キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【運命を】鈴仙奮闘記14【切り開く】

1 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/01/25(土) 00:10:27 ID:???
このスレは、キャプテン森崎のスピンアウト作品で、
東方Project(東方サッカー)とのクロスオーバー作品です。

内容は、東方永夜抄の5ボス、鈴仙・優曇華院・イナバがサッカーで師匠を超えるために努力する物語です。
また、ストーリーやカードの展開次第で、いくつかのキャプテン森崎のキャラクターも、
それぞれの思惑を持ちながら、幻想郷の住人との交流を通じてサッカーを極めていくことになるでしょう。

他の森崎板でのスレと被っている要素や、それぞれの原作無視・原作崩壊を起こしている表現。
その他にも誤字脱字や稚拙な状況描写等が多数あるかと思いますが、お目こぼし頂ければ幸いです。

☆前スレ☆
【月の秀才】鈴仙奮闘記13【ウサギに意地】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1387982296/l50
☆攻略ページ(キャプテン森崎まとめ@Wiki内)☆
http://www32.atwiki.jp/morosaki/pages/104.html

(※このスレの目標や今後の予定、ゲーム進行の流れなどが分かります。
  過去ログもありますので、初めて来て下さった方は、一読すればより楽しめると思います!)

☆あらすじ☆
ある日突然幻想郷にやって来た外来人、アラン・パスカルと中山政男との出会いにより、
師匠、八意永琳に並ぶ選手になると決心した鈴仙・優曇華院・イナバ。

紆余曲折あったイタリアとの脳内試合を終えて、
名門・紅魔スカーレットムーンズとの練習試合に挑む我らが永遠亭ルナティックス!
試合では早速、レミリアとフランドールを中心とした高い攻撃力を見せつけられるも、
輝夜がこれまでの練習の成果を見せるファインプレーを連発し、1失点に留める。
そして攻撃面では、永琳の高い能力により助っ人中国人GK・陸をも圧倒し2得点。
前半20分の時点でルナティックスは2−1の優勢を得ているが…一方で、肝心の鈴仙が不調を引きずりっぱなし。
また、中山の活躍により、陸の弱点は露呈するものの…後半にはもやしの貴公女:パチュリー・ノーレッジが控えている。
果たして試合の、そして鈴仙の心境の行方は――? そしていよいよ幻想郷中をも取り巻く陰謀が動き出す…?

278 :森崎名無しさん:2014/02/02(日) 23:13:40 ID:BNFC97ds
B

279 :森崎名無しさん:2014/02/02(日) 23:14:58 ID:RPi/FHiw
B

280 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/02/02(日) 23:30:37 ID:???
Bが選ばれたところで、少し早いですが、今日の更新はここまでにしようと思います。
今回、元ネタありきかつアレなネタを堂々と出してしまってすみませんでした(汗)
今後同様なネタを使うかは微妙ですが、もしもどうしても無理な方がございましたら、
積極的に自粛しますので、遠慮なく仰って下さればと思います。

>>273
中山さんに限らず、鈴仙奮闘記では基本的に主人公の恋愛要素はナシでいきたいかなぁ…と思ってます。
(仲良し描写はしていくつもりですし、際どい描写もあるかもですが、
鈴仙が誰かの彼氏になる…的な展開は、基本的に起きない感じです)

理由としては、このゲームでは、恋愛要素よりも友情要素を全面に押し出したいという点と、
……単なる作者の好みです。「鈴仙に男はいらぬ!」…的な。

ただ、今回の判定でもハートKが出ていたらどうなっていたか分かりませんし、
状況によっては、そういったルートも出てくるかもしれません。
また、今後実施するアンケートによって、恋愛要素が欲しい! …といった意見が大量にありましたら、
それも参考にしていきたいと思っております。
>>274
JOKERが出てたら…野兎先輩の声に反応して別世界の幻想郷代表との脳内試合が出来ていたかもしれませんw
霊夢が二人になってたり、何故かその内一人は妹紅のリザレクションや咲夜のプライベートスクウェアを覚えてたりとか、
ネタは考えてました。

それでは、皆さま、本日もお疲れさまでした。

281 :森崎名無しさん:2014/02/03(月) 00:13:22 ID:???
乙でした。
鈴仙に男は要らぬ、ただし保護者は必要(特にてゐと永琳)
二回撃てればいいほうで、後は補助に専念かな。
試合が終わったら、妖夢とトレジャーハントでも行こうかな。
お金見繕ってアレコレそろえたほうがいいかも。

282 :森崎名無しさん:2014/02/03(月) 17:26:29 ID:???
中山の離脱の何が一番痛いか、それは中山の覚醒条件が試合に特化しているからだと思うんだ
序盤のJOKER連発で中山さんの覚醒緩和があったけど今回はあんまりだった
2章では練習試合とか増やして覚醒機会を多く取りたいね
ところで鈴仙はこのイベントで野兎の眼光とか覚えなかったのか、残念

283 :森崎名無しさん:2014/02/03(月) 19:10:23 ID:???
中山さんは試合中のJOKERに愛されている男だからね。

284 :森崎名無しさん:2014/02/03(月) 21:13:19 ID:???
ところでもこたんってクァールに似た感じだよね
だからワンプレーだけこっちボールスタートの時にFWにして見るってどうだろうか
相手GKガッツ的にも結構いけると思うんだけど

285 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/02/03(月) 23:48:50 ID:???
こんばんは、今日も更新をしていきます。
とはいえ、文章が長くなってしまったので、判定は一つしかありません。ご了承下さい。
>>281
乙ありがとうございます。
第2章でも自由行動の機会は取れたりするので、色々と考えて下さればと思います。
>>282
自由行動次第で、練習試合とはいかないまでもミニゲームの機会があったりとかは、
やってみたいと思ってますね。野兎の眼光…しまった、入れれば良かった(笑)
>>283
元々が能力の高さでは無く、もの凄い引き(と、森崎のムチャ振り)で魅せるキャラでしたからね…
>>284
妹紅FW案は実は中々悪くないですね。ミドルシュート力は永琳に並び2位タイですし、(1位は鈴仙)
前線の守備力もそこそこありますし。 ドリブルかパスのどちらかを鍛えればパスカルとポジション交代もあるかも…?
陸がGK続投するかどうかは、今後の判定次第ですね。

286 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/02/03(月) 23:52:53 ID:???
B:「中山さん。 ――今まで、ありがとう」自分が中山のお陰で成長出来た事を伝え、精一杯の感謝をする。

鈴仙「……あり、がとう」

中山「……」

この場で、鈴仙の口を突いて出た言葉は――感謝だった。
日々何となく、理不尽な上司や悪友に振り回される毎日に目標を与えてくれた中山。
些細な事でくよくよしたり、ありえないミスをしたりした時にも、自分の近くに居てフォローをしてくれた中山。
どれだけ過酷であっても、道を追い求め続ける事の貴さを教えてくれた中山。
彼の信念・人格・努力の全てが、鈴仙を大きく変える為の原動力となった。

鈴仙「……私、中山さんのお陰で。 少しだけ、自分が好きになれた気がするの。
今まで当たり前だと思っていた事が、実は自分の良い所なんだって気付けたり、
自分の嫌な部分も、少しずつ良い方向に変えていけたり出来るようになったと思うし。
…いや、中山さんとかと比べたらまだまだだけどさ」

中山「…はは、なんだそりゃあ。 俺は、鈴仙さんにそんな説教をした覚えは無かったが」

鈴仙の言葉に、中山が漸く反応する。 その表情は始めよりも随分と柔らかくなっていた。
中山としても、時間を置いて冷静になったこともあったが、
それ以上に鈴仙の好意と想いが嬉しくもあり……少しずつ、何時もの精神を思い出しているようだった。

鈴仙「…ちょっと、大袈裟に言っちゃったとこもあるけど。
それだけ、中山さんの生き方が、私にとって…眩しかったんだと思う。
決して困難から逃げ出さず、傷だらけになっても戦い続けるその姿が」

鈴仙は少しだけ恥ずかしくなってきて、あはは、と唇を歪めながら、無意識に髪の毛や耳をしきりにいじり出し…。

鈴仙「…なんていうか、その。 ちょっと話がズレちゃったけど……。
後半は私が頑張るから、安心してね…ってこと! だから、中山さんはゆっくり休んでいてね」

287 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/02/03(月) 23:54:13 ID:???
そこで、話は一旦おしまい…という風に首を振って、鈴仙は中山に笑顔を向ける。
中山は、そんな鈴仙の表情を見て――。

中山「鈴仙さん、あんたは――!」

一瞬だけ、これまで以上に打ちひしがれた、痛々しい表情を見せたが…。

中山「……いや。 何でもない、忘れてくれ。
――ありがとう鈴仙さん、お陰で随分気が楽になったよ」

誰にも気付かれぬ程の速さでその表情を消し、いつも通りの知的な笑顔を見せながら鈴仙に感謝を返す。

鈴仙「…うん、それは良かった。 それでこそ、私の目標とする中山さんよ!」

そんな中山の陰りに気付かなかった鈴仙は冗談っぽく笑いながらそう言うと――キックオフに備えて再びベンチに戻って行く。
その後ろ姿を見て、中山は…先程鈴仙に言い掛けた言葉を、もう一度反芻する。

288 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/02/03(月) 23:56:18 ID:???
中山「(鈴仙さん……君は永琳さんの言う通り、とてもたんじゅ…失礼、素直で好感の持てる少女だと思う。
だがしかし――。 それでは駄目なんだ、鈴仙さん。 俺や永琳さんの後ろに立つだけでは。
もう間もなく、君には巣立ちの時がやって来る。 それは鈴仙さんがこの道を進む以上…絶対にだ。
だから君は……俺や永琳さんの物ではない、自分自身の道を見つけるべきなんだ)」

――皆に認められたい、中山のような信念を持ちたい、永琳と肩を並べられる選手になりたい。
鈴仙のサッカーにおける願いは、決して低俗な物ではないし、貧弱な物ではない。
しかし、鈴仙の願いには――肝心の自分自身が欠けていると、中山は思った。

中山「(……俺は過去の君を知らないが、皆の話を聞くに、やはり大きく変わったのだろう。
しかし――君は俺では無いし、永琳さんでも無いし、どこかに居る「理想的な選手像」ではない。
君は…君でしかないんだ。 それだけは、忘れてはいけない。 
それが無くては、君はいつまで経っても、本当の意味で自立出来ないからだ。
俺や、永琳さんやてゐさんや輝夜さん達、もしくは観客達にとって都合の良い、愛らしい子供にしか成り得ない……)」

鈴仙は変わる事が出来た。 だから次は、その中での「自分らしさ」を再び探求する必要がある。
しかし、その目標を達成するには――鈴仙が、自らの力でその目標を発見し、達成方法を模索しなくてはならない。
そのため、あの時中山は言わなかった。 …それが、結果として鈴仙を苦しめることになると知っていても。

*中山の評価値が大きくあがりました。
*中山の評価値が一定値を超えたため、特別イベントが試合後発生します。
*中山の鈴仙に対する評価が、中山→(強い友情と強い心配)→鈴仙 になりました。
*鈴仙の中山に対する評価が、鈴仙→(感謝)→中山 になりました。

289 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/02/03(月) 23:57:22 ID:???
【敵チームハーフタイム】

パチュリー「…さて、とりあえず後半のフォーメーションだけど。
様子見として以下の陣形を推奨するわ」

紅魔スカーレットムーンズ:4−4−2
−−H−− Hレミリア
J−−−− Jフラン 
−−I−− Iパチュリー
−−−−−
−DFG− F小悪魔
B−−−D
−E−C− E咲夜 C美鈴
−−@−− @陸

レミリア「トリプルボランチ…か。 随分日和ったんじゃないの、パチェ?」

小悪魔「えっと……私としては、パチュリー様の負担が気になります。
今は兎に角点を取りたいのもありますし、もっと攻撃的ポジションに人を置くべきでは?」

パチュリー「それも考えたんだけどね。 例えば咲夜をOMFに置くとか、美鈴をFWにした3トップを敷くとか。
だけど、今はこれで行くべきと思うわ。 その理由としては、二つが挙げられる」

フラン「わたし、フランドールっていうの、わたし、フランドールっていうの、わたし、フランドールっていうの…」ブツブツ

レミリア「(………フランが、少し危ないわね)――手短にね」

パチュリー「…むきゅ。 じゃあ言うけど、
@ルナティックスは前半並みか、それ以上の中盤重視布陣を取ると推測するから。
AGKを削り切れなかった以上、美鈴や咲夜の決定力はそこまで当てにならない。当てにする余裕も必要も無い。
…って感じかしらね」

290 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/02/03(月) 23:58:31 ID:???
咲夜「…確かに、あの永遠亭のGKの実力の向上は、私としても想定外でしたわ。
それに幸い、お嬢様に妹様の体力はまだまだ余裕を残している」

美鈴「そうですよ! お嬢様は後2、3発はレッドサンを撃てそうですし、
妹様は本気のシュートを入れても3、4回は必殺のシュートを撃てます!
一方で敵のエースストライカーである鈴仙さんは消耗している。 これは、逆転ありますよ!」


パチュリー「…まぁ、そう言う事。 中盤の有力選手を負傷で失い、エースストライカーが消耗。
しかし自軍が2点もリードしている……と、なった時に無理に攻めるチームはいないでしょう。
それよりも、ボールを支配する事を狙いたがる筈。 ――中盤の支配力に定評のあるチームなら、尚更ね」

フラン「むー、誰でも良いから吹き飛ばしたい……」イライラ

パチュリー「…もう少し辛抱しなさいな。 後半になったら、私がどんどんボールを供給してあげるから」

小悪魔「わ、私も居ますよ妹様! 縦ポンやサイドアタックの際はお任せ下さい!」

陸「それで〜、朕はまだGKなんアルか〜」プラプラ

咲夜「正直言って、多少の疲労があっても…あんたの方がGKとしては優秀なのよね、美鈴よりも」

美鈴「ひ、ひどいっ!? …いえまあ、実際の事なんですけど」

パチュリー「陸の交代は、咲夜の言う通り極力使い潰してから。
その後は、まぁ…メイド妖精達と一緒に、タックルとクリアでもして貰おうかしら」

陸「つ、使い潰す言うたアルなこの鬼畜!? 人でなし!?」

パチュリー「……人なんて、とうの昔に止めているわよ。 ――さて、他に何か言う事は?」

291 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/02/04(火) 00:04:14 ID:H2l2bJoE
パチュリーの一声で始まった紅魔スカーレットムーンズのミーティングは、
同じく彼女の発言の終了と同時に一旦鎮まる。
何だかんだの不満や愚痴はあるとはいえ、彼女が今でも紅魔館の知識人として、
そこそこの人望を集めている所作であろう。 そして、発言を促したパチュリーに対して答える者は――。

先着1名様で、

★賢者のミーティング→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER→陸「そういや、朕の同郷の盟友直伝の針治療……誰か試してみないアル〜?」陸が急に出しゃばってきた!
ダイヤ・ハート→レミリア「皆! サッカーは強い者が勝つんじゃない、勝った者が強いんだ!」レミリアが皆を鼓舞して終了。
スペード→フラン「ウフフ……アハハハハハハ…ッ!」フランドールの狂気が満ち溢れる! スキル・狂気の妹が発動!
クラブ→スペード+パチュリー「(…ふむ。 それならばここはより点を取りやすい陣形に…)」賢者が活躍するぞ!?

292 :森崎名無しさん:2014/02/04(火) 00:04:29 ID:???
★賢者のミーティング→ ダイヤ7

293 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/02/04(火) 00:05:58 ID:???
レミリアが名言を言って、さあ後半戦だ!
…と、いった所で今日の更新はここまでにしようと思います。
それでは、皆さま、本日もお疲れさまでした。

294 :森崎名無しさん:2014/02/04(火) 00:54:32 ID:???
乙でした。中山さんじゅうごさい。
霊夢「針治療…」天子「キャピキャピ」衣玖「…(GOサイン)」

295 :森崎名無しさん:2014/02/04(火) 14:37:54 ID:???
ラブリーじゅうななさいかな?

296 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/02/04(火) 23:26:29 ID:???
こんばんは、今日も更新をしていきます。
>>294
乙ありがとうございます。
中山さんの言動が明らかに高校生離れしているのは仕様ですねw
天子に針治療してみたいです(ぉ)
>>295
鈴仙とかそのあたりもじゅうななさい()なんで大丈夫ですね。
中山さんとは逆に鈴仙は実年齢よりも子供っぽい…かもしれません。

297 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/02/04(火) 23:27:31 ID:???
★賢者のミーティング→ ダイヤ7 ★
ダイヤ・ハート→レミリア「皆! サッカーは強い者が勝つんじゃない、勝った者が強いんだ!」レミリアが皆を鼓舞して終了。

パチュリーの言葉に対して手を挙げる者はいなかったが…
その代わりに、本来のキャプテンであるレミリアがごく自然な風に中央へと進み。

レミリア「……2点差。 丁度良いハンデね」

フラン「…………」

小悪魔「…………ごくり」

チームメイトの表情を一人一人見つめ、溜めを作りながら…ゆっくりと力強く語りかける。

レミリア「――とはいえ、我々の状況は厳しい。 その事実は受け入れなくてはならない。
私達は間違い無く強者ではあるが、相手もまた、私達とはまた別の意味で強者。
こうあっては真理は一つ、――サッカーは強い者が勝つんじゃない。 勝った者が強いんだ!!
さあ皆、ひたすら己が力、己が信念を相手にぶつけ――勝ちにいきましょう!
私達の強さは、私達の勝利で証明するのよ!!」

298 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/02/04(火) 23:28:45 ID:???
咲夜「仰せのままに、お嬢様(この溢れるカリスマ…これこそが、私達のお嬢様ですわ!)」

美鈴「はいっ! がんばります!(私にも、私なりの役割がある筈……。 今は、それを完遂するしかありませんっ!)」

パチュリー「………(やはり、ことチームの士気を高める事に関しては、レミィは生まれながらの天才。
さあ――どうする鈴仙? この天才だらけのピッチ上で、貴女なら何を考える? どう行動する?
私の弟子を名乗るには、この程度の課題は乗り越えて貰いたいわね…)」

小悪魔「はい!(私の役目は、前半と同じく兎に角パスを通し続ける事。
たとえ一芸選手と皆に笑われようとも、これだけがパチュリー様から与えられた…私の武器なんだから!)」

陸「了解アルよ〜(朕は…金と名声が得られるなら何でも良いアル。
でも、それが得られるというのなら――誰よりも、真摯になれる自信があるアル)」

フラン「なーんだ。 ようするに、力を示せばいいのよね? フフフッ…かんたん、かんたん♪」

彼女が言葉を言い終えた後、紅魔スカーレットムーンズのメンバーの士気は…目に見えて向上する。
あくまで勝利を求めるレミリアのスパルタ的指導と、彼女の持つ天性のカリスマ。
スカーレットムーンズには咲夜やパチュリーなど、一定以上の知力を持った選手は居るが、
それでもやはり…こと統率力にかけては、レミリア・スカーレットこそが至上。
フランドールの狂気をも(際どい所ではあるが)抑え付けられるのも、彼女の支配力が高い事を証明していた。

レミリア「(……そして鈴仙。 私が試してあげる。 貴女が幼年期を超えて、更なる高みへと向かう事が出来るのか。
それとも、また前のような脱走兵に成り下がるのか否か。 貴女が辿り得る「運命」を――)」

299 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/02/04(火) 23:30:00 ID:???
実況「さあ〜〜〜! ハーフタイムも間もなく終了となり、俄然盛り上がってきました
この人里サッカーコート! 全幻想郷選抜大会を前にした最大の練習試合!
永遠亭ルナティックス対紅魔スカーレットムーンズの試合は、
只今永琳選手の大活躍により3−1と、ルナティックスが優勢!
ルナティックス、中山選手の離脱もありましたが、鈴仙選手を下げてより強固な中盤を作ります!
紅魔スカーレットムーンズは、これでますます点を取り辛くなった…と言いたいところですがそれは違う!
後半の紅魔スカーレットムーンズには秘密兵器があるからです! そう、それは勿論…!」

パチュリー「ケホ、ケホ…。 うわっ、すっごい人ごみ」

小悪魔「(パチュリー様、基本的に引きこもり気質だからなぁ……人疲れしないといいんだけど)」

観客「キャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!」「ワアアアアアアアアアアアアッ!」
「パチュリー!」「パチュリー!」「パチュリー!」「パチュリー!」「キャーっ、かわいい〜っ!」
「もやしの貴公子が出た紅魔スカーレットムーンズはまさに最強。 2点差位楽勝だな」
「なんだと〜! こっちにはえーりんが居るんだ! えーりんに掛かればもやしっ子くらい楽勝よ!」

実況「さあ、見て下さいこの歓声! 紅魔スカーレットムーンズのスーパーサブ!
パチュリー・ノーレッジ選手の入場に伴って、ただでさえ熱い観客席が、一層ヒートアップしてまいりました!
それもその筈、喘息というハンデを背負ったパチュリー選手ですが、彼女の能力はまさに幻想郷でも屈指!
一節ではあの、博麗霊夢選手にも並ぶ実力者であるとも噂されています!」

300 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/02/04(火) 23:31:18 ID:???
魔理沙「らしいぜ、霊夢?」

霊夢「うーん…まぁ、確かに私も運が悪ければ負けるし。 間違いじゃないかも」

森崎「(こいつ……負ける事が悔しくないのかよ? 本当に意味の分からんヤツだ)」

神子「ふむ…」

屠自古「どうでしょうか、太子様。 お眼鏡にお叶いで?」

神子「……さあ。 それは言えませんね。 政治家にはプライベートは無い。
何気なく放った一言が拾われて失脚した者がどれだけ居た事やら。 無論、私はそうはならないけどね」

人気選手であるパチュリーの登場に、観客は一層大きくざわめき出し、
彼らは様々に、スカーレットムーンズの逆転やルナティックスの堅守を想像する。
果たして、彼らの想像は一体的中するのか。 この後半戦、観客達の度肝をも抜かすドラマが生まれるのか。
この地球上の誰もが知る事の出来ない30分が、今―――始まろうとしていた。


――ピィイイイイイイイイイイイイイイイイイッ!!

301 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/02/04(火) 23:32:39 ID:???
実況「おっと、ここでキックオフのホイッスルだ〜〜〜!!
後半は、スカーレットムーンズのボールで試合開始です!
ボールは……いきなりトップ下のパチュリー選手が拾った〜〜〜!」

パチュリー「……まずは、様子見」

スッ――。

実況「パチュリー選手、まずはゆっくりとドリブルで上がって様子を見つつ、
レミリア選手とフラン選手のツートップを少しずつ前線へと移動させていきます。しかしそこに〜〜!」

パスカル「(慎重で良いドリブルだが…俺でも奪えないレベルでは無い!)貰ったァ!」

スッ…ズザアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!

実況「そこに、パスカル選手が猛然とタックルを仕掛ける!
パスカル選手は永琳選手や咲夜選手には劣りますが、タックルの名手!
パチュリー選手、油断すると抜かれるぞ〜〜!?」

観客「ワアアアアアアアアアアアアアアアア!!」「だ――大丈夫か!?」「パッチェさんなら余裕だろ」
「いや、パスカルは格上に強い。 彼の勝負強さなら――わからんぞ」「皆、うどんちゃんの話しようよ…」

302 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/02/04(火) 23:34:08 ID:H2l2bJoE
パチュリー「さて……」

先着2名様で、

★パチュリー→ドリブル 52 (! card)(! dice + ! dice)=★
★パスカル→タックル 49 (! card)(! dice + ! dice)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→パチュリー、華麗にドリブル突破!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(レミリアがフォロー)(鈴仙とフランでせりあい)(永琳がフォロー)
≦−2→ルナティックスボールに。

【補足・補正・備考】
パチュリーのマークがダイヤ・ハートの時、「芸術的なドリブル(+5)」が発動します。
パスカルのマークがダイヤの時「クリップタックル(+3)」が発動します。

303 :森崎名無しさん:2014/02/04(火) 23:34:35 ID:???
★パチュリー→ドリブル 52 ( ハートQ )( 6 + 2 )=★

304 :森崎名無しさん:2014/02/04(火) 23:34:57 ID:???
★パスカル→タックル 49 ( クラブ8 )( 6 + 6 )=★

305 :森崎名無しさん:2014/02/04(火) 23:34:59 ID:???
★パスカル→タックル 49 ( スペードQ )( 5 + 1 )=★

306 :森崎名無しさん:2014/02/04(火) 23:36:03 ID:???
最高と言って良いタックルだったが届かないっ

307 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/02/04(火) 23:38:25 ID:???
パチュリーとパスカルがいきなり超ハイレベルの戦い!
しかし勝ったのはパチュリーだった…!
――と、いったところで今日の更新はここまでにしようと思います。
明日はちょっと忙しくなるので、更新出来ないかもしれません…。

>>306
技が発動しているか、相手の技が発動しなければ弾けたのですが…惜しかったです。
パスカルは引きがかなり良いイメージですね…。

それでは、皆さま、本日もお疲れさまでした。

308 :森崎名無しさん:2014/02/05(水) 18:58:31 ID:???
パチュリーはガッツがなさそうだし精々2点くらいかな、最悪
フィジカル不足も少し考えてたけど平気か、守備意識も低そうだし
飛ばしにくそうだ、厄介だな

309 :森崎名無しさん:2014/02/05(水) 23:04:19 ID:???
永琳のガッツは充分あるから、おかげで思ったより後半戦はやりやすいと思う。
攻め方だけど、ちょっと考えてみた。消耗してるのは鈴仙だけなのは、いい事態。
1.佳歩のサイドアタック+永琳とワン・ツー、厳しければてゐにバックパスしてフランを抜く。
2.てゐ基点のウサギBとワン・ツーのサイドアタック、
その後は佳歩サイドチェンジか妹紅にしてネオヴェルケイノ。
3.永琳と鈴仙を同じサイドに置き、逆サイドにパスカル、佳歩には先に走らせる。
永琳のサイドアタックで引き寄せられた選手によってその後の行動を変える。
パチュリーあればてゐにバックパス。レミリアであればワン・ツー。フランだったらドリブル。

鈴仙のガッツが切れたら、いつものアレで。

310 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/02/05(水) 23:31:23 ID:???
こんばんは、少しだけですが更新をしていきます。
>>308
前方に強力な2トップがいる以上、余程の非常時以外はパチュリーが無理に攻めなくともよい…
というのもありますので、基本的にはアシストとゲームメイクに撤するのではないかと思います。
フィジカル不足が無いのは、Jr.ユース編の三杉に同様のスキルが無いのと同じ理由ですね。
>>309
戦略提案ありがとうございます。
中山さんが抜けてもルナティックスは名有りが多いですし、
パチュリー、レミリア、小悪魔にもそれぞれ永琳、鈴仙、てゐなど対抗できるメンバーがおりますので、
戦力的もまだまだ優勢だと思いますね。

ところで、敵味方のフォーメーションが色々と変わりましたので、
ここに後半の布陣を書いておこうと思います。
参考にして頂ければ幸いです。(番号の重なりの修正など、>>289から一部修正を加えております)
−−@−− @陸
−C−E− C美鈴 E咲夜 
A−−−B 
−GFD−
−−−−− F小悪魔
−−I−− Iパチュリー
−−−−H Hフラン
−−J−− Jレミリア
紅魔スカーレットムーンズ:4−4−2
永遠亭ルナティックス:3−6−1
−−J−−  Jパスカル 800/840
−−−−−  
−I−H− I永琳 710/900 H鈴仙 360/850
F−−−G F佳歩 690/690  GウサギB 510/510
−D−E− DウサギD 720/720 Eてゐ 620/630
−−−−− 
B−A−C B妹紅 900/900A慧音 620/750 CウサギE 530/530
−−@−− @輝夜 660/730

311 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/02/05(水) 23:32:23 ID:???
★パチュリー→ドリブル 52 ( ハートQ )( 6 + 2 )+(芸術的なドリブル+5)=65★
★パスカル→タックル 49 ( クラブ8 )( 6 + 6 )=61★
≧2→パチュリー、華麗にドリブル突破!

パスカル「(行ける。 今回のタックルは――我ながら最高の出来だ!
これなら、即奪ってカウンターなり時間稼ぎなり、自由に試合を支配出来るぞ!)」

タックルを放ったその直後、パスカルは勝利を確信していた。
通常の場合、それは慢心に当たり失敗を呼び寄せる原因となる物であるが、
今回の場合は違った。 …そのタックルは、まさに誰が見ても、会心の出来だったからである。

パチュリー「…さて、今日はどの知識をお披露目しようかしらね」

スッ……ククッ…クルクルッ!

だがしかし…パスカルをして、奪う事も不可能ではないと思わせたパチュリーのボール捌きは、
いざパスカルが会心のタックルを見せたそのコンマ数秒前に豹変する。
これまでは萎れた花のように煤けたドリブルが…高度な技術の多様によって、まるで魔法のように蘇り、
更にはパスカルのタックルをも柳の枝のように柔らかく受け流して見せる。
この見るも美しいまでのドリブルこそが…まさに。 パチュリー・ノーレッジが得意とする「芸術的なドリブル」だった。

実況「ぱ…パチュリー選手抜いた〜〜〜! 早速、得意の芸術的なドリブルでパスカル選手の猛追を回避!
そしてそのまま、何事も無かったかのように永遠亭ルナティックスの分厚い中盤へと向かいます!」

312 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/02/05(水) 23:33:24 ID:qgMrIi9k
パチュリー「(確かに分厚いけれど――高い技術で圧倒すれば。
もしくは敵の隙を突けば、恐らくは抜けないレベルでは無い。 だからここは――)」

先着1名様で、

★パチュリーの判断→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

ダイヤ→「私のパスで…抜く!」パチュリー、堂々とルナティックスの中盤をパスで抜こうとする!
ハート→「(オフサイドのリスクはあるけれど。 ここは小悪魔に預けて縦ポンね)」一旦バックパスし、警戒を逸らしつつ縦ポン!
スペード→「(サイドの空間を利用するのはサッカーの基本ね)」左サイドにはけ、囲い辛い態勢を作りドリブル突破!
クラブ→「(…む。 妹様が丁度良い位置に居るわね。 ここは…)」パチュリー、右サイドのフランへパス! これまた囲み辛い!
クラブA→パチュリー「小悪魔、私達の必殺・「紅魔師弟コンビ」で突破よ!」小悪魔「(私、何時の間にパチュリー様の弟子に…?)」
       おっと、ここで新技のお披露目だ!
JOKER→フラン「さっさとボールちょうだい〜〜っ!」パチュリー「むぎゅっ!?」
       おっと、フランがパチュリーをふっ飛ばしてボールを取った!

313 :森崎名無しさん:2014/02/05(水) 23:33:42 ID:???
★パチュリーの判断→ スペード6

314 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/02/05(水) 23:36:16 ID:???
パチュリー、ここは再びドリブル突破! 永琳(…と、佳歩)との直接対決か!?
…と、いった所で、今日の更新はここまでにしようと思います。

皆さま、本日もお疲れさまでした。

315 :森崎名無しさん:2014/02/06(木) 00:13:39 ID:???
乙です 挿し入れです つ アップルパイ
自分で自分なりに考えた結果、パチュリーが切り込んできて集まったらレミリアかフランにパスする、というのが一番厄介
それにしても守備もできる実に嫌な場所にいやがる、シュートも当てられないしこれは本当に危険
できれば鈴仙でもう一点とりたいけどかなり運が必要
フラン焚き付けてパチュリーを吹っ飛ばしてもらうことも考えたけどハイリスクだしやめておこう
最初から読むとこの試合、パスカルの敗北や無効判定で覚醒機会やら色々つぶれてて少しもったいないな、

316 :森崎名無しさん:2014/02/06(木) 15:32:17 ID:???
敵に点を入れられたら、次のキックオフは妹紅にキックオフシュートを打ってもらうのはどうだろうか。
前線のメンバーがブロックに行く可能性は少ないだろうし、十分ゴールまでは届くと思う。
陸も雷斬脚をあと1回打てばガッツペナ状態入るだろうし、
あとは足の速い鈴仙を走らせてこぼれだまを狙わしてみるのはどうだろうか。

317 :森崎名無しさん:2014/02/06(木) 17:20:35 ID:???
キックオフシュートはさすがにリスクが多いと思う


318 :森崎名無しさん:2014/02/06(木) 21:35:18 ID:???
妹紅にキックオフシュートを打たせるのはリスクが高いし、妹紅が断る可能性もある。
ただ現状のフォーメーションでパスカルの1トップではGKのところに行くのも難しいと思う。
ドリブル突破は咲夜にダイレクトシュートは美鈴に防がれる可能性が高い。

319 :森崎名無しさん:2014/02/06(木) 23:08:34 ID:???
現状SBの妹紅がシュートするには
佳歩突破からのバックパス、中盤でパス回し後かな
前者は敵ボランチとSB挟まれ、後者はパチュリーがヤバい
確実にGKまで届かせたいなら、鈴仙にサイドアタックさせたらどうだろう


320 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/02/06(木) 23:29:26 ID:ri1Ros/c
こんばんは、今日は仕事で疲れたのでちょっとだけ更新になります。
>>315
乙と差し入れのアップルパイありがとうございます。甘いものは効きますね〜。
パチュリーのポジションやフォーメーションは、これまでの水準から比べてもかなり煎じつめてあるつもりです。
覚醒しづらい点はあるかもですが…これからの試合に期待して頂ければと思います(汗)
>>316‐318
仰る通り、キックオフは賭けになってしまいますね…。
妹紅のシュートは強力ですが、一応敵でも咲夜とかはそこそこ強力なブロック技を持っていますし。
フォーメーションの変更は、点が入った時などに微調整出来るかと思います。

321 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/02/06(木) 23:31:00 ID:ri1Ros/c
★パチュリーの判断→ スペード6 ★
スペード→「(サイドの空間を利用するのはサッカーの基本ね)」左サイドにはけ、囲い辛い態勢を作りドリブル突破!

パチュリー「(ここは敢えて開けておいた、左サイドの空間を利用して…)」

タタタタッ…!

実況「おっと、パチュリー選手! ここは中央突破はせずに左サイドへ!
トップ下であるパチュリー選手、まるでウインガーのようにサイド際をドリブルで駆け抜けようとしております!」

永琳「(不味いわね。 これ以上彼女を放っておけない)」

――タッ!

佳歩「(あっ…お師匠様が来てくれた! でも、だからと言って油断しちゃ駄目! 少しでも、お師匠様の役に立たなきゃ!)」

タタッ!

実況「お〜っと! そして流石の永琳選手もパチュリー選手を放置するのは危険と判断!
レミリア選手から離れる格好になりますが…中央からサイドに寄って、パチュリー選手にタックルへ向かう!」

パチュリー「(……まずは想定通り。 次はどうなるかな……)」

スッ…

実況「パチュリー選手、パスカル選手を抜いた時のような芸術的ドリブルを再び見せるか!?
今、永琳選手と佳歩選手の方向へと、ドリブルに向かっていった〜〜!!」

322 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/02/06(木) 23:33:56 ID:ri1Ros/c
パチュリー「勝負よ、月の天才……」

永琳「知識だけでは、真理に辿りつく事は到底出来ない。 ――貴女には、それを教えてあげるわ」

先着2名様で、

★パチュリー→ドリブル 52 (! card)(! dice + ! dice)=★
★佳歩→タックル 43 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=
 永琳→タックル 50 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→パチュリー、更にドリブル突破!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(レミリアがフォロー)(鈴仙とフランでせりあい)(てゐがフォロー)
≦−2→ルナティックスボールに。

【補足・補正・備考】
パチュリーのマークがダイヤ・ハートの時、「芸術的なドリブル(+5)」が発動します。
佳歩は、アイテム・ショウの大冒険の効果により、カードでQ、Kが出た場合でも覚醒フラグを習得します。
(ただし、攻撃側は完全勝利、守備側はこぼれ球以上を条件とします。他の覚醒条件と重複はしません)
永琳のマークがダイヤの時「天文密葬法(+3、吹飛5)」が発動します。
永琳はスキル・蓬莱人により絶対に怪我をしません。
永琳のダイスの合計が2の時、スキル・月のファンタジスタが発動し数値を12とします。

323 :森崎名無しさん:2014/02/06(木) 23:34:13 ID:???
★パチュリー→ドリブル 52 ( クラブ2 )( 1 + 1 )=★

324 :森崎名無しさん:2014/02/06(木) 23:34:47 ID:???
★佳歩→タックル 43 ( ハート3 )( 4 + 1 )+(人数補正+1)=
 永琳→タックル 50 ( ハートA )( 6 + 2 )+(人数補正+1)=★

325 :森崎名無しさん:2014/02/06(木) 23:34:50 ID:???
★佳歩→タックル 43 ( クラブK )( 4 + 3 )+(人数補正+1)=
 永琳→タックル 50 ( スペード2 )( 3 + 1 )+(人数補正+1)=★

326 :森崎名無しさん:2014/02/06(木) 23:36:57 ID:???
試合に入りきれてないようです

327 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/02/06(木) 23:38:58 ID:???
パチュリーさんがなんとピンゾロ!? えーりん有言実行すぎる…
…と、いったところでこれだけになりますが今日の更新はここまでです。
この試合ピンゾロ多すぎでしょう…(泣)
>>319
妹紅にシュートさせるには、FWかせめてSHくらいに上げるのが一番楽ですが、
そうなると守備力が大きく下がるので、中々難しいですね。
鈴仙はパスもドリブルもそこそこ高いですので、サイドアタックも実は充分可能です。
>>326
パチュリー「後悔させないわ」キリッ
…パチュリーさんが試合に入り切れない展開、他の外伝様でもありましたよね(遠い目)

それでは、皆さま、本日もお疲れさまでした。

328 :森崎名無しさん:2014/02/06(木) 23:41:08 ID:???
ファンタジスタは持っていなかったー

329 :森崎名無しさん:2014/02/07(金) 00:28:43 ID:???
後悔させないわ(キリッについてある人物よりコメントが届きました
ブルノ「俺の登場台詞だ!」
この試合、運命を凌駕する妖怪1ばかりと妖怪1多いがうろついてるな
まぁ基本こっちに味方してくれてるようだけどね
ともかく絶好のチャンスだ!

330 :森崎名無しさん:2014/02/07(金) 21:27:04 ID:???
中山さんがいなくなったら浮き足立ったの敵のほうだったでござるの巻
主力がへたれてフランが狂気、いったい何が起きてるんだ…

331 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/02/08(土) 00:51:09 ID:???
こんばんはー。今日も少しになりますが更新していきます。
>>328
流石に持っていないですねw せめて技が発動していれば…
>>329
この台詞、本編の三杉が元ネタだったりします。
散々手間かけて育てた三杉がこの台詞を述べた(正確にはノートに書いた)のに、
実際はひどい引きで森崎にコークスクリューブローを浴びせられそうになったのをイメージしていますw
>>330
フランの狂気はスキルとして用意しておりましたが、引きばかりはどうにもなりませんね…。
しかも、肝心なところでピンゾロを出るので、想定していた展開がどんどんひっくり返ってますw

332 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/02/08(土) 00:53:07 ID:???
★パチュリー→ドリブル 52 ( クラブ2 )( 1 + 1 )=54★
★佳歩→タックル 43 ( ハート3 )( 4 + 1 )+(人数補正+1)=49
 永琳→タックル 50 ( ハートA )( 6 + 2 )+(人数補正+1)=59★
≦−2→ルナティックスボールに。

タタタッ…クィッ。 スススッ――!

佳歩「は……はえっ?」

パチュリー「まず、ひとり……」

パチュリーがその絶技の全てを閃かせるまでも無く、通常のゆったりとしたフェイントで佳歩を抜き去った時、
観客やその場にいる選手達の全員が、このまま永琳も抜き去っていくのだと確信していた。
いかな天才であっても、今実際に高く積まれた壁に対しては、為す術も無いのではないかと考えていた。

永琳「素晴らしい技だったわ。 じゃあ、ボールは貰って行くわね」

スッ……スッパアアアアアアアアアアン! バチイッ!?

パチュリー「――!?」

だからこそ、彼らには眼前に広がる光景が余計に不思議に見えた。
パチュリーが得意のドリブルの真骨頂を発揮すると思っていたら……
永琳が、ごく当たり前のようにボールを奪っていたのだから。

永琳「…貴女。 技の引き出しが多いのはご立派だけど――足が遅いのよ」

パチュリー「なっ……!?」

333 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/02/08(土) 00:54:08 ID:???

その仕組みも、永琳にとってはさして難しい事では無かった。
パチュリーの技は確かに幻想郷でも最高レベル…いや、最高に近い物であったが、
実践不足と持病の喘息の影響か、その技の出だしがやや遅い。
勿論、遅い――とはいえども、それは他の一流選手と比べてではあるが…永琳にとっては、それで充分だった。

実況「あ……あっ…! あああ〜〜〜っ!? 永琳選手、なんとあのパチュリー選手から、いとも容易くボールを奪いました!
確かにここはパチュリー選手にとっても完全に有利とはいえない場面ではありましたが…!
それでも、ボールをそのまま奪われてしまうのは完全に想定外! スカーレットムーンズ! 一気に大ピンチだ〜〜!?」

レミリア「パチェ……。 次やったら、肺にコークスクリューブローね」

フラン「なーにが賢者よ。 結局、見かけ倒しなんじゃないの?」

パチュリー「む…むぎゅぅううっ…――ま、まだ次があるわ! 急いで戻るのよ!?」

レミリアとフランの辛辣な駄目だしにも何とか耐えたパチュリーだったが、
彼女のミスによって試合は大きくルナティックス側に傾いた。
永琳は既に、レミリアやフランがフォローも出来ないような位置にまで達しており。

334 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/02/08(土) 00:56:38 ID:???
メイドD「あ、ああ〜っ、来たよ〜!?」

メイドG「や、八意永琳だ〜〜!?」

実況「永琳選手、ガラ空きの中盤を一気に突破!
そのままメイド妖精達がトリプルボランチで守る中盤の底にまで到達します!」

ピエール「――このスカーレットムーンズの布陣の欠点が、大きく出たか」

神奈子「へえ? 何なんだいそりゃあ? 聞かせておくれ」

ピエール「……語る程の事でも無いかもしれないが。 あの布陣では、I番の負担が大き過ぎるというだけの事さ。
高い能力のI番が状況に応じてトップ下とウインガーを使い分ける事が出来るという点が、恐らくは利点なのだろうが…。
そのI番が抜けたが最後、中盤はその殆どが宙ぶらりんになってしまう危険性を常に孕んでいる」

早苗「成程! つまり常識にとらわれてはいけないという事ですね!」

諏訪子「それは違うからね、早苗…(――でも、ウチのチームも、少なくとも前半は私や早苗がかなり動かないと厳しいよねぇ。
ピエール君達助っ人が上手く機能する時間が、もっと長くなれば良いのに。 ――とか言ったら、神奈子がスネちゃいそうだけど)」

335 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/02/08(土) 00:58:19 ID:???
咲夜「(――ここは形振りを構っている場合では無い、少しでもゴール付近に近寄らせない為には…!)
――小悪魔! 貴女はフォローとカウンターに備えて!
そして…D番、G番!!今こそ――『メイド特攻スライディングタックル部隊』を見せる時よ!」

ワントップのパスカルがPA近くまで上がり、攻撃的MFの鈴仙もミドルシュートを撃てる距離にまで達したのを
見届けた咲夜は――ここで止むなく、小悪魔をフォロワーとした上で、メイド妖精達に仕込んでおいた戦術を命令。

メイドD「そ、そうよっ!?」

メイドG「私達でも、協力すれば…勝てるかもっ!?」

タッ!
 ズザアアアアアアアッ!
        ズザアアアアアアアアアアアアアッ!

実況「おっと! ここでメイド妖精達が咲夜選手の檄を受けて奮起しました!
メイド妖精D選手とG選手、ドリブルコースを塗りつくすかのように一糸乱れぬタックルを繰り出し、
永琳選手の進撃を未然に防ごうと向かう〜〜〜っ!?」

336 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/02/08(土) 00:59:56 ID:wk9FvHQs
永琳「感動的な戦術ね。 だけど…無意味よ」

先着2名様で、

★永琳→ドリブル 52 (! card)(! dice + ! dice)=★
★メイドD→タックル 45 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)+(特攻タックル部隊+1)=
 メイドG→タックル 44 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)+(特攻タックル部隊+1)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→永琳、ドリブル突破!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(鈴仙がフォロー)(小悪魔がフォロー)(美鈴がフォロー)
≦−2→スカーレットムーンズボールに。

【補足・補正・備考】
永琳のマークがダイヤで「月の頭脳的ドリブル(+5)」が発動します。
永琳のマークがハート・スペードで「月面ドリブル(+3)」が発動します。
永琳は、スキル・蓬莱人により絶対に負傷しません。
永琳のダイスの合計が2の時、スキル・月のファンタジスタが発動し数値を12とします。
メイドD、メイドGはスキル・特攻スライディング部隊により、マークがクラブで一致した場合は強制的に自分の反則となります。

337 :森崎名無しさん:2014/02/08(土) 01:00:50 ID:???
★永琳→ドリブル 52 ( クラブ5 )( 5 + 4 )=★

338 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/02/08(土) 01:01:58 ID:???
…と、いったところで今日の更新はここまでです。
どうやらソチ五輪の開会式が始まったようですが…私は寝ます(爆)

ですので皆さま、本日もお疲れさまでした。

339 :森崎名無しさん:2014/02/08(土) 01:02:23 ID:???
★メイドD→タックル 45 ( ハート10 )( 3 + 6 )+(人数補正+1)+(特攻タックル部隊+1)=
 メイドG→タックル 44 ( クラブ5 )( 2 + 3 )+(人数補正+1)+(特攻タックル部隊+1)=★

340 :森崎名無しさん:2014/02/08(土) 01:02:26 ID:???
★メイドD→タックル 45 ( スペード10 )( 3 + 6 )+(人数補正+1)+(特攻タックル部隊+1)=
 メイドG→タックル 44 ( クラブ8 )( 5 + 2 )+(人数補正+1)+(特攻タックル部隊+1)=★

341 :森崎名無しさん:2014/02/08(土) 01:06:51 ID:???
月の賢者なんて恐ろしい女なんだ……

342 :森崎名無しさん:2014/02/08(土) 01:26:47 ID:???
乙でした。
メイドG、2回目のファウル。血の池タックル部隊でも作るのかしら。
ダーティディフェンスはえーと…悪魔ディフェンスがそれっぽいかな、センス的に。
永琳のドリブル特攻か、パスカルか佳歩か、ここで鳥かごか(永琳だったら一人でやりそう)
鈴仙が撃っていつものアレに移るか。師弟ワン・ツーもあるからちょっと早計かな?

343 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/02/08(土) 16:19:46 ID:???
こんばんは。最近更新出来なかったので、今日こそはたくさん更新したいです。
>>341
正直、チート級の強さですね。 前後半通して動けるパチュリーみたいなものですから…。
しかも引きにも割と恵まれている印象です。
>>342
乙ありがとうございます。
悪魔ディフェンス…なんだか小悪魔の技みたいですね(笑)
パチュリーを完全に突破してしまった以上、ルナティックスはかなり有利な状況になりましたので、
じっくり大胆に選択して頂ければと思います。

344 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/02/08(土) 16:20:55 ID:???
★永琳→ドリブル 52 ( クラブ5 )( 5 + 4 )=61★
★メイドD→タックル 45 ( ハート10 )( 3 + 6 )+(人数補正+1)+(特攻タックル部隊+1)=56
 メイドG→タックル 44 ( クラブ5 )( 2 + 3 )+(人数補正+1)+(特攻タックル部隊+1)=51★*反則!
≧2→永琳、ドリブル突破! …の筈がメイドGの反則!?

妖精特攻スライディング部隊。
そう名付けられているメイド妖精達の必殺戦術の仕組みはいたってシンプルかつ単純。
複数名の選手が、ドリブルコースを封じるように荒っぽくタックルを仕掛け、人数の利を活かすというものである。
しかし、単純な戦法程嵌れば強力。実際に、タックルを中心に鍛え上げたメイド妖精達の猛襲は、
格上選手が相手でも安定してボールを奪ってきた…のだが。

永琳「――」

スッ…ククッ…スパアッ!

圧倒的な格上が相手となると――話は大きく異なる。
永琳はメイドDの反則をも厭わぬ強烈なタックルをいとも容易く避け。

メイドG「で、でぇええ〜〜ぃっ!!」

ダッ…ズザザアアアアアアアッ――バギイッ! 

永琳「危なかったわね。 ――もう少し、身体能力の高い選手が相手だったら」

反則をも厭わぬ…を通り越した、メイドGの反則ディフェンスも永琳には通用しない。
永琳は小柄なメイドGの衝突があっても全く正常にボールをキープし続け、PAへと向かって行く。

審判「(…む。 今のプレーは)」

しかしその危険なプレーは、審判の目にもしっかりと留まり――。

――ピィイイイイイッ!!

345 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/02/08(土) 16:21:55 ID:wk9FvHQs
実況「おっと、ここでホイッスル! どうやら…メイドG選手が、永琳選手への反則を取られた模様です!
審判はメイドG選手に慌てて向かっていく〜〜〜!!」

メイドG「(あ…アハハ。 やっぱし駄目だった〜っ)」

先着1名様で、

★メイドGの運命→! card★

と書き込んでください。数字で分岐します。

J〜K→お咎め無し
7〜10→注意!
4〜6→厳重注意!
A〜3→イエローカード!
クラブA→一発でレッド!?
JOKER→ロリ・コンナンデス(審判)「ブヒヒ…脱ぎ脱ぎしたら許してやるブヒよ…」おっと、ロリコンが紛れていたぞ!

346 :森崎名無しさん:2014/02/08(土) 16:22:08 ID:???
★メイドGの運命→ スペードJ

347 :森崎名無しさん:2014/02/08(土) 16:22:19 ID:???
★メイドGの運命→ ダイヤQ

348 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/02/08(土) 16:38:22 ID:wk9FvHQs
★メイドGの運命→ スペードJ ★
J〜K→お咎め無し

審判「(う〜む。 この子はさっきも危ないプレイをしていたが…ここは軽い注意に留めるか。
永琳さんの動きが凄過ぎて、事故か故意かも判別がつかんからな)」

実況「おっと! ここで審判は…軽い注意をしたのみに留まりました!
これは実質的にはおとがめなしの判定として間違いはないでしょう!
ですが、これで永遠亭ルナティックスのフリーキックには変わりありません!
ゴールからは30メートル程度離れているとはいえ、鈴仙選手や妹紅選手、
そして勿論永琳選手のシュート力ならば充分ゴールは狙える距離!
さあルナティックス、ここで3点目を挙げるか! それとも2点のリードを盤石にするか〜!?」

観客「ワアアアアアアアアアアアアアアアア!」「おい、マジかよ!?」「流石に3点差はマズイだろ」
「お嬢様ー! なんとかしてくださーい!」「変な中国人! そろそろ本気で守れー!」

永琳「(…思いがけず、チャンスを拾ってしまったわね。 
こで3点差となれば、さしもの敵もかなりしんどくなるとは思うのだけれど…)」

鈴仙「(ど、どうしよう。 ここは――シュートを志願してみようかしら?
それとも、無理に攻めずに鳥籠しようとか言ってみようかな…? ――勿論、師匠にも何かしらの考えがあるんでしょうけど)」

A:「師匠! 私に任せて下さい! 決めます!」(威力:57+1/4で敵にバランス崩しペナ(−2))200消費
B:「佳歩のドリブルに任せてみませんか? 師匠やパスカル君より警戒は落ちますし、何より彼女にはやる気があります」
C:「ここはパスカル君に渡して、ドリブル突破をお願いしましょう!」
D:「ここは妹紅の出番です。 30メートルの距離はありますが…ネオヴォルケイノなら、充分入る見こみはあります!」
E:「やはりここは、師匠の高い能力でドリブル突破を狙うべきと思います」
F:「ここは無理をしてリードを稼ぐ必要はありません。 それよりも相手が嫌がるのは、時間稼ぎだと思います」
G:その他 自由選択枠 永琳にミドルを撃って貰う場合はこちらで

鈴仙のガッツ:460/850
先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

349 :森崎名無しさん:2014/02/08(土) 16:40:41 ID:Ig5rF41k
D

350 :森崎名無しさん:2014/02/08(土) 16:41:26 ID:tAT1mFDI
D

351 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/02/08(土) 17:16:08 ID:wk9FvHQs
D:「ここは妹紅の出番です。 30メートルの距離はありますが…ネオヴォルケイノなら、充分入る見こみはあります!」

鈴仙「あの…師匠」

永琳「分かってるわ。 …妹紅を使うべき、と言いたいのね」

鈴仙の提案は、永琳にとっても既に織り込み済みであった。
紅魔スカーレットムーンズを相手に、2点のリードは安全とはいえない。
しかし、ルナティックスの中で最も決定力の高い鈴仙の体力が未だ回復しきっていない以上、
大胆にシュートを狙っていくことも厳しい。

妹紅「了解! 今までずっと、動けていなかったから…体力は充分よ!」

――だからこそ、ここはルナティックスで第3の決定力を持った妹紅の力が必要だった。
SBの妹紅に蹴らせる以上、シュートが失敗した場合の守備力の低下は免れないが、
最悪でも陸の体力を切らせる事は充分可能の筈である。 決して分の悪い勝負にもならない。

輝夜「(――っていう場面で、DFに防がれると面白いんだけどなぁ…)」

慧音「(もしも防がれたらすぐにカウンターが来そうなんだが、それは良いのか…?)」

ごく一部に、不謹慎な願いを抱いた者も居たが…それは今回の流れとはあまり関係がない。

352 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/02/08(土) 17:17:41 ID:wk9FvHQs
実況「さあ、永遠亭ルナティックスのフリーキック! 紅魔スカーレットムーンズは咲夜選手を中心に壁を作り、
鈴仙選手や妹紅選手のシュートに備えています! 陸選手の消耗も考えれば、極力DFで止めてしまいたいところです!」

咲夜「(――GKまで通すのは、覚悟しなくてはならない。 だけど…失点だけは、あってはならないわね)」

咲夜はそう願いつつ、数合わせの妖精メイド3人と共に壁を作りシュートに備える。
咲夜はブロックも並みのCB程度にはこなせる自信はあったが……
それでも、鈴仙や妹紅など、一流の決定力を持った選手が来ると敵わない確率の方が高いとも分析していた。

妹紅「――さて。 久しぶりに大きな花火でも打ち上げるとしようか」

実況「そして…このフリーキックのキッカーは、妹紅選手! この試合殆ど消耗していない彼女を使って、
ルナティックスは貪欲に4点目を狙いに行きます!!」

観客「ワアアアアアアアアアアアアアアアア!!」「もーこーう!」「もーこーう!」
「いけー! ネオヴォルケイノだー!!」「咲夜さーん! プライベートスクウェアを見せてくれー!」

レミリア「(――頼んだぞ、咲夜……陸。 紅魔の名に賭けて、ここは守り切るのよ)」

妹紅「いくぞ!」

グワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!

陸「……! 来るアルね。 予想以上に速かったが……意地を見せちゃるアルよ!」

妹紅「 N E O   V O L C A N O   !!  」

バッ…ゴオオオオオン!!
  シュゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッ!

353 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/02/08(土) 17:19:09 ID:wk9FvHQs
先着4名様で、

★妹紅→ネオフジヤマヴォルケイノ 56 ( ! card )( ! dice + ! dice )+(フリー補正+2)=★
★咲夜→ブロック 47 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+2)=
 メイドB→ブロック 40 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+2)=★
★メイドA→ブロック 40 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+2)=
 メイドD→ブロック 40 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+2)=★
★陸→雷斬脚 57 (! card)(! dice + ! dice)+(30m補正+2)=★

と書き込んでください。カードやダイスの結果で分岐します。

【シューター】−MAX【ブロッカー】
≧5→シュートは邪魔される事無く放たれた!GKとの勝負へ。
=4〜2→シュートは放たれた。しかしこの数値差の人数分威力が落ちてGKとの勝負へ。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(パスカルがねじこみ)(鈴仙がフォロー)(陸がフォロー)
≦−2→スカーレットムーンズボールに。

【シューター】−【キーパー】
≧2→妹紅のネオフジヤマヴォルケイノがスカーレットムーンズゴールを焼き払う!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(パスカルがねじ込み)(ルナティックスのコーナーキック)(鈴仙がフォロー)
≦−2→スカーレットムーンズボールに。

【補足・補正・備考】
咲夜のマークがダイヤで、「プライベートスクウェア(+6、150消費)」が発動します。

354 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/02/08(土) 17:20:14 ID:???
書き忘れましたが…
*妹紅の「ネオフジヤマヴォルケイノ」には吹飛係数2が発生します。

355 :森崎名無しさん:2014/02/08(土) 17:20:54 ID:???
★妹紅→ネオフジヤマヴォルケイノ 56 ( ダイヤ6 )( 6 + 5 )+(フリー補正+2)=★

356 :森崎名無しさん:2014/02/08(土) 17:21:00 ID:???
★咲夜→ブロック 47 ( クラブ5 )( 1 + 2 )+(人数補正+2)=
 メイドB→ブロック 40 ( ダイヤ8 )( 6 + 1 )+(人数補正+2)=★

357 :森崎名無しさん:2014/02/08(土) 17:21:02 ID:???
★妹紅→ネオフジヤマヴォルケイノ 56 ( クラブ4 )( 4 + 4 )+(フリー補正+2)=★

358 :森崎名無しさん:2014/02/08(土) 17:21:07 ID:???
★妹紅→ネオフジヤマヴォルケイノ 56 ( ハート2 )( 4 + 5 )+(フリー補正+2)=★

359 :森崎名無しさん:2014/02/08(土) 17:22:29 ID:???
★メイドA→ブロック 40 ( ダイヤ9 )( 2 + 3 )+(人数補正+2)=
 メイドD→ブロック 40 ( ハート7 )( 4 + 1 )+(人数補正+2)=★

360 :森崎名無しさん:2014/02/08(土) 17:22:36 ID:???
★メイドA→ブロック 40 ( スペード2 )( 3 + 4 )+(人数補正+2)=
 メイドD→ブロック 40 ( クラブ2 )( 5 + 3 )+(人数補正+2)=★

361 :森崎名無しさん:2014/02/08(土) 17:22:56 ID:???
★陸→雷斬脚 57 ( ダイヤQ )( 5 + 1 )+(30m補正+2)=★

362 :森崎名無しさん:2014/02/08(土) 17:24:14 ID:???
シュートだと途端に活き活きもこたんだった。

363 :森崎名無しさん:2014/02/08(土) 17:24:17 ID:???
よーしみんな鳥かごだぁ!

364 :森崎名無しさん:2014/02/08(土) 17:25:56 ID:???
>>362
まるで鈴仙と逆だな

365 :森崎名無しさん:2014/02/08(土) 17:57:15 ID:???
…今更だけど、このフォーメーションだと鈴仙がフラン相手にしなきゃならんのか。
うーん、キックオフ守備時に限ってパスカルには右寄りにいてもらったほうがいいかな。
フランは素通ししてレミリアあたりに張り付く手もあるか。
パスカルに相談かポジションチェンジかな。

366 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/02/08(土) 18:44:31 ID:???
★妹紅→ネオフジヤマヴォルケイノ 56 ( ダイヤ6 )( 6 + 5 )+(フリー補正+2)=69★*フラグ習得!
★咲夜→ブロック 47 ( クラブ5 )( 1 + 2 )+(人数補正+2)=52*吹き飛び!
 メイドB→ブロック 40 ( ダイヤ8 )( 6 + 1 )+(人数補正+2)=49★*吹き飛び!
★メイドA→ブロック 40 ( ダイヤ9 )( 2 + 3 )+(人数補正+2)=47*吹き飛び!
 メイドD→ブロック 40 ( ハート7 )( 4 + 1 )+(人数補正+2)=47★*吹き飛び!
≧5→シュートは邪魔される事無く放たれた!GKとの勝負へ。
★妹紅→ネオフジヤマヴォルケイノ 56 ( ダイヤ6 )( 6 + 5 )+(フリー補正+2)=69★
★陸→雷斬脚 57 ( ダイヤQ )( 5 + 1 )+(30m補正+2)=65★*吹き飛び!
≧2→妹紅のネオフジヤマヴォルケイノがスカーレットムーンズゴールを焼き払う!

妹紅「(やった……! これは、私の撃てる最高のシュートよ!)」

シュゴオオオオッ……バギドコグシャッ!!

咲夜「そ、そんな……!? 申し訳ございません、お嬢様ァ…!」

前半中殆ど試合から消えかけていた妹紅が、その鬱憤を晴らす意図も込めて放った
必殺のネオヴォルケイノは――レミリアのマスターオブレッドサンやフランドールのスターボウブレイクにも
匹敵するまでの威力を持って、紅魔スカーレットムーンズのゴールへと襲いかかった。
その中でも、全く為すすべなく吹き飛ばされた咲夜の表情は苦悶に満ちており、
まるで恋人が死にかけていると聞かされたかのように痛々しく映った。

陸「(こ――ここで止めなくて、朕はなんの為にサッカー始めたアルか!
ここで守らねば、朕は、朕は……)あ……アイヤァ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッ!」

ダッ! グルンッ! バギイイイイッ!

367 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/02/08(土) 18:46:25 ID:???

その中でも陸は懸命に飛んだ。 金や名声では無い、彼本人のプライドを賭けて身体を捻り、
必殺のセービングで相手に向かった。 
ここで失点をしてはならない事は、助っ人である彼ですらも良く理解していた。

グ…グググッ……ドガアアアアアアアアアアッ!!

陸「ガ――ガハァアアアアアアアアアアアッ!?」

だからこそ――陸の頬には、お調子者の彼には似合わぬ涙が自然とこぼれていた。
だがしかし、その場に居た多くの者は咲夜や陸が見せた表情よりも。

――ピィイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイッ!!!

永遠亭ルナティックスが今ここに、リードを3点に広げた事に対し、意識を大きく向けていた。


永遠亭ルナティックス 4 − 1 紅魔スカーレットムーンズ

368 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/02/08(土) 18:48:00 ID:???
実況「あ…あああ〜〜〜っ! ゴールが決まった〜〜〜〜!?
永遠亭ルナティックス、妹紅選手の完璧なシュートが炸裂!
DFの壁ごと吹き飛ばし、更にはGKの陸選手をも軽々と吹き飛ばして4点目を挙げました!!
紅魔スカーレットムーンズは、いよいよ大ピンチか〜〜〜〜!!??」

観客「ワ…ワアアアアアアアアアアアアアアアアア!?」「もこたんすげぇ……」「お嬢様…」
「い…いやまだだ! まだパチュリーさんがいる!」「そのパチュリーさんがアッサリ抜かれたんですが、それは…」

霊夢「(あれっ……これは弾かれると思ったのに。 私の勘も、まだまだかしらねぇ)」

天子「あーあ。 これ、もう勝負ついてるんじゃないの?」

魔理沙「さあ。 ――普通のチームだったらそうだろうが。
レミリアやパチュリーの奴が、そう簡単に諦めるか、ってトコだな…」

この場面では、魔理沙の分析は適切だった。
後半開始後であり、まだまだ時間が残されているとはいえども、一般的に3点のリードを返す事は至難の業である。
だがしかし、このまま甘んじて敗北を受け入れる程、紅魔スカーレットムーンズは甘いチームではない。
特に、レミリアやフランといった高い火力を持った選手を持つスカーレットムーンズにおいては、
3点差は尚返す事が不可能ではない点差。 そして実際に――。

レミリア「どうする、パチェ」

パチュリー「そうね…ここは思い切って、美鈴をFWに持ってくるとか。
盾がいとも容易く破られたなら、もうこのまま、ノーガードでの殴り合いも悪くないかもしれないわね。
それとも………」

レミリア「ふふ…。 そうこなくちゃ。 てっきり、未だに先の失態の言い訳でも考えてるのかと思ったわ」

パチュリー「ま、まさか…。 賢者は常にパーティの中で一番クールでなくちゃいけないのよ…
(ついさっきまで考えてたわね……)」

369 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/02/08(土) 18:50:14 ID:???
――実際に、スカーレットムーンズの中心人物達は、尚も冷静だった。
点差がある以上は攻めるしかない。 しかし、それは神頼みの特攻であってはならない。
その事をしっかりと熟知しつつ、彼女達は迅速にキックオフに備える。 そして――。

フラン「ウフフ……やっぱり、皆駄目じゃない。 やっぱり…私が全てを壊さないとね…。
フフフ……アハハハハハハハハハハハハ!!」

レミリア「フランドール…そう、今はそれで良い。 貴女の狂気は、今こそ牙を剥かなくてはならないのだから。
…見ていなさい、永遠亭ルナティックス。 私は……私達は、負けない!」

前半戦から通して30分以上ゴールを挙げていないフランドールの狂気は、
いよいよ抑えきれぬまでに高まる。
3点差を埋め、逆に差をつけるだけの資源は、未だ彼女達には揃っていた。

*****

一方でルナティックスサイドでは、当然敵の反撃を警戒してはいるものの、
後半の早い段階で3点差を作ってしまった以上、どうしても安堵が抜けきらない。
鈴仙も、この時は掛け値なしに妹紅に近づき、彼女のシュートを祝福していた。

鈴仙「妹紅、ナイスシュート!」

妹紅「ありがとう、鈴仙。 お陰でなんだか、シュートを撃つ時のコツが少し分かって来た気がするよ」

鈴仙「そ、それは良かった…(でも、妹紅がこのままシュートを極めて行ったら、
私のカゲが余計に薄くなりそうな…――って、ダメダメ! そんな邪な事考えてちゃ!?)」ブンブン

妹紅「…? どうかしたの、鈴仙?」

370 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/02/08(土) 18:54:01 ID:wk9FvHQs
鈴仙「う――ううん、なんでも無い!(さて、キックオフまで時間もあまり無さそうだけど。
誰かにちょっと、声をかけてみようかしら…?)」

A:このまま妹紅と話す。
B:パチュリーとレミリアの様子を見てみる。
C:凄いオーラを発しているフランの様子を見てみる。
D:永琳にキックオフ後の守備を軽く相談してみる。(*判定で相談出来ず、即キックオフになるかも?)
E:急いでキックオフに備える。
F:その他 話しかけたいキャラが居る方はこちらで

鈴仙のガッツ:460/850

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

*陸のガッツが100を下回りました。 以降、ガッツ100未満ペナ(−3)が発動します。
*妹紅がシュートフラグを習得! 次に11以上で勝利した場合にフラグを回収します。
*フランがスキル・狂気の妹を発動させました。
 次にフランが点を取るまで、フランの全接触プレイに吹き飛び係数1が発生し、全能力が+1されます。
 (必殺技がある場合も、一律に吹き飛び係数は1となります)

371 :森崎名無しさん:2014/02/08(土) 18:56:19 ID:svNwMLKg
E

372 :森崎名無しさん:2014/02/08(土) 18:56:35 ID:Ig5rF41k
F パスカル 次のキックオフはパスカルが重要になるかも

373 :森崎名無しさん:2014/02/08(土) 18:56:54 ID:KP1ydssc


374 :森崎名無しさん:2014/02/08(土) 18:57:07 ID:Qf7mkUnQ


375 :森崎名無しさん:2014/02/08(土) 18:58:02 ID:OSkBxHL6
A

376 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/02/08(土) 19:06:40 ID:wk9FvHQs
C:凄いオーラを発しているフランの様子を見てみる。

鈴仙「……ちらっ」

鈴仙はキックオフに備えて後方へ戻る妹紅を見送りながら、ちらりと前方を見た。

フラン「――あのウサ耳、壊したら何が出てくるのかなぁ〜♪ 血みどろのウサギ肉が出てくるのかなぁ〜♪
ウフフフ………アハハハハハハハハハハッ!」

ゾクッ!!

鈴仙「ひ、ひぎいっ!?」

――そこには、ただただ真っ赤な瞳を向けて、鈴仙に対して明確な殺意を持った、一人の修羅が居た。
無論、根が臆病者の鈴仙はこれで若干チビったのは言うまでもない。

鈴仙「(……こ、この位置は……間違い無く次のキックオフの時に、私を狙って来るに決まってるよぉ…!
で――でも! それが分かれば何かが出来るかも!?
例えば――狂気の瞳を逆利用して、敵の狂気を鎮めるとか!? ど、どうしよう……)」

A:見なかった事にして、キックオフに備える。
B:パスカルに相談して、次のキックオフ時にフランをマークしてもらう。
C:狂気の瞳を使って、フランの狂気を鎮めようと試みる。
D:「あ、あのー。 あちらの方が、私に暴言を吐いて来るんですけど…」審判に相談する。
E:ウサギ耳をフランにプレゼントする! そうすれば自分への興味が外れる筈だ!
F:その他 自由選択肢

鈴仙のガッツ:460/850

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

377 :森崎名無しさん:2014/02/08(土) 19:07:25 ID:tAT1mFDI
B

378 :森崎名無しさん:2014/02/08(土) 19:10:24 ID:fcIeJRGs


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