キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【天ぷら】鈴仙奮闘記26【大好きです。】
1 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2015/02/06(金) 23:57:19 ID:???
このスレは、キャプテン森崎のスピンアウト作品で、
東方Project(東方サッカー)とのクロスオーバー作品です。
内容は、東方永夜抄の5ボス、鈴仙・優曇華院・イナバがサッカーで師匠を超えるために努力する物語です。
また、ストーリーやカードの展開次第で、いくつかのキャプテン森崎のキャラクターも、
それぞれの思惑を持ちながら、幻想郷の住人との交流を通じてサッカーを極めていくことになるでしょう。
他の森崎板でのスレと被っている要素や、それぞれの原作無視・原作崩壊を起こしている表現。
その他にも誤字脱字や稚拙な状況描写等が多数あるかと思いますが、お目こぼし頂ければ幸いです。
☆前スレ☆
【悩むな】鈴仙奮闘記25【斬れば分かる】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1420820255/
☆過去ログ・攻略ページ(キャプテン森崎まとめ@Wiki内)☆
http://www32.atwiki.jp/morosaki/pages/104.html
☆あらすじ☆
ある日突然幻想郷にやって来た外来人、アラン・パスカルと中山政男との出会いにより、
師匠、八意永琳に並ぶ選手になると決心した鈴仙・優曇華院・イナバ。
選抜大会で活躍し、全幻想郷代表の一員となる事を目標として来た鈴仙はある日、
自身が『プロジェクト・カウンターハクレイ』のキャプテン候補に選ばれている事を知る。
それは霊夢や紫達幻想郷に敵対し、以て幻想郷の価値観を覆すという壮大な計画。
全幻想郷の一員として戦うか、それとも幻想郷を敵に回すか。 大会後の鈴仙には今、二つの選択肢が設けられていた。
全幻想郷代表選抜大会予選リーグ第3回戦・西行寺亡霊連合との試合を2−0で勝利した永遠亭ルナティックス。
予選リーグを全勝で終え、決勝トーナメントの一位通過が確定した鈴仙達だったが、鈴仙の表情は苦い。
鈴仙の友人にして西行寺亡霊連合のFW・魂魄妖夢の迷いと決意を知ってしまったからだ。
「ただ、強くなりたい」。それだけを願って、野心溢れる政治家・豊聡耳神子の軍門に入ろうとする妖夢の道は、
果たして本当に正しかったのか。鈴仙にも、妖夢本人にも分からぬ問いへの答えは見つからない。
――しかし、鈴仙には立ち止まって友を顧みる猶予すら与えられない。
鈴仙の成長による幻想郷の崩壊を怯える境界の妖怪。その式が今、主の命令を超えて、鈴仙に接触しようとしていた。
109 :
森崎名無しさん
:2015/02/09(月) 19:37:20 ID:???
個人的に紫の提唱するRG7は気に食わんなあ
原作でのRJ7は年齢的にユースはそもそも無理だったから
選手たちの焚き付けにするってのも納得できたけど
こっちはただ単に当て馬にする気満々だし
110 :
森崎名無しさん
:2015/02/09(月) 19:48:10 ID:???
永琳がヒューガーに手を貸してるんじゃなくてやっぱり利用してるだけじゃないの
互いに利用価値があるから手を組んでるだけ
111 :
森崎名無しさん
:2015/02/09(月) 20:00:28 ID:???
>>109
しかも何気に一人くらいなら入れてやってもいいかも、というより一人は必ず
入れる気だね。嘘はつかないようにして。RG7としては紫様のお蔭で私もまっとうな選手に慣れた
という感想を抱くだろうね。部分的に嘘はついてないのだからなおさらタチが悪い
>>110
十中八九俺もそう思う。でもまだわからないことが多すぎる。
RG7と紫の正体は大体わかった。一番身近な味方サイドみたいなのが一番謎なのが
大きな不安要素。金がないという可能性も考えらが一応その気になれば解決手段はあるし
お金関係ではないね。下界の技術も月未満らしいし技術面面というのも少し考えにくい。
紫が若干パラノイアじみてきてるね
紫だけにパラノイア、なんつって
112 :
森崎名無しさん
:2015/02/09(月) 20:14:17 ID:???
>>109
火野と浦辺意外は年齢の問題で出場資格ないんだよねー
113 :
森崎名無しさん
:2015/02/09(月) 21:06:37 ID:???
紫はやらかし魔だから、サポートがいないと破滅、とまではいかないだろうけど、
正直ただのやらかしにやらかしまくる気がする。
ツッコミ不在の悲しさよ……みんなボケにボケボケしてボケまくるのが幻想卿よ…………
妖夢は半人前どころか1/3か1/4人前になっちまうし
(代理人も報告もなし仕事すっぽかす奴に半人前は重すぎるわ)
まこっちゃん!速く来てくれー!かみそりちょっぷを秘技をおくれー!
114 :
森崎名無しさん
:2015/02/09(月) 21:18:31 ID:???
色々ややこしいけど、自分はえーりんとカグーヤの信頼にこたえたいな。
どんな道を選んでも応援はしてくれそうだけど、やはりキャプテンになってほしいのが本音だと思うの。
115 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2015/02/09(月) 23:51:48 ID:???
こんばんは、今日も更新していきます。
>>99
さん、
>>101
さん、
>>102
さん、
>>103
さん。乙ありがとうございました!
コメントへの返信については、ネタバレになるかもですので、今回は控えさせていただきます。
ヒューガーにリアル・幻想・セブンに色々出て来てややこしいですが、少しでも分かり易く書ければと思います。
更新の前に、本文でどうしても書ききれなかった質問への回答をします。
・人里が荒れていることや、一部の宗教家の扇動について、なんら手は打たなかったのか、それとも打てなかったのか
→霊夢が出ている以上、手を打つまでも無いと考えていた。
紫は宗教家の騒ぎは一時の茶番であり、今後の幻想郷に大きな影響を与えないと思っていた。
ただし、この時点で消耗していた紫は、人間達の不満まで思いを巡らせる事は出来ていなかった。
(なんでもかんでも紫が出張して解決してたら霊夢の存在意義なくね? …となっちゃうから、というのもあります(汗))
・藍はまだ持つのか、というのは体力のことではなく、紫にばれるのではないか、という意味では?
→そこについてはネタバレになるのでノーコメントですが、藍はかなり優秀な妖怪ですので、即座にバレたりはしません。
116 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2015/02/09(月) 23:56:02 ID:???
藍はまず結論を述べた。
ここ最近での紫の衰弱と乱心の原因は、ヒューガーにあると。
鈴仙「……イマイチ、また話が掴めなくなって来たわね。 どうして、あの集団が八雲紫の衰弱に影響があるのよ?
そもそも、原因が分かっていて、そこまで深刻だったら。 さっさと追い払うなり抹殺するなりすれば良いのに……」
鈴仙は思わず、ぶっきらぼうにそう藍に言い放つ。話の筋が、また見えなくなってしまった。
藍「……例えば、宵闇の妖怪・ルーミアが力を持っているのは、人間の暗闇に対する恐れが原因だ。
妖怪は人間の恐れを介して生まれ、そして力を増していく」
藍はそんな鈴仙の反応にも意を介さず、一つ一つゆっくりと説明していく。
藍「その観点で言うと、八雲紫という妖怪は数千年……いや、それ以上に渡り、最強の妖怪だった。
人間は知能を持ったその瞬間から、自分と他者との境界に恐れ、裕福と貧乏との境界に恐れ、
そして何より、生と死との境界に恐れを抱いた。
暗闇の恐怖は火を翳せば消えるのにも関わらず、世界と世界とを隔てる見えない境界への恐れは、
どう努力しても、どうあがいても消える物では無いからだ。
故に、八雲紫はその存在を規定された時から、生まれつき最強の妖怪だった」
鈴仙「……で、今も最強なんでしょう?
暗闇が蛍光灯に淘汰され、幽谷響(ヤマビコ)が科学で証明される現在でも尚、
人間は――いや、多くの知性あるモノは全て、何かしらの境界を恐れているもの」
藍「その通り。 かつては各地を跋扈していた妖怪が科学の火の下に否定され姿を消すか、
そうで無くとも多くの力を奪われた中――紫様は、殆ど全く力を喪ってはいなかった。
だからこそ、あのお方は溢れるお力を使い、外界とは境界で隔てられた世界――幻想郷を作り上げる事が出来た。
そして……つい数年前まで、あのお方は賢者として、この幻想郷を正しく楽しく導いて下さった。
――だがしかし、あのお方のテリトリーである境界は、ヒューガーの科学の火により、あっさりと否定されてしまった……」
117 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2015/02/09(月) 23:57:04 ID:???
鈴仙は思い出す。かつて永琳が鈴仙を守る為に夜を永遠とした異変の全貌を。
あの時鈴仙は確かに、八雲紫と邂逅していた。
永琳の下、色々と強がって見せてはいたが、彼女の放つ異様な印象は今でも覚えている。
おぞましいまでの白い肌に、狂気的に明るい金色の髪。
飢えや恐怖すら忘れて、何時までも見ていたくなるほど魅力的で麻薬的な愛らしい双眸。
そして今鈴仙の前方に居る藍をも遥かに凌ぐ妖力と知力に溢れた、すらっと細長い全身。
月の玉兎としてのエリート意識が抜けきっていなかった当時の鈴仙ですら、
あの地上の妖怪は文句なしに恐怖すべき存在だと本能的に感じていた。
鈴仙は再び疑問に思う。 例えヒューガーが八雲紫という幻想を脅かす存在だったとしても、
そう簡単に、彼女を追い詰める事が出来るのだろうか?
しかし、鈴仙が浮かんだある意味核心に近い問いは――。
藍「……すまない。 今はこれ以上思い出したくない。
私にとって、尊敬し愛すべき主が、日ごとに崩れ、歪み……そして、孤立していく姿を見るのは、
あの方から暴力を受ける以上に辛かった。
だから、現時点では、【紫様が乱心したのは、ヒューガーの科学により、存在が否定されたせい】……とだけ、言うのに留めさせて欲しい」
藍が今日一番に苦しそうな表情を見せた事により、遮られてしまった。
藍「――私の思惑は、結論として言うとこうだ。
【紫様がかつて愛した幻想郷を守りたい。しかし、幻想郷らしく全てを受け入れた上で、あるべき姿を見出したい】。
だから、私は君の努力を否定はしないし、それが博麗の巫女をも打ち負かすとしたら、それもまた受け入れるべきと思う。
……如何に紫様の退廃の原因とは言え、私は、必要ならば、ヒューガーをも受け入れたいと思う。
きっと、紫様を元気にしつつ、望んだ者全てが、それぞれの幸せを抱いて暮らせる道だって、探せばある筈だ。
今からでも、かつての紫様が望み作ろうとして来た幻想郷は――きっと、作れると私は信じている」
118 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2015/02/09(月) 23:58:04 ID:???
そこから藍が紡いだ言葉は、如何にも理想論。幻想的過ぎて聞く者が聞けば失笑ものだろう。
だがしかし、そんなベレー帽を被った酒飲みの妄想のような世界を、この式神は信じていた。
かつて、自分の主人がそれを信じていたから。たったそれだけの理由で。
そんな藍を、鈴仙は笑えただろうか? いや、鈴仙は目を丸くして紫を継ぐ藍の意志を聞き取るしか出来なかった。
藍「RG7メンバーと当初のメンバーとを合体して出来るであろう、
新・全幻想郷選抜は、そのまま大会を勝ち抜いて貰いたいが――優勝してもしなくても、私は良いと思う。
勿論、君たちが優勝に賭ける想いが強ければ、私は全力でバックアップしたいと思う」
そして、ここからは私の勘というか妄想というか願望だが――と、藍は前置きして告げる。
藍「……私は、鈴仙。 君ならば――紫様の冷え切った心をも溶かして。
そして、再び楽園とも呼ばれた幻想郷の姿を取り戻すきっかけを作れるんじゃあないか。
――私は、そう思って、君の力を借りたいと思ったんだ」
鈴仙「そんな事ないです。 私は、たった一人の友達の気持ちすら、ロクに分かってやれないんですから……」
鈴仙は、藍は自分を過大評価し過ぎていると思った。しかし藍は逆の事を思っていたようだ。
藍「――そうかな。 今日の試合でも、君は様々なコンビプレーを見せてくれた。
あれは、単なる努力じゃない。 互いと互いとを結びつける、絆というか、友情の力があってこそだ。
確かに、君よりも高い能力を持った選手は沢山いるし、君よりも凄まじい努力をしている選手だって、数は少ないがいる。
だがしかし、――あの、仲間同士を繋ぎ合わせる能力。 あれは、今の幻想郷では君以外に出来ないと思うよ。
……鈴仙。 私が言うのもヘンだが、君はもっと自分に自信を持った方が良い」
【これまで多くの人と繋がって来れた鈴仙ならば、紫の心をもきっと動かす事が出来る】。
藍はそんな期待と希望を籠めて、鈴仙にそう申し出たのだった。
119 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2015/02/10(火) 00:02:30 ID:???
藍「……無論、それで紫様が元通りになって、ヒューガーの攻撃も断ち切ってめでたしめでたし、
――とは、ゆめ思っていないさ。 君が指摘した問題――強い妖怪と弱い人間との格差――は、確かに問題だ。
これからでも、私は……いや、私と紫様は、少しでも上手く行くよう努力したいと思っている」
鈴仙「――それが、結局強い妖怪側の傲慢と取られる可能性は?」
藍「あるだろうね。 ……というより、端から私の考えは、【今の幻想郷は良い場所である】という前提に基づいている。
だから、妖怪が人間を支配する……という構造は、結局変わらないと思うし、変える必要すら無いというスタンスだ。
――ああ、偽善と呼んでくれても構わない。 私は今までさんざ綺麗事を言って来て結局は、
『自分が満足できる世界じゃないと嫌だ』……と、強者であるにも関わらず、子供のようにダダをこねているだけなのだから」
鈴仙「……」
鈴仙は、藍がダダをこねているようには思わなかった。
藍は彼女なりの道を信じて、その道を切り開こうと彼女なりに奮闘しているのだと思った。
つまりそれは、彼女は鈴仙や妖夢と同じ立場である事を意味していた。
藍「……幻想郷は全てを受け入れる。 ……それはそれは、残酷な話だ。
愛する人の死すら、時としては受け入れなくてはならないのだから。
――しかし、それならば……奇跡だらけでご都合主義の馬鹿げた物語だって、受け入れてくれるに違いないだろう?
失う事は恐いけれど。 私は……変わりゆく幻想郷すらも愛したい。 かつての紫様だったら、きっとそうしていただろうから……」
藍はここまで話して顔を俯き押し黙る。
ここでの鈴仙への宣言は、ある意味では自分自身への決意だったのかもしれない。
確かに、藍の言う事は完全には正しく無いのかもしれない。
しかし、少なくとも藍が、今の紫よりも正しく。そして強く、幻想郷を愛している事だけは真実だと思った。
120 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2015/02/10(火) 00:03:44 ID:yI2Yu/5M
藍「……さて。 話が何度も飛んでしまって済まない。 ここで少し、事務的な話をさせて貰おうか。
……現時点での、『リアル・幻想・セブン』プロジェクトの詳細について」
そこから先の藍の口ぶりは、先程までのゆっくりとしたものでは無く、どちらかというと式神らしい、機械的で事務的な話だった。
鈴仙はまず、RG7のメンバーについては、
【現在候補は上がっているが確定では無い】こと、
【もしかしたら、余った数枠は、鈴仙の裁量で選ぶ事が出来るかもしれない】こと、
【RG7メンバーで無くとも、ルナティックスが決勝まで進出した場合、
ルナティックスメンバーは、RG7でなく選抜メンバーの方に引き抜かれる可能性も高い】こと等を聞かされた。
また、監督やコーチ陣については、
【基本的に全幻想郷選抜の監督やコーチと同じ。 強化プログラム中は1名の専属コーチが付く】らしい。
紫は監督役を買って出たとしても、誰がコーチとなるのかについては、その詳細は現時点では不明との事だった。
その次に、RG7計画に関する費用のスポンサーとしては、
【山の神様や天狗連中、稗田家やその周辺など、幻想郷で一定程度の力を持ち、かつ、現行の秩序を維持したい勢力】
……が付いているという。
(無論、それは紫の計画としてのRG7に乗る者であって、藍の極秘計画に乗る勢力は居ない)
ことを補足として聞いた。 ……が、これはあまり鈴仙にとっては有益な情報では無いと思った。
藍「……さて。 要領を得なかったかもしれないが、私が話すべき事は概ね話したつもりだ」
藍は最後に一息つくと、鈴仙にこう切り出した。
藍「――この空間が持つ時間も、人里に張り巡らせた結界が緩むのも、もう時間が無い。
もしも最後に、これだけは聞いておきたい!
……という事があれば、是非言ってほしい。 私だって、言い忘れている事があるかもしれないから」
121 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2015/02/10(火) 00:05:13 ID:yI2Yu/5M
鈴仙「そうですね……」
鈴仙は、藍の問いかけに対して改めて首を捻り、聞くべき事が無いか考える。
そして――鈴仙はこう答えた。
A:……ひとまずは、質問は大丈夫だ。
B:いや、もう少し聞きたい事がある。それは……。(自由選択枠)
先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
*今回のイベントはあくまでイベントの概略についての説明ですので、あまり踏み込んだことについては聞けません。
こちらが書き洩らしていたり、趣旨を勘違いしているような質問を補足する形で、Bを選んで頂ければ幸いです。
*NPCパートのことは鈴仙もおおむね知ってるつもりで質問してもいいということですか?
というご質問について、質問して構いません。(見えない所で、ざっくりと藍がNPCシーンについて語ってくれたという体です)
122 :
森崎名無しさん
:2015/02/10(火) 00:06:44 ID:+zAHgN7A
A
123 :
森崎名無しさん
:2015/02/10(火) 00:07:26 ID:xCcmltso
B 藍のプロジェクトカウンターハクレイに対する考察を聞かせてほしい
124 :
123
:2015/02/10(火) 00:09:49 ID:???
とと、あくまで補足としてか。ならこんな踏み込んだことは訊けないかな。
けど他に訊きたいことがある人もいるかもしれないのでもう少し待ちます
125 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2015/02/10(火) 00:11:21 ID:yI2Yu/5M
――と、いったところで今日の更新はここまでです。
Bについては、Aより先に2票入った場合は物語の中で回答しますが、
1票だけの場合でもコメント返しにて軽く補完程度は出来れば、と思っています。
藍さんの思惑を三行で言うと、
・幻想郷は好きだし守りたい。ヒューガーや中山も受け入れたい。
・しかし、ヒューガーの科学により存在を否定された紫は乱心し、一種の偏執狂となっている。
・仲間が繋がり合う鈴仙のサッカーならば、紫を守りつつ、皆が幸せな幻想郷を作れるのではないか!?
…と、いう感じになると思います。
それでは、皆さま、本日もお疲れ様でした。
126 :
森崎名無しさん
:2015/02/10(火) 00:13:41 ID:???
乙でしたー!
なるほど、はっきり言って藍しゃま命懸けだよなあ
師匠や、姫様の期待に応えたい思いはあるけど、心揺らぐわ……
127 :
森崎名無しさん
:2015/02/10(火) 00:16:50 ID:???
乙でした。
そうなると、藍にとって一番の敵はハイパーカンピオーネ?
とりあえず、仕事ほっぽって出て行った1/4人前をどう愛のささやきをしようか今のうちに考えとこう
128 :
森崎名無しさん
:2015/02/10(火) 00:17:40 ID:U/LWTDpk
Aこのことを永琳など一部の信用置ける人物に話してもいいか
129 :
森崎名無しさん
:2015/02/10(火) 00:20:11 ID:???
>藍はかなり優秀な妖怪ですので、即座にバレたりはしません。
あっ(察し)
130 :
森崎名無しさん
:2015/02/10(火) 00:37:17 ID:???
難しいけど、藍にとってはトップクラスに言ってはいけない相手だろうね→永琳
仮に藍しゃまの手を取るとしたら、姫様と永琳に自分の考えを伝える義理はあるだろうけど。
その場合は藍のことはぼかして、リアル幻想郷7で幻想郷選抜を倒したい(嘘ではない)というしかないかな
とりあえず藍しゃまが幻想郷のことを今の紫以上に真摯に考えていることは分かったし、何を望んでいるかもわかった。
根本原因がヒューガーとして、あとは永琳がなぜ加担しているかの一点が分かれば、
どちらを選ぶかの踏ん切りがつきそうなんだけど。
131 :
森崎名無しさん
:2015/02/10(火) 00:41:13 ID:???
いや、今見たけど藍は永琳が紫の敵サイドにいることは知らないはず
だからこそいっても大丈夫か聞きたかっただけ
この情報を餌にすれば永琳がほかの情報はいてくれるかもしれないということを狙ってる
132 :
森崎名無しさん
:2015/02/10(火) 00:56:13 ID:???
ふむ? なるほどね。
けど知らないとしても、永琳というだけで警戒するだろうし、ここまでして予防線張っている以上、口外禁止だろうなあ。
じゃないと結界とか張った意味がなくなる。
それに今は無理でも、いざ決断の段階となったら、何が目的位は師匠も言ってくれると思う
言ってくれなければ、直球で訊いてみよう。
あと心情的にはここまでしてきた藍しゃまを情報の取引に使いたくないというのも若干……
133 :
森崎名無しさん
:2015/02/10(火) 00:59:37 ID:???
いやさ、だからこそ聞くのよ
言うなって言われたら多分言わないし
大丈夫ってんなら餌にする
決断の時に決めるのはそうだろうけど土台も早めに作りたいし
134 :
森崎名無しさん
:2015/02/10(火) 01:00:52 ID:???
それもそうだね。
とりあえず返事待ちか
135 :
森崎名無しさん
:2015/02/10(火) 01:07:01 ID:???
うむ、ちなみにRG7につくことを決めるというなら逆に永琳の情報を藍に・・・
はだめだ。紫にバレたら即永遠亭が終わる。いろんな意味で終わる
だからダブルスパイみたいに餌を餌で吊って大物の情報を吊ることはしない予定
悪魔で俺の考えではね
>>133
あとなんか怒ってるように見えたらごめんね。
136 :
森崎名無しさん
:2015/02/10(火) 01:18:36 ID:???
うどんちゃんが紫や師匠、藍しゃまを相手に情報戦で立ち回れると思っているのかい?(震え声)
137 :
森崎名無しさん
:2015/02/10(火) 01:20:59 ID:???
さすがにそれを無理矢理防がれることはないだろう・・・
もし防がれるにしても情報は渡す方の相手にすでにわたってある程度たった後だろうし
このあと即紫が来なければいける
138 :
森崎名無しさん
:2015/02/10(火) 16:23:09 ID:xCcmltso
A
他の人に言って良いかと発言した時点で、いやここまでした意味なくなるだろって思われそう
139 :
森崎名無しさん
:2015/02/10(火) 18:20:59 ID:???
あっ間に合わなかった
報酬は何をもらえるのか聞きたかったのに
このままじゃこんなデカイ仕事を無償でやらされる羽目になるのに
140 :
森崎名無しさん
:2015/02/10(火) 18:31:30 ID:???
ぶっちゃけ正直こういうタイプの投票やるとすこし厄介だよね
せめて24時間質問タイムとかにしてほしい
確かにあまり質問するのもアレだから切る人も必要なんだろうけど
141 :
森崎名無しさん
:2015/02/10(火) 18:49:22 ID:???
あ、あとこれは意見です
142 :
森崎名無しさん
:2015/02/10(火) 19:56:34 ID:U/LWTDpk
一応
>>139
さんの質問を書いておきます
Bこれをやったら何か報酬はあるのか、無償でやらせるつもりなのか
それとこっちは俺の質問、もし答えられるならお願いします
どこまでこっちに協力できるのか
それを拒んだとして紫を元に戻すという目的が同じなら協力してくれるのか
143 :
森崎名無しさん
:2015/02/10(火) 21:31:26 ID:???
カウンターハクレイにいかない限り、藍の提案に乗らざるを得ないみたいだけどね。
どんだけ鈴仙さんが活躍しようが、紫が手を回して幻想郷選抜には入れないわけだから。
そして、リアル幻想郷セブンに入ってハイそうですかと引き立て役になるわけにはいかない。
それにこのまま放置してたら幻想郷がやばいから、藍だけの問題じゃないからなあ……
鈴仙さんも対岸の火事として見ているわけにはいかない
やはり師匠がなんでヒューガーと組んでいるかが一番のポイントだ
師匠と姫様は、鈴仙個人にも、幻想郷全体としても絶対に悪いようにはしないだろうけど、
だからこそもやっとする。
これが他の人ならヒューガーとなにやら悪巧みしてんじゃね? と思えるんだが。
144 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2015/02/11(水) 01:11:44 ID:rZNWme/Q
こんばんは、かなり遅い時間になりましたが今日も更新していきます。
>>126
さん、
>>127
さん。乙ありがとうございます!
>>140-141
漏れがあったら困るけど、ここで質問ばかりになると収集が付かないかな? …という意図で半分確認的な投票方法にしつつ、
どうしても質問したい! …という人の為にコメント返しで対応していく事にしておりましたが、
そうなると質問したい側は質問しづらく、大丈夫な側にとっては質問したい人に遠慮しないといけなくなり、
中途半端な感じになってしまったかもしれません。
仰る事は分かりますので、次回似たような話があった場合は、投票を設けず、コメントを見て随時対応…位にしようかと思います。
とりあえず今回はAで進行しつつ、質問については別枠で返して行こうと思います。ご意見ありがとうございました。
145 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2015/02/11(水) 01:12:46 ID:rZNWme/Q
<質問への回答コーナー>
Q:藍のプロジェクトカウンターハクレイに対する考察について
ヒューガーがバックアップについているらしいが、掲げる理念自体は間違っていないと思う。
仮にヒューガーが紫や幻想郷を苦しめていたとしても、カウンターハクレイも同じとなるかは分からない。
Q:このことを永琳など一部の信用置ける人物に話してもいいか
A:NGです。どこから情報が漏れるかも分からないためです。
Q:これをやったら何か報酬はあるのか、無償でやらせるつもりなのか
A:報酬は無いですが、これをやったら、このゲームの大目標である【永琳と並び立つ選手として、大会で活躍する】は達成できます。
なお、やる場合は、鈴仙はやらされる…では無く、自発的にやる! …という話の筋になると思います。
ですので、損得勘定については、あまり考えてもゲーム的にもシナリオ的にも無駄かもしれません。
Q:どこまでこっち(=RG7計画)に協力できるのか
A:たとえば途中でRG7計画を抜けてカウンターハクレイに行けるのか…という意味でしたら、行けません(協力できません)。
藍や紫や永琳がどうこうというより、ゲーム的&物語的な都合として、それをやられるとしんどいというのが大きいです(汗)
Q:RG7計画を拒んだとして、紫を元に戻すという目的が同じなら協力してくれるのか
A:立場上は対立しますが、それでも藍は鈴仙に否定的な感情は抱かないと思います。
146 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2015/02/11(水) 01:13:55 ID:rZNWme/Q
A:……ひとまずは、質問は大丈夫だ。
鈴仙はゆっくりと間を置いて、自分の頭の中で質問を整理するが――。
概ね、聞きたい事は藍から聞きだせたような気もした。
鈴仙は藍の呼びかけに、大きく縦に首を振る事で答えた。
藍「……そうか。 ――なに、今すぐに結論を出せ、と言っている訳では無い。
この大会が終わり、君がRG7のメンバーとして召集された時。
それに応じてくれれば、君が私の計画に乗ってくれたと判断するし、
それに応じなかったら、君は別の――『プロジェクト・カウンターハクレイ』に乗ったんだと。 そう判断させて貰う」
鈴仙「分かったけれど……藍さんはそれで良いの?
私は、『プロジェクト・カウンターハクレイ』――ヒューガーの傘下で、幻想郷の変革を狙う連中に付くかもしれない。
そうなった場合は、やっぱり――」
そうなった場合、やはり藍は鈴仙を妨害するのだろうか。幻想郷と紫の安寧を乱す悪玉として。
それとも、どうしても自分の所に来てくれるよう、多額の報酬を提示し鈴仙を引き留めるつもりだろうか。
――藍の出した答えは、意外な事にそのどちらでも無かった。
藍「……いや。 その場合は、私は君の選択を決して否定しない。
必死に考えた結果、『プロジェクト・カウンターハクレイ』に入るのならば、私は君の決定を否定する権利は無い。
――昔の紫様だったら、むしろ面白がったかもしれないね」
藍はここまで必死に幻想郷への愛を語り、鈴仙の可能性を語り、自身の計画を述べて来たにも関わらず。
――それでも、彼女は鈴仙の決定の全てを受け入れる。そんな姿勢を見せた。
147 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2015/02/11(水) 01:19:41 ID:rZNWme/Q
藍「私個人の意見では、『プロジェクト・カウンターハクレイ』の理念。
即ち、努力を是とし、弱き者でも強き者に勝利し得る世界を作る……というのは、
確かに今までの幻想郷における価値観と比べると異質かもしれない。
今の紫様は、そうした理由から『プロジェクト・カウンターハクレイ』とそれに連なる者――例えば、鈴仙。
君のような存在を憎悪し恐怖し、最大限の警戒を払っているんだが。
……しかし、その可能性もまた、受け入れられるべきと思っているよ。私の考えがどうであるかは関係無く、ね。
――本来の紫様も、きっとそうお答えになるに違いない」
藍は力強くそう言い切り、そして話を続ける。
藍「無論、ヒューガーが後ろに着いているという事実は脅威だ。
しかし、私が紫様を元の紫様に戻ってくれる事を期待するのと同じように、
君が自身の手で『プロジェクト・カウンターハクレイ』を、周りの圧力を跳ね除け、
気高くその理念を追求できるチームとしていく事は、充分に期待できると思う」
鈴仙「期待してくれるのは嬉しいですけど。
『リアル・幻想・セブン』を選ぶにせよ、『プロジェクト・カウンターハクレイ』を選ぶにせよ。
結局はどちらにしても、八雲紫やヒューガーの圧力に屈せず、自らの信じる道を進み続ける事が大事……って事ですか」
藍「とどのつまり、そういう事だ。
そしてその上で、私は個人的に、『プロジェクト・カウンターハクレイ』では無く、
『リアル・幻想・セブン』を選んでくれる事を期待している。 ……色々と話したが、要点はそこさ」
148 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2015/02/11(水) 01:20:52 ID:rZNWme/Q
藍の一連の告白を聞いて、鈴仙は再び押し黙る。
自身の進路として、『プロジェクト・カウンターハクレイ』を選ぶ事は魅力的だ。
自分と似たような境遇の、もしくは親しい仲間と共にチームを挙げて強敵と戦える。
しかし、その背後にあるヒューガー――そして何より、鈴仙の信頼できる師である永琳の思惑が読めない以上、
果たして自分がこの計画に加担して良いのか、幻想郷の未来は果たしてどうなるのか――不安はどうしても付き纏う。
では、藍が示した『リアル・幻想・セブン』計画にて力を蓄え、最終的に全幻想郷選抜として活躍する道はどうか。
途中経過に紆余曲折あれど、この道を選べば鈴仙は当初の目的――永琳とともに活躍し、彼女と肩を並べられる選手となる――を、
確実に達成する事が出来る。 霊夢を中心とした、強力な幻想郷のライバルと共闘出来るのも魅力的だ。
また、紫の凍てついた心を溶かし、今度こそ、誰にとっても幸せな幻想郷を作れるかもしれない。
しかし、この道を選ぶ事は容易くない。藍のバックアップがあるとはいえ、正気を失いつつある紫からの妨害は手酷いものとなるだろう。
――結局は、どちらの道にもそれぞれのメリット・デメリット・不安要素がある。
なだらかで平坦な道はもう、鈴仙の前には存在しない。それだけは確かだった。
藍「――悩みたい気持ちも分かる。 だが、お願いだから、【今日の話は口外しないでほしい】。
八意永琳や蓬莱山輝夜のような、君にとって信頼のおける人物であってもだ」
私だって自分の命は惜しいからね、と藍は自嘲しながら、周囲の藍色の空間をぼっと眺めて。
藍「――さあ。 もうすぐ時間だ。 君の体はこの結界が解け次第、永遠亭の自室に送るようセッティングはしている。
だから、心配はしなくて良いよ」
藍は鈴仙に顔を見合わせず、そう親しげに言った。
鈴仙「――貴女は、大丈夫なの。 色々と厳重に警戒を巡らせたのは、何となく私でも分かったけれど……」
藍「大丈夫。 私は……こんな所で倒れる訳には行かないから。
だから、大事な事なので何度も言うが――【今日の話は、決して誰にも口外しないでくれ】」
鈴仙「ええ……分かった。 分かりました」
149 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2015/02/11(水) 01:23:03 ID:rZNWme/Q
鈴仙は藍の悲痛な決意を察して、静かに頷く事にした。
すると、最初は藍色だった空間が少しずつその色を薄め、他の色が混ざり、そして藍の姿が遠くへ消えて行く。
鈴仙がふっと目を瞑って、もう一度見開くと。
鈴仙「知ってる天井だわ……」
――鈴仙はいつの間にか永遠亭の中。
僅かばかりの雑貨品と、多くのロクに手を付けていない医学書薬学書が溢れる六畳一間の自室にて、
大の字で仰向けに倒れ伏せ、天井をぼおっと眺めていた。
鈴仙「――夢、だったのかしら」
そんな気もしたが、時計は藍と人里を歩き回っていた分きちんと経過しているし、記憶も鮮明。
また、鈴仙のポケットには、先程のやりとりが夢では無いという証拠か、それとも純粋な善意か。
おいしそうな油揚げが一枚、袋に包まれて残されていた。
先程藍から唐突に聞かされた『リアル・幻想・セブン』計画とその裏側について、鈴仙は暫く思いを馳せていたが――。
鈴仙「……やっぱり、私には良く分からないから。 ――一旦、忘れても、いいよね……」
バタリとそのまま、敷きっぱなしにしていた人参柄の布団に潜りこんで、暫くの仮眠を取る。
そう考えて、眼前に提示された二つの道の内、どの道を選び取るかについての思考は、一時中断することとした。
今は、試合があって、歩かされて、色んな情報を聞かされて――兎に角、眠かった。
*試合勝利ボーナス! 人気度が上昇します。77→79
150 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2015/02/11(水) 01:26:45 ID:rZNWme/Q
〜大会9日目・午後〜
鈴仙「さて。 ちょっと横になったら元気は出たわね。 今は――昼の3時くらい。
このまま寝ていても良いけれど……折角だし、外に出て気晴らしをしたいような気もするわね。
――残された貴重な午後……どうやって過ごそうかなぁ……?」
A:自由行動をする(自由行動フェイズに移ります。更に分岐)
B:チームで試合を見に行く(本日午後の試合:紅魔×バケ、二軍×妖精)
C:自主練習をする(一人で練習します。更に分岐)
D:狂気度を使用する(更に分岐。一部を除き、この行動では時間を消費しません)鈴仙の狂気度:25
E:現在の能力値を確認する(この行動では時間を消費しません)(※1票決)
×:アイテムを使用する(この行動では時間を消費しません)
※「ボロボロのボール」など、練習用アイテムはCの自主練習の選択時に使用してください。
先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
(参考:大会9日目〜大会11日目までのスケジュール)
午 前 午 後
9日目 永遠×西行 紅魔×バケ←今ココ
守矢×博麗 二軍×妖精
10日目 雑魚×地霊 休 み(※午後・子ども草サッカー募集締め切り)
毛玉×命蓮 休 み
11日目 休 み 休 み(※午前・子ども草サッカー試合
午後・ブリッツボール決勝戦・霧の湖エイブス)
151 :
森崎名無しさん
:2015/02/11(水) 01:27:22 ID:dxyXa8A+
A
152 :
森崎名無しさん
:2015/02/11(水) 01:28:06 ID:oeo7haA6
A
153 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2015/02/11(水) 01:28:25 ID:rZNWme/Q
補足ですが、当初試合後に予定していたてゐとの特別イベントについては、本日午後終了時に回させて頂きたく思います。
理由は、文章が続くと退屈かな?……と思っただけですので、深い意図等はありません(汗)
154 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2015/02/11(水) 01:29:52 ID:rZNWme/Q
A:自由行動をする(自由行動フェイズに移ります。更に分岐)
鈴仙「試合もパッとしたカードはないし、練習をする気力もないし……自由行動で良いよね……?
具体的には、何をするかだけど……」
A:永遠亭に居る(さらに分岐)
主に永遠亭に居るチームメイトと交流をします。
評価値を上げたり特別なイベントを起こしたりできます。
B:外出する(さらに分岐)
買い物をしたり、永遠亭に居ないチームメイトや、
その他の幻想郷の住人と交流できるチャンスがあります。
C:気晴らしに玉兎通信でもしてみる。(さらに判定)
ランダムで、色々な情報が入ります。運が良ければ必殺技フラグも入手できるかも…
D:現在の能力値を確認する(この行動では時間を消費しません)(※1票決)
先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
155 :
森崎名無しさん
:2015/02/11(水) 01:30:06 ID:oeo7haA6
B
156 :
森崎名無しさん
:2015/02/11(水) 01:31:53 ID:dxyXa8A+
B
157 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2015/02/11(水) 01:33:43 ID:rZNWme/Q
B:外出する(さらに分岐)
鈴仙「――今日は外出しようかしら。 地底探検やら、ブリッツの練習やら勧誘やら、人里草サッカーの登録やら、
コーヒー無料券やら焼き芋無料券やらを使ったりとか、他にも……思いつかないけどあるような気がする。
とにかく! 色々したい事が盛りだくさんではあるけれど、どこへ行こうかな?」
A:人里(貸本屋や道具屋、慧音の住居等があります)
B:霧の湖(妖精大連合メンバーが居ます。プリズムリバー三姉妹の居る廃洋館もあります)
C:紅魔館(レミリアやパチュリーが居ます)
D:冥界(中西や幽々子が居ます)
E:迷いの竹林付近(妹紅やミスティアが居ます)
F:太陽の畑(幽香やメディスン、レティ等雑魚妖怪チームのメンバーが居ます)
G:妖怪の山(河童のバザーやスタジアム、守矢神社等があります)
H:地底(危険もありますが、旧都には様々な店があります、温泉もあります)
I:命蓮寺(星や白蓮が居ます)
J:香霖堂(霖之助がおり、アイテムが購入できます)
K:魔法の森(魔理沙やアリスが居ます)
L:博麗神社(霊夢や森崎が居ます)
M:無縁塚(危険もありますが、掘り出し物も発掘できます)
先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
158 :
森崎名無しさん
:2015/02/11(水) 01:34:31 ID:oeo7haA6
I
159 :
森崎名無しさん
:2015/02/11(水) 01:37:47 ID:dxyXa8A+
I
160 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2015/02/11(水) 01:38:41 ID:???
命蓮寺に行くぞ! ――と、言ったところで今日の更新はここまでにしようと思います。
それでは皆さま、本日も遅くまでお疲れ様でした。
161 :
森崎名無しさん
:2015/02/11(水) 01:38:50 ID:???
もし本当に審判買収だったら日向くんがスネークけしかけたようにこっちも新入りサポーターけしかけるべw
審判岩盤乙ロットー!
162 :
森崎名無しさん
:2015/02/11(水) 01:42:01 ID:???
乙でした
発覚したらてゐに丸投げで行けるかな?
163 :
森崎名無しさん
:2015/02/11(水) 01:42:48 ID:???
乙でしたー!
藍しゃまの頼みは聞いてあげたいけど、紫の妨害とかでちょっと暗めな展開になりそう……
ウサギ?「ところで、とあるウサギの超覚醒強化イベント忘れてね?」
ウサギB「そんなのないよ」
164 :
森崎名無しさん
:2015/02/11(水) 01:45:56 ID:???
乙です
すみませんがどこまでこっちに協力できるのかという質問は
どこまで(藍が鈴仙がRG7に参加した場合)協力できるのか
というニュアンスで聞いてました
分かりにくくてすみません
165 :
森崎名無しさん
:2015/02/11(水) 22:27:32 ID:???
現段階では
○プロジェクトカウンターハクレイ
順当に鈴仙が成長すればおそらくキャプテンになれる
ある程度鈴仙がチームメイト勧誘可能
上二つ+打倒幻想郷選抜という形で固まることで、おそらくそこまでチームメイトの問題は発生しない
姫様や師匠の期待に応える形となり、おそらく二人からは間接的にバックアップを受けることが出きる
素質的には劣るチームメイトたちで、強力な幻想郷選抜と戦うこと必至
命がけで接触してきた藍しゃまと対立することに
紫の衰弱の原因であり、幻想郷に進出しようとするヒューガーに少なからず加担することになる
ヒューガーと協力する師匠や姫様の目的がいまいち不明
永遠亭メンバーが幻想郷選抜に引き抜かれる可能性あり(師匠、もこたんあたりか?)
○リアル幻想セブン
幻想郷選抜を完全に打ち負かし、鈴仙のサッカーで紫の目を覚まさせると目的は明確
今回の原因であるヒューガーと直接戦うことになり、構図は分かりやすい
藍のサポートを受けられる、代わりに正気を失っている紫の妨害必至
師匠と姫様の期待に少なからずそぐわない道を選ぶことになる
リアル幻想セブンで幻想郷選抜を完全に打ち負かす道は、カウンターハクレイよりおそらく厳しい。
鈴仙がメンバーを選ぶ余地があるとはいえ、紫が大本なうえ、七人なので当然自由度はかなり低いと思われる
幻想郷選抜を完全に打ち負かしたとして、鈴仙も含めたリアル幻想セブンメンバーは熾烈なレギュラー争いを強いられる
今まであまり交流がなかった癖のある実力者がチームメイトになるので、鈴仙が裁量できる範囲は狭くなる
鈴仙がキャプテンになることは相当困難
すべてうまくいった場合は、永琳と肩を並べる選手になるという最終目標がこれ以上ない明確な形でかなえられる
(永琳は間違いなく選抜のレギュラーだろう)
てゐや佳歩、けーね先生といったメンバーとサッカー続けたいならカウンターハクレイになるのかな?
リアル幻想セブンの方が構図は分かりやすい……が紫の妨害とか怖い
166 :
森崎名無しさん
:2015/02/11(水) 22:59:51 ID:???
○プロジェクトカウンターハクレイ
これで疑問に思ったんだけど、
紫先生がうどんげの妨害として、うどんと仲のいい人を
片っ端から幻想郷代表、あるいはRG7入りさせて来るとかないよね
167 :
森崎名無しさん
:2015/02/12(木) 00:04:19 ID:???
>>166
あ、考えてなかったけど、今の紫さんならやりかねんな
妹紅やけーね先生、アリス、てゐと佳歩につかさ、星、秋姉妹、お燐、にとり、レティとか囲い込んで、
リアル幻想セブンの役目が終わったらポイよとか考えてるかもしれん
168 :
森崎名無しさん
:2015/02/12(木) 00:05:43 ID:???
仲いいなら誘えばこっちに来てくれるんじゃないの
どっちのルートでも険しい道なのは変わりないだろうけど
169 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2015/02/12(木) 00:07:19 ID:???
こんばんは、少しだけになりますが今日も更新します。
>>161
さん、
>>162
さん、
>>163
さん、
>>164
さん。乙をありがとうございました!
>>164
「鈴仙がRG7に参加した場合、藍はどこまで協力できるのか?」
……と、いう意味の質問で宜しかったでしょうか。
それでしたら、具体的には書けませんが、ゲーム的に言いますと、
「ストーリーが無理ゲーにならないために、裏方的なアレコレ全てを担当する」
的な感じになると思います。
>>165
まとめありがとうございます!
頂いた書き込みを参考にして、wiki等を充実させたいと思います。
補足をしますと、キャプテン就任の難易度、鈴仙の裁量の範囲については、
どっちのルートを選んでも殆ど同じ位になると思います。
このことは、ルート選択の際には明確に提示しようと思っています。
>>166
そこについては、大変ご都合主義的な展開ですが、
紫の妨害や引き抜き合戦は考えないようにしたいと思っています。
なので、どっちのルートを選んでも、メンバーについては、鈴仙にとってある程度都合のいい感じになると思います。
170 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2015/02/12(木) 00:08:51 ID:???
I:命蓮寺(星や白蓮が居ます)
鈴仙「……そう言えば、久しぶりに星たちの所に行ってみようかな。 こないだの試合だって、応援に来てくれたワケだし」
そう思った鈴仙は、善は急げと言わんばかりに空を飛び竹林を超えて、
果たして人里外れにある質素な妖怪寺――命蓮寺へと訪れる事にした。
命蓮寺のメンバーは鈴仙に対して優しい。
元が善良というのも大きいが、鈴仙は過去に一度、命蓮寺を崩壊の危機から救った経験がある。
ヒューガーによる幻想郷進出の第一歩を、鈴仙は命蓮寺の僧侶にして毘沙門天の代理・寅丸星と共に打ち砕いたのだ。
だからこそ、今こうして寺の近くに降り立ち、鈴仙が寺の敷地を跨ごうとした時も、そう遠慮する事情は無い筈、だったのだが――。
鈴仙「(……ん? 星が……誰かと話し込んでいるわね……)」
その寺の境内にて、鈴仙はヒューガーの一件以降友人となった星は、鈴仙の知らない誰かと何やら会話をしていた。
女性「――と、言う訳さ。 ……協力してくれるかい、あたしらの計画に」
サバサバとした、飾り気が一切無い口調で星に何かを持ちかけている長い緑髪の女性。
一昔前の魔女のような三角帽に、夜色のローブ、胸元に星色のリボン。
しかし彼女の一番の特徴はその服装でも、きりりとした切れ長のダークグリーンの瞳でも無く、
何より彼女には下半身が存在しないという事だった。
鈴仙「(……亡霊。 いや、それとも怨霊やら悪霊の類?
どっちにしても、仏寺には相応しく無い存在である事は間違いないけれど)」
そういぶかった鈴仙は、改めて一歩近づいて星と女性との会話を聞き取ろうとするが。
171 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2015/02/12(木) 00:10:21 ID:MoXMpA7+
女性「――おっと。 どうやら来客が来たみたいだね。
それなら、ここでお暇させて貰おうか。 この事は、そう簡単には口外するんじゃないよ」
スッ…と。
その女性は星に一言警告すると、黄昏の中へと、溶けるように消えて行った。
どうやらその亡霊(?)の女性は、鈴仙の接近をとうの前から感づいていたようだった。
星は相変わらず、戸惑ったような風な顔ぶりを見せていたが――。
星「……あ。 あっと……その。 ――ようこそ命蓮寺へ、鈴仙」
鈴仙「……星。 敢えて聞くけど――何だったの、今の女性?」
星「え、えっと、あの人は……じゃなくって! ――さて? 何の事でしょうか?
私はこれまで、仕事をサボって飲み会に行った一輪たちの代わりに、境内を掃除していただけです。
間違っても、誰とも会話なんて金輪際していませんけど?」
――やっぱり戸惑った風な顔振りで、(星的には)しれっとそう答える。
嘘が苦手な星には、そんな一瞬で顔振りを変化させるという離れ業は不可能だった。
あからさまに慌てふためいた様子で、鈴仙に何かを隠している事はバレバレである。
鈴仙「ふーん……(――さっきの女の人は死ぬほど気になるけれど。
隠し事をしてる星があまりにあからさま過ぎて、こっちから突っ込んでみるのも憚られるわね……。
――どうしよう、それでも敢えて突っ込んでみようかな?
それとも、普通の話題をしてお茶を濁しといた方が良いかな……?)」
……が、鈴仙はわたわた両手をふりふりしている星の必死さに免じて、すぐには追及しない事にする。
それよりも建設的な話題があるならば、先にそちらからやってしまった方が良いかもしれない。
また、話を聞く限りでは一輪と雲山は外出中のようだが、それ以外のメンバーは寺の中に居るのかもしれない。
それだけの事を一瞬で考えた鈴仙は、星に対してこう話を切り出した。
172 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2015/02/12(木) 00:12:27 ID:MoXMpA7+
鈴仙「ねえ、星。 ……」
A:「……さっきの女の人、何だったの?」単刀直入に切り出してみる。
B:「決勝トーナメント出れなくって、残念だったわね」大会の話をしてみる。
C:「『フェアプレイ精神』の会得について、また教えてくれない?」フェアプレイ精神の話をしてみる。(現在17/20ポイント)
D:「白蓮さんとか村紗さんは中に居るの? 少し話をしたいのだけど」他の命蓮寺メンバーと話す(更に選択)
E:「星! 妖夢とはもう別れる。だから結婚して!」不倫(?)してみる。
F:「……さっきの女の人、何だったの? ――まさか、浮気?」チャキッ 短刀を直入してみる。
G:その他 自由選択枠
先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
173 :
森崎名無しさん
:2015/02/12(木) 00:13:03 ID:6eS+BLjE
B
174 :
森崎名無しさん
:2015/02/12(木) 00:13:13 ID:BQXNQ4LI
B
175 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2015/02/12(木) 00:13:36 ID:MoXMpA7+
――と、言ったところで短いですが今日の更新はここまでです。
皆さま、本日もお疲れ様でした。
176 :
森崎名無しさん
:2015/02/12(木) 00:20:25 ID:???
乙ロット!
177 :
森崎名無しさん
:2015/02/12(木) 00:31:45 ID:???
不倫してみたかった
178 :
森崎名無しさん
:2015/02/12(木) 00:34:27 ID:???
妖夢ルートが消え、星ルートもやや消えつつある、
つまりまさかのパッチェさんルートということさ!
179 :
森崎名無しさん
:2015/02/12(木) 00:46:40 ID:???
乙ロットー!
おいおい、中山さんを忘れてないか?
反町の時のように、ハートのKさんさえ引ければワンチャンあるで(無茶ぶり)
冗談はさておき、星は妖夢と違って吹っ切れている上に立場上ハイパーカンピオーネはないだろう
幻想郷選抜はおろか、リアル幻想セブンにも現状上がってない
ヒューガーだとしても、相手が亡霊と言うのが引っかかる
……まさかの新勢力か、ゆゆ様からの依頼でハイパーカンピオーネへの潜入か?
心情的にヒューガーが関わっているカウンターハクレイにはいい感情を抱かないかもだけど
鈴仙がカウンターハクレイにいくならぜひとも星も来てほしいな
タイガーバニーシンフォニアが火を吹くぜ!
佳歩「\鈴仙さま、私がいるじゃない!/」
180 :
森崎名無しさん
:2015/02/12(木) 02:39:32 ID:???
いい事考えた。日向に会って狂気の瞳で狂わせて会社倒産させれば正気(?)の紫戻ってくるんじゃね?
まぁそもそも紫が正気じゃないんだけど
181 :
森崎名無しさん
:2015/02/12(木) 05:18:02 ID:???
紫を親身になって助けて紫ルートもあるぞ!
182 :
森崎名無しさん
:2015/02/12(木) 09:20:55 ID:???
仕方ないわ。れーせんの力でみんな落としてしまって(洗脳)解決だ!
183 :
森崎名無しさん
:2015/02/12(木) 17:44:09 ID:???
そういや狂気度でスキル洗脳(使いきり)があったな
ゆかりんにも有効なのだろうか……?
本調子のゆかりん(それならそもそも必要ないが)ならともかく、今の紫なら……?
さすがに無理か
184 :
森崎名無しさん
:2015/02/12(木) 19:26:03 ID:???
ちなみに良からぬことを企んでいるわけでなく、
洗脳で紫の正気を取り戻させる的な使い方を……
185 :
森崎名無しさん
:2015/02/12(木) 20:25:20 ID:???
ガリ「おれはしょうきにもどった!」
186 :
森崎名無しさん
:2015/02/12(木) 20:32:41 ID:???
そして、また裏切ると
187 :
森崎名無しさん
:2015/02/12(木) 20:37:30 ID:???
H「紫を洗脳してれーせんの奴隷にしてしまえば解決ね!」
188 :
森崎名無しさん
:2015/02/12(木) 20:46:19 ID:???
カーグーヤ「いまじゃ!パワーをメテオに!」
ユカリーザ「いいですとも!」
189 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2015/02/12(木) 23:38:43 ID:MoXMpA7+
こんばんは、更新をしていきます。
>>176
さん、
>>179
さん。乙ロットありがとうございました!
>紫にスキル・洗脳は有効か?
折角の狂気度を使ってのボーナスですし、ゲーム的には有効、という風にしたいと考えています。
ですが使ってもたとえば、一時的に過去の紫を取り戻すとかマイナス行動が減るとかで、
ゲーム的な得はあっても、ストーリー的には変わらないかもしれません。
>>188
その姫様、吹っ飛ばされたらモップみたいになりそうですね…w
そして紫は実は鈴仙のお姉さんだったりするのでしょうか。
190 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2015/02/12(木) 23:39:44 ID:MoXMpA7+
B:「決勝トーナメント出れなくって、残念だったわね」大会の話をしてみる。
鈴仙「(――まぁ。 敢えて追求するのは辞めといた方が賢明かしら……)」
何となく可哀想になったので、鈴仙は星の隠し事を追及するのをやめて、
鈴仙「決勝トーナメント出れなくって、残念だったわね」
――と、比較的に気軽に出来そうな、大会についての話題を振る事にした。
命蓮寺ロータスはその細やかなパスワークと、決して反則を犯さぬフェアプレー精神を武器に、
決勝トーナメント進出も濃厚……と、囁かれる程であった。
しかし、博麗連合と守矢みらくるずという強豪チームのひしめくDブロックに入ってしまったのが運のつき。
博麗連合には総合力で競り負け、互角とも称された守矢みらくるずにも惜敗してしまい、
星達のチームは、予選リーグの敗退が既に決定していた。
だからこそ、鈴仙は同情する様子でそう星に話しかけたのだが……。
星「いえいえ。 あれは運が悪かったんですよ」
それでも、星は闘争心を全く見せず、いつも通りの人が良さげな……というよりは天然な笑顔を鈴仙に向ける。
強がりでも何でも無く、純粋に自身の全力を尽くして、それでもなお敵わなかった時の、やりつくした表情だった。
鈴仙「相変わらず無欲というか、謙虚というか……。 本当にFWっぽく無いわねぇ、貴女」
星「そんな事ないです。 私だってまだまだ欲があり過ぎて困る。
……それに、正義無き力が無力であるように、力無き正義もまた無力。
私は仲間の為だったら、この力を全力まで発揮して――虎のようにゴールを狙ってみせますから」
191 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2015/02/12(木) 23:40:56 ID:MoXMpA7+
鈴仙の言葉に対して、星は今度は力強く答える。
かくも穏やかで女性的な物腰の中に、凛とした強さを持つのが、鈴仙の知る寅丸星だった。
星「……だから、あはは。 運が悪いとか言いつつ、結構残念だったりしてます。
この間の試合。 私も後少しで、鈴仙みたくハットトリックを狙えたんですけどねぇ」
鈴仙「あはは。 それって、私の得点王的にはラッキーだったかも……って、うん?」
星は無邪気に笑った。
そのあまりに呑気な様子に、つられて鈴仙も笑ってしまいそうになるが――途中で疑問を覚えて首を傾げる。
首から遅れて鈴仙の兎耳もぷらんと揺れた。
星「? どうしました、鈴仙? お腹でも痛いんですか?」
あからさまに眉間にしわを寄せる鈴仙の顔を見て、星が心配そうにしている。
鈴仙は構わず、ふと思った疑問を口にする事にした。
鈴仙「……あれ。 星ってばこないだの試合、1得点しかしてないじゃないの。
なのに後少しでハットトリックって……ちょっと大げさじゃない?」
言葉にすると失礼な気もしたが、しかし疑問はその通りだった。
鈴仙はこの間の試合――命蓮寺ロータス対守矢みらくるずの試合結果を知っている。
1−2で守矢みらくるずの勝利。 花果子念報には確かにこう書いてあった。
星「いやいや。 それがですね、運が悪いとはこの事なんですよ、鈴仙」
星は鈴仙に対して反論する。
しかしそれは運の悪さに腹を立ててというよりは、友達との会話の応酬を純粋に愉しんでいるだけらしい。
腕を組んでうんうんと頷いてはいるが、肝心の星の顔は怒っても悔しがっても居ない。
純粋に過去の恥ずかしい失敗話を、友人に暴露しているだけの様子だった。星はこう語り始める。
192 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2015/02/12(木) 23:42:08 ID:MoXMpA7+
星「私はね、鈴仙。 あの試合、アレ以外にも2度ゴールを決めたんですよ。
まず一回目、試合早々に受けた聖のイエローにも負けず、私は必死に『レイディアントトレジャー』でボールを運び、
そして八坂神奈子さんの隙を縫って、『アブソリュートジャスティス』を決めたんです」
鈴仙「ふんふん……(そういや、星も中々ボール捌きが上手かったのよね。
QBKを多発していた昔でも、星のプレーは『シュート以外は全幻想郷レベルのFW』って褒められてたみたいだし)」
それに、恐らくは鈴仙や妖夢にも負けない頑張り屋の星の事だ。
あの前の練習試合と比べても、必死に能力を向上させて来たのだろう。
鈴仙はそう考えながら、星の話の続きを促す。
星「それで私、ゴールが決まって……! もう嬉しくって、感動で頭の中がパーンと弾けちゃって。
それで鼻水たらしながらぐちゃぐちゃになって、ナズーリンを抱きしめてたらですね。
あの子ったら、こう私に言うんですよ! 『……ご主人。 今の、ノーゴールだよ』……って」
鈴仙「……え? の、ノーゴール? バイタルエリアからミドルシュートを撃ってノーゴールなんて。
そんな事、あったりするの?」
星は笑い話だと思っていたらしいが、鈴仙はその話で笑えなかった。
FWにとってゴールとは掛け替えの無い最高の瞬間だ。その瞬間を、ノーゴールで覆されたとしたら……!
実際に、流石の星も思い出したのか顔を僅かに歪めて、悔しそうな表情を見せる。
193 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2015/02/12(木) 23:43:40 ID:MoXMpA7+
星「……いやあ。 あの時は本当に残念でした。
その後、マミゾウさんの高いパスを受けて、『正義の威光』を決めれたのは良かったんですけど、
その次の『正義の威光』が、接触プレーで反則を取られちゃって……。
特に更にその次! 後半ロスタイムにもう一回やった『正義の威光』なんて、絶対に決まっていたのになぁ」
謙虚というよりは、生粋のお人好しと評する方が正しい星は、純粋に悔しげな様子で自身のノーゴールを語る。
しかし鈴仙は、一連のプレーは間違いなく星の間抜けさが原因では無い、と直感的に見抜いていた。
鈴仙「(……確かにダイレクトシュートでは反則が起こりやすいけど。
そこまであからさまにノーゴールが連発するなんて。 なーんかおかしい気がする……)」
――とはいえ、鈴仙も鈴仙でそこそこ頭は回るが天才では無いし、
星程に無いにせよ単純であまり疑り深くは無いきらいがある。
だからこそ、守矢みらくるず戦に起きた不可解なノーゴールについて、
鈴仙は今後の話題で敢えて切り出したりはしなかったが――。
鈴仙「(……そんなにノーゴールが頻発する自体があるかどうか。
試合前にでも、師匠とかパスカル君とか……詳しそうな人にでも聞いてみようかな?)」
――と、鈴仙はとりあえず頭の片隅に止めておくことにした。
*星の評価値がやや上がりました。
*鈴仙が守矢みらくるずのチームスキル・ホームタウンディシジョンの存在に勘づきました。
試合前などに頭の良さそうな人に相談する事で、何らかの対処が出来るようになりました。
194 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2015/02/12(木) 23:44:57 ID:MoXMpA7+
鈴仙「(……ところで、結局あの緑髪の女の人って何だったんだろ)」
星との楽しい雑談が一段落した時、鈴仙はふと最初に抱いた疑問が浮かんで来た。
鈴仙が星を訪れる前、何やら話をしていた緑髪の足の無い女性。
あの女性は一体、星とどのようなつながりがあるのだろうか。
鈴仙「(……さっきは隠してる様子だったけど。
星は嘘とか隠し事が苦手だから。 何か話をしてくれるかも……)――ねえ、星」
星「はい? どうしたんです、鈴仙。 そんな改まった声で」
鈴仙「う、うそっ。 私の声、改まってた?」
星「ええ。 これでも私、信者の方と色々話をしたり講釈したりしますから。
困ってる人とか、悩んでる人の声だって、一発で分かっちゃうんですよ?」
そう胸を張る長身の少女は、しかしどうやら自分自身の事には無頓着らしい。
鈴仙にしてみると、星の声も相当迷っているように聞こえた。
だから、鈴仙は帰り際に一言、これだけ聞いてみる事にした。
鈴仙「ねえ、星。 ―――さっきの女の人って……結局、何?」
星「え、ええっ……!?」
星はあからさまに困惑していた。もはや嘘を隠す気すらないらしい。
敢えて背中を見せて立ち去るふりをして見せる鈴仙を前に、
星は話すべきか、隠すべきかを必死に悩んでいるように見える。
195 :
森崎名無しさん
:2015/02/12(木) 23:49:40 ID:???
腐乱す審判で距離補正無視のシュートでどこからでもフリーで狙える
1対1狙い連発で接触プレイ増やして相手が引くとPKも狙える
逆に1対1狙いされると比較的困る戦力なのにそれも審判で防ぐ
守矢は審判買収で長所を伸ばして短所を補うことがテーマの外道チーム
196 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2015/02/12(木) 23:50:21 ID:MoXMpA7+
星「……えっと。 その………」
星は観念したように、鈴仙にこう一言答えた。
先着1名様で、
★少しだけ情報→! card★
と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。
JOKER→女性「それはあたしが自ら教えてやろう!」鈴仙「さ、さっきの人(?)だ!?」
ダイヤ→星「鈴仙。 私は……どうしたら良いんでしょうか……」
ハート・スペード・クラブ→星「……一つだけなら、答えられます」
クラブA→星「足が無い女装コスプレをしたロベルトさん(全裸)です」(※BADENDです)
197 :
森崎名無しさん
:2015/02/12(木) 23:50:39 ID:???
★少しだけ情報→
ダイヤA
★
198 :
森崎名無しさん
:2015/02/12(木) 23:50:48 ID:???
★少しだけ情報→
クラブ3
★
199 :
森崎名無しさん
:2015/02/12(木) 23:52:16 ID:???
お、ダイヤさんナイス
200 :
森崎名無しさん
:2015/02/12(木) 23:53:13 ID:???
もう星が嫁でいいよ
タイバニで幻想郷を制そうぜ
201 :
森崎名無しさん
:2015/02/12(木) 23:55:32 ID:???
ピエールも若島津いるし本当にやだな
ホームタウンディシジョンはフランスだから余裕あったんだけど強いと面倒だな
下手にシュート打ってもダメだわ
バランス崩し狙いのシュートも逆効果だし多分若島津にはそれの無効スキルついてると思う
202 :
森崎名無しさん
:2015/02/12(木) 23:56:13 ID:???
チャキ(居合の構え)
203 :
森崎名無しさん
:2015/02/12(木) 23:57:23 ID:???
新聞のDFのブロックとGKの1対1を見る限りだと本当は師匠のドリブルでごり押しも手
しかし審判があれだとノーゴールの確立高そう。1対1が狙いにくい
204 :
森崎名無しさん
:2015/02/12(木) 23:57:30 ID:???
また女装コスプレ(全裸)か・・・
服はオーラ的な何かか?
205 :
森崎名無しさん
:2015/02/12(木) 23:58:15 ID:???
嫌と言うより面倒
わざわざエリーンに話しかけなければならんし
どうせだったら嫁候補のパッチェさんに通い妻しにいきたい
206 :
森崎名無しさん
:2015/02/12(木) 23:58:23 ID:???
若島津相手には一発で決めないと駄目だからシュート+2回収しないとそろそろ苦しい
ブロッカーも強いみたいだし
207 :
森崎名無しさん
:2015/02/13(金) 00:01:42 ID:???
相談相手は
てゐ、師匠、けーね先生、マスターあたりかな?
師匠はあと印象値一上げれば特訓できるし
ディフェンスリーダーとしてけーね先生に頼ってみるのもいいかもしれない
208 :
森崎名無しさん
:2015/02/13(金) 00:02:45 ID:???
ワールドカップでもそういうアホなことやって世界からブチギレともう来ないという感想を得た
国があった
209 :
森崎名無しさん
:2015/02/13(金) 00:05:34 ID:???
??「結果は出したのでセーフニカ」
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