キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
キャプテン森崎まとめ掲示板TOP

■掲示板に戻る■ 全部 1- 101- 201- 301- 401- 501- 601- 701- 801- 901- 最新50


レス数が1000を超えています。残念ながら全部は表示しません。
【Other】鈴仙奮闘記23【World】 

1 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/11/14(金) 00:07:15 ID:???
このスレは、キャプテン森崎のスピンアウト作品で、
東方Project(東方サッカー)とのクロスオーバー作品です。

内容は、東方永夜抄の5ボス、鈴仙・優曇華院・イナバがサッカーで師匠を超えるために努力する物語です。
また、ストーリーやカードの展開次第で、いくつかのキャプテン森崎のキャラクターも、
それぞれの思惑を持ちながら、幻想郷の住人との交流を通じてサッカーを極めていくことになるでしょう。

他の森崎板でのスレと被っている要素や、それぞれの原作無視・原作崩壊を起こしている表現。
その他にも誤字脱字や稚拙な状況描写等が多数あるかと思いますが、お目こぼし頂ければ幸いです。

☆前スレ☆
【光を】鈴仙奮闘記22【掴み取れ!】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1412866801/
☆攻略ページ(キャプテン森崎まとめ@Wiki内)☆
http://www32.atwiki.jp/morosaki/pages/104.html
(※このスレの目標や今後の予定、ゲーム進行の流れなどが分かります。
  過去ログもありますので、初めて来て下さった方は、一読すればより楽しめると思います!)

☆あらすじ☆
ある日突然幻想郷にやって来た外来人、アラン・パスカルと中山政男との出会いにより、
師匠、八意永琳に並ぶ選手になると決心した鈴仙・優曇華院・イナバ。

「鈴仙、貴女は――『プロジェクト・カウンターハクレイ』が新たに創るチームの、キャプテン候補として選ばれました」
全幻想郷選抜大会初戦を勝利で迎えた鈴仙に、永琳はある日の夜こう告げる。
それはこれまでの鈴仙が描いていた将来――全幻想郷代表として、永琳と肩を並べること――とは全く別の道。

そんな中始まった全幻想郷代表選抜大会第2回戦は、地底の強豪・地霊殿サブタレイニアンローゼスが相手。
試合も残り20分を切ったクライマックスの中、ルナティックスは3−2でリードしているものの、
地霊殿チームはキャプテン・古明地さとりを中心に一致団結。 勝利という光を掴みにかかる!
しかし、矢車の殻を被った地獄の少年――松山光の心は未だ癒されぬまま。
幻想郷と現実世界。 二つの異なる世界を舞台に、少年達の、そして少女達の想いはサッカーを通じて繋がり合う!
……とか言いつつ、ブリッツボールとかやってるかもしれません(汗)

749 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/06(土) 21:49:15 ID:???

――そして、神子は早速と言わんばかりに実践してみせた。
指導者たる彼女が、平凡なる人間達に与え賜もうた幾つかの武器の一つ。
それは圧倒的な才能でも、派手な必殺技でも無かった。

本間「はぁっ、はぁっ……! 勝つ……勝って見せる……!!」

ダッ……!

石田「松山……! 俺を失望させるな……!」

ダッ……!

岬「(……フフ。 今の幻想郷で、このプレーの恐ろしさがどれ程伝わるやら)」

ダッ……!

小田「………!」

ダッ……!

岸田「鮫は一度狙った獲物は決して逃さない、ってな!」

ダッ……!

実況「ああ〜〜っと! 聖徳ホウリューズの選手達、神子選手の号令に合わせて!
FW・MFそしてDFと問わず大きく運動量を増加させていきます!
広いフィールドを疲れる事なく、烈しいポジションチェンジを繰り返していく!
一体これはどういう動きだ〜〜〜!?」

750 :森崎名無しさん:2014/12/06(土) 21:50:54 ID:???
トータルフット

751 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/06(土) 21:51:11 ID:???

観客「う、ウォオオオオオッ!?」「おいおい、DFがFWの位置まで上がっているぞ!」「1点取られたくらいでトチ狂うなー!」

鈴仙「何かしら、これ……」

てゐ「うーん、良く分かんない。 外の世界の作戦かな?」

ウサギB「運動量は大事なのは分かるけれど、ちょっとやり過ぎな気もします……」

――神子達の動きは、凡そ多くの幻想郷の住民にとって不可解なものだった。
不敵にボールキープを続ける神子の周囲を走り回る人間の少年たち。
ポジションに囚われず、空いているスペースを執拗に埋めるべく、
渦巻のように周り出した彼らの姿は完全に統率されており、軍隊をも思い出す。

パスカル「(……これは、いや。 まさか……!? しかし、あり得ない……!!)」

パチュリー「(――確かにあの戦術は、如何にも政治屋の彼女が好みそうだけど。
しかし、寄せ集めの選手でアレを実現するのは不可能な筈。 何かカラクリが……)」

そして、ごく僅かの者は、神子を中心とする一連の動作について見当があった。
その上である者はあり得ないと否定し、更に聡い者は不可能を可能とする仕掛けを見抜こうとしていた。


神子「さぁ、機は熟した。  ……行くぞ、『十七条のレーザーパス』!」

グワァアッ、バギュウウウウウウッ!!

パチュリー「(もしも彼女達が部分的にでもこの戦術――『トータルフットボール』を完成させていたとすると、
この局面。 私は必ずボールをカットしなくてはならない! さもないと……!)」


752 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/06(土) 21:54:21 ID:oAKYhz06

実況「神子選手、ここで大きく右サイド、本間選手の方向にパスを出した〜〜〜!!」

先着2名様で、

★神子→十七条レーザーパス 54 (! card)(! dice + ! dice)=★
★パチュリー→パスカット 53 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=
 メイドG→パスカット 43 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→ 本間、パスキャッチ。 そして……!?
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(岬がフォロー)(石田がフォロー)(岸田がフォロー)
≦−2→紅魔ボールに。
【補足・補正・備考】
パチュリーのマークがダイヤ・ハートの時、「プリンセスウンディネ(+3)」が発動します。
神子のスキル・和を以て貴しと為すにより、聖徳ホウリューズは零れ球を必ずフォローします。

753 :森崎名無しさん:2014/12/06(土) 21:54:57 ID:???
★神子→十七条レーザーパス 54 ( クラブ6 )( 1 + 6 )=★

754 :森崎名無しさん:2014/12/06(土) 21:55:09 ID:???
★神子→十七条レーザーパス 54 ( ダイヤQ )( 4 + 1 )=★

755 :森崎名無しさん:2014/12/06(土) 21:55:39 ID:???
★パチュリー→パスカット 53 ( ダイヤ5 )( 2 + 2 )+(人数補正+1)=
 メイドG→パスカット 43 ( スペードA )( 2 + 3 )+(人数補正+1)=★

756 :森崎名無しさん:2014/12/06(土) 21:56:08 ID:???
★パチュリー→パスカット 53 ( ダイヤ4 )( 2 + 5 )+(人数補正+1)=
 メイドG→パスカット 43 ( ダイヤ2 )( 4 + 3 )+(人数補正+1)=★

757 :森崎名無しさん:2014/12/06(土) 23:03:32 ID:???
思ったより弱いな大し(たことない)様は
1勢力のボスだからもっとヤバイかと

758 :森崎名無しさん:2014/12/06(土) 23:09:45 ID:???
基礎値52で+2 ガッツ60消費技だとしたら十分脅威。更に弾いても味方がフォローとか十分やばくない?
マスターパチュリーの値がぶっ飛んでいるだけで。

ルナティックスなら師匠以外誰も取れない気がする……

759 :森崎名無しさん:2014/12/06(土) 23:11:45 ID:???
いや、正直後2、3位は高いと思ってた

760 :森崎名無しさん:2014/12/06(土) 23:13:50 ID:???
54でミサキーヌの必殺パスと同値だし十分強い

761 :森崎名無しさん:2014/12/06(土) 23:16:33 ID:???
そも中盤でパスカットに長ける人材って師匠以外に居たっけ?
なんっつーか、こう最終ラインで姫様かつかさが止めるって感じだからさ・・・

762 :森崎名無しさん:2014/12/06(土) 23:21:07 ID:???
威力54のフラワーパスにキリキリ舞いにされてた気がするけど

763 :森崎名無しさん:2014/12/06(土) 23:26:28 ID:???
そのフラワーパスの時はパスの受け手が力不足だったから
とれなくても困らなかったけどFWに一人恐ろしいのがいたら話は違ってたよね

764 :森崎名無しさん:2014/12/07(日) 00:04:18 ID:???
ん? 早苗さんやピエールさんのパスを止められる人が師匠ぐらいしかいない。
受け取り役の諏訪子さんは一対一が得意。
シュートはもちろん、ドリブルも高い。

諏訪子様を止められなくて、姫様と一対一になったらほぼ失点。

……下手したら炎上?

765 :森崎名無しさん:2014/12/07(日) 00:09:23 ID:???
一対一にさせなければ済む話。
ただし、本当に腐乱す審判ならゴール前固めて迎え撃ったりすると
ゴールに近い位置で反則ラッシュが怖いから調査結果待たないと何ともいえない

766 :森崎名無しさん:2014/12/07(日) 00:17:29 ID:???
まあフラワーパス級に対抗できるのは師匠以外にも本当はいるけどね、旅人

767 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/07(日) 00:21:01 ID:Fz74ij0+
★神子→十七条レーザーパス 54 ( クラブ6 )( 1 + 6 )=61★
★パチュリー→パスカット 53 ( ダイヤ5 )( 2 + 2 )+(人数補正+1)+(プリンセスウンディネ+3)=61
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして石田がフォロー

ギュンッ!

パチュリー「……そこっ。 『プリンセスウンディネ』」

バァッ、フワァァァッ……!!

パチュリーは迷いなく神子の広すぎるパスコースに割り込み、大ジャンプでカットに向かった。
しかし、先程はタックルにおいて実力を見せた神子は、パスにおいても一流の才能を見せていた。

ギュンッ!  ――バチッ!

パチュリー「……しまった(――元々早く鋭いパスだったけど、僅かにドライブ回転が掛かっていた!
完全に、威力を殺し損ねてしまったわ……)」

実況「パチュリー選手、懸命にパスコースに割り込みましたが……しかし完全にトラップするには至らない!
ボールはサイドでは無く中央に流れ、それは走り込んで来た石田選手がフォロー!
素晴らしい運動量で、果敢にスペースを確保していきます!」

岬「(……という位しか、多くの人はまだ認識出来ていないかな? まぁ、そっちの方が勝負的には好都合だ)」

石田「松山……? お前、松山か……?」

咲夜「残念ながら、人違いですわ」

小悪魔「ここは通しませんっ!!」

実況「ボールを受け取った坊主頭の素朴な少年、石田選手には咲夜選手と小悪魔選手がつく!
石田選手、先程はフランドール選手のパスに掠る事も出来ませんでしたが、果たして攻撃面ではどうなのか〜?!」

768 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/07(日) 00:23:30 ID:Fz74ij0+
パスカル(観客席)「(そうだ。 そこが問題だ。
あのイシダというのは俺が仕入れた新聞では、数行での紹介しかなされていなかった。
それも、ふらののマツヤマを引き立てるような酷い内容だ。
記事で紹介があっただけマシとも言えるが――それが、一朝一夕の努力で、
それこそマツヤマに匹敵する実力者とされるサクヤさんに勝てるというのか!?)」

鈴仙(観客席)「(小悪魔さんはともかく、咲夜さんのタックルは幻想郷でも一流クラス。
パスカットにしても平均以上の実力は持っているんだから、ここは無理せず、豊聡耳神子にバックパスかしら……?)」

パスカルや鈴仙――いや、恐らくはそれ以外の多くの観客達がそう思うのも無理は無かった。
確かに、運動量を増やして必死にボールをフォローに向かう石田の姿には努力が感じられた。
しかし同時に、「彼らの努力はこれが限界だろう」とも思わざるを得なかった。

パチュリー「(トータルフットボールは中核選手だけでなく、
全選手についても高い実力と守備意識。 そして高い体力が求められる……。
守備意識と体力については、確かにギリギリ及第点と言っても、実力は一体どうなのかしら。
フランのパスは上手くなったとは言え、名無しに毛が生えたレベル。
あれに掠りもしない程度じゃ、実力の程も知れると言うのだけれど……)」

神子「(―――と、思うのが一般的でしょうし、それは才能無き者に突きつけられた過酷な事実でもある。
しかし……才能という言葉は、人間の可能性を切り捨てる忌々しき言葉でもある。
だが――私は、彼らの才能を決して否定しなかった。 ……後、ちょっぴり『改造』もした。
――その結果が……これだっ!)」

石田「………松山。 俺の『パス』を―――受けられるか!」

グワァァァッ! バギュウッ!

咲夜「だから私は松山じゃ――……ッ!?(は、早い……だけじゃない。 コースが……鋭い!?)」

小悪魔「えっ? これが……パス!? なんか機械みたいに物凄く緻密なんですけど……!?」

769 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/07(日) 00:24:59 ID:???
石田の出したパスは、観衆の、紅魔スカーレットムーンズメンバーの全てが予想する以上に。
――予想以上に、鋭く、早く、そして正確だった。
小悪魔は勿論、咲夜すらもが石田の出したパスに届かない。

ギュウッ……ポムッ。

本間「俺のサイドアタック……! 俺だけの、誰にも真似できないサイドアタック……!!」

実況「石田選手……す、素晴らしいパスで、神子選手が阻まれたサイドチェンジに成功!
先程のパスカットは稚拙でしたが、このパスは間違いなく一流だ!」

レミリア「(……成程、読めて来たぞ。
奴らが私達を倒すために仕掛けたまさしく『銀の弾丸〈シルバーバレット〉』。 その全貌が……!)」

――そして、そんなレミリアの読みは。

タタタタッ、バシュウウウッ!

メイドA「そ、そんな〜!?」

メイドB「『メイド特攻スライディング部隊』が、完全に入ったのに……!?」

本間「クク、フハハハッ。 アーハッハッハ! そうだ! 俺だけがサイドアタックを上手く扱えるんだ……!」

実況「本間選手、素晴らしい『華麗なドリブル』で紅魔スカーレットムーンズの右サイドを切り込んで行きます!」

レミリア「(豊聡耳神子を中心とした【トータルフットボール】様の戦術。
そして――【無名選手の極端までな一芸特化】による戦力化か! 成程、面白い……!)」

770 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/07(日) 00:26:13 ID:???
本間「――屠自古さん! 決めてください!」

グワァァァッ、バゴオオオオオオオオオオオオッ!!

実況「そして本間選手センタリング! センタリング対象はH番の背番号を付けた蘇我屠自古選手だ!」

屠自古「太子様の期待に預かり――やってやんよ!」

バァァァァァァァァアッ……!!

陸「ほーお? 中々の跳躍力アルね。 気に入った、朕が紹介してやるから、中国雑技団にでも入るヨロシ。
紹介料は5割で良いアルよ。 それか、見世物小屋でも始めるカ?」

屠自古「私が生きていた頃は、隋の民は皆高潔で清貧だったんだがな。 ――汚らわしい」

美鈴「る、陸君! 暢気に喋っている場合じゃないです! 彼女からは――かなりの気を感じます!」

CBの美鈴がそう叫びながら、白玉楼の亡霊嬢に匹敵する高さにまで跳躍した屠自古を指さす。
屠自古の全身はいつの間にか雷の帯が纏われており、緑のワンピースに包まれた姿は今や、薄く金色に輝いて見える。
普段は冷静な性格の彼女だったが、亡霊と化した影響か、戦いの場では好戦的で荒っぽい。

屠自古「――我ら蘇我氏の憤怒、思い知るが良い! ……雷矢・『ガゴウジサイクロン』ッ!!」

実況「屠自古選手の『ガゴウジサイクロン』!」

バギュルルルルッ! ドゴン!

屠自古「いっけ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!」

ドゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッ……バリバリバリッ!!

771 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/07(日) 00:27:34 ID:???
メイドD「やばい! 元興寺の雷(ガゴウジサイクロン)だ!!」

そうして放たれた蘇我屠自古の高空からのパワーヘディング『ガゴウジサイクロン』。
その威力は高く、霊烏路空の『八咫烏ヘッド』に勝るとも劣らない。
雷を帯びながら、高速でジグザグの軌道を描くそのシュートを見た妖精メイドDは、思わず金切声を上げてしまう。

美鈴「――確かに凄い威力です。 私の『彩光風鈴』ではきっと弾けない!
だけど、レミリアお嬢様の『バイシクルレッドサン』やフランお嬢様の『495年の波紋』には及ばない! だったら……!」

しかし、美鈴には確信があった。 このシュートは、間違いなく紅魔のゴールネットを揺らす事は無い、と。
何故なら――。

陸「何アル。 ちょっと足が無いからってビビってたアルが……その程度か。
その程度で雷を語るとはおこがましいアル!」

バアァァァアアアッ! ズザアアッ、グワァァァアアアアアアアアッ!! ―――バチバチバチィイッ!!

屠自古「なっ……!(――クリアに飛ぶ前、フィールドを摩擦し右脚に静電気を帯び。
蹴りだす時、ユニフォーム越しに右脚を擦り付けてそれを増幅させた!
馬鹿な、人間であるにも関わらず、そんな事が――――!)」

陸「なーにが人間の結束カ! 毛沢東もケ小平も、そうやって嘯きながら、
朕の住むビンボっちい農村には、なーんにも良いコトしなかったアル!
それに引き換え紅魔大人は我儘で理不尽でイジワルで横暴アルが、
それでも朕に最高級のサッカー教育を施してくれたアル!
朕は……貴様らのような恩着せがましい高級官僚には負けん!!」

バリバリバリバリッ……!! ギュンッ!  バァァアッ!!

実況「いや……陸選手も大きく飛んだ! 美鈴選手よりも更に大きく飛んで――ボールよりも高く飛んだ!
そして陸選手、不規則な軌道を描きながら落ちるボールに照準を合わせ!」

772 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/07(日) 00:33:43 ID:???

          陸「ハァァァァーーーー!! 『襲 爪・雷 斬 脚』ゥーーーーーーーーーーーッ!!」

        バギュウウンンッ! ドゴオオオオッ………!! バギバギバギバギィ……ッ!!
                          ――――ガシイィイッ!!

美鈴「(だったら。 ――陸君が決して防いでくれる。 ……彼も今や、我ら紅魔の頼れる第二の門番なんですから)」

レミリア「(ふんだ。 あんな奴らに、中国の壁がそう簡単に破れるもんですか)」

実況「陸選手、屠自古選手の『ガゴウジサイクロン』をも上回る威力の電撃で、シュートを完全に止めた〜〜〜!
前半も半ばに差し掛かり、聖徳ホウリューズも徐々に手札を出して来ましたが――!
しかし、紅魔の壁は依然高い! その事実が陸選手の好守により再び明らかとなりました!」

陸「フン、当然アル。 才能しか無い朕から、その才能さえ凡夫共に奪われちゃァ堪らんアルからな。
――と、あいてて。 この飛び出し、脚がビリビリ痺れて嫌になるアル……」

――聖徳ホウリューズに集いし人間達が練り上げた銀の弾丸。
その破壊力は確かに凄まじく、一時は傲慢なる吸血鬼に風穴を開ける事すら期待されたが――。
……第一の弾丸は、異国の門番の手――否、脚により敢え無く防がれる事となった。

773 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/07(日) 00:40:05 ID:???
……と、言ったところで今日の更新はここまでです。
>神子の能力について、パサー対策について等
比較的万能的な感じに仕上がっていますね。
スキルの強さもあって、突出して強い! …とまでは行きませんが、それでもかなり強いです。
ウサギDとつかさのコンビプレイフラグが回収されれば、スカイラブ的なパスカットも出来るかもですね。
それ以外だったら、やはり中山さんに期待するか、鈴仙の狂気の瞳狙いでしょうか。

それでは、皆様、本日もお疲れ様でした。

774 :森崎名無しさん:2014/12/07(日) 00:41:41 ID:???
よし、この特化チームに反町入れよう(提案)
魔王乙

775 :森崎名無しさん:2014/12/07(日) 00:47:09 ID:???
襲 爪・雷 斬 脚でテイルズオブチャイニーズ始まった

776 :森崎名無しさん:2014/12/07(日) 02:05:52 ID:???

師匠は陸に動かされて鷹爪三角脚を生み出す事になりそうですね・・・

うーむ、確かに厄介に見えるけどここまで見た感じだとすごくでかい弱点あるよね、聖徳
にしても無名の極端な一点特化・・・ってこれ秋空のリスペクト?

>>743 器用貧乏って評価は強くないという意味とは全く違う・・・
    味方にすると頼りないけど敵にするとスゲェめんどくさい奴という意味だよ・・・運的な意味じゃなく本当にね

777 :森崎名無しさん:2014/12/07(日) 03:09:10 ID:???
一点特化の人材でトータルフットって、それが神子の能力なのかなと思う
出来ないはずだし

778 :森崎名無しさん:2014/12/07(日) 03:26:56 ID:???
あ、そういえばディケイドが明日ニコニコで無料一挙上映ですよ
さっそくウサギDの名前が考えやすくなるね

779 :森崎名無しさん:2014/12/07(日) 13:32:25 ID:???
トータルフットの元祖のオランダ、漫画だとクライフォートが期待通りの強さを見せてくれたのはいいんだけど
クライフォート以外のユース組が背景過ぎて評価大暴落で泣ける。なにがトータルだ、ワンマンフットボールじゃん。

780 :森崎名無しさん:2014/12/07(日) 13:43:32 ID:???
11人全員がオールラウンダーが前提条件のトータルフットを正反対の特化選手でどうやってやったんでしょうね

781 :森崎名無しさん:2014/12/07(日) 14:44:41 ID:???
このパスカル絶対三杉はいってるよこれ!? な、乙でした。

一応やってやれなくもない代わりに、地雷戦術になりかねないとは思う。
スペースを埋める事はできても、守れるかどうかは別の話。
パスの受け手の多い、もしくはドリブル技術の高い選手が多い
チーム相手だとものの十数分で化けの皮が剥がされる。

布都のパス技術と屠自古のシュート力次第だけど、
紅魔館相手ならポゼッションフットボールの方が有利かな。
“時間がかかる”と“主力の体力が削られる”はもっとも嫌な戦術だろうし、
カット要員が少ないから前に出にくいし、ブロッカーもいないから引いて守る戦術とも相性が悪い。

消極的な雑魚チームと思われてた方が情報戦では有利だったのにも関わらず
わざわざ挑発的な言動、やっぱり勝つ気ないのかも。あくまでケンカには勝つってことなら別だろうけど。

782 :森崎名無しさん:2014/12/07(日) 14:46:40 ID:???
ポジションがコロコロ変わるのに守備力の低い選手が最終ラインに
攻撃力の低い選手が最前線に出てきたら地雷ですよねー

783 :森崎名無しさん:2014/12/07(日) 14:50:57 ID:???
ポゼッションフットボールに対抗するには……2−7−1で対抗だー(狂気、でも何故か成功)

784 :森崎名無しさん:2014/12/07(日) 15:26:48 ID:???
スペイン敗北!

785 :森崎名無しさん:2014/12/07(日) 15:48:07 ID:???
やっぱり三章はカウンターハクレイルート?

個人的には慧音先生や妹紅さん、佳歩、てゐ、つかさとか連れていけそうだし
ストーリー的にもこちらの方が盛り上がりそうだからそっち行きたいけど。
他のチームメイトがだれかも気になる。

786 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/07(日) 17:52:04 ID:???
こんにちは、更新していきます。
>>774さん、>>776さん、>>781さん、乙ありがとうございます。

>トータルフットボールと一芸特化の両立について
なるべく読んでいて説得力があるよう今後描写していきたいですが、
詳しい方にとってはちょっと無理のある理屈かもしれません。
ですので、できれば寛容に受け止めて頂ければ幸いです。

>襲爪雷斬脚について
テイルズ的なノリである事は間違いないですねw

787 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/07(日) 17:53:25 ID:???
陸「そりゃっ! これ以上朕を働かせるなアル!!」

ガシッ、……バァァァァアッ!!

実況「ボールをキャッチした陸選手、中盤底の咲夜選手にスローイング!
そして咲夜選手はそのまま右脚を大きく振り上げ〜〜〜!!」

咲夜「(お嬢様に妹様は辛うじてフォロー可能!
ひっきりなしに動いている事が災いしてか、DF陣の最終ラインも低め! ならばここは――)
……ここよ! ここで決めるのよ!!」

グワァァァァァアッ……!!
   ―――バッ、ゴォォオオオオオオオオオオオオオッ……!!

実況「咲夜選手、『殺人ドール』だ〜〜〜!!」

咲夜「………………!!」

空(観客席)「うわぁ〜。 あのシュート、影山さんのシュートそっくりだァ」

矢車(観客席)「……むっ、何だ相棒? 言いたい事がある……?
――いいよなぁお前は。 とっておきのお決まりのフレーズがあって……」

――バァァッ!

松山(観客席)「俺の技だ!」(←例のポーズで)

――バァァッ!

矢車(観客席)「はぁ……。 俺は常に孤独だ……」

お燐(観客席)「(自分の技アピールするのにもワンクッション必要だなんて。 難儀な体だねぇ……)」

788 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/07(日) 17:54:36 ID:???
……ゴォオオオオッ!!

神子「地を這いながら威力を増す事で、結果的に距離による威力減衰を相殺するシュート、か。 うん、良い技だ。
(弾き返しても良いけれど。 この中途半端な威力では――私の体力が無駄になるだけ、かな)」

陸からボールを託された咲夜は、即座に得意の長距離シュート・『殺人ドール』で聖徳ホウリューズを牽制に。
丁度砂埃を立てて進むボールから真正面に居た神子はこのシュートを敢えてか見逃すが。

高杉「グ……グフフ。 グフフフフハァアッ!! その程度のシュート、神子様の『修行』によって
生まれ変わった高杉様に通じるかァ!!」

バァァァァアッ、ドゴオオオオッ!! ――ガシッ……!

実況「ですがそのシュートは、高杉選手のパワーブロックにより阻まれる!
しかし素晴らしいブロックです高杉選手!
ことブロック一点においては、雑魚妖怪チームのレティ・ホワイトロック選手とも互角か、それ以上でしょうか!

高杉「今の俺の力は神をも超えた。 ――グフフッ、フグハハハハハッ……!」

咲夜「……くッ!(――激しくポジションを移動していたのに、DFは最終ラインを維持していた?
これはやはり、完全なる『トータルフットボール』では無いという事かしら……?)」

高杉が一旦フォローしたボールは、――恐らく自身のパス力に自身が無いのだろう。
即座に岸田を経由して、下がり目の位置に戻って来ていた岬へとボールを渡す。

岬「E番(石田)、もう少し動いて。 D番(岸田)は良かったから、次はサイドを警戒して。
F番(本間)、H番(小田)、もっと前に進んで!」

789 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/07(日) 17:56:21 ID:???
レミリア「……チームの動きは、お前とあの聖人(神子)が完璧に仕切っているのか。
だけど――、部下は人形では無く、魂を持って動いている。
そうした使い捨ての兵法は短期的には良いだろうけど、長続きしないわよ」

岬「――全ては、太子様の御心のままに……(その位言われなくても分かっているさ。
でも、多くの普通の人間は、自由を求める裏で、権力者による拘束もまた渇望している。
そうしたら、全ての思考を放棄し、権力者に全責任を負わす事が出来るからね。
――無論そんな事を言って万一負けたら、僕の立場も危うくなるから言わないけど)」

フラン「二人とも、何を言ってるのかわかんないよ〜」

実況「レミリア選手とフラン選手、岬選手に向かっていきます!
しかし岬選手は既に中盤上がり目の石田選手に照準を向け、パスの構え!」

岬「……よし!」

グワァァァッ、バゴン!  ……ギュルギュルギュルッ!

レミリア「(――この軌道。 バックスピンパス……いや、『グリーンカットパス』と言うべきか! 厄介ね……!)」

フラン「――え〜ん、やっぱり取れないー!」

実況「そして岬選手、このパスを見事に通します!
ボールは石田選手に渡り、そして石田選手は前方の小田選手にパスを出しますが……!」

パチュリー「……そこまでは、通さない」

バァァァアッ、 バシイッ!

石田「松山ァ……!!」

790 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/07(日) 17:59:00 ID:???
実況「そのパスは、幻想郷トップクラスのパスカット力を持つパチュリー・ノーレッジ選手により阻まれます!
素晴らしい組織力で戦う聖徳ホウリューズを、紅魔スカーレットムーンズは圧倒的な実力者により抑える!
どうやらこの試合、そんな構図が続きそうです〜〜〜!!」

――果たして、前半戦は実況が指摘した通りに試合が進んだ。
ボールの支配率で言えば、聖徳ホウリューズは紅魔を圧倒していたが、
ピンチについては、パチュリーのパスカットやレミリア・咲夜のタックルにより紙一重で防ぐ。
無論、聖徳ホウリューズの圧倒的な手数を前に、レミリア達が敗北を喫する事もあったが。

屠自古「――くらぇぇぇ、『ガゴウジトルネード』!!」

ギュンッ! バギュウウウウウウッ!!

美鈴「チョッピリ道教や仏教を齧ったくらいで、中国三千年の歴史に勝てると思わないで下さい!
ホイチョ〜〜〜〜〜! 『彩光風鈴』ッ!!」

―――バァァァァアッ、ドガァァァァァァァァァアアアアアアアッ!!

実況「本間選手のセンタリングからの、屠自古選手の低空ダイレクトシュート・『ガゴウジトルネード』!
しかしこれは美鈴選手の低い必殺クリアーによって弾かれてしまいます!」

咲夜「(中国……いや、陸君のお蔭かしら。 美鈴も弟子に負けないよう、メキメキ力を身に付けて来たわね)」

――最終ラインの美鈴と陸が、ゴールまでは許さない。
ダイレクトシュートを得意とする屠自古と、美鈴達との相性は最悪だった。
とはいえ、最後まで『トータルフットボール』に似た戦法を取る神子達もまたしぶとく粘る。

791 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/07(日) 18:00:34 ID:???

パチュリー「……埒が明かないわね。 こうなったら私が進んでミドルシュート
――『ロイヤルフレア』を一発……!!」

岸田「ヒャッハァ〜! 俺様の『シャークタックル』に敵は居な〜〜〜いっ!」

ズザアァァァァァァッ、バギイイイッ!! ……ドゴオオオッ!!

パチュリー「むぎゅん!?」

実況「パチュリー選手、単身切り込みますが……ここは岸田選手の『タックル』が輝きます!
岸田選手、パチュリー選手をも吹っ飛ばしてボールカットに成功だ〜!」

神子「(――ふうん。 あのタックルで吹き飛ぶのね……)」

……喘息に耐えるべく生み出した大魔法・『フォトシンセシス』によって、前後半動ける体力を得たパチュリー。
しかしその副作用か、パチュリーの体は僅かの接触プレイにすら耐えられず吹き飛んでしまう。
――そして、紅魔スカーレットムーンズが前半に出せた攻撃はここまで。 また、同時に――。

小田「…………」

グワァァアッ! バゴオッ!

実況「小田選手、神子選手の『オーバーヘッドキック』の零れ球に飛びつき、
ハイジャンプからのヘディング――技名は……『キラキラヘッド』だそうです――でゴールを狙いますが…」

ギュウウウウン……パシッ。

陸「……大した事ないヘディングアルね。 コース見てからワンハンドキャッチ余裕だたアルよ」

792 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/07(日) 18:01:45 ID:???

――ピッ、ピィイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイッ……!!

――それは、聖徳ホウリューズの攻撃も一旦の区切りが見えた事の表れだった。
前半終了を告げるホイッスルが、無配慮にも人里のサッカーコートに響き渡り……。

神子「(……流石に容易に勝たせてはくれない、か。
我々も手の内を全て見せてまで勝ちたくは無いというのに、困ったものだ)」


紅魔スカーレットムーンズ 1 − 0 聖徳ホウリューズ 前半終了!

793 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/07(日) 18:04:46 ID:???
――と、いったところで一旦ここまでです。
続きはまた夜9時〜10時半くらいから始められたらと思います。

794 :森崎名無しさん:2014/12/07(日) 18:32:41 ID:???
あ、これはパチェさん怪我交代フラグ……?

795 :森崎名無しさん:2014/12/07(日) 18:40:48 ID:???
キラキラヘッドw

796 :森崎名無しさん:2014/12/07(日) 18:51:44 ID:???
実はみんな二芸特化?だったりして

797 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/07(日) 21:26:30 ID:???
実況「ここで前半終了のホイッスル! 紅魔VS聖徳の試合は1−0で一旦折り返しとなりました!
得点自体は地味ですが、聖徳ホウリューズの集団戦術に、紅魔スカーレットムーンズの洗練された個人技!
その両者が正面からぶつかり合う鍔迫り合いは、まさにギリギリの攻防!
現在は、実際に1得点を挙げたレミリア・スカーレット選手の圧倒的得点力もあり、
スカーレットムーンズがやや優勢かもしれませんが、後半はどうなるかは分かりません!

人間の知恵が勝つのか、それとも妖怪の力が勝つのか!
私達は今や、幻想郷の歴史の証人となっているのかもしれません!!」

観客「ワァァァァァァァァァァァァアアアアアアアア!!」「良い勝負してるじゃねぇか!」
「くそっ、俺は神子様を応援するぞ!」「じゃ、じゃあ俺はレミリアお嬢様だ!」「「何だと〜〜!」」

岬「(良いね、この煽り方。 ……分かり易い二項対立は、群衆受けも最高だ。
人間対妖怪のシンプルな対立構造は、幻想郷に住む人間にとってもすんなり通る。
――これだけでも、最低限の目標は達成したと言えるけど……)」

神子「(折角あの子を――こころを観客席に忍ばせておいたんだ。 今日の試合、もう少しやりたい放題させて貰いましょう)」

フラン「ちぇっ。 早くドッカーンしたかったのになぁ」

レミリア「……普段なら諌める所だけど、今回ばかりはフランに同感ね。
……パチェ、あんたの調子はどう? 後半もやれそう?」

パチュリー「ええ、何とかね。 『フォトシンセシス』の状態もまずまず良好だし。
――それに、聖徳ホウリューズの弱点。 というか、あの『トータルフットボール』もどきの欠陥も、何となく分かった。
元々、あんな豊聡耳神子が11人居ないと出来ないような戦略、ノーリスクでやれる訳が無いんだけれど」

レミリア「――クク。 それは頼もしい。 期待してるぞ」

咲夜「(……状況は1−0でこちらが優勢。 お嬢様も妹様も、パチュリー様も体力を残している。
だけど――何か嫌な胸騒ぎがする。 ……気のせいだと、良いのだけどね)」

798 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/07(日) 21:27:59 ID:???

ワァァァッ…! ……ガヤガヤ、ガヤガヤ……!!

鈴仙「――ふう。 何だか今日は、何時にも増して観客席が荒れてるわねぇ。
何となく、紅魔派と聖徳派で割れてるような、そんな感じかしら……?」

慧音「……紅魔スカーレットムーンズは、間違いなく幻想郷サッカーにおける人気チームだ。
だがしかし、人の血を啜り、光も射さぬ赤き館に住む吸血鬼を皆が敬愛し好んでいるかとは別。
……試合を見に来ている観客の人間や弱い妖怪達にも、全体戦術や職人的な努力で、
そんな紅魔と張り合う聖徳一味の姿勢に、何かしら惹かれる所はあるのだろうさ」

妹紅「――でも、アイツら……紅魔館の連中だって完全に悪い奴らでは無い。
中には門番や妖精メイド、ひょっとしたらメイド長に吸血鬼姉妹と個人的な親交を持つ人妖だって居る筈。
そんな人や妖怪にとっては、何となくの偏見で紅魔を毛嫌いする奴は気に食わないだろうね」

パスカル「人間も国や人種、宗教が違えば、互いの無理解から戦争や争いが起きるように。
人間と妖怪。 あるいは幻想郷内の勢力との間にも、やはり隔絶や誤解もあるんだな……」

ウサギB「純粋に、資産持ちである紅魔館へのルサンチマンも根強いのかも。
特に最近は、地震とか瘴気とかに、それに便乗したストリートバトルとかで、人里も荒れていたから」

鈴仙「ストリートバトル、ねぇ。 ……そういえば私も天狗やら――何か、ヘンなお面の妖怪やらに、
やられちゃった記憶があるけれど」

――周囲の様子を見て、何故か過去の人里での騒ぎを思い出してしまう鈴仙。
元々娯楽の少ない幻想郷での大きなサッカー大会となると、
荒っぽい人間や妖怪が熱くなる程度は日常茶飯事であり、あまり驚くべき事では無いが、
それでもこうも荒っぽいと、元がビビリな鈴仙にとっては、流石にちょっと僅かに恐ろしい気がする。

799 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/07(日) 21:30:17 ID:Fz74ij0+

鈴仙「(……何はともあれ――ハーフタイムで少し時間に余裕があるけれど。
誰かとお喋りしたりしてみようかしら? それとも……)」

A:チームメイトと話す。(選択肢の後に話したいキャラを選択してください。 例:A 輝夜)
  ※現在会話可能なキャラ:ルナティックスメンバー全員(メンバーの名前についてはテンプレ(>8-11)参照で(汗))
B:電光掲示板を見る。(敵データや人里・香霖堂の新商品がわかるかも?)
C:紅魔スカーレットムーンズのロッカールームに行ってみる。
D:聖徳ホウリューズのロッカールームに行ってみる。
E:観客席を回ってみる。
F:その他 自由選択枠

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

*あと1回まで行動できます。

800 :森崎名無しさん:2014/12/07(日) 21:32:08 ID:7gYROKCM
E

801 :森崎名無しさん:2014/12/07(日) 21:32:57 ID:ZJ2Zclnc
A 永琳

802 :森崎名無しさん:2014/12/07(日) 21:33:25 ID:kMV1VPwg


803 :森崎名無しさん:2014/12/07(日) 21:47:56 ID:???
こころに会えるかも!?

804 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/07(日) 22:00:42 ID:Fz74ij0+
E:観客席を回ってみる。

鈴仙「(……いや。 ここは敢えて観客席を回ってみましょう)」

――何かひっかかる所があるような。
そんな気がして、鈴仙は喧噪絶えない観客席を歩いて行くと……。

先着1名様で、

★観客席巡り?→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER→パチュリー「鈴仙! 貴女はこの後半戦、謎のウサギ仮面として私達の助っ人となるのよ!?」鈴仙「ふぁっ!?」
ダイヤ→こころ「…………」鈴仙「(あいつは……あの時の!)」
ハート→こいし「……あっ、ウサギさん! こっち来てこっち来て!」鈴仙「(地霊殿の妹様だっけ。 姉と違って馴れ馴れしいわねぇ)」
スペード→霊夢「むー…………」鈴仙「(あっ、霊夢が一人でマジな目してる。 仕事中かな?)」
クラブ→矢車「お前……俺の妹になれ」鈴仙「(へ、ヘンな人に絡まれちゃったよぉ……)」
クラブA→謎の向日葵仮面「鈴仙! 貴女はこの後半戦、謎のウサギ仮面として私と観客席を凌辱するのよ!?」鈴仙「」

805 :森崎名無しさん:2014/12/07(日) 22:01:53 ID:???
★観客席巡り?→ ダイヤ8

806 :森崎名無しさん:2014/12/07(日) 22:03:44 ID:???
きたか、何をたくらんでるかは知らないがね
実況の言っていた歴史の証人って・・・明らかに言いすぎてる感じがあるな
他にも人間が妖怪と戦っていたのもあるというのに

807 :森崎名無しさん:2014/12/07(日) 22:12:43 ID:???
木製帰りのニュータイプかな

808 :森崎名無しさん:2014/12/07(日) 22:37:37 ID:???
ぴっこころさぁん

809 :森崎名無しさん:2014/12/07(日) 22:55:42 ID:???
I!あげるからなにやってるかおしえて

810 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/07(日) 23:30:28 ID:Fz74ij0+
★観客席巡り?→ ダイヤ8 ★
ダイヤ→こころ「…………」鈴仙「(あいつは……あの時の!)」

鈴仙「(――あれは……あの見慣れない後ろ姿は……?)」

観客席をうろついている中、鈴仙は群衆の中でも一際目立つ薄桃色に輝くロングヘアを見つける。
周囲には喜怒哀楽を模した、様々な種類のお面が浮かぶ姿は独特過ぎて忘れられない。

鈴仙「(あのお面の少女は……!)」

こころ「うーんと……ここら辺とここら辺には『人間っていいな』な表情でー、
ここら辺とそこら辺には『やっぱり妖怪って怖いわー』の表情でー、……っと」

その少女は群衆に紛れて、何やら独り言を呟いている。
周囲の歓声や罵声があまりに大きく、何を話しているのかは鈴仙の耳には届かない。

鈴仙「(……怪しい事は分かる。 でも私は言ってしまえば、彼女について何も知らない……)」

鈴仙はあの少女の名前――そう、秦こころ。そう名乗っていた――だけは辛うじて覚えていたが、
彼女の行動原理を何も知らない。
コロコロを表情を変える内に、理由も聞かずに戦いになり、返り討ちに合い……それだけの存在である。
――と、そんな時。

ポロッ……。 ……ポロ、ポロッ……。

鈴仙「(あれ、お面が二、三個落っこちた。
……周囲にフワフワ浮いてるけれど、群衆の肩やらに引っかかったら普通に落ちるのね。
どうしよう、なんかあの子はぽけ〜っと無表情で観客の方を見ているだけだし。
――ここは純粋に人助けと思って、お面でも拾ってあげようかしら?
何やらあのお面にも、良く分からないけど凄い力を感じるし……)」

811 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/07(日) 23:33:38 ID:Fz74ij0+
鈴仙は少しだけ迷う。
ここでお面を纏めて拾ってあげれば、こころにも多少感謝されて、その会話の流れで何かを聞けるかもしれない。
しかしそれでは、お面の中身はチラリとしか見る事が出来ないだろう。
有体に言えば、中途半端な結果となるかもしれない。

一つひとつ拾っていけば、その分お面の中身を見る事が出来、
鈴仙にとってもある程度有益な情報が得られるかもしれない。
しかし、もしもそのお面が後ろめたいものだったら、こころに途中で回収され、今現在の彼女の話も聞けないかもしれない。 

お面を拾うよりも早く、ストレートにこころに話しかけてみる方が、今の彼女の目的を聞き出すには最善かもしれない。
落っこちたお面から、この秦こころという少女に隠された情報を読み取るというチャンスは逃してしまうが、
しかし確実に、現在こころが何をしようとしているかは判明するだろう。

もしくは――ここは幻想郷だ。 鈴仙も勇気を振り絞って決死の雪辱戦に出ても良いかもしれない。
幸いと荒れた雰囲気のサッカーコート故、多少の喧嘩ならば既に起きている。
鈴仙だけが特別に検挙されたりする事も無いだろう。
勝てば全てを得、負ければ骨折り損。 分かり易いと言えばそうである。

鈴仙「(う〜ん。 どうしてくれようかしらねぇ……)」

A:落ちたお面を纏めて拾って、こころに渡してあげる。
B:落ちたお面を丁寧に一個ずつ拾っていき、こころに渡してあげる。
C:こころに話しかけて、何をやっているのか聞く。
D:前の恨みを晴らす意図を込めて、喧嘩を売ってみる。
E:なんか怪しい感じなので、銃撃でスナイプしてみる。
F:その他 自由選択枠

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

812 :森崎名無しさん:2014/12/07(日) 23:38:08 ID:Ft3MaH36


813 :森崎名無しさん:2014/12/07(日) 23:38:46 ID:kMV1VPwg
F落ちてるお面を奪い取り自分の素いた場所に戻る

814 :森崎名無しさん:2014/12/07(日) 23:40:51 ID:xunPuLU2
B

815 :森崎名無しさん:2014/12/07(日) 23:41:51 ID:7gYROKCM
A

816 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/07(日) 23:45:49 ID:???
……と、いったところで今日の更新はここまでです。
>>794
今のパチュリーはさしずめ、心臓病を直した直後の三杉状態……に、近い感じですね。
>>795
小田(ふ)の技はオリジナルですね。 技の名前は同姓同名の人リスペクトですがw
>>796
この試合で聖徳ホウリューズの全情報が出る訳ではありませんね。
>>806
実況の文句はあくまで「煽り」ですからね。事実ではありません。
>>808-809
ぴっこころさんって実際、名前の語感以外ピッコロさん要素無いような気がします…

それでは、皆さま、本日もお疲れ様でした。



817 :森崎名無しさん:2014/12/07(日) 23:45:57 ID:???
F 落ちたお面の変わりにライダー(キックホッパー)のお面をこころに渡してあげる

818 :森崎名無しさん:2014/12/08(月) 00:32:29 ID:???
乙でした。

神子「どうやら奥の手を出すしかないようね!」
美鈴「奥の手!? こ、これは!?」
神子「飛鳥文化アタック!」
実況「おっーと! ボールを抱え込んで紅魔ゴールにものすごい勢いでローリングアタックだー!」
神子「さあ、雷斬脚で止められるものなら止めてみなさい! 間違いなくレッドカードものの反則だけどね!」

審判「ハンド」
パチュリー「……まあ、当然よね」

パスカットかー。
つかさ「ウサギDちゃんを放ってボールカット。これね」
ウサギD「なんだか物騒だよつかさちゃん!?」

紅魔もますます強くなってるし、もう一度やったらかてそうにないなー。
フランがパスできるようになったり、陸が飛び出しやキャッチができるようになったり。
マスターパチュリーがデメリットありでもフルタイム出場とか、かなり伸びてる。

そろそろウサギさん達の覚醒&特訓ラッシュキャンペーンとかありませんかね(無茶ぶり)

819 :森崎名無しさん:2014/12/08(月) 00:51:54 ID:???
乙です

個人的には選抜もカウンターハクレイもやりたくないです
選抜→いつもどおりだが暴走しかけてる紫が怖い、あんまり協力したくない
カウンター→まったくもってメリットが分からない、師匠に従うだけった感じのもね
聖徳→こっちはもっとダメ、世界がぐちゃぐちゃになる

だから第4のチームを作りたいかなって、自分が争いを止める、もしくはヘイトを一気に受け入れられるようなヤツ

820 :森崎名無しさん:2014/12/08(月) 00:56:33 ID:???
チーム・ニューワールド結成だな

821 :森崎名無しさん:2014/12/08(月) 01:43:31 ID:???
選択をしない、に近い意味の無い選択だな。現時点で師匠に泣き付いたって出来やしないだろう
全ての企み事を潰すには、先ずその中のチームで頭を張るしかない。やる事やりたい事、全ては鈴仙を活躍、成長させる事からだ

822 :森崎名無しさん:2014/12/08(月) 14:53:50 ID:???
そのチームってことは3章のチーム?
それだと俺は遅いと思って言ったんだが・・・
いずれにしろ対立が起こるとどちらか一方が折れるまでそれは続くし
勝ってもいずれにしろ一勢力がつぶれるわけだしいろいろよくないものが残ると思うのよ

823 :森崎名無しさん:2014/12/08(月) 15:04:53 ID:???
実現性が現時点で全くといってもいいくらい見えない
だから選択をしない扱いされる

824 :森崎名無しさん:2014/12/08(月) 15:26:49 ID:???
確かに他と比べて実現性は低いことは否定しない(全くないってことは否定する)
でもできるならそうしたいなってだけ
あくまで俺のやりたいなって思ってることを書いただけ
仲間もあんまり強いのが集まるとは思わないしね、難易度的にもきつい可能性ははすごく高い
でも誰かが負けてそれが迫害される世界が嫌なやつらもいるとは俺は思ってるから全くないとは思っていない
あくまで俺が思ってることだから反対だのその辺の意見は多いと思うけどまぁ一つ意見として
誰かが考えててくれるといいなって

825 :森崎名無しさん:2014/12/08(月) 15:33:47 ID:???
だったら頭のなかで考えてろ
無駄に喧嘩売るな

826 :森崎名無しさん:2014/12/08(月) 15:53:25 ID:???
あれ?ケンカ売ってるように見えた?
それならごめんなさい

827 :森崎名無しさん:2014/12/08(月) 18:48:43 ID:???
>JOKER→パチュリー「鈴仙! 貴女はこの後半戦、謎のウサギ仮面として私達の助っ人となるのよ!?」鈴仙「ふぁっ!?」
このネタに自分が突っ込みたいところはただひとつ、自分も全くおんなじこと考えてましたw
「ウサギ仮面」のところまで完全に同じでした

828 :森崎名無しさん:2014/12/08(月) 18:49:52 ID:???
それならって何?謝るならちゃんと謝ってくれよ
お前の変な発言で迷惑かかってるんだ
あれ?とか自覚なきゃ許されると思わないでほしい

829 :森崎名無しさん:2014/12/08(月) 19:03:30 ID:???
自分でチーム作りたいってのは普通にある欲求だろ
確かに理由は見てて首傾げたけどさ

それでもそんな高圧的に迷惑だの謝罪を要求する話じゃないだろ

830 :森崎名無しさん:2014/12/08(月) 19:36:14 ID:???
ジョーカーの展開は是非とも見たかったです。

まあ、落ち着いてまったり行きましょう。
いろんな意見が出るのはいいと思うよ。

自分なりにまとめてみたけど、かなり個人的な見方が入っていると思う。

まず、人里を中心に幻想郷が荒れているところにサッカーが入ってくる。
人々の癒し、拠り所としてサッカー流行。
幻想郷内で大会開催。
しかし、活躍したのは霊夢、紫、魔理沙、レミリアや永琳などの今までの強い者のみ。
鈴仙や妖夢は頑張ってもあくまでおまけに過ぎなかった。

大会は今までの異変解決のように、霊夢が優勝。

その後、サッカーの発展を理由に外来人の招き入れたり、幻想郷選抜として外への大会参加が決定されたりする。

そんなおり、中山さんが永遠亭に。鈴仙に大きな切っ掛けを与える。
鈴仙は、「中山に影響を受けた中心人物」として、妹紅や慧音、佳歩、星、反町や妖夢などに成長を促す。
また、日向達のような外来の脅威に対しても、人間の強い者ーー霊夢や魔理沙でなく、鈴仙が中心となって撃退する。

紫はこれを見て、鈴仙1人が強くなるならまだいい。
だが鈴仙を中心に周りの者が努力して強くなることを危惧。
幻想郷は全てを受け入れる場所であるから、努力しないものを淘汰されてはならないから。
その影響なのか、紫の能力にも揺らぎが生じる事態に。
紫は博麗の巫女の霊夢に異変の中心である鈴仙を退治し、改めて幻想郷の秩序を正してもらうことを依頼。

831 :森崎名無しさん:2014/12/08(月) 19:37:24 ID:???
で、各個人のスタンスはこんなところかな?(多分に憶測が入っています)

紫→このままでは幻想郷の秩序が危ないから、霊夢が鈴仙を退治しなさい。
霊夢→紫の言っていることは分かったし、それなりに正しいと思う。けど私なりに見極めて動くわ
永琳→別に幻想郷の秩序を乱すわけでもないし、紫達をどうこうする気もない。
けどウドンゲ達の努力を無下にするようなら、こっちもウドンゲ達みたいなメンバー集めて、対抗させてもらうわ。
幽々子→紫には悪いけど、妖夢の(以下同文)
神子→紫達の対立は都合がいい。
この機に私達を中心とした人間の一大勢力を築いて、私なりの秩序を作らせてもらおうか。
外界との繋がりも含めてね。

こんな感じかと予想。
恐らく、鈴仙は幻想郷選抜を選んでも、カウンターハクレイを選んでも、ものすごく大きな差にはならないかも。
紫が鈴仙を煩わしく思っても、一定の結果(人気70)を残せば、鈴仙が望んだ場合に選抜に入ることは拒めない。
そこで霊夢や永琳達と同じ、またはそれ以上の結果を残せば、鈴仙の望みは叶う。
また仮に佳歩や慧音先生などが幻想郷選抜で活躍したら、紫の目的は瓦解することになる(良くも悪くも)

カウンターハクレイルートに行って、幻想郷選抜を下した場合は言わずがもな。
インパクトは幻想郷選抜で鈴仙が活躍した場合以上。

だから、基本的に師匠は味方で、幽々子が妖夢にカウンターハクレイ入りを薦めたんじゃないかな?

仮に鈴仙が第三のチームを創るなら、ハッキリとした目標が必要になるかな。
なんとなく師匠の言いなりだしじゃ誰も着いてこない。

長文失礼しました。

832 :森崎名無しさん:2014/12/08(月) 19:54:09 ID:???
まとめ乙です

833 :森崎名無しさん:2014/12/08(月) 19:57:40 ID:???
折角だから自分はチーム姫様のルートを選ぼうかなw
チームメイト 姫様 ブルノ アモロ ブローリン 最近のドールマン ワチャラポン 他多数のザルGK達

834 :森崎名無しさん:2014/12/08(月) 20:04:13 ID:???
個人的な意見になるけど別チームはまず無理だと思う。
例えば永琳は1国のJr.ユースを買い占めて、大会にねじ込ませるけど。
これだけのことをするには相当な人脈や金がないとできない。
そしてそれを鈴仙がすぐ手に入れるのは無理だと思う。

835 :森崎名無しさん:2014/12/08(月) 21:54:54 ID:???
824をもう一度読んで誤解してたことに気がつきました
迷惑かけてたのは自分でした
すみませんでした

836 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/08(月) 22:25:25 ID:nhfTJysA
こんばんは、更新していきます。
>>818
乙ありがとうございます。
今の紅魔は本スレのドイツよろしく、他チームと比べてもかなり強くなっていますね。
決勝前とかは何か強化イベントがあるかもですが、それ以外はやっぱり交流が第一ですね。
>>819
乙ありがとうございます。そういう考え方もあるかと思いますね。
ただ、第3第4のルートがあるとしても、明らかに「このルートだと楽勝! 思い通り!」
……という風にはならないと思います。
どのルートにもどのルートなりの良い所、悪い所、問題点、メリットとデメリットが出て来ると思います。
>>827
助っ人ネタはある意味定番かと思いましてw
もしも助っ人になって勝ったりしたら、紅魔館ルートに突入していたかもですねw
>>830-831
まとめありがとうございます!
私自身、このスレも結構長くなったので、新規に読んで下さる人が入って来やすいような纏めがあれば
……と、思っていたのですが、後回しになっておりまして、本当にありがたいです。

もし宜しければ、私の方で、まだ不確定な所等をぼかすなど、勝手に追加・加工して、
キャプテン森崎まとめwikiの作品ページに掲載したいのですが、宜しいでしょうか?
(駄目でしたら、私も暇な時に自力で作成します)
他力本願で恐縮ですが、お返事頂ければ幸いです。
>>833
まともなフィールダーがブローリン君しかいないのですが、それは…w

私としては色々と書き込んで下されば、やはりそれがモチベへと繋がるのですが、
森崎板全体のネチケットを維持するという意味でも、不要に他者を煽るような書き込みは控えて頂ければ幸いです。
新田君するか、落ち着いた言葉で互いにしっかりと意志を表明できれば、と思います。(とかいう私もあまり出来てないかもですが…)

837 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/08(月) 22:27:49 ID:nhfTJysA
B:落ちたお面を丁寧に一個ずつ拾っていき、こころに渡してあげる。

鈴仙「(……なんか、どんなお面か気になるわね。 親切に拾ってやるフリしつつ、覗き見しちゃえ)」

スッ……

こころが周囲に纏っているお面には、鈴仙でも容易にわかる程の高い妖気が密集している。
それは今雑に落っこちた二、三個のお面についても同様ではあったが。

鈴仙「(――この妖気の波長。 なーんかどっかで感じた覚えがあるのよねぇ……)」

何かこの、自身の狂気の瞳がこの面を見覚えているような、不思議な感覚。
鈴仙はそれを確かめる為に敢えて、ゆっくりと一枚一枚裏返ったお面を確かめようとする。
果たして、そのお面の正体は……?

先着1名様で、

★観客席巡り?→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER→『うさぎずきん』だった! 鈴仙の足がかなり早くなりマラソンでも優勝する! …あれ?
ダイヤ→三枚見る事ができた!
ハート→二枚見る事ができた!
スペード→一枚だけ見る事ができた!
クラブ→こころ「……だめ。 見ちゃダメ」ヒョイッ 鈴仙「あっ……見れなかった(――でも、なんとなくは分かった。 あれは――)」

838 :森崎名無しさん:2014/12/08(月) 22:28:20 ID:???
★観客席巡り?→ ハートJ

839 :森崎名無しさん:2014/12/08(月) 22:28:29 ID:???
★観客席巡り?→ クラブA

840 :830:2014/12/08(月) 22:42:55 ID:???
もちろん構いません。
というか、こんな稚拙なまとめでいいのかと、恐縮してしまいますが。
良ければぜひ使ってください。

841 :森崎名無しさん:2014/12/08(月) 22:48:22 ID:???
えーと騒動の発端の人です
なんかこう混乱させるような書き込みをしてすみませんでした
一応自分の中で簡潔にまとめるとこうでした

思想と思想のぶつかり合いは戦争だ→負けたほうが迫害される可能性が高い
→では『葉k具合されないためにはどうすればいいのか→自分で戦争を止めるために戦えばいい
という非常に子供っぽいくだらない発想でした

みなさんすみませんでした
これは鈴仙のせいではなく自分の責任でもあります
ホント書き込まず自分の頭の中だけに閉しまっておけばいいものを・・・
皆さんお騒がせしてすみませんでした

842 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/08(月) 23:28:11 ID:nhfTJysA
★観客席巡り?→ ハートJ ★
ハート→二枚見る事ができた!

ヒョイッ。

鈴仙はこころに気付かれないように、屈んだ姿勢のままお面を広い裏返した。
そのお面は一見すると、浮かれた表情を見せるただの喜びの面。
しかしこの造形に、鈴仙は見覚えがあった。

鈴仙「(この喜んでる男? のお面。 どうして無駄に髪型が天パなのかしら。 これじゃまるで……)」

――疑念を抱きつつも、鈴仙は何となく嫌な予感がしてもう一つ近くに落ちているお面を拾う。
裏返した面はどうやら怒りの面だったのだが――この怒る男の肌は浅黒く、
そして顔だけなのに無駄に袖まくりをしている波長が伝わって来る。これも見覚えがある。
……その二つの面を元に、鈴仙はこんな仮説を立てた。

鈴仙「(ひょっとして……こいつ、新しい面を手に入れてる!
それも、恐らく――。 『これまで幻想郷にやって来た外来人のサッカー少年を模した面』を!
そしてきっと、そのお面の効果は……!!)」

鈴仙は、前にこころと戦った時を思い出す。
確か、彼女は戦っている途中にも面をコロコロと変え、それによって使う能力を変えていた。
もしも彼女が、他のお面――今、鈴仙の手元にある面を戦闘の。
いや、有体に言えばサッカーの方面でも活用したらどうか。

鈴仙「(秦こころのサッカー選手としての特徴。
それは……『自分の意思で、自らのプレースタイルを大きく変更できる』――とかだったりして……!
それこそ、時によっては来生君のような高いドリブル突破能力を。
時によっては日向のような強力な必殺シュートを。
――そりゃあ、最初から何でも出来る万能型に比べれば見劣りするけれど。
でも、場面によって攻め手を増やしたり守り手を増やせたりするとなると。 超厄介よ……!)」

843 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/08(月) 23:30:21 ID:nhfTJysA
鈴仙の思考はそこまで発展していく。
そしてその仮定が正しかったとしたら……彼女を従えるチームの柔軟性は大きく増すだろう。

鈴仙「(――しかし、喜びと来て怒と来たら。 次は……哀? っていうか、4つしか無いのかな?
哀しみは一体誰で、楽は誰になるんだろ――)」

意外な収穫を得た鈴仙の頭は更に冴えていく。
もう一つ落っこちているお面を拾い上げたら、何かが分かるかもしれない。
そう思った鈴仙は、少し離れた場所で裏返しになっている第三の面も調べてみようとするのだが――。

こころ「あっ! 私のお面とっちゃダメーっ!」

ブウン! ドゴオオオオオオッ!!

鈴仙「ひゅいっ!?」

――……と、言った所で、呑気な事に漸く鈴仙の存在に気付いたこころが、
思いっきり鈴仙を突き飛ばして来た。
描写は省いて来たが、段差状になっているこのサッカーコートにで突き飛ばされた鈴仙はどうなるかというと……。

ガタンッ! ゴロゴロゴロッ……!!

鈴仙「あ〜れ〜〜〜っ!!」

――と、言う風に無残に人ごみを掻き分けつつも、段差を転げ落ちていく。
節々の痛みもそうだが、鈴仙にとっては迷惑そうにしている観客達の目線の方がもっと痛かった。

*鈴仙が、こころの能力傾向をやや把握しました。
*観客席を転げ落ちて情けなかったので、人気が心無し下降します(すぐ取り戻せます)。68→67

844 :森崎名無しさん:2014/12/08(月) 23:34:22 ID:???
あれ、わかったのはそっちか
てっきり目的の方かと・・・

845 :森崎名無しさん:2014/12/08(月) 23:34:25 ID:???
哀=影山?

846 :森崎名無しさん:2014/12/08(月) 23:36:50 ID:???
いわゆるオメンライドか

ファイナルオメンライド、ヒュヒュヒュヒュウガァ!ファイナルタイガー!

847 :森崎名無しさん:2014/12/08(月) 23:43:16 ID:???
この前は倒されたあげく興味ない発言
今回はお面拾ってあげたのに突き飛ばされ階段転がり。

うどんちゃん散々だ。

848 :森崎名無しさん:2014/12/08(月) 23:46:51 ID:???
これ813だったらどうなったんだろう

849 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/08(月) 23:53:58 ID:nhfTJysA
……と、言ったところで今日の更新はここまでです。
ここまでですが、追加イベントの判定を入れ忘れておりましたので、ここで1判定だけ先にやらせて頂きたく思います。

先着1名様で、

★アイデアロール→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER→ダイヤ+特殊イベント発生。
ダイヤ→追加イベント発生!
ハート・スペード・クラブ→特にイベント発生せず

>>830さん
承諾ありがとうございます!
いえいえ、私自身自分で書いておきながら、中々これまでの展開を纏めるのは難儀しておりましたので…(汗)
こちらこそ、意図と違うように加工してしまうかもですが、
>>835,841
こちらこそ上から目線で色々と言ってしまいお恥ずかしいです。
色々至らない点や、思うようにいかない点もあるかと思いますが、また楽しく参加頂ければ幸いです。
どんな道を選んでも鈴仙は色々戦う事になると思いますが、決して悪い結果にはならないと思います。
>>844
一応>>811でヒントを出していたのですが、今のこころの目的を知るにはCが最適でしたね。
>>845-84
多分そんな感じです(適当)
>>847
Aで颯爽と拾っていれば交流できたかもですね。
本人に後ろめたい事があったのも原因かもしれません。
>>848
高確率でバレて戦闘になりそうですが、運が良ければアイテム入手+こころ弱体化になってたかもです。

それでは、皆さま、本日もお疲れ様でした。

501KB
掲示板に戻る 全部 前100 次100 最新50

0ch BBS 2007-01-24