キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【かつて見た】俺inキャプ森3【栄光の道】
1 :
森末(仮)
:2013/10/30(水) 00:29:57 ID:???
このスレは、キャプテン森崎のスピンアウト作品です。
参加者の皆さんの選択、及びカード引きによって物語が展開していきます。
他の森崎板でのスレと被っている要素や、それぞれの原作無視・原作崩壊を起こしている表現。
その他にも誤字脱字や稚拙な状況描写等が多数あるかと思いますが、お目こぼし頂ければ幸いです。
☆前スレ☆
【頂天への】俺inキャプ森2【道程】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1381329922/l50
☆あらすじ☆
キャプテン森崎を心から愛する男板野住明はある日キャプテン森崎の精、
通称『森末』からキャプテン森崎の外伝スレへと参加してみないかと提案をされ外伝世界へと飛ばされる。
ふらの中学で松山達と共に鍛錬を繰り返し、1年と少しの期間を費やして臨んだ3年目の全国大会。
板野は「マグナムシュート」を武器に大暴れをし、1回戦・早田率いる『東一中』、2回戦『錦が丘』、
3回戦・立花兄弟のいる『花輪中学』を次々に撃破していく。
迎えた準決勝、これに勝てば若島津が待ち受ける東邦が待ち構える中行われた『比良戸中学』との試合。
ダークホース『比良戸』は隠していたその実力を見せ、板野達は審判の笛に助けられながらも1−0と前半で1点のリード。
そして、前半22分、再び回ってきたチャンスで板野はマグナムシュートを打とうとするのだが……。
592 :
森崎名無しさん
:2013/11/24(日) 23:47:30 ID:???
★今井→タックル 48 (
ダイヤA
)(
5
+
6
)=★
593 :
森末(仮)
:2013/11/25(月) 00:23:50 ID:???
>★若松→ドリブル 50 ( クラブ5 )( 3 + 3 )=56★
>★今井→タックル 48 ( ダイヤA )( 5 + 6 )=59★
>≦−2→東邦ボールに。
===========================================================================
お互いの実力もほぼ伯仲、流れも拮抗していた中で勝敗を決めるのはやはり気力である。
ふらのメンバー達にも、『自分だけが大きな失態をするわけにはいかない』という確固たる意識は確かにあった。
しかし、それはあくまでもミスさえしなければいい、という身勝手な思いである。
最低限の仕事さえ果たせれば、勝てなくてもいいという思いだけでは、いつか必ず限界は来る。
逆に東邦DF陣はといえば、皆が皆やる気に満ち溢れていた。
ここまでの試合でも注目をされるのは強力な攻撃陣である反町や沢田、小池ばかり。
たまに守備機会があったとしても、全て若島津が持っていく。
単なる路傍の石同然にしか扱われない彼らにも、エリート集団である東邦学園のスタメンを張っているという自覚と誇りがあった。
今日の試合、板野や松山という同世代最高クラスの攻撃陣を抑える事が出来れば、
必ずや注目をされるだろうと彼らのモチベーションは今大会最高潮を迎えていたのである。
ズザザザァアアアアアアッ!!
今井「(若島津に出番も与えん! 俺達の力で攻撃を防いでみせるんだ!)うおおおっ!」
若松「し、しまった!?」
そして、彼らの執念は報われた。
渾身の力を込めてスライディングタックルをした今井は、鋭くボールを若松から奪い取り、
見事にふらの中学の攻撃の芽を摘んでしまったのである。
594 :
森末(仮)
:2013/11/25(月) 00:25:34 ID:???
ワーワー! ワーワー!!
実況「奪われたーっ! ふらの、ここに来てボールを奪われてしまいました!
粘りのふらのの執拗な攻撃でしたが、東邦DF陣の懸命な守備が僅かに上回った!
ふらの、攻撃しっぱーい!!」
ふらの応援団「あぁぁぁ、もうちょっとだったのに!」「まずいぞ、戻れ戻れ!」「まだチャンスはあるぞ!」
東邦応援団「見たか!我らが東邦は若島津達だけのチームじゃないんだぞ!」「いけー!このまま先取点だ!!」
若松「あわわ……(く、くそ……なんか俺のせいみたいになってないかこれ!?)」
板野「(俺が突破に成功していれば……)」
松山「みんな、慌てるな! たかが1度攻撃に失敗しただけだぞ!
切り替えてしっかり守っていくんだ!」
ここまで攻撃を続けていたふらのは、結局チャンスらしいチャンスを作る事も出来ないまま攻撃を終えてしまった事で、
僅かながら意気消沈しかけてしまうのだが……。
松山が必死に声を張り上げて激励をした事で、なんとか踏み止まり守備に戻り始める。
一方、ボールを奪った今井は素早く起き上がるとそのままゴール前からボールを離そうと大きくクリアー。
放たれたボールは大きな音を立てながら飛び上がり……。
先着1名様で、
★ボールの行方→! card★
と書き込んでください。マークで分岐します。
JOKER→若島津「こう来ると思っていたぞ!」 なにィ!?ふらのゴール前にいつの間にか若島津がいるだと!?
ダイヤ→沢田がフォロー! 再びキープしながら攻め込み始める!
ハート→反町がフォロー! 沢田とのコンビプレイから再びダイレクトシュートを狙いに行く!
スペード→竹野内がフォロー! 一旦沢田に戻そうとするが本田に詰め寄られる!
クラブ→反町と松山で競り合い勝負になるぞ!
595 :
森崎名無しさん
:2013/11/25(月) 00:30:57 ID:???
★ボールの行方→
スペードQ
★
596 :
森末(仮)
:2013/11/25(月) 00:33:53 ID:???
短いですが本日も一旦ここで区切らせていただきます。
それでは。
597 :
森末(仮)
:2013/11/26(火) 23:22:25 ID:???
>★ボールの行方→ スペードQ ★
>竹野内がフォロー! 一旦沢田に戻そうとするが本田に詰め寄られる!
========================================================================
竹野内「ナイスクリアー!」
今井の打ち上げたボールは、ふらの陣内に切り込んでいたFWの竹野内がフォローをした。
こうして再び攻守が逆転し、東邦としても一気に先取点を上げに行きたい場面。
しかし、東邦で現在攻撃に参加出来るメンバーは前線に残っていたFWの竹野内と反町。
そして、やや上がり目の位置で待ち構えていた沢田と島野くらいなものである。
竹野内「(人数は4人だけど……やっぱこのまま切り込むだけじゃ厳しいな。
特にふらのは松山がまだ待ち構えているんだ、監督の言ってたように人数をかけて押すしかない)」
この時竹野内の脳裏に過ぎったのは、後半に臨む際に東邦学園を率いる監督――北詰が授けた策。
即ち、攻撃をする際はなるべく人数をかける事。
特に反町・沢田・小池という東邦攻撃の三本柱をメインに使えというもの。
つい先ほどまでゴール前まで戻り守備に参加していた小池が攻撃に参加するには時間がかかり、
竹野内はここは速攻ではなく、じっくりと時間をかけて攻め込むべきだと判断し沢田へと一旦ボールを戻そうとした。
ダダダッ!
本田「そうはいくか!(このまま素直にバックパスさせたら何言われるかわかったもんじゃねぇ!)」
竹野内「うっ……(まずはこいつをかわさないとタケシに戻せないか。やるしかない!)」
しかし、それより素早くふらの右SB――本田がボールを奪いに挑みかかった。
598 :
森末(仮)
:2013/11/26(火) 23:23:32 ID:???
先着2名様で、
★竹野内→ドリブル 49 (! card)(! dice + ! dice)=★
★本田→タックル 47 (! card)(! dice + ! dice)=★
と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。
MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→竹野内が本田をかわし、沢田にバックパス! ゆったりとキープをしながらふらの陣内に攻め込むぞ!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から(反町がフォロー、反町と松山で競り合い、松山がフォロー)
≦−2→ふらのボールに。
599 :
森崎名無しさん
:2013/11/26(火) 23:24:14 ID:???
★竹野内→ドリブル 49 (
スペードJ
)(
2
+
4
)=★
600 :
森崎名無しさん
:2013/11/26(火) 23:26:36 ID:???
★本田→タックル 47 (
ダイヤ2
)(
1
+
2
)=★
601 :
森崎名無しさん
:2013/11/26(火) 23:26:43 ID:???
★本田→タックル 47 (
スペード8
)(
5
+
2
)=★
602 :
森崎名無しさん
:2013/11/26(火) 23:26:59 ID:???
★本田→タックル 47 (
スペード7
)(
5
+
5
)=★
△
603 :
森崎名無しさん
:2013/11/26(火) 23:27:01 ID:???
★竹野内→ドリブル 49 (
スペードQ
)(
6
+
4
)=★
604 :
森末(仮)
:2013/11/27(水) 00:00:52 ID:???
>★竹野内→ドリブル 49 ( スペードJ )( 2 + 4 )=55★
>★本田→タックル 47 ( ダイヤ2 )( 1 + 2 )=50★
>≧2→竹野内が本田をかわし、沢田にバックパス! ゆったりとキープをしながらふらの陣内に攻め込むぞ!
===================================================================================================
竹野内「よっと、それっ!」
本田「しまった!」
勢いよく竹野内に突っ込む本田だったが、その動きは焦りのせいかバラバラである。
竹野内は悠々と本田をいなすと、そのまま沢田へとバックパス。
これは誰にも邪魔される事はなく通り、ボールをもった沢田はゆっくりと上がりながらボールをキープする。
沢田「ここまで堅守で応えてくれてる守備陣の人たちの為にも、1点、確実に取りに行きましょう!」
反町「おう!(弱音なんか吐いてられない……ボールが来たら、全てを出し切るつもりで打つぞ!)」
実況「東邦、ここは一気にカウンターで攻め込まずに一旦ボールを沢田くんまで戻します。
じっくりと攻めてふらの守備陣を回避しようという狙いでしょうか?
しかし、ふらのも上がっていた選手たちが守備に戻り始めています!」
長野「折角のカウンターチャンスだったのに、あれでいいのか?」
井沢「カウンターチャンスとはいえ、ふらのはDF5人が残っていたからな。
特に松山がいる以上は、ゴール前でチャンスを作れても防がれていた可能性がある。
人数をかけてなんとか松山をかわそう、って腹積もりだろうな」
滝「確かにさっきまでのプレイを見る限り、松山のクリアーもブロックも下手なDFより上手いからなぁ」
松山「みんな、戻れ! 下がりながら守備をするんだ!」
金田「はい!(ううー、あいつ板野みたいな強引な突破するんだよなぁ……あたりたくね〜!)」
こうして遅攻を見せる東邦には、ふらのも急いで戻りつつ人数を確保して守備にあたっていく。
そんな中、板野はといえば……。
605 :
森末(仮)
:2013/11/27(水) 00:02:03 ID:???
A.ここで決められちゃ話にならない!急いで戻って俺も守備参加だ!
B.いや、ここは皆を信じるんだ!前で待機してカウンターを狙うぞ!
C.いや、松山の指示は間違っている!ここはDF前に出て積極的にプレスを狙うべきだ!
先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
606 :
森崎名無しさん
:2013/11/27(水) 00:02:56 ID:fA+fL2VE
B
607 :
森崎名無しさん
:2013/11/27(水) 00:08:40 ID:4dlkLbt+
B
608 :
森崎名無しさん
:2013/11/27(水) 00:08:54 ID:fgUL2kYk
B
609 :
森末(仮)
:2013/11/27(水) 00:27:53 ID:???
>B.いや、ここは皆を信じるんだ!前で待機してカウンターを狙うぞ!
======================================================================
板野「(……何度も失敗をしてるけど、それでも俺の役目は点を取る事なんだ!
頼むみんな……ここを凌いでくれ!!)」
板野は自分も守備に参加したくなる気持ちをぐっと堪え、今回も守備参加を見送った。
既に何度もチャンスを潰し、こうして攻め込まれる回数を増やしてしまった一因は板野にもあったが、
それでもふらのは今日の試合攻撃を板野に頼らざるを得なく、
そして板野自身も慢心ではなく自分がそのような役割として期待されていると自覚をしていた。
故に、何度失敗をしても最後は自分が決めるしかない。
守ってくれる事を信じて自分は攻撃に集中するしかないと判断をしたのである。
こうして板野はいつでもボールを受け取れるよう、
流石に東邦ゴール前からは離れたもののそれでも守備には参加出来ない程の深い位置にポジションを移す。
一方、ボールを持っていた沢田はミドルサードへと侵入し更に単独で切り込む。
小池もようやく沢田のやや後方まで追いつき、このままならば3人がかりでゴールを狙いに行ける位置に入るのだが、
小池がここまで上がれたという事は他のふらの選手たちも戻る事が可能だったという事と同義である。
実況「さぁ東邦学園! 後半に入って初めてのシュートチャンスを作る事が出来るか!?
ゴール前にはFWの反町くん、キャプテンの小池くんも上がってきている!
しかし、ふらのMFもここでようやく追いつきました! 金田くん、小田くんが後方から沢田くんへ迫る!
沢田くん、キープ成功なるか!?」
小田「くそーっ! (吹き飛ばすなよ! いいか、絶対に吹き飛ばすなよ!?)」
金田「いくぞ、小田!(やっぱCMFって出番が増えるからやだー!)」
沢田「(さっきみたいな失敗をする訳にはいかない……!)」
610 :
森末(仮)
:2013/11/27(水) 00:28:58 ID:???
先着2名様で、
★沢田→ドリブル 53 (! card)(! dice + ! dice)=★
★小田→タックル 46 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=
金田→タックル 46 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=★
と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。
MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→沢田がキープに成功! 再びゴール前になだれ込み、松山に3択を強いる!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から(島野がフォロー、島野と若松で競り合い、若松がフォロー)
≦−2→ふらのボールに。
【補足・補正・備考】
沢田がダイヤ・ハートで「強引なドリブル(+2&吹っ飛び係数2)」
611 :
森崎名無しさん
:2013/11/27(水) 00:29:22 ID:???
★沢田→ドリブル 53 (
ダイヤ7
)(
5
+
5
)=★
612 :
森崎名無しさん
:2013/11/27(水) 00:34:24 ID:???
★小田→タックル 46 (
スペード9
)(
2
+
3
)+(人数差補正+1)=
金田→タックル 46 (
ハート4
)(
3
+
5
)+(人数差補正+1)=★
613 :
森末(仮)
:2013/11/27(水) 00:43:09 ID:???
本日は一旦ここで区切らせていただきます。
それでは。
614 :
森崎名無しさん
:2013/12/04(水) 00:22:26 ID:???
繁忙期やからしゃーない
615 :
森崎名無しさん
:2013/12/08(日) 23:43:18 ID:???
あくしろよ
616 :
森末(仮)
:2013/12/08(日) 23:59:17 ID:???
どうもしばらく更新出来ておらずすみません。
ここの所あまり時間が取れず、中々更新が出来ません。
明日はなんとか出来るかもしれませんので、気長にお待ちいただけると幸いです。
>>615
すみません、許してください、なんでもしますから!
617 :
森崎名無しさん
:2013/12/09(月) 00:47:02 ID:???
ん?
618 :
森崎名無しさん
:2013/12/09(月) 01:01:39 ID:???
今なんでもするって
619 :
森崎名無しさん
:2013/12/09(月) 20:21:14 ID:???
もう許せるぞオイ!
620 :
森末(仮)
:2013/12/10(火) 23:37:11 ID:???
どうもすみません、しばらく忙しい日が続きそうで今日も更新は出来そうにないです。
先にも言いましたが、何卒気長にお待ちください。
621 :
森崎名無しさん
:2013/12/11(水) 16:31:35 ID:???
12月はどこも忙しそうですもんね。
変に気にせず、ゆっくり出来るときに更新でいいと思いますよ。
622 :
森末(仮)
:2014/02/25(火) 21:19:25 ID:???
>★沢田→ドリブル 53 ( ダイヤ7 )( 5 + 5 )+(強引なドリブル+2)=65★
>★小田→タックル 46 ( スペード9 )( 2 + 3 )+(人数差補正+1)=52 *吹っ飛び*
> 金田→タックル 46 ( ハート4 )( 3 + 5 )+(人数差補正+1)=55★ *吹っ飛び*
>≧2→沢田がキープに成功! 再びゴール前になだれ込み、松山に3択を強いる!
=====================================================================================
後半13分、お互いにここまで無得点であり、そろそろ得点を決めておきたいこの場面。
東邦学園のゲームメイカー、沢田は今度こそ松山を抜き得点をと意気込みゴール前へと突き進んだ。
一方でふらのとしても、ここで点を失ってしまっては勝利が遠くなってしまうのは誰しもがわかっている事。
これまで今大会で猛威を振るってきた板野の攻撃力をもってしても東邦学園の守備を抜く事は容易くなく、
1点勝負になる畏れの高いこの状況ではなんとしてでも東邦の攻撃を食い止めなければならないという意思はあった。
小田「(つっても、俺達でこいつを……)」
金田「(止めろっていうのは……)」
沢田「う、うおおおおおっ!!」
バギャッ!!
小田「おぼふぇぇええっ!?(無理ですよねー)」
金田「あんぎゃーっ!?(いてええええっ!!)」
しかし、悲しい事にふらの守備陣と沢田との実力差は歴然としていた。
反則を取られかねない後方からのタックルにも沢田はまるで動じることがなく、
むしろやってきた小田達を跳ねとばし、そのまま悠々と突破に成功をしてしまったのであった。
ワーワー!! ワーワー!!
実況「抜いたーっ!! 沢田くん、小田くんと金田くんを弾き飛ばしキープに成功!
そしてそのまま一気にゴール前へとなだれ込みます!
前線では既に反町くん、更には沢田くんと並走をするようにして小池くんの姿も見えます!
東邦オフェンスの三本柱がふらのゴールへと襲いかかろうとしていますが、
キャプテン松山くん率いるふらのディフェンス陣! 果たしてこれをどう防ぐのか!?」
623 :
森末(仮)
:2014/02/25(火) 21:20:30 ID:???
見上「ここがふらのにとっては正念場だな。
松山ならば誰が来ても高い確率で防げるだろうが、相手は3人。全てをカバーしきるのは不可能だ」
片桐「相手がどう攻めてくるか、誰を使ってくるか……それを見極められるかどうかという事ですね」
見上「うむ。 ここで点を決められては、ふらのは厳しい」
反町「タケシ、こっちだ! (前半決められなかったのは俺の失態だ……だが、今度こそ!)」
小池「タケシ、俺に任せろ! このキャプテン小池様にな!!」
沢田「(反町さん、小池さん、そして僕……松山さんと勝負さえしなければ、ゴールを抜ける可能性は高いんだ。
ここはどうする……?)」
松山「(絶対にゴールは許さない……! 1点もやる訳にはいかないぞ!!)」
誰もがこの勝負の結果こそがこの試合のターニングポイントになると思い勝負を見つめ、
当事者たちは緊迫した面持ちをしながら互いの思考を読もうとする。
そしてそんな中、オフサイドラインにギリギリかからない前線の位置にいた板野は、
苦しい表情を浮かべながらゴール前で待ち構える松山へと視線を向ける。
板野「(前半は上手くいったけど、今度も上手く行くかどうか……。
くそっ、俺がゴールを奪えてさえいればもう少し気持ち的には楽だったのに。
……いや、言っても仕方ない! もう松山達の力を信じるしかないんだ!
俺はあいつらが守り切ってくれる事を信じて、ボールを繋いでくれる事を信じて、ゴールを挙げる為に前線にいないと。
だけどどうする? 松山に誰を注意すべきか言っておいた方がいいかな?)」
A.やっぱりストライカーの反町だ。松山に反町を警戒させよう
B.やっぱりキャプテンの小池だ。松山に小池を警戒させよう
C.やっぱり小さなテクニシャンの沢田だ。松山に沢田を警戒させよう
D.いや、前半は俺の指示が裏目に出た。何も言わず松山の判断を信じよう
先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
624 :
森崎名無しさん
:2014/02/25(火) 21:23:25 ID:XgdRfXgw
D
おかえり
625 :
森崎名無しさん
:2014/02/25(火) 21:24:17 ID:68Mpb5Hc
D
お久しぶりです!
626 :
森崎名無しさん
:2014/02/25(火) 21:25:09 ID:bH8QaPH2
D
決められても仕方ない場面だ
627 :
森末(仮)
:2014/02/25(火) 21:26:43 ID:???
>>624-625
お久しぶりです。また細々と更新をしていきたいと思いますのでよろしくお願いします。
>>626
松山がいかに凄くても1人で3人の攻撃を全部カバーするというのは厳しいですからね。
628 :
森崎名無しさん
:2014/02/25(火) 21:28:14 ID:???
おお! お帰りなさい。待ってました。
629 :
森末(仮)
:2014/02/25(火) 21:33:22 ID:???
>D.いや、前半は俺の指示が裏目に出た。何も言わず松山の判断を信じよう
========================================================================
ここで板野は松山に指示を出す事なく、ただ彼の判断を信じる事にした。
前半戦で板野が出した指示は裏目に出てしまい、結果的に松山のファインプレーでゴールを守る事に成功したものの、
その判断自体は間違っていたと言って差し支えないだろう。
ここまでの自分のプレーを顧みても、どうもこの試合はいまいち調子が悪いのかと思ってしまい、
それならば判断力も落ちているかもしれないと考え板野はだんまりを決めてゴール前の様子を見守る。
松山「(仕掛けてくるならそろそろだ……ここは……!)」
沢田「(よし……ここは!)」
先着2名様で、
★沢田の選択→! jan★
★松山の対応→! jan★
と書き込んでください。マークで分岐します。
グー→反町に低いボールのパスを出した!/反町のシュートを予期しクリアーに向かった!
チョキ→小池に高いボールのパスを出した!/小池のシュートを予期しクリアーに向かった!
パー→そのまま自分が突撃しドリブルゴールを狙った!/沢田の突破を止める為にプレスをかけてきた!
>>628
どうもお待たせしました。温かい言葉感謝です。
630 :
森崎名無しさん
:2014/02/25(火) 21:34:43 ID:???
★沢田の選択→
チョキ
★
631 :
森崎名無しさん
:2014/02/25(火) 21:37:03 ID:???
★松山の対応→
パー
★
632 :
森末(仮)
:2014/02/25(火) 22:01:54 ID:???
>★沢田の選択→ チョキ =小池に高いボールのパスを出した!★
>★松山の対応→ パー =沢田の突破を止める為にプレスをかけてきた!★
==========================================================================
松山「(反町は前半で既に1度失敗をしてしまっている……1度だけの失敗だけど、その考えがある間は使いにくくなる筈だ。
それに小池は治療は一応したんだろうけど、すぐに治る筈はない。 幾らかパフォーマンスは落ちる……。
となれば、ここは沢田が自分で持ってくる可能性が高い!)」
ダッ!!
松山は客観的な視点から東邦学園3人のオフェンス陣を比較し、
既に一度失敗をしている反町、負傷をした小池は使いづらいだろうと判断。
ここは沢田が直接狙ってくるだろうと考えゴール前を飛び出し沢田へと詰め寄ろうとした。
沢田「小池さん!」
松山「なっ……なにィ!?」
しかし、この松山の判断は完全に裏目へと出てしまった。
元々あまり我が強くなく、吉良監督に鍛え直された今でも少しばかり臆病な沢田。
松山を相手に勝負をしたいという思いも彼の中に無いではなかったが、
それよりもここらへんで小池にいい場面を作っておかなければ後で何を言われるかわからないという後ろめたさもあった。
沢田「(それに負傷しているとはいえ、小池さんも得点力はそこまで低くないし……。
一度チャンスを作っておけば、後で文句は言われないよね……)」
小池「よっしゃあ! きたきたきたぁぁぁぁあああ!!」
松山「み、みんな! 頼む、守りきってくれ!」
こうして松山が反応出来ない速度で出された山なりのパスは、小池が合わせやすいような位置へと綺麗に送られ、
小池はこれに対して飛び上がりながらヘディングに向かう。
当然ながら松山はクリアーに向かう事が出来ず、後は残った守備陣に任せるより他にない。
633 :
森末(仮)
:2014/02/25(火) 22:02:55 ID:???
実況「松山くん、沢田くんからボールを奪おうとしたのでしょうが一歩遅かった!!
ボールは小池くんへと送られ、これに小池くんが合わせます!!
しかし、ふらの守備陣はまだ残っている! 松山くん抜きですが、これを止めようとシュートコースを防ぐぞ!
果たして小池くん、決められるかーっ!?」
井沢「沢田の奴、よく小池にパスを出したな。 反町ならまだわかるんだが……」
滝「ここで決められたらふらのは厳しいな。
残り時間的に考えても逆転は難しいし、よくて同点PKだ」
山森「PKになったら……キーパーの差も如実に現れますし、やっぱり東邦有利でしょうか?」
長野「だろうな。 だからふらのは何としてもここで点をやる訳にはいかないんだが……」
来生「ふっふっふ、どっちが上がって来ようともこの来生哲平様のいる南葛には敵う筈がない」
松田「く、くそーっ!(キャプテンの馬鹿ーっ! 1/3くらい当ててくださいよォーッ!!)」
佐瀬「決めさせてたまるかーっ!(こんな大事な場面でブロックに入れる俺のポジションを呪いたい!!)」
加藤「キャプテンや板野のシュートに比べれば……!(神様仏様ポスト様お願いします!)」
小池「食らえふらの! これが東邦学園キャプテン、小池秀人様のただのヘディングだ!!」
634 :
森末(仮)
:2014/02/25(火) 22:03:55 ID:???
先着3名様で、
★小池→ヘディング 53 ( ! card )( ! dice + ! dice )+(軽傷治療済Lv1-1)=★
★松田→ブロック 48 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=
佐瀬→ブロック 48 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=★
★加藤 パンチング 52 (! card)(! dice + ! dice)=★
と書き込んでください。カードやダイスの結果で分岐します。
【シューター】−MAX【ブロッカー】
≧5→シュートは邪魔される事無く放たれた!GKとの勝負へ。
=4〜2→シュートは放たれた。しかしこの数値差の人数分威力が落ちてGKとの勝負へ。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に(反町がねじ込み)(竹野内がねじ込み)(近藤がフォロー)
≦−2→ふらのボールに。
【シューター】−【キーパー】
≧2→小池のヘディングがふらのゴールに突き刺さる!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に(反町がねじ込み)(反町と松山で競り合い)(松山がフォロー)
≦−2→ふらのボールに。
635 :
森崎名無しさん
:2014/02/25(火) 22:04:10 ID:???
★小池→ヘディング 53 (
ダイヤQ
)(
6
+
6
)+(軽傷治療済Lv1-1)=★
636 :
森崎名無しさん
:2014/02/25(火) 22:05:25 ID:???
★松田→ブロック 48 (
ハート9
)(
4
+
1
)+(人数差補正+1)=
佐瀬→ブロック 48 (
スペード2
)(
1
+
1
)+(人数差補正+1)=★
637 :
森崎名無しさん
:2014/02/25(火) 22:05:46 ID:???
★加藤 パンチング 52 (
ハート8
)(
5
+
1
)=★
638 :
森崎名無しさん
:2014/02/25(火) 22:06:47 ID:???
自分で引いといて何だけど・・・な、なにィ!?
小池の全日本入りあるんじゃ?w
639 :
森崎名無しさん
:2014/02/25(火) 22:10:09 ID:???
さ、流石キャプテン小池……!
何気にジャンプ漫画的な展開なってる。
640 :
森崎名無しさん
:2014/02/25(火) 22:13:36 ID:???
ブランクがあって忘れているのだけど、若島津相手には一対一を挑んだほうがよいのだっけ?
641 :
森崎名無しさん
:2014/02/25(火) 22:19:19 ID:???
そうだよ、後攻めるときはできるだけパスやワン・ツーを使用するといいって三杉が言ってた。
642 :
森崎名無しさん
:2014/02/25(火) 22:48:22 ID:???
5-3-2じゃパスもワンツーも限定されるし、数が足りないんだな
643 :
森末(仮)
:2014/02/25(火) 23:20:39 ID:???
>★小池→ヘディング 53 ( ダイヤQ )( 6 + 6 )+(軽傷治療済Lv1-1)=64★
>★松田→ブロック 48 ( ハート9 )( 4 + 1 )+(人数差補正+1)=54
> 佐瀬→ブロック 48 ( スペード2 )( 1 + 1 )+(人数差補正+1)=51★
>★加藤 パンチング 52 ( ハート8 )( 5 + 1 )=58★
>≧2→小池のヘディングがふらのゴールに突き刺さる!
==============================================================================
小池秀人。
東邦学園のキャプテンに何の因果か選ばれてしまい、それを切欠として色々と残念な事になってしまった選手。
元々の才覚は若島津は当然として、沢田や反町にすら劣る有様だった彼であるが、
彼の極端すぎるポジティブな考え方は……少なくともサッカーの技術という分野に関してはいい方向へと作用をした。
小池「(東邦学園とは各方面のスポーツ関係の中で、特に優れた人材をかき集めたスポーツエリート校!
その中でもサッカーには力を入れている。
即ち、東方学園サッカー部は全国の中学生サッカー選手の縮図のようなもの!
その中等部のキャプテンに選ばれた俺は、もはや中学サッカー界を引っ張るような存在と言っても過言ではない!!)」
当然ながらそのような事実は一切ないのだが、この勘違いは彼に大きな自信を与えた。
どの分野のスポーツでも同じ事ではあるが、ある程度の自信というものは高いレベルのプレイをする上で必須である。
自分になら出来る、自分はもっと強くなれる、そう思う事は己の成長に必要な事。
更にはキャプテンとしての責任感はチーム内で誰よりも強くなろうとする努力を苦でなくさせ、
小池秀人という選手は以前までとはくらべものにならない程のプレイヤーへと成長を遂げていた。
小池「(その俺様がこんな大事な場面で……決められないなんて筈が……)ないんだよォオオオオオッ!!」
バコォッ!!
そして、実際のプレイにおいても、この時ばかりは小池の思いはいい方向へと作用をしていた。
気の弱いものならば尻込みしてしまいそうなこの場面でも、自分ならば出来ると信じ、ヘディングを放つ。
それは時として過信となり足を引っ張ってしまう事もあるが、やはりいいプレイをする為には必要な事。
負傷をした足の痛みにもめげず、高い位置から打ち下ろされたヘディングは綺麗にゴールの隅へと放たれ……。
644 :
森末(仮)
:2014/02/25(火) 23:21:59 ID:???
松田「う、うおあっ!?」
佐瀬「げ、げぇっ!?」
松山や板野程ではないと油断をしてしまったのか、その予想以上に鋭いシュートにDF達は反応出来ず。
加藤「あ、ああっ……!!」
辛うじて反応出来たGK、加藤も手を懸命に伸ばしボールを弾こうとするのだが……。
ザシュウッ!! ピピィーッ!!
松山「そ、そんな……」
板野「こ、小池……(反町でも沢田でもなく、よりによって……小池?)」
無情にもゴールはふらののゴールへと吸い込まれ、得点を告げる笛が鳴り響く。
後半15分、ここまで拮抗していた試合はこの時を持って東邦側へと大きく傾き、
その光景を見ていた松山、板野は思わず漏れる声を抑えきれず嘆息。
反町「や、やった……!(……俺が決めれなかったのは悔しいが、それでも1点は1点だ!)」
沢田「小池さん!(まさか本当に決まるなんて思ってなかったけど……やったぞ!)」
若島津「やれやれ、やっとか(後は俺が守り切れれば勝ちだ)」
反町、沢田、若島津といった東邦メンバーはまさか小池が決めるとは思っていなかったのか驚きを見せるものの、
それでもようやく1点を取れた事でそっと安堵をし。
小池「見たかぁ!! 俺様が東邦学園キャプテン! 背番号10、小池秀人様だぁ!!」
値千金の先取点を決めた小池は、大きく天に向けてガッツポーズを取り高らかに宣言をしたのだった。
ふらの 0−1 東邦
645 :
森末(仮)
:2014/02/25(火) 23:23:27 ID:???
ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!?
実況「き、決まったァァァアアア!!
後半15分、ここにきて、東邦学園が待望の先取点を上げましたぁぁっ!!
決めたのはキャプテン、小池くん!
去年までは然程目立たない選手でしたが、キャプテン就任以来めきめきと実力をつけてきたのがこの小池くんです!
その成長を見せつけるかのような、値千金のゴール!! 東邦、これで一気に勝利が近づきました!」
東邦応援団「でかした小池ー!!」「流石は東邦学園のキャプテンだ!」「後は若島津が守り切れれば決勝進出だ!!」
ふらの応援団「あ、ああー……ここにきて……」「ええい、失点がなんだ! マグナムシュートでまずは同点だ!」
この光景を見て、両極端な反応を見せたのは東邦、ふらのの両応援団である。
この試合が1点勝負になる可能性が高いというのは観客たちからしてみれば周知の事実。
実際にここまで互いに無得点のまま試合が進んでいたのだから、サッカーを詳しく知らない者でも1点が重要になるというのは察せるだろう。
東邦応援団はこれで余程の事がない限り勝ちは決まったと心から安堵をし、一層声援を強め、
一方でふらの応援団はといえば辛うじてまだ声は出しているものの、それは空元気に近いものでもある。
見上「決まったか……」
片桐「残り時間は……15分弱。 PKになればふらのは分が悪いと考えれば、2点は取りたい所ですね」
見上「ああ、だがここまでの展開を見るに……果たして今日の板野で若島津から2点を上げれるのかという疑問もある」
片桐「(些か不調のようだからな……板野は)ところで見上さん、あの小池はどうですか?」
見上「実力的にはパッとしないと思っていたのだがな……だがこの大一番での勝負度胸は買える、といった所か。
無論、選考の中には入っているよ。
(とはいえ、MFは松山以外ははっきり言ってどんぐりの背比べもいいところだ。 もう少し他と一線を画す選手が欲しいのだがな)」
646 :
森末(仮)
:2014/02/25(火) 23:25:28 ID:???
町田「あ、ああ……決められちゃった……」
藤沢「(松山くん……そんな……)」
弥生「(うぅ、す、すごく気まずいわ……慰めようにも、サッカーの事なんて全然わかんないし……)
ね、ねぇ淳。 まだふらのも逆転は出来るわよね?」
そして、この試合を観戦していた第三者……。
この大会の後に結成される全日本Jrユースの監督を務める見上は、
思いがけず活躍を見せた小池の姿を見ながら片桐と共に全日本Jrユースの完成系を夢想し、
一方でふらのマネージャー陣と共に観戦をしていた青葉弥生は、
いたたまれない空気に耐えきれず共に観戦をする三杉淳へと声をかけるのだが。
先着1名様で、
★ダイヤの原石?→! card★
と書き込んでください。マークで分岐します。
JOKER→弥生「だって淳、昨日付でふらのに転校をしたものね」 三杉「15分もあれば十分だよ」 なにィ!?三杉緊急参戦だと!?
ダイヤ→三杉「素晴らしい……小池、彼は正にダイヤの原石だ!!」 来生じゃなく小池に目をつけてしまいました。
それ以外→三杉「ああ、難しくはあるが不可能ではない。 次のキックオフが重要だ」 冷静にふらの逆転の目を解説し始めました
>>638
能力的には低くありませんからね、小池。試合で活躍もしてますし十分ありえるかも?
>>639
ここから残り少ない時間、2点取って逆転をする。王道を往く展開になるかどうかですね。
>>640-642
三杉との話ではそうなっていましたが、
ただ一対一に関してはここまでDFに止められたりでいまいち上手くいっていませんね。
あまり拘らずシュートに持っていくのも十分にありです。
647 :
森崎名無しさん
:2014/02/25(火) 23:25:39 ID:???
★ダイヤの原石?→
ダイヤJ
★
648 :
森崎名無しさん
:2014/02/25(火) 23:28:41 ID:???
来生終了のお知らせ
649 :
森崎名無しさん
:2014/02/25(火) 23:32:03 ID:???
節操のないぞ貴公子。本当にジョーカーキャラになっちゃったな。
キャプテン経験者でムードメーカーか、結構評価高くなりそう?
650 :
森崎名無しさん
:2014/02/25(火) 23:33:24 ID:???
さっきの6ゾロでヘディング技でも覚えれば強いかもしれん
651 :
森崎名無しさん
:2014/02/25(火) 23:53:26 ID:???
長野君の立場が…
652 :
森末(仮)
:2014/02/26(水) 00:16:27 ID:???
>★ダイヤの原石?→ ダイヤJ ★
>三杉「素晴らしい……小池、彼は正にダイヤの原石だ!!」 来生じゃなく小池に目をつけてしまいました。
====================================================================================================
弥生「えっ!?」
三杉の網膜には先ほどの小池の得点シーンが焼き付いていた。
負傷をものともしない力強い跳躍から、今彼が持てる最大限の威力が籠ったヘディング。
正に全力を出し切ってのプレイは体に大きなハンデを背負っている三杉にとっては羨ましく、羨望の眼差しを向けるに値するもの。
そしてキャプテン就任以前まででは考えられない程にまで研ぎ澄まされたテクニックは、
彼の伸び代の凄まじさ……隠されている才能がまだまだあるという事を証明しているかのようでもあった。
三杉「無論、まだまだ荒削りだ。 はっきり言って現時点では沢田や井沢といった者達とも大差がないレベルだろう。
だが、僕がしっかりと見てやる事が出来れば、或いは……?」
弥生「淳……?」
三杉「プレイスタイルを見る限り、本能で動くタイプのようでありながら繊細なテクニックも併せ持っている。
特にパスに関しては高いレベル、全国レベルで見れば間違いなくトップクラスだ。
だがそれでドリブルが下手という訳ではない、シュート力に関しては……まあ及第点といった所か。
僕にある技術を教え込めれば、その才能を開花させる事が出来れば……」
弥生「淳……? じゅーん?」
町田「(うーん……顔はいいけど、性格に難ありそうねぇ……)」
藤沢「(松山くん……)」
こうして三杉は、小池をダイヤの原石である……と認識をした。
荒削りであるがしっかりと磨けば光る、大器の選手であると。
なんとかして自分の持てる技術を彼に伝授出来ないだろうかと三杉は考え、
その様子を見て弥生をはじめとする周囲の者達は若干引きながらフィールドへと視線を移すのだった。
来生「へっくしょい! ちくしょう!」
滝「きったねぇな! くしゃみする時はちゃんと口抑えろよ」
井沢「おいおい、まさか風邪とかじゃないだろうな? 明日は決勝だってのにやめてくれよ?」
来生「風邪じゃねーって、へへ、多分どっかのかわいこちゃんが俺の噂してるんだろ」
高杉「それは無い」
653 :
森末(仮)
:2014/02/26(水) 00:17:30 ID:???
こうして観客席で寸劇が行われている最中、フィールドではゴール前にふらのメンバーが集まっていた。
ゴールを決められた加藤はがっくりと肩を落として地面に手をつき、
ブロックに入った松田、佐瀬の2人は居心地悪そうにしながら暗い表情で声を振り絞る。
松田「す、すまないみんな……絶対にやれない1点だったのに……」
佐瀬「俺達がもう少し早くコースに入れていれば……(とでも言っておけば)」
本田「いや、松田達のせいじゃないよ(と返さざるを得ない)」
若松「そうだな、うまくキャプテンをかわされちゃったし、そういう意味でも相手が一枚上手だった」
得点を決められた際にゴール前にいた者達は酷く申し訳ないような口調で謝罪の言葉を並べるも、
他の者達も特に責める訳ではなく、
暗に松山がいないなら点を奪われても仕方ないと言いそっと責任の所在を余所へとぶん投げる事に成功をする。
正にいつも通りのふらのメンバーであり、なんとか責任を逃れた彼らは次に時計へと目をやると、
やはり暗い表情をしながら言葉を続ける。
山室「キャプテン……」
金田「もう残り時間も少ない……東邦はやっぱり強いよ。
これだけ攻めても点が取れないし、逆に奪われちまった……」
小田「くそっ、やっぱり俺が不慣れな位置にいる分、隙を突かれてるのかな……」
口々に出てきたのは、もはや諦めてしまったかのような言葉である。
実際問題、彼らとしては優勝というものに然程の興味がある訳ではなく、ここまで来ただけでも十分。
客観的に見てもここから逆転をするのは難しく、炎天下の中でこれ以上激しく動き回るのも後免である以上、
もはや早々に諦めてしまい試合を流したくなるというのは当然の考えであったと言えよう。
654 :
森末(仮)
:2014/02/26(水) 00:18:33 ID:???
板野「(……やっぱり、この性格だけは変えられなかったなぁ)」
そして、これらを見ながら板野は悲しい表情を浮かべつつ全員の顔を見つめる。
キャプテン森崎を見てきた彼はふらのメンバーの性格を当然ながら熟知しており、彼らが表面上は暗い表情をし悔しそうにしながらも、
本心の所では勝敗などどちらでもよく、ただ早く帰りたいという事だけを願っている事を知ってしまっていたからだ。
転校をしてきて1年以上共に過ごしてきた仲間たち。
出来る事なら心の底から信頼できる仲間と共に最後まで戦い抜きたいと板野は思っていたのだが、
やはりふらののメンバーとはそこまでわかり合う事は出来ないのかと思わず落ち込みそうになるも……。
板野「………………」
A.「まだだ! まだ1点差じゃないか! 諦めるにはまだ早いぞ!」 ここで諦めさせてたまるかと喝を入れた。
B.「ごめんなみんな……俺が点を奪えなかったから……」 ここは他と同調して諦めてしまおう
C.「小田は確か旭川の高校に進学する予定だったな……」 ここは松山のお株を取ってしまおう
D.松山の様子を見てみよう
E.その他 板野くんに言わせたい事を書いてください
先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
655 :
森崎名無しさん
:2014/02/26(水) 00:21:20 ID:/sMpOGl6
A
656 :
森崎名無しさん
:2014/02/26(水) 00:24:14 ID:NrTMlUoA
E
残り時間は15分。
15分で2点取れば俺達の勝利だ。
俺達なら出来る!
やろう!やろうぜ皆!
657 :
森崎名無しさん
:2014/02/26(水) 00:26:21 ID:GALvdegM
D
658 :
森崎名無しさん
:2014/02/26(水) 00:30:30 ID:GzBwPVJ+
E 「松山……まずは速攻で1点取るぞ」 コンビプレイ解禁
659 :
森崎名無しさん
:2014/02/26(水) 00:30:54 ID:Yz1O2XrU
E 「松山……まずは速攻で1点取るぞ」 コンビプレイ解禁
660 :
森末(仮)
:2014/02/26(水) 00:33:22 ID:???
本日はここで一旦区切らせていただきます。
長い間開けましたがレスがついてくれて感謝です。
またよろしくお願いします。
661 :
森崎名無しさん
:2014/02/26(水) 00:37:17 ID:???
苦しい状況だけど、何とか勝って決勝に行きたい
662 :
森崎名無しさん
:2014/02/26(水) 00:46:15 ID:???
ついでになだれ攻撃を発動できないかな
温存なんてしてられないし
663 :
森崎名無しさん
:2014/02/26(水) 04:29:39 ID:???
GKが固い以上1点の重みが違いすぎる・・・
多分南葛のほうがやりやすい相手だろうしコンビだのやれることはバンバンやりたいね
小池はなんか・・・こう、エンターテイナー風だよね、ハンブルガーの来生の役取りそうだ
664 :
森末(仮)
:2014/02/26(水) 21:31:58 ID:???
>E.「松山……まずは速攻で1点取るぞ」 コンビプレイ解禁
================================================================
既にふらののその他大勢である選手たちは、殆どが戦意を喪失。
そんな中で板野が頼れたのは、やはりこの逆境の場面でも諦める事のない……。
いつ如何なる時でも勝負に燃える北海の荒鷲、松山光であった。
これから残り少ない時間で逆転をするには、とにもかくにも速攻で1点を取らなければならない。
この局面では、とにかくスピードが命である。
昨日の特訓で得たワンツー技と、隠し玉であるツインシュート。
それらを用いてなんとか早めに同点にし、望みを繋げなければと板野は決意をして松山へと呟いた。
この板野の発言に、松山は諦めムードが漂っていた一同に対して言おうとしていた気が一瞬削がれ、
唖然とするも……すぐに板野の言葉にうなずき返し同意をする。
松山「ああ……まだ、時間は残っているんだ! 諦めるような時間帯じゃない。
逆転をする為にも、俺と板野で速攻をする……とはいっても、
相手はここまで粘ってきた東邦だ、そう簡単にシュートまで持っていかせて貰えるかも怪しい。
だからまず、キックオフと同時に全員攻撃――なだれ攻撃を発動する」
若松「え、ええ!? (あれ、疲れるんだよなぁ……勘弁してくれよ……)」
そうして松山がこれからの作戦について説明を始めると、板野を除く一同は一瞬戸惑った様子を見せるが、
当然松山はそれに気づく事もなく、更に言葉を続ける。
松山「それとここからはとにかく1点を取らなければならない状況だ。
俺も上がって、積極的に攻撃参加……そして中盤でのボール争いに参加をしようと思う」
山室「えっ、じゃあフォーメーションは……いつも通りの4−3−3になるのか?」
松山「……いや、4−4−2だ。 若島津相手にねじ込み要員、つまりFWは多数いらない。
それよりも中盤でのボールカット、パス回しを意識して4−4−2でいく。
具体的にはこうなるな」
665 :
森末(仮)
:2014/02/26(水) 21:34:25 ID:???
−J−−− J板野
−−−H− H山室
−−−−−
F−I−G F小田 E松山 G若松
−−E−− E金田
C−−−D C松田 D本田
−B−A− B近藤 A佐瀬
−−@−− @加藤
金田「お、俺ボランチなんてやった事がないぞ……?」
松山「不慣れだろうけど、そこはDF達と連携をして上手くやってくれ。
ボランチにはパスの巧い金田がいてくれた方がやりやすいんだ……」
小田「(うげげ、俺は相変わらず左のサイドハーフか……まあ、FWよりはマシかなぁ?
キャプテンが近くにいるからフォローも期待できるし)」
松山が提案をしたフォーメーションは、4−4−2。
今まで以上に点を取る事が重要となるこの場面では、
松山をDFとして置いておく必要性よりも前に出して積極的に点を狙う方がメリットは大きく、
これによって板野とのコンビプレイも使いやすくなる。
無論、松山がゴール前からいなくなった以上今まで以上に守備力は低くなり、ボールを失い東邦に攻撃権を与えてしまえば、
2点目を取られていよいよ決定的な差をつけられてしまう可能性もある。
だが、ここは一か八かに賭けても攻めて点を奪わねばならない場面であると松山は判断をしたのだった。
板野「(ただこれだと、本当にこのキックオフで1点を取れなければ……。
カウンターを食らってそのまま敗北してしまう可能性も高い。 フォーメーションはこれでいいのか?)」
666 :
森末(仮)
:2014/02/26(水) 21:35:25 ID:???
A.何も問題はない。さあ、キックオフだ!
B.フォーメーションに問題はないが、なだれ攻撃は危険だ。普通に攻めよう!
C.フォーメーションが問題だ!何か提案をしよう!(更に分岐)
先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
>>661
ここから逆転をして決勝に進めれば、実にジャンプの王道を往くような展開になりますね。
>>662
全員攻撃であるなだれ攻撃は、この1点を追う場面当然使う選択肢に入ります。
>>663
南葛はGKが弱点ですが、石崎高杉も国内レベルでは十分驚異ですからね。
攻撃力も高いので、東邦とは違った意味で強い相手です。
667 :
森崎名無しさん
:2014/02/26(水) 21:36:23 ID:p0vMve1c
A
668 :
森崎名無しさん
:2014/02/26(水) 21:36:53 ID:UTs6LyUg
A
669 :
森崎名無しさん
:2014/02/26(水) 21:36:53 ID:aurfHsbY
A
670 :
森末(仮)
:2014/02/26(水) 22:59:02 ID:???
>A.何も問題はない。さあ、キックオフだ!
==================================================
板野「(いや……どっちにしろ、もう後がないんだ!
ここは守りの事なんて考えず、攻めに全力を注ぐしかない!)」
こうして作戦も決まった所で、一同はポジションへと散らばっていく。
板野はなんとしても同点にし、明日の決勝へと望みをつなげる為に、
そして他のメンバー達は内心辟易しながらも、それでも体面上は逆転を目指して。
そんな彼らの姿を見ながら、松山もまた所定のポジションへとつき頭に巻いた鉢巻を結い直しながら思いにふける。
松山「(板野を除けば、小学生時代からずっと同じメンバーでやってきたこのふらの中学……。
でもこの中学三年の夏、この大会がこのメンバーでやるのは最後なんだ。
負けたらその試合が俺達全ての最後の試合になる。
……負ける気なんて毛頭ない、だけど、やるからには全部を出し切りたい。
最後まで頑張ろう、皆! 残り15分……全てを出し切ろう!!)」
熱い思いを秘めながら、全員の姿を目に収めつつ、次いで観客席へと目を向ける松山。
松山「(藤沢……見ててくれよ。 俺達は……まだ負けない、必ず俺達が優勝旗を掴んでいる姿を、お前に見せて……。
そして、笑顔でお前と別れたいんだ!)」
(松山の中では)頼れる仲間たち、そして思い人への感情を確認しながら、気合を入れ直す。
北海の荒鷲、松山光。
この試合、ここまで作戦の為にDFとして働き、攻撃には殆ど参加してこなかった彼は、
残りの15分間――本職であるOMFとして最大限のパフォーマンスを発揮すべく、
己の感情を高ぶらせ、キックオフの笛を待ち構えるのであった。
671 :
森末(仮)
:2014/02/26(水) 23:00:29 ID:???
小池「ぃやっほー! 見たか、この小池秀人様の華麗かつ豪快なヘディングを!!
やはり東邦学園キャプテンは格が違った!」
反町「お、落ち着けよ小池。 確かに凄かったのはわかったが、まだ試合時間は残ってるんだぞ。
まだ勝った訳じゃないんだ」
沢田「松山さんも前にポジションを移してますからね……。
当然と言えば当然ですけど、今まで以上に苛烈に攻撃をしてくる陣形を整えてます」
一方、東邦の面子はといえば、なおも先取点を喜んでいる小池を後目に、
比較的常識的とされている反町、沢田の両者がふらのが陣形を替えてきた事に目ざとく気づく。
ふらのがこの1点を返す為に躍起になり、松山を上げてくる事は半ば予想済みではあるが、
とはいえ実際にその光景を見ると果たして残り15分の間にこのまま無失点で切り抜けられるかと言われると自信があるとは言い切れない。
反町「ここまで若島津、それにDFが頑張ってくれてるが、いつ点を失ってもおかしくない状況だからな。
それに今までなら板野を重点的に気を付けていればよかったが、これからは松山も気を付けなければならない」
沢田「そうですね、今日の若島津さんは調子がいいみたいですけど、その波もいつまで続くとも限りませんし……」
小池「監督からのサインはどうなってんだ……?」
そうして、ようやく小池も落ち着いた所で、彼らは監督である北詰の指示を待つ。
ベンチへと目を向けると、そこにはブロックサインを出して小池達へと指示を出す北詰の姿。
サインを読み解けば、どうやら残り時間は反町も積極的に守備に参加し、
とにかくこの1点を死守するように試合を運ぶべきという事らしい。
672 :
森末(仮)
:2014/02/26(水) 23:01:41 ID:???
反町「守備参加か(俺もゴールを奪いたかったけど……命令じゃ仕方ないな)」
沢田「反町さんの守備力の高さなら、松山さん達にも通用をしますからね」
小池「ボールを奪ったら俺かタケシに回せ! 時間を稼いでやるぜ!」
沢田「はい!」
反町「よし、それじゃあ後15分逃げ切ろう! そして決勝に勝ち上がって、今年こそ南葛を倒して優勝するんだ!」
若島津「(反町の守備参加だと? ちっ、俺だけでは不安だとでも言うのか?
……まあいい、いずれにしろ反町達如きを突破出来ないようでは俺からゴールを奪う事すら敵わんだろうさ。
松山……それに板野、最後の最後、勝負をしに来い。 それを防いで、俺は決勝へと上がってやる)」
実況「後半15分、小池くんのゴールでようやく1点を先制した東邦学園!
しかし、ふらのもまだ決してあきらめた訳ではありません!
ここにきてふらのはこの試合DFとして出場していた松山くんが、本来のOMFとしてのポジションへと移動!
これはやはり1点を奪う為に、攻撃力を強化してきたという事でしょう!
ですが東邦もここまで無失点に切り抜けてきた実績があります!
特に守護神・若島津くんは今大会No.1GKとして、前評判通りの活躍を見せてくれています!
果たしてこの牙城を切り崩す事が出来るのか!? ふらののキックオフで試合再開です!」
片桐「(板野……このまま終わるのか? ……若島津は確かに日本では最高の、正にNo.1キーパーだ。
だが、世界には更に上を行くキーパーはゴロゴロいる。 それこそ海外で活躍をする若林のようにな。
お前がここでこのまま終わってしまっては、所詮は国内クラスのストライカーとなってしまうんだぞ)」
三杉「(思わぬダイヤの原石が発掘出来たが……それはそれとして、あまり思わしくない展開だな。
切り札を使って、同点に出来れば一気に流れに乗れるかもしれないが……。
今日の若島津は中々好調なようだ……板野、松山、君たちに彼を攻略できるかい?)」
森末「(板野……)」
673 :
森末(仮)
:2014/02/26(水) 23:03:03 ID:???
ピィーッ!!
バムッ! バシッ!!
松山「さぁ行くぞ、みんな! なだれ攻撃だ!!」
ふらのメンバー「「「おおおおおおおおおっ!!」」」
ドドドドドドドドドドッ!!
そして様々な思惑を様々な者達が抱えながらも、時は過ぎ、笛は鳴る。
キッキオフの合図と共にふらのボールで試合は再開され、そのままボールは早速ポジションを変えて前へと位置していた松山の元へ。
松山はボールがもった瞬間、右手を大きく上げて号令を出すと、全員が一斉に走り出す。
「なだれ攻撃」――松山が考案した、互いが互いをフォローしあい、常にボールを離さないよう攻撃を持続させる事が出来る作戦である。
無論、相手にボールをカットされそれすらも奪い返す事が出来ない場合は一気にカウンターを決められてしまうというデメリットもあるが、
早めに追いつきたいこの局面、攻撃を成功させる事にのみ主眼を置けば、これ以上に有益な作戦はない。
前半で既に見せていたこの攻撃であったが、
やはり全員が走りはじめ自陣になだれ込んでくるだけでも威圧感はあるのか東邦メンバーは一瞬息を呑むも、
すぐさま気を取り直しボールを持つ松山へとプレスをかけ始める。
実況「出ました、ふらののなだれ攻撃! 正にチームワークのふらの、全員攻撃でなんとしてでもこの1点を返そうとしております!!
しかし、東邦も黙ってそれを見守ってはいません!
ボールホルダーの松山くんには東邦FW陣が詰め寄ります!」
反町「(なだれ攻撃か……確かにこれだけの人数が相手だと気圧されがちだが、ボールは一つだけなんだ!
ボールさえ奪ってしまえば、相手は一気にピンチになる!!)」
松山「(まずはここを抜かないとな……その為には……)若松、いくぞ!!」
反町「げっ!?」
674 :
森末(仮)
:2014/02/26(水) 23:04:05 ID:???
先着3名様で、
★松山→ワンツー 52 (! card)(! dice + ! dice)=★
★若松→ワンツー 49 (! card)(! dice + ! dice)=★
★反町→タックル 49 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=
竹野内→タックル 47 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=★
と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。
MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→松山と若松がワンツーリターンで軽く突破!今度は松山と板野のゴールデンコンビで中盤を切り裂きに行くぞ!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から(板野がフォロー、山室がフォロー、小田がフォロー)
≦−2→東邦ボールに。
675 :
森崎名無しさん
:2014/02/26(水) 23:04:22 ID:???
★松山→ワンツー 52 (
ダイヤJ
)(
1
+
3
)=★
676 :
森崎名無しさん
:2014/02/26(水) 23:06:01 ID:???
★若松→ワンツー 49 (
ダイヤJ
)(
6
+
5
)=★
677 :
森崎名無しさん
:2014/02/26(水) 23:06:21 ID:???
★反町→タックル 49 (
クラブ6
)(
2
+
4
)+(人数差補正+1)=
竹野内→タックル 47 (
スペードK
)(
3
+
1
)+(人数差補正+1)=★
678 :
森崎名無しさん
:2014/02/26(水) 23:07:54 ID:???
若松フラグゲット!
679 :
森末(仮)
:2014/02/26(水) 23:07:58 ID:???
反町と竹野内の判定がタックルになってしまいましたが、パスカットです。
数値はそのままですので、結果の方で修正をします。
680 :
森崎名無しさん
:2014/02/26(水) 23:14:11 ID:???
何気に松山、若松2人ともダイヤJだな、仲いいね
681 :
森末(仮)
:2014/02/26(水) 23:50:13 ID:???
>★松山→ワンツー 52 ( ダイヤJ )( 1 + 3 )=56★
>★若松→ワンツー 49 ( ダイヤJ )( 6 + 5 )=60★
>★反町→タックル 49 ( クラブ6 )( 2 + 4 )+(人数差補正+1)=56
> 竹野内→タックル 47 ( スペードK )( 3 + 1 )+(人数差補正+1)=52★
>≧2→松山と若松がワンツーリターンで軽く突破!今度は松山と板野のゴールデンコンビで中盤を切り裂きに行くぞ!
>※若松が11を出して勝利したのでパスフラグを習得。
============================================================================================================
反町一樹――東邦学園のFWとして、一年生時より活躍をしていた選手である。
彼は地味ではあるが基本に忠実なシュートをはじめとして、あらゆる事をそつなくこなす事が出来た。
それは東邦学園において、沢田が入り小池が成長をするまでは殆ど自分しかフィールダーでまともに動ける者がおらず、
ボールを自分で運ぶ事、及び前線でボールを奪ってチャンスを増やす事も必要だったからである。
よってその守備力も決して低くは無かったのだが、そんな彼にも弱点はあった。
……FWとしては守備機会が極端に少ない、パスカット能力である。
反町「く、くそっ!(そのまま突破してくれればよかったものを……!)」
松山「よし、ナイスリターンだ若松! それっ!」
若松「お、おう!」
反町を相手に真っ向から勝負を挑む事のリスク、
そしてスピードを殺さぬ為にも高速でのパスワークで攻めた方がいいという利点を考えた結果、
松山はここで若松とのワンツーでの突破を選択。
若松が予想以上のプレイを見せてくれた事もあってかこの案は功をなし、
反町と竹野内はボールに触れる事もできないまま突破を許してしまう。
実況「松山くん、まずは華麗にワンツーリターンで反町くんたちを抜き去りました!
やはり彼が中盤に入っただけで、ふらのの攻撃にも安定感があるように見えます!」
三杉「(……今の松山のパスワークはあまり高いレベルとは言い難いんだけどね。
だけどまぁ、突破に成功をしたのだからよしとしよう。 問題はここからだ)」
682 :
森末(仮)
:2014/02/26(水) 23:51:26 ID:???
小池「ええい、反町め! 容易く抜かれおって!」
沢田「(僕が言えた義理じゃないけど、反町さん……パスカットは苦手だからな。
でも、奪えないレベルではない筈だ……このまま一気にゴール前まで進まれたらまずい!)小池さん!」
小池「おう!」
松山の突破を見て、小池は悔しそうに歯噛みをするも冷静に場を見ていた沢田に促され2人がかりで松山へとプレスをかける。
沢田は若松とのパスコースを牽制しつつ、小池は小田とのパスコースを牽制しつつの動きだが……。
それらのパスコースへは目を向けつつも、松山はちらりと視線の端で本命の選手へと合図を出す。
松山「(この距離なら……よし、いける!)板野!!」
板野「ああ!!」
沢田「えっ……い、板野さん!?」
ここまでの試合で、殆どパスを出す場面を見せておらず、殆どがドリブルでの突破とマグナムシュートでの得点という印象を与えていた板野。
そんな板野と松山が、まさかここでワンツーで突破をするとは思っていなかったのか、
沢田は素っ頓狂な声を上げながらも慌ててパスコースを防ごうと方向転換。
最前線にいるFWの板野と、上がり始めたとはいえMFである松山の位置関係上、その間には隙があるかと思われていたが……。
ヒュッ! バンッ!! ダダダダッ!!
沢田「(!? 早い……!? なんて早いパス回しだ! これじゃ間に合わない……)でぃ、ディフェンダー!!」
山辺「お、おう!」
高島「くそっ、このまま進ませてたまるかよ!!」
そのあまりに早いパス回しは、先ほどの若松とのワンツーの時のそれよりも数段上。
沢田はただ見守る事しか出来ず、DFに指示をとばし、まだ近くにいた為に反応が出来た小池に後を託すしか出来ないのだった。
683 :
森末(仮)
:2014/02/26(水) 23:52:49 ID:???
先着3名様で、
★板野→ゴールデンコンビ 52 (! card)(! dice + ! dice)=★
★松山→ゴールデンコンビ 55 (! card)(! dice + ! dice)=★
★小池→パスカット 51 (! card)(! dice + ! dice)+(補正合計+0)=
山辺→パスカット 48 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=
高島→パスカット 48 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=★
と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。
MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→板野と松山のゴールデンコンビが中盤を突破! そのままゴール前に2人でなだれこみ……?
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から(山室がフォロー、小田がフォロー、若松がフォロー)
≦−2→東邦ボールに。
684 :
森崎名無しさん
:2014/02/26(水) 23:53:29 ID:???
★板野→ゴールデンコンビ 52 (
クラブK
)(
5
+
3
)=★
685 :
森崎名無しさん
:2014/02/26(水) 23:53:33 ID:???
★板野→ゴールデンコンビ 52 (
クラブ8
)(
2
+
5
)=★
686 :
森崎名無しさん
:2014/02/26(水) 23:54:15 ID:???
★松山→ゴールデンコンビ 55 (
ハート4
)(
4
+
1
)=★
687 :
森崎名無しさん
:2014/02/26(水) 23:54:27 ID:???
★小池→パスカット 51 (
クラブJ
)(
6
+
2
)+(補正合計+0)=
山辺→パスカット 48 (
ハート7
)(
3
+
1
)+(人数差補正+1)=
高島→パスカット 48 (
ハート7
)(
2
+
1
)+(人数差補正+1)=★
688 :
森崎名無しさん
:2014/02/26(水) 23:56:41 ID:???
あと1あればー
689 :
森崎名無しさん
:2014/02/26(水) 23:58:48 ID:???
松山が振るわんがシュートで爆発してくれると信じよう
690 :
森末(仮)
:2014/02/27(木) 00:31:19 ID:???
>★板野→ゴールデンコンビ 52 ( クラブK )( 5 + 3 )=60★
>★松山→ゴールデンコンビ 55 ( ハート4 )( 4 + 1 )=60★
>★小池→パスカット 51 ( クラブJ )( 6 + 2 )+(補正合計+0)=59
> 山辺→パスカット 48 ( ハート7 )( 3 + 1 )+(人数差補正+1)=53
> 高島→パスカット 48 ( ハート7 )( 2 + 1 )+(人数差補正+1)=52★
>=1→ボールはこぼれ球に。山室がフォロー
==================================================================================
息の合ったコンビの間でしか開発が出来ないとされるコンビプレイ。
その中でも最高峰とされ、一部の限られたコンビにしか使えない技――ゴールデンコンビ。
スピードとテクニック、そして互いをよく知るからこそ出来る親和性がなければ不可能なこの技を、
昨日の特訓の中で板野と松山の2人は編み出していた。
板野は何年も読み物として知っていた松山光という人物に対する理解を糧とし、
松山は仲間を無条件で信じるという危なっかしくも汚れない心を原理として作られたその技。
井沢「は、はえぇ……なんだあのパスワークは!」
滝「俺達でもあそこまでの連携は出来ないぞ……?」
来生「むむむ……」
高杉「何がむむむだ!」
見上「これは……! 板野がやや遅れてはいるものの、それでもかなり高い水準のパスワークだ。
よもやこのような芸当も出来るとはな……」
片桐「立花兄弟のワンツーよりも更に一段上……でしょうか?」
見上「……板野に基礎的なパス勘と精度が身につけば、そうなるやもしれん。
いずれにせよ、中学生離れした連携だ」
それは今大会最高のコンビと言われていた立花兄弟のそれよりも素早く、鋭く、そして巧みであり。
この試合を観戦していたサッカー関係者たちは、大いに度肝を抜かれていた。
実際、それほどまでに板野と松山のパスワークは完成されており、
並大抵の選手では止める事すら難しく思えたのだからこれは当然の反応と言える。
しかし、更に驚くべき事が次の瞬間に起こり、観客たちは目を疑う事となる。
691 :
森末(仮)
:2014/02/27(木) 00:32:34 ID:???
小池「この東邦学園キャプテン、小池秀人様を……なめるなァッ!!」
ダダダッ! バチィッ!!
板野・松山「「なっ、なにィ!?」」
なんとこのパスワークに間に割って入り、ボールを弾く事に成功をした選手がいたからだ。
先ほど先取点を挙げ、正にのりにのっている男、小池秀人その男である。
走るたびに痛みが走る足に耐えつつ、ヤマ勘でコースを読んだ小池は大きく飛び上がり足先でボールの軌道を変える事に成功。
マグレであるとはいえ、ボールに触れた事は事実であり、誰もが唖然とする中ボールは転々とし、
板野と松山が触れる事もないまま手放される事となってしまう。
ワーワー!! ワーワー!!
実況「小池くん、凄い! なんと松山くん、板野くんの息の合ったワンツーリターン……。
正にふらののゴールデンコンビと言える2人のパスワークを遮断しました!
先ほどの得点といい、正に大活躍! しかし、まだふらのの攻撃は続いているぞ!!」
山室「お、おいおい……(キャプテンと板野が2人がかりでも突破出来ないって……マジかよ!?)」
しかし、小池が弾いたボールはなだれ攻撃を発動しフォローをしあっていたふらのが即座にキープ。
右サイド寄りに位置していた山室が拾うと、そのまま単独で持ってサイドを駆け上がり始めるが、
よもや松山と板野という2人の主力でも突破出来ないとはと動揺が走る。
山室「(うー、せめて弾かせるくらいにしないと後で何言われるか……。
と、とにかくキャプテンと板野がゴール前に上がれるまで時間稼がないと!)」
今井「(チャンス! 相手が松山や板野じゃないなら与しやすい!)」
692 :
森末(仮)
:2014/02/27(木) 00:34:19 ID:???
先着2名様で、
★山室→ドリブル 49 (! card)(! dice + ! dice)=★
★今井→タックル 48 (! card)(! dice + ! dice)=★
と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。
MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→山室がキープに成功! そしてゴール前に走り込む板野と松山に向けて低いセンタリング!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から(若松がフォロー、金田がフォロー、本田がフォロー)
≦−2→東邦ボールに。
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