キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【かつて見た】俺inキャプ森3【栄光の道】

1 :森末(仮):2013/10/30(水) 00:29:57 ID:???
このスレは、キャプテン森崎のスピンアウト作品です。
参加者の皆さんの選択、及びカード引きによって物語が展開していきます。

他の森崎板でのスレと被っている要素や、それぞれの原作無視・原作崩壊を起こしている表現。
その他にも誤字脱字や稚拙な状況描写等が多数あるかと思いますが、お目こぼし頂ければ幸いです。

☆前スレ☆

【頂天への】俺inキャプ森2【道程】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1381329922/l50

☆あらすじ☆

キャプテン森崎を心から愛する男板野住明はある日キャプテン森崎の精、
通称『森末』からキャプテン森崎の外伝スレへと参加してみないかと提案をされ外伝世界へと飛ばされる。
ふらの中学で松山達と共に鍛錬を繰り返し、1年と少しの期間を費やして臨んだ3年目の全国大会。
板野は「マグナムシュート」を武器に大暴れをし、1回戦・早田率いる『東一中』、2回戦『錦が丘』、
3回戦・立花兄弟のいる『花輪中学』を次々に撃破していく。
迎えた準決勝、これに勝てば若島津が待ち受ける東邦が待ち構える中行われた『比良戸中学』との試合。
ダークホース『比良戸』は隠していたその実力を見せ、板野達は審判の笛に助けられながらも1−0と前半で1点のリード。
そして、前半22分、再び回ってきたチャンスで板野はマグナムシュートを打とうとするのだが……。

66 :森崎名無しさん:2013/10/31(木) 23:45:28 ID:???
コンビプレイに興味があって、色々バリエーション考えてた、で押し通すべきか。

67 :森崎名無しさん:2013/10/31(木) 23:51:55 ID:???
猿兄弟と戦ったばかりだしな

68 :森崎名無しさん:2013/10/31(木) 23:56:35 ID:???
あとはダイレクトシュートについても考えていた、とかね。
ミドルシュートだけじゃ厳しいし

69 :森崎名無しさん:2013/10/31(木) 23:57:51 ID:???
松山とツインシュートやりたいんだ
藤沢「……チャキ」

70 :森崎名無しさん:2013/10/31(木) 23:58:01 ID:???
次の板野の行動どうしよう?ガッツがやばいからドリブル突破にすべきか。
次藤がタックルにこれるかによるな。

71 :森崎名無しさん:2013/11/01(金) 00:04:10 ID:???
次藤がいないなら距離次第で弾丸シュートでいけるだろうね

72 :森末(仮):2013/11/01(金) 00:13:48 ID:???
>★佐野→次藤とのコンビプレイ 55 ( ダイヤK )( 1 + 3 )=59★
>★松山→ブロック 53 ( ハート8 )( 6 + 1 )+(人数差補正+2)=62★
>★本田→ブロック 48 ( ハート8 )( 3 + 3 )+(人数差補正+2)=56
> 佐瀬→ブロック 48 ( ダイヤ2 )( 3 + 2 )+(人数差補正+2)=55
> 近藤→ブロック 47 ( スペードJ )( 5 + 6 )+(人数差補正+2)=60★
>★加藤 パンチング 52 ( スペード8 )( 2 + 3 )=57★
>≦−2→ふらのボールに。
===========================================================================
松山達が次藤と佐野のコンビプレイを想定していても、佐野はシュートコースを替えざるを得なかった。
次藤のキック力が凄まじいとはいえ、距離が離れすぎている以上キーパーに弾かれる可能性は高い。
それならばまだ、佐野が直前でシュートコースを替えた方が決定率は高かった。

佐野「(こうなりゃ破れかぶれだ! えいっ!)」
松山「甘いッ!!」
佐野「そ、そんな……」

しかし、佐野の努力は徒労に終わった。
誰か1人の意表を突くだけなら可能だったかもしれないが、ふらのの壁は4枚。
しかも運が悪い事に、佐野が変えたコースには次藤には及ばないものの強靭なフィジカルを持つ松山が飛び込んでいた。
コースを替えた事により、威力が多少なりと減衰されたシュート。
松山はこれを難なく胸で受け止めると、迷う事なく前線にいた板野へとロングパスを出すのだった。

松山「頼んだ、板野!」
板野「おうっ!!」
次藤「なっ、なにィ!?(ワシらのコンビプレイが……破られた!?)」

ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!?

73 :森末(仮):2013/11/01(金) 00:15:03 ID:???
実況「な、なんと!? 比良戸、トリックプレイを隠し持っていました!
   次藤くんのシュートを、佐野くんが横から押し出しコースを替えるというコンビプレイ!
   言葉にすれば単純に思えますが、シュート性のボールに触れてゴールの枠内に押し込むこのプレイのむずかしさは、
   サッカーを経験した人ならば誰しもがわかる所でしょう!
   しかし、ふらの! このコンビプレイを読んでいました!
   松山くんが変更されたコース上に飛び込みしっかりとブロック! そしてそのまま板野くんへと繋げた!
   前半終了間際、土壇場で追加点が狙えるかー!?」

来生「面白い事すんなー、比良戸の奴ら」
滝「ありゃ次藤のキック力があるからこそ出来る技だな。 並大抵の奴のシュートじゃ、コースを替える前にカットされる。
  そして、そのシュートをコースを替えながら枠外にしっかりと抑え込む佐野。
  一朝一夕で出来るものじゃない……この試合に向けて温存してた切り札だ」
井沢「それを止められたんだから、比良戸としちゃたまったもんじゃないな……。
   ここで2点目を奪われたら、一気に崩れるかもしれないぞ」

観客たちの予想だにしなかったコンビプレイに、それを完全に防いで見せたふらの。
これらを受けて観客たちは更に騒然とするのだが、
そんな事はお構いなしにとばかりにボールを受けた板野はそのまま全速力で上がり始める。
前半終了間際、次藤がフリーキックの為に上がった今こそが、追加点のチャンスである。

74 :森末(仮):2013/11/01(金) 00:16:04 ID:???
竹野「くっそー! 次藤と佐野のコンビプレイが防がれるなんて……!」
中城「止めろ! そいつを止めるんだ!」

ドスドスドス

次藤「ワシが行くまで持ちこたえろ、DF!」
板野「(次藤は……まだ俺に追いつけないか! でも、もたついてたらすぐ追いつかれそうだな。
    ゴールまでかなり距離はある……けど、花輪での時に比べれば幾分かは近いか。
    どうする? ここから打つか?)」

A.ここから普通のシュートだ!
B.ここから弾丸シュートだ!
C.ここからマグナムシュートだ!
D.いや、もう少し進もう! このままドリブルだ!
E.体力が不安だ、次藤から遠い位置の小田に渡そう!
F.小田とのワンツーリターンで速攻だ! 低いボールを貰おう!

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

※板野のガッツ 490/830

75 :森崎名無しさん:2013/11/01(金) 00:16:57 ID:xiyCOD3Q
C

76 :森崎名無しさん:2013/11/01(金) 00:16:58 ID:aQEPS7Uc
B

77 :森崎名無しさん:2013/11/01(金) 00:19:18 ID:4gkgQGzI


78 :森崎名無しさん:2013/11/01(金) 00:20:45 ID:???
マグナム覚えてから弾丸シュートは撃ったこと無いからな
省エネも大事。

79 :森崎名無しさん:2013/11/01(金) 00:24:50 ID:???
花輪と比べてってことはキックオフシュートと比べてだよな。
キックオフシュートだとキーパーの距離補正が+4だったから、今回は+3ぐらいかな

80 :森崎名無しさん:2013/11/01(金) 00:27:32 ID:???
前のキックオフはフリー補正とダイス和5で決まったから、
今回も弾丸でも7か8位出せば十分いけると思うが。

81 :森崎名無しさん:2013/11/01(金) 00:28:31 ID:???
板野ならピンゾロ出してくれるよ(ニコッ

82 :森崎名無しさん:2013/11/01(金) 00:29:37 ID:???
ここで決められれば後半マグナム二発打てるからね

83 :森崎名無しさん:2013/11/01(金) 00:40:56 ID:???
ええい、ピンゾロ出すくらいなら6ゾロを出せw
確率的には同じなんだからw

84 :森末(仮):2013/11/01(金) 00:40:59 ID:???
>B.ここから弾丸シュートだ!
=================================================================
板野「(次藤のいない今が得点を重ねるチャンスなのは間違いない!
    だけど俺も体力は不安なんだ……ここは、マグナムシュートじゃなく……)弾丸シュートだ!!」

ゴォオオッ!!

次藤がゴール前にいない比良戸は、ふらのにとって今こそが得点の契機であると言えた。
前半も終了間際、ここで2点差にする事が出来ればふらのの勝利はぐっと近づく。
だが、前半戦で既に2発のマグナムシュートを放っている板野。
すぐにハーフタイムに突入をするとはいえここでマグナムシュートを打ってしまえば蓄積された疲弊は表面化し、
今後のプレイに悪影響が出てしまうのは板野自身がよくわかっていた。
故に、板野はここでマグナムシュートではなく――自身が初めて開発をしたシュート、弾丸シュートを放つ事を決断した。

実況「あぁ!? 板野くん、ゴールから距離が離れていますが足を振りかぶったー!!
   一見をすれば無謀にも思えます!
   しかし、板野くんは先日の花輪戦でセンターサークルからシュートを放ちゴールを奪っている実力者!
   或いはこれも入ってしまうのか!?」

反町「あれっ? あのシュート、マグナムシュートと少しフォームが違うな」
若島津「……俺達の練習に乱入をした時に打っていたシュートだろう。
    まあ、あのシュートの威力も中々だった。
    比良戸のディフェンスは先ほどまでを見る限りでは次藤以外大した事がない、入る可能性は高く見えるが……」

片桐「ここで決まれば大きいですね!」
見上「ああ、比良戸は先ほどのコンビプレイが切り札だった筈だ。
   同点にするどころか、2点差にされてしまってはかなり苦しい……」

次藤「(ワシがあそこにいれば……!)」
畠山「みんな、中央に寄るんだ! 俺達だけで止めるんだ!!」
板野「いっけええええええええええええええええええ!!」

85 :森末(仮):2013/11/01(金) 00:42:08 ID:???
先着3名様で、

★板野→弾丸シュート 57 ( ! card )( ! dice + ! dice )=★
★竹野→ブロック 44 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+2)+(20m補正+1)=
 森本→ブロック 44 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+2)+(20m補正+1)=
 安倍→ブロック 46 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+2)+(30m補正+2)=
 秋沢→ブロック 47 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+2)+(30m補正+2)=★
★畠山 パンチング 49 (! card)(! dice + ! dice)+(40m補正+3)=★

と書き込んでください。カードやダイスの結果で分岐します。

【シューター】−MAX【ブロッカー】
≧5→シュートは邪魔される事無く放たれた!GKとの勝負へ。
=4〜2→シュートは放たれた。しかしこの数値差の人数分威力が落ちてGKとの勝負へ。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に(ふらのスローイン)(長岡がフォロー)(曽田がフォロー)
≦−2→比良戸ボールに。

【シューター】−【キーパー】
≧2→板野の弾丸シュートが比良戸ゴールに突き刺さる!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に(ふらのコーナーキック)(長岡がフォロー)(曽田がフォロー)
≦−2→比良戸ボールに。

【補足・補正・備考】
板野の「弾丸シュート」には吹っ飛び係数4がついています。

86 :森崎名無しさん:2013/11/01(金) 00:42:18 ID:???
★板野→弾丸シュート 57 ( スペード7 )( 6 + 1 )=★

87 :森崎名無しさん:2013/11/01(金) 00:42:37 ID:???
★板野→弾丸シュート 57 ( ダイヤ9 )( 5 + 5 )=★

88 :森崎名無しさん:2013/11/01(金) 00:43:14 ID:???
★竹野→ブロック 44 ( ハートJ )( 4 + 4 )+(人数差補正+2)+(20m補正+1)=
 森本→ブロック 44 ( ダイヤ4 )( 5 + 3 )+(人数差補正+2)+(20m補正+1)=
 安倍→ブロック 46 ( クラブ8 )( 3 + 3 )+(人数差補正+2)+(30m補正+2)=
 秋沢→ブロック 47 ( ハート8 )( 5 + 6 )+(人数差補正+2)+(30m補正+2)=★

89 :森崎名無しさん:2013/11/01(金) 00:43:56 ID:???
★畠山 パンチング 49 ( クラブJ )( 3 + 2 )+(40m補正+3)=★

90 :森崎名無しさん:2013/11/01(金) 00:44:02 ID:???
★畠山 パンチング 49 ( ダイヤ5 )( 3 + 3 )+(40m補正+3)=★

91 :森崎名無しさん:2013/11/01(金) 00:45:19 ID:???
減衰1で全員ふっ飛ばしたな

92 :森崎名無しさん:2013/11/01(金) 00:47:36 ID:???
1個下だったらポストだったなこわいこわい

93 :森末(仮):2013/11/01(金) 00:50:04 ID:???
2点目が決まった所で、少しアンケートを。
これまでの東一中、花輪では明確にこれ以上逆転は不可能と考えてダイジェストに流れていましたが、
この比良戸はどうしましょうか?
もうすぐハーフタイム、次藤と佐野のコンビプレイは既にネタバレ、
板野くんのガッツもハーフタイムで回復して余裕はあり、次藤は負傷によって不安要素もあります。
後半30分で巻き返すのは不可能と見て、ダイジェストに移行しようと思いますが、ご意見を聞きたいです。

94 :森崎名無しさん:2013/11/01(金) 00:52:23 ID:???
ダイジェストで良いと思います。
本番は次からでしょうし。

95 :森崎名無しさん:2013/11/01(金) 00:56:48 ID:???
難しいな。「技」としてシステム上存在するのは、今回のコンビプレイだけか。
前回の次藤の治療後復帰の不意打ちも、あれ盲点だったけど次は使えないし、
ただ佐野・次藤どちら共の単独ドリブル強行突破はできるし、それが防がれたらダイジェスト行きで
いいんじゃないですかね?

96 :森崎名無しさん:2013/11/01(金) 01:08:53 ID:???
この時点で3-0なら文句なくダイジェストなんだがな。
他に平良戸側が切ってない攻撃手段がGM側から見て存在するかによるな。
コンビプレイのネタが割れてる以上不意打ち補正が発生しないんで決まりにくいだろうし。

97 :森崎名無しさん:2013/11/01(金) 01:11:41 ID:???
ステ的には松山抜ければどうにでもなるから
前半2-0ならまだ可能性はある気も
展開的に新しくやれることがないからダイジェストってのも判るけど

98 :森崎名無しさん:2013/11/01(金) 01:15:53 ID:???
奇策を出し尽くしたなら松山を守備に専念させてカウンターを狙わせれば
平良戸が逆転するのは相当厳しいと思うしね。
私は森末さんの下した判断でいいと思いますが。

99 :森崎名無しさん:2013/11/01(金) 01:16:18 ID:???
原作での比良戸の3点リードは、
・佐野とのコンビプレイ
・次藤のGKに対して至近距離シュート
・次藤のバックスピンパスからの佐野のボレー
によるものだったよね?
キャプ森崎本編では次藤はバックスピンパスが使えないから、
比良戸はネタ切れか?

100 :森崎名無しさん:2013/11/01(金) 01:23:12 ID:???
板野・松山・佐野&次藤の「シュート機会が何度あるか」の判定だけ先にして、
そのシーンだけ判定込みでやるとかでも良いかもね。

この試合これ以上続けても盛り上がる要素はあんまり無いだろうし。

101 :森崎名無しさん:2013/11/01(金) 01:24:27 ID:???
次藤がポストプレイでも出来ればまだ違うんだろうけどパスは低いだろうからな。
ダイジェストでもいいかと

102 :森崎名無しさん:2013/11/01(金) 01:24:53 ID:???
一度ダイジェスト判定に近いカード引きをやって、
味方、特に板野と松山の引きが悪く、佐野と次藤の引きが良かった場合は
試合後半から普通の展開に戻し、そうでなければそのままそれを結果判定に用いて
終了するというのはどうですか?

103 :森末(仮):2013/11/01(金) 01:32:25 ID:???
どうも皆さん意見ありがとうございます。
バックスピンパスからの佐野のボレーは、私としてはあれも「次藤とのコンビプレイ」に含まれる行為だと思っていました。
ただ、佐野が松山を抜けるかどうか、時間的な問題などもあり、
ここからふらのが追加点を取る可能性と比良戸がそれを防ぎつつ覆す可能性を考えると難しいかなと判断しました。
前半で殆ど手の内を見せましたので、長く続けるとダレますし……。

という事で、やはりダイジェストに移行しようと思います。
ダイジェストのカード引きなどについては明日また更新します。

それでは。

104 :森崎名無しさん:2013/11/01(金) 01:33:49 ID:???
乙でした。
マグナム止められてるから若島津にでかい口叩け無いなw

105 :森崎名無しさん:2013/11/01(金) 09:04:20 ID:???
こうなったら、何としても決勝戦前夜で松山とのツインシュートを完成させるしかないな。
名前はどうなんるだろう?北国マグナムツイン?
それとも友情ツインとか?

106 :森崎名無しさん:2013/11/01(金) 12:32:47 ID:???
でもツインシュートが必要なのはGK的に決勝の南葛じゃなくて東邦戦だと思うんだよな。
多分間に合わないか。

107 :森崎名無しさん:2013/11/01(金) 12:45:29 ID:???
そうなんだよね
まぁその先の対若林にも役立つはず

108 :森崎名無しさん:2013/11/01(金) 14:45:22 ID:???
雪ダルマツイン

109 :森崎名無しさん:2013/11/01(金) 17:04:47 ID:???
雪祭りツイン 雪球ツイン 北国と東京ツイン 道産子コンビネーション

110 :森崎名無しさん:2013/11/01(金) 17:05:26 ID:???
南葛でも東邦でも、松山はなるべく上げたくないんだよな
守りが不安過ぎるから、板野がガス欠しそうになるまではDFに置きたい

111 :森崎名無しさん:2013/11/01(金) 17:25:42 ID:???
しかし松山にシュート撃たせないのはそれはそれでガッツを余らせてもったいないかも。
フリー時に撃たせるかな。

112 :森崎名無しさん:2013/11/01(金) 19:30:11 ID:???
若島津「壁はいらん、かえって シュートが見にくくなる」

113 :森崎名無しさん:2013/11/01(金) 19:35:28 ID:???
>>112

そんでもって某スレみたく失点するんですねわかります

114 :森末(仮):2013/11/02(土) 00:27:10 ID:???
>★板野→弾丸シュート 57 ( スペード7 )( 6 + 1 )=64★
>★竹野→ブロック 44 ( ハートJ )( 4 + 4 )+(人数差補正+2)+(20m補正+1)=55 *吹っ飛び*
> 森本→ブロック 44 ( ダイヤ4 )( 5 + 3 )+(人数差補正+2)+(20m補正+1)=55 *吹っ飛び*
> 安倍→ブロック 46 ( クラブ8 )( 3 + 3 )+(人数差補正+2)+(30m補正+2)=56 *吹っ飛び*
> 秋沢→ブロック 47 ( ハート8 )( 5 + 6 )+(人数差補正+2)+(30m補正+2)=62★ *減衰*
>★畠山 パンチング 49 ( クラブJ )( 3 + 2 )+(40m補正+3)+(減衰効果+1)=58★ *吹っ飛び*
================================================================================================
バコォオオオオオオオッ!!

竹野「う、うわああああああああっ!?」
森本「こ、こんなのとまらな……ぎゃああっ!?」
安倍「ぐばああっ!?」

マグナムシュートに比較をすれば、威力は数段落ちる。
だが、それでも並大抵の威力ではない板野の弾丸シュート。
ある程度力をセーブされた状態で放たれた筈のそれは、比良戸守備陣を半ば崩壊させながら突き進んだ。

秋沢「(く、くそっ! あと一歩なのに……!!)」

チィッ!!

間に入った者の殆どが吹き飛ばされる中、ここで健闘をしたのはCBの秋沢であった。
次藤がいない今、自分こそが奮闘しなければならないという強い意識があったのかもしれない。
故に彼は自身が出せる限界に近い力で、板野の弾丸シュートに挑んだ。

115 :森末(仮):2013/11/02(土) 00:28:10 ID:???
畠山「だ、駄目だあああああっ!?」

ボゴォンッ!! ズバァアッ!! ピピィーッ!!

しかし、秋沢に出来るのは辛うじてシュートの威力を弱める事だけ……。
そして、シュートの威力が少し変わる程度では、板野の弾丸シュートは並のキーパーでは止められない。
結果、GKの畠山は吹き飛ばされボールはネットへと突き刺さる。
次藤洋という巨大な壁が圧倒的攻撃力を持つふらのを前半1得点に防ぎ続けていたこの試合。
その次藤がゴール前からいなくなっただけで、比良戸守備陣は脆くも崩壊してしまうのだった。

ふらの 2−0 比良戸

116 :森末(仮):2013/11/02(土) 00:29:10 ID:???
実況「決まったー! ゴール、ふらの前半25分に待望の追加点!
   次藤くんがゴール前から離れた隙を突き、板野くんがまたもや豪快にゴールを決めてしまいました!!
   比良戸、起死回生だった筈の次藤くんと佐野くんのコンビプレイが防がれ、カウンターを食らってしまった形!
   これはかなり手痛い失点と言えるでしょう!」

観客「またゴールから距離あるのに決めやがったぜ!」「本当にとんでもない奴だな」「比良戸は次藤がいれば止めれたんだろうけどな」

町田「よーし、また決まったわ! これで2点差、前半ももう少し。 このまま後半に行けそうね」
藤沢「松山くんがシュートを防いだお陰ね」
三杉「(先ほどから聞いている限り、この子たちはふらのを応援しているみたいだな……。
    だが、言葉の節々から出るサッカーの知識としては貴重な女性のサッカーファンとも思えない。
    応援団……とも違うみたいだけど、もしかしたら……)」

岩見「これは決まりか? 比良戸としちゃ、精神的にかなり苦しいだろう」
井沢「不服な判定で得点機を潰されたり、切り札を出した所を防がれてカウンターされての失点だからな。
   かなりやりきれない思いはある筈だ」
滝「だが、現実として2点差がついちまったんだ。 比良戸は切り替えていかなきゃならないぜ」
井沢「(上手く切り替えられたとして、逆転出来るかどうか……)」

若島津「この試合、ふらのの勝ちだろう」
小池「えっ、言い切るのか?」
反町「そうだな……比良戸はこれで、もう1点もやれなくなった。 なら、次藤は自陣に引きこもるしかない。
   次藤がいなければ板野のマグナムシュートで点を奪われるのは目に見えているからな」
沢田「なるほど……そうすると、比良戸は佐野さんを使うしかないですけど……」
若島津「ああ、佐野のキープ力は凄まじいが、松山相手に通じるかと言われると厳しい所だろう」
小池「お互い攻撃と守備に割ける主力選手がいるのになぁ」
反町「FWの差かな。 佐野は決定力自体はある訳じゃなさそうだから、どうしてもそこで板野に劣ってしまうんだろう」
沢田「いずれにしろ、後半はふらのの動きに注目をしていた方がよさそうですね」
若島津「(やはりふらのが上がってくるか……)」

117 :森末(仮):2013/11/02(土) 00:30:40 ID:???
この得点劇を見て、大多数の観客たちはふらのの勝利を予想した。
前半25分を終えて2−0、比良戸はここまで何度も攻め込むも審判の笛や板野の読みによって悉くそれらは空振りに終わり、
何より比良戸の大黒柱は負傷をしているという不安要素まである。
無論、比良戸の実力者、次藤・佐野のコンビがここから奮闘をすれば追いつける可能性はある。
しかし、それは限りなく難しく、小さな可能性でしかないだろうと誰しもが思っていた。

次藤「ぬぅ……!(まさか、ワシと佐野のコンビプレイを止められて……ここで失点をするとはのう! 不覚タイ!)」
佐野「2点差か……」

そして、それはフィールドにいる比良戸の2人もよくわかっていた。
次藤は隠し持っていた切り札を完璧に見破られて防がれた事で悔しげに歯ぎしりをしてスコアボードを見つめ、
佐野はその長髪から鋭い視線を覗かせながらふらのゴールを睨みつける。

松山「よーし、やったぞ板野! これで2−0だ!!」
小田「本当に凄い奴だぜ、こんな距離で決めるなんてな!」
金田「後半もこの調子で頼むぞ!(そして俺達に楽させてくれ!)」

逆にふらのとしては大盛り上がりである。
失点の危機を板野の発案した守備で守り抜き、そのままカウンターで一挙に得点。
試合中何度も押されかけ、審判の笛によって助けられてきた面もあったが、
この得点ばかりはそのような不確定要素ではなく、ふらののメンバーの実力で防ぎ切り攻撃しきった得点である。

松山「それにしても、どうして次藤と佐野があんなコンビプレイをしてくるとわかったんだ?」
板野「えっ、と……その、コンビプレーを研究してたからさ。 ほら、立花兄弟の時に色々と……」
佐瀬「それにしちゃ、えらく確信染みてたけど……」
板野「そ、そうでもなかったよ? 使ってこなかったらどうしようとかは思ったし……」
松山「(研究熱心、なんだろうか? 少し腑に落ちないけど……)とにかく、あのシュートを防げたのは板野のお陰だ。
   これからも何か気づいた事があったらバンバン言ってくれ!」
板野「う、うん」

118 :森末(仮):2013/11/02(土) 00:31:42 ID:???
話題は何故板野がこの次藤と佐野のコンビプレイに気づけたのかというものに及ぶものの、
板野はまさか事前に知っていましたなどと言える筈もなく、
コンビプレーを研究していた折、こういうものもあるかもしれないと気づいた、と説明した。
これには松山が少しばかり違和感を覚えるも、さりとて板野が予め知っていたという考えに及ぶ筈もなく、
そのまま話題を切り上げ、意気揚々とポジションにつき始めるのだが……。

佐野「いくぞふらの! 勝負はこれからだ!」
松山「なにィ!?」
板野「(……やっぱりまだ諦めてくれないか)」

一方、比良戸メンバーは既に配置につき、いつでもキックオフが出来る状態。
センターサークルにいる佐野はこの試合、始めて大きな声で吼えるとふらのメンバーが驚く中、
挑戦的な目で松山へと視線を向ける。

佐野「(まだ前半……2点差じゃないか! 比良戸のFWとして、俺が同点に追いついてやる!)」
次藤「佐野……(フッ、任せたタイ。 ワシはこれ以上失点をせんよう、頑として守る!)」

………
……


森末「はい、それじゃあこの試合はここでダイジェストとさせてもらうよ。
   理由としては先日アンケートを取った通り。
   それではカードを引いておくれ」

119 :森末(仮):2013/11/02(土) 00:32:46 ID:???
先着6名様で、
★板野の得点→! card+! dice★

★松山の活躍→! card★
★小田の活躍→! card
 山室の活躍→! card★

★若松の活躍→! card
 金田の活躍→! card
 加藤の活躍→! card★

★本田の活躍→! card
 松田の活躍→! card
 近藤の活躍→! card
 佐瀬の活躍→! card★

★佐野の意地→! card★
★次藤の意地→! card★

と書き込んでください。数字やマークで分岐します。

※板野がダイヤの時、2得点。ハート・スペード・クラブの時は1得点です。
 JOKERが出た場合は3点を取り。更に覚醒ptが5pt入ります。ダイスの数字は、直接覚醒ptになります。
※松山がダイヤの時佐野の得点−1、更に自身が1得点。ハートの時は佐野の得点−1、スペード・クラブで何も無しです。
※他の選手はKを引いた時はフラグ、JOKERを引いた時はフラグor技を覚えます。

120 :森崎名無しさん:2013/11/02(土) 00:33:22 ID:???
★板野の得点→ スペードJ + 2


121 :森末(仮):2013/11/02(土) 00:34:06 ID:???
【佐野の意地】
JOKER→佐野「見せてやる! これが俺の低空オーバーヘッドだ!」 ※松山の−補正を無効化します。
ダイヤ→佐野がオーバーヘッドキックで1点を返す!
ハート→佐野がドリブルゴールを決めて1点を返す!
スペード・クラブ→佐野が奮闘するも松山含むふらのメンバーに封じられる!

【次藤の意地】
JOKER→次籐「佐野、今こそあの技を使う時タイ!」 佐野「スカイラブディフェンスですね!」 ※ふらの側全ての得点を無効化します。
ダイヤ→次藤奮戦! 板野の得点−1、松山の得点−1。
ハート→次藤健闘! 板野の得点−1。
スペード・クラブ→次籐轟沈! 板野達の得点を減らせず!

122 :森崎名無しさん:2013/11/02(土) 00:34:56 ID:???
★松山の活躍→ ダイヤ4

123 :森崎名無しさん:2013/11/02(土) 00:35:19 ID:???
★小田の活躍→ ダイヤ9
 山室の活躍→ クラブQ

124 :森崎名無しさん:2013/11/02(土) 00:37:12 ID:???
★若松の活躍→ クラブA
 金田の活躍→ ハート10
 加藤の活躍→ スペード2


125 :森崎名無しさん:2013/11/02(土) 00:37:22 ID:???
★若松の活躍→ クラブK
 金田の活躍→ クラブK
 加藤の活躍→ JOKER

126 :森崎名無しさん:2013/11/02(土) 00:37:46 ID:???
★本田の活躍→ スペード8
 松田の活躍→ ハート4
 近藤の活躍→ クラブ5
 佐瀬の活躍→ ハートK

127 :森崎名無しさん:2013/11/02(土) 00:38:58 ID:???
>>125
がおしすぎるなw

★佐野の意地→ クラブ3

128 :森崎名無しさん:2013/11/02(土) 00:39:04 ID:???
★佐野の意地→ ダイヤ3


129 :森崎名無しさん:2013/11/02(土) 00:40:16 ID:???
★次藤の意地→ クラブ2


130 :森崎名無しさん:2013/11/02(土) 00:41:21 ID:???
加藤が覚醒してたらするどいパンチングでも覚えたんだろうか。

131 :森末(仮):2013/11/02(土) 00:42:29 ID:???
短いですが本日はここで区切らせていただきます。
それでは。

132 :森崎名無しさん:2013/11/02(土) 00:44:09 ID:???
毎日更新、お疲れ様です。

133 :森崎名無しさん:2013/11/02(土) 00:49:50 ID:???
全国では上に進む度に点差が増えていったな。
東一中が2点差、錦が丘が3点差、花輪と比良戸が4点差か。

134 :森崎名無しさん:2013/11/02(土) 00:51:52 ID:???
やっぱりクラブが比良戸に移ってしまったのか。

135 :森崎名無しさん:2013/11/02(土) 22:14:34 ID:???
次藤にマグナム止められているし、若島津との対決に備えて松山とのツインシュート練習来るかな

136 :森末(仮):2013/11/02(土) 23:25:22 ID:???
>★板野の得点→ スペードJ + 2 ★
>★松山の活躍→ ダイヤ4 ★
>★小田の活躍→ ダイヤ9
> 山室の活躍→ クラブQ ★
>★若松の活躍→ クラブA
> 金田の活躍→ ハート10
> 加藤の活躍→ スペード2 ★
>★本田の活躍→ スペード8
> 松田の活躍→ ハート4
> 近藤の活躍→ クラブ5
> 佐瀬の活躍→ ハートK ★
>★佐野の意地→ クラブ3 ★
>★次藤の意地→ クラブ2 ★
>板野が1得点でハットトリック達成! 松山が1得点! 佐野、次藤の奮闘も実を結ばず4−0でふらの勝利!
>※佐瀬が覚醒してブロックフラグを習得。
==================================================================================================
その後、比良戸のキックオフで試合は再開され、前半最後の攻撃に佐野は単独で切り込んだ。
2点差をつけられ奮起したのか、佐野は抜群のキープ力でまたもや板野達をかわしながらゴールを目指す。
だが、この試合初めて――ここまで勝負を避けていた松山との直接対決が実現をする。

佐野「(この人を抜けなきゃ点は入らない……! 抜いてやる!)」
松山「(やっぱり優れたキープ力だ、だけどまだ甘い!)それっ! 鉄砲水タックルだ!」

ズシャシャーッ!!

佐野「なにィ!?(……鉄砲水タックルってなんだ!?)」

攻撃力だけならず、守備力も高いとして日本でも有数のフィールドプレイヤーと認識されている松山。
そんな彼の得意技――この大会に向けて密かに開発をしていた『鉄砲水タックル』が炸裂。
勢いよくやってくる松山のスライディングタックルを前に佐野はボールを奪われ、こうして前半の比良戸最後の攻撃は終わった。

137 :森末(仮):2013/11/02(土) 23:26:29 ID:???
そして後半。
比良戸はやはり佐野を攻撃の中心として使い、次藤は守備に専念をする。
これ以上点を奪われる訳にはいかず、比良戸としては苦渋の決断だった。
対してふらのは松山が下がり目の位置に入って佐野へのマークにつき、板野を攻撃の中心として使っていく。

そうしてしばらく、後半がはじまって12分に再びふらののチャンスがやってきた。
佐野の何度目になるかわからない突破を、松山がまたも防ぎ山室を使って攻撃を開始。
ドリブラーとしてそれなりの練習を積んできた山室を比良戸守備陣は止める事が出来ず、ボールはゴール前の板野へと渡る。

板野「ナイスパス、山室!」
次藤「安倍、秋沢、ついてこい! ここで止めるタイ!」

ボールを受けた板野は当然ながらそのままシュートを打とうとするが、次藤はそれを許さない。
なんとしてもこれ以上の失点をする訳にはいかないとDF達を引き連れ、
打つ前に止めてやろうと豪快なスライディングタックルで板野へと襲い掛かる。

板野「う……おおおおおおおおおおおおおおおおおおっ!!」
次藤「な、なにィ!? ぐほぉっ!?」
安倍「じ、次藤!?」

しかし、この対決は周囲の予想を裏切る形で決着がついた。
板野がドリブルが上手い事は既にある程度観客たちに認識されており、パワーはあるもののそれは体格の異なる次藤には負ける。
マグナムシュートという強烈なシュートを打てる強靭な脚力はわかっていたのだが、
肉体をぶつけ合う勝負でなら次藤有利と思われていたのだ。
だが、結果はスライディングにいった次藤が板野に逆に吹き飛ばされるというもの。
これには観客たち、そして比良戸のメンバーも驚くのだが、当然板野はそんなものを気にしている余裕などない。
次藤がいなくなり空っぽも同然と言える比良戸ゴールへとマグナムシュートを放ち、追加点を取る。

こうして板野はこの試合3点目を決め、ハットトリックを達成したのだった。

138 :森末(仮):2013/11/02(土) 23:27:37 ID:???
追いつめられた比良戸は、再び次藤も攻撃に参加をし3点を返そうと躍起になった。
これ以上失点をしない為に、などと言える状況ではない。
残り少ない時間を全て攻撃につぎ込む為にも、比良戸は全員攻撃でふらのゴールへと襲い掛かる。
だが、ふらのも"粘りのサッカー"で守備に奔走し1点も許さない。
松山を中心とした全員守備で必死に耐え続け、そして後半28分。
そろそろロスタイムかという時間帯に比良戸が今日最高のチャンスを得た。

実況「さぁ、いよいよ残り時間も少なくなってきました! 点差は3点、比良戸、流石にこれを返すのは厳しいか!?
   しかし、まだ諦めない比良戸イレブン! またもゴール前でチャンスを作ったぞ!」

姫路「(せめて……せめて1点でも返さないと! なんの為にここまで上がってきたんだ!)」
次藤「姫路、回せタイ!」
姫路「……次藤、頼む!」
次藤「そらっ、やれタイ佐野!!」

バコォンッ!!

決定機を作りながらも好守ではばまれ続けた比良戸、攻めあぐねる一同であったが、
次藤はここでボールを受け取ると一気にゴール前まで放り込んだ。
これに佐野は走りながら合わせ、ジャンプ一番、大きく飛び上がりながら体を反転させてシュートに持っていく。

板野「(で、出た! 佐野の唯一の必殺技!)」
佐野「オーバーヘッドキックだァ!!」

原作における南葛vs比良戸において、最後の最後で飛び出した佐野のオーバーヘッドキック。
それまで数ある登場人物の中でも翼や三杉といった優れた選手しか持たぬこの技を繰り出した事で、
佐野の評価も急上昇をしていた程の大技。

139 :森末(仮):2013/11/02(土) 23:28:38 ID:???
佐瀬「うおおおっ!(ここで失点してたまるかー! したら俺達守備陣の責任になる!!)」
佐野「そんな!?」

しかし、これはふらののDF――佐瀬の渾身のブロックでこぼれ球となる。
技は優れていたも、やはり佐野は根本的な力があまりに足りていなかった。
コースさえ読めれば、そのオーバーヘッドキックをブロックする事は容易とはいかずとも可能だったのである。

実況「防いだ! ふらの、またも防いだ! 佐野くん、最後の力を振り絞ってオーバーヘッドキックを見せましたが通用せず!
   そして零れたボールには……板野くんと次藤くんが走り込んでいる!
   巨漢と小柄、まるで巨人と小人であります! しかし、板野くんのパワーはこの試合でも存分に見せてもらいました!
   果たしてこのボールを奪取するのはどちらか!?」

次藤「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおっ!」
板野「絶対に奪う!」

バコンッ! ガチィィッ!!

板野「うわっ!?」
次藤「ぬぐっ!?」

零れた低いボールに殺到をした次藤と板野は、ほぼ同時にボールに向けて飛び……。
そしてボール越しに互いのパワーを激突させた後、両者共に吹き飛んだ。
どちらもボールを奪う事は出来ず、勝負は痛み分け。
だが、なおも転々とするボールは板野の後ろに控えていたふらののキャプテン――松山が見事に拾うのだった。

松山「よくやった、佐瀬、板野! さぁ、最後の攻撃だ! ここでもう1点を取るぞ!」

ロスタイムに入り、もはや守備を気にしなくともよくなった松山。
彼はボールを拾うと同時に仲間たちに激をとばし、颯爽と上がり始めた。
当然ながら比良戸も戻りながら守り、松山にあたっていくが、
次藤程の守備に秀でた選手でなければ松山の突破を止める事など不可能である。

140 :森末(仮):2013/11/02(土) 23:29:55 ID:???
松山「ここだ、ここで決めるんだ!」
次藤「畠山!!」
畠山「(距離はあるけど、壁は殆ど無い……! 俺に止められるのか……!?)」

そして次藤が懸命に戻り、なんとか松山にプレスをかけようとした直前。
松山はその右足を大きく振りかぶって得意のロングシュート――北国シュートを放ちに行く。
それは正に前半終了間際、板野が放った弾丸シュートのリプレイを見るかのようなプレイであり、
次藤は祈るような心境でGKである畠山に声を投げかけた。

バギュウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウッ!!

畠山「ぐはあっ!?」

バシュウッ! ピピィーッ!!

佐野「あぁ……」
次藤「……無念タイ」

しかし、現実は非常であった。
そもそも松山が北国シュートを開発した経緯は、
板野が来るより以前、得点力が明らかに不足をしていたふらのの弱点を補強しようと考えた結果のもの。
MFである自分が打ちやすく、かつ並のキーパー相手ならば距離があっても決まるような威力のシュートの開発を目指したのだ。
そんな松山の北国シュートが、所謂並のキーパーである畠山に止められる筈もなかった。
こうして松山の北国シュートは比良戸ゴールへと突き刺さり、
審判の得点を告げる笛と試合終了を告げる笛が同時に鳴り響く。

全国中学サッカー大会準々決勝、ふらの対比良戸。
これまでベールに包まれていたダークホース、比良戸はその本領を発揮し優勝候補・ふらのに挑みかかったものの、
審判の笛などに邪魔された結果も幾分かはあるが4−0という大差で敗北。
対してふらのは堂々と勝利を収め、無事に準決勝――東邦学園との試合に駒を進めたのであった。

ふらの 4−0 比良戸

141 :森末(仮):2013/11/02(土) 23:31:12 ID:???
〜大会得点王ランキング〜

12得点 板野
9得点 来生
8得点 反町
6得点 政夫
5得点 和夫、松山
3得点 山森
2得点 沢田、小池、佐野
1得点 井沢、滝

〜大会アシスト王ランキング〜

5アシスト 和夫
4アシスト 政夫
3アシスト 井沢、滝、山森
2アシスト 小池、山室
1アシスト 松山、小田、若松、金田

142 :森末(仮):2013/11/02(土) 23:32:23 ID:???
ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!

実況「決まった、ゴール! ふらのキャプテン、松山くん! 駄目押しの4点目を奪いました!
   そしてそれと同時に試合終了の笛が鳴った〜!
   これでふらのは準決勝進出! 明日は一足先に準決勝へと駒を進めていた東邦学園との試合!
   優勝候補同士の、今日以上に熱い熱戦になりそうです!」

反町「ふらのか……大方の予想通りだけど、やっぱり手強そうだな」
沢田「(松山さんとの勝負か……僕だって吉良監督に無理やりとはいえ特訓を受けて帰ってきたんだ。
    それに、よくわからないけど小池さんも最近調子はよさそうだし、そう簡単に中盤を支配させないぞ!)」
小池「ふらのもよくやったと言いたいが、そろそろ切符を買っておいた方がよさそうだな。
   明日、この小池秀人率いる東邦と戦う奴らに100%勝ちの目は無い!」
若島津「(明日は久しぶりに歯応えのある試合になりそうだな……)」

岩見「比良戸の敗因は結局なんだ? 審判の笛か?」
井沢「それも当然ある、が、4−0で負けている以上はそれも言い訳になる。
   やっぱり個人間の差が明確に分かれていた、という事になるんじゃないかな」
石崎「どういう事だ?」
滝「佐野と松山、板野と次藤が対戦をする事が多かっただろ?
  後者に関しては、やや板野の方が優勢と言えるが殆ど引き分けみたいなもんだ。
  だが佐野は松山に対して完敗。 ……2年生にしてはやる方だったけど、松山相手に殆ど封じ込められていたからな。
  チャンスを作り、ゴールを決められていれば試合もこんな大差にはならなかったろうな」

143 :森末(仮):2013/11/02(土) 23:34:19 ID:???
藤沢「松山くん……素敵……ん、ふ、ふあっ!」
弥生「そ、その子大丈夫なの? なんか鼻血出してるんだけど……」
町田「気にしないで下さい、いつもの事ですから……。 ほら美子、ティッシュ」
三杉「……君たち、試合中から気になっていたんだが、もしかしたらふらの中の関係者かい?」
町田「えっ? え、ええ、一応マネージャーですけど……何か?」
三杉「ふむ……やはりか。 実は……」

片桐「結果的には4−0ですが、比良戸の奮闘は凄まじかったですね」
見上「ああ、次藤は負傷をしながらも板野のマグナムシュートを今大会ではじめて止めるという実績を作った。
   あれだけでも評価は高い」
片桐「佐野はどうですか? 2年生にしてはよくやっていましたし、あのキープ力は大きな武器となると思いますが」
見上「うむ……だが、FWとしては決定力が不足しすぎているな。 南葛の滝にも同じ事が言えるが、あいつはウイングだ。
   CFWをやっていて、あの決定力というのは拙い。 FWとして使うには、不安が残るな」

森末「(今日は……おかしな所はなかったかな。 ……ただ、佐野が想定していたよりも強くなってるような?
    ……なんだか、不安だよ)」

144 :森末(仮):2013/11/02(土) 23:35:19 ID:???
松山「よーし、やったぞ! これで準決勝進出だ!!
   あと2つ……東邦、そしておそらく上がってくるだろう南葛との試合に勝ちさえすれば……俺達が優勝だ!!」
小田「お、おう!(とうとうここまで来ちゃったか〜)」
山室「ここまで来たらやってやろうぜ!(早く家に帰ってゴロゴロしたい……)」

観客たちの声援と拍手を浴びながら、喜びを爆発させる松山。
準決勝進出――いよいよ念願の全国制覇に近づき、彼のテンションもうなぎ上り。
周囲のメンバーは若干引くくらいに顔を引きつらせるが、同調しない訳にもいかずに表面上だけは松山と共に喜びを分かち合う。

佐野「(無得点……俺が点を取れないから……)う、うぅっ……」
次藤「泣くなタイ、佐野。 お前には来年があるタイ」

逆に比良戸といえば、当然ながら哀しみに暮れていた。
この大会、次藤はふらのの板野を倒す事だけを考えて臨んでいたが、当然ながらその心中には優勝を目指す心もある。
そして、それは他の比良戸メンバーも同じ事。
特にFWである佐野は、結局1点も奪う事の出来なかった自分のふがいなさを痛感し、
人目もはばからずポロポロと大粒の涙を流す。
それを次藤は優しく声をかけながらポンと肩を叩き励ますが、彼もまた落ち込んでいるのは誰の目にも明らかだった。

板野「(4−0か……正直、運が良かった面もあるけどそれでも勝ちは勝ちだ。
    これで明日はいよいよ準決勝……若島津との再戦だ。
    ……ところでこの後はどうしよう? 次藤や佐野に話しかけに行ってみようか?)」

A.松山達の話に入る
B.次藤に話しかける
C.佐野に話しかける
D.観客席に目を向ける

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

145 :森崎名無しさん:2013/11/02(土) 23:35:57 ID:j8owuTIk
B

146 :森崎名無しさん:2013/11/02(土) 23:38:41 ID:agsvuH7c


147 :森崎名無しさん:2013/11/02(土) 23:46:57 ID:???
上から目線の慰めは次藤には敵愾心を煽るだけだろうから、対応が難しいな。

148 :森末(仮):2013/11/03(日) 00:01:06 ID:???
>B.次藤に話しかける
=================================================================
板野「……次藤、怪我は大丈夫か?」
次藤「ぬ? フッ、この程度でくたばるワシじゃなか」

仲間たちと勝利を喜ぶというのも捨てがたかったが、板野はここで次藤と話す事を選択した。
板野が声をかけると、次藤は再び不敵な笑みを浮かべながら振り返り、
怪我をしている筈の肩をぐりぐりと回して見せながら、問題は何もないと快活に返事をする。

次藤「……ホント、久しぶりの負けタイ。 それも圧倒的完敗タイ」
板野「次藤……」
次藤「やっぱり負けるのは悔しいが、それでも不思議と今はすがすがしい気分タイ」

次藤の言うように、彼は悔しさは感じながらも、決して憤りや怒りの感情は感じていなかった。
強いという者に戦いを挑み、常に勝ち続けていた彼のストリートファイトの生涯。
今回、強いふらの……『板野住明』という人間と戦い、接戦をするどころか完敗を喫し、
次藤は今までに感じた事のないような感情を覚えていたのだ。

それは一般的に『向上心』と呼ばれるもの。
勝てなかった相手に、今度こそは勝ちたい――強くなって見返してやりたいと素直に思える、そんな思いである。

板野「…………」

A.「今大会俺のマグナムシュートを止めたのはお前だけだって言えるように、明日も明後日も頑張るよ」 次藤の名誉を傷つけないと宣言
B.「最後にもう一度握手してよ。 あ、でも今度は力込めるのは無しだぞ」 おどけながらも互いの健闘をたたえ合う
C.「今日は運が良かっただけだ。 もう一度勝負をしよう!」 運が良かった面もあると謙遜する
D.「次は絶対に止められないようなシュートを打ってやるからな!」 二度と次藤にブロックを成功させないと宣言する
E.「ところで長崎の人ってみんなそういう風にタイタイ言うのか?」 次藤の語尾を突っ込む
F.「負けてすがすがしいって、マゾなのか?」 次藤マゾ説を唱えてみる
G.その他 板野くんに言わせたい事を書いてください

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

149 :森崎名無しさん:2013/11/03(日) 00:02:03 ID:VWzYZsgY
D

150 :森崎名無しさん:2013/11/03(日) 00:02:59 ID:10tfklKA


151 :森崎名無しさん:2013/11/03(日) 00:03:28 ID:gXOfExBs


152 :森末(仮):2013/11/03(日) 00:39:22 ID:???
>D.「次は絶対に止められないようなシュートを打ってやるからな!」 二度と次藤にブロックを成功させないと宣言する
=============================================================================================================
板野としては、今大会、若島津の牙城を崩すためにと開発していたマグナムシュートを、
若島津以外の者に止められたというのは大きなショックであった。
次藤の頼りがいについてはキャプテン森崎を読んでいて十二分にわかっていたが、それとこれとは話が別である。
もう二度と次藤でもブロック出来ない程のシュートを打ってみせると宣言をすると、次藤は最初驚いたように目を点とさせたのち、
すぐに大声を上げて笑い始めた。

次藤「ガッハッハ、勝ったばかりなのに、わいはそれでまだ満足しとらんのか」
板野「そりゃそうだよ! 今大会、無敵のマグナムシュートって実況から何度も言われてて良い気になってたのにさ。
   このまま誰にも止められないまま、優勝旗を掴むつもりだったのに!」
次藤「フッ、ふとかのう。 ばってん、それくらいでなきゃ面白くないタイ。
   一年間だけと思っていたサッカー……ワシもわいのシュートを完全にシャットアウトし、
   勝つまでは辞める訳にはいかんようになったタイ」

豪快な男、次藤にとってこの板野の発言は喜びに近いものであった。
自分の実力を判断できない程の愚か者は論外であるが、実力を持っているにも関わらず気弱な者というのも次藤は好いていなかった。
その点、板野は小さな体には不釣り合いなほどのパワーと、それ相応のプライドを持ち合わせている。
それでこそ自分を下した男に相応しいと、次藤はどこか納得をするような面持ちで手を差し出した。

次藤「次に会う時を楽しみにしてるタイ」
板野「ああ(……大会終わったらすぐ会えそうだけど、言うのは野暮だろうな)」

こうして2人は握手を交わし、再会を約束する。
板野はもう二度とシュートを止められる訳にはいかないと情熱を燃やし、
次藤はサッカーの楽しさと厳しさ、両方を教えて貰ったが為の快活な笑顔を浮かべ。
今大会最強のストライカーと、今大会最大級の壁の試合は終わりを告げた。

153 :森末(仮):2013/11/03(日) 00:40:26 ID:???
松山「よう、佐野」
佐野「うぐ、うぅ……な、なんだよ!」

そして次藤と板野が会話をしている頃、未だに泣きやめない佐野の元にはようやく落ち着いた松山が話しかけに行っていた。
松山は至って普通に話しかけるのだが、佐野としては彼と話す事などない、とばかりに邪険に扱う。
それも当然と言えば当然。
この試合、佐野に殆どいいところがなかったのは、要所要所で松山が佐野を封じ込めていたのが原因である。
そんな相手と仲良く話が出来るかと佐野は憤慨するのだが、松山としては何故佐野が怒っているのかもわからず、
少し佐野の態度にカチンと来るもののここは年長者として落ち着いた振る舞いをしようと思いながら言葉を並べた。

松山「2年生なのに、凄いキープ力だったな。 ……正直、参ったぜ」
佐野「え?」
松山「俺もキープ力に自信はあったし、大会No.1って言われてて調子に乗っていた所もあるんだ。
   でも、お前はハッキリ言って俺と同じくらい……いや、スピードも加味すれば突破力は俺よりあるかもしれない。
   努力では負けないつもりだけど、足の速さは天性のものがないとある程度頭打ちしちゃうからな。
   そういう意味では、羨ましいよ」

これは松山にとって本心である。
松山も自身の粘りのキープ力には絶対の自身を持っているが、突破となると話は別である。
鈍足という訳ではないが、俊足と言うには程遠いのが松山の足の速さ。
スポーツ選手として平均よりは上かもしれないが、それでも武器となる速さではない。
しかし、佐野は違う。その俊足は速攻の時には大きな武器になり、突破力だけならば松山よりも上かもしれない。
それを認めた上で、松山は佐野の健闘をたたえるべく声をかけたのだ。

佐野「そ、そうですか?」

これで少し気を良くしたのは佐野である。
お調子者とは決して言わないが、それでも褒められて悪い気をする人はそうそういない。
特に佐野という男は、次藤という強い男に惹かれていた面もあり、
年上・先輩といった人物に認めてもらう事、褒めてもらう事を糧にサッカーに勤しんできた所もある人間であった。
そんな彼が、松山というビッグプレイヤーに褒められて喜ばない筈もなかった。

154 :森末(仮):2013/11/03(日) 00:41:27 ID:???
松山「もっとも、俺だって負けるつもりはない。 次に会う時はもっとキープ力を磨いてみせる。
   そして、俺こそが日本でNo.1のキープ力を誇る選手だと言わせてみせるさ」
佐野「ケ、ケケケ。 俺だって! そう何度も止められませんからね!」

泣いたカラスがもう笑った。
無論、敗戦の悔しさは未だに佐野の胸中にあるが、
それでもこうして手放しで褒められた事は佐野の哀しみを幾分か和らげる効果があったらしい。
2人は板野と次藤がそうしたように握手を交わすと、再戦の約束をして別れる。

佐野「(勝った相手に勝ち誇らず、実力を認めて称えるか……。 いい人なのかな、松山さんって)」
次藤「さぁ、負けたワシらはいさぎよく引き上げるタイ」
佐野「はい」

こうして、準々決勝4試合目、ふらの対比良戸の試合は終わった。
彼らが引き上げる際、観客席からは自然と両チームをたたえる拍手が沸きあがり、
比良戸はその拍手を背中で受けながら、大会から姿を消したのだった。

………
……


155 :森末(仮):2013/11/03(日) 00:42:33 ID:???
森末「という訳で、比良戸戦は終了だよ。 個人的には今までとは違って苦戦するかと思ったんだけど、
   ダイジェストになっちゃったね。 まぁ、ふらの自体がかなり強いチームだから当然と言えるかな?
   それじゃあ試合後の覚醒ptの精算にいこう」

【現在の覚醒pt:6】

A.パスカットを上げる(46→47) 消費:3pt
B.ブロックを上げる(48→49) 消費:3pt
C.今は使わない

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

156 :森崎名無しさん:2013/11/03(日) 00:43:35 ID:10tfklKA


157 :森崎名無しさん:2013/11/03(日) 00:44:30 ID:bXeRpSFs


158 :森崎名無しさん:2013/11/03(日) 00:45:37 ID:???
タレントの少ないチームにはやはり負けないね

159 :森崎名無しさん:2013/11/03(日) 00:52:54 ID:???
これからが本当の地獄だ

160 :森崎名無しさん:2013/11/03(日) 00:56:24 ID:???
一対一も狙うべきかもね。今までのようなミドル・ロングシュートはほとんど決まらないだろう。

161 :森末(仮):2013/11/03(日) 00:58:49 ID:???
>C.今は使わない
==================================================================
森末「了解だよ。 それじゃあこの6ポイントは貯金しておくね。
   残す試合はあと2つ、これからも板野と一緒に頑張っておくれ!」

………
……


試合を終えたふらのメンバーは、その足で宿舎への帰路についた。
既に今日行われる試合は先ほどの試合で全て終わっており、会場に残る必要もない。
明日の東邦戦に万全の状態で挑むべく、疲れた体を休める為にと早々に帰ったのである。
そして夕食を終え、ひと時の団欒。
ふらのメンバーの多くは部屋でくつろぎ、雑誌を読むなどをして暇を潰していた。
そんな中、板野は窓際にそっと立って外を見つめ、物思いにふける。

板野「(あと2つ……あと2つだ。 東邦、南葛。 日向や翼、森崎がいなくても間違いなく強敵だ。
    でも、その2つに勝ちさえすれば……俺達は勝てる。 北海道に、優勝旗を持ち帰れる)」

本編では不遇だったふらのを優勝させたい、松山と共にプレイをしたい。
そういった思いがあってふらのを選び、これまで一心不乱にサッカーに打ち込んできた板野。
その努力が実るまで、あと2回の勝利だけ――しかし、その2回の勝利が何よりも辛く苦しい道のりであるのは誰の目にも明らかだった。

板野「(まずは東邦だ……若島津、俺のシュートを2度も防いだ、日本一のキーパー。
    本編や原作ではかませ犬扱いなのに、やっぱり強い……でも、俺にだってマグナムシュートがあるんだ。
    もう、シュートを止められてたまるもんか!)」

162 :森末(仮):2013/11/03(日) 01:00:18 ID:???
明日の試合、東邦の若島津との対戦に思いを馳せて闘志を燃やす板野。
ぎゅっと握りこんだ拳はじっとりと汗で濡れ、
力が入っていた事に気づいた板野は少しリラックスするようにため息を吐いてからさてこれからどうしようかと思考を切り替える。

板野「(松山は……確か監督室に行ってたっけ。 明日の東邦戦の話をしてるのかな?
    そういえば、マネージャーがさっき慌てて下の階に下りに行っていたのも気になるな。 何かあったのか?
    ……森末とも色々話をしておきたいかも。 どうしようかな?)」

A.松山と監督に会いに行ってみる
B.マネージャーたちの様子を見に行く
C.気ままに外を散歩してみる
D.森末を呼んでみる
E.このままスヤーと寝てみる
F.その他 板野くんにさせたい事を書いてください

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

>>158 ふらのもタレントは板野・松山だけですが、他のメンバーも他チームより多少強いですからね。覚醒もしてますし。
>>159 東邦・南葛はどちらも強敵です。
>>160 板野、松山共にドリブル・シュートが得意ですから一対一狙いは悪くない手ですね。

163 :森崎名無しさん:2013/11/03(日) 01:01:21 ID:YhhNVz7+
B

164 :森崎名無しさん:2013/11/03(日) 01:01:51 ID:10tfklKA


165 :森崎名無しさん:2013/11/03(日) 01:02:18 ID:???
B

166 :森崎名無しさん:2013/11/03(日) 01:02:24 ID:gXOfExBs
B

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