キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
キャプテン森崎まとめ掲示板TOP
■掲示板に戻る■
全部
1-
101-
201-
301-
401-
501-
601-
701-
801-
901-
最新50
レス数が1000を超えています。残念ながら全部は表示しません。
【アツくなる】鈴仙奮闘記15【ウサギたち】
1 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2014/02/22(土) 23:46:47 ID:???
このスレは、キャプテン森崎のスピンアウト作品で、
東方Project(東方サッカー)とのクロスオーバー作品です。
内容は、東方永夜抄の5ボス、鈴仙・優曇華院・イナバがサッカーで師匠を超えるために努力する物語です。
また、ストーリーやカードの展開次第で、いくつかのキャプテン森崎のキャラクターも、
それぞれの思惑を持ちながら、幻想郷の住人との交流を通じてサッカーを極めていくことになるでしょう。
他の森崎板でのスレと被っている要素や、それぞれの原作無視・原作崩壊を起こしている表現。
その他にも誤字脱字や稚拙な状況描写等が多数あるかと思いますが、お目こぼし頂ければ幸いです。
☆前スレ☆
【運命を】鈴仙奮闘記14【切り開く】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1390576226/l50
☆攻略ページ(キャプテン森崎まとめ@Wiki内)☆
http://www32.atwiki.jp/morosaki/pages/104.html
(※このスレの目標や今後の予定、ゲーム進行の流れなどが分かります。
過去ログもありますので、初めて来て下さった方は、一読すればより楽しめると思います!)
☆あらすじ☆
ある日突然幻想郷にやって来た外来人、アラン・パスカルと中山政男との出会いにより、
師匠、八意永琳に並ぶ選手になると決心した鈴仙・優曇華院・イナバ。
紆余曲折あったイタリアとの脳内試合を終えて、
名門・紅魔スカーレットムーンズとの練習試合に挑んだ我らが永遠亭ルナティックス!
その試合は永琳とレミリアを中心に激しく盛り上がる中、輝夜・慧音の堅守や佳歩や妹紅の素晴らしいシュート。
中山の冴え渡る思考に、パスカルと鈴仙との連携プレーが光り、一時はスカーレットムーンズに大差をつける。
しかし、そこからの紅魔の巻き返しも凄まじく、パチュリーの戦略にレミリアの決定力が光り、
スカーレットムーンズは1点差に追い着いたが……後一歩で同点は敵わず、試合はルナティックスの勝利。
とはいえ、試合での課題は多く、鈴仙は結果を出しながらもなんとなく思い悩み。
他のチームメイトもまた、それぞれこれからの道について模索する中で―――?
447 :
森崎名無しさん
:2014/03/10(月) 13:34:41 ID:???
人気投票はなんか結果が見えてきた
パチュリーかアレが上位取りに来るだろう
つまり鈴仙は一位とれそうにないな!
448 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2014/03/10(月) 23:56:10 ID:???
★スーパーサボリバトル→ ダイヤ6 ★
ダイヤ→「これで完璧にサボ…」映姫「少し耳が遠いのでお聞きしますけど。 サボ…何ですって?」上司が何とかしてくれた!
小町「(フッ、そう来ても構わんよ……むしろ僥倖さね――)ああ、注射しとくれよ? 腕にブスリと」
鈴仙「(な、何この余裕……!?)――え、ええ。 やってやろうじゃない!」
小町の挑発的な態度を見て、鈴仙は少しの戦慄を覚える。
まるで、鈴仙がこの手を取るのを読めていたかのような余裕っぷり。
元々マイペースな性格で有名な死神ではあったが、これは少しおかしいのではないか。
だがしかし、そうは思いつつも他に有用な撃退策が思いつかない鈴仙は。
鈴仙「(…そう。 注射さえ出来れば、師匠から護身用に貰ったこの強力麻酔薬で眠らせて。
そのまま、閻魔の法廷のど真ん中っていうスイートルームで、お寝んねさせてあげるんだから――!)」
強い意志を持って、右手に持った注射器に力を籠めて、一歩一歩足を進める。
そしてそれこそが、小町の意図通りの行動だった。
小町「(へへっ、来たね! だけど……あたいの場所にゃ、永遠に届かせないよ)」
タッ、タッ、タッ、タッ……
鈴仙「(……あ、あれっ!? 全然距離が縮まらないんだけど…?)」
鈴仙が異和感を感じたのは、比較的すぐだった。
自分と数メートルしか離れていない小町に対して、鈴仙は歩けども走れども辿りつけない。
まるで狂気の瞳に自分自身が当てられてしまったかのような不可解な体験は、
鈴仙が小町の方向へと向かい続けている限りずっと続いた。
449 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2014/03/10(月) 23:57:55 ID:???
小町「あれっ、どうしたんだい? なんだかお疲れのようだけど……注射が出来ないようだったら、
ますますこりゃあ療養して直すしかないね! いやぁ、もし注射打ってくれればすぐに帰ったかもしれないのに、
残念だなぁ〜♪」
鈴仙「あっ、こらっ! 待ちなさ……って、やっぱり届かない〜!!
(こ、こんなにもアイツの『距離を操る程度の能力』が厄介だったなんて――!?)」
――地獄の死神にも、様々な業務があり。
今まさに鈴仙を通り越し、ついでに診療所も通り越して布団へと向かう小野塚小町は、三途の川の船頭。
幽霊たちを船に載せ、長い長い彼岸への川を渡らせる案内人であるが――。
その川の長さを決めているのは彼女達であるという事は、あまり知られていない。
彼女たち船頭は、船に載る幽霊の持つ渡し賃の多寡によってその距離を変え、
多ければ川は短く。少なければ川は長くなる。
映姫「……」
小町「あっはっは〜! いやぁ、我ながら便利な能力を持ったもんさね。
川の長さだけじゃなく、こうやって廊下の長さも弄くれば――障害物も楽々スルーパスって訳さ」
テク、テク、テク……
映姫「成程。 それは便利な能力ですね」
鈴仙「(あ、あれっ? あの人――私を抜き去ってごく自然に小町の方向へと向かっていくけど…?)」
小町「ふい〜っ。 今日も良い仕事したねぇ」
――鈴仙が小町の追跡を諦め、肩で息をしながら自分とその後ろをジロジロ見ている様子を眺め。
小町は非常に満足そうな笑みを浮かべる。
450 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2014/03/11(火) 00:00:08 ID:???
映姫「…本当ですね。 今月に入ってから、十四日連続欠勤。
――どうやら、是非曲直庁でも前人未到の新記録らしいですよ」
小町「よせやい、よせやい。 照れるってば」
――彼女は鈴仙を排した達成感からか、未だに気付こうとしない。
自身の背後に、まるで爆弾のように敵意を膨らませる一つの小さな影がある事を。
やがて、その影は優しく小町に問いかけた。
小町「さて。 これでしんだんしょとやらを貰って、合法に堂々とサ、ボ……」
映姫「少し耳が遠いのでお聞きしますけど。 サボ…何ですって?」
――小町は高らかに宣言する途中で漸く後ろを振り向く事に成功した。
そしてその背後の風景は、時既に遅しという事実を、どこまでも冷酷に表現していた。
映姫「貴女は少し、いやかなり――就労意識が……低すぎるゥゥウウウウウウッ!!」
ギュウウウウウッ! バチコ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ン!!
小町「きゃ、きゃ〜〜〜〜〜〜〜〜ん! そ、そんな…後一歩だったのに〜〜〜〜〜!?」
神出鬼没の彼女の上司は、死神一匹の尻尾を追う程度は容易い。
距離にも影響されぬ彼女の踏み込みから繰り出された、棒の一撃は――。
小町の後頭部を強かに打ち払い、彼女を昏倒させるまでに至ったのだった。
451 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2014/03/11(火) 00:01:26 ID:???
映姫「――ご迷惑をおかけしましたね。
よもや私の身内に、他者の勤労までをも否定する不届き者が居るとは知らずに」
鈴仙「い、いえいえ…そんな」
映姫「貴女のした行動。それは失敗に終わったけれどその想いは白です。
これからも、こうして少しずつ功徳を重ね、善行を積んで往きなさい」
鈴仙「あ、ありがとうございます(この人、説教じゃなくても話が長いなぁ…)」
人知れず小町の様子を観察していたらしい四季映姫・ヤマザナドゥは、
溜息混じりに鈴仙に対して、長々と感謝の意を告げる。
彼女曰く、最近の小町のサボリ癖は輪にかけて酷くなっており。
こうして、幻想郷の様々な場所に出向いてはサボリの口実を見つけているのだとか。
映姫「――思ったよりも、少し強く叩き過ぎちゃったみたいね。
悪いけれど、小町が復活するまでは…暫くここで待機させて貰います」
しかし、鈴仙にとっての問題はそれでは無かった。
何故なら、悔悟の棒の一撃をモロに食らった小町が立ち直るまでの時間、
鈴仙は地獄の閻魔様――しかも、地獄行き宣言をされた閻魔である――と、
同席しなくてはならないのだから……。
鈴仙「(き、気まずい……!)」
狂気の瞳から他者の波長…引いては性格までをもを読み取れる鈴仙であるが、
現世を超越した存在である閻魔については、まさしく別の位相の存在であるが為に、波長による干渉は不可。
そんなあらゆる意味でのイレギュラーと同席するとなれば…やはりまだまだ人見知りな鈴仙にとって、
それ以上の苦痛は無かった。
452 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2014/03/11(火) 00:07:47 ID:lIYeViSg
鈴仙「(で、でも……今考えてみれば、こうして閻魔様と話すのも貴重な経験だし……。
――いや、あんまし話したくは無いけれど。 それでも、何か会話でも試みようかしら――?)」
A:最近の小町の仕事っぷりについて。
B:小町のサッカー能力について。
C:映姫の近況について。
D:映姫のサッカー能力について。
E:死後の地獄行きを免れる為には、どうすべきかについて。
F:映姫に意外な趣味とか無いか聞いてみる。
G:小町は何故クビにならないのか聞いてみる。
H:その他 自由選択枠
先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
――――――――――――――――――――――――――――――
…と、いったところで今日の更新はここまでにしようと思います。
>>447
このスレとは関係ないですが、原作の人気投票でも鈴仙(と姫様)が人気を伸ばしましたし、
きっと鈴仙の時代は来る!…筈です(願望)
それでは、皆さま、本日もお疲れさまでした。
453 :
森崎名無しさん
:2014/03/11(火) 00:09:01 ID:wUny4K/6
D
454 :
森崎名無しさん
:2014/03/11(火) 00:11:34 ID:Zk3tmRMI
C
乙でした。
455 :
森崎名無しさん
:2014/03/11(火) 00:11:37 ID:mD8/Het6
H ボロボロのサッカーボールの話する
456 :
森崎名無しさん
:2014/03/11(火) 00:13:38 ID:0aVIdOjU
E
457 :
森崎名無しさん
:2014/03/11(火) 00:15:34 ID:???
H 閻魔に地獄にいるであろう地獄兄弟の仲間入りする方法を聞いてみる
458 :
森崎名無しさん
:2014/03/11(火) 00:19:56 ID:F4g3YWCU
H ボロボロのサッカーボールの話する
459 :
森崎名無しさん
:2014/03/11(火) 00:54:30 ID:???
H
実際に地獄につれていってもらい名実共に地獄少女となる。
460 :
森崎名無しさん
:2014/03/11(火) 01:49:28 ID:???
お燐「しょうがないなあ! 一命様(誤字にあらず)地獄にご案内〜!」
461 :
森崎名無しさん
:2014/03/11(火) 21:41:19 ID:tBKgQ8QE
(説教が)終わる頃には
ズタズタにされた
赤髪の雑魚がいた
462 :
森崎名無しさん
:2014/03/11(火) 22:07:28 ID:???
地獄にいると松山が高確率でいそうだね
463 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2014/03/11(火) 22:47:46 ID:???
こんばんは、今日も更新をしていきます!
>>457
、
>>459
実際問題、地獄に行きたがる変わり物が居た場合って閻魔様はどうするんでしょうかね…?
>>460
お燐「しょうがないにゃあ…」
>>461
小町「いや今のハメでしょ? ウチのシマじゃノーカンだから」
>>462
すっかり地獄の住民扱いですね…松山はw
464 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2014/03/11(火) 22:51:49 ID:???
H ボロボロのサッカーボールの話する
鈴仙「(――あっ、そういえば)」
鈴仙はここで思いつく。
この世のあらゆる叡智を超越した存在である閻魔〈ヤマ〉であれば、
自分の探し物についても、的確な相談をしてくれるのではないかと。
鈴仙「あのう、閻魔様……」
映姫「――名前でも良いですよ。 今の私は非番ですから、むしろその方が助かります」
鈴仙「(非番って。 一気に俗な感じになったなぁ…)――で、では映姫様。
もしご存知でしたら、「ボロボロのサッカーボール」について、御心当たりはないでしょうか…?」
映姫「ボロボロの、サッカーボール……?」
それまでは静謐を体現したように厳かな様子で立ちつくしていた映姫は、
鈴仙の質問を受けると、仕事モードから非番モードへと切り替えたのだろうか、
柔らかな様子でふむ、と考え込むような態勢を取る。
しかし、非番と言えども映姫の途轍もなく真面目な性格はどうやら地のようで、
傍から見ている鈴仙が申し訳なく思うほどに悩み込んでいた。
鈴仙「あっ……そこまで無理なさらなくて大丈夫ですよ? 別に、少し探しものについて聞いただけですから!」
長々と説教を行う映姫も怖いが、こうして自分の為に必死で考えてくれる姿もまた、
ある意味では恐ろしいというか、心理的に大きなプレッシャーを感じる。
もの凄い上司に、簡単な雑用を押しつけているようなその後ろめたさを感じながら、鈴仙は慌てるも。
465 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2014/03/11(火) 22:58:21 ID:lIYeViSg
映姫「――そうですね」
もはや既に、映姫の中での回答は決まっているようだった。
彼女は鈴仙の目を真っ直ぐと見据えて、こう話しだした。
先着1名様で、
★四季様のアドバイス→! card★
と書き込んでください。マークで分岐します。
JOKER→映姫「ああ、丁度しゃべるボールを持っていたわね…」ボール「ウドン キミハクロダヨ エイキガ シロダヨ」
鈴仙「(なんかちょっと違うような……)」
ダイヤ→ハート+「古き物を大事にすることは立派な善行です。 それに…」ヒントまで教えてくれる!
ハート→「無縁塚周辺に、そうした逸品が流れ込んでいるのを見かけたでしょうか」
スペード→「人里外れの雑貨屋にでも行けば良いのではないかと」
クラブ→「貴女は少し、他人に頼りすぎている! もっと自分で考えなさい!」しまった、お説教モードだった!?
クラブA→クラブ+説教はまる3日間続いた… 鈴仙のガッツは上がるが、色んな物を失う…?
466 :
森崎名無しさん
:2014/03/11(火) 22:58:37 ID:???
★四季様のアドバイス→
ハート3
★
467 :
森崎名無しさん
:2014/03/11(火) 22:58:41 ID:???
★四季様のアドバイス→
クラブQ
★
468 :
森崎名無しさん
:2014/03/11(火) 22:58:51 ID:???
★四季様のアドバイス→
ダイヤJ
★
469 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2014/03/11(火) 23:24:17 ID:lIYeViSg
★四季様のアドバイス→ ハート3 ★
ハート→「無縁塚周辺に、そうした逸品が流れ込んでいるのを見かけたでしょうか」
鈴仙「む、無縁塚…ですか」
映姫「私とて、一個人としてはサッカーに興味が無い訳ではありません。
だからこそ覚えているのですが、そう。
あの地には役目を終えて捨てられたサッカー用具が、確かに存在します」
鈴仙「ほ、ホントですか!?(なんでわざわざあんな物騒なトコまで行ってるですか?
――って聞くのは、愚問なんだろうなぁ…)」
映姫の実体験に基づいたヒントは、鈴仙の予想以上に常識的かつ具体的だった。
聞けば非番の際には、幻想郷全体を闊歩して説教相手…もとい、道をただすべき人間を
探している彼女であるから、無縁塚のように危険な場所に存在してもおかしくはない。
――むしろ、わざわざそんな物騒な所に行こうとする人間を待ちかまえ、
説教の材料を稼ごうとしているイメージすらある。
映姫「――とは言え、そうした中古の品は…そうまでの労力を掛けずとも、
人里外れの雑貨屋でも何でも。 簡単に手に入る事が出来るでしょうね。
…身の丈に合った行動をする事は、決して黒ではありませんよ」
鈴仙「は、はい。 ありがとうございます(む、無縁塚…に行こうとしてた時、私ってば道端の妖怪にボロ負けしたんだっけ。
――でも、今は銃も新調したし! 何より、他のアイテムも同時に手に入れる事が出来るってのは利点かも。
これは、良い選択肢を貰ったわね)」
そうして、小町が目覚めるまでの小一時間、鈴仙と映姫は色々と会話を行った結果…。
何時の間にか、完全に打ち解け――てはいないものの。
それでも、普通に会話を行う程度は苦にならない程度の関係になっていた。
そして――。
470 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2014/03/11(火) 23:25:18 ID:lIYeViSg
小町「いやぁ〜、良く寝た」
映姫「…まだ、殴られ足りないようね、小町?」
小町「じょ、冗談ですよ〜、四季様」
鈴仙「(この二人、良くこれでやっていけてるわね……)」
何時の間にやら映姫に簀巻きにされていた小町が目を覚ました所で、
彼女達彼岸の二人は永遠亭を後にする。
背の高い小町が、鈴仙の肩も無い程度の身長の映姫に叱られている様子は、
鈴仙の目から見ても大変微笑ましくもあったが――藪蛇を避ける為にも何も言わない。
鈴仙「(これで、少しは地獄から遠ざかったかな? ……なんちゃって)」
鈴仙は二人を見送りながら、意地悪に内心で微笑むのであった。
*映姫の評価値が上がりました。
471 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2014/03/11(火) 23:27:32 ID:lIYeViSg
〜9月2週・自由行動フェイズA〜
鈴仙「ふう、こないだはまさかのハプニングだったわ…。
でも、お陰で「ボロボロのボール」を探すヒントが増えたわね!
ノーリスクで確実にボールを買うか、それとも、無縁塚に繰り出してボールと一緒にアイテムをゲットするか。
冒険するんだったら、誰かを誘ってみるのも良いかもだしね。 ……取り分は減っちゃうけど」
現在の能力値
選手 ド パ シ タ カ ブ せ 総 高/低
鈴仙 48 49 50 48 46 43 47 331 2 3
最大ガッツ:850
現在のおこづかい:6110
永琳印象値:31
人気:45
狂気度:20
所持アイテム:
伝説の眼鏡(使用するとセーブ力+1)、
焼き芋無料券(妖怪の山焼き芋屋で使用可)
オフェンス解説書(攻撃系(ドリブル・パス・シュート)練習時、判定に+! dice/2される。1回まで使用可)
シズハのしるし(秋限定で各練習時、判定に+! dice/2される。 1回まで使用可)
ファルコンスパイク(1試合の間、シュートがポストにならない。枠外は発生する)
ふわたり手形(無くなるまで、バイト類での給料が0に)
472 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2014/03/11(火) 23:28:32 ID:lIYeViSg
A:永遠亭に居る(さらに分岐)
主に永遠亭に居るチームメイトと交流をします。
評価値を上げたり特別なイベントを起こしたりできます。
B:外出する(さらに分岐)
買い物をしたり、永遠亭に居ないチームメイトや、
その他の幻想郷の住人と交流できるチャンスがあります。
C:気晴らしに玉兎通信でもしてみる。(さらに判定)
ランダムで、色々な情報が入ります。運が良ければ必殺技フラグも入手できるかも…
D:狂気度を使用する(さらに分岐)
貯めた狂気度をスキルなどに替えることができます。この行動では時間が経過しません。
×:アイテムを使用する
所持しているアイテムを使用します。この行動では時間が経過しません。(現在ここで使用可のアイテム:無し)
先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
473 :
森崎名無しさん
:2014/03/11(火) 23:29:11 ID:e99i4aAA
B
474 :
森崎名無しさん
:2014/03/11(火) 23:29:20 ID:/lP2P5+6
B
475 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2014/03/11(火) 23:31:26 ID:lIYeViSg
B:外出する(さらに分岐)
鈴仙「――まぁ、何はともあれまずは外出よね! さて、どこに行こうかな?」
A:人里
B:霧の湖
C:紅魔館
D:冥界
E:迷いの竹林付近
F:太陽の畑
G:妖怪の山
H:地底
I:命蓮寺
J:香霖堂
K:魔法の森
L:博麗神社
M:無縁塚
先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
476 :
森崎名無しさん
:2014/03/11(火) 23:32:32 ID:xMPRk6FY
M
477 :
森崎名無しさん
:2014/03/11(火) 23:32:33 ID:qkJtmS8w
M
478 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2014/03/11(火) 23:43:38 ID:lIYeViSg
M:無縁塚
鈴仙「(折角、映姫さまが教えてくれたんだし……行ってみるしかないわね、ここは!)」
鈴仙はいよいよ、かつてのトラウマを乗り越えて――幻想郷の奥地・無縁塚へと向かう事を決意する。
――と、言うのは簡単たが、実際には弱い人妖ではそれは中々の困難である。
なぜならば、無縁塚は既に幻想郷の中でも最奥の地のひとつ。
具体的には、瘴気の覆う魔法の森を抜け、凶暴な妖怪が跋扈する再思の道を通り、漸く辿り着く場所なのだ。
鈴仙「――でも、大丈夫。 私のフォーマルハウトは最強なのよ!」
鈴仙は自分にそう言い聞かせて、自らを奮い立たせる。
魔法の森の入口でもある香霖堂に足を下ろし、そこから一歩一歩と足を進め――。
鈴仙「(今回こそ、突破してみせる――魔法の森!)」
…無縁塚の宝を目指すにはやや志の低い目標を頂きつつも、冒険へと身を投じていった。
479 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2014/03/11(火) 23:44:44 ID:lIYeViSg
先着1名様で、
★第一層 魔法の森→! card★
と書き込んでください。数値で分岐します。
JOKER →レアアイテム発見!
K→弱小妖怪との対決。
Q→アリス「あら、ひょっとして貴女…私と友達になりたいとか?」
J→魔理沙「うどんげ。 …何しに来たんだ?」
10→何も無かった。
9→弱小妖怪との対決。
8→何も無かった。
7→アイテム発見!
6→何も無かった。
5→瘴気が…ガッツ−50。
4→やや強力な妖怪との対決。
3→瘴気が…ガッツ−50。
2→何も無かった。
1→強力な妖怪との対決!
クラブA→冒涜的存在との対決。
鈴仙のガッツ:850/850
*鈴仙のガッツは、戦闘やイベントで減っていきます。
0になったら、能力がダウンし、永遠亭に強制送還されます。
また、この週が終了すれば、鈴仙のガッツは全回復します。
480 :
森崎名無しさん
:2014/03/11(火) 23:45:08 ID:???
★第一層 魔法の森→
ハートQ
★
481 :
森崎名無しさん
:2014/03/11(火) 23:45:17 ID:???
★第一層 魔法の森→
スペードQ
★
482 :
森崎名無しさん
:2014/03/11(火) 23:46:35 ID:???
どんだけ会いたいんだアリスさん
483 :
森崎名無しさん
:2014/03/11(火) 23:47:16 ID:???
友達欲しがりすぎwww
484 :
森崎名無しさん
:2014/03/11(火) 23:47:16 ID:???
どんだけアリスと縁があるんだろう。
ちょうどいいし連れて行く?
485 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2014/03/11(火) 23:57:26 ID:lIYeViSg
★第一層 魔法の森→ ハートQ ★
Q→アリス「あら、ひょっとして貴女…私と友達になりたいとか?」
漂う瘴気を狂気で打ち消しつつ、鈴仙は深い森の奥へと進む。
その道中には妖怪化した茸や巨大な昆虫も含まれてはいたが、
鈴仙にとって、その程度の妖怪は弱小にも満たない。
指先から放たれる赤い銃弾が、それぞれを一撃で薙ぎ払っていく。
鈴仙「(あれっ……おっかしいなぁ。 そろそろ森を抜けれる筈だったんだけど)」
――ここで問題になるのは、鈴仙の方向感覚だった。
とはいえ、鈴仙は特別方向音痴という訳では無い。
単純に、魔法の森から溢れる魔力が方位を狂わせ、
そして鬱蒼と生い茂る木々が、道程の判別を不可能にしている事が原因であった。
鈴仙「う〜ん、この程度の瘴気は何とかなるとはいえ。 流石にちょっと疲れてきちゃった」
小一時間ほど歩いてはみたが、やはり先は見えて来ない。
いい加減今日は帰ろうかとも思ったその時。
鈴仙「(あれっ、ここは随分と空気が穢れて無い。 ひょっとして――誰かの家かしら?)」
鈴仙の視界は開け、一転してのどかな森林に立つお洒落な西洋風の一軒家を見つける。
その家は全体的に明るい配色で、客人を明るくもてなす空気を醸し出しているが…。
当然、こんな物騒な森のこんな場所までやって来る人妖は稀であろう、人気は全くない。
486 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2014/03/11(火) 23:58:44 ID:lIYeViSg
鈴仙「(どうしよう。 人気は無いのにも関わらず。 いや…だからこそ?
この家全体から発する家主からの「入ってくれ」アピールが凄いけど――。
実際、少し疲れちゃったし……お邪魔してみようかしら?)」
A:お邪魔する。
B:お邪魔しない。
C:ピンポンダッシュする。
D:窓に小石を投げ付ける。
E:その他 自由選択枠
先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
487 :
森崎名無しさん
:2014/03/11(火) 23:59:59 ID:BJUQ2/1I
A
488 :
森崎名無しさん
:2014/03/12(水) 00:00:19 ID:q2THNaR6
A
489 :
森崎名無しさん
:2014/03/12(水) 00:01:37 ID:/xai92+g
E
狂気の瞳をアリスに使い、催眠状態にしてから話しかける
490 :
森崎名無しさん
:2014/03/12(水) 00:01:45 ID:???
アリス「接待接待」
491 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2014/03/12(水) 00:02:56 ID:???
アリス「ソワソワ」
…と、いったところで今日の更新はここまでにしようと思います。
>>482-483
キャラ付けが加速しそうな引きでしたね…w
>>484
アリスさんは良い人なんですが少しプライドが高い(?)ので、
そう簡単にホイホイ着いて来てくれるかは微妙だったりします。
>>490
アリスさんの正体は接待皇帝だった…?
それでは、皆さま、本日もお疲れさまでした。
492 :
森崎名無しさん
:2014/03/12(水) 00:03:15 ID:a+bvcD2s
A
493 :
森崎名無しさん
:2014/03/12(水) 00:09:35 ID:???
C けっけっけ
494 :
森崎名無しさん
:2014/03/12(水) 00:17:10 ID:???
乙でした。
プライド高いのか、さてどう対応しようかな
・「アリスさんの力が必要なの」(相手を持ち上げる)
・「ねーねー、一緒に行こうよー」(無邪気を装う)
・「ロンリーラビットなのよ……どうせ私なんて」(同情を誘う)
・「パッチェさんがなんか面白いらしいよ」(視点をそらす)
問題は地味に接待地獄があるかも分からんことだ。
495 :
森崎名無しさん
:2014/03/12(水) 00:41:56 ID:???
アーリースさん、あーそびーましょー
実際ついてきてもらいたいね、肉k・・・戦力として
誘うときはこうだね
「私、あなたのこと友達だと思ってたんだよ!(迫真)」
これでホイホイついてきてくれるっしょ
496 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2014/03/12(水) 21:45:59 ID:???
こんばんは、今日も更新をしていきます。
>>494
まあ、当初はパチュリーとか鈴仙本人とかも「プライドが高い」的な設定でしたが、
今やすっかり丸くなって(?)いますし、判定と選択次第ですね。
>>495
鈴仙「つべこべ言わずに来いホイ」
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
A:お邪魔する。
鈴仙「(まぁ、べつにお邪魔しない理由も無いし。
万一襲いかかって来られても、私の弾幕のサビにしてやれば良いしね)」
鈴仙は警戒を解かず、木製のドアをコンコンとノックする。
――この家の主には敵意が無いと、何となくのヤマ勘で分かってはいたが、
戦場ではまさしく、一瞬の油断が命取りである。
鈴仙「すみません、誰かいませんか〜?」
そしてそれは、とぼけた声を出して善良な客人を演じている今も同じだった。
やがて家主は鈴仙の声に呼応して、ギイ、とゆっくりそのドアを開ける。
果たしてそのドアの向こうに居た人物は――。
アリス「あら…。 最近良く会うわね、珍しい」
僅かにウェーブのかかったブロンドの髪を都会派にかき上げ、
しかしその一方で、心なしかそわそわした様子で鈴仙を見つめる少女。
この家は、彼女が魔法の森に構える工房にして住処だった。
アリス「――こんな辺鄙な森に兎が迷い込むなんて、珍しいわね。 一体どうしたの?」
鈴仙「え、えっと……」
497 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2014/03/12(水) 21:47:05 ID:iNu7ArBs
アリスは、鈴仙の顔を訝しげに覗きこむ。
それはごく当然の反応だったし、休憩したい鈴仙としても正直言って、
そこまで仲が良いとも言えないアリスの家にお邪魔しても良かったのか、少しだけ不安になる。
鈴仙「(――噂を聞く分だと、来客については比較的寛容に迎え入れてくれるらしいけれど。
どう答えたモンかしらね、これは…)」
A:「無縁塚まで探検をしようと思ってたら、道に迷っちゃって。 少し休憩させて欲しいのだけど」正直に話す。
B:「少し、パチュリーさんに頼まれごとをされちゃってね」魔法使い仲間(?)のパチュリーを前に出して話す。
C:「無縁塚にあるアイテムを探そうと思って、貴女の助けを借りに来たの」アリスの助けを借りに来たと話す。
D:「ちょ、ちょっとアリスの顔が見たくなっちゃって…!」(友達になる)気がありそうな風に話す。
E:「ところで、最近は魔理沙と一緒に見ないわね…」敢えて魔理沙について話してみる。
F:その他 自由選択枠
先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
498 :
森崎名無しさん
:2014/03/12(水) 21:47:54 ID:BZfQwfRI
D う詐欺の力みせてやるー
499 :
森崎名無しさん
:2014/03/12(水) 21:51:06 ID:cnRNkICg
B
500 :
森崎名無しさん
:2014/03/12(水) 21:51:43 ID:vL3hrk4I
F 「時計でも持ってくれば良かったかしら」うどんジョークを言う
501 :
森崎名無しさん
:2014/03/12(水) 21:52:13 ID:KUPpF9KM
D
502 :
森崎名無しさん
:2014/03/12(水) 21:52:37 ID:ee7Rzyd2
D
503 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2014/03/12(水) 22:14:27 ID:iNu7ArBs
D:「ちょ、ちょっとアリスの顔が見たくなっちゃって…!」(友達になる)気がありそうな風に話す。
鈴仙「(そう言えば、こないだ会った時もどこか寂しげにしていたような…)」
鈴仙は少し前にアリスと会った日の事を思い出す。
そう、あれはプリズムリバー三姉妹のコンサートの帰り道だったろうか。
あの時のアリスは鈴仙の些細な問いかけに対して酷く激昂しており、
気難しい印象を覚えたのであったが――。
鈴仙「(ひょっとして、独りでコンサートに行くのが寂しかったとか…?
一緒に遊びに行けるような、「トモダチ」が欲しかったのだったとしたら――?)」
アリス「…な、何よ。 人の顔をジロジロ見て、いやらしいっ」
鈴仙「(そして今の様子も、どっちかと言えば強がっているような印象も受けるし。
よし、ここは――!)ちょ、ちょっとアリスの顔が見たくなっちゃって…!」
アリス「――え、ええっ??」
鈴仙はここで、自らの読みを信じて賭けに出る。
アリスは実は寂しいのではないか、友達が欲しいのではないか――と。
だったら、自ら歩み寄ってあげれば、アリスにとっても嬉しいのではないか――と。
鈴仙「こないだも思ったけど、私、アリスともっと仲良くなりたくって…。
だから、今日もちょっと会いに来たのよ!(わ、我ながら罪悪感を大いに感じるウソだわ…)」
若干の後ろめたさを感じつつも、鈴仙はそうまで言い切って、アリスの感情の軟化を図る。
アリス「…………」
504 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2014/03/12(水) 22:15:57 ID:iNu7ArBs
果たして、アリスの反応や如何に――。
先着1名様で、
★ただでイエスとは言わないアリス→! card★
と書き込んでください。マークで分岐します。
JOKER→「(――な、何。 この満たされる気持ちは…? まさか、これが――恋!?)」ヘンな方向に働いたぞ!?
ダイヤ→「し、仕方ないわね! とりあえず紅茶でも振舞ってあげるわ!」上手くいったぞ!
ハート・スペード→「馴れ馴れしいわね…。 ――貴女、昔っからこんな性格だったっけ?」やはり訝しげだ!
クラブ→「ムキー! アンタ、私に友達が居ないと思ってバカにしてるわね! もう許せないわ!」やばい、逆効果だ!
クラブA→??「ちょっと、私のアリスちゃんに何馴れ馴れしい口聞いてるの? そうならアンタもう死ね!」やばい、親がいたようだ!
505 :
森崎名無しさん
:2014/03/12(水) 22:17:03 ID:???
★ただでイエスとは言わないアリス→
スペード7
★
506 :
森崎名無しさん
:2014/03/12(水) 22:17:06 ID:???
★ただでイエスとは言わないアリス→
ダイヤ7
★
507 :
森崎名無しさん
:2014/03/12(水) 22:17:30 ID:cH/Iup4E
★ただでイエスとは言わないアリス→
スペードA
★
508 :
森崎名無しさん
:2014/03/12(水) 22:20:25 ID:???
ともだちn・・・いや、ごめん、なんでもない
509 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2014/03/12(水) 22:32:25 ID:iNu7ArBs
★ただでイエスとは言わないアリス→ スペード7 ★
ハート・スペード→「馴れ馴れしいわね…。 ――貴女、昔っからこんな性格だったっけ?」やはり訝しげだ!
――鈴仙の読みは、結論から言えば間違いでは無かった。
むしろ、かなり正確な読みであったと称賛すべきレベルであったが。
悲しいかな、人間の多くは、鈴仙ほど素直な性格をしていない。
特に、妖怪の中でもとりわけ気難しいと評される魔法使いが相手では、尚の事である。
アリス「……私の顔が見たいですって? 今まで私とそこまで関わりの無かったあんたが?」
鈴仙「だって、ホラ! こないだのコンサートの時だって、私たちお喋りしたし…」
アリス「――それで、友達になりたい? ちょっと、理論的に何が言ってるかわからないわよ、鈴仙?
それに、貴女、昔からこんな馴れ馴れしい性格だったっけ?」
鈴仙「あう、えっと……(ど、どうしよう。 やっぱりプライドの高いアリスには、
引きこもり中学生にクラスメートの寄せ書き色紙を渡すかの如し今の行為は逆効果だったみたいね。
――これはもう、適当にお茶を濁して先へと進むべきかしら? それとも…無理やり食い下がってみる?)」
A:「あはは…ごめんごめん。 でも、また遊びに来るわね?」お茶を濁して先に行く。
B:「本気よ本気! 私は本気なんだから!」もう一押ししておく。
C:「さっきのはジョーク。 でも、友達になりたいのはホントよ?」あくまで友達になりたいと言い残し、先に行く。
D:「いや、ごめん。 …どうしても家に入れて欲しくて、つい」家に入れて欲しいとお願いする。
E:「ったくもー! ホントめんどくさい性格ねアンタ! だから魔理沙もアンタに愛想尽かすのよ!」逆切れする。
F:その他 自由選択枠
先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
510 :
森崎名無しさん
:2014/03/12(水) 22:33:28 ID:q2THNaR6
B
511 :
森崎名無しさん
:2014/03/12(水) 22:34:17 ID:BZfQwfRI
C
512 :
森崎名無しさん
:2014/03/12(水) 22:34:47 ID:42be89eQ
C
513 :
森崎名無しさん
:2014/03/12(水) 22:35:08 ID:fGSsoVYo
C
514 :
森崎名無しさん
:2014/03/12(水) 22:42:34 ID:???
E めんどくさい地雷女めー
515 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2014/03/12(水) 22:48:58 ID:iNu7ArBs
C:「さっきのはジョーク。 でも、友達になりたいのはホントよ?」あくまで友達になりたいと言い残し、先に行く。
鈴仙「(う、う〜ん。 ちょっとここから言い返すのはきついなぁ。
あくまで本気って押し切る手もあるけど、理屈っぽい魔法使い相手にその手が通用するとは思えないし。
とはいえ、お茶を濁すのも微妙だから、そうね…)――さっきのはジョーク。 でも、友達になりたいのはホントよ?」
アリス「えっ……?」
鈴仙「私もさ、永遠亭の外にはあんまし友達とか、居ないし。
昔まではそれでも良いって思ってたけど――まあ、心境の変化ってヤツかしら。
だから、ついジョークを……ね?」
鈴仙は悪戯っぽくにっこり笑って、眉間に皺を寄せるアリスの緊張を俄かに緩ませる。
我ながら、随分器用な対応だと思う鈴仙だったが、その振舞いは随分と自然だった。
鈴仙「私、ホントは今から無縁塚まで探検するの。
だから――今日はお邪魔するわね。 門限までに帰らないと、師匠に滅法怒られるから」
これ以上長居するのも良くないと感じた鈴仙は、アリスの家をそそくさと去る。
そんな鈴仙の、少しだけ大人びた後ろ姿をただただ見つめるアリスは――。
先着1名様で、
★ホントは友達になりたかったアリスさん→! card★
と書き込んでください。マークで分岐します。
JOKER→アリス「私は鈴仙と一緒に居るだけで幸せを感じられるから」アリスは巨大な湯のみを持って同行してくれる!
ダイヤ→アリス「……無縁塚は危険よ。 この子を連れて行きなさい」上海人形「シャンハ-イ」アリスがデレた!
ハート・スペード→アリス「(鈴仙……思ってたよりも、良い子かも。 また来ないかな…)」鈴仙の事を大きく見直していた。
クラブ→アリス「(う、うううっ……また客人を追い返してしまったわ……私のバカバカバ(ry)」素直になれない自分を嫌悪していた。
516 :
森崎名無しさん
:2014/03/12(水) 22:49:18 ID:???
★ホントは友達になりたかったアリスさん→
ハート2
★
517 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2014/03/12(水) 23:09:38 ID:iNu7ArBs
★ホントは友達になりたかったアリスさん→ ハート2 ★
ハート・スペード→アリス「(鈴仙……思ってたよりも、良い子かも。 また来ないかな…)」鈴仙の事を大きく見直していた。
アリス「(――何か、ホントに自分自身が馬鹿馬鹿しくなって来るわね…)」
アリスはそんな鈴仙の姿を見て――彼女への評価を大きく変えようとしていた。
アリス「(理論的じゃないって人に言っておきながら、自分が一番理論的じゃないじゃない。
――私が独りで勝手に拗ねてる間にも、魔理沙だけじゃなく…鈴仙までも、まるで別人みたく成長している。
とはいえ、あんなチャラチャラした態度は正直、あまり好きじゃないし。 あれだけで成長って言われても困るけれど)」
――確かに、冗談とはいえ会った傍から馴れ馴れしい態度を取る事については、
彼女本人の嗜好からしても、正直生理的に合わないが…しかし、それでも内心アリスは嬉しいと思っていた。
冗談であっても、会いに来てくれたと言ってくれたことに。
アリス「(鈴仙……思ってたよりも、良い子かも。 また来ないかな…)」
素直な感情を内に秘めながら、素直になれないまま…
――新しい友人を心待ちにするアリスだった。
*アリスの評価値が上がりました。
*アリスの鈴仙に対する評価が、アリス→(友人?)→鈴仙 になりました。
518 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2014/03/12(水) 23:11:13 ID:iNu7ArBs
――こうして鈴仙がアリスとの親交を深めている間にも、冒険は更に続く。
漸く魔法の森を抜けだした鈴仙の旅は第二段階。
鈴仙「来たわね、再思の道……!」
鬱蒼とした暗緑色の森を抜けると一転。
空の爽やかな青色と、彼岸花の鮮やかな紅の二色で構成された地平線が、鈴仙の瞳にパッと移る。
幻想郷でも端に位置するこの場所は、外界との境界が極めて「曖昧」な場所。
現に、一度は自殺を決意した反町が天狗に保護されたのもこの再思の道であるし、
そのような人間を襲撃すべく、野生の弱小妖怪・強豪妖怪が縄張りを形成しているのもこの場所である。
鈴仙「――ここまで来たら、無縁塚まではもう少し。 気を抜かずに行きましょ」
鈴仙は意を決すると柔らかな森の地面を抜けだして、
老朽化しかけた街道の砂利を踏みしめながら先へと進んだ。
519 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2014/03/12(水) 23:13:20 ID:iNu7ArBs
先着1名様で、
★第二層 再思の道→! card★
と書き込んでください。数値で分岐します。
JOKER →レアアイテム発見!
K→
井沢
と遭遇!「何処なんだ…ここは?」
Q→弱小妖怪との対決。
J→アイテム発見!
10→彼岸花の毒が…ガッツ−50。
9→やや強力な妖怪との対決。
8→何も無かった。
7→アイテム発見!
6→何も無かった。
5→彼岸花の毒が…ガッツ−50。
4→やや強力な妖怪との対決。
3→強力な妖怪との対決!
2→アイテム発見!
1→腹が減って錯乱したルーミアが鈴仙に襲いかかる!
クラブA→陵辱的存在との対決。
鈴仙のガッツ:850/850
*鈴仙のガッツは、戦闘やイベントで減っていきます。
0になったら、能力がダウンし、永遠亭に強制送還されます。
また、この週が終了すれば、鈴仙のガッツは全回復します。
520 :
森崎名無しさん
:2014/03/12(水) 23:13:31 ID:???
★第二層 再思の道→
ハートA
★
521 :
森崎名無しさん
:2014/03/12(水) 23:13:41 ID:???
★第二層 再思の道→
スペード7
★
522 :
森崎名無しさん
:2014/03/12(水) 23:17:18 ID:???
きび団子で餌付けして子分にしてやる(ありません)
523 :
森崎名無しさん
:2014/03/12(水) 23:35:37 ID:???
兎は足のあたりの肉がおいしいんだよね
この前兎の丸焼き食べたけどやっぱ鳥に近い食感だったわ
ターキーより柔らかく、鶏よりやや硬めでパサついた感じ
もものあたりがオススメ
内臓は食べられなかった、腹のあたりは悪くないってとこかな
524 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2014/03/12(水) 23:37:13 ID:iNu7ArBs
★第二層 再思の道→ ハートA ★
1→腹が減って錯乱したルーミアが鈴仙に襲いかかる!
鈴仙「……とは言え、随分と平和ね。 彼岸花の毒も、魔法の森の瘴気と比べるとどうってことないし」
偶々とはいえ、彼岸花が咲く季節にこの場所へと訪れた鈴仙は、
ただただその一面に敷き詰められた血肉の如く広がる赤の色に当てられつつも。
それもまた一興と、ピクニック気分で幻想郷の名所を散歩していた。
鈴仙「でも、良い御天気で良かったわねぇ。 雨の日だったら歩くのがしんどいわ、こりゃ」
九月も下旬を迎えつつあると、流石に残暑の暑さも成りをひそめており、
とはいえ肌寒くも無い涼しさが丁度良く、鈴仙の薄桃色のブラウスを冷やしてくれる。
鈴仙「やっぱり秋って良いわねぇ……月もキレイだし」
どこかの神様が聞けば大喜びしそうな台詞を呟きながら、鈴仙はノンビリと空を見て歩く。
そのため、鈴仙はすぐに察知する事が出来た。
鈴仙の前方四五度の空中に、黒い穴が空いている事に。
そして更に、その黒い穴が――自分の方向へと向かっている事に。
鈴仙には、その黒い穴の心当たりがあった。
ルーミア「わはー……たべられる……うさぎるいが……いちわ……」
――宵闇の妖怪、名前はルーミア。
真昼であってもその姿は周囲を覆う闇で見えはしないが…
その華奢な少女は外見離れした握力で猛禽の首を捻り、人獣の骨をかみ砕く。
人間にとって、身近な恐るべき妖怪の一である。
525 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2014/03/12(水) 23:38:34 ID:iNu7ArBs
鈴仙「宵闇の妖怪ね。 ――私の瞳とは相性が悪いけれど――殺される前に、やるっ!!」
バッ!
鈴仙「幻の銃弾よ、彼方に穿たれた暗黒をも打ち抜けッ!!」
タッ――シュバババババババババッ!!
鈴仙は彼女が射程に入った事を確認し、弁解も聞かずに弾幕をばら撒く。
恐らくこの程度で死にはしないが、少なくとも敵意を削ぐには充分と考えられた。
ルーミア「……ふうん、抵抗するのねー……ウサギの癖に」
そして、ルーミアもまたその闇を深く貼り直したうえで…その銃撃に対応する。
今ここに……弾幕ごっことは少し違う、サバイバルゲームが始まろうとしていた。
先着2名様で、
★鈴仙→戦闘力 6 + ( ! card )+( ! card )=★
★腹減りルーミア→戦闘力 7 + ( ! card )=★
と書き込んでください。カードの結果で分岐します。
【鈴仙】−【ルーミア】
≧5→完勝! 鈴仙、ガッツ消費無しでルーミアを従える!
≧2→ 勝利! 鈴仙、手傷を負いながらもルーミアを撃退する! ガッツ−50!
=1、0、−1→引き分け! 再度判定。
≦−2→敗北。 鈴仙、命からがら逃げ去る。 5ボスとして少し恥ずかしいぞ! ガッツ−200。
≦5→完敗…。 鈴仙、ルーミアの食糧になりそうな所を偶然(重要)通りがかったアリスに助けられる。
そしてそのまま永遠亭のベッドで目を覚ます。
(※補足欄が続きますが、書き込みの間での判定も有効とみなします)
526 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2014/03/12(水) 23:39:34 ID:iNu7ArBs
【補足・補正・備考】
鈴仙の数値がKかJOKERの場合、戦闘後戦闘力が+1されます。(勝敗は問わない)
鈴仙のマークがダイヤの時、「ルナティックレッドアイズ(+2)」が発動します。
鈴仙のスキル・狂気の瞳LV3は、ルーミアのスキル・宵闇の妖怪により発動しません。
鈴仙のK・JOKER判定及び必殺技判定は、一番左の! cardのみについてなされます。
ルーミアのマークがダイヤの時、「ディマーケイション(+3)」が発動します。
ルーミアのマークがハートの時、「ナイトバード(+2)」が発動します。
ルーミアのカードがクラブAの時、スキル・EX化が発動し、強制的に引き分けになります。 更に…?
527 :
森崎名無しさん
:2014/03/12(水) 23:39:44 ID:???
★鈴仙→戦闘力 6 + (
ダイヤ5
)+(
クラブ9
)=★
528 :
森崎名無しさん
:2014/03/12(水) 23:39:54 ID:???
★鈴仙→戦闘力 6 + (
クラブ6
)+(
クラブ4
)=★
529 :
森崎名無しさん
:2014/03/12(水) 23:39:58 ID:???
★腹減りルーミア→戦闘力 7 + (
クラブQ
)=★
530 :
森崎名無しさん
:2014/03/12(水) 23:40:15 ID:???
★腹減りルーミア→戦闘力 7 + (
スペード6
)=★
531 :
森崎名無しさん
:2014/03/12(水) 23:40:22 ID:???
★腹減りルーミア→戦闘力 7 + (
ハート7
)=★
532 :
森崎名無しさん
:2014/03/12(水) 23:41:50 ID:???
あぶねぇwww
533 :
森崎名無しさん
:2014/03/12(水) 23:48:16 ID:???
鈴仙「なんで私や早苗より強いのよ!? お前のような一面ボスがいるか!」
アリスとはまた会いに行かんといけないね、ああ言った以上。
とはいえ、鈴仙さんも変わってきて、知り合いも増えてきていい感じですね。
534 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2014/03/12(水) 23:50:33 ID:???
鈴仙がなんとかルーミアを撃退する!持ってて良かったフォーマルハウト!
……と、言った所で今日の更新はここまでにしようと思います。
>>522
「十万石まんじゅう」を持っていたら、それも出来たかもしれませんね。
>>523
鈴仙「やめてください」
>>532
思ったよりも良い勝負でしたねw
それでは、皆さま、本日もお疲れさまでした。
535 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2014/03/12(水) 23:54:21 ID:???
>>533
そこは、まぁ…腹減り補正ですね(汗)
普段通りの状態だったら、戦闘力3〜4相当でしょうか(それでも結構強いですが)。
最近の展開は、私としてもこれまでの展開の積み重ねが上手い具合に昇華されてて、
良いのではないかと思っていますので、大変ありがたいお言葉です。
536 :
森崎名無しさん
:2014/03/13(木) 00:02:21 ID:???
腹ペコのゆゆ様よりはマシさ
537 :
森崎名無しさん
:2014/03/13(木) 00:46:22 ID:???
腹ペコはあらゆる生物を獰猛な獣へと変化させる
人であろうと獣であろうと
というわけでルーミアにはこれを差し上げよう!
揚げパン
あぁ・・・おレもなんカおなかがすイてきたナァ・・・
538 :
森崎名無しさん
:2014/03/13(木) 21:54:33 ID:???
>>537
カツ丼
539 :
537
:2014/03/13(木) 22:24:13 ID:???
かつ丼の状況によっては食ってやらんこともない
脂身が少なくカツは煮込んであるのが好き
そういや外界との境界が極めて曖昧って書いてあったけど結構幻想入りイベントとか発生しやすい場所なのかね、無縁塚は
ところでどうでもいいけど冒涜的存在と凌辱的存在とブルノってどれが一番強いんだろうね
540 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2014/03/13(木) 22:43:25 ID:???
こんばんは、今日も更新します。
>>536
腹ペコ補正がこれだけ強いとなると、元々強そうなゆゆ様は恐ろしい事になりそうですねw
>>537
揚げパン、お腹膨れて良いですよね…。
>>538-539
私はカツ丼自体食べる機会が少ないですね…。
再思の道でもKで誰かが幻想入り…するかもしれなかったように、
無縁塚でも外来の人が流れ着きやすいようになっています。
しかし、場所の性質上非常に危険ですしあくまで迷い込むだけですので、
そのまま外界に帰って行く可能性も高いです。
マジレスすると、冒涜的存在が最強でしょうが、ブルノ君は冒涜的であり陵辱的でもあるので最強かもしれませんね。
541 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2014/03/13(木) 22:45:40 ID:???
★鈴仙→戦闘力 6 + ( ダイヤ5 )+( クラブ9 )+(ルナティックレッドアイズ+2)=22★
★腹減りルーミア→戦闘力 7 + ( クラブQ )=19★
≧2→ 勝利! 鈴仙、手傷を負いながらもルーミアを撃退する! ガッツ−50!
バババババッ!!
絶え間なく繰り出される鈴仙の弾幕の隙間を掻い潜り、
ルーミアは少しずつ、しかし確実に鈴仙の喉元を狙っていく。
その動作はまさしく野生の獣であり、空腹という状態も相まって、
彼女の動きは普段の数倍も研ぎ澄まされていた。
ブウウン!
鈴仙「――ッ!」
そして、両手を思いっきり広げた状態から――
ルーミアは鈴仙の頸動脈を切断すべく、大きく腕を振りかぶる。
大ぶりな動きであった事が幸いし、鈴仙は何とか緊急回避に成功するも。
その爪は暗闇であるにも関わらず、しかし獲物の匂いを正確に察知しており…。
果たしてルーミアの爪は、数ミリ秒前まで鈴仙の首があった箇所を正確に切り裂いていた。
鈴仙「(い、いやいや……! こんな所で死んでたまるかって話よ!?)」
――鈴仙は冷や汗を垂らしながら、空中で再び弾幕を展開。
しかし、次に鈴仙が放ったそれは、ルーミアの方向を正直に射てはいなかった。
バシュッ! バシュッ! バシュッ……カァン! キュンッ!!
ルーミア「ちょ……跳弾!?」
鈴仙「ふふっ、月の軍人を舐めるんじゃないわよ!(元だけど…)」
542 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2014/03/13(木) 22:46:41 ID:???
鈴仙が放った、妖力による弾丸は…まるで実弾であるかのように、
堅い地面を自在に跳ね跳び回り、ルーミアの動きを制限する。
そして、それこそが鈴仙の狙っていた隙だった。
鈴仙「そして――決める! 幻朧月睨<ルナティックレッドアイズ>よ!」
ギュウウウッ……バシュウウウウウウウウウウウウウウウウウウン!!
ルーミア「そ、そんなのが…ぁああ〜〜〜!?」
鈴仙は狙いを引き絞り、必殺の一撃をルーミアの急所……から少し外れた位置に、
勢い良く撃ち込む。 そうすると、自身へと迫りくる闇の球体は暫くすると動きを止め…。
シュウウウッ…!
ルーミア「あ〜あ。 やられちゃったァ」
やがて、自身すらも雲散霧消し、その中に包まれていた、金髪の幼い少女を曝け出す。
人間でいえば十にも満たないであろうその少女が、
鈴仙の生命を脅かしかけたという事実は、客観的には信じがたいであろう。
543 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2014/03/13(木) 22:50:23 ID:???
鈴仙「……はぁ。 ご飯が食べたいなら、そうね。
――魔法の森にある、お洒落な一軒家に行ってみたら?
きっと、親切な家主さんが、お菓子の家を振舞ってくれるわよ」
ルーミア「そーなのかー。 ……じゃ、そうしてみようかな。
どうせ元々、魔法の森で食べられる草木や妖怪を探していた訳だし」
口癖とも言える「そーなのかー」を申し訳程度に口に出し、
ルーミアは先程とは一転、暢気な様子でふらふらと空に浮きあがり……。
やがてまた、闇を身に纏って鈴仙の向かう方向とは逆側に飛んで行った。
鈴仙「はぁ〜。 …疲れた」
それを見送る鈴仙は、最近の1ボスは怖いなぁ……と思いつつも。
仕方が無いと再び無縁塚への道を歩んで行くのだった。
*鈴仙のガッツが−50されました。
544 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2014/03/13(木) 22:53:42 ID:???
――そこから、鈴仙の目的地からの距離は然程遠くも無かった。
元々そこまでも広く無い幻想郷。 その隅々までを歩き切るというのは、
普通の人間ならばともかくも、鈴仙のような並み以上の妖獣にとっては造作も無い。
ズッ…。
僅かにぬかるんだ地面を踏みしめて、鈴仙は自分の眼前に再び広がる空間を眺める。
それは一見、先程の魔法の森と比べると、随分と普通の森のように思えるが。
その場に充満する妖気の濃さと邪悪さは、その比では無い。
鈴仙「ここが……無縁塚。 あらゆる死者の怨念と――外界のレアアイテムが渦巻く混沌の地、ね」
縁者の居ない外来の人間達の墓地でもあるここは、それだけに外界との境界が曖昧。
香霖堂の店主や、珍しい物好きの河童が好んで訪れるという噂があるように、
この場所は危険である一方、魅力的なレアアイテムにも恵まれている。
具体的には、外の世界の機械だったり、外の世界で存在を否定された幻想的な概念だったり。
兎に角も、その全てが魅力的な物である筈だ。しかし、今日の鈴仙は――。
鈴仙「(今日の私は……ボールを探してるだけなのよねぇ。
うーん。 どうせなら役立つアイテムも一緒に探したいんだけど…。
とりあえずはボールを探してみるのを優先した方が良いのかしら?)」
A:ボロボロのボールを中心に探す!
B:他のアイテムと一緒にボールを探す。
C:ボールは無視して、むしろレアアイテムに絞って探す!
D:いや、今日は良い遠足だった! もう帰る!
先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
※無縁塚での探索ルール
・これまでとは違い、無縁塚は何度でも探索できます。
・しかし、一度探索するごとに鈴仙のガッツが−100されまして、これが0以下になると倒れてしまい、強制送還となります。
・一度探索するごとに、帰還するか否かの選択が出ますので、無理なく探索を行って下さい。
545 :
森崎名無しさん
:2014/03/13(木) 22:54:15 ID:tYevHsQE
A
546 :
森崎名無しさん
:2014/03/13(木) 22:54:52 ID:+i2tadEE
A
547 :
森崎名無しさん
:2014/03/13(木) 22:55:12 ID:7BMTfSP6
A
500KB
掲示板に戻る
全部
前100
次100
最新50
0ch BBS 2007-01-24