キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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提督様が見てるモンスター・エクシーズ
1 :
◆2pV1gRdG.o
:2015/01/04(日) 21:03:45 ID:???
_ -─ 、
/::::::::::::::::::.丶、___
ミ/::::::::::::/:::::::/::::/l . . ./
ミ/:::::::::/:::::::://`l´l . ./
\_/`ヽ::::::{ `丶l//
\、ミ二 ̄l:::::ゝー'ヘ
ヽ≧s。ヽ`ー-ゝ ノ
∨ ヘヽミ__/ー-- 、
___∨ ヘ、_/、__/ ̄
/ ̄`ヽ Oヽ ヘ 〉\
/ ヘ ', ∨ οヽ
〈-‐ニミ ヘ. ', / __/ヽ
/-── /. ',/ l \ _____
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/ / / |__γ´  ̄`ヽ_/¨7/ /
l ./. _ -‐|\ 乂__ノ彡/ /
/ \l[ ̄/, , , ,.\| ̄|l三三l/ /
{ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ /
l / /
l /___________/
l l l| ヽ l
融合は敵だ!
547 :
ダベリオン
◆2pV1gRdG.o
:2015/01/20(火) 22:06:00 ID:???
鳳翔「しかしおかしいですね…。提督が使ったという事は、コップは執務室にあったはずです。
それなのに、何故金剛さんは自分の部屋を探しに行ったんですか?」
金剛改二「執務室を探したけれど、なかったからMy roomを探した…これで問題はないはずネー」
鳳翔「(……そうですね…。確かに、瑞鳳さんがコップを持っていったなんて、金剛さんは知らなかった。
ならば自分か提督の部屋にあるのでは、と考えるのはそれほど不自然ではありませんね)」
一見、何の問題もない証言の応酬。
しかし、金剛を見る周囲の目は疑惑の濃度を深めていく。
それに気づいたか、金剛は軽く表情を引き締め、前に出る。
金剛改二「どーも鳳翔さんは私を疑ってるみたいデース。なら、あきつ丸について…私がinferenceしてみるネー!」
比叡「でたっ!お姉様の推理だっ!あきつ丸め、覚悟しろ!」
あきつ丸「元より処断される覚悟は出来ているであります」
鳳翔「(どうしましょう…?)」
☆金剛さんが推理してくれるらしい
1. よかろう、聞いてやる
2. この機を逃すわけには!推理などさせるものか
548 :
名無しのオーバーレイユニット
:2015/01/20(火) 22:13:15 ID:???
2 詰め切れなければあきつ丸が連れて行かれるんだから、必要無かろうよ
549 :
ダベリオン
◆2pV1gRdG.o
:2015/01/20(火) 22:26:56 ID:???
鳳翔「……いいえ、その必要はありません」
金剛改二「へぇ?それは何故?」
鳳翔「何故なら、私は……」
ごくり、と唾を飲む。
目の前の彼女が本当にそうなのか…。
もし違っていたら、自分はどうなるのか…。
不安を全て飲み込み、吐きだした。
鳳翔「金剛さん、貴女こそが提督を殺害をした犯人だと考えているからです」
金剛改二「!」
夕張「えっ、えええ!?」
島風「え、ええええ!?」
比叡「ひえええええええええ!?」
550 :
ダベリオン
◆2pV1gRdG.o
:2015/01/20(火) 22:32:56 ID:???
金剛改二「……ふぅーん」
鳳翔「!」
金剛改二「get the point。でも、妙な話ネ。
私にはTime limitがあって、あきつ丸にはそれがなかったはず。
それで何故、私が犯人と言えるのですカ?」
霧島「…そ、そうですね。それにそもそも、お姉様がコップを探したのは偶然です。
それともなんですか?鳳翔さんは、お姉様は瑞鳳さんがコップを持っていくことをわかっていたというんですか?」
夕張「確かに…そうですよね。コップを探しに行かなかったら、外に出てないわけですから」
鳳翔「………」
☆金剛が外に出たのは偶然なのか…?
1. 金剛は瑞鳳がコップを持っていくと知っていた
2. 金剛は瑞鳳がコップを持っていかなくても構わなかった
3. もちろん偶然です。金剛さんはその偶然を活かしたのです!
551 :
名無しのオーバーレイユニット
:2015/01/20(火) 22:33:29 ID:???
まだ質問したいことあればしていい?
そういえばカップって何でできてたんですか?
552 :
名無しのオーバーレイユニット
:2015/01/20(火) 22:34:39 ID:???
2
553 :
ダベリオン
◆2pV1gRdG.o
:2015/01/20(火) 22:36:09 ID:???
>>551
私が答える性質のものであれば、レスポンスをします。
現在は鳳翔さんが逆に質問をされているので、次の機会をお待ちください。
また、書き込んでおくとその疑問点を他の参加者の方が聞いてくれることもあると思うので、是非どうぞ
カップですが、陶器のコップを想定しています
554 :
名無しのオーバーレイユニット
:2015/01/20(火) 22:37:22 ID:???
陶器ですか、ありがとうございます
よし、これで勝った
555 :
ダベリオン
◆2pV1gRdG.o
:2015/01/20(火) 22:45:29 ID:???
鳳翔「…金剛さんは、瑞鳳さんがコップを持っていかなくても構わなかったんです」
霧島「えっ!?」
瑞鳳「ど、どういうこと…?」
鳳翔「霧島さんは確かその後、スコーンのお皿を取りに行きましたよね。
もしコップがなくなっていなかったら、金剛さんはその時に外に出て殺せばよかったんです。
今回は幸運に恵まれましたが、それがなくとも提督を殺せる算段だったんです」
金剛改二「なるほど、それは確かにそうですネ」
鳳翔「!(あっさり…認めた!)」
あきつ丸「…本当なのでありますか……。本当に、金剛殿が提督殿を…」
金剛改二「おっと!それはNoネ!私が了解したのは、私がKillerになりえた可能性がある…ということだけ」
島風「す、すごく怪しいよ…!」
夕張「でも鳳翔さん、金剛さんが犯人と言い切れる証拠はあるんですか…?」
鳳翔「(………)」
☆どうする?
1. 一度、犯行を振り返ってみる
2. 証言をお願いする
3. 自由記述欄 ※証拠品を突きつける場合もこちらでどうぞ
556 :
名無しのオーバーレイユニット
:2015/01/20(火) 22:57:38 ID:???
1
557 :
名無しのオーバーレイユニット
:2015/01/20(火) 23:01:38 ID:???
3証拠、というか気になったことですが陶器のカップは割れ物なのに雑に自分の机とその周辺を探した。
本当にカップを探していたんですか?
558 :
ダベリオン
◆2pV1gRdG.o
:2015/01/20(火) 23:43:03 ID:???
鳳翔「……一度、犯行を振り返ってみましょう。そうしたら、見えてくるものがあるはずです」
あきつ丸「…信用するのであります」
鳳翔「では…。提督は朝方、お昼にお風呂に入る、と皆さんに説明しました。
その後、提督と行動していたのは…」
島風「私…かなあ?」
島風「【私は提督にココアを入れてもらって、その後金剛さんと提督がケンカしてるのを聞いたよ】」
榛名「その後は眠くなったりは…?」
島風「しなかったし、【朝には睡眠薬は入ってなかった】と思うよ?」
鳳翔「ではその次、あきつ丸さんが提督に報告書を持ってきましたね」
あきつ丸「そうであります。この時には特筆すべきことはなかったのであります」
比叡「でもでも!【この時間に睡眠薬を入れることはできました】よね!」
あきつ丸「それは…そうでありますね」
559 :
ダベリオン
◆2pV1gRdG.o
:2015/01/20(火) 23:44:04 ID:???
鳳翔「その後、【13:05にまるゆさんが金剛さんと入れ違いに執務室に来ました】」
金剛改二「Yes。【13:25までコンビニに出かけていたのデース!その後は鎮守府前で比叡たちを待っていました】」
比叡「【比叡!感動です!】」
榛名「その時に買ったものについては、レシートに載っていますね」
鳳翔「そしてその後…【13:20に瑞鳳さんが執務室へ来ました】。この時は誰もいなかったんですよね?」
瑞鳳「う、うん…。少し待って、誰もいなかったから…その……。
【机の上にあったコップに牛乳を注いで、部屋にコップを持ち帰った】のよ…」
夕張「そして、それを飲んでしまった瑞鳳は寝てしまった…と」
まるゆ「それを考えると、【瑞鳳さんの飲んだ牛乳は睡眠薬が入っていた】みたいですよね…」
鳳翔「そして【瑞鳳さんが執務室に来たのと同時刻、島風ちゃんは外で連装砲ちゃんを壊してしまいました】」
あきつ丸「その後、【連装砲を部屋に隠し、工具を探しに出た】のであります」
島風「【部屋に戻って来たのは、13:45くらい】だったかなあ」
あきつ丸「…で、あります。その島風を自分は目撃しているのであります」
560 :
キャプテン霧雨
◆2pV1gRdG.o
:2015/01/20(火) 23:45:30 ID:???
霧島「コホン、時系列を戻しましょうか。【13:30、瑞鳳さんとすれ違いに私たちが執務室へと入りました】」
金剛改二「【私がコップを探しに部屋を出たのは13:35】デース!」
比叡「その後は【皆でお茶を飲んで…】。あっ、もちろん【眠くなったりしてませんよ!】」
榛名「取り皿がないことに気付いた【霧島が13:45に金剛お姉様の部屋へと向かいました】」
鳳翔「その帰り際に、廊下を降りる人影を見た…んですよね?」
霧島「ええ、間違いありません!」
あきつ丸「時間から考えると、【自分だと思うのであります。一度執務室に向かったのであります】」
夕張「【私と鳳翔さんは13:30に食堂で落ち合ってから、ずっと一緒でしたよ】」
鳳翔「そしてその後、あきつ丸さんは死体を発見した……。
と……。当日の流れはこうなりますね」
夕張「こうして考えると、結構長いですね。まとめるとこんな感じでしょうか」
561 :
キャプテン偽雨
◆2pV1gRdG.o
:2015/01/20(火) 23:46:38 ID:???
朝
【島風は提督にココアを入れてもらい、その後金剛と提督がケンカしてるのを聞いた】
【朝には睡眠薬は入ってなかった】
昼 金剛姉妹到着まで
【12:00にあきつ丸が睡眠薬を入れることは可能だった】
【13:05にまるゆが金剛と入れ違いに執務室に来た】
【13:25まで金剛はコンビニに出かけていた】
【13:20に瑞鳳が執務室へ来た】
【瑞鳳は机の上にあったコップに牛乳を注いで、部屋にコップを持ち帰った】
【瑞鳳の飲んだ牛乳は睡眠薬が入っていた】
【13:20に島風は連装砲を壊し、急いで部屋に戻り連装砲を隠した。その後、工具を探しに向かった】
【13:25に金剛はコンビニから戻ってきて、鎮守府前で姉妹を待っていた】
昼 金剛姉妹到着以降
【夕張と鳳翔は13:30に食堂で落ち合ってから、ずっと一緒だった】
【13:30、瑞鳳とすれ違いに金剛姉妹が執務室へと入る】
【金剛がコップを探しに部屋を出たのは13:35】
【金剛が戻ってから皆でお茶。誰も眠くはならなかった】
【霧島が13:45に金剛お姉様の部屋へと向かい、帰り際にあきつ丸を目撃】
【あきつ丸、13:45に部屋から出て一度執務室へ。部屋を出る際に島風を目撃】
【死体発見】
562 :
うっかりくん
◆2pV1gRdG.o
:2015/01/20(火) 23:50:46 ID:???
金剛改二「これで私が犯人って断言できる…わけないデショ!」
比叡「そうですそうです!」
夕張「ほ、鳳翔さーん!」
鳳翔「安心してください、夕張さん」
☆キリッ
1.
>>557
2. 朝の証言がおかしい
3. 昼その1の証言がおかしい
4. 昼その2の証言がおかしい
5. 証言を求める
6. 犯人はあきつ丸さんです!
7. 自由記述欄
563 :
名無しのオーバーレイユニット
:2015/01/20(火) 23:56:16 ID:???
1
564 :
こっそり追加選択肢くん
◆2pV1gRdG.o
:2015/01/20(火) 23:56:26 ID:???
8. 今こそ先送りにした話題(
>>463
)を論議すべき時!
9. 自動推理モード ※残機9→8
565 :
こっそり追加選択肢くん
◆2pV1gRdG.o
:2015/01/21(水) 00:09:02 ID:???
鳳翔「…それにしても、コップは陶器だったのに……。随分と勢いよく荒されたんですね?」
金剛改二「ん?コップの話?」
鳳翔「そうです。まるで、ワレモノのコップではなく…別のものを探していたみたいとは思いますね」
金剛改二「Oh、それは確かに。コップは大切に扱わないと、いけないネ。
瑞鳳が持っていたからよかったですが、もしコップが机にあったら、Breakしているところでした」
鳳翔「(言い逃れますか…!しかし、皆の疑惑の視線は濃くなっています……。
更に押していけば………!)」
☆ダイアモンドは砕けない
1. 朝の証言がおかしい
2. 昼その1の証言がおかしい
3. 昼その2の証言がおかしい
4. 証言を求める
5. 犯人はあきつ丸さんです!
6. 自由記述欄
7. 今こそ先送りにした話題(
>>463
)を論議すべき時!
8. 自動推理モード ※残機9→8
566 :
名無しのオーバーレイユニット
:2015/01/21(水) 00:13:50 ID:???
6念のためコンビニのレシートの日付を確かめた後においをかいでみる
液体ムヒとか虫刺されの薬でインクが消えることもかんがえて
567 :
豹変系金剛さん
◆2pV1gRdG.o
:2015/01/21(水) 00:20:02 ID:???
鳳翔「(レシートは間違いなく今日のものですね…)」
鳳翔「……」
鳳翔「………」クンカクンカ
夕張「ほ、鳳翔さん何を…?」ドンビキ
鳳翔「あっ、あのっ……これは…!その…!」
金剛改二「なるほど、レシートがFakeだと思ったノ?
でも、残念なことに、それで私がアリバイを得られる時間は13:25まで。
鳳翔さん、貴女のinferenceでは、提督は13:30以降に殺されていたハズ。
だから、そのレシートがFakeだとしても、No problemネ」
鳳翔「ぐぬっ…!」
※残機9→8
568 :
名無しのオーバーレイユニット
:2015/01/21(水) 00:22:16 ID:???
なんか金田一で作画の僅かな違いまでトリック扱いされたって話を思い出した
色々考えてくれてる人には悪いと思うけどあんまり自由枠使いすぎない方が良いと思う
569 :
名無しのオーバーレイユニット
:2015/01/21(水) 00:23:18 ID:???
ああ、ごめん。念のためほかの可能性をつぶしてただけなんだ
残機はまだ余裕あるわけだし
570 :
>>568そんな話が…!…ありそうですね、金田一なら
◆2pV1gRdG.o
:2015/01/21(水) 00:25:19 ID:???
鳳翔「(…しかし、これではっきりしたことは……。
このレシートは、今日確実に金剛さんが買ったもの…)」
島風「何かいい匂いでもしたの?」ワクワク
鳳翔「…いえ。嗅いでみますか?」
島風「…ん?あれ?」
鳳翔「虫刺されの匂いが!?」
島風「ううん、それはしなかったよ」
鳳翔「……そうですか」ガックリ
☆ダイアモンドは砕けない
1. 朝の証言がおかしい
2. 昼その1の証言がおかしい
3. 昼その2の証言がおかしい
4. 証言を求める
5. 犯人はあきつ丸さんです!
6. 自由記述欄
7. 今こそ先送りにした話題(
>>463
)を論議すべき時!
8. 自動推理モード ※残機8→7
571 :
名無しのオーバーレイユニット
:2015/01/21(水) 00:30:33 ID:???
2
572 :
おかしい証言くん
◆2pV1gRdG.o
:2015/01/21(水) 00:32:59 ID:???
鳳翔「……金剛さん、その余裕もこれまでです」
金剛改二「?」
鳳翔「おかしい証言を発見したんですよ、それは…!」
☆以下の中からおかしいと思われる証言を示せ!
※理由を付記すると、予定していた正解と違い場合でも推理が進むことがあります※
【12:00にあきつ丸が睡眠薬を入れることは可能だった】
【13:05にまるゆが金剛と入れ違いに執務室に来た】
【13:25まで金剛はコンビニに出かけていた】
【13:20に瑞鳳が執務室へ来た】
【瑞鳳は机の上にあったコップに牛乳を注いで、部屋にコップを持ち帰った】
【瑞鳳の飲んだ牛乳は睡眠薬が入っていた】
【13:20に島風は連装砲を壊し、急いで部屋に戻り連装砲を隠した。その後、工具を探しに向かった】
【13:25に金剛はコンビニから戻ってきて、鎮守府前で姉妹を待っていた】
573 :
名無しのオーバーレイユニット
:2015/01/21(水) 00:37:57 ID:???
【13:05にまるゆが金剛と入れ違いに執務室に来た】
それ以前の金剛は執務室で何をしていたのか気になりマッスル
574 :
名無しのオーバーレイユニット
:2015/01/21(水) 00:40:31 ID:???
ゴンさんの件とは関係なくなっちゃうけど、
10分も提督の部屋で何してたんよ瑞鳳ちゃん
一人で燃え上がってたの?
575 :
>>574十分とはこれまた早く達しましたね
◆2pV1gRdG.o
:2015/01/21(水) 00:45:30 ID:???
鳳翔「それは、13:05にまるゆさんが金剛さんと入れ違いに執務室に来たことです!」
まるゆ「えっ…?まるゆは金剛さんを見たんですけど…」
金剛改二「Yes。私もまるゆを見ました」
鳳翔「……え、えっと…!それまで何をしていたんですか!」
あきつ丸「自分がいた時の話になりますが…秘書艦として、提督の書類仕事を手伝っていたであります」
金剛改二「wifeとして、秘書艦として当然ネー!まあ、その時間に睡眠薬を入れることが出来たか…と言えば、出来はしましたネ」
鳳翔「(……い、今の情報は得られましたが…。皆さんの私を見る目がなんだか疑わしげになっているような…)」
※残機7→6
576 :
まだ慌てる時間じゃない空母
◆2pV1gRdG.o
:2015/01/21(水) 00:47:31 ID:???
鳳翔「(お、落ち着きましょうか…)」
瑞鳳「ちょ、ちょっと…大丈夫なの?」
あきつ丸「自分は処断される覚悟は、出来ているのであります」
鳳翔「皆さん…特にあきつ丸さん。もう少し私を信用してください」
☆ダイアモンドは砕けない
1. 朝の証言がおかしい
2. 昼その1の証言がおかしい
3. 昼その2の証言がおかしい
4. 証言を求める
5. 犯人はあきつ丸さんです!
6. 自由記述欄
7. 今こそ先送りにした話題(
>>463
)を論議すべき時!
8. 瑞鳳さんは執務室で10分もナニしてたんですか?
9. 自動推理モード ※残機7→6
577 :
ちょうど今キーボードの7と9の間が壊れてしまった
:2015/01/21(水) 00:57:08 ID:???
9 ゆさぶる的なコマンドって便利過ぎたんだなあ
578 :
>>577ですねー。ただまあ、作者的には差分分岐などが大変そうな感もあります
◆2pV1gRdG.o
:2015/01/21(水) 01:05:43 ID:???
鳳翔「……うーん」
瑞鳳「………あのさ、鳳翔さん。なんで、比叡さんたちは寝なかったのかな?」
鳳翔「えっ?何でってそれは、新しい牛乳パックから飲んで………」
鳳翔「!!!」
鳳翔「……そういうことでしたか。今、推理の糸が繋がりました」
島風「ホントに?」
夕張「(ファイト、鳳翔さん!)」
鳳翔「この件で…私は瑞鳳さんに証言をお願いします。
瑞鳳さん、何を話して欲しいか…わかりますね」
瑞鳳「うん。…その、【私が飲んだ時、牛乳ってまだかなり残ってた】んだよね。
だから、ミルクティーもその牛乳で飲んでたとばかり思ってたの」
まるゆ「で、でもそれなら、比叡さんたちも睡眠薬を飲んでいたはずじゃ…?」
鳳翔「…そうです。つまり……牛乳は二つあるんですよ。
島風ちゃんと瑞鳳さんが飲んだ牛乳と、比叡さんたちが飲んだ牛乳」
579 :
牛乳雑巾
◆2pV1gRdG.o
:2015/01/21(水) 01:11:52 ID:???
鳳翔「…比叡さん。続けて証言してもらいます。
金剛さんが、ミルクティーを入れた時について!」
比叡「う、えと……あの、コンビニの袋から、牛乳を取り出して…。
それを、お姉様が入れた紅茶に………」
鳳翔「…金剛さん。貴女は秘書艦だった。
当然、冷蔵庫に牛乳が入っていることを知っていた。
なのに何故、冷蔵庫には目もくれず、コンビニの袋から出したんですか?
…いえ、そもそも…。何故、牛乳を買ったんですか?」
金剛改二「うっ………!そ、それは……」
鳳翔「それは…どういうことですか?」
榛名「お、お姉様……」
金剛改二「……そ、そもそも…瑞鳳がウソを言っている可能性だってありマース!
提督を巡って、仲が悪かったことは知ってるはずデス!」
鳳翔「…ええ。ですが、もう一人…。牛乳がたっぷり残っていたことを証言できる方がいるんですよ」
☆その人は?
1. それも私だ
2. まるゆ
3. 島風
4. あきつ丸
5. 翔鶴
580 :
名無しのオーバーレイユニット
:2015/01/21(水) 01:19:37 ID:???
ここはココアについての話を思い出してみたんだがさて・・・
3
581 :
牛乳雑巾
◆2pV1gRdG.o
:2015/01/21(水) 01:20:30 ID:???
鳳翔「島風ちゃん。…確か、証言だと【朝に牛乳を自分で開けた】って証言していましたよね」
島風「うん!」
鳳翔「なら、その時の牛乳の残量がわかっているはず。…その時の残量は?」
島風「?…だから自分で開けたって言ってるじゃん」
夕張「いやいや、島風。牛乳がどれくらい残ってたか鳳翔さんは聞いてたんだけど…」
鳳翔「…いえ、改めて答えてもらう必要はありません。島風ちゃんがココアのために使う前の牛乳の量は…!」
☆どのくらい?
1. たくさん残っていた
2. 普通にあった
3. あまりなかった
4. そもそも開封されていなかった
582 :
名無しのオーバーレイユニット
:2015/01/21(水) 01:24:03 ID:???
4
583 :
名無しのオーバーレイユニット
:2015/01/21(水) 01:26:01 ID:???
自分で開けた
自分で空けた
ジャパニーズムズカシネー
584 :
言葉遊びくん
◆2pV1gRdG.o
:2015/01/21(水) 01:29:15 ID:???
鳳翔「島風ちゃんは、【自分で牛乳パックを開封した】…そう言っているんですよ。
つまり、その時の牛乳は開封されていない、新品も同然だったはずです」
夕張「…ああ!もー、紛らわしいなあ」プニプニ
島風「ま、間違ってないもん!」
鳳翔「当然、その時島風ちゃんが牛乳パックを開けたことを…金剛さんが知らないはずはありませんよね。
その時、執務室にいて、提督と喧嘩をなさっていたのですから!」
金剛改二「……ぬ、ぬぅぅぅぅぅっ……」
比叡「そ、そんな…!嘘ですよね、お姉様…!」
金剛改二「お、お客さんに……。飲み掛けの牛乳を出すなんてこと、私には出来ないだけネー…!」
鳳翔「そうですね。これだけならば偶然と言い張っても構いません。しかし…」
鳳翔「コップを探しに犯行可能な時間に出て行ったのも偶然」
鳳翔「コップを探しに自室を選び、しかも机の周りばかり探していたことも偶然」
鳳翔「コップが割れる危険があったにも関わらず、荒い探し方をしていたのも偶然」
鳳翔「そして、比叡さんたちが新品の牛乳を飲んで睡眠薬を飲まなかったのも偶然!」
鳳翔「……こんな言い訳が、通ると思いますか?」
585 :
言葉遊びくん
◆2pV1gRdG.o
:2015/01/21(水) 01:35:20 ID:???
金剛改二「うっ…Gu…あ、Ahhhhhhhhhhhhhアアアアアhhhhhhhhhhhhhhhhhhッ!!!」
比叡「ひ、ひぇぇぇっ!?」
島風「こ、怖いよ連装砲ちゃん!!!」
金剛改二「………」
鳳翔「(………もう、言い返す気力はないようですね)」
一つ一つはたまたま、で済むことだ。
しかし、それが積み重なれば…。
それはどうしようもない【疑惑】となる。
今や、あきつ丸でさえも金剛の有罪を信じ切った目をしている。
鳳翔「(……どうしましょうか。犯行の動機、それを突きつければ自白もしてくれそうですが…。
しかし、この状態でも憲兵に引き渡すことも可能でしょう)」
☆どうしようか…? 2票決
1. 憲兵に引き渡す
※ゲームクリアです。エンディングとなります
2. 金剛の動機について立証する
※オマケ的な何かです。残機数は減りません
586 :
名無しのオーバーレイユニット
:2015/01/21(水) 01:44:34 ID:???
1
587 :
提督(DEAD END)
◆2pV1gRdG.o
:2015/01/21(水) 01:54:45 ID:???
皆さんお疲れ様でした。
本当にお疲れ様でした
はい。
それでは今日はここまで
588 :
名無しのオーバーレイユニット
:2015/01/21(水) 20:57:57 ID:???
2
589 :
名無しのオーバーレイユニット
:2015/01/21(水) 21:00:44 ID:???
このまま終わるとモヤるので
2
590 :
提督を殺した犯人を捕まえるネ!
◆2pV1gRdG.o
:2015/01/21(水) 21:09:28 ID:???
/⌒ヽ
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_,.ィ.:.:,.∠.:.:.:.-=≧=-:.:.:.:.:.:.:\
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591 :
名無しのオーバーレイユニット
:2015/01/21(水) 21:16:40 ID:???
憲兵さんこいつです
592 :
>>591ナイス突っ込み
◆2pV1gRdG.o
:2015/01/21(水) 21:22:33 ID:???
比叡「…でも、納得できません。どうしてお姉様が、提督を……」
夕張「そう…ですよね。確かに証拠からすると金剛さんが犯人なんですけど…」
鳳翔「動機…ですか。………金剛さんはとても語れる状態ではないですし、推理してみましょう」
あきつ丸「………」
島風「そもそも…。金剛さんって、あきつ丸さんに罪をなすり付ける気だったのかなあ?」
まるゆ「どうだったんでしょう…?」
鳳翔「そうですね……」
☆犯人役はあきつ丸だった…?
1. そうかもしれない
2. いや、たまたまでしょう
593 :
名無しのオーバーレイユニット
:2015/01/21(水) 21:28:03 ID:???
1
わざわざ感電死させてるしなあ
594 :
真相編
◆2pV1gRdG.o
:2015/01/21(水) 21:39:13 ID:???
鳳翔「そうだった…はずです。わざわざ感電死させていることを考えると、あきつ丸さんに罪を着せる予定だったと考えられます」
夕張「……でも、私も知らなかったんですよねえ。提督からもそういう話を聞かなかったし…」
霧島「何故お姉様はその事を知っていたのか、という話になりますね」
まるゆ「でも、あきつ丸さんと金剛さんって個人的な親交は…」
あきつ丸「……ないであります」
鳳翔「(……むむ?感電死なんて手段を考えると、金剛さんはあきつ丸さんが感電死させられると知らなかった?
…それとも、提督は知っていたが、皆にその事実を告げることは出来なかった…?)」
その時……。
ふ…と湧いてきた疑問に鳳翔は目を見開く。
まさか……?
鳳翔「あの、あきつ丸さん……」
☆あきつ丸に聞きたいこと
1. 金剛さんに恨みを買うようなこと、しました?
2. 提督にその技の事は教えましたか?
3. 提督を探していた時のことについて、改めて証言してもらえませんか?
4. 自由記述欄
595 :
名無しのオーバーレイユニット
:2015/01/21(水) 21:50:58 ID:???
2
596 :
名無しのオーバーレイユニット
:2015/01/21(水) 22:10:18 ID:???
無実の罪で自分が処罰されても構わんとか、そりゃそういうことだろうが
グワハハハ、ハハ……いつからこんなに汚れたんだっけ俺?
597 :
名無しのオーバーレイユニット
:2015/01/21(水) 22:15:20 ID:???
電光機関解放!
598 :
真相編
◆2pV1gRdG.o
:2015/01/21(水) 22:16:10 ID:???
鳳翔「あきつ丸さん、提督にその事を教えたりは……」
あきつ丸「…した、のであります。
ですが、この技はみだりに振るうべきものではないもの故、提督には黙っていただいていたのであります」
比叡「……ということは、その提督から特別にお姉様も聞いていたってことですか…?」
あきつ丸「恐らくは、そうであります」
鳳翔「(……これで、あきつ丸さんを犯人に仕立て上げたいという金剛さんの行動がはっきりしましたけれど…。
一体、何故あきつ丸さんにそこまでの…?)」
まるゆ「【たまたまその事を知ったから、罪を擦り付けようとしていたんじゃ…?】」
比叡「そんなことあるはずありません!【多分お姉様から提督を奪い取った泥棒猫なんです!】」
夕張「うーん…。【提督に関係のないところで怨みを持っていた】ってことはないでしょうか…」
鳳翔「……そうですね…」
☆作者もまたゲスだった
1. まるゆに同意
2. 比叡に同意
3. 夕張に同意
599 :
名無しのオーバーレイユニット
:2015/01/21(水) 22:23:08 ID:???
2 わざわざあきつ丸を改にしようとしたぐらいだしなあ
ただの遠征要員ならしない方がいいし
600 :
>>597あかつき丸なのであります
◆2pV1gRdG.o
:2015/01/21(水) 22:31:44 ID:???
鳳翔「比叡さんの言う通り、提督とあきつ丸さんは恋愛関係にあったのではないでしょうか?」
島風「え、えええっ!?」
夕張「ま、マジですかァ!?」
まるゆ「あ、あきつ丸さん…?」
あきつ丸「………鳳翔殿、それは自分のみならず、死者をも冒涜する言葉だとわかっておりますな。
比叡殿はまだ斟酌もするでありますが、思い付きでその言葉を補強するのは許しがたいのであります」
鳳翔「……証拠なら、あります」
榛名「ほ、本当に…?」
鳳翔「はい。この証拠品が、あきつ丸さんと提督の関係を暗示しています!」
☆突きつけろ!
1. コンビニのレシート
2. 島風の反省文
3. あきつ丸の証言A
4. タオル
5. 霧島の証言
601 :
名無しのオーバーレイユニット
:2015/01/21(水) 22:40:57 ID:???
3 ゴンさんがいない隙を狙うとは……汚い、流石陸軍汚い
602 :
あ きつ丸
◆2pV1gRdG.o
:2015/01/21(水) 22:54:53 ID:???
鳳翔「それは他ならぬあきつ丸さんの証言です。死体を発見した時のね」
あきつ丸「…!」
夕張「ええっと…?それってこれ、ですよね?」
☆あきつ丸の証言A
提督を探しに13:45頃に部屋を出た。その時に走って部屋に戻る島風を目撃。
その後一旦執務室に寄ってから、提督を捜索。
大浴場の戸が開いていることに気付き、死体を発見。
この時間は鳳翔も確認しており、13:50。
霧島「この証言、何がおかしいんですか…?」
鳳翔「この証言のおかしいところは…」
☆どこ?
1. 島風を目撃できない
2. 大浴場に入ったこと
3. 一旦執務室に寄っていること
4. 自由記述欄
603 :
名無しのオーバーレイユニット
:2015/01/21(水) 23:04:51 ID:???
1
604 :
名無しのオーバーレイユニット
:2015/01/21(水) 23:05:08 ID:???
3 朝、昼に風呂入ってるって言ったのに、探したとな?
なんでですタイ?
瑞鳳ちゃんは提督の部屋で10分間もクンカクンカタイムしてたんですタイ?
605 :
あ きつ丸
◆2pV1gRdG.o
:2015/01/21(水) 23:09:39 ID:???
鳳翔「夕張さん、1階の部屋割りを思い出してください」
夕張「えーっと…?」
☆1階の部屋割り
入口から入って右手に、死体が発見された大浴場。
こちら側にはトイレがある以外の施設はない。
入口から入って左手には、艦娘たちの私室が並んでいる。最奥は食堂へと繋がっている。
入口近くから、瑞鳳・まるゆ・鳳翔の部屋があり…。
それぞれの向かい側に夕張・島風・あきつ丸の部屋がある。
鳳翔「あきつ丸さんの部屋は、私の向かい側の部屋になっています。
そして、私の部屋は最奥…食堂に近いところにしてもらっています」
瑞鳳「えっと…?」
鳳翔「島風ちゃんは、戻る時には誰も見なかったのよね?」
島風「うん!」
606 :
>>604レディーには秘密がつきものなのよ!
◆2pV1gRdG.o
:2015/01/21(水) 23:16:25 ID:???
夕張「あ…!そうか!あきつ丸さんの部屋、島風よりも鎮守府入口よりも遠いんですね!」
鳳翔「その通りです。走って部屋を戻る島風ちゃんを目撃しつつ、島風ちゃんに見られないためには…。
最低でも、島風ちゃんよりも入口に近い部屋でないといけません」
まるゆ「じゃ、じゃあ一体どうやって…!?」
あきつ丸「……そ、それは…。その、トイレに行っていたのであります!
トイレから戻る際に、島風を目撃したのであります!」
鳳翔「いえ、それもあり得ませんね。
トイレに行こうとすれば、開いていた大浴場の扉に気付いたはずです。
そうなれば、その時に提督の死体を発見していたはず」
まるゆ「あ、あきつ丸さん!本当の事を言ってください!」
あきつ丸「………。部屋を出ようとしたところで、走ってくる足音に気付いたのであります。
それで部屋の入り口で身をひそめ、廊下の様子を窺っていたのであります」
夕張「あ、頭がこんがらがってきたんですけど…鳳翔さん、この証言は…?」
☆隠れて見ていた…ねえ
1. ええ、この証言も嘘です
2. 本当です…が、それなら何故隠れたんですか?
3. じゆうきじゅつらん
607 :
名無しのオーバーレイユニット
:2015/01/21(水) 23:20:26 ID:???
2
608 :
ご近所の噂話鳳翔
◆2pV1gRdG.o
:2015/01/21(水) 23:27:16 ID:???
鳳翔「いえ、この証言は本当でしょう…。
ですから、更に疑問が浮かびます。あきつ丸さん、貴女の用事は書類を見せる事だったはず。
なら、何故島風ちゃんに見つからないように隠れていたんですか?」
島風「それもそうだね…」
あきつ丸「う………うっ…」
鳳翔「加えて、書類をもしその時持っていたならば…。
何故、大浴場に足を踏み入れたんですか?
もちろん空きっぱなしなのは変な話ですが…朝の提督の言葉から考えて、提督が入浴していることは予想できたはずです。
…まさか、お風呂の中で見る書類だった……なんてことはありませんよね」
あきつ丸「………完敗…なのであります…」
夕張「…そっか。だから、あきつ丸さんは自分が犯人扱いされていても黙っていたんですね…」
比叡「お、落ち着いてる場合じゃないでしょ!この人が浮気なんてしなかったらお姉様は!」ウワーン
鳳翔「(……提督とあきつ丸さんの関係、それは本当に【浮気】だったんでしょうか?)」
☆どうなのさ日向
1. 浮気だろそりゃあ
2. そうとも言い切れない
609 :
名無しのオーバーレイユニット
:2015/01/21(水) 23:27:58 ID:???
2
戦力になんないからなあきつ丸
610 :
>>609このあきつ丸はきっと強いのであります
◆2pV1gRdG.o
:2015/01/21(水) 23:37:46 ID:???
鳳翔「……いえ、そうとも言い切れません」
比叡「ひえっ!?」
夕張「え、ええっ!?提督とあきつ丸さんがそういう関係かもって言ったのは鳳翔さんじゃないですか!」
鳳翔「私が言いたいのは、提督と金剛さんが本当にケッコンしていたか…。
そういうことです。……金剛さん、そろそろ、話してもらいましょうか。動機について…」
金剛改二「……オーケィ……。敗北D……ネ…」
☆自白用BGMを聞きながらお待ちください
https://www.youtube.com/watch?v=MZZ7FIehbj0
611 :
名無しのオーバーレイユニット
:2015/01/21(水) 23:46:11 ID:???
コップ兼用するぐらいなのに、部屋が別々ってねえ
612 :
自白
◆2pV1gRdG.o
:2015/01/21(水) 23:51:31 ID:???
全ては、提督とケッコンしてもらうために、金剛が提案を持ちかけたのが始まりだった。
【本当にケッコンしたい娘が現れるまで、私とケッコンをして欲しい】
金剛は、本当はそんなことは考えておらず、それまでに提督を完全に籠絡し、相思相愛になるつもりだった。
そんな金剛の思惑には提督は気付かず、提督はその話を受け入れてしまう。
それは提督自身、金剛に愛情は抱かずとも親愛を抱いていた…ということだろう。これが裏目に出てしまうのだが。
……そんな二人の関係が壊れたのは、あきつ丸が着任してしばらく経ってからだった。
あきつ丸と報告書の練り直しを進める提督。
一見なんてことのないこの光景に、その匂いを感じ取ったのは金剛自体がそれに強く焦がれていたからだろう。
そう、金剛の激しいアタックになびかなかった提督は、あきつ丸に恋心を燃やしたのだ。
金剛は焦った。このままでは、あきつ丸に提督を奪われてしまう。
しかも自分はケッコンの時の約束で、提督が誰かを好きになることを認めてしまっていたのだ。
どうしようどうしよう、と焦るうちに、提督とあきつ丸はその関係をますます深めていく。
…その頃だった。金剛が通電スイッチを作ったのは。
もちろん、金剛はこれで提督や誰かを殺そうなどとは思っていなかった。
このスイッチで誰かしらに危害を加えれば、あきつ丸が鎮守府から追い出されるのでは…。
そんなことさえ思ってしまうほどに、金剛は追い詰められていた。
事件当日の朝。
提督は金剛に向け、書類の撤回を大本営に連絡すること。
そして、改装したあきつ丸と改めてケッコンすることを告げた。
もちろん金剛は納得できるはずもなく、食って掛かる。これこそが、島風の見た喧嘩の真相だった。
…そして、金剛はこの時提督の殺害を決意する。
作ったスイッチを使い、自分と提督の関係を狂わせたあきつ丸に罪を擦り付けることも……。
613 :
自白
◆2pV1gRdG.o
:2015/01/22(木) 00:00:27 ID:???
金剛改二「……後は、鳳翔の推理した通り…。私は提督の牛乳に睡眠薬を入れ…。
執務室を適当な理由で出た後、大浴場に入って………」
金剛改二「…私の自白は、これでおしまいネー」
瑞鳳「……勝手な理由で提督を殺してっ…!」
金剛改二「………」
夕張「…申し訳ありませんけど、縛らせていただきますよ。憲兵も間もなくいらっしゃいますから」
金剛は何の抵抗もせず、先ほどまでのあきつ丸と同じ状態になる。
そして……憲兵は全ての事情を夕張と鳳翔から告げられ、金剛は憲兵に連行されていった。
比叡たち三姉妹は、ただ寂しそうな瞳でその背をじっと見つめていた……。
それから数日後…。輸送任務はそれぞれ別の鎮守府へと振り分けられることとなった。
つまり、この鎮守府の解体が大本営から通達されたのだった。
夕張「………はぁ……」
鳳翔「夕張さん、どうなさったんですか?」
夕張「いえ……なんというか、やるせないなって…」
614 :
自白
◆2pV1gRdG.o
:2015/01/22(木) 00:11:43 ID:???
夕張「…あれだけ仲のよさそうだった、提督と金剛さんが実はそんなことになってて…。
金剛さんが提督を殺すだなんて、やっぱり…なんだかなって思ってしまいますよ」
鳳翔「……そう、ですね…。ただ、金剛さんはとても情が深い方だった…そう思いますよ」
夕張「…?」
鳳翔「牛乳を買わず、比叡さんたちにも睡眠薬入りの牛乳を振舞っていたら…。
私も、金剛さんをあそこまで追い詰めることは出来なかったと思うんです。
…彼女自身も、それが疑念を呼ぶという事はわかっていたはず。でも、それでも……」
夕張「ただその日遊びに来ただけの比叡さんたちに睡眠薬は飲ませられなかった…か。
……やっぱり、やるせなくなっちゃいますね。何か違えば、こんなことにはならなかったんじゃないかって…」
鳳翔「………」
それについては、鳳翔も思うことだった。
自分が何か事件前に気付いて、何か出来れば…。
そう思うことは意味のない事なのだが、そう思ってしまう。
夕張「…さて、荷造り進めちゃいましょうか。次も、鳳翔さんと同じ鎮守府が個人的には嬉しいですね!」
鳳翔「ふふ、料理気に入っていただけたんですか?」ニコ
その残滓を振り切るように、夕張が踵を返す。
鳳翔も、夕張の後に続き、その場を後にするのだった。
…………
615 :
道徳用教材
◆2pV1gRdG.o
:2015/01/22(木) 00:15:45 ID:???
―――
金剛「と、いう訳デース!愛のないケッコンは皆を不幸にするので注意するようにネ!」
提督候補生A「ひ、ひえぇぇっ…」
提督候補生B「こ、殺されるなんて冗談じゃないぜ!」
提督候補生C「金剛教官も殺しちゃうんですか?」
金剛「もー!RealとFictionを一緒にしたらNOなんだからネ!」
だよなー ねー わいわい
後の提督「………」
金剛「ヘーイ!今のVideo、ちゃんと見てた?」
後の提督「鳳翔さんのお尻撫でてみたいな…」ボソ
金剛「………」
金剛「……ハーイ、皆残りは自習ネー。キミだけはちょっとこっち来るネー」ズルズル
後の提督「う、うわああああああああああああ!!!!」
お わ り
616 :
◆2pV1gRdG.o
:2015/01/22(木) 00:22:54 ID:???
と、いうわけで…。
400レスにも渡った鎮守府湯けむり鳳翔さんは見た密室殺人事件SPが無事完結となります。
くぅ〜疲れました
色々と稚拙なお話で申し訳なかったですが、お付き合いいただけまして感謝します。
では次行きましょう 2票決です
1. 愉悦少女プリンツちゃん
2. ほんぺん
3. たたかえ!五航戦翔鶴!
4. 提督が素敵なお店に行く話 セカンドシーズン
5. ほか何か案があればどうぞ
617 :
名無しのオーバーレイユニット
:2015/01/22(木) 00:24:54 ID:???
4
618 :
名無しのオーバーレイユニット
:2015/01/22(木) 00:30:04 ID:???
2
619 :
名無しのオーバーレイユニット
:2015/01/22(木) 00:32:42 ID:???
1
620 :
◆2pV1gRdG.o
:2015/01/22(木) 01:34:21 ID:???
今日はあちらを更新して終わりとします
お疲れ様でした
621 :
名無しのオーバーレイユニット
:2015/01/22(木) 02:06:36 ID:???
5 鎮守府の前で北方棲姫なるものが打ち上げられてたので少しの間保護した
622 :
名無しのオーバーレイユニット
:2015/01/22(木) 02:26:55 ID:???
1
623 :
名無しのオーバーレイユニット
:2015/01/22(木) 18:22:08 ID:???
長期間一緒にいたのに提督を手込めに出来なかった金剛は翔鶴さんを見習うべき
624 :
◆2pV1gRdG.o
:2015/01/22(木) 20:32:58 ID:???
犯人が翔鶴さんの事件とか1スレに収まるんですかね……?
625 :
名無しのオーバーレイユニット
:2015/01/22(木) 20:43:52 ID:???
捕まえようと思ったらJOKERが何枚必要か分かりませんが
多分、仮面ライダーBLACK_RXをショッカーで倒すぐらい難しい
626 :
名無しのオーバーレイユニット
:2015/01/22(木) 20:44:37 ID:???
つまり無理だと
627 :
名無しのオーバーレイユニット
:2015/01/22(木) 20:46:18 ID:???
未来に向かって撤退不可避
628 :
名無しのオーバーレイユニット
:2015/01/22(木) 21:09:36 ID:???
如月が犠牲になった件について
629 :
名無しのオーバーレイユニット
:2015/01/22(木) 21:13:41 ID:???
犠牲となったとみるとNARUTOコラを思い出して不覚にも笑ってしまった
すまぬ
630 :
名無しのオーバーレイユニット
:2015/01/22(木) 21:15:08 ID:???
あんなシビアな物語なんだね。
631 :
◆2pV1gRdG.o
:2015/01/22(木) 21:48:15 ID:???
>>625
無理じゃないか!
>>627
これは逃げているのではない、後ろに向けて進軍しているのだ
>>628
アニメ絶許
>>629
如月は犠牲になったのだ…主人公の成長の犠牲にな…
>>630
んー、その辺り作る人のサジ加減って感じがかなりありますね。
注意しないとあっさりキャラロストする辺りはまあゲーム準拠ではあります。
個人的にはzipの蒼龍轟沈を思い出して胸糞になりましたが
では愉悦少女を始めますので少々お待ちください
632 :
だんけだんけ
◆2pV1gRdG.o
:2015/01/22(木) 22:11:25 ID:???
―前までのプリンツちゃん
プリンツちゃんはお正月にビスマルクとお年玉をもらいに奔走した。
したら、ビスマルクと提督がデートに行くことになっていた。
イムヤと瑞鳳と一緒にデートのお手伝いをしたところ、二人は実は提督が好きだったらしい。
距離を縮める二人の姿に、プリンツは謎の感情を抱く。
その感情の正体はとある人物たちが【愉悦】と呼ぶ感情であった…。
633 :
だんけだんけ
◆2pV1gRdG.o
:2015/01/22(木) 22:30:49 ID:???
プリンツ「(はぁ……。あれからAdmiralさんと姉さまの仲、進展してないんだよね…)」
艦娘としてのケッコンカッコカリは済ませたが、その先には中々進めていない。
イムヤと瑞鳳はそれを希望とし、まだ諦めてはいないようである。
混沌とした状況、プリンツは退屈を感じていた。
叢雲「…プリンツ、どうしたのよ。アンタ、こんなところで」
プリンツ「あ、叢雲さん。どうしたんですか?」
叢雲「これと言って用事があるわけじゃないけど…元気なさそうだったから。アンタ、いつも姉さま姉さまうるさくて元気じゃない」
プリンツ「あはは…そうなんですけどね。姉さま、提督と早く結婚しないかなーって」
叢雲「――」
プリンツ「……!」ゾワワッ
何気ないプリンツの言葉に、一瞬言葉を失う叢雲。
彼女を見た瞬間…。プリンツの脳をあの時と同じ感情が走り抜けていく。
叢雲「…そうね。……ん?どうしたのよ、プリンツ」
プリンツ「あ…いえ、なんでもないんです!」
634 :
だんけだんけ
◆2pV1gRdG.o
:2015/01/22(木) 22:34:12 ID:???
そう?と疑問には思った叢雲だったが、彼女にも仕事はある。
プリンツをそのままに、どこかへと去っていった。
プリンツ「い、いったい私はどうしたのかな…?うーん……」
☆どうしようかプリンツちゃん
1. とりあえず、ビスマルク姉さまの恋路を応援しよう
2. この感情の正体を知るために、鎮守府の外に出てみよう
635 :
名無しのオーバーレイユニット
:2015/01/22(木) 22:36:13 ID:???
2
636 :
だんけだんけ
◆2pV1gRdG.o
:2015/01/22(木) 22:45:39 ID:???
プリンツ「(この前から、なんなんだろう…)」
妙な高揚感、ゾクゾクと快感が背を走るような…。
今までに体験したものではなく、プリンツはこの新たな感情に大いに困惑していた。
何か自分が変わってしまったのかもしれない。
その不安と、どう変わったのか知りたいと言う好奇心。
気付けばプリンツは、鎮守府の外へと出ていた。
プリンツ「今日もいい天気ですねー。うーん、こんなので感情の正体がわかるのかなあ?」
プリンツが出会った人↓
637 :
名無しのオーバーレイユニット
:2015/01/22(木) 22:47:06 ID:???
菫さん
638 :
だんけだんけ
◆2pV1gRdG.o
:2015/01/22(木) 22:50:17 ID:???
☆まさかの菫さん
1. ガチャスレ次元の菫さん
2. 淡に京ちゃんを取られた菫さん
3. 普通の菫さん
4. なんかその他
639 :
名無しのオーバーレイユニット
:2015/01/22(木) 22:52:01 ID:???
4
ガチャスレでデレ甘になったのに
リアルで淡に京ちゃん取られたパーフェクトルーザー菫さん
640 :
残酷なるその姿
◆2pV1gRdG.o
:2015/01/22(木) 23:18:42 ID:???
菫「……で……だ……う…だ…」フラフラ
プリンツ「(あ、あの人…なんだろう、すごく危なそう)」
多分身なりをきちんとすれば美人なのだろうが…。
髪もボロボロ、ぎらついた瞳がそれを台無しにしていた。
その意識は今ここにはないようで、通り過ぎる人波などまるで目に入っていないようだった。
プリンツ「(……でも、なんだろう。
あの人の話を聞いたら、私…一歩踏み出せそうな気がする…)」
☆この菫さんをどうする?
1. お話を聞く
2. 無視する
3. 仲間に加える
641 :
名無しのオーバーレイユニット
:2015/01/22(木) 23:20:32 ID:???
3
642 :
愉悦覚醒
◆2pV1gRdG.o
:2015/01/22(木) 23:34:18 ID:???
プリンツ「(そうだ、お友達になろう。うん。事情なんてかわいそうで聞けないよ…)」
…彼女は愉悦趣味に目覚めたが、良心的な少女だった。
深く傷ついているであろう菫に、手を差し伸べたのだ。
結果として、この選択が……プリンツをより強力に目覚めさせる結果となったのだが。
菫「…ああ…そうだ京太郎、私も大好きだぞ」ウフフ
プリンツ「……あの、もしもーし?」
菫「あ……?」
プリンツ「あの、もしよかったら…お友達に……」ニコ
菫「お、お前えええええ!!!お前が話しかけるから、いなくなっちゃったじゃないか!!
折角京太郎が私のところへと帰って来てくれたのに!
お前がお前がお前があああああああああああッ!!」ガシィィッ
プリンツ「きゃ、きゃああああ!!?」
狂乱した瞳で、プリンツを抑えつける菫。
その彼女の狼藉に、プリンツは……。
プリンツ「きょ、キョウタローって人は、戻ってきません!あなたみたいな人のじゃありません!」
怒りに任せ、知りもしないことを吐きだした。
643 :
愉悦覚醒
◆2pV1gRdG.o
:2015/01/22(木) 23:42:40 ID:???
菫「ひっ………あ。ああああああ。あああああ。ああああああああ。
あ……ああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!」
その言葉に現実の記憶が菫に蘇ったのか、絶望の絶叫を吐きだす。
それと同時に、プリンツは笑っていた。
理解した。
理由はわからないし、考える気もない。ただ、自分の感情がどういう由来のモノか。
そして、それが自分にとってどれほど素晴らしいものか、それに目覚めたのだ。
プリンツ「(ああ…!そうか、こういう人の顔が見たかったんですね、私!
そっか、そうだよねー。そういえばイムヤさんたちもこんな顔…。
いやあ、こんなに顔面崩壊なんてしてなかったかー)」
菫「いっ、いやだっ、うそだ、そんなのわるいゆめなんだ……」グスグス
プリンツ「(ふふふ……。いい顔…。そっかあ、これかあ!)」
☆愉悦少女プリンツ
1. さあ、勧誘しよう
2. もちろん、もっと絶望させよう
3. うーん、他に手ごろな人いないかな?
644 :
名無しのオーバーレイユニット
:2015/01/22(木) 23:43:48 ID:???
1
645 :
愉悦覚醒
◆2pV1gRdG.o
:2015/01/23(金) 00:09:20 ID:???
プリンツ「あの、察するにあなた、失恋したんじゃないでしょうか?」
その言葉に何も答えず、ただ目の前の女性は鼻をすすり嗚咽を漏らす。
そうか、そうなのだ。返答をしないことが、何よりも雄弁な返答だった。
崩れ落ちる菫に甘く甘く、恋人に語り掛けるように、プリンツは言葉を落としていく。
プリンツ「私、あなたの手助けをしてあげたいんです」
菫「………?」
プリンツ「…というかな?あなたの願いが叶えばいいなあ、って思っているんです」
菫「ど、どういうことなんだ…」
プリンツ「あれ?意外に根は冷静な方なんですね?
さっきまで狂っていたとは、ちょっと思えないなあ」
まあ、あのぐらい狂している相手では話が出来ないか、と思い直す。
そう、まずは話を聞きださねばならない。
菫「一体何を…」
プリンツ「やだなあ。さっき言ったじゃないですか。お友達に、なりたいんですよ。
まま!とりあえずは誓いの盃をあちらの喫茶店でかわしましょう!」
646 :
愉悦覚醒
◆2pV1gRdG.o
:2015/01/23(金) 00:27:26 ID:???
プリンツのその人懐っこく見える態度に絆されたのか、ぽつぽつと菫は語り出した。
自分はある男子生徒に助けられたこと。
偶然その男子生徒が自分の学校に転校することになったこと。
そして、その男子生徒は後輩とくっついてしまったこと。
後になるにつれて、その表情はどんどん暗いものとなっていった。
心底同情したような顔をしていたプリンツは、背筋に走る愉悦の衝動に内心悶えていた。
プリンツ「(ああ、すごいよこの人!こんな人に会えるなんて本当ラッキーかも!)」
菫「…しかし、プリンツ…さん?私を手助けすると言っても、どうすれば…」
プリンツ「あ、えーっとね……」
☆菫さんを救って差し上げよう
1. 略奪愛だよ、スミレさん!
2. 別の男を探そう、スミレさん!
3. 自分より不幸な人を見つければいいんだよ、スミレさん!
4. 自由記述欄
647 :
名無しのオーバーレイユニット
:2015/01/23(金) 00:40:00 ID:???
1
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