キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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レス数が950を超えています。1000を超えると表示できなくなるよ。
【前略】鈴仙奮闘記19【向日葵仮面より】

1 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/07/05(土) 22:58:03 ID:???
このスレは、キャプテン森崎のスピンアウト作品で、
東方Project(東方サッカー)とのクロスオーバー作品です。

内容は、東方永夜抄の5ボス、鈴仙・優曇華院・イナバがサッカーで師匠を超えるために努力する物語です。
また、ストーリーやカードの展開次第で、いくつかのキャプテン森崎のキャラクターも、
それぞれの思惑を持ちながら、幻想郷の住人との交流を通じてサッカーを極めていくことになるでしょう。

他の森崎板でのスレと被っている要素や、それぞれの原作無視・原作崩壊を起こしている表現。
その他にも誤字脱字や稚拙な状況描写等が多数あるかと思いますが、お目こぼし頂ければ幸いです。

☆前スレ☆
【私が決めなきゃ】鈴仙奮闘記18【誰がやる!】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1401718440/

☆攻略ページ(キャプテン森崎まとめ@Wiki内)☆
http://www32.atwiki.jp/morosaki/pages/104.html

(※このスレの目標や今後の予定、ゲーム進行の流れなどが分かります。
  過去ログもありますので、初めて来て下さった方は、一読すればより楽しめると思います!)

☆あらすじ☆
ある日突然幻想郷にやって来た外来人、アラン・パスカルと中山政男との出会いにより、
師匠、八意永琳に並ぶ選手になると決心した鈴仙・優曇華院・イナバ。

とうとう始まった全幻想郷選抜大会、予選リーグ第1戦目は雑魚妖怪チーム戦!
中心人物であるMF・風見幽香の突破力に、CB・レティ・ホワイトロックの守備力は確かに一流だが、
鈴仙達永遠亭ルナティックスも負けてはおらず、チーム力で試合を支配し、前半25分を過ぎて2−0のリード。
そしてレティのパスを、メディスンの執拗なマークを潜り抜けた我らが鈴仙は今、3点目の奪取に向けて次の行動を模索中。
何時に無く楽勝ムードの展開だが、試合には暗雲が立ち込めており……?
そして、姿を消した永琳は今……?

645 :森崎名無しさん:2014/07/29(火) 00:54:06 ID:???
ウサギEの問題点は能力値もそうだが、最大ガッツがそんなに高くない事だ。最大ガッツも特訓で上げられればいいのだが…

646 :森崎名無しさん:2014/07/29(火) 01:03:11 ID:???
ウサギEはある程度は交代前提で行ってもいいんじゃね
何度か姫様の壁になれれば十分役に立てたといえそうだし

647 :森崎名無しさん:2014/07/29(火) 01:15:18 ID:???
パスかどうか悩んだけど顔面ブロックはリスク高いしとりあえずブロックで
そうでもしないとドリブルの機会もないしね

648 :森崎名無しさん:2014/07/29(火) 10:25:47 ID:???
ウサギEの元々のブロックが46で今回の覚醒で48まで上がったわけだが、
まだ特訓していないことを考えると十分使えそうだな。

649 :647:2014/07/29(火) 11:30:58 ID:???
あ、そうか、普通の顔面ブロックか、てっきりこぼれ球の方かと…
とにかく姫様の盾ができることは大きいよね
この後の育成方針はブロック特化かタックル上げるかドリブルとシュート上げるか
パスを上げるか

・・・因幡 武露御林とかにしたら腹筋ブロック覚えませんか?

650 :森崎名無しさん:2014/07/29(火) 11:51:49 ID:???
ブロックの消費量考えたら、シュートはないかなあ。
妹紅もいるし、ウサギEちゃんDFだしね。
ドリブル技覚えたし、キープ力上げるか、タックルかパスカット上げるのが良いかなと。
特化は練習で空振りするのが怖いんだよねえ。

651 :森崎名無しさん:2014/07/29(火) 11:58:12 ID:???
そういやダイジェスト時の判定で輝夜が1点防げたけど
これでカリスマポイントは加算されるんだっけ?

652 :森崎名無しさん:2014/07/29(火) 12:05:44 ID:???
カリスマポイント、ぶっちゃけ割とどうでもいいような
既に十分強いし

653 :森崎名無しさん:2014/07/29(火) 12:15:07 ID:???
姫様の弱点は一対一なのよね。
一部最後の、皆の特訓時に姫様のジョーカーはむしろマイナスだったかも……
そういう意味でも、タックルやパスカットは底上げ必要かもしれないね。

攻撃面ではパスカルくんや佳歩さんを生かすために、鈴仙さんにポストプレイが欲しいなあ。

654 :森崎名無しさん:2014/07/29(火) 12:18:29 ID:???
むしろパスカルがポストプレイじゃないの
漫画みたくオーバーヘッドポストで

655 :森崎名無しさん:2014/07/29(火) 12:35:06 ID:???
鈴仙はストライカーでサポートでも有利だけど(最も無効化できる奴がこの先かなりいるだろうが)
ポストプレイとかこれ以上負担をかけるのはどうかと思う

656 :森崎名無しさん:2014/07/29(火) 12:39:03 ID:???
『ポスト』プレイといえばポストがトモダチのブルノさんだろJK

657 :森崎名無しさん:2014/07/29(火) 12:41:05 ID:???
手のほうがのばせば頭より高い位置にとどくからという理由で手でポストプレイして
(自分の)ゴールにいれそうだなw

658 :森崎名無しさん:2014/07/29(火) 12:44:11 ID:???
とりあえず鈴仙はパチェノート使用かな。上がり方でこれからどうするかいろいろ変わるだろうし。

659 :森崎名無しさん:2014/07/29(火) 12:44:22 ID:???
ところで1VS1の強化方法探したい
あまりに弱すぎる、というか伸びにくいに到達してるせいで上がりにくいのが痛い
スキルに頼る?多分霊夢が勘で1VS1を積極的に狙いに行くだろうし

660 :森崎名無しさん:2014/07/29(火) 14:20:45 ID:???
1VS1対策はDFのタックルを上げたほうがいいと思う。
理由は人数補正や技を考えたらこちらのほうが数値は高くなる。

661 :森崎名無しさん:2014/07/29(火) 20:37:40 ID:???
三日目の命蓮×博麗戦は見ておきたいな。
博霊連合の情報は得たいし、もしかしたら、フェアプレイ精神取得のヒントぐらい得られるかもしれない。
本当に希望的観測だけど、もしそれでフェアプレイ精神フラグが取れたら、それからパチェノート使いたいな。

あと個人的には妖夢さんなんとかしたいな。

662 :森崎名無しさん:2014/07/29(火) 20:39:23 ID:???
妖夢をなんとかしたいなら三日目の試合は逆を見て現状は把握しないと

663 :森崎名無しさん:2014/07/29(火) 20:43:05 ID:???
最優先課題は新入りサポーターのスカウトw

664 :森崎名無しさん:2014/07/29(火) 20:44:02 ID:???
>>662さん
今気づきました。両方とも三日目の午前か。これは非常に悩むなあ。

665 :森崎名無しさん:2014/07/29(火) 20:46:29 ID:???
妖夢を抜きにしても地霊×西行は次と次の対戦相手だし
見ておいて損はないんじゃね

666 :森崎名無しさん:2014/07/29(火) 21:48:36 ID:???
妖精×妖怪の試合を見に行かないか?
前スレ>>294あたりで出てた「博麗霊夢が脆弱さを併せ持つ選手なのか
それとも光の三妖精のスタミナ不足は過去の話なのか」という疑問が解消されるかもしれない

667 :森崎名無しさん:2014/07/29(火) 23:13:55 ID:???
それだけだと確信は難しくないか?その試合で妖精がガッツ切れまでやるかどうか微妙

668 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/07/29(火) 23:27:34 ID:???
こんばんは、今日も更新していきます。
鈴仙やウサギEなどの成長方針や、今後の行動などについて色々コメントを下さりありがとうございます。
>>643
lov3の事でしたらやってはいるのですが、かなりのヘッポコプレーヤーです。
当然霊夢など引ける程プレーも投資もしておらず、超下位リーグでヒイヒイしてます。
鈴仙がカード化されたら本気出します。
>>649
武露御林とかにしても良いですが、このスレでの腹筋ブロックの補正は顔面ブロックと一緒なので、
あまり意味はありません。

>ウサギEの成長について
ウサギEは佳歩と違って、特訓イベント無しで覚醒したのもあり、
確かに能力値は名有り化しても低いです。
具体的には能力値上昇があってようやく総合値でウサギBと同値くらいです。
ですので、恐らくはブロック特化の選手とするのが近道でしょうが、
このスレのバランスの取り方的に、純粋な特化は少し難しくなっています。
どこまでブロックに特化させるか、どこまで他の能力値を伸ばしていくか。
また選択があった場合にでも、考えて頂ければ幸いです。

>鈴仙の成長について
今のままでも、鈴仙はシュート力ではレミリアや魔理沙のような一流選手に並ぶか追い越していますが、
他の能力値でやや遅れを取っていますね。

>姫様の成長について
現状はそこまで問題になっていませんが、やはり一対一の弱さは後々響いてくると思います。
ただ、これまでも佳歩やパスカルで一対一を狙いに行った時に思われたように、
一対一を狙うというのは、プレイヤーは勿論敵チームにとってもそんなに簡単ではありません。
ですので、諦めてDF陣のタックルを成長させると言うのも立派な手です。
セービングだけでなく、一対一までも一流に育て上げるというのは時間的にもちょっと厳しいかもしれませんね。

669 :森崎名無しさん:2014/07/29(火) 23:28:23 ID:???
それを確認したいなら博麗が接戦をしそうな試合
決勝トーナメントの試合を観戦だべ

670 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/07/29(火) 23:29:59 ID:???

>試合の見学について
試合については、実際に観戦に行かずともダイジェストで描写はしようと思っています。
ただし、実際に観戦に行った方が、
・具体的な能力値が分かる、分からずともより細かい描写で大体の数値を推測できるようになる。
・一緒に観戦に行ったチームメイトと交流出来る。
・ライバルチームの選手とも交流し、更なる情報が判明する可能性もある
・その他、自由行動等での有益な情報が分かったりする
……などのメリットを付ける事でインセンティブを付けようと思っています。
3日目の命蓮×博麗と地霊×西行のように、見どころある試合の日程が被っているのもありますが、
どっちの試合を見に行っても、何らかのメリットはあるかと思います。
また、妖精×妖怪のような一見あまり見に行くメリットが無さそうな試合についても、
能力値の判明以外のメリットを大きくしていたりしますので、積極的に選んでみるのも一興かもしれません。

671 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/07/29(火) 23:31:17 ID:???
F:ブロック(1/4でブロック+8、250消費)

――そしてこの時同時に、ウサギEに溢れる熱情は、彼女に別の新たな力を齎していた。

ウサギE「(――そうよ。 相手が如何に強大であっても、決して最後まであきらめずに進み続ける。
これこそが、才能も無い私でも、唯一出来る事なんじゃないの……!)」

自らに眠るポテンシャルを解放しても尚、ウサギEのサッカーにおける総合力は、低い。
恐らく、純粋な総合力で言えば、この状態でも今のウサギBにすら劣っているだろう。
永琳に目を付けられたウサギBや、鈴仙と共に成長してきたウサギA――即ち、佳歩に比べると、
彼女には豊かな才能も、努力を開花させる環境にも恵まれてはいなかった。

普段は冷静な姉役を請け負う事の多い彼女が、
サッカーでは顔面ブロックや、先程の無理やりなキープを得意とする――否、そうした技しか出来ない理由。
それは、彼女には技巧溢れるブロックや、華麗で芸術的なドリブルを操る才能が欠落していた為であった。

ウサギE「(――でも、才能が無かろうが。 私には妹分のDちゃんを守る義務があるし、
だからこそ、それを言い訳に卑屈に生きる事も出来ない! 私はやる! 絶対に止める!
たとえどんなシュートがやって来ても――次からは、この命に代えても……止めてみせます!)」

今のウサギEは、殆ど何も持ち合わせてはいない。
しかし、それ故に。 魂を剥きだしにして相手と鍔競り合う覚悟が彼女にはあった。

*ウサギEのブロックが更に+1され、「ソウルブロック(+8、250消費)」を習得しました。

672 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/07/29(火) 23:32:19 ID:???

ウサギE「うぉああああああああああ!!」

わかさぎ姫「ちょ、ちょっと!? 幾らなんでもそこまで叫ばなくても……って、あれっ!?」

ウサギE「……――雨が降り出した時、まるで廃人のように狂い臥していました貴女にだけは、
そう云われたくありませんわ」

実況「――ああ〜!! これは超ファインプレー!!
わかさぎ姫選手の決死の突撃が……なんと、名もなきウサギE選手のボールキープにより、
呆気なく受け流されてしまう!
これは必殺の尾びれタックルを使わなかったわかさぎ姫選手のミスもありますが、
それを差し引いてもウサギE選手、窮地を凌いだ超超好プレーです!」

慧音「(もしもここで奪われていては、あのわかさぎ姫のミドルシュートが飛んでいただろう。
そうなると、また再び姫君は先程のような連続攻撃を受けていた。
さっきはまだ余裕があったろうが――2度目はどうなるか分からない。
今のプレーは、間違い無くこの試合の趨勢を決する物になるだろうな……)」

――試合は、慧音の予測する通りとなった。
最後の気力でボールを前に運んだ雑魚妖怪チームに、もはやこれ以上の逆転の術は残されてはいなかった。
ただ、それでも彼女達は試合が終了するまで、必死に走り続けていた。
皆と楽しみ強くなるため。陵辱するため。自分の歌を聞いて貰うため。腹ごなしをするため。
皆とサッカーをやりたかったため。有名になって『オリキャラ』という云われなき罵倒を覆すため。
ブリッツボールの優位性を証明するため。主人に命令されたため。
彼女達は、それぞれバラバラである自分達の目的の為に向かって、最後まであきらめない。

673 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/07/29(火) 23:42:38 ID:???
レティ「――さて。 私は一体何の為にこの大会に望んだのかしらね……」

――諦めずにフィールドを走り続け、観客や審判に向かってカジュアル陵辱を行う
雑魚妖怪チームの仲間達(陵辱してるのは1名だけ)を見て、レティはそう呟いた。
皆に目的があるとしたら、自分の目的は何なのか。
持ち前の冷静さ故に達観し、こうした感情論を好まない彼女は、
自分以外のチームメイト達のように、即座な結論を出せないでいたが。
……彼女もまた、試合終了直前になって気付く。

ロスタイムに入って3分。 大きく上がってきたパスカルが鈴仙からのセンタリングを貰い、
新しく編み出した必殺シュート・『ジャンピングボレー』の構えに向かっていた時だった。

レティ「…………さて。 またブロックしなくては。 今度は――」

レティは自分の前方が俄かに薄暗くなった事に気が付く。 ――そこには、彼女の良く知る人物が……沢山居た。
 
リグル「で、でりゃ〜! 雑魚妖怪チームのDFはレティ達だけじゃないぞー!」

ミスティア「ちんち〜〜〜ん♪ でも私達、FWだよね〜♪」

ルーミア「人数稼ぎなのか〜」

メディスン「お願い、スーさんっ!」

謎の向日葵仮面「それで良いわクソガキども……!
このままアンタら雑魚がボールを防いだら、無事陵辱成功よォ……!」

まるで子どもをあやす保護者のように『陵辱』という言葉を使いこなす謎の向日葵仮面。
それを楽しげでキラキラとした表情で見守るリグル達。
正直言って、彼女達のブロックはこの期に及んで何の役にも立たない。
その証拠に、自分の前に立ったブロッカー達はただいたずらに体力を消耗させるも、
しかしそう威力の高い訳も無いパスカルのシュートに触れることすらできない。

674 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/07/29(火) 23:44:31 ID:???
レティ「(幽香にあの子達は、本当にこうも馬鹿で勝手で。
でも、あの子達は今の私と違って本当にサッカーを楽しんでいて……!)」

彼女達の純粋な「あるがまま」の姿を眼前にしたレティ。
今ならば、初めて自分の目指す物は何か? という問いかけに応えられるような気がする。

レティ「(私の願いを、強いて言うならば……!
――私自身の地位よりも、色々と危険な幽香に発達途上のリグル達。
彼女達の目標や希望を守護神らしく守ってやる、って事くらいかしらね……)」

自分はあくまで黒幕。実力を盾に出しゃばらず、あくまでリグル達の純粋な意思を優先させたい。
そう考えていた彼女は、ここに至り自分に根付く思想に気付き。
同時に――それが決して間違いでは無かったのだと確信を深める。
彼女もまた、仲間達のように最後の全力を出し切る事を決意した。

レティ「――そう何度も決めさせないわ! レティ式・パワーブロックよ〜〜!!」

――ガシッ! バッ……チィイイイイイイイイイッ!!

パスカル「くそっ、やっぱり決まらないか! そして試合は………!」

レティ「――これで終わり。 お疲れ様、永遠亭ルナティックス。 ――貴女達の勝ちよ」

とはいえ、それが分かった所で試合の趨勢はもはや揺るがない。
照れ隠しか、彼女はまるで審判のように高らかに宣言する。 それと同時に――。

ピィッ、ピッ、ピィイイイイイイイイイイイイイイイイイイッ!!

――残酷にも平等に、試合終了を告げる笛が、彼女達に向かって鳴らさせる事となった。


永遠亭ルナティックス 5 − 1 雑魚妖怪チーム  試合終了!

675 :森崎名無しさん:2014/07/29(火) 23:49:17 ID:???
ドイツ 7 − 1 ブラジル  試合終了!

大丈夫、このスコアより遥かにマシだ

676 :森崎名無しさん:2014/07/29(火) 23:53:06 ID:???
野球の試合かな?(棒)

677 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/07/29(火) 23:56:19 ID:???
――と、いったところで申し訳ないですが、今日の更新はここまでにしたいと思います。
明日は恐らく、試合終了後の簡単な会話があり、それからウサギEの命名イベントになると思います。

>>651
ダイジェスト時のカリスマポイント増加は無しとしております。
このポイント自体、オマケみたいな物ですので気楽に考えて頂ければと思います。
>鈴仙の成長について(>>668で書きかけだったので修正)
今のままでも、鈴仙はシュート力ではレミリアや魔理沙のような一流選手に並ぶか追い越していますが、
他の能力値でやや遅れを取っていますね。
ドリブル力を上げるなどして自身の突破力を高めるのは王道かもですが、ポストプレイも悪くない選択肢です。
大会後半に出てくる強豪GKを相手取るにあたり、ポストプレイで味方をアシストする事は、
間接的に鈴仙一人にのしかかる負担を軽減する事にも繋がりますので。


それでは、皆さま、本日もお疲れさまでした。

678 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/07/29(火) 23:59:51 ID:???
>>675-676
リアルサッカーでも天皇杯の1、2回戦の結果とか見ると
6−1とか8−1とか10−0とかあったりするので5−1なんて全然普通です!w

679 :森崎名無しさん:2014/07/30(水) 00:10:26 ID:???
乙です
ブラジル対ドイツはある意味マラカナンの悲劇を(悲劇的な意味で)乗り越えた試合だった

自分もLoV3あんましやってないっす、どうも下の方のリーグだとチャットで意思疎通したくても
してくれない人いるし・・・
テスト終わったら給料日も重なるし
ガッツリ戦いに行こうかと考えてます、ゴルベーザもこの前出たし
霊夢狙い・・・ってことは人獣使いですか?

680 :森崎名無しさん:2014/07/30(水) 00:23:40 ID:???
乙です
勝因はハットした鈴仙もそうだけど、ゴールに至るまで皆が頑張ってくれたおかげだな。
てゐのドリブル、佳歩のシュートが有利な状況を作り出してくれたし

輝夜の頑張りも中々だった、ミドルねじ込みの場面は余力を残せる前半だけ、
後半もコーナーにしてラッシュを防ぎ、懸念してたガッツの消耗を抑えられた

681 :森崎名無しさん:2014/07/30(水) 15:04:12 ID:???
あと向日葵仮面が予想以上に活躍しなかったのも大きいよね
パスカルにとられたり、シュートが情けの一発のみしか決まらないし
幽香はピンゾロ引いたりしてて勝つ悪してなかったな
・・・ん?活躍してない・・・岬犬・・・呪い・・・ダメだ、あと少しなんだが出てこない・・・

682 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/07/30(水) 22:37:42 ID:???
こんばんは、今日も更新します。
>>679
乙ありがとうございます。
すみません、私がそのチャットで意思疎通できない人です(汗)
割とやってる筈なんですが、どうも同時に色んな所に気を配るというのが
苦手でして、やりたいと思いつつ喋る暇もありません。(勿論喋れるよう努力はしてますが)
あと、仕事もあるので週一プレイヤーにもなりますし、比較的自由にプレーできる学生さんが羨ましいです。
霊夢は出たら使いたいですが、今は神族中心でやってます。
>>680
乙ありがとうございます。
今回の試合は、比較的色々な選手を動かす事ができたのではないか、と考えているため、
個人的には結構満足しています。
しかし姫様があそこまで活躍されるのは本当予想外でした。
謎の向日葵仮面のシュート失敗が目立ちますが、
ミスティアが肝心のチャンスでスルーし損ねたのも結構大きかったと思っています。
>>681
シュートを2発とも決め損ねたのは確かに結構きつかったですが、
ドリブルをパスカルに止められたのは、パスカルの方が凄かったと云うべきと思いますね。
それにフラワーパスは確実に決めてましたし、まあほぼ予想の範疇内のヘタれ具合です。
某岬君と比べたら格段に小物ですね。

683 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/07/30(水) 22:39:31 ID:???
実況「――試合終了〜〜〜!! 永遠亭ルナティックスは予想以上に強かった〜〜!!
ルナティックス、雑魚妖怪チームに5−1の快勝!
しかも永遠亭は永琳選手に中山選手を欠いた状況にも関わらず、全くそれを感じさせない余裕の完勝でした!
これはますます、永遠亭ルナティックスの、今大会での活躍に期待ができます!」

観客「ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!」
「すげぇルナティックス!」「幽香さんとレティさんがいたのに、ここまで大負けするなんて…」
「ヒャッハー! 汚物は陵辱だー!」「こいつらは陵辱出来ればそれで良いんだな……」

鈴仙「………勝った、のね……!?」

てゐ「あぁ、勝ったよ鈴仙。 なんとかね」

自分達へと向かう観客の大歓声。自分と同じく、勝利を噛みしめるルナティックスの仲間達。
鈴仙は少しずつ少しずつ、勝利の実感を味わっていき――。

鈴仙「……や、やったぁ! 師匠や中山さんが居なくても――私達は、やれるんだ!」

――ワァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!

狭い人里サッカーコートを埋め尽くさんばかりに溢れる観客達に向かい。
鈴仙は自信を持って叫び、そして汗の滴る髪を掻き上げながら――大きくガッツポーズを掲げた。

穣子「う、うっわ〜〜! 凄いすごーい! ルナティックス、あの風見幽香に勝っちゃったよ!?」

静葉「ウフフ……これで夏に対する秋の優位性が証明……されはしないでしょうけど。
それでも、ルナティックスがあそこまで力を付けていたのは予想外だったわね」

反町「(キャプテン――じゃない、鈴仙さん。 なんだかノビノビしてるなぁ……。
例えが悪いかもしれないが。 まるで日向が来る前までの、中学サッカー大会の俺みたいだ……)」

684 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/07/30(水) 22:40:40 ID:???
星「うんうん、やっぱり正義は勝つ! 陵辱は犯罪ですからね!
間違っても、キャプテン就任の挨拶や日常会話で陵辱なんて言ってはいけないという事が良く分かる試合でした!」

白蓮「あら、そんな試合だったかしら……?(確かに、陵辱は恥ずべき行為でしたが、
彼女にはそれを通すべき信念があったようにも見えた。 まるで、あの方のような……!)」


空「……どうかな、お燐。 私達、勝てるかな?」

お燐「ん〜、ぶっちゃけ三:七か、へたすりゃ二:八くらいで不利だね。 
だって今度の試合は今のメンツに八意永琳が加わるんでしょ?
ウチのゾンビフェアリー部隊じゃあ堪えられないだろうねぇ。
せめてもう一人。そこそこ以上に優秀なボランチが居れば助かるんだけど……」

空「あっ、分かった! さとり様にボランチになって貰えば良いんだ!」

お燐「そりゃあいいね! でもそうしたら優秀なGKが居なくなるんだけど、どうすれば良いかな?」

空「うにゅ? えっと、う〜ん………。 あ! さとり様にGKになって貰えば良いんだ!」

お燐「(無限ループって怖いなぁ)」

妖夢「…………」

赤髪の女性「――君が何を想っているのかは分からないけど。
考えるばかりじゃなくて、時には行動する事も大事だよ……と、一般論的なアドバイスをあげようか。
それじゃ、私は友人を迎えに行くからこれで」

妖夢「(本当に一般論ですよ。 私の場合は行動すれば思慮の浅さが出て、
考えれば行動が鈍るんだから。 ――でも、確かにやるしかないのは事実……よね)――ご忠言、どうも。
私も、これから練習をするので失礼します」

685 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/07/30(水) 22:49:29 ID:msgoDN3I
一般の観客達は勿論、鈴仙を知る観客達もまた新生ルナティックスの強さを知り、
改めて驚愕するか、自分達のチームと対戦する事になった場合はどう崩すかの作戦を練り始める。
大会優勝候補チームは、それ故に有象無象からの格好の標的となっていた。

??「お疲れ様、良い試合だったわ」

――そんな中、不意に鈴仙に向かって声を掛ける者が一人。
着用しているゼッケンの色から察するに、どうやら雑魚妖怪チームの一員のようである。
てゐや佳歩と話しこんでいた鈴仙は不意に振り向くと、そこには――。


先着1名様で、

★試合後会話イベント→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER→謎の大怪物がわかさぎ姫をスピラへと迎えに来た。 ルーミア「これは、お前の物語なのかー」
ダイヤ→レティが居た。 レティ「貴女の成長には目を瞠る物があったわ」
ハート→リグルが居た。 リグル「……!」(泣きそうなのを堪えて、必死に鈴仙を見つめている)
スペード→幽香が居た。 幽香「謎の向日葵仮面? ああ、新たな陵辱を求めて去っていったけど?」
クラブ→九十九姉妹が居た。 弁々「先に言っておくけど、私達オリキャラじゃないから」
                   八橋「必死すぎると逆効果かもだよ、姉さん!?」
クラブA→陵辱の力に取りこまれた謎の向日葵仮面がネオ向日葵仮面になっていた。
      ネオ向日葵仮面「わたしは ネオ向日葵仮面 すべての次元 (中略) 永 遠 に!」

686 :森崎名無しさん:2014/07/30(水) 22:51:56 ID:???
★試合後会話イベント→ ダイヤK

687 :森崎名無しさん:2014/07/30(水) 22:52:24 ID:???
★試合後会話イベント→ クラブA

688 :森崎名無しさん:2014/07/30(水) 22:53:00 ID:???
JOKERw

689 :森崎名無しさん:2014/07/30(水) 23:04:51 ID:???
危うくネオ向日葵仮面が全てを陵辱し尽すとこだった

690 :森崎名無しさん:2014/07/30(水) 23:30:09 ID:???
どうせミサキーヌの呪いには勝てないから大丈夫大丈夫

691 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/07/30(水) 23:49:03 ID:k3ahWB7U
ダイヤ→レティが居た。 レティ「貴女の成長には目を瞠る物があったわ」

レティ「……今日の試合では、自分自身の鍛練の甘さを思い知ったわ。
――恐らくは、かなりストイックに鍛錬に励んだであろう貴女の姿を通してね」

鈴仙「レティさん……!」

鈴仙に語りかけて来たのは雑魚妖怪チームのCBにして、
幻想郷でも指折りのDFとして知られている冬の妖怪、レティ・ホワイトロック。
かつてヒューガーとの戦いの折りに助っ人として試合を共にし、
会話こそ少なかったものの、幻想郷には珍しい努力型の有名選手として、鈴仙は内心憧れる所も多かった。

鈴仙「……いえ、私だって全然でしたよ。 シュートは確かに決まったけれど、
試合中の判断ミスもあったし、パスとかドリブルもまだまだだったし……」

褒められた事に対して、ほぼ条件反射的にそれを否定してしまう鈴仙。
依然永琳にも言われた「強者の振る舞い」というのは意識しないと中々難しいものである。
しかしレティはゆっくりと頭を振って、永琳にも似た冷静なトーンで、鈴仙を諭していく。

レティ「――そこが、他の幻想郷の――いや、ひょっとしたら、
外の世界の強豪選手にも無い、貴女の強さと私は思うわ」

鈴仙「えっ……?」

レティ「貴女は少し謙虚というか、卑屈が過ぎる節があるようだけど……。
そうして自分の弱さ、未熟さを正確に認知出来る者は、意外とそうは居ない。
強者たるもの、傲慢で無くてはならぬとも言うし、
実際に紅魔の吸血鬼嬢とか、ウチの幽香とかはそれを地で行ってる性格だったりするけれど――。
そんな奴ばっかりだったら、チームは面倒なことになるでしょうしね。
だから、そういう性格も大事にすれば良いかな……って、私だったら思うかしら」

鈴仙「なるほど……」

692 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/07/30(水) 23:50:08 ID:k3ahWB7U
強者であっても、必ずしも大上段に構えずとも良い。 弱ければ、弱いままでも良い。
奇しくも、レティが鈴仙に告げた言葉は、前に永琳が鈴仙を律した言葉とは相反していた。
そして、その言葉はどちらも正解であるように鈴仙には思えた。

鈴仙「(――レティさん、まるで師匠みたいだけど、師匠よりは優しい感じ……。
やっぱり、幽香さんとか小さい子どもたちの面倒を見ている内に丸くなったりしたのかしら?
――さて、それはそうと。 私の方からもレティさんに言うべき話ってあったかしらね……?)」

A:「――私も、私なりにまだまだ頑張っていきますよ」明るく謙虚に宣言する。
B:「私だって、色々きつい思いもしてきました。 充分分かっています」明るく元気に宣言する。
C:「――レティさんは、どうして強くなりたいと思ったんですか?」レティの身の上について聞いてみる。
D:「向日葵かめ……幽香さんに宜しくお願いします」幽香にも声掛けしておく。
E:「今日の試合、リグル達とか凄い頑張ってましたね……」チームの子ども達について話す。
F:「そういえば、ウサギ達のコーチとかって出来ませんかね?」唐突にコーチについて依頼する。
G:「おいレティモンド本田ァ! 語尾のごわすはどうしたァ!?」唐突に煽ってみる。
H:その他 自由選択枠


先に3票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

693 :森崎名無しさん:2014/07/30(水) 23:52:07 ID:98Tceg0M


694 :森崎名無しさん:2014/07/30(水) 23:53:22 ID:m9HHffkw
E

695 :森崎名無しさん:2014/07/30(水) 23:53:26 ID:cByMvJU2
C

696 :森崎名無しさん:2014/07/30(水) 23:53:29 ID:???
H F+相撲のコーチお願いします

697 :森崎名無しさん:2014/07/30(水) 23:58:38 ID:jF4k3hIc
C

698 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/07/30(水) 23:59:11 ID:k3ahWB7U
……と、いったところで今日の更新はここまでにさせて頂こうと思います。
もしも日付を跨いでも未決でしたら、お手数ですが再投票をお願い致します。

>>688
JOKERが出てたら多分わかさぎ姫主役のスピンオフ外伝が始まってました。
その時鈴仙は多分ヒロイン役でした。
>>689-690
下手なことを言ってると、

鈴仙「やった! 最高の引きよ!! もう何も怖くない!?」
ネオ向日葵仮面「リョウジョ〜ク。 最悪の引きだったわ……」
↓結果
★鈴仙→戦闘力 6 + ( JOKER )+( ダイヤK )+(ルナティックレッドアイズ+2)=36★
★ネオ向日葵仮面→戦闘力 5000 + ( クラブA )=5001★

…みたいに、呪いを超パワーで塞ぎこんで来る可能性があります。

それでは、皆さま、本日もお疲れさまでした。

699 :森崎名無しさん:2014/07/30(水) 23:59:33 ID:98Tceg0M
Cに変更お願いします

700 :森崎名無しさん:2014/07/31(木) 00:41:16 ID:???
元ネタ的に魔法剣二刀流ブレイクみだれうちで一体、オーディンで一体
ミサキーヌの呪いでさらに弱点が増加・・・
あれ?ネオって本ッ当に大したことなくね?
あとレティモンド本田www
朝青竜もサッカー選手なんだしエドモンド本田が本当にレティと入れ替わってても違和感ないよね

701 :森崎名無しさん:2014/07/31(木) 18:18:24 ID:???
霊夢、魔理沙、咲夜、早苗、妖夢達主人公が束になっても凌辱されちゃうじゃないか

げんそうきょうのほうそくがみだれる!

それはそうとウサギEさんの命名イベント楽しみです

702 :森崎名無しさん:2014/07/31(木) 18:25:41 ID:???
リグルチーム2位突破は無理なのか?

703 :森崎名無しさん:2014/07/31(木) 20:42:04 ID:???
2位争いは、地霊×西行の結果がどうなるかだなあ

総合力では西行寺が有利だけど、どちらかというと浮き球シュートが強いチームで
さとりと致命的に噛み合うから引き分けが可能性高いかも
判定が絡んで勇儀がフリーで撃つか、それとも妖夢が今できる活躍をするか、それが勝負の分かれ目だな

704 :森崎名無しさん:2014/07/31(木) 21:08:20 ID:???
監督がリグルパパになれば2位突破は余裕
〇同胞のリグル信者(翼・魔王・おまけに次藤)を連れてきて戦力補強
〇レティをGKにする等、大胆かつ絶妙な采配
〇伸び代のあるリグルを鍛えて超エースに
〇決勝の相手が超雑魚妖怪チームに変更。博霊?なにそれおいしいの?

705 :森崎名無しさん:2014/07/31(木) 21:21:52 ID:???
監督が手羽先になれば全敗余裕
手羽先「とにかくサイド駆け上がってリグルにクロス上げまくれ!」
向日葵「」レティモンド「」

1試合約80本のクロスを上げるも結果が当然ついてこず解任
そのことをからかわれて乱闘→警察の厄介に

ガレリ「どこかで聞いたような」ブローリン(マンU)「はい…俺のチームです…」

706 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/07/31(木) 22:09:57 ID:2wGBWxxo
こんばんは、今日も更新をしていきます。
>>700
元ネタ的にも対策をしっかりしてれば案外大したことないですが、
鈴仙はサッカー漬けの生活をしていたせいで魔法剣も二刀流もできなければ、
ブレイクも召喚魔法も唱えられませんね。
選択肢に入れといてアレですが、私はレティさんは細身の美人だと思います。
>>701
伝説の超人とかもいるんで多分大丈夫です(爆)
命名イベントは、このレティとの会話イベント語に挟みたいと思っています。
折角沢山考えて下さったのに、中々入れず申し訳ありません。
>>702-703
2位突破チームなどについては、実はもう考えております。
どこが2位突破するか色々予想して頂ければ幸いです。
レミリアや魔理沙と比べると地味ですが、勇儀も割と負けないくらい強キャラだったりします。
>>704
監督がリグルパパだったら、少なくとも戦術面では既に最強クラスですねw
それとワンプレーだけなら最強の能力値を誇る嫁が控えているのですから、普通にラスボス級の強さはあると思います。
>>705
現実はゲームよりも奇なり、という奴でしょうかw
翼君はリグル厨でなくとも、個人的にはなんとなく名監督なイメージが湧きませんね……

707 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/07/31(木) 22:12:30 ID:2wGBWxxo
C:「――レティさんは、どうして強くなりたいと思ったんですか?」レティの身の上について聞いてみる。

個人的な憧れと親近感がありながら、鈴仙はレティという妖怪についてあまり詳しくなかった。
冬の恐怖の代名詞とも称されるレティだったが、妖怪としての格は風見幽香と比べると大きく劣る。
何故そんな彼女がサッカーを始め、そして実力者であり続けられたのか。
鈴仙にはそれが特に気になっていた。

鈴仙「――レティさんは、どうして強くなりたいと思ったんですか?」

鈴仙は知りたいと思った。彼女の強さは、何を根源としているのか。
自分と似たような彼女の境遇を知り、自分自身と重ね合わせてみたかった。
そんな鈴仙の想いを知ってか知らずか、レティはフッ、とクールに笑ってみせながら――こう答えた。

先着1名様で、

★レティのお話→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER→レティ「そりゃあ、幽香と一緒にサッカーがしたくて…///」鈴仙「ゆ、ゆうれてぃ!?」
ダイヤ→レティ「サッカーを通して、幻想郷の新たな可能性を探りたい……なんてね」鈴仙「…………?」
ハート・スペード→レティ「サッカーは平等だから。 私のような下級妖怪にもチャンスのある、良いスポーツと思ってね」
クラブ→レティ「皆がどんどん、冬を恐れなくなってしまった。 その代わりに、サッカーで恐れて貰おうと思ってね」

708 :森崎名無しさん:2014/07/31(木) 22:13:09 ID:???
★レティのお話→ スペード2

709 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/01(金) 00:01:52 ID:iEK5T3wo
★レティのお話→ スペード2 ★
ハート・スペード→レティ「サッカーは平等だから。 私のような下級妖怪にもチャンスのある、良いスポーツと思ってね」

レティ「――私はね、こう見えても案外僻み症なのよ」

レティはさらりと、何気ないように話す。

レティ「ほら、前にあったでしょう? 春が中々訪れない異変……って、
貴女はその時、竹林に籠り切りなんだったかしら」

鈴仙「うーん、話くらいは聞いていますが」

春雪異変。
幻想郷の歴史の中でも比較的大規模な異変であると評されるその出来事について、
鈴仙は人伝ではあるが聞いたことがあった。
なんでも、四月になっても五月になっても春が訪れずに雪が降りしきり、
挙句の果てには冥界と顕界とを隔てる門が開きっぱなしになってしまったという異変。
言葉にすると味気ないような気もするが、実際は人里の畑に大きな損害を与え、
冥界と顕界とのバランスが崩れ、人に害為す亡霊が急増するなどの問題も発生したという。

レティ「……まぁ、畑の飢饉は幽香が妖力をバラ撒いて何とかなったし、
亡霊の問題も、異変を起こした白玉楼側が骨を折って解決に漕ぎ着けさせたらしいから、
結果的にはさして問題無かったのでしょうけど。 私としては、ちょっとそこで嫌な目に会ってしまって」

鈴仙「嫌な目……ですか」

レティは年長者染みた穏やかな表情を崩さずに、自嘲気に唇を歪ませる。

レティ「――まぁ、半分は調子に乗った私の自業自得でもあるのだけどね。
端的に言うと、博麗の巫女に異変の黒幕扱いされちゃったのよ、私」

鈴仙「あぁ……そっか。 冬が長引いた、なんて話が出たら真っ先に疑われちゃいますもんね」

710 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/01(金) 00:03:21 ID:iEK5T3wo
レティ「そうそう。 私個人としてはあの巫女は嫌いじゃあないけれど、
そこで、理不尽かつ圧倒的な才能の差を見せつけられてしまって。
……それが、サッカーを始めるきっかけだったわね。
要するに、『弾幕ごっこじゃ勝てないけど、サッカーだったら勝てるだろう』って言う、子ども染みた理屈よ。
幾らあの巫女――霊夢に才能が溢れていようとも。
サッカーだったら、弾幕の飛ばし合いよりもより公平に勝負が出来ると思ったんだけどね」

鈴仙「なるほど……(確かに、パスカル君や中山さんの実力はそこらの強豪妖怪にも負けてないし、
日向小次郎はサッカーで河童や妖怪寺の住民を恫喝してたし……。
空を飛べなくても、妖力や魔力が無くても出来るサッカーは、弾幕ごっことかよりもよっぽど平等なのかも)」

鈴仙は聞き役に徹しながら、改めてサッカーというスポーツの(相対的な)公平性について感心していた。
確かに、サッカーにも才能による覆し難い差は存在する。それは鈴仙が練習しながら日々感じている事だ。
しかしそれでも、サッカーならば、努力をすればまだその差を埋める事は容易い。
人間は努力を重ねても神にはそう成れぬが、サッカー選手には比較的容易く成る事が出来る。
だからこそレティは、サッカーの平等性を感じて練習に明け暮れ、
幻想郷サッカー界でも高い地位を得ることに成功したのだろう。

レティ「……とはいえ。 競技が変わっても厳然たる差は存在するのだけどね。
私だって結局、今じゃあサッカーでも博麗の巫女に勝てないし。
CBとしても――とてつも無い才能と叡智に溢れた軍神がいる。
サッカーは平等だけど…………理不尽だって一杯あるわ」

鈴仙「レティさん……(――努力しても頑張っても、世界にはそれを嘲笑うかのような天才に溢れている。
それは比較的平等なサッカーであっても同じ、か。 ……私、それでも本当に頑張れるのかなぁ)」

711 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/01(金) 00:04:25 ID:iEK5T3wo

――少しだけ暗い影を落としたレティの口ぶりに、
鈴仙はまるで、未来の自分を見ているような錯覚に陥る。
日々成長を実感出来る今の段階は良い。
確かな成長を感じながら、自身の前に立ちはだかる強者に立ち向かう事はできる。
しかし、もしも今レティが思い悩むような理不尽な壁が現れた場合、どうするか。
その結論は、やはりすぐには出るものでは無かったが――。

レティ「――最も、私はそんな事は、日ごろあまり考えないようにしてるんだけどね。
考え出したら、それこそ頂点になるまでキリが無いし」

鈴仙「そう……ですよねぇ。 私も最近、あんまし師匠と自分とを比べて卑下しないようにはしてるんだけど」

レティ「他人と比べるのはしんどいわよね。 私も分かるわ、例えば……」

鈴仙「えっ、レティさんもそんな事が……」

永琳や中山、パチュリーのような師とは違う。
共に思い悩みつつも、別の道がある事を教えてくれる姉のような存在が出来た気がして、
安心しつつも嬉しくなるような、そんな感情を鈴仙は抱いていた。


*レティの評価値が上がりました。
*鈴仙とレティの関係が、鈴仙→(共感)←レティ になりました。

712 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/01(金) 00:06:06 ID:iEK5T3wo
【命名イベント・ウサギE】

レティ「――またね、鈴仙。
私は今は【太陽の畑】の幽香の家に居候しているから、良かったらまたお話しましょう?
一緒に練習したり、誰かお友達を誘ってくれれば、守備について講釈する事も出来るから。
――ああ、幽香は私がなんとかするから大丈夫よ。 ……たぶん」

鈴仙「(たぶんなんだ……)は、はいっ! 今日はありがとうございました」

そうして、レティと鈴仙が簡単な口約束を交わし終えたのを見計らい。

ウサギE「……鈴仙さま、お願いがあります」

――神妙な表情のウサギEが、鈴仙に話しかける。
後ろにはてゐが控えており、成長した我が子を見守る母親のような暖かい笑みを浮かべていて、
鈴仙は心底気持ち悪いと思ったが――きっとこの場はそんな冗談を言うべき場では無いと悟り、
敢えて何も言わずにウサギEの言葉を促す。

ウサギE「えっと、その……」

長身で見目麗しく、肩まで掛かる黒のストレートに額を出した髪型は淑女を思わせ、
姿身だけならば如何にも子どもらしい背格好のてゐよりも遥かに大人びてみえるウサギE。
そんな彼女は、やはり精神的には幼い所もあるのだろう。
果たしてウサギEは、もじもじとした様子を直せぬまま、鈴仙に向かって一つだけ、お願い事をした。



ウサギE「――私に、妖怪としての名を名乗る事を、お許し頂けませんでしょうか」

713 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/01(金) 00:07:22 ID:iEK5T3wo
てゐ「……この子から申し出があったんさ。
私としても、そろそろタイミングではあるかな〜とは、前々から思ってたんだけど」

鈴仙「……確かに、Eちゃんはこのチームだけじゃなく、永遠亭の妖怪兎の中でも年長の部類だからね。
礼儀作法もしっかりしてるし、妖力も充分にコントロール出来てきている。
私としても反対する理由は無いんだけど……」

妖怪兎を取りまとめるリーダーであるてゐ。
彼女に対して指導監督する権限を持っているのが鈴仙である以上、
名目上、鈴仙はてゐよりも高い地位に居る(ホントに名目上だが(泣))。
それゆえに、ウサギEが名を名乗る事に対しての伺いを立てて来たのだろうが……。
何故、彼女がここまでに名を欲するのか。

鈴仙「参考として教えてくれない?
どうして突然今日になって、名前が欲しいって言いだしたのかしら?」

鈴仙は少しだけそれが気になったので、聞いてみる事にした。

ウサギE「――今日、プレーをしていて思ったんです。 私にはまだ、『覚悟』というものに欠けている……と」

ウサギEの様子は、もうたどたどしい物では無くなっていた。
喜ぶも落ち込むも元気一杯の佳歩とは違い、彼女の口調は常に淀み無い。
しかし、その声は凛とした信念に満ちているように鈴仙には思えた。

ウサギE「心の底に、どこか甘えがあると思いました。
名もなき弱小選手である事を盾に、失敗してもしょうがない……。
そう言う風に考え、実際に私は失敗を繰り返していた。
だけど、それじゃあいけない。 私は、私の守りたいと思う人達の為に、もっと成長したい。
それは技術的な面だけじゃなく、精神的な面でもです。
――だからこそ私は、『名前』が欲しいと思いました。
失敗の重責を、自らの『名前』の上に置くために。
そして、もしも成功した場合は――。 その栄光を、自らの『名前』の上に飾りたいのです」

714 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/01(金) 00:08:34 ID:iEK5T3wo
てゐ「……まぁようするに、Eちゃんは『名前』を背負う事で、責任も一緒に背負えるような大人になりたい、って事さ。
もちろん、「名前なんて飾りだよ、本質はキミ自身がうんたらかんたら……」って議論もあるだろうけど、
そんな事はどうでも良いんだ、重要じゃない。
いちばん大事なのは、Eちゃん自身が『名前を得たい!』……と思ってる意思そのものなんだからね。
そして私はEの意思に対してイエスと言った。 鈴仙、アンタはどうするの?」

鈴仙「(Eちゃん、私の知らない所でそんなに色々考えてたのね……)
――それは勿論、私だっててゐと同じよ。
Eちゃん、それが貴女の望む事と言うならば、私は止めないわ」

――ここまで言われた上で、ノーと言える筈が無かった。
佳歩の時と違い、鈴仙はウサギEとは主従関係やそれに基づく信頼関係はあるとはいえ、
深い交流がある訳では無かった。
しかし、ウサギEが兎達の誰よりも強い意志の力を持ち、
そして兎達の誰よりも聡明である事は鈴仙も重々承知していたし、
そんな彼女が、強い意志を持ってこれまでの枠を超えたいと言うのならば、
鈴仙にはもはや介入の余地などない。

ウサギE「鈴仙さま…………!」

鈴仙が永琳のように重々しくそうウサギEに告げると、ウサギEの顔は俄かに明るくなる。
彼女の強さは、しっかりと鈴仙やてゐにも伝わっていた。

715 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/01(金) 00:09:42 ID:iEK5T3wo

鈴仙「――でも、そうだとしたら名前を考えなくちゃいけないんだけど……。
てゐ、何か考えてあるの?」

――しかし、いざ名前を貰うとなると、次の問題が発生する事になる。
即ち――どんな名前を与えるべきなのか、という問題である。
鈴仙は無策のため、とりあえずてゐに話題を振ってみたが、てゐもう〜んと唸ったまま答えない。

ウサギE「えっと……私は、どんな名前を頂いても構いませんよ?」

悩みこむ二人の上司を見て、ウサギEは気を利かせてこうも言ってくれたが、
何しろ名付けは大事な問題。 そう簡単に結論を出す訳にもいかない。

鈴仙「そうねぇ……」

てゐ「う〜む……」

――しかもウサギEは、鈴仙達にとって部下であり可愛い妹分。
鈴仙とてゐはうんうんと唸りながら、ああでもない、こうでもないと名前案を振りかざし合う。
そうして、最終的に落ち着いた名前は……。

716 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/01(金) 00:18:07 ID:iEK5T3wo
***ウサギEの名前を選択してください***

A:因幡 風音(いなば かざね)
B:因幡 風花(いなば ふうか)
C:因幡 彩音(いなば あやね)
D:因幡 雪菜(いなば ゆきな)
E:因幡 三田菜(サンタナ)
F:因幡 綾(いなば あや)
G:因幡 舞流乃(いなば ぶるの)
H:因幡 美琴
I:因幡 真紀 (いなば まき)
J:因幡 恵美
K:因幡 石華(いなば せっか)
L:因幡 つかさ
M:レミリア「私の解釈だとウサギEはウサギEじゃないのよね。あれは『永遠』なのよね、不夜城エターナル」
  鈴仙「『無限輪廻』〈インフィニティア・メビウス〉、ね」
N:その他 *5票決

先に【4】票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
次に更新する時(明日の21〜22時くらい?)までで未決でしたら、2票以上入ったもので決戦投票を行います。
*読み方については書いて下さったものに関しては記入しておりますが、そうでないものは記入していません。
 また今後、作者が勝手に読み方を当てる危険性があります。その際は間違っている、とご意見して頂ければ幸いです。

717 :森崎名無しさん:2014/08/01(金) 00:19:01 ID:CNEbA5RI
L 他にもいいのはあったけど竹取物語と石崎くんの要素が入ってるこれが気に入ったのよー

718 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/01(金) 00:19:23 ID:iEK5T3wo
――と、いったところで今日の更新はここまでにします。
それでは、皆さま、本日もお疲れさまでした。

719 :森崎名無しさん:2014/08/01(金) 00:20:09 ID:S8LpyQOg
L

720 :森崎名無しさん:2014/08/01(金) 00:21:40 ID:FetbuQGE
M

うむ

721 :森崎名無しさん:2014/08/01(金) 00:23:40 ID:7exttLSw
L やっぱりこれやな

722 :森崎名無しさん:2014/08/01(金) 00:30:35 ID:LB4p/qGk


723 :森崎名無しさん:2014/08/01(金) 00:51:57 ID:0RmV1THs
K よく考えたら石崎の石が入ってるね

724 :森崎名無しさん:2014/08/01(金) 00:53:48 ID:uv4edT2k


725 :森崎名無しさん:2014/08/01(金) 18:19:30 ID:???
寮でつかさと読むのか

726 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/02(土) 01:40:20 ID:???
こんばんは、かなり遅くなりましたがほんの少しだけ更新していきます。
皆さま、昨日は沢山の投票をありがとうございました。
投票の結果、ウサギEの名前は「因幡 つかさ」となりましたので、
今後とも、ウサギE改め因幡つかさを宜しくお願い致します。
>>725
私も始めて知りました(汗)

727 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/02(土) 01:41:27 ID:???
L:因幡 つかさ

てゐ「うーん……あっそうだ! メキシコに吹く熱風! って意味のサンタナってどうかな!?」

鈴仙「却下。 なんか妖精っぽいし、その名前」

てゐ「えー、じゃあ……かつて存在した伝説のGKの名前を取って、ブルノってのは?」

鈴仙「EちゃんはDFなのに何でGKの名前を取るのよ……。 しかも何か響き的に縁起悪いし」

てゐ「え〜〜っ。 ……もう、さっきから鈴仙ったら人の考え否定してばっかじゃない。
そういうアンタは、なんか良い名前の案は無いの?」

鈴仙「そ、それは……。 ――今考え中よ」

そう苦し紛れに誤魔化しながら、鈴仙は色々と思考を巡らせる。
……と、言いながらも中々良いアイデアが浮かばず、
やきもきとした時間が暫しの間流れるも――。

鈴仙「……ウサギEちゃんは、ウサギ達の中でもお姉さん的存在。
そして、今こうして名前を貰うとしたら、いつかは私とてゐに次ぐ、
ナンバー3的な存在になって貰う事もあるかもしれない。
――それにちなんで、という訳では無いけれど」

ウサギEについて考える内に、鈴仙には一つの言葉が思い浮かんでいた。
古き律令の世にあって、宮中の運営を支えた重要な柱。
やんごとなき姫君を守るための盾であり剣であった存在。

鈴仙「――つかさ、ってのはどうかしら」

寮(つかさ)。 ――鈴仙はウサギEの瀟洒な立ち振舞いに対し、そんなイメージを持っていた。
そしてそれはてゐやウサギE自身にしても「しっくり来る」名前だったのだろう、二人もまた、納得した表情で頷いてくれた。

728 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/02(土) 01:42:56 ID:???

てゐ「……おっ、良いかもその名前。 ――Eはどうだい、気に入った?」

ウサギE「つかさ……はい! とても良い名前だと思います!」

てゐ「そう、それなら良かった。 ……それじゃあ、つかさ。 最後に聞くけれど。
――これからはあんたは、その名前に恥じない大人にならなきゃいけない。
それは嬉しい事ばかりだけじゃあなくて、辛いことや逃げ出したくなる事だってある。
今までのようには行かず、苦しむ事だってある。 ……それでも、やっていけるね?」

つかさ「はい。 それこそがこれからの私の義務であり、権利であると思っていますから」

鈴仙「まぁ、佳歩とかだって先に名前を貰っておいて、楽しそうにやってるから。
きっとEちゃん……じゃなくて、つかさはそんな心配しなくても良いと思うわ。 つかさはしっかりしてるからね」

つかさ「(…………)――はい、ありがとうございます、鈴仙さま。
これからも、精進いたしますわ」

ペコリと頭を下げ、相変わらずの凛とした表情を保ち鈴仙達へと微笑むつかさ。
彼女の瞳には、まだどこか張りつめたような緊張が残っているように思えたが――。
少なくとも、つかさが鈴仙に与えられたこの名を気に入った事については、間違いが無いようだった。

*ウサギEが名前を貰い、「因幡 つかさ(いなば つかさ)」になりました!
 以降は「ウサギE」ではなく、「因幡 つかさ」(もしくはつかさ)と表記します。

729 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/02(土) 01:44:36 ID:???
……と、今日は本当に短いのですが、これだけになります。
明日もちょっと更新が少なくなるかもです。

皆さま、遅くまでお疲れさまでした。

730 :森崎名無しさん:2014/08/02(土) 01:55:05 ID:???
乙です
ブルノwwwかつて存在したって死んだ扱いになってるのかwwww
アレ絶対死にそうにないんだけどwww

731 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/03(日) 01:36:57 ID:???
こんばんは、色々あって今(12:10ごろ)ようやく帰ってこれました。
ほんの少しだけ更新したいと思っていたのですが、流石に眠くて作業も捗りませんので、
明日に纏めて更新したいと思います。
>>730
乙ありがとうございます。
かつて存在した(死んだとはいってない)

それでは、皆さま、また明日宜しくお願い致します。

732 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/03(日) 17:29:24 ID:???
ルナティックスのメンバーが新たに生まれ変わった仲間を迎え、
和気藹藹とした様子で交流を深めていた所。
――雑魚妖怪チームの中では、ちょっとした騒ぎが起きていた。

リグル「あ、あれっ!? 謎の向日葵仮面さんが居ない!?
折角、『一緒にサッカーやってくれてありがとう』ってお礼言おうとしたのに!?」

雑魚妖怪チームの助っ人として、1得点を挙げた謎の向日葵仮面。
彼女の姿が、試合終了と同時に忽然と消えていたのである。
鈴仙と話していたレティはともかく、試合終了と同時にさっさと店じまいをする
やや薄情な仲間達を恨みがましく見つめながら、リグルはフィールドを抜け、控室へと向かうと……。

幽香「………それには及ばないわ、リグル」

リグル「な、謎の向日葵仮面さん……じゃなくて、幽香!? もう持病の貧血とかは大丈夫なのっ!?」

――幽香が、一人ベンチにゆったりと腰掛けていた。
持病の貧血やら不眠症やらの影響か、彼女の額からは汗がにじみ出ており、どことなく呼吸も苦しそうである。
まるで、30分間ほどサッカーをやっていたかのような幽香の疲労具合に、リグルは心配を隠せない。

幽香「……ええ、何とか休んで薬を飲んだら治ったわ。
――しかし、謎の向日葵仮面がついて居ながら負けちゃうなんて。
ごめんなさいね、もしも私がフルタイムで動けていたら……」

幽香はまるで自分の事のように、申し訳な風にレグルに頭を下げる。
謎の向日葵仮面は、やはり幽香の知り合いの中でもとても格の高い妖怪だったのだろう、

リグル「ゆ、幽香も謎の向日葵仮面さんも悪くないよ!? それよりも、幽香は謎の向日葵仮面さんに会ったの!?」

幽香「……ええ、まあね。 彼女は新たな陵辱場――じゃなくて、戦場を求め て去ってしまった。
けど、私が貴女達に合流するまでの間、私は謎の向日葵仮面と挨拶したからね。
――彼女、とてもリグルの事を褒めていたわよ」

733 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/03(日) 17:35:56 ID:???
リグル「ほ、本当!? でも謎の向日葵仮面さん、私の事いつも「クソガキ」とかって……」

幽香「――彼女は口下手だからね。 私に試合の話をしてくれた時は、
『あの子には才能がある、育てればきっと伸びるぞ』って、楽しげに話してくれたんだけどね」

リグル「そっか。 ……また、会えるかな?」

幽香「……そうね。 きっと会えるわ。
リグルが一生懸命、自分らしくあるがままで頑張っていたら……ね」

リグル「うん! 練習しても頑張っても上手くいかないこともある。
だけど、だからってクヨクヨしたり、自分を見失ったりしちゃダメだ、って事だよね。
ネオリグルキックはまだまだ未熟だったみたいだけど。
これからも頑張って、謎の向日葵仮面さんや幽香みたいな、陵辱選手になるよ!
(「超強い」って意味なら、皆も「陵辱」って言葉、もっと使っても良いのになぁ)」

幽香「(誰かしら、リグルにヘンな事を吹きこんだのは……)
――フフ。 さぁ、今日は反省会と、次の試合に向けた決起パーティよ。
私は朝の内に新鮮な秋野菜を採って来たから、きっとレティが、美味しい料理を作ってくれるわ」

リグル「う――うん!」

幽香「(ヒーローは決して、その正体を明かしてはならない。
リグルに謎の向日葵仮面の正体を知ることになるのは何時になるかしらね……)」

陵辱を巡る言葉の使い方について、幾ばくかの誤解とすれ違いを生じさせつつも、
強豪チームとの対決と、それに伴う挫折を経て、ちょっぴり大人になったリグル。
そして、そんな姿を微笑ましげに見つめる幽香。

734 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/03(日) 17:37:42 ID:???
幽香「(――この試合、思うような陵辱は出来なかったけれど。
それはつまり、自然の力をも上回るまでに、人や妖怪の努力による力が増して来ているという事なのかもね。
……良い意味でも、悪い意味でも)」

――彼女の足元にあるトートバックからは、向日葵柄の仮面が、ちらりと顔を覗かせていた。


*雑魚妖怪チームとの試合を勝利で終えました! 人気度がボーナスで少し加算されます。53→55
*リグルの謎の向日葵仮面に対する評価が、リグル→(超強いヒーロー)→謎の向日葵仮面 になりました。

735 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/03(日) 17:44:05 ID:???
……と、いったところで一旦ここまで。
これから少し(?)固定イベントを挟んで、2日目午後の行動選択となります。
参考に、周辺のスケジュールを再掲します。

        午   前           午   後
1日目     開会式           羽目×紅魔
        ―――            人里×二軍   

2日目   永遠×雑魚←終了!    バケ×聖徳←今ここ!         
       守矢×毛玉          妖精×妖怪    

3日目   地霊×西行           休   み   
       命蓮×博麗           休   み

736 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/03(日) 21:29:50 ID:???
〜2日目午前・固定イベント〜
【Red and White】

――鈴仙達永遠亭ルナティックスが雑魚妖怪チームと戦い、そして勝利を挙げた時。
東の果てなる幻想郷の最東端、現実と幻想の境界線にある博麗神社の本殿では、
ダンボール製の賽銭箱と肩を並べて、巫女が一人茶を楽しんでいた。

霊夢「――はぁ。 今日も良い天気……じゃなかったけど。 一瞬の通り雨で良かったわね」

先程まで轟と降り注いでいた雨が、おおよそ正午を前にして晴れていき、
今やカラッとした日本晴れになったのを見計らい、
のこのこと本殿の奥にある居住空間から出て来た所である。

霊夢「今日の練習は昼すぎからだっけ。 ウチの神社も最近は騒がしくなったモンだから、
こういう一人の時間を大切にしないとね……」

大会があろうとも、チームに変な外来人が加わろうとも、
あらゆる物から浮いた存在である霊夢にとっては、それは自身の在り方に全く影響しない。
……筈であったが。

――ブウ…ン。

紫「――で。 お茶を飲んだら皆が来るまで自主練習かしら?
賽銭箱とお茶と一緒に、サッカーボールを並べるなんて。
少なくとも絵面だけ見たら、まるで漫画に出てくるサッカー馬鹿みたいよ、貴女」

――たった今、空間を裂いて現れた紫の指摘するとおり、
霊夢の中に占める「サッカー」の割合は、日に日に大きな物となっていた。

霊夢「仕方ないじゃない。 今回の異変の解決方法は弾幕ごっこでも実力行使でも無くサッカー。
サッカーで、私が高い実力を示さなければ意味が無い。 ……そう言ったのは、他でも無いアンタじゃないのよ」

737 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/03(日) 21:30:57 ID:???
紫「これまでの異変で、貴女がそこまで真剣に弾幕について考えてる様子を見たことが無かったから。
……貴女が、何か悪い影響を受けてないか気になっただけよ」

霊夢「……それは無いし、そもそも私はこれまでも、異変が起きたときは私なりに色々考えてたわよ。
それが紫達には見えづらかっただけで」

霊夢はあくまで不機嫌さを保ち続ける。
しかしその態度が紫にとっては好ましい態度だったらしい。紫は更に続けた。

紫「……もう一度、おさらいをした方が良いわね。 今回の異変について」

霊夢「…………」

この期に及んで、自分の態度が紫にとって何の害を為す事も出来ぬと悟ってか。
霊夢は黙って紫の長話に耳を傾ける。

紫「――良い事? 今回の異変は、確かに凶悪で強大な大妖怪の仕業でも無ければ、
強固な土台を持った新勢力の侵攻などでも無い。
更に言えば、この異変の発生源は特定の個人ではあるが、個人を叩いて済む問題ではない。
何故なら、異変を起こす為の要素は凶悪な感染症の如く、様々な人妖を介して、
際限無く増殖を繰り返す代物なのだから」

霊夢「――『努力』という概念。
更に言えば、『努力により、人はより上位の存在をも打ち倒せる』という新たな幻想。
これの流入こそが、今幻想郷が直面している異変なんでしょう? 知ってるわ、何度も聞いてる」

……黙っていると言った矢先だったが、霊夢は繰り返し聞かされる紫の題目に辟易とし、
つい苛々しげに口を挟んでしまう。

紫「……そう。 貴女の知る通り、幻想郷というのはとてもとても危ういバランスで成り立っている。
それはもう、今こうして私達の存在があるという事が奇跡と思える程に。
そして……そのバランスというのは、我々妖怪が、形式的にとは言え、人間を支配する事で成り立ってきた」

738 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/03(日) 21:32:45 ID:???
霊夢「支配、って言っても。 私はそれで困ったことは無いけどね」

紫「私とて、妖の身であれど人間には配慮して来たつもりよ。
しかしそれでも、幻想郷において人間は妖怪に飼われているような存在である事には間違いない。
もしも彼らが努力により力を付け、以て外界と同等程度の人間の優位を謳うとすれば――。
幻想郷のバランスは、いとも容易く決壊するでしょうね」

霊夢「……だから、サッカーにおいて、努力により本来有り得ない筈の下克上を果たし。
そして今幻想入りして、これまでの幻想郷の住民には無い、他者への強い影響力を持つ中山政男は、
幻想郷における危険人物で、異変の張本人……っていう話だったっけ。

で、だからと言って私や紫が中山政男を弾幕や妖術でねじふせたり、
幻想郷から追放しても、それはサッカーとは無関係だし、既に彼の考え方は永遠亭を中心に広がっている。
中山政男が作った『努力』の概念の否定に繋がらない。 だからこそ、彼をサッカーで倒す必要がある……。 

つまり、【人間が如何に努力をしようと、博麗の巫女や妖怪には決して敵わない】。
これまでの幻想郷を保って来たであろうこの大前提を、大観衆の前に提示する必要があると。
――そういう事なのよね、紫?」

紫はゆっくりと頷く。普段は暢気である故に誤解されがちであるが、
霊夢は勘だけでなく、戦いの場数を踏んできた戦士としての洞察力及び思考力も鋭い。
彼女は紫が言うまでも無く、今回の異変の本旨について理解していた。
とはいえ、霊夢とて万能では無く、彼女にもイマイチ解せない点や、理解の足りない点もある。
霊夢は試しにいくつか、紫に問いを投げかける事にしたが――。

霊夢「……で。 その考え方で行くと、森崎君とか魔理沙も努力家だし、
中山政男と同等かそれ以上の存在だと思うんだけど。
なんであいつらは――特に、中山政男の親友という森崎君は――ウチのチームに居るんだっけ?」

紫「……それは、内緒」

霊夢「――あっ、そう。 別にそう言うと思ってたから良いけど」

739 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/03(日) 21:33:59 ID:???
――ここに来て、早速問いを胡散臭くはぐらかし始める。
そもそも、これまで具体的かつ丁寧に紫が説明してくれた事自体が奇跡なのである。
霊夢は始めから、これ以上は期待していなかった。

紫「……個人が、個人の好きなように努力をし、そうして人が仙人や天人となり、妖怪が神となる事までは、
私とてそう問題無いと思っていますわ」

紫は、霊夢の問いに応える代わりに、そう前置きをしながら再び話し始める。
霊夢を諭す筈で始めた講釈は、いつしか紫による演説に近い物となっていた。

紫「しかし。もしも「努力」という正義の名の下に、強者が打倒され続け、弱者がより虐げられ続け。
そして、個人の裁量に任されるべき「努力」が、いつしか生きる為に強制され続ける社会となったら?
努力し、強くならなければ、努力を知らぬ怠け者と虐げられ、切り捨てられる。
努力し、強くなっても尚、何時しか来たる下克上の影を見て、疑心暗鬼に陥る。
――もしも幻想郷がそんな社会となったら。 私は、それは幻想郷の終焉と思っています。
何故ならそれは、幻想郷が外界と同質になる事を意味しているから。
……霊夢も、そんな事は望んでいない筈よね?」

――その口調は、最後の呼びかけを除いては、普段の少女らしい物では無く。
千年以上を生き、人間と妖怪の作る多種多様な社会を見続けて来た、「賢者」による重々しい物だった。

霊夢「…………そうね。 私も正直、魔理沙や今の森崎君みたいな変わり者が好き勝手するのは
自由と思うけれど。 それが広まって、いつしかその自由が奪われてちゃあ本末転倒だもんね」

紫「中々理解が早くて助かるわ、霊夢。 ……安心した。
だけど敵は他にも……――と。 これはまた別の話かしら。 御免ね、忘れて頂戴」

言いたい事を告げ、霊夢の考えを聞いて心底安心したのだろう。
紫はそれを最後に演説を止めて再び虚空に亜空間を開き、その身をうずめていく。
紫は最後に一言を言い残して去っていった。

紫「――じゃあね、霊夢。 ……全ては、我々が愛する幻想郷の為に」

740 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/03(日) 21:35:51 ID:???
――スッ。 タタッ、クルクルッ。

霊夢「〈我々が愛する幻想郷……ね。 本当に、私達が完全に否定するしかないのかしら〉」

紫の言葉を聞き遂げた霊夢は、ぬかるんだ地面にゆっくりとボールを転がしながら
残り少ない一人の時間を楽しんでいた。
霊夢は紫の言葉を反芻しながら、一人思案に耽っていた。

霊夢「……紫はひたすら中山政男……君の事を話していたけれど。
彼自身は外来の人間だし、話を聞くにほぼ毎日妖怪を畏れ永遠亭に籠っていたらしい。
――だから、『これまでの幻想郷の住民には無い、他者への強い影響力を持つ中山政男は、
幻想郷における危険人物で、異変の張本人……』……と、言うのは正確では無い。
いや、確かに中山君はきっと強い影響力を持っているのだろうけど、
その考えを現在進行形で幻想郷中に広めている人物は、別に存在する」

スッ、ススッ。 ……ギュンッ、バシュッ。

ヒールリフト。ボディフェイント。シザース。エラシコ。ルーレット。クライフターン。マシューズフェイント。
シャポー。メイア・ルア。ファルカンフェイント。ジンガ。ラ・ボーバ。ロコモーティブ。
凡そこの世界に現存するドリブル技を、気まぐれで魔理沙から借りた本を基にして、
その全てを再現しながら霊夢は、早くもある結論に達していた。
紫が霊夢と別れる少し前に言いかけた、中山の他に存在する「敵」の正体について。

霊夢「(敵は他にも居る……って。 分かってるわよ、紫。 そんな事くらい)」

――この異変、元凶は確かに中山政男であっても。
これを幻想郷中の秩序を揺るがす規模にまで拡げた人物がいる。
それは、かつての中山と同様に弱くかつ、彼の信条に惹かれて成長した人物。
幻想郷中に最低限度のツテがあり、様々な場面で意識的無意識的に中山の考えを広められる人物。

霊夢「中山君を仮に6ボス(ラスボス)としたら。 ……あいつはその従者にして異変の実行犯たる5ボス。
あいつの名は――」

741 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/03(日) 21:39:03 ID:???
紫「(……鈴仙・優曇華院・イナバ。 彼女は私の予想よりもずっと早く、中山政男に近い存在へと変質している。
森崎有三のスケールが如何に大きいといえ、彼は中山政男と鈴仙・優曇華院・イナバの二名を相手に、
上手く喰い合ってくれるのかしら。 ――場合によっては、小人族に加えて更なる「テコ入れ」が必要かもね」

――式を通じて知らされる大会の試合結果に、外界の主なニュース。
様々な情報を取捨選択しながら、八雲紫は彼女の操る「スキマ」の中でそう独りごちた。

*霊夢、紫の鈴仙に対する評価、霊夢、紫→(異変の実行犯)→鈴仙 が判明しました。

742 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/03(日) 22:05:51 ID:tF/rIRsY
〜大会2日目・午後〜

鈴仙「――ふう。 長い試合が終わって、ようやく永遠亭に帰ってこれたわね……。
まるで2、3ヶ月間くらいずっと試合をしていたような錯覚さえ覚えちゃった。
……さて。 今の時間は妖精大連合対妖怪の山FCとの試合。
そしてバケバケチームと聖徳ホウリューズの試合があるのよね。
聖徳ホウリューズは謎のチームって専らの噂だけど、名無しチーム相手にどこまで情報を出してくるか…ね。
妖精大連合対妖怪の山FCは正直、どっちも試合をした事があるチームだし、格下でもあるでしょうから、
あまり見る価値はないかもしれないけど……それでも、反町君とか秋姉妹とかとは仲良くなったし。
トモダチ(?)として見に行った方が良いのかしらね…?」

A:自由行動をする(自由行動フェイズに移ります。更に分岐)
B:チームで試合を見に行く(本日の試合:VS、人里FCVS紅魔二軍。 更にどの試合を見るか分岐)
C:自主練習をする(一人で練習します。更に分岐)
D:狂気度を使用する(更に分岐。一部を除き、この行動では時間を消費しません)鈴仙の狂気度:16
E:現在の能力値を確認する(この行動では時間を消費しません)(※1票決)
F:アイテムを使用する(この行動では時間を消費しません)
  ※使えるアイテムは「パチェノート(使用時、鈴仙の全スキルに経験点が+! dice+! diceされる。 使い切り)」のみです。
   「ボロボロのボール」など、練習用アイテムはCの自主練習の選択時に使用してください。

先に3票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

(参考:1試合目終了までの大会スケジュール)
        午   前    午   後
1日目     開会式    羽目×紅魔   
        ―――     人里×二軍   

2日目   永遠×雑魚   バケ×聖徳         
       守矢×毛玉   妖精×妖怪    

3日目   地霊×西行    休   み   
       命蓮×博麗    休   み

743 :森崎名無しさん:2014/08/03(日) 22:06:41 ID:SOwVD+yg
B

744 :森崎名無しさん:2014/08/03(日) 22:07:14 ID:C3cqd9oI
F
パチェノート使って良いんだっけ?

745 :森崎名無しさん:2014/08/03(日) 22:08:07 ID:w5S0cZj2


746 :森崎名無しさん:2014/08/03(日) 22:09:32 ID:aDHpfZ6+
F

747 :森崎名無しさん:2014/08/03(日) 22:10:18 ID:VbZSfqy6
B

748 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/03(日) 22:13:44 ID:tF/rIRsY
B:チームで試合を見に行く(本日の試合:バケバケVS聖徳、妖精VS妖怪。 更にどの試合を見るか分岐)

鈴仙「――んー。 折角だから、試合観戦にでも行きましょうか。
で、具体的にどっちの試合を見るかだけど……」

A:聖徳ホウリューズVSバケバケ同盟
B:妖精大連合VS妖怪の山FC

先に3票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

749 :森崎名無しさん:2014/08/03(日) 22:14:24 ID:VbZSfqy6


750 :森崎名無しさん:2014/08/03(日) 22:14:34 ID:C3cqd9oI
A

751 :森崎名無しさん:2014/08/03(日) 22:14:36 ID:SOwVD+yg
B

752 :森崎名無しさん:2014/08/03(日) 22:16:13 ID:M/ZPTsNA


753 :森崎名無しさん:2014/08/03(日) 22:16:24 ID:ZodYTz3A
B

754 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/03(日) 22:59:12 ID:???
Bに決まったところですみません、今日はちょっと早いですが更新はここまでにしたいと思います。
明日はまた更新できれば良いなぁ……と思っています。

皆さま、本日もお疲れさまでした。

755 :森崎名無しさん:2014/08/03(日) 23:08:32 ID:???
乙です
紫の発言と演説という名の言いくるめによって大体わかりました
びっくりするくらい人間臭い妖怪だなって

756 :森崎名無しさん:2014/08/04(月) 13:20:40 ID:???
勝手に実行犯にされてるとは、たまげたなあ。永琳の強者たれというのも理解出来る
まあ今の鈴仙ちゃんは十分強いし、その強さを生かす能力も仲間もいるから
目標がどうあれ悪い結果にはならないし、活躍できるだろうな

757 :森崎名無しさん:2014/08/04(月) 18:53:54 ID:???
紫「それもこれも全部鈴仙とかいうやつの仕業なんだ」
霊夢「なんだって、それは本当かい!?」
実際紫がなにもしなけりゃ何事もなく終わった気しかしない

758 :森崎名無しさん:2014/08/04(月) 18:56:53 ID:???
本当の強者ってものは努力程度で追いつけるものなのか

759 :森崎名無しさん:2014/08/04(月) 20:15:54 ID:???
なるほど、つまり今までの活躍具合からすると犯人はパスカル!
努力云々というより、外の世界を知ったらそもそも妖怪が必要ないって分かる、
あるいは正体がバレるのが紫としては嫌なんじゃね。
(本編で鬼と人間の関係性について似たようなこと語られてたっけ?)
そんな事言ったら、スキマ管理しきれなかった紫が悪いってことなんだけど。
まあ、霊夢使って何かする気なのが本命かな。

760 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/04(月) 21:03:47 ID:???
こんばんは、今日も更新したいです。
昨日はストーリーの核心を担う紫の立場や主張について書きましたが、
皆さまのコメントに返信しつつ、ネタバレにならない程度に補足をさせて頂こうと思います。
(色々とツッコミどころはあるかもですが、それは伏線だったり作者の限界だったりしますのでご容赦ください(汗))

761 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/04(月) 21:06:35 ID:???
>>755
乙ありがとうございます。
このスレの妖怪は全体的に人間くさく、キャプ森キャラは全体的に妖怪くさいような気がしています。
原作等を鑑みても、今の紫は弱気で小物っぽく見えるかもしれませんね。
>>756
実行犯と言うと人聞きが悪かったですが、
要するに鈴仙がそれだけ他者に影響を与えられるキャラクターに育ったという事です。
てゐや輝夜がちょっとマジメになったり、佳歩やつかさが名有りになったり、星のヘタレ癖が直ったり、
パチュリーがアツくなったり、幻想郷の人妖が色々変わったのは、
直接的にも間接的にも鈴仙に影響された部分がある……という設定を考えています。
また、このスレのテーマは「友情・努力・勝利」でもありますので、鈴仙はきっと活躍できると思います。
>>757
紫は確かに何かをしてますが、その全貌はまだヒミツです。
>>758
普通は追いつけません。 ですが、森崎は努力程度で翼や若林に追いつき追い越してみせました。
前に、『森崎って努力の人とか言うけど普通に才能あるよね』的な議論がどこかでありましたが、
私は、「森崎はあくまで才能自体は凡人だけど、常人では決して真似出来ないレベルの努力でそれを補っている」
……という解釈を取っています。 今後は、そんなシーンも入れていきたいですね。
>>759
パスカル君がスルーされてるのは……たぶん仕様です(汗)

紫の思惑の根底には【幻想郷及びそのシステムを維持していく】というのが基本的にあります。
で、そのシステムを維持出来る枠内だったら、紫は恐らく「幻想郷は全てを受け入れる、それは(ry」と言う筈です。
そして、外の世界の良さを知られるのは確かに喜ばしくない事もありますが、それだけだったら特に問題はありません。
問題になりそうだったらスキマなり弾幕なりでいかようにも出来ます。
今回紫が問題視しているのは、外の世界を知られ、幻想郷の在り方が否定されるリスクに加えて、
中山が他者への多大な影響力(森崎に比べたら遥かに劣りますが)を持っていることです。

ちなみに、中山が幻想入りした事に対して、紫に落ち度は殆どありません。何か別の力が働いています。
霊夢の立ち位置についてはまだ曖昧ですが、霊夢は紫とは似たようでまた別のスタンスを持っています。

762 :758:2014/08/04(月) 21:22:02 ID:???
いや強者に追い付けたならそれはもう強者そのものだと思っただけです
紫の口八丁に霊夢が騙されてるって感じなのかな・・・

763 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/04(月) 22:12:14 ID:zH0wHXOk
>>758
すみません、ちょっと後半の私の話が本旨とズレていましたね。申し訳ございません。
そういった意味では、森崎(や中山さん)は間違いなく強者ですね。
紫の真の意図は……とりあえず、内緒ということにしておきます。

B:妖精大連合VS妖怪の山FC

鈴仙「(謎のダークホースも気になるけれど……。
チルノ達妖精とも、中山さんの友達の来生君ともながらく会ってないし、反町君達も気になるし。
――それに、妖怪の山FCは恐らく決勝トーナメントに上がって来るでしょうしね。
今日は、妖怪の山FCの試合を見に行きましょうか)」

そう思い立った鈴仙は、実質的キャプテン代理権限(永琳はまだ戻って来ていない)を使い、
永遠亭及び竹林や人里に住むチームメイトを招集する。
その結果、鈴仙についてきたのは――。

先着1名様で、

★試合観戦メンバー→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER→ダイヤ+中山「…あれ、鈴仙さん!?」鈴仙「な、中山さん!? まさか道中でバッタリ出くわすなんてっ!?」
ダイヤ・ハート→全員がついてきてくれた! 鈴仙「あったけえぇっ……!」
スペード→永遠亭のメンバーはついて来た。 慧音と妹紅は忙しいらしい。
クラブ→輝夜以外の永遠亭のメンバーはついて来た。 慧音と妹紅は忙しいらしい。
クラブA→鈴仙「えっ、皆忙しいの…? 私ってば、ぼっち……?」

764 :森崎名無しさん:2014/08/04(月) 22:14:49 ID:???
★試合観戦メンバー→ スペードK

765 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/04(月) 22:55:42 ID:zH0wHXOk
スペード→永遠亭のメンバーはついて来た。 慧音と妹紅は忙しいらしい。

鈴仙「姫様ー。 私達、これから試合の観戦に行ってきますね」

とりあえず配下のウサギ達とてゐにパスカルを誘った鈴仙は、一応念の為、輝夜に一声かける。
正直、鈴仙としては面倒臭がりの輝夜が、試合後の疲労を推してまで、
試合を観戦しに行くとは思ってもいなかったりするが……。

輝夜「――いや。 私も行くわよ、イナバ。
女のカンだけど、今日のその試合は面白い事がありそうな気がするのよね」

鈴仙「えっ? い、いえ。 それなら行きましょうか姫様……
(『えーめんどーいいきたくなーい帰りにジ○ンプ買ってきてー』とか言い出すとか思ってたけど……)」

輝夜「あ、帰りにスタジアムの売店でジャ○プ買って来てね。 金額分お小遣いあげるから」

鈴仙「あっ、はい……(どうしよう、そんな姫様に何か安心してる自分が居る……)」

――ここで何の気まぐれを起こしたのか、輝夜が同行を申し出る。
鈴仙としては当然、願ったり叶ったりであったため、(パシリにも慣れているため)断る理由も無い。
そうして、鈴仙にてゐにパスカルに輝夜。 佳歩につかさに名無しウサギのBとCとDについでにK。
合わせて10人の大所帯で、鈴仙達は妖怪の山FCの試合が行われる、
妖怪の山モリヤスタジアムへと向かっていく。
道中で、迷いの竹林に住む妹紅と人里の長屋に住む慧音にも
それぞれ声を掛けたが、職持ちの二人は残念ながら仕事が忙しいとの事。

766 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/04(月) 22:58:41 ID:zH0wHXOk
――と、仕方なく竹林に山の麓を闊歩する10人が、
そんなこんなで、入口に聳える蛇と蛙の像が立派なモリヤスタジアムに着くと、
まずはスタジアム中にぎっしりと詰まった、よりどりみどりの人間と妖怪達に目を奪われてしまう。

佳歩「わぁあっ……! やっぱり、人里サッカーコートよりも、ずっと大きい!」

てゐ「なんでも最大一万人の人妖が収容出来るらしいからね〜」

パスカル「一万人……? 正直、あんまり大したことの無い、貧乏な地方スタジアムの印象を受けてしまうが」

鈴仙「まぁ、幻想郷は狭いから。 一万人でも、多分妖怪と人間を合わせた人口の、
おおよそ七、八割位にはなるんじゃないかしら……」

――妖怪の山・モリヤスタジアムは、鈴仙も数度訪れた事がある。
山の軍神が大金をはたいて建造したこのスタジアムは、
あくまで草サッカーの延長にある人里のサッカーコートとは違い、
小規模ではありながらも本格的な高級スタジアムとして名を馳せているらしい。

鈴仙「……前に試合を見に来た時も、同じ組み合わせだったわね」

そして、このスタジアムではかつても妖精大連合対妖怪の山FCとの
練習試合が催されていた事を鈴仙は思い出す。
その時、妖怪の山FCは3−0の大差を付けて圧勝していたが…今はどうなるだろうか。

鈴仙「(あの時は大変だったよねぇ……。 ヒューガーが出て来て、
お寺のネズミに助っ人を頼まれて。 今ではもう、すっかり良い思い出だけど)」

結果的には色々な出会いを齎してくれたここ妖怪の山・モリヤスタジアムに、
幾ばくかの感謝を籠めながら、鈴仙はスタジアムの一席に腰掛ける。
試合開始までは、まだ少々時間がありそうだった。

767 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/04(月) 22:59:44 ID:zH0wHXOk
鈴仙「(今の内に、チームメイトとお喋りしたり、どこかに行ってみようかしら……?)」

A:チームメイトと話す。(選択肢の後に話したいキャラを選択してください。 例:A 輝夜)
  ※現在、中山、永琳、慧音、妹紅とは会話出来ません。
B:電光掲示板を見る。(敵データや人里・香霖堂の新商品がわかるかも?)
C:妖精大連合のロッカールームに行ってみる。
D:妖怪の山FCのロッカールームに行ってみる。
E:観客席を回ってみる。
F:その他 自由選択枠

先に3票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

*あと2回まで行動できます。

768 :森崎名無しさん:2014/08/04(月) 23:00:45 ID:wHWDO/wc
A輝夜

769 :森崎名無しさん:2014/08/04(月) 23:01:24 ID:IVanVu/Y
E

770 :森崎名無しさん:2014/08/04(月) 23:01:29 ID:NI/j6b2w
A パスカル

771 :森崎名無しさん:2014/08/04(月) 23:01:31 ID:gdkAYKI2
A 輝夜

772 :森崎名無しさん:2014/08/04(月) 23:03:17 ID:fmcomhlo


773 :森崎名無しさん:2014/08/04(月) 23:04:15 ID:kYYv8v4o
A 輝夜


774 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/04(月) 23:13:18 ID:zH0wHXOk
A輝夜

鈴仙「(折角来て下さったんだし、ここは姫様とお喋りでもしようかしら……)
姫様、ちょっと良いですか?」

輝夜「んっ、どうしたのイナバ?」

鈴仙「ええっと、はい。 ちょっとお喋りしようと思いまして」

輝夜「ふふん、しゃーないわねぇ。 私もえーりんが居なくて退屈してた所よ!
さぁ、じゃんじゃんスベらない話をして頂戴ね!」

鈴仙「(スベらない話限定なんですか……)えっとですね……」

A:「姫様は今日も美人ですねぇ」適当にゴマをすっておく。
B:「姫様はこの試合、どっちが勝つと思いますか?」試合について話す。
C:「お師匠様は今ごろ、何をしてるんでしょうねぇ」永琳について話す。
D:「妹紅と最近楽しそうですよね、姫様……」妹紅と実は仲良しだろと突っ込む。
E:「してみせますよ、スベらない話!!」スベらない話をする。(更に分岐)
F:「難題のヒントを教えてください!」難題のヒントを聞く。
G:「というか私、今難題持ってます!」難題「愛のハチマキ」を渡す。
H:その他 自由選択枠

先に3票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

775 :森崎名無しさん:2014/08/04(月) 23:14:52 ID:???
難題渡す?

776 :森崎名無しさん:2014/08/04(月) 23:16:51 ID:???
シュート値1上げてからの方がよくない?
限界値的に。
大会途中にサッカーレベル上がる可能性あるから、一概に言えないけど

777 :森崎名無しさん:2014/08/04(月) 23:19:49 ID:???
C

778 :森崎名無しさん:2014/08/04(月) 23:19:52 ID:IVanVu/Y
C

難題は後回しにしとくか

779 :森崎名無しさん:2014/08/04(月) 23:20:04 ID:fmcomhlo
C

780 :森崎名無しさん:2014/08/04(月) 23:20:54 ID:gdkAYKI2
C

781 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/04(月) 23:29:29 ID:zH0wHXOk
C:「お師匠様は今ごろ、何をしてるんでしょうねぇ」永琳について話す。

鈴仙「(姫様だったら、ひょっとしたら何か知ってるかも……)
――お師匠様は今ごろ、何をしてるんでしょうねぇ」

永琳は、遅くとも明日の夜には帰って来ると言っていたが、
鈴仙は弟子でありながら、行き先を全く教えられていない。
ならば、永琳が溺愛している輝夜ならば、何かを知っているのかもしれない――と、
僅かな打算を籠めながら鈴仙は輝夜に永琳に関する話題を振る。

輝夜「永琳はねぇ、そうねぇ……」

いつも通りの呆けた風な口調で、輝夜は話し出す。その内容は……。

先着1名様で、

★永琳の行方→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER→「 ジャージ を着て、 電車の中ぬきぬき をしてるに違いないわ!」
ダイヤ→「……ちょっとだけ、教えてあげましょうか?」
ハート・スペード→「……きっと、大変なコトになってるでしょうねぇ」
クラブ→「私もよく分かんないのよねぇ」
クラブA→「――落ち着いて聞いてね。 永琳は……」

782 :森崎名無しさん:2014/08/04(月) 23:32:51 ID:???
★永琳の行方→ クラブ6

783 :森崎名無しさん:2014/08/04(月) 23:32:58 ID:???
★永琳の行方→ ハート4

784 :森崎名無しさん:2014/08/04(月) 23:33:04 ID:???
★永琳の行方→ ハート8
逮捕ー!

785 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/05(火) 00:09:44 ID:eEEJPPJM
★永琳の行方→ クラブ6 ★
クラブ→「私もよく分かんないのよねぇ」

輝夜「――う〜ん、それが私も良く聞いていなくて。 というか、永琳も教えてくれなかったのよ」

鈴仙「そうなんですね……(意外ね、あの師匠が姫様に隠し事をしてまで、外の世界に行くなんて……)」

輝夜と永琳との関係と比べると、鈴仙が永琳の従者として生きた時間は遥かに短い。
しかし、そんな短い中でも鈴仙は、永琳について色々と知っているつもりでいた。
そして、鈴仙の知る永琳はいついかなる時も輝夜に隠し事はしないと考えていた。
そんな鈴仙の心境を知ってか知らずか……。

輝夜「大丈夫大丈夫ヘーキヘーキ! どこに居ようが、
大事な時は何時だって永琳は私の傍に居てくれる!
永琳ニワカのイナバ如きは、いっちょまえに永琳の心配なんてしなくても良いのよ!」

胸を張って得意気に、鈴仙に対して激を入れてくれた。
その様子は強がりでも演技でも無く、信頼から来る物だと鈴仙は思った。

鈴仙「(……凄いなぁ、姫様。 普通だったら、どんなに絆の深い友人や仲間だって、
黙って自分の場所を離れたら不安になったりする筈なのに。
姫様ったら、師匠を信じ切って、全く疑ってない……!)――はい。
実は私、師匠が居なくて姫様が凹んで無いかって思ってたんですけど……安心しました」

輝夜「そんな豆腐メンタルだったら、ルナティックスのゴールは守り切れないわよ。
だからあんたも、クヨクヨせずに適当に行きなさいな」

最後に輝夜は、鈴仙の肩をポンポンと叩く。
まるで会社の上司が部下に対してするような、その尊大な態度に鈴仙は呆れながらも、
なんだかそこに、くすぐったい温かみを覚える鈴仙だった。

*輝夜の評価値がやや上がりました。

786 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/05(火) 00:11:27 ID:eEEJPPJM
鈴仙「(姫様の師匠を信じる心は凄いわね……。
あそこまで行ったら、そりゃああんなセービングも出来ちゃうわ。
――さて、試合開始まであとちょっとだけど……何をしてようかしら?)」

A:チームメイトと話す。(選択肢の後に話したいキャラを選択してください。 例:A 輝夜)
  ※現在、中山、永琳、慧音、妹紅とは会話出来ません。
B:電光掲示板を見る。(敵データや人里・香霖堂の新商品がわかるかも?)
C:妖精大連合のロッカールームに行ってみる。
D:妖怪の山FCのロッカールームに行ってみる。
E:観客席を回ってみる。
F:その他 自由選択枠

先に3票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

*あと1回まで行動できます。

787 :森崎名無しさん:2014/08/05(火) 00:12:38 ID:Q3WyhmlQ
A パスカル

788 :森崎名無しさん:2014/08/05(火) 00:13:13 ID:sT1XSQq6
A パスカル

789 :森崎名無しさん:2014/08/05(火) 00:13:32 ID:KTkDleec
Aパスカル

790 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/05(火) 00:13:55 ID:eEEJPPJM
…と、いったところで今日の更新はここまでです。
>>784
永琳の性癖がどんどんと酷い事にw

皆さま、本日もお疲れさまでした。

791 :森崎名無しさん:2014/08/05(火) 00:14:52 ID:ET13zZk6
A つかさ

折角昇格したし、特訓はもちろん交流そのものもしておきたい

792 :森崎名無しさん:2014/08/05(火) 01:52:28 ID:???
乙です
今気づいた
紫自分が直接行動しているところなくね?

次の試合って確か中西でてくるよね
レティに相撲対策聞いといた方ががいいかもしれないな

793 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/05(火) 22:50:39 ID:eEEJPPJM
こんばんは、今日も更新します。
>>792
乙ありがとうございます。
そこら辺についても説明していきたいですが、
とりあえずは、RPGのラスボスって基本城から出て来ないよね的な理論でご理解願います。
中西は西行寺チームの助っ人ですので、次の次の試合になりますね。
さらっと流しましたが、『レティは太陽の畑に居る』というのは覚えておいて損はないと思います。

794 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/05(火) 22:54:46 ID:eEEJPPJM
A パスカル

鈴仙「……パスカル君、パスカル君」

パスカル「何だ、レイセン。 そんなちょんちょんと突っつかれなくても、ちゃんと聴こえてるぞ?
雑談か……それとも、何か話題が必要かい?」

鈴仙「うん、まぁ。 試合が始まるまでちょっと時間があるからね」

鈴仙は余った時間をパスカルとの交流に充てる事にする。
具体的な話題は……。

A:特に無く、適当に雑談をする。
B:今日の試合について。
C:中山の行方と今頃について。
D:パスカルの(サッカー選手としての)目指すべき方向性について。
E:自分(鈴仙)の目指すべき方向性について
F:前に一緒に練習していた来生について。
G:好きな異性のタイプについて。
H:その他 自由選択枠


先に3票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

795 :森崎名無しさん:2014/08/05(火) 22:56:06 ID:sT1XSQq6


796 :森崎名無しさん:2014/08/05(火) 22:56:23 ID:rWmiMD7s


797 :森崎名無しさん:2014/08/05(火) 23:06:44 ID:Q3WyhmlQ
E

798 :森崎名無しさん:2014/08/05(火) 23:08:11 ID:KTkDleec


799 :森崎名無しさん:2014/08/05(火) 23:15:05 ID:SqeJB1jw
B

800 :森崎名無しさん:2014/08/05(火) 23:21:30 ID:z9bI6xg+


801 :森崎名無しさん:2014/08/05(火) 23:21:45 ID:zvKY/RRk


802 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/05(火) 23:57:35 ID:eEEJPPJM
B:今日の試合について。

鈴仙「――まぁ、やっぱり話題と言えば今日の試合でしょうね」

パスカル「まぁ、そうなるか」

特に話題をすり合わせる努力も無く、二人の興味は否応が無しに試合へと移っていた。
妖精大連合対妖怪の山FC。
鈴仙達永遠亭ルナティックスは、このどちらのチームともかつて対戦した事があり、
……そして、大差での勝利を収めている。
そう言った意味では、この二つのチームは明らかなる「格下」である。
しかし、それはこの大会が始まる前までの話。
鈴仙達が大会を前に大きく成長したのと同じように、
彼ら彼女らとて同様に、大きく成長していてもおかしくはないのだ。

パスカル「……とはいえ。 俺達が知る限りの情報では、
タレントの量にしても、質にしても、妖怪の山FCが圧倒的に有利だという事しか分からない。
シャメイマルという女性のドリブルスピードは、前の試合ではミスもあったが……。
やはり一線級なのは相違無いだろうし、ソリマチも全日本Jr.ユースのメンバーだっただけあって実力も高い。
それに引き換え、妖精大連合を見ると……やはり、力不足なのは否めないだろうな」

鈴仙「まぁ、確かにチルノや大妖精も悪い選手じゃないけど、
彼女達で漸く反町君と互角か……それ以下の実力でしょうし、
光の三妖精や春告精コンビは、個の実力でもコンビプレイでも秋姉妹に劣る。
――少なくとも前の試合を見る限りだったら、そんなトコだったわよね」

パスカル「そうだな。 妖精大連合はキスギが夜な夜な謎のコーチングをしているとかいう
ゴシップも聞いたことがあるが――それも怪しい。
無論、キスギもソリマチ以上の実力とポテンシャルを持つ人間。
成長度だけで言えば、妖精大連合の方が高いだろうが……どうだろうな」

803 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/05(火) 23:58:50 ID:eEEJPPJM
基本的に生真面目な優等生肌の二人は、過去の情報を蘇らせながら、
一つ一つ丁寧に戦力を分析していくが――そうなると、やはり妖精大連合の脆さが目立つ結果となる。
安定派FWである反町の正反対を往く、来生監督(ほぼ自称)の存在は、
妖精大連合に勝利をもたらし得る不確定要素として気になるが……。
あまりに不確定すぎて、良く分からないのが本音である。

パスカル「――さて、レイセンはどう思う?」

一通りの情報を整理した上で、パスカルは悪戯っぽく笑いかける。

鈴仙「……? どっちが勝つか、って事?」

すごすごと話しかける鈴仙に、パスカルは軽薄に頷く。

パスカル「そうさ。 まぁ、ただ勝つか負けるかだけでは面白くないから……。
大差か僅差か。 もし良ければ具体の点差まで挙げてくれて構わない。
レイセンに賭けを強いる気まではないが――少ない情報から予測するのも、試合観戦の楽しみだからな」

鈴仙「うーん。 確かに、そうやった方が試合を見るモチベーションにも繋がるかもだし。
それなら、やってみましょうか」

パスカル「そうこなくちゃ。 ――で、どう思う?」

パスカルはカジノのディーラーのように畏まった姿勢と声色を取り繕い、楽しげに鈴仙にウインクをする。
こうした余裕をちょくちょく見せる所が、中山には無いパスカルらしさだなぁ、と鈴仙は思いながら……。

804 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/06(水) 00:00:28 ID:FKvXqIoY
鈴仙「う〜ん、ここは……」

A:「妖怪の山FCの圧勝でしょうね。 妖精大連合も頑張っているようだけど、正直厳しいと思うわ」
B:「妖怪の山FCの辛勝でしょうね。 実力差は埋まりがたいけど、妖精大連合も結構踏ん張ってくると思うわ」
C:「引き分けでしょうね。 どっちにも勝ちうる要素があるから、こんな結果も充分予想できるわ」
D:「妖精大連合の辛勝でしょうね。 来生君の才能次第では大化けしてる可能性はあるけど、辛勝が限界でしょうね」
E:「妖精大連合の圧勝でしょうね。 反町君が魔王じゃない上、射命丸も案外大した事ないチームに未来はにい」
F:その他 具体的な点差とかを予測したい方はこちらで。 当たったらすごい! …かも(汗)


先に3票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

805 :森崎名無しさん:2014/08/06(水) 00:01:16 ID:rkyeAAtA
D

806 :森崎名無しさん:2014/08/06(水) 00:02:38 ID:njc7dyq2


大概こういう選択肢で外すことが多いので、かなり不安

807 :森崎名無しさん:2014/08/06(水) 00:02:57 ID:LXTsxcK6
B

808 :森崎名無しさん:2014/08/06(水) 00:04:30 ID:???
F7−1で突如魔王が降臨して妖怪の山の勝利ね(発狂)

809 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/06(水) 00:04:41 ID:FKvXqIoY
――と、いったところで今日の更新はここまでにしようと思います。
なお、NPCの試合については、こちらで先に大まかな点差や展開については考えております。
(一部判定などでひっくり返るかもですが)
ここで当たればチームメイトの評価値等にちょっとしたボーナスはありそうですが、
逆に外れてもペナルティ等はありませんので、ちょっとしたtoto気分で投票して頂ければと思います。

それでは、皆さま、本日もお疲れ様でした。

810 :森崎名無しさん:2014/08/06(水) 00:06:15 ID:9YT9jL/2
A 一矢報いる位はしそうだけど

811 :森崎名無しさん:2014/08/06(水) 00:14:59 ID:9YT9jL/2
F 序盤は妖怪の山FCがリードするも妖精チーム全体のスタミナが増えているなら
諦めずに根気よく攻め続ければにとりと秋の姉妹がガス欠して妖精が得点重ねるかも
限界ぎりぎりでも引き分けまでありうると思う、5−4か5−3あたりで妖怪の山FCの勝利と予想

こっちに変更お願いします

812 :森崎名無しさん:2014/08/06(水) 12:41:19 ID:???
A 1
B 2
D 1
F 1(>>811)

未決ですね

813 :森崎名無しさん:2014/08/06(水) 13:22:37 ID:GnFNhsq+


814 :森崎名無しさん:2014/08/06(水) 17:56:14 ID:???
F:「妖精大連合の圧勝でしょうね。 あれは来生くんのふりをしたディアスくんだから」

815 :森崎名無しさん:2014/08/06(水) 17:58:51 ID:???
>>814 ディアスが10−0に大敗しそう

816 :森崎名無しさん:2014/08/06(水) 19:27:40 ID:???
そういえばパスカル君の相棒を間違えやすいのは直ったんだろうか?
もうなんでそうなったのか忘れてしまったけど

817 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/06(水) 23:39:25 ID:???
>>812
未決集計ありがとうございます!
これからも3票で時間がかかるようでしたら、
また2票決に戻すことも考えないといけないかもですね…。
>>814-815
ディアス唯一のトラウマが敵チームに居ますね……。
>>816
そういえばそんなイベントもありましたね…。
スキルを習得しつつも、問題無く来生と練習してたりしてましたので、
フレーバー的な物で、あんまし関係ない…かも?

818 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/06(水) 23:41:03 ID:???
B:「妖怪の山FCの辛勝でしょうね。 実力差は埋まりがたいけど、妖精大連合も結構踏ん張ってくると思うわ」

鈴仙「――妖怪の山FCが勝つでしょうけど……辛勝な感じがするわね。
妖精大連合は確かに実力的には妖怪の山FCに大きく劣るかもしれないけど、
実際にあの子達と試合をした上で感じたの。
少なくとも、彼女達の精神力は一流にそう負けていない……ってね」

もう半年前位になるだろうか、妖精大連合のリーダー・氷の妖精チルノが
はるばる永遠亭の戸を叩き、堂々と宣戦布告してきた日を思い出す。
「天才永琳に頼り切りのチームに負けはしない」と啖呵を切り、実際の試合でも最後まで堂々と戦った彼女達であったが、
その結果は永琳抜きで5−1の圧勝。(奇しくも、つい先程の雑魚妖怪チームとの対戦と同じスコアである)
彼女達の能力は、悲しい事に全幻想郷では最下位クラスであったがために、折角の信念が結果に結びつかない。

パスカル「……つまり。 もしもこの半年で彼女達が成長し、技術的に一流。
――とは言わずとも、せめて妖怪の山FCの中堅選手と渡り合えるレベルにまで成長していたら、
残りの実力差を充分に覆し得る。 レイセンは、そう予測した訳か」

鈴仙「まあね。 ――とはいえ、主体性ばかりで協調性が無い妖精達が、
こうも短期間でグンと実力を伸ばせるか疑問でもあるし。
正直、5−0とか5−1とかで妖怪の山FCが圧勝……とかも充分あり得ると思ってるけどね」

パスカル「ふむふむ。 ……よし、レイセンがそう言うなら、俺は敢えて妖精大連合の辛勝に賭けてみようか。
それで、勝った方は負けた方に 牛乳 でも奢るとか、そんな感じにしよう」

鈴仙「――む。 何それ、結局賭けじゃないの」

パスカル「取り合えずはそう言っておいた方が、緊張感が出るだろう?
どうしても嫌だったら……そうだな、それはその時考えれば良い」

鈴仙「まあ、別にその位いいけどさ……」

打ち解けた会話に安心感を覚えつつも、何だか狐につまされたような感覚が抜けない。そんな感じの鈴仙だった。

819 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/06(水) 23:42:54 ID:???

てゐ「――おっ、そうこう喋ってるウチに」

鈴仙とパスカルを始めとするルナティックスメンバーの談笑を止めたのは、
フィールドの方に目線を落としていたてゐの一声。
そして大音量でがなり立てる実況者の絶叫がきっかけだった。

実況「さぁあああああああああああ!! さあ! さあ! さああああ!!
いよいよ間もなく始まります! 全幻想郷選抜大会、
Cブロック第二回戦は妖精大連合対我らが妖怪の山FCです!!

妖精大連合は謎の外来人・来生哲兵君を味方に付け、日々かけっことおにごっこという名の
基礎練習に明け暮れたと聞いておりますが、サッカーは遊びではありません!!

その一方、我らが妖怪の山FCの精鋭達はその全員がハイレベル!
妖怪の山FC始まって以来の最強メンバーに、山の天狗達は全員、
彼女達が良い成果を残してくれる事を確信しています!!
今日の試合は、妖怪の山FCにとってまさに伝説を飾る緒戦となるでしょう!」

鈴仙「……しかし、ひっどい身内びいきねぇ、あの実況。 早速妖精大連合の子達が可哀そうになるわ」

パスカル「そうかな。 俺だったら、ここまで褒め殺しにしてくる身内も御免こうむりたいがな。
こういう連中ほど、負けた時の掌返しと反発が酷いもんだ」


――これまでの幻想郷サッカーには無い強固な基盤を持つチームが、妖怪の山FCの特徴である。
サッカー人気に便乗する事で発言力を増して来ている山の神々に対抗するため、
天狗社会、即ち妖怪の山全体を取り仕切る天魔の指示により作られたこのチーム。
外界のプロチームに近い設備と雇用環境を整えた妖怪の山FCは、
必然的にチームそのものへのサポーター数が多くなる。

820 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/06(水) 23:44:14 ID:???
観客「ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!」
「妖怪の山は無敵だ!」「妖精には負けるか!」「妖怪の山! 妖怪の山!」
「いっけー! 射命丸ー!」「はたてちゃーん!」「穣子さまー! 静葉さまー!」
「チルノー、高慢ちきな天狗に負けるなー!」「サニーちゃんかわいいー!」「春ですよー!」「いや秋だろ」

そのために、実況が身内贔屓君な解説を行ったり、
選手が入場するたびに、まるで大会決勝戦に近い歓声が上がったりする事はそう珍しくない。

射命丸「――てなわけで、今日の試合の目標は、如何に点を取るか。 って事ですな」

反町「ああ、了解だ(日向の居ない大会で、俺は新しい一歩を踏み出すんだ…!)」

はたて「あ、あんたらってばメンタル強いわね。
ぶっちゃけるけど、私ってほら、前は引き籠ってたから。
こんだけ観客が居るとその期待に押されて、ついつい緊張しちゃうんだけど……」

椛「ストリングプレイ・アトミックファイヤー!」(←自分のプレイに没頭している)

にとり「(今日は吹っ飛ばされないで済みそう…!)」パァァ

――そのため。今こうして入場してくる妖怪の山FCのメンバーは、
こうした観客達の声援にも慣れており、懸念されるべきプレッシャーについても、概ね耐える事が出来ていた。
こと試合慣れという面においては、彼女達は間違いなくプロに近い。

821 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/06(水) 23:45:44 ID:???
チルノ「う、うっひゃ〜〜! あたいのファンが一杯!?」

サニー「な〜に言ってんのよ! 観客達は全部私のファンに決まってるでしょう!?」

大妖精「あ、あわわわ……! ここは仲良く半分こにしようよ!?」

ルナ「(常識的に考えて、私達のファンなんて全部合わせてこの中で三割。 いや、二割くらいなんだろうなぁ…)」

来生「フハハハ! どうやらこの俺は幻想郷でも無数のファンを作ってしまったようだな!?」

スター「(突っ込み役不在なのよねぇ、このチーム。 ふあぁ……)」

――その一方で入場して来た妖精大連合は、完全にアマチュア根性丸出しの様相だった。
本来リーダー格のチルノやサニーが明らかに観客の多さに呑まれており、
それを窘める役の大妖精の混乱は、彼女達の比ではない。
春でないという理由だけで退屈気なリリーコンビに、特に理由も無く退屈気なスター。
そしてそれを本来止めるべきポジションにある来生の体たらく。
軍隊のように揃って入場している妖怪の山FCのメンバーとは違い、彼女達の入場はグダグダであった。

822 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/06(水) 23:49:35 ID:???
射命丸「やれやれ、今日は是非とも正々堂々とお願いしますね
(外来人の噂を聞いた時は焦ったけれど……この様子なら、案外大したこと無さそうね)」

チルノ「天狗め! どうもあたい達を充分に舐め切っているようだけど、
前の試合のあたい達と一緒だと思っていると、凍傷するんだからね!」

射命丸「――おお、怖い怖い。 それでは、期待しておりますよ」

――とはいえ、コイントス前のやりとりを見る限り、
チルノの闘志は立派であると言えたし、逆に射命丸の態度からはあからさまな油断が見えている。
白い歯をむき出しにして舐められた事への怒りを表すチルノに、それを何とも思っていない射命丸。
この構図は、果たしてどこまでが守られ、どこまでが崩れるのか。 その期待を鈴仙達に託しながら――。

――ピィイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイッ!!

823 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/06(水) 23:51:19 ID:???
実況「さあホイッスルが鳴りました〜〜!! 妖怪の山FCのキックオフで試合開始です!!
ボールはまず、FWの椛選手が受け取り、そのままトップ下のはたて選手に。
そしてここで、両チームのフォーメーションを発表いたします!!」

−−@−− @にとり
C−B−A C河童 B穣子 A河童
−−D−− D静葉
G−−−E G雛 E天狗
−−I−− Iはたて
−−−−−
F−−−− F射命丸
−−H−J H椛 J反町
妖怪の山FC:3−4−3
妖精大連合:4−5−1
−−K−− KリリーB 
−−−−−
−−I−− IリリーW
F−−−G Gサニーミルク
−E−D− EルナチャイルドDスターサファイア
B−−−C 
−H−A− Hチルノ
−−@−− @大妖精

鈴仙「あれっ、妖精大連合が前とフォーメーションを替えて来たわね。
前は確か、3−5−2で人数を前に寄せていた印象だったけど」

パスカル「名無しFWをDFの位置に付けたか。
守備力の不安を人数で固めるという発想は理に適ってはいるが……」

来生(ベンチ)「ヒャーッ、「ヨヨの絶妙な発見」おもしれー!」(←試合見て無い)

てゐ「もしそれをあいつ(来生)が発想したとは認めたくないわねぇ」

824 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/06(水) 23:53:30 ID:???
――と、いったところで中途半端ですが、
今日の更新はここまでにします。

皆さま、本日もお疲れさまでした。

825 :森崎名無しさん:2014/08/06(水) 23:56:38 ID:???
JOKERネタは来生「サイクロン?打てるよ」と予想w
乙ディシター

826 :森崎名無しさん:2014/08/07(木) 13:11:20 ID:???
無数のファン(・ディアス)を作ってしまった……?(幻覚)

827 :森崎名無しさん:2014/08/07(木) 18:15:41 ID:???
つまり来生はこの世界に生まれたファン(タジスタ)の創造神なのか…

828 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/07(木) 21:49:40 ID:???
こんばんは、今日も更新していきます。
>>825
乙ありがとうございます。
サイクロンを抜きにしても、実際に来生が入れば結構実力は拮抗する!……かもしれません。
あまり絡みがなかったので唐突になるかもですが、このスレでの来生は結構強化されてます。
運命的なJOKERを引いた反町の強化には敵いませんが。
>>826
もしもディアスが11人のチームが反町と当たったら110−0で負けますね(錯乱)
>>827
来生も結構ファンタジスタの才能がありそうな気がしますね。
高確率で頭にお笑いが付きそうですが(笑)

829 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/07(木) 21:53:00 ID:???
試合開始から数分、妖怪の山FCは得意の組織力を活かしたパスワークで攻撃の機会を伺う。
この光景自体はサッカーとして決して珍しい物ではないが……。

反町「それっ、はたてさん!」

バシュウウウッ!

リリーB「くっ…! とれない……」

はたて「ナイスパス反町君! さてと……文! アンタも仕事しなさいなっ……と!」

バシュウウウウッ!

スター「くらいなさ〜い、スターレーダーカットォ!? ……って、アラ?」

射命丸「あやや。 点取り屋たるこの私にパスワークを任せるなんて、はたても偉くなったわねぇ。
――ま、賢明な判断だけどね。 ……静葉さんっ!」

バシュウウウッ!

サニー「す、スターが取れないなら私がとれるわけないじゃん!?」

830 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/07(木) 21:54:43 ID:???
鈴仙「……なんか、全体的にパスが上手くなってるような」

パスカル「――ハタテさん、シャメイマルさん、そしてソリマチ。
この3人のパス力は、間違いなく以前よりも向上しているようだな」

――作戦もへったくれも無く跳び付く妖精達を、
反町やはたて、射命丸を中心としてパスで交わしていく妖怪の山FC。
彼らのパス技術は、間違いなく前の試合よりも洗練されていた。


リリーW「ブラックの仇ですよ〜!」

サニー「ち、ちっくしょ〜!」

スター「この私を本気にさせたわね!?」

ルナ「うんうん、このまま四人がかりだったら取れるはず!」

反町「(うーん、幾らなんでも四人がかりを相手取るのは厳しいな。
俺もドリブルは少ししか上手くならなかったし。 だったら――!)…………!」

しかし、妖怪の山FCもいつまでも悠々とパスを続けていられる訳では無かった。
静葉からのロングパスを受け取ったFWの反町は、
ここでリリーWに光の三妖精を交えた四人に囲まれてしまう。
個々の実力では反町に分があると言えども、スターサファイアのパスカットはそこそこ鋭い。
この人数差では、運が悪ければ零されてしまう恐れもある。

グワアアアアアッ!

反町「いくぞっ、『トリカブトパス』だっ!」

バッ、シュウウウウウウウウウ……ン!!

831 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/07(木) 21:57:01 ID:P/+ytGmU
――その為反町は、新技を使用する事に躊躇しなかった。
どうせ自分は地味なFWなのだ、一々技を隠す必要もない。
それよりも、一つ一つの局面を如何に確実に、安定して切りぬけていくか。
これが幻想郷で再発見した、彼の美学だった。

実況「あ〜っと、反町選手ここで射命丸選手へと鋭いピンポイントパス!
一気に群がった妖精達を一網打尽にせんとその右脚を振り上げました!」

反町「(ここで通せば、中盤はガラ空きだ! 射命丸さんのドリブルを十二分に活かせるぞ!)」

先着2名様で、

★反町→トリカブトパス 52 (! card)(! dice + ! dice)=
★リリーW→パスカット 44 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+2)=
 スター→パスカット 45 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+2)=
 サニー→パスカット 43 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+2)=
 ルナ→パスカット 43 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+2)=★
と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→射命丸、パスキャッチ。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(椛がフォロー)(はたてがフォロー)(リリーBがフォロー)
≦−2→妖精大連合ボールに。

【補足・補正・備考】
反町はスキル・焼き芋ジスタによりカードがAもしくはダイスの合計が2の場合数値を12にし、ガッツが100回復します。
リリーWのマークがダイヤの時、「スプリングカット(+3)」が発動します。
スターのマークがダイヤ・ハートの時、「スターレーザー(+2)」が発動します。

832 :森崎名無しさん:2014/08/07(木) 21:58:00 ID:???
★反町→トリカブトパス 52 ( ハート6 )( 2 + 3 )=★

833 :森崎名無しさん:2014/08/07(木) 21:58:13 ID:???
★反町→トリカブトパス 52 ( クラブ7 )( 4 + 5 )=

834 :森崎名無しさん:2014/08/07(木) 21:59:16 ID:???
★リリーW→パスカット 44 ( スペード7 )( 6 + 2 )+(人数補正+2)=
 スター→パスカット 45 ( クラブJ )( 6 + 4 )+(人数補正+2)=
 サニー→パスカット 43 ( ダイヤ2 )( 4 + 1 )+(人数補正+2)=
 ルナ→パスカット 43 ( クラブ10 )( 4 + 4 )+(人数補正+2)=★

835 :森崎名無しさん:2014/08/07(木) 21:59:36 ID:???
★リリーW→パスカット 44 ( クラブ3 )( 4 + 2 )+(人数補正+2)=
 スター→パスカット 45 ( クラブ7 )( 4 + 4 )+(人数補正+2)=
 サニー→パスカット 43 ( ハート4 )( 4 + 4 )+(人数補正+2)=
 ルナ→パスカット 43 ( クラブ7 )( 6 + 4 )+(人数補正+2)=★

836 :832:2014/08/07(木) 22:24:49 ID:???
反町の後ろに★がないから入れたけど余計だったかな?

837 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/07(木) 22:32:38 ID:P/+ytGmU
>>832さん、ありがとうございます。
こちらが★を付けているにも関わらず判定書き込みにて★を付け漏らしていた場合は無効としていますが、
今回は、こちらの過失によって★を入れ忘れておりましたので、
★付けて下さったからと言って無効にはしたくないと思います。
ですので、>>832さんのものを採用いたします。

838 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/07(木) 22:39:39 ID:P/+ytGmU
★反町→トリカブトパス 52 ( ハート6 )( 2 + 3 )=57★
★リリーW→パスカット 44 ( スペード7 )( 6 + 2 )+(人数補正+2)=54
 スター→パスカット 45 ( クラブJ )( 6 + 4 )+(人数補正+2)=57
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そしてはたてがフォロー

バシュウウウウッ……!

妖怪の山FCでの特訓生活で、反町は終ぞ日向を超える強力シュートの開発には至らなかったが、
彼はその代わりに様々な副産物を手に入れていた。
反町が今放った鋭くコースを抉るパス――『トリカブトパス』もその応用だった。
自慢のキックコントロール力を活かしたそのパスは、並みのゲームメイカー顔負けの威力を誇る。

てゐ「あ、あれがFWの出すパスぅ!? あれ、私の『バックスピン兎玉』と互角くらいじゃん!」

鈴仙「(――つまりそれって、小悪魔さんの『トップスピンパス』と互角、って事よね。
なんで反町君、FWやってんのかしら……? トップ下とかの方が、よっぽど輝けるような気がするんだけど……)」

実況「反町選手、スゴい精度のパスで射命丸選手へと大胆にサイドチェンジ!
妖精大連合の選手はまるで追いつけません!」

誰もが反町のパスを見て、次なる妖怪の山FCの猛攻が始まると確信していた。
有象無象の妖精如きが、人間の編み出した技巧派のパスに追いつける筈が無い。
妖精を軽んじる多くの人妖は、意識的無意識的に関わらずそう確信していたが――。

スター「その位……無敵のスタープラ……サファイアが見切ってるわ!!」

ダダダダダダッ! バアアッ! バチイイイッ!!

反町「な、なにィ!?」

839 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/07(木) 22:41:34 ID:P/+ytGmU
物質の方位を認知する力に長けるスターサファイアが、
珍しく普段のものぐさな態度を捨ててフィールドを駆けまわり、パスコースを察知し……。
そのまま、反町のパスを弾く事に成功する。

実況「な、なんと……! ここでスター選手が奇跡的ファインプレー!
反町選手のサイドチェンジを途中で妨害! 幸いにもボールははたて選手が拾いましたが、
妖怪の山FCは出鼻をくじかれた格好となりました!」

射命丸「何、ですって……!?」

はたて「マグレよマグレ! 実際、分の悪い勝負じゃあなかったんだし、ビビんないの!
それよりも、敵が態勢を整える前に――」

リリーB「じゃあ、このタックルはかわせる?」

ズザアアアアアアアアアアッ!!

はたてが言い終わる前に、次はワントップのリリーBが不意打ち的にタックルへと向かうが――。

シュンッ! バシュウウッ!

はたて「――私が、文の代わりに上がらせて貰うわよ!」

リリーB「ちぇっ。 流石に通らないかぁ」

流石にここでは実力差が出てしまう。
はたては長い修行の末に会得した『高速ドリブル』を駆使して、
射命丸ほどのスピードは無いが、安定したボール捌きでラインを押し上げていく。
そして――。

840 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/07(木) 22:43:27 ID:P/+ytGmU
ルナ「さ、させないわ! サイレントフラ――へぶっ!」

はたて「それはこっちがさせないっ、椛! いつものお願いっ!」

バコッ!

椛「了解ですっ、はたて様!」

チルノ「で、出たな犬走名人! 試合後サインちょうだい!! 後で皆に自慢するから!」

大妖精「今はそんな事言ってる場合じゃないよ、チルノちゃん!?」

――警戒の強くなりがちな射命丸を差し置いて、
はたては中盤の底に下がっていたルナチャイルドをドリブルでは無くパスで抜き去り、
PA内で構えていた椛へとセンタリングを上げる。
チルノが息巻き、射命丸と反町もねじこみに構えている中で椛は低い浮き玉に動きを合わせ――。

椛「――ストリングプレイ。 『スパイダーベイビー』ィィイイイイイイ!!」

グワアアアアアッ! ババッ、 バババババババッ!!
 ――バシュウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウッ!!

実況「で、出た〜〜! 前半8分に妖怪の山FCがこの試合初シュート!
椛選手のヨーヨーを駆使した空中フェイントシュート・『スパイダーベイビー』が
妖精大連合のゴールへと飛んで行きます!!」

早々にシュートを撃ち込んで、場を支配していきたい妖怪の山FC。
しかしこの時ばかりは、彼女達は少し焦り過ぎていた。
何故なら、妖精大連合はどちらかと言えば守備力に定評があるチームである上に、
このチームの有力な選手はチルノ一人では無い。

841 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/07(木) 22:51:05 ID:P/+ytGmU
大妖精「――回って、何でも止めるッ!!」

バァアアアッ! グルグルグルッ!! ――ガッシィイイイイイイイッ!!

椛「ごめんよ私のファイヤーボールッ!?」

実況「チルノ選手、このシュートへのブロックは一歩遅れたようでしたが…!
大妖精選手が得意の『ローリングセービング』で椛選手のシュートをガッシリキャッチ!
妖精大連合の守備力はやはり油断なりません!!」

射命丸「(もしも反町君のパスが通っていれば、今頃私のドリブル劇場で1点だったでしょうに。
これは地味〜に勿体無い事をした気がするわね)――さて、戻りますよ反町君」

反町「くっ……! 了解だ、射命丸さん!(椛さんの『スパイダーベイビー』をキャッチするなんて。
としたらつまり、俺の『トクシックインパクト』でも、五分五分にしかならないって事か。
やっぱり前の試合よりも上手くなってるぞ、この妖精達……!?)」

椛が良く分からない謝罪をしつつ、射命丸と反町が僅かな焦燥感を覚える中、
大妖精はボールを足元に置いて……。


先着1名様で、

★ここで光る来生アイ→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER→来生「俺だ! 俺に持ってこい!」大妖精「い、何時の間に交代してんですかカントクさんっ!?」
ダイヤ・ハート→来生「大ちゃん! ここでアレだ! ほらアレ!」大妖精「アレですね……了解ですっ!」
スペード・クラブ→来生「ヒャーッ! セレブダンクおもしれーっ!」大妖精「(ここはとにかく前へフィードねっ!)」
クラブA→その頃、ロッカールームではにとりが椛のヨーヨーをレンガで壊そうとしていた!

842 :森崎名無しさん:2014/08/07(木) 22:51:54 ID:???
★ここで光る来生アイ→ ダイヤA

843 :森崎名無しさん:2014/08/07(木) 22:53:08 ID:???
クラブAwww

844 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/07(木) 23:27:28 ID:P/+ytGmU
★ここで光る来生アイ→ ダイヤA ★
ダイヤ・ハート→来生「大ちゃん! ここでアレだ! ほらアレ!」大妖精「アレですね……了解ですっ!」

――ボールを一旦置いた大妖精はここでベンチをチラリと見ると、
来生が何やら真面目な顔で叫んでいた。

来生「大ちゃん! ここでアレだ! ほらアレ!」

大妖精「(まるでボケたお年寄りの方みたいだなぁ……。
――でも、やっぱりそうだよね。 攻めるとしたら、今しかない!)」

内心では割と黒い事を毒づきながら、大妖精は同時に来生の意図をしっかりと察知していた。
というのも、この『アレ』こそが来生が妖精大連合に授けた唯一にして最大の戦術だったのだから。

実況「お〜〜〜っと! 大妖精選手、ボールを足元に持ったまま暫く動かない!
無鉄砲な妖精の中では珍しく優柔不断で臆病者と称されているだけあって、
ここは誰に向かって蹴りだすかを悩んでいるのでしょうか〜〜〜!?」

大妖精「(サニーちゃん達やリリーちゃん達には悪いけど、
攻撃力や支配力において、私たちのチームは一歩遅れを取っている。
だけど、カントクさんが居た国のGKがやってたっていう必殺奥義は、
この弱点を一気に克服する事が出来る……!!)」

実況の煽りにも動じず、大妖精は静かに佇み、瞳をぎゅっと閉じる。
彼女の心はもう一つに定まっていた。

チルノ「フフフ……その様子。 『アレ』をやるのね大ちゃん!
やるからには、絶対に鼻のたかーい天狗達をビビらしてやんのよ!」

大妖精「……うん。 がんばるね、チルノちゃん」

845 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/07(木) 23:28:40 ID:P/+ytGmU
チルノの呼びかけに応じて大妖精は目を開き、足元に置いたボールを蹴りだした。

ポーンッ。 タッ。 タタタタタタッ………………!!

ただし、それは自分のすぐ目の前に向かってだった。
大妖精は次に、その目の前に転がったボールを更に前に蹴りだしていく。
その動きはフィードというよりも、スローイングというよりも、ミスキックというよりも。

鈴仙「えっ……? ど、ドリブルしてる……??」

佳歩「ご、GKなのにですか……!?」

パスカル「う、嘘だろ……? 幻想郷にも、あんなファンタスティックなプレーをする奴がいるってのか!?」

大妖精の見せたその動きについて、最も詳しいのパスカルだった。
彼自身この目で見たことのある、そのプレーは、間違いなく――。

実況「えっ……!? え〜〜〜〜〜っと…………!
こ、これは……! これは大妖精選手、大胆な『オーバーラップ』です……!!
射命丸選手と反町選手が呆気に取られて動けていない隙を装い、
大妖精選手、中盤で堂々とボールをキープしている〜〜〜〜〜〜!?」

観客「わ、ワアアアアアアアアアアアアアアアアアア!?」「なんだこのプレー!?」
「げ、幻想郷では常識に囚われてはいけないのか!?」「でも大丈夫なのか?」

来生「フフフ、この俺様が森崎を見て思いついた戦術。
名付けて「モロサキ殺法」が見事に炸裂しているようだな!」

――まさかあの来生に戦法を参考にされていた事など森崎は知る由もないが、
実際この局面において大妖精のオーバーラップは、奇襲以上に役割を果たしていた。

846 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/07(木) 23:30:18 ID:P/+ytGmU
はたて「え、ええ〜い! しょせんGKのドリブルなんて〜〜!」

大妖精「だったら、試してみますかッ!? 私だって、チルノちゃんの役に立てるんだから!」

先着2名様で、

★大妖精→ドリブル 50 (! card)(! dice + ! dice)=★
★はたて→タックル 47 (! card)(! dice + ! dice)=★
と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→大妖精、ボールキープ成功。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(リリーBがフォロー)(スターがフォロー)(射命丸がフォロー)
≦−2→妖怪の山ボールに。

【補足・補正・備考】
大妖精のマークがダイヤ・ハートの時、「霧の湖ルーレット(+3)」が発動します。
はたてのマークがダイヤの時、「スピードタックル(+2)」が発動します。

847 :森崎名無しさん:2014/08/07(木) 23:30:51 ID:???
★大妖精→ドリブル 50 ( ダイヤ7 )( 2 + 6 )=★

848 :森崎名無しさん:2014/08/07(木) 23:30:57 ID:???
★大妖精→ドリブル 50 ( ダイヤQ )( 1 + 3 )=★

849 :森崎名無しさん:2014/08/07(木) 23:32:29 ID:???
★はたて→タックル 47 ( クラブK )( 4 + 1 )=★

850 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/07(木) 23:38:20 ID:???
――と、いった所で今日の更新はここまでです。
NPCの試合を観戦する時は、こういった風に、
目立つ新技が出るタイミングや、試合のキーポイントになりそうな箇所で、
ちょくちょく判定をしていこうと思っています。

>>843
出てたら多分ヨーヨー大会編が始まっていましたね…w

それでは、皆さま、本日もお疲れさまでした。

851 :森崎名無しさん:2014/08/08(金) 18:19:49 ID:???
来生Aは 仲間を よんだ
来生B 来生C 来生D 来生E ディアス 来生F シニョーリが あらわれた
なんと天パたちが…!? 合体してキング天パになった!

これで妖精チームは勝てる

852 :森崎名無しさん:2014/08/08(金) 20:12:52 ID:???
天パならついでにロベルトも加えよう

853 :森崎名無しさん:2014/08/08(金) 21:24:52 ID:???
なんだかんだで来生は森崎を評価してるってのがなんかいいね

854 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/09(土) 01:42:05 ID:???
こんばんは、今日は文章だけになりますが更新します。
>>851
私だったらディアスとシニョーリは合体させずにそのまま使いたいですね。
>>852
そういやロベルトも天パ入ってましたね。
やはり天パはサッカーの才能をあらわすサインなんでしょうかw
>>853
昔は森崎の舎弟だったり、そう好感度的にも悪くなかったりしましたし、
今でもそこそこ評価してたりするんじゃないでしょうか。

855 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/09(土) 01:43:14 ID:???
★大妖精→ドリブル 50 ( ダイヤ7 )( 2 + 6 )+(霧の湖ルーレット+3)=61★
★はたて→タックル 47 ( クラブK )( 4 + 1 )=52★
≧2→大妖精、ボールキープ成功。

はたて「はぁあああああああああっ!!」

ズザアアアアアアッ!

大妖精「なんのこれしき。 この位――回って何でも回避しますっ!!」

タッ、――クルンッ!

真っ正直に速度を活かしたタックルで攻めるはたてを、
大妖精は速度を殺した上での優雅なルーレットであしらう。
その技巧は、基礎的な技術も合わせて、間違い無くあの風見幽香の『ヒマワリルーレット』と拮抗するレベル。
即ち、幻想郷全体で見ても『一流』に属する域にあった。

ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!

実況「な、なんたることでしょう!! 本来GKである筈の大妖精選手が、
ドリブルで中盤にまで躍り出た上に、今こうして技巧派ドリブルで本職のフィールダーを圧倒しています!
守備をかなぐり捨てた妖精特有の蛮行に、妖怪の山FCはペースを崩されています!」

鈴仙「う、うそッ……! ていうか大妖精ってば私よりもドリブル上手いような……」

てゐ「あの子は元々はMFも兼任だったからね〜。
そんでもって、あの天パから色々技術を盗んだら……まあ、あの位にはなるさ」

つかさ「(――でも。 大妖精さんが来生さんから技を盗んであの実力だとしたら。
来生さんのドリブルは一体、どんな高水準なのかしら……)」

856 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/09(土) 01:44:51 ID:???
妖怪の山FCのトップ下として、一流では無いがそこそこの好選手として知られていた
副キャプテン・姫海棠はたてを抜き去った大妖精はそのままドリブルを続け、
厄を纏った左SHの雛の猛攻を掻い潜り、
名無しとしては優秀であるがそれ以上特筆すべき事もない天狗Eのタックルも、
先程の優雅なルーレットで確実に突破していく。 そして――。

ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!

実況「お〜っと、これはどうした事か〜〜!!
妖精大連合、一時的な11対10の状況を作り上げる事により、
妖怪の山FCの総合力を瞬間的に上回り、試合を支配しています!!
そしてその隙を突いた大妖精選手はいよいよ敵陣右サイドへと、深く切り込んでいきました!
これは妖怪の山FC・失点の可能性があります!!」

リリーB「ナイスドリブル、大ちゃん!」

リリーW「後は私たちに任せてくださ〜い!!」

静葉「……穣子、オータムスカイラブブロックは今は温存よ。
春告精の最大火力技はダイレクトシュート。 ならば――」

穣子「にとりが居るから安心、だもんね! オッケーだよ、お姉ちゃん!」

タッ!

857 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/09(土) 01:46:41 ID:???
大妖精「(静葉さんは……フォローに回るのかな。
ホントはここで焦らせて、守備の要の秋姉妹さんに大技を出して欲しかったんだけど――)
……リリーちゃん達! 『リーサルツイン』で決めてェ!!」

グワアアッ、バッコオオオオオン!!

実況「大妖精選手、ここでセンタリングを出し、
その結果を見ることすら無く一目散にゴールへと戻っていきます。
ボールはリリーW選手とリリーB選手の丁度中間に入っていき〜!」

グワアアアアアッ……!                        グワアアアアアアアッ……!

  リリーW「くらってくださ〜い!!」              リリーB「これが私達の―――!!」

     リリーW・B「「最終春告奥義・リーサルツイン!!(ですよ〜〜〜!!)」」

            バッ……シィイイイイイイイイイイイイイイイイン!!
            ギュン!ギュンギュンギュンッ!ゴォオオオオオッ!

来生の提唱した「モロサキ殺法」――即ち、『ゴールキーパーのオーバーラップ』は、
結果として大きく功を奏し、妖精大連合に初のシュートチャンスを齎した。
リリーWとリリーBは、まるで双子のように統一された動きでボールに飛び付き、
思いっきり力を籠めてインパクトするが――。

にとり「はんっ、その位でこの私が吹っ飛ばされるとでも思ったかい!?
残念だったね! ――行くよ私の新発明! ニテレツ大百科が三の巻!!」

バアアアアアアッ!! ギュンギュンッ!

にとり「戦機・『飛べ! 三平ファイト』だぁあっ!!」

858 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/09(土) 01:47:56 ID:???
ウィーン、ガシャッ。 ウィーン、ガシャッ。
――ブゥ………ウウウウウン! ゴオオオオオオオオオオオッ!
     ―――ガシィイイイイイイイイッ!!

リリーB「んなっ……! マジックハンドの次はジェットブースト!?」

リリーW「どっからどう見ても反則ですよ〜!!」

――これは、にとりが新たに備えた飛び出し技によって阻止されてしまう。
背中のリュックに搭載した完全水力の小型クリーンジェット機によって、
普段の数倍の推進力を得たにとりは、リリーコンビをあっさりと吹き飛ばした上で、
ボールをガッチリと両手に包み込む。

にとり「さあて、反撃願いますよ天狗サマ!」

ウィ〜〜ン。 ガシッ。 ポーーーン!!

実況「にとり選手、両手でつかんだボールを背中のリュックから飛び出す、
『のびーるアーム』の力を借りて大きく中盤までスローイング!!
ちなみににとり選手の一連のプレイは、
大会スポンサーの一社でもあるヒューガー幻想郷支部の意向により反則ではありません。
そして飛んでいったボールは、ようやくあの人に渡った〜〜! そう、それは勿論!」

射命丸「さて。 随分遅れちゃったけど、ここで一点挙げさせて貰いますかな……っと!」

タッ。 ――――ギュゥウウウウウウ………ン!!

にとりのスローイングしたボールを高速で駆けまわりフォローしたのは、
妖怪の山FCのエースにしてキャプテンの鴉天狗・射命丸文その人であった。
すっきりとした黒髪を軽く振り、この中盤からゴールまでには4人、5人、6人……。
――凡そ8、9人程度『しか』居ない事を確かめると、彼女は俄かにその速度をトップギアにまで持っていく。
『幻想郷最速』の称号の意味を、妖精達相手に存分に理解させる為に。

859 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/09(土) 01:49:14 ID:???
射命丸「さあ、手加減してあげないけれど。 ――本気でかからず、手抜きをするなら歓迎するわ!」

タッ! ギュンッ!

――射命丸がひとたび『幻想郷最速』としての本気を見せた以上、
妖精大連合には、勝ちの目はほぼ無い。
反町と椛も、ここは射命丸の突破力を信じてフォローに回り、
それはつまり、射命丸文による一大ドリブル劇場の開幕を意味していた。

ビュウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウッ!!

サニ・ルナ・スター「い、行くわよ『グレートトライアングル』……って、もう抜かれてるー!?」

射命丸「まずは3人ッ!」

ビュウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウッ!!

妖精F「きゃああ〜〜っ!?」

射命丸「そのまま流れで4人!」

まずは風の流れるような高速ドリブル・『風神少女』を駆使して4人抜き。
途中、光の三妖精が何かトリオで大技を繰り出しそうな雰囲気を見せていたが、
そもそも、彼女と同じ土俵に立てなくては意味が無い。
彼女達の速度では、残念ながら射命丸に触れる事はおろか、認知する事すら叶わなかった。

860 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/09(土) 01:50:44 ID:???
射命丸「さて、後はDFと……未だにゴールに戻れていない哀れなGKさんで5人ですね!
5人纏めて、この私の記事を彩るレトリックにでもしてあげるわ!」

チルノ「なにィ!? レトリ……レトルトカレーだとぉ! 試合中にメシなんて、アンタってば良い度胸ね!
ちなみにあたいは、カレーは「月のお姫様カレー」派だかんね!」

大妖精「チルノちゃんは甘口じゃないと食べられないからね……とか、言ってる場合じゃないよっ!?
ゴールに戻れないなら……せめて、私もタックルに行く!」

妖精A・B・C「私達だっているぞ!!!」

射命丸「――はぁ。 こちらの喋る言葉を理解しようともしない。
妖精はどうにも、文明社会に適合しない生き物ですねぇ。 まぁ、何はともあれ――行きますよ!!
最強の妖精さん。 貴女は、幻想郷最速の脚に――――ついて来れますかッ!?」

ギュウウン! ビュンビュンビュン!!

大妖精「…………!?(嘘……っ! 本当に、何も見えない! 速過ぎて……!)」

射命丸のあまりの速さに、ゴールにまで戻る事が出来なかった大妖精は、
その代わりとしてチルノと一緒にタックルへと向かう。
大妖精は余りタックルを得意としていなかったが、せめて射命丸のドリブルコースを
制限する為に。 しかし、その考えは少々浅はかだった。
何故なら、射命丸のトップスピードを御するのは、超一流のタックラーであっても困難であるからだ。

チルノ「ふざっけんな! アンタが幻想郷最速だって誰が決めた!
それがまかりとおるなら、あたいだって、幻想郷最強じゃないの!?」

ダッ! ――ギュウウッ、ズザアアアアアアアアアアアッ!!

861 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/09(土) 01:52:51 ID:???
しかし、それでもチルノは無謀にも射命丸との真っ向対決に挑む。
彼女は傲慢故に、自分以外の者が最強とか最速とかを名乗る事を許さなかった。
チルノは地面を大きく蹴りだして、せり上がる氷柱のように脚を付きだして、射命丸を強襲する。
霜符・『フロストコラムス』。 得意のブロックには劣るが、チルノのタックルは
最強やら天才を名乗って鼻もちならない来生のドリブルに勝つための特訓を経て、
それなり以上の切れ味へと洗練されていた。

射命丸「――やはりチルノさん、貴女は他の有象無象の妖精達とは別格ですね。
脆弱な妖精であるにも関わらず、その枠に収まる事を何より嫌い。
――その結果、ごく稀にではあるが、妖精の規格を超え中級妖怪……。
いえ、瞬間で言えば上級妖怪にも匹敵する力をも放つ存在となった。 だけど――」

ギュンッ、シュパッ――シュウウッ!!

チルノ「!?」

射命丸「身の程を弁えなさい。 その程度では『まだ』、私には敵わないわよ!」

しかし、チルノが仮に上級妖怪に匹敵する力を得ようが、
古くから自然を操り、人外の奥義と仙術を学んだ天狗はそれをも超える大妖怪。
チルノの渾身のタックルは、射命丸の超高速のターンとフェイントの応酬によって回避される。
そして、そうなれば残りのDFを突破する事は難しく、本来GKである大妖精は既に突破されている。
つまり――。

射命丸「――思ったよりも遅くなったけれど、私のドリブル劇場はこれで終了ですな」

バシュウッ、ズバアアッ!
    ――ピピィイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイッ!

妖怪の山FC 1 − 0 妖精大連合

862 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/09(土) 01:53:58 ID:???
大会得点ランキング(表記はメインキャラのみ):
3ゴール レミリア、フランドール、鈴仙
1ゴール 射命丸、妹紅、佳歩、咲夜、美鈴、謎の向日葵仮面、赤蛮奇、影狼

大会アシストランキング(表記はメインキャラのみ):
2アシスト 小悪魔
1アシスト てゐ、鈴仙、パチュリー、影狼

863 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/09(土) 01:59:09 ID:???
射命丸って普通に強くね?
…と、いったところで今日の更新はここまでです。

皆さま、本日もお疲れさまでした。

864 :森崎名無しさん:2014/08/09(土) 02:39:12 ID:???
大ちゃんが判定で勝ってたのにそのあと判定なしで大ちゃん側が失点してるってどゆこと?

865 :森崎名無しさん:2014/08/09(土) 03:03:05 ID:???
イベントで得点だからこそ見れる大したことない烏天狗の貴重な大活躍シーン
これ判定あったらどこかで絶対こけてたに違いないな、兄貴の方は本編で順調に
失態重ねてるよ

866 :森崎名無しさん:2014/08/09(土) 06:58:26 ID:???
瞬間的に上級妖怪に匹敵するチルノさんハンパなく最強すぎ
これも全て鈴仙の仕業

867 :森崎名無しさん:2014/08/09(土) 09:01:50 ID:???
大丈夫だ、あややはエンターテイナーだから
俺達の期待に沿ってきっちりとやらかしてくれる
あややのこと思い出そうとすると、
何故かパスカルが活躍するシーンしか思い出せないのはもちろん秘密だ

868 :森崎名無しさん:2014/08/09(土) 10:06:40 ID:???
紫「幻想郷で自分の限界以上の力を出す人妖がいたらそれは全部鈴仙が元凶よ」
霊夢「さすがに濡れ衣じゃない!?」

869 :森崎名無しさん:2014/08/09(土) 15:07:21 ID:???
外伝の不自然に多いディアスはやはり合体させてキング天パにするための布石かw

870 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/09(土) 18:07:58 ID:AVe/eIh2
こんばんは、今日こそは沢山更新したいです。
また、かなり遅くなりましたが16スレ目を埋めさせて頂きました。
内容はいつかノリで書いてた「キャプテンロベルト」の続きとなります。
なお、キャプテンロベルトの話は鈴仙奮闘記の世界とは完全に別世界の出来ごとなので、
キャプテンロベルトで起きた出来事は、基本的には本編には関係しません。ご了承ください。

>>864
NPC戦は、大まかな展開をこちらで決め、細かい点差や試合の優勢を判定によって左右させております。
今回の場合は、大妖精がボールキープに成功しても失敗しても、失点が生じる展開になっておりました。
ただ、同じ妖精チームの失点でも、「時間を稼いでいる」「にとりの消耗に成功している」という利を作っていますので、
全く同じではありません。
>>865
イベントで活躍しておいて、実際の判定でどうなるかはわかりませんしねw
ただ、期待通り判定でこけても、期待を裏切り判定でも上手くいっても、それはそれで美味しいのではと思います。
>>866
ちょっと大袈裟な云い方だったかもしれませんが、
チルノは原作からして妖精の範疇を超えかけている、と言われたりしてますし、
これは多分鈴仙のせいではないです。
強いていうなら、チルノが反骨を覚えている来生の才能を伸ばすきっかけを作った森崎の仕業でしょうか。
>>867
射命丸が案外大した事ないんじゃなくて、パスカル君が凄い説も有力になってほしいです。
>>868
ちょっと分かり辛いですが、紫自身も
「……個人が、個人の好きなように努力をし、そうして人が仙人や天人となり、妖怪が神となる事までは、
私とてそう問題無いと思っています」
と言っていますので、元から凄かったチルノについては「そこまでは」目くじらを立てないと思います。
本当は鈴仙じゃなくて中山、ひいては森崎が元凶ではあるのですが……?
>>869
その発想は正直に言ってパク……インスパイアしましたねw

871 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/09(土) 18:09:30 ID:AVe/eIh2
実況「決まった〜〜〜! ゴ〜〜〜ル!!
前半15分、妖怪の山FCが漸く妖精大連合のしぶとい守備を打ち破り1点目!
これを決めたのは我らがエース・射命丸選手!
徹頭徹尾、見事な個人技で9人をドリブルで抜いてゴールを決めてみせました〜!!
これを皮切りに、射命丸選手には当然! ハットトリックを目指して頂きたいところです!!」

射命丸「ふふん、当然ですよ。 皆さまも、明日の文々。新聞をお楽しみに!
(……あの実況、しれっと『ハットトリックなんてして当たり前』みたいな空気を作って来たわね。
なんたる褒め殺し。 ――真の敵は身内とは、良く言ったもんだわ)」

反町「(なんとなく、今の射命丸さんの気持ちが分かるな。
地区大会でも――いや、地区大会だからこそ目立つ結果を残さなきゃ、って俺も良く思ってたし)」

――膠着しかけていた戦況を、圧倒的な個人技にて突破してみせた射命丸。
その劇場的なプレーに観客は期待を寄せざるを得ない。
彼女自身、それに幾ばくかのプレッシャーは感じていた事は事実であったものの、
「このままでは、妖精達に足元を掬われるかもしれない」という、先程の焦燥感からは開放されていた。

大妖精「はあっ、はあっ……! ご、ごめんねチルノちゃん!?」

チルノ「大ちゃんは良くやったわ。 くそっ、あたいの最強のタックルがつうようしないなんて……!
あの天狗、インチキでジゴロ賽を使ったに違い無いわ!」

大妖精「そんな言い方は良くないよチルノちゃん!? そしてなんでサッカーの勝負でサイコロが出てくるの!?」

そしてその一方で、妖精大連合は改めて相手の実力の高さ。
突出したタレントの脅威を感じ取り、悔しさを噛みしめつつも、士気の低下は避けられない。

872 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/09(土) 18:10:34 ID:AVe/eIh2
来生(ベンチ)「……………」

――そして、そんな彼女達の様子を見守っていた来生監督は……?

先着1名様で、

★来生提督の野望→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER・クラブA→来生「(……『アレ』をやるかな。 ぶっつけ本番だけど…まあ大丈夫だろ)」(※クラブAだとお察し)
ダイヤ→来生「――あのドリブル、案外大したことなくね? 俺のが凄い」何か言ってた!
ハート・スペード→来生「気にすんな皆ー! あの位何かの間違いだー! ガンガン攻めろーっ!」ゲキを飛ばしていた!
クラブ→来生「……………グーグー……」寝ていた!

873 :森崎名無しさん:2014/08/09(土) 18:11:51 ID:???
★来生提督の野望→ スペード3

874 :森崎名無しさん:2014/08/09(土) 18:30:19 ID:???
『アレ』ってのは来生のファンタジスタ?GKも入れてなだれ攻撃?
来生の「サイクロン?打てるよ」?なんだかたくさん思いついてくるw

875 :森崎名無しさん:2014/08/09(土) 19:33:43 ID:???
こけたほうがおいしいに決まってる
後ちゃんと
>私のドリブル劇場はこれで終了ですな
って言ってることからもう自分は活躍することがないというのを心のどこかで確信してるね

876 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/09(土) 20:33:51 ID:AVe/eIh2
★来生提督の野望→ スペード3 ★
ハート・スペード→来生「気にすんな皆ー! あの位何かの間違いだー! ガンガン攻めろーっ!」ゲキを飛ばしていた!

来生「(うーん、あいつらってば折角の『俺様の教え』を守ってねぇなー。 ここはいっちょ、ゲキでも飛ばしとくか)」

流石に漫画を読み終えたのか、来生は比較的真面目に試合の行方を見守っており。
……そして、彼は自分なりの意図をしっかりと籠めた上で、こう大声でシャウトした。

来生「気にすんな皆ー! あの位何かの間違いだー! ガンガン攻めろーっ!」

サニー「そ、そうよ!? ここでやられていては我がサニー派閥の支持率がっ!?」

スター「正直、大会まで行くと支持率なんてあまり関係ないのよねぇ……。 ――、ま、頑張るけど」

かなり漠然としており、一体何をどうすれば良いのやら分からない指示。
しかし、あまり頭のよろしくない妖精達にとっては、下手にこなれた戦術よりも、
こうした精神論的な激励が効果的であった。(当然、来生はそんな事考えてもいないが)
少なくとも、妖精大連合の士気は少しでも回復しつつあり、
その上で、あくまで「格下」である自分達の動き方について、冷静に再確認する余裕を与えていた。

――ピィイイイイイイイイイイイッ!!

実況「さあ、そして再度キックオフ! 妖精大連合のボールから試合が再開されます!
ボールはリリーW選手からリリーB選手へ! そしてリリーB選手は果敢にガンガン上がっていきます!」

リリーB「(結局ドリブル以外、殆ど何もやって無かったカントクさんだけど。
――そのお陰で、私達のドリブル力は大きく磨かれた!
だから、ここはドリブル突破と、パスワークを繰り返していけばまた隙が……!)」

反町「甘いっ! 練習と実戦は違うぞっ!」

タッ! ズザアアアアアアアアアッ! ガシッ!

877 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/09(土) 20:35:23 ID:AVe/eIh2
――が。 サッカーは、やはり精神面だけでは敵わないスポーツでもある。
妖精大連合が如何に成長したとはいえ、その実力は一流にはもちろん、
幻想郷全体では中の上程度のタックル力に留まる反町にも、人数を掛けられれば及ばない。
大妖精には及ばずとも、チーム内ではそこそこ高いドリブル力を持っていた筈のリリーBは、
呆気なくボールを奪われてしまう。

射命丸「よし、上々ですよ反町君! 私はさっきのドリブル劇場で疲れたので、
後はテケトーにはたてと協力して、そっちでゲームメイクお願いしますね」

反町「て、テケトーって……。 まぁ良いや、分かりました射命丸さん!
―――だったら、はたてさん! ここはワンツーで突破だ!」

バシュウウッ!

はたて「お、オッケーよ!?」

バシュウウウウッ!

スター「な、なんの!? これまた私のスタープラチナサファイアで〜〜っ!?」

バッ――スカッ!

スター「ひ、ひぃ〜ん! 折角私としては頑張ったのにー!?」

ルナ「どうでも良いけど、私のスター(プラチナ)サファイアって、
日本語的にどう考えてもおかしいんだよなぁ……。 アンタ誰だよ、って感じっていうか」

878 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/09(土) 20:36:24 ID:AVe/eIh2
そして、先程は奇跡的なパスカットを見せたスターサファイアだったが
――このワンツーには反応出来ない。
来生の指示通り、メンバーがやや前目に上がっていた事が裏目に出て、
先程のような人数を掛けられなかった事も敗因ではあるが、やはりここにも純粋な実力差があった。

実況「反町選手、今度ははたて選手との手堅いワンツーで中盤を突破!
そのまま中盤の底に向かいます。
そしてルナチャイルド選手が決死のタックルに向かいましたが〜〜!?」

反町「さぁ、これならどう来る!?」

タッ、クィッ、ススッ……。

ルナ「ふ、ふえっ? どっちに行くのかわかんない!?」

FWとして中盤の底を超えるべく、反町は必殺シュート練習の第二の副産物でもある『頭脳的なドリブル』を敢行。
本来は自身の狙うべきシュートコースを外させる為に考えたフェイント技術によって、
反町はルナチャイルドのタックルをも容易く突破してみせる。

反町「(ここは、体力の消耗が少ない椛さんにお願いしよう!
『スパイダーベイビー』は失敗したが、あの技だったら――!)
――椛さん、『アトミックファイヤー』をお願いしますっ!」

バコッ…!

実況「そしてここで反町選手、椛選手にグラウンダーのパス!
先程のダイレクトシュートは通用しませんでしたが、まだ何か秘策があるようです!」

チルノ「ふんっ、何が来てもこのあたいの顔にかかれば楽勝よ!」

大妖精「――でも、油断しちゃ駄目だよチルノちゃん。
あの白狼天狗さんの顔を見るに――きっと、大技を隠しているんだと思うから!」

879 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/09(土) 20:37:46 ID:AVe/eIh2
反町は射命丸と共にねじ込みに向かい、CFの椛へとグラウンダーのパスを渡す。
チルノと大妖精は、椛から放たれるであろう必殺シュートに最大限の警戒を払っていた。

グワアアアアアアアアアアアアッ!

椛「ヨーヨー――それは人種、種族、時代を超えてあらゆる子ども達に希望を与えるオーパーツッ!」

そして彼女達の予想通り、椛は宣言と同時に大きく右脚を振り上げた。
――右腕に自慢のヨーヨー・ファイヤーボールをセットした状態で。

椛「そして、それを意のままに操り! それをもって幻想郷に希望とワクワクを与える存在!
寺子屋の先生には絶対にまねできない皆のヒーロー! それが――『名人』ですっ!
食らいなさい! これが犬走名人最大最強の超絶ストリングプレイ!!」

バッ! バババババババッ!  ババババババババババババババッ!

トランザクセルの軸受けにより徹底的に効率化された慣性モーメントを絞り出し、
また、外周を重く中心を軽く仕上げる事で産まれた奇跡的な長時間のロングスリーブ。
更に椛はストリングプレイに特化する為、敢えて軸を脱脂しており、
その結果として――椛のファイヤーボールは永久機関を錯覚させる程に淀みなく動き、
まさに永年の相棒の如く、彼女が織りなすトリックの成立をアシストする。
そうして紡がれるハイパーレベル8の超大技。 それこそが椛の新技――!

         椛「ストリングプレイ――『アトミック・ファイヤー』〜〜〜〜〜〜!!!!」


グワアアアアアアッ!!
バッ、ギュウウウウウウウウウウウウウウウウンン!!バシュウウウウウウウッ!ゴオオオオッ!

880 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/09(土) 20:43:05 ID:AVe/eIh2
先着3名様で、

★椛→アトミックファイヤー 57 ( ! card )( ! dice + ! dice )=★
★妖精C→ブロック 43 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+2)=
 妖精B→ブロック 43 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+2)=
 妖精A→ブロック 43 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+2)=
 チルノ→ブロック 49 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+2)=★
★大妖精 ローリングセーブ 56 (! card)(! dice + ! dice)=★

と書き込んでください。カードやダイスの結果で分岐します。

【シューター】−MAX【ブロッカー】
≧5→シュートは邪魔される事無く放たれた!GKとの勝負へ。
=4〜2→シュートは放たれた。しかしこの数値差の人数分威力が落ちてGKとの勝負へ。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(射命丸がねじこみ)(反町がねじこみ)(はたてがフォロー)
≦−2→妖精ボールに。

【シューター】−【キーパー】
≧2→椛のアトミックファイヤーが妖精ゴールに炸裂する!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(射命丸がねじこみ)(反町がねじこみ)(妖怪の山FCのコーナーキック)
≦−2→妖精ボールに。

【補足・補正・備考】
チルノのマークがダイヤで「顔面アイシクルフォール」(+13、成功してもこぼれ球、400消費)が発動します。
チルノのマークがハートで「顔面ブロック」(+6、150消費)が発動します。

881 :森崎名無しさん:2014/08/09(土) 20:43:42 ID:???
★椛→アトミックファイヤー 57 ( ハートK )( 2 + 4 )=★

882 :森崎名無しさん:2014/08/09(土) 20:44:54 ID:???
★妖精C→ブロック 43 ( スペード5 )( 4 + 6 )+(人数補正+2)=
 妖精B→ブロック 43 ( スペード3 )( 1 + 1 )+(人数補正+2)=
 妖精A→ブロック 43 ( クラブK )( 5 + 4 )+(人数補正+2)=
 チルノ→ブロック 49 ( クラブ9 )( 4 + 6 )+(人数補正+2)=★

883 :森崎名無しさん:2014/08/09(土) 20:45:47 ID:???
★大妖精 ローリングセーブ 56 ( ダイヤ3 )( 6 + 5 )=★

884 :森崎名無しさん:2014/08/09(土) 20:47:25 ID:???
大妖精かなり鉄壁じゃない?

885 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/09(土) 22:02:01 ID:AVe/eIh2
★椛→アトミックファイヤー 57 ( ハートK )( 2 + 4 )=63★
★妖精C→ブロック 43 ( スペード5 )( 4 + 6 )+(人数補正+2)=55
 妖精B→ブロック 43 ( スペード3 )( 1 + 1 )+(人数補正+2)=47
 妖精A→ブロック 43 ( クラブK )( 5 + 4 )+(人数補正+2)=54
 チルノ→ブロック 49 ( クラブ9 )( 4 + 6 )+(人数補正+2)=61★*減衰!
=4〜2→シュートは放たれた。しかしこの数値差の人数分威力が落ちてGKとの勝負へ。
★椛→アトミックファイヤー 57 ( ハートK )( 2 + 4 )+(減衰-1)=62★
★大妖精 ローリングセーブ 56 ( ダイヤ3 )( 6 + 5 )=67★
≦−2→妖精ボールに。

――『アトミック・ファイヤー』。
物物しいその名前とは裏腹に、ストリングプレイにおける技巧を最大限に凝らした
テクニカルシュートは、妖精大連合のPA内を回転しながらすり抜けて行く。

チルノ「で、でりゃーーーーーー!!」

ガスッ……!

そんなシュートに対して咄嗟に割り込んだチルノだったが、
彼女の奮戦もむなしく、シュートの威力を僅かに減ずるに留まる。
しかし、それで妖怪の山FCは即2点目を挙げられたかと言うと、そうは上手くいかない。

大妖精「回って――何でも止めますッ!!」

グルグルグルグルッ! ブウウ……ンン!! ガシイッ!

――ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!

椛「そ、そんな!? ヨーヨーの時代はもう終わったとでも言うの!?」

886 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/09(土) 22:03:15 ID:AVe/eIh2
椛の放ったシュートは、結果として、大妖精の全力のセービングの前に敢え無く防がれてしまう。
勝負として、決して分が悪い物では無かった筈であるが――。
この局面において、来生の飛ばした精神論がプラスに作用したのかもしれない。

大妖精「(はぁ、はぁ……! やっぱり、前半で2回も回って止めるとまだきついなぁ。
――ここはオーバーラップも出来ないし……)みんなー! 頑張って上がってー!!」

グワアアッ、バッゴオオオオオオオオオン!!

実況「妖怪の山FCのシュートを一度のみならず2度までも防いで見せた大妖精選手!
これはまさに鉄壁と言わざるを得ませんが……額には大粒の汗が流れており、
少しずつ疲労の色が見えてきています!
そのためか、今回はオーバーラップせずに前方に大きくフィード!
そしてボールは〜〜〜……右のサイドハーフ、サニーミルク選手へと渡りました!」

射命丸「全く、椛と来たら……と、言ってやりたいところだけど。 少し妙ですねぇ」

――シュートをキャッチされ、再び中盤へと戻されたのを見て
やや苛立たしげに肩をすくめ走り出す射命丸。 この時、彼女の脳裏にとある違和感が生じ始めていた。

射命丸「(――GKの大妖精さんは、『少しずつ疲労の色が見えて来ている』……と言われてたけど。
彼女はこの前半で既に2回も、あの体力を浪費しそうな回転セービングに出ている。
少なくとも、前の練習試合の様子を見る限りじゃ、疲労の色が見えるどころか、
もう既にヘバっていてもおかしくないペースで、シュートを打ち続けている筈なのに
――まだ、少しだけしか疲れていない……?)」

887 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/09(土) 22:05:30 ID:AVe/eIh2
射命丸が感じた違和感。 それは、大妖精の消耗の遅さである。
取材で調べ上げた情報を見るに、大妖精の『ローリングセーブ』は、
強力なセービング技である反面、使われる体力も膨大である筈。
その証拠に、これまでの試合では、大妖精は2程度の技の使用でも連続すれば、
疲労困憊になっていてもおかしくないのだ。
ましてや、一度ゴールを大きく離れてドリブルで疾走している以上、
先程の椛のシュートにしても、そのセービングと引き換えに、体力を大きく損なわれている筈なのだが、
今の彼女にはそこまでの疲労は認められない。

サニー「おらおらおらぁ! サニー様のお通りよ! 食らいなさい、『サンシャインブラスト』!」

ブウウン!

雛「――! や、やるわね……!」

静葉「ならばこれはどうかしら? ――穣子、行きましょう」

穣子「了解だよお姉ちゃん!」

ガシッ! バアアアアアアアアアアアアアアン!!

実況「静葉選手、オータムスカイラブで飛ぶ〜〜! これは『オータムスカイラブタックル』だ〜〜〜!」

静葉「この秋を……変えたいっ!!」

ズッザアアアアアアアアアアアアアアアッ! ガシイイッ!!

サニー「あ、ああーっ!? やられちゃったぁ」

888 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/09(土) 22:06:41 ID:AVe/eIh2
――そして、大妖精に限らず、妖精大連合のチーム全体の運動量は、
前回の試合よりも確実に増加しているように見える。
試合自体は、大妖精やチルノが守ったボールを、中盤の選手が突破しきれずに
奪われるも、ゴールまでには至らない……という再び膠着した展開に陥っており、
支配率のみで考慮すると、圧倒的に妖怪の山FCが押している状況なのだが、
――妖精達の執念。 そしてそれを体現する為の体力は、明らかに妖怪の山FCと互角か、
あるいは、妖精大連合の方が優れているようだった。

反町「(くそっ……! やっぱり射命丸さんに頼るしかないのか……!?)」

――そして、前半も終了間際の28分。 
いつまで経っても広げられぬ点差に焦りを抱いた反町は、
一縷の望みに縋るべく、射命丸へとパスを渡す。
これまでも数度、射命丸によるドリブルゴールは目指して来てはいたが、
妖精チームの数勝負かつ執拗なマークに、中々安定した攻撃チャンスを作れないでいた。
そして、今ならば安定して攻められる、という確証はないが……。
恐らく、この攻撃が失敗しようが成功しようが、その時点で取り合えず前半は終わる。
そのため、反町のこの判断は決して間違いでは無かったが――。

射命丸「――さて、と。 そういえばアンタ達も、さっきはスゴそうな技を出してたっけ」

サニー「そーよっ! 私達の『グレートトライアングル』が成功したら、
アンタだって目じゃないんだから!」

ルナ「さっきは、『幻想郷最速』を体現するような凄いオーラを纏っていたけど……。
きっと、あんなすごいオーラは出すのに時間と休憩が居る筈。
だから、今だったら――さっきよりも、勝機はある筈よ!」

スター「二人がしゃべってくれたから特に言う事ないけど。
――ま、チルノも良いけど、私達だって案外捨てたモンじゃないって、思い知らせたげるわ!」

妖精F「あ、私も頑張ってます!」

889 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/09(土) 22:20:06 ID:AVe/eIh2
――射命丸の前には、中盤を取り仕切る光の三妖精が三角型に並んでおり、
黒子として頑張っている名無し妖精Fは、彼女達の陣形を邪魔せぬようフォローに回っている。
サニーミルクの言う『グレートトライアングル』がどんな技かは不明だが、
油断をすれば脚を掬われる程度の大技であるという事位は、
自信に溢れる射命丸にも本能的に理解していた。

射命丸「あやや。 こりゃまたチルノさんにも負けない随分とご立派な意思表明ですが。
――そう簡単に私に勝てると……思わないで下さいねッ!!」

先着2名様で、

★射命丸→ドリブル 51 (! card)(! dice + ! dice)=★
★サニー→タックル 45 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=
 ルナ→タックル 43 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=
 スター→タックル 47 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→ 射命丸、突破成功!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(椛がフォロー)(反町がフォロー)(妖精Fがフォロー)
≦−2→妖精ボールに。

【補足・補正・備考】
射命丸のマークがクラブ以外の時、「風神少女(+4)」が発動します。
サニー・ルナ・スターのマークがダイヤ・ハートの時、「グレートトライアングル(+3)」が発動します。

890 :森崎名無しさん:2014/08/09(土) 22:21:07 ID:???
★射命丸→ドリブル 51 ( ダイヤ3 )( 3 + 6 )=★

891 :森崎名無しさん:2014/08/09(土) 22:22:32 ID:???
★サニー→タックル 45 ( クラブ4 )( 3 + 5 )+(人数補正+1)=
 ルナ→タックル 43 ( ハート2 )( 4 + 5 )+(人数補正+1)=
 スター→タックル 47 ( スペード3 )( 2 + 4 )+(人数補正+1)=★

892 :森崎名無しさん:2014/08/09(土) 23:32:43 ID:???
さあ射命丸のドリブルに顔面ブロックだ
(キャプつば5の顔面はドリブルにも使用できる意味不明な仕様
 漫画と同じでシュートとクロスだけにしとこうよ)

893 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/10(日) 00:01:44 ID:Nwngl5fs
すみません、
結果には関係ないですが、ルナとスターのタックル値がそれぞれ入れ替わっておりましたので、修正しております。
★射命丸→ドリブル 51 ( ダイヤ3 )( 3 + 6 )+(風神少女+4)=64★
★サニー→タックル 45 ( クラブ4 )( 3 + 5 )+(人数補正+1)=54
 スター→タックル 43 ( ハート2 )( 4 + 5 )+(人数補正+1)+(グレートトライアングル+3)=56
 ルナ→タックル 47 ( スペード3 )( 2 + 4 )+(人数補正+1)=54★
≧2→ 射命丸、突破成功!

射命丸「無駄無駄無駄無駄ァ!!」

バシュウウッ、バシュウウッ、バシュウウウウッ!
            ――ズッザアアアアアアアアアアッ!!

スター「く、くううっ……! 位置を割り出せても、その位置を一瞬で通過されたら意味ないじゃないの!」

――サニーとルナと協力して、3方向からのトリプルタックルを放つスター。
彼女はタックルについては苦手だったが、得意の方向察知能力によって
射命丸の動くであろう位置を先取りして、タックルを収束させるものの……。
彼女のドリブルスピードは、その能力が意味を為さない程に優れていた。

実況「射命丸選手、やはり今日の試合は調子が良い!
光の三妖精の組織立った連続タックル攻撃も落ち着いて突破し、
再びバイタルエリアへと入りこんでいきます!」

射命丸「(さて。 出来る事ならば今回もドリブルで突っ込んで行って、
早々に2点目を挙げておきたい所ですが――)反町君、フィニッシュは任せますよ!」

バゴオオオン!!

894 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/10(日) 00:03:22 ID:Nwngl5fs
反町「(――そうか! GKの大妖精さんは既に疲労が見え隠れしている。
だから、ここは敢えて得点率の高い一対一を避けて、俺にシュートを打たせに来たのか。
運よく入れば儲けもの、入らなかったとしても、大妖精さんのパフォーマンス低下は避けられない!)
それに最悪ねじこみになれば、椛さんやはたてさんのシュートは勿論、射命丸さんの一対一にも改めて期待が出来る!
――よし、ここで決めるぞ!!」

バアアアアアアアアッ!

射命丸は今度は自分で切り込まずに、右サイドの反町に向かって高いセンタリングを放つ。
反町はすぐにそんな彼女の意図を読み取り、大きくその頭を振りかぶり――。

反町「くらえっ、『ポイズンヘッド』!!」

グワアアアアアアッ!     バッゴオオオオオオオオオオンン!!

――ダイビングヘッドに近い飛距離を付けながら、ボールを思いっきり蹴りだす。
その技は一見地味であり、事実としてこれまで反町が得意としていた『トクシックインパクト』と
そう変わらない威力ではあったが、大妖精をのスタミナを削るには充分だ。

ゴオオオオッ!

大妖精「(ここで回って止めたら、後半の動きにも支障が出ちゃいそう。
だけど、だからと言ってパンチングじゃあ止められないし――)こ、今回も回っ、て――」

チルノ「――いんや、大ちゃんには負担をかけさせない! ここはあたいが……止める!!」

バアアッ! ――ガキィイイイイン!!

895 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/10(日) 00:05:09 ID:Nwngl5fs
実況「あっと、反町選手の放った『ポイズンヘッド』は敢え無くチルノ選手に防がれます!
しかしその零れ球に、椛選手が反応しトラップ! そして〜!」

椛「もう一度――! ストリングプレイ・『アトミック・ファイヤー』〜〜〜!!!」

大妖精「(チルノちゃんは……戻ってこれない! だけど、ここを防げば前半は1失点で終了出来る!)
――ま、回って何でも止めてみせる!!」

グルグルグルグルッ! ブウウ……ンン!! ――バチイッ!

反町のシュートはチルノによって弾かれたが、
今度はその零れ球に飛び付いた椛が、再び最大の必殺技を以て大妖精に襲いかかる。
大妖精は、今後もそれをキャッチすべく必殺の『ローリングセーブ』を試みるも、
今度は、椛のヨーヨーに懸ける想いが僅かに勝利し、ボールは再びこぼれ球となる。

大妖精「あっ……!?(ど、どうしよう!? ボールを拾われたら、こんな悪い態勢で
セービングに行かないといけなくなっちゃう! せめて、チルノちゃんさえ戻ってくれれば――!)」

大妖精はバランスを崩しながら、願わくば自分のチームの誰かがボールを拾ってくれるか、
それとも遠くに零れて行き、バランスを整えつつチルノが戻ってくれるのを期待していた。

ポムッ……

そんな時に、自分の近くでボールがトラップされる音を大妖精は聞く。
大妖精はボールをフォローしてくれた選手の方向に向かって慌てて首を向ける。
チルノか、そうでなくとも味方の誰かであれば、充分に立てなおす事が出来る。
――だがしかし。現実は、そう甘くは無い。

896 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/10(日) 00:17:46 ID:Nwngl5fs
射命丸「――チルノさんと思いましたか? 残念、私でした」

大妖精「……ッ!〈チルノちゃん、ごめん――!〉」

ギュンッ! バシュウッ!!
   ――ピピィイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイッ!! 


妖怪の山FC 2 − 0 妖精大連合

897 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/10(日) 00:19:30 ID:Nwngl5fs

大会得点ランキング(表記はメインキャラのみ):
3ゴール レミリア、フランドール、鈴仙
2ゴール 射命丸
1ゴール 妹紅、佳歩、咲夜、美鈴、謎の向日葵仮面、赤蛮奇、影狼

大会アシストランキング(表記はメインキャラのみ):
2アシスト 小悪魔
1アシスト てゐ、鈴仙、パチュリー、影狼

898 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/10(日) 00:20:30 ID:Nwngl5fs
実況「ゴ〜〜〜〜〜〜〜ル! 射命丸選手が、前半終了間際においしい所を持っていきました〜!
反町選手と椛選手という強力なストライカーによるシュートの嵐を防ぎまくった
妖精大連合でしたが、最後には射命丸選手の足元にボールを零してしまい、そのまま一対一で敗北!
大変奮戦したとは言えますが、やはり最後には実力の差が大きく出た〜〜〜!!」

サニー「ちょっとちょっと! 何やってんのよ!? 2点差になっちゃったじゃない!」

スター「まぁ、今の時点で2点差でも頑張った方じゃない?
最悪、4点差とかになってても仕方ないって思ってたし」

ルナ「言い方はサイアクだけど、スターの言う通りかも。
それに、やっぱり妖怪の山FCの3トップは、ウチのチームじゃないにしても充分怖いし」

サニー「まぁ、あんだけバカスカ一気にシュートを打たれちゃあ、仕方ないって気もするし。
そもそも、さっきの天狗の突破を防げてたら、このまま前半終了に出来たかもなんだよね……」

光の三妖精が解説するように、今の得点劇は妖怪の山FCの勝利パターンでもあった。
並以上の火力を持つFW3人による波状攻撃は、1撃1撃の威力はそう大きくないとはいえ、
完全に防げない限りは何時までも続く。

899 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/10(日) 00:30:13 ID:Nwngl5fs
輝夜「アレを私らの試合でもやられてちゃあ、私も今頃どうなってた事やらねぇ」

鈴仙「(あの時の姫様は、丁度今の大妖精位の実力でしたものね……。
……もしも敵の攻撃が上手くかみ合っていたら、体力を悪戯に消耗させられた挙句の失点も、
充分に有り得た訳だから、やっぱり油断ならないチームだわ)」

――そして、次のキックオフの音が鳴るも。
試合は既にロスタイムに入っているため、妖精達の攻撃が成就する事は無く。

――ピィイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイッ!!

大妖精「はぁ、はぁ……!」

チルノ「ちくしょう……! 大ちゃん一人守れないで、何が最強よ……!」

大妖精が苦しそうに息を荒げている姿を見ながら、自分は何も出来ていない。
チルノはそんな無力感を覚えながら、薄い下唇をきゅっと噛みしめて、後半戦へと思いを馳せるのだった。

実況「ここで前半終了のホイッスルが鳴った〜〜〜!!
2−0で、妖怪の山FCは前半を折り返します!
妖精大連合も、大妖精選手のオーバーラップや好セーブなどで粘りを見せたが、
やはり基礎的な技術において、妖怪の山FCの洗練されたプレーに翻弄される場面もありました!

後半戦も、妖精大連合の奮闘に期待したい所ですが……チルノ選手も大妖精選手も、
ブロックやセービング機会が多かった為にある程度疲労しているようです。
彼女達の勝利への意思がどこまで本物なのか? 後半はそれを問われる試合運びになるでしょう!」

観客「ワアアアアアアアアアアアアアアア!!」「なんだ、思ったより良い試合じゃん」
「だらしねえぞ妖怪の山〜! もっと圧倒しろ〜!」「チルノちゃん泣かないで〜!」

900 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/10(日) 00:33:20 ID:Nwngl5fs
――前半戦が終わり、観客達の感情は様々にあったが、概ね好意的であったとも言える。
妖怪の山FCの楽勝試合を期待していた者にとっては、
点を取り切れないこの展開には若干の不服もあるだろうが、
試合そのものとしては、妖精大連合の頑張りもあり、そう悪い物ではない。
ただ、その一方で――妖精大連合側の勝ちの芽が見える程では無く、
そう言った意味では中々厳しい試合であるようにも思える。

鈴仙「(うーん。 妖精達も皆頑張ってはいるんだけど、大番狂わせ程にはならなさそう、
――っていう、もどかしい感じの試合ねぇ。
……さ。 折角のハーフタイムだけど……どうやって時間を潰そうかしら?)」

A:チームメイトと話す。(選択肢の後に話したいキャラを選択してください。 例:A 輝夜)
  ※現在、中山、永琳、慧音、妹紅とは会話出来ません。
B:電光掲示板を見る。(敵データや人里・香霖堂の新商品がわかるかも?)
C:妖精大連合のロッカールームに行ってみる。
D:妖怪の山FCのロッカールームに行ってみる。
E:観客席を回ってみる。
F:その他 自由選択枠

先に3票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

*あと1回まで行動できます。

901 :森崎名無しさん:2014/08/10(日) 00:34:27 ID:H8mRIHRQ
E

902 :森崎名無しさん:2014/08/10(日) 00:35:15 ID:jW0w0oFU
E

903 :森崎名無しさん:2014/08/10(日) 00:35:29 ID:RyH6Za0s
A ウサギC

904 :森崎名無しさん:2014/08/10(日) 00:38:28 ID:TlWVLVvE
A ウサギC

905 :森崎名無しさん:2014/08/10(日) 00:40:18 ID:LaNNFSKo
A ウサギC

906 :森崎名無しさん:2014/08/10(日) 00:40:25 ID:O27BLylM
A ウサギC

907 :森崎名無しさん:2014/08/10(日) 00:40:41 ID:+HD/gHKU
E

908 :森崎名無しさん:2014/08/10(日) 00:47:42 ID:???
いいGKがいれば大妖精を最初から前に出して来生も登板させれば
まだいけそうに見えるんだがな

909 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/10(日) 00:49:33 ID:Nwngl5fs
A ウサギC

鈴仙「(うーん、パスカル君とかてゐとお喋りするのも悪くはないんだけど……)
――Cちゃん。 ウサギCちゃん!」

ウサギC「はぁ〜い? どうしましたか、鈴仙さま〜?」

鈴仙「(相変わらずマイペースな雰囲気がビンビンねぇ……この子ってば)」

鈴仙はここで、折角皆で試合を見に来ているのだからと、
あまり日ごろの交流が少ないウサギCに話しかけてみる事にした。
他のウサギ達とお喋りすることもなく、ぼうっと空を見つめていた様子の
ウサギCは、鈴仙の呼びかけについて、のんびりとした口調で応える。

鈴仙「(う〜ん。 正直、他のウサギ達と違ってこの子だけは天才肌…っていうか、
ちょっと変わった所があるイメージなのよね。
とりあえず普通に雑談してみたら色々と打ち解けられるかもしれないけど、
Cちゃんについて、もっと色々聞いたりもしてみたいし。 どんな話題を話そうかな?)」

A:特に話題を決めず、適当に雑談する。
B:ウサギCの趣味について聞いてみる。
C:ウサギCの成りたい選手像について聞いてみる。
D:今度一緒に練習しようと誘ってみる。
E:今度一緒に遊びに行こうと誘ってみる。
F:良く言ってる「シュート魔王」とか「ドリブル大王」って何なのか聞いてみる。
G:その他 自由選択枠

先に3票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

910 :森崎名無しさん:2014/08/10(日) 00:51:31 ID:RyH6Za0s


911 :森崎名無しさん:2014/08/10(日) 00:54:22 ID:jW0w0oFU
F

912 :森崎名無しさん:2014/08/10(日) 00:57:56 ID:O27BLylM
F

913 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/10(日) 01:34:12 ID:???
Fが選ばれた所で、今日の更新はここまでにしようと思います。
>>884
超火力の居ない妖怪の山FCにとっては結構厄介な相手だったりします。
それでも、200消費の技を使ってやっと姫様のパンチングと互角くらいです。
>>892
そういえば、原作にもあった顔面パスカットはあまり見かけない気がしますね。
>>908
守備力ではそこまで負けてはないんですが、攻撃力と支配力で圧倒されてる感じですね。
攻撃力は来生が登板する事で、支配力は大妖精がオーバーラップする事でそれぞれカバー出来るのですが、
後半どうなるかは、多分判定になると思います。

皆さま、本日もお疲れさまでした。

914 :森崎名無しさん:2014/08/10(日) 01:42:44 ID:???
石崎互換のチルノを守るために全盛期のガットゥーゾ(石崎LOVE)が降臨すれば失点も消耗も減るんだけどなぁ
必殺ブレイヴハート、乙でしたー

915 :森崎名無しさん:2014/08/10(日) 02:53:47 ID:???
後半には森の妖精達が加わるから妖精の勝ちだな
石崎はシリーズが新しくなるたびにすごく強くなるイメージ
1 高杉よりザコ
2 顔面ブロックという切り札、マッハもファイヤーも止める
3 ヤマザルバスター習得、ただし習得時期が修得時期なのであんまり、でも顔面は強いい能力も悪くない
4 序盤から使える上に貴重な得点源としても使える、MFとして使うのが俺のオススメ
5 ディフェンスもそこそこあり顔面ブロックは何でもいける、ダイビングも強いとなかなかのもの
  敵として出てくるとこれほどウザイのはいない


916 :森崎名無しさん:2014/08/10(日) 10:47:15 ID:???
なんか文以外じゃ大妖精のゴール割れないから
勝つだけなら文に飛び膝でもぶち込んで退場させれば楽勝だな!

917 :森崎名無しさん:2014/08/10(日) 10:47:15 ID:???
なんか文以外じゃ大妖精のゴール割れないから
勝つだけなら文に飛び膝でもぶち込んで退場させれば楽勝だな!

918 :森崎名無しさん:2014/08/10(日) 10:54:48 ID:???
なんか二重投稿になってる……ごめんなさい

919 :森崎名無しさん:2014/08/10(日) 10:56:54 ID:???
妖精の見た目はロリ、いいGKが欲しいならヘルナンデスあたりが釣れそう

920 :森崎名無しさん:2014/08/10(日) 12:22:11 ID:???
ヘルナンデスじゃなくロリコンナンデスがつれそう

921 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/10(日) 17:46:31 ID:???
こんばんは、今から夜までちょっとだけ更新します。
>>914
乙ありがとうございます。
キャプ森での石崎君は冷遇されてますが、原作石崎君は良いキャラしてますよね。
サッカーについて殆ど知らない私でも、ガットゥーゾ選手の石崎君好きは聞いた事があります。。
>>915
3のドイツ戦ロスタイムで、ミハエルの応援?に合わせてヤマザルバスターを打ったら、
見事ミューラーを抜いてゴール、そして勝利という思い出がありますね。
森の妖精はぶっちゃけそこまで詳しくないので多分出ません(汗)
>>916
必殺技さえなければ、むしろはたてでもゴール出来る位脆弱な大妖精ですが、
最大ガッツが強化されている為やや強敵になっていますね。
飛び膝蹴りされたら、次の試合で妖怪の山FCが1−7で負けて、妖怪の山中で暴動が起こりそうですね…w
>>919-920
多分JOKERでロリ・コンナンデスが出ますw 彼も基礎能力自体は悪くないですし…

922 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/10(日) 17:48:16 ID:Nwngl5fs
F:良く言ってる「シュート魔王」とか「ドリブル大王」って何なのか聞いてみる。

鈴仙「――そういえば、Cちゃんって良く「シュート魔王」とか、「私のシュート力は67です」
とか良く言ってくるけど、 あれって何?」

鈴仙は軽い気持ちで、ウサギCが放つ謎な言動について聞いてみる事にした。
その正体が気になるというよりは、それをきっかけに面白そうな話題を引っ張りだせないか…という意図である。

ウサギC「あ〜、それはね……」

ウサギCは恥ずかしそうにもじもじとしながら、鈴仙の質問にこう問いかけた。

先着1名様で、

★ウサギCの謎→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER→ウサギC「ふふふ。 わたしは実は色んな『もりさきいた』の世界を渡り歩く、『ぷれいんずうぉ〜か〜』なのさ!
             シュート魔王とかは、とある世界で流行ってた言葉だよ!」
ダイヤ・ハート→ウサギC「なんかそう言ってたら、一芸特化の選手になれるかな〜、って……」
スペード・クラブ→ウサギC「なんかさく……神さまが『きゃらづけ』のためにそう言っとけって」
クラブA→ウサギC「貴様……この世界の機密に触れたな?」バキュ‐ン!!

923 :森崎名無しさん:2014/08/10(日) 17:50:27 ID:???
★ウサギCの謎→ クラブ4

924 :森崎名無しさん:2014/08/10(日) 17:54:46 ID:???
メタったw

925 :森崎名無しさん:2014/08/10(日) 18:11:57 ID:???
JOKERのネタってMTGじゃないですかー
あれ、プレインズウォーカーってたいていろくな目に合ってない気が

926 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/10(日) 18:55:19 ID:Nwngl5fs
★ウサギCの謎→ クラブ4 ★
スペード・クラブ→ウサギC「なんかさく……神さまが『きゃらづけ』のためにそう言っとけって」

鈴仙「――ふ、ふへ? キャラ付け? 神さま?」

ウサギC「――あ、ごめん。 こっちの話。 いかん危ない危ない危ない……」ブツブツ

鈴仙「あ、あのー。 Cちゃん……?(ま、まぁ。 Cちゃんも色々悩んでいるとかいないとか。
そういう事、なのかなぁ……?)」

――なんだか良く分からない事を呟くウサギCに、鈴仙は早速ペースを乱されてしまう。
いやしかし、折角会話するんだからと、鈴仙は根気良く会話を続けるも……。

鈴仙「よ、良く分かんないけどCちゃんも大変なのね……」

ウサギC「そうでもないよ〜」

鈴仙「あっ、そう……それは良かったけど……(う〜ん、会話が思いつかない……)」

ウサギC「(シュート魔王って結局なんなんだろうなぁ〜。 わたしにもわかんないや)」

――結局、最後までウサギCの謎ペースに付き合わされる事になり、
精神的にヘロヘロになってしまう鈴仙。
〈でも、ウサギCの方は案外楽しそうにしていた〉

*ウサギCの評価値がやや上がりました。

927 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/10(日) 18:57:14 ID:Nwngl5fs
――そして鈴仙達がのんびり雑談をしていた丁度その頃、
妖精大連合の控室においても新たな動きが起きていた。

先着1名様で、

★妖精達のイベント→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER→来生「サイクロン? 打てるよ」なんか断言していた。
ダイヤ・ハート・スペード→チルノ「あたいは、ぜったい認めないんだからね!」妖精達が仲間割れをしていた!?
クラブ→来生「おい皆! ドラゴンスフィア見ようぜ!」ドラゴンスフィアの観賞会が始まっていた。
クラブA→ロリ・コンナンデス「ブヒヒッ……! ロリの甘ったるいかほりに引き寄せられて来たんだなぁ…」
      ロリ・コンナンデスが襲いかかってきた!

928 :森崎名無しさん:2014/08/10(日) 18:58:18 ID:???
★妖精達のイベント→ クラブA

929 :森崎名無しさん:2014/08/10(日) 18:58:26 ID:???
★妖精達のイベント→ ハートQ

930 :森崎名無しさん:2014/08/10(日) 18:59:42 ID:???
JOKER狙ったつもりだったんだけど全然駄目でしたwww

931 :森崎名無しさん:2014/08/10(日) 18:59:44 ID:???
大☆惨☆事

932 :森崎名無しさん:2014/08/10(日) 18:59:51 ID:???
来たぜェ……

933 :森崎名無しさん:2014/08/10(日) 19:01:52 ID:???
>>921に書いてあるのが本当なら基礎能力自体は悪くないらしいから
ロリのために死ぬ気で働けー!

934 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/10(日) 19:07:11 ID:???
まさかのロリ・コンナンデス来襲!?
――と、いったところで一旦ここまでにします。
出来れば今日の夜10時以降にでも再開したいですが、
ひょっとしたら更新できないかもしれません。
>>924
メタネタは使いどころが難しいですが、ウサギCは割とはっちゃけさせてますw
>>925
MTGは大まかにしか知らないので、実は単語を借りただけだったりします。
ちょっとやってみたいのですが、カードにお金がかかりそうなのと対戦相手が居ないのがしんどいですね。
>ロリ・コンナンデス君について
大惨事になるか、それとも案外まともな展開になるかは……どうなるのでしょうね(大汗)

それでは、一旦失礼致します。

935 :森崎名無しさん:2014/08/10(日) 19:09:04 ID:???
こいつが戦力になるなら来生と大妖精を前に出して
攻撃力強化で勝負はわからなくなって面白そうなんだけどな
乙でしたー

936 :森崎名無しさん:2014/08/10(日) 19:13:58 ID:???
いえすろりーたのーたっち
でありますように

937 :森崎名無しさん:2014/08/10(日) 19:15:11 ID:???
そらこんなおいしそうな餌がたくさんあったらつれますわwww
とうとうブルノと並ぶイタリアの問題児が2回目の降臨したかwwww
襲い掛かってきたとあるし間違いなくヤバいwww
MTG大まかにしか知らないってことはLoVは2かRe:2からやってたんですか?
MTGとコラボしてましたし

938 :森崎名無しさん:2014/08/10(日) 19:28:08 ID:???
大ちゃんがパスカットしてドリブルで上がって来生に渡してハッハァ
あっという間に2点差なんぞひっくり返るぞコレ

939 :森崎名無しさん:2014/08/10(日) 19:58:30 ID:???
一番ほしいポジションに来たな

940 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/10(日) 23:46:50 ID:???
すみません、今日はやっぱり更新出来無さそうですので、
コメントだけ返信させて頂きます。

>>935
乙ありがとうございました。
ロりナンデスは確かに戦力にはなるのですが、
これまで(選手は)妖精だけでやって来たチルノ達が、加入を認めるかも問題になりますね。
……いや、もっと重大な問題(犯罪的な意味)もありますがw
>>936
これまでの行動を顧みるに、多分無理そうです…
>>937
正直妖精はロリというよりはペドな気もしてましたが、
多分ロリナンデスはペドもロリも行ける両刀使いだと思います。
MTGを大体知ったのは某動画サイトがきっかけでして、LoVがきっかけではありませんね。
Re;2は微妙にやってたのですが、3以上の操作の難しさにロクにやってませんでした。
>>938‐939
ロリナンデスが何者か、そして本当に妖精チームの助っ人となるのかについて、
また描写していきたいですね。

それでは、皆さま、本日もお疲れさまでした。

941 :森崎名無しさん:2014/08/11(月) 17:38:54 ID:???
俺が釣れそうなんて書くからこんなことにwww
紫「いいえ、それも鈴仙のせいよ」

942 :森崎名無しさん:2014/08/11(月) 19:37:55 ID:???
妖精ならチーム参加OK?じゃあ三杉スレのピクシーの出番だな
名前からして妖精じゃん、シューティングスターの時に羽ついてたから妖精じゃんw

キックオフスターバーストでにとり涙目
ピクシー「(にとりの機械)く だ け ち れ ぇ っ ! ! !」

943 :森崎名無しさん:2014/08/11(月) 20:13:49 ID:???
妖精ピクシー(ストイコビッチ)の時間差ボレーとドラガンスマッシュ
妖精ピクシー2(アルシオン)のスターバーストで余裕で逆転できるな

944 :森崎名無しさん:2014/08/11(月) 20:22:59 ID:???
反町「シューティングスター?撃てるよ」
DSのゲーム、オリ技とかあるのになんで反町にこの技を使えるようにしたのか

945 :森崎名無しさん:2014/08/11(月) 20:46:40 ID:???
魔王軍VSピクシー連合の乱打戦

946 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/12(火) 00:00:06 ID:???
こんばんは、今日も更新していきます。
>>941
JOKERやクラブAの分岐については、結構皆さまのコメントに影響受ける事も多いですね。
自分の書き込みがスレのお話に影響を与える(こともある)というのは、
リアルタイムで感想が返ってくる参加型だからこそ出来る面白さではないかと思います。
>某ピクシーさんについて
その発想は抜けていましたねw
出たら妖精チームがラスボスでも良いかもしれません。
とりあえず、一番の被害者は理不尽に吹っ飛ばされるにとりではないかと思いますがw
>>944
DSのゲームは良く分からないのですが、反町がシューティングスターなんて使えるんですか!?
やはり反町=シュート魔王は公式だった……?

947 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/12(火) 00:04:26 ID:???
クラブA→ロリ・コンナンデス「ブヒヒッ……! ロリの甘ったるいかほりに引き寄せられて来たんだなぁ…」
      ロリ・コンナンデスが襲いかかって来た!

前半を終え、来生を先頭にしてぞろぞろと控室へと向かう妖精大連合の一団。
2点差で負けているにも関わらず、尚も不敵な笑みをたたえた来生は、控室のドアをガチャリと開ける。

来生「……あれ、アンタ誰?」

そこに待っていたのは、一人の少女――と、呼ぶには少々怪しい容姿の女性だった。

輝く黄色の長髪に、赤いリボンがアクセントのふんわりとしたナイトキャップ。
白磁の肌は、文字通り作り物であるかのように不自然に淡く光り、
紫の色と陰陽印で象られた導師の装束を身に纏った彼女は、睡蓮の花弁に良く似た唇を無邪気に歪ませて。

紫「うふふ……皆、お疲れ様。 後半も頑張ってね」

――そんな、とぼけた台詞を吐いている。
彼女は間違いなく、幻想郷の開祖たる大妖怪が一であり、
現在の幻想郷という世界を実質的に管理・コントロールする妖の賢者。

チルノ「あっ! あんたはハチクモムラサキ! どうしてここに!?
まさか、あんたってばあたい達の隠れファンだったの!?」

紫「……ヤクモユカリ。 丁寧に全部間違えて下さったわね、逆に器用で尊敬するわ」

――八雲紫は、この場において明らかに場違いな存在だった。
妖精たちが力を合わせて、鼻もちならない天狗や河童や人間達をギャフンと言わせるべきこの場で、
妖精を遥かに凌駕し、また天狗達とも別次元の存在である彼女の存在は、間違いなくイレギュラー。
しかしその異例の存在は、こう言って彼女達に取り入ろうとするのである。

紫「前半戦、見ていたわ。 貴女達妖精が努力を重ね高い実力を得て、天狗や人間などに牙を剥き、
そして最後まで試合を諦めないその姿勢。 本当によく頑張っていたわね。 私、感動しましたわ」

948 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/12(火) 00:06:17 ID:???
リリーW「〜? 良く分かんないけど、褒めてくれてありがとうですよ〜」

サニー「ふふん! それほどでもないわね!!」

大妖精「〈……なんだか、嫌な予感がする〉」

紫はまず、妖精大連合の健闘を心から褒め称えた。
実際、彼女達の元々の実力を考慮すれば、この試合を前半で2−0で
折り返しているという事自体が信じがたい奇跡なのである。
紫の表情にも驚嘆こそあれども、一つの侮りや奢りも感じさせない。紫はこう続けた。

紫「……でも。 折角の好チームであるのに、後一歩を攻めきれないのが本当に悔しい。
もしもこのチームに、もう一人堅守を誇るGKが居れば、大妖精ちゃん。
貴女の高いドリブル力やパスカット力を活かせるというのに、惜しいと思わないかしら?」

大妖精「……はい。 そう……ですね。 そういう考えも、あると思います。
(――なんとなく、読めてきた気がする……!)」

スター「確かに、増員はあったら嬉しいわよね〜」

――そして、紫は少しずつ本題へと近づいていく。
『もう一人堅守を誇るGKが居れば』――。
彼女はそんな仮定を挙げた上で、もしもその仮定が実現すれば、試合に勝てるというのだ。
そしてこの試合の勝利は、妖精の地位向上を目指して来た彼女達にとっては、まさに悲願の第一歩となる。
スターを始めとするチームメンバーの多くが浮足立った雰囲気を纏った事を確認した後に、紫は漸く本題を告げた。


紫「私はね、頑張ってる貴女達に勝って欲しいのよ。
だから、応援として――外の世界から、とびっきりの名GKを連れて来てあげる。
天狗や人間のプレーにも匹敵……いえ、互角以上の才能と能力を持つ選手をね」

妖精大連合メンバー「!!!!!!??????」

949 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/12(火) 00:07:27 ID:???
紫の発言は、妖精大連合のメンバーに大きな衝撃を与えた。
何しろ、これまで有象無象の代名詞とまで扱われ、
妖怪はおろか人間にも舐められる存在であった妖精達が、
この場において、唯一無比の代名詞であり、
幻想郷で最も恐ろしく深遠なる存在と称される八雲紫に応援されるどころか、
ノドから手が出る程に貴重な増員の援助までしてくれるというのだから。

サニー「あ、ありがとうございますっ! これで私達は勝ったも同然です!!」

リリーW「あたらしい選手さん、楽しみです〜♪」

リリーB「……すごい。 私達、勝てるんだ……」

スター「(はーよかった。 これでちょっとは楽できそう……)」

大妖精「(い、いいのかなぁ……。 私だって、MFも嫌いじゃあないけど……。
それじゃ、チルノちゃんや皆が言ってた最初の目標――『妖精だけで勝って、妖精の強さを皆に思い知らせる』
から、外れちゃうんじゃ……?)」

ルナ「(うーん、皆現金だなぁ。 テレビゲームやプロチームじゃあるまいし、
能力値よりも大事な物があると思うんだけど……)」

目立ちたがりで負けず嫌いのサニーミルクを筆頭に、
妖精大連合のメンバーの半数以上は紫のこの申し出に対し喜んで賛成をする。
中には、大妖精やルナチャイルドのようにやや難色を示す者も居たが、
どちらかと言えば賛成の方向へと思考が流れ掛けていた。しかし――。

チルノ「はんっ! あたいは大反対だね!!」

来生「俺も俺も! ってか、そんな選手入れる位なら俺を入れろって!」

950 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/12(火) 00:08:54 ID:???
――チームキャプテンと監督は、どちらかと言えば大反対の立場に居た。
あたり散らすように、チルノはメンバーに向かって必死に説得をする。

チルノ「どーして今まで皆で頑張ってきたのに、
突然名選手とやらが入るとなると、手のひらクルーするのかしら!
あたい達は妖精だ。 そして、妖精として勝つんだ!」

チルノはあくまで、妖精としての誇りと勝利を重視していたが――。
それ以上に、『今までやって来たチーム』としての勝利を望んでいた。
彼女としては、都合の良い助っ人による勝利にはさして価値がないと感じていた。

来生「そうそう! 勝つって事は、やっぱり自分の力で勝つからこそ楽しいモンだぜ!
俺の大好きなドリブルと同じ、負けるか勝つかのヒヤヒヤは自分一人が味わうから面白い!
仮にめっちゃつえー奴が入ってきて勝てても、多分そんなに嬉しくないぜー?」

その一方で来生もまた、内容は違えど結論はチルノと同じだった。
彼は彼なりに保護者としての自覚があったらしく、
心の底から妖精達を応援しており、その上で彼女達だけの力で勝って欲しいと思っていた。
(そして、望まれるならば自分も彼女達の力になりたいと思っていた)

――そして、想定外の想定外になる事件は、ここで起こった。

951 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/12(火) 00:12:33 ID:???
紫「――まぁ、私としてはどちらでも構わないけど。
折角だから今の内にとりあえず呼び出す選手でも紹介しておこうかしら?」

ブウ……ン。

紫「彼は凄いわよ〜。 イタリアナンバーワンGKの名を欲しいがままにして、
カテナチオという守備的陣形のエキスパートでもある上に、
セーブ力ではあの伊吹萃香にも匹敵する程度の実力がある。
彼が入ったら、妖怪の山FCはもう一点たりとも取れないでしょうね」

サニー「うわぁあ……すごい! は、早く呼んで下さい紫さん!」

チルノ「はぁ? 何いきなり仕切ろうとしてくるわけ!? あたいがキャプテンだってーのっ!!」

サニー「はぁ! これからの時代はサニー派閥の時代なのよ! ね、ルナ、スター!?」

ルナ「いや、私中立派だし」

スター「めんどい派閥争いは勘弁こうむるわ……ガチで」

サニー「な、なにィ!?」

それは、早速喧嘩を始めそうな妖精達を窘めるため。
そして、助っ人の加入に不安を感じている者を安心させるため、
紫が事前にスキマから選手を呼び出そうとした事が、問題の発端だった。

紫「(………………)――さあ、呼ぶわよ」

952 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/12(火) 00:16:42 ID:???
――結論から言うと。紫がスキマから出した選手というのが、
本来彼女が意図していた選手と似ているようで、ちょっと違っていたのである。
紫が想い描いていた人物は、当時のイタリアのユース世代でも、
実力・人望・実績において間違いなくナンバーワンの人格者。

ブウ……ン。

ロリ・コンナンデス「ブ、ブヒィイッ! 幼女特有の無垢なる酸っぱいクランベリーの臭いがするブヒ!!!」

紫「(………!)あら。 ――失敗したかしら〜?」

紫は平静さを取り繕い、あたかも気まぐれを見せたかのように振舞うが。
――それは断じて。こんなに汚く、醜く、歪んだ性欲に突き動かされる愚かな豚の怪物では無かった筈なのだ。

ロリナンデス「ブヒヒッ……! ロリの甘ったるいかほりに引き寄せられて来たんだなぁ…」

ロリ・コンナンデス。通常ロリナンデスとも称されるこの異形は、
妖精大連合の内情を更なる混沌に突き落とす事となる。

953 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/12(火) 00:22:06 ID:nPamTkE+
紫「ん?間違ったかしら……」(月の天才並感)
――と、いった所で今日の更新はここまでにしようかと思います。
紫が出しゃばって来ましたが、これもまた伏線……という事でひとつ。

また、レス数が約950、容量も500kb越えとかなりのところまで行きましたので、
スレタイを募集させて頂こうと思います。

【】鈴仙奮闘記20【】

の形で考えて頂ければ嬉しく思います。
恐らく次スレは、妖精対妖怪チームの決着、それからは暫くの観戦or日常パートがメインになると思います。

それでは、皆さま、本日もお疲れさまでした。

954 :森崎名無しさん:2014/08/12(火) 00:28:00 ID:???
【妖精】鈴仙奮闘記20【大☆惨☆事】
【予想外の】鈴仙奮闘記20【クラブA!】
【ロリナンデスは】鈴仙奮闘記20【危険ナンデス】
【地獄戦士クラブA】鈴仙奮闘記20【ただいま参上!】

955 :森崎名無しさん:2014/08/12(火) 19:45:01 ID:???
【異変の元凶】鈴仙奮闘記20【月を降りたウサギ】
【全部】鈴仙奮闘記20【鈴仙のせい】
【紫チャレンジ】鈴仙奮闘記20【三度目のやらかし】
【×ヘルナンデス】鈴仙奮闘記20【○ロリコンナンデス】
【アンチBBA】鈴仙奮闘記20【フィールド】
【ロリコン】鈴仙奮闘記20【黄金期】

956 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/12(火) 22:06:44 ID:nPamTkE+
こんばんは、今日も更新します。
最近ちょっと中々埋めネタが出来ないですし、このスレは埋まるまでやろうと思います。
>>954さん、>>955さん。スレタイの提案をありがとうございました!

957 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/12(火) 22:07:54 ID:nPamTkE+
紫「…………」

紫が何を考えているのか良く分からない、曖昧な笑みを張りつける中、
ロリナンデスは興奮のあまり臭い口をねっとりと開き、汚らしく涎を垂らしながら、
眼前に並ぶ十数人もの幼女達をギラギラと見つめる。

ロリナンデス「フギッ! ど、どどれもボキ好みのようじょなんだなぁ……!
お兄ちゃんって呼んで欲しいんだなぁ……!」

スター「ハァ? いくら私達がバカでも、豚をお兄ちゃんって言う訳ないじゃない……」

ロリナンデス「ヒギッ! い、いじめられるのもコーフンするんだなぁ……ブヒヒッ」

ルナ「(駄目だこいつ、早くなんとかしないと……)」

如何な罵りの言葉も、茫然の目線も、ロリナンデスにとっては全てがご褒美なのだろうか、
彼は全く気に咎めずに、自身に堪ったリビドーを不健全に暴走させていく。
この大惨事とも言うべき局面を打破したのは――。

先着1名様で、

★ロリナンデスの攻撃→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER→??「正義の味方・ナカヤマン!!」 突然現れた正義の味方・ナカヤマンだった。
ダイヤ→チルノ「くっそー! 皆を怖がらせるのはやめろー!」サニー「そ、そうよそうよー!」チルノとサニーだった。
ハート→来生「なぁ、皆怖がってるから止めた方が良いぜ」来生だった。
スペード→ロリナンデス「ん!? BBAの臭いが近くでするブヒ!?」紫「……」ビキビキ ロリナンデスの自業自得だった。
クラブ→紫「――ごめんなさいね。 すぐに彼を『矯正』いたしますわ」紫だった。
クラブA→??「お助け料能力値一億万ポイント、ローンも可」謎のひまわりざえもんだった。

958 :森崎名無しさん:2014/08/12(火) 22:08:25 ID:???
★ロリナンデスの攻撃→ クラブ2

959 :森崎名無しさん:2014/08/12(火) 22:10:17 ID:???
ひまわりざえもんwww

960 :森崎名無しさん:2014/08/12(火) 22:10:23 ID:???
クラブAって雑談ネタから引っ張ってきたんですか?www

961 :森崎名無しさん:2014/08/12(火) 22:19:10 ID:???
ひょっとして妖精大連合と永遠亭が闘う確率が高い?
妖精大連合が強化されるのがクラブ判定になっているみたいだし

962 :森崎名無しさん:2014/08/12(火) 22:21:00 ID:???
普通に考えたら永遠亭が1位突破したら
トーナメントの最初は2位突破のチームですからね

963 :森崎名無しさん:2014/08/12(火) 23:31:02 ID:???
ひまわりざえもん、案外たいしたことなくて押されぎみになった途端に寝返るんですね

ひまわりざえもん「私は常に強いものの味方だ」

964 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/12(火) 23:32:06 ID:nPamTkE+
★ロリナンデスの攻撃→ クラブ2 ★
クラブ→紫「――ごめんなさいね。 すぐに彼を『矯正』いたしますわ」紫だった。

この局面でも尚、傍観者の如く軽薄そうな笑みを見せる八雲紫は、
その実内心で大きく焦り、取り乱していた。

紫「(……やはり。 私の、『境界を操る程度の能力』には看過出来ぬ『揺らぎ』が生じている)」

周囲でドン引きしている妖精や、状況をイマイチ呑み込めていない来生達は、
今の結果が紫の失敗であるとは思っていない。
ロリナンデスのおぞましいまでの執念に驚愕するか、
それとも紫のいつもの気まぐれに辟易とするか、どちらかの感想しか覚えないだろう。

紫「〈私は、『失敗』した……! 単純に、自身の『スキマ』を操り切れていなかった……!!〉」

しかし、真実は違う。 紫が内心で白状したように、彼女は「失敗」したのである。
ジノ・ヘルナンデスを召喚しようとして、ロリ・コンナンデスを呼び出してしまったのだ。
……無論、この両者は非常に近い次元上に存在するため、大局的に見れば紫の間違いは些細である。
彼女の境界操作の能力は唯一の物であるので、それを評価出来る者はどこにも存在しないが……。
敢えて神の目線で評価するとしたら、
今回の紫のミスは、無造作に羅列された30億字を複写する作業を行う中で、僅か1文字を違えた程度に過ぎない。
しかし、その程度のミスであっても、彼女にとっては異常だった。

紫「(何者かが、世界そのものの書き換えを進めている?
私以外でそれが出来そうなのは……ごく数名くらいしか考えられないけれど。
単独犯ならばこんな短期間で、ここまで強烈に世界を操作する事は不可能。
となると、複合的な要因が考えられ……いや、今はそれは、重要な事では無く――)」

965 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/12(火) 23:33:20 ID:nPamTkE+
――だが、その焦りを。
無様に考察する自分の姿を、万が一にも悟られる事はあってはならない。
自分のこの苦痛も、今後来たるべき喪失も、目的の達成によって救われるのだ。
境界を操る存在たる自身を否定される事実に、紫は全身を灼かれる思いをしながらも、
それ以上に溢れる自身の――即ち、愛する幻想郷への為と信じ切ってそれを制し、
紫は余裕を持ってこう呟く事が出来た。

紫「――ごめんなさいね。 すぐに彼を『矯正』いたしますわ」

ロリナンデス「ブヒヒ! 何言ってるブヒかこのBBAは!!
ボキのロリへの溢れる愛が、くっさいくっさいBBA如きにヤラレる訳が無いブヒ!!
BBAはとっとと巣鴨に帰って、股引でも買ってるブヒ!! フガッ!! コポォ!」

ヒキガエルのような潰れた声で、ロリナンデスは紫を威嚇する。
勿論、ロリナンデスもまた八雲紫という大妖の危険性については本能的に認識していたが、
それ以上に彼はBBA(ちなみに彼の基準では16は熟女、17はギリアウト、18以降はBBAで20代はゾンビだ)
の存在が許せなかったのだ。

紫「――あらあら、威勢が良い男の子だこと。 ゆかりん困っちゃうなぁ〜」

ロリナンデス「ヴォエ! BBAの若作り媚びボイス好きじゃないし嫌いブヒ! オロロロロ!!」

紫「フフ……。 いつまでそんな口を聞けるのか、本当に楽しみだわ…。
(無から有を引き出す事と比べれば、今有る者の理念を操作する事は非常に容易い。
――これならば、きっと失敗せずに……!)」

そして、ネットで煽られた時のような必死な顔をして抵抗するロリナンデスを見て、紫はにっこりとほほ笑んだ。
……普段であれば、笑顔で無間地獄へと通ずるスキマを開く事をも厭わない彼女にとって、この対応は異例だった。
しかし、今の余裕のない彼女にとっては仕方のない事だった。

紫「(――彼女達の持つ結束と反骨は決して悪くは無いのだけれど。
頼れる人間への『依存』を以て、少しだけ、骨抜きにして頂くわ……)」

966 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/12(火) 23:34:27 ID:nPamTkE+
――紫の真の目的。
それは、チルノという特例レベルに強力な妖精のカリスマによって形成されつつあった、
妖精達の強く固い『種族主義』を、緩和させるという物だった。
つまり、強力な人間をチームに加入させる事による勝利と引き換えに、
彼女達の当初掲げていた『妖精だけで勝ち抜く』だとか、
『妖精の地位向上』というイデオロギーを曖昧な物にする必要があると、紫は考えていた。
如何に妖精が脆弱で愚かであっても、結束した場合の脅威は計り知れないからだ。
(また一方で、来生は人間でありながら、あまりに妖精に近過ぎる存在であるために、
 彼の加入は彼女達のイデオロギーに影響しないと紫は考察していた)

紫「(幻想郷は全てを受け入れる。 本来ならば彼女達の結束もまた、認められるべきなのでしょうけど。
――内外からの脅威に曝された今の幻想郷にあっては、僅かのイレギュラーも許されてはならない)」

紫が危険視する、中山=鈴仙を中心とした爆発的な現象とは異なり、
チルノ達のこの結束は偶発的な物である上に、その影響力は遥かに劣る。
普段の紫ならば、寛容に推移を見守る場面であったのだが――。

紫「……貴方の在り方。 ロリコンとノーマルとの境界を、少しだけ弄らせて貰うわね」

……今の彼女は違う。普段なら児戯に近い感覚で行う境界の僅かな操作を、
全神経を集中させ、妖力を丁寧に手繰り寄せるように行っている。
今の彼女には、失敗は許されていなかった。

967 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/12(火) 23:38:17 ID:nPamTkE+
ロリナンデス「…………ぼ、ボク、いやボキ、は……?」

紫による暗示の結果。 ロリナンデスは――。

先着1名様で、

★チルノは1ボスで来生は1面中ボス→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER→熟女ナンデス「――! す、素敵なお姉様…! ボクとお付き合いしてください!」紫「」
ダイヤ・ハート・スペード→ロリナンデス「……ごめん。やっぱりイエスロリータノータッチだよね」紫「(まぁ…概ね成功ね)」
クラブ→ヘルナンデス「――僕は一体……? 今まで、インテルのコートで練習していた筈だが」紫「(成功ね)」
クラブA→アルシオン「……フフ、やはり時代は年上女性だ」紫「(これはこれで……)」

*もしも書き込めなかった場合、なんでも雑談スレにてご報告願います。すぐに新スレだけ立てて対応します。

968 :森崎名無しさん:2014/08/12(火) 23:38:56 ID:???
★チルノは1ボスで来生は1面中ボス→ クラブQ

969 :森崎名無しさん:2014/08/12(火) 23:41:23 ID:???
こわっ!クラブ出すぎてこわい!
そしてクラブAがラスボスでしかない!
この依存ってのは、思考停止とも取れるんからなぁ・・・
つまりこゆこと、オルステッド的存在が作られないといいね!

970 :森崎名無しさん:2014/08/12(火) 23:41:52 ID:???
クラブしか出ねぇ

971 :森崎名無しさん:2014/08/12(火) 23:43:52 ID:???
こんなに敵が強化されるのなら試合なんて見なきゃよかった

972 :森崎名無しさん:2014/08/12(火) 23:46:43 ID:???
ところで何でブルノの判定がないのか・・・まさかすでに幻想入り、いや幻想郷がブルノ入りしてるのか!?

973 :971:2014/08/12(火) 23:48:01 ID:???
今のは失言でした
忘れてください

974 :森崎名無しさん:2014/08/12(火) 23:49:41 ID:???
>>971本物よりは弱いさー
見た目変わらないなら豚紳士になるのか、
それともヘルナンデスと瓜二つでブヒブヒ言ってたのか

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