キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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レス数が1000を超えています。残念ながら全部は表示しません。
提督様が見てるモンスター・エクシーズ

1 :◆2pV1gRdG.o :2015/01/04(日) 21:03:45 ID:???
            _ -─ 、
             /::::::::::::::::::.丶、___
         ミ/::::::::::::/:::::::/::::/l . . ./
        ミ/:::::::::/:::::::://`l´l . ./
        \_/`ヽ::::::{ `丶l//
        \、ミ二 ̄l:::::ゝー'ヘ
         ヽ≧s。ヽ`ー-ゝ ノ
          ∨  ヘヽミ__/ー-- 、
           ___∨  ヘ、_/、__/ ̄
       / ̄`ヽ Oヽ ヘ  〉\
       /    ヘ   ',  ∨ οヽ
        〈-‐ニミ  ヘ.  ', / __/ヽ
      /-── /.  ',/   l  \     _____
      l    /.    l    r┐ _.\  /    /
      /  / /     |__γ´  ̄`ヽ_/¨7/    /
       l    ./.  _ -‐|\ 乂__ノ彡/    /
     /  \l[ ̄/, , , ,.\| ̄|l三三l/    /
      {    / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄     /
     l   /                   /
     l /___________/
     l     l      l| ヽ   l


             融合は敵だ!

580 :名無しのオーバーレイユニット:2015/01/21(水) 01:19:37 ID:???
ここはココアについての話を思い出してみたんだがさて・・・


581 :牛乳雑巾 ◆2pV1gRdG.o :2015/01/21(水) 01:20:30 ID:???
鳳翔「島風ちゃん。…確か、証言だと【朝に牛乳を自分で開けた】って証言していましたよね」

島風「うん!」

鳳翔「なら、その時の牛乳の残量がわかっているはず。…その時の残量は?」

島風「?…だから自分で開けたって言ってるじゃん」

夕張「いやいや、島風。牛乳がどれくらい残ってたか鳳翔さんは聞いてたんだけど…」

鳳翔「…いえ、改めて答えてもらう必要はありません。島風ちゃんがココアのために使う前の牛乳の量は…!」


☆どのくらい?

1. たくさん残っていた
2. 普通にあった
3. あまりなかった
4. そもそも開封されていなかった


582 :名無しのオーバーレイユニット:2015/01/21(水) 01:24:03 ID:???


583 :名無しのオーバーレイユニット:2015/01/21(水) 01:26:01 ID:???
自分で開けた
自分で空けた
ジャパニーズムズカシネー

584 :言葉遊びくん ◆2pV1gRdG.o :2015/01/21(水) 01:29:15 ID:???
鳳翔「島風ちゃんは、【自分で牛乳パックを開封した】…そう言っているんですよ。
    つまり、その時の牛乳は開封されていない、新品も同然だったはずです」

夕張「…ああ!もー、紛らわしいなあ」プニプニ

島風「ま、間違ってないもん!」

鳳翔「当然、その時島風ちゃんが牛乳パックを開けたことを…金剛さんが知らないはずはありませんよね。
    その時、執務室にいて、提督と喧嘩をなさっていたのですから!」

金剛改二「……ぬ、ぬぅぅぅぅぅっ……」

比叡「そ、そんな…!嘘ですよね、お姉様…!」

金剛改二「お、お客さんに……。飲み掛けの牛乳を出すなんてこと、私には出来ないだけネー…!」

鳳翔「そうですね。これだけならば偶然と言い張っても構いません。しかし…」

鳳翔「コップを探しに犯行可能な時間に出て行ったのも偶然」

鳳翔「コップを探しに自室を選び、しかも机の周りばかり探していたことも偶然」

鳳翔「コップが割れる危険があったにも関わらず、荒い探し方をしていたのも偶然」

鳳翔「そして、比叡さんたちが新品の牛乳を飲んで睡眠薬を飲まなかったのも偶然!」

鳳翔「……こんな言い訳が、通ると思いますか?」

585 :言葉遊びくん ◆2pV1gRdG.o :2015/01/21(水) 01:35:20 ID:???
金剛改二「うっ…Gu…あ、Ahhhhhhhhhhhhhアアアアアhhhhhhhhhhhhhhhhhhッ!!!」

比叡「ひ、ひぇぇぇっ!?」

島風「こ、怖いよ連装砲ちゃん!!!」

金剛改二「………」

鳳翔「(………もう、言い返す気力はないようですね)」

一つ一つはたまたま、で済むことだ。
しかし、それが積み重なれば…。
それはどうしようもない【疑惑】となる。
今や、あきつ丸でさえも金剛の有罪を信じ切った目をしている。

鳳翔「(……どうしましょうか。犯行の動機、それを突きつければ自白もしてくれそうですが…。
     しかし、この状態でも憲兵に引き渡すことも可能でしょう)」


☆どうしようか…? 2票決

1. 憲兵に引き渡す
※ゲームクリアです。エンディングとなります

2. 金剛の動機について立証する
※オマケ的な何かです。残機数は減りません

586 :名無しのオーバーレイユニット:2015/01/21(水) 01:44:34 ID:???


587 :提督(DEAD END) ◆2pV1gRdG.o :2015/01/21(水) 01:54:45 ID:???
皆さんお疲れ様でした。
本当にお疲れ様でした
はい。

それでは今日はここまで

588 :名無しのオーバーレイユニット:2015/01/21(水) 20:57:57 ID:???
2

589 :名無しのオーバーレイユニット:2015/01/21(水) 21:00:44 ID:???
このまま終わるとモヤるので
2

590 :提督を殺した犯人を捕まえるネ! ◆2pV1gRdG.o :2015/01/21(水) 21:09:28 ID:???
                   /⌒ヽ
                   (   (_j
                   \
                __/ヽ__\___/`:.、
              _,.ィ.:.:,.∠.:.:.:.-=≧=-:.:.:.:.:.:.:\
              _|.:.,.イ_[//]__[//]__[//|.:.:.:.:.:.:ヽ
      「 ̄ ̄r┴j/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.|.:.:.:.:.:.:.:「ヽ___
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         }.:.:.:/ // / :| |   // / {.:.:.:.:{      Y

591 :名無しのオーバーレイユニット:2015/01/21(水) 21:16:40 ID:???
憲兵さんこいつです

592 :>>591ナイス突っ込み ◆2pV1gRdG.o :2015/01/21(水) 21:22:33 ID:???
比叡「…でも、納得できません。どうしてお姉様が、提督を……」

夕張「そう…ですよね。確かに証拠からすると金剛さんが犯人なんですけど…」

鳳翔「動機…ですか。………金剛さんはとても語れる状態ではないですし、推理してみましょう」

あきつ丸「………」

島風「そもそも…。金剛さんって、あきつ丸さんに罪をなすり付ける気だったのかなあ?」

まるゆ「どうだったんでしょう…?」

鳳翔「そうですね……」


☆犯人役はあきつ丸だった…?

1. そうかもしれない
2. いや、たまたまでしょう

593 :名無しのオーバーレイユニット:2015/01/21(水) 21:28:03 ID:???
1
わざわざ感電死させてるしなあ

594 :真相編 ◆2pV1gRdG.o :2015/01/21(水) 21:39:13 ID:???
鳳翔「そうだった…はずです。わざわざ感電死させていることを考えると、あきつ丸さんに罪を着せる予定だったと考えられます」

夕張「……でも、私も知らなかったんですよねえ。提督からもそういう話を聞かなかったし…」

霧島「何故お姉様はその事を知っていたのか、という話になりますね」

まるゆ「でも、あきつ丸さんと金剛さんって個人的な親交は…」

あきつ丸「……ないであります」

鳳翔「(……むむ?感電死なんて手段を考えると、金剛さんはあきつ丸さんが感電死させられると知らなかった?
     …それとも、提督は知っていたが、皆にその事実を告げることは出来なかった…?)」

その時……。
ふ…と湧いてきた疑問に鳳翔は目を見開く。
まさか……?

鳳翔「あの、あきつ丸さん……」


☆あきつ丸に聞きたいこと

1. 金剛さんに恨みを買うようなこと、しました?
2. 提督にその技の事は教えましたか?
3. 提督を探していた時のことについて、改めて証言してもらえませんか?
4. 自由記述欄

595 :名無しのオーバーレイユニット:2015/01/21(水) 21:50:58 ID:???
2

596 :名無しのオーバーレイユニット:2015/01/21(水) 22:10:18 ID:???
無実の罪で自分が処罰されても構わんとか、そりゃそういうことだろうが
グワハハハ、ハハ……いつからこんなに汚れたんだっけ俺?

597 :名無しのオーバーレイユニット:2015/01/21(水) 22:15:20 ID:???
電光機関解放!

598 :真相編 ◆2pV1gRdG.o :2015/01/21(水) 22:16:10 ID:???
鳳翔「あきつ丸さん、提督にその事を教えたりは……」

あきつ丸「…した、のであります。
      ですが、この技はみだりに振るうべきものではないもの故、提督には黙っていただいていたのであります」

比叡「……ということは、その提督から特別にお姉様も聞いていたってことですか…?」

あきつ丸「恐らくは、そうであります」

鳳翔「(……これで、あきつ丸さんを犯人に仕立て上げたいという金剛さんの行動がはっきりしましたけれど…。
    一体、何故あきつ丸さんにそこまでの…?)」

まるゆ「【たまたまその事を知ったから、罪を擦り付けようとしていたんじゃ…?】」

比叡「そんなことあるはずありません!【多分お姉様から提督を奪い取った泥棒猫なんです!】」

夕張「うーん…。【提督に関係のないところで怨みを持っていた】ってことはないでしょうか…」

鳳翔「……そうですね…」


☆作者もまたゲスだった

1. まるゆに同意
2. 比叡に同意
3. 夕張に同意

599 :名無しのオーバーレイユニット:2015/01/21(水) 22:23:08 ID:???
2 わざわざあきつ丸を改にしようとしたぐらいだしなあ
 ただの遠征要員ならしない方がいいし

600 :>>597あかつき丸なのであります ◆2pV1gRdG.o :2015/01/21(水) 22:31:44 ID:???
鳳翔「比叡さんの言う通り、提督とあきつ丸さんは恋愛関係にあったのではないでしょうか?」

島風「え、えええっ!?」

夕張「ま、マジですかァ!?」

まるゆ「あ、あきつ丸さん…?」

あきつ丸「………鳳翔殿、それは自分のみならず、死者をも冒涜する言葉だとわかっておりますな。
      比叡殿はまだ斟酌もするでありますが、思い付きでその言葉を補強するのは許しがたいのであります」

鳳翔「……証拠なら、あります」

榛名「ほ、本当に…?」

鳳翔「はい。この証拠品が、あきつ丸さんと提督の関係を暗示しています!」


☆突きつけろ!

1. コンビニのレシート
2. 島風の反省文
3. あきつ丸の証言A
4. タオル
5. 霧島の証言

601 :名無しのオーバーレイユニット:2015/01/21(水) 22:40:57 ID:???
3 ゴンさんがいない隙を狙うとは……汚い、流石陸軍汚い

602 :あ  きつ丸 ◆2pV1gRdG.o :2015/01/21(水) 22:54:53 ID:???
鳳翔「それは他ならぬあきつ丸さんの証言です。死体を発見した時のね」

あきつ丸「…!」

夕張「ええっと…?それってこれ、ですよね?」


☆あきつ丸の証言A
提督を探しに13:45頃に部屋を出た。その時に走って部屋に戻る島風を目撃。
その後一旦執務室に寄ってから、提督を捜索。
大浴場の戸が開いていることに気付き、死体を発見。
この時間は鳳翔も確認しており、13:50。


霧島「この証言、何がおかしいんですか…?」

鳳翔「この証言のおかしいところは…」


☆どこ?

1. 島風を目撃できない
2. 大浴場に入ったこと
3. 一旦執務室に寄っていること
4. 自由記述欄

603 :名無しのオーバーレイユニット:2015/01/21(水) 23:04:51 ID:???
1

604 :名無しのオーバーレイユニット:2015/01/21(水) 23:05:08 ID:???
3 朝、昼に風呂入ってるって言ったのに、探したとな?
  なんでですタイ?
  瑞鳳ちゃんは提督の部屋で10分間もクンカクンカタイムしてたんですタイ?

605 :あ  きつ丸 ◆2pV1gRdG.o :2015/01/21(水) 23:09:39 ID:???
鳳翔「夕張さん、1階の部屋割りを思い出してください」

夕張「えーっと…?」


☆1階の部屋割り
入口から入って右手に、死体が発見された大浴場。
こちら側にはトイレがある以外の施設はない。
入口から入って左手には、艦娘たちの私室が並んでいる。最奥は食堂へと繋がっている。
入口近くから、瑞鳳・まるゆ・鳳翔の部屋があり…。
それぞれの向かい側に夕張・島風・あきつ丸の部屋がある。


鳳翔「あきつ丸さんの部屋は、私の向かい側の部屋になっています。
    そして、私の部屋は最奥…食堂に近いところにしてもらっています」

瑞鳳「えっと…?」

鳳翔「島風ちゃんは、戻る時には誰も見なかったのよね?」

島風「うん!」

606 :>>604レディーには秘密がつきものなのよ! ◆2pV1gRdG.o :2015/01/21(水) 23:16:25 ID:???
夕張「あ…!そうか!あきつ丸さんの部屋、島風よりも鎮守府入口よりも遠いんですね!」

鳳翔「その通りです。走って部屋を戻る島風ちゃんを目撃しつつ、島風ちゃんに見られないためには…。
    最低でも、島風ちゃんよりも入口に近い部屋でないといけません」

まるゆ「じゃ、じゃあ一体どうやって…!?」

あきつ丸「……そ、それは…。その、トイレに行っていたのであります!
      トイレから戻る際に、島風を目撃したのであります!」

鳳翔「いえ、それもあり得ませんね。
    トイレに行こうとすれば、開いていた大浴場の扉に気付いたはずです。
    そうなれば、その時に提督の死体を発見していたはず」

まるゆ「あ、あきつ丸さん!本当の事を言ってください!」

あきつ丸「………。部屋を出ようとしたところで、走ってくる足音に気付いたのであります。
      それで部屋の入り口で身をひそめ、廊下の様子を窺っていたのであります」

夕張「あ、頭がこんがらがってきたんですけど…鳳翔さん、この証言は…?」


☆隠れて見ていた…ねえ

1. ええ、この証言も嘘です
2. 本当です…が、それなら何故隠れたんですか?
3. じゆうきじゅつらん

607 :名無しのオーバーレイユニット:2015/01/21(水) 23:20:26 ID:???
2

608 :ご近所の噂話鳳翔 ◆2pV1gRdG.o :2015/01/21(水) 23:27:16 ID:???
鳳翔「いえ、この証言は本当でしょう…。
    ですから、更に疑問が浮かびます。あきつ丸さん、貴女の用事は書類を見せる事だったはず。
    なら、何故島風ちゃんに見つからないように隠れていたんですか?」

島風「それもそうだね…」

あきつ丸「う………うっ…」

鳳翔「加えて、書類をもしその時持っていたならば…。
    何故、大浴場に足を踏み入れたんですか?
    もちろん空きっぱなしなのは変な話ですが…朝の提督の言葉から考えて、提督が入浴していることは予想できたはずです。
    …まさか、お風呂の中で見る書類だった……なんてことはありませんよね」

あきつ丸「………完敗…なのであります…」

夕張「…そっか。だから、あきつ丸さんは自分が犯人扱いされていても黙っていたんですね…」

比叡「お、落ち着いてる場合じゃないでしょ!この人が浮気なんてしなかったらお姉様は!」ウワーン

鳳翔「(……提督とあきつ丸さんの関係、それは本当に【浮気】だったんでしょうか?)」


☆どうなのさ日向

1. 浮気だろそりゃあ
2. そうとも言い切れない



609 :名無しのオーバーレイユニット:2015/01/21(水) 23:27:58 ID:???
2
戦力になんないからなあきつ丸

610 :>>609このあきつ丸はきっと強いのであります ◆2pV1gRdG.o :2015/01/21(水) 23:37:46 ID:???
鳳翔「……いえ、そうとも言い切れません」

比叡「ひえっ!?」

夕張「え、ええっ!?提督とあきつ丸さんがそういう関係かもって言ったのは鳳翔さんじゃないですか!」

鳳翔「私が言いたいのは、提督と金剛さんが本当にケッコンしていたか…。
    そういうことです。……金剛さん、そろそろ、話してもらいましょうか。動機について…」

金剛改二「……オーケィ……。敗北D……ネ…」



☆自白用BGMを聞きながらお待ちください
https://www.youtube.com/watch?v=MZZ7FIehbj0

611 :名無しのオーバーレイユニット:2015/01/21(水) 23:46:11 ID:???
コップ兼用するぐらいなのに、部屋が別々ってねえ

612 :自白 ◆2pV1gRdG.o :2015/01/21(水) 23:51:31 ID:???
全ては、提督とケッコンしてもらうために、金剛が提案を持ちかけたのが始まりだった。
【本当にケッコンしたい娘が現れるまで、私とケッコンをして欲しい】
金剛は、本当はそんなことは考えておらず、それまでに提督を完全に籠絡し、相思相愛になるつもりだった。
そんな金剛の思惑には提督は気付かず、提督はその話を受け入れてしまう。
それは提督自身、金剛に愛情は抱かずとも親愛を抱いていた…ということだろう。これが裏目に出てしまうのだが。

……そんな二人の関係が壊れたのは、あきつ丸が着任してしばらく経ってからだった。
あきつ丸と報告書の練り直しを進める提督。
一見なんてことのないこの光景に、その匂いを感じ取ったのは金剛自体がそれに強く焦がれていたからだろう。
そう、金剛の激しいアタックになびかなかった提督は、あきつ丸に恋心を燃やしたのだ。

金剛は焦った。このままでは、あきつ丸に提督を奪われてしまう。
しかも自分はケッコンの時の約束で、提督が誰かを好きになることを認めてしまっていたのだ。
どうしようどうしよう、と焦るうちに、提督とあきつ丸はその関係をますます深めていく。
…その頃だった。金剛が通電スイッチを作ったのは。
もちろん、金剛はこれで提督や誰かを殺そうなどとは思っていなかった。
このスイッチで誰かしらに危害を加えれば、あきつ丸が鎮守府から追い出されるのでは…。
そんなことさえ思ってしまうほどに、金剛は追い詰められていた。


事件当日の朝。
提督は金剛に向け、書類の撤回を大本営に連絡すること。
そして、改装したあきつ丸と改めてケッコンすることを告げた。
もちろん金剛は納得できるはずもなく、食って掛かる。これこそが、島風の見た喧嘩の真相だった。
…そして、金剛はこの時提督の殺害を決意する。
作ったスイッチを使い、自分と提督の関係を狂わせたあきつ丸に罪を擦り付けることも……。

613 :自白 ◆2pV1gRdG.o :2015/01/22(木) 00:00:27 ID:???
金剛改二「……後は、鳳翔の推理した通り…。私は提督の牛乳に睡眠薬を入れ…。
       執務室を適当な理由で出た後、大浴場に入って………」

金剛改二「…私の自白は、これでおしまいネー」

瑞鳳「……勝手な理由で提督を殺してっ…!」

金剛改二「………」

夕張「…申し訳ありませんけど、縛らせていただきますよ。憲兵も間もなくいらっしゃいますから」

金剛は何の抵抗もせず、先ほどまでのあきつ丸と同じ状態になる。
そして……憲兵は全ての事情を夕張と鳳翔から告げられ、金剛は憲兵に連行されていった。
比叡たち三姉妹は、ただ寂しそうな瞳でその背をじっと見つめていた……。


それから数日後…。輸送任務はそれぞれ別の鎮守府へと振り分けられることとなった。
つまり、この鎮守府の解体が大本営から通達されたのだった。

夕張「………はぁ……」

鳳翔「夕張さん、どうなさったんですか?」

夕張「いえ……なんというか、やるせないなって…」

614 :自白 ◆2pV1gRdG.o :2015/01/22(木) 00:11:43 ID:???
夕張「…あれだけ仲のよさそうだった、提督と金剛さんが実はそんなことになってて…。
    金剛さんが提督を殺すだなんて、やっぱり…なんだかなって思ってしまいますよ」

鳳翔「……そう、ですね…。ただ、金剛さんはとても情が深い方だった…そう思いますよ」

夕張「…?」

鳳翔「牛乳を買わず、比叡さんたちにも睡眠薬入りの牛乳を振舞っていたら…。
    私も、金剛さんをあそこまで追い詰めることは出来なかったと思うんです。
    …彼女自身も、それが疑念を呼ぶという事はわかっていたはず。でも、それでも……」

夕張「ただその日遊びに来ただけの比叡さんたちに睡眠薬は飲ませられなかった…か。
    ……やっぱり、やるせなくなっちゃいますね。何か違えば、こんなことにはならなかったんじゃないかって…」

鳳翔「………」

それについては、鳳翔も思うことだった。
自分が何か事件前に気付いて、何か出来れば…。
そう思うことは意味のない事なのだが、そう思ってしまう。

夕張「…さて、荷造り進めちゃいましょうか。次も、鳳翔さんと同じ鎮守府が個人的には嬉しいですね!」

鳳翔「ふふ、料理気に入っていただけたんですか?」ニコ

その残滓を振り切るように、夕張が踵を返す。
鳳翔も、夕張の後に続き、その場を後にするのだった。
…………

615 :道徳用教材 ◆2pV1gRdG.o :2015/01/22(木) 00:15:45 ID:???
―――

金剛「と、いう訳デース!愛のないケッコンは皆を不幸にするので注意するようにネ!」

提督候補生A「ひ、ひえぇぇっ…」

提督候補生B「こ、殺されるなんて冗談じゃないぜ!」

提督候補生C「金剛教官も殺しちゃうんですか?」

金剛「もー!RealとFictionを一緒にしたらNOなんだからネ!」

だよなー ねー わいわい

後の提督「………」

金剛「ヘーイ!今のVideo、ちゃんと見てた?」

後の提督「鳳翔さんのお尻撫でてみたいな…」ボソ

金剛「………」

金剛「……ハーイ、皆残りは自習ネー。キミだけはちょっとこっち来るネー」ズルズル

後の提督「う、うわああああああああああああ!!!!」


お わ り

616 :◆2pV1gRdG.o :2015/01/22(木) 00:22:54 ID:???
と、いうわけで…。
400レスにも渡った鎮守府湯けむり鳳翔さんは見た密室殺人事件SPが無事完結となります。
くぅ〜疲れました

色々と稚拙なお話で申し訳なかったですが、お付き合いいただけまして感謝します。

では次行きましょう 2票決です


1. 愉悦少女プリンツちゃん
2. ほんぺん
3. たたかえ!五航戦翔鶴!
4. 提督が素敵なお店に行く話 セカンドシーズン
5. ほか何か案があればどうぞ

617 :名無しのオーバーレイユニット:2015/01/22(木) 00:24:54 ID:???
4 

618 :名無しのオーバーレイユニット:2015/01/22(木) 00:30:04 ID:???
2

619 :名無しのオーバーレイユニット:2015/01/22(木) 00:32:42 ID:???


620 :◆2pV1gRdG.o :2015/01/22(木) 01:34:21 ID:???
今日はあちらを更新して終わりとします
お疲れ様でした

621 :名無しのオーバーレイユニット:2015/01/22(木) 02:06:36 ID:???
5 鎮守府の前で北方棲姫なるものが打ち上げられてたので少しの間保護した

622 :名無しのオーバーレイユニット:2015/01/22(木) 02:26:55 ID:???


623 :名無しのオーバーレイユニット:2015/01/22(木) 18:22:08 ID:???
長期間一緒にいたのに提督を手込めに出来なかった金剛は翔鶴さんを見習うべき

624 :◆2pV1gRdG.o :2015/01/22(木) 20:32:58 ID:???
犯人が翔鶴さんの事件とか1スレに収まるんですかね……?

625 :名無しのオーバーレイユニット:2015/01/22(木) 20:43:52 ID:???
捕まえようと思ったらJOKERが何枚必要か分かりませんが
多分、仮面ライダーBLACK_RXをショッカーで倒すぐらい難しい

626 :名無しのオーバーレイユニット:2015/01/22(木) 20:44:37 ID:???
つまり無理だと

627 :名無しのオーバーレイユニット:2015/01/22(木) 20:46:18 ID:???
未来に向かって撤退不可避

628 :名無しのオーバーレイユニット:2015/01/22(木) 21:09:36 ID:???
如月が犠牲になった件について

629 :名無しのオーバーレイユニット:2015/01/22(木) 21:13:41 ID:???
犠牲となったとみるとNARUTOコラを思い出して不覚にも笑ってしまった
すまぬ

630 :名無しのオーバーレイユニット:2015/01/22(木) 21:15:08 ID:???
あんなシビアな物語なんだね。

631 :◆2pV1gRdG.o :2015/01/22(木) 21:48:15 ID:???
>>625 無理じゃないか!
>>627 これは逃げているのではない、後ろに向けて進軍しているのだ
>>628 アニメ絶許
>>629 如月は犠牲になったのだ…主人公の成長の犠牲にな…
>>630 んー、その辺り作る人のサジ加減って感じがかなりありますね。
     注意しないとあっさりキャラロストする辺りはまあゲーム準拠ではあります。
     個人的にはzipの蒼龍轟沈を思い出して胸糞になりましたが


では愉悦少女を始めますので少々お待ちください

632 :だんけだんけ ◆2pV1gRdG.o :2015/01/22(木) 22:11:25 ID:???
―前までのプリンツちゃん
プリンツちゃんはお正月にビスマルクとお年玉をもらいに奔走した。
したら、ビスマルクと提督がデートに行くことになっていた。
イムヤと瑞鳳と一緒にデートのお手伝いをしたところ、二人は実は提督が好きだったらしい。
距離を縮める二人の姿に、プリンツは謎の感情を抱く。
その感情の正体はとある人物たちが【愉悦】と呼ぶ感情であった…。


633 :だんけだんけ ◆2pV1gRdG.o :2015/01/22(木) 22:30:49 ID:???
プリンツ「(はぁ……。あれからAdmiralさんと姉さまの仲、進展してないんだよね…)」

艦娘としてのケッコンカッコカリは済ませたが、その先には中々進めていない。
イムヤと瑞鳳はそれを希望とし、まだ諦めてはいないようである。
混沌とした状況、プリンツは退屈を感じていた。

叢雲「…プリンツ、どうしたのよ。アンタ、こんなところで」

プリンツ「あ、叢雲さん。どうしたんですか?」

叢雲「これと言って用事があるわけじゃないけど…元気なさそうだったから。アンタ、いつも姉さま姉さまうるさくて元気じゃない」

プリンツ「あはは…そうなんですけどね。姉さま、提督と早く結婚しないかなーって」

叢雲「――」

プリンツ「……!」ゾワワッ

何気ないプリンツの言葉に、一瞬言葉を失う叢雲。
彼女を見た瞬間…。プリンツの脳をあの時と同じ感情が走り抜けていく。

叢雲「…そうね。……ん?どうしたのよ、プリンツ」

プリンツ「あ…いえ、なんでもないんです!」

634 :だんけだんけ ◆2pV1gRdG.o :2015/01/22(木) 22:34:12 ID:???
そう?と疑問には思った叢雲だったが、彼女にも仕事はある。
プリンツをそのままに、どこかへと去っていった。

プリンツ「い、いったい私はどうしたのかな…?うーん……」


☆どうしようかプリンツちゃん

1. とりあえず、ビスマルク姉さまの恋路を応援しよう
2. この感情の正体を知るために、鎮守府の外に出てみよう

635 :名無しのオーバーレイユニット:2015/01/22(木) 22:36:13 ID:???
2

636 :だんけだんけ ◆2pV1gRdG.o :2015/01/22(木) 22:45:39 ID:???
プリンツ「(この前から、なんなんだろう…)」

妙な高揚感、ゾクゾクと快感が背を走るような…。
今までに体験したものではなく、プリンツはこの新たな感情に大いに困惑していた。
何か自分が変わってしまったのかもしれない。
その不安と、どう変わったのか知りたいと言う好奇心。
気付けばプリンツは、鎮守府の外へと出ていた。

プリンツ「今日もいい天気ですねー。うーん、こんなので感情の正体がわかるのかなあ?」


プリンツが出会った人↓

637 :名無しのオーバーレイユニット:2015/01/22(木) 22:47:06 ID:???
菫さん

638 :だんけだんけ ◆2pV1gRdG.o :2015/01/22(木) 22:50:17 ID:???
☆まさかの菫さん

1. ガチャスレ次元の菫さん
2. 淡に京ちゃんを取られた菫さん
3. 普通の菫さん
4. なんかその他

639 :名無しのオーバーレイユニット:2015/01/22(木) 22:52:01 ID:???
4
ガチャスレでデレ甘になったのに
リアルで淡に京ちゃん取られたパーフェクトルーザー菫さん

640 :残酷なるその姿 ◆2pV1gRdG.o :2015/01/22(木) 23:18:42 ID:???
菫「……で……だ……う…だ…」フラフラ

プリンツ「(あ、あの人…なんだろう、すごく危なそう)」

多分身なりをきちんとすれば美人なのだろうが…。
髪もボロボロ、ぎらついた瞳がそれを台無しにしていた。
その意識は今ここにはないようで、通り過ぎる人波などまるで目に入っていないようだった。

プリンツ「(……でも、なんだろう。
       あの人の話を聞いたら、私…一歩踏み出せそうな気がする…)」


☆この菫さんをどうする?

1. お話を聞く
2. 無視する
3. 仲間に加える

641 :名無しのオーバーレイユニット:2015/01/22(木) 23:20:32 ID:???
3

642 :愉悦覚醒 ◆2pV1gRdG.o :2015/01/22(木) 23:34:18 ID:???
プリンツ「(そうだ、お友達になろう。うん。事情なんてかわいそうで聞けないよ…)」

…彼女は愉悦趣味に目覚めたが、良心的な少女だった。
深く傷ついているであろう菫に、手を差し伸べたのだ。
結果として、この選択が……プリンツをより強力に目覚めさせる結果となったのだが。

菫「…ああ…そうだ京太郎、私も大好きだぞ」ウフフ

プリンツ「……あの、もしもーし?」

菫「あ……?」

プリンツ「あの、もしよかったら…お友達に……」ニコ

菫「お、お前えええええ!!!お前が話しかけるから、いなくなっちゃったじゃないか!!
   折角京太郎が私のところへと帰って来てくれたのに!
   お前がお前がお前があああああああああああッ!!」ガシィィッ

プリンツ「きゃ、きゃああああ!!?」

狂乱した瞳で、プリンツを抑えつける菫。
その彼女の狼藉に、プリンツは……。

プリンツ「きょ、キョウタローって人は、戻ってきません!あなたみたいな人のじゃありません!」

怒りに任せ、知りもしないことを吐きだした。


643 :愉悦覚醒 ◆2pV1gRdG.o :2015/01/22(木) 23:42:40 ID:???
菫「ひっ………あ。ああああああ。あああああ。ああああああああ。
  あ……ああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!」

その言葉に現実の記憶が菫に蘇ったのか、絶望の絶叫を吐きだす。
それと同時に、プリンツは笑っていた。
理解した。
理由はわからないし、考える気もない。ただ、自分の感情がどういう由来のモノか。
そして、それが自分にとってどれほど素晴らしいものか、それに目覚めたのだ。

プリンツ「(ああ…!そうか、こういう人の顔が見たかったんですね、私!
       そっか、そうだよねー。そういえばイムヤさんたちもこんな顔…。
       いやあ、こんなに顔面崩壊なんてしてなかったかー)」

菫「いっ、いやだっ、うそだ、そんなのわるいゆめなんだ……」グスグス

プリンツ「(ふふふ……。いい顔…。そっかあ、これかあ!)」


☆愉悦少女プリンツ

1. さあ、勧誘しよう
2. もちろん、もっと絶望させよう
3. うーん、他に手ごろな人いないかな?
      

644 :名無しのオーバーレイユニット:2015/01/22(木) 23:43:48 ID:???
1

645 :愉悦覚醒 ◆2pV1gRdG.o :2015/01/23(金) 00:09:20 ID:???
プリンツ「あの、察するにあなた、失恋したんじゃないでしょうか?」

その言葉に何も答えず、ただ目の前の女性は鼻をすすり嗚咽を漏らす。
そうか、そうなのだ。返答をしないことが、何よりも雄弁な返答だった。
崩れ落ちる菫に甘く甘く、恋人に語り掛けるように、プリンツは言葉を落としていく。

プリンツ「私、あなたの手助けをしてあげたいんです」

菫「………?」

プリンツ「…というかな?あなたの願いが叶えばいいなあ、って思っているんです」

菫「ど、どういうことなんだ…」

プリンツ「あれ?意外に根は冷静な方なんですね?
      さっきまで狂っていたとは、ちょっと思えないなあ」

まあ、あのぐらい狂している相手では話が出来ないか、と思い直す。
そう、まずは話を聞きださねばならない。

菫「一体何を…」

プリンツ「やだなあ。さっき言ったじゃないですか。お友達に、なりたいんですよ。
      まま!とりあえずは誓いの盃をあちらの喫茶店でかわしましょう!」

646 :愉悦覚醒 ◆2pV1gRdG.o :2015/01/23(金) 00:27:26 ID:???
プリンツのその人懐っこく見える態度に絆されたのか、ぽつぽつと菫は語り出した。
自分はある男子生徒に助けられたこと。
偶然その男子生徒が自分の学校に転校することになったこと。
そして、その男子生徒は後輩とくっついてしまったこと。
後になるにつれて、その表情はどんどん暗いものとなっていった。
心底同情したような顔をしていたプリンツは、背筋に走る愉悦の衝動に内心悶えていた。

プリンツ「(ああ、すごいよこの人!こんな人に会えるなんて本当ラッキーかも!)」

菫「…しかし、プリンツ…さん?私を手助けすると言っても、どうすれば…」

プリンツ「あ、えーっとね……」


☆菫さんを救って差し上げよう

1. 略奪愛だよ、スミレさん!
2. 別の男を探そう、スミレさん!
3. 自分より不幸な人を見つければいいんだよ、スミレさん!
4. 自由記述欄

647 :名無しのオーバーレイユニット:2015/01/23(金) 00:40:00 ID:???
1

648 :愉悦覚醒 ◆2pV1gRdG.o :2015/01/23(金) 00:53:40 ID:???
プリンツ「その後輩から、その好きな人、奪えばいいんじゃないかな?」

菫「なっ…そんな……。そんな隙があるようには…」

俯き、そんなことは出来ないと渋る菫。
先ほどまでの狂気が消えてしまえば、善良な性格をしているのだろう。
プリンツは人懐っこく笑み、その手をぎゅっと両手で包み込む。

プリンツ「大丈夫!だって、そんなにアタックしてたなら…その後輩から見たら、隙があるように見えなかったと思うよ。
      でも、その後輩の子は見事スミレさんから略奪したんだもん」

だから、きっと。

プリンツ「スミレさんにもできるよ。ううん、もっと上手くやれると思うな」

菫「そ、そうだろうか……。なら、アタックしてみようかな…」

プリンツ「………」ニコ


☆悩み解決!プリンツちゃんは優しいなあ!

1. 菫さんについていく
2. 他に悩んでる人を助けに行かなきゃ
3. 鎮守府に帰る

649 :名無しのオーバーレイユニット:2015/01/23(金) 01:00:38 ID:???
1

650 :◆2pV1gRdG.o :2015/01/23(金) 01:04:25 ID:???
愉悦に目覚めたプリンツちゃんが菫さんをそそのかす話ですね…。
ともあれ、菫さんに着いていくので、今回は菫さん以外のお悩み解決はできません。
果たして、略奪愛なんてできるのか…?!

651 :名無しのオーバーレイユニット:2015/01/23(金) 01:07:35 ID:???
そんなに価値のある男には見えないんだよね。

652 :名無しのオーバーレイユニット:2015/01/23(金) 13:30:36 ID:???
他にも回れたら遠征中に○きつ丸さんに提督NTRされた金剛さん(ケッコン済み)とかジュウコン直前の神通とかにも会いたかった
残念である

653 :名無しのオーバーレイユニット:2015/01/23(金) 22:24:04 ID:???
事の顛末はみたいけどね。

654 :◆2pV1gRdG.o :2015/01/23(金) 22:39:49 ID:???
今日はすみません、おやすみします
ので、プリンツちゃんもう一人と会うことにします

↓プリンツちゃんが菫さんの次に出会った人

655 :名無しのオーバーレイユニット:2015/01/23(金) 22:48:28 ID:???
神通

656 :◆2pV1gRdG.o :2015/01/24(土) 19:54:47 ID:???
ヒエー!

>>651 価値実際ないですしね(無慈悲) まあでもガチャスレ菫さんにとっては命の恩人ですしね
>>652 これが愉悦部か…!

那智改二&初霜改二実装おめでとうございます!!
那智の更なる改装には歓喜した提督も多いのではと予想

657 :名無しのオーバーレイユニット:2015/01/24(土) 20:21:09 ID:???
那智さんは使ってる人多いですからね。

658 :>>657それに、他の姉妹は改二実装されてましたしねー ◆2pV1gRdG.o :2015/01/24(土) 20:45:05 ID:???
プリンツ「それじゃあ、早速その男の子に会いに行こうよ!」

菫「さ、早速か…?そうだな!思い立ったが吉日だというしな、待っていろ京太郎!」ヒャッハー

プリンツ「(失敗するだろうなあ)」ニコニコ

何と驚いたことに、菫は今日部活…どころか学校をサボっていたとのこと。
なので学校に行けばその男子生徒と、後輩はいるとのこと。
こうしてプリンツは、彼女に着いていって白糸台高校に向かうことになったのだった。

菫「よし!寝取るぞ寝取るぞ寝取るぞ…!」ゴォォォ

プリンツ「うんうん、燃えてるねえ」

菫「もちろんだ!……って、その軍人然とした衣装では問題があるんじゃないか?」

プリンツ「あ、そうだねー。えーっと……それじゃあ…」



☆プリンツちゃんはどうする?

1. 菫さんの予備の服を借りる
2. 菫さんの体操着を借りる
3. まあこの格好のままでも問題はないでしょう!
4. そのた

659 :名無しのオーバーレイユニット:2015/01/24(土) 20:50:52 ID:???
2

姉が完全陥落(無自覚)してる事に気づいてて姉に幸せになって欲しい気持ちと嫉妬心の板挟みになってる神通とか最高にそそる
と思うのであります

660 :名無しのオーバーレイユニット:2015/01/24(土) 20:54:09 ID:???
みんな死あわせになってほしいのです!

661 :>>659今後の本編の神通さんですかァ!>>660絶滅エンドはNG ◆2pV1gRdG.o :2015/01/24(土) 21:13:50 ID:???
プリンツ「えーっと、それじゃあ体操着を貸してもらえるかな?」

菫「ああ、それがいいだろう。ジャージ等持ってくるから少し待っててくれ」

菫の持ってきた体操着とジャージを着こみ、白糸台へ潜入するプリンツ。
彼女自身の年恰好が近いこともあってか、見とがめるものはほとんどいない。
…男子生徒が何人か、見目麗しい美少女に見とれてはいたが。

菫「……ここだ。この麻雀部室に二人はいるんだ」

プリンツ「Mahjong…ああ!そういえばそういうスポーツ?ありましたね!」

菫「なんだ、麻雀をあまり知らないのか?こんなご時世に珍しいな」

誠子「あれ、弘世先輩?宮永先輩から今日は休みって聞いたんですけど、来てたんですか?」

菫「! あ、ああ。調子が良くなってきたからな、顔だけ出そうと思って」

誠子「弘世先輩は真面目ですねー。あれ、そちらの金髪の子は…?」

プリンツ「あ、私スミレさんに部活の案内をしてもらっているんです!」

誠子「ああー、部活見学の子かあ。全国行ってるからそれなりには厳しいと思うけど……。
    指導はそれだけ充実もしてるし…ま、よく見て行ってよ」

プリンツ「はい!」

662 :愉悦少女プリンツ ◆2pV1gRdG.o :2015/01/24(土) 21:34:23 ID:???
プリンツ「奪った後輩ってあの子ですか?」コソ

菫「いや、亦野は違う。とりあえず、部室に入ろう」

かなり広い部室内に、いくつもの麻雀卓がずらりと並んでいる。
いくつか空いている卓はあるものの、ほとんどの卓では4人が座り対局を始めていた。

プリンツ「すごい活気ですねえ、スミレさん!…あれ?」

菫「……」ギロ

プリンツ「(あ、後輩さん見つけたんだね。どれどれ)」

睨みつけるような菫の視線を追っていくと、一つの卓にたどり着いた。
そこには金髪の少年と、小柄な金髪の少女。眼鏡をかけた茶髪のショートカットの少女。
もう一人、女子生徒はいるが…。菫の視線からは外れているように見える。

プリンツ「(男子生徒は一人しかいないし、あの子だね!
      えーと、スミレさんがターゲッティングしてる子は誰だろう?)」


☆心眼(偽)

1. あの金髪の子だね!
2. あっちの眼鏡の子だね!
3. いやいや、あの女子生徒だよ!

663 :名無しのオーバーレイユニット:2015/01/24(土) 21:35:50 ID:???
1

664 :愉悦少女プリンツ ◆2pV1gRdG.o :2015/01/24(土) 22:03:46 ID:???
☆プリンツちゃんの愉悦力が上がりました


プリンツ「(あの…金髪の子かな?)」

遠目からでも、件の男子生徒によく絡んでいる様子がわかる。
それに、身に纏っている幸せのオーラ。
菫の狙いは彼女だと、プリンツは確信する。

菫「……よし、そろそろ対局が終わるな」

プリンツ「それで、どうするつもりなの?」

菫「ああ…。対局で淡の奴をぶちのめし、私に惚れさせる!」

プリンツ「(うわぁ、ビックリするほどビジョンが酷いよぉ…)」

愉悦よりも残念な気持ちになってしまう。
失敗するのは目に見えているとはいえ、こんな残念な作戦を実行させていいのか…?


☆どうするよこいつ

1. そんなこと考えてたから、取られたんですよ?
2. 私がなんとかしますから、二人きりになってください
3. まあいいや、黙ってみてよう
4. (無言の腹パン)
5. そのほか

665 :名無しのオーバーレイユニット:2015/01/24(土) 22:07:13 ID:???
3

666 :名無しのオーバーレイユニット:2015/01/24(土) 22:08:49 ID:???
5
麻雀で勝つ前に女として勝つべきです

667 :愉悦少女プリンツ ◆2pV1gRdG.o :2015/01/24(土) 22:25:16 ID:???
プリンツ「(はぁ……こんなんじゃ楽しくな…うん?)」

そこでプリンツは、何故菫がこんな作戦を思いついたのかに気付いた。
それはすなわち、菫は淡に対して麻雀の実力で負けたから取られたのだと思っているのだ。
言い換えるならば、女性としての魅力は自分が勝っていると確信しているのだ。

プリンツ「(あぁ〜、なるほどなるほど!……その予想、正しいといいですね〜?)」ニコニコ

菫「さあ、対局するぞ!」ダダッ

京太郎「あっ、菫さん。来てたんですか?」

淡「なになに?菫先輩、勝負すんの?そっちの子も?」

プリンツ「あ、いいえ。私は見学なんですよー」

京太郎「(あっおもち!…い、いや!俺は淡と付き合い始めたんだし、そういうのは…)」

淡「んじゃ、たかみ先輩ももう一局付き合ってくださいね!」

尭深「うん」コク

菫「(その余裕もこれまでだ!今まで私の目の前でイチャイチャイチャイチャイチャイチャして…!
   京太郎を寝取ったら、100倍にして返してやるからな!)」グフフ

プリンツ「(……あれ?大変なことに気付いちゃったんだけど…)」

668 :愉悦少女プリンツ ◆2pV1gRdG.o :2015/01/24(土) 22:32:13 ID:???
              ___
           '__ヽ \ ,---,__
          >'       ̄  `<
     ,---.、>'     ,           ヽ__
     {:゚::゚::゚:/,   ,.  /.!   } ,!.   、 ヽ}::゚:::ヽ
   ┌:'l::゚::゚::゚l/  l / l.  / / \  } l.l::゚::゚::;!、   (そもそも麻雀で勝てるのかな、あの人……?)
   ヾ::}::゚::゚::゚l 、  レ'● l/_ノ ●ヽ/ l }::゚::゚:{!゚:}
     j:l::゚;.==ヽ\l             l/<::゚::゚/:゚/
     ゞ==:{ ^ヘ             l, .}_>'::゚:;!
     /::゚::゚>‐ 、         /ーl:\}ノ
    ⌒/ ̄l  l \   ⌒   /  l⌒ l
     /  l  Y ,>  _  < /  .l   ∨
     / .   l   ∨ \    //    l   ∨
   /   _l   ∨- ./V.l__../ / /_   ∨
  /    / l l   マ::::::r=i´:// ./   ヽ   ヽ


どうだよ→! card

クラブ→菫さん、僅差で勝利
JOKER→まさかの菫さん大勝利
クラブA→京ちゃん、プリンツちゃんの虜に
それ以外→ボロ負け



669 :名無しのオーバーレイユニット:2015/01/24(土) 22:33:24 ID:???
どうだよ→ スペード5

670 :名無しのオーバーレイユニット:2015/01/24(土) 22:39:47 ID:???
ダメです

671 :愉悦少女プリンツ ◆2pV1gRdG.o :2015/01/24(土) 23:06:11 ID:???
淡「ダブルリーチ!カン!ツモ!」

淡「ダブルリーチ!カン!ツモ!」

京太郎「あ、ロン」

尭深「ツモ…」

淡「ダブルリーチ!カン!ツモ!」

プリンツ「う、うわぁ……」

一方的な戦場に、プリンツは呆れの混じった吐息を吐きだす。
ぶっ倒す!と宣言した菫は一度も和了できず、ひたすらになぶられ続けた。
彼女の自信は一体どこから生まれていたと言うのだろうか。

菫「そ、そんな……こんなはずじゃ…」ブツブツ

淡「へへーん、どうだキョータロー!」

京太郎「ああ、すごかったな。はい、お菓子あーん」

淡「えへー、あーん」

菫「ああああああああああああああああああああああああああああ!!!」

プリンツ「(うーん、でもいい悲鳴だなあ)」ゾクゾクゾワゾワ

672 :愉悦少女プリンツ ◆2pV1gRdG.o :2015/01/24(土) 23:30:44 ID:???
抜け殻となった菫を放置して、プリンツは白糸台高校を出た。
体操着を返し忘れていたことに気付いたが、上手いこと渡す方法も思いつかない。
ジャージに苗字は刻印されているので、女子トイレにでも置いておけばそのうち発見されるだろう。

プリンツ「さーて、結構移動しちゃったなあ。鎮守府の方に帰らないと」ピッピッ

プリンツ「あ、もしもし。Admiralさんですか?」

提督(ビスマルク愛)「む?プリンツか、外出しているようだが…どうかしたか?」

プリンツ「そろそろ帰ろうと思って、一応連絡をしたんです。今えーと、白糸台です!」

提督(ビスマルク愛)「そんなところに一体なんで…。まあいい、そこなら帰りに司令部に寄って来てくれ。
              プリンツとビスマルクの改装案が届いたらしいのだ」

プリンツ「はーい、わっかりました!」ピッ

………

673 :愉悦少女プリンツ ◆2pV1gRdG.o :2015/01/24(土) 23:32:00 ID:???
プリンツ「(あれ?なんか艦娘とか結構いるなあ。
      ひょっとしたら、どこかの基地から一時的に戻ってきてたりするのかな)」キョロキョロ

神通「……あの、どうかなさったんですか?」

プリンツ「あっ、いえ。今日は随分人が多いなーって」


☆この神通ちゃんは?

1. 提督とジュウコンしてます
2. 提督とのジュウコン前です
3. 普通の神通ちゃんです
4. その他です

674 :名無しのオーバーレイユニット:2015/01/24(土) 23:38:50 ID:???
4
提督とジュウコン済みかつ、無自覚提督LOVEな川内に幸せになって欲しいけど提督との距離が近い川内に嫉妬している神通

ニッコリ

675 :名無しのオーバーレイユニット:2015/01/24(土) 23:41:05 ID:???
4
提督とのジュウコン直前神通
姉が提督に惚れてる事も感付いてる
提督が衣笠へ度重なるセクハラもしてる

676 :名無しのオーバーレイユニット:2015/01/25(日) 00:01:19 ID:???
「今は悪が微笑む時代なのだ!」

677 :愉悦読者 ◆2pV1gRdG.o :2015/01/25(日) 00:06:18 ID:???
プリンツ「(……なんだろう、この人もある気がする…)」

神通改二「ああ、実は私の所属している、南方海域の鎮守府の面々が一時帰国しているんです。
       そういうわけで少しお騒がせしてしまうかもしれません」

プリンツ「あ、いえ、いいんですよー」

目ざとい彼女は神通がケッコン済み…ということまでは一目に見抜いた。
(単に指輪を見ただけ)
そしてその感覚から、先ほどの菫と同じように心に愉悦の種が植わっていることを何となく知覚する。

プリンツ「(でも……見えない)」

神通改二「あの…私がどうかしましたか?」

プリンツ「(本当にこの人に、さっきのスミレさんみたいな弱点があるのかな…?)」


☆二水帝vsプリンツ

1. とりあえず会話だ!
2. とりあえずこっそり後をつけてみよう
3. そのほかちゃん

678 :名無しのオーバーレイユニット:2015/01/25(日) 00:13:05 ID:???
1 弱点……常識人なところとか、翔鶴さんに容赦ないところとか、
あと焚き付けても絶対な引きそう無いところとか
うむ、思ったより弱点だらけだな!

679 :名無しのオーバーレイユニット:2015/01/25(日) 00:16:02 ID:???
な引き → なびき 誤字るって、やーね。
もうプリンツちゃんが変なヘルメット被ってるイメージしかわかないよ

680 :名無しのオーバーレイユニット:2015/01/25(日) 00:17:32 ID:???
俺は激辛麻婆食べてる姿を幻視した

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