キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【悩むな】鈴仙奮闘記25【斬れば分かる】

894 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/02/03(火) 22:33:23 ID:???
A:これで決める!『マインドエクスプロージョン』だ!(威力:60+1/4で敵GKに転倒ペナ(−4))250消費

鈴仙「これで決める……!」

グワァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ……!!

鈴仙の心に迷いは無かった。どんな形であれ、妖夢との決着をつけた以上、もう悔いは無い。
後はほぼ傾きかけている天秤を、感情の爆発で振り切らせてやるのみ。鈴仙は、大きく右脚を振った。
たったそれだけで、鈴仙のスーパープレイを何度も見てきた観客は息を呑んだ。

実況「で、出た〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ!! いよいよ試合を締めくくらんと、鈴仙選手が動いた!
大きく足を振りかぶって、瞳を真っ赤に光らせて鈴仙選手! 全力を解き放ちます!」

レミリア(観客席)「(素晴らしい。 単体でも私の『マスターオブレッドサン』以上のシュートが撃てるとは。
無論、体力の消耗度等差はあろうが――こと決定力では、私も追いつかれたかもしれないわね。
……守備力と突破力では、まだ負けてないけどね)」

反町(観客席)「(鈴仙さん……俺が『ポイズンヘッド』なんてちゃっちいシュートを編み出してる間に、
こんな凄い――あの忌々しい日向にも引けを取らないシューターになっちゃうなんて……)」

星(観客席)「(――鈴仙。 今の貴女なら、伊吹萃香さんみたいな一流のGKが相手でも、充分に抜けます!
だから、もっともっと、自信を持って……決めちゃってください!)」

観客席に居る同職のFW達は既に、鈴仙がこれから繰り出すシュートの威力の凄まじさを充分感じ取っていた。
一流のストライカーは技術やパワー以上に、その本人が見せる気迫こそが重要とは良く言われる事だが、
今必殺のシュートを放とうとする鈴仙からは、確かに一流のストライカーに相応しい風格があった。
この時の鈴仙は、普段の臆病で弱虫な少女では無い。戦場にて銃を振るう、熟練の戦士そのものだった。

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0ch BBS 2007-01-24