キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【Other】鈴仙奮闘記23【World】
1 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2014/11/14(金) 00:07:15 ID:???
このスレは、キャプテン森崎のスピンアウト作品で、
東方Project(東方サッカー)とのクロスオーバー作品です。
内容は、東方永夜抄の5ボス、鈴仙・優曇華院・イナバがサッカーで師匠を超えるために努力する物語です。
また、ストーリーやカードの展開次第で、いくつかのキャプテン森崎のキャラクターも、
それぞれの思惑を持ちながら、幻想郷の住人との交流を通じてサッカーを極めていくことになるでしょう。
他の森崎板でのスレと被っている要素や、それぞれの原作無視・原作崩壊を起こしている表現。
その他にも誤字脱字や稚拙な状況描写等が多数あるかと思いますが、お目こぼし頂ければ幸いです。
☆前スレ☆
【光を】鈴仙奮闘記22【掴み取れ!】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1412866801/
☆攻略ページ(キャプテン森崎まとめ@Wiki内)☆
http://www32.atwiki.jp/morosaki/pages/104.html
(※このスレの目標や今後の予定、ゲーム進行の流れなどが分かります。
過去ログもありますので、初めて来て下さった方は、一読すればより楽しめると思います!)
☆あらすじ☆
ある日突然幻想郷にやって来た外来人、アラン・パスカルと中山政男との出会いにより、
師匠、八意永琳に並ぶ選手になると決心した鈴仙・優曇華院・イナバ。
「鈴仙、貴女は――『プロジェクト・カウンターハクレイ』が新たに創るチームの、キャプテン候補として選ばれました」
全幻想郷選抜大会初戦を勝利で迎えた鈴仙に、永琳はある日の夜こう告げる。
それはこれまでの鈴仙が描いていた将来――全幻想郷代表として、永琳と肩を並べること――とは全く別の道。
そんな中始まった全幻想郷代表選抜大会第2回戦は、地底の強豪・地霊殿サブタレイニアンローゼスが相手。
試合も残り20分を切ったクライマックスの中、ルナティックスは3−2でリードしているものの、
地霊殿チームはキャプテン・古明地さとりを中心に一致団結。 勝利という光を掴みにかかる!
しかし、矢車の殻を被った地獄の少年――松山光の心は未だ癒されぬまま。
幻想郷と現実世界。 二つの異なる世界を舞台に、少年達の、そして少女達の想いはサッカーを通じて繋がり合う!
……とか言いつつ、ブリッツボールとかやってるかもしれません(汗)
474 :
森崎名無しさん
:2014/11/26(水) 23:58:26 ID:???
中山がもう少しで帰ってきて総合力が上がるのを
てゐを鍛えて更にバランスを強化、いいと思うよ
475 :
森崎名無しさん
:2014/11/27(木) 00:04:40 ID:???
鈴仙さんは岬と面識なかったっけ?
三章以降の、岬達のチーム勧誘かな?
中山さんのアドバイスでは、例え別の道を行ったとしても、友達であることは変わらないと伝えてあげる、
みたいな感じだったな。
例え三章でチームが別れても、ライバルとして……か。
妖夢が、鈴仙と共に行く道を選択してくれるなら、大歓迎だけど。
妖夢の選択は……とはいっても、まったく見当違いかもしれませんが(汗)
476 :
森崎名無しさん
:2014/11/27(木) 00:07:08 ID:???
勧誘じゃなくてただのデートだったりしてw
相手は誰だ?シェスターか?ブルノか?
477 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2014/11/27(木) 00:09:12 ID:+NXd4L1Y
特訓対象→てゐ
鈴仙「……それじゃあ、てゐを鍛えてやってくれませんか。
てゐは確かに本気を出すと強いけれど、それでも、周囲の成長に比べたら見劣りする点もありますし。
何しろ、チーム力の底上げには中盤の強化が必須です。
てゐをトップ下やボランチに安心して置くことが出来れば、チームの攻め幅も広がりますから」
永琳「――分かったわ。 それじゃあ、私はてゐにそう声を掛けておくから。
『ウドンゲに脅されたから、今から地獄の猛特訓を始める』……ってね」
鈴仙「や、やめてくださいよ師匠!? そうなったら私がリアル地獄に堕ちちゃいます!?」
永琳「……フフ、冗談よ。 ――それじゃあウドンゲ。
貴女は疲れてるでしょうから、暫くゆっくりしてからお帰りなさいな。
日没までには、特訓を終わらせておくから」
鈴仙「はい、ありがとうございます…(――今から日没っていうと、2、3時間くらいね。
……師匠。 どんだけ密度の濃い練習を考えているんだろう……)」
〜回想シーン終わり〜
鈴仙「……今考えると、てゐには非常に申し訳ない事をしたような。
――で、でも! スタミナ不足とか特にあの子の欠点だったし!? チームの為、仕方なかったのよぉ……た、たぶん」
そこまで妄想して気が付くと、鈴仙は既に永遠亭の上空にまでたどり着いていた。
時間は日没には少し早い。 となると、永琳とてゐはまだ特訓をやっているのだろう。
鈴仙は罪滅ぼしにと(?)練習風景を見てみる事にした。
すると、そこでは―――。
478 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2014/11/27(木) 00:11:56 ID:+NXd4L1Y
先着2名様で、
★永琳の指導風景→! card★
★てゐのやる気→! card★
と書き込んでください。数値の合計で分岐します。
35→彼女に一体何が…? ガッツ+150、全能力+3、更に更に…?
31〜34→超進化!! ガッツ+100、全能力+2、更に…?
26〜30→進化! ガッツ+50、全能力+1、攻撃系or防御系各+1
16〜25→特訓は成功だ! ガッツ+50、全能力+1
10〜15→そこそこの成果だった。ガッツ+50、攻撃系各+1
2〜9 →残念な感じだった…。 ガッツ+30、防御系各+1
*攻撃系=ドリブル・パス・シュート・せりあい で、防御系=タックル・パスカット・ブロック・せりあい です。
*マークか数値が一致した場合、判定に+5されます。これらの効果は重複しません。
*合計値が21以上の時、フラグ習得!(既にあれば回収。無い時は判定)
*合計値が26以上の時、必殺技習得!(分野は判定)
*攻撃系の合計と防御系の合計を比較して、低い方=2〜9 高い方=10〜15 で表示しております。
*JOKERが出た場合は『ダイヤの15』として扱います。オールマイティにはなりません。
479 :
森崎名無しさん
:2014/11/27(木) 00:12:47 ID:???
★永琳の指導風景→
スペード3
★
480 :
森崎名無しさん
:2014/11/27(木) 00:12:50 ID:???
★永琳の指導風景→
ダイヤ3
★
481 :
森崎名無しさん
:2014/11/27(木) 00:13:11 ID:???
★てゐのやる気→
ハート10
★
482 :
森崎名無しさん
:2014/11/27(木) 00:13:45 ID:???
アミバェ
483 :
森崎名無しさん
:2014/11/27(木) 00:16:35 ID:???
特訓したことないから苦手なんや
484 :
森崎名無しさん
:2014/11/27(木) 00:17:29 ID:???
アミバ「ん?まちがったかな?」
485 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2014/11/27(木) 00:23:48 ID:+NXd4L1Y
師匠がミスったけど、てゐが意外とやる気あって、ドリブル+1、パス+1、シュート+1、せりあい+1となったところで、
今日の更新はここまでです。
てゐはこれでパス50の大台に達しましたので、技と本気モードも相まって、一流のパサーと呼んでも良いレベルになったと思います。
>妖夢について
詳しくは、明日の妖夢との特訓イベントで説明があると思います。
もしかしたら、ブルノさんとのデートかもしれませんがw
>岬と鈴仙の面識について
私は、直接には無かったと記憶しております。
新聞記事でそれっぽい記事を見た事はありますし、
ひょっとしたら遠くで人影を見た…みたいな描写があったかもしれませんが、
直接近くに会って会話まではしてなかったと思います。
私も勘違いしてないか確認してみますが、もしも間違いだったら教えて頂ければ幸いです。
それでは、皆さま、本日もお疲れ様でした。
486 :
森崎名無しさん
:2014/11/27(木) 00:41:17 ID:???
乙でした。
いや、私も鈴仙さんと岬くんは面識なかったと思います(自信もって言えませんが)
なかったっけ?じゃなくて、なかったよね?
が正しいですね、失礼しました。
永琳「おかしいわね……私ならこれくらい一回で習得できるのだけど」
てゐ「永琳様は基準がおかしい」
輝夜「だってえーりんは天才だもの!」
487 :
森崎名無しさん
:2014/11/27(木) 01:05:33 ID:???
所詮アミバ乙
悪い男につかまったか・・・それかポストプレイ(意味深)か
まぁいいさ、別れさせる方法はやろうと思えばいくらでもある
488 :
森崎名無しさん
:2014/11/27(木) 07:26:15 ID:???
名選手が名将になるとは限らないからね。
トルシエも選手時代はモブDFだったみたいだし。
永琳「タックルは、ここでびゅーんとして、グワァーッとして…」
てゐ「(全く意味不明ウサ…。びゅーんって何ウサ…)」
永琳「パスカットは、スパパパーンとするのよ!」
てゐ「(本屋で『ポブルセンの攻撃サッカー入門書 これで貴様もバーサーカー』を買っておいて良かったウサ)」
489 :
森崎名無しさん
:2014/11/27(木) 11:55:40 ID:???
詐欺師で女を口説く、まんまウラタロスだな
490 :
森崎名無しさん
:2014/11/27(木) 13:45:56 ID:???
>>488
物騒なタイトルの入門書だな…
てゐ「他にも『明和特攻スライディングタックル部隊に学ぶ 上手くなる守備入門』も持っているウサ」
鈴仙「『ポストに祈れ! ブルノ流GKコーチ入門』か…。買ったら姫様も喜ぶかしら」
491 :
森崎名無しさん
:2014/11/27(木) 16:38:29 ID:???
SGGPさんの召喚スキルを習得できるのか、すごいぞブルノ流!
492 :
森崎名無しさん
:2014/11/27(木) 18:09:32 ID:???
そのかわりポスト以外全部ゴールになりそう
493 :
森崎名無しさん
:2014/11/27(木) 18:53:20 ID:???
妖夢さんが会っていた相手が岬くんだとしたら、十中八九、新チームに勧誘されたのかな。
日本代表の実力者に認められたと思えば、妖夢さんが立ち直りつつあることにも納得できる。
妖夢さんも口八丁で乗せられたりしないだろうし、岬くんに適切なコーチングとかしてもらって、信用を勝ち取ったのかもしれない。
更に、岬くんは相手にも利益を与え、自分も良いところ持っていくよ
という思考だから、妖夢さんの不利益にならないようにしているはず。
そもそも、妖夢さんの性格的に絶対ゆゆ様に報告するはずたがら、変な話ならゆゆ様が激おこだろう。
うーむ、妖夢さんが頼れる味方になるか、それともよきライバルとなるかって感じか。
どちらにしても、妖夢さんにとって悪くないか。
これは下手に反対したら却ってややこしくなる、妖夢さんを信頼して意見を尊重するって考えが正しく思えてきた。
まあ、あくまで相手が岬くんの場合であって、ブルノさんだった場合はお帰りください。
494 :
森崎名無しさん
:2014/11/27(木) 22:32:37 ID:???
もし別れさせたいならてゐを使うべきだな
同じく新聞を見てるし相手が詐欺をしていたということはわかっているはず
正直鈴仙だけだとミサキーヌにいいように騙されて逆に利用されるのがオチだろうし
というか太子様に言われてやってたことなんですと言われてあっさり信じる主人公の図が見える
495 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2014/11/27(木) 22:48:38 ID:+NXd4L1Y
こんばんは、今日も更新していきます。
>>486
さん、
>>487
さん。 乙をありがとうございます。
>ブルノ流について
ライフスプリングインフィニティがが強くなるかもですw
496 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2014/11/27(木) 22:50:14 ID:+NXd4L1Y
★永琳の指導風景→ スペード3 ★
★てゐのやる気→ ハート10 ★
10〜15→そこそこの成果だった。ガッツ+50、攻撃系各+1
鈴仙が永遠亭特設の簡易サッカーコートを覗くと、そこには……
永琳「――さて。 じゃあ今からシュートを撃って貰いましょうか。
私が一本一本フォームをチェックするけど、あまり気負いすぎないでね」
てゐ「ほ〜いっ」
鈴仙「……あれっ。 思ったより普通に練習してる」
――意外にまともな練習をしている、永琳とてゐが居た。
先程まではドリブルの練習でもしていたのか、フィールドにはカラーコーンが並んでいたり、
パス練習に使ったのかもしれないボールが辺りに転がっている。
てゐ「あ、鈴仙ちゃん。 お帰りなさ〜い」
永琳「意外と早かったわね。 もう少しノンビリしていても良かったのに」
鈴仙「あの……師匠。 この、普通のサッカー部みたいな練習光景はどうしたのでしょうか……」
てゐには悪いが、正直言ってもっとおぞましい練習が繰り広げられていると思っていた。
鈴仙「(だって、師匠と私との特訓って言ったら。
サッカー場に仕掛けられた謎のアスレチックを五十周するとか、
崖の上から大岩とともに転がされたサッカーボールを、GKでも無いのにキャッチして受け止めるとか、
そんなワケの分からない特訓ばっかりだったのに……)」
てゐ「(――そんな特訓をおかしいと思わず、唯々諾々と受け入れてた鈴仙も多少は悪いウサ……)」
497 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2014/11/27(木) 22:51:38 ID:+NXd4L1Y
永琳「……まぁ、今日は激しい試合の後でもあったからね。
低いモチベーションで無理やり特訓をしても効果が薄いと踏んだから、敢えて内容を絞ったの。
――基礎的な技術と、体力の底上げにね」
鈴仙「そ、そうだったんですね……(――でも、てゐはどっちかと言うと熱血系じゃないから。
むしろこういうしっかりとツボを押さえた練習の方が良い……って、師匠も踏んだのかな?)」
てゐ「(――まぁ、私としてはもうちょいきつい内容でも良かったんだけどねぇ。
……そんな事言ったら、明け方まで追加特訓になりそうだから黙ってるけど)」
――永琳は永琳で、てゐの事を考えた特訓をしていたようだった。
(もっとも今回に限っては、てゐのモチベーションは永琳の想像以上だったようだが)
鈴仙はそんな普通の青春サッカー的な展開に安心して、とりあえずの一休みをする事が出来た。
*てゐのドリブル、パス、シュート、せりあいが+1。最大ガッツが+50されました。
498 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2014/11/27(木) 22:52:57 ID:+NXd4L1Y
【鈴仙と妖夢。 真・友情特訓!?】
〜早朝・永遠亭特設サッカーコート〜
妖夢「ご、ごめんね鈴仙。 昨日の今日で来てしまって……」
鈴仙「――あぁ、別に良いのよ。 そっちだって忙しいでしょうから。 ……ちょっとだけ、眠いけど」
――地霊殿との試合を終えた次の日の早朝。
鈴仙の部屋の窓を叩く音が聞こえたと思うと、それは妖夢だった。
練習すると口約束した翌日の早朝に押しかけて来るのは、些かせっかち過ぎるきらいもあるが、
一度決めたらとことん突き進む妖夢らしいと言えばそうだと、鈴仙は妙に納得していた。
鈴仙「……うん。 前に言ってた特訓の話よね」
妖夢「そう。 ……色々考えていたけど、やっぱり今日しかない、って思って……!」
妖夢の様子は落ち着かない様子ではあったが、しかし前のように思いつめすぎた雰囲気では無かった。
鈴仙はひとまずそんな妖夢に安心しており、寝起きという事もあってか幸いに、
昨日の夕刻、妖夢と見知らぬ少年が歩いていた事についてまではすぐに思い至らなかった。
鈴仙「――まぁ。 折角遠路遥々冥界から来てくれたんだし。
……妖夢! お互い悔いの無い位に、練習頑張ろうね!」
妖夢「(鈴仙。 やっぱり昔と違って明るくなったなぁ……)――うん、宜しくお願いする」
かくして、これまでのわだかまりや不安は一旦捨て置いて。
――鈴仙と妖夢。
異なる立場ながら似た境遇を持ち、同じように道に迷い。
しかし、今まさに違う道を選ばんとする二人の特訓が――今、始まった。
499 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2014/11/27(木) 22:55:43 ID:+NXd4L1Y
先着2名様で、
★鈴仙の想い→! card★
★妖夢の思い→! card★
と書き込んでください。数値の合計で分岐します。
35→彼女に一体何が…? ガッツ+150、全能力+3、更に更に…?
31〜34→超進化!! ガッツ+100、全能力+2、更に…?
26〜30→進化! ガッツ+50、全能力+1、攻撃系or防御系各+1
16〜25→特訓は成功だ! ガッツ+50、全能力+1
10〜15→そこそこの成果だった。ガッツ+50、攻撃系各+1
2〜9 →残念な感じだった…。 ガッツ+30、防御系各+1
*攻撃系=ドリブル・パス・シュート・せりあい で、防御系=タックル・パスカット・ブロック・せりあい です。
*マークか数値が一致した場合、判定に+5されます。これらの効果は重複しません。
*合計値が21以上の時、フラグ習得!(既にあれば回収。無い時は、鈴仙は選択可で、相手は判定)
*合計値が26以上の時、必殺技習得!(分野は鈴仙は選択可で、相手は判定)
*攻撃系の合計と防御系の合計を比較して、低い方=2〜9 高い方=10〜15 で表示しております。
*JOKERが出た場合は『ダイヤの15』として扱います。オールマイティにはなりません。
*妖夢はルナティックスメンバーでは無いため、特訓結果は実際の数値よりも1段階下のものが採用されます。
500 :
森崎名無しさん
:2014/11/27(木) 22:56:09 ID:???
★鈴仙の想い→
クラブ2
★
501 :
森崎名無しさん
:2014/11/27(木) 22:56:38 ID:???
★妖夢の思い→
スペード3
★
502 :
森崎名無しさん
:2014/11/27(木) 22:57:23 ID:???
もうだめだぁ…おしまいだぁ…
503 :
森崎名無しさん
:2014/11/27(木) 22:57:40 ID:???
知ってた
504 :
森崎名無しさん
:2014/11/27(木) 23:00:08 ID:???
地獄姉妹というか地獄少女というかそんな感じだな
505 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2014/11/27(木) 23:02:19 ID:???
すみません、鈴仙の最大ガッツは800を超えているので、最大ガッツの上昇幅が低くなっております。
そのため、鈴仙のガッツ上昇は+30では無く、+10です。
(参考:
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1381414268/59
)
大変失礼いたしました。
506 :
森崎名無しさん
:2014/11/27(木) 23:05:01 ID:???
わーい、タックルとパスカットとブロックと競り合いが1ずつあがったよー(棒)
……さて、妹紅さんとの特訓目指そう
507 :
森崎名無しさん
:2014/11/27(木) 23:06:09 ID:???
この結果もすべて鈴仙ってやつの仕業なんだ
508 :
森崎名無しさん
:2014/11/27(木) 23:06:57 ID:???
あはっ、リグルサイコー(現実逃避)
509 :
森崎名無しさん
:2014/11/27(木) 23:20:28 ID:???
逆に考えるんだ
次の敵が強化されなくてよかったなー
と考えるんだ
510 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2014/11/28(金) 00:19:13 ID:???
★鈴仙の想い→ クラブ2 ★
★妖夢の思い→ スペード3 ★
→鈴仙のガッツが+10、防御系各+1! 妖夢は効果なし……。
妖夢「――は、はぁぁぁぁぁぁっ!!」
グワアァアッ、バギュウウウウウウウウウッ! ……ガイーンッ!
鈴仙「み、見事なシュートね……! ――ポストに当たってさえいなければ」
妖夢「う、うううっ……どうして……?」
――意気込んで行った鈴仙と妖夢との特訓だったが。
生真面目で不器用という互いの気質が悪い方向に重なってしまったのか、
特訓のハードさに比べて結果は芳しく無い。
特に妖夢は最悪だった。 迷いが残っているのか、それとも冥界から永遠亭まで来た事による疲れか、
練習を重ねるごとに、むしろプレーが雑で精彩を欠いた物になっているのが、鈴仙からでも容易に見て取れる。
鈴仙「――妖夢。 一旦……休憩した方が良くないかしら?」
妖夢「――まだまだ。 私は、このままでは終われない……!」
ふらつく足を引きずりながら、妖夢はボールに手を伸ばし、再びシュートに向かおうとする。
それは彼女本来の真面目さと言うよりは、別の何かに突き動かされているような気がした。
鈴仙はそんな不自然な妖夢の姿を見て――。
鈴仙「――やっぱり。 何かあるよね、妖夢。 ……私の知らない、何かが」
……不意に、機が熟するまで隠そうと思っていた言葉が口を突く。
妖夢「鈴仙――やっぱり、分かるかな。 ……私って、単純だし」
511 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2014/11/28(金) 00:21:06 ID:???
妖夢はそんな鈴仙の言葉に目を大きく開いて、拾い上げたボールを地面に落とす。
ボールはポーン、ポーン……とバウンドしながら、二人から離れて行く。
鈴仙は何も話さず、妖夢をじっと見つめていた。
妖夢「ハーフタイムの時、『大事な話がある』……って言ってたよね? それと関係があるんだけど……」
妖夢は始めこそ戸惑っていたが、しかし元々鈴仙には隠す気は無かったのだろう。
決然とした面持ちで、鈴仙に少しずつ話し始める。
しかし、妖夢が鈴仙に語る内容は――どれも、鈴仙にとって驚くべき事ばかりだった。
妖夢「……どこから話せば良いかしら。 ……そうだ。 ――ねぇ、鈴仙。
――鈴仙は、『プロジェクト・カウンターハクレイ』……って、知ってる?」
鈴仙「…………!?」
――『プロジェクト・カウンターハクレイ』。
博麗霊夢や八雲紫を中心とする幻想郷の秩序に穴を空け、以て人間や弱い妖怪の地位を向上せしめんとする、
ヒューガーや八意永琳を中心にして進んでいる一大計画。
鈴仙もまた、永琳と輝夜によって、その計画のキャプテン候補である事を告げられているが――。
鈴仙「……妖夢、も。 ひょっとして、妖夢も声が掛かっていたんだ!?」
妖夢はゆっくりと頷いた。
妖夢「――そうよ、鈴仙。 私もまた、過去に『プロジェクト・カウンターハクレイ』の一員として、
幻想郷という縛りを離れて強くなれと、言われた事があるの。
……他の誰でも無い、我が主君の――西行寺、幽々子様にね……」
鈴仙「えっ、幽々子さんが……!? でも、『プロジェクト・カウンターハクレイ』は、
幽々子さんの親友である、八雲紫にとって喜ばしくない計画なんじゃ――!?」
512 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2014/11/28(金) 00:24:06 ID:???
妖夢「……幽々子様の考えは、私にも良く分からない。
けれど幽々子様は、私の事を想ってそう言って下さった……と、思う」
妖夢ですら分からないのだから、鈴仙には西行寺幽々子の考える事は余計に分からない。
鈴仙にとっての幽々子は、輝夜を数倍飄々とした風にして、永琳を数倍謎めいた風にしたイメージだ。
つまり、最高クラスに意味不明な人物……と、言う事である。
だから鈴仙は敢えて、幽々子の思惑については考えない事にした。
妖夢は話を続ける。
妖夢「だけど私は、その誘いを断った。 ――何故なら、あの時の私には……怖かったから。
幽々子様と幻想郷を捨てて、戦う事が怖くって。
私は強くなる事よりも、幽々子様と並んで戦いたいって言ったけれど……それは、卑怯な逃げだとも思った。
自分の力が試される事が、怖かったんだと思う」
鈴仙「妖夢……。 その気持ち、何となく分かるよ。 ……でも、それが――『大事な話』?
確かに私も、件のプロジェクトで妖夢も一緒に戦ってくれれば、本当に頼もしいと思うから、
誘いを断ったのは残念だけど」
妖夢「ううん、違う。 『大事な話』はそれだけじゃないの」
妖夢はここで一旦会話を切り、鈴仙から一歩離れて、小さな額についた汗を手のひらで拭う。
二人の間を朝日が照らす。 妖夢と鈴仙、二人のシルエットがサッカーコートに長い影を落とす。
――妖夢は、鈴仙に向けてこう告白した。
妖夢「鈴仙、やっぱり私は――。 貴女と、同じ道を歩くことは……もう、出来ない」
513 :
森崎名無しさん
:2014/11/28(金) 00:30:33 ID:???
バイバイベイビー
514 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2014/11/28(金) 00:33:42 ID:???
――と、言ったところで中途半端ですが今日の更新はここまでです。
>>493
ネタバレすると、ブルノさんじゃないですねw
詳しくは書けませんが、中山さんの言ってる事はおおよそ正解です。
>>494
別れさせるという選択肢も不正解ではありませんね。
>特訓成果について
ちょっと流石に予想外でしたね…w
一応これで鈴仙のカット力も結構マシにはなりました。
>>508
その頃、リグルは優秀なサッカーコーチでもある父の元、
幻想郷のエースとしての才能に開花しつつあった――(たぶんウソ)
それでは、皆さま、本日もお疲れさまでした。
515 :
森崎名無しさん
:2014/11/28(金) 01:49:45 ID:???
乙です
敵となるならこの結果はありがたい
自分だけ強くなって相手の強化を防ぐことができたしね(まぁその分伸びは微妙だが)
とりあえずどんな道を選んでも親友とか言っちゃったし反対はだめっぽいね
強くなるためにその水戸を選んだのなら仕方のないことだ
516 :
515
:2014/11/28(金) 01:51:01 ID:???
水戸ってなんだよ・・・道だよばか・・・
517 :
森崎名無しさん
:2014/11/28(金) 09:58:42 ID:???
ホーリーホックに移籍するのかな?(すっとぼけ
518 :
森崎名無しさん
:2014/11/28(金) 11:03:23 ID:???
おっ水戸ナチオか?
519 :
森崎名無しさん
:2014/11/28(金) 14:43:40 ID:???
俺が水戸と道を間違えて打ち込んだのも鈴仙ってやつの仕業なんだ
鈴仙ぜってぇ許さねぇ!
520 :
森崎名無しさん
:2014/11/28(金) 15:19:55 ID:???
>>515
のPCを狂わせるなんて、鈴仙、なんてやつだ・・・!
ゆるせねぇ!ドン・イナバンド!
521 :
森崎名無しさん
:2014/11/28(金) 17:25:47 ID:???
鈴仙のせいよ!
522 :
森崎名無しさん
:2014/11/28(金) 19:24:33 ID:???
続きが気になるところですな、乙です。
なんでも鈴仙のせいにされた。
特訓で成果が出ないこと、シュートが決まらないこと、地霊殿が負けたこと、水戸……
やがて……彼女がキレた。
永琳「じゃあ本当にウドンゲが全ての事象を操れるようにしてやるわ! これでみんなをあっと言わせてやりなさい!」
鈴仙「本当にできそうだから止めてください師匠」
佳歩「もしかして鈴仙さまと新チームでツートップ……?」
ウサギC「もしかして新チームのゲームメイカー……?」
ウサギB(佳歩ちゃんはともかく、ウサギCちゃんはどうしてそう思ったんだろう……?)
523 :
森崎名無しさん
:2014/11/28(金) 23:01:10 ID:???
やめてくれないか!そうやって何でも鈴仙のせいにするのは!(ホモ並感)
524 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2014/11/29(土) 01:03:28 ID:???
こんばんは、短くなりますが、更新を再開します。
>>515
さん、
>>522
さん。 乙をありがとうございます。
>鈴仙のせいについて
作中の扱いならともかく、参加者にまでここまで理不尽に責任を問われている主人公も珍しいのではないでしょうかw
鈴仙が全ての事象を操れたら、やっぱり全ての責任は、全ての事象を操れる鈴仙のせいになる……?
ウサギCは……む、ムードメイカー(震え声) ――いえ、今から頑張って育てたら佳歩やつかさに負けない選手にもなれる筈です(汗)
525 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2014/11/29(土) 01:05:12 ID:???
――自分は、鈴仙と同じ道を歩くことはもうできない。
妖夢がそう鈴仙に伝えた時、辺りは静寂に包まれた。
静かに吹き抜ける風が、鈴仙と妖夢の前髪を揺らした。
鈴仙「……どういう、こと」
鈴仙は、何とか言葉を紡ぎだすことができた。しかし、それが精いっぱいだった。
妖夢「最後まで踏ん切りが付かなかったけれど、今日の特訓をやって……決めた。
――私は。 幽々子様からも、鈴仙からも離れよう……って」
鈴仙「…………」
鈴仙は妖夢の結論を見守る事しかできなかった。
果たして、妖夢が出した結論はある意味鈴仙の予想通りであり。
妖夢「そして、私は決意した。
――少し前に幻想入りした聖人・豊聡耳神子により発足された新チーム、『ハイパー・カンピオーネ』の一員となる事を……!」
鈴仙「――『ハイパー・カンピオーネ』……!?」
――そして一方で、聞き慣れぬ不穏な単語に、鈴仙は思わず聞き返してしまう。
妖夢「『ハイパー・カンピオーネ』計画は、人間の人間による人間の為の計画。
妖怪では無く、人間を中心とした幻想郷の統治を目指しつつ――。
今は、サッカーという人気スポーツで、人間たちの結束を広報していく、っていう事が目下の目標よ」
鈴仙「人間を中心とした、幻想郷の統治……(――にしては、何だか胡散臭いような気もするけど。
妖夢は、一体どうしてそんな新興宗教みたいな集団に……?
それだけ、私や幽々子さんの知らない所で、妖夢も追い詰められていたって事……?)」
526 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2014/11/29(土) 01:06:55 ID:???
妖夢が話す『ハイパー・カンピオーネ』の理念とは、鈴仙が聞けば聞くほど、胡散臭いように思えた。
サッカーで人間を妖怪の支配から解放する。
確かに、鈴仙も薬売りの最中、飢えや災害に苦しむ人間達の切実な声を聞いた事がある。
恐らく、そうした弱い立場の人間にとっては、その言葉は鈴仙が思う以上に快い物なのだろう。
鈴仙「――でも、妖夢。 貴女は……そんな理想に力を貸したいって言うの……?
確かに妖夢らしいって言えば、そうなのかもしれないけれど」
妖夢「……私はそんなに綺麗な人じゃない。
見えなかったかもしれないけど、私は――鈴仙が活躍する影で、いつも暗い気持ちになってた。
どうして、鈴仙が出来るのに自分が出来ないんだろう、って。
――ううん、もっと言えば。 私、鈴仙にずっと嫉妬してた。
さっき私が言った、『プロジェクト・カウンターハクレイ』に入らなかった理由。
自分の力が試される事の恐怖も勿論あったけれど。
本当はね、鈴仙。 ――あなたと一緒に、肩を並べて居られる自信が無い……って言うのもあったんだ」
鈴仙「妖夢……」
妖夢「――鈴仙の周りには、ちょっと怖いけど本当は優しい永琳さんが居る。
ふざけているようで、実は一番鈴仙の事を分かってくれてる輝夜さんが居る。
色々悪戯されてるけれど……それでも、心から鈴仙を心配してくれるてゐさんが居る。
それに、永遠亭の妖怪兎だって、皆鈴仙の事が大好きだって言っている。
慧音さんや、妹紅さんだってそう。
私が偶に人里に行くと、あの二人ったら、いつも鈴仙の事話しているんだよ?」
鈴仙「えっ、そ、そうなの……たはは」
妖夢「そこで照れないでよ。 ……本当に鈴仙ったら暢気なんだから」
鈴仙「ご、ごめん」
527 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2014/11/29(土) 01:08:20 ID:???
妖夢の言い回しに、場違いにも満更でない表情をしてしまう鈴仙だったが、
それが却って、妖夢とこの場の緊張を和らげてくれたような気がする。
妖夢はここで一旦切って――最後まで、一気に鈴仙に対して話し始める。
妖夢「――でも、だからこそ。 私はそんな鈴仙とは一緒に戦えないって思った。
皆から愛されて、皆と一緒に強くなって、皆と一緒に勝ちに行ける鈴仙が、私には眩しすぎた。
そして同時に、プライドの高い私は、これ以上幽々子様を失望させたくも無かった。
私は兎に角、力が欲しかった。 ……一人でも、しっかりと立ち、歩いて行ける力が。
――だから、私は鈴仙や幽々子様の居る、全幻想郷代表や、『プロジェクト・カウンターハクレイ』に入らない。
半霊の私だけど、私はあくまで人間として――『ハイパー・カンピオーネ』の一員となり、力を身につけよう……。 そう、決めたの」
鈴仙「――要するに。 今の妖夢は、私や幽々子さんに頼らず、自分一人の力でどこまで行けるかを試したい。
そう思って、胡散臭い事を承知で『ハイパー・カンピオーネ』の一員になる事を決意した。 ……そういう、事なのね?」
妖夢はハッキリとした意志を持って頷く。
妖夢「豊聡耳神子や、彼女の部下を信頼している訳じゃない。
だけど――あの人たちは私の才能を認めてくれた事だけは事実。
自分の力が試される事が怖い。 そう思っていた私の肩を押してくれた事には本当に感謝しているし」
――妖夢は、あくまでも強くなりたかった。鈴仙や幽々子とは違う道を歩む事で、強くなりたいと思っていた。
それは確かに、鈴仙が目指していた道とは違う。
鈴仙は、永琳や中山など、他者の力を借りて成長し、てゐやパスカルなど、仲間と力を合わせ勝利して来た。
勿論、そこに鈴仙個人の努力も多々あったが……それでも、今の妖夢よりも周囲に恵まれていた事には間違いない。
鈴仙は、妖夢と自分との間には大きな隔たりがあった事に気付き、愕然とした。
528 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2014/11/29(土) 01:09:35 ID:???
鈴仙「(私は……私は。 妖夢の事を、何にも分かっていなかったのね……)」
鈴仙と妖夢は、似た者同士であると思っていた。
二人とも奔放で辛辣な上司の下で苦労していて、半人前で、失敗ばかりしていて――。
確かにそれは事実ではあったが……しかし、それは表層的な観点に過ぎなかった。
鈴仙「(私は……妖夢の友達だって浮かれてて、妖夢の苦しみを何にも分かろうとしていなかった!
一緒に練習したり、試合を見に行って応援したくらいで、妖夢の友達面をしていただけだったんだわ……。
――妖夢がここまで悩み、ここまで大きな決断を抱えていた事なんて、全然知らなかった!)」
……無論、そんな鈴仙を責める者などこの世のどこにも居はしない。
鈴仙は彼女なりに、妖夢の友人として出来る事を精いっぱいこなしていた。
ただ少し、ボタンを掛け違えただけだった。
鈴仙「(こんな私が。 ……妖夢の嫉妬や苦しみを理解できなかった私が。
――それでも友人として言ってあげられる言葉って。 一体、何だろう……?)」
――それでも、この場で食い下がる事は、今の鈴仙にはできなかった。
鈴仙にとって妖夢は大事な友人であると思っていた。 例え、暫く会えない時期が続いても。
だからこそ、逃げ出さずに、何かを残さなければならない。
529 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2014/11/29(土) 01:11:48 ID:Q7oZFu8Q
鈴仙「(中山さんと昔約束したとおり。 私は――もう、逃げない)」
鈴仙は勇気を振り絞って、俯き押し黙る妖夢に向かって答えた。
A:「……そう。 だったら、私も妖夢が選んだ道を応援するわ。 やると決めたら、やるっきゃないってね!」
B:「妖夢の気持ちは分かった。 でも……妖夢は、独りじゃないよ」
C:「ごめんなさい。 今まで気付いてあげられなくて。 でも……今気付いたから、私は妖夢を応援する」
D:「分かったわ。 でも、やっぱり豊聡耳神子とその一派は信頼できないわ。 気を付けて」
E:「妖夢の目指す道は分かったわ。 でもね妖夢、私が目指す道を行くには、妖夢の力が必要なんだけど?」
F:「これからは妻として私を支えて欲しい」
G:その他 自由選択枠 ヒント神によるヒントもこちらで(料金に! dice×100円かかります)
先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
*今回は難しい選択肢ですが、21スレ目
>>313-
の中山さんパワーにより、明確なハズレは無くなったので2票決とします。
*Fについてはあまり気にしないで下さい(汗)
530 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2014/11/29(土) 01:14:51 ID:Q7oZFu8Q
――と、言ったところで今日の更新は短いですがここまでです。
2票決となっておりますが、皆さんなりに、鈴仙に言わせたいセリフ、妖夢に言ってあげたいセリフを考えて下されば幸いです。
それでは、皆さま、本日もお疲れ様でした。
531 :
森崎名無しさん
:2014/11/29(土) 01:17:56 ID:fatkNuew
A
532 :
森崎名無しさん
:2014/11/29(土) 01:19:06 ID:???
G:「これからはブルノの妻として姫様のポストを支えて欲しい」
533 :
森崎名無しさん
:2014/11/29(土) 01:19:50 ID:ZN3ABgFY
G C+そして、成長した妖夢と戦えることを楽しみにしているわ!
次の試合はもちろん、妖夢がハイパーカンピオーネに入ってからもね!
良きライバルとして、友人としてね!
534 :
森崎名無しさん
:2014/11/29(土) 01:20:26 ID:b/yKXki2
B
535 :
森崎名無しさん
:2014/11/29(土) 01:20:59 ID:???
C
536 :
森崎名無しさん
:2014/11/29(土) 01:22:40 ID:fatkNuew
G
>>533
に変更お願いします
537 :
森崎名無しさん
:2014/11/29(土) 01:25:37 ID:???
>次の試合はもちろん、妖夢がハイパーカンピオーネに入ってからもね!
しかし、次の試合に姿を現した妖夢の姿は既にリグルパパと魔王に蹂躙されたものだった…
妖夢(伝説の超作画崩壊)「にげるんだぁ…かてるわけがないょ…」
538 :
森崎名無しさん
:2014/11/29(土) 01:25:41 ID:GpN7py+g
G あなたの気持ちはわかったわ、だから・・・次とその次で戦うときは容赦はしないわ
私は友人として、ライバルとしてあなたをも踏み越える
539 :
森崎名無しさん
:2014/11/29(土) 01:36:35 ID:???
蹂躙された中西
,.-'''"-─ `ー,--─'''''''''''i-、,,
,.-,/ /::::::::::::::::::::::!,, \
( ,' i:::::::::::::::::::::;ノ ヽ-、,,/''ー'''"7
`''| |:::::::::::::::::::::} ``ー''"
! '、:::::::::::::::::::i
'、 `-=''''フ'ー''ヽ、::::::::::/ヽ、-─-、,,-'''ヽ
\_/ ヽ--く _,,,..--┴-、 ヽ
``" \>
540 :
森崎名無しさん
:2014/11/29(土) 09:40:28 ID:???
乙です。
明確な外れはない……つまり、Fも外れじゃない!?
鈴仙「これからは妻として私を支えてほしい」
★妖夢の反応→! card★
JOKER→妖夢「なに言ってるのよ! 鈴仙は嫁よ! ここは譲れないわ!」 ここで妖夢の下剋上だ!
ハートK→妖夢「そこまで私を思ってくれてたなんて……分かったわ、よろしくねあなた!」
ダイヤ→妖夢「鈴仙ってば、なに冗談いってるの。でも、なんだか気分が晴れたわ」 冗談としてだが、ツボにはまったみたいだ!
ハート・スペード→妖夢「鈴仙……女性は男性としか結婚できないよ?」 素で返された……
グラブ→妖夢(ま、まさか鈴仙にそんな性癖があったなんて。だから、中山さんやパスカルさんになびかなかったのね) 誤解? された!
クラブA→佳歩「鈴仙さま! ツートップの相棒は私じゃないんですか!?」 なぜかいた佳歩が鈴仙に詰め寄る!
541 :
森崎名無しさん
:2014/11/29(土) 10:09:03 ID:???
★妖夢の反応→
クラブJ
★
542 :
森崎名無しさん
:2014/11/29(土) 17:02:28 ID:???
別世界での妖夢の師匠の松岡さんのカレンダーが売れてるw
543 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2014/11/29(土) 22:12:10 ID:Q7oZFu8Q
こんばんは、更新を再開していきます。
>>537
まさかリグルパパが、魔王に比肩する凄腕選手だったなんて…
娘さんの将来が楽しみですねw
>>540
乙ありがとうございます。
もしFになってたら、結婚ENDとかにして選び直しにしてたと思いますw
>>541
妖夢「NO THANK YOU」
>>542
あれは師弟と言って良かったんでしょうか…w
544 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2014/11/29(土) 22:14:18 ID:Q7oZFu8Q
G C+そして、成長した妖夢と戦えることを楽しみにしているわ!
次の試合はもちろん、妖夢がハイパーカンピオーネに入ってからもね!
良きライバルとして、友人としてね!
鈴仙は考えに考えた。 妖夢に対して、自分はどんな言葉を掛けてあげるべきか。
そして、その結果――
鈴仙「ごめんなさい。 今まで気付いてあげられなくて……。
妖夢がそこまで、色々と一人で考えていたなんて」
鈴仙は、……素直に自分が感じた事を、口にする事にした。
妖夢「……そんな。 鈴仙が謝る事じゃないのに」
鈴仙「だって、私ってば少し練習に誘ったくらいで、今まで妖夢の為にロクに何もしてなかったし。
……だからと言って、今の私には謝る事以外に、何も出来る事が無いんだから」
正直に、鈴仙は妖夢の為にほとんど何もしてあげられなかったと話す。
妖夢は首を振って否定してくれるが、それでも、鈴仙は妖夢に謝りたい気持ちでいっぱいだった。
そして、その上で。
鈴仙「……いや。 あと一つだけあったかな、今の私が出来る事」
鈴仙は、中山がかつてどこかで言っていた事を思い出しながら。
鈴仙「――私は、妖夢を応援しているから」
妖夢「鈴仙……!?」
例えどんな道を歩もうとも、自分はあくまでも妖夢に対して対等な立場にありたいと思い、
鈴仙は……妖夢を押しとどめたい気持ちを押し切り、そう表明した。
545 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2014/11/29(土) 22:15:32 ID:Q7oZFu8Q
妖夢「鈴仙。 ……本当に、応援してくれるの?
――私が選んだ道は、自分で言うのも難だけど、あまり好ましくない道だと思う。
私は、鈴仙や幽々子様。 それにひょっとしたら、他の皆を敵に回す事になるんだよ?
それでも、鈴仙は、私を応援してくれるの……?」
妖夢にとって、鈴仙のその姿勢は予想外だった。
自分が今している事は、友や主君、もしかしたら幻想郷に対する裏切り行為かもしれない。
だから、鈴仙にも引き留められるか、最悪口汚く罵られる事すら覚悟していた。
それなのに、今ここに居る鈴仙は、妖夢が選んだ道を肯定してくれた。
鈴仙「――そして、私も楽しみにしてる。 成長した妖夢と戦える事を。
次の試合はもちろん、それから先――妖夢が、そのチームに入ってからも。
だって。 ……それが良きライバルであり、友達でしょ?」
妖夢「友達……。 ――今日の特訓にしたって、鈴仙の足を引っ張ってばかりの私が。
そこまで言ってくれてるのに、他のチームに行こうとしている私が……友達?」
妖夢は押し黙る。 俯いて表情は見えないが、堅く握りしめた拳が震えていた。
妖夢「鈴仙……」
暫くして、妖夢は再び顔を上げ、鈴仙の赤い瞳をじっと見つめる。
見る者を狂気に引き込むとされる鈴仙の瞳。
かつての異変で初めて出会った時、その瞳に強く影響されていた妖夢だったが、
今の彼女はもはや、鈴仙の瞳を見ても揺らぐ事は無かった。
瞳は赤く染まらず、依然黒く澄んだ光を湛えている。
546 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2014/11/29(土) 22:16:39 ID:Q7oZFu8Q
妖夢は最後に、鈴仙に対してこう告げた。
先着1名様で、
★ようよう白くなりゆく竹林→! card★
と書き込んでください。マークで分岐します。
JOKER→妖夢「やっぱり私、鈴仙と離れたくない! 私も鈴仙と一緒の道を選ぶ! ついでにルナティックスに入れて!」
鈴仙「い、今までの展開は何だったの〜〜〜〜〜〜〜〜!?」
ダイヤ・ハート→妖夢「……鈴仙ってば。 本当に――何も、変わってないね」
スペード・クラブ→妖夢「ありがとう、鈴仙。 ……私は、きっともう迷わない」
クラブA→紫「いいえ。 それは許しませんわ」 幽々子「………ごめんね、妖夢」 妖夢「ゆ、幽々子様に……紫様っ!?」
547 :
森崎名無しさん
:2014/11/29(土) 22:17:30 ID:???
★ようよう白くなりゆく竹林→
スペード10
★
548 :
森崎名無しさん
:2014/11/29(土) 22:20:54 ID:???
JOKERだと台無しすぎるwww
549 :
森崎名無しさん
:2014/11/29(土) 22:28:09 ID:???
ついででチームを離れたらさすがにゆゆ様もあ然(笑)
550 :
森崎名無しさん
:2014/11/29(土) 22:29:05 ID:???
「ついでにルナティックスに入れて!」ついでってw
551 :
森崎名無しさん
:2014/11/29(土) 22:30:56 ID:???
予選落ちそうだから2連勝チームに寝返る妖夢、最低の構図だー(笑)
552 :
森崎名無しさん
:2014/11/29(土) 23:02:22 ID:???
次の新聞、話題はやっぱり鈴仙2試合連続ハットトリック、鬼に認められたつかさ
「エセ天才の永琳、パルスィに負け続けて化けの皮を剥がされた下にあったのはボロボロのアミバ」かな?w
553 :
森崎名無しさん
:2014/11/29(土) 23:07:47 ID:???
永琳は作中の覚醒でドリブルが成長限界に達しているんだぜ
554 :
森崎名無しさん
:2014/11/29(土) 23:15:40 ID:???
天才といえども逆らえない流れってのはあるのだな・・・
(0−10を振り返りながら)
555 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2014/11/29(土) 23:29:32 ID:Q7oZFu8Q
★ようよう白くなりゆく竹林→ スペード10 ★
スペード・クラブ→妖夢「ありがとう、鈴仙。 ……私は、きっともう迷わない」
妖夢「…………」
鈴仙「……? 何か言った、妖夢?」
妖夢はまず、何かを呟いていたが――竹林を揺らす秋風のせいで、鈴仙には聞こえない。
しかし、その次の言葉については明瞭に聞き取る事ができた。
妖夢「――ありがとう、鈴仙。 ……私は、きっともう迷わない」
鈴仙「……それなら、良かった」
妖夢の表情からは、先日の試合や今日の特訓中に見せていた憂いが、殆ど消えていた。
そんな妖夢を見て、これで良かったのだと鈴仙は思えた。
空が明るくなるように、二人の雰囲気も次第に元の打ち解けた様子に変わっていく。
鈴仙「――でも、この話って幽々子さんにはきちんとしてあるの?」
妖夢「何となくには言ってある。 『自分を試したいから、大会後暫く暇を頂きたい』……って。
――幸い、幽々子様の世話役には後任が見つかりそうだから。 その人、うどん作りが凄く上手いんだよ」
鈴仙「うどん作りねぇ。 ……なんだかうどんって聞くと最近、仲間が食べられてるようで気が気でなくって。
――って、何言わせてるのよっ!? 私はうどんじゃないっ!?」
妖夢「鈴仙が自分で言ったんじゃない……」
鈴仙「むぅ。 ――あっ! そ、そういえば結局、昨日妖夢が一緒に歩いていた人って……!」
556 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2014/11/29(土) 23:31:13 ID:???
妖夢「先に言っておくけど。 あれは……そんなんじゃないから!」
鈴仙「そんなんってどんなよ。 私、気になるなぁ〜」
妖夢「あれは、聖人一派の弟子。 幻想郷の内外で、ああしてスカウト活動をやっているだけで、私は話を聞いてただけ!
――だ、大体ね。 鈴仙だって破廉恥です! 同じ屋根の下に、男の子二人を連れ込んで!」
鈴仙「ちょっ……! 誤解を招く言い方は止めてってば!」
――誰にも邪魔されない明け方の空の下、暫しの平和なやりとりを楽しむ二人。
この時間が永遠に続くのならば、恐らくは全てが幸せに終わるのだろうが……時間は待ってはくれない。
やがて、鈴仙と妖夢が道を分かつべき時がやって来た。
妖夢「――それじゃ、鈴仙。 私はこれ以上幽々子様をお待たせ出来ないから……」
鈴仙「うん、私も妖怪ウサギ達の面倒を見ないといけないし。 ……とりあえずは、次の試合で」
妖夢「……うん。 ――じゃあね、鈴仙」
夜は完全に終わり、始まりの朝がやって来た。
それはきっと妖夢にとって、新しい始まりを告げる朝。
鈴仙は、それを笑顔で迎えてあげたいと思った。
言いたい事はまだ沢山あるが、鈴仙は空へ飛び去る妖夢に向かって、笑顔で手を振った。
空の中、小さく映った妖夢も、手を振り返してくれたような気がした。
557 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2014/11/29(土) 23:32:16 ID:???
鈴仙「(……これで、良かったのよね)」
――もしも友人が、自分とは違う道を歩もうとした場合。
それが友人が必死に出した結論であるならば、それを尊重しておくべきである。
かつて、鈴仙を支えてくれた人はそう言っていた。
自分も、その通りだと思い、必死に考えた上で――同じように、友人を尊重した。
だから後悔は無い。 鈴仙はそう自分に結論付けて、再び永遠亭へと戻っていく。
再び、自分と妖夢との道が重なり合う日はやって来る。
その時はきっと、二人とも笑顔でその日を祝福できる筈だ。
鈴仙はそう信じて疑わないようにした。
……この時、鈴仙は知らなかった。
――妖夢と再び今日のような笑顔を交わし合える日が、自分が想像するよりもずっと後となる事に。
*鈴仙の守備系能力(タックル、パスカット、ブロック、せりあい)が各+1されました。
*鈴仙の最大ガッツが+10されました。 880→890
*妖夢の評価値がとても大きく上がりました。
*鈴仙と妖夢に???フラグが立ちました。 物語が進み、一定の局面を迎えた時フラグが回収されます。
558 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2014/11/29(土) 23:35:55 ID:???
すみません、一旦ここまでです。 暫くしたら更新再開します。
559 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2014/11/30(日) 01:15:11 ID:???
〜5日目午後・固定イベント〜
【試合結果ハイライト・5日目】
<今大会最低集客数! 閑古鳥鳴く羽目玉チームVSバケバケ同盟>
大会Aグループ第三試合、羽目玉チームVSバケバケ同盟との試合は、ある意味で最も不名誉な戦いだった。
この然したる有力選手が居ないこのカードに向ける、幻想郷の人妖達の目は冷たかった。
専門家に言わせれば、年々名無し選手の実力は上がっているようだが、しかしお粗末さは拭えない。
拮抗した実力同士の両チームは、ある意味白熱した試合を見せてはいたが……。
後半23分、バケバケ同盟が羽目玉チームのクリアを掻い潜り、ドリブルで挙げた1点が決勝点だった。
しかしそれがどうしたと言わんばかりに、観客達は試合に興味が無く、酒を飲むか寝ているか帰るか、
悪質な者では次の永遠亭ルナティックスVS地霊殿サブタレイニアンローゼス戦の場所取りをしているかだった。
大会本部は、今後悪質な場所取り行為を禁じる為に、哨戒天狗12人体勢で見回りを行う事としている。
バケバケ同盟 1 − 0 羽目玉チーム Aブロック 第3試合終了!
560 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2014/11/30(日) 01:16:25 ID:???
<妖精大勝利! 妖精大連合、まさかの決勝トーナメント進出に王手>
大会Bグループの第三試合は、妖精大連合の勝利で終わった。
人里FCVS妖精大連合と、図らずとも人間対妖精との戦いとなったこの試合、試合の鍵を握っていたのはやはり妖精だった。
先日の妖怪の山FCを引き分けに持ち込んだのは、(一応)人間である来生哲兵選手の活躍によるものだったが、今日の勝利は違う。
この試合、来生哲兵選手とジノ・ヘルナンデスは試合に出場していなかったからだ。
チームキャプテンを務める熱い氷の妖精・チルノ選手及び風の回転妖精・大妖精選手を軸とする堅守速攻。
妖精らしからぬ知的な戦法で、人里FCのタレント達を封殺した妖精大連合は、
光の三妖精と春告精によるトリオ・コンビプレーにより中盤以下の無名選手を翻弄していた。
結果、挙げた得点は前半15分のリリーB選手(アシスト:リリーW選手)の『リーサルツイン』と、
後半5分、スターサファイア選手のパスから、サニーミルク選手の『リトルプロミネンス』で二得点。
2−0で決着を付け1勝1分、得失点差は2と、決勝トーナメント出場に王手をかける事となった。
敗北した人里FCのキャプテン、里人@氏はインタビューに対して、
「妖精達の実力が予想以上に高かった。 今後も慢心せず精進したい」と苦々しげに答えた。
妖精大連合 2 − 0 人里FC Bブロック 第3試合終了!
561 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2014/11/30(日) 01:18:50 ID:???
鈴仙「……来生君達、試合に出なかったんだ。 やっぱり、あくまで妖精として勝つって事を優先したのかな」
パスカル「人里FCには新選手も入っていたらしいが、それでも、リグル達やチルノと互角程度の小粒。
名無し選手相手ならばともかく、小粒ながらそこそこ厚いチーム層を持つ妖精大連合相手には、分が悪かったか。
キスギ達も勝つためには協力すると言っていたが、自分抜きで勝てるのならば、極力妖精達の力に任せたいんだろうな」
――妖夢と別れを告げたその日の朝、鈴仙は朝の『花果子念報』を元に、自分達以外のチームの試合結果を確認していた。
永遠亭が地霊殿相手に3−2の勝利を挙げた事は、やはり大きく一面記事で取り上げられていたが、
スポーツ欄を読み込んで行くと、しっかりと他のチームの試合結果も書き記してある。
鈴仙「え〜と。 守矢みらくるずと命蓮寺ロータスとの試合結果はどうなったのかな……?」
先に二チームの試合結果を読んでいた鈴仙だったが、
何故か前述の二チームよりも注目度が高いであろう、守矢みらくるずと命蓮寺ロータスの記事が中々見つからない。
近くにいたパスカルにも記事を探して貰うようお願いをしたところ……記事はスポーツ欄の端に、細々と存在していた。
両チームの実力が高いレベルで拮抗している好カードであるため、大きく取り上げられているという思いこみがあったようだ。
守矢スタジアムに足が無い亡霊痴女が出たとかいう胡散臭い記事のすぐ下に、試合結果が記載されていた。
<守矢、命蓮寺を2−1で下す 命蓮寺は決勝T敗退濃厚>
昨日妖怪の山モリヤスタジアム行われた、守矢みらくるず対命蓮寺ロータスの試合は、
トップ下の東風谷早苗選手と洩矢諏訪子選手が共に1ゴール、
エル・シド・ピエール選手が1アシストを決め、2−1で守矢が勝利した。
命蓮寺ロータスはCF・寅丸星選手が、二ッ岩マミゾウ選手によるアシストの下1ゴールを挙げたものの、他選手が続かなかった。
キャプテンの聖白蓮選手も、試合開始早々に危険プレーでイエローカードを受けた為か、奮わなかった。
これで守矢みらくるずは博麗連合との対戦を残し既に2勝、
一方命蓮寺ロータスは毛玉達の逆襲(名無しチーム)との対戦を残し2敗と、明暗が分かれる事となった。
562 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2014/11/30(日) 01:19:51 ID:???
鈴仙「――星。 負けちゃったんだ……」
パスカル「彼女たちとは、俺ももう一度対戦してみたかったが……仕方が無いさ。
今は、この守矢みらくるずとやらが好チームである事を。 ああ、祈るしかないよ」
鈴仙「そうねぇ……あふあふ」
練習の疲れが今になって押し寄せて来たのか、暢気に大あくびをしながらパスカルの言葉を受け流す鈴仙。
パスカルはやれやれ、と苦笑いしながら、居間でうつらうつらしている鈴仙に毛布を被せてあげて。
パスカル「(――試合会場に、試合結果の書き方。 ……本当に、善きチームである事を祈るしかないよ。
正直、このチームとは当たらず決勝まで行きたい所だが――どうなるかな)」
パスカルは深刻そうな顔で、先程の新聞記事の内容を反芻していた。
563 :
森崎名無しさん
:2014/11/30(日) 01:21:37 ID:???
審判腐乱す
564 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2014/11/30(日) 01:21:53 ID:???
守矢みらくるず 2 − 1 命蓮寺ロータス Dブロック 第3試合終了!
大会得点ランキング(表記はメインキャラのみ):
6ゴール 鈴仙
4ゴール 勇儀、諏訪子
3ゴール レミリア、フランドール、来生、早苗
2ゴール 射命丸、神奈子、ピエール、星
1ゴール 妹紅、佳歩、咲夜、美鈴、謎の向日葵仮面、赤蛮奇、サニー、リリーB
影狼、反町、藍、メルラン、空、屠自古、神子、霊夢、魔理沙、森崎、天子
大会アシストランキング(表記はメインキャラのみ):
3アシスト 早苗、ピエール
2アシスト 小悪魔、てゐ
1アシスト 鈴仙、パチュリー、影狼、大妖精、橙、お燐、諏訪子、神子
衣玖、針妙丸、小町、空、リリーW、マミゾウ
565 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2014/11/30(日) 01:37:14 ID:???
……と、いったところで判定が無く恐縮ですが、今日の更新はここまでにしようと思います。
明日は大会6日目午前の新聞イベントからはじめていきます。
第二章が始まり約半年強、これで漸く予選リーグ編が6割程度終わった計算になるでしょうか。
(参考:大会6日目〜西行寺戦までのスケジュール)
午 前 午 後
6日目 紅魔×聖徳 雑魚×西行
二軍×妖怪 毛玉×博麗
7日目 休 み 休 み
休 み 休 み
8日目 休 み 羽目×聖徳
休 み 人里×妖怪
9日目 永遠×西行 紅魔×バケ
守矢×博麗 二軍×妖精
*7日目午後は、地底のみとりから、ブリッツボール大会の助っ人に呼ばれていいます。
>>548-551
もし出たら出たでトンデモ展開で面白いかな…と入れましたが、
正直JOKERが出たらどうしようと思っていましたw
>>552-554
天才は天才でも1人ですし、神や魔王では無いですから負ける事もあり得ますね。
ただそれでも、永琳のドリブル力が高いのは事実です。
そして私としては、神引き連発のパルスィさんをもっと称えてあげて欲しいです!w
>>563
その辺りの展開も、一応考えております。
それでは、皆さま、本日もお疲れ様でした。
566 :
森崎名無しさん
:2014/11/30(日) 01:43:09 ID:???
乙でしたー。
なにやら、この先も波乱がある模様。
けど、予想より遠くても、笑い会える日は来るのか。
この特訓の失敗は他で取り返せるかな?
ウサギさんとの特訓狙いもジャニーズ入れるべきか。
師匠は普通に壊れ性能なハズだけど、引きには勝てなかったか……最後に大暴れしたけど。
567 :
森崎名無しさん
:2014/11/30(日) 15:03:01 ID:???
ジャニーズってなんだよ……視野だよ。
寝ぼけて書くもんじゃない、なんでこんな間違いしたんだ……
568 :
森崎名無しさん
:2014/11/30(日) 15:03:50 ID:???
これも鈴仙の仕業か
569 :
第一被害者
:2014/11/30(日) 15:20:22 ID:???
鈴仙マジパネェ
570 :
森崎名無しさん
:2014/11/30(日) 18:45:52 ID:???
ちなみに最後の師弟ワンツーも鈴仙いなきゃ負けてた
つまりパルシーを誉めるべきではない
アミバを早急にうわらばさせるべきである
571 :
森崎名無しさん
:2014/11/30(日) 19:23:12 ID:???
審判「レッドカード!」
えーりん「うわらば!」
鈴仙「し、ししょー!」
てゐ「……さて、逃げよう」
鈴仙「待ちなさい」
てゐ「無理無理無理、私がゲームメイクなんて出来ないって! ねえ、ウサギBちゃん!」
ウサギB「いや、私にはもっと無理ですから!」
輝夜「……はっ、まさかえーりん抜きでキーパーやれと!? 無茶苦茶よ!」
慧音「それが普通なんだが、姫君」
ウサギC「そろそろ私の出番か……」
ウサギK「ウサギCちゃん、レッドカードで退場したら、10人で戦うから、代わりに出場できないのよ?」
こうですか、わかりません。
572 :
森崎名無しさん
:2014/11/30(日) 19:24:42 ID:???
赤札怖い
573 :
森崎名無しさん
:2014/11/30(日) 19:34:12 ID:???
師匠居なくなったら・・・と考えた場合・・・
パスカル!おめえが頼りだ!頼む―――っ!
574 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2014/11/30(日) 20:41:46 ID:???
こんばんは、今日も更新していきます。
>>566
乙ありがとうございます。
最終的には良い方向に行くので、ご安心して頂ければ幸いです。
>ジャニーズについて等
ジャニーさんみたく、将来有望なウサギをスカウトするって意味かと思ってましたw
このまま鈴仙のせいにされ続けたら、鈴仙が某アヴェンジャーみたくなりそうですね。
>>570-573
永琳はしばしば鈴仙に辛辣な言葉を投げかけますし、印象値とかも結構下がりますが、
基本的に鈴仙の味方ですし、現実問題この先永琳が居ないと色々きついので、あまり邪険に扱わない方が良いですねw
パスカル君もトップ下可能ですが、タックル以外は永琳より一回り以上劣ります。
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