キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
キャプテン森崎まとめ掲示板TOP
■掲示板に戻る■
全部
1-
101-
201-
301-
401-
501-
601-
701-
801-
901-
最新50
レス数が1000を超えています。残念ながら全部は表示しません。
【かつて見た】俺inキャプ森3【栄光の道】
1 :
森末(仮)
:2013/10/30(水) 00:29:57 ID:???
このスレは、キャプテン森崎のスピンアウト作品です。
参加者の皆さんの選択、及びカード引きによって物語が展開していきます。
他の森崎板でのスレと被っている要素や、それぞれの原作無視・原作崩壊を起こしている表現。
その他にも誤字脱字や稚拙な状況描写等が多数あるかと思いますが、お目こぼし頂ければ幸いです。
☆前スレ☆
【頂天への】俺inキャプ森2【道程】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1381329922/l50
☆あらすじ☆
キャプテン森崎を心から愛する男板野住明はある日キャプテン森崎の精、
通称『森末』からキャプテン森崎の外伝スレへと参加してみないかと提案をされ外伝世界へと飛ばされる。
ふらの中学で松山達と共に鍛錬を繰り返し、1年と少しの期間を費やして臨んだ3年目の全国大会。
板野は「マグナムシュート」を武器に大暴れをし、1回戦・早田率いる『東一中』、2回戦『錦が丘』、
3回戦・立花兄弟のいる『花輪中学』を次々に撃破していく。
迎えた準決勝、これに勝てば若島津が待ち受ける東邦が待ち構える中行われた『比良戸中学』との試合。
ダークホース『比良戸』は隠していたその実力を見せ、板野達は審判の笛に助けられながらも1−0と前半で1点のリード。
そして、前半22分、再び回ってきたチャンスで板野はマグナムシュートを打とうとするのだが……。
553 :
森崎名無しさん
:2013/11/19(火) 23:53:41 ID:???
★島野→パスカット 47 (
スペード6
)(
4
+
6
)+(人数差補正+1)=
今井→パスカット 48 (
ハート8
)(
5
+
6
)+(人数差補正+1)=★
554 :
森崎名無しさん
:2013/11/20(水) 00:08:19 ID:???
金田パス強めだな、49ぐらいだと思ってた
555 :
森末(仮)
:2013/11/20(水) 00:14:18 ID:???
>★若松→ワンツー 49 ( ダイヤ6 )( 6 + 1 )=56
> 金田→ワンツー 51 ( ハート3 )( 5 + 3 )=59★
>★島野→パスカット 47 ( ハートA )( 5 + 2 )+(人数差補正+1)=55
> 今井→パスカット 48 ( ダイヤ5 )( 5 + 2 )+(人数差補正+1)=56★
>≧2→若松と金田の素早いワンツーで一気に東邦中盤を切り裂いた! そのまま金田が板野へとスルーパス!
===================================================================================================
ズバンッ ダダダッ パシーンッ
島野「う、うおっ……!?」
今井「速い……!」
金田「(ふぅ……これくらいなら、なんとかなるか)」
パスワークを最大の売りとするふらのの中でも、キャプテンである松山に次いでそのパス精度に定評があったのは金田である。
以前試合中にパス能力に更に磨きをかけてからはその成長も著しく、
パスを出す速度、精度、そして受ける相手の次の行動への移行しやすさも考えたパスは全国でも上位に入るレベルだろう。
当然ながら東邦守備陣はこのパスワークについていく事が出来ず、金田と若松の2人は一気に中盤を突破。
こうして後半5分、いきなりふらのにとって後半はじめてのチャンスが生まれようとする。
板野「よーし、こっちだ金田! 俺にくれ!!」
金田「おう!」
実況「ふらの、再びシュートチャンスになりそうだ!
ゴール前にはCF板野くんが駆け込み、パスを待ち受けているぞ!
金田くん、ここは迷う事なく板野くんへとスルーパスを出す! これが通れば一気にビッグチャンスだ!」
小池「おのれ、通すか! このキャプテン小池がいる限りそう易々とはやらせんぞ!!」
556 :
森末(仮)
:2013/11/20(水) 00:15:36 ID:???
先着2名様で、
★金田→パス 51 (! card)(! dice + ! dice)=★
★小池→パスカット 51 (! card)(! dice + ! dice)+(軽傷治療済Lv1-1)=★
と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。
MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→パスは板野に届いた! シュートチャンスだ!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から(板野がフォロー、板野と山辺で競り合い、古田がフォロー)
≦−2→東邦ボールに。
>>554
以前覚醒をしてスキル・パス+2を習得した結果ですね。
元が低くなかった為にかなりの武器にはなっています。
557 :
森崎名無しさん
:2013/11/20(水) 00:16:31 ID:???
★金田→パス 51 (
スペード6
)(
5
+
5
)=★
558 :
森崎名無しさん
:2013/11/20(水) 00:17:07 ID:???
★小池→パスカット 51 (
スペード8
)(
5
+
2
)+(軽傷治療済Lv1-1)=★
559 :
森末(仮)
:2013/11/20(水) 00:38:31 ID:???
本日は一旦ここで区切らせていただきます。
それでは。
560 :
森崎名無しさん
:2013/11/20(水) 00:44:18 ID:???
金田華麗だ
ふらのの岬や!
561 :
森崎名無しさん
:2013/11/20(水) 16:43:43 ID:???
349で覚醒2pt取れたからな。
今回ダイジェストは厳しそうだし、シュート判定で6ゾロを出して10ptに届かせたいな。
562 :
森崎名無しさん
:2013/11/20(水) 16:48:02 ID:???
やったぜ金田ァ!
563 :
森末(仮)
:2013/11/20(水) 23:47:19 ID:???
>★金田→パス 51 ( スペード6 )( 5 + 5 )=61★
>★小池→パスカット 51 ( スペード8 )( 5 + 2 )+(軽傷治療済Lv1-1)=57★
>≧2→パスは板野に届いた! シュートチャンスだ!
===========================================================================
金田「(こんだけ注目されてて失敗したら赤っ恥もいいところだ! なんとか繋げないと!)それっ!」
バシュウッ!
小池「く、くそーっ!!」
パスカット能力も十二分に高い小池だったが、金田のパス精度の高さも相応のものである。
この状況において両者の気迫もほぼ同等となれば、勝敗を分けるのはコンディション。
前半は大した活躍も見せず、体力は十二分に余っていた金田と、
治療をしたとはいえ未だに肩の痛みは抜け切っていない小池。
どちらの体調がすぐれているかは明白であり、金田の出したパスは綺麗に板野へと通ったのだった。
ワアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!
実況「通ったァ〜! 金田くんの鋭いパスが板野くんへと通りました!
東邦DF、慌ててシュートコースを防ぎに向かうが……ボールを奪いに向かうには少し距離があります!
これは板野くん、文句なしのシュートチャンスが巡ってきました!」
ふらの応援団「よっしゃー! いいぞ金田!」「ここまでお膳立てしたなら決めろよ板野!」「今度こそゴールだ!!」
東邦応援団「うぎゃー! 何やってんだ小池ー!」「大丈夫だ、今日の若島津は好調だ!」「ここを防いで反撃だぞ!」
そしてここで板野へとボールが渡った事で、観客席からは一斉に歓声と悲鳴が響き渡る。
今日の試合、やはり勝敗を分けるのはどちらが先に点を奪うか。
ふらののエースストライカー、板野へとボールが渡ったとあれば観客たちの注目も集まり、
板野はビリビリと震えるような声援を背中に受けながら、どうしたものかと思案をする。
564 :
森末(仮)
:2013/11/20(水) 23:50:37 ID:???
板野「(後半開始からまだ10分も経ってない……!
東邦の攻撃の芽を早くに抓んで、ここまでいい流れでボールを運んでくれたんだ。
なんとしても決めたい所だけど、どうする……!?)」
A.今度こそ決めてやる! マグナムシュートだ!
B.早い時間だからこそ節約しないと! 弾丸シュートだ!
C.いっそ思い切って普通のシュートだ!
D.もう一度ドリブルゴールを狙ってみよう! シュートでの勝負は危険だ!
E.ここはドフリーの小田に任せてみようかな?
先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
※板野くんのガッツ 770/830
>>560
>>562
金田のパス力は大きな武器になりますね。
>>561
覚醒ptシステムはJY編では採用するかどうか、採用をしても厳しくなったりするかもしれませんので、
全国大会終了時点でptは使い切る方向がよいかと思います。
採用をするにしても、JY編に移行する時に覚醒ptをリセットする方向で考えてますので……。
565 :
森崎名無しさん
:2013/11/20(水) 23:52:18 ID:+g3z9+qo
D
566 :
森崎名無しさん
:2013/11/20(水) 23:53:12 ID:JGuG74PQ
D
567 :
森末(仮)
:2013/11/21(木) 00:47:18 ID:???
>D.もう一度ドリブルゴールを狙ってみよう! シュートでの勝負は危険だ!
===========================================================================
板野「(いや……慌てるな! マグナムシュートを撃つ事に囚われちゃいけない……!
もう一度だ、もう一度作戦通り一対一を狙いに行くんだ!)」
ダダダッ!
若島津「(打ってこないだと……? ふん、一対一狙いか……! どちらでもいい、俺が止めればいいだけの話だ!!)」
ここで板野はマグナムシュートを撃つのではなく、一対一を狙いにドリブルでPA内へと侵入をした。
元々今日の試合に臨むにあたって、三杉と打ち合わせていたのは若島津のセービングと一騎打ちをするのではなく、
一対一を積極的に狙いに行って若島津をかわすというもの。
初心に帰る気持ちも込めて板野はそのまま直進し、若島津と勝負を挑もうとするのだが、
当然ながら東邦DFもこれを見過ごす訳もない。
実況「いや、撃たない! 板野くん撃たない!
ここは更にドリブルで進みます! これは若島津くんと一対一の状況を作りたいという事でしょうか!?
しかし、東邦DFも板野くんを囲みボールを奪おうと襲い掛かる! 果たして突破できるか!?」
古田「またきやがったか!」
高島「今度も止めてやる!」
板野「(今度こそ抜いて、若島津と一対一だ……!!)」
568 :
森末(仮)
:2013/11/21(木) 00:48:25 ID:???
先着2名様で、
★板野→ドリブル 53 (! card)(! dice + ! dice)=★
★高島→タックル 48 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=
古田→タックル 48 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=★
と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。
MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→板野が東邦守備陣を抜き去った! 若島津と一対一だ!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から(小田がフォロー、小田と山辺で競り合い、山辺がフォロー)
≦−2→東邦ボールに。
【補足・補正・備考】
板野がダイヤかハートで「強引なドリブル(+2&吹っ飛び係数2)」
569 :
森崎名無しさん
:2013/11/21(木) 00:49:18 ID:???
★板野→ドリブル 53 (
クラブK
)(
1
+
2
)=★
570 :
森崎名無しさん
:2013/11/21(木) 00:50:05 ID:???
★高島→タックル 48 (
ダイヤ6
)(
1
+
5
)+(人数差補正+1)=
古田→タックル 48 (
ダイヤ9
)(
3
+
2
)+(人数差補正+1)=★
PK貰う気満々w
571 :
森崎名無しさん
:2013/11/21(木) 00:50:28 ID:???
★高島→タックル 48 (
クラブ4
)(
1
+
5
)+(人数差補正+1)=
古田→タックル 48 (
スペード8
)(
5
+
2
)+(人数差補正+1)=★
572 :
森末(仮)
:2013/11/21(木) 01:09:56 ID:???
短いですが本日はここで区切らせていただきます。
それでは。
573 :
森崎名無しさん
:2013/11/21(木) 02:48:37 ID:???
たすかったw
574 :
森崎名無しさん
:2013/11/21(木) 07:30:19 ID:???
1対1に持ち込む作戦やめたほうがよさそうだな
板野の引きを見るとダイス判定を2回とも完勝は難しそうだ
575 :
森崎名無しさん
:2013/11/21(木) 08:27:11 ID:???
シュートも大概なんだよなあ
576 :
森崎名無しさん
:2013/11/21(木) 19:07:02 ID:???
今ので厄払いできたでしょ!
577 :
森崎名無しさん
:2013/11/21(木) 21:09:00 ID:???
小田八方塞がり、山室にセンタリングもとい生贄にするしかない
578 :
森末(仮)
:2013/11/22(金) 23:15:15 ID:???
>★板野→ドリブル 53 ( クラブK )( 1 + 2 )=56★
>★高島→タックル 48 ( ダイヤ6 )( 1 + 5 )+(人数差補正+1)=55
> 古田→タックル 48 ( ダイヤ9 )( 3 + 2 )+(人数差補正+1)=54★
>=1→ボールはこぼれ球に。小田がフォロー
==============================================================================
板野「うおおおおおおおおおおっ!!」
前半で若島津と一対一を挑むときと同じように、板野はPA内へと突撃をした。
殆ど猪突猛進に近い形であり、しかし、本来ならば板野のパワーならばその猪突猛進な突破も有効。
事実これまでの試合でも何度も相手を吹き飛ばし、単身での中央突破にも成功をしてきていたのだ。
高島「やらせるかっ!」
板野「なっ、なにィ!?」
若島津「(……うちのDFも役に立たんと思っていたが、今日に限ってはそうでもないらしいな)」
バチィッ!!
しかし、板野は忘れていた。
前半戦ではそのような突破をしようとしても、東邦DFに止められていたという事を。
横から掠めるようにしてボールへと接触を図った高島は、見事に板野との正面衝突を避け、
ボールは転々と転がり板野の元から離れて行ってしまうのだった。
実況「駄目です! またも板野くん、突破できません!!
ボールは零れ、小田くんがフォロー! ふらの、まだチャンスは続きます!」
東邦応援団「よーし、板野を封じたなら怖いものなしだ!」「打たせろ! 打たせちまえ!」
ふらの応援団「何やってんだよ板野ー!!」「シュートチャンスだから撃てばよかったのに……」
579 :
森末(仮)
:2013/11/22(金) 23:16:29 ID:???
弥生「なんであの人撃たなかったのかしら? ボール奪われ……はしなかったけれど、離しちゃったし。
あれなら撃った方が得だったと思うんだけどなぁ……」
三杉「最後はシュートで終われればいい、というのは少し安易な考えだね。
打っても決まらないシュートを打つくらいならば、更にチャンスを広げるようにするのは効果がある」
弥生「えっ、そ、そうなのかしら?」
三杉「(とはいえ、今日の板野は不調なのか、それとも東邦DFに気合が入っているのか……。
どちらにしろ、ここから板野の臨機応変さが試される場面だな)」
こうして板野が再びチャンスを潰した事で、観客席からは歓声とため息が漏れる。
板野はつんのめりながらも踏みとどまりつつ、その声を背中で受けていたのだが、
体勢を整えようとしながらちらりと横を見れば、そこには必死にボールをキープしようとする小田の姿。
ここで自分が打ってもどうせ決まらないとわかっているが故に、
板野の体勢が整うのを待とうとしているなんとも後ろ向きであるが非常に現実的なプレイがそこにあった。
小田「(ちくしょーっ! 決まるにしろ決まらないにしろ打ってくれりゃよかったのに!)」
山辺「よし、ここで奪い返すぞ!」
松木「おう!」
小田「(キープだ! キープするしかねぇ!)」
先着2名様で、
★小田→ドリブル 48 (! card)(! dice + ! dice)=★
★松木→タックル 47 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=
山辺→タックル 48 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=★
と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。
MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→小田が懸命にキープしボールを死守! 体勢を整えた板野に再びボールを渡す!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から(金田がフォロー、金田と小池で競り合い、小池がフォロー)
≦−2→東邦ボールに。
580 :
森崎名無しさん
:2013/11/22(金) 23:17:04 ID:???
★小田→ドリブル 48 (
ダイヤ9
)(
6
+
6
)=★
581 :
森崎名無しさん
:2013/11/22(金) 23:17:17 ID:???
★小田→ドリブル 48 (
ハート9
)(
5
+
1
)=★
582 :
森崎名無しさん
:2013/11/22(金) 23:17:26 ID:???
★小田→ドリブル 48 (
ハート2
)(
5
+
5
)=★
583 :
森崎名無しさん
:2013/11/22(金) 23:18:03 ID:???
★松木→タックル 47 (
ダイヤK
)(
1
+
5
)+(人数差補正+1)=
山辺→タックル 48 (
スペードJ
)(
6
+
4
)+(人数差補正+1)=★
584 :
森崎名無しさん
:2013/11/22(金) 23:18:09 ID:???
★小田→ドリブル 48 (
ダイヤ5
)(
2
+
3
)=★
585 :
森崎名無しさん
:2013/11/22(金) 23:18:55 ID:???
あちゃあ、覚醒はなしか
586 :
森崎名無しさん
:2013/11/22(金) 23:19:10 ID:???
見事な引きだったが弾かれたか
587 :
森末(仮)
:2013/11/22(金) 23:57:15 ID:???
短いですが本日はこれだけです。
それでは。
588 :
森末(仮)
:2013/11/24(日) 23:42:21 ID:???
>★小田→ドリブル 48 ( ダイヤ9 )( 6 + 6 )=60★
>★松木→タックル 47 ( ダイヤK )( 1 + 5 )+(人数差補正+1)=54
> 山辺→タックル 48 ( スペードJ )( 6 + 4 )+(人数差補正+1)=59★
>=1→ボールはこぼれ球に。金田がフォロー
==========================================================================
この時、小田は己に出せる全力のキープで松木と山辺を相手にボールを保とうとした。
今の状況は間違いなく板野の失態によって生まれてしまった状況であるが、
だからといってここでキープに失態をしてしまえば自分までそのミスに巻き込まれてしまうだろう。
それだけはなんとしても回避したいという思いは力となり、思わず東邦DFも怯んでしまう程の気迫で執念のキープを見せる。
松木「く、くそっ、こんな奴なんかに……!」
小田「(渡してたまるか……! っていうか板野、早くパス出せる位置に……!)」
山辺「(む、視線が逸れた!?)チャンスだ!」
バチッ!!
小田「し、しまった!?」
しかし、いつまでもキープをするという事は不可能だった。
この試合、今まで以上に気合の入ったディフェンスを見せる東邦DF陣は小田の一瞬の隙をつき、ボールを零す事に成功。
思わず小田は頭を抱えてしまいたくなるが、それでもまだふらののチャンスは継続をしていた。
金田「大丈夫だ、小田!(ひぇ〜、こっちに転がってきちまった)」
小田「か、金田!(助かった〜)」
零れたボールは、近くにいた金田がフォローに成功。
尚もふらのがボールをキープし、なんとか板野へとつなげようとする。
589 :
森末(仮)
:2013/11/24(日) 23:43:37 ID:???
実況「小田くん、キープ失敗! しかし、このこぼれ球はふらのがまたしてもフォローします!
流石は粘りのふらの! 何度弾かれても、必死で食らいつく!
東邦は逆に攻めの手を断ってはいますが、完全に断ち切れている訳ではなく辛抱の時間が続きます!」
片桐「なんとかもう一度ふらのとしては板野にシュートチャンスを作りたい所ですね。
ここでカウンターを食らうのはやはり勿体ない」
見上「うむ、とはいえ問題はここをキープできるかどうかという事だ。
ここまでは両者共に綱渡り、一瞬でも気が緩んだ方が攻め込まれてしまう」
小池「うおおお、そのボールを寄越せェ!!」
金田「(うげっ、こっちに来た! やべぇな……ここからじゃ板野にもパスが通しにくい。
一旦、外に叩くしかねぇ!)若松!!」
バシッ!!
ボールを金田は直接板野へとパスを通そうとしたのだが、
体勢を整える前に小池がコースを防ぎながらプレスをかけ、あえなく一旦外へとボールを叩く。
このボールは右サイドの若松へと渡り、今度はサイドから中央の板野へとパスを出そうとするのだが……。
今井「いい加減諦めろ! うりゃあっ!!」
若松「そういう訳にはいかねぇんだよ!(俺が下手こく訳にはいかねぇ!!)」
590 :
森末(仮)
:2013/11/24(日) 23:44:45 ID:???
先着2名様で、
★若松→ドリブル 50 (! card)(! dice + ! dice)=★
★今井→タックル 48 (! card)(! dice + ! dice)=★
と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。
MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→若松がサイドでボールキープに成功し、板野へとセンタリングを上げようとする!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から(山室がフォロー、ふらのスローイン、古田がフォロー)
≦−2→東邦ボールに。
>>585-586
惜しかったですね。
591 :
森崎名無しさん
:2013/11/24(日) 23:45:25 ID:???
★若松→ドリブル 50 (
クラブ5
)(
3
+
3
)=★
592 :
森崎名無しさん
:2013/11/24(日) 23:47:30 ID:???
★今井→タックル 48 (
ダイヤA
)(
5
+
6
)=★
593 :
森末(仮)
:2013/11/25(月) 00:23:50 ID:???
>★若松→ドリブル 50 ( クラブ5 )( 3 + 3 )=56★
>★今井→タックル 48 ( ダイヤA )( 5 + 6 )=59★
>≦−2→東邦ボールに。
===========================================================================
お互いの実力もほぼ伯仲、流れも拮抗していた中で勝敗を決めるのはやはり気力である。
ふらのメンバー達にも、『自分だけが大きな失態をするわけにはいかない』という確固たる意識は確かにあった。
しかし、それはあくまでもミスさえしなければいい、という身勝手な思いである。
最低限の仕事さえ果たせれば、勝てなくてもいいという思いだけでは、いつか必ず限界は来る。
逆に東邦DF陣はといえば、皆が皆やる気に満ち溢れていた。
ここまでの試合でも注目をされるのは強力な攻撃陣である反町や沢田、小池ばかり。
たまに守備機会があったとしても、全て若島津が持っていく。
単なる路傍の石同然にしか扱われない彼らにも、エリート集団である東邦学園のスタメンを張っているという自覚と誇りがあった。
今日の試合、板野や松山という同世代最高クラスの攻撃陣を抑える事が出来れば、
必ずや注目をされるだろうと彼らのモチベーションは今大会最高潮を迎えていたのである。
ズザザザァアアアアアアッ!!
今井「(若島津に出番も与えん! 俺達の力で攻撃を防いでみせるんだ!)うおおおっ!」
若松「し、しまった!?」
そして、彼らの執念は報われた。
渾身の力を込めてスライディングタックルをした今井は、鋭くボールを若松から奪い取り、
見事にふらの中学の攻撃の芽を摘んでしまったのである。
594 :
森末(仮)
:2013/11/25(月) 00:25:34 ID:???
ワーワー! ワーワー!!
実況「奪われたーっ! ふらの、ここに来てボールを奪われてしまいました!
粘りのふらのの執拗な攻撃でしたが、東邦DF陣の懸命な守備が僅かに上回った!
ふらの、攻撃しっぱーい!!」
ふらの応援団「あぁぁぁ、もうちょっとだったのに!」「まずいぞ、戻れ戻れ!」「まだチャンスはあるぞ!」
東邦応援団「見たか!我らが東邦は若島津達だけのチームじゃないんだぞ!」「いけー!このまま先取点だ!!」
若松「あわわ……(く、くそ……なんか俺のせいみたいになってないかこれ!?)」
板野「(俺が突破に成功していれば……)」
松山「みんな、慌てるな! たかが1度攻撃に失敗しただけだぞ!
切り替えてしっかり守っていくんだ!」
ここまで攻撃を続けていたふらのは、結局チャンスらしいチャンスを作る事も出来ないまま攻撃を終えてしまった事で、
僅かながら意気消沈しかけてしまうのだが……。
松山が必死に声を張り上げて激励をした事で、なんとか踏み止まり守備に戻り始める。
一方、ボールを奪った今井は素早く起き上がるとそのままゴール前からボールを離そうと大きくクリアー。
放たれたボールは大きな音を立てながら飛び上がり……。
先着1名様で、
★ボールの行方→! card★
と書き込んでください。マークで分岐します。
JOKER→若島津「こう来ると思っていたぞ!」 なにィ!?ふらのゴール前にいつの間にか若島津がいるだと!?
ダイヤ→沢田がフォロー! 再びキープしながら攻め込み始める!
ハート→反町がフォロー! 沢田とのコンビプレイから再びダイレクトシュートを狙いに行く!
スペード→竹野内がフォロー! 一旦沢田に戻そうとするが本田に詰め寄られる!
クラブ→反町と松山で競り合い勝負になるぞ!
595 :
森崎名無しさん
:2013/11/25(月) 00:30:57 ID:???
★ボールの行方→
スペードQ
★
596 :
森末(仮)
:2013/11/25(月) 00:33:53 ID:???
短いですが本日も一旦ここで区切らせていただきます。
それでは。
597 :
森末(仮)
:2013/11/26(火) 23:22:25 ID:???
>★ボールの行方→ スペードQ ★
>竹野内がフォロー! 一旦沢田に戻そうとするが本田に詰め寄られる!
========================================================================
竹野内「ナイスクリアー!」
今井の打ち上げたボールは、ふらの陣内に切り込んでいたFWの竹野内がフォローをした。
こうして再び攻守が逆転し、東邦としても一気に先取点を上げに行きたい場面。
しかし、東邦で現在攻撃に参加出来るメンバーは前線に残っていたFWの竹野内と反町。
そして、やや上がり目の位置で待ち構えていた沢田と島野くらいなものである。
竹野内「(人数は4人だけど……やっぱこのまま切り込むだけじゃ厳しいな。
特にふらのは松山がまだ待ち構えているんだ、監督の言ってたように人数をかけて押すしかない)」
この時竹野内の脳裏に過ぎったのは、後半に臨む際に東邦学園を率いる監督――北詰が授けた策。
即ち、攻撃をする際はなるべく人数をかける事。
特に反町・沢田・小池という東邦攻撃の三本柱をメインに使えというもの。
つい先ほどまでゴール前まで戻り守備に参加していた小池が攻撃に参加するには時間がかかり、
竹野内はここは速攻ではなく、じっくりと時間をかけて攻め込むべきだと判断し沢田へと一旦ボールを戻そうとした。
ダダダッ!
本田「そうはいくか!(このまま素直にバックパスさせたら何言われるかわかったもんじゃねぇ!)」
竹野内「うっ……(まずはこいつをかわさないとタケシに戻せないか。やるしかない!)」
しかし、それより素早くふらの右SB――本田がボールを奪いに挑みかかった。
598 :
森末(仮)
:2013/11/26(火) 23:23:32 ID:???
先着2名様で、
★竹野内→ドリブル 49 (! card)(! dice + ! dice)=★
★本田→タックル 47 (! card)(! dice + ! dice)=★
と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。
MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→竹野内が本田をかわし、沢田にバックパス! ゆったりとキープをしながらふらの陣内に攻め込むぞ!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から(反町がフォロー、反町と松山で競り合い、松山がフォロー)
≦−2→ふらのボールに。
599 :
森崎名無しさん
:2013/11/26(火) 23:24:14 ID:???
★竹野内→ドリブル 49 (
スペードJ
)(
2
+
4
)=★
600 :
森崎名無しさん
:2013/11/26(火) 23:26:36 ID:???
★本田→タックル 47 (
ダイヤ2
)(
1
+
2
)=★
601 :
森崎名無しさん
:2013/11/26(火) 23:26:43 ID:???
★本田→タックル 47 (
スペード8
)(
5
+
2
)=★
602 :
森崎名無しさん
:2013/11/26(火) 23:26:59 ID:???
★本田→タックル 47 (
スペード7
)(
5
+
5
)=★
△
603 :
森崎名無しさん
:2013/11/26(火) 23:27:01 ID:???
★竹野内→ドリブル 49 (
スペードQ
)(
6
+
4
)=★
604 :
森末(仮)
:2013/11/27(水) 00:00:52 ID:???
>★竹野内→ドリブル 49 ( スペードJ )( 2 + 4 )=55★
>★本田→タックル 47 ( ダイヤ2 )( 1 + 2 )=50★
>≧2→竹野内が本田をかわし、沢田にバックパス! ゆったりとキープをしながらふらの陣内に攻め込むぞ!
===================================================================================================
竹野内「よっと、それっ!」
本田「しまった!」
勢いよく竹野内に突っ込む本田だったが、その動きは焦りのせいかバラバラである。
竹野内は悠々と本田をいなすと、そのまま沢田へとバックパス。
これは誰にも邪魔される事はなく通り、ボールをもった沢田はゆっくりと上がりながらボールをキープする。
沢田「ここまで堅守で応えてくれてる守備陣の人たちの為にも、1点、確実に取りに行きましょう!」
反町「おう!(弱音なんか吐いてられない……ボールが来たら、全てを出し切るつもりで打つぞ!)」
実況「東邦、ここは一気にカウンターで攻め込まずに一旦ボールを沢田くんまで戻します。
じっくりと攻めてふらの守備陣を回避しようという狙いでしょうか?
しかし、ふらのも上がっていた選手たちが守備に戻り始めています!」
長野「折角のカウンターチャンスだったのに、あれでいいのか?」
井沢「カウンターチャンスとはいえ、ふらのはDF5人が残っていたからな。
特に松山がいる以上は、ゴール前でチャンスを作れても防がれていた可能性がある。
人数をかけてなんとか松山をかわそう、って腹積もりだろうな」
滝「確かにさっきまでのプレイを見る限り、松山のクリアーもブロックも下手なDFより上手いからなぁ」
松山「みんな、戻れ! 下がりながら守備をするんだ!」
金田「はい!(ううー、あいつ板野みたいな強引な突破するんだよなぁ……あたりたくね〜!)」
こうして遅攻を見せる東邦には、ふらのも急いで戻りつつ人数を確保して守備にあたっていく。
そんな中、板野はといえば……。
605 :
森末(仮)
:2013/11/27(水) 00:02:03 ID:???
A.ここで決められちゃ話にならない!急いで戻って俺も守備参加だ!
B.いや、ここは皆を信じるんだ!前で待機してカウンターを狙うぞ!
C.いや、松山の指示は間違っている!ここはDF前に出て積極的にプレスを狙うべきだ!
先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
606 :
森崎名無しさん
:2013/11/27(水) 00:02:56 ID:fA+fL2VE
B
607 :
森崎名無しさん
:2013/11/27(水) 00:08:40 ID:4dlkLbt+
B
608 :
森崎名無しさん
:2013/11/27(水) 00:08:54 ID:fgUL2kYk
B
609 :
森末(仮)
:2013/11/27(水) 00:27:53 ID:???
>B.いや、ここは皆を信じるんだ!前で待機してカウンターを狙うぞ!
======================================================================
板野「(……何度も失敗をしてるけど、それでも俺の役目は点を取る事なんだ!
頼むみんな……ここを凌いでくれ!!)」
板野は自分も守備に参加したくなる気持ちをぐっと堪え、今回も守備参加を見送った。
既に何度もチャンスを潰し、こうして攻め込まれる回数を増やしてしまった一因は板野にもあったが、
それでもふらのは今日の試合攻撃を板野に頼らざるを得なく、
そして板野自身も慢心ではなく自分がそのような役割として期待されていると自覚をしていた。
故に、何度失敗をしても最後は自分が決めるしかない。
守ってくれる事を信じて自分は攻撃に集中するしかないと判断をしたのである。
こうして板野はいつでもボールを受け取れるよう、
流石に東邦ゴール前からは離れたもののそれでも守備には参加出来ない程の深い位置にポジションを移す。
一方、ボールを持っていた沢田はミドルサードへと侵入し更に単独で切り込む。
小池もようやく沢田のやや後方まで追いつき、このままならば3人がかりでゴールを狙いに行ける位置に入るのだが、
小池がここまで上がれたという事は他のふらの選手たちも戻る事が可能だったという事と同義である。
実況「さぁ東邦学園! 後半に入って初めてのシュートチャンスを作る事が出来るか!?
ゴール前にはFWの反町くん、キャプテンの小池くんも上がってきている!
しかし、ふらのMFもここでようやく追いつきました! 金田くん、小田くんが後方から沢田くんへ迫る!
沢田くん、キープ成功なるか!?」
小田「くそーっ! (吹き飛ばすなよ! いいか、絶対に吹き飛ばすなよ!?)」
金田「いくぞ、小田!(やっぱCMFって出番が増えるからやだー!)」
沢田「(さっきみたいな失敗をする訳にはいかない……!)」
610 :
森末(仮)
:2013/11/27(水) 00:28:58 ID:???
先着2名様で、
★沢田→ドリブル 53 (! card)(! dice + ! dice)=★
★小田→タックル 46 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=
金田→タックル 46 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=★
と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。
MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→沢田がキープに成功! 再びゴール前になだれ込み、松山に3択を強いる!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から(島野がフォロー、島野と若松で競り合い、若松がフォロー)
≦−2→ふらのボールに。
【補足・補正・備考】
沢田がダイヤ・ハートで「強引なドリブル(+2&吹っ飛び係数2)」
611 :
森崎名無しさん
:2013/11/27(水) 00:29:22 ID:???
★沢田→ドリブル 53 (
ダイヤ7
)(
5
+
5
)=★
612 :
森崎名無しさん
:2013/11/27(水) 00:34:24 ID:???
★小田→タックル 46 (
スペード9
)(
2
+
3
)+(人数差補正+1)=
金田→タックル 46 (
ハート4
)(
3
+
5
)+(人数差補正+1)=★
613 :
森末(仮)
:2013/11/27(水) 00:43:09 ID:???
本日は一旦ここで区切らせていただきます。
それでは。
614 :
森崎名無しさん
:2013/12/04(水) 00:22:26 ID:???
繁忙期やからしゃーない
615 :
森崎名無しさん
:2013/12/08(日) 23:43:18 ID:???
あくしろよ
616 :
森末(仮)
:2013/12/08(日) 23:59:17 ID:???
どうもしばらく更新出来ておらずすみません。
ここの所あまり時間が取れず、中々更新が出来ません。
明日はなんとか出来るかもしれませんので、気長にお待ちいただけると幸いです。
>>615
すみません、許してください、なんでもしますから!
617 :
森崎名無しさん
:2013/12/09(月) 00:47:02 ID:???
ん?
618 :
森崎名無しさん
:2013/12/09(月) 01:01:39 ID:???
今なんでもするって
619 :
森崎名無しさん
:2013/12/09(月) 20:21:14 ID:???
もう許せるぞオイ!
620 :
森末(仮)
:2013/12/10(火) 23:37:11 ID:???
どうもすみません、しばらく忙しい日が続きそうで今日も更新は出来そうにないです。
先にも言いましたが、何卒気長にお待ちください。
621 :
森崎名無しさん
:2013/12/11(水) 16:31:35 ID:???
12月はどこも忙しそうですもんね。
変に気にせず、ゆっくり出来るときに更新でいいと思いますよ。
622 :
森末(仮)
:2014/02/25(火) 21:19:25 ID:???
>★沢田→ドリブル 53 ( ダイヤ7 )( 5 + 5 )+(強引なドリブル+2)=65★
>★小田→タックル 46 ( スペード9 )( 2 + 3 )+(人数差補正+1)=52 *吹っ飛び*
> 金田→タックル 46 ( ハート4 )( 3 + 5 )+(人数差補正+1)=55★ *吹っ飛び*
>≧2→沢田がキープに成功! 再びゴール前になだれ込み、松山に3択を強いる!
=====================================================================================
後半13分、お互いにここまで無得点であり、そろそろ得点を決めておきたいこの場面。
東邦学園のゲームメイカー、沢田は今度こそ松山を抜き得点をと意気込みゴール前へと突き進んだ。
一方でふらのとしても、ここで点を失ってしまっては勝利が遠くなってしまうのは誰しもがわかっている事。
これまで今大会で猛威を振るってきた板野の攻撃力をもってしても東邦学園の守備を抜く事は容易くなく、
1点勝負になる畏れの高いこの状況ではなんとしてでも東邦の攻撃を食い止めなければならないという意思はあった。
小田「(つっても、俺達でこいつを……)」
金田「(止めろっていうのは……)」
沢田「う、うおおおおおっ!!」
バギャッ!!
小田「おぼふぇぇええっ!?(無理ですよねー)」
金田「あんぎゃーっ!?(いてええええっ!!)」
しかし、悲しい事にふらの守備陣と沢田との実力差は歴然としていた。
反則を取られかねない後方からのタックルにも沢田はまるで動じることがなく、
むしろやってきた小田達を跳ねとばし、そのまま悠々と突破に成功をしてしまったのであった。
ワーワー!! ワーワー!!
実況「抜いたーっ!! 沢田くん、小田くんと金田くんを弾き飛ばしキープに成功!
そしてそのまま一気にゴール前へとなだれ込みます!
前線では既に反町くん、更には沢田くんと並走をするようにして小池くんの姿も見えます!
東邦オフェンスの三本柱がふらのゴールへと襲いかかろうとしていますが、
キャプテン松山くん率いるふらのディフェンス陣! 果たしてこれをどう防ぐのか!?」
623 :
森末(仮)
:2014/02/25(火) 21:20:30 ID:???
見上「ここがふらのにとっては正念場だな。
松山ならば誰が来ても高い確率で防げるだろうが、相手は3人。全てをカバーしきるのは不可能だ」
片桐「相手がどう攻めてくるか、誰を使ってくるか……それを見極められるかどうかという事ですね」
見上「うむ。 ここで点を決められては、ふらのは厳しい」
反町「タケシ、こっちだ! (前半決められなかったのは俺の失態だ……だが、今度こそ!)」
小池「タケシ、俺に任せろ! このキャプテン小池様にな!!」
沢田「(反町さん、小池さん、そして僕……松山さんと勝負さえしなければ、ゴールを抜ける可能性は高いんだ。
ここはどうする……?)」
松山「(絶対にゴールは許さない……! 1点もやる訳にはいかないぞ!!)」
誰もがこの勝負の結果こそがこの試合のターニングポイントになると思い勝負を見つめ、
当事者たちは緊迫した面持ちをしながら互いの思考を読もうとする。
そしてそんな中、オフサイドラインにギリギリかからない前線の位置にいた板野は、
苦しい表情を浮かべながらゴール前で待ち構える松山へと視線を向ける。
板野「(前半は上手くいったけど、今度も上手く行くかどうか……。
くそっ、俺がゴールを奪えてさえいればもう少し気持ち的には楽だったのに。
……いや、言っても仕方ない! もう松山達の力を信じるしかないんだ!
俺はあいつらが守り切ってくれる事を信じて、ボールを繋いでくれる事を信じて、ゴールを挙げる為に前線にいないと。
だけどどうする? 松山に誰を注意すべきか言っておいた方がいいかな?)」
A.やっぱりストライカーの反町だ。松山に反町を警戒させよう
B.やっぱりキャプテンの小池だ。松山に小池を警戒させよう
C.やっぱり小さなテクニシャンの沢田だ。松山に沢田を警戒させよう
D.いや、前半は俺の指示が裏目に出た。何も言わず松山の判断を信じよう
先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
624 :
森崎名無しさん
:2014/02/25(火) 21:23:25 ID:XgdRfXgw
D
おかえり
625 :
森崎名無しさん
:2014/02/25(火) 21:24:17 ID:68Mpb5Hc
D
お久しぶりです!
626 :
森崎名無しさん
:2014/02/25(火) 21:25:09 ID:bH8QaPH2
D
決められても仕方ない場面だ
627 :
森末(仮)
:2014/02/25(火) 21:26:43 ID:???
>>624-625
お久しぶりです。また細々と更新をしていきたいと思いますのでよろしくお願いします。
>>626
松山がいかに凄くても1人で3人の攻撃を全部カバーするというのは厳しいですからね。
628 :
森崎名無しさん
:2014/02/25(火) 21:28:14 ID:???
おお! お帰りなさい。待ってました。
629 :
森末(仮)
:2014/02/25(火) 21:33:22 ID:???
>D.いや、前半は俺の指示が裏目に出た。何も言わず松山の判断を信じよう
========================================================================
ここで板野は松山に指示を出す事なく、ただ彼の判断を信じる事にした。
前半戦で板野が出した指示は裏目に出てしまい、結果的に松山のファインプレーでゴールを守る事に成功したものの、
その判断自体は間違っていたと言って差し支えないだろう。
ここまでの自分のプレーを顧みても、どうもこの試合はいまいち調子が悪いのかと思ってしまい、
それならば判断力も落ちているかもしれないと考え板野はだんまりを決めてゴール前の様子を見守る。
松山「(仕掛けてくるならそろそろだ……ここは……!)」
沢田「(よし……ここは!)」
先着2名様で、
★沢田の選択→! jan★
★松山の対応→! jan★
と書き込んでください。マークで分岐します。
グー→反町に低いボールのパスを出した!/反町のシュートを予期しクリアーに向かった!
チョキ→小池に高いボールのパスを出した!/小池のシュートを予期しクリアーに向かった!
パー→そのまま自分が突撃しドリブルゴールを狙った!/沢田の突破を止める為にプレスをかけてきた!
>>628
どうもお待たせしました。温かい言葉感謝です。
630 :
森崎名無しさん
:2014/02/25(火) 21:34:43 ID:???
★沢田の選択→
チョキ
★
631 :
森崎名無しさん
:2014/02/25(火) 21:37:03 ID:???
★松山の対応→
パー
★
632 :
森末(仮)
:2014/02/25(火) 22:01:54 ID:???
>★沢田の選択→ チョキ =小池に高いボールのパスを出した!★
>★松山の対応→ パー =沢田の突破を止める為にプレスをかけてきた!★
==========================================================================
松山「(反町は前半で既に1度失敗をしてしまっている……1度だけの失敗だけど、その考えがある間は使いにくくなる筈だ。
それに小池は治療は一応したんだろうけど、すぐに治る筈はない。 幾らかパフォーマンスは落ちる……。
となれば、ここは沢田が自分で持ってくる可能性が高い!)」
ダッ!!
松山は客観的な視点から東邦学園3人のオフェンス陣を比較し、
既に一度失敗をしている反町、負傷をした小池は使いづらいだろうと判断。
ここは沢田が直接狙ってくるだろうと考えゴール前を飛び出し沢田へと詰め寄ろうとした。
沢田「小池さん!」
松山「なっ……なにィ!?」
しかし、この松山の判断は完全に裏目へと出てしまった。
元々あまり我が強くなく、吉良監督に鍛え直された今でも少しばかり臆病な沢田。
松山を相手に勝負をしたいという思いも彼の中に無いではなかったが、
それよりもここらへんで小池にいい場面を作っておかなければ後で何を言われるかわからないという後ろめたさもあった。
沢田「(それに負傷しているとはいえ、小池さんも得点力はそこまで低くないし……。
一度チャンスを作っておけば、後で文句は言われないよね……)」
小池「よっしゃあ! きたきたきたぁぁぁぁあああ!!」
松山「み、みんな! 頼む、守りきってくれ!」
こうして松山が反応出来ない速度で出された山なりのパスは、小池が合わせやすいような位置へと綺麗に送られ、
小池はこれに対して飛び上がりながらヘディングに向かう。
当然ながら松山はクリアーに向かう事が出来ず、後は残った守備陣に任せるより他にない。
633 :
森末(仮)
:2014/02/25(火) 22:02:55 ID:???
実況「松山くん、沢田くんからボールを奪おうとしたのでしょうが一歩遅かった!!
ボールは小池くんへと送られ、これに小池くんが合わせます!!
しかし、ふらの守備陣はまだ残っている! 松山くん抜きですが、これを止めようとシュートコースを防ぐぞ!
果たして小池くん、決められるかーっ!?」
井沢「沢田の奴、よく小池にパスを出したな。 反町ならまだわかるんだが……」
滝「ここで決められたらふらのは厳しいな。
残り時間的に考えても逆転は難しいし、よくて同点PKだ」
山森「PKになったら……キーパーの差も如実に現れますし、やっぱり東邦有利でしょうか?」
長野「だろうな。 だからふらのは何としてもここで点をやる訳にはいかないんだが……」
来生「ふっふっふ、どっちが上がって来ようともこの来生哲平様のいる南葛には敵う筈がない」
松田「く、くそーっ!(キャプテンの馬鹿ーっ! 1/3くらい当ててくださいよォーッ!!)」
佐瀬「決めさせてたまるかーっ!(こんな大事な場面でブロックに入れる俺のポジションを呪いたい!!)」
加藤「キャプテンや板野のシュートに比べれば……!(神様仏様ポスト様お願いします!)」
小池「食らえふらの! これが東邦学園キャプテン、小池秀人様のただのヘディングだ!!」
634 :
森末(仮)
:2014/02/25(火) 22:03:55 ID:???
先着3名様で、
★小池→ヘディング 53 ( ! card )( ! dice + ! dice )+(軽傷治療済Lv1-1)=★
★松田→ブロック 48 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=
佐瀬→ブロック 48 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=★
★加藤 パンチング 52 (! card)(! dice + ! dice)=★
と書き込んでください。カードやダイスの結果で分岐します。
【シューター】−MAX【ブロッカー】
≧5→シュートは邪魔される事無く放たれた!GKとの勝負へ。
=4〜2→シュートは放たれた。しかしこの数値差の人数分威力が落ちてGKとの勝負へ。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に(反町がねじ込み)(竹野内がねじ込み)(近藤がフォロー)
≦−2→ふらのボールに。
【シューター】−【キーパー】
≧2→小池のヘディングがふらのゴールに突き刺さる!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に(反町がねじ込み)(反町と松山で競り合い)(松山がフォロー)
≦−2→ふらのボールに。
635 :
森崎名無しさん
:2014/02/25(火) 22:04:10 ID:???
★小池→ヘディング 53 (
ダイヤQ
)(
6
+
6
)+(軽傷治療済Lv1-1)=★
636 :
森崎名無しさん
:2014/02/25(火) 22:05:25 ID:???
★松田→ブロック 48 (
ハート9
)(
4
+
1
)+(人数差補正+1)=
佐瀬→ブロック 48 (
スペード2
)(
1
+
1
)+(人数差補正+1)=★
637 :
森崎名無しさん
:2014/02/25(火) 22:05:46 ID:???
★加藤 パンチング 52 (
ハート8
)(
5
+
1
)=★
638 :
森崎名無しさん
:2014/02/25(火) 22:06:47 ID:???
自分で引いといて何だけど・・・な、なにィ!?
小池の全日本入りあるんじゃ?w
639 :
森崎名無しさん
:2014/02/25(火) 22:10:09 ID:???
さ、流石キャプテン小池……!
何気にジャンプ漫画的な展開なってる。
640 :
森崎名無しさん
:2014/02/25(火) 22:13:36 ID:???
ブランクがあって忘れているのだけど、若島津相手には一対一を挑んだほうがよいのだっけ?
641 :
森崎名無しさん
:2014/02/25(火) 22:19:19 ID:???
そうだよ、後攻めるときはできるだけパスやワン・ツーを使用するといいって三杉が言ってた。
642 :
森崎名無しさん
:2014/02/25(火) 22:48:22 ID:???
5-3-2じゃパスもワンツーも限定されるし、数が足りないんだな
643 :
森末(仮)
:2014/02/25(火) 23:20:39 ID:???
>★小池→ヘディング 53 ( ダイヤQ )( 6 + 6 )+(軽傷治療済Lv1-1)=64★
>★松田→ブロック 48 ( ハート9 )( 4 + 1 )+(人数差補正+1)=54
> 佐瀬→ブロック 48 ( スペード2 )( 1 + 1 )+(人数差補正+1)=51★
>★加藤 パンチング 52 ( ハート8 )( 5 + 1 )=58★
>≧2→小池のヘディングがふらのゴールに突き刺さる!
==============================================================================
小池秀人。
東邦学園のキャプテンに何の因果か選ばれてしまい、それを切欠として色々と残念な事になってしまった選手。
元々の才覚は若島津は当然として、沢田や反町にすら劣る有様だった彼であるが、
彼の極端すぎるポジティブな考え方は……少なくともサッカーの技術という分野に関してはいい方向へと作用をした。
小池「(東邦学園とは各方面のスポーツ関係の中で、特に優れた人材をかき集めたスポーツエリート校!
その中でもサッカーには力を入れている。
即ち、東方学園サッカー部は全国の中学生サッカー選手の縮図のようなもの!
その中等部のキャプテンに選ばれた俺は、もはや中学サッカー界を引っ張るような存在と言っても過言ではない!!)」
当然ながらそのような事実は一切ないのだが、この勘違いは彼に大きな自信を与えた。
どの分野のスポーツでも同じ事ではあるが、ある程度の自信というものは高いレベルのプレイをする上で必須である。
自分になら出来る、自分はもっと強くなれる、そう思う事は己の成長に必要な事。
更にはキャプテンとしての責任感はチーム内で誰よりも強くなろうとする努力を苦でなくさせ、
小池秀人という選手は以前までとはくらべものにならない程のプレイヤーへと成長を遂げていた。
小池「(その俺様がこんな大事な場面で……決められないなんて筈が……)ないんだよォオオオオオッ!!」
バコォッ!!
そして、実際のプレイにおいても、この時ばかりは小池の思いはいい方向へと作用をしていた。
気の弱いものならば尻込みしてしまいそうなこの場面でも、自分ならば出来ると信じ、ヘディングを放つ。
それは時として過信となり足を引っ張ってしまう事もあるが、やはりいいプレイをする為には必要な事。
負傷をした足の痛みにもめげず、高い位置から打ち下ろされたヘディングは綺麗にゴールの隅へと放たれ……。
644 :
森末(仮)
:2014/02/25(火) 23:21:59 ID:???
松田「う、うおあっ!?」
佐瀬「げ、げぇっ!?」
松山や板野程ではないと油断をしてしまったのか、その予想以上に鋭いシュートにDF達は反応出来ず。
加藤「あ、ああっ……!!」
辛うじて反応出来たGK、加藤も手を懸命に伸ばしボールを弾こうとするのだが……。
ザシュウッ!! ピピィーッ!!
松山「そ、そんな……」
板野「こ、小池……(反町でも沢田でもなく、よりによって……小池?)」
無情にもゴールはふらののゴールへと吸い込まれ、得点を告げる笛が鳴り響く。
後半15分、ここまで拮抗していた試合はこの時を持って東邦側へと大きく傾き、
その光景を見ていた松山、板野は思わず漏れる声を抑えきれず嘆息。
反町「や、やった……!(……俺が決めれなかったのは悔しいが、それでも1点は1点だ!)」
沢田「小池さん!(まさか本当に決まるなんて思ってなかったけど……やったぞ!)」
若島津「やれやれ、やっとか(後は俺が守り切れれば勝ちだ)」
反町、沢田、若島津といった東邦メンバーはまさか小池が決めるとは思っていなかったのか驚きを見せるものの、
それでもようやく1点を取れた事でそっと安堵をし。
小池「見たかぁ!! 俺様が東邦学園キャプテン! 背番号10、小池秀人様だぁ!!」
値千金の先取点を決めた小池は、大きく天に向けてガッツポーズを取り高らかに宣言をしたのだった。
ふらの 0−1 東邦
645 :
森末(仮)
:2014/02/25(火) 23:23:27 ID:???
ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!?
実況「き、決まったァァァアアア!!
後半15分、ここにきて、東邦学園が待望の先取点を上げましたぁぁっ!!
決めたのはキャプテン、小池くん!
去年までは然程目立たない選手でしたが、キャプテン就任以来めきめきと実力をつけてきたのがこの小池くんです!
その成長を見せつけるかのような、値千金のゴール!! 東邦、これで一気に勝利が近づきました!」
東邦応援団「でかした小池ー!!」「流石は東邦学園のキャプテンだ!」「後は若島津が守り切れれば決勝進出だ!!」
ふらの応援団「あ、ああー……ここにきて……」「ええい、失点がなんだ! マグナムシュートでまずは同点だ!」
この光景を見て、両極端な反応を見せたのは東邦、ふらのの両応援団である。
この試合が1点勝負になる可能性が高いというのは観客たちからしてみれば周知の事実。
実際にここまで互いに無得点のまま試合が進んでいたのだから、サッカーを詳しく知らない者でも1点が重要になるというのは察せるだろう。
東邦応援団はこれで余程の事がない限り勝ちは決まったと心から安堵をし、一層声援を強め、
一方でふらの応援団はといえば辛うじてまだ声は出しているものの、それは空元気に近いものでもある。
見上「決まったか……」
片桐「残り時間は……15分弱。 PKになればふらのは分が悪いと考えれば、2点は取りたい所ですね」
見上「ああ、だがここまでの展開を見るに……果たして今日の板野で若島津から2点を上げれるのかという疑問もある」
片桐「(些か不調のようだからな……板野は)ところで見上さん、あの小池はどうですか?」
見上「実力的にはパッとしないと思っていたのだがな……だがこの大一番での勝負度胸は買える、といった所か。
無論、選考の中には入っているよ。
(とはいえ、MFは松山以外ははっきり言ってどんぐりの背比べもいいところだ。 もう少し他と一線を画す選手が欲しいのだがな)」
646 :
森末(仮)
:2014/02/25(火) 23:25:28 ID:???
町田「あ、ああ……決められちゃった……」
藤沢「(松山くん……そんな……)」
弥生「(うぅ、す、すごく気まずいわ……慰めようにも、サッカーの事なんて全然わかんないし……)
ね、ねぇ淳。 まだふらのも逆転は出来るわよね?」
そして、この試合を観戦していた第三者……。
この大会の後に結成される全日本Jrユースの監督を務める見上は、
思いがけず活躍を見せた小池の姿を見ながら片桐と共に全日本Jrユースの完成系を夢想し、
一方でふらのマネージャー陣と共に観戦をしていた青葉弥生は、
いたたまれない空気に耐えきれず共に観戦をする三杉淳へと声をかけるのだが。
先着1名様で、
★ダイヤの原石?→! card★
と書き込んでください。マークで分岐します。
JOKER→弥生「だって淳、昨日付でふらのに転校をしたものね」 三杉「15分もあれば十分だよ」 なにィ!?三杉緊急参戦だと!?
ダイヤ→三杉「素晴らしい……小池、彼は正にダイヤの原石だ!!」 来生じゃなく小池に目をつけてしまいました。
それ以外→三杉「ああ、難しくはあるが不可能ではない。 次のキックオフが重要だ」 冷静にふらの逆転の目を解説し始めました
>>638
能力的には低くありませんからね、小池。試合で活躍もしてますし十分ありえるかも?
>>639
ここから残り少ない時間、2点取って逆転をする。王道を往く展開になるかどうかですね。
>>640-642
三杉との話ではそうなっていましたが、
ただ一対一に関してはここまでDFに止められたりでいまいち上手くいっていませんね。
あまり拘らずシュートに持っていくのも十分にありです。
647 :
森崎名無しさん
:2014/02/25(火) 23:25:39 ID:???
★ダイヤの原石?→
ダイヤJ
★
648 :
森崎名無しさん
:2014/02/25(火) 23:28:41 ID:???
来生終了のお知らせ
649 :
森崎名無しさん
:2014/02/25(火) 23:32:03 ID:???
節操のないぞ貴公子。本当にジョーカーキャラになっちゃったな。
キャプテン経験者でムードメーカーか、結構評価高くなりそう?
650 :
森崎名無しさん
:2014/02/25(火) 23:33:24 ID:???
さっきの6ゾロでヘディング技でも覚えれば強いかもしれん
651 :
森崎名無しさん
:2014/02/25(火) 23:53:26 ID:???
長野君の立場が…
652 :
森末(仮)
:2014/02/26(水) 00:16:27 ID:???
>★ダイヤの原石?→ ダイヤJ ★
>三杉「素晴らしい……小池、彼は正にダイヤの原石だ!!」 来生じゃなく小池に目をつけてしまいました。
====================================================================================================
弥生「えっ!?」
三杉の網膜には先ほどの小池の得点シーンが焼き付いていた。
負傷をものともしない力強い跳躍から、今彼が持てる最大限の威力が籠ったヘディング。
正に全力を出し切ってのプレイは体に大きなハンデを背負っている三杉にとっては羨ましく、羨望の眼差しを向けるに値するもの。
そしてキャプテン就任以前まででは考えられない程にまで研ぎ澄まされたテクニックは、
彼の伸び代の凄まじさ……隠されている才能がまだまだあるという事を証明しているかのようでもあった。
三杉「無論、まだまだ荒削りだ。 はっきり言って現時点では沢田や井沢といった者達とも大差がないレベルだろう。
だが、僕がしっかりと見てやる事が出来れば、或いは……?」
弥生「淳……?」
三杉「プレイスタイルを見る限り、本能で動くタイプのようでありながら繊細なテクニックも併せ持っている。
特にパスに関しては高いレベル、全国レベルで見れば間違いなくトップクラスだ。
だがそれでドリブルが下手という訳ではない、シュート力に関しては……まあ及第点といった所か。
僕にある技術を教え込めれば、その才能を開花させる事が出来れば……」
弥生「淳……? じゅーん?」
町田「(うーん……顔はいいけど、性格に難ありそうねぇ……)」
藤沢「(松山くん……)」
こうして三杉は、小池をダイヤの原石である……と認識をした。
荒削りであるがしっかりと磨けば光る、大器の選手であると。
なんとかして自分の持てる技術を彼に伝授出来ないだろうかと三杉は考え、
その様子を見て弥生をはじめとする周囲の者達は若干引きながらフィールドへと視線を移すのだった。
来生「へっくしょい! ちくしょう!」
滝「きったねぇな! くしゃみする時はちゃんと口抑えろよ」
井沢「おいおい、まさか風邪とかじゃないだろうな? 明日は決勝だってのにやめてくれよ?」
来生「風邪じゃねーって、へへ、多分どっかのかわいこちゃんが俺の噂してるんだろ」
高杉「それは無い」
653 :
森末(仮)
:2014/02/26(水) 00:17:30 ID:???
こうして観客席で寸劇が行われている最中、フィールドではゴール前にふらのメンバーが集まっていた。
ゴールを決められた加藤はがっくりと肩を落として地面に手をつき、
ブロックに入った松田、佐瀬の2人は居心地悪そうにしながら暗い表情で声を振り絞る。
松田「す、すまないみんな……絶対にやれない1点だったのに……」
佐瀬「俺達がもう少し早くコースに入れていれば……(とでも言っておけば)」
本田「いや、松田達のせいじゃないよ(と返さざるを得ない)」
若松「そうだな、うまくキャプテンをかわされちゃったし、そういう意味でも相手が一枚上手だった」
得点を決められた際にゴール前にいた者達は酷く申し訳ないような口調で謝罪の言葉を並べるも、
他の者達も特に責める訳ではなく、
暗に松山がいないなら点を奪われても仕方ないと言いそっと責任の所在を余所へとぶん投げる事に成功をする。
正にいつも通りのふらのメンバーであり、なんとか責任を逃れた彼らは次に時計へと目をやると、
やはり暗い表情をしながら言葉を続ける。
山室「キャプテン……」
金田「もう残り時間も少ない……東邦はやっぱり強いよ。
これだけ攻めても点が取れないし、逆に奪われちまった……」
小田「くそっ、やっぱり俺が不慣れな位置にいる分、隙を突かれてるのかな……」
口々に出てきたのは、もはや諦めてしまったかのような言葉である。
実際問題、彼らとしては優勝というものに然程の興味がある訳ではなく、ここまで来ただけでも十分。
客観的に見てもここから逆転をするのは難しく、炎天下の中でこれ以上激しく動き回るのも後免である以上、
もはや早々に諦めてしまい試合を流したくなるというのは当然の考えであったと言えよう。
496KB
掲示板に戻る
全部
前100
次100
最新50
0ch BBS 2007-01-24