2013/11/13(水) 00:47:58 ID:???
ドドドドドドドドドドドドドッ!!

松山が叫ぶと同時に、ボールは蹴りだされ小田が拾う。
それに合わせるようにしてふらのメンバーは全員で一斉に駆け出しはじめ、
近くの者達が小田をフォローするようにしながら一直線に東邦ゴールを目指していく。

実況「うわぁ〜っ!? な、なんだこれはー!?
   ふらの、なんとここで全員攻撃! これが先ほど松山くんが叫んでいた『なだれ攻撃』なのでしょうか!?
   全員が上がっている為に攻め込まれた時のリスクはありますが、しかし既に時間は残り少ない!
   全員攻撃にも然程のリスクがないという判断でしょうか!?」

観客「な、なだれ攻撃って……」「なんでなだれなんだ?」「北海道だからじゃないか?」「あぁ、そういう……」

町田「(ああ、観客の人たちが唖然としてる……無理もないわよね。
    私もこの名前聞いた時はぽかんとしちゃったし)」
藤沢「走ってる松山くんも素敵……」

弥生「プフーッ!!(だ、駄目だわ、笑っちゃ……で、でも、なだれって……)」
三杉「(……ネーミングは最悪だが、このタイミングでの全員攻撃は悪くない。
    それに、どうもただの全員攻撃とは違うようだが……)」

片桐「これは……一見するとただの全員攻撃のように見えますが、違いますね」
見上「うむ。 ボールを持つ者をフォロー出来るように数人でカバーできる位置についている。
   ドリブルコースを防がないようにしながらな。
   ボールを奪われれば即座に奪い返せるし、こぼれ球になっても攻撃は続く。
   恐らくよくこの戦術を訓練したのだろうが……中学レベルでこれだけの戦術的動きが出来るとは大したものだ」
片桐「指導したのは松山でしょうか?」
見上「ふらのの監督は殆ど素人なようだからな。 ネーミング的に考えても、恐らく間違いはないだろう」

480 :森末(仮):2013/11/13(水) 00:49:37 ID:???
観客たちは唖然とし、東邦メンバーは困惑し、ふらのメンバーは内心恥ずかしがりながらも懸命に走る。
この「なだれ攻撃」は見上の予想通り、松山自身が発案し指導をして身に着けた戦術。
お互いがお互いをフォロー出来るという、正にチームワークを生かしたこの戦術は松山の理想とするものであり、
名前こそアレであるがボールを失っても即座にフォローが効くという大きな利点を持つ戦術であった。

松山「(とはいえ、いくらなんでもゴール前からドリブルで上がるのは難しいからな。
    頼むぞ小田、お前の後ろには俺達がついている! 行けるところまで行ってくれ!)」
沢田「ま、まずい! 反町さん、早く戻りましょう! 僕たちが上がって、完全に中盤がスカスカだ!」
反町「あ、ああ!」
小池「うおおおおおお、こんなふざけた名前の攻撃に我らが東邦学園が負けてたまるかー!」

実況「さぁ、度肝を抜かれる攻撃ですが、東邦学園も黙って進ませません!
   慌ててボールを持つ小田くんに松木くんが迫る!」

松木「前半も残り少ないんだ! 諦めてボールを渡せっての!」
小田「(くっそー、俺まで笑われてる気になってくる! さっさと突破してボール手放そう!)」

先着2名様で、

★小田→ドリブル 48 (! card)(! dice + ! dice)=★
★松木→タックル 47 (! card)(! dice + ! dice)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→小田が突破に成功! そして中央にいる板野へとパスを出した!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から(金田がフォロー、松田がフォロー、近藤がフォロー)
≦−2→東邦ボールに。

481 :森崎名無しさん:2013/11/13(水) 00:50:19 ID:???
★小田→ドリブル 48 ( スペード6 )( 3 + 5 )=★

482 :森崎名無しさん:2013/11/13(水) 00:51:22 ID:???
★松木→タックル 47 ( スペードJ )( 6 + 1 )=★

483 :森末(仮):2013/11/13(水) 00:52:05 ID:???
本日は一旦ここで区切らせていただきます。
それでは。

484 :森崎名無しさん:2013/11/13(水) 00:53:27 ID:???
小田「よし、俺の役目は終わり!」

乙でした。

485 :森末(仮):2013/11/13(水) 22:54:27 ID:???
>★小田→ドリブル 48 ( スペード6 )( 3 + 5 )=56★
>★松木→タックル 47 ( スペードJ )( 6 + 1 )=54★
>≧2→小田が突破に成功! そして中央にいる板野へとパスを出した!
==========================================================================
小田「うおおおおおお!(ここで攻撃失敗したら何言われるかわからねぇ!!)」
松木「うっ……(な、なんだこの気迫は!?)」

小田の(戦犯になりたくないという理由によるものだが)気迫あふれるドリブルに松木は一瞬圧倒され、
その隙を見逃さず小田は辛うじて突破。
抜くや否や、すぐさま中央にいる板野へとボールを出し、
中盤が殆ど崩れてしまっている東邦は当然のようにこれをカット出来ず、板野はトラップをして前を向く。

実況「さぁ〜! ボールは再び板野くんへと渡りました!
   既に前半28分! ロスタイムを入れても、これが前半最後のふらのの攻撃となるでしょう!
   しかし、東邦守備陣も板野くんに打たせるものかと前に出てプレスをかける! 果たして最後はどのような攻撃に行くのか!?
   やはり再び火を吹くのか、マグナムシュート!?」

板野「(この攻撃に失敗したら前半終了だな……なら、なんとかして1点を決めたい所だ。
    だけどどうする? 俺と松山のツインシュートを打つなら松山を待たなきゃいけない。
    そうしている間に沢田と小池は戻ってきてしまうな……)」

486 :森末(仮):2013/11/13(水) 22:55:28 ID:???
A.沢田達を相手にするのは面倒だ! このまま俺が突破してやる!
B.沢田達が相手でも問題ない! このままゆっくり上がって松山が追いつくのを待つぞ!
C.サッカーは自由な発想でするべきだ! 逆走をしてから松山とのゴールデンコンビで一気に上がるぞ!
D.いや、ここは松山にバックパスだ! 俺がこれ以上体力を消耗するのは厳しい!
E.俺の体力も不安がある。山室にキープしてもらおう!
F.ええい、四の五の言うな! 距離はあるけどマグナムシュートで一掃してやる!
G.体力が不安だし弾丸シュートだ! ダイスの運がよければ入る筈だ!
H.思い切って普通のシュートだ! 

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

>>484 乙ありです。

487 :森崎名無しさん:2013/11/13(水) 22:56:35 ID:gvUVlnNs
B

488 :森崎名無しさん:2013/11/13(水) 23:03:06 ID:P7brwEzw
B

489 :森末(仮):2013/11/13(水) 23:19:10 ID:???
>B.沢田達が相手でも問題ない! このままゆっくり上がって松山が追いつくのを待つぞ!
=======================================================================================
板野「(若島津からゴールを奪うには……『道産子ツイン』を使う方が勝算がある!
    だけど松山は決して足が速い訳じゃない、どうしてもカウンターの為に上がっていた俺に追いつくには距離がある。
    なら、俺はその間ゆっくり上がってキープをするしかないんだ!)」

単身で突破をしてマグナムシュートを打つよりも、松山とのツインシュートを放つ方が決定率は高い。
そう判断した板野は、いつもに比べてゆっくりとしたペースでボールを持ちながら上がり始めた。
全ての狙いは松山の全力疾走が、自分に追いついてくれるのを待つ為である。
しかし、当然ながら板野を追っているのは松山だけではない。
先ほどまでゴール前にいた沢田、小池といった中盤の選手たち。
そして、撃たれる前に止めてやろうと意気込んで板野へとプレスをかける東邦DF陣達がいたのだ。

小池「なんのつもりかはしらねぇけど、追いつけた! いくぞタケシ!」
沢田「はい!」
今井「舐めやがって! 挟み撃ちだ!」
高島「おう!」
板野「(前から2人、後ろから2人……! でも、キープしてみせる!)」

490 :森末(仮):2013/11/13(水) 23:20:27 ID:???
先着3名様で、

★板野→ドリブル 53 (! card)(! dice + ! dice)=★
★沢田→タックル 50 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+2)=
 小池→タックル 48 (! card)(! dice + ! dice)+(補正合計+1)=★
★今井→タックル 48 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+2)=
 高島→タックル 48 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+2)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→板野がキープに成功! そのまま松山と共にゴール前に駆け込む!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から(松山がフォロー、山室がフォロー、若松がフォロー)
≦−2→東邦ボールに。

【補足・補正・備考】
板野がダイヤかハートで「強引なドリブル(+2&吹っ飛び係数2)」

491 :森崎名無しさん:2013/11/13(水) 23:22:47 ID:???
★板野→ドリブル 53 ( ダイヤ9 )( 6 + 2 )=★

492 :森崎名無しさん:2013/11/13(水) 23:23:32 ID:???
★沢田→タックル 50 ( クラブ5 )( 1 + 4 )+(人数差補正+2)=
 小池→タックル 48 ( スペード4 )( 2 + 2 )+(補正合計+1)=★

493 :森崎名無しさん:2013/11/13(水) 23:26:17 ID:???
★今井→タックル 48 ( ダイヤA )( 4 + 5 )+(人数差補正+2)=
 高島→タックル 48 ( ハート4 )( 6 + 6 )+(人数差補正+2)=★

494 :森末(仮):2013/11/13(水) 23:44:42 ID:???
短いですが本日はここで一旦区切らせていただきます。
それでは。

495 :森崎名無しさん:2013/11/14(木) 00:11:47 ID:???
6ゾロタックルに弾かれて松山フォローか
直ぐにツインシュートはいけないかな?

496 :森末(仮):2013/11/14(木) 23:49:18 ID:???
>★板野→ドリブル 53 ( ダイヤ9 )( 6 + 2 )+(強引なドリブル+2)=63★
>★沢田→タックル 50 ( クラブ5 )( 1 + 4 )+(人数差補正+2)=57 *吹っ飛び*
> 小池→タックル 48 ( スペード4 )( 2 + 2 )+(補正合計+1)=53★ *吹っ飛び*
>★今井→タックル 48 ( ダイヤA )( 4 + 5 )+(人数差補正+2)=59 *吹っ飛び*
> 高島→タックル 48 ( ハート4 )( 6 + 6 )+(人数差補正+2)=62★
>=1→ボールはこぼれ球に。松山がフォロー
==================================================================================
前から迫りくる今井と高島、背後から追ってくる沢田と小池。
板野がまず警戒をしたのは、背後からやってきていた2人であった。

板野「(さっき見た感じだと、タケシは守備力も本編よりかなり強化されていると見ていい……!
    それなら、やっぱり警戒すべきはタケシだ! ここは……)」

スッ

沢田「(うっ、後ろが無防備……駄目だ、これじゃあこの位置からじゃバックチャージに……)」
小池「(右から回り込めタケシ! 俺は左からだ! 同時に行くぞ!)」

ここで板野はあえて背後に対して無警戒なドリブルをする事で、沢田達に背後からのタックルをさせないようにした。
そのまま行けば審判にバックチャージを取られかねず、
沢田達は板野の想定通りに両サイドから回り込んで同時にスライディングタックルを浴びせる。

板野「(2人がかりでも……!)うりゃあああああああああああっ!!」

バキィッ!!

小池「ごぼへぇっ!?」
沢田「ぎゃっ!?(や、やっぱり吉良監督に鍛えて貰ってもこの人のパワーはその上を行ってる……!!)」

497 :森末(仮):2013/11/14(木) 23:50:53 ID:???
そして、これまた板野の想定通りに沢田達は脆くも吹き飛ばされた。
2人同時であろうとも、それを跳ねのける事は板野にとってあまりにも容易かった。
しかし、彼らの奮闘が無意味だったかと言われればそうでもない。

今井「高島、今だ! ぶへっ!?」
高島「(よし……!)ここだァッ!!」
板野「し、しまった!?」

バチッ!!

沢田達を吹き飛ばした直後、時間差をつけるようにして挑んできた今井と高島。
一度吹き飛ばした事でボールが足元から零れてしまっていた板野は、
慌ててフォローしながら今井を跳ね飛ばすことには成功した。
だが、体勢も悪い中で弾き飛ばした事により更にボールは離れてしまい、
3人の犠牲に報いる為にと決死の覚悟で飛びかかった高島は、辛うじて板野からボールを弾く事に成功したのだった。

実況「あ〜っ! 駄目だ、板野くんキープ出来ない! ボールは零れてしまった!!
   ふらの、惜しくも攻撃しっぱ……い、いえ! まだです!」

松山「よくやった、板野! 後は俺に任せてくれ!」
板野「ま、松山……!」
高島「あぁっ!?」

ただし、高島が成功をしたのはあくまでも板野からボールを零す事。
零れたボールは転々とし……。
そうなれば現在、全員攻撃――「なだれ攻撃」をしてフォロー率を上げているふらのがフォロー成功するのは自明の理。
そして、東邦にとって不運な事に、このボールを拾ったのはそのふらのでも板野に次いで得点力の高い松山なのであった。

498 :森末(仮):2013/11/14(木) 23:52:05 ID:???
実況「ここでボールを拾ったのは松山くん!
   そのまま板野くんたちを追い抜かし、一気に中盤を突破する!
   そして……シュートレンジに入ると同時に右足を振りかぶりました! 今度は松山くん自らが打ちに行くーっ!!」

松山「(板野が起き上がるのを待っていては反町まで追いついてしまう!
    そうなったら俺でもキープするのは難しい……なら、ここは俺が打つ!)」
若島津「(来たか松山……!)」
古田「川辺、お前は無理するな! 負傷が悪化したら……!」
川辺「どうせ前半が終われば交代だ! 俺もブロックに参加する!」

実況の言う通り、松山はボールを拾うと同時に一気に中盤を突破。
反町達が追いつかない間にシュートを打って終えようと、その右足を大きく振りかぶる。
松山の視線の先にいるのは、先ほど板野のマグナムシュートを弾き返した鉄壁のキーパー・若島津健。
小学生時代からの因縁がある両者は、互いに目線で火花を散らし合いながら前半最後の大勝負に挑む。

藤沢「(お願い、決まって……!)」

井沢「(俺にあって松山にあるものは得点力だ……だが、それは若島津に通用するのか?)」

見上「(今日の試合、DFとして出場する松山……シュートを打てる機会は少ないだろう。
    その少ないチャンスを果たして決める事が出来るか?)」

若島津「来い! お前にも板野にも俺はゴールを割られん!」
松山「(小学生時代、PKを止められた恨み……今こそ!)ここだ、ここで決めるんだ!!」

499 :森末(仮):2013/11/14(木) 23:53:43 ID:???
先着3名様で、

★松山→北国シュート 58 ( ! card )( ! dice + ! dice )=★
★古田→ブロック 48 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=
 川辺→ブロック 47 (! card)(! dice + ! dice)+(補正合計+0)=★
★若島津 パンチング 59 (! card)(! dice + ! dice)=★

と書き込んでください。カードやダイスの結果で分岐します。

【シューター】−MAX【ブロッカー】
≧5→シュートは邪魔される事無く放たれた!GKとの勝負へ。
=4〜2→シュートは放たれた。しかしこの数値差の人数分威力が落ちてGKとの勝負へ。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に(山室がねじ込み)(若松がねじ込み)(小田と反町で競り合い)
≦−2→東邦ボールに。前半終了

【シューター】−【キーパー】
≧2→松山の北国シュートが東邦ゴールに突き刺さる!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に(山室がねじ込み)(若松がねじ込み)(松木がフォロー前半終了)
≦−2→東邦ボールに。前半終了

【補足・補正・備考】
松山の「北国シュート」には吹っ飛び係数5がついています。
若島津がダイヤで「手刀ディフェンス(+2)」

500 :森崎名無しさん:2013/11/14(木) 23:54:36 ID:???
★松山→北国シュート 58 ( クラブ5 )( 3 + 4 )=★

501 :森崎名無しさん:2013/11/14(木) 23:55:50 ID:???
★古田→ブロック 48 ( クラブQ )( 2 + 6 )+(人数差補正+1)=
 川辺→ブロック 47 ( ハート4 )( 6 + 4 )+(補正合計+0)=★

502 :森崎名無しさん:2013/11/14(木) 23:58:29 ID:???
★若島津 パンチング 59 ( ハート7 )( 4 + 2 )=★

503 :森崎名無しさん:2013/11/14(木) 23:58:39 ID:???
★若島津 パンチング 59 ( ダイヤ4 )( 1 + 3 )=★

504 :森末(仮):2013/11/15(金) 00:19:37 ID:???
>★松山→北国シュート 58 ( クラブ5 )( 3 + 4 )=65★
>★古田→ブロック 48 ( クラブQ )( 2 + 6 )+(人数差補正+1)=57 *吹っ飛び*
> 川辺→ブロック 47 ( ハート4 )( 6 + 4 )+(補正合計+0)=57★ *吹っ飛び*
>★若島津 パンチング 59 ( ハート7 )( 4 + 2 )=65★
>=0→若松がねじ込み
=========================================================================================
バシュウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウンッ!!

去年の全国大会直前、松山が編み出した北国シュート。
得点力の不足が課題であったふらのを補強する意味で編み出したこのシュートは、
板野がマグナムシュートを開発した経緯――即ち、若島津からゴールを奪う為であるという側面もあった。

松山「(そうだ、俺達はお前たちに勝つ為に毎日練習に明け暮れてきたんだ……)決まれェェェエッ!!」

バギャンッ!!

古田「うおああああっ!?」
川辺「だ、駄目だあああっ!?」

松山の咆哮と共に放たれたそれは、地面スレスレを這いながら東邦ゴールへと突き進んでいった。
間に入ったDF達はそのまま弾き飛ばされ、威力は弱まる事もないままゴールに吸い込まれそうになる。

若島津「(くっ……いいコースを! だが……)決めさせん!!」

バチィッ!!

松山「な、なにィッ!?」
板野「そんな……」

505 :森末(仮):2013/11/15(金) 00:20:40 ID:???
しかし、これもまた若島津健は弾き返した。
ゴール右隅、並のキーパーならば反応する事すら難しい程のスピードのシュートが、狙ったかのようなコースを目指しても、
若島津は見事に反応を見せ……拳の僅か先をボールに翳ませ、ゴールに入るのを拒む。
板野、松山とふらのの得点源2人が渾身のシュートを放ってもゴールを許さない。
日本を代表するGKである証明をこの試合でしてみせると言わんばかりの、若島津のファインセーブであった。

実況「あーっと!? 駄目だ!! 松山くんの北国シュート、これは惜しくも決まらない!!
   ボールは弾かれてしまいました!!
   流石は日本中学サッカー界を代表するキーパー、若島津くん! 簡単にゴールは許さないィッ!!」

見上「(若島津の調子は上々のようだな……)」
片桐「勝負は後半戦になりそうですね」
見上「ああ、零れたボールは全員攻撃をしているふらのがねじ込みに行けそうだが……」

実況「あ、し、しかし! このボールは弾く方向が悪かったか!? ここには詰めていた若松くんがねじ込みを狙っているー!!」

若松「ぎぇっ!?(な……なんで俺の方に!? 最悪だー!?)」
松山「頼む、決めてくれ若松!」
若島津「……! キェエエエエエエエエエエエエエッ!!」

ガインッ!!

見上「シュートを打つのが板野、松山でない以上は無理な話だろう」

506 :森末(仮):2013/11/15(金) 00:22:02 ID:???
先着2名様で、

★若松→ボレーシュート 47 ( ! card )( ! dice + ! dice )=★
★若島津 三角飛びキャッチ 56 (! card)(! dice + ! dice)=★

と書き込んでください。カードやダイスの結果で分岐します。

【シューター】−【キーパー】
≧2→若松のボレーシュートが東邦ゴールに突き刺さる!……え?
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に(板野がねじ込み)(小田と松木で競り合い)(今井がフォロー前半終了)
≦−2→東邦ボールに。

507 :森崎名無しさん:2013/11/15(金) 00:23:08 ID:???
★若松→ボレーシュート 47 ( ハート6 )( 2 + 6 )=★

508 :森崎名無しさん:2013/11/15(金) 00:23:15 ID:???
★若松→ボレーシュート 47 ( スペードA )( 5 + 4 )=★

509 :森崎名無しさん:2013/11/15(金) 00:24:32 ID:???
★若島津 三角飛びキャッチ 56 ( スペード3 )( 6 + 2 )=★

510 :森崎名無しさん:2013/11/15(金) 00:25:53 ID:???
9差じゃ≧2の結果になりようがないねw

511 :森末(仮):2013/11/15(金) 00:27:43 ID:???
若松くんのボレーシュートの威力は47じゃなく45でした。
結果には当然影響ありませんが、こちらで修正をさせてもらいます。

512 :森末(仮):2013/11/15(金) 01:13:24 ID:???
>★若松→ボレーシュート 45 ( ハート6 )( 2 + 6 )=53★
>★若島津 三角飛びキャッチ 56 ( スペード3 )( 6 + 2 )=64★
>≦−2→東邦ボールに。
======================================================================
若松「(こうなったらやぶれかぶれだ!)ええいっ!」

バシュッ!

どれだけ己の運命を恨もうとも、跳ね返ったボールが自分の方へと向かってきた事実は変えられない。
ならばと若松はいっそ開き直り、遮二無二ボールを蹴りぬいた。
それが功を為したのか、若松の放ったボレーシュートはいつもよりは多少マシなレベルでゴールへと襲い掛かる。

若島津「雑魚に決めさせるか!」

バチッ

若松「あっ……(やっぱりなー……)」
若島津「ふん……」

しかし、どれだけ普段よりマシといってもそれはあくまで若松の中での話。
毎日を反町達との練習で明かし、鍛錬を怠らず才能にも驕らず、
日本最強のキーパーの座に君臨し続けていた若島津は崩していたバランスをポストを蹴り三角飛びをする事で持ち直し、
軽々と若松の放ったシュートをワンハンドキャッチしてみせたのだった。

ピッピッピィー!

513 :森末(仮):2013/11/15(金) 01:14:48 ID:???
実況「前半終了〜! 両チーム、どちらもよく戦いましたがお互い一歩も譲らず!
   0−0のままハーフタイムへと突入します!
   東邦はキャプテン小池くん、1年生ながらゲームメイカーを担当する沢田くんが中盤を取り仕切り、
   何度もチャンスを作りましたが……FWの反町くんが不調か、1点を奪えず!
   逆にふらのも今日は松山くんが中盤にいないながらも得点機を作っていますが、悉く若島津くんの分厚い壁を突破できていません!
   果たしてこの均衡が破られるのはいつか、後半も目が離せません!」

ざわ…… ざわ……

観客「まさか板野だけじゃなく松山のシュートまで決まらないなんてな」「こりゃふらのは厳しいか?」
  「それを言ったら東邦だって松山がDFな以上楽に得点は決められないぜ」「このまま0−0とかもあるかな?」

町田「あーあ、松山くんもあとちょっとだったのにね、美子」
藤沢「……でもまだ前半が終わっただけだもの。 後半こそ、粘りのふらのの見せ場じゃない?」
町田「あら、言うようになったわね美子」
藤沢「(それでもまだ決まらないようなら……あのロンゲのキーパーを呪いで……)」

三杉「前半は70点という所か。 試合の流れ自体は計算通り……ふらのの中盤は僕が思っていた以上に突破し攻撃が出来ている。
   得点が入っていないのも……若島津の実力を考えれば、ありえない話じゃないからね。
   惜しい点ではあるが、チャンスを作れているのはいい。
   問題点は板野が上手くボールをキープできていない点だな。
   東邦DFの奮闘があったとはいえ、前半だけで3度はシュートを打てていた筈なんだ。 これはやはり減点だね」
弥生「そ、そうなんだー(何言ってるかわからない……っていうか5行も立て続けにあると見難いわ淳……)」

514 :森末(仮):2013/11/15(金) 01:16:08 ID:???
井沢「同点か……やはり、戦力は拮抗しているみたいだな」
滝「ああ、どっちも気合十分……特にふらのはハチマキまで締めてるしな、気持ちの上でも互角と思っていいだろ。
  なら、後は運がどちらに傾くか、それにどちらが打開策を考え出すかだな」
山森「でも、東邦もふらのも隠し玉なんてあるんでしょうか?」
井沢「さぁな……まぁ、仮にあるとするなら今日出すだろう。 予め見ておける分、俺達にとってはありがたい話だな」

森末「(また、反町と沢田のコンビプレイみたいな技が飛び出すんだろうか? 僕が設定していない筈の技が……?
    ……いや、考えすぎだ! この世界の管理者は僕なんだ。 そんな自由は許されない……筈なんだ)」

こうして審判の笛が鳴り響き、前半は終了。
お互いに中盤での競り合いも多かったものの、終わってみればシュートを打った数は2本ずつ。
スコアはこれまた同じく0−0のまま。
観客たちは正に両者互角の熱戦だと唸りながら後半戦に期待をし、
一方でフィールドの選手たちは疲れた体を休める為にと一旦ベンチへと引き上げる。

515 :森末(仮):2013/11/15(金) 01:17:17 ID:???
小池「いてて……急に怪我した所が痛くなってきやがった」
若島津「とっとと治療しておけよ(こんなのにも頼らねば今日の試合ゴールは難しいだろうからな……)」
沢田「反町さん、後半ですよ! 後半こそは点を取りましょう!」
反町「ああ(タケシにまで気を使わせちまってるな……なんとか挽回しないと)」

若松「す、すまんみんな……折角の決定機だったのに……(くそう、だからねじ込みはやなんだ)」
松山「気にするな若松、若島津はねじ込みの時でもいつも通りのセービングをしに来るって言っていただろう?
   俺もシュートには失敗しているんだ、責める奴なんていないさ」
小田「そうだって、後半頑張ろうぜ!(……もしかしてこのままだとPKになったりしないよなぁ? 勘弁してくれよー?)」

東邦の面々はそれぞれで固まり、ふらのの面々もまたそれぞれで固まる。
至極当然な姿の中、板野は小さくため息を吐きながら先ほどまで若島津が立っていたゴールへと視線を向けた。

板野「(今日は調子が悪いのかな……キープに失敗するし、
    マグナムシュートも……威力は文句なしだったけど、若島津の真正面に蹴りすぎた。
    今までのGKとは違うとわかっていたのに……くそっ!
    どうする? 何か東邦の面々に声でもかけておくか?)」

A.東邦メンバーに声をかける(更に分岐します)
B.まだ試合中だ! 黙ってふらのベンチに戻ろう!
C.こういう時は観客席を見てみようか。何かあるかも

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

>>510 正しくは11差でしたね。どうあがいても前半終了でした……。

516 :森崎名無しさん:2013/11/15(金) 01:21:56 ID:bpg3oTqk


517 :森崎名無しさん:2013/11/15(金) 01:22:37 ID:xQNZujjU
C

518 :森崎名無しさん:2013/11/15(金) 01:24:29 ID:/ySVAvEY


519 :森末(仮):2013/11/15(金) 01:26:20 ID:???
本日はここで一旦区切らせていただきます。
それでは。

520 :森崎名無しさん:2013/11/15(金) 01:30:26 ID:???
乙でした。
ダイジェストじゃない後半戦は今回が初めてか。
ガッツはどれくらい回復するのかねえ。

521 :森崎名無しさん:2013/11/15(金) 17:33:02 ID:???
−−−−−
−−J−− 板野
−−−−−
F−−−H F小田 H山室
−I−G− I金田 G若松
−−−−−
CB−AD C松田 B近藤 A佐瀬 D本田
−−E−− E松山
−−@−− @加藤
松山リベロ、ガッツの余った板野の1トップ、ラインの手前でボールを貰うから低めに位置
中盤4枚と場合によってSBの上がりで攻撃の幅を広げる。
この試合じゃ無理だけどメカじゃないからガッツ切れありえたりするんだよな若島津。

522 :森崎名無しさん:2013/11/15(金) 19:15:59 ID:???
ツインシュートいけなかったけど、マグナムと北国がそれぞれ止められて、
物語としての段階はしっかり踏んだ感じだな

523 :森末(仮):2013/11/16(土) 00:16:33 ID:???
本日も更新はお休みさせていただきます。
それでは。

524 :森末(仮):2013/11/16(土) 23:06:17 ID:???
>C.こういう時は観客席を見てみようか。何かあるかも
======================================================================
板野「(まだ試合中だし、東邦メンバーに話しかけるのも気が引けるな……。
    そうだ、観客席に目立った人とかいないかな?)」

ここで板野は観客席に目を向ける事にした。
思えばこれまでの試合では前半早々に試合のケリがついた事が多々あり、
あっさりとベンチに戻って後半に備えていた。
しかし、こういうギリギリの試合展開の時こそ、観客席にいる応援してくれる人たちからエネルギーを貰う事も大事なのではないか。
そういった判断のもと、板野は観客席へと視線を向けたのだが……。

先着1名様で、

★本日の観客さん→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER→おや? この真夏にコートを着込んだ怪しい男がいるぞ……?
ダイヤ→三杉と弥生を発見した!
ハート→片桐さんと見上さんを発見した!
スペード→南葛の面々を発見……。 更に数字によって誰と目が合うか分岐するぞ!
A→剛田 2→小田 3→長野 4→岩見 5→山森 6→高杉 7→石崎 8→滝 9→来生 10→中里 J〜K→井沢
クラブ→矢車「兄弟……応援に駆け付けたぞ……」 A☆NI☆KI
クラブA→多田野「フレー!フレー!板野くん!」 なんか多田野くんが大きい応援旗を振って応援してくれてる……

>>520
どうも乙ありです。

525 :森崎名無しさん:2013/11/16(土) 23:06:37 ID:???
★本日の観客さん→ スペードA


526 :森末(仮):2013/11/17(日) 00:14:58 ID:???
>★本日の観客さん→ スペードA =南葛の面々を発見……。剛田と目があっちゃった★
=================================================================================
板野「(あっ、南葛だ!)」

観客席に見知った人物がいないか観察していた板野だが、
しばらく視線を動かしているとその中に白地に赤のストライプを入れたシンプルなユニフォーム姿の一団を見つける。
既に大会も終盤に差し掛かり、この試合で決勝戦の組み合わせが決まる頃合い。
そんなときにユニフォームを着て観客席にいる団体など、一つしかない。
今日の第一試合で勝利を収め、決勝戦進出の切符をいち早くつかんだチーム――王者・南葛である。

板野「(南葛だ! ……そうか、そうだよな。
    明日の試合を考えれば、あいつらもこの試合を偵察して当然……ん?)」

特徴的な天パや出っ歯やロン毛、猿顔の選手たちと次々によく知る顔を見てどこか感慨深くなる板野だったが、
そんな折、その中に見たこともないような選手がいる事に気づいた。
その人物はどちらかといえば小太りをした体型で、顔はどこかゴリラを思い出させるような野性的なもの。
着ているユニフォームも他のフィールダーとは違い、長そでの青であり、一体何者だろうと板野は思うのだが、
これまで何度か南葛の試合を偵察していた板野は、なんとか彼の名を思い出す事に成功するのだった。

527 :森末(仮):2013/11/17(日) 00:16:05 ID:???
板野「(そうだ、確か……剛田! 2年生の剛田だ!
    本編でも交代要員として出てきたけど、森崎がいないこの世界だと南葛のGKやってるんだったよな!)」

試合を見る限りでは若島津どころか、ふらのの加藤にも到底及ばないレベルのセービングしか見せていなかった剛田。
そんな彼を思い出せた記憶力を、板野は自分で褒めてやりたい気持ちになるのだが、
一方でそうやってしばらく観察をされていた剛田としてはたまったものではない。

高杉「お、おい、板野の奴立ち止まってじーっと剛田の事見てないか?」
井沢「ああ……俺達がいる事に気づいてはいたみたいだけど……(なんで剛田を?)」
剛田「ひ、ひえーっ、カーチャーン!!」

今大会屈指の破壊力のシュートを持つ板野。
体は大きく、自分より下の者に接する時は横暴な態度も取りがちな剛田であるが、気が大きいとは決して言えない。
そんな彼が板野に視線を浴びて恐怖をしない訳がなく、剛田は情けなくも悲鳴を上げて体を縮こまらせながら高杉の後ろに隠れるのだった。

こうして板野は南葛の2年生を軽く目で威嚇(本人にそのつもりはない)した後、
ベンチへと引き上げて体を休める。
今日の試合、松山がDF出場している為に攻撃面では殆ど顔を出していた為に披露はある程度蓄積していたが、
幸か不幸かマグナムシュート自体は1本しか打っていない為、ハーフタイムで回復をすれば然程問題ないレベルの疲労だった。

−J−−− J板野 740/830
−−−H− H山室 600/600
−−−−−
F−I−G F小田 650/650 I金田 600/600 G若松 600/600
−−−−−
C−E−D C松田 600/600 E松山 825/850 D本田 600/600
−B−A− B近藤 600/600 A佐瀬 600/600
−−@−− @加藤 700/700

※ハーフタイムに入り、全員のガッツが200回復しました。

528 :森末(仮):2013/11/17(日) 00:17:45 ID:???
板野「(ふぅ……このペースなら……後半も特に問題なく動けそうだな)」
松山「みんな、そのまま休みながら聞いてくれ」

ベンチに腰掛け、スポーツドリンクを片手に休息を取っていた板野だが、突如ベンチに声が響き慌ててそちらを向く。
後半からの戦い方について改めて話そうと、板野と同様松山も休みながら全員に声をかけたのである。

松山「前半、俺達は少なくとも守りについては問題がなかったと思う。
   東邦の反町は調子が悪いのかいつもに比べて動きが鈍いし、
   このままDF5人、連携をして当たればそう易々とゴールは奪われない筈だ。
   問題は攻撃面だ。 若島津を相手にゴールを奪うのは、前半俺と板野がゴールを割れなかった事から考えてもやはり難しい。
   このままの戦術――板野を中心とした攻撃、このフォーメーションで行くか、もしくは何かを変えるか。
   タイミングはここしかないんだが……」
板野「(現時点でもチャンスは作れてるし、このまま正攻法で攻めても問題は無い筈なんだよな……。
    ただ、何か今よりいい案があれば取り入れるのもアリって話か。
    難しいけど……何か言ってみようかな?)」

A.山室を下げて5−4−1の形にしよう!>>521のフォーメーションでいくぞ!
B.いっそ俺が下がって5−4−1の形にするぞ! ゲームメイクと点取り屋を兼ね揃えてやる!
C.金田のパスを積極的に使っていこう! パスは有効だって三杉も言ってた!
D.最初の作戦通り俺が一対一を狙うぞ! 俺のキープは通用する筈なんだ!
E.いや、松山DFのままじゃやはり攻撃力が足りない! いつもの3−4−3に戻そう!
F.いや、変に弄るのはかえって逆効果だ! このまま後半に臨もう!
G.駄目だ、何も思いつかないな。 ここは黙って松山の言葉に耳を傾けよう
H.その他 板野くんに言わせたい事を書いてください

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

529 :森崎名無しさん:2013/11/17(日) 00:18:20 ID:???
東邦DFを削ったと思えば無駄ではなかったな

530 :森崎名無しさん:2013/11/17(日) 00:25:34 ID:ZsPDAM9s


531 :森崎名無しさん:2013/11/17(日) 00:26:31 ID:4ImTh2s2
C

532 :森末(仮):2013/11/17(日) 00:27:17 ID:???
本日も短いですがここで区切らせていただきます。
それでは。

533 :森崎名無しさん:2013/11/17(日) 20:40:44 ID:???
剛田→骨川のつながりで例の薬を強奪できる展開はこないかなw

534 :森末(仮):2013/11/18(月) 00:35:22 ID:???
本日もお休みさせていただきます。
最近更新あまり出来ずすみません。

535 :森末(仮):2013/11/19(火) 22:24:04 ID:???
>C.金田のパスを積極的に使っていこう! パスは有効だって三杉も言ってた!
==============================================================================
板野「金田を中心として、パスを主体に使っていったらどうかな?」
金田「うっ……(お、俺かよ!?)」

打開策を考える際、板野がまず思いついたのはふらのの持ち味であるパスワークを主体として攻めるという案だった。
以前三杉と東邦対策のミーティングをした折、
三杉が言っていたのはふらののパスワークは東邦にも十二分に通用をするというもの。
その言葉を信じるのならば、恐らくこの案は現状で最も有用な戦術だろうと板野は考えたのである。

松山「なるほどな……確かに、前半はパスを繋いでいく形はあまり無かった。
   後半は攻撃の仕方を変えるのも手ではあるな」

そして、板野の提案には松山も納得を示した。
特に今日の試合CMFを任されている金田は、そのパス精度は松山にも及ぼうかという程の実力者。
彼を中心にしてパスでの攻勢を強めればチャンスは巡ってくる筈だと考えたのである。

松山「よし、それじゃあ金田を中心としてパスワークをメインに後半は戦っていこう。
   ただ、金田ばかり頼るなよ? 俺達ふらののチームワークこそがパスの精度の高さに繋がっているんだ。
   上手くFW、MFで連携をして攻めていこう」
金田「お、おう!(それでも俺が中心な事には変わりないんだよなぁ……うぅ……)」

こうしてふらのの後半の作戦は決まった。
フォーメーションや主力選手の配置が変わろうとも、いつもと同じサッカーをする。
ふらのの長所であるチームワーク、パスワークをメインに使っていこうというのは、
なんとも彼ららしい作戦だと外から見る大多数の者達は思っただろう。

536 :森末(仮):2013/11/19(火) 22:25:04 ID:???
ふらののメンバー達が後半の指針を決めていた頃。
当然ながら東邦の選手たちもまた、監督である北詰の采配を体を休めながら聞いていた。

北詰「前半、まずはよくやった。 特にDFは板野のキープを何度も弾いた点は大きいぞ、後半もあの調子で頼む」
東邦DF陣「「「「はい!」」」」
北詰「だが……川辺は交代だ、負傷をしたままではいつものパフォーマンスは出来んだろう。
   代わりに入るのは山辺、しっかりと頼むぞ」
川辺「後は頼むぜ、山辺」
山辺「おう!」
北詰「小池はしっかりと治療をしておけ、今日の試合に勝っても明日まだ決勝戦があるんだからな。
   だが、お前を外す訳にはいかん。 慎重に動いて行けよ」
小池「このキャプテン小池にお任せあれ!」

まず北詰は前半、特に奮闘をしピンチを未然に防いできたDF達を褒めつつ、負傷をした川辺を交代。
同じく負傷をした小池は、ここで外すのは戦力的に厳しいと判断して治療をするだけに留め、
続いて具体的に後半戦の戦い方を説明していく。

北詰「まず今日の試合、予想外だったのは松山のDFとしての出場だ。
   これまでの試合全てMFとして出場した急造DFの筈だが、その実力は前半を見ての通り。
   いつも通り戦って点を取るのは難しい、というのは既にお前たちがわかっているだろう」
反町「………………」

537 :森末(仮):2013/11/19(火) 22:26:17 ID:???
北詰「そこで後半からは攻め方を変えていく。 いつもの黄金パターンである反町へのラストパスだけでなく、
   竹野内を使っていくなり、ボールを持っている選手自身が直接撃つなり考えて行け。
   加藤も全国レベルの選手だが松山の方がより驚異的だ。 後半は徹底的に松山を避けろ!」
沢田「はい!(反町さんじゃ抜くのが難しい、って暗に言ってるなぁ……)」
北詰「守備に関しては前半通り、板野を厳重マークだ。 それ以外の者達ならば、若島津が全て弾き返す。
   板野を封じ、松山を避けて打ち勝て。 お前たちにはそれだけの実力がある!」
東邦メンバー「「「はい!」」」
若島津「(……とにかく1点でも入らん限りは勝てないんだからな。 松山を避けて点が入らないのなら、どうしようもない)」

こうして東邦も後半戦の行動方針を固めた。
板野、松山というふらのの主力2人を完全に封じ込め、相手の長所を使わせないという方向での北詰の戦術。
これがしっかりとハマるのか、それとも裏目に出てしまうのか、答えはこれからの30分で出る事だろう。

538 :森末(仮):2013/11/19(火) 22:27:20 ID:???
ワーワー! ざわ……ざわ……

実況「さぁ、ハーフタイムを終えて両チーム選手が戻ってきました。
   このハーフタイムで東邦はメンバーチェンジ、DFの川辺くんに代わって同じ位置に山辺くんが入ります。
   今日の試合、東邦DF陣は板野くんを抑えるという役目を存分に果たしていますが、
   果たしてこの山辺くんも彼ら同様板野君封じの役目を担えるのか? この辺りも注目したい所です」

弥生「あれ? どうして人が変わってるのかしら……」
三杉「……前半で負傷をしていたからだろう。 見ていてわからなかったのかい?」
弥生「み、みんな同じ顔に見えて誰が負傷して誰が負傷してないんだかわからなくて……」
三杉「(確かに有象無象と言って差し支えない選手だが……それでも認識くらいはして欲しいんだけどな)」

岩見「メンバーチェンジをしたけど、あのDFは……」
滝「特に特徴は無いと見てもいいだろうさ、東邦が隠し玉を持ってるなんて情報は無いし……。
  そんな奴がいたのなら、前半から出してるだろうからな」
井沢「だから注目をすべきは、『戦術的』に両チームがどのような策を持っているかって所だろう。
   使える手ごまの数は東邦の方が多いが、実力的にはふらのが圧倒している。
   どちらにも利がある以上、少しの戦術の違いが勝敗を分けかねないな」

見上「前半戦は、シュート本数が2本とはいえ若島津の勝利と言える結果だった。
   板野……そして松山には、ここからなんとか持ちかえしてもらいたいものだな」
片桐「キーパーにとっては、1度のミスが取り返しのつかない事になってしまいますが、
   ストライカーは何度ミスをしても1度でも成功をすればそれは結果として残ります。
   前半戦、いいところがなく終わったといっても、板野と松山には落ち込まず後半に臨んで欲しいですね」
見上「うむ(特に板野……若島津からゴールを一度でも奪えないようでは、世界で戦うには厳しいからな……)」

539 :森末(仮):2013/11/19(火) 22:28:46 ID:???
ピィーッ! ワァァァアアアアアッ!

バムッ パシッ

反町「よし、頼んだぞタケシ!」
沢田「はい! さぁ皆さん、落ち着いて1点を取りに行きましょう!」

そして後半のキックオフは東邦のボールで開始となる。
まず東邦はボールを1年生ゲームメイカーの沢田へと預けると、沢田はこれをゆったりとキープ。
間を持ちながらじりじりと上がり、また、パスを回して遅攻の構えを見せる。

実況「沢田くん、ここは焦らずゆっくりとボールを回します!
   何度攻めてもいまいち得点に結びつかない両チーム、焦りが出てくるかと思われましたが実に落ち着いています。
   じっくりと時間をかけて、この攻撃を成功させたいという心境なのでしょうか?」

沢田「(松山さんを避ける事を考えれば、ゴール前で数的有利を作らないと難しい……。
    焦らないでゆっくり攻め込んでいけばいいんだ)」
板野「(もっとガツガツ来るかと思ったけど、穏やかな立ち上がりだな……。
    さて、どうしよう? 今はタケシがボールキープしてるけど……ボールを奪いに行ってみるか?)」

A.ここでボールを奪って一気に攻撃だ! タケシにプレスをかけるぞ!
B.いや、吹き飛ばされるのが怖いな。 小池達へのパスを警戒しておくか。
C.俺は守備は苦手なんだ。 ここは皆に任せて、攻撃に力を備えておこう。
D.こういう落ち着いた場面こそ奇行だ! 体力回復の為に寝てみよう。

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

540 :森崎名無しさん:2013/11/19(火) 22:30:53 ID:060d2c7c


541 :森崎名無しさん:2013/11/19(火) 22:32:56 ID:3FLXorKI
C

542 :森末(仮):2013/11/19(火) 23:09:41 ID:???
>C.俺は守備は苦手なんだ。 ここは皆に任せて、攻撃に力を備えておこう。
============================================================================
板野「(変に吹き飛ばされたりして怪我したり体力を無駄に消耗したらまずいしな……。
    ここは守備は皆に任せて、カウンターに備えておこう)」

攻撃力だけならば文句なしの板野も、守備は決して上手い訳ではない。
沢田のキープを相手に無闇に勝負を挑みかかるのは得策ではにあと判断し、
ここは前線でカウンターにいつでも移行できるよう待機。
一方、板野がスルーをした沢田の元には右FWである山室、そして右サイドハーフの若松が続けてプレスをかけに向かう。

若松「(流石に素通しは出来ないからなー……)いくぞ、山室!」
山室「おう!(守備は苦手だってのになー、やだやだ)」
沢田「(まずはここを軽く捌いて……!)」

先着2名様で、

★沢田→ドリブル 53 (! card)(! dice + ! dice)=★
★山室→タックル 45 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=
 若松→タックル 48 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→沢田がキープに成功! そのまま中央にゆっくりと切り込んでくる!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から(島野がフォロー、小池と金田で競り合い、金田がフォロー)
≦−2→ふらのボールに。

【補足・補正・備考】
沢田がダイヤ・ハートで「強引なドリブル(+2&吹っ飛び係数2)」

543 :森崎名無しさん:2013/11/19(火) 23:11:30 ID:???
★沢田→ドリブル 53 ( ハートK )( 2 + 1 )=★

544 :森崎名無しさん:2013/11/19(火) 23:12:12 ID:???
★山室→タックル 45 ( ハート6 )( 5 + 5 )+(人数差補正+1)=
 若松→タックル 48 ( JOKER )( 2 + 4 )+(人数差補正+1)=★



545 :森崎名無しさん:2013/11/19(火) 23:12:44 ID:TDwi/Mw6
★沢田→ドリブル 53 ( ハート9 )( 2 + 6 )=★

546 :森崎名無しさん:2013/11/19(火) 23:13:30 ID:???
★山室→タックル 45 ( クラブA )( 5 + 4 )+(人数差補正+1)=
 若松→タックル 48 ( クラブ4 )( 4 + 4 )+(人数差補正+1)=★

547 :森崎名無しさん:2013/11/19(火) 23:27:19 ID:???
知らず知らず松山と板野の「熱さ」に影響受けているのかしらw

548 :森末(仮):2013/11/19(火) 23:48:27 ID:???
>★沢田→ドリブル 53 ( ハートK )( 2 + 1 )+(強引なドリブル+2)=58★
>★山室→タックル 45 ( ハート6 )( 5 + 5 )+(人数差補正+1)=56 *吹っ飛び*
> 若松→タックル 48 ( JOKER =自動6ゾロ)( 2 + 4 )+(人数差補正+1)=61★
>≦−2→ふらのボールに。
>※若松がJOKERを引いて勝利した為、覚醒します。
=================================================================
沢田「(多少強引にでもいく! 前半を見ている限り、この人たちはあまり積極性があるように見えない!)」

前半戦でのふらのメンバーの動きをよく見ていた沢田は、
板野、松山といった人物以外の選手たちがいまいち積極性に欠けるプレイスタイルだという事を見抜いていた。
自分が守備をするゾーンに入れば一応プレスはかけてくるものの、ボールを奪おうという気概は然程ない。
味方と連携をする動きは卓抜しているが、あくまでそれだけ。
個人が、自らが相手を封じ込めてみせるという気迫は見られないと断定をしていた。

沢田「はっ!」

バゴォンッ!

山室「ぶべぇっ!?」

そこで沢田はあえて強引に進む事で、相手をより萎縮させようと考えた。
実際に沢田が強い当たりで挑みかかると山室は及び腰になりながら哀れに吹き飛ばされてしまう。
だが、沢田にとっては一つの誤算があった。

若松「(やべぇ! このままじゃ俺も吹き飛ばされちまう! こうなりゃ一か八か……)うりゃああっ!」
沢田「!? は、速い!?」

それはふらのメンバーが自分が失態をするのも嫌だが、必要以上に傷つく事もまた嫌だと思っていた事である。
山室が吹き飛ばされる所を目の前で見た若松は、いつも以上のスピードで沢田へとスライディングタックル。
若松の予期せぬ行動に驚いた沢田はその場でたたらを踏んでしまい、ボールは見事若松が奪い取るのだった。

※若松が「スピードタックル(1/2で発動し+2)」を習得しました。

549 :森末(仮):2013/11/19(火) 23:49:28 ID:???
ワァァァアアアアアッ!?

実況「あーっ!? 駄目です、東邦早くもボールを奪われた!!
   なんとボールキープに定評のある沢田くん、
   山室くんを吹き飛ばした直後を抜群のタイミングで迫ってきた若松くんにボールを奪われてしまいました!」

若島津「ええい、タケシまで何をやっている……!」
北詰「(まだ後半は始まったばかりだ、焦るなよ沢田……!)」

松山「よーし、ナイスディフェンスだ若松!!」
若松「お、おう!(ふー、吹き飛ばされなくてよかった)」

この結果には場内も騒然とし、ボールを奪った若松は注目が集まる事に少し焦りを抱くも、
それでも吹き飛ばされなかった事にホッと安堵しつつそのまま右サイドアタックを開始。
そして、東邦も沢田がキープに失敗……しかも若松というこれまで目立った所のない選手を相手に敗北したという事でうろたえるも、
稀にはこういう事もある筈だと気持ちを切り替えつつ、素早く若松からボールを奪おうとプレスをかける。

島野「くそっ、ここでボールを奪えばいいんだ! 今井、挟み込むぞ!!」
今井「おう!」
若松「(浅い位置だったから相手の戻りも早いな……ここは……)金田!」
金田「わかってる!(名指しで俺メインって言われてたんだからな、しゃーないか……)」

550 :森末(仮):2013/11/19(火) 23:50:46 ID:???
先着2名様で、

★若松→ワンツー 49 (! card)(! dice + ! dice)=
 金田→ワンツー 51 (! card)(! dice + ! dice)=★
★島野→パスカット 47 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=
 今井→パスカット 48 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→若松と金田の素早いワンツーで一気に東邦中盤を切り裂いた! そのまま金田が板野へとスルーパス!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から(本田がフォロー、小池と板野で競り合い、小池がフォロー)
≦−2→東邦ボールに。

551 :森崎名無しさん:2013/11/19(火) 23:51:37 ID:???
★若松→ワンツー 49 ( ダイヤ6 )( 6 + 1 )=
 金田→ワンツー 51 ( ハート3 )( 5 + 3 )=★

552 :森崎名無しさん:2013/11/19(火) 23:53:20 ID:???
★島野→パスカット 47 ( ハートA )( 5 + 2 )+(人数差補正+1)=
 今井→パスカット 48 ( ダイヤ5 )( 5 + 2 )+(人数差補正+1)=★

553 :森崎名無しさん:2013/11/19(火) 23:53:41 ID:???
★島野→パスカット 47 ( スペード6 )( 4 + 6 )+(人数差補正+1)=
 今井→パスカット 48 ( ハート8 )( 5 + 6 )+(人数差補正+1)=★

554 :森崎名無しさん:2013/11/20(水) 00:08:19 ID:???
金田パス強めだな、49ぐらいだと思ってた

555 :森末(仮):2013/11/20(水) 00:14:18 ID:???
>★若松→ワンツー 49 ( ダイヤ6 )( 6 + 1 )=56
> 金田→ワンツー 51 ( ハート3 )( 5 + 3 )=59★
>★島野→パスカット 47 ( ハートA )( 5 + 2 )+(人数差補正+1)=55
> 今井→パスカット 48 ( ダイヤ5 )( 5 + 2 )+(人数差補正+1)=56★
>≧2→若松と金田の素早いワンツーで一気に東邦中盤を切り裂いた! そのまま金田が板野へとスルーパス!
===================================================================================================
ズバンッ ダダダッ パシーンッ

島野「う、うおっ……!?」
今井「速い……!」
金田「(ふぅ……これくらいなら、なんとかなるか)」

パスワークを最大の売りとするふらのの中でも、キャプテンである松山に次いでそのパス精度に定評があったのは金田である。
以前試合中にパス能力に更に磨きをかけてからはその成長も著しく、
パスを出す速度、精度、そして受ける相手の次の行動への移行しやすさも考えたパスは全国でも上位に入るレベルだろう。
当然ながら東邦守備陣はこのパスワークについていく事が出来ず、金田と若松の2人は一気に中盤を突破。

こうして後半5分、いきなりふらのにとって後半はじめてのチャンスが生まれようとする。

板野「よーし、こっちだ金田! 俺にくれ!!」
金田「おう!」

実況「ふらの、再びシュートチャンスになりそうだ!
   ゴール前にはCF板野くんが駆け込み、パスを待ち受けているぞ!
   金田くん、ここは迷う事なく板野くんへとスルーパスを出す! これが通れば一気にビッグチャンスだ!」

小池「おのれ、通すか! このキャプテン小池がいる限りそう易々とはやらせんぞ!!」

556 :森末(仮):2013/11/20(水) 00:15:36 ID:???
先着2名様で、

★金田→パス 51 (! card)(! dice + ! dice)=★
★小池→パスカット 51 (! card)(! dice + ! dice)+(軽傷治療済Lv1-1)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→パスは板野に届いた! シュートチャンスだ!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から(板野がフォロー、板野と山辺で競り合い、古田がフォロー)
≦−2→東邦ボールに。

>>554
以前覚醒をしてスキル・パス+2を習得した結果ですね。
元が低くなかった為にかなりの武器にはなっています。

557 :森崎名無しさん:2013/11/20(水) 00:16:31 ID:???
★金田→パス 51 ( スペード6 )( 5 + 5 )=★

558 :森崎名無しさん:2013/11/20(水) 00:17:07 ID:???
★小池→パスカット 51 ( スペード8 )( 5 + 2 )+(軽傷治療済Lv1-1)=★

559 :森末(仮):2013/11/20(水) 00:38:31 ID:???
本日は一旦ここで区切らせていただきます。
それでは。

560 :森崎名無しさん:2013/11/20(水) 00:44:18 ID:???
金田華麗だ
ふらのの岬や!

561 :森崎名無しさん:2013/11/20(水) 16:43:43 ID:???
349で覚醒2pt取れたからな。
今回ダイジェストは厳しそうだし、シュート判定で6ゾロを出して10ptに届かせたいな。

562 :森崎名無しさん:2013/11/20(水) 16:48:02 ID:???
やったぜ金田ァ!

563 :森末(仮):2013/11/20(水) 23:47:19 ID:???
>★金田→パス 51 ( スペード6 )( 5 + 5 )=61★
>★小池→パスカット 51 ( スペード8 )( 5 + 2 )+(軽傷治療済Lv1-1)=57★
>≧2→パスは板野に届いた! シュートチャンスだ!
===========================================================================
金田「(こんだけ注目されてて失敗したら赤っ恥もいいところだ! なんとか繋げないと!)それっ!」

バシュウッ!

小池「く、くそーっ!!」

パスカット能力も十二分に高い小池だったが、金田のパス精度の高さも相応のものである。
この状況において両者の気迫もほぼ同等となれば、勝敗を分けるのはコンディション。
前半は大した活躍も見せず、体力は十二分に余っていた金田と、
治療をしたとはいえ未だに肩の痛みは抜け切っていない小池。
どちらの体調がすぐれているかは明白であり、金田の出したパスは綺麗に板野へと通ったのだった。

ワアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!

実況「通ったァ〜! 金田くんの鋭いパスが板野くんへと通りました!
   東邦DF、慌ててシュートコースを防ぎに向かうが……ボールを奪いに向かうには少し距離があります!
   これは板野くん、文句なしのシュートチャンスが巡ってきました!」

ふらの応援団「よっしゃー! いいぞ金田!」「ここまでお膳立てしたなら決めろよ板野!」「今度こそゴールだ!!」
東邦応援団「うぎゃー! 何やってんだ小池ー!」「大丈夫だ、今日の若島津は好調だ!」「ここを防いで反撃だぞ!」

そしてここで板野へとボールが渡った事で、観客席からは一斉に歓声と悲鳴が響き渡る。
今日の試合、やはり勝敗を分けるのはどちらが先に点を奪うか。
ふらののエースストライカー、板野へとボールが渡ったとあれば観客たちの注目も集まり、
板野はビリビリと震えるような声援を背中に受けながら、どうしたものかと思案をする。

564 :森末(仮):2013/11/20(水) 23:50:37 ID:???
板野「(後半開始からまだ10分も経ってない……!
    東邦の攻撃の芽を早くに抓んで、ここまでいい流れでボールを運んでくれたんだ。
    なんとしても決めたい所だけど、どうする……!?)」

A.今度こそ決めてやる! マグナムシュートだ!
B.早い時間だからこそ節約しないと! 弾丸シュートだ!
C.いっそ思い切って普通のシュートだ!
D.もう一度ドリブルゴールを狙ってみよう! シュートでの勝負は危険だ!
E.ここはドフリーの小田に任せてみようかな?

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

※板野くんのガッツ 770/830

>>560 >>562
金田のパス力は大きな武器になりますね。

>>561
覚醒ptシステムはJY編では採用するかどうか、採用をしても厳しくなったりするかもしれませんので、
全国大会終了時点でptは使い切る方向がよいかと思います。
採用をするにしても、JY編に移行する時に覚醒ptをリセットする方向で考えてますので……。

565 :森崎名無しさん:2013/11/20(水) 23:52:18 ID:+g3z9+qo
D

566 :森崎名無しさん:2013/11/20(水) 23:53:12 ID:JGuG74PQ
D

567 :森末(仮):2013/11/21(木) 00:47:18 ID:???
>D.もう一度ドリブルゴールを狙ってみよう! シュートでの勝負は危険だ!
===========================================================================
板野「(いや……慌てるな! マグナムシュートを撃つ事に囚われちゃいけない……!
    もう一度だ、もう一度作戦通り一対一を狙いに行くんだ!)」

ダダダッ!

若島津「(打ってこないだと……? ふん、一対一狙いか……! どちらでもいい、俺が止めればいいだけの話だ!!)」

ここで板野はマグナムシュートを撃つのではなく、一対一を狙いにドリブルでPA内へと侵入をした。
元々今日の試合に臨むにあたって、三杉と打ち合わせていたのは若島津のセービングと一騎打ちをするのではなく、
一対一を積極的に狙いに行って若島津をかわすというもの。
初心に帰る気持ちも込めて板野はそのまま直進し、若島津と勝負を挑もうとするのだが、
当然ながら東邦DFもこれを見過ごす訳もない。

実況「いや、撃たない! 板野くん撃たない!
   ここは更にドリブルで進みます! これは若島津くんと一対一の状況を作りたいという事でしょうか!?
   しかし、東邦DFも板野くんを囲みボールを奪おうと襲い掛かる! 果たして突破できるか!?」

古田「またきやがったか!」
高島「今度も止めてやる!」
板野「(今度こそ抜いて、若島津と一対一だ……!!)」

568 :森末(仮):2013/11/21(木) 00:48:25 ID:???
先着2名様で、

★板野→ドリブル 53 (! card)(! dice + ! dice)=★
★高島→タックル 48 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=
 古田→タックル 48 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→板野が東邦守備陣を抜き去った! 若島津と一対一だ!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から(小田がフォロー、小田と山辺で競り合い、山辺がフォロー)
≦−2→東邦ボールに。

【補足・補正・備考】
板野がダイヤかハートで「強引なドリブル(+2&吹っ飛び係数2)」

569 :森崎名無しさん:2013/11/21(木) 00:49:18 ID:???
★板野→ドリブル 53 ( クラブK )( 1 + 2 )=★

570 :森崎名無しさん:2013/11/21(木) 00:50:05 ID:???
★高島→タックル 48 ( ダイヤ6 )( 1 + 5 )+(人数差補正+1)=
 古田→タックル 48 ( ダイヤ9 )( 3 + 2 )+(人数差補正+1)=★
PK貰う気満々w

571 :森崎名無しさん:2013/11/21(木) 00:50:28 ID:???
★高島→タックル 48 ( クラブ4 )( 1 + 5 )+(人数差補正+1)=
 古田→タックル 48 ( スペード8 )( 5 + 2 )+(人数差補正+1)=★

572 :森末(仮):2013/11/21(木) 01:09:56 ID:???
短いですが本日はここで区切らせていただきます。
それでは。

573 :森崎名無しさん:2013/11/21(木) 02:48:37 ID:???
たすかったw

574 :森崎名無しさん:2013/11/21(木) 07:30:19 ID:???
1対1に持ち込む作戦やめたほうがよさそうだな
板野の引きを見るとダイス判定を2回とも完勝は難しそうだ

575 :森崎名無しさん:2013/11/21(木) 08:27:11 ID:???
シュートも大概なんだよなあ

576 :森崎名無しさん:2013/11/21(木) 19:07:02 ID:???
今ので厄払いできたでしょ!

577 :森崎名無しさん:2013/11/21(木) 21:09:00 ID:???
小田八方塞がり、山室にセンタリングもとい生贄にするしかない

578 :森末(仮):2013/11/22(金) 23:15:15 ID:???
>★板野→ドリブル 53 ( クラブK )( 1 + 2 )=56★
>★高島→タックル 48 ( ダイヤ6 )( 1 + 5 )+(人数差補正+1)=55
> 古田→タックル 48 ( ダイヤ9 )( 3 + 2 )+(人数差補正+1)=54★
>=1→ボールはこぼれ球に。小田がフォロー
==============================================================================
板野「うおおおおおおおおおおっ!!」

前半で若島津と一対一を挑むときと同じように、板野はPA内へと突撃をした。
殆ど猪突猛進に近い形であり、しかし、本来ならば板野のパワーならばその猪突猛進な突破も有効。
事実これまでの試合でも何度も相手を吹き飛ばし、単身での中央突破にも成功をしてきていたのだ。

高島「やらせるかっ!」
板野「なっ、なにィ!?」
若島津「(……うちのDFも役に立たんと思っていたが、今日に限ってはそうでもないらしいな)」

バチィッ!!

しかし、板野は忘れていた。
前半戦ではそのような突破をしようとしても、東邦DFに止められていたという事を。
横から掠めるようにしてボールへと接触を図った高島は、見事に板野との正面衝突を避け、
ボールは転々と転がり板野の元から離れて行ってしまうのだった。

実況「駄目です! またも板野くん、突破できません!!
   ボールは零れ、小田くんがフォロー! ふらの、まだチャンスは続きます!」

東邦応援団「よーし、板野を封じたなら怖いものなしだ!」「打たせろ! 打たせちまえ!」
ふらの応援団「何やってんだよ板野ー!!」「シュートチャンスだから撃てばよかったのに……」

579 :森末(仮):2013/11/22(金) 23:16:29 ID:???
弥生「なんであの人撃たなかったのかしら? ボール奪われ……はしなかったけれど、離しちゃったし。
   あれなら撃った方が得だったと思うんだけどなぁ……」
三杉「最後はシュートで終われればいい、というのは少し安易な考えだね。
   打っても決まらないシュートを打つくらいならば、更にチャンスを広げるようにするのは効果がある」
弥生「えっ、そ、そうなのかしら?」
三杉「(とはいえ、今日の板野は不調なのか、それとも東邦DFに気合が入っているのか……。
    どちらにしろ、ここから板野の臨機応変さが試される場面だな)」

こうして板野が再びチャンスを潰した事で、観客席からは歓声とため息が漏れる。
板野はつんのめりながらも踏みとどまりつつ、その声を背中で受けていたのだが、
体勢を整えようとしながらちらりと横を見れば、そこには必死にボールをキープしようとする小田の姿。
ここで自分が打ってもどうせ決まらないとわかっているが故に、
板野の体勢が整うのを待とうとしているなんとも後ろ向きであるが非常に現実的なプレイがそこにあった。

小田「(ちくしょーっ! 決まるにしろ決まらないにしろ打ってくれりゃよかったのに!)」
山辺「よし、ここで奪い返すぞ!」
松木「おう!」
小田「(キープだ! キープするしかねぇ!)」

先着2名様で、

★小田→ドリブル 48 (! card)(! dice + ! dice)=★
★松木→タックル 47 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=
 山辺→タックル 48 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→小田が懸命にキープしボールを死守! 体勢を整えた板野に再びボールを渡す!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から(金田がフォロー、金田と小池で競り合い、小池がフォロー)
≦−2→東邦ボールに。

580 :森崎名無しさん:2013/11/22(金) 23:17:04 ID:???
★小田→ドリブル 48 ( ダイヤ9 )( 6 + 6 )=★

581 :森崎名無しさん:2013/11/22(金) 23:17:17 ID:???
★小田→ドリブル 48 ( ハート9 )( 5 + 1 )=★

582 :森崎名無しさん:2013/11/22(金) 23:17:26 ID:???
★小田→ドリブル 48 ( ハート2 )( 5 + 5 )=★

583 :森崎名無しさん:2013/11/22(金) 23:18:03 ID:???
★松木→タックル 47 ( ダイヤK )( 1 + 5 )+(人数差補正+1)=
 山辺→タックル 48 ( スペードJ )( 6 + 4 )+(人数差補正+1)=★

584 :森崎名無しさん:2013/11/22(金) 23:18:09 ID:???
★小田→ドリブル 48 ( ダイヤ5 )( 2 + 3 )=★

585 :森崎名無しさん:2013/11/22(金) 23:18:55 ID:???
あちゃあ、覚醒はなしか

586 :森崎名無しさん:2013/11/22(金) 23:19:10 ID:???
見事な引きだったが弾かれたか

587 :森末(仮):2013/11/22(金) 23:57:15 ID:???
短いですが本日はこれだけです。
それでは。

588 :森末(仮):2013/11/24(日) 23:42:21 ID:???
>★小田→ドリブル 48 ( ダイヤ9 )( 6 + 6 )=60★
>★松木→タックル 47 ( ダイヤK )( 1 + 5 )+(人数差補正+1)=54
> 山辺→タックル 48 ( スペードJ )( 6 + 4 )+(人数差補正+1)=59★
>=1→ボールはこぼれ球に。金田がフォロー
==========================================================================
この時、小田は己に出せる全力のキープで松木と山辺を相手にボールを保とうとした。
今の状況は間違いなく板野の失態によって生まれてしまった状況であるが、
だからといってここでキープに失態をしてしまえば自分までそのミスに巻き込まれてしまうだろう。
それだけはなんとしても回避したいという思いは力となり、思わず東邦DFも怯んでしまう程の気迫で執念のキープを見せる。

松木「く、くそっ、こんな奴なんかに……!」
小田「(渡してたまるか……! っていうか板野、早くパス出せる位置に……!)」
山辺「(む、視線が逸れた!?)チャンスだ!」

バチッ!!

小田「し、しまった!?」

しかし、いつまでもキープをするという事は不可能だった。
この試合、今まで以上に気合の入ったディフェンスを見せる東邦DF陣は小田の一瞬の隙をつき、ボールを零す事に成功。
思わず小田は頭を抱えてしまいたくなるが、それでもまだふらののチャンスは継続をしていた。

金田「大丈夫だ、小田!(ひぇ〜、こっちに転がってきちまった)」
小田「か、金田!(助かった〜)」

零れたボールは、近くにいた金田がフォローに成功。
尚もふらのがボールをキープし、なんとか板野へとつなげようとする。

589 :森末(仮):2013/11/24(日) 23:43:37 ID:???
実況「小田くん、キープ失敗! しかし、このこぼれ球はふらのがまたしてもフォローします!
   流石は粘りのふらの! 何度弾かれても、必死で食らいつく!
   東邦は逆に攻めの手を断ってはいますが、完全に断ち切れている訳ではなく辛抱の時間が続きます!」

片桐「なんとかもう一度ふらのとしては板野にシュートチャンスを作りたい所ですね。
   ここでカウンターを食らうのはやはり勿体ない」
見上「うむ、とはいえ問題はここをキープできるかどうかという事だ。
   ここまでは両者共に綱渡り、一瞬でも気が緩んだ方が攻め込まれてしまう」

小池「うおおお、そのボールを寄越せェ!!」
金田「(うげっ、こっちに来た! やべぇな……ここからじゃ板野にもパスが通しにくい。
    一旦、外に叩くしかねぇ!)若松!!」

バシッ!!

ボールを金田は直接板野へとパスを通そうとしたのだが、
体勢を整える前に小池がコースを防ぎながらプレスをかけ、あえなく一旦外へとボールを叩く。
このボールは右サイドの若松へと渡り、今度はサイドから中央の板野へとパスを出そうとするのだが……。

今井「いい加減諦めろ! うりゃあっ!!」
若松「そういう訳にはいかねぇんだよ!(俺が下手こく訳にはいかねぇ!!)」

590 :森末(仮):2013/11/24(日) 23:44:45 ID:???
先着2名様で、

★若松→ドリブル 50 (! card)(! dice + ! dice)=★
★今井→タックル 48 (! card)(! dice + ! dice)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→若松がサイドでボールキープに成功し、板野へとセンタリングを上げようとする!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から(山室がフォロー、ふらのスローイン、古田がフォロー)
≦−2→東邦ボールに。

>>585-586 惜しかったですね。

591 :森崎名無しさん:2013/11/24(日) 23:45:25 ID:???
★若松→ドリブル 50 ( クラブ5 )( 3 + 3 )=★

592 :森崎名無しさん:2013/11/24(日) 23:47:30 ID:???
★今井→タックル 48 ( ダイヤA )( 5 + 6 )=★

593 :森末(仮):2013/11/25(月) 00:23:50 ID:???
>★若松→ドリブル 50 ( クラブ5 )( 3 + 3 )=56★
>★今井→タックル 48 ( ダイヤA )( 5 + 6 )=59★
>≦−2→東邦ボールに。
===========================================================================
お互いの実力もほぼ伯仲、流れも拮抗していた中で勝敗を決めるのはやはり気力である。
ふらのメンバー達にも、『自分だけが大きな失態をするわけにはいかない』という確固たる意識は確かにあった。
しかし、それはあくまでもミスさえしなければいい、という身勝手な思いである。
最低限の仕事さえ果たせれば、勝てなくてもいいという思いだけでは、いつか必ず限界は来る。

逆に東邦DF陣はといえば、皆が皆やる気に満ち溢れていた。
ここまでの試合でも注目をされるのは強力な攻撃陣である反町や沢田、小池ばかり。
たまに守備機会があったとしても、全て若島津が持っていく。
単なる路傍の石同然にしか扱われない彼らにも、エリート集団である東邦学園のスタメンを張っているという自覚と誇りがあった。
今日の試合、板野や松山という同世代最高クラスの攻撃陣を抑える事が出来れば、
必ずや注目をされるだろうと彼らのモチベーションは今大会最高潮を迎えていたのである。

ズザザザァアアアアアアッ!!

今井「(若島津に出番も与えん! 俺達の力で攻撃を防いでみせるんだ!)うおおおっ!」
若松「し、しまった!?」

そして、彼らの執念は報われた。
渾身の力を込めてスライディングタックルをした今井は、鋭くボールを若松から奪い取り、
見事にふらの中学の攻撃の芽を摘んでしまったのである。

594 :森末(仮):2013/11/25(月) 00:25:34 ID:???
ワーワー! ワーワー!!

実況「奪われたーっ! ふらの、ここに来てボールを奪われてしまいました!
   粘りのふらのの執拗な攻撃でしたが、東邦DF陣の懸命な守備が僅かに上回った!
   ふらの、攻撃しっぱーい!!」

ふらの応援団「あぁぁぁ、もうちょっとだったのに!」「まずいぞ、戻れ戻れ!」「まだチャンスはあるぞ!」
東邦応援団「見たか!我らが東邦は若島津達だけのチームじゃないんだぞ!」「いけー!このまま先取点だ!!」

若松「あわわ……(く、くそ……なんか俺のせいみたいになってないかこれ!?)」
板野「(俺が突破に成功していれば……)」
松山「みんな、慌てるな! たかが1度攻撃に失敗しただけだぞ!
   切り替えてしっかり守っていくんだ!」

ここまで攻撃を続けていたふらのは、結局チャンスらしいチャンスを作る事も出来ないまま攻撃を終えてしまった事で、
僅かながら意気消沈しかけてしまうのだが……。
松山が必死に声を張り上げて激励をした事で、なんとか踏み止まり守備に戻り始める。
一方、ボールを奪った今井は素早く起き上がるとそのままゴール前からボールを離そうと大きくクリアー。
放たれたボールは大きな音を立てながら飛び上がり……。

先着1名様で、

★ボールの行方→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER→若島津「こう来ると思っていたぞ!」 なにィ!?ふらのゴール前にいつの間にか若島津がいるだと!? 
ダイヤ→沢田がフォロー! 再びキープしながら攻め込み始める!
ハート→反町がフォロー! 沢田とのコンビプレイから再びダイレクトシュートを狙いに行く!
スペード→竹野内がフォロー! 一旦沢田に戻そうとするが本田に詰め寄られる!
クラブ→反町と松山で競り合い勝負になるぞ!

595 :森崎名無しさん:2013/11/25(月) 00:30:57 ID:???
★ボールの行方→ スペードQ

596 :森末(仮):2013/11/25(月) 00:33:53 ID:???
短いですが本日も一旦ここで区切らせていただきます。
それでは。

597 :森末(仮):2013/11/26(火) 23:22:25 ID:???
>★ボールの行方→ スペードQ ★
>竹野内がフォロー! 一旦沢田に戻そうとするが本田に詰め寄られる!
========================================================================
竹野内「ナイスクリアー!」

今井の打ち上げたボールは、ふらの陣内に切り込んでいたFWの竹野内がフォローをした。
こうして再び攻守が逆転し、東邦としても一気に先取点を上げに行きたい場面。
しかし、東邦で現在攻撃に参加出来るメンバーは前線に残っていたFWの竹野内と反町。
そして、やや上がり目の位置で待ち構えていた沢田と島野くらいなものである。

竹野内「(人数は4人だけど……やっぱこのまま切り込むだけじゃ厳しいな。
     特にふらのは松山がまだ待ち構えているんだ、監督の言ってたように人数をかけて押すしかない)」

この時竹野内の脳裏に過ぎったのは、後半に臨む際に東邦学園を率いる監督――北詰が授けた策。
即ち、攻撃をする際はなるべく人数をかける事。
特に反町・沢田・小池という東邦攻撃の三本柱をメインに使えというもの。
つい先ほどまでゴール前まで戻り守備に参加していた小池が攻撃に参加するには時間がかかり、
竹野内はここは速攻ではなく、じっくりと時間をかけて攻め込むべきだと判断し沢田へと一旦ボールを戻そうとした。

ダダダッ!

本田「そうはいくか!(このまま素直にバックパスさせたら何言われるかわかったもんじゃねぇ!)」
竹野内「うっ……(まずはこいつをかわさないとタケシに戻せないか。やるしかない!)」

しかし、それより素早くふらの右SB――本田がボールを奪いに挑みかかった。

598 :森末(仮):2013/11/26(火) 23:23:32 ID:???
先着2名様で、

★竹野内→ドリブル 49 (! card)(! dice + ! dice)=★
★本田→タックル 47 (! card)(! dice + ! dice)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→竹野内が本田をかわし、沢田にバックパス! ゆったりとキープをしながらふらの陣内に攻め込むぞ!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から(反町がフォロー、反町と松山で競り合い、松山がフォロー)
≦−2→ふらのボールに。

599 :森崎名無しさん:2013/11/26(火) 23:24:14 ID:???
★竹野内→ドリブル 49 ( スペードJ )( 2 + 4 )=★

600 :森崎名無しさん:2013/11/26(火) 23:26:36 ID:???
★本田→タックル 47 ( ダイヤ2 )( 1 + 2 )=★

601 :森崎名無しさん:2013/11/26(火) 23:26:43 ID:???
★本田→タックル 47 ( スペード8 )( 5 + 2 )=★

602 :森崎名無しさん:2013/11/26(火) 23:26:59 ID:???
★本田→タックル 47 ( スペード7 )( 5 + 5 )=★


603 :森崎名無しさん:2013/11/26(火) 23:27:01 ID:???
★竹野内→ドリブル 49 ( スペードQ )( 6 + 4 )=★

604 :森末(仮):2013/11/27(水) 00:00:52 ID:???
>★竹野内→ドリブル 49 ( スペードJ )( 2 + 4 )=55★
>★本田→タックル 47 ( ダイヤ2 )( 1 + 2 )=50★
>≧2→竹野内が本田をかわし、沢田にバックパス! ゆったりとキープをしながらふらの陣内に攻め込むぞ!
===================================================================================================
竹野内「よっと、それっ!」
本田「しまった!」

勢いよく竹野内に突っ込む本田だったが、その動きは焦りのせいかバラバラである。
竹野内は悠々と本田をいなすと、そのまま沢田へとバックパス。
これは誰にも邪魔される事はなく通り、ボールをもった沢田はゆっくりと上がりながらボールをキープする。

沢田「ここまで堅守で応えてくれてる守備陣の人たちの為にも、1点、確実に取りに行きましょう!」
反町「おう!(弱音なんか吐いてられない……ボールが来たら、全てを出し切るつもりで打つぞ!)」

実況「東邦、ここは一気にカウンターで攻め込まずに一旦ボールを沢田くんまで戻します。
   じっくりと攻めてふらの守備陣を回避しようという狙いでしょうか?
   しかし、ふらのも上がっていた選手たちが守備に戻り始めています!」

長野「折角のカウンターチャンスだったのに、あれでいいのか?」
井沢「カウンターチャンスとはいえ、ふらのはDF5人が残っていたからな。
   特に松山がいる以上は、ゴール前でチャンスを作れても防がれていた可能性がある。
   人数をかけてなんとか松山をかわそう、って腹積もりだろうな」
滝「確かにさっきまでのプレイを見る限り、松山のクリアーもブロックも下手なDFより上手いからなぁ」

松山「みんな、戻れ! 下がりながら守備をするんだ!」
金田「はい!(ううー、あいつ板野みたいな強引な突破するんだよなぁ……あたりたくね〜!)」

こうして遅攻を見せる東邦には、ふらのも急いで戻りつつ人数を確保して守備にあたっていく。
そんな中、板野はといえば……。

605 :森末(仮):2013/11/27(水) 00:02:03 ID:???
A.ここで決められちゃ話にならない!急いで戻って俺も守備参加だ!
B.いや、ここは皆を信じるんだ!前で待機してカウンターを狙うぞ!
C.いや、松山の指示は間違っている!ここはDF前に出て積極的にプレスを狙うべきだ!

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

606 :森崎名無しさん:2013/11/27(水) 00:02:56 ID:fA+fL2VE
B

607 :森崎名無しさん:2013/11/27(水) 00:08:40 ID:4dlkLbt+
B

608 :森崎名無しさん:2013/11/27(水) 00:08:54 ID:fgUL2kYk
B

609 :森末(仮):2013/11/27(水) 00:27:53 ID:???
>B.いや、ここは皆を信じるんだ!前で待機してカウンターを狙うぞ!
======================================================================
板野「(……何度も失敗をしてるけど、それでも俺の役目は点を取る事なんだ!
    頼むみんな……ここを凌いでくれ!!)」

板野は自分も守備に参加したくなる気持ちをぐっと堪え、今回も守備参加を見送った。
既に何度もチャンスを潰し、こうして攻め込まれる回数を増やしてしまった一因は板野にもあったが、
それでもふらのは今日の試合攻撃を板野に頼らざるを得なく、
そして板野自身も慢心ではなく自分がそのような役割として期待されていると自覚をしていた。
故に、何度失敗をしても最後は自分が決めるしかない。
守ってくれる事を信じて自分は攻撃に集中するしかないと判断をしたのである。

こうして板野はいつでもボールを受け取れるよう、
流石に東邦ゴール前からは離れたもののそれでも守備には参加出来ない程の深い位置にポジションを移す。

一方、ボールを持っていた沢田はミドルサードへと侵入し更に単独で切り込む。
小池もようやく沢田のやや後方まで追いつき、このままならば3人がかりでゴールを狙いに行ける位置に入るのだが、
小池がここまで上がれたという事は他のふらの選手たちも戻る事が可能だったという事と同義である。

実況「さぁ東邦学園! 後半に入って初めてのシュートチャンスを作る事が出来るか!?
   ゴール前にはFWの反町くん、キャプテンの小池くんも上がってきている!
   しかし、ふらのMFもここでようやく追いつきました! 金田くん、小田くんが後方から沢田くんへ迫る!
   沢田くん、キープ成功なるか!?」

小田「くそーっ! (吹き飛ばすなよ! いいか、絶対に吹き飛ばすなよ!?)」
金田「いくぞ、小田!(やっぱCMFって出番が増えるからやだー!)」
沢田「(さっきみたいな失敗をする訳にはいかない……!)」

610 :森末(仮):2013/11/27(水) 00:28:58 ID:???
先着2名様で、

★沢田→ドリブル 53 (! card)(! dice + ! dice)=★
★小田→タックル 46 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=
 金田→タックル 46 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→沢田がキープに成功! 再びゴール前になだれ込み、松山に3択を強いる!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から(島野がフォロー、島野と若松で競り合い、若松がフォロー)
≦−2→ふらのボールに。

【補足・補正・備考】
沢田がダイヤ・ハートで「強引なドリブル(+2&吹っ飛び係数2)」

611 :森崎名無しさん:2013/11/27(水) 00:29:22 ID:???
★沢田→ドリブル 53 ( ダイヤ7 )( 5 + 5 )=★

612 :森崎名無しさん:2013/11/27(水) 00:34:24 ID:???
★小田→タックル 46 ( スペード9 )( 2 + 3 )+(人数差補正+1)=
 金田→タックル 46 ( ハート4 )( 3 + 5 )+(人数差補正+1)=★

613 :森末(仮):2013/11/27(水) 00:43:09 ID:???
本日は一旦ここで区切らせていただきます。
それでは。

614 :森崎名無しさん:2013/12/04(水) 00:22:26 ID:???
繁忙期やからしゃーない

615 :森崎名無しさん:2013/12/08(日) 23:43:18 ID:???
あくしろよ

616 :森末(仮):2013/12/08(日) 23:59:17 ID:???
どうもしばらく更新出来ておらずすみません。
ここの所あまり時間が取れず、中々更新が出来ません。
明日はなんとか出来るかもしれませんので、気長にお待ちいただけると幸いです。

>>615
すみません、許してください、なんでもしますから!

617 :森崎名無しさん:2013/12/09(月) 00:47:02 ID:???
ん?

618 :森崎名無しさん:2013/12/09(月) 01:01:39 ID:???
今なんでもするって

619 :森崎名無しさん:2013/12/09(月) 20:21:14 ID:???
もう許せるぞオイ!

620 :森末(仮):2013/12/10(火) 23:37:11 ID:???
どうもすみません、しばらく忙しい日が続きそうで今日も更新は出来そうにないです。
先にも言いましたが、何卒気長にお待ちください。

621 :森崎名無しさん:2013/12/11(水) 16:31:35 ID:???
12月はどこも忙しそうですもんね。
変に気にせず、ゆっくり出来るときに更新でいいと思いますよ。

622 :森末(仮):2014/02/25(火) 21:19:25 ID:???
>★沢田→ドリブル 53 ( ダイヤ7 )( 5 + 5 )+(強引なドリブル+2)=65★
>★小田→タックル 46 ( スペード9 )( 2 + 3 )+(人数差補正+1)=52 *吹っ飛び*
> 金田→タックル 46 ( ハート4 )( 3 + 5 )+(人数差補正+1)=55★ *吹っ飛び*
>≧2→沢田がキープに成功! 再びゴール前になだれ込み、松山に3択を強いる!
=====================================================================================
後半13分、お互いにここまで無得点であり、そろそろ得点を決めておきたいこの場面。
東邦学園のゲームメイカー、沢田は今度こそ松山を抜き得点をと意気込みゴール前へと突き進んだ。
一方でふらのとしても、ここで点を失ってしまっては勝利が遠くなってしまうのは誰しもがわかっている事。
これまで今大会で猛威を振るってきた板野の攻撃力をもってしても東邦学園の守備を抜く事は容易くなく、
1点勝負になる畏れの高いこの状況ではなんとしてでも東邦の攻撃を食い止めなければならないという意思はあった。

小田「(つっても、俺達でこいつを……)」
金田「(止めろっていうのは……)」
沢田「う、うおおおおおっ!!」

バギャッ!!

小田「おぼふぇぇええっ!?(無理ですよねー)」
金田「あんぎゃーっ!?(いてええええっ!!)」

しかし、悲しい事にふらの守備陣と沢田との実力差は歴然としていた。
反則を取られかねない後方からのタックルにも沢田はまるで動じることがなく、
むしろやってきた小田達を跳ねとばし、そのまま悠々と突破に成功をしてしまったのであった。

ワーワー!! ワーワー!!

実況「抜いたーっ!! 沢田くん、小田くんと金田くんを弾き飛ばしキープに成功!
   そしてそのまま一気にゴール前へとなだれ込みます!
   前線では既に反町くん、更には沢田くんと並走をするようにして小池くんの姿も見えます!
   東邦オフェンスの三本柱がふらのゴールへと襲いかかろうとしていますが、
   キャプテン松山くん率いるふらのディフェンス陣! 果たしてこれをどう防ぐのか!?」

623 :森末(仮):2014/02/25(火) 21:20:30 ID:???
見上「ここがふらのにとっては正念場だな。
   松山ならば誰が来ても高い確率で防げるだろうが、相手は3人。全てをカバーしきるのは不可能だ」
片桐「相手がどう攻めてくるか、誰を使ってくるか……それを見極められるかどうかという事ですね」
見上「うむ。 ここで点を決められては、ふらのは厳しい」

反町「タケシ、こっちだ! (前半決められなかったのは俺の失態だ……だが、今度こそ!)」
小池「タケシ、俺に任せろ! このキャプテン小池様にな!!」
沢田「(反町さん、小池さん、そして僕……松山さんと勝負さえしなければ、ゴールを抜ける可能性は高いんだ。
    ここはどうする……?)」
松山「(絶対にゴールは許さない……! 1点もやる訳にはいかないぞ!!)」

誰もがこの勝負の結果こそがこの試合のターニングポイントになると思い勝負を見つめ、
当事者たちは緊迫した面持ちをしながら互いの思考を読もうとする。
そしてそんな中、オフサイドラインにギリギリかからない前線の位置にいた板野は、
苦しい表情を浮かべながらゴール前で待ち構える松山へと視線を向ける。

板野「(前半は上手くいったけど、今度も上手く行くかどうか……。
    くそっ、俺がゴールを奪えてさえいればもう少し気持ち的には楽だったのに。
    ……いや、言っても仕方ない! もう松山達の力を信じるしかないんだ!
    俺はあいつらが守り切ってくれる事を信じて、ボールを繋いでくれる事を信じて、ゴールを挙げる為に前線にいないと。
    だけどどうする? 松山に誰を注意すべきか言っておいた方がいいかな?)」

A.やっぱりストライカーの反町だ。松山に反町を警戒させよう
B.やっぱりキャプテンの小池だ。松山に小池を警戒させよう
C.やっぱり小さなテクニシャンの沢田だ。松山に沢田を警戒させよう
D.いや、前半は俺の指示が裏目に出た。何も言わず松山の判断を信じよう

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

624 :森崎名無しさん:2014/02/25(火) 21:23:25 ID:XgdRfXgw
D

おかえり

625 :森崎名無しさん:2014/02/25(火) 21:24:17 ID:68Mpb5Hc


お久しぶりです!

626 :森崎名無しさん:2014/02/25(火) 21:25:09 ID:bH8QaPH2
D

決められても仕方ない場面だ

627 :森末(仮):2014/02/25(火) 21:26:43 ID:???
>>624-625 お久しぶりです。また細々と更新をしていきたいと思いますのでよろしくお願いします。
>>626 松山がいかに凄くても1人で3人の攻撃を全部カバーするというのは厳しいですからね。

628 :森崎名無しさん:2014/02/25(火) 21:28:14 ID:???
おお! お帰りなさい。待ってました。

629 :森末(仮):2014/02/25(火) 21:33:22 ID:???
>D.いや、前半は俺の指示が裏目に出た。何も言わず松山の判断を信じよう
========================================================================
ここで板野は松山に指示を出す事なく、ただ彼の判断を信じる事にした。
前半戦で板野が出した指示は裏目に出てしまい、結果的に松山のファインプレーでゴールを守る事に成功したものの、
その判断自体は間違っていたと言って差し支えないだろう。
ここまでの自分のプレーを顧みても、どうもこの試合はいまいち調子が悪いのかと思ってしまい、
それならば判断力も落ちているかもしれないと考え板野はだんまりを決めてゴール前の様子を見守る。

松山「(仕掛けてくるならそろそろだ……ここは……!)」
沢田「(よし……ここは!)」

先着2名様で、

★沢田の選択→! jan★
★松山の対応→! jan★

と書き込んでください。マークで分岐します。

グー→反町に低いボールのパスを出した!/反町のシュートを予期しクリアーに向かった!
チョキ→小池に高いボールのパスを出した!/小池のシュートを予期しクリアーに向かった!
パー→そのまま自分が突撃しドリブルゴールを狙った!/沢田の突破を止める為にプレスをかけてきた!

>>628 どうもお待たせしました。温かい言葉感謝です。

630 :森崎名無しさん:2014/02/25(火) 21:34:43 ID:???
★沢田の選択→ チョキ

631 :森崎名無しさん:2014/02/25(火) 21:37:03 ID:???
★松山の対応→ パー

632 :森末(仮):2014/02/25(火) 22:01:54 ID:???
>★沢田の選択→ チョキ =小池に高いボールのパスを出した!★
>★松山の対応→ パー =沢田の突破を止める為にプレスをかけてきた!★
==========================================================================
松山「(反町は前半で既に1度失敗をしてしまっている……1度だけの失敗だけど、その考えがある間は使いにくくなる筈だ。
    それに小池は治療は一応したんだろうけど、すぐに治る筈はない。 幾らかパフォーマンスは落ちる……。
    となれば、ここは沢田が自分で持ってくる可能性が高い!)」

ダッ!!

松山は客観的な視点から東邦学園3人のオフェンス陣を比較し、
既に一度失敗をしている反町、負傷をした小池は使いづらいだろうと判断。
ここは沢田が直接狙ってくるだろうと考えゴール前を飛び出し沢田へと詰め寄ろうとした。

沢田「小池さん!」
松山「なっ……なにィ!?」

しかし、この松山の判断は完全に裏目へと出てしまった。
元々あまり我が強くなく、吉良監督に鍛え直された今でも少しばかり臆病な沢田。
松山を相手に勝負をしたいという思いも彼の中に無いではなかったが、
それよりもここらへんで小池にいい場面を作っておかなければ後で何を言われるかわからないという後ろめたさもあった。

沢田「(それに負傷しているとはいえ、小池さんも得点力はそこまで低くないし……。
    一度チャンスを作っておけば、後で文句は言われないよね……)」
小池「よっしゃあ! きたきたきたぁぁぁぁあああ!!」
松山「み、みんな! 頼む、守りきってくれ!」

こうして松山が反応出来ない速度で出された山なりのパスは、小池が合わせやすいような位置へと綺麗に送られ、
小池はこれに対して飛び上がりながらヘディングに向かう。
当然ながら松山はクリアーに向かう事が出来ず、後は残った守備陣に任せるより他にない。

633 :森末(仮):2014/02/25(火) 22:02:55 ID:???
実況「松山くん、沢田くんからボールを奪おうとしたのでしょうが一歩遅かった!!
   ボールは小池くんへと送られ、これに小池くんが合わせます!!
   しかし、ふらの守備陣はまだ残っている! 松山くん抜きですが、これを止めようとシュートコースを防ぐぞ!
   果たして小池くん、決められるかーっ!?」

井沢「沢田の奴、よく小池にパスを出したな。 反町ならまだわかるんだが……」
滝「ここで決められたらふらのは厳しいな。
  残り時間的に考えても逆転は難しいし、よくて同点PKだ」
山森「PKになったら……キーパーの差も如実に現れますし、やっぱり東邦有利でしょうか?」
長野「だろうな。 だからふらのは何としてもここで点をやる訳にはいかないんだが……」
来生「ふっふっふ、どっちが上がって来ようともこの来生哲平様のいる南葛には敵う筈がない」

松田「く、くそーっ!(キャプテンの馬鹿ーっ! 1/3くらい当ててくださいよォーッ!!)」
佐瀬「決めさせてたまるかーっ!(こんな大事な場面でブロックに入れる俺のポジションを呪いたい!!)」
加藤「キャプテンや板野のシュートに比べれば……!(神様仏様ポスト様お願いします!)」

小池「食らえふらの! これが東邦学園キャプテン、小池秀人様のただのヘディングだ!!」

634 :森末(仮):2014/02/25(火) 22:03:55 ID:???
先着3名様で、

★小池→ヘディング 53 ( ! card )( ! dice + ! dice )+(軽傷治療済Lv1-1)=★
★松田→ブロック 48 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=
 佐瀬→ブロック 48 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=★
★加藤 パンチング 52 (! card)(! dice + ! dice)=★

と書き込んでください。カードやダイスの結果で分岐します。

【シューター】−MAX【ブロッカー】
≧5→シュートは邪魔される事無く放たれた!GKとの勝負へ。
=4〜2→シュートは放たれた。しかしこの数値差の人数分威力が落ちてGKとの勝負へ。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に(反町がねじ込み)(竹野内がねじ込み)(近藤がフォロー)
≦−2→ふらのボールに。

【シューター】−【キーパー】
≧2→小池のヘディングがふらのゴールに突き刺さる!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に(反町がねじ込み)(反町と松山で競り合い)(松山がフォロー)
≦−2→ふらのボールに。

635 :森崎名無しさん:2014/02/25(火) 22:04:10 ID:???
★小池→ヘディング 53 ( ダイヤQ )( 6 + 6 )+(軽傷治療済Lv1-1)=★

636 :森崎名無しさん:2014/02/25(火) 22:05:25 ID:???
★松田→ブロック 48 ( ハート9 )( 4 + 1 )+(人数差補正+1)=
 佐瀬→ブロック 48 ( スペード2 )( 1 + 1 )+(人数差補正+1)=★

637 :森崎名無しさん:2014/02/25(火) 22:05:46 ID:???
★加藤 パンチング 52 ( ハート8 )( 5 + 1 )=★

638 :森崎名無しさん:2014/02/25(火) 22:06:47 ID:???
自分で引いといて何だけど・・・な、なにィ!?
小池の全日本入りあるんじゃ?w

639 :森崎名無しさん:2014/02/25(火) 22:10:09 ID:???
さ、流石キャプテン小池……!
何気にジャンプ漫画的な展開なってる。

640 :森崎名無しさん:2014/02/25(火) 22:13:36 ID:???
ブランクがあって忘れているのだけど、若島津相手には一対一を挑んだほうがよいのだっけ?

641 :森崎名無しさん:2014/02/25(火) 22:19:19 ID:???
そうだよ、後攻めるときはできるだけパスやワン・ツーを使用するといいって三杉が言ってた。

642 :森崎名無しさん:2014/02/25(火) 22:48:22 ID:???
5-3-2じゃパスもワンツーも限定されるし、数が足りないんだな

643 :森末(仮):2014/02/25(火) 23:20:39 ID:???
>★小池→ヘディング 53 ( ダイヤQ )( 6 + 6 )+(軽傷治療済Lv1-1)=64★
>★松田→ブロック 48 ( ハート9 )( 4 + 1 )+(人数差補正+1)=54
> 佐瀬→ブロック 48 ( スペード2 )( 1 + 1 )+(人数差補正+1)=51★
>★加藤 パンチング 52 ( ハート8 )( 5 + 1 )=58★
>≧2→小池のヘディングがふらのゴールに突き刺さる!
==============================================================================
小池秀人。
東邦学園のキャプテンに何の因果か選ばれてしまい、それを切欠として色々と残念な事になってしまった選手。
元々の才覚は若島津は当然として、沢田や反町にすら劣る有様だった彼であるが、
彼の極端すぎるポジティブな考え方は……少なくともサッカーの技術という分野に関してはいい方向へと作用をした。

小池「(東邦学園とは各方面のスポーツ関係の中で、特に優れた人材をかき集めたスポーツエリート校!
    その中でもサッカーには力を入れている。
    即ち、東方学園サッカー部は全国の中学生サッカー選手の縮図のようなもの!
    その中等部のキャプテンに選ばれた俺は、もはや中学サッカー界を引っ張るような存在と言っても過言ではない!!)」

当然ながらそのような事実は一切ないのだが、この勘違いは彼に大きな自信を与えた。
どの分野のスポーツでも同じ事ではあるが、ある程度の自信というものは高いレベルのプレイをする上で必須である。
自分になら出来る、自分はもっと強くなれる、そう思う事は己の成長に必要な事。
更にはキャプテンとしての責任感はチーム内で誰よりも強くなろうとする努力を苦でなくさせ、
小池秀人という選手は以前までとはくらべものにならない程のプレイヤーへと成長を遂げていた。

小池「(その俺様がこんな大事な場面で……決められないなんて筈が……)ないんだよォオオオオオッ!!」

バコォッ!!

そして、実際のプレイにおいても、この時ばかりは小池の思いはいい方向へと作用をしていた。
気の弱いものならば尻込みしてしまいそうなこの場面でも、自分ならば出来ると信じ、ヘディングを放つ。
それは時として過信となり足を引っ張ってしまう事もあるが、やはりいいプレイをする為には必要な事。
負傷をした足の痛みにもめげず、高い位置から打ち下ろされたヘディングは綺麗にゴールの隅へと放たれ……。

644 :森末(仮):2014/02/25(火) 23:21:59 ID:???
松田「う、うおあっ!?」
佐瀬「げ、げぇっ!?」

松山や板野程ではないと油断をしてしまったのか、その予想以上に鋭いシュートにDF達は反応出来ず。

加藤「あ、ああっ……!!」

辛うじて反応出来たGK、加藤も手を懸命に伸ばしボールを弾こうとするのだが……。

ザシュウッ!! ピピィーッ!!

松山「そ、そんな……」
板野「こ、小池……(反町でも沢田でもなく、よりによって……小池?)」

無情にもゴールはふらののゴールへと吸い込まれ、得点を告げる笛が鳴り響く。
後半15分、ここまで拮抗していた試合はこの時を持って東邦側へと大きく傾き、
その光景を見ていた松山、板野は思わず漏れる声を抑えきれず嘆息。

反町「や、やった……!(……俺が決めれなかったのは悔しいが、それでも1点は1点だ!)」
沢田「小池さん!(まさか本当に決まるなんて思ってなかったけど……やったぞ!)」
若島津「やれやれ、やっとか(後は俺が守り切れれば勝ちだ)」

反町、沢田、若島津といった東邦メンバーはまさか小池が決めるとは思っていなかったのか驚きを見せるものの、
それでもようやく1点を取れた事でそっと安堵をし。

小池「見たかぁ!! 俺様が東邦学園キャプテン! 背番号10、小池秀人様だぁ!!」

値千金の先取点を決めた小池は、大きく天に向けてガッツポーズを取り高らかに宣言をしたのだった。

ふらの 0−1 東邦

645 :森末(仮):2014/02/25(火) 23:23:27 ID:???
ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!?

実況「き、決まったァァァアアア!!
   後半15分、ここにきて、東邦学園が待望の先取点を上げましたぁぁっ!!
   決めたのはキャプテン、小池くん!
   去年までは然程目立たない選手でしたが、キャプテン就任以来めきめきと実力をつけてきたのがこの小池くんです!
   その成長を見せつけるかのような、値千金のゴール!! 東邦、これで一気に勝利が近づきました!」

東邦応援団「でかした小池ー!!」「流石は東邦学園のキャプテンだ!」「後は若島津が守り切れれば決勝進出だ!!」
ふらの応援団「あ、ああー……ここにきて……」「ええい、失点がなんだ! マグナムシュートでまずは同点だ!」

この光景を見て、両極端な反応を見せたのは東邦、ふらのの両応援団である。
この試合が1点勝負になる可能性が高いというのは観客たちからしてみれば周知の事実。
実際にここまで互いに無得点のまま試合が進んでいたのだから、サッカーを詳しく知らない者でも1点が重要になるというのは察せるだろう。
東邦応援団はこれで余程の事がない限り勝ちは決まったと心から安堵をし、一層声援を強め、
一方でふらの応援団はといえば辛うじてまだ声は出しているものの、それは空元気に近いものでもある。

見上「決まったか……」
片桐「残り時間は……15分弱。 PKになればふらのは分が悪いと考えれば、2点は取りたい所ですね」
見上「ああ、だがここまでの展開を見るに……果たして今日の板野で若島津から2点を上げれるのかという疑問もある」
片桐「(些か不調のようだからな……板野は)ところで見上さん、あの小池はどうですか?」
見上「実力的にはパッとしないと思っていたのだがな……だがこの大一番での勝負度胸は買える、といった所か。
   無論、選考の中には入っているよ。
  (とはいえ、MFは松山以外ははっきり言ってどんぐりの背比べもいいところだ。 もう少し他と一線を画す選手が欲しいのだがな)」

646 :森末(仮):2014/02/25(火) 23:25:28 ID:???
町田「あ、ああ……決められちゃった……」
藤沢「(松山くん……そんな……)」
弥生「(うぅ、す、すごく気まずいわ……慰めようにも、サッカーの事なんて全然わかんないし……)
   ね、ねぇ淳。 まだふらのも逆転は出来るわよね?」

そして、この試合を観戦していた第三者……。
この大会の後に結成される全日本Jrユースの監督を務める見上は、
思いがけず活躍を見せた小池の姿を見ながら片桐と共に全日本Jrユースの完成系を夢想し、
一方でふらのマネージャー陣と共に観戦をしていた青葉弥生は、
いたたまれない空気に耐えきれず共に観戦をする三杉淳へと声をかけるのだが。

先着1名様で、

★ダイヤの原石?→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER→弥生「だって淳、昨日付でふらのに転校をしたものね」 三杉「15分もあれば十分だよ」 なにィ!?三杉緊急参戦だと!?
ダイヤ→三杉「素晴らしい……小池、彼は正にダイヤの原石だ!!」 来生じゃなく小池に目をつけてしまいました。
それ以外→三杉「ああ、難しくはあるが不可能ではない。 次のキックオフが重要だ」 冷静にふらの逆転の目を解説し始めました

>>638 能力的には低くありませんからね、小池。試合で活躍もしてますし十分ありえるかも?
>>639 ここから残り少ない時間、2点取って逆転をする。王道を往く展開になるかどうかですね。
>>640-642 三杉との話ではそうなっていましたが、
      ただ一対一に関してはここまでDFに止められたりでいまいち上手くいっていませんね。
      あまり拘らずシュートに持っていくのも十分にありです。

647 :森崎名無しさん:2014/02/25(火) 23:25:39 ID:???
★ダイヤの原石?→ ダイヤJ

648 :森崎名無しさん:2014/02/25(火) 23:28:41 ID:???
来生終了のお知らせ

649 :森崎名無しさん:2014/02/25(火) 23:32:03 ID:???
節操のないぞ貴公子。本当にジョーカーキャラになっちゃったな。
キャプテン経験者でムードメーカーか、結構評価高くなりそう?

650 :森崎名無しさん:2014/02/25(火) 23:33:24 ID:???
さっきの6ゾロでヘディング技でも覚えれば強いかもしれん

651 :森崎名無しさん:2014/02/25(火) 23:53:26 ID:???
長野君の立場が…


652 :森末(仮):2014/02/26(水) 00:16:27 ID:???
>★ダイヤの原石?→ ダイヤJ ★
>三杉「素晴らしい……小池、彼は正にダイヤの原石だ!!」 来生じゃなく小池に目をつけてしまいました。
====================================================================================================
弥生「えっ!?」

三杉の網膜には先ほどの小池の得点シーンが焼き付いていた。
負傷をものともしない力強い跳躍から、今彼が持てる最大限の威力が籠ったヘディング。
正に全力を出し切ってのプレイは体に大きなハンデを背負っている三杉にとっては羨ましく、羨望の眼差しを向けるに値するもの。
そしてキャプテン就任以前まででは考えられない程にまで研ぎ澄まされたテクニックは、
彼の伸び代の凄まじさ……隠されている才能がまだまだあるという事を証明しているかのようでもあった。

三杉「無論、まだまだ荒削りだ。 はっきり言って現時点では沢田や井沢といった者達とも大差がないレベルだろう。
   だが、僕がしっかりと見てやる事が出来れば、或いは……?」
弥生「淳……?」
三杉「プレイスタイルを見る限り、本能で動くタイプのようでありながら繊細なテクニックも併せ持っている。
   特にパスに関しては高いレベル、全国レベルで見れば間違いなくトップクラスだ。
   だがそれでドリブルが下手という訳ではない、シュート力に関しては……まあ及第点といった所か。
   僕にある技術を教え込めれば、その才能を開花させる事が出来れば……」
弥生「淳……? じゅーん?」
町田「(うーん……顔はいいけど、性格に難ありそうねぇ……)」
藤沢「(松山くん……)」

こうして三杉は、小池をダイヤの原石である……と認識をした。
荒削りであるがしっかりと磨けば光る、大器の選手であると。
なんとかして自分の持てる技術を彼に伝授出来ないだろうかと三杉は考え、
その様子を見て弥生をはじめとする周囲の者達は若干引きながらフィールドへと視線を移すのだった。

来生「へっくしょい! ちくしょう!」
滝「きったねぇな! くしゃみする時はちゃんと口抑えろよ」
井沢「おいおい、まさか風邪とかじゃないだろうな? 明日は決勝だってのにやめてくれよ?」
来生「風邪じゃねーって、へへ、多分どっかのかわいこちゃんが俺の噂してるんだろ」
高杉「それは無い」

653 :森末(仮):2014/02/26(水) 00:17:30 ID:???
こうして観客席で寸劇が行われている最中、フィールドではゴール前にふらのメンバーが集まっていた。
ゴールを決められた加藤はがっくりと肩を落として地面に手をつき、
ブロックに入った松田、佐瀬の2人は居心地悪そうにしながら暗い表情で声を振り絞る。

松田「す、すまないみんな……絶対にやれない1点だったのに……」
佐瀬「俺達がもう少し早くコースに入れていれば……(とでも言っておけば)」
本田「いや、松田達のせいじゃないよ(と返さざるを得ない)」
若松「そうだな、うまくキャプテンをかわされちゃったし、そういう意味でも相手が一枚上手だった」

得点を決められた際にゴール前にいた者達は酷く申し訳ないような口調で謝罪の言葉を並べるも、
他の者達も特に責める訳ではなく、
暗に松山がいないなら点を奪われても仕方ないと言いそっと責任の所在を余所へとぶん投げる事に成功をする。
正にいつも通りのふらのメンバーであり、なんとか責任を逃れた彼らは次に時計へと目をやると、
やはり暗い表情をしながら言葉を続ける。

山室「キャプテン……」
金田「もう残り時間も少ない……東邦はやっぱり強いよ。
   これだけ攻めても点が取れないし、逆に奪われちまった……」
小田「くそっ、やっぱり俺が不慣れな位置にいる分、隙を突かれてるのかな……」

口々に出てきたのは、もはや諦めてしまったかのような言葉である。
実際問題、彼らとしては優勝というものに然程の興味がある訳ではなく、ここまで来ただけでも十分。
客観的に見てもここから逆転をするのは難しく、炎天下の中でこれ以上激しく動き回るのも後免である以上、
もはや早々に諦めてしまい試合を流したくなるというのは当然の考えであったと言えよう。

654 :森末(仮):2014/02/26(水) 00:18:33 ID:???
板野「(……やっぱり、この性格だけは変えられなかったなぁ)」

そして、これらを見ながら板野は悲しい表情を浮かべつつ全員の顔を見つめる。
キャプテン森崎を見てきた彼はふらのメンバーの性格を当然ながら熟知しており、彼らが表面上は暗い表情をし悔しそうにしながらも、
本心の所では勝敗などどちらでもよく、ただ早く帰りたいという事だけを願っている事を知ってしまっていたからだ。

転校をしてきて1年以上共に過ごしてきた仲間たち。
出来る事なら心の底から信頼できる仲間と共に最後まで戦い抜きたいと板野は思っていたのだが、
やはりふらののメンバーとはそこまでわかり合う事は出来ないのかと思わず落ち込みそうになるも……。

板野「………………」

A.「まだだ! まだ1点差じゃないか! 諦めるにはまだ早いぞ!」 ここで諦めさせてたまるかと喝を入れた。
B.「ごめんなみんな……俺が点を奪えなかったから……」 ここは他と同調して諦めてしまおう
C.「小田は確か旭川の高校に進学する予定だったな……」 ここは松山のお株を取ってしまおう
D.松山の様子を見てみよう
E.その他 板野くんに言わせたい事を書いてください

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

655 :森崎名無しさん:2014/02/26(水) 00:21:20 ID:/sMpOGl6


656 :森崎名無しさん:2014/02/26(水) 00:24:14 ID:NrTMlUoA
E

残り時間は15分。
15分で2点取れば俺達の勝利だ。
俺達なら出来る!
やろう!やろうぜ皆!

657 :森崎名無しさん:2014/02/26(水) 00:26:21 ID:GALvdegM
D

658 :森崎名無しさん:2014/02/26(水) 00:30:30 ID:GzBwPVJ+
E 「松山……まずは速攻で1点取るぞ」 コンビプレイ解禁

659 :森崎名無しさん:2014/02/26(水) 00:30:54 ID:Yz1O2XrU
E 「松山……まずは速攻で1点取るぞ」 コンビプレイ解禁

660 :森末(仮):2014/02/26(水) 00:33:22 ID:???
本日はここで一旦区切らせていただきます。
長い間開けましたがレスがついてくれて感謝です。
またよろしくお願いします。

661 :森崎名無しさん:2014/02/26(水) 00:37:17 ID:???
苦しい状況だけど、何とか勝って決勝に行きたい

662 :森崎名無しさん:2014/02/26(水) 00:46:15 ID:???
ついでになだれ攻撃を発動できないかな
温存なんてしてられないし

663 :森崎名無しさん:2014/02/26(水) 04:29:39 ID:???
GKが固い以上1点の重みが違いすぎる・・・
多分南葛のほうがやりやすい相手だろうしコンビだのやれることはバンバンやりたいね
小池はなんか・・・こう、エンターテイナー風だよね、ハンブルガーの来生の役取りそうだ

664 :森末(仮):2014/02/26(水) 21:31:58 ID:???
>E.「松山……まずは速攻で1点取るぞ」 コンビプレイ解禁
================================================================
既にふらののその他大勢である選手たちは、殆どが戦意を喪失。
そんな中で板野が頼れたのは、やはりこの逆境の場面でも諦める事のない……。
いつ如何なる時でも勝負に燃える北海の荒鷲、松山光であった。

これから残り少ない時間で逆転をするには、とにもかくにも速攻で1点を取らなければならない。
この局面では、とにかくスピードが命である。
昨日の特訓で得たワンツー技と、隠し玉であるツインシュート。
それらを用いてなんとか早めに同点にし、望みを繋げなければと板野は決意をして松山へと呟いた。

この板野の発言に、松山は諦めムードが漂っていた一同に対して言おうとしていた気が一瞬削がれ、
唖然とするも……すぐに板野の言葉にうなずき返し同意をする。

松山「ああ……まだ、時間は残っているんだ! 諦めるような時間帯じゃない。
   逆転をする為にも、俺と板野で速攻をする……とはいっても、
   相手はここまで粘ってきた東邦だ、そう簡単にシュートまで持っていかせて貰えるかも怪しい。
   だからまず、キックオフと同時に全員攻撃――なだれ攻撃を発動する」
若松「え、ええ!? (あれ、疲れるんだよなぁ……勘弁してくれよ……)」

そうして松山がこれからの作戦について説明を始めると、板野を除く一同は一瞬戸惑った様子を見せるが、
当然松山はそれに気づく事もなく、更に言葉を続ける。

松山「それとここからはとにかく1点を取らなければならない状況だ。
   俺も上がって、積極的に攻撃参加……そして中盤でのボール争いに参加をしようと思う」
山室「えっ、じゃあフォーメーションは……いつも通りの4−3−3になるのか?」
松山「……いや、4−4−2だ。 若島津相手にねじ込み要員、つまりFWは多数いらない。
   それよりも中盤でのボールカット、パス回しを意識して4−4−2でいく。
   具体的にはこうなるな」

665 :森末(仮):2014/02/26(水) 21:34:25 ID:???
−J−−− J板野
−−−H− H山室
−−−−−
F−I−G F小田 E松山 G若松
−−E−− E金田
C−−−D C松田 D本田
−B−A− B近藤 A佐瀬
−−@−− @加藤

金田「お、俺ボランチなんてやった事がないぞ……?」
松山「不慣れだろうけど、そこはDF達と連携をして上手くやってくれ。
   ボランチにはパスの巧い金田がいてくれた方がやりやすいんだ……」
小田「(うげげ、俺は相変わらず左のサイドハーフか……まあ、FWよりはマシかなぁ?
    キャプテンが近くにいるからフォローも期待できるし)」

松山が提案をしたフォーメーションは、4−4−2。
今まで以上に点を取る事が重要となるこの場面では、
松山をDFとして置いておく必要性よりも前に出して積極的に点を狙う方がメリットは大きく、
これによって板野とのコンビプレイも使いやすくなる。

無論、松山がゴール前からいなくなった以上今まで以上に守備力は低くなり、ボールを失い東邦に攻撃権を与えてしまえば、
2点目を取られていよいよ決定的な差をつけられてしまう可能性もある。
だが、ここは一か八かに賭けても攻めて点を奪わねばならない場面であると松山は判断をしたのだった。

板野「(ただこれだと、本当にこのキックオフで1点を取れなければ……。
    カウンターを食らってそのまま敗北してしまう可能性も高い。 フォーメーションはこれでいいのか?)」

666 :森末(仮):2014/02/26(水) 21:35:25 ID:???
A.何も問題はない。さあ、キックオフだ!
B.フォーメーションに問題はないが、なだれ攻撃は危険だ。普通に攻めよう!
C.フォーメーションが問題だ!何か提案をしよう!(更に分岐)

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

>>661 ここから逆転をして決勝に進めれば、実にジャンプの王道を往くような展開になりますね。
>>662 全員攻撃であるなだれ攻撃は、この1点を追う場面当然使う選択肢に入ります。
>>663 南葛はGKが弱点ですが、石崎高杉も国内レベルでは十分驚異ですからね。
攻撃力も高いので、東邦とは違った意味で強い相手です。

667 :森崎名無しさん:2014/02/26(水) 21:36:23 ID:p0vMve1c
A

668 :森崎名無しさん:2014/02/26(水) 21:36:53 ID:UTs6LyUg
A

669 :森崎名無しさん:2014/02/26(水) 21:36:53 ID:aurfHsbY


670 :森末(仮):2014/02/26(水) 22:59:02 ID:???
>A.何も問題はない。さあ、キックオフだ!
==================================================
板野「(いや……どっちにしろ、もう後がないんだ!
    ここは守りの事なんて考えず、攻めに全力を注ぐしかない!)」

こうして作戦も決まった所で、一同はポジションへと散らばっていく。
板野はなんとしても同点にし、明日の決勝へと望みをつなげる為に、
そして他のメンバー達は内心辟易しながらも、それでも体面上は逆転を目指して。
そんな彼らの姿を見ながら、松山もまた所定のポジションへとつき頭に巻いた鉢巻を結い直しながら思いにふける。

松山「(板野を除けば、小学生時代からずっと同じメンバーでやってきたこのふらの中学……。
    でもこの中学三年の夏、この大会がこのメンバーでやるのは最後なんだ。
    負けたらその試合が俺達全ての最後の試合になる。
    ……負ける気なんて毛頭ない、だけど、やるからには全部を出し切りたい。
    最後まで頑張ろう、皆! 残り15分……全てを出し切ろう!!)」

熱い思いを秘めながら、全員の姿を目に収めつつ、次いで観客席へと目を向ける松山。

松山「(藤沢……見ててくれよ。 俺達は……まだ負けない、必ず俺達が優勝旗を掴んでいる姿を、お前に見せて……。
    そして、笑顔でお前と別れたいんだ!)」

(松山の中では)頼れる仲間たち、そして思い人への感情を確認しながら、気合を入れ直す。
北海の荒鷲、松山光。
この試合、ここまで作戦の為にDFとして働き、攻撃には殆ど参加してこなかった彼は、
残りの15分間――本職であるOMFとして最大限のパフォーマンスを発揮すべく、
己の感情を高ぶらせ、キックオフの笛を待ち構えるのであった。

671 :森末(仮):2014/02/26(水) 23:00:29 ID:???
小池「ぃやっほー! 見たか、この小池秀人様の華麗かつ豪快なヘディングを!!
   やはり東邦学園キャプテンは格が違った!」
反町「お、落ち着けよ小池。 確かに凄かったのはわかったが、まだ試合時間は残ってるんだぞ。
   まだ勝った訳じゃないんだ」
沢田「松山さんも前にポジションを移してますからね……。
   当然と言えば当然ですけど、今まで以上に苛烈に攻撃をしてくる陣形を整えてます」

一方、東邦の面子はといえば、なおも先取点を喜んでいる小池を後目に、
比較的常識的とされている反町、沢田の両者がふらのが陣形を替えてきた事に目ざとく気づく。
ふらのがこの1点を返す為に躍起になり、松山を上げてくる事は半ば予想済みではあるが、
とはいえ実際にその光景を見ると果たして残り15分の間にこのまま無失点で切り抜けられるかと言われると自信があるとは言い切れない。

反町「ここまで若島津、それにDFが頑張ってくれてるが、いつ点を失ってもおかしくない状況だからな。
   それに今までなら板野を重点的に気を付けていればよかったが、これからは松山も気を付けなければならない」
沢田「そうですね、今日の若島津さんは調子がいいみたいですけど、その波もいつまで続くとも限りませんし……」
小池「監督からのサインはどうなってんだ……?」

そうして、ようやく小池も落ち着いた所で、彼らは監督である北詰の指示を待つ。
ベンチへと目を向けると、そこにはブロックサインを出して小池達へと指示を出す北詰の姿。
サインを読み解けば、どうやら残り時間は反町も積極的に守備に参加し、
とにかくこの1点を死守するように試合を運ぶべきという事らしい。

672 :森末(仮):2014/02/26(水) 23:01:41 ID:???
反町「守備参加か(俺もゴールを奪いたかったけど……命令じゃ仕方ないな)」
沢田「反町さんの守備力の高さなら、松山さん達にも通用をしますからね」
小池「ボールを奪ったら俺かタケシに回せ! 時間を稼いでやるぜ!」
沢田「はい!」
反町「よし、それじゃあ後15分逃げ切ろう! そして決勝に勝ち上がって、今年こそ南葛を倒して優勝するんだ!」

若島津「(反町の守備参加だと? ちっ、俺だけでは不安だとでも言うのか?
     ……まあいい、いずれにしろ反町達如きを突破出来ないようでは俺からゴールを奪う事すら敵わんだろうさ。
     松山……それに板野、最後の最後、勝負をしに来い。 それを防いで、俺は決勝へと上がってやる)」

実況「後半15分、小池くんのゴールでようやく1点を先制した東邦学園!
   しかし、ふらのもまだ決してあきらめた訳ではありません!
   ここにきてふらのはこの試合DFとして出場していた松山くんが、本来のOMFとしてのポジションへと移動!
   これはやはり1点を奪う為に、攻撃力を強化してきたという事でしょう!
   ですが東邦もここまで無失点に切り抜けてきた実績があります!
   特に守護神・若島津くんは今大会No.1GKとして、前評判通りの活躍を見せてくれています!
   果たしてこの牙城を切り崩す事が出来るのか!? ふらののキックオフで試合再開です!」

片桐「(板野……このまま終わるのか? ……若島津は確かに日本では最高の、正にNo.1キーパーだ。
    だが、世界には更に上を行くキーパーはゴロゴロいる。 それこそ海外で活躍をする若林のようにな。
    お前がここでこのまま終わってしまっては、所詮は国内クラスのストライカーとなってしまうんだぞ)」

三杉「(思わぬダイヤの原石が発掘出来たが……それはそれとして、あまり思わしくない展開だな。
    切り札を使って、同点に出来れば一気に流れに乗れるかもしれないが……。
    今日の若島津は中々好調なようだ……板野、松山、君たちに彼を攻略できるかい?)」

森末「(板野……)」

673 :森末(仮):2014/02/26(水) 23:03:03 ID:???
ピィーッ!!

バムッ! バシッ!!

松山「さぁ行くぞ、みんな! なだれ攻撃だ!!」

ふらのメンバー「「「おおおおおおおおおっ!!」」」

ドドドドドドドドドドッ!!

そして様々な思惑を様々な者達が抱えながらも、時は過ぎ、笛は鳴る。
キッキオフの合図と共にふらのボールで試合は再開され、そのままボールは早速ポジションを変えて前へと位置していた松山の元へ。
松山はボールがもった瞬間、右手を大きく上げて号令を出すと、全員が一斉に走り出す。

「なだれ攻撃」――松山が考案した、互いが互いをフォローしあい、常にボールを離さないよう攻撃を持続させる事が出来る作戦である。
無論、相手にボールをカットされそれすらも奪い返す事が出来ない場合は一気にカウンターを決められてしまうというデメリットもあるが、
早めに追いつきたいこの局面、攻撃を成功させる事にのみ主眼を置けば、これ以上に有益な作戦はない。
前半で既に見せていたこの攻撃であったが、
やはり全員が走りはじめ自陣になだれ込んでくるだけでも威圧感はあるのか東邦メンバーは一瞬息を呑むも、
すぐさま気を取り直しボールを持つ松山へとプレスをかけ始める。

実況「出ました、ふらののなだれ攻撃! 正にチームワークのふらの、全員攻撃でなんとしてでもこの1点を返そうとしております!!
   しかし、東邦も黙ってそれを見守ってはいません!
   ボールホルダーの松山くんには東邦FW陣が詰め寄ります!」

反町「(なだれ攻撃か……確かにこれだけの人数が相手だと気圧されがちだが、ボールは一つだけなんだ!
    ボールさえ奪ってしまえば、相手は一気にピンチになる!!)」
松山「(まずはここを抜かないとな……その為には……)若松、いくぞ!!」
反町「げっ!?」

674 :森末(仮):2014/02/26(水) 23:04:05 ID:???
先着3名様で、

★松山→ワンツー 52 (! card)(! dice + ! dice)=★
★若松→ワンツー 49 (! card)(! dice + ! dice)=★
★反町→タックル 49 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=
 竹野内→タックル 47 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→松山と若松がワンツーリターンで軽く突破!今度は松山と板野のゴールデンコンビで中盤を切り裂きに行くぞ!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から(板野がフォロー、山室がフォロー、小田がフォロー)
≦−2→東邦ボールに。

675 :森崎名無しさん:2014/02/26(水) 23:04:22 ID:???
★松山→ワンツー 52 ( ダイヤJ )( 1 + 3 )=★

676 :森崎名無しさん:2014/02/26(水) 23:06:01 ID:???
★若松→ワンツー 49 ( ダイヤJ )( 6 + 5 )=★

677 :森崎名無しさん:2014/02/26(水) 23:06:21 ID:???
★反町→タックル 49 ( クラブ6 )( 2 + 4 )+(人数差補正+1)=
 竹野内→タックル 47 ( スペードK )( 3 + 1 )+(人数差補正+1)=★

678 :森崎名無しさん:2014/02/26(水) 23:07:54 ID:???
若松フラグゲット!

679 :森末(仮):2014/02/26(水) 23:07:58 ID:???
反町と竹野内の判定がタックルになってしまいましたが、パスカットです。
数値はそのままですので、結果の方で修正をします。

680 :森崎名無しさん:2014/02/26(水) 23:14:11 ID:???
何気に松山、若松2人ともダイヤJだな、仲いいね

681 :森末(仮):2014/02/26(水) 23:50:13 ID:???
>★松山→ワンツー 52 ( ダイヤJ )( 1 + 3 )=56★
>★若松→ワンツー 49 ( ダイヤJ )( 6 + 5 )=60★
>★反町→タックル 49 ( クラブ6 )( 2 + 4 )+(人数差補正+1)=56
> 竹野内→タックル 47 ( スペードK )( 3 + 1 )+(人数差補正+1)=52★
>≧2→松山と若松がワンツーリターンで軽く突破!今度は松山と板野のゴールデンコンビで中盤を切り裂きに行くぞ!
>※若松が11を出して勝利したのでパスフラグを習得。
============================================================================================================
反町一樹――東邦学園のFWとして、一年生時より活躍をしていた選手である。
彼は地味ではあるが基本に忠実なシュートをはじめとして、あらゆる事をそつなくこなす事が出来た。
それは東邦学園において、沢田が入り小池が成長をするまでは殆ど自分しかフィールダーでまともに動ける者がおらず、
ボールを自分で運ぶ事、及び前線でボールを奪ってチャンスを増やす事も必要だったからである。

よってその守備力も決して低くは無かったのだが、そんな彼にも弱点はあった。
……FWとしては守備機会が極端に少ない、パスカット能力である。

反町「く、くそっ!(そのまま突破してくれればよかったものを……!)」
松山「よし、ナイスリターンだ若松! それっ!」
若松「お、おう!」

反町を相手に真っ向から勝負を挑む事のリスク、
そしてスピードを殺さぬ為にも高速でのパスワークで攻めた方がいいという利点を考えた結果、
松山はここで若松とのワンツーでの突破を選択。
若松が予想以上のプレイを見せてくれた事もあってかこの案は功をなし、
反町と竹野内はボールに触れる事もできないまま突破を許してしまう。

実況「松山くん、まずは華麗にワンツーリターンで反町くんたちを抜き去りました!
   やはり彼が中盤に入っただけで、ふらのの攻撃にも安定感があるように見えます!」

三杉「(……今の松山のパスワークはあまり高いレベルとは言い難いんだけどね。
    だけどまぁ、突破に成功をしたのだからよしとしよう。 問題はここからだ)」

682 :森末(仮):2014/02/26(水) 23:51:26 ID:???
小池「ええい、反町め! 容易く抜かれおって!」
沢田「(僕が言えた義理じゃないけど、反町さん……パスカットは苦手だからな。
    でも、奪えないレベルではない筈だ……このまま一気にゴール前まで進まれたらまずい!)小池さん!」
小池「おう!」

松山の突破を見て、小池は悔しそうに歯噛みをするも冷静に場を見ていた沢田に促され2人がかりで松山へとプレスをかける。
沢田は若松とのパスコースを牽制しつつ、小池は小田とのパスコースを牽制しつつの動きだが……。
それらのパスコースへは目を向けつつも、松山はちらりと視線の端で本命の選手へと合図を出す。

松山「(この距離なら……よし、いける!)板野!!」
板野「ああ!!」
沢田「えっ……い、板野さん!?」

ここまでの試合で、殆どパスを出す場面を見せておらず、殆どがドリブルでの突破とマグナムシュートでの得点という印象を与えていた板野。
そんな板野と松山が、まさかここでワンツーで突破をするとは思っていなかったのか、
沢田は素っ頓狂な声を上げながらも慌ててパスコースを防ごうと方向転換。
最前線にいるFWの板野と、上がり始めたとはいえMFである松山の位置関係上、その間には隙があるかと思われていたが……。

ヒュッ! バンッ!! ダダダダッ!!

沢田「(!? 早い……!? なんて早いパス回しだ! これじゃ間に合わない……)でぃ、ディフェンダー!!」
山辺「お、おう!」
高島「くそっ、このまま進ませてたまるかよ!!」

そのあまりに早いパス回しは、先ほどの若松とのワンツーの時のそれよりも数段上。
沢田はただ見守る事しか出来ず、DFに指示をとばし、まだ近くにいた為に反応が出来た小池に後を託すしか出来ないのだった。

683 :森末(仮):2014/02/26(水) 23:52:49 ID:???
先着3名様で、

★板野→ゴールデンコンビ 52 (! card)(! dice + ! dice)=★
★松山→ゴールデンコンビ 55 (! card)(! dice + ! dice)=★
★小池→パスカット 51 (! card)(! dice + ! dice)+(補正合計+0)=
 山辺→パスカット 48 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=
 高島→パスカット 48 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→板野と松山のゴールデンコンビが中盤を突破! そのままゴール前に2人でなだれこみ……?
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から(山室がフォロー、小田がフォロー、若松がフォロー)
≦−2→東邦ボールに。

684 :森崎名無しさん:2014/02/26(水) 23:53:29 ID:???
★板野→ゴールデンコンビ 52 ( クラブK )( 5 + 3 )=★

685 :森崎名無しさん:2014/02/26(水) 23:53:33 ID:???
★板野→ゴールデンコンビ 52 ( クラブ8 )( 2 + 5 )=★


686 :森崎名無しさん:2014/02/26(水) 23:54:15 ID:???
★松山→ゴールデンコンビ 55 ( ハート4 )( 4 + 1 )=★

687 :森崎名無しさん:2014/02/26(水) 23:54:27 ID:???
★小池→パスカット 51 ( クラブJ )( 6 + 2 )+(補正合計+0)=
 山辺→パスカット 48 ( ハート7 )( 3 + 1 )+(人数差補正+1)=
 高島→パスカット 48 ( ハート7 )( 2 + 1 )+(人数差補正+1)=★

688 :森崎名無しさん:2014/02/26(水) 23:56:41 ID:???
あと1あればー

689 :森崎名無しさん:2014/02/26(水) 23:58:48 ID:???
松山が振るわんがシュートで爆発してくれると信じよう

690 :森末(仮):2014/02/27(木) 00:31:19 ID:???
>★板野→ゴールデンコンビ 52 ( クラブK )( 5 + 3 )=60★
>★松山→ゴールデンコンビ 55 ( ハート4 )( 4 + 1 )=60★
>★小池→パスカット 51 ( クラブJ )( 6 + 2 )+(補正合計+0)=59
> 山辺→パスカット 48 ( ハート7 )( 3 + 1 )+(人数差補正+1)=53
> 高島→パスカット 48 ( ハート7 )( 2 + 1 )+(人数差補正+1)=52★
>=1→ボールはこぼれ球に。山室がフォロー
==================================================================================
息の合ったコンビの間でしか開発が出来ないとされるコンビプレイ。
その中でも最高峰とされ、一部の限られたコンビにしか使えない技――ゴールデンコンビ。
スピードとテクニック、そして互いをよく知るからこそ出来る親和性がなければ不可能なこの技を、
昨日の特訓の中で板野と松山の2人は編み出していた。

板野は何年も読み物として知っていた松山光という人物に対する理解を糧とし、
松山は仲間を無条件で信じるという危なっかしくも汚れない心を原理として作られたその技。

井沢「は、はえぇ……なんだあのパスワークは!」
滝「俺達でもあそこまでの連携は出来ないぞ……?」
来生「むむむ……」
高杉「何がむむむだ!」

見上「これは……! 板野がやや遅れてはいるものの、それでもかなり高い水準のパスワークだ。
   よもやこのような芸当も出来るとはな……」
片桐「立花兄弟のワンツーよりも更に一段上……でしょうか?」
見上「……板野に基礎的なパス勘と精度が身につけば、そうなるやもしれん。
   いずれにせよ、中学生離れした連携だ」

それは今大会最高のコンビと言われていた立花兄弟のそれよりも素早く、鋭く、そして巧みであり。
この試合を観戦していたサッカー関係者たちは、大いに度肝を抜かれていた。
実際、それほどまでに板野と松山のパスワークは完成されており、
並大抵の選手では止める事すら難しく思えたのだからこれは当然の反応と言える。

しかし、更に驚くべき事が次の瞬間に起こり、観客たちは目を疑う事となる。

691 :森末(仮):2014/02/27(木) 00:32:34 ID:???
小池「この東邦学園キャプテン、小池秀人様を……なめるなァッ!!」

ダダダッ! バチィッ!!

板野・松山「「なっ、なにィ!?」」

なんとこのパスワークに間に割って入り、ボールを弾く事に成功をした選手がいたからだ。
先ほど先取点を挙げ、正にのりにのっている男、小池秀人その男である。
走るたびに痛みが走る足に耐えつつ、ヤマ勘でコースを読んだ小池は大きく飛び上がり足先でボールの軌道を変える事に成功。
マグレであるとはいえ、ボールに触れた事は事実であり、誰もが唖然とする中ボールは転々とし、
板野と松山が触れる事もないまま手放される事となってしまう。

ワーワー!! ワーワー!!

実況「小池くん、凄い! なんと松山くん、板野くんの息の合ったワンツーリターン……。
   正にふらののゴールデンコンビと言える2人のパスワークを遮断しました!
   先ほどの得点といい、正に大活躍! しかし、まだふらのの攻撃は続いているぞ!!」

山室「お、おいおい……(キャプテンと板野が2人がかりでも突破出来ないって……マジかよ!?)」

しかし、小池が弾いたボールはなだれ攻撃を発動しフォローをしあっていたふらのが即座にキープ。
右サイド寄りに位置していた山室が拾うと、そのまま単独で持ってサイドを駆け上がり始めるが、
よもや松山と板野という2人の主力でも突破出来ないとはと動揺が走る。

山室「(うー、せめて弾かせるくらいにしないと後で何言われるか……。
    と、とにかくキャプテンと板野がゴール前に上がれるまで時間稼がないと!)」
今井「(チャンス! 相手が松山や板野じゃないなら与しやすい!)」

692 :森末(仮):2014/02/27(木) 00:34:19 ID:???
先着2名様で、

★山室→ドリブル 49 (! card)(! dice + ! dice)=★
★今井→タックル 48 (! card)(! dice + ! dice)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→山室がキープに成功! そしてゴール前に走り込む板野と松山に向けて低いセンタリング!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から(若松がフォロー、金田がフォロー、本田がフォロー)
≦−2→東邦ボールに。

693 :森崎名無しさん:2014/02/27(木) 00:35:16 ID:???
★山室→ドリブル 49 ( ハート5 )( 1 + 3 )=★

694 :森崎名無しさん:2014/02/27(木) 00:35:26 ID:???
★今井→タックル 48 ( クラブJ )( 5 + 1 )=★

695 :森崎名無しさん:2014/02/27(木) 00:35:57 ID:???
★山室→ドリブル 49 ( ダイヤ8 )( 4 + 6 )=★
やる気はなくとも!

696 :森崎名無しさん:2014/02/27(木) 00:38:55 ID:???
うわーギリギリの綱渡りだ

697 :森末(仮):2014/02/27(木) 00:43:37 ID:???
首の皮一枚繋がった所で、本日はひとまずここで区切らせていただきます。

もしもこの試合に負けた場合ですが、覚醒ptを使用してリセット、という方向を考えています。
際限なくリセット、というと緊張感が薄れてしまうかもしれませんが、リセット無しというのも厳しいゲーム設計だと思いますので……。
リセット1回で5pt、を考えておりますので、もしもこのまま負けた場合は1回だけリセット可能となります。
何か質問などありましたらお願いします。

それでは。

698 :森崎名無しさん:2014/02/27(木) 00:48:43 ID:???
どこまでリセットするんだ?
本編みたいに期間が提示されて投票で決まるんですか?

699 :森末(仮):2014/02/27(木) 23:12:54 ID:???
>★山室→ドリブル 49 ( ハート5 )( 1 + 3 )=53★
>★今井→タックル 48 ( クラブJ )( 5 + 1 )=54★
>=−1→ボールはこぼれ球に。本田がフォロー
=============================================================================
今井「ここで奪う!」
山室「ぐげっ……(くそっ、キープするのも難しい……!)」

ここはボールキープをして再び松山と板野に繋げたい山室であったが、
当然ながら東邦DF陣も決して甘くはなく、思うようにさせてはもらえない。
しばらく小競り合いをする中で、ついに今井の足がボールに触れ、ボールは更に後方を転々と転がってゆくのだが……。

本田「まだだ! まだ俺達の攻撃は終わっちゃいないぞ!(なんで俺の方に転がってくるんだよー……)」

しかし、このこぼれ球にはいち早くふらのDFである本田が反応。
DFまでもが一丸となって攻撃をする「なだれ攻撃」、人数的優位と連携によるフォロー率の高さはギリギリの攻防でこそものをいい、
危うく東邦ボールになりそうな所を首の皮一枚繋ぎ切る事に成功をする。

実況「ふらの、ボールキープに失敗……ですが、このボールはDFの本田くんがフォローした!!
   まだです、まだ攻撃権はふらのにあります!
   弾かれても弾かれても尚も食らいつく粘りの攻撃! 正に全員サッカー、チームワークのふらの!
   今度こそシュートまで持っていく事が出来るか!?」

見上「紙一重の所で攻撃は続いているが、いつ途切れるかわからんな……」
片桐「ですが東邦としても、何度も弾いても攻撃を続けられて焦れている筈です。
   その隙を突ければシュートまで持って行ける筈ですよ」

本田「(このまま若松に……駄目だ、そっちに出したらフォローが少ない!
    持っていくのはどう考えても無理! こうなりゃとにかく前に蹴りだすしかねぇか!)みんな、任せた!」

バコォッ!!

700 :森末(仮):2014/02/27(木) 23:13:54 ID:???
先着1名様で、

★本田くんのフィード→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER→若島津「む、ミスキックか? オーライオーライ……」ズルッ 若島津がズッコけてボールがそのままゴールに入っただと!?
ダイヤ→松山がフォローできる位置に飛んだ! 3人を相手に空中戦をするぞ!
ハート→板野がフォローできる位置に飛んだ! 2人を相手に空中戦をするぞ!
スペード→小田がトラップしたがすぐさまプレスをかけられるぞ!
クラブ→ゴール前に飛んだ!? 松山が向かうが若島津が飛び出す!!

>>698 そうですね、区切りのいい場面をいくつかこちらから提示して、投票で決めてもらう形になります。

701 :森崎名無しさん:2014/02/27(木) 23:14:23 ID:???
★本田くんのフィード→ ハート3

702 :森崎名無しさん:2014/02/27(木) 23:14:31 ID:???
★本田くんのフィード→ クラブ5

703 :森末(仮):2014/02/27(木) 23:30:59 ID:???
>★本田くんのフィード→ ハート3 ★
>板野がフォローできる位置に飛んだ! 2人を相手に空中戦をするぞ!
======================================================================
本田のフィードは左側へと逸れてゆく。
一瞬その弾道を見て若島津はピクリと反応し、飛び出すか否かを迷うが、
予測到達点が距離が離れている事を察知すると身構え……そしてボールに走り込むふらのの選手の姿を見てほくそ笑む。

若島津「(さぁ、トラップをして打って来い……他の有象無象に弾かれるのなら、所詮その程度という事だ!)」
板野「(俺の方に来た……! 苦手なハイボールだけど、文句言ってる場合じゃない!!)」

若島津から熱い視線を一身に受けていた男――板野はゴクリと唾を飲みつつ、
走り込みながら大きく跳躍をしてボールをトラップすべく立ち向かう。
ここでトラップに成功をすれば一気にシュートチャンス。
マグナムシュートはもとより、松山と共に連携をしてのシュート――「道産子ツイン」も打てる圏内である。
残り時間はロスタイムを入れても10分弱。
このチャンスをものに出来なければ、時間内の逆転はいよいよ現実的でなくなってしまう。

実況「本田くんの蹴ったボールは逸れ……あっと! これには板野くんが合わせます!
   このままボールをトラップして得意のマグナムシュートで若島津くんのゴールを射抜けるか!?
   しかし、東邦も黙って見過ごす訳は当然ありません!!
   松木くん、山辺くん、2人がかりで板野くんに持たせまいと飛び上がる!!
   このボールを奪うのはどちらだー!?」

松木「いい加減諦めちまえ!」
山辺「チビはすっこんでろ!!」
板野「負けるもんか!! 絶対に勝つんだ!! 俺達が優勝するんだ!!」

704 :森末(仮):2014/02/27(木) 23:32:07 ID:???
先着2名様で、

★板野→高いトラップ 51 (! card)(! dice + ! dice)=★
★松木→高いクリアー 48 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=
 山辺→高いクリアー 48 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→板野がトラップに成功した! そして……?
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から(松山がフォロー、若松がフォロー、小田がフォロー)
≦−2→東邦ボールに。

705 :森崎名無しさん:2014/02/27(木) 23:32:47 ID:???
★板野→高いトラップ 51 ( ダイヤA )( 4 + 4 )=★

706 :森崎名無しさん:2014/02/27(木) 23:32:51 ID:???
★松木→高いクリアー 48 ( スペード9 )( 1 + 4 )+(人数差補正+1)=
 山辺→高いクリアー 48 ( スペード8 )( 6 + 4 )+(人数差補正+1)=★

707 :森崎名無しさん:2014/02/27(木) 23:54:16 ID:???
東邦の中核3人が完全に守備に戻ってるよね

708 :森崎名無しさん:2014/02/28(金) 00:00:41 ID:???
全員攻撃VS全員守備だけど……ジリ貧な感じ

709 :森末(仮):2014/02/28(金) 00:04:39 ID:???
>★板野→高いトラップ 51 ( ダイヤA )( 4 + 4 )=59★
>★松木→高いクリアー 48 ( スペード9 )( 1 + 4 )+(人数差補正+1)=54
> 山辺→高いクリアー 48 ( スペード8 )( 6 + 4 )+(人数差補正+1)=59★
>=0→ボールはこぼれ球に。若松がフォロー
============================================================================
ドガガッ!

松木「うぐっ……!(くそっ、チビなのになんて馬鹿力……!)」
板野「うっ……!(駄目だ、バランスが……!!)」
山辺「うおおおおっ!」

バチィッ!!

小柄ではあるものの、パワーには自信のある板野。
苦手なハイボールでの争いといえど、相手が1人ならばまだなんとかなっていたかもしれない。
しかし、相手は2人がかり……それも地味ではあるとはいえ、エリートサッカー校である東邦学園のメンバー2人である。
流石にその2人が相手ではボールを確保しきる事は難しく、3人は空中でもつれ合いながらボールは再びこぼれ球に。

ふらのとしては攻めても攻めても攻めきれず、東邦としては何度跳ね返してもしつこく攻められ、
お互いに我慢を強いられるような展開である。

松山「(時間は……あと残り時間はどれだけある……!?)」
小池「(まだ10分も残ってやがるのかよ! いい加減しつこいぜ!)」

そして両チームのキャプテンはちらりと時計を見ながら相反する思いを抱いていた。
追う立場である松山は、逆転をするには正にギリギリの時間帯であると。
追われる立場である小池は、このままギリギリの綱渡りを続けるには些か危険過ぎる残り時間だと。
だが、どんな思いを抱こうと、流れる時は常に一定である。

実況「板野くん、トラップしっぱーい!! 再びボールは零れ玉に……しかし、これも再びふらのがフォロー!
   粘ります、ふらの、粘りの攻撃です!!
   なんとしてでも同点に追いついてやろうという気迫が感じ取れます!!」

710 :森末(仮):2014/02/28(金) 00:05:49 ID:???
長野「見てて手に汗握る展開だな……ふらのは凄い粘りだぜ」
井沢「だけどそろそろ決めないと時間的に逆転は難しいな。
   よくてPK狙い……攻撃に失敗してカウンターを食らえば、駄目押しの2点目を献上する可能性だってある」
滝「ああ……まずはここをキープしきれるかどうかだぜ」

この試合、勝ちあがってきた方を相手に決勝戦を戦う事となる南葛は、真剣なまなざしでフィールドを見守る。
どちらが上がってきても、相手にとって不足はない強豪校同士。
しかし、状況を見る限り……ふらのがここから逆転をするのはやはり難しいのではないか、と、
ボールホルダーとなったふらのの右サイドハーフ、若松に迫る選手を見やりながら息を呑む。

若松「板野、早く立ち上がれ!(そして早く俺にボールを手放させてくれ!)」
板野「ご、ごめん! 若松、なんとかキープしてボールを……」
沢田「させません!」
若松「げぎょっ!?」

板野と松山の高速ワンツー――ゴールデンコンビによって完全に振り切った筈だった東邦中盤の要、沢田。
あのまま一気に攻めきれていれば戻る隙すら与えずにシュートまで持って行けていただろうが、
東邦が何度もボールを弾き返し、時間を消費する間に当然守備に戻る事は出来ていた。
オフェンスに比較をすればやや軽めであるが、それでも他の選手とは一線を画す沢田の守備力。
そして、ボールを奪った後のボールキープ能力。
いずれもこの状況において、ふらのが1番相手をしたくない相手と言えるだろう。

沢田「(ここでボールを奪って……反町さんとのワンツーリターンで一気に突破!
    その後は守備陣が一人も残っていない以上、GKだけが相手だ! 駄目押しの2点目を入れて、試合終了だ!!)」
若松「(うわあああああ、なんでこんな時によりによって俺はボールをフォローしちまったんだー!!)」

711 :森末(仮):2014/02/28(金) 00:07:00 ID:???
先着2名様で、

★若松→ドリブル 50 (! card)(! dice + ! dice)=★
★沢田→タックル 50 (! card)(! dice + ! dice)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→若松が気合でキープに成功! 今度こそ板野と松山に向けてセンタリングだ!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から(松山がフォロー、金田がフォロー、佐瀬がフォロー)
≦−2→東邦ボールに。

【補足・補正・備考】
沢田がダイヤで「パワーチャージ(+2&吹っ飛び係数4)」

>>707 少しもたついてしまいましたからね。当然戻ってきています。
>>708 ふらのにとっても東邦にとっても綱渡りですね。

712 :森崎名無しさん:2014/02/28(金) 00:07:36 ID:???
★若松→ドリブル 50 ( ダイヤ2 )( 2 + 4 )=★

713 :森崎名無しさん:2014/02/28(金) 00:07:44 ID:???
★沢田→タックル 50 ( ダイヤ2 )( 6 + 3 )=★

714 :森崎名無しさん:2014/02/28(金) 00:08:16 ID:???
ヤバいことになってきた・・・

715 :森崎名無しさん:2014/02/28(金) 00:09:33 ID:YXzF/DWY
あー遂にやられたか

716 :森末(仮):2014/02/28(金) 00:37:31 ID:???
>★若松→ドリブル 50 ( ダイヤ2 )( 2 + 4 )=56★
>★沢田→タックル 50 ( ダイヤ2 )( 6 + 3 )+(パワーチャージ+2)=61★
>≦−2→東邦ボールに。
================================================================================
若松「(いや、相手はチビだ! 体格差を生かしてキープすれば簡単には……!!)」

目の前に迫ってきた沢田を見て、咄嗟に若松は全身を使いボールを庇うようにしてキープに努めた。
小柄な沢田を相手にテクニックを弄してかわすよりも、パワー勝負に持っていった方が有利だと判断をした為である。
実際、一般的には体格の大きな者の方が小柄な者よりもパワー勝負でなら有利。
しかし、彼は大変な事を忘れてしまっていた。
同じチームにいる板野も、小柄ではあるもののパワーに関しては世代でも屈指のものを持っているという事。
そして、この小さなテクニシャンもまた――かつての恩師によって鍛え上げられ、屈強な肉体を身に着けていたという事を。

沢田「う、うおおおおおおっ!!」

バギャンッ!!

若松「ぐはぁっ!?」
山室「わっ、若松ー!!」

実況「ああああああああああああっ!! ふらの、ついにボールを奪われたああああああっ!!
   奪い返したのは東邦学園1年生! 小さなテクニシャン、沢田タケシくん!!
   今大会、初戦には出場をせず途中からの参加となりましたが、都大会とは打って変わってパワーも身に着けていた沢田くん!
   今回もその小さな体で果敢にショルダーチャージを仕掛け、若松くんを跳ね飛ばしてボールを奪い取りました!!
   ふらの、攻撃しっぱ……い、いや!?」

ダダダダダダダダッ!!

松山「まだだァァァァアアアアアアッ!!」
沢田「!?」

717 :森末(仮):2014/02/28(金) 00:38:34 ID:???
ボールを確保し、このまま守備陣形が整わない内に一気に攻勢に出、そのまま駄目押しの2点目。
ふらのゴールに向き合う為に反転をしつつ、脳内でこの後の動きを再確認していた沢田の耳に飛び込んできたのは、
尚も試合を諦めていない者の声。
そして、目に飛び込んできたのはハチマキをはためかせながら決死の形相でこちらに走り寄ってくる松山光の姿であった。

片桐「奪い返せるか松山……? ここで奪えなければ……」
見上「うむ、もはやこの試合勝ち目はない……」

井沢「ここを抜かれたら、後はゴールまで殆ど一直線だ。 2点目はやったようなもんだぞ」
滝「それに一気にボールを自陣まで運ばれちまうからな……逆転はどう考えても無理だ」

三杉「(さて……首の皮一枚が切れるか、それともまだ繋ぎとめるか)」
藤沢「(松山くん……!)」

板野「松山!」
小池「タケシ!!」

松山「(なだれ攻撃はボールを奪われても、フォローをする為に周囲に人がいる。
    そこでもう一度守備をするチャンスがある!ここだ、ここで奪うんだ……!
    ここで沢田からボールを奪い返して同点に追いつくんだ!!)俺達は負けない! 負けないぞおおおおっ!!」
沢田「松山さん……!(パスで……駄目だ、間に合わない! なら……勝負!!
   不本意とはいえ、吉良監督に鍛えて貰ったんだ……今なら松山さんも抜ける筈……!)勝つのは僕たちです! 松山さん!」

718 :森末(仮):2014/02/28(金) 00:39:40 ID:???
先着2名様で、

★沢田→ドリブル 53 (! card)(! dice + ! dice)=★
★松山→タックル 54 (! card)(! dice + ! dice)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→沢田が松山を抜き去った! そのまま反町との東邦コンビで中盤を一気に突破しにいく!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から(島野がフォロー、島野と金田で競り合い、金田がフォロー)
≦−2→ふらのボールに。

【補足・補正・備考】
沢田がダイヤ・ハートで「強引なドリブル(+2&吹っ飛び係数2)」
松山がダイヤ・ハートで「鉄砲水タックル(+3&吹っ飛び係数4)」

719 :森崎名無しさん:2014/02/28(金) 00:41:00 ID:???
★沢田→ドリブル 53 ( ダイヤ4 )( 2 + 1 )=★

720 :森崎名無しさん:2014/02/28(金) 00:41:12 ID:???
★松山→タックル 54 ( ダイヤA )( 1 + 4 )=★

721 :森末(仮):2014/02/28(金) 00:42:30 ID:???
松山がなんとか奪い返せた、という所で本日はここで区切らせていただきます。
それでは。

722 :森崎名無しさん:2014/02/28(金) 11:44:23 ID:???
完封負けだけは避けたいな

723 :森末(仮):2014/02/28(金) 23:45:01 ID:???
>★沢田→ドリブル 53 ( ダイヤ4 )( 2 + 1 )+(強引なドリブル+2)=58★ *吹っ飛び*
>★松山→タックル 54 ( ダイヤA )( 1 + 4 )+(鉄砲水タックル+3)=62★
>≦−2→ふらのボールに。
======================================================================================
沢田「(松山さんにテクニックで負けている気はしない!
    僕と松山さんの最大の差……それは足腰の強さ、強靭さ!
    だけどそれは吉良監督との特訓で克服出来た筈だ! 今なら松山さん相手でも……当たり負けする気はしない!!)」

今大会に向けて、(不本意ながらも)かつての恩師――吉良監督によって鍛え抜かれた沢田。
沖縄の砂浜でのビーチサッカー、苛烈な扱きにより足腰は以前の数段上を行き、
テクニックに加えてパワーをも身に着けた沢田の突破力、キープ力は今大会中でも猛威を振るった。
並大抵の選手では彼を前にボールを奪う事は敵わず、ボールを零す事が出来れば大金星と言える程であっただろう。
しかし、沢田と相対する選手――松山光もまた、足腰の強さには絶対の自信を持つ選手。何より――。

松山「(強引なドリブルか……確かに、テクニックに加えてパワーも身に着けたお前は強敵だ、沢田!
    だが、そういうパワー任せの突破は……)」

ズザザザザァァァァアアッ!! バギャンッ!!

沢田「うわあああああああああっ!?」
松山「板野を相手に……見慣れているんだ!!」

同じパワーを持ち味とする小柄な選手であれば、松山は練習において何度も板野を相手にしてきている。
その経験の分を加味すれば、沢田を相手取るには十分。
結果として沢田は松山の渾身のタックルを前に吹き飛ばされ、松山はボールを奪い返す事に成功。

松山「いくぞ皆!! まずは1点……そして、逆転だァ!!」

素早く立ち上がりながら高らかに咆哮をし、なおも諦めぬ不屈の闘志を露にするのだった。

724 :森末(仮):2014/02/28(金) 23:46:27 ID:???
ワーワー!! ワーワー!!

実況「奪った! 松山くん、沢田くんからボールを奪い返しましたァ!!
   ボールを奪われても素早く奪取! まだ諦めるものかという、凄まじい闘志を感じます!!
   しかし時間は既に後半23分……ロスタイムを入れても、10分は無いでしょう!
   ここからの攻撃が一層重要となる局面ですが、キャプテン松山くん! 果たしてどう攻めるのか!?」

藤沢「松山くん……」
町田「まだよ、美子。 まだ点を奪えた訳じゃないわ。 涙はその時まで取っておきましょう!」

松山「(くそっ……板野との連携でもう一度ゴール前まで繋げて、道産子ツインで決めるか!?
    板野はゴール前に既にいる……マグナムシュートを打つ絶好の位置だけど……。
    やはり決定力を考えると、道産子ツインがベストか……?)」

闘志を露にし、咆哮をした松山だったものの……しかし、その頭は冷静に現状を分析していた。
実況の言うように、既に試合時間は既に10分を切っている。
逆転を考えるとかなり難しい時間帯であり、
出来るだけ早く得点をするならばゴール前に位置する板野に繋げてゴールを奪ってもらうのが一番である。
しかし、この試合の板野の調子は芳しくなく、これまでの試合での活躍が嘘のようにまるでパッとしない。
自分自身もそこまで活躍出来ているという気はしないが、2人で力を合わせるシュート――「道産子ツイン」ならば、
若島津相手でも通用するのではないかと思考を重ねる。

まずは同点にする事が肝要……追いつけなければそこで敗退が決まる以上、
それが最善だろうと考え松山は目で板野に合図を送り、少し下がって連携が取れる位置にまで戻ってくるよう伝えようとするのだが……。

松山「(板野……?)」
板野「………………」

725 :森末(仮):2014/02/28(金) 23:47:31 ID:???
この時、松山の視線を受けていた板野はそれに対して真っ向から向き直りつつも、
頭の片隅ではまた別の事を夢想していた。
確かにこの局面、1点を取るのが何よりも重要とされるような場面においては、
今、自分たちが持てる最大の威力のシュート……道産子ツインを放つのが最良に思える。

板野「(でも……でも、本当にそうか? 本当に道産子ツインが今、俺が打てる最大火力のシュートなのか?)」

しかし、板野の脳裏をちらつくのは、何かを見逃してはいないだろうかという不安感であった。

森末「(板野……君の最大の長所は、キャプテン翼、キャプテン森崎の知識なんだ!
    思い出すんだ! 考えるんだ!
    東邦と主人公チームとの試合で、絶対的なストライカーが見せたシュートを!)」

キャプテン森崎をこよなく愛し、キャプテン森崎――の外伝の世界へと迷い込んだ板野。
ここまでは順風満帆に練習、試合をこなし、力をつけ、ライバルたちと死闘を演じてきた。
しかし、この試合――この劣勢の状況は、板野がこれまでに経験した事のないようなプレッシャーを彼に与えていた。

本編では第三GK止まりだった若島津という牙城はあまりにも堅く、並大抵では突き崩せない。
その彼を超える為には……彼という壁を"突き崩す"為には、何をすべきか。
板野は懸命に、短い時間の間で考える。

板野「(どうする……? 何か手はあるのか……!?)」

A.もう一度松山とゴールデンコンビから道産子ツインを狙う!
B.松山に北国シュートを打ってもらう!
C.ボールを貰ってマグナムシュートを打つ!
D.松山にドリブルゴールを狙ったもらう!
E.ボールを貰ってドリブルゴールを狙う!
F.低い弾道のパスを貰って直接マグナムシュートを打つ!

先に「3」票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

726 :森崎名無しさん:2014/02/28(金) 23:51:02 ID:MVG4J66o
F この際ブースターにかける

727 :森崎名無しさん:2014/02/28(金) 23:52:40 ID:WwbZaJU2

そういやイーグルショットをパスにして日向がタイガーを撃つイーグルタイガーという技があったんだ
ひょっとしたらそんな技ができるかもしれん

728 :森崎名無しさん:2014/02/28(金) 23:53:08 ID:YXzF/DWY
F

729 :森末(仮):2014/03/01(土) 00:31:53 ID:???
>F.低い弾道のパスを貰って直接マグナムシュートを打つ!
========================================================================
板野「ああっ!! ま、松山!!」
松山「い、板野!?」
板野「パスを……俺に、パスをくれ!! 低いボールだッ!!」

この状況を打破できる可能性のある策――それを思いついた瞬間、
板野は思わず声を上げ、続けて松山にボールを要求していた。
様子のおかしかった板野が、突如奇声を上げた事で松山は驚くものの……。
それでも何か考えがあるのかと判断をし、即座に板野へと向けてパスを出す。
板野の指定通り、低いボール――板野が最も得意とする、"低い浮き球"のパスを。

板野「(思い出したぞ……南葛vs東邦の試合……最後の最後に見せた、日向のシュートを!!)」

日向小次郎。
この世界には存在をしないが、板野がよく知る人物である。
原作では粗野でぶっきら棒ではあるものの、仲間に対する思いやりなどにも溢れた、翼とはまた違うリーダーシップに長けた男。
そして、本編においては――力こそ全てであるとし、財力、暴力、権力、あらゆる"力"を手中に入れ、
全日本においてもその圧倒的な"力"で存在感を出す男。
どちらにも共通をしているのはそのハングリー精神と野性的な内面と外面、そして実力。

そんな彼が原作、本編共に見せた必殺のシュートを、板野は思い出していた。

板野「(日向があの時開発をしていたのは、あくまでもただのタイガーショット。
    それだけでも十分驚異的なのは間違いない……。
    けど、それに日向は高い浮き球から放たれる威力を上乗せさせる技を見せつけたんだ!)」

タイガーオーバーヘッド。
タイガーショットを、オーバーヘッドキックの体勢で打つだけ、という言葉にすれば簡単であるが、
その実、実際に行うには相当のセンスと実力が無ければ不可能な技である。
しかし、その威力は浮き球での補正を加える分普通のタイガーショットよりも更に威力は上。
具体的にはタイガーショットの補正のまま、更に浮き球補正の分を加える形となる。

730 :森末(仮):2014/03/01(土) 00:32:59 ID:???
実況「松山くん、パスを出したー! これはゴール前へと走り込む板野くんへのパスだ!!
   最後の最後、頼るべくはやはりふらののエースストライカー、板野くんという事でしょうか!?
   しかし、東邦もただ黙ってみている訳ではない!!
   トラップした直後を狙っているのでしょう、DF達も板野くんへ重点的にマークをかけているー!!
   果たして板野くん、上手くキープが出来るのかー!?」

小池「お前が打ってくる事はもう予想済みなんだよ!」
反町「(確かに板野のキープ力は驚異的だ……だけど、人数をかけて囲えば撃たせない事は出来る……!)」
高島「4人が相手なら……」
古田「お前だって簡単にシュートは打てないだろう!」

当然、この板野へのパスを読んで東邦もしっかりと板野へとマークをつけている。
残り僅かな時間、FWである反町ですら監督の指示通りに守備へと走り、
なんとしてもこの1点を死守しようとする。

板野「(キープする必要なんて……ないんだ!!)」

しかし、それを嘲笑うかのように、板野は迫りくるボールに合せるように走り込み……。

グワアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!

見上「なっ……!?」

三杉「まさか……!?」

松山「!?」

若島津「なにィ!?」

見守る者達がその動作に目を丸くする中、大きく右足を振りかぶった。

731 :森末(仮):2014/03/01(土) 00:34:18 ID:???
板野「(俺はオーバーヘッドは打てない……打てた所で、どうせ高い球は苦手だ!
    だけどボレーなら……得意なボレーシュートで、直接マグナムシュートを打てば!)うおおおおおおおおおおおおっ!!」
若島津「ぐっ……!」

高らかに吼える板野の姿を見て、一瞬若島津はたじろきつつもセービングの構えを取る。
それは純粋に板野の雄叫びを聞いての行為か、はたまたこれから飛んでくるシュートへの恐怖か……。
それとも、形は違えど、板野がヒントを得た人物のシュート――それを感じ取っての事だったのか。
答えは定かではないが、若島津は気持ちを落ち着けつつ板野の一挙手一投足に注意を向け、
東邦DF陣は慌ててシュートコースを防ぎに向かう。

板野「食らえ、東邦!」

足を大きく振り下ろし、ピタリとタイミングの合ったボールは轟音をかきたてながら放たれる。
ここにはいない全日本の牙を研ぐ猛虎――その不足を補う、以上の活躍を見せてやるのだと宣言をするかのように。
板野はもう一度だけ、大声を振り絞った。

板野「これが俺の……マグナムボレーだァアアアアアアアアッッ!!!」

バッグォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオンッ!!!!

*板野が「マグナムボレー(低シュート力+6、吹っ飛び係数2、消費ガッツ300)」を習得しました。

732 :森末(仮):2014/03/01(土) 00:35:22 ID:???
先着3名様で、

★板野→マグナムボレー 63 ( ! card )( ! dice + ! dice )=★
★反町→ブロック 48 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+2)=
 小池→ブロック 48 (! card)(! dice + ! dice)+(補正合計+1)=
 古田→ブロック 48 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+2)=
 高島→ブロック 48 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+2)=★
★若島津 パンチング 59 (! card)(! dice + ! dice)=★

と書き込んでください。カードやダイスの結果で分岐します。

【シューター】−MAX【ブロッカー】
≧5→シュートは邪魔される事無く放たれた!GKとの勝負へ。
=4〜2→シュートは放たれた。しかしこの数値差の人数分威力が落ちてGKとの勝負へ。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に(山室がフォロー)(小田がフォロー)(今井がフォロー)
≦−2→東邦ボールに。

【シューター】−【キーパー】
≧2→板野のマグナムボレーが東邦ゴールに突き刺さる!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に(山室がフォロー)(小田がフォロー)(今井がフォロー)
≦−2→東邦ボールに。

【補足・補正・備考】
板野の「マグナムボレー」には吹っ飛び係数2がついています。
若島津がダイヤで「手刀ディフェンス(+2)」

>>726-727 低い弾道、は北国シュートの事ではなく低いパスの事でした。

733 :森崎名無しさん:2014/03/01(土) 00:35:51 ID:???
★板野→マグナムボレー 63 ( クラブ5 )( 1 + 4 )=★

734 :森崎名無しさん:2014/03/01(土) 00:35:51 ID:???
★板野→マグナムボレー 63 ( クラブ4 )( 1 + 5 )=★

735 :森崎名無しさん:2014/03/01(土) 00:36:15 ID:???
★板野→マグナムボレー 63 ( ダイヤ10 )( 1 + 5 )=★

736 :森崎名無しさん:2014/03/01(土) 00:36:47 ID:???
★反町→ブロック 48 ( クラブQ )( 1 + 1 )+(人数差補正+2)=
 小池→ブロック 48 ( ハート7 )( 4 + 6 )+(補正合計+1)=
 古田→ブロック 48 ( ハート10 )( 1 + 4 )+(人数差補正+2)=
 高島→ブロック 48 ( ダイヤ2 )( 5 + 4 )+(人数差補正+2)=★

737 :森崎名無しさん:2014/03/01(土) 00:36:53 ID:???
★若島津 パンチング 59 ( ダイヤK )( 2 + 1 )=★

738 :森崎名無しさん:2014/03/01(土) 00:37:21 ID:???
この引きは…マズイ

739 :森崎名無しさん:2014/03/01(土) 00:38:51 ID:???
若島津ヘタレた!やった!

740 :森末(仮):2014/03/01(土) 00:40:19 ID:???
>>738-739 ヒヤリとはしましたが、ヘタレてくれて助かりましたね。

なんとか同点に追いついた!という所で本日はここで区切らせていただきます。
それでは。

741 :森崎名無しさん:2014/03/01(土) 17:33:29 ID:???
これが主人公としての板野の力なのか
残りガッツは300〜400あたり?

742 :森末(仮):2014/03/01(土) 17:45:48 ID:???
>★板野→マグナムボレー 63 ( クラブ5 )( 1 + 4 )=68★
>★反町→ブロック 48 ( クラブQ )( 1 + 1 )+(人数差補正+2)=52 *吹っ飛び*
> 小池→ブロック 48 ( ハート7 )( 4 + 6 )+(補正合計+1)=59 *吹っ飛び*
> 古田→ブロック 48 ( ハート10 )( 1 + 4 )+(人数差補正+2)=55 *吹っ飛び*
> 高島→ブロック 48 ( ダイヤ2 )( 5 + 4 )+(人数差補正+2)=59★ *吹っ飛び*
>★若島津 パンチング 59 ( ダイヤK )( 2 + 1 )+(手刀ディフェンス+2)=64★ *吹っ飛び*
>≧2→板野のマグナムボレーが東邦ゴールに突き刺さる!
============================================================================================
板野の放ったマグナムボレーは、その名の通り大口径の拳銃が放たれたかのような驚異的な威力と轟音を立てて放たれた。
従来のマグナムシュートにおいても、既にその威力は全国屈指のもの。
並大抵のGKでは触れても無残に吹き飛ばされるのが関の山であり、
更にそこに低い浮き球からダイレクトに撃てるという板野自身の助走による勢いもプラスされたそれは、
もはやシュートという名の暴力とすら言って差し支えないだろう。

ドガガガガアアアアアアアアンッ!!

反町「ぐぎゃああああああっ!?」
小池「ぶっへええええええっ!?」
古田「げぶぼおおおおおおっ!?」
高島「めぎゃあああああんっ!?」

故に、当然のようにブロックに入ったDF陣はなすすべもなくマグナムボレーの前に吹き飛ばされる。
このシュートを防げる可能性のあるDFなど、日本国内においては極々少数。
比良戸の次藤、南葛の石崎・高杉、大友の中山くらいなものであろうから、彼らを責めるのはお門違いであろう。

しかし、DFが無惨にも吹き飛ばされたその先には――この試合、ここまで無失点を貫き、
名実ともに世代最高峰のキーパーとして名をはせている男、若島津健がいる。
これまでもマグナムシュートと北国シュートを弾き返してきた彼ならば、
この板野のシュートも止めてくれる筈だと、東邦メンバーは祈るような心境でゴール前に目を向ける。

743 :森末(仮):2014/03/01(土) 17:48:19 ID:???
若島津「っ! キェエエエエエエエエエエエエエエエエッ!!」

だが、若島津の初動は遅かった。
トラップをしてそこからマグナムシュートを撃ってくるとばかり思っていた為か、
板野のマグナムボレーが放たれてからの動きだしはいつものセービングよりも明らかにキレが悪い。
それでも、微々たる遅れで反応が出来た瞬発力と、ボールに向けて目一杯横っ飛びになった跳躍力は目を見張るべきだろう。
反応が遅れた分の距離も、突きだした拳を手刀の形に変える事で補い、
若島津は辛うじてボールに触れる事だけは出来た。

若島津「ぐっ……ぐおおおおおっ……!!」

ドガァァアアアアアアアアアアアンッ!!

若島津「ギェエエエエエエエエエエエエエエエエエッ!?」

バシュウウウウウウウッ!!

しかし、出来たのはあくまでも触れるだけ……止めるには至らなかった。
もしも後一歩早く動ければ、もっと万全の状態でセーブに向かえていたかもしれない。
もしももう少しだけ若島津の瞬発力が高ければ、指先だけでなく腕全体を使えてセーブが出来たかもしれない。
言っても仕方のない事ではあるが、結果として、若島津は板野のマグナムボレーの前に無惨にも吹き飛ばされ、
ボールはゴールネットを突き破っても尚威力が殺されず、壁へとめり込む。

板野「や、やった……やったぞォオオオオオオオッ!!」

ピ、ピィーッ!!

その光景を見ながら誰しもが唖然とする中、ゴールを決めた張本人である板野は歓喜の声を上げ……。
審判は慌てて我に返ると、得点を告げる笛を吹きならすのだった。

ふらの 1−1 東邦

744 :森末(仮):2014/03/01(土) 17:49:29 ID:???
ワーワー!! ワーワー!! ワーワー!!

実況「きっ……決まった! 決まりましたァ! ゴール! ふらの、どうてぇぇぇぇん!!
   決めたのはやはり、ふらのが誇るエースストライカー、板野くん!!
   マグナムシュートをノートラップでそのまま打つという離れ業を見せ、
   東邦守備陣の意表を突く形で見事にゴールに結びつけたァァッ!!
   後半23分! ふらの、粘りに粘りを見せた攻撃で、同点に追いつきましたーッ!!」

ふらの応援団「うおおおお! 流石は板野だ!!」「松山もよく奪い返した!!」「見たか、ふらのの底力!!」
東邦応援団「あともう10分も無かったってのに!」「なんだよあのシュート……まるで見えなかったぞ」

町田「やったわ美子、同点よ! あと1点取れれば逆転……このまま行ってもPK勝負で勝てるかもしれないわ!」
藤沢「ええ……よかった……」
弥生「(うわ、泣いてる……。 ちょっと重い子ねぇ)」
三杉「(マグナムシュートをそのままボレーでたたき込む、か。
    言葉にしてみれば簡単だが、実際に行うには相当のセンスが必要な筈だ。
    ぶっつけ本番だろうに……よくもそんな発想に至り、そして行動に移せたものだな。
    少し評価を上方に修正しておこう)」

高杉「お、おっかねぇ……なんだよあの威力!? 若島津が紙切れみたいに吹き飛んだぞ!?」
剛田「ガクガクブルブル」
来生「野郎、この俺を差し置いて目立つような得点をしやがって」
井沢「(……それでも、石崎が上手く顔面ブロック出来れば弾ける可能性自体は無い訳でもない。
    ただ、やっぱり賭けになるし何より石崎の体力がもたないな。
    やっぱり明日、ふらのが勝ち上がってきたらシュート本数を減らすよう中盤を支配するのが鍵になりそうだ)」
石崎「お、おい井沢……なんだよその目」
井沢「期待してるぞ、石崎」
石崎「う、嬉しいけど嬉しくねぇぇぇ〜……」

745 :森末(仮):2014/03/01(土) 17:50:31 ID:???
見上「同点か……」
片桐「(よくやった、板野。 最後の最後、この土壇場で外したらどうフォローしたものかと思っていたが……上手く決めたな。
    このまま逆転が出来るか、それともPKになるかはわからんが……。
    いずれにせよ、この得点は見上さんの心には残っただろう)」

森末「(そうだ、それだよ板野! よく気づいた!
    君の最大の武器、キャプテン森崎の知識――何をすれば、どうすればその状況で最善なのかが君にはわかるんだ。
    自分で考えた事じゃないという事は、それだけで少しずるく感じてしまうかもしれないけれどそうじゃない。
    それを思い出して実行に移せるかどうか、それもまた実力の内なんだよ)」

この劇的な同点弾。
しかも板野が見せた、ダイレクトでマグナムシュートを撃つという離れ技を見て、観客席は一気に熱狂。
大きな歓声を上げて健闘をしたふらのメンバーを褒め称え、このまま一気に逆転を……という期待を込める。
それほどまでに板野の放ったマグナムボレーはインパクトが強く。
特にどちらも応援をしている訳でもないという者達を味方に引きつけるだけの魅力があった。

板野「はぁ……はぁ……」

そして、その当の本人である板野はといえば……。
ゴールを上げた直後の歓喜の絶叫から我に返り、息を荒げながらゴール前で倒れ込む若島津の姿を見つめていた。
彼との勝負はこれまで3回。
去年の全国大会ではあっさりとシュートを弾かれ、偵察に行った際に挑んだ弾丸シュートは通用せず。
この試合で見せたマグナムシュートも、若島津は真っ向から防ぎ切った。

挑んでも挑んでも跳ね返してきた若島津――その若島津から、ようやくゴールを決めた。
後半も大詰め、残り時間も10分も無いという土壇場ではあるものの、やっと板野は若島津健に"勝てた"のである。

同点ゴールを上げた達成感、それでもまだ同点であり勝った訳ではないという焦燥感。
若島津を相手に勝てたという優越感と、マグナムボレーを一発で決めれたという充実感。
ありとあらゆる感情が板野の中に渦巻く中、板野は……。

746 :森末(仮):2014/03/01(土) 17:51:40 ID:???
A.「あと1点! もう1点を取って逆転だ!!」 天に向けて指を指しつつ逆転宣言をした。
B.「やっとお前に勝てたぞ、若島津! そして、試合に勝つのも俺達だ!」 若島津に対して勝利宣言をする。
C.「松山、ナイスパス! ゴールを決めれたのは皆のお陰だ」 皆の粘りの攻撃に感謝をする。
D.「みんな、早く戻ろう! 残り時間で逆転するんだ!」 時間は無駄に出来ない。素早くササッと戻るぞ。
E.「えへへ、どーもどーも」 熱狂する観客たちに手を振る。
F.その他 板野くんに言わせたい事を書いてください

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

>>741 板野くんの最大の武器は、テンプレにも書いてあります通りキャプテン森崎の知識です。
これはサッカーにおいても今回のようなケースで使われますが、
日常パートでもある程度メタな考えや行動を取っても、不自然にならないという点もあります。
(これまで使われた中では、松山と藤沢の縁を取り持つ辺りや立花兄弟にデルタツインを教えたあたりですね)

残りガッツは提示してませんでしたね、
板野のガッツは現在後半23分時点で375/830です。

747 :森崎名無しさん:2014/03/01(土) 17:52:27 ID:sPZDC/KQ
A

748 :森崎名無しさん:2014/03/01(土) 17:53:14 ID:nsP0wwF6
A

749 :森崎名無しさん:2014/03/01(土) 18:01:07 ID:???
それにしてもスレタイと展開が重なって良いなぁ

750 :森崎名無しさん:2014/03/01(土) 18:32:19 ID:???
若島津「ギェエエエエエエエエエエエエエエエエエッ!?」
でちょっと笑ったww

751 :森末(仮):2014/03/01(土) 18:45:08 ID:???
>A.「あと1点! もう1点を取って逆転だ!!」 天に向けて指を指しつつ逆転宣言をした。
==========================================================================================
小池「な、なにィ!?」
若島津「ちっ……!(調子に乗ってくれているな……)」

板野はこの勢いに乗って一気に逆転だと、天に指さし高らかに宣言をする。
そのポーズはまさしく、猛虎・日向小次郎が南葛中学対東邦学園との試合で見せたもの。
彼は本編においてはその後宣言通りに2点、3点と得点を重ね、
何度やられかけても食らいつき、最終的には延長戦にまでもつれ込んで南葛と優勝を分け合った。

この試合は準決勝、延長は無いものの主人公チームと東邦との試合という点では同じ。
立場こそ違えど板野がポーズを取ると誰もが注目をし、唖然とするのだが、
それを見て若島津は強く歯噛みをして地面を強く叩くと立ち上がり、
同じく板野に向けて敵意の籠った視線をぶつける小池に向けて口を開く。

若島津「さっさと1点を取って来い。 このままアイツの言うように逆転させるつもりなんて俺には毛頭ないぞ」
小池「わかってるって! お前こそ今度はしっかり守れよ!」
若島津「当然だ、あいつの隠し玉は確認した。 二度目は無い……。
    (残り時間を考えればアイツらにシュートチャンスは1度あればいい方だが……次があれば飛び出して潰してやる……)」

ここにきて連続無失点の記録が途切れた事に対し、若島津がショックを受けていなかったかと言えばそういう訳ではない。
だが、彼は肩を落として失点を嘆くのではなく、前を向いて今の試合に集中をしようとした。
点を失わないキーパーなどいない。
去年、一昨年と南葛に敗れている若島津にとって、皮肉な事にも土壇場でゴールを奪われるという精神的ダメージには慣れていた事だった。

板野「(若島津……すぐに立ち直ったか。 もう少し落ち込んでくれれば隙もあったかもしれないのに)」
松山「板野、ナイスゴール!」
板野「あ、松山……うん、松山こそナイスパス! あの場面、パスを出してくれてありがとう!」
松山「何か考えがあるのかと思ったから、それを信じて出しただけさ。
   それより早く戻ろう……残り時間どう戦うか、色々と考えなければならない事が多い」

752 :森末(仮):2014/03/01(土) 18:46:29 ID:???
そんな若島津の様子を見て、やはり一筋縄ではいかない相手だと確認をしつつ、
板野は松山と強くハイタッチをかわしながら自陣へと引き上げていった。
ふらのメンバーも(表面上は)板野を持て囃し、同点ゴールを祝っていたが……。
そんな雰囲気も長くは続かず、松山が一つ咳払いをしてから声を上げると、
残り時間をどのようにして戦うか――この試合、何を目指して戦うかについての作戦会議が始まる。

松山「みんなの頑張りで同点に出来たけど、残り時間はもう10分も無い……。
   相手のキックオフで始まる事を考えると、逆転はかなり厳しい時間帯だ」
小田「あ、ああ……確かにな。 もう一度ボールを奪って、そこから速攻……キャプテンと板野の連携で一気に突破して、
   そこから板野のマグナムボレーで決めてもらうのが1番か?」
松山「板野、体力はどれくらいある?」
板野「……かなりギリギリだね。 時間による回復を考えると、後半終了間際になら俺と松山とのワンツーから、
   マグナムボレーは打てるよ。 ただ、それは他の行動を一切しないならに限る」
松山「わかった……板野は自分の体力と相談しながら、どう動くか決めてくれ。 いざとなれば、俺との道産子ツイン。
   それに普通にマグナムシュートを打ってくれてもいい」

点を奪われてからここまでの間で、ゴールデンコンビや競り合い勝負、そして大技マグナムボレーを放った板野。
その体力の疲弊は無視する事が出来ず、松山は理解をしながら話を進める。

松山「ただ、ここまではボールを奪って逆転をする事を考えて話してきたけど……。
   東邦は残り時間、もう一度突き放す為に最後の攻撃をしてくると思う」
山室「確かに、残り時間を考えたら殆どノーリスクだからなぁ。 俺達が逆転するのは、前線で早めにボールカット出来ればの話だ」
松山「そうなんだ。 だから……」
板野「(! そうか……もしも松山が中盤にこのまま残れば、そこを抜かれた時もう一度突き放される可能性が高くなるんだ!)」

753 :森末(仮):2014/03/01(土) 18:47:38 ID:???
どこか言い難そうにする松山を見て、板野は瞬時に閃く。
松山としても、信頼する仲間たちの実力を低く見るような発言はしたくないのだろうが、
実際問題、松山がいないゴール前での攻防は明らかに東邦が有利。
下手に逆転の欲をかいて松山を前目に置いてしまえば、それだけ点を奪われてしまうリスクも高くなってしまうという事である。

板野「(でも、逆転する為には……前でボールを奪い返すには、松山のボールカット力が無いと殆ど不可能だ。
    最悪PKでいいと考えて、松山をDFに下げるか。
    それともあくまでも逆転を狙って、このまま松山を中盤に置いておくか……これは大問題だぞ。
    どうしよう……なんて提案すべきだろう?)」

A.「最初からPK狙いよりも逆転を狙おう! 松山も前に出て、ボールカットに参加してくれ!」
B.「相手はきっと猛攻を仕掛けてくる、松山にもゴール前にいて貰った方が安全だ! もう一度DFについてくれ!」
C.「(いや、ここは松山自身の考えを聞こう……)」
D.その他 板野くんに言わせたい事を書いてください

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

>>749 かつて見た栄光の道を、板野くんも歩めるかどうか……ですね。
>>750 若島津くんは吹き飛ばされるとギエェと叫ぶと聞きました。

754 :森崎名無しさん:2014/03/01(土) 18:49:43 ID:U5tkOhEU
B

755 :森崎名無しさん:2014/03/01(土) 18:50:54 ID:rzFq08hs
B

756 :森崎名無しさん:2014/03/01(土) 18:51:23 ID:nsP0wwF6
B

757 :森崎名無しさん:2014/03/01(土) 19:11:16 ID:???
松山はともかく他のふらのメンバーはPKイヤなんだろうな。
責任がはっきりするから

758 :森崎名無しさん:2014/03/01(土) 21:08:10 ID:???
ラスト3〜5分どっちがボールを保持してるかな

759 :森末(仮):2014/03/01(土) 21:27:11 ID:???
>B.「相手はきっと猛攻を仕掛けてくる、松山にもゴール前にいて貰った方が安全だ! もう一度DFについてくれ!」
================================================================================================================
板野の出した結論は、松山をDFにもう一度下げる案だった。
松山のタックルの鋭さについては、今更言うまでもなく、この世代では圧倒的なもの。
しかし、沢田や小池の突破力も決して低くはなく。
更には沢田と反町の連携――「東邦コンビ」の精密さは板野達のゴールデンコンビに勝るとも劣らない。
タックルこそ強いものの、パスカットはそれには及ばないという松山では完全に奪い取る事も難しいとあっては、
松山を中盤に置くのは難しく……最後の詰めの部分での守備に期待しようと、DFに下げるのが理に適っていると判断をした。

松山「……そうだな。 わかった、俺がDFに下がろう」

この板野の意見を聞いて、松山は少しだけ複雑そうな表情を浮かべる。
彼としても、最後の最後まで逆転を狙って動きたいという思いは確かにあった。
だが、現実的に考えて――ここから逆転をするのはやはり難しく。
同点のまま試合を終えて、PK勝負に持ち込むというのも決して間違った戦術ではないと理解をしていた。

松山「(それに俺がいなくても、皆なら逆転をしてくれる……。
    板野もさっき若島津達を相手に逆転宣言をしていたし、諦めた訳じゃないんだ! そうだよな、皆!)」
山室「(PK狙い……うえぇ〜、キャプテンと板野は確定として、俺もFWだし打たされるのかぁ?)」
小田「(どっちでもいいから決着ついてくれぇ……)」

残り時間、守備に全力を注ぎ逆転は板野達前線メンバーに全てを託す事を松山は決意。
仲間たちを信頼し、鉢巻を結い直しながら松山は改めてフォーメーションの変更を指示してゆくのだが、
それを聞く板野以外の選手たちはその先にあるであろうPK戦の事を思い、胃を痛くするのだった。

760 :森末(仮):2014/03/01(土) 21:28:22 ID:???
−J−−− J板野
−−−H− H山室
−−−−−
F−I−G F小田 I金田 G若松
−−−−− 
C−E−D C松田 E松山 D本田
−B−A− B近藤 A佐瀬
−−@−− @加藤

※フォーメーションを変更しました。

実況「さぁ泣いても笑っても残り10分足らず!
   激しい攻防が目まぐるしく移ってきたこの試合も、あと僅かです!
   ここでふらのは再び松山くんが下がり、東邦の最後の攻撃を完全にシャットアウトしようという気概が見えます!
   果たして東邦は攻撃を成功させ、再び突き放せるか! それともふらのが逆転をするのか!
   決着がつかない時は、PK戦となります!」

見上「ふらのは松山をDFに下げてきたか」
片桐「同点に追いついたという事は、これで再び試合が振りだしに戻ったという事ですからね。
   東邦の攻撃力を考えれば、松山がDFに下がった方が安心はできます」
見上「ただこれでふらのが逆転をするのは相当難しくなった。 東邦はこれで、ほぼ無条件で時間を稼ぐ事が出来る。
   最後に攻撃をしてあわよくばそのまま得点。 駄目でもPKに持ち越す……という事が出来るようになったのだからな」

このふらのの再びのフォーメーションチェンジを見て、観戦をする見上は静かに状況を分析する。
それは東邦学園を監督する北詰も同様であり、
松山が下がってくれるのならば前線の守備力は大きく低下――PKになれば若島津を有する自分たちが有利と判断し、
まずは数分時間稼ぎをしてから相手の反撃の目を防ぐ作戦を指示する。

761 :森末(仮):2014/03/01(土) 21:29:42 ID:???
北詰「(まずはキックオフ直後、数分の間ボール回しをして時間を稼げ。
    ここまでの展開を見る限り、板野のディフェンス力はそうたいしたことが無い。
    そして十分稼げた所でロスタイムに入る直前に沢田と反町の速攻で一気に攻め込み、決めろ。
    あわよくばそれで得点、PKになれば若島津の守備力を考えればこちらが有利だ。
    下手に攻め込んで相手に反撃する余地を残すな)」

沢田「(監督の指示は……時間稼ぎか。 妥当ですね)」
反町「(タケシとの連携を考えれば、俺は少し下がり目の位置にいた方がいいか。
    仮に板野がボールを奪っても、すぐチェックに行ける位置取りを取っておこう……)」
若島津「(……逆転をするんじゃなかったのか、板野? どちらが考えた作戦かは知らんが、PKにもつれこめば俺達が勝つぞ)」

ピィーッ!!

こうして様々な思惑を交えながら、再び東邦学園のキックオフで試合は再開される。
ボールはしばらく回された後、中盤で指揮をする沢田の元へ。
ボールをもった沢田は北詰の指示を忠実に守るように足元でボールを弄びつつ、
ある程度時間が過ぎるまで時間稼ぎをする腹積もりである。

沢田「落ち着いて行きましょう、ボールはこちらが持っているんです!
   最後の笛が鳴るまでに、僕たちが1点でも多く取っていればいい!」
東邦メンバー「「「おう!」」」

板野「(くそっ、時間稼ぎに来たか……こっちは早く逆転をしたい所だっていうのに……。
    どうする? ここは沢田にプレスをかけるか? だけど俺の体力ももう少しでペナルティがかかる域だけど)」

A.沢田からボールを奪いに行く
B.いや、逆転の為には俺が余力を残すしかない。ここはじっと待つぞ!

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

※板野の現在のガッツ 385/830

762 :森崎名無しさん:2014/03/01(土) 21:32:00 ID:nsP0wwF6
B

763 :森崎名無しさん:2014/03/01(土) 21:32:27 ID:rzFq08hs
B

764 :森崎名無しさん:2014/03/01(土) 21:36:11 ID:???
今更だけど松山の意見聞いておくべきだったか
東邦という先入観で相手も攻めてくるはずだ!って思っちゃったけど、日向はいないんだった・・・

765 :森末(仮):2014/03/01(土) 21:46:46 ID:???
>B.いや、逆転の為には俺が余力を残すしかない。ここはじっと待つぞ!
===========================================================================
板野「(逆転を考えれば、俺が体力を浪費するのは得策じゃない!
    ……不安だけれど、皆を信じるしかないんだ!)」

ここで板野は沢田にプレスをかける事はなく、じっと待って体力の回復。
及び、沢田がボールを零した時のフォローに備える事にした。
上手くふらののメンバーがボールを奪取してくれれば、
今の板野の体力ならば辛うじてペナルティなしで若島津を相手に真っ向勝負を挑む事が出来る。
しかし、仮に沢田に吹き飛ばされてしまえばそれは不可能に近く、
逆転だけを考えるのならば板野はじっと耐え忍ぶしか選択肢が無かった。

タタタタタッ!!

山室「若松、俺と合わせてくれ! 一緒に行くぞ!」
若松「お、おう!(行かない訳にはいかないよなぁ……くそーっ!!)」

そして板野が待つ選択をした以上、他の者達が沢田にプレスをかけるしかない。
彼の元には今日の試合板野の2トップのFWの片割れを担う山室、ふらの面子の中ではそれなりにタックルも巧い若松の2人が向かい、
とりあえずボールを奪いに向かったという実績を掴む為に果敢に挑みかかるのだった。

沢田「(時計は……まだ後半25分か。 ここをキープして、あと少し……!)」

766 :森末(仮):2014/03/01(土) 21:47:46 ID:???
先着2名様で、

★沢田→ドリブル 53 (! card)(! dice + ! dice)=★
★山室→タックル 46 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=
 若松→タックル 46 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→沢田がキープに成功! 再び時間稼ぎの為にキープを継続する!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から(小池がフォロー、島野と板野で競り合い、板野がフォロー)
≦−2→ふらのボールに。

【補足・補正・備考】
沢田がダイヤ・ハートで「強引なドリブル(+2&吹っ飛び係数2)」

>>764 この上で日向がいたら、かなり手強い相手になっていたでしょうね。

767 :森崎名無しさん:2014/03/01(土) 21:48:12 ID:???
★沢田→ドリブル 53 ( ハートQ )( 6 + 1 )=★

768 :森崎名無しさん:2014/03/01(土) 21:48:29 ID:???
★山室→タックル 46 ( クラブK )( 4 + 3 )+(人数差補正+1)=
 若松→タックル 46 ( スペード8 )( 3 + 2 )+(人数差補正+1)=★

769 :森末(仮):2014/03/01(土) 21:49:46 ID:???
山室の数値は45、若松の数値は48でした。
結果の方で修正をしておきます。

770 :764:2014/03/01(土) 21:50:42 ID:???
日向がいたら「PK戦でも構わないから時間稼げ」みたいな指示にはこの状況では従わずに
攻めてくるだろうな、ということでした。
そうなったらそうなったでアレですが。

771 :森末(仮):2014/03/01(土) 22:06:47 ID:???
>★沢田→ドリブル 53 ( ハートQ )( 6 + 1 )+(強引なドリブル+2)=62★
>★山室→タックル 45 ( クラブK )( 4 + 3 )+(人数差補正+1)=53 *吹っ飛び* *負傷*
> 若松→タックル 48 ( スペード8 )( 3 + 2 )+(人数差補正+1)=54★ *吹っ飛び*
>≧2→沢田がキープに成功! 再び時間稼ぎの為にキープを継続する!
>※山室が「軽傷未治療」になりました。
==========================================================================================
沢田「ぼ、僕の邪魔をするんじゃねぇ!!」

ドガガッ!!

山室「ほげぇっ!?」
若松「ぐぎゃあっ!?」

果敢に挑んだ山室と若松であったが、やはり沢田との実力差は歴然であった。
自分よりも一回り小柄である沢田の強引なキープによってあっさりと吹き飛ばされ2人は宙を舞い、
着地の際に誤ってしまったか、山室は足を変な方向へと捻り痛めてしまう。

山室「うぎゃああ!(い、いってぇ……!!)」
沢田「あわわわ……。
  (け、怪我させちゃった……で、でも我慢だ我慢……。 治療の為にボールを出したら何のための時間稼ぎなんだかわからない……)」

この山室の絶叫を聞いて、一瞬沢田は息を呑むものの断固としてボールキープを継続。
今までの沢田ならば気の弱さ故にすぐにボールを出して治療に向かわせていたかもしれないが、
吉良監督の教えを(無理やり)聞かされた今、ある程度の勝負に対する非情さも彼の中には芽生えていたのである。

実況「沢田くん、ボールキープに成功! そしてなおもボールを回しています!
   これは後半終了間際に攻め込もうというつもりでしょうか!?
   時計は今、26分を過ぎた所……そろそろ頃合いでしょう!
   逆に言えば、ふらのはここでボールを奪えなければいよいよ逆転の目は途絶えてしまいますが……?」

板野「(うぅ、本編では代表落ちしたのに……やっぱりこのレベルだと沢田も強い。
    どうする……もう本当に時間が無い、思い切ってプレスをかけに行くか?)」

772 :森末(仮):2014/03/01(土) 22:07:54 ID:???
A.沢田からボールを奪いに行く
B.いや、逆転の為には俺が余力を残すしかない。まだまだ我慢の時だ!

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

※板野の現在のガッツ 395/830

>>770 日向の場合は、勝つ為ならばプライドも捨てる……という信念があるようでしたが、
     この状況だとどうしていたかわかりませんね。攻められていた場合、松山がDFでも相当不利でしたでしょうし。

773 :森崎名無しさん:2014/03/01(土) 22:08:34 ID:zPWsB0D+


774 :森崎名無しさん:2014/03/01(土) 22:09:13 ID:nsP0wwF6
B

ワンチャンスに賭けるしか無いな

775 :森崎名無しさん:2014/03/01(土) 22:09:33 ID:aTmV+EXM
A

776 :森末(仮):2014/03/01(土) 22:32:59 ID:???
>B.いや、逆転の為には俺が余力を残すしかない。まだまだ我慢の時だ!
=============================================================================
板野「(駄目だ、とにかく我慢するしかない……! 頼む、皆!!)」

焦る気持ちを懸命に抑えながら、板野は耐え忍ぶ。
どれほどか細くても、逆転をする為には自分の体力が無ければ始まらないのだ。
それがわかっているからこそ、板野は歯を食いしばりながら我慢し、仲間たちがボールを奪ってくれる事をただ祈る。

山室「い、いてぇぇ……」
若松「山室、立て! もう一度行くぞ! 金田!!」
金田「お、おう!(こ、今度は俺もかよ……け、怪我はしたくねぇぞ!)」
山室「(くそーっ! ここで倒れたままじゃ根性なしって言われるじゃないか! やるしかないのかよ!!)」

実況「ボールをキープする沢田くんですが、再びそこにふらのメンバーが追いすがる!!
   今度は金田くんも加わり、3人がかりでボールを奪いに向かいます!
   先ほどの接触から山室くんの動きがやや鈍いようですが、果たして奪い返せるか!?」

沢田「(ここをキープしきって……時間も丁度いい! 最後の攻撃です!)」

777 :森末(仮):2014/03/01(土) 22:34:07 ID:???
先着2名様で、

★沢田→ドリブル 53 (! card)(! dice + ! dice)=★
★山室→タックル 45 (! card)(! dice + ! dice)+(補正合計+0)=
 若松→タックル 48 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=
 金田→タックル 46 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→沢田がキープに成功! そしてそのまま反町とのワンツーで一気に攻勢に出るぞ!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から(小池がフォロー、島野と板野で競り合い、板野がフォロー)
≦−2→ふらのボールに。

【補足・補正・備考】
沢田がダイヤ・ハートで「強引なドリブル(+2&吹っ飛び係数2)」

778 :森崎名無しさん:2014/03/01(土) 22:34:21 ID:???
★沢田→ドリブル 53 ( ダイヤK )( 4 + 3 )=★

779 :森崎名無しさん:2014/03/01(土) 22:34:50 ID:???
★山室→タックル 45 ( ダイヤ7 )( 6 + 3 )+(補正合計+0)=
 若松→タックル 48 ( スペード8 )( 1 + 5 )+(人数差補正+1)=
 金田→タックル 46 ( ハート9 )( 1 + 5 )+(人数差補正+1)=★

沢田のくせに安定した引きだ

780 :森末(仮):2014/03/01(土) 23:04:54 ID:???
>★沢田→ドリブル 53 ( ダイヤK )( 4 + 3 )+(強引なドリブル+2)=62★
>★山室→タックル 45 ( ダイヤ7 )( 6 + 3 )+(補正合計+0)=54 *吹っ飛び*
> 若松→タックル 48 ( スペード8 )( 1 + 5 )+(人数差補正+1)=55 *吹っ飛び*
> 金田→タックル 46 ( ハート9 )( 1 + 5 )+(人数差補正+1)=53★ *吹っ飛び*
>≧2→沢田がキープに成功! そしてそのまま反町とのワンツーで一気に攻勢に出るぞ!
====================================================================================
沢田「(この程度の人たちが何人束になった所で……!)邪魔ですっ!!」

バギャアアンッ!!

山室「ぎぇぇえええあああいったぁい!!」
若松「ぶほぁっ!?」
金田「ちくしょーっ!!」

ふらのメンバーが再び殺到するも、やはりとも言うべきか沢田からボールを奪うには至らない。
原作では準レギュラークラスとして、日向の相棒役として試合にも何度か出場。
本編ではいずれ代表落ちをする運命にあったものの、それでも国内レベルならば十分通用をする実力の持ち主。
言ってしまえばふらののモブである山室達とは格というものが違いすぎた。

沢田「よし、反町さん!」
反町「ああ、いくぞ!!」

パンッ! ダダダダッ! バシュッ!

実況「沢田くん、キープ! またもボールを保持し……あっと! ここで反町くんにパスを出した!!
   そして反町くん、素早くこれをリターン!!
   時計の針は今、28分を過ぎようかとしています!
   ここが勝負どころと見たか、沢田くん攻撃に打って出ました! 一気に攻め上がるぞ!!」

781 :森末(仮):2014/03/01(土) 23:06:06 ID:???
見上「来たか! もはやこれで、ふらのは逆転の目は潰えたと言っていいだろう」
片桐「攻撃が失敗に終わっても、ボールはふらのの奥深くまで運ばれる……。
   そうなってしまえば、板野にボールが渡るまでもなく、時間切れになってしまうという事ですか」
見上「ふらのが逆転をするにはとにかく前線でボールを奪うより他に無かった。
   だが、このワンツーリターンはどうやっても止める事は難しい……松山ですらそうなのだから、他の選手たちでは無理だろう。
   最後の攻撃が失敗をしても、そこで審判の笛が鳴るのならば……やはりノーリスクだ」
片桐「東邦の勝利……或いは、PK勝負ですかね」

この沢田達の速攻を見て、観客席にいる見上はすぐさまふらのの逆転の可能性を否定した。
それは正に東邦の作戦勝ちというべきものであり、
焦点はこのまま東邦が追加点を上げて勝利をするのか、それともPK戦にもつれ込むかになる。
一方、この沢田と反町の高速ワンツーを見ていた板野はといえば……。

板野「(や、やっぱり目の前で見ると凄い速さだ……。
    一度もパスカット鍛えてない俺じゃとても奪えそうにないけど……)」

A.やっぱり我慢だ! パスコースを塞ぎに行かず、前線で待ち構えていよう!
B.もう我慢の限界だ! みんなと一緒にパスカットに行くぞ!

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

※板野の現在のガッツ 405/830

782 :森崎名無しさん:2014/03/01(土) 23:06:32 ID:Ry5l2tls


783 :森崎名無しさん:2014/03/01(土) 23:06:54 ID:sPZDC/KQ
B

784 :森末(仮):2014/03/01(土) 23:25:53 ID:???
>B.もう我慢の限界だ! みんなと一緒にパスカットに行くぞ!
==============================================================
板野「(いや、これ以上進ませたら本末転倒だ! ここで奪うしかない!)」

パスカットは不得手ではあるものの、だからといってこのまま進ませる訳にはいかない。
そう決断をした板野は下がりながらMF、DFと連携をしてパスコースを塞ぐように指示を出し、
ふらのメンバーは戸惑いながらもその指示に素直に従いつつ、コースを潰してゆく。

板野「小田、もう少し下がって松田と一緒に! 本田はもうちょっと上がってくれ!」
小田「オ、オッケー!!(4人がかりって訳か……)」
松田「了解だ!(4人なら抜かれても俺だけのせいになったりはしないよな……)」
本田「ここで止めて逆転と行こうぜ!(っていうかPKだけは嫌だ!)」

反町「(4人が相手か……板野、あいつのパスカットの実力はどの程度なんだ?)」
沢田「反町さん、行きましょう!」
反町「ああ!(なんでもいい! とにかくここを突破して最後のシュートだ!)」

先着4名様で、

★沢田→東邦コンビ 55 (! card)(! dice + ! dice)=★
★反町→東邦コンビ 54 (! card)(! dice + ! dice)=★
★板野→パスカット 46 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+2)=★
★小田→パスカット 47 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+2)=
 松田→パスカット 47 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+2)=
 本田→パスカット 49 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+2)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→沢田と反町の東邦コンビが一気に中盤を突破!ロスタイムに入った所で反町にラストパスが送られるぞ!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から(小池がフォロー、竹野内がフォロー、松山がフォロー)
≦−2→ふらのボールに。

785 :森崎名無しさん:2014/03/01(土) 23:26:59 ID:???
★沢田→東邦コンビ 55 ( ハート2 )( 5 + 5 )=★

786 :森崎名無しさん:2014/03/01(土) 23:30:06 ID:???
★反町→東邦コンビ 54 ( スペード8 )( 2 + 1 )=★

787 :森崎名無しさん:2014/03/01(土) 23:30:19 ID:???
★板野→パスカット 46 ( スペードA )( 6 + 4 )+(人数差補正+2)=★

788 :森崎名無しさん:2014/03/01(土) 23:31:16 ID:???
★小田→パスカット 47 ( クラブA )( 6 + 3 )+(人数差補正+2)=
 松田→パスカット 47 ( ハート6 )( 1 + 1 )+(人数差補正+2)=
 本田→パスカット 49 ( ハート8 )( 4 + 1 )+(人数差補正+2)=★

789 :森崎名無しさん:2014/03/01(土) 23:32:36 ID:???
無茶な数値差……若さが出てしまったか
松山に委ねるしか無いな

790 :森崎名無しさん:2014/03/01(土) 23:45:17 ID:???
リスクは取りたくないけど逆転したいという都合の良さが出てしまった。
攻撃権を得たいならラインを上げてでも実行しなきゃならないし
松山に頼らないなら板野が行動しなければならなかった、そして仕掛けるのが遅かった。

791 :森末(仮):2014/03/02(日) 00:00:14 ID:???
>★沢田→東邦コンビ 55 ( ハート2 )( 5 + 5 )=65★
>★反町→東邦コンビ 54 ( スペード8 )( 2 + 1 )=57★
>★板野→パスカット 46 ( スペードA )( 6 + 4 )+(人数差補正+2)=58★
>★小田→パスカット 47 ( クラブA )( 6 + 3 )+(人数差補正+2)=58
> 松田→パスカット 47 ( ハート6 )( 1 + 1 )+(人数差補正+2)=51
> 本田→パスカット 49 ( ハート8 )( 4 + 1 )+(人数差補正+2)=56★
>≧2→沢田と反町の東邦コンビが一気に中盤を突破!ロスタイムに入った所で反町にラストパスが送られるぞ!
========================================================================================================
パンッ! ダダダダッ!! バシュッ! ダダダダダッ!!

板野「(幾ら早いって言ったって、これだけ早いならどこかに穴があるんだ!
    隙を見つければ……)」
反町「おっと……!」
板野「! ここだっ!!」

反町と沢田の流れるような連携技に思わず板野は尻込みをしてしまうも、
それでもどこかに隙はある筈だと目を凝らしながら伺う。
そんな折、不意に反町はミスキックをしてしまいボールは沢田が受けにくい地点へ。
このボールを受けた所で、ロクなパスも出せない筈だと判断をした板野は即座にコースを遮断に向かうのだが……。

沢田「(このくらいは予想通り……)はっ!」

ポーンッ

板野「な、なにィ!?」

しかし、板野が予想をしていた以上に沢田のリカバーは巧みであった。
彼は前に出てきた板野の頭上を越えるようなループパスを出してあっさりと板野を出し抜く事に成功。
滞空時間の長いそのパスを見てふらのの他のメンバーが殺到をした所で、反町は素早くリターンを返し振り切り、
一気に中盤を突破する事に成功をしてしまう。

792 :森崎名無しさん:2014/03/02(日) 00:01:09 ID:???
操作しているのは参加者な訳だけど、板野は物語的には戦術的理解に劣るってことなんだろうな(中学生相応とも言える)

793 :森末(仮):2014/03/02(日) 00:01:48 ID:???
ワーワー!! ワーワー!!

実況「だっ、駄目だーっ!! 奪えない! 沢田くん、反町くん、一気に中盤を突破したーッ!!
   審判は……時計を見ています、既に時刻はロスタイムに入っている!
   これが最後の攻撃、最後の攻防となるでしょう!!
   果たして東邦は最後の最後、突き放して勝利を収めるのか!? それともふらのが防ぎ、PK戦に繋げるのか!?」

東邦応援団「いけーっ!反町、決めちまえーっ!!」「勝つならPKじゃなく試合の中で決めるんだー!!」
ふらの応援団「あと少しの辛抱だ!耐えろ皆ーっ!!」「ふらのの粘りの守備を見せてやれーっ!!」

藤沢「(松山くん……)」
三杉「(松山ならば、反町が相手でも跳ね返せる筈だが……さてどうなる?)」

ダダダダッ!!

沢田「反町さん……これで決めてくださいっ!」

バシュウッ!

反町「ああ!」
松山「やらせるかーっ!! ここまで来て……得点なんてさせてたまるものかァ!!」

後半30分を過ぎ、残すところはロスタイムのみ。
既にふらのの逆転の目は潰えた中で、松山はゴール前に迫ってきた反町のマークへと張り付き……。
反町はそれを横目で確認しつつ、沢田からのラストパスに合わせて足を振りかぶりボレーシュートに向かう。

反町「(板野のようなシュートは打てないが……それでもゴールは奪える筈だ!!)」
松山「(止める! 俺達のサッカーが終わるには、まだ1日早い!!)」

794 :森末(仮):2014/03/02(日) 00:02:49 ID:???
先着4名様で、

★反町→ボレーシュート 54 ( ! card )( ! dice + ! dice )=★
★松山→低いクリアー 56 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=★
★佐瀬→ブロック 47 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=★
★加藤 パンチング 52 (! card)(! dice + ! dice)=★

と書き込んでください。カードやダイスの結果で分岐します。

【シューター】−MAX【ブロッカー】
≧5→シュートは邪魔される事無く放たれた!GKとの勝負へ。
=4〜2→シュートは放たれた。しかしこの数値差の人数分威力が落ちてGKとの勝負へ。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に(小池がねじ込み)(竹野内がねじ込み)(佐瀬がフォロー。試合終了)
≦−2→ふらのボールに。

【シューター】−【キーパー】
≧2→反町のボレーシュートがふらのゴールに突き刺さる!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に(小池がねじ込み)(竹野内がねじ込み)(佐瀬がフォロー。試合終了)
≦−2→ふらのボールに。

【補足・補正・備考】
反町がダイヤ・ハートで「強烈なボレー(+2)」

>>789 任意発動のワンツー技は、かなり強力ですね。数値にするとかなりの差になります。
>>790 仕掛けるなら、ベストのタイミングは2回目のタックルの時でしょうか。
人数補正も+2かかりますし、タックルならまだ板野も勝負できました。
>>792 あくまで元はただのキャプテン森崎ファン、ですからね。サッカー経験が豊富という訳ではあまりありません。

795 :森崎名無しさん:2014/03/02(日) 00:03:10 ID:???
★反町→ボレーシュート 54 ( ハート10 )( 3 + 2 )=★

796 :森崎名無しさん:2014/03/02(日) 00:03:16 ID:???
★松山→低いクリアー 56 ( クラブ5 )( 4 + 2 )+(人数差補正+1)=★

797 :森崎名無しさん:2014/03/02(日) 00:03:18 ID:???
★反町→ボレーシュート 54 ( ダイヤ7 )( 6 + 1 )=★

798 :森崎名無しさん:2014/03/02(日) 00:03:25 ID:???
★反町→ボレーシュート 54 ( ハートK )( 3 + 6 )=★

799 :森崎名無しさん:2014/03/02(日) 00:04:17 ID:???
★佐瀬→ブロック 47 ( スペード5 )( 6 + 2 )+(人数差補正+1)=★

800 :森崎名無しさん:2014/03/02(日) 00:04:17 ID:???
★佐瀬→ブロック 47 ( クラブQ )( 2 + 4 )+(人数差補正+1)=★

801 :森崎名無しさん:2014/03/02(日) 00:05:19 ID:???
★加藤 パンチング 52 ( クラブ3 )( 6 + 6 )=★

よし、きっちり2差だ。
流石は松山

802 :森崎名無しさん:2014/03/02(日) 00:08:00 ID:???
うん、今後は松山に相談できる時は相談して決めた方が良さそうだね

803 :森崎名無しさん:2014/03/02(日) 00:14:37 ID:???
しっかり敵の作戦(時間を潰してから最後にシュートする)知ってるのに
タックルにいかないのは正直謎だったわ、ラストチャンスを消すって言われてるのに

804 :森崎名無しさん:2014/03/02(日) 00:15:37 ID:???
PKになったら負けの流れでもう一点取るぞ!って宣言しててたのに全員でB選んだのは謎だったわ

805 :森崎名無しさん:2014/03/02(日) 00:16:29 ID:???
すまん、東邦は攻めてくると思い込んでいたんだ

806 :森末(仮):2014/03/02(日) 00:42:03 ID:???
>★反町→ボレーシュート 54 ( ハート10 )( 3 + 2 )+(強烈なボレー+2)=61★
>★松山→低いクリアー 56 ( クラブ5 )( 4 + 2 )+(人数差補正+1)=63★
>★佐瀬→ブロック 47 ( スペード5 )( 6 + 2 )+(人数差補正+1)=56★
>★加藤 パンチング 52 ( クラブ3 )( 6 + 6 )=64★
>≦−2→ふらのボールに。試合終了。
===================================================================================
グワァァァッ!!

反町「(タイミングは……よし、合ってる! これなら……!!)」
松山「やらせるかァッ!!」

バチィッ!!

反町「ぐわあぁっ!?」
松山「よし……!」

飛んでくるボールに綺麗に合わせ、そのまま理想的なフォームでボレーに向かった反町。
しかし、その反町に対して松山はともすれば反則を取られかねない程の荒々しい当たりで弾き返しに向かった。
絶対に点をやれないと言わんばかりの気迫のこもったプレイに、一瞬ふらのを応援する者達はすわPKかとヒヤリとするが、
幸いにして松山のプレイで反則は取られず、ボールはゴール前から綺麗に弾き飛ばされる。

小池「んがーっ! 何やってんだ反町ィー!!」
若島津「(相変わらずうだつの上がらん奴だな……)」
北詰「(決めきれんか……まあいい、PK戦ならば余程の事が無い限りウチが勝つ)」

そして……。

807 :森末(仮):2014/03/02(日) 00:43:07 ID:???
ピッピッピィーッ!!

実況「試合終了〜っ!! 1−1! 両チーム最後の最後まで死闘を演じ続けましたが、決着はつかず!
   試合はPK戦にもつれ込む事となりました!!
   しかし、その試合内容は正に劇的! 前半は互いにロースコアで折り返したものの、
   後半は15分、東邦学園キャプテンの小池くんが見事に先取点を奪取! あわや東邦が勝つかと思われましたが、
   ふらのも負けじとエースストライカー、板野くんのマグナムボレーが火を吹き同点に追いつきました!
   正に一進一退! 実力伯仲のチーム同士の戦いをもっと見たいという方々も大勢いらっしゃるでしょうが、
   この後のPK戦で雌雄は決せられる事となるでしょう!」

井沢「PK、か……」
山森「やっぱりこうなると、東邦が勝ち上がってくるんでしょうか?」
滝「可能性としてはそっちの方が高いわな。 若島津は読みさえ当てれば、殆ど止めてくる筈だ」
岩見「だが、如何に若島津が凄いとはいっても……PKには運も絡んでくるぞ」
井沢「だからあくまで可能性が高い、だな。 ふらのが上がってくる可能性が無い訳でもない」

弥生「ふぅ……やっと終わったわね」
三杉「……まだ終わっていないよ。 この後PK戦だ」
弥生「えっ、あれっ!? だってさっき実況の人が試合終了って……」
町田「(この人、今まで一体何を見てたのかしら……?)」
藤沢「(松山くん……)」

反町「すまん皆、最後の最後で決めきれなかった」
小池「ええい、もう済んだ事はいい。 それよりもPK戦だ」
若島津「全てとは言わんが、読みが合えば俺は防いでやる。 お前たちは下手に気負わず蹴っておけ」

板野「松山、ナイスクリアー! なんとか、なんとかPKまで持ちこめたね」
松山「ああ、だけどまだ終わりじゃないぞ。 このPKを制して、勝ちあがるのは俺達だ!」
小田「(お、俺は多分キッカーに選ばれちまうんだろうなぁ……)」

808 :森末(仮):2014/03/02(日) 00:44:15 ID:???
>>801 松山は平均して能力が高いですからね。国内レベルなら大抵の相手に優位に事を運べます。
>>802 松山の出す答えが全て最良という訳でもないでしょうが、誰かに意見を聞くというのは大事ですね。
>>803-805 何が正解、不正解という訳でもないので、あまり選択を責めるような事は避けて頂けると助かります。
>>805さんもあまりお気になさらず。


ここで一旦区切らせていただきます、が、最後に選択です。
以前提案したように、リセットは覚醒ptを5消費する事で出来るようにするつもりですが……。
このままPK戦に入ってそこで負けた場合は、巻き戻しが長くなりすぎるのでPK戦の開始からのリセットにしようと思っています。

ただ、ここでリセットを使うなら、同点にした直後。
>>753の選択からやり直す事を可能としたいと思います。
リセットをどこにするかという大事な決定となりますので、この投票は1:00から、
22:00を目途に、それまでに一番多い票のものを採用とさせていただきます。

提示させて頂く選択肢は以下の通りです。

A.ここでリセットをして、>>753の選択から再開する。
 (下手をすれば、最後に点を奪われて2−1で敗北する可能性もあります。松山を前に置いた場合、それだけのリスクも伴います)
B.ここでリセットを使わず、PK戦に行く。
 (PK戦で敗北をした場合、リセットを使えるのはPK戦からとなります)

もしも「覚醒ptを使ってリセットなんてしたくない!」という場合もBを選んで先延ばしにしてください。
何か質問などがあれば、1:00まで答えさせていただきます。

809 :森崎名無しさん:2014/03/02(日) 00:49:00 ID:???
AやBで勝つのにどんな違いがあるのですか?
もし、PKで負け続けたら覚醒ptを消費し続けてしまうのですか?

810 :森崎名無しさん:2014/03/02(日) 00:49:17 ID:???
ぶっちゃけPK戦って本当に運なんだよな
出来ればやりたくない

けど>>753からだとリスクも大きい、決められない

811 :森末(仮):2014/03/02(日) 00:51:40 ID:???
>>809
勝ち方で今後の展開の差異はありません。
どちらの方が皆さんが勝ちやすいと判断するか、という選択を提示させていただいています。

また、覚醒ptは現在8ptなので……負けてリセット出来るのは1回だけとなります。
あと、リセットは強制ではなく、Bを選択した場合はPKに負けたら即座にリセットになるのではなくて、
リセットをするか否かの選択をしてもらう予定です。

812 :809:2014/03/02(日) 00:57:29 ID:???
ありがとうございました。
場合によっては負けを背負って全日本に合流するのですね。

ま、とりあえず何を選んでも恨みっこなしでいこう。
どの選択肢も当たりも外れも無いしね。

813 :森崎名無しさん:2014/03/02(日) 00:58:01 ID:b9C2EZwY

負けるにしてもかっこよく負けよう

814 :森崎名無しさん:2014/03/02(日) 00:59:04 ID:b9C2EZwY
あ、一時からか

815 :森末(仮):2014/03/02(日) 01:00:17 ID:???
>>814 はい、1:00からとなります。
それではこの書き込みより、投票をお願いします。

A.ここでリセットをして、>>753の選択から再開する。
 (下手をすれば、最後に点を奪われて2−1で敗北する可能性もあります。松山を前に置いた場合、それだけのリスクも伴います)
B.ここでリセットを使わず、PK戦に行く。
 (PK戦で敗北をした場合、リセットを使えるのはPK戦からとなります)

22:00までに多く入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

816 :森崎名無しさん:2014/03/02(日) 01:00:53 ID:LHbLtfhY
B

817 :森崎名無しさん:2014/03/02(日) 01:01:03 ID:b9C2EZwY


818 :森崎名無しさん:2014/03/02(日) 01:01:16 ID:SxZFeLF6
A

819 :森崎名無しさん:2014/03/02(日) 01:02:29 ID:kKcSaYxw
Aで。
ふらのの他のメンバー的にもPKは嫌なはずだからリスク覚悟で
全員でラインを上げるのも受け入れられそうなんだよね

820 :森崎名無しさん:2014/03/02(日) 01:02:42 ID:+YcyYpWw
A

821 :森末(仮):2014/03/02(日) 01:02:45 ID:???
それでは本日はこれで失礼します。
ありがとうございました。

822 :森崎名無しさん:2014/03/02(日) 01:06:00 ID:LiTOoSLU
B
東邦コンビは松山でも止めるの難しいだろうし、
運任せでもPKにしたい

823 :森崎名無しさん:2014/03/02(日) 01:10:11 ID:xzKGK+y6
B

824 :森崎名無しさん:2014/03/02(日) 01:13:57 ID:u2l+9Ojg


825 :森崎名無しさん:2014/03/02(日) 01:27:17 ID:mUcz02BM
Bで


826 :森崎名無しさん:2014/03/02(日) 01:29:31 ID:SBbVnwSE
Bで
ここで覚醒ポイントを使うより負けてもいいので後の成長やイベントにとっておくのがいいと思う


827 :森崎名無しさん:2014/03/02(日) 05:42:22 ID:lVyMRdhY
A

828 :森崎名無しさん:2014/03/02(日) 05:55:26 ID:Hj9+tx8c
B
ここで巻き戻してもそれこそリスクしか残らない
1回やり直せるからチャレンジできた

829 :森崎名無しさん:2014/03/02(日) 06:24:16 ID:Y7iz5/2I
A

830 :森崎名無しさん:2014/03/02(日) 09:45:06 ID:FyRo6a6A
B

831 :森崎名無しさん:2014/03/02(日) 09:48:30 ID:N2UDC1gQ
B

判断ミスは受け入れて次に活かそう

832 :森崎名無しさん:2014/03/02(日) 12:53:49 ID:kTVmPiKs
A

833 :森崎名無しさん:2014/03/02(日) 13:03:56 ID:SuZEJgUw


834 :森崎名無しさん:2014/03/02(日) 19:45:38 ID:OjiZdgLQ


835 :森崎名無しさん:2014/03/02(日) 20:58:36 ID:jlusFuNg
B

836 :森崎名無しさん:2014/03/02(日) 22:07:51 ID:SiQpqbB2
A

837 :森末(仮):2014/03/02(日) 22:22:48 ID:???
どうも、沢山の投票ありがとうございます。
僅差ではありましたが、Aが9票、Bが10票という事でこのまま進ませてもらいたいと思います。
>>836さんの投票は、22:00以降のものとなりますので無効とさせていただきます。ご了承ください。

838 :森崎名無しさん:2014/03/02(日) 22:24:35 ID:???
祈るぞー!

839 :森末(仮):2014/03/02(日) 22:53:50 ID:???
ざわ…… ざわ……

実況「これよりPK戦が始まりますが、両チームは固まり相談中のようです。
   これから始まるPK戦、誰をキッカーとするかの相談でしょう。
   もう一度説明しておきますと、PKは両チーム5人のキッカーと1人のキーパーによって行います。
   5回終わってその時点で差がついていた場合は、そのまま多くゴールを決めたチームの勝ち。
   同数であった場合はサドンデスとなり、一つでも多くゴールを決めたチームの勝ちとなります。
   記録上は引き分けとして残りますが、決勝に上がれるチームは1チームのみ。
   果たして勝ち抜けるのはどちらのチームとなるでしょうか!?」

試合終了の笛が鳴ってから数分、観客席はざわついたままであったが、
両チームの選手たちはそれぞれ輪を作りキッカーを誰にするかの相談をしていた。
この相談が先に終わったのは東邦学園。
名のある実力者が相応に所属するチームとあってか、やはりキッカーが決まるのも早い。

小池「それじゃあもう一度確認するぞ。 キッカーは反町、竹野内、沢田、俺、若島津。
   蹴る順番もこれでいいな?」
反町「ああ(1番手はプレッシャーもかかるけど……上手く決めて勢いをつけたいな)」
沢田「若島津さんはキッカーとキーパー2役になりますけど大丈夫ですか?」
若島津「俺よりキック力のある者がいればキーパーに専念したがな……」
竹野内「(若島津、俺どころか反町よりもキック力はあるからなぁ……)」

キーパーである若島津がキッカーも兼用するという常識外れな事もあったものの、
若島津のキック力に関しては他の者達も認める所である。
特に異論はなく、滞りなくこうして東邦学園の準備は整った。
問題はふらの中学である。

山室「す、すまねぇみんな……さっきの沢田との接触プレイで足が……(怪我はやっぱ痛いけど、PK回避できるならいいや)」
小田「気にするなよ山室、お前の分まで皆が蹴るさ(この状況で無理強いしたら俺が悪いみたいになっちまうじゃないか)」
松田「それで誰が蹴るんだ? やっぱりシュート力に自信がある、前のポジションの選手がいいと思うが。
   (DFの俺達指名するなよーっと)」

840 :森末(仮):2014/03/02(日) 22:54:56 ID:???
やはりとも言うべきか、一人一人の責任の重さが実際の試合よりも重くなるこのPK戦。
誰しもがキッカーにはなりたくないと考え、他の者に任せようとしていたのである。
この光景を見て板野は思わず怒るよりも、むしろ哀しみを覚えため息を吐くのだが……。
当然ながら松山はそのような事にも気づく事はなく、
いつまでも続きそうになる相談という名の押し付け合いを鶴の一声で止める。

松山「よし、わかった。 俺がキッカーを指名する。
   本来ならFWである山室にも蹴って欲しかったが……負傷が悪化するとまずいからな、悪いが今回は外れてくれ」
山室「(ホッ……)あ、ああ、わかったよ」
松山「それじゃあキッカーだが……DFよりはシュートに慣れている前の選手でやった方がいいだろう。
   俺、板野、小田、金田、若松の5人で行こうと思う」
金田「(げげーっ! やっぱりかー!!)」
若松「(山室が怪我してなければ外れてたかもしれないのに……)」

一応板野が来る以前はCFWを務めていた小田はともかく、
MFである金田と若松は山室が怪我をしていなければどちらかは外れていただろう。
内心山室を傷つけた沢田を恨みつつも、怪我をしている山室に強制的に蹴らせる事も出来ない彼らは項垂れながらも了承。
続いて問題は蹴る順番となる。

板野「(蹴る順番か……俺が口を挟むならここかな。
    1番目に蹴って勢いをつける……2番、3番、4番に入って中を固める。
    5番目に入れば……上手く行けば勝利の決め手になるゴールを上げれるかもしれないけど……うーん)」

A.1番目に蹴る
B.2番目に蹴る
C.3番目に蹴る
D.4番目に蹴る
E.5番目に蹴る

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

841 :森崎名無しさん:2014/03/02(日) 22:55:59 ID:SiQpqbB2


842 :森崎名無しさん:2014/03/02(日) 22:56:08 ID:jQ4Pz8LA

一発目でしっかり決めて士気を挙げたい

843 :森崎名無しさん:2014/03/02(日) 22:56:19 ID:SxZFeLF6
E

844 :森崎名無しさん:2014/03/02(日) 22:56:38 ID:N2UDC1gQ
A

845 :森末(仮):2014/03/02(日) 23:19:39 ID:???
>A.1番目に蹴る
=====================================================================
板野「俺が1番目に蹴っていいかな?」
松山「(板野か……そうだな、まずは1発目を板野に蹴って貰って士気を上げて貰った方がいいな)
   ああ、任せた。それじゃあ2番目からだが……」

まずは1発目を決めて勢いに乗りたいと1番手に志願をした板野。
彼の実力を鑑みても、何よりもその心意気を考えても松山は否定する筈もなく。
板野は立候補通り1番手に決まる。
その後、紆余曲折はあったが他の選手たちの順番も決まり、
最終的には板野、小田、金田、若松、松山の順番で蹴る事となった。

ワーワー! ワーワー!!

実況「さぁ相談も終わり、いよいよPK戦が始まります!
   コイントスの結果、先行権はふらの中学が取りました!
   ふらのの1番手はエースストライカー板野くん!
   今日の試合でも豪快な新技、マグナムボレーで若島津くんからゴールを奪っています! 当然期待も籠るでしょう!」

ふらの応援団「いけーっ、板野! まずは1つ決めてやれーっ!!」「PKなら若島津だって怖くないぞー!!」
東邦応援団「守れ、守りきれ若島津!」「お前がいる以上俺達の方が有利なんだ!」

そして舞台も整い、板野はボールを所定の位置へと置くと軽く距離を置いてゴールを見つめる。
ゴールの前に立ちふさがるのは、今日の試合最後の最後までゴールを割られなかった東邦の守護神。
本編ではかませ犬にすらなれなかった第三キーパーだったが、
これまでの戦いでやはりその実力は本物であるのだと板野は誰よりも身に染みてわかっていた。

板野「(だけどここを外す訳にはいかない……勝つのは俺達だ! 若島津!)」
若島津「(……止めてみせる!)」

ピィッ!!

846 :森末(仮):2014/03/02(日) 23:20:40 ID:???
先着2名様で、

★板野→シュート 54 ( ! card )( ! dice + ! dice )=★
★若島津→セービング 54 (! card)(! dice + ! dice)=★

と書き込んでください。カードやダイスの結果で分岐します。

【シューター】−【キーパー】
≧1→板野のシュートがゴールに突き刺さる!
≦0→若島津、ゴールを守る!

【補足・補正・備考】
シューターとキーパーのマークが一致した時のみセーブチャンスが生まれます。
一致しなかった場合は枠外にならない限り自動的にゴールです。
この場合シューターのカードの数字が12か13の場合のみ枠外になります。

847 :森崎名無しさん:2014/03/02(日) 23:20:54 ID:???
★板野→シュート 54 ( ハート8 )( 5 + 1 )=★

848 :森崎名無しさん:2014/03/02(日) 23:20:58 ID:???
★板野→シュート 54 ( ダイヤ5 )( 3 + 5 )=★

849 :森崎名無しさん:2014/03/02(日) 23:21:01 ID:???
★板野→シュート 54 ( スペードA )( 6 + 3 )=★

850 :森崎名無しさん:2014/03/02(日) 23:22:01 ID:???
★若島津→セービング 54 ( ハート3 )( 3 + 4 )=★

851 :森崎名無しさん:2014/03/02(日) 23:22:04 ID:???
★若島津→セービング 54 ( スペード3 )( 1 + 3 )=★

852 :森崎名無しさん:2014/03/02(日) 23:22:18 ID:???
★若島津→セービング 54 ( スペード7 )( 6 + 3 )=★

853 :850:2014/03/02(日) 23:23:03 ID:???
すまない、みんな・・・

854 :森崎名無しさん:2014/03/02(日) 23:23:08 ID:???
これはひどい

855 :森崎名無しさん:2014/03/02(日) 23:28:05 ID:???
仕方ないさ、こればかりは運だし。
さあ、次も祈るぞー。

856 :森末(仮):2014/03/02(日) 23:39:52 ID:???
>★板野→シュート 54 ( ハート8 )( 5 + 1 )=60★
>★若島津→セービング 54 ( ハート3 )( 3 + 4 )=61★
>≦0→若島津、ゴールを守る!
========================================================================
笛が鳴った瞬間、板野は軽く助走をつけて足を振りかぶり右方向へとボールを蹴った。

若島津「ッ!!」
板野「あっ!?」

そして蹴った瞬間に板野は気づいた。
勘でセービングに向かった若島津が、正に自分がボールを蹴り込んだ場所へと飛び込んでいる事に。

若島津「つぇぇぇいいィッ!!」

バシッ!! パコーンッ!!

板野「あ、ああ……(そんな……止められた……?)」
若島津「(読みが当たってくれたか……ふぅ……)」

ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!?

実況「とっ……止めたァァァアアアアアアアアッ!!?
   なんと若島津くん! 板野くんの渾身のシュートを弾き返してしまったー!!
   板野くん、ガックリと項垂れる! 対して若島津くんは正にほっと安堵の一息といった所です!」

ふらの応援団「な、なにィ!?」「なんで板野のシュートが止められてるんだー!?」
東邦学園「でかした若島津!!」「流石は東邦の誇る日本の守護神だー!!」

857 :森末(仮):2014/03/02(日) 23:40:54 ID:???
見上「運が悪かったか……コースの狙い自体は決して悪くは無かったが、如何せんそこに飛び込まれては分が悪い」
片桐「並のキーパーならまだしも、若島津が相手では読みを当てられては止められてしまいますからね」
見上「ああ。 ……さて、次に東邦が決めれば1手目で有利不利が決まるが」

森末「(……リセットボタンを用意しておこう。板野、君は勝たなければならない)」

板野「ご、ごめん……みんな……」

まさか板野のシュートが止められるとは……と、観客席が驚きに染まる中、
当の板野は顔面を蒼白とさせながら仲間たちの元へと戻っていた。
一発目を決めて勢いに乗せる筈が、実際には真逆――。
キッカーに有利とされているPKを外してしまい、いきなりふらのを窮地に陥れてしまったのである。

松山「気にするな、板野! 今のは若島津を褒めるしかない!
   それにこういう時こそ俺達のチームワークじゃないか! 板野の分は、残った皆でなんとかカバーしてみるさ!!」
小田「そ、そうだな(こういうのがあるからPKは嫌なんだよなぁ……自分だったらとぞっとするぜ)」
金田「俺達も精一杯頑張るぜ!(まぁ板野が失敗してくれた分、ある程度は気は楽になったか)」

しかし、この板野の失敗は目論見とは外れていたものの、
板野が失敗したのだから自分も……とばかりに、ふらののメンバーをある程度リラックスさせる効果はあったらしい。
とにもかくにもこうしてふらのの1本目は防がれて終わり、続いて東邦の1本目となる。

実況「東邦の1本目はこちらもエースストライカーの反町くん!
   今日は得点こそなりませんでしたが、得点王ランキングでは3位につけている実力者でもあります!
   ふらのゴールを守るのは加藤くん! 果たしてこちらは決まるのか!?」

反町「(若島津が防いだ事で流れはこっちに傾いている。 これを逃さない為にも俺が決めないと……)」
加藤「(どこかで俺が止めないといけないんだよな〜、これ。 力んでシュート外してくれないかなー……)」

ピィッ!

858 :森末(仮):2014/03/02(日) 23:41:54 ID:???
先着2名様で、

★反町→シュート 52 ( ! card )( ! dice + ! dice )=★
★加藤→セービング 48 (! card)(! dice + ! dice)=★

と書き込んでください。カードやダイスの結果で分岐します。

【シューター】−【キーパー】
≧1→反町のシュートがゴールに突き刺さる!
≦0→加藤、ゴールを守る!

【補足・補正・備考】
シューターとキーパーのマークが一致した時のみセーブチャンスが生まれます。
一致しなかった場合は枠外にならない限り自動的にゴールです。
この場合シューターのカードの数字が12か13の場合のみ枠外になります。

859 :森崎名無しさん:2014/03/02(日) 23:42:11 ID:???
★反町→シュート 52 ( ダイヤ3 )( 2 + 4 )=★

860 :森崎名無しさん:2014/03/02(日) 23:43:08 ID:???
★加藤→セービング 48 ( ハート6 )( 5 + 2 )=★

861 :森崎名無しさん:2014/03/02(日) 23:43:11 ID:???
★加藤→セービング 48 ( スペード9 )( 5 + 2 )=★

862 :森末(仮):2014/03/02(日) 23:54:07 ID:???
>★反町→シュート 52 ( ダイヤ3 )( 2 + 4 )=58★
>★加藤→セービング 48 ( ハート6 )( 5 + 2 )=55★
>≧1→反町のシュートがゴールに突き刺さる!
===================================================================
加藤「(こうなりゃやぶれかぶれだっ! でりゃっ!)」
反町「ほっ……」

闇雲に勘任せで飛び上がる加藤であったが、そちらは反町が蹴り込んだボールの逆方向であった。
そうなれば当然セーブする事は出来ず、シュートの精密さが自慢の反町の放ったボールは枠を外れる事なくゴールネットに収まる。
こうして0−1。
両チームのストライカー同士が行った1手目は東邦学園に軍配が上がり、続けてふらのの2手目の順番となる。

実況「さぁ1本目が終わって、早くも東邦がリード!
   ふらの、ここはなんとしてでも決めておきたい場面です!
   キッカーは板野くんが来る以前はCFWを務めていた小田くん、当然期待も籠ります!」

町田「まさか板野くんが止められるなんて……こうなったら小田くん達に期待するしかないけれど……」
藤沢「(神様お願いです……松山くん達を勝たせてあげてください……)」
三杉「………………」

小田「(や、やめてくれ〜っ。俺に注目するのはやめてくれ〜っ!!)」
若島津「(集中だ、集中……)」

ピィッ!

863 :森末(仮):2014/03/02(日) 23:55:07 ID:???
先着2名様で、

★小田→シュート 47 ( ! card )( ! dice + ! dice )=★
★若島津→セービング 54 (! card)(! dice + ! dice)=★

と書き込んでください。カードやダイスの結果で分岐します。

【シューター】−【キーパー】
≧1→小田のシュートがゴールに突き刺さる!
≦0→若島津、ゴールを守る!

【補足・補正・備考】
シューターとキーパーのマークが一致した時のみセーブチャンスが生まれます。
一致しなかった場合は枠外にならない限り自動的にゴールです。
この場合シューターのカードの数字が12か13の場合のみ枠外になります。

864 :森崎名無しさん:2014/03/02(日) 23:55:38 ID:???
★小田→シュート 47 ( ハート6 )( 5 + 4 )=★


865 :森崎名無しさん:2014/03/02(日) 23:56:12 ID:???
★若島津→セービング 54 ( ハート2 )( 3 + 2 )=★

866 :森崎名無しさん:2014/03/02(日) 23:56:14 ID:???
★若島津→セービング 54 ( ハートQ )( 5 + 5 )=★

867 :森崎名無しさん:2014/03/02(日) 23:57:14 ID:???
神島津状態だわ

868 :森崎名無しさん:2014/03/02(日) 23:58:29 ID:???
予想はしてたけどコイツ若島津の皮かぶったゴーゴンじゃね?

869 :森末(仮):2014/03/03(月) 00:10:26 ID:???
>★小田→シュート 47 ( ハート6 )( 5 + 4 )=56★
>★若島津→セービング 54 ( ハート2 )( 3 + 2 )=59★
>≦0→若島津、ゴールを守る!
=================================================================
極端にシュートを失敗する事を恐れていた小田は、案の定力み過ぎていた。
蹴りだされたボールは威力こそ高いものの、コースを狙うどころか真正面。
板野や松山クラスならばともかく、
小田達のものならば打たれてから飛んでも間に合うと身構えていた若島津はニヤリと笑みを浮かべ……。

若島津「タァッ!!」
小田「あぁぁ……(や……やっちまったああああああああ!?)」
若島津「うおおおおおっ!!」
反町「や、やった! ナイスセーブ、若島津!」
松山「く、くそっ……(いや、まだだ……まだ負けた訳じゃない!)」

軽々と拳でボールを弾き返し、そのまま両手を叩いてガッツポーズを上げる。
対して2本続けたふらのメンバーはすっかりお通夜状態となりかけ、
松山も苦々しい表情でゴール前で喜ぶ若島津を見つめるしか出来ない。

実況「なんとなんと! 若島津くん、2本続けてのファインセーブ! 流石は中学サッカー界No.1キーパーです!
   しかし、ふらののGK、加藤くんもまたその守備力は全国レベルであるとの前評判もあります。
   まずはこの1本を止めて、なんとか東邦に傾く勢いをふらのへと持っていきたい所!
   東邦の2本目のキッカーは竹野内くんですが、果たしてどうなるか〜っ!?」

竹野内「(ここで2つリードを取れれば勝ちは貰ったようなもんだ!)」
加藤「(く、くそーっ! しっかりしてくれよみんなーっ!!)」

ピィッ!!

870 :森末(仮):2014/03/03(月) 00:11:26 ID:???
先着2名様で、

★竹野内→シュート 47 ( ! card )( ! dice + ! dice )=★
★加藤→セービング 48 (! card)(! dice + ! dice)=★

と書き込んでください。カードやダイスの結果で分岐します。

【シューター】−【キーパー】
≧1→竹野内のシュートがゴールに突き刺さる!
≦0→加藤、ゴールを守る!

【補足・補正・備考】
シューターとキーパーのマークが一致した時のみセーブチャンスが生まれます。
一致しなかった場合は枠外にならない限り自動的にゴールです。
この場合シューターのカードの数字が12か13の場合のみ枠外になります。

>>867 流石に2本続けてのセーブは予想外でした……はい。原作小学生編での登場シーンを彷彿とさせますね。
>>868 ゲーム版の必ずPKを止めるGKですね。正にそれが乗り移ってるかのようです。

871 :森崎名無しさん:2014/03/03(月) 00:11:39 ID:???
★竹野内→シュート 47 ( ハートA )( 3 + 6 )=★

872 :森崎名無しさん:2014/03/03(月) 00:12:15 ID:???
★加藤→セービング 48 ( スペード2 )( 6 + 4 )=★

873 :森崎名無しさん:2014/03/03(月) 00:12:19 ID:???
★加藤→セービング 48 ( クラブJ )( 2 + 1 )=★

874 :森崎名無しさん:2014/03/03(月) 00:18:14 ID:???
オイ、若島津どうしたんだ。
本当に日本ナンバー1GKになってしまうぞ。


875 :森崎名無しさん:2014/03/03(月) 00:19:33 ID:???
若島津にスキルPKストッパーつけようぜww

876 :森末(仮):2014/03/03(月) 00:23:49 ID:???
>★竹野内→シュート 47 ( ハートA )( 3 + 6 )=56★
>★加藤→セービング 48 ( スペード2 )( 6 + 4 )=58★
>≧1→竹野内のシュートがゴールに突き刺さる!
===================================================================
バシュウッ!!

竹野内「よーしっ!!」
加藤「うぅ……(いや、これが普通なんだって……PKって普通GKが圧倒的に不利なんだよ?)」

そしてこの2本目も東邦は何ら危なげなく決めた。
加藤が内心で思うように、PKとは普通ならばキーパーの方が不利な勝負なのである。
むしろここまで2本続けて止めている若島津が異常なだけであり、加藤を責めるというのはなんともお門違いである。

実況「東邦、2本目も危なげなく決めてこれで0−2! 3本目を前にして既に2本の差がついてしまっています!
   ふらの、ここを外すともう後がありません!
   キッカーは金田くん、パスワークが自慢のふらのの中でも随一のパスセンスを持つ彼ですが、
   果たしてシュートの精度の方はいかほどか!?」

井沢「厳しいな、ここまでくるともうふらののキッカーの精神の負担は尋常じゃないぞ」
滝「ただでさえ緊張するPKなのに、もう後がないんだからな……下手に力みすぎないといいが」

金田「(う、うげぇぇ……いくら前に2人が失敗してるからって俺まで失敗するのは嫌だぜ……)」
若島津「(集中だ、集中を切らすな……まだ勝った訳じゃないぞ……)」

ピィッ!!

877 :森末(仮):2014/03/03(月) 00:25:13 ID:???
先着2名様で、

★金田→シュート 44 ( ! card )( ! dice + ! dice )=★
★若島津→セービング 54 (! card)(! dice + ! dice)=★

と書き込んでください。カードやダイスの結果で分岐します。

【シューター】−【キーパー】
≧1→金田のシュートがゴールに突き刺さる!
≦0→若島津、ゴールを守る!

【補足・補正・備考】
シューターとキーパーのマークが一致した時のみセーブチャンスが生まれます。
一致しなかった場合は枠外にならない限り自動的にゴールです。
この場合シューターのカードの数字が12か13の場合のみ枠外になります。

>>874 本当にGMとしても驚きの活躍です……。
>>875 PK全体の結果如何では考えますw

878 :森崎名無しさん:2014/03/03(月) 00:25:33 ID:???
★金田→シュート 44 ( クラブ8 )( 4 + 5 )=★

879 :森崎名無しさん:2014/03/03(月) 00:25:39 ID:???
★若島津→セービング 54 ( クラブ10 )( 3 + 4 )=★

880 :森崎名無しさん:2014/03/03(月) 00:26:33 ID:???
か、完封だと…?!

881 :森崎名無しさん:2014/03/03(月) 00:29:41 ID:???
よし、正GKを若島津にできるようにがんばろうぜ。
ハンブルグ戦は大炎上させよう。

882 :森崎名無しさん:2014/03/03(月) 00:36:10 ID:???
PK全体の結果如何では考えますw
・・・まさかこれがフラグだったとは・・・これもまた俺のせいか

883 :森末(仮):2014/03/03(月) 00:47:38 ID:???
>★金田→シュート 44 ( クラブ8 )( 4 + 5 )=53★
>★若島津→セービング 54 ( クラブ10 )( 3 + 4 )=61★
>≦0→若島津、ゴールを守る!
================================================================
金田は蹴った。
ゴール左隅、威力は無いが的確な精度をもったそれは並大抵のキーパーでは反応出来ても決して届かない筈のシュートだった。
この極限状態でそれだけの精度を持つシュートを打てた事は、金田を称賛すべきだろう。

若島津「キエェェェエエエエッ!!」

バシィッ!!

しかし、若島津はこのシュートも弾き返した。
横っ飛びになりながら突きだした拳はボールをとらえ、ボールは枠外へと弾き飛ばされる。
板野、小田、金田……3人が放ったシュートは悉く若島津が守るゴールネットを揺らす事が出来ないのだった。

ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!

実況「とっ、止めたァァァアアアアアアアッ!?
   若島津くん、なんと3本連続セーブに成功!! これが、これが日本を代表するキーパーの実力なのかーッ!!
   ふらの金田くん、がっくりと項垂れます!」

金田「う、うあっ……!?(こ、これでも駄目なのかよ……)」
板野「そ、んな……」
松山「(3本連続……セーブ……。
    勝つにはここから加藤が3本連続で止めて……俺達があの若島津から2本決める事が条件……)」

若島津「よぉぉおおおおおしッ!!」
反町「す、凄い……(凄い凄いとは思っていたけど……この土壇場で、PKを3本とも止めるだって……?)」
小池「でかしたぁ、若島津! もはや勝利は我らのものだァ!!」

884 :森末(仮):2014/03/03(月) 00:48:52 ID:???
そしてこの若島津のセーブを見て、いよいよふらのは窮地に陥った。
もはやこの5本勝負においてふらのの勝機の目は無くなり、サドンデスに持ち込むしかない。
それも加藤がここからのシュートを全て防ぎ、
残ったふらののメンバーが全てゴールを決めるというあまりにも無謀にしか思えない条件をクリアー出来なければ不可能である。

当然ながら観客たちの大半は既に東邦の勝ちは決定したようなものであると考え、
ふらのメンバーも多くは諦めムード。
板野や松山ですら、周囲を励まし盛り立てる事が出来ず、ただ沈黙するだけである。

片桐「……凄まじい集中力ですね。 どうです、見上さん。
   キーパーを見ると、色々と思う所はあるんじゃないですか?」
見上「ああ……確かにこの神業的なセーブは、流石という他にない。
   この土壇場においてあれだけの実力を発揮できる、というのも一つの強さである事には違いないからな。
   (反応速度、鋭さは源三には及ばんだろうが……あの強靭な精神力。 あれは何にも代えがたいものがあるな)」

町田「そ、そんな……こんなことって……」
三杉「(……驚いたな。 1本くらいは上手く読みが合えば止める、とは思っていたが……。
    まさかここまで全てを止めるとは、流石に読めなかった。 若島津の実力も、見誤っていたかな……。
    ……まあ僕は30分で2点奪ったけど)」

実況「さぁ、そして東邦3番手となるのは小さなテクニシャン、沢田くん!
   今日の試合も負傷をした小池くんをフォローするかのように懸命に中盤で指揮を取っていました!
   まだ若干1年生ではありますがそのサッカーセンスは誰しもが認める所でしょう!
   これが決まれば東邦の決勝進出が決まる1本ですが、果たして落ち着いて決められるか!?」

沢田「(僕が失敗をしても、余程の事が無い限り勝ちは揺るぎない。 だけどどうせなら、僕で決める……!)」
加藤「(……これ流石に俺が悪い訳じゃないよなぁ)」

ピィッ!!

885 :森末(仮):2014/03/03(月) 00:50:04 ID:???
先着2名様で、

★沢田→シュート 49 ( ! card )( ! dice + ! dice )=★
★加藤→セービング 48 (! card)(! dice + ! dice)=★

と書き込んでください。カードやダイスの結果で分岐します。

【シューター】−【キーパー】
≧1→沢田のシュートがゴールに突き刺さる!  東邦が決勝進出!
≦0→加藤、ゴールを守る!

【補足・補正・備考】
シューターとキーパーのマークが一致した時のみセーブチャンスが生まれます。
一致しなかった場合は枠外にならない限り自動的にゴールです。
この場合シューターのカードの数字が12か13の場合のみ枠外になります。

>>880 これが止まればまだふらのにもチャンスはあります。か細いですが……。
>>881 若林のピンゾロを祈る形になりますね。
>>882 フラグとかそういうのは迷信だから(震え声)

886 :森崎名無しさん:2014/03/03(月) 00:50:28 ID:???
★沢田→シュート 49 ( ダイヤ5 )( 2 + 5 )=★

887 :森崎名無しさん:2014/03/03(月) 00:50:55 ID:???
★加藤→セービング 48 ( ダイヤ7 )( 2 + 1 )=★

888 :森崎名無しさん:2014/03/03(月) 00:51:10 ID:???
★加藤→セービング 48 ( ハートK )( 6 + 1 )=★

889 :森末(仮):2014/03/03(月) 00:58:29 ID:???
方向は一致しましたが数値が足りず、ゴール。
という事で0−3で東邦の勝ちという事になりました。

流石にここまで圧倒的なのは予想外過ぎるのですが、ともかくもう一度投票をお願いしたいと思います。
投票内容は勿論、リセットをするか否かです。
する場合は覚醒ptを5消費し、>>845から再開となります。
しない場合はこのまま続行、ふらの中学は準決勝で敗れその後の様子などを描写した後、
いくつかの処理を行ってからジュニアユース編へと移行します。

昨日行った投票のように1番多い票のものを選びたいと思いますので、
投票時間は1:15から22:00までとさせていただきます。
その間に1番多かった票の方で進めさせていただきます。

提示させていただく選択肢は以下の通りです。

A.リセットをして>>845から再開(覚醒pt5消費。消費後の覚醒ptは3)
B.リセットをせずこのまま物語を進める

何か質問がありましたら、投票開始時間まで受け付けます。

890 :森崎名無しさん:2014/03/03(月) 01:05:36 ID:???
若島津にこれで強化とか入りますか?精神力の強さとかPKストッパーとか

891 :森末(仮):2014/03/03(月) 01:10:37 ID:???
>>890
スキルは与えようと思います。必ずPKを止める、という程の無敵スキルではありませんがPK勝負で有利にはなるスキルです。
具体的にはこんな感じに。

スキル・炎の守護神(PK時、GKの際の判定において敵のマークと自分のマークの色があっている場合にセーブ機会が出来る)

3連続セーブというミラクルを見せたご褒美みたいなものですね。
勿論リセットをした場合は、スキルはなくなります。

892 :森末(仮):2014/03/03(月) 01:15:02 ID:???
それではこの書き込みより、投票をお願いします。

A.リセットをして>>845から再開(覚醒pt5消費。消費後の覚醒ptは3)
B.リセットをせずこのまま物語を進める

22:00までに多く入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

本日はこれにて失礼させていただきます。
深夜までありがとうございました。

893 :森崎名無しさん:2014/03/03(月) 01:15:32 ID:OeIWr2DE
B

894 :森崎名無しさん:2014/03/03(月) 01:16:58 ID:DCR4NZQI
B ここまで完膚無きにやられるとは思わなかった。

895 :森崎名無しさん:2014/03/03(月) 01:23:59 ID:qEs41jX6

せっかく若島津がレアスキル持ってくるんだ、かなり役に立つと思う
若林と若島津を2.3みたいな使い方にするのかな、やっぱり

896 :森崎名無しさん:2014/03/03(月) 01:27:01 ID:20mxhUzA
A
南葛とも戦いたいです。

897 :森崎名無しさん:2014/03/03(月) 01:28:55 ID:R6r6C1sc
Aで

898 :森崎名無しさん:2014/03/03(月) 01:44:51 ID:hFF3gcKw
B

899 :森崎名無しさん:2014/03/03(月) 02:05:36 ID:M7IlDjfY


900 :森崎名無しさん:2014/03/03(月) 03:18:08 ID:ydGon+xk
B
負けたまま合流は後味悪いが、空手の頑張りを無駄にしたくない

901 :森崎名無しさん:2014/03/03(月) 04:02:45 ID:YKFFk8gs
B
これでディアスにオブストラクションしまくろうぜww

902 :森崎名無しさん:2014/03/03(月) 05:35:57 ID:L0Ipk0eM
A
俺も南葛との決勝戦は戦いたいなぁ

903 :森崎名無しさん:2014/03/03(月) 06:18:16 ID:gsICrhOM


904 :森崎名無しさん:2014/03/03(月) 07:55:58 ID:I1ABRBDc


905 :森崎名無しさん:2014/03/03(月) 08:07:15 ID:vVE7c1Mg
A

906 :森崎名無しさん:2014/03/03(月) 09:08:31 ID:Hd1+CGe+
A

907 :森崎名無しさん:2014/03/03(月) 09:15:23 ID:QV3DERr2


908 :森崎名無しさん:2014/03/03(月) 09:16:16 ID:B4BYiga2
A

909 :森崎名無しさん:2014/03/03(月) 09:26:55 ID:S2B8Kqd2
A

910 :森崎名無しさん:2014/03/03(月) 09:30:19 ID:x7vc+5uY
A

911 :森崎名無しさん:2014/03/03(月) 15:32:50 ID:???
言っとくけどリセットしても勝てるとは限らんぞ
若島津のスキル消えて負けるかもしれないし

912 :森崎名無しさん:2014/03/03(月) 15:47:59 ID:Z7Io9y2A
B

913 :森崎名無しさん:2014/03/03(月) 16:12:41 ID:eHtE1U8E
A

914 :森崎名無しさん:2014/03/03(月) 16:22:39 ID:???
>>911
そんなこと言われんでもわかる
他人の投票にケチつけるならもっとましな言葉あるだろ


915 :森崎名無しさん:2014/03/03(月) 17:01:27 ID:???
全日本キャプテン松山の道か東邦の守護神若島津か…どっちもやりたい。

916 :森崎名無しさん:2014/03/03(月) 17:32:39 ID:???
ちょっとまとめてみる
リセットのメリット
南葛と戦える
うまくいけば覚醒ポイント増やせる
キャプテン(主人公or松山)になるときにかなり有利に(若林派閥などから妨害はありそうだが)
優勝の箔がつく(なにかとJY,WY編に有利かもしれない)
デメリット
若島津スキル獲得
敗北したら大惨事
覚醒ポイント消費

続行のメリット
若島津がスキル獲得
覚醒ポイントをつかわずに済む
デメリット
キャプテンになるのにやや不利になりそう
南葛の連中との中の進展ほぼ0でスタート(井沢の嫉妬でマイナスにならないとも考えられるが)


うーん・・・俺はBにしたけど若島津をDFでマーガス潰し働いてもらうことも結構考えてるし
そう考えるとなると・・・どうだろうね?
若島津じゃあ正GK少し厳しいかな?
リセットはデメリットの一つ一つが大きいけどメリットが多いんだよね
続行はメリットこそそこまで多くないけどデメリットもそこまで多くない
ハイリスクハイリターンのAかローリスクローリターンのBって感じかな

917 :森崎名無しさん:2014/03/03(月) 17:36:01 ID:6EMqwYCc
A

918 :森崎名無しさん:2014/03/03(月) 17:36:02 ID:???
で、今の状況
A11
B7

919 :森崎名無しさん:2014/03/03(月) 17:37:05 ID:???
おっと一秒差で今の状況が更新されてもーた
A12
B7


920 :森末(仮):2014/03/03(月) 22:31:50 ID:???
どうも、沢山の投票ありがとうございました。
それでは22:00時点でAの票数が多い、という事でリセットをしてPK戦のはじめからスタートとさせていただこうと思います。
沢山の意見や考察、本当にありがとうございました。

921 :森崎名無しさん:2014/03/03(月) 22:45:21 ID:???
これで負けたら全日本で肩身狭いな・・・

922 :森末(仮):2014/03/03(月) 22:57:00 ID:???
その時、この外伝の管理者を"自称"する生物――森末は浅く目を瞑りながらため息を吐いた。
試合に熱中をしていて自分に気づかない観客たちは、沢田がゴールを決めた事で歓声を上げる。
0−3。
PK戦としてはあまりにも差が付きすぎたこの結果を受けて、
彼らが3連続でゴールを守り切った守護神――若島津健を称賛するのは無理からぬ事だろう。

森末「(だけど駄目だ。 板野には優勝をしてもらわねければならない。
    申し訳ないけれど、この結果は"リセット"させてもらうよ)」

神がかり的なセービングを見せた若島津には悪いが、
さりとて森末としてもここでこのまま板野を敗退させる事が出来ない事情がある。

板野をこの世界に呼び込む前、丁度森末が板野と接触を図った時に課した指令。
主人公が本編で行った大きな事変を、板野もまた同様に行うという事。
それを実行させる責務が、森末にはあった。

『全国中学生サッカー大会優勝』『ジュニアユース大会優勝』『ワールドユース大会優勝』

それら全てを板野に達成させる事こそが、森末の管理者としての義務なのである。

森末「(PK戦は運だ。 繰り返していれば必ず勝てる。
    さぁ板野、もう一度やり直すんだ……次こそ勝つんだぞ)」

フィールドで項垂れ涙を流す主人公を見つめながら、森末はそっと小さな手に隠し持ったボタンを押すのだった。

                   ポチッ

………
……


923 :森末(仮):2014/03/03(月) 22:58:03 ID:???
……ァー ワーワー! ワーワー!!

板野「……えっ!?」

そして、時は再び戻った。
先ほどまで泣いていた筈の板野は、今まさに、PKを決める為にとゴールを守る若島津と対峙をしていた。

実況「さぁ相談も終わり、いよいよPK戦が始まります!
   コイントスの結果、先行権はふらの中学が取りました!
   ふらのの1番手はエースストライカー板野くん!
   今日の試合でも豪快な新技、マグナムボレーで若島津くんからゴールを奪っています! 当然期待も籠るでしょう!」

ふらの応援団「いけーっ、板野! まずは1つ決めてやれーっ!!」「PKなら若島津だって怖くないぞー!!」
東邦応援団「守れ、守りきれ若島津!」「お前がいる以上俺達の方が有利なんだ!」

板野「(PK戦が……始まる? な、何を言ってるんだ? 俺達は負けちゃったじゃないか!
    どうして……どうしてこんな……!!)」

当然ながら、板野は混乱をする。
今しがた0−3で完封負けを喫し、涙しながら敗戦を悔いていた所が、
何故か時間が巻戻りもう一度PKをする舞台が整っているのだから板野の戸惑いは真っ当なものだろう。
だが、キャプテン森崎をこよなく愛していた板野は、混乱する中で一つ思い当たる事象がある事を思い出していた。

板野「(もしかして……"リセット"か?)」

本編――そして数多くの外伝でも出てくる行為、リセット。
ゲームオーバーになった瞬間に時間を巻き戻し、勝てる未来を引き当てるまで何度も繰り返すその行い。
ボス戦などでは出てこないが、そうでない――ここで負ける事があってはストーリーに支障を来すゲームでは、
常にそういった行為が行われてきた。

板野「(……でも、だったら、どうして俺はこの記憶を持ってるんだ!?
    おかしいじゃないか! リセットをしても、その記憶は主人公には持ちこされない筈だぞ!)」

924 :森末(仮):2014/03/03(月) 22:59:32 ID:???
松山「どうした板野、リラックスしていけ!」
小田「そーだそーだ! 落ち着いて蹴れよー!」

思いつく事柄にはあっさりと気づいた板野であったが、それにもすぐに疑問が出てくる。
しかし、そうして考え込み立ち尽くす板野を見てふらのメンバーは板野が緊張をしていると見たのか声をかけ、
その声を聞いて板野はハッと我に返ると即座にゴールに向き直る。

板野「(か、考えるのは後だ……。 今は……今はこの一本に集中しよう。
    今度は決める……!)」
若島津「(……止めてみせる!)」

ピィッ!!

先着2名様で、

★板野→シュート 54 ( ! card )( ! dice + ! dice )=★
★若島津→セービング 54 (! card)(! dice + ! dice)=★

と書き込んでください。カードやダイスの結果で分岐します。

【シューター】−【キーパー】
≧1→板野のシュートがゴールに突き刺さる!
≦0→若島津、ゴールを守る!

【補足・補正・備考】
シューターとキーパーのマークが一致した時のみセーブチャンスが生まれます。
一致しなかった場合は枠外にならない限り自動的にゴールです。
この場合シューターのカードの数字が12か13の場合のみ枠外になります。

※リセットをした為、覚醒ptが8から3に減りました。

925 :森崎名無しさん:2014/03/03(月) 22:59:51 ID:???
★板野→シュート 54 ( ダイヤ5 )( 4 + 2 )=★

926 :森崎名無しさん:2014/03/03(月) 23:00:25 ID:???
★若島津→セービング 54 ( クラブ8 )( 2 + 6 )=★

927 :森崎名無しさん:2014/03/03(月) 23:05:04 ID:???
流石に決まったか。止められたら本当にどうしようかと思った。
健ちゃんは惜しいことになったけど、まあ全日本で鍛えてあげればいいか。

928 :森末(仮):2014/03/03(月) 23:09:08 ID:???
>★板野→シュート 54 ( ダイヤ5 )( 4 + 2 )=60★
>★若島津→セービング 54 ( クラブ8 )( 2 + 6 )=62★
>≧1→板野のシュートがゴールに突き刺さる!
=============================================================
先ほどの事が脳裏をよぎったのか、板野は今度は左方向へとボールを蹴り込んだ。
そして若島津は自分から見て左側へと飛んだ。

バシュウッ!!

若島津「くっ……!(読みが外れたか……)」
板野「よ、よし……(若島津が飛んだコース、さっきと全く同じだ……)」

結果的に、"今度"は板野のシュートは決まった。
若島津が真逆の方向へと飛び込んだ為にがら空きになったゴールに、すっぽりと収まったのである。
当然若島津は悔しそうに歯噛みをするのだが、板野の中では混乱と安堵しかない。
しかし、板野の思いとは裏腹にPK戦はどんどんと進んでゆく。

実況「東邦の1本目はこちらもエースストライカーの反町くん!
   今日は得点こそなりませんでしたが、得点王ランキングでは3位につけている実力者でもあります!
   ふらのゴールを守るのは加藤くん! 果たしてこちらも決まるのか!?」

反町「(あっちが決めた以上、俺が決めないと一気に不利だ。 ここは決めるぞ……)」
加藤「(こいつ地味にキャプテンと同じくらいシュート上手そうなんだよなぁ。 力んでシュート外してくれないかなー……)」

ピィッ!

929 :森末(仮):2014/03/03(月) 23:10:25 ID:???
先着2名様で、

★反町→シュート 52 ( ! card )( ! dice + ! dice )=★
★加藤→セービング 48 (! card)(! dice + ! dice)=★

と書き込んでください。カードやダイスの結果で分岐します。

【シューター】−【キーパー】
≧1→反町のシュートがゴールに突き刺さる!
≦0→加藤、ゴールを守る!

【補足・補正・備考】
シューターとキーパーのマークが一致した時のみセーブチャンスが生まれます。
一致しなかった場合は枠外にならない限り自動的にゴールです。
この場合シューターのカードの数字が12か13の場合のみ枠外になります。

930 :森崎名無しさん:2014/03/03(月) 23:10:42 ID:???
★反町→シュート 52 ( ダイヤ6 )( 2 + 3 )=★

931 :森崎名無しさん:2014/03/03(月) 23:10:48 ID:???
★反町→シュート 52 ( クラブ8 )( 5 + 2 )=★

932 :森崎名無しさん:2014/03/03(月) 23:11:02 ID:???
★加藤→セービング 48 ( ハート2 )( 4 + 4 )=★

933 :森崎名無しさん:2014/03/03(月) 23:11:20 ID:???
★加藤→セービング 48 ( ダイヤ5 )( 3 + 5 )=★

934 :森末(仮):2014/03/03(月) 23:21:21 ID:???
>★反町→シュート 52 ( ダイヤ6 )( 2 + 3 )=57★
>★加藤→セービング 48 ( ハート2 )( 4 + 4 )=56★
>≧1→反町のシュートがゴールに突き刺さる!
========================================================================
東邦の1本目、CFWの反町のPKはなんとも面白みも無く決まった。
的確にコースを狙ったそのシュートは威力こそ板野には劣るものの並大抵のキーパーでは反応出来ず。
ヤマ勘に任せるしかない加藤は若島津同様逆を突かれ、ゴールネットを揺らされたのである。

実況「さぁ1本目が終わってまずは1−1。両者ともイーブン。
   続いては再びふらのとなります、2番手のキッカーを務めるのは小田くんです!
   板野くんが来る以前はCFWを務めていた小田くん、当然期待も籠ります!」

町田「(方向が当てられたらあっさり止められちゃいそうだわ……頼むから運が傾いて!)」
藤沢「(神様、お願いします……!)」

小田「(や、やめてくれ〜っ。俺に注目するのはやめてくれ〜っ!!)」
若島津「(集中だ、集中……)」

ピィッ!

935 :森末(仮):2014/03/03(月) 23:22:44 ID:???
先着2名様で、

★小田→シュート 47 ( ! card )( ! dice + ! dice )=★
★若島津→セービング 54 (! card)(! dice + ! dice)=★

と書き込んでください。カードやダイスの結果で分岐します。

【シューター】−【キーパー】
≧1→小田のシュートがゴールに突き刺さる!
≦0→若島津、ゴールを守る!

【補足・補正・備考】
シューターとキーパーのマークが一致した時のみセーブチャンスが生まれます。
一致しなかった場合は枠外にならない限り自動的にゴールです。
この場合シューターのカードの数字が12か13の場合のみ枠外になります。

936 :森崎名無しさん:2014/03/03(月) 23:23:09 ID:???
★小田→シュート 47 ( スペードQ )( 2 + 4 )=★

937 :森崎名無しさん:2014/03/03(月) 23:23:37 ID:???
★若島津→セービング 54 ( クラブ10 )( 3 + 1 )=★

938 :森崎名無しさん:2014/03/03(月) 23:23:41 ID:???
★若島津→セービング 54 ( ダイヤ9 )( 4 + 4 )=★

939 :森崎名無しさん:2014/03/03(月) 23:26:08 ID:???
WA・KU・GA・I☆ 小田寿司行きです。

940 :森崎名無しさん:2014/03/03(月) 23:29:10 ID:???
やはり地獄行きか

941 :森崎名無しさん:2014/03/03(月) 23:32:59 ID:???
加藤の神セーブこいこい

942 :森崎名無しさん:2014/03/03(月) 23:44:24 ID:???
>>925
>>926のカード合計は13

>>924から引用して
【補足・補正・備考】
シューターとキーパーのマークが一致した時のみセーブチャンスが生まれます。
一致しなかった場合は枠外にならない限り自動的にゴールです。
この場合シューターのカードの数字が12か13の場合のみ枠外になります。

>この場合シューターのカードの数字が12か13の場合のみ枠外になります。

枠外では?

943 :森崎名無しさん:2014/03/03(月) 23:46:10 ID:???
よく読み直してごらん、合計じゃなくてシューターのカードだよ。

944 :森崎名無しさん:2014/03/03(月) 23:46:45 ID:???
>>943
ホントだ
申し訳ない

945 :森崎名無しさん:2014/03/03(月) 23:47:08 ID:???
まあ投稿してから気づいたかもしれんが
>シューターのカードの数字が12か13の場合のみ
もっかいよんでみよう

946 :森末(仮):2014/03/04(火) 00:02:04 ID:???
>★小田→シュート 47 ( スペードQ )( 2 + 4 )=53★
>★若島津→セービング 54 ( クラブ10 )( 3 + 1 )=58★
>小田の数値が12の為に枠外。
=======================================================================
"先ほど"同様、小田は力んでいた。
板野が決めた以上自分も決めなければ後が続かない、そのプレッシャーと戦いながら蹴られたボールは、
確かに小田の放ついつも以上の威力をもって放たれた。

バコォッ!!

小田「あ、ああっ!?」
若島津「(ふぅ……自滅してくれたか)」

そしてボールは高く打ちあがり、ゴールバーの上を超えていってしまう。
キーパーに止められない事も大事であるが、何よりも枠内に入れる事が重要なこのPK。
落ち着いて蹴れていれば今頃ゴールネットを揺らせていたであろう事に気づくと小田は顔面を蒼白とさせ、
対して読みを違えていた若島津はほっと胸をなでおろすのだった。

実況「あーっ! 小田くん、ボールをふかしてしまったー!
   ふらの、2本目はミスキックとなってしまいました! 緊張の為でしょうか、落ち着いて決める事ができませーん!!」

井沢「PKの場合、キッカーは決めて当然、みたいな所があるからなぁ。
   確かにその通りなんだけど、だからこそ蹴る方には『これを外したら……』っていうプレッシャーが付きまとっちまう」
高杉「そういうのと無縁な奴もいるけどな」
来生「バッカでー、あいつ! 勝手に自滅にしてやんの!」
山森「(来生先輩のこういう所は長所でもあるんだよなぁ……勿論短所でもあるけど)」

小田「す、すまん、みんな……」
松山「ドンマイ、小田。 気にするな。 後の事は俺達に任せておいてくれ!
   一人のミスをみんなでカバーするのがふらの魂だ!」
金田「そうそう!(って次は俺の番なんだよな〜、こえぇ〜)」
板野「(……大丈夫、まだ大丈夫だ。 相手も外す可能性もあるんだしな)」

947 :森末(仮):2014/03/04(火) 00:03:12 ID:???
この小田のミスキックを見て観客たちは東邦に形成が傾いたかと考え、
ふらのメンバーも顔色を悪くするが、まだまだ結果はわからない。
次の東邦の2本目が外れればまだ1−1のイーブン。
仮に決まったとしても、その後には3本のチャンスが残っている――序盤について1つの差くらいならば、挽回する事は出来るのだ。

実況「続いての東邦2本目のキッカーは竹野内くん!
   ここは落ち着いて決め、1−2と差をつけてしまいたい所でしょう!
   果たして決められるか!?」

竹野内「(これを決めれば相手にプレッシャーを与えられる。決めるぞ!)」
加藤「(これ……最悪俺が1本は止めないと駄目なんだよなぁ?)」

先着2名様で、

★竹野内→シュート 47 ( ! card )( ! dice + ! dice )=★
★加藤→セービング 48 (! card)(! dice + ! dice)=★

と書き込んでください。カードやダイスの結果で分岐します。

【シューター】−【キーパー】
≧1→竹野内のシュートがゴールに突き刺さる!
≦0→加藤、ゴールを守る!

【補足・補正・備考】
シューターとキーパーのマークが一致した時のみセーブチャンスが生まれます。
一致しなかった場合は枠外にならない限り自動的にゴールです。
この場合シューターのカードの数字が12か13の場合のみ枠外になります。

>>942-945 仰る通り、合計ではなくシューターの値が12,13の場合のみですね。
因みにポスト判定(合計が14)ですが、こちらはPKに限り判定しない事とします。
本編ではそういった事例は無かったと思いますが、
判定分を読む限り12,13でなければ必ずゴールと判断できますのでそういう形となります。ご了承ください。

948 :森崎名無しさん:2014/03/04(火) 00:04:02 ID:???
★竹野内→シュート 47 ( ダイヤA )( 4 + 5 )=★

949 :森崎名無しさん:2014/03/04(火) 00:05:08 ID:???
★加藤→セービング 48 ( クラブ6 )( 6 + 1 )=★

950 :森崎名無しさん:2014/03/04(火) 00:05:15 ID:???
★加藤→セービング 48 ( ダイヤ7 )( 6 + 2 )=★

951 :森末(仮):2014/03/04(火) 00:11:55 ID:???
>★竹野内→シュート 47 ( ダイヤA )( 4 + 5 )=56★
>★加藤→セービング 48 ( クラブ6 )( 6 + 1 )=55★
>≧1→竹野内のシュートがゴールに突き刺さる!
=============================================================================
実況「決まったァー! 竹野内くん、地面を転がすようにボールを押し込み決めました!
   加藤くん、逆を突かれた! これで1−2!! 東邦、僅かにリードです!」

竹野内「よーし!!」
加藤「く、くぅっ……」

こうして難なく竹野内はゴールを上げ、実況の言うように東邦が一歩リード。
先ほどよりは幾分かマシとはいえ、不利な状況を見て板野は焦りつつも、
それをなんとか押しとどめながらPKに向かう金田の姿を見つめる。

実況「さぁふらの、続いては3本目となります!
   キッカーは金田くん、パスワークが自慢のふらのの中でも随一のパスセンスを持つ彼ですが、
   果たしてシュートの精度の方はいかほどか!?」

板野「(頼むぞ金田、今度こそ決めてくれ……! 今度こそ、今度こそ……!!)」
金田「(うぅ……小田が外した分、俺も外して負けた時の責任は俺一人でかぶらなくてもいいかもしれないけど……。
    そ、それでもやっぱり外すのはやだーっ!!)」
若島津「(ここを止めれば勝ちは貰ったも同然だ、気合を入れろ若島津健!)」

952 :森末(仮):2014/03/04(火) 00:12:57 ID:???
先着2名様で、

★金田→シュート 44 ( ! card )( ! dice + ! dice )=★
★若島津→セービング 54 (! card)(! dice + ! dice)=★

と書き込んでください。カードやダイスの結果で分岐します。

【シューター】−【キーパー】
≧1→金田のシュートがゴールに突き刺さる!
≦0→若島津、ゴールを守る!

【補足・補正・備考】
シューターとキーパーのマークが一致した時のみセーブチャンスが生まれます。
一致しなかった場合は枠外にならない限り自動的にゴールです。
この場合シューターのカードの数字が12か13の場合のみ枠外になります。

953 :森崎名無しさん:2014/03/04(火) 00:13:19 ID:???
★金田→シュート 44 ( スペード3 )( 5 + 6 )=★

954 :森崎名無しさん:2014/03/04(火) 00:14:09 ID:???
★若島津→セービング 54 ( スペード9 )( 2 + 5 )=★

955 :森崎名無しさん:2014/03/04(火) 00:15:36 ID:???
あばばばb

956 :森末(仮):2014/03/04(火) 00:35:47 ID:???
>★金田→シュート 44 ( スペード3 )( 5 + 6 )=55★
>★若島津→セービング 54 ( スペード9 )( 2 + 5 )=61★
>≦0→若島津、ゴールを守る!
======================================================================
金田は外せば非難をされるという恐怖に耐え、渾身のシュートを放った。
精密で、かつ自分に出せる最大限に近い威力をもって。
それは少しでもコントロールを外せば小田と同じく枠外となってしまいそうな程に浮かび上がった、
ゴール右上を狙ったシュート。
枠外に外す事を恐れる割には意外に大胆なシュートであったが、ともかくそのボールはしっかりと枠内に入っていた。

若島津「キエェェエエッ!!」

バシィッ!!

金田「うえぇっ!? そ、そ、そんなァ……」
板野「(う、嘘だろ……? なんでまた……止められちゃうんだよ……)」

しかし、ボールがゴールネットを揺らす事はなかった。
如何に金田が最大限の力を込めたといっても、若島津の動体視力と反射神経を考えればそれはあまりにも弱い。
シュートが放たれてからの反応でも十分に間に合い、若島津のパンチングによってボールは大きく跳ね返されたのだった。

実況「あーっ!? と、止めたーっ!!
   若島津くん、なんとこのシュートに反応をし見事にセービングッ!!
   これでふらのは2本立て続けにシュート失敗となります!」

片桐「まずいですね……このままでは、ふらのは……」
見上「この時点で2本失敗したとなっては、精神的な重圧は計り知れないものとなる。 もうまともな精神状態ではプレイが出来ないだろう。
   逆に東邦は2本先取となれば精神的に遥かに余裕がある。 1本外してもまだ1本余裕があるとなれば、のびのびと蹴る事が出来る」
片桐「そしてそれはシュートにもダイレクトに影響があると」
見上「ああ。 とにかく、この次の沢田のプレイが重要だな」

森末「(……まだリセットボタンを片付けるのは早いな。あまり乱用するとダレるから使いたくないんだけど)」

957 :森末(仮):2014/03/04(火) 00:36:47 ID:???
この2連続のシュート失敗は、やはりそれだけ衝撃的であるらしく、観客席の殆どの者達はこのまま東邦が決勝進出か……と囁き始める。
そんな中で唯一、望みを捨てていなかったのは3人。
最後の最後まであきらめない粘りの精神を持つ男、松山光。
2度も続けてPK戦で負ける訳にはいかないと憤る者、板野住明。
そしてリセットボタンを手に取りいつでも"再開"の準備を整えている森末である。

実況「さぁ、続いて東邦の3本目は小さなテクニシャン、沢田くんです!
   今日の試合も負傷をした小池くんをフォローするかのように懸命に中盤で指揮を取っていました!
   まだ若干1年生ではありますがそのサッカーセンスは誰しもが認める所でしょう!
   これが決まれば東邦の決勝進出に王手をかける事となりますが、果たして落ち着いて決められるか!?」

松山「加藤、落ち着いていけ! お前なら止められる!! 信じるんだ!!」
沢田「(若島津さんを早く楽にしてあげる為にも、早々に決めよう。 僕たちの夢は優勝……こんな所で躓いてられない!)」
加藤「(信じろって無茶言うなよ〜!)」

ピィッ!!

先着2名様で、

★沢田→シュート 49 ( ! card )( ! dice + ! dice )=★
★加藤→セービング 48 (! card)(! dice + ! dice)=★

と書き込んでください。カードやダイスの結果で分岐します。

【シューター】−【キーパー】
≧1→沢田のシュートがゴールに突き刺さる!  東邦が決勝進出!
≦0→加藤、ゴールを守る!

【補足・補正・備考】
シューターとキーパーのマークが一致した時のみセーブチャンスが生まれます。
一致しなかった場合は枠外にならない限り自動的にゴールです。
この場合シューターのカードの数字が12か13の場合のみ枠外になります。

958 :森崎名無しさん:2014/03/04(火) 00:37:06 ID:???
★沢田→シュート 49 ( ハートK )( 6 + 4 )=★

959 :森崎名無しさん:2014/03/04(火) 00:38:50 ID:???
★加藤→セービング 48 ( JOKER )( 5 + 2 )=★

960 :森崎名無しさん:2014/03/04(火) 00:42:54 ID:???
マジか!

961 :森末(仮):2014/03/04(火) 00:52:13 ID:???
>★沢田→シュート 49 ( ハートK )( 6 + 4 )=59★
>★加藤→セービング 48 ( JOKER =自動6ゾロ)( 5 + 2 )=60★
>沢田が13を出した為枠外。
========================================================================
ポコォン!

沢田「し、しまった!?」
小池「タケシ、コラァ!! 何やってやがるー!!」
加藤「は、はは……(助かった)」

しかしここで決めたいという気持ちが逆にプレッシャーとなってしまったのか。
吉良監督にみっちり鍛え上げられたとはいえ、元は小心者である沢田。
ボールは見当はずれの方向へと打ちあがってしまい、ゴールならず。
これには東邦キャプテンである小池も思わず声を荒げてしまうのだが、
一方でふらのゴールを守る加藤はほっと胸をなでおろす。相手の自滅によるものだが、ともかくこれで1本防げたのだ。

板野「(た、助かった……これで、これで流れがこっちに来てくれれば……!)」
松山「よーしよしよし、まだまだ盛り返せるぞ!」

実況「沢田くん、しっぱーい! これで3本終わって1−2! 先ほどとスコアは変わりません!
   しかし、東邦は1本失敗したとはいえまだ1歩リードをしています!
   まだまだ有利な状況は変わらない以上、ふらのはなんとしてもここは決めておきたい所です!
   ふらの4番手は若松くん! あまり目立った動きは見せませんが、そのドリブルは中々のものと評判です!
   果たしてここを決めて次のキャプテン、松山くんに無事繋げられるか!?」

962 :森末(仮):2014/03/04(火) 00:53:54 ID:???
弥生「えーっと……あれ? これが決まらなかったらどうなるんだったかしら?」
三杉「……これが決まらない場合、ふらのは次とその次を止める事が絶対条件。
   これが決まった場合でもどこかでもう一度相手にシュートを失敗させないと駄目だよ」
弥生「……うん?」
町田「(ああ、緊張感が抜けていく……)」
藤沢「(松山くんに繋げて……御願い!)」

若松「(ひ〜っ! プレッシャーかけるなよー実況ー!! 心臓が飛び出そうなくらい緊張してるのに!!)」
若島津「(タケシめ……まあいい、もう一度でも、何度でも止めてやる……!)」

ピィッ!!

先着2名様で、

★若松→シュート 44 ( ! card )( ! dice + ! dice )=★
★若島津→セービング 54 (! card)(! dice + ! dice)=★

と書き込んでください。カードやダイスの結果で分岐します。

【シューター】−【キーパー】
≧1→若松のシュートがゴールに突き刺さる!
≦0→若島津、ゴールを守る!

【補足・補正・備考】
シューターとキーパーのマークが一致した時のみセーブチャンスが生まれます。
一致しなかった場合は枠外にならない限り自動的にゴールです。
この場合シューターのカードの数字が12か13の場合のみ枠外になります。


そういえばPK時のJOKERの扱いについても説明してませんでした。
JOKERはあくまでもダイヤの15の自動6ゾロ、とさせていただきます。
キーパー側で出た場合でも、必ずセーブチャンスが生まれるというボーナスはつけない予定です。

963 :森崎名無しさん:2014/03/04(火) 00:54:25 ID:???
★若松→シュート 44 ( クラブ2 )( 2 + 2 )=★

964 :森崎名無しさん:2014/03/04(火) 00:54:34 ID:???
★若松→シュート 44 ( クラブJ )( 2 + 3 )=★
加藤はいつも惜しいところで覚醒逃しちゃうなぁ。


965 :森崎名無しさん:2014/03/04(火) 00:54:53 ID:???
★若島津→セービング 54 ( スペードK )( 6 + 1 )=★

966 :森崎名無しさん:2014/03/04(火) 00:55:25 ID:???
成長はしないの?

967 :森崎名無しさん:2014/03/04(火) 00:57:03 ID:???
ん?>>958-959はJOKERでマーク一致で勝負して勝ったことになるのじゃないの?
それで数値負けした場合に枠外処理になるのであって

968 :森崎名無しさん:2014/03/04(火) 01:01:34 ID:???
落ち着いて>>962を読むんだ。
JOKERはダイヤの6ゾロ扱いだよ、セーブする方向が違って覚醒できず、
シューターがKを出したから枠外になったんよ。

969 :森末(仮):2014/03/04(火) 01:06:10 ID:???
>★若松→シュート 44 ( クラブ2 )( 2 + 2 )=48★
>★若島津→セービング 54 ( スペードK )( 6 + 1 )=61★
>≧1→若松のシュートがゴールに突き刺さる!
=================================================================
シュバッ!

若島津「ぐっ……(意外に早い! 届かない……!)」
若松「や、やった……(なんとか決まった……)」

先ほどの金田のシュートを見てから止めた事で慢心をしてしまったか、今度の若島津の初動は遅かった。
結果、ボールを見てからの判断では一歩届かず、若松のシュートはゴールネットを揺らす事に成功。
こうしてなんとか首の皮一枚を繋ぎ、続いて東邦の4本目となる。

実況「ふらの、PK戦でも粘りを見せます!
   2本外しましたが食らいつき、これで2−2! しかし、また東邦の4本目が残っています!
   キッカーを務めるのは東邦学園キャプテン・小池くん!
   負傷を推して、恐らくは自らがキッカーを志願したのでしょう! やる気十分という表情でPKに臨みます!」

岩見「ここで止められないとふらのは厳しいな。
   東邦の5番手は若島津だろう? あいつのキック力は並じゃないぜ」
井沢「だがあの小池もシュート力が低い訳じゃない。 確かに負傷をしているのは痛いかもしれないけどな……」
来生「ここで外したら大笑いしてやるぜ!!」
滝「(なんだろうなぁ……あの小池を見てると、凄い不安を感じる)」

小池「ふふふ、この東邦学園キャプテン・小池秀人様が決めてやる。 秀人ってシュートって読めるしな」
加藤「(言ってる意味がわからない……怖い……早く終わってくれ……)」

ピィッ!!

970 :森末(仮):2014/03/04(火) 01:07:32 ID:???
先着2名様で、

★小池→シュート 51 ( ! card )( ! dice + ! dice )+(軽傷治療済Lv1-1)=★
★加藤→セービング 48 (! card)(! dice + ! dice)=★

と書き込んでください。カードやダイスの結果で分岐します。

【シューター】−【キーパー】
≧1→小池のシュートがゴールに突き刺さる!
≦0→加藤、ゴールを守る!

【補足・補正・備考】
シューターとキーパーのマークが一致した時のみセーブチャンスが生まれます。
一致しなかった場合は枠外にならない限り自動的にゴールです。
この場合シューターのカードの数字が12か13の場合のみ枠外になります。

>>966-967
>>968さんの説明通りとなります。
加藤はダイヤの15(JOKER)、沢田はハートで方向不一致。沢田がKだったので枠外です。
守備側の覚醒は守備側が「ボールに触れた時」なので、覚醒はなしです。

971 :森崎名無しさん:2014/03/04(火) 01:08:04 ID:???
★小池→シュート 51 ( ダイヤ5 )( 5 + 1 )+(軽傷治療済Lv1-1)=★

972 :森崎名無しさん:2014/03/04(火) 01:08:08 ID:???
★小池→シュート 51 ( スペード7 )( 2 + 1 )+(軽傷治療済Lv1-1)=★

973 :森崎名無しさん:2014/03/04(火) 01:09:02 ID:???
★加藤→セービング 48 ( ダイヤ2 )( 6 + 6 )=★

974 :森崎名無しさん:2014/03/04(火) 01:09:23 ID:???
加藤△

975 :森崎名無しさん:2014/03/04(火) 01:09:40 ID:???
だにィ!?

976 :森崎名無しさん:2014/03/04(火) 01:10:09 ID:???
>>973が神セーブきたー!

977 :森崎名無しさん:2014/03/04(火) 01:10:41 ID:???
JOKERは出なかったがいい引きだったぜ

978 :森崎名無しさん:2014/03/04(火) 01:12:23 ID:???
>>970
了解。
ただPKの際にはJOKERは方向一致という扱いにした方が良いように思われますのでご検討を

979 :森末(仮):2014/03/04(火) 01:13:44 ID:???
今日中にこのスレの中で決着、を考えていたのですが、
時間的にも残りレス数的にも、あとサドンデスの可能性があってどこまで続ければいいのかわからないので、
一旦ここで区切らせて頂こうと思います。

明日は両チームの5番手。松山と若島津のキックからです。
スレを建ててから改めて再開とさせていただこうと思いますので、
よろしければスレタイ案を考えて頂けるとありがたいです。

【】俺inキャプ森4【】

それでは。

980 :森崎名無しさん:2014/03/04(火) 01:14:35 ID:???
>>978
JOKER引いて何もないとかモチベすげえ下がるよね

981 :森崎名無しさん:2014/03/04(火) 01:21:34 ID:???
【決勝への】俺inキャプ森4【ペナルティキック】
【藤沢の】俺inキャプ森4【涙】
【《どうぐ》】俺inキャプ森4【《はちまき》】
【後悔しない】俺inキャプ森4【スイッチ】


982 :森崎名無しさん:2014/03/04(火) 01:30:06 ID:???
乙でした。いいですね、このドラマチック感。
【明日への】俺inキャプ森4【ゴール】
【運命の】俺inキャプ森4【一球】
【王者への】俺inキャプ森4【挑戦権】
【松山の魂】俺inキャプ森4【はためく鉢巻】

983 :森崎名無しさん:2014/03/04(火) 05:51:35 ID:???
【最初の目標】俺inキャプ森4【その入り口】
【日本一に】俺inキャプ森4【なるぞ】
【板野にも】俺inキャプ森4【愛を】
【夢に見た】俺inキャプ森4【決勝戦】
【得点王に】俺inキャプ森4【俺はなる】


984 :森崎名無しさん:2014/03/04(火) 09:56:17 ID:???
【南葛か】俺inキャプ森4【胸が熱くなるな】
【王者南葛】俺inキャプ森4【喰うぜ】

985 :森崎名無しさん:2014/03/04(火) 14:29:04 ID:???
PKに勝てなかったら「決勝」や「南葛」の文字が涙無しには見れなくなるな・・・

986 :森末(仮):2014/03/04(火) 21:06:23 ID:???
新スレを建ててきましたが、埋まるまではこちらで更新します。
スレタイ案は>>982さんのものを使わせていただきました。沢山の案ありがとうございました。

>>978 ご意見ありがとうございます。ただやはりこのままダイヤ15扱いでいこうと思います。

>★小池→シュート 51 ( ダイヤ5 )( 5 + 1 )+(軽傷治療済Lv1-1)=55★
>★加藤→セービング 48 ( ダイヤ2 )( 6 + 6 )=60★
>≦0→加藤、ゴールを守る!
>※加藤が6ゾロを出して防いだ為、セービングフラグを取得。
===========================================================================
ズキン!

小池「ぬぐっ!?」

大きく大地を蹴って助走をつけ、ボールを蹴り込もうとした小池。
しかし踏み込んだ瞬間に小池は痛めていた怪我のせいか、一瞬激痛に顔を歪め。
そしてそれはプレイ自体にも悪影響を与える。
乱れたフォームで蹴られたボールは小池の本来狙っていたコースよりも甘く入り……。

加藤「(こ、これなら届く!?)う、うりゃあっ!!」

バシィッ!

小池「う、うげーっ!?」
若島津「馬鹿が……!」

運良くそちらへと飛び込んでいた加藤が伸ばした手がボールに触れた。
結果、ボールは高く弾き飛ばされ枠を外れて飛び越えてゆく。
東邦としては手痛い、ふらのとしては起死回生となる加藤のファインセーブであった。

987 :森末(仮):2014/03/04(火) 21:07:33 ID:???
ワアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!?

実況「と、止めたーっ!!? 小池くんのシュートが決まったかと思われましたが、
   加藤くん、目一杯に伸ばした腕がボールを打ちつけ見事にセーブ成功!
   これで互いに4本目を終えて2−2! イーブン! 一時は東邦有利かと思われましたが、まだわからない!
   まさにふらのの粘り、ふらのの底意地! 全ては5本目を決めるキッカーに託された形となりました!!」

東邦応援団「な、なんでこっちも2本続けて外しちまうんだ〜!」「勝ったと思ってたのに……」
ふらの応援団「ナイスセーブ、加藤! お前も若島津に負けちゃいないぞ!!」「これがふらのの底力だ!!」

見上「驚いたな……あの状況から盛り返すとは」
片桐「ええ、一時は東邦に傾いた流れでしたが、この立て続けの東邦の失敗でイーブン。
   流れだけで見れば、むしろ今はふらの有利とすら思える状況です」

そしてこの結果を見て、驚嘆をしたのは観客席にいる者達である。
小田・金田のシュート失敗により一時は東邦に流れが移ったかに見えたが、
その後の沢田・小池のシュート失敗によって完全にスコア上はイーブン。
むしろここで2連続で止められた東邦側の方が押されているという見方も出来、もはやどちらが勝つかは誰にも予想がつかない。

三杉「そして5本目のキッカーは……ふらのは松山か。
   (ここで決めてくれなければお話にならないぞ……)」
町田「小田くん達ならともかく、松山くんなら決めてくれるわよ……ね、美子」
藤沢「(松山くん……)」

988 :森末(仮):2014/03/04(火) 21:08:35 ID:???
実況「さぁ、そしてふらのは5本目のキッカーとなります。
   トリを務めるのは当然ふらののキャプテン、松山くん!
   今日の試合はDFを主に務めていましたが、その得点力は板野くんに勝るとも劣りません。
   勝利を掴みとる為にも、ここは絶対に決めたい所です!」

観客たちが白熱する戦いに熱狂し、そんな中で静かに祈る少女が見守る中。
松山は巻いたハチマキを風にはためかせながら、ゆっくりと大地を踏みしめて深呼吸をする。

松山「(板野、若松が決め、加藤が繋いでくれたこの場面。
    決められなかったが小田、金田だってチームの為に頑張ってくれたんだ。
    それに今も俺達の勝ちを望んで見守ってくれている他の皆の分までも……必ず決める!
    ここを外したら、俺はキャプテンを名乗れない!)」
若島津「(気持ちは切り替えた……もう何も言わん! 小学生時代同様……止めてみせるぞ!)」

ピィッ!!

先着2名様で、

★松山→シュート 52 ( ! card )( ! dice + ! dice )=★
★若島津→セービング 54 (! card)(! dice + ! dice)=★

と書き込んでください。カードやダイスの結果で分岐します。

【シューター】−【キーパー】
≧1→松山のシュートがゴールに突き刺さる!
≦0→若島津、ゴールを守る!

【補足・補正・備考】
シューターとキーパーのマークが一致した時のみセーブチャンスが生まれます。
一致しなかった場合は枠外にならない限り自動的にゴールです。
この場合シューターのカードの数字が12か13の場合のみ枠外になります。

989 :森崎名無しさん:2014/03/04(火) 21:09:18 ID:???
★松山→シュート 52 ( スペードA )( 2 + 1 )=★

990 :森崎名無しさん:2014/03/04(火) 21:09:21 ID:???
★松山→シュート 52 ( ハートK )( 5 + 5 )=★

991 :森崎名無しさん:2014/03/04(火) 21:10:36 ID:???
★若島津→セービング 54 ( ハートJ )( 2 + 6 )=★

992 :森崎名無しさん:2014/03/04(火) 21:18:26 ID:???
チョコンと蹴った感じかなw

993 :森末(仮):2014/03/04(火) 21:30:47 ID:???
>★松山→シュート 52 ( スペードA )( 2 + 1 )=55★
>★若島津→セービング 54 ( ハートJ )( 2 + 6 )=62★
>≧1→松山のシュートがゴールに突き刺さる!
================================================================
松山光と若島津健、両者は小学生時代よりライバル関係にある選手である。
かつてふらの小サッカー部時代、全国少年サッカー大会準決勝にて決定機であるPKを若島津に止められて以来、
彼は若島津に対して並々ならぬ恨みに近いライバル意識を持ち。
逆に若島津は東邦にスカウトされる候補に自分と残った松山に対してライバル意識を持った。
言わばこの勝負はその小学生時代の恨みを晴らす松山にとっての絶好のチャンスであったと言える。

松山「(今度こそ決める! ここだ、ここで決めるんだ!!)」
若島津「ぐっ……!!」

ザシュッ!!

そしてゴールはネットに突き刺さった。
松山のシュートを見てから反応するのでは止められないと判断をした若島津は勘で飛ぶのだが、
松山はなんとど真ん中にボールを蹴り込む。
若島津に対する恨みつらみ故か、それともその愚直な性格がこの場面でも出てしまったのか。
とにもかくにも一度飛び上がった若島津はポストを蹴って三角飛びで対応する事も出来ず、松山のリベンジは果たされたのであった。

実況「決まったー! 松山くん、ど真ん中に綺麗に押し込みました!
   さぁ一転をして東邦はピンチ! ここで外しては決勝進出はふらのに決まってしまう場面です!」

松山「よぉおおおおおおし!!」
板野「やった、やったぞ松山!(これで東邦はプレッシャーな筈だ。 PKは先行有利って聞くし!)」
佐瀬「ナイスキャプテン!(げ……もしかしてこれ、サドンデスになる流れ?)」
本田「後は任せたぜ、加藤!(頼む止めてくれ〜! 下手すると俺達に回ってくる!)」

994 :森末(仮):2014/03/04(火) 21:31:50 ID:???
ゴールを決めた松山は歓喜の声を上げ、大きくガッツポーズ。
ふらのメンバーもその周囲に集まり、後は加藤に期待を寄せるだけである。
一方で決められた若島津は地面を殴りつけて怒りを発散させるが……。
次が自分がキッカーである事を思い出すと即座に立ちあがり、キッカーの定位置へと移動を始める。

沢田「わ、若島津さん、その……」
小池「た、頼む! 決めてくれ!」
若島津「……言われるまでもない!」

実況「さぁ、東邦5本目のキッカーはなんとゴールキーパーである若島津くん!
   しかし、そのキック力の高さは皆さんも周知の筈です。 それがシュートに生かされれば、止める事は難しいでしょう。
   若島津くん、ここは自ら決めてサドンデスに持ち込みたい所です!」

若島津「(こんな所で終わってたまるか……! 今年こそ、俺は南葛に借りを返すんだ……!)」
加藤「(す、すげぇ睨んでくるよ……こえぇぇぇ〜!!)」

ピィッ!!

995 :森末(仮):2014/03/04(火) 21:32:54 ID:???
先着2名様で、

★若島津→シュート 52 ( ! card )( ! dice + ! dice )=★
★加藤→セービング 48 (! card)(! dice + ! dice)=★

と書き込んでください。カードやダイスの結果で分岐します。

【シューター】−【キーパー】
≧1→若島津のシュートがゴールに突き刺さる!
≦0→加藤、ゴールを守る!

【補足・補正・備考】
シューターとキーパーのマークが一致した時のみセーブチャンスが生まれます。
一致しなかった場合は枠外にならない限り自動的にゴールです。
この場合シューターのカードの数字が12か13の場合のみ枠外になります。

>>992 通常のシュート判定なら残念過ぎる数値でしたねw

996 :森崎名無しさん:2014/03/04(火) 21:33:53 ID:???
★若島津→シュート 52 ( スペード5 )( 1 + 5 )=★

997 :森崎名無しさん:2014/03/04(火) 21:33:54 ID:???
★若島津→シュート 52 ( ダイヤ10 )( 4 + 3 )=★

998 :森崎名無しさん:2014/03/04(火) 21:34:15 ID:???
★加藤→セービング 48 ( ハートA )( 5 + 3 )=★

999 :森崎名無しさん:2014/03/04(火) 21:34:16 ID:???
★加藤→セービング 48 ( ダイヤK )( 2 + 5 )=★

1000 :森崎名無しさん:2014/03/04(火) 21:35:05 ID:???
★加藤→セービング 48 ( スペード4 )( 5 + 3 )=★

1001 :1001:Over 1000 Thread
このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。

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