キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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レス数が950を超えています。1000を超えると表示できなくなるよ。
【前略】鈴仙奮闘記19【向日葵仮面より】

1 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/07/05(土) 22:58:03 ID:???
このスレは、キャプテン森崎のスピンアウト作品で、
東方Project(東方サッカー)とのクロスオーバー作品です。

内容は、東方永夜抄の5ボス、鈴仙・優曇華院・イナバがサッカーで師匠を超えるために努力する物語です。
また、ストーリーやカードの展開次第で、いくつかのキャプテン森崎のキャラクターも、
それぞれの思惑を持ちながら、幻想郷の住人との交流を通じてサッカーを極めていくことになるでしょう。

他の森崎板でのスレと被っている要素や、それぞれの原作無視・原作崩壊を起こしている表現。
その他にも誤字脱字や稚拙な状況描写等が多数あるかと思いますが、お目こぼし頂ければ幸いです。

☆前スレ☆
【私が決めなきゃ】鈴仙奮闘記18【誰がやる!】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1401718440/

☆攻略ページ(キャプテン森崎まとめ@Wiki内)☆
http://www32.atwiki.jp/morosaki/pages/104.html

(※このスレの目標や今後の予定、ゲーム進行の流れなどが分かります。
  過去ログもありますので、初めて来て下さった方は、一読すればより楽しめると思います!)

☆あらすじ☆
ある日突然幻想郷にやって来た外来人、アラン・パスカルと中山政男との出会いにより、
師匠、八意永琳に並ぶ選手になると決心した鈴仙・優曇華院・イナバ。

とうとう始まった全幻想郷選抜大会、予選リーグ第1戦目は雑魚妖怪チーム戦!
中心人物であるMF・風見幽香の突破力に、CB・レティ・ホワイトロックの守備力は確かに一流だが、
鈴仙達永遠亭ルナティックスも負けてはおらず、チーム力で試合を支配し、前半25分を過ぎて2−0のリード。
そしてレティのパスを、メディスンの執拗なマークを潜り抜けた我らが鈴仙は今、3点目の奪取に向けて次の行動を模索中。
何時に無く楽勝ムードの展開だが、試合には暗雲が立ち込めており……?
そして、姿を消した永琳は今……?

636 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/07/29(火) 00:23:45 ID:tGG4wGcs
――ボールをキープしたウサギEの前に、リベロとして攻撃参加に走ったわかさぎ姫が追いついた。
わかさぎ姫から放たれる圧倒的プレッシャーに、ウサギEは敗北を覚悟するが。
不意に、先程自分が慧音に発した言葉を思い出した。

ウサギE「(……違う。 私は自分で言った筈。 私は――決して、全てを無駄とは思わない!
全ての力、全ての根性! 全てを出しつくして、精力続く限り戦い続ける!
それが、私にしか出来ない事。 私にしか出来ない、『あの子』を守る方法。 だから――!)」

わかさぎ姫「ふふん、食らいなさい! 必殺のナップタック……」

ウサギE「……ま、負けるかァァァアアアア!!」

そうして、ウサギEは誰よりも力強く吠えた。
他の名無しウサギやてゐよりは背が高いが、細身で折れそうな身体から、
まるで野生の兎のように逞しく啼いた。 そうして間髪入れず。

ダッ! ダダダダダダダダッ! ドォオオオオオオオオオッ!!

ウサギE「うらァァアアアアアアアアアア!! これが私の『竹林兎キープ』よ!!」

ウサギD「E、ちゃん……!」

普段の清楚で冷静沈着。頭脳明晰な様子を全くおくびにも出さずに彼女は
すらりと伸びた四肢を地面に付け、わかさぎ姫の尾びれの猛襲を身体全体で防ぎきる。
それはまさに、野生の象徴だった。

*ウサギEがドリブルフラグを習得しました!
*ドリブルが+1され、更に必殺ドリブル「竹林兎キープ(1/4でドリブル+3)」を習得しました。
*更にウサギEが二回覚醒した事により、ポテンシャルが解放!全能力が+1、高低の浮き玉が各+1、最大ガッツが+100され、
 さらに次の選択で、対応する能力を+1し、必殺技を覚える事ができます。

637 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/07/29(火) 00:28:08 ID:tGG4wGcs
***ウサギEに、どの分野の能力を+1させ、必殺技を習得させますか?***

*()内は覚えられる必殺技・スキルの内容です。

A:ドリブル(スキル・ドリブル+2習得)
B:パス(パス+2、60消費)
C:シュート(シュート+4、160消費、距離減衰無or近シュート+5、160消費)(*選ばれたら更に選択)
D:タックル(1/4でタックル+2)
E:パスカット(1/4でパスカット+2)
F:ブロック(1/4でブロック+8、250消費)
G:せりあい(低クリア+2、120消費)

先に『3』票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

638 :森崎名無しさん:2014/07/29(火) 00:28:46 ID:qi2FNZOA
F

639 :森崎名無しさん:2014/07/29(火) 00:28:53 ID:3zVYgneM
F

640 :森崎名無しさん:2014/07/29(火) 00:28:59 ID:zcE8+r/2
F

641 :森崎名無しさん:2014/07/29(火) 00:29:06 ID:9kN+V3vE
F

642 :森崎名無しさん:2014/07/29(火) 00:29:35 ID:5GGewyfM
F 攻撃技でも面白そうだけど

643 :森崎名無しさん:2014/07/29(火) 00:29:38 ID:IGHbus6+

>美琴さんとコラボと言えば、某アーケード型対戦カードゲームを思い出します。
えっ、やってるんですか!?

644 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/07/29(火) 00:29:59 ID:tGG4wGcs
――と、いったところで今日の更新はここまでにしようと思います。
ブロック技は既に顔面ブロックを覚えているので優遇されぎみなウサギEですが、
折角覚えたドリブル技を活かす為にはスキル・ドリブル+2も捨てがたいかもですね。
名前については、明日くらいに命名イベントをする予定ですので、そこまで募集は続けようと思います。

それでは、皆さま、本日もお疲れさまでした。

645 :森崎名無しさん:2014/07/29(火) 00:54:06 ID:???
ウサギEの問題点は能力値もそうだが、最大ガッツがそんなに高くない事だ。最大ガッツも特訓で上げられればいいのだが…

646 :森崎名無しさん:2014/07/29(火) 01:03:11 ID:???
ウサギEはある程度は交代前提で行ってもいいんじゃね
何度か姫様の壁になれれば十分役に立てたといえそうだし

647 :森崎名無しさん:2014/07/29(火) 01:15:18 ID:???
パスかどうか悩んだけど顔面ブロックはリスク高いしとりあえずブロックで
そうでもしないとドリブルの機会もないしね

648 :森崎名無しさん:2014/07/29(火) 10:25:47 ID:???
ウサギEの元々のブロックが46で今回の覚醒で48まで上がったわけだが、
まだ特訓していないことを考えると十分使えそうだな。

649 :647:2014/07/29(火) 11:30:58 ID:???
あ、そうか、普通の顔面ブロックか、てっきりこぼれ球の方かと…
とにかく姫様の盾ができることは大きいよね
この後の育成方針はブロック特化かタックル上げるかドリブルとシュート上げるか
パスを上げるか

・・・因幡 武露御林とかにしたら腹筋ブロック覚えませんか?

650 :森崎名無しさん:2014/07/29(火) 11:51:49 ID:???
ブロックの消費量考えたら、シュートはないかなあ。
妹紅もいるし、ウサギEちゃんDFだしね。
ドリブル技覚えたし、キープ力上げるか、タックルかパスカット上げるのが良いかなと。
特化は練習で空振りするのが怖いんだよねえ。

651 :森崎名無しさん:2014/07/29(火) 11:58:12 ID:???
そういやダイジェスト時の判定で輝夜が1点防げたけど
これでカリスマポイントは加算されるんだっけ?

652 :森崎名無しさん:2014/07/29(火) 12:05:44 ID:???
カリスマポイント、ぶっちゃけ割とどうでもいいような
既に十分強いし

653 :森崎名無しさん:2014/07/29(火) 12:15:07 ID:???
姫様の弱点は一対一なのよね。
一部最後の、皆の特訓時に姫様のジョーカーはむしろマイナスだったかも……
そういう意味でも、タックルやパスカットは底上げ必要かもしれないね。

攻撃面ではパスカルくんや佳歩さんを生かすために、鈴仙さんにポストプレイが欲しいなあ。

654 :森崎名無しさん:2014/07/29(火) 12:18:29 ID:???
むしろパスカルがポストプレイじゃないの
漫画みたくオーバーヘッドポストで

655 :森崎名無しさん:2014/07/29(火) 12:35:06 ID:???
鈴仙はストライカーでサポートでも有利だけど(最も無効化できる奴がこの先かなりいるだろうが)
ポストプレイとかこれ以上負担をかけるのはどうかと思う

656 :森崎名無しさん:2014/07/29(火) 12:39:03 ID:???
『ポスト』プレイといえばポストがトモダチのブルノさんだろJK

657 :森崎名無しさん:2014/07/29(火) 12:41:05 ID:???
手のほうがのばせば頭より高い位置にとどくからという理由で手でポストプレイして
(自分の)ゴールにいれそうだなw

658 :森崎名無しさん:2014/07/29(火) 12:44:11 ID:???
とりあえず鈴仙はパチェノート使用かな。上がり方でこれからどうするかいろいろ変わるだろうし。

659 :森崎名無しさん:2014/07/29(火) 12:44:22 ID:???
ところで1VS1の強化方法探したい
あまりに弱すぎる、というか伸びにくいに到達してるせいで上がりにくいのが痛い
スキルに頼る?多分霊夢が勘で1VS1を積極的に狙いに行くだろうし

660 :森崎名無しさん:2014/07/29(火) 14:20:45 ID:???
1VS1対策はDFのタックルを上げたほうがいいと思う。
理由は人数補正や技を考えたらこちらのほうが数値は高くなる。

661 :森崎名無しさん:2014/07/29(火) 20:37:40 ID:???
三日目の命蓮×博麗戦は見ておきたいな。
博霊連合の情報は得たいし、もしかしたら、フェアプレイ精神取得のヒントぐらい得られるかもしれない。
本当に希望的観測だけど、もしそれでフェアプレイ精神フラグが取れたら、それからパチェノート使いたいな。

あと個人的には妖夢さんなんとかしたいな。

662 :森崎名無しさん:2014/07/29(火) 20:39:23 ID:???
妖夢をなんとかしたいなら三日目の試合は逆を見て現状は把握しないと

663 :森崎名無しさん:2014/07/29(火) 20:43:05 ID:???
最優先課題は新入りサポーターのスカウトw

664 :森崎名無しさん:2014/07/29(火) 20:44:02 ID:???
>>662さん
今気づきました。両方とも三日目の午前か。これは非常に悩むなあ。

665 :森崎名無しさん:2014/07/29(火) 20:46:29 ID:???
妖夢を抜きにしても地霊×西行は次と次の対戦相手だし
見ておいて損はないんじゃね

666 :森崎名無しさん:2014/07/29(火) 21:48:36 ID:???
妖精×妖怪の試合を見に行かないか?
前スレ>>294あたりで出てた「博麗霊夢が脆弱さを併せ持つ選手なのか
それとも光の三妖精のスタミナ不足は過去の話なのか」という疑問が解消されるかもしれない

667 :森崎名無しさん:2014/07/29(火) 23:13:55 ID:???
それだけだと確信は難しくないか?その試合で妖精がガッツ切れまでやるかどうか微妙

668 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/07/29(火) 23:27:34 ID:???
こんばんは、今日も更新していきます。
鈴仙やウサギEなどの成長方針や、今後の行動などについて色々コメントを下さりありがとうございます。
>>643
lov3の事でしたらやってはいるのですが、かなりのヘッポコプレーヤーです。
当然霊夢など引ける程プレーも投資もしておらず、超下位リーグでヒイヒイしてます。
鈴仙がカード化されたら本気出します。
>>649
武露御林とかにしても良いですが、このスレでの腹筋ブロックの補正は顔面ブロックと一緒なので、
あまり意味はありません。

>ウサギEの成長について
ウサギEは佳歩と違って、特訓イベント無しで覚醒したのもあり、
確かに能力値は名有り化しても低いです。
具体的には能力値上昇があってようやく総合値でウサギBと同値くらいです。
ですので、恐らくはブロック特化の選手とするのが近道でしょうが、
このスレのバランスの取り方的に、純粋な特化は少し難しくなっています。
どこまでブロックに特化させるか、どこまで他の能力値を伸ばしていくか。
また選択があった場合にでも、考えて頂ければ幸いです。

>鈴仙の成長について
今のままでも、鈴仙はシュート力ではレミリアや魔理沙のような一流選手に並ぶか追い越していますが、
他の能力値でやや遅れを取っていますね。

>姫様の成長について
現状はそこまで問題になっていませんが、やはり一対一の弱さは後々響いてくると思います。
ただ、これまでも佳歩やパスカルで一対一を狙いに行った時に思われたように、
一対一を狙うというのは、プレイヤーは勿論敵チームにとってもそんなに簡単ではありません。
ですので、諦めてDF陣のタックルを成長させると言うのも立派な手です。
セービングだけでなく、一対一までも一流に育て上げるというのは時間的にもちょっと厳しいかもしれませんね。

669 :森崎名無しさん:2014/07/29(火) 23:28:23 ID:???
それを確認したいなら博麗が接戦をしそうな試合
決勝トーナメントの試合を観戦だべ

670 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/07/29(火) 23:29:59 ID:???

>試合の見学について
試合については、実際に観戦に行かずともダイジェストで描写はしようと思っています。
ただし、実際に観戦に行った方が、
・具体的な能力値が分かる、分からずともより細かい描写で大体の数値を推測できるようになる。
・一緒に観戦に行ったチームメイトと交流出来る。
・ライバルチームの選手とも交流し、更なる情報が判明する可能性もある
・その他、自由行動等での有益な情報が分かったりする
……などのメリットを付ける事でインセンティブを付けようと思っています。
3日目の命蓮×博麗と地霊×西行のように、見どころある試合の日程が被っているのもありますが、
どっちの試合を見に行っても、何らかのメリットはあるかと思います。
また、妖精×妖怪のような一見あまり見に行くメリットが無さそうな試合についても、
能力値の判明以外のメリットを大きくしていたりしますので、積極的に選んでみるのも一興かもしれません。

671 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/07/29(火) 23:31:17 ID:???
F:ブロック(1/4でブロック+8、250消費)

――そしてこの時同時に、ウサギEに溢れる熱情は、彼女に別の新たな力を齎していた。

ウサギE「(――そうよ。 相手が如何に強大であっても、決して最後まであきらめずに進み続ける。
これこそが、才能も無い私でも、唯一出来る事なんじゃないの……!)」

自らに眠るポテンシャルを解放しても尚、ウサギEのサッカーにおける総合力は、低い。
恐らく、純粋な総合力で言えば、この状態でも今のウサギBにすら劣っているだろう。
永琳に目を付けられたウサギBや、鈴仙と共に成長してきたウサギA――即ち、佳歩に比べると、
彼女には豊かな才能も、努力を開花させる環境にも恵まれてはいなかった。

普段は冷静な姉役を請け負う事の多い彼女が、
サッカーでは顔面ブロックや、先程の無理やりなキープを得意とする――否、そうした技しか出来ない理由。
それは、彼女には技巧溢れるブロックや、華麗で芸術的なドリブルを操る才能が欠落していた為であった。

ウサギE「(――でも、才能が無かろうが。 私には妹分のDちゃんを守る義務があるし、
だからこそ、それを言い訳に卑屈に生きる事も出来ない! 私はやる! 絶対に止める!
たとえどんなシュートがやって来ても――次からは、この命に代えても……止めてみせます!)」

今のウサギEは、殆ど何も持ち合わせてはいない。
しかし、それ故に。 魂を剥きだしにして相手と鍔競り合う覚悟が彼女にはあった。

*ウサギEのブロックが更に+1され、「ソウルブロック(+8、250消費)」を習得しました。

672 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/07/29(火) 23:32:19 ID:???

ウサギE「うぉああああああああああ!!」

わかさぎ姫「ちょ、ちょっと!? 幾らなんでもそこまで叫ばなくても……って、あれっ!?」

ウサギE「……――雨が降り出した時、まるで廃人のように狂い臥していました貴女にだけは、
そう云われたくありませんわ」

実況「――ああ〜!! これは超ファインプレー!!
わかさぎ姫選手の決死の突撃が……なんと、名もなきウサギE選手のボールキープにより、
呆気なく受け流されてしまう!
これは必殺の尾びれタックルを使わなかったわかさぎ姫選手のミスもありますが、
それを差し引いてもウサギE選手、窮地を凌いだ超超好プレーです!」

慧音「(もしもここで奪われていては、あのわかさぎ姫のミドルシュートが飛んでいただろう。
そうなると、また再び姫君は先程のような連続攻撃を受けていた。
さっきはまだ余裕があったろうが――2度目はどうなるか分からない。
今のプレーは、間違い無くこの試合の趨勢を決する物になるだろうな……)」

――試合は、慧音の予測する通りとなった。
最後の気力でボールを前に運んだ雑魚妖怪チームに、もはやこれ以上の逆転の術は残されてはいなかった。
ただ、それでも彼女達は試合が終了するまで、必死に走り続けていた。
皆と楽しみ強くなるため。陵辱するため。自分の歌を聞いて貰うため。腹ごなしをするため。
皆とサッカーをやりたかったため。有名になって『オリキャラ』という云われなき罵倒を覆すため。
ブリッツボールの優位性を証明するため。主人に命令されたため。
彼女達は、それぞれバラバラである自分達の目的の為に向かって、最後まであきらめない。

673 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/07/29(火) 23:42:38 ID:???
レティ「――さて。 私は一体何の為にこの大会に望んだのかしらね……」

――諦めずにフィールドを走り続け、観客や審判に向かってカジュアル陵辱を行う
雑魚妖怪チームの仲間達(陵辱してるのは1名だけ)を見て、レティはそう呟いた。
皆に目的があるとしたら、自分の目的は何なのか。
持ち前の冷静さ故に達観し、こうした感情論を好まない彼女は、
自分以外のチームメイト達のように、即座な結論を出せないでいたが。
……彼女もまた、試合終了直前になって気付く。

ロスタイムに入って3分。 大きく上がってきたパスカルが鈴仙からのセンタリングを貰い、
新しく編み出した必殺シュート・『ジャンピングボレー』の構えに向かっていた時だった。

レティ「…………さて。 またブロックしなくては。 今度は――」

レティは自分の前方が俄かに薄暗くなった事に気が付く。 ――そこには、彼女の良く知る人物が……沢山居た。
 
リグル「で、でりゃ〜! 雑魚妖怪チームのDFはレティ達だけじゃないぞー!」

ミスティア「ちんち〜〜〜ん♪ でも私達、FWだよね〜♪」

ルーミア「人数稼ぎなのか〜」

メディスン「お願い、スーさんっ!」

謎の向日葵仮面「それで良いわクソガキども……!
このままアンタら雑魚がボールを防いだら、無事陵辱成功よォ……!」

まるで子どもをあやす保護者のように『陵辱』という言葉を使いこなす謎の向日葵仮面。
それを楽しげでキラキラとした表情で見守るリグル達。
正直言って、彼女達のブロックはこの期に及んで何の役にも立たない。
その証拠に、自分の前に立ったブロッカー達はただいたずらに体力を消耗させるも、
しかしそう威力の高い訳も無いパスカルのシュートに触れることすらできない。

674 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/07/29(火) 23:44:31 ID:???
レティ「(幽香にあの子達は、本当にこうも馬鹿で勝手で。
でも、あの子達は今の私と違って本当にサッカーを楽しんでいて……!)」

彼女達の純粋な「あるがまま」の姿を眼前にしたレティ。
今ならば、初めて自分の目指す物は何か? という問いかけに応えられるような気がする。

レティ「(私の願いを、強いて言うならば……!
――私自身の地位よりも、色々と危険な幽香に発達途上のリグル達。
彼女達の目標や希望を守護神らしく守ってやる、って事くらいかしらね……)」

自分はあくまで黒幕。実力を盾に出しゃばらず、あくまでリグル達の純粋な意思を優先させたい。
そう考えていた彼女は、ここに至り自分に根付く思想に気付き。
同時に――それが決して間違いでは無かったのだと確信を深める。
彼女もまた、仲間達のように最後の全力を出し切る事を決意した。

レティ「――そう何度も決めさせないわ! レティ式・パワーブロックよ〜〜!!」

――ガシッ! バッ……チィイイイイイイイイイッ!!

パスカル「くそっ、やっぱり決まらないか! そして試合は………!」

レティ「――これで終わり。 お疲れ様、永遠亭ルナティックス。 ――貴女達の勝ちよ」

とはいえ、それが分かった所で試合の趨勢はもはや揺るがない。
照れ隠しか、彼女はまるで審判のように高らかに宣言する。 それと同時に――。

ピィッ、ピッ、ピィイイイイイイイイイイイイイイイイイイッ!!

――残酷にも平等に、試合終了を告げる笛が、彼女達に向かって鳴らさせる事となった。


永遠亭ルナティックス 5 − 1 雑魚妖怪チーム  試合終了!

675 :森崎名無しさん:2014/07/29(火) 23:49:17 ID:???
ドイツ 7 − 1 ブラジル  試合終了!

大丈夫、このスコアより遥かにマシだ

676 :森崎名無しさん:2014/07/29(火) 23:53:06 ID:???
野球の試合かな?(棒)

677 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/07/29(火) 23:56:19 ID:???
――と、いったところで申し訳ないですが、今日の更新はここまでにしたいと思います。
明日は恐らく、試合終了後の簡単な会話があり、それからウサギEの命名イベントになると思います。

>>651
ダイジェスト時のカリスマポイント増加は無しとしております。
このポイント自体、オマケみたいな物ですので気楽に考えて頂ければと思います。
>鈴仙の成長について(>>668で書きかけだったので修正)
今のままでも、鈴仙はシュート力ではレミリアや魔理沙のような一流選手に並ぶか追い越していますが、
他の能力値でやや遅れを取っていますね。
ドリブル力を上げるなどして自身の突破力を高めるのは王道かもですが、ポストプレイも悪くない選択肢です。
大会後半に出てくる強豪GKを相手取るにあたり、ポストプレイで味方をアシストする事は、
間接的に鈴仙一人にのしかかる負担を軽減する事にも繋がりますので。


それでは、皆さま、本日もお疲れさまでした。

678 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/07/29(火) 23:59:51 ID:???
>>675-676
リアルサッカーでも天皇杯の1、2回戦の結果とか見ると
6−1とか8−1とか10−0とかあったりするので5−1なんて全然普通です!w

679 :森崎名無しさん:2014/07/30(水) 00:10:26 ID:???
乙です
ブラジル対ドイツはある意味マラカナンの悲劇を(悲劇的な意味で)乗り越えた試合だった

自分もLoV3あんましやってないっす、どうも下の方のリーグだとチャットで意思疎通したくても
してくれない人いるし・・・
テスト終わったら給料日も重なるし
ガッツリ戦いに行こうかと考えてます、ゴルベーザもこの前出たし
霊夢狙い・・・ってことは人獣使いですか?

680 :森崎名無しさん:2014/07/30(水) 00:23:40 ID:???
乙です
勝因はハットした鈴仙もそうだけど、ゴールに至るまで皆が頑張ってくれたおかげだな。
てゐのドリブル、佳歩のシュートが有利な状況を作り出してくれたし

輝夜の頑張りも中々だった、ミドルねじ込みの場面は余力を残せる前半だけ、
後半もコーナーにしてラッシュを防ぎ、懸念してたガッツの消耗を抑えられた

681 :森崎名無しさん:2014/07/30(水) 15:04:12 ID:???
あと向日葵仮面が予想以上に活躍しなかったのも大きいよね
パスカルにとられたり、シュートが情けの一発のみしか決まらないし
幽香はピンゾロ引いたりしてて勝つ悪してなかったな
・・・ん?活躍してない・・・岬犬・・・呪い・・・ダメだ、あと少しなんだが出てこない・・・

682 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/07/30(水) 22:37:42 ID:???
こんばんは、今日も更新します。
>>679
乙ありがとうございます。
すみません、私がそのチャットで意思疎通できない人です(汗)
割とやってる筈なんですが、どうも同時に色んな所に気を配るというのが
苦手でして、やりたいと思いつつ喋る暇もありません。(勿論喋れるよう努力はしてますが)
あと、仕事もあるので週一プレイヤーにもなりますし、比較的自由にプレーできる学生さんが羨ましいです。
霊夢は出たら使いたいですが、今は神族中心でやってます。
>>680
乙ありがとうございます。
今回の試合は、比較的色々な選手を動かす事ができたのではないか、と考えているため、
個人的には結構満足しています。
しかし姫様があそこまで活躍されるのは本当予想外でした。
謎の向日葵仮面のシュート失敗が目立ちますが、
ミスティアが肝心のチャンスでスルーし損ねたのも結構大きかったと思っています。
>>681
シュートを2発とも決め損ねたのは確かに結構きつかったですが、
ドリブルをパスカルに止められたのは、パスカルの方が凄かったと云うべきと思いますね。
それにフラワーパスは確実に決めてましたし、まあほぼ予想の範疇内のヘタれ具合です。
某岬君と比べたら格段に小物ですね。

683 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/07/30(水) 22:39:31 ID:???
実況「――試合終了〜〜〜!! 永遠亭ルナティックスは予想以上に強かった〜〜!!
ルナティックス、雑魚妖怪チームに5−1の快勝!
しかも永遠亭は永琳選手に中山選手を欠いた状況にも関わらず、全くそれを感じさせない余裕の完勝でした!
これはますます、永遠亭ルナティックスの、今大会での活躍に期待ができます!」

観客「ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!」
「すげぇルナティックス!」「幽香さんとレティさんがいたのに、ここまで大負けするなんて…」
「ヒャッハー! 汚物は陵辱だー!」「こいつらは陵辱出来ればそれで良いんだな……」

鈴仙「………勝った、のね……!?」

てゐ「あぁ、勝ったよ鈴仙。 なんとかね」

自分達へと向かう観客の大歓声。自分と同じく、勝利を噛みしめるルナティックスの仲間達。
鈴仙は少しずつ少しずつ、勝利の実感を味わっていき――。

鈴仙「……や、やったぁ! 師匠や中山さんが居なくても――私達は、やれるんだ!」

――ワァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!

狭い人里サッカーコートを埋め尽くさんばかりに溢れる観客達に向かい。
鈴仙は自信を持って叫び、そして汗の滴る髪を掻き上げながら――大きくガッツポーズを掲げた。

穣子「う、うっわ〜〜! 凄いすごーい! ルナティックス、あの風見幽香に勝っちゃったよ!?」

静葉「ウフフ……これで夏に対する秋の優位性が証明……されはしないでしょうけど。
それでも、ルナティックスがあそこまで力を付けていたのは予想外だったわね」

反町「(キャプテン――じゃない、鈴仙さん。 なんだかノビノビしてるなぁ……。
例えが悪いかもしれないが。 まるで日向が来る前までの、中学サッカー大会の俺みたいだ……)」

684 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/07/30(水) 22:40:40 ID:???
星「うんうん、やっぱり正義は勝つ! 陵辱は犯罪ですからね!
間違っても、キャプテン就任の挨拶や日常会話で陵辱なんて言ってはいけないという事が良く分かる試合でした!」

白蓮「あら、そんな試合だったかしら……?(確かに、陵辱は恥ずべき行為でしたが、
彼女にはそれを通すべき信念があったようにも見えた。 まるで、あの方のような……!)」


空「……どうかな、お燐。 私達、勝てるかな?」

お燐「ん〜、ぶっちゃけ三:七か、へたすりゃ二:八くらいで不利だね。 
だって今度の試合は今のメンツに八意永琳が加わるんでしょ?
ウチのゾンビフェアリー部隊じゃあ堪えられないだろうねぇ。
せめてもう一人。そこそこ以上に優秀なボランチが居れば助かるんだけど……」

空「あっ、分かった! さとり様にボランチになって貰えば良いんだ!」

お燐「そりゃあいいね! でもそうしたら優秀なGKが居なくなるんだけど、どうすれば良いかな?」

空「うにゅ? えっと、う〜ん………。 あ! さとり様にGKになって貰えば良いんだ!」

お燐「(無限ループって怖いなぁ)」

妖夢「…………」

赤髪の女性「――君が何を想っているのかは分からないけど。
考えるばかりじゃなくて、時には行動する事も大事だよ……と、一般論的なアドバイスをあげようか。
それじゃ、私は友人を迎えに行くからこれで」

妖夢「(本当に一般論ですよ。 私の場合は行動すれば思慮の浅さが出て、
考えれば行動が鈍るんだから。 ――でも、確かにやるしかないのは事実……よね)――ご忠言、どうも。
私も、これから練習をするので失礼します」

685 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/07/30(水) 22:49:29 ID:msgoDN3I
一般の観客達は勿論、鈴仙を知る観客達もまた新生ルナティックスの強さを知り、
改めて驚愕するか、自分達のチームと対戦する事になった場合はどう崩すかの作戦を練り始める。
大会優勝候補チームは、それ故に有象無象からの格好の標的となっていた。

??「お疲れ様、良い試合だったわ」

――そんな中、不意に鈴仙に向かって声を掛ける者が一人。
着用しているゼッケンの色から察するに、どうやら雑魚妖怪チームの一員のようである。
てゐや佳歩と話しこんでいた鈴仙は不意に振り向くと、そこには――。


先着1名様で、

★試合後会話イベント→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER→謎の大怪物がわかさぎ姫をスピラへと迎えに来た。 ルーミア「これは、お前の物語なのかー」
ダイヤ→レティが居た。 レティ「貴女の成長には目を瞠る物があったわ」
ハート→リグルが居た。 リグル「……!」(泣きそうなのを堪えて、必死に鈴仙を見つめている)
スペード→幽香が居た。 幽香「謎の向日葵仮面? ああ、新たな陵辱を求めて去っていったけど?」
クラブ→九十九姉妹が居た。 弁々「先に言っておくけど、私達オリキャラじゃないから」
                   八橋「必死すぎると逆効果かもだよ、姉さん!?」
クラブA→陵辱の力に取りこまれた謎の向日葵仮面がネオ向日葵仮面になっていた。
      ネオ向日葵仮面「わたしは ネオ向日葵仮面 すべての次元 (中略) 永 遠 に!」

686 :森崎名無しさん:2014/07/30(水) 22:51:56 ID:???
★試合後会話イベント→ ダイヤK

687 :森崎名無しさん:2014/07/30(水) 22:52:24 ID:???
★試合後会話イベント→ クラブA

688 :森崎名無しさん:2014/07/30(水) 22:53:00 ID:???
JOKERw

689 :森崎名無しさん:2014/07/30(水) 23:04:51 ID:???
危うくネオ向日葵仮面が全てを陵辱し尽すとこだった

690 :森崎名無しさん:2014/07/30(水) 23:30:09 ID:???
どうせミサキーヌの呪いには勝てないから大丈夫大丈夫

691 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/07/30(水) 23:49:03 ID:k3ahWB7U
ダイヤ→レティが居た。 レティ「貴女の成長には目を瞠る物があったわ」

レティ「……今日の試合では、自分自身の鍛練の甘さを思い知ったわ。
――恐らくは、かなりストイックに鍛錬に励んだであろう貴女の姿を通してね」

鈴仙「レティさん……!」

鈴仙に語りかけて来たのは雑魚妖怪チームのCBにして、
幻想郷でも指折りのDFとして知られている冬の妖怪、レティ・ホワイトロック。
かつてヒューガーとの戦いの折りに助っ人として試合を共にし、
会話こそ少なかったものの、幻想郷には珍しい努力型の有名選手として、鈴仙は内心憧れる所も多かった。

鈴仙「……いえ、私だって全然でしたよ。 シュートは確かに決まったけれど、
試合中の判断ミスもあったし、パスとかドリブルもまだまだだったし……」

褒められた事に対して、ほぼ条件反射的にそれを否定してしまう鈴仙。
依然永琳にも言われた「強者の振る舞い」というのは意識しないと中々難しいものである。
しかしレティはゆっくりと頭を振って、永琳にも似た冷静なトーンで、鈴仙を諭していく。

レティ「――そこが、他の幻想郷の――いや、ひょっとしたら、
外の世界の強豪選手にも無い、貴女の強さと私は思うわ」

鈴仙「えっ……?」

レティ「貴女は少し謙虚というか、卑屈が過ぎる節があるようだけど……。
そうして自分の弱さ、未熟さを正確に認知出来る者は、意外とそうは居ない。
強者たるもの、傲慢で無くてはならぬとも言うし、
実際に紅魔の吸血鬼嬢とか、ウチの幽香とかはそれを地で行ってる性格だったりするけれど――。
そんな奴ばっかりだったら、チームは面倒なことになるでしょうしね。
だから、そういう性格も大事にすれば良いかな……って、私だったら思うかしら」

鈴仙「なるほど……」

692 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/07/30(水) 23:50:08 ID:k3ahWB7U
強者であっても、必ずしも大上段に構えずとも良い。 弱ければ、弱いままでも良い。
奇しくも、レティが鈴仙に告げた言葉は、前に永琳が鈴仙を律した言葉とは相反していた。
そして、その言葉はどちらも正解であるように鈴仙には思えた。

鈴仙「(――レティさん、まるで師匠みたいだけど、師匠よりは優しい感じ……。
やっぱり、幽香さんとか小さい子どもたちの面倒を見ている内に丸くなったりしたのかしら?
――さて、それはそうと。 私の方からもレティさんに言うべき話ってあったかしらね……?)」

A:「――私も、私なりにまだまだ頑張っていきますよ」明るく謙虚に宣言する。
B:「私だって、色々きつい思いもしてきました。 充分分かっています」明るく元気に宣言する。
C:「――レティさんは、どうして強くなりたいと思ったんですか?」レティの身の上について聞いてみる。
D:「向日葵かめ……幽香さんに宜しくお願いします」幽香にも声掛けしておく。
E:「今日の試合、リグル達とか凄い頑張ってましたね……」チームの子ども達について話す。
F:「そういえば、ウサギ達のコーチとかって出来ませんかね?」唐突にコーチについて依頼する。
G:「おいレティモンド本田ァ! 語尾のごわすはどうしたァ!?」唐突に煽ってみる。
H:その他 自由選択枠


先に3票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

693 :森崎名無しさん:2014/07/30(水) 23:52:07 ID:98Tceg0M


694 :森崎名無しさん:2014/07/30(水) 23:53:22 ID:m9HHffkw
E

695 :森崎名無しさん:2014/07/30(水) 23:53:26 ID:cByMvJU2
C

696 :森崎名無しさん:2014/07/30(水) 23:53:29 ID:???
H F+相撲のコーチお願いします

697 :森崎名無しさん:2014/07/30(水) 23:58:38 ID:jF4k3hIc
C

698 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/07/30(水) 23:59:11 ID:k3ahWB7U
……と、いったところで今日の更新はここまでにさせて頂こうと思います。
もしも日付を跨いでも未決でしたら、お手数ですが再投票をお願い致します。

>>688
JOKERが出てたら多分わかさぎ姫主役のスピンオフ外伝が始まってました。
その時鈴仙は多分ヒロイン役でした。
>>689-690
下手なことを言ってると、

鈴仙「やった! 最高の引きよ!! もう何も怖くない!?」
ネオ向日葵仮面「リョウジョ〜ク。 最悪の引きだったわ……」
↓結果
★鈴仙→戦闘力 6 + ( JOKER )+( ダイヤK )+(ルナティックレッドアイズ+2)=36★
★ネオ向日葵仮面→戦闘力 5000 + ( クラブA )=5001★

…みたいに、呪いを超パワーで塞ぎこんで来る可能性があります。

それでは、皆さま、本日もお疲れさまでした。

699 :森崎名無しさん:2014/07/30(水) 23:59:33 ID:98Tceg0M
Cに変更お願いします

700 :森崎名無しさん:2014/07/31(木) 00:41:16 ID:???
元ネタ的に魔法剣二刀流ブレイクみだれうちで一体、オーディンで一体
ミサキーヌの呪いでさらに弱点が増加・・・
あれ?ネオって本ッ当に大したことなくね?
あとレティモンド本田www
朝青竜もサッカー選手なんだしエドモンド本田が本当にレティと入れ替わってても違和感ないよね

701 :森崎名無しさん:2014/07/31(木) 18:18:24 ID:???
霊夢、魔理沙、咲夜、早苗、妖夢達主人公が束になっても凌辱されちゃうじゃないか

げんそうきょうのほうそくがみだれる!

それはそうとウサギEさんの命名イベント楽しみです

702 :森崎名無しさん:2014/07/31(木) 18:25:41 ID:???
リグルチーム2位突破は無理なのか?

703 :森崎名無しさん:2014/07/31(木) 20:42:04 ID:???
2位争いは、地霊×西行の結果がどうなるかだなあ

総合力では西行寺が有利だけど、どちらかというと浮き球シュートが強いチームで
さとりと致命的に噛み合うから引き分けが可能性高いかも
判定が絡んで勇儀がフリーで撃つか、それとも妖夢が今できる活躍をするか、それが勝負の分かれ目だな

704 :森崎名無しさん:2014/07/31(木) 21:08:20 ID:???
監督がリグルパパになれば2位突破は余裕
〇同胞のリグル信者(翼・魔王・おまけに次藤)を連れてきて戦力補強
〇レティをGKにする等、大胆かつ絶妙な采配
〇伸び代のあるリグルを鍛えて超エースに
〇決勝の相手が超雑魚妖怪チームに変更。博霊?なにそれおいしいの?

705 :森崎名無しさん:2014/07/31(木) 21:21:52 ID:???
監督が手羽先になれば全敗余裕
手羽先「とにかくサイド駆け上がってリグルにクロス上げまくれ!」
向日葵「」レティモンド「」

1試合約80本のクロスを上げるも結果が当然ついてこず解任
そのことをからかわれて乱闘→警察の厄介に

ガレリ「どこかで聞いたような」ブローリン(マンU)「はい…俺のチームです…」

706 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/07/31(木) 22:09:57 ID:2wGBWxxo
こんばんは、今日も更新をしていきます。
>>700
元ネタ的にも対策をしっかりしてれば案外大したことないですが、
鈴仙はサッカー漬けの生活をしていたせいで魔法剣も二刀流もできなければ、
ブレイクも召喚魔法も唱えられませんね。
選択肢に入れといてアレですが、私はレティさんは細身の美人だと思います。
>>701
伝説の超人とかもいるんで多分大丈夫です(爆)
命名イベントは、このレティとの会話イベント語に挟みたいと思っています。
折角沢山考えて下さったのに、中々入れず申し訳ありません。
>>702-703
2位突破チームなどについては、実はもう考えております。
どこが2位突破するか色々予想して頂ければ幸いです。
レミリアや魔理沙と比べると地味ですが、勇儀も割と負けないくらい強キャラだったりします。
>>704
監督がリグルパパだったら、少なくとも戦術面では既に最強クラスですねw
それとワンプレーだけなら最強の能力値を誇る嫁が控えているのですから、普通にラスボス級の強さはあると思います。
>>705
現実はゲームよりも奇なり、という奴でしょうかw
翼君はリグル厨でなくとも、個人的にはなんとなく名監督なイメージが湧きませんね……

707 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/07/31(木) 22:12:30 ID:2wGBWxxo
C:「――レティさんは、どうして強くなりたいと思ったんですか?」レティの身の上について聞いてみる。

個人的な憧れと親近感がありながら、鈴仙はレティという妖怪についてあまり詳しくなかった。
冬の恐怖の代名詞とも称されるレティだったが、妖怪としての格は風見幽香と比べると大きく劣る。
何故そんな彼女がサッカーを始め、そして実力者であり続けられたのか。
鈴仙にはそれが特に気になっていた。

鈴仙「――レティさんは、どうして強くなりたいと思ったんですか?」

鈴仙は知りたいと思った。彼女の強さは、何を根源としているのか。
自分と似たような彼女の境遇を知り、自分自身と重ね合わせてみたかった。
そんな鈴仙の想いを知ってか知らずか、レティはフッ、とクールに笑ってみせながら――こう答えた。

先着1名様で、

★レティのお話→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER→レティ「そりゃあ、幽香と一緒にサッカーがしたくて…///」鈴仙「ゆ、ゆうれてぃ!?」
ダイヤ→レティ「サッカーを通して、幻想郷の新たな可能性を探りたい……なんてね」鈴仙「…………?」
ハート・スペード→レティ「サッカーは平等だから。 私のような下級妖怪にもチャンスのある、良いスポーツと思ってね」
クラブ→レティ「皆がどんどん、冬を恐れなくなってしまった。 その代わりに、サッカーで恐れて貰おうと思ってね」

708 :森崎名無しさん:2014/07/31(木) 22:13:09 ID:???
★レティのお話→ スペード2

709 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/01(金) 00:01:52 ID:iEK5T3wo
★レティのお話→ スペード2 ★
ハート・スペード→レティ「サッカーは平等だから。 私のような下級妖怪にもチャンスのある、良いスポーツと思ってね」

レティ「――私はね、こう見えても案外僻み症なのよ」

レティはさらりと、何気ないように話す。

レティ「ほら、前にあったでしょう? 春が中々訪れない異変……って、
貴女はその時、竹林に籠り切りなんだったかしら」

鈴仙「うーん、話くらいは聞いていますが」

春雪異変。
幻想郷の歴史の中でも比較的大規模な異変であると評されるその出来事について、
鈴仙は人伝ではあるが聞いたことがあった。
なんでも、四月になっても五月になっても春が訪れずに雪が降りしきり、
挙句の果てには冥界と顕界とを隔てる門が開きっぱなしになってしまったという異変。
言葉にすると味気ないような気もするが、実際は人里の畑に大きな損害を与え、
冥界と顕界とのバランスが崩れ、人に害為す亡霊が急増するなどの問題も発生したという。

レティ「……まぁ、畑の飢饉は幽香が妖力をバラ撒いて何とかなったし、
亡霊の問題も、異変を起こした白玉楼側が骨を折って解決に漕ぎ着けさせたらしいから、
結果的にはさして問題無かったのでしょうけど。 私としては、ちょっとそこで嫌な目に会ってしまって」

鈴仙「嫌な目……ですか」

レティは年長者染みた穏やかな表情を崩さずに、自嘲気に唇を歪ませる。

レティ「――まぁ、半分は調子に乗った私の自業自得でもあるのだけどね。
端的に言うと、博麗の巫女に異変の黒幕扱いされちゃったのよ、私」

鈴仙「あぁ……そっか。 冬が長引いた、なんて話が出たら真っ先に疑われちゃいますもんね」

710 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/01(金) 00:03:21 ID:iEK5T3wo
レティ「そうそう。 私個人としてはあの巫女は嫌いじゃあないけれど、
そこで、理不尽かつ圧倒的な才能の差を見せつけられてしまって。
……それが、サッカーを始めるきっかけだったわね。
要するに、『弾幕ごっこじゃ勝てないけど、サッカーだったら勝てるだろう』って言う、子ども染みた理屈よ。
幾らあの巫女――霊夢に才能が溢れていようとも。
サッカーだったら、弾幕の飛ばし合いよりもより公平に勝負が出来ると思ったんだけどね」

鈴仙「なるほど……(確かに、パスカル君や中山さんの実力はそこらの強豪妖怪にも負けてないし、
日向小次郎はサッカーで河童や妖怪寺の住民を恫喝してたし……。
空を飛べなくても、妖力や魔力が無くても出来るサッカーは、弾幕ごっことかよりもよっぽど平等なのかも)」

鈴仙は聞き役に徹しながら、改めてサッカーというスポーツの(相対的な)公平性について感心していた。
確かに、サッカーにも才能による覆し難い差は存在する。それは鈴仙が練習しながら日々感じている事だ。
しかしそれでも、サッカーならば、努力をすればまだその差を埋める事は容易い。
人間は努力を重ねても神にはそう成れぬが、サッカー選手には比較的容易く成る事が出来る。
だからこそレティは、サッカーの平等性を感じて練習に明け暮れ、
幻想郷サッカー界でも高い地位を得ることに成功したのだろう。

レティ「……とはいえ。 競技が変わっても厳然たる差は存在するのだけどね。
私だって結局、今じゃあサッカーでも博麗の巫女に勝てないし。
CBとしても――とてつも無い才能と叡智に溢れた軍神がいる。
サッカーは平等だけど…………理不尽だって一杯あるわ」

鈴仙「レティさん……(――努力しても頑張っても、世界にはそれを嘲笑うかのような天才に溢れている。
それは比較的平等なサッカーであっても同じ、か。 ……私、それでも本当に頑張れるのかなぁ)」

711 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/01(金) 00:04:25 ID:iEK5T3wo

――少しだけ暗い影を落としたレティの口ぶりに、
鈴仙はまるで、未来の自分を見ているような錯覚に陥る。
日々成長を実感出来る今の段階は良い。
確かな成長を感じながら、自身の前に立ちはだかる強者に立ち向かう事はできる。
しかし、もしも今レティが思い悩むような理不尽な壁が現れた場合、どうするか。
その結論は、やはりすぐには出るものでは無かったが――。

レティ「――最も、私はそんな事は、日ごろあまり考えないようにしてるんだけどね。
考え出したら、それこそ頂点になるまでキリが無いし」

鈴仙「そう……ですよねぇ。 私も最近、あんまし師匠と自分とを比べて卑下しないようにはしてるんだけど」

レティ「他人と比べるのはしんどいわよね。 私も分かるわ、例えば……」

鈴仙「えっ、レティさんもそんな事が……」

永琳や中山、パチュリーのような師とは違う。
共に思い悩みつつも、別の道がある事を教えてくれる姉のような存在が出来た気がして、
安心しつつも嬉しくなるような、そんな感情を鈴仙は抱いていた。


*レティの評価値が上がりました。
*鈴仙とレティの関係が、鈴仙→(共感)←レティ になりました。

712 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/01(金) 00:06:06 ID:iEK5T3wo
【命名イベント・ウサギE】

レティ「――またね、鈴仙。
私は今は【太陽の畑】の幽香の家に居候しているから、良かったらまたお話しましょう?
一緒に練習したり、誰かお友達を誘ってくれれば、守備について講釈する事も出来るから。
――ああ、幽香は私がなんとかするから大丈夫よ。 ……たぶん」

鈴仙「(たぶんなんだ……)は、はいっ! 今日はありがとうございました」

そうして、レティと鈴仙が簡単な口約束を交わし終えたのを見計らい。

ウサギE「……鈴仙さま、お願いがあります」

――神妙な表情のウサギEが、鈴仙に話しかける。
後ろにはてゐが控えており、成長した我が子を見守る母親のような暖かい笑みを浮かべていて、
鈴仙は心底気持ち悪いと思ったが――きっとこの場はそんな冗談を言うべき場では無いと悟り、
敢えて何も言わずにウサギEの言葉を促す。

ウサギE「えっと、その……」

長身で見目麗しく、肩まで掛かる黒のストレートに額を出した髪型は淑女を思わせ、
姿身だけならば如何にも子どもらしい背格好のてゐよりも遥かに大人びてみえるウサギE。
そんな彼女は、やはり精神的には幼い所もあるのだろう。
果たしてウサギEは、もじもじとした様子を直せぬまま、鈴仙に向かって一つだけ、お願い事をした。



ウサギE「――私に、妖怪としての名を名乗る事を、お許し頂けませんでしょうか」

713 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/01(金) 00:07:22 ID:iEK5T3wo
てゐ「……この子から申し出があったんさ。
私としても、そろそろタイミングではあるかな〜とは、前々から思ってたんだけど」

鈴仙「……確かに、Eちゃんはこのチームだけじゃなく、永遠亭の妖怪兎の中でも年長の部類だからね。
礼儀作法もしっかりしてるし、妖力も充分にコントロール出来てきている。
私としても反対する理由は無いんだけど……」

妖怪兎を取りまとめるリーダーであるてゐ。
彼女に対して指導監督する権限を持っているのが鈴仙である以上、
名目上、鈴仙はてゐよりも高い地位に居る(ホントに名目上だが(泣))。
それゆえに、ウサギEが名を名乗る事に対しての伺いを立てて来たのだろうが……。
何故、彼女がここまでに名を欲するのか。

鈴仙「参考として教えてくれない?
どうして突然今日になって、名前が欲しいって言いだしたのかしら?」

鈴仙は少しだけそれが気になったので、聞いてみる事にした。

ウサギE「――今日、プレーをしていて思ったんです。 私にはまだ、『覚悟』というものに欠けている……と」

ウサギEの様子は、もうたどたどしい物では無くなっていた。
喜ぶも落ち込むも元気一杯の佳歩とは違い、彼女の口調は常に淀み無い。
しかし、その声は凛とした信念に満ちているように鈴仙には思えた。

ウサギE「心の底に、どこか甘えがあると思いました。
名もなき弱小選手である事を盾に、失敗してもしょうがない……。
そう言う風に考え、実際に私は失敗を繰り返していた。
だけど、それじゃあいけない。 私は、私の守りたいと思う人達の為に、もっと成長したい。
それは技術的な面だけじゃなく、精神的な面でもです。
――だからこそ私は、『名前』が欲しいと思いました。
失敗の重責を、自らの『名前』の上に置くために。
そして、もしも成功した場合は――。 その栄光を、自らの『名前』の上に飾りたいのです」

714 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/01(金) 00:08:34 ID:iEK5T3wo
てゐ「……まぁようするに、Eちゃんは『名前』を背負う事で、責任も一緒に背負えるような大人になりたい、って事さ。
もちろん、「名前なんて飾りだよ、本質はキミ自身がうんたらかんたら……」って議論もあるだろうけど、
そんな事はどうでも良いんだ、重要じゃない。
いちばん大事なのは、Eちゃん自身が『名前を得たい!』……と思ってる意思そのものなんだからね。
そして私はEの意思に対してイエスと言った。 鈴仙、アンタはどうするの?」

鈴仙「(Eちゃん、私の知らない所でそんなに色々考えてたのね……)
――それは勿論、私だっててゐと同じよ。
Eちゃん、それが貴女の望む事と言うならば、私は止めないわ」

――ここまで言われた上で、ノーと言える筈が無かった。
佳歩の時と違い、鈴仙はウサギEとは主従関係やそれに基づく信頼関係はあるとはいえ、
深い交流がある訳では無かった。
しかし、ウサギEが兎達の誰よりも強い意志の力を持ち、
そして兎達の誰よりも聡明である事は鈴仙も重々承知していたし、
そんな彼女が、強い意志を持ってこれまでの枠を超えたいと言うのならば、
鈴仙にはもはや介入の余地などない。

ウサギE「鈴仙さま…………!」

鈴仙が永琳のように重々しくそうウサギEに告げると、ウサギEの顔は俄かに明るくなる。
彼女の強さは、しっかりと鈴仙やてゐにも伝わっていた。

715 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/01(金) 00:09:42 ID:iEK5T3wo

鈴仙「――でも、そうだとしたら名前を考えなくちゃいけないんだけど……。
てゐ、何か考えてあるの?」

――しかし、いざ名前を貰うとなると、次の問題が発生する事になる。
即ち――どんな名前を与えるべきなのか、という問題である。
鈴仙は無策のため、とりあえずてゐに話題を振ってみたが、てゐもう〜んと唸ったまま答えない。

ウサギE「えっと……私は、どんな名前を頂いても構いませんよ?」

悩みこむ二人の上司を見て、ウサギEは気を利かせてこうも言ってくれたが、
何しろ名付けは大事な問題。 そう簡単に結論を出す訳にもいかない。

鈴仙「そうねぇ……」

てゐ「う〜む……」

――しかもウサギEは、鈴仙達にとって部下であり可愛い妹分。
鈴仙とてゐはうんうんと唸りながら、ああでもない、こうでもないと名前案を振りかざし合う。
そうして、最終的に落ち着いた名前は……。

716 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/01(金) 00:18:07 ID:iEK5T3wo
***ウサギEの名前を選択してください***

A:因幡 風音(いなば かざね)
B:因幡 風花(いなば ふうか)
C:因幡 彩音(いなば あやね)
D:因幡 雪菜(いなば ゆきな)
E:因幡 三田菜(サンタナ)
F:因幡 綾(いなば あや)
G:因幡 舞流乃(いなば ぶるの)
H:因幡 美琴
I:因幡 真紀 (いなば まき)
J:因幡 恵美
K:因幡 石華(いなば せっか)
L:因幡 つかさ
M:レミリア「私の解釈だとウサギEはウサギEじゃないのよね。あれは『永遠』なのよね、不夜城エターナル」
  鈴仙「『無限輪廻』〈インフィニティア・メビウス〉、ね」
N:その他 *5票決

先に【4】票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
次に更新する時(明日の21〜22時くらい?)までで未決でしたら、2票以上入ったもので決戦投票を行います。
*読み方については書いて下さったものに関しては記入しておりますが、そうでないものは記入していません。
 また今後、作者が勝手に読み方を当てる危険性があります。その際は間違っている、とご意見して頂ければ幸いです。

717 :森崎名無しさん:2014/08/01(金) 00:19:01 ID:CNEbA5RI
L 他にもいいのはあったけど竹取物語と石崎くんの要素が入ってるこれが気に入ったのよー

718 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/01(金) 00:19:23 ID:iEK5T3wo
――と、いったところで今日の更新はここまでにします。
それでは、皆さま、本日もお疲れさまでした。

719 :森崎名無しさん:2014/08/01(金) 00:20:09 ID:S8LpyQOg
L

720 :森崎名無しさん:2014/08/01(金) 00:21:40 ID:FetbuQGE
M

うむ

721 :森崎名無しさん:2014/08/01(金) 00:23:40 ID:7exttLSw
L やっぱりこれやな

722 :森崎名無しさん:2014/08/01(金) 00:30:35 ID:LB4p/qGk


723 :森崎名無しさん:2014/08/01(金) 00:51:57 ID:0RmV1THs
K よく考えたら石崎の石が入ってるね

724 :森崎名無しさん:2014/08/01(金) 00:53:48 ID:uv4edT2k


725 :森崎名無しさん:2014/08/01(金) 18:19:30 ID:???
寮でつかさと読むのか

726 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/02(土) 01:40:20 ID:???
こんばんは、かなり遅くなりましたがほんの少しだけ更新していきます。
皆さま、昨日は沢山の投票をありがとうございました。
投票の結果、ウサギEの名前は「因幡 つかさ」となりましたので、
今後とも、ウサギE改め因幡つかさを宜しくお願い致します。
>>725
私も始めて知りました(汗)

727 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/02(土) 01:41:27 ID:???
L:因幡 つかさ

てゐ「うーん……あっそうだ! メキシコに吹く熱風! って意味のサンタナってどうかな!?」

鈴仙「却下。 なんか妖精っぽいし、その名前」

てゐ「えー、じゃあ……かつて存在した伝説のGKの名前を取って、ブルノってのは?」

鈴仙「EちゃんはDFなのに何でGKの名前を取るのよ……。 しかも何か響き的に縁起悪いし」

てゐ「え〜〜っ。 ……もう、さっきから鈴仙ったら人の考え否定してばっかじゃない。
そういうアンタは、なんか良い名前の案は無いの?」

鈴仙「そ、それは……。 ――今考え中よ」

そう苦し紛れに誤魔化しながら、鈴仙は色々と思考を巡らせる。
……と、言いながらも中々良いアイデアが浮かばず、
やきもきとした時間が暫しの間流れるも――。

鈴仙「……ウサギEちゃんは、ウサギ達の中でもお姉さん的存在。
そして、今こうして名前を貰うとしたら、いつかは私とてゐに次ぐ、
ナンバー3的な存在になって貰う事もあるかもしれない。
――それにちなんで、という訳では無いけれど」

ウサギEについて考える内に、鈴仙には一つの言葉が思い浮かんでいた。
古き律令の世にあって、宮中の運営を支えた重要な柱。
やんごとなき姫君を守るための盾であり剣であった存在。

鈴仙「――つかさ、ってのはどうかしら」

寮(つかさ)。 ――鈴仙はウサギEの瀟洒な立ち振舞いに対し、そんなイメージを持っていた。
そしてそれはてゐやウサギE自身にしても「しっくり来る」名前だったのだろう、二人もまた、納得した表情で頷いてくれた。

728 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/02(土) 01:42:56 ID:???

てゐ「……おっ、良いかもその名前。 ――Eはどうだい、気に入った?」

ウサギE「つかさ……はい! とても良い名前だと思います!」

てゐ「そう、それなら良かった。 ……それじゃあ、つかさ。 最後に聞くけれど。
――これからはあんたは、その名前に恥じない大人にならなきゃいけない。
それは嬉しい事ばかりだけじゃあなくて、辛いことや逃げ出したくなる事だってある。
今までのようには行かず、苦しむ事だってある。 ……それでも、やっていけるね?」

つかさ「はい。 それこそがこれからの私の義務であり、権利であると思っていますから」

鈴仙「まぁ、佳歩とかだって先に名前を貰っておいて、楽しそうにやってるから。
きっとEちゃん……じゃなくて、つかさはそんな心配しなくても良いと思うわ。 つかさはしっかりしてるからね」

つかさ「(…………)――はい、ありがとうございます、鈴仙さま。
これからも、精進いたしますわ」

ペコリと頭を下げ、相変わらずの凛とした表情を保ち鈴仙達へと微笑むつかさ。
彼女の瞳には、まだどこか張りつめたような緊張が残っているように思えたが――。
少なくとも、つかさが鈴仙に与えられたこの名を気に入った事については、間違いが無いようだった。

*ウサギEが名前を貰い、「因幡 つかさ(いなば つかさ)」になりました!
 以降は「ウサギE」ではなく、「因幡 つかさ」(もしくはつかさ)と表記します。

729 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/02(土) 01:44:36 ID:???
……と、今日は本当に短いのですが、これだけになります。
明日もちょっと更新が少なくなるかもです。

皆さま、遅くまでお疲れさまでした。

730 :森崎名無しさん:2014/08/02(土) 01:55:05 ID:???
乙です
ブルノwwwかつて存在したって死んだ扱いになってるのかwwww
アレ絶対死にそうにないんだけどwww

731 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/03(日) 01:36:57 ID:???
こんばんは、色々あって今(12:10ごろ)ようやく帰ってこれました。
ほんの少しだけ更新したいと思っていたのですが、流石に眠くて作業も捗りませんので、
明日に纏めて更新したいと思います。
>>730
乙ありがとうございます。
かつて存在した(死んだとはいってない)

それでは、皆さま、また明日宜しくお願い致します。

732 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/03(日) 17:29:24 ID:???
ルナティックスのメンバーが新たに生まれ変わった仲間を迎え、
和気藹藹とした様子で交流を深めていた所。
――雑魚妖怪チームの中では、ちょっとした騒ぎが起きていた。

リグル「あ、あれっ!? 謎の向日葵仮面さんが居ない!?
折角、『一緒にサッカーやってくれてありがとう』ってお礼言おうとしたのに!?」

雑魚妖怪チームの助っ人として、1得点を挙げた謎の向日葵仮面。
彼女の姿が、試合終了と同時に忽然と消えていたのである。
鈴仙と話していたレティはともかく、試合終了と同時にさっさと店じまいをする
やや薄情な仲間達を恨みがましく見つめながら、リグルはフィールドを抜け、控室へと向かうと……。

幽香「………それには及ばないわ、リグル」

リグル「な、謎の向日葵仮面さん……じゃなくて、幽香!? もう持病の貧血とかは大丈夫なのっ!?」

――幽香が、一人ベンチにゆったりと腰掛けていた。
持病の貧血やら不眠症やらの影響か、彼女の額からは汗がにじみ出ており、どことなく呼吸も苦しそうである。
まるで、30分間ほどサッカーをやっていたかのような幽香の疲労具合に、リグルは心配を隠せない。

幽香「……ええ、何とか休んで薬を飲んだら治ったわ。
――しかし、謎の向日葵仮面がついて居ながら負けちゃうなんて。
ごめんなさいね、もしも私がフルタイムで動けていたら……」

幽香はまるで自分の事のように、申し訳な風にレグルに頭を下げる。
謎の向日葵仮面は、やはり幽香の知り合いの中でもとても格の高い妖怪だったのだろう、

リグル「ゆ、幽香も謎の向日葵仮面さんも悪くないよ!? それよりも、幽香は謎の向日葵仮面さんに会ったの!?」

幽香「……ええ、まあね。 彼女は新たな陵辱場――じゃなくて、戦場を求め て去ってしまった。
けど、私が貴女達に合流するまでの間、私は謎の向日葵仮面と挨拶したからね。
――彼女、とてもリグルの事を褒めていたわよ」

733 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/03(日) 17:35:56 ID:???
リグル「ほ、本当!? でも謎の向日葵仮面さん、私の事いつも「クソガキ」とかって……」

幽香「――彼女は口下手だからね。 私に試合の話をしてくれた時は、
『あの子には才能がある、育てればきっと伸びるぞ』って、楽しげに話してくれたんだけどね」

リグル「そっか。 ……また、会えるかな?」

幽香「……そうね。 きっと会えるわ。
リグルが一生懸命、自分らしくあるがままで頑張っていたら……ね」

リグル「うん! 練習しても頑張っても上手くいかないこともある。
だけど、だからってクヨクヨしたり、自分を見失ったりしちゃダメだ、って事だよね。
ネオリグルキックはまだまだ未熟だったみたいだけど。
これからも頑張って、謎の向日葵仮面さんや幽香みたいな、陵辱選手になるよ!
(「超強い」って意味なら、皆も「陵辱」って言葉、もっと使っても良いのになぁ)」

幽香「(誰かしら、リグルにヘンな事を吹きこんだのは……)
――フフ。 さぁ、今日は反省会と、次の試合に向けた決起パーティよ。
私は朝の内に新鮮な秋野菜を採って来たから、きっとレティが、美味しい料理を作ってくれるわ」

リグル「う――うん!」

幽香「(ヒーローは決して、その正体を明かしてはならない。
リグルに謎の向日葵仮面の正体を知ることになるのは何時になるかしらね……)」

陵辱を巡る言葉の使い方について、幾ばくかの誤解とすれ違いを生じさせつつも、
強豪チームとの対決と、それに伴う挫折を経て、ちょっぴり大人になったリグル。
そして、そんな姿を微笑ましげに見つめる幽香。

734 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/03(日) 17:37:42 ID:???
幽香「(――この試合、思うような陵辱は出来なかったけれど。
それはつまり、自然の力をも上回るまでに、人や妖怪の努力による力が増して来ているという事なのかもね。
……良い意味でも、悪い意味でも)」

――彼女の足元にあるトートバックからは、向日葵柄の仮面が、ちらりと顔を覗かせていた。


*雑魚妖怪チームとの試合を勝利で終えました! 人気度がボーナスで少し加算されます。53→55
*リグルの謎の向日葵仮面に対する評価が、リグル→(超強いヒーロー)→謎の向日葵仮面 になりました。

735 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/03(日) 17:44:05 ID:???
……と、いったところで一旦ここまで。
これから少し(?)固定イベントを挟んで、2日目午後の行動選択となります。
参考に、周辺のスケジュールを再掲します。

        午   前           午   後
1日目     開会式           羽目×紅魔
        ―――            人里×二軍   

2日目   永遠×雑魚←終了!    バケ×聖徳←今ここ!         
       守矢×毛玉          妖精×妖怪    

3日目   地霊×西行           休   み   
       命蓮×博麗           休   み

736 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/03(日) 21:29:50 ID:???
〜2日目午前・固定イベント〜
【Red and White】

――鈴仙達永遠亭ルナティックスが雑魚妖怪チームと戦い、そして勝利を挙げた時。
東の果てなる幻想郷の最東端、現実と幻想の境界線にある博麗神社の本殿では、
ダンボール製の賽銭箱と肩を並べて、巫女が一人茶を楽しんでいた。

霊夢「――はぁ。 今日も良い天気……じゃなかったけど。 一瞬の通り雨で良かったわね」

先程まで轟と降り注いでいた雨が、おおよそ正午を前にして晴れていき、
今やカラッとした日本晴れになったのを見計らい、
のこのこと本殿の奥にある居住空間から出て来た所である。

霊夢「今日の練習は昼すぎからだっけ。 ウチの神社も最近は騒がしくなったモンだから、
こういう一人の時間を大切にしないとね……」

大会があろうとも、チームに変な外来人が加わろうとも、
あらゆる物から浮いた存在である霊夢にとっては、それは自身の在り方に全く影響しない。
……筈であったが。

――ブウ…ン。

紫「――で。 お茶を飲んだら皆が来るまで自主練習かしら?
賽銭箱とお茶と一緒に、サッカーボールを並べるなんて。
少なくとも絵面だけ見たら、まるで漫画に出てくるサッカー馬鹿みたいよ、貴女」

――たった今、空間を裂いて現れた紫の指摘するとおり、
霊夢の中に占める「サッカー」の割合は、日に日に大きな物となっていた。

霊夢「仕方ないじゃない。 今回の異変の解決方法は弾幕ごっこでも実力行使でも無くサッカー。
サッカーで、私が高い実力を示さなければ意味が無い。 ……そう言ったのは、他でも無いアンタじゃないのよ」

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