キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【光を】鈴仙奮闘記22【掴み取れ!】

1 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/10(金) 00:00:17 ID:???
このスレは、キャプテン森崎のスピンアウト作品で、
東方Project(東方サッカー)とのクロスオーバー作品です。

内容は、東方永夜抄の5ボス、鈴仙・優曇華院・イナバがサッカーで師匠を超えるために努力する物語です。
また、ストーリーやカードの展開次第で、いくつかのキャプテン森崎のキャラクターも、
それぞれの思惑を持ちながら、幻想郷の住人との交流を通じてサッカーを極めていくことになるでしょう。

他の森崎板でのスレと被っている要素や、それぞれの原作無視・原作崩壊を起こしている表現。
その他にも誤字脱字や稚拙な状況描写等が多数あるかと思いますが、お目こぼし頂ければ幸いです。

☆前スレ☆
【ブースターV.S.】鈴仙奮闘記21【ホッパー】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1410674111/
☆攻略ページ(キャプテン森崎まとめ@Wiki内)☆
http://www32.atwiki.jp/morosaki/pages/104.html
(※このスレの目標や今後の予定、ゲーム進行の流れなどが分かります。
  過去ログもありますので、初めて来て下さった方は、一読すればより楽しめると思います!)

☆あらすじ☆
ある日突然幻想郷にやって来た外来人、アラン・パスカルと中山政男との出会いにより、
師匠、八意永琳に並ぶ選手になると決心した鈴仙・優曇華院・イナバ。

「鈴仙、貴女は――『プロジェクト・カウンターハクレイ』が新たに創るチームの、キャプテン候補として選ばれました」
全幻想郷選抜大会初戦を勝利で迎えた鈴仙に、永琳はある日の夜こう告げる。
それはこれまでの鈴仙が描いていた将来とは全く別の道。

このまま全幻想郷代表選手を目指すか、それとも『プロジェクト・カウンターハクレイ』の一員として、幻想郷を敵に回すか。
自身に待ち受ける二つの運命の大きさに驚き戸惑う鈴仙だったが、時間は待ってはくれない。
すぐ傍に待ち受けていた全幻想郷選抜大会大会第2回戦は、地底の強豪・地霊殿サブタレイニアンローゼス!
鈴仙達は地霊殿のFW、勇儀や空の猛攻にも耐えながらカウンターに成功し、見事先制ゴールを決める!
しかし、敵チームのトップ下。 地獄の住人・矢車には大きな秘密が隠されていた。
未だ混迷を極める試合の中、果たして最後に光を掴んで見せるのは――。

413 :森崎名無しさん:2014/10/20(月) 22:50:38 ID:iHFUsAsU
B

414 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/20(月) 22:53:00 ID:???
すみません、また選択肢に誤字がありました。
B:全力ダッシュでパスカットに動いた!(必ず万全にパスカットへ行けますが)80消費
と、ありますが、「行けます『が』」の『が』は消し忘れですので、特に怖がる必要はありません。
大変失礼しました。

415 :森崎名無しさん:2014/10/20(月) 22:56:16 ID:+GQkhcSs
B

416 :森崎名無しさん:2014/10/20(月) 23:00:15 ID:5S2BJJFM


417 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/20(月) 23:08:20 ID:96dg7l7Q
B:全力ダッシュでパスカットに動いた!(必ず万全にパスカットへ行けますが)80消費

鈴仙「(いや。 ここは……動くのよ! 結局私なんて、それしか出来ないんだから!)」

鈴仙はこの時、割り切ったような投げやりなような、ある意味ではネガティブな気持ちで走っていた。
この劣勢の中、チームを率いる事のプレッシャーから逃げるような気持ちだった。
しかし――その逃走は確かに情けなくはあったが。

ダダダダダッ…!

ヤマメ「(う、うおっ!? 何だあのウサギ! 今にも泣きそうなしょっぱい顔しながら全力疾走してやがる!
ネガティブなのかポジティブなのか、良く分からない動きだ!)」

鈴仙「え…えーーーーーい!(過去の事は考えない! 未来の事は考えない!
ただ、私が私であるがままに――!!)」

これまでの経験が彼女をそうさせたのか。 一度決めたら、鈴仙はある意味直情的だった。
先程までのウジウジ悩みをバッサリと切り捨て、ヤマメに向かってカットに行く姿はハッキリ言って不格好。
しかしそれには、装った冷静さには無い、何とも言えない説得力があった。

実況「あっと鈴仙選手! 全速力で一気にヤマメ選手との距離を詰め……!
つい先ほどヤマメ選手が打ち出したフィードに向かって食らいつく〜〜!
もしもこれでボールが奪われれば、地霊殿のピンチは継続します!
さあ、一体これはどうなる〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!?」

418 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/20(月) 23:09:59 ID:96dg7l7Q
鈴仙「……とるっ!」

先着2名様で、

★ヤマメ→パス 45 ( ! card )( ! dice + ! dice )=★
★鈴仙→パスカット 47 (! card)(! dice + ! dice)=★

と書き込んでください。カードやダイスの結果で分岐します。

【攻撃側】−【防御側】
≧2→松山、パスキャッチ。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(お燐がフォロー)(パルスィがフォロー)(パスカルがフォロー)
≦−2→ルナティックスボールに。

【補足・補正・備考】
鈴仙のマークと敵スートが一致時、スキル・狂気の瞳LV3により敵の数値が−2されます。

419 :森崎名無しさん:2014/10/20(月) 23:11:09 ID:???
★ヤマメ→パス 45 ( ハートK )( 2 + 4 )=★

420 :森崎名無しさん:2014/10/20(月) 23:11:38 ID:???
★鈴仙→パスカット 47 ( クラブ10 )( 4 + 2 )=★

421 :森崎名無しさん:2014/10/20(月) 23:12:10 ID:???
★鈴仙→パスカット 47 ( ダイヤJ )( 3 + 4 )=★

422 :森崎名無しさん:2014/10/20(月) 23:13:33 ID:???
私が決めなきゃ誰がやる!

423 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/20(月) 23:37:32 ID:96dg7l7Q
★ヤマメ→パス 45 ( ハートK )( 2 + 4 )=51★
★鈴仙→パスカット 47 ( クラブ10 )( 4 + 2 )=53★
≦−2→ルナティックスボールに。

ヤマメ「(な、なんだコイツの目! 前に幻想風穴で会った時はおどおどしてたクセに、
今は情けない顔しながらも座ってやがる!?)」

鈴仙「……良いから、ボールを、寄越しなさぁいっ!!」

バァアアアアアアッ! パシッ!

実況「鈴仙選手、何とここからボールを取った〜〜〜!
ヤマメ選手のパスが比較的緩かった事もありますが、これは見事なプレー!
そして、これにより――!」

さとり「残す壁は、私とこいし。 そしてキスメの3名だけ……ですか。 その通りですね」

さとりは平静を装っていたが、ヤマメのパスを大ジャンプでカットして見せた瞬間、
たらりと冷や汗をかいていたのを、鈴仙は見逃さなかった。

鈴仙「――ふっ。 貴女も内心では相当焦っているでしょうに。
……だって、私もさっき失点した時とか凄い焦ってたし」

さとり「貴女と一緒にしないで下さい。 私はこれでも地霊殿の……引いては旧地獄を司る当主です。
一兵卒の貴女とは、生まれも育ちも正反対よ」

ペナルティエリアを隔てて言葉を交わす鈴仙とさとり。
さとりが冗談めかして言ったように、月の軍人たる鈴仙と、地底の君主たるさとりとの立場はまさに正反対だった。
しかしこの瞬間、二人はまるで歴戦の好敵手のように心を通わせていた…ように鈴仙は思った。

松山「(あの二人……! 俺と兄貴と同じだ。 二人とも、地獄を見たことがあるんだ、きっと……!)」

424 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/20(月) 23:39:00 ID:96dg7l7Q
鈴仙「(――決める! 絶対に決める……! 決める決める……!!)」

松山が遠くで親近感を覚えている中、鈴仙の心は次第に昂っていた。
決める、決める。 頭の中の自分がそう大声を上げる。 心は今まさに爆発しようと沸騰し、唸り吠える。

鈴仙「(この感覚。 この、感覚は――!!)」

この感覚は鈴仙にとって喜ばしい物だと知っていた。 そう……今ならば、撃てそうな気がしてくるのだ。

鈴仙「(行けるの? マインド、エクスプロージョン……!?)」

様々な想いが詰まった鈴仙の感情はとっくに臨界点を迎えていた。
さとりとの対峙に賭ける想いが、果たして鈴仙の感情を爆発させるトリガーとなるか否かが問題だった。

先着1名様で、

★心の爆発→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER→イベント発生
ダイヤ・ハート→鈴仙の心は解放された! 『マインドエクスプロージョン』が解禁!
スペード・クラブ→鈴仙の心はあと一歩! 『マインドエクスプロージョン』は解禁せず!

425 :森崎名無しさん:2014/10/20(月) 23:40:03 ID:???
★心の爆発→ クラブ4

426 :森崎名無しさん:2014/10/20(月) 23:40:12 ID:???
★心の爆発→ クラブ2

427 :森崎名無しさん:2014/10/20(月) 23:44:59 ID:???
クラブ二連発!
やっぱりこの人が俺の姉貴なんだ!

428 :森崎名無しさん:2014/10/20(月) 23:45:30 ID:???
これは厄払いできたととらえておくべきか?

429 :森崎名無しさん:2014/10/20(月) 23:46:26 ID:???
>松山「(あの二人……! 俺と兄貴と同じだ。
これは鈴仙の矢車変身フラグ(大馬鹿)

430 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/20(月) 23:58:50 ID:96dg7l7Q
★心の爆発→ クラブ4 ★
スペード・クラブ→鈴仙の心はあと一歩! 『マインドエクスプロージョン』は解禁せず!

鈴仙「(ん……! やっぱり駄目……な感じかも。 勝負よりも勝利に気が行っちゃったからかしら)」

この場において、鈴仙の感情は一瞬生じた勝利への計算によって蓋がられる。
しかし、今の昂りを鈴仙は覚えていた。

鈴仙「(今は駄目でも、きっと、次にさとりさんと勝負をする時が来れば――!)」

恐らく、鈴仙に今残された課題は……ただただ勝負への渇望。
有利不利の計算では無く、好敵手を自分の実力で倒したいという、まるで鬼のように乱暴な闘争心。
今の鈴仙には、確かにそれが欠けているように自覚していた。

鈴仙「(――でも、それはこれで終わり。 私はこの局面を制し! そして……自らの感情に、ケリを付ける!)」

ギッ…!

実況「あ〜〜っと! 鈴仙選手、凄い顔をしながらここで敵のゴールをしっかりと見据えた!
これはやはり、必殺シュートに行く体制か!?」

観客「ワァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!」
「がんばれ、うどんちゃーーん!」「負けるなさとり様ーーー!」「こいしちゃんマジこいしちゃん」
「えーりん! パルスィなんかに負けずにドリブルゴールだー!」「カグヤ カグヤ」「それ違う」

431 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/21(火) 00:00:52 ID:RbZpjpTQ
鈴仙「(今は……佳歩に渡す事も出来るけど、ブロッカーの枚数は変わらないでしょう。
逆に、後方の師匠に渡して『ライフゲーム』を出して貰い、私はねじ込みに備えるという手もあるけど。
私のマインドスターマインでは、バランスを崩したさとりさんとも若干不利。 となると、ここは……!)」

A:……マインドブローイングで決める!(威力:57+1/4で敵GKにバランス崩しペナ)200消費
B:……マインドシェイカーで決める!(威力:55+1/4で敵GKにバランス崩しペナ)160消費
C:……ドリブル突破でさとりと一対一を狙う!(鈴仙のドリブル:50)
D:……佳歩に渡し、ラビットテイルをもう一度撃って貰う!
E:……永琳に渡し、ライフゲームで奇襲をかける!
F:その他 自由選択枠

鈴仙のガッツ:620/880

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

432 :森崎名無しさん:2014/10/21(火) 00:01:22 ID:pAauo0/k
A

433 :森崎名無しさん:2014/10/21(火) 00:01:32 ID:sKlXURI2
A

434 :森崎名無しさん:2014/10/21(火) 00:02:04 ID:U6X9orkE
A

435 :森崎名無しさん:2014/10/21(火) 00:02:18 ID:???
F PAに入って魔王の蹴ったボールががさとりを容赦なく吹き飛ばすイメージをする

436 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/21(火) 00:18:04 ID:???
――と、いったところで今日の更新はここまでにします(汗)
明日は鈴仙のシュートから初めていきたいと思います。
コメントについても、また明日にお返ししていければと思っています。

それでは、皆さま、本日もお疲れ様でした。

437 :森崎名無しさん:2014/10/21(火) 01:00:05 ID:???
乙でしたー

鈴仙「地獄……? ええ、たくさん見てきたわよ。シュートでピンゾロとか」

438 :森崎名無しさん:2014/10/21(火) 01:26:01 ID:I6w+9i2o
ハットトリックしたのにMVPかっさらわれたこともあったなwww

439 :森崎名無しさん:2014/10/21(火) 02:04:36 ID:???
とある世界では、全試合ハットトリックしたのにMVPをチームメイトにかっさらわれたキャプテンが居てだな……

440 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/21(火) 22:59:59 ID:???
こんばんは、更新再開します。
>>427-429
一度か二度くらい地獄行きしかけたキャリアがありますから、
地獄兄弟入りしてもそんなに不思議ではないですねw
>>435
さとり「」鈴仙「し、死んでる…」
>>437
乙ありがとうございます。
第1章の鈴仙はとにかく、シュートでヘタれるイメージでしたね…。
>>438
妖精大連合戦ですね、懐かしい…w
>>439
??「いやっほおおおおおおおおおっ!! やったぞおおおおおおおおおおおっ!」

441 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/21(火) 23:01:24 ID:???
A:……マインドブローイングで決める!(威力:57+1/4で敵GKにバランス崩しペナ)200消費

鈴仙「(……選択肢なんて出す意味も無い。 ここで決めなきゃ、いつやるのよ!)」

グワァアアアアアアアアアアアアアアアア……ッ!!

実況「鈴仙選手!! やはりここは必殺シュートの構えです!
右脚を大きく振り上げゴールを見据えるそのシュートは、必殺の『マインドブローイング』!
威力自体は勇儀選手の『大江山嵐』には劣りますが、
その性能と燃費の良さから安定した活躍をする鈴仙選手の十八番!
ここで決めれば、前半を同点で折り返す事ができるルナティックスにとっては、まさに正念場です!!」

さとり「(これまで、血の滲むような努力をして来たのが貴女だけとは思わない事ね……!)」

ヤマメ「良い顔してるねぇ、さとりサマ! さーて、パスを取られた戦犯は大人しくフォローに回りますよっと!」

キスメ「……!」(←緊張でプルプルしている)

こいし「(地底の嫌われ者が、サッカーのお蔭で地底のSGGKかぁ。
……やっぱり、ヒトのこころって良くわかんないや)
――お姉ちゃん! 私はキスメちゃんと二人でブロックしてるね〜」

鈴仙「(――私はやっぱり、師匠のように大局を正確に読み切る事は出来ない!
でも……馬鹿みたいに走って、馬鹿みたいにシュートを狙う事なら今でも出来る!
だったら、それが――)それがやっぱり、私の青春!!
マインドブローイング。 テイク・オフよ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ!!」

バッ……ゴォオオオオオオオオオオオオオオン!!
 ギュウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウッ!!

442 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/21(火) 23:03:31 ID:RbZpjpTQ
鈴仙「いけ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!」

先着3名様で、
★鈴仙→マインドブローイング 57 ( ! card )( ! dice + ! dice )=★
★こいし→ブロック  47 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=
 キスメ→ブロック  50 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=★
★さとり パンチング 56 (! card)(! dice + ! dice)=★

と書き込んでください。カードやダイスの結果で分岐します。

【シューター】−MAX【ブロッカー】
≧5→シュートは邪魔される事無く放たれた!GKとの勝負へ。
=4〜2→シュートは放たれた。しかしこの数値差の人数分威力が落ちてGKとの勝負へ。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(佳歩がねじこみ)(パルスィがフォロー)(ゾンビ妖精Dがフォロー)
≦−2→地霊殿ボールに。

【シューター】−【キーパー】
≧2→鈴仙のマインドブローイングが地霊殿ゴールを切り裂く!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(ルナティックスのコーナーキック)(佳歩がねじこみ)(ゾンビ妖精Dがフォロー)
≦−2→地霊殿ボールに。

【補足・補正・備考】
鈴仙の「マインドブローイング」には吹飛係数5が存在します。
鈴仙のマークがダイヤで敵GKにバランス崩しペナ(−2)が発生します。
鈴仙のスートと敵スートが一致時、スキル・狂気の瞳LV3により敵の数値が−2されます。
こいしのマークがダイヤで「恋の埋火」(+4、100消費)が発動します。
ヤマメのマークがダイヤで「原因不明の熱病」(+6、150消費)が発動します。
ヤマメのマークがハートで「フィルドミアズマ」(+4、100消費)が発動します。
キスメのマークがダイヤ・ハートで「飛んで井の中」(+6、150消費)が発動します。
さとりのマークがダイヤで「とめます!」(+2)が発動します。

443 :森崎名無しさん:2014/10/21(火) 23:04:10 ID:???
★鈴仙→マインドブローイング 57 ( スペード8 )( 4 + 1 )=★

444 :森崎名無しさん:2014/10/21(火) 23:04:17 ID:???
★鈴仙→マインドブローイング 57 ( クラブ10 )( 1 + 4 )=★

445 :森崎名無しさん:2014/10/21(火) 23:04:18 ID:???
★鈴仙→マインドブローイング 57 ( スペード6 )( 5 + 6 )=★

446 :森崎名無しさん:2014/10/21(火) 23:05:24 ID:???
★こいし→ブロック  47 ( スペード6 )( 2 + 5 )+(人数補正+1)=
 キスメ→ブロック  50 ( クラブ4 )( 4 + 1 )+(人数補正+1)=★

447 :森崎名無しさん:2014/10/21(火) 23:05:45 ID:???
★こいし→ブロック  47 ( ハート8 )( 4 + 4 )+(人数補正+1)=
 キスメ→ブロック  50 ( クラブ4 )( dice + 1 )+(人数補正+1)=★

448 :森崎名無しさん:2014/10/21(火) 23:05:45 ID:???
★さとり パンチング 56 ( クラブ5 )( 1 + 1 )=★

449 :森崎名無しさん:2014/10/21(火) 23:05:59 ID:???
★さとり パンチング 56 ( スペード5 )( 3 + 4 )=★

450 :森崎名無しさん:2014/10/21(火) 23:05:59 ID:???
★さとり パンチング 56 ( クラブ6 )( 5 + 4 )=★

451 :森崎名無しさん:2014/10/21(火) 23:06:58 ID:???
チャンスは逃さないって感じですね。

452 :森崎名無しさん:2014/10/21(火) 23:07:00 ID:???
さすが地獄の住人w

453 :森崎名無しさん:2014/10/21(火) 23:07:03 ID:???
やった!地獄の引き・ピンゾロに成功!私の青春〜♪

454 :森崎名無しさん:2014/10/21(火) 23:08:36 ID:???
鈴仙はツイている
さとりは憑いている

455 :森崎名無しさん:2014/10/21(火) 23:08:37 ID:???
決まりそうにない出目なのにそれを下回るさとりの出目
まさかこれは某MVPを話題にしたからか・・・!?

456 :森崎名無しさん:2014/10/21(火) 23:09:30 ID:???
しかも怪我人のおまけつき、まさに地獄

457 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/21(火) 23:57:50 ID:RbZpjpTQ
★鈴仙→マインドブローイング 57 ( スペード8 )( 4 + 1 )=62★
★こいし→ブロック  47 ( スペード6 )( 2 + 5 )+(人数補正+1)+(狂気の瞳-2)=53*吹き飛び!
 キスメ→ブロック  50 ( クラブ4 )( 4 + 1 )+(人数補正+1)+(狂気の瞳-2)=54★*吹き飛び!&負傷!
≧5→シュートは邪魔される事無く放たれた!GKとの勝負へ。
★鈴仙→マインドブローイング 57 ( スペード8 )( 4 + 1 )=62★
★さとり パンチング 56 ( クラブ5 )( 1 + 1 )+(狂気の瞳-2)=56★*吹き飛び!
≧2→鈴仙のマインドブローイングが地霊殿ゴールを切り裂く!

永琳「あ、これは決まったわね」

……鈴仙のゴールをいち早く確信していたのは、意外な事に永琳だった。

輝夜「……? どうしてそう言えるの、永琳?
シュートに行くときのイナバってば、恥も外聞もかなぐり捨てたような凄い形相だったわよ?」

永琳「――そう言う姫も。 ゴールをトコトコ離れて中盤に居る私へと話しかけて下さるという事は、
あの子を信頼しているからでは無いですか?」

輝夜「やべっ、ミスッたわ!? ――じゃなくて。 ……フフ、まぁね」カリスマァ・・

輝夜もまた言葉には表さなかったが。
ゴールを捨てて永琳に話しかけに行く程度には、鈴仙の勝利を確信していた(たぶん)。
永琳は薄く微笑みながら目を細め、独り言のようにこう言った。

永琳「……あの子はどう頑張っても私にはなれない。
とりわけあの子は一際不器用だもの、私になろうとしても、きっと失敗するわ」

458 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/21(火) 23:59:14 ID:???
ゴォォオオオオオオオオオオオッ……!

――鈴仙が放ったマインドブローイングは、お世辞にも最高の出来とは言い難かった。
辛うじて撃ち損じの域は脱しているものの、変化も速度も乏しく、
これまでにルナティックスに放たれて来た豪快なシュート群と比べると、どうしようもなく見劣りする。
……しかし、星熊勇儀がシュートに狂気染みた勝負への渇望を載せていたように。
鈴仙・優曇華院・イナバもまた、この不器用なシュートに精いっぱいの想いを籠めていた。

ギュッゥウウウウウウウウッ……バギイッ、バギイッ!

キスメ「……!?」(←桶が壊れてショックの表情)

こいし「あひぃっ!?(な……何なのよコイツ! 意識だけじゃなくて……無意識までもが爆発寸前よ!?)」

永琳「……(不器用だからこそ、どこまで行っても、自分は自分らしく。
身勝手な大人たちはお節介にも、貴女に色んな事を教えようとするでしょうけど。
――まぁ、これもあの子にとってはお節介だから言わないけどね)」


さとり「……止めるっ!!」

バァアアアアアアアアアアアアッ!!

鈴仙「お願い、止めないでっ!」

ギィィイイイイイイイイイイイイイイイッ……ンン!!

459 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/22(水) 00:00:56 ID:???
二人のブロッカーを吹き飛ばした鈴仙のシュートは、さとりの手元にまで飛んでいた。
さとりは当然、全力の力を以て華奢な体を捻らせパンチングに向かう。
いける。 これならば、せめてボールを弾きだす位ならばできる。
……さとりはそう思って、毅然と鈴仙を見つめ返した。 ――それが、失敗だった。

さとり「……!? あ、――がぁ……っ!?(なんて事!? 心を読まずとも私の心に感情が入ってくる!
そして、その感情は――あまりに混沌とし過ぎて、理解出来ない!? こ、これが更に私の……私の頭に!?)」

グラッ……ドサッ!

狂気に満ちた鈴仙の瞳から流れ込んでくる思考は、
人の心を読み取る覚妖怪を以てしても理解不能、制御不能の感情の濁流。
心を読めるからこそ、狂気の瞳による波長。
――即ち心の揺らぎを必要以上に浴びてしまったさとりは、思わずその場に倒れ伏す。

――ズバァアアアアアアアアアアアアアアアアッ! ピピィイイイイイイイイイイイイイイッ!!

シュートが鮮やかにネットを切り裂く音。 高らかに響く審判のホイッスル。
観客達の限界を超えた悲鳴に歓声。 当事者であるにも関わらず茫然とそれを見守る鈴仙。


永琳「(鈴仙、それで良いのよ。 泥臭くとも、貴女らしく。
……時には考え、時には考えず。 ――そうやって、キャプテンとして成長していきなさい)」

――永琳はその様子を、満足気に見守っていた。

永遠亭ルナティックス 2 − 2 地霊殿サブタレイニアンローゼス


460 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/22(水) 00:03:54 ID:???
大会得点ランキング(表記はメインキャラのみ):
5ゴール 鈴仙
4ゴール 勇儀
3ゴール レミリア、フランドール、来生、諏訪子
2ゴール 射命丸、早苗、神奈子、ピエール
1ゴール 妹紅、佳歩、咲夜、美鈴、謎の向日葵仮面、赤蛮奇、
      影狼、反町、藍、メルラン、空、屠自古、神子、霊夢、魔理沙、森崎、天子

大会アシストランキング(表記はメインキャラのみ):
3アシスト 早苗
2アシスト 小悪魔、ピエール
1アシスト てゐ、鈴仙、パチュリー、影狼、大妖精、橙、お燐、諏訪子、神子
       衣玖、針妙丸、小町、空

461 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/22(水) 00:07:57 ID:???
鈴仙が奇跡の2ゴール! そして多分前半は終了だ!
――と、言ったところで今日の更新はここまでです。
>>451
まるで主人公みたいな引きでしたね。
>>452-453
さとり様は可哀想でしたが、鈴仙は光を掴み取りましたね。
>>454
まぁ、地獄の住人を自宅の牢獄に飼っているので憑かれるのも仕方無い面はありますw
>>455
こいしちゃん以外はゾーンでしたね。
>>456
ここでキスメの能力−1は大きいかもしれません。

それでは、皆さま、本日もお疲れさまでした。


462 :森崎名無しさん:2014/10/22(水) 21:00:56 ID:???
熱い展開で楽しみです!
まさかの2試合連続ハットトリックなるか!?

463 :森崎名無しさん:2014/10/22(水) 21:04:15 ID:???
本当にいいところで得点入ったよね

464 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/22(水) 23:15:45 ID:???
すみません、遅くなりましたが少しだけ更新します。
>>462
展開は皆さんの選択と引きのおかげです。
予想以上のペースで点を重ねてますね。
マジで得点王取れてしまうかもしれません。
>>463
これで同点で後半を迎えられるので、大分有利になりましたね。

465 :森崎名無しさん:2014/10/22(水) 23:18:43 ID:???
来生の実力なら予選だけで10点くらい稼ぎそうな気がするし得点王いけるかな?

466 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/22(水) 23:21:01 ID:???
実況「決まった〜〜! ゴ〜〜〜ル!!
鈴仙選手、この試合二度目のゴールをさとり選手から奪ってみせました!
そしてルナティックスは、前半終了間際の局面で同点に!
地底には星熊勇儀が居るように、竹林には鈴仙・優曇華院・イナバが居る!
そう言わんばかりの貫録溢れるテクニカルシュートに、観客席は大盛り上がりだ〜!」

――ワァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!

鈴仙「――や、やったの……!?」

耳をつんざくほどの歓声を聞いてもなお、鈴仙の感覚は宙に浮いたままだった。
冷静になるよう脳が命令しても、体がそれを許さないような感覚。

てゐ「やったよ、鈴仙。 大したもんだ」

佳歩「やりましたね、鈴仙さまっ!」

パスカル「正直、凄い顔でシュートするもんだからポストにでも当てるかと思ったぜ」

そんな感覚の中、仲間たちの言葉がスッ、と鈴仙の耳を抜けていき、
その度に鈴仙は今のゴールが現実である事を確信していく。

鈴仙「(私が……私が、やったんだ……!)」

名実ともに永遠亭のエースストライカーと認められて時間の経つ鈴仙だったが、
やはりゴールを決めた時の麻薬染みた達成感は堪らない。
特に、これまでキャプテンとして自分は相応しいのかどうか?
……と、冷静さを装いながら悩んでいた鈴仙にとって、このゴールは晴天の霹靂だった。
無論、FWとしての評価とキャプテンとしての評価は別物ではあるが。
兎に角、ゴールを決めた瞬間だけは、そんなしがらみから全て解放されるのだから。


467 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/22(水) 23:22:14 ID:AZ8P1AFU
――そして、鈴仙は叫んだ。

A:「わ、私が…! 私がやったのよ〜〜!!」とにかく叫んだ!
B:「皆〜〜! もう私はクライマックスよ〜〜!」謎のクライマックス宣言をする!
C:「さぁ、これで戦局は私達に傾いたわ!」カッコ良く宣言する!
D:「あっ、ありがとうございます、ホントに……」感極まって観客にお辞儀しちゃう!
E:「うっ、ぐすっ。 うわぁあああ〜〜〜っ!」泣いて鼻水垂らしながら叫ぶ!
F:「さとりさん、大丈夫ですか!?」ぶっ倒れたさとりに手を差し出す!
G:その他 自由選択枠

鈴仙のガッツ:520/880

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

468 :森崎名無しさん:2014/10/22(水) 23:22:58 ID:owIzdelk
A

469 :森崎名無しさん:2014/10/22(水) 23:23:44 ID:EEjxBN+w
C 攻め倒すぜ〜!

470 :森崎名無しさん:2014/10/22(水) 23:24:02 ID:qj/gpyz6
C

471 :森崎名無しさん:2014/10/22(水) 23:24:58 ID:???
G とりあえず「私の青春」を歌っておく

472 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/22(水) 23:46:54 ID:AZ8P1AFU
C:「さぁ、これで戦局は私達に傾いたわ!」カッコ良く宣言する!

鈴仙「(――ハッ!? そうだわ、今は暢気に感極まってる場合じゃないっ!?
カッコ良く、カッコ良く……!)」

そんなとき、鈴仙はふと我に返る。 自分が今、こんなに感極まっていても良いのか。
考えてみれば、自分は前の試合からず〜っとシュートを撃つ度に感極まっているのではないか。
まぁ、いつものしがない一般兎であるならそれも良いのかもしれないが、
今の自分は点を取れば良い訳ではない。 キャプテンとして、チームを勝利に導かないといけないのだ。

鈴仙「――さぁ、これで戦局は私達に傾いたわ! 皆を私に続きなさい!」

お、お〜〜っ! ププッ、クスクス……

鈴仙「(あ、あれ。 失敗したかな?)」

鈴仙は以上のセリフを「キリッ」というエフェクトが付かん限りの凛々しさで言い放った。
……つもりだったのに、仲間から返って来る反応は芳しくない。
訝しむ鈴仙に、てゐは教えてくれた。

てゐ「……鈴仙ちゃん。 良い事教えてあげよっか」

鈴仙「んっ? 何かしら、てゐ?」

てゐ「(うざっ)――たぶん、さっきのセリフを言うんだったらさ。
涙やら喜びやらで顔がぐしゃぐしゃになってるのを、直してからの方が良かったよ」

鈴仙「う、……うそっ。 私、そんな顔してた?」

473 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/22(水) 23:48:26 ID:???

佳歩「してましたよ〜。 ……ふふっ、ごめんなさい鈴仙さま。
皆、必死に頑張ってる鈴仙さまの顔見て、きっと笑ってます」

パスカル「まぁ。 シュートを決めて嬉しくない奴なんてこの世にいないんだ。
俺は、そんな素直なレイセンの方が良いと思うが」

慧音「大丈夫さ。 みんな、鈴仙の心意気はしっかりと分かっている。
言われなくとも、きっと皆の士気は上がっていると思うぞ?」

鈴仙「う、うぐぅっ……!(み、皆酷いよぉ……! 師匠とかが同じ事言ってたら、
皆もカッコ良く『おう!!!』とか返す筈なのに。 差別よぉ……!)」

永琳「(だから言ってるのに、『あんたは不器用だから、どう頑張っても私にはなれない』……と。
――そう言えば、あの子に面と向かっては言ってなかったわね。 これは失敬)」

――折角キャプテンになり、シュートを決めても普段の行いからか相変わらずな鈴仙だったが。
何だかんだでチームメイトはそんな鈴仙を認めていたし。

観客「あれ、なんか皆に笑われてるぞうどんげ!」「どうせ調子に乗ってカッコ良い事言ったんだろ?」
「うどんげー、めげんなー!」「ワハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ!」

鈴仙「(か、観客達…! あんたらに私の哀しみの何が分かるってのよ……!)」

――エースストライカーらしからぬ(ある意味ではらしい?)
素直でちょっぴり情けないキャラクターを見せた事により。
一般人妖からの鈴仙の人気は、(本人の望まない形で)大きく上がっていたという。

*チームメイト全員の評価値がほんの僅かに上がりました。
*人気が大きくあがりました。57→62
*永琳印象値がほんの少し上がりました。37→38

474 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/22(水) 23:58:11 ID:???
――と、いったところで今日の更新はここまでです。
>>465
その辺りを正確に突き詰められると少々苦しいのですが、
鈴仙が普通に活躍してれば得点王になれる位の水準に、皆のゴール数もなっていくと思います。
>>471
一回それで不思議な事が起きてますからね…。
ノリで「私の青春」とか言わせたのがそのまま決め台詞になってる感じです。

それでは、皆さま、本日もお疲れ様でした。

475 :森崎名無しさん:2014/10/23(木) 00:16:08 ID:???
乙でしたー。
実際こんな選手がいたら、そりゃ人気になるよ、間違いない。

476 :森崎名無しさん:2014/10/23(木) 07:17:46 ID:???
カッコつけるぐらい許して欲しかったな
なんだかな

477 :森崎名無しさん:2014/10/23(木) 07:41:10 ID:???
鈴仙らしくてよい描写だね。乙でした!

478 :森崎名無しさん:2014/10/23(木) 11:11:16 ID:???
なんとも、らしい描写だ。乙乙です!
何度もゴールを決めればいずれ板につく筈。

479 :森崎名無しさん:2014/10/23(木) 18:14:27 ID:???
乙です
かっこよくって書いてあるのにかっこわるいなぁ
まぁいいか鈴仙だし

480 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/23(木) 23:26:14 ID:???
こんばんは、今日も少しですが更新します。
>>475
乙ありがとうございます。
成長はしていますが、鈴仙はやっぱりまだまだ未熟な感じですね。
ですがそこが、森崎とかには無い魅力になるといいなぁ…と思っています。
>>476
直前の描写から、「この局面で気取ったような行動は逆に失敗する」
…と、におわせていたつもりでしたので、そういう意味では罠選択だったかもです。
>>477
らしさが出ているのは、キャラを描写していて本当に嬉しいです。
乙ありがとうございます!
>>478
乙乙ありがとうございます。
今回は前後の描写からカッコつけられなかったですが、
また次の局面ではカッコ良く決められるかもしれません。
>>479
乙ありがとうございます。
今回は失敗しましたが、上手いタイミングで行けば鈴仙も花開くかもしれません。

481 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/23(木) 23:28:03 ID:???
さとり「(なんたる不覚。 よもや、心を操り乱す妖怪たる私が、こうも心を乱されるなんて)」

起き上がったさとりは表情を殆ど変えず。
しかし悔しげに、フィールドにその小さな拳を柔らかく叩き付ける。

キスメ「……><」(←桶が壊れて困っている表情)

ヤマメ「あっちゃぁ〜。 キスメの桶がぶっ壊れちゃったかァ。 こりゃあ、前半終了まで修理確定だね」

お燐「(勇儀姐さんがガス欠、お空も一歩手前。 そんでもってキスメの桶が壊れたとなると。
こりゃあ、勝負は後半戦に持越しかねぇ)」

――そして同時に、勝負はここでひとつの折り返しを迎えようとしていた。前半の終了である。
明確な攻め手を実質的に欠いている地霊殿にとって、この局面で攻めるメリットは殆ど無い。
仮に、勇儀が疲労していなければ、前半終了間際までボールを持ち、
ギリギリの所でセンターサークル付近から『三歩必殺』を放つ事も出来たが、
今は勇儀はもちろん、もう一人のFWである空もそこそこ疲労している。

さとり「(前半は、ここで終了……かしら)」

――もしも地霊殿にもう一人、50メートルもの距離をも気にせずシュートに向かえる者が居れば。
さとりはそんなあり得ない想像をしながら苦笑し、再び次のキックオフに備えようとしていた。

松山「…………」

482 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/23(木) 23:30:47 ID:gwfK5Yk2
その時、狂ったように想像上の兄貴に心酔する松山は何を想ったか。
さとりの能力を以てしても読み取るのが困難であろう、虚ろな心の松山は、
静かにフィールド上に佇み――。

先着1名様で、

★ここで決めるか?→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER→松山「……変身!」なんと、地獄ライダーパンチホッパーに変身した!?
ダイヤ・ハート・スペード→松山「あにきぃ……俺、試合に出てるよぉ……」体育座りして兄貴と交信していた。
クラブ→松山「――ここだ。 ここで……!」何かを思い出したかのようにボールへと向かう!

483 :森崎名無しさん:2014/10/23(木) 23:31:15 ID:???
★ここで決めるか?→ スペード6

484 :森崎名無しさん:2014/10/23(木) 23:35:29 ID:???
「ここだ。 ここでキメる(電波発信)んだ…」になっちゃいましたかw

485 :森崎名無しさん:2014/10/23(木) 23:38:23 ID:???
多分アイスクリームとかカエルを耳に当ててるな

486 :森崎名無しさん:2014/10/23(木) 23:38:31 ID:???
かっこつけるというよりも、たとえ虚勢でもキャプテンとしてみんなを勢いづかせるような行動かな
と選んだですが、見事に引っかかりました(汗)

松山君、交信ってあなた(笑)

487 :森崎名無しさん:2014/10/23(木) 23:56:59 ID:???
パンチホッパーだとGK交代、というよりGKクビかw

488 :森崎名無しさん:2014/10/24(金) 00:01:45 ID:???
そういえばさとりってボランチ適正が配置してみようってなことを空が言っていたような…

489 :488:2014/10/24(金) 00:03:33 ID:???
ボランチ適正が、ではなくボランチに、の間違いでした

490 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/24(金) 00:07:13 ID:???
――と、いったところで次も書こうと思いましたが、長くなりそうなので今日の更新はここまでです。
すみませんが、明日もまた私用があるので、更新はお休みになると思います。
>>484
しあわせになれるくすりを服用してるのかもしれません。
>>485
松山「兄貴……電話……待って…ます」
>>486
一応私の意図としては、ここまで鈴仙は永琳のように虚勢でも冷静さを装っておりましたが、
それを永琳は「私になろうとしても、きっと失敗する」(>>457)として、「泥臭くても、貴女らしく」(>>459
する事が良いと語っておりまして、それを根拠として、虚勢を張ってカッコつける行為をしても失敗する…
と、いう風に処理しました。
ですがこれは今回の描写に限った話なので、常にこうした選択をすれば失敗する訳ではありません。
>>487-488
さとり様も一応フィールダー可能です。
パンチホッパーが出た場合は……どうなったんでしょうね(無計画)

それでは、皆さま、本日もお疲れ様でした。

491 :森崎名無しさん:2014/10/24(金) 00:21:54 ID:???
乙でした。

さとり「松山君、私がいるじゃない! そうそう、もっと私に頼っていいのよ?」


492 :森崎名無しさん:2014/10/24(金) 00:43:14 ID:???
乙ー藤沢妖精の出番まだかなー?(鬼)

493 :森崎名無しさん:2014/10/24(金) 01:47:21 ID:???
乙です
パンチホッパーをFWにして神の手使わせればさとりGKのままで済むんじゃね?

494 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/25(土) 21:36:37 ID:???
こんにちは、今日は更新します。
>>491
乙ありがとうございます。
たぶんクラブだったらそんな感じの展開になっていた…かもしれません。
>>492
乙ありがとうございます。クラブAが出たら藤沢になるかもしれません。
>>493
乙ありがとうございます。その発想はありませんでしたねw

495 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/25(土) 21:38:03 ID:???
★ここで決めるか?→ スペード6 ★
ダイヤ・ハート・スペード→松山「あにきぃ……俺、試合に出てるよぉ……」体育座りして兄貴と交信していた。

――松山はこの時、僅かにではあるがさとりに対して心を開きつつあった。
鈴仙のシュートに対峙する時の、あの諦めを帯びつつも立ち向かおうとする暗く熱い瞳。
それは間違いなく、地獄を見た者にしか出来ない表情だったからだ。

松山「(――でも、それがどうしたって言うんだ……。 ■■……ではなく。 女は、信用できない。
いつも甘い言葉で俺たちを勘違いさせておいて、最後には頼まれても居ない理想像を押し付けてくる。
どうせあいつも……俺の事、最後には見捨てるに違いないんだ……!)」

しかし、それだけを以てしてでは、堅い殻に覆われた松山の心を剥がし、
その力の全てを引き出すには不十分だった。

松山「……やっぱり、俺が信用できるのは兄貴しかいない。 あにきぃ……俺、試合に出てるよぉ……」ブツブツ

お燐「(大人しくなったと思ったら、なんかブツブツお喋りしてるや。 キモチワルっ)」

勇儀「(相変わらず掴めん男だ。 その気質自体は、決して脆弱な物ではなかろうに)」

それゆえに、地霊殿は前半で再びリードを狙いうる最大のチャンスを逃してしまう。
即ち、次のキックオフから前半終了までのおよそ5分強までの時間を、
彼女たちらしからぬ無難なボール回しに終始する事としたのである。
そして。

―――ピッ、ピィィイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイッ!!


永遠亭ルナティックス 2 − 2 雑魚妖怪チーム 前半終了!

496 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/25(土) 21:39:40 ID:???
実況「あ〜〜〜っと、ここで前半終了のホイッスルが鳴った!
試合は同点のまま後半戦を迎える事になりました!
前半戦は、地霊殿サブタレイニアンローゼスが猛攻を見せ、
あの輝夜選手すらも勇儀選手により2失点を喫してしまう結果となりましたが、
永遠亭ルナティックスも辛抱強くカウンターを成功させ、鈴仙選手により2得点を挙げた!

互いのチームも全力を出しあうノーガードの殴り合い!
ですが、地霊殿は前半終了間際に若干の失速がありました。
その一方で、永遠亭は比較的体力に余裕のある選手も多い!
後半戦は前半戦とは異なり、パワーだけでは無く、
中盤のぶつかり合いや攻撃チャンスの駆け引きが重要になるかもしれません!
これは後半戦も、ますます見逃せないぞ〜〜〜〜〜〜!!」

観客「ワァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!」
「頑張れルナティックス! 地底の妖怪なんてやっつけろー!」「さとり様ー!」「えーりん! えーりん!」

来生(観客席)「ちぇっ。 俺が出てたら今頃ハットトリックしてたぜ」

ヘルナンデス(観客席)「(俺の『黄金の右腕』を以てしても、試合冒頭のシュートを防ぐのは困難だな。
……それ以外のシュートならば、何とか弾けそうではあったが)」

レミリア(観客席)「鈴仙は前半で2得点か。
……やはり、基礎的な能力では私や地底の鬼には未だ劣っているが。
それでも、数値に見えぬ勝負強さや精神の強さの成長がおぞましい。
――決勝で、私達と当たる頃にはどうなっているかしらね?」

咲夜(観客席)「(お嬢様は、どうしてかくも鈴仙を特別視しているのでしょう。
――確かにあの子の成長は目覚ましいけれど。 ……今度、お聞きしてみようかしら)」

霊夢(観客席)「(違う。 紫が鈴仙を恐れているのはその能力だけじゃない。
……ゴールを決めた後、あの子を中心にして広がった一体感。 きっと、紫はあれを恐れているんだわ)」

497 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/25(土) 21:41:53 ID:???
前半終了と同時に実況の解説が入り、観客達は再び後半戦への期待を肴に盛り上がる。
中には当然、この試合で2得点の活躍を挙げ、前線の守備においても活躍する鈴仙に注目する者も少なくない。

鈴仙「(はぁ……! 良かった。 何とか、前半を同点で折り返す事ができた……!)」

しかし、当の鈴仙もまた、ギリギリの精神状態の中にある事を観客達は知らない。
今にしても、もしもあの時、鈴仙のシュートが決まらなければ――もっと重い空気の中、
後半戦を迎える事になっていただろうと想像すると、不安は収まらない。

てゐ「……鈴仙、やっぱりゲームキャプテンは荷が重すぎたんじゃない?」

そんな鈴仙を一番に気遣ってくれたのは、旧来からの親友(と鈴仙は思っている)のてゐだった。
その言葉は飾る事なく、ある意味辛辣ではあったが、
それでも鈴仙が胸中に抱いていた感情を正確に代弁してくれていた。

鈴仙「――うん。 私も結構そう思ってた。 でもね……」

だからこそ、鈴仙はてゐに対して素直に感情を表す事ができた。
永琳のように冷静で的確な判断力を持ったキャプテンを目指していたが、中々上手く行かなかったこと。
ひょっとしたら、自分の判断ミスのせいで、不要な失点を招いてしまったこと。
だけど、その中でも――精一杯諦めずに頑張ったらゴールを挙げる事ができたこと。
鈴仙はそんな想いを素直にてゐに打ち明けると、てゐはいつものように嫌味っぽく笑ったりはしなかった。

498 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/25(土) 21:58:58 ID:???
てゐ「そっか。 鈴仙も、色々考えているのね」

てゐはそう爽やかに言い放つと、それ以上は鈴仙に何も話さずに控室へと歩いていく。

てゐ「(――鈴仙ちゃんも、想像以上にタフになったね。
もしもしんどそうだったら、私からお師匠様に口利きしとこうか……とか思ったけど。
どうやら、その心配は無さそうだ。 むしろ――)」

この時、てゐは決意していた。

てゐ「(――むしろ。 私こそひさかたぶりに、『本気』を出してプレーにあたる必要があるかもね。
……でないと、試合から埋もれちゃいそうだし)」

――想像以上の頑張りを見せる友人に対して、
自分もまた、言い訳しない、本当の意味での『本気』のプレーを見せていこう……と。

*てゐのスキル・本気モードの発動条件が満たされました。
 後半以降、てゐの全能力が+2され、確率発動の必殺技の発動率が+1/4されます。

499 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/25(土) 21:59:59 ID:iIMCl4V2
【ハーフタイム】

輝夜「みんな おつかれさま このあとも がんばってね」

ウサギB「(まるでゲームのキャラクターみたいに正確な棒読みだなぁ……)」

そして、鈴仙達永遠亭ルナティックスは後半戦に向けてのミーティングを開始していた。
……とはいえ、今回の試合では、2失点目の時点である程度の軌道修正を既に行っているため、
大きな変更に関する議題は無く、どちらかと言えば微調整を行うか否かについての相談に終始した。

慧音「――現状の陣形は4−4−2。 マークについては、妹紅に空のマークを依頼していたが、
現在は一旦解除されている状況……だったか」

パスカル「となると検討すべきは、妹紅さんに空へのマークを再度お願いするか……位か。
陣形についても弄りようはあるかもしれないが。
具体的にどうすれば良いかの考えは、レイセンが考えてくれれば嬉しいな」

鈴仙「ええ、そうね……」

パスカルから提案を受け、鈴仙は軽く一考する。
そして……。

A:妹紅に空のマークを再度依頼する。
B:現状で変更は不要。
C:その他 マークを依頼しつつ陣形を替えたい場合は『C A+ウサギBとてゐの位置を入れ替え』など記入願います。

鈴仙のガッツ:590/880

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

*ハーフタイムで、全員のガッツが150回復しました。

500 :森崎名無しさん:2014/10/25(土) 22:01:30 ID:Oko7srA+
A

501 :森崎名無しさん:2014/10/25(土) 22:03:00 ID:LopN2DVM
B
勇儀にボールが来ないようにしないと

502 :森崎名無しさん:2014/10/25(土) 22:03:57 ID:zVU3/Xtk
A

503 :森崎名無しさん:2014/10/25(土) 22:04:32 ID:ZpJWkeis
B

504 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/25(土) 22:47:59 ID:iIMCl4V2
A:妹紅に空のマークを再度依頼する。

鈴仙「……そもそも、一旦マークの解除をお願いしていたのは、
強烈なフィニッシャーである勇儀さんにボールが渡る可能性が、勇儀さんの消耗により潰えたため。
だから、ハーフタイムで勇儀さんの体力が回復した以上、ここはマークを再開すべきよ!」

妹紅「成程、了解だよ鈴仙。 後半こそ、ボールが渡らないよう頑張るからね!」

鈴仙の意見は妥当であったためか、チームメイトからの特段の反対意見が飛んで来る様子は無い。
そして、時計を見るに……後半開始までに時間は残りわずか。

鈴仙「(試合再開まで、またちょっと時間が余った感じね。 どうやって過ごしていようかしら?)」

A:選手の誰かと話す(選択肢の後に選手名を記入してください。例:A 輝夜)
B:折角だから、観客席を回ってみる。(判定で他チーム選手と交流できます)
C:何も話さず、ゆっくり休む(ガッツが100回復します。ハーフタイム中一回まで)
D:その他 自由選択枠

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

*後2回まで行動できます。
*妹紅に、空へのマークを再依頼しました。
(参考:現在のフォーメーション等)
永遠亭ルナティックス:4−4−2
−−−−− 
−H−J− H鈴仙590/880 J佳歩690/720 
−−−−−
CF−IG CウサギB540/540 Fてゐ630/630 I永琳900/900 Gパスカル840/840
−−−−− 
−−D−− D妹紅730/900
−ABE− A慧音750/750 Bつかさ340/630 EウサギD510/510
−−@−− @輝夜630/730

505 :森崎名無しさん:2014/10/25(土) 22:49:16 ID:Oko7srA+
C

506 :森崎名無しさん:2014/10/25(土) 22:50:56 ID:lLM85WAY
Aパスカル

507 :森崎名無しさん:2014/10/25(土) 22:51:39 ID:ZpJWkeis
c

508 :森崎名無しさん:2014/10/25(土) 22:51:53 ID:zVU3/Xtk


509 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/25(土) 23:27:49 ID:???
とりあえずCが選ばれたところで、眠気がハンパないため、
申し訳ないですが、今日の更新はここまでにしたいとおもいます。
次の更新は、明日の夕方〜夜になるかと思います。

それでは、皆さま、本日もお疲れさまでした。

510 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/26(日) 20:40:44 ID:???
C:何も話さず、ゆっくり休む(ガッツが100回復します。ハーフタイム中一回まで)

鈴仙「……まぁ、折角だから一休みしましょうか。
後半戦も、積極的に守備に絡んだりシュートに行かないといけないしね……」

鈴仙はそう思って、暫くの時間をとにかくその疲労を回復する事だけに費やした。

*鈴仙のガッツが100回復しました。590→690

511 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/26(日) 20:42:38 ID:CZ56hjnU
鈴仙「(――さて。 ゆっくり休んだところで……。
試合再開まであと少し。 誰かと話したりしていようかしら?)」

A:選手の誰かと話す(選択肢の後に選手名を記入してください。例:A 輝夜)
B:折角だから、観客席を回ってみる。(判定で他チーム選手と交流できます)
×:何も話さず、ゆっくり休む(ガッツが100回復します。ハーフタイム中一回まで)
D:その他 自由選択枠

鈴仙のガッツ:690/880

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

512 :森崎名無しさん:2014/10/26(日) 20:43:26 ID:???
B

513 :森崎名無しさん:2014/10/26(日) 20:44:01 ID:Z2OBBeAI
B

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