キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【光を】鈴仙奮闘記22【掴み取れ!】

1 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/10(金) 00:00:17 ID:???
このスレは、キャプテン森崎のスピンアウト作品で、
東方Project(東方サッカー)とのクロスオーバー作品です。

内容は、東方永夜抄の5ボス、鈴仙・優曇華院・イナバがサッカーで師匠を超えるために努力する物語です。
また、ストーリーやカードの展開次第で、いくつかのキャプテン森崎のキャラクターも、
それぞれの思惑を持ちながら、幻想郷の住人との交流を通じてサッカーを極めていくことになるでしょう。

他の森崎板でのスレと被っている要素や、それぞれの原作無視・原作崩壊を起こしている表現。
その他にも誤字脱字や稚拙な状況描写等が多数あるかと思いますが、お目こぼし頂ければ幸いです。

☆前スレ☆
【ブースターV.S.】鈴仙奮闘記21【ホッパー】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1410674111/
☆攻略ページ(キャプテン森崎まとめ@Wiki内)☆
http://www32.atwiki.jp/morosaki/pages/104.html
(※このスレの目標や今後の予定、ゲーム進行の流れなどが分かります。
  過去ログもありますので、初めて来て下さった方は、一読すればより楽しめると思います!)

☆あらすじ☆
ある日突然幻想郷にやって来た外来人、アラン・パスカルと中山政男との出会いにより、
師匠、八意永琳に並ぶ選手になると決心した鈴仙・優曇華院・イナバ。

「鈴仙、貴女は――『プロジェクト・カウンターハクレイ』が新たに創るチームの、キャプテン候補として選ばれました」
全幻想郷選抜大会初戦を勝利で迎えた鈴仙に、永琳はある日の夜こう告げる。
それはこれまでの鈴仙が描いていた将来とは全く別の道。

このまま全幻想郷代表選手を目指すか、それとも『プロジェクト・カウンターハクレイ』の一員として、幻想郷を敵に回すか。
自身に待ち受ける二つの運命の大きさに驚き戸惑う鈴仙だったが、時間は待ってはくれない。
すぐ傍に待ち受けていた全幻想郷選抜大会大会第2回戦は、地底の強豪・地霊殿サブタレイニアンローゼス!
鈴仙達は地霊殿のFW、勇儀や空の猛攻にも耐えながらカウンターに成功し、見事先制ゴールを決める!
しかし、敵チームのトップ下。 地獄の住人・矢車には大きな秘密が隠されていた。
未だ混迷を極める試合の中、果たして最後に光を掴んで見せるのは――。

2 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/10(金) 00:06:44 ID:???
現在の能力値
選手   ド  パ  シ   タ  カ   ブ  せ  総   高/低 
鈴仙  50  49  50  48  47  43  48  335  2  3 
所持中のフラグ:ドリブル(15/20)、シュート(17/20)、パスカット(18/20)、
スルー(15/20)、オフサイドトラップ(17/20)、フェアプレイ精神(17/20)

最大ガッツ:880

ルナティックレッドアイズ(1/4でドリブル+2)
ラビットスターター(1/4でドリブル+2、吹飛2)
マインドシェイカー(シュート+5、1/4で敵GKにバランス崩しペナ(−2))160消費 
マインドブローイング(シュート+7、1/4で敵GKにバランス崩しペナ(−2)、吹飛5)200消費
マインドスターマイン(空シュート+4、1/4で敵GKにバランス崩しペナ(−2))200消費
マインドエクスプロージョン(シュート+9、1/4で敵GKにバランス崩しペナ(−2)、吹飛2、常時使用不可)250消費
インビジブルデューパー(シュート+12、要てゐ、1/4で失敗)250×2消費
リフレクトバレット(低シュート+6、要パスカル、200×2消費)
月人師弟コンビ(パス+2の連続ワンツー、要永琳)60消費
タイガーバニーシンフォニア(パス+2の連続ワンツー、要星)80消費
アイドリングウェーブ(1/4でタックル+2)
スキル・狂気の瞳LV3(全判定につき、スート一致時で敵能力−2)
スキル・心象操作LV1(自分が反則時の判定1段階緩和)
スキル・足が速い(細かい判定で有利になるかも?)

現在のおこづかい:1770
永琳印象値:37
人気:58
狂気度:19

3 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/10(金) 00:10:03 ID:???
☆サッカーのルールについて☆

@カードの強弱及びJOKERの扱い
カードの強弱は、基本的には、ダイヤ>ハート>スペード>クラブとします。
試合中の判定ではダイスの数値が能力値に加算され、
カードはマーク毎の必殺技発動判定などに使われます。
『JOKERが出た場合はダイスの数値を無視して、マークはダイヤ、数値は15として扱います』。

A試合中の覚醒について
鈴仙を含む味方選手、名無しの敵選手は、判定のダイスで11以上を出す度に、
その行動に応じたフラグを獲得します。

さらに、もう一回同じ行動で11以上を出すと、フラグを回収、
行動に応じたスキルや必殺技を習得して覚醒し、該当能力が+1されます。
(注意:プレイヤーキャラである鈴仙含めた一部キャラクターのみ、フラグ回収時の能力アップはありません)

カードでJOKERが出た場合は、ダイスの数値を『15』に変えられ、
更に一発でその行動に応じたスキルや必殺技を習得でき、該当能力が+1されます。
(注意:プレイヤーキャラである鈴仙含めた一部キャラクターのみ、JOKERでの能力アップはありません)

ただし、この成長が行われるのは攻撃側は≧2以上で勝った場合のみ、
守備側は最低でも こぼれ玉に出来た場合のみです。そうでない場合は成長しません。

また、名無しの味方・敵選手は覚醒を2回することで名有り選手に昇格し、更にボーナスを得る事ができます。

例外として、JOKERで負けた場合または名無し選手が負けた場合、該当能力のフラグ習得までは認めることとします。
ですが、フラグ回収にはJOKERでも通常と同じように、判定で勝つ必要があります。

Bガッツの自然回復とペナルティについて
試合中5分経過する毎に20回復し、ハーフタイム時に150回復します。
300以下になると全ての行動に(−1)のペナルティがかかります。
200以下で(−2)、100以下で(−3)、0以下で(−5)と、ペナルティは激しくなっていきます。

4 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/10(金) 00:11:05 ID:???
Cフリーキック補正
フリーキック、もしくはフリーキック同様のノーマークでゆっくり狙いを定めて蹴れる状況では
キッカーのシュート力とパス力に+2されます。

D人数補正
守備側の選手たちは判定に参加した人数に応じてプラスの補正を受け有利になります。
具体的には2人か3人で+1、4人〜6人で+2、7人以上で+3です。
キーパーのセービングのみ例外でDFが何人居ても補正はつきません(飛び出しならつきます)。

Eマークについて
このスレでは、マークの効果を「タックル判定の増加」としてのみ扱います。
特定のスキルが無い限り、マークによって補正・ペナルティを受けることはありません。

Fスルーについて
シュートを撃つと見せかけてボールに触れない行動です。素のシュート力に+3した状態で
判定が行われ、成功するとキーパーにバランス崩しペナ(−2)をつけることができます。
バランス崩しペナがついている時にもう一度スルーをすると、転倒ペナ(−4)をつけることができます。
ただし、成功してもボールが敵選手に渡ったりフィールドの外に出てしまう事もあります。

Gポストプレイについて
このスレのポストプレイは、敵PA内で行われる、浮き玉のパス全般を指すこととします。
数値は、【(競り合いの数値+パスの数値)÷2+浮き玉補正】(端数切り上げ)とします。
ポストプレイが成功すると、パスの受け手である味方は有利な状況でシュートができます。

H反則について
基本的には、接触プレイ時に攻撃側と守備側両方が判定時にクラブを引いた時に反則が発生します。
この時反則を犯すのはカードの数値が低かった方です(同数の場合は守備側になります)。
反則は、止めない方が反則を受けた側にとって有利な場合などは、流されることもあります。

5 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/10(金) 00:12:30 ID:???
Iコンディション別の各状況に置けるケガ発生率

ケガの深度 非接触 接触 反則受 シュート 接触 反則受
                       吹飛  吹飛  吹飛
万全の状態  無   無   中    小    中   大
なおりかけ    無   小   中    中    中   大
軽傷治療済  小   中   中    中    大   大
軽傷未治療  中   中   大    大    大   危
重症治療済  中   大   大    大    危   必
重症未治療  大   危   必    必    必   必
プレイ不能   必   必   必    必    必   必

無=怪我は発生しない 小=クラブの4か9か13
中=クラブの偶数     大=クラブ
危=クラブかスペード  必=必ずケガをする

(*本スレと同様になります)


6 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/10(金) 00:13:40 ID:???
Jシュート時ポストに当たったり枠外に行く確率
シューターとキーパーのカードの数字の和が14の場合シュートはゴールポストに当たり、
更にカードのマークまで一致した場合は枠外になります。
ただし、ツインシュート等の場はシューター同士のマークが一致でポスト、数字も一致で枠外となります。
キーパーとの和が14になってもシューター同士のマークが違えばポストに当たりません。
また、これは一対一においても適用されます。しかし、ゴールが空っぽの時はポスト・枠外はありません。

KPKについて
PKでは、シューターとキーパーのマークが一致時のみ、
キーパーにセービングのチャンスが与えられることとします。
ポスト・枠外判定については通常のシュートと同様となります。

Lブロック失敗時のシュート威力減少
ブロック時・クリア時にシュートをブロック(クリア)しきれなかった場合でも、
シュート力−ブロック(クリア)力=2〜4だった場合は
シュートの威力が−1されます。この効果は重複されます。

M判定の順番について
このスレでは、『地上における守備判定は上から優先、空中戦における判定は同時に判定をする』こととします。
(ワンツーやツインシュート等攻撃判定は最大値を採用します)
上から優先の場合、二番目以降の判定の結果の方が一番目の結果よりも良い結果であったとしても、
一番目の判定結果が優先されます。
その場合、二番目以降の判定は行われないため二番目以降のキャラのガッツ消費等はありません。
同時に判定をする場合、順番に関わらず最大値を出したキャラの判定を有効とします。

N未記載事項について
その他未記載事項は、原則として本スレに準拠することとします。
また、それだけでは対処しきれない場合が生じた場合には、他の外伝スレや慣例、参加者様のご意見などを
参考としながら、スレ主が決定することとします。

7 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/10(金) 00:14:47 ID:???
【登場人物紹介】

鈴仙・優曇華院・イナバ
所属:永遠亭ルナティックス
配置:FW、特にCFW、OMFもできる
特徴:狂気の瞳による錯乱能力、ストライカーとして高い能力、豊富で強力なコンビプレイ
性格:気弱で単純だが、ひたむきな性格? 参加者の皆さま次第。
概要:永遠亭ルナティックスのFWであり、天才八意永琳の弟子兼相方。
   しかしその実力は永琳と比べ大きく劣る。しかし、奮起による特訓の成果、
   必殺シュートを習得し、なかなかのストライカーとなった。
   てゐとの特訓の成果、幻想郷でも最強クラスのシュートを放てるように。
   永琳の不在が却って良い方に働いたのか、ノビノビとハットトリックを決めてみせた。

八意 永琳
所属:永遠亭ルナティックス
配置:CMFだが、正直どこでもできる(GKも)
特徴:桁外れの基礎能力、豊富な必殺技、常に冴えわたる思考力、強靭なスタミナ、天才
性格:基本的には温厚で面倒見がいいが、時折冷酷な一面も垣間見える。輝夜を溺愛している
概要:永遠亭ルナティックスの司令塔であり、鈴仙の師匠兼相方。
   しかしその実力は鈴仙とは比べ物にならず、幻想郷でも指折りの実力者。
   輝夜の気分に応えてサッカーをしているため、サッカーそのものへのやる気は薄い。でも強い。
   鈴仙に対しては、不器用ながらも愛情を向けている事が分かった。

因幡 佳歩
所属:永遠亭ルナティックス
配置:SMF、FW
特徴:頭脳的で直情的なドリブル、そこそこ強力なミドルシュートと一対一シュート、守備は軽い
性格:思い込みが激しく考え込みやすい。鈴仙の事を尊敬し心から慕っている。
概要:ルナティックスにて、鈴仙の片割れとなる2トップのFWの一人だったが、
   パスカルの入団によりFWを追いやられる。FWを志望しパスカルを若干ライバル視していたが、
   その感情をバネに新必殺シュートを開発。 本格的FWへと大きく近づいたが…特訓では今一つ。
   今後の成長に期待したい。

8 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/10(金) 00:16:15 ID:???
因幡 てゐ
所属:永遠亭ルナティックス
配置:SMF、MF
特徴:軽やかな身のこなし、奇想天外な軌道を描くパス、相手を出し抜くプレイは一流、本気を出すと強い
性格:計算高く悪だくみやイタズラが大好き。しかしなんだかんだで情にも流されやすい…?
概要:ルナティックスのMF。日常ではよく鈴仙をからかっているが、心のそこでは仲間として
   常に彼女のことを思いやっているウサ。今大会最強の、鈴仙とのコンビシュートのキーパーソン。
   ウサギ達はみなてゐのことを慕っている。永遠亭の外との交流も意外と深いらしい。

藤原 妹紅
所属:人里FC→永遠亭ルナティックス
配置:CMF、ボランチ、SB、FW?
特徴:バランスの良い能力、特殊なタックル技、強力な競り合い、爆発的で変幻自在な不滅のシュート
性格:どこかすれた所もあるが、基本お人よしでどちらかというと熱い性格。でも輝夜は大嫌い,、KY疑惑?
概要:慧音とともにチーム乗っ取りを目指しルナティックスに練習試合を仕掛けたが敗北しこちらの軍門に
   下った。当初は輝夜との諍いも多かったが、今となっては妹紅も輝夜と同レベルの戦いを繰り広げるようになり、
   ある意味仲良しこよしにも見える。試合中に新ドリブル技・『フジヤマエクスプロード』を披露した。

上白沢 慧音
所属:人里FC→永遠亭ルナティックス
配置:CB
特徴:高いDF能力、豊富なディフェンス技、器用貧乏?
性格:常に落ち着いた理知的な性格だが、怒ると怖い。
概要:人里FCのキャプテンだったが、妹紅を振り切ることができずルナティックスと試合をし、
   共に永遠亭の軍門に下ることとなった。今は妹紅と輝夜のトラブルが人里に飛び火しないかが心配。
   でも妹紅とは親友。「なかったこと」について突っ込まれるとキレる。
   タックルやブロックにおける成長がようやく実を結びつつあるが、本人はまだまだこれからだと思っている。

9 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/10(金) 00:18:40 ID:???
蓬莱山 輝夜
所属:永遠亭ルナティックス
配置:GK
特徴:一、五流ゴールキーパー、永琳がいて一流ゴールキーパー、とびだしは微妙に上手いが一対一は未だ三流
性格:我儘で好奇心旺盛な面もあるが、基本面倒くさがり屋。飄々として掴みどころがない面も?
概要:永遠亭ルナティックスのキャプテンにして正GK。でもキャプテンは実質永琳。
   最近の猛特訓(?)の成果で、永琳込みだと幻想郷でも名折りのレベルのGKにまで成長した。
   特にそのセーブ力は、一流にも充分通用しており、フランドールの強力なミドルシュートの殆どを
   (えーりん込みの)実力で防いでみせた。 普段は適当だが、シメる時はシメれる人…と思う。

アラン・パスカル
所属:アルゼンチンJr.ユース→国内クラブチーム→人里FC→永遠亭ルナティックス
配置:FWだが、SHやSBに転向も?
特徴:幻想郷でも高水準の能力、守備やゲームメイクもこなせるFW、こぼれ球の高いフォロー力
性格:礼儀正しく、常識があり、頭の回転も速い。天才へのコンプレックス?
概要:アルゼンチンから偶然幻想郷に迷い込んだ、天才の相棒。
   天才から離れ、そして別の天才と対峙したことで、新たな何かを掴もうとしている。
   ディアスとプレースタイルの似ている来生に興味を持ち、新たな力「オールドタイプ」を得た。
   しかし依然、FWとしての確固たる出番は厳しい。勝負強さに定評がある。

中山 政男
所属:大友中学→永遠亭ルナティックス
配置:MF・DF全般
特徴:バランスの取れた能力、底知れぬポテンシャル、大技不足だが、道を切り開く
性格:強いメンタル、異常なまでのストイックさ、そしてサッカーへの情熱
概要:復活し、再び森崎と肩を並べ、強敵達と戦うことを夢見て、自力で幻想郷入りし、
   そして成り行きでルナティックスに入団した。スカーレットムーンズ戦ではその道を切り開く能力を発揮し、
   GK陸を苦しめるも…その後、負傷で退場。鈴仙のフォローもあり、精神的には回復しているが、
   彼は一人チームを離脱。 幻想郷の各地で道場破り的に実力を磨いているという。
   人気投票で久しぶりに現れた時、「永琳並みのオーラを感じる」とウサギ達に言われていたが……?

10 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/10(金) 00:20:16 ID:???
因幡 つかさ
所属:永遠亭ルナティックス
配置:CB
特徴:性格とは真逆の根性溢れるブロックにボールキープ、ウサギDへの親愛の情
性格:普段は冷静で理知的な淑女。しかし、守るべき物の前では情熱的で根性に溢れる
概要:ルナティックスの名無しCBとして永らくゴールを守り続けてきたが、
    雑魚妖怪チームとの戦いでとうとう覚醒、名前を得た。
    鈴仙との交流では無く、自身の覚悟により大きく成長を遂げた点が佳歩と大きく異なる。
    ブロックだけなら慧音以上の実力者だが、まだまだ総合力は低いためこれからである。

古明地 さとり
所属:地霊殿サブタレイニアンローゼス
配置:GK、フィールダーもできる
特徴:PA内での守備力に定評、一対一とPKに掛けては絶望的な守備力
性格:物静かだが気弱では無く、強かな性格。 心の底に熱いものがある?
概要:地上から隔離された地底の管理者だが、地底の住民からも嫌われていた。
   しかし、最近は地底のサッカーで華々しい活躍を挙げたために、その評価も変わりつつある。
   地底と地上との親交の架け橋となるべく、大会での活躍を誓う。
   矢車と名乗る謎の男に興味を示している。

矢車 想(仮名)
所属:???→地霊殿サブタレイニアンローゼス
配置:MF全般
特徴:地獄のぬかるんだ大地で鍛えられたプレー?不明点多し。
性格:常にネガティブでやさぐれているが…?
概要:地獄の闇から生まれた存在らしく、記憶喪失で拾われてからずっと、自らを縛る為地霊殿の牢獄に暮らしていた。
   さとりの能力を以てしても彼の心は読めない程に闇に包まれており、その発言も良く意味が分からない。
   さとりが言った「白夜の世界」という言葉に興味を持つ。その正体は…

11 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/10(金) 00:21:20 ID:???
お燐(火焔猫 燐)
所属:地霊殿サブタレイニアンローゼス
配置:SH、WG
特徴:サイド際のプレーに長ける技巧派
性格:常に笑顔で社交的な性格だが、死体を持ち去るなど恐ろしく狡猾な面もある。
概要:地霊殿に住まうペットにして、古明地さとりの従者。
   旧地獄の灼熱地獄跡を司る火車の妖怪で、しばしば地上に行っては死体を拝借している。
   あっけらかんとしているが、主人に対する忠誠心は人一倍で、
   ずっと閉じこもっていた挙句ネガティブな発言を繰り返す矢車を敵視している。

霊烏路 空
所属:地霊殿サブタレイニアンローゼス
配置:CF
特徴:ゴール前での空中戦で無類の性能を誇るパワー派
性格:常に呆けたような性格だが、主人や友人想いの優しく素朴な面もある。
概要:地霊殿に住まうペットにして、古明地さとりの従者。
   かつては旧地獄の灼熱地獄跡に住まう地獄烏だったが、神の力を取り込み強力な妖怪となった。
   普段は親友のお燐のそばでぼおっとしている事が多いが、彼女もまたさとりへの忠誠を誓っている。

古明地 こいし
所属:地霊殿サブタレイニアンローゼス
配置:SB、MFも出来る
特徴:無意識を利用したダーティなディフェンス、平均して高い能力
性格:基本的に能天気な性格に見えるが、実は特に何も考えていない
概要:地霊殿の主、古明地さとりの妹で無意識を操る妖怪。
   基本地底の管理や政治からは離れて、独り地上をプラプラしている。
   お燐やお空とは違い、矢車の一件からは基本的に一歩引いた立場にいるように見えるが…?

12 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/10(金) 00:22:41 ID:???
星熊 勇儀
所属:地底妖怪FC→地霊殿サブタレイニアンローゼス
配置:CF
特徴:超強力な必殺シュート、非常に高い戦いのセンス
性格:豪快で竹を割ったような性格。脳筋だが戦闘に掛けては頭が切れる
概要:地底に住まう鬼の四天王が一にして、その力は四天王でも最強。
   西行寺亡霊連合との試合では、完全フリー状態でのみ放てる超シュート『四天王奥義「三歩必殺」』や、
   体をぐるりと回転させて放つ「大江山嵐」などパワフルなシュートで2得点を挙げた。
 
水橋 パルスィ
所属:地底妖怪FC→地霊殿サブタレイニアンローゼス
配置:MF
特徴:狙った獲物は逃がさないハードマーカー、その他の能力は平均的
性格:一見おとなしそうだが妬み深い。妬みの心を持つ人妖にとっては寛容?
概要:地上と旧都とを繋ぐ橋に住まう橋姫の妖怪。
   全ての物に対して深い妬みを持っているが、常識人的な一面もある?

黒谷 ヤマメ
所属:地底妖怪FC→地霊殿サブタレイニアンローゼス
配置:CB
特徴:パスカットが得意な珍しいDF、ブロックはそこそこ
性格:飄々として祭り好きの、地底の妖怪らしい性格
概要:地底への道に住まう土蜘蛛の妖怪。病気を操る厄介な能力を持っており地上の人間に嫌われているが、
   本人は特に気にせず楽しく毎日を過ごしている。

13 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/10(金) 00:24:09 ID:???
ウサギ達
永遠亭ルナティックスに所属する、名も無き妖怪兎達。
一応性格やポジションに特徴がある。
ウサギB:MF。大人しく真面目だが、意外と情報通で新聞好きなデータマン。能力が平均して高い。
ウサギC:DF。マイペースな性格。悪いことはあまり気にしないタイプ?
     お菓子が好きでドリブルがちょっと得意。
ウサギD:DF。試合に出るウサギ達の中では一番幼い。ウサギEの妹的存在。
     最近のウサギEの成長に感化され、能力を大きく伸ばした。
ウサギK:GK。古武術の腕前を鈴仙に認められてルナティックス入りした。
       しかし、実力の低さと輝夜の退場可能性の低さから出番が少なく、不遇。

チルノ
妖精大連合のキャプテンを自称する、熱い性格の氷の妖精。
バカであるが、そのド根性と顔面ブロックは本物。

来生 哲兵
妖精大連合の監督らしいが、ドリブル以外殆ど何もやってない。
……しかし、そんなフリーダムな環境が彼の才能を開花させた。

ジノ・ヘルナンデス
八雲紫の陰謀によって、妖精チームに急遽追加された助っ人。
高いセーブ力と冷静な思考力を持つが、妖怪の山FC戦ではPKで1失点を喫した。
今は来生と同じく人里の住居に住む。

聖 白蓮
命蓮寺ロータスのキャプテンにして、人里外れの妖怪寺・命蓮寺の住職。
一見物腰穏やかな女性だが、怒ると10円にされるほど怖いらしい。

寅丸 星
命蓮寺ロータスのエースストライカーで、輝夜からハットトリックを奪った。
鈴仙とはヒューガーズとの一件から親交を深めており、先日の試合を通して強い友情を
築きあげた(特訓は失敗したが…)。温厚な性格だが感情的で迂闊。

14 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/10(金) 00:25:33 ID:???
射命丸 文
妖怪の山FCのキャプテンにして名物選手。幻想郷最速を誇るドリブルは兎に角ド派手で
見る者全てを魅了するが……地獄に落ちかけたり案外大した事ないとか言われていた。
しかも妖精相手の試合を引き分けに喫してしまい、天狗社会からの風当たりが強くなっており……?

反町 一樹
妖怪の山FCのしがないFW。当初は自殺目的で入った森で偶々幻想入りするほどに不幸だったが、
たまたま偶然で秋の神様達とラブラブになり、能力も向上する。しかし、それでもやっぱり地味……。
魔王の力に憧れたりもするが、今の彼は力よりも大事な物を既に持っている。

レミリア・スカーレット
紅魔スカーレットムーンズのキャプテンにして、幻想郷最強のFWの一角。
その呼び名に違わず、先の試合でもハットトリックを見せたカリスマ溢れる紅帝。
大会に向けて更なる力を得、名実ともに幻想郷トップクラスのストライカーに君臨する。

パチュリー・ノーレッジ
紅魔スカーレットムーンズの参謀兼切り札にして、幻想郷最強のMFを自称する。
……試合では、案外大したことないプレーも見せるが、最後の最後にシュートを決めて帳尻を合わせた(?)
自分を頼ってくれる鈴仙を弟子として可愛がっており、鈴仙も彼女の事を尊敬している。

博麗 霊夢
博麗連合のキャプテンであり、幻想郷きってのスーパー・シューティング・プレイヤーと評される。
本人も、最初は練習に乗り気でなかったが、今回のサッカー大会が「異変」に絡んでいると知り、サッカーに触れ始める。
幻想郷の秩序を乱す外敵である中山と鈴仙を、サッカーで討伐するよう紫から指示を受けているが、
彼女にも彼女なりの考えがあるようだ。

霧雨 魔理沙
博麗連合のエースストライカー。FWとしての実力はレミリアに勝るとも劣らないとも評されるが、
その実力は、彼女の不断の隠れた努力に由来している。
新必殺シュートを開発しているが、中々結果を出せておらず、現状での決定力はレミリアに劣る。
しかし、彼女が当然ここで諦める筈は無い。

15 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/10(金) 00:27:33 ID:???
魂魄 妖夢
西行寺亡霊連合のFWで、鈴仙の友人。
かつては鈴仙と同等の実力を持つ中堅FWだったが、現時点では鈴仙に実力を大きく離されており、スランプ中。
地霊殿チームとの試合でも、肝心どころでボールをポストに当ててしまい、試合の敗北を招いてしまった。
絶望の淵にある彼女だが、それを狙う黒い影が蠢いており……?

風見 幽香
雑魚妖怪チームのトップ下にして、泣く子も黙る大妖怪。
その正体は謎の向日葵仮面という説もあるが、誰も信じていない。(信じてる、って言ったら大変な事になるから)
自然を好み、浮き世もまた自然たるべきという哲学がある。

レティ・ホワイトロック
雑魚妖怪チームのCBにして、温かみある雪女。
現在は太陽の畑にある幽香の私邸に居候して家事手伝いをしており、その性格から子どもの妖怪に慕われている。
自分と同じような努力型の選手である鈴仙の事を気に入っている。

八雲 紫
幻想郷の管理者にして妖の賢者。おぞましいまでの美貌と冴え渡る頭脳、溢れるまでの妖力を誇る彼女であるが、
とある事情によりその力を減退させているためか、幻想郷を維持するという一種の妄執に囚われており、
それ故に中山や鈴仙を敵対し、チルノ達妖精の結束にすら警戒を払っている。

豊聡耳 神子
最近復活して幻想郷入りした聖人であり、正体はかつて日本を統治した稀代の政治家・聖徳太子その人。
自身の手下を巧みに操り、『ハイパー・カンピオーネ』計画を成就させて幻想郷を乗っ取ろうと考えているらしい。

日向 小次郎
外界きっての大企業・ヒューガーの社長にして全日本Jr.ユースの絶対的ストライカー。
性格は傲慢不遜だが、それに見合うだけの実力・権力・知力を兼ね備える。
『プロジェクト・カウンターハクレイ』の計画に携わり、幻想郷の変革と利権の確保を狙う。

16 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/10(金) 00:28:37 ID:???
☆人物相関図☆

鈴仙→(相棒)←佳歩
鈴仙→(悪友)→てゐ
鈴仙→(親近感?)→チルノ
鈴仙→(何か事情が?)→静葉
鈴仙→(友情)←星
鈴仙→(友情)←中山
鈴仙→(わからない)→中山
鈴仙→(感謝)→中山
鈴仙→(気難しい人)→アリス
てゐ→(ほっとけないヤツ)→鈴仙
鈴仙→(師(マスター))→パチュリー
パスカル→(仲間)→鈴仙
永琳→(侮れない)→鈴仙
永琳→(ちょろい)→鈴仙
レミリア→(客人)→鈴仙
村紗→(恐るべし…!)→鈴仙
反町→(常識的)→鈴仙
白蓮→(好感が持てる)→鈴仙
中里→(覗きたい)→鈴仙
大妖精→(良い人)→鈴仙
輝夜→(期待)→鈴仙
中山→(実はすごい人)→鈴仙
中山→(強い友情と強い心配)→鈴仙
アリス→(友人?)→鈴仙
中山→(可哀そう?)→霊夢
中山→(友情)→森崎
中山→(数少ない知り合い)→来生
幽香→(見どころある)→中山
中里→(覗きたい)→天子
サニー→(恥ずかしい?)→中山

17 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/10(金) 00:29:46 ID:???
森崎→(宿敵!)→霊夢
霊夢→(わからない)→中山
来生→(このパクリ野郎!)→ディアス・永琳
パスカル→(何だかんだで鈴仙に甘い…?)→永琳
岬→(利害関係人)←神子
布都→(崇拝)→神子
屠自古→(不信感)→青娥
にとり→(恐怖)→日向
日向→(理解者)→ヤマメ
ナズーリン→((種族的に)苦手?)→お燐
永琳→(?敵ではない?)←夢美
星→(敵!)→日向
日向→(実力は認めるが…解せんな)→星
反町→(恋人)←穣子
ぬえ→(正体不明!)→佳歩
パスカル→(友情)←来生
華扇→(師弟?)←若島津
陸→(中国って言うな!)→紅魔館一同
美鈴→(仲間意識?)←陸
日向→(平凡)→鈴仙
鈴仙→(畏敬)→日向
鈴仙→(共感)←レティ
リグル→(超強いヒーロー)→謎の向日葵仮面
紫→(異変の実行犯)→鈴仙、中山
霊夢→(異変の実行犯?)→鈴仙、中山
矢車→(興味)←さとり

18 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/10(金) 00:31:17 ID:???
☆各種数値について☆
@永琳印象値
0〜100で変化します。主に師匠である永琳に媚びへつらうこと、試合や日常生活で、
永琳の指示を聞き活躍することによって上昇します。
逆に意味もなく永琳に逆らった行動をとったり、試合や仕事で大失敗すると低下します。
高ければ高いほど試合での活躍の場が増えたり、キャプテン就任のチャンスが出来たりします。

また、印象値が一定値に達する度に、任意で鈴仙以外の1名を『特訓』させることができます。
(25、35、45、55、65…と10毎に1回。一度下げてまた上げなおした場合は無効)

逆に低いと試合だけでなく、日常生活までも雑な扱いをうけるようになります。
そして、試合前の印象値が10を切ると試合に出してもらえなくなり(輝夜キャプテン時)、
0を切ると鈴仙が永琳の手によって『良い子』となります。(ゲームオーバーです)

A狂気度
0〜100で変化します。試合中や日常生活において狂気的な行動
(試合開始キックオフシュートをする、意味不明な受け答えをする、混沌について想いを馳せるなど)
をしたり、狂気的な展開や結末を迎えると上昇します。
逆に常識的な行動をしたり、特定のアイテムを使用すると低下します。

鈴仙は狂気度を消費して人の波長を操る『狂気の瞳』の力を成長させることができます。
ただし、狂気度を上げすぎて100に達すると鈴仙は完全な狂人となり、
残りの一生を永遠亭の隔離病棟で過ごすこととなります
(ゲームオーバーとなり、かなりのペナルティ)。

また、狂気的な行動をすると、当然ながら周りの人物からは白い眼で見られますし、
100に達せずとも、狂気度が高まるにつれて狂気は鈴仙の日常を脅かしていきます。
(40を超えた状態ではスキル・不定の狂気を習得します。
これを直すためには狂気度を39以下にする必要があります。80以上で…?)
しかし、狂気度を高めることにより得られるメリットはとても強力ですので、
余裕のある時は狂気的な行動に出てみることもアリかもしれません。

19 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/10(金) 00:32:42 ID:???
☆狂気度を消費して得られる商品リスト☆

・浮き玉補正+1(高低選択)   …… 25P(*下がりました!)

・スキル【狂気の瞳】のレベルアップ…… 65P     *最大レベル5まで
 現在:LV3(スート一致時、敵能力−2(LV2と選択可)+『マインド〜』系の必殺シュート威力+1)
    →LV4(『マインド〜』系の必殺シュートで、ダイヤ時の敵GKペナが強化+『ルナティック〜』系の必殺ドリブル威力+1)

・スキル【心象操作】       …… 20P     *最大レベル3まで
(常時発動。試合中の鈴仙に対する審判の判定が甘くなる)
 現在:LV1(自分が反則時の判定1段階緩和)
    →LV2(自分が反則時の判定2段階緩和)

・スキル【洗脳】         …… 20P
(このスキルを使用すると、特定のキャラクターの鈴仙に対する評価値を大きく上げることができます。
 *一度使うと消滅)

・スキル【狂気のファンタジスタ】 …… 95P        *使い切り
(2D6が2→12、3→11となる)

・スキル【うどんジスタ】     …… 120P         *使い切り
(全ての鈴仙の判定の数値の強弱は逆になる)

・脳内練習試合開催権       …… 10Pより
(脳内で練習試合を開催できます。脳内ですが味方の覚醒はなぜか現実に反映されます。
 さらに、勝利時には鈴仙に能力ボーナスとおこづかいが授与されます。選択時さらに分岐)
*練習試合を開催すると、自由行動フェイズが1回分消費されます。ご注意ください*
【試合ルールは前後半30分ハーフ、交代3名、引き分けはPKです(普通の練習試合と一緒です)】
【この試合は基本妄想なのでポジションによる紛争はなく、皆鈴仙の言うコトを聞きます】

20 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/10(金) 00:33:55 ID:???
☆脳内練習試合相手リスト☆
×スウェーデンJr.ユース→撃破済み!
×ふらの中学サッカー部→撃破済み!
×イタリアJr.ユース→撃破済み!
×フランスJr.ユース→撃破済み!
DドイツJr.ユース
 必要狂気度:30P
 勝利ボーナス:チーム全員の全能力+1(永琳はシュート+1のみ)、おこづかい10000円
 解説:Jr.ユース大会時のドイツ代表です。
    強力な一流のタレントに恵まれています。しかも雑魚選手まで、
    幻想郷の強豪選手クラスの能力を持っています。勝利はなかなか困難でしょう。

21 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/10(金) 00:35:26 ID:???
B評価値

他のキャラクターが鈴仙のことをどう思っているかを示す値です。一緒に練習をしたり、
日常で雑談をすることで上がります。また、頼まれごとを引き受けて達成すると大きく上がります。
この値が一定以上に達すると、特訓イベントが発生したり、特殊なスキルを獲得することができます。

C人気度

0〜100で変動します。チームとしてではなく、鈴仙自身の人気と定義します。
この値が低すぎると大会終了時点で全幻想郷代表入りしなくなり、強制ゲームオーバーになります。
70以上が一つの目安となります。大会終了時に90を上回っているとボーナスがあります。
また、この値が大きければ大きいほど、人里等での鈴仙の地位が向上し、ボーナスイベントがあるかも…?

人気度を上げるには、試合に勝つだけでは足りません。
永琳等強豪選手に任せきりにせず、鈴仙自身が積極的に試合の勝利に関わっていかなくてはなりません。
また、その性質上、永琳の指示を無視しても活躍すれば人気度は上がり、
逆に指示通りにした結果でも情けないプレーを見せてしまえば人気度は下がるため、
時には永琳の指示に逆らってみるのもプラスに働くかもしれません。

Dお金

鈴仙のおこづかいです。
主に置き薬の仕事を引き受けたりすることで増えます。
薬やアイテムを買うにはお金が必要なので、お金が多いに越したことはありませんが、
おこづかいですので、無くても生活は出来ます。

22 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/10(金) 00:38:53 ID:???
☆練習について☆

@練習フェイズでの練習
練習フェイズでは、基礎練習、必殺技練習、フィジカル練習、コーチングの四種類を選ぶことができます。
さらに、誰かを誘って練習することもできます。
誰かを誘って練習した場合は、自分の成長効率が下がりますが、その選手の評価値も一緒に上昇します。
コーチングの場合、鈴仙は練習できませんが、二人分の能力と評価値を上げる事ができます。

<練習による各能力の上がりやすさ>

<幻想郷のサッカーレベル:4>(大会中に上昇する可能性があります)
(フィールダー用)
  数 値  練習での上がりやすさ  評価     
S53〜   上がらない        神域
A51〜52 かなり上がりにくい   超優秀
B48〜50 上がりにくい       優秀
C45〜47 普通            普通
D42〜44 上がりやすい      やや弱い
E39〜41 かなり上がりやすい   弱い
(GK用)
 数 値  練習での上がりやすさ 評価     
S53〜   上がらない        神域
A51〜52 凄く上がりにくい     超優秀
B47〜50 上がりにくい       優秀
C43〜46 普通            やや弱い〜普通
D39〜42 上がりやすい       弱い

A特訓イベントでの練習
特定のキャラの評価値が一定以上になった時、週の終わりに自動的に発生します。
二人の能力値の合計で上昇値が決定します。
また、自分のチームに所属していない選手の、特訓での伸びしろは低くなります。

23 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/10(金) 00:39:55 ID:???
☆オマケ・難題について☆

輝夜は鈴仙向けの『5つの難題』を発表しました。
これらの難題を幻想郷の何処かで発見した暁には、輝夜の評価値が大きく上がるうえ、
ボーナスも貰えます。幻想郷の住民達と交流する片手間に、難題探しもしてみることをおすすめします。
思わぬ難題の手掛かりが、思わぬ場所で見つかるかも…?
もちろん、見つけられなかった場合のペナルティは一切ありません。

☆☆☆蓬莱山輝夜プレゼンツ 新・五つの難題(イージーモード)☆☆☆

@威光「毘沙門天の宝塔」:攻略済み!

A友達「しゃべるボール」
難易度:C
ボーナス:ドリブル+1、パス+1

B執恋「愛のハチマキ」
難易度:B
ボーナス:シュート+2、最大ガッツ+50

C禁忌「メイド長のP○D」
難易度:A
ボーナス:タックル+4、タックル必殺技(1/4でタックル+4、吹飛3)習得

D「風見幽香の日傘」
難易度:S
ボーナス:ドリブル・シュート・タックル・せりあい各+2、
     最大ガッツ+100、
     ドリブル必殺技(1/4でドリブル+3、吹飛0)習得、
     スキル(全ての接触プレイに吹飛係数1)習得

24 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/10(金) 00:46:42 ID:???
(参考:4日目〜二試合目終了までの大会スケジュール)
        午   前           午   後
4日目    休   み           休   み   
        休   み           休   み  

5日目    羽目×バケ          永遠×地霊←今ここ!
        人里×妖精         守矢×命蓮  

6日目    紅魔×聖徳         雑魚×西行
        二軍×妖怪         毛玉×博麗

――――――――――――――――――――――――――
――と、いったところでこのスレのテンプレは以上です。
スレタイを考えてくださった前スレ>>952さん、>>953さん、>>954さん、>>955さん。
本当にありがとうございました!
今回は>>952さんのスレタイを採用させて頂きましたが、他の皆さまもまた、
面白いスレタイやカッコ良いスレタイを考えて頂ければ幸いです。

皆さまの積極的な参加や、楽しく面白い、時には考えさせられるコメントもありまして、
ここまでずっと楽しく22スレ目まで更新する事が出来ました。
マスタリングについてはもちろんですが、私自身や皆さまがよりワクワク出来るようなシナリオや描写についても、
これから勉強して行きたいと思っていますので、上手くいかない時もあるかもですが、また御付き合い頂ければ幸いです。

時間が遅いですので、今日の更新はこれだけとさせて頂きます。
前スレのコメントについても、また明日返していければと思います。
それでは、皆さま、本日もお疲れ様でした。

25 :森崎名無しさん:2014/10/10(金) 00:56:38 ID:???
スレ建て乙でした。
いつも楽しみにしてます。

26 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/11(土) 00:19:38 ID:???
こんばんは、明日が休みなので今からでも更新します。
>>25
スレ建ての乙をありがとうございます!
楽しみにしていただいてありがとうございます。
これからも、私自身が皆さまと楽しめるものを作っていければと思います。

27 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/11(土) 00:20:38 ID:QiDXaKao

――ピィイイイイイイイイイイイイイッ!

勇儀「今の体力で『三歩必殺』をぶちかますのはやや分が悪いか。
ならしょうがない……頼んでみるよ、矢車とやら!」

バシュウウッ! ――ポムッ。

矢車「はぁ……。 どうせ俺なんか……」

それから試合は淀みなく再開された。
今や名実ともに永遠亭ルナティックスのエースストライカーと成長した鈴仙による、
前半9分の鮮やかな先制ゴールに未だ熱狂する観客達の歓声をBGMに、
しかしボールを託されたI番の矢車はそれに動揺する事も嫉妬する事も無く、
静かにボールをキープし、暫くは選手の動静を見守っていた。

矢車「(俺は……何の為に此処に在るのか。 何故俺は戦うのか。
――良いよなぁ、俺と違って祝福されながら生まれて来れた、数多の子等は)」

実況「矢車選手、ここは冷静にルナティックスの隙を伺っています!
地底の住民にもイマイチその素性が知られていない矢車選手ですが、
大会の大舞台で、こうした冷静なプレーが出来るのはやはり、一騎当千の名選手である証左!」

鈴仙「(――このままボールを預けているようだったら、作戦通り、
MFと連携して一気にボールを奪ってやるんだから……!!)」

実況の賛辞にも、鈴仙達の警戒にも意を介さず、矢車はただただ自身の暗闇を見つめている。
そんな矢車に――即ち、地霊殿サブタレイニアンローゼスに動きがあったのは、前半も10分を過ぎた頃だった。

28 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/11(土) 00:21:51 ID:QiDXaKao
矢車「…………はぁ」

矢車は、これ見よがしに一際大きな溜息を吐き。 そして―――。

先着1名様で、

★矢車の地獄→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER→――一方その頃、北海道・ふらの高校では……。
ダイヤ・ハート→矢車「…………」何もしなかった。 鈴仙の読み通り、地霊殿は矢車にボールを預ける魂胆だ!
スペード→矢車「はぁぁぁああっ!」急遽加速し真っ直ぐドリブルに! 地霊殿は更に攻め続ける様子だ!
クラブ→矢車「……笑えよ、猫」お燐へとパス! 地霊殿はお燐にボールを預ける魂胆だ!
クラブA→矢車「……変身」チェンジ・キックホッパー! なんと、矢車は謎の飛蝗型機械で改造人間に!?

29 :森崎名無しさん:2014/10/11(土) 00:22:21 ID:???
★矢車の地獄→ クラブJ

30 :森崎名無しさん:2014/10/11(土) 00:22:33 ID:???
★矢車の地獄→ クラブ3

31 :森崎名無しさん:2014/10/11(土) 00:22:41 ID:???
★矢車の地獄→ クラブJ

32 :森崎名無しさん:2014/10/11(土) 00:24:28 ID:???
すげえよ兄貴!クラブしか引いてねェ!
流石は地獄の住人としか言いようがねェ!

33 :森崎名無しさん:2014/10/11(土) 00:24:40 ID:???
すべてクラブ・・・これが地獄の住人か・・・

34 :森崎名無しさん:2014/10/11(土) 00:25:51 ID:???
さすが地獄の住人は格が違った

35 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/11(土) 00:38:17 ID:QiDXaKao
★矢車の地獄→ クラブJ ★
クラブ→矢車「……笑えよ、猫」お燐へとパス! 地霊殿はお燐にボールを預ける魂胆だ!

矢車「……パスだ。 笑えよ、猫」

バシュウウウウウウウウウウウッ!

お燐「ふん、作戦はちゃんと聞いててくれれたみたいだねっ。 
マジメにやってくれるんだったら、あたいは笑いはしないさ」

実況「おっと、ここで矢車選手、右サイドのお燐選手へと繋げるロングパス!
やはり地霊殿、今度も職人サイドアタッカーのお燐選手を頼る模様!
攻めるにしろ時間を稼がれるにしろ、ここでお燐選手にサイド深くまで抉られれば厄介です!」

佳歩「あっ……そんな! 今度は中央の矢車さんから来るって思ったのに!」

鈴仙「(……う〜ん。 これは読みが外れちゃったわね。 ……でも、右サイドだったら!)」


お燐「ふ〜んふん……っと。 また遭ったね、お兄さん。 これが運命の出会いってヤツかな?」

パスカル「そうロマンチックに喜んでくれるなら、幾らでも遭ってあげるさ。
――ボールを奪われたというトラウマと一緒にな!」

タッ! ズザアアアアアアアアアアッ!

実況「お燐選手、右サイドでパスキャッチし……そのまま、激しいプレスで間髪入れずにタックルへと向かう、
パスカル選手と再び対峙しました! 先程は互角の勝負を見せたお燐選手とパスカル選手でしたが、果たして次はどうなる〜!?」

36 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/11(土) 00:39:27 ID:QiDXaKao

先着2名様で、

★お燐→ドリブル 49 (! card)(! dice + ! dice)+(サイドアタック+2)=★
★パスカル→タックル 51 (! card)(! dice + ! dice)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→お燐、ルナティックスのサイドを突破成功!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(矢車がフォロー)(地霊殿のスローイン)(佳歩がフォロー)
≦−2→ルナティックスボールに。

【補足・補正・備考】
お燐のマークがダイヤの時、「キャットランダムウォーク(+5)」が発動します。
お燐のマークがハートの時、「キャッツウォーク(+3)」が発動します。
パスカルのマークがダイヤ・ハートの時「クリップタックル(+3)」が発動します。

37 :森崎名無しさん:2014/10/11(土) 00:40:14 ID:???
★お燐→ドリブル 49 ( ダイヤ2 )( 3 + 2 )+(サイドアタック+2)=★

38 :森崎名無しさん:2014/10/11(土) 00:41:41 ID:???
★パスカル→タックル 51 ( スペード2 )( 5 + 3 )=★

39 :森崎名無しさん:2014/10/11(土) 00:50:40 ID:???
また相手の攻撃か
まぁ体力的には余裕だけど

40 :森崎名無しさん:2014/10/11(土) 00:55:04 ID:???
カウンターは見事に決まったけど、試合の主導権は握られているような感じで歯がゆいなあ

41 :森崎名無しさん:2014/10/11(土) 00:58:20 ID:???
本編のパルメイラスVSフラメンゴ的な展開に似てないか?

42 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/11(土) 01:04:21 ID:QiDXaKao
★お燐→ドリブル 49 ( ダイヤ2 )( 3 + 2 )+(サイドアタック+2)+(キャットランダムウォーク+5)=61★
★パスカル→タックル 51 ( スペード2 )( 5 + 3 )=59★
≧2→お燐、ルナティックスのサイドを突破成功!

お燐「それっ、それっ!!」

ブウンッ、タッ、ギュウウウン、スタッ!

パスカル「な、なんて変幻自在な動きなんだ……!」

実況「出た〜〜〜!! お燐選手の新技・『キャットランダムウォーク』!
人間的な華麗なドリブルと、猫的なトリッキーなボール捌きを繰り返す事で、
タックルに向かう人間を完全に封殺してしまうお燐選手最大の大技が、
あのパスカル選手にも決まりました! パスカル選手、サイド際のお燐選手を止める事ができません!
お燐選手、あっと言う間に右サイドバイタルエリア付近へと侵入していきます!」

鈴仙「……くっ。 まさかここでパスカル君が抜かれるなんて……!」

さとり「(――お燐にボールキープを任せる際の最大の障壁
――アラン・パスカルのプレスを良く掻い潜ったわね。 良くやったわ、お燐)」

ウサギD「ど、どど……どうしよう〜!?」

妹紅「――敵さんの狙いによるね。
このままサイド深くでのボールキープがお目当てなら、私達は即座にプレスを掛けるべきだ。
しかし。 もしもここで敵さんがセンタリングを放ってくるとしたら――私達は、ますますPA内を離れられない。
――問題は、敵がどっちで来る可能性が高いか、って事なんだけどね」

43 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/11(土) 01:05:55 ID:QiDXaKao
鈴仙「(お燐にタックルに向かえる位置の……Dちゃんと妹紅が少し動きに悩んでいる感じね。
PA内を固め、お燐を通させる代わりにシュートに対して万全に備えるか。
それとも、即座にプレスに向かって少しでもお燐のボールをカットするチャンスを掴むか。
――ここは、私が何か妹紅たちに声を掛けるべきかしら?)」

A:「妹紅、Dちゃん! ここはPA内を固めて!」PA内を固めるよう指示する。
B:「妹紅、Dちゃん! すぐにお燐にタックルよ!!」積極的にプレスに向かうよう指示する。
C:「――いや、むしろここはDF陣総出でタックルよ! 絶対お燐にボールキープさせちゃダメ!」DF陣ほぼ全員でお燐へ向かわせる。
D:「(いや、ここは妹紅たちの判断に任せましょう……)」妹紅達の判断に任せる。
E:「いいなぁあの猫。 褒められてる……」お燐を羨ましがる。
F:その他 自由選択枠

鈴仙のガッツ:700/880

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

44 :森崎名無しさん:2014/10/11(土) 01:07:10 ID:kvJeCPXo


45 :森崎名無しさん:2014/10/11(土) 01:07:32 ID:7Az+coKk
B

相手の体力を消耗させよう

46 :森崎名無しさん:2014/10/11(土) 01:08:05 ID:lZklxhQ2
B

47 :森崎名無しさん:2014/10/11(土) 01:08:47 ID:RSEVAm9k
B

48 :森崎名無しさん:2014/10/11(土) 01:11:16 ID:???
むしろこれで撃ってくるなら今度こそガッツ切れだしね
お空がポストプレイ持ってなければの話だけど

49 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/11(土) 01:19:29 ID:QiDXaKao
B:「妹紅、Dちゃん! すぐにお燐にタックルよ!!」積極的にプレスに向かうよう指示する。

鈴仙「(いや……敵は焦ってシュートじゃなくて、ボールキープで時間を稼いで来る可能性の方が高そう。
だったら――)妹紅、Dちゃん! すぐにお燐にタックルよ!!」

妹紅「あっ、鈴仙が何か言ってる! えーと……『すぐにタックルよ!』か。 オッケー! 行くよウサギD!」

ウサギD「は、はいっ! ふつつかものですが宜しくおねがいしますっ!」

つかさ「(それは少し違うわ、Dちゃん……)」

タッ! ズザアアアアッ!

お燐「ちぇ〜っ、しつこいなァ。 ……まぁ良いさ、皆纏めて――闇の炎に抱かれて消えなっ!」

先着2名様で、
★お燐→ドリブル 49 (! card)(! dice + ! dice)+(サイドアタック+2)=★
★妹紅→タックル 48 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=
 ウサギD→タックル 43 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→お燐、ルナティックスのサイドを更に突破し…!?
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(勇儀がフォロー)(地霊殿のスローイン)(慧音がフォロー)
≦−2→ルナティックスボールに。
【補足・補正・備考】
お燐のマークがダイヤの時、「キャットランダムウォーク(+5)」が発動します。
お燐のマークがハートの時、「キャッツウォーク(+3)」が発動します。
妹紅はスキル・蓬莱人により絶対に負傷しません。
妹紅のマークがダイヤで「正直者の死(+2、発動時自分の判定については敵必殺ドリブル無効)」が発動します。

50 :森崎名無しさん:2014/10/11(土) 01:21:33 ID:???
★お燐→ドリブル 49 ( ダイヤ10 )( 4 + 1 )+(サイドアタック+2)=★

51 :森崎名無しさん:2014/10/11(土) 01:22:00 ID:???
★妹紅→タックル 48 ( クラブ6 )( 2 + 3 )+(人数補正+1)=
 ウサギD→タックル 43 ( スペード3 )( 2 + 1 )+(人数補正+1)=★

52 :森崎名無しさん:2014/10/11(土) 01:22:23 ID:???
★妹紅→タックル 48 ( ダイヤ10 )( 4 + 3 )+(人数補正+1)=
 ウサギD→タックル 43 ( クラブ7 )( 1 + 1 )+(人数補正+1)=★

53 :森崎名無しさん:2014/10/11(土) 01:22:28 ID:???
★妹紅→タックル 48 ( ダイヤ6 )( 4 + 3 )+(人数補正+1)=
 ウサギD→タックル 43 ( スペード3 )( 5 + 1 )+(人数補正+1)=★

54 :森崎名無しさん:2014/10/11(土) 01:27:15 ID:???
あ、1VS1されるかもしれん

55 :森崎名無しさん:2014/10/11(土) 01:36:32 ID:???
お燐が直接来ることはないとしても、ゆうぎに渡してくるかもしれないね

56 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/11(土) 01:48:51 ID:QiDXaKao
★お燐→ドリブル 49 ( ダイヤ10 )( 4 + 1 )+(サイドアタック+2)+(キャットランダムウォーク+5)=61★
★妹紅→タックル 48 ( クラブ6 )( 2 + 3 )+(人数補正+1)=54
 ウサギD→タックル 43 ( スペード3 )( 2 + 1 )+(人数補正+1)=47★
≧2→お燐、ルナティックスのサイドを更に突破し…!?

バババッ! クルンッ、スチャッ、ブウウンッ!

妹紅「な――何このドリブル!?」

ウサギD「取れません……こんなの!」

タッ……スパァッ!

お燐「じゃじゃ〜〜ん、っとな」

実況「す……凄いドリブルテクです! 人間じゃない、まるで猫か何かのように複雑で優雅なステップで、
お燐選手、パスカル選手に引き続き妹紅選手とウサギD選手をも抜いてしまった!
ルナティックス、輝夜選手を除けば、後に残るは慧音選手と満身創痍のつかさ選手しか居ません!」

観客「ワァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!」
「な、何だあのヘンなドリブルは!」「でも凄い効果だぞ!」「あいつ一人でサイドを抉りきっちまった!」
「おーりーんっ!おーりーんっ!」「もうこのまま一対一で決めちまえ〜!!」

空「うわぁあっ! 凄いよお燐! なんか皆に褒められてるよ〜!!」

お燐「へっへ、よせやいお空(――とはいえ、ここであたいが首尾よく点を決めても、
空や勇儀姐さんの体力が回復していない以上、ジリ貧になる可能性も高いんだよねぇ。
となると、ここはやっぱり作戦通りで行くべきかな。  それとも……)」

57 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/11(土) 01:49:57 ID:QiDXaKao
流石に個人技一つでここまで深くにボールを運ばれると、観客達もお燐の実力を認めざるを得ない。
先程の鈴仙コールとは打って変わって、今度はお燐コールを投げかける観客達にお燐は軽く手を振った後、
良く状況を分かっていないがとりあえず親友が褒められている事を喜ぶ空にウインクをし。
お燐は回転の速い頭で次の動作を考える。 そして――。

お燐「(この局面は……こうだっ!)」

先着1名様で、

★お燐の判断→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER→お燐「(こういう時は、さとり様から貰ったアレで…っと)」スミロドン! なんとお燐は獰猛な獣の怪人に変身した!
ダイヤ・ハート→お燐「(まぁ、急いては事を仕損じる。 ここは作戦通りサイド際で時間稼ぎだ)」お燐は何もしない!?
スペード・クラブ→お燐「(おっ、そうだ。 体力を温存しながら攻める手があったね)――空!」お燐は空へと高いパスを上げた!

58 :森崎名無しさん:2014/10/11(土) 01:50:23 ID:???
★お燐の判断→ JOKER

59 :森崎名無しさん:2014/10/11(土) 01:54:11 ID:???
げ、なんてもん与えてんださとりww

60 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/11(土) 02:11:35 ID:???
まさかまさかでJOKERが出た所で、今日の更新はここまでにしようと思います。
仮面ライダーWネタを出すのは良いですが、元ネタのスミロドン・ドーパント(敵の幹部怪人で、敵のボスの飼い猫がアイテムで変身する)
が最後どうなったのかも知らない適当さなので、多分BADENDか、ネタモードにしようかと思います。
こっちの方がさとり様からラスボス感が出て面白そうですが、本旨から外れてしまいますし。

>>32-34
特訓とかで出てたら中々な引きでしたねw
○山「あにきぃ……すごすぎるよぉ……」
>>39-41
フラメンゴよりは総合力が低いので、後半もこの攻勢を続けられるかが問題ですね。
>>59
さとり様の黒幕臭がハンパなくなりますねw

それでは、皆さま、本日もお疲れ様でした。

61 :森崎名無しさん:2014/10/11(土) 02:38:04 ID:???
あーあ、Wの中でもかなり強いドーパントだぞこれwww
ところでさとりが琉兵衛ポジとしたら尻彦は矢車ですかね?外から来たものですし
ところでネタバレいります?

















62 :森崎名無しさん:2014/10/11(土) 06:29:07 ID:???
それでもミックは対処楽な方だけどね

63 :森崎名無しさん:2014/10/11(土) 07:24:38 ID:???
ミックwww

64 :森崎名無しさん:2014/10/11(土) 07:38:20 ID:???
劣化クローンくらいならアマゾンの大切断で倒せるんだけどなあw

65 :森崎名無しさん:2014/10/11(土) 08:28:09 ID:???
俺のメモリイィィィィィ!がほしいところ
まぁ変身者がミックじゃないし厄介かも



66 :森崎名無しさん:2014/10/11(土) 08:31:17 ID:???
倒せたら猫監督GETのボーナスがつくんですねわかります

67 :森崎名無しさん:2014/10/11(土) 14:00:12 ID:???
永琳が服的にヒートトリガーだから何とかなる・・・わけがないか
当たらないし

68 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/11(土) 23:15:28 ID:???
こんばんは、今日も更新していきますが、
今日は久しぶりのネタ展開で行きたいと思いますので、
気軽に参加してくだされば幸いです。(滑っていたらご愛嬌でお願いしますw)
>>61
矢車さんはやっぱりキックホッパーであってほしいですね。
霧彦さんはキャプ森キャラで言ったら……松山と三杉を足して2で割った感じでしょうか。
ネタバレについては、実はネットで調べてしまいました。
>>62-65
ここ最近カブトを見終わったので途中になっていたWを見ながら更新してたのですが、
敵の飼い猫が実は幹部(しかも一部の人間よりも格上)でもあるっていうのが気に入りまして、つい入れてしまいました。
>>66
そういえばキャプ森界にも謎な猫が居ましたね…
>>67
その発想はありませんでしたw確かにあの服ヒートトリガーみたいですね。

69 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/11(土) 23:16:49 ID:???
★お燐の判断→ JOKER ★
JOKER→お燐「(こういう時は、さとり様から貰ったアレで…っと)」スミロドン! なんとお燐は獰猛な獣の怪人に変身した!

お燐「……アンタ達も、これでおしまいよ!」

バッ!

お燐がその時取り出したのは、奇妙な形をした小さな筒形の機械。
――外界の言葉で言うならばUSBメモリだった。
彼女は何も言わずに、いつの間にか腰に身に着けていたバックルに、
その化石を象った装飾がなされている、そのUSBメモリを差し込むと。

              ≪≪≪SMILODON>>>>>

昂った男の声による「スミロドン」というアナウンスと共に、お燐の体は淡く光り――。
やがて、猫と虎を掛け合わせたように太くずっしりとした体と、獰猛な牙を光らせる怪人へと進化を遂げた。

スミロドン・ドーパント(お燐)「■■■■■――!!」

ウサギD「きゃ、きゃぁああっ! 化け物!!」

さとり「(私達古明地家は、幻想郷で最高の家族になるべき一家。
そんな私達には、地獄の記憶の全てを解明し、人類や妖怪、神よりも更に一歩進んだ存在になるという崇高な使命がある。
……だから、邪魔者は全て始末しないとね♪)」

実況「た、大変です! お燐選手が突然謎の変身を遂げ、見るも恐ろしい野獣の怪人へと変貌を遂げました!!
観客席の皆さまはお逃げ下さ〜〜い!!」

観客「きゃ、キャァアアアアアアアアアアアアアアアッ!」「なんだ、あのバケモノは……!」「ライダー助けて!」

70 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/11(土) 23:18:57 ID:???

鈴仙「な、ななな……何コレッ!? これって、サッカーの試合よね。
なんか変身ヒーローショーとかじゃないんだよねっ!?」

楽しいサッカーの試合の観戦中に現れた恐ろしい乱入者に、観客達は慌て逃げ惑い混沌としている。
そして、そんな状況を受けて……鈴仙は目を漫画のように大きくかっぴろげて、
お燐が変身した怪物が暴れまわっているのを見つめるしかなかった。

スミロドン・ドーパント「■■■――!!」

バッ!

――そして、そんな時だった。
スミロドン・ドーパントと呼ばれたその獣の怪人は、ルナティックスメンバーの中で一番チョロそうに見えたのか、
鈴仙に向かって突進を始めていたのである。 無論、鈴仙のはらわたをぶち破る心算だろう。

鈴仙「えっ、えっ……!?」

そんな中、鈴仙は恐怖で反応する事が出来ないでいた。
鈴仙は慌てふためきながらもしかし動けずに茫然と立ち尽くし――。

永琳「ウドンゲ、あぶなーいっ!」

ズバンッ! ドゴオオオオッ!

鈴仙「し……しっしょ〜〜〜〜っ!! そんな、師匠が私を庇ってあの怪人の攻撃をモロに食らうなんて!」

怪人の攻撃を受けた永琳は、ボロ雑巾のように地面へと倒れ伏す。
急所に直撃していたのだろう、永琳の命はもうそんなに長くないようである。

71 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/11(土) 23:21:45 ID:???
永琳「はぁ、はぁ。 ウドンゲ……私はもうダメみたい。
今まで黙っていたけど、私は貴女の事心底使えないダメ弟子だと思っていたわ」

鈴仙「師匠……! それ、今まで黙っていて正解でしたね……!」

永琳「はぁ……はぁ……まぁ多分冗談よ。 それよりも、貴女に、これを……!」

そう言ってケチャップの血を吐き散らかす永琳は、どこからか謎な形状のベルトを鈴仙に渡す。

永琳「これは……月に選ばれし者が使えるという変身ベルト。 ウドンゲ。
貴女はこのベルトを着けて、あの怪人と戦うのよ……!」

鈴仙「そんな、師匠……できませぇん!」

永琳「いいえ。 ウドンゲ……貴女なら出来るわ。
ちなみに出来なかった場合は、貴女の脳に仕込んでおいた電極から、高圧電流が流れるようにしてあるから」

そういって永琳は静かに息を引き取った。
享年〈ピ-----〉歳。 地球の歴史を一年にした場合、僅か一か月足らずの短い生だった。

スミロドン・ドーパント「■■■……!」

鈴仙「アンタは……師匠のカタキ……! 絶対に許す事が出来ないわ!」

72 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/11(土) 23:23:12 ID:QiDXaKao
最愛の師匠を殺した眼前の獣に対して、鈴仙はベルトを装着し――。

A:「――変身!」鈴仙、変身する!!
B:「パスカル君! 変身するわよ!」パスカルと二人で鈴仙、変身する!
C:「――ようと思ったけど、このベルトダサいし普通に戦おうっと……」鈴仙、ふつうに戦う!
D:「(そういえば、矢車の様子がおかしいわね……)」矢車に注目する。
E:「助けて中山さーん!」永琳亡き今、頼れるのは中山さんだけ!
F:その他 自由選択枠 てゐや佳歩と二人で変身したい場合はこちらで

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

*ネタ分岐なので、本筋には関わりありません。何でも自由にお選びください。

73 :森崎名無しさん:2014/10/11(土) 23:24:43 ID:tEJENXs6
B

74 :森崎名無しさん:2014/10/11(土) 23:24:51 ID:lZklxhQ2
E

75 :森崎名無しさん:2014/10/11(土) 23:24:58 ID:7Az+coKk
A

76 :森崎名無しさん:2014/10/11(土) 23:25:02 ID:RSEVAm9k
A

77 :森崎名無しさん:2014/10/11(土) 23:25:21 ID:ibJ69OpA
E

78 :森崎名無しさん:2014/10/11(土) 23:26:56 ID:???
>D:「(そういえば、矢車の様子がおかしいわね……)」矢車に注目する。
矢車の様子がおかしいのは元からだ

79 :森崎名無しさん:2014/10/11(土) 23:30:39 ID:???
F 「ベルトを巻くだけで変身だと?甘ったれるな!」
あーとここで観客席から藤岡隊ちょゲフンゲフン本◯◯が乱入だー!

80 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/11(土) 23:35:58 ID:QiDXaKao
A:「――変身!」鈴仙、変身する!!

鈴仙「師匠、姫様、……皆。 見ていて下さい――私の、変身!!」

輝夜「あーごめん今秋イベント消化に忙しいから目離せないわー」

慧音「……妹紅。 私が今死んだら、お前は……」(妹紅をじっと見つめる)

妹紅「……絶対させない。 私が慧音を守るよ」(慧音をじっと見つめる)

パスカル「み、皆逃げろ! 命あっての物種。 フィールドを見ず、一目散に駆けだすんだ!」

てゐ「避難路は確保したよ。 皆、わき目もふらずに急いでっ!」

ウサギ達『『はいっ!』』

永琳「そんな口上良いから、さっさとしなさい」

鈴仙「(誰か見ててよぉ………っ!! っていうか、師匠さっき死んだんじゃないんですかぁ……?)」

――誰にも注目されない中、鈴仙はひっそりと変身した! その外見は……。

A:クワガタムシを象った青い鎧を纏う複眼の戦士。 月面ライダーガタック!
B:ウサギの耳を象った触覚に人参柄マフラー、スラリとしたシルエット。 鈴仙の為に作られた月面ライダーウドンゲ!
C:黒いボディに飛蝗のように長い後頭部、腕にはジャッキ。 月面ライダーチョップホッパー!
D:40代中年男性を象った逞しい腹筋を纏う無精ひげの全裸。 露鈴兎・本後宇院・イナバ!
E:その他 自由選択枠

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

81 :森崎名無しさん:2014/10/11(土) 23:38:43 ID:tEJENXs6
B

82 :森崎名無しさん:2014/10/11(土) 23:43:06 ID:13sR0OOM
E そうだ、誰も見てないなら脱ごう

83 :森崎名無しさん:2014/10/11(土) 23:44:20 ID:CLxJkEDU
A

84 :森崎名無しさん:2014/10/11(土) 23:47:12 ID:RSEVAm9k
B

85 :森崎名無しさん:2014/10/11(土) 23:47:25 ID:ibJ69OpA
A ウンメイノー


86 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/12(日) 00:12:01 ID:D942CsOY
B:ウサギの耳を象った触覚に人参柄マフラー、スラリとしたシルエット。 鈴仙の為に作られた月面ライダーウドンゲ!

――そのベルトは、綿月姉妹によって極秘に研究開発を進められていた月のハイテクノロジー。
フェムトファイバー(※)による繊維で織り込まれた強靭で強力、決して劣化しないアーマーを一瞬にして展開する能力を持っていた。

【Henshin!!】

バシュウウウウウウウウッ……! キラキラキラッ!

鈴仙「(す――凄い! 力がみなぎってくるわ……!)」

――そうして変身した姿こそが、月面ライダーウドンゲ。
薄紫色の鎧を纏い、白い触覚を持ち、橙色のマフラーには可愛い人参柄のマーク。
無駄な装飾の無い、スラリとしたシルエットは洗練されたカッコよさを感じる事もできる。

(※フェムトについて)
フェムトわかりやすく言うと須臾。
須臾とは生き物が認識できない僅かな時のことよ。
時間とは、認識できない時が無数に積み重なってできています。
時間の最小単位である須臾が認識できないから。
時間は連続に見えるけど、本当は短い時が組み合わさってできているの。
組紐も1本の紐のようだけど、本当は細い紐が組み合わさっているもの。
認識できない細さの繊維で組まれた組紐は、限りなく連続した物質に見えるでしょう。
そのとき紐から余計な物がなくなり最強の強度を誇る、さらには余計な穢れもつかなくなるのです。
この紐をさらに組み合わせて太い縄にすることで決して腐らない縄ができる。
その縄は遥か昔から不浄な者の出入りを禁じるために使われてきたのよ。  by:月在住のTさん

87 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/12(日) 00:13:44 ID:D942CsOY
スミロドン・ドーパント「■■■……!」

バァアアアアッ! バシュウウッ!

月面ライダー「むっ! 超高速移動ね! だったらこっちも――【フェムト・ブースター】!!」

【Femt Booster!!】

ギュンッ!

――これまでに無い超高速で鈴仙改め月面ライダーに向かってきたスミロドン・ドーパント。
しかし月面ライダーもまた、自身の体に流れるフェムトを活性化させてそれに応じる。
時の止まったような世界、誰も居ないガランとしたフィールドで月面ライダーとスミロドン・ドーパントは激しい応酬を繰り返していた。

バギイッ! バギッ! バゴドゴッ!

スミロドン・ドーパント「……!!」

始めは互角に渡り合っていたスミロドン・ドーパントだったが、
次第に月面ライダーの素早く的確な攻撃に押されて行き、次第に劣勢となる。

月面ライダー(鈴仙)「(よっしゃ、強いじゃない月面ライダー! 後はトドメを刺すだけね!)」

そうして、月面ライダーはトドメの体勢に入る! 月面ライダーウドンゲ。 その必殺技は……!!

A:「ルナティック・ライダーキーーック!!」大ジャンプからのドロップキックだ!
B:「ルナティックゲイザーッ!!」瞳から放たれる超高温の熱線だ!
C:「私の必殺技・パート3!!」ちなみにパート1とパート2は無い!
D:「永遠幻想黙示録竜覇滅翔撃〈アルティマティック・ゴッドブレイザ-〉〜〜〜! …って、これ私の黒歴史ノートの必殺技じゃん!?」
E:その他 自由選択枠

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

88 :森崎名無しさん:2014/10/12(日) 00:14:42 ID:ulkhnvpc
A

89 :森崎名無しさん:2014/10/12(日) 00:18:25 ID:dm7Xi3GA
D

90 :森崎名無しさん:2014/10/12(日) 00:18:47 ID:huL4x/sc
C

91 :森崎名無しさん:2014/10/12(日) 00:20:05 ID:d7ZjPZIk
A

92 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/12(日) 00:36:07 ID:D942CsOY
A:「ルナティック・ライダーキーーック!!」大ジャンプからのドロップキックだ!

月面ライダー「でりゃ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ!」

ズドゴオオオオオオオオオン!!

お燐「ギャ〜っ、やられた〜っ!!」

月面ライダーの超必殺技、3000tもの威力を秘めるルナティック・ライダーキックによって
スミロドン・ドーパントに刺さっていたUSBメモリ――『地獄メモリ』は破壊され、お燐は元の姿に戻る。

お燐「さ、さとり様ぁ……助けてぇ……」

お燐はニコニコ笑顔でゴールを守るさとりの元へと這いずりまわる。
そんなさとりは、自分の服を掴んで助けを求めるお燐に対して手を差し伸べて。

さとり「家族が一人減る事は淋しいわね。 ――空」

空「はい、さとり様!」

            ≪≪≪TABOO>>≫≫

ゴオオオオッ!

お燐「ぬわーーーーーーーーーーーーーっ!」


93 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/12(日) 00:37:10 ID:D942CsOY
月面ライダー「そ、そんな!? 自分の忠臣を焼き殺すなんでひどすぎる!?」

さとり「お燐はちょっと、私達の家族にするには能力が低かったみたいですから。
こうして、私達が理想の家族になる為の人柱にした方が幸せかと思いまして」ニコッ

月面ライダー「くううっ……! もう許せないわ! 食らいなさい正義の鉄槌!」

ブウン!

こいし「させないよ!」

             ≪≪≪CLAYDOLL>>≫≫

ガチィイイン!!

月面ライダー「な……っ! 芋虫女性の怪人に、土塊人形の怪人ですって……! 一体古明地家はどうなってるのよ!?」

さとり「うふふ。 私達は神をも超える存在ですから。この位は当たり前です」

なんと、怪人化の能力を持つのはお燐だけではなかった!
空とこいしにも、先程のスミロドン・ドーパントに近い能力を持っていたようである。
このままでは鈴仙改め月面ライダーの苦戦は必至! どうする月面ライダー!

A:カワイイ鈴仙は突如反撃のアイデアが閃く。
B:えーりんが来て助けてくれる。
C:苦戦して死ぬ。 現実は非情である。
D:……ん!? 矢車がスパイクをガリガリっとして存在感をアピールしているぞ!
E:……ん!? 観客席の新入りサポーターが何やら激昂しているぞ!
F:その他 自由選択枠

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

94 :森崎名無しさん:2014/10/12(日) 00:37:53 ID:huL4x/sc
E

95 :森崎名無しさん:2014/10/12(日) 00:38:16 ID:Nw8F91eU
E

96 :森崎名無しさん:2014/10/12(日) 00:38:47 ID:d7ZjPZIk
D

97 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/12(日) 00:50:47 ID:D942CsOY
E:……ん!? 観客席の新入りサポーターが何やら激昂しているぞ!

○ローリン「カグロットォーーーーーーーーーーーーーーー!!」

ギュインギュインギュイン! ドゴオオオオオオオオオッ!!

クレイドール・ドーパント「何ですって……!?」

タブー・ドーパント「この力――地獄メモリの数倍も強力!」

デデーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン!!

さとり「そ、そんなァ……! 私の最強のドーパント達がこんなにアッサリ!」

月面ライダー「ふん、案外大したことなかったわね!」

強力な手下を全て失ったからか急激にヘタれ化するさとり。
元ネタ的には本人もテラー・ドーパントという最強の怪人になれるのだが、尺の都合でカットされたらしい。
鈴仙も月面ライダーの変身を解き、ヘナヘナと座り込むさとりに詰め寄る。

さとり「お願いします、許してください! 何でもしますから!」

鈴仙「ん〜? 今、何でもするって言ったわよね。 それじゃあ……」

A:「――皆を怖がらせちゃった事。 しっかり謝って貰うわね」
B:「金よ金! 金をよこしなさい!!」
C:「さっきのUSBメモリ……持ってたりとかしてない? 私も護身用に1つ、欲しいんだけど」
D:――事件は片付いていない。 ブローリンが輝夜目がけて襲い掛かってきた!
E:その他 自由選択枠

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

98 :森崎名無しさん:2014/10/12(日) 00:52:15 ID:x+L84OuA
D

99 :森崎名無しさん:2014/10/12(日) 00:52:27 ID:d7ZjPZIk
A

100 :森崎名無しさん:2014/10/12(日) 00:53:15 ID:dm7Xi3GA
D

101 :森崎名無しさん:2014/10/12(日) 00:55:55 ID:???
テラーは精神攻撃耐性か激強メンタルがないとそもそも勝負にならない升怪人やからね
そして耐性があっても物理的に攻撃してくるという

102 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/12(日) 01:02:32 ID:D942CsOY
D:――事件は片付いていない。 ブローリンが輝夜目がけて襲い掛かってきた!

鈴仙はすっかり強気にさとりへの制裁内容を考えていたが――事件はまだ終わっては居なかった。

ブ○ーリン「カグロットォォ〜〜〜〜〜〜〜!!」

ギュピッギュピッギュピッ!

輝夜「ぎゃ、ギャ〜〜〜っ! 何でアンタがここに居るのよ〜〜〜!?」

鈴仙「ひ、姫様が危ない! どうしよう、このままじゃ姫様が死ぬゥ!?」

……そんなとき、鈴仙の心の中から永琳の声が聞こえて来た。

永琳「……ウドンゲ。 聞こえる? 今貴女の脳内のでんきょ……ゴホゴホ。
魔法的な何かの力で、貴女に声を届けているわ」

鈴仙「し――師匠!? 脳内のでんきょ――って何ですか!?」

永琳「そんな事はどうだっていいのよ、重要じゃない。
それよりも、今こそ輝夜を守る為、月面ライダーの最後の能力を使うのよ!」

鈴仙「最後の能力…!? それって最終変身的な奴ですか!?」

永琳「ん……まぁ、そんなもんよそんなもん。 ブローリン君にギリギリまで接近してから、
ベルトの横にある赤いドクロマークのボタンを三秒間長押しすれば良いからね。
それじゃ、ウドンゲ。 私もスタジアムに仕掛けた計6,665個の隠しカメラ――じゃなくて、
天国から貴女を見守っているからよろしくね」

103 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/12(日) 01:03:32 ID:D942CsOY
そういって永琳からの通信は途切れた。残された時間は少ししか無い。
鈴仙は少しだけ悩んでから――。

A:永琳の言う通り、ブローリンの近くで赤いドクロマークのボタンを三秒間長押しした。
B:どう考えても怪しいので、代わりに輝夜にやって貰った。
C:怖いのでフィールドから逃げた。
D:相手にして貰えずやさぐれる矢車の妹になった。
E:その他 自由選択枠

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

104 :森崎名無しさん:2014/10/12(日) 01:05:01 ID:5Xg6wgWg
B

105 :森崎名無しさん:2014/10/12(日) 01:06:32 ID:rac2lpZY


106 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/12(日) 01:19:57 ID:D942CsOY
B:どう考えても怪しいので、代わりに輝夜にやって貰った。

鈴仙「(いやいやいや……どう考えても自爆スイッチでしょ、コレ)」

永琳に言われた通りベルトの横を見ると、確かにスイッチはあった。
しかしそのスイッチの回りには月語で、『死』とか『死』とか『死』とか『死』とか
『警告』とか『死』とか書いてある。
察しの悪い鈴仙でも、流石にこれは危ないと感づく事が出来る。
しかし、このままブローリンを野放しにしていれば、この幻想郷を破壊し尽してしまうである。
どうすれば良いか、暫く悩んだ鈴仙は。

鈴仙「(――あっ、そうだ! 姫様に使わせれば良いんだ!)……ひ、姫様ーっ! このベルトをお使いください!!」

バシュウッ!

輝夜「えっ、マジで良いの!? 私も仮面ライダー、地味に憧れてたんだよね〜」

鈴仙「月面ライダーです! 後、ベルトの横にあるスイッチを3秒間長押ししたら、
どうやら最終変身的なモノになれるって師匠が言ってました!!」

輝夜「それマジ? そうなったら全ての野蛮人を倒すべき私が、最終変身的なヤツになるしかないわね!!」

107 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/12(日) 01:21:34 ID:D942CsOY
輝夜にも『死』とか『警告』とか言った単語は読めている筈だが、
永琳が大丈夫と言ったから大丈夫だと、輝夜は何の迷いも無くベルトを装着し、ドクロマークのスイッチを長押しした。
すると……?

先着1名様で、

★謎のボタン→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER・クラブA→ダイヤ・ハート+戦闘中に輝夜の闘争心が暴走! 正体であるサソリ型怪人の姿に戻ってしまう!
ダイヤ・ハート→【Super Henshin!!】何と、マジで最終変身スイッチだった。 輝夜、カッコ良くブローリンを倒す!
スペード・クラブ→ドガーーーン! 案の定スイッチは自爆ボタンだった。 輝夜、体を張ってブローリンを倒す!

108 :森崎名無しさん:2014/10/12(日) 01:22:07 ID:???
★謎のボタン→ ハート3

109 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/12(日) 01:35:00 ID:D942CsOY
ダイヤ・ハート→【Super Henshin!!】何と、マジで最終変身スイッチだった。 輝夜、カッコ良くブローリンを倒す!

月面ライダー(輝夜)「おおっ、凄い力がみなぎって来る!! 今の私なら妹紅を殺せるわねこりゃ!」

鈴仙「(えっ、マジで!? あれ自爆スイッチじゃなかったの!?)」

ブローリン「カグロットォ〜〜〜!!」

月面ライダー「でりゃ〜! ハイパールナティックキ〜〜〜ック!!」

ブローリン「どぅ、どぅぁああああああああああああああああああああああああ!!!
馬鹿なぁああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!」

ドゴオオオオン!!


****

――こうして、ブローリンを倒した輝夜は、正義の月面ライダーとして幻想郷中の人気者になった。
幻想郷中のあらゆる異変に対しても、輝夜はいつも大活躍。
彼女はやがて、博麗の巫女と並んで誰もが知るスーパースターになるのだった。

鈴仙「(はぁ……もしもあの時、私がちゃんと変身してたらなぁ……)」

輝夜「くぉらイナバ! 緑茶の温度がぬるすぎるわ! 注ぎ直しね!」

鈴仙「は、はいっ! すみませんっ!(今日は5分後には旧都の勇儀さんと打ち合わせで、
8分後には、妖怪の山のテレビ取材の対応。 それで9分後には天界で天人相手のトークショーの司会で……。
ああ、私もまたフェムトを操りたいよぉ……)」

110 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/12(日) 01:39:00 ID:???
……そして、鈴仙はそんな輝夜のマネージャーとして、日々神経とメンタルをすり減らしながら、陰日向の毎日を送る事となる。
もしもあの時、永琳の言葉を信じてスイッチを押していたら――。
鈴仙はねちっこくそんな妄想ばかりをして、老後まで過ごしていたらしいとか、
謎の黒コートを着込んだ二人組の兄弟の妹となって、北欧諸国を漫遊したらしいとか、
謎の女性から「暴力」を意味するUSBメモリを貰ったとかなんとか色々と言われているが……それは、また別の話。


 ――――月面ライダーウドンゲ編 完 ――――

*イベントボーナスとして、狂気度が大きく上昇します。19→24
*輝夜ノーマルエンドボーナス! 輝夜の評価値がほんの少し上がりました。
*更に、輝夜のカリスマポイントが 2 /2ポイント上昇します。(現在0/10)

111 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/12(日) 01:46:32 ID:???
…と、言ったところで今日の更新はここまでです。
サクッとやるつもりが、ちょっともったりしてしまったかもしれません。
それでも、良い気分転換をさせて頂きましたので、また明日から本筋の更新をしていこうと思います。
>>78
確かにそうでしたw
>>79
鈴仙も知らないうちにえーりんから改造手術受けてそうなので大丈夫ですね。
>>101
恐怖の精神を操るというのは、さとりのキャラクターにも合っていて面白そうだったのですが、
これはまた別の所で使いたいと思います。

それでは、皆さま、本日もお疲れ様でした。

112 :森崎名無しさん:2014/10/12(日) 01:54:05 ID:???
乙でした

113 :森崎名無しさん:2014/10/12(日) 02:35:26 ID:???
乙です
畜生、バイトがなけりゃ死のスイッチ遠慮なく押してたのに・・・
だって死に近づくほど大きな力を得られるのだから・・・

ところでタブーって案外大した事ないよね、浮くのとエネルギー弾くらいしかないし
ぶっちゃけ タブー<ナスカ<スミロドン<ウェザー<クレイドール<テラー<〇〇〇〇〇〇・○○○○○○○
って感じ


>>101テラーの敗因は多分アイツだな、精神攻撃に耐性持ち+異能生存体ってそれこそそっちの方が反則だろwww
   でもソイツに通用する精神攻撃だってあるんだぜ・・・NとかLとかね・・・

114 :森崎名無しさん:2014/10/12(日) 04:34:25 ID:???
おのれディケイド!お前のせいでWとこの世界が繋がり破壊されてしまった!

115 :森崎名無しさん:2014/10/12(日) 10:18:38 ID:???
乙でした。

輝夜「オラ達のパワーが勝ったーっ!」
このブローなんとかさんは、またサポーターとしてちゃっかり参加しているだろうから、鈴仙さんも活躍のチャンスあるで。

116 :森崎名無しさん:2014/10/12(日) 13:31:58 ID:???
ブローリン登場するたびに姫様と仲良くじゃれあってるな
もう付き合っちゃえよ(悪魔のささやき)

117 :森崎名無しさん:2014/10/12(日) 13:46:56 ID:???
ところで何で月面、ライダーという単語がそろってるのにスーパー1の話題が出てこないのか
やっぱ知らない人多いのかな

118 :森崎名無しさん:2014/10/12(日) 19:40:34 ID:???
いや、ここライダースレじゃないし。
ライダーの話ばかりはスレ違いじゃないかな?

119 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/12(日) 21:18:44 ID:???
こんばんは、更新していきます。
>>112
乙ありがとうございます!
>>113
乙ありがとうございます。
ネタモードは何が起きてもマイナスにはならないので、敢えて見えてる地雷を踏み抜くのも面白かったかもですね。
ウェザー・ドーパントすらまだ見てなかったりします(汗)あ、でもアクセルは出てきましたよ。
>>114
ディケイドよりはブローリン君の功績の方が大きい気がします…w
>>115
乙ありがとうございます。
ネタの世界だからこそ新入りサポーター君は本領を発揮できましたが、本当は多分人里の大人しい青年ですね。
>>116
ブルノさんとかアモロ君とかブローリン君とかとのカップリングが出来てしまう姫様はやはり人気者ですね。輝夜「やめろォ!?」
>>117-118
いつかのFF編みたく、昨日の一連の展開は完全に元ネタありきの展開でしたので、
元ネタの話題が出て来て盛り上がるのも多少は仕方ないと思います。
基本的にはその辺りの線引きは個人の良識に任せる事になるかと思いますが、
元ネタあるいはそこからの派生ネタは知ってて当然…と、いう風にはならない方が、
より多くの人達が楽しめるようになるのではないかと考えています。

120 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/12(日) 21:21:23 ID:D942CsOY

*****

鈴仙「――はっ、真秋の昼のドリームねっ!?」

佳歩「鈴仙さま、何仰ってるんですかっ。 今、お燐選手にサイド深くまで抉られて大変ですよ!?」

イマイチ良く分からない白昼夢を見ていた鈴仙は、佳歩の呼びかけでふと我に返る。
そういえば、今は前半も12分を超えた時間帯。
右サイドハーフのお燐がまたも目覚ましい活躍を見せ、パスカルや妹紅が守るルナティックスの右サイドを突破し、
下手をすれば今度こそ失点――という危機的状況にあった事を鈴仙は思い出す。

お燐「(……とはいえ、ここであたいが首尾よく一対一とかで点を決めても、
空や勇儀姐さんの体力が回復していない以上、ジリ貧になる可能性も高いんだよねぇ。
となると、ここはやっぱり作戦通りで行くべきかな。  それとも……)」

そんな風に、どこまでも暢気さが抜けない鈴仙とは対照的に。
得点圏内に居るお燐は、回転の速い頭でサイドを抉った、その後の動きを考えていた。
そして――。

お燐「(この局面は……こうだっ!)」

先着1名様で、

★お燐の判断再び→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER→さとり「(……絶対にしくじっては駄目よ、お燐。 何故なら私達は――)」さとりの瞳が怪しく輝いた!(※続きます)
ダイヤ・ハート→お燐「(まぁ、急いては事を仕損じる。 ここは作戦通りサイド際で時間稼ぎだ)」お燐は何もしない!?
スペード・クラブ→お燐「(おっ、そうだ。 体力を温存しながら攻める手があったね)――空!」お燐は空へと高いパスを上げた!
クラブA→お燐「ええい、これがあたいの新必殺シュート・『食人怨霊』だ〜〜!」何と、サイドから必殺シュートだ!?

121 :森崎名無しさん:2014/10/12(日) 21:24:39 ID:???
★お燐の判断再び→ スペード5

122 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/12(日) 21:46:01 ID:D942CsOY
★お燐の判断再び→ スペード5 ★
スペード・クラブ→お燐「(おっ、そうだ。 体力を温存しながら攻める手があったね)――空!」お燐は空へと高いパスを上げた!

お燐「(いや――それよりも今は攻めだ。 時間稼ぎも大事だけど、ここは如何にしてでも効率良く決めなくっちゃ)」

お燐にとって、パスカルだけでなく妹紅とウサギDも突破出来た事は結果として僥倖だった。
空中戦において優れた妹紅が不在の今、シュートだけに頼らない、
ポストプレイやスルーなどの空中戦において、地霊殿は有利に立つことが出来る。

お燐「(そして……この地霊殿サブタレイニアンローゼスには、空中戦に優れた選手が……居る!
受け手である勇儀姐さんも十分に上がっている事を踏まえたら――ここは!)……空!」

パコオオオオン!!

実況「あっと! ここはお燐選手、高いセンタリングを出した!!
やはりここは、再び空選手の『八咫烏ヘッド』で攻める算段なんでしょうか!?」

お燐「いいや、違うね。 ……お空、見せてやりな。 アンタの自慢の――ポストプレイをねっ!!」

空「うにゅ! 了解よお燐!! 私の『八咫烏ポスト』で……何もかも、フュージョンさせてあげる!」

バァアアアアアアアアアアアアアアアッ!! グワァアアアアアッ!!

慧音「――なっ……! そんな高空まで飛んで……正確にパスを渡すというのか!?
(まずい。 このパスを素通ししては、私達は背後を取られ。
――そして、鬼との一対一を、姫君に強制する事になってしまう!)」

ウサギB「……慧音さん。 私も……飛びます。 だから――!」

慧音「……っ。 悩んでいるヒマはない、か。 あいわかった! ウサギB、力を貸してくれ!」

バァアアアアアッ!!

123 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/12(日) 21:47:05 ID:D942CsOY
実況「空選手のポストプレイに対して、慧音選手とウサギB選手が飛んだ〜〜!」

先着2名様で、

★空→八咫烏ポスト 56 ( ! card )+( ! dice + ! dice )=★
★ウサギB→高いクリア 43 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=
 慧音→幻想天皇 52 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=★

と書き込んでください。カードやダイスの結果で分岐します。

【攻撃側】−【守備側】
≧2→勇儀、パスキャッチ。 そして輝夜との一対一に!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(地霊殿のコーナーキック)(つかさがフォロー)(てゐがフォロー)
≦−2→ルナティックスボールに。

【補足・補正・備考】
特になし。

124 :森崎名無しさん:2014/10/12(日) 21:48:20 ID:???
★空→八咫烏ポスト 56 ( ダイヤ4 )+( 4 + 4 )=★

125 :森崎名無しさん:2014/10/12(日) 21:49:15 ID:???
★ウサギB→高いクリア 43 ( クラブ5 )( 2 + 1 )+(人数補正+1)=
 慧音→幻想天皇 52 ( ハートK )( 3 + 2 )+(人数補正+1)=★

126 :森崎名無しさん:2014/10/12(日) 21:56:31 ID:???
カグヤ カグヤ カグヤ カグロットォー!

127 :森崎名無しさん:2014/10/12(日) 22:04:11 ID:???
ほぼ失点かな・・・
前向きにガッツ消耗でも計算するとしようか
本編でのポストプレイは消費100〜200まであるが燐の発言から燃費がいいらしいので100と想定
100+威力高めのヘディング(200〜250)×2で約500ぐらい消費かな
自然回復を含めるとまだ一発撃てるぐらい残ってるかな?

128 :森崎名無しさん:2014/10/12(日) 22:04:49 ID:???
それでも輝夜なら…輝夜ならきっと何とかしてくれる

129 :森崎名無しさん:2014/10/12(日) 22:07:29 ID:???
5人もDFがいながらこれか、恥だな
やっぱり新入りサポーターをスカウトするしかないかw

130 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/12(日) 22:16:20 ID:D942CsOY
★空→八咫烏ポスト 56 ( ダイヤ4 )+( 4 + 4 )=64★
★ウサギB→高いクリア 43 ( クラブ5 )( 2 + 1 )+(人数補正+1)=47
 慧音→幻想天皇 52 ( ハートK )( 3 + 2 )+(人数補正+1)=58★
≧2→勇儀、パスキャッチ。 そして輝夜との一対一に!

――霊烏路空のパス能力は、ドリブル程では無いがそう高くない。
しかし、ゴール前である事と、最高のセンタリングをくれる相棒が居るという条件さえ揃えば、
彼女は限定的ではあるがポストプレイによるアシストにおいても優れていた。

ウサギB「……そんなっ。 こんな派手なポストプレイ、前の試合では見せていなかったのに……!」

慧音「――先の試合では、西行寺の亡霊嬢がずっとPA内の高空を支配していた。
故に、こうしたポストプレイは禁じるよう、彼女の相棒か……それとも主人に命令されていたのだろう。
だが、今重要な事は……このポストプレイを止める事だ! くらえ、『幻想天皇』!!」

グワァアアアアッ! ガキイイッ!

慧音「やったか!?」

何故、パス能力において最低限の能力しか持たない霊烏路空が、
ゴール前のアシストに優れていたか。 その理由は二つあった。
第一に、彼女のジャンプ力に身長、そして高空でのバランス感覚……。
いわば、高い浮き球の処理に関する技能・才能が、桁違いに――博麗の巫女と肩を並べる程に――優れていた故。
そして、もう一つに。

グゥウウウッ……ガチイッ!! ドサッ!

慧音「ぐっ…!(何てこと。 これだけ激しくクリアに出ても、全く堪えていない――!?)」

空「うにゅ? 今何か当たった?」

131 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/12(日) 22:17:27 ID:D942CsOY
――神の力を得た怪鳥、霊烏路空のフィジカルが、鬼に並ぶ程強靭だった故である。
慧音の渾身のパワークリアは、空からボールを零すどころか、その体勢を崩す事すら能わない。
空はそのまま、やや危なっかしさが残るヘディングパスで、ボールを慧音たちの背後。
即ち……ゴール前にて勇儀が輝夜を品定めしている構図の、その中央に落ちて来て。

ポムッ! ……パシッ。

勇儀「ありがとさん、空、燐。 ……さて」

ズシイィイイッ……ンン!!

勇儀「ここなら邪魔も入るまい。 ――行くぞ、輝く夜の姫君よ」

輝夜「」(←泡を吹きつつ、立ちながら気絶している)

実況「あああ〜〜〜〜!! 輝夜選手、勇儀選手との一対一を強いられた〜〜〜ッ!!
輝夜選手はセービングにおいては一流クラスですが、一対一においては正直まだ不安が残るレベル!
果たして輝夜選手は、鬼の四天王を止められるのか〜〜〜!?」

観客「ワァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!」
「カグヤ カグヤ カグヤ カグヤ」(←ちょっと期待している)「カグロットォーーーーーー!!」


132 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/12(日) 22:18:53 ID:D942CsOY
先着3名様で、

★勇儀の選択→! card ダイヤかハートならドリブル、スペードかクラブならシュート
 輝夜の選択→! card ダイヤかハートならドリブルに備える、スペードかクラブならシュートに備える★
★勇儀 ドリブル/シュート 50/52 (! card)(! dice + ! dice)=★
★輝夜 そなえる 47 (! card)(! dice + ! dice) =★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→勇儀が豪快にゴールを決める!
=1〜−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(お燐がフォロー)(地霊殿のコーナーキック)(つかさがフォロー)
≦−2→輝夜が何と守り切る!

読みが一致すればGKに+2の補正、読みが不一致ならGKに−2の補正です。

【補足・補正・備考】
勇儀のマークがダイヤの時、「地獄の苦輪(+3、吹飛1)」が発動します。
勇儀のマークがハート・スペードの時、「強引なドリブル(+2、吹飛2)」が発動します。
輝夜はスキル・蓬莱人により絶対に負傷しません。

133 :森崎名無しさん:2014/10/12(日) 22:19:29 ID:???
★勇儀の選択→ クラブ9  ダイヤかハートならドリブル、スペードかクラブならシュート
 輝夜の選択→ ダイヤ7  ダイヤかハートならドリブルに備える、スペードかクラブならシュートに備える★

134 :森崎名無しさん:2014/10/12(日) 22:19:41 ID:???
★勇儀の選択→ ダイヤ7  ダイヤかハートならドリブル、スペードかクラブならシュート
 輝夜の選択→ クラブQ  ダイヤかハートならドリブルに備える、スペードかクラブならシュートに備える★

135 :森崎名無しさん:2014/10/12(日) 22:19:48 ID:???
★勇儀 ドリブル/シュート 50/52 ( ハート10 )( 4 + 4 )=★

136 :森崎名無しさん:2014/10/12(日) 22:19:50 ID:???
★勇儀 ドリブル/シュート 50/52 ( ダイヤ4 )( 1 + 6 )=★

137 :森崎名無しさん:2014/10/12(日) 22:20:03 ID:???
★勇儀の選択→ ハート8  ダイヤかハートならドリブル、スペードかクラブならシュート
 輝夜の選択→ スペードJ  ダイヤかハートならドリブルに備える、スペードかクラブならシュートに備える★

138 :森崎名無しさん:2014/10/12(日) 22:20:24 ID:???
★輝夜 そなえる 47 ( クラブ8 )( 5 + 6 ) =★



139 :森崎名無しさん:2014/10/12(日) 22:20:32 ID:???
★輝夜 そなえる 47 ( ハート2 )( 5 + 2 ) =★

140 :森崎名無しさん:2014/10/12(日) 22:21:04 ID:???
デデーン!

141 :森崎名無しさん:2014/10/12(日) 22:21:27 ID:???
備考の勇儀の技ってどっちもドリブル技?

142 :森崎名無しさん:2014/10/12(日) 22:26:17 ID:???
ブルノ「おれならとれたな」

143 :森崎名無しさん:2014/10/12(日) 22:59:22 ID:???
+5持ちがダイヤ連発するとこうなる
負ける可能性出てきたな、ここまであっさりやられたということは
そしてこの様子からだと1VS1とポストプレイ狙ってくるようになると思うし



144 :森崎名無しさん:2014/10/12(日) 23:01:42 ID:???
一対一が非常に有効だって分かったし、シュートで五分かそれ以下の勝負挑むよりは狙ってくるだろうね。

145 :森崎名無しさん:2014/10/12(日) 23:10:19 ID:???
とりあえず妹紅はお空についてもらおうか?
対策としてはそれぐらいしかない気がする。

146 :森崎名無しさん:2014/10/12(日) 23:15:07 ID:???
DFはサイドアタック防ぐのを諦めて中央を固めて各個撃破を予防
これで今のパターンの対策にはなるけど今度は時間稼ぎをされやすくもなる

147 :森崎名無しさん:2014/10/12(日) 23:18:48 ID:???
シュートに対しては強いけどドリブルに対して弱いね
かといってパスカルを下げるのもなぁ・・・

148 :森崎名無しさん:2014/10/12(日) 23:21:33 ID:???
一応ウサギBをMFに上げてもCMFとワンツーやサイドチェンジで揺さぶれば
右からの攻撃は成立するからパスカル下げるのも、一応はありだと思う

149 :森崎名無しさん:2014/10/12(日) 23:25:06 ID:???
これで中央を強化しつつサイドでも勝負できるぜw

−−−−− 
−H−J− H鈴仙 J佳歩 
−−−−−
F−I−G Fてゐ I永琳 Gパスカル
−−−−− 
C−K−E CウサギB Kターク・ハル EウサギD 
−ABD− A慧音 Bつかさ D妹紅
−−@−− @輝夜 

150 :森崎名無しさん:2014/10/12(日) 23:26:55 ID:???
>>149
ん・・・?んんー?なんか違和感があるけど・・・気のせいだね、うん

151 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/12(日) 23:56:50 ID:D942CsOY
★勇儀の選択→ クラブ9 クラブならシュート
 輝夜の選択→ ダイヤ7  ダイヤならドリブルに備える★
★勇儀 シュート 52 ( ハート10 )( 4 + 4 )=60★
★輝夜 ドリブルにそなえる 47 ( クラブ8 )( 5 + 6 )+(読み外し-2) =56★
≧2→勇儀が豪快にゴールを決める!

勇儀「……はぁああああああああっ!!」

グワァアッ! バシュウウウウウウウウウウウウウウウウウッ!

――つかさの態度に心動かされ、遊ばないと誓った勇儀のシュートは、
彼女の性格に相応しく豪胆ながらも、ただただ直球で誠実だった。
最高の出来とは言い難くとも、しかし持てる実力を十二分に出し切ったそれは、

輝夜「……ちゃ、ちゃぁああああああああああああああああああああっ!!」

ギリギリの所で正気を取り戻した輝夜による、渾身の飛び出しをも掻い潜り――。

ズバァアアアアアアアアアアッ! ――ピピィイイイイイイイイイイイイイイッ!!


永遠亭ルナティックス 1 − 1 地霊殿サブタレイニアンローゼス

152 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/12(日) 23:57:59 ID:D942CsOY
大会得点ランキング(表記はメインキャラのみ):
4ゴール 鈴仙
3ゴール レミリア、フランドール、来生、諏訪子、勇儀
2ゴール 射命丸、早苗、神奈子、ピエール
1ゴール 妹紅、佳歩、咲夜、美鈴、謎の向日葵仮面、赤蛮奇、
      影狼、反町、藍、メルラン、空、屠自古、神子、霊夢、魔理沙、森崎、天子

大会アシストランキング(表記はメインキャラのみ):
3アシスト 早苗
2アシスト 小悪魔、ピエール
1アシスト てゐ、鈴仙、パチュリー、影狼、大妖精、橙、お燐、諏訪子、神子
       衣玖、針妙丸、小町、空

153 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/12(日) 23:59:43 ID:D942CsOY
実況「き、きまった〜〜〜〜! ゴ〜〜〜〜〜〜〜〜ル!!
前半13分! 勇儀選手のシュートが、永遠亭ルナティックスのゴールに突き刺さった!
地霊殿サブタレイニアンローゼス、紆余曲折ありましたがここで漸く同点に追いつきました!」

観客「ウォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッ!!」
「ですよねー」「姫様……」「はぁ……」「いや、まだこれからだ」「うどんちゃん、頑張れー」

霊夢(観客席)「……まぁ、流石に今のは防げないか。
――とはいえ、あの勇儀達がこうまで攻めて攻めて、挙句の果てには裏を掻いて1点となると。
これは、鈴仙がどうとか以前に厳しいかもしれないわね」

来生(観客席)「へっ、鬼も大したことねぇな! こと一対一なら、俺のが優位に立てる自信があるぜ!」

ヘルナンデス(観客席)「(――昔のコイツであれば、単なる放言と一笑に付す事が出来たが。
今ではそれが、決して冗談では無いというのが恐ろしいな)」

チルノ(観客席)「こらーっ! ルナティックス! もっと頑張んなさいよ〜〜〜!!」


勇儀「――本来は、敵の最大と私の最大とでぶつかりたかったが。 許せよ」

観客達が沈み、煽り、新たな展開に湧き上がる中。 勇儀は未だ手に持つ大きな盃から酒を呷りつつ、やや寂しげにそう呟く。
その額からはじっとりと汗が流れており、彼女の疲労は臨界点に達しつつある事を表明していたが……。
それでも、彼女は間違いなく、この試合における自らの役割を果たしていた。

お燐「ふぃ〜っ。 あたいも頑張った甲斐があったねぇ。 あっ、お空。 ナイスアシスト!」

空「うんっ! お燐もナイスアシストだったよ!」

お燐「あはは……。 褒めてくれるのはありがたいけど、ランキングには得点に直接絡むアシストしか載らないからねぇ」

空「……うにゅ?(せんたりんぐ…? らんきんぐ……? ――お燐は難しい単語を使えて凄いなぁ)」

154 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/13(月) 00:00:47 ID:a+Nl8els
こいし「な〜んとか、首の皮一枚繋がったねぇ」

さとり「(……まだ、勝てます。 私が、皆を信じていられる限りは――!)」

矢車「はぁ……(――空を舞って得たゴール……か。 地を這う俺には眩しすぎる)」

――そして、勇儀のゴールにより、地霊殿サブタレイニアンローゼスのメンバーもまた、
これまでの猛攻が通じなかった事により低下していた士気を再び持ち直す事に成功する。
(矢車だけは相変わらずやさぐれていた)


輝夜「DFども、怠慢だぞ」キリッ

妹紅「そのネタ前にどこかでやっただろ! いい加減にしろ!? ――とはいえ、今のは私達も失敗したけどさ……」

ウサギB「霊烏路空がポストプレイをしてくる事に気付かなかったなんて。 何たる無様…!」

慧音「(――私では無く、妹紅がクリアに飛んでいれば。 ……くそっ、やはり私は力不足だ!)」

――そして、その一方で。 守備を崩され隙を突かれて失点を喫してしまったルナティックスサイドは、
やはりどうしても士気の低下は免れない。

永琳「……あーあ。 どれもこれも全部ウドンゲがキャプテンだったせいね。 あーあ、もう駄目だわ私達負けるわー」

鈴仙「(――って、言われないようキャプテンらしくチームメイトを鼓舞しろ、って事ですよね……師匠)」

そんな中、永琳による遠回しのアドバイス(と鈴仙は信じている)により、
鈴仙はチームメイトを鼓舞する言葉を考え始める。

155 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/13(月) 00:03:04 ID:a+Nl8els

鈴仙「(……冷静に現状を分析するか。 それとも感情的にチームメイトを揺さぶるか。
師匠だったら間違いなく前者だろうけど――。 私らしくやる、ってなると、どんな方法が良いかしらね……)」

A:「皆、落ち着いて! まだ同点よ! 今から充分返すアテはあるわ!」まだ同点とゲキを飛ばす。
B:「……敵の攻撃方法はこれで特定できた。 未だ戦局はこっちが有利よ!」冷静に現状を分析して落ち着かせる。
C:「相手は今みたいな搦め手じゃないと決められない。 堅く守ればこっちが有利よ!」敵をやや挑発しつつ鼓舞する。
D:「今のは私のせい、皆は悪くないわ! だから皆は自信を持って頑張って!」自分が悪く、皆には責任が無いと言う。
E:「皆! 落ち着いて! おち……つい……ぐぅぅ」緊張のあまりセンターサークルに寝込んでしまう。
F:その他 自由選択枠

鈴仙のガッツ:700/880

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

*この選択肢の後、別途陣形や配置について調整できる選択肢を設けます。

156 :森崎名無しさん:2014/10/13(月) 00:05:28 ID:Q6V5tSgU
A

157 :森崎名無しさん:2014/10/13(月) 00:06:11 ID:???
Fゴールされたたのは、GKが競り合い苦手なのが原因で…
それはDFが攻撃をあっさり通されたせいだから…
つまり、指示をしたせい…はっ!全部私のせいだ!ハハハハハッ!
師匠、全部私のせいです!フフッ

158 :森崎名無しさん:2014/10/13(月) 00:06:19 ID:z5PgDazw
B

159 :森崎名無しさん:2014/10/13(月) 00:07:16 ID:MDStXcFo
B

160 :森崎名無しさん:2014/10/13(月) 00:12:20 ID:???
実際サイドアタックはほぼ止めるの難しそうだしPA内に引きこもらせるか

161 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/13(月) 00:48:09 ID:a+Nl8els
B:「……敵の攻撃方法はこれで特定できた。 未だ戦局はこっちが有利よ!」冷静に現状を分析して落ち着かせる。

鈴仙「……敵の攻撃方法は、これでおおよそ特定できたわ!! 未だ戦局はこっちが有利よ!」

自身がこれまで手本にして来た師になりきったつもりで、鈴仙はそう断言してみせた。

佳歩「――鈴仙さま!」

てゐ「お〜っ。 まるでお師匠様みたく大きく出たねぇ。 本当にそう言えるのかい、鈴仙ちゃん?」

鈴仙「……地霊殿がこれまでの展開で、私達のゴールを脅かした方法は3つ。
つまりは、@勇儀さんによる、超高威力のキックオフシュート。 もしくはフリーキック。
Aお燐によるサイド突破からのセンタリングと、それを受けた空や勇儀さんのダイレクトシュート。
B空のポストプレイによる、勇儀さんの一対一。

――勿論、これ以外にもパルスィさんや矢車、ひょっとしたらこいしによる奇襲も考えられるけれど、
それらの選手では恐らく、姫のセービングか、私達の5バックを抜く事は出来ない。

もしも出来ていたら、攻め疲れたFWの代わりにとっくに攻め込んでいるでしょうけど、
それをしていないという事は、彼女達には姫様や、妹紅や慧音さん達を抜く事は厳しいという事情があると予測できる。
だから、何か状況が変わらない限り――敵は今後も、さっきの@〜Bの攻撃で攻めて来ると思うわ」

てゐ「おぉ〜。 よく考えてるねぇ、鈴仙。 ちょっと見直しちゃったよ」

鈴仙「……まぁ。 これでも一応師匠の弟子だし。 状況を判断する勉強はして来たつもりよ」

自分なりに考えた上での、チームメイトへの激励はどうやら上手くいった様子である。
永琳を始めとして、慧音にパスカル、ウサギBにつかさなどどちらかと言えば理論派が揃う
ルナティックスにおいて、現状をおおよそ適切に分析してみせた鈴仙の演説は比較的評判が良く。
また、そうでないチームメイトも、鈴仙がしっかりとチームの事を考えているんだなぁ……。
と、いう雰囲気をその必死な姿勢から読み取る事が出来ており、全体的な士気も幾ばくかは回復したようだった。

162 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/13(月) 00:51:16 ID:a+Nl8els
パスカル「(レイセンは緊張さえしなければ、そこそこ能力は高いんだろうなぁ……)
――そして今の演説は、どうやら次の議題を考える上でのヒントにもなったようだな、レイセン」

慧音「キックオフまでには時間がある。 今の内に、鈴仙が示してくれた@〜Bについて、
どうやって封じるべきか考えようじゃないか」

――そして、鈴仙の論理だった説明は、次の議論をスムーズに進める為のヒントとなったようだ。
慧音やパスカルは既に、鈴仙が考える敵の攻撃手段について、どう防ぐべきかを検討していた。

パスカル「――まず、短絡的に思いつくのはAとBの攻撃手段の中核を潰す事だ。
@については、俺たちではどうしようも無いからな。
AとBの封殺方法とは即ち、見事なサイドアタックを仕掛ける……リンという少女を複数人でマークし、
決してボールを自陣深くにまで持ってこさせないという方法だな。
今の陣形のままでも、俺とエイリンさんの二人掛かりでタックルに向かえれば、充分、俺たちが有利に守る事が出来るだろう。
――矢車及び、左のサイドをほぼてゐ一人任せにする事となる欠点もあるが」

慧音「……次に考え付くのは、妹紅に空をマークさせる戦法だ。
空のポストプレイは、成功した場合一対一を強制されるという恐ろしさはあるが、
妹紅が付いているだけで、その勝率は大きく高まる。
万一ねじ込みになったとしても、それでシュートを撃って消耗してくれれば御の字…と、いう考えもあるしな。
――ただ、その場合は、必然的にPA内に引き籠る形となるだろうから、
お燐がサイドを突破して来た場合、好きなように時間を稼がれるという恐れもあるが」

ウサギB「……もしも今の陣形で作戦をするには窮屈と感じた場合。
こだわらず、少しずつ変えていく必要もあるかもしれませんね。 ――鈴仙さま、どうしますか?」

163 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/13(月) 00:54:48 ID:a+Nl8els
鈴仙「そうね……(パスカル君の言う通りに、サイド際で厄介なお燐への警戒を増やすか、
慧音さんの言う通りに、PA内の空中戦で厄介な空への警戒を増やすか。
あるいは、そのどっちも行うか。 ……そして、陣形も変更するか。 
考えるべき事が多くて混乱しちゃうけど、ここは――)」

A:永琳とパスカルでお燐をマークし、サイド突破を未然に防ぐようにする。
B:妹紅で空をマークし、PA内をしっかり固める。
C:永琳とパスカルでお燐をマークしつつ、妹紅で空をマークする。(A+B)
D:パスカルをSBに置き、お燐のサイドアタックをDF陣と連携して止められるようにする。
E:ウサギBをMFにして、MFを4人に。 お燐を警戒しつつ、矢車やパルスィの突破にも配慮する。
F:その他 自由選択枠 D+Bとしたい場合、新しく陣形を考えた場合はこちらで

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

*しっかり考えた上での鼓舞に、慧音、パスカル、ウサギB、つかさ、てゐの評価値がほんの少し上がりました。
*永琳印象値については、結果的な指示ミス(妹紅をプレスに行かせた)事の微減と、
 今回の理論的な鼓舞による微増とで相殺し合い、変動ありません。

164 :森崎名無しさん:2014/10/13(月) 00:55:47 ID:ETjPs2Ng
B

165 :森崎名無しさん:2014/10/13(月) 00:56:27 ID:LTVsqMvA


166 :森崎名無しさん:2014/10/13(月) 00:56:57 ID:AQKlsuMY
D

167 :森崎名無しさん:2014/10/13(月) 01:03:20 ID:75niRHfQ
B

168 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/13(月) 01:10:38 ID:???
―――と、言ったところで今日の更新はここまでです。
ちなみに言葉足らずでしたので補足ですが、DでパスカルをSBにした場合、
代わりのMFはウサギBになる事を想定しています。

失点してしまいましたが、相手がかなり疲れている以上、まだルナティックスの方が有利ですし、
お燐・お空コンビの攻撃についても現存戦力で充分対応可能です。 一対一にならないよう対策も打てます。
ですので、あまり悲観的になりすぎず、また楽しく投票や参加をしてくだされば幸いです。

>>128
実際に読みが当たっていたら何とかしてたのがすごかったです。
>>140
さっきのプレイはカグロットじゃなくて、月人の王女カグーヤでしたね…
>>141
すみません、ドリブル技でした。今後、表記を工夫しようと思います。
>>142
レナート「ポストの方がまだマシだぜ」
>>149-150
DFを6人にし、6−3−2で守備の安定感を高めてきましたね。どこもおかしくはない良い作戦だと思います。

それでは、皆さま、本日もお疲れさまでした。

169 :森崎名無しさん:2014/10/13(月) 01:16:37 ID:???
>157
ライダーネタは自重するように言われてるからネタに乗ってやれないんだ。すまんな
(長々書いた博士の長文改変コピペレスを消しながら)

170 :森崎名無しさん:2014/10/13(月) 01:25:09 ID:???
スレ主さんは自重しろ、とまでは言ってなくない?

171 :森崎名無しさん:2014/10/13(月) 01:42:45 ID:???
乙でした。
今回の失点は仕方ないにしても、今後対策は必要かなあ。
姫様の競り合いを上げるのも一つの手ではあるけど、上がりにくいなんだよね。
空中戦に強い妹紅を中央に引きこもらせるのもありだけど、それだとサイドバックとして動けない。
ウサギDちゃんに空中戦、タックルの守備を増強。
ウサギBちゃんはタックルやパスカット、パスを増強してボランチの役割を果たしてもらえるようになると随分安定感が出ると思う。

……まあ、覚醒して名有り昇格+特訓でまあまあくらいの成果を出すくらいはしないとダメそうだけど。

話変わりますけど、妖夢の人物紹介がなにやら不穏だなあ。


172 :森崎名無しさん:2014/10/13(月) 10:48:13 ID:???
うむ。妖夢の敵フラグというか不穏グラフが順調に育ってる…

173 :森崎名無しさん:2014/10/13(月) 15:10:13 ID:???
このままだと詐欺師に丸め込まれるっぽいね


174 :森崎名無しさん:2014/10/13(月) 15:29:53 ID:???
試合で会える死なんとかなるっしょ

175 :森崎名無しさん:2014/10/13(月) 16:47:33 ID:???
岬太○「いつから、試合で会うときで間に合うと錯覚していた?」
鈴仙「なん……だと!?」

176 :森崎名無しさん:2014/10/13(月) 17:22:35 ID:???
DFを中央に集めるならパスカルの動きをディフェンシブにして
カホロットで右サイドアタックすることも視野に入れていいんじゃない

177 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/13(月) 17:26:12 ID:???
こんばんは、少しだけ更新していきます。
>>169-170
こちらとしては、>>170さんが仰るとおりに「自重しろ」とは言ってはいないつもりです。
(個人個人の良識の範囲内での線引きについてはお任せをしておりますが)
私が知らないネタだと反応できない、という点はありますが、
ネタを知っている事を押し付け、ネタを知らない人を中傷するような書き込みでない限りは、
自由に書いて頂ければと私は思います。
>>171
乙ありがとうございます。一対一対策は決勝までにはしておく必要がありますね。
一対一にされないよう慧音やウサギ達を育てるか、
一対一になっても大丈夫なよう輝夜を育てるかについては、また悩んで頂ければと思います。
妖夢については、前々スレ>>663-664の下りを文章に落とし込んだ感じです。
>>172-175
大まかな展開については結構決まっていますが、
鈴仙が干渉する事で、必ず有益な結果を齎す事になると思います。
曖昧ですみませんが、今言える事はこれくらいです。

妖夢に時間を割く事は現時点では曖昧ながらも、必ず後々有益となりますが、
目先の試合に勝つため、ウサギ達を育てる事も有益です。
どこまで妖夢を優先し、どこからチーム内や自分の育成を固めるかについては、
色んな意見が出てくればと思います。

178 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/13(月) 17:27:50 ID:???
B:妹紅で空をマークし、PA内をしっかり固める。

鈴仙「――お燐の突破については、ある程度諦めないといけないかも。
パスカル君でさえ、ノリに乗ったお燐の突破を止める事が出来なかったとなると、
お燐の突破を封殺したければ、師匠のマークすら必要になってくる」

永琳「……しかし、そうすると、今度は矢車や水橋パルスィがその隙を突いて突破してくるかもしれない。
てゐも一応必殺タックルは持ってはいたけど、基礎能力に不安がある。
となれば、敵を通さない事よりも、通した後に好きにさせないようにする……と、いう作戦ね」

鈴仙「そ、そうです。 ――まずかったりするでしょうか?」

永琳「さぁ……。 筋自体は通っているし、別に良いんじゃないかしら?
後はそれが、現実に機能するかどうかだけど――それは、私でも分かり得ない事だし」

妹紅「でも、私は悪くないと思うな。 マークとなると、私がカウンターに行き辛くはあるけれど……。
敵の中盤と守備は、攻撃力と比べれば大した事が無い。
だったら、私は守備に専念して。 必ず、あの八咫烏を止めてみせるわ!」

――と、言う風に鈴仙は簡単に次からの守備について打ち合わせを行い。
空とお燐の攻撃力の高さを実感したルナティックスメンバーからも、
特段の異論は上がらない。 そして――。

179 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/13(月) 17:30:09 ID:a+Nl8els
……ピィイイイイイイイイイイイイイイイイッ!!

実況「さぁ、ルナティックスのキックオフで今、試合が再開されました〜〜!!
ボールはセンターサークルの鈴仙選手が蹴りだすようです!」

鈴仙「(……今は、もう大体前半の15分。
私の前方に居る勇儀さんと空は――体力が無いからか、積極的にはタックルに行かない様子ね。
となると、守備において怖いのはトップ下の矢車……となりそうだけど。 ここはどうしようかしら?)」

A:このまま中央までドリブル突破だ!(鈴仙のドリブル:50)
B:佳歩に預けて、ドリブル突破してもらう!
C:佳歩とのワンツーで中盤を抜き去る!(鈴仙側のパス:49)
D:後ろの永琳に預けて、ドリブル突破してもらう!
E:左サイド後ろのてゐに預けて、溜めを作ってから自分まで「バックスピン兎玉」を出してもらう!
F:左サイド後ろのてゐに預けて、ドリブル突破してもらう!
G:右サイド後ろのパスカルに預けて、ドリブル突破してもらう!
H:その他 自由選択枠 永琳との必殺ワンツーを使いたい場合、てゐに「エンシェントデューパー」を出して貰う場合もこちらで

鈴仙のガッツ:720/880

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

180 :森崎名無しさん:2014/10/13(月) 17:33:04 ID:eQHxf/YA


181 :森崎名無しさん:2014/10/13(月) 17:33:30 ID:AQKlsuMY
C

182 :森崎名無しさん:2014/10/13(月) 17:41:44 ID:MDStXcFo
B

183 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/13(月) 18:53:11 ID:a+Nl8els
B:佳歩に預けて、ドリブル突破してもらう!

鈴仙「(……いや、矢車一人ならば、佳歩に突破を任せて。
私はフォローやイザという時のロングシュートに回った方が良いかしら)――佳歩、突破をお願い!」

バシュッ!

佳歩「任されました、鈴仙さま!」

タッ!

実況「あっと、ここは鈴仙選手、佳歩選手にボールを預けて自分は前方へと走って行った!
前半もまだ半分が残されているこの局面、鈴仙選手は積極的にシュートを狙っていくのか〜!?」

勇儀「本当ならばお前とも勝負したい所だが、今の私は大局を見ねばならん。 ……通すよ」

空「(そういえばさっき、さとり様が「シュートとポストプレイ以外は、あまり動かなくて良い」って言ってたっけ。
だったら私も様子見だよ!)」

この試合鈴仙との2トップを任され燃えている佳歩は、鈴仙からのパスを受け、勇儀と空が素通しする中、勢いよく中盤を駆け上がる。
そして、中盤で体育座りで蹲っていた男はスッ、と立ち上がり……。

矢車「……待て」

佳歩「――な、なんですか……!?」

矢車「お前、今……! 俺を、笑ったな……!!」

グッ……ズバァアアアアアアアアアッ! ズザァアアアアアアアアッ!!

佳歩「わ、笑ってません!? 確かに鈴仙さまとの2トップでニヤけてたかもですけど!?
(す、凄い跳躍力と脚力!? さっきまで静止していたのに、一体どこにそんな力が――!?)」

184 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/13(月) 18:54:16 ID:a+Nl8els

実況「あっと! ここで矢車選手が単身タックルに出た!?
何やら「笑うなぁぁあ!」――と叫んでおりますが、それがタックルの理由でしたらひどい逆恨みです!」

佳歩「くうっ……! ま――負けないもんっ!」

先着2名様で、

★佳歩→ドリブル 49 (! card)(! dice + ! dice)=★
★矢車→タックル 51 (! card)(! dice + ! dice)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→ 佳歩、突破成功!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(鈴仙がフォロー)(パルスィがフォロー)(お燐がフォロー)
≦−2→地霊殿ボールに。

【補足・補正・備考】
佳歩のマークがダイヤの時、「直情的なドリブル「(+3、吹飛3)」が発動します。
佳歩のマークがハートの時、「頭脳的なドリブル(+3)」が発動します。
矢車が11以上の目あるいはクラブの絵札で勝利した場合、スキル・影の覚醒が発動し、イベントが発生します。

185 :森崎名無しさん:2014/10/13(月) 18:55:46 ID:???
★佳歩→ドリブル 49 ( クラブ10 )( 2 + 4 )=★

186 :森崎名無しさん:2014/10/13(月) 18:56:04 ID:???
★矢車→タックル 51 ( ダイヤ10 )( 4 + 2 )=★

187 :森崎名無しさん:2014/10/13(月) 18:56:10 ID:???
★佳歩→ドリブル 49 ( スペード3 )( 2 + 6 )=★

188 :森崎名無しさん:2014/10/13(月) 18:57:46 ID:???
あにきぃ……すごすぎるよぉ……

189 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/13(月) 19:14:12 ID:a+Nl8els
★佳歩→ドリブル 49 ( クラブ10 )( 2 + 4 )=55★
★矢車→タックル 51 ( ダイヤ10 )( 4 + 2 )=57★
≦−2→地霊殿ボールに。

矢車「はぁあぁああっ!」

ブウン! ズバァアッ!

佳歩「キャアッ!?」

実況「あ〜〜っと、矢車選手のワイルドかつ正確な蹴りにより、佳歩選手はボールを奪われた!
矢車選手、人間離れした身体能力を遺憾なく発揮しています!」

鈴仙「(嘘でしょ……!? あの佳歩が、こんなにアッサリボールを奪われるなんて!
それに、あの動き。 矢車ってのは本当に人間なの!? まるで、バッタか何かの妖怪じゃない!)」

鈴仙がそう息を漏らす程、矢車のタックルは人間離れしていた。
幸いにもサッカーの基礎が無いのか、技そのものは稚拙と言っても間違いなかったが、
しかしそれを圧倒的な身体能力が見事にフォローしている。
そして、鈴仙にとって矢車が恐ろしい点は、それだけでは無かった。

矢車「はぁ……。 光を求めてもどうせいつか堕ちるのは自明の理と言うのに……」

鈴仙「(この男の波長――あまりにフラット過ぎて。
言うならば既に狂気状態である故に、操作がかなり困難そう……!
前の幽香さんや、今居る勇儀さん程、人妖としての格は高くないでしょうから、
【狂気の瞳自体は有効だけど、有効率が1/2程落ちてしまいそう】ね……!)」

――矢車という男は、鈴仙の瞳が無くとも既に狂気。
暗闇を追い求めているという彼の波長はまるで死人の拍動のように動く気配が無く。
通常以上の干渉が無ければ矢車の動きを封じる事は難しいだろう。

190 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/13(月) 19:17:26 ID:a+Nl8els
鈴仙「(矢車がこのまま攻めてくるか。 それとも後ろに下がって守りに入るか。
それともやっぱり右サイドのお燐目がけてパスを放ってくるか。
――ちょっと行動については読めないけれど。
ここで私は守りに入るべきかしら?それとも敢えて泳がせて様子を見ようかしら?
……一番カッコ良いのは、ここからすぐに私が新・必殺タックルで奪い返す事だけど。
……ど、どうしようかな?)」

A:即座に単身タックルで矢車からボールを奪い返す!(鈴仙のタックル:48)
B:少し引いて、お燐へのパスに備える!(鈴仙のパスカット:47)
C:ここは動かない! 相手の様子を見る。
D:鈴仙「あにきぃ……すごすぎるよぉ……」畏怖が行き過ぎて恐れを忘れただ矢車を褒める事しか出来なくなる。
E:その他 自由選択枠

鈴仙のガッツ:720/880

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

*Aを選んだ場合、鈴仙が即座にタックルに入れます。 鈴仙が失敗した場合、矢車の行動判定に移ります。
*Bを選んだ場合、矢車が次の行動判定でお燐へのパスを選ばなかった場合はCと同内容になります。


191 :森崎名無しさん:2014/10/13(月) 19:18:35 ID:EUxmoaQk
A

192 :森崎名無しさん:2014/10/13(月) 19:18:42 ID:AQKlsuMY
A

193 :森崎名無しさん:2014/10/13(月) 19:19:57 ID:LTVsqMvA
B

194 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/13(月) 19:38:30 ID:a+Nl8els
A:即座に単身タックルで矢車からボールを奪い返す!(鈴仙のタックル:48)

鈴仙「(――いや、仮に中盤や後方での時間稼ぎに終わるとしても、今の局面ではそれすら厄介。
ここは即座に奪い返すべきよ!)……まだよッ!!」

クルッ、スッ……ズザァアアアアアアアアアアアアッ!!

矢車「……はぁ」

実況「あ〜〜っと! 鈴仙選手、ここで持前の足の速さを活かして急ターン!
そしてそのまま矢車選手へとスライディングタックルに向かいます!!」

矢車「(この女にも瞳の奥に闇が見える。 俺と同じ地獄を見たか……?)」

タッ……!

鈴仙「(――なんかこいつの目線、さっき佳歩に突っかかって来た時よりも優しげな気が……)
――え、ええい! 私に色仕掛けは通用しないんだからねっ! 食らいなさいっ!」

195 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/13(月) 19:39:46 ID:a+Nl8els
先着2名様で、

★矢車→ドリブル 51 (! card)(! dice + ! dice)=★
★鈴仙→タックル 48 (! card)(! dice + ! dice)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→矢車、突破成功!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(永琳がフォロー)(てゐがフォロー)(勇儀がフォロー)
≦−2→地霊殿ボールに。

【補足・補正・備考】
鈴仙のマークと敵マークが一致時、スキル・狂気の瞳LV3により敵の数値が−2されます。
鈴仙のマークがダイヤの時、「アイドリングウェーブ(+2)」が発動します。
矢車が11以上の目あるいはクラブの絵札で勝利した場合、スキル・影の覚醒が発動し、イベントが発生します。
矢車のスキル・地獄の狂気により、鈴仙のスキル・狂気の瞳の成功率が1/2減少しています。

196 :森崎名無しさん:2014/10/13(月) 19:40:20 ID:???
★矢車→ドリブル 51 ( ダイヤ3 )( 3 + 4 )=★

197 :森崎名無しさん:2014/10/13(月) 19:40:57 ID:???
★鈴仙→タックル 48 ( ハートA )( 5 + 6 )=★

198 :森崎名無しさん:2014/10/13(月) 19:41:20 ID:???
★鈴仙→タックル 48 ( ハート7 )( 5 + 6 )=★

199 :森崎名無しさん:2014/10/13(月) 19:42:41 ID:???
勇儀王じゃなくて永琳のフォローじゃないんですか?

200 :森崎名無しさん:2014/10/13(月) 19:43:39 ID:???
おそらく判定結果、逆になってるね

201 :森崎名無しさん:2014/10/13(月) 19:45:01 ID:???
間違えたので、勇儀王「罰ゲーム!」マインドクラッシュ

202 :森崎名無しさん:2014/10/13(月) 19:45:17 ID:???
≧2→矢車、突破成功!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(永琳がフォロー)(てゐがフォロー)(勇儀がフォロー)
≦−2→地霊殿ボールに。

これは鈴仙が十二人目の地霊殿メンバーという可能性が…
昔は地獄の住民のような引きだったしw

203 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/13(月) 19:45:40 ID:???
>>199-200
すみません、また間違えてました(汗)
申し訳ないですが、逆になっていたので永琳がフォローで進ませて頂きます。

204 :森崎名無しさん:2014/10/13(月) 19:48:32 ID:???
永琳がボール持ったということはまたパルパルキアか

205 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/13(月) 20:42:04 ID:???
★矢車→ドリブル 51 ( ダイヤ3 )( 3 + 4 )=58★
★鈴仙→タックル 48 ( ハートA )( 5 + 6 )=59★*フラグ取得!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして永琳がフォロー

矢車の視線に同情の光が灯った事が原因か。
地獄のぬかるんだ大地で鍛えられたという矢車のボールキープに、
僅か一瞬であるが緩みが見られたのを、鈴仙は見逃さなかった。

鈴仙「……そ、そこよ!」

スッパァアアアアアアアアアアアン! ……ガチイイッ!

矢車「……何?(地獄を知りながらも、動きに絶望が無い。
――まさか、これが奴の言っていた『白夜の世界』とでも言うのか……!?)」

矢車は鈴仙を前に初めてその濁った眼を見開くが、鈴仙にはその変化に気が付く余裕は無かった。
何故なら、鈴仙自身、矢車の力強いキープに負けなかった事に対して驚いていたからだ。

鈴仙「(今の感覚――我ながら凄い良い手ごたえだったわ!
これを上手く昇華していけば、『アイドリングウェーブ』も、もっと自在なタイミングで放てるようになりそう……!)」

*鈴仙がタックルフラグを習得! 次に11以上で勝利することによりフラグを回収します。

206 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/13(月) 20:44:34 ID:a+Nl8els
そして、鈴仙により弾かれたボールも――センターサークル周辺で永琳が拾い。
地霊殿による支配は一旦途切れたかのように見えたが。

タタタッ……!

パルスィ「妬ましい……! 何だかんだでこの試合調子が良い兎が妬ましい……!」

実況「あっと、やはりここはハードマーカーのパルスィ選手が永琳選手にピッタリと張り付いた!
永琳選手は折角ボールをフォローしていながら、パルスィ選手による二回のカット行動を突破しなくては、
前に進む事すら許されません! 依然状況は膠着しています!」

永琳「――全く、厄介な時間稼ぎね。 ウチのチームに欲しい位だわ」

パルスィ「ふん。 誰がアンタのように妬ましい奴と組むもんか。 嫉妬の炎に――焼かれなさい!」

先着2名様で、

★永琳→ドリブル 53 ( ! card )( ! dice + ! dice )=★
★パルスィ→タックル 47 (! card)(! dice + ! dice)=★
と書き込んでください。カードやダイスの結果で分岐します。

【攻撃側】−【防御側】
≧2→永琳、ドリブル突破! しかし……!?
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(てゐがフォロー)(ゾンビ妖精Eがフォロー)(勇儀がフォロー)
≦−2→地霊殿ボールに。
【補足・補正・備考】
永琳のマークがダイヤで「月の頭脳的ドリブル(+5)」が発動します。
永琳のマークがハート・スペードで「月面ドリブル(+3)」が発動します。
永琳は、スキル・蓬莱人により絶対に負傷しません。
永琳のダイスの合計が2の時、スキル・月のファンタジスタが発動し数値を12とします。
パルスィのマークがダイヤで「丑の刻参り(+2、吹飛2)」が発動します。

207 :森崎名無しさん:2014/10/13(月) 20:45:11 ID:???
★永琳→ドリブル 53 ( スペード9 )( 2 + 4 )=★

208 :森崎名無しさん:2014/10/13(月) 20:47:17 ID:???
★パルスィ→タックル 47 ( JOKER )( 5 + 6 )=★

209 :森崎名無しさん:2014/10/13(月) 20:48:27 ID:???
パルパルキアwww

210 :森崎名無しさん:2014/10/13(月) 20:54:47 ID:???
jokerで56とか完全にトップギア入ってる

211 :森崎名無しさん:2014/10/13(月) 20:55:52 ID:???
この世界では永琳の永遠のライバルになろうというのか、パルスィ

212 :森崎名無しさん:2014/10/13(月) 20:58:58 ID:???
魔王のライバルだったり天才のライバルだったり
ライバルキャラとして存在感ありすぎだろパルスィ

213 :森崎名無しさん:2014/10/13(月) 21:00:22 ID:???
師匠が吹っ飛ぶとかやばいですパルスィさん
そして早くも二点目の危機か

214 :森崎名無しさん:2014/10/13(月) 21:01:13 ID:???
パルスィ「あにきぃ…やったわよ…」矢車「相棒、やっぱりお前は最高だ…」

215 :森崎名無しさん:2014/10/13(月) 21:03:29 ID:???
まだまだ大丈夫。というか有利有利。
こっちの攻撃陣はほぼ疲労なし。
向こうは両方とも一発撃ったら疲労に突入だからね。
1対1狙いも防ぎやすくするようPA内も固めたし。

216 :森崎名無しさん:2014/10/13(月) 21:24:06 ID:???
これが本当の『白夜の世界』か

217 :森崎名無しさん:2014/10/13(月) 21:40:19 ID:???
さっきの失点こっちDF結構多いのに失点してた気がするしかなり怖い

218 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/13(月) 21:48:45 ID:a+Nl8els
★永琳→ドリブル 53 ( スペード9 )( 2 + 4 )+(月面ドリブル+3)=62★*吹き飛び!
★パルスィ→タックル 47 ( JOKER )( 5 + 6 )(*JOKERによりダイヤ15)+(丑の刻参り+2)=64★
≦−2→地霊殿ボールに。

水橋パルスィは嫉妬を操り糧とする妖怪であり、
彼女自身もまた、他者への嫉妬をその性質としていた。

パルスィ「妬ましい……天才とかいう存在が妬ましい……!!」

――それ故に、彼女が永琳を嫉妬し、粘着的なマークを行うのは理に適っていたしむしろ当然とも言える。
しかしパルスィの永琳に対する嫉妬は、彼女が行う嫉妬の域を逸脱していた。

永琳「(……ここは距離も近いし、即座に出せる月面ドリブルで――)」

……ザッ!

パルスィ「――全力で来ないのが妬ましい……! ああ、これだから天才という存在は害悪なのよ。
居るだけで多数を洗脳し、それに逆らう少数を排除する! 多くの凡才に諦観を与え、努力する凡才に絶望と嫉妬を与える!
……嫉妬する事しか能の無い私以上に、貴様らは嫉妬を与える面でも上回る!」

ゴオォオオオッ……!

永琳「(逆恨みも甚だしいけれど。 彼女が背負う嫉妬の力は半端な物では無い! まさか――)」

妖力においても、サッカーにおいても、……嫉妬の面においても凡才である故に。
水橋パルスィは「天才」に対して酷く嫉妬していた。 
それは、「橋姫」という妖怪の範疇を超え――一個の存在としての強烈な妬み。
もしも彼女が橋姫以外の人妖であったとしても、天才に対しての嫉妬だけは決して消えないだろう。

219 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/13(月) 21:51:32 ID:a+Nl8els
パルスィ「確かに私は凡人よ。地底に流れ着いた頃からそうだった。 大会で地上に出たら、ますますそれを思い知らされた。
だけど…誰が凡人が天才に勝てないなんて決めたのよ! 誰が天才の方が強いなんて決めた!
凡人だって――天才と同じ事が出来るのよ!)……水橋パルスィを―――ナメるなァっ!!!」

ゴォオォオオオオオオオオオン!!

パルスィ「……恨符! ――『丑の刻参り』!!」

ゴォォオオッ! ズシャシャーーーーーーーーーーーーッ!

永琳「(何というスピード! このままでは……!)―――!!」

ドゴオオオオオオオオオオオオオッ!!

永琳「……ッ!?(この私が――地上よりも更に穢れた地底の民により……吹き飛ばされた!? なんたる無様な!)」

鈴仙「し、ししょーーーーーっ!?」

考える間も無く、永琳の体は宙を舞っていた。それほどまでに、パルスィの纏う嫉妬の力が凄まじかったのである。
そしてそれは、鈴仙だけでなく、この場に居た全ての存在にとって驚愕すべきニュースであった。

実況「し……信じられない! 地底の中でも中堅クラスに過ぎないとされたパルスィ選手が、
またしても永琳選手のボールをカットしてみせた〜〜〜!!」

観客「ワァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!」
「す……スゲェ!」「あの永琳が、パルスィの前で手も足も出てないぞ!」「パルスィ!」「パルスィ!」

矢車「(――何故だ。 何故あいつはああも無様に光を妬んでいるというのに……しっぺ返しを食らわない!
いや。 ……しっぺ返しを食らっても尚立ち続けた結果が、今のプレーとでも言うのか!)」

パルスィ「……妬ましい。 あぁ、妬ましい……! 結果だけを見てすぐに掌を返す浅はかな観客共が妬ましい!」

220 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/13(月) 21:52:50 ID:a+Nl8els
実況「そしてパルスィ選手、永琳選手を抜いた後は自分でボールを左サイドへと運びます!
今度はパルスィ選手が、右サイドのお燐選手に代わってサイドを抉りきろうというのか〜!?」

パルスィ「(時間を稼ぐにしろ、こうなった以上は前目の位置でボールを捌いた方が有利!
フォロワーも充分な今、私はこの『グリーンアイドモンスター』で、妬み続ける……!!)」

てゐ「ちょっと待ちな! 幾ら妬みの力がすごくても、流石にバカみたいなプレーは何度も連発出来ない筈さ。
だから――ここで私が止めてあげるよ!」

ダッ、ズザアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!

実況「ボールを持ったパルスィ選手の元に、てゐ選手が駆け寄りタックル!
ルナティックス、地霊殿の伏兵による予想外の攻撃に着いて来れるか〜〜〜!?」

先着2名様で、

★パルスィ→ドリブル 48 (! card)(! dice + ! dice)=★
★てゐ→タックル 47 (! card)(! dice + ! dice)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→パルスィ、突破成功!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(勇儀がフォロー)(地霊殿のスローイン)(ウサギBがフォロー)
≦−2→ルナティックスボールに。

【補足・補正・備考】
パルスィのマークがダイヤの時、「グリーンアイドモンスター(+3)」が発動します。
てゐのマークがダイヤの時、「シロウサギチャージ(+2、吹飛4)」が発動します。

221 :森崎名無しさん:2014/10/13(月) 21:53:55 ID:???
★パルスィ→ドリブル 48 ( スペード2 )( 1 + 4 )=★

222 :森崎名無しさん:2014/10/13(月) 21:54:02 ID:???
★パルスィ→ドリブル 48 ( クラブ8 )( 5 + 2 )=★

223 :森崎名無しさん:2014/10/13(月) 21:54:20 ID:???
★てゐ→タックル 47 ( ダイヤ5 )( 4 + 2 )=★

224 :森崎名無しさん:2014/10/13(月) 21:54:24 ID:???
★てゐ→タックル 47 ( ハートJ )( 5 + 1 )=★

225 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/13(月) 23:10:34 ID:a+Nl8els
★パルスィ→ドリブル 48 ( スペード2 )( 1 + 4 )=53★
★てゐ→タックル 47 ( ダイヤ5 )( 4 + 2 )+(シロウサギチャージ+2)=55★
≦−2→ルナティックスボールに。

パルスィ「……っ! 舐めた真似を――!」

てゐ「残念、さっきのプレーと比べてもプレーに精彩を欠いているよ! 『シロウサギチャージ』!」

――ザァアアアアアアアアッ! ガチイッ! バシッ!

実況「あっと! ここでパルスィ選手、先程のプレーで力尽きたか!
てゐ選手の激しいチャージにより思わずボールを零してしまい……そのボールもてゐ選手がしっかりフォロー!
再びルナティックスの攻撃へと移ります!」

パルスィ「……ふん。 これで勝ったと思うなよ、妬ましい天才の手先共め……!」

ダッ!

鈴仙「(――パルスィは、師匠の下へと戻って行ったわね。
流石に今すぐてゐの師匠へのパスには対処出来ないでしょうけど、またマークに戻った…って感じね。
そしてどうしよう、ここはてゐに何か指示を出してみようかしら?
ドリブル突破してくれれば『インビジブルデューパー』を撃てるけど、それには矢車を超えないといけない。
その点パスだったら、ドリブルよりは安全に、ゴールから30mほどに居る私や佳歩にボールを供給できるけど――)」

A:『バックスピン兎玉(ガッツ消費:中、威力:中)』で、自分(鈴仙)にパスを出してもらう。
B:『エンシェントデューパー(ガッツ消費:特大、威力:特大)』で、自分(鈴仙)にパスを出してもらう。
C:ドリブルで左サイドを上がってもらう。
D:てゐの判断に任せる。
E:その他 自由選択枠 永琳や佳歩にパスを出して貰いたい場合はこちらで

鈴仙のガッツ:680/880
先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

226 :森崎名無しさん:2014/10/13(月) 23:12:37 ID:ETjPs2Ng
C

227 :森崎名無しさん:2014/10/13(月) 23:13:50 ID:EUxmoaQk
C

228 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/13(月) 23:14:09 ID:???
――と、いったところで明日が早いので今日の更新はここまでです。
パルスィのJOKERには本当にビックリしましたね。
ですがこれで、キャラも良い意味で立ったのではないかと思います。
これからも地底に行くことや、ブリッツボールなどのイベントを通して、パルスィとも仲良くなれるかもしれません。

それでは、皆さま、本日もお疲れさまでした。

229 :森崎名無しさん:2014/10/14(火) 00:26:37 ID:???
乙でした。
なんとかここで一点欲しいな。
ここで引き分けたら人気でも70到達がやばそうだし。
今回の試合で課題も色々分かったし、ウサギBちゃんとDちゃんと交流測るか。
けど、その前に個人的には妖夢さんをなんとかしたいかな。
早いこと接触しないとみさなんとかさん辺りに、そそのかされそう。
翌日は試合観戦してウサギさんや妹紅さん達と交流+情報収集。
雑魚対西行戦で妖夢さんに励ませたらいいな。(あくまで、個人的な意見)

しかしパルシィさんは持っているな。





230 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/14(火) 21:11:17 ID:???
こんばんは、今日は早く帰れたのでたくさん更新したいです。
>>229
乙ありがとうございます。
ここで一点差にしてしまえばかなり有利になれますね。
妖夢を優先するか、ウサギ達を優先するか、どちらもバランス良く取っていくか。
また皆さまで悩んで頂ければと思います。
パルスィの引きは往時の中山さん(本スレ)を思い出しますね…。

それとすみません、人気で思い出したのですが、
>>205で鈴仙は敵の中心人物である矢車からボールを奪っているので、人気が少し上昇します。
人気が不安だったり、90以上を目指したければ、シュート以外にも色々積極的にプレーに絡む方が、
小さいながらも確実に上がっていくかもしれません。

*人気が少し上昇します。55→57

231 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/14(火) 21:12:34 ID:???
C:ドリブルで左サイドを上がってもらう。

鈴仙「(さっきは運よく決まったけれど、やっぱり地霊殿の守備陣相手に確実に決めるならば、
『マインドブローイング』や、佳歩の『ラビットテイル』は若干心もとない。
ここは、失敗しなければ確実に一点が見込める、『インビジブルデューパー』を狙って……)
――てゐ! そのまま駆け上がって!!」

てゐ「えっ、マジで? ――まぁ、やるけどさ」

タッ……!

実況「あっと、左サイドアタックに失敗したパルスィ選手に代わり、今度はてゐ選手がサイドアタックに挑戦だ! ですが……!」

矢車「破ッ!!」

ガシッ! バァアアアアアアン!!

てゐ「……やっぱり来たわね。 あ〜、めんどくさ(――バレる可能性もあるけど。
イザという時のタメに『アレ』の準備はしといた方が良いかもね……!)」

232 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/14(火) 21:13:44 ID:3qpUDxt2
先着2名様で、

★てゐ→ドリブル 48 (! card)(! dice + ! dice)=★
★矢車→タックル 51 (! card)(! dice + ! dice)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→ てゐ、ドリブル突破!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(永琳がフォロー)(ウサギBがフォロー)(勇儀がフォロー)
≦−2→地霊殿ボールに。

【補足・補正・備考】
てゐのマークがダイヤ・ハートの時、「シロウサギドリブル(+3、吹飛2)」が発動します。
てゐはスキル・マリーシアにより、クラブで敗北時相手の反則扱いにします。(※ただし5以上の敗北で発覚)
矢車が11以上の目あるいはクラブの絵札で勝利した場合、スキル・影の覚醒が発動し、イベントが発生します。

233 :森崎名無しさん:2014/10/14(火) 21:14:21 ID:???
★てゐ→ドリブル 48 ( ハートQ )( 5 + 3 )=★

234 :森崎名無しさん:2014/10/14(火) 21:15:06 ID:???
★矢車→タックル 51 ( ダイヤ8 )( 6 + 5 )=★

235 :森崎名無しさん:2014/10/14(火) 21:19:39 ID:???
イベントキタ━(゚∀゚)━!

236 :森崎名無しさん:2014/10/14(火) 21:25:02 ID:???
兄貴!兄貴!

237 :森崎名無しさん:2014/10/14(火) 21:47:06 ID:???
パルスィに刺激されて目覚めた

238 :森崎名無しさん:2014/10/14(火) 22:29:21 ID:???
ここで相手が下手すると強化か・・・
ただでさえ相手の引きがいいのにつらいな、これは
イベントはうれしいけどもっと余裕のある時に来てくれたら・・・!

239 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/14(火) 23:55:11 ID:???
★てゐ→ドリブル 48 ( ハートQ )( 5 + 3 )+(シロウサギドリブル+3)=59★
★矢車→タックル 51 ( ダイヤ8 )( 6 + 5 )=62★*イベント発生!
≦−2→地霊殿ボールに。

てゐ「(いんや。 ここは反則狙いじゃなくて――全力で行くっ!)
……どきな。 今の私に近寄るんじゃないよ!!」

ダダダダダダダッ!!

矢車「……はぁ、お前等は良いよなぁ。 どうせ――」

グワァアアアアアア……!

それは、矢車がてゐのドリブルに対して抉るようなタックルに向かった時に起こった。
矢車のプレーは些か不安定であるため、下手なマリーシア狙いは危険と、
全力でのドリブルに向かったてゐを追走する矢車は、後少しでてゐの足先にあるボールへ肉薄し――。

ギィィ……イイン!!

矢車?「――ぐっ……!?(……あ、相棒……! 今お前が殻を破るのは危険だぞ……!?)」

グラッ…! バタッ!

てゐ「あ、あれ? 私何にもしてないよ?」

こいし「(来た!)」

鈴仙「矢車が、倒れた!?(負傷……では無いわよね。
となると、試合への不慣れが原因によるガッツの枯渇――でもなさそう。 これは……!?)」

240 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/14(火) 23:56:25 ID:???
実況「おっと! どうした事でしょう! 矢車選手、前半18分の重要なシーンで地面に這いつくばって倒れます!
彼はプレーに絡んでいない時から、センターサークル内で体育座りをしたりはしていましたが、
こんなに苦しそうな様子を見せた事はありません!
一体どうしてしまったと言うのでしょうか! 審判も流石に笛を鳴らし、矢車選手へと駆け寄っていきます」

さとり「日光が眩しすぎて倒れた、という程脆くはないでしょうに。
一体何が起きたというの……?」

ヤマメ「う〜ん、こりゃ交代かなぁ? 折角の貴重な中盤と思ったけど、残念だったねぇ」

パルスィ「私は最初から中盤として数えられていない、という訳ね。 ……妬ましいわ」

お燐「ちょっと。 ……流石に死なれるのは目覚めが悪いんだけど?」

空「うにゅ!? やぐるまさーん、死んじゃやだよ〜!?」

矢車の突然の昏倒に、地霊殿サブタレイニアンローゼスのメンバーも動揺が隠し切れない。
それは純粋に戦力的な面での心配……だけでは無く、
やはり何だかんだで彼を心配する者も一定数は居たからであろう。

永琳「(……成程。 矢車想という人格は言わば、脆い本体を隠し守る為の鎧……と、いう訳か。
この年齢までこじらせるのは珍しいけれど、症状自体はあくまで典型的ね)」

――そして、一部の人物は理解していた。
矢車という人物――いや、矢車という『現象』の正体に。
つまり、矢車という人物は最初からこの世に存在しておらず。
そして、矢車が自ら称した通り――彼は、『地獄の闇から生まれた存在』であった。

241 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/14(火) 23:57:41 ID:???
矢車?「う、ぁぁあ……! あにき、あにきぃ………!!」

それを示す証拠が、今眼前でもがき苦しむ矢車――『だった』少年の存在だろう。
背丈が高く、鋭く狂気に満ちた眼光を放つ白髪の男はフィールドから消え失せ。
代わりに、それよりももう少し背が低く素朴で。
しかし整った顔立ちの白髪の少年が、矢車の代わりにフィールドへ横たわっていた。

佳歩「か、変わった……! 一瞬で、別人に代わってる!?」

ウサギD「つ、つかさちゃん!? こんな事って……あるの!?」

つかさ「……Dちゃん。 目の前にある事は――往々にして、その全てが現実よ……!」

白髪の少年「はぁ……はぁ……。 ぐ、ぐぁああああああああっ!!
おおおおおおっ! あ、あああああああああああああっ!!!」

――そして、その少年は、完全に矢車という鎧を捨て去ると……。
両手で目を抑えながら、狂ったように産声を上げた。
矢車のような停滞しきり淀んだ狂気では無く、それは純粋かつ爆発的な狂気。

審判「き、君!? 大丈夫かね!?」

タタタッ!

少年のあまりの狂態に、審判は思わず彼に対して駆け寄る。
こうなっては試合どころの騒ぎでは無い。早急に彼を休ませる必要がある。
そう考えた審判はやがて少年の手を取ろうとするが――。

ブウッ、ガシイイッ!!

審判「!?」

242 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/15(水) 00:00:34 ID:???
こいし「駄目だよ〜。 
この子は今まで、おかあさんのお腹の中みたくあったかい無意識の中に眠っていたんだから。
それがいきなり這い出たせいで、混乱しているだけ。 すぐに治るからさ」

その手は、いつの間にか楽しそうな表情で少年に近づいていたこいしにより乱暴に跳ね除けられ。
――それどころか、その細腕からは考えられぬ剛力で審判を数メートル先へと弾き飛ばす。

さとり「…………! 待ちなさい、こいし。 ――貴女が、元凶なのね?
……この見知らぬ少年を、矢車想という男に変えた事の」

そして、愛妹の乱暴な態度と怪しげな言動に、姉のさとりは静かに怒りを表していた。
こいしはそんなさとりの表情を全く読み取らずに、楽しげに答えた。

こいし「違うよ。 私はただ、この子を守っただけ。
――この子の意識を守る為に、この子の無意識を肥大化させただけなの。
……それこそ、その姿形をもガラッと変えちゃう位にね」

永琳「(空想上の友人――イマジナリー・コンパニオン。
古明地こいしは、この少年……松山光のイマジナリー・コンパニオンを、具現化した……という事か。
成程ね、道理も付くわ。 矢車想――矢車草だなんてふざけた名前の男は、
幻想郷にも外界にも存在しない筈なのだから)」

こいしとさとりの問答を聞いていた永琳は、独り結論に至っていた。
つまり――矢車想という人物は、松山光――この少年の名だ――の空想上の存在。
どのような経緯で、あんなふざけた人格が生まれたのかは分からないが、
兎に角彼は、無意識を操る古明地こいしが恐らく気まぐれで発生させた能力により、松山光の体を媒体に受肉。
そうして、主人格たる松山光を守っていた……と、いう事が一連の顛末だった。

243 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/15(水) 00:02:03 ID:???
パスカル「マツヤマ・ヒカル……。 俺は、あいつを知っている。
あいつのプレーを見た事が……ある」

鈴仙「えっ!? パスカル君、知っているの……!?」

そして、その白髪の少年の正体を知る者は意外と多く居た。
フィールド上で僅かな記憶を頼りにその名を思い起こしたパスカルはそのうちの一人だった。

パスカル「ディアスともマッチアップしていた。
流石にディアスのドリブルは止められなかったが――しかし、彼はタックルの名手だった。
実力としては……当時の俺よりも一回りは上だっただろうか」

今なら互角か、もう少し良い勝負が出来そうだけどな……と乾いた笑いを上げるパスカル。
しかし、彼の予想通り――松山について、こうした昔話をしている暇は無さそうだった。

松山「……俺は松山なんかじゃない」

自分の名を呼ぶパスカルの声が聞こえていたらしい松山は、
審判の手を払い除けて、いつしか狂気染みた声も上げずに、
しかし老人のように腰を大きく丸めてジロリ、とパスカルを睨みつける。
それは矢車にも似た仕草だった。

松山「……松山光だった俺は死んだ。 俺は過去の松山の影にしか過ぎない。
――今だって、こうして出て来たのも。 兄貴にこれ以上負担を掛けたくなかっただけだ。
ああ――そうだ!」

バッ!

不意に松山は大きく仰け反りながら、焦点の合わぬ瞳で叫びだす。
先程とは違い、矢車らしい動作では全く無かった。

244 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/15(水) 00:03:29 ID:???
松山「そうだ……! そうだよ……! 俺はあの地獄の暗闇の中で、
俺を見捨てないでくれていた矢車の兄貴と一緒にもがき苦しみ続けるって決めたんだ!
羨ましいだろう? 羨ましいよなぁ? バーーーカ、残念でした。
誰が……お前たちなんかに、地獄の闇の苦しさと辛さを教えてやるもんか……!!」

鈴仙「(――矢車みたいな、死人のような狂気じゃない。 これは……本当の狂気ね)」

松山「さあ審判さん、試合を再開してくださいよ。 俺はもう大丈夫です。 さぁ……早く!」

審判「――と、とはいえ君。 チームメイトだって困惑しているんだ。 まずはその辺の事情を説明してからだね……」

松山の態度は頑なであり、審判も思わず彼の申し出を承諾してしまいそうになるが――。
しかし、完全には折れない。 審判は彼のチームメイトに判断を仰ぐ事にしたが。
全体的に、否定的な声は上がらず――むしろ、享楽的な鬼や土蜘蛛を筆頭に、
肯定的な意見の方が大きく聞こえたくらいだった。

勇儀「――よう分からんが。 お前さんが強ければ、私はそれで構わん」

ヤマメ「私も、面白けりゃなんでも良いよ!」

キスメ「……!」(←長い物に巻かれようとしている)

空「良く分からないけど、矢車さんは生きてるんだよね! だったら何でもいいんじゃない?」

お燐「……(何だい。 『本当は悪いヤツじゃなかったんだ〜』……っていうお決まりの展開じゃん。
まぁでも。 さとり様の表情を見ると――あたい如きが何とも言いづらいねぇ)」

さとり「……矢車、君。 ――いえ、貴方は松山君と言うのでしたか。 ……一つ、聞きたい事があります」

松山「何だい? 兄貴の事だったら渡さないよ」

さとり「断じて神に誓ってそれは良いです勘弁してください」

245 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/15(水) 00:04:47 ID:???
――そんなムードの中、最後に。
さとりは暖簾に腕押しなこいしとの問答を止め、松山に向かって対峙する。
そして彼の絶望に濁った瞳を見て、心を読まずとも……それを通して、矢車の想いが見えるようだった。
さとりは、松山に一つだけ聞いた。

さとり「……松山君。 貴方は、貴方の兄貴――矢車君の事が、好きですか?」

松山「当たり前だろう? 兄貴はロクデナシな俺を見捨てなかった唯一の人で、それで……」

恍惚な声と表情で、空想上の兄貴である矢車への尊敬と畏怖を止めない松山。
終わりそうに無い彼のマシンガントークをやんわりと遮り、さとりは薄く微笑み……こう続けた。


さとり「――ならば、簡単ですね。 松山君……貴方は、大好きな矢車君の為にも、試合に出ると良い。
何故なら……この試合には。 矢車君が、貴方に見せたがっていた物があるでしょうから」

246 :森崎名無しさん:2014/10/15(水) 00:08:34 ID:???
元ネタがライダーだから変身させたのかー

247 :森崎名無しさん:2014/10/15(水) 00:09:48 ID:???
ああ、ここも予想通りだ
スキル:影の覚醒とか言ってるし
影の松山、略して影山ってとこもね

でもこれホント厄介だな、せっかくシュートが減ると思ってたらシュート持ち増えちまった

248 :森崎名無しさん:2014/10/15(水) 00:12:11 ID:???
よし、松山に続いてゾンビ妖精Eも藤沢に変身するんだ(本当の地獄)

249 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/15(水) 00:15:23 ID:???
――と、いったところで今日の更新はここまでです。
松山君のキャラが崩壊していますが、それはまだ完全に自我を回復させきれていないからです。
きっと物語後半位にはふつうの松山君に戻り、最後にはパーフェクトハーモニーを使いこなせる
パーフェクト松山君になる……予定です(未定)

>>235
思ったより早くきましたw
>>236
兄貴よりは弟メインになってしまいました。
>>237
その描写は凄いしてみたいですね。
後付けになっても、今後松山+矢車とパルスィさんとの関係も書いていきたいです。
>>238
完全に…とは言いませんが、どちらかと言えば強化になりますね。
矢車さんの元ネタで言うと、マスクドフォームからキャストオフしてライダーフォームになった感じです。
>>246
元ネタリスペクトは多分にありますねw
元ネタの面白い部分を吸収しつつ、元ネタを知らない人でも楽しめるようにしたいと思っています(できるとはいってない)
>>247
錯乱中の松山は、影山を意識はしていますね。
パルスィやお燐やこいしも一応必殺シュートを持っているので、
実はシュート持ち自体はかなり多いんです、地霊殿チーム。
ですが、姫様に届くレベルとなると勇儀と空以外には居ない感じですね。
松山のシュートも、ネオリグルキックと同格レベルです。

それでは、皆様、本日もお疲れさまでした。

250 :森崎名無しさん:2014/10/15(水) 00:20:42 ID:???
うどんちゃん脳内で松山と試合したことあるんだからパスカルが言い出す前に気づいてあげてよ!

251 :森崎名無しさん:2014/10/15(水) 00:29:38 ID:???
乙でした

今までが基礎が纏まって高く、キャストオフしたら必殺技が使えて松山寄りになる感じか
イベント起こせるくらいには余裕はあったけど、ここからは本気で相手しないとな

252 :森崎名無しさん:2014/10/15(水) 00:33:51 ID:???
乙でした。後半に本領は発揮するのであれば恐らくこう。
松山「これは『試練』だ。過去に打ち勝てという『試練』と俺は受け取った。
人の成長は…………未熟な過去に打ち勝つことだとな…
え?お前そうだろう?アラン・パスカル!」
鈴仙「(私じゃない!)」



253 :森崎名無しさん:2014/10/15(水) 00:42:45 ID:???
乙でした!
鈴仙「ここだ! ここで愛のハチマキをおもむろに頭に巻くんだ!」

取りあえず脳内試合と松山君が違いすぎることに、違和感を抱き、まあ脳内だし。
あれ、そもそも一度も会ったことのない相手とどうして脳内で戦えるんだと無限ループに陥るうどんちゃんであった。

254 :森崎名無しさん:2014/10/15(水) 00:49:49 ID:???
乙です
や、>>252見て思い返してみたら

ディアボロって改めてみると結構ダサいよね

ブチャラティに割とあっさり逃げられたり(いや、殺してたけどさ)
相手が複数であることにビビって勝てないわけではない(相手が能力知ってたとしてもむしろ有利)のに
逃げるのを許しちゃうし
リゾットに相手が相手だし仕方ないとはいえ割とあっさり正体ばれるし(その場は逃げ切ったけど)
カリメロにメッセージ残されるし(サッカー要素)
コロッセオでポルポル君に刺されてるし

結構ドジっ子じゃね?

まぁそれはさておき俺は鉢巻を例の藤沢妖精に見せたいなぁwww
目の前で更なる地獄を松山に味あわせて精神を粉々に打ち砕いてみたいwwww

255 :森崎名無しさん:2014/10/15(水) 02:01:59 ID:???
愛のハチマキは呪いは浄化されているから、いい影響を松山に与えてはくれそう。
ただし鈴仙さんはハチマキと松山君を結び付けることを知らないからなあ……

そして、岬くんがこれを知ったら、松山君に対してなにかしら協力してくれそうな気もするね(打算は込みだとしても)

まあでもこの試合で解決できなければ関わるにしても、個人的には妖夢さんが先かなー、切羽つまってそうだし。

256 :森崎名無しさん:2014/10/15(水) 17:23:05 ID:???
松山への歪んだ愛がw

257 :森崎名無しさん:2014/10/15(水) 17:35:04 ID:???
松山を見捨てなかった矢車が兄貴なら
松山と矢車を見捨てなかったさとりとこいしは姉貴になるのでは……?

258 :森崎名無しさん:2014/10/15(水) 17:37:24 ID:???
さあ、藤沢妖精に鉢巻装備させて松山に特攻だw

259 :森崎名無しさん:2014/10/15(水) 18:16:01 ID:???
やがてさとり姉さんと松山君がパーフェクトハーモニーを奏でるのかー

260 :森崎名無しさん:2014/10/15(水) 18:50:15 ID:???
姫様がぼっちゃま役なら永琳が爺や(婆や)、ウサギDがカガーミン、岬犬がミサキーヌ役か
ブローリンとブルノに続いて岬犬ともフラグ立てるなんて、さすがだよな姫様

261 :森崎名無しさん:2014/10/15(水) 18:53:27 ID:???
もし藤沢がゾンビ妖精化して出てきたなら交通事故で死んじゃったということになるのか?
ゾンビ化して鉢巻つけて迫ってこられたら松山じゃなくても怖いわw

262 :森崎名無しさん:2014/10/15(水) 19:43:27 ID:???
??「心に鎧を纏っても、弱い心は隠せないのだ!」
テレレッテッテテtッテレッテー

263 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/15(水) 22:36:34 ID:???
こんばんは、今日も更新します。
>>250
すみません、私が失念してました(汗)
ただ、この松山とふらのの松山はほぼ別人ですし、
リアルで一応顔を合わせた事があるパスカルと比べたら、
流石に夢試合だけで特定するのは難しかったのかもしれません(後付け)
>>251
乙ありがとうございます。大体そんな感じです。
思ったより早く松山君が出てきましたが、どうなるかは私もわかりません(汗)
>>252
乙ありがとうございます。
物語後半ですので、この試合でどうにかなるかは……まだ分かりません。
とうとうえーりんだけじゃなくパスカルにまで主役をはく奪される鈴仙さん可哀想…
>>253
乙ありがとうございます!
確かにピエールとかは見た事ある感を出してましたが、
実はそこらへんの整合性はあまり考えていません(汗)
>>254
乙ありがとうございます。
他の部のラスボスと比べると、比較的出番が少ない事もあるのか、ディアボロは少し影が薄い気がします。
>>260
姫様と剣はけっこう共通点ある気がします。ウサギDとか岬の事はあまり考えてなかったですがw
>ゾンビ妖精藤沢について
地霊殿のゾンビフェアリーはそういう衣装なだけで実は死んでない…という設定だった筈なので大丈夫ですが、
出てきたらホラーというよりは昼ドラですね。

264 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/15(水) 22:38:53 ID:???
この試合には、矢車が、自分に見せたがっていた物がある――。
さとりは自信に溢れた声でそう答えた。
松山はこの時まで、さとりを自分の兄貴に尻尾を振る牝犬程度にしか認識していなかったが、
瞳の奥に闇を湛えつつも凛と煌めくさとりの瞳を見て、思わず心を奪われかける。

さとり「――矢車君の心は読めませんでしたが。
……それは、彼が貴方自身の心を隠すフィルターとなっていたからなのですね。
今の私には、貴方の心が読み取れる。 ……だから、正直になりなさい」

松山「――このアマぁ……! 貴様如きが兄貴を語るな……!」

そんな自分に腹が立ったのか。
松山は自分への距離を詰めて来るさとりに対して大きく拳を振り上げようとしたが――。

ガシッ!

勇儀「――ならば貴様がそのプレーで語ってみせろ。
それが出来ず、犬の如く吠える弱者は、古明地が許しても鬼が赦さん」

松山「……言われなくてもそうするつもりさ。 ああ……!!」

――そんな暴挙は、お節介にも(というよりは無配慮に)場に割り入る勇儀によって制される。
……そして、不要な対立や喧嘩が無くなったとすれば、もはや松山が試合に参加しない理由は無い。

実況「あっと、矢車選手が倒れて別の人間……松山選手へと交代が行われ!
そして松山選手、一時は狂ったような様子を見せていましたが、
チームメイトの激励と制止によって何とか正気を取り直した模様。
審判、駆け寄り――はい! 試合は続行との事です!!」

265 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/15(水) 22:41:59 ID:???
観客「ワァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!」
「良く分からんが、試合続行ならやれやれー!」「松山? だっけ。 期待してるぞー!」

来生(観客席)「松山ぁ? 俺の知り合いにもそんな奴がいたけど。
あんな白髪じゃなかったし、多分別人だな!」

はたて(観客席)「ちょっと、何何!? すっごい面白そうな展開なんですけど!?
主にスクープ的な意味で!!」

妖夢(観客席)「えっ? ええっ??」(←急展開について来れてない)

霊夢(観客席)「(妖怪憑きの一種かしら。 それとも――これも、紫の言う「反乱分子」とやらの仕業?
……しっかし、ジキル博士とハイド氏みたいな話、現実もあるモンなのねぇ)」

レミリア(観客席)「面白い。 飛蝗が殻を破った先には、翼をもがれた荒鷲か。
咲夜、あんたも見ときなさい。 ――気の毒だけど。 あれは恐らく貴女の同類よ」

咲夜(観客席)「……私はあのような瀟洒で無い真似は行いません。 
ですが――それがお嬢様の命ならば、私は彼を注視しましょう」

――フィールド上の出来事が良く分からない観客席の人間や妖怪は、
暫くは一連のアクシデントに茫然としていたが……とりあえず、試合は続行されると聞き、
再び気楽かつ無責任に盛り上がり始める。

266 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/15(水) 22:43:41 ID:???
鈴仙「(松山……? どこかで遭った気もするけど、気のせいかしら。 そして――)」

一連の事件について完全なる部外者たる鈴仙は、焦燥を覚えながらもぼうっとした視線で
松山の真っ白な髪を見つめていたが――。

鈴仙「(私のスカートのポケットに入れといた『愛のハチマキ』。
これがじんわりと暖かくなった気がするのは――流石に、私の気のせいかしらね)」

……何となく。何の根拠も無い、本当に何となくではあるが。
自分には、あの孤独な少年とを結ぶ『何か』があるような――。 そう、無意識の隅っこで考えるのだった。

*矢車がスキルの効果により交代し、松山が出てきました。 フォーメーション等は一緒です。

(参考: フォーメーション再掲)
−−@−− @さとり
C−B−A Cこいし Bキスメ Aヤマメ
−−D−−
−E−G− Gパルスィ
−−−−−  
−I−−F I松山 Fお燐
−−−−− 
−H−J− H勇儀 J空
地霊殿サブタレイニアンローゼス:4−4−2
永遠亭ルナティックス:5−3−2
−−−−− 
−H−J− H鈴仙 J佳歩 
−−−−−
F−I−G Fてゐ I永琳 Gパスカル
−−−−− 
C−D−E CウサギB D妹紅 EウサギD
−A−B− A慧音 Bつかさ
−−@−− @輝夜

267 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/15(水) 22:45:30 ID:hEECseSM
ピィイイイイイイッ!

実況「さぁ、試合再開のホイッスルです! スローインされたボールはてゐ選手がフォロー!
ルナティックス、再び仕切り直しとなる恰好です!」

試合は前半20分、センターライン付近でのルナテッィクスのスローインから再開。
ボールを持ったウサギBは、当初の作戦通りてゐにボールを渡す。
再びてゐに左サイドを駆け上がらせて、『インビジブルデューパー』を狙う寸法だ。
そして、その位置は果たして――てゐが、再び矢車改め松山と対峙すべき場所だった。

てゐ「――まーた来たかいな。 あ〜、やだやだ」

松山「……あにきぃ、俺の事見ててよな!! でりゃあっ!」

ダダッ! シュパァアアアアアアアアアアアアアアッ!!

先着2名様で、

★てゐ→ドリブル 48 (! card)(! dice + ! dice)=★
★松山→タックル 50 (! card)(! dice + ! dice)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→ てゐ、ドリブル突破!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(永琳がフォロー)(ウサギBがフォロー)(勇儀がフォロー)
≦−2→地霊殿ボールに。
【補足・補正・備考】
てゐのマークがダイヤ・ハートの時、「シロウサギドリブル(+3、吹飛2)」が発動します。
てゐはスキル・マリーシアにより、クラブで敗北時相手の反則扱いにします。(※ただし5以上の敗北で発覚)
松山のマークがダイヤ・ハートで「■■■タックル(+3、吹飛4)」が発動します。

268 :森崎名無しさん:2014/10/15(水) 22:46:24 ID:???
★てゐ→ドリブル 48 ( ハート9 )( 4 + 1 )=★

269 :森崎名無しさん:2014/10/15(水) 22:46:31 ID:???
★てゐ→ドリブル 48 ( ダイヤA )( 5 + 2 )=★

270 :森崎名無しさん:2014/10/15(水) 22:47:31 ID:???
★松山→タックル 50 ( クラブJ )( 1 + 6 )=★

271 :森崎名無しさん:2014/10/15(水) 22:55:42 ID:???
またもや永琳vsパルスィか

272 :森崎名無しさん:2014/10/15(水) 22:56:52 ID:???
っと-1で勇儀か

273 :森崎名無しさん:2014/10/15(水) 22:58:10 ID:???
てゐ56、松山57で勇儀がフォローじゃないですか?

274 :森崎名無しさん:2014/10/15(水) 22:58:18 ID:???
てゐ→48+3+5
松山→50+7

勇儀がフォローです

275 :森崎名無しさん:2014/10/15(水) 23:00:32 ID:???
さあ、闇のゲームの時間だ

276 :森崎名無しさん:2014/10/15(水) 23:07:09 ID:???
>これも、紫の言う「反乱分子」とやらの仕業?

なるほど、これも鈴仙の仕業だったのか

277 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/15(水) 23:19:15 ID:hEECseSM
★てゐ→ドリブル 48 ( ハート9 )( 4 + 1 )+(シロウサギドリブル+3)=56★
★松山→タックル 50 ( クラブJ )( 1 + 6 )=57★
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして勇儀がフォロー

てゐ「(今は落ち着いたみたいだけど。 あんな狂人相手にマリーシアだなんて、逆にリスクが高すぎるよ!
ここは王道を往く全力ドリブルで――)……どきなっ! 今の私に近寄るんじゃないよ!」

ダダダダダッ!!

てゐ「――シロウサギドリブルだっ!!」

実況「てゐ選手、身を屈めつつしかし真っ直ぐに松山選手へと突進していきます!
これは松山選手を吹っ飛ばしてでもボールを守り切る算段でしょうか!」

松山「――フフフ…! くらぇっ!」

シュンッ! ズザアアアアアアアアアアアアアアッ!!

てゐ「んげ!?(ふ――普通にうまい! さっきのバケモノみたいなプレーとは正反対の綺麗なタックルだ!?)」

バチイイイッ!!

――てゐのドリブルは松山にも通用していたが、
てゐが松山のプレースタイルを見誤っていた事が命取りとなった。
矢車の弟を自称するのだから、彼もまた妖怪染みた力技でボールを奪ってくるのかと思っていたが、
松山のプレーはその逆で教科書通りの鮮やかなタックル。 どちらかと言えば、鈴仙のそれに近い代物だった。
それゆえ、てゐは後僅かの所でボールを守り切る事が出来ずに零してしまい――。

……ポムッ!

勇儀「……ふむ。 ここで我が陣にボールが来るか。 本来ならば喜ばしいが……」

278 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/15(水) 23:20:59 ID:hEECseSM
実況「ああっと! 松山選手のタックルにより零れたボールは……前方に控える勇儀選手に!
勇儀選手はこの前半で既に2発の大型シュートを撃っている故、体力的には不安が残りますが……。
しかし、もしこれで決まってしまえば体力的な不安を補ってなお、地霊殿は優位に立つ事ができます!」

勇儀「わーってるっての。 蠅のように五月蠅い実況だ、酒が不味くなる」

妹紅「こいつ……! 試合中というのに酒を呷るとは、なんて素晴らしい神経ね!
(とはいえ、今の私には空をマークする役目がある。 急いでタックルに向かうのは厳しいわね……!)」

ウサギB「(妹紅さんはPA内から迂闊に離れられないけど、 私だったら比較的自由にタックルに行ける。
もしもの時は、体力削りと時間稼ぎだけでも………!!)」

ウサギD「(もしもパスとかワンツーで来たら、カットに来れるけど。 ……パス、しないかなぁ)」

つかさ「はぁ、はぁ……!(――万一、距離を詰めてシュートに来ても。
今なら、一度だけなら『顔面ブロック』が使えるわ……!)」

ボールをフォローした勇儀は、永琳がパルスィのマークによって若干の足止めを食らっている様子を見、
次いで戦々恐々としているルナティックスのDF陣を確認して酒を飲む。
それは油断では無く、彼女なりの集中の方法だった。


279 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/15(水) 23:26:23 ID:hEECseSM
勇儀「(さて働け、私の勘よ。 どうせ私の脳では小細工なぞ思いつかん。 ……ここは、どうする?)」

――戦いのプロたる鬼が、一瞬の刹那に閃いた考え。 それは――。

先着1名様で、

★勇儀の勘→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER→勇儀「(そうだ、三歩必殺を今ここですぐに撃つ方法を思いついたぞ!)」
ダイヤ→「撃てば私はガス欠だ。 しかし――賭ける価値はあるッ!」前進してシュートを狙う!
ハート→「……臆病と罵られようが、ここは待ちだ!」ボールを戻し、試合を落ち着かせた!
スペード→「空! ワンツーで切り込むよ!」空とワンツーでPA内へ切り込む!?
クラブ→「――燐!」何と、右サイドのお燐へとロングパス!?

280 :森崎名無しさん:2014/10/15(水) 23:26:51 ID:???
★勇儀の勘→ ダイヤ6

281 :森崎名無しさん:2014/10/15(水) 23:28:40 ID:???
止めれば圧倒的有利だ!

282 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/15(水) 23:32:04 ID:???
勇儀姐さんが前進してシュートを狙う!
……と、いったところで申し訳ないですが、今日の更新はここまでです。

>>275
実はあまり元ネタが分からないので、クラブAとかに入れられませんでしたw
>>276
流石に鈴仙の仕業ではないですが、反乱分子は鈴仙だけでは無いかもしれません。

それでは、皆さま、本日もお疲れ様でした。

283 :森崎名無しさん:2014/10/16(木) 16:58:44 ID:???
あ、今気づいたこれひょっとしてつかさもぶっ倒れるんじゃね?

284 :森崎名無しさん:2014/10/16(木) 17:23:46 ID:???
乙です。

最悪なパターンとしては、慧音先生やつかささんが、必殺ブロック発動して、発動して姫様と一緒にぶっ飛ぶこと。
それかドリブル→お燐あたりがフォロー→1対1で失点か。

ここで一点決められたら勝つのがぐっと厳しくなるからなんとか防ぎたい。

285 :森崎名無しさん:2014/10/16(木) 18:23:36 ID:???
流れからしてありそうで困る

286 :森崎名無しさん:2014/10/16(木) 19:13:51 ID:???
松山フォローでここだ!ここで決めるんだ!もいいぞ!

287 :森崎名無しさん:2014/10/16(木) 19:41:10 ID:???
まぁ一点ビハインドなら大丈夫だって。
ただ、こちらがイマイチ中盤を突破できないのが問題だけど。
えーりんはパルパルに。てゐは松山に。
数値的には十分勝てるはずなんだがなぁ

288 :森崎名無しさん:2014/10/16(木) 19:44:18 ID:???
永琳とパルパルには数値外の流れがあるねぇ

289 :森崎名無しさん:2014/10/16(木) 20:02:37 ID:???
てゐで松山有利はどうかと思う。パス重視で勝負するならともかく

290 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/16(木) 22:47:42 ID:???
こんばんは、更新していきます。
>>283
つかさのガッツも結構カツカツですね。
>>284
乙ありがとうございます。
一応この試合は多少の乱打戦になるのも想定していますので、
1点ビハインド程度ならば返せるとは思っていますが、
敵の守備陣もザルでは無いので、引き次第では…と思ってしまうかもしれません。
>>285
私は流れを信じてはいませんが、それでもそうとしか思えないような局面もありますしね…。
>>286
ねじ込みでシュートに行かれるのは結構姫様的にはきついですね。
>>287
中盤は弱点…とはいえ、矢車(松山)が居る以上完全なフリーパスではないですからね。
>>288
パルスィは判定回数をとにかく増やして、マグレで1回でもボールを零せられれば上出来…
と思っていたら、現時点だけでも想定外な働きをしていますw
>>289
てゐはパサーなので、パスの方が優位に戦えます。
ですがそうしたら、インビジブルデューパーを出すためには前線で溜めを作る必要が出てきます。
一長一短な感じです。

291 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/16(木) 22:49:59 ID:???
★勇儀の勘→ ダイヤ6 ★
ダイヤ→「撃てば私はガス欠だ。 しかし――賭ける価値はあるッ!」前進してシュートを狙う!

星熊勇儀は戦いにおいて熟達していたが、しかしその一方で戦いを愛してもいた。
彼女はいつも大局的な勝利を視る為のビジョンを持ちながらも、
敢えてそれを度外視し、その上でビジョンを遥かに上回るまでの勝利を掴み取る。

勇儀「(――確率とやらを見れば、ここで私がシュートを決められる確率はそう高くないだろう。
そして、私は必ず体力的に大きく損なわれるだろうね。 ……賭けにしては、随分と分が悪すぎる)」

この時の勇儀も、利害や損得勘定を超え、戦いの臭いに酔っていた。

トッ――。

勇儀「……酒と一緒さね。 この抗いようの無い戦いへの欲求ってのは」

勇儀はそう思いながら、ボールを柔らかく蹴りだした。

勇儀「結論から言うと、ジャンキーだ。 私ら鬼ってのは。
そして私が鬼で一番力強いっていう事は、私は鬼の中でも最悪の部類のキチガイってこった。
だったら話が早い。 確率なんぞで、キチガイを欺く事はできん」

タッ、……ダダダダダダッ――!!

勇儀は走り出していた。 何の技術も無い、ただただ直線的で嘘の無いドリブルで。

ウサギB「(来る……! 星熊勇儀が、……来る!!)」

勇儀「――勝利は最高の美酒だ。 あの時の脳みそが焼け焦げドロリと融解する感覚!
あれが堪らないから、私は――勝利に全てを賭けるッ……!!」

              ドドドドドドドドド!!

292 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/16(木) 22:51:34 ID:YAe+cQBM
実況「あ、ああぁああ〜〜〜〜〜!!! 勇儀選手、ドリブルで中央を堂々と突破だ〜〜!!
永琳選手がパルスィ選手によるマークで動きを一瞬封じられた事を良い事に、
ルナティックスの中盤を走り距離を40m………30m……25m! どんどん縮めていきます!」

妹紅「……くっ! 正面突破か!(――タックルに行きたいけれど、ここで私が空のマークを外し。
そしてお燐へのパスを。 あるいは、空の強烈なポストプレイを放たれたら、1失点目の再来になる!)」

ウサギB「……妹紅さんがタックルに行くことは出来ない。 タックルに行けるのは――恐らく私だけ。
だったら……私も、つかさちゃんに続くしか、方法が無いッ!!」

ダダダダッ! ズッザアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!!!!

実況「そして勇儀選手に立ち向かえるのは、ウサギB選手しかいません!
ウサギB選手、先程のパルスィ選手のような大物食らいは出来るか〜〜〜!?」

ウサギB「(出来る、出来ないじゃない。 ……やるしか、ないのよ!!)」

先着2名様で、

★勇儀→ドリブル 50 (! card)(! dice + ! dice)=★
★ウサギB→タックル 44 (! card)(! dice + ! dice)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→ 勇儀、突破成功! そしてシュート体勢に!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(空がフォロー)(松山がフォロー)(妹紅がフォロー)
≦−2→ルナティックスボールに。
【補足・補正・備考】
勇儀のマークがダイヤの時、「地獄の苦輪(+3、吹飛1)」が発動します。
勇儀のマークがハート・スペードの時、「強引なドリブル(+2、吹飛2)」が発動します。

293 :森崎名無しさん:2014/10/16(木) 22:52:20 ID:???
★勇儀→ドリブル 50 ( ダイヤ2 )( 1 + 1 )=★

294 :森崎名無しさん:2014/10/16(木) 22:52:38 ID:???
★ウサギB→タックル 44 ( スペード10 )( 5 + 1 )=★

295 :森崎名無しさん:2014/10/16(木) 22:54:02 ID:???
やっぱり5バックにするにはタレント不足すぎたよなぁ

296 :森崎名無しさん:2014/10/16(木) 23:02:06 ID:???
ピンゾロ二回目とはいえ基礎値が違いすぎる
所詮はモブか

297 :森崎名無しさん:2014/10/16(木) 23:02:47 ID:???
か、覚醒を残してるし…

298 :森崎名無しさん:2014/10/16(木) 23:05:41 ID:???
このピンゾロは次の爆発へのタメな気がしてならんな

299 :森崎名無しさん:2014/10/16(木) 23:07:14 ID:???
なるほど、次でピンゾロをさらに出すことによって(自分が)爆発するのか

300 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/16(木) 23:12:52 ID:YAe+cQBM
★勇儀→ドリブル 50 ( ダイヤ2 )( 1 + 1 )+(地獄の苦輪+3)=55★
★ウサギB→タックル 44 ( スペード10 )( 5 + 1 )=50★
≧2→ 勇儀、突破成功! そしてシュート体勢に!

つかさに負けぬ勇気を持って単身タックルに向かったウサギBに、
勇儀は一瞬だけその瞳を大きく開き、また、彼女としても予想外のプレーだったからか、
そのドリブルに僅かな隙が生じる。

ウサギB「(――い、行ける……!? 私も、つかさちゃんみたいに、鬼を止められる……!!)」

――しかし、ウサギBはつかさよりも器用であるが故に、この時点で勝利を予測してしまった。
それが今度は、勇儀では無くウサギBの油断として跳ね返る事となる。

勇儀「……甘い。 強者はどこまでも傲慢であると同時に、弱者は謙虚となれ!
――散れよ有象無象! 怪輪……『地獄の苦輪』!!」

ブウンッ! ドゴオオオオオオオオオオオオオオッ……グワッシャァアアアアアアアアン!!

ウサギB「!?」

実況「あ〜っと、勇儀選手はウサギB選手のタックルに一瞬動きを崩しそうになりましたが!
その恐るべき筋力ですぐに持ち直し、カウンターで強烈な体当たりドリブル、『地獄の苦輪』で、
逆にウサギB選手を吹き飛ばしてしまった! まさに旧地獄ボンバー!
敵の選手を出合い頭に吹っ飛ばしていきます!! そして〜〜〜〜〜〜〜〜……!?」

観客「ワァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!」
「いけー! 勇儀姐さーん!」「負けるな姫様ー! せんせーい!」「カグヤ カグヤ カグヤ カグヤ」

勇儀「ちぇっ、調子の良い取り巻き共が。 そういう世辞は―――」

グワァアアアアアアアアアアアアアアッ!!

301 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/16(木) 23:14:22 ID:YAe+cQBM
つかさ「(来る……!!)」

妹紅「(空がシュートを放ってきたら、悔しいけれど輝夜に任せる事ができる。
お燐は――PAの外に居るから、万一ボールが渡っても持ち直せる。
だから……ここは私も、人数稼ぎの為にブロックへ!!)」

慧音「(――くっ……! 足が震える、目が霞む! これが鬼圧だとでも言うのか……!)」

ウサギD「(つかさちゃん。 妹紅さん、慧音さん……! わたしは、わたしは……ッ!!)」

輝夜「………ゴクリ」

――ブゥウウウウウウウウウウウウウウウン……!!

ウサギBを突破した勇儀は、バイタルエリアで停止し――ブロックに向かう4名のDFを前に、
その長くスラリとした右脚を大きく振り上げる。
その振り足は、勇儀がこの試合で二回目に放ったシュートと同じように空を切り、フィールドには小さな竜巻が出来る。
勇儀は最後に、目的地である輝夜の顔面を狙い定め、ニヤリと狂気的なまでに好戦的な笑みを浮かべ――。

勇儀「――そういう世辞は。 ……私があの姫様を吹っ飛ばしてから言っておくれ!!
さぁ消し飛べ! ――力業・『大江山嵐』ィィィィィィイイイイイッ!!!!!」
 
グルンンッ!
          ―――ボッガァアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!!

かくして、永遠亭ルナティックスのPA内は爆発した。


302 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/16(木) 23:15:50 ID:YAe+cQBM
☆どのセービングをしてもらいますか?
 先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

A:たすけてえーりん!(セーブ力に固定で+8されます)150消費
必殺キャッチです。1/4で「(えーりんが)とめる!」(+2)が発動します。
成功時獲得カリスマポイント:0

B:パンチング(セーブ力に固定で+4されます)80消費
ボールを弾きます。勝利しても自陣深くにボールが残ることが多いです。
1/4で「ブリリアントドラゴンバレッタ(+2)」が発動します。
成功時獲得カリスマポイント:1

C:キャッチング(セーブ力に固定で+2されます)40消費
ボールを掴みます。成功率が低い分、勝利時はこちらにより有利な判定となります。
成功時獲得カリスマポイント:3

D:カリスマセーブ(セーブ力に固定で+0されます)40消費
カリスマにワンハンドキャッチします。属性はキャッチと同じですが、成功したらカリスマ度が急上昇します。
また、JOKERが出た場合は数値差に限らず強制勝利となります。
成功時獲得カリスマポイント:5(失敗時でも+1)

E:ライフスプリングインフィニティ(セーブしません)100消費
輝夜が何か凄いオーラを発します。基本的には何も起きませんが2/13(+JOKER)でシュートを防ぎます。
吹き飛び判定はなく、ポスト判定は存在します。絶体絶命の時に一か八かで。
成功時獲得カリスマポイント:4

*ここでの「成功時」とは、こぼれ球以上の結果を指します。ポストの場合は成功とはみなしません。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
輝夜セーブ力:52
勇儀の大江山嵐の威力:61
輝夜のガッツ:620/730
輝夜のカリスマポイント:1/10(ポイントが溜まると難題が解放され、輝夜がパワーアップします。現在:LV2)

303 :森崎名無しさん:2014/10/16(木) 23:16:19 ID:oESupBfY
A

304 :森崎名無しさん:2014/10/16(木) 23:16:23 ID:JJ37SWyI
A カグヤ カグヤ カグヤ カグロットォー!

305 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/16(木) 23:31:26 ID:YAe+cQBM
A:たすけてえーりん!(セーブ力に固定で+8されます)150消費

鈴仙「(姫様……! どうせ何も言わなくても師匠を呼ぶでしょうし何も言いませんけど。
どうか――。 どうか、ここを守ってください……!!)」

鈴仙は中盤でカウンターに備えながら、切実に守備の成功を祈っていた。
もしもこの局面で勇儀が点を入れたとしたら――仮に、勇儀がガス欠になろうとも、地霊殿には大きなアドバンテージが生まれる。
また、敵の中盤や守備陣も決して弱いとは言えない為に、運が悪ければ鈴仙達もこの先、
一点も入れる事が出来ずに終わってしまう可能性も――低いが、無いとは断言できない。

勇儀「はぁっ……! チィッ! 流石に前半で主砲1発副砲2発は堪えたか!
まぁ良い、これが決まれば全てチャラだ。 頼んだよ、私の右脚!」

一方で勇儀は、轟音を放ちながらうねるシュートを見ながら、肩で大きく呼吸をし、神では無く、自身の脚に成功を託す。
神に頼らず自身で道を切り開く事こそが、強者の矜持と信じていたからだ。
このシュートが決まらなければ、自身のチームは攻め手を欠き苦戦するというリスクは、とうの昔にどこかへ投げ捨てていた。

ドゴォオオオオオオオオオオッ! ギュウウウウウウウウウウ……ンン!!

永遠亭ルナティックスと地霊殿サブタレイニアンローゼスの命運を決めかねない大一番。
各チームの選手はおろか実況や観客、果ては審判までもが大きく息を呑んでその行く末を見守る。
果たして、その結果は―――。

306 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/16(木) 23:32:49 ID:YAe+cQBM
先着4名様で、

★勇儀→大江山嵐 61 ( ! card )+( ! dice + ! dice )=★
★妹紅→ブロック 46 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+2)=
 ウサギD→ブロック 44 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+2)=★
★つかさ→ブロック 48 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+2)+(ガッツ300未満ペナ-1)=
 慧音→ブロック 50 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+2)=★
★輝夜→たすけてえーりん! 60 (! card)(! dice + ! dice)=★

と書き込んでください。カードやダイスの結果で分岐します。

【シューター】−MAX【ブロッカー】
≧5→シュートは邪魔される事無く放たれた!GKとの勝負へ。
=4〜2→シュートは放たれた。しかしこの数値差の人数分威力が落ちてGKとの勝負へ。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(空がねじこみ?)(お燐がフォロー)(パスカルがフォロー)
≦−2→ルナティックスボールに。

【シューター】−【キーパー】
≧2→勇儀の大江山嵐がルナティックスゴールを爆破する!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(空がねじこみ)(お燐がフォロー)(地霊殿のコーナーキック)
≦−2→ルナティックスボールに。

【補足・補正・備考】
勇儀の大江山嵐には吹飛係数2があります。
つかさのマークがダイヤで、「顔面ブロック(+6、150消費)」が発動します。
(ガッツ切れのため、つかさは「ソウルブロック」を使えません。)
慧音のマークがダイヤで「三種の神器 鏡(+4、100消費)」が発動します。
輝夜のマークがダイヤで、「(えーりんが)とめる!(+2)」が発動します。
輝夜・妹紅はスキル・蓬莱人により絶対に負傷しません。

307 :森崎名無しさん:2014/10/16(木) 23:33:20 ID:???
★勇儀→大江山嵐 61 ( スペード2 )+( 6 + 4 )=★

308 :森崎名無しさん:2014/10/16(木) 23:33:32 ID:???
ピンゾロカモン!
★勇儀→大江山嵐 61 ( スペード3 )+( 1 + 6 )=★

309 :森崎名無しさん:2014/10/16(木) 23:33:37 ID:???
★妹紅→ブロック 46 ( ダイヤ3 )( 6 + 5 )+(人数補正+2)=
 ウサギD→ブロック 44 ( ハート7 )( 1 + 6 )+(人数補正+2)=★

310 :森崎名無しさん:2014/10/16(木) 23:34:45 ID:???
★つかさ→ブロック 48 ( ハート8 )( 5 + 2 )+(人数補正+2)+(ガッツ300未満ペナ-1)=
 慧音→ブロック 50 ( ハート6 )( 4 + 3 )+(人数補正+2)=★

311 :森崎名無しさん:2014/10/16(木) 23:34:58 ID:???
★つかさ→ブロック 48 ( スペード7 )( 3 + 6 )+(人数補正+2)+(ガッツ300未満ペ ナ-1)=
慧音→ブロック 50 ( ハート8 )( 2 + 6 )+(人数補正+2)=★

312 :森崎名無しさん:2014/10/16(木) 23:35:09 ID:???
★輝夜→たすけてえーりん! 60 ( ハート6 )( 3 + 4 )=★

313 :森崎名無しさん:2014/10/16(木) 23:35:24 ID:???
★つかさ→ブロック 48 ( ハートK )( 2 + 6 )+(人数補正+2)+(ガッツ300未満ペナ-1)=
 慧音→ブロック 50 ( ハート8 )( 5 + 1 )+(人数補正+2)=★

314 :森崎名無しさん:2014/10/16(木) 23:35:39 ID:???
★輝夜→たすけてえーりん! 60 ( スペード3 )( 6 + 3 )=★

315 :森崎名無しさん:2014/10/16(木) 23:35:56 ID:???
絶望が俺たちのゴールだ・・・

316 :森崎名無しさん:2014/10/16(木) 23:40:45 ID:???
相手は事実上の1トップ、当然5バックは変更か
5人もDF絶対要らないし攻めたいし

317 :森崎名無しさん:2014/10/16(木) 23:42:32 ID:???
全員ぶっ飛んでゴールか、DFも姫様もやばいな。
中盤も支配されてるし、鈴仙以外さとりからは決められそうにないし、
マジでまけるかも知れない。
負けた場合はペナルティーで再開みたいだけど、本編ドイツ戦みたいに繰り返しゲームオーバーになったらどうなるんだろう?

318 :森崎名無しさん:2014/10/16(木) 23:43:42 ID:???
5人折角守備回したのにあっさり決められる
しかも相手ガッツほぼない状態だしここから相手ががっちり固めてくる可能性高いし
あれ?途中までおのれディケイドとかいろいろ言ってて余裕だったのに
だんだんひどくなってくぞ?

319 :森崎名無しさん:2014/10/16(木) 23:46:21 ID:???
元々相手の火力を考えると普通に5バックで勝負は厳しすぎたからな
中山いないのにえーりんもパスカルも下げずに5バックはやはり無茶すぎた

320 :森崎名無しさん:2014/10/16(木) 23:48:36 ID:???
中盤強化は必須かな。
休む暇なく攻めればコマの多いこちらが有利だぜ。
まだまだゲームオーバーには程遠いですよ

321 :森崎名無しさん:2014/10/16(木) 23:51:02 ID:???
その永琳もパスカルも今回不調(というより出目がよくても相手がその上をいってる)
なんだよね
しかも矢車が松山になって守備上がってるし本当にヤバいね

PA前からのシュートが非常に撃ちにくくなる

322 :森崎名無しさん:2014/10/16(木) 23:53:48 ID:???
5バックするならパスカル位は下げないと
攻撃させにくかった理由はわかるけど攻撃で全然使わないなら最初から下げなきゃ

323 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/16(木) 23:56:15 ID:???
――勇儀が見事に高い数値を出し、姫様も平均値ではありましたが勇儀には及ばず、
前半22分、勇儀により2点目のゴールが決まってしまった所で、今日の更新はここまでです。
また、明日は所要がある為更新をお休みさせていただきます。

1点差を付けられて不利かもですが、しかしこれで勇儀が早々にガッツの大半を切らしてしまい、
残るメイン攻め手はこれまたガッツに不安の空と、サイド際で無ければドリブルでも不利のお燐のみとなり。
一方、ルナティックスは鈴仙を筆頭に余力が残っていますので、まだまだ諦めずに頑張って頂ければと思います。
特に鈴仙は、狂気の瞳もあって能力値の割に意外と強いと思いますので、
チームが不利な状況だからこそ、主人公らしく頑張っていければ私は嬉しいです。

>>317
私としては、これでも余程酷い引き+判断ミス連発…と、ならなければ勝てると思っています。
負けた場合はゲームオーバーにしようと思っていますが、ペナルティは軽微にしようと思っています。
「負けまくったペナルティのせいでゲーム続行不可」にはならないようにします。
>フォーメーション変更等について
先程の失点時のように、また変更出来る機会を設けたいと思います。
私は明日更新できませんので、その隙にでも考えて下さればうれしいです(笑)

それでは、皆さま、本日もお疲れ様でした。

324 :森崎名無しさん:2014/10/17(金) 00:02:43 ID:???
中盤はパルスィと松山で封殺されてる
DFもそれなりにやっかい
ペナルティーエリア内のシュートと、1対1は無謀。
鈴仙もペナルティーエリア内からのシュートでさとりと1差だから結構厳しいけど、現状それが一番確率が高い。
多分相手も守りを固めて時間を稼ごうとする状況で、どう鈴仙さんにバイタルエリアで撃たせるかが課題っぽい

325 :森崎名無しさん:2014/10/17(金) 00:06:24 ID:???
まだあわてるような時間じゃない

326 :森崎名無しさん:2014/10/17(金) 00:06:47 ID:???
ウサギBを中盤に入れて4−4−2の中盤フラットはどう?
中央にウサギBとパスカルを配置、永琳をお燐のサイドに配置して、てゐを松山のサイドに配置する。
相手はタックルが強いのでウサギBとパスカルのワンツーで攻めてみるのはどう?

327 :森崎名無しさん:2014/10/17(金) 00:07:38 ID:???
ブースターはやろうとするとこいしのマークがきそうだしやめといたほうがよさそう

328 :森崎名無しさん:2014/10/17(金) 00:11:25 ID:???
3−5−2か3−6−1でとりあえずシュート数増やしまくる方針でいいんじゃね?
相手のFW一人なら当分はDF4人もいらなそうだから削れるし多分つかさも交代くさいし

329 :森崎名無しさん:2014/10/17(金) 08:06:49 ID:???
乙でした。
分かり易いピンチに楽しくなって参りました!

330 :森崎名無しさん:2014/10/17(金) 11:08:02 ID:???
今回いつも活躍するやつばかり不調だから辛い
正直このまま負けてみても面白そうだけど

331 :森崎名無しさん:2014/10/17(金) 11:30:34 ID:???
ゲームオーバーになったらふわたりてがた一個プレゼントとか

332 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/19(日) 00:39:41 ID:???
こんばんは、遅くなりましたが少しだけ更新します。
>>329
乙ありがとうございます。
このチームでここまでピンチになったのは初めてかもですね。
適度な緊張感を持って、楽しんで参加頂ければ幸いです。
>>330
ストーリーとしては負け展開も熱そうですね。
永琳やパスカルが不調だからこそ、鈴仙が活躍できたら一気に注目を浴びれるかも……?
>>331
落ち着いて考えたら、ふわたり手形プレゼントってかなりのペナルティな気が…w
>作戦等について
色々考えてくださりありがとうございます。
今後の選択肢作成などに活かしていきたいと思います。

333 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/19(日) 00:41:00 ID:???
★勇儀→大江山嵐 61 ( スペード2 )+( 6 + 4 )=71★
★妹紅→ブロック 46 ( ダイヤ3 )( 6 + 5 )+(人数補正+2)=59*吹き飛び!
 ウサギD→ブロック 44 ( ハート7 )( 1 + 6 )+(人数補正+2)=53★*吹き飛び!
★つかさ→ブロック 48 ( ハート8 )( 5 + 2 )+(人数補正+2)+(ガッツ300未満ペナ-1)=56*吹き飛び!
 慧音→ブロック 50 ( ハート6 )( 4 + 3 )+(人数補正+2)=59★*吹き飛び!
≧5→シュートは邪魔される事無く放たれた!GKとの勝負へ。
★勇儀→大江山嵐 61 ( スペード2 )+( 6 + 4 )=71★
★輝夜→たすけてえーりん! 60 ( ハート6 )( 3 + 4 )=67★*吹き飛び!
≧2→勇儀の大江山嵐がルナティックスゴールを爆破する!


……勇儀のシュートを外から見守る側であった鈴仙には、まだ祈る余裕があった。
しかし、実際に勇儀のシュートを受ける側となるルナティックスのDF陣。
そして輝夜の様子については――言葉で表現する事が困難なまでの惨状に見舞われていた。

       ゴ ォ  オ   オ   オ    オ      オ     ッ         !!


妹紅「ぐぁあああっ……!!」

ウサギD「い、痛い……!!」

つかさ「……ッ!」

慧音「ば、馬鹿な……!」

勇儀の右脚は彼女の期待通りの仕事をしていた。
立ち向かう四人ものDF陣を、その一閃で塵芥の如く弾き飛ばす。
ただ単に力強いだけでは無く、一回転による捻りによって威力を増幅された星熊勇儀の副砲は、
『四天王奥義「三歩必殺」』には及ばずとも、永琳の『爆宙アポロ』に匹敵する。

334 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/19(日) 00:42:23 ID:???
輝夜「――助けてえーりんっ!?」

輝夜はこの時、本能的に迷わず永琳を呼んでいた。
確かにシュートの威力そのものは三歩必殺どころか、
謎の向日葵仮面の『マーダースパーク』にも一段劣っていると感じていたが、
威力以上の「何か」が籠められていると、聡い輝夜は確信していた。
……そして、そう確信したとおり。

ドゴォオオオオオオオオオオオオオオオオッ……バギィッ!!

輝夜「ぎゃふんっ!?」

……ズバァアアアアアアアアアアッ! ――ピピィイイイイイイイイイイイイイイッ!!

輝夜は永琳の力を借りてもなお、勇儀の狂気じみた勝負への執念に勝つことが出来なかった。
他のDF陣と同様に上空へと軽く放り出された輝夜は、普段の彼女らしくも無く、
ただただ茫然と自身の意思を超え、ゴールネットを突き破っていくボールの姿を、目で追いかける事しか許されなかった。


永遠亭ルナティックス 1 − 2 地霊殿サブタレイニアンローゼス

335 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/19(日) 00:43:52 ID:???
大会得点ランキング(表記はメインキャラのみ):
4ゴール 鈴仙、勇儀
3ゴール レミリア、フランドール、来生、諏訪子
2ゴール 射命丸、早苗、神奈子、ピエール
1ゴール 妹紅、佳歩、咲夜、美鈴、謎の向日葵仮面、赤蛮奇、
      影狼、反町、藍、メルラン、空、屠自古、神子、霊夢、魔理沙、森崎、天子

大会アシストランキング(表記はメインキャラのみ):
3アシスト 早苗
2アシスト 小悪魔、ピエール
1アシスト てゐ、鈴仙、パチュリー、影狼、大妖精、橙、お燐、諏訪子、神子
       衣玖、針妙丸、小町、空

336 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/19(日) 00:45:32 ID:???
勇儀「……さぁ、もう大丈夫だ。 幾らでも世辞を尽くし遜ると良い、非力な人間共よ。
そして我ら鬼の名を留めるが良い。 ――永久に色褪せぬ、力と恐怖の象徴として……ね」

観客「――ワァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!」
「な、なんてシュートだ!?」「ルナティックスのDF陣は全滅だ!」「勇儀!」「勇儀!」「鬼の四天王!」

静かだが心の奥を抉るような重低音で勇儀がそう宣言したのと、
喧しく表層化した畏れを表現する叫びを観客が発したのは、ほぼ同時だった。

観客「き、決まった〜〜〜! ゴ〜〜〜ッル!! ゴールゴールゴール!!
前半のクライマックスに、星熊勇儀が凄まじい個人技を見せて二点目を挙げました!!
豪快なドリブル突破からの、更に豪快な必殺シュートで敵選手を吹き飛ばした、値千金のゴール!
永遠亭ルナティックス、これで地霊殿サブタレイニアンローゼスに1点のビハインドを付けられる形となりました!!」

空「やったぁ〜!! 凄いよ勇儀さん!!」

お燐「ド派手にやっちゃったねぇ。 敵に回すと心底恐ろしいが、味方にするとやっぱり頼れる御方だよ」

勇儀「……褒めてくれるのは凄く嬉しいけれど。 ――すまんが、少し肩を貸してくれないかい?
流石の私も、ちょっと無理をし過ぎた」

グラッ……!

空「ゆ、勇儀さんっ?! しっかりしてっ!?」

見事過ぎるゴールを決めた勇儀はその後、物理学的に無茶な動作を立て続けに繰り返した反動が漸く現れたのか、
大きく消耗した様子であり、背丈が近い空の肩を借りながら何とか歩を進めている。
しかし、今こうして点を奪われた以上、永遠亭ルナティックスのメンバーにとって、それは何の安心材料にはならなかった。

337 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/19(日) 00:47:10 ID:X9tqC012
佳歩「そ、そんな……?! 逆転されちゃうなんて……!」

ウサギD「負けちゃうの……? 私達……?」

パスカル「(これで勇儀さんがシュートに向かえるのは、恐らく後半終了間際に1発程度になった。
しかし、もう一人のFW(空)がまだ若干ながらの余力を残しており。
そして、相手方もこれを機に少しでも守備を固め、攻撃の芽を潰して来ようものならば……少し、厳しいかもしれないな)」

永琳「(……これは、早速あの子にとって、試練となるかもしれないわね。
実際の戦況がどうであるかはともかく。 この時間での1点差は、チームメイトに幾許かの精神的動揺を与える事になる。
――さぁ、鈴仙。 貴女ならどうする? 今までだったら、いの一番に精神的に動揺していたであろう貴女が、
キャプテンの立場に立った事で……それを、どうチームメイトと克服していく?)」


鈴仙「(ど、どうしよう……? これってやっぱり私の責任? ああ、師匠や皆の見る目が怖いよぉ……)」

――そして、不安を感じているのは鈴仙も一緒だった。
むしろ、ゲームキャプテンとして作戦や動きを一任されている鈴仙は、
自身の判断がこの結果を招いたのではないか……という責任を感じており。
情けない事ではあるが、他のチームメイト達と比べても一際の動揺と緊張を覚えていた。

鈴仙「(――でも。 私はキャプテンとして、皆を鼓舞し、励ます言葉を出さないといけない。
自分の責任と謝るだけで済ませず、次へと繋げる希望を提示しなくてはならない……)」

永琳や輝夜はこれまで、キャプテンとしてそう皆を導いて来ていた。
鈴仙は今のように厳しい局面に立たされて漸く、その仕事の難しさと重さを感じた。
しかし、今の鈴仙は幸いに、厳しい局面であっても逃げ出しはしなかった。
これまでの中山やパスカル。 佳歩やてゐ、星や妖夢、パチュリーやアリスとの交流は、
鈴仙を少しずつ、あるいは大きく変えてくれたからだ。

338 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/19(日) 00:49:25 ID:X9tqC012
鈴仙「(……そうよ。 私がこんなトコでウジウジしてたら駄目。
仮に空元気でも、虚勢だってバレバレでも……私は、やれるだけの事をやらないと――!)」

……そう決意した鈴仙は、チームメイトに向かってこう叫んだ。

A:「皆! まだ諦めちゃ駄目! 絶対に勝機は訪れるわ!」
B:「大丈夫! 総合力的にも体力的にもこちらがまだ有利。 だから落ち着いて!」
C:「過去を悔やんでも仕方が無い。 次の得点を考えるのよ!」
D:「私は、間違えていたかもしれない。 だけど……お願い、また私に力を貸して!」
E:「――そういえば関係ないけど、さとりさんとパチュリーさんって雰囲気似てるわよね……」
F:その他 自由選択枠

鈴仙のガッツ:680/880

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

*この選択肢の後、別途陣形や配置について調整できる選択肢を設けます。

339 :森崎名無しさん:2014/10/19(日) 00:50:52 ID:aHtKVetw
B

リードされたのは始めてか

340 :森崎名無しさん:2014/10/19(日) 00:52:40 ID:???
F 月人の王女・カグーヤ「もうだめだぁ…おしまいだぁ…」
  鈴仙「何を寝言言っている!ふて腐れる暇があったら戦え!」

341 :森崎名無しさん:2014/10/19(日) 00:53:00 ID:DJWVeUnc
B

342 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/19(日) 00:56:49 ID:???
……と、いったところで短いですが、今日の更新はここまでです。
リードされて仲間も精神的に動揺している状態ではありますが、
何とか皆の気持ちを揺さぶれるような、鈴仙っぽいセリフを選んだり考えて頂ければ幸いですw

それでは、皆さま、本日もお疲れ様でした。

343 :森崎名無しさん:2014/10/19(日) 01:05:07 ID:???
乙です
念のためにハイパーゼクターを持ってきました!
これで多分大丈夫!

344 :森崎名無しさん:2014/10/19(日) 01:35:20 ID:???
乙でした。

地霊殿側からしてみれば、PA内と1対1ならまず失点しない。
だから鈴仙だけマークしてればOKなのよね。
時間経つほど有利になるし、ボール奪えばサイドでお燐がキープ、後は前半終了間際に一点目の再現やればいい。

対して永遠亭は今まで通り永琳はパルスィがマーク。
フィニッシャーは鈴仙ぐらいだから、鈴仙が囲まれるときつい。
フリーキックでもない限りそう簡単に撃たせてくれそうにない。
佳歩やパスカルで波状攻撃しようにも、さとりはパンチングだからガッツ切れはまずないし、ブロック陣もそれなりにやっかい。

そうとうピンチだなあ。

345 :森崎名無しさん:2014/10/19(日) 02:13:55 ID:???
鬼さんが疲弊してる以上、前半はポストプレイ使われても受け手が怖くない。
ラピッドテイルなら中盤抜ければ(それが苦戦してるけど)撃ちやすい。
勝率もそれなりで、鈴仙にマークがさかれればそれだけ更に撃ちやすい。
いざとなれば永琳でごり押しすれば、鈴仙のマークも甘くなるでしょ。

ピンチどころかまだまだこれからだと思うんだけど…

346 :森崎名無しさん:2014/10/19(日) 03:58:52 ID:???
うん、炒めはそれほど苦戦しなさそうに見えるんだけどものすごい逆風状態の引きなのよね
お燐が連続してダイヤ引くし永琳結構やられてるし
で、前半最後っぽいしもう一発くらいはでかいの来るだろうから
1失点は覚悟する、そうするとこっちが勝つのに3点必要になる
PA内危険でこいしがどこから現れるか怖い状況
そうとうヤバいと思うよ

それにお燐がドリブルで1VS1狙ってくることもあり得るんだしそう考えるとめっちゃ不利

347 :森崎名無しさん:2014/10/19(日) 08:41:04 ID:???
とりあえず精神コマンドの気合を使ってマインドエクスプロージョン
使えるようにするんだ

348 :森崎名無しさん:2014/10/19(日) 12:32:12 ID:???
鈴仙の周りをハロが回ってる・・・

349 :森崎名無しさん:2014/10/19(日) 12:52:26 ID:???
キスメが技と人数補正込みでさとりのパンチング位の強さってのもなかなかキツい
ブロック後すぐ奪い返せるかもしれないけど多分PA内になるし、そうなったら誰かに戻してシュートするしかなさそうだし

350 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/19(日) 20:17:31 ID:???
こんにちは、今日も更新します。
>>343
乙ありがとうございます。
これでたぶんえーりんがハイパークロックアップで助けてくれます。
>>344
乙ありがとうございます。
流石に前半も残り少ないので、ボールが奪われてもこのまま追加点にはならないかな、と思います。
現状を打破する為には、鈴仙の采配と行動が大事になってくると思います。
>>345-346
確率的にはまだまだこちらが有利ですし、充分勝ち目はあると思いますが、
流れ的にはまずいと考えてしまうのも仕方ないと思います。
チームメイトだけでなく、参加者の皆さまについてもここで冷静に正着を撃てるかがカギになるかもしれません。
>>347-348
マインドエクスプロージョンはそろそろですね。
決まれば鈴仙もヒーローになれそうです。
>>349
キスメの性能は、つかさを更にブロック特化にした感じですね。
佳歩や永琳のミドルシュートも大事になってくると思います。


351 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/19(日) 20:19:53 ID:???
B:「大丈夫! 総合力的にも体力的にもこちらがまだ有利。 だから落ち着いて!」

鈴仙はこの状況においても、確かな理を以てチームメイトを説得しようとした。
そして鈴仙の説得は間違っていなかった。
地霊殿がここで点差を付けたとしても、これ以上の点を挙げる事は困難。
最大火力の勇儀が今ここで大きく消耗し、次ぐ火力を持つ空の体力も枯渇寸前。
他の選手のシュートでは、輝夜の全力を引き出す事は出来ない。
また、パルスィにより前半中封殺されていた永琳も、本来の実力ならば御す事は容易い。
一度、二度のプレーでミラクルを起こす事が出来ても、それを三度、四度と繰り返す事は不可能だ。
――しかし。

妹紅「……とは言え。 相手の攻撃には実力差を超えた何かがあるよ、鈴仙」

ウサギD「確かに……お師匠様やパスカルさんの実力の方が、
パルスィさんやお燐さんよりも上なのかもしれないですけど。 それでも、私は怖いです……!」

パスカル「(――分かってはいる。 依然状況はこちらが有利とは分かってはいるんだが……!
サッカーには時に、理をも超えた状況が発生し得る。 この試合がそうではないと言い切れる確証はない。
……くそっ、俺も弱気になって来たな……!)」

鈴仙の言葉は確かに的を得てはいたが、精神的な動揺を隠せないチームメイトを奮い立たせるには、
力が籠っていなかった。 パスカルがそうであったように、状況的な優勢を理解はしていても、
パルスィの永琳破りや、今の勇儀の気迫あふれるプレーを前に、焦りを見せる者も少なくは無かった。

永琳「(……総合力的にも有利な筈だったのに、今こうして攻められているものね。
同点になった時の局面とは違って、ウドンゲの説得に皆が消極的になるのも仕方ないかしら)」

鈴仙「(う、う〜ん。 さっきの時とは違って、ちょっと皆の食いつきが悪いわね……。
どうせこれから作戦については議論するんだし、
今はもうちょっと抽象的でも、精神論的な励まし方の方が良かったかしら)」

*特に何もありませんでした。

352 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/19(日) 20:21:52 ID:???
……とはいえ、鈴仙の発言が全くの無意味であったり、逆効果であった訳では無い。
むしろ、チームメイトに対して次の作戦について検討するにあたっての切欠作りとなっていた。
――すなわち、総合力的に有利である筈の自軍が、どのようにすればその全力を発揮できるか。

輝夜「……つっても、今ここまで中盤が振るわなかったのは、運が悪かったせいでもあるし。
ムリして変えなくとも、私達の流れになったら充分勝てるんじゃないかしら?」

妹紅「アンタはもっと真剣に考え……」

慧音「――いや、姫君の言う事にも一理ある。
例えば、中盤が水橋パルスィと松山……という少年によって支配されている事は問題の一つであるが、
これは薬師殿が正当な実力を発揮し、てゐはドリブルでは無くパスを主体に攻めれば解決する。
今の陣形のまま、その都度の選択を最良の物にしていく事もまた、重要ではないだろうか」

ウサギB「……陣形を替えるとしたら、想定以上に強かった地霊殿の中盤対策として、
DFを1名MFに加えて、4−4−2の陣形にする事でしょうか」

パスカル「――もしくは、今の陣形のまま、俺がSBに行こうか。
そうすれば、お燐さんにもサイドを抉られる事はあるまい」

佳歩「……攻撃面はどうでしょうか。 私はほとんど消耗していませんし、
今からでもラビットテイルを3、4発程度は打つ事が出来ますが――」

てゐ「……それが、古明地姉妹が守る地霊殿のゴールを揺らせるかが問題だね。
佳歩ちゃんに上がって貰うにも、そうしたらタチの悪い妹が鈴仙へのマークに行っちゃうし。
私が上がってインビジブルデューパーを撃てれば良いけど、松山を相手取るのは厳しい。
鈴仙がドリブルかワンツーで上がってくれて、溜めを作ってくれれば良いけど。
そしたら、メイン火力の鈴仙が消耗しちゃうんだよねぇ」

353 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/19(日) 20:25:41 ID:X9tqC012
永琳「……いっそ、私かてゐをFWに上げて3トップも悪くないかもね。
私のミドルも、佳歩には負けてない自信があるし。
爆宙アポロならば、PA内の古明地さとりをも撃ち抜いてゴールを挙げる可能性もある。
てゐにしても、ウドンゲと近い位置に置いておけばワンツーからの即ブースターシュート…じゃなくて。
インビジブルデューパー、とやらを撃てるから。 大技を狙うならば、この選択肢も悪くないと思うわ。
――さぁ、どうする? キャプテンさん?」


鈴仙「むぅ……(――皆が言ってくれた意見も非常に参考になるけど、
その全てを取り入れる事は当然出来ない。 だから、色々と取捨選択をしつつ、
自分なりにバランスの良い作戦を指示していくべきだけど……どうすれば、良いのかな)」

永琳が鈴仙を試すような挑戦的な笑みを浮かべる中。
チームメイトの意見を聞きながら、鈴仙は自分なりの戦略、戦術、今後の方針を練り直していた。
そして、皆の視線が鈴仙へと集まって行く中、鈴仙は最後にこう答えた。

A:「……陣形は変えなくても良いわ。 その代わり、随所で正確な判断をする事に努めましょう!」
B:「今の5−3−2のまま。 パスカル君を右SBにして、代わりにBちゃんをMFにしましょう!」
C:「BちゃんをMFにして、4−4−2で中盤を厚くしていきましょう!」
D:「てゐをFWに、BちゃんをMFにした、4−3−3の陣形に変えましょう!」
E:「師匠をFWに、BちゃんをMFにした、4−3−3の陣形に変えましょう!」
F:その他 自由選択枠 具体的なフォーメーション案があればこちらで

鈴仙のガッツ:680/880

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

*現在のフォーメーションは>>266にあるとおりです。

354 :森崎名無しさん:2014/10/19(日) 20:26:52 ID:DAGbtyL+
C

355 :森崎名無しさん:2014/10/19(日) 20:33:00 ID:2jm4lfy2
E

356 :森崎名無しさん:2014/10/19(日) 20:38:22 ID:jE17ewBA


357 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/19(日) 20:53:14 ID:X9tqC012
C:「BちゃんをMFにして、4−4−2で中盤を厚くしていきましょう!」

鈴仙「……とりあえず、喫緊の課題は中盤の支配よ。
だから――パスに長けるBちゃんをMFにして。 4−4−2で中盤を厚くしていきましょう!」

鈴仙は形だけは何とか毅然を装いながら、メンバーにそう指示を出した。
鈴仙の提案は、これまでの試合展開からして至極妥当な物であり、
メンバーにおいても反対する者は一人も居なかった。

鈴仙「(だから……フォーメーションは、こうなる訳ね)」

永遠亭ルナティックス:4−4−2
−−−−− 
−H−J− H鈴仙 J佳歩 
−−−−−
FC−IG Fてゐ CウサギB I永琳 Gパスカル
−−−−− 
−−D−− D妹紅
−ABE− A慧音 Bつかさ EウサギD
−−@−− @輝夜

鈴仙は頭の中で変更後のフォーメーションを思い浮かべる。
ウサギBとてゐの位置は変えるべきか。 妹紅には空のマークを続行して貰うべきか。
そして――。

鈴仙「(……試合前にはすっかり頭から抜けていたけれど。
大分前に魔理沙から貰った『ファルコンスパイク』は――今、使うべきかしら?)」

358 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/19(日) 20:55:06 ID:X9tqC012

……鈴仙は、ベンチに置いてあった贈り物の存在を思い出す。
重要な局面で、シュートがポストに当たってしまっては目も当てられない。
それならば、1試合限定とはいえ、香霖堂でも追加購入可能であるアイテム、
『ファルコンスパイク』を今からでも装備しておく必要があるか。
様々な点について、鈴仙は検討する。 そして―――。

A:この状態で問題無い! キックオフだ!
B:てゐとウサギBの位置を入れ替える。
C:妹紅の空へのマークを一旦解除する。
D:ファルコンスパイクを、今からでも使用する。(これから試合終了までシュートがポストにならない。枠外は発生する)
E:その他  細かいフォーメーションの修正やマークの設定ができます。 B+C+Dも可能です。

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

*アイテムの使用について、試合前に本来は出すべきなのをここ最近ずっと失念しておりました。
 また、テンプレからもずっとアイテム一覧が抜けておりましたので、次回から修正します。大変申し訳ございませんでした。

359 :森崎名無しさん:2014/10/19(日) 21:04:10 ID:DAGbtyL+
E ウサギBと永琳のワンツーで突破するようにする

360 :森崎名無しさん:2014/10/19(日) 21:07:35 ID:PDjZPUMM
E B+C

361 :森崎名無しさん:2014/10/19(日) 21:10:18 ID:m5gxvULE
E B+C

362 :森崎名無しさん:2014/10/19(日) 21:14:28 ID:???
これで永琳とてゐのワンツー突破も選択肢に入る

363 :森崎名無しさん:2014/10/19(日) 21:24:39 ID:???
この世界で松山光プロジェクトを発動したら矢車に変身する人間が量産されるのかしら?w

364 :森崎名無しさん:2014/10/19(日) 21:33:17 ID:???
DF上げるリスクはとったけど隙があるなら偵察のときにあったロングシュートも使っていい
次奪われたら時間稼ぎが怖いから今だけでも攻撃の成功率は高めたいところ

365 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/19(日) 21:43:24 ID:X9tqC012
E B+C

鈴仙「(……とりあえずでウサギBちゃんを中央寄り、てゐをサイド寄りにしてみたけど。
てゐの方が流石にBちゃんよりは能力は高いから、プレーに絡みやすい中央への配置が妥当かしら。
それと――)ねぇ、妹紅。 空へのマークの件なんだけど……」

妹紅「ポストプレイの受け手の鬼が疲弊したから、一旦マークは解除……かな?」

鈴仙「うん。 ……そんな感じでお願い、妹紅」

――鈴仙は最後に陣形の微調整を行い、マークについて妹紅と一言確認を取り合い。
……そして、再びキックオフに備えてセンターサークル付近に構える。

鈴仙「(この試合は、恐らくここからが正念場。 絶対に、攻め切ってみせる……!)」

さとり「(勇儀さん達の想いは無駄にはしない。 絶対に、守り切ってみせるわ……!)」

彼方のゴールを狙う鈴仙と、そのゴールを守るさとりは互いに瞳に炎を映し、
心を読めず(まず)ともハッキリと分かる程の闘争心を露わにする。
そして――。

……ピィイイイイイイイイイイイイイイイッ!!

366 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/19(日) 21:44:37 ID:X9tqC012
実況「ルナティックスのキックオフで試合再開です!! ボールは……CFの鈴仙選手がフォロー!
永遠亭ルナティックスは4−4−2と上がり目のフォーメーションに変更した一方、
地霊殿サブタレイニアンローゼスの方は全体的に引き気味ではありますが、陣形に変更は無し!
前半恐らく最後の攻防となりそうなこの局面、果たして制するのはどっちだ〜〜〜!?」

−−@−− @さとり
C−B−A Cこいし Bキスメ Aヤマメ
−−D−−
−E−G− Gパルスィ
−−−−−  
−I−−F I松山 Fお燐
−−−−− 
−H−J− H勇儀 J空
地霊殿サブタレイニアンローゼス:4−4−2
永遠亭ルナティックス:4−4−2
−−−−− 
−H−J− H鈴仙 J佳歩 
−−−−−
CF−IG CウサギB Fてゐ I永琳 Gパスカル
−−−−− 
−−D−− D妹紅
−ABE− A慧音 Bつかさ EウサギD
−−@−− @輝夜

367 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/19(日) 21:46:00 ID:X9tqC012
鈴仙「(相手も少し、陣形を替えて来ているかと思ったけど……違ったわね。
とはいえ、敵のFWも引いている以上いきなりタックルには来ないでしょうし、
来てもむしろラッキー、ってトコだけど。 ここは……!)」

A:このままドリブルで中央突破! 松山と相対する!(鈴仙のドリブル:50)
B:近くの佳歩に渡し、ドリブル突破をお願いする。
C:後方のてゐに渡し、『バックスピン兎玉』で前線までボールを運んでもらう!
D:後方のてゐに渡し、『エンシェントデューパー』で、消耗は大きいが確実にボールを運んでもらう!
E:後方の永琳に渡し、ドリブル突破をお願いする。
F:後方の永琳に渡し、てゐとのワンツーで思いっきりラインを上げていく。
G:右サイドのパスカルに渡し、右サイドをドリブルで突破してもらう。
H:その他 自由選択枠 キックオフシュートはこちらで

鈴仙のガッツ:680/880

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

368 :森崎名無しさん:2014/10/19(日) 21:48:06 ID:2jm4lfy2
E

369 :森崎名無しさん:2014/10/19(日) 21:48:24 ID:9OJvDv/I
F

370 :森崎名無しさん:2014/10/19(日) 21:48:31 ID:PDjZPUMM
G松山が顔を出しにくそうなパスカルの右のサイドアタックで仕掛けてからためて
前線の面子は囮で上がってきた妹紅で一発かますか

てゐと永琳のワンツーで正面突破してブースターが候補でいいかな?

371 :森崎名無しさん:2014/10/19(日) 21:50:29 ID:xrrfq6Fs


372 :森崎名無しさん:2014/10/19(日) 21:51:39 ID:???
ブースター狙いの正面突破ー!

373 :森崎名無しさん:2014/10/19(日) 21:55:10 ID:???
H:勇儀に向かってとどめのキックオフシュート!!クライフォート「俺の技だ」

374 :森崎名無しさん:2014/10/19(日) 21:59:01 ID:???
漫画のオランダはクライフォートのワンマンで
最終ラインは薄い、クリスマン達は殆ど背景という惨状…
所詮はパスカルのアルゼンチンの前座か

375 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/19(日) 22:09:48 ID:X9tqC012
F:後方の永琳に渡し、てゐとのワンツーで思いっきりラインを上げていく。

鈴仙「(……私のドリブルじゃあ、あの松山のタックルを躱し切るのは難しそう。
だったら――)師匠! てゐとワンツーで思いっきり中央を突破してくださいっ!」

バシッ…!

実況「鈴仙選手ここでバックパス! パスの受け手は永琳選手です!」

永琳「(あくまで『インビジブルデューパー』を狙いに行く算段ね。
……でも。 確かに今の状況ならば、悪くない賭けかしら)分かったわ、ウドンゲ」

バシュッ!

てゐ「ほ〜いっ!」

バシィイイイッ!!

お燐「ちぇっ! 中央突破か。 サッカーの醍醐味はサイド際にあるっていうのになぁ〜!」

バァアッ!

松山「……月の光すら、今の俺たちには眩しいんだよぉおおっ!!」

バァアアアッ!!

パルスィ「FWが動けないとはいえ、私達は四人。
それを堂々と正面から崩そうとは………やはり、天才は妬ましい!!」

ゾンビ妖精E「――!」

ババッ!!

376 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/19(日) 22:11:05 ID:X9tqC012
実況「永琳選手、てゐ選手とのワンツーで中盤を突破する算段です!
しかしここは守り切って前半を折り返したい地霊殿チーム、MF4人掛かりでのパスカットに向かった〜〜!!」

先着3名様で、

★永琳→ワンツー 51 ( ! card )( ! dice + ! dice )=
 てゐ→ワンツー 49 ( ! card )( ! dice + ! dice )=★
★お燐→パスカット 45 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+2)=
 松山→パスカット 49 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+2)=★
★パルスィ→パスカット 47 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+2)=
 ゾンビ妖精E→パスカット 43 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+2)=★

と書き込んでください。カードやダイスの結果で分岐します。

【攻撃側】−【防御側】
≧2→永琳とてゐ、中盤を見事突破!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(鈴仙がフォロー)(佳歩がフォロー)(ゾンビ妖精Dがフォロー)
≦−2→地霊殿ボールに。

【補足・補正・備考】
永琳のダイスの合計が2の時、スキル・月のファンタジスタが発動し数値を12とします。
松山のマークがダイヤで「■■■パスカット(+2)」が発動します。
パルスィのマークがダイヤで「シロの灰(+2)」が発動します。

377 :森崎名無しさん:2014/10/19(日) 22:12:27 ID:???
★永琳→ワンツー 51 ( ハートJ )( 5 + 6 )=
 てゐ→ワンツー 49 ( ダイヤ4 )( 1 + 4 )=★

378 :森崎名無しさん:2014/10/19(日) 22:14:07 ID:???
★お燐→パスカット 45 ( ダイヤ5 )( 1 + 5 )+(人数補正+2)=
 松山→パスカット 49 ( ハート3 )( 6 + 5 )+(人数補正+2)=★

379 :森崎名無しさん:2014/10/19(日) 22:14:33 ID:???
★パルスィ→パスカット 47 ( スペード9 )( 3 + 5 )+(人数補正+2)=
 ゾンビ妖精E→パスカット 43 ( ダイヤA )( 4 + 1 )+(人数補正+2)=★

380 :森崎名無しさん:2014/10/19(日) 22:15:49 ID:???
悪くない狙いだと思ったんだけど地獄兄弟TUEEE!

381 :森崎名無しさん:2014/10/19(日) 22:17:25 ID:???
4人引きつけたし佳歩にいけるとこまで行って貰うか

382 :森崎名無しさん:2014/10/19(日) 22:18:16 ID:???
佳歩で鈴仙に渡すのは難しそうだから一気にシュートまで行くか
妹紅が来るまで持たすか

383 :森崎名無しさん:2014/10/19(日) 22:19:02 ID:???
矢車松山が本当に強えなコレ!

384 :森崎名無しさん:2014/10/19(日) 22:21:46 ID:???
永琳がここまで追い詰められるとは…松山光プロジェクト恐るべし…

385 :森崎名無しさん:2014/10/19(日) 22:22:39 ID:???
いきなり不穏な流れだな・・・6,5で勝てると思ったのに

386 :森崎名無しさん:2014/10/19(日) 22:27:15 ID:???
えーりんが11引いて突破出来ないって相当だよね

387 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/19(日) 23:00:06 ID:X9tqC012
★永琳→ワンツー 51 ( ハートJ )( 5 + 6 )=62
 てゐ→ワンツー 49 ( ダイヤ4 )( 1 + 4 )=54★
★お燐→パスカット 45 ( ダイヤ5 )( 1 + 5 )+(人数補正+2)=53
 松山→パスカット 49 ( ハート3 )( 6 + 5 )+(人数補正+2)=62★
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして佳歩がフォロー

この時永琳が放ったパスの精度は、まさに最高クラス。
機械のように精密かつ、相手が取り辛いコースを正確に撃ち抜いたパスは、
リターンを放ったてゐが思わず舌を巻くほどだった。

てゐ「(……うっひゃ〜、相変わらずドギツイパス撃ってくるね、お師匠。 こりゃあ即シュート行きかな?)」

――ダダダダダダダッ、 バァアアアアアアッ! バシイイッ!

松山「……返せよ、俺のボールゥゥゥゥウウウッ!!」

てゐ「!?」

そして、あくまで人間の範疇として恐ろしい執念でボールを奪う松山の姿を見たてゐは、
思わずその狂気に震えずにはいられなかった。

実況「んあ〜〜っと! しかしこのワンツーは、恐ろしい形相をした松山選手により零される!
ボールは前方で、永琳選手たちと同時に上がっていた佳歩選手がフォローするも、
松山選手、今のは凄いファインプレーでした!」

松山「(……フフフ、もう笑わないぞ。 少し持ち上げられたからって調子に乗ったら、
アイツらは必ず掌返しをしてくるからな……!)」

不敵にニヤける松山を尻目に、佳歩はゴールから少し離れた位置でボールを拾う。
前方にはDFのゾンビ妖精Dが、あわよくば鈴仙へのパスをカットすべく少し前目に出ているが、
肝心の古明地こいしは……どうやら、PA内にいる為カットには向かわない。
(それでも、鈴仙にボールが渡ったらタックルには向かえる位置には居るのだが)

388 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/19(日) 23:01:24 ID:X9tqC012
佳歩「(うんと。 ど、どうしよう……。 シュート、撃っちゃって良いのかしら……?)」

鈴仙「(佳歩が悩んでいるわね。 恐らくは私へとパスを出すか、
それとも自分で撃ちに行くかで悩んでるんでしょうけど、難しいわね……。

佳歩が今撃つとなると、地霊殿のブロッカーは4枚。
さとりさんどころか、その前のキスメあたりで止まってしまうかもしれない。

私が撃つとなると、パスはまず通るとして……。 私は頑張ってこいしのタックルを掻い潜らないといけない。
でも、もしそれが通ったら、より有利な条件で私が『マインドブローイング』を撃てるようになる。

もしくは、ここで佳歩に溜めを作って貰う方法もアリかしら。
そうしたら、師匠やてゐが上がってこれて、『インビジブルデューパー』や『ライフゲーム』も
撃てるようになるから攻めの幅は大きく広がるけれど。
ただ、そうなったら松山やパルスィまでもが戻って来てしまうのが欠点なのよね。

どっちにしても少し不利な勝負かもしれないけれど、どちらも試す価値はある筈。 ここは――!)」

A:そのままバイタルエリアでラビットテイルを撃ってもらう!
B:自分(鈴仙)にパスを出してもらう。
C:溜めを作り、永琳
D:佳歩の判断に任せる。
E:その他 自由選択枠

鈴仙のガッツ:680/880

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

389 :森崎名無しさん:2014/10/19(日) 23:03:08 ID:PDjZPUMM
C

390 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/19(日) 23:03:47 ID:X9tqC012
すみません、選択肢が一個書きかけになってました。
正しくは、
C:溜めを作り、永琳やてゐが上がって来るのを待つ。

です。大変失礼いたしました。

391 :森崎名無しさん:2014/10/19(日) 23:04:05 ID:DAGbtyL+
A

392 :森崎名無しさん:2014/10/19(日) 23:04:43 ID:xrrfq6Fs


393 :森崎名無しさん:2014/10/19(日) 23:05:42 ID:jE17ewBA


394 :森崎名無しさん:2014/10/19(日) 23:06:12 ID:9OJvDv/I
A

395 :森崎名無しさん:2014/10/19(日) 23:07:57 ID:???
すごい大事な場面でこれか、とりあえず応援 カホロットォー!!

396 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/19(日) 23:21:13 ID:X9tqC012
A:そのままバイタルエリアでラビットテイルを撃ってもらう!

鈴仙「(ここは果敢に攻めて、少しでも相手にプレッシャーを与えるべき局面!
だったら――)佳歩! 貴女は心配しなくて良いわ、撃って!!」

佳歩「は、はいっ!」

タタタタッ!

実況「佳歩選手、永琳選手を付け狙う為に場を離れたパルスィ選手の隙を縫って前進!
そしてPA直前、バイタルエリアへと入り〜〜〜〜!!」

グワァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!

佳歩「――天まで走れ、『ラビットテイル』!」

バッ…シィイイイイイイイイイイイイイイイイン!!
 ギュゥゥゥウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウッ!

実況「佳歩選手の、ラビットテイルだ〜〜〜〜!」

さとり「(……止めます!)」

こいし「(もし、幸薄いウサギさん(鈴仙)がねじこみに来ても、
それが出来るのはペナルティエリアの中! だったら、お姉ちゃんがきっと止めてくれる!
……だから、私もブロックね!)え〜いっ!」

キスメ「…………!」

ヤマメ「伊達や酔狂でDFやってないって事、アンタにも見せてやるよ……っと!」

ゾンビ妖精D「――!」

397 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/19(日) 23:22:22 ID:X9tqC012
佳歩「いっけぇぇえええ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ!!」

先着4名様で、

★佳歩→ラビットテイル 56 ( ! card )( ! dice + ! dice )=★
★ゾンビ妖精D→ブロック 43 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+2)=
 ヤマメ→ブロック 47 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+2)=★
★こいし→ブロック  47 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+2)=
 キスメ→ブロック  50 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+2)=★
★さとり パンチング 56 (! card)(! dice + ! dice)=★

と書き込んでください。カードやダイスの結果で分岐します。

【シューター】−【ブロッカー】
≧5→シュートは邪魔される事無く放たれた!GKとの勝負へ。
=4〜2→シュートは放たれた。しかしこの数値差の人数分威力が落ちてGKとの勝負へ。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(鈴仙がねじこみ)(パルスィがフォロー)(さとりがフォロー)
≦−2→地霊殿ボールに。

【シューター】−【キーパー】
≧2→佳歩のラビットテイルが地霊殿ゴールを駆け抜ける!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(鈴仙がねじ込み)(ルナティックスのコーナーキック)(パルスィがフォロー)
≦−2→地霊殿ボールに。

【補足・補正・備考】
こいしのマークがダイヤで「恋の埋火」(+4、100消費)が発動します。
ヤマメのマークがダイヤで「原因不明の熱病」(+6、150消費)が発動します。
ヤマメのマークがハートで「フィルドミアズマ」(+4、100消費)が発動します。
キスメのマークがダイヤ・ハートで「飛んで井の中」(+6、150消費)が発動します。
さとりのマークがダイヤで「とめます!」(+2)が発動します。

398 :森崎名無しさん:2014/10/19(日) 23:23:40 ID:???

★佳歩→ラビットテイル 56 ( ダイヤQ )( 2 + 3 )=★

399 :森崎名無しさん:2014/10/19(日) 23:24:47 ID:???
★ゾンビ妖精D→ブロック 43 ( クラブ9 )( 5 + 6 )+(人数補正+2)=
 ヤマメ→ブロック 47 ( ダイヤ7 )( 5 + 4 )+(人数補正+2)=★

400 :森崎名無しさん:2014/10/19(日) 23:25:29 ID:???
やっぱりだめだったかー!もうだめだぁ…前半はおしまいだぁ…!

401 :森崎名無しさん:2014/10/19(日) 23:25:51 ID:???
★こいし→ブロック  47 ( ダイヤ8 )( 3 + 3 )+(人数補正+2)=
 キスメ→ブロック  50 ( ダイヤA )( 2 + 2 )+(人数補正+2)=★

402 :森崎名無しさん:2014/10/19(日) 23:26:13 ID:???
★こいし→ブロック  47 ( ダイヤ8 )( 1 + 5 )+(人数補正+2)=
 キスメ→ブロック  50 ( クラブ2 )( 2 + 1 )+(人数補正+2)=★

403 :森崎名無しさん:2014/10/19(日) 23:26:51 ID:???
一度傾いた戦況はそう簡単には治らないんだよね
★さとり パンチング 56 ( ハート8 )( 6 + 4 )=★

404 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/19(日) 23:44:23 ID:???
佳歩のシュートは残念ながら決まらなかった! ……と、いったところで今日の更新はここまでです。
まだ前半中での反撃のチャンスもありますので、諦めないで下されば幸いです。

>松山(矢車)の能力について等
基本的にJr.ユース編の能力+技をベースに構築していますが、完全にイコールという訳では無いです。
(私的)矢車のイメージも少しだけ引き継いでいる感じです。
松山は、総合力や技的には幻想郷や外界のトッププレイヤーに一回り半くらい劣りますが、引きが良い感じですね。
あと、人数補正+2も意外と大きいと思います。
>>400
まだワンチャンならあります!
>>403
地霊殿も最初はかなり攻めあぐねていたので、やはり根気よく繰り返すしかないですね。

それでは、皆さま、本日もお疲れ様でした。

405 :森崎名無しさん:2014/10/20(月) 00:31:36 ID:???
地霊殿強いなキーパーはエリア内は磐石。
エリア外でも充分パンチングで強い。
ブロックも強いし、エースキラーパルシィ、サイドの切り込みお燐と、松山で中盤も強い。
シュートとドリブルも最強クラスのゆうぎ。
空中戦で点取りもアシストもできるお空。

総合力かなり高いと思うけど。
引きだけはどうにもならないし、敗ける可能性も高くなってきたけど、簡単に諦めたくはないな。

乙でした。


406 :森崎名無しさん:2014/10/20(月) 16:11:26 ID:???
その分ピーキーなのが幸いだね
タックルに来るこいしを通り越してペナルティエリア内でキープしてりゃブロック要因はガッツ減らすしかないし
無視されても後ろにバックパスしてやれば誰も付けずにミドルが撃てる。落ち着いて裏をかけて攻めてりゃボロが出るでしょ

407 :森崎名無しさん:2014/10/20(月) 17:32:19 ID:???
相手のミスかこっちの神引きがあれば一気に逆転は可能な範囲ではあるよね

408 :森崎名無しさん:2014/10/20(月) 19:24:49 ID:???
むしろこんだけ地底チーム頑張ってイベントも起こしまくってるのに
勝ってもリセットかかって全て無かったことにされて可哀想に

409 :森崎名無しさん:2014/10/20(月) 19:38:15 ID:???
まあペナルティーによってはえらいことになりそうだけど。
考えられるのは人気、永琳評価値、所持金、能力、最大ガッツ、所持金のいずれか。
または複数の減少かな。

ピーキーなのはこっちもそうだよね、特に姫様とか。
鈴仙さんも、能力値と技はそこまででもないけど、狂気の瞳が敵になったら厄介なことになる。

410 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/20(月) 22:44:06 ID:???
こんばんは、今日も更新していきます。
>>405
地霊殿は職人的な選手が多いので、嵌れば決勝トーナメントを勝ち抜けるクラスの強敵です。
ただ、これでも総合力は雨降り+九十九姉妹加入後の雑魚妖怪チーム以下だったり…。
(ルナティックスとは50差があります。 むろんルナティックスの方が上です)
乙ありがとうございます。
>>406
ピーキーさは最大の弱点ですね。
どうしたら相手の苦手な分野で戦えるか、を念頭に置いたら勝負が一気にラクになるかもしれません。
>>407
相手の神引きあってのリードなので、それが最後まで持続しない限りは勝てるとは思っています。
>>408
本スレのイタリアもそうでしたが、確かに勿体ない気持ちはしますねw
リセットがかかるとしても、本スレのように全リセットでは無く途中からになると思います。
>>409
ペナルティについては>>323に書いたとおりにする予定です。

姫様は必殺技抜きでもパンチングはさとりと互角な位には強いですね。
一対一も一応現状で47あり、お燐のシュートが貧弱である事を考えると、
お燐が切り込んできてもそう絶望では無かったりもします。

鈴仙は才レベルが上がってから特訓イベントを起こせてないので、
現状だとこいしクラスに弱いですが、それでもスキルが強いので、積極的に動かす価値はあると思います。

411 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/20(月) 22:48:17 ID:???
★佳歩→ラビットテイル 56 ( ダイヤQ )( 2 + 3 )=61★
★ゾンビ妖精D→ブロック 43 ( クラブ9 )( 5 + 6 )+(人数補正+2)=56
 ヤマメ→ブロック 47 ( ダイヤ7 )( 5 + 4 )+(人数補正+2)+(原因不明の熱病+6)=64★
≦−2→地霊殿ボールに。

ヤマメ「ふっ。 その程度ならキスメが出る幕も無いね! 原作的に考えたら私のが出番後だけど!」
――病魔の恐ろしさ……目に焼き付けるが良いさ! 瘴気……『原因不明の熱病』!!」

バッ! ゴォオオオオッ……バァアアアアアッ! ポムッ!

佳歩「そ、そんなぁぁああ!?」

実況「残念! 佳歩選手、焦り過ぎたか〜!?
折角の必殺シュートはヤマメ選手の瘴気を纏ったヘビーブロックで防がれてしまいます!」

ヤマメ「はっはっは。 小奇麗な竹林育ちのお嬢ちゃんには、私の毒は刺激が強すぎたかな?」

鈴仙「くっ……!(――まずいわね。 ヤマメは恐らく早速前方へとフィードを上げてくる。
これを松山なりお燐がフォローしたら、きっと前半終了間際まで時間を稼いでくるに違いないわ!)」

鈴仙はこの時迷っていた。
左側のFWである鈴仙と右側のDFであるヤマメには若干の距離がある。
前の試合で見た以上、ヤマメのパス力はそう高くなく、自分でも優勢な勝負が出来るとは思うが。
もしも鈴仙の動きがヤマメに追いつかなかった場合は、骨折り損のくたびれ儲けである。

鈴仙「(……でも。 私が全力疾走したら、ほぼ間違いなく通常の体勢でカットに行ける!
そうしたら、体力は消耗するでしょうけど……。
こいしのマークを引きはがしつつ、マインドブローイングを撃てる!)」

――鈴仙の足は幸いにして早い方だ。 全力でダッシュをすれば、ヤマメに追いつける可能性が高い。
無論、通常の倍程度の負荷はかかるだろうが。
そして鈴仙は、そもそもここでカットに動く必要性についてもまた、同時に考えていた。

412 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/20(月) 22:50:07 ID:96dg7l7Q

鈴仙「(……でも、師匠やパスカル君のボールカットに任せていれば、
地霊殿の中盤は何だかんだで脆弱。 きっとすぐにボールが奪えて、私は労せずとも
もう一度くらいは攻め込むチャンスを得られるかもしれない。
――動くべきか、動かざるべきか。 動くとしたら、全力で動くべきか。 ……それが、問題ね)」

ヤマメ「(さ〜て、私にゃゾンビ妖精に毛が生えた程度のパスしか出来ないし。 馬鹿みたく前方へ蹴り出すかねぇ)」

グワァアッ!

鈴仙「(あっ! 足を振りだした!)」

迷っている時間は無い。 前半も終わりの26分、鈴仙はここで――。

A:パスカットに動いた!(1/4でカットに行けず、1/2でバランス崩しペナ−2が発生。1/4で通常判定)40消費
B:全力ダッシュでパスカットに動いた!(必ず万全にパスカットへ行けますが)80消費
C:仲間を信じ、ここは動かなかった!(動かず、ガッツを消費しません。 鈴仙にボールが来るかは更に判定)
D:その他 自由選択枠

鈴仙のガッツ:700/880
鈴仙のパスカット:47

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。


413 :森崎名無しさん:2014/10/20(月) 22:50:38 ID:iHFUsAsU
B

414 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/20(月) 22:53:00 ID:???
すみません、また選択肢に誤字がありました。
B:全力ダッシュでパスカットに動いた!(必ず万全にパスカットへ行けますが)80消費
と、ありますが、「行けます『が』」の『が』は消し忘れですので、特に怖がる必要はありません。
大変失礼しました。

415 :森崎名無しさん:2014/10/20(月) 22:56:16 ID:+GQkhcSs
B

416 :森崎名無しさん:2014/10/20(月) 23:00:15 ID:5S2BJJFM


417 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/20(月) 23:08:20 ID:96dg7l7Q
B:全力ダッシュでパスカットに動いた!(必ず万全にパスカットへ行けますが)80消費

鈴仙「(いや。 ここは……動くのよ! 結局私なんて、それしか出来ないんだから!)」

鈴仙はこの時、割り切ったような投げやりなような、ある意味ではネガティブな気持ちで走っていた。
この劣勢の中、チームを率いる事のプレッシャーから逃げるような気持ちだった。
しかし――その逃走は確かに情けなくはあったが。

ダダダダダッ…!

ヤマメ「(う、うおっ!? 何だあのウサギ! 今にも泣きそうなしょっぱい顔しながら全力疾走してやがる!
ネガティブなのかポジティブなのか、良く分からない動きだ!)」

鈴仙「え…えーーーーーい!(過去の事は考えない! 未来の事は考えない!
ただ、私が私であるがままに――!!)」

これまでの経験が彼女をそうさせたのか。 一度決めたら、鈴仙はある意味直情的だった。
先程までのウジウジ悩みをバッサリと切り捨て、ヤマメに向かってカットに行く姿はハッキリ言って不格好。
しかしそれには、装った冷静さには無い、何とも言えない説得力があった。

実況「あっと鈴仙選手! 全速力で一気にヤマメ選手との距離を詰め……!
つい先ほどヤマメ選手が打ち出したフィードに向かって食らいつく〜〜!
もしもこれでボールが奪われれば、地霊殿のピンチは継続します!
さあ、一体これはどうなる〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!?」

418 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/20(月) 23:09:59 ID:96dg7l7Q
鈴仙「……とるっ!」

先着2名様で、

★ヤマメ→パス 45 ( ! card )( ! dice + ! dice )=★
★鈴仙→パスカット 47 (! card)(! dice + ! dice)=★

と書き込んでください。カードやダイスの結果で分岐します。

【攻撃側】−【防御側】
≧2→松山、パスキャッチ。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(お燐がフォロー)(パルスィがフォロー)(パスカルがフォロー)
≦−2→ルナティックスボールに。

【補足・補正・備考】
鈴仙のマークと敵スートが一致時、スキル・狂気の瞳LV3により敵の数値が−2されます。

419 :森崎名無しさん:2014/10/20(月) 23:11:09 ID:???
★ヤマメ→パス 45 ( ハートK )( 2 + 4 )=★

420 :森崎名無しさん:2014/10/20(月) 23:11:38 ID:???
★鈴仙→パスカット 47 ( クラブ10 )( 4 + 2 )=★

421 :森崎名無しさん:2014/10/20(月) 23:12:10 ID:???
★鈴仙→パスカット 47 ( ダイヤJ )( 3 + 4 )=★

422 :森崎名無しさん:2014/10/20(月) 23:13:33 ID:???
私が決めなきゃ誰がやる!

423 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/20(月) 23:37:32 ID:96dg7l7Q
★ヤマメ→パス 45 ( ハートK )( 2 + 4 )=51★
★鈴仙→パスカット 47 ( クラブ10 )( 4 + 2 )=53★
≦−2→ルナティックスボールに。

ヤマメ「(な、なんだコイツの目! 前に幻想風穴で会った時はおどおどしてたクセに、
今は情けない顔しながらも座ってやがる!?)」

鈴仙「……良いから、ボールを、寄越しなさぁいっ!!」

バァアアアアアアッ! パシッ!

実況「鈴仙選手、何とここからボールを取った〜〜〜!
ヤマメ選手のパスが比較的緩かった事もありますが、これは見事なプレー!
そして、これにより――!」

さとり「残す壁は、私とこいし。 そしてキスメの3名だけ……ですか。 その通りですね」

さとりは平静を装っていたが、ヤマメのパスを大ジャンプでカットして見せた瞬間、
たらりと冷や汗をかいていたのを、鈴仙は見逃さなかった。

鈴仙「――ふっ。 貴女も内心では相当焦っているでしょうに。
……だって、私もさっき失点した時とか凄い焦ってたし」

さとり「貴女と一緒にしないで下さい。 私はこれでも地霊殿の……引いては旧地獄を司る当主です。
一兵卒の貴女とは、生まれも育ちも正反対よ」

ペナルティエリアを隔てて言葉を交わす鈴仙とさとり。
さとりが冗談めかして言ったように、月の軍人たる鈴仙と、地底の君主たるさとりとの立場はまさに正反対だった。
しかしこの瞬間、二人はまるで歴戦の好敵手のように心を通わせていた…ように鈴仙は思った。

松山「(あの二人……! 俺と兄貴と同じだ。 二人とも、地獄を見たことがあるんだ、きっと……!)」

424 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/20(月) 23:39:00 ID:96dg7l7Q
鈴仙「(――決める! 絶対に決める……! 決める決める……!!)」

松山が遠くで親近感を覚えている中、鈴仙の心は次第に昂っていた。
決める、決める。 頭の中の自分がそう大声を上げる。 心は今まさに爆発しようと沸騰し、唸り吠える。

鈴仙「(この感覚。 この、感覚は――!!)」

この感覚は鈴仙にとって喜ばしい物だと知っていた。 そう……今ならば、撃てそうな気がしてくるのだ。

鈴仙「(行けるの? マインド、エクスプロージョン……!?)」

様々な想いが詰まった鈴仙の感情はとっくに臨界点を迎えていた。
さとりとの対峙に賭ける想いが、果たして鈴仙の感情を爆発させるトリガーとなるか否かが問題だった。

先着1名様で、

★心の爆発→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER→イベント発生
ダイヤ・ハート→鈴仙の心は解放された! 『マインドエクスプロージョン』が解禁!
スペード・クラブ→鈴仙の心はあと一歩! 『マインドエクスプロージョン』は解禁せず!

425 :森崎名無しさん:2014/10/20(月) 23:40:03 ID:???
★心の爆発→ クラブ4

426 :森崎名無しさん:2014/10/20(月) 23:40:12 ID:???
★心の爆発→ クラブ2

427 :森崎名無しさん:2014/10/20(月) 23:44:59 ID:???
クラブ二連発!
やっぱりこの人が俺の姉貴なんだ!

428 :森崎名無しさん:2014/10/20(月) 23:45:30 ID:???
これは厄払いできたととらえておくべきか?

429 :森崎名無しさん:2014/10/20(月) 23:46:26 ID:???
>松山「(あの二人……! 俺と兄貴と同じだ。
これは鈴仙の矢車変身フラグ(大馬鹿)

430 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/20(月) 23:58:50 ID:96dg7l7Q
★心の爆発→ クラブ4 ★
スペード・クラブ→鈴仙の心はあと一歩! 『マインドエクスプロージョン』は解禁せず!

鈴仙「(ん……! やっぱり駄目……な感じかも。 勝負よりも勝利に気が行っちゃったからかしら)」

この場において、鈴仙の感情は一瞬生じた勝利への計算によって蓋がられる。
しかし、今の昂りを鈴仙は覚えていた。

鈴仙「(今は駄目でも、きっと、次にさとりさんと勝負をする時が来れば――!)」

恐らく、鈴仙に今残された課題は……ただただ勝負への渇望。
有利不利の計算では無く、好敵手を自分の実力で倒したいという、まるで鬼のように乱暴な闘争心。
今の鈴仙には、確かにそれが欠けているように自覚していた。

鈴仙「(――でも、それはこれで終わり。 私はこの局面を制し! そして……自らの感情に、ケリを付ける!)」

ギッ…!

実況「あ〜〜っと! 鈴仙選手、凄い顔をしながらここで敵のゴールをしっかりと見据えた!
これはやはり、必殺シュートに行く体制か!?」

観客「ワァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!」
「がんばれ、うどんちゃーーん!」「負けるなさとり様ーーー!」「こいしちゃんマジこいしちゃん」
「えーりん! パルスィなんかに負けずにドリブルゴールだー!」「カグヤ カグヤ」「それ違う」

431 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/21(火) 00:00:52 ID:RbZpjpTQ
鈴仙「(今は……佳歩に渡す事も出来るけど、ブロッカーの枚数は変わらないでしょう。
逆に、後方の師匠に渡して『ライフゲーム』を出して貰い、私はねじ込みに備えるという手もあるけど。
私のマインドスターマインでは、バランスを崩したさとりさんとも若干不利。 となると、ここは……!)」

A:……マインドブローイングで決める!(威力:57+1/4で敵GKにバランス崩しペナ)200消費
B:……マインドシェイカーで決める!(威力:55+1/4で敵GKにバランス崩しペナ)160消費
C:……ドリブル突破でさとりと一対一を狙う!(鈴仙のドリブル:50)
D:……佳歩に渡し、ラビットテイルをもう一度撃って貰う!
E:……永琳に渡し、ライフゲームで奇襲をかける!
F:その他 自由選択枠

鈴仙のガッツ:620/880

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

432 :森崎名無しさん:2014/10/21(火) 00:01:22 ID:pAauo0/k
A

433 :森崎名無しさん:2014/10/21(火) 00:01:32 ID:sKlXURI2
A

434 :森崎名無しさん:2014/10/21(火) 00:02:04 ID:U6X9orkE
A

435 :森崎名無しさん:2014/10/21(火) 00:02:18 ID:???
F PAに入って魔王の蹴ったボールががさとりを容赦なく吹き飛ばすイメージをする

436 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/21(火) 00:18:04 ID:???
――と、いったところで今日の更新はここまでにします(汗)
明日は鈴仙のシュートから初めていきたいと思います。
コメントについても、また明日にお返ししていければと思っています。

それでは、皆さま、本日もお疲れ様でした。

437 :森崎名無しさん:2014/10/21(火) 01:00:05 ID:???
乙でしたー

鈴仙「地獄……? ええ、たくさん見てきたわよ。シュートでピンゾロとか」

438 :森崎名無しさん:2014/10/21(火) 01:26:01 ID:I6w+9i2o
ハットトリックしたのにMVPかっさらわれたこともあったなwww

439 :森崎名無しさん:2014/10/21(火) 02:04:36 ID:???
とある世界では、全試合ハットトリックしたのにMVPをチームメイトにかっさらわれたキャプテンが居てだな……

440 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/21(火) 22:59:59 ID:???
こんばんは、更新再開します。
>>427-429
一度か二度くらい地獄行きしかけたキャリアがありますから、
地獄兄弟入りしてもそんなに不思議ではないですねw
>>435
さとり「」鈴仙「し、死んでる…」
>>437
乙ありがとうございます。
第1章の鈴仙はとにかく、シュートでヘタれるイメージでしたね…。
>>438
妖精大連合戦ですね、懐かしい…w
>>439
??「いやっほおおおおおおおおおっ!! やったぞおおおおおおおおおおおっ!」

441 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/21(火) 23:01:24 ID:???
A:……マインドブローイングで決める!(威力:57+1/4で敵GKにバランス崩しペナ)200消費

鈴仙「(……選択肢なんて出す意味も無い。 ここで決めなきゃ、いつやるのよ!)」

グワァアアアアアアアアアアアアアアアア……ッ!!

実況「鈴仙選手!! やはりここは必殺シュートの構えです!
右脚を大きく振り上げゴールを見据えるそのシュートは、必殺の『マインドブローイング』!
威力自体は勇儀選手の『大江山嵐』には劣りますが、
その性能と燃費の良さから安定した活躍をする鈴仙選手の十八番!
ここで決めれば、前半を同点で折り返す事ができるルナティックスにとっては、まさに正念場です!!」

さとり「(これまで、血の滲むような努力をして来たのが貴女だけとは思わない事ね……!)」

ヤマメ「良い顔してるねぇ、さとりサマ! さーて、パスを取られた戦犯は大人しくフォローに回りますよっと!」

キスメ「……!」(←緊張でプルプルしている)

こいし「(地底の嫌われ者が、サッカーのお蔭で地底のSGGKかぁ。
……やっぱり、ヒトのこころって良くわかんないや)
――お姉ちゃん! 私はキスメちゃんと二人でブロックしてるね〜」

鈴仙「(――私はやっぱり、師匠のように大局を正確に読み切る事は出来ない!
でも……馬鹿みたいに走って、馬鹿みたいにシュートを狙う事なら今でも出来る!
だったら、それが――)それがやっぱり、私の青春!!
マインドブローイング。 テイク・オフよ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ!!」

バッ……ゴォオオオオオオオオオオオオオオン!!
 ギュウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウッ!!

442 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/21(火) 23:03:31 ID:RbZpjpTQ
鈴仙「いけ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!」

先着3名様で、
★鈴仙→マインドブローイング 57 ( ! card )( ! dice + ! dice )=★
★こいし→ブロック  47 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=
 キスメ→ブロック  50 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=★
★さとり パンチング 56 (! card)(! dice + ! dice)=★

と書き込んでください。カードやダイスの結果で分岐します。

【シューター】−MAX【ブロッカー】
≧5→シュートは邪魔される事無く放たれた!GKとの勝負へ。
=4〜2→シュートは放たれた。しかしこの数値差の人数分威力が落ちてGKとの勝負へ。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(佳歩がねじこみ)(パルスィがフォロー)(ゾンビ妖精Dがフォロー)
≦−2→地霊殿ボールに。

【シューター】−【キーパー】
≧2→鈴仙のマインドブローイングが地霊殿ゴールを切り裂く!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(ルナティックスのコーナーキック)(佳歩がねじこみ)(ゾンビ妖精Dがフォロー)
≦−2→地霊殿ボールに。

【補足・補正・備考】
鈴仙の「マインドブローイング」には吹飛係数5が存在します。
鈴仙のマークがダイヤで敵GKにバランス崩しペナ(−2)が発生します。
鈴仙のスートと敵スートが一致時、スキル・狂気の瞳LV3により敵の数値が−2されます。
こいしのマークがダイヤで「恋の埋火」(+4、100消費)が発動します。
ヤマメのマークがダイヤで「原因不明の熱病」(+6、150消費)が発動します。
ヤマメのマークがハートで「フィルドミアズマ」(+4、100消費)が発動します。
キスメのマークがダイヤ・ハートで「飛んで井の中」(+6、150消費)が発動します。
さとりのマークがダイヤで「とめます!」(+2)が発動します。

443 :森崎名無しさん:2014/10/21(火) 23:04:10 ID:???
★鈴仙→マインドブローイング 57 ( スペード8 )( 4 + 1 )=★

444 :森崎名無しさん:2014/10/21(火) 23:04:17 ID:???
★鈴仙→マインドブローイング 57 ( クラブ10 )( 1 + 4 )=★

445 :森崎名無しさん:2014/10/21(火) 23:04:18 ID:???
★鈴仙→マインドブローイング 57 ( スペード6 )( 5 + 6 )=★

446 :森崎名無しさん:2014/10/21(火) 23:05:24 ID:???
★こいし→ブロック  47 ( スペード6 )( 2 + 5 )+(人数補正+1)=
 キスメ→ブロック  50 ( クラブ4 )( 4 + 1 )+(人数補正+1)=★

447 :森崎名無しさん:2014/10/21(火) 23:05:45 ID:???
★こいし→ブロック  47 ( ハート8 )( 4 + 4 )+(人数補正+1)=
 キスメ→ブロック  50 ( クラブ4 )( dice + 1 )+(人数補正+1)=★

448 :森崎名無しさん:2014/10/21(火) 23:05:45 ID:???
★さとり パンチング 56 ( クラブ5 )( 1 + 1 )=★

449 :森崎名無しさん:2014/10/21(火) 23:05:59 ID:???
★さとり パンチング 56 ( スペード5 )( 3 + 4 )=★

450 :森崎名無しさん:2014/10/21(火) 23:05:59 ID:???
★さとり パンチング 56 ( クラブ6 )( 5 + 4 )=★

451 :森崎名無しさん:2014/10/21(火) 23:06:58 ID:???
チャンスは逃さないって感じですね。

452 :森崎名無しさん:2014/10/21(火) 23:07:00 ID:???
さすが地獄の住人w

453 :森崎名無しさん:2014/10/21(火) 23:07:03 ID:???
やった!地獄の引き・ピンゾロに成功!私の青春〜♪

454 :森崎名無しさん:2014/10/21(火) 23:08:36 ID:???
鈴仙はツイている
さとりは憑いている

455 :森崎名無しさん:2014/10/21(火) 23:08:37 ID:???
決まりそうにない出目なのにそれを下回るさとりの出目
まさかこれは某MVPを話題にしたからか・・・!?

456 :森崎名無しさん:2014/10/21(火) 23:09:30 ID:???
しかも怪我人のおまけつき、まさに地獄

457 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/21(火) 23:57:50 ID:RbZpjpTQ
★鈴仙→マインドブローイング 57 ( スペード8 )( 4 + 1 )=62★
★こいし→ブロック  47 ( スペード6 )( 2 + 5 )+(人数補正+1)+(狂気の瞳-2)=53*吹き飛び!
 キスメ→ブロック  50 ( クラブ4 )( 4 + 1 )+(人数補正+1)+(狂気の瞳-2)=54★*吹き飛び!&負傷!
≧5→シュートは邪魔される事無く放たれた!GKとの勝負へ。
★鈴仙→マインドブローイング 57 ( スペード8 )( 4 + 1 )=62★
★さとり パンチング 56 ( クラブ5 )( 1 + 1 )+(狂気の瞳-2)=56★*吹き飛び!
≧2→鈴仙のマインドブローイングが地霊殿ゴールを切り裂く!

永琳「あ、これは決まったわね」

……鈴仙のゴールをいち早く確信していたのは、意外な事に永琳だった。

輝夜「……? どうしてそう言えるの、永琳?
シュートに行くときのイナバってば、恥も外聞もかなぐり捨てたような凄い形相だったわよ?」

永琳「――そう言う姫も。 ゴールをトコトコ離れて中盤に居る私へと話しかけて下さるという事は、
あの子を信頼しているからでは無いですか?」

輝夜「やべっ、ミスッたわ!? ――じゃなくて。 ……フフ、まぁね」カリスマァ・・

輝夜もまた言葉には表さなかったが。
ゴールを捨てて永琳に話しかけに行く程度には、鈴仙の勝利を確信していた(たぶん)。
永琳は薄く微笑みながら目を細め、独り言のようにこう言った。

永琳「……あの子はどう頑張っても私にはなれない。
とりわけあの子は一際不器用だもの、私になろうとしても、きっと失敗するわ」

458 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/21(火) 23:59:14 ID:???
ゴォォオオオオオオオオオオオッ……!

――鈴仙が放ったマインドブローイングは、お世辞にも最高の出来とは言い難かった。
辛うじて撃ち損じの域は脱しているものの、変化も速度も乏しく、
これまでにルナティックスに放たれて来た豪快なシュート群と比べると、どうしようもなく見劣りする。
……しかし、星熊勇儀がシュートに狂気染みた勝負への渇望を載せていたように。
鈴仙・優曇華院・イナバもまた、この不器用なシュートに精いっぱいの想いを籠めていた。

ギュッゥウウウウウウウウッ……バギイッ、バギイッ!

キスメ「……!?」(←桶が壊れてショックの表情)

こいし「あひぃっ!?(な……何なのよコイツ! 意識だけじゃなくて……無意識までもが爆発寸前よ!?)」

永琳「……(不器用だからこそ、どこまで行っても、自分は自分らしく。
身勝手な大人たちはお節介にも、貴女に色んな事を教えようとするでしょうけど。
――まぁ、これもあの子にとってはお節介だから言わないけどね)」


さとり「……止めるっ!!」

バァアアアアアアアアアアアアッ!!

鈴仙「お願い、止めないでっ!」

ギィィイイイイイイイイイイイイイイイッ……ンン!!

459 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/22(水) 00:00:56 ID:???
二人のブロッカーを吹き飛ばした鈴仙のシュートは、さとりの手元にまで飛んでいた。
さとりは当然、全力の力を以て華奢な体を捻らせパンチングに向かう。
いける。 これならば、せめてボールを弾きだす位ならばできる。
……さとりはそう思って、毅然と鈴仙を見つめ返した。 ――それが、失敗だった。

さとり「……!? あ、――がぁ……っ!?(なんて事!? 心を読まずとも私の心に感情が入ってくる!
そして、その感情は――あまりに混沌とし過ぎて、理解出来ない!? こ、これが更に私の……私の頭に!?)」

グラッ……ドサッ!

狂気に満ちた鈴仙の瞳から流れ込んでくる思考は、
人の心を読み取る覚妖怪を以てしても理解不能、制御不能の感情の濁流。
心を読めるからこそ、狂気の瞳による波長。
――即ち心の揺らぎを必要以上に浴びてしまったさとりは、思わずその場に倒れ伏す。

――ズバァアアアアアアアアアアアアアアアアッ! ピピィイイイイイイイイイイイイイイッ!!

シュートが鮮やかにネットを切り裂く音。 高らかに響く審判のホイッスル。
観客達の限界を超えた悲鳴に歓声。 当事者であるにも関わらず茫然とそれを見守る鈴仙。


永琳「(鈴仙、それで良いのよ。 泥臭くとも、貴女らしく。
……時には考え、時には考えず。 ――そうやって、キャプテンとして成長していきなさい)」

――永琳はその様子を、満足気に見守っていた。

永遠亭ルナティックス 2 − 2 地霊殿サブタレイニアンローゼス


460 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/22(水) 00:03:54 ID:???
大会得点ランキング(表記はメインキャラのみ):
5ゴール 鈴仙
4ゴール 勇儀
3ゴール レミリア、フランドール、来生、諏訪子
2ゴール 射命丸、早苗、神奈子、ピエール
1ゴール 妹紅、佳歩、咲夜、美鈴、謎の向日葵仮面、赤蛮奇、
      影狼、反町、藍、メルラン、空、屠自古、神子、霊夢、魔理沙、森崎、天子

大会アシストランキング(表記はメインキャラのみ):
3アシスト 早苗
2アシスト 小悪魔、ピエール
1アシスト てゐ、鈴仙、パチュリー、影狼、大妖精、橙、お燐、諏訪子、神子
       衣玖、針妙丸、小町、空

461 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/22(水) 00:07:57 ID:???
鈴仙が奇跡の2ゴール! そして多分前半は終了だ!
――と、言ったところで今日の更新はここまでです。
>>451
まるで主人公みたいな引きでしたね。
>>452-453
さとり様は可哀想でしたが、鈴仙は光を掴み取りましたね。
>>454
まぁ、地獄の住人を自宅の牢獄に飼っているので憑かれるのも仕方無い面はありますw
>>455
こいしちゃん以外はゾーンでしたね。
>>456
ここでキスメの能力−1は大きいかもしれません。

それでは、皆さま、本日もお疲れさまでした。


462 :森崎名無しさん:2014/10/22(水) 21:00:56 ID:???
熱い展開で楽しみです!
まさかの2試合連続ハットトリックなるか!?

463 :森崎名無しさん:2014/10/22(水) 21:04:15 ID:???
本当にいいところで得点入ったよね

464 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/22(水) 23:15:45 ID:???
すみません、遅くなりましたが少しだけ更新します。
>>462
展開は皆さんの選択と引きのおかげです。
予想以上のペースで点を重ねてますね。
マジで得点王取れてしまうかもしれません。
>>463
これで同点で後半を迎えられるので、大分有利になりましたね。

465 :森崎名無しさん:2014/10/22(水) 23:18:43 ID:???
来生の実力なら予選だけで10点くらい稼ぎそうな気がするし得点王いけるかな?

466 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/22(水) 23:21:01 ID:???
実況「決まった〜〜! ゴ〜〜〜ル!!
鈴仙選手、この試合二度目のゴールをさとり選手から奪ってみせました!
そしてルナティックスは、前半終了間際の局面で同点に!
地底には星熊勇儀が居るように、竹林には鈴仙・優曇華院・イナバが居る!
そう言わんばかりの貫録溢れるテクニカルシュートに、観客席は大盛り上がりだ〜!」

――ワァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!

鈴仙「――や、やったの……!?」

耳をつんざくほどの歓声を聞いてもなお、鈴仙の感覚は宙に浮いたままだった。
冷静になるよう脳が命令しても、体がそれを許さないような感覚。

てゐ「やったよ、鈴仙。 大したもんだ」

佳歩「やりましたね、鈴仙さまっ!」

パスカル「正直、凄い顔でシュートするもんだからポストにでも当てるかと思ったぜ」

そんな感覚の中、仲間たちの言葉がスッ、と鈴仙の耳を抜けていき、
その度に鈴仙は今のゴールが現実である事を確信していく。

鈴仙「(私が……私が、やったんだ……!)」

名実ともに永遠亭のエースストライカーと認められて時間の経つ鈴仙だったが、
やはりゴールを決めた時の麻薬染みた達成感は堪らない。
特に、これまでキャプテンとして自分は相応しいのかどうか?
……と、冷静さを装いながら悩んでいた鈴仙にとって、このゴールは晴天の霹靂だった。
無論、FWとしての評価とキャプテンとしての評価は別物ではあるが。
兎に角、ゴールを決めた瞬間だけは、そんなしがらみから全て解放されるのだから。


467 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/22(水) 23:22:14 ID:AZ8P1AFU
――そして、鈴仙は叫んだ。

A:「わ、私が…! 私がやったのよ〜〜!!」とにかく叫んだ!
B:「皆〜〜! もう私はクライマックスよ〜〜!」謎のクライマックス宣言をする!
C:「さぁ、これで戦局は私達に傾いたわ!」カッコ良く宣言する!
D:「あっ、ありがとうございます、ホントに……」感極まって観客にお辞儀しちゃう!
E:「うっ、ぐすっ。 うわぁあああ〜〜〜っ!」泣いて鼻水垂らしながら叫ぶ!
F:「さとりさん、大丈夫ですか!?」ぶっ倒れたさとりに手を差し出す!
G:その他 自由選択枠

鈴仙のガッツ:520/880

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

468 :森崎名無しさん:2014/10/22(水) 23:22:58 ID:owIzdelk
A

469 :森崎名無しさん:2014/10/22(水) 23:23:44 ID:EEjxBN+w
C 攻め倒すぜ〜!

470 :森崎名無しさん:2014/10/22(水) 23:24:02 ID:qj/gpyz6
C

471 :森崎名無しさん:2014/10/22(水) 23:24:58 ID:???
G とりあえず「私の青春」を歌っておく

472 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/22(水) 23:46:54 ID:AZ8P1AFU
C:「さぁ、これで戦局は私達に傾いたわ!」カッコ良く宣言する!

鈴仙「(――ハッ!? そうだわ、今は暢気に感極まってる場合じゃないっ!?
カッコ良く、カッコ良く……!)」

そんなとき、鈴仙はふと我に返る。 自分が今、こんなに感極まっていても良いのか。
考えてみれば、自分は前の試合からず〜っとシュートを撃つ度に感極まっているのではないか。
まぁ、いつものしがない一般兎であるならそれも良いのかもしれないが、
今の自分は点を取れば良い訳ではない。 キャプテンとして、チームを勝利に導かないといけないのだ。

鈴仙「――さぁ、これで戦局は私達に傾いたわ! 皆を私に続きなさい!」

お、お〜〜っ! ププッ、クスクス……

鈴仙「(あ、あれ。 失敗したかな?)」

鈴仙は以上のセリフを「キリッ」というエフェクトが付かん限りの凛々しさで言い放った。
……つもりだったのに、仲間から返って来る反応は芳しくない。
訝しむ鈴仙に、てゐは教えてくれた。

てゐ「……鈴仙ちゃん。 良い事教えてあげよっか」

鈴仙「んっ? 何かしら、てゐ?」

てゐ「(うざっ)――たぶん、さっきのセリフを言うんだったらさ。
涙やら喜びやらで顔がぐしゃぐしゃになってるのを、直してからの方が良かったよ」

鈴仙「う、……うそっ。 私、そんな顔してた?」

473 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/22(水) 23:48:26 ID:???

佳歩「してましたよ〜。 ……ふふっ、ごめんなさい鈴仙さま。
皆、必死に頑張ってる鈴仙さまの顔見て、きっと笑ってます」

パスカル「まぁ。 シュートを決めて嬉しくない奴なんてこの世にいないんだ。
俺は、そんな素直なレイセンの方が良いと思うが」

慧音「大丈夫さ。 みんな、鈴仙の心意気はしっかりと分かっている。
言われなくとも、きっと皆の士気は上がっていると思うぞ?」

鈴仙「う、うぐぅっ……!(み、皆酷いよぉ……! 師匠とかが同じ事言ってたら、
皆もカッコ良く『おう!!!』とか返す筈なのに。 差別よぉ……!)」

永琳「(だから言ってるのに、『あんたは不器用だから、どう頑張っても私にはなれない』……と。
――そう言えば、あの子に面と向かっては言ってなかったわね。 これは失敬)」

――折角キャプテンになり、シュートを決めても普段の行いからか相変わらずな鈴仙だったが。
何だかんだでチームメイトはそんな鈴仙を認めていたし。

観客「あれ、なんか皆に笑われてるぞうどんげ!」「どうせ調子に乗ってカッコ良い事言ったんだろ?」
「うどんげー、めげんなー!」「ワハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ!」

鈴仙「(か、観客達…! あんたらに私の哀しみの何が分かるってのよ……!)」

――エースストライカーらしからぬ(ある意味ではらしい?)
素直でちょっぴり情けないキャラクターを見せた事により。
一般人妖からの鈴仙の人気は、(本人の望まない形で)大きく上がっていたという。

*チームメイト全員の評価値がほんの僅かに上がりました。
*人気が大きくあがりました。57→62
*永琳印象値がほんの少し上がりました。37→38

474 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/22(水) 23:58:11 ID:???
――と、いったところで今日の更新はここまでです。
>>465
その辺りを正確に突き詰められると少々苦しいのですが、
鈴仙が普通に活躍してれば得点王になれる位の水準に、皆のゴール数もなっていくと思います。
>>471
一回それで不思議な事が起きてますからね…。
ノリで「私の青春」とか言わせたのがそのまま決め台詞になってる感じです。

それでは、皆さま、本日もお疲れ様でした。

475 :森崎名無しさん:2014/10/23(木) 00:16:08 ID:???
乙でしたー。
実際こんな選手がいたら、そりゃ人気になるよ、間違いない。

476 :森崎名無しさん:2014/10/23(木) 07:17:46 ID:???
カッコつけるぐらい許して欲しかったな
なんだかな

477 :森崎名無しさん:2014/10/23(木) 07:41:10 ID:???
鈴仙らしくてよい描写だね。乙でした!

478 :森崎名無しさん:2014/10/23(木) 11:11:16 ID:???
なんとも、らしい描写だ。乙乙です!
何度もゴールを決めればいずれ板につく筈。

479 :森崎名無しさん:2014/10/23(木) 18:14:27 ID:???
乙です
かっこよくって書いてあるのにかっこわるいなぁ
まぁいいか鈴仙だし

480 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/23(木) 23:26:14 ID:???
こんばんは、今日も少しですが更新します。
>>475
乙ありがとうございます。
成長はしていますが、鈴仙はやっぱりまだまだ未熟な感じですね。
ですがそこが、森崎とかには無い魅力になるといいなぁ…と思っています。
>>476
直前の描写から、「この局面で気取ったような行動は逆に失敗する」
…と、におわせていたつもりでしたので、そういう意味では罠選択だったかもです。
>>477
らしさが出ているのは、キャラを描写していて本当に嬉しいです。
乙ありがとうございます!
>>478
乙乙ありがとうございます。
今回は前後の描写からカッコつけられなかったですが、
また次の局面ではカッコ良く決められるかもしれません。
>>479
乙ありがとうございます。
今回は失敗しましたが、上手いタイミングで行けば鈴仙も花開くかもしれません。

481 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/23(木) 23:28:03 ID:???
さとり「(なんたる不覚。 よもや、心を操り乱す妖怪たる私が、こうも心を乱されるなんて)」

起き上がったさとりは表情を殆ど変えず。
しかし悔しげに、フィールドにその小さな拳を柔らかく叩き付ける。

キスメ「……><」(←桶が壊れて困っている表情)

ヤマメ「あっちゃぁ〜。 キスメの桶がぶっ壊れちゃったかァ。 こりゃあ、前半終了まで修理確定だね」

お燐「(勇儀姐さんがガス欠、お空も一歩手前。 そんでもってキスメの桶が壊れたとなると。
こりゃあ、勝負は後半戦に持越しかねぇ)」

――そして同時に、勝負はここでひとつの折り返しを迎えようとしていた。前半の終了である。
明確な攻め手を実質的に欠いている地霊殿にとって、この局面で攻めるメリットは殆ど無い。
仮に、勇儀が疲労していなければ、前半終了間際までボールを持ち、
ギリギリの所でセンターサークル付近から『三歩必殺』を放つ事も出来たが、
今は勇儀はもちろん、もう一人のFWである空もそこそこ疲労している。

さとり「(前半は、ここで終了……かしら)」

――もしも地霊殿にもう一人、50メートルもの距離をも気にせずシュートに向かえる者が居れば。
さとりはそんなあり得ない想像をしながら苦笑し、再び次のキックオフに備えようとしていた。

松山「…………」

482 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/23(木) 23:30:47 ID:gwfK5Yk2
その時、狂ったように想像上の兄貴に心酔する松山は何を想ったか。
さとりの能力を以てしても読み取るのが困難であろう、虚ろな心の松山は、
静かにフィールド上に佇み――。

先着1名様で、

★ここで決めるか?→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER→松山「……変身!」なんと、地獄ライダーパンチホッパーに変身した!?
ダイヤ・ハート・スペード→松山「あにきぃ……俺、試合に出てるよぉ……」体育座りして兄貴と交信していた。
クラブ→松山「――ここだ。 ここで……!」何かを思い出したかのようにボールへと向かう!

483 :森崎名無しさん:2014/10/23(木) 23:31:15 ID:???
★ここで決めるか?→ スペード6

484 :森崎名無しさん:2014/10/23(木) 23:35:29 ID:???
「ここだ。 ここでキメる(電波発信)んだ…」になっちゃいましたかw

485 :森崎名無しさん:2014/10/23(木) 23:38:23 ID:???
多分アイスクリームとかカエルを耳に当ててるな

486 :森崎名無しさん:2014/10/23(木) 23:38:31 ID:???
かっこつけるというよりも、たとえ虚勢でもキャプテンとしてみんなを勢いづかせるような行動かな
と選んだですが、見事に引っかかりました(汗)

松山君、交信ってあなた(笑)

487 :森崎名無しさん:2014/10/23(木) 23:56:59 ID:???
パンチホッパーだとGK交代、というよりGKクビかw

488 :森崎名無しさん:2014/10/24(金) 00:01:45 ID:???
そういえばさとりってボランチ適正が配置してみようってなことを空が言っていたような…

489 :488:2014/10/24(金) 00:03:33 ID:???
ボランチ適正が、ではなくボランチに、の間違いでした

490 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/24(金) 00:07:13 ID:???
――と、いったところで次も書こうと思いましたが、長くなりそうなので今日の更新はここまでです。
すみませんが、明日もまた私用があるので、更新はお休みになると思います。
>>484
しあわせになれるくすりを服用してるのかもしれません。
>>485
松山「兄貴……電話……待って…ます」
>>486
一応私の意図としては、ここまで鈴仙は永琳のように虚勢でも冷静さを装っておりましたが、
それを永琳は「私になろうとしても、きっと失敗する」(>>457)として、「泥臭くても、貴女らしく」(>>459
する事が良いと語っておりまして、それを根拠として、虚勢を張ってカッコつける行為をしても失敗する…
と、いう風に処理しました。
ですがこれは今回の描写に限った話なので、常にこうした選択をすれば失敗する訳ではありません。
>>487-488
さとり様も一応フィールダー可能です。
パンチホッパーが出た場合は……どうなったんでしょうね(無計画)

それでは、皆さま、本日もお疲れ様でした。

491 :森崎名無しさん:2014/10/24(金) 00:21:54 ID:???
乙でした。

さとり「松山君、私がいるじゃない! そうそう、もっと私に頼っていいのよ?」


492 :森崎名無しさん:2014/10/24(金) 00:43:14 ID:???
乙ー藤沢妖精の出番まだかなー?(鬼)

493 :森崎名無しさん:2014/10/24(金) 01:47:21 ID:???
乙です
パンチホッパーをFWにして神の手使わせればさとりGKのままで済むんじゃね?

494 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/25(土) 21:36:37 ID:???
こんにちは、今日は更新します。
>>491
乙ありがとうございます。
たぶんクラブだったらそんな感じの展開になっていた…かもしれません。
>>492
乙ありがとうございます。クラブAが出たら藤沢になるかもしれません。
>>493
乙ありがとうございます。その発想はありませんでしたねw

495 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/25(土) 21:38:03 ID:???
★ここで決めるか?→ スペード6 ★
ダイヤ・ハート・スペード→松山「あにきぃ……俺、試合に出てるよぉ……」体育座りして兄貴と交信していた。

――松山はこの時、僅かにではあるがさとりに対して心を開きつつあった。
鈴仙のシュートに対峙する時の、あの諦めを帯びつつも立ち向かおうとする暗く熱い瞳。
それは間違いなく、地獄を見た者にしか出来ない表情だったからだ。

松山「(――でも、それがどうしたって言うんだ……。 ■■……ではなく。 女は、信用できない。
いつも甘い言葉で俺たちを勘違いさせておいて、最後には頼まれても居ない理想像を押し付けてくる。
どうせあいつも……俺の事、最後には見捨てるに違いないんだ……!)」

しかし、それだけを以てしてでは、堅い殻に覆われた松山の心を剥がし、
その力の全てを引き出すには不十分だった。

松山「……やっぱり、俺が信用できるのは兄貴しかいない。 あにきぃ……俺、試合に出てるよぉ……」ブツブツ

お燐「(大人しくなったと思ったら、なんかブツブツお喋りしてるや。 キモチワルっ)」

勇儀「(相変わらず掴めん男だ。 その気質自体は、決して脆弱な物ではなかろうに)」

それゆえに、地霊殿は前半で再びリードを狙いうる最大のチャンスを逃してしまう。
即ち、次のキックオフから前半終了までのおよそ5分強までの時間を、
彼女たちらしからぬ無難なボール回しに終始する事としたのである。
そして。

―――ピッ、ピィィイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイッ!!


永遠亭ルナティックス 2 − 2 雑魚妖怪チーム 前半終了!

496 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/25(土) 21:39:40 ID:???
実況「あ〜〜〜っと、ここで前半終了のホイッスルが鳴った!
試合は同点のまま後半戦を迎える事になりました!
前半戦は、地霊殿サブタレイニアンローゼスが猛攻を見せ、
あの輝夜選手すらも勇儀選手により2失点を喫してしまう結果となりましたが、
永遠亭ルナティックスも辛抱強くカウンターを成功させ、鈴仙選手により2得点を挙げた!

互いのチームも全力を出しあうノーガードの殴り合い!
ですが、地霊殿は前半終了間際に若干の失速がありました。
その一方で、永遠亭は比較的体力に余裕のある選手も多い!
後半戦は前半戦とは異なり、パワーだけでは無く、
中盤のぶつかり合いや攻撃チャンスの駆け引きが重要になるかもしれません!
これは後半戦も、ますます見逃せないぞ〜〜〜〜〜〜!!」

観客「ワァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!」
「頑張れルナティックス! 地底の妖怪なんてやっつけろー!」「さとり様ー!」「えーりん! えーりん!」

来生(観客席)「ちぇっ。 俺が出てたら今頃ハットトリックしてたぜ」

ヘルナンデス(観客席)「(俺の『黄金の右腕』を以てしても、試合冒頭のシュートを防ぐのは困難だな。
……それ以外のシュートならば、何とか弾けそうではあったが)」

レミリア(観客席)「鈴仙は前半で2得点か。
……やはり、基礎的な能力では私や地底の鬼には未だ劣っているが。
それでも、数値に見えぬ勝負強さや精神の強さの成長がおぞましい。
――決勝で、私達と当たる頃にはどうなっているかしらね?」

咲夜(観客席)「(お嬢様は、どうしてかくも鈴仙を特別視しているのでしょう。
――確かにあの子の成長は目覚ましいけれど。 ……今度、お聞きしてみようかしら)」

霊夢(観客席)「(違う。 紫が鈴仙を恐れているのはその能力だけじゃない。
……ゴールを決めた後、あの子を中心にして広がった一体感。 きっと、紫はあれを恐れているんだわ)」

497 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/25(土) 21:41:53 ID:???
前半終了と同時に実況の解説が入り、観客達は再び後半戦への期待を肴に盛り上がる。
中には当然、この試合で2得点の活躍を挙げ、前線の守備においても活躍する鈴仙に注目する者も少なくない。

鈴仙「(はぁ……! 良かった。 何とか、前半を同点で折り返す事ができた……!)」

しかし、当の鈴仙もまた、ギリギリの精神状態の中にある事を観客達は知らない。
今にしても、もしもあの時、鈴仙のシュートが決まらなければ――もっと重い空気の中、
後半戦を迎える事になっていただろうと想像すると、不安は収まらない。

てゐ「……鈴仙、やっぱりゲームキャプテンは荷が重すぎたんじゃない?」

そんな鈴仙を一番に気遣ってくれたのは、旧来からの親友(と鈴仙は思っている)のてゐだった。
その言葉は飾る事なく、ある意味辛辣ではあったが、
それでも鈴仙が胸中に抱いていた感情を正確に代弁してくれていた。

鈴仙「――うん。 私も結構そう思ってた。 でもね……」

だからこそ、鈴仙はてゐに対して素直に感情を表す事ができた。
永琳のように冷静で的確な判断力を持ったキャプテンを目指していたが、中々上手く行かなかったこと。
ひょっとしたら、自分の判断ミスのせいで、不要な失点を招いてしまったこと。
だけど、その中でも――精一杯諦めずに頑張ったらゴールを挙げる事ができたこと。
鈴仙はそんな想いを素直にてゐに打ち明けると、てゐはいつものように嫌味っぽく笑ったりはしなかった。

498 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/25(土) 21:58:58 ID:???
てゐ「そっか。 鈴仙も、色々考えているのね」

てゐはそう爽やかに言い放つと、それ以上は鈴仙に何も話さずに控室へと歩いていく。

てゐ「(――鈴仙ちゃんも、想像以上にタフになったね。
もしもしんどそうだったら、私からお師匠様に口利きしとこうか……とか思ったけど。
どうやら、その心配は無さそうだ。 むしろ――)」

この時、てゐは決意していた。

てゐ「(――むしろ。 私こそひさかたぶりに、『本気』を出してプレーにあたる必要があるかもね。
……でないと、試合から埋もれちゃいそうだし)」

――想像以上の頑張りを見せる友人に対して、
自分もまた、言い訳しない、本当の意味での『本気』のプレーを見せていこう……と。

*てゐのスキル・本気モードの発動条件が満たされました。
 後半以降、てゐの全能力が+2され、確率発動の必殺技の発動率が+1/4されます。

499 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/25(土) 21:59:59 ID:iIMCl4V2
【ハーフタイム】

輝夜「みんな おつかれさま このあとも がんばってね」

ウサギB「(まるでゲームのキャラクターみたいに正確な棒読みだなぁ……)」

そして、鈴仙達永遠亭ルナティックスは後半戦に向けてのミーティングを開始していた。
……とはいえ、今回の試合では、2失点目の時点である程度の軌道修正を既に行っているため、
大きな変更に関する議題は無く、どちらかと言えば微調整を行うか否かについての相談に終始した。

慧音「――現状の陣形は4−4−2。 マークについては、妹紅に空のマークを依頼していたが、
現在は一旦解除されている状況……だったか」

パスカル「となると検討すべきは、妹紅さんに空へのマークを再度お願いするか……位か。
陣形についても弄りようはあるかもしれないが。
具体的にどうすれば良いかの考えは、レイセンが考えてくれれば嬉しいな」

鈴仙「ええ、そうね……」

パスカルから提案を受け、鈴仙は軽く一考する。
そして……。

A:妹紅に空のマークを再度依頼する。
B:現状で変更は不要。
C:その他 マークを依頼しつつ陣形を替えたい場合は『C A+ウサギBとてゐの位置を入れ替え』など記入願います。

鈴仙のガッツ:590/880

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

*ハーフタイムで、全員のガッツが150回復しました。

500 :森崎名無しさん:2014/10/25(土) 22:01:30 ID:Oko7srA+
A

501 :森崎名無しさん:2014/10/25(土) 22:03:00 ID:LopN2DVM
B
勇儀にボールが来ないようにしないと

502 :森崎名無しさん:2014/10/25(土) 22:03:57 ID:zVU3/Xtk
A

503 :森崎名無しさん:2014/10/25(土) 22:04:32 ID:ZpJWkeis
B

504 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/25(土) 22:47:59 ID:iIMCl4V2
A:妹紅に空のマークを再度依頼する。

鈴仙「……そもそも、一旦マークの解除をお願いしていたのは、
強烈なフィニッシャーである勇儀さんにボールが渡る可能性が、勇儀さんの消耗により潰えたため。
だから、ハーフタイムで勇儀さんの体力が回復した以上、ここはマークを再開すべきよ!」

妹紅「成程、了解だよ鈴仙。 後半こそ、ボールが渡らないよう頑張るからね!」

鈴仙の意見は妥当であったためか、チームメイトからの特段の反対意見が飛んで来る様子は無い。
そして、時計を見るに……後半開始までに時間は残りわずか。

鈴仙「(試合再開まで、またちょっと時間が余った感じね。 どうやって過ごしていようかしら?)」

A:選手の誰かと話す(選択肢の後に選手名を記入してください。例:A 輝夜)
B:折角だから、観客席を回ってみる。(判定で他チーム選手と交流できます)
C:何も話さず、ゆっくり休む(ガッツが100回復します。ハーフタイム中一回まで)
D:その他 自由選択枠

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

*後2回まで行動できます。
*妹紅に、空へのマークを再依頼しました。
(参考:現在のフォーメーション等)
永遠亭ルナティックス:4−4−2
−−−−− 
−H−J− H鈴仙590/880 J佳歩690/720 
−−−−−
CF−IG CウサギB540/540 Fてゐ630/630 I永琳900/900 Gパスカル840/840
−−−−− 
−−D−− D妹紅730/900
−ABE− A慧音750/750 Bつかさ340/630 EウサギD510/510
−−@−− @輝夜630/730

505 :森崎名無しさん:2014/10/25(土) 22:49:16 ID:Oko7srA+
C

506 :森崎名無しさん:2014/10/25(土) 22:50:56 ID:lLM85WAY
Aパスカル

507 :森崎名無しさん:2014/10/25(土) 22:51:39 ID:ZpJWkeis
c

508 :森崎名無しさん:2014/10/25(土) 22:51:53 ID:zVU3/Xtk


509 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/25(土) 23:27:49 ID:???
とりあえずCが選ばれたところで、眠気がハンパないため、
申し訳ないですが、今日の更新はここまでにしたいとおもいます。
次の更新は、明日の夕方〜夜になるかと思います。

それでは、皆さま、本日もお疲れさまでした。

510 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/26(日) 20:40:44 ID:???
C:何も話さず、ゆっくり休む(ガッツが100回復します。ハーフタイム中一回まで)

鈴仙「……まぁ、折角だから一休みしましょうか。
後半戦も、積極的に守備に絡んだりシュートに行かないといけないしね……」

鈴仙はそう思って、暫くの時間をとにかくその疲労を回復する事だけに費やした。

*鈴仙のガッツが100回復しました。590→690

511 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/26(日) 20:42:38 ID:CZ56hjnU
鈴仙「(――さて。 ゆっくり休んだところで……。
試合再開まであと少し。 誰かと話したりしていようかしら?)」

A:選手の誰かと話す(選択肢の後に選手名を記入してください。例:A 輝夜)
B:折角だから、観客席を回ってみる。(判定で他チーム選手と交流できます)
×:何も話さず、ゆっくり休む(ガッツが100回復します。ハーフタイム中一回まで)
D:その他 自由選択枠

鈴仙のガッツ:690/880

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

512 :森崎名無しさん:2014/10/26(日) 20:43:26 ID:???
B

513 :森崎名無しさん:2014/10/26(日) 20:44:01 ID:Z2OBBeAI
B

514 :森崎名無しさん:2014/10/26(日) 20:44:29 ID:l14oXuRo
ミスった、改めてB!

515 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/26(日) 20:58:43 ID:CZ56hjnU
B:折角だから、観客席を回ってみる。(判定で他チーム選手と交流できます)

鈴仙「(少しだけ先にフィールドに出たら、
フィールドに近いトコに座ってる観客の人達と軽くおしゃべりできるかも。
前半終了間際にも妖夢が座っているのが見えたし、期待してみようかな……)」

そう思って、鈴仙は一足先に控室を抜けて、ウォームアップがてら観客席の回りを軽く駆け出す。
果たして、そんな鈴仙が見た人妖は――。

先着1名様で、

★観客席から見た光景→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER→??「松山…! 貴様、なだれ攻撃はどうした!?」
       松山(矢車)「……もう、なだれも攻撃も無いんだよ…!!」松山が知り合いと喋っていた!?
ダイヤ→妖夢「鈴仙……お疲れ様っ」鈴仙「妖夢……会いたかったわ」妖夢だった。
ハート→レミリア「中々頑張っているじゃない」鈴仙「あはは……ありがとうございます」レミリアだった。
スペード→霊夢「折角活躍してるのに、いつも通りの冴えない顔ね」鈴仙「うっさいわね。 生まれつきよ」霊夢だった。
クラブ→観客「あっ、うどんちゃんだ!」名もなき鈴仙ファンだった。 優しく応対して鈴仙の人気がアップ!
クラブA→??「ひひひ……こんなツマラン大会目茶目茶にしてやる。 喰らえい、『リバースヒエラルキー』!」
       鈴仙「あひぃいいっ!?」鈴仙、辻天邪鬼に襲われ暫く性格が反転する!?

516 :森崎名無しさん:2014/10/26(日) 20:59:45 ID:???
★観客席から見た光景→ ダイヤJ

517 :森崎名無しさん:2014/10/26(日) 21:02:35 ID:???
おお、ここで妖夢と会えたのは大きい。
そして相変わらずJOKERが面白い。

たしか、中山さんのアドバイスは、妖夢がどんな道を選ぶとしても、自分は友人だということは変わらないと伝えてあげる
……だったよね?

518 :森崎名無しさん:2014/10/26(日) 21:04:37 ID:???
その中山さんのアドバイス、もう1回読み直した方がいいかもね

519 :森崎名無しさん:2014/10/26(日) 21:08:48 ID:???
>>518さん

抜き出してきました。

私も少し前までは、友人とは【常に自分の傍に居てくれる、同じ道を行く存在】と考えていました。
ですが、最近は友人とは【互いに違う道を行こうとも、自分を理解してくれる存在】では無いか…とも
考えるようになったのです。
互いが違う道を歩いているのだと理解出来てこそ、友情は輝く。
単なる同情だとか慣れ合いだとか損得勘定だとか、そんな物を超えて、その人を対等に尊敬できるとしたら。
それこそが、私は――『真実の友情』では無いのかと信じています。

――回答とは少し脱線してしまいましたが。
相談者さん。貴女がお友達を心の底から心配と考えておいでならば。
もしかしたら、【そのお友達に対して凝った励ましをするのは、あまり効果が無い】かもしれない。
代わりに貴女はただ一つ。【お友達に対してほんの一言。 自分は何があっても貴女の対等な友達である】――と。
そう一言だけを告げておくことが一番かもしれません。
そして、【もしもお友達が、貴女の傍を離れようとした場合も――。
貴女は、それがお友達の考え抜いた末の結論である限りは、それを尊重しておくべき】と思います。
何故ならば、貴女とお友達とがこれまで似たような道を歩いていたとしても。
貴女には貴女だけが歩むべき道があり、お友達にはお友達だけが歩むべき道があるのですから。

520 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/26(日) 21:24:58 ID:CZ56hjnU
★観客席から見た光景→ ダイヤJ ★
ダイヤ→妖夢「鈴仙……お疲れ様っ」鈴仙「妖夢……会いたかったわ」妖夢だった。

妖夢「鈴仙……! お疲れさまっ」

幸運なことに、妖夢を見つける事は容易かった。
妖夢はフィールド中央間際の特等席、まるで誰かが手配してくれたかのように
見晴らしの良い席で、二人分の飲み物を手に鈴仙を呼んでくれた。

鈴仙「妖夢……さっき応援してくれるのがチラっと見えたから来ちゃったわ」

妖夢「ううん。 この間は態々応援まで来てくれて本当ありがとう。
あの時はいっぱいいっぱいだったから、上手く言えなかったけど……嬉しかった」

鈴仙を前に語る妖夢の姿は、この間の試合前の時と比べると本当に穏やかだった。
相変わらず進むべき道に悩んでいるためか、その表情からは憂いが抜け切れてはいないが、
しかし、それでも何かの手がかりを得たかのような淡い希望を感じられる。

鈴仙「(良かった。 これなら変な話題を振って妖夢を混乱させる……っていう事はないかも。
――で、後はどんな話題を振るか、なんだけど……。
どんな感じで話題を振った方が、妖夢とより突っ込んだ話が出来そうかしら?)」

A:「――最近調子はどう? 今日は元気そうだけど」最近の妖夢について聞いてみる。
B:「今日は私、何時にもまして緊張しちゃった……」今日の自分について話してみる。
C:「今度、どこかに遊びに行かない? そしたらまた、ゆっくり話とかできるし」遊びの約束を取り付ける。
D:「今度、一緒に練習しない? それで結果が出たら、きっと何かが変わるかも!」練習の約束を取り付ける。
E:「良い飲み物持ってるじゃない。 私にもいっこ頂戴よ」妖夢に飲み物をねだってみる。
F:その他 自由選択枠

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

521 :森崎名無しさん:2014/10/26(日) 21:28:01 ID:nUexR/aY
F:「よし!結婚しましょう妖夢」

522 :森崎名無しさん:2014/10/26(日) 21:30:27 ID:q93cAdw2


523 :森崎名無しさん:2014/10/26(日) 21:35:02 ID:PbhrXkac
C

524 :森崎名無しさん:2014/10/26(日) 21:36:40 ID:C3Ihk4fk
B

525 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/26(日) 21:56:05 ID:CZ56hjnU
B:「今日は私、何時にもまして緊張しちゃった……」今日の自分について話してみる。

最初はどんな風に話題を振ろうかとあれこれ考えていた鈴仙。
しかし、友人相手に気の利いた話題を一々考える必要があるのかとも思い直し。

鈴仙「今日は私、何時にもまして緊張しちゃった……」

妖夢「えっ、そうだったの? 私には全然分からなかったけど」

鈴仙「ふふん。 まあ、私も冷静さを装ってはいたんだけどね……」

――特に色々と考えず、単純に今日の試合における鈴仙の感想。
永琳から突然ゲームキャプテンを任されたとか、
それなのに前半最初は苦戦して酷く緊張したとか、
それでもがむしゃらに突っ込んで行ったら、最後には何とか同点で折り返す事ができた…とか。
気負わず、逆に気を遣いすぎず、素直に妖夢に対して語り掛ける事にした。

鈴仙「師匠は師匠でからかってくるし、てゐも私がカッコ良く決めた時に笑ってくるし。
贅沢な悩みかもしんないけど、それでもたまには私もカッコ良く決めてみたいなぁ……」

妖夢「あはは……。 鈴仙は最近、凄く大人っぽくなったなぁ…って思っていたけど。
そうやって皆から弄られるのは、相変わらずね」

鈴仙「もう、妖夢だって私と大して変わらない筈なのに。 酷いなぁ」

その結果。 鈴仙と妖夢は互いにとって気楽に会話をする事が出来た。
それはとても久しぶりなような気がした。

妖夢「あっ、そうだ。 鈴仙」

鈴仙「? なあに、妖夢?」

526 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/26(日) 21:57:42 ID:CZ56hjnU
――そして、チームメイトや敵チームメンバーもあらかたフィールドに戻り終え。
再び試合が再開されようとしていた時、妖夢は鈴仙に対して最後にこう告げた。

先着1名様で、

★妖夢との特訓イベント→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER→――そして○年後、二人は結婚した。 めでたしめでたし!(※終わりません)
ダイヤ→ハート・スペード・クラブ+妖夢「それとその時。 もう一つ大事な話があるから……!」
ハート・スペード・クラブ→妖夢「今度、そっちに来る。 だからその時は……一緒に練習しよう!」

527 :森崎名無しさん:2014/10/26(日) 21:58:41 ID:???
★妖夢との特訓イベント→ ダイヤ2

528 :森崎名無しさん:2014/10/26(日) 21:58:50 ID:???
★妖夢との特訓イベント→ ダイヤQ

529 :森崎名無しさん:2014/10/26(日) 22:00:01 ID:???
えんだあああああああああああ
え?違う?

530 :森崎名無しさん:2014/10/26(日) 22:00:27 ID:???
きた!

531 :森崎名無しさん:2014/10/26(日) 22:03:08 ID:???
カードの神様も味方してくれてるね。
そしてB選んだ人ナイスなのです。

532 :森崎名無しさん:2014/10/26(日) 22:21:51 ID:???
いい流れだ!やった!

533 :森崎名無しさん:2014/10/26(日) 22:23:31 ID:???
そして二人とも仲良くへたれる未来が見えるwww

534 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/26(日) 22:26:07 ID:CZ56hjnU
★妖夢との特訓イベント→ ダイヤ2 ★
ダイヤ→ハート・スペード・クラブ+妖夢「それとその時。 もう一つ大事な話があるから……!」

妖夢「今度、そっちに来る。 だからその時は……一緒に練習しよう!
それも沢山、ヘトヘトになるまで。 昔、私と鈴仙が組んでた時みたいに!」

妖夢の呼びかけは、練習への誘いだった。 それもいつしか前に鈴仙が呼びかけたような簡単な練習では無い。
一度、どこかで集まってたっぷり汗をかいてみようと妖夢は言っていた。

鈴仙「ええ、それはもちろん! 私も楽しみにしてるわ!」

勿論、鈴仙がそれを断る理由などない。
チームメイトや審判からフィールドへ入る事を促された鈴仙は、妖夢に手を振りながら走り、それに応える。
しかし、妖夢が鈴仙に求めている事はそれだけでは無かった。
観客の声援が再び大きくなる中、妖夢は去りゆく鈴仙に対して、必死に叫んでいた。

妖夢「それとその時。 もう一つ大事な話があるから……!」

鈴仙「えっ……? 妖夢、今なんて」

……ワァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!
 ――さあ〜! 間もなく後半戦が始まります! キックオフはルナティックスから! 果たしてこれから…!

観客と実況に阻まれて、鈴仙の耳にはそんな妖夢の言葉は断片的にしか聞こえない。
そして、妖夢の場所へと戻りその意図を聞く時間すら、もはや残されてはいない。

松山「さぁ……! 始めるぞ。 地獄の後半戦をなぁ……! フフ、アハハハッ!」

松山の狂ったような笑い声をホイッスル代わりに、後半戦は漸く開始した。

*妖夢の評価値が大きく上がりました。
*妖夢の評価値が一定以上に達したため、今日の終わりに妖夢との特訓イベントが発生します。

535 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/26(日) 22:27:22 ID:CZ56hjnU
……そして、キックオフと同時にボールは鈴仙の手元へと渡る。
眼前にはハーフタイムによる休憩を挟んで回復した――しかしやはり疲労が見え隠れする勇儀。
そしてある程度の余裕を持ち直した空が迫ってはいるが。
しかし、すぐさま鈴仙へとタックルに向かう様子は見られない。

鈴仙「(シュートに備えて体力温存、っていう体かしらね。
まぁ、それは予想通りだから良いとして。 さしあたりは、松山が守る中盤をどう突破するかが問題ね。
私がドリブル突破するか、佳歩に突破してもらうか、それとも師匠に全て任せるか。
それとも……てゐの表情が久しぶりにマジな感じだし、もう一度ドリブル突破を任せるのも悪くない…かも。
ただ、今のてゐはサイドハーフじゃないから、中盤で取り囲まれる可能性は高くなっちゃうし。
サイド攻撃で言えば、パスカル君にお任せするっていうのも一つの手だけど……?)」

A:自分がドリブル突破する!(鈴仙のドリブル:50)
B:佳歩にドリブル突破して貰う。
C:後方の永琳にドリブル突破して貰う。
D:後方の永琳に一旦預け、前線の自分まで必殺パスを出して貰う。
E:後方のてゐにドリブル突破して貰う。
F:後方のてゐに一旦預け、前線の自分まで燃費は良いが威力は普通の『バックスピン兎玉』を出して貰う。
G:後方のてゐに一旦預け、前線の自分まで燃費は悪いが威力は最強の『エンシェントデューパー』を出して貰う。
H:後方右サイドのパスカルにサイドをドリブル突破して貰う。
I:その他 佳歩とのワンツーやキックオフシュートはこちらで

鈴仙のガッツ:690/880

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

536 :森崎名無しさん:2014/10/26(日) 22:28:38 ID:C3Ihk4fk
E

537 :森崎名無しさん:2014/10/26(日) 22:29:45 ID:q93cAdw2


538 :森崎名無しさん:2014/10/26(日) 22:30:43 ID:NQzY7n0A
H

539 :森崎名無しさん:2014/10/26(日) 22:31:12 ID:nUexR/aY
I:永琳に逆走してもらい、ロングパスを出してもらう

540 :森崎名無しさん:2014/10/26(日) 22:33:52 ID:???
松山をどう封じるかが鍵か…これでどうだ?
I:藤沢妖精に鉢巻を装備させて松山に突撃させる

541 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/26(日) 22:48:17 ID:CZ56hjnU
H:後方右サイドのパスカルにサイドをドリブル突破して貰う。

鈴仙「(いや。 ……ここでヘタに中央を突破するのは自殺行為!
さっきだって、てゐと師匠のワンツーですら松山にパスカットされていたし。
ここは優位な勝負をするのではなく、出来るだけ勝負に持ち込ませないのが吉っ!)
――パスカル君! ちょっと遠いけど……お願い!」

バゴオオッ!

パスカル「了解、任された!」

タッ!

実況「鈴仙選手からボールを受け取った、今回の試合右サイドハーフのパスカル選手!
少し後ろ目の位置から、地霊殿の右サイドを駆け抜けて行きます!」

来生(観客席)「あれー? 自分で突破しないのか? 俺ならドリブルで颯爽と切り込んでいたし、
第一あんなに遠いトコにいるSHにボールを渡しても、徒党を組んだFWにタックルされるだろ」

ヘルナンデス(観客席)「いや、今回に限ってはそれは無いぞキスギ。 何故なら……」

咲夜(観客席)「(……前線での守備に優れた選手が居ない。 もしくは、疲労で動けない場合は、
FWでもWGでも無いSHにボールを渡しても、FWはタックルに向かわない。
――つまり、攻撃ペースの遅れを気にせず、サイド攻撃が出来る。 ……鈴仙もあれで、きちんと考えているのね)」

お燐「くううっ! 空も勇儀姐さんも今ロクに動けない事を利用しちゃって! このひきょ〜ものっ!」

パスカル「限られたルールの中で、最大限の選択をしたまでさ……!」

バッ! スタタタタタッ……!


542 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/26(日) 22:49:53 ID:CZ56hjnU

実況「上がって来るパスカル選手に対抗できる選手は、今やお燐選手しかいない!
ですがお燐選手、サイドアタックについては確かに名手であり一流クラスですが、
その一方でタックルやパスカットなど守備面については正直お粗末さを禁じ得ない!
そんなお燐選手に、万能選手であるパスカル選手を抜ききれるか〜〜!?」

パスカル「ぬくっ!」

先着2名様で、

★パスカル→ドリブル 51 (! card)(! dice + ! dice)=★
★お燐→タックル 43 (! card)(! dice + ! dice)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

【攻撃側】−【防御側】
≧2→パスカル、突破成功。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(佳歩がフォロー)(空がフォロー)(松山がフォロー)
≦−2→地霊殿ボールに。

【補足・補正・備考】
パスカルのマークがダイヤ・ハートの時、「華麗なドリブル「(+3)」が発動します。

543 :森崎名無しさん:2014/10/26(日) 22:50:38 ID:???
★パスカル→ドリブル 51 ( ハートK )( 4 + 2 )=★

544 :森崎名無しさん:2014/10/26(日) 22:51:19 ID:???
★お燐→タックル 43 ( ハート9 )( 5 + 1 )=★

545 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/26(日) 23:39:56 ID:???
……と、いったところで今日の更新はここまでです。
次の更新はお燐の回想という形をとった、地霊殿チームのハーフタイムイベントになると思います。
>>517-519
アドバイスについて覚えていて下さりありがとうございます。
今回は試合前の短時間という事で不要でしたが、
特訓イベント後のイベントで有用になると思います。
>>529-533
妖夢の評価値は元々高かったので、ここでダイヤ=ほぼ特訓イベント発生という感じでした。
特訓が上手くいくかは……運次第ですがw


それでは、皆さま、本日もお疲れ様でした。

546 :森崎名無しさん:2014/10/26(日) 23:59:17 ID:???
乙でした。

妖夢の不安も解消されそう(?)でなにより。

妖夢「特訓と言ったが――」
鈴仙「JOKERを出してしまってもかまわないわよね?」

547 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/28(火) 00:07:37 ID:???
こんばんは、忙しい訳ではなかったのですが、ゲームをやってたら遅くなってしまいました(爆)
ほんの少しだけ更新します。
>>546
乙ありがとうございます。妖夢の不安は解消されそうではありますね。
そのセリフはJOKERが出ないフラグなんですが、それは…w

548 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/28(火) 00:08:44 ID:???
★パスカル→ドリブル 51 ( ハートK )( 4 + 2 )+(華麗なドリブル+3)=60★
★お燐→タックル 43 ( ハート9 )( 5 + 1 )=49★
≧2→パスカル、突破成功。

お燐「で、でりゃぁああ〜〜〜……」

タタッ、ズザアアッ……!

――先程まで、目も冴えるようなドリブルテクニックで、
ルナティックスを翻弄し続けて来た選手と同一人物とは到底思えないような、
へっぴり腰のタックルでパスカルに立ち向かうお燐は、外見のみならず内面でも非常に焦っていた。

お燐「(まずいねぇ。 ハーフタイムでさとり様が言ってたような展開になって来たよ……)」

パスカルが驚いたような顔――恐らく、ドリブル能力に対して、
あまりに低すぎるタックル能力に面喰らっているのだろう――をしている中、
お燐は先程のハーフタイムでのミーティングを思い出していた。


〜回想シーン〜
【敵チームハーフタイム】

さとり「……先の二得点は非常に上手く行ったけれど。
後半戦も同じように攻められるとは、思わない方が良いでしょうね」

――比較的安堵が漂っていた永遠亭ルナティックスとは違い、
地霊殿サブタレイニアンローゼスのミーティングは重苦しい雰囲気から始まった。
(キャプテンのさとりからして、元々暗い雰囲気なのも影響しているのかもしれない)

549 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/28(火) 00:13:02 ID:yXzjwe8+
勇儀「ああん? 何故だ古明地? お前もしかして、鬼をバカにしてるんじゃないのか!?」

こいし「とりあえず反射的に叫んでるのーきんは黙ってて!
……まぁ、流石にもうド真ん中からゴリ押しはしてこないよねぇ」

キスメ「……」(←必死にコクコク頷いている)

これまで運よく優位な勝負と猛攻を繰り返せたが為に、
シュートの失敗こそあれど2得点にまで持っていけた地霊殿チーム。
しかし、勇儀が疲労し、空の体力にも限りがある現状。
彼女たちとて現状のままではこれ以上の点を取る事は厳しい。

お燐「う〜ん。 戦術変更ってヤツだね……」

ルナティックスとは違ってあまり知能派が少な目のサブタレイニアンローゼス。
それ故に、提案された意見についてはとりあえず採用される事が多く、
そう言った意味ではカラっとしたチームカラーが特徴の彼女たちは、
暫くの間ああでもない、こうでもないと雑談まがいの論議を交わし――。

先着1名様で、

★地底チームの戦術変更→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER→さとり「うっ! さっきのシュートを受けたショックが今になって…!」空「あーん、さとり様が死んだ!」
ダイヤ・ハート→勇儀「このままでも良いんじゃないかい?
             強いて言えば、私と空以外のヤツもシュートを狙っても良いかもしれんが」
スペード→松山「……俺がボールを取ったら、FWは走れ。 ――穢してやる、太陽なんて……!」
クラブ→さとり「パルスィさん、マークの変更をお願いします。 変更先は無論……鈴仙・優曇華院・イナバよ」
クラブA→勇儀「それじゃ、本気を出させてもらうよ」ゴトン
       ヤマメ「うわっ、勇儀姐さんが今まで持ってた盃500トンもある!」

550 :森崎名無しさん:2014/10/28(火) 00:13:46 ID:???
★地底チームの戦術変更→ ダイヤQ

551 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/28(火) 00:14:35 ID:???
――と、いったところで短いですが今日の更新はここまでです。
ゲームはキリの良いところまで行ったので、明日は更新できると思います(汗)
それでは、皆さま、本日もお疲れさまでした。

552 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/28(火) 23:47:35 ID:???
★地底チームの戦術変更→ ダイヤQ ★
ダイヤ・ハート→勇儀「このままでも良いんじゃないかい?
             強いて言えば、私と空以外のヤツもシュートを狙っても良いかもしれんが」

勇儀「このままでも良いんじゃないかい? 強いて言えば、私と空以外のヤツもシュートを狙っても良いかもしれんが」」

高度な会話についていけない為か、勇儀はつまらなそうにそう放言したが、
しかしそんな大雑把な彼女の言葉は、それでいて的を得ていた。

お燐「ウチらは、奴さんのチームみたく柔軟にポジションを替えられる選手が居ないからね。
強いて言えば、こいし様はトップ下の適性があるけれど……」

松山「返せ――返せよ俺の■■■■……!」

さとり「……こいしにはああ見えて意識が無い。 ――それならば、不安定でも意識があり。
かつ実力でも優れた松山君を中央に据える方が良いでしょうね」

ヤマメ「ってなると、結局は勇儀姐さんが言うみたく、このまんまの体勢で様子を見つつ。
それでも前半よりはちょいと攻めッ気を見せる……って位が丁度良いのかもね」

パルスィ「(鬼の四天王……。 先の得点の時と言い、今と言い。
本人は理も無くただ豪快に選択をすれども、それが結果的には最良の解となる、闘いの天才!
――ふん、妬ましいわ……!)」

――チームの総意は結局として、勇儀が喋った通りに纏まって行く。
このチームのキャプテンはさとりであったが、彼女はどちらかと言うと人に話さず閉じこもるタイプ。
無論、一組織の主として最低限のリーダーシップと協調性は兼ね備えてはいるが、
積極的にはそれを発揮しないし、本人も、それをあまり好まない。

勇儀「さーて! お前達。 ここでもうひと踏ん張りだ。 勝って、旨い安酒にありつこうじゃないか!」

地霊殿メンバー『『『おーーーう!』』』

553 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/28(火) 23:48:57 ID:???
勇儀とて、度重なるシュートによって痛く疲労している筈にも関わらず、
彼女はさとりや松山のような日陰の者とは違い、尚も明るく皆を鼓舞する。
そんな勇儀に対して、しかし本質的には似た物同士の二人は相反する感想を抱いていた。

さとり「(……星熊勇儀。 あの方には私のような根暗な女が決して持ちえない、
人を惹きつけ夢中にさせる何かがある。 そしてそれは、私達の心を励ましてくれる)」

松山「(ああ、嫌いだ嫌いだ! あんなに傲慢で他者に無配慮で、だけど完璧で最強な奴!
くそっ! くそくそくそっ………! 兄貴さえいれば、あんな奴なんて一発なのに……!!)」

地獄を知り、自身の本性を覚った上で、自分には無い光を認め尊敬するか。
地獄を知り、自身の本性を殻で隠した上で、自分が欲しているのに終ぞ持てぬ光を妬み嫌悪するか。

空「あの松山って人、似てる。 ……昔の、さとり様に」

お燐「(……!)――そ、そうかなぁ? あたいはそうは思わないけど」

お燐はその時、空の純粋な感想を聞いて幾分心を乱された。 その通りだと思ったからだ。
そしてその後、自分が心底嫌悪する男と自分が心底敬愛する少女とを重ねた事に後悔していた。


〜回想シーン終了〜

お燐「(……ちぇっ。 今、余計な事思い出してた。 だから勝てなかったんだよ、さっきのも)」

――作戦について思い起こすつもりが、思い出したくない事まで思い出していたお燐は、
咄嗟に自身のタックル失敗の責任を擦り付けていた。
本当は、お燐のタックル技術が、そこらのゾンビ妖精と互角レベルにまで低かったからなのだが。
ともかくとお燐は、今しがた自分をドリブルで抜き去ったパスカルの姿を目で追いかけると。

タタタタタタッ……!          
              ――ワァアアアアアアアアアアアアアア!!

554 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/28(火) 23:50:16 ID:???
実況「パスカル選手、永琳選手のマークでタックルに向かえないパルスィ選手を超えて、
バイタルエリア付近にまでやって来た〜〜〜!!
周囲にはゾンビ妖精D選手が居る為、フリーの状態ではありませんが。
フィールド中央には佳歩選手が、フィールド中央左には鈴仙が走ってパスを受けられる体勢にいます!
地霊殿サブタレイニアンローゼス、後半3分にしていきなり失点のピンチか〜〜!?」

こいし「ま、耳長のウサギさんにはボールを渡さないけどね…」

スッ…

さとり「……ここは正念場。 PA内のシュートは確実に――止めます!」

ヤマメ「ほんで、PA外のシュートも確実に止めるよ! ……キスメが」

キスメ「……!」ブンブン(←気合入れて頷いている)

パスカル「よし! さて、後は……」

鈴仙「(パスカル君が一瞬動きを止めてるわね。 何か考えてるのかな?)」

パルスィがやや後方の永琳を付け狙い、松山がフォローに向けてやや下がる中、
永遠亭ルナティックスは後半初の得点チャンスを早くも迎えていた。
鈴仙もまた、ペナルティエリアの『外』に陣取り、いつでも強烈なグラウンダーを撃てるよう準備はしているが、
しかし敵の守備陣も未だ堅牢、途中で思わぬカットに遭うかもしれない。

555 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/28(火) 23:52:19 ID:yXzjwe8+
鈴仙「(どうしよう。 折角だから、何か言っておいたほうが良いのかな……?)」

そんな中、鈴仙はパスカルに指示を出すか暫く考えて……。

A:バナナシュートを撃ってもらう。
B:ドリブルでサイド際を抉り、そのまま適度に時間を稼いでもらう。
C:自分(鈴仙)の元へパスを出してもらう。
D:佳歩の元へパスを出してもらい、ラビットテイルを狙わせる。
E:後方の永琳へパスを出してもらう。
F:後方のてゐへパスを出してもらう。
G:大きく左サイド後方のウサギBにサイドチェンジする。
H:パスカルの判断に任せる。
I:その他 自由選択枠

鈴仙のガッツ:690/880

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

556 :森崎名無しさん:2014/10/28(火) 23:53:19 ID:Dv0UTJ1g
A

557 :森崎名無しさん:2014/10/28(火) 23:54:21 ID:XDtKpTeg
F

558 :森崎名無しさん:2014/10/28(火) 23:54:36 ID:RLcLtIV6
G

559 :森崎名無しさん:2014/10/28(火) 23:54:43 ID:8HvjDdB2


560 :森崎名無しさん:2014/10/28(火) 23:55:48 ID:0Ev9edpc
F

561 :森崎名無しさん:2014/10/28(火) 23:56:01 ID:???
その威力で大丈夫なのかしら

562 :森崎名無しさん:2014/10/28(火) 23:57:39 ID:???
よく覚えてないけど、バナナシュートってさとり相手に通用する威力だっけ?

563 :森崎名無しさん:2014/10/28(火) 23:58:08 ID:???
大丈夫だ!問題ない

564 :森崎名無しさん:2014/10/28(火) 23:58:53 ID:???
多分53位?無理でしょ

565 :森崎名無しさん:2014/10/29(水) 00:00:56 ID:???
ナンデスから点取ったこともあるしたぶん大丈夫
無理でもDFのガッツ消費を誘発させるのでいいんじゃないかな

566 :森崎名無しさん:2014/10/29(水) 00:01:14 ID:???
色々と揺さぶるってのも面白いとは思う。

567 :森崎名無しさん:2014/10/29(水) 00:02:01 ID:???
現状、DFのガッツ消費させる必要あんまりないがな
そんな作戦を最初から立ててるわけでもないし

568 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/29(水) 00:07:41 ID:rcsy9bsg
A:バナナシュートを撃ってもらう。

鈴仙「パスカル君! ここはバナナシュートを撃って!」

パスカル「(……む。 何だって、レイセン? 少し焦り過ぎなんじゃないのか?)」

鈴仙の大袈裟なジェスチャーを見ながら、パスカルは内心その指示を訝しんでいた。

パスカル「(俺のバナナシュートの威力はそう高くない。 言ってしまえば、カホの野兎シュートとそう変わらないんだ。
確かに、フリーの状態であれば、そう悪くない勝負だとは思うが――)」

ゾンビ妖精D「……!」

パスカル「(――敵のD番が、軽く圧力をかけて来ている。 フリーでは撃てまい。
敵のDFを削る効果もあるにはあるが……)」

鈴仙「(あ――あれっ? パスカル君ってば余計に難しい顔して考えこんじゃってる?)」

余計な事したかな?…と、冷や汗を垂らす鈴仙とは裏腹に、パスカルの表情は渋い。
やがてパスカルは右脚を振り抜き……。

先着1名様で、

★パスカルの判断→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER→パスカル「(ひょっとして。 レイセンは俺の新必殺シュートの存在を知ってるのか…)」新必殺シュートだ!
ダイヤ・ハート・スペード→パスカル「(――いや。 勝負には数値では表せない! ここは決める!)」シュートに行った!
クラブ→パスカル「すまんレイセン、その判断は無理だ!」パスカルは後方のてゐにパスを出した。

569 :森崎名無しさん:2014/10/29(水) 00:08:31 ID:???
★パスカルの判断→ クラブJ

570 :森崎名無しさん:2014/10/29(水) 00:08:31 ID:???
★パスカルの判断→ ダイヤ2

571 :森崎名無しさん:2014/10/29(水) 00:08:38 ID:???
★パスカルの判断→ ハート9

572 :森崎名無しさん:2014/10/29(水) 00:08:45 ID:???
★パスカルの判断→ ハート9

573 :森崎名無しさん:2014/10/29(水) 00:09:07 ID:???
できるか分からんけど
バナナシュート → ブロックで零れ球 
→ 味方がフォローしててゐに → ヒャッホーブースター
みたいな流れかなあ

574 :森崎名無しさん:2014/10/29(水) 00:09:47 ID:???
それでいい、チャンスの無駄使いをする必要はないんだ

575 :森崎名無しさん:2014/10/29(水) 00:13:39 ID:???
インビジでブロック勝負は絶対勝てる数値だ。そもそもこぼれ球で撃つ必要が無い


576 :森崎名無しさん:2014/10/29(水) 00:14:15 ID:???
ここでクラブってことは、松山がてゐに追いついたってことになりそう

577 :森崎名無しさん:2014/10/29(水) 00:15:14 ID:???
仮に松山に追いつかれたとしてもバナナで勝負するよりはマシな勝負だがな

578 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/29(水) 00:17:53 ID:???
理論派なパスカルは3差の勝負を怖がり後方へ!
……と、言った所で今日の更新はここまでです。
>>561-567
ここでのバナナシュートは、フリーだったらともかく、通常状態(威力53)だときつく、
また、零れ球にしてもタックルが強いこいしやPA内でねじこめないさとりが居る為厳しい勝負になりそう。
そして、パスカルは鈴仙の言う事にも一旦立ち止まって考える性格かと思ったので、
選択にハードルを設置しました。
>>576-577
クラブなのは参加者さまの意見が通らない…という意図なのでハズレ選択肢では無いです。
シュートにしても、敵のDFを削る効果はありましたし。

それでは、皆さま、本日もお疲れ様でした。

579 :森崎名無しさん:2014/10/29(水) 00:19:32 ID:???
無謀する場面でもないからね、おつー

580 :森崎名無しさん:2014/10/29(水) 02:05:35 ID:???

そら3差が容易く埋まるとは思わないもんな
実質ゴールには5以上相手のダイスに勝つ上にさとりの派生技発動されたら厳しいし
一瞬でも相手のボールになることは怖い

581 :森崎名無しさん:2014/10/29(水) 02:43:03 ID:???
パスカルのシュート力じゃ例えGKに届いてもブロックのせいで
実際は3差以上になりそうでさとり相手だとねじこみも分が悪いですからね

582 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/29(水) 23:24:17 ID:???
こんばんは、今日も更新していきます。
>>579
乙ありがとうございます。
まだ後半も始まったばかり、点差についても未だ同点ですからね。
ケースバイケースで押し引きを判断してくださればうれしいです。
>>580
乙ありがとうございます。確率論で言えば、ここはパスカルの判断の方がより妥当でしたね。
>>581
今回はそんな感じでしたね。
また別の局面では逆にパスカルのシュートが正解…となる場合もあるので、一概には言えませんが。


583 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/29(水) 23:27:01 ID:???
★パスカルの判断→ クラブJ ★
クラブ→パスカル「すまんレイセン、その判断は無理だ!」パスカルは後方のてゐにパスを出した。

パスカル「(いや。 敵のGKの特性、引き気味に備えるC番(こいし)の存在を考えると、
この局面でのシュートは圧倒的に不利だ。 ならば……)――てゐッ! そのまま上がれ!」

バシュウウウッ!

実況「あっとパスカル選手、ここは後方のてゐ選手にバックパスだ!」

鈴仙「(あ、あれ!? 私、シュートって言ったのに!?)」

ここでパスカルは、鈴仙の判断に反した行動を取る。
即ち、この位置からのシュートでは無く、中盤のてゐに一旦ボールを戻したのだ。
そんなパスカルの行動に、鈴仙は内心でいたく混乱していたが――。

永琳「(……当たり前でしょうに。
幾ら貴女がキャプテンであっても、ここは貴女の脳内世界では無い。
あからさまに不利に見える判断をされた場合は、皆は貴女について来ない。
まぁ、それが一回二回程度だったり、結果的に功を奏すれば良いけれど……。
それが重なり過ぎると、その内信頼を無くすわよ。 ウドンゲ)」

永琳は今回の鈴仙の判断をミスと厳しく断じ、呆れて溜息を吐いていた。
(パスカルも鈴仙の様子を見て少し不安そうにしていたが、特段気にせずフォローに備えていた)

*永琳印象値が少し下がります。 38→37

584 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/29(水) 23:28:42 ID:???

バシュウウッ、ポムッ!

てゐ「――さて、ボールは取ったが……」

――そして、そんな状況もいざ知らず、後方のてゐはいやに真剣な面持ちでボールをフォロー。
その表情の理由としては、後半開始から発揮しているてゐの『本気モード』による物もあったが、それ以上に。

松山「うぉおおおおおおっ! ボールを寄越せぇええっ!」

てゐ「(あのキチガイ小僧をどう突破するかが、第一の問題さね)」

実況「あっと! やはりここは松山選手が戻って来ていた!
焦点の定まらぬ半狂乱の形相で、彼にしか見えない何かを追いかけるようにてゐ選手にプレスを掛ける!」

――我を忘れて猛進する松山を前に、てゐは冷静に思考していた。
永きを生きる為には彼我の実力差の判断は必須であるが、
永琳をも思わせる、本気を出したてゐの冴えきった判断力は、
松山は脅威であれど恐怖の対象ではないと分析していた。
そして、その上で――。

てゐ「(……今の私なら、ドリブル突破でも互角以上の勝負が出来る自信はあるが。
そうだね、ここは折角陣形を変えたんだ。 その理を活かして――)ウサギB、ワンツーだ!」

バコッ!

ウサギB「はいっ!」

実況「てゐ選手は……そのまま慌てずボールを左サイドのウサギB選手にはたく!
ですがてゐ選手自身もぐいぐい上がっており、これはどうやらワンツー・リターンの恰好です!」

585 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/29(水) 23:30:29 ID:rcsy9bsg
松山「くそっ! どいつもこいつも仲間に頼りやがって……! どうせ見捨てられるクセに……!!」

てゐ「見捨てられる? ハッ、そりゃあアンタに魅力が無いだけじゃないか!
見捨てられるのが嫌ならさ、もう一度そいつらに拾ってもらえる為の努力でもしたらどうだい!?」

松山「う、うるさい…! うるさいうるさいうるさぁぁぁあああいっ!!
俺だって、俺だって……俺だって、頑張っていたんだぁぁぁぁぁぁああああっ!!」

バァアアッ!

実況「松山選手、てゐ選手の挑発に激昂したのか!? 仲間とも連携せずに単身パスカットに向かった〜〜!!」

先着2名様で、

★てゐ→ワンツー 49 ( ! card )( ! dice + ! dice )+(本気モード+2)=
 ウサギB→ワンツー 46 ( ! card )( ! dice + ! dice )=★
★松山→パスカット 49 (! card)(! dice + ! dice)=★

と書き込んでください。カードやダイスの結果で分岐します。

【攻撃側】−【防御側】
≧2→てゐとウサギB、中盤を突破!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(鈴仙がフォロー)(永琳がフォロー)(お燐がフォロー)
≦−2→地霊殿ボールに。

【補足・補正・備考】
松山のマークがダイヤで「■■■パスカット(+2)」が発動します。

586 :森崎名無しさん:2014/10/29(水) 23:31:17 ID:???
★てゐ→ワンツー 49 ( ハートK )( 4 + 1 )+(本気モード+2)=
 ウサギB→ワンツー 46 ( ダイヤ4 )( 6 + 5 )=★

587 :森崎名無しさん:2014/10/29(水) 23:31:39 ID:???
★てゐ→ワンツー 49 ( スペードQ )( 1 + 1 )+(本気モード+2)=
 ウサギB→ワンツー 46 ( スペード9 )( 4 + 2 )=★

588 :森崎名無しさん:2014/10/29(水) 23:32:26 ID:???
★松山→パスカット 49 ( ハート7 )( 5 + 5 )=★

>てゐ「見捨てられる? ハッ、そりゃあアンタに魅力が無いだけじゃないか!
圧倒的に正しいが容赦ねえ

589 :森崎名無しさん:2014/10/29(水) 23:32:38 ID:???
★松山→パスカット 49 ( ハート4 )( 4 + 5 )=★

590 :森崎名無しさん:2014/10/29(水) 23:32:47 ID:???
★松山→パスカット 49 ( スペード8 )( 4 + 6 )=★

591 :森崎名無しさん:2014/10/29(水) 23:34:53 ID:???
モブ兎は負けても覚醒するんでしたっけ?しかし、こいつら粘るなあ

592 :森崎名無しさん:2014/10/29(水) 23:36:50 ID:???
てゐってこの試合口だけだよね

593 :森崎名無しさん:2014/10/29(水) 23:37:55 ID:???
フラグ獲得はできるはず。負けても11引けたのはおいしい。
けど、この場合どうなるんだろう?
パスフラグ? それともまさかのてゐとウサギBのコンビプレイフラグ?

594 :森崎名無しさん:2014/10/29(水) 23:39:12 ID:???
本気モード(笑)
にしても相手の引きが相変わらず高いな
本編同様嫌な予感がする

595 :森崎名無しさん:2014/10/29(水) 23:40:22 ID:???
てゐとウサギBのコンビプレイフラグだろうね
以前ワンツーでジョーカー引いてワンツー技覚えたし

596 :森崎名無しさん:2014/10/29(水) 23:42:30 ID:???
くそっ、藤沢妖精奪い返せ!(外道)

597 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/30(木) 00:12:59 ID:MpJ658sg
★てゐ→ワンツー 49 ( ハートK )( 4 + 1 )+(本気モード+2)=56
 ウサギB→ワンツー 46 ( ダイヤ4 )( 6 + 5 )=57★*フラグ習得!
★松山→パスカット 49 ( ハート7 )( 5 + 5 )=59★
≦−2→地霊殿ボールに。

松山「うぁあああああああああっ!?」

錯乱しているとしか思えない絶叫を挙げながら、
しかし泥臭くも洗練されていた松山のパスカット精度は、てゐの予測を遥かに上回っていた。
恐らくは長い努力の末に身に着いたのであろうそのカットは、
錯乱状態であっても正確にてゐとウサギBとの間隙を縫い――。

バッ、ポムッ!

てゐ「……何だって?」

ウサギB「そ……そんな!(今の私、凄く良い具合のパスを出せていたのに……!?)」

松山「……はぁ、はぁ。 ハハハッ、何だよ、偉そうにご高説賜ったクセに、その程度か!?
アハハッ……! ハハッ……! やっぱり、地獄の闇が一番ってことだよね、あにきぃ……!」

一転、恍惚とした様子の松山によって、ボールは容易くカットされる。
ルナティックスメンバーの多くは、本気を出したてゐの能力の高さを知っていた為に、
この展開はあまりに想定外であり、驚きを禁じ得ない。

実況「ああ! ハイレベルなワンツーだったにも関わらず、
てゐ選手による突破は、松山選手によって再び阻止されてしまいました〜!」

お燐「……ふん。 キモチ悪いけど、やっぱし実力は本物みたいだね。
――あい分かった! ここはあたいも万歩譲ってアンタに協力して、サイドを抉って……」

松山「うるさい! お前如きが指図するなっ!」

598 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/30(木) 00:14:13 ID:MpJ658sg

……グワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!

お燐「……は?」

――そして、松山が次に出た行動は、永遠亭ルナティックスのみならず、
地霊殿サブタレイニアンローゼスの連中をも驚愕させる事となる。
つまり、松山はパスを要求して来たお燐を無視して、右脚を大きく振り上げシュートの体勢に出たのである。
……よりによって、ボールを奪い返したばかりの地点で。
ルナティックスゴールからはおよそ50メートル。 …否、60メートル程離れているにも関わらず。

実況「な、なんだなんだ〜〜! これは松山選手、スタンドプレーでしょうか!
ボールを奪い返した矢先、その場でシュート体勢に出ました!
ですが現在地点では、ルナティックスゴールとは大きく離れすぎており、
恐らくはこの距離だと、勇儀選手の『三歩必殺』すらゴールを揺らす事は難しい!
とうとう狂ったか〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!」

さとり「(……その逆。 彼は恐らく、狂気から正気へと戻りかけている。
何故なら、この行動はきっと、無謀では無く……!!)」

松山「走れ! FWども、走れ!!」

空「う、うにゅ!? とにかく走れば良いのね!」

勇儀「(あの足構え、下半身の肉付き、そして『走れ』との指示。 成程……分からん。
――だが、理屈では分からんが……)――ああ、理屈で無く雰囲気で大体分かった!
お前さんの狙い。 そして……お前さんの狂気に隠された真の力をね! 私も走るよ!」

ダダダダダッ!

599 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/30(木) 00:15:23 ID:MpJ658sg

突然乱暴に指示を繰り出す松山に、素朴な空は何の疑問も持たずに走り、
勇儀もまた、一連の行動で松山の気質を心で理解して走る。
そこから、松山は自分自身に言い聞かせるように小さく、しかしはっきりと呟いた。

松山「――ここだ……!」

パスカル「(しまった! マツヤマにはあの技が……! くそっ、この位置からだとフリー状態を消すのが精いっぱいか。
――ケイネ先生、カグヤさん……宜しく頼んだ!)」

唯一現実で松山と対峙し、彼のプレースタイルを知っていたパスカルのみが、
松山の呪詛に籠められた真の意図を理解して走り出す。
しかしパスカルの予測通り、彼が松山の元へ来た時。

松山「ここで、決めるんだ……!!」

―――バッ……シイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイン!!
          ゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッ!!!

松山「うぉぉぉおおおおおおお〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!」

鈴仙「……う、うそっ!? ホントにシュートを撃つなんて……!?」


実況「で、出た〜〜〜! 松山選手、60メートル地点からの超超ロングシュートだ〜〜!」

600 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/30(木) 00:17:21 ID:MpJ658sg
――松山は、既にその必殺の地を這うシュートを撃ち放っていた。
土飛沫と轟音を上げながら、シュートは外見に反して高速で、
慧音やつかさ、輝夜が守るルナティックスのゴールへと走って行く。

慧音「(……このシュート。 距離を走っても尚威力が弱まる気配が無い! もしや……!)」

つかさ「チルノや紅魔館の咲夜さんのシュートと同じ。 どれだけ距離があっても、威力が減衰しないシュート…!?」

妹紅「(くそっ! FW陣がPA内にまで入り込んでいる。
シュートが決まらずとも、ねじ込みやポストプレイ、あるいはトラップしてからの一対一で点を決める気なんだ!)」

ウサギD「(わたしでも、すぐにボールを拾って前に出すくらいなら……!)」

輝夜「……!」

ブロックに向かう慧音とつかさ。 勇儀や空のねじ込みやフォローに備える妹紅とウサギDが焦る中、
輝夜は珍しく神妙な顔付きでそのシュートを眺め。 そして……

601 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/30(木) 00:19:33 ID:MpJ658sg
☆どのセービングをしてもらいますか?
 先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

A:たすけてえーりん!(セーブ力に固定で+8されます)150消費
必殺キャッチです。1/4で「(えーりんが)とめる!」(+2)が発動します。
成功時獲得カリスマポイント:0

B:パンチング(セーブ力に固定で+4されます)80消費
ボールを弾きます。勝利しても自陣深くにボールが残ることが多いです。
1/4で「ブリリアントドラゴンバレッタ(+2)」が発動します。
成功時獲得カリスマポイント:1

C:キャッチング(セーブ力に固定で+2されます)40消費
ボールを掴みます。成功率が低い分、勝利時はこちらにより有利な判定となります。
成功時獲得カリスマポイント:3

D:カリスマセーブ(セーブ力に固定で+0されます)40消費
カリスマにワンハンドキャッチします。属性はキャッチと同じですが、成功したらカリスマ度が急上昇します。
また、JOKERが出た場合は数値差に限らず強制勝利となります。
成功時獲得カリスマポイント:5(失敗時でも+1)

E:ライフスプリングインフィニティ(セーブしません)100消費
輝夜が何か凄いオーラを発します。基本的には何も起きませんが2/13(+JOKER)でシュートを防ぎます。
吹き飛び判定はなく、ポスト判定は存在します。絶体絶命の時に一か八かで。
成功時獲得カリスマポイント:4

*ここでの「成功時」とは、こぼれ球以上の結果を指します。ポストの場合は成功とはみなしません。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
輝夜セーブ力:52
松山の■■シュートの威力:55(※距離補正無効)
輝夜のガッツ:630/730
輝夜のカリスマポイント:0/10(ポイントが溜まると難題が解放され、輝夜がパワーアップします。現在:LV2)

602 :森崎名無しさん:2014/10/30(木) 00:20:08 ID:P45PbDWg
B

603 :森崎名無しさん:2014/10/30(木) 00:20:37 ID:2JGa0s+s
B 地獄シュートか

604 :森崎名無しさん:2014/10/30(木) 00:20:42 ID:05Bym402
B

605 :森崎名無しさん:2014/10/30(木) 00:21:24 ID:rX701JrM
A

606 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/30(木) 00:27:40 ID:???
――と、いったところで中途半端ですが、今日の更新はここまでにさせて頂きます。

>ウサギBの覚醒フラグについて
すみません、書き忘れていましたが、
ウサギBのフラグについては流動性を持たせて、てゐとのコンビプレイフラグにも、
ウサギB自身のパスフラグにも使えるようにしようかなと考えています。
でないと、判定数的に考えてもちょっと回収が困難すぎるかと思いますので。
>本気モード(笑)について
弁解すると今回は2差の勝負だったので、有利でも勝って当然とまでは言えない勝負ではあったのですが、
やはり前に大口を叩くとハードルがひどく上がってしまいますね……w
>藤沢妖精について
出たら多分プットオンして矢車さんが再登場します。

それでは、皆さま、本日もお疲れさまでした。


607 :森崎名無しさん:2014/10/30(木) 00:39:34 ID:???
乙でした。
フラグの配慮はありがたいです。
コンビプレイだと、回収が難しそうだし、パス技覚えれば第二のパサーになれそう。

まあそういうこともあるよねー、本気モードでも。
地味に永琳師匠、評価値が上がりにくいんですよね……ぽんぽん上がったらそれはそれでまずそうだけど。
特訓的な意味で

608 :森崎名無しさん:2014/10/30(木) 01:03:18 ID:???
乙です
パンチングで行くとまたこっちの陣地での攻防になるかな?
ここは確実に取っていくべきなのかもしれないね

そういえばラビットオルフェノク(影山)の動画がアップされてたようです
ttp://www.nicovideo.jp/watch/sm24172594

609 :森崎名無しさん:2014/10/30(木) 01:05:14 ID:???
兎ならこっちのチームに来るべきそうすべき
そうなったら地底の藤沢妖精に封じ込められそうだけどw

610 :森崎名無しさん:2014/10/30(木) 01:11:24 ID:???
この松山の活躍を気に入り、こいしが松山光プロジェクトを発動して矢車を量産すると

矢車(慈円手入) 矢車(乱費怨) 矢車(岬犬) 矢車(若林)

こうなるわけだ

611 :森崎名無しさん:2014/10/30(木) 02:05:34 ID:???
影山フルボッコじゃねぇかwww

612 :森崎名無しさん:2014/10/30(木) 02:06:06 ID:???
〜一方、その頃〜

風間「君は特別な花を咲かせるつぼみです」妖夢「え?」
風間「まだ自分の本当の美しさを知らない。風間流奥義!」


風間「 ア ル テ ィ メ ッ ト メ イ ク ア ッ プ 」


風間「花が…咲いた」
美妖夢「これで鈴仙の所に行く為の万全の準備が整ったわ!」えんだあー
ゴン「きみはなにをいっているんだ」

613 :森崎名無しさん:2014/10/30(木) 06:24:24 ID:???
松山がオルフェノクになったら普通にラビットなんだろうな

614 :森崎名無しさん:2014/10/30(木) 08:37:53 ID:???
ここでパンチは悪手だと思うけどな・・・
PA内に他選手が雪崩れ込んでるなら確実にキャッチしたいが

615 :森崎名無しさん:2014/10/30(木) 17:51:46 ID:???
鈴仙「基本的に攻撃はシュートで終わるべきなのよ、パスカル君! カウンターをされにくくなるわ!」

616 :森崎名無しさん:2014/10/30(木) 18:03:33 ID:???
恥の上塗り

617 :森崎名無しさん:2014/10/30(木) 18:42:09 ID:???
>614
向こうのFW二人に備えてガッツ温存したいからたすけてえーりんは使えない
キャッチングするには松山のシュートが強いから事故が怖くて使えない
よって消去法によりパンチングしかない
という心理になったと予想する

618 :森崎名無しさん:2014/10/30(木) 18:48:52 ID:???
自分でパンチ選んだ後で言うのも何だけど敵のFWは前半で削れてるから
あんまりシュート飛ばせなさそうだし必殺キャッチでもよかったと思った
敵も雪崩れ込んできてるし

619 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/30(木) 23:14:41 ID:???
こんばんは、今日も少し更新します。
>>607
乙ありがとうございます。
ウサギBも一回パス覚醒すれば中々のパサーになりますね。
永琳印象値は、他のキャラの評価値と違って、鈴仙のサッカーに関する行動でも上下します。
もっと数値を上げたかったら、積極的に永琳と話した方が良いかもです。
>>608
乙ありがとうございます。
パンチングは一旦前線にボールを残してしまいますので、
タックル判定が入ってしまう可能性が出てきますね。
>ラビットオルフェノクについて
動画を見ただけなんですが、影山かなり弱いですね…
>メイクアップアーティストについて
男を知った妖夢とは風間に出会いメイクアップを施された妖夢だった…?

620 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/30(木) 23:15:53 ID:???
B:パンチング(セーブ力に固定で+4されます)80消費

鈴仙「(……姫様! ここはパンチングで充分処理可能です!)」

輝夜「……まぁ、それもそうね!(なーんか、これと似たようなシュートに
さんざ吹っ飛ばされた記憶があるのよね……)」

グッ……!

実況「松山選手の超ロングシュートにも、輝夜選手はキャッチで無くパンチングを選択!
手堅くボールを弾いていく算段のようです!」

妹紅「(――となると、輝夜が首尾よくやった場合でも、私のフォローが大事になる。
……って事か。 シャクだけど、やるしかないわね!)」

慧音「(くっ…! つかさも姫君も、これ以上消耗させられん!
私が、なんとしても止めなくては――!)」

つかさ「(私の体力は回復したけれど、それでも必殺ブロックは後一回使えるかどうか。
……お願いDちゃん、力を貸して!)」

621 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/30(木) 23:17:23 ID:MpJ658sg
先着3名様で、

★松山→■■シュート 55 ( ! card )+( ! dice + ! dice )=★
★慧音→ブロック 50 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=
 つかさ→ブロック 48 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=★
★輝夜→パンチング 56 (! card)(! dice + ! dice)=★

と書き込んでください。カードやダイスの結果で分岐します。

【シューター】−MAX【ブロッカー】
≧5→シュートは邪魔される事無く放たれた!GKとの勝負へ。
=4〜2→シュートは放たれた。しかしこの数値差の人数分威力が落ちてGKとの勝負へ。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(空がねじこみ)(勇儀と妹紅でせりあい)(ウサギDがフォロー)
≦−2→ルナティックスボールに。

【シューター】−【キーパー】
≧2→松山の■■シュートがルナティックスゴールに決まる!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(空がねじこみ)(地霊殿のコーナーキック)(妹紅がフォロー)
≦−2→ルナティックスボールに。

【補足・補正・備考】
松山の■■シュートには吹飛係数5があります。
つかさのマークがダイヤで、「ソウルブロック(+8、250消費)」が発動します。
つかさのマークがハートで、「顔面ブロック(+6、150消費)」が発動します。
慧音のマークがダイヤで「三種の神器 鏡(+4、100消費)」が発動します。
輝夜のマークがダイヤで、「ブリリアントドラゴンバレッタ(+2)」が発動します。
輝夜・妹紅はスキル・蓬莱人により絶対に負傷しません。

622 :森崎名無しさん:2014/10/30(木) 23:18:45 ID:???
★松山→■■シュート 55 ( ハートJ )+( 1 + 1 )=★

623 :森崎名無しさん:2014/10/30(木) 23:19:55 ID:???
★慧音→ブロック 50 ( スペードK )( 4 + 6 )+(人数補正+1)=
 つかさ→ブロック 48 ( クラブ4 )( 1 + 5 )+(人数補正+1)=★

624 :森崎名無しさん:2014/10/30(木) 23:20:08 ID:???
大事な所でピンゾロ地獄wwwさとりと松山、体育座り

625 :森崎名無しさん:2014/10/30(木) 23:20:19 ID:???
★輝夜→パンチング 56 ( スペード2 )( 4 + 4 )=★

626 :森崎名無しさん:2014/10/30(木) 23:20:40 ID:???
★慧音→ブロック 50 ( クラブ6 )( 4 + 3 )+(人数補正+1)=
 つかさ→ブロック 48 ( ハートJ )( 4 + 3 )+(人数補正+1)=★
地獄!

627 :森崎名無しさん:2014/10/30(木) 23:22:25 ID:???
【さとりと松山】鈴仙奮闘記23【体育座り】

628 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/30(木) 23:26:20 ID:MpJ658sg
★松山→■■シュート 55 ( ハートJ )+( 1 + 1 )=57★
★慧音→ブロック 50 ( スペードK )( 4 + 6 )+(人数補正+1)=61
≦−2→ルナティックスボールに。

松山が放ったシュートは確かに高い威力を誇り、
その上でその速度を全く落とさずに突き進んでいたが――。

慧音「……しかし、そのシュートはあまりに真っ直ぐすぎるッ!」

バァアッ、 バシッ!

松山「くそっ! やっぱり兄貴が居ないと……!!」

629 :森崎名無しさん:2014/10/30(木) 23:32:44 ID:???
……なんか距離の感覚おかしくなった気がしたけど、多分鈴仙のせい
ちなみに真面目な話し、姫様が弾いて零れ球を空たちが押し込んでもオフサイドっす。

630 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/30(木) 23:36:23 ID:MpJ658sg
★松山→■■シュート 55 ( ハートJ )+( 1 + 1 )=57★
★慧音→ブロック 50 ( スペードK )( 4 + 6 )+(人数補正+1)=61
≦−2→ルナティックスボールに。

松山が放ったシュートは確かに高い威力を誇り、
その上でその速度を全く落とさずに突き進んでいたが――。

慧音「……しかし、そのシュートはあまりに真っ直ぐすぎるッ!」

バァアッ、 バシッ!

松山「くそっ! やっぱり兄貴が居ないと……!!」

実況「あっと! 松山選手のシュートは、素早く位置取りを行った慧音選手によりカット!
松山選手の狙いは間違ってはいなかったが、あまりに真っ直ぐ過ぎたか〜〜〜!!」

こいし「(ホントに面白いヤツだね。 あれだけ醜く肥大したエゴを持ちながら、
今もなお真っ直ぐであろうとするなんて。 よっぽどバカ正直なのか、それとも捻くれまくってるのか……)」

慧音「(私のキープ力やパス力では、上がっている地底のFWを相手取るのは難しい。
となると……)一気にクリアさせて貰う!」

グワァアッ、バゴオオオオオオオオオオオオッ!

631 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/30(木) 23:38:23 ID:MpJ658sg
実況「そして慧音選手、一気にクリアだ〜! ボールはグングンと前線へと上がっていきます!
果たしてそのボールの行方は〜〜〜!?」

先着1名様で、

★慧音のフィード→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER→慧音「変身!」チェンジハクタク! 慧音先生、謎の機械で満月でも夜でも無いのに変身だ!
ダイヤ→てゐが中盤上がり目の位置でフォロー!
ハート→ウサギBが中盤でフォロー!
スペード→パルスィが中盤でフォロー! しかしすぐ傍には永琳が!
クラブ→お燐が中盤でフォロー! しかしサイド際では無く、パスカルが迫っている!
クラブA〜3→松山→矢車「お前、今……相棒を笑ったな」松山が矢車に姿を変えボールをカット!

632 :森崎名無しさん:2014/10/30(木) 23:39:22 ID:???
★慧音のフィード→ ダイヤJ

633 :森崎名無しさん:2014/10/30(木) 23:39:46 ID:???
★慧音のフィード→ ダイヤ3

634 :森崎名無しさん:2014/10/30(木) 23:41:11 ID:???
>クラブA〜3→松山→矢車「お前、今……相棒を笑ったな」松山が矢車に姿を変えボールをカット!
その気になれば自由自在に変身できるのか!

635 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/30(木) 23:54:02 ID:MpJ658sg
★慧音のフィード→ ダイヤJ ★
ダイヤ→てゐが中盤上がり目の位置でフォロー!

バッ……ポムッ!

てゐ「よっと。 ナイスパスだよ先生」

実況「フィードされたボールは、てゐ選手がフォロー!
中盤上がり目、地霊殿ゴールからはおよそ40メートルの位置ですので、
松山選手のシュートによる戦線の押し上げは、首尾よくリセットされた形になります!
ですが……!」

ゾンビ妖精E「……!!」

ダダダダッ、ズザアアアアアアアアアアアッ!

てゐ「(……そう易々とは、通してくれないか。
そして、ここを抜けたとしても、私が上がった先にはあの覚妖怪の妹が控えている。
『インビジブルデューパー』を出すためには、単純に上がるだけじゃなく、もう一工夫が必要そうだね……!)」

実況「永琳選手をしつこくマークするパルスィ選手に代わって、
ゾンビ妖精E選手がてゐ選手に単身向かう! 地霊殿としてはここは防ぎたい所だが、厳しいか〜!?」


636 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/30(木) 23:55:10 ID:MpJ658sg
てゐ「(――っと、危ない危ない。 今はとりあえず、目先の勝負を重視して、っと……!)」

タッ……!

先着2名様で、

★てゐ→ドリブル 48 (! card)(! dice + ! dice)+(本気モード+2)=★
★ゾンビ妖精E→タックル 43 (! card)(! dice + ! dice)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→ てゐ、ドリブル突破! そして行動選択だ!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(鈴仙がフォロー)(永琳がフォロー)(松山がフォロー)
≦−2→地霊殿ボールに。

【補足・補正・備考】
てゐのマークがクラブ以外の時、「シロウサギドリブル(+3、吹飛2)」が発動します。
てゐはスキル・マリーシアにより、クラブで敗北時相手の反則扱いにします。(※ただし5以上の敗北で発覚)

637 :森崎名無しさん:2014/10/30(木) 23:58:51 ID:???
★てゐ→ドリブル 48 ( クラブ4 )( 2 + 4 )+(本気モード+2)=★

638 :森崎名無しさん:2014/10/30(木) 23:59:20 ID:???
★ゾンビ妖精E→タックル 43 ( スペード10 )( 1 + 1 )=★
がんばれ藤沢

639 :森崎名無しさん:2014/10/30(木) 23:59:42 ID:???
★ゾンビ妖精E→タックル 43 ( クラブ7 )( 1 + 6 )=★

640 :森崎名無しさん:2014/10/31(金) 00:00:43 ID:???
藤沢までピンゾロwww松山の周りの選手は呪われてる

641 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/10/31(金) 00:11:42 ID:???
…と、いったところで今日の更新はここまでです。
>>624,>>640
6ゾロは見ない割りに、ピンゾロはしょっちゅう見かけるような気がします…w
>>627
懐かしい感じのスレタイですねw
>>629
超ロングシュートというだけでは距離感を上手く描写出来てなかったかもです。すみません。
中盤をかっ飛ばしていきなりDFの描写に入ったのもまずかったかもしれません。

オフサイドについてはすみません、私の勉強不足です(汗)
このスレでは原作リスペクトで、オフサイドはあまり厳密に見ない方針を取っておりますので、
描写については変更せず、ノリで流して下さればと思っていますが、
それを逆手に取った、不当に有利な判定は極力作らない…とも言っていたと思いますので、
今回のような「MFがロングシュート→弾いてもFWがねじ込み」という感じの作戦は、
今後少し自粛していこうと思います。

それでは、皆さま、本日もお疲れ様でした。

642 :森崎名無しさん:2014/10/31(金) 00:28:20 ID:???
乙でした
反町と松山、何故差がついたか…慢心、環境の違いかなw

643 :森崎名無しさん:2014/10/31(金) 00:46:21 ID:???
乙でした。
つまり、反町君のように、さとりさんと相互補正がつけば松山君にも活躍のチャンスが……?

644 :森崎名無しさん:2014/10/31(金) 01:22:05 ID:???
お疲れ様でした。
残念ですが、原作リスペクトで済まない事態になる可能性もあります。
今回の事にやり直しは要求しません。今後やるなとも言いません。
ですが、例えば対紅魔チームで切迫した状態になったときでは重さが違うと思います。

地獄チームのプレイは言ってみれば
「オフサイド無しルールで縦ポンサッカーしようぜ」に限りなく近くなってます。
一番の問題は敵チームがやらなくても、味方チームが何度も繰り返した時です。
オフサイドトラップ無しでまともな試合運びが不可能になります。
夢の中のイタリア戦でも似た場面はありましたが、度重なる判定を掻い潜っていました。
あれを判定無し、オフサイド無しで何度も繰り返せる事態を想像してみてください。

その為、ただ控えるという言葉ではなく、何か具体的な条件を提示してほしいのです。
例えば
・チームコマンドで一回のみ発動可能 (一回だけオフサイド無効化)
・成功・失敗に関わらずガッツが多く消費する (ガッツと得点チャンスの兼ね合い)
・スキルを持っている一部の選手のみ参加可能 (文、小町等)
・50m前後、ほぼ最後尾にいるときのみ可能 (FW奪われるリスクの兼ね合い)
・紆余曲折あってギャグ試合化した (ヘルナンデス → ブルノ → ヘルナンデスのようにありえない展開)
等のように、限定した状態やある程度の妥当性を打ち出してほしいのです。

すぐに提示を求めませんし、今は更新を優先させてください。
今後似たような場面、チームと戦う直前にでも提示していただければ幸いです。
重ねて「作者を信じて欲しい」と言うならば、その言葉に従います。
どの条件を出されても、これ以上口を挟みません。

645 :森崎名無しさん:2014/10/31(金) 01:33:28 ID:???
申し上げます!気がついたらアンゴルとモアがゲームに登場してましたぁ!

ブローリン「へあっ!?」カグロット「ま、まさか…」

646 :森崎名無しさん:2014/10/31(金) 02:53:18 ID:???
乙です
これは傾いてるで

647 :森崎名無しさん:2014/10/31(金) 07:58:00 ID:???
そういえば反町も姉妹嫁だったな
松山も頑張って地獄嫁を姉妹で手に入れるんだ!

648 :森崎名無しさん:2014/10/31(金) 09:16:37 ID:???
>>647通報不可避

649 :森崎名無しさん:2014/10/31(金) 11:07:28 ID:???
>>647
おまわりさ〜ん、こっちですよ〜

650 :森崎名無しさん:2014/10/31(金) 11:49:31 ID:???
>>647アグネスも呼ぼう

651 :森崎名無しさん:2014/10/31(金) 11:53:06 ID:???
>>647 よし、みんなきけ てゐにかわって647くんをとうにゅうする

652 :森崎名無しさん:2014/10/31(金) 12:16:34 ID:???

     |┃三          /::::::::ハ、\、::::::::\\::::::::::::',
     |┃            i:::::::イ  `> ー─--ミ::::::::::::|
     |┃            {::::::::|    ::\:::/::::  \:::リ-}
 ガラッ. |┃            ',::r、:|  <●>  <●>  !> イ
     |┃  ノ//        |:、`{  `> .::  、      __ノ
     |┃三          |::∧ヘ  /、__r)\   |:::::|
     |┃            |::::::`~', 〈 ,_ィェァ 〉  l::::::》
     |┃            |:::::::::::::'、  `=='´  ,,イ::ノノ从
     |┃三         ノ从、:::::::::`i、,, ... ..,,/ |::::://:从

653 :森崎名無しさん:2014/10/31(金) 16:28:15 ID:???
パルシィ「妬ましい……647の人気が妬ましい」
反町「おまえも妬んでばかりないで、俺の呪い解けよ」

654 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/11/01(土) 01:10:03 ID:???
こんばんは、今日も更新します。
>>642
乙ありがとうございます。
多分環境の違いが9割だと思いますw
>>643
乙ありがとうございます。その可能性は無きにしもあらずですね。
>>644
貴重なご意見ありがとうございます。
更新を優先…と言っていただいたのに、ついつい考え込んでしまってました。 すみません。

考えた結果としては、具体的な条件・ルールの提示は、シンプルなゲーム進行を重視したいのでしたくありませんゆえ、
その代わりに、
 ・今後、オフサイドを無視したプレーは敵味方共にしない。
  (控えるではなく禁止。 オフサイドを考慮した上でのプレーは認めるが、判定はその分不利になる(フォロー率が減るなど))
 ・万一、作者のミスでオフサイド無視の疑義が発生した場合は、描写の追加変更、説明を行う事により対処する。
 ・さらに万一、描写の追加変更等では追いつかない場合は謝罪の上、判定が有利にならないよう工夫する。】
…と、言う風に処理する事で対応したいと思います。
私としても当然、不当にどちらかが有利(不利)な判定にならないよう努めてまいります。
また、今回のように「原作リスペクト」と乱暴に片づけず、疑問がある場合はしっかりと説明をしていきたいと思います。
>>645
ググってみるまで誰の事かすらわかりませんでした…w
>>646
乙ありがとうございます。 これはインビジブルデューパーが出せるかもしれません。
>>647→>653
この流れは正直予想外でしたw 皆ロリコンに厳しいなぁ…(遠い目)
パルスィの呪いが解ければ、反町君の全能力も更に+1されますね。
ちなみに呪いが解けたら総合力で松山にほぼ並びます。 反町君凄い。

655 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/11/01(土) 01:12:00 ID:4wQxrGlk
★てゐ→ドリブル 48 ( クラブ4 )( 2 + 4 )+(本気モード+2)=56★
★ゾンビ妖精E→タックル 43 ( スペード10 )( 1 + 1 )=45★
≧2→ てゐ、ドリブル突破! そして行動選択だ!

てゐ「(万一の万一勝てない場合にゃ、私には『マリーシア』がある。 だから勝率はほぼ100%なんだけど……っと!)」

シュンッ! スタッ!

ゾンビ妖精E「……早い」

てゐ「お前さん、喋れたのか……」

実況「てゐ選手、素晴らしいキレのドリブルでゾンビ妖精E選手を突破! そしてそのまま……距離はゴールから30メートル!
後一歩進めばバイタルエリアという場所にまで、てゐ選手は辿り着きました〜〜〜!」

観客「ワァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!」

さとり「(大丈夫。 さっきの『マインドブローイング』だったら――次は、きっと止められる……!)」

ヤマメ「(さ〜て、これで敵さんはどう来るかなぁ。 素直に上がるか、それとも……。
――しかしこれは、私もブロックよりパスカットに出るべきかも。 ちょいと真ん中に寄っておくか)」

てゐ「どうするのが良いかねぇ……。 ―――ねぇ、鈴仙」

鈴仙「わ、私っ!?」

上がって来たてゐは、てゐよりも更に数メートル手前の鈴仙に向かってニヤッと笑った。
意地悪い視線で、鈴仙を試すかのように指示を待っている状態だ。
これまで自分が指示を出す機会は多かったが、指示を求められるシーンは今日が初めてだっため、
鈴仙は試合中にも関わらず思わずどもってしまうが……すぐに、平静さを取り繕いながら考える。

656 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/11/01(土) 01:13:33 ID:4wQxrGlk
鈴仙「(――でも、実際この局面でてゐをどう動かすかは重要ね。
てゐは名パサーでもあるけど、今の状態なら、ドリブラーとしてもやっていける。
流石にさとりさん相手に一対一は……『ロビングシュート』があっても厳しい勝負でしょうけど。
私とのワンツーは……有利な勝負が出来る分、フォロワーが厳しくなるのと、囲われる人数が増えるのが欠点かしら。
選択肢が随分と多いけど。 ここはてゐに、なんて指示を出すべきかしら……!?)」

A:自分(鈴仙)にグラウンダーで、『バックスピン兎玉』を出して貰う。
B:佳歩にグラウンダーで、『バックスピン兎玉』を出して貰う。
C:もう少しドリブルで上がって貰い、『インビジブルデューパー』を放てる体勢を作る。
D:自分(鈴仙)とのワンツーで同時に上がり、『インビジブルデューパー』を放てる体勢を作る。
E:ドリブルでPA内を突破してもらい、さとりとの一対一に挑戦してもらう。
F:てゐの判断に任せる。
G:その他 自由選択枠 『エンシェントデューパー』でパスを貰う時はこちらで

鈴仙のガッツ:690/880

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

657 :森崎名無しさん:2014/11/01(土) 01:15:23 ID:QFvmS6G+
C

658 :森崎名無しさん:2014/11/01(土) 01:16:52 ID:tBnY9hSE
C

659 :森崎名無しさん:2014/11/01(土) 01:18:02 ID:???
D

660 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/11/01(土) 01:29:58 ID:4wQxrGlk
C:もう少しドリブルで上がって貰い、『インビジブルデューパー』を放てる体勢を作る。

鈴仙「そうね。 左サイドは誰も居ない……ような気がするし。
――てゐ、そのまま上がって! 「アレ」をやるわよ!(何か、忘れているような……?)」

てゐ「了解さね、鈴仙!(――アレっ。 今、何かが私の意識から欠落したような……)」

鈴仙はこの時、左サイドをドリブルで駆け上がるよう指示を出した。
中央にはヤマメが如何にもパスカットをしたげな表情で立ちふさがっていた一方、
てゐの前方、左サイドは一見ガラ空きに見えた為、ドリブルで上がって貰う方が安定する。
そう、判断しての行動だったが……。

スッ。 ブゥウウウウウ………ン!

こいし「……ごめんね〜。 これまで黙っていたのにイキナリ出るのはインチキだったかな?」

てゐ「……ちっ! どうせなら、このままずっと黙っててくれれば良かったのに!
(こいつ。 しれっとした顔で私と鈴仙の無意識を操ったわね……!)」

実況「あ〜〜〜っと! てゐ選手、更にボールを前に押し上げようとしましたが、
そこには無意識に紛れたこいし選手が隠れていました! こいし選手、タックルに向かう!」

661 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/11/01(土) 01:32:40 ID:4wQxrGlk
こいし「〜〜〜♪」

スッ、ダダダダダッ……! バァァアッ!

てゐ「(こいつのタックルはどうせ、マトモなタックルじゃない! ……全力の全力じゃないと、負ける!
マリーシアも……今は、封印した方が良いかもねっ!)」

タッ! スタタタタタタッ……!

実況「てゐ選手、ワイルドにボールを奪い取らんこいし選手に対して、ドリブルで勝負を挑みます!」

先着2名様で、

★てゐ→ドリブル 48 (! card)(! dice + ! dice)+(本気モード+2)=★
★こいし→無意識ダーティディフェンス 53 (! card)(! dice + ! dice)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→ てゐ、ドリブル突破! そして…!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(鈴仙がフォロー)(キスメがフォロー)(ヤマメがフォロー)
≦−2→地霊殿ボールに。

【補足・補正・備考】
てゐのマークがクラブ以外の時、「シロウサギドリブル(+3、吹飛2)」が発動します。
「無意識ダーティディフェンス」の効果により、こいしのマークがクラブの場合、相手側が強制的に勝利します。

662 :森崎名無しさん:2014/11/01(土) 01:33:17 ID:???
★てゐ→ドリブル 48 ( スペードQ )( 1 + 1 )+(本気モード+2)=★

663 :森崎名無しさん:2014/11/01(土) 01:33:45 ID:???
★こいし→無意識ダーティディフェンス 53 ( ハート7 )( 2 + 1 )=★
もうだめだぁ…

664 :森崎名無しさん:2014/11/01(土) 01:33:45 ID:???
そりゃくるよね、セリフ出てなかったし
★てゐ→ドリブル 48 ( ハート7 )( 5 + 2 )+(本気モード+2)=★

665 :森崎名無しさん:2014/11/01(土) 01:33:58 ID:???
★こいし→無意識ダーティディフェンス 53 ( ダイヤ4 )( 4 + 4 )=★

666 :森崎名無しさん:2014/11/01(土) 01:35:05 ID:???
こいつらこの試合やる気あんの?www

667 :森崎名無しさん:2014/11/01(土) 01:37:06 ID:???
これが地獄兄弟の影響?いや、伝説のHONDAZONEか?w

668 :森崎名無しさん:2014/11/01(土) 01:38:23 ID:???
おのれHONDAZONE,ここまで持続するとは恐るべし

669 :森崎名無しさん:2014/11/01(土) 01:41:49 ID:???
本気モード(本気を出すとは言ってない)

670 :森崎名無しさん:2014/11/01(土) 01:41:52 ID:???
これも全部鈴仙って奴の仕業なんだ

671 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/11/01(土) 01:42:16 ID:???
こいしがヘタれたけどてゐはそれ以上にヘタれた所で、今日の更新はここまでです。

>>664
今回の判定のヒントは離れていて、昨日更新分の>>635。 てゐのセリフにありました。
フォーメーション及びこいしのプレースタイルは提示されている故、
セリフは無くとも推測は一応可能と判断しましたが、少し意地悪だったかもしれません。
>>666
こいしは多分やる気ないと思います。 意識が無いので。 てゐは……ちょっとカッコ悪いかもです(泣)
>>667
肝心の地獄兄弟は引きが結構良いんですよね…(謎)
>>668
本多さん要素は多分無かった筈なのに…w

それでは、皆さま、本日もお疲れ様でした。

672 :森崎名無しさん:2014/11/01(土) 01:42:23 ID:???
おのれ鈴仙

673 :森崎名無しさん:2014/11/01(土) 01:47:12 ID:???
乙です
ちなみに>>670の元ネタはあの動画の影山を灰にした人のネットスラングです
鈴仙ぜってぇ許さねぇ!
まぁブースター警戒してるってのも予想しやすい部類だったけどね
前にも何人か言ってたし

それでもクラブだしてプギャー期待してしまうんよ・・・

674 :森崎名無しさん:2014/11/01(土) 01:50:59 ID:???
ダーティディフェンスのクラブはなったらラッキー位で狙っていくものじゃない
この勝負に関しては地雷じゃないと思うけど

675 :森崎名無しさん:2014/11/01(土) 01:54:28 ID:???
いや、必殺出して本気で互角の勝負は勝率低いし地雷の方だろ

676 :森崎名無しさん:2014/11/01(土) 01:54:36 ID:???
しかし前半からチャンスがつくれてない、MF4人にして改善されてるはずなんだけど
前半の苦戦の一因がなかなかクリアできない

677 :森崎名無しさん:2014/11/01(土) 01:58:03 ID:???
判断ミスが多いのもあるかもしれない

678 :森崎名無しさん:2014/11/01(土) 01:58:23 ID:???
言われてみれば、課題がチャンスづくりなのはわかってるのに
軽率に行ったことを考えたら地雷気味だったかな?
ひとつひとつのプレイングをしっかりしていくことが大事だし

679 :森崎名無しさん:2014/11/01(土) 02:01:57 ID:???
そうだね、それと参加者に焦りが見えてるのかもしれん
とにかく点を取ってリードしなきゃという焦りとかね

680 :森崎名無しさん:2014/11/01(土) 02:09:39 ID:???
焦って短絡的になると大抵は碌なことないからね

681 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/11/01(土) 16:14:08 ID:???
こんにちは、今日は夜から用事があるので今から少しだけ更新します。
>>669
まさか本気を出さないモードだったとは…w
>>673
乙ありがとうございます。
>>670はネットで見た事のあった言葉ですが、元ネタってそこだったんですね…(驚き)
予想が付くまでしっかりと読んで頂きありがたいです。
サラっと流された文章の中にも、ひっそりとヒントや伏線があるかもしれません。
>>674-675
ダーティと言いつつ、失敗しても反則にならない(相手の強制勝利になる)のがこいしの強い所かもです。
今回の勝負はやや不利目でしたが、勝てばインビジブルデューパーを撃てたので、
ハイリスクハイリターンの範疇で、地雷まででは無かったと思います。

682 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/11/01(土) 16:15:35 ID:4wQxrGlk
★てゐ→ドリブル 48 ( スペードQ )( 1 + 1 )+(本気モード+2)+(シロウサギドリブル+3)=55★
★こいし→無意識ダーティディフェンス 53 ( ハート7 )( 2 + 1 )=56★
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そしてヤマメがフォロー

こいし「あー、手が滑った〜〜っ」

ズルッ……グィイイッ!

てゐ「な〜にが、『手が滑った』よ。 思いっきり確認してから、私のゼッケンを引っ張ってくれちゃって。
そっちがそうなら……私は力づくで抜かせて貰うよ、小娘ッ! シロウサギドリブルだ!」

ダッ、ガシィイイッ! ドドドドドッ…!

実況も観客も、審判さえも不自然な程にボールに注目しない事を良い事に。
こいしは白々しい様子で堂々とてゐのゼッケンを引っ張り、その上露骨にてゐの足を狙ってタックルに向かってくる。
これは当然明らかな反則行為であり、通常ならば一発でレッドカードすら出かねない状況だったが、
無意識的に審判は、こいしの一連のプレーを「見逃して」いた。
そんな理不尽な逆境に、てゐも本気のドリブルで強行突破を図ろうとするが――。

こいし「――あはは、面白い位に意識を乱されてるね、貴女。 それなら……簡単だよっ!」

スッ。 ……ズザアアアアアアアアアアッ! ――バチイッ!

てゐ「なにィ!? 急に、プレースタイルをクリーンに変えてきた……!?」

実況「あ〜〜〜っと! てゐ選手、左サイドに潜んでいたこいし選手のタックルで、ボールを中央へと零してしまいます!」

老獪なてゐにほんの僅かに生じた焦りを逆に突き、こいしは自身へ働く無意識を解除。
ダーティでは無い通常の、しかもかなり拙いプレーによっててゐを混乱させてボールを弾いてみせる。
まさにてゐの無意識を突いた、彼女なりの策略だった。

てゐ「(くそっ! 策士たる私がこうも無様に負けるなんて。 こんな屈辱は生まれて始めてだよ……!)」

683 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/11/01(土) 16:17:21 ID:4wQxrGlk
実況「さあ! そしてボールは中央に転がって、パスカットに備えていたヤマメ選手がフォロー!
ヤマメ選手、早速と言わんばかりにボールを前方へと蹴りだそうとしておりますが……!」

佳歩「だ、駄目です! ここは……この私が通さないんだから!」

タタタッ、ズザアアアアアアアアアアアアアッ!

ヤマメ「ちぇっ、来ちゃったか。 H番(鈴仙)がシュートに備えて上がってたから、ここは間違いなくクリア出来ると思ったのに」

実況「ヤマメ選手に対しては、佳歩選手が立ちふさがります!
ヤマメ選手、ここでボールを奪われてはピンチの継続を招いてしまいますが、大丈夫か〜〜!」

ヤマメ「失敗した後の事なんて考えないよ。
私ら地底の妖怪どもは――総じて皆、そこまで考える程頭がよろしくないからねっ!」

タッ!

先着2名様で、

★ヤマメ→ドリブル 45 (! card)(! dice + ! dice)=★
★佳歩→タックル 45 (! card)(! dice + ! dice)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→ヤマメ、ボールキープ成功。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(鈴仙がPA内でフォロー)(ゾンビ妖精Dがフォロー)(キスメがフォロー)
≦−2→ルナティックスボールに。

【補足・補正・備考】
なし。

684 :森崎名無しさん:2014/11/01(土) 16:33:35 ID:???
★ヤマメ→ドリブル 45 ( ハートJ )( 5 + 5 )=★

685 :森崎名無しさん:2014/11/01(土) 16:34:55 ID:???
★佳歩→タックル 45 ( ダイヤ7 )( 6 + 1 )=★

686 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/11/01(土) 17:02:05 ID:4wQxrGlk
★ヤマメ→ドリブル 45 ( ハートJ )( 5 + 5 )=55★
★佳歩→タックル 45 ( ダイヤ7 )( 6 + 1 )=52
≧2→ヤマメ、ボールキープ成功。

佳歩「(……三歩です! 私が土蜘蛛さんからボールを奪って一歩。
ペナルティエリアのギリギリまでに詰め寄るのが一歩。 そして――ラビットテイルを撃ち放つまでで一歩!)
……でぇえええええええっ!!」

バァアアッ、ダッ!

ヤマメ「甘いねお嬢ちゃん! 不用意にペナルティエリアに入らないよう、色々考えているようだけど……」

グッ……スパァァァッ!

ヤマメ「――私はキスメとは違う、流石にそんな生半可なタックルでボールを渡す程、職人はしていないッ!」

佳歩「……そ、そんなっ!」

実況「ヤマメ選手、自己流っぽいですがこなれた雰囲気のボールキープで佳歩選手を軽くあしらう!
そしてそのまま〜〜〜!」

ヤマメ「てりゃぁああああああっ! 誰でも良いから受け取りなァ!」

バゴオオオオンッ!!

実況「ヤマメ選手、前線に向かって思いっきりボールを蹴りだした〜〜〜!」

687 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/11/01(土) 17:05:17 ID:4wQxrGlk
先着1名様で、

★ヤマメのフィード→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER→さとり「待ちなさい黒谷ヤマメ! ここは私が行くわ!」オーバーラップしたさとり様がフォロー!
ダイヤ→パスカルが機敏な動きでボールをフォロー!
ハート→パルスィが中盤下がり目の位置でフォロー!
スペード→松山が中盤センターサークル付近でフォロー!
クラブ→お燐が中盤右サイド寄りの位置でフォロー!

688 :森崎名無しさん:2014/11/01(土) 17:05:45 ID:???
★ヤマメのフィード→ JOKER

689 :森崎名無しさん:2014/11/01(土) 17:08:17 ID:???
大チャンス到来!

690 :688:2014/11/01(土) 17:08:57 ID:???
ここである意味おいしい展開を引いてしまったw

691 :森崎名無しさん:2014/11/01(土) 17:09:17 ID:???
なあにいいいいいいいっ!!wwwwwwwwww

692 :森崎名無しさん:2014/11/01(土) 17:13:27 ID:???
さとり様ご乱心か!?

693 :森崎名無しさん:2014/11/01(土) 17:15:43 ID:???
さとり「ええい、あなたたち若造にはもうまかせておけない!わたしがフィールダーとして出る!」ご乱心☆

694 :森崎名無しさん:2014/11/01(土) 17:16:09 ID:???
これも全部鈴仙って奴の(ry

695 :森崎名無しさん:2014/11/01(土) 17:17:38 ID:???
おのれ鈴仙

696 :森崎名無しさん:2014/11/01(土) 17:21:07 ID:???
でもここで止めたらゴールはがら空きだ!

697 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/11/01(土) 17:28:07 ID:4wQxrGlk
★ヤマメのフィード→ JOKER ★
JOKER→さとり「待ちなさい黒谷ヤマメ! ここは私が行くわ!」オーバーラップしたさとり様がフォロー!

バゴオオオオンッ!!

――そう何かが弾けた音がした。 しかしそれはヤマメの足元のボールが蹴りだされた音ではなかった。
事実、実況は勘違いしているが、ボールは依然ヤマメの足元に在り。

ダッ!

さとり「待ちなさい黒谷ヤマメ! ここは私が行くわ!」

ヤマメ「……は、はぁぁぁああああああああああああああああああああああああああああああああっつ!?」

シュパッ! ダダダッ!

佳歩「う、ウソッ!? さとりさんがあのジト目無表情を変えず、
弾けるようなスタートダッシュでヤマメさんからボールを奪った!?」

その次の瞬間、爆走するさとりによりボールを奪われる。
地底生活にも慣れ、大体のビックリする類の出来事は経験してきたという自負のあるヤマメだったが、
流石にさとりの突然の乱心は予想外だったのか、つんざくような悲鳴を上げていた。

さとり「こいし、貴女はGKの位置に立っていなさい!
大丈夫、貴女の能力だったら手が使えようが使えまいが一緒。 それよりも私は、今、為さねばならない事があるっ!」

タッ!

こいし「オッケーだよ〜、お姉ちゃん」

タタタッ!

698 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/11/01(土) 17:30:37 ID:4wQxrGlk
実況「えっと……す、すみません! 先程ヤマメ選手がボールを蹴りだしたと言いましたが…それはウソでした!
突然さとり選手がオーバーラップを開始し、フィールド中央を恐ろしいオーラを発しつつ猛進しています!」

鈴仙「な、な……何だって言うのよ!? 為さねばならない事って何よ!?」

さとり「貴女にそれを教える義務はありません」

オーバーラップを始めたさとりと真っ先に対峙したのは、不運な事に最前線の鈴仙だった。
うろたえる鈴仙に対し、さとりは非情な表情を見せながらボールを運ぶ。
ここまで距離を詰められたのなら、よける選択肢は無い。
奪えば即得点の大チャンスという事も含め、自分もタックルに出て、ボールを奪わなくてはならないだろう。
鈴仙が混乱しながらもそう覚悟して、タックルに向かおうと決意したその時。

さとり「……さぁ。 この試合はここからが本番! 身の毛もよだつ恐怖のトラウマに怯えなさい!」

カッ!

鈴仙「(第三の目が、大きく開いた……!?)」

さとりは、両目と胸の三つの瞳で鈴仙の全てを舐めるように凝視する。
まるで深層心理の全てを見られているような明らかな不快感に鈴仙は吐きそうになるが、
何とかそれを堪えて、スライディングタックルに向かう事が出来た。
……しかし、鈴仙にとって真に恐ろしかったのは、この次にさとりが行った動作だった。

699 :森崎名無しさん:2014/11/01(土) 17:31:54 ID:???
読心ドリブルでタックルのタイミング読まれて全員かわされそう…
最強の選手や!

700 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/11/01(土) 17:32:44 ID:4wQxrGlk
さとり「――想起。 『月の頭脳的ドリブル』……!」

ギュンッ!

鈴仙「!?(この動き、まるで――!)」

先着2名様で、

★さとり→想起『月の頭脳的ドリブル』 53 (! card)(! dice + ! dice)=★
★鈴仙→タックル 48 (! card)(! dice + ! dice)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→さとり、突破成功!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(パルスィがフォロー)(永琳がフォロー)(てゐがフォロー)
≦−2→ルナティックスボールに。

【補足・補正・備考】
鈴仙のマークと敵マークが一致時、スキル・狂気の瞳LV3により敵の数値が−2されます。
鈴仙のマークがダイヤの時、「アイドリングウェーブ(+2)」が発動します。
さとりのダイスの合計が2の場合、『想起「月のファンタジスタ」』が発動し数値を12にします。

701 :森崎名無しさん:2014/11/01(土) 17:33:19 ID:???
★さとり→想起『月の頭脳的ドリブル』 53 ( クラブ9 )( 3 + 3 )=★

702 :森崎名無しさん:2014/11/01(土) 17:33:41 ID:???

★さとり→想起『月の頭脳的ドリブル』 53 ( クラブQ )( 5 + 6 )=★

703 :森崎名無しさん:2014/11/01(土) 17:33:52 ID:???
★鈴仙→タックル 48 ( ハートK )( 5 + 4 )=★

704 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/11/01(土) 17:35:48 ID:???
――と、いったところで今日の更新はたぶんここまでです。
コメント等については、また明日返していければと思います。
ルナティックス不利の展開かと言われると、さとりの想起技は消耗が著しいので、
決してそんな事はないかと思います。

それでは、皆様、本日もお疲れ様でした。

705 :森崎名無しさん:2014/11/01(土) 17:53:48 ID:???
GKがいないけど備えはしっかりしてるみたい
仮に奪えていても今度は組み立てを雑にしない方が吉

706 :森崎名無しさん:2014/11/01(土) 19:09:42 ID:???
松山が矢車に変身でくるなら、こっちはつかさがディケイドに変身で勝負しようw

707 :森崎名無しさん:2014/11/01(土) 20:47:13 ID:???
じつはー中山まさおもJリーグカレーを食べるとラモスに変身できるんですw

708 :森崎名無しさん:2014/11/01(土) 20:53:06 ID:???
よし、パスカルもキタローに変身で対抗だ
ちゃんちゃんこ投げて小五ロリをつかまえろ(危ない発言)

709 :森崎名無しさん:2014/11/02(日) 00:02:31 ID:???
乙でしたー、気がついたらえらいことになってた。

さとり「まあ、パンチングで56出せますし、必殺セーブもないからガッツの心配あまりないですけどね」
こいし「そしてお姉ちゃんがいないゴールは私が守る! ハンド? 無意識操れば問題ないし」
てゐ「うわあ……」
輝夜「他人にゴールキーパーさせるなんて……古明地さとり! 貴方にゴールキーパーとしての誇りはないの!?」

鈴仙「え?」
佳歩「え?」
パスカル「え?」

輝夜「……え?」

710 :森崎名無しさん:2014/11/02(日) 03:58:14 ID:???
乙です
この数値は絶対に永琳を超えることがないという現われに違いない
・・・まぁ自動必殺だし仕方ないッちゃあ仕方ないか
ここで取れないんは痛手かなー、後半で

ディケイドと地獄兄弟が闘うと間違いなく矛先がほかに向くと思う

711 :森崎名無しさん:2014/11/02(日) 19:30:05 ID:???
>ディケイドと地獄兄弟が闘うと間違いなく矛先がほかに向くと思う

キックホッパーなのにパンチしてるんですねわかります

712 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/11/02(日) 21:27:17 ID:???
こんばんは、今日も更新していきます。
>>709
乙ありがとうございます。
若林と違ってさとりは最大ガッツが低めなので、プレーの内容次第ではガッツが心配かもです。
こいしは特例的に悟りセービング的な物を使えます。こいしだけどさとりです。
姫様は描写的には他力本願だけど、データ的には姫様本来の実力だから(震え声)
>>710-711
乙ありがとうございます。
『現状は』永琳を超えられない感じになりましたね。2差に追い詰めているだけでも充分頑張りました。
ディケイドは地獄兄弟が出て来るシーンは前見ましたが、正直初見では矛先が別のライダーに向かうのが意味不明でした。
あれって、クウガ(でしたっけ)の息遣いを、自分たちを笑ってるのだと逆恨みしたんでしたっけ。
あと、パンチホッパーなのにキックしてる動画も見た記憶がありますw

713 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/11/02(日) 21:28:23 ID:FSM3CV6w
★さとり→想起『月の頭脳的ドリブル』 53 ( クラブ9 )( 3 + 3 )=59★
★鈴仙→タックル 48 ( ハートK )( 5 + 4 )=57★
≧2→さとり、突破成功!

タッ、キュッ……スゥウウウッ! シュンッ!

鈴仙「(あの動きは。 師匠の……『月の頭脳的ドリブル』そのもの!?)」

さとり「貴女は彼の者を尊敬し愛しながらも、その実内心では、彼の者をここまで恐怖している。
――ふふ、無駄に複雑で矛盾した、歪んだ師弟愛だこと。 ……貴女らしいですね」

鈴仙「あ、貴女に私の何が分かるって言うのよ……!」

さとり「――おっと失礼。 これが性分な物で」

これまで鈴仙がさとりを見た数少ない機会の中でも、今の彼女は一番醜悪な笑みを湛えていた。
物静かで儚げな令嬢の仮面を捨てたさとりの表情は、確かに地獄の住人らしい。
いや、地獄の住人すらもが怯え嫌悪するであろうまでに醜かった。
そのあまりの醜悪さ、そして眼前で繰り広げられる師匠の技に鈴仙は一瞬だけ怯んでしまうも。

鈴仙「――え、ええいっ! 私は……もう、昔までの怯えるだけの私じゃないのよ……!」

タッ! ズザアァアアアアアアアアアアッ!!

さとり「ふむ。 ……恐怖を押し殺し、前進しましたか。 その勇気は湛えましょう、ですが――」

キュンッ! ポーン! ……スタッ!

鈴仙「えっ!?(ぼ……ボールを高空に上げてタックルを回避した――!?)」

さとり「……今の貴女では、まだ。 貴女のお師匠様には勝てる程強くない。 精神的だけでなく、技術的にもね」

714 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/11/02(日) 21:29:47 ID:FSM3CV6w
実況「あ……ああ〜〜! 凄いですさとり選手! 鈴仙選手の迷いなき鋭いタックルに対して、
まるで天才・八意永琳のような頭脳的フェイントで鈴仙選手を軽く抜き去った!
流石に速度と細かい技術は本家に見劣りしますが、しかしGKとは思えないまでの超絶プレーです!」

永琳「(ウドンゲ……)――待ちなさい。 貴女が何を考えているかは皆目見当が付かないけれど……。
ウドンゲを苛めて良いのは、私と姫様とてゐと中山君とパスカル君と永遠亭のウサギ達と……後、その他諸々の方だけよ」

パスカル「(結構多いな、レイセンを苛めても良い奴……)――そうだ。
こんな無謀な中央突破、流石にこの俺やエイリンさんが通しはしないぞ!」

さとり「天才、八意永琳とその付き人のアラン・パスカル君ですね。
……私如きに、中盤の要がここまで手厚くチェックを掛けてくれるとは光栄です。
ですが――!(八意永琳の心は読めるが、トラウマが少なそう。 とあれば、もう一人のトラウマを想起して……!!)」

カッ!

実況「ああ〜っと、さとり選手、中盤まで走ったは良いが、今度は永琳選手とパスカル選手に囲まれ絶体絶命!
さとり選手は必死にパス先あるいはドリブルコースを探そうとしているのか、両選手とその隙間を凝視しているが〜〜〜!?」

永琳「……パスカル君。 また来るわよ」

パスカル「また……? 確かにあの少女に見られて嫌な気持ちはしたが、一体何が来ると……!」

715 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/11/02(日) 21:34:12 ID:FSM3CV6w
さとり「(アラン・パスカル。 彼もまた、冷静には見えるが本質は先の鈴仙と同じく弱い。
――だから、選ぶべき技は多々、思いつきましたが、ここは……!!)」

ジッ……!

先着1名様で、

★パスカルのトラウマ→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER→さとり「これはとある平行世界にて恐怖された大技。想起『オー○ムドライブ』!」パスカル「自分のトラウマじゃねーか!」
ダイヤ→さとり「これは、貴方と似たような境遇の選手が得意とし、先の試合で悉く成功させて来た技。 想起『トップスピンパス』!」
ハート・スペード→さとり「これは、貴方の親友であり越えられぬ壁が得意とした技。 ……想起『クリップジャンプ』!」
クラブ→さとり「これは、貴方が考える最も幻想的で不可解、理不尽な大技。 ……想起『エンシェントデューパー』!」

716 :森崎名無しさん:2014/11/02(日) 21:34:40 ID:???
★パスカルのトラウマ→ クラブ7

717 :森崎名無しさん:2014/11/02(日) 21:34:53 ID:???
★パスカルのトラウマ→ ハートK

718 :森崎名無しさん:2014/11/02(日) 21:36:08 ID:???
JOKERwww

719 :森崎名無しさん:2014/11/02(日) 21:37:52 ID:???
バルバスじゃないなら平気だ、うちのエースキラーを甘く見るなよ
まあ、なんでかエース以外には弱いんだけど

720 :森崎名無しさん:2014/11/02(日) 21:38:40 ID:???
パスカルのトラウマがこいつだったのか

721 :森崎名無しさん:2014/11/02(日) 21:50:08 ID:???
オー○ムドライブ…なんとなく先がまだ見えるのが一番怖い…

722 :森崎名無しさん:2014/11/02(日) 21:51:05 ID:???
後日なんかギクシャクした関係になるパスカルとてゐ

723 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/11/02(日) 21:51:54 ID:FSM3CV6w
★パスカルのトラウマ→ クラブ7 ★
クラブ→さとり「これは、貴方が考える最も幻想的で不可解、理不尽な大技。 ……想起『エンシェントデューパー』!」

さとり「(……アラン・パスカルも八意永琳も、パスカットよりもタックルの方が秀でている。
とあれば、体力の消耗が著しいけれど――やるしか、ないわね……!)
……アラン・パスカル君。 これは、貴方が考えた最も幻想的で不可解、理不尽な大技。
これまで現実に慣れ親しんだ貴方が初めて感じた『幻想』そのものへの根源的な恐怖の体現です」

パスカル「幻想への恐怖か。 確かに言われてみれば、余計に感じてしまったかもしれないな。
俺はファンタジーでは無く、リアルの世界を重視して来た。
……だから、ここに来た時も、顔や態度では極力隠そうとしていたが、その全てが恐ろしかったものだ。
なんせ、今まで必死に積み上げて来た現実や常識が、全て崩れてしまう事ばかりだったからな」

さとり「長々解説をありがとうございます。 ……要するに、理を重んじ幻想を恐怖する貴方は。
――恐怖を糧として自身の技とする私にとって、格好のカモと言う事よ!」

グワァアアアアアッ!

さとり「――現世では決して味わえぬ、幻想の恐怖に怯えるが良い! 想起『エンシェントデューパー』!」

バッ……シィイイイン! ギュン! ギュンギュンギュンギュンッ!!

パスカル「なっ……! どうして、貴女がこの技を!?」

永琳「(……予想が、当たったわね)」

てゐ「わ、私の技だ!」(例の松山君ポーズで)

松山「(あにきぃ……俺のポーズがパクられてるよぉ……)」

実況「あ〜〜っと! さとり選手、今度はてゐ選手の『エンシェントデューパー』そっくりの超変化パスを出した!
これこそが旧地獄の君主! 覚妖怪の真の力と言うのか〜〜〜!?」

724 :森崎名無しさん:2014/11/02(日) 21:52:11 ID:???
ドライブシュートって相手の頭の上からかわしていくシュートなのになんで吹っ飛ぶんだろうねw

725 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/11/02(日) 21:53:56 ID:FSM3CV6w
さとり「…………!!」

先着2名様で、

★さとり→想起「エンシェントデューパー」 53 ( ! card )( ! dice + ! dice )=★
★パスカル→パスカット 48 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=
 永琳→パスカット 51 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=★

と書き込んでください。カードやダイスの結果で分岐します。

【攻撃側】−【防御側】
≧2→お燐、パスキャッチ。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(パルスィがフォロー)(てゐがフォロー)(佳歩がフォロー)
≦−2→ルナティックスボールに。

【補足・補正・備考】
永琳のダイスの合計が2の時、スキル・月のファンタジスタが発動し数値を12とします。
永琳のマークがダイヤで「天網蜘網捕蝶の法(+2)」が発動します。

726 :森崎名無しさん:2014/11/02(日) 21:54:33 ID:???
★さとり→想起「エンシェントデューパー」 53 ( ハートK )( 4 + 5 )=★

727 :森崎名無しさん:2014/11/02(日) 21:54:51 ID:???
★パスカル→パスカット 48 ( クラブJ )( 1 + 6 )+(人数補正+1)=
 永琳→パスカット 51 ( ハート10 )( 6 + 4 )+(人数補正+1)=★
止める!

728 :森崎名無しさん:2014/11/02(日) 21:54:55 ID:???
★パスカル→パスカット 48 ( クラブQ )( 1 + 3 )+(人数補正+1)=
 永琳→パスカット 51 ( ダイヤK )( 6 + 1 )+(人数補正+1)=★

729 :森崎名無しさん:2014/11/02(日) 21:55:02 ID:???
★さとり→想起「エンシェントデューパー」 53 ( ダイヤ8 )( 3 + 6 )=★

730 :森崎名無しさん:2014/11/02(日) 21:56:27 ID:???
可能ならエンシェントデューパーでやり返してやれ!
厄介なこいしがGKの位置まで下がったならFWまで繋げばシュートまではいけるはず

731 :森崎名無しさん:2014/11/02(日) 21:56:49 ID:???
てゐの本家エンシェントデューパーで一気にゴールが狙えるな

732 :森崎名無しさん:2014/11/02(日) 22:02:00 ID:???
松山に捕まらなければシュートまで行ける

733 :森崎名無しさん:2014/11/02(日) 22:09:36 ID:???
あなたは何度我々の前に立ち塞がろうというのだ!松山光!

734 :森崎名無しさん:2014/11/02(日) 22:23:17 ID:???
>てゐ「わ、私の技だ!」(例の松山君ポーズで)
>松山「(あにきぃ……俺のポーズがパクられてるよぉ……)」

ここのところを想像したらウケタw

735 :森崎名無しさん:2014/11/02(日) 22:27:20 ID:???
ゴール空っぽ→パスでゴールはXで誰もが通る道

736 :森崎名無しさん:2014/11/02(日) 22:28:39 ID:???
さとりと1対1やっても必殺パスを使えば簡単にゴールできるよね

737 :森崎名無しさん:2014/11/02(日) 22:30:11 ID:???
イタリア戦でヘルナンデスから点を取ったあの技の出番かな?w

738 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/11/03(月) 00:54:48 ID:dDZFc3Ho
★さとり→想起「エンシェントデューパー」 53 ( ハートK )( 4 + 5 )=62★
★パスカル→パスカット 48 ( クラブJ )( 1 + 6 )+(人数補正+1)=56
 永琳→パスカット 51 ( ハート10 )( 6 + 4 )+(人数補正+1)=62★
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そしててゐがフォロー

さとり「(……一体、私は何をしているのでしょうね)」

いざ放たれた、我ながら不可解な軌道を描くパスを見ながらさとりは、内心でそう呟いた。

さとり「(確かに私の想起技は、今のように相手を選べれば強力ですが。
しかし私の基礎技術がそれに追いついていない以上、体力を浪費してしまう危険性の方が高い。
こいしも、無意識を操るセービングはあらゆるシュートを三割弱で受け止めはするけれど、
そうしたら最終ラインでのボールカットが出来なくなる。 ……ふふ、圧倒的に不利で無謀な作戦でしたね)」

後半も5分を過ぎ、間もなく10分に達しようとしているが……まだ、博打を撃ってまで攻めるべき時間では無い。
さとりのオーバーラップは、本人が自覚していたように、元から無謀かつ効果の低い悪手だった。
――では、どうしてそこまで冷静で聡明な彼女が、このような特攻を行ったのか。

さとり「(……嫌われ者の仲間が笑われたから、自分も一緒に笑って貰おう。
――そんな理由で突貫したなんて、絶対に言えないわよね。 ……普段から、上から目線で矢車君に接して来た癖に)」

見ると、永琳がさとりの放ったパス以上に不可解な動きで飛び出し、ボールに足を引っかけ零そうとしていた。
恐らく、この永琳の行動は実り、自分のオーバーラップは失敗するだろう。
さとりは苦笑しながら、現実逃避がちに過去を回想し始めていた。

さとり「(……矢車君に松山君。 あの二人を見ていると、私はどうしても、昔の事を思い返さずにはいられない。
そう。 あれは私がサッカーを始める前。 地霊殿の私室に引き籠り、孤独に耽っていた時の事を――)」

739 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/11/03(月) 00:57:28 ID:???
〜回想シーン〜

――あれは幻想郷にサッカーが流行し、地底にも少し間を置いてその余波が届いた頃だったろうか。
この頃には既に例の間欠泉や怨霊騒ぎはひと段落しており、地上の人間の興味が空飛ぶ宝舟に移っていた。
そのため、元々嫌われ者の集まりだった地底の住人を態々気にする地上の妖怪や人間も殆ど消え去っており、
つまりその中でもとりわけ嫌われ者だった地霊殿の一門については、誰からも干渉されない状況が再び続いていた。

さとり「――『その言葉を聞き、少年は少女の事が堪らなく愛おしくなった。 そして……』。
そして……この場合、少年はどう思うのかしらね……」

地霊殿のさとりの私室は、いわゆるお伽噺に出て来る王侯貴族の娘が住む部屋に近いが、
可愛らしい服飾は一切無く、その代わりに本棚が並んでおり、ちょっとした書斎のようにも見える。
誰も近づくこと無い個室で、地霊殿の主たる古明地さとりは一人紙に文章を書き込んでいる。
こうして匿名で行っている執筆活動は、さとりにとって僅かな趣味の一つであり、
是非曲直庁からの補助金(灼熱地獄跡を管理する事に伴う助成金だ)が、
例年削減されつつある中(地獄の沙汰も金に困っているのだ)で、地霊殿の貴重な収入源ともなっていた。
(ちなみに、さとりが匿名で書いた恋愛小説は人里で隠れた人気を誇っており、人間や妖怪の少女を中心に愛読者が結構居たりもする)

さとり「……思いつかないから、書くのは止めて。 お燐からコーヒーでも貰って、読みかけの小説でも読みましょうか」

――とはいえ、永い間旧地獄の中心に立ち続けた地霊殿の権威は今なお健在であり、土地の賃貸による定期的な収入もある。
小説執筆はあくまで趣味の延長の小遣い稼ぎであるため、あまり根詰める必要はないと、
さとりは一旦席を離れつつ、お燐を呼びつけコーヒーを頼み、
天蓋付きのベッドに腰掛けお気に入りの推理小説の続きでも読もうとした時だった。

ドンドンドンドン!

勇儀「おーい古明地! サッカーやろうぜ!!」

さとり「(またですか……鬼の癖に、本当にしつこいわね)」

740 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/11/03(月) 00:59:12 ID:???

地霊殿全体が揺れる程のノック。 そして、二階奥の私室に潜んでいてもハッキリと聞こえる程の大声。
さとりは辟易した様子でベッドから立ち上がり、愛用するハート柄のスリッパを履きながらドアを開けてエントランスに向かう。
相手が相手なだけに、使用人やペットに処理をさせる訳には行かない。 社交的では無いさとりだったが、その程度の常識はある。

勇儀「おっ、来た来た。 頼むよ古明地ィ。 ウチのチームにゃ、お前さんの実力が必要なんだ。
な? 頼むよ、ほら……ことわざで三顧の礼とも言うだろう? 意味は知らんが」

さとり「……とりあえず、三回以上私を訪ねてから諺を引用してください。 貴女が来たのはまだ二回目です。
それとも、貴女はとうとう3以上の数値すら理解出来なくなったのですか?」

勇儀「あん? 馬鹿な事を言う、私だって両手で数えられる分位は理解できるよ。 それ以上はどれも沢山で充分だろうが!」

果たして、迷惑な訪問者は、これまでさとりが書いて来た小説には決して登場しない程の単純さと豪放さを持っていた。
賢しい人間よりはペットの動物に近いため、接しやすいと感じるのも事実だったが、
それでも今自分の目の前に居る星熊勇儀という大女は鬼の中でも取り分け豪放で竹を割ったような性格だとさとりは思った。

勇儀「……まぁ良いや、話を戻そう。 ――どうして、そんなにお前さんはサッカーを。 いや、外に出る事を嫌う?」

さとり「……どうせ私は、地底の妖怪にすら忌み嫌われる覚妖怪ですから。
無意味に外に出て、反感を買いに行くほど私も酔狂では無いというだけです」

勇儀「ふーん。 でも、お前の妹さんは――」

さとり「――こいしの事は、お願いですから言わないで下さい。 あれは、あの子が決めた事ですから……」

勇儀「す、すまん」

妹の話題を口に出しかけた勇儀は、さとりの懇願に対して素直に謝罪し頭を掻く。
基本的に他者への配慮が無い彼女だが、それでも義理人情には厚く、最低限のラインは知っている。
そのため、彼女を慕う地底の荒くれはかなり多いという事もさとりは知っていた。

741 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/11/03(月) 01:00:26 ID:???
さとり「……昨日も言いましたが、私は忌み嫌わられた闇の住人なんです。
勇儀さん。 貴女のように地底に居てもなお太陽のように明るく輝き、人妖に天道を示すような存在には到底理解不能でしょうが。
私は、これ以上人を傷つけたくも無いし、自分も傷つきたく無い。 そんな性根の捻じ曲がった、根暗で醜い女なんです。
だから、私に声を掛けるのは止めて下さい。 代わりに、お燐や空ならばお貸ししますから――」

勇儀「んあ? その二人と、ついでに火焔猫所管のゾンビ妖精共にはもう協力を取り付けているぞ?」

さとり「えっ、それって私も聞いていないんだけど……(――お燐が報告をサボっていたようね。
全く、あの子もあの子で、こうして巧く手を抜く子なんだから……)」

――途中、ペットの躾に関する話題も挟まりはしたが。
さとりが外界との接触を拒み、小説の世界に傾倒する理由は上述の通りだった。
精神を司る覚妖怪の能力は、当然人間にとって嫌われて然るべきである上に、
肉体で無く精神を基調とする妖怪にとって、その恐怖は更に上回る。
しかし、さとり自身もまた精神を持つ一個の妖怪である以上、他者からの拒絶は時に、自身の精神をも蝕む。
それ故に、地霊殿という殻に引き籠る事は合理的な判断だと、さとりは信じて疑っていなかった。

勇儀「三行以上の長い話は分からんが、要はお前さん。 嫌われたくないから外に出ないって事か?」

さとり「そうです」

勇儀「……じゃあ、逆に言えば。 ――もしも、サッカーがきっかけで、お前さんが皆に好かれたとしたら。
……その場合は、外に出るっていう事か?」

さとり「ええ。 ……無論、そんな事はありませんが」

勇儀「ふーん。 そうか、成程ねぇ……。
つまりは、サッカーをやって貰って。 それで、お前さんが皆好かれれば良いって事は……つまり……」

742 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/11/03(月) 01:03:40 ID:???
その日、勇儀はこれ以上話さなかった。 そして次の日、さとりは後悔する事となった。
「もしもサッカーをやって人気が出たら、外に出るようにする」
……鬼を相手に、軽はずみにそう口約束をしてしまった事を。
また、さとりは考慮していなかった。 自分のペットは自分を慕ってくれてはいるが。
それが即ち、彼女たちが自分のイエスマンであるとは言えないという事を。
――その結果、勇儀が来訪して来たその次の日。


*****


−旧都郊外 仮設サッカーコート−

――ワァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!

実況「――さあ! 間もなく始まりますエキシビションマッチ!
地底妖怪FCに対抗するのは、なんと! 地上で有名な魔法使い・霧雨魔理沙選手率いる、霧雨恋色マジックです!
霧雨魔理沙選手は、地上でも有数のストライカーですが、その脇には彼女の友人を自称するアリス・マーガトロイド選手も控え、更に…」

さとり「ねぇ、お燐。 ……私は自室のベッドで寝ていた筈だけど。
どうして、目覚めた私は、地底のサッカーコートのベンチに居るのでしょうね……?」

空「えっとですね、さとり様! それは、私が夕べ頑張ってさとり様をおんぶし――むぎゅっ!?」

お燐「いやぁ。 寝相が悪かったんじゃないですかねぇ〜」(←空の口を押えて)

勇儀「だって。 お前さんがサッカーで人気者になれたら、これからも外に出て、
私らの助っ人とかをしてくれるんだろう? だから、きっかけを与えてあげようと思ってね」

さとり「……無理です。 運動なんてここ数十年した事ありません。 ――弾幕ごっこなら、この前少ししたけれど」

743 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/11/03(月) 01:04:51 ID:???
――勇儀に加えて、ペット達の陰謀もあって無理やりにサッカーコートへと連れ出されたさとりは、
当然、帰りたい気持ちで一杯だった。 お気に入りの小説も読み切っていないし、新作恋愛小説の執筆もまだ途中なのだ。
勝手に自分を連れ出したお燐と空にもお仕置きをしたい所だが、それ以上に人混みに対する不快感が優っていた。

さとり「帰ります」

さとりはスッ、と立ち上がってサッカーコートから抜け出そうとしたが、ここで根本的な問題に気付く。
お燐は既にさとりの行動を予測していたのだろう。 普段よりも三割増しで意地悪な笑顔を作り、

お燐「あれ、さとり様。 ここって、旧都から結構離れた郊外にありますけど。 さとり様……ご自分で帰れます?
あたいとお空は残念ながら、星熊さまに誘われた以上、エスコートはちょいと立場的に難しいですが」

さとり「………」

さとりは、自分の顔が意図していないのに赤くなるのを感じた。 確かにお燐の言う通りだ。
自分は長らく地霊殿に引き籠っていたので、旧地獄の地理がイマイチ分からない。
無論、空を飛んで行けばいつかは地霊殿に辿り着けるのだろうが、それには時間と手間がかかる。
つまり、サッカーをする以上に、関わりたくない人妖と関わらなくてはならないかもしれないのだ。

空「えっと、さとり様。 お燐は、さとり様と一緒にサッカーとかしたり、旧都に買い物行ったり、
ひょっとしたら地上のお祭りに参加したりしたいから言ってて、絶対意地悪してる訳じゃなくて――」

お燐「……お空、恥ずかしいからちょっと黙ろっか。 どうせさとり様は分かってるっぽいし」

さとり「……ええ。 それはもちろん分かっているわ。 その上で、私は帰りたいのよ。
――サッカーのルールも、良く分からないし」

744 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/11/03(月) 01:06:03 ID:???
空が言いたい事は分かる。お燐が内心そう考えているという事も読み取れる。
しかし、その上でやはりさとりは帰りたかった。
嫌われたく無いという思いが第一だったが、サッカーなんてやれる自信も普通に無い。
この時のさとりのサッカー知識は、「左右の網にボールが入ったら1点」以上にしか無かったのだ。
(読書好きのさとりだったが、パチュリーのような専門家とは違う為、知識は割と偏っている)

勇儀「大丈夫大丈夫! 私もサッカーのルールは良く分からんのさ。
私だって、『ある一人以外は、ボールは手で持ったらダメ』ってルールをつい最近知ったクチだからね」

さとり「えっ…? 手で持たずに、どうやってボールを運ぶんですか……?」

お燐「足で運ぶんですよ〜。 あたい、こう見えてもルールは結構勉強したんで、頼って下さいね?」

空「えっとねお燐。 キックオフでシュートが入ったら3点で良かったっけ?」

お燐「それは多分バスケだね〜」

さとり「……はぁ。 皆が皆、初心者なんですね」

勇儀「そうそう! だから肩肘張らなさんなって事さ。
それに、ウチのチームにゃこれプラスで土蜘蛛妖怪と、釣瓶落としの妖怪も入る予定だから、
古明地よ、お前さんはあまり気にせず仲間に任せとけば良いのさ!」

さとり「仲間……ですか(私が一番嫌いな言葉、『仲間』……。 薄っぺらくて、信じられなくて)」

さとりは溜息を吐きながら勇儀の言葉を反芻するが、それは納得というよりは拒絶だった。
覚妖怪というだけで迫害を受け、追放され、時には騙され卑劣な仕打ちを受けたり。
その中で、さとりの「仲間」とやらは常に自分を裏切っていた。
ペット達にしても、それは主従関係があるからこそ何とか関係を保てているが、
彼女は根本からお燐や空を信じ切っている訳では無かった。
……常に、見捨てられるかもしれないという恐怖に、怯えていた。

745 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/11/03(月) 01:08:13 ID:???
勇儀「さ〜て。 今日は私が考えた最強のフォーメーションで行くよ!
まずはFWを3人体制だ! 波状攻撃で攻めていこう! そんでMFだが……」

さとり「(……どうせこの方は、そんな事を感じた事も、そんな目に遭った事すら無いのでしょうね。 ――心底、羨ましいです)」

――勇儀は、さとりの内心も慮らずに意気揚々とフォーメーションの話を始めていた。
この「地底妖怪FC」というチームはどうも、勇儀が地上に居る鬼仲間に対抗すべく最近立ち上げたチームであり、
今日の練習試合も、その地上の鬼仲間のコネをメインにセッティングされた物らしい。

勇儀「そんで、DFがこれから来る予定の黒谷ヤマメって奴と、キスメって奴と……ゾンビ妖精を2人位当てておこうか。
俗に言う4−3−3ってヤツだな。 まぁ、私はこれが俗なのかも知らんし知る気も無いけどね」

暢気に笑う勇儀だったが、さとりはここで異変に気付く。

さとり「……あの、勇儀さん。 私の名前が入っていないようですが。 ――帰っても良い、という事でしょうか」

自分の名前が、これまでに呼ばれていないのだ。
確かサッカーは、FW、MF、そしてDFを中心に行われると聞いていたが、自分の名前が呼ばれた記憶は無い。
嫌がらせで自分の名前を飛ばされたり、自分の存在を敢えて無視される事は良くあった為、
さとりはそれ程まで動揺はしなかったが、しかしやはり、ここまで来て帰るというのも淋しい…と、感じていたのも事実だった。

勇儀「おっとすまん。 忘れていた」

――そして、勇儀は楽しげな笑顔で酒を呷って喉の渇きを癒し。
そして、さとりに向かってこう告げた。

勇儀「古明地さとりよ。 今日の試合の『ゴールキーパー』は、任せたからな」

さとり「ゴール……キーパー……?」

サッカーのルールすらイマイチ把握していないさとりは、何時もの辛気臭い表情も忘れ、思わず首を傾げた。

746 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/11/03(月) 01:14:26 ID:???
……と、言ったところで中途半端ですが今日の更新はここまでです。
想像以上に長くなった回想シーンは明日の早いうちに一旦区切り、また試合に戻っていきたいです。

>トラウマエンシェントデューパーについて
トラウマというよりは、ゲーム的にはこれまでパスカルが見て来た強力な技をコピーする感じです。
てゐに限らず、幻想郷という現実離れした世界に畏怖している……という設定ですので、多分関係は問題ないと思いますw
>>724
多分ドライブ回転が強すぎて、ブロックに出たら吹っ飛ぶのでしょうが、かなり幻想的なシュートだと思います。
>てゐのエンシェントデューパーについて
本家は基本威力55で、今なら本気モードも入って57となります。
パスでこの数値は、ふつうならまず取れないレベルです。
>ゴールに向かってパスについて
今回は流石にナシの方向で考えていますw

それでは、皆さま、本日もお疲れ様でした。

747 :森崎名無しさん:2014/11/03(月) 01:27:47 ID:???
乙でしたー
鈴仙さんだけじゃなくて、他の人も変わってきているんだね。
これからどうやって今のさとりさんになったのか期待です。

鈴仙「今回は勇儀さんがきっかけじゃない! なんでも私のせいなのはどうかと思うのよね」
てゐ「鈴仙ちゃんがやさぐれているウサ……」

748 :森崎名無しさん:2014/11/03(月) 10:35:42 ID:???
なんでもかんでも鈴仙のしわざにされるのも鈴仙ってやつのしわざなんだ

749 :森崎名無しさん:2014/11/03(月) 15:34:31 ID:???
全部鈴仙さんのせいだ

750 :森崎名無しさん:2014/11/03(月) 16:14:40 ID:???
なんだって、それは本当かい

751 :森崎名無しさん:2014/11/03(月) 18:24:47 ID:???
鈴仙のせいよ!

752 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/11/03(月) 23:55:26 ID:???
こんばんは、更新します。
回想シーンは……色々膨れ上がってしまったため、まだ明日も続きます(泣)
>>747
乙ありがとうございます。
矢車(松山)にしろさとりにしろこいしにしろ、地底チームの描写は説明を今までかっ飛ばして来たので、
期待に添えられる展開では無いかもですが、丁寧めに書いていこうと思っています。
>>748-751
たぶんそうやって言われるのも鈴仙のしわざですね…w

753 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/11/03(月) 23:57:17 ID:???
お燐「ゴールキーパーはですね、さとり様。
サッカーの中で唯一ボールを手で持つ事が許されている選手なんですよ。
そんでもって、あの線に囲まれてる……ペナルティエリアに陣取ってひたすらシュートをキャッチするんです!
たぶん、フォワードに次いで目立つ、サッカーの花形ポジションですよ〜」

空「うにゅ? サッカーの花形はフィールドに飛んでる金色のちっこいボールを掴む人じゃないの?
確かそのボールを取ったら、一気に150点入るんだよね?」

お燐「それは多分クィディッチだね〜」

勇儀に代わってお燐が説明をするのを聞いて、さとりはますます絶望的な気持ちになった。
ただでさえ他者との関わりを避けたいにも関わらず、このゴールキーパーというポジションは
どうしようも無く目立つポジションではないか。

さとり「は、花形って……! 嫌よ、私がそんな目立つ……!
しかも、話を聞く以上、それって、一番責任が掛かるポジションじゃないの。
私がヘマをしてチームが炎上したら、私は、私はっ……!」

さとりは怒りや不快を通り越して、泣きそうになっていた。
お燐や空がこんな自分を心配してくれるのは分かる。
勇儀もまた、決してさとりを貶める為にこうした提案をしている訳では無いのも分かる。

勇儀「……私の考えじゃあ、お前さん程ゴールキーパー向きの選手も居ないと思うがね」

さとり「十以上の数字も碌に数えられない貴女の考えなど、聞く価値がありません。
――どうせ、貴女も私の事を笑いたいのでしょう?」

勇儀「心を読んだ上でなお、そんな捻くれた事を言うかねぇ。
――ま、私も苛めるつもりでゴールキーパーを提案している訳じゃないんだ。
理由は……話すのが面倒だから、適当に私の心でも読んどくれ」

754 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/11/03(月) 23:58:39 ID:???
さとり「そんな事言われずとも、勝手に心に入って来るのですけどね。 えっと……」

さとりが勇儀の心境を読み取ると、現段階でもかなり蒼白なさとりの顔がさらに暗くなる。
傲慢だが馬鹿な程に愚直な勇儀は恐らく、全くの好意でこう思っているのだろうが、
それはさとりにとって、侮辱に近い発想だった。

さとり「――『覚妖怪の能力を活用すれば、PA内のシュートはほぼ防げる。
特に、PKや一対一においては、この能力を使えばほぼ無敵になれるだろう』……ですって?」

基本的に無表情で不愛想なさとりの顔が、誰から見ても明らかに分かる程の怒りに歪む。

さとり「……星熊勇儀。 ハッキリ言って、私は貴女を見損ないました。
そもそも、私がこの能力を嫌っている事を知っているでしょうに。
――大体、人の心を読んで素晴らしいプレーをしても、人妖はますます私の事を忌み嫌うに決まってます。
だってそれって、貴女の大嫌いな卑怯者じゃないですか。
努力では無く、自分の持って生まれた才能で不当に優位を得るだなんて……」

――確かに勇儀の言う通り、自分の能力をサッカーに最大限生かせば、
多少の経験不足も補って釣りがくる程度には活躍出来るだろう。
しかし、それで自分が勝ったところで皆は、周囲はどう思うだろうか。
人気者になるどころか、却って卑怯者扱いされて、ますます迫害を受けるのではないか。
さとりの脳裏にはそんなビジョン以外、思いつかなかった。

お燐「大丈夫ですよ。 そんな事言ったら星熊さまのお力だってさとり様の能力みたいなモンですし、
大体、地上のサッカーからして天性の才能のカタマリたる博麗の巫女が脚光を浴びてるんですよ?
だったら、さとり様だって人気者になれるかもしれないじゃないですか」

勇儀「そうそう。 何、万一それでお前さんを迫害するような輩が出たら、
お前さんを無理やり誘った詫び賃代わりに追っ払ってやろうじゃないか、約束する」

さとり「鬼の約束は重い。 そして鬼の中でももっとも鬼らしい貴女の言葉は信頼できます。 ですが……!」

755 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/11/04(火) 00:00:15 ID:???

勇儀「だ〜〜〜〜〜っ! もう、本当に辛気臭い女だねアンタは。
そんなんだから、何時まで経っても男友達の一人も出来やしない!」

さとり「……な。 そ、それは関係ないでしょう星熊勇儀!
幾ら旧地獄の荒くれ共を仕切る有力者たる貴女とは言え、言っても良い事と悪い事が……!」

――見苦しいと分かっていても徹底的に抗うさとりだったが、
彼女もまた内心で、試合に出る覚悟自体は決めかけていた。
地霊殿は権威こそあるが、さとりが長らくその門を閉じていたせいでその影響力は弱まっている。
そんな中、鬼の首魁たる星熊勇儀の顔に泥を塗る事はあってはならない。
また、彼女の従者達も素直な想いから自分の参戦を期待してくれているのも、正直言って嬉しかった。
しかし――。

さとり「(……やっぱり、まだ人前に出るのは怖い。 だけど、それよりも――私は本当に、皆に受け入れられるのかしら……?)」

自分のような嫌われ者が。 しかも、努力では無くその才能のみで活躍を目論むような者が。
本当に、光を掴み取る事が出来るのだろうか――。
お燐や勇儀に空が明るく否定してくれたビジョンを、さとりはまだ拭い去れないでいた。

756 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/11/04(火) 00:01:19 ID:???
****


魔理沙「くらえ地底の妖怪め! これが私の……『マスタースパーク』だ〜〜〜ッ!」

バッ、ゴォオオオオオオオオオオオン!! ビイィィィィィィィィ………………ッン!!

さとり「あっ、あああっ……!?」

ズバァアアアアアアアッ、ピピィイイイイイイイイイイン!!

実況「決まった〜〜〜! ゴ〜〜〜ッル!! これで2−1!
霧雨魔理沙選手、地上最高のストライカーという前評判に違わぬ見事な活躍で早くもハットトリックにリーチを掛けた!
前半16分、地底妖怪FCはどう粘りを見せてくれるのでしょうか!」

空「うにゅ!? さ、さとり様大丈夫ですか!?」

お燐「死んだら屍は拾って差し上げますよ〜」

さとり「……ええ大丈夫よ空。 ありがたいけど……貴女は態々ゴールまで戻らず、自分の持ち場に戻りなさい。
そしてお燐は嬉しそうにしないの、まだ死なないから」

ヤマメ「んー、やっぱり私らトーシロじゃあ地上の猛者には敵わないかァ。
勇儀姐さんにボールを渡そうにも、中盤の寂しげな女(アリス)に、悉くカットされちゃうよ」

……結果として、さとりはこの試合GKとして試合に出るも、
前半も半ばにして既に散々な結果であると言って仕方が無かった。
試合は開幕こそ勇儀の出鱈目な自称必殺シュート『三歩必殺』で、
霧雨魔理沙の知り合いらしい河童が守る敵守備陣を、ゴールごと吹っ飛ばして先制点を挙げたが、
それから先はやはり、先にサッカーが流行っていた地上の選手達の独壇場だった。
そして、今もまた……。

757 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/11/04(火) 00:02:31 ID:???
ピィイイイッ!

実況「再び地底妖怪FCのキックオフで試合開始です! ボールはトップ下のお燐選手がフォローしましたが…」

アリス「そんな拙いドリブル、私でも楽々カットできるわ!」

シュンッ! スパァァァァァアアアアアアアアアアアアッ!

お燐「あひんっ!?(う〜ん、灼熱地獄跡で磨いたバランス感覚さえあれば、何とかなるかと思ったんだけどねぇ)」

……と、言った風に、地底の妖怪達の基礎的なサッカー技術はまるでお話にならない水準だったらしく。
地上のサッカーチーム――霧雨恋色マジックは名無しの妖精からして実力が高く、
更に中盤にも司令塔たる選手が居た為に碌にボールに触れる事すらできない。

魔理沙「よし、良くやったアリス! 後は私が!」

アリス「ええ、分かったわ魔理沙!(フフ……この信頼。 やっぱり私こそが、魔理沙の一番の友達と言っても過言では無いわね……)」

バシュウッ!

実況「アリス選手、針に糸を通すかのように正確なパス! ボランチのヤマメ選手はカットにすら行けません!
そして……CFの魔理沙選手、バイタルエリアにてボールを確保します!」

キスメ「……」チラッ(←不安げにさとりを見つめている)

さとり「(この状況は、さっきと全く同じ……!)」

758 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/11/04(火) 00:03:37 ID:???
――さとりは1、2失点目の時を思い返しながら、ペナルティエリアの中へと突っ込む魔理沙の姿を眺める。
確かにペナルティエリアの中では、シュートを放つ魔理沙の思考が嫌でも入って来る。
どのタイミングで、どこに、どうやってシュートを狙っていくか。
そして果たして魔理沙は、さとりの読み取った通りに行動していたが――。

魔理沙「悪いなさとり。 お前には恨みは無いが……!」

さとり「『私達の計画の為にも、ここは圧勝させて貰う!』……ですか。 どんな得点計画かは知りませんが、次は止めます!」

グワァアアアアアアアアアアアアアアアッ!
バッ、ゴォオオオオオオオオオオオン!! ビイィィィィィィィィ………………ッン!!

さとり「(読めた! 私から見てゴール左端下側! だけど――!)」

バァァァッ! バチッ………ギィイイイン!! ドゴオオオオオオオオオオオオッ!!

さとり「きゃぁあーーーーーーーーーーーーっ!?」

ズバァァアアアアアアアアアアアアアアアアアッ! ピピィィイイイイイイイイイイイイイイッ!

実況「決まった〜〜〜〜! またまたゴールだ〜〜〜! これで3−1!
霧雨魔理沙選手、前半早くにしてハットトリック達成です!!」

……魔理沙のパワーシュートに対しては、如何にさとりが人の心を読めようと意味が無い。
どこに来るか分かっていても、受け止められなくては同じだからだ。
そんな中、近くに地上にて行われた永遠カップにて、永遠亭ルナティックスのゴールを粉砕した新技
……『マスタースパーク』は、さとりの想像を絶するまでの破壊力を秘めていた。

759 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/11/04(火) 00:05:18 ID:???
お燐「……さとり様、大丈夫ですか」

さとり「……今度は言いつけ通り、真面目に心配してくれるのね」

お燐「状況が状況ですから。 ……しっかし、あれがモノホンの『マスタースパーク』かぁ。
威力だけなら地上最強、っていう触れ込みだったけど本当だ。
ありゃあレミリア・スカーレット嬢の『マスターオブレッドサン』や、天才八意永琳の『ライフゲーム』以上の破壊力じゃないか」

地上に頻繁に出ている為、地底妖怪FCでは一番のサッカー通であったお燐が言う通り、
この時点で霧雨魔理沙の『マスタースパーク』は、幻想郷最高の必殺シュートと評価されていた。
レミリア・スカーレットが『ノンレッドサン』を、八意永琳が『爆宙アポロ』を、
そして博麗霊夢が『夢想封印・瞬』を発明していない時代であった為に、
現在でもその評価が適切か……と言われれば疑問符は残るが、
兎に角、そうした知識がほぼ入ってこなかった地底において、魔理沙のシュートは規格外と言わざるを得なかった。
しかし―――。

観客「ブゥウウウウウウウウウウウウウウウウウッ!!」「なんだーこの試合はー!」「妬ましい……!」
「何で地上の、しかもふつうの人間に3点取られてるんだー!」「ふざけんな、覚妖怪が!」
「人の心を覗く浅ましい妖怪がお姫様ぶりやがって!」「俺は昔から、アイツが気に食わなかったんだー!」

実況「お、お客様! 幾ら試合が一方的だからと言って、フィールドに物を投げ入れないで下さい!」

さとり「(ふふ……やっぱり私の思った通りだわ。
でも良いわ、どうせ私は地獄の住民。 こうした罵声には、とうの昔から慣れている……)」

――しかし、だからと言ってそれで地底の荒くれ共がさとりに対して同情をしてくれる筈も無い。
お燐が心配するように、観客達のさとりに対する評価は酷い物だった。
単純に失点の責を詰る者はまだ良心的であり、中には試合に関係ない、
さとり本人への言われなき怨嗟や恨み、品の無い罵声が轟いていた。

760 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/11/04(火) 00:10:09 ID:???
にとり「(フォワードは何度失敗しても1点決めれば英雄。
ゴールキーパーは何度堅守を見せても1点取られれば戦犯。 本当に理不尽なポジションだよねぇ。
――ま、あんなゴールキーパーなんて酷いポジション、普通は誰もしたくないんだ。
それでもやるって奴は……私みたく仕方なしにやってる奴か、『自分が守りさえすればチームは負けない』
とか目出度い事考えてる、酔狂な奴か。 そのどっちかに決まってるよ)」

そんな様子を自陣ゴールで見守るGKのにとりは、明日は我が身とて身を竦めるも、決して心の底から同情はしない。
それがサッカーにおける厳しい現実と知っていたからだ。
しかし、どうしても閉じこもりがちである以上、世間知らずで打たれ弱い面が残るさとりは……。
やはり、覚悟はしていても、そんな厳しい現実に打ちのめされようとしていた。

さとり「(フフ。 ……心が読めようが読めまいが、やっぱり、辛いわね)」

さとりの脳裏には何時しか、今こそここでは無い何処かにいるが、しかし確かに愛している妹の姿が浮かんでいた。

さとり「(だからこそ、こいしは……自分から心を閉ざしたのでしょうね。
自らのアイデンティティを放棄してまで、『他者から嫌われる』という自分の運命から逃げ出したかった。
今なら、あの子の気持ちが良く理解できる気がするわ……)」

――自分は、やはりこの世界から求められていない。 光を掴む事など出来ない。
その事実を噛みしめながら、彼女は廻る廻る思考の中に心を閉ざして行く。

さとり「(妖怪の身体を構成するのは肉体では無く精神。 つまりは、私もこの心を閉ざしてしまえば……)」

……ピィイイッ! ワァアア……ッ! ドガバギグシャッ! ドン、ドン……バシュウウッ! ズバァアアッ、ピピィイイッ!
……ピィイイッ! ワァアア……ッ! シュッ、スパッ! バババッ、バシュッ!……ゴオオッ、バシッ! ズバァアアッ、ピピィイイッ!

――どうやら、さとりが悩んでいる間にも試合は再開されたようだ。 遠くから耳鳴りのように空を切る音や笛の音が聞こえる。
しかし、今の自分にはもはや関係無い。 今の自分は深い闇の中に居るのだ。
そして、そんな深い闇の奥には、誰の声すらも届きはしない。
そんな地獄に、さとりが囚われていたその時だった。

761 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/11/04(火) 00:20:41 ID:???
お燐「……様! ……り様!!」

空「聞い……さと……ま!」

さとり「(……お燐、空。 貴女達も私を笑いに来たのね)」

――何も聞こえない筈の闇の底に向かって、一筋の声が聞こえる。
それは最初、さとりには不甲斐ない主人に失望した従者達の笑い声だと思った。
その声は、意識してしまうと中々頭の中から離れずに響き、こびりついて離れてくれない。
うっとおしくなって、さとりが一瞬だけ目を開いた時――二人の姿とは別に、得点板が見えた。
碌なサッカー設備が無い旧地獄の特設サッカーコートに備え付けられる木製の板。
その板には、こう数字が記載されていた。


地底妖怪FC 3 − 3 霧雨恋色マジック


空「さとり様! 私、決めました! お燐と一緒に決めました!!」

お燐「後さっき、星熊さまもさとり様の為にやってくれたんですよ! こう、カッコ良く……ズバーーっと!
これならまだ、さとり様の事をバカにした奴らを見返してやれますよ!!」

さとり「…………!」

――この時のさとりの心境は、……自分でも良く分からなかった。
これまで自分はただただ暗い絶望の中に居て、そして今もその状況は変わっていないのだが……。
しかし、何故か明るいような気がする。 闇に居ても尚、掴める光があるような。 ――そんな気がするのだ。
この気持ちを、一体どうやって表現すれば良いのだろうか。 さとりはこの時、少しだけ間を置いて。

さとり「(……不思議ね。 まるで……白夜の世界に、やって来たみたい)」

――と。 本物の白夜を知らないにも関わらず、そんな事を思い浮かべていた。

762 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/11/04(火) 00:23:34 ID:???
――と、言ったところで今日の更新はここまでです(汗) 明日で回想シーンは終わりになる予定です。
読み物としてはともかく、ゲームとしては、試合中に長い回想を入れるべきでは無かったかもしれません…テンポ的に考えて(反省)。
さとりの心情描写だけでなく、ひょっとしたら今後の伏線っぽいセリフもあるかもですので、出来れば読んで下されば幸いです。

それでは、皆さま、本日もお疲れさまでした。

763 :森崎名無しさん:2014/11/04(火) 00:24:45 ID:???
にとり「もうだめだぁ…おしまいだぁ…」さり気なく炎上中

764 :森崎名無しさん:2014/11/04(火) 00:32:49 ID:???
乙でしたー。

にとり「本当にゴールキーパーは、損な役割だよ……ガクッ」
アリス「にとり……? しっかりしてにとり!」

765 :森崎名無しさん:2014/11/04(火) 21:58:11 ID:???
ヨーロッパあたりだとGKが人気で一人だけだから取り合いになるとか聞くけどね、特にドイツ

766 :森崎名無しさん:2014/11/04(火) 22:09:02 ID:???
今の日本のGKを見てると、やっぱり川口と楢崎の時代は恵まれてた方なのかね

767 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/11/05(水) 00:23:53 ID:???
こんばんは、今日も回想します。
>>763
多分さとり様の葛藤の裏で三回くらい吹っ飛ばされてます。
>>764
乙ありがとうございます。アリスさんに友達が出来そうで何よりです(違)
>>765
そうなんですね、知りませんでした(汗)お国柄で好まれるポジションが違ってくるんでしょうね…。
>>766
何とか川口は分かります(爆)

768 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/11/05(水) 00:25:14 ID:???
さとり「……無駄よ。 どうせ私はザルですから。
貴女達や星熊勇儀が頑張っても、どうせ逆転されます。 ……私のせいでね」

さとりは自らに芽生えた感情への戸惑いを隠すため、わざと後ろ向きに言い捨てたが、
しかし内心では決してそうは思っていなかった。
根拠は全くないし、絶望的な状況は変わっていない筈なのに、何処かに希望があるような気がする。

勇儀「――そうか。 だったらまた点を取らんとな」

ヤマメ「キスメの桶の耐久力が、シュートブロックでマッハだねぇ、こりゃ」

キスメ「………!」(←コクコク頷いている)

さとり「貴女達は、どうしてこうも私なんかを庇うんですか。
お燐や空のような私の従者だったら分かりますが、貴女達は私とは無関係。
むしろ、旧都の住民は贅沢暮らしの地霊殿の令嬢を嫌っているのでは?」

無意識では救いがある事を知っていたが、しかしそれでもさとりの理性は
最後までお燐達や勇儀達を拒絶し続けていた。
どうせ裏がある。 おだてられて調子に乗ったところで、また突き落とされるんだ。
過去の経験則を当てはめながら、さとりは覚妖怪らしい醜悪な目つきで、地底妖怪FCの連中を睨む。
後で期待外れと罵られるくらいなら、最初から嫌われている方がマシだからだ。
……しかし。

空「私は……ううん。 私だけじゃない。 お燐も、鬼さんも、蜘蛛さんも、桶さんも。
その他の名もなき地底の妖怪達も――きっと。 さとり様を、信じていますから!」

さとり「……」

空が純真に言い放った、この安易な励ましに対して、さとりが即座に皮肉たっぷりに言い返せなかったのは。
――どこかで、地獄の絶望の中でも見える光を、感じたからかもしれなかった。

769 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/11/05(水) 00:28:17 ID:???

――ピィイイイッ!!

……暗いのか明るいのかも分からない、白夜のような心情の中、後半戦は始まった。
前半で奇跡的に決まった2点はやはり奇跡だったのか、後半戦が始まって以降、
地底妖怪FCは再び押されっぱなしの状態だった。
空にしても勇儀にしても、シュートは凄いがそれ以外はからきしだし、
お燐はドリブルもパスも中途半端。 守備については当然目も当てられない。
ヤマメはそもそもやる気があるかどうかすら分からないし、
キスメの小さな桶ではブロックに行ってもそもそもボールに当たらない。
……故に、GKのさとりがCFの魔理沙と何度も対峙する事はもはや必然だった。

さとり「(……考えても無駄と言う事かしら。 どうせ私には何も無いのだから)」

魔理沙「……おっ、良い顔になって来たじゃないかさとり。
正直、さっきまではシュートを撃つ度に罪悪感に駆られていたんだぜ?」

さとり「……その心に嘘は無いようですが。
そう考えていながらも、遠慮無しに突っ込めるあたりが、貴女の凄い所だと思いますよ」

魔理沙「褒めても何も出ねぇよ……っ、と!」

グワァアアアアアアアアアアアアアアアッ!
バッ、ゴォオオオオオオオオオオオン!! ビイィィィィィィィィ………………ッン!!

さとり「(……コースは読める! 遠慮無しに私のどてっぱら!)止めます……!」

バァアアッ!

770 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/11/05(水) 00:29:39 ID:???

さとり「はっ!」

ガシッ!

魔理沙「なっ!(……ウソだろ。 サッカー初心者が四度目で私の『マスタースパーク』を弾いて見せるなんて!
そりゃあ、私の狙いが正面過ぎたのもあるが。 ……それでも、やっぱりどうしても妬ましくなってしまうぜ)」

――霧雨魔理沙との三度目の対峙、とうとうさとりは吹っ飛ばされずにボールをその中央で受け止めた。
……しかし、文字通り血の滲むような努力を重ねて来た『主人公』が編み出した最強の技は、
心を読むという才能だけに溺れた、哀れな妖怪には決して敗れぬ代物だった。

さとり「(……駄目! やっぱり、重さとノビが違う!
人間で、勇儀さんや空よりもか弱いのに、どうしてこんな力強いシュートを……!?)」

ポロッ……!

名無し妖精「す、隙アリよっ!」

バシッ、バシュウウウウウウウウウウッ!
   ……ズバァアアアアアアアアアアアアアアアッ!!

さとり「(そ……そんな!)」


地底妖怪FC 3 − 4 霧雨恋色マジック


――さとりが奇跡的にも弾いたボールは、しかし実らない。
桶に入っている為に動けないキスメは、ねじ込みに向かっていた名も無き妖精を止める事が出来ず、
見事に転んでしまっていたさとりは、そのボレーシュートに反応する事も出来ず……。
後半開始後5分足らずで、お燐達が懸命に築いた同点を無駄にしてしまった。

771 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/11/05(水) 00:32:05 ID:???
すみません、今日の更新はどうしてもここまでです。明日にはきっと回想終わります。
話としても、あまりグダつかない方が面白いとは分かっているのですが、分かっていても中々バランスが取れません(泣)
それでは、また明日もよろしくお願いいたします。

772 :森崎名無しさん:2014/11/05(水) 20:39:27 ID:???
にとりが なかまになりたそうに さとりをみている!
なかまに してあげますか?

773 :森崎名無しさん:2014/11/05(水) 20:54:15 ID:???
ニア黙って親指を下に向ける

774 :森崎名無しさん:2014/11/05(水) 22:37:29 ID:???
にとりはそのうち地獄行だよ。ブリッツボール的な意味で

775 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/11/05(水) 23:52:20 ID:???
こんばんは、今日も更新します!
>>772
確かに仲間っぽい感じですね…名前も似てますし。
>>773
にとり「そんな ひどい…」
>>774
みとりの反対を押し切り、討伐隊に入ってシンを倒しにでも行くんですかね…(異界行き)

776 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/11/05(水) 23:53:22 ID:???

――ブウゥゥゥウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウッ!!

……そして、さとりの予想通り、名無し選手相手の無様な失点で、
荒っぽくマナーの無い地底の住民たちの怒りは頂点に達した。
もはや言葉も聞き取れず、心を読むまでも無く憎悪の感情が一点に集中しているのが分かる。

お燐「あ、あっちゃぁ〜。 ……大丈夫かな、さとり様」

普段は能面のような笑顔を心がけるお燐も、この時は主の精神が不安で、その顔に不安を滲ませる。

空「どうして皆、さとり様に酷い事言うの? 悪いのは私達だって一緒なのに……!」

ヤマメ「とどのつまり、さとりサマが分かり易い戦犯だからだよ。
しかも、勇儀姐さんはあれで気前が良くって、地底の人気者だからねぇ。
姐さんの活躍を帳消しにするような失点…って事もあって、今のさとりサマは観客達にとって、敵チームの選手以上に悪だ」

空「そ、そんな……!」


……ピィイイイッ!

さとり「(…………私は、一体何の為にこんな事をしているのかしら。
――ううん。 一体私は、何の為に、こんな風に生き永らえて……)」

――やがて、さとりの葛藤は消えないままに、次のキックオフが始まった。
ボールを持ったのは勇儀、真っ直ぐなドリブルで名無しの妖怪を吹っ飛ばして行くが、
やはり中盤を司るアリスのボールカットにはどうあっても敵わない。
そこから流れるような縦パスには、ヤマメが僅かに触れかけるが……。
当時からして、因幡てゐや小悪魔をも上回り、風見幽香にも匹敵するとされていた精度を誇るアリスのパスは、
ビギナーズラック如きでは潰せない。
ボールは四度、いや五度、……数えきれないが、兎に角魔理沙へと渡り。

777 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/11/05(水) 23:55:39 ID:???

魔理沙「(さて……そろそろ流石の私も疲れて来たが。 ここはそろそろ、私の仮説を実践に移す時かな――?)」

魔法使いらしく一瞬で思考を巡らせた彼女は、これまでとは違った攻撃手段に出る。
すなわち魔理沙は30メートル程度の位置で切り込むのを止め。

魔理沙「久しぶりに頼むぜ、『ナロースパーク』ッ!」

グワアアアアアアアアアアッ、バゴォオオオオオオオオオオオッ!!

さとり「弾丸シュート……!?(――距離を離れた上で、先程よりは弱めのシュート!
やっぱり彼女は、私の能力の効果範囲を認識している……!?)」

魔理沙「……ふふん、『魔法使いは、敵の弱点に対して常に敏感たれ!』
私があの間欠泉騒ぎの時から、覚妖怪の研究を進めて来たんだ。 こういう時の為にな!
(もっとも、様子見と検証で無駄に撃ちまくってしまったのは、反省だがな……)」

魔理沙は自身の師匠と、ついでに対覚妖怪の研究に「協力」してくれた自称賢者
(おだてればすぐに本を貸してくれるから、アリスの次にチョロかったぜby魔理沙)
に感謝しつつ、驚愕と絶望で歪むさとりに対してニヤリと笑う。
あくまで無力で才能が無い、普通の人間たる彼女にとって、こうした努力と研究で、
才能や能力のある妖怪を打倒する事が最上の喜びであり、生きる目標だった。

さとり「い、いけない…! えっと、ボールをキャッチしなくちゃ……!?」

この時さとりは失点を覚悟し、魔理沙は駄目押しとなる四点目を確信していたが――。

ガイーーン!

キスメ「……!」(←してやったりの表情)

魔理沙「……ちぇっ。 まぁ、こんな事もあるか」

778 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/11/05(水) 23:56:57 ID:???
実況「あ〜〜っと、魔理沙選手! さとり選手の能力の範囲を見越したか、
敢えてのPA外から必殺シュート! これは間違いなく見事な頭脳プレーでしたが、
しかしこれは偶々キスメ選手の桶に命中してしまいます!
ボールはさとり選手の足元にコロコロと転がって……さとり選手が易々トラップ!」

さとり「……フフ。 悪運だけは強いようですね、私は」

さとりは薄く笑いながらボールを足で押さえていた。
思えば幼少の頃(今もあまり成長していないが)から箱入り娘だったからか、こうしたスポーツからは無縁だった。
ボールを足で押さえるというだけでも、新鮮さを覚えてしまう。
――そして、その純粋に感じた新鮮さこそが、さとりの覚醒のきっかけだった。

さとり「(……思えば、サッカーは自由なものです。 ボールを持ったらドリブルで上がっても良いし、
パスを出しても良いし、シュートを撃っても良い。 ……なんなら、何もしないで止まっていても良い)」

――最初、さとりは自分の心に芽生えた白夜の光は、チームメイト達による物だと勘違いをしていた。
どんなに情けない自分を見捨てないお燐と空。 陰湿な自分をも包み込んでしまう勇儀。
地底の妖怪らしく、貧乏で爛れた日々をも笑い飛ばして酒の肴にしてしまうヤマメとキスメ。
こんな仲間たちの健闘と励ましを受けて、自分が絶望でも、光を感じられたと思っていた。
勿論、その側面は決して否定出来るものではないが……根源的な理由では無かった。
……今この局面でボールを持って。 さとりは自分の推測には若干のズレがある事を悟った。

さとり「(違う。 私が本当に希望を感じていたのは、このピッチの自由な雰囲気。
勝利を信じて自由に走り、時には策を巡らせ、時には力と力をぶつけ合う……この匂い。
どんなにリアルな心情描写の小説でも味わえない、今ここに自分が居るという感覚。
これは……誰が私を否定しようとも、私の中では絶対の感覚!)」

ドクン…ドクン…

知らぬ間に、鼓動が激しくなっていた。 これは疲労や絶望による物ではない。
この心地よい鼓動の激しさは、今まで感じた事がない。

779 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/11/05(水) 23:58:25 ID:???

さとり「誰に何を言われようとも、私のこのボールは、奪う事が出来ない……!」

観客の罵声は止まらない。 むしろ、前よりも酷くなっている。
地底の住民であり、地底妖怪FCを応援すべき妖怪や獣人までもが、敵の筈の魔理沙を応援している。
獅子身中の虫と言うべきか、そこまでにさとりの事が憎いのだろう。
しかし観客達の誰一人として、そんなさとりからボールを奪う事ができなかった。

スッ…!

気付けばさとりは前進していた。 お燐の真似をしてみたが、しかし明らかに拙いドリブルで。

魔理沙「……何だよさとり。 弱点を看破されて気が狂ったか? 妹さんみたいに」

さとり「……こいしの事は言わないで頂戴。 それよりも貴女、さっき――私を笑ったわよね?」

魔理沙「あー、確かにふふんとか言ってたかもな。 それがどうしたって言うんだ?」

さとり「別に。 ……ただ、聞きたい事が一つだけありまして」

――他者の評価は気にならなかった。 自身が立たされた絶望的な状況も忘れていた。
間違っても、今の自分が光の住人であるとは思えなかった。
しかし、今の自分が闇に包まれているとも思わなかった。

カッ!

次の瞬間、さとりは皆から忌み嫌われている、覚妖怪としての能力をふんだんに利用していた。
さとりが胸の第三の目を開いた時、観客席から明らかに嫌悪を表す悲鳴が上がったが、
しかしそれでも観客達はさとりからボールを奪う事ができなかった。

さとり「……このドリブルを見ても、貴女は――まだ私を笑っていられますか!?」

780 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/11/05(水) 23:59:50 ID:???
ゴオオオオオオッ!

魔理沙「な、なんだ……! おいさとり、お前まさか……!?」

さとり「――霧雨魔理沙、貴女は努力の天才です。 それは他者に対して誇って良い。
……ですが。 だったら私だって、自分が持って生まれた才を、たまには誇っても良いでしょう!?
だって、この世界はこんなにも理不尽で、醜くて、不完全だけど……!
サッカーは、そんな私にもボールを与えてくれる! ――想起……!!」


   ブ  ウ            ッ   ……      ……

          さとり「想起……『博麗幻影』!」

                           ……        ……ッ!!


魔理沙「(こ、このドリブル技は……確かに私のトラウマッ!)う……うぁぁあああっ!?」

781 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/11/06(木) 00:01:04 ID:???

〜回想シーン終了〜

さとり「(地獄の闇にあっても、絶望しない心。 サッカーは、それを私に教えてくれた。
松山君達も。 ――そしてあの子も、きっとそんな気持ちを分かってくれる筈。
そう思って私はチームを立ち上げたけれど……やはり、まだまだ……ですね)」

――さとりが、自分を変えるきっかけになった試合を想い返し終えると、
ボールは既に敵のSH……因幡てゐによって前線に運ばれていた。
ここから自分が全力で戻っても、果たして間に合うかどうか。

さとり「(あの日の試合では、私のオーバーラップは試合を同点に持ち込むきっかけになった。
……だけど、今回は試合の趨勢を、悪い方向に決めてしまったかもしれないわね)」

さとりはどうしても松山達に伝えたかった。 絶望の中にも、掴める光がある事を。
それに、彼の事を笑う者たちを、自分の手で見返してやりたいと思っていた。
一連の行動は、普段は冷静沈着な彼女に相応しく無いかもしれなかったが、
しかしそんな無鉄砲な側面は、間違いなく今の古明地さとりを築く一因となっていた。

さとり「(この辺りは、勇儀さんの影響かもしれないわ。
……思えば、彼女が居なければ。 私は自分のこんな一面に気付けなかったのだから)
――皆ごめんなさい! 調子に乗っちゃったわ! 今から戻ります!」

お燐「あ〜あ、さとり様や〜らかした。 もしも点を取られたら、あたいとお空の給金上げて下さいね?」

さとり「善処するわ!」

こいし「んじゃさ、私にはカフェ・ミラクルフルーツ旧都一号店のミラクルパフェ!」

さとり「……ぜ、善処するわ!」

782 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/11/06(木) 00:03:09 ID:???
勇儀「私は酒だな。 お前の家のワインセラーにある奴全部で勘弁してやるよ!」

パルスィ「藁人形と五寸釘、1年分で良いわよ……」

ヤマメ「んじゃ私は地霊殿の土地権利書で! 後、旧地獄当主の座を譲ってくんないかな?」

さとり「――貴女達は、ちょっと調子に乗り過ぎじゃないかしら……?」

オーバーラップの失敗という大ミスにも関わらず、さとりを始めとするサブタイレイニアンローゼスのメンバーは、
和気藹々とした雰囲気で、楽しくさとりのミスを笑う。
そこには見せかけの友情や世間体には囚われない、彼女たちなりの団欒が築かれていた。

松山「(な、なんだよこの展開……! こんな糞みたいな茶番で、俺の絶望が祓われるとか思ってるのかよ……!
くそっ! くそっ! やっぱりあいつらはダメだ!
俺の絶望は特別なんだ。 あんな薄っぺらい奴らに、俺の事なんて分かりっこ無いんだ……!)」


――そして松山は、今まで見せた中で一番の苦悶の表情を見せていた。

783 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/11/06(木) 00:04:33 ID:IyZ67qj2
てゐ「……はぁ。 なんかあっちは楽しそうだなぁ。 私らはなんだか置いてけぼりの気分だよ」

パルスィ「本当、妬ましいわよねぇ……」

てゐ「いや、アンタもさっき、確実に集団の輪に入れてたから。 おめでとさん」

パルスィ「……妬ましい! 私が頑張って集団に溶け込もうとしている涙ぐましい努力をあっさり切り捨てる、
リアルが充実している奴ら特有の発想が妬ましい……!!」

タッ……ズッザァアアアアアアアアアアアアッ!!

てゐ「ちぇっ。 お師匠様がカットに向かってヒマだからって、私に八つ当たりは無いじゃないの!
――まぁ、GKが居ないうちに、ここは通させて貰うけどね!」

タッ……タタタタタッ……!

先着2名様で、

★てゐ→ドリブル 48 (! card)(! dice + ! dice)+(本気モード+2)=★
★こいし→無意識ダーティディフェンス 53 (! card)(! dice + ! dice)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→ てゐ、ドリブル突破! さとりが戻ってない中チャンスに!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(鈴仙がフォロー)(佳歩がフォロー)(ヤマメがフォロー)
≦−2→地霊殿ボールに。

【補足・補正・備考】
てゐのマークがクラブ以外の時、「シロウサギドリブル(+3、吹飛2)」が発動します。
「無意識ダーティディフェンス」の効果により、こいしのマークがクラブの場合、相手側が強制的に勝利します。

784 :森崎名無しさん:2014/11/06(木) 00:05:49 ID:???
★てゐ→ドリブル 48 ( スペードQ )( 2 + 5 )+(本気モード+2)=★

785 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/11/06(木) 00:05:55 ID:IyZ67qj2
――っと、すみません! 前の判定をそのまま持ってきてしまいました!
申し訳ないですが、>>783にかかる判定は全て無効にさせて頂きます。 もう数分お待ちください。

786 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/11/06(木) 00:09:29 ID:IyZ67qj2
申し訳ございません、こちらで判定をお願いします。
>>784さんの引きも無効としておりますので、てゐの判定から順にお引きください。 失礼いたしました。

先着2名様で、

★てゐ→ドリブル 48 (! card)(! dice + ! dice)+(本気モード+2)=★
★パルスィ→タックル 47 (! card)(! dice + ! dice)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→ てゐ、ドリブル突破! さとりが戻ってない中チャンスに!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(鈴仙がフォロー)(佳歩がフォロー)(ヤマメがフォロー)
≦−2→地霊殿ボールに。

【補足・補正・備考】
てゐのマークがクラブ以外の時、「シロウサギドリブル(+3、吹飛2)」が発動します。
パルスィのマークがダイヤで「丑の刻参り(+2、吹飛2)」が発動します。


******

――と、いったところで今日の更新はここまでです。
皆さま、本日もお疲れさまでした。

787 :森崎名無しさん:2014/11/06(木) 00:09:57 ID:???
★てゐ→ドリブル 48 ( スペードQ )( 6 + 1 )+(本気モード+2)=★

788 :森崎名無しさん:2014/11/06(木) 00:10:26 ID:???
★パルスィ→タックル 47 ( ダイヤQ )( 1 + 5 )=★


789 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/11/06(木) 00:11:33 ID:???
…と、すみません。 更にミスを発見しました。
補足欄について、てゐのマリーシアについて記載がありませんが、今回はちゃんとマリーシアが発動します。
ですので、クラブで5以上の差で負けたら恥ずかしい事になりますが、勝率も増えますのでご了承ください。

それでは、今度こそお疲れ様でした。

790 :森崎名無しさん:2014/11/06(木) 17:28:41 ID:???
疎まれ笑われていたが実は素晴らしい仲間がいたってのと
素晴らしい仲間がいると思ってたのにそれは全部嘘で実は疎まれ笑われていた
って真逆だよね
そりゃ松山も反発するよ

791 :森崎名無しさん:2014/11/06(木) 19:03:27 ID:???
松山「俺の仲間は俺の思い通りになってくれる人」
って感じだよね
自分の仲間なら必ず自分と同じ考えで動いてくれると思ってたんだろう
ふらなのチームメイトも一人くらい言ってやればこんなことにはならなかったかもね

つまりこれも鈴仙ってやつの仕業なんだ

792 :森崎名無しさん:2014/11/06(木) 19:11:22 ID:???
松山「俺を好きにならない奴は邪魔なんだよ!」

793 :森崎名無しさん:2014/11/06(木) 19:47:18 ID:???
いや、仲間とみんなで全国制覇目指してたと思ったのに
それは気づかないよなあ、というハチマキ一つでみんな手のひら返し
自分一人がピエロだったなんて思い知らされたら普通ドン底だよ

むしろ不調だけど代表レベルを維持していた本編の松山が凄い。

794 :森崎名無しさん:2014/11/06(木) 22:36:38 ID:???
松山も幸せになれるとよいんだが…

795 :森崎名無しさん:2014/11/06(木) 22:46:37 ID:???
少なくとも地底チームの友情見せつけられても幸せにはならないんじゃないかな

796 :森崎名無しさん:2014/11/06(木) 23:27:08 ID:???
>松山「俺の仲間は俺の思い通りになってくれる人」

これだろうな、それで自分勝手な建前使って怒ったりする人おるおる
思い通りになってないのが気に食わないだけなのが本音なの丸見えで
当然嫌われ者ばかり

797 :森崎名無しさん:2014/11/06(木) 23:30:09 ID:???
松山 光実

798 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/11/06(木) 23:38:38 ID:???
こんばんは、更新していきます。
>>790
その辺りの境遇を比べると、松山はかなり可哀想なのですが、
今の松山の周囲に居るのはふらのメンバーではありませんね。
>>791
キャプ森の松山が、仲間をどういう風に考えていたのか…
と、言うのは色々と考察の余地があると思います。
>>792
矢車でも影山でも無い別な人になりかけてたかもです…w
>>793
このスレの松山は、それに耐えられなかった感じですね。
>>794-795
最終的には幸せになる予定です。
今の松山も、地底チームの輪にも入ろうとせず、兄貴との二人だけの世界である意味幸せですが…
>>796
キャプ森松山の考察として、そんな側面があってもおかしく無いのではと思っています。
もちろん、それが彼の全てでは無いですが、今の状態はそんな負の側面が目立っている状態かもしれません。

799 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/11/06(木) 23:41:37 ID:IyZ67qj2
★てゐ→ドリブル 48 ( スペードQ )( 6 + 1 )+(本気モード+2)+(シロウサギドリブル+3)=60★
★パルスィ→タックル 47 ( ダイヤQ )( 1 + 5 )+(丑の刻参り+2)=55★*吹っ飛び!
≧2→ てゐ、ドリブル突破! さとりが戻ってない中チャンスに!

パルスィ「食らいなさい……恨符・『丑の刻参り』!」

ズッザアアアアアアッ!!

てゐ「……おっと、その程度の恨みなら安いモンだ! どきな、今の私に近寄るんじゃないよっ!
――『シロウサギドリブル』だッ!」

ドドドドドドドッ……ドゴオオッ!

パルスィ「ぐっ……! ね、妬ましい……!!」

実況「てゐ選手、永琳選手のマークを離れてまでプレスに向かったパルスィ選手を、アッサリ吹っ飛ばしてボールキープ!
そのままさとり選手不在のゴールへと突っ込んでいきます!」

さとり「(万一の備えとして、こいしにはゴールキーパーの位置に立って貰ったけれど……!)」

こいし「(んー、どうしよう。 お姉ちゃんが案外アッサリやられちゃったから、割とすぐに戻って来れそうだし。
ここはタックルに飛び出して、少しでもお姉ちゃんが戻って来る時間を稼いだ方が良いかなぁ〜?)」

先着1名様で、

★こいしの判断→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER→イベント発生
ダイヤ・ハート・スペード→こいし「ま、いいや! 一回くらいは私がGKやっても良いよね〜♪」
クラブ→こいし「う〜ん。 ここはタックルだーっ!」

800 :森崎名無しさん:2014/11/06(木) 23:42:52 ID:???
★こいしの判断→ クラブ3

801 :森崎名無しさん:2014/11/06(木) 23:42:57 ID:???
★こいしの判断→ スペード9

802 :森崎名無しさん:2014/11/06(木) 23:44:00 ID:???
当然全力のパスで抜く!

803 :森崎名無しさん:2014/11/06(木) 23:54:12 ID:???
さとりがいない今ならダイレクトシュートでもいける
無駄に地上戦する必要すらない

804 :森崎名無しさん:2014/11/06(木) 23:56:27 ID:???
キーパーが出てきた?
ロビングシュートの出番だ!

805 :森崎名無しさん:2014/11/06(木) 23:57:21 ID:???
ループシュートは本来GKが前に出すぎた隙をつくもの

806 :森崎名無しさん:2014/11/07(金) 00:04:13 ID:???
放り込みで鈴仙ちゃんが落としてさよなら

807 :森崎名無しさん:2014/11/07(金) 00:09:06 ID:???
そういやここでPKになったら戻ってくるよね・・・
つまり・・・

808 :森崎名無しさん:2014/11/07(金) 00:10:17 ID:???
つまりイエローレッド覚悟でわざと反則か、一番いい手だと思う

809 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/11/07(金) 00:20:34 ID:7Pqa3+TI
★こいしの判断→ クラブ3 ★
クラブ→こいし「う〜ん。 ここはタックルだーっ!」

姉があそこまで考え深い少女であるのと反対に、妹の古明地こいしは全く何も考えない少女だった。

こいし「(お姉ちゃんはゴールを守ってね、って言ってたけど。 ま、いいよね!)……え〜いっ!」

ダダダダダッ!

てゐ「(んげっ!? 飛び出して来た! このままお得意のインチキタックルでボールを掠め取る気ね…!)」

――しかし幸運なことに、さとりのオーバーラップの影響で、こいしの位置は先程よりも大きく下がり目。
否応が無くドリブル勝負に持ち込まれた前回とは違い、鈴仙や佳歩へのパスという選択肢もある。
そして勿論、このままサシでタックル勝負を挑む事も、こいしに勝てば実質的ゴールと考えれば、有効な選択肢。

てゐ「(でも。 私のドリブルじゃあ、あのインチキタックル相手は若干不利。
そんで、有利なパスで勝負をしたいと思ったら……)」

ヤマメ「(戦力は……こいしちゃんに、私に、ゾンビ妖精に……ひょっとしたらさとりサマの想起パスカットか。
ううん、4人掛かりでも厳しい気はあるが、私らがトチってもキスメが居るし、何とかなるか? …いや、ならんか)」

てゐ「(パスで地底のDF3人か4人を一気に抜いた後、それプラス鈴仙か佳歩がミドルなりダイレクトなりで、
まぁ、多分勝てるだろうけど……手数が多いってのは、案外厄介だからねぇ)」

鈴仙「(……てゐ、ここで迷っているわね)」

――さとりの飛び出しを受けて、さっきからバイタルエリア付近に居る鈴仙は気が気では無かった。
なんせ、兎に角今の局面はFWにとってまさに垂涎の展開。 即ち、ゴールへの大チャンスなのである。

鈴仙「(しかも今なら、てゐも上がっているから。 『インビジブルデューパー』も試せそうよね?
――さとりさんも居ないのに、若干オーバーキルすぎるきらいもあるけど。
後半戦はまだ……8分か9分そこらってとこ。 次のチャンスに備えて、ここは佳歩にお任せするってのも良いかも)」

810 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/11/07(金) 00:23:42 ID:7Pqa3+TI
さとりが戻り、こいしがてゐに詰め寄っている。 何か指示を出すなら今しかない。
鈴仙ははやる思いを抑えて叫んだ。

A:「え〜いっ! そのまま妹さんをサシでドリブル突破しちゃうのよ! 抜いたら実質ゴールじゃない!」
B:「てゐ、私に『バックスピン兎玉』でボールを! 通ったら、私が決めてやるわ!」
C:「てゐ、私に『エンシェントデューパー』でボールを! 消耗は大きいでしょうけど、確実に通して…私が、確実に決めるわ!」
D:「私に低い軌道のセンタリングを! さとりさんが居ない今こそ、空中戦でかく乱よ!」
E:「ここは全力の全力よ! 『インビジブルデューパー』で一気にオーバーキルしましょう!」
F:「佳歩に『バックスピン兎玉』よ! 私よりも佳歩の方が警戒が薄くなる……かもしれないし!」
G:てゐの判断に任せる。
H:その他 自由選択枠 佳歩に『エンシェントデューパー』で渡して貰う場合はこちらで

鈴仙のガッツ:670/880
鈴仙のドリブル等能力値:>>2を参照でお願いします(汗)
インビジブルデューパーの威力:62(1/4で失敗)

*B・Cを選び、てゐのパスが通った場合は、更に鈴仙の地上での行動選択になります。
*Dを選んだ場合は、鈴仙の空中行動(スルー・ポストプレイ・ダイレクトシュート)の選択になります。
*Fを選び、パスが通った場合は、佳歩が状況に合わせて有利な行動をオートで取ります。
*インビジブルデューパーの現在の完成度LVは3です。(現在:3/6)
*完成度LVの経験値はシュートを決めると+3、失敗もしくはシュートが決まらないと+1されます。

811 :森崎名無しさん:2014/11/07(金) 00:24:17 ID:jNCXoZzU
C

812 :森崎名無しさん:2014/11/07(金) 00:24:28 ID:lenekgW+
C

813 :森崎名無しさん:2014/11/07(金) 00:25:20 ID:zBddR1xU
D くれ!

814 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/11/07(金) 00:29:52 ID:???
Cが選ばれたところで、今日の更新はここまでです。
明日は、さとり様の想起による再現(威力53)とは比べものにならない、
威力57の本物本気のエンシェントデューパーが飛んで来る所から更新します。
>>807-808
その発想は正直思いつきませんでした。
確かに有効な手段ではありますが、わざと反則というのもあれですので、
基本的には、あまり大手振っては敵チームもやってこない…と処理しました。

それでは、皆さま、本日もお疲れ様でした。


815 :森崎名無しさん:2014/11/07(金) 00:31:32 ID:???
シュートをレッドPK覚悟で止めに来るのも現実でも稀にあるけどないなら助かるのじゃ
乙ー

816 :森崎名無しさん:2014/11/07(金) 03:01:58 ID:???

さとりの能力からして絶対PA内でわざと反則すると思ってましたけど安心しました

817 :森崎名無しさん:2014/11/07(金) 18:32:02 ID:???
さとりルート
こいしルート
さとり&こいしルート
パルスィルート
鈴仙ルート
ゾンビ妖精Eルート
矢車ルート

松山が掴む光はどれだろうか

818 :森崎名無しさん:2014/11/07(金) 18:34:28 ID:???
>ゾンビ妖精Eルート
やめたげてよお!

819 :森崎名無しさん:2014/11/07(金) 19:45:33 ID:???
さとりに気を許していって、好意を抱いていく松山君の心を読んでしまって、あたふたしちゃうさとりさん、はよ。

820 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/11/08(土) 01:17:45 ID:QV5dswBI
こんばんは、遅くなりましたが更新します。
>>815
そうなんですね、知らなかったです(汗)
乙ありがとうございます。
>>816
乙ありがとうございます。
実際でもあるのだったら、もしかしたら判定に入れても良かったかもですが、
それを認めてしまうと、「PA内から名無し妖精が弾幕なりシューズなり打ち込んでわざと反則→PK」
とかが出来てしまったり、色々と節操が利かなくなりますので、ゲームとして無しでいきます。
>>817
今のままだったら矢車とスウェーデン行きですね…
>>818
ゾンビ妖精E=藤沢という暗黙の了解が出てますねw
>>819
松山「(俺と一緒に地獄に落ちよう…)」さとり「(えっ何この人こわい)」アタフタ
こうですか、わかりません!

821 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/11/08(土) 01:22:51 ID:QV5dswBI
C:「てゐ、私に『エンシェントデューパー』でボールを! 消耗は大きいでしょうけど、確実に通して…私が、確実に決めるわ!」

鈴仙「(地霊殿のDFは、きっとこの局面死ぬ気でボールを取りに向かってくる!
だから、ここは確実に決めなくちゃいけないし……!)――てゐ、私に『エンシェントデューパー』を!」

てゐ「……ここで勝ち越し点を決めに来たか、鈴仙。 だったら――撃ってやんよ!」

グワァアアアアアッ!

実況「てゐ選手、この局面で右脚を捻りながら振り上げた! これはもちろん恐らく、シュートでは無く……!」

てゐ「――取れるモンなら、……取ってみな!」

バシュウッ! ギュンッ! ギュンギュンギュンギュンギュンッ!!

実況「出た〜〜〜! てゐ選手の伝家の宝刀・『エンシェントデューパー』がさく裂した〜!
先程はさとり選手にお株を奪われた格好のてゐ選手ですが、しかしやはり本家本元は良く曲がる!
ジグザグに変化するパスは、主不在の地霊殿のPA内を切り裂いていきます!」

さとり「くっ……!(どのみち、私はもうゴールには戻れない!
こいしが上がっている以上、パスカットには行ってくれても……ゴールに戻る事は困難。 だったら、私もパスカットに……!?)」

先着1名様で、

★さとりの決断→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER→その時、松山が動き……!? 松山「プット……オン!」
ダイヤ→さとり「この際、私もパスカットに……!」
ハート・スペード・クラブ→さとり「(いえ……パスカットはこいしとヤマメに任せましょう。
                     私はフォローと、通った後のタックルの準備を!)」

822 :森崎名無しさん:2014/11/08(土) 01:23:32 ID:???
★さとりの決断→ ハートA

823 :森崎名無しさん:2014/11/08(土) 01:23:53 ID:???

★さとりの決断→ クラブQ

824 :森崎名無しさん:2014/11/08(土) 01:33:10 ID:???
っていうか、守備に間に合うの?設定の割りに足速すぎー

825 :森崎名無しさん:2014/11/08(土) 01:35:13 ID:???
ライダー特有の謎ワープ

826 :森崎名無しさん:2014/11/08(土) 01:36:37 ID:???
さとりのPKに勝つにはぎりぎりでコースを変化させられる技量の持ち主が
GKが絶対取れないコースと威力を兼ね備えたシュートを打つ位か
難易度高いけど身体能力そのものは高くないのが救いか

827 :森崎名無しさん:2014/11/08(土) 01:37:40 ID:???
あれだ、鬼さんにスカイラブタックルの要領で飛ばしてもらったんだと考えよう

828 :森崎名無しさん:2014/11/08(土) 01:37:50 ID:???
ブロックに間に合ったら想起カウンターシュートかソウルブロックをしてきそうかな

829 :森崎名無しさん:2014/11/08(土) 01:40:21 ID:???
ドリブルでの失敗に比べたらパスでの失敗は守備に戻りやすい
にしても速すぎる、パスより速いってなに

830 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/11/08(土) 01:41:30 ID:QV5dswBI
★さとりの決断→ ハートA ★
ハート・スペード・クラブ→さとり「(いえ……パスカットはこいしとヤマメに任せましょう。
                     私はフォローと、通った後のタックルの準備を!)」

恐ろしいまでの精度と変化と速度を誇るてゐのパスを見たさとりは思わず恐怖し、

さとり「(――…ッ! ここは私も『想起』の力でカットに助力すべき……!?)」

――と考えて、半ば反射的にてゐの心象にある強力なパスカットを抜き出そうとしたが…。

ヤマメ「何やってんのさとりサマ! アンタさんのカットじゃ焼け石に水だよ!
それよりも、ルーズボールとキスメのフォローをお願いっ!」

さとり「――急に、真面目になったわね……」

ヤマメ「そりゃあ、私は根は常識人だからねっ! オーバーラップする非常識なGKの世話なら任せなっての!
それに、私は一応パスカットが得意なんだ。 ここいらで、私のカットを見せつけておかないと!」

さとり「……フフ、それはすみません。 ですが……ありがとう」

地霊殿のDFタレントの中では、相対的に一番まともな性格のヤマメがさとりを一喝。
一連の展開でややハイテンション気味になっていたさとりを一旦落ち着かせる。
そして、ほっと一息ついたヤマメは――。

ギュンッ! ギュンギュンギュンッ!

ヤマメ「(さ〜て。 思いっきり、負けに行きますか)」

身の程を弁えた弱音を心の中で呟き。

831 :森崎名無しさん:2014/11/08(土) 01:42:09 ID:???
一人ブースターのフラグ

832 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/11/08(土) 01:42:32 ID:QV5dswBI
ヤマメ「……さて、お祭りにはサプライズがつきもの! 私がちょっくら、どデカい花火でも打ち上げてやるよっ!」

こいし「わ〜い」(←状況をイマイチ分かってない)

自身の目の前でうねり狂う、幻想郷最強クラスの威力を誇るパスに立ち向かう事にした。

先着2名様で、

★てゐ→エンシェントデューパー 55 ( ! card )( ! dice + ! dice )+(本気モード+2)=★
★こいし→パスカット 48 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=
 ヤマメ→パスカット 49 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=★
と書き込んでください。カードやダイスの結果で分岐します。

【攻撃側】−【防御側】
≧2→鈴仙、パスキャッチ。 そして行動選択!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(佳歩がフォロー)(さとりがフォロー)(キスメがフォロー)
≦−2→地霊殿ボールに。

【補足・補正・備考】
ヤマメのマークがダイヤ・ハートで「キャプチャーウェブ(+2)」が発動します。
こいしのマークがダイヤで「妖怪ポリグラフ(+3)」が発動します。

833 :森崎名無しさん:2014/11/08(土) 01:43:07 ID:???
★てゐ→エンシェントデューパー 55 ( クラブA )( 5 + 2 )+(本気モード+2)=★

834 :森崎名無しさん:2014/11/08(土) 01:43:16 ID:???
★てゐ→エンシェントデューパー 55 ( ハートQ )( 3 + 3 )+(本気モード+2)=★

835 :森崎名無しさん:2014/11/08(土) 01:43:52 ID:???
★こいし→パスカット 48 ( クラブ6 )( 3 + 5 )+(人数補正+1)=
 ヤマメ→パスカット 49 ( ダイヤJ )( 2 + 4 )+(人数補正+1)=★

836 :森崎名無しさん:2014/11/08(土) 01:44:09 ID:???
★こいし→パスカット 48 ( ハート2 )( 1 + 5 )+(人数補正+1)=
 ヤマメ→パスカット 49 ( スペード9 )( 1 + 3 )+(人数補正+1)=★

837 :森崎名無しさん:2014/11/08(土) 01:47:00 ID:???
とれるわけねえ

838 :森崎名無しさん:2014/11/08(土) 01:48:16 ID:???
これと勝負できるのはセンチメーターパス位か?

839 :森崎名無しさん:2014/11/08(土) 01:52:15 ID:???
想起「ミスディレクション」とかやってきたらやっかいだな。

840 :森崎名無しさん:2014/11/08(土) 01:56:21 ID:???
もし想起「ミスディレクション」とかやってきたら佳歩とワンツーで行けばいいんじゃね?

841 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/11/08(土) 01:57:03 ID:QV5dswBI
>パスカットに間に合うさとりについて
すみません、私のミスです(汗)
回想をしていたら、回想前直近の判定がさとりのパスである事を忘れていました。
今回は結果的にパスカットに行かなかったので結果オーライでしたが、
>>830一回目のヤマメのセリフを、

ヤマメ「何やってんのさとりサマ! アンタさんのカットじゃ焼け石に水だよ!
それに、大体アンタ……その位置からカットに届くと思ってるの!?
全力で走って、少しでもルーズボールやキスメをフォローできるようにして!」

と、脳内変更する事でご対応願います。(そうなったらさとり様が少し慌て過ぎという事になりますが…)


また、それと関連して、一点ご確認させて頂きたいのですが、私としては、この次の鈴仙の行動選択で、
全力疾走で戻ったさとりが、タックルもしくはブロックに行けるようにしようと思っていたのですが、
それは明らかにおかしいでしょうか。

さとりがパスで失敗した位置は、上がっていたOMFの永琳と対峙した時ですので、
距離にしてPAからおよそ30メートル程度。 そこでパルスィの邪魔が入り数秒かかったとして、
てゐのパスが鈴仙に通るまでのラグがあるとしたら、さとりはセービングは無理でも、
タックルやブロック位には行けそうだと考えています。

基本的には、上述の理由からタックルやブロックに行ける…と判断したいと思いますが、
もしも特別何かご意見ありましたら、2時10分ごろまで受け付けたいと思います。

842 :森崎名無しさん:2014/11/08(土) 02:01:55 ID:???
このままシュートを撃つ場合は本編と同じく敵GK不在+5の補正が入りますか?

843 :森崎名無しさん:2014/11/08(土) 02:04:13 ID:???
後ろからのタックルなら間に合いそうだけど、バックチャージで反則。
前に回り込めるなら、普通にセービングすれば良いよねってことになるかと。
その場合、ペナルティつきでセービングとか?(心読む暇なしプラスバランス崩しとか)

まあ、ゲーム的に細かいことは良いんだよ!でタックルでも問題ないと思います。

844 :森崎名無しさん:2014/11/08(土) 02:04:37 ID:???
あのGK不在は正確にはゴール前が空って意味だと思う
よそのスレでそうだったからって他のスレでも同じ事しなきゃいけないルールもないですし
GKいないから有利なのは間違いないだろうけど

845 :森崎名無しさん:2014/11/08(土) 02:09:40 ID:???
ぎりぎり間に合ったけど位置取りでFW有利で多少の補正つく位でいいんじゃないですか?
FWが前向いてるのに後ろからぎりぎり追いつくならボールと守りの間に敵がいる嫌な配置ですし
やっぱりバックチャージの心配も強いですし

846 :森崎名無しさん:2014/11/08(土) 02:15:54 ID:???
ゴールキーパー不在の補正は直近では本編なかったような? うろ覚えですが。
鈴仙さんもガッツ倍消費でパスカット機会があったですし、別にいいかな。

想起「ソウルブロック」とかやられたらやっかいだけど、さとりさんのガッツもそれだけ消費することになるし。

847 :森崎名無しさん:2014/11/08(土) 02:17:38 ID:???
鈴仙さんもガッツ倍消費でパスカット機会は
スキル・足が速い(細かい判定で有利になるかも?)の影響だと思うの

848 :森崎名無しさん:2014/11/08(土) 02:18:13 ID:???
別にかまわないけど俺だったらタックルならバックチャージペナか距離ペナはつけるかなー

849 :森崎名無しさん:2014/11/08(土) 02:19:45 ID:???
バックチャージで反則しようものなら実際はどうなのかはともかく
審判がわざと見なして即レッドの可能性も結構高いんだよな

850 :森崎名無しさん:2014/11/08(土) 02:21:12 ID:???
あっ、さとりが退場してもパンチホッパーにGKやらせればいいだけかw

851 :森崎名無しさん:2014/11/08(土) 02:23:31 ID:???
こうなったら、さとりで鈴仙に後ろから飛び膝蹴り!
なぁに現実どおりならレッドどころかイエローもくらわないぜw

852 :森崎名無しさん:2014/11/08(土) 02:26:01 ID:???
想起「さらばサッカー」の出番かなw

853 :森崎名無しさん:2014/11/08(土) 02:27:40 ID:???
想起「ブルノサッカー」の出番かな
ここで失点しても姫様がトラウマ弱体化で再逆転が期待できるw

854 :森崎名無しさん:2014/11/08(土) 02:28:52 ID:???
姫様にさとりの能力使ったら確実にブルノかブローリンだよねw

855 :森崎名無しさん:2014/11/08(土) 02:35:37 ID:???
どっちにしてもペナルティくらうのならセービングかブロックで勝負の方がいいんじゃなか?
キスメのブロックと一緒に勝負できることを考えれば
タックルだと負けた場合、その後にわざわざキスメの得意分野と勝負しようなんて誰も考えないでしょうし

856 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/11/08(土) 03:20:04 ID:???
皆さん、貴重なご意見&GK不在補正についてのご指摘ありがとうございます。
…ですが、意見を募集したのに無責任ですが、考えてて時間が掛かり過ぎたので、やはり更新はここまでにさせて頂きます。

結論としては、ご意見を踏まえつつ、選択の面白さを加味しまして、
【さとりにペナ(スキル・覚妖怪無効)を付けてセービング可(ドリブルの場合は一対一でなくキスメを加えてタックル勝負)】
……と、処置しようと思います。 こっちの方がシュートかドリブルかで悩めそうで面白そうでしたので。

私の想定(参考参照)だったら、さとりは鈴仙に回り込む事は出来そうでして、
皆さまからもバックチャージでは? というご意見はあっても、「絶対間に合わない!」とまでの意見は無かったので、
GMの想定を優先させて頂きたく思います。

また、GK不在補正+5は有りとします。このスレは未記載事項は本スレに準拠するとしており、
本スレでもエスパダス不在のゴールに三杉がシュートする際、補正+5がついておりますので。

それでは、皆さま、本日も長い時間ありがとうございました。 お疲れ様です。

(参考:さとりが鈴仙に回り込めるとした仮定)
さとりは外見からして脚力はそんなに無さそうですが、
一応妖怪だから(?)スポーツやってる中学生位(50メートルを7秒程度)はある…と仮定し。
さとりが鈴仙へ回り込む距離を30メートル程度と仮定した場合、
パルスィのタックル〜吹っ飛びで3秒、てゐが一瞬止まってからパスで2秒と見積もったところ、
5秒で30メートルはまぁ間に合うかな?

857 :森崎名無しさん:2014/11/08(土) 03:23:42 ID:???
乙です。パスでの失敗だからぎりぎり間に合うのかもしれないですしね
さとりがGKにしては身体能力低そうな設定でも。
これがドリブルでの失敗だったらアウトですけど

858 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/11/08(土) 03:24:24 ID:???
言葉足らずでしたので補足します。

○【さとりにペナ(スキル・覚妖怪無効)を付けてセービング可(ドリブルの場合は一対一でなくキスメを加えてタックル勝負)】
 とありますが、この時鈴仙がシュートを撃つとした場合は、キスメがブロックに来ます。

○今回のさとりのペナは、JOKERイベントによる特例ですので、
 今後オーバーラップ失敗時は必ずこうしたペナが発生するとは限りません。状況によって変化します。

それでは、今度こそお疲れ様でした。


859 :森崎名無しさん:2014/11/08(土) 06:14:02 ID:???
さとりは松山にわざと吹っ飛ばされながらゴールに戻れば
十分な余裕を持って待ち構えれたのにな(消し飛ぶ矢車理論)

さとり「ただいま……」こいし「おかえり」

860 :森崎名無しさん:2014/11/08(土) 13:47:20 ID:???
限界越えて走ったからガッツごっそり減ったってペナでもよかったかも

861 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/11/09(日) 00:02:07 ID:???
こんばんは、今日も更新します。
>>857
乙ありがとうございます。
細かい設定を言われれば苦しい所もありますが、都合よく解釈して頂ければありがたいです。
私も皆さまにご納得いただける描写をするよう努力しますが、基本は私の思うようにかつシンプルに行きたいですので、
リアルとの齟齬(パスミスとドリブルミスとの時間の差等)については完全に反映出来ない事をご了承下さい。
>>859
多分ガッツが200くらい減ってますね…
>>860
うーん、私はさとりがパスミスした位置は、限界超えて走らず、
ふつうの全力疾走でも(ペナは付くけど)追いつき間に合う程度だと考えていました。
それを文章に出来ていないので、説得力が無い感じになっていますが、ご了承下さい。

すみません、更新の前に長文を失礼します。(更新はもう少しお待ちください)

昨日からいままで色々考えていて思ったのですが、
やはり細かい判定や描写について、私の文章力とサッカー経験では、どうしてもおかしい局面がこれからも出てきそうです。
私としては、これからも皆さまにご納得いただける説明等したいと考えていますが、今回を機に一度、私の考えを述べさせていただきます。

敢えて誤解を恐れずに言うと、このスレでは、リアルに即した正確で平等なサッカーは行えません。
GMの判断で、さっきまで有用だった作戦が使えなくなったり、
似た局面でも、ペナや補正が付いたり付かなかったりする事があります。
また、キャプ翼の理論の方が優先され、時にリアルサッカーの理論や現実感が軽視される可能性があります。(無視はしません)

ゲームとしてのバランスは損ねないよう最優先で努めます。
ただし、それはゲームとしてのバランスであり、リアルサッカーとしての正確さではありません。
(昨日の話で行くと、パスだと間に合う、ドリブルだと間に合わない…という事は考えず。
 この局面でさとりが判定に加入する事が、ゲームの難易度にとって理不尽で無いかという基準で考えます)

もしもこのスレで正確平等なサッカーを期待しておられた方につきましては、
今後もそのご期待に応えられない可能性が高いです。(応えられるよう、出来る範囲で努力はしますが)
そうした点を踏まえて、今後もご参加いただければと思います。

862 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/11/09(日) 00:20:01 ID:???
★てゐ→エンシェントデューパー 55 ( クラブA )( 5 + 2 )+(本気モード+2)=64★
★こいし→パスカット 48 ( クラブ6 )( 3 + 5 )+(人数補正+1)=57
 ヤマメ→パスカット 49 ( ダイヤJ )( 2 + 4 )+(人数補正+1)+(キャプチャーウェブ+2)=58★
≧2→鈴仙、パスキャッチ。 そして行動選択!

こいし「え〜〜いっ!」

こいしは飛んだ。 その跳躍は無意識による物ではあったが、
確かにてゐが無意識に狙いたがっていたパスコースを突いていた。

ヤマメ「ここでブザマに負けちゃあ、カッコ悪いまま歴史に名を残しちゃうからね。
……くらえっ、『キャプチャーウェブ』!」

バシュルルルルルッ!

ヤマメも飛んだ。 まるで狙った獲物を確実に捉える蜘蛛の糸のように。
そのパスカットは間違いなく幻想郷全体でも高い水準を誇っていた。
先に飛んでいたこいしの存在も、てゐのパスコースを防ぐ為に充分役立っており、
もしもてゐのパスが多少ハイレベルであっても、弾く程度ならば容易だろう。
……しかし残念な事に、てゐのパスレベルの高さは、『多少』という域を大きく逸脱していた。

ギュンッ! ……ゴォオオオオオオオオオオオッ!! ギュウウッ……ッ!

こいし「ふ、ふへ? コースが読めても早すぎて見えなーい!?」

ヤマメ「……あはは。 やっぱり駄目だったかァ」

実況「す、すご〜〜い! てゐ選手のパスはただジグザグに変化するだけでなく、
緩急や変化についてもまさに自由自在! 先程のさとり選手の再現も素晴らしいと思いましたが、
本物を見た後ですと、如何に先程の再現が拙い物であったかがわかってしまう!
それ程残酷なまでに、てゐ選手のパスは逸脱しています!!」

863 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/11/09(日) 00:23:44 ID:EZQLzb4c
てゐ「はぁ、はぁ……。 ふ、当然よ」

佳歩「(でも、てゐ様ったら息を切らしてる。 ――体力的には、今ので大分消耗しちゃったのかな?)」

ギュウウッ……パスッ!

鈴仙「良し、ボールを取ったわ!」

実況「そして、ペナルティエリア手前で鈴仙選手がパスキャッチ!
地霊殿サブタイレイニアンローゼス、残された守備陣はキスメ選手と……!」

タタタッ……!

さとり「――と、止め……ます!(悠長にコースを読む暇は無い!
飛び出して無理やりパンチングに向かうか、タックルやパスカットに行くか!
ただ、タックルやカットだったらともかく。
パンチングは……ゴールから離れて居る以上。 どうしても、バランスを崩してしまうでしょうね)」

実況「比較的ゴールから近い位置…25メートル程度地点でのミスだったうえ、
パルスィ選手によるプレスや、パスによるタイムラグも効いていたか!
さとり選手がギリギリで鈴仙選手に食らいついていきます!」

永琳からボールを取られた位置からここまで、25メートル程を全力疾走で戻って来たさとりは、
ペナルティエリアの半ば、キスメよりも前の位置で鈴仙と対峙する格好になる。
パスミスからこの局面までは体感で5秒。
いや……てゐが弾かれたボールを拾い前進する時間もあったため、実際には7〜8秒程か。
そのために、さとりが辛うじてでもペナルティエリアに戻って来れた事自体は驚きでなかった。

864 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/11/09(日) 00:28:44 ID:EZQLzb4c
鈴仙「くっ……見かけ通りにしつこいわね!(今私が取れる選択肢は三つ。
ここでシュートするか、ドリブル……もしくは佳歩とのワンツーでさとりさんとキスメを抜くか。
一応ここはPAの中だから、さとりさんも一応パンチングには行けるけど、
ゴールから離れている以上、万全のパンチングにはならないでしょうし、心を読んでるヒマも無さそう。
……ただ、私のトラウマは読み取られてるでしょうから、想起タックルとか想起パスカットとかはしてきそうだけど。

それに、ゴールキーパーの不在は大きいわ。 お蔭で、狙えるコースがいつもより格段に広い!
『マインドブローイング』……いや。 さとりさんから発せられる激しい波長を利用した『マインドエクスプロージョン』
だったら、ゴールを射抜ける確率はかなり高い!
ただ、試合はまだ20分以上ある事を考えると、ドリブルかワンツーで抜けた方が、
体力を格段に節約できるから、そっちも選択肢としてはアリよね。 さて、ここは………!)」

A:ここからシュートだ!(更に撃つシュートを選択)
B:ドリブル突破だ!(鈴仙のドリブル:50)
C:佳歩とワンツーで突破だ!(鈴仙側のパス:49)
D:その他 自由選択枠

鈴仙のガッツ:670/880

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

*この試合での、鈴仙の『マインドエクスプロージョン』の使用が解禁されました。

865 :森崎名無しさん:2014/11/09(日) 00:29:31 ID:WfRGvzUk
A

866 :森崎名無しさん:2014/11/09(日) 00:29:41 ID:0p9HLmL2
A

867 :森崎名無しさん:2014/11/09(日) 00:29:41 ID:0DyViH6w
A

868 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/11/09(日) 00:42:53 ID:EZQLzb4c
A:ここからシュートだ!(更に撃つシュートを選択)

鈴仙「(いや! 今は出し惜しみしている局面じゃないわ!
試合は後半9分……もうすぐ10分でスコアは2−2。
ここで三点目を取ったら、私達の勝利は一気に大きく近づくのだもの!)」

さとり「シュート……ですか!(コースは……読み取れない!
このままゴールに飛びつくにも体勢は目茶目茶! だけど、怖がったら駄目!)」

キスメ「……!」(←損傷した桶を押えながらプルプルしている)

バッ!

鈴仙「……その位だったら読めるのね。 ――でも、関係ないわ!」

鈴仙は辛うじて身構えて見せたさとりを尻目に、体とボールを一旦整えてシュート体勢に入る。
そうして撃ち放ったシュートは……。

A:「今のはメラゾーマでは無い、メラだ」でおなじみ『マインドシェイカー』だ!(威力:55)160消費
B:序盤から終盤手前まで幅広く活躍する心強いお供、『マインドブローイング』だ!(威力:57)200消費
C:体力は消費するが威力は絶大、『マインドエクスプロージョン』だ!(威力:59)250消費
D:いや、ここは敢えて普通のシュートで凌辱だ!(威力:50)80消費

鈴仙のガッツ:670/880

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

*今回はGK不在補正は無しにします。 その代わり、さとりには現在バランス崩しペナ(−2)が発生しています。
*鈴仙の『マインド〜』系シュートは、1/4で敵GKのバランス崩しペナを転倒ペナ(−4)に変える事ができます。

869 :森崎名無しさん:2014/11/09(日) 00:43:37 ID:0DyViH6w
C

870 :森崎名無しさん:2014/11/09(日) 00:43:59 ID:WfRGvzUk
C

871 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/11/09(日) 01:06:00 ID:EZQLzb4c
C:体力は消費するが威力は絶大、『マインドエクスプロージョン』だ!(威力:59)250消費

鈴仙「……古明地さとり。 私は貴女と違って、人や妖怪の心を読む事はできない。」
だけど、私は人や妖怪。 あらゆる魂あるモノの『波長』を読む事が出来る!」

さとり「……何を言いたいのか、心を読む暇が無いのでわかりませんっ!」

グワァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!

鈴仙はその右脚を大きく振り上げる事でさとりに応えた。
自分と同じように、激しい波長を振りまき周囲に影響を与える少女を眼前にして、
鈴仙の瞳はいよいよ共鳴し怪しく光る。 それはさとりの第三の目の輝きにも似ていた。

鈴仙「――貴女がこれまで何を想って、何を経験して来たかなんてわからない。
だけど……私は貴女に似ているような気がする…ってね!」

さとり「――成程。 私にはあなたがこれまで何を想って、何を経験して来たかは分かる事はできます。
ですが……私は残念ながら、そういった共感は覚えませんね……!」

グッ…! バァアアッ!

鈴仙「(感じる。 暗い中で怯えながらも、懸命に歩を進めようとする強い意志の波長が!
私の波長は、これと比べるとまだまだ弱いけど……波形自体は一致している!)
――なら、これで……分からせてあげるわ! 私の――ううん、これは貴女の感情の爆発でもある!
『マインドエクスプロージョン』でねッ!!」

バッ……ゴォオオオォオオオオオオオオオオオオオオンン!! ギュン……ギュンギュンギュンギュン………!!

872 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/11/09(日) 01:07:34 ID:EZQLzb4c
さとり「(……恐ろしいシュートです。 不利な勝負でしょうが――)……止めます!」

キスメ「……!」

先着3名様で、

★鈴仙→マインドエクスプロージョン 59 ( ! card )( ! dice + ! dice )=★
★さとり→パンチング 56 (! card)(! dice + ! dice)+(バランス崩しペナ-2)=★
★キスメ→ブロック 50 (! card)(! dice + ! dice)+(軽傷治療済-1)=★

と書き込んでください。カードやダイスの結果で分岐します。

【シューター】−【キーパー】
≧5→シュートは邪魔される事無く放たれた!GKとの勝負へ。
=4〜2→シュートは放たれた。しかしこの数値差の人数分威力が落ちてGKとの勝負へ。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(佳歩がねじ込み)(パスカルがねじ込み)(ゾンビ妖精Dがフォロー)
≦−2→地霊殿ボールに。
【シューター】−【ブロッカー】
≧2→鈴仙のマインドエクスプロージョンが地霊殿ゴールに爆発する!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(佳歩がねじ込み)(ルナティックスのコーナーキック)(ゾンビ妖精Dがフォロー)
≦−2→地霊殿ボールに。
【補足・補正・備考】
鈴仙のマークがダイヤで敵GKにバランス崩しペナ(−2)が発生します。
鈴仙のマークと敵スートが一致時、スキル・狂気の瞳LV3により敵の数値が−2されます。
キスメのマークがダイヤ・ハートで「飛んで井の中」(+6、150消費)が発動します。
さとりのマークがダイヤで「とめます!」(+2)が発動します。

*今回はさとりの方がキスメよりも前に位置する為、特例的に判定順序が変わっています。
 このとき、ポスト判定はキスメのカードを基準に判定します。(ポストは普通にありうる、ということです)

873 :森崎名無しさん:2014/11/09(日) 01:08:06 ID:???
★鈴仙→マインドエクスプロージョン 59 ( ハート7 )( 5 + 4 )=★

874 :森崎名無しさん:2014/11/09(日) 01:08:29 ID:???
★鈴仙→マインドエクスプロージョン 59 ( ダイヤ7 )( 1 + 3 )=★

875 :森崎名無しさん:2014/11/09(日) 01:09:09 ID:???
★鈴仙→マインドエクスプロージョン 59 ( クラブ10 )( 3 + 3 )=★


876 :森崎名無しさん:2014/11/09(日) 01:09:28 ID:???
★さとり→パンチング 56 ( ダイヤJ )( 5 + 2 )+(バランス崩しペナ-2)=★

877 :森崎名無しさん:2014/11/09(日) 01:10:39 ID:???
★キスメ→ブロック 50 ( スペード8 )( 4 + 5 )+(軽傷治療済-1)=★

878 :森崎名無しさん:2014/11/09(日) 01:10:39 ID:???
★キスメ→ブロック 50 ( クラブA )( 5 + 1 )+(軽傷治療済-1)=★

879 :森崎名無しさん:2014/11/09(日) 01:10:43 ID:???
★キスメ→ブロック 50 ( ハートJ )( 4 + 2 )+(軽傷治療済-1)=★

880 :森崎名無しさん:2014/11/09(日) 01:11:17 ID:???
逆転!

881 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/11/09(日) 01:18:00 ID:???
鈴仙がさとりとキスメを吹っ飛ばしてハットトリック!そして逆転だ!
……と、言ったところで今日の更新はここまでです。

今回GKを先に判定させる、という事をやりまして、
「それが出来るなら、いつでもGKを先に判定させた方が有利じゃないか」
とも考えられますが、これは今回限りの特例という事でご容赦頂けないかと思います。

>>880
まだ後半は残っていますので、また同点にされるかもしれません。
適度に緊張感を持ちつつ楽しく選択して頂ければと思います。

それでは、皆さま、本日もお疲れ様でした。

882 :森崎名無しさん:2014/11/09(日) 01:26:48 ID:???
>鈴仙がさとりとキスメを吹っ飛ばしてハットトリック!そして逆転だ!

何故か、「鈴仙がさとりとキス、メを吹っ飛ばしてハットトリック!そして逆転だ!」
と区切って読んでしまった自分は病気。乙です

883 :森崎名無しさん:2014/11/09(日) 01:36:42 ID:???
乙でした。
ハーフタイムもあったし、キックオフ三歩必殺が来るのかな?
なんにせよ、鈴仙さん二試合連続ハットトリック!

884 :森崎名無しさん:2014/11/09(日) 02:28:45 ID:???
>>882 目を吹っ飛ばすのか

885 :森崎名無しさん:2014/11/09(日) 19:02:58 ID:???
鈴仙がさとりとキス、次の新聞の一面はいただきよw
それにしても結局さとりは体育座りな展開になってしまったね

886 :森崎名無しさん:2014/11/09(日) 19:36:39 ID:???
ズギュウウウウウウウン

887 :森崎名無しさん:2014/11/09(日) 21:01:31 ID:???
GKが上がって失敗して失点したじゃアレだしな
丁度前にいて吹っ飛んでる事だし手を貸してもいいんじゃないかな?

888 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/11/09(日) 21:36:07 ID:???
こんばんは、今日も更新します。
>>882
さとうどは狂気の第三の目(サードアイ)ですね、わかります。
乙ありがとうございます。
>>883
乙ありがとうございます。勇儀のガッツはまだペナ圏内だったりします。
得点王達成も、現実味を帯びてきましたね。
>>884
猟奇的な愛ですね…w
>>885
さとり「体育座り、皆でやれば怖くない!」ビシィこいし「ちょっと何言ってるかわからない」
>>886
第三章はさとりにキスした鈴仙が、石仮面の力で吸血鬼になる話ですね(大嘘)
>>887
そういう系な選択肢もありますね。

889 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/11/09(日) 21:37:45 ID:???
*チラシの裏*

キャプ森も10周年を迎えましたね。
2スレ目から3スレ目あたりをリアルタイムで読み、「なんだこのスレ!? 面白い!」
……となっていましたが、何時しか更新チェックを忘れて約7年(くらい?)。
「そういえば、昔面白かった『キャプテン森崎』ってどうなったんだろう。 終わってると思うけど過去ログくらいあるかな?」
そう思い立って調べてみたら、スレは連載中でWY大会の真っ最中、更には面白く魅力的な外伝がたくさん!
と、予想を遥かに上回るキャプ森界隈の賑わいっぷりに感動したのは今にも記憶に残っています。
当時の私は東方にハマり始めていたくらいでして、東方関係の外伝を1日以上かけて読みふけってました。

拙作は連載開始から1年半と、歴史の浅いスレではありますが、
それでもキャプテン森崎及び森崎板が皆さんにとってより楽しい場所になるよう、そして何より私自身がより楽しめるよう、
これからも更新をやっていきたいと思いますので、またよろしくお願いいたします。

チラシの裏失礼しました、次レスから更新を再開します。

890 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/11/09(日) 21:39:29 ID:???
★鈴仙→マインドエクスプロージョン 59 ( ハート7 )( 5 + 4 )=68★
★さとり→パンチング 56 ( ダイヤJ )( 5 + 2 )+(バランス崩しペナ-2)+(とめます!+2)+(狂気の瞳-2)=61★*吹き飛び!
≧5→シュートは邪魔される事無く放たれた!GKとの勝負へ。
★鈴仙→マインドエクスプロージョン 59 ( ハート7 )( 5 + 4 )=68★
★キスメ→ブロック 50 ( スペード8 )( 4 + 5 )+(軽傷治療済-1)=59★*吹き飛び!
≧2→鈴仙のマインドエクスプロージョンが地霊殿ゴールに爆発する!

ゴォッ………――――――――ォォォォォォォオオオッ!!

さとり「(お燐から聞いた話と同じ。 最初は低速だけど、少しずつその速度とパワーを増してきている。
でもその裏を返せば、撃ち始めの時ならば、この体勢の私でも防げる筈っ……!)はぁぁああっ!」

バァアアッ!

さとりは横っ飛びで、ゴールに向かって跳んだ。
果たして、さとりの堅く握りしめた右腕は加速を始める前のボールに触れる。
オーバーラップから戻ってきた直後、ゴールから離れている上に体勢も悪い。
そんな中でさとりが鈴仙のシュートに触れたのは、まさしく彼女の強靭な精神力によるものだった。
――そして、強靭な精神を持つ者の波長を浴びて増幅したシュートは……。

ガシイィッ! ……ギュン、ググググググ……ドゴオオオオオッ!

さとり「……!!(――受け、止められない。 私一人では、あまりにこのシュートは重い……!?)」

加速など必要なしに、さとりの細い身体を吹き飛ばす程度には強力だった。

キスメ「……!?」

ベギィィイイイイッ! グシャッ!

壊れた桶を庇いながらで、万全なブロックに行けなかったキスメは、当然に鈴仙のシュートを防ぐことは出来ない。
しっかりとした技術で狙い穿たれたボールは、キスメを錐揉みに吹き飛ばしながらゴールの隅へと飛んで行き。

891 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/11/09(日) 21:40:56 ID:???
――ズバァァアアアアアアッ!

ゴールネットを紙屑のように吹き飛ばしながら、天の彼方へと消えていった。
審判は一瞬、空を仰ぎながら呆けた顔をしていたが――。

……ピッ。 ピィイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイッ!!


永遠亭ルナティックス 3 − 2 地霊殿サブタレイニアンローゼス

892 :森崎名無しさん:2014/11/09(日) 21:42:25 ID:???
さとりが良いとこ全然ないなぁ

893 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/11/09(日) 21:42:58 ID:???
大会得点ランキング(表記はメインキャラのみ):
6ゴール 鈴仙
4ゴール 勇儀
3ゴール レミリア、フランドール、来生、諏訪子
2ゴール 射命丸、早苗、神奈子、ピエール
1ゴール 妹紅、佳歩、咲夜、美鈴、謎の向日葵仮面、赤蛮奇、
      影狼、反町、藍、メルラン、空、屠自古、神子、霊夢、魔理沙、森崎、天子

大会アシストランキング(表記はメインキャラのみ):
3アシスト 早苗
2アシスト 小悪魔、ピエール、てゐ
1アシスト 鈴仙、パチュリー、影狼、大妖精、橙、お燐、諏訪子、神子
       衣玖、針妙丸、小町、空

894 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/11/09(日) 21:45:27 ID:???
実況「ゴ〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッル! 凄いぞ鈴仙選手!! またまたしてもゴールだ〜〜〜〜!! 3−2っ!
これで鈴仙選手、先の雑魚妖怪チーム戦から続けて。 二戦連続ハットトリックの達成となります!
これは今大会得点王候補と囁かれていた紅魔スカーレットムーンズの紅帝、レミリア・スカーレット選手や、
博麗連合の不動のエースストライカー、霧雨魔理沙選手。
そして今まさに対峙している鬼の四天王、星熊勇儀選手ですら現時点で為しえなかった快挙!
鈴仙・優曇華院・イナバ! もしかしたら彼女こそが、今大会の得点王…いや、MVPに輝くべき存在なのかもしれません!」

観客「ワァアアアアアアアアアアアアアアアアッ!」「なんだなんだ! 鈴仙ってこんなに凄かったのか!?」
「何というか、最近勝負強いって感じだな」「れいせん!」「うどんちゃーん!」「えっと……イナバ!」「レイセン!」

レミリア(観客席)「……フフ。 これは次の試合、私も頑張らないといけないな」

咲夜(観客席)「(我々のチームは、タレントの数で言えば他の優勝候補に劣る。
それ故にお嬢様にはゲームメイクや守備においても負担を強いてしまっていたけど……。
――やはり、それだけではいけないわね)」

霊夢(観客席)「(うーん、やっぱりマグレ……って言う感じでは無いわね。 今のもたぶん『マスタースパーク』に威力で並んでたし。
――しっかし、あの鈴仙がハットトリックとは。
昔はフリー状態でバイタルエリアに居ても、マークびっしりな中盤の永琳にバックパスする程のヘタレだったのに……)」


……ワァァァアアアアアアアアアアアアッ……!

鈴仙「よし、決まった……!」

二ゴール目とは違い、鈴仙の精神は平常に保てていた。
浮き足立った感覚は無く、しっかりと自分の脚でシュートを決めたという確信がある。
ここに来ていよいよ、鈴仙にもストライカーとしての心が身についてきたのかもしれない。

895 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/11/09(日) 21:46:58 ID:EZQLzb4c
鈴仙「……!」

観客による歓声を一身に浴び、鈴仙はこう叫んだ。

A:「さぁ! これで勝負は私達のものよ!」天高く拳を上げ、チームメイトに向かってカッコ良く宣言する。
B:「皆、勝負はまだまだこれから。 油断しちゃだめよ!」ゲキを飛ばしつつ、チームメイトに合流する。
C:「ど、どんなもんじゃ〜〜〜〜い!」観客に向かって絶叫する。
D:「……フッ。 楽勝だったわね」クールに、次のキックオフに向かって備える。
E:「みんな〜〜〜、ありがと〜〜〜!」アイドルみたく手を振る。
F:「てゐ、ナイスアシスト!」アシストしてくれたてゐにガッツポーズする。
G:「さとりさん、元気出してください!」倒れたさとりの身体を抱き起こす。
H:その他 自由選択枠

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

896 :森崎名無しさん:2014/11/09(日) 21:47:38 ID:WfRGvzUk
B 本当に面白いのはここから

897 :森崎名無しさん:2014/11/09(日) 21:47:46 ID:0p9HLmL2
B

898 :森崎名無しさん:2014/11/09(日) 21:48:11 ID:4aVyEiRU
F

899 :森崎名無しさん:2014/11/09(日) 22:16:09 ID:???
F:「さwとwりwさwんwwwww、元wwww気出してくださいwwwwブフッwww」

900 :森崎名無しさん:2014/11/09(日) 22:17:39 ID:???
H G+鈴仙がさとりとキス、を実行する
ズギュウウウウウウウン

901 :森崎名無しさん:2014/11/09(日) 22:19:30 ID:???
佳歩「さすが鈴仙様!私帯にできないことを平然とやってのける!」

902 :森崎名無しさん:2014/11/09(日) 22:35:35 ID:???
H 選手交代で魔王を投入してさとりにとどめを刺す!

903 :森崎名無しさん:2014/11/09(日) 23:11:13 ID:???

「みんな! 勇儀さんならキックオフシュートやってくるわよ!」と、大声で言う

904 :森崎名無しさん:2014/11/09(日) 23:30:26 ID:???
勇儀のガッツはまだペナ圏内、だから撃てないんだよな

905 :森崎名無しさん:2014/11/09(日) 23:34:01 ID:???
仮に勇儀が撃てたとしてもここでは絶対撃たんけどね
残り時間を10人でやらないといけないし

906 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/11/10(月) 00:12:30 ID:X/3Pl4GA
B:「皆、勝負はまだまだこれから。 油断しちゃだめよ!」ゲキを飛ばしつつ、チームメイトに合流する。

鈴仙「(よっし! こういう時こそ、ただ喜ぶだけじゃなくって――)……皆!
ここで一点を決めてもまだまだ勝負はどうなるか分からない。 油断せず、しっかり残りの20分を戦い切るのよ!」

パスカル「おっ、言うねぇ。 ……もっとも、言われなくても分かっているつもりだが!」

永琳「星熊勇儀はまだ息を切らしていたから、開幕での大技は無いでしょうけど。
霊烏路空の方は大分回復して来た様子だったわ。 乱打戦となれば、一点差で安心するのは早いわね」

佳歩「そうです! それに……さとりさんも、何だか疲れていそうでした。
ひょっとしたら、もっと攻めて行ったら、もっともっと点が取れるかもしれないです!」

鈴仙の激励は良い方向にチームを纏めた。
鈴仙自体が何度もシュートを決め、心に余裕が出来た…という事もあるが、
ルナティックスのメンバー自体もまた、1点差程度で逃げ切れるとは思っていなかった。

鈴仙「(次のキックオフ。 いきなりシュートは無いとは思うけど……どうなるかしらね)」

*ハットトリックを達成したため、人気度が大きくあがります。62→65
*卓越した選手の証であるハットトリックを決めたので、狂気度が加算されます。24→25
*勝ち越しシュートを決め、冷静なゲキを飛ばしたので、永琳印象値が上がります。 37→39

907 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/11/10(月) 00:13:45 ID:X/3Pl4GA

さとり「……決められて、しまいましたね」

お燐「……一体どうしたんですか、さとり様。 あんな無謀なオーバーラップなんかやっちゃって。
スタンドプレーですよ、スタンドプレー!」

勇儀「戦略的意図とやらについては、私は感覚的にしか分からんが……。
それでも、今の局面は賭けに出るには早急に見えたぞ。 一体どうした、古明地?」

松山「………」

――その一方。
一時は優勢であったにも関わらず、同点、そして1点差を付けられた地霊殿サブタレイニアンローゼスの面々は、
暗い雰囲気に包まれるよりも前に、さとりに対する純粋な疑問があった。
何故、あの局面で、分の悪い博打となるオーバーラップを行ったのか…に、ついてである。

さとり「……スタンドプレー、そうね。
私は、勝手な判断で貴方達の信頼を裏切り、そして失敗しました。 弁解はできません」

松山「……散々俺や兄貴に色々言った癖して。 お前こそが、チームの不協和音なんじゃないか」

さとり「……そうですね。 笑っても良いですよ」

さとりの態度に真っ先に反感を覚えたのは、誰でも無いあの松山だった。
チームの輪から孤立した彼が、チームの中心的存在たるさとりのスタンドプレーを糾弾するというのは、傍目からして些か滑稽ではあった。
しかし、他のメンバーにしても、さとりの真意は知りたいと思っていたため、特に松山に反論はせず、話の顛末を見守っている。

908 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/11/10(月) 00:14:51 ID:X/3Pl4GA
松山「……良いか。 仲間なんてのは、所詮単なる利害関係人。
お前に皆がたかるのも、お前が金持ちの家の娘で、地元の有力者だからなんだ……。
ああ、確かにお前が何をやろうとも皆はそう簡単に見捨てないだろうさ。
だけど覚えておけよ。 そうしている『仲間』は皆、お前の事を内心では軽蔑して馬鹿にしてるんだからな!」

松山は饒舌にさとりの非を咎める。 自分よりも惨めな境遇の者に対して、彼は非常に尊大だった。
そうだ。 あいつは気に入らない。
嫌われ者の癖して前向きで、それなのにスタンドプレーでチームの和を乱して。
――松山はそう思いながら、さとりがどんな良い顔をしてくれるかを楽しみにしていたが。

さとり「……ふふ」

松山「何俺の事笑ってるんだよ……。 この不協和音が……!」

さとりの表情は松山にとって最悪の顔だった。 ――つまり、穏やかに微笑んでいたのだ。

さとり「……確かに、私の「仲間」は。
今の私のスタンドプレーに酷く驚き、同時に不信感や不満を抱いています」

さとりはそうやって優しく言葉を紡ぐ。
松山にとって、彼女の声や言葉は呪詛か何かのように聞こえた。

さとり「――ですが。 それと同時に、この返された一点をどう返していくか。
それを必死に考えてくれています。 ……無論、私と――貴方を入れた11人でね」

松山「……なにィ?」

さとり「……私は人や妖怪の心を読む事が出来てしまう、醜悪な覚妖怪。
だけど、この忌み嫌われるべき能力はごく稀に……役に立つという事ですよ」

909 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/11/10(月) 00:16:55 ID:X/3Pl4GA
さとりは吹き飛ばされた事により服についた砂埃を払いながら、松山に歩み寄る。

さとり「――松山光君。 矢車想という仮想の人格で覆われていない状態の貴方ならば。
正確に貴方の心、そして記憶を読み取る事が出来ました。
詳細は、キックオフが控えている故に敢えて語らないけれど――一つだけ。
私が、オーバーラップをした理由だけは、貴方に話しておきましょう」

松山以外のメンバーへの説明を兼ねるように、さとりは最後に一言だけ、はっきりとこう告げた。

さとり「私がオーバーラップをした理由。 それは、松山君……貴方に、伝えたい事があったからです。
――『私達は、貴方がかつて仲間と思っていた者達とは違う』……と」

お燐「(――さとり様。 あいつの事、ここまで考えて……)成程ね。
さとり様がそこまで本気なら、あたい等も納得するしかないか」

空「さとり様……正直、何仰ってるか分かりませんが、私はさとり様を信じていますから!」

パルスィ「妬ましい…! 私はただ単に日頃のうっぷんをサッカーで晴らせればそれで満足なのよ……!」

ヤマメ「私も、面白けりゃ何でも良いよ! 良いじゃん良いじゃん、こっから逆転するってのも充分面白そうだ!」

キスメ「……!」(←ガッツポーズをしている)

勇儀「勝負の世界で凌ぎを削って来た身としては、古明地よ。
お前さんの行動は些か甘いような気がするね。 だが――私は、嫌いじゃないよ」

さとりが言った言葉は曖昧だったが、松山を除くチームメイトの中で彼女に明確に反論する者はいない。
まるでさとり以外のメンバーまでもが、心を読む程度の能力を身に付けているかのように。

松山「はァ? 何だよそれ! もしも兄貴の事を馬鹿にしているのだったら……!」

そして、最後まで抗おうとする松山に対して、さとりはスッ、と瞳を閉じながら。

910 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/11/10(月) 00:17:56 ID:X/3Pl4GA

さとり「……私が無謀なオーバーラップをした理由は他にもあります。 それはね、―――」

――松山にだけ聞こえるよう、彼の耳元で更にもう一言だけ付け加えた。

松山「――なっ……! き、貴様……!!」

松山はそれを聞いて、頭を石で殴られたような衝撃を受け……立ち尽くす事しかできなかった。
今の自分にあんな言葉を掛けてくれたのは……恐らく、彼女が初めてだったからだ。

911 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/11/10(月) 00:25:27 ID:X/3Pl4GA
―――ピィイイイイイイイイイイイイイイイイイイッ!

実況「さあ! 後半戦も11分にして、二度目のキックオフです!
ルナティックスに再びビハインドを付けられたサブタレイニアンローゼスは、
ここで何としても同点を狙いたいところですが〜〜〜〜〜!? ボールは勇儀選手がフォローしております!」

勇儀「(はてさて、地底のご令嬢に仕えるのも大変だ。
悠長な事を言わずに、すぐに点を返さなくてはいけないからねぇ。 ここは……!)」

先着1名様で、

★勇儀の判断→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER→その時、松山の様子に異変が!?
ダイヤ・ハート→勇儀「しゃあない、私が少し切り込んでみるか!」
スペード・クラブ→勇儀「……火焔猫、お前さんのサイドアタック、もう一度見せてやりな!」

912 :森崎名無しさん:2014/11/10(月) 00:26:26 ID:???
★勇儀の判断→ スペードQ

913 :森崎名無しさん:2014/11/10(月) 00:26:26 ID:???
★勇儀の判断→ クラブ2

914 :森崎名無しさん:2014/11/10(月) 00:26:44 ID:???
★勇儀の判断→ スペード9

915 :森崎名無しさん:2014/11/10(月) 00:27:36 ID:???
ミック!

916 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/11/10(月) 00:29:55 ID:???
再びお燐のドリブルが火を噴く!?
……と、言ったところで今日の更新はここまでです。
コメント等については、また明日纏めて返していければと思います。

それでは、皆さま、本日もお疲れ様でした。



917 :森崎名無しさん:2014/11/10(月) 19:59:54 ID:???
乙でした。

>>今の自分にあんな言葉を掛けてくれたのは……恐らく、彼女が初めてだったからだ。

さとり「松山君、ネーミングセンスありますね」


918 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/11/10(月) 22:47:03 ID:???
こんばんは、今日も更新していきます。
>>900-901
さとり様が泥で口を拭いだしそうですね。
>>902
フリーキックで11人吹っ飛ばしてゴールしそうですね…w
>>917
乙ありがとうございます。
たぶん昔の藤沢が褒めてくれてたから(震え声)

919 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/11/10(月) 22:52:09 ID:???
★勇儀の判断→ スペードQ ★
スペード・クラブ→勇儀「……火焔猫、お前さんのサイドアタック、もう一度見せてやりな!」

勇儀「(私の体力は――まだ、全力では無いか。
それならば、繰り返しになるが有効な手段で……!)……火焔猫、お前さんのサイドアタック、もう一度見せてやりな!」

バゴオオオッ! ――ポムッ!

お燐「あいよ〜」

実況「勇儀選手、暫くボールをキープしてから、
サイドアウトすら辞さない勢いで、ボールを横へと豪快に蹴りだします!
ですがそのボールは……お燐選手のバケモノ染みた横っ飛びでフォロー! そのまま右サイドを一気に抉っていきます!」

鈴仙「くっ、また!?」

お燐「えへへっ。 悪いねぇ〜。 何度も何度もおんなじ手を使っちゃって」

タタタッ……!

勇儀から受け取ったボールを、軽快な足取りでどんどん前に進めていくお燐。
10メートル程度進んだあたりで、彼女は異変に気が付いた。

パスカル「さあ、ここは二度と通さないぞ!」

お燐「あはは、無駄無駄! ことサイドでのタイマン勝負じゃァ、あたいの方が有利に決まっ……て」

永琳「――タイマン勝負だったら、確かにそうかもね。 じゃあ、二人ならどうかしら?」

ザッ…!

920 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/11/10(月) 22:54:00 ID:X/3Pl4GA
お燐「ん……んげっ(や、やっぱりマトモな攻撃手段が勇儀姐さんの突破か、
あたいのドリブルしかないってバレたら、勝手に対策もされちゃうよねぇ……)」

実況「おっとここで、お燐選手のドリブルに対して……パスカル選手に加えて、
パルスィ選手のマークを振り切った、永琳選手までもがタックルに向かいます!」

先着2名様で、

★お燐→ドリブル 49 (! card)(! dice + ! dice)+(サイドアタック+2)=★
★パスカル→タックル 51 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=★
★永琳→タックル 51 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→お燐、ルナティックスのサイドを突破成功!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(矢車がフォロー)(地霊殿のスローイン)(佳歩がフォロー)
≦−2→ルナティックスボールに。

【補足・補正・備考】
お燐のマークがダイヤの時、「キャットランダムウォーク(+5)」が発動します。
お燐のマークがハートの時、「キャッツウォーク(+3)」が発動します。
パスカルのマークがダイヤ・ハートの時「クリップタックル(+3)」が発動します。
永琳のマークがダイヤで「天文密葬法(+3、吹飛5)」が発動します。

921 :森崎名無しさん:2014/11/10(月) 22:55:10 ID:???
★お燐→ドリブル 49 ( ダイヤ9 )( 1 + 4 )+(サイドアタック+2)=★

922 :森崎名無しさん:2014/11/10(月) 22:55:30 ID:???
★パスカル→タックル 51 ( クラブ3 )( 1 + 6 )+(人数補正+1)=★

923 :森崎名無しさん:2014/11/10(月) 22:55:41 ID:???
★パスカル→タックル 51 ( クラブK )( 2 + 6 )+(人数補正+1)=★

924 :森崎名無しさん:2014/11/10(月) 22:56:48 ID:???
★永琳→タックル 51 ( クラブ9 )( 1 + 6 )+(人数補正+1)=★

925 :森崎名無しさん:2014/11/10(月) 22:56:56 ID:???
★永琳→タックル 51 ( スペード3 )( 1 + 1 )+(人数補正+1)=★

926 :森崎名無しさん:2014/11/10(月) 22:58:14 ID:???
月のファンタジスタ発動ならず

927 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/11/10(月) 22:59:28 ID:X/3Pl4GA
あっ、すみません。結果表を変え忘れていました。
+1の結果は、矢車がフォローではなく、松山がフォローです!
また、永琳にはスキル・月のファンタジスタがあるため、ダイスの合計が2の場合は12とみなします。
失礼いたしました。


928 :森崎名無しさん:2014/11/11(火) 00:02:59 ID:???
ミックお燐、餌上げるからおいで(その隙にボールを奪う)

929 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/11/11(火) 00:10:38 ID:+W+3Jp4E
★お燐→ドリブル 49 ( ダイヤ9 )( 1 + 4 )+(サイドアタック+2)+(キャットランダムウォーク+5)=61★
★パスカル→タックル 51 ( クラブ3 )( 1 + 6 )+(人数補正+1)=59★
★永琳→タックル 51 ( クラブ9 )( 1 + 6 )+(人数補正+1)=58★
≧2→お燐、ルナティックスのサイドを突破成功!

お燐「(いやっ、大丈夫。 あたいだって曲がりなりにもここまで練習して来たんだ。
特に、ことドリブルセンスで言えば、あたいの才能は地底でもピカ一なんだ!
なーにが天才だ、パルスィじゃないけど天才だって絶対じゃない筈、ビビらず行けば……っ!)」

タタタタ……クッ、スパッ!

パスカル「なにッ!?」

永琳「!?」

お燐「でりゃぁああいっ! あたいはこのサイドアタックで、故郷の地底に錦を飾るんだ!」

実況「す……素晴らしいドリブルですお燐選手っ!
緩急左右だけで無い、上下のフェイントも組み込まれた変幻自在のスーパープレイ!
パスカル選手だけでなく、あの永琳選手の隙間をも縫って、サイドを更に駆け上がります!
これこそ地上のサッカーには無い、ダイナミックでワイルドな地底サッカーの真骨頂!
本人が言う通り、まさに故郷の地底に錦を飾るファインプレーでした!」

松山「(……故郷に……錦……だと? 俺に故郷など無い………!)」

930 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/11/11(火) 00:12:58 ID:+W+3Jp4E
鈴仙「(ま……マズいわね! 早速これで敵チームは得点圏。
シューターは恐らく、まだ疲弊してる勇儀さんじゃなくって――元気のありそうな空!
幸い、妹紅は空にピッタリマークをして貰っているからクリアには出れそうだけど……!?)」

パルスィ「(そういえば、……前半よりも積極的にシュートを狙えとかなんとか、あの妬ましい勇儀が言っていたわね。
――私も、ここは天才をマークするんじゃなくて、更に走ってシュートに行くべきかしら……!?)」

タッ――!

松山「(畜生……! 俺は……一体何の為に生きるっていうんだ。 兄貴、教えてくれよ……!)」

つかさ「(――他の人たちも、前半と比べて思いっきり上がってきている!
私達が止めないと……どんどんねじ込みに来てしまう!)」

お燐「よっし。 うまいコトあたいがボールを運んだんだ。 うまいコト決めちゃいなよ、お空!」

タタタッ……バコオオオオオオオオオオオオッ!

実況「お燐選手、高々とセンタリングを上げた〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!」

鈴仙「(あ……あわわわ! 空に高いボールが上がっちゃうわ!
つかさは体力も多少は回復したし、役割的にもブロックに行かせるしかないと思うけど……。
どうしよう、ブロックの枚数やフォロワーが減るというデメリットを考慮しても。
せめて守備能力が平均的に高めな慧音さんと、パスカットがちょっとだけ得意なウサギDちゃんには、
お燐のサイドからのセンタリングをカットして貰った方が良いのかしら……!?
急いで考えなくっちゃ。 え〜〜〜っと………)」

限られた時間の中、鈴仙は冷や汗をたらしながらチームメイトに指示を出した。

931 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/11/11(火) 00:17:46 ID:+W+3Jp4E

A:慧音とウサギDにはお燐のセンタリングへのパスカットに行ってもらう!
B:慧音はブロックに、ウサギDにはシュートのフォローに回ってもらう!
C:慧音はパスカットに、ウサギDにはシュートのフォローに回ってもらう!
D:慧音とウサギDにはブロックに行ってもらう! 4人がかりでシュートブロックだ!
E:むしろ姫様に壁は要らないのでは? 妹紅やつかさ含めた全員でシュートのフォローに回ってもらう。
F:その他 自由選択枠 慧音にシュートのフォローに回ってもらいたい場合はこちらで

鈴仙のガッツ:440/880

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

*妹紅は空のシュートに対してクリアに向かいます。 自由選択枠で変更可能です。
*つかさは空のシュートに対してブロックに向かいます。 自由選択枠で変更可能です。

932 :森崎名無しさん:2014/11/11(火) 00:19:05 ID:tLtpYMuQ
B

933 :森崎名無しさん:2014/11/11(火) 00:19:29 ID:jdvDUyMo
B

934 :森崎名無しさん:2014/11/11(火) 00:21:18 ID:pN1/YnS2
C

935 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/11/11(火) 00:21:56 ID:???
Bが選ばれたところで、今日の更新はここまでです。
>>928
この試合のお燐はミックの如し強さですね……w

それでは、皆さま、本日もお疲れ様でした。

936 :森崎名無しさん:2014/11/11(火) 00:29:47 ID:???
乙でした

永琳「たまにはDFにも成長機会を与えないとね」
鈴仙「師匠……本気なのか負け惜しみなのかどっちですか?」

937 :森崎名無しさん:2014/11/11(火) 00:44:43 ID:???
カグヤ カグヤ カグヤ バヤシ ブルノ カグヤ

938 :森崎名無しさん:2014/11/11(火) 00:54:01 ID:???
乙です
まぁダイヤを連発されりゃあそらきついって

939 :森崎名無しさん:2014/11/11(火) 17:47:03 ID:???
相手の引きがいいとはいえ師匠もパスカルもいまいちだな

940 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/11/11(火) 23:54:12 ID:???
こんばんは、遅くなりましたが更新します。
>>936
乙ありがとうございます。
確かにこの辺で慧音先生あたりはブロック覚醒して頂ければかなり強くなりますね。
ブロックは(覚醒すれば)燃費の良いつかさ、タックルは妹紅以上、オンリーワンのパスカットがあるので、
色々と活躍できるようになると思います。
>>937
バヤシさんは引きが悪いだけでブルノさんとは格が違うだろ!いい加減にしろ!
>>938
乙ありがとうございます。
お燐の引きがかなり安定して良いですね。
>>939
お燐が強いというのもありますが、それでも弾かれるとは予想してましたね。

941 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/11/11(火) 23:55:58 ID:???
B:慧音はブロックに、ウサギDにはシュートのフォローに回ってもらう!

鈴仙「(――Dちゃんはパスカットが上手だけど。
でも、お燐はドリブルでサイドを抉り、そこからセンタリングを上げる事に特化した存在!
だから、この局面はフォローに回って貰う方がマシ。
そして、慧音さんのパスカットだったら、運が良ければボールを弾けるでしょうけど。
――それでも、零してねじ込みになっては意味がない! だったら――)
慧音さんはブロックに行って下さい! そしてDちゃんはフォローにっ!」

慧音「……了解だ!」

ウサギD「わかりましたっ!」

バッ、バババッ!!

鈴仙が咄嗟に出した指示に従い、慧音とウサギDは動きを固め、
元々やるべき事が明確な妹紅とつかさの二人は空の惚けた顔をしっかりと睨む。
そしてお燐もまた、そんなルナティックスの守備陣を前にニヤリと唇を歪め。

お燐「おや、パスカットは無しか。 だったら都合が良い、お空! あたいのアシスト王に貢献しなっ!」

バゴオオオオオッッ!!

空「うん、お燐! 行くよ〜〜〜〜〜っ!」

……バァァァアアアアアアアアアアッ!

942 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/11/11(火) 23:58:54 ID:+W+3Jp4E

妹紅「やっぱり来たわね。 あんたの神の炎とやら、この私の炎で掻き消してやる!
――『鳳翼天翔』ッ!!」

タッ! ドゴオオオオオオオオオオオオオッ……!!

つかさ「(……止める!)」

実況「さあ〜〜! いよいよ後半13分で地霊殿サブタイレイニアンローゼスが、
後半戦初のシュートに向かいます!
シュートを撃つのは地霊殿の大きすぎる主砲、霊烏路空選手!
高いセンタリングに対して思いっきり振りかぶりゴールを狙う!」

観客「ワァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!」
「カグヤ カグヤ カグヤ カグヤ」「カグーヤ王女バンザーイ!」

輝夜「……どんなシュートが来ようと、この私が必ず止めて見せる!
(ギャァァッ! こ、殺される〜〜〜〜!?)」

鈴仙「(ひ、姫様! 本音と建前が逆……じゃなかった!?)」

943 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/11/12(水) 00:00:35 ID:L5Cm4+1M
☆どのセービングをしてもらいますか?
 先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

A:たすけてえーりん!(セーブ力に固定で+8されます)150消費
必殺キャッチです。1/4で「(えーりんが)とめる!」(+2)が発動します。
成功時獲得カリスマポイント:0

B:パンチング(セーブ力に固定で+4されます)80消費
ボールを弾きます。勝利しても自陣深くにボールが残ることが多いです。
1/4で「ブリリアントドラゴンバレッタ(+2)」が発動します。
成功時獲得カリスマポイント:1

C:キャッチング(セーブ力に固定で+2されます)40消費
ボールを掴みます。成功率が低い分、勝利時はこちらにより有利な判定となります。
成功時獲得カリスマポイント:3

D:カリスマセーブ(セーブ力に固定で+0されます)40消費
カリスマにワンハンドキャッチします。属性はキャッチと同じですが、成功したらカリスマ度が急上昇します。
また、JOKERが出た場合は数値差に限らず強制勝利となります。
成功時獲得カリスマポイント:5(失敗時でも+1)

E:ライフスプリングインフィニティ(セーブしません)100消費
輝夜が何か凄いオーラを発します。基本的には何も起きませんが2/13(+JOKER)でシュートを防ぎます。
吹き飛び判定はなく、ポスト判定は存在します。絶体絶命の時に一か八かで。
成功時獲得カリスマポイント:4

*ここでの「成功時」とは、こぼれ球以上の結果を指します。ポストの場合は成功とはみなしません。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
輝夜セーブ力:52
空の八咫烏ヘッドの威力:59(1/4で更に+2)
輝夜のガッツ:670/730
輝夜のカリスマポイント:0/10(ポイントが溜まると難題が解放され、輝夜がパワーアップします。現在:LV2)

944 :森崎名無しさん:2014/11/12(水) 00:02:07 ID:BW6sbA4o
A

945 :森崎名無しさん:2014/11/12(水) 00:02:55 ID:LZCGRNzs
A

946 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/11/12(水) 00:27:33 ID:L5Cm4+1M
A:たすけてえーりん!(セーブ力に固定で+8されます)150消費

輝夜「たす」

鈴仙「(――まぁ。 特に私が指示を出す事でも無いわね……)」

輝夜「けてえーりーーーーーーーーーーーーーーーんっ!!」

鈴仙があーだこーだ言うよりも早く、輝夜は永琳を呼びつけていた。
見ると空はその身に宿る力を更に増大させており、
周囲には目に見えないが何か危なげな物質がばら撒かれているような気がする。
そうした意味では、永琳に頼る事が輝夜の身的にも最善かもしれない。
そして最後に、空は大きくその身を大きく乗り出して―――。

空「……お燐がサイドアタックで活躍したように。
私はこのダイレクトシュートで故郷に虹を飾るのよ! 食らえっ、『八咫烏ヘッド』!!」

バッ……ゴォオオオオオオオオオオオオオオオン!!

実況「出た〜〜〜! 空選手の『八咫烏ヘッド』!」

空「いっ……けぇぇぇぇぇぇぇええええええええええええっ!!」

947 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/11/12(水) 00:28:49 ID:L5Cm4+1M

先着4名様で、

★空→八咫烏ヘッド 59 ( ! card )+( ! dice + ! dice )=★
★妹紅→鳳翼天翔 55 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=★
★つかさ→ブロック 48 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=
 慧音→ブロック 50 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=★
★輝夜→たすけてえーりん! 60 (! card)(! dice + ! dice)=★

と書き込んでください。カードやダイスの結果で分岐します。

【シューター】−MAX【ブロッカー】
≧5→シュートは邪魔される事無く放たれた!GKとの勝負へ。
=4〜2→シュートは放たれた。しかしこの数値差の人数分威力が落ちてGKとの勝負へ。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(勇儀がねじこみ)(松山がねじ込み)(ウサギDがフォロー)
≦−2→ルナティックスボールに。

【シューター】−【キーパー】
≧2→空の八咫烏ヘッドがルナティックスゴールにフュージョンする!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(勇儀がねじこみ)(地霊殿のコーナーキック)(ウサギDがフォロー)
≦−2→ルナティックスボールに。

【補足・補正・備考】
空の「八咫烏ヘッド」には吹飛係数3があります。
空のマークがダイヤで「核反応制御不能ヘッド」が発動し、威力がさらに+2され、吹飛係数が1になります。
つかさのマークがダイヤで、「ソウルブロック(+8、250消費)」が発動します。
つかさのマークがダイヤで、「顔面ブロック(+6、150消費)」が発動します。
慧音のマークがダイヤで「三種の神器 鏡(+4、100消費)」が発動します。
輝夜のマークがダイヤで、「(えーりんが)とめる!(+2)」が発動します。
妹紅と輝夜はスキル・蓬莱人により絶対に負傷しません。

948 :森崎名無しさん:2014/11/12(水) 00:30:16 ID:???
★空→八咫烏ヘッド 59 ( ハート5 )+( 2 + 1 )=★

949 :森崎名無しさん:2014/11/12(水) 00:30:25 ID:???
★空→八咫烏ヘッド 59 ( ダイヤ4 )+( 3 + 4 )=★

950 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/11/12(水) 00:30:27 ID:???
……と、言ったところで、今日の更新はここまでです。
皆さま、本日もお疲れ様でした。

951 :森崎名無しさん:2014/11/12(水) 00:33:50 ID:???
★妹紅→鳳翼天翔 55 ( JOKER )( 5 + 2 )+(人数補正+1)=★

952 :森崎名無しさん:2014/11/12(水) 00:34:27 ID:???
★つかさ→ブロック 48 ( スペードQ )( 2 + 3 )+(人数補正+1)=
 慧音→ブロック 50 ( ダイヤ8 )( 4 + 6 )+(人数補正+1)=★

953 :森崎名無しさん:2014/11/12(水) 00:34:48 ID:???
★つかさ→ブロック 48 ( スペード9 )( 4 + 1 )+(人数補正+1)=
 慧音→ブロック 50 ( クラブ7 )( 5 + 3 )+(人数補正+1)=★

954 :森崎名無しさん:2014/11/12(水) 00:35:16 ID:???
もっと!熱くなれよおおおおおおおお!

955 :森崎名無しさん:2014/11/12(水) 00:39:19 ID:???
妹紅のDFとしての能力は典型的なザケーロ(はねかえし屋)
足元がちょっと弱いのは愛嬌

956 :森崎名無しさん:2014/11/12(水) 00:41:42 ID:???
★輝夜→たすけてえーりん! 60 ( スペードQ )( 4 + 3 )=★

957 :森崎名無しさん:2014/11/12(水) 02:20:09 ID:???
あれ、これまたすぐに奪い返しにくるんじゃね

958 :森崎名無しさん:2014/11/12(水) 07:55:12 ID:???
八咫烏はミサキの一種、この大事な場面でシューターの数値が案外たいしたことなかったのもミサキの影響か

959 :森崎名無しさん:2014/11/12(水) 09:12:33 ID:???
おのれ岬

960 :森崎名無しさん:2014/11/12(水) 19:25:57 ID:???
幽香とお空のシュートが案外大したことなかったのも岬太郎って奴の仕業なんだ

961 :森崎名無しさん:2014/11/12(水) 20:26:36 ID:???
大したことない→みんな岬の仕業
大事な局面でダイス→みんなバヤシさんの仕業
意外なキャラが活躍→みんな鈴仙の仕業

流れって怖い、次の犠牲者は誰になるやら

妹紅「ひゃっはー!」
慧音「ブロック、私のブロック覚醒はまだか!」

962 :森崎名無しさん:2014/11/12(水) 21:09:03 ID:???
なんだって!?それは本当かい!?

963 :森崎名無しさん:2014/11/12(水) 21:10:52 ID:???
って幽香ってシュート撃ってたか?

964 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/11/12(水) 23:12:36 ID:???
こんばんは、今日も更新します。
>>954
妹紅は実力以上に引きが凄いですね…
やはりコーチ陣の応援があるからでしょうか。
>>955
ザケーロは今調べて知りました。
他にも攻撃的SBとしてラテラルってのもあるんですね、それも妹紅っぽいかもです。
妹紅のDFとしての弱点はやはりブロックがからきしな所でしょうか。ミドルシュートでは人数合わせにしかなりません。
>>957
一応クリアなので、ボールは前方へ置かれる形になります。
>>958-962
定番の流れは面白いというかなんかホッとしますね。
次あるとしたら、覚醒が潰される→みんな妹紅のせいとかにならないか心配ですw(引きの良さ的に)
>>963
大人しい性格で凌辱という言葉が大っ嫌いな幽香さんが、シュートなんて撃つはずがありませんね…。

965 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/11/12(水) 23:14:11 ID:???
★空→八咫烏ヘッド 59 ( ハート5 )+( 2 + 1 )=63★*吹っ飛び!
★妹紅→鳳翼天翔 55 ( JOKER )( 5 + 2 )(*JOKERよりダイヤ15)+(人数補正+1)=71★
≦−2→ルナティックスボールに。

空「うにゅぅううううううううううううううううう!!」

ゴォオオオオオオッ……!!

妹紅「(……これが、神より賜りし炎って奴か。
やっぱり確かに、純粋な温度や質量で勝負したら。
所詮は人間の範疇にある私の火術は……子供だましも良い所だね)」

古来より神の遣いとされる八咫烏。
その恰好を模した少女から放たれる、核弾頭レベルのシュートはやはり強大だった。
しかも、空がボールを打ち付けた高度は、不死鳥の名を冠する妹紅の飛翔よりも更に上。
空より先に飛んだ筈の妹紅だったが、空はあっという間に妹紅が飛んだ位置を追い越していた。

妹紅「(――それにしても、何故こうも私は頑張ってるのかね。
しかもよりによって、一番嫌いな奴のゴールを守る為に)」

空と比較すると弱い炎だが、その扱いに関しては妹紅の方が長けている。
周囲に纏う炎を渦を瞬時に翼の形に変え、その鳳翼の羽ばたき一つで妹紅は更に高く浮き上がった。
太陽を目指しその翼を散らせた、どこか国のお伽噺に出て来た青年のように。
そのお伽噺との違いは、まず翼を持つ者が青年では無く少女だったところ。 そして――。

妹紅「(……慧音の為? 鈴仙や他の兎達の為? チームの為? ――いや、違う。
それはもっと単純でシンプルな答えの筈……!)」

ゴォオオオオオオオ……ッ! ブウウン!
  ―――――――――――――ゴゴォオオオオオオオオオオオオッ!

――その少女の翼は、太陽を前にして散るどころか、更に輝きを増していたところだろうか。

966 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/11/12(水) 23:19:10 ID:???
妹紅「(私がこうして闘っている理由。 それは――私自身が欲しているから!
ぬるま湯のような永遠の安寧では無く、熱く激しい刹那の闘いを!
定命の者のみが持ち、私には二度と持てぬ、その熱い感覚を!)
もっと……熱くなれよォオオオオオオオオオオオオオオオオオッ!!」

空「え、ええっ!? 自分から私のシュートに突っ込んで行くなんて……無謀すぎるよ!」

妹紅「無謀位が丁度良い、どうせ死んでも死ねないんだから、刺激が足んないのさ!」

妹紅はその太陽に近づくと、鳳翼の翼を惜しげも無く弾き飛ばして神の炎にぶつけてみせる。
無論火力において大きく劣る妹紅の炎では、空のシュートに纏った炎を掻き消すには不十分だ。
シュートは僅かに空中に静止しながら揺れただけで、威力が減衰される様子も無い。
しかし、その静止した瞬間を妹紅は狙っていた。

妹紅「――さァ。 観客達も、地底の連中も、私の仲間達……と、ついでに輝夜も!
その目に蓬莱の炎を焼き付けな。 私の炎は、蘇る度に強くなる伝説の火の鳥が如し。
――今日のクリアは、あんた方のトラウマになるよ!」

ゴォオオオオオオオオオオオオオオオオッ……!!

妹紅「ハァァァァァァアアアアアア……ッ!! 『フェニックス再誕』!」

バゴオオオオオオオオオオンッ! バゴオオオオオオオオンッ! バゴオオオオオオオオオオッ!
 ……ゴォォオッ、パチパチパチッ……

妹紅「ちいっ、1回死んだか。 仕方ない『リザレクション』ッ! やり直しだ!」

  ―――ゴオッ、バァァァアアアアアアアッ!
バゴオオオオオオオオオオンッ! バゴオオオオオオオオンッ! バゴオオオオオオオオオオッ!

967 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/11/12(水) 23:21:15 ID:???
勇儀「うん……? 成程、一度のクリアでは弾けないと見るや。
その身を削りながら、何度も何度もボールを押し返して弾く事にしたのか。
欠点はそんな荒業、命が幾つあっても足りない点だが……あいつには、命が幾らでもあるから問題無い。
ハハハッ、成程。 こりゃあ面白いね! 酒が旨い!」

お燐「ちょ、ちょっと勇儀姐さん。 酒なんて呑んでる場合じゃないよ〜!?」

――文字通りその身を燃焼させながら、何度もボールに向かってクリアを繰り返す妹紅。
空の炎で身体が灰になろうと、融け落ちようと、何度もその身を復活させて、何度も何度もボールを蹴り返す。
やがて、妹紅が六度目の蘇生《リザレクション》を終えた頃だろうか。 シュートの勢いは確実に減衰しており―――。

妹紅「これで……終わりだぁぁぁああああああああああっ!!」

ブウンッ、バギィイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイッ!!

実況「妹紅選手、何度もボールに食らいつきながらも……最後には、そのボールを大きく前方に蹴りだした〜!
恐るべき体力と精神力。 そして空中センスでした藤原妹紅選手!
彼女こそが、永遠亭ルナティックス影の守護神! チームを守る不滅の不死鳥なのか〜〜〜〜〜〜〜!?」

観客「ワァアアアアアアアアアアアアアアアアア!!」「す、凄いぞもこたーん!」「もーこーう!」「もーこーう!」

輝夜「(ムギギギ……! WY編一回も出番どころか、交代の選択肢すら実質無かったようなモコスギの癖にぃ…!
大体なんなのよ、あのシュートって蹴りそこないじゃない。 私に届いてたら(えーりんが)かる〜く防いでたのに……!
あんたはね、一生死ぬまで(死なないけど)顔面ローリング正直者の死スロー(藁)でもやってれば良いのよ……!?)」ギリギリ

妹紅「(プクク……輝夜のあのアホ面! アンタに活躍の機会なんて、これ以上1シーンも与えてやらないんだからね!)」

慧音「(妹紅はこれが無ければ、完璧にカッコ良いんだがなぁ……残念すぎる)」

*妹紅がせりあいフラグを習得&回収! せりあいが+1され、
 更に必殺クリア『フェニックス再誕』(高クリア+4、吹飛3、200消費)を習得しました。

968 :森崎名無しさん:2014/11/12(水) 23:25:32 ID:???
モコ嶋津君完成や・・・

969 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/11/12(水) 23:31:03 ID:L5Cm4+1M
実況「さあ! 妹紅選手によって弾かれたシュートは、グングンと中盤へと伸びていきます!
果たしてこのクリアボールをフォローしたのは誰だ〜〜〜!?」

先着1名様で、

★フィードの行方→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER→熱い観客「妹紅! タケノコになるんだ! バンブーベイビー!!」妹紅「あっ、コーチ! 見に来てくれたんだ!」
       おっと、ここで妹紅が専属コーチと感動の再開だ!
ダイヤ→てゐが中盤上がり目の位置でフォロー! ゾンビ妖精を抜けば前線にボールが渡るぞ!
ハート→ウサギBが中盤上がり目の位置でフォロー! ゾンビ妖精を抜けば前線にボールが渡るぞ!
スペード→パルスィが中盤下がり目の位置でフォローするが、永琳がタックルに!
クラブ→パスカルが中盤下がり目の位置でフォローするが、松山がタックルに!

970 :森崎名無しさん:2014/11/12(水) 23:31:42 ID:???
★フィードの行方→ スペードA

971 :森崎名無しさん:2014/11/12(水) 23:31:54 ID:???
★フィードの行方→ ハート9

972 :森崎名無しさん:2014/11/12(水) 23:32:13 ID:???
★フィードの行方→ ハート3

973 :森崎名無しさん:2014/11/12(水) 23:38:00 ID:???
強いけど消費高いね。
けどガッツ高いから、シュートあんまり撃たなければ問題ないか。

>>顔面ローリング正直者の死スロー(藁)
姫様、その絵柄が想像できません。

974 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/11/12(水) 23:38:15 ID:L5Cm4+1M
パルスィがボールを拾うも、そこには天才が待ち構えていた!
……と、言ったところで今日の更新はここまでです。
>>968
高いクリアだけで言えば妹紅はかなり固いですね。 必殺技込みでクリア力58ですから。
ただ逆に、『フェニックス再誕』は低いクリアで使えないのと、妹紅の低い浮き球補正が低め(2)なため、
低いクリアは必殺技(鳳翼天翔)込みで威力54と控えめになっています。
それでも、この覚醒でクリアラーとしての役割が大きくなったのは事実ですね。

それと、レス数が970を超えましたので、そろそろ次スレのスレタイ案を募集したいと思います。

【】鈴仙奮闘記23【】

の形で考えて頂ければ嬉しく思います。
恐らく次スレは、地霊殿戦終了+関連イベント+妖夢との特訓イベント等+日常フェイズ?がメインになるかと思います。
(って書くと、どれがメインか分かりませんね…w)

それでは、皆さま、本日もお疲れ様でした。


975 :森崎名無しさん:2014/11/12(水) 23:39:10 ID:???
熱い観客はよーむちゃんを世界5位まで鍛えても面白いんじゃね?
別世界の監督と選手だしw

976 :森崎名無しさん:2014/11/12(水) 23:59:14 ID:???
乙でした。

【地底で見た】鈴仙奮闘記23【小さな光】
【不死鳥は】鈴仙奮闘記23【何度でも蘇る】
【モコザキだと思った?】鈴仙奮闘記23【残念、もこたんです】
【道を違えても】鈴仙奮闘記23【変わらぬ絆】
【得点王に】鈴仙奮闘記23【私はなる!】
【冥界の刃に】鈴仙奮闘記23【永遠の銃弾】

977 :森崎名無しさん:2014/11/13(木) 01:48:39 ID:???
乙です
DFとして強くなるのはいいけどシュート力も結構あるから逆に困るな・・・

978 :森崎名無しさん:2014/11/13(木) 07:58:59 ID:???
【さとりと松山】鈴仙奮闘記23【体育座り】
【松山光】鈴仙奮闘記23【プロジェクト】
【Other】鈴仙奮闘記23【World】 

ブリッツボールも入れてみる
熱い観客のカレンダーの顔芸w

979 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/11/13(木) 23:07:25 ID:TEi2LTUE
こんばんは、このスレでほんの少しだけ更新して、次スレに行こうと思います。
(990くらいで止めて、残りは地霊殿サブタレイニアンローゼスの能力値公開をする予定です。
 まだ雑魚妖怪チームの能力値も公開できてませんが…。 そのために18スレ目が埋まっていないという状況です。
 今週末には雑魚妖怪チームの能力値を公開したいと思います)
>>973
浴びせ蹴りの下位互換的な感じですね。
妹紅は不死ですが機械では無いのでちょっと使いづらいかもしれません。
シュートを取るか、クリアを取るかはお任せです。
顔面ローリング(ryについては…姫様は刹那的なノリを大事にされる方なので、多分あまり考えてません。
>>975
エア・ヨウとかでしょうか…w
>>976
乙とスレタイの提案ありがとうございます!
沢山考えて頂いて本当に嬉しいです。
>>977
乙ありがとうございます。
チームの傾向や、状況によって、シュートを優先させるかクリアを優先させるか悩んで頂きたいですね。
>>978
スレタイ提案ありがとうございます!
そうですね、ブリッツボールイベントも次スレで進行するかと思います。熱い観客の正体は不明ですね。

980 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/11/13(木) 23:09:27 ID:TEi2LTUE
★フィードの行方→ スペードA ★
スペード→パルスィが中盤下がり目の位置でフォローするが、永琳がタックルに!

パルスィ「何やってるのよ、あいつら……!」

タタタタッ! バシッ、ポムッ!

実況「ああっと、運悪く妹紅選手がフォローしたボールは……パルスィ選手の足元へ!
そしてマークよりもねじ込みを優先していた為、パルスィ選手はルナティックスの中盤下がり目、
大変にいやらしい位置におります! このまま距離を詰められたら、再び地霊殿が猛攻を仕掛けて来るかもしれません!」

パルスィ「(妬ましい事に、私の放つシュートでは恐らくルナティックスのゴールは揺らせない。
だけど、私が攻め入る事で、攻撃ラインを押し上げる事が出来る。 今はそれが大事よ……!!)」

タタタタタタッ……

妹紅のクリアを幸運にもフォローしたパルスィはこの時、一旦永琳のマークを解除していた。
少しでも地霊殿サブタレイニアンローゼスの持ち味である攻撃力を生かすべく、
彼女は単身ドリブルでゴールへの距離を縮め、もう少しでシュートレンジという場所まで辿り着いていた。
パルスィのドリブルは意外に丁寧で上手く、そのプレーの端々には彼女なりの努力の成果が見え隠れしていたが、しかし。

永琳「――さて、前半は色々とやってくれたわね。 私の名誉の為にも、ここでボールは返して貰うわ!」

タッ! ズザァアアアアアアアアアアアアアアッ!

パルスィ「自分が格上であると信じきって、それを隠そうとしないその態度。 最っ高に妬ましいわ、天才が……!」

981 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/11/13(木) 23:10:54 ID:TEi2LTUE
――パルスィが前半、永琳をマークして苦しめていたように。
今度は永琳が大きく下がり目の位置に戻ってまで、パルスィへの警戒を強めていた。
純粋な戦略か、それとも永琳らしからぬ子供じみた復讐心からかは分からないが。
とにかく、平凡な妖怪であるパルスィは今、天才からの挑戦状を叩きつけられていた。

先着2名様で、

★パルスィ→ドリブル 48 (! card)(! dice + ! dice)=★
★永琳→タックル 51 (! card)(! dice + ! dice)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→パルスィ、天才を三度破りバイタルエリアへ!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(松山がフォロー)(てゐがフォロー)(パスカルがフォロー)
≦−2→ルナティックスボールに。

【補足・補正・備考】
パルスィのマークがダイヤの時、「グリーンアイドモンスター(+3)」が発動します。
永琳のマークがダイヤで「天文密葬法(+3、吹飛5)」が発動します。
永琳のダイスの数値が2の場合、スキル・月のファンタジスタが発動し、数値を12とします。

982 :森崎名無しさん:2014/11/13(木) 23:13:09 ID:???
★パルスィ→ドリブル 48 ( スペードJ )( 2 + 6 )=★

983 :森崎名無しさん:2014/11/13(木) 23:13:32 ID:???
★パルスィ→ドリブル 48 ( ハート3 )( 4 + 2 )=★

984 :森崎名無しさん:2014/11/13(木) 23:13:41 ID:???
★永琳→タックル 51 ( クラブJ )( 1 + 2 )=★

985 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/11/13(木) 23:17:39 ID:TEi2LTUE
なんとえーりん、またまたパルスィに敗北!?
……と、いったところでこのスレでの更新はここまでです。
新スレは今日の深夜か、無理なら明日の夜にでも建てておきたいと思います。
もしもスレタイ案に追加がありましたら、書き込みをして頂ければ幸いです。
【】鈴仙奮闘記23【】
の形で考えて頂ければ嬉しく思います。
恐らく深夜11時50分までの書き込みでしたら採用出来ると思います。

それでは、一旦失礼いたします。(ひょっとしたら、本日もお疲れ様でした)

986 :森崎名無しさん:2014/11/13(木) 23:28:57 ID:???
これはもう相性というか、天敵という感じがしますね
試合後に対ファンタジスタスキルを生やしてあげても良いのでは無いでしょうかw

987 :森崎名無しさん:2014/11/13(木) 23:40:30 ID:???
名誉返上乙ー

988 :森崎名無しさん:2015/01/25(日) 02:02:54 ID:TRkX5y9c
まだこのスレは空き容量がありますので、埋めネタを投下してもよいですか?
紫と霊夢(こちらについては勝手な推測)の中山・鈴仙2人に対するとらえ方と
その感想を、とある本の文章からパク……リスペクトした文章をいれていいでしょうか?


989 :森崎名無しさん:2015/01/25(日) 02:07:42 ID:???
やってもいいというだろうけど地霊の能力値公開やってなかったからやるから
出来ればやめたほうがいいんじゃないかな

990 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/01/25(日) 21:18:40 ID:???
>>989
すみません、一日出先で返信できませんでした。
埋めネタですが、是非やって頂いて構いません。
確かに>>989さんの仰るとおり、このスレでは地霊殿チームの能力値公開をやりたかったのですが、
長らく埋められて無かったですし、現行スレで公開をしても問題は無いので。
もし宜しければ、パク……リスペクトした本でも投下後に教えて下さればうれしいです。
文章ともども、今後の展開について、何か参考に出来るかもしれないので。

991 :988:2015/01/31(土) 22:34:10 ID:???
埋めネタを投下したいと申した者です。
990さんや鈴仙奮闘記さんからのコメントを見て、
詰まらぬパクリ文で貴重な残り容量とTさんの登場機会を削ってしまう
事になる事に気づきました。悩みましたが、どうしても投稿せずにはいられなくなり
失礼ながら書き込ませていただきます。

紫と霊夢の考え方についてですが、前者は英雄史観、後者は種族史観というべきもの
(後者については私の勝手な憶測です)とみております。
前者については鈴仙奮闘記さんの話の中で触れられているので省略し、後者については
「人と妖怪、神などは決定的に解消できない差異があり、その際により異変騒動は不可避である。
異変がおきれば一時的にお茶を濁して過ごすほかない」という考え方が霊夢にはあるのではないかと
愚考しております。



992 :988:2015/01/31(土) 22:41:24 ID:???
社会の方向を決定する力として組織、集団の特質による影響が大きいという説には反対意見がある。
そのうち最も目立つのは英雄主義と種族主義である。
前者は、社会を決定する力が特定の個人、人物にあるという思想であり、後者は、種族間の関係にあるとする思想である。

英雄崇拝の時代はすでに過ぎた。社会の進行において個人は確かに一つの要素となる。
秦の始皇帝、アショカ王、カエサルの時代はいうまでもなく現代においても、やはり個人の影響はないとはいえない。
旧ソ連の骨格はなんといってもレーニン、スターリンの影響があり、
インドが今日のインドになるにはガンジーの人格が大きく関係している。
それゆえ第二次大戦後、戦争犯罪者を選んで処罰したのは当然のことである。
ともあれ個人の時代はおわった。
英雄主義のなかでもカーライル[イギリスの思想家、1795-1881]の語る英雄は
一時華やかだったナポレオン、ジンギスカン式の英雄ではないので、
今も聞くに値し、人の精神を呼び覚まし、真実で敬虔な態度で人生の戦線に立ち向かおうとする勇気を起こさしめる力がある。
けれども、それはやはり個人の面だけを強調した思想である。個人は自分独りで成り立つものではない。
考え、判断し、行動する主体が個人であることは言うまでもないが、その個人のうしろには常に全体が立っている。
良心は己れがつくったものではなく、生まれる前にすでに枠組みが決定されている。


993 :988:2015/01/31(土) 22:43:18 ID:???
 個人は全体の代表である。全体を離れた我は真の我ではあり得ないし、
みずからの内に命令する全体を発見した我こそ真の我である。それが真の自己発見である。
その全体は宗教的にいえば神であり、世俗的にいえば運命共同的な全体社会である。
今まで個人のうしろに立って支えてくれ、命令したのは個人が属する有機的集団である。
すべての個人は集団の表われである。ルターは宗教改革の中心人物であるが、
それはルターとしてではなくドイツ人ルターとしてである。
どんなにルターを尊敬する人でも、宗教改革をルター一人の行為と思う人はいないだろう。
宗教改革は宗教的にいえば聖霊の行ないであると同時に、現実的にいえば北ヨーロッパ民族の行為である。
ルターがイタリアに生まれなかったのは偶然ではなく必然である。
ルターはさておいて、全人類の救い主という声を聞くイエスさえ、ユダヤ民族の人である。
ユダヤでなければイエスは生まれてこない。ユダヤ民族を忘れてイエスを知ることはできないし、
ユダヤ民族を知らずしてキリスト教を知ることはできない。
集団的背景なくして人格はあり得ないということだ。


種族主義は英雄主義とは逆に、幻想郷の構成員を
その社会生活における種族的対立・協調関係から説明しようとする思想である。
対立関係が社会変遷の理由にならないというのではない。ただそれだけが原因ではなく、主な原因でもない。
人生のあらゆる出来事を、利害関係の対立からくる力学関係論でもってすべて説明しようとするのは明らかに独断である。
そのような独断は、たった一人のソクラテスだけいても崩れてしまう。
ましてやソクラテス二千年前のギリシアだけにいたのではなく、一人ひとりの胸の中にいるからには……
種族が対立すれば争うのは事実だが、もともと幻想郷に多種族が存在する原因は、
互いの利害の衝突からというよりは、外の世界では消滅するであろう異質的な分子を、
できるだけ生かして保護しようとするところから始まった。
争いではなく寛容である。



994 :988:2015/01/31(土) 22:45:00 ID:???

また種族には永続する自我意識がない。種族と集団は同じ程度というものではない。
種族間の際は単純な体質・行動パターンから生まれてくるものであるゆえ、その関係がたち切られるとその感情もすぐなくなるが、
集団意識は個人の性格形成にまで影響をおよぼすものであるため、容易になくなりはしない。
英雄主義や種族主義は一面の真理は語っている。しかし分析的な真理がほんとうの真理ではない。
富士山の峰ごと、谷間ごとを分析してみれば、他の山と変わらない石と木であろうが、
全体として立っている富士山はどの山にも比べられない抜きんでる金剛山である。
歴史上、英雄的活動がないのではなく、種族の作用がないのでもない。
それが全体を全体としてあらしめる真理ではないということだ。
それは幻想郷、ある意志を持った組織集団がする。それゆえ運命共同的というのである。

 個人の活動であれ集団の活動であれ、それが歴史の上に残るときはどうしても集団の名で残る。集団が全体であるからである。
すべてのものは全体の祭壇にささげてこそ保存され得る。
モーセがいかにすぐれていようと彼の功績はユダヤ人の誇りとして残り、
ジャコバン党がいかに過激に振舞ったにせよ、その過ちはフランス国民の欠点として残る。
ゾロアスターの教えが彼の口から出たにせよ、それはペルシャ文化の核心であり、
ギリシャ哲学はアテネの貴族階級が生んだものであってもやはりギリシャ哲学である。


995 :988:2015/01/31(土) 22:46:32 ID:???
このようにのべると、非常に激しい集団主義のように思えるが、そうではない。集団主義時代は過ぎ去った。
しかし家族主義の時代が過ぎ去っても家の意味は依然として残り、
個人主義を捨てても個人の価値は依然として貴いように、
集団主義を捨てても集団の価値は知らなくてはならない。
歴史を担うのは個人でも、種族でもない、集団である。少なくとも今まではそうである。

幻想郷は森羅万象から成り立つ社会である。
否定する余地のない彼ら自身の、そして幻想郷の社会である。
幻想郷には吸血鬼の侵略もあったし、蓬莱人の干渉もあったし、仏教道教の混合もあったが、
だからといって幻想郷が吸血鬼、蓬莱人、仏・道教徒との分割所有ではない。
吸血鬼を、妖精を、妖怪を、亡霊を、蓬莱人を、八百万の神を、仏・道教徒を受け入たが、
それでも変わりなく幻想郷が幻想郷に生きる者の幻想郷であることは変わりなかった。
よかれあしかれ、責任はどうあれ、それとは関わりなく
中山・鈴仙による諸々への意識変化は幻想郷の社会の一部となってしまったことは、
幻想郷の皆が責任を負わねばならない。そのことを忘れてはならない。
イタリアのマッチニ[イタリアの革命家、政治家、民族統一運動家、1805-72]の言葉を一部借りる事で、
集団としての幻想郷についてのしめくくりとしよう。

「神はその意志の一行ずつを各集団の揺籃の上に書かれた」


996 :988:2015/01/31(土) 22:58:10 ID:???
以上で拙文の書き込みを終了いたします。
元ネタとなった本は咸錫憲『苦難の韓国民衆史 意味から見た韓国歴史』の
63-67ページより参照いたしました。

中山・鈴仙2人が起こした変化は、突き詰めれば幻想郷の構成者の総意であり、意志ではないか、
世の中を変えていくのは「凡人」しかできない事ではないのかと考え、書き込ませていただきました。

咸さんの著書は激動の時代を生き抜き戦い抜いてきた人が書いている本であるだけに、
困難に対する勇気と気概を呼び起こし、そしてやや中二的ともいえる燃える文章が見られますので、
ぜひご一読をお勧めいたします。



997 :森崎名無しさん:2015/01/31(土) 23:23:30 ID:???

その調子で今度は新たな外伝を作り上げてくれ
楽しみに待ってるぞ!

998 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/02/01(日) 00:09:55 ID:???
988さん、読み応えのある&大変勉強になる埋めネタの投下乙&ありがとうございました!
勘違いさせてしまったのなら申し訳ありませんが、少なくとも私は、是非読ませて頂きたいと思っていました!


・霊夢や中山など一人の「英雄」の意志が、幻想郷の行く末を決めるという英雄史観、英雄崇拝というのは既に時代遅れ。
 何故なら英雄個人の思想・人格とは、英雄を生んだ「集団」の背景によって成り立っているから。

・また、人間や妖怪、妖精などの「種族」及び「種族」同士の関係が、幻想郷の行く末を決定するという考えも正しくない。
 「集団」と比べ、「種族」が与える影響は弱く、容易に無くなりやすいものだからだ。

・今後の幻想郷の行く末を決めるのは、紫・霊夢や中山・鈴仙のような「英雄」でも、人間や妖怪という個々の「種族」でも無い。
 様々な個人(「英雄」)や「種族」が内包された、幻想郷という「集団」そのものである。

ということで、

・紫は霊夢という「英雄」一人によって、幻想郷という「集団」の行く末は決定できると考えている。
・霊夢は自分という「英雄」一人では、幻想郷という「集団」の行く末は決定できない(異変解決で、お茶を濁す程度しかできない)
 と考えている。

という風に考察されているのですね。(もし違っていたらごめんなさい(汗))
拙作における幻想郷観について、大変参考になりそうです。
元ネタの本ともども、今後の展開等に役立てていきたいと思います。本当にありがとうございました!

999 :988:2015/02/01(日) 00:50:53 ID:???
997さん、鈴仙奮闘記さん、わがままによって書き込んだ文章をお読みいただき、まことにありがとうございます。
鈴仙奮闘記さんの要約はきちんと要点をとらえており、煩雑な文章が分かりやすくなる大変ありがたいものです。
いつかこの本の感想を一言だけでも良いので書き込んでくだされば幸いです。

幻想郷の「意志」とはどんなものになるか、これからの展開を楽しみにしております。
どうか途中でいなくなったりしないよう、心から祈っております。

最後に、金で縫い取ったような文章を私が勝手に使ったしまった事について、天国の咸錫憲様、
埋めネタでの貴重な出番を奪う事になってしまった、綿月豊姫様、
何卒笑ってご容赦していただきたく思います。大変失礼いたしました。


1000 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/02/01(日) 02:05:17 ID:???
>>988さん
ありがとうございます、是非読んで勉強したいと思います。(最近積み本が多かったりもしますが…w)
実際の幻想郷はどうなんでしょうね。
集団に意志があったとしても、幻想郷近辺の一部住民や種族は、その意志をカチ無視してしまいそうでもありますw

今後は分かりませんが、とりあえずこれまでの約二年間で、更新のモチベーションが無くなった事は一度もありませんので、
リアルが余程多忙化しない限りは大丈夫かと思います。(その場合、事前にその旨書き込みます)
依姫様も出番無いので大丈夫だと思います。(ヒント神から目を逸らしつつ)

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次スレのURLを張らせて頂きます。
次スレでも、鈴仙奮闘記をよろしくお願いいたします。
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1415891220/

1001 :1001:Over 1000 Thread
このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。

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0ch BBS 2007-01-24