キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【アツくなる】鈴仙奮闘記15【ウサギたち】
1 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2014/02/22(土) 23:46:47 ID:???
このスレは、キャプテン森崎のスピンアウト作品で、
東方Project(東方サッカー)とのクロスオーバー作品です。
内容は、東方永夜抄の5ボス、鈴仙・優曇華院・イナバがサッカーで師匠を超えるために努力する物語です。
また、ストーリーやカードの展開次第で、いくつかのキャプテン森崎のキャラクターも、
それぞれの思惑を持ちながら、幻想郷の住人との交流を通じてサッカーを極めていくことになるでしょう。
他の森崎板でのスレと被っている要素や、それぞれの原作無視・原作崩壊を起こしている表現。
その他にも誤字脱字や稚拙な状況描写等が多数あるかと思いますが、お目こぼし頂ければ幸いです。
☆前スレ☆
【運命を】鈴仙奮闘記14【切り開く】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1390576226/l50
☆攻略ページ(キャプテン森崎まとめ@Wiki内)☆
http://www32.atwiki.jp/morosaki/pages/104.html
(※このスレの目標や今後の予定、ゲーム進行の流れなどが分かります。
過去ログもありますので、初めて来て下さった方は、一読すればより楽しめると思います!)
☆あらすじ☆
ある日突然幻想郷にやって来た外来人、アラン・パスカルと中山政男との出会いにより、
師匠、八意永琳に並ぶ選手になると決心した鈴仙・優曇華院・イナバ。
紆余曲折あったイタリアとの脳内試合を終えて、
名門・紅魔スカーレットムーンズとの練習試合に挑んだ我らが永遠亭ルナティックス!
その試合は永琳とレミリアを中心に激しく盛り上がる中、輝夜・慧音の堅守や佳歩や妹紅の素晴らしいシュート。
中山の冴え渡る思考に、パスカルと鈴仙との連携プレーが光り、一時はスカーレットムーンズに大差をつける。
しかし、そこからの紅魔の巻き返しも凄まじく、パチュリーの戦略にレミリアの決定力が光り、
スカーレットムーンズは1点差に追い着いたが……後一歩で同点は敵わず、試合はルナティックスの勝利。
とはいえ、試合での課題は多く、鈴仙は結果を出しながらもなんとなく思い悩み。
他のチームメイトもまた、それぞれこれからの道について模索する中で―――?
208 :
森崎名無しさん
:2014/03/02(日) 23:26:03 ID:jQ4Pz8LA
D
ここだ、ここで歌うんだ!
209 :
森崎名無しさん
:2014/03/02(日) 23:26:59 ID:SxZFeLF6
B
210 :
森崎名無しさん
:2014/03/02(日) 23:27:12 ID:SiQpqbB2
D
211 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2014/03/02(日) 23:33:54 ID:???
鈴仙がいよいよアイドルデビュー!?
…と、いったところで今日の更新はここまでにしようと思います。
>>178-180
これは厄いですね…。
地獄住民系ヒーローはいそうですが、確かにヒロインは新ジャンルかもですねw
>>188
ん? 今なんでも(ry
>>204-205
ゆ、幽香さんはドS(親切)だから大丈夫です…!(震え声)
それでは、皆さま、本日もお疲れさまでした。
212 :
森崎名無しさん
:2014/03/03(月) 00:18:38 ID:???
私の青春乙
213 :
森崎名無しさん
:2014/03/03(月) 00:21:26 ID:???
乙です
陽子さん
が作った
七面鳥
差し入れときますね
ドS=相手の能力値を奪っていくだけで済ます
向日葵仮面と幽香は別人だったのか、なーんだ、だから向日葵仮面のことを根に持ってないんだね!
214 :
森崎名無しさん
:2014/03/03(月) 00:25:40 ID:???
相手の能力値を奪っていくだけで済ます。
これはトラウマクラスですわ。
このスレにはそんな非道幽香さんはいない…よね
215 :
森崎名無しさん
:2014/03/03(月) 00:59:28 ID:???
乙です。
そういえば歌ったら不思議なことが起こって一番とったことがありましたね。
鈴仙さんにはアイドルの素質あり……?
彼女こそ、クラブやダイスに負けずチャンスを掴み、スターの座を駆け上がっている、超時空玉兎、鈴仙ちゃんです!
216 :
森崎名無しさん
:2014/03/03(月) 22:20:08 ID:???
どっちかと言うとうどんちゃんはアイドルよりもマイナスターズ的な。
217 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2014/03/03(月) 22:52:30 ID:???
こんばんは、今日も更新をしていきます。
>>212
鈴仙の青春乙ありがとうございます。
すっかり持ち歌になっちゃいましたねw
>>213
乙ありがとうございます。
陽子さんの七面鳥…ありがたく頂きたいですね!
えっ?謎の向日葵仮面と幽香さんは別人に決まってるじゃないですか…!
>>214
謎の向日葵仮面「あぁん!? わた…じゃなくてゆうかりんは可愛くてか弱く、
そして心優しい少女だって言ってるだろうがァ!? ぶっ殺すぞ!?」
と言う訳で、幽香さんは基本危害は加えませんが、
謎の向日葵仮面さんは何をしてくるか分かりませんね…。
出来れば、理不尽で酷いけど憎めないような、そんなキャラにしていきたいです。
>>215
乙ありがとうございます。
輝夜「1064(てるよ)プロとか立ちあげるのも悪くないわね…」チラッ
鈴仙「(姫様、またロクでも無い事考えてそうだなぁ……)」
>>216
相方が気になりますね…w
218 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2014/03/03(月) 22:54:10 ID:???
D:いや、ここは勝手に舞台に上がってプレステージの開幕よ! 私の歌を聴け〜っ!!
鈴仙「ええ〜いっ! ここは自分の心で感じたままに物語を動かす時よ〜っ!?」
暫くは大人しく座っていた鈴仙だったが…なんとも、そわそわしてしまう。
どうやら、舞台の裏の方でリハーサルを行っているようで、
大きなテント越しからも、心を躍らせる陽気なトランペットの音や、
リズミカルなドラムの音などが聞こえると、もうどうにもならず……。
タタタタタッ…ドタドタドタッ! バババッ!
鈴仙「いっえ〜〜〜〜いっ! 新参ども、私の美声に惚れろ〜〜〜〜〜〜〜〜ッ!!」
――と、謎のテンションを撒き散らしながら、つい舞台上へと駆けあがってしまうのだった。
しかも、性質の悪いことに……この場の雰囲気に当てられたのは、鈴仙だけでは無かったらしい。
観客「ワアアアアアア!!」「いいぞいいぞ〜!!」「やれー!! 脱げーっ!」「ガハハハハッ!」
リズムに乗った躁の音を聞いた以上、観客達もまたこの飛び入り参加の歌手を歓迎せざるを得ない。
ステージ開始前から惜しみなく浴びせられる熱狂に、鈴仙の躁は、観客の躁は更に激しくなり――。
鈴仙「一番鈴仙! 私の青春っ!!」
ジャン♪ジャジャッジャジャ〜〜〜ン♪
仕舞にはトランペット・パーカッションに加えて情緒的なキーボードの音色。
それに加えて用途不明の弦楽器各種の伴奏が重なり、いよいよプレステージは盛大に幕を開こうとしていた。
ある一点を除いて、全て問題は無かった。 …肝心の鈴仙の歌唱力が如何ほどであるかという、重大な問題以外は。
鈴仙「胸のざわめき〜……♪」
219 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2014/03/03(月) 23:01:36 ID:HmNk4xE2
意気揚々と歌い始める鈴仙。 果たして、その評価や如何に――?
先着1名様で、
★鈴仙の青春→! card★
と書き込んでください。マークで分岐します。
JOKER→その時、不思議な事が起こり……!
見上「君、アイドルサッカーに興味は無いかね?」なんと、別世界の住民からスカウトされたぞ!?
ダイヤ→ハート+音楽隊の人?達からも絶賛される!
ハート→結構盛り上がった! 歌ってサッカー出来るアイドル(違)としてちょっとだけ人気者に!
スペード→普通に盛り上がった。
クラブ→カーン♪ 駄目だ、あんまし上手くなくて鐘を鳴らされた!?
クラブA→鈴仙の歌が響いた次の瞬間、風は止まり、火は消え、水は澱み、大地は腐り果てる。
鈴仙は世界でも有数クラスのオンチだったのだ・・・。
220 :
森崎名無しさん
:2014/03/03(月) 23:01:58 ID:???
★鈴仙の青春→
ハート2
★
221 :
森崎名無しさん
:2014/03/03(月) 23:02:02 ID:???
★鈴仙の青春→
クラブJ
★
222 :
森崎名無しさん
:2014/03/03(月) 23:05:23 ID:???
森崎とサッカーじゃなくて俺の青春対決もできるんやな
やったら死人がでるけどw
223 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2014/03/03(月) 23:37:12 ID:HmNk4xE2
★鈴仙の青春→ ハート2 ★
ハート→結構盛り上がった! 歌ってサッカー出来るアイドル(違)としてちょっとだけ人気者に!
音楽の心得の無い鈴仙だったが、それでもどうやら、最低限かそれ以上の才能は秘めていたようだ。
鈴仙「…青春は戦うことと〜見つけたり〜〜〜♪」
観客「ワアアアアアアアアアアアアア!!」「あれ、意外と悪く無いじゃん」「でも選曲センス古くね?」
「うどんちゃんって多芸だったんだな…」「サッカーの試合でも歌ってくれ〜!」「うどんちゃんっ!」
鈴仙の歌は、余興にしては上出来過ぎた。
元々のルックスが並以上である上に、サッカーでもそこそこ有名な鈴仙の歌という事で、
歌唱力以上に観客達の関心を生み、結果としては和やかな雰囲気を作ることに成功した。
<なお、舞台裏>
ルナサ「皆ごめん、少し遅れてしまって……って、メルラン。
私が席を外してる時には無暗にトランペットを掻きならすなって、いつも言ってたじゃないか…。
お陰で、観客席がまるでライブ会場みたいにヒートアップしてるし。 はぁ…ステージ開始前から憂欝だ」
メルラン「あっはは〜〜〜♪ 何か言った〜〜〜?」
リリカ「(ま、楽しかったしいーや)」
*そこそこ盛り上がったので、鈴仙の人気が上がりました。38→40
224 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2014/03/03(月) 23:38:21 ID:HmNk4xE2
そうして、鈴仙が幾ばくかのストレスを発散し、観客席に戻ったところで。
広い特設会場に、少しだけ耳触りなブザー音が鳴り響いた。
アナウンス「本日はお越しいただき、誠にありがとうございます。 本日のステージは、間もなく開演となります。
お客様につきましては、携帯の電源が切れている事を確認し…」
鈴仙「(ケイタイって何のことだろう。 山の巫女が持っている事で有名な神器の一つかな…?)」
一部良く分からない警告を含んだ案内が聞こえてくる。
それと同時に屋外ステージも丁度良い塩梅に薄暗くなり、ステージ上の照明の明るさが余計に際立つ。
コンサートは、間もなく開演しようとしていた。
そして、そこから暫くも経たずに、赤、黒、白のステージ衣装に身を包んだ、
それぞれが麗しくも愛らしい少女が3人現れる。
彼女達こそが、本日のステージの主役である、『プリズムリバー三姉妹』。
舞台上手で、不敵ともとれる微笑みを描きながら悠然とキーボードを構える赤の少女は、
三女のリリカ・プリズムリバー。
舞台下手で、やや緊張した面立ちだが淑やかに、ヴァイオリンの調律を行う黒の少女は、
長女のルナサ・プリズムリバー。
そして舞台中央。満面の笑みを更に破顔させる勢いで、今や今やとトランペットに注視している白の少女は、
二女のメルラン・プリズムリバー。
――三者三様とも取れる様子ではあるが、彼女達三人ともに、『音楽に対する真摯さ』で一杯である事は、
素人である鈴仙にも、はっきりと見て取れた。
225 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2014/03/03(月) 23:39:22 ID:HmNk4xE2
ルナサ「――」
スッ…
長女であるルナサが、恐ろしく滑らかで幽玄な手つきで弓を滑らせる。
…♪〜〜〜♪〜〜〜
そこから放たれる耽美かつ悲痛な音色は、
これまでの鈴仙の歌が児戯に過ぎない事を、何よりも如実に語っていた。
リリカ「……!」
…〜〜〜〜〜〜♪
次に語られる調和と秩序に溢れた音色は、
そんな児戯すらも包み込むであろう優しさに満ちていた。
メルラン「〜♪」
〜♪〜〜♪〜〜♪
そして、その両者に載せて高らかに告げる音色は、
この音楽の貴さを証明するに充分過ぎた。
鈴仙「(…わぁ、凄いっ!)」
――鈴仙の感想は子供じみた単純な物ではあったが、しかし真理を的確に突いていた。
この世にはまるで存在しないのではないか、と疑いたくなるような幻想的なアンサンブルに、
鈴仙の心は原初の姿を取り戻し、まるで産まれたばかりの赤子のように、
ただ、あるがままの全てに感動をせざるを得なかった。
226 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2014/03/03(月) 23:40:43 ID:HmNk4xE2
……そして、楽しい時間はあっと言う間に過ぎてしまう。
彼女達三人で織りなすステージである第一部は、解けるように終了しており、
このコンサートももはや、この休憩時間と第二部を残すのみとなっていた。
鈴仙「(ふう。 いや〜、良かったなぁ……。 音楽なんて、理論を理解せずとも充分に感動出来るものなのね…。
――さて、休憩時間だから。 どこか、知り合いでも探してみようかしら?)」
A:プラプラする!
B:この場でマッタリしている!
C:いや、ここは外で頭を一旦冷やしてくる!
D:その他 自由選択枠
先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
227 :
森崎名無しさん
:2014/03/03(月) 23:42:51 ID:QV3DERr2
A
228 :
森崎名無しさん
:2014/03/03(月) 23:42:51 ID:qk22f4jM
A
人気ですが、練習試合の勝利ボーナスが入っていません?
229 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2014/03/03(月) 23:50:10 ID:???
……と、いう辺りで、今日の更新はここまでにしようと思います。
>>222
カラオケ対決も面白そうですねw
>>228
すみません、間違えてスレ開始時の数値を参照しておりました。
正しくは…
*そこそこ盛り上がったので、鈴仙の人気が上がりました。43→45
です。大変失礼いたしました。
それでは、皆さま、本日もお疲れさまでした。
230 :
森崎名無しさん
:2014/03/03(月) 23:53:18 ID:???
乙でした。うどんちゃんはこういう引きだけは強いなぁ。
案外目立ちたがり? 奇行を多めに取って行動してみようかな。
231 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2014/03/04(火) 23:10:15 ID:???
こんばんは、今日も更新していきます。
>>230
乙ありがとうございます。
今回は鈴仙が目立ちたがりというよりも、メルランの奏でる躁の音楽が
鈴仙の精神に大きく与えた…という設定を考えていました。
(それでも、敢えてステージに立つくらいですので、隠れた願望くらいはありそうですが)
奇行も、やり過ぎない範囲だったら皆も寛容ですし、
ハイリスク・ハイリターンになりがちとはいえども効果があるかもしれません。
232 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2014/03/04(火) 23:11:37 ID:uYm19D+A
A:プラプラする!
鈴仙「(今日は…外との交流も広げるってのが目的だったし。
ただ座ってるだけじゃなくて、積極的に会場を歩き回ってみようっと!)」
鈴仙はそう思い立つと勢い良く座席から立ちあがり、
キョロキョロと周囲の客層を眺めていた。
鈴仙「(う〜ん。 噂には聞いていたし、入場料も高かったからやっぱりとは思ってたけど、
何となくセレブな感じのお客さんが多めね。 私、なんか気後れしちゃうかも)」
鈴仙は自分の着ている使い古したブラウスと、周囲の人妖達のオシャレな服装とを見比べて、
なんとも居た堪れない気持ちになるが…それはそれと、改めて歩きまわる事に専念する。
すると……?
先着1名様で、
★観客達→! card★
と書き込んでください。マークで分岐します。
JOKER→なんと、全日本Jr.ユース(当時)のメンバーが勢ぞろいではないか!?
ダイヤ→幽々子「あら、貴女は…妖夢に良くしてくれてる」鈴仙「あっ、ご無沙汰しております〜」
ハート→レミリア「あら、鈴仙じゃない。 こんな貴族の集まる場所で珍しい」鈴仙「(それって、私が庶民って事…?)」
スペード→さとり「…最近、良くすれ違いますね」鈴仙「(最近、良く地上に来るのね…)」
クラブ→神奈子「ふーむ。 彼女達、是非買いたいねぇ」鈴仙「(締め縄が大き過ぎて3席も占領してる人(?)がいる…)」
クラブA→輝夜「あ〜、お金持ちってやっぱ良いわ〜♪」鈴仙「何してるんですか、姫様…」
233 :
森崎名無しさん
:2014/03/04(火) 23:12:41 ID:???
★観客達→
ハート3
★
234 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2014/03/04(火) 23:26:33 ID:uYm19D+A
★観客達→ ハート3 ★
ハート→レミリア「あら、鈴仙じゃない。 こんな貴族の集まる場所で珍しい」鈴仙「(それって、私が庶民って事…?)」
??「――あら、鈴仙じゃない」
周囲の雰囲気にやや萎縮し、ひょこひょこ歩いていた鈴仙に語りかけたのは。
鈴仙「えっ、あっ……レミリアさんじゃあないですか!」
――先週の試合にて相まみえたばかりの吸血鬼の少女。
永遠に幼き紅き皇帝・レミリア・スカーレットその人だった。
彼女は試合での感情を全くおくびにも出さず、
鈴仙の方向へと近づいてじっと彼女の紅い双眸を見つめ――。
レミリア「…ふむ。 たった数日で随分と良い顔になっている。
女子三日会わざれば刮目して見よ、とは良く言ったものだわ」
鈴仙「は、はぁ……(良く分からないけど、褒められている…のかな?)」
鈴仙の理解を超えて、勝手に納得して腕を組み尊大に頷く。
その動作はどう考えても、外見年齢で十に満たない幼女のそれでは無かった。
余りに大袈裟過ぎるギャップに、鈴仙は思わず吹き出しそうにもなるが――。
咲夜「――ちょっと、お嬢様よりお褒めの言葉があったにも関わらず、
そうした素っ気ない態度を取るなんて。 不敬とは思わないの?」
そのレミリアの隣に座っていた従者・咲夜の咎めるような口調に思わず恐縮してしまう。
とはいえ、咲夜自身も鈴仙を嫌悪するような雰囲気では無く、あくまで日常会話の延長といった様子。
サッカーの試合時や、いつかの弾幕ごっこで見せたような、ナイフのように鋭い敵意は微塵も感じられなかった。
235 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2014/03/04(火) 23:28:58 ID:uYm19D+A
鈴仙「(――そういえば、紅魔館に行く事はあっても…パチュリーさんとばっかり話していたのよね、私。
今日はここらで、レミリアさんや咲夜さんとも仲良くなれたりしないかなぁ…?何か、雑談の話題でも振ってみようかしら)」
A:「今日の演奏、素晴らしかったですよね!」演奏会について話す。
B:「この間の試合、とても勉強になりました!」この前の試合について話す。
C:「もうすぐですね、大会!」大会について話す。
D:「そういえば、パチュリーさんは元気ですか?」パチュリーについて話す。
E:「レミリアさんは、良く音楽とか聞きに来られるんですか?」レミリアの趣味について話す。
F:「そういえば、妹さんはお元気ですか?」フランの様子について話す。
G:「咲夜さんは、いつも大変そうですねぇ…」レミリアではなく咲夜と話す。
H:「あのー、お宅の妹さんに私の耳が壊されたんですけど…」謝罪と賠償を要求する。
I:その他 自由選択枠
先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
236 :
森崎名無しさん
:2014/03/04(火) 23:29:47 ID:eYX08yS+
D
素晴らしき地獄状態を期待www
237 :
森崎名無しさん
:2014/03/04(火) 23:32:07 ID:BpJTnsXA
I 「あんたはいいよな……美人の部下に囲まれちゃってさ」地獄兄弟的な返しする
238 :
森崎名無しさん
:2014/03/04(火) 23:32:51 ID:388k12NQ
E
239 :
森崎名無しさん
:2014/03/04(火) 23:36:49 ID:gSYvWIdA
D
240 :
森崎名無しさん
:2014/03/04(火) 23:38:11 ID:ijMvsFXY
D
チラッチラッ
241 :
森崎名無しさん
:2014/03/04(火) 23:39:09 ID:???
JOKERで矢車さんの妹になってるのかw
242 :
森崎名無しさん
:2014/03/04(火) 23:42:15 ID:???
外伝における大したことない連中
岬
ユブンタイ
パチュリー NEW!
243 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2014/03/04(火) 23:48:52 ID:uYm19D+A
D:「そういえば、パチュリーさんは元気ですか?」パチュリーについて話す。
鈴仙「(でも…やっぱりパチュリーさんが気になるなぁ。
あの人、こないだの試合でも活躍が微妙だったし、それをショックに寝込んで無ければ良いけど…)
――そういえば、パチュリーさんは元気ですか?」
レミリア「ん? パチェかしら? ――ああ、そういや貴女にはウチのパチェが世話になっていたみたいだしね。
気になるのも仕方が無いか」
鈴仙「い、いえいえめっそうも無い! むしろ、私の方が色々と教えて頂いていて――」
レミリア「良いわよ、おべっかなんて」
レミリアは悪戯っぽく意地悪に笑った。
レミリア「――パチェの奴、あんたのお陰で最近は結構機嫌が良かったんだから。
あいつ、教えるのが大好きな生粋の魔法使いだしね。 私じゃあ、パチェの話を聞いていても、すぐに飽きてしまうし」
鈴仙「あ、あはは…」
普段鈴仙には見せていない(つもりでいる)パチュリーの意外な一面を聞きつつも、
レミリアは更に話を続ける。
244 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2014/03/04(火) 23:50:19 ID:uYm19D+A
レミリア「お陰さまで、最近は――」
先着1名様で、
★パチュリー息してる?→! card★
と書き込んでください。マークで分岐します。
JOKER→レミリア「なんかすごい魔術で、喘息を完治させたみたいで――」鈴仙「えっ」
ダイヤ→レミリア「――懲りずにサッカーの練習をしてるわね。 …懲りずに」
ハート・スペード→レミリア「なんか、ヘンな薬品の研究をしているわね。 喘息に利く薬かしら?」
クラブ→レミリア「相変わらずで、いつも詰まらなそうに本を読みふけっているわ」
クラブA→レミリア「……案外大したことが無かったショックで寝込んでいるわね。食事も点滴しか受け付けないみたいで」
鈴仙「(魔法使いって、食事は要らないような…)」
245 :
森崎名無しさん
:2014/03/04(火) 23:50:33 ID:???
★パチュリー息してる?→
スペード8
★
246 :
森崎名無しさん
:2014/03/04(火) 23:50:33 ID:???
★パチュリー息してる?→
クラブ10
★
247 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2014/03/04(火) 23:54:36 ID:???
パチュリーさんが何とか元気そうにしている所で、今日の更新はここまでにしようと思います。
>>241
クラブAの場合は妹になってたかもしれませんねw
>>242
私のイメージでは、上二名と比べるとパッチェさんはまだまだ若輩者ですね。
というより、ヒドラさんを超える逸材はついぞ現れないのではないかとすら思っています。
それでは、みなさま、本日もお疲れさまでした。
248 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2014/03/05(水) 21:56:38 ID:???
こんばんは、今日も更新していきたいと思います。
――――――――――――――――――――――――
★パチュリー息してる?→ スペード8 ★
ハート・スペード→レミリア「なんか、ヘンな薬品の研究をしているわね。 喘息に利く薬かしら?」
レミリア「…暫くは元気が無かったけど」
鈴仙「(無かったんだ……)」
鈴仙は、パチュリーが高熱を出してうんうん唸っている様子を連想する。
身体の弱い彼女ならありそうな様子であったが…意外と、想像がつかない風に感じた。
レミリア「――ある日突然、何か思い立ったかのように古い大鍋を倉庫から運び出させて、
図書館の一角で変な研究ごっこみたいなのを始めてるのよ。
まあ、パチェの事だから…鍋をかき混ぜる筋力も無く。 すぐに筋肉痛を起こして頓挫しそうな気がするけど」
鈴仙「あはは…(レミリアさん、パチュリーさんの扱いがぞんざいな気がするなぁ。
――それでも、大分的を得ていてそうな予想だけど)」
レミリア「…まぁ、そんな訳だから。 またあいつの様子でも見に来てくれないかしら?
あんたなら、薬の知識もそこそこにはありそうだしね」
鈴仙「は、はい。 まぁ、私の知識なんて見習いレベルですけど…
(――ただ。 だからこそ、パチュリーさんの研究を見に行くのは、私の役にも立ちそうかも。
考えれば私、師匠の教え以外は何にも知らないし。 私って、まだまだ視野が狭いなぁ…)」
レミリアとの他愛の無い会話の中にも、自身の未熟さを実感する鈴仙だった。
*レミリアの評価値がやや上がりました。
*パチュリーが紅魔館の図書館で変な薬品実験をしている事が分かりました。
249 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2014/03/05(水) 21:57:54 ID:vxG2FAQI
――レミリアとの談笑の時間はあっという間に終わり。
(咲夜が若干不機嫌な目線でこちらを見つめていたため)
鈴仙は座席に座ってコンサートの第二部の開始を心待ちにする。
そして…。
アナウンス「間もなく、第二部が開始します。 席にお立ちのお客様は、速やかにお戻りください…」
鈴仙「(あっ、そろそろ始まりそう!)」
ステージ上が、再び煌びやかな照明に包まれた。
アナウンスは、それを予期していたかのように第二部の概要を説明し始める。
アナウンス「――第二部は、騒霊楽団と他団体とのコラボステージとなります。
様々なジャンルの楽器が奏でる、より深い幻想の調べをお楽しみください」
鈴仙「(へぇ…! なんかすごそう……!)」
ステージには先程の赤・黒・白とは違った、また別のシルエットが写り込む。
果たして、そのシルエットの正体は――。
先着1名様で、
★ジョイントコンサート→! card★
と書き込んでください。マークで分岐します。
JOKER→なんと、森崎だ! 森崎「おい鈴仙とやら! この俺様とカラオケ勝負だ!」鈴仙「はぁ〜〜〜っ!?」
ダイヤ→ハート+何やら見慣れない赤毛の女性だ!
ハート→何やら見慣れない少女二人組だ!
スペード・クラブ→ミスティアと響子だ! ミスティア「お呼ばれしちゃいました〜♪」響子「わーいっ!」
クラブA→いつものあの人だ! 謎の向日葵仮面「RYOUZYOKUせよ RYOUZYOKUせ〜〜〜〜よ〜〜〜」
250 :
森崎名無しさん
:2014/03/05(水) 21:58:21 ID:???
★ジョイントコンサート→
スペードA
★
251 :
森崎名無しさん
:2014/03/05(水) 21:59:58 ID:???
JOKERきたら死ぬってw
252 :
森崎名無しさん
:2014/03/05(水) 22:04:06 ID:???
そもそも森崎くんは鈴仙さんの名前も覚えているかどうか……って感じかな、今は。
253 :
森崎名無しさん
:2014/03/05(水) 22:04:57 ID:???
どっかの時空から光太郎もでてきてカラオケ大会だ!
254 :
森崎名無しさん
:2014/03/05(水) 22:05:50 ID:???
よその世界の森崎には歌えば歌うほど強くなるジンクスがあったなぁw
255 :
森崎名無しさん
:2014/03/05(水) 22:08:13 ID:???
鈴仙と森崎が組めば幻の俺の青春シュートいけるか?w
256 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2014/03/05(水) 22:45:35 ID:vxG2FAQI
★ジョイントコンサート→ スペードA ★
スペード・クラブ→ミスティアと響子だ! ミスティア「お呼ばれしちゃいました〜♪」響子「わーいっ!」
アナウンス「――今回のコンサートでは、現在幻想郷の若い妖怪や人間に人気の
自称オシャレ系パンクメタルバンド・鳥獣伎楽のお二方をお呼びいたしました。
どうぞ、皆さま拍手でお出迎え下さい」
アナウンスの合図とともに拍手が始まり、そして――
響子「ヘー〜〜〜〜〜イ! みんな〜〜〜! のってるか〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜いっ!!」
ギイイイイイイ……ンッ!!!
鈴仙「う、うぎゃあああ〜っ!?」
――マイクの影響でその拍手の三倍は五月蠅い響子の声に、
ミスティア「YO! UNAGI YO! あたしゃ幻想郷生まれHIPHOP育ちのみすち〜ちゃんYO!」
…どう考えてもパンクとメタルを理解していないミスティアの口上。
両者の全ては、第一部までの上品なクラシック・コンサートには異質な存在だった。
鈴仙「(う、ウソでしょ…!? この子達が、この真面目なコンサートに……!?
この場違いさ、フランス料理の真ん中にドカンとカップヌードルが置いてあるようなモンよ、これ!?)」
257 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2014/03/05(水) 22:47:06 ID:vxG2FAQI
アナウンス「え、えー。 非常に元気で可愛らしいこの少女達ですが、実は幻想郷のロックバンドの走りでも
ありまして、えーと、その〜〜」
メルラン「あはは〜♪ 良い、良い! お姉ちゃん、私今日から鳥獣伎楽に入るから〜♪」
ルナサ「…………」
リリカ「(――今日、失敗したらお姉ちゃん達のせいにしよっと)」
――そして、その異質さを感じ取ったのは、鈴仙だけで無く、なんと壇上のアーティスト達も同じだった。
どうやら、事前の打ち合わせ不足が祟ったのか。ルナサ達プリズムリバー三姉妹側は、
鳥獣伎楽という団体がどんなテンションのミュージシャンであるかという事すら理解していなかったらしい。
鈴仙「(いやいや、フツーはリハーサル位するでしょうに。 適当過ぎるわよ……)」
アナウンス「……と、ともかく! 実力は確かな両団体ですから、
今は騒がしくとも音楽となれば、きっと美しいハーモニーを奏でてくれるでしょう! というわけで、ハイ、スタート!」
最後にはとうとう、アナウンスまでもがステージの円滑な進行を放棄した。
観客席には動揺。舞台には混沌がそれぞれ隠せない中で――。
ミスティア「そんじゃあ第一曲目! 作詞・マキマムシザ響ちゃん! 作詞・マキマムシザ響ちゃん!(※作曲はできない)
『仏生き返す!!』YO〜〜〜〜っ、HO!!♪」
258 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2014/03/05(水) 22:48:35 ID:vxG2FAQI
鈴仙「(うっわぁ……こいつら、とことん色んな方向に喧嘩売ってるわねぇ。 これが噂の反社会的音楽なのかしら……?)」
――鈴仙の憂慮をよそに、第一曲目の演奏が始まった。
先着1名様で、
★まさかの混沌→! card★
と書き込んでください。マークで分岐します。
JOKER→ダイヤ+周囲に居た楽器の付喪神達が騒ぎに気付いて駆け付けた!
ダイヤ→すごい! 響子の大声に負けないプリズムリバーの演奏に、舞台はさながらライブハウスに!
ハート→んっ? ミスティアのギター捌きが妙に演奏とマッチしているような…?
スペード→ああ、ルナサさんが鬱をこじらせて舞台から身を投げた!(*高さ1.3m) もう舞台はめちゃめちゃだ!
クラブ→おっと、メルランが暴走してトランペットを投げつけた! そして当たり前のように鈴仙のオデコにクリーンヒット!
259 :
森崎名無しさん
:2014/03/05(水) 22:48:51 ID:???
★まさかの混沌→
ハートQ
★
260 :
森崎名無しさん
:2014/03/05(水) 22:49:01 ID:???
★まさかの混沌→
クラブ8
★
261 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2014/03/05(水) 23:13:30 ID:vxG2FAQI
★まさかの混沌→ ハートQ ★
ハート→んっ? ミスティアのギター捌きが妙に演奏とマッチしているような…?
ギャ〜ギャ〜ッ! パラリラ〜♪ ……♪ 〜〜〜♪〜〜♪
テロリロテロリロッ♪ テロリロテロリロッ♪
鈴仙「やっぱり、こりゃあ酷いわね……皆が皆、好き勝手してるんだなって、素人の私でも良く分かるわ…」
演奏開始当初は、鈴仙の予想と違わずあまりに酷い物だった。
三者三様、二者二様の演奏は団体間どころか団体内の仲間同士でもまったく調和がとれておらず。
それが原因で、曲の始め1分間は不協和音が鳴り続け、これをクラシックと呼称するならばまさにそれは、
何でもアリの現代音楽と呼称するしか術を持たなかったのだが……。
ギュ〜ンッ! 〜〜♪テロリロッ!…♪ ジャーンッ!
鈴仙「あれっ…何か、結構今の良いかも」
ミスティア「(ふふ〜んっ♪ 夜雀の爪の長さをもってすればこの程度の演奏、ラクラクよ〜♪)」
ルナサ「(皆が浮き足立っている。 ここはこのタイミングでテンションを落として…)」
響子「(このメロディには…)こ〜〜〜〜〜〜〜〜んな、歌で〜〜〜♪」
リリカ「(私はいつも通りでいいよね)」
メルラン「今日のコンサート、さいっこ〜う♪」
262 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2014/03/05(水) 23:14:30 ID:vxG2FAQI
――この舞台に立つ少女達は、こう見えてもそれぞれがその道のプロとして恥ずかしく無い実力を持っていた。
始めは困惑からか、その演奏はカオスだったが…次第に、その混沌の中から秩序を見出す事に成功する。
そして、いよいよ演奏がクライマックスに差し掛かる頃には――。
観客「ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!」「いいぞーコレ!」
「きょ・う・こ! み・す・ちー!」「ルナ姉さーん! 今日も素敵でーす!」「リリカちゃんのしたたかさに安心するわ」
鈴仙「す、凄い……! まるで、最初からこの5人組でライブをやっていたような。
そんな説得力すら感じさせる、まさに迫真の演奏なんだけど――!」
…すっかり、鈴仙達観客は、彼女達の奏でる幻想的で新しい音楽の虜になっているのだった。
***
アナウンス「……以上にて、本日のコンサートは終了となります。
皆さま、御忘れ物の無いよう、お気を付けてお帰り下さい。 ――」
そして、コンサートは若干の波乱と混沌を見せながらも、無事に終了した。
観客達が慌ただしく席を立ち、日常へと回帰していく中…鈴仙は未だ一人でぼぉっと座席に座っていた。
鈴仙「(最初は相性が悪いように見えても、音楽への真摯な気持ちが一緒なら、
最終的には良い演奏になるのよね。 …なんか、サッカーでも言えそうね、コレ)」
今日のコンサートで、プリズムリバー三姉妹と鳥獣伎楽の見せた演奏はまさにそうだった。
互いに全員が、音楽に対してバラバラの信念を持って居ながらも…演奏を通じてその齟齬を修正して、
最終的には素晴らしい団結を身につける。 ――そこに恐らく、上辺のみの友情は必要が無かった。
263 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2014/03/05(水) 23:16:22 ID:vxG2FAQI
鈴仙「(最近、何でもが勉強になってるような気がするなぁ…。
――さて、それはそうと。 このまま真っ直ぐ帰ろうかしら、それとも誰かと話しながら帰ろうかしら?)」
A:レミリアと咲夜達を見つけて、話しながら帰る。
B:幽香を見つけて、話しながら帰る。
C:他に知り合いを見つけて、話しながら帰る。
D:舞台裏に寄ってみる。
E:一人で周囲を散策しながら帰る。
F:その他 自由選択枠
先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
264 :
森崎名無しさん
:2014/03/05(水) 23:18:39 ID:6S94OFR2
C
265 :
森崎名無しさん
:2014/03/05(水) 23:19:19 ID:/rlQQBoQ
A
266 :
森崎名無しさん
:2014/03/05(水) 23:19:24 ID:dsV6pmSk
C
267 :
森崎名無しさん
:2014/03/05(水) 23:19:31 ID:1bIfB3So
C
268 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2014/03/05(水) 23:27:55 ID:vxG2FAQI
C:他に知り合いを見つけて、話しながら帰る。
鈴仙「(そういや、今日会ったのって幽香さんとレミリアさんだけど。
別に、二人とも最近交流した事あるのよね。 折角だから、もっと交流が無い人と会ってみたいけど…)」
という願いを抱きつつ、鈴仙は人ごみをかきわけながら知り合いが居ないかを三度探す。
そして――。
先着1名様で、
★人ごみの中に→! card★
と書き込んでください。マークで分岐します。
JOKER→ダイヤ+周囲に居た楽器の付喪神達が騒ぎに気付いて駆け付けた!
ダイヤ→アリス「(どうせなら、誰か友達と行きたかったわね…)」鈴仙「(あっ、あの人は…)」
ハート→幽々子「お腹すいたわねぇ…」鈴仙「(お腹の空いた原因が気になる…)」
スペード→諏訪子「あ〜、良く寝た」鈴仙「(マナーの悪い神様ね…)」
クラブ→残念、見つからなかった!
269 :
森崎名無しさん
:2014/03/05(水) 23:28:37 ID:???
★人ごみの中に→
ダイヤJ
★
270 :
森崎名無しさん
:2014/03/05(水) 23:28:45 ID:???
★人ごみの中に→
クラブ3
★
271 :
森崎名無しさん
:2014/03/05(水) 23:32:20 ID:???
JOKERなんだったの?
272 :
森崎名無しさん
:2014/03/05(水) 23:38:20 ID:???
九十九姉妹と雷鼓じゃないかな。
273 :
森崎名無しさん
:2014/03/05(水) 23:39:24 ID:???
いや、そういう意味じゃなくてJOKERがコピペしたまんまだったからちょっと気になって
274 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2014/03/05(水) 23:48:41 ID:vxG2FAQI
★人ごみの中に→ ダイヤJ ★
ダイヤ→アリス「(どうせなら、誰か友達と行きたかったわね…)」鈴仙「(あっ、あの人は…)」
鈴仙の眼前に見えるは、暗い夜にも目立つ綺麗な金色。
ややウェーブの掛かったショートヘアの少女は、どこか憂欝気に夜空を眺めている。
周囲に人形を漂わせながら、何処かとぼとぼと歩いている印象すら受けるその少女を、鈴仙は知っている。
鈴仙「あの、えっと……アリス、さん?」
あまり話しかけた事も無い、しかし宴会などで顔は見知っているという微妙な関係の少女に、
鈴仙がおずおずと話しかけると。
アリス「…あら。 貴女は確か、永遠亭の――」
鈴仙「鈴仙。 アリスも来てたのね、このコンサート」
アリス「――ま、まあね。 魔法使いは常に優雅たれ。 魔道だけで無く、一般教養の類も嗜むのが一流なのよ」
鈴仙「へぇ…(でも、響子とかミスティア達のアレを『優雅な一般教養』のカテゴリーに入れても良いのかしら…?)」
その少女は、口調に若干の皮肉と高慢を交えながらも、比較的好意的な様子で鈴仙の問いに応える。
しかしその一方で、彼女が口にしていた優雅さは……やや薄れているような印象を受ける。
275 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2014/03/05(水) 23:50:05 ID:vxG2FAQI
鈴仙「(うーん、何かあったのかしら。 少しだけ不機嫌そうというか、構って欲しいオーラがあるような。
――でも、パチュリーさんとかならともかくも、アリスとはそんなに仲が良い訳でも無いし。
あんまり、やぶへびは突っつかない方が良いような気もするけど……)」
A:「今日の演奏会、良かったですよねー」無難にコンサートの話をする。
B:「鳥獣伎楽の音楽には、最初ビックリしたわよねぇ…」ミスティアと響子の話をする。
C:「プリズムリバー三姉妹、良かったよね?」プリズムリバー三姉妹の話をする。
D:「今日は独りで来たのね。 魔理沙とか霊夢とかは?」アリス自身の話をする。
E:「うわぁ、その人形可愛い!」人形の話をする。
F:「チームの調子はどうです?」サッカーの話をする。
G:その他 自由選択枠
先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
276 :
森崎名無しさん
:2014/03/05(水) 23:52:31 ID:/rlQQBoQ
E
277 :
森崎名無しさん
:2014/03/05(水) 23:52:31 ID:vL+B+pMg
A
278 :
森崎名無しさん
:2014/03/05(水) 23:52:38 ID:1bIfB3So
A
279 :
森崎名無しさん
:2014/03/05(水) 23:53:18 ID:dJrOkeSI
E
280 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2014/03/05(水) 23:56:12 ID:???
――と、いったところで今日の更新はここまでにします。
>>271-273
JOKERについては消し忘れてました、すみません。
正直に言えば、あまり考えて無かったので、出たら考える形になっていたかと思います。
キャラについては、
>>272
さんの仰る通りです。
新作キャラも、第二章くらいから本格的に出始める予定でいます。
今回のイベントは、その顔だしイベントの可能性も考慮しておりました。
>>251-255
JOKERが出てたら色々と展開が変わっていたかもですねw
現状殆ど繋がりの無い鈴仙と森崎との関係がここで発生するのは、
物語の演出的にも良かった……かもしれませんね。
それでは、皆さま、本日もお疲れさまでした。
281 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2014/03/06(木) 23:11:03 ID:xVdFpZJ+
こんばんは、遅くなりましたが今日も更新をしていきます。
――――――――――――――――――
A:「今日の演奏会、良かったですよねー」無難にコンサートの話をする。
鈴仙「(まぁ、ここは無難に――)今日の演奏会、良かったですよねー」
あまりアリスとの親交が無い鈴仙は、ここは様子見とばかりに軽い話題でお茶を濁そうとする。
それはコミュニケーション能力の基礎であり王道であるし、
これで外す程、自分のコミュニケーション能力は低くないと自負する鈴仙だったが――
アリス「ええ、まぁ、そうね……」
先着1名様で、
★人ごみの中に→! card★
と書き込んでください。マークで分岐します。
JOKER→アリス「あ、あのっ!? 私のトモダチになってくださいっ!?」鈴仙「えっ」何やら事情?がありそうだ!
ダイヤ→アリス「良かったし、あの二人組も気になったわ。 ――そういえば、夜雀とは家が近いんじゃなくて?」
鈴仙「ああ、そうそう! たまにウチにチケット売りに来たりとか…」良かった! 上手く会話が弾んだ!
ハート→アリス「良かったんじゃないかしら。 もっとも、私は第一部の方が好みだったけど」
鈴仙「そ、そうですか…(私は第二部の方が良かったんだけどなぁ…)」まあ、普通に会話できた!
スペード→アリス「まあまあ。 ――ま、凡俗な一般ウサギ向けのコンサートね」鈴仙「(ば、馬鹿にされてる…?)」
少し言葉にトゲがあるような…でも、普通に会話できた。
クラブ→アリス「な――何よ!? 私を憐れむつもりっ!?」鈴仙「ま、まさかのやぶへびっ?!」
どうやらデリケートな話題だったらしい!?
282 :
森崎名無しさん
:2014/03/06(木) 23:11:18 ID:???
★人ごみの中に→
クラブQ
★
283 :
森崎名無しさん
:2014/03/06(木) 23:16:55 ID:???
どうしてアリスは自ら墓穴掘ってしまうん……
284 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2014/03/06(木) 23:39:03 ID:xVdFpZJ+
★人ごみの中に→ クラブQ ★
クラブ→アリス「な――何よ!? 私を憐れむつもりっ!?」鈴仙「ま、まさかのやぶへびっ?!」
――ところで、アリス・マーガトロイドはこの頃少しだけ不機嫌であった。
理由としては、勿論本業の魔道が上手く行かない、自動人形の開発に行き詰まりを感じている…など、
尋常な物も多分にはあったが――それに留まらず、大きな障害が1つ。 彼女の眼前に現れたからでもある。
アリス「(モリサキっていう外来人と練習ばっかりで、魔理沙が最近、遊びに来てくれない……)」
元々人見知りがちな性格と、人間も妖怪も寄りつかない魔法の森に住んでいる事もあり、
友人が少ないアリスの、それでも数少ない友人とも言える同業(正確には違うが)の霧雨魔理沙。
彼女がここ最近、めっきりと自宅を訪れなくなったのだ。
アリス「(いや、それだけなら良い。 魔法の研究よりもサッカーだ、って言うなら…まあ、分かる)」
しかし、彼女の不機嫌の理由の根本はそこでは無い。
魔理沙が遊びに来てくれないのは寂しい面もあるが――それだけ、家の魔道書を掘り起こされないという事であるし、
個人主義が主の魔法使いにあって、同業者が研究を怠る事もどうでも良い。
また、魔理沙は友人とは言えども親友と呼べるかは微妙だし、他に友人が出来るならばそれはそれと感じている。
アリスは、森崎に嫉妬している訳でも無かった。
アリス「(でも、だからって……私を無視して良い、って事になるのはおかしいでしょうが!?
魔理沙――アイツ、馬鹿なの!? どうして私をぜんっぜん練習に誘ってくれないのよ!?
こないだの紅魔スカーレットムーンズの試合も全く誘われなかったし、
たまに私が気を利かせて、こうしてコンサートのチケットを用意しても断られるし。
別に、サッカーもコンサートも、一人や二人じゃなくても出来るでしょうが……!?)」
285 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2014/03/06(木) 23:40:09 ID:xVdFpZJ+
――要するに、アリスの不機嫌の原因は……漠然とした疎外感が原因だった。
魔理沙の件にしても、森崎と魔理沙が一緒に練習をするのが嫌なのでは無く、
それに自分が全く誘われないのが嫌なのだ。
アリス「(じゃあ、『誘われれば行くのか?』――って聞かれたら、確かに微妙だけど。
それでも、礼儀ってモンがあるじゃないのよぉ……!)」
鈴仙「あ、あの〜。 アリス、さん…?」
プライドの高さと寂しがりな性格とが織りなす、この苦悶の迷路に囚われたアリスは、
これまでの苦悩を思い出し、ギリギリと唇を噛みしめて――。
アリス「な――何よ!? 私を憐れむつもりっ!?」
ダダダダダッ!ドムッ!
鈴仙「ひぎゃっ!?」
そのまま鈴仙を突き飛ばし、半泣きの形相でコンサート会場から逃げ帰る。
そして、アリスはとうとう気付かなかったのである。
鈴仙「(あ、アリスさんってやっぱり気難しい人だなぁ……ちょっと話しかけ辛いかも)」
アリス「(う、ううっ……どうして……どうしてこうなったの? 教えてよお母さん……!?)」
――自分のそんな捻くれた態度こそが、孤立の真の原因になっているという事に…。
*鈴仙のアリスに対する評価が、鈴仙→(気難しい人)→アリス になりました。
*アリスの評価値は下がりません。(性格的な意味で)
286 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2014/03/06(木) 23:43:35 ID:xVdFpZJ+
〜9月2週・自由行動フェイズA〜
鈴仙「コンサートは楽しかったけど……結局、交友関係は上手く行かなかった気がする…。
で、でも――幽香さんが意外と良い人そうだったって事と、アリスには何か事情がありそうだって事が
分かっただけでも、上出来だよね…? 少なくとも、外出の範囲や目標は、目に見えて広がった気がするわ」
現在の能力値
選手 ド パ シ タ カ ブ せ 総 高/低
鈴仙 48 49 50 48 46 43 47 331 2 3
最大ガッツ:850
現在のおこづかい:6110
永琳印象値:29
人気:45
狂気度:20
所持アイテム:
伝説の眼鏡(使用するとセーブ力+1)、
焼き芋無料券(妖怪の山焼き芋屋で使用可)
オフェンス解説書(攻撃系(ドリブル・パス・シュート)練習時、判定に+! dice/2される。1回まで使用可)
シズハのしるし(秋限定で各練習時、判定に+! dice/2される。 1回まで使用可)
ファルコンスパイク(1試合の間、シュートがポストにならない。枠外は発生する)
ふわたり手形(無くなるまで、バイト類での給料が0に)
287 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2014/03/06(木) 23:44:50 ID:xVdFpZJ+
A:永遠亭に居る(さらに分岐)
主に永遠亭に居るチームメイトと交流をします。
評価値を上げたり特別なイベントを起こしたりできます。
B:外出する(さらに分岐)
買い物をしたり、永遠亭に居ないチームメイトや、
その他の幻想郷の住人と交流できるチャンスがあります。
C:気晴らしに玉兎通信でもしてみる。(さらに判定)
ランダムで、色々な情報が入ります。運が良ければ必殺技フラグも入手できるかも…
D:狂気度を使用する(さらに分岐)
貯めた狂気度をスキルなどに替えることができます。この行動では時間が経過しません。
×:アイテムを使用する
所持しているアイテムを使用します。この行動では時間が経過しません。(現在ここで使用可のアイテム:無し)
先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
288 :
森崎名無しさん
:2014/03/06(木) 23:46:13 ID:yPqLtDIE
B
289 :
森崎名無しさん
:2014/03/06(木) 23:47:45 ID:Pbo8oWaU
B
290 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2014/03/06(木) 23:50:56 ID:xVdFpZJ+
B:外出する(さらに分岐)
鈴仙「――と、いうわけで外出でもしてみましょうか。
それと、パチュリーさんがヘンな研究をしている話とか、
迷いの竹林にある、妹紅の焼き鳥屋に招待されてたりとか…。
他にも、多分きっと…何か色々とあった筈だしね」
A:人里
B:霧の湖
C:紅魔館
D:冥界
E:迷いの竹林付近
F:太陽の畑
G:妖怪の山
H:地底
I:命蓮寺
J:香霖堂
K:魔法の森
L:博麗神社
M:無縁塚
先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
291 :
森崎名無しさん
:2014/03/06(木) 23:52:59 ID:???
L
森崎にあってみたい
中山さんのことも何か聞けるかもしれないし
292 :
森崎名無しさん
:2014/03/06(木) 23:55:19 ID:M7MKOzkM
L
293 :
森崎名無しさん
:2014/03/06(木) 23:58:45 ID:TtgFH49+
C
たしかに森崎には会いたいけど……パチュリーの研究終わっちゃうかもしれないし
294 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2014/03/07(金) 00:01:36 ID:???
…と、いったところで選択途中ですが、今日の更新はここまでにしようと思います。
お手数にはなりますが、日付をまたいでしまった場合は再投票をお願い致します。
>>283
これで少し残念な感じのキャラになってしまったかもですね…。
これからどうなるかは分かりませんがw
少し宣伝になりますが、もうすぐ拙作の連載が1周年を迎える事と、
第1章を無事に終えられそうである事を記念して、698さんに人気投票所を設置して貰いました。
開始日は3月17日ともう少し先ではありますが、参加者様はもちろん、
いつもはあまり参加していない方につきましても、ドンドン参加して頂ければ嬉しいです。
(また、共催をして頂けるスレ主さまがおられましたら更に嬉しいですw)
それでは、皆さま、本日もお疲れさまでした。
295 :
森崎名無しさん
:2014/03/07(金) 00:03:03 ID:Tvk55Xas
C
296 :
森崎名無しさん
:2014/03/07(金) 00:04:05 ID:GY3aQMus
C
297 :
森崎名無しさん
:2014/03/07(金) 00:11:12 ID:???
乙です
賢者(笑)のことだろうしどうせロクな薬じゃねぇだろうな・・・薬とか効くと嫌な予感しかしねぇ
パチュリー「この薬を飲めばお前の脚力は数倍になる!」
鈴仙「ぎゃあああ〜〜〜〜!!!」
パチュリー「ん!?まちがったかな・・・」
まぁ最悪死ぬくらいだし全然問題ないとおもうが
298 :
森崎名無しさん
:2014/03/07(金) 01:11:32 ID:???
乙でした。魔法使いはみんな妙なキャラ付けになる呪いでもあるのかな。
魔理沙:レミリアのせいで影が薄い アリス:変な子
パチュリー:KE・N・JA 聖:赤札退場
幽香:かめんとかしらないよ フラン:会心のポスト
下二人に関しては無かったことになってそうだけど。
299 :
森崎名無しさん
:2014/03/07(金) 19:23:28 ID:???
乙です。
魔理沙:心配しなくてもたぶん二部で猛威を振るう(ただし永遠亭が決勝にいければ)
パチュ:同上(ただし永遠亭が準決勝に行ければ)
聖さん:日向達相手には活躍したし、能力的には高いので当たれば怖いはず。
このアリスさんは主人公の友人ポジ(てゐとか)なら映えそうですね。
最初は半人前の主人公を、表面的には「世話が焼けるわね」とかいいながら手伝って。
で、主人公が一人前になると、嬉しいのにどこか寂しくなっちゃうみたいな感じで。
でも残念ながら、鈴仙が主人公だからあんまり関わりなく終わりそう。
パチュさんの薬はJOKERで喘息完治、クラブAでお約束の爆発オチかな?
逆にまともな結果が思いつかない……あれ?
若干喘息が和らぐとか……?
300 :
森崎名無しさん
:2014/03/07(金) 20:19:59 ID:???
薬つかって身体強化とかドーピングじゃね?
301 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2014/03/07(金) 22:40:56 ID:???
こんばんは、今日も更新をしていきます。
>>297
乙ありがとうございます。
(私設定では)パチュリーは魔術の天才ですが、
魔法薬学についてはそこまで卓越していないので、
急に凄い薬が出来るかと言われれば微妙ですね。
逆に言えば、死ぬようなヘンな薬にはならない…と思います。
>>298
乙ありがとうございます。
幽香とフランは魔法使いでは無い設定ですね。
(幽香はマスタースパークを撃ちますし、フランも道中曲のタイトル的には魔法使いっぽいですが)
アリスは変な子というよりは、ぼっち気質が強い、めんどくさい子的なイメージはあります…w
>>299
乙ありがとうございます。
魔理沙の活躍や描写については、仰るとおり第二章がメインになるかと思います。
アリスについては、作品開始前は魔理沙の友人ポジションとして色々と協力していた…
という裏設定を考えていたりしてましたので、思わずその書き込みに「おおっ」となりましたね。
魔理沙は過去の主役。鈴仙は今の主役…と、言った対立軸を少し考えております。
>>300
身体強化が出来ればもうけもので、もう少しマイルドな効果になる…かもしれません。
302 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2014/03/07(金) 22:41:56 ID:???
C:紅魔館
鈴仙「(レミリアさんが言ってた、パチュリーさんの研究が気になるわね…)」
鈴仙は先日のコンサートの記憶を蘇らせて、紅魔館の図書館へと赴く事を決意する。
それはパチュリーの研究が気になったというのもあるが。
鈴仙「(なんとなく、魔法薬の実験って聞いただけでも危なさそうな気がするし…。
特に、パチュリーさんのツキ的な意味でも)」
――純粋な、パチュリーの身の心配もあっての事だった。
***
美鈴「良いですか陸君。 八極拳の極意とは……」
陸「フム。 確かにそれは朕の雷斬脚――引いては、その応用技にも使えそうな動きアルねぇ…」
鈴仙「お二人さん、ちょっと入るわねっ!」
美鈴・陸「「是ー(了解ー)」」
鈴仙「(ここの門番、これで良いのかしら……)」
鈴仙は門番二名(陸は今や美鈴の部下として扱われているらしい)
に笑顔で会釈をして中庭を潜り、紅魔館の陰湿な紅い廊下を練り歩く。
その足取りは慣れもあって随分と軽やかだったが。
鈴仙「(ここの間とりにも随分慣れたけれど。 それでも、まだまだ安心出来ないわよねぇ……。
うっ、思い出すと兎耳が痛くなって来た……――いや、着脱可能だけどさ)」
303 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2014/03/07(金) 22:43:00 ID:Ie2dS3fs
――しかし、当然にフランドールへの警戒は忘れない。
鈴仙は一度破壊された事もある、自分の兎耳を握りしめながら、
一歩一歩用心深く地下へと潜り込んで行き……?
先着1名様で、
★簡単探索フェイズ→! card★
と書き込んでください。マークで分岐します。
JOKER→中山「ハァアアアッ!!」咲夜「そこォッ!」鈴仙「な、中山さん…どうしてここに!?」中山が修行している!?
ダイヤ→レミリア「……私も行く。 面白い物が見れそうだしね」鈴仙「は、はいっ!」レミリアも同行するようだ!
ハート・スペード・クラブ→何事も無く図書館に着いた。
クラブA→フラン「ウフフフ、アハハハハハハッ!!」鈴仙「ひ、ヒィイイッ!?」しまった、フランドールが狂気だ!?
304 :
森崎名無しさん
:2014/03/07(金) 22:43:16 ID:???
★簡単探索フェイズ→
ダイヤ3
★
305 :
森崎名無しさん
:2014/03/07(金) 22:44:50 ID:???
おぉ?ここでダイヤか
306 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2014/03/07(金) 23:20:11 ID:Ie2dS3fs
★簡単探索フェイズ→ ダイヤ3 ★
ダイヤ→レミリア「……私も行く。 面白い物が見れそうだしね」鈴仙「は、はいっ!」レミリアも同行するようだ!
??「……あら、やっぱり来た。 そんなにもパチェが大好きなのね、あんたは」
鈴仙「は、はいっ!?」
鈴仙が歩く背後に、可愛らしく凛とした少女の声が響き渡る。
驚いてあまりに広い廊下を振り向くと、果たしてそこにはレミリア・スカーレットが笑いを押し殺しながら、
鈴仙の方向へとゆったりと歩み寄っていた。
レミリア「――奇遇ね、鈴仙。 丁度私も、アイツの研究成果とやらを見に行こうと思ってたのよ」
レミリアは親しげに鈴仙へと声を掛ける。
その声色はまるで、旧来の友人を相手にしているようで……
鈴仙はその優しげな声に、とても嬉しい気持ちになってしまい。
鈴仙「お世辞でも皮肉でも何でも無く。 …凄いカリスマですね、レミリアさん。
貴女の声は、私の瞳なんかよりもよっぽど強烈に、人に干渉出来る効果があると思います」
レミリア「あら……褒めても何も出なくてよ?」
レミリア・スカーレットという少女が持つ、呪術めいた類のカリスマに改めて戦慄する。
波長を読み取る能力がある鈴仙だからこそ、彼女の持つ力の恐ろしさを、定量的かつ正確に測り取る事が出来た。
レミリア「それより。 貴女もパチェの研究成果を見に来たのでしょう?
それなら、一緒に同行しましょ。 ――断る理由は、存在しないと思うけど」
鈴仙「は…はい」
レミリアの言う通りだった。 鈴仙は、この紅い館で、紅い少女の命令に逆らう事は出来ない。
かくして、鈴仙とレミリアという奇妙な二人組は、紅魔館の長い長い地下への階段を下り――。
307 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2014/03/07(金) 23:21:11 ID:Ie2dS3fs
パチュリー「あら。 レミィに……鈴仙。 これはまた、奇妙な組み合わせね」
レミリア「――アンタの今の行動と比べると、随分と常識的に見えるけどね」
普段彼女が本を読んでいる棚を片付けてまで用意した、直径3メートル程の大釜。
その高さは鈴仙とレミリアの二人の身長を足した程の高さがあり、
パチュリーはその釜の更に上。 大仕掛けな梯子を上った先で、やはり相変わらず本に目を通していた。
鈴仙「(な、なんかこうして見てると――パチュリーさんって、魔法使いなんだなぁ……)」
その姿は、まさにおとぎ話や伝承に現れる魔女そのもの。
大きな鍋釜で人間や爬虫類の骨や尾を煮詰め、禁断の薬草をエッセンスに加えて行くような。
そんな、伝統的な魔法使いの姿そのものと形容して間違いが無かった。
パチュリー「…二人とも、紅茶でも飲んで落ち着きなさいな。
もうすぐで、この子が成果を挙げてくれるから――77年ぶりに」
パチュリーは小悪魔に伝令を飛ばし、急ぎ鈴仙達に紅茶と洋菓子を持って来させたが――。
レミリア「あのね、パチェ。 ――こんなに骨の焦げたにおいのする場所で、
誰が好き好んで紅茶を興じたがるというの?」
パチュリー「…私は、魔法で臭いを防げるから。 別に平気よ」
レミリア「…いや、そんな事は誰も聞いてないから」
308 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2014/03/07(金) 23:22:13 ID:Ie2dS3fs
今や魔女の実験場と化しているそこに、貴族の嗜好品はあまりに場違い過ぎた。
レミリアは要領の得ないパチュリーの回答に、はぁと肩を竦ませながら。
レミリア「ことこの陰惨な場所については、野兎の生き血の方が余程甘露というものだわ。 ――ねぇ?」
鈴仙「ひ、ヒイィッ! 私の血は美味しくありませんッ!?」
仕方なしやと、隣の鈴仙をからかって遊ぶことに興を見出したようだ。
そうして、鈴仙がレミリアのからかいや、小悪魔達の奇異な目線に晒される事小一時間。
パチュリー「出来たわ。 魔法薬なんて、時計塔を出てから幾千霜…と言った所だったけど。
意外と、要領は単純なものね……。 ――まぁ、簡単な薬品にしたから、当然かしら?」
パチュリーの秘薬は、漸く完成したようだ。
梯子から降りて、鈴仙達の前に寄ったパチュリーは、どこか得意気な顔で、
フラスコに入る青く澄んだ液体を胸の前に掲げて見せつける。
パチュリー「さて。 後は試薬なんだけど――」チラッ
レミリア「……」チラッ
そしてそれと時を同じくして――パチュリーとレミリアの視線もまた、
いよいよと言わんばかりに鈴仙へと集まっていく。
まるでこれが、既定の路線であると言わんばかりに。
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