キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【運命を】鈴仙奮闘記14【切り開く】

1 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/01/25(土) 00:10:27 ID:???
このスレは、キャプテン森崎のスピンアウト作品で、
東方Project(東方サッカー)とのクロスオーバー作品です。

内容は、東方永夜抄の5ボス、鈴仙・優曇華院・イナバがサッカーで師匠を超えるために努力する物語です。
また、ストーリーやカードの展開次第で、いくつかのキャプテン森崎のキャラクターも、
それぞれの思惑を持ちながら、幻想郷の住人との交流を通じてサッカーを極めていくことになるでしょう。

他の森崎板でのスレと被っている要素や、それぞれの原作無視・原作崩壊を起こしている表現。
その他にも誤字脱字や稚拙な状況描写等が多数あるかと思いますが、お目こぼし頂ければ幸いです。

☆前スレ☆
【月の秀才】鈴仙奮闘記13【ウサギに意地】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1387982296/l50
☆攻略ページ(キャプテン森崎まとめ@Wiki内)☆
http://www32.atwiki.jp/morosaki/pages/104.html

(※このスレの目標や今後の予定、ゲーム進行の流れなどが分かります。
  過去ログもありますので、初めて来て下さった方は、一読すればより楽しめると思います!)

☆あらすじ☆
ある日突然幻想郷にやって来た外来人、アラン・パスカルと中山政男との出会いにより、
師匠、八意永琳に並ぶ選手になると決心した鈴仙・優曇華院・イナバ。

紆余曲折あったイタリアとの脳内試合を終えて、
名門・紅魔スカーレットムーンズとの練習試合に挑む我らが永遠亭ルナティックス!
試合では早速、レミリアとフランドールを中心とした高い攻撃力を見せつけられるも、
輝夜がこれまでの練習の成果を見せるファインプレーを連発し、1失点に留める。
そして攻撃面では、永琳の高い能力により助っ人中国人GK・陸をも圧倒し2得点。
前半20分の時点でルナティックスは2−1の優勢を得ているが…一方で、肝心の鈴仙が不調を引きずりっぱなし。
また、中山の活躍により、陸の弱点は露呈するものの…後半にはもやしの貴公女:パチュリー・ノーレッジが控えている。
果たして試合の、そして鈴仙の心境の行方は――? そしていよいよ幻想郷中をも取り巻く陰謀が動き出す…?

201 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/01/30(木) 23:56:07 ID:???
そして更にすみませんが、間違ってこの後の展開を消してしまったので、
時間も遅いですから今日の更新はここまでにさせて頂きたいと思います。
>>185
これが選ばれていたら鈴仙が干しうどんになってBADENDでしたね…w

それでは、皆さま、本日もお疲れさまでした。

202 :森崎名無しさん:2014/01/30(木) 23:57:36 ID:???
乙でした。
カウンターされ返す心配は少ない、もこたんチャンス。
みんな上がれ、藤もっこファイヤー攻撃だ。

203 :森崎名無しさん:2014/01/31(金) 00:36:16 ID:???
乙です
あいてが攻めてきたということはDF以外ほとんどいないし
まだ働いてない藤原氏に働いてもらいあと一点はとりたいですね


204 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/01/31(金) 23:47:54 ID:???
こんばんは、かなり遅くなりましたが今日も更新します。
>>202
乙ありがとうございます。
ここは妹紅に折り返したいところですが、近くにレミリアもおりますので、
中山さんが上手くボールをキープしきれるかが問題ですね。
>>203
乙ありがとうございます。
相手は攻めているのでボールを奪えればチャンスですが、
その分前線でのプレスがしんどくなっておりますね。
そこさえクリア出来れば、妹紅のシュートはかなり役立つのですが…。

205 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/01/31(金) 23:48:56 ID:???
★小悪魔→トップスピンパス 51 ( スペード9 )( 4 + 4 )+(狂気の瞳‐2)=57★
★鈴仙→パスカット 46 ( スペード6 )( 5 + 4 )+(人数補正+1)+(ガッツ300未満ペナ‐1)=55★
★永琳→パスカット 50 ( スペード6 )( 3 + 3 )+(人数補正+1)=57
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして中山がフォロー

ギュルルルルルルルル……ッ!

小悪魔「(だ…だめ。 上手く蹴り切ってなかった……!?)」

強烈な縦回転によって、鈴仙の頭上を大きく通り越した後に大きく下降するパスの軌道を見て、
小悪魔は僅かに動揺する。 パスの精度が、自身の想定よりも大きく低い。

鈴仙「(止められなくても、せめてこの狂気の瞳で――!)」

その原因が、大きく彼女に詰め寄った鈴仙の狂気の波長である事にすら気付けぬうちに
パスの軌道は小悪魔の想定よりも大きく手前で一度バウンドし――。

永琳「(――軌道がズレたわね。 このお陰で…)はっ!」

バチイイッ!!

実況「おっと、かなり厳しい軌道と速度を誇った小悪魔選手のパスでしたが…途中で大きく失速!
そこを猛然と駆け抜けカットに向かった永琳選手に弾かれてしまいます!」

永琳「(――今の展開は、ウドンゲのお陰と言わざるを得ないわね。 少し、感謝してやろうかしら)」

*鈴仙のお陰で永琳が守備に向かえたため、永琳印象値が上昇します。28→29

206 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/01/31(金) 23:57:03 ID:???
実況「永琳選手が弾いたボールは……先程のキックオフにて復帰した中山選手がフォロー!
しかしそこに、レミリア選手が猛然とプレスを掛けていく〜〜〜!!
中山選手は、まずはこのレミリア選手の猛攻から、ボールを守り切らねばなりません!!」

レミリア「怪我人だからとはいえ、手加減はしないわ。 勝負よ…人間の少年」

中山「やはり来たか、紅魔スカーレットムーンズのキャプテン。 …いざ、尋常に勝負!」

先着2名様で、

★中山→ドリブル 48 (! card)(! dice + ! dice)+(軽傷治療済‐1)=★
★レミリア→タックル 49 (! card)(! dice + ! dice)+(紅帝の怒り+1)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→中山、ボールキープ成功!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(佳歩がフォロー)(てゐがフォロー)(フランがフォロー)
≦−2→スカーレットムーンズボールに。

【補足・補正・備考】
中山のマークがダイヤの時、「消えるフェイント(+4)」が発動します。
中山は、スキル・底知れぬポテンシャルにより、カードでQ、Kが出た場合でも覚醒フラグを習得します。
(ただし、攻撃側は完全勝利、守備側はこぼれ球以上を条件とします。他の覚醒条件と重複はしません)
レミリアのマークがダイヤの時、「ドラキュラクレイドル(+3、吹飛3)」が発動します。

207 :森崎名無しさん:2014/01/31(金) 23:59:50 ID:???
★中山→ドリブル 48 ( クラブ6 )( 1 + 1 )+(軽傷治療済‐1)=★

208 :森崎名無しさん:2014/02/01(土) 00:01:14 ID:???
★レミリア→タックル 49 ( スペード9 )( 3 + 4 )+(紅帝の怒り+1)=★

209 :森崎名無しさん:2014/02/01(土) 00:03:21 ID:???
中山さん・・・

210 :森崎名無しさん:2014/02/01(土) 00:12:32 ID:???
怪我悪化しちゃった…これ以上のプレイは流石に不味いか。
なんてこったオーマイガ、うーん、もこたんボランチ案でいくべきかな。

211 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/02/01(土) 00:24:10 ID:???
★中山→ドリブル 48 ( クラブ6 )( 1 + 1 )+(軽傷治療済‐1)=49★*負傷悪化!
★レミリア→タックル 49 ( スペード9 )( 3 + 4 )+(紅帝の怒り+1)=57★
≦−2→スカーレットムーンズボールに。

ズキィィイイイイ…ッ!

中山「(し――しまった。 早まり過ぎたか……!?)ぐ、ぐぉおおおっ…!?」

この試合に関わりたい一心で、負傷の応急処置後、飛び出すようにフィールドに出た中山。
そんな彼の無鉄砲さ、少年らしさが……この局面では最悪の結果を呼び起こしてしまった。

レミリア「(達観しているとはいえ、彼もまた少年、という事か……。
それでも、人間にしておくには勿体無いほどの強い運命の力を感じるのだけれど――)今日は、私の不戦勝のようね」

スッ…パシイッ!

実況「あっと、レミリア選手がタックルに向かう前に――中山選手が倒れ込んだ〜!
どうやら、先程の負傷の傷がまだ癒えていなかったようです!
この様子にレミリア選手、少し前までボールを運んでからそのまま左タッチラインにはたきます。
これは救護の必要がありそうだ〜〜〜!!」

観客「ザワザワザワザワ……」「おい、大丈夫かよあの人間!」「お嬢様のカリスマにやられたのか!?」
「う〜む。 これでルナティックスも選手層が薄くなるな」「スカーレットムーンズもGKが疲労している。 これからどうなるか…」

鈴仙「な――中山、さん……!?」

212 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/02/01(土) 00:26:10 ID:???
中山「はぁ……はぁ…(俺とした事が。 何故こんなにも焦っていた? 
森崎が見ていると思ったからか? それとも――自分の成長に、不安と焦りがあったからか?
だとしたら、俺は――まだまだ、未熟すぎた)」

森崎「おいおい…大丈夫かよ、中山」

中里「やはり、まだ怪我の治癒が充分でなかったのでゴザろうか…」

――負傷を治療し、そこからも努力を重ね奇跡的にその能力を回復させた中山。
そんな彼の半年の顛末が今日の試合であるとするならば……現実は、彼にとって非常に厳しいものだった。

*中山の負傷が悪化したので、一時退場となります。

213 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/02/01(土) 00:27:26 ID:UROLeCYs
そして、中山が重傷となってしまった怪我を治療しにベンチに戻ったのを確認した後に、
永琳は今後の采配を考える。テーマは無論、中山を続投させるか否か。
続投させないとすれば、代わりにどの名無しウサギを投入するか…である。

永琳「(不味いわね……。 幾ら重傷とは言えども、名無しウサギ以上の活躍はしてくれるでしょうけど。
彼は私達とは違って定命。 そう酷使する訳にはいかないわね(※ウドンゲは例外)。 ここは――)」

永琳はほんの少しだけ悩み、そして出した結論は――。

先着1名様で、

★永琳の采配→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

ダイヤ→「(いや。 中山君は外せない。 ここはハーフタイムにでも緊急治療を行うべきね)」
ハート→「(恐らく、中山君はまだ立っていたい筈。 ここは彼の意思を尊重すべきかしら…チームの総合力的な意味でも)」
スペード→「(ここは…守備力補強も兼ねて、ウサギEを出場させようかしら)」
クラブ→「(ここは…ウサギCの(ウサギ達の中では)意外と高めなキープ力に賭けてみようかしら)」
クラブA→永琳「ウドンゲ! アンタ中山君と仲良いでしょう! 薬でも調合してやりなさい!」鈴仙「む、むちゃぶりっ!?」
JOKER→「じゃじゃ〜ん! 「八意印の万能薬」! これがあれば中山君も一発で治ってついでにガッツも全快よ♪」

214 :森崎名無しさん:2014/02/01(土) 00:28:28 ID:???
★永琳の采配→ スペードK

215 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/02/01(土) 01:32:23 ID:UROLeCYs
★永琳の采配→ スペードK ★
スペード→「(ここは…守備力補強も兼ねて、ウサギEを出場させようかしら)」

永琳「(考えられるのは…後半の火力増も考慮しての、4−4−2。
というよりも、消去法的にいくと、それ以外に選択肢が無いように思えるわね)」

ここで永琳が判断したのは…中盤を一人減らし、DFを1枚増やした以下のような陣形。

−J−H− Jパスカル  H鈴仙
−−−−− 
−F−I− F佳歩 I永琳
−−−−−  
−E−G− Eてゐ GウサギB
B−D−C B妹紅 D慧音 CウサギD
−−A−− AウサギE
−−@−− @輝夜

永琳「(本当は、妹紅をより攻撃的な位置に置いたり、MFをフラットに配置したり。
もう少し考える幅はありそうだけど――とりあえず時間が無い以上、前半はこれで行くしかないかしら)」

中山の負傷により試合が止まっているとはいえ、陣形を大きく変更させ、
それを浸透させる時間は少ない。 永琳は最低限の指示をフィールダー…そしてウサギEに飛ばし、
そのまま試合開始に向かう。

ウサギE「(中山さんの負傷があったからとはいえ、Dちゃんと同じフィールドに立てた。
この機会を、大事にしなくちゃ)」

*中山とウサギEが交代しました。 フォーメーションは↑のようになります。

216 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/02/01(土) 01:33:45 ID:UROLeCYs
ピィイイイイイイッ!

ウサギEはボールを持ちながらタッチラインへと走り、ホイッスルとともにスローインでレミリアにボールを渡す。
この時点で、試合は前半の規定時間はほぼ終わろうとしており、ロスタイムに差し掛かっていた。

実況「さあ! 中山選手の負傷もありましたが、恐らく前半最後の攻撃が始まろうとしています!
ウサギE選手、ここは紳士的にボールをレミリア選手に返します」

レミリア「――さて。 少し試合も止まってしまったけれど、後は……」

妹紅「さあ、ここは通さないわよ!」

慧音「――陣形が変わろうとも、戦法は変わらない! 積極的にタックルに行く!!」

実況「そこからシュートレンジに向かうレミリア選手ですが――そこに、妹紅選手と慧音選手のコンビが向かいます!
レミリア選手、ここで防ぎ前半を1点差で折り返せるか〜〜〜!?」

217 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/02/01(土) 01:34:51 ID:UROLeCYs
先着2名様で、

★レミリア→ドリブル 50 (! card)(! dice + ! dice)+(紅帝の怒り+1)=★
★妹紅→タックル 47 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=
 慧音→タックル 47 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→ レミリア、ドリブル突破! そして…!?
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(フランがフォロー)(てゐがフォローし前半終了)(ウサギEがフォローし前半終了)
≦−2→ルナティックスボールに。

【補足・補正・備考】
レミリアのマークがダイヤ・ハートの時「不夜城レッド(+4、吹飛3)」が発動します。
妹紅のマークがダイヤの時「正直者の死(+2、発動時は必殺技無効)」が発動します。
慧音のマークがダイヤの時「三種の神器 剣(+2)」が発動します。

218 :森崎名無しさん:2014/02/01(土) 01:37:47 ID:???
★レミリア→ドリブル 50 ( ハート2 )( 1 + 1 )+(紅帝の怒り+1)=★

219 :森崎名無しさん:2014/02/01(土) 01:38:13 ID:???
★レミリア→ドリブル 50 ( クラブ6 )( 2 + 3 )+(紅帝の怒り+1)=★

220 :森崎名無しさん:2014/02/01(土) 01:38:49 ID:???
★妹紅→タックル 47 ( ハート7 )( 1 + 1 )+(人数補正+1)=
 慧音→タックル 47 ( スペード8 )( 5 + 6 )+(人数補正+1)=★

221 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/02/01(土) 01:49:20 ID:???
信じられないまでのピンゾロ地獄の中で、慧音先生が覚醒フラグを入手!
そして(たぶん)前半終了だ!……と、いったところで今日の更新をここまでにしようと思います。
>>209
中山さん、かなりついてないですね…
>>210
後半に向けては、またハーフタイム中に戦術を提案できるようになりますので、
色々と考えて下されば幸いです。

それでは、皆さま、本日もお疲れさまでした。

222 :森崎名無しさん:2014/02/01(土) 01:54:25 ID:???
乙でした。
しかし、ピンゾロでもギリギリ奪えるくらいか…
けーね先生もどう鍛えたらよいのか難しいね。

223 :森崎名無しさん:2014/02/01(土) 04:38:19 ID:???
どっかの班長がノーカンとか言いそうなダイスの出目だ
中山さんがいなくなったけどここで止めたのは大きいな
よく見たらピンゾロとそうでないの交互だし次が不安

224 :森崎名無しさん:2014/02/01(土) 13:08:18 ID:???
乙でした。
とりあえず過去スレから、フォーメーション案。
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1381414268/27
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1381414268/703
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1381414268/836
むぅ、やはり中山さんの離脱は痛い。

225 :森崎名無しさん:2014/02/01(土) 17:04:06 ID:???
試合後、ベンチに中山さんの姿は無かった……

なんて離脱して修行に出てしまったりしてーって怪我の治療があるから永琳からは離れないか。

226 :森崎名無しさん:2014/02/01(土) 18:19:08 ID:???
キープ力と単独の守備に残りガッツからパスカルの1トップ
鈴仙MF、師匠をボランチにしての3−6−1、兎は数合わせと踏んでの2−7−1か
中山ァ……

227 :森崎名無しさん:2014/02/01(土) 18:49:25 ID:???
パスカルの1トップだとミドルシュートが無いから相手からしたらすごく守りやすいと思うが。

228 :森崎名無しさん:2014/02/01(土) 19:34:03 ID:???
個人的には後半パチュリーのポジション見てからフォーメーションは考えたい
攻撃をレミリア、フランに任せて守備にまわるか
3トップで攻めてくるかまだわからない


229 :森崎名無しさん:2014/02/01(土) 22:22:55 ID:???
ハーフタイムで手直しは必要だよ
中山交代、鈴仙の残ガッツで攻守両立は難しくなった
鈴仙は狂気の瞳含めて守備参加しないと手が足りない。

230 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/02/01(土) 23:45:23 ID:???
こんばんは、今日も更新をしていきます。
>>222
乙ありがとうございます。
今後エースクラスの選手と対峙する時に、慧音先生の守備力向上は重要となりますね。
現状でも、二線級の選手と対峙する分には充分頼りになる水準ではあるのですが。
>>223
この試合、結構要所要所で引きがルナティックスに向いているかと思います。
正直、鈴仙がもう少し活躍していても1点差か、2点差でも輝夜が消耗するなど、
もう少し苦境に立っている事を想定しておりました。
>>225
今回の負傷は必要ですね。
もしも中山が当初幻想郷に行くきっかけとなったスナイパーの負傷についてでしたら、
永琳の治療のお陰で、(純粋なブランクはあれども)ゲーム開始直後に全快している事になってます。
>>226>>229
戦術について色々考えて下さりありがとうございます。
中山さんは能力的には地味ですが、それでも脇を固めるには充分すぎる実力者ですので、
彼の交代は厳しいところもあるかと思います。
スカーレットムーンズが後半に出してくるフォーメーションについては、
今後の描写で、何らかの推測がある程度出来るような風にしていこうかな…とも考えています。

231 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/02/01(土) 23:46:30 ID:???
★レミリア→ドリブル 50 ( ハート2 )( 1 + 1 )+(紅帝の怒り+1)+(不夜城レッド+4)=57★
★妹紅→タックル 47 ( ハート7 )( 1 + 1 )+(人数補正+1)=50*吹き飛び!
 慧音→タックル 47 ( スペード8 )( 5 + 6 )+(人数補正+1)=59★*フラグ習得!
≦−2→ルナティックスボールに。

妹紅「でりゃぁあああああっ!」

レミリア「――邪魔よ!」

タタタッ……ギュッ。 グウン……バキィイイイイイイイイッ!

妹紅「ぐ、ぐああああっ!?」

レミリアは一旦急速に動きを止めて妹紅にフェイントを掛けつつも、
慣性に従って浮いたボールを捉えて……そのままボール越しに妹紅の脇腹にローキックをお見舞いする。
吸血鬼という種族の特徴である高い身体能力を活かしたその一撃は、
身体そのもの自体は人間とそう大きく変わらぬ妹紅にとってあまりにも重く。
妹紅はそのまま吹き飛ばされてフィールドを転げ回る。

レミリア「(…さて、まず一人。 後は…)」

この時、レミリアに全くの油断や慢心がなかったかと言われれば――それは嘘になる。
自身にとって最も脅威である、必殺技の威力を無効化するタックルの持ち主である妹紅を吹き飛ばした時点で、
レミリアはある程度勝利を確信していた。 そのため、彼女は出しぬかれる事になる。
レミリアがそのまま、フランドールへのパスコースを見極めようとふと視線を外した際に…。

232 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/02/01(土) 23:48:06 ID:???
慧音「寺子屋で習わなかったのか? 試合中は――余所見は禁物だッ!」

タッ…! ズザアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!! バチィイイイッ!!

レミリア「!?」

レミリアは、その瞬間状況が飲み込めなかった。
自分の、自分達のボールが…いつの間にか慧音の足元に収まっていたという現実に。

実況「あ…あ〜〜っと! 慧音選手、ここで素晴らしいタックルが、レミリア選手に決まった〜!
妹紅選手をも吹き飛ばす恐怖のドリブル・不夜城レッドに……人里の守護神が打ち克ちました〜〜〜!!」

観客「わ……ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!」「けーねせんせー! 俺は信じてたぞー!」
「慧音先生最高や! 姫様なんて最初から要らなかったんや!」「いや、それは言い過ぎだろ」「お、おぜうさま……」

慧音「(よし……良し……よしっ!! 今のは、私がこれまでやって来た中でも――最高に近いタックルだった。
この感触を自分の物にできれば、私は――再び、子どもたちに希望を与える事ができるっ!)」

*慧音がタックルフラグを習得しました。次に11か12で勝った時にフラグを回収します。

233 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/02/01(土) 23:50:36 ID:UROLeCYs
フラン「ちょ……な、なにやってんのよあいつぅ…! 皆、私の邪魔をしてぇ…ッ!」

レミリア「……話なら、試合後に幾らでも聞く。 だから、お願いだから堪えて頂戴、フランドール」

パチュリー「(…しまった。 これは想定外。 美鈴がシュートをGKまで届かせられず、そしてレミィが痛恨のミス。
私の計算では、この両者が決まる事により、点差は変わらずとも…永遠亭のGKを消耗させる事が出来ていた筈なのに。
この後半戦。 一体どういったロジックを組み立てていくべきか――)」

慧音「(前半は…恐らくこのまま私がボールを前に放り出して終了になるだろう。
だが――もしも全てが上手く行けば…敵のGKの疲労を利用して、更なる1点が取れるかもしれん。
ともかくここは――)ええいっ!」

バッ…ゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオン!!

実況「おっと、そして慧音選手、ここでボールを前方に放り出します!
恐らく永遠亭ルナティックスとしては、前半の残り時間を前線でのボールキープにて費やし、
このまま2点差での後半を望むことになるでしょう。 スカーレットムーンズ、後半に巻き返せるか〜!?」

既に後半戦へと意識を向けている実況の声を背景に、ボールは飛んでいき――。

先着1名様で、

★ほぼ前半終了→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER・ダイヤ絵札→ボールは大きく飛んでいき…パスカルの下に高いボールが届く!?
クラブA→フラン「ウフフ……ボールは私の物よッ!」な、なんとフランドールが大ジャンプでボールをフォロー!?
それ以外→普通に永琳が高い位置でボールをフォロー。 そのまま前半終了!

234 :森崎名無しさん:2014/02/01(土) 23:52:27 ID:???
★ほぼ前半終了→ ハートA

235 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/02/02(日) 00:59:13 ID:/JgWtiA2
★ほぼ前半終了→ ハートA ★
それ以外→普通に永琳が高い位置でボールをフォロー。 そのまま前半終了!

ポムッ。

永琳「(さて、こうも首尾良く決まるとは。 …結果的に良い前半だったわね。
――無論、中山君の負傷を除けばだけども)」

敵陣のやや高い位置でボールをフォローした永琳は、前半の時間が残り少ないこと。
更に、鈴仙や永琳自身等、得点力の高い選手が消耗していることを考慮して、
残り3分程度の前半を、ボールキープで流す事を決断する。
そして、中山が欠けたとはいえ依然盤石なルナティックスの中盤を、
少数で構成したスカーレットムーンズの中盤が崩せる道理も無く……。

ピッ、ピィイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイッ!!

永遠亭ルナティックス 3 − 1 紅魔スカーレットムーンズ 前半終了!

236 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/02/02(日) 01:00:14 ID:/JgWtiA2
実況「お〜〜っと! ここでホイッスルが鳴りました、前半終了です!
試合は30分を終えて、永琳選手…あ、すみません。 輝夜選手率いる永遠亭ルナティックスが2点のリード!
対する紅魔スカーレットムーンズは、攻撃力では圧倒していたものの、輝夜選手・慧音選手を中心とした守備陣の奮闘や
ここ一番でのミスプレーが原因で、決定打を撃てずに燻っております。
しかし、それだけ前線のFWの体力が有り余っているだろうという事でありますし、
何より紅魔スカーレットムーンズは、パチュリー選手という切り札も残している!
即ち、ルナティックスにとってもこの点差は決して油断が出来ません!
特に、得意の中盤の一翼を担っていた中山選手の交代が、後半にどう響いて行くかは非常に気になるところです!」

観客「ワアアアアアアアアアアアアアアア!」「えーりん! そのままハットトリックだー!」「お嬢様も負けるなー!」
「カグヤ カグヤ カグヤ カグヤ」(←早く失点しないかそわそわしている)「うどんちゃん…がんばれー」

ピエール「――確かに、幻想郷のサッカーレベルは高い。 それは認めざるを得ない。
しかし……彼女達のプレーは、一部を除いて多くが我流に留まっているようにも見受けられる。
俺が思うに、彼女達にはまだまだ伸びしろがあるように思えるが」

神奈子「ふむふむ……確かに。 我々のサッカーは実力に反して…まだまだアマチュア精神が抜けきっていない。
それを突いたチーム運営や、育成方針が重要になるかしらね」

諏訪子「(とはいえ、外界育ちのウチらはまだまだ勉強してる方だと思うけどねぇ…特に早苗とか)」

白蓮「…紅魔スカーレットムーンズの方から、先程までよりも色濃い邪気が漂っているのを感じます」

村紗「相手もこの展開に満足していないのでしょう。 とはいえ、それで短絡的なプレーに出るほど、
器の小さなチームではないかと思いますが」

237 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/02/02(日) 01:01:44 ID:/JgWtiA2
前半戦の総評について、あらゆる観客が――そしてライバルチームが会話に花を咲かせる。
それは、満を持して現れた幻想郷きっての名門チームについても決して例外では無く…

霊夢「あの中山って選手、大丈夫なのかしら」

魔理沙「おっ、どうしたどうした? 今度こそ興味のある奴が出て来たのか?」

霊夢「――興味ねぇ。 まぁ、無いって言ったら嘘になるかしら」

天子「えっ、なになに!? 面白そうな話なら私も混ぜなさいよ!
アンタたち、「女3人揃えば文殊を知恵」っていう名台詞も知らないわけ!?」

魔理沙、天子、そして霊夢。――博麗連合の中心選手である3人もまた、試合に関する話題を挙げざるを得なかった。
良い意味でも悪い意味でも平等で、他者に必要以上に肩入れしない気質の霊夢が発した中山を案ずる言葉に、
ゴシップ的な意図も兼ねて、友人とも呼べるべき魔理沙と天子がわいわいと詰め寄る。

その光景自体は、大変華々しく、また毒の無いように映っていたが――
霊夢の心境は、そうした浮わついたものからは、やはり浮いていた。

霊夢「(中山政男…。 彼こそが、紫の言う今回の『異変の元凶』。
もしもそれが本当だとすれば。 私は――彼を「退治」しなくてはならない)」

霊夢が試合中の中山に見せていた表情。 それは純粋な好奇心でも、ましてや恋慕でも無く。
何時も通りの妖怪退治の際に見せる、「仕事」としてのそれ。
霊夢はサッカーも含めた日常について非常に暢気で怠惰ではあったが…博麗の巫女としての業務。
すなわち、幻想郷の秩序を規律する事については――常に真摯である事を自覚していた。

*霊夢の中山に対する感情、霊夢→(退治すべき敵?)→中山 が判明しました。

238 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/02/02(日) 01:04:21 ID:???
また、当然ではあるが。 この結果に対して最も感心を持つべきは実際に試合を行っているチーム。
そして特に――現在劣勢であるチームである。

レミリア「(永遠亭ルナティックス。 この借りは必ず、何としても後半に返すぞ……!)」

咲夜「(私は――この試合、殆ど動けていない。 積極的な攻撃参加も、後半は視野に入れていくべきかしら)」

フラン「ウフフ……後半はみんなぐちゃぐちゃにしてあげるんだから…覚えてなさい……アハハハッ」

美鈴「い、妹様、お気を確かにっ!?」

陸「ハヒー…助かったアルよー…。 でも後半はちょっとしんどいネ」

パチュリー「そうね…。 守備の方法についても、これから考慮しなくてはならないかしら。
あんたが続行するにしても、美鈴が交代するにしても、極力シュートを撃たせないような工夫を

(だけど、この局面で重要なのは守備では無く……攻撃。 GKへの削りを続行するか否か。
そして、攻撃するとすればどのような陣形でそれを実施するかが問題になると想像されるわ。
レミィとフランの攻撃力を活かしつつ、私が積極的にプレッシャーを与えられる布陣。
それが、今の私達の宿題ってところかしら…?)」

紅魔スカーレットムーンズのメンバーは、全員が2点差をという結果を強く噛みしめる。
そして、簡単なビジョンを各自思い描きながら、彼女達は控室へと戻っていく。
――「この借りは必ず返す」。
その行動は、誇り高き紅帝が後塵を拝する際に常に心に念じる言葉。
それをチーム全体として体現する所作であったと評しても、大きな誤解は生じないだろう。

239 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/02/02(日) 01:05:44 ID:???
――と、いったところで無判定・無投票で恐縮ですが今日の更新はここまでです。
本当はハーフタイフ最初の選択くらいまで行こうと思っていたのですが、力尽きました(汗)
明日はもっと更新出来るんじゃないかと思います。

それでは、皆さま、本日もお疲れさまでした。

240 :森崎名無しさん:2014/02/02(日) 02:24:06 ID:???
乙でした。
まあ、異変の元凶ならばさっさと帰しちゃえばいいやん、それも霊夢の仕事やし、
と思ったけど永夜異変でやらかした人(妖怪)達でもあるしなぁ。(二の舞かも)
…あれ? 書籍全部目を通したわけじゃないけど、やらかしてた記憶しかないぞ。あれ?

241 :森崎名無しさん:2014/02/02(日) 05:02:18 ID:???
鈴仙は認められたいから行動する
中山さんは森崎のとなりにたちたいからと努力する
霊夢や紫はそれを秩序を乱すものとし、世界平和のため危険視している
ダメだ、世界と個人じゃ背負ってるものが違いすぎる・・・!
こっちが自分勝手で世界を乱そうとする奴等に思えてきた

242 :森崎名無しさん:2014/02/02(日) 10:00:43 ID:???
じゃあ別のサッカーが盛んな異世界に中村さんと一緒にワープすればええねん
それで鍛え終わったら両者元の世界に戻って大活躍すればええねん

243 :242:2014/02/02(日) 10:11:42 ID:???
中村さんって誰だよ中山さんだよチクショウ……

244 :森崎名無しさん:2014/02/02(日) 10:15:58 ID:???
シュンスケかな?

245 :森崎名無しさん:2014/02/02(日) 10:21:09 ID:???
>>244
日本代表10番の系譜  中山→中村→香川(うどん)

    |┃
    |┃三    ,ィ, (fー--─‐- 、、
    |┃.    ,イ/〃        ヾ= 、
    |┃   N {                \
    |┃  ト.l ヽ               l
 ガラッ.|┃ 、ゝ丶         ,..ィ从    |
    |┃  \`.、_    _,. _彡'ノリ__,.ゝ、  |     / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
    |┃三 `ゞf‐>n;ハ二r^ァnj< y=レヽ    <  話は聞かせてもらったぞ!
    |┃.    |fjl、 ` ̄リj^ヾ)  ̄´ ノ レ リ     |   来世は日本代表編だ!
    |┃三  ヾl.`ー- べl,- ` ー-‐'  ,ン       \____________
    |┃      l     r─‐-、   /:|
    |┃三     ト、  `二¨´  ,.イ |
    |┃     _亅::ヽ、    ./ i :ト、
    |┃  -‐''「 F′::  `:ー '´  ,.'  フ >ー、
    |┃    ト、ヾ;、..__     , '_,./ /l

246 :森崎名無しさん:2014/02/02(日) 16:11:18 ID:???
その連想からすると香川だけにサッカーの盛んな世界では鈴仙はマンチェスターに行くのかな?
キャプ翼のマンチェスターならシューマッハ、ロブソン、ロリ魔、松山とかなり優秀だな
鈴仙はシュート特化のFWだしバランスの取れた非常に強いチームになりそうだ

247 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/02/02(日) 19:39:30 ID:???
こんばんは、今日も更新をしていきます。
>>240
乙ありがとうございます。
霊夢にとっては、そういう風に紫から言われているだけ(今後、回想シーン等が入る予定です)ですし、
当然ですが、中山自身も人間に危害を加えているわけではないので、様子を見ている状況です。
また、これはちょっとオリジナルな設定になってしまうかもですが、
異変の元凶は幻想郷の理(これまではスペルカードルールでしたが…?)に従って退治すべきであると
霊夢が考えているのもあります。
>>241
その辺はゲームとしての都合や描写の下手さもありますが…
個人の感情や信念が、時には世界をも覆すっていう展開って良いと思います。
RPGとかで言うと「ヒロインを助けたい、だけどヒロインを助けたら世界が滅亡云々〜」な展開で、
それでもヒロインを助けて、その上で世界も救ってみせる! …的なw
>>242
確かに紫の能力とかだったら、それも出来そうですが…(物語の世界とかにも移動できるそうですし)
その辺は、ストーリーの都合という事で御目こぼし頂ければ幸いです。
――と、言わざるを得ないまでのツッコミ所満載な展開が、今後も続きそうで不安ですが…(汗)
>鈴仙=マンU香川説について
ネタバレになりますが、第二部の展開として海外修行編的な構想もあったりはします。
(構想なので、具体的にどうなるのかは言えませんし、定まってすらいませんが…)

248 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/02/02(日) 19:40:32 ID:???
【ハーフタイム】
輝夜「みんな おつかれさま このあとも がんばってね」

パスカル「(あれだけ活躍していても、この台詞は相変わらずなのか…)」

そうして迎えるハーフタイム。 
その最初はいつも通り、まるでマネージャーであるかのような輝夜の無責任な棒読みで始まる。

永琳「――さて。 前半の動きには色々と問題もあったけれど…
それでも、結果として紅魔スカーレットムーンズ相手に2点のリードを守っており、
更には守備陣の消耗も、最低限にまで抑えられている。 この状況は、概ね良好であると言えるわね。
…一点、中山君の負傷を除いては」

中山「…非常に、面目無い」

てゐ「こーら、動いちゃだめ。 タダでさえ深い負傷なんだ、余計にこじらせる原因になっちゃうよ?」

――そしてその次もいつも通り、永琳による前半の総括が始まる。
しかし、普段は厳しめの永琳の評価も、今回に限ってはそう低くは無い。
むしろこの強豪チーム――特に、こと攻撃力のみに関しては今大会最強を誇るかもしれない、
紅魔スカーレットムーンズの2トップを1失点に封じ込めた事。
そしてなおかつ、守備陣には大きな消耗も無いという状況について、想定以上の結果と受け止めているようだった。

輝夜「ふふん、この私のお陰ね! 感謝しなさい、前半消えてたもこたん!」

妹紅「む、むぐぐっ…(悔しいけれど、今1失点で済んでいるのは多分に輝夜のお陰。
そして私はこの前半…殆ど動けていなかった。 やっぱり、もっと練習しなくちゃ……)」

慧音「――しかし、2点差とはいえどもそう浮かれてはいられないのは火を見るより明らかだ。
敵の2トップはある程度は消耗したとはいえ、それでもまだかなりの数のシュートを撃つ余裕があると思われる。
それに加えて、あのパチュリー・ノーレッジが後半からは加わる。そうなれば、やはりセーフティリードとは言え無さそうだが」

249 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/02/02(日) 19:41:56 ID:/JgWtiA2
永琳「ええ…そうね。 だからまず私達は――後半のフォーメーションについて考えなくてはならない。
中山君の抜けた穴を最小限にし、その上で相手の猛攻にも耐えうる陣形を」

鈴仙「(…う、う〜ん。 言うには簡単だけど、そんな陣形なんてあるのかなぁ…。
それに、後半はパチュリーさんが出てくる訳だし、もっと厳しくなりそう。
パチュリーさんのポジションについては…恐らく、OMFかFWのどっちかとは思うんだけど、
どうなるかはその時になってみないと分からないし。 ここは、何か師匠に提案でもしてみようかしら?)」

A:自分(鈴仙)をOMFに、パスカルをワントップにした3−6−1の布陣を提案する。
B:妹紅を当初の中山の位置に置き、妹紅の位置にウサギEを置いた、前半通りの3−5−2を提案する。
C:MFを4人とし、ウサギEをDFに加えた4−4−2を提案する(*前半中山離脱後と同じ)
D:縦ポンが怖いが、思い切ってパチュリー対策に2−7−1を提案する。(DFは慧音とウサギEの二名)
E:パスカル・佳歩・鈴仙の3トップを主軸とした3−4−3を提案する。
  (*参考:http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1381414268/27
F:その他 自由選択肢 紹介出来なかったポジション案(*下記の参考参照)を選びたい方はこちらで

(参考:過去のフォーメーション案)(まとめて下さった>>224さん、ありがとうございました!)
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1381414268/27
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1381414268/703
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1381414268/836

鈴仙のガッツ:360/850

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

*ハーフタイムで、全員のガッツが150回復しました。

250 :森崎名無しさん:2014/02/02(日) 19:52:44 ID:ot2FJIcY


251 :森崎名無しさん:2014/02/02(日) 19:53:38 ID:RPi/FHiw
B

252 :森崎名無しさん:2014/02/02(日) 20:01:15 ID:/t5EzI7o
A

253 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/02/02(日) 21:01:04 ID:/JgWtiA2
A:自分(鈴仙)をOMFに、パスカルをワントップにした3−6−1の布陣を提案する。

鈴仙「あの…師匠」

永琳「あら、戦術のご提案かしら?」

鈴仙「(上の人にそうやってへりくだられた表現を使われると、却って失礼な事をしたんじゃないかって
萎縮しちゃうんだけど……)――え、ええ。 そうです。 それは――」

鈴仙は、やや緊張しながらも――それでも、昔よりは慣れた様子で、永琳に対して説明を行う。
思えば、中山やパスカル達が来るまでの鈴仙は、常に判断を永琳に丸投げしていたのだから、
本人が気付かない面においても、鈴仙は確かに成長していた。

鈴仙「…布陣ですが。 パスカル君をワントップにした、3−6−1の提案が良いかと思います」

永琳「――点差では勝っているのだから、無理に深追いはせずに、中盤で敵を制し続ける…と、いう訳ね。
成程、確かに道理には適っている」

鈴仙「は、はいっ!(よ、良かったー。 外れじゃなかった…)」

永琳「…それじゃあ、その上で一つ相談をするけれど。
ウドンゲがMFに行く事は良いとして――6人目のMFは、どうするつもりかしら?
私が考えた中では、その候補は妹紅かウサギD。 貴女は、そのどちらがMFに相応しいと思うのかしら?
必ずそれを採用するとは限らないけれど……まぁ、折角だから意見を求めるわ」

254 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/02/02(日) 21:02:05 ID:/JgWtiA2
鈴仙「え、えっと、それは…(――って、一回切り抜けたら油断しちゃったわ…!
6人目のMF…要するに、中山さんの穴を補うMFの事ね。
うーん、能力だけで言えば間違いなく妹紅だけど、突破された後に妹紅の守備力を頼れないってのは、
地味にしんどい事になりそうかも。 特に、PA内での空中戦については、間違いなくほぼ自由になっちゃうわねぇ…。
ただ、ウサギDちゃんのパスカット力を活かす為に、彼女をMFに置いてあげたいってのもあるんだけど。
ここはどっちがいいのかしら……?)」

A:「妹紅です。 全体的な支配力だけじゃなく、最低限のドリブル突破力と高いシュート力にも期待したいですし」
B:「ウサギDちゃんです。 元々彼女の能力適性はボランチに近いですし、妹紅の能力は守備にも必要です」
C:「私としては特にありません。 状況に応じて適宜考えていく必要があると思いますが」

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

255 :森崎名無しさん:2014/02/02(日) 21:03:43 ID:/gn0bxqg
B

256 :森崎名無しさん:2014/02/02(日) 21:05:57 ID:/t5EzI7o
B

257 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/02/02(日) 21:36:01 ID:/JgWtiA2
B:「ウサギDちゃんです。 元々彼女の能力適性はボランチに近いですし、妹紅の能力は守備にも必要です」

鈴仙「いえ…やはりここはウサギDちゃんにお願いするべきと思います。
Dちゃんと妹紅だったら、妹紅の方が基礎能力はあるとは思いますが……それでも、
このリードしているとはいえ、敵が猛追してくるであろうこの状況で、妹紅の守備力が活かせなくなるのは痛手です」

永琳「そう…良かった。 それなら、私も同じ考えよ」

鈴仙「あっ、そうだったんですか(だったら始めから聞かないでよぉ…)」

上司に対するモヤモヤを残しながら、鈴仙は永琳が頷く姿を見届け、そこからホワイトボードに書きだした陣形を見やる。

永遠亭ルナティックス:3−6−1
−−J−−  Jパスカル 840/840
−−−−−  
−I−H− I永琳 710/900 H鈴仙 360/850
F−−−G F佳歩 690/690  GウサギB 510/510
−D−E− DウサギD 720/720 Eてゐ 620/630
−−−−− 
B−A−C B妹紅 900/900A慧音 620/750 CウサギE 530/530
−−@−− @輝夜 660/730
ベンチメンバー:ウサギC、ウサギF、ウサギG
交代済み:中山

258 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/02/02(日) 21:37:03 ID:/JgWtiA2
鈴仙「(うーん、思ったよりはすんなりと決まったわね…。 他にマークとか細かい指示について提案する時は、
直接その人の所に行くか、師匠にお声かけすればいいかしらね。 さて、残り時間はどう過ごそうかな…?)」

A:選手の誰かと話す(選択肢の後に選手名を記入してください。例:A 輝夜)
B:折角だから、観客席を回ってみる。(判定で他チーム選手と交流できます)
C:何も話さず、ゆっくり休む(ガッツが100回復します。ハーフタイム中一回まで)
D:その他 自由選択枠

鈴仙のガッツ:360/850

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

*後2回まで行動できます。

259 :森崎名無しさん:2014/02/02(日) 21:38:48 ID:/gn0bxqg
C ガッツが足りない

260 :森崎名無しさん:2014/02/02(日) 21:39:31 ID:BNFC97ds
C

261 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/02/02(日) 21:43:30 ID:/JgWtiA2
C:何も話さず、ゆっくり休む(ガッツが100回復します。ハーフタイム中一回まで)

鈴仙「(とりあえず、ゆっくり休みましょう…話はそれからよ……)」

鈴仙は深くベンチに腰掛けて、ゆっくりと深呼吸を繰り返し、体力の回復に努めた。

*鈴仙のガッツが100回復します。 360→460

262 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/02/02(日) 21:45:59 ID:/JgWtiA2
鈴仙「(よしっ、ゆっくり休んだ! これでMFとして守備参加をしても、
後半戦通してで――後2回くらいは全力でシュートを撃ちに行けそうね。
さて、微妙に時間が余ったけれど…何をしようかしら?)」

A:選手の誰かと話す(選択肢の後に選手名を記入してください。例:A 輝夜)
B:折角だから、観客席を回ってみる。(判定で他チーム選手と交流できます)
×:何も話さず、ゆっくり休む(ガッツが100回復します。ハーフタイム中一回まで)*選択済み
D:その他 自由選択枠

鈴仙のガッツ:460/850

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

*後1回まで行動できます。

263 :森崎名無しさん:2014/02/02(日) 21:46:44 ID:apnPxsdg
A 中山

264 :森崎名無しさん:2014/02/02(日) 21:46:46 ID:/gn0bxqg
B せっかく皆集まってるし

265 :森崎名無しさん:2014/02/02(日) 21:47:02 ID:BNFC97ds
A 中山

266 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/02/02(日) 22:21:31 ID:???
A 中山

鈴仙「(中山さん、大丈夫かなぁ……)」

少しの英気を養った鈴仙は、ふと周囲を見渡して……右脚全体にぐるぐると包帯を巻いた中山の姿を見つける。
その右脚は怪我の容体を痛々しく鈴仙にも伝えていたが――何よりも痛々しかったのは、中山のその表情だった。

中山「(俺は……何をしていた。 この半年で――何を遺せた?)」

謎のスナイパーによる大負傷を克服した事により得られた、アスリートとしての第二の人生。
その集大成――というには大袈裟ではあるが、それでも一区切りにはなるであろうこの試合を、
最悪の結末で終えてしまった事に、彼は酷く悲しみ…そして、自分自身に対し、憤っていた。

鈴仙「中山、さん……」

かつかつと、鈴仙は中山の近くに寄ってはいったが……今の鈴仙には、どう声を掛けていくべきか分からない。
気軽で安易なフォローは、今の彼にとって何の意味を為さない事を、鈴仙は理解していた。

鈴仙「(私…いつも不思議に思ってた。 中山さんは、本当に悩むのかな、って。
そして、本当に心が折れないのかな…って。
だって――中山さんは大人に見えるけれど、本当は、私の半分も生きてはいない人間の子ども。
だから、本当は…私がこんな時の中山さんを支えてあげなくちゃいけないんだけど――)」

鈴仙は、中山に対して単なる友情だけでなく、非常に強い恩も感じていた。
中山が来るまでの鈴仙は、今以上に気弱で、怠惰で、臆病で…そして、その癖に傲慢だった。

鈴仙「(――私は、中山さんに支えて貰って――変わる事が出来た。
自分一人じゃあ、いつまでも変わる事どころか……変わる必要にすら、気づく事が出来なかった)」

中山は、鈴仙が変わる為の大きなきっかけでもあり、綿月姉妹や永琳とは全く違った意味での目標だった。
その事実に、改めて気付かされた鈴仙は、もう一度、中山にかけるべき言葉をゆっくりと探していく。

267 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/02/02(日) 22:23:33 ID:/JgWtiA2

鈴仙「(――これまで決して折れる事の無かった中山さんが、負傷を前に、少しだけ揺らいでいる。
そんな中山さんに助けられて、そして目標として来た私が。 …ううん、私だからこそ言える言葉。 それは――)」

A:「中山さん……もう、良いのよ…」中山の努力を認め受け入れ、その上で彼を休ませてあげたいと願う。
B:「中山さん。 ――今まで、ありがとう」自分が中山のお陰で成長出来た事を伝え、精一杯の感謝をする。
C:「中山さんにはガッカリしたわ。 ――って、森崎君なら言うでしょうね」彼の親友のように振舞ってみせる。
D:「どうしたの? いつもの中山さんらしくないわね」あくまでも普段通り振る舞い、中山自身に再び火を点けさせる。
E:「大会では期待しているからね、中山さん!」明るく振る舞い、今は彼をそっとさせておく。
F:「お前の事が好きだったのよ!!」大胆な告白は女の子の特権☆
G:その他 中山さんに語りかけたい言葉がある方はこちらで

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

268 :森崎名無しさん:2014/02/02(日) 22:27:21 ID:7bu3tGHU

オォン!アォン!

269 :森崎名無しさん:2014/02/02(日) 22:32:30 ID:/pYBDqfo
F

どうなるのか・・・

270 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/02/02(日) 22:46:15 ID:/JgWtiA2
F:「お前の事が好きだったのよ!!」大胆な告白は女の子の特権☆

鈴仙「(えーと、えーと…心理学的に考えて、こういう場合は承認欲求を満たしてあげればいいのよね…)」

この時、鈴仙はテンパっていた。 自分がどうにかして中山の心の傷を癒してあげたいと思っていた。
その為か知らずか、鈴仙は聞きかじりの心理学の知識を引っ張った上で、中山に向かってこう叫んだ。

鈴仙「お…お前の事が(友達として)好きだったんだよ!!」

                        一同「!!!??!?!?!??」

中山「は……はぁ?」

鈴仙のこの大胆な告白紛いの絶叫に、一同は騒然とする。そして、その後に場はシーンと静まり返り……?

先着1名様で、

★ほぼ終了→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER→???(*続行)
ハートK→中山「じ…実は俺も、毎日必死に頑張っている鈴仙さんの事が…」鈴仙「えっ……えっ!?」(*続行)
クラブA→中山「す…済まない鈴仙さん。 俺には森崎が…」鈴仙「えっ……ええぇ〜〜っ!?」(*続行?)
それ以外→露鈴兎…じゃなくて野兎先輩「いいよ来いよ! 胸にかけて胸に!」(*二人は幸せなキスをして終了)

271 :森崎名無しさん:2014/02/02(日) 22:47:51 ID:???
★ほぼ終了→ ハート9


272 :森崎名無しさん:2014/02/02(日) 22:48:02 ID:???
★ほぼ終了→ クラブ8


273 :森崎名無しさん:2014/02/02(日) 22:59:29 ID:???
中山さんルートは無いのか

274 :森崎名無しさん:2014/02/02(日) 22:59:43 ID:???
ここはJOKERを出したてゐ突っ込みにかけるしかない…!
てゐ「かみそりちょっぷ」

275 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/02/02(日) 23:05:41 ID:/JgWtiA2
★ほぼ終了→ ハート9 ★
それ以外→露鈴兎…じゃなくて野兎先輩「いいよ来いよ! 胸にかけて胸に!」(*二人は幸せなキスをして終了)

野兎先輩「オォン!アォン!」

NKYM「アン!アン!アン!アン!アン!アン!アン!アン!アン!アッーンン!!(高音)」

こうして、野兎先輩の淫夢の瞳によって錯乱させられた中山は、最終的に幸せなキスをして終了した。
え、鈴仙はどうなったって? 永琳は? …鈴○師匠の事かな?(すっとぼけ)


                              〜狂気レイ○! 野兎と化した露鈴兎編 完〜

*****************************

ででんでんででででん♪←ゲーム版2の例の音楽

BAD END 6
「二人は幸せなキックオフをして終了」

*……混沌とした結末を迎えた為、狂気度が加算されます。 22→24
*中山さんのトラウマがまた一つ増えてしまった…かもしれません。
*直前の選択肢に戻ります。

276 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/02/02(日) 23:07:13 ID:/JgWtiA2
鈴仙「(ハッ!? 真夏の昼のドリームねっ!? …なんだか、嫌に目覚めが悪いんだけれども、えっと…。
――これまで決して折れる事の無かった中山さんが、負傷を前に、少しだけ揺らいでいる。
そんな中山さんに助けられて、そして目標として来た私が。 …ううん、私だからこそ言える言葉。 それは――)」

A:「中山さん……もう、良いのよ…」中山の努力を認め受け入れ、その上で彼を休ませてあげたいと願う。
B:「中山さん。 ――今まで、ありがとう」自分が中山のお陰で成長出来た事を伝え、精一杯の感謝をする。
C:「中山さんにはガッカリしたわ。 ――って、森崎君なら言うでしょうね」彼の親友のように振舞ってみせる。
D:「どうしたの? いつもの中山さんらしくないわね」あくまでも普段通り振る舞い、中山自身に再び火を点けさせる。
E:「大会では期待しているからね、中山さん!」明るく振る舞い、今は彼をそっとさせておく。
F:その他 中山さんに語りかけたい言葉がある方はこちらで

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

277 :森崎名無しさん:2014/02/02(日) 23:08:46 ID:/gn0bxqg
F まだ戦いは終了してないぜ! 後半戦は紅魔チームどう出るか予想を聞く

278 :森崎名無しさん:2014/02/02(日) 23:13:40 ID:BNFC97ds
B

279 :森崎名無しさん:2014/02/02(日) 23:14:58 ID:RPi/FHiw
B

280 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/02/02(日) 23:30:37 ID:???
Bが選ばれたところで、少し早いですが、今日の更新はここまでにしようと思います。
今回、元ネタありきかつアレなネタを堂々と出してしまってすみませんでした(汗)
今後同様なネタを使うかは微妙ですが、もしもどうしても無理な方がございましたら、
積極的に自粛しますので、遠慮なく仰って下さればと思います。

>>273
中山さんに限らず、鈴仙奮闘記では基本的に主人公の恋愛要素はナシでいきたいかなぁ…と思ってます。
(仲良し描写はしていくつもりですし、際どい描写もあるかもですが、
鈴仙が誰かの彼氏になる…的な展開は、基本的に起きない感じです)

理由としては、このゲームでは、恋愛要素よりも友情要素を全面に押し出したいという点と、
……単なる作者の好みです。「鈴仙に男はいらぬ!」…的な。

ただ、今回の判定でもハートKが出ていたらどうなっていたか分かりませんし、
状況によっては、そういったルートも出てくるかもしれません。
また、今後実施するアンケートによって、恋愛要素が欲しい! …といった意見が大量にありましたら、
それも参考にしていきたいと思っております。
>>274
JOKERが出てたら…野兎先輩の声に反応して別世界の幻想郷代表との脳内試合が出来ていたかもしれませんw
霊夢が二人になってたり、何故かその内一人は妹紅のリザレクションや咲夜のプライベートスクウェアを覚えてたりとか、
ネタは考えてました。

それでは、皆さま、本日もお疲れさまでした。

281 :森崎名無しさん:2014/02/03(月) 00:13:22 ID:???
乙でした。
鈴仙に男は要らぬ、ただし保護者は必要(特にてゐと永琳)
二回撃てればいいほうで、後は補助に専念かな。
試合が終わったら、妖夢とトレジャーハントでも行こうかな。
お金見繕ってアレコレそろえたほうがいいかも。

282 :森崎名無しさん:2014/02/03(月) 17:26:29 ID:???
中山の離脱の何が一番痛いか、それは中山の覚醒条件が試合に特化しているからだと思うんだ
序盤のJOKER連発で中山さんの覚醒緩和があったけど今回はあんまりだった
2章では練習試合とか増やして覚醒機会を多く取りたいね
ところで鈴仙はこのイベントで野兎の眼光とか覚えなかったのか、残念

283 :森崎名無しさん:2014/02/03(月) 19:10:23 ID:???
中山さんは試合中のJOKERに愛されている男だからね。

284 :森崎名無しさん:2014/02/03(月) 21:13:19 ID:???
ところでもこたんってクァールに似た感じだよね
だからワンプレーだけこっちボールスタートの時にFWにして見るってどうだろうか
相手GKガッツ的にも結構いけると思うんだけど

285 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/02/03(月) 23:48:50 ID:???
こんばんは、今日も更新をしていきます。
とはいえ、文章が長くなってしまったので、判定は一つしかありません。ご了承下さい。
>>281
乙ありがとうございます。
第2章でも自由行動の機会は取れたりするので、色々と考えて下さればと思います。
>>282
自由行動次第で、練習試合とはいかないまでもミニゲームの機会があったりとかは、
やってみたいと思ってますね。野兎の眼光…しまった、入れれば良かった(笑)
>>283
元々が能力の高さでは無く、もの凄い引き(と、森崎のムチャ振り)で魅せるキャラでしたからね…
>>284
妹紅FW案は実は中々悪くないですね。ミドルシュート力は永琳に並び2位タイですし、(1位は鈴仙)
前線の守備力もそこそこありますし。 ドリブルかパスのどちらかを鍛えればパスカルとポジション交代もあるかも…?
陸がGK続投するかどうかは、今後の判定次第ですね。

286 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/02/03(月) 23:52:53 ID:???
B:「中山さん。 ――今まで、ありがとう」自分が中山のお陰で成長出来た事を伝え、精一杯の感謝をする。

鈴仙「……あり、がとう」

中山「……」

この場で、鈴仙の口を突いて出た言葉は――感謝だった。
日々何となく、理不尽な上司や悪友に振り回される毎日に目標を与えてくれた中山。
些細な事でくよくよしたり、ありえないミスをしたりした時にも、自分の近くに居てフォローをしてくれた中山。
どれだけ過酷であっても、道を追い求め続ける事の貴さを教えてくれた中山。
彼の信念・人格・努力の全てが、鈴仙を大きく変える為の原動力となった。

鈴仙「……私、中山さんのお陰で。 少しだけ、自分が好きになれた気がするの。
今まで当たり前だと思っていた事が、実は自分の良い所なんだって気付けたり、
自分の嫌な部分も、少しずつ良い方向に変えていけたり出来るようになったと思うし。
…いや、中山さんとかと比べたらまだまだだけどさ」

中山「…はは、なんだそりゃあ。 俺は、鈴仙さんにそんな説教をした覚えは無かったが」

鈴仙の言葉に、中山が漸く反応する。 その表情は始めよりも随分と柔らかくなっていた。
中山としても、時間を置いて冷静になったこともあったが、
それ以上に鈴仙の好意と想いが嬉しくもあり……少しずつ、何時もの精神を思い出しているようだった。

鈴仙「…ちょっと、大袈裟に言っちゃったとこもあるけど。
それだけ、中山さんの生き方が、私にとって…眩しかったんだと思う。
決して困難から逃げ出さず、傷だらけになっても戦い続けるその姿が」

鈴仙は少しだけ恥ずかしくなってきて、あはは、と唇を歪めながら、無意識に髪の毛や耳をしきりにいじり出し…。

鈴仙「…なんていうか、その。 ちょっと話がズレちゃったけど……。
後半は私が頑張るから、安心してね…ってこと! だから、中山さんはゆっくり休んでいてね」

287 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/02/03(月) 23:54:13 ID:???
そこで、話は一旦おしまい…という風に首を振って、鈴仙は中山に笑顔を向ける。
中山は、そんな鈴仙の表情を見て――。

中山「鈴仙さん、あんたは――!」

一瞬だけ、これまで以上に打ちひしがれた、痛々しい表情を見せたが…。

中山「……いや。 何でもない、忘れてくれ。
――ありがとう鈴仙さん、お陰で随分気が楽になったよ」

誰にも気付かれぬ程の速さでその表情を消し、いつも通りの知的な笑顔を見せながら鈴仙に感謝を返す。

鈴仙「…うん、それは良かった。 それでこそ、私の目標とする中山さんよ!」

そんな中山の陰りに気付かなかった鈴仙は冗談っぽく笑いながらそう言うと――キックオフに備えて再びベンチに戻って行く。
その後ろ姿を見て、中山は…先程鈴仙に言い掛けた言葉を、もう一度反芻する。

288 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/02/03(月) 23:56:18 ID:???
中山「(鈴仙さん……君は永琳さんの言う通り、とてもたんじゅ…失礼、素直で好感の持てる少女だと思う。
だがしかし――。 それでは駄目なんだ、鈴仙さん。 俺や永琳さんの後ろに立つだけでは。
もう間もなく、君には巣立ちの時がやって来る。 それは鈴仙さんがこの道を進む以上…絶対にだ。
だから君は……俺や永琳さんの物ではない、自分自身の道を見つけるべきなんだ)」

――皆に認められたい、中山のような信念を持ちたい、永琳と肩を並べられる選手になりたい。
鈴仙のサッカーにおける願いは、決して低俗な物ではないし、貧弱な物ではない。
しかし、鈴仙の願いには――肝心の自分自身が欠けていると、中山は思った。

中山「(……俺は過去の君を知らないが、皆の話を聞くに、やはり大きく変わったのだろう。
しかし――君は俺では無いし、永琳さんでも無いし、どこかに居る「理想的な選手像」ではない。
君は…君でしかないんだ。 それだけは、忘れてはいけない。 
それが無くては、君はいつまで経っても、本当の意味で自立出来ないからだ。
俺や、永琳さんやてゐさんや輝夜さん達、もしくは観客達にとって都合の良い、愛らしい子供にしか成り得ない……)」

鈴仙は変わる事が出来た。 だから次は、その中での「自分らしさ」を再び探求する必要がある。
しかし、その目標を達成するには――鈴仙が、自らの力でその目標を発見し、達成方法を模索しなくてはならない。
そのため、あの時中山は言わなかった。 …それが、結果として鈴仙を苦しめることになると知っていても。

*中山の評価値が大きくあがりました。
*中山の評価値が一定値を超えたため、特別イベントが試合後発生します。
*中山の鈴仙に対する評価が、中山→(強い友情と強い心配)→鈴仙 になりました。
*鈴仙の中山に対する評価が、鈴仙→(感謝)→中山 になりました。

289 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/02/03(月) 23:57:22 ID:???
【敵チームハーフタイム】

パチュリー「…さて、とりあえず後半のフォーメーションだけど。
様子見として以下の陣形を推奨するわ」

紅魔スカーレットムーンズ:4−4−2
−−H−− Hレミリア
J−−−− Jフラン 
−−I−− Iパチュリー
−−−−−
−DFG− F小悪魔
B−−−D
−E−C− E咲夜 C美鈴
−−@−− @陸

レミリア「トリプルボランチ…か。 随分日和ったんじゃないの、パチェ?」

小悪魔「えっと……私としては、パチュリー様の負担が気になります。
今は兎に角点を取りたいのもありますし、もっと攻撃的ポジションに人を置くべきでは?」

パチュリー「それも考えたんだけどね。 例えば咲夜をOMFに置くとか、美鈴をFWにした3トップを敷くとか。
だけど、今はこれで行くべきと思うわ。 その理由としては、二つが挙げられる」

フラン「わたし、フランドールっていうの、わたし、フランドールっていうの、わたし、フランドールっていうの…」ブツブツ

レミリア「(………フランが、少し危ないわね)――手短にね」

パチュリー「…むきゅ。 じゃあ言うけど、
@ルナティックスは前半並みか、それ以上の中盤重視布陣を取ると推測するから。
AGKを削り切れなかった以上、美鈴や咲夜の決定力はそこまで当てにならない。当てにする余裕も必要も無い。
…って感じかしらね」

290 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/02/03(月) 23:58:31 ID:???
咲夜「…確かに、あの永遠亭のGKの実力の向上は、私としても想定外でしたわ。
それに幸い、お嬢様に妹様の体力はまだまだ余裕を残している」

美鈴「そうですよ! お嬢様は後2、3発はレッドサンを撃てそうですし、
妹様は本気のシュートを入れても3、4回は必殺のシュートを撃てます!
一方で敵のエースストライカーである鈴仙さんは消耗している。 これは、逆転ありますよ!」


パチュリー「…まぁ、そう言う事。 中盤の有力選手を負傷で失い、エースストライカーが消耗。
しかし自軍が2点もリードしている……と、なった時に無理に攻めるチームはいないでしょう。
それよりも、ボールを支配する事を狙いたがる筈。 ――中盤の支配力に定評のあるチームなら、尚更ね」

フラン「むー、誰でも良いから吹き飛ばしたい……」イライラ

パチュリー「…もう少し辛抱しなさいな。 後半になったら、私がどんどんボールを供給してあげるから」

小悪魔「わ、私も居ますよ妹様! 縦ポンやサイドアタックの際はお任せ下さい!」

陸「それで〜、朕はまだGKなんアルか〜」プラプラ

咲夜「正直言って、多少の疲労があっても…あんたの方がGKとしては優秀なのよね、美鈴よりも」

美鈴「ひ、ひどいっ!? …いえまあ、実際の事なんですけど」

パチュリー「陸の交代は、咲夜の言う通り極力使い潰してから。
その後は、まぁ…メイド妖精達と一緒に、タックルとクリアでもして貰おうかしら」

陸「つ、使い潰す言うたアルなこの鬼畜!? 人でなし!?」

パチュリー「……人なんて、とうの昔に止めているわよ。 ――さて、他に何か言う事は?」

291 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/02/04(火) 00:04:14 ID:H2l2bJoE
パチュリーの一声で始まった紅魔スカーレットムーンズのミーティングは、
同じく彼女の発言の終了と同時に一旦鎮まる。
何だかんだの不満や愚痴はあるとはいえ、彼女が今でも紅魔館の知識人として、
そこそこの人望を集めている所作であろう。 そして、発言を促したパチュリーに対して答える者は――。

先着1名様で、

★賢者のミーティング→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER→陸「そういや、朕の同郷の盟友直伝の針治療……誰か試してみないアル〜?」陸が急に出しゃばってきた!
ダイヤ・ハート→レミリア「皆! サッカーは強い者が勝つんじゃない、勝った者が強いんだ!」レミリアが皆を鼓舞して終了。
スペード→フラン「ウフフ……アハハハハハハ…ッ!」フランドールの狂気が満ち溢れる! スキル・狂気の妹が発動!
クラブ→スペード+パチュリー「(…ふむ。 それならばここはより点を取りやすい陣形に…)」賢者が活躍するぞ!?

292 :森崎名無しさん:2014/02/04(火) 00:04:29 ID:???
★賢者のミーティング→ ダイヤ7

293 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/02/04(火) 00:05:58 ID:???
レミリアが名言を言って、さあ後半戦だ!
…と、いった所で今日の更新はここまでにしようと思います。
それでは、皆さま、本日もお疲れさまでした。

294 :森崎名無しさん:2014/02/04(火) 00:54:32 ID:???
乙でした。中山さんじゅうごさい。
霊夢「針治療…」天子「キャピキャピ」衣玖「…(GOサイン)」

295 :森崎名無しさん:2014/02/04(火) 14:37:54 ID:???
ラブリーじゅうななさいかな?

296 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/02/04(火) 23:26:29 ID:???
こんばんは、今日も更新をしていきます。
>>294
乙ありがとうございます。
中山さんの言動が明らかに高校生離れしているのは仕様ですねw
天子に針治療してみたいです(ぉ)
>>295
鈴仙とかそのあたりもじゅうななさい()なんで大丈夫ですね。
中山さんとは逆に鈴仙は実年齢よりも子供っぽい…かもしれません。

297 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/02/04(火) 23:27:31 ID:???
★賢者のミーティング→ ダイヤ7 ★
ダイヤ・ハート→レミリア「皆! サッカーは強い者が勝つんじゃない、勝った者が強いんだ!」レミリアが皆を鼓舞して終了。

パチュリーの言葉に対して手を挙げる者はいなかったが…
その代わりに、本来のキャプテンであるレミリアがごく自然な風に中央へと進み。

レミリア「……2点差。 丁度良いハンデね」

フラン「…………」

小悪魔「…………ごくり」

チームメイトの表情を一人一人見つめ、溜めを作りながら…ゆっくりと力強く語りかける。

レミリア「――とはいえ、我々の状況は厳しい。 その事実は受け入れなくてはならない。
私達は間違い無く強者ではあるが、相手もまた、私達とはまた別の意味で強者。
こうあっては真理は一つ、――サッカーは強い者が勝つんじゃない。 勝った者が強いんだ!!
さあ皆、ひたすら己が力、己が信念を相手にぶつけ――勝ちにいきましょう!
私達の強さは、私達の勝利で証明するのよ!!」

298 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/02/04(火) 23:28:45 ID:???
咲夜「仰せのままに、お嬢様(この溢れるカリスマ…これこそが、私達のお嬢様ですわ!)」

美鈴「はいっ! がんばります!(私にも、私なりの役割がある筈……。 今は、それを完遂するしかありませんっ!)」

パチュリー「………(やはり、ことチームの士気を高める事に関しては、レミィは生まれながらの天才。
さあ――どうする鈴仙? この天才だらけのピッチ上で、貴女なら何を考える? どう行動する?
私の弟子を名乗るには、この程度の課題は乗り越えて貰いたいわね…)」

小悪魔「はい!(私の役目は、前半と同じく兎に角パスを通し続ける事。
たとえ一芸選手と皆に笑われようとも、これだけがパチュリー様から与えられた…私の武器なんだから!)」

陸「了解アルよ〜(朕は…金と名声が得られるなら何でも良いアル。
でも、それが得られるというのなら――誰よりも、真摯になれる自信があるアル)」

フラン「なーんだ。 ようするに、力を示せばいいのよね? フフフッ…かんたん、かんたん♪」

彼女が言葉を言い終えた後、紅魔スカーレットムーンズのメンバーの士気は…目に見えて向上する。
あくまで勝利を求めるレミリアのスパルタ的指導と、彼女の持つ天性のカリスマ。
スカーレットムーンズには咲夜やパチュリーなど、一定以上の知力を持った選手は居るが、
それでもやはり…こと統率力にかけては、レミリア・スカーレットこそが至上。
フランドールの狂気をも(際どい所ではあるが)抑え付けられるのも、彼女の支配力が高い事を証明していた。

レミリア「(……そして鈴仙。 私が試してあげる。 貴女が幼年期を超えて、更なる高みへと向かう事が出来るのか。
それとも、また前のような脱走兵に成り下がるのか否か。 貴女が辿り得る「運命」を――)」

299 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/02/04(火) 23:30:00 ID:???
実況「さあ〜〜〜! ハーフタイムも間もなく終了となり、俄然盛り上がってきました
この人里サッカーコート! 全幻想郷選抜大会を前にした最大の練習試合!
永遠亭ルナティックス対紅魔スカーレットムーンズの試合は、
只今永琳選手の大活躍により3−1と、ルナティックスが優勢!
ルナティックス、中山選手の離脱もありましたが、鈴仙選手を下げてより強固な中盤を作ります!
紅魔スカーレットムーンズは、これでますます点を取り辛くなった…と言いたいところですがそれは違う!
後半の紅魔スカーレットムーンズには秘密兵器があるからです! そう、それは勿論…!」

パチュリー「ケホ、ケホ…。 うわっ、すっごい人ごみ」

小悪魔「(パチュリー様、基本的に引きこもり気質だからなぁ……人疲れしないといいんだけど)」

観客「キャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!」「ワアアアアアアアアアアアアッ!」
「パチュリー!」「パチュリー!」「パチュリー!」「パチュリー!」「キャーっ、かわいい〜っ!」
「もやしの貴公子が出た紅魔スカーレットムーンズはまさに最強。 2点差位楽勝だな」
「なんだと〜! こっちにはえーりんが居るんだ! えーりんに掛かればもやしっ子くらい楽勝よ!」

実況「さあ、見て下さいこの歓声! 紅魔スカーレットムーンズのスーパーサブ!
パチュリー・ノーレッジ選手の入場に伴って、ただでさえ熱い観客席が、一層ヒートアップしてまいりました!
それもその筈、喘息というハンデを背負ったパチュリー選手ですが、彼女の能力はまさに幻想郷でも屈指!
一節ではあの、博麗霊夢選手にも並ぶ実力者であるとも噂されています!」

300 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/02/04(火) 23:31:18 ID:???
魔理沙「らしいぜ、霊夢?」

霊夢「うーん…まぁ、確かに私も運が悪ければ負けるし。 間違いじゃないかも」

森崎「(こいつ……負ける事が悔しくないのかよ? 本当に意味の分からんヤツだ)」

神子「ふむ…」

屠自古「どうでしょうか、太子様。 お眼鏡にお叶いで?」

神子「……さあ。 それは言えませんね。 政治家にはプライベートは無い。
何気なく放った一言が拾われて失脚した者がどれだけ居た事やら。 無論、私はそうはならないけどね」

人気選手であるパチュリーの登場に、観客は一層大きくざわめき出し、
彼らは様々に、スカーレットムーンズの逆転やルナティックスの堅守を想像する。
果たして、彼らの想像は一体的中するのか。 この後半戦、観客達の度肝をも抜かすドラマが生まれるのか。
この地球上の誰もが知る事の出来ない30分が、今―――始まろうとしていた。


――ピィイイイイイイイイイイイイイイイイイッ!!

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0ch BBS 2007-01-24